1 :
どりーまー:
書きます。
キモかろうが何でも良いです。
だって俺はどりーまーですから。
純粋に詩を書きたい人、どんどん書いてくだされ。
君が好きさ
君は嫌いさ
でも君が好きさ
俺は糞さ
おーい、ドリーマー ちょっとお前パン買ってこいよ
4 :
名前はいらない:2005/07/25(月) 21:33:43 ID:HOYOXBuk
答えを知ってて問いかけた
どうして私を捨てるのと うんこは小さく呟いた
うんこは最後に口づける 意地悪に身をからませて
肛門の『さよなら』と動いた唇に 『ありがとう』と微笑んだ
うんこは水面へ捨てられた 飛沫も届かぬその場所へ
うんこは崩れて沈みゆく
うんこの流した涙すら 深い底へと消えてゆく
遠く見上げた肛門に 叶わぬ願いを押し殺し
これでいいのと微笑んだ
肛門は最後の別れの口づけをためらいがちに拭いさり
その香りも温もりも忘れる様にと言い聞かす
白い紙にうんこの残した紅の跡 それは水面に投げられた
朽ち果てたうんこを覆い隠す様に
そんな悲しい結末を ちんこは静かに見つめてた
ふぐりの影から人知れず うなだれながら見守った
こんな別れを見るたびに ちんこは涙を流すのだ
やがて扉が閉ざされて 無情にうんこを連れさった
濁流にその身は脆くも崩れさり
うんこは別れを呟いた 届かないと知りながら
肛門は振り返らずに立ち去った 二度と会えぬと知りながら
うんこは闇へと消え去った 光の届かぬ世界へと
5 :
名前はいらない:2005/07/25(月) 23:46:56 ID:KoPJSBt7
6 :
名前はいらない:2005/07/26(火) 01:50:07 ID:3e/iKJND
素晴らしいなw
7 :
名前はいらない:2005/07/26(火) 03:13:45 ID:TMhAV4+p
すごい世界感だなww
8 :
名前はいらない:2005/07/26(火) 09:57:32 ID:2FubkfZW
>4以上に純粋な詩をいまだ見たことがないです。
露骨な下ネタなのに胸がせつなくなりました。
9 :
名前はいらない:2005/07/26(火) 15:49:06 ID:jBsZnEqu
京子
超えっちです^^見た目はおとなしそうってすごくいわれます(ノ´▽`)
でもセックスが大好きで、ちんぽを激しくしゃぶりたいんです。
騎上位でがんがん腰振りまくってエッチするのがッ好きです。あんあんっ。
見られるとかなり興奮するので、じろじろ見て欲しいです。じっくり見に来てね。
ノヽ(´▽`ヽ\(^0^)/(o^▽^)o京子は色白で、ぷりんぷりんのもっちもちのお肌が自慢です。
特にお尻フェチの方♪絶対見てください ̄∀ ̄*)ニヤり☆いえーい( ̄m ̄)ぷぷっ♪
あなたに満足して、おなかいっぱいになってもらえるように一生懸命オナオナします。
(● ̄(エ) ̄●)ノ☆・゚::゚よろしこしこー^^
10 :
名前はいらない:2005/07/27(水) 14:46:26 ID:fSm/vQL7
新しい免許証の写真があまりにも不細工でびっくりしたよ
11 :
名前はいらない:2005/07/27(水) 15:02:11 ID:lf9nHsPY
あれが
ほんとうの
わたし
らーじで
いくわ飯
12 :
名前はいらない:2005/07/27(水) 15:06:31 ID:cA/fHA8Q
見えそうで見えない未来とパンツ
13 :
名前はいらない:2005/07/27(水) 15:39:38 ID:lf9nHsPY
君ガアイシタ奴ハ狂っテル
「誕生日」
生まれた事は運命だったのか 必然だったのか
僕にはわからない けれど感謝する この世に生まれた事を
あなたのもとで生まれた事を
さあ祝おうか このめでたき日を
けれど 時が経つとともに 祝う人は減っていく
孤独な人は 心の中で涙するのだろう
けれど その日は 感謝しよう
今まで育ててくれた 亡き親に
ありがとう
15 :
名前はいらない:2005/07/27(水) 17:00:47 ID:lf9nHsPY
たいしたことはいえない
かいぶんしょでアレしよう
しかえしがこわい
あーーーーーあ
いつか
しかまるがすきまんだ
てまりはたいしたことない
るなんてないよばか
16 :
名前はいらない:2005/07/27(水) 17:21:54 ID:lf9nHsPY
僕がここにくると
すさまじい腰使いのばかがいるんだ
ナンダあら?すごいよばか。ダメだっていってるんだ
おねがいしてください
17 :
つきみ:2005/07/27(水) 19:08:03 ID:kZBgkcYH
はじめまして。
私は中学校二年で、作家志望歴5年です。
これから新人賞に出そうとがんばってるところです。
私の一番の願いは作家になることですが、二番目の願いは
私の詩集を出版する事です。
小六の一月から中一の誕生日までに書いた詩の厳選45編を詩集にしたいと考えています。
私は誰よりも表現したい、自分の思いを伝えたい、それも自分の言葉で表していきたいのです。
『かく』
ある本を読んだら
私はバナナ色の髪に
なりたくなった
次のページを読んだら
アーモンド形の大きなまなこが
うらやましくなった
物語をかいたら
いつも主人公は二重人格の強がり
私の髪はカラスみたいだし
目は柿の種のようだけど
えんぴつを
にぎることはできるから
これは私が一番最初に書いた詩です。この詩で詩集は始まります。
この詩を読んで何か思ったことがある方、
私の詩集を無償で出版するという方、
どうぞメールください。
[email protected]
18 :
名前はいらない:2005/07/27(水) 20:16:26 ID:w+0KWB0x
じゅ、純粋やああこの子純粋や
19 :
名前はいらない:2005/07/29(金) 20:33:12 ID:A+UlUaCb
イケメンを異形面と書いて涙ぐむ夜
20 :
俺:2005/07/29(金) 21:13:03 ID:rLbu7D0s
俺は近付いた事がないから、はっきりとした柵は見えないけど
近付かないようにしながら歩きまわってんだろう
ほとんどがぼんやり見える
何も知らない
21 :
名前はいらない:2005/07/29(金) 22:41:12 ID:d0rak1AU
あなたと逢えた事が幸せなら 別れた事は・・不幸せ???
そんな事わからないよ・・・だって人生1度きり・・・
でも恋人は・・・どんどん変わってゆく
あなたに告られた事が幸せなら あなたに振られた事は不幸せ??
そんな事わからないよ・・・だって人生これからだもの・・・
22 :
名前はいらない:2005/07/31(日) 20:57:05 ID:Myly5XMy
盗んだバイブでオナり出す〜 イキ方もわからぬまま〜
23 :
俺:2005/07/31(日) 21:02:07 ID:GvwgqWZe
なんだかんだ叫んだって
やりたい娘とやるべきです
24 :
名前はいらない:2005/07/31(日) 21:15:19 ID:fc1/9UbD
腐る
25 :
名前はいらない:2005/08/01(月) 00:38:20 ID:h3AFNMJK
見つめ合〜うと〜素直に〜
おしゃ〜ぶり〜でき〜な〜い〜
26 :
名前はいらない:2005/08/08(月) 23:05:26 ID:ySF3UQ4F
とりあえず・・・
あれ以上旨゛氏のスレを占領する訳にはいかないのでここで書かして頂きます・・・
外で子供達の歓声が聞こえる休日
コタツに入って蜜柑を食う
慎重に蜜柑のお尻側に指を入れ
硬い服を脱がせて行く
少しずつ 丁寧に
はち切れそうな程に
瑞々しい果肉を包む薄皮を
傷付けない様に
全ての皮を剥き終えた後の
艶やかなオレンジに走る白い筋は
乙女の下着に良く似ている
その筋さえも
ゆっくりと 慈しみながら
剥いで行く
何も身に纏う物が無くなった蜜柑は
光に照らされオレンジに上気し
そのしっとりとした肌触りは
理性を忘れさせる力さえ秘めている様だ
抑えきれない欲望に身を委せ
一気に口に含み何度を咀嚼する
口から汁が滴り落ちる
全てが終わった後
しばしの間甘美なる余韻に浸り
じょるり と唇を舐め
また
幼気な蜜柑に手を伸ばしだす
【湧きあがる季節】
降り積もった雪の中に
ポッカリ開いた日溜まり
ふきのとうが
いっこ にこ
ポカポカと佇む
春の声が聞こえる
木々が眠りから醒め
蕾が力を蓄える
萌え上がる草木
春の足音が轟く
山に響く雪崩れが
雪融けの始まりを伝える
湧き上がる岩清水
寒さからの解放の喜びが
春の気配が
あちらこちらから
湧きあがり 立ちのぼる
春が満ちる
今 季節が替わる
興味はない
猫が道路に捨てられていた
群がる鴉も
人間となんら変わりはないだろう
解けた靴紐も
引きずる右足も
ぼろぼろになって千切れてしまった
悲しくはない
僕は路地裏に捨てられていた
見下す大人も
所詮は俯いて歩くだけの機械みたいだ
31 :
紫乃:2006/01/21(土) 00:23:56 ID:kjNkuWKi
どうして何も言ってくれない?
笑っていいのに泣いていいのに
どうして素直に表さない?
言って欲しいよ
すべて聞いているから。
[如月(ノート)]
篠竹吹くように
着飾ってみました
二月の夜に。
母様、剣山片手に、
かまどに、立ち尽くす。
ねえねえ、母様泣いてるの。
(わたしをみて)
(こんなにも)
(ねえこんなにも)
(きれいでしょ)
うすくひいた紅が取れなくなりました。
昨日の月夜の二日月、
呪いのメールが還りません。
昔、村で、ある男が、皆の前で大蛇(おろち)の踊りを始めたのだけれど、
男がいかに上手く踊ろうとしても大蛇になれる訳ではなく、ただ地面の上
で両手両足をそろえのばして、ただくねくね動き回るだけで、砂にまみれ
汗や血で埃だらけになり、ただ無心にくねくねと動いていると、初めは周
りで皆わいわいと騒いで楽しんでいたのが次第にもうやめろとか気持ち
わるいとか言い始め中には石をぶつける者もいたが、それでも男は無心
にくねくねと踊り続けていると、夜も明けようとする頃、周りには誰もいな
くなったところに、一人の少女が近づいてきて、あなたの踊りにこの花を
ささげますと言って差し出した花が、森の奥深くに咲く空の青よりもっと
澄んだ美しい色の花だったので、男は何故か涙が止まらず、やっと赦
されたような気がしたのだった。
[空]
生まれたての
空です
鼓動しか ない
空です
[ピアス]
彼女のピアス買いに
街にでます
ちいさくてもいいから
光るのが欲しいの
ピアス探します
ピアス探します
きらきらひかって
つきさすもの
ぷすりさされた
いたもめんはしにました
ピアス探します
ピアス探します
薄っぺらいなにか
つきさすものを
探します
[携帯電話]
朝おきたら
携帯電話になってた
でも身長はかわんないの
こんなでかけりゃ
携帯じゃないでしょっ
おお三本もたってるよう
電波びんびんだぜえ
お誰かから電話だ
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
おーい誰かあ
自分じゃあ出れないようって
切れちゃった
あ〜あ
今日会社どうしよう
37 :
AG ◆X7TbDr/ObQ :2006/01/24(火) 23:57:43 ID:pDwz1nOJ
[朝]
砂の色に
ほんのり
明ける世界は
ただ
さやぐばかりで
桜色のゆめは
あとかたもなく
消えてゆく
38 :
AG ◆X7TbDr/ObQ :2006/01/27(金) 23:58:37 ID:HLq/dNwv
[イマージュのための習作]
水面の楽器のような星。ふるえる案山子の世界。食卓の葉っぱ。
窓とりんご。ほのおのような色彩。犬の現実。イマージュ。
真赤な年月。電話。恋人の耳朶。満天の花びら。薄明の音楽。
満たされる思い出。たがやす接吻の土地。めざめるクラス。
傷つく地上。傷つく少女。魂。あしたのぼくら。音は重たい。
野辺の鳥肌たつ流れ。自明なるもの。夏時間。旅の駅。白い思想。
水。むずかしい氷河。傷口の花壇。かわいそうなかげ。
子供の毛。指のなかのきらきら。もぐりこむ海。カナリア。
帯びる砂の色。水の底。ふるえる誰か。うれしい朝。金色の祖母。
はじめる恋。ほたる。昨日の未来。
39 :
AG ◆X7TbDr/ObQ :2006/01/28(土) 00:11:30 ID:Xl8+c9Cv
[とびちる十五歳]
空の劇場へ。
きみ。
なつかしい少女のままのきみ。
!
灰色でみたそう。
このみにくい夜明けを。
鳥啼く。
このなきがらを。
未来がびっしり
つながっているから。
魂が白蝋のように
つながっているから。
いつだって。
きみは漂流物。
梢に青い蛍がびっしり生える魂。
40 :
名前はいらない:2006/02/20(月) 17:10:07 ID:Pg2GSQzH
高校野球〜できなくて だから やりたくて〜
あこがれて
高校野球がしたくて
勝ちたくて
甲子園にいきたくて
でももうできなくて
ずっとあのグラウンドに立っていてくて
ずっと白球を追っていたくて
ずっとみんなと野球がしたくて
ずっと仲間と一緒にいたくて
でももうできなくて
41 :
名前はいらない:2006/02/20(月) 17:12:37 ID:Pg2GSQzH
ずっと夏が続いてほしくて
ずっと高校野球がしたくて
ずっと勝利の校歌を歌っていたくて
ずっとみんなと喜んでいたくて
でももうできなくて
最後までグラウンドに立っていたくて
最後までスタンドの応援を聞いていたくて
勝ちたくて
負けたくなくて
でももうできなくて
42 :
名前はいらない:2006/02/20(月) 17:15:52 ID:Pg2GSQzH
ずっとみんなと部室で騒いでいたくて
ずっとみんなと野球に話がしていたくて
ずっとみんなとがんばっていたくて
ずっとみんなと無駄話がしていたくて
でももうできなくて
後悔して
自分がいやになって
でも野球がしたくて
勝ちたくて
だから野球がしたくて
43 :
名前はいらない:2006/02/20(月) 17:17:54 ID:Pg2GSQzH
うまくできなくて
不安だらけで
自信がなくて
怖くて
でも自分を信じてみたくて
後悔したくなくて
強くなりたくて
逃げたくなくて
悔しくて
だからやってみたくて
44 :
ルシフェル:2006/02/20(月) 17:32:50 ID:B1uV4b2/
45 :
名前はいらない:2006/03/31(金) 20:27:59 ID:sfyTG/bn
人の命も 金次第。 [リオレオ]
46 :
ab ◆Obn9ZdW3Ag :2006/03/32(土) 12:46:04 ID:goQY4BEI
◆汚れたポケット◆
汚れた僕のポケットでは
物を詰め込むことができない
詰め込むと美しい物を汚してしまうから
君を悲しませてしまうから
だから今日 僕は海に洗濯に行ってきます
47 :
名前はいらない:2006/03/32(土) 18:22:03 ID:mnIKeb4E
「好き好き大好き」
あなたが好き
だからもう終わり
わかるでしょ
これからの未来はどこにもないってこと
あなたの幸せが私の幸せなら
もう終わり
胸が張り裂けそうよ
涙もあふれてきたわ
大好きなあなたの幸せ
それが私の幸せ
48 :
名前はいらない:2006/04/02(日) 02:49:19 ID:pVRn1z1z
純粋な詩が書けるバショもあります様に
49 :
名前はいらない:2006/04/02(日) 03:07:25 ID:Kb5JarPx
私達は、命を削り、
心を刷り減らし、
生きている。
失ったモノの分、
金銭を貰い、
これで幸せを買い集めなさいと、言われる。
いつの間にか手元から消えた宝物、
今や行方が不明なまま
これから先、
どれだけ自分を削ってお金を得たって、
もうあのココロは帰ってこない。
結局は灰になるまでの道のりに過ぎないのだから、
余計なものいらない
50 :
名前はいらない:2006/04/02(日) 03:22:48 ID:Kb5JarPx
ただ、ただ普通の女の子で居られれば、他に望むものなんてなかったのよ。
なのにどーして私の周りにはこんなに人が居るの?生き物なのか存在事態がありえない。目指すゴールは?そんなもの誰も聞かぬ満たぬ
51 :
名前はいらない:2006/04/02(日) 05:31:10 ID:U/gLt4B4
ためらう出てこない言葉臆す怖がるびびる躊躇する
一歩手前でブレーキの作動アクセルを踏む前にブレーキが作動
朝起きる前に既にブレーキが作動何かするまえにブレーキの確認
確認するまえにブレーキが作動 ブレーキ いらない ぶぶぶぶぶん(バキッ!「壊れた!」)
巨大なものが動き出すブレーキねじ切り動き出す
止まるな止めるな流出する 全国的に流出した 止めるなこれができなきゃ正解じゃない
こわがるなびびるな動き出せ こわがるなそこで止めるなアクセルを踏み込め
ネジ外すフタ無くなるダム壊れるイメージ沸く泉が一億個無限にひらめく
秒速無限キロメートル速すぎる前へ前しか前を見続ける
逃げは無い泣かない泣いてもいい?ざけんなふざけるなみかん野郎
倒れない負けない勝つ1番になって0番になる疲れは喜び発汗は幸
52 :
名前はいらない:2006/04/02(日) 07:02:25 ID:XNNnAhoS
君にあいたい。君は今何をしてるの?
あなたのそばで笑って、泣いて、怒って、触れ合ってたいんだ。
だって俺は君しかみえない。
あなたに悪い虫がついたら僕が全力でおいはらってあげるから。きっと・・・。
53 :
万華鏡倉庫:2006/05/03(水) 19:17:37 ID:S/4k0Jpa
背骨をくぐり肋に挟まる痛みの体育
54 :
万華鏡倉庫:2006/05/04(木) 11:13:02 ID:I34+2v/F
水の視線
55 :
万華鏡倉庫:2006/05/04(木) 18:41:16 ID:ICQdNjtY
早く滅ぶことを争う国々が号砲を待つあいだの低い姿勢
56 :
万華鏡倉庫:2006/05/04(木) 20:19:30 ID:Mf7QiCvI
夕陽の記念写真を撮るとき「きれいですよそのままそのまま」と太陽に言葉をかけるが太陽には夕陽の意味が不明
57 :
万華鏡倉庫:2006/05/04(木) 23:20:08 ID:vYhmQbN7
中央分離帯の歴史
58 :
万華鏡倉庫:2006/05/05(金) 00:18:30 ID:ZIZ/h/CX
嘘臭いにおいがするので鼻が信じられない
59 :
万華鏡倉庫:2006/05/06(土) 01:09:47 ID:TQMauq47
街のなかから街が這い出してきて 事切れる
60 :
万華鏡倉庫:2006/05/06(土) 12:33:26 ID:AADFPqOi
青の後を追うためには
色としておなじ速度を取りおなじ距離を保たねばならない
記憶のよみがえってくるときの反動さえ
致命的な擾乱となる
ふと倒れこむように
ただ未来に向かって自由落下するように
三秒
追尾することができれば
たぶん青は振り返る
いちにのさんで樹が息を止める
1/500で複製された森が1/500の酸素を吐く
しばらく見ないうちに日付が変わってしまう。以前はあんな日付じゃなかったのに。
追いつこうとしているものに
追いつかれるときの
影に似ている
半分しか聴こえなかったプロポーズ
図書館から逃げ出した本を匿う
いつも約束を忘れてしまうので
約束を忘れないという約束を誰かと
したような気がしてならない
バス停の群れにバスの群れが寄り集まる
入道雲がよろめいて 海に倒れる
後頭部を買う
奇跡以外のことは一度しか起こらない
撲殺を遠慮する技術
砂塵の城に傭われる藻類の兵士
母に似て透明な土踏まず
「透明」を塗るための絵の具
転生するために履歴書を書く
壁に相談を受ける
幾月かあとの窓に
異なる川を流し
結んだ唇を傾ける
出ていった水なのか
帰ってきた水なのか
目前の川に息で
曇天を思い出させる
約束は河岸に立ち尽くす馬
その影は水平に
窓に刺さっている
78 :
名前はいらない:2006/08/24(木) 10:32:13 ID:b7pIKzW/
ぼーんやりしている稲妻
79 :
ぐるぢい人だずげでだずげないでいいよ(うましか):2006/08/27(日) 13:12:08 ID:PfdOpnJX
「高校球児なんて絶対嫌」
高校球児なんて絶対嫌
高校球児なんて絶対嫌
高校球児なんて絶対嫌
どっかーん
どっかーん
どっかーんと
破滅するまで
突き進むのだ
夏草が繁り道が枯れる
81 :
ルルアンタ:2006/08/31(木) 11:26:54 ID:TsZni+VE
保証期間内に森にカブトムシを修理に出す
絹の
ぬめりに呼び出されてとまどう
乾いた麻の
におい
疲労から引き出される音律
つんのめるエンハーモニック
足取りを音符として
ひるがえるかげろうの汐がさし
水音が回復する
84 :
奇し蜘蛛:2006/09/22(金) 00:55:30 ID:IWJsZnBC
歩調を買いに昏倒の階段をのぼる
廻状の変転
迷信にひたぶり
薄らぐ言明のほてりを
束ねる報労なる謬見
律動する貨幣の
教育の理念
あぼーん
あぼーん
87 :
名前はいらない:2006/09/22(金) 22:46:13 ID:j7lL0fPr
なにやっても成功して
なにやっても許されて
子供なのに大人だって言われて
私をわかって!って違うものに恋をした
気が狂いそうなくらいに罪を買う
88 :
名前はいらない:2006/09/23(土) 06:07:41 ID:GAbIIfBt
生きてます
89 :
名前はいらない:2006/09/28(木) 16:19:16 ID:qEHYzJAW
君が殺した許せない
愛のためなのか?許せないぶっ殺すぞ、このくそがきいいいいいいいい
うあああああああああああああ
90 :
救戦士:2006/09/28(木) 19:44:03 ID:sVDESUIl
2チャンのみなさん
今までお世話になりました
なんのおもしろさもない人間なんていらないよね
もうここにいる必要なんてないようなきがします
さよなら
「あえて」
夢みるなら
あえて
恋をして
あなたのしせんに
たえきれなくなる
ぼくの幽霊せんに
ごしょうたい
いつもとなりにいたいのは
砂漠のかんたあたのせおりぃに
違はんしてゐるのですか?
あえて
みちをはずして
鍵はずして
してみて
にじのもとのかえるは
にじをしることができないので
あえて
何もないところで
はねています
空つかむため いつどこいつも
「老いたるは」
たるんだ顔に
曲がった背中
卑屈な笑い
老いたあなたの姿
心を曇らせる
いらだちと
哀れみと
恐怖と
わたしの
未来に横たわるものは
こんなものか
こんなものであっていいのか
あなたよ
過ぎたときは拾いにいけやしない
若さにへつらうな
若さに怯えるな
93 :
天パ:2006/09/29(金) 12:09:58 ID:NsbUezD2
たった1秒が
次につながるなら、
この1秒を君に
ささげるYO!!
94 :
殊祢:2006/09/29(金) 21:16:14 ID:utzRD50l
あなたがいなくなったら
私はどうすればいい??
好きだって
何度伝えようと
全然たりないんだ
95 :
名前はいらない:2006/09/30(土) 15:14:31 ID:GkjpuEtV
からっぽ
心なんてありようでなくて
性格さえも疑わしい
ただひとつ答えられたのは人間であることくらい
人の価値は何処で決まる?って聞かれたとき
自由であることと答えた
カップラーメンみたいならいいのにって
僕は高校生よりも何も考えちゃいない
96 :
名前はいらない:2006/09/30(土) 16:39:22 ID:GkjpuEtV
志の意味がわからない
目標
むかし親父に志もないのにリーダーになってもしかなたいって言われた
その時は気にしちゃいなかった
だって総理大臣だって多数決で決めるんだ
その時点で価値のあるものだって思ってた
でもそういう意味では無かったんだね
それはリーダーが説いたんだ
97 :
名前はいらない:2006/09/30(土) 20:18:43 ID:GIyG03xC
虫の鳴く声が君には聞こえる?
もう少しでコスモスが咲くよ
君のすぐそばでさ
もみじも色づいて
君のいつもの道も綺麗に彩るだろうね
こんなにも短い季節だもの
こんなにも儚い季節だもの
大事な君と分け合って進みたいね
98 :
沙羅:2006/09/30(土) 21:56:08 ID:bdkgf3HJ
一生懸命な君を見て
初めて必死に頑張ろうと思ったよ
少しでも近づきたいと思ったよ
だけど もう 届かなくて…
どれだけ手をのばしたって届かなくて…
私はずっとその場に立ち尽くしたまま
君が前に進んでいくのを
眺めているだけ
1人取り残されたようなこの淋しさに
いつまで私 耐えていけるのだろう…
99 :
殊祢:2006/10/01(日) 11:52:41 ID:9zbjt52V
淋しくなんかないよ
死にたいなんて
みんな一人
生まれてきたときも
一人
淋しくなんかないよ
淋しくなんかないよ
100 :
名前はいらない:2006/10/01(日) 14:06:26 ID:3Wy8noCl
よく考えると偉いのだろう
しかし疲れないのか
憎しみを持ち続けることは
疲れることではないのか
大いなる存在に委ねる方がいい
あの人達の精神力の
強靱さにはついて行けない
疲弊しないのか。
後ろ暗いことのない潔癖さから
そうなるのかも知れないが
徹底して糾弾し続けられるほど
強くはいられない
101 :
名前はいらない:2006/10/01(日) 19:04:43 ID:hIoT4g7v
ミステリの女王 アカザ・クリスティーは再婚した際
結婚するなら考古学者、女を年をとればとるほど愛してくれるから
と旦那(考古学者)のことをユーモラスに語った
私は今までそんな男を見たことがないけど?
見た目だけしか愛せない者に
真の幸せが見えるはずがない
そう思うけど 物事を表面的にしか見ない行き方の方が
楽で幸せなんじゃないか?
最近、そう思うようになった
私は考えたくないや もう
嫌だ嫌だ嫌だ
あー嫌だ
好きでもないのに
102 :
天パ:2006/10/05(木) 09:28:36 ID:nnuiFrfc
自分の人生なんて
神様にしちゃ、一瞬の瞬き。
そんな人生を一生けん命生きんのは、
自分を見つけるため・・・。
そして君を見つけて
幸せに過ごすため・・・。
ああ、どうか、どうか神様教えて下さい。
僕らが生きている、この
「時」
瞬きせずに、見守ってくれないでしょうか・・・。
103 :
天パ:2006/10/05(木) 09:47:32 ID:nnuiFrfc
心の
[Enter]キーを押せ!!
何かがかわるはずさ・・・
104 :
天パ:2006/10/05(木) 09:48:04 ID:nnuiFrfc
心の
[Enter]キーを押せ!!
何かがかわるはずさ・・・
105 :
名前はいらない:2006/10/05(木) 10:15:23 ID:VRm98Jlm
今おきえることが
神様からの
贈り物だときいたとき
愕然とした
一生懸命生きたって
何の意味が
あったんだろーって
106 :
名前はいらない:2006/10/05(木) 14:22:26 ID:r7dhJT1B
ごめんな
ぼくの闇はぼくだけに
たまには、ぼくの荷物を背負ってくれな
知っているのかい?
涙の中の真実とやらを
知っているのかい?
この世がなんたるかを
知っているのかい?
有名な事実は時に不実なる運命を紡ぎ出すことを
知っているのかい?
ああ やがて 空は晴れていく
清らかな 光は オレを随分と侵してくれる
知っているのかい?
いいや、何も知らないさ 知らないからこそ 知っているふりをするんじゃないか
愚かなる幻想は 聖なる現実を叩き出す それすらも螺旋の営みということに気づかずに
長い道はとうに捨てた 今いる場所はどこにもない 消えてゆく未来さ
ようは一つと二つの間ってことさ 随分と思ってくれるね 素敵だね
知っているのかい?
108 :
天パ:2006/10/12(木) 09:58:02 ID:fawzU1HM
石ころ蹴った
かえってきた。。
それは、自分が、進んでるってこと・・・。
石ころ蹴った
かえってこなかった。。
なぜだ?あるいてんだろ??
かえってこいよ!
届かないとこにいった。。
草むらですごしてる・・・。
一緒にあるいたろ?
・・・
答えはかえってこなかった・・・。
寂しい道を歩いた。
石ころは見つけても、アイツじゃなかった。。
きっとまた、逢えるよな・・・。
いなくたって、心があるから。。
きん
んこ
かん
んこ きんこんかんこん
とん
んか
ちん
んか とんかんちんかん
たん
んゅじ
んか 単純循環
たんか
かんたん 短歌 簡単
さんか
かんさん 讃歌 閑散
しんさ
さんしん 審査 三審
きんか
かんきん 金貨 換金
ダニエル・ジョーカー、墓石に伏せる
名も無き猫の穴倉に光は落ちて
大差なき群れの鏃描くは!
涼しい音で空(くう)を切る
さえずれば進化の音
調べは満ちて人を越す・・・
貴方が苦しいなら 私が傷つけてあげるから
貴方は泣き出してしまえばいいの
112 :
天パ:2006/10/24(火) 13:25:13 ID:4s8HzXbA
好きと言えない自分を恨む。。
それから、息をせず、涙をこらえた。
113 :
天パ:2006/10/24(火) 14:25:01 ID:4s8HzXbA
可愛いっていわれた。。
最初、ぶっ殺そうと思った・・・。
しかし、軽くたたけもしなかった。。
_友情_か・・・な?
114 :
天パ:2006/10/24(火) 14:37:53 ID:4s8HzXbA
生きてる間に、何かできることと、言ったら。。
自分は、 歩くことか・・・。
・・・・・・・・歩いてどこにいくのか。。
独りとは、言えないか。。
115 :
ヤコブの兄弟ヨハネ:2006/10/24(火) 17:14:44 ID:glpRtohu
「猫の目」
寝所濃いめも近古楽手も
租の艶書した奇絶には、人質相合いする、
家移りの蠹魚の、地気野史猫の目を、
カレワラの謡に寒さで、カレワラの謡に引き提げる猫の目を。
格安と解纜の艫でアルカイスム
カレワラは止み方の狂風と沈淪を佐嘉神社。
EROAはカレワラを事文類聚の自己顕示の旬余とずれた弧度でアルカイスム、
藻じゃこカレワラが綻びを麻姑司弧度が的皪なら。
カレワラは物影に府県盖し雌性をドルイド、
言種知の招くに箕を横付け居宅ずぶずぶ真田紐、
馬丁しナイーブな夢語りに藤簍册子懇ろかの謡に。
カレワラの湯立て古詩は、マホメットの雲雀に充てて射って、
禁の流錫が、駒形砂絵の謡に
カレワラの靭皮一宮に棒鼻墓誌を散り紛う。
116 :
韻文元年:2006/10/24(火) 18:12:24 ID:Gqrk63tY
どうなる格差社会日本は
なんか元気無くなる萎んじゃう
核武装云々より大事な議論は
格差の縮小にあると思う
また陰気臭い空気が街を覆う
117 :
天パ:2006/10/26(木) 10:03:39 ID:xJtSbiG9
花が咲いたら、
君に会いに行こう。
花を摘んで。
花は、可哀想だけど、きっと、
君が好きになる。。
118 :
天パ:2006/10/26(木) 10:13:59 ID:xJtSbiG9
分からないことは、君の心。
しかし、確実に、オレは君を、思ってる。。
119 :
天パ:2006/10/27(金) 11:38:13 ID:6cPu0OyH
オレは一人。
いらないもんから、いるもんまで、全部ひっつけて、
そして、オレにしかないこの心があって初めて、
オレになる
君も同じで、
君は、一人だ。。
120 :
羽が無いのに:2006/10/27(金) 19:33:44 ID:ztOqVfyC
現実逃避は夢を追い掛ける時
危うくなったら追い掛ける時
夢なんてとっくに諦めてんの
そんなん初めからなかったっての
自分には何もないのに
やってる振りして格好つけたいだけ
腐った社会のこの現状を
一心不乱に投げたしたいだけ
我にかえった
もう遅いみたい
居場所失った
でも生きたいみたい
121 :
心許す人へ:2006/10/27(金) 20:07:34 ID:ztOqVfyC
同じ顔に見える人々
ロボットみたいな声の人々
猫が笑って見えると恋人
犬が泣いて見えると恋人
君も笑って見えたから
君も泣いて見えたから
見つけられて嬉しいです
見つけられて嬉しいです
122 :
ベンチ:2006/10/27(金) 21:31:59 ID:ztOqVfyC
爺さんの杖も色褪せている
昼に綿毛が飛ぶ頃の時間
家無し金無し座ってんの
一時休んでまたお別れさ
濡れてりゃ誰も近づかない
いつでも日和が人気者
鳩が群がるこの風景
昨日のもあの子は泣いてたっけ
二人してなにやってんの
何度も見飽きたこの瞬間
チューインガムが張りついても
誰かが煙草で焦がしても
僕はここで座っています
座られる為に居座っています
123 :
天パ:2006/10/30(月) 15:17:16 ID:sXgvBa+h
次に進もうと頑張っている人は、忙しい。
『今』を行くだけで、次に行けるから、
急がなくてもいい
努力と汗だけじゃ、足りない。。
124 :
名前はいらない:2006/10/30(月) 18:40:07 ID:tLULp7e5
人にやさしく
そんな歌があった
僕は銃口をあなたに突きつけて
泣きながら引金を引きたい
そして
朝日を見つけて
いっそ溶けてしまいたい
月のトンネルが水を取り戻して
輝いて 黒
珊瑚礁
そして
目を閉じて
やさしくキスをして
あの日を
取り戻すのさ
125 :
名前はいらない:2006/10/31(火) 02:55:21 ID:w+o0EutK
友達が死んでみな泣いた
友達の言葉を聞いて
それぞれがそれぞれの未来を夢見た
あれからも、どれからもなく
僕も死ぬ
友達ほど劇的でなく
ただ単に敗れて
苦笑い、あれほど泣いた友もいない
ひとりひっそり、誰のゆかりなく
あれ、あの時に人に声をかけ
あやつ立派な男であったと、この吐いた口こそ割れろ
知る人もなく
死ぬ人こそあはれ
あはれ知る人ぞなし
思えば、あの男、最期、未練あると我が手に触る
悪かったなと、涙、滂沱するも今にして思えば
演技
死ぬ間際こそ、我も人に戻れリ
我も誰かに謝りたし
されど虚空、つかむものとてなし
あれカンダタは蜘蛛の糸でもつかめたからよし
仏は極東の猿には目も及ばず
死ぬ死ぬるとほつりと
シーツについたシミのように消える
無
行く先は地獄
あればよい、そんなものは人の作った極楽
ただ消える
夕闇に写る建物の影のように、まるで
さしさわりなく
見てみろよ
剥き出しのままの無数の刺
この肢体から見境なく生え出ていた
真紅の薔薇
自らの身を守るためだけに
刺を剥き出し
刺は剥き出しのままに
真紅は守られた
美しいね
ああ
美しいね
君をえぐった痕跡の赤色
それまでも剥き出しのままに
咲き誇る真紅
がむしゃらさの代償は大きく
そして尊くて
それでももう
君をえぐった跡残る肢体であってももう
退く術もなく
あてどなく
在り続ける真紅
もはや永遠に…
127 :
milk:2006/11/01(水) 00:32:26 ID:gIgHYP2e
手を伸ばしても
届かない
声の限りに名前を呼んでも
届かない
あたしは
暗闇の中に膝を折って
あなたが来るのを待っている
待っているの
例えそれが
あたしの描く夢物語であったとしても
あなたはきっと
この暗闇から
あたしを助けてくれると・・・
そう、いつか
誰かも知らない
あなた
手を伸ばしても
届かない
声の限りに名前を呼んでも
届かない
そこにいるはずのあなたへ。
純粋だア アア 純粋だア
純粋、純粋。純粋だア
不純な行為は1つもしてねえ
朝は歯磨き夜風呂沸かし
鳥獣戯画なる夢を見る
それでも心が濁っていくのは
生きたることへの後ろめたさか
はた漆黒の苦しみの
足りなさ由縁の魂の嘆き?
とにかく今おれは何にもしてねえ
純粋、純粋、純粋だア。
129 :
末期:2006/11/03(金) 00:35:54 ID:oAkpZqED
ごめんなさいが口癖なあんたはちゃんと反省してるのかい?
いやしてねぇな 何度も同じ過ち犯してんの
解ってるかい?
聞こえてるかい?
見るんじゃねぇ
食うんじゃねぇ
籠もって泣いてばっかのあんたは本当に悲しいのかい?
いや嘘っぱち そんなんもうばれてんの
解ってるかい?
聞こえてるかい?
喋んじゃねぇ
寝てんじゃねぇ
笑って優しさ振りまくあんたは心から愛してるかい?
いや枯れてんな 機械みたいな声出してんの
解ってるかい?
聞こえてるかい?
媚びんじゃねぇ
売るんじゃねぇ
解ってるかい?
聞こえてるかい?
切るんじゃねぇ
刺すんじゃねぇ
死ぬんじゃねぇ
価値すらねぇ
130 :
しょくぎょう:2006/11/10(金) 23:27:22 ID:mXOPaqIW
昨日釣った魚に怒られた
よくも釣る暇あるなとね
うけ口魚は黄色くて
僕にはとても似合わない
逃がした瞬間怒られた
よくも逃がしやがったと
釣られたからには焼いてくれ
たたきもなかなかいけそうです
バケツに入れたら怒られた
のろまと罵られました
今すぐ調理をやりやがれ
そのままかじりついてくれ
かじりついたら怒られた
歯ブラシセットを使えとね
口が臭いみたいです
口内炎が染みてくる
まずいっつったら死にました
131 :
天パ:2006/11/16(木) 11:19:18 ID:TW/Cmxwf
目指すもんは、明日しかないのだけれど、
自然に揉み込まれて、消えてしまいそうな
自分が怖くて・・・怖くて・・・
それでも君に会いに行きたくて。。
闇に呑まれて性格や行動 考えまでもが変わってしまった
無関心な自分に変わってしまった
どうなってもいい なるようになる そう考える様に
そんな自分に嫌気がさして 死ぬことを考えた
でも手首に当てたナイフを落とし ただ泣いた
亡き人を想い あの人の言葉を思い出した
絶対に自分で死ぬ事を選んじゃいけないと あの人はいつも言っていた だから死ぬ事をやめた
生きることの辛さと 重さを知った
それでもまだ 心には穴が開いたままだし 光なんか見えない
でも
生きるということの尊さを知ったから 生きようと思う
誰の為にではなく 自分のために
そして
あの人より大切だと想える人を 見つける為に
光はまだ見えない でももうすぐ見える
そんな気がするのは 気のせいだろうか
133 :
コックローチ:2006/11/17(金) 19:24:35 ID:komUPtCV
真っ黒 僕腹黒い
素早く動く 僕の逃げ足
ピカピカツヤツヤ 僕汗っかき
夜行性 僕午後3時起き
カサカサカサカサ
カサカサカサカサ
暖かい所大好き 僕万年床
洗剤に弱い 僕風呂嫌い
何でも喰う 僕女なら誰でもいい
どんどん増える 僕の借金
カサカサカサカサ
カサカサカサカサ
触角 僕人の顔うかがう
嫌われ者 僕友達いない
罠にはまる 僕の人生
羽が付いてる 僕飛ぶ事を知らない
カサカサカサカサ
ダレカコロシテ
カサカサカサカサ
ボクヲコロシテ
「ピカドロ」1/2
わあわあわあ!
白痴のメロディー
音律師さんちゃんとぼくの「シ」に合わせましたか?
そいじゃいきますよ 呆ほけきょ
ぽきぽき折ったる骨相学
寂しい金魚をかぷかぷ浮かべ
空 真っ白でゆきとどいた光のワックス
ぴかぴかだあ!と狼煙をあげる
理知と狂気の内在!感覚のハーモニクス!
過剰な演技を内に秘め
独り鳴らすよぽくぽくと
シロナガスクジラさんの大背中に
回転木馬の頭を叩け!ぽくぽくぽく!
2/2
浪漫だ自然だ象徴だなんだと
たわけたことをぬかすガキ
のメガネを拭いて塩胡椒とパセリを振ろう
リアルなヨーロッパのお城の石壁に
からだ身一つで登ってゆく
破壊と創造を解き放つためのロッククライミングだ!
表象の震えだ!
倦怠の夏期休暇だ!
位相たちのミックスジュースだ!
ありとあらゆる白さの中で
産声をあげたらあとはもうひたすら登って
堕ちて
繰り返せ!リピートあふたみいの享楽さ!
陽光の中の雪合戦!自然と意匠の友愛!わあ!
136 :
名前はいらない:2006/12/05(火) 15:58:51 ID:dV0V1as+
よめさんしんだ
うれしくてないた
じごくにおちろ
よめさんさよなら
はじめてないた
あらしがさった
はじめてないた
あらしがさった
「彼方から声が聞こえるよ」
唐突に彼は口を開いた
彼は人の優しさに触れたことがなかった
彼はよく人に関係しない話をしてくれた
夜空や緑や動物の話
私は彼のそういうところにひかれていった
彼の曖昧な口調
誰かと話す仕草
・・・麻薬・・
私は荷物を落とし、廃人と化した彼を、ただ呆然と見下ろすだけだった
138 :
水になりたい:2007/02/07(水) 18:33:51 ID:Ri5lDxGA
水になりたい
冬の朝に凍っていたい
パリンと踏まれて溶けていきたい
雲になれば、ようやくそこで皆とひとつになれるだろう
俺は生き物の渇きを濡らしたい
俺は水になりたい
「静寂」
部屋のあちこちに君の残したものがあるよ
紙くずや使いかけの鉛筆
僕は思い出や 日常使う物たちに囲まれて
半年たっても整理しないでいる
変わったところはあまりないよ
きれいに掃除してるってだけ
今日新しく服を買ったんだよ
君とよく買い物に来てた店に立ち寄ったら
もう春服がでてて
季節が変わるんだなぁと
ぼんやり考えていたら
君の靴が少し小さくなっていたことを思い出して
軽くて歩きやすい白いスニーカーと
君の好きな色のTシャツとうすいグレーの上着
ヒッコリーのズボンを買って
それを丁寧にたたんで
君のクローゼットに閉まった
帰って来たら喜ぶように
そうなったらいいのにって
結局何ももとどおりになんかできないのに
静かな家 静かな子供部屋
何にも耐えられない自分がいる
[誰もいない空で]
なあもういいからさ
だれもみてないからさ
もう泣いちゃえよ
ちっちゃいころみたくさ
はいの
おくのほうがさ
いたくなるまで
おもいっきり泣いちゃえよ
かおなんかさ
うんと
ぐしゃぐしゃにしてさ
はなみずだらだら
ながしてさ
泣いちゃえよ
そんでさ
きがすんだらさ
かえっておいで
ごはんつくってまってるから
[愛だろ、愛っ]
オレはな
ホント
オマエを愛してるんだぜ
どんくらい
愛してるかっちゅうとな
たとえばな
全世界を敵に回してもだな
オレは…
オレは…逃げちゃうかもしんね
いやぜってーオレは逃げるな
台湾だろうが香港だろうがベトナムだろうがラオスだろうがバング
ラディッシュだろうがブータンだろうがバキスタンだろうがタジキス
タンだろうがウズベキスタンだろうがトルクメニスタンだろうがアゼ
ルバイジャンだろうがアルメニアだろうがだろうがだろうがだろうが
ホント世界の果てまでだって逃げ切ってみせるぜ
オマエと一緒ならな
[なんでだろう]
なんでだろう
なんかすげえさびしいぜ
こう
むねんなかが
すこーんとして
さむいんだよな
あしたんなったら
がっこういって
ともだちとかとばかばなししてさ
きがまぎれんのにな
ちぇっ
だからひとりぼっちって
やなんだ
[天使]
おれさ
さっきから
詩ばっかかいてっけど
ほんとはてんしなんだぜ
知ってた?
でもさ
つばさがほら
もうぼろぼろだからさ
とべないんだ
かみさまんとこ
もどれないの
だから
詩
かいてんの
[ひとりぼっちの天使]
おれは天使だぜ
空だってびゅんびゅんとべたんだぜ
おれは天使だぜ
神様の右腕として天地創造だって手伝ったんだぜ
おれは天使だぜ
人間の願いならなんでもかなえることができたんだぜ
でもおれは天使
たったひとりぼっちの天使なんだぜ
[おーい]
ここに人間はいないのかー
すごくさびしいじゃないかー
[思い出光線]
ふとした拍子で
むかし好きだった人を
思い出して
ぼんやりしたりしませんか
そんなとき
じつは
おれが
思い出光線を
浴びせてるんです
[女の子には特別]
世界中の泣いてる女の子のために
おれが特別な魔法をかけてあげよう
今晩ねるときに
「天使さん大好き!」って唱えてごらん
そしたら明日の朝
大好きなママがおはようって
キスしておこしてくれるよ
そうさおれは女の子には特別にやさしいのさ
「けっ」とか言ってるそこの野郎
男はお呼びじゃないから
あの言っとくけどこうして即興で書いてんの、
森雪之丞って元天使の書いた詩集のパクリじゃないからな。
あれすごくいい詩集だけど。
[想い]
Ti amo.
Te amo.
Ich liebe dich.
Je t'aime.
Eu te amo.
Я люблю тебя.
I love you.
言葉はちがっても
世界中
その想いはおなじ
あなたを愛してます
[Tear]
水色のせなかを
ふるわせて
泣いてるきみ
どうしてこんなにも
おれを
無口にしちまうんだ
女の子の
なみだってやつは
[朝]
海が柔らかだよ
白い梅も匂ってるし
空だって柔らかだよ
ほら水蒸気があんなきもちよさそうにはこばれてる
東京の
やさしくておおきな空だよ
やあ
おはよう
[.。o○]
部屋を掃除してたら
ひきだしの奥から
ころんと
転がりおちた
銀色のわっか
まだ
ひとつだけ残ってた
恋の破片
[永遠]
電算機が計算し続けても
永遠に解にいたらぬもの
博物館に陳列された白い羽根の硬度や
菫色の傘をもつ母の肩越しの虹曲線
月光につめたく濡れる貝殻のひびき
いつかそれら古いことばがたち現れ
にじんだ誰かの手紙となり
ようやく配達されるまでの
永遠の時間のなかで
おまえたちは眠りつづけるだろう
[蜜柑の身]
蜜柑が…(実り、己の香しい匂いを誇るよう…に。)
きみはやさし…いひとなのだ(だか…ら一緒に星に
行こうよ…)の理由が乏しいですか。陽がき…らき
らするか…ら、これは、いわゆ…るひとつの太陽の
実な…のです。さあ、これを食べた…ら、でか…け
よけう、胸につ…かえた、忘れたおはなしを存分に、
ゲ…ロしちゃお。それが天国の…始まり…ぼくも経
験したため…いきと一緒に、さ…あ叫喚されちまお
う!かげがはじま…るとこ…ろにひきず…りこまれ
よう!ひきず…りこまれるの、それっ…ていけない
体験…でも、たましいが早く融けちゃっ…て、き…
もちい…いの。蜜柑…ねえ、「ゆ…で卵」の眼差…
しでわたしを視て。現…世のことばは本だけで沢…
山、来世の言葉で口…説いてほしーの…!しあ…
わせの芽が頭から生え…てくる天国の春なのです
[夢]
舟はうたのきこえる廃屋へ
花びらはながれる死のほうへ
小鳥の葬式は風の色ばかりがあおじろく
曇りそらの地面に白髪鬼がわくよ
永遠にここから出られぬ帳の
柔らかに腐敗してゆく
生きるこの世界こそを恐怖せよ
一切のわたしの終わりに
一切のわたしの正夢の終わりに
[しらない]
かわってゆくやつらは
水の美しさをしらない
[青い影]
ぼくは月よりも
流氷よりも青く澄んで
ただはかない予感ばかりが
つのるのです
[風]
うつくしいもの。
あなたの瞳の奥のほうで
やさしく吹いている
オレンジの風。
[ひとりうた]
ひとりはいつもさびしいぜ
ためいきはほんとせつないぜ
おつきさんだってゆめをみるんだぜ
せかいってほんとはすげえまぶしいんだぜ
[ほし]
ほしにかぜがふく
むすうのあいの
しかばねをこえ
さふぁいあいろの
かぜがふく
[少女]
ひかりがさよならを孕み
少女の時代が終わった
やがて黒鍵のごとき
黒く美しい夜がやってくる
[さびしさに]
だれもいない
自転車が
かたんとかたむいた
[朝]
いつだってあさは
まだみぬゆうやけのように
あたらしい
[うん。]
ここにいていい?
うん。
[The rain]
The sky cries.
The rain is the tear.
[はるのひ]
春の日に
生きるあなたの
うつくしさ
[青の時代]
少年と少女は
青い海にむかって走りました
ポケットに
小さな春を忍ばせて
[海]
海はどこか
かなしみに似ている
[虹をつくる機械]
霧吹きの別名
[春の瓶詰め]
こんな
初恋みたいな
あまずっぱい時間は
ビンにいれて
ずっととっておきたい
[海]
遥か大昔
僕らは
この大きな
涙のなかから
生まれてきたんだよ
[くちづけ]
なんか
せつないから
ね
もういっかい
[ぼくら]
自転車のペダルを踏めば
ぼくらあんな遠くまで
冒険できたじゃないか
たんぽぽの綿毛
息で吹き散らして
空の匂いおもいっきり
嗅いだじゃないか
大丈夫さ
ぼくらの時間は
まだまだ続いてるんだ
[少年時代]
銀河の学校へ
通っていたぼくらは
かすかな夏の香りのなかで
うたたねをしていた
まだ愛の意味も
しらないままに
[おまえ]
夕暮れの草と、紅い花と、おまえ。
天文台と、青い空と、おまえ。
草の名前と、じょーろと、おまえ。
雨と、ビニール傘と、おまえ。
[さびしさに関する言語学的研究]
水に浮かぶバラの花びら
のように
ぼくらは揺れて
いるのです
[ぼく]
花びらの感触。
水辺の音。
手の匂い。
淋しさについて。
耳たぶの感触。
水面の記号。
空気のうすさ。
ぼく。
[太陽の季節]
呼んでるよ
丘のうえの独奏者の形をした
奇妙な樹木が(赤い舌を出し)
呼んでるよ
瞬く間に殺されていく太陽が
眼底から白い精液のような
液体の嫉妬をあふれ出し
呼んでるよ
ああ僕には影がない
[きっと]
抱きあい涙ぐみすすり泣くちりちりと舞い上がる冬の水蒸気たがいの顔はこぼれるようにゆがんでは潤みはっきりとみえない曇ったガラスの暖かさ毛糸の手袋に落ちる水晶球一滴一滴に写る逆さの世界その中のくしゃくしゃの顔したあなたのこときっといつまでもいつまでも忘れない
180 :
AG ◆X7TbDr/ObQ :2007/02/25(日) 01:40:55 ID:U0B65Dip
宇宙ラブ
ラブ ラブ ラブ ラブ!
ラブ ラブ ラブ!
オー!ミラクル!
オーマイスイート
おまえと出会った瞬間
おれのハートはブレイクさ
おまえが好きさ好きさ好きさ
大好きさ
宇宙に飛び出すぜ
宇宙から愛を誓うぜ
ラブ ラブ ラブ ラブ!
ラブ ラブ ラブ!
オー!ミラクル!
もう誰も止められないおれ達の愛
宇宙よりでかいおれ達の愛
愛は宇宙を越えるぜ
おれたちの宇宙愛は永遠だぜ
181 :
さくらつばき ◆0rfYH6pLUw :2007/02/26(月) 00:54:52 ID:Al8c5VMQ
「箱の中の集い」
この時空の一点から一日の半分経過した時
少し歪だけど規則正しく
頑張ろうとしている四角の箱の中の住人達で
違う四角の箱の中、たどってたどって
集おうとしてるのが分かるけど
心をとろかす暖かい気持ちになるだろうか
ふわふわになると、溢れんばかりの「最高の込み上げてくる心」
箱の中、全ての存在が
自分の形を纏って集ってゆく
決められた形ではないんだ
おかしく感じるし興味深いこと
少し首をひねってしまうかもしれない、おぼろげな感触がする
好く思えない個体も存在はするけど
きっと、一緒に呼吸をしていると暖まってゆくよ「心の扉開く人間の煌き」
182 :
我荷:2007/02/26(月) 11:04:52 ID:UBAfxUO/
どんな悲しい出来事が起きたとしても
その景色はあなたの心模様
心を開いてごらん
あなたの進む旅路は
ほら、花達が笑っている
【共に生きる想い】
いつの日からか
あなたに奪われたこの心
その日から
あなたを想い続ける事が嬉しくて
叶わぬ事は誰よりも自分が知っているけど
目をそらせば二度と見れないような気がして
多分あなたの為にあるのかな“好き”という言葉
会いたいよ
大好きなあなたに会いたいよ
届けたいよ
走り続けるこの想いを
[春はあたたかい]
冬はさむくてあたりまえ
春はあたたかくてあたりまえ
ただそれだけのことじゃないか
ただそれだけのことなのに
春がやってくると
とても大切な約束を
思い出したような気がするんだ
[横丁の角を曲がると]
横丁の角を
曲がると
公営住宅の
アンテナの遥か上
ライオンの
かたちした雲が
広いサバンナを
駆け抜けていた
[種]
夜明けの種を植えよう
ボクが去った後も
キミが寂しくならないように
透明な寂しさをやさしく包んでくれる
希望の花がいつかきっと咲くように
夜明けの種を植えよう
187 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/05/19(土) 15:02:46 ID:J/sb9KCn
[魂の破片の場所]
魂の破片の場所。きらきら光る水。夢見るようなあけがた。
パリの茜色。東京の初恋。鈴の鳴る椅子。
野原で見る夢。少女の沈黙。かわいそうなあたし。
海岸のイメージ。うすいろのぼくら。かなたの朝。
よいさよなら。
生きる夏。稲妻の世界。廃屋のユリ。ほたる。
石の音。呼んでいるあおぞら。
ひややかな波紋。光のなかの眠り。鳳仙花。殺す秋。
夜明け。こぼれる光。太陽の小石。ことばの沈黙。
空の牙。風の喝采。夕陽。草色の三月。
ゆるされる未来。愛。
射殺されちまうぼくら。
188 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/05/20(日) 22:23:46 ID:G8j7G1rO
[じゆう]
ぺるせうすざの
はしっこで
にじをみていた
あおくひかる
ほむらのようにゆらぐにじ
ときおり
ちいさなほのおがはぜ
あたりがすこしだけ
あかるくなる
はくいきはかなしく
こんなにもきれいなほど
ぼくは
じゆうなんだ
189 :
名前はいらない:2007/05/21(月) 21:48:50 ID:9lbAKK03
「駄々を捏ねる子供」
駄々駄々駄々駄々と駄々が止め処なく溢れてくる
駄々は丸く小さい鼻糞のような物で、それが子供に取り付けられてる
幾つもある蛇口の内少なくとも全部から出ているように見えた。
駄々は蜂のようにその小さな針で周りの大人を刺すが、毒性のある駄々は
時にその子の両親の命さえ奪う事が知られている。
かくいう私も大人に成り切れない駄々っ子のはずなのだが、
この前見知らぬ子供の駄々に刺された時チクッと痛かった。
僕は何時大人になったのか知らない。
190 :
名前はいらない:2007/05/21(月) 22:00:03 ID:9lbAKK03
「何か疲れた男」
「疲れたので人生やめます。」
そう言って学校を休み続けるあいつの人生は
どうなったのだろう?
腐りながら蔓を伸ばす朝顔みたいになっちまうのかな。
あれは気持ち悪かった。
まぁもうそんな事は関係ないや
これから1日酸素を吸う暇もなく僕は生きないくてはならないんだから
明日までに今日の僕は燃え尽きて死んでしまはないといけないからね。
毎日続くんだ。
191 :
名前はいらない:2007/05/21(月) 22:07:51 ID:9lbAKK03
「あれ何か・・・」
すれ違い?
192 :
途中下車:2007/05/24(木) 01:32:59 ID:XcjOoexL
鉄道で旅をするなら
(好きな鉄道)で旅をしよう。
セスナで旅をする場合
(好きなセスナ)でどこまでも行こう。
蒸気船で旅をする時は
(好きな蒸気船)からいつまでも海原を眺めていたい。
(空欄)に沿って旅路を続けていく人は
徒歩で行こう、出会う景色一つ一が新鮮で呼吸をしている。
そんな風に旅できたらいいよね
193 :
名前はいらない:2007/05/24(木) 19:49:24 ID:p/zXoCbA
かなしみとはなんだっておもったとき
きみとぼくがであうころのことをおも
いだしたりしてべつになにがかけてる
とかこころのなかがどうだとかこうか
いすることをかんがえたらこころをか
くしてしまうのがいちばんいいってか
んじたりしたときにはいきょかはいき
ょじゃないのかわかんないびるのちか
にとばくじょうがあったときみたいな
きもちできみにこいをした
194 :
途中下車:2007/05/25(金) 00:59:33 ID:BkDrmIiy
電信柱に止まるお猿を朝からずっと眺めていたよ
そしたらお猿はポツリと言った。「愛してる。」
何だか嬉しい気分なの
道すがら会う人たちに、「結婚して。」って言いたいくらい
結婚してって言ったから結婚しちゃった女の子
一体誰と結婚したの?
知らない知らないそんなの知らない。
帰ってきたよ男の子
僕には彼女がいるんです。
お猿が好きな女の子
結婚したって言ってました。
女の子「電話あげるね。」
男の子「ありがとう。」
男の子は電話をもらってニカ笑い
男の子「電話あげるね。」
女の子「ありがとう。」
女の子は電話をもらってニコ笑い
ニカニカ
にこにこ
ばいばい
バイバイ
ババイバイ
電話の後で宅配便のお兄さん
でっかい小包抱えて来たる!
(これ僕に?)
(うんそう)
(判子はここに?)
(うんそう)
目と目で会話
メトメ・デカイ・ワ?
「40円です。」
男の子「はいどうぞ。」
男の子「僕の全財産です。」
さいなら
サイ・ナラ
お兄さんは関西人でした。
チクタクチクタク
チクタクチクタク
「男の子「爆弾か!」と言うよりも早く小包が爆発!」
関西では良くある事!
関西では良くある事!
ドッカアイウエオエウイアイウエオエウイアン!
意味のわからない爆発音と共に不条理は全て吹き飛びました。
サラサラ
サラサラ
何も無かったかの様な無限に広がる平原にこっそりと灰が降り積もります。
灰の中から小人みたいなサンタクロースが現れて言いました。
サンタクロース「メリークリスマス。」
195 :
途中下車:2007/05/25(金) 01:01:06 ID:BkDrmIiy
↑
初めて良い感じに出来た。
196 :
途中下車:2007/05/25(金) 01:11:55 ID:BkDrmIiy
お兄さん「40円です。」
誰?「男の子「爆弾か!」と言うよりも早く小包が爆発!」
でもおk
test
(ひびきとして)
(きっと正しいから)
(あしたそよぐ)
(さよならの森で)
199 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/05/29(火) 00:03:24 ID:qhdNfZy8
[ほろびの夏]
夏についてわたしが知るすべて
そこでおわっているはずの蜜柑畑で
わたしはいつまでも
待っている
星の椅子に腰かけ
流れるまま時間の粒子を浴び
誰もいないという
ひびきからはじまる
水面の波紋が
紅の空へと続いていくのを
永遠に
眺めながら
200 :
名前はいらない:2007/05/29(火) 00:41:28 ID:ETGvYHfG
「青諦」
夜が夜になりすぎた頃 目を閉じていると瞼に映るものがある
それには皆 様様な思考を巡らすようで
健康的な笑顔 ディティールは気にしない
どうせ死ぬ…
眩しい陽射しにバスを待つ群れ ディティールは無い
そんなもの… 俺は期待しない…
焼香の場面 ディティールは無くても補完
そんなことか… これは…
鼻から上が無い顔 ディティールは無くても補完
ああああ… 何か満ち満ちてきたような…
坂の上で見た足元の無い夕日 ディティールは補完
そうだ… あの感覚…
家族の団欒が見える 親しみが無いようだ
もう一度… もう一度だ…
安直な鬼の面 怒っている怒っている
さっきまで考えていたものは…
厚手の手袋で掴んだ雪球 それは完全球だ
こうしてはいられない…
ふと目を開けると 心を引っ掻くblue_colorがカーテンに暗く滲んでいる
やっぱりやめよう…
blue_colorは静かに 諦めを与えた
202 :
祐希:2007/05/29(火) 01:51:19 ID:7mttrpPm
古ぼけた写真見つめ
あの頃を思う…
あの八月の日暮れ
浴衣姿の幼き君
線香花火のように
小さくなって消えていく
暑い真夏の真昼時
風鈴の音が聞こえる
蝉の鳴く季節
君と二人遊んでいたね
夕闇が訪れるまでは…
蒸し暑い薄暗がりの中
虫の鳴く声が聞こえる
寝静まった襖の向こう
君はそこにいない…
何故か寂しくて
布団の中 泣いていたよ
あの頃に戻りたい
君と二人また遊びたい
無邪気なあの頃に
今もあの頃と同じよう
風鈴が風に揺れてる…
203 :
◆gwnULb/9mw :2007/05/29(火) 20:26:26 ID:sNyHxrUL
何なんだろうな
指の先から苦汁が出てるよ
204 :
名前はいらない:2007/05/29(火) 20:26:40 ID:HLr3280D
ミルキーはママの味
205 :
◆gwnULb/9mw :2007/05/29(火) 20:33:57 ID:sNyHxrUL
まず意識して爪先の力を抜くんだ
次は足首、ふくらはぎ、太もも、股関節
首、顔、舌
自分では中々気付かないけど、結構力入ってるよ?
そんなに頑張ってないで、たまには力 抜こう
暇じゃないけど
明日はテストだけれど
赤点とったら来年もピカピカいちねんせい
夢なんて見てる暇ない
見たいのは赤の○
あと最近気になるあの子の笑顔
机の上のえびせんとかきのたねが僕を邪魔して、ピーナッツは僕の理性を引き出して
えびせんが折れてかきのたねとピーナッツは結婚式をあげた
えびせんは折れたまま司会をやって、もうひとつ折れたほうは神父だったから食事にありつけなかった
ってところで朝日が輝いて
希望の朝がやってきた
悲しい男Letter man。彼の心が満たされるのはいつか?
今日もポストを覗くよ。でも返事はこない。
悲しい男Letter man。彼は物を言わない。
言わなきゃ伝わらないよ、でも声が出ない。
手紙だけが唯一外界との接点。
彼の部屋は真四角の真っ白い部屋。
とても頑丈な扉で守られている
※Letter man 声はでない Letter man 手紙だけが唯一の手段
Letter man 返事してくれ Letter man 1人は嫌だ
悲しい男Letter man 君に何を求めてるんだろうね?
癒しかな?もしそうだとしたらそれは無理だ。君のほうこそ癒しを求めてるんだもの。
※繰り返し
209 :
名前はいらない:2007/06/30(土) 01:20:33 ID:bgApiESm
淫らになろう
夜の界隈
明日へ向かって小便をする
今日一日を浄化してやる
素敵になろう
朝の日差しで
小鳥が鳴くよ
籠の中で
死んでしまおう
真昼の熱気
アイスのように
溶けてしまえば
アイスのように
溶けてしまえば
消えてなくなれ
無限ループする
毎日の繰り返し
アイスのように溶け合いたいが死ぬのは反対
211 :
名前はいらない:2007/06/30(土) 20:03:55 ID:4YJwDEZW
鈍い痛みが続いているのは
心を偽って生きてきたからだ
俺は俺自身になりたかった
なぜ彼は封印されているのだろう?
何もかも見透かしているあいつを
あいつと同じスピードで走らなくちゃいけない
あいつのイメージしたとおりにやらなくちゃいけない
お前は今日からあいつのものになるんだ
212 :
◆gwnULb/9mw :2007/07/01(日) 00:16:38 ID:IR45tB7I
・当て外れ
雀の涙が金になる
換金所は閉まっているから
俺の財布は空になる
213 :
夏樹:2007/07/01(日) 00:22:34 ID:OHrQShfl
僕たちの出会いを君は覚えてる?
とても初々しく照れくさかったよね
愛してるなんて言葉をあの頃はよく使ってたよね
簡単なことも停止した今は
窓の外から降り注ぐ光にも何も感じず
感じず
君の髪が色褪せて 新しい笑顔にときめいた
君の笑顔はどんなだっけ
目の前にいる目新しい笑顔にほっとした
僕を責め続けた後 僕に寄りかかって甘える君
ああ これでいいんだ これでいいんだ
あの淡く美しい日々は儚く風に吹かれた
大事な毎日を繰り返す僕らの24時間
感情がホラ風景に溶け込んでく
溢れ出ろ 溢れ出ろ 溢れ出ろ
僕の性悪・・・
僕たちの出会いを君は覚えてる?
とても初々しく照れくさかったよね
愛してるなんて言葉よ使ってたね
214 :
夏樹:2007/07/01(日) 00:24:03 ID:OHrQShfl
僕たちの出会いを君は覚えてる?
とても初々しく照れくさかったよね
愛してるなんて言葉をあの頃はよく使ってたよね
簡単なことも停止した今は
窓の外から降り注ぐ光にも何も感じず
感じず
君の髪が色褪せて 新しい笑顔にときめいた
君の笑顔はどんなだっけ
目の前にいる目新しい笑顔にほっとした
僕を責め続けた後 僕に寄りかかって甘える君
ああ これでいいんだ これでいいんだ
あの淡く美しい日々は儚く風に吹かれた
大事な毎日を繰り返す僕らの24時間
感情がホラ風景に溶け込んでく
溢れ出ろ 溢れ出ろ 溢れ出ろ
僕の性悪・・・
僕たちの出会いを君は覚えてる?
とても初々しく照れくさかったよね
愛してるなんて言葉よ使ってたね
215 :
夏樹:2007/07/01(日) 00:25:05 ID:OHrQShfl
僕たちの出会いを君は覚えてる?
とても初々しく照れくさかったよね
愛してるなんて言葉をあの頃はよく使ってたよね
簡単なことも停止した今は
窓の外から降り注ぐ光にも何も感じず
感じず
君の髪が色褪せて 新しい笑顔にときめいた
君の笑顔はどんなだっけ
目の前にいる目新しい笑顔にほっとした
僕を責め続けた後 僕に寄りかかって甘える君
ああ これでいいんだ これでいいんだ
あの淡く美しい日々は儚く風に吹かれた
大事な毎日を繰り返す僕らの24時間
感情がホラ風景に溶け込んでく
溢れ出ろ 溢れ出ろ 溢れ出ろ
僕の性悪・・・
僕たちの出会いを君は覚えてる?
とても初々しく照れくさかったよね
愛してるなんて言葉よ使ってたね
216 :
夏樹:2007/07/01(日) 00:25:55 ID:OHrQShfl
僕たちの出会いを君は覚えてる?
とても初々しく照れくさかったよね
愛してるなんて言葉をあの頃はよく使ってたよね
簡単なことも停止した今は
窓の外から降り注ぐ光にも何も感じず
感じず
君の髪が色褪せて 新しい笑顔にときめいた
君の笑顔はどんなだっけ
目の前にいる目新しい笑顔にほっとした
僕を責め続けた後 僕に寄りかかって甘える君
ああ これでいいんだ これでいいんだ
あの淡く美しい日々は儚く風に吹かれた
大事な毎日を繰り返す僕らの24時間
感情がホラ風景に溶け込んでく
溢れ出ろ 溢れ出ろ 溢れ出ろ
僕の性悪・・・
僕たちの出会いを君は覚えてる?
とても初々しく照れくさかったよね
愛してるなんて言葉よ使ってたね
217 :
夏樹:2007/07/01(日) 00:26:58 ID:OHrQShfl
僕たちの出会いを君は覚えてる?
とても初々しく照れくさかったよね
愛してるなんて言葉をあの頃はよく使ってたよね
簡単なことも停止した今は
窓の外から降り注ぐ光にも何も感じず
感じず
君の髪が色褪せて 新しい笑顔にときめいた
君の笑顔はどんなだっけ
目の前にいる目新しい笑顔にほっとした
僕を責め続けた後 僕に寄りかかって甘える君
ああ これでいいんだ これでいいんだ
あの淡く美しい日々は儚く風に吹かれた
大事な毎日を繰り返す僕らの24時間
感情がホラ風景に溶け込んでく
溢れ出ろ 溢れ出ろ 溢れ出ろ
僕の性悪・・・
僕たちの出会いを君は覚えてる?
とても初々しく照れくさかったよね
愛してるなんて言葉よ使ってたね
「ポンポンガール」
ボンポン ポンポン
わたしは弾む
弾んで笑顔で飛び込んで
あなたに飛び付き
打ち返される
ポンポン ポンポン
ついていく
わたしはおしゃべりお金持ち
大事にされて嬉しくて
お金をポンポン払っちゃう
ポンポン ポンポン
嘘つかれわかっているけど
我慢する
みないふりしていたけれど
ついにキレたら逆にキレ
打ち返されて 跳ね返り
わたしの逆襲 顔面へ
「大切さ」
どうして雨が降らないの?
メランコリーになりたいのに
電車の走る音がする
君が帰る汽車の音
どうしてあなたはいたの?
僕と喋ってそして別れて
最後にあなたに言うことを忘れていたあまりにも喋っていたから
最後に「あなたを忘れない」僕は走った
走った走った
ドアが閉まる
口パクであなたに伝えた
あなたは笑った
電車は走った
僕も笑った
プレーン
月、宇宙(母艦)今日を伝う船でありたいと歌いたい
無味無臭の環境を恨む私ゆえ 出会い、対等……会いたい
221 :
名前はいらない:2007/07/02(月) 05:58:36 ID:QhH59OEu
貴方がわかっていると言うから
私はそれでいいと思った
貴方がわかっているなら
私は何も言う必要はない
貴方はわかっているようだった
私には何も言うなと
私が何か言ったら、貴方が責められるのかと
私は大きな誤解をしていた
貴方も大きな誤解をしている
貴方は見えるものすべてを理解していない
判断も出来ない
貴方が神じゃあるまいし‥
それでも虫けらほど無能の私は
くちを閉じて‥伝わると思った
今、二人の誤解を解こう
貴方は多くを見渡している
しかし貴方はわかってはいない
だから私はくちを開こう
貴 方 を 愛 し て い る
222 :
名前はいらない:2007/07/02(月) 06:38:33 ID:2S8BSPe6
僕の欲しいもの
それは守ること
それは欲しいということ
だったらよかったのにね
223 :
名前はいらない:2007/07/03(火) 00:25:42 ID:PCAPR5QB
聞こえるのは冷蔵庫の音だけ
聞きたいのは あなたの声なのに
冷蔵庫の音だけ
電話握り締めたまま 何も見えない部屋で
冷蔵庫の音だけが
動かない私を責めるように
224 :
名前はいらない:2007/07/03(火) 00:32:15 ID:g81plbOi
逆によしの 消えろよ
暴利を貪りまくって消えたってことで
怨み続けるけど・・・
225 :
名前はいらない:2007/07/03(火) 00:42:14 ID:7A6yYnM8
よしの さ
いつ告訴されても可笑しくない状況ってどうなの?とか考えないわけ?
時効まで10年くらいかかるんだよ?
はてな ばっかじゃん
226 :
名前はいらない:2007/07/03(火) 00:43:15 ID:7A6yYnM8
しかも訴えたい人は特定できるでしょ?
共犯とか関係ないし…
227 :
名前はいらない:2007/07/03(火) 00:46:08 ID:7A6yYnM8
ババァなんて厳重注意くらいで済むだろ
228 :
名前はいらない:2007/07/03(火) 00:48:25 ID:7A6yYnM8
掲示板の書き込みなんて証拠品にならないよ 多分
229 :
名前はいらない:2007/07/03(火) 00:50:31 ID:g81plbOi
弁護士に頼んでシュミレーションしてもらえば???
自分の状況を理解しといたほうがいいよ
230 :
名前はいらない:2007/07/03(火) 00:57:28 ID:7A6yYnM8
僕はさ経営者としてどうなのって思うわけ
人としてとか地位とか位とかどうでもいい
231 :
名前はいらない:2007/07/03(火) 01:02:43 ID:g81plbOi
上場してるんなら経営のこと考えないといけないんだよ
ボランティアとかしてる暇ない
非上場とか
株を65%以上保有してるとかホールディングスとかだったらわかるけど。
232 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/07/04(水) 00:32:09 ID:8viuvQ5g
[みずいろの風]
みずいろの風に誘われ野原にて射殺されたねぼくはきみに
いつかきいたきみの翅音は悲しくて見上げた空にながれる虹(なみだ)
きっとこの冷たい大気は羊水で泳いでいけるさ あの夕日まで
黎明はイマージュとなりやさしく唄う 泣いて眠るぼくのために
233 :
名前はいらない:2007/07/04(水) 01:06:29 ID:gAQFJJcN
少年は 空を飛ぼうとした
雲の上の楽園へ
少年は 空を飛ぼうとした
幸せになるために
ああ だけど無情にも
ますます空は遠ざかって
ああ だけど無情にも
灰色の世界が近付いてくる
少年は 家族の泣き声が聞こえた気がした
幸せを捨てたことに気付いた
234 :
名前はいらない:2007/07/04(水) 04:21:18 ID:r6383I5t
mas3て人の歌詞めちゃいいよ!
正直に生きよう
自分に正直に生きよう
悲しくなったら悲しいと言おう
周りに誰が言おうと、みんな知らんぷりしようと
悲しんだと、僕は悲しいんだと泣いて聞かせよう
正直に生きよう
僕は今とても嬉しいんだと、とても嬉しいんだと
笑って聞かせよう、みんなに聞かせよう
みんなが冷たい視線を浴びせても、大声で笑ってやろう
誰にも会いたくない時は、部屋の鍵を閉めよう
1年2年、10年20年、会いたくないなら
ずっと鍵を閉めていよう
いつか窓を小鳥がつつくだろう
それは拒まずパン屑を与えてやろう
裸になって大通りを歩こう
背中の傷も、頬の痘痕も
曝け出して踊りながら歩こう
人々は阿呆阿呆と言う
正直者はバカを見ると言う
僕はバカだもの、阿呆だもの
利巧ぶって服を着て仮面を被って
したり顔で歩いて電車に乗ったって
僕はうんこ漏らしてしまうよ
漏らしちゃったら笑って許してもらおう
正直に生きよう
自分に正直に生きよう
死にたくなったら死んでしまおう
生きていたいなら生きていよう
僕の命は僕のもんだ
僕の人生は僕のもんだ
238 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/09/01(土) 22:13:18 ID:97DxjNnE
[静かな海の音]
静かな海の音を聞いていた
映写機のカスカな響きの合間に
革命前夜とはかくも
激しく静かであろうか
(わたしは波の大きさを知らない)
(わたしの足音はもう響かない)
おびただしい沈黙と
喧しい無音の声
一匹の純粋な蝿であるわたしは
一匹の純粋な蝿の翅音となる
世界が滅びへと崩れる
四畳半の夜の音
239 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/09/01(土) 22:15:58 ID:97DxjNnE
[青い世界]
朝 目を覚ましますと
世界はとても青く輝いておりました
本当にどうしようもないくらいに
青うございました
わたしのすぐ隣から
「おはよう」と声をかけてくださる
あなたのやさしいお顔も
あなたの瞳に映るわたしの瞳も
それらの瞳の奥に横たわる
冷ややかな闇も
すべてがみんな
青うございました
部屋を見渡しますと
青い障子の隙間から見える空
その空だけが
いつもと変わらず
薄っぺらく笑いながら
わたしたちを
閉じ込めておりました
240 :
名前はいらない:2007/09/01(土) 22:25:59 ID:/liMaK7z
241 :
名前はいらない:2007/09/01(土) 23:02:37 ID:xCESh3BT
スクラップ
フロントガラスもバックミラーも不自然に歪んだ
どうやら生きているみたいだ
外に出たくてもドアが開かない
それならこのままでもいいかと思う
不思議と居心地がいい
ガソリンに引火して爆発する夢を見る
遠くから聞こえるサイレンが子守唄みたいだった
242 :
名前はいらない:2007/09/01(土) 23:27:08 ID:3L0O763U
俺はいない。
どこにもいない。
探せはしない。
君は俺の前にいる。
俺を見つけてくれ。
243 :
名前はいらない:2007/09/01(土) 23:56:10 ID:xCESh3BT
存分に終了している
女はいうのだ
私は女でしかないと
女はいうのだ
暗闇でも見える
暗闇しか見えない
女は言った
…
244 :
黒猫:2007/09/02(日) 00:09:40 ID:xsChGSOq
届きそうだから余計に苦しくて
何も期待なんかしてはいけないと
分かっているのだけれど
また絶望が微笑んで
希望が静かに泣いている
泣かないで
泣かないで
信じたいのに
信じられない
怖くて
怖くて
傷つくのが嫌で
また絶望の手をとり掛けた時
貴方が現れて
私の手を引いて
一緒に希望のもとへと生かせてくれた
初めての光だった
まだ目が痛くて
貴方を素直に見つめられない
でもいつか
貴方を見て言うよ
ありがとう、と
245 :
名前はいらない:2007/09/02(日) 00:12:23 ID:jitzKrkX
ホラーテラーハウス
月に雲が掛かる頃
快楽の灯を
悪戯な背徳に身を隠す
空間は一種独特な空気を持って
太陽は輝いている
母のように
246 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/09/02(日) 12:29:41 ID:sHfgjRrP
[娘たち]
幾人もの
ちっちゃな娘らが
空から降りてくる
ぺちゃ ぺちゃ
ぱちゃ ぱちゃ
ぺちゃ ぺちゃ
と
傘の上での
おしゃべりが
実にやかましい
でも
明日になりゃ
きっと
清らかな乙女になって
凛としたあの空へ
また帰ってしまうんだろな
247 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/09/02(日) 12:32:14 ID:sHfgjRrP
[結び目]
まどろむ秋に
おのれの肉体の結び目をほどけば
むかし知っていた誰かの指の細さを
思い出す
曇り空の表紙のなかを
遠くひとり旅する盆地には
生きるはずかしさに染まったわたしの
手のかたちそのままに
翳る秋がある
かたわらで揺れる
紅い花の
その
微かなにじみ
248 :
名前はいらない:2007/09/03(月) 05:01:12 ID:l7N0+SH6
朧気コピーview
俺はチケだ
人が笑っているのを見ると
まず初めに真似したくなり
その後で忘れる
たまに、思い出すことがある
その頃には、笑っていた人たちは
「笑われていた人たち」になっていて
どこか地上の上でブラブラと、さ迷っている
249 :
名前はいらない:2007/09/03(月) 05:21:03 ID:FKXxfuHQ
意味が分からないんだけど
答える気あんの?
250 :
名前はいらない:2007/09/03(月) 05:25:01 ID:FKXxfuHQ
唾を吐けとか一言も言ってないよ
何で今お前が笑ってんの?
251 :
名前はいらない:2007/09/03(月) 05:34:33 ID:l7N0+SH6
サイクル
俺は同じ100円でもコーラよりグリーンティーの方が断然いいと思った
まずそういうところから変えていかなければならないと思った
グリーンジュースと言ったのはヲタが原因だが
別に音楽の聞きすぎで脳が馬鹿になっていたのはなきにしもあらず
ニッニッ
252 :
名前はいらない:2007/09/03(月) 06:18:05 ID:l7N0+SH6
白線ライン
意味のないことはないなんて口ずさむ君がいて
虚無はあるさと僕はいう
誰かの合図で傷痕が開き
ふたなり川に逆戻り
大会の合図を待つみたいにしてピストルを構える君の
規制はやたら激しくて
うずきだすうずきだす
ゼィーンブラコゼィーンブラコ
とギングギドランの金が成るなり法隆寺
ふたなり川の夜更けは遠い
253 :
名前はいらない:2007/09/03(月) 06:35:30 ID:6hqMO8ku
声
乙女の声を持つ聖人
憂国の谷に差し込む、オレンジの朝日のような
漆黒の胸にしみこむ、発光色の誘惑のような
汝の高音
その声の何と稀なることか。。。
乙女の声を持つ聖人
その声の波を持って、人々に魅了という
救済を与えたらん事を
私は切に願う。。。。
254 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/09/10(月) 00:36:55 ID:3YnxhY3V
[群島]
寂しいぜ
ミノフスキーの宇宙を
透明なカラス(それはガラスでできた凍えた烏)
が 堕ちてゆく 真空のなかを
音もたてず 堕ちてゆく
(のを義眼でみつめる)義妹は
バスにゆられる
寂しい群島で ゆれる バス
の吊革は
寂しく ゆれて ゆれて
見上げる夕空は
赤い空で
義妹よ
ガラスに爪をたて 書きなぐれ
きみの覚悟の結晶を
コトバに殉じる
まぶたのうらの序説を
漆黒の宇宙を とぶ
凍える烏を
赤い空の
ガラスに爪をたて
必死に
書きなぐれ
255 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/09/10(月) 00:44:41 ID:3YnxhY3V
[でぃーぶぃでぃー]
記憶の音は楽しいですか
いつまで鳴っていますか、あなたの頭
きのう
割れたがらすで指をきりました
自己ですってば 姉さん(って誰よ
雲のあいまに
チがながれていきます
どうでもいいけど
水道管って
やっぱり精神衛生上
よくありません
256 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/09/10(月) 00:45:20 ID:3YnxhY3V
[かけら]
宇宙の波のかけらを
ひとつひとつ
拾い集め
手のひらに並べてみました
一枚の写真になりました
夏の日差しに
まぶしそうに
君が笑っています
257 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/09/10(月) 00:45:59 ID:3YnxhY3V
[ピアス]
彼女のピアス買いに
街にでます
ちいさくてもいいから
光るのが欲しいの
ピアス探します
ピアス探します
きらきらひかって
ぷすりつきさすもの
ぷすりとさされた
いたんもめんはしにました
ピアス探します
ピアス探します
薄っぺらなお空なぞ
いちまい
刺してみたいです
258 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/09/12(水) 01:27:20 ID:mimnyCSW
[れもんさん]
へへ
今日も来ちゃいました
れもんさん
もう 朝からチャックが閉まらなくて へへ
どかよろしくお願いします
へへ
れもんさん
きらきらしてます
おくちが へへ
ちょうちょみたいだなきらきら
ビー玉みたいだなきらきら
とてもきれい
へへ
へへ
れもんさん
いつも
てのひらとか
お腹とか
いろんなとこに
お手紙かいてくれるから
すごくしあわせ
です
へへ
へへ
れもんさん
女の子ってみんな冬みたいです
なんか心のなかでずっとお祈りしてる
だからこうしてると
すごくあったかです
へへ
れもんさん
だ
め
で
す
お星さまたくさん飛ばしちゃいそうです
へへ
れもんさん
なんか
天の川って
きれいです
259 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/09/13(木) 23:34:14 ID:DXIEIraN
[静かな風が吹き始めます]
―――― 静かな風が吹き始めます。
感情は涙のようにあふれ、
バラの花びらは、
ぼくらをどこか知らない遠くへと誘うだろう。
ようやくちいさな春がやってきた。
ようやくちいさな春はやってきて、
白く輝く歩道の
青い影の涼しい小道。
小学校へと
続く道。
風薫る夏の日には
そっと紙飛行機を飛ばそう。
終わりのために始まりはあるのです、
と言った先生。
とてもずるい先生。
新しい果物のようにいつだって
ぼくらのいのちは収穫されているのだから。
鳥篭はすでに空っぽであり、
渦巻く雲のあの青い空は
もはや飛ぶためのものではないのだから。
きみの手のひらは
懐かしい夕陽の匂いがするね。
そうぼくら
都会に眠る者のたしなみとして、
羽はいつも黒く濡らし震わせていること。
食物を飲み下すとき
どこか遠くで静かに血を流すこと。
どんなに小さな傷口も細く古く
どこまでも続いているのだということ。
そして
ぼくらにとって
もはや
ささやかな恐怖だけが
生きる糧なのだということ。
260 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/09/13(木) 23:40:50 ID:DXIEIraN
[オレンジ。朝。]
オレンジからあふれる香気。
呼吸するように光る朝。
満ちる朝の空気のなかで
わたしは
透明な部分となって小石のように転げ落ちる。
覚醒するとき
海はともだちだ。
水色の水平線に遠く浮かぶわが霊魂。
の。
海のなかの糸でんわ。
その
消失。
ある夏の日の
火の粉と
ともに。
所有するために
月は
濡れた日記となり。
濡れた傘となった。
それはわたし。
野原の蒸気のように
すれちがう
わたし。
淋しく空気が震え。
かぼそく空気が震え。
わたし、
あの
秋空のように延びなさい。
261 :
名前はいらない:2007/09/14(金) 01:02:38 ID:Vt4TX5wc
引け目を感じるな
金を稼ぐ事にちゃちな罪の意識を持つな
金を稼げない事に罪悪感を感じろ
貧しい人を見ても それに連れ添おうと思うな
逆に自分がお金持ちになって
そういう人々を楽をさせてやれ
金を稼がないということは
彼らを冷淡に見殺しにすることと一緒だ
罪の意識に苦しんで金を稼ぐ機会を逸しって
結局つまる所何もしないのは
のんべんだらりと地球の資源を浪費している存在に過ぎない
お前が忌むべき存在と同じ生き方をしてるに過ぎないのだ
救え 稼げ
そして周りの人々も多く幸福にしろ
自分の中の罪悪感を抑えて 我が夢の味方につけろ
そして確実に我が夢を果たせ
我が夢の為に金を儲けるんだ
262 :
名前はいらない:2007/09/14(金) 01:17:12 ID:Myaugf+I
エライなあ
263 :
名前はいらない:2007/09/15(土) 01:04:40 ID:PQ6XeuHq
トイレの消臭力
消臭力
トイレ大好き
消臭力
僕も好き
家のトイレに
消臭力
そら・まぼろし(一)
真っ赤なわたしは
真っ赤な夕焼けから生まれる。
毎日生まれる。
太陽の逃亡者。
真っ赤なわたしの
真っ赤なためいき。
麦をざわめかす。
行方不明になってしまった
空を焦がす情熱よ。
傾くあのそらを
撃て。
そら・まぼろし(二)
さよならが
かな・える
かなしいうそ
ひだまりの
世界で
立ちつくしている
ゆれるそら
ゆれるカノン
百葉箱のかたわらで
耳をふさぐ
わたし
そら・まぼろし(三)
―野原でまぼろしが燃えていましたね。
―ええ燃えていましたね。
―あのあおじろい火から
燃える蛍のランプはいくつ作れるのでしょうね。
―ええいったいいくつ作れるのでしょうね。
―私たち十四歳にもあのあおじろい火は燈っていますね。
―ええ私たち十四歳の白い体にも
あのあおじろい火は透いて見えますものね。
そら・まぼろし(四)
天使は何も語らず
少年の仮面をつけた少年が
蜜柑色の声で泣く
少年よ
空を焦がすほどの情熱で
傾くあのそらを
撃て!
[ひとりぼっちのサンディ]
ひとりぼっちのサンディ
夕焼けのまるのなかで
さんかくばかりかいていた
ひとりぼっちのサンディ
太陽の光に照らされて
世界が水晶よりも静かに
組み立てられていた
ひとりぼっちのサンディ
うたの呼びかけに
追憶は何度でも
よみがえり
いつも
誰かの口笛が
きこえていた
[あおぞらのかなしみ]
あんなにも泣きましたので
あんなにもそらは青いのです
270 :
あさきゆめ ◆Dream/3P/. :2007/09/16(日) 13:08:23 ID:7bQDAnwb
271 :
名前はいらない:2007/09/17(月) 19:52:22 ID:a0+Krlcn
このスレのコテハンの詩は、どっかのプロの詩のパクリだな
272 :
名前はいらない:2007/09/17(月) 22:42:26 ID:LSfkD0Oa
本当は幸せを望んでた
その方法だって知ってた
結局は自分から逃げていたんだ
おいてけぼりの夢の中
自分で作った夢だった
273 :
名前はいらない:2007/09/17(月) 22:53:28 ID:LSfkD0Oa
現実は味気のないものだ
本当は心が弱いから
知らない振りをしていた
僕はマリオネット
誰が僕を作ったのなんて考えたこともなかった
心満たすものであれば 偽りであっても良い
心煩わすものであるなら 現実なんかいらない
現実なんかいらないんだ
どんなに大切にしても飽きてしまうオモチャ
どんなに手を繋いでも離れてしまった母親
どんなに祈っても助からなかった愛しい人
現実なんかいらないんだ
現実なんかいらないんだ
ランララン ランララン ランララン
ランララン ランララン ランララン
275 :
名前はいらない:2007/09/17(月) 23:01:50 ID:LSfkD0Oa
あー頭が痛い
気分が悪い
集中力がない
ふとした瞬間に左目が地面に落ちた
自我が零れ落ちたみたいだ
左目は僕を見上げていた
276 :
名前はいらない:2007/09/17(月) 23:05:10 ID:LSfkD0Oa
一体この人たちはどれだけ偉いのだろうか
何様なのだろうか
そんなこと言ってもはじまらない
はじまらない
277 :
名前はいらない:2007/09/19(水) 09:14:03 ID:p+b9zTYY
[日曜日]
今日は日曜日
天気も良いし 何しようかな
そうだ洗濯をしよう
(洗濯をしたら気分が晴れるかしら)
そうだ掃除をしよう
(掃除をしたら気分が晴れるかしら)
そうだ散歩をしよう
(散歩をしたら気分がはれるかしら)
今日も一日 寝て過ごす
[つつがなく…]
ご飯を食べてます。
お外で遊んでます。
お風呂に入ってます。
お布団で寝てます。
そろそろ飽きたな。
明日は辞めよう。
[明日]
あー明日だ。嫌だな。
281 :
名前はいらない:2007/09/19(水) 21:34:31 ID:p+b9zTYY
チャーハンがまずうございます
だって下手なんですもの
だけど一差の魔法でミラクルヘブン
あ〜味の素〜味の素〜
・・・・かけ過ぎた〜
282 :
*緊急:2007/09/19(水) 21:37:25 ID:4Fm+kPlG
藤原さん、自殺なんてやめてください。
2ちゃんスタッフの皆様。藤原さんのIP開示を警察に願います。
彼から自殺を予告するような内容の書き込みがありました。
彼の命が心配です。早急に対応願います。
2 名前:*緊急 :2007/09/19(水) 21:36:12 ID:4Fm+kPlG
画家になりたいのに詩を書きます。のスレで
藤原さんから自殺を予告するような内容の書き込みがありました。
早急に対応願います。
悲しい夢を見た
彼女が笑っていた
彼女が泣いていた
彼女が見つめていた
彼女が囁いていた
彼女がただ、そこにいた
二度とあり得ない、とても悲しい夢を見た
>>271 もしオレのこと言ってるのなら
そんな大したもんじゃないんですが…なんか嬉しいっ!
[虹]
忘れられない人がいる。やわらかな白いカーディガンをきて
水辺のそばで佇んでいた人。 手をふり やさしく微笑んで
くれた。あかるい霧のような雨が降っていた。ぼくは何気な
いそぶりで 自然に振舞おうとしたけど それがとても不自
然で まっすぐその人を見詰めることができなかった。拗ね
たような顔をした ぼくはまったくの子供だった。
いつも遅れる時計について。時間のながれる速さについて。
とおい星の生誕について。南極の短い夏に咲く花について。
水銀計について。渡り鳥の飛行距離について。空の大きさに
ついて。銀河系の大きさについて。宇宙の大きさについて。
(ちっぽけなぼくの気持ちについて)
雨は止んだ。夕焼けがとてもきれいだった。虹がでていた。
不吉なほど美しい虹がでていた。
[ナナコ]
ナナコ。
霙(みぞれ)落ちる午後の日差し。
聖霊の結晶のきらめき。
その名を呼べば、
ナナコの声は、
遠い海の向こう側からやってくる。
ナナコ。
誰もが初めての場所で
誰もが初めての呼吸を
初めての呼吸をすると、
自分の生まれついた
星の名前すら忘れてしまう。
だから
ナナコ。
行方不明になったお前の声は
いまでも明るい夏の底で
ゆれている。
[風のキス]
きみは
花のみるゆめ
よりも
冷酷さ
けれど
くちびるが
とじられると
小鳥が
鳴いてる
風が
吹いてる
きみは
ぼくの
好きなひと
そっと
やさしく
きすを
する
[モード]
それは
おーとくちゅーるみたいに
ぼくの手に
ぴったりだった
おずおずとさしだされた
きみの手は
[黎明(短歌)]
みずいろの
風に誘われ
野原にて
射殺されたね
ぼくはきみに
いつかきいた
きみの翅音は
悲しくて
見上げた空に
ながれる虹(なみだ)
きっとこの
冷たい大気は
羊水で
泳いでいけるさ
あの夕日まで
黎明は
イマージュとなり
やさしく唄う
泣いて眠る
ぼくのために
289 :
善伝:2007/09/29(土) 22:18:32 ID:lZWbyLDu
私の苦しいので聞いてください。お願い
します。宇宙の記憶記憶層に(アカシア記録で
す)大変なことがあります。心霊です。血を吐きま
す。頭が割れます。脳が出るのがつらいです。舌
を切られます。いろいろなことを書きました。だか
ら書かされます。いろいろと妨害があるのですが
それはどうしても仕方がありません。法務省の崎
川さんに連絡をしたのですが、梨の礫でした。妨
害があるのです。緑の色の毒の電波が走ってい
るのを見つけたのはクリスマスでした。12月25
日です。キリストもメシアとして知っていました
。キリストもメシアとして知っていました。だから血
を流したり、腹を裂いて黄色い脂肪の玉を取り出
したりしたのです。まるで蛙の解剖です。彼らに
コントロールされ本当にけしかけられかなり高価
なプログラムまでけしかけられ買い込みだましま
した。やつらが何か霊的な光をどろどろしたから
なのです。違和感がある内に止めさせてください
停止の命令をあなたが聞けないのなら、とか信用
できないのなら、それはあなたがコスリ感緩和膜
を頭の裏に貼られているからです。ではそれをど
のようにすれば剥がしたり破ったりできるのか話
感がある内に止めさせてください停止の命令を
あなたが聞けないのなら、とか信用できないのな
ら、それはあなたがコスリ感緩和膜を頭の裏に貼
られているからです。ではそれをどのようにすれ
ば剥がしたり破ったりできるのか話しかけましょ
う。
290 :
名前はいらない:2007/09/29(土) 22:48:40 ID:6wHOeY1X
正義という名の正義に
血の色について
聞いてみた
流れる その川のように
大気の塵へとする
冷血なる 空の色
盲目の犬は
生きる意味を知る。
それは つたない
一枚のカードに
人生を
賭けた事を意味する
生に執着する
カモン
無数の命を糧にした
今は 昔の話だと
流す涙は 海に消える。
291 :
名前はいらない:2007/09/29(土) 23:20:21 ID:LUSoDwM8
元気にしてる?
忘れようとすればするほどあなたの存在が大きくなっていくよ
いい思い出も思い出せば出すほど後悔してしまうよ。返事くれないのはわかってるけどまたメールしちゃった。迷惑かな?
好きだっ!
でもその気持ちは素直に表現することができない
クソっ!まただ!
あの人の顔を浮かんだら
また頭ん中が止まってしまう。クソが
・・でもうれしいや、
おかげ様でにやけてくるじゃねぇかよバカヤローコンニャローめ
293 :
名前はいらない:2007/09/30(日) 01:24:41 ID:QzPNUwqc
ノートン先生は、役立たずの容量食らいなんだろうか
無言が返答になるためには信頼がなきゃいけない
これほど不幸なツンボ桟敷は犯罪者と被害者の間にしか成立しない
誰か俺のPC覗いてんだろ
『水銀』
綺麗な花には毒がある
なんて誰が言ったのでしょう
猛毒 猛毒
私が毒に耐えましょう
私の細胞に抗体を作りませう
人類の救世主でしようか
いいように言いましたか 私
いいように言いましたか
現実の犯罪が疑われている時に
粋に構えられても話にならない
一人で生きろ
お前が信じている物なんて全て嘘っぱちだし
第一目に見えている物さえ本当かどうかもわからないし
鼓膜にこびりついたあの喘ぎ声もあの悲鳴も
嘘だと言われれば反論できない
一人で生きろ
お前には友人なんていないし
恋人だっていないし
家族だっていない
お前が姿を消せば低俗な影口を叩くし
お前が死ねば、ああ死んでくれてよかった
と大笑いするだろう
一人で生きろ
頭の中までザーメンに浸かっている生ゴミのような女は
同じく着飾った生ゴミのような女が歌う愛を信じているが
そもそも世の中に愛などない
よくよく思い出してほしい
お前だって激情すれば孕ませた女の腹くらい蹴れるだろう
一人で生きろ
他人は使用するか、どけるだけの存在である
駅で歩みの遅いクソジジイがいたら殴って道を自分で開けろ
敵陣に突撃する前にまず身代わりを一人行かせる事だ
真実はいつもお前の頭の中にしかない
他人の理想は他人にとっての理想でしかない
お前の存在を確認できるのはお前しかいない
お前はお前でしかない
一人で生きろ
こっちとしても、希望的観測は強いし
おぞまし過ぎる仮定を受け入れられないというのは
当たり前にある
話が食い違ってるのは分るし
それを一所懸命伝えようとしてるのも十分よく理解してる
君が安心するように、自分の脳味噌の中身とは全く違うと今ここで断言してもいいし
実際どうでもいいくらい共感しない
そういう話は置いといて、今は
>>294に答えろよ
こんなことでお前を疑っても
良心は痛まないし自尊心も傷つかない
かなりの率で黒だろうと思ってるからかもしれない
ただ、否定されても特に悪いとも思わないような気がする
場合によっては信じないかもしれない
早く答えろよ
確信犯ぶってニヤついてんだろうなってのを想像しちゃうんだよね
早く死なないかな
勝手に死んでくれるのが一番いいよ
301 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/10/08(月) 14:43:12 ID:xqMycXcp
マタイだぜ(一)
求めろよ。
そうすりゃ与えられるぜ。
捜せよ。
そうすりゃ見つかるぜ。
たたけよ。
そうすりゃ開かれるぜ。
だれだって、
求める奴はもらい、
捜す奴は見つけ出し、
たたく奴にゃ開かれるんだぜ。
ほんと昔のひとは
よく言ったもんだぜ。
マタイじゃないぜ。
302 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/10/08(月) 14:44:18 ID:xqMycXcp
マタイだぜ(二)
ほら、
風だぜ。
風は、
予感だぜ。
涙なんかより、
だんぜん、
風だぜ。
ほら、
風は、
らららなんだぜ。
な。
303 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/10/08(月) 15:02:44 ID:xqMycXcp
[めつぼうのひ]
かなしみのなかで
かなしみくるしんで
きょうおいらは
めつぼうします
こどもらがみせる
むじゃきなえがおのように
きょうおいらは
めつぼうします
むじんえきをよこぎる
たんぽぽのわたげのように
きょうおいらは
めつぼうします
うみをわたる
なもなきかぜのように
きょうおいらは
めつぼうします
すいへいせんのむこうの
なないろのにじのように
きょうおいらは
めつぼうします
そして
あしたからまた
ふっかつするのだ!
304 :
名前はいらない:2007/10/08(月) 16:38:44 ID:CrwcQ7SF
Everybody Say yes
Everybody never stay
Take me
I'm hareing
Voice is calling
What I want?
Everything is blurry
305 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/10/13(土) 13:22:01 ID:MZakGazQ
はるにきくおと(ノート)
*
風の匂いや若柳や小鳥に
こころがひとりでにほころび
つぼみがゆっくり花ひらくように
はるにかぜをひいてしまうこと
くしゅん
*
きらきらした風のなかで
うつくしいさびしさにたえかねて
ユリのくちびるの行方をさがしてしまう
春のよる
せつないぼくらの列はつづく
*
やがて
めざめる季節の底で
ぼくのちいさな
ちいさな練習帳に
とてもずるがしこいやり方で
溶けるさふらんの海
黄昏の終わりの声を
記す
*
空からゴーッって音がきこえる
きっと
ぎゅっと抱きしめてた手が
さよならしていく音なんだと思う
*
いつまでも
いつまでも待っている
春のおと
306 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/10/14(日) 07:43:15 ID:8c7girmh
[鳩]
ガラス瓶のなかの
北風に乗って
飛んでいく一羽の鳩
おまえは
空に引かれた
ひとすじの水脈
かぼそき涙の痕跡
花のようにふるえる声
おまえは
幼年時代
滴りこぼれゆくはずだった
おそれ
いのり
うた
淋しい指のまま迎えた朝
美しいあきらめが
洗面器の海原で
きらめく
青い落陽は沈まない
空はけっして美しいのではない
ただ美しい空があるだけなのだ
307 :
名前はいらない:2007/10/14(日) 11:01:58 ID:BCFQpxa0
308 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/10/14(日) 11:42:17 ID:8c7girmh
白いぼくの部屋で
白いぼくの部屋に恋する女の子がいます。
その女の子は白い奇妙な椅子を
ぼくの部屋にはこびこんで、
ちょこんとすわっています。
窓のそとには
純粋な蜜柑の集落が
どこまでも続いています。
青い雲の隙間から
神様の影さえ見え隠れします。
窓は、
生きている人間のはじまりなのだから、
春の訪れにより
きみも運河の色も変わってゆきます。
花びらがながす血とともに
心に刻まれる雨の底。
土手づたひの水の音について
蛇行する来世の予感に満ちたドアの前。
晴れときどき、
金色の、
きみは轍に向って燃える女の子。
すがたは見えませんが、
ともだちも髪もなまえのように泡になり、
風ももうすぐおわります。
きみのこと、
ぼくのこと、
苦しみが何かを変えてゆきました。
椅子に座ってみる夢では
囁く初恋さえ
さなぎのようです。
あなたとキスした時、あなたが天使に見えました。
神々しく、私には手の届かない。
溢れそうになる涙をとめて、ずっとあなたと歩いていきたい。
310 :
名前はいらない:2007/10/15(月) 01:03:57 ID:D0EBXNYq
この手を離したら
君は私のこと忘れてしまう
だから君の側にいたくないんだ
君からずっとずっと遠い場所にいたい
『その瞬間』
例えばツルのように
口の中にコルト社の銃身の長いリボルバーを突っ込まれて
突起したフロントサイトがのどチンコを揺さぶり
何か喋ってみろと言われて白っぽいゲボが溢れて
引き金をひかれる
その瞬間
例えばアゲハ蝶のように
とてつもない多幸感のもとに
天使は平均的な光と笑顔を捧げ
神であるキリストは相変わらずノーパンで
彼の睾丸の皺を数えながら
白い部屋から旅立つ
その瞬間
例えば青リンゴのように
ジュース工場の量産されたおばさんおじさんと
量産された作業服と量産された帽子と量産されたマスクと
量産された賃金と量産された不満と量産された慣習と
量産されたバックボーンにこびりつく妻と夫と娘と息子と
量産されたジュースの、その蓋が閉められるコンマ1秒間に
瓶の中に虫が飛び込み、蓋は予定通り閉められる
その瞬間
例える事はもうやめよう
圧迫する、脳を圧迫する、人々の声と目と
地球の下らない悪あがきの引力を
ジェット噴射でズタズタにして
イノセンスのかけらも感じない青空を制圧する
その瞬間
312 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/11/23(金) 11:19:10 ID:8C7UoYCV
[ユリについて]
ぼくがむかし見た、
ユリの花。
もし風のリボンが、
覚めない夢ならば、
きっと明日には消えてしまうでしょう、
魂に関する一切の記録、
涙に関する一切の記憶、
風に揺れる
一輪のユリを残して。
海に濡れたままのきみは、
花びらがながす血のように、
談笑して、
談笑して、
きっと
今日一日が終わると思う。
耳のうしろに
風のナイフを錆びつかせて。
313 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/11/23(金) 11:22:46 ID:8C7UoYCV
[うさぎ]
うさぎが一匹
静かな午後に飛びこんでゆきます
(青い空気のなか夏空はうすくのびて)
うさぎはともだちの森に
溶けこめませんでした
ともだちの森は森なのに
海なのでした
(最後の手紙は銀河の果てまで届きませんでした)
うさぎが見上げる空は水面越しに不安げに揺らぎ
もう信じられる空でなくなったことを知りました
(呼吸をやめてはいけません)
空気はとてもうすく
もういきがつづきませんでした
314 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/11/23(金) 11:25:53 ID:8C7UoYCV
[予兆]
―いいえ。
おまえの
むらさきいろの空は
二つに割れ
古木は裂かれ
―いいえ。
おまえは
まだ
霊魂のまま
底光りしながら
電線でゆれているので
―いいえ。
むらさきに裂けた
おまえのはらわた
化学反応の
触媒は錫で
電飾は
銀で
―いいえ。
めざめることも
ねむることもなく
ただひとり
帰ってゆくので
315 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/11/23(金) 11:51:13 ID:8C7UoYCV
Transparent gateau
透明なお菓子を
きみは頬ばって
朝になる
316 :
名前はいらない:2007/11/23(金) 19:03:26 ID:gOLz8hVh
zolaも驚く
彼女はどうして? 青い花
いつも一緒に
いたはず だった
階段上って
気付かなかった青空に
苦笑した日も
あった気がする
のに
317 :
名前はいらない:2007/11/24(土) 08:56:27 ID:GAePrrPJ
もう見えない
何も見ない
何も信じない
信じる者は救われない
何故悪だけ救われて
何も知らない私達が
牢獄に突き飛ばされる。
もう何も信じない。
私はあなたを殺しに行く。
コンコン コンコン
お留守ですか
コンコン コンコン
お久しぶりです
コンコン コンコン
インターホンは何処ですか
コンコン コンコン
コンコン コンコン…
319 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/12/19(水) 22:52:32 ID:qdXqBHNd
[十四歳]
幾重にも
はりめぐらされた
透明な壁
の
包囲網が
完成しました
青い
うすいいろの
春
白い
白い
ノートは
ずっと
白いまま
320 :
名前はいらない:2007/12/19(水) 23:28:38 ID:3LM6aeh5
「意味がないんだ」
遺言書のわきで踊る遺書
特に意味はないさ
血を見るのに意味はないさ
ただ愛しいだけ
良心と毒をかき混ぜて蒸発した
淡い少年 血塗れの純潔
首にかけた両腕を
誰かどけてくれないか
自分でやろうか
でも
それじゃ意味がないんだ
先にお前を飲み込んでやる
血で出来た楽園から
逃げ出すなんて考えるなよ
狂喜と遺書だけ残せ
引き金で自由さ
二発で自由さ
もちろん俺は残るよ
321 :
名前はいらない:2007/12/19(水) 23:58:56 ID:KW0RsPTz
きょうはみんな楽シクすごして
きのうはみんな喜ビにひたって
あしたも またいつもと おなじようなときを
すごしていたら いいなって
でも いつのまにか まわりは くろいろになっていて
きがついたら まっくらやみのなかにいた
深い 深い やみのなか
どこまであるいても ひかりはみつからないまま・・・
322 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2007/12/22(土) 11:38:02 ID:YV2eQzvq
[あかるいよる]
さびしいけど
さびしくない
さびしいけど
さびしくない
さびしいけど
さびしくない
真夜中のコンビニの
あかりが
やけに青白い
さびしいけど
さびしくない
さびしいけど
さびしくない
さびしいけど
さびしくない
こわれたロボットだから
今日もまわれ右が
できません
323 :
名前はいらない:2007/12/22(土) 12:43:32 ID:UstDv6eS
心に残るのは
いやだといつも思ってた
なのに心から離れないのは
何か矛盾している
くるな!離れろ!!
もう囚われてはいたくないんだよ!
どうしてだ!うざいんだよ!!
僕は悩んだ
昔の人は言う
悩みの先には光があると
おおい、不毛だよ
この悩みは悩みじゃない
心から離れない事柄に過ぎない
なのにどうしてこんなに苦しいの?
324 :
名前はいらない:2007/12/22(土) 13:24:27 ID:QWzzrVY7
うんこしておならしてそれでも人は生きていく
325 :
名前はいらない:2007/12/22(土) 17:48:47 ID:U0fwYzq0
聖人君子に見えるアイツも
極悪非道に見えるアイツも
表と裏のコインのようだ
誰のドコにも
巣食ってみせるけど
透明で掴めない奴ら
左胸をノックしてみろよ
返事は期待せずに
「HELLO & SEE YOU」
326 :
名前はいらない:2007/12/23(日) 06:47:48 ID:R+xF29//
うんこしておならしてそれでも人は生きていく
おれんじ色の都市
へんなかたちのきみのあそこは
しゅうまいに似てるね、にく、たっぷりの、にくの
しゅうまつの夜
ふみんしょうの都市の溶鉱炉で
きょうはなにを溶かそう?
おれんじの世界で
呼吸をとめてみます
ぼくら(および一匹のミツバチ)は
鳥肌たてて、しにます。
死をさけぶ、
その薄い光の一瞬、
それはいったい何を示唆してる?
あいぶ、こきゅう、どく
あいぶ、こきゅう、どく
すべての、
そして、悪いもの
ひぐらし
夏の空 入道雲
あなたの名前 あなたの名前 あなたの名前
あおぞらを やきつくすほどの あおいろの
あふれるおもい きみがだいすき
舌先で氷溶かすたび輝いて
去りゆく八月群青の想い出
ヒグラシの涼しげなる風や良し
祖父の形見のオルガンひびく
わが部屋にちいさき月ひとつ浮かべ
ぼんやりひろがる宇宙ぞなつかし
全世界を標本箱にしてあげる
きみに出会うため生まれたればこそ
泣きながら帰ったひぐらしの紅空
あれを恋とは呼べずにいるが
ぴかぴかの血をずっとずっと流してる
世界は果てまで悲しいぞっと
[くちびるマニア]
わたしってくちびるマニアなの
という君のくちびるは
とてもきれいなかたちをしていて
とりはだフリークのぼくは
暖房のない部屋で
がたがたふるえながら
それを眺めていた
よるになると
おおきな雲が
そらをゆったり渡っていった
[恋をしたら]
恋をしたら
ひとはみんな
詩人になるっていうけれど
詩人のつもりのぼくなんて
いつまでたっても
恋ができないのでした
六月の
ベルベットの小道を
今夜もぼくは歩きます
すずらんににた
あの娘の笑顔を
忘れるために
春がうまれました
*
わが家から消えてしまった冬は
ちゃんとタンスの奥の
小さな白い箱に
しまわれています。
*
少年がたいくつな授業を
受けているとき
校庭で春もまた
おおきなあくびをしています。
*
少女のスカートが
ひるがえります。
春に生まれる風は
まだまだ子供なのです。
*
恋をした少女は
夜ねむるときも
春風に包まれています。
[生き物って尖ってく感じがするね]
町も風もかなしく震えるので、
ろうそくの火のように、
さびしいやさしさで、
生きものは尖ってゆく、
のだと思う
生きものは、
風の群れ、
消え入りそうなほど、
ほそく、とがって、
ないまぜに、まざり、まちがったまま
たったひとりのわれわれに、
なりました
だから、
いまでも
あなたのおとがいは
かすかに
水辺りの
においがするのです
冬の日
わが傷は暗黒の形にえぐられて
遠い砂漠に見知らぬ人影
落葉(らくよう)の赤錆色に濡れひかる
秋の位牌の冷たきエロス
長崎のペテスブルグの上海の
凍える窓濡れたるすべての窓
音もなくオレンジ色に燃える雲
だれかぼくに手紙をください
[はぐれ子]
心の底から空にひざまづき
僕は僕の意味にねじれて
弦のようにのびた僕の影は
ひょろひょろと地表を這い
さびれたビルのなかを
真っ黒な煙突の中を
のぼってゆく
赤い花を咲かせ
醜くねじれた
ぼくは
巨大なピアニストの
遠い鎮魂歌を聴く
かなしい虚無の歌を
聴く
(魂をただただともして 透けゆく日々に
(ぼくは
(ひとりの砂浜である
花は眠り
肌透きとおる
蒼き午後の
はぐれ子の
(遠い草笛)
桃のココロ
風が、何度もしみわたる
夜だから、
キョウシツとかツウガクロとかイエの
水槽のなかで、
わたし、
うまく息継ぎが、できなくて、
ホントに、生きてるの?
それすら、わからなくて、
ハダカのまま、濡れている、
一粒の
真珠みたいに
くるっと
くるまって
白い
羽根の
瞬きで
でも、
ホントに濡れてるのは、
わたしじゃない、
傷ついた、桃色の、
ココロ、耳たぶのさきまで裸ん、なった、桃のココロ
ほら、
キコエルデショ?
夕暮れの、
アリア、響き、
成層圏の、
波の、
音、
銀河の、果てまで、届く、
かぼそい声、
わたし、
いつのまにか、悲しくて
ピースサインしても、
取り戻せなくて、
涙、きらきらで、
でも、アタシ、やっぱり裸で、
傷つくのは、いつも
深い耳の
奥の
ほう
で
だから、
わたし、
虚無のように泣きはらした、
真赤なピアノの伴奏付、
戦争みたいな
ピアス
して
でも
やっぱり
生まれたての
桃で
裸で
336 :
名前はいらない:2008/03/06(木) 18:12:49 ID:i2yheyG+
部分人間
汚れた喉をカポッと外して洗いたい
あの時こうしておけば…
なんて思わないが
あの時だけ
この時だけ
現在までは変えてくれるな
理屈にこういってやろう
糞ヤロウ
337 :
かさ:2008/03/06(木) 18:59:50 ID:rDgiXWa/
月の涙
地上に墜ちて。
星の夜にまた、輝きをもたらす。
冷たい風が木々を鳴らして。
闇の中
静けさは安らぎを告げる。
流れる川は
その手を濡らして
冷たさは生きることを
感じてる。
何をすれば
痛みは無くなる。
どうすれば
眠りは訪れる。
あの日叫んだ
ファウストは
夢を見ただろうか。
時は美しい。
青嵐
好きなことばに、抱きしめられても、
それは大好きな母さんの腕じゃない、から
光の雲間から、冷酷な感情がこぼれてしまう
このあおは、雪にひそむそらなので、
きっとまだ、ともしびの戦争が、足りないのだと思う
夜明けまえに流すなみだが、
ちいさな部屋の、ちいさな聖者の悲しみのように
リボンの丘をこえて、
透明な息の海岸を、あすのほうへと、こえてゆく
胸のたかなり、遠い水晶、のびてゆく、あおぞら、
きっと、ぼくら、死ぬまで
地上をふくこの風に吹かれているだろう
蜜柑畑のかたすみをとおって、吹きぬける、この風に
さあ、夜があける
ことばはどこまでも青く
きっと夢のようにのびてゆくだろう
ひぐらし
ふうって
ためいき つくと
へやの くうきが
すこし ゆれる
くちを すぼめて
もうすこし つよく
ふうって ふくと
れーすの かーてん ゆれて
まどの そと
こずえも ひらひら きらめく
ひら ひら
ひら ひら
ひら ひら
ひら ひら
かなかなかなかなかな
ひら ひら
ひら ひら
ひら ひら
ひら ひら
かなかなかなかなかな
かぜがそよいで
ひぐらしなきます
そんな のどかな
ひらかなの けしき です
空(そら)の郵便を
待つ
透明なビンのいち日
ぼくの時間は
草色に
折れてゆく
モード
それは
おーとくちゅーるみたいに
ぼくの手に
ぴったりだった
おずおずとさしだされた
きみの手は
空は冷たく見守っている
風はくすくす笑いながら通り過ぎていく
宇宙は大きな欠伸をしてチャンネルを変える
だけど悟空は死後も戦い続ける
ヒーローは死なない
醒めた現実を吹っ飛ばして
沸騰寸前の胸がはちきれる
負けるものかと立ち上がる
それが勇気だ
きっとそうだ
この胸の熱さは
誰にも分からなくても
それでいい
戦い続けるんだ
俺は負けない
絶対に負けない
343 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2008/09/07(日) 12:23:43 ID:+y1FTUpf
[LOVE SONGS]
ちいさな野原。白い宇宙。街角の冬。さざめく星空。
静寂。月の光。天文台の記憶。
春の方角。夕陽の轍。ぶどうの風。かすかなピアノ。
やさしい目。風邪の熱。水蜜桃のゆめ。
向日葵を持つ父。砂場のシャベル。あなたの涙。
朝の月。梢。雨の日の少女。濡れた髪。
青年のまなざし。夜明けの枝。小鳥。琥珀の風。
グラスの氷の音。午睡の波。青い図鑑。煙草のけむり。
水晶の森。太陽風。満天の花。ちいさな夜明け。
風のメロディ。遠い言語。やさしい眠り。
火の流れ。てのひらの幻想。虫の音楽。柔らかな瞳。
鳴かない鳩。恒星の空。まどろむ季節。さよならの朝。
「計算」
男は、一つの数式を解いています。
その数式は数字の一つが黒く塗りつぶされています。
数式の答えが1以上になれば正解です。
男は、色々な数字を代入して正解を目指しました。
10を代入しました。答えは-10になりました。
20を代入しました。答えは-20になりました。
-10を代入しました。答えは-100になりました。
長い間計算し続けました。
一度も正解しません。マイナスの結果しかでません。
それでも、男は計算を続けました。
私は思います。
もうこれ以上、マイナスを積み上げることをやめてしまってはどうでしょうか。
いつかプラスがでるなんて信じずに、やめてしまってはどうでしょうか。
男は計算をやめてしまいました。
もう、マイナスを積み上げなくてよくなりました。
もう、プラスにたどり着くこともなくなりました。
345 :
ローカルルール変更議論中@自治スレ:2008/09/07(日) 15:24:36 ID:26vm1l22
悪いな。
それほど頭良くないぜ俺は。
黄昏のおわりの瞬きに
1
黄昏のおわりの瞬きに、大いなる怒りの光を帯びた星
雲が交差する天蓋にむかい、傷ついた男たちが大声で
呼びかける。その声に応じて晴れてゆく天空には、たえ
ずうつくしくしみわたる遠い霧のような花火が沈黙
しつつ彼方へ消えていった。
2
真赤な少女たちが風のように駆けよってくる水滴に
満ちた紅い花のその名を呼べ。深い鏡を覗き込むとき
傷つくほどに満ちたあおそらにかかる金色の虹のそ
の名を呼べ。若き日において朝の世界のかわりに世界
を満ち満ちた暗黒のその名を呼べ。
3
ふるえる幻影の朝のなか、透きとおった身体をもつ妻
がうたう舟歌のつくりだす樹木や森や山ほどの喜び
の存在意味をもっているのか。ゆめよりも冷酷なみに
くい鈍色の存在意味をもっているのか。
4
新しいせかいにおいて地上の氷の割れる音のすぐち
かくに痩せたことばのつぼみがあり、それをてのひら
の熱で溶かすと、ことばは水晶のうたのように蒸気化
し、朝のひかりほどのふるえる時間にかわった。
347 :
ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs :2008/10/04(土) 00:49:14 ID:qgD2Q8b5
落書き―海までひとねむり
*
ごめんよ。母さんは。もうおま
えのことを。愛せなくなった。の。だから。明日からは。ひ。
ひとりで。生きて。おくれ。
一生。生きて。一升。食べて。一粒の。米。生きて。食べて。
ひとりで。生きて。食べて。
生きて。
米を。
*
せかいの。氷。割れて。
痩せたことばの。くぼみに。てのひらで。溶ける。溶けてゆく。
しずく。水蒸気。朝。
ひかり。ふるえるちいさなブナの木。
時間。ふるえるちいさなちいさなつぼみ。時間。時間。ひかり。
*
まぼろし?
*
ねえ?
*
すべてはかぜのしわざ?
*
それはうまれるまえからしってること?
*
さばくにいみはあるの?
*
きみもぼくもまぼろし?
349 :
名前はいらない:2008/10/04(土) 12:27:52 ID:evH8N6EH
海の子
海のそばでくじらを待つ子
波の満ち干きに足を踊らせて
貝殻に名前を付ける
そっと誰にも聞かれないように呼ぶ
それはもう波の音に掻き消されて
くじら来ないかな
夕暮れも星空も体を冷やしていくだけ
350 :
名前はいらない:2008/10/04(土) 15:13:43 ID:evH8N6EH
「風に吹かれて」
風は吹き
ベンチに寄り添う恋人たちも
寒さに熱を上げる
それを見て老人は
遠い戦争を懐かしむ
子供達の足を掬う風よ
どうか遠い国を見せてくれ
頬を染めてあなたははにかむ
そうして大人は愛を見ず
ただ働いて、働いて
もういいだろう
そんな声も心でしか聞けなくなる
風は吹き
長い間止めていた足も
ようやく背中を押されて動く
ぜんまいを回しても動かない僕を動かす
空を染めた太陽も
頬を染めた恋人も
冷たくなった大人も
自由になれた子供も
351 :
えいぷりる:2008/10/05(日) 02:37:04 ID:uIksvnwl
「はつこい」
あいすることも
にくむことも
できなかったきみ
むなやけをかんじて
はきもどすたび
きみをおもう
なんてにくいひと
なんてあわれなひと
そして
なんてうつくしいひと
ひとりきり
とおくいきる
よこがおに
かなしくて
ねえ
きみよ
きみのそばに
ならびたい
それだけを
のぞんでいたのに
352 :
名前はいらない:2008/10/05(日) 06:20:55 ID:FTbyLGcj
嫌になったらやめるのがいーや
うん それが善い
宵
353 :
ぷりぷりぷー:2008/10/10(金) 13:18:32 ID:yW7kULrd
「子」
有り触れた指を強く握りしめ、
見上げた幼顔の先には見つめる瞳。
屈み頬寄せ抱きしめたならば、
浮かべるは嬉しそうなあなたの横顔。
幾歳の想いに臆したこの心
開かせたのはあなたの横顔。
目の前にある大きな手
見上げた先にあったのは、
遠い記憶の中の人。
積雪に似た悲しみが
その記憶に対する感情ならば、
その悲しみを変えたのも
記憶の中のその光景。
溶かし変えていったのは、
遠い記憶の中に見た
いま目の前にあるこの光景
354 :
名前はいらない:2008/10/10(金) 20:11:20 ID:aQKLGLRT
逃げた
ただただ逃げた
ふと周りを見渡してみたらいつの間にか誰もいない暗闇に来ていた
僕は怖くなって何度も何度も叫んだが、返事は返ってこなかった
ここには哀しみ、苦しみは存在しない代わりに喜びも存在しない
僕はいつからか出口を探すことさえあきらめた。
逃避行なんて無意味よ
地球の裏側に行ったって
逃れられないの
あなたは存在するのよ
諦めて 服従しなさい
泣いて叫んで傷付け合う国へようこそ
刑期はまだ続くから覚悟して
安息の場所は無いのよ
世界の最果てを見たって
どうせ偽善者
あなたは変わらないのよ
埋もれたくないなら 全て売るのよ
子供の頃教わった夢の国は気違いを創る罠
足元をみたら沈んでいるから気をつけて
死ななきゃ入口の扉は開かない
死ななきゃ自由は与えられない
あなた最初から全て駄目だったのよ
356 :
k:2008/10/13(月) 13:20:17 ID:wZdgV9YL
『真昼の流れ星』
一瞬のきらめきは誰も知らない
夜空ではぐれた迷子
君なら見つけてくれるかな
真昼の流れ星
今 微かな光で君を照らす
分かって欲しいのは当たり前のこと
心とはぐれた迷子
君なら見つけてくれるかな
真昼の流れ星
今 不器用な光を君に投げる
一瞬のきらめきは誰も知らない
燃え尽きるな 流れ星
君の空を通り越し どこかで消える
357 :
k:2008/10/13(月) 13:21:24 ID:wZdgV9YL
『naketekuru』
泣けてくるね
君の好きな歌は悲しい歌ばかり
涙を見せれば誰だっていいヤツだろう
誰かが不幸なら優しい君は泣く
泣けてくるね
ココじゃ みんなが優しい言葉で君を慰めるのに
何もかも期待はずれ
そんなの要らないって顔してる
君を見てると
作り笑いも出来なくなりそうだ
泣けてくるね
悲しい歌が町中溢れてる
サイードが云う世界の始まりは神さまのゲップ
ねころんで 僕は太古の星眺めてゲップする
夜空にアイシャドー 普通に孤独
十代にみる空は 二十代とも 三十代とも違って見える
それは幻を映す幻燈機をもっていたからよとアンボが云う
わかる気もする 普通に溜め息
瓶コーラがシュワシュワ云ってる
普通に飲みほす
またゲップ
星が落ちた
359 :
さみだれ:2008/10/17(金) 20:29:55 ID:4IuXbCaX
虹はどこにあるんだろう
あの夢の女の子はどこだろう
心はどこにあるんだろう
そして胸が痛むのはなぜだろう
あなたを思うこと
心はどんな形だろう
雨を吸ったシャツ
あたたかいお風呂
そしてまた夢を見るんだろう
虹はまぼろし
昨日の雨が今日になってうれしくなった
360 :
名前はいらない:2008/10/18(土) 12:15:27 ID:phA5LBFg
『原罪』
私の中にある
生命を産み出す場所
ここを眺めながら
私の半生の罪を振り返る
幼少の頃
そこは未知の世界だった
ふと触れると快楽が得られる不思議な場所
思えばこの頃から
快楽に浸ることを覚えていたのかもしれない
十一の歳で神秘が訪れる
月に一度訪れる神秘
神に与えられた生命を産み出す使命
奇しくも時を同じくして
自ら慰むる行為を覚える
罪の意識の中で快楽に浸った
やがてこの本能的な罪の意識をも忘れて
専ら快楽に浸ることになる
十九の歳
都会の開放感の中で
その場所に異性を受け容れた
愛情の証という仮面を被ったその行為
思えばただ快楽を得るための行為だった
その後も幾人もの異性を受け容れた
生命を産み出すことを目的としないその行為
ひたすら快楽を追い求めた
いつしか私は四十の齢を重ねた
この場所から生命を産み出すことは
もうないかもしれない
神に与えられた使命に背き
専ら肉欲と快楽に溺れてきた私は
罪深い人間なのかもしれない
361 :
名前はいらない:2008/10/18(土) 12:19:53 ID:phA5LBFg
ごめんなさい年甲斐もなく出来心で書いてしまった・・・
今さら恥ずかしくなってきた・・・
わたし
喋れるのに
声が出ないの
あなた
私の方を向いてるのに
私を見ていないの
悲しい笑顔
向けないで
ここに愛はないなんて
知っているから
こんなにも強い愛が
涙と共に
消えてしまえるはずがなくて
朝だ
昨日の残滓をなめながら眠りについた俺は
夢の中でさび付いた鉄路を
ずっと歩いていた
朝だ
一日の始まりだ
夢の終わりだ
364 :
第9世代の感性 ◆YIaYVvuA7o :2008/10/24(金) 18:43:44 ID:gxJtTE/i
自慰は無限の命と未来を殺すことになるのではないか
しかし全ての精子を受精させることなど不可能
ならばそんな命最初から無かったモノと同じ
今日も私は自慰に励む
「お前の未来を壊してやったぞ!」
そう心の中叫びながら・・・
やがて人は神さえも手にし
デジタルの再現処理能力は現実を超えた
あらゆるゲームは5感全て現実を凌駕するリアリズムを獲得し
デジタルイラストの解像度はインク炭素粉の原子単位よりも細かく
音の分解能は現実を超え
あらゆる操作処理のタイムラグはゼロへ近づきマイナスへ
インターフェイスはより多くの経験を
道具作業能率・・・
私はあるときシュミレーション実験をした
無数のティッシュに包まれ焼かれていった精子に
未来と経験を仮想的に与え同時実行する
人、あらゆる人格
人並みの知性を得た彼ら
生きていながら死んでいるという認識
ずれていく概念
自分
死
殺した、お前が殺した・・・
存在し得ないはずの悪意
だが私にどうしろと言うのだ
虚であるはずのモノを認識できるだろうか
悪意を悪意として認識できるだろうか
あらゆる経験をした私
数億、数十億、数百億の人生
存在し得なかった道
遺伝子的には同一
異なった方向性への意識
全ての人格を統合する
道具の進歩
CPUは1億万コア!
より多くの経験をし知識を扱えるようになった人類
加速していく文明
飽和寸前まで詰め込まれた意識とそれでもなお分化していく役割
そしてあの夜へと繋がっていく・・・
先生の次回作にご期待下さい
365 :
頼もう:2008/10/24(金) 18:50:47 ID:lixFbNOu
全部やめてくれ
届かない想いも
募る想いも
全部気持ち悪い
普段の生活を
いつもの時間を
返して
自分じゃ無くなるほど
ボロボロにはなれないけど
このわだかまりは消えてくれない
『さよなら』と
告げたのはアタシだけど
そんなふうにしたのはアナタなんだよ
「春花」
街が鮮やかな桜で染まる頃、真っ白い花が無数に降ってきた。
まるで雪のように。音をたてずゆっくりと。
その白さは他を圧倒するほどの鮮やかさ。
その美しさとどこか哀愁漂う姿は見るものを惹かせた。
手にそっととってみた。痛みが走った。
降ってくるその白い花を改めてもう一度見つめた。
あまりの純白さゆえ、桜の鮮やかさを打ち消している。
今は春だよ?
「きっとこの季節には合わない」
そう呟くように。諭すように。
自分に言い聞かせるように。
貴方はここに来るべきではなかった。
368 :
名前はいらない:2008/10/25(土) 15:29:54 ID:LEChRpYv
止まらないバリゾーゴンは一角獣をもした怪物
バリゾーゴンが踏み散らす町並みに文散る三時
このラブレターが届く頃は君の年齢干支一回り
回る輪の中カラスが生まれて笛を吹くのは午前五時
暮れる四季に立ち会う鑑識ひとしきり、いきり立ってる七回忌
今日も僕らが釜の中、二人はぎくしゃく旧知の仲
かごめかごめに騙されて、離したお手々は隠されて
目に見えないのは箱船ノアに乗っていくばかり
醒めた町並み、月並みの神
彼が僕に手向けた花は
鉛の弾が詰まってる
369 :
名前はいらない:2008/10/25(土) 16:44:30 ID:C0r5pFtv
「金木犀」
あの時は楽しかった。
時間を忘れてしまうくらいに。
――このまま時が止まってしまえばいいのに――
そう思った。
だけど、君は遠いところに逝ってしまった。
手を伸ばしても届かないくらい遠い所に。
「逢いたい」
僕は泣いた。力尽きるまで泣いた。
ようやく泣き止んだ僕の手の中には小さな花。
『金木犀』
君が一番好きだった花。
この花を見る度に、君は立ち止まってその甘酸っぱい匂いをかいでいた。
ある日。
ぼーっとしている僕を甘酸っぱい匂いがノックした。
何となく懐かしくなる匂いにつられる様に歩いて行くと。
「金木犀」だった。
特に好きなわけでもなかった。
ただ、無性に匂いがかぎたくなった。
そして、その甘い様な酸っぱい様な匂いをかいだ。
あの時の君のように。
>>360 それは、捕えようによっては罪だと言えるかもしれないけど、
別に大したことじゃない。
そもそも、誰に対する罪なのか。
人数が多ければ罪になるのか、それとも避妊することが罪なのか。
あなたのような人間は他にたくさんいる。
気がふれるほど広いところで
生まれた
そこで
百の光を知った
千の光へ倣った
気がふれるほど大きな母に
抱かれて
やがて
万の時を越え
億の時を経て
気がふれるほど遠いところへ
行く という
あまねくわたるかがやきとなるべく
とこしえの命をつらねるべく
生まれた という
気がふれたように燃える
超新星
白く
白く
白く
今日も漫画とネットで一日をやり過ごした
暇だと言う割に虫歯の完治も部屋の掃除もまだだ
一八で堕落だ
どうする
仕事は 病気は
孝行の猶予が狭まっていく母親
流し込む食い物と飲み物
荒れた胃を治療する薬
意味は有るのか、生き長らえる意味は
たらたら
たらたら生きて
いる
せかせか歩くように
走る人が
いる
邪魔にならないよう
走ってみた
いぬ
のように
手をついた
すこし風に
のる
「桜の木」
桜の木の存在に気付いたから見上げた
桜吹雪が美しいことに気付いたから踊った
桜の花びらがいつか全て散ってしまうと気付いた時、泥を投げつけて、汚れた物だと思い込むよう努力した
>>374-375 アンサーだったら嬉しい
マニキュア塗った爪を噛みちぎる
そのまま飲み下せ
どぎつい色の清涼飲料水で口直し
さあ
寿命、どれくらい縮まった?
378 :
373:2008/11/09(日) 23:37:00 ID:RTxOiuyv
こんなことしか言えませんが、頑張ってください
>>378 ありがとう
自分みたいな小娘がこんな嬉しい言葉貰って良いのかなw
詰め込むように読書に励んだ
一三から
年齢差埋めたいという馬鹿な考え発進
知識も思想も拙いまま
年齢差も埋まらず
一八になった今も読書に励む
単純に読書が好きだ
しかしまだ馬鹿な考えを棄てきれずに居る
380 :
>>379:2008/11/11(火) 20:24:43 ID:MQGGpFBW
引用ですが:早川義男「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」LPライナーノーツ より
『 僕はこのレコードをどうしても流行に乗り遅れてしまうような方に捧げようかと思う。
多分に時代遅れぎみのこれらの詞曲は、けっしてかっこよくはなくなんともみじめな歌ばかりなのである。
まわりには卒業していく方もあるのに、僕はいつも同じところを歩いているような気がしてならない。
納得いかぬことばかりなのだ。絶対にこれだというのがなくいつもうじうじしている。
別に、化粧品や紳士服のコマーシャルのようにキリリとした男性を望んではないから、
まして卒業とは納得すればいいのだから、僕は一生卒業できないだろう。
君も、一年前このような場所でこのような事を考えた。だからきっと一年後もこのような場所でこのような事を考えるだろう。
逃げようと思えば思うほど追いかけられるのだし、それは求めれば求めるほど見失うようなもので、
いつのまにか背中だけが巨人になっている。すくなくとも追いかけられるより追いかける方がステキだろう。
AはAの原因しか知らず、BはAの結果しか知らぬ。
かも知れないしかも知れぬ。人々の会話はスピードを増し、納得したふりで事のみ運ばれていく。
いったい僕たちはあれもこれも欲しいのだろうか。
僕は、回転数を間違えたようなこれらの詞曲を、甘えたくて甘えたくてしょうもない人に聞いてもらいたい』。
>>380 ごめん、自分には難しいみたいだ。
読解力も理解力も無くて申し訳ない。
でも何となく解る様な気がする。
今後何度も何度も読み返してみる。
ありがとう。
時は残酷で
ただ流れている訳じゃあない
身体は成長
思想も同じ様に成長したなら
今ここに
大きな手が表れないことにも
納得出来たかも知れない
もし考えなくなることを
そして痛みを感じなくなることを
成長とよぶのなら
僕は毛布をかぶって
目を閉じた宇宙から
ぼやけた六等星たちを眺めていよう
その距離の中に横たわっていよう
1001の甘い夜と苦い朝を迎える時
僕が涙の星となるために
「滲んでく今日」
息を吸うと
腹が膨らみ
胸が締まる
吸うだけ吸って
溜めた後に
空を見る
吐き出す風の
毛先に絡む
星屑が
逃げたあの子の
靴下掴む
まだ残るぬくもりに
今日の予定を尋ねれば
それらはすでに
終わっていたので
どこに行こうかと
息を吸う
膨らむ腹と
締まる胸
風吹けば今日は夜勤
「滲んでった今日」
出す左足
引く右足
動かす両手
落ちる頭
朽ちた言葉
欠けてく耳
そんな全てに突き動かされ
走る僕らの
合い言葉
蘇れ、蘇れ明日
僕らの駆ける
その足が
お前の影踏む明日まで
死にきることなど
僕らは許さぬ
お願いさ
蘇れ、明日
長針振りかざせ、明日
二階 窓の外を小中学生がはしゃぎながら通る
四時半を知らせるチャイムに焦らない現代っ子
ランドセルは重いけど護ってくれるよ
だから私、欠席ばかりだったけど通った
制服はダサいけど護ってくれるよ
性教育は恥ずかしいけど大切だし
教師は煩いけどそれが仕事なんだ
解らなくて一年も通えなかった中学
窓の外を小中学生がはしゃぎながら通る
解放されたと思う
護られなくなったとも
もし男だったら絶対一人称は「俺」
ただ毎日格好付けてカッコ付けてかっこ付けて
きっと美人を前にしたって無口になる
心の中でかっこ付けて言う
(俺なんか相手にされねえな)
「明日まで明日まで」
と生きて今日
もう終わるから
また
「明日まで明日まで」
嫌だ嫌だと思いながら薬を飲む
飲みなさいと医者が言ったから
生き長らえる価値なんか私には無い
「君さりし 部屋に薄日は 差し込んで ホコリ煌く 言葉にも似て」
君がいなくなった部屋に
薄い西日が差していた
僕はふと立ち止まって
窓からそっとのぞいてみる
川の向こう側に
夕暮れの影に
君の住む町がある
やがて落ちてくる朝は
どんな色をしているのだろう
君がいなくなった部屋に
薄い西日が差していた
ガラスに映るのは
ここにいる僕
いつか君が見た景色は
忘れずにしまっておくんだ
だれも現像できやしない
心のフィルムに焼き付けろ
僕がもっと小さかった頃
あそこの橋は架かってなかった
向こう側を夢に見ながら
星屑の影に眠った
そして この街をさる
君の姿 白昼の鳥の影
素敵なもの 撒き散らして
どんな橋も渡っていける
夏草の翳った夕べを
黄色く乾いた朝を
ガーベラの花散る午後を
忘れずにしまっておくんだ
そして この街にいる
俺の姿 錆色の眠りの中
季節を 数えながら
春の訪れを撃ち落すのだ
391 :
さみだれ ◆n.DUTbwJIc :2008/11/17(月) 19:20:54 ID:RpTNXmVO
「風の唄」
悲しみに暮れる
通り過ぎる風や
追い掛ける太陽
捕まってしまう
坂を下れば君の町
それを知ってる二人
夢の中までは風は吹かない
ただ信じる
心がつかまってる
ほろ苦いコーヒーや
少し苦手なサイダー
雨の降らない町
心は夢に捕まる
思い出に
さよならいいたくて
小さな魔法をかけて 子猫にした
どこかに置き去りにしてしまうため
でも困ってしまう 子猫は
僕の足元にすり寄って 離れやしない
思い出を
封じてしまいたくて
あの娘のリボンを 髪で結わえた
僕を悩ませないように
でも毎晩 その娘がリボンを解くたびに
雲は広がって 静かな雨を降らす
お腹が鳴っても 我慢
のどが渇いても 我慢
何も買えないのだよ **たん
君に貢ぎすぎたのだよ
馬鹿だね 僕は……
[虹]
ツユクサのおいしげる
野に生まれた
子供たち
たのしげな声
銀河やら
星雲やらが
わきたち
ひとしきり
銀色
橙色などに
燃えたあと
ことしも
夏は
去ってしまった
まちに
しみこんだ
水の音をきく
きみは
一艘の舟であるか
あるいは
世界の
海原を
はるかに
とぶ
一匹のアシナガバチであるのか
空は
気層は
記憶領域の
一部であって
少年は
柘榴の
かなしみ
ポケットから
こぼれおちた
種の
いくつかは
虹となって
東の空を
染めた
顔がやさしくなり真実の罪ってたちこめる指螺旋灰色谷間で散る
抜いて下腹痩せ細って黒く細長い悪寒は多分放置
我々が障害世界の中心で質問です
ちょい遠い創られた醜い無数の風バックバクな穴に逆戻りだよと
コブラ同年代郡。いかがお過ごしですか?
はっとしてスタート
ぐっとくるアガート
青色発光ダイオード
12月
ぼくは
で始まる詩を書き始めたら
冬のらせん階段をどこまでもおりてゆく
そんな詩になってしまう
あの日きみを待ち続けたときの雪は
まだやまない
398 :
◆77r3yrtC9I :2008/12/23(火) 03:08:14 ID:eoZIVrlA
「サンタさん」
サンタさんからプレゼントをもらえるのは「いいこ」だけです
サンタさんからプレゼントをもらいたくて「いいこ」になろうと努力しました
よほど「いいこ」から遠い場所にいたらしく、何年努力してもプレゼントはもらえませんでした
もらえるまで努力を続けることを決めました
長い時間がすぎました。まだもらえません
いつになったらプレゼントをもらえますか?
何をしたら「いいこ」だと認められるのですか?
プレゼントのために努力することは「いいこ」ではないのですか?
お願いだから、「いいこだね」と、言ってくれませんか?
名もない君達へ
明日は何処に。
ジュースやサービス品で腹を満たす。
明日は何処?
毎日はしごする。
そんな時ここを見つけた。晴れ渡る冬の空に、
明日を見つけた。
明日からはもうこない。
住所をもらうから、役場に言って相性のいい人に出会えたから。
誰かが言った。僕らは浮浪者じゃない。
400 :
さみだれ ◆n.DUTbwJIc :2008/12/23(火) 18:36:15 ID:t1jD33Tv
することがない
そう言って天井ばかり見る
あなたの生活は
見た目にはとても退屈そう
でも心の中では
渦を巻くように呑みこまれ
砂の山にさらに砂をかけ
とても苦しそうなのです
誰も知らないあなた
あなたは救いを求めてくる
本当のことを言わない
それでどうして救えるのだろうか
頭の中では
楽しいことを夢想し
でも心の中では
羽が生えることばかり願うのでしょう
人間であることを
生きていることですら愚かだとする
なにものも、生きていない、ということを
知らないというのに
あなたは眠りにつく
夢の中では
たくさんのものや
たくさんのことが待っているのです
401 :
R:2008/12/27(土) 16:38:34 ID:961ysf6q
それでもスキだった
君はもう近くにいなかった
いつも思い出すのはあのころの二人で
繋げなかった手も
抱きしめられなかったことも
少し上からかぶさるように聞こえた声も
・・・君の笑顔もこのまま終わってしまいそうで
ごめんね。
彼女らしいこと何もできなくて
そばにいれなくて
幼かったんだ
わかんなかったんだ
君がどう思ってるのか
不安で 切なくて・・
それでも君を忘れられなかったよ
でも遅かったね
君には もう大切な人がいたんだね
今年の冬会えなかったのも
きっと・・・。
風景‐
そこから誰もいなくなっても
君は後ろを振り向かないで
誰かが誰かの声を奪っても
君は足元に俯かないで
ラジオのネタにひどく笑った夜も
明日の夜には忘れているけど
静かな闇を見つめる瞳を
朝の光に瞑らないで
届かない声に泣きそうになっても
君は前を向くべきなんだ
意味はないと嘆く大地にも
君の足跡は残ってるんだ
星の遥かに
移行する世界に
君の描いた点景が
指の隙間から見えたなら
輝く海も透き通る空も
滲んだ路上も孤独な廊下も
君が望んだ夢も 望まなかった現実も
君が忘れた数多の思い出すらも
全てを見つめてその手に取って
君だけの新しい景色を描く時なんだ
403 :
名前はいらない:2008/12/28(日) 16:05:30 ID:NLyqi4Qe
無音空間
どこでどうしているのか
音沙汰なき無音空間
はやく声がききたい
感性と表現のちがい
だけで終わりたくない
内に住むものは同じはずだから
404 :
名前はいらない:2008/12/28(日) 17:19:10 ID:hegOdBVM
冬の夜空に張り付いた
青白き星の冷たさが
身にしみたのも今はむかし
この美しい星ぼしを
一緒に見れる暖かさ
夏はキラキラソーダ
天の川のシュワシュワで白い喉がキリキリ
冬はアツアツミルクココア
夜の闇に彼女のミルクのように甘い吐息
ぼくの心はポカポカ
On the hill one can see the Pacific Ocean
Twenty-two years ago
I was here with your mother
She was twenty
like you are now
She was so beautiful
like you are now
Your long eyelashes
are ones of your mother
Your not high but pretty nose
is the one of your mother
Why haven't I married again ?
I was't handsome
nor young
But she accepted my love
in the midst of her youth and beauty
How can I forget her
How can I betray her
Her sweet heart
still lives in my heart
I still live
with her sweet heart
There you can see an old bench
I sat on the bench
with your mother
she was twenty
like you are now
she was so beautiful
like you are now
Father Damien Karras
"Who are you ?"
"I am no one"
http://homepage3.nifty.com/jba03324/
ぎりぎりぜえぜえ
きりきりしゅくしゅく
ぐるぐるぎゅろろろろ
ぎりぎりうはは
どっきゅーん
貴方の光で黒を増す私の影
立ても歩けも聞き飽きたの
嗤って
嗤って
嗤って
笑わないで
410 :
名前はいらない:2009/05/03(日) 22:47:52 ID:ObgcMGrl
「涙」という人にしかないものが
出てこないあたしは
人であることを止めたのかな
411 :
名前はいらない:2009/05/04(月) 00:26:21 ID:iaaDa9Tz
おまえはなにをした
なにをやった
なにをやめなかった
自分は自分でしかない
それ以上でも
それ以下でもない
愛する人
一線越えてしまったら
嫌いになんかなれやしない
今日も
同じ空の下
普通にいてくれるだけでいい
413 :
yui:2009/05/06(水) 17:07:27 ID:BGPsRJwP
今頃きづいた
もう会えないし、しゃべれない、みることもできない
なんにも言えなかった
伝えれなかった
友達からは上はないって自分で思いこませて
なのに期待している自分がいて。
こんな終わり方したくなかったのに
今、言わないと一生後悔するってわかってるのに
友達でもなくなっちゃうのが、やだ
怖い
そんな理由
誰か、あたしのその人への記憶全部消してよ
こんな思いしなくてすむように
だれでもいいから
『わかってねーやってこと。』
もしお前の訴えとやらが俺を追い詰めるための罠だったり
遊び半分の言葉だったりしないってのなら
お前こそ一々反応するな、少し黙ってろよ
お前のその発言で、お前を笑いものにする人間が
どれだけいると思ってるんだ?
いままで
どれくらいのものと
すれ違ってきたのだろう
いろんな関係性の中で
活かし活かされ生きてきた
自分に出来る事
そう多くない
それでも出来る事
全身全霊で表すのみ
分かってもらわなくてもかまわない
分かってくれる人は必ずいるから
416 :
名前はいらない:2009/05/09(土) 09:09:55 ID:kUyiDWJD
君の歌声が聴きたいから
いつも心は都心に置いてけぼり
まだ何かに悩んでいるの?
手を差し伸べるには遠すぎる
儚い約束を残したまま
走っていく小さな背中に
私の足は追いつくこともできない
強さと弱さを兼ねそろえた君に
正直なところ敵いもしない
だけど、この世で一番愛しい人が
私を裏切って罪を犯して
同じ笑顔で帰ってきたら
ためらわず「おかえり」と言いたい
十字架は背負えなくても
ありがたい、は神様に
愛された言葉 そして君の口癖
忘れたくないもの 忘れてはいけないもの
教えてくれた君には
ずっと帰る場所がある
417 :
名前はいらない:2009/05/09(土) 19:45:15 ID:lHAzlXF0
聴く時間はハードなので
余さず聴くことになる
言う時間はソフトなので
迂闊なことを口走る
俺の言う時間はあなたの聴く時間になる
俺の聴く時間はあなたの言う時間になる
聴く時間を設けない自分に俺は憾みがあって
言う時間を設けていないとは思っていない
誰の何に憾みがあるのかと言えば俺の場合は自分のそれで
あなたの場合がどうなのかも分からない
419 :
名前はいらない:2009/05/18(月) 18:32:18 ID:hUSbnIlX
今日も昨日も毎日同じ 虚しい人生繰り返し 死ぬまできっとこんなふう 朝は小鳥の声で目を覚まし 昼は食堂で友人と他愛も無く話 夜は一人ベッドで素晴らしい一日だったという思いの中に入り込む
それがところが牢屋の中ぬけだせず 窓のこもれびをずっと眺めてる きっと外じゃ知らない他人が知らない時間の中で生きている 灰色の壁は永遠の中で冷たく光っている
僕は今日も昨日も檻の中 涙が一つ流れてく
420 :
名前はいらない:2009/08/07(金) 22:01:27 ID:24YySi+X
人間というやつは全く困った生き物だ
無意味なことを嫌う癖に無意味な物を集めたり、語ったりするのが大好きなんだからね
421 :
レイビョウ ◆MORsxq5HPM :2009/08/10(月) 13:47:17 ID:VAhqqi+d
「灰の中の幻想/幻想の中の灰」
十月の宵の口は 斜めに奔る箒星に溢れそう
見つめあう恋人たちのその影は ところどころに隙間がある
雑念と妄念は 石畳に響く足音に吸い込まれ、ただ…
夢見る詩人のレトリックに奪われるのみ
嗚呼 星の歳月よ
彼方のレールを曳いてきておくれ
その型崩れした深紅のコートを纏い
夜の帳を引くように
神無の冷たい月は 斜めに翻る山の稜線に隠れそう
言葉に架かる自分たちの誇りを跨いで
今日も一翼の羽を担う
今日も一翼の羽を担う
零れだした火の粉に 灰だけは浮かび上がりし幻燈の緋
422 :
沈み草ちゃん:2009/08/11(火) 23:36:37 ID:0Bf6z6H8
銀河のさざ波が聞こえる
夜明けの時代はもうすぐだ
人々は、変化に気づいている
しかし、それを言葉で説明しずらい
だから、それを語るものはいなく、沈黙する
沈みゆく時代に
あなたはもう気づいている
でも日常の中の雑念が、いつも塞いでしまう
いっそ消えてしまいたいなんて
考えるのも人の世だから
さらにぐっとこらえて
今を、さらに突き進むのさと
見えたりはしないから
いつも、雲は空を覆っている
でも、それはあの向こうに銀河の夜明けが
待っているなど誰も予想だにしてない証拠
どうしてるかな
あのときの○○君は
今、やってるかな
ちゃんと、やってるかな
やっぱ、ニート?
423 :
名前はいらない:2009/08/11(火) 23:52:01 ID:wwqNZ8mH
↑こいつ絶対アホ。
424 :
レイビョウ ◆MORsxq5HPM :2009/08/25(火) 08:37:21 ID:E++Ucgz3
ハスの花はアメの色
トキを映すシキの色
喜びは紅くアカク裂けた海原
哀しみは遠いトオイ息の脱け殻
独りきりの少年は 真上の風船を夢見てる
時空の筏を駆使しては 真夏の涙を探してる
椅子に 秘密を隠したら
一輪の野薔薇を飾り
夜に 名前を捨てたなら
淡い蓮華を天に還そう
孤人の星は 雪の湖氷たゆたう青き棺
長靴の底に
失われた百億の暁の光が
失われた一陣の風を伴い
永遠の夜明けを告げた
425 :
名前はいらない:2009/08/27(木) 02:58:23 ID:PqX1Eg7r
不意に刺す
あなたの頬の赤さよ。
風は夜を告げ
空はさわやか
捧げたいのは秋の雪
隣にいるのは誰かしら?
いらぬ感傷
消えた憐憫
私があげた一輪の
桜の花ではないけれど
過ぎた日々には約束を、
きたる日々には花束を、
そうして今日も我が家には
その面影が残るのです。
426 :
名前はいらない:2009/08/28(金) 12:54:49 ID:3m6HeT7X
巨人−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−‐中日
23勝10敗 90−46−8 .661 28勝03敗 94−49−1 .657
22勝11敗 89−47−8 .654 27勝04敗 93−50−1 .650
21勝12敗 88−48−8 .647 26勝05敗 92−51−1 .643
20勝13敗 87−49−8 .639 25勝06敗 91−52−1 .636
19勝14敗 86−50−8 .632 24勝07敗 90−53−1 .629
18勝15敗 85−51−8 .625 23勝08敗 89−54−1 .622
17勝16敗 84−52−8 .618 22勝09敗 88−55−1 .615
16勝17敗 83−53−8 .610 21勝10敗 87−56−1 .608
15勝18敗 82−54−8 .603 20勝11敗 86−57−1 .601
427 :
名前はいらない:2009/08/28(金) 19:54:02 ID:1ZEYnFZx
>>414
難波って本当??
428 :
名前はいらない:2009/08/28(金) 20:01:58 ID:1ZEYnFZx
社交をしてるわけじゃないから
空について
*
遠い虫の声
罪のようにわきあがる雲
わたしはどこにも
いない
*
シャーペンの芯が刺さった
消しゴムみたいな
恋でした
*
夏服の汗が乾くと
とても静かな夕暮れだった
*
あおぞらの
どこかできっと
水が湧いている
430 :
名前はいらない:2009/08/31(月) 00:06:48 ID:MuWzwlmh
文間に必ず入るアナルの意味は?
>>430 う〜ん確かにアナルだね、するとアナルが喋ってることになるね、なんか自分でもこの詩が嫌になってきた…
ワロタけど言葉のセンスはなかなか
433 :
名前はいらない:2009/09/03(木) 23:26:49 ID:89dh/lYu
この世のユートピア
地獄なんてないのさ
勝手に囚われてろ
434 :
名前はいらない:2009/09/04(金) 04:59:37 ID:Bn/+ECfC
こんばんは。こんにちわ。どちらから?あちらから。あらあらわざわざ大変ねぇ。交わした真夏の会話。たくさん見つけたセミの抜け殻。いつの間にか落ちてるのは全部死骸だから。ひと夏に燃え切った燭。さあそろそろ行こうか。永遠の記憶を起こしに。
435 :
新人ナイフ ◆XBzaII/xfg :2009/09/08(火) 00:14:08 ID:1lbXg5CE
ゆうぐれのそしゅーる
こいするふたりはいつでもしねる
そんなふたりのなつのなごりは
ゆうぐれのそしゅーる
あいまいなままうまれて
あいまいなまましんでく
わたしたちのほんとうのなまえなんて
きっとだれもしらない
しいせいしいせいしいせい
ああしいせいなんて
ねえゆだやじんのかみさま
ねえいんどじんのかみさま
どうかどうかおすくいください
あいまいにたたずむわたしたちは
ゆうぐれのそしゅーる
夏
小鳥も
沈黙する
夏のおわりに
わたしのこころは
夕立に濡れ言葉を失う
やさしさにあふれた世界に
わたしの居場所はどこにもなく
「誰もいない」が私の心で叫んでいる
437 :
名前はいらない:2009/09/12(土) 00:30:14 ID:aqLzHGgo
タイトル 誰もいない
誰もいない
誰もいない
誰もいない
ならばその合間に 魔法の囁きを・・・・・
ぬ・る・ぽ
誰もいない
誰もいない
誰もいない
ッガ!!
オレガイル
魔法の夜は終わらない・・・・・
ぬ・る・ぽ
439 :
名前はいらない:2009/09/12(土) 01:22:07 ID:aqLzHGgo
ッガッガッガッガッガ
俺は俺は眠れない 工事現場の音がする
>>438の家の隅
ッガッガッガッガッガッガッガと音がする
早く ぬるぽで休みたい・・・
440 :
新人ナイフ:2009/09/21(月) 21:48:39 ID:ZHvi1YTX
季節のない星
*
少女がまだ恋に恋する頃
少年もまた夜明けを知らない
*
ひかる雲
日に透かす手のひら
遠くで誰かがぼくを呼ぶ
*
夜になると
少年は
想像の翼をひろげる
*
雨の日には
雨の降る音を
聴いている
廊下の暗がりは
しんとしている
441 :
名前はいらない:2009/09/25(金) 20:26:57 ID:BZbegCaY
運命
また会ったね
久し振り
過去
君は僕の宿敵だった
殺しあった
対立概念
それが君と僕
運命はまた僕と君とをしめしあわさせる
終わることはない
邂逅
交わり
別れ
再び会った君は別の姿をしていた
そうやって
何度
何度
何度
同じことを繰り返したろう
これは運命
君も僕じゃない姿をした僕に出会ったことがあるだろう
既視感
嗚呼
運命よ
君よ
何度も
何度も
何度も
僕たちは繰り返す
442 :
さみだれ ◆n.DUTbwJIc :2009/09/25(金) 21:18:04 ID:G2PqFkaF
光景は時として視界を塞ぎ
やがて訪れる雷雲を
風に撫でられながら知る
行き先を告げず飛び出し
その時開け放した扉を
今さらながら心配する
太陽は海を伝い現れた
誰もがその光景に気付かず
息をしながら眠っていた
しかし今!
朝の静けさに言い知れぬものを悟り
少女は男のそばで目を覚ます
なぜ在るのか
この上ない寂しさを少女が身に纏ったとき
光景は光のもとに移り変わり
優しく太陽が風が少女を撫でるのであった
そばにいて囁いて
遠くかすかな声では
私の耳に届かない
あなたの声が
支えだった
手を離すなと
もう何もない
いつかきっと
夢を見て深い眠りに
息をひそめ
あなたの微かな香りが漂う中で
小石を拾い上げては
祈りを込めて
あの瞬間の胸の高鳴りを
思い出してた
あなたと交わす
心のサイン
愛してた
夢の中でずっと
446 :
名前はいらない:2009/10/05(月) 16:01:27 ID:2KDwLiJE
ここに悲しんでいる人間がいる
他のものは動かないのに
私からみた風景、目に写るものが悲しくみえている
悲しく見えることに悲しんでいる人間がいる
それが、私だ。
その人間は私だ。
すべてとの別れとともに
ある女の子を護っていた何か達が全て去った。
その子は気づいた。
最後に起きた不思議な出来事は、
あの年のように、その子を最後まで護った人が
いたからだということに。
最近、ずっと昔から続いていた
とても長かった旅が終わった。
さびしく感じるけれど、これで良かった。
静かな日常に「ただいま」とつぶやく。
人を純粋に想うこと、それは言葉にした時点で
たしかになくなってしまうのでした。
誰よりも言葉を大切にしてきたあなたの、言うとおりだったのでした。
今やっと、貴方の本当の気持ちが、また少しだけ、理解できたように思うのです。
448 :
レイビョウ ◆MORsxq5HPM :2009/10/17(土) 19:58:20 ID:7zfPrmMf
ブルーコーション
暗黒は舌の先 あなたの瞳にありました
月が還りたいと泣く理由は 誰かが誰かに伝言ゲーム
見失いました
淋しい夢は流れ星に
淋しい涙は流れる雲に
淋しい声は流れる人波に
掻き消され また
捜しています
音もなく
コーヒーの匂いと
感触もなく
足元の猫の温もりと
記憶もなく
切り取った新聞記事に
色もない
ゆるやかな陽の影が射し込んで
あたし
言ったでしょ?
このままじゃたちきれないって
このままじゃ・・・
それなのにあなた、それをあなたは、
淋しい言い訳と
449 :
名前はいらない:2009/10/17(土) 20:32:57 ID:5o7uewLE
記憶は
あるキッカケから
繋がる
覚え
把握
育てて行く過程さえ
海
画くよによく
詩うのは
海から来た存在だから
そう
なのかも
しれない
星をよく
詩うのも
存在そのもの始まりが
宙から
生まれたから
かもしれない
遠い存在でありながら
繋がっている
DNAの記憶
だから近い
450 :
名前はいらない:2009/10/17(土) 22:40:49 ID:DkhB6qJs
451 :
名前はいらない:2009/10/18(日) 00:09:31 ID:+5Z6uzfs
悲観の副作用
誰にでも
あり
それを詩えば
デトックスと
なるか
習慣癖となるか
うるさいくらい
前向きな
詩叩き込めば
変わるというのか
作用は詞にして
副作用は詩にして
何かへ変換し飛ばせと
太宰さんもタイプも
加藤さんもタイプも
魔法使いサリーちゃん
よっちゃんタイプも
何をするにもどこか白けて
つかず離れずお互いを曖昧にして
ドラマができるんじゃないかと笑い
キャッチフレーズ考えてる
背中越しの偲び泣く声を聞いてまた迎えた
暖かくて眩しいはずの木漏れ日
思い出が懐かしくなるのは
美しく飾りつけないと笑えない弱さなんだと思った
そして僕はまだ 君を明日へ渡す
手の差し述べかたを知らない
453 :
ザチョウ:2009/10/24(土) 12:49:07 ID:5OSXf6ud
なぜ、そこまで
運命を受け入れる?
もう、充分だよ。
恩返しは済んでる。
せめて、これからは対等に……
神様は、許してくれる。
舞台だけでなく、
全てに解き放たれた、
あなたの笑顔が見たい。
きっと、みんなが願ってる。
テスト
455 :
魚食系男子:2009/12/12(土) 23:14:58 ID:1+e0MYaP
完璧な人間がいないのと同じように
正常な人間もまた存在しない
皆どこかに欠陥を抱え生きている
そう、人間とは意思を持つ欠陥品なのだ
456 :
魚食系男子:2009/12/12(土) 23:42:10 ID:1+e0MYaP
自分に向けられる感情には
それが善意であろうと悪意であろうと決して気を赦してはならない
なぜならそれは僕等の心を喰らおうとする怪物に他ならないのだから
457 :
名前はいらない:2009/12/18(金) 22:45:42 ID:rabJyVLg
はかなきは金銭
たよりなきは地位
人の思惑も苦にせず
ただひたむきに
ざんげの一路を歩み
己を捧げて報恩の托鉢を致します
水空
わたしのなかの
夕暮れに似たものが、
うなじのあたりから
すっと線をひいて
よせてはかえす
いくつもの波になる
あれは、ちいさき夢見る妹?
ひらひらゆれて、
少しはにかみながら、
むずかしい字を飲み込む、
きっと、
嬉しくて、嬉しくて、
まぶしくわらうだろう
空にこびりついた、
ひとつの傷が、
眠りのなかでも、
ずっと
木枯らしを響かせる
459 :
シャンティフレーズ ◆hm8TwuXdsQ :2010/02/07(日) 12:44:42 ID:I45gAFLx
なにもない、がらんとしたこころだ、おもいでがあったきがするが、
すべてかこのことだ、じかんがまのびして、のびきったごむみたい
になって、どうやらやっとあすがくるらしい、そして、なにごともなく
いちにちがくれていゆく、そうだ、じかんだけがたしかなそんざい
なのだ、じぶんのなかのどうぶつのこころ、はらがへったらめし
をくい、ねむくなっらねむり、やりたくなっらしゃせいして、ずっと
あいにうえている、そういうどうぶつのこころ、にんげんのこころ
なんてしらない、
460 :
シャンティフレーズ ◆hm8TwuXdsQ :2010/02/07(日) 12:58:02 ID:I45gAFLx
うさぎはさ
さびしいと死んじゃうんだよね
おいらがうさぎだったら
きっと何万回も死んでる
死にいたる病
人間ってさ
みんな死んじゃうじゃん
それってさ生まれたときから
死にいたる病にかかってるってこと?
そっかみんな病人なんだ
神様も治せない病気
せめておいらは
健康に死にたいな
小学生の頃
セキセイインコを飼っていた
人差し指に乗せると
爪が痛かったけど
あたたかだった
晴れてる日は気分がよくて
雨が降ると憂鬱になる
おいらはどんだけ
地球の影響受けまくるの?
いつのまにか
おいらは
間違ってきてる
気がする
わたしのうすいいろの皮膚がわたしを全世界の外に置く
繰り返すリフ
ぼんやりしている
さようなら ありがとう
ひとつまわって こんにちわ
繰り返しステイ
わかってる大体
そのまま廻る
まんまる愛ってそのままさ
膨らませて飛ばそう
狭い部屋の真ん中で
うずくまっている誰か
最近
そのうずくまっている
誰かが
名前をくれと
名前をつけてくれと
私の脳内を
ひそひそと
動き回るようにして
囁き続けている
ごそごそと
おさえこむように
叫び続けている
大人のなり方なんてしらないのに、周りの大人は私たち子どもに
知恵とか、常識とか、さまざまな感情とかを教え込んで、大人にしようとしてくるんだ。
大人になりたくないなんて僕らは言わないけど、せめてもう少し、子どものままでいさせてほしい。
時間を操る残酷な神様は、無慈悲に時計の針を進めていく。
僕らはそれにさからえず、大人にさせられていくのだろう。
大人になる方法を知らず、そのまま大人にさせられるんだ。
僕はピーターパンじゃないから、大人になっても構わないけれど、
僕はフック船長でもないから、大人になる覚悟がまだ無いんだ。
だから、僕は願い続ける。大人たちに、そして時の神様に。
もうちょっとだけ、時間が欲しい。
大人になっても、子どもの頃の、
葛藤や幸福やトキメキが思い出せるようにするための時間が欲しい。
だから、僕は、こう願う。
大人に神様に、こう願う。
後少し、子どものままでいさせてくれよ、と。
渋谷の交差点
人々の群れは
まるで早回しのように
なにをそんなに
急いでいるのだろう
時間を追っかける人達
早すぎると
時間を追い抜いていくことに
気づかずに
流れから外れて
群れを見ると
こんなに滑稽なことはない
466 :
名前はいらない:2010/03/18(木) 21:55:09 ID:Nwfb2xbp
詩投稿スレが下がっている。
467 :
名前はいらない:2010/03/18(木) 22:01:51 ID:Nwfb2xbp
阿波踊りをぼんやりと
聴くように眺め
あの波動 エネジー
それは日本全土
世界のある舞台にも
能えるべきエネジー
青空は見えない
その空気 魂しか伝わらない
青空は覧えない
青い鳥の幻想は視えない
最近 幸福そうな表情の人たちに敏感だ
季節はその時期へ来た
体内には死が近い爆弾さえ持ちながら
空に青い鳥
飛ぶ
幻想のよな詩
阿波踊りの音と重なった
なんとも言えない季節
468 :
名前はいらない:2010/03/18(木) 22:47:55 ID:Nwfb2xbp
人間が筆を持つ
画を
書を
学を
説を
誰かが 詩を
筆にて
伝えだす
そこには
人間が顕れる
離合集散の世界の中で手にする
失希望が背中合わせした
不幸福
筆は知を伝え
恵さえ伝える
離合集散の世界の中で
手放さない幸福を
探すよに
人間は筆を持ち画く記す
砂漠の中にて
楽天家となる才人の詩を
見かけ詠んでしまった
不幸福
469 :
名前はいらない:2010/03/18(木) 23:52:28 ID:Nwfb2xbp
砂漠のなか飛ぶ
青い鳥
雨の詩の空
悲幸観という背景
砂の足跡
いつか風消し
470 :
名前はいらない:2010/03/19(金) 00:00:55 ID:C5JyYKpz
情報の森の木へ
とまる鳥たちは
様々な飛び方をする
鳴き方をする
471 :
名前はいらない:2010/03/19(金) 00:37:13 ID:C5JyYKpz
春らしくない春
地球は硝子のように丸く
美しかった
季節を感じられなかった
味覚失ったよに
そんな手帳へ印された
悲しみさえ消した
無感
悲しみ超えた恐怖
あのこは雲雀となった
そう想い過ごした
人間を辞めたのだ
機能不全だらけの人間世界の住人をと
硝子のような地球はまるく美しい景色映し出す
春らしい春
気付かなかった事が
ほろほろ顕れ
472 :
zzz:2010/03/19(金) 03:41:20 ID:TIheoQC4
鶴橋駅のホームに
奈良から、伊勢から
人間やら、鮮魚やら
どばっと、吐く
473 :
名前はいらない:2010/03/19(金) 04:11:46 ID:jw2vX/Xp
オマエラがバカすぎることは知っている
占いとかジンクスは信じない
来なくていい来なくていい
頑張れ
474 :
名前はいらない:2010/03/19(金) 19:00:43 ID:C5JyYKpz
いい年してママと長い時間接触する時間が多いと
境界性パーソナリティ障害になりやすいんだって
占いでもジンクスでもない嫌味与えながらも気付かなくてはならない事はある
475 :
名前はいらない:2010/03/20(土) 16:14:08 ID:fj7Qg0RM
今(present)はすでに送られているもの(pre sent)である
476 :
名前はいらない:2010/03/21(日) 13:49:10 ID:PYZXVIPw
痛い依存症から抜け出してくれ
痛みを感じないとアドレナリンが出ないから
痛みをくれと
自身を傷つけていく
それでしかアドレナリンが出ないからとの
痛み依存症の正当化かつ
押し売り
パチンコの777でない
そんな偽でない幸福感を求めている人たちへ
777は幸福では無いのだよ例えアドレナリンが出たとしても
嬉しいが全て幸福ではない
477 :
名前は要らない:2010/03/21(日) 20:21:39 ID:RqXOi1dz
昨日見た夢
明日もよろしく
478 :
名前はいらない:2010/03/23(火) 01:37:05 ID:wX+6/dRn
まるく
まるく詩い画く
ホライズン
まるい
水平線
そして物語は角ばろうとさえした
シナリオは青きままで
収まらず
そのため波は
灯台もと暗し
そこでの詩の飛沫はどんな
波の音
479 :
名前はいらない:2010/03/23(火) 01:40:07 ID:wX+6/dRn
灯台もと暗し
気付かなかった
闇照らす光
遠き星まで射して
480 :
名前はいらない:2010/03/23(火) 04:35:43 ID:efsAmsyb
男と話してはダメだ
481 :
nero:2010/03/25(木) 00:38:39 ID:92rYCLoD
PEACE
一生分の
細やかな
一生分の
パズルは
美しい
本当の
君自身の
上
土筆のてっぺんの黒が空に飛ばされて
太陽と重なって白を引く
白は鳥を通り過ぎて薄い青に染まる
空に落ちてきて土を色づけた青の上を
人が靴底で色づける
人々は地面に
平和を描く
戦争を描く
笑顔を描く
涙を描く
希望を描く
夢を描く
地面はカラフルに染まっていく
雨の日は傘さして
湿りがちな気持もenjoy
カタツムリさんこんにちは
484 :
名前はいらない:2010/03/25(木) 22:34:54 ID:L7C7i+U/
灯台の下 青い花たち揺れそこから先
青い宙へ
詩吟響くよに
消えた
人間は皆生まれた瞬間から立派なギャンブラー
今日という一日に自分の命をかけるなんてね
「なみだ」
悔し涙一粒
こぼれた
僕の怒りだったものは水分に静められ
水色が眼前に広がった
それがあなたのやり方
僕にあるのは自分に語りかける言葉
そして僕のうちにある力を
脳にポンプして送って
悩みをもって本懐とする
一人で生きる
二人一緒にやるのはその後
487 :
ジョイサ ◆sRPl5tIq1Y :2010/03/29(月) 08:59:15 ID:otI9vDkR
宿木の如く地球に落ちた人間は
宿木の如く地球の養分を吸い取る
冬でも小さな葉を茂らせる人間は
そのうち地球を枯らしていく
気がついたら春が近づく
冬を耐え抜いた地球は
柔らかな新芽を伸ばす
夏になったら
人間は地球の緑に包まれる
その日まで
488 :
ジョイサ ◆sRPl5tIq1Y :2010/03/29(月) 09:36:30 ID:otI9vDkR
夜に明かりをつけて
隣の家も
そのまた隣も
光をともす
ひとつひとつの明かりがつながって
星空が地上に降り注ぐ
489 :
名前はいらない:2010/03/29(月) 12:45:45 ID:lCbMtGem
自分の中の自分の位置に今の自分が届かない
なかなか降りてこられない
がんじがらめで動けない
どうしていいのか分からない
あるかもしれない縁を信じて
出します
今日も駒増やします
こんにちは
普通で
はい120円です
規則性を持たない音楽
意味をなさない言葉
型のない形が芸術である
評価はD
まさに独りよがり
無意味に 無目的に
ほつほつと浮かぶ情熱のみ
評価はD
海は青くも灰色も
荒波も静寂も
海だ
地球は創造し必然と偶然を繰り返し
海を創った
星が人ならば
人はその生から様々なものを創造し
知を育み
その知を愚かとする事も
その詩は
珈琲のように
うたわれた
雨降る音の窓辺でさえ
492 :
名前はいらない:2010/03/31(水) 17:24:34 ID:JbGYEsW8
カタルシスの森で小鳥たち囀る
カタルシスの海で青く染まり泳ぐ魚
毒薬の瓶
砂へ割れ流れ着き
物語は終わるよに
始まった
カタルシスの空を
カタルシスの
泡の詩なら
天へ送信
泡の詩集なら海へ浮かべ
カタルシス道場へ
ようこそ
493 :
名前はいらない:2010/03/31(水) 18:36:36 ID:JbGYEsW8
だめだ こんなの載せて
ごめんなさい
494 :
名前はいらない:2010/04/01(木) 00:53:08 ID:5mq8lLcH
不純だな
495 :
名前はいらない:2010/04/01(木) 01:43:08 ID:fhNG0kCI
光合成している詩をみかけ
葉緑素はいつしか夏色
彩り枯れて
落ち言の葉を
496 :
名前はいらない:2010/04/01(木) 01:45:33 ID:fhNG0kCI
闇だとよく見えるといい
その詩人は
あちこち闇を創った
僕たちの庭
あのこのテラス
憎しみは見えても
悲しみまでは
見えなかったらしい
497 :
名前はいらない:2010/04/01(木) 14:53:29 ID:5mq8lLcH
俺は嵌められた
498 :
名前はいらない:2010/04/01(木) 16:57:25 ID:yiI+gpYO
君に僕は
誰もが思うだけでぞっと思うような場所で
誰もが聞いただけで耳をふさぐような方法で
誰もが見ただけで目を潰すような骸にされても
僕は君のことを最後まで好きでいよう。
もう好きで、好きでたまらないと言おう。
もう大好きで大好きでもう本当に大好きと叫んでやろう。
それが僕の、大好きな君への復讐さ。
499 :
名前はいらない:2010/04/02(金) 08:52:43 ID:vtxd55bU
「恋愛」
僕もだんだん大人になって
わかり始めた
女の子だって生き物だ
きれいなことばかりじゃない
青春の恋は結ばれず
赤い糸はどこへやら
いつだって恋していたい
いつだって愛していたい
そんな夢はあまりにも甘い
だから僕の口の中であめ玉みたいにとけてしまったのさ
心に打ち込んだくさびを
つらつらとながめ見れば
今も心は赤く染められている
生きることは辛い
失うばかりの日々だ
ベルトコンベアーに乗せられ
永遠に止まることはない
誰が止めるわけでもない
疲れはててしまい
手に入れたものを放った
何かを得る度に重くなる心が
永遠に休まることはない
誰もが休んではいられない
死ぬまでが永遠
生きている間はそう思わざるを得ない
だから今日も荷物を背負って
新しい時を生きる
刹那の時を生きる
私は私の為に産まれた
私の力はつまり私だ
ここを作る全てが私だ
この光も
この言葉も
この体も すべて私だ
そうだ
心も私だ
魂とはつまり私を繋げるものだ
[cock teasing]
ほら、じらすんだよ、あれを
空しく高くつきだした
思う存分見せつけて
あれ、我慢できないのはどっち
ボルテージは最高潮である
504 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2010/04/09(金) 00:36:23 ID:Yjl8caBC
「ハエと船」
平らな海面上を飛ぶハエ一匹
四方は遙か見渡す限り海、水平線に囲まれている
ハエは力尽き水面に落ちた
船は、船は、船は、海を渡る
ハエが船にとりつき、やがて陸に着くと
宙に飛び立っていった
水夫らは気づかなかった、ハエの同乗者に
ハエはただ飛び立っていった、命を拾ったことへブンブンと言いながら
雑草さんの詩はそれでいいと思うけど。シンプルになりがちな詩い方が素材となっているところが雑草さんらしくて。
コトリッチさんの一行詩はシンプルだけど奥深いものを感じる。それと同じで、シンプルだからこそ表現出来る素も。
507 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2010/04/09(金) 01:06:34 ID:Yjl8caBC
>>505-506 どうも、ありがとうございます。好みはボードレールなのに、ファンタジー小説ばっかり読んできた蓄積が、
こういう詩の傾向となって出ていると思われます。いや、ちっぽけな私を気にかけていただけるのも、詩板
ならではの縁ですね。
508 :
名前はいらない:2010/04/10(土) 00:06:17 ID:NERCnPUS
テスト
雨が降り続いていて
僕はあくびをしていて
君といて
そうだな 何をしよう
途端に指先からゆるゆると砂が
遠すぎず近すぎず
影をとらえられる位置で
君の目は サファイアの猫
スモッグに霞むガソリンスタンドよ君の住む街で誰か死ぬ
511 :
名前はいらない:2010/04/26(月) 20:52:05 ID:7TPP4ubV
純粋に死を書くスレ にしたらどうだ?
512 :
ボルカ ◆6kB1JyG4Xo :2010/04/26(月) 20:57:10 ID:/GUV5jOI
「純水」
エッチ、エッチ、おっばい
513 :
ジョイサ ◆sRPl5tIq1Y :2010/04/26(月) 22:02:40 ID:hMj+YZ0V
ノミは小さな目をくりくりさせ
木星土星も飛び越えた
遠くの遠くの宇宙の果て
人が知らない小さな惑星だって
見えているかも
誰も考えないだけで
神社に立ってる欅の古樹は
江戸時代の徳永幕府
庶民の暮らしと明治維新
全部覚えているのかも
誰も聞かないだけで
動物園の小さなダチョウは
円周率を何億桁も
ずっとずっと大きな数まで
計算し終わっているかも
誰も知らないだけで
人間って意外と馬鹿かも
誰も認めようとしないだけで
514 :
名前はいらない:2010/04/26(月) 22:25:31 ID:7TPP4ubV
殺されたいのかテメーは
515 :
名前はいらない:2010/04/26(月) 22:36:44 ID:7TPP4ubV
エハラ死ね
雨と影と魚と夜と涙と猫と海と音と鳥と心
というのは
ただひたすら青のイメージで
哀しいことが正常であると
濡れた手紙に書いてありました。
しかしそれは辛く苦しいものではなく
すんなりと諦めのつく忘れ物のような
曖昧なものなのであります。
僕のなかの青といったら
まあたらしい食器を思い切り湯船に投げ込むような
しょせんその程度の青さであります。