93 :
名前はいらない:2006/03/15(水) 00:50:11 ID:aIvD8TwQ
すべての事象はただ過ぎてゆく
まるで私の存在に意味等ないと言わんばかりに
感受性等という感情、既に塞いでしまった
膨張する虚無感は心を覆う
が、しかし虚無故の無
月明りやだけが私の影を映す
94 :
(kau-a):2006/03/31(金) 15:47:18 ID:YDNiDTaW
永遠の絶望
俺は淡々と流れる
人の端と端の間を縫って
感情を掻き捨てながら流れる
徐々に空になっていく無情
不意に掌を見詰める
じっと汗をかいている
目には映らない焦りが
余分な感情を沸騰させている
周囲360度は全て闇
汗 全身に汗が這っている
歩みは止まる
時間は止まる
それは嘘だ
虚飾だ
俺は喚いた
声は何も響かない
95 :
(kau-a):2006/06/05(月) 18:27:00 ID:zOx9v6b7
鬱屈の山峰を眺望す
屹立した己の影を林に喩え
叫ぶはずの君の名を
ゆっくりと声にするのを忘れ
いつしか夢の間に沈む
ぽかりと開いた口と泡
白く揺らいだ俺の瞳
影を日々の間に忘れ
振り返る事に怯え
目を閉じた
96 :
リーフレイン:2006/06/07(水) 21:07:05 ID:UbtaNWyE
突然失礼いたします。
実は、詩板本 2冊目 というスレッドにて、2005年に投稿された詩作品から
同人誌本を作ろうという企画を開催しております。
大変恐縮ですが、(kau-a)氏の レス番号85 無題(鳴呼ひかりとは) を掲載させていただきたく。
掲載許可をいただけないでしょうか?
本は、7月2日の東京ポエケットにて配付の予定をしております。印刷部数は100部のみで、
利益は発生しません。(売価500円の予定) 6月14日までにお返事をいただけると幸いです。
97 :
(kau-a):2006/06/09(金) 18:51:59 ID:7G4qReEA
>>96 どうも、色々な方からご連絡を頂きまして。
返事遅くなりまして申し訳ありません。
掲載に関しては問題はございません。
少しだけ推敲したいな、とは思いますが。
ままの掲載の方が良いでしょうか?
>>97 ありがとうございます。
推敲 受け付けております、、最終差し替えは14日あたりまでにお願いいたしますね。
本スレでも、メールでも結構です。
99 :
(kau-a):2006/06/17(土) 20:43:10 ID:/atAEKJ3
忙殺
澱み深き皹
虚ろなばかりの日々
興味やら熱意やらは乾き
放心の向こうに咲く轍
深く深く目を凝らし
動かない肩に力を入れる
少し動いた時には腰は曲がり
下半身ごと澱みの中にいた
100 :
しん:2006/06/17(土) 23:26:11 ID:u/k5TJAC
カーテンから透ける光と瞼にかかる柔らかな黒
遠く聞こえる虫の声
私を後悔させ
思い出される煙草の煙り
カーテンにもたれ
無機質な冷たさを感じた
目に写る緑の残像が口を開け私を飲み込む
このまま眠らして欲しい
明日にはまた元気になるから
あぼーん
102 :
(kau-a):2006/08/14(月) 23:38:11 ID:UcyMzVlZ
新しい世界
困惑と忍耐の果ての果て
澱みなき未来などあろう筈がなく
零れ落ちて行く希望の流砂は
真っ黒な夜の海のうねりがさらっていった
遠く目を凝らせども
うねりは霞を抱え光を殺し
ほくそ笑んだかと思うと既に朝日が呼ばれた後であった
砂浜は足の裏を焼く煉獄となり
喉からはヒィヒィと乾いた絶望がひり出るだけ
両手足を道化のようにかき回し
掴めぬ明日を確信した最中
俺は時間とか疲労とか言った概念を
同時に朝日に燃やしてもらったようだ
その時大気はエーテルを孕む
俺はその空虚感を身に纏う
つぎはぎだらけの肌を隠すようにして
雑踏を目指す
曖昧な衝動が産んだ残酷な事象だ
俺は自らの暗示で夜の街を愛した
海はもう
南の彼方へ去ってしまったから
103 :
名前はいらない:2006/08/17(木) 00:30:12 ID:UVdiDAy4
このなかに自分の
涙をわかってくれる人がいる
それだけで幸せです
ありがとうございます
104 :
天上天下唯我独尊:2006/08/18(金) 14:39:21 ID:+AF1koIm
ビルの上から見てみた
いつも威張っている上司が小さく見えた
更に高いビルがある
そこから見たら私も小さく見えるのか?
ビルを持とう
何人たりとも私を見下ろせないくらい
高い高いビルを
今夜、夢の中で会えたら
優しくしてクダサイ
ho
107 :
名前はいらない:2006/10/06(金) 08:50:37 ID:Tdl9mj+C
今の感情を書きます
無理に詩っぽく捻り出そうとすると
難しいので単純に書きます
切ないです
苦しいです
辛いです
悲しいです
何か色んなことが
色んなタイミングでいっぺんに襲ってきて
俺もどんな感情の対応をすれば良いのか
良く分かりません
俺は馬鹿です
何でこうも色々上手くいかないのか理解できていないし
結局同じ事を繰り返して後の祭りで
いつもこんな感じの感情と一緒にいます
酒だけが俺の心を満たします
感情の起伏がその分なだらかになりました
表情はたまたま作った笑顔がキープされるようになりました
いつも一定のラインを保って虚無の中に住んでいます
時々窓から光が射し込んでくる時は体育座りで見えていなく
窓がパタンと閉まった音でふと顔を上げる
そんな感じです
はい そんな感じなのです
108 :
(kau-a):2006/10/06(金) 08:52:19 ID:Tdl9mj+C
↑久々すぎてハンドル忘れてた。
109 :
(kau-a):2006/10/06(金) 09:05:07 ID:Tdl9mj+C
愛
その名前を最初に聞いたのは何時の頃だろうか
無意味に氾濫していたその名前を辟易しており
純粋に欲望に忠実な俺がいた
しかしながらその実存に触れた途端に
世界は一変したものだ
例えば 朝起きることが辛くなくなるような
例えば 朝日が妙に眩しくて嬉しくなるような
例えば がなる携帯電話が鬱陶しくないような
例えば 無理矢理の泥酔が必要なくなるような
例えば 帰り道の炊事の香りに幸せを感じるような
但し其れは泥濘であって
一度捉まればもう空を飛ぶ事ができないんだろう
今までも空を飛べた事はなかったが
羽ばたこうという努力ができた
そのような感性が言葉のエッジを研ぎ澄まし
俺は言葉で人を殺そうとしてきた
しかしその泥濘で錆びた言葉は
最早何物をも切ることが出来なくなった
ただ今は下を向きながら
足をばたつかせる事なく
ゆっくりと泥濘で窒息することを夢見ている
夢幻に続く泥濘の底を目指している
笑顔はもう
無い
110 :
雨森 通:2006/10/07(土) 02:46:11 ID:qANL+akA
おかえり
111 :
(kau-a):2006/10/29(日) 17:59:09 ID:TWmIwTHE
沖縄
沖縄の空、風、星
街灯のない峠の道
両脇には森
それを抜けると湾曲に広がる波打ち際
少し強い風に目が眩む
朧月
眼下に広がる港の明り(乏しい)
遠くに見える白い暗い浜
ぐんぐん雲が凄いスピードで走る
雲間に広がる星と星
嗚呼、俺はこの世のあの世にいて
ずっとみすぼらしい自分がここにいるんだな
もう何もかもが嬉しくて優しくて
悲しくて切なくてバカみたいに思えてきて
少し霧雨のように香る森の音も
次第に好きになってきて
嗚呼、俺はこの世のあの世にいるんだよ
それは限りなく限りなく限りなく
無に近い無限なんだな
そう、それは無に最も遠い有限で
人はそれを時々幽玄とかと呼んだりして
嗚呼、俺はこの世のあの世に来てしまった
どっしりとした現実のある幻想の果ての夢幻に、無限に
112 :
名前はいらない:2007/01/03(水) 17:14:18 ID:KX3TJl4u
色焦がす胸の内に荘厳なる花は雅
美しきとはらと口から落つる水は
汚らしき俗世とは乖離した様相の言霊の戯れか
祈りと思しき幽玄の霧は覚め
一つ一つの筋に賑わう夢の遥か
人の頭と人の頭は擽り合うほどに近く
怒りは赤を呼びつつも華やかな通りの色になり
私は戦々恐々として道の端を後ろ向き歩き
とぼとぼと橋を目指しつつも出し抜けに意味も無い
奇声やら汗やらをそこら中にばら撒くのです
ああ面白い面白い
この右手はもう離せないだらう
この右肩はもう離せないだらう
小さきあなた
大きな瞳で私を見ていてくれ
必ず見ていてくれ
113 :
(kau-a):2007/01/03(水) 17:15:21 ID:KX3TJl4u
↑
久々すぎてHN忘れてた
おかえり。
思うのです
人間には心を殺して越えなければならない
幾つかの壁があると
そんな瞬間を前にして僕の足は竦む
笑顔ではない
情熱でもない
恋慕の情でもない
今必要とされるもの
添えられるべきもの
どうか僕に
今こそ虚無の光を
虚無に光など無い
人間が思い浮かべるあらゆる理想がそこには無い
得体の知れぬ気色の悪い思念
自ら発するその思念だけがある
不安、不快、恐怖、実体のないあらゆる負の思念だけだ
静けさや安静などどこにも無く
ただ漠然とした苦だけが
理想の境地とは程遠い
誰が望んでこんな地に赴こうか
人は転落し、這い上がれず、この地に留まってしまう
一筋の光も無い
118 :
(kau-a):2008/01/27(日) 15:05:43 ID:Odn0UIyk
私が居た世界とは
とてつもなく華やかで煌びやかで
偽りに満ちていた処であったのです
浅はかな私の脳味噌は
すっかりそこに馴染み
にたりとした顔で世界を闊歩しておりましたが
結果として突然の落とし穴
穴の淵に咲いていた美しき蓮華に
見とれていた私は背中を簡単に押されてしまい
その後見えるものは闇
永劫の闇
永劫の闇
落ちている感覚
とでも言いましょうか
それすらも消え失せた闇に包まれてしまいました
それでも私は思いました
光は果たして必要なのか
この闇は私を包んでいてくれる
そうだ私には回りに闇があるじゃないか
いつしか落とし穴にも底があって
そこに体を打ち付けて体がバラバラになろうとも
俺はその間に闇とともに過ごそう
そう俺には光とは闇のことであったのだ
ああ何と寒くて温かいのだろうか
そう思ったのです
私は強がりで寂しがりで
死ぬことも出来ない意気地なしです
私が居た
私が居た と思っていた世界は
華やかな毒花と煌びやかな張りぼてに包まれた
真実の世界だったのです
世界は真実に包まれていたのです
私の脳味噌はすっかり裏返っていただけだったのです
sage
ひしゃげた世界
信じられない
地王と大地王が
世界を変えた
昔はすごかったものが
同じものでも
とたんに
一気にひしゃげてしまった
地球すべてひしゃげた
今まで美しいと信じていたものが
とたんに
くたんとたおれてしまった
くたんとしおれてしまった
今まできれいだと思っていたものが
いきなりくたんとなった
本当の波動だったに過ぎないのかもしれない。
くたんとしおれる前の波動、
地上ではもう見れないし、地下でも多分見れない。
それ故に人生をかけた人多いから
おい>120ー122が投稿する場所を調べて
事前に連投中だって連絡しとけよ
3ヶ月でけりつくだろ
如何に舐めたやり方で出来るか…
Agony of the Spring(ある日の日記)
しかしだ、虚像の春を知るに当り
普遍的な衝動は暁を覚えない訳であります。
一般的にはリビドーなんて呼称が付けられている
ようではありますが、
そんなおこがましい程の物でもない
一介の愚者の業でございます。
一つの生と死の狭間、
これが余計にも幼き稚児の命だとすると
それを目の当たりにするに
私の胸はどうにもおどろおどろしい
ヘドロの様な滑りが犯すのであります。
ゆっくりと掻き混ざる血脈の如くして
私の春はこうして散って行くのであります。
唯、単純に忘却が春を消すとも
興すとも限らない心境では御座いますが、
一向に女衒の様な、下らない理を胸に秘め
いや秘することも無きままかもしれません、
多くの雑踏と寒村の隙間を練り歩き
思うが侭に、我侭に理を捨て歩く訳でございます。
そして赤い血脈なのか、サイレンなのかはすっかり
詳細は情報線が滞ったままに私の視覚や聴覚、嗅覚に
浸入を続け、甚だ鈍った感情論は世界の閉塞を招くと同時に、
記憶の勃興を呼び起こすのでありました。
そしてフラッシュバックする幸福に満ち満ちていた記憶。
何と言いますか、もう完全なる消去をしてくれるような
特別な機能をどうか私めに授けて頂けないものでしょうか。
すこぶる不健康な精神虚像を、悲哀に満ちた
しかし健全な笑顔を私の脳味噌に振りまくのは
どうか辞めて頂きたい。
どうしろと言うのでしょうか。
煩悶と嫌悪、そしてその重複及び煩悶は止む事無く、
春は私を襲うのであります。
そして桜は散り散りに、都会の足元を汚すのであります。
漆黒にたぎる血脈に
表皮は世界地図を表し
俺は漂白された闇の跡を求め
凡庸とした表情を装って
春の終わりへと踏み出した
近からざる寄る辺に
己の絶望を重ね合わせ
欲望がその刹那に生活を蹂躙したのだ
そして俺の手は半ば腐りかけのベッコウの様に映り
異臭を振り乱しつつも
我が環境に穏やかな春の気配はなしと
鮮明に認識したのだ
しかしながら俺の脳内に氾濫する虚構虚像は
着実に精神的構造を瓦解させ
そして俺の中で谺する声
殺せ!俺の虚像を!
殺せ!殺せ!
そして
俺は足下に目をやって歩く
雑踏の中に本当を見つけないように
「死と罰の旅」
レール上を走る乗り物の中
窓の外へ棄てた大切なモノが
遠くの彼方へ消え
断絶は永遠になる
愚かで冷酷
もうそれ以外何も無くなった
笑みを浮かべた闇が身を包む
終わりを知っている
それでも降りない理由は
自分でもわからない
ただ揺られよう
129 :
(kau-a):2008/10/28(火) 12:32:12 ID:noPK8HCE
滴る時の解れより
淀み光る我が孤独
恐れなく我が生の無常及び
無情を時折枕に伏せて
便箋という白い苗床に
文字を落とし行く
儚しとは言えども我が不健全なる心身に
灯りは点らず闇は蔓延る
「おお 未だ見ぬ えでん よ」
恐ろしい程の期待はただ腐り行くのみ
あげ
保守
132 :
(kau-a):2009/07/08(水) 05:05:13 ID:mRvGrk8r
本当は自分が一番しあわせになりたいんだよ
春は終わりだ 青い空は嘘じゃない
関わりたくない 斜に構えてるのは嘘だよ
本当は自分が一番しあわせになりたいんだよ
ネガティブ ネガティブ
でも好きだ でも好きだ
晴れやかに〜染まる から そんな言葉ありやしねえ
残り〜です って どんな意味ですか
答えは「直情と直感が織り成す、五月雨の風に蠢く
夜風の中に住み、人間の進化を妨げつつも
淀みの中に真価を見出す不可思議なアンチテーゼとでも
呼べればまだマシな気がして仕様がない、
ところがどっこい、それは真実ではない虚飾なのだ、
といつでも気付いているようで素通りしている、
そんな生き物たちと共に吐き出す、それこそが真実」
そう!これ!
聞いて欲しかったのは 結局これが最後になるかもだし
あなたの心の中に入って生きたい
それが本当に自分が一番しあわせになるとは限らないけど
でも それが出来ないから 人は 考えて 考えて そして好きで
射精までのお試し期間かどうかは置いておいて
真っ直ぐな光、ひかりとなって明日を作る
明日?
それって今日か?
ドーデモ良いね
「そこに見えない未来があることこそが
私たちに与えられた最大の快楽である
感情の揺れ幅は結果として人のふり幅へと継続する」
133 :
(kau-a):2009/07/13(月) 13:49:12 ID:yJQUCF8+
ruin
何故に有用な言葉を取捨択一して行くのか
そこに発露されるものは薄い
有害になり得る
我 修羅にならず
我 修羅にあらず
厳かに執り行われる我々の発露に
あなたの瞳は潤みもせずに
ひたすらの呵責を我に与えるのみ
そこにあるのは有用と思われた言葉の残骸
光サク初夏ニサンザメク
私ノ言葉 蝉 抜殻ノ様ナ茶色
キリキリキリキリ キリキリキリキリ
遠くから響く神の様な声
俺は蠢く ひたすらに
我 修羅に成る也
我 幽玄に成る也
我 幽玄の修羅に成る也
其処に流れる無差別な血脈は俺を修羅にする
荊を糧に 澱みを道に あなたを俺に
134 :
(kau-a):2009/08/13(木) 18:23:39 ID:o11oeuea
独白
遠目に見ゆるこの夜景を掌握し
遥か頂上の歪みなぞは越す
愚か也 我が死道
明日遥かの永久が苦痛に喘ぐかの様に
拝み倒す事に 何の快楽を求めん
花咲く小道を見つけ
その毒花を可憐に見過ごす
其の様は有限なる道程の
中途に於いては唯の瞬きに過ぎず
喜びはとうに忘れ
涙はとうに枯れ果て
声は嗄れながらもお前の名前を呼び続ける
どこへでも行けるのか
どぶ川の中を緩やかに歩きつつ思いつつ
彼の地への道程の瞬きを
俺はこの右手からするりと落としているのではないか
135 :
(kau-a):2009/08/15(土) 04:12:02 ID:zIiQzJmc
私の腹の上を飛び越えて行った
あなたたち
ありがとう みえこ
私の月の上を消え去って行った
あなたたち
ありがとう みさ
私の河の上を消し去って行った
あなたたち
ありがとうな ときえ
その時に感じた感情たちは今迄
くだらねえ
なんて思っていたんだよね
ありがとう あなたたちは幸せになるんだよ
あなたたち 私は夢幻の勉強をすることになる定めなんだろう
ここ数年の灯りは燃え尽きそうになっている
ありがとう みさき
ありがとう 心から ありがとう
嗚呼 もう ね
これが最後といつでも決め付けている
そんな一杯一杯な水瓶がいつも窮屈に見えているんだろうな
実際にTシャツは10年前より窮屈に感じている
嗚呼 青春よ遥か也!
きみたちは利用されたり利用したり
私の水平の為に(若しくは)為の教科書だったのか
それにしては卒業が真紅に染まることはないじゃないか
心の内側だけ染められて また真っ赤から真っ黒になり
そこからパテをかけて またゆっくり白に近付けている
するとあなたたちは現れる 違う形になり
そして同じ動作を繰り返す そして私は思う
卒業が深紅に染まることはないじゃないか
知っているか 年を取って若干健康的でない生活をしていると
血の色はキレイな赤から赤黒い錆みたいな色になるんだぜ
なあ 俺は何歳かな 俺は何年生かな
そうすることで荊はより優しく厳しく
サディスティックになっていく
求めるのは 俺か?
ちょっと待て 平衡と中庸を信奉することが
物事や現象や社会や相関を俯瞰的に見て
様々な判断を自我に委ねても嘘でなくなる
唯一の手段であり
通常とか普通とか普遍的ってヤツらを
幸せと定義したい俺にとって
何故それを求めてしまうのか?
結論は「仕方ない」
笑えるね 結果論で世界は動いている
それだけは言いたい
なるべくなら 綺麗に人生終わりたいもんです
そう考えているのは 俺だけですか あすか
少なくとも 俺と関わった以上は幸せ吸い取って行ってください
腹痛いわ…
136 :
(kau-a):2009/08/15(土) 04:13:15 ID:zIiQzJmc
↑
「自愛自慰 時代」
137 :
信じる心:2009/08/27(木) 10:17:42 ID:BHSdgrIh
人を信ずること。
自分を信じること。
手を合わせて、祈ってもいいです。
ただひたすら、信じる。
今は、信じることが、生命そのものです。
138 :
(kau-a):2009/09/05(土) 21:07:43 ID:BgKbeSu5
地を這いて夢路を想い秋候
我が目の道に耳澄まし
秋空薫る薫陶の儀
儚しと思えども我とも思わん
血を吐いて君の名を背に組み行くも
己の他力は手を離る
別つ矛先 天を見よ
足音わろく 思い雨笹
嘗て無き 御子のなれ染む 傾ぎ月夜よ
139 :
名前はいらない:2009/09/05(土) 22:16:01 ID:WnjA2t3L
虚無ひか
140 :
(kau-a):2009/09/16(水) 16:09:21 ID:ATxlceV1
Vermilion
朱に染まるれば我が後道には茜が燈る
さて上げ染めし新たな年の
夢見に思ふ 鐘々の音色
沈み行く遥かの黄昏を待ち
呆けた面にも蒼鼻が垂れる
死道死道そして紙魚と私と俺
鼎が三本の脚の基に立つかのように
俺は一人では立てず
私も一人では立てず
死道すらも一人で歩むには上げ荒む
ああ涙の朧塚
ここは月が見えぬ峠
海を目指して扱ぐ足元
俺とは私の鏡なのだろう
主はいなくなっちゃったのかな
142 :
(kau-a):
流離いの佇まいにそよぐ風は漆黒
横殴りに襟ははためき
頬を打ち付ける時に君から浴びせられた
抑揚の無い言葉の隅々を捉え爆ぜる
おお この世は 何とも言えず
思い通りに行かぬ ものだ と
揺らいだ陽炎の先 ふと浮かんだ前を行くタクシー
夜が近付いているのか 朝が近付いているのか
その温度と湿度に俺の肌は最早時間を感じ得ず
朧気な魂の温度は少しばかり冷めつつある
色褪せぬ君の笑顔と眩いばかりの記憶は
俺を余計に蝕みながらも やはり少しばかり冷めつつある
おお この世の 官能よ
ただ泣き喚くような 轟くような 官能よ
俺は ただ その先で 蠢いていたい と思うのだが
一つだけ知ったものがある
こんなにも有頂天になれる物があるということを
其れを知らずして死ぬ方が
きっと楽だろう きっと楽なんだろう
然しながら きっと世界の輪郭はぼやけたままで
モノクロのまま 白黒の幕が下りることになっていたのだろう
それを幸せと呼ぶか不幸と呼ぶか
分かる時は 死ぬ時だ ひたすらに死道を行けよ
死道を生けよ 遥かなる道程を生けよ