君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.29]

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327ウサギ歯
『欲望』
似つかわしい浅い眠りと 濡れた唇
ピンクの灰皿に積み上げた寿命眺めて
注ぎ込むアルコール この部屋は丸く映る

溶け落ちた光が 瞳の奥に滑り込み
瞼を閉じても消えやしない
まどろむ度覚める 追い払えば 消える?

泣き喚くお前を 静めるため
不要な時を費やした 今も変わらず
どうすれば満足する 俺を捨てる?
お前にとって役立たぬなった時
俺の死