批評専門の住人を確保しようっていうのも難しいと思うんで、
いっそのことここに投稿してる詩人さんどうして相互評価してみたらどうだろう?
各自が作品を投稿している以上、
辛口な評価は少なくなっちゃうという弊害があるけどね。
926 :
なまはげ:2005/06/13(月) 01:29:58 ID:e+ujSWCx
子消し
あれからどれくらい経ったのだろう
小学生になる前に
父は若い女と逃げたらしい
すぐに母も逃げた
庭の木で首くくって
ただ泣いた
なんで泣いたかわからない
赤子は産まれてすぐに泣くみたい
嬉し泣きだと信じてた
泣けてきた
なんで泣くのかわからない
927 :
七子:2005/06/13(月) 03:24:23 ID:Hq87vvHm
「大回転パラボラアンテナ」
林立する巻猫時計店を踏み潰して弥勒菩薩型戦車が行く
巨大な巨大という範疇を越えた巨大なアンテナは
1分間に66回の高速回転を長いこと続けている
月刊「宇宙の光」読者投稿欄で出会ったマサルとマサコ
ふたりは新時代の新人類の新アダム&イヴとなるべく
月刊「宇宙の光」創刊号を探して廃棄場を這い回っている
ジブ産院で産まれたばかりの双子とその母は月の様な
あるいは哄笑する太陽の様なアンテナを空に眺めていた
弥勒菩薩型戦車は巨大アンテナから電波を受信していた
巨大アンテナは謎だった 宇宙に浮かぶ創作された謎
宇宙の謎から発信された情報を頼りに戦車は爆走する
マサルとマサコを 双子と母をキャタピラで踏み潰していく
弥勒菩薩の形をした砲台は相変わらずアルカイックな
誰を救うことも出来ないスマイルを浮かべている
(56億7000万年だ 56億7000万年も彼は待つのだ
そういう運命を 彼は憎むこともしないのだろうか!)
青空の下 弥勒菩薩型戦車は受信した記録に従って
縦横無尽に轍を描いていく 全ては大いなるアンテナのもとに
928 :
七子:2005/06/13(月) 03:27:27 ID:Hq87vvHm
気になった作品にこっそりと感想だけ
>>891 「半身浴」
かっこいいなぁ。
構成力とか言葉の使い方のセンスが素敵。
>あたしの落下をはんぱにふせいでいて
と
>かわいたほねがけむりにしまわれて
ってとこが気持ち良い。
半身浴イコール毒素排出イコール浄化、的なものを連想させる。
>>909 「無邪気」
>左手に飼っているミミズ
とか
>心を体から引っぺがすためで
という表現、すごく好き。
左手のミミズは「順応しようとする自我」なのかしらんと思ったり。
こういう漠然とした絶望は皆が経験することなんだろうか。
調子良く回っているように見える歯車も実際は軋んでいるのかも。
>>914 美味しそう。なんでかヤン・シュヴァンクマイエルの「eat」を思い出した。
お願いします。
「流れる草木」
青い空に白い雲
吹きぬける風の中を、
流れる草木のにおい―
私は車の窓を開けて、
ラジオをつけて、
草木から流れる風をかいで、
温順な道路に、車をいつまでも走らせていた―
いつまでも・・・
930 :
名前はいらない:2005/06/13(月) 20:12:28 ID:rjO9EXtM
ハンドルを握り
当ても無く
すれ違う風景はかすんで見える
耳を通り抜ける音楽と
頭をさまよう足りない言葉
無心になるほど言葉は浮かび
思えば消える
減ってゆくガソリン
静かに刻まれてゆくメーター
磨り減ってゆくタイヤ
座っているだけの僕
遠ざかって行く僕
僕であった場所
僕からの逃避
どこかにゴールがあるならば
そんなことを考える
交差点を曲がり
僕であったところへ
僕は僕のところへ帰ってゆく
【KKK】
おれはあンたのうなじを見ると
ふとそれをなぶりたくなるンだッ
エレクチオンするンだッ
そンなおれをわらわばわらえッ
そうさ おれはKKKなンだッ
くーくらっくすくらン
なンかじゃあないンだよーッ
小池せンせを愛しているだけなンだッ
だからおれは
乳首が弱点なンだッ
932 :
jyojyo:2005/06/15(水) 15:42:55 ID:NC9lHKuH
だからよォォォォォッ
オレは乳首が弱点なンだッ!!!!
評価願います。
年を経るごとに俺の体は腐ってく
年を経るごとに俺の心は濁ってく
まわりを見ればすべてが眩しく、己を見ればひどく醜い
この先光は射すのだろうか?
腐肉を引き摺りながら光を求め藻掻くのだろう。
934 :
ゆらりぐらり:2005/06/15(水) 18:30:42 ID:Gf2edWpM
とがった道へ一歩踏み出す
この先は行き止まりかもしれないなんて不安を
吹き飛ばす出来事が ハプニングがそこら中をすれ違っていく
ひとひらの葉っぱが
ちりゆく瞬間まで一緒に見てあるいてきた向こうの僕が
真実の僕をうつしている
うまくいってるなんて思い込んでいる僕を覗き込んでみると
グレーの世界で、つったっている
突っ込んでいく勇気を 突っ走る元気を
最後の一滴まで飲み干すしぶとさで
つかみ取るチャンスを
僕の何でもない日常を少し向上させていく
とんでもない事をしなくていい
突拍子もない事をするだけが脳じゃない
世界が歪むピカソの絵の中で
何を思う何を考える
935 :
名前はいらない:2005/06/15(水) 23:00:52 ID:euuJkOg4
眠ってない。
横たわるカラダ
重すぎて
涙も出せず
佇む魂
生きる屍
価値もない
足の裏から
鼻先の
意識もなくて
ただ脈を打つ
電気も消さず
瞳を閉じる
936 :
名前はいらない:2005/06/16(木) 16:47:53 ID:J6a6X4J/
ずっといっしょにいたかった
ずっと一緒にいたかった
ずっと
一緒に
痛かった
人間の脳は化学反応でできてるから、あらかじめどんな行動を起こすかは定められている。
迷ったり、考えた末に一つの結論を導き出すのも脳の化学反応によるもので、その答えを導き出すだろう、という事実は変えられない。
人が問題を解いたり、事故に会ったり、親友を作ったり、怒ったり悲しんだりするのも化学反応により定められた「結果」である。
貴方が二つの選択肢を見つけ、どちらを選ぶかを必死に考え、迷った末に選んだ選択肢も、始めから定められていた選択なのである。
人はこれを「運命」と呼んでいるが、それなら人生はすべて運命である。
しかしその運命は体験せねば得ることはできず、その運命を体験するために人は生きるのだ。
ミスったorzこっちで
人間の脳は化学反応でできてるから、あらかじめどんな行動を起こすかは定められている。
迷ったり、考えた末に一つの結論を導き出すのも脳の化学反応によるもので、その答えを導き出すだろう、という事実は変えられない。
人が恋をしたり、事故に会ったり、親友を作ったり、怒ったり悲しんだり笑ったりするのも化学反応により定められた「結果」である。
貴方が二つの選択肢を見つけ、どちらを選ぶかを必死に考え、迷った末に選んだ選択肢も、始めから定められていた選択なのである。
人はこれを「運命」と呼んでいるが、それなら人生はすべて運命である。
しかしその運命は体験せねば得ることはできず、その運命を体験するために人は生きるのだ。
>>250 「自分は違う」っていう優越感は
自分の影さえ見失ってしまう。
さて、そのメッセージを発してる君は
影を見つめてる?
>>251 忘れ去られるしかない「一日の生」はあまりにも悲しい。
ちょっとごちゃごちゃした感じがするのでもう少し推敲を。
特に前半が要チェック
>>255 えーっと。もうしわけないが、何を言いたいのかさっぱり・・。
描写とシーンが断片的で物語が見えてきません。
>>256 >冬が此処で終るように
刻まれた字を喰らい尽す
この表現おもしろいな。
ただ、「此処(ここ)」とか無理に漢字にしなくても・・と思った。
ところで「君」って誰のこと?
>>257 キレのいいリズムの前半に比べて、後半がどうも煮え切らない。
失礼ながらちょっと改変。
『 言葉じゃない
目を見せて Hugをして
つまらない相手ならすぐわかるから
求められても求めても
何か違う これじゃない気がして
誰かを支える唯一になりたい 』
940 :
名前はいらない:2005/06/16(木) 23:05:56 ID:FsXpLvj3
「あきらめ」
あの花屋へ行こう、
そこでは、よく澄んだ月のような顔をした、
はなやかな娘が、
僕を温かく向かい入れてくれるだろう。
そして、彼女がどんなに美しかろうが、
しっくりと来ないという感覚が、
やはり、僕をあきらめへと導くだろう。
941 :
名前はいらない:2005/06/16(木) 23:45:42 ID:EHfmTzJp
942 :
名前はいらない:2005/06/17(金) 19:30:06 ID:HmUovhCb
評価よろ
破滅
世界が散る
まるで星のように
命が散る
まるでダイヤのように
緑の中の白
青の中の赤
星がささやきかける
まるで竜巻のように
冷めきった世界の中にいる人達
命は笑った
まるで稲妻のように
鍵穴に刺さるはかない思い
良識にとらわれて生きる人々
夢だろうか
ドロドロになって消えてゆく人々
何か違う
燃え尽きてごらん
きっと明日は晴れるから
目をとじて星をみてごらん
きっと素直になれるから
さぁあの惑星へ
ささやく星を笑いに
943 :
名前はいらない:2005/06/17(金) 23:28:31 ID:YJCaFv2g
僭越ながら(あくまでも私の独断で)評価させていただきます。
>>940 えっと、1行目、2-4行目、5-7行目、という三文の構成ですよね?
「あの花屋へ行こう」という短い文で始まっているのに、
その後に長い2文が続いているので、
読んでいるとリズムがちょっと悪いような気がします。
もうちょっとセンテンスの長さを近づけて、
ポンポンポンとリズミカルに読めるようにすると、
もうちょっとしっくりくると思いました。
一方で、全体的にやわらかい表現が使われていること、
どういう状況を描こうとなさっているのかがはっきりとこちらに
伝わってくるので、その点はよいと思います。
945 :
素人評価人:2005/06/19(日) 11:27:21 ID:uPUSSyMN
僭越ながら、あくまでも私の独断に基づき評価させていただきます。
>>942 ええとですね、まず「まるで」という言葉はあんまりいい響きではないような気がします。
また、散文からどういうシチュエーションかを想像する表現形式である「詩」において、
「〜のように」とイメージを特定してしまう表現は、あまり多用しないほうがいいと思います。
たぶん
>>942の作品では、それも表現の工夫の一つとお考えでしょうから、
そこに注文をつけるのは、心苦しいのですけれど…・。
あと、
>緑の中の白
>青の中の赤
という部分がちょっと分かりません。白と黒、希望と絶望、みたいに対表現ということなのかな?
しかし、前半が「世界が散る」「命が散る」というネガな表現であるのに、
最後は優しい表現になっているのがいいですね。
なんだか夜空を見上げてみたくなりました。
946 :
素人評価人:2005/06/19(日) 11:42:37 ID:uPUSSyMN
あ、一応誤解の無いように書きますけど、
「素人評価人」の素人とは、あくまでもわたしのことですからね。
えらそうに評価してますが実は素人です〜、ということです。
皆さんを素人呼ばわりして「評価してやる」とか
言ってるわけではありませんので(^^;)
947 :
940:2005/06/19(日) 12:50:41 ID:LfvUmYpE
>>944 評価してくださって、誠にありがとうございます。
確かに自分でも、朗読してちょっと息苦しいかな?とは感じておりました。
>どういう状況を描こうとなさっているのかがはっきりとこちらに
>伝わってくるので、その点はよいと思います。
この点は、自分がもっとも意図して創っている部分ですので、
誉めてくれて、とても嬉しいです!
>>258 ありがとうって言うのは難しいね。
>>259 どうもきれいな言葉をでたらめに並べたように感じます
>>260 若いなぁ。
青春の頃って感じ。
読んでるとだんだん切なくなります。
語尾が丁寧だったりそうじゃなかったりしてるので注意。
>>262 些細な別れが容赦なく時に流されていく。
小さな望みと諦めが交差して、別れの寂しさを演出しています。
ただ、視点がころころ変わって判断しづらいのが難点だと思いました。
>>266 あちらとこちらの対比がうまい。
最後の一文が不協和で気になる。
>>267 話の最初の最初って感じ
続きがありそう
>>913 そこ・あそこなどあいまいな言葉が多すぎる気がします。
これだけでは説明不足な感じ。
>>914 料理のレシピ??
>>915 いつも歩く道を一人で歩くのか二人で歩くのか。
そんな些細なことが重要に思えるのは失ってしまったから。
どうもありきたりのラブソングのように聞こえます。
真中を分ける必要はないのでは?
>>917 飛び立った鳥を見つめるだけで
自分にも翼があることに気づかない
光は最初から光ってるものだけじゃない
手をかけなければ光らないものもある。
>>919 えーっと。
比喩が多すぎて何を描きたいのか見えてきません。
2連目は倒置法が失敗してる感じです。
>>926 言葉にならないから泣くのかもしれない。
胸が痛い。
>>927 壮大な大回転!
不条理がいい感じ。
夏の始まり 雨が降り
傘で彩られる帰り道
道路に広がる 水たまり
君に届かないよう強く抱き寄せた
「優しさじゃなく
どこか漂う寂しさに惹かれたの」と
君が何気なく口にしたのもこの季節だった
もうすぐ 訪れる
僕が生まれたあの夏から
随分 変わってしまったね
街の景色も人の心も
もうすぐ 訪れる
灼熱のEpilogue
誰のせいでもないよ
何かが終わるのは
時の風に流されて ただ夢の中まで
>>927 オカルトで電波でマハーなんちゃらな感じの詩ですな。
釈迦入滅後56億7000万年の間雑誌を探しつづけるんですかい。
ガンジス川のほとりでしみじみ読みたい詩ですな。
952 :
七子:2005/06/23(木) 13:26:50 ID:+mfGljlE
>>949 「月」の逆位置様
>>951 ボトルネック様
評価ありがとうございます。
電波を真似るだけで凡庸から逸脱できない自分にうんざりとしつつ、
不条理とか電波とか、大好物の言葉を頂き歓喜の涎を垂らしてしまう夏の昼下がり。
953 :
アガ:2005/06/23(木) 22:15:18 ID:eu4VGVG3
審査お願いいたします。
「夕立」(1/3)
さっきから
隣の部屋で
寧々子が泣いている
容赦ない泣き方で
まるで夕立のようだ
何故泣いているのかと
問うことも出来ずに佇む俺は
じっと
雫滴る窓の前で
夕立が止むのを待っている
えくぼが美しい寧々子の顔
眉がこわばり 瞳が揺れる
積乱雲が湧きあがり
暗雲が垂れこめ
寧々子の心が揺れて
胸の底から堪えられぬ空虚さが
ワッとこみ上げる
954 :
アガ:2005/06/23(木) 22:16:00 ID:eu4VGVG3
(2/3)
俺は寧々子が泣いている部屋の前で
無力感にただじっと膝を抱える
夕立がくると多くの人々が
やり過ごそうと懸命になるように
壊れやすい美しさが持つ
感傷に浸る
俺は甘えてるんだな
寧々子に
寧々子も笑ってばかりではいられないのだ
美しさは少し触れただけですぐに壊れるもの
その壊れやすさにいつも俺は臆病になった
こんなに脆く儚いものを
どう抱けばよいのかなんて俺にはわからなかった
だからまた逃げて
夕立をやり過ごそうとしているんだろう
955 :
アガ:2005/06/23(木) 22:16:46 ID:eu4VGVG3
(3/3)
暗雲が割れて光が漏れる
寧々子の泣く声も切れ切れになる
もう雨も止むらしい
傘をささなくなった人も見受けられる
寧々子が部屋から出てくる
白い肌に朱が少し交じり
外を行きかう車の赤いテールランプが綺麗だ
赤い目をした寧々子がにこりと微笑む
取水口へ勢い良く流れ込む水の音から
遠いふるさとの川を連想し
寧々子が外へ出よう、と言う
あまりの美しさに息がつまり
寧々子の後ろを歩きながら
俺は震える
夕焼けが綺麗ね、と
空を見上げながら寧々子が言う
ふと空を見上げてみると
どこまでも太陽の光が澄み渡り
暗黒までもが太陽の影に見え
俺はいつまで怯えればいい?
水溜りの上を身軽に飛び越える
寧々子 その長く伸びた影絵を踏みながら
もし神がこの世にあるならば
この幸福な女だけにでもご加護がありますように
永遠にこの女が俺の悲しみを知ることがありませんように
と一人ひそかに願った
956 :
ところてん:2005/06/24(金) 00:54:51 ID:zoOHQZlC
「どうせいつか死んでしまうんだから何をしたって無駄だよ、といったけんじくんへ」
ほらみなよ
盛者必衰のことわりも省みず
無意味に咲く誇るその花の美しさ
美しさはきっと
この世界の無意味さとは
まるで関係なく存在する
やがて消えゆく我が身なら
咲かせて見せようチューリップ
ほら、夜が明ける
創造の天使が 化粧もしない顔のまま
銀光の中で泳いでいる
また一日が産まれて来たんだよ
958 :
名前はいらない:2005/06/24(金) 01:26:00 ID:LBL7TbLM
夏の夜 あつくて 寝れない たすけてよ
959 :
名前はいらない:2005/06/24(金) 06:24:38 ID:iepYSxY1
「ライトハンド」
ねえこれは正しいの
ねえこれでいいの
何かわかる
教えてよ
どうすればいいの
夢なんて
叶わないから
夢なのかな
言い訳つけて見送って
愛しすぎて振り返って
振りほどけない
走り出せ
動き出せ
ためらっては
うつむいて
走ってよ
動いてよ
今じゃなきゃ
今すぐに
間違えでも
いいんじゃないですか
あなたが走り出せば
掛け値なく
その姿は美しい
961 :
名前はいらない:2005/06/25(土) 01:21:43 ID:A5sN+urM
浮遊したまま 救われずにいる
現実との境界 見失う
思考を停止させたまま越える時間は曖昧
依然として決断は強要される
もしあの日々に還れたのなら
現在の状況は救われていたの?
忘れたものもある
未だ感情は締め付ける
962 :
無:2005/06/25(土) 02:31:27 ID:2jmWLQWp
こういうのって美しいよねー
空虚ではあるけど
963 :
紫苑:2005/06/26(日) 22:38:43 ID:L2V//O5j
『夢』
追うもの
追われるもの
さぁ
君は何を目指す?
煽る者を目指す
965 :
紫苑:2005/06/27(月) 17:24:16 ID:q73UGRoW
『夢』=2=
儚きモノ それが夢
叶わぬモノ それが夢
ならば
生きることこそ夢となる
966 :
名前はいらない:2005/06/27(月) 21:40:05 ID:hKy4tYWu
「嗚呼黒髪セレナーデ」
別に女性には何も求めない
ただ、黒髪であって欲しい
美しい黒髪であって欲しい
できれば、美しく長い黒髪であって欲しい
どうも茶髪は好かない
日本人ののっぺりした顔に似合わない
いんや、似合ってたまるか
茶髪は外人の専売特許だ
風になびく黒い髪
陽光を反射し、光を放つ黒い髪
こんなに美しいものが他にあってたまるか畜生め
おいらはまだ初恋を経験してない
はっと心を打たれるような黒髪に
未だ出逢っていないのだ
lk
968 :
よしき:2005/06/27(月) 22:45:27 ID:cezfuGzf
思わず泣いてしまいました
理由は、昔のこと。
仕事が暇だったので、昔のことおもいだして…
…持病…
そのために、諦めなくちゃならなかった事
そのために、輪に入れなかったこと
そのために、死にかけたこと
あの時に生まれ変わり、もう忘れた、
振り返らないと思ってたのに、
もう振り返らないと決めてたのに
振り返ってしまった
あのとき…
969 :
よしき:2005/06/28(火) 18:22:12 ID:Pf0go6j2
誰か評価して ↑
970 :
三文詩人:2005/06/30(木) 01:01:20 ID:WD+eXrKF
>>968 凡そ詩を作ろうとするなら、作者の伝えようとしたことを言葉にする必要がある。
> そのために、諦めなくちゃならなかった事
> そのために、輪に入れなかったこと
> そのために、死にかけたこと
これらがどのようなものであったか、それを表現しないことには、何があったのか
読者には理解できない。持病を説明せよというのではない。必要なのは描写だ。
題材のままで詩になっていないので、詩としての評価はできない。
971 :
素人評価人:2005/06/30(木) 22:29:14 ID:sRQskDYh
>>970 そうかなぁ?
詩人が明確には表現しなかった部分を読み手が想像して埋める。
はたして詩人と読み手の両者の思い浮かべたものが一致するかどうかは分からないけれど、
そうして思い思いに考えをめぐらせることができるのが、詩のよさなんじゃないの?
まあ、表現されてる情報がちょっと少なすぎかなぁ、、、っていう懸念はあるけどね。
ここまで偉そうにいったからには、私がちょっと評価させていただくとしましょうか…。
972 :
素人評価人:2005/06/30(木) 22:36:21 ID:sRQskDYh
>>968 僭越ながら、評価させていただきます。
まず、、、同じ表現を繰り返し使用している部分が多いのが気になります。
2行目、3行目「昔のこと」
10行目、11行目 振り返らない + 12行目 「振り返って」
5〜7行目の「そのために、」はあえて同じ文型を繰り返す表現法なので除きます。
基本的に、同じ言葉・単語が何回も登場するのはいい表現とされていないので、
同義語で置き換える、言い換えるとよいと思います。
で、この部分は
>>970さんと同意見なのですが、
振り返り思い出してしまった、という事実は分かるのですが、
それを契機としてあなたが何を読み手に伝えようとしたのかが分かりません。
泣いてしまいました、という出だしからして、
昔のつらい記憶を思い出してしまったつらさ、苦しさ、悲しさ、を伝えたかったのでしょうか…?
そういう「気持ち」の部分が詩に現れると、読み手のココロを響かせることのできるいい詩になると思います。
ご尽力を期待いたします。