1 :
名前はいらない:
ちょっと昭和の香りがするような、“日本の夏”の雰囲気が好きです。
懐かしい気持ちにさせられる、そんな詩を書いてください。
群青の香りと蝉の鳴き声で目を覚ました
真夏の太陽は風を寄せ付けず圧倒的な強さを見せてた
あら粒のかき氷も、ラムネも、花火も、一瞬だけの楽しみだって冷めた事云っていた
でもそんな自分があいつの為にラムネのビー玉、必死になって取ってる
矛盾してる、こんなにも冷めた自分と夏の日
蚊取り線香の匂い、古びた畳の匂い、まだこの家に残ってた
蚊帳の中でなかなか眠りにつけず、君と何時までも喋った夜
もうそんな夏の日は来ないんだって、今思い知らされたよ
空調設備された部屋、おいしくパックに詰められたアイス、きめ細かい氷のかき氷
今じゃ当たり前だけど、昔はこんな日常にあこがれてた
今は昔のあの時、君が居た夏の日にあこがれているのにな
なんて矛盾してるんだって、群青の香りと蝉の鳴き声で目を覚ました自分に吐いたよ
***
イマイチ昭和ではなくてすみません。
3 :
名前はいらない:2005/07/22(金) 23:24:44 ID:9g7drI6I
>>2の詩で良スレの予感
個人的に良いと俺は思うよ。
4 :
名前はいらない:2005/07/22(金) 23:35:24 ID:AEYKkneC
あら粒のかき氷ときめ細かいかき氷
快適な日常と、君と過ごした懐かしい夏
その対比が矛盾と空しさを感じさせて
素敵な詩だなぁと思いました
群青の香りとは何だか
夏の濃い空の色を思わせるようで
それでいて雨を耐えて潤んでいるかのような
どちらとも取れない不思議な表現ですね。
古びた畳の匂い、蚊帳の中、という言葉から
昭和の香りを感じましたよ。
ありがとうございました。
ぜひまた書いてください。
5 :
名前はいらない:2005/07/22(金) 23:37:30 ID:AEYKkneC
6 :
俺:2005/07/22(金) 23:38:17 ID:Z9lzdYBh
!?
7 :
名前はいらない:2005/07/22(金) 23:38:41 ID:AEYKkneC
あわわわわ((((;゚Д゚)))
>>5の訂正↓
>>4は
>>2へのレスです。
本当すみません。。。
8 :
名前はいらない:2005/07/22(金) 23:46:40 ID:9g7drI6I
>>1 まあ落ち着け。
つか、2。kayaだっけ?謙虚だなw
ついでに俺は昭和的にも思えるんだがどちらかというとノスタルジックだよな。
また書いてやってくれ、1の為にも俺の為にも(w
9 :
名前はいらない:2005/07/23(土) 01:32:55 ID:PacesQlg
あんなにイヤな粉薬
駄菓子やだとね
しゅしゅシュワワーー
ソーダはじけて
みどろベロ
赤チン ヨーチン うしろ蹴り
(これでいーかな?昭和の風)
10 :
kaya ◆D.9cZ13tDA :2005/07/23(土) 22:39:49 ID:cB5m1l6m
>>1さま。
私の詩を素敵だと言って下さり、大変光栄です。
古びた畳や、蚊帳などは昔私の田舎の家にあり、
夏になるとその中で寝たりする事が小さい時にありましたね。
今はその家も無くなってしまいましたが、この詩を書いた事で思い出せた様な気がします。
その時代は昭和でしたね。近くの駄菓子屋に今じゃ考えられない安い値段のかき氷が売ってました。
また、書かせて頂きますね。有難う御座いました。
>>8さま。
謙虚ですか…。人によってはそう思えるかもですね(w
ノスタルジック、私が好む雰囲気ですので自然とそうなってしまったかも知れませんね。
>>1さま、
>>8さまの為に等なるか解りませんが、見て下さっただけで光栄です。
有難う御座いました。
>>9さま。
>>1さまではないのですが言わせて頂きますね(苦笑)
粉薬というと駄菓子の中では粉ジュースでしょうか?
小さいころ粉ジュースを粉のまま飲んで叱られるわ咽るわで散々だった夏の3時を思い出しました。
そうそう、私がそのとき飲んだ粉ジュースが苺味だったので下が真赤になってしまいました。
みどろベロ、ちょっと解り難かったですが(すみませんね;)そんな事も思い出させて頂きました。
有難う御座いました。
このスレに書き込んで下さる方が増える様に、ageときますね。
余計な事でしたらすみません。
白地の浴衣に風が通る
うちわ片手に見た花火
お盆を過ぎた頃
蛍を虫篭に捕っていたね
線香花火、どちらが長く
つけていられるか
競っていたよね
ラムネのビー玉に閉じ込められて
私はあの日に囚われたまま
赤い金魚帯を結びなおして
下駄を脱いで裸足で
青い稲の間を駆け抜けて
あの頃の私を探しにゆこう
「夏祭り」
ぴーぴーひゃらら〜 どどんどどん
夏のお祭り 夕下がり
ヨーヨー釣りに 店めぐり
のばした指先 お空を指せば
笛や太鼓が 舞い踊る
ぴーぴーひゃらら〜 どどんどどん
今日はお祭り 豊漁祝い
手に手にうちわ 持て行きて
歌い踊れや 夜がふけても
神社の裏にも 祭りの香り
わたがし ラムネ 金魚すくいの
浴衣うなじに 見とれてた
灯す提灯 焦がす夜には
踊る太鼓も更けてゆく
遊ぶ高下駄 からんころんと
笑う季節も 懐かしみ
「はい、嬢ちゃん」とおじさんの
おかし持つ手が 目に浮かぶ
ぴーぴーひゃらら〜 どどんどどん
ぴーぴーひゃらら〜 どどんどどん
13 :
名前はいらない:2005/07/24(日) 12:27:18 ID:I02pTD60
ジッタリンジンの夏祭りみたい
14 :
名前はいらない:2005/07/24(日) 17:12:45 ID:0Ry48Xws
蛍狩り
花火に君に
萌えていた
ゴメソ
15 :
名前はいらない:2005/07/25(月) 03:36:20 ID:SaUlvRmZ
“君にどこかでバッタリ出会えたら”
そんなことばかり考えてる夏休みも もう三度目
宿題もそっちのけで どうやったら君に会えるか考えてる
たぶん今年も君には会えない
夏祭りも 花火大会も ましてや今日みたいな昼下がり
君に会いたいだけの浴衣姿も
君に会ったときのための色づいた唇も
きっと最後の夏だから
15歳はいつの時代も別れの歳って決まってるんだ
短くなった花火の熱さみたいな
8月31日の夜に開いた絵日記のような
体中の血液が冷えていく感覚
こんなに暑いのに
でも 最後の夏だから
君と過ごせない夏なら
夏なんて来なきゃ良かったのに
これが最後のチャンスだから
夏さえ来なければ
ずーっと チャンス あったのに
あの人に会わせてください
ついでに 好き と言う勇気も下さい
夏の馬鹿
ばーーーーか
16 :
750F:2005/07/25(月) 14:37:00 ID:riR4dffj
ラムネ瓶の涼しげな碧を透かして見上げた入道雲
ビーダマの宇宙に散りばめられた幾千万の星屑たち
路地裏を通り過ぎる風鈴の音
蝉時雨にうたた寝する仔猫の寝息
遠くから聞こえる雷が運ぶ雨の匂い
夏の日差しが焼き付けた遠い記憶の断片
17 :
名前はいらない:2005/07/25(月) 17:19:57 ID:DlXs8uNO
響く爆発音
闇に咲く花
その中に君がいた
頬に涙が伝う
灼熱を浴び
耐え続ける向日葵
その中に君がいた
頬に涙が伝う
君のいない日々に
慣れた振りをしていたんだ
それでも季節が告ぐ
君を忘れぬようにと
18 :
::2005/07/25(月) 23:49:47 ID:aXVCYtoA
あーだんじり祭り!
きみのぷりぷりケツふんどし、
すってんころりんあいたたた。
暑いね、
熱いよ!
だって夏だもの。
焼夷弾で
カラスのような夜空が
昼間のようになった
夏のあの日
1時間40分の爆撃
防空壕で震えてた
となりのおじいさんと
三軒先のにわのさんと
近所のミヨちゃんが
焼け死んだ。
一組のおおた先生と
クラスで威張っていた
げんた君が焼け死んだ。
町は八割焼け野原
夏も終わらないうちに
天皇陛下様が
戦争をやめるといいなされた
一年経った夏
夜空を明るくしたのは
焼夷弾でなくて
可憐な大輪の花
三尺玉は落下して
だけど町は焼けない
防空頭巾も必要ない
ただただ目いっぱいに
花が夜空を飾っていた
先輩
お祭りに行こう
今日の部活が終わったら
白球を追いかける
先輩の汗
フェンスを握る
キツク締めて痛む拳
ママにたのんで
浴衣を着るから
先輩
お祭りに行こう
帽子が飛んだとき
先輩がこっちを見た
私を見て笑う先輩
部活が終わったら
お祭りに行こう
あ、、、、、、
あまり昭和でなかったです。
野球はあんまりスレにあってなかったかも
ゴメンナサイ。
22 :
750F:2005/07/27(水) 23:33:18 ID:y/mW1xuO
盆踊りの帰り道の寂しさ
プールで泳ぎ疲れた虚しさ
夜店のアセチレンランプの妖しさ
遠く聞く祭囃子の悲しさ
線香花火の切なさ
心の幻燈の懐かしい影絵
蝉の声
神社の裏
わたあめみたいな
キスをした
はじめてきた浴衣
りんごあめ
ヨーヨーだけで
はしゃいでた
手をつないで
見た花火
帰り道に
下駄が
カランコロン
24 :
750F:2005/07/28(木) 00:11:50 ID:ab12JWzL
水彩絵の具で色づけしたような朝顔の花に朝露
首に掛けたラジオ体操のカードにはスタンプが三つ
真っ青な空に滲んで消えてゆく飛行機雲を見上げると
南からの風が心躍る太陽の匂いと夏休みを連れてきた
25 :
名前はいらない:2005/07/28(木) 18:38:35 ID:nxKSOOeq
地味に盛り上がってる?
水ヨーヨーが
弾けてつま先を濡らす
熱が篭る神社の屋台
わたあめが舌の先で溶ける
石段に腰掛けて
見えるのは祭りの喧騒
遠くに聞こえるお囃子
草陰で手をつないだ
ほかの誰にも内緒で
去年はすくえなかった金魚
今年は一匹すくった
川に映る空と双子の花火が
風で歪んだ
縁側でスイカ
宿題投げ出して
ホースの先をつぶして
撒いた水の先の虹
蒸かしたてのとうもろこし
ばあちゃんの作った麦茶
せみがそんなに短い一生だなんて
知らなかったから邪険にしてた
夏休みは31日で終わることも
なんだか先のことのように思えてた
浮き輪持って市民プールに行って
帰りにガリガリくん齧って
永遠に続くような気がしてた
夏休み
28 :
1:2005/07/30(土) 23:15:17 ID:PN1kvOnZ
わにさんいっぱいありがとう。
学生っていうか、青春という感じで好きです。
私自身もそういう年頃なので
憧れるような 共感のような
そんな気持ちにさせられました。
>>20が好きです。
私は好きな人を誘ったりは出来ないけど。
29 :
750F:2005/07/30(土) 23:30:25 ID:i7RMC/D0
アスファルトがゴム草履に粘る昼下がり
逃げ水を追いながら隅田公園まで歩いた
夢中で遊んだ池の生ぬるい水びしょ濡れの半ズボン
時の経つのも忘れて
母の顔を思い出しながら帰る夕暮れの都電通り
家の前で立っている母が見えて零れた涙
いつのまにか乾いてた半ズボン
今はもう面影さえ失われてしまった風景
記憶の中の遠い夏休み
30 :
名前はいらない:2005/08/01(月) 09:47:35 ID:sQr++OyT
祭の紅白の垂れ幕を下げるだけでどきどきする。まるで恋をした娘のよう。お囃しが遠くで聞こえる
31 :
名前はいらない:2005/08/02(火) 19:43:07 ID:uyvlI5xk
焼けた町を夕立が洗ったら
自転車に乗って出かけよう
オレンジ色の夕陽が笑う
君もどこかで見てるといいな
>28
いえいえ、こちらこそ書きすぎてスイマセン。
夏が好きだし、花火がすき。
トトロの世界みたいな昭和っぽいのも好き
なんでつい筆が滑りすぎました。
学生でいる時間は少ないから
思い切って誘っちゃえ、なんて。
ふふふ。いいね、青春。
お昼からの
怖い話のテレビを
背に向けて
そうめんを啜る
麦茶に砂糖を入れる
弟の頭を小突いてから
母の真似して食器を洗う
井戸底から引いてきた水に
一度手を引っ込めて
もう一度その冷たさを感じる
テレビの音声のせいではなくて
冷たかったからだよって弟に
今度は蹴りを入れる
セミの音が台所まで入り込んできて
夏休みの自由研究で作った
へたくそな風鈴を揺らす
井戸からスイカを運んできた母が
汗をかきながら4等分にする
縁側でかぶりつくために
「しゅわわ」
歩きながら開けたラムネの栓からしゅわわ 泡
慌てる僕
いつもよりおめかしして
浴衣を粋に着込んだ君
あはは、なんて笑ってみたりする顔が愛おしくて
しゅわわ
からころと下駄をならしてかき氷 いちご
舌をだして真っ赤になっちゃったよと笑う君
しゅわわ
恋心 炭酸味の恋心
君がそんなにおめかししてくれたのに
学生服でごめんよ
景品で貰った線香花火
近所の公園で ふたりで
ぱちぱち
ぱちぱち
器用な君は最後まで落とさない光
不器用な僕はぽとん
どーん
花火が上がる
どーん
大きな音が苦手なの
そういって引っ付く君の腕
しゅわわ
炭酸味の恋心
麦わら帽子を被って網を片手に虫かご下げた
あの頃は毎日が冒険で
真っ赤な太陽が僕らの友達だったよね
お小遣いでかき氷
一気に食べたらきーんてした
日焼けして火照った身体をおかあさんが
水風呂に入れてくれて、ひんやりしたものを塗ってくれた
夏祭りの金魚は次の日に大半が死んでいる
泣きながら庭に埋めた
ザリガニが脱皮に失敗して死んだ
また泣きながら埋めた
セミの死骸が転がっている
命の尊さ 教えてくれた
セピア色の夏休み
田んぼ 蛍 線香花火
稲穂の波間に 光が揺れてた
懐かしい風景を夢見る
夜風 蚊帳 蚊取り線香
ばあちゃんの 皺皺の手のひら
やさしい夏休みの記憶
日記帳いっぱいに
描いたクレヨンの色
眩しい黄金色の向日葵
寝転がった板の間の冷たさ
裏山の蝉の合唱
あの日にした昼寝がきっと
僕の還る場所
*Sさんの詩、かなり好みです。
浴衣姿 燒きそば 線香花火
衣文掛けに殘した勇氣
肌の下に思ひを隱したまま
蹴つたところであなたは氣付かない
てんで私には興味ないから
誘蛾燈の下で素早くキスして逃げた
うんざりしてしまひさうなほど鈍い
君のあつけに取られた顏を思ひ出し笑ふ
はわわ。
わにさんの、下駄の音のからんころんて表現と、麦茶のイメージを少しパクってるんです(笑)
そっから生まれた詩なんで恐れ多いです。
わにさんの夏休みのイメージと私の夏休みのイメージが近かったので嬉しいです。有難うございます。
外は日暮れて またあした
ゆうやけこやけで またあした
おっきなお空に かげおくり
みっつのびたら なかよしこよし
海にパラソル 入道雲に
ビーチサンダル 砂だらけ
母が作った カルピスと
イチゴミルクの かき氷
夕暮れお空に 浮かべたら
ラムネの泡と 消えてった
夏は日暮れて またあした
ゆうやけこやけで またあした
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
夏も終わるねぇ
40 :
ばいく男:2005/08/29(月) 22:59:36 ID:4jBHrcf0
気持ちよく昼寝のプールサイド
目を覚ますとポツリ 独り取り残されて
なぜかしら 心の中に秋風が吹きました
想い出はいつも夏
眩しい日差しが焼き付けるから
いつまでも心に残ります
八月三十一日
まさにラストシーン
もう残りあとわずか
明日になれば
また再開するんだろう
西瓜を割る音が聞こえる
西瓜を割る音が聞こえる
でもまだ終わってないから
気が抜けない
あともうちょっとなんだけどな
油断は禁物だから、って言い聞かせる
花火の弾ける音が聞こえる
花火の弾ける音が聞こえる
あわてて飛び出した
今日は八月三十一日
夏の終わり
消えたせみの声
鈴虫が代わりを担う
日に日に
暗くなるのが早い
涼しい風の
夜空を彩る4尺玉
きみとしようと思った線香花火
使う前に夏が終わった
涼しくなったね
うん
暗くなるの はやくなったね。。。
うん。。。
終わらない夏は胸に刻まれてるの
ちくちく
ぱちぱちとはじける線香花火みたいに
ぽつん
落ちて
涙に変わる
44 :
名前はいらない:2005/12/05(月) 00:37:18 ID:ks2HUTzR
真っ白な入道雲に緑色のたんぼの畦道
疲れも知らず、我武者羅に走り回った
それでもひぐらしが鳴くと無性に家が恋しくなったっけ
派手なものに目がいって
残った線香花火をやるのはいつもじいちゃんだった
時間は止まったように長くって
いつまでもいつまでも夏は続いてた
来る日も来る日も同じように過ごしても
全く飽きることはなかった
45 :
名前はいらない:2005/12/05(月) 14:27:31 ID:BUT6iyb/
キミが呼び出した 8月13日
阿波踊り その音楽や人波の中
見つけてくれたね ありがとう
キミを感じたものは
台風の日の白いシャツ
蒼く照らされた街灯のなか
キスをくれた
半袖のキミもあたしももういないな
寒さが夏を滲ませてしまったんたんだ
46 :
プル・コギ:2005/12/05(月) 17:39:44 ID:QHp/xoVy
夏を遊び尽した僕達は
焼けたアスファルトに寝そべりながら入道雲の向こうを見てる
『横恋慕が来るよ』
友達は笑いながら言った
僕は『そりゃあ大変だ』と答えるのだけど意味なんて全く分からない
『フフフ』
『アハアハ』
やっぱり宿題は明日にしようと決めた8月30日
空はどこまでもどこまでも青く
輝く未来が僕達には見えていた。
47 :
名前はいらない:2005/12/05(月) 23:53:55 ID:ks2HUTzR
緑
灰
暗かった
月の光だけが「それ」を照らした
緑
灰
「それ」は一人
仕事をこなしていた
緑
灰
「それ」は止まることがなかった
緑
灰
怖くなった
「それ」が小さくなって
今にも消えそうにだったから
緑
灰
一人になった
いつのまにか目を閉じていた
48 :
名前はいらない:2005/12/18(日) 12:50:59 ID:c8Bku2yP
ほしゅ
49 :
名前は要らない:2005/12/18(日) 23:22:00 ID:wzokro0D
今日、花火だった
見たかったな
先輩と
やっぱ
一人だと
全部真っ白だよ
病気のせいだよ
全部
全部
全部
病気のせいだよ
薄暗いこんな病室
抜け出したいよ
砂利道の向こうに
みんなの声が聴こえてくる
50 :
名前はいらない:2005/12/19(月) 10:52:33 ID:cqltijZX
五時のチャイムが鳴ってもまだ帰らなくていい。
顔が見えなくなるまで遊ぼうよ。
あの時のキミはもうどこ探したっていないよ
わかってる わかってるんだけど
もう一度帰りたい
あなたのうでのなか
寒くなるに近づき
あの夏は幻想を増す
どうしても触れたい日でも
会えなかったキミ
52 :
名前はいらない:2006/01/09(月) 15:59:23 ID:a4yAEOel
8月の恋
寒くなった季節で
僕らは長袖を着て
触れ合うことさえも少なくなってしまった
夏の日を懐かしがると
キミは「今はどう?」って聞いて
その時間がなんとなく
キミと離れたことを知らせて悲しい
花火の音 笑った声 冷たいジュース
白いシャツ
手を繋いで歩く帰り道
息が白いから
それを見て
静かに歩く
もう寒くなってしまった
また夏はくるのか
それすらも思えぬまま
手を振る僕
さよなら さよなら
まちは今宵
祭の熱気に
あてられて
四方の声が期待を孕んでゆく
川辺をたたたた、と駆けてゆく
渦巻いた歓喜をてっとりばやく
花火はどおん、と再度ばらまく
シロップが気持ち程度に
かき氷を溶かしては乱す
ひとくち分にも満たなかった言葉を
ひとくち分のいたずらな唇にかえて
頬が、指先が、二つの口が、
色を得る、熱気にあてられて
一夜の熱い渦はそっと
一夏の淡い夢によって
一面の笑い声とともに
一枚の想い出にかわる
炎が消えるまで終われない
意固地な君の傍でしゃがむ
線香花火のささやかな光源が
彩色の浴衣だけを映していた
54 :
名前はいらない:2006/03/25(土) 20:34:51 ID:RyUOsvPX
`∧_∧
( ・∀・)
( <V>つ日~~
| | |
(__)_)
nnnn nnnn
ノノノノ ノノノノ
( つ ( つ
// ∧_∧/ /
\\( ・∀・)/
\ <V>/
) |
/ /||
ノ / //
し′ ∪
∧_∧
( ・∀・) ノ)
ノ <V> 二二二ノ
(ヨo人 \
> へ \
( ( \ \
し´ \ノ
55 :
名前はいらない:2006/03/25(土) 21:59:08 ID:tagteNqt
窓から差し込んで肩に乗った日差しが
暖かくって
今までの夏の景色が蘇る
広いオフィス 静かな箱の中
遠い記憶のスライドショー
ビールは酔ったよ
花火もキレイだったから沢山笑った
ヤンキーの集団に飲み込まれそうになった時
キミが手を引いてくれたんじゃない
覚えてるよ
思い出した
あの火照った頬
早朝バイバイした駅前の風景
1つの夏
あたしたちは深め合っていた
56 :
名前はいらない:2006/03/30(木) 23:58:51 ID:Tr1qWf+W
57 :
名前はいらない:2006/03/32(土) 10:06:29 ID:UM2PNOVB
鳴り響く風鈴
庭でみんみんと鳴く蝉
団扇で風を引き寄せ
お婆が切り分けられた西瓜を持ってきてくれる
そんなヒトトキ
59 :
ブラッド◇sKAmIPOtwF:2006/03/32(土) 13:49:41 ID:Z2BEuzXP
「織月の家路」
浮かんでた太陽が沈む 薄明かりの大地を越えて
過ぎる風 遠く遠く 駆け抜けていく
家路を急ぐ車の列 信号が待てないのか
自転車が車をぬって走る
西の空には織月が そして 庭でフライングした花火
二つの光がゆらゆら揺れて 星の輝きに変わる
沈んでく織月が見える 夜明かりの大地の先に
過ぎる風 そっとそっと 駆け抜けていく
曲がり角過ぎた先に 遅くまでやってる店
ちょっとした人溜まりが出来る
西の空には織月が そして
庭でフライングした花火
二つの光がゆらゆら揺れて
星の輝きへ 君の微笑みへ変わる
60 :
名前はいらない:2006/03/32(土) 20:10:48 ID:qWh0EH30
砂浜には空と海の青さと潮の匂いを
林にはと木々と土のむせるような匂いを
家には麦茶と畳の匂いを
夜には澄んだ水田と蚊取り線香の匂いを
鼻の奥の奥に夏の匂いが
知らず知らず鼻腔の奥に焼き付いて
その匂いを手繰り寄せれば
いつも瞼の奥には夏が広がっては花火の様に散ってゆくよ
そして段々この匂いが淡くなってしまって
気付けばアスファルトの焦げた匂いだけ
61 :
名前はいらない:2006/04/05(水) 00:44:43 ID:nTszDK7p
金魚柄の風鈴と、蝉達の鳴き声。
赤い鳥居をくぐり抜けた先の
懐かしい匂いをまた取り戻す。
あなたがいない、月日は長く
僕はまた、少しずつ失ってゆくのでしょう。
嗚呼、今とても、あなたに逢いたい。
62 :
名前はいらない:2006/04/25(火) 11:20:12 ID:fAEXzaQs
夕方、夢を見ていました あなたと暮らした夏。
それはかけがえのない永遠の季節のこと
まっすぐに伸びてゆく向日葵のような人でした・・・・・
黄昏に 頬染めて 膝枕 夕涼み 肩寄せて 宵祭り
うれしくて うれしくて 何度もあなたの名前を呼んだ
それがうれしくて・・・・・
63 :
名前はいらない:2006/04/25(火) 11:21:05 ID:fAEXzaQs
夕方、夢を見ていました あなたと暮らした夏。
それはかけがえのない永遠の季節のこと
まっすぐに伸びてゆく向日葵のような人でした・・・・・
黄昏に 頬染めて 膝枕 夕涼み 肩寄せて 宵祭り
うれしくて うれしくて 何度もあなたの名前を呼んだ
それがうれしくて・・・・・
下は夜のチョコレイト
上はミルクの白い雲
間は紅茶色の夕暮れ
グラスの外は汗をかいて
コースターを湿らせる
からりと氷が鳴って
ストローで一気飲み
65 :
名前はいらない:2006/05/02(火) 21:01:04 ID:BVPuMANn
夜が一番心地良い温度
夏は寒くないからキミとも近づける
公園のベンチ
語り合い 笑い合い キスしたり
あの時のドキドキを
感じれる 今でも感じれる
公園の時計何度も見上げた
終電の時刻近づく度に
悲しくなる
寂しくなる
まだ一緒にいたい気持ちが
溢れ出して
隠せそうもない
空は夜の青
空気は暖かい薄いオレンジ
キミはいつも白で
それがあたしを浸らせた
2005夏
66 :
名前はいらない:2006/05/23(火) 10:43:31 ID:tSAcuhBY
ふふ
67 :
蘭華:2006/05/23(火) 18:31:23 ID:5zvC/Moe
浴衣を何度も着直して
大きな声で、
「ぉヵぁぁさぁぁぁん!!!これでぃぃ!?へんじゃなぃ!?」
なんでも髪を結っては、
「ぉヵぁぁさぁぁぁん!!!これでぃぃ!?ぐちゃぐちゃじゃなぃ?!」
なんども、なんども、着直したり…結い直したり…
それは全部ぁんたのために…
好きだから努力する
好きだから綺麗になりたい
好きだから…離れたくない…
好きだから……ずぅっと一緒に居たい…
ヶど神様はそんなこと許してくれない…
夏祭りへ行く途中…
私が車に轢かれそうになり彼は私をかばって…死んだ…
神様ごめんなさい…
ゴメンナサイ…
お願い…彼を生き返らして…私の命は要らないヵら…
ねぇ…お願い…
68 :
名前はいらない:2006/05/23(火) 23:51:43 ID:8R79zDcr
上手くいかなくて今日も帰り道は遠回り
のども渇かないのにセキが出る
涼しげな世界を思い浮かべてただ歩きたいくせに
やっぱり帰途に着く
なんと暑苦しい季節
白い生地にピンクの花柄
真っ赤な絞りの金魚帯
駆け出したカランコロン下駄鳴らし
線香花火の火薬のにおい
バケツの中に落ちた残骸
カラフルな光がみんなを照らして
浮かび上がる夜の風
絵日記の最後のページ
へたくそな浴衣のおんなのこ
手に持っている花火が
やたら激しく弾けてた
毎日お昼にタモリを見ながら
そうめんと氷
麦茶をがぶ飲み
午後のプールの帰りのアイス
おばあちゃんの切ったスイカ
早朝の畑のたくさんのトマト
自由研究で追いかけたカブトムシ
終わらない夏休み
71 :
名前はいらない:2006/06/07(水) 10:36:30 ID:EGXzZ4sD
そおいっ!!!!!!!
72 :
名前はいらない:2006/06/07(水) 10:56:17 ID:tHF8u1t/
73 :
名前はいらない:2006/06/07(水) 19:12:35 ID:T0XWd7aW
『 夏は伸びちぢみ 』
宿題のドリルは 睫毛にのっかり 引力と重力の授業中
部屋の隅では 宵待ちの 衣文に掛けた
浴衣のきんとと あかい三尺ゆらしてる
夏の悪意を やんわり カーテンが絡めとる昼下がり
眠りを誘うミシンの音に
ゴマダラカミキリがとまる
遠くなり近くなり
コップの氷と溶けた子供は
ほおづきの がくの袋で 丸くなる
【水風船】
金魚柄のゆかた
ざらっとした着心地が心細くて
何度も胸元の合わせを直しながら
雑踏の端っこにぽつん、と
手持ち無沙汰に約束の時間を待って
手には赤い水風船。
ぱん、ぱん、ぱん、
ぱん、ぱん、
ぱん、
陽が落ちると不安ばかりが浮かんで
だけど待ち合わせには未だ早くて
思わず両手で握った水風船
きゅ、きゅ、
きゅ、
もういちど合わせを直しながら
やっと見付けた顔に向かって手を振った
手の中には、少しくたびれた水風船。
75 :
名前はいらない:2006/06/11(日) 10:26:05 ID:rVC59iYS
見れねええええええええええええええええええええええええええ
ウアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア嗚呼アアアアアア嗚ぁぁああああ嗚蛙ぁアアアアアアアアアアアアアアア嗚アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
76 :
名前はいらない:2006/06/11(日) 16:47:35 ID:diX5sCTJ
8月31日
お母さん…
アレはどこ?あれ!なんか全部でてるやつ!!
新聞新聞天気天気天気!!あとがきなしかよ!!
ウワァァァァァァーン!!!!!!!!!!!!!!
(快晴)
じぃちゃんがみた終戦
線路。背負ったリュックの中の部品。
軍事工場で作った製品を納品するために
東京まで歩き始めた8月15日。
入道雲はいつもと同じ空にいた。
もう、これ以上歩かなくていいと
熱した地面に横になった。
78 :
名前はいらない:2006/06/22(木) 18:39:31 ID:V3jILm3D
夏の夜道 風に吹かれ 立ち尽くす
今日も 花火
君のいない 花火
花火開き 涙散る
懐かしい匂いがした
夏の香りと 幸せの香り
夜の香りと 切ない香り
君に会いたい
恋しい
寂しい
悔しい
届かぬ想いは 花火のように 咲いた
79 :
ふぃー:2006/06/23(金) 19:01:16 ID:h9Alamjw
十四歳の夏休み
キミと、桃色の朝顔の浴衣を着たあたし
二人で歩いたのは最初で最後
一緒に過ごす夏祭りも、最初で最後
からから、ころり。
ラムネから取り出したばかりの、きぃんと冷えたビー玉
キミに手渡して「お守り。転校しても持ってて」なんて
すこしだけ うそをついてみて。
ビー玉には、キミのための願いなんて込めていなくて
ただひとつ
キミがあたしを忘れないでいてくれるようにと
透明で澄んで丸い硝子が、二人の淡い恋と一緒に きらきら 光った。
80 :
名前はいらない:2006/06/25(日) 10:35:20 ID:4TPJJY7p
81 :
名前はいらない:2006/07/06(木) 21:34:08 ID:NRPuJoMJ
we
82 :
名前はいらない:2006/07/20(木) 15:33:47 ID:BidzHe+X
お互いののキモチに気づいた二人
だけどもう他に付き合ってる人がいて、、、思わず涙がこぼれた
二人だけの秘密の夏 誰も知らない海へ行こう
二人すべては許されない 恋と知りながら走り出した・・・
あんなに笑ってあんなに泣いていたね 二人でいれば何も怖くなかった
苦しいくらいにホントの恋をしてたね いつも裸の心で抱き合ってた・・・
あの夏も 海も 空も いつまでも忘れないよ・・
83 :
名前はいらない:2006/07/20(木) 16:27:54 ID:SjZnbGR4
84 :
夏花火:2006/07/21(金) 10:50:46 ID:2kZ7oTd9
初めて知った
この気持ち
胸の奥がキュンとなる
君に恋した十四の夏
85 :
名前はいらない:2006/07/31(月) 01:09:28 ID:xo+T5PLO
今でもあの輝きは褪せない。君といた夏の輝き。
はじめての君へのプレゼントは赤い、赤い小さな金魚だったね。
君は嬉しそうに目を細めて笑ったね。
花火も見たっけ。にぎやかな宵に咲く空の花。
花火が咲くたび歓声を上げて。
光に染まった君の横顔、今でも忘れてないよ。
きみがすきだった
言えなかった言葉たち。
浮かんでは消える。
何も言えずに君とさよなら。最初で最後の君とのデート。
今でもあの輝きは褪せない。
86 :
名前はいらない:2006/07/31(月) 01:55:18 ID:JoJt8hIG
夏に蝉が鳴かなくなったの
夏になると
いつもうちの木に留まって
鳴いていたのに
いつの間にかしら
私も
あなたの後を追いかけなくなったわ
四年前の冬に別れてから
ずっと想ってたけど
夏の暑さにやられたのかしらね
蝉と一緒で
所詮三日の命だったのだわ
さよなら
87 :
名前はいらない:2006/07/31(月) 02:31:49 ID:8c7CdQO2
祭の人込みの中、
離れないように、掴んだ君の服、
君は、気付かないふりをした
人込みを過ぎ、
君に近付きたくて、
差し出した手は、
君の手を、捕まえた
灯は奥のもっと先、
君は、振り向けば隣、
ふと近付く顔、
賑やかさが生んだ、熱
「離れたくない」
その言葉に、君は少し笑って、
手を強く握り返した
一年経っても、君の笑顔が瞼に浮かぶ
あの時の熱が、今もあたしを縛る
線香花火は京都の遊郭で始まった遊びと聞いた
やっと履きなれたサンダルの間に
我慢してた涙みたいに火玉が落ちる
昼間の日差しに焦げた跡のアスファルト
夜になって涼しげに星座が見下ろしている
夜は短く 夏は儚い
ビールの空き缶に主を失った線香花火を埋葬する
去年行った京都の夏を思い出す
鴨川べりでの線香花火
89 :
名前はいらない:2006/08/14(月) 09:07:20 ID:jEZ2wcVk
セミの合唱の下
夏の白い制服の君
青い木の下で
初めてのキスをしたね
その瞬間だけ
セミも口を噤んでいた
風がびゅうぅぅと
通り抜けたら
ふたり目を合わせて
なぜか笑いだしてたね
ふたたびセミの大合唱
部活の帰り道
昼下がりの日差し
白いシャツに露草の紫
夏休みの自由研究
捕まえ損ねたセミの音
空はどこまでも遠くで
夏休みは永遠に思えてた
プールのビニールバッグのにおい
水着の跡を自慢しあってた
サンダルの裏が溶けるくらいに
アスファルトの上を走り回って
ラジオ体操のハンコの数だけ
終焉の影がやってくる
行きそびれた海
花びらの落ちたひまわり
宿題が終わらない
91 :
名前はいらない:2006/08/30(水) 09:17:10 ID:/v7pg6OC
かき氷、夏祭り、君と見た花火、ラムネのビー玉。
なつのいのちがこぼれてさらさ
がらんどうの砂山くずれ
きせつが 飛び立つ
さよなら、またね と 手を振ると
雲が ひかった
92 :
名前はいらない:2006/09/23(土) 17:48:19 ID:Dter5M/t
93 :
名前はいらない:2006/09/24(日) 05:56:58 ID:83/T+El+
アホかw
死ねよ。
>>91 マジで。交通事故で死ね。家族もろともなw
94 :
93:2006/09/24(日) 05:57:48 ID:83/T+El+
95 :
ふぃー:2006/10/28(土) 13:13:55 ID:hJ6zV9tN
夏休みも終わりまで、あと十日を切ったけれど
もう大人になってしまった私たちには
そんな些細な切なさすらも語りかけてはくれなかった
でも
私とキミが
偶然、出会ったのは 思い出の場所
感傷を煽られてしまう場所だった
何も知らないキミは
私が聞きたくなかった言葉 を
笑って告げ
幸せそうなキミを笑顔で祝福するなんて私には無理だった
だからキミの持っていたぬるい炭酸を奪って飲み干して
私は 十四歳に戻ったみたいに
本当に十四歳だったときに言えなかった言葉を告げながら
涙で濡れた顔で 笑った
96 :
名前はいらない:2006/11/01(水) 21:59:43 ID:soSa6v4s
季節が移りこのスレも落ちるのみなのでせうか
97 :
名前はいらない:2006/11/01(水) 22:41:41 ID:m4bVRn7Q
(素敵なタイトルだったので、記念に一つ。)
からんからんと澄んだ足音
夏夜 浮かれた浴衣の模様
肌にまとわりつく熱気
慣れない藍の衣と向日葵
石の重なる川辺にて
初めて履いた下駄によろけつつ
君に手を借り夜気に酔う
やがて灯るは大の文字
空に浮かんだ鮮やかさ
嗚呼 夏も終わる白々と
動けぬ我を置き去りに
あの日あの時あの時間
未だ我は囚われて
あの文字と共に揺らめかん
日本国内の情報だから小さい話だが。
女は強いな
99 :
名前はいらない:2006/11/06(月) 17:57:56 ID:qrxeM16K
【この貧乏ったれどもがぁぁぁ〜!!】
ッツmmmmmmmmミッ
ッmmmmmmmmmmmミッ
ッmmmmmmmmmmmmm
ッmm mmmmmミッ 民間企業出世率私立第5位【立命館】
mm,r'::: ミ;= mmmmミッ
mm〈r",,ゞィ ´ヨ ●ヾ`、;::::mmmmミッ
mm,イ●ノ "'ーヘヽ ヾ、;mmmmミッ
mi'` i"ヽ ゛;;,` ゛'''" ゛-';mmmミッ お前らみたいなしょっぱい大学の連中は
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100 :
名前はいらない:2007/03/31(土) 01:54:22 ID:Cz/IHphC
101 :
名前はいらない:2007/04/22(日) 23:46:27 ID:b6ZgjlhB
アゲ
102 :
名前はいらない:2007/04/23(月) 00:48:52 ID:TtaaHVVX
怒ってたって
何もしらされてなかったのだから
悲しいのはこちらの方
カランと鳴った下駄の音
ふわりと吹いた風に乗る香り
振り返ればあの日の笑顔
104 :
未羅琥留:2007/05/19(土) 11:42:37 ID:b/9rkqt6
今年も夏が来る 川べり水しぶき 星の大群
あなたと過ごした 夏のアルバム 心の中を開けば
純真 素直な恋心に 涙が出ちゃう
ラムネをかたかた鳴らして 二人 花火を眺めた
そういえばロケット花火って まだ今も売っているの?
火を付けて 大声で叫んで逃げる 可愛らしい私達
どこまでも続く 星空 天の川 見上げて 庭に すいかを投げた
まだ 変わらないで 居るよと またあの庭に立った
時は流れて パソコンも普及した
そして変わらない気持ちを 封じ込める
誰にでもある夏 そして私だけのかけがえの無い夏
そっと 虫の声を聞いた
びしょ濡れになった髪の毛と
まだ高い太陽と
きょうもきっと親にしかられると
恐々とでも初々しく
夏休みは止まらない
106 :
名前はいらない:2007/08/14(火) 15:36:49 ID:WltuTjVi
大きく背伸びした入道雲
神社の石段でみんなで食べたかき氷
採った蝉の数を自慢して
誰が一番日焼けしたか決めて
火照った体を小川で冷ます
「明日はなにをしよう?」
「明日は探険に行こう!」
毎日が夏休みだったらいいのにと思った
目蓋を閉じればあの夏の日の笑い声と蝉の大合唱
ビー玉みたいに優しく光る宝物
じゃ、夏なんで
>>107 「じゃっ夏なんで」 (加藤丈文/多摩川貞夫)
ボクが随分素早く汽車から降りたため 雲を焦がしたくらいさ
梶井基次郎の檸檬の中に出てくるような街の中は
埃っぼい匂いが立ち込める 通り雨のアトで
又鳴き出した蝉の声響く路次は 駒絵と化したかのよう
遠くから聞こえる祭り囃子 背筋を伸ばした向日葵
横を擦り抜ける少年の 飛び込す水溜まりを跨いでから
丁度そこの角を曲るボクの視界に飛び込むのは
どこか大人びたキミと モコモコとソフトクリームのような入道雲
今迄ダンマリを決め込んでた風鈴達さえ いきおい騒だしたのは
ボクでさえ初めて見る キミの浴衣姿の所為だけじゃなくて
その口元 スッと引かれた紅の熱に浮かされたボクが
風をこうドッと辺りに巻き起こしたからさ
神社への道はちょっとした賑いを見せ ユラユラ燃える陽炎蝉時雨
喉はカラカラさ(嗚呼 さいだぁがあればこんな日は・・)
でもキミのリクエストに応えシャクシャクと キミと一緒に食べるカキ氷
夜ともなれば 二人は誘蛾灯に誘い寄せられる虫達の如く
祭りに向かう人波の中 「ウスバカゲロウさ キミは」
ボクの呟き声に薄化粧を直した キミが振り向くとしたら
湯上がりのシッカロールのにほいをほんの少しだけフワッと夜風に乗せる
又は夏の Flora
カランコロン鳥居潜り カンラカンラと笑い声響く境内に尺玉花火も加わり
キミの口唇紅を増し浮かんだ ホラ鹿も舞う夏の夜空!
帰り道の川原はコロコロと 河鹿鳴き
口に寄せるリンゴアメ
夏の太陽は目まぐるしいほどの大回転を続けてたし
同じ数だけ打ち寄せた幾十夜も 確かで曖昧な夢だった
あいつらみんな、たった数日を何千何万のエンジンに変えて
じゅわりじゅわりと水煙を噴き出していた
そうだ、そんな季節が生きていた
そうして熱に浮かされた蒸気の後を追うように
誰かの命を焼ききるほどの吐息が流れていくような季節が
誰も彼もを浮遊させるように
ゆらめいては強くぶれる
夏特有の時間軸が笑っていた
あの日の午前の果て
光を避けたパラソルの下で 氷山を掻く音が二つ聞こえていた
わたしはガラスの器のなかできらめいては止む
爽快をつくる水晶の欠片を見つめていて、
そして隣には 海を眺める無邪気な目も確かにあって――
それだけで良かったのに
口から背筋に広がってく 抗えない寒気は何だったのだろうか
人を想う束縛ってのは あんな水細工に似ていたのだろうか
けどそんなものが あいつの車輪をつよく抱きしめてくれただろうか
夏はまともに来なくなった
それでも時折は 時間を切り取られた海岸線を訪れる
年々錆びついてく蜃気楼の中
誰かの水煙を見上げ くすんだ水晶に口を寄せて
――それから 浮かんだ水滴を流し切ろうとしたりもするけれど
あげ
ババァ!大学で使う参考書買うから、金出せよ!。
J( 'ー`)し ごめんね、たけし。母ちゃんが病気しなかったら、もっとお小遣いあげられたのに・・・ゴホッ!ゴホッ!
(`Д) うるさい!、早く金出せ!。
J( 'ー`)し 母ちゃん財布に3千円あるから、それで参考書買っておいで・・・ゴホッ!ゴホッ!
(`Д) ちっ、これっぽっちかよ。しけてやがる。じゃあ行って来るぜ。
J( 'ー`)し たけし、負けてもいいから楽しんでおいでね・・・ゴホッ!ゴホッ!
(`Д) ・・・・・カアチャン・・・
お前らはこれを見ても何とも思わないの?
まだやりつづける気なの?
つづけるのが勇気じゃなくておわらせるのが勇気だ
『 デジャヴ 』
いもうとの背が伸びる八月は
解析格子のワンピース 木漏れ日摘みとって 夏がスタンプ押してゆく
雲が発つのは存外はやい 空気の層が騒々しいから
五十土がやって来るよと おまえは云う
目光りに ふつふつ粟立つ牛蒡のかいな撫ぜくるように おまえは云う
電気を帯びた楮紙の舌先を尖らせて ほらもうあの山を越えそうだ
ななめに屹っと降りて来い 雲雀たち、天のセロファンわしわしと揉め、
じいと息詰め天地貫く龍を待つ黒い瞳に走るジグザグ木っ端微塵のらうど
うみは西瓜の雷模様
ろいせきの踵滑らかせツツツ渡る偏西風
明け方に洗った髪の湿り気が午後にほどけてゆくね
お気に入りのチェックのワンピース
おまえはもうじき着られない 八月が終わる頃
蒼白い光のしたで バリバリ背中を割りながら
きらめくセロファン 卸したての翅脈をグンとひろげたら
あの山の気流に飛び込むのだろう かつてわたしも目眩した
蝉の密度で世界を吸って 抗うように吐き出す地震に鳴き狂う
おまえの季節がはじまる
113 :
名前はいらない:2008/07/11(金) 19:10:12 ID:W+xQh+B1
夏あげ
114 :
未羅琥留:2008/07/16(水) 07:12:00 ID:GavGlhfd
「夏の朝」
霧がかかってる 山の中に建つ家 私はそこに住んでる
あなたの居ない 静寂を楽しむ 感傷に浸ってる
孤独が似合うなら それもいいか
夏休みの思い出と はにかんだあなたの笑顔 思い出して
懐かしく思えた 今年の夏
大人になった今も 変わらずに居るよ また花火したいね
みんなで食べた 朝ごはん 今日は何をしようと わくわく気分でいられた
夏の思い出 今の私は孤独
霧がかかる家で あなたの事 そっと今も思い出します
115 :
感応する石 ◆samDVnVK8k :2008/08/27(水) 22:06:31 ID:y+CDVPO6
夏のアルバイト
焼けたプールサイド
夏の陽射しを切り取るパラソル
ずぶ濡れのキミの笑顔が
太陽の光に溶け込むような
最高気温の真夏日
扇風機のタイマーもなかったよ