主にプロや著名な詩人・歌手・作詞家の詩を評価するスレです。
ただし名前・アーティスト名は伏せてください。(先入観をなくすため)
評価がついた後であれば公開して結構です。
「自分はいいと思うんだけど、他の人はどう思うかな」
と思う詩(歌詞)があればどんどん張ってみてください。
もっともあまりに有名な詩は評価しづらいかもしれませんが。
(評価方式はセン五式でも点数方式でも、あるいは付けなくてもかまいません)
2 :
伽耶:2005/09/09(金) 17:59:40 ID:t19NTclp
探したいの ホントウの自分を
そこになにが 待っていたとしても
強い風に 前髪を押さえた
その指には透明なマニキュア
いつまでも遊んでた 宵闇の町
強がりを 微笑みを 身につけながら
今までも これからも わかんないまま
キスしたの 無理したの 「サヨナラ」言ったの
探したいの ホントウはいつでも
君だけには わかって欲しいけど
探したいの のばした指先に
怖いくらい透明なマニキュア
いつだってわかってた ナンカ違うね
そんな事 あんな日々 やり過ごしてた
退屈が嫌だから 電話しただけ
壊したい 進めない 「オネガイタスケテ!」
歩道橋の上 クラッときちゃう人並み
待ち合わせ 君をほら見つけた
探したいの 私だけのtrue colors
繋いだ手に 透明なマニキュア
塗り重ねて 守ろうとするけど
色が出ない 傷跡隠せない
探したいの ホントウの自分を
そこになにが 待っていたとしても
強い風に 前髪を押さえた
その指には透明なマニキュア
3 :
名前はいらない:2005/09/09(金) 19:40:16 ID:szTdIGjs
「空とピンク」
寝ころがって眺めていた空に
つつみをあけたキャンディが似合った。
かわいい模様みたいな雲のかたちと、
なんてかわいい色。
空とピンクは仲良しね。
4 :
名前はいらない:2005/09/09(金) 20:15:04 ID:szTdIGjs
「遊園地」
キャラメルの
男の子用のおまけみたいなあなたと
女の子用のおまけみたいなあたしが恋をしたから
世界は急に遊園地になった
開園時間なんて誰が気にする?
ずっと
遊んでいられるものだと思ってたのに
>>1 セン5を引き合いに出す辺りかわいいがまず
>>1がやってみせんと伸びるに伸びんぞ 奇特なコテがいるといいな
>>5 確かにその通りですね
伸びはもともと期待してないんで
まあスローペースでぼちぼちやろうと思ってます
そしてさっそく稚拙ながら評価を
>>2 全体的に抽象性が高すぎる気がする。
歌詞だと思うが四連目は特に指示語が多く「?」が浮かんでくる。
「透明なマニキュア」も連呼しすぎな感。
特に感じるものはありませんでした。
>>3 言いたいことはわかったが
子供の感想レベル。
>>4 終わり方には興味をひかれたので
もっと踏み込めば面白いのでは、と感じた。
けど書かずに推測させるのもありだろうし
これはこれで味わい深い。
>>3 オーエス出版社「ハミング」 辻祥江
>>4 新潮文庫「すみれの花の砂糖づけ」 江国香織
「メモ帳」
好きなことを書いてねと
好きなことを何でも書けるメモ帳をもらった
それで僕は
いのりをこめて書いた
「夢がなかった」
僕たちには夢がなかった
それが二人の似たところ
夢がなくて 自由だったね
>>8 「だから何を書いたの?」といった感じ
ここで終わる意図が俺にはわからない
>>9 ほぼ上に同じ
もっと広げるべきだと思った
>>8 角川書店「微笑みながら消えていく」 銀色夏生
>>9 角川文庫「小さな手紙」 銀色夏生
「オトコのコ オンナのコ」
オトコのコ オンナのコ
出会ったなら 何をするの? 何をするの?
オトコのコ オンナのコ
出会ったなら そりゃするコトはひとつ 決まってる
胸がドキドキするコトは まだまだ若さの証拠でしょう
ステキなコトです
手をつないでみたり
街をブラブラしたり
キッスをしたり
とにかくステキな恋をしましょうよ
オトコのコ オンナのコ
恋をしたら そりゃイイコトばから 決まってる
胸がキュンと痛むコトは まだまだ若さの証拠でしょう ステキなコトです
キレイになっちゃったり
オトコらしくなっちゃったり
リッパになって
まわりの人にも褒められるでしょう
恋をして 悲しいのなら
それもきっと勉強 スキになったらしょうがない
ナミダぐらいは出し惜しみせずに行きましょう
そしていつかは 誰にも負けない恋をしましょうよ
「spaced out」
何も無いような空間で それを彩るような風景で
古いビルの上からの光景に 吸い込まれていくピンクの光景で
何から何まで歪んで アルミニウムの色さえ愉快で
1グラムにも満たない重量で 1秒先のメロディーに乗っかって
波は揺れる 世界歪む 音が誘う 月が笑う
波は揺れる 世界歪む 音が誘う 月が宿る
spaced out spaced out spaced out
何もないそして揺るがない 波は揺れる 世界歪む
波は揺れる 世界歪む 音が誘う 月が宿る
spaced out spaced out spaced out
へんしんのゆめ けむしじんべえ
あしたになれば ぼくだって
あしたになれば ぼくだって
うん きっと
あしたになれば ぼくだって!
>>12 これ知ってるので
できれば他の人評価よろしく
>>13 抽象的で情景が浮かばない
途中のリフレインもそれほど効果的には見えないが
歌詞のようなので曲がつけば印象的なのかもしれない
詩単体としては分かりにくく、俺にとっては興味対象外
>>14 無駄な表現を廃したストレートさは良い
「!」もこの短さ、単純さゆえに効果が出ている
で、先入観は駄目と自分で言ってなんだが…工藤直子?
>>12 小泉今日子「オトコのコ オンナのコ」@AL.otokonoko onnanoko 作詞:小泉今日子 作曲:奥田民生 編:菅野よう子
>13 ACIDMAN「space out」@AL.創 作詞:オオキノブオ 作曲:ACIDMAN 編:ACIDMAN
「辻ヶ花浪漫」
もも辻や四辻がうらの一の辻 占まさしかれ 辻占の神
"来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに……"
――宵に消え入る 誰の声
"焼くや藻塩の身もこがれつつ"と
あなたが来れば 続けましょう
遠くの人の袖を引く唄は
細く幼いかむろの唄
想う人に尽くせないのなら
何が黒髪
何が化粧
月が枝にかかるまで
待てどもあなたが来なければ
小さな花を胸に抱き
あなたと思って帰りましょう
もも色月夜に咲く花は
青紫の都忘れ
四辻にゆれるたおやかな影は
時にはかない
辻ヶ花
「あまい果実」
受話器のむこうで 音がしているけど
その部屋に誰か 他にいるんじゃないのかい
テレビの音って 君はいっているけど 何かが動いた音に聞こえたんだ
どうしていつもそんなに大事なことを ぼくに隠そうとする
あまい果実みたいに ぼくの中で 熟しているんだ
したたり落ちそうなくらいに 君への想いはあふれているのに
なぜ君はそんな言葉 ぼくにいうんだろう
"束縛"なんて そんな幼稚なこと
君のこと全部 ぼくは知ってるんだ
引き出しに隠した過去も みんな知ってる
こころを開いてくれないと もう全部ダメになってしまう
あまい果実みたいに ぼくの中で くさってしまうよ
君へのこんなにも深い この想いはかわってしまうんだ
君のことを全て今すぐにでも ぼくは手に入れないと
あまい果実みたいに 時がたつと 黒ずんでいくんだ
もうそばにいれないくらいに そのニオイは鼻をつくんだ
あまい果実みたいに ぼくの中で くさってしまうよ
君へのこんなにも深い この想いはかわってしまうんだ
「牡牛座ラプソディ」
これみよがしのガチガチビバッパー
果ては、小股もシャープな清らかなシスター
低く翔ぶ遊撃手はいなせななり
朝からやけに賑わしい
噂が魔都に集まれば
男の挽歌で尻を拭く奴、俺は
はにかみまぎれにギターを破る
ここはひとつ、高笑いで飛躍としよう
朝からコントではずむよ
あらすじ読んで深呼吸
赤いシャツのバッファロー!「四の五の言うなよ、来やれ!」
笑うワニとバッファロー!「二も一もないさ、消えろ!」
躍る熊とバッファロー!「彼にバレたら、居直れ!」
泡の罠はラプソディ ベリィロールで大見得きれ!
羽毛よりも軽い骨もつ奴、俺は
血の売り買いを手早く済ます
ワニが鳴る つばきが飛ぶ 金が唸る
采をふる手も麗しい
本当と嘘の匙加減
赤いシャツのバッファロー!「四の五の言うなよ、来やれ!」
笑うワニとバッファロー!「二も一もないさ、消えろ!」
躍る熊とバッファロー!「彼にバレたら、居直れ!」
泡の罠はラプソディ ベリィロールで大見得きれ!
20 :
名前はいらない。:2005/09/11(日) 21:21:49 ID:lFIty9Yf
【花】
慈しむように
人はそれを見るだろう
届かないものを求むように
尊い眼で見るだろう
触れれば壊れてしまう
優しき花のように。
21 :
名前はいらない。:2005/09/11(日) 21:24:24 ID:lFIty9Yf
【Traitor.】
束縛された 神の1人子
もう二度と 父なる貴方の元へは還らない
見放した罪 傍観の白濁
福音すら歪んでゆく
父なる偉大なる人よ 母なる慈愛の人よ
罪に縛られた十字架を携え
私は貴方に反逆しましょう。
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23 :
名前はいらない:2005/09/12(月) 16:12:30 ID:D2+JVipf
「アパート」
君のアパートは今はもうない だけど僕は夢から覚めちゃいない
一人きりさ 窓の外は朝だよ 壊れた季節の中で
誰の目にも似合いの二人 そして違う未来を見てた二人
小さな箱に君を閉じ込めていた 壊れた季節の中で
そう 恋をしてたのは 僕のほうだよ 枯れていく花は置き去りにして
いつもわがまま 無いものねだり わけも解らず 青のときは流れて
そう 恋をしてたのは 僕のほうだよ 枯れていく花は置き去りにして
いつもわがまま 無いものねだり わけも解らず 青のときは流れて
君のアパートは今はもうない だけど僕は夢から覚めちゃいない
一人きりさ 窓の外は朝だよ 壊れた季節の中で
>>17 こういう作風は好みの別れどころかな
読み辛さを覚えるのは俺の力量・語彙不足ゆえか…
技巧的な面ではさほどのものではないと思う
強く惹きつける何かが足りない感じに思えた
>>18 語はシンプルで簡易なものを選んでいるから
わかりやすいが…果実を題材にして想いと重ねるのは
比較的ありがちかと。出だしは個人的に好きだが。
>>19 ただ意味不明のようでいて
各単語と全体的な思い切りの良さはなかなか
だがやはりスムーズ言葉の流れと関連性が欲しいところ
>>20 「それ」が指示するものが語られない以上
「少女」ぐらいの想像になるが、それでも印象に残りそうにはない詩かな
>>21 キリスト教的な背景で「裏切りと復讐」はやはり定番といえるかも
けど妙な静けさを感じる、不思議な作品
>>22 まあ当分そうなるかと
俺からも逆に貼ったりはしてみますが、後は奇特な人待ちですかね
>>23 個人的に嫌いなタイプの詩なんですが、まあおいといて。
一連三行目の「二人」の繰り返しは少し気にかかる。
後はうだうだ煮え切らない感じで嫌だ。これも個人的にか。
歌の中すべてが大げさな顔をして
「芸術とは何ぞや」と続く禅問答
抗鬱剤(クスリ)をもっとくれ 不安でしょうがない
五線譜が黒蟻で埋め尽くされてゆく 嗚呼…
錆び付く感性 血だら真っ赤でタクトを振れ
冷めてく感情 表現は所詮排泄だ
クソで涙してクソで共感を求め
クソを賛美してクソに人生をかける
売れればいいけれど売れなきゃただのクソ
気がつけば誰もが立派な商売人 嗚呼…
未来はいつでも運命複雑骨折さ
妄想 幻想 そして最後は思考停止
嗚呼 心から必要だって言ってくれ
嗚呼 空腹に負けるくらいの才能で何を生み出した
夢見る凡人 迷惑な奴でごめんなさい
ぶっちゃけ本当は悩んでる振りがしたいだけ
歌いたいこともなく歌うべきことも何も無い
それでも歌いたい 歌わなきゃ気が狂いそうさ
嗚呼 心から必要だって言ってくれ
嗚呼 何もかもイミテーションの世界で
愛しい君に呪いをこめて歌い続けてくたばる
張り裂けそうな未来はいつだって運命複雑骨折
26 :
名前はいらない:2005/09/12(月) 21:06:18 ID:EDSZiRkg
27 :
名前はいらない:2005/09/12(月) 21:34:35 ID:EDSZiRkg
はじめて評価なりをしてみたいと思います。
>>25 クソやら血やら呪いやらの単語をつかっていて私には抵抗があり読みにくかった。
負のイメージの世界観がしっかり描けていて破綻なく読ませてくれる。独特の世界観を築くのに成功していると思う。
つけいる隙がないです。
病気を装うのも気を惹くテクニック。
歌うことの空虚さや世間に縛られる煩わしさをいれこみ歌い人の心情を吐露していると思わせるのもテクニック。
タクトを振ることによりクラシックかゴシックな舞台を呼び起こさせるのもテクニック。
文法のテクニックはわかりません。
「未来はいつでも運命複雑骨折」という造語が印象にのこる良作。
きっとビジュアルにも退廃的に凝っているのでは。
29 :
名前はいらない:2005/09/12(月) 23:36:53 ID:QA81/Ck3
「アイスキャンディ」
まだまだぜんぜん終わんない! ラスト一時間の授業です
時計をチラチラ見ても 1秒が長いね
まぶしい校庭見える 君の走る姿追いかけ
放課後ラブ×2デート 妄想して暴・走・中!?
チャイムの鐘 恋のシグナル 廊下の飛び出しには注意!
君のもとへといちばん先に 「いっしょに帰ろう……」
ソーダ味のアイスキャンディ
ギラギラなお日様の下 ハンブンコ
とろけそうな あたしの青春です ドキドキしちゃう
この なにげない時間(とき)を 今、胸にしまって
明日はまた 今日よりも君を 好きになるのです
31 :
名前はいらない:2005/09/13(火) 01:47:27 ID:9vcVWFpC
もう忘れかけた霜降る月まてば 今 船が沈む 刻(とき)の胸に
はるか地の星 海にうかぶ 今宵ぼうし かしげ 少し
おもいケムリはいて船は くろい森を
阿蘇へ
かえりたくない かえりたくない
同じことばをしゃべるとこへは
かえりたくない かえりたくない
今 夜がめぐる 双子のつばの上 光るガラスと仰ぐ同じ星のした
そらにあそぶ もみじしだき うなじかさね あゆむ ひとり
滝に湯あむ スピカすだく ほかに訪(おとな)うものなく
かえりたくない かえりたくない
君のくちびる奪う ことばをしゃべるとこへは
かえりたくない かえりたくない
熊本 南熊本 水前寺 龍田口 三里木原水 肥後大津
瀬田 立野駅 のりかえ 長陽 阿蘇下田 あとは夜峰の岳
かえりたくない かえりたくない
だけど 同じことばをしゃべるとこに こんな美し処(とこ)
かえりたくない かえりたくない
32 :
名前はいらない:2005/09/13(火) 05:24:24 ID:Fma1m1hO
とああっ、著作拳!
33 :
名前はいらない:2005/09/13(火) 05:39:51 ID:S9PAr462
掲示板掲載は無理目ですか?
著作物は文字に書き起こして、ネットに置いちゃだめですか。そうですか。
34 :
名前はいらない:2005/09/24(土) 05:25:38 ID:9CGh7189
悲しいニュースを繰り返してる テレビを眺め僕らは
別に心が動くことなど それほどなく
あれは別世界の出来事でしかないと 何処かで決めてる
自分にだけはあるはずないと 当たり前に
「今度にしよう」といつも 遠ざけている面倒も
いつかは出来なくなる時が 来るなんて考えてもしないで
「必ず明日が来る」 絶対と言い切れる
人がもしいるならば それは神様だけさ
昨日は去っていった これからはまだ来ない
次にまわす「今」など 僕には見つけけられない
買い物に行くと自転車漕いで 笑顔で出掛けた彼は
引き返す道 空の向こうに旅立ったよ
「あの時こうしていたら・・・」 どんなに後悔しても
眠った瞳は開かない 流れてく時は止められない
恋をしているのなら 飾るより馬鹿になれ
笑えるほどに散って 大声で泣けばいい
叶えたい夢ならば 語るより歩き出せ
もういいと思うまで 追って諦めればいい
「必ず明日が来る」 絶対と言い切れる
人がもしいるならば それは神様だけさ
自分を信じてやれ 言い訳を並べずに
無用でも構わない 思うままやればいい
明日が来るからこそ このままじゃ終われない
息絶えるその日まで 「今」というこの時間を・・・
35 :
名前はいらない:2005/09/24(土) 20:38:15 ID:MptxKML0
空へと向かってのびる 長い坂道のぼれば
その先に幸せがあるはずと いつか誰かに教わった
要らないものを捨てながら 汗をかいて
錆びついて悲鳴をあげる自転車をこいだんだ
ああ そして何か 素敵なことが始まる
そう信じたんだ 遠ざかる意識の中で
君がにっこり笑いかけ また明日と手を振った
そうして一人夢から覚めた時は ただひたすら胸が痛い
揺らぎ続ける心の奥の方に
本当に辿り着きたい場所があるというのに
ああ そして何か 素敵なことが始まる
待っていたんだ はかない期待を抱いて
ああ きっといつか 素敵な日がやって来る
そう 信じたんだ 太陽に手をかざして
37 :
名前はいらない:2005/09/24(土) 23:05:43 ID:9CGh7189
僕がつけてきた足跡が この道にずっと残ればいい・・・
ノボリザカモ クダリザカモ オッテキタタクサンノキズモ
スベテヲウケトメテアルイテイコウ
ドコマデモ ドコマデモ・・・
夕暮れを吹き抜ける風よ 僕の歌は届いているかい?
見上げてみても 何も答えてはくれないけど
狭い空溜息の後 込んだ電車に揺られたら
今日の悩みを連れて一人 歩く帰り道
躓く石ころに ぶつけられない弱さ
拭えない憂鬱を だれかに見つけて欲しい
僕のつけてきた足跡がこの道にずっと残ればいい
涙の欠片辿ればそこには僕がいる 背中丸めた姿で
醜い争いの後で 恋はそう、終わりを告げた
どんなことしても 君を離したくないと
言い訳やずるさで 気を引こうとしてきた
押し付けの優しさを 愛だと囁いてきた
僕が苦しめた傷跡は 今でも君の心の中
勝手な夢を見続けた僕は 大切なもの見失ってばかり
僕がつけてきた足跡は 痛みを抱えた散歩道
振り向けばいつも底にある 想い出の数僕は強くなっていく
38 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 15:41:55 ID:vYAepHDI
青い芥子の花びらが 風もなく揺れてたら僕の溜息のせいだ
覚えてないけど きっとそうさ
日常の闇にくるまり 自由に縛られて
君と夢を見たまぶしさで 自分の顔もまともに覗けなくなった
汚れた僕の鏡で写せるたった1つの 偽物じゃない光 君は僕の光
捻れた鎧を脱いで 旅に出た蝸牛
雨にその身を打たれて すり減るけど戻らないぜ
街色の蜃気楼から また吐き出された
やっぱりブカブカのつま先が邪魔だからだよって 誤魔化したいけど
どんな靴を履いてても 歩けば僕の足跡 立ち止まればそれまで 僕が終わる印
汚れた僕の鏡で写せる たった1つの 偽物じゃない光 君は僕の光
触れないその記憶は いつか失くしてしまうだろう 形は残らなくても 君は僕の光
青い芥子の花びらが 風もなく揺れてたら 僕の溜息のせいだ 覚えてないけど きっとそうさ
39 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 22:20:52 ID:7nqfTKsG
「ロケット」
同じ夢ばかり見る僕は今日もまた2時間しか眠れない
胸の奥までベルが鳴るから たまには出掛けてみよう
僕の手に聖書はないから公園で希望を空に祈る
衛生的な青すぎる空 そして遠すぎる僕
君と暑さのせい 僕の血は濃くなって
ネジが回りだしてとても泣きたくなる
このまま眼を閉じ 空を昇り 願いもこえていく
光に埋もれるまでずっと眺めてて
鳴かないカラスの群れはまるで電線の五線譜で音譜みたい
メロディーをなぞる僕を置いて音もなく飛んでいく
言葉ならいくつも胸につまってるけど
声にならないまま いつか あふれだして
どこまでも高く昇りつめて 青より碧い中
真夏にあえぐ僕は潜り込んでいく
君と暑さのせい 僕の血は濃くなって
ネジが回りだしてとても泣きたくなる
このまま眼を閉じ 空を昇り 願いも越えていく
光に埋もれながら離れていく
「そこから、、、ねぇ、まだ僕の事が君に見えていますか?」
ほら 宇宙のはてまで すいこまれて
やがて いつか 消えてくーーーーー。
眼を開けた。色あせた世界に僕はいた。
空を見た。希望はまた帰ってきた。
40 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 01:03:23 ID:uxTlAa7g
歩いては 立ち止まり
目を閉じて 振り返る
心にしまった宝は 寂しさばかり
歩いては くたびれて
振り返る くたびれて
握りしめた掌は くたびれて
41 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 11:35:39 ID:MEPlesWn
詩ってなんてつまらないんだろう
42 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 19:27:12 ID:FNFhoLVV
age
43 :
名前はいらない:2006/03/18(土) 23:29:55 ID:7dgc+zai
すべての光は燃え尽き 絶望だけが降り注ぐ
命が緩やかに溶けて 時の果てに吸い込まれる
ああ、消えてゆく 記憶のかけらが
ああ、待ち侘びた 約束の地には辿りつくだろうか
とぎれた夢の続きを 洗い流す 無情の雨
腐敗の中 通り過ぎてゆく 神を呪う死人の群れ
ああ、消えてゆく 記憶のかけらが
ああ、待ち侘びた 約束の地には辿りつくだろうか
煮えたぎる海と焼ける大地を 無数の屍が埋め尽くす
嘆きの火の粉よ空に舞え 消えぬ怒りの鎮魂歌
煮えたぎる海と焼ける大地を 無数の屍が埋め尽くす
嘆きの火の粉よ空に舞え 消えぬ怒りの鎮魂歌
消えぬ怒りの鎮魂歌
44 :
カリガリ/冷たい雨:2006/04/09(日) 01:11:26 ID:D4PBZ3x4
暗いアパートに佇み気怠い僕は外を探し、
やがて鉛色の空とその結果を見つめてたんだ。
「ああ、何の変哲もないただの冷たい雨ですか?」
あまり正しいとは言えない答えが僕の口を割り───。
暗いアパートを背にして気怠い僕は外を歩き、
やがて鉛色の空とその結果を認めてたんだ。
「ああ、心がかじかむほどこれは冷たい雨ですね。」
まるで散歩する死人になりかけた僕は、
少しだけ知りたいと思って空を見上げてみた。
あたり前な雨の日の風景が僕に何か伝えてる。
「僕が僕をやめること、それが一番いけないことだよ。」と
雁字搦めな心の壁が何処かで壊れる音がする。
新しい明日はきっと僕に優しい顔をするだろう。
冷たい雨のあとで───。
嬉しいことや悲しいこと、
数え切れないたくさんのこと。
明日の思い出作るから、
僕は僕になるよ。
あたり前な雨の日の風景が僕に何か伝えてる。
「僕が僕をやめること、それが一番いけないことだよ。」と
雁字搦めな心の壁が何処かで壊れる音がする。
新しい明日はきっと僕に優しい顔をするだろう。
冷たい雨のあとで───。
45 :
名前はいらない:2006/04/09(日) 03:26:43 ID:qgBL5XIk
ここ過ぎて曲節(メロデア)の惱みのむれに、
ここ過ぎて官能の愉樂のそのに、
ここ過ぎて神經のにがき魔睡に。
われは思ふ、末世(まつせ)の邪宗(じゃしゅう)、切支丹(きりしたん)でうすの魔法(まはふ)。
黒船(くろふね)の加比丹(かひたん)を、紅毛(こうまう)の不可思議(ふかしぎ)國(こく)を、
色赤(あか)きびいどろを、匂(にほひ)鋭(と)きあんじやべいいる、
南蠻(なんばん)の棧留縞(さんとめじま)を、はた、阿刺吉(あらき)、珍た(ちんた)の酒を。
目(ま)見(み)青きドミニカびとは陀羅尼(だらに)誦(ず)し夢にも語る、
禁制(きんせい)の宗門神(しゅうもんしん)を、あるはまた、血に染む聖磔(くるす)、
芥子(けし)粒(つぶ)を林檎のごとく見すといふ欺罔(けれん)の器(うつわ)、
波羅葦僧(はらいそ)の空(そら)をも覗(のぞ)く伸(の)び縮(ちゞ)む竒(き)なる眼鏡(めがね)を。
屋(いへ)はまた石もて造り、大理石(なめいし)の白き血(ち)潮(しほ)は、
ぎやまんの壺(つぼ)に盛られて夜(よ)となれば火點(とも)るといふ。
かの美(は)しき越歴機(えれき)の夢は天鵝絨(びろうど)の薫(くゆり)にまじり、
珍(めづ)らなる月の世界の鳥獸(とりけもの)映像(うつ)すと聞けり。
あるは聞く、化粧(けはい)の料(しろ)は毒草(どくさう)の花よりしぼり、
腐(くさ)れたる石の油(あぶら)に画(ゑが)くてふ麻利耶(まりや)の像(ざう)よ、
はた羅甸(らてん)、波爾杜瓦爾(ぽるとがる)らの横(よこ)つづり青なる仮名(かな)は
美(うつ)くしき、さいへ悲しき歡樂(くわんらく)の音(ね)にかも滿つる。
いざさらばわれらに賜(たま)へ、幻惑(げんわく)の伴天連尊者(ばてれんそんじゃ)、
百年(もゝとせ)を刹那(せつな)に縮(ちゞ)め、血の磔(はり)脊(きせ)にし死すとも
惜(を)しからじ、願ふは極秘(ごくひ)、かの竒(く)しき紅(くれなゐ)の夢、
善主麿(ぜんすまろ)、今日(けふ)を祈(いのり)に身(み)も靈(たま)も薫(くゆ)りこがるる。
46 :
名前はいらない:2006/04/09(日) 03:30:57 ID:qgBL5XIk
海の遠くに島が……、雨に椿の花が堕ちた。
鳥籠に春が、春が鳥のゐない鳥籠に。
約束はみんな壊れたね。
海には雲が、ね、雲には地球が、映つてゐるね。
空には階段があるね。
今日記憶の旗が落ちて、大きな川のやうに、
私は人と訣(わか)れよう。床(ゆか)に私の足跡が、足跡に微
かな塵が……、ああ哀れな私よ。
僕は、さあ僕よ、僕は遠い旅に出ようね。
47 :
名前はいらない:2006/04/09(日) 08:14:10 ID:cxWPRGZi
48 :
1/2:2006/04/09(日) 08:40:06 ID:HRHXfojy
どこまでも 続く道なら いつかまた 君に出会えるの
優しさで かくす弱虫 そんな顔 させてゴメンね
Looking for the truth
あれからボクは 青空を 探していた
悲しみをこえて 幸せになろうよ
まだ見えない先の世界を 信じてゆこうか
泣きそうな笑顔 輝きに変える 約束しよう
この手を離さないで
未来はすぐそこ
どこまでも 続く青空 少しだけ この手を伸ばすけれど
きらめきを 纏うあなたは 音もなく 羽ばたいてゆく
Looking for the truth
私はここで 見ていたい 笑顔のステージ
悲しみをこえて 幸せになろうよ
まだ見えない先の世界を 信じてゆこうか
解き放つ光 いつか届くから ゆっくりゆこう
心配しないでいい
未来はすぐそこ
49 :
2/2:2006/04/09(日) 08:41:43 ID:HRHXfojy
どこまでも 続く道なら もう一度 ここがスタートライン
変われない でも変わりたい 痛む胸 せつない証拠
Looking for the truth
あの日のボクが 泣きながら 背中を押す
悲しみをこえて 幸せになろうよ
まだ見えない先の世界を 信じてゆこうか
優しい瞳に そっと守られて 約束しよう
笑顔に出会うために
未来はすぐそこ
どこまでも 続く道なら もう少し 私は強くなるよ
優しさが 苦しいなんて そんなこと 間違いだから
Looking for the truth
心に映る 真実を 探していた
悲しみをこえて 幸せになろうよ
まだ見えない先の世界を 信じてゆこうか
初めての笑顔 どうか消えないで 約束しよう
私は大丈夫と
未来はすぐそこ
50 :
名前はいらない:2006/04/09(日) 17:55:23 ID:D4PBZ3x4
この街に移り住んで早幾年。
何度目かの引っ越しを今日迎えました。
次の窓から見える景色なんかを、
考える度に何か忘れていきます。
賑やかに静かです。
荷物をまとめて気付いた古い箱。
張り紙もない色褪せた段ボール。
開けてみれば懐かしき埃の声。
紙もボロボロな教科書がいました。
賑やかに静かです。
鮮やかに無色なんです。
手に取った落書きだらけの教科書の中に、
好きだったあの詩をふと見つけました。
故郷の大空が浮かびます。
二度と思い出したくないほどに大好きな―――。
誰かの言葉では、「東京には空がないという。」
僕にもそんな言葉の日々を、
過ごせた頃があったのでしょうか?
自分の目に映る今では笑ったこの大空が、
東京病に敗れちまった、僕には正しいというのにね。
51 :
続き:2006/04/09(日) 17:56:31 ID:D4PBZ3x4
顔も忘れたクラスメイトの数が今年も増えれば、
その度にこの町の友達が増えます。
夢が現実に変わるとき、
東京病になっちまった僕がいたんです。
昔の友達は故郷と共に捨てちまいました。
「ごめんなさい。」
僕には駄目でした。
死ぬ為に生きるのが嫌でした。
「夢は夢なんだよ。」と、
優しく嘲笑った顔がある。
「ありがとう。」
本当の気持ちです。
だから僕は此処まで来れました。
誰かの言葉では、「東京には空がないという。」
僕にもそんな言葉の日々を、
過ごせた頃があったのでしょうか?
自分の目に映る今では笑ったこの大空が、
東京病に敗れちまった、僕には正しいというのにね。
教科書を閉じ箱に戻す。
窓を開ければ―――。
52 :
名前はいらない:2006/04/09(日) 17:58:41 ID:lDhFMNEE
これ、著作権の問題はないのですか?
53 :
名前はいらない:2006/04/09(日) 23:17:17 ID:5BiqlINI
おいおい何言ってんだよ。
あるに決まってるじゃないか。
54 :
名前はいらない:2006/04/10(月) 12:43:32 ID:M+urECAi
評価する人がいないね。
飽きたのかな?
55 :
中原中也:2006/06/09(金) 22:41:10 ID:7nrRu4DE
汚れつちまつた悲しみに……
汚れつちまつた悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れつちまつた悲しみに
今日も風さへ吹きすぎる
汚れつちまつた悲しみは
たとえば狐の革裘
汚れつちまつた悲しみは
小雪のかかつてちぢこまる
汚れつちまつた悲しみは
なにのぞむなくねがふなく
汚れつちまつた悲しみは
倦怠のうちに死を夢む
汚れつちまつた悲しみに
いたいたしくも怖気づき
汚れつちまつた悲しみに
なすところもなく日は暮れる……
56 :
名前はいらない:2006/07/11(火) 01:11:58 ID:PUgAjPNu
>>55 大物過ぎて俺には評価できない
というかその詩は素直に何もいえなかった
57 :
名前はいらない:2006/07/30(日) 01:51:32 ID:S6yi6cQN
たった0.05_
合成ゴムの隔たりを
その日君は嫌がった
僕はそれに応じる
恐いのは病気じゃない
君が胸に秘めた想い
だけど嫌な気分じゃない
僕はそれに応じる
君は美しきスパイダー
羽虫が僕
あえて飛び込んでいくんだ
UFOなんて信じない神様も僕と関係ない
だけど目には見えないものを抱きしめる
深くまで愛を知りたい
58 :
名前はいらない:2006/07/30(日) 20:54:09 ID:S6yi6cQN
えいじえ
59 :
名前はいらない:2006/08/18(金) 20:20:30 ID:vspbDyBh
>>55 小雪の白を基調としたモノトーンと凍えるような冬の冷たさを連想させる美しい詩。
汚れつちまつた悲しみの唯一の具体的なたとえである「狐の革裘(かわごろも)」というものが
古臭くてピンとこないのが残念。
この板の人とかは悲しみをもっと具体的な出来事として表現したがるから、
それだけに個人的なものになり味わいを失ってしまうのだ。
B
>>57 最大の関心であるはずの妊娠を「君が胸に秘めた想い」にまとめて濁してしまうのがうまい。
ただ結局は愛があればいいのさというメッセージ以外何もなく安っぽさをぬぐえないので
中出しをかっこよくして中高生をニヤニヤさせる程度の詩
C
60 :
1/2:2006/08/31(木) 21:32:51 ID:GZLiIn0L
↓の評価を誰かお願いします
好きな詩なので自分では客観的に評価できないんです
みんな青春が死んで大人に落ちていっちゃったあの日。
あぁ、僕はただ、誰かの体温と同じになりたかったんです。
空気が薄い映画館が良くて、誰かに「大好きだよ」って言って欲しくて、
どんな手でもギュッて握ってみたよ。
全部、義手だったんですけどね。
みんな青春が死んで大人に落ちていっちゃったあの日。
あぁ、僕はただ、誰かの体温と同じになりたかったんです。
古いベッドと黄ばんだシーツで、名も知らない嘘と抱き合いながら、
今日だけは一人で落ちてみます。
だって、朝日は昇るから。
カタカタと音を立てて映写機は回ります。
色褪せた青い場面、スクリーンに映します。
もつれ合う弱い声はちっぽけな強さになり、
凍てついた僕の時間、温かい胸の中で壊すでしょう。
幾つもの高い壁と幾つもの深い傷に、
言葉もなく打ちのめされて、それでも歩くのなら……。
61 :
2/2:2006/08/31(木) 21:34:32 ID:GZLiIn0L
カタカタと音を立てて映写機は回ります。
色褪せた青い場面、スクリーンに映します。
何気ない優しさはぼんやりと腰を下ろし、
こわばった僕の心、張りつめた糸も切らし…。
「誰の為じゃない自分の為に、みっともないくらい泣くのも良いさ」
誰かの体を散歩します。
夜明けまで散歩します。
もつれ合う弱い声はちっぽけな強さになり、
凍てついた僕の時間、温かい胸の中で壊すでしょう。
行き場のない僕に告げたブルーフィルム。
62 :
名前はいらない:2006/11/23(木) 21:14:40 ID:LYMXn60j
『SUPER YOUNG』
ボリューム全開でサク裂するノイズの中で
僕達は青春の息吹を感じている。
ありふれた希望や夢をありふれた幻メツに
すりかえて気取っている
しなやかに見えすいた嘘ついて
時間より速いスピードで駆けぬける走りぬける
街を加速するそして逃げ続け
いつまでも いつまでも 変わらない僕らです
いつかくる 終わりのキセツ
僕らはクールな衝動を感じている
いつまでも いつまでも 変わらない僕らです
63 :
名前はいらない:2006/11/23(木) 23:16:29 ID:19UGM+pl
これまでは、苦しかったわ。なめられて、あざけられ
夜の闇。みんながいつも笑ったわ
おみくじは、ぜんぶ大凶。宝くじ、外れてた
月の影。楽しいことが恋も夢もなかった
もうでもいまあなたと会えて苦しいことが消えてく
風が吹き雲が流れる。あなたの笑顔、まぶしいよ
楽しいよ、あなたといると。気持ちいいよ、冷たくて
激しいよ、こみあげてくる、よろこびが
長い指、絡みあってる。濡れた目が切ないよ
もう二度と離れられない。ふたりの愛、とこしえ
星がほらそこみえるよ。手を伸ばそうよ、そっとね
誰かいま笛を吹いたね。幻聴かもね。それもいいね
暗い部屋、淀んだ空気。うつろな目、洗濯機
食べかけの、腐りかけてる豚まんが
こぼれ落ち、つぶれているよ。這い回る、アブラムシ
なにもかも、終わりかけてる。だけどそれはみえない。あえてそれは無視する
花がほら、そこに溢れてとてもきれいだ。うれしいよ
さわやかな風が吹いてる。僕らの笑顔、最高さ
ラーラーラララ、ラララララーラーラー、ラララララーラーラ、ラララー、ラー
ラーラーラララ、ラララララーラーラー、ラララララーラーラ、ラララー、ラー
64 :
名前はいらない:2006/11/24(金) 19:11:59 ID:mN1VVOTk
とある休日の午後、股間の疼きに誘われて、俺はいつもの公園に向かった。
到着するなり、俺の眼は野獣と化し、獲物を物色し始める。
いた!池のほとりのベンチに腰掛け本を読んでいる、ガチムチ筋肉野郎を発見。
……俺はそのガチムチ野郎の顔に見覚えがあった。
先日、丁度この公園、このベンチで彼女と待ち合わせをしていた奴だ。
その女のせいで、俺は雄野郎を取り逃がしてしまったんだ。
ノンケじゃしょうがないな、他を当たろうとも思った。
しかし、あの全身から発せられる「ホモフェロモン」には抗い難い。
それに、万が一バイである可能性もある。
よし、行くぜ!俺は一大決心をし、ガチムチ野郎に声を掛けた。
「よ、よう。いい体してんな。お、お、俺と爽快なホモセックスでハメ狂わねえか?」
ノンケと分かってる奴に声を掛けるのは初めてで、不覚にも声が震えた。
「いいぜ。実は俺はバイなんだ。俺のすげぇマラでヒィヒィよがらせてやるよ。」
俺の妄想では、ガチムチ野郎はこう言う筈だった。しかし、現実は甘くない。
「なんなんですかあなた。気持ち悪い。警察呼びますよ。」
やはり駄目だったか……。雄野郎は俺を睨みつけると、どこかへ行ってしまった。
胸に広がる痛みと、もやもやした得体の知れない感情に耐えながら、俺は思った。
そうか、俺はハメ狂える相手が欲しかったんじゃない。
俺はあのガチムチ兄貴に恋をしていた……そして失恋したんだ、と。
まだ俺自身無垢なノンケだった頃を思い出し、俺の目から涙が溢れた。
65 :
名前はいらない:2007/01/26(金) 23:55:37 ID:4rsD9uZi
眩い光の中 裸で曝されたユリノネは
自分さえ守れない 他人の温度では救えない
無惨とは それさえ気付けない事かな
どれほど押し付けられ どれだけの理想示唆された?
これ以上ふやけては ご覧よ 朽ちてゆくのが見える
悲観では 少しの不条理も拭えない
目に映ったものは悲しいほどに確かで 心塞ぐのならその手に陰かざすといい
静める様に包み込む闇 ずっと側で揺れながら
月は蔭り 夢に魅せる そこに意味を持っている
泣ける様に君隠す闇 いつも側に揺れながら
無垢に帰る 夜をあげる そして指跡一つ残さずに 触 れ た
「いつまでも」 「いいよ」 「笑ってよ」 「わかってる」 「ねぇ」
此処にいてもいいよ 得るも亡くすも無いけれど
静める様に包み込む闇 ずっと側で揺れながら
月は蔭り 夢に魅せる そこに意味を持ってる
泣ける様に君隠す闇 いつも側に揺れながら
無垢に帰る 夜をあげる そこに意味を持っている
繋ぐ様に肌染める闇 全て飲み込んでしまいそうで
例えば君がそう望んだとしても
静む様に包み込む闇 ずっと側で揺れながら
無垢に帰る 夜に遇える そして指跡一つ残さずに消 え た
66 :
名前はいらない:2007/08/21(火) 18:03:24 ID:XfukBioA
67 :
名前はいらない:2007/09/14(金) 12:01:40 ID:0MrhHy96
ここにそっと置いておこうっと。じゃまならごめんね;
kono sora wo tobetara
blog.naver.com/vivamariya?Redirect=Log&logNo=70012975909
68 :
名前はいらない:2008/02/27(水) 21:52:53 ID:rRzPOjPf
やべえ、理解できねぇ・・・
69 :
名前はいらない:2008/06/27(金) 13:22:24 ID:rs7VuPvl
| ̄ ̄|
_|__|_
(´・ω・)
( { |:|} )
| | |
(__)_)
70 :
名前はいらない:2008/10/25(土) 22:08:16 ID:9zqY0XaA
子供の頃は空を飛べたよ
草に寝ころび 心の 翼ひろげ
どこへだって行けたぼくだった
君を愛した時忘れてた 翼が
もう一度 夢の空飛ぶことを教えた
どっちを向いても 宇宙どっちを向いても 未来
どこまで行っても 宇宙どこまで行っても 未来
男は誰も 夢の舟乗り
少年の日のあこがれ死ぬ時まで
忘れずに抱いてるものだよ
君の愛があればつめたい闇の中
おそれずに くぐりぬけ明日へ行けるだろう
どっちを向いても 宇宙どっちを向いても 未来
どこまで行っても 宇宙どこまで行っても 未来
どっちを向いても 宇宙どっちを向いても 未来
どこまで行っても 宇宙どこまで行っても 未来
71 :
名前はいらない:2008/10/27(月) 13:26:41 ID:F8pe65F4
“悩み”だって 明日になれば
“笑えちゃう”も あるだろう
世界中が 晴れの日だって
チョコがおいしい
口付けた夜には
電話が ならないのね
TAKE MY CHANCE
GIVE ME LOVE
あなたは やさしい夢の中
72 :
名前はいらない:2010/03/23(火) 18:35:34 ID:f6fEf12R
73 :
名前はいらない:
人はみな誰でも
流れる時のなかで
いくつもの別れに涙する
だけどあなたはひとり
赤いパラソルには
あなたが似合う
雨の降る日はいつでも
時は遡る
あなたが好きだから
静かな夜は
電話の音に今でも
ときめいてしまう
優しさが足りない
心が見えない
季節外れの寒さが
この胸に染みる