1 :
テンプレ改変してみました。 :
05/01/29 12:26:32 ID:yi8WVqql 評価します。
★☆このスレに書き込むときのお約束☆★
このスレッドは投稿される作品と、それに対する批評というバランスの下に成り立っています。
現状として、一挙にたくさんの詩を投稿すると批評家さんの負担になってしまいますので、一人一作品程度でお願いします。
推敲に推敲を重ねた作品を提供していただければ幸いです。
また、できれば、詩人さんにも他の方の詩の批評をお願いしたいと思います。
宜しくお願いします。
【常時】求む!批評家!【募集】
貴方のレスが、このスレを活性化させます!
どなたでもお気軽に。
前スレ
書いた詩‥評価してあげるよ?Part22
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1096983215/
2 :
名前はいらない :05/01/29 12:28:36 ID:UHSJhJqf
2ゲットなんていえないよ
前スレ
>>941 評価ありがとうございます
チョット解説
タイトルは男らしさ女性らしさという意味で
わりと僕らはこれらの「らしさ」に縛られてると思うんです
で、女のイメージのあるフリルを持ってきて
男らしさ女らしさそんなの関係ない
という主題を書いたものです
酷評ありがとう
未評価の作品が増え続けるのを防ぐため、 詩の投稿は「sage」で行うことを禿しく推奨します。 未評価作品を無くすとともに批評の内容を濃くするための措置でもあります ので、ぜひご協力おながいしまつ。 「age」は批評のキャパに余裕がある場合、批評家が行うものとします。
5 :
名前はいらない :05/01/30 17:04:19 ID:iQx7+PzB
よろしくおねがいします(´д`) 情緒不安定から手紙をもらう 「もう疲れた死んでしまいたい」 情緒不安定から手紙をもらう 「他人の幸せをうらやむばかりでひどくつまらない不幸な人生だった」 情緒不安定から手紙をもらう 「葬式で泣いてくれる人が本当のいい人」 情緒不安定から手紙をもらう 「でも泣いた人だって3日後には笑えるようになるんだ」 情緒不安定から手紙をもらう 「そんなの悲しくて許せない」 情緒不安定から手紙をもらう 「生きるってさびしい」 情緒不安定から手紙をもらう 「でも考えれば死ぬのも寂しいもんだ」 情緒不安定に返事をだす 「自分には自分が味方であればいいんだ。」 情緒不安定から手紙が来なくなった 生きるのも死ぬのも寂しいことじゃなくなった 情緒不安定も僕の安定した情緒ともう友だちになったんだろう 人間自分が味方であれさえすれば寂しくなんてない 一人の中に多くの細胞があって その細胞が全部自分の味方だって考えればいい
君と並んで歩いて 道路の坂道を息切らしながら上ってる僕の姿は とても洒落たもんじゃなくて 自分で見たらがっかりするだろう 君の体温は消える気配もないね ぬくもりは残ったままだ 道路を登りきったら 朝焼けが四つの目に入ったらしい 「きれいだね」って微笑みかけてくれた 君の姿が見えるよ 君は遠いところへ旅立ってった とても歩いてはいけないところへ行ってしまうよ 君の体温がまだ残ってるみたいに その部分だけ火傷したみたいにあったかい 「きれいだな」って一人でつぶやいてみた 君の面影はどこにも見当たらないよ 道路を下まで降りて 青空を二つしかない目で仰いだ 遠いところの君に通じるかな 暖かさだけは二人の間に残ってるのかな
7 :
まーろっく :05/01/30 21:02:15 ID:wNQvwNGb
自分の情緒不安定を擬人化して、客観視してみた作品。 情緒不安定と手紙をやりとりするという設定は幼稚といえば幼稚だが、自己を 客観視するところから文学がはじまるとすれば、この詩は「はじまり」だ。 「情緒不安定から手紙をもらう」というフレーズはこんなに繰り返さなくても よいし、手紙の内容も3段くらいに整理したい。そしてそれぞれに「僕」の返 事があれば、手紙のやりとりらしくなるだろう。 「自分には自分が味方であればいいんだ」以降は理屈っぽくなってしまってい る。「お前の味方はここにいるじゃないか」くらいのニュアンスで終わらせて しまうのもいい。結論を言い切ってしまうより、余韻を残して結論は読み手に 想像させるというのも詩の手法のひとつ。
8 :
まーろっく :05/01/30 22:17:10 ID:wNQvwNGb
>>6 時間軸がブレている。1連めは「僕」ひとりなのか「君」もいっしょに歩いて
いるのかわからない。「僕」ひとりしかいない現在の情景と、「君」とふたり
で過ごした過去の情景をクロスカット風に書こうとしたのかもしれないが、か
えって混乱してしまったようだ。
もったいぶった表現もひっかかる。「君の体温」とか朝焼けをふたりで見てい
る光景はセックスを連想させなくもないが、作品全体からエロティシズムの匂
いがしない。「君の体温」が君を抱いた温もりならそう書いてもいいのでは。
「とても歩いていけないところ」というのも同様。死んだのかアメリカにでも
行ったのか、もったいぶるところでもないと思う。
時間軸のブレともったいぶった表現で作品の印象がぼやけてしまった。2連め
はスムーズに流れているが…。
しばらくsageでマターリと。
9 :
名前はいらない :05/01/31 08:10:12 ID:CKWtAGAK
>>5 読むのが苦痛になる
もっと簡潔にしてくれ。
ティーカップの上につま先立ち ぐるぐるぐるぐる景色を見てた コーヒーにミルクを落とせば くるくる渦巻き ドロドロドロ 遊園地はひたすら回る ローラーコースター 空中ブランコ けらけら笑う道化師も くるくる回って踊るだけ 闇夜に浮かぶ観覧車 大きな車輪のその形 しかし一歩も進みやしない 泣く人も笑う人も みんなを乗せて回るだけ
11 :
名前はいらない :05/01/31 16:16:46 ID:PuryDVqU
5面白いです。面白い、としか言えない。
12 :
名前はいらない :05/01/31 17:09:37 ID:M0km9CnY
よろしくお願いします。珠玉の作品です。 お れ の だ ち の 話 を し ま す か な 。 生 ま れ は え ど よ 。 飲 ん で は う た う , い い 男 さ 。 ま ち に い っ た ら , 美 人 の か つ て の 女 が 細 そ う な て を 振 っ て , あ ん ら よ く 来 た 私 と 結 こ ん し れ と 騒 ぎ 出 す。
13 :
ゆうか :05/01/31 17:47:09 ID:Yrgx4eaS
あたしは 涙を見られないようにうつむいて歩いてた 誰にも見られたくなかった 弱いところなんて 見られたくなかった でも 君の一言で今はね 涙が下にこぼれないように 上を向いて 涙をふいて ゆっくり歩いてる そしたらね 君は前よりも優しくなった 分かったよ 幸せってこういうことなんだね 「泣いてしまったら幸せじゃない」なんて違うんだね あんなの嘘だよ だって今あたし すごい幸せだもん
春の太陽に目を瞑っていた朝に 去りし冬を思い出す まだ桜は咲いていない でも僕は今咲き誇っている 新しい扉をこじ開けた時から 既に始まっていた 人気のない裏通り 閑散とした家々の塀を眺めて悟った ゆったりとした地球の上で 同じような青空がどこまでも続くか知りたくて 力いっぱい自転車のペダルをこいだ でも想像以上に地球は大きくて 想像以上に青空が広がっているものだから また引き返して あたたまったアスファルトの上を 今度はゆっくり走った 裏通りはいつも通り閑散としていた
15 :
まーろっく :05/01/31 21:31:36 ID:SOmtRUZg
>>10 擬音、擬態語が詩にリズムを与えている。題材が遊園地ということもあって、
童謡、童話風な味わいがある。最後の「泣く人も笑う人も」に軽い哀感が織
り交ぜられ、遊園地の情景描写だけに終わってはいない。
「ティーカップの上につま先立ち〜」と「コーヒーにミルクを落とせば〜」
のふたつのフレーズはイメージの共通性だけで結ばれている。くるくる
回る(遊園地の)ティーカップの映像に一瞬コーヒーの表面に渦をまく
ミルクの帯の映像を挿入することによって「回転」のイメージがより強調
される。映画でいうモンタージュ的な表現手法。
16 :
まーろっく :05/01/31 21:43:48 ID:SOmtRUZg
>>12 俗謡的なリズムとおもしろみがある詩。「細そうな」は「細い」でいい
だろうし、「結婚しれ」は「結婚して」の誤りか。こういう粗雑な部分
が全体をスポイルすることもあるので注意してほしい。かつての女が求
婚しているところに、明るくお気楽な味わいがある。
17 :
まーろっく :05/01/31 22:10:22 ID:SOmtRUZg
>>13 独白調の詩。すっと心に入ってくる感じがするのは作者の語りのリズムに近い
からだろう。「よ」とか「ね」という接尾語の使いどころもいい。
「君の一言」というのは具体的に書かれていないが「あたし」を思わず泣かせ
てしまうような、そして素直な気持ちにさせてしまうような言葉なのだろう。
その内容を読み手に想像させるのもこの詩の面白み。表現にムダがなく、あり
がちな甘ったるさはこの作品にはない。
18 :
まーろっく :05/01/31 22:29:08 ID:SOmtRUZg
>>14 肩に力が入りすぎてる。1、2行目は何を言おうとしているのか分からない。
「僕は今咲き誇っている」「家々の塀を眺めて悟った」と非常に力強いことを
言っておきながら、地球の想像以上の大きさにあっさり自転車旅行を断念して
しまう。そして「裏通りはいつも通り閑散としていた」ととってつけたような
オチがついて終わる。まず、自分が伝えたいテーマをはっきり自覚してから
書き始めてもらいたい。
【sage投稿でお願いします】【作品にはタイトルをつけて下さい】
>>4
19 :
名前はいらない :05/01/31 22:39:00 ID:w1NxF6BE
窓がひらいた。 朱の空、黒の雲。 紫の紐が足に絡み付いてとべない。黒い雲から降る雨が街を灰色に染める。あぁいやだ。誰かが私の背中を押す。あんなとこに飛込んだら私まで染まってしまう。 歯を抜こうか。瞳なんかいらない。そうか。それは私が14才の朝のこと。
20 :
名前はいらない :05/01/31 22:48:23 ID:CKWtAGAK
>>19 詩全体が薄い 印象に残らない
もう辞めちまえ 夏。
21 :
名前はいらない :05/01/31 23:07:44 ID:w1NxF6BE
19です。この詩の板を見回って適当に言葉を繋げて作ってみたんです。どんな評価されるんだろうとおもって。やっぱり鋭い人には見破られるものなんですね。w
22 :
名前はいらない :05/01/31 23:18:42 ID:1vsnCLpi
装備品は『曖昧な自信』 所持アイテムは『強がり』だけ 武器なんかは持っちゃいないが それでも敵に立ち向かへ みんな物語の主人公 俺はこの物語の主人公 人生というフィールドで 不安という敵に立ち向かう 強くて すぐやられそうになるが 背を向けたら負けだ 戦って 勝って 戦って 勝って きっと 最高のエンディングを迎えてやる 大丈夫 俺ならできる 『曖昧な自信』を『絶対な自信』に変え アイテムをすべて使い果たし 武器なんかは持っちゃいないが それでも敵に立ち向かう
ボツってたけど折角だから不法投棄してきますね 君の脳波を受信して 踊り狂う僕の心 メール着信 新規1 心臓揺らしてオープンit ゴメンナサイの六文字が 僕の心を刺激してゆく やり場のない怒りの限りを 無機物にカーブ掛けつつ 投げつける 砕ける唯一の着信装置 君の脳波はもう読めず 読む気もないぜと強がって 心臓にトゲが1 2 3 やり場のない 怒りの中 君の脳波 見えずに居る 最後に見た 君の脳波 俺を狂わせた 一言は 「ゴメンナサイ あなたのギザ十使ったわ」 やり場の無い怒りの中 オマエの脳波 うたがって やり場の無い怒りの中 俺の脳波 砕け散る
24 :
名前はいらない :05/02/01 02:14:13 ID:j+HrcrQu
大人になる ささやかな感動を忘れ 鉛のような約束と 様々な妥協を背負い込む そんな 『大人』なんかには ならないと 誰もが声高に叫び そして 『大人』へと 変わっていく
地を這う水か 寂しげに踊る水滴 僕は滝に身を投じる。 一緒に落ちてく鳥とおしゃべり。 そいつ、話がうまくてね 馬が合うなと言ってる途中で日が暮れた
「都会の白馬」 雪原の白馬は 北風を背負いながら 空気を切り裂き 足跡だけ残し消え去る 街は色を失い 線路も止まったまま 寒空の下は馬が 僕らを突き飛ばして駆けてく 蹄は鳥肌を 針のように突き刺し 唸りながら ビルの壁を下り 吹雪と化す 都会の白馬は 幻と言われながら 時間を駆けてく 姿は1日で消え去る
27 :
名前はいらない :05/02/01 18:20:11 ID:Z1APu45R
「えべれすと」 かもめが飛ぶからぼくもとぶよ 飛べなくたって飛べるんだ。 そんな感じでいいじゃない にゃんすけだって知ってるよ 雪が降ればほらそこに あなたのにおいがするかもよ だからねむくなるのはひつじさん みんなもいっしょにひつじさん にんじん大好きお馬さん
28 :
まーろっく :05/02/01 18:56:26 ID:BLNKYKAN
>> アイテム、フィールド、エンディングといった言葉に、作者が人生をTVゲー ムの世界になぞらえているのがわかる。TVゲーム世代の作者にとってそれは ごく当然のことなのだろう。その無自覚さが読み手にはもどかしい。TVゲー ムから(昔の少年のように文学や劇画からではなく)生き方を導き出せるほど ハマっているのなら、TVゲームの世界と魔力をとことん書き込んでほしい。 『曖昧な自信』を『絶対な自信』に変え こんな言葉を括弧でくくってしまう のではなく、比喩などを使って人に伝わるように表現すべき。
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。 舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして旅を栖とす。 古人も多く旅に死せるあり。 予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂白のおもひやまず、海浜にさすらへ、 去年の秋江上の破屋に蜘の古巣をはらひて、やゝ年も暮、春立る霞の空に白川の関こえんと、 そゞろ神の物につきて心をくるはせ、道祖神のまねきにあひて、取もの手につかず。 もゝ引の破をつゞり、笠の緒付かえて、三里に灸すゆるより 松嶋の月先心にかゝりて住る方は人に譲り、杉風が別墅に移るに、 草の戸も住替る代ぞひなの家 面八句を庵の柱に懸置。
30 :
まーろっく :05/02/01 21:44:01 ID:BLNKYKAN
>>23 リズム感というか勢いがある。彼女の脳波を携帯電話風の受信装置でキ
ャッチするというアイディアもおもしろい。「無機物にカーブ掛けつつ
投げつける 砕ける唯一の着信装置」このフレーズのキレた感じは痛快。
ただ、この痛快さを生かすには彼女の脳波と着信装置に主人公がほんろ
うされるているような状況が欲しい。キレた理由が「ギザ十を使ってし
まった」では笑い話で終わってしまう。
31 :
まーろっく :05/02/01 21:58:27 ID:BLNKYKAN
>>24 確かに大人になるとはそういうことなんだろうけど、平凡すぎる。
「ささやかな感動を忘れ 鉛のような約束と 様々な妥協を背負い込む」
という書き出しが観念的で、一見もっともらしいがでは具体的にはどいう
ことかが浮かばない。「ささやかな感動を忘れ」ということを例えば「道
ばたのたんぽぽに目をやることもなく」(お粗末)といった具体性で象徴
させるという手もある。「鉛のような約束」という表現はいい感じ。
32 :
まーろっく :05/02/01 22:14:10 ID:BLNKYKAN
>>25 非現実的な想像の世界をユーモラスに書いている。滝つぼに身を投げて落ちる
あいだに日が暮れるという時間の狂いぶりがいい。惜しいのは1,2行目で、
作品世界全体のイメージにも僕が滝つぼに身を投げる動機にもあまりつながっ
ていない。時間の狂いのおもしろさなのだから、それらしい仕掛けのある書き
出しが欲しい。
33 :
仙台子 :05/02/01 22:24:53 ID:0mpRXdC2
さようならの記憶 遠いあの日の青空の手前 眩しかったのは 君の笑顔か 太陽か
35 :
名前はいらない :05/02/01 22:31:22 ID:pxsR6yj3
「夢」 夢だけじゃご飯は食えない。 けど、夢がなきゃご飯は美味しくない。
36 :
名前はいらない :05/02/01 22:40:03 ID:bwTr4YGV
最近わからない 長く一緒にいるのに キミが何を求めているのか 考えれば考える程 迷路へ迷い込んだ キミはいつまでたってもつかめない 空のずっとずっと上の方の雲のようで 一緒にいてもなんだか離れてる気がして いっそ別の道を歩いていこうと思った でも気づけたんだ 悩んでたのは僕だけじゃなく キミも同じだったんだって事に 僕がキミの事で悩むように キミも僕の事で悩んで泣いて苦しんでた そうやって1人で涙流す時間があったから こうして一緒にいられたんだね でもこれからは今まで1人で泣いてた時間 2人で一緒に笑顔でいられる時間にしよう
37 :
名前はいらない :05/02/01 23:21:58 ID:qN19dzQ5
最近 よく空を眺める 何分も何時間も 君が見えるような気がして 青い空が君の笑顔に似ている気がする 白い雲が君の優しさに似ている気がする この空に君が見えるのなら 僕は何日でも何年でもこの空を眺めよう そしてそのうち 僕は君の近くに行こうと思う
38 :
名前はいらない :05/02/02 02:01:38 ID:VUevoDNd
>>35 詩っていうより,雑誌とか広告のとかのコピーだな。
>>36 >>37 詩っていうより,くっさーいラブレターだな。彼女に送れ。
青い空が君の笑顔に見えることなんて,俺にはリアリティなさすぎ。
ウソコケ,っていう突っ込みしか頭によぎらんよ。
俺がすさんでるだけかもしれんが。
39 :
スルー :05/02/02 02:12:18 ID:KNyJjytg
「きれいな星を探しにゆこう」 外の境界が緩んだ時に きれいな星を探しにゆこう 明るい夜空の月の下 こわごわ僕は道をゆく 暗喩と直喩に塗りたくられた 少年少女の楽園は 衰え続ける未来のように 少し遠くに滲んでるから すすけたビルに灯るもの 明るい光じゃないだろう 今日も誰かが首を吊る それを無視して時計が進む 秒針よりも長針が 長針よりも短針が ほんの少しは優しいね だけど部屋にはデジタル時計 「あっちに あれが あるんじゃないか?」 「そっちに それが あるんじゃないか?」 代名詞でだけ表現できる そんな掠れた理想郷 僕の夢か 君の幻か どっちつかずで居場所を無くす 月がずいぶん低くなる 「もう家に帰らなきゃ」 僕に優しい時間が終わる 僕の心を削ぐものが来る 明日と表現するべきじゃない 僕は今日とて今日に倦む 家に着いたら布団を被ろう 真っ暗になるまで深く深く 外の境界が緩んだ時に きれいな星を探しにゆこう 明るい夜空の月の下 こわごわ僕は道をゆく 暗喩と直喩に塗りたくられた 少年少女の楽園は 衰え続ける未来のように 少し遠くに滲んでるから
40 :
名前はいらない :05/02/02 02:23:54 ID:VUevoDNd
>>39 結構いいんじゃないか?
今日見た詩の中で一番マシだったよ。
もっと短くしる。
41 :
25 :05/02/02 02:43:08 ID:8NdEPJ/R
『夜汽車』 ひとりぼっち 駅のホーム 夕焼け空に夜の帳降りていく せつないのは 君のせいだ 闇に散らばる星くずを 君と一緒に 両手いっぱい拾い集めた 君と願った永遠は 流れ星 ほんの一瞬で 消えていった この胸の痛みを 残して ひとりじゃ抱えきれずこぼれた ちっちゃな 綺麗なヒカリ 僕の足もとを 照らすよ 君と願った幸せは 流れ星 ほんの一瞬で 消えていった だけど 確かに輝いたんだ 発車のベルは さよならの響き 僕は今日 夜汽車に乗って 旅に出る
43 :
まーろっく :05/02/02 12:21:09 ID:y5/g0gd5
>>26 この詩の白馬とは冬そのものの象徴。雪原から都会へやってくる作者の目にだ
け見える白馬だが、躍動感が乏しい。どこか、遠慮しながら書いている。作者
には白馬が見えているのだから、その力強さや息づかいを活写してほしい。
3連目にやっと白馬の疾走感、存在感が感じられるくらいで、あとはまったく
「幻」めいている。自分のリズム感や文体を持っている人だが、表現が硬い。
一度できあがったスタイルを崩すのはしんどいが、繊細でしなやかな表現をめ
ざしてほしい。
>>43 評価ありがとうございます
自分雪国出身じゃなくて雪が珍しい千葉県民です
白馬はどちらかというと
雪雲、あるいは寒気団、北風の比喩として書きました
序盤、スピードかんなかったっすね
底直そう
45 :
心流 :05/02/02 17:12:56 ID:wmEmvgS8
【Space time】 街のはずれに佇んでいる桜の樹 幼き日に見た景色がそこに広がっていた 桜舞う中でそっと耳を澄ませば 聴こえてくるシャッター音 君は不機嫌そうな顔をしながらも 僕のわがままに付き合ってくれた 逃げ出す機会はいくらでもあったのに 敢えてそれをしなかったのは君の優しさかな? 遠い昔のことでした この桜の樹の下で君と 形ある思い出をひとつ作りました 忘れることのないようにと 季節が幾度となく巡っても あの時の事は今でも鮮明に覚えている 思い返せばまるで昨日のことのようにね 目の前には桜の樹 そこに君の姿は無い 永遠に続けば良いと願ったあの頃 子供らしい浅ましい願い それが永遠ではなく近くこうなる事を 君は知っていたのかもしれない ひとつの影が揺らいだ この樹は様々な人の想いを 見届けてきたんだろう 悲しみや喜び 出会いそして別れを 遠い昔のことでした この桜の樹の下で君と 形ある思い出をひとつ作りました 忘れることのないようにと 手元に残されたのは数枚の写真 桜舞う中に君が写っている まるで時間だけを切り取ったかのように
46 :
名前はいらない :05/02/02 17:36:48 ID:EDGbcmQP
明日晴れたなら ここから連れだして 飾らないで ラルララ手を繋ごう
一つ皆さんに言わせていただきたい。 詩を作る前にたくさんの詩を読んでいただきたい。 古今東西いろんな詩をね。 素直に感覚や感情を表現するだけでは詩とはいえません。 特に現代は詩を書くことが難しい時代だと正直思います。 なぜなら、詩は一度終わったのです。零になったのです。 そこから立ち上げるためには、強靭な知性が必要です。 でなければ、単なる感想文か、感傷的な日記か、奇をてらった青臭い戯言 としか評価できません。 勉強してください。さすれば、せめてパロディにはなりえます。
お茶を濁すような失礼お許しください。 もう少し大人の詩を読みたかったものですから。
49 :
名前はいらない :05/02/02 17:54:49 ID:IX9HP4uG
「おまわり天国」 裏金ホクホク署長さん たいしたもんだよ本部長 イカシタ君たちみならって 僕も華麗に〜点数稼ご〜 ふるい じてんしゃ ねらえ! ポイント高いぜ! だれも いない こうさてん まちぶせ〜♪ ノルマノルマノルマ〜♪ ノルマーをーためーるとー 始末始末始末〜 しまつ〜しょ〜とら〜れる〜 ノルマノルマノルマ〜♪ ノルマーをーはたーすとー 出世出世出世〜 出世ーにーいいのさ〜 さあさあ〜みんなで〜 ノルマーを〜はた〜そう〜 ノルマはぼくらを〜待って〜いる〜 やあ!
>>48 お茶を濁すと言うより、茶々を入れると言うべきでした。
51 :
あ般 :05/02/02 18:55:47 ID:ev9MB8Zj
煙草はいい 僕が煙草を吸うときは、僕が煙草を吸う以外のことは何もしないとき 家に帰ってきてベランダに出て、火をつけると吸い終わるまでほかのことは何もしない 広くなった視界、浅い思考 だからその間、いろんなことを考える 人が作業をしないときは、つまり考え事をしてるときなんだろう 月並みだけど 時の中で生きている僕たちは、いつの間にか自分たちで作った時に縛られた だから僕は煙草を吸っている時だけは何もしないときを作っている 時の中で、どれだけときを作り出せるか、人間は他人の価値をそうやって判断するようになった 僕はもう一本の煙草に火をつけた。
52 :
名前はいらない :05/02/03 00:47:19 ID:X9w1h+Dl
師走の色がかげるころ 木々の生命は人生の静寂を知り 私は何も憂うことなく わなたと私は希望の空を見る 時の流れの不変さを知り 二度と戻らぬ無情さを知る 朝の寒さに身を丸め 想う不安と希望を抱いて あなたは私の夢を見ているのであらうか 千変万化の幸せの色 時として誰もが見誤る色 形象はあなたの中にあり 創造は私の中にあり 描写は二人だけのもの それは不変の幸せの色
53 :
名前はいらない :05/02/03 00:49:40 ID:X9w1h+Dl
わなた→あなた すいませんでした
「ギターと少年」 君はそのギターで 何を歌い 君はその目で 何を見て 君はその耳で 何を聞いて そして君はその心で 誰を想ってるんだろう ギターを背負っている彼は そのうち川の中へ消えたけど 君のギターは沈まずに ぷかり ぷかり あたしが拾ってあげましょうか あたしが拾ってあげましょうか 誰かに問いたい その心で誰を想っているのと 誰かに言いたい ギターが落ちてますよと 評価をお願いします
55 :
名前はいらない :05/02/03 15:11:42 ID:5W9xL83G
あなたが3時の電車に乗る頃 ぼくはカメの甲羅を割ってますよ コーラの瓶で割るんです スニッカーズ食べて、水飲んで 毎日ですよ うん、たくさんのカメのにおいがしますよ チーズを落としてくれたら 食べますけどね カメの甲羅割りはやめませんよ
56 :
名前はいらない :05/02/03 15:29:14 ID:TrXd6+km
イルカがいいな もし生まれ変われるのなら もう人間なんてやだ 自分も嫌い みんな嫌い だから イルカがいいいな イルカがいいよ 絶対イルカがご機嫌さ。
57 :
名前はいらない :05/02/03 16:16:15 ID:GWznWs2b
チェンジングマン かわるぜいつだって かわるぜいまだって するりと抜けていく 水銀光ってる ブルーベリーヒルの上 スリルを見つけたぜ あきらめるたびに 何かが死んでいく きみがそう信じるのなら ガラクタも宝物だろ そういうことじゃん そういうことじゃん チェンジングマン やさしいふりすんな その気もないくせに アブラのとこはちょっと 食えないから残す 死に物狂いでやんなきゃ ダメなんだつまらなくなる そういうことじゃん そういうことじゃん チェンジングマン
58 :
名前はいらない :05/02/03 17:24:31 ID:5jSVmvK9
金が欲しい 今はそれだけ
59 :
MS :05/02/03 19:48:41 ID:BZBHXjwc
不安定な微熱が続く空 雲の果てから 夜の淵が覗き込む 指先から奏でる幼い願いを。 ただ、想うもの。 嘘で塗り固められた君の残像のみ 哀しみと苦しみに 掻かれ 灰色の空に 途方もない夢を見る 手を伸ばせば 残酷な紅に染まり 逃げ道を失い 目隠しで彷徨う 無理な感情に「教育」された絶望を 野放しにして生きて行くのなら 見えない過去を君が壊して 拾い集めて 私に見せて 下手な芝居で今日を偽り 不安定な明日を、笑う。
60 :
まーろっく :05/02/03 20:07:02 ID:ic0WjNvS
>>27 何度読んでもタイトルの「えべれすと」が浮かんでこない。かわいらしくほほ
えましくはあるけど、テーマが見えない。童謡、童話風な作品だが、「雪が降
ればほらそこに あなたのにおいがするかもね」というフレーズだけ、妙に大
人っぽい。大人の童話的な作風をめざしているのだろうか。
詩板の中で実質3の評価スレはココのスレであっていまつか? 偵察にきますた <`∀´> なんだなんだ?? まーろっく一人で頑張ってるのココ? よくこんなんで続いてこれたなヲィ
>>47 一つ皆さんに言わせていただきたい。
詩を作る前にたくさんの詩を読んでいただきたい。
古今東西いろんな詩をね。
:ハァ?
素直に感覚や感情を表現するだけでは詩とはいえません。
:そこまで否定しホザクならば根拠也とて他に示せや
特に現代は詩を書くことが難しい時代だと正直思います。
:まるで100年前の時代でも経験した様な思わせ振りだな
なぜなら、詩は一度終わったのです。零になったのです。
:妄言か?貴様の主張を成立させたければ根拠くらい示せ
そこから立ち上げるためには、強靭な知性が必要です。
:詩だけでなくなんでもそーだろ?馬鹿なんじゃねー?
でなければ、単なる感想文か、感傷的な日記か、奇をてらった青臭い戯言
としか評価できません。
:感想文&日記を評価する能力が無いと自ら認めているのか?自爆発言か?
勉強してください。さすれば、せめてパロディにはなりえます。
:つっかアホだろ"ミネルバのふくろう"よ? なに?お前ここの常連なの??
素直な感情表現はダメです〜
今の時代は詩の作成が難しいです〜
詩は0になったんです〜
大人の詩が読みたいだけなんです〜
終始逃げの一手とは図々しい限りよ ハッキリ言っておまえにゃ能力がねぇんだろ
なんなんだこの意味不スレッドは? なんか知らんが明らかに低質なる次元よのぅヲィ
63 :
まーろっく :05/02/03 21:31:07 ID:ic0WjNvS
文体も整っているしリズムもある。表現も工夫が凝らされているが、「外の境 界が緩んだ時に」「暗喩と直喩に塗りたくられた」といったフレーズにフォロ ーがなくて、浮いている。その後に「外の境界」や「暗喩と直喩」に関連した フレーズが出てくれば、これらのフレーズの意味はあいまいでもイメージとし ては読み手に伝わる。2連目と4連目はあまり主題と関係が無く、作品のピン トをぼやけさせてしまっている。3連目の軽いテンポの表現は冴えている。
>4 PU なにこれ? この衰退し切ったレベルを維持するのに必死なのか 零落れたもんだなhahaha HEY!!マーロックとやら、俺の作品3つ批評してもらーか これはセン5スレの命令だよ このスレで一番有能(知らん)であろう貴様に頼んでるんだ 拒否権ネーヨ ヤレヨ 題名 「隠れる詩人」 作詞:下線棒 美しい詩を大衆は求めている 草原で斜めに傾いた岩に身を預け風の詩を書いている 醜い詩は河に流される 沈み溶け散り散りに流れてゆくまでの時間でまた詩を綴る 私の吐き出した価値を求めるのか それとも私が持ち続けている価値を求めるのか 彼方方は選択を選ばなくてはならない 私が体験した経験を支持してほしいと願う 私は醜い詩を繰り返す 彼方方に支持された醜い詩は記録に残しておきなさい 美しい詩は記憶にしまうだけ 聞くは未来に産み眠る我が子を起こす時でしょう
題名 「僕の書いた詩・・評価してあげるよ?スレ」 作詞:下線棒 ごめんなさい タイトルがないと評価出来ません 私はタイトルがないと評価出来ない人間なのです 能力なくて評価出来ネェなら出来ネェと素直に鳴け ごめんなさい 投稿はsageで行ってください スレの活性化図っている割りにはこの態度 マジ? スレを腐らす癌細胞が居たのでは伸びるはずない ごめんなさい ルールは必ず守ってください 評価人募集と募りながら指図するこの図々しさ 未評価を無くす為の手段ですので従って下さい ごめんなさい 只今"批評"家を募集しています =事物の善悪・優劣・是非などを考え、評価する事。 もしかして最初から決め付けちゃってる歪んだスレ ん〜 なにかがおかしいぞ〜? 批評って事は評価人がランク上であって投稿者はランク下って事? 投稿者=初心者であって批評者はスキル持ちのお偉いさんって事? このスレは感想や評価じゃダメなんだ? 思うにこのスレ余り必要なぁぁって事? こりゃマジダメダメねpu
題名「*未設定」 作詞:下線棒 *今まで希望を求めて生きてきたけれど 受け入れた現実なんてこんなもんさ 誰かが温かい幸せを新しく取り入れたからって 入れ替えに捨てられた幸せが転がり落ちるわけでもない **俺が幸せになるはずだった 俺が幸せになるはずだったんだ ***誰かに抱かれた幸せは俺を見下ろしニヤけているのさ ドアを開く前に映ったその小さな頭を蹴飛ばす俺がいる (*繰り返し) (**繰り返し) (***繰り返し) (**2回繰り返し)
67 :
名前はいらない :05/02/03 22:33:37 ID:euxdu3Qr
>>66 お前ずいぶん偉そうだな。俺が批評してやるから、本気の詩出せやw
上の2つ目はウザイ!1つ目は五段階でBをつけてやる。3つ目はCだ。
だが本気の詩じゃなかろう。それとも美しい詩は記憶にしまうだけか?
>>64 >選択を選ばなくてはならない
>体験した経験を
頭痛が痛いです。
大衆という見えない相手にもがくより
自分のための表現を研鑽する方が
地に足が着いていると僕は思う。
ちょっと表現が飛び飛びで意図が読み取りづらいです。
>>65 然り
しかしそれは他意悪意のためではない。
>>66 妬み嫉みのあるうちは幸せには程遠い。
69 :
人形使い :05/02/03 23:05:42 ID:lgAYjhsZ
>>29 ぱくりはだめよん♪
>>33 どっちも!!
>>35 人生をいかにエンジョイしつつ責任を果たすか。
最近そのことばっかり考えてます。
>>36 お互いのことが分からなくって
探り合って
確認しあって。
そういう過程を楽しめば、
恋愛は豊かな経験を沢山与えてくれると思います。
ぼくもあなたも等身大で。
>>37 きっとその想い人は
あなたが思っているよりも
もう少し笑ってばかりじゃなくって
もう少し優しいばかりじゃなくって
その分、いろんな感情があって
思っているよりも豊かで素敵なひと。
はやく会いにいって!!
70 :
人形使い :05/02/03 23:20:03 ID:lgAYjhsZ
>>39 時間っていうのは本当に無表情で
ぼくらの感慨なんて置き去りにして駆けていってしまう。
その蹄を恐れる幼さが作り出す幻は
地に足の着かない浮遊感に満ちていて
それでいてその現実味の無い儚さが
永遠の悲しみも閉じ込めてしまっていて私は切なくなりました。。
夢はいつか覚めます。
それは心地よく。
>>42 星屑たくさん抱いて
出会いと別れ
そうやってできていくあなたの空が
豊かな満天の星空でありますように☆
>>45 写真機というのは私は切ない機械だと思っています。
とどまることのない時間へのささやかな抵抗。
>君は知っていたのかもしれない
たぶんそれは誰にもわからなかったこと。
そうやって感慨桜のように降り積もり深み増し
やがて美しい人がそこに立っているでしょう。
71 :
人形使い :05/02/03 23:36:00 ID:lgAYjhsZ
>>46 もっと豊かに旋律を紡いで!
>>47 体温を楽しんでみる。
>>49 仕組みで繋いでいかなければならない社会。
ちょっと悲しくもなる暗部。
でもその批判精神はのびのびと力強く
信念もあることを知っている明るさがあって。
だから私はいつもユーモアは何より大切だと思う。
>>51 立ち止まらない精神は私は病んでいると思う。
それは肺癌よりも深刻に。
ふと立ち止まる物思いの中に豊かな感情があると私は知っているから。
私はどちらかというと嫌煙派なんですが
それなら煙草も仕方ないよねーって思いました。
力の抜けた言葉の力強さ!
>>52 世界の陰影に沈みこんで
深い理の水底をみつめている
詩人
こういう形で語られる恋の言葉は
心地よい酩酊感があります。
とても詩的な素晴らしい言葉だと思います。
72 :
人形使い :05/02/03 23:43:11 ID:lgAYjhsZ
>>54 はじめの連
そのひとに一番近かったあなたが
そのひとの気持ちを汲んで代弁してくれればなぁと思いました。
ギターのアイテムが魂を宿してあらわれてきて
最後の余韻は心を動かすものがあると思います。
だからもう少し、詳しい話を私は聴きたい。
>>55 変なこだわりがシュールで
ちょっと不気味。
でもやっぱりなんか笑える。
>>56 イルカに悩みがないというのは
イルカに失礼でございますよ!!
生きるに、恋に、四苦八苦しているから
描くアーチが美しく見える。
生命ってそういうものだと私は思います。
73 :
人形使い :05/02/03 23:53:48 ID:lgAYjhsZ
>>57 なんだかさりげなく核心を突くような台詞が光る、ヒーロー。
格好つけてない自然体が新しい格好よさな、ヒーロー。
>>58 私はお金っていうものは手段であって目的ではないと心得ております。
>>59 緊張感のある語列。
でもそれぞれ断片的すぎて少し流れが分かりづらいかも。
不安定な世界を、安定した緻密さで、
もう少し丁寧に描いてくれれば入り込めるかなーと思います。
74 :
人形使い :05/02/03 23:54:29 ID:lgAYjhsZ
ちょっと遅れた新スレ祝い これからもみなさん素敵なスレッドにしていきましょう!!! でわ〜
75 :
スルー :05/02/04 02:18:32 ID:jr7q+2tC
>>40 ,
>>63 ,評価Thanks 大変参考になりました。つうわけで次をば
「コミュニケーションの街」
まちまちに訪れてくる冬は とても長くて 少し辛い
雪に埋もれぬよう傘をさそう 骨は軋むけど揺るがない
余裕なんて問題じゃなく 切り立つ崖に踏み出すように
財布よりも微笑みを持って ぼくは人に優しくなりたい
たぶん価値なんて無いんだろう 宝石なんていらないんだ
誰もがポケットに石ころを入れる その権利を持っている
たぶん神なんていないんだろう 救済なんていらないんだ
銃声に定休日はなくて でも未来に誇りたいから
きっとみんな優しすぎるんだ だから律義に生き続ける
誰のグラスも乾きっぱなしで いつの間にか流れ出してた鬱屈が
責めるように 嘆くように 繰り返す葛藤を促してる
許すべきはきっと自分なのに でも簡単なことじゃないんだ
いずれ訪れるだろう春は とても遠くて 少し儚い
太陽のカケラが時折見えるんだ 足は重いけど止まらない
運命なんて幻想じゃなく 鉢植えに水を差すように
言葉よりも黄昏を共有して ぼくは人に優しくなりたい
嫌いだったバンドの歌を聴いて泣いた。 流行りもののバンドの歌を聴いて泣いた。 僕は騙された。 芸術を金儲けに変えたやつらに。 僕は泣いた。 その歌に、歌詞に、感動して泣いたんだ。 思い込みで 多くの多くの言葉を無視してきたことに泣いたんだ。 騙されてもいい。 この感動は、うそじゃない。
In Full End The End 俺の脳を駆け巡る微量の電子信号を 汚染していく病原体 俺を終末に導く存在 気がつけば体内に潜んで 終わりを告げていく者 右から入って左から数十倍になって出てく 俺の体蝕み続ける奴等 インフルエンザ 気がつけば体内が 拒否反応で壊れてく 気がつけば脳内が 挙動不審に動いてる 「消毒だ」体内が 熱源装置に変化する 入った時は既に遅し 体中に満ち溢れ 終わりを告げる破壊者 インフルエンザ
78 :
名前はいらない :05/02/04 19:36:53 ID:/jKPemiZ
>>76 「お、俺は誰に何て言われようがモー娘。が好きなんだよ!」っていう詩。
「流行りもの」とか「騙された」とか「バンド」とかそういう単語を平気で詩に使える感性が分からない。
>>77 天才。お前はポギーさんになれるよ。
評価お願いいたします 「見えない何か」 毎日見ているものそれは何だろう 誰にも同じものに見えるのだろうか そら ひと いろ 毎日見えてしまうものそれって何 みんなに見えてしまってるの そら ひと いろ いろんな人いろんな空いろんな色 みんなひとによって違うんだよ 見えているものは見えないもの 見えないものは見えるもの そらは本当に見えているのかなぁ 人の気持ちは本当に見えないのかなぁ 赤は本当に赤? 色はみんなバラバラ みんなに見える赤は僕にとっては赤かもしれない 君に見える赤は僕にとって黄色かもしれない 見えるものは見てしまうもの 見えないものは見てみよう 毎日みている様々なもの 毎日見ちゃう様々なもの もう一度見てみよう
80 :
名前はいらない :05/02/04 22:51:42 ID:wGiveKv0
人生ゲーム あと何回繰り返すのか 直すべきことが サイコロみたいに自分を操って また振り出しへもどる 振り方を変えてみては? ワープできるかも 3つ進めるかも あの子を抜かせるかも ところがこのすごろくは ほとんど「振出へ戻る」で出来ていた サイコロの目まで 運任せではゴールできない 悩んで 考え抜いて進んだとき ゴールが待っている
81 :
嵩幸 :05/02/04 22:58:10 ID:IX1LwPjb
底なし沼にはまったかのように 真っ暗な闇に 僕は沈んでいった 最初は抗いもしたけれど それでもどんどん 沈んでいった 抜け出せない 戻れない もうダメだ 負の感情ばかり浮かんできて 希望はすべて 体より先に沈んでいった すべて諦め 身をゆだねていた時に ふいに聞こえた 静かな声 聞き覚えのあるような 優しいような 暖かいような 嗚呼 この声は誰の声だったろう 声にならない声で 誰 と叫んだ 声はもう 聞こえない それでも 心に声は残った まるで僕を導くように まるで僕を呼ぶように このとき初めて 沈みたくないと 思った
82 :
名前はいらない :05/02/04 23:27:20 ID:4TbkaNhq
完璧な一日 ライラック色の風に 活気づいた水が踊る 乱反射するお日さまが 笑う葉っぱを揺らしてる それできみがそばにいれば 完璧な一日なのに ひょうたん橋の手すりに 腰をおろし日なたぼっこ じいさんの連れた犬が 植え込みにしょんべんかける それできみがそばにいれば 完璧な一日なのに
>>67 B評価はありがてーが俺はマーロックに売った喧嘩で奴の実力が知りてぇぇんだよ
>>68 誰がテメーの読書感想文頼んだんだカス 猫の手は必要としてネンダヨ引っ込んでろブタ
マーロック 俺様のレスに割り込んどいて「気付きませんでした」じゃオチ付かねーぜ
貴様に五日間の猶予をやる 他作品に批評しまくっといて都合よく逃げじゃねーぞチビ
売られた喧嘩を返す事さえ出来ぬかね やれやれだ
84 :
名前はいらない :05/02/05 00:46:02 ID:DfXmh3mE
腕を背中に回し 髪の匂いを嗅いだ 掌で感じる真っ直ぐな背筋 この温もりは僕が君に与えたのか それとも君が僕にくれたのか 吐息が重なり 君のまつ毛と瞳しか見えない 触れ合う皮膚の接点が分からなく 二人の間の距離が本当の0になれればいい 君のもっと奥の部分に触れたい 愛するが故の距離を埋めてしまいたい
85 :
名前はいらない :05/02/05 08:01:48 ID:qCX52p8L
お願いします 無気味に光る瞳に映る洗脳された奇形児の群れ 思想を持たぬ廃人達に独裁者は笑み浮かべ 悪意に満ちた教育を受け全てを信じ成人になる 遠く奏でた異郷の歌はその旋律も壊されて 貴方の住む世界は汚れの無い満たされた場所ですか 出来れば触れてみたい まだ見ぬ貴方の白い手の平に 常識に問い掛ける 紙一重の今は不安で 時折天を仰ぐ 迷いの中今はこのまま・・・ eins zwei drei vier
86 :
人形使い :05/02/05 08:21:49 ID:UF8OPzq8
「海へ」 緩やかな川の流れも 一本になり また分かれる さよならを言う暇もなく 分岐点は訪れる 水は川に逆らえず 大河をあえぎながら 水は運命(さだめ)とにらみあう さよなら またいつか 太平洋の海原で会えたら 川は別れいつかは海へ 終わりは同じ運命(さだめ)だけど 広すぎて会えないだろう でも信じたい 今日も川は流れる
88 :
受話器 :05/02/05 22:57:14 ID:3kNo3kho
センエツながら評価おねがいします。無題です。 むずがり子供は大声で泣き出した 背虫男は顔をしかめる バスは一定の速度を保ち 上野と早稲田を結ぶ 乳臭い午後のバス 愛されたい 愛されたい 緩やかな坂でバスが揺れた時 私はそっと背虫男の 丸い背中にキスをする 後方座席で 泣き疲れた子供は母親の膝の上で眠り バスはもうじき終点です 安らかなる肖像 陽だまりが背広を心地良い温度に けれど背虫男は一点を見つめたまま さらば揺り篭 愛されたい 愛されない
89 :
名前はいらない :05/02/05 23:53:22 ID:xsC8/AIC
ピンと張った夜 並木通りの車は サァーと音を立てて どこかへいってしまう アスファルトをカラカラ 誰かに捨てられた かわいい黄色い傘 きれいにたたんで 木の枝にかけてみる 暖色の街頭に伸びる影 木と僕と黄色い傘 溜息をついて家路についた 小さすぎる傘を片手に ピンと張った夜を
『Chu-Bou』 クチバシはYellow 伸び切らないTusk Hello.も言わずにのっけから「ゴルァ!」 自分本位さ もう四六時中 世界はおいらで回ってる おいらがEmpelor おまいらはSlave やりたい放題 わがままBaby 言葉のMachineGun ばら撒く暴言 誰もが揃ってUngry Hey Yo! Chu-Bou いい加減にGet Away Hey Yo! Chu-Bou いい加減にGet Away・・・・ 横槍グサッ! 即倍返し 執念ドロドロ 粘着Boy 訳などNothing! ただ気に食わねぇ おいらの命令に耳を貸せ! 心はEmpty その上Dirty 貧相なBrainでわがまま放題 Darkness Room モニター前 ホントは『かまってちゃん』な糞Chu-Bou Hey Yo! Chu-Bou いい加減にGet Away Hey Yo! Chu-Bou いい加減にGet Away・・・・
91 :
90 :05/02/06 00:29:16 ID:9LM9A6bj
92 :
お願いします :05/02/06 05:27:09 ID:2BqZoT90
近づいてる未来にはしゃいでたって 「きっと何にもありゃしない」だなんて 近づいてモノを言えない僕は 一緒に騒いでるふりをしてるだけ 全然思い通りなんかになりゃしないや それでもはかとなく日々は進み 自分自身と向かい合う機会を どっかにおっことしてしまった 高く見つめたはずの 遠くに見えるそのモノをみても 「いつも通り微笑えれたらそれだけでいいんじゃないの?」 って何言ってんだ 目指すべきだろ いますぐにでも 全然思い通りなんかになりゃしないや それでもはかとなく日々は進み いつしか「あの頃が理想の未来だった」そんなことを言ってる…ダメダメや… 見つけたはずの心のドアを開ける鍵を まだ少し 戸惑っている 新しい日々を迎えられない 高く見つめたはずの 遠くに見えるそのモノみても 「いつも通り微笑えれたらそれだけでいいんじゃないの?」 って何言ってんだ 目指すべきだろ いますぐにでも
93 :
人形使い :05/02/06 15:24:35 ID:9uvV86vW
「詩の評価について―その1」 ある草深き国に遊牧の民がおりました かれらは馬に跨って勇壮に大地を駆け回り 夕餉の煙を紫の空に長く立ち上らせ 風の音を聞いてうたをうたう そういう民でした 草原一足の速い馬を親に持つ子馬がある男と暮らしておりました 子馬は親と同じように 前後の足を同時に動かす駱駝に似た独特の走法を持ち すでにその俊足の資質をあらわしつつありました しかし男は彼の走法が気に入りませんでした なぜなら自分が乗るときの揺れの激しさが耐え難いものだったのです そして子馬が鞍をつけるのを嫌がる態度も気に食わないのでした 男は子馬に酷くあたりました 重い鞍をつけ 鞭で連打し 『自分の満足のために』 走法を無理やり矯正したのです やがて疲れ果てた子馬は 自分がどのように走ればよいのかわからなくなり 鞍で背骨は歪み ある夜更けに悲しいいななきを一筋残して 息絶えました
94 :
人形使い :05/02/06 15:36:44 ID:9uvV86vW
「詩の評価について―その2」 ある草深き国に遊牧の民がおりました かれらは馬に跨って勇壮に大地を駆け回り 夕餉の煙を紫の空に長く立ち上らせ 風の音を聞いてうたをうたう そういう民でした 草原一足の速い馬を親に持つ子馬がある男と暮らしておりました 子馬は親と同じように 前後の足を同時に動かす駱駝に似た独特の走法を持ち すでにその俊足の資質をあらわしつつありました 男は彼に特別な思いを寄せておりました 馬たちが思いのままに走る美しい姿を愛していたのです 男にとって馬に鞍をつけることなど思いもよらない野蛮なのでした 男は子馬に何の束縛もしませんでした 手綱をつけることもなく その背に乗るなど思いもよらず 子馬が思いのままに走る姿を見守ることが 男の幸せだったのです やがてのびのびと育った子馬は 親よりも速く風を巻く 草原一の駿馬となり ある朝高くいなないて男に頭をたれ 男を乗せると地平の果てまで翔けて行きました
95 :
まーろっく :05/02/06 20:30:02 ID:xK/PnX/L
>>64 風邪で寝込んだ。待たせて申し訳なし。リハビリがてら書いてみる
美しい詩を大衆は求めているのに「私」は醜い詩を書き続けるという。これが
イロニーならば、醜い詩の正当性が書かれなければならない。
ところが大衆にむかって選択を迫りながら最後は「経験を支持して欲しいと願
う」と頭を下げているのだからなんとも締まらない。
美しい詩⇔醜い詩 私の吐き出した価値⇔私が持ち続けている価値 美しい詩
は記憶に⇔醜い詩は記録に と二項対立的表現が3回使われているが、どれひ
とつとして醜い詩の正当性も醜い詩が描こうとする対象も示していない。
では醜い詩が理解されない憤りを綴ったのかと言えば(実は詩のテーマとして
はそれさえあれば十分なのだが)、奇妙なことに醜い詩が支持されることにつ
いては楽観的なのである。作者の意図しないもどかしさと不可解さを読み手に
与えてこの詩は終わってしまう。理解されなくてもへつらわず、超然とし、悲
憤慷慨していたほうがまだしも一篇の詩となりえるだろう。
DxRxIx 両のこめかみから押し込んだ 不穏な共鳴 超暴力的な破壊音 汚くてやかましいクソガキ共 騒音でしかないとかうるせぇんだよ 俺はマゾなんだ 死ぬほど酷い音楽が大好きなんだ 学も金もなく 身につけている物と言えば 薄汚いシャツにボロボロのジーンズと二日酔い シリアスになんなよ 酒でも飲んで騒ごうぜ
色分けされた地球に さらに線を引いて 仕舞いにはマスクメロンのよう 切ってわったら美味しいかしら? 切ってわったら美味しいかしら? 誰が切るのかしら? 誰が切るのかしら? ドンデンカンと 今日も何処かで烽火が上がる
98 :
まーろっく :05/02/07 19:45:47 ID:OIlABDJN
>>75 1つのフレーズが長く、説明的だ。この文体では読み手の注意はフレーズの意
味探しに向けられ、意味を追い続けることにくたびれてしまう。
意味より印象を与えるフレーズ、作品にしたい。詩は「感じ」として伝われば
いいのだから。
例えば「雪に埋もれぬよう傘をさそう 骨は軋むけど揺るがない」
「雪に埋もれぬよう傘をさそう」と述べてからなにかもの足りない気がする。
それで傘に重い雪が積もっているところを想像して「骨はきしむけど〜」と
いうフレーズを付け足してしまう。このふたつをもっと短く印象的なフレー
ズで表現できないだろうか? そういう推敲をしてみてほしい。前作でも見
られたがこのパターンが多いゆえにこの詩は重ったるく冗長なのだ。
99 :
まーろっく :05/02/07 21:09:24 ID:OIlABDJN
>>79 だれもが感じる素朴だが、哲学的な疑問。とても答えはでそうにないし、ださ
なくてもいい。この作品のように疑問を投げ続ければいいのだろう。もっと具
体的に花の色だとか、物のかたちだとかを挙げていけばおもしろいだろう。ち
ょっと単調な自問自答になってしまっている。
何でこんなに悲しい生き方求めるのだろう 過去はいつでも輝いていて 思い出が僕を苦しめるばかり 振り返るだけなら もう不安にはなる事は無いだろう 時間が過ぎていく流れに他人は流れて生きている 時間のままに変わっていく 休むことなく基準値維持して 時間が過ぎていく流れに僕は流れていない 時間が過ぎるほど変わっている 取り残されてずっと落ちてく この時間どうすれば取り戻せるの
101 :
名前はいらない :05/02/08 03:54:43 ID:Z4Va/Y8H
>>101 sage忘れしてしまいました。申し訳ありません。
103 :
希望の光 :05/02/08 04:03:59 ID:mGszSRZF
落ちる。 暗く深い闇に私は落ちる。 私はただひたすらに落ちる。 落ちた底は。 何もない暗い世界。 恐怖すら感じない。 何の感情も生まない。 悲しい世界。 悲しい世界に弱弱しい光が見える。 今にも消えそうだが輝いている。 その光は私を照らしてくれた。 私は久しぶりに暖かさを得た。 優しく強い暖かさ。 私はその光を求めた。 強く強く求めた。 光は私の心に共鳴し強く輝いた。 悲しい世界が照らされる。 暗い世界が照らされる。 暗く悲しい世界は何もない世界じゃなかった。 とても美しく心地のよい世界だった。 私は見てなかった。 落ちる感覚に惑わされていた。 暗い世界だと思い込んでいた。 悲しい世界だと決め込んでいた。 この世界はとても素晴らしし世界だった。 私はこの世界を愛していきたい。 消える事のない光を胸に抱き。 私はこの世界を暗く悲しい世界にしない事を誓う。
「草葉の陰」(1/2) はてしなく続く草むらに ひとり立っている 明け方で空は青黒く 地上は濃い青みどりの草で覆われている わたしの知るすべての死者が いまこの草葉の陰から 息をひそめてわたしを見ている 土の上か下かの絶妙な角度から 生きてるような死んでるような目で みなわたしを覗いているようで宴をひらいているようで それぞれ忍者のような気配を放っている
(2/2) 北の上空から大きな鳥がやってくる 無言の死者を暴こうと 草を抜いて適当な石で穴を掘る 硬い土がわたしの腕を弾きかえし あきらめると死者たちはそこじゃないのにと笑っている 立っているのに疲れて 掘った小さな穴の傍らにあおむけに寝転ぶと 死者たちの視線が消えた もし大きな穴を堀り そこにわたしがおさまれば ふるさとのように暖かく迎えられ 彼らとつながるところに連れていってもらえるだろうか 寝転がったまま 大きな鳥が南へ飛び去ってゆくのを眺めた 鳥は南の彼方で曙光に溶けていった
本能なんかだけじゃない 外側から助長された欲望にあえいでる お前らは己の弱さに付け込まれただけさ 過剰な物欲 過剰な性欲 どこが違うのか教えてくれ 結果として当たり前に起こる需要と供給のアンバランス そうしてさらに作り出された不満にあえぐお前たちの悲しげな声 「可哀相に ストレス溜まってますね またのご来店をお待ちしております」 男は男だから、女は女だから…だから仕方ないと口々に言う それなら好きなだけ不幸を味わえばいい 幸せになるまでいつまででも そうしてさらなる不幸を味わい短い人生を終えるんだな こんな社会が悪いだって? 最後まで人のせいですか 可哀相に可哀相に ほら抱きしめて慰めてあげるよ ただの自家中毒さ
俺は反社会主義者じゃない 社会が俺に反してるんだ 通りを歩けばみな窮屈そうな顔で 誰も俺に目を合わそうとしない 俺は悪魔で、どうしようもないクズだから どこまでも続く永遠の一本道を 一人で歩いていくのだ 混じらず交差せず どうせ俺は孤独なのだからと自嘲する 今、飛行機が低く飛んだ 俺の狭い家に落っこちてくればいいのになと 悲劇のヒーローに憧れる 俺は悪魔 残す物は何もない
108 :
まーろっく :05/02/08 18:33:56 ID:0GXMC0Dm
>>80 人生ゲームを遊ぶ人が感じる人生への暗示。2連目にゲームに興じる感じが出
ているが、こういった表現がもっとあってもいい。3,4連目はちょっとまと
めにかかってる感じがする。人生ゲームに仮託して、人生を語ろうとするのだ
から、最後までゲームの雰囲気のなかで語ってほしい。
-露草- 僕の心はうなだれた 彼女に別れを言われた なんでもない日常すら 苦痛に変わる日々が来た 臓器のメトロノームが 刻む音で痛む傷 壱つ弐つと時を数える 赤い水をいきわたらす 積み重なって千にも万にもなれば 僕は壱つ弐つを忘れる 同じようにして時が流れるなら 体はこの痛みも忘れてくれるかな 僕は悲しみを忘れられるかな 痛みに体を揺らし 帰り道を彷徨う 途中で僕と同じように うなだれてる花を見つけた 顔を持ち上げて目線を合わせて 僕にそっくりだなと呟く ねぇ暗闇に立ち込めた この寒気は何だろう 気がついたらそばにいる 似たもの同志分かり合う 一人じゃ進めないような暗闇でも 二人なら大丈夫 同じように生きてるんだ 植物とか動物とかは関係ないや 一人じゃないなら
反逆の多重奏 豚共を殺し尽くすために 反乱の無限道 中指を突き立てて 反抗の無常観 連鎖する自問自答 永続革命宣言 死んでいく世界に 永続革命宣言 力失う世の中に 変わり始めた空気を無視して鴉はどこにも旅しない 埋没する激情の吐血咆吼 この胸を引き剥がす 永続革命宣言 死んでいく世界に 永続革命宣言 力失う世の中に
111 :
まーろっく :05/02/10 20:17:46 ID:4DtOt2nT
>>81 わりと誰もが体験する夢や想念だけれど、それでも感動的な内容は含んでいる。
沼のような絶望的な闇に沈み込んだが、ある暖かい「声」で闇から救済された
という内容だ。ところが印象が平凡になってしまうのは、出来事の順番にたん
たんと書いてしまっているため、オハナシ然としてしまっている。「声」のと
ころをもっと目立つようにしたい。冒頭から「声」について書くという方法も
ある。
種をまき、水をやって、花が咲いた。と出来事順に並べるか、
花が咲いた。種をまき、水をやって。と印象の強さで並べるか…
構成のしかたひとつでも作品の印象はかなりかわる。
112 :
まーろっく :05/02/10 22:26:48 ID:4DtOt2nT
>>82 この詩にはひとつの技巧が使われている。
お日様が葉っぱを揺らすことときみがそばにいないことは、本来は何の関係も
ない。じいさんの連れた犬が植え込みにしょんべんをかけるのと、きみがそば
にいないことも何の因果関係もない。しかし、詩として何の関係もないふたつ
のことがらを列記するとき、そこにあらわれるのは「何を見てもきみを想わず
にいられない」恋するものの気分であり、きみの不在への嘆きである。
「庭のバラが咲いた。なのにきみはいない」というタイプの表現である。
ただ、葉っぱが笑ったりする1,2行目のような表現のお気楽さは…。
113 :
まーろっく :05/02/10 23:33:53 ID:4DtOt2nT
>>84 「掌で感じる真っ直ぐな背筋」というフレーズがきわだってよく、「触れ合う
皮膚の〜」以降の終盤がひどく見劣る。
「真っ直ぐな背筋」を感じられるほど「僕」の感覚は研ぎ澄まされているし、
一方で抱擁の興奮に陶酔している。そのさなか「二人の距離が本当の0になれ
ばいい」というような理知的な意味性だけの表現に後退するのは興醒めだ。
ここは「君とひとつになりきりたい、溶け合いたい」という願望をイメージ
(像)として表現してもらいたい。「差し込んだ僕の舌が君の心臓をぺろり
となめる」(と、ここまでシュールに走らないまでも)とか、作品の雰囲気
や作者の感性に沿った喩に昇華してみては…
114 :
まーろっく :05/02/11 20:59:14 ID:XGFPthhi
>>85 3行目までは想念の世界を描いているのにイメージが喚起されない。独裁者の
支配を言葉の意味だけで語っている。生のメッセージだけが書かれている。
「遠く奏でた異郷の歌はその旋律も破壊されて」この行は詩の語り手と語りか
ける相手(読み手)の距離感を予感させる。だから「貴方の住む世界は〜」以
降の語りかける調子が異世界への憧れと独裁の世界に踏みとどまって生きるべ
きだという意思の葛藤を訴えてくる。
こうしたメッセージ性の強いテーマを意味ではなく像(イメージ)で語ること
がこれからの課題か。漢字を使いすぎているのはよくない。
115 :
まーろっく :05/02/11 21:30:56 ID:XGFPthhi
>>87 川の流れを人の出会いや別れになぞらえた比喩的な詩だが、2連目で水という
新たな比喩を持ち出したために少々混乱が生じている。
1小さな川が集まって大きな川となって、また支流に分かれて海に注ぐ。
2水は川の流れには逆らえず、押し流されていくばかりだ。
ともに川という言葉は使われているが1と2は内容的なつながりがない。
3連目では水に触れない。それで2連目の内容は孤立してしまう。そしてその
3連目も、海は広いのでそこに注いだ川はもう2度と会えないだろうというち
ょっと首をかしげたくなる内容になっている。
これでは収拾がつかなくなった例え話になってしまっている。最初に伝えたい
メッセージ(意味)があって、それにあわせて比喩を作るからツジツマがあわ
なくなったりするのだ。川の描写に徹して、そこにメッセージを滲ませるとい
う意識で書いてみたらどうだろう。
116 :
まーろっく :05/02/11 23:05:27 ID:XGFPthhi
>>88 上野と早稲田のあいだを走るバスの、のどかな車内で感じた孤独、あるいは
愛の不可能。遠い日にへだたってしまった母子愛を横目に、愛への飢えから
背虫男に心を寄せる「私」。丸い背中にキスをするという行為が愛への枯渇
感をあらわすが、その愛さえ沈黙のうちに拒絶されてしまう。「乳臭い午後
のバス」「陽だまりが背広を心地よい温度に」といった表現が形象にリアリ
ティを与えつつ、深刻におちいりがちなテーマを日常的なのどかさでつつん
でいる。直接的なメッセージを含んだフレーズは「愛されたい 愛されたい」
「愛されたい 愛されない」というアレンジされたリフレインだけだが、こ
こは愛についてもう一歩踏み込んだ表現が欲しい。優れた現代詩。
メディアは黙殺する ストリートの真実 千鳥足の車には近づくな 頭を吹き飛ばされたくないなら 決められたブロックから出るな 脇腹にナイフを刺し込まれたくないなら マイノリティの俺たちのルール 棍棒で叩きつけられた 圧倒的多数論 鼻でせせら笑う、オマエタチはマジョリティ
上見上げて歩く いつもどおりの帰り道 彼女もいないけど 楽しみもないけれど それでも真っ直ぐ 一直線にあるいていく 雲ひとつない空より 雲が浮いてる空の方がいい 不動の日常より 僕は動いた方がいい 絶対不滅の条 僕は消えないでこの世界でもがいてやろう 絶対可動の条 僕は何があっても止まらないでやろう 上見上げて歩く 変わり行く世界に 爺くさいけれど 楽しみに変わってる 濁った都会の空の 動き方を眺めてる 雲ひとつない空より 濁った曇り空のほうがいい 不滅の僕よりも いつかは消えていったほうがいい 絶対死滅の条 僕はいつか滅ぶだろう 絶対可動の条 僕はその日まで止まらないでやろう 絶対死滅の条 僕はいつか滅ぶだろう 絶対可動の条 僕はその日まで止まらないでやろう
完璧な一日 ライラック色の風に 活気づいた水が踊る 乱反射する太陽が 生きてることを教えてくれる それできみがそばにいれば 完璧な一日なのに ひょうたん橋の手すりに 軽く触れて確かめた 緩やかに進んで行く 川がとても綺麗だった それできみがそばにいれば 完璧な一日なのに
120 :
A :05/02/12 10:16:08 ID:5kzMuehh
初めまして。お願いします。 ------------------------ ねえその話 こんな私には響かないわ わかってるの それは悲しいこと ねえ必死で そんな私は考えている わかってるの これじゃいけない それなのに あなたときたら 「君は冷たいね」 強そうだけど 本当は知っている 脆いってこと アンドロイド 私 今どんな顔してる? ちゃんと笑えてる? ねえわかってる? もう無意味な嘘はやめて 知ってるの もう離れたことは こんなときでも あなたときたら 「君は泣かないだろ」 強そうだけど 本当は違う 壊れやすい アンドロイド 私 今泣いている 無表情な顔で next↓
121 :
A :05/02/12 10:17:00 ID:5kzMuehh
もう離れたあなたに 見えないのは 当たり前ね 強そうだけど 本当は知っている 脆いってこと アンドロイド 私 今どんな顔してる? ちゃんと笑えてる? 強そうだけど 本当は違う 壊れやすい アンドロイド 私 今泣いている 涙流さずに title : android
122 :
受話器 :05/02/12 11:13:54 ID:3fir+VDw
>>116 丁寧な評価どうもありがとうございます。
「愛されたい」のとこは全くご指摘の通りです
自分でもイマイチだなーと思いながら書き込んでしまいました。
また何か浮かんだら書き込みます。ありがとうございました。
123 :
なぉ :05/02/12 17:38:28 ID:PFTUFPTa
君の事なんていつも見てたよ 君だって僕の事見てたろう? 急がば回れって言うじゃない 例えどんな困難な道だろうと それが一番大きくて青い空 僕はいつも君を追ってた 君も僕の事追ってた なのに君は何寄り道してるの? 早く来ないと日暮れが迫るよ 暗くなったら君を見失うだろう? 「ばーか」って言っても君は素直に笑う その笑顔は反則だろぅ。。。ずるいょ…そんなの。 君を見つけると追いかけたくなる 「よっ」って声掛けてくれるのが嬉しくって 「ばーか」って言っても君は素直に笑う 僕は傷付いてるのに気付いても無いなんて。。。 自分で鎖つなげて犬みたいに君の帰りを待つよ 君の事なんていつも見てたよ 君だって僕の事見てたろう? 世界がすっごく小さくて 小さい存在の僕なんかさ 空のような君にはクズみたぃなもんだろう 君が僕の一番なのに君は何寄り道してるの? 僕の空を見失うなんて…僕の一番を見失うなんて… 「ばーか」って言っても君は素直に笑う 僕がこんな想いなの ずっと知らないでさ…
しーみーしーみーちゃーみんぶーぶす まっくろねこさん女の子 そのねこさんには名前がない そのねこさんはママもいない そのねこさんはひとりきり そのねこさんがてってけて ふわふわあるいて 大きなおにわ いつでもゆらゆら あそんでる にこにこねこさん いつでもわらう たったひとりでわらってる しーみーしーみー わたしのこのふく ひらひらゆれて きれいでしょ? しーみーしーみー みてみてわたし まっかなくちべに きれいでしょ? まっくろねこさん まっくらよるに だれにもみえない ゆらゆらゆら どこにでもいて どこにもいない まっくろねこさん女の子
くもりガラスの瞳に 景色はミルクのミスト浴び ゆらゆらと風がなびき 流れを粒子で感じ取る 地面から煙が湧き出たかのように 街に降り立った雲の中からは 白い太陽が見えた ドライアイスが置かれた街は 薄いベールを身にまとい うっすらな光の中 先があやふやにしか見えないから そろりそろりと僕は歩く
126 :
まーろっく :05/02/13 17:12:04 ID:ss4xbOil
>>89 都会の片隅で拾った小さな傘が心に触れた。その傘との出会いとたわむれの情
景を叙情詩とした。「ピンと張った」というのは夜の冷たい空気、すがすがし
く、また少し孤独な夜を思わせる。
もうひとつ「ピンと張った」という表現があてはまるもの、それは「傘」なの
だが、傘がピンと張っている様子は書かれていない。夜の空気と傘のイメージ
を「ピンと張った」という共通性で重ね合わせてみてもよかったのでは、とも
思われるのだが。
傘と木と「僕」の影が長く伸びるという光景は叙情的ではあるもののあまり強
い印象を残さない。それより「ため息」につながる心情が読み取りにくいので、
妙にこの「ため息」がひっかかる。描写が淡白で抒情の盛り上がり感も乏しい。
ただ、モチーフとしては抒情性があるので、もう少し練り直してみてほしい。
127 :
まーろっく :05/02/13 18:49:44 ID:ss4xbOil
>>90 「厨房」は2ちゃんねるのなかだけで通用する言葉。だからこの詩も2ちゃん
ねる内だけで読まれ鑑賞される詩だが、よくできていると思う。ラップはメッ
セージ性が強く表現はストレート。この詞のような批判や風刺の詞にラップの
リズムはマッチするようだ。短歌、俳句ほどはっきりしてはいないが、ラップ
のリズムに乗るように書くという制約において、新しい定型詩と言えるかもし
れない。
128 :
まーろっく :05/02/13 20:21:07 ID:ss4xbOil
>>92 表現が、まわりくどいというか、あいまいすぎる。「高く見つめたはずの遠く
に見えるそのモノ」とは何だろうか? 何かそれは「目指すべきもの」らしい
が。漠然と未来ということなのだろうか。まず、それに名を与えることだろう。
「輝く明日」でもいいし、もっと比喩的に言えば、「青い鳥」でも「たから」
でもいい。そういうイメージを喚起する言葉を使ってみてはどうだろう。ボケ
ツッコミ的な表現は馴染んではないがおもしろいと思う。
129 :
名前はいらない :05/02/13 21:56:40 ID:5jo5Ddw9
今年もこの日がやってきた 冬は好きだけど、この日は何よりキライだ いつもと同じ帰り道、同じ時間 でもまわりには誰もいない、独りだよ 今頃、君は顔赤くしながら、アイツの顔見てるのかな 君だけじゃない、他のヤツらもそうなんだろう ホント何やってんだろう俺・・・ 仲間はいいヤツだけどこの日は会いたくない 哀れんだ目で見られたくないんだ 一緒にバカやった仲間たち 今は誰もいない、おいてかれたよ 今頃、君は笑いながら、アイツと手つないでいるのかな 君が幸せであれば、それでいいと思ってた でも君がどんどん遠くへ行ってしまう・・・ 明日の予定だって・・・(つД`)
130 :
名前はいらない :05/02/14 04:52:04 ID:91cctuxb
止まらない想いを どうすればいい? もてあましては ながめてる 不幸だとしても 歩いてる 籠の中の鳥は 外をみて 籠の外の鳥は 中をみて そんな事はしってるよ 不幸だとしても 進んでる きっと進んで 中途半端で足ひっぱるのさ
131 :
名前はいらない :05/02/14 05:16:51 ID:91cctuxb
弱くないのさ 結局は おもいしる ほんとに要る人 いつかは来るの? 笑ってこんにちは できるといいね 悲しい話 それでも そんな 泣けもしないのさ 感情は面白く ぐたぐたぐたと形を変える それが強さ? そうともいえない 微妙な空
>>128 様 評価ありがとうございます。これからまた精進します^^
133 :
実話です :05/02/14 06:45:15 ID:NsVkP+aY
アライグマ 捕まったのは失敗したけど、あの子がいったい何をした? 後足を掴まれて檻から出され、思いっきり砂地に叩きつけられ、 背骨が折れて首の骨が折れて、わめき声を上げる暇もなかったよ。 地面にうごめいていたら、今度はみんな足を切り落とされたよ。 小さな斧で、まえあし、うしろあし、枝を切るみたいに。 落とされた足は、枯れ枝みたいに無造作に砂にまみれてた。 涙と吐血に汚れた顔を、なんとか少し動かして、 すっかり変わり果てた自分の体躯を見つめたよ。 見つめたけど、なんだかよく分からなかったよ。 さあ、皮剥ぎの順番がきた。 それでも、声を上げる力も残っていない。 うしろあしの方から、メリメリと剥がれていったよ。 おなかの方も、メリメリと剥がれていったよ。 それでもまだ、生きてたんだよ。
いつもと違う場所で あなたに逢えたらなぁ まぶしい笑顔に出会えたら あなたにキスをしよう そう 忘れかけたころにまた思い出して そう 夜も眠れなくなるほど愛しくなる この場所で あなたに出会った 運命と感じた瞬間 涙が溢れた そう 時々僕はまた思い出して そう 二人が出会った意味はあるの この場所で あなたに出会った 運命と感じた瞬間 迷わずにあなたを選らんだことを 幸せに今でも思うよ いつかまだどこかで...
渋谷公会堂の手前 吝嗇のアルマーニと蛇腹が 欠損 マルティプライしますか 一時 二つ並んだ足音 三つ数えるあいだ オフィーリアもどきは慾に溶けた 渋谷 肌色のつぼみの肌 は浮沈 炎上中なのか 欠損 とてもマルティプライ ですね ここは渋谷 花咲く渋谷公会堂の手前 つまりバルビタール欠乏症 農薬を散布すると 欠損 つぎつぎと欠損 しなびた欠損 マルティプライしない かまいたちが 彼らをディオニュソスと化す この場合 ささやかな箱庭が さざめきながらこけしになる そして彼 欠損 マルティプライ突入
136 :
まーろっく :05/02/14 21:50:45 ID:qAE633Gj
悪魔論の試み 文中敬称略 悪魔という詩人は内面にひとつの世界を持っているタイプの詩人である。 彼の趣味的憧憬は英国的な景観(おそらく50年代以前の)の都市を精神世界に 作り上げ、また作り上げつつある。それは抽象的なものではなく映画のセット のように具象的で、どの角を曲がればアウトローが集まる酒場があるかといっ たようなことまで彼は熟知している。そこにはうら寂しい地下鉄のホームもあ れば、戦災で破壊されたまま放置されたガレキの街もあり、バグパイプの音色 はいつもどこからか聞こえてくる。 精神のなかに建設された街をある時は悪魔の名の通り、フードのついたマン トを身にまとって現れる。時にはそれと分からぬようツイードのジャケットを 着て歩くこともある。セットも俳優もカメラマンもすべて悪魔ひとりの仕事な のだ。詩を書くことは都市のリアリティの確認行為であり、また、果てしも ない都市の建設である。その詩は暗鬱なタッチで書かれていても、実は豊穣な 世界であり、読み手にエキゾチックな異世界を見せてくれる。こうした作業は 偏執的気質を要するという意味で悪魔的作業とも言えるだろう。
137 :
まーろっく :05/02/14 22:50:05 ID:qAE633Gj
悪魔論の続き
最近、悪魔は里謡、童謡風の作品を書いている。彼がロックやバッグパイプ
をモチーフにした詩を書いていることからも音楽がその詩的世界の重要な要素
であることはうかがえる。しかし、それ以上に里謡、童謡は精神のなかに構築
された都市に必要なのではないだろうか。
一見孤独に見える彼の詩も、その背景には子供、酔っ払い、牧師、さまざま
な動物が書かれていて、この都市が廃墟などではなく、騒々しいほどの人口を
抱えていることが想像される。こうした都市(森や海に続く郊外を含めて)の
住人に悪魔は里謡や童謡を作ってやり、彼らの存在を確認しているのではない
か…。
>>124 この作品は今までの歌謡的な作品のなかでは表現上の新しい展開を示し
ている。これまでの作品は抒情性はあっても平板で絵画的、民謡的のどかさの
うちに安住しているような作品だった。
「しーみーしーみー」という擬声の独創は悪魔作品の特徴になっている。最初
は童話的表現で黒猫を描いている。だが、3連めから黒猫は人間の女の子に変
容してゆく。1行目の「まっくろねこさん女の子」と最終行の「まっくろねこ
さん女の子」では受ける印象が違ってしまっていることに気づく。1行目のは
「まっくろねこさん」にウエイトが置かれており、最終行のは「女の子」にウ
エイトを感じる。繰り返される「しーみー」という泣き声のあいだに行われた
魔術である。
138 :
まーろっく :05/02/14 23:14:23 ID:qAE633Gj
悪魔論の続き
>>107 >>110 >>117 内的世界と向き合っている悪魔の筆致はたいてい落ち着い
ている。しかし、ひとたび外的世界、つまり実際の社会や日常生活と向かい合
った時、悪魔の筆致はひどく荒い。乱暴な言葉を投げつけ、攻撃的になったり、
虚勢をはってみたりもする。それは自己の内的世界を守ろうとしているかのよ
うだ。本当に生活不適応者なのか?それとも外的世界との交信法がまだ見つか
らないだけなのか?内的世界から外的世界への旅立ちは可能なのか?それは詩
人にしか分からないことだ。低く飛ぶ飛行機は内的世界から飛来した複葉機な
のか、それとも破壊的な騒音を響かせるジェット旅客機なのか… 了
139 :
まーろっく :05/02/15 19:45:47 ID:2gaMQrcM
>>97 「色分けされた」とか「さらに線を引いて」という表現に紛争が絶えない地球
の姿が見える。そんな地球をメロンにたとえ、ナイフで切ってみたらさっぱり
するだろうに、というちょっとユーモラスな詩人の感慨が述べられる。しかし、
やはり現実には今日もどこかで戦いの予兆であるノロシが上がるのである。
作者はストレートにメッセージを書いているわけではないし、メッセージ性
は比喩の象徴性の影に隠れてしまっている。詩の小気味よいイメージのひろが
りを味わいつつ何度か読み返すうち、かすかなメッセージの存在に気づかされ
る仕組みになっている。もしこの解釈がまったくマト外れだったとしても、
少なくとも多様な解釈が許されるような作品なのだ。
「ドンデンカンと 今日も何処かで烽火があがる」 烽火がドンデンカンと
いう警鐘とともにあがる様子を視覚と聴覚を重ね合わせてこう表現したのだろ
う。豊かなイメージに風刺が込められた佳作。
「暇な日曜日の夕方」 あーでもないこーでもない こんな考えがずっと続く中 どうでも良い事ばかり浮かぶ いつもの自分は一体何を 考えているんだろうか そんなことも解らない 世の中には自分が 知らない事も結構ある 知らない事は知らないままで そのまま解らず仕舞 とにかく夕食何作るか 考えようと思う
141 :
名前はいらない :05/02/16 01:19:54 ID:q4gMPKkf
居場所を探して 膨らみ続ける 宝捜しのルールの中で 広すぎる暗闇 狭すぎた扉 だけど アリの行列に 落ちそうな心で並ぶよ あぁ 水に流されるまま 傷だらけで 明るいイメージ もう止まらないよ 上り坂でも イージーなハート 二つそろったら 反則してでも勝ってやる 小さな残り火が 抱えきれないな だから 消えない感じ ずっと背負って進もうか あぁ 水に流されるまま 深いところで 転がっていく 寄り道しながら 転がっていく ↑邦楽板の某スピッツスレから転載。
143 :
お湯 :05/02/16 16:33:45 ID:cImqNX/R
夏の日 空を見上げる 晴れだ 続いてく似合わない青 あの日裏切ったくせに なにもこんな時にって 陽のない路地はセピア色涼しい風に触れるたび痛みだす 掻き消されてく雲のように なにもなかったかのように いつかわたしも わたしの失敗も・・・ 繰り返す切なさの殻の外少しも汲んでくれないねうつむいた先にあるのは昨日までの雨の証拠 残すものが多すぎて 残るものも多すぎて 一歩進むたび、 途方もないくらい 遠ざかるあの日に気付く あの雲に追い付く 術がないこと 「不可能」を知る 空を見上げる 晴れだ あの嘘を今更繕うかのように 快晴ってやつだ
教会の尖塔に腰掛け 夕暮れの街 冷えた街灯を割りながら来る 黒い影を悪魔は見つめている 醜く尖った真っ黒なそれは 教会の前で座り込む 蠢き 噛みしめ 血を吐き 懺悔する ここに神様はいないのに 己を醜いと思っている者はみなここに集う ここには悪魔しかいないのに 澱んだ言葉を捨てていく 聖マドレイヌ教会に日が昇る グノーシス主義的妄想の中 誰も居ない聖堂に独り いや、やっぱり誰も居ない
お忙しい所すみません もしよろしければ評価お願いします 花は枯れる事なく咲き続け 鳥は飽きる事なく飛び続ける 時は止まる事なく傷み続けて 知らない内に腐り果ててた 不規則に並んだ無意味な文字列と 誰に伝えていいのか分からない感情を 失くした過去に捨てられないまま 眠る事なく降り続けた雨 風はなびく事なく置き去りにされ 空は届く事ない手を伸ばした
146 :
まーろっく :05/02/16 21:05:57 ID:Gm0gQAoR
>>100 詩のモチーフを書き留めたノートという感じ。理解できるが共感は得られない。
このモチーフにイメージ豊かな表現を与えることで詩として完成される。
このモチーフは実体験から生まれたものなのだろう。その具体的な実体験を交
えて表現してほしい。それは試験で落ちこぼれてしまったことだとか、無表情に
先を急ぐ通勤、通学者の様子であるかもしれない。また、作者が懐かしみ愛する
過去とは具体的にどんな光景なのか、そういう具体性がこのモチーフにリアリテ
ィを与えてくれるだろう。
147 :
まーろっく :05/02/16 21:53:32 ID:Gm0gQAoR
「何の感情も生まない」はずなのに「悲しい世界」であったりと文脈の乱れは あるが、心の中の風景が描かれている。ただ、闇と光しかない風景は単調で、 作者の感情によって風景に意味づけがされる。心象風景を描くことより作者 の感情を述べることにウエイトが置かれている。この感情の部分を心象風景 に投影できれば、もっと起伏に富んだ心象風景が描けるのではないだろうか。
148 :
まーろっく :05/02/17 13:29:50 ID:uw5ekeEy
>>104 「草葉の陰」で泣いてくれる死者は親しいひとびと。だから「わたし」には
死者への怖れはない。むしろ死者たちは暖かく迎えてくれるだろうと思って
いる。その心情の根底には死者に親しみを感じてしまう「わたし」の孤独が
ある。というモチーフがみてとれる。
ただ、詩そのものは勝手きままなお話しになってしまっている。なぜ穴を
掘ってそのそばで寝転んだら死者の声が聞こえなくなるのか。大きな鳥は何
か意味するものがあるのか。そうした疑問が浮かんでしまう。必然性を感じ
させる伏線がない。
作者は死者の世界に暗さは感じていないはずだ。ところが死者を「あばく」
という「墓あばき」の陰湿で後ろめたいイメージを持ち込んでしまった。だか
ら青黒い空に大きな鳥を飛ばしたりして不気味さを演出しているのだろう。
「死者の世界は暖かい」というモチーフの意外性に対して「墓あばき」がごく
あたりまえに不気味であるためモチーフが死んでしまう。中也の「ホラホラこ
れが僕の骨だ」ではないが、明るく楽しく死者に会うための穴を掘るような意
外性があってもよいのではないかと思う。
AssassinLife 職業柄的 不運は付物 気道を通行 煙草の煙幕 消火はOK? 気分は絶望 黒いドラゴンが火を噴く 反動と共に紅い衝撃 夜中に火を噴く 黒い塊 轡をはめろよ 音がでかいぞ 仕事消化してずらかる 短絡的な妄想の奥に 断続的で軽快なリズム 世間話も適当に流し 頭にゃ仕事のシミュレーション 献身的な人間の中に 血涙無縁の仕事屋在住 周囲と同化してる外壁 周囲と隔離される内部 唯一紅く錆付いたKnife ah…
150 :
まーろっく :05/02/17 22:25:08 ID:uw5ekeEy
>>106 不思議な語り手の存在感
この詩が語っているメッセージはっきりしない。冒頭の2行の意味をそれ以
下の文脈が語っているようで、しかしいくら読んでも脈絡が見えてこない。か
ろうじて恋愛に対する不満を持つ人々を批判しているのが語句のつらなりから
うかがえる程度だ。
ところが内容の不明さに対して、この詩の語り口はとても面白い。恋愛に不
服な人々を叱り、からかい、くってかかり、難クセをつけ、最後にはしらじら
しくあやしてやっている。語り手の存在感がきわだっているのだ。
受信状態の悪いラジオで、たとえば松本人志のトークを聴いているとする。
雑音で途切れてトークの内容はおぼろげにしかわからない。ところがやっぱり
松本人志の語り口調と存在感で笑わされてしまう。そんな感じの詩であり、内
容より語りの調子の面白さが詩情になっている奇抜な詩である。
できることなら同様の技法で書かれたこの詩人の作品をもっと読んでみたい。
151 :
まーろっく :05/02/17 23:05:18 ID:uw5ekeEy
>>109 傷ついたのは心か心臓か?
ショックを受けて胸が痛むことがある。心の痛みというにはあまりに現実的
な痛みで、どうもやっぱり心臓が痛いのらしい。「臓器のメトロノームが刻む
音で痛む傷」と軽口っぽいフレーズが入って、ここから心と心臓を意図的に混
同したユーモラスな詩が展開されるのかと期待したが…。
2連目はちょっと内容不明なひとりごと。3,4連めは花との出会いという
ストーリー性に流れてしまって、本筋から離れてしまっている。「フラれて壊
れちゃったぼくの心臓」というおもしろいモチーフが浮かびかかったのにもっ
たいない。
>>145 まだノートに言葉をかいてるだけの状態。核となる言葉がないからなのか、世界感が伝わってこない、なにを伝えたいのか分からない。もう少し的を絞ってからの方が良いかと。
153 :
犬大好き :05/02/18 05:21:58 ID:F3/mfNuh
「霧」 霧の空を上昇するふたりのゴンドラには 動物らしい、甘い匂いが満ちている。 穏やかにひとを憂鬱にさせる種類の これは、子供の匂いだ。 あなたはお尻がすーすーすると言い わたしは入れ違いに降りた家族連れを思い出した。 男はすーすーするけど、女はすーすーせえへん。 なんでかわかる? 物足りなく思いあうことが ほんのすこし楽しい。 濡れたプラスチック窓の 遠くには白い空気が、美しい橋の影を溶かしている。 これ頂上かな、 真っ白でなんにも見えへんけど・・
154 :
名前はいらない :05/02/18 15:45:32 ID:kigTnlXt
気が付くと一人で立っていたんだ そういう時よく思うんだ 僕は今まで何してきたんだろうって 考えてみたら 生えてくる芽を必死でむしっていた自分がいたんだ いつの日かその芽が自分の養分さえも奪い取ってしまう気がして
155 :
まーろっく :05/02/18 17:29:35 ID:ELMZNlXp
>>118 オキテ書きの効用
彼女と別れて傷心のうちに空を見つめながら歩く。空の風景をみているうち
に人生について浮かんだ考え…「僕」は絶対にいつか滅びる、だけどその時ま
でもがき、止まることなく動き続けるんだ…。
1連目で浮かんだ考えが、3連目では確信にかわり、あえて「濁った曇り空」
を求めるまでに力強くなってゆく。「今を精一杯生きる」といった使い古された
表現よりも作者独自の表現は強く訴えてくる。
絶対不滅の条、絶対可動の条といったオキテ書きじみた語句は不要といえば
不要なのだが、ともすれば前作のようにとりとめもない方向に流れがちな意識
に自らカツを入れたのだろう。1連目と3連目があまりにシンメトリックだっ
たり、リフレインにややくどさがあったり、歌詞的な構成がちょっと窮屈さを
感じさせる。それでも前作より引き締まった作品となった。
「終着駅」 薄汚れた幼子の汗を飲み干し 脂ぎった両手いっぱいのコインを握る禿鷹ども 太陽の抜け殻に逢瀬する 空しい星々達の片思いに皮肉な一瞥を差し向ける 三日月のジェラシー 連れ合いの罪無き嘘に下手な踊りを踊る クラブバージンの秋葉系 オーバースペックな大義の号令の下に 夜更けまで酒池肉林な 無免許運転のガバナー達 幸と不幸の分かれ道 熱の臭いのする四輪ドリフトで 水溜りを干上がらせながら 君を頂きまでエスコート 漂泊者のディスティネーション
157 :
ミミ :05/02/18 19:19:43 ID:Xd6ZwUqN
「言葉より温度で」 言葉より温度で 髪をなでてキスは長く あなたの目が指がくちびるが 太陽となり水となり あたしは空にむかい どこまでものびるヒマワリ
158 :
まーろっく :05/02/18 20:53:57 ID:ELMZNlXp
>>119 シンプルな青春の詩
前作のリライト。情景描写の部分が水辺光景であることがよりはっきりしてき
た。「ライラック色の風」「活気付いた水が踊る」「川がとてもきれいだった」
といった描写には作者の感情が込められているが、ちょっと甘ったるい感じも
する。あまり感情をまじえない写実的な描写で書いてみてもいいかもしれない。
もう少し描写部分の行数があっても詩の雰囲気はこわれないだろう。今のままで
もシンプルで爽やかな青春の詩にはなっている。
159 :
名前はいらない :05/02/18 23:26:58 ID:kz2cdyH2
こっちにも乗せてみます評価お願いします。 ↓↓↓↓↓ なにも無い荒野 月明かり頼りに歩き出す 照らし出されている しかし認識できない 体が干され 水を欲す 望み無く 道が見えず されど いきたいと思う
160 :
まーろっく :05/02/18 23:32:04 ID:ujA9VSRV
>>120 アンドロイドの硬質感
アンドロイドとは何の比喩ととらえたらいいのだろう。「君は冷たいね」
「君は泣かないだろう」というセリフにプライドの高い自立した女の比喩を見
ることもできる。
しかし、そういう社会性を帯びた比喩ではないかもしれない。むしろ、男と
心が通じなくなり、どんどん心が冷えてかたくなになっていく、その心の様子
をアンドロイドの硬質感と鉄の冷たさになぞらえたと見るべきなのだろう。あ
くまでプライベートな感情の比喩ととらえたほうがよさそうだ。
男に語りかけるような文体は別れの「修羅場」感を伝えてくる。このままで
はいけないと思いながらも心を許せない、泣いていながら涙が出ないアンドロ
イドの絶望感はそのまま恋人との心の断絶感に重なっている。
4,7,9,10連とフレーズがアレンジされながら繰り返されるがアンドロイド
については「脆い」「壊れやすい」というイメージが強調され、「私」の自己
弁護になっているような印象をうける。アンドロイドの硬質さ、冷たさといった
多様なイメージを盛り込んでもよかったのではないだろうか。
『ORIGIN=ORIGIN』 見渡す街には子供ばかりだ アクセルふかして 嫌なこと忘れよう こんな黒い冬に 人は見せかけのカラー 空から流れるミクスチャー いつものシグナルを頼りにして 今日という日を渡り歩いて行く 羽なんてないし どうか僕だけに色をつけてくれないか 誰でもいいから この肌に刻んでくれ ここでは 生まれたままの色でさえも 消えてしまいそうだ 道端に座り込んで邪魔をしてるけど 見てもらえない 感じてもらえない 僕らと同じ どこにも行けない 身を寄せ合うしかないよ 小さな鉢で生きてる 誰かの「助けて」というかすかな声も 喧騒に紛れ 風にさらわれた もしも今 名前を奪われたとして 自分をどうして証明出来るだろう 派手なメイクに 趣味嗜好で彩を 合わせてみても 同じヤツ集めたら 塊に過ぎない どうか白黒の世界にピリオドを 何でもいいから 抜け出させてくれ 天より地獄よりの蜘蛛の糸でも 思わずすがりたくているんだ ここでは 生まれたままの色なんて 元から無かったようで・・・
164 :
ぷりん :05/02/19 01:08:40 ID:bL3rz0ci
おっぱい おっぱいて 優しい おっぱいて 見ているだけでも 優しい 目に優しい おっぱいのように 柔らかな君を見つめている僕の視線は 君のいかにも優しげなおっぱいにのみ注がれている 君のおっぱいに かんぱい
165 :
名前はいらない :05/02/19 12:58:05 ID:knc18kQO
神様ってずるいよね。 運命を自分勝手に決めちゃうんだもん 今あたしが悲しんでるのも運命。 そぅ神様が定めた運命。 そして受け入れられないでいるあたしがここにいる でも神様だって思いどうりに行かないことだってあるよね。 だから泣くんだもん。 だから雨、降るんだもん。 不安なことだってあるよ。 だから空、曇るの。 そうこの世に完璧なんて存在しない。 もし完璧な人がいるなら悲しみも不安も憂いもないだろう。 だからあたしは完璧なんていらないょ。ただ、ちゃんと運命を受け入れよう。受け入れられる強い人になりたい。。。 今日もがんばれ、あたし。。。
166 :
通りすがり :05/02/19 15:33:14 ID:urMvhFlT
一部の銃刀法違反者にやるよ、プレゼントだ評価はいらん。 タイトルは「孤独」 おいしいものがたべたいな 紅茶とケーキにチョコレート だれかぼくにお菓子をちょうだい このお部屋のさーびすはひどいよ きいてきいて なんだかとってもさむいんだ だれかぼくに毛布をちょうだい ボクはいつからここにいたんだ? たいへんたいへん おひさま隠れてまっくらなんだ だれかぼくに明かりをちょうだい ボクのおなまえ だれかよんでよ あるとき かみさま あらわれて こごえるぼくに こういったんだ ここは あなたの こころのなかよ まどをつくれば ひかりがさすわ
167 :
名前はいらない :05/02/19 16:10:52 ID:3YvhQKqq
咲いたよほら 壊れるはずもない 永遠とよばれる 僕たちのサイコフラワー それは濁る様に咲く 純粋できれいな たった一つの花
168 :
名前はいらない :05/02/19 16:24:41 ID:drFUv8FR
消えた者に語りかけることはできない 残る者は後ろに 無言、否、言葉は初めから存在していない もはや亡くしていく時間しか残されていない
退屈しのぎを憶えた少年達は 大人になりたい純粋な瞳をしていた 時間に追われたぼくは尻尾を巻いて 天国行きの片道キップを丸めて遊んでいた 輪っかをつくれないんだ くやしいから息を吐いた どこに着くのかわからない鈍行列車が 高速の渋滞道へと突っ込んでゆきました なにをしたのかわからない殺人犯たちが 機械仕掛けの死神に連れてゆかれました もう てんでバラバラさ 「こころ千切れそうだ」 なんかつまらないやつになってきた 自分でも時々 想うよ みじめな思い出....眠ろうか みじかい煙草を吸ってから この広い とりとめない 世界はいつ頃 笑うんだろう? やるせない 飛び出したい 旅はどうして終わるんだろう 退屈しのぎをだれかが片付けて 少年はまたひとりぽっちになった ひとにもらった優しさをかかとで踏み消して 大人になってゆく 悲しいけれどね
赤い空 灰の雲 ここでお別れだ 白い人 黒い鳥 さらば なにもかも レールのない銀河鉄道が脱線していた 原因不明の高熱にうなされているヴィールス 透き通った火の粉が世界に降りそそぎ 真紅に染まる大津波がビルを壊すのです 青い空 白い雲 どこにあるのかな 好きな人 青い鳥 さらば 桃源郷 沈まない豪華客船がネズミにかじられて 波間で揺れるオンボロへと S.O.S 打ってる 速度違反の電磁波がそこら中を駆けまわり 30km/h の軽自動車が老人を轢き殺す 今後もみんなの思惑でいいようにされて あれやこれやと迷ううちに責任を取らされてる やりたいこと やれること やらされることたちが 三色パンのむなしさに似たものをくれた まじめな顔して聞くだけの人々になろう 無防備なふりをして お気楽に風化しよう 逃げることも戦うのも今はもうこりごりさ さらば 反骨の精神よ 今日の課業 終わり
171 :
名前はいらない :05/02/19 20:31:41 ID:drFUv8FR
どこから崩していこう? 雨に流される 透き通る 糸が切れるかすかな音を聞いた ゆっくり目をつぶる 君の声によく似てる 壁に穴を開けて君を覗いてみる 笑いかけてきた やっぱりだ わかってた
172 :
まーろっく :05/02/19 20:59:09 ID:xfIOBjEz
>>123 「ばーか」て言っても君は素直に笑う 三度繰り返されているとおり、作者
にとって印象深いできごとだったのだろう。そしてこの部分で「僕」が恋に
目覚める前から「君」と親しい友達だったことがうかがえる。「よっ」とか
「ばーか」とか気軽に言葉をかわせる間柄だったのだ。
だけど「僕」は恋に目覚めてしまった。「君」は幼いままなのか、恋は知
っていても「僕」の恋に気づかないのか…というのがこの詩のモチーフで、
人生の一時期にしか書けないような貴重なモチーフなのだ。
しかしそれを書く作者のテンションが低い。「その笑顔は反則だろ…ずる
いよ…そんなの」コミック誌のラブストーリーにでも出てきそうなフレーズ。
読み手が気恥ずかしくなってしまう。グチでもこぼしているような締まりの
ない文体もモチーフをだいなしにしている。まず、詩集でも読んで詩の文体
のカンジをつかんでもらいたい。カタチから入るのが案外早道だ。
173 :
まーろっく :05/02/19 21:20:14 ID:xfIOBjEz
>>125 書かれてない…
深い霧の日の都会の風景描写だが、そこに何らかの情感が込められていると
いう風でもない。この風景を素材として選んだからには何か感じることがあっ
たはずなんだが…風景が一変するということは何かを感じさせたはずなんだが
…書かれてない。
174 :
名無し :05/02/19 21:32:58 ID:RCxk/qq9
声に出して泣いた 毎晩毎晩夜空を見上げながら あの日あなたは永遠の眠りについた 毎晩二人で見ていた夜空も あの日からは一人きり ただ言葉無くただ溢れる涙 そしてただあなたを想い続ける そしてただ願い続ける 今日も夜空を見上げた あの日と同じで雨 雨の夜空 数少ない星達に 今日も願い続けよう あなたが天国で 幸せに笑っていますようにと・・・ 感想聞かせてください!
175 :
まーろっく :05/02/19 21:44:20 ID:xfIOBjEz
>>129 中途半端な妄想
「今頃、君は顔赤くしながらアイツの顔見てるのかな」嫉妬とやっかみが引き
起こす妄想。ここがいちばんおもしろい。というか青春の残酷さがある。顔赤
らめてアイツを見つめるだけでなく、「君」と「アイツ」のキスシーンを妄想
すべきである。ふたりの乱れる息を妄想すべきである。そして泣いてもいいし、
悲しいはずなのに性的興奮があったというのならそれも一篇の詩だろう。
顔文字で終わるのは反則だろう。
176 :
名前はいらない :05/02/19 21:58:15 ID:uoiic6Qc
夕刻の電車の窓の外に映るは 時計台とデニーズと体育館 人たちも互いに話して 互いに光沢の中で 顔を合わせたり 嘆いたり お願いします
終わる世も 戻る 喜びに暮れる 音
誤リ不憫人生 虚空を仰いで見つめる僕を悲縛りが襲う 生首晒している死刑囚は僕の二日後の姿 狂う心 踊りはしないでただ単に崩れてるだけ 捕縛された体の中には精神世界の崩壊者 自我ノ崩壊 気分爽快 虚無の欠片崩す 崩壊 自己ヲ解体 期待増対 火気を使用許可す展開 危機ガ膨大 死体廃頽 誤解が招く崩壊 腐敗する僕 虚生過ごす 僕の隔壁 内側は崩れた牢獄 狂捕される 僕は隔離 見かけどおりの狂い人 自虚と分かる僕の脳内 少しだけはまだ動いてる 自火を放つと燃え広がる脳内隔離的外壁ノ存在 危誤害核 喜怒哀楽が消し飛ぶ 死誤解断 死んでから過ちが消し飛ぶ 血僕無筈 不足した脳が赤を見る 鬼怒哀無くなる心のベクトル 消し飛ぶ僕の生命 金土日月には無くなる僕の狂った精神世界
179 :
A :05/02/20 08:31:55 ID:v22BkQSy
>>160 評価ありがとうございました。
詳しく書いていただいてすごく勉強になりました。
これからも精進していきます。
180 :
まーろっく :05/02/20 12:05:40 ID:BUeffO7v
「晩めし」 自転車のかごの底に 赤いさかなが置かれている ゆるい風がうろこのぬめりを ひきはがしてゆく 三本の電線が よどんだ大きな目を よこぎってゆく 赤いさかなと自転車 もろい平衡の上を 夕暮れの底に落ちていった
181 :
ldj :05/02/20 14:00:51 ID:oI8YwGXZ
クンニ・インフィニティ 精子・イノセンス ケーキ食べる?おいしいよ 人々に営み わかったような事言わないで ヴァギナ・オポチュニティ アナル・オポチュニティ どうでもいいけどタートルネックて
少女は今日も語りかける
時には楽しげに 時には悲しげに
少女の傍らにあぐらをかいて、その言葉に耳を傾ける私がいる
静かに時が流れ行く
私は少女の言葉を書き留める
楽しげな物語 悲しげな詩歌
私の膝の上にちょこんと座り、いろいろな話を語る少女がいる
静かに雲が流れ行く
少女と出会って何度目かの春
楽しげな笑顔 悲しげな涙
少女はあの日の姿のままで、私は日々年輪を重ね行く
少女は今もあの日のまま
少女は今日も語りかける
楽しげな物語 悲しげな詩歌
少女は私の心の中に住む、もう一人の私
人は彼女をアニマと呼ぶ
[by
>>90 ]
183 :
まーろっく :05/02/20 19:58:22 ID:BUeffO7v
>>130 とりとめもなく想う
人間はいつも論理的に考え、考えたことに結論を与えて生きているわけでは
ない。ほとんどはとりとめもないことを考え、想い、迷い、結論も出さずに打
ち切ることがほとんどだ。
この詩もそんな心のつぶやきであり、そこにまじるやるせないため息が感じ
られる。「止まらない想い」は恋だろうか? 「籠の中の鳥」と「籠の外の鳥」
にとらわれと解放のイメージが一瞬浮かぶが、語り手は「そんな事は知ってるさ」
と自らそのイメージを潰してしまう。結末も「中途半端で足ひっぱるのさ」と
結論というより自分のなかでふんぎっているだけだ。
誰もがこんな心理、思考を抱えているが、いざ詩として表現するなら何か工
夫が必要だろう。
184 :
まーろっく :05/02/20 22:05:37 ID:BUeffO7v
>>131 「微妙な空」から…
130と同じ作者。書いたテーマはやはりとらえどころなく、もてあまし気味の
感情。しかしこの詩では「感情は面白くぐだぐだと形を変える」と感情をモノ
のように、客観的に見ている。その批評的な余裕が最終行の「それが強さ?
そうとも言えない 微妙な空」というややわだかまりが解き放たれたようなスっ
としたような表現に結びついている。微妙な空と象徴したところに詩を感じる。
ぐだぐだとした感情に名前やかたちを与えていくのが詩なのだから。
185 :
まーろっく :05/02/20 23:12:04 ID:BUeffO7v
>>133 怒りを書く
実に迫力のある詩だ。テーマは皮を剥ぐためにアライグマを虐殺する人間へ
の怒りと抗議。直接的なメッセージは1行目の「あの子がいったい何をした?」
だけだ。もちろん作者のなかには表明したい抗議が他にも渦をまくほどあるだろ
う。しかしそれを抑制して殺されてゆくアライグマの描写に徹する。
そのリアルな描写に加え、作者は語り手の視点(アライグマの虐殺を見ている
人物の視点)とアライグマの視点を混合するという技法を用いている。主語を明
示せず、ところどころに「よ」という終助詞をつける。この「よ」が語り手が語
っているようにも感じられるし、擬人化されたアライグマのせりふのようにも感
じさせるのだ。
この技法によって、読み手はアライグマに感情移入が可能になり、だから
虐殺の描写を客観的描写としてでなく切実な恐怖をもってうけとることになる。
この皮剥ぎの恐ろしさはどうだろう。そして「それでも生きていたんだよ」
というフレーズが与える戦慄。もうアライグマでもなんでもなくなってしまっ
た、この存在、この命の無残さが激しく心を揺さぶってくる。
また、この表現技法は残酷な情景を克明に書いてなお、語り口の温もりに
ヒューマニズムの温もりを感じさせてもくれるのだ。この描写に徹しぬいた
作者の意識と意志を賞賛したい。
正座のごとく散った火に 置いてきぼりの思い出を見る 松明がゆらゆらと進み行く ああ、彼は 戦友は 今は火と泥にまみれ 祈りも無く ただ墓に入れられる 弔いは、はるか昔に終えたのだから 後は死ぬために進むだけ 死してなお、栄光の戦場に 鎮魂のバグパイプ 勇壮なる高音 途切れざる低音 死んだ友の後を追うべく まだ進む 戦場を遊ぶ 戦士の魂
187 :
名前はいらない :05/02/21 01:52:56 ID:StnMAAQ1
あたしのミカエル 愛しいミカエル 真っ白な羽根の生えた天使 空をみて 「気持よさそう」って この碧が 君の帰る場所なら あたしはどうすればいい? どこに行けばいい? あたしの心まで 透明にしたら とてもあたしはこの世界では生きられないのに 真っ白な羽根の生えた あたしの天使 やわらかなほっぺた 「俺が朝居なかったらどうする?」って 胸の中抱きしめるから あたしはまた立ちすくむ
「世の中思うようになんてならない」 「キミが思う夢で成功するなんて稀なこと」 まるで楽しいみたいにキレイに不安を並べてくれた どうしようもない僕は夢なんてなかったフリをした 一体何が楽しくてヒトは生きるの? アナタは何が楽しくて現在を生きているの? <どなたでも、評価よろしくお願いいたします。(^^)>
涙とか意気とか愛とか恋とかめんどくさいよね 生きてる事とかそういうのうそっぱちだね 泣くな俺の可愛いベイビー 明日待ったって少し辛くなるだけ まどろみに足とられ まどろむ 鎖掛ける あんただってわかってんだろ 星の数だけ夜空はあんだと ふりまわしてやりたい 可笑しいのは あんたの眼に映るフィルムの残像 明日待ったって辛くなるだけだ 儚さに首折られ 横たわる 問い掛けには答える
190 :
名前はいらない :05/02/21 14:31:04 ID:iT6JQU2k
詩を語るほどの者ではないっすけど、
>>189 さんの
まどろみに足とられ
まどろむ
の韻ふみは、甘いのでは?
2段落は、なんか聞き苦しい感じがするっす
あたしの見上げた空にはたくさんの星が。 すべてがあたしに向かって落ちてくるんじゃないか、 なんて酷く傲慢な考えを浮かべた。 あんなに明るい月にたどりつくには どれだけの日々と努力が必要かなぁ。 あたしのおもいえがいてる月には いつまでたってもたどりつきそうに無くて。 「あたしの渇いた目には薬をさせば流れるかな。」 「ソレを流せば楽になれるかな。」 それは本物ではないのだろうけど。 誰かに助けを求めるこの両手は酷く汚れてて。 この両手をつかんでくれる人なんて誰一人いなくて。 ボロボロになるまで言い訳と嘘とエゴで自分を守って あたしの体温がもうすこしで亡くなりそうな時に 流れてきた本物の涙は 汚れた顔に一筋のアトをつくった。 その一筋のために あたしは月を目指してた。
>180 僭越ながら・・単純な感想になってしまうのですが。 つい先日読了した「老人と海」の印象と微妙に重なって、見過ごせなく思いました。 最終連で書かれている、夕暮れの底への落下は抽象的イメージのほかに 単なる「帰宅」を表現したものだと思われるのですが、私は更にシンプルに、 字面どおりにさかなと自転車は沈没して行っているのだと感じました。 二連目の、「風がさかなをすがすがしく磨いている」描写から、 三連目、仕上げに世界がさかなの目に収斂する。 ゆったりとした速度でこの詩が流れてゆき、すとん、とそれが夕暮れに沈んで行く。 「晩めし」と言う日常のものはおいてきぼりになっている感じがあり、面白いです。 乗り手やその周囲の状況などを考え合わせればいくらでも妄想は膨らむのですが、 少しばかり短くて、物足りないかなと言う思いもいたしました。 文学はフシギなちからを与えてくれますね!
>187 大いなる存在に接触し、未来に対して困惑している様子は分かります。 ただ私に言わせれば、この方は少々覚悟が足りていないのではないかなと思うのであります。 せっかくですから、凡庸な描写は控えるべきであったかも知れません。 その身が浄化され、いつの日か別な世界に旅立たんことを。 >188 この詩においてピエロと言うのは、最後に問題を投げかけている人物のことではないですね。 言ってみれば語り手は、向かって来る「ピエロたち」の進行方向と全く逆の方を向いて 漠然とした不安にとらわれつつ、返事をあてにしないでぶつぶつと呟いているのでしょうか。 結論が出ないと言うのは、当然のことのように思えます。少し後ろを向いてみて、 お手持ちのマッチやライターで一寸先を照らしてみては如何でしょうか。 >189 頭韻にこだわっていらっしゃるのが何となくですが分かります。 >190さんが指摘なさっているように、推敲の余地は多分にありそうです。 「ベイビイ」に対し「あんた」と呼ぶのは、私の感覚に言わせると「ヘン」であります。 多少の既視感を覚えさせられるものではありますが、言いたいことはまとまってる感じなので、 極力自然に、すらすらすらっと読めるように作品を整えてみては。 たいへんお邪魔いたしました。
あしあと 花売り ただ俺は 眠りたいだけ 青い歌声聴いて 空をまたいで 始末の済んでない心臓抱えて このまま二人で 遠い何処かへ さらさらと 雲が消える 暗闇もまた 流れてゆくんだろう ふらふらと ピンク色垂れ流す みつからぬまま 冷めてしまう このまま ナイフで刺して 踏み込む前に眠りたいだけ 聴かせろよ あのときの声
195 :
名無し :05/02/21 22:19:57 ID:05y4T3qW
カッコいいね!男の人が書いたの?いいじゃん♪「あのときの声」っどんな声っておもっちゃった(>_<)教えて〜!
196 :
まーろっく :05/02/21 22:52:12 ID:+ascDD5n
>>134 「あなた」とはもう別れてしまったんだろうか…。なのに「あなた」といつも
と違う場所で会えたら…? じゃあいつもの場所ではまだ会ってるのか?
文脈が不明瞭で内容が読み取れない。この場所であなたと出会ったのは運命
だったんだ。意味があったんだ。あなたはもういないけど。というモチーフ
なのだろうか。だとしたら書き出しの2行が混乱のもと。技術よりこれから
書くことへの意識の問題だと想う。
197 :
まーろっく :05/02/21 23:15:19 ID:+ascDD5n
>>135 この詩の法則性から見ると、欠損するとマルティプライ(増殖)して補おう
とするらしい…「異邦」の語り手、つまり異邦人はそう言っているようだが。
渋谷の人間たちを植物のように見ている語り手の目に、狂気と不気味な違和感
が感じられる。それを、作者は意味性を破壊することで表現しているのだが、
結果的にそれが詩そのものの破壊に近づいているようでもある。
198 :
まーろっく :05/02/21 23:24:23 ID:+ascDD5n
>>140 これも130と同様とりとめもない考えを書きとめただけだが、こちらは自分
の心を見つめることさえせず、途中で心についての考えをあっさり放棄して、
夕食を考えようというのだ。それなら心のはなしなど持ち出さず、じっくり
と夕食について考えてみたらよかろう。近未来の夕食を想うほうが詩になり
そうな…。
199 :
まーろっく :05/02/21 23:55:38 ID:+ascDD5n
>>192 ご批評ありがとうございます。意外と明るいイメージでとらえられたようです。
ちょっと暗い感じで書いたつもりなのですが(笑)。そうですね、やや情景描写
のみに終始してしまった気もします。もう少し陰影を与える工夫をしてみます。
やはり読んで感想をいただくのがいちばん参考になりますね。センエツなんて
いうことはまったく無いですから、ぜひこれからもこのスレに批評や感想をくだ
さい。
200 :
名前はいらない :05/02/22 01:10:11 ID:qHe3fIA4
誰も 何も 僕を 愛してない 吹き抜ける風は 僕の頬に そっと 触れるけど 欲しいのは 貴方じゃない ふと気が付くと 恐ろしい現実が 僕を襲う 自我を忘れ 鬼になりかける 踏み止まる為には 君が 必要なのに 愛してくれない 恐い 淋しい 夜が恐い 朝が恐い もう一人の 自分が 目覚める時間だから 眠れないよ 淋しいよ 僕を 責めないで 怒らないで 最後の糸は もう 頼りない 目覚める前に 僕は 僕自身 を 無くさなくちゃ 僕を 保つために 精神崩壊しかけな少年の詞です。どうでしょうか。採点お願いします。
201 :
えれじー :05/02/22 11:38:25 ID:WP7OhvkH
例えば真実が嘘だとして 肺が飛び散るのには興味ない 明日は犬と 少しの星空連れて 雨垂れの音に雪崩のように 崩れてしまいたいね 揺れていたいね あんたの夢に あんたの心臓に 壊して 泣くのはもう嫌だろ 探してあげよう そうすりゃあの娘の 空も晴れるだろ ざわめき舞い上がる白い羽根 少しの涙連れて さよならの音に死体のように 崩れてしまいたいね 呆れたいよね あんたの冗談に あんたの笑顔に
202 :
名前はいらない :05/02/22 12:54:05 ID:XJOfNq/I
僕の精子はおたまじゃくし♪ 僕の精子はおたまじゃくし♪ ぬるぬる ズッキュン♪ おたまじゃくし♪ 僕の白い池には おたまじゃくし♪
203 :
名前はいらない :05/02/22 13:22:21 ID:V5NkJncg
「何色の壁」 黒い壁 どうしても向こう側にいけない 叫べ わめけ 殺せ 壊せ ぶっとばせ! 明日の壁は何色?
「評価スレ191-203及び、お返事」
>191
さまざまな月があります。この作品の登場人物は、果たしてどのような月に
想いを馳せ、揺れ動く感情と流れぬ涙の間で傷心をしていたのでしょうか。
極めて個人的な感想を申し上げますと、この人物はずっと昔からその心に、
ちいさな傷を抱えていたのでしょう。人が涙を流す様を見て、自分もその
ように涙を流してみたいと思う。五連目にて救いがあり、安心することが
出来ました。タイトルも遠慮がちながら、うなずけるものだと思います。
フシギな読後感がありました。クリアーな涙でした。
>194
不本意な評であるかも知れませんが、昨年・一昨年ほど前に解散したわが国
の某ロック・バンドの歌詞のごとき印象を受けました。 前半の少しばかり
気取ったようなポップな感じと、後半部の生々しげな描写。その構成が近い
というわけではないのですが、個々の言葉の選び方遣い方はどことなく似て
いるような気がいたします。具体的な恋情はうたわれていないようですので、
単純に以上のような解釈となりました。
>200
精神の崩壊、これは私に言わせればもっと極端なものなのではないかと思う
のであります。この詩に残留する理性的な言葉達が、「精神崩壊起こしかけ」
な少年に対して、いささかの疑念を抱かせてしまうのではないかと考えまし
た。一人称で書かれていないのであれば、もう少し深い理解を望めたかも知
れませんね。また、具体的な評価をお望みでしたら、「センスを五段階で評価」
してくれるスレッドがあります。以下はそのURLです。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1108746836/ この板で最も活気があり、楽しめるスレのひとつではないかと思います。
>201 少々過激な描写も見受けられるのですが、全体的に見ますと感傷的な主人公の 心持ちが、良くうたわれているのではないかなあと思えて来ます。明日に望み を持てないような世界における、諦め混じりの独白と言ったところでしょうか。 そう言った世界観を踏まえ、気になったのは「少しの星空」。人々が活動するの は昼間ではなくなり、皆夜行性と言うことになってしまったわけなのでしょう かね?闇の中に漂う星どもや、茫洋とした景観の中に点在する人工の光。そう した幻想的で暗澹とした空間を想起させます。鍵は「あの娘」なのでしょうが、 今作においてはその姿は認められませんね・・ひたすら、主人公の嘆く様に共 感いたします。 >203 人生において、眼前に立ちはだかる壁ばかりが延々と続き、その展望が開けぬと いうことはありえません。言うなれば、これは壁の時代でしょう。好戦的な姿勢 を崩さず、壁を打ち壊しては夜明けまで待機する。時間との戦いと言うことにな りそうですが、諦めるわけにはいかないんですよね。不満を申し上げるとするな らば、「色」の持つ意味について、もっと多くの面から考えてみたり、他の色につ いても何か言及して欲しかったところです。あるいは、黒い壁は人生の最初に経 験するものなのでしょうかね。 壁の意味については、単なる人生の障害物だと 言う前提で評を書き進めました。 >まーろっく様 率直に面白いと言うのは、少しばかり軽薄でしたか。(恥 暗いイメージについて申し上げるなら、やはり「落下の謎」ということがありま す。ミステリアスな雰囲気を楽しませていただいたと言うことでお願いします。 更なる深みと陰影に期待です。 お言葉に甘えて、少しばかり投下してみました。
>204の一番上、保存の際につけた題名までコピーしちゃいました・・失礼しました。
207 :
お湯 :05/02/22 17:27:36 ID:X3JvgBzY
エアー 曖昧だと踏み出せない僕と 躊躇なんて知らない君 両端に立つ二人は出会って新しい自分を見つけた 朝焼けが届けた光は 僕らをとりまいた光は 抱きしめた寄り添った二人の 影を作った 見えずともそこにあるもの 僕の笑顔の理由もそうなのかも いつも触れるのは同じ空気 「まだ」と言わなくなった僕と 見計らうことを覚えた君 両端に立つ二人は出会って新しい"あなた"を教えた それが白く変わるころ 透明な気持ちが色づいたっけ あれからずいぶんたったね きっと無限 どこにでもある でもそれは大切で それなしじゃ生きられない なぜだか少し 愛する気持ちにそっくりだね あれからずいぶんたったね いつも触れるのは同じ空気
よろすぃくお願いします。 「津波」 押し寄せる悲しみは 津波のように酷く深い 歩いてく人並みににただ流されるような平凡な毎日 向かい風に飛ばされるような醜い毎日 そんな僕が君と出会って 恋に堕ちた。 やっと希望が見え始めたのに 一瞬で消えた面影は ただただただ 押しては引く津波のように 悲しみを繰り返します。
209 :
まーろっく :05/02/22 20:55:04 ID:t/4cpjZq
>>142 増え続ける宝探しのルール、アリの行列に落ちそうな心で並ぶ、水に流され
る…こうしたイメージの背景にあるモチーフが見えない。比喩が断片的で有機
的につながっていないため、はなはだ鑑賞が困難になっている。思いつくまま
に言葉を並べてみただけではないのだろうか…
210 :
まーろっく :05/02/22 21:39:56 ID:t/4cpjZq
>>143 嘘で失敗したことを悔いている。その日は雨が降っていたのだろう。その雨
と嘘の記憶がオーバーラップして、今見上げている晴れ上がった夏空が恨めし
い、というのがこの詩のモチーフ。その裏には、もし、あの日が晴れていたら
嘘はつかなかったかも…という想いがこめられている。実際は嘘と天候は関係
ないのだが、たまたまその日が雨だったため、嘘と雨の観念連合ができた。
表現が冗長で、モチーフを読み取るのにちょっと苦労する。
ムダな言葉、フレーズを削り取って、モチーフがはっきり浮かび上がるように
書いてほしい。決して複雑な内容ではないのでシンプルに書けるはずだ。
211 :
まーろっく :05/02/22 21:55:07 ID:t/4cpjZq
>>144 「醜く尖った真っ黒なそれ」とは何だろう。冷えた街灯を割りながらやって
くるのだからずいぶん大きい。怪物のようなものだろうか。自分を醜いと思
う者の比喩的表象であるようだが、あまりにも漠然としている。
そして教会で対面しているのは人と神ではなく、怪物と悪魔なのだろう。
最終行「いや、誰もいない」というのはそういう状況をさしているのか…。
だが、やってくるのが怪物でなく、もっと具象性をもった金貸しや娼婦で
あっても面白かったのではないかとも思う。
212 :
えれじー :05/02/23 01:17:02 ID:5ap1wlVN
何を観て何を知って 愛を愛と呼ぶんだろうね それは終わりじゃなくて ただ生まれる瞬間だったのさ 泣きながら笑ってた 俺は笑いながら泣きながら タンバリン弾けた 鐘が一つ崩れて 胸の奥で焦げてゆく しまいにピックと弦と声トんで 奴らの前では神さえも無意味になる 連れてくよ どっかあったかいとこ 泣き虫の好きな春の香り 安心して ずっと昔からわかってた 伝えたかったこと あんたが好きだよと 離れないで側にいて あんたの気の向くままに眠れ 迷わないで歩き出して 俺がほしくなったら構わず言え
213 :
名前はいらない :05/02/23 03:57:12 ID:BodgrILO
短いです。 『君と僕』 君への気持ちは五感では伝えられないの。僕に足りないもう一つの感覚、それは君を愛するという事。
淡雪はまるであたしの願いのようだ。 落ちては溶け。 落ちては溶け。 思いえがいても叶わない夢を何度も放り出し そのたびに新たな夢をあたしは願う。 飽きるということを覚えもせず。 落ちては溶け。 落ちては溶け。 つもることを知らず、雨に変わることも晴れることも知らず。 ただ舞い落ちるは淡雪。 あたしは遠くを想うかのように眺める。 舞い落ちるたびにあたしのどっかが凍りついてる事に気付こうとせずに。 口元はいつも物憂げ。 まるで雪にまみれた赤い椿のように。 寒さも感じなくなる程の時間、あたしは其処に立ちすくんで淡雪を眺めてる。 いずれは桜の花びらに変わる事を夢見て。 また淡雪が溶けていく様でも眺めてようか。
このドアを開けたら 綺麗な世界が広がっている このドアを開けたら ここにもう二度と戻れない きっと素敵な景色や感情に逢えるだろう だけどくだらないこの世界も大切だった でも失くすんだよいつか 捨てるんだこの日々を それなら早いほうがいい 待ってたって変わりはしない 大切だった君達とお別れをしよう 大切な未来のために捨てていこう 手を伸ばすと持ってるものを落としてしまう それでいても掴みたいもっともっと大切な今 幸せになりたくて幸せになりたくて
貴女は微笑う 思い出したように 煌めく世界から 遠ざかった二人 気付かないふりをして もう分かっていた 別れの時が近づいたよう いつか夢で見た青い鳥は もう夢の中でさえ見つけられなくて ただ 夜明けを待つだけの 信じられない現実に眩暈がしてくる どこから始めよう? 出逢った頃から? それとも別れの言葉を放つ一秒前から? スイッチ一つで元に戻せるのなら こんなに悩みはしないさ 灼熱の太陽が今静かに目を覚ます
217 :
えれじー :05/02/23 20:41:41 ID:5ap1wlVN
ずっと探してた 哀しい虹ってやつだ 消してやる 何も知らぬまま腕のなかにいなよ 愛しい俺のベイビー 眼を細めて歌ってたんだぜ たぶん君は知らないだろうけど 溢れた嘘が消えてゆく 素敵な夜 どうしても笑えない 指輪はもう光らない 誰も触れぬまま腕のなかにいなよ かわいい俺のベイビー 涙流して歌ってたんだぜ たぶん君はただの水滴としか認知しないだろうけど 「黙ってて 舌噛むよ」 モノクロカラーの虹 君の穏やかさと優しさと利口な牙 粉雪のような 瞳
218 :
まーろっく :05/02/23 22:50:18 ID:tdG2YdZG
>>145 「眠る事なく降り続けた雨」→わたしが眠れずにいるあいだ雨が降り続けた
「空は届く事ない手を伸ばした」→わたしが手を伸ばしても空には届かない
このふたつの暗喩は他の暗喩よりよい。意味的には右のようになっているが、
その意味に加えて雨や空に仮託されたわたしの悩みや憧れのイメージが与え
られている。他の暗喩は意味的にわかりずらく、イメージ上も平板。3連目
も抽象的で情感が伝わらない。
219 :
まーろっく :05/02/23 23:21:55 ID:tdG2YdZG
>>149 ラップ調で書いた殺し屋の詩。カリカチュアー(戯画)的に殺し屋が描かれ
ている。ただそこにどういう情感や思想をこめようとしたのかが読み取れず、
単なる言葉の面白さだけに終始してしまっている。漢字が多すぎるのも難点。
最終行に多少の哀感はあるが…。
220 :
キャプテン・アメリカ :05/02/24 02:17:23 ID:QZruVC7q
俺の名前はキャプテン・アメリカ!!日本革命起こす男だ。お前等よーく覚えておくんだな
照りつける日差しに焼けただれる真っ黒なアスファルト 噛みつくのは四つのホイール 人混みをスラッシュする 悪趣味なカーボンの板 からむ日差しをキャップで避けて ガーガーと耳障りな音を立てて 「犬」よりも速く 俺は自由に走り回る これってまるっきりパンクじゃないか 公道 縁石 ガードレール 最高のコースだ スケートを拾い上げろ ヒラヤマだってジャンプするぜ 公園 噴水 ブロック塀 俺には無意味だ スケーティング・ゲッティング・ラジカル 誰に指さされても気にするな 自分を押し殺しす負け犬よりは いくらかはクールだ
頭痛に唸る僕の体 気付けば何所だか分からない 大変な物が無い様な 気がして僕には胸騒ぎ 「抽象的な物くらい 想像力が広がる」過去の話 「具体的な物の方が 頭に描きやすい」現在の話 二日で反転している 僕の意見の逆対峙 今の俺には広げられるほどの想像力はないんでね 今のことだけで精一杯さ 過去なんて知ったことか 「老廃物のように捨てられる記憶に 捨てきれない物があった」 「少量のゴミを探してみれば スプーン一杯分の光があるらしい」 昔の僕が書いた詩を見て オレの今を書き留める 散らばる矛盾点のなかに 一箇所だけの共通点 無くした物を拾ってきたボクは 欠片を修復することができた 昔の僕とオレとのメモを読むボク 「矛盾があってもいい ロープが残ってれば手繰り寄せて巻き取れる」 ボクは今唄を書く
↑の人の書く詩いい感じですね。好きな感じです
224 :
シナハLミ ゛∀ノ ◆sIONnnCNag :05/02/24 17:22:43 ID:Ku+yZWb0
さよなら君と大切なもの僕の言葉はもう届かないけれど これから僕は思い出の中の君の言葉を抱いて生きるよ 哀しくなるさ人込みの中話す相手も居ないのだから さよなら友と大切なもの遠い記憶は薄れゆくけど 君のくれた想い出達は大切に心にしまうよ さよなら友と大切なもの今でも君を想っているけど それでも僕は君の為に何一つする事ができない 泣いているのは僕だけなのか月夜のほの暗い光の中で さよなら友と大切なもの僕の気持ちはもう届かないけれど 君のくれた思い出達を大切に心へ灯すよ
225 :
kanon :05/02/24 18:34:35 ID:F85qM8vZ
地獄という扉をひらいた そこは現実という名の地獄だった 僕という人間はそこには居なかった じぶんを知ってる人など誰一人居なかった だから次のドアをみつけるまで僕は歩く 背中にユートピアを刻みながら
>>225 (・∀・)イイ!ですね。スゴく表現が上手いです。
これからもがんばって下さい。
aya 0と1との渦の中 僕は初めて君を見た。 いつか君と話す事が出来たなら 君の好きだったあの歌手の話をしよう。 おかしい世界に耐えられなくて 僕は駅まで走っていった。 7時50分発の急行で君のところへ行くよ。 僕が手を伸ばしても 遠すぎて君には届かない。 どこかで君と出会えたなら 君の好きだったお菓子を一緒に食べよう。 哀しい世界に耐えられなくて 僕は駅まで走っていった。 7時50分発の急行で君のところへ行くよ。 きっと君に会えるから そしたらそっと赤い手で握り締めて。 残酷な世界に耐えられなくて 僕は駅まで走っていった。 7時50分発の急行で君のところへ行くよ。 ホームには石の人。冷たい冷たい石の人。 見上げた空には赤い影。
228 :
月見 :05/02/24 19:00:20 ID:oK0dqE4C
『スキな時間』 目が合った瞬間 頬が熱くなって すぐに目をそらしてしまう 戸惑う私に 横目で見る 君の照れ笑いが また 時間を止めてしまうよ ・・・・ 言葉にならない 甘い瞬間。。
人生はカルピスソーダみたいだ。きれいなものは下にいき、きたないものが上にいく。
230 :
まーろっく :05/02/24 20:52:25 ID:GA9Vnhkr
>>153 風景にせよ心理にせよ描写が客観的、説明的で小説のように感じられる作品。
別に悪いことではなくて、作者のほぼ意図どおりに内容が伝えられており、安定
した印象をうける。
冒頭「動物らしい」匂いという語句に注意をひかれるが、それもさっき降りた
家族連れの子供の体臭の残り香だったことが明かされる。なぜ「わたし」は子供
の匂いに敏感になっているのだろう。そこに「妊娠」を想像することは難しくな
い。ただそれは語られていないエピソードとして物語り的関心をひくにすぎない。
「わたし」の存在に関わってくるような垂直的なテーマではない。
お尻がスースーするという「あなた」のセリフは多少の下ネタでも気兼ねなく
話せる間柄であることを示している。ただ、観覧車のなかでする男女の会話と
してはロマンチックではない。「物足りなく思いあうことが ほんのすこし楽しい」
という表現はそんな「わたし」の心理をよくあらわしていてほほえましい。
「霧」はそういう情愛の細やかさの象徴であり、霧にけぶる橋の描写は美しく
また温かい。心が和む作品。
231 :
まーろっく :05/02/24 21:46:08 ID:GA9Vnhkr
>>154 「芽」という言葉の印象は一般的には明るく前向きではないだろうか。しかし、
作者にとっては、むしりとってしまいたいような、嫌悪感を感じてしまうもの
なのだ。どんな芽なのか? カタチや色は? どこから生えてくるのか? な
ぜそんなにムキになってむしりとるのか? 見られたくないものなのか?
想像力をふくらませてそうしたことを書くことがメタファーとなり、作者の
不安やいらだちを(おそらく原因は不明のまま)読み手にリアルに伝えるだろう。
232 :
まーろっく :05/02/24 22:11:44 ID:GA9Vnhkr
>>156 1〜4連めまでの暗喩がそれぞれ孤立しているために、前後の関係から暗喩
を読み解いたり視覚的にイメージすることができない。一連一連がなぞかけ
のようになってしまっている。1連目は拝金主義者またはパチスロ狂、2連
目夜空の描写、3連目モテない男?、4連目スピード狂のガキ? 4連目と
5連目はクルマのイメージでつながっているが…。これらの人が漂泊者なの
か…ちょっと不可解な詩。
233 :
まーろっく :05/02/24 22:25:11 ID:GA9Vnhkr
>>159 されど行きたいと思う でしめくくっているけどちっとも行きたそうに思えな
い。渇いても望みがもてなくても、とにかく荒野を歩くんだ、と書いてはあるが
そこに若者らしい精神の高揚感がなくひどくうら寂しい。荒野を望む者ならそれ
らしく元気に書いてもらいたい。
234 :
ヘムリー :05/02/24 23:21:28 ID:b//o9MTl
"ふたつ、月” 太陽の下 僕はくるくる回して さかさまに見上げる キラキラの瞳に見つめられ そのうち 僕が太陽になったら 君もくるくると回るのかな
235 :
名前はいらない :05/02/25 10:04:29 ID:lHXnkRVt
不幸 僕の不幸は不幸らしいことが無かったことだ 愛情を与え育ててくれる両親 他人によって形付けられていく僕 独りで生きていこうとしない僕 僕は他人によって生かしてもらってる 持ってるモノを全部失ったらどれだけ楽だろう どれだけ不幸になれるのだろう
236 :
名前はいらない :05/02/25 11:28:32 ID:1UTwxRp0
深い森 蜘蛛の糸 絡まる蝶の様に 千切れる体 もう飛べないと 泣くのは 新たな季節知らせる雨 泣く声は木の歌声にかき消され 悲しみが貴方の処へ届く事もない 季節が変わる頃にはこの身はなくなってしまうだろう 綺麗な羽も何もかももう惜しくはないのだけど 貴方に逢えなくて雨は泣くのです 貴方に逢いたくて私は今日ももがき苦しむ
237 :
名前はいらない :05/02/25 11:56:35 ID:5YeO2uGx
束縛 ふれたい誰も触れない君の心を 抱きたいきつく離れてしまわないように 想いはいつも喉元で止まるんだけど 心は凄く加速して理性を追い越してゆくんだ 想い重い重圧にしたくはないけれど つのる想いもう止められないほどになる 誰も触れない鎖を君にあげよう だからずっと鳥かごの中で微笑っていて
238 :
まーろっく :05/02/25 12:59:47 ID:euldJh2T
>>157 セックスを暗喩した詩。「あたしは空にむかい どこまでものびるヒマワリ」
に甘美な陶酔と上昇感があふれて美しい。冒頭の一行の、もう意識が現実から
はなれてゆく寸前のような描写から、二、三行めのイメージの世界へ自然に入
り込んでゆく感じも素晴らしい。
239 :
ryu▽ :05/02/25 16:27:13 ID:mMw9VnC3
白紙系 今日も紙は白紙のまま 何を書こうかまよってる そうだ宇宙 宇宙を描こう 十二時間たった現在 ようやく地球が完成 銀河系もできた それと同時にやっと自分の 正体が分かった 神様だったぼくは
240 :
ryu▽ :05/02/25 16:46:54 ID:mMw9VnC3
哀しい血 カミソリで自分の手首をすっとなぞる ああ温かいそして哀しい 自分でいつまでこんなことをするのか 分からない でもこれが自分という証なんだ 痛い… 哀しい…
241 :
えれじー :05/02/25 17:50:20 ID:x0g4dlDG
黙ってる うがい薬を浴びたような雲 二人の近い距離に喉洗ってる 花だって星だって しぬこと解ってて ジッポに燈る命とか 焼けつきた油も同じだ だから僕はさよなら言わなきゃ
242 :
名前はいらない :05/02/25 18:46:31 ID:PpACAKqd
そろそろ遊びも終わりにしよう 逃げるのも終わりにしよう 諦めるのも終わりにしよう いつまで続ける気 さあ 立ち上がって これからが本当の闘い またしゃがみこんで 閉じこもってしまわぬように ずっと前を向いて 歩けるように 負けてはいけないと思うから 隠れないで 正々堂々向き合って ボロボロになって良いから 何度でも立ち上がる 傷の痛みを自信に変えて
「甘い者がない村」 甘いものが無い村 村人たちは苦い草を喰う あんまりだからと一人に一本だけ配給されるのはビン入りの甘いカルピス 一生のうちでたった一本のビンだけの甘いもの 「甘いものが無い人生なんて耐えられない」 「毎日甘いものがほしい」 いつから始まった カルピスを三万倍の水で薄めてちびちび飲む村の慣習 ある日 村の男 「今日は贅沢して二万八千倍の水で飲んだ。濃くて旨かった」 ある日 村の女 「このビンだけは絶対に割らないように気をつけなくっちゃね。 カルピスが無くなったら苦い草だけ口にして生きて行かなきゃいけなくなるもの」 この村の人みんなカルピス大好き いつも『甘い』『旨い』と言って飲む (大切に大切に大切に 大切にしすぎて飲みきらないうちに死ぬ人も)
村の太郎じいさん 床に伏して寝たきりですっかり弱ってもう眠ったら目覚めないというときに 「もうワシは駄目だ。カルピスをくれ」というから息子さんが ほとんど空のビンにコップ一杯の水を入れてブンブン降ってチャップチャプ 混ざれ混ざれとチャップチャプ 最後のカルピスをコップについで体おこしてやって唇にコップよせてやってゴックゴク 太郎じいさん 「ワシはカルピスを飲みきった。もう思い残すことは無い。うまかった」 塩素と水道管の鉛とトリハロメタンの混ざった水道水に混ざったほんとうにかすかな 糖分を喜んで幸せそうな最期
それを見ていた一人の男 村では変わり者としてつまはじきの青年 「こんな一生いやだ!」 青年 駆け出し 自分のカルピスのビン持ってきた ビン握りしめ上を向いてラッパ飲みでゴックゴク 原液のまま ゴックゴク 「ああ!甘い!うまい! これが『甘み』か!! これがほんとうの!!!」 ほとんどの村人が六十年かけてチビチビ飲むカルピス いっぺんに飲んで青年ほんとうに幸せそうな顔してから ―――空になったビン壁にたたきつけ (ビン割れて ガラス飛び散って) 割れたビンの先端 自分の首に近づけて ブッスリ 突き刺した
ビン 真っ赤になって 真っ赤なの吹き出して 唇にはカルピスついてて 首 ジンジン痛くて 痛み体駆け回って 口元 微笑んでいるのは嬉しいから (笑顔!笑顔!!笑顔!!!) 血は首からドックドク お腹の中はタップタプ 原液の糖分ゴックゴク 喜んで幸せそうな最期! 喜んで幸せそうな最期!! 喜んで幸せそうな最期!!!
248 :
名前はいらない :05/02/25 20:35:39 ID:0LZRFAzg
249 :
153 :05/02/25 21:29:52 ID:ZKTgDP1i
>>230 まーろっくさん
丁寧な評価ありがとうございます。単純にできごとを書いただけだから、
謎がなさすぎて、コレハ日記カ?とか思いながら書き込みました。
コメントを読んで、もういちど詩を読み直して、
倦怠感を感じられるということは、少し幸せなことなのかなと思いました。
250 :
xxx_175_xxx :05/02/25 23:05:46 ID:+TTUAnFv
影 いつも一緒に歩いてるのに 気がつかないのは 君が地面を一回も見ようとしないから 誰にもある物なのに 自分だけは違うと言い張る君の 心に訴えるテレパシー 影も含めた自分を愛して下さい ずっと待っているから
「一日だけの生」 きっと私は 毎日生まれ変わってる 一日だけの生を昨日の自分から頂き明日の自分へ譲るために 沢山の自分達を 括り付けながら 重たすぎると時々 降ろしてしまいながら 足跡の代りに 埋めて逝く やがて来た道に手向ける様に 埋めて逝く 一日だけの生を それだけをただひたすらに 逃れるように 一日だけの生を それだけをただひたすらに 落ち伸びるように 一度眼を閉じたなら もう二度と 同じ自分ではいられないのだから 一度眼を閉じたなら もう二度と 同じ夢のままでいられないのだから
252 :
広告 :05/02/25 23:52:46 ID:AnIp+2Y1
【批評家】批評の 明ける夜?【大募集】 批評、遅れてます。未評価増えてます。まずいです! 批評家急募! 辛口甘口というより濃い口のかた希望。 詩への愛情をもって作品を読んでくれるかたの感想も大歓迎。 最近は読み応え語り応えのある作品も多く、楽しいですよ、きっと。 ぜひいっしょにやりましょう。 まーろっくデシタ。
しかし貴方の評価に並べると僕の評価はとても見苦しくて 自分どころか僕に評価された第三者すらもかわいそうに見える なんだこれ
254 :
159 :05/02/26 03:41:52 ID:0CTzb1c0
>>233 まーろっくさん 評価有難うございます
自分の書きたかったこと、世界観は、希望に満ち溢れていなく、いつ息絶えるか
わからない中、夜のれき砂漠の荒れた誰もいない野、地図も無く歩いてく、道をさがして。
てなかんじの、くらーい詩です。
んで、伝えたいことは、例えば、無難に就職するか夢を追うか見たいな事です。
そこにとどまる(就職)か苦しいながら進む(夢)か。
あてなく夢を追いかけたいが現実には水が無く息絶える(就職)のは目に見えている。
それでも夢を追いたいな、とのことです。
上の文、わかりにくくてすみません。自分初心者でどう書くか模索中です。
詩のここ直せばいいなってとこ、言いたいことが伝わってない、などご指摘、お願いします。
255 :
えれじー :05/02/26 10:29:26 ID:Z5y+8wOe
足先から冷たくなる 頭が痺れてる 墜ちてきた星受け止めて かみ砕いてやりたい 夜に鳴る 波がしなる 向こう側の浜辺には 白いライトがひとつ 砂にまみれ 横たわっている 朝が来たら あの光は 侵されてしまうね 助けてやりたい でも風を待てば 空とべるだろう 黒とピンクのインクで 嬉しさ描いたら 羽も生えるだろう バルコニーで飲み込めば 波がうなる 風が突き抜ける 光はうれしそうにわらっている 心臓描いたら 瞼も閉じるだろう 諦めを知ったら 大したことでもなくなるだろう
256 :
名前はいらない :05/02/26 16:01:24 ID:/gf9lmqw
『街』 冬が此処で終るように 刻まれた字を喰らい尽す 雪の様に静かな... 雪の様に何時かは... 楽園は灰塵の下に 寒さに凍える土を食む 君を逃がして種を蒔く 「闇へ手ガ延ビるヤうダ」 その線はやがて届くだろう 無機質なものに変わるだろう 詞を無くした憐れな躰を 風か雨が薙ぐだろう 今、雪に変わった泪を 君に捧げて歩み往く 別れの詩は届かないけれど 瞼の裏はやわらかな緋色 痛みに捧げて歩み逝く 「雪の降る街を....」 「雪の降る街を....」 想い出だけが通り過ぎて逝く
[tiny] 物分り良さそうな顔して 当り散らしてるサイエンチスト ナショナリズムに則った恋をして 終えたらサディスティックに自己嫌悪 見たかこれぞとしたり顔して 軽視されまくるファイナリスト フォショナブルに気取った恋をして 終えたら棚上げぼたもち狙い 言葉失く 目を見せて hugをしてみて きっと何も変わらないくらい 下らない相手だとわかるでしょうから 求めたり 求められたり 拒否してみたり ずっと傍にいるのは無理なことくらい 分かって良さそうなものだけどね きっと何も変わらない夢の中で溺れてる 支えてる唯一になりたい
258 :
ネル :05/02/26 18:44:55 ID:KaEzp16y
ありがとう 在り来りの言葉さえ 上手に言えなくて あなたが作った、手料理が一番美味しかった 手伝う事してあげなくて ごめんなさい もう、食べれないんだよね もっと側にいれば良かった もっと話しすれば良かった もっとケンカすれば良かった もっと もっと もっと… あなたに甘えたかった さよならお母さん ありがとうお母さん 居なくなって解る事 辛過ぎるね ごめんね 在り来りの言葉さえ 素直に言えなくて 大好きなお母さん ありがとう
259 :
えれじー :05/02/26 18:53:50 ID:Z5y+8wOe
なあ 解ってるんだろう 星屑は尾を引いて零れ落ちた 俺達もあんな風に 呆気ないってことさ 月夜の死神は あの娘の心臓に夢中 知ってる EVEN IF I CALLING YOU LOUDER THAN GOD'S SOB お前はもう帰ってこない 街が眠った頃 狂ったスピード 壊すよ 可愛いベイビー 意識を手放しながら
260 :
名前はいらない :05/02/26 19:21:54 ID:s7vj5DpX
夢と現実の違いに絶望しても 僕等は今も未来への輝き探してる あの頃の僕はとても苛立っていて どうしてだったのか 今もよくわからないけれど ひどいことを言って 君を傷つけたのは確かです バス停でバスを待ちながら いつかのあの日覚えた歌を口ずさんだ 君は僕の名前を覚えていますか 君は今幸せですか 周りの気持ちは気にならないのに 周りの目は気にしていたんだ あの頃一緒に笑っていて あの頃一緒に泣いていて 深く傷つけあったんだ 夜空に動く光を目で追いながら いつかのあの日覚えた歌を口ずさんだ 君は僕の名前を覚えていますか 君は今幸せですか あの頃のままの笑顔でいて
>>139 遅くなりましたが、すてきな評価をありがとうございます。
とてもうれしいです。
262 :
北 ◆6l0Hq6/z.w :05/02/26 21:47:35 ID:uB49Gbwq
休みが終わったら新しい街さ 君はぽつりと笑う コンビニの前で二人話すのも 今日で最後になるの みんなと一緒に見送りに行くよ 引越しが決まったら連絡して 元気でね 頑張ってね 手紙書くね たまに会えるよね 何でかな寂しいのに 寂しいよと言えなかった いつか自転車を盗まれた時は ずっと探してくれた 新しい街はここより都会で すぐに彼女できるね どんな悩んでも 受験とかあるし 目の前のことだけで 精一杯なの 屋上も ポプラの木も グランドも オレンジに染まる 私たちどこへ行くの 変わってゆくの 忘れないで 次のバスがきた ごめんもう行くよ 引越しが決まったら連絡して 手をふった君の顔が バスの後ろ 見えなくなったの 本当はね 好きだったの 泣きたかったの 強がったの・・・
263 :
まーろっく :05/02/26 22:19:10 ID:HC1xnF6h
>>162 主題と解釈)自分の存在の不確かさに対する不安やいらだち。もって生まれた
「肌の色」さえこの社会では薄らいでしまう。そして個性的なみせかけだけを
取り繕ってなんとか自分の存在を主張しているのだ。しかし、作者が渇望して
いるのは肌の色のような絶対に拭い去れない存在意識だ。日本でもいろんな肌
の色の人が生活するようになった。そんなことも作品の背景にありそうだ。
表現)ほとんどストレートなメッセージで終始してしまっている。だから言い
たいことはわかるが、感じる部分で弱い。「肌の色」は存在の暗喩。色を「肌
に刻む」というところに切実感がありもするのだが。それと最終連の「白黒の
世界」は唐突に出てきた感じ。
意見)「肌の色」という暗喩を拡大し、飛躍させてみては。透明な女の子たち
が道端でたむろってる とか。暗喩は大げさにやったほうがメッセージ性が強
まると思います。
264 :
まーろっく :05/02/26 22:39:58 ID:HC1xnF6h
>>164 主題と解釈)おっぱいへの愛とフェティシズム。まずこの状況はどうなってる
んだろう。彼女か奥さんかわからないが、作者の前で裸でいるのだろうか?
作者はおっぱいを鑑賞しているのか? おっぱいにかんぱい てお酒も飲むの
か? 少なくともベッドのなかって感じはしない。ちょっと倒錯しているのだ
が、エロティシズムがなく、作者のおっぱいへの愛は幼児的だ。
表現)4〜5行目に「おっぱい」と「きみ」を同化するような意識のはたらき
が見て取れる。でも、やっぱり「きみ」は「おっぱい」じゃなくて「きみ」の
「おっぱい」で終わってしまう。あと おっぱいにかんぱい という終わり方
はあまりにもおざなり。
意見)おっぱいに、ことにその先端に冷え切ったビールグラスを接触させてみ
るような、偏執性がないと、このおっぱいは作者の愛に対して平凡すぎる。
265 :
162 :05/02/26 23:01:57 ID:ggJmoHYQ
>>まーろっくさん 評価ありがとうございます。 意見を取り入れて精進します。
266 :
名前はいらない :05/02/26 23:08:00 ID:Bsh8VIbd
「焚き火」 白の光は朦朧と あちらのお山に映えました。 薪の炎は煌煌と こちらのお山で燃えました。 夜の暗闇きえるとき 私の寒さもきえました。 辺りの寒さは残っていました。
バルデュスの描く少女がごときその猫は 体色を闇にすべらせ しかし凛と張った眼光で 周囲を威圧して 敢然と世の中に立ち向かう ゴミ捨て場に群がるストリートチルドレン 未開地の難民の話じゃない この街にも少なからずいる 獣のごとく 誇り高く 現実をロールするその姿は たとえるならパンクだ
268 :
喪男ですが何か? :05/02/27 06:06:21 ID:5lK3KS5a
クールな女性が好きだった。 誰の影響かはわからない そして、誰かが言った。 相手に好かれようと思うなら、 自分もそうならなくちゃダメだと。 そうすればきっと、好きなタイプの人は寄ってくると。 短絡的だと思うかもしれないけれど 僕はそれから笑顔を捨てた クールとはそういう物だと思ってた。 好きな人が近づいて来る様にと だけど反対に人はドンドン離れて行った。 彼女なんて望むべくもなかった。 そして、堕ちる所まで堕ち モテナイ男として、日々を重ね、苦悩し、 笑顔をどうやって作るのかさえ忘れた頃に ようやく気が付いたんだ。 僕が好きなのは クールな女性じゃなくて、 その女性の笑顔だって事を。
269 :
宇田川 :05/02/27 09:25:15 ID:E1bk3EB5
270 :
ハギ :05/02/27 11:36:49 ID:8p7fBhmJ
「甘党」 見られたいの私 だけど傷つきたくないの 酷い目にあうのはごめんよ 目立ちたいけど 批評されるのは怖いのよ 同情だけほしいの 甘いものが好き 苦しむくらいなら 太ったほうがまし 太ってても だれかに好かれると 思ってる
271 :
名前はいらない :05/02/28 13:13:05 ID:1dYeho2s
誰かが枕もとで私を読んでいるとし 読者に話し掛けられるなら 乞いたい 今すぐ本を閉じて 埃がかぶるような場所へ そして もう開かないで このままがいい
闇の中に燃える 一本の蝋燭が倒れる 乾いた床が燃え上がる 火が壁を昇る天井を走る 服を燃やしてこの身を焦がす ああ、やっと全てが見えるようになった。
>268 えーっとえーっと、「クール」ってものの研究不足が問題なのかな、と思えば、単なる勘違 いだったのですね。ちょっぴり穿った見方でしょうか…それはともかく、クールに苦難も 努力も書ききっておられます。恋のためにひーとあっぷした気持ちについて何かを感じさ せてくれるのも中盤以降になってからです。他の部分は前置きと言うべきなのか冗句と言 うべきなのか迷ってしまいます。そう、ここは折角ですから、もっとクールにいきません か?文体をそのように仕立ててみれば、出来栄えもさぞ良いものになるでしょう。シェイ プアップに努めてみてください。 >270 人間(女の子?)のエゴイスティックで、そこはかとなくポジティヴな思考が綴られていま す。何と言うか、楽をしたいんですよね、ええ。ちょっと面白みに欠けるかなという感じ はいたします。最終連からは寂しくも美しいイメージが感じ取れますから、そのあたりを 強調なさるようにしてはいかがでしょうか。 >271 現在暮らしている世界や状況に不満を持っておられるのでしょうか。さて、まず「閉じて」 もらうことによって、無為な時間を「停滞」させること。さらに読み取れるのは、閉じ た状態の維持、時間をもはや停止せしめること。さて、この「想い」を分析などしてみま すと、少なくともふたつの事柄を考えることが出来るのではないかな、と思えるのです。 時間を除き去ってもらう、「信頼」。あるいは、その後のことを案じての「不安」。一見す ると信頼の気持ちを持った段階で終わってしまっている作品に思えもするのですけれど、 敢えてここは自らの身を案じる「不安」という感情について言及しておきたいのです。 はたして閉じられて埃まみれの書斎の片隅に捨て置かれた書物といえど、そこに綴られた 物語が、放置されることによって終わってしまうものなのでしょうか。時がはた、と止ま って夢見心地。そして不意の炎、白煙に燻され涙が滲む。閉じられた本の中にも、止める わけにはゆかないストーリイというものがあるはずなのです。やはり、書として在るなら ば、読んでもらった後には書棚に帰してもらいたいと思うのです、私は。いささか主観的 過ぎましたか…。
>272 ごめんなさい、私アンパンマンは良く知らないんです。キャラクターのイラストもア ンパン自体も可愛くて好きなんですけれど、きっちり「アンパンマン」というものを鑑賞し た経験がありませんもので…。作品群に目を通した限りでは、アンパンマンを比喩す る詩というよりは、アンパンマンの世界にある何かを示唆するようなものだと思うの ですけれどね。>272さんはどのように解釈なさいました? >273 ほどよくブラックな、王道をゆくユーモアという感じですね。惜しむらくは、ジョーク なのか詩なのかどっちつかずだということ。前者ならば小気味よいなあとちいさく拍 手するんですけれど、後者だとしたら言葉の選択が凡庸に思えてしまいます。『詩 的なジョーク』を目指していらっしゃるなら、そこは絶妙な「長さ」でカバーでしょうね。 私こういうの大好きなので。コメントさせていただきました。 * また今夜にでも感想をつけに参ります。批評家随時募集!
276 :
名前はいらない :05/03/01 09:48:00 ID:dw47t4Ab
人の心は汚い そう思っていた それでも あなたを好きになってしまったのは あなたを綺麗だと思ってしまったのは この心が矛盾しているからだろうか… それとも この心が汚れているから… そう映るだけなのだろうか…? * とりあえず詩初心者です。よろしくお願いします
277 :
ハギ :05/03/01 10:48:24 ID:oNL/zQ1P
評価ありがとうございます。 たしかにいつも武器がないと言われますんで そのへんを掘り下げようと思います
278 :
名前はいらない :05/03/01 11:23:45 ID:NVNdv9oQ
>>274 さん
>>271 を書いた者です。ちゃんと分析までしてもらうと嬉しいですね。
考えながら読んでくれたんだぁ。。って感動。
諦め事が多い現状の嘆きを字に変えてみました。ありがとうございました。
さよならのお月様 2人手をつないで どこまで行こうか どこまででも行ける 2人で空に浮かぶ星になりたい それは遠いイメージなんかではなくて もっと いつも ずっと側にある ただ気付けないんだ さよならのお月様 抱きしめあえば ずっと君は君で ずっと私は私だよね? 一つだけ浮かぶ電灯のように あなたを照らし続けたい いつも そう 心の奥にある 開かない扉のように また今日も目が覚める 誰もいない部屋に1人 それは孤独かもしれない でも確かに歩き続けてる
281 :
名前はいらない :05/03/01 13:05:54 ID:h3bENcZr
はぁ〜〜〜 飲め・や・歌え・や、ドンと来い。 今宵・の・三日月、ドンと来い。
歌詞をまんま写してる人もいるんで、批評する人は一回検索してからに したほうが良いですよ。
283 :
273 :05/03/01 14:23:31 ID:Jnd4LxlP
>>275 さん
批評分析ありがとうございます。
おっしゃるとおり、ジョークでもあります。詩でもあります。中間狙ったような感じですかね。
軽い自虐みたいなもんです。
284 :
名前はいらない :05/03/01 15:35:50 ID:9SuIki8A
貴方に出会った街に桜の花が咲いたよ 錆びたあの陸橋さえ桃色がかって見えるよ 東京も春だよ 湯気が立ちそうなホームの人ごみめがけ花びら 瞬きをするように風の姿描くよ ドラマティックに誰かのポケットへ 夢と誇りの隙間をひらひら ずぶぬれの東京をずぶぬれの僕が行くよ 雨上がりの白い空にどんな僕が残るんだろ 迷路みたいな夜に耳を澄ましてごらん 昔見えていたものが見えなくなるなんてうそさ ドラマティックにこぼれたため息 昨日と今日に隙間をひらひら ずぶぬれの東京をずぶぬれの僕が行くよ 格好つけていた頃には 愛してるも言えなかった 365日東京が晴れ渡っても 不安になる日もあるから会いたくて仕方ないよ 貴方に出会った街に桜の花が咲いたよ 錆びたあの陸橋さえ桃色がかって見えるよ ねぇ東京に戻っておいでよ 春の真ん中で笑って見せてよ
285 :
ハギ :05/03/01 20:42:37 ID:oNL/zQ1P
「幸の後」 失った物 失う前には戻れないのか。 失わなきゃ気付かないのか? 隙だらけだろうか。 酸素になってしまったのだろうか? 必要すぎたからか。 クスリと依存症と適応 欲深さ 美味さ 美しさ 明るさ 楽しさ なれてしまった 失ったものに もう見れない さようなら 失ったことも失った 気付かないけど WHAT IS NECESSARY FOR ME AS FOLLOWS!?−−−−−−−−−−−−−−−− 評価お願いします あと…最後の英文あってますかね? excite翻訳なんですが…
286 :
虚無点 :05/03/01 21:42:06 ID:P+hQUePd
目に映るものはまやかし、耳に聞こえるものは幻聴 考えている自分も消えてなくなる 好きな色は限りない透明 宇宙空間の真空の様な透明
287 :
hevon :05/03/01 22:08:16 ID:RGEIChKX
信じられない世界から「ありえない」と都合よく目をそらしている そこでは死が日常に住み込んでいて そこでは死があまりに軽くて近いんだ そんなところで暮らしている人々の思いなんて日本にはけして届かない ある日 小包が届いて開けて初めて知った「Help us!」 僕はずっとここに暮らして ここは生とか死は考えさえも沸いてこない 人は憎しみ狂い自分しか見えなくなるんだ 理解できない事がある 人は人であることを捨てる事ができるらしい 人は残酷なんて言葉 頭から消せるらしい・・・ みんなが手を結ぶこと 遅くはないだろう? 詳しいことなんて知らない けれど少し考えてみたんだ 悲劇なんてもう十分だって 人の心は誰もが平和を望むはずさ 僕なんか 何も言えないかもしれないけれど・・ 誰もが望んでいるのに なぜ届かないの? 戦争という悲劇がない世界を 手を結んで 輪をつくろうよ 戦争がない 誰もが望む安らぎを・・・
288 :
hevon :05/03/02 00:10:24 ID:bF3QJYhh
かすかに聞こえる水の音 夕方一人の静けさは現実味がしみこんでいる いずれ来る夜の時間の前の化粧直し 薄暗い部屋で眠れず 考えには部屋の暗さが滲むよう 今日は少しだけ早く寝ようか 明日の用意なんてしないでいい 100%幸せ そんなこと絶対ない 先がずっと続く限り 0%の希望 そんなこと絶対ない 先がすっと続く限り まわりはゴチャゴチャ言うけれどみんな正しさ探してるだけさ 影響されずに自分を見失うなよ 人一人の小ささを知り 人間ってなんだろうって考える 僕にとっての全てはやっぱり僕だけど 僕の中にはこの世界が入ってて・・ 時には車が空回りして 追い抜かされるように感じることもあった 水の中濡れながら歩いてるそんな気分 揺れてる水面のように僕も踊る この道路を突っ切れば他の国に逃げられるかな こんなに小さい僕でもせめて空のように広い心があれば お前のこともそっと片隅に受け入れられるのに・・ 久しぶりに感じた あまりに小さい僕のあまりに小さい幸せ 切ない箱部屋のストーブがポッっと灯る 僕の比べようもない確かな幸せ
お前の大分後ろから子犬のようについてきて 焼けただれて皮膚呼吸不能の世界 その脳髄をかきまわして中身を開けて見せて 俺は懺悔するお前の傍らに座り込み深々と頭を垂れるお前の指を全部鳴らしてやりたいんだ 俺は負け犬 俺はサタン 俺はジーザス 俺は俺 俺は 俺は
好きだよと言いたい 好きだよと言いたい。今すぐに。 僕の下らないプライドと意地が。手に溢れんばかりの羞恥心が。それを妨げる 今なにしてるの? 好きな人っている? 僕のことどう思う? 心の中で何度君に聞いただろう? 他に好きな娘がいるってワザと君の前で言ったっけ。君以外のちょっと可愛い娘の話をさ。 君はいつも無関心で…廊下であっても見向きもしない…だから君が僕に笑ってくれると。「ありがとう」の言葉を聞くと。本当に心から嬉しいんだ 毎朝いちばんに「おはよー」と言ってくれる君。「おはよ」と返す僕。その時間が唯一無二の僕たちの時間。 ほんの数秒に過ぎないけれど、僕の86400秒の中で一番大切な時間なんだ。ほんとうだよ 今はまだほんの数秒に過ぎないけれど、倍に、倍に、なってくれると嬉しいな。 どんなに可愛い娘を見て騒いでも。どんなに雑誌のアイドルにときめいても。やっぱり君が。飾らない君が好きなんだ。 君がいつか振り向いてくれると思ってる。 ただ自惚れてるのさ…それでも「好き」のたった2文字が言えない情けない男さ。 好きだよなんてもうコトバニデキナイのかもしれないけど きっと…いつかきっと気持ちを打ち明けたい、誰よりも愛しい君に。 心から。君に。好きだよと言いたい。
291 :
喪男ですが何か? :05/03/03 01:31:56 ID:SSP5NrBx
274様 私の愚痴に評価を頂きまして有難うございます。 詩的に愚痴っても愚痴は愚痴といったところですか 本質的な部分はいくら取り繕ったところバレてしまいました。 これに懲りずに精進します。
>>275 この板の住民じゃないんだけどレスありがとう
私は今は観てないけど なんとなく絵本のアンパンマンと
アニメのアンパンマンのメッセージ性?の様な感じの
反戦?人類愚?みたいな比喩なのかなぁって思いました
急ぎの用事がありますので、前日に書いた評だけ投下させてください。 >276 おおっ、同士がここにも。私も詩に関しまして素人以外の何者でもありません。拙いなが らも、こうして感想文のような批評を付けさせていただいております。さて、作品につい てなのですが、これは単なる独白に過ぎないのではないかと思えるのです。言い換えるな らば、茫と浮かんできた恋情についての思いをそのまま口にしたような。背景的世界が存 していないようなのです、どうやら。性悪説、大いに結構だと思います。そこを礎として、 徐々に発展させてゆかれるのがよろしいと思います。頑張ってみてくださいね。 >280 なんとなく落ち着きがないふうに思えるのですけど、最終連でふっとスピードが落ちるよ うな感じで、読み心地は良いと言えるのではないでしょうか。ゆらぐアイデンティティは 若さの証拠。ただ、やはり登場させるイメージをぽいぽい使い捨てにしてしまうのではな くて、素敵なリサイクルをお勧めしたいわけですね。愛・地球博。最終連はちゃんとした安 定感があると思いますが、少々薄味なのではないでしょうか。 >281 こういうことを、ふとした時にいい声で歌うことの出来る人を私は尊敬します。ただこれ、 詩と言えるのかどうか、ですよね。 >284 スマートさはないけれど、素朴で純粋な感じがしてよろしいのではないでしょうかね。繰 り返されるフレーズがあるのですけれど、それがさほど重要には思えなかったりするわけ です。気軽に読み進めることが出来て、ぽやんとした春の雰囲気が漂って来るような感じ がします。あー、トム・ハンクスを思い浮かべちゃいました。
>285 さてさて、武器の使用を実践なさったのでしょうか。 「失われる以前」はどのような形であれ、幸福なものでしょうね。何から何まで失われて ゆき、もう残るものがない。そんな意味での「幸の後」なのでしょうけれど、悲しげに描 かれているのは過程のみで、巨大な喪失の後の展開にいささかの不満を申し上げたいと思 うのです。どちらかと言うと、それ以後のことが重要だと私は考えますので、この詩はこ こで終わってしまうのは勿体ないなと言いたいわけですね。また、冒頭の「酸素」ですけ れど、「二酸化炭素」では語呂が悪いでしょうかね…?イメージとしては後者の方が正しい ように思えます。えっと、英語の部分は"AS FOLLOWS"がなんか不自然ですね。 また、喪失を知覚できないのに「次」を求めるのはどうしてかな、とも。幸の後のからっ ぽな世界を表現されたかったなら、最後の一文は余計であったように思いました。ともあ れ、クリアーなポエムで個人的には好印象です。銀色の切っ先を垣間見たのでしょうかね。 >286 森羅万象との同化、なんとなく仏教(密教?)的なニュアンスが見て取れますね。あまりに断 片的過ぎるように思えますから、ある程度の長さを持たせてみると良いかも知れません。 ちょっと「幻聴」と言うのが居心地悪そうな感じですね。
評価ありがとう たしかに二酸化炭素のほうがいいですね。 「次に必要になもの」と書いたのは欲を書きたかったんです。 どうせまた欲しいものが出るだろ?ってことです。 もうちょっと追求してきます
>207 "エアー"は「雰囲気」や「ムード」というものを指しているのでしょうか ね。冒頭などに配置されたふたりのコントラストは美しいと思います。いわ ゆる(?)ベストパートナーの発見と言ったところですか。愛することから生 まれた"空気"について、あと少し掘り下げても良いのでは、と言う気はい たします。語感やその意味から、曖昧なままでも十分に通用するものである のでしょうけれどね。 >208 冒頭の表現がちょっとばかりいただけません。津波って深いものでしょうか。 寄せては返す…と言うには可愛げなさすぎる津波。着想としてはなかなかよ ろしいのではないでしょうか、要研究と言ったところでしょうかね。直喩ば かりでは、寂しい気がいたします。 >212 ロック・ミュージシャンについて。全体として、ちょっとイメージがつかみ にくい感じを受けました。良からぬ者を愛した人を愛すること、なんでしょ うか。頭に浮かんだ映像は、先を歩きながら独白する語り手と、追随するそ の人。何ともワイルドな感じ。 >213 はい、大変短いですね。一文目の終わりに配された"の"の字、これが不思 議な面白みを、この詩句に与えているのではないかなと感じられます。愛す ることって、本当に何なんでしょう。"僕"の後日談に興味があります。
>214 願望と淡雪、イメージの交錯。女性の雪を仰ぎ見る姿が良く描写されている と思います。ちいさな、知らんぷり出来るくらいの痛みが伴っているという のも小気味良いです。ぐるぐる続く円環、長い夢。夢と現実が重なってゆく ような、そんな不思議な状況。 >215 わあ、何か冒頭部から既視感が漂ってくるのですけど…。この、金色の光の 中に居て、目前のドアーのことだけを考えるような感じはすごく好きです。 >216 日輪の輝きのごとく優美な恋愛の世界。そこから遠ざかった人々も他と変わ りなく夜と言うものの中に眠り、日の出とともに目を覚ます。何ともアイロ ニックですね。お上手だと思います。六〜七連あたりは少し全体的なイメー ジと違ってしつこい(笑)感じがしたりするんですけど、眩暈のせいなんでし ょうかね…じりじりと灼かれてゆくのでしょう。それから、ですね。
雪解けの匂いだよ 柔らかい水を飲ませてあげる 赤く染まった指の色 まぶたの裏 可愛い影 おやすみなさい まだ白い風に揺れて 緑色の小さな笑顔 そっと掌に触れた また明日も来るね 透き通る道を歩いて そこで待っていてね 抱えきれないお菓子みたいな 歌を持ってくるから ありがとう 笑ってくれて ありがとう ごめんなさい
300 :
ネル :05/03/04 15:58:39 ID:/x4yBAL6
あれからどれくらいの月日が過ぎたんだろう 今日が去らないうちに 明日が迎えにくる 思い出ばかりが甦る 春の日の午後 温めたあなたへの気持ちを風に乗せた 切なさを窓辺に飾り 遠い街の空を眺めてる ずっと ずっと 続く空を見つめた 春の日の午後
301 :
◆iyTfcIK.KY :05/03/04 16:20:47 ID:47wQYMhj
世界よ滅べと思うけれど 俺以外の奴が世界の滅亡を願うのは許せない 俺以外の奴が世界を壊すのは許せない 世界を壊すのは、俺以外に無い お前等には俺の世界を壊す権利は無い 俺がこの世界を壊すかどうか決める 俺が世界を許すかどうか決める お前等はこの世界を生きなければならない 俺の許すこの世界で 俺の壊さないこの世界で 必死に生きなければならない 一生懸命生きて生きて 世界を守らなければならない お前等は学校を終え結婚をし子を産み 子を育て、家族の為働かなければいけない そして幸せに死んでいかなければならない こんな世界が続くのを願わなければならない
『1と0』 世知辛く 何でもかんでも白黒つけりゃ いいってもんでもないでょう どうせ世の中表裏一体 尊く短いアンタの人生 なればいっそ灰色を 楽しむってのも一つの術さ 愚痴と僻みと能書きだけで 憚るアンタが可哀想 心まで デジタル表示にゃ なりたくねぇよ
「浪者」 汚した体 拭かない 汚くていい 恥は消えた 全部捨てたら 悟るだろ? あいつみたいに 垂れ流す その前に動物 臭くていい 犬になる 捨てた 見ろよ ヨダレ垂らして 何もないんだ 何もない いらない物が─── どうやら 幸せ
−刻喰ィ人− 子供の頃は眠ることが 好きではなかった 眠る時間を遊ぶ時間に 変えてみたかった 大人になって眠る事が 必然になった 遊ぶことすらも知らない間に 忘れていた 眠りの時間は妄想の中 僕 何処 此処 其処 何処にいる 気がつけば眠る時間が 日増し増えてった 眠って起きて働き帰り またすぐ眠った 時間が過ぎて仕事も終わり その後老けてった 眠ってばかりで遊ぶことすら 忘れてしまった 眠りの時間は永遠の中 僕 ドコ ココ ソコ ドコ 普段どおりの生活すら 終わりを迎えた 時間を喰って成長した 姿がこれだ やりたいこともその逆すらも 失っていた 眠って起きてすぐまた眠って繰り返してた ある日常で 自分が消える 僕 イマ ネムリ ノ ナカ 起きることすらしなくなる 僕 イマ ネムリ ノ ナカ 気がつけば夢も見なくなる 僕 イマ ネムリ ノ ナカ
久しぶりでござんす では ぺりり ぺりりと 皮を剥ぐ 幾つ有るか知れない けれど 剥いでゆく 釈尊が 一枚剥いだ 孔子が 一枚剥いだ キリストが 一枚剥いだ ムハマドが 一枚剥いだ ひとの皮を
306 :
名前はいらない :05/03/05 12:39:04 ID:QGgq7bLS
コーヒー飲んだ 昔 飲んでた 熱いコーヒー 朝に飲んでた 目覚めのコーヒー 思い出す 昔 通ったあのキャンパス 今飲む コーヒー 1時過ぎ 昔 歩いたあの参道 今見る 参道 1年ぶり 何かしようと思いつつも 行動できない 自分がいる 思いだす 昔 飲んでた 熱いコーヒー 朝に飲んでた 目覚めのコーヒー あの頃 感じた 世界を求め 外の世界へ飛び出した 残りの長い時間の意味を 変えられるのは自分だけ 行動すれば 何かが変わった 評価よろしくお願いします.
307 :
名前はいらない :05/03/05 21:04:21 ID:HQKF8biW
世界の過ちを見て見ぬふりしか出来ない 自分の失敗を認めることすら出来ない 神様僕に罰を与えてください 神様せめてお告げを与えてください
308 :
名前はいらない :05/03/05 21:27:37 ID:oJZdxEpE
どんなに一生懸命作っても、 どんなにきれいに飾っても、 いずれ壊れる。 誰かが、壊していく。 あなたのように 強くは無い わたしは砂の器
奇妙に生えだした醜い樹木の真ん中で僕は一人で立っている首つりの死体を隠すように木々は 重なり合い互いを貪り尽くすがごとく巻き付きあってハニーサックルの香りのぬかるみの中で僕は約束の時間が もう遥か昔に過ぎているにもかかわらずただひたすらに立ちつくさざるを得ないなぜならば僕は悪魔で 思慮遠望なる神様の儀式からは決して逃れることは出来ないのだと知りつつもそれらの暗黙の内に定められた 無くてはならないルールとやらに逆らわずにはいられないのだから 覆い茂り、巻き付き合う局地的なこの森林の木々からあふれ出る樹液が僕にまとわりつき ぬるぬると僕の生気を蹂躙し吸い付くように正気を奪ってもまだ立っていなくてはならない 多分最後の時まで僕はこのまま暗く愚かなままに消えていくのであろうでも後悔はしていない それらの事象は実は僕自身が望んだ事で全ては妄想の範疇の中にある事なのだから そして何倍にもふくれあがった僕自身に張り付いた僕は粉々に消えていくのだろうか空気みたいに
310 :
虚 :05/03/06 00:52:57 ID:3/USH5fk
>評価よろしく それでよし
天気のいい、春の日のことでした 窓を開けると、たくさんの風が 彼の部屋を通り過ぎてゆきました 彼は風たちに、尋ねました 「あの娘は、元気だったかい」 すると風は答えました 「ううん、誰だか、覚えてないよ」 部屋を通り過ぎてゆく、どの風も 覚えていないといいました がっくりする男の部屋に こんどは逆側の窓から 一匹の向かい風が吹きました 「それなら君に、お願いするよ」 「これから君の吹く場所に」 「僕の大好きなひとがいる」 「どうかその娘に会ったなら」 「元気かどうか、尋ねておくれ」 「うん、わかった!」と向かい風は 元気よく部屋を飛び出しました 風の便りは、ありません それでも彼は、待ちました それでも彼は、待ちました
おじいさんになった、彼のもとに ようやく向かい風は、帰って来ました 「あの娘を、ようやくみつけたよ」 「とっても、幸せそうだった」 それを聞いたおじいさんは 幸せそうに、泣きました 泣きつかれたおじいさんは ながい眠りにつきました 動かなくなったおじいさんは ふわりと、風になりました 風になった、おじいさんは 大好きなひとに、もう一度 会いに行こうと決めました 振り向いた、おばあさんの髪を 優しい風が撫でました 天気のいい、春の日のことでした (初めてこの板にお邪魔します もう会えないモト彼女を想う歌ですが 誰かに見て欲しくて、貼り付けました 評価してくださると嬉しいです)
313 :
名前はいらない :05/03/06 01:14:42 ID:5UjN8/uF
うんこちんこまんこうんこちんこまんこ うんこちんこまんこうんこちんこ うんこちんこまんこ うんこちんこまんこうんこ うんこちんこまんこ うんこちんこまんこ うんこちんこ
314 :
名前はいらない :05/03/06 01:15:00 ID:9XU6CvIW
ああバルログよ・・・なぜ僕を怒らせる? 俺が悪いのか?いやお前が悪いんだろ? ああちきしょう・・・・おまえのせいでコントローラー壊しちゃったじゃんか・・・・
315 :
名前はいらない :05/03/06 01:15:16 ID:wZHrGukv
クランキーチョコをほお張り バカと言われてもマイクを離さず そんなOh Yoh is muu に わたしはなりたい
316 :
:05/03/06 01:16:18 ID:3/USH5fk
糞宝陰糞宝陰 糞宝陰糞宝 糞宝陰 糞宝陰糞 糞宝陰 糞宝陰 糞宝
ヴィクトリー つんのめった君に・・ プーッケットの朝日がまぶしい 苦しみぬいた 思いを胸に りんごをむきます 手を切りました インリン・オブ・ジョイトイ
318 :
名前はいらない :05/03/06 01:17:17 ID:5UjN8/uF
>>317 おまいクオリティ高すぎwwwwwwwww
319 :
名前はいらない :05/03/06 01:18:15 ID:AO6NLACD
>>313 君に伝えたいんだ
マイハート
手に持つ湯呑み
アースクェイク
吹き出す緑茶
テラワロス
どうしようもなく眠い 寝ろと言われればそのとおりだ 眠れない テキーラをストレートであおる 酔えない 眠れない 何百時間、太陽を見ていないだろうか
321 :
名前はいらない :05/03/06 01:19:50 ID:9bJOQ6tj
>>317 笑い死にするwwwwwwww
やめてくれwwwwっうぇwwwww
322 :
wwwww :05/03/06 01:21:55 ID:3/USH5fk
wwwww wwwwwwwwwwwwwww wwww wwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
おれもVIPPERだが、良スレ荒らすなよ
324 :
あい :05/03/06 01:25:09 ID:3/USH5fk
325 :
名前はいらない :05/03/06 01:31:07 ID:9bJOQ6tj
どうしてここにいるんだろう きがつくといつもここにいる くるはずの無い恋人を待つように 今日もvipperがんばってますwwwwwwwwっうぇwwwwっうぇwwwwwww
僕は きっと 明日も 生きている でも きっと 明日は 何も無い それは きっと 今が 不安定 それでも きっと 明日は ある
327 :
ハムスターぼっこぼこ ◆WwwKTw83eo :05/03/06 01:58:17 ID:E/LwWp8S
いつも一人きり 友達もいない 恋人もいない なんとかしよう 外へ出で自分を変えよう 出かけよう、電車に乗って あ、金ねーよw バーローwwwwww
328 :
名前はいらない :05/03/06 02:01:24 ID:RbwBKdS9
ビスケットを1つ つくり笑いを1つ プラチナな君に何をあげよう クイーンのカードに突き刺さる オリジナルスマイル 理解超えた何かを ティーポットについで
329 :
喪男ですが何か? :05/03/06 04:24:00 ID:65JM+L9P
なんだかなぁ 試験勉強をしながら、ふとつぶやいた 何時もギリギリ 何年たっても変わらない。 でないとやる気が起こらない。 そんでもって、勉強し始めて 頭が動き出すと 詩なんか考えてる。 良く言えば平和主義 でも本質はメンド臭がり屋 こんな俺だから 彼女は浮気したんだろうなぁ なんだかなぁ
330 :
虚 :05/03/06 10:47:00 ID:3/USH5fk
我はとことん喰らふなり 骨の髄までしゃぶるなり
か か か か
殺されていく兵士たち それでも俺はかまわず敵地に送り込む 時には多くの捕虜を引き連れての帰還 しかし近い将来奪還されることだろう そして誰も居なくなることだろう また新しい兵士を生み出さなくては
>>217 たぶん彼女を抱きしめながら囁いている光景を思い浮かべながら読めば
いいんだろう。その甘い雰囲気はよく伝わってくる。だけど冒頭の「虹」のイ
メージがふくらんでこないのは物足りない。「指輪」とか「水滴」といったイ
メージが次々出てくるがそのあいだに連想をさそうようなものがなく、散漫な
印象を受ける。あとは女の子の息遣いが感じられるような描写が欲しい。
>>221 スケボーを走らせることに作者は自嘲的だ。それはなんら社会的な行為
ではない。だから 「犬」より速く といった表現をとる。しかし作者の内的
な意識には大きな高揚をもたらすスポーツである。その屈折感を表現しようとし
ているのはわかるが、言葉が直接的すぎて詩的な世界が広がっていかない。
「ストリート」が新しい題材のようだが、ストリートの青年の新しい情感を求め
て、奥行きのある作品世界を構築してほしい。
334 :
udagawa :05/03/06 21:15:30 ID:dorAZUrH
335 :
名前はいらない :05/03/06 23:00:44 ID:aAVIHscB
「晩冬と雪解けと」 声が逃げていく 脳内は渦巻き暗転 離陸しそうな飛行機のように心は浮力を保ち 微かに肉体を沈める 空間は広がって 時間は有限 湖の底から 太陽の流れを見る 不愉快な初春 水面に花弁が浮かぶ
>>328 なんか惹かれた。
うまく言えなくってごめんね。
337 :
経緯は何となく悟ってくれるとわかる内容(*´ー`)ノ :05/03/07 03:55:01 ID:dF6Gth23
さぁどこからでもかかってこい((;゚Д゚))ガクガク(ぇ) ポエム〜ごめんなさい〜 あたしね、貴方が凄く好きよ。 誰よりも愛してる。順番の付けようもないくらい他の人とは違うの。 だけど、ごめんね。こんなの上辺だけの言葉だったね。 貴方に愛されたかった。貴方のその優しい腕にだかれたかった。 なのに、あたしったら自分のこと簡単に諦めて見捨てたんだ。 あの日、あたしは貴方に対する愛を持った自分の気持ちを裏切った。 ごめんね、嘘ばかりで。大好きなのに、汚れちゃった。 貴方に嫌われても仕方がない。他の男に付け込まれてもしかたないんだよね。 全部あたしが悪い。だから裏切った自分の気持ちにごめんね。 それから、この世でたった一人心を許すことができた貴方へ ―ほんとうにごめんなさい。―
338 :
名前はいらない :05/03/07 04:33:46 ID:GgwAfILJ
とめられない やめられない かっぱえびせん
あなたと生きる。 共に生きる。 一人じゃ分かちあえない喜びも あなたと二人なら嬉しさが増えて 一人じゃ抱え込む苦しみも あなたと二人なら和らいだ愛に変われる あなたと生きる…。 共に生きる…。
340 :
野菜生活。 :05/03/07 10:27:13 ID:ttwZ6Oy8
「離魂病」 生首が飾られた戸棚と 死人の横たわるベッド 僕がいない時には椅子に黒猫が座っているという 窓に貼りつく血痕が生々しく この部屋で毎晩何が行われているのかと疑問に感じる 指は痺れて感覚がなく視力Cの僕の目にいったい何が映るというのか 歯の並びは悪くこんな馬鹿な脳みそに何が刻まれるというのか それにしても聴力だけがよく働き 乾いたラップ音が耳に響く どこからか聞こえてくる熟女の笑い声を笑っていると それが自分の母の笑い声だと気づき途方に暮れる 後ろを向くと青白い肌をした少女が スケルトンヘルメットに身を包み素足でペタペタと歩いてくるもんだから 僕も何かしないかと思い 一人チークを踊ってみせる そうすると足の捥げたヘドロボットもどこか笑って見えるから 窓を開けてみると大凡この部屋の中よりは空気がよく スズムシの鳴き声さえ聞こえてくる 「もうそんな時期か」とでも言うのか 僕の馬鹿な脳みそは一人考える 今日は雨も降りそうにない 不安を乗せ殺人列車は通りすぎて行く こないだ一人女子中学生を殺したというのに呑気なもんだ 血で滲んだそらにさっきの少女の星を見つけた 堪忍、堪忍 僕は取り付かれるのを懼れてた 今日の夕食のベトベトとした苦い肉の味がまだ口に残ってる この日からだ 僕がベジタリアンになったんは
341 :
☆ДуμД☆ :05/03/07 11:39:36 ID:Tbqqoede
『灰塗レ嬢王コンプレックス』 ねぇ人間なんて時に器用すぎるから この肌は震えるじゃない ♂と♀の交わる行為に 愛なんて云うものがどうして必要? まったりして 接吻 凸凹しては 果てる ほら たったこれだけのことでしょう? “スキ”なんて嘘臭い言葉に流され溺れてくよりも あー割り切ってしまうほうがラク 楽 快楽よ? 純情気取ったそこのアナタ 答えてちょうだい 結婚なんて所詮 紙切れ一枚の 脆すぎる話だと思わない? 旦那様は 要らない 私だけのモノ 欲しい ねぇ だってカンタンなことでしょう? “スキ”なんて感情 夢で見たことある美しい天国 あー気が付いたときには醒めて 覚めて 冷める あの純情 一人ぼっちで彷徨うだけじゃない そう 人間なんてほんとは不器用すぎるから 罠にハマるとどうにも動けやしないから あー絶対裏切らないモノだけ望みます 純情気取った過去の私も そう思うでしょう?でしょう? ************************************************************************************ タイトルは、シンデレラコンプレックス(シンデレラのように、自分を幸せにしてくれる王子 を待っているという心理)を遊んだ感じです。評価お願いします。
何もやることのない 空虚なPM14:00 朝からショートパンツはいて 台所とお風呂を念入りに掃除して バスマットを洗濯して 部屋とソファは掃除機かけて 新しい空気入れた 病み上がりの退屈な午後だよ そしたら 窓から「こんにちは」って聞こえた気がした ベランダには干した布団が気持よさそうに2枚 あぁあたし 風の音なのに振り返ったりして でも風は季節を運んでくる 正確に もしかしてあたしが 春を待ちわびてたのを知っていたのかな (´m`*)クス
343 :
加藤邦迦 ◆B5eyX7Nn8Y :05/03/07 20:22:29 ID:ksdd0NdU
まん丸の月が、映えるよ空に 写りゆく僕ら、変わりゆく世界 こぼれゆく涙、さらさらと下に 請われてるあなた、求められる間 誓いましょみんな、木陰に隠れて 思い出した過去が、被さっている僕に 眠れよ眠れ、目が覚めるまで眠れ 会いたいよあなた、しなやかな肌に 暖かな日向、ゆるやかな午後に 決められた誓い、限られた何か 木漏れ日と声が、こみあげた馬酔木 秘すれば花と、云われてた昔 黙されたあの日、かしづいた木こり 痺れてた麻酔、酔いつぶれた夕日 白い雲浮かぶ、もくもくと上がる 明日きっと晴れる。ずっとずっと晴れる
344 :
ゆー :05/03/07 21:24:06 ID:OLPHUVct
今、あなたのそばにいることを誓う時、あなたは何を思っているの? 私はただあなたといっしょにいたいだけ。他のだれよりも・・・。 今の私の気持ちは「好き」という気持ちだけ・・・。あなたの答えを 私の心にとどめてほしい。必ず。私はずっとあなたの答えを まっている。きっと・・・。
>>335 一連目ではっきりしたイメージなり想念なりが見えてこないので、二連
目のイメージにつながってこない。一連目の離陸しそうな飛行機の感覚
が晩冬や雪解けとの結びつきが弱い。書き出しも意図が分からない。
二連目はイメージの喚起力があっていいと思う。
>>337 「大好きなのに 汚れちゃった」この表現がとても目に付く。だけど、
「汚れちゃっ」てる感じがあまりしない。「自分の気持ちを裏切った」
というのはきれいな感じで汚れに結びつかない。
>>338 もっと書いてよ、えびせんを食う快楽を!
>>339 美しいがひどく平凡な感慨。二人で生きる感動をオリジナルな表現で書
いてほしい。
346 :
いきさつは大体で判断よろしくヽ(´ー`)ノ :05/03/07 23:08:56 ID:7WR00kc3
評価どうもありがとうございました(*´∀`*)
>>345 なるほどーって思いましたヽ(´ー`)ノ ♪
もっと表現できるように頑張ります(人´∀`*)
347 :
名前はいらない :05/03/08 00:17:53 ID:ZTZuCU8a
誰もが気づかぬうちに何かを失っている ふと気づけばあなたはいない 思い出だけを残して せわしいときの中言葉を失った 人形たちのように 街角にあふれた野良猫のように 声にならない叫びが聞こえてくる もしももう一度あなたに会えるならたった一言伝えたい ありがとう ありがとう 時には傷つけあってもあなたを感じていたい 思いではせめてものなぐさめ いつまでもあなたはここにいる もしももう一度あなたに会えるならたった一言伝えたい ありがとう ありがとう もしももう一度あなたに会えるならたった一言伝えたい もしももう一度あなたに会えるならたった一言伝えたい ありがとう ありがとう 時には傷つけあってもあなたを感じていたい
K k K
349 :
334 :05/03/08 07:09:39 ID:IjMX9uPe
評価ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
350 :
A :05/03/08 12:03:51 ID:P2KA6XwU
あの日初めて見つけた 冷めた瞳 呪うように 何故か愛したわ 他の女の隣で こっちを見てる 私はひっそり 呪文唱えたわ あなたから終わりにするのね これ以上もうなすすべはない 燭台にささる蝋燭 小さく灯した 髑髏が笑う横で 燃えたのは ずいぶん古びた 短い手紙 昔の昔の話で 強く香る 鮮明な映像 もう止めるわ あなたはまだ笑うのね 私は でも隠しきれなかった 蝋燭の赤い炎 大きく揺れた 鴉が鳴く横で 泣いたのは まだいた ただの女な私 吹き消した炎 黒く焦がした思い出 もう灰になったわ もうやめるわ 新しい男の肩越し 怪しく笑う 私はひっそり あなたを呪うように
351 :
名前はいらない :05/03/08 13:41:06 ID:8boUiqdJ
難しい言葉を無理やり並べて 愛 だの 人生 だのを説教くさく語る。 そんな詩にはウンザリしてたんだ。 鼻水垂らした子供から 酸いも甘いも知ってる老人まで 誰でもわかるような詩を書いて見せてよ。 感動なんか求めてないよ ただ 理解 できればいいんだ。 それでも理由をつけて 難解 な言葉を使うようなら それがあなたの 限界 だよ 諦めな。 ゆで卵みたいな子供の顔に 笑顔 で しわ を作り つまらなそうな老人の顔に 昔の笑顔 が戻る。 そんな詩ができたら 見せて欲しいんだ。 世界中の誰もが笑顔になる 単純 で 幸せ な一言で 褒めてあげたいから。
353 :
名前はいらない :05/03/08 14:09:08 ID:Q00/xt9S
詩じゃなくて作文みたいなのじゃ駄目かな?
354 :
奴畜生 :05/03/08 14:10:50 ID:Lernz9uu
何ヵか ヵ可か 果ヵ夏 夏ヵ夏 ヵヵ過 ヵヵ蚊 仮家嫁 渦何渦 花呵々
355 :
名前はいらない :05/03/08 14:47:47 ID:x5KsFz3O
どう思われてるかなんてこコトが 微妙に怖いと思った こんな風に時を無駄にして 水溜りを蹴散らしてく 空は今より澄み渡って 僕は夢の後 君の足跡ただ背負って 場所に慣れてゆく 共鳴できる仲間を 置き忘れたり 明日越える橋の予感に 惑わされてる 憂鬱さをとり乱し 明日も疲れ顔です やるべきことに追い立てられ 休むことも無く ありきたりの毎日から 横にそれている こうありたいと願った 理想の壁に 思い切り叩きつけた 自分があった 何も知らないフリをして 明日は自由が道へ
>>340 野菜生活ってジュースおいしいよね っていう余談はさておき……
最初の「離婚病」とそれからの繋がりがまったくないですね。
多分間違えて入れたんだろうけど。
>不安を乗せ殺人列車は通りすぎて行く
>こないだ一人女子中学生を殺したというのに呑気なもんだ
この部分は個人的に好きです。
でも最初と最後がバラバラになってる感じがします。
ベジタリアンという響きは生活観に溢れているのに最初の
生首やらなんやらは非常に猟奇的で。
「馬鹿な脳みそ」という表現が二回繰り返されているけど無駄な気がします。
もっとさっぱりあっさりした方がいいと思いますよー。
塩分は控えめにね。
あっ 「離魂病」か
間違えてしまいました。すみません。
>>341 シンデレラは「灰かぶり姫」ですからねぇ。こういうの好きですよ。
でもシンデレラって童話でしょう?アンデルセンだかなんだかは
よく分からないけど。
いくら『コンプレックス』と名のつく心理学のようなものでも、そのモデルは
シンデレラなのだから、「♂と♀の交わる行為」というのは余りにもアンバラ
ンスで芸がないと思います。もうちょっとファンタジー(?)な雰囲気が出てたら
いいかと。文全体も抽象的だったり具体的だったりしてて、フラフラしてますしね。
>>342 あー、その時間帯って暇なときは本当に暇だってことを実感する
時間帯ですよね。
でも、最後でなんとも言えない詩になってきてしまいました。
最後に顔文字がつくところとか、年寄りの私のスペックじゃ応答できません。
時代の最先端をいきすぎだと思います。
359 :
喰ら :05/03/08 16:02:01 ID:Lernz9uu
粋 いそげ
補足(
>>340 )
『離魂病』を試しにググってみたらヒットしました。
ドッペルゲンガーが現れる現象、バイロケーションのことらしいですね。
でもやっぱ繋がりがないです。もしかして、「青白い少女」がソレなんでしょうか?
謎は深まるばかりです。
>>343 正直に言うと、何のことをさしているのかさっぱり分からないです。
多くの描写をしようと思って逆にそれに溺れている印象。
でも、雰囲気は凄くいいです。自分が句読点好きなことも影響
しているのかもしれませんが、一番最後は くぅっ と来るものがありました。
でもやっぱり、抽象的過ぎて分からない描写が沢山あります。
頭のいい人にだけ伝わるものが『詩』なのでしょうか?
描写はとても繊細で問題なのは「上手く伝わらないこと」だけなので
それを考えるととてもいい詩になる気がします。
>>344 詩にしては真っ直ぐすぎて、その所為で冒頭の『誓う』という表現が浮いています。
折角「好き」という直接的な表現をしているのだから、それを崩さないようにした
方がいいかと。
あと、・・・ではなく三点リーダ(…)を使いましょう。
でもこれを使わなくても余韻を残せるように出来れば、それが一番です。
>>347 その曲、なかなか優しい感じがしていいですよね。
あなたのオリジナルの詩ではないけど、評価してもいいのでしょうか?
その作詞者に失礼な気がするので、止めておきます。
>>348 どこかでみた、小さい宇宙人が連れて行かれる写真を思い出しました。
いや、なんとなく。
>>350 捨てられた女が乗り換える話、なんでしょうか?
全体的にまとまっていていいのですが、光るものが見つけられません。
きつく言えば、評価がし辛い。
>燭台にささる蝋燭 小さく灯した
から
>蝋燭の赤い炎 大きく揺れた
となったのは『ああ、変わったな』と思えたのですが……。
でも、読むうちにバラバラになってしまいがちな詩じゃなく、きちんと
まとめたのはなかなかいいと思います。
稚拙ですがここまで評価させていただきました。
363 :
ユッカ :05/03/08 17:12:12 ID:psUgeWWq
14歳の頃に書いた詩です。 「涙」 手のひらを滑りおちる 砂に涙をこぼしてる あなたは僕の腕にしがみついたまま さよならを告げる瞬間を くちびるで待ってる 広い世界の上でこんな ちっぽけな温もりを求めたら 飛び散るように 思い出と呼ぶのなら 目を閉じてこのままで 波に飲まれてしまえばいい 目を閉じてこのままで 夜が終わらなければいい あなたに伝わる鼓動が 確かな想いを抱えて繋がっているなら いま解いた細い腕で 愛されていたと泣いているなら 目を閉じてこのままで 深くナイフを刺してくれ 手のひらを滑りおちる 砂に涙をこぼしてる
こは何ぞ コは難ぞ 強なんゾ 恐なんぞ 人人人人ひとなれば 肉肉肉肉にくばかり 物物物物ものだらけ 色色色色いろは空 空空空空そらは色 粋粋粋粋いきよウゼ
「カメムシ」 くせぇっ!くせぇよっ! なんだよ。全く。 素足で踏んじゃっただろぉ? 何で廊下を歩いてたんだ? 玄関開けた間に入ったのか? それよりお風呂に直行だ!! 足洗わなきゃ、 また娘に足臭いと言われる。 小さい頃はあんなに可愛かったのに、 今じゃ親父はゴミ扱い。 寂しいもんだせこの世の中。 あっ…、そういえば カメムシも一緒だな。 俺も同じことしてんじゃん。
366 :
野菜生活。 :05/03/08 18:19:35 ID:RZpk/yFQ
>>356 評価ありがとうございます。
こってりしすぎた感と指摘された最初と最後の部分は狙ってやったものなんですが・・やっぱ駄目でしたでしょうか。
あと、馬鹿な脳みそって表現も大分気に入ってたんですけども。
やはり、小生の感性は少し外れてますかね。
それでは違う詩を投稿します。
「食いしん坊。」
コンビニで買ってきたパスタを
上手い上手いと口に頬張り食べてたら
青い空までペロンと一口で食っちまった
それでも腹減ったままなんで
ここまで来たわけで
そんな冷めた目で見なくてもいいじゃない
あんたらは鬼ですか 悪魔ですか
僕はちょっと食欲の強い普通の人間であります
別にあんたらを食べようなんて思わないし 興味もない
だから僕の目の前から消えてください
だけど鬼の、悪魔の耳には届かないみたいで
只管睨み続けるその目から
僕の吐息と同じ臭いがしました
ごちそうさま
367 :
A :05/03/08 20:37:16 ID:P2KA6XwU
評価ありがとうございました。 もっと精進していいもの書けるようになりたいと思います。
368 :
A :05/03/08 20:48:57 ID:P2KA6XwU
↑すいません
>>362 荒削りマシンガンさんにです。
369 :
名前はいらない :05/03/08 21:00:33 ID:uBTD4HXr
「タンデム」 しょうがないよ いつも一人だから たまの日の今日 貸してあげる 大丈夫、行こう 夜の国道に 無愛想な単気筒 揺れてる背中 しがみついている 話がしたい けど風が… 顔を見たい けど風が… ボロボロジャケット 赤い羽の靴 買ってきたんだよ 君を乗せるために 夜の国道に 無愛想な単気筒 揺れてる背中 しがみついてる 他スレでシカトされました。評価よろしくお願いm(_ _)m
370 :
李穏 :05/03/08 21:13:15 ID:YUAd60sf
木の葉が風といっしょに揺れ動く中、大きな木の下で、僕らはいる。 今は二人きり・・・。何を話そうか。今の時間いったい何をすればいいの? 私が彼に問いかける。「あなたは今何を思っているの?」 私はあなたといつまでもここにいたいという気持ちでいっぱいだよ。 このまま時間がとまればいいのに・・・。あなたは私に言った。 「俺は・・・君のことが、好きだった・・・。」彼は赤面になっていた。 私も赤面だった。私と同じ気持ちだった。これは奇跡だろうか。 今、二人の思いは風といっしょになびいている。
371 :
レオン :05/03/08 22:37:27 ID:kIBQ6Lej
君の目が‥悲しい過去を覗くから‥僕の目は、君の全てを包み込む。
372 :
レオン :05/03/08 22:49:21 ID:kIBQ6Lej
ただ前に‥前に体が進みだす。目的などなく、毎日の事。壁に掛かる時計の呪文、カチッ、カチッ、カチッ。眠りを裂く、時計の呪文。身体を動かす時計の呪文。
373 :
まらまら :05/03/08 22:52:48 ID:1CbpJWQ9
「てくびとか」 ほんとうは 手首つかんで 爪でぎゅして ちょっとした 血でもたらたら しようかと 思ったんけど おにいが泣いちゃう やめちゃった えっともちろん つかみすぎたって いいわけするよ
374 :
まらまら :05/03/08 23:00:31 ID:1CbpJWQ9
「でも実は」 ずっと昔の事だけど それ系で年下なのに タメにみられて うざい人らに ちょっとしちゃった もともと いい子だったし なんか警察呼ぶのも怖がってた しつれいしちゃう でも冷静に どっちかというと 私も困っちゃうから よかったな イヤならほっといて 邪魔するなら ちょっとは でもわるいこと しちゃだめだよね 損するね
もっともっと 先を見ていたい まだあと少し 逃げていたい でもきっと 今行くしかない だから 頑張る
>>353 理解して、感動できれば言うこと無いですね。
詩っていうのは、見た人に訴えかけることが重要だと思うので。
>>353 散文詩 というのもありますが余りに長すぎると駄目かな…?
>>354 ん〜 サイコですねぇ。
でも何を読み取ればいいのか分からないです。他の人誰かお願いします。
340以前のも評価してあげてください
378 :
野菜生活。 :05/03/09 09:18:04 ID:6Ide9stB
>>360 離魂病=夢遊病なんですよ。
言ってみればこの詩の主人公は部屋中を歩き回りながら寝ているという難しい役。
言ってみればこの詩の主人公は狂人。
この詩の雰囲気は深夜に電気もつけず独りきりでいる時を意識して作ってみたものです。
この解説を読んでもう一度詩を見たら見方変わるかも知れないっす。
379 :
名前はいらない :05/03/09 14:29:19 ID:/GaGfTFT
誰か評価して
380 :
名前はいらない :05/03/09 14:33:31 ID:CyRzUswt
そうとうたまってるんですよね?素人でよければ。
381 :
名前はいらない :05/03/09 14:34:20 ID:/GaGfTFT
380 よろしく!!
382 :
名前を捨てたい :05/03/09 14:40:33 ID:CyRzUswt
すいません未評価がどれかよく把握できないのですがorz 340以前のものですよね?
383 :
名前はいらない :05/03/09 14:46:18 ID:/GaGfTFT
俺もよくわからない 適当にでいいんじゃねーの
384 :
名前を捨てたい :05/03/09 14:59:17 ID:CyRzUswt
とりあえず
>>363 タイトルはありがちですけど推敲もされてますし
韻もあるような感じします。これくらい一途な人がいいですよね。
小さな望みを叶える為の大きなリスクってのを感じました。ベタな言い方ですけど。
>>364 僕みたいな素人が評価すべき詩ではないですけど。漢字の間にスクラッチ音が入りそうです
>>365 素直に朱夏の淋しさを表現しておられます。
潰してから気づくというのも残酷ですがそれも人の性なんでしょうね・・・
385 :
名前を捨てたい :05/03/09 15:07:47 ID:CyRzUswt
>>366 なかなか難しいようで最後の台詞に気付くと面白いですね。
仕掛けがあってイイと思います。
欲を咎められるのに慣れるのはつらいですよね。持論ですが孤独との計りにかけてみたいものです。
386 :
名前はいらない :05/03/09 15:33:41 ID:/GaGfTFT
387 :
名前を捨てたい :05/03/09 15:43:53 ID:CyRzUswt
>>369 それは災難でしたね。素人ながら評価させていただきます。
繰り返し部分も効果的に使われています。
もう少し国道の描写があってもよかったかも。
とてもそんなのが見える状況じゃなくても、第三者の視点で。
もどかしさやせつなさは伝わってきましたよ。
388 :
名前はいらない :05/03/09 15:49:34 ID:/GaGfTFT
387 ありがとうございます
389 :
名前を捨てたい-甘 :05/03/09 15:51:27 ID:CyRzUswt
>>370 甘酸っぱくて饐えています。何回か読んだんですが「だった」なんですね。
少女のいろんな過去や現在を想像させるんですが、狙いどおりですか?
文全体を通してそこに流れている時間の早さ遅さが感じられるさわやかな詩でした。
390 :
名前を捨てたい−良評の安売りってつもりはないんですよ :05/03/09 16:01:35 ID:CyRzUswt
>>371 >>372 前者:短いならもっとインパクトを。メッセージ自体は好きです
後者:こちらのインパクトは十分でしょう。短さも生かされています。
切り方も悪くありませんが、擬音の配置にもう一工夫欲しいです。
391 :
名前を捨てたい−良評の安売りってつもりはないんですよ :05/03/09 16:13:58 ID:CyRzUswt
>>374 難しいです。「ちょっとは」が解せませんでした。
残虐性がぽつぽつと出て,それでいて「しつれいしちゃう」という反面があり内省的な描写があるのでエッセンスにはなっているんじゃないでしょうか。
幼さを醸し出す上でわかりやすさももう少し下さい。素人の為に。
>>375 「きっと」があるなら「だから」より、なにか気合いがないと序盤の意思が失速してしまいます。
ただ漠然と「頑張る」ことができるのって嬉しいはず、ということが言えますよね、感応しました。
392 :
名前を捨てたい− ◆HVbbu/bKbI :05/03/09 16:16:49 ID:CyRzUswt
とりあえずここらへんでやめときます。 トリつけておいたのでまた機会があったら批評させてください。 なんか思いついたら投稿もするのでそのときもよろしくおねがいしますね。
393 :
名前はいらない :05/03/09 16:29:23 ID:/GaGfTFT
「恋人」 僕の恋人は ときどき怒って ときどきやさしくて ときどきはしゃいで ときどき泣いて ときどき走って ときどき歩いて いっつも笑ってる
394 :
サンス :05/03/09 17:19:02 ID:BF5y4MVt
このスレも良いな…俺にしては短めな詩を作ってみましたw ダメなところと、あれば良いところを言ってくださいな。 -------------------カウントアップ--------------------- また春が帰ってきた公園で 君と梅の木の下 梅の花は風の助けで豪勢に散って行って 君はそれを見て笑いながら叫んだ 「あっはは!スゴイ、梅が桜吹雪いてるよ!」 僕は君に向かって笑いながら日本語間違ってるよって言ってやった 「ダメなの、こんなに綺麗な今を誰もが使ってるような言葉で表現したくないから!」 さすがに完敗、でも冬にも似たような事言ってなかったっけ? 毎回塗り替えられていく2人の綺麗な今のランキング 君は毎回ナンバー1を作るし 僕はその度にボーダーラインを下げていく 来年には記念すべき100回目の1位が決まるかな? そんな事を思いつつ今君と笑う -----------------------------------------------------------
395 :
奴畜生 :05/03/09 17:58:12 ID:8sBkqPya
>376 何ヵか なんだ!? ヵ可か こうか!? 果ヵ夏 果の夏か!?? 夏ヵ夏 夏か? ヵヵ過 過ぎた過ち ヵヵ蚊 蚊か!? 仮家嫁 仮の家の嫁!! 渦何渦 渦はなに!? 渦!! 花呵々 花か! かか
「カメムシpart2」 やべぇっ。 また踏んじまったよ。 なんでこう いつもいつも 運が悪いんだろう。 もの悲しさと共に ほのかな強烈な匂い こんな小さい生き物でも 生命力を感じさせる武器がある。 自己を主張してる。 … ちくしょう。負けたぜ。 明日は娘と話してみるか。
397 :
名前はいらない :05/03/09 21:20:44 ID:QAfqDz1v
自嘲気味に自分を世間に笑わせる なのに笑われてると気づくと傷つき腹を立てる 道化を演じてもプライドは高いらしい 小さいことで明日はどっちにも転がる ほんの一言で気分はどっちにだって滑っていく 俺が目指してるのはどっちでもないんだろう 何だって不安で不満なんだ 今日が良くても明日はどうかな 明日は駄目でも今日はどうだろう
398 :
名前はいらない :05/03/09 21:22:37 ID:QAfqDz1v
自嘲気味に自分を世間に笑わせる なのに笑われてると気づくと傷つき腹を立てる 道化を演じてもプライドは高いらしい 小さいことで明日はどっちにも転がる ほんの一言で気分はどっちにだって滑っていく 俺が目指してるのはどっちでもないんだろう 何だって不安で不満なんだ 今日が良くても明日はどうかな 明日は駄目でも今日はどうだろう
ごめんなさい 二重カキコ
400 :
名前はいらない :05/03/09 23:49:37 ID:9HorkQnz
一輪の花がさいている 君も一人なのかい 優しく花は揺れる そよぐ風が心地よい 雲の間から空が覗いた 「さあ、次の街へ出かけよう」 少女は追い風を背に歩き出した
中学卒業から三年。 「奴」と会わなくなって三年になる。 俺は高校を卒業し、社会に出ようとしている。 「奴」は、遠い所へ行こうとしている。 「奴」は、上を見続けている。 もう、会うことも二度と無いだろう。 最期に、「奴」に伝えたい。 ありがとう。 ごめんなさい。
402 :
名前はいらない :05/03/10 11:26:41 ID:vwCWLWMJ
403 :
名前はいらない :05/03/10 11:41:18 ID:9l1pgEVG
ベーコン 油を敷く 焼く 載せる 食す 美味い 俺は日本一の幸せものだ 一言 人生に潜む幸せを表現したかった
404 :
虚 :05/03/10 21:38:45 ID:w0laSX2X
なんたることだ なんたることだ 周りはみんな闇病みヤミ闇 この奴畜生どもが あぁわあわさcあsdふぁさあああさああささsだがははははっっhおあおあおおあやば おう又吹きつのるあめかぜ。 なんの なんの 目を凝らせばどちらにも 光はどこにでもあるぢゃないか か かか おう おれは どの光に向かって歩いていこうか かかか
405 :
くろ :05/03/10 23:22:44 ID:oxPIZfb+
最近二人の関係が変わろうとしている もっと知りたいから、もっと近づきたいから 寄り添った二人のはずなのに・・・ 雨の中傘さす君と二人で歩く 歩くごとに言葉が重くなる また明日ね。それぐらいしか言えない 自分が悔しくって いつのころかは 一番落ち着く二人だっただけど 意識しすぎなのかな? 二人で出かけることも減ってたね もう恋はしないと思ったあたしを 変えさせてくれたあなたなのに どうしてこんなにも悲しく変わってしまったのでしょう 今の私はどうすることもできない
406 :
紅月 :05/03/10 23:59:48 ID:dzP3NGeO
『幸せの代償』 幸せは永遠では無い 終わりあっての始まり 全てのモノも同じ 人も,虫も,魚も,鳥も... 皆死ぬために精一杯生きている 生きている間こそが幸せ? 否 時に辛い現実に ズタズタになるまで追い詰められる 焦土と化した地で たったヒトリで 家族も 恋人も 子供も 全てを失って ただ泣いて 叫んで 血涙を流して 全てを拒絶して またヒトリになって そしてまた 泪する....
おうおうおうおうおうおうおうおう
君がいるような気がしてくるくる 振り返ったり見回してみたりして くるくる 探すうちに目がまわって もう起きあがれない もう静寂なんて訪れない 鼓動が 目眩と同じリズムで揺れる
409 :
くる :05/03/11 03:51:39 ID:gR7rUaJc
来る
410 :
:05/03/11 08:14:36 ID:gR7rUaJc
右手に凶器を 左手に包帯を 凶器は我が身を切り刻み 包帯が我が体を癒やす 我が腕は 傷傷傷傷傷ばかり 個々の見分けが付かぬほどの 傷ばかり 今では 包帯の巻き方ばかり 上手くなってしまった ハハ ハハ、、
412 :
さて :05/03/11 14:31:23 ID:gR7rUaJc
はて
「日曜日」 雨降りの日曜日 僕は街に はさみを買いに行く 細くて長い よく切れるやつ 耳から差し込んで 僕は僕の中の 恋する気持ちを チョキンと切り取ろう 雨降りの日曜日 僕は街に はさみを買いに行く
突然、降り始めた雨が 窓ガラスを強く叩いて 目を覚ます気怠い朝 カーテンの向こうの見慣れた景色を探した 灰色の雲が流れて 不安に今日を染める 扉を開けることが 何故かこわかった 何も知らない子どものままで いられないって気付いた時は 何を知ってしまったせいなんだろう…? ねぇ 教えて
「汚れたラッコちゃん」 斜め後ろから見える 荒れた肌と髪 血色の悪い足 煙草と酒はポーズだけだと思っていたのに 尖った口から発せられる貞操の無い話 まだ慣れない単語を慣れない発音で 幼い自己顕示欲とメディアの洗脳効果 彼女は全てを見失っている その目は洞穴のように光が無い 事態に気付けば早いだろうけど そこまでが難しい 今日もあの汚れたラッコちゃんは 夜の街を遊泳するのだろうか
「心」 人は心を持って生まれる 心は素晴らしいが 無ければどれだけ楽か 傷つかずに済み 愛が無くとも生きてゆける しかし心が無ければ その「楽」という感覚も無い 考えると恐ろしい事だ 心が人を作り 心が社会を成している 心無しにしてこの世有らず 恐い 心が恐い あるのも ないのも 同等に恐いのである それだけ大切なものなんだろう 心の存在
>>413 コワ切な甘可愛い。好き。
>>414 絶望感と不安感が物凄く伝わってきた。無駄な言葉が無くて綺麗。
「解放」 錆びついた鎖のように 汚い現実から解放されない。 この腐りきった世の中には 敵も味方も存在なんかしない。 ただ辛い痛いと 嘆きながらも前へ進むんだ。 途中でつまづいたって 誰も手なんか差し出してはくれはしない。 こんな世の中ぶち壊してやる。 そんな衝動に駆られても じっと待ってろ。 解放という名の絶望を。
419 :
しゃぼん :05/03/12 01:01:27 ID:fV7Y3sNp
好き。 ほんとうに好き。 それだけ。 飾りの言葉を並べても想いは伝わらないから 本当の気持ち、聞いて欲しい。 好き。 ほんとうに好き。
420 :
名前はいらない :05/03/12 01:24:08 ID:aKi/d0K9
夜明けはまだ来ない 布団の中で TVをつけたまま 目を閉じたまま 夜明けはまだ
422 :
名前はいらない :05/03/12 01:50:10 ID:ehGKzQNC
423 :
名前はいらない :05/03/12 02:40:19 ID:kgdMP0JC
目を閉じると光が広がり夢を見る 現実から程遠い華やかで自由と憧れの世界 引き戻されるまで気づかない でも目をとじれば今すぐに自由と憧れは君の手のなか。
425 :
受験生 :05/03/12 07:38:23 ID:iY7bzQ+W
埼京線に人が散る 気にするのは時間だけ 誰も飛び込んだ奴のことなんて気にしない 「またかよ」誰かが呟く 『また』 繰り返しを意味するのだろう 奴にとっては最初で最後の飛び込みなのに 『また』今日も欠片になった奴が一匹 『また』今日も踏み切れない奴が山ほど
426 :
名前はいらない :05/03/12 10:44:43 ID:EzoQiWru
427 :
たか :05/03/12 13:17:37 ID:9fc3VFuf
はじめまして、初心者ですが僕の詩を聞いてください 「きみ」 君を見ているとどきどきするのさ 君を見ていると僕は幸せなのさ 窓辺の君は外を見ている 何を見ているだろうか そんな君を今日も想う ぼくはそんな君が心配だ
428 :
まーろっく :05/03/12 16:53:41 ID:e59kBF1A
>>243-
>>246 ナンセンスな仮想世界を設定して、そこで語られる物語。発想の奇抜さやユ
ーモラスな内容はいいと思う。ただ定型を用いているものの書き方が小説的だ。
たとえば太郎じいさんのくだりはこれほど会話を必要とするだろうか。小説や
童話ならこれでもいいのだろうけど。このはなしの内容をふまえたうえで、
おじいさんは水より薄いカルピスを飲んでうれしそうに死にました
というような、甘さの極度の枯渇を象徴的なフレーズで表現したほうがより
詩的な作品になると思う。
最後のカルピスを一気に飲んでしまって気が狂って死ぬ青年のはなし。カル
ピスの残量と寿命や存在を結び付けた寓意性は楽しい。それはカルピスという
通俗的なものと命や存在という崇高なものが出会っているから。それだけに
小説的な書き方で冗長になってしまい、この寓意性が気づかれにくくなってい
るのが惜しい。
429 :
名前はいらない :05/03/12 17:21:21 ID:EzoQiWru
>>428 ありがとうございました。創作文芸板の住人なので、つい小説くさくなって済みません。
それから「甘い者がない村」 は「甘いものが無い村」の間違いです。
間違いにきづかないままコピペしてしまった…orz
430 :
名前はいらない :05/03/12 20:12:33 ID:pLZ0y6mu
「劣等感」 タカシ君は野球がごっつうまいんやでぇ。 しっとるん? ワシはタカシ君がいっちゃんうまいショウトになる思う。 この前な、セカンドのレギュウラー外されてもうたんよ。 それでもなぁ、くやしいからおカオ土だらけにしてガンバっとる。 タカシ君なぁ、泣いて練習が上手なんやで。 ヒロシ君はバスケェがものごっつうまいんやでぇ。 しっとるかぁ? ワシはヒロシ君はいっちゃんの3点シュートを決められるようなると思う。 だってな、3点シュート、ゴールまで届かないけど、 ばしばしなげとるんよ、ワシはいっつもみとるんよ。 リングにとどくなるようなるのが夢なんや。 ユウミちょんはタカシ君をようけ見てあげてるんやで。 うらやましいなぁ。 ワシはユウミちゃんを好いとる。いわんでな、内緒よ。 でもなぁ、ユウミちゃんはタカシ君の「みなみちゃん」なんやて、 おかんが言うとったんよ。なんやようわからんかったけど。 ユウミちょんの夢はきっと、「みなみちゃん」なんやろうから、 しゃあないわ。ワシも野球をやりたいとおかんに頼んだ。 ユウミちょんはワシの「みなみちゃん」になるやろか。
会いたい 恋しい 側にいたい 何度叫べばいい? まだ信じられない あなたに求められないなんて
432 :
:05/03/13 00:34:06 ID:7AjGmgah
あいしているよ こんな遠くから あなたを あいしているよ
私はとても生き物が好きで、子供の時は男の子に混ざり 公園や、近所の草むらで虫を捕まえていました バッタを足をつかんだとき逃げようともがき足がもげ ひくひくと前足だけで逃げていきました トンボを捕まえたとき手を噛まれ、驚いて手を振ると 首がちぎれ身体はひらひらと落ち 頭だけが私の指を噛んでいました 犬やネコが大好きだった私はある時、近所の茶色の犬に 手を噛まれ大けがをしました 保健所に連れて行かれそうになった所を泣いて引き留めました 「やめて、ロンを連れて行かないで」 悪いのは突然手を出した私なのです 眼のまえで豚が解体されるのを見ました 生きた豚を数人がかりで首を絞めていました 苦しみもがき、脱糞した豚を笑いながら見ていました ガスバーナーで毛を焼かれ 腹を包丁で割かれ 大量の腸とよくわからない丸い臓器がいくつか 胃袋をしばり息を吹き込んだ「風船」 血も内臓も頭も足も 別々にたらいに入れられ その晩の食卓に並びました とてもおいしかった あふれかえる原始的な現実 奔放で矛盾に満ちた心と体 もっと早く気づきたかった
434 :
奴畜生 :05/03/13 02:48:53 ID:7AjGmgah
毒を喰らえ 腑を喰らえ 皿一杯の 肉の山 フォークを突き刺し ナイフで切り刻み 口いっぱいに 頬張って あぁ なんて旨いんだ くはあ
ふとお前さんと目が会った お前さんはしばらくこっちを見て つまらなそうにそっぽを向いたよ なんてつまらない奴だ そんな声が聞こえてきそうだ そりゃおいらはお前さんに比べれば 綺麗な毛皮も 良く効く鼻も 愛くるしい大きな瞳も持って居ない でもな、お前さん おいらにゃそんなもんはいらないよ ただちょっとの酒と肴 それから希望と絶望でもありゃ十分さ そういっても一度お前さんをみたよ お前さんはハッとこっちを見て うらやましそうに一声吠えたよ
436 :
名前はいらない :05/03/13 11:57:50 ID:C85cjTil
今しかない 暗闇だ見えない 今なら出来る 彼女がすぐ近くに 今の俺には横顔さえ見れない 明日の俺なら出来るだろうか 明日になれば明るくて出来ない 明日には勇気を出せるかもしれない 彼女の手に俺の手がぶつかる 俺の手がぶつかり彼女と目があう 心臓が壊れそうで その音が聞こえそうで なぜか苦しくて その俺を見て彼女は顔を上げる その目に刺される気がして合わせれない 彼女の手が俺の手を包み込む 俺を落ち着かせるつもりなのか 俺の心臓を壊すつもりなのか だが彼女は微笑み手をつないでくれる 静かに心臓が安心して 夜に溶け込む感じがした 彼女と手をつなぐ勇気は 俺が作るものじゃなく 彼女がくれたらしい
>>436 馬鹿者!読んでるこっちの胸が苦しいよ!(*´Д`*)
438 :
436 :05/03/13 12:56:25 ID:C85cjTil
(;´Д`)まだまだ甘い部分ですがアリガトウゴザイマス
あなたのような素人なんかに評価してもらってありがとうございます。 繰り返し部分も効果的につかってるでしょ? もう少し過大な評価があってもよかったんじゃなあい? とてもそんなのが見える状況じゃなくても、第三者の視点で。 貴様の評価からはもどかしさやせつなさは伝わってきましたよ。
440 :
J :05/03/13 17:32:36 ID:puEgfiiQ
ミカ○○恭○はレとエチーしてませんね凸ですからレは偽者とね贅沢言わずに永久に凹バコするしかありませんよ
人権屋がひとーり 人権屋がふたーり 人権屋がたくさーん
>>442 全くポエジーが感じられず、面白くも無い。
タイトルをつけるなら
「無駄レス」
ですね。
444 :
大怪我 ◆2feoFGwS0E :05/03/14 01:25:02 ID:3PbBhyjd
海に囲まれ 海で育ち 海を食べ 海の恵みをこの体で感じ 誰よりも海を愛するこの俺は プールでは泳げなかったことを昨日知った THE 塩分 NOTHING
445 :
hikky :05/03/14 10:42:44 ID:9nJs4ltz
『メガネがキラリ☆』 届いてすぐのテイルズを 開けたくなる夕暮れに バレないように始めるから カギはかけておいてよ ゲーム記録をするまでは 居座ることを 今決めたから うるさいママは無視をして 夜が明けるまで 続けているよ 同じメガネがキラリ 俺ら変人だったから 競い合っている二人 同じゲーム買っている ヲタクとヲタクをつないでる 二次元世界 小部屋のテレビ画面から 始まる二人の旅 小遣い消えるテイルズが 減らすよ睡眠時間 映し出された思い出は みな幻に 変わってくのに 何も知らないゲーマーは 命をかけて はまっているよ 同じメガネがキラリ 俺ら変人だったから 本当はもっと進めたい 日曜日やって来い 二度と戻らないこの時を 無駄にする 同じメガネがキラリ 俺ら変人だったから 話し合っている二人 攻略法考える ヲタクとヲタクをつないでる 二次元世界
>445 ヲタクの世界がよく表現されている素晴らしい詩ですね。 特にスピッツの歌詞をパクったのもヲタクらしさがでてイイです。
447 :
ひうぜ :05/03/14 13:31:43 ID:KOqjJT69
◆顔も知らない電話友達 お互い、声だけの恋人。 彼女は街を行く。 片手に携帯。 楽しげにどこかの彼とおしゃべり。 ふと、向こうから来る声は。 確かに電話の彼。 距離2m。 10秒の時間停止。 2人唇かみしめる。 1歩ずつ近付いて 1歩ずつすれちがう。 一生会わない約束。 2人崩れるから。 でも。 足は止まり、 2人は誓いをたがわせた。
448 :
http://chobikouryaku.gozaru.jp/ :05/03/14 15:59:41 ID:zBCN0aRv
そうですか
449 :
YYY :05/03/14 17:50:48 ID:enrfKSZD
何も知らないけれど それでもいいじゃないか だってお前はこんなに がんばっているじゃないか それでもお前は不満な顔をしている そんな顔をしないでよ たまにはそういうときもあるものさ 相容れない2つの考えは いつかは交じり合うときがくるさ 失敗を恐れずにやってみよう トゲのような心じゃ 俺もお前もここで 2度と直らないような 傷をつくってしまうよ だから俺達はそのトゲを 研いで行こう 手遅れになる前に だめならまたやり直せばいいさ きっとそのトゲのような心が 丸くなるときがやってくるさ 荒れ果てそうなその心が
450 :
霧亜麻 :05/03/14 20:41:03 ID:Mft6Lx3p
このまま時がとまればいいのにね。 この幸せな日々が続くといいのにね。 そんなことありえないけれど そう思ってしまう自分がいて。 悲しい? 寂しい? そうじゃなくて? ただ誰かを待ってる。 言葉だけじゃなく、行動に移してくれる人。 君の心の荷物 半分持ってあげる。 このくもったガラスも ふいてあげる。 君が出来ないなら 僕がやってあげる。 荷物は軽くなった? ガラスからは真っ青の空。 泣きたい?怒りたい?笑いたい? 泣いてあげるよ。君のために。 空はやっぱりこぼれそうなほど真っ青。 あの青さにすいこまれてしまいそう。 雲はやっぱり正直。 君と一緒にあるいてあげる。 だからもうすこし歩こうよ。 この暗闇の先には 必ず青空が広がっているはず。 手を引いて 歩いたあの景色。 君は覚えているかい? 荷物はなくなってた。 ガラスはくもってなかった。 君も正直に笑っていた。
「バカタレさん」 想い人に 靴下の毛玉なんかの 話をして 彼女の笑顔に 満足する 俺って奴は 俺って奴は
452 :
574 :05/03/14 21:30:30 ID:O9pWc/id
君の悲しそうな目を見るたびに 僕も嬉しくなってしまう。 君の嬉しそうな目を見るたびに 僕も嬉しくなってしまう。 それだけに僕は君が好きだ。 感情を 心をわけてもらえるから。
454 :
名前はいらない :05/03/16 01:23:33 ID:p/VCmea5
先の事ばかり考え過ぎて 身動きが取れない 私は今を生きていない 期待はいつも未来にしてて 今と云う時間をないがしろにしてゆく 未来であっても私は私なのに 別人のような錯覚に落ちる 今の私を私は受け入れていない
455 :
名前はいらない :05/03/16 02:54:07 ID:k9BGM6Sh
携帯を左手に持ったまま、 右手で顔を覆う。 光の残像がまぶたの裏でつくる不定形、ほんの一瞬。 鳴らない電話はただの箱。外に出ない私、私も、やっぱりただの箱かもしれない。
456 :
T… :05/03/16 06:20:08 ID:Oto6pkci
変えれない日々 無常を知る それ、知りながら… 今日も僕はあの日に帰りたがる。
457 :
名前はいらない :05/03/16 23:01:06 ID:eHHYdOXv
滝は 花火のように降り注いでいた 滝は 陽光のように光を放っていた 滝は 蝉のように声を上げていた 滝とともに時は流れた 滝はやがて枯れ果てた 滝はもう流れていない だが、滝は流れている 滝は人々によって語り継がれ 世に降り注いでいる
458 :
野菜生活。 :05/03/17 13:45:56 ID:zqutpkL9
深く煙たい朝 僕は目覚めた ドロップを舐めながら 独り息をしていた 窓に突き刺さる日光は 生暖かく 部屋を満たしていく 深く煙たい朝 僕は目覚めた プラスチックの人形は ダンスをしながら眠ったまま 僕は花をそえた 死にたかったんだよ 死にたかったんだよ 死にたかったんだよ とても
批評まだですか?
俺は負け犬 俺はサタン 俺はジーザス 俺は俺 この歪み切った世の中で勝つことなんて意味があるのか? くだらねぇ世界でもやせがまんして生きてやる 拳握って立ってるさ 男気に男華を咲かせよう 俺は負け犬 俺はサタン 俺はジーザス 俺は俺 この歪み切った世の中で勝つことなんて意味があるのか?
461 :
名前はいらない :05/03/18 02:14:07 ID:9+n297B/
寂しさ募る 消え往く桜のように 貴方は去る 私の気持ちは時間に埋れる? 貴方を私は忘れない。 何時(いつ)までも何時(いつ)までも 最後は何時(いつ)もと変わらず 笑顔を貴方に向けてイタイ…
「Nへ」 そんなにムリしてどうするの! 背伸びして・・・ きれいにみせて・・・ 大人っぽくみせて・・・ その先に何がみえる? 林さんはありのままの自分を僕らに見せてくれる。 だからみんなから愛されるんだよ。 がんばりの度合いも違う。 あなたはみんなの目を気にしてがんばっているように見せているだけ。 林さんはね、僕らのために役立つようにがんばってくれる。 あなたがなんだかものすごくかわいそうに見えて仕方がない。 あなたの氷結したこころを溶かそうと思ったこと事態ムリだったんだよね。 自分の心眼はまだまだだ。
鬼畜の親子は仲良しこよし いつでも一緒に ボックリボックリ殴る
464 :
名前はいらない :05/03/18 12:12:31 ID:K+cxYsle
くたばれ自由主義! くたばれ資本主義、くたばれ競争原理! くたばれ勤労精神、くたばれ学校教育! くたばれ市場経済、くたばれ効率主義! くたばれエセ民主主義! くたばれ現代人、そして本当の人間を取り戻せ!
465 :
猫好き :05/03/18 23:45:18 ID:Q0z6NFzA
怒鳴らないでください ちゃんと聞こえています 怒って突き放さなくても 私は見捨てたりしない 私はあなたを傷つけない 刺されたっていいと思っているんだよ それで黙ってくれるなら 可愛い子 赤ちゃんみたい 泣き叫んで 我侭ばかり 二人の繋がりに理論なんてなくて 愛情は消えたり 浮かんだり 殺したいほど憎まれたって構わない 苦しいけど 呆れるけどね だってあなたはこの後 泣いてごめんねを言うんだから また手は繋がるからかまわない 心がこの一時死んだって 可哀相な子 病気の子 あなたの「大好き」は 紙のように燃えて 嘘みたいに灰に変わる 最初から存在しなかったみたいに 浮腫んだ目をしててごめんね 変わりになれなくてごめんね 言うとおりにしなくてごめんね お金をあげなくてごめんね 間違ってるって言ってごめんね 見逃せなくてごめんね 治してあげられなくてごめんね もう怒らないで 嫌いになんかなりたくない 可愛い子 可哀相な子 病気の子 最低な甘えんぼう 殺したいほど憎んだ相手を ひきずるように愛せる子
「夢」 寝ても覚めても 恋い焦がれ あなたの笑顔が離れない。 世界の終わりが来ようとも この気持ちは止まらない。 今日もあなたを想いながら 深い眠りについてゆく…。
「腐敗」 モヤモヤとした不快感。 苛立ちだけが募る毎日。 不定期に起こる死の衝動が 僕を浸食してゆく。 吐き気と苦痛だけが 生きている証と言うなら 迷わず僕は死を選ぶだろう。 作り笑いと偽りだけの 生命が溢れた惑星 それが地球。 時に残酷な面を見せる生き物 それが人間。 目隠しをしても 微かに感じる腐敗感。 腐ってる。 ただ腐ってる。 この地球(まち)は。
468 :
名前はいらない :05/03/20 16:56:55 ID:rCEcOtRu
469 :
くらくとてんたくと :05/03/20 17:31:42 ID:aWoqYWcq
くらくとてんたくと は透明な触手で 子供たちを守った その身体傷付かないように くらくとてんたくと は 暖かい絵の具で 子供たちを覆った その瞳 傷づ付かぬようにと くらくとてんたくと が 夜眠る頃には お腹空かせた一人の子供 親の家へと帰っていき くらくとてんたくと が 目を覚ました時には 警察と 消防車の 赤い光 彼をぐるぐると照らしてた 水にぬれた 彼の目をぐるぐる 照らしていた
汚れた世界なら すべて崩れ落ちてしまえばいいと かたかたと動く不完全なおもちゃ その汚れも水で落ちるかと言うように 水道 と シャワー と 向きあう 流れていく水は 目の前から飲みこまれて行き そっと消えていく このセカイの夜明けと夕闇は多すぎて 誰も分ける事ができず こつこつと過ぎていく セカイはいずこだ
471 :
虚 :05/03/20 19:57:52 ID:NnnHzU4S
セカイはいずこぅ? おう おう おう おう 世界は 全ての人の頭の中に有る その人の見た物全てがその人の世界 おまえの触れた物全てがおまえの世界 俺の知り感じ考えた物全てが俺の世界 世界は無限に広がり そして狭まり やがて消える 消えるのはシカタネェ それまでに おう それまでに 存分に味わい 存分に楽しめ 飲み尽くせ 世界を飲み尽くせ
472 :
おう :05/03/20 20:01:49 ID:NnnHzU4S
473 :
葉脈 :05/03/20 20:51:12 ID:j/MdG+LU
鏡の前には双子が四人 鏡を叩くと双子が六人 片割れが言う "ここには2種類の人間しか居ない 数を数えられる奴と数えられない奴だ" その後間もなく きれいに片された鏡の欠片と 残った一人
474 :
贋y-~~ :05/03/20 22:51:10 ID:YQrA2XE+
よおべいべ ファックしてやるよ パンツを脱ぎな おっと ゴムは? 忘れた? そいつはベターだ よろしく
>>473 >"ここには2種類の人間しか居ない 数を数えられる奴と数えられない奴だ"
有名なアメリカンジョークを元にして作ったのかな?
正直詩の意味は分からないんだけど、詩の放つ尖ったような雰囲気が良い感じです。
476 :
名前はいらない :2005/03/21(月) 12:22:21 ID:jMD/vT8R
雪が積もった 地面は隠れてる もう地面は見えないの? ううん 少しすくえば見えちゃうよ 何もしなくても溶けちゃって見えちゃうよ だって地面がほんとだから
477 :
:2005/03/21(月) 13:02:04 ID:PM+DriKa
天空より舞い落ちた我ら 広大なる大地を埋め尽くす 全ての物を静寂に変え あらゆる物を眠りにつかせた しかし今 大いなる光が我らを蝕み 追い立てる 我ら為す術無く 下へ下へと追いやられ 皆 水底に沈む
HPに詩載せてるんだけど誰も感想くれないので ここに載せて見る。気の向いた人感想ください。 「海」 あなたは遠く海の向こうへ 約束の日もあなたは帰らなかった 2人でいた風景は今も昔と変らずに 日の光に輝いてどこまでも真っ青に澄み渡る空と海は あなたの笑顔に似て あなたへの想いを募らせる 私は今日もそこであなたを待ちつづける ねえ、どこにいるの―? あなたはもういない いくら呼びかけても 海にいつまでも消えない面影だけを残して 見上げた空に飛行機雲が引いた夏の日の午後 「こたつ」 こたつの中でまんまるくなって気持ちよさそうにまどろむ猫 ふわふわと春の野を夢見ながら さわりたい気持ちは抑えてそっとしておきましょう 今だけはこの子の夢が覚めませんように
「落日」 空に妖しく強く輝く紅い星 それは俺の希望であり俺の憎しみだった 空に蒼い閃光が閃いた日、星は落ちた 恐ろしくも美しい一瞬の光 俺はその日を忘れない そしてそこから新たな日々は始まる 「炎」 君は全ての責を背負い業火の炎の中へと消えゆく 僕にあなたは生きなさいと言い残して 力ない僕にできたことは悲しく君の名を呼ぶことだけ 強く強く...
「サッドソング」 美しい君はいつも白い窓辺で銀の月が照らす夜の泉を見つめながら 綺麗な声で悲しい歌を口ずさんでいた その姿に僕は魅せられたんだ その虚ろな瞳に僕が映ることは決してないけれど それでも僕はずっと見守っているよ いつか君の心に花が咲くまで 「風」 風は万物の間を駆け抜けていく 時に緩やかに時に激しく 大気は多くの記憶をその身に刻みながら世界の果てまで巡る 誰も辿り着けない場所へ行ってしまった人 それでもこの遠い空はどこかで繋がっているのだろう 誰もが彼を忘れさっても風だけは彼と共にあり彼を知っている 今日も鳥たちは楽しげに歌う、風に聞いた彼の歌を
「花園」 ひっそりと閉ざされた花園 そこには花園の主である一人の顔に傷のある恐ろしく厳めしい顔をした男がいた そこへ迷い込んだ小さな少女は美しい花園に魅せられる そして彼と出会う また来ていいかと聞く少女に彼は勝手にしろとそっけなく言った それでも少女は嬉しかった ある日男は花園で怪我をした少女を診た 彼はいつものように何も口にしなかったが 少女を労わる手は優しかった いつしか少女だけが気付く この厳しい表情をした男の瞳にともる悲しみと優しさに 花園の美しさはこの男の心の映し鏡であることに 今日も少女ははずむ足取りで秘密の花園へとおもむく 「灯火」 おまえは海の底で眠る俺を日のあたる陸に連れ出して 明日はいい日だと笑い、俺に初めて友という存在を教えた 終わりの待つ絶望と言う名の崖に突き落とされそうになっても 心のどこかでおまえだけは来てくれると信じていた おまえは来た ガラにもなく涙が溢れた 触れた手に冷え切った体温が暖まっていく たとえ暗闇の中でも灯火があれば人は生きていけるように 刺ばかりのささくれだった道でもおまえとなら歩いていこう
「ゲーム」 これは僕と君のゲーム 追いかけっこしよう はるか遠く僕を追いかけて 足跡を残すから 自己主張のサインは大胆に つづられた文字がいたずらに躍り笑う 僕はここにいるよ そんなきらめく暗号をあちこちに散りばめて 遥かな道のりでも君ならきっとたどりつけるから 秘密の扉の前で待ってる 出会えたなら2人で行こうその扉の向こうへ 「ジェットコースター」 天空に刺さる高い山のふもと同じように高くそびえ立つ城 今宵は舞踏会、僕のお姫様が待ってる 道のりはまるでジェットコースター そんな風景たちは僕の悩める恋の映し鏡 じゃじゃ馬に乗って全力で走れ 待ち合わせの魔法の時間に間に合うように
「雲」 もしあの雲の上に乗れたなら ふわふわした白い綿の上飛び跳ねよう 白い霧の中隠れんぼしよう 白い船の上広い世界を見渡しながらどこまでもゆこう 「雨」 雨は神様が草木にくれるプレゼント だからね僕も 街の中空から水の代わりお菓子の雨を降らすよ 拾った子が幸せになるおまじないをかけて 「輪」 草花を編んで綱を作ろう どこまでも長く 最後はそれを大きなわっかにするんだ その中にたくさんのものを入れられるような 呆れて見ていた子もいつしか魅せられて 一人また一人と綱作りの輪の中へ 皆でどこまでも繋げていこう 星にかける大きな冠 以上です。長々と連投スマソ。
あ、テンプレ読んでなかったー!ごめんなさい!!
485 :
:2005/03/21(月) 18:08:55 ID:PM+DriKa
オーケイ よく来たおめえさん オーケイ おめえさんも詩を書いたんだな オーケイ 誰にも読まれなくて寂しかったかい? オーケイ ここならみんなに読んでもらえるよ オーケイ だがな てめえの詩はどれもクソだ ナルシストめが
486 :
名前はいらない :2005/03/21(月) 18:12:46 ID:WJ3UglXJ
もうどうでもいいのさ つまらぬことは考えないで そこからの道を急ぐのさ それが最もかんじんさ 長く暑い一日が終わり 振り返る時は全てが灰色に 心の中は荒れ果て尽きて 先を見ることさえ苦しみ覚える 変る変る目の前が 変ってそれでおしまいさ されど私の人生は されど私の人生は 幻の道はいくつにも分かれ どのように生くべきか定かではなし ただひたすらにレールの上を まっすぐに進み行けばと思うのだが 一時停車を試みてみたが 冷たい風は私の中を 狂気の如くさまよい歩き 果ててこの世を去ることのみ 変る変る目の前が 変ってそれでおしまいさ されど私の人生は されど私の人生は
ナルシストですか…?どの辺りがでしょうか。
ほっほう〜だよう〜 ほっほう〜だよう〜 おみゃーさん そりゃ ほっほう〜だよう〜
>>489 無知なので文意がよく分からないのですが、
どういう意味なのか聞いてもいいですか?
491 :
名前はいらない :2005/03/22(火) 14:09:51 ID:YbMJCQfJ
>>490 sageるって事は別に見てほしくないんだねって事
492 :
478 :2005/03/22(火) 14:27:32 ID:XOzTmWoE
>>491 教えてくれてありがとうございます。sageてしまってすいませんでした。
なんか皆に退かれているようなのでこのレスを最後に去ります。長々失礼しました。
それと詩の墓場のY.TAKEOさんコメントありがとうございました。
私にとっては良くもなく悪くもないと言われたことが十分な評価でした。
>>491 誰? 私が
>>489 >>490 >>482 「ゲーム」の これは〜しよう つづら〜行末
ポエムの小痒い人の感想なのでしょう。他の人、未評価としてあげて欲しい
もう一人のひとは"ほう"の使い方が確言的な方が良かったかもw
494 :
488 :2005/03/22(火) 15:27:59 ID:KTST+PEp
>>494 あまり一般的ではない知識が必要な場合は説明を付けて貰えると嬉しいです
もう一度全体を評価すると険な所感が有り卑小な詩味と感じました
496 :
:2005/03/22(火) 16:13:51 ID:KTST+PEp
>495 一つのレスにあんまり詰め込みすぎるのは野暮ってもんだ おまいさんの小難しい言葉使いも分かりにくいぞ
497 :
虚 :2005/03/23(水) 16:34:00 ID:MHz0uT2l
詩を書くがいい 良く推敲した詩を 転んでも泣くな 傷つくほど味は増す 詩を書くがいい
498 :
名前はいらない :2005/03/23(水) 19:25:26 ID:J7AgCXNk
新しい南風で白いカーテンがヒラヒラと揺らぐ 日が射すベランダのアスファルトは季節の色に変わる そして緑がまた緑を生み緑を増やす 遠い光に向かって続く大通り 新しい扉が待つ道 君と手をつないで 歩けたらいいな 鮮やかに虹を映す窓が永遠のぬくもりをくれる かつては人の心も氷のように冷ましていたはずなのに いつか桃色のグラデーションが街を彩る ゆるい坂道 自転車の君 優しい笑顔 希望に満ちた道 君と手をつないで 歩けたらいいな 体が浮くような 3年ぶりの空気に触れて またはじまりの鐘の音が鳴る 響く いつも緑がまた緑を生み緑を増やす 遠い光に向かって続く大通り 新しい扉が待つ道 君と手をつないで 歩けたらいいな これは俺が高校を卒業した時に創った詩で、今サークルで組んでいるバンドで歌っている曲に使っている。 あえて「春」という言葉を使わずに、「はじまりの季節」というテーマで書いたんだが・・・評価頼む
俺たちの道 なんて険しくて恐ろしいのか 俺たちの道 なんてこんなに不毛なのか 拳を握りしめ頭を振り 前へ前へ 血を吐いて 前へ 腹が減って倒れても 豚共に棍棒で殴られても 俺のハラワタに食らいつく 餓鬼共の群れ 踏みつぶしながら前へ行く
一人の猛き餓鬼として 天地の全てを喰らい尽くせ 産まれたコの世は正に地の獄 産まれ持ったは尽きぬ食欲 手当たり次第に喰らい続ける ブクブク膨らむ果て無き欲望 一人の猛き餓鬼として 天地の全てを喰らい尽くせ まっすぐ前を見据えて前進 四股を踏み締め気を吐き漸進 行く手を塞ぐ糞餓鬼共らを 喰らい潰して正面突破 我が身はいつしか満身創痍 両目は潰れて耳も聞こえぬ それでも鋭い鼻と食欲 まだまだ喰らうぜコのふたつだけで 一人の猛き餓鬼として 天地の全てを喰らい尽くせ 一人の貴き餓鬼として 天地の全てを喰らい尽くせ
501 :
名前はいらない :2005/03/24(木) 21:32:31 ID:kjLZmsVH
>>451 靴下の毛玉というただ一点の具体性で詩が豊かになっている。
>>452 「君の目」という素材がありおふれていておもしろみがない。451の毛玉を参考に。
>>454 未来とか今とかいう言葉だけで完結せず、もっと目に見えるようなイメージで
語ってください。
>>455 「私もただの箱かもしれない」これはナマのモチーフ。「わたしもからっぽの
箱だから 砂交じりの風は吹きすぎていく」くらいまで想像力を働かせてくだ
さい。
>>456 帰りたくなるような「あの日」はどんないい日だったのでしょう。今の無常は
放っておいて「あの日」を目に浮かぶように書いてください。
>>457 最後の3行がちょっと平凡。「何々はみんなの心に生きている」というレトリ
ックが使いふるされているから。「そして滝の音だけが残り どうどうと世に
降り注ぎ やがて滝の音に大きな虹がかかる」とか。
>>458 目覚めるのが辛い朝というのがある。朝がくるのが怖いとか、嫌な日もある。
一見なにげない朝の部屋の描写から、「死にたかったんだよ」のあいだに何の
説明もないが、わかる心理。イメージがうまく飛躍できている。詩は説明では
なくイメージの飛躍で語る。
>>460 社会への皮肉と自嘲。それにしてももうすこし具体的に書かなければ…。
502 :
名前はいらない :2005/03/24(木) 21:50:01 ID:6gFeJllN
もう飛べない きっと飛べない 青過ぎる空にツバサは届かず 熱いものは耐えず流れてる 眩しい程見えるあの子達に 背を向けたくなるよ 私は飛べない この汚れた羽根で一体何が出来るというの? 何も出来ない私は生きていて良いの?
503 :
ボトルネック ◆P350za861k :2005/03/25(金) 00:29:40 ID:ttWP/FLF
>>501 トトトトトdクス!
「ニガオエ」
あの子の似顔絵を描いてみた
もうすぐ退社だっていうので
ちょいと餞別がわりに
思いの丈をデフォルメして
似てない
微妙に違う
言われれば分かるかも
って感じの
針すなおじゃない自分を
恨んだ初めての日
504 :
初投稿宜しくお願いします :2005/03/25(金) 01:52:47 ID:hbGkZ9oO
題名/紙ヒコーキ 「今キミは何を思ってる?」 「今キミは何を願ってる?」 そんな想いの片隅で 紙ヒコーキ折ってる キミの好きな色で キミの癖を真似て そんな事でしか実際 心満たされないから… 風を切り雲まで辿り どんなに時間がかかっても 君まで… 君の中の扉をノックできるまで… 願いを託して 紙ヒコーキよ 僕の見えないところで
>461 現時点の感傷と未来のことが語られているが、 過去の時間が切り捨てられているため、 詠み手の現在の心境に共感することが難しい。 「散り行く桜花」とすべきでは? >462 N、林さん、そして詠み手のそれぞれが具体的にいかなる 行動をとったのかが示されず、そこから詠み手の得た感 想だけが示されている。 最後の行は不要。 >464 スローガン >465 私が誰で、あなたが誰か? 独白形式のため、客観的な関係性が見えにくい。 >466 どの部分も陳腐。 >467 腐敗の様を描いてみては? >469-470 さっぱり判りません。パス。
506 :
七子 :2005/03/25(金) 06:12:04 ID:/J9hLPI9
太郎君のこと 近頃家の前を通っていく太郎君 外套を着込んだ小さな背中を僕は庭掃除の手を休めて見送る 彼は角の時計屋さんの息子なのだ 家族は毎日長針や短針に囲まれて暮らしている 坊主頭の太郎君はその頭に大きな蜘蛛を乗せている 僕の掌からはみ出してしまいそうな程の 大きな女郎蜘蛛だ 黄色と黒の縞模様が遠目に帽子にも見える 爪なんかまるで鷹か何かのようで(はて、あれは痛くないのか知らん) がっきと掴んだ太郎君の頭から蜘蛛は一時も離れない 時計屋の主人の話によると彼は蜘蛛の爪を介して 食われゆく蝶の夢を見ているのだという 今朝彼の顔を覗きこんだところ 太郎君の目は瑠璃色に光りながら恍惚としていた
街灯があまりの冷たさに割れて 夜がくる ため息が凍り付くと 冬がくる ふと消えた命は 心の歯車になる どこかに大きなものが消えたとき それは大きくなったのか 小さくなったのか 何かがあるということ 何かが消えるということ 善悪のついた街は今 震えを止め 夜の足音が聞こえる中で 人は静かに空を見上げる 半透明な家々の屋根はため息をつき続け ぼやけた輝きにあいさつをする 世界に夢を観て アスファルトにくだけた同胞たちへ 大気は鋭さを増し 人々の手足は血にまみれる 大草原に萎縮した小動物のごとく うずくまり 彼らは春を夢見る 春 彼らは夏を想い 夏 彼らは秋に生きる 秋 彼らは冬に焦がれ まだ暖かな風に吹かれ 静かに空を見上げる 05'2/22
508 :
クマクマ :2005/03/25(金) 13:55:20 ID:8R0BxO3X
o( ^(,,ェ)^)o お願いするクマ。 冷蔵庫から魚 豆をさらっていく、今日とねんごろの美つかいたち。顔を伏せている。三 点分配。このサーカスの合い間に、哺乳瓶を洗う。 わたしの名のおもてなし お目こぼし。あれは、本当は橋の上に立っているから、もう、 一つに留まっていられなかった。数に直した枕を抱えていても、ゆっくりと目を開けばい い。酸素が複雑に過ぎる。 耽溺する失踪者の登録する背番号の。色紙に恋をした。シュプレイヒコールが、証明書に 印された指紋をつぶさに検疫している。翻訳と反動。 シェリーにつまづく。あなたの風俗 おしゃれさえも解ってやれぬから。嵐に遭って、獣 が階段へ逃げていく姿に。貢ぎものは、寿命の長い悲観主義。 この老いたる理由にうなづいて。孔の向こうで潤っている 痺れている星を数える。服を 着る罪。監査官がワルツを吹く。 塊と呼べる飴を集めながら、母の成立に呆けていた。回文に似た戦争。体操。百年経てば、 皆んな、喩えることも忘れているよ。
>>471 2〜4行目。テキストの視覚的効果を狙っているようだが、
単に奇を衒うのみであり、内容と相俟って芸術性を獲得する
というには程遠い。
>>473 >>475 で既に評価があるので省略。
>>476 自然を扱った詩であれば、何かを発見することによる感動や、
瑞々しい視点による観察が欲しい。
この詩は理屈っぽいが、その理屈も単純すぎて見所がない。
>>477 >広大なる大地
「大」が続く。「広大なる地表」等。
>全ての物を静寂に変え
推敲不足。
>>478-483 からひとつだけ
>>480 「風」
題材としては新鮮味に欠ける。既視感を覚える。
>誰も辿り着けない場所へ行ってしまった人
旅客機が飛び交っている時代にこういう表現をすると、「場所」という言葉が
抽象化される。例えば精神的境地だとか、或いは死のイメージが付きまとう。
会いたくても会えない事情が二人を遠ざけているといった設定をした方が、
よろしいかと。
加えて、空間の連続性という主題が露骨に表れてしまっていて、感覚的な描写が
乏しい。「頬をくすぐるそよ風の中に、彼の懐かしい匂いを捜す。」等、
感覚に訴えるような詩句があってもいいのでは。
いつの間にか雪が降り止んで 幾重にも重なりあう白雲を透かし 日差しが息をつき 黒く縁取られた四角の空が あたたかな部屋の中に入り込もうと窓をたたいた 通りを歩く人は少なく そのせいか 空はいくらか大胆に 大きな音を立てて 聞き分けのない窓ガラスを説き伏せようとしていた 寒空はやっぱり空にも寒空みたいで 彼は何も言わず冷ややかな雪雲を折りたたみ 夜へと向けて放り投げた ここのところ眠りっぱなしの陽が目をさまし 暖色の毛並みがあたりに広がると 空は窓をたたくのをやめ せわしない足音を立てて 地平線をとび越えていった 夜 窓枠に似た 大人びた空が 街中の屋根に冷たい白雲を作っている 05'3/25
>>486 >一時停車を試みてみたが
「一時停車を試みたが」
感情は物事に触れたときに初めて発するものであり、
具体的な事象を抜きに感情だけを語っても独りよがりになる。
曲にあてた詞かな?
>>497 >傷つくほど味は増す
味覚的表現で形容するにしても、単に「味は増す」じゃ、それこそ味も素っ気もない。
酒に例えて味(甘さ・辛さ)や香りや強さを言ってやるとか、色々やりようはある。
>>498 各連の連関が乏しく、ばらばら。そもそも、歌の場合リズムと旋律、歌詞、パフォーマン
ス等による総合的な芸術のはずで、歌詞の側面だけをとりあげて一般的な自由詩と同列に
論ずるのは難しい。例えば、リフレインに関しても、同じ歌詞に別の旋律を与えれば音楽
的効果は生じるかもしれないが、詩としての側面からは単純な反復にしかならない。
>緑がまた緑を生み緑を増やす
くどい。「緑がまた緑を生む」で十分。歌詞の場合、拍数に規制があるので、こういうと
ころは詩としての分析が及ばない。
>永遠のぬくもりをくれる
永遠はどうかと。季節の周期性は度外視? この詩は季節の変化を取り上げたもののはず。
>>499 「俺たちの道」の険しさや不毛さを読むものに感じさせるようであってほしい。
>>500 「産まれたコの世は正に地の獄」
なぜこの世が地獄であり、なぜ天地の全てを暗い尽くさねばならぬのか、その切迫した理
由が描かれていない。この世に存在するものは、互いに食い合わねばならないという非情
な関係の上にあるだとか、その辺の背景が欲しい。
>>502 >熱いものは耐えず流れてる
「絶えず」かな?
加えて、句の意味が不明瞭。全体の中でもこの句が浮いている。
>>503 >針すなおじゃない自分を恨んだ初めての日
「恨む」とするのは余りに芸ない。せっかく、「思いの丈をデフォルメして」という句が
光っているのだから、例えば、自分でも気づかずにいたあの子への思いを発見したとか、
自分の顔にそっくりだとか、意外な展開を拵えてはどうだろうか。
>>504 >風を切り雲まで辿り
なぜ雲に行ってしまうのか、願いを託した紙ヒコーキは「君」の許へ向かっているのでは
ないの? それに、「辿る」という言葉も落ち着かない。
>僕の見えないところで
この句は必要でしょうか?
513 :
お願いします :2005/03/26(土) 03:20:04 ID:Y8OEtXLq
>>414 です
アスファルトに撥ね返る雨の音がなんだか心地良くて
でも なんでだろう?気分は全然晴れなくて
薄暗い空の下 ぽつんと立っている
街灯の白い光りが
僕の心を見透かしたように
ぼんやり消えてしまいそう
偶然が何度も重なりあって
やがて、それは運命と呼べる日が
自然にやってくる
でも それは儚い想い出
電話が悲しく響いている 眠りに落ちる数秒間
夢の中では優しい君が僕を呼ぶあの声に聞こえた
愛しさや恋しさを一つも胸から出せずに居た日々
それでもいいと今日もまた昇る朝陽を待っていた
運命が何度も重なりあって
やがて、それを奇跡と呼べる日が
もうすぐやってくる
君と出逢えた奇跡の中で
評価お願いします。 闇夜の月に照らされるのは 僕の素顔 そんな醜い僕に 笑いかけてくれた貴女は もういない 残るのは全て記憶だけ そんな虚しい現実
>>514 全体像で見れば、ただ味が薄いとしか言いようがない。
詩的な部分がなにひとつ感じられず、
ただ構成とも言えない言葉の並べ方だけが
詩であるということをあらわしているように思える。
どうでもいいことに、いかにうまく深みをつけられるか。
それを期待したいと思う。
516 :
名前はいらない :2005/03/26(土) 13:05:45 ID:NAiWGwND
>>466 まったく使い古された言葉が使われており、恋焦がれるイメージの独自性がない。
恋にとらわれている人の目には、生活のなかのあらゆる光景が恋の表象に見える
でしょう。そういうのを詩にすれば出来不出来は別にして少なくとも独自性は出
せます。おもいつくままにひとつ。
私の心は目玉焼き
恋の炎に身を焼いて
キミへの思いに固まりぬ
透きとおってた心はまっ白の白
キミの姿は殻からに
ああ殻からに焼きつきぬ
お粗末でした。
>>469 「くらくとてんたくと」は子供を守っている奇怪な生き物で、その姿は詩人に
しか見えません。「透明な触手」とか「暖かい絵の具」といったほのめかしで
読み手は「くらくとてんたくと」への想像をかきたてられる。そして、最後の
警察と消防車の赤い光で、「くらくとてんたくと」の身の上に気の毒な事件
が起きたことが象徴的に示され、読み手はなにかしら同情を禁じえないので
す。「くらくとてんたくと」の存在だけでなくストーリーの存在も暗示されて
いるところがこの作品のおもしろさです。
>>506 「くらくとてんたくと」とは対照的に、太郎君の頭に載っている蜘蛛は、はっ
きり目に見えるものとして書かれています。非現実的な事柄をリアリズムの手
法で書いていますから、読み手は不条理感と恐怖感に包まれます。淡々とした
散文詩的な叙述で、この非現実性をまったく当然のことのように受け止めてい
る「僕」の存在もまた不気味に思えてくるのです。カフカの影響が歴然として
いるとはいえ、しっかりとした自己の作品世界にそれをとりこんでいます。
517 :
Ash-U :2005/03/26(土) 14:19:04 ID:jDjjqVtx
「ジョゼ」 たった一人では何もできない後姿がよけいに愛おしくなった 無責任な気持ちが先に手を引いたね ほんと弱虫だったね はじめてのデートは動物園のトラを見に行ったね 僕の人差し指を強く握る君の仕草がより惹きつけた 二人をにらみつけるトラは強く思い出を植え付けたね 好きな本を読んでる横顔は多様な色が浮かび上がった 初めて笑ったのも、あの本を読んでるときだったね 本の主人公に成りきって読書する癖は治ったのかな、、、 *今でも君を想っている ほんと僕は無責任さ 愛しい仕草に たまに見せる笑顔に 偉そうな態度に せつなそうにつぶやく言葉に 締め付けられて これからも君の居場所は誰にも埋められないのだろうか??? 君には予感が在ったんだね? 僕が離れる事を 遠くに行く事を 手放す事を それを裏切れなかった後悔念で 「もう、ごめんね」* 遠出した水族館は休んでたから きみをおぶって近くの海岸に行ったね 貝殻を拾いながらはしゃいだ二人は 二人寄り添いながら夜を待った 手を握りながら 二人朝までゆっくり眠った *くりかえし* ほんとに、、、僕は、、、君を、、、愛してた、、、 それは真実 だけどただ僕が無責任だったんだ、、、 If I went back that day,I could hug you そして 謝罪念を放つ 「ほんと ごめんね。。。」
>>517 人称が不安定なため、どこからの視点で文章が綴られているのかがわからない。
それにより共感することはできず、また面白みも感じられない。
テーマが難しいため、豊富な語彙と発想力、独自性が必要とされると思う。
文章力を抜きにして評価するのならば、よく言えば一般的、悪く言えば没個性。
なんというか 語彙のない馬鹿多すぎ。
521 :
516 :2005/03/26(土) 15:31:51 ID:NAiWGwND
>>519 そういえばそうですね。不可視的存在というのは解釈間違いかな?
「透明な触手」とあったので…。
警察が来る理由は読み手が想像で埋めるしかないので、作者のほうでも
スムースに想像力が働くようにしてもらわないと…。
でも、なんか子供のために物陰からいじらしく尽くしていた怪物が、大
人に発見されて敵視されてしまうような、そんなストーリーがかくされ
ているように見えますが。作者さんどうでしょうね?
>>516 実は私は、
>>505 で評価したものです。さっぱり判らずパスしました。
>>516 の文章を見て目からうろこが落ちた気がしましたが、依然として謎めいた詩です。
妖しく、強烈な印象を与える第四連の描写が嫌いではないです。
しかし、「透明な触手」「暖かい絵の具」というのがどうにもつかめません。
暖かいというのは、高温であるという解釈(その場合「温」のはず)よりも、
暖色(赤系統)とみなしてよさそうですが、そうなると「血」がイメージされます。
透明なというのは、見えないというのとは別に、特別に意識しないという
意味にも取れますが、どんなもんでしょう。
>>516 氏以外の方の意見も聞きたいところです。
>>521 ストーリー性について指摘があったのでついでに。
>お腹空かせた一人の子供
>親の家へと帰っていき
このことから、「くらくとてんたくと」は子供達を連れ去った存在であり、
その動機の真意は別として反社会的です。
(無垢な存在が時として反社会的・反体制的になるというモチーフでしょうか)
「くらくとてんたくと」から愛情を注がれながらも、お腹をすかせて家に
戻ったというのは、それこそ子供らしい無邪気な行為です。それによって
「くらくとてんたくと」が危機に陥るというあやにくな展開は、味わい深いものです。
子供の行為を一種の裏切りと解釈すれば、弟子の一人に裏切られて、
キリストが磔刑に処せられるという新約聖書の話と重なる気もしますが、
行過ぎた読み方でしょうか。
524 :
名前はいらない :2005/03/26(土) 19:27:21 ID:nfZaQi8I
ハロー ハロー ぼくから 世界へ 応答 願います ぼくらのコードは 正しくつながっていますか ぼくの世界は 正しく回転 している模様 システム オールグリーン コミュニケーションは 不全―――――― ぼくから 新しい世界へ ぼくは きみと出会えて うれしい ぼくらのコードは 正しくつながり そうですか ぼくの世界は 正しく回転 できていますか システム オールレッド コミュニケーションは 良好――――――
525 :
516 :2005/03/26(土) 19:48:01 ID:NAiWGwND
>>523 うーん。どうもあなたの読みが正解ですね。「くらくとてんたくと」は
子供たちを誘拐していたのか…。消防車じゃなくて救急車だろうね、こ
の場合。
526 :
名前はいらない :2005/03/26(土) 20:14:44 ID:NAiWGwND
>>462 「Nへ」この作品ですね、出来としては確かにぱっとしません。でも、この
「林さん」という固有名詞がすごく強烈な印象を放っています。
「林さんはありのままの自分を僕らに見せてくれる」
このフレーズで読み手はいやおうなしに、僕とNと林さんの人間関係のなか
に放り込まれていく。しかも、よくわからないが、なにか切迫した状況にあ
る人間関係に。
「がんばりの度合いも違う」林さん。「僕らのために役立つようがんばって
くれる」林さん。この林さんのおかしさは何でしょう?
僕が批判しているNと林さんを比較しながら、読み手の知らざる林さん像が
徐々に明らかになっていくという作品だったら素晴らしくユニークだと思い
ます。現代詩の先端にちょこっと触れているような作品でした。
「僕はエム君」 想い人のアドレスに s-loveと書いてある ああ 僕は彼女の s-laveになりたかったのに
528 :
名前はいらない :2005/03/26(土) 23:44:09 ID:2/YMgOfX
たたずむだけじゃわからないんじゃない 意味もなく家にいるだけじゃ 何も始まらないんじゃない さぁ見つけよう 生きていく価値を 僕が僕を誇れるように いつもどこかあきらめている 夢ばかり見てはため息をつく そんな自分と鏡で目が合って 消えてしまいたくなっている 大丈夫なんて気休めなんじゃない いつかなんていいわけじゃない さぁ見つけよう 僕が僕にしかできないことを 手探りでいい探してみよう
529 :
どんなものでしょうか :2005/03/27(日) 01:26:13 ID:Kqk2Oj58
『春』 吹き上げるつむじ風 甍の上に立って ただ見つめているか緑 いまだ透明な由良川 遠くカスム垂線に向かって ただ見つめているか緑 ただ見つめているか緑
530 :
名前はいらない :2005/03/27(日) 01:33:38 ID:ROCbcXLH
不可能はもどかしい でも必要 だって不可能が無ければ可能に価値が無いじゃない
531 :
喪男ですが何か? :2005/03/27(日) 01:42:02 ID:H2ahDIh9
腹が減ってしまった。 私としては、まだまだ実力の半分も出して無いし 君に言いたい事は山ほどあるが 残念ながら腹が減ってしまった。 だから、この件につきましては後回しにしよう? お腹が空いたので 是非後回しにしましょう。 後回しにさせて下さい。 だから、機嫌を治して晩御飯を作ってくれませんか? マイハニー
532 :
喪男ですが何か? :2005/03/27(日) 01:48:22 ID:H2ahDIh9
なんか、最初の下りが気にかかると思って 調べてみたら、☆野さんの詩にそっくりでしたので、 評価して頂くに値しませんので↑の詩は却下します オリジナルのつもりでも、頭の何処かに☆野さんの詩がこびりついていたのでしょう。 ご迷惑をお掛けしました。
>>524 すごく良いんですけど、あなた、某漫画読んでませんか?
同じフレーズだったもので気になって。
534 :
名前はいらない :2005/03/27(日) 04:09:06 ID:Cw6degno
あの瞬間の栄光の中に身を寄せて 周り周ればまた一独 我と志で生きていく
535 :
504です :2005/03/27(日) 06:05:37 ID:z4bu20pe
評価有難うございました。もっと勉強します(>_<)
わかりづらい本当に芸術性のある詩はすべてパスされるこのスレの実態。 みなの評価できない詩たちに可能性を感じる。
513なんかいいね
自分の詩をのっけた人が、前の人の詩を評価すればいいんじゃいの?
>>501 評価ありがとうございます。意外と評価が高く嬉しい限りであります。
Y.TAKEO氏もありがとうございます。
リフレイン、実際は書いた人の自己満足なマスターベーションなんですね。
では
>>539 さんの意見に則って前の人の評価(というか感想)みたいなものを。
>>530 共感するところも多いです。
が、何処にでもあるありふれた題目すぎる気がします。
この事は誰もが頭の中にある事だしわざわざ詩にする必要もないかもわからんです。
あと短すぎるのも欠点に成りえます。
素人の僕が偉そうな事をいいますが
個性溢れる味のある作品を作って欲しいです。
「甘い狂音を」 流れる時をぼんやり眺めては 走る車の騒音に導かれ 吠える犬の声に魘される 北から南から 東から西から 集う狂犬の鳴き声 怒っているのか はたまた楽しんでいるのか そんなくだらない事に首を傾げながら 絶え間無く続く何かを感じる 耳元で妬けに懐く電化製品の吐息 あまりに人工的なその音にきょとんとしていると 聞きたくも無い兄の歌声が耳に入ってくる 随分不便なモンで 手を使わずに見る事や嗅ぐ事を止める事はできるが 聞くことは止める事が出来やしない しばらく我慢して聞いていると お次はどうだい モミジの葉からいっぺんに垂れ落ちる雫の合唱 枯れ葉を磨り潰す快音 優しい木々の囀り 柔らかい川の流音 虫達の鳴き声 全てが僕を包む
「甘い狂音を」(後半) しかし突発的に吐き出される言葉の和は矛盾を描き 耳を澄ませば脳内に潜り込んできて 人々は立ち止まる もしこの世に言葉さえ無ければ 音を感じる事が出来たのに もし知能さえ無ければ 猿のように踊り狂う事が出来たのに だから僕は時々 掌で両耳を優しく囲う そうすると幼き日々を思い出すから そうすると無邪気な笑顔を取り戻せるから そうすると気が楽になるから そうすると心が晴れるから ピンク色の 甘い一時が僕を滲ませるから
544 :
喪男ですが何か? :2005/03/27(日) 20:49:59 ID:guY1Gnrg
気を取り直して作ってみました。 「ワイパーが壊れた。」 始め一粒だった水滴は 次第に量を増し 滝となって視界を遮る。 ワイパーが壊れた。 前が滲んで見えないよ。 助手席は空っぽだ。 ワイパーが壊れた。 ディーラーは何処だ。 俺の涙を拭き取ってくれ。
>544 (・∀・)イイ! って言ってほしかったのか(゚Д゚)ゴルァ!!
批評ありがとう。だが、弁解させてくれ
>>509 >「大」が続く。「広大なる地表」等。
韻を踏んだつもりだが
>>511 >それこそ味も素っ気もない。
酒で言うストレートを狙ったのだがな 余計な言葉で包み隠さない と
>酒に例えて味(甘さ・辛さ)や香りや強さを言ってやるとか
直接的な表現の方がわかりやすいと思ったが、口に合わなかったか
「味」は、酸いも甘いも匂いも見た目も全て含んだモノだと思うのだが
>なぜこの世が地獄であり、
「餓鬼」というモノを知らないのか 彼らを主役としたのだが 地獄に住まう者達だ
それから、苦しみと悲しみに満ちたこの世界を地獄と表現したのだがな
>>499 の詩の中の「餓鬼共」を受けて書いた詩でもある
>なぜ天地の全てを暗い尽くさねばならぬのか、その切迫した理由が描かれていない。
わからないのか 貴方は苦しんだことがないのか
苦しみ傷つき歪みながらも生きていかざるを得ない者が わからないのか
>この世に存在するものは、互いに食い合わねばならないという非情な関係の上にあるだとか
わかっているじゃないか
批判に酔っているんじゃないか?
他の貴方の批判も、少し盲目的だぞ。
547 :
虚 :2005/03/27(日) 21:58:41 ID:NUFuBc80
>>512 (
>>502 は他の人)
>「絶えず」かな?
「耐えず」なら「堪えきれずに流しておくしかない」と取れる。
>加えて、句の意味が不明瞭。
貴様が読み取れてないだけだろうが
(弁解という名の 批判者への批判)
「春の訪れ」 もんどりうって 布団の上で一人転げて身をよじる あの子の細くさすような目の残滓が 眼前離れずに 頭振る振る 枕の上で 雪は降る降る 春は来ないと 早く春になればいいねと 二人の時にポツリと一言 アドレス交換 メール送信 春の訪れ 引き寄せるため
549 :
:2005/03/27(日) 22:33:39 ID:NUFuBc80
>548 「もんどりうって」という掴みが良い 悩み苦しむ様子が滑稽に書けている。 >頭振る振る 枕の上で >雪は降る降る 春は来ないと 韻としては面白い が、前後の流れに合っていない。此所だけが浮いているような >春の訪れ 引き寄せるため 過ぎ去った季節を惜しみ、また訪れる季節に期待を寄せる その情感が良い具合に出ている。 「優」はあげない もっと全体の流れを練るように。
>>546-547 このスレにある虚さんの詩も、遡って読みました。
批判者への批判、迫力があっていいと思います。
でも論理的に反駁したほうが効き目がありますよ。議論には議論で。
どんな偉大な詩人でもこき下ろされる場合もあります。
熱くなってても始まりません。(わたしも頭に血が上った経験がありますが。)
>>527 ジョークに近いですね。
>>528 決意表明のようなものでしょうか。
>>541-543 リフレインについてですが、全てがだめと言うことはないんじゃないでしょうか。
でもよっぽどうまくやらないと幼稚に見える気もします。
>言葉の和は矛盾を描き
ずいぶんと高等な用語ですね。この詩は感覚に関する表現が多いですが、この部分は些
か観念的です。実感しやすい言葉を選だ方がよさそうに思いますがいかがでしょうか。
>>548 >あの子の細くさすような目の残滓が
残滓は残りかすという意味ですが……。
残像のことでしょうか?
551 :
喪男ですが何か? :2005/03/27(日) 23:48:41 ID:guY1Gnrg
>545 別にウケを狙って書いた訳じゃございませんが。 よければ彼方が私に(゚Д゚)ゴルァ!! した理由を教えてくれないでしょうか?
sage推奨だったのですね。 理由を考えながらデンプレ読み直して気が付きました。 すいませんです。
553 :
非 545 :2005/03/27(日) 23:59:19 ID:NUFuBc80
ちっと臭えんだよ(゚Д゚)ゴルァ!! 書くことに酔ってるんじゃねえよ(゚Д゚)ゴルァ!! 俺も喪男だよ・゚("Д")゚・ゴルァ!! それが何だよ(,゚Д゚;)ゴルァ!!
>>553 IDを変えるということをしないのがすごい。
スレの前半のほうでも名前だけ変えていろいろやっているけど。
555 :
名前はいらない :2005/03/28(月) 01:44:15 ID:1C8v/aNa
題目無 宇宙から見下ろす地球は数多の星々の中の一つにすぎない 地球から見下ろす日本は数ある国々の一つにすぎない 日本の中は都道府県と云う概念で括られ、縛られる さらには、市区町村という曖昧な言葉で御丁寧にも分けられる 市区町村の中には、会社や学校や家庭と云った住み処でさらに細かく分かれる その中では人は自然に集団に別れていく 友人、恋人、家族 暖かい唯一無二の存在 馬鹿な俺は暫くして気付いちまった 空を仰いで咽び泣いてももう遅いぜ 「俺ハ一人ニナッタンダ」 心の皹割れた壁に、冷たい波濤が押し寄せやがる 何なんだ俺は、ふざけた感傷に浸りやがって! また涙顔
sage忘れた… ごめん
557 :
黒太 :2005/03/28(月) 02:07:01 ID:IBGk+Ro5
汚い心をくみとって 新しい心に交換してください 愛される要素を持った心に キレイな涙を流せる心に 交換してください あいあい。下手でごめんね(゚ё゚)おまえらレベルたかいんじゃ(#゚Д゚)ゴルァ
558 :
:2005/03/28(月) 02:08:52 ID:XwTgqYOs
古びた本が欲しくなった ぼくにはお金がなかったから その場で本を開いた するとページの隙間という隙間から するりと何かとても大切なものがこぼれていくのが見えて ぼくはあわてて本を閉じた 店を出て ぼくはいつのまにか握り締めてしまった両手をポケットに入れた 春一番の吹いた日 ぼくはまたあの古びた本に触れたくなって やっぱりお金はなかったけれど あの店へ出かけた いつかと同じ場所には いつかと違う本があった いつかぼくのこぼしてしまった歴史たちは もう時代から剥がれ落ちてしまったのだ 手に残る歴史の匂いがどこかで 形を変えてしまったと そう知ったぼくは 意味もないとわかっていながら 理不尽な売買をやさしく罵った ぼくはどこかすかすかする頭を振って いつかの日と同じように店の扉をくぐり 何事もない 風の日の歴史を作ろうと思った
監督は自分 自分が主役 相手にとっては脇役観客それ以下だけど 悲観することは何も無い 主役が自分 自分は監督 台本なんてありゃしない みんなアドリブ すべてが本番 予想どうりに動かない脇役に監督兼主役は困りはてる けれど難易度の高さは面白さだよ 絶望するなよ? 姫も王子も設定してない 劇に欲しいならつれてきな おいおい メイクを恨むなよ? 悪役顔でも正義の役はできるぜ そこは腕の見せ所 とりあえず舞台に立たされたからには演じろよ 主役が放棄しちゃ始まらないぜ? 製作期間はまだあるぜ 作り直しもまだ可能 ハッピーエンドにしてみなよ? なんで俺らは演じているの? 舞台に立っているからさ それ以上の答えは自分で探しな 脇役に聞くなよ? 自分が演じてるのは主人公だぜ? 主役は俺だ そして劇の監督は俺なんだ 批評酷評 お待ちしております。 できればどこを直せばいいか教えてくれれば幸いです <(__)>
頭蓋に穴が空いている 中身がドロドロ出て行ってる ギラギラと瑞々しかった目や口は 今は墓場の様な目でボソボソと碑銘を読むようだ どうしちまったんだ 携帯電話の電磁波にやられちまったのか? 逞しく針で突いたらはじけるようなエネルギーは この世界と同じように ゆっくりと生気を失っていく
562 :
名前はいらない :2005/03/28(月) 16:00:46 ID:Y2j13dJf
悲しみの 促成栽培だ 肌寒くて吐き出した白い息で光合成 さすれば呼吸も自然現象 エアコンの電源を入れた瞬間は何故だか静か過ぎて 舌を冷やした きっと甘いものしか受け入れられない エアコンのモーターが潜めながらぐるぐる回って 部屋と外に一本線を引いた 早く暖かくなって そう思ったと同時に貴方が入ってきて 顔を見るなり 「さむい」 と呟いた 「」と呼べば「」と呼ばれる感覚に慣れ始めてしまった自分が居る もう 麻痺状態 だ いっそ雪の中で呼吸困難になって 白い息だって 辛いだけ 雑草(私達)は雪(辛い恋)に埋もれる 貴方に嘘を吐いた事がない でも 真実を言った覚えもないの
564 :
名前はいらない :2005/03/29(火) 19:34:53 ID:Oznulj5N
暇なのに焦りが日が落ちると被さってくる 今日は何という日だろう? 僕は誕生日を迎えて 疲れた 神様は居なくて 悪魔も居ない 学校は始まるだろう 僕はまた焦り でもその焦りは新しく 僕は苦しんでいる
565 :
名前はいらない :2005/03/30(水) 00:20:54 ID:1/JMRXgw
おうじさまのおはなしを よんでください おおかみびとは つめをとぐ おちばのように つめをとぐ てんしのなまえで つめをとぐ それは しょうきを まねた きょうき の そこ から あたしを すくってくれたひと 肉の器に触れ 心は水になる はろここのずみ でつとひぜかよそ にうよのしらあ のるすわざわざ あたしは かれを おもうたび ゆめのなかでも くらくらするの そのむねは あつい だいちのよう そのめは よるの もりのよう そのこえは ふゆの あらしのよう そのては くろい べっどのよう そのすがたは ぎんいろにひかる ししのような あたしの あたしの おうじさま en d. sl eep i ng wit h ve rt ig o.
『揺らぎ』 戻れない 痛み 傷付いた 心 救えない きっとアタシは 漠然にも似た 甘い夢を見てた 貴方ならって 何処かで思って 傷付けてた それは只の 刹那の幻 砕け散った 破片 集めることも出来なくて 砕けた 心を 慰める意味も持てない 今も 漠然にも似た 甘い夢の中 漂ってる
「自縛の百合」 月明かりの下 青い土に根を 自縛して咲く白百合の花 清らかな芳香に微睡みながら 俯いた白い面は微笑っているのか 孤高の百合よ 何故お前は自縛するのか その土に お前は何時も 静かに黙っている 夜の欲望(ゆめ)を嘲笑するのか 朝露に祈るのか 蒼白の百合よ 病的なまでに麗しく 恐ろしく清冽可憐な 冷たく硬い蕾と 緑青の葉の剣を従えて 薄く笑み 真っ直ぐに起立して 青い土に根を 自縛して咲く
>553 では私は二度とこのスレに書き込むことなく ひっそり消えましょう。 名残惜しい気もしますが、これが社会的弱者である喪男の宿命かもしれませんね。 貴殿の人生に幸多からん事を。
>568 俺,本物の545だけど。 喪男さん別に気にすることなかとよ? もっと詩を書いてけろ。 そして感動させてけろ。 (゚Д゚)ゴルァ!!
情けないやっちゃな
571 :
虚 :2005/03/30(水) 20:42:05 ID:Is1e+nJI
OKとしましょう 食べたければ食べる 呑みたければ呑む 寝たいときには寝て 吐きたいなら吐く きっちりと一つ一つやっていれば 後悔することもないさ 詠みたいときに詠み 逢いたいときに逢い 生きたければ生き 逝くときに逝く OKとしましょう
572 :
ケ :2005/03/30(水) 23:33:40 ID:Is1e+nJI
いつまで休んでんだ おら それで前に進んだつもりか おい てめえの道はそっちじゃねえだろ どこいくんだよ 犬死にしてえか きょろきょろすんな 前だけ見てろ
>569 気を使わせてしまってごめんなさい。 でも、嬉しかったです。 >570 私が情けないのは私が一番良く判ってます。 強い人って羨ましいです。
>572 カッコ(・∀・)イイ!
>>12 詩の内容云々はどうでもいいとして、それ自分で書いたのなら乙と言いたい。
激しく遅レスだけど。
マジでよく頑張った。
「歌詞シリーズ:メロンちゃんのはつ恋」 夏の砂浜にかけだして 弓矢を構えてねり歩く 腰には豚の内蔵 ぶら下げてルンルンさ メロンちゃんのはつ恋(君は今) メロンちゃんのはつ恋(何してる) 光り輝く空の下 今日も虐殺だ ほどいた髪の毛の下には 秘密のボタンが隠れてる 今こそスイッチ・オン(ポチットナ) 細菌ガスの登場さ メロンちゃんのはつ恋(君は今) メロンちゃんのはつ恋(何してる) 君の眩しいその笑顔 今こそ切り刻む
>>527 >>576 きみはとにかく才能がないと思うよ。
痛々しいから本当に、早急に、
自分の中でそのことばを馬鹿にした文章を終えてください。
>>577 具体例を全く出さない、ただの罵倒。
それだけでしかない。
君には評価の才能は全くないと思うよ。
その言葉を馬鹿にしたような(ry
>>576 >豚の内臓
部位は?
>光り輝く空の下
光り輝くのは太陽。空にする意味は?
>>577 >早急に、
どういう意味?
>>578 >才能は全くない
ここは才能ある者がくるところじゃない。
私も含め、互いの才能の不足を認めた上で利用する方がいい。
けなされて逆上する奴ほどろくなもん書かない
>>579 dクス。
こういうのが「評価」なのな。わかるかね
>>577 氏
>>580 氏(別の人物だと仮定して)。
太陽でなく空にしたのは、確か字数合わせだったような。
内蔵も然りだけど、一応歌詞なんで、グロ度を抑えたってのもあるかと。
何せ四年くらい前に書いたやつなんで、書いた意図とかが今では曖昧なんでスマンコ
いっそ「肝臓」とか「脳髄」とか「胆嚢」とかにした方がよかったかしらん。
>>580 「詩を」「読んだ上で」けなしたのなら怒らんよ。
おまいが今やってるみたいな「人格攻撃」とは次元が違う話だから、一緒くたにしないようにな。
低脳な馬鹿だと思われちゃうぞ☆俺に。
『触れたい欲望』 触れてはいけない何か 眠るあなたの前で考える 壊れそうな砂のお城 答えの見つからない問い めまいがする薬 時計の針を逆に戻したい欲望 夜風の波がカーテンの裾を揺るがす ひんやりとした心地好い空気がかわいた部屋を優しく包む 貝殻のベッドの上で 触れてはいけない何かを考える 美しい音色を生み出す弦を切るような 大切な人を裏切るような 目を開いて確かめられない事実が 星のひかりに照らされて 壁のスクリーンに映し出され この部屋がすべてとなる 七色に光るさかなに憧れて 手を伸ばした私は光も闇も同じだと気づいた 海を浮遊する夜がまた訪れて あなたの私の部屋は青い海の底へと落ちてゆく
さよなら 又会うまで 忘れないよ君の事 まだまだこれからでしょう 人生は先が長い 旅立った君にどうか幸あれ きっと大丈夫 君らしくあって けどもしもどうしても どうもならない事があったら 此処に帰っておいで 朝まで付き合うよ 心が沈むときは あの詩を思い出せ 嬉しいときもちゃんと ありがとう忘れないで 自分にも。 空に打ち上げられた僕等の夢 降りてきたときに受け止められるように 春夏秋を越えて 冬を越え 歳を越え お互い歳を重ね 感動に火を灯し いつかは時代の名も 見る景色も変わっても 何年先の今日も 変わらずに聞こえてくれ 響いてくれ さよなら又会うまで 忘れないよ君の事
花咲く丘で君といる 夢をみたんだ 空は青く 鮮やか過ぎて涙が落ちた 生まれ変わった時には この空はあるだろうか 星が見えないこの街のきしむ音がするよ 人は傷つけなくては何かを手に出来ない哀しい動物なのでしょうか? 狂言じみたあの人の詩が今でも今でも心に響いてる 大好きな君は哀しそう 大好きな花が枯れてゆく 君の涙は誰にも見えない 花咲く丘でもう一度君と巡りあえたら 声は遠い 麻痺した僕 感じないでしょう? 人は壊し続けるよ希望と理屈と諦めという便利な箱の中 狂言じみたあの人の詩が今でも今でも心に響いてる 青く青く日の光浴びて 青く青く沈んでゆくのに 自分のことで精一杯過ぎるから、誰も見ない 大好きな君よ微笑んで 大好きな花よそのままで 星の嘆きは掻き消されたままで そして今日もまた 人は流れ 見えているのに 見えないフリをする 花咲く丘で
585 :
無題 :2005/04/03(日) 11:16:17 ID:CV9Q3+hO
私と私の境界はなくなり 地と地はどこまでも連なって 海は幻になって、空はでんぐりがえる 私はあなたと違わない なにひとつ。 私はあなたを愛している あなたはそれを知らない
round around あらゆる出来事が通り過ぎる僕は白地図に小さな印を打つ 焦る事はないさ 人生はゲームみたいじゃんクリアするたびに深みにハマる罠それすら楽しめばいい 誰にでも未来はある輝ける日を思い描けばそこにいつか繋がる 長い迷路を抜け出せるから 突き抜けたイメージがあれば世界は変わるさ 冷めた妄想家がレールを踏み外した誰か嘆いてる でも後悔はない 目を覚ませサバイバー人生にルールはないじゃん 立ち上がるモチベーションなら ほら そこらじゅう転がってる 最果てのもっと向こうその景色を眺めに行こう やれるだけやり抜こう明日の空を塗り換えるのさ ずっと待ってた昨日までに手を振ろうさよなら 言い訳 ヘリクツばっか口先のシェルターなぜ立ち向かわないんだい? 傷付きもしないで由縁なきこのプライドを吐いて 捨てろ ゆるぎない個性の根を存在の意味を 本当の強さを この手に掴みたいきっとそのため僕は生きてる かけがえのない出会い思いがけない枝わかれを 手繰り取る運命の線これしか無いから僕は行くのさ 空想を越えて旅にでようさがすよ myself
君を壊すものを愛だって言うなら そんなに僕は要らない 君を犠牲にするためにこの街が、君がみた沢山の景色があるなら 美しさだって言うなら 何千万回だって壊し尽すよ 君がやめてと泣いても、一切がっさい壊し続けるよ でもね、それじゃあんまりだから一生懸命優しさ探そう? 今度は僕が守りたいから。好きになりたいから。君を見付けたいから。
最終電車は何時? あんまりお金ないよ そんなに高くなくても 別にいいから おいしいものを食べて ちょっとだけお酒飲んで ちょっとだけ笑って じゃあねって帰るの じゃあ 僕も帰ろうかな それはウソ まだまだ話せるはず たとえばさっきの話 本当は何が好きで 本当は何が嫌いで 昔思い描いていた 君の夢はなあに? あえていうなら僕のどこが好きなの? ああ 夜が僕らをてらす 世界はいつか つながって 気持ちよく ひとつになり 海をわたる
明日仕事なのとか 学校があるからとか そんなこと今さら 分かっているったら 僕たちの与えられた時間は 一日24時間しかないんだから あんまり眠ってばっかりじゃ もったいないじゃないか 君が放った言葉は お酒と溶けあって 白く光って輝いているよ そして僕らはその光を見て いろんな輪郭があいまいになっていくのさ さあ 僕らが夜をてらす 世界はいつか つながって 気持ちよく ひとつになり 海をわたる 最終電車は何時? あんまりお金ないよ そんなに高くなくても 別にいいから おいしいものを食べて ちょっとだけお酒飲んで ちょっとだけ笑って じゃあねって帰るな!
死んでみたら 空が見えた 自分の首を締めた だけ それだけで僕は息絶えた 耳 腐った 鼻 腐った 目だけ 目だけ 生きているのは目だけ どうして目だけ 僕は死んだというのに 目だけが生き続ける どうして目だけ 僕は死んだというのに 目だけはしっかりと見えるんだ 僕は死んだというのに たぶん目だけ 目だけが生きている 僕は死んだというのに
そうか この汚れた世を見続けろと 神は言いたいのか だから目だけなのか この汚れた世を 死んでも見続けろと言いたいんだね 僕は目を潰した 痛かったが 僕は目を潰した 血が沢山でたが 僕は目を潰した もう疲れたんだ
592 :
おぱい :2005/04/03(日) 19:41:37 ID:8vQTzyci
汚い僕を洗ってくれ 君の愛液で洗ってくれ うほほーい
「毎日がeveryday」 朝から晩まで介護漬け 生活援助 身体介護 移乗 排泄 調理 配膳 掃除 洗濯 入浴 足浴 朝から晩までヘルパー三昧 日勤 早番 遅番 宿直 休みの日には介護実習 こんな暮らしがふた月続けば 毎日毎日everyday 惰眠むさぼる宿直明けに 壊れたままでレポート三昧 たまりにたまった俺の情念 毎夜毎晩everynight ああ 素晴らしきかな アオイソラ ああ 素晴らしきかな オイカワナオ 更け行く春の介護ジイさん
594 :
名前はいらない :2005/04/04(月) 00:22:07 ID:T9O0/swL
見えないものはない !! トロフィしか要らん !! 結果出せ結果!! 「じゃあ見せたげる」 (うろたえて目を反らす) 認めんぞ。 ワシはワシは なんて言ったって 勢いで誤魔化そったって 駄目なのさ。 自分の非を認められない ったって。 回りに責任 擦り付けようとした・・・ ごめんなさい
見えないものはない!! トロフィしか要らん!! 結果出せ結果!! 「じゃあ見せたげる」 (目を反らして) 認めんぞ ワシはワシは ったって 自分の非は認められん!! ったって 周りに責任擦り付けた・・・ ごめんなさい
2chなのにかなりマジです… テーマはあるんですけどちょっと言えません.. まぁ想像にお任せします。 .黒い列が向かう先は死者の追悼じゃない これから生まれる者へ捧ぐの 気付かずに果てる事など許される訳が無い 選ばれ受け入れ固く結び付けられ 流れ着いた場所はどこも 似たような景色を成してて 独りで漕ぐのに疲れた このオールは誰かを探しているのかそれとも 拒んでいるのか 願いをかけるとしたならば 辿った跡を全て消し去り そこで留まっている時間の 指している針の位置を少し 少し変えてみたい...
同じ方向へ無限に拡がってゆく糸々 その一つ上を睨み恨み続けている 等閑にされたのに今更どうやって 次へと手を貸せばいいと言うんだろう ふらふらと彷徨いながらも 呪文のように反芻する ある存在が占めすぎるからこそ 忘れてしまうことも繰り返してしまうことも とても怖い 理由を探し続けるけど どこにも欠片も見つからない 諦めたのかも知れないね ただただ引き伸ばすことに 夢中になっている 既に創られたその場所へ 飛び込むことが恐ろしくて 幸せそうな笑顔を見て 同じような顔を晒して 今日を繋げ 願いをかけるとしたなら これから踏みしめていく跡に 誰にも見破られないような 心を持たせて欲しいよ ここから今すぐに...
598 :
RT :2005/04/04(月) 00:57:28 ID:/PXCJjEx
「名前の無い子供たちの詩」 不思議の森でボクらは産まれた 自由と言う名の命を持って 迷いの森でボクらは育った 弱さと言う名の罪を背負って 眠りの森でボクらは死んだ 孤独と言う名の罰に抱かれて 君が誰かと出会うとき、全ての森が切り開かれる 君が誰かと出会うとき、全ての夢が打ち砕かれる 君が誰かと出会うとき、全ての世界が輝き始める 名無しの森でボクらは待った 大人と言う名の愛になる日を 君の名前を口にしたとき、全ての謎が・・・
光は嫌いだ 僕の罪 偽りをすべて写し出す 僕の影を写し出す 誰にも知られたくない影を 僕は光の無い深い森の中で過ごす けっして光が届かぬ森の中で 光が出れば眠りにつく 深い深い闇の中へ 眠りにつけば影は出てこない 僕はけっして森の中からは出ない この森から出ればまた影を創りだす 僕は光と心を通わせる事はできない 僕は独り闇となる 光は孤独だと云うだろう しかし僕は光に愛を望む事はない 光は影を創り出す 闇に愛を求めることが救いとなる 光が出れば再び帰る すべてを消す暗い闇の中へ 僕の魂は影に縛られている だから闇へと消えて行くだろう 光の無い森の中で僕の魂は腐ちて行く
言葉多く 人が言う 私は気が滅入り 不可視な空想を放り投げる 食らいつく餓鬼 嘲る人々 私は笑いが止まらない
もうなんだか評価する人のいない自己満スレに終わる希ガス
評価しても詩を書き込んだ奴からの反応がない あるのはコテの口汚い言葉ばっかり。 それじゃあ、だれも評価なんかせんよ。
発表したいのなら自分のサイトでも作るがよかろう。 そしてあまりに感想がこないのなら諦めずに自分で勉強するがよかろう。 ぽまえら褒められようとして来るんじゃない。 ここは欠点を探る場所だ。
>>603 じゃあ探ってよ。
っていうか「評価してあげるよ?」ってスレで
「自分のサイト作るがよかろう。」って方がスレ違い。
605 :
名前はいらない :2005/04/05(火) 19:02:43 ID:iorOrKLa
>>599 あなたはわたしですか?とおもうほど
共感してしまいました。
最近は出来るだけ闇に沈む詩をかかないように心がけてますが。
無音演奏というスレで前向きになる徒労とも
言える努力をしているところです。
>>598 詩自体面白いし成長が期待できると感じます。
もっと書いて見せてほしいです。
でも個人的に弱さは罪ではないと思っています。
>>582 いろんな言葉や素敵なものを沢山内包している人
なんだろうと思います(趣味が似てるせいか)。だから沢山色んな味の詩を呼んで
いろんな形をみて自分の決まったカラーを定めて今後それらを展開
してほしいと思いました。
>>599 面白いし上手。コテを名乗ってどんどん作品を見せてほしいです。・
>>560 面白さ大!すごく良かったです!前向き思考のあなたに憧れます。
素敵です。元気になれました。
>>561 おどろおどろしさはそんなに詰め込み過ぎなくても良いんじゃないかと想います。
文章に一つ「おどろ」があれば逆にそれを主役にさせて如何様にも
ゴシックな狂気を描けるように思いました。
>>563 あぁぁ、、日常のけだるい空間に貴方の「さむい」の台詞一言で
まるでその場は雪原に一変したようでした。
最後の告白もリアルででもどうしようもない女性の思いが伝わります。
>>564 誕生日を迎えて自分の成長のなさにわたしは焦ったりします。
6行目の「でも〜」で前文から物語は転じようとしたのに
そのすぐ後の〆が前文に戻っているので「でも」は必要だったのかな?と
詩の本質とあなたの意図を読み込めていないと感じられたならあやまります!
>>565 こういう童話的世界好きです。妄想しがちな乙女なので・
でもここまできたら最後までひらがなで貫いてほしかったです!
>>566 浮かび続けることしかできない惰性とかは逆に素敵です。
惰性を極めた詩人になってほしいところです
>>567 上手で書き慣れた感が在ると思いました。
最後なんですが途中までの語りかけ調で締めてほしかったです。・・
みなさん批評じゃなく若輩者の感想と希望に過ぎないので
気をわるくなさらないでくださいね
・・・とゆうか、、、出過ぎたマネをしてすみませんでした。。。 ごめんなさい。。
612 :
眠れない夜のための水族館 :2005/04/06(水) 00:55:16 ID:u4bCqTI+
蒼白い部屋の中 寝返りうっているうちに 誰も彼も寝静まったら こっそり出かけようよ 月明かりに照らされた 真夜中の水族館 毎晩気がつけばここに立っているよ 子供の頃 イルカが泳いでた水槽に深く潜ろう 暗い水の中 遠く遠く街の灯 ゆらゆら流れ出す 生まれる前にいたあの場所に 深く潜ろう 少し息苦しい 遠のく意識 だけど急いで 今日は届くはず あの場所に届くまで 深く深く潜ろう 遠のく意識... 水面に顔出す頃にはもう 太陽が僕を見ていた
613 :
RT :2005/04/06(水) 01:07:32 ID:3Z4WX/L9
>>607 評価ありがとう。なんか嬉しいな。
詩の中の弱さは、自分自身への甘えの意味なんです。たぶん・・。
確かに・・評価書いてないと面白くないね、ごめん。
素人評価?感想で申しわけ無いけど、書いてみます。
>>599 読んで直感的な感想は、そこに愛への渇望を感じました。
内面向きの詩として人の持つ苦悩を感じる事ができた気がして・・
内向的な私好みの詩です。
>>600 率直に恐怖を感じました、怖い詩です・・。
同時に、秒針まで時の止まったような詩で、なにか悲しさを感じました・・。
>不可視な空想、をさせられた詩でした。
初めまして、皆さん批評お願い致します。長編なので何度かに分けさせて頂きます。 『四月七日』 白猫は愛している 今は遠いあの町の 海の綺麗なあの町の 歌の上手な黒い猫 あなたの町は見えないけれど 毎月七日に来るカモメ あなたからのプレゼント 海辺の貝殻届けてくれるわ ところが四月の半年前 風が冷たくなった頃 カモメは私に立ち寄らない あなたの想いが届かない 悲しみにくれ雪が降り あなたを想う涙も渇れた 三月の風と潮の匂い でも貝殻は届かない
【続き】 私はあなたを忘れるわ とても優しく微笑むの 私は彼に愛される あなたによく似た黒猫よ 今日は私の生まれた日 去年はあなたと過ごした日 今は彼と寄り添って 過ごしている四月の七日 白猫は気付かない 寄り添う二人の少し先 綺麗な貝殻大切そうに くわえて鳴いた黒猫を 知っているのはカモメだけ 半年前のあの日から 遠い海辺のあの町を 旅立ってきた黒猫を
【最後です】 彼女の笑顔が見たかった 遠く離れてしまっても せめて彼女の生まれた日 彼女の笑顔が見たかった きっと誰も悪くはない ただ神様は意地悪で ただ彼等は若かった きっとそれだけのこと だからせめて雨が降り 全ての想いを流してほしい 涙も嗚咽も聞こえぬように 願う止まない強い雨 涙も嗚咽も 聴こえぬように 願う止まない強い雨
みんな友達だったよね 道でさわいでさ 肩なんかだいて ひとりぼっちのくせに 酒さえのめば みんなといっしょに さわいでいたよ どこまでも一人であるくから もうだれもいらない 20の頃にみた河のほとりで 今日パンをたべた やさしい河だったね 涙がこぼれて きっと皆も置いてきぼりなんだと 思った
618 :
アオゴ :2005/04/06(水) 02:34:26 ID:iy2fwYOX
静かに雨が降って 病院猫の傷をいやす 老いぼれた罪しょってたあの子は 少し笑いました 言葉どおりの世界で私たちは今 何から始める? 老いぼれた罪しょってたあの子は 少しだけ
夕べは何だか頭が痛くて あの旋律を思い出していた 凶暴なのに側にいるよな そんな時代の哀しい唄 立ったまま眠るんだ あの娘が泣いて帰って来ても すぐにドアを開けてやれるように いつか羽が生えるだろうか 星が眠っても月は起きてこない そんな白夜の哀しい夢 立ったまま眠るんだ あの娘が泣いて帰って来ても すぐにドアを開けてやれるように けれどベルはいつまでたっても鳴らない あの娘はどこだ? 夕べは何だか頭が痛くて あのフィルムを思い出していた 冷たい豹柄シーツに横たわる彼女と 銃を手にしたガンマン そんな哀しい偶然の物語
620 :
名前はいらない :2005/04/06(水) 11:02:16 ID:qlTvHeoT
「夕日」 どこまでも深く霧のたちこめる荒野をさまよう少年 夢か幻か訪れた霧の晴れた一瞬 砂の海の上に滲んだ燃えたぎる大きな夕日を見た 彼は世界の美しさを知る すぐに消えた幻を掴まえたくて少年は再び歩き出す
621 :
まーろっく :2005/04/06(水) 13:03:33 ID:5E+wpLu+
>>620 作品の構想をラフスケッチしてみた、という感じですね。
世界の美しさが一瞬姿を見せる。その瞬間に生きる意義がひらめく。
「夢か幻か」は必要なく、世界の美しさを力強く存在させないと、この
詩はなりたたないと思います。
>>619 「立ったまま眠るんだ〜」という連をリフレインすることで、「あの娘」を
待っている気持ちが作品の底流にずっと流れている。そして、立ったまま
眠るという苦痛が呼び起こす幻想的な記憶が、待ちわびる気持ちにからん
でくる。いい着想だと思います。3連目はもっとボリュームが欲しい。
5連目はこの位置ではなくラストでもいいかもしれませんね。
>>621 まーろっく様
ご指摘のとおり、3連目は薄いですね。努力します。
6連目で映画と語り手と「あの娘」をダブらせる作戦でしたが何だかちゅーとはんぱに…orz
精進します。ありがとうございました!
>>614-616 別に批評でもなんでもないが
その内容なら1レスにまとめるぐらいで十分かと
>>623 携帯からでしょうか?改行が多すぎて載せられないのです。
ではなくて、内容をまとめろと言うことですかね?
ご指摘ありがとうございますm(_ _)m
625 :
620 :2005/04/06(水) 19:27:58 ID:qlTvHeoT
>>621 批評とアドバイスありがとうございました。
的確に解釈していただいて。夢か幻かは要らないんですね。
626 :
まーろっく :2005/04/06(水) 21:27:51 ID:5E+wpLu+
>>618 「老いぼれた罪しょってたあの子」このフレーズをどう解釈するかでしょうね。
罪しょって生きてきたあの子も老いぼれてしまった。という意味か。
4連目はちょっと飛躍しすぎた感じで、他の連から想像してみても
文意が浮かばない。ぼかしてるのか、削りすぎなのか、いずれにせよ状
況がわらないのはよくない。ラストもなにか中断してしまったような…。
>>617 大人のポエムというべきか、素直に飾らず、思ったまま書いてますね。
「20の頃みた河のほとりで 今日パンを食べた」それで泣くのですが、
そこに過ぎ去った青春を想う気持ちがあふれ出てます。30歳くらいの
男が河のほとりで菓子パン食って泣く…この詩情は年齢重ねないとわ
からないでしょうね。
627 :
まーろっく :2005/04/06(水) 22:29:07 ID:5E+wpLu+
>>614-617 遠距離恋愛の悲劇をファンタジーに仕立てています。特に寓意があるわけでも
なく、お話しの情感に浸れます。黒猫が貝殻を贈るというのはいじらしくてい
いですね。語り手の視点と白猫の視点を上手に使い分けています。
>>612 じつは僕も似たような詩想を持っていたので、興味深く読めました。つまり、
「夜の底はどこにつながっているか?」という詩想です。僕は外洋を航海す
る船の底につながっていると思っています。この作品の作者は水族館につな
がっている、と考えた。水族館の水槽の底。これはもう想像の世界ですから、
出かける必要もなく、ベッドから流れ出たらいきなり水槽の底、でいいと思い
ます。それで水中でも苦しくないし、意識も遠のかない。水の中で自由に
漂い遊ぶというような、そういう設定のほうがおもしろいと思います。
629 :
612 :2005/04/06(水) 23:30:58 ID:u4bCqTI+
>>627 初めてちゃんとした評価してもらえて嬉しいです。ありがとうございました!
>>612 は、眠れなくて「眠らなきゃ」とほとんど強迫観念みたいになってた時に
気づいたら見てた夢の内容を書いて見ました。
こうやってほかの人に確認して共感してもらうとなんか気持ちいいですね〜
これからはもっと韻とか文字数とかにもこだわってみたいな。
>>588-589 >君が放った言葉は お酒と溶けあって
>白く光って輝いているよ
>そして僕らはその光を見て
>いろんな輪郭があいまいになっていくのさ
言葉が光ると心の中で思っているのは、あくまで「僕」の心象に過ぎないはずで、
その光を「僕ら」、即ち二人で見ているというのは不可解です。
「君」の立場からすれば、自分の放った言葉が酒と溶け合って
白く光り輝いて見えることになりますが......。
「いろんな輪郭」とありますが、「いろんな物の輪郭」とすべきでは?
「それはウソ」「じゃあねって帰るな!」の前で改行したほうがいいかと。
後半の「さあ 僕らが夜をてらす」というのはおおよそ意味をつかめますが、
前半の「ああ 夜が僕らをてらす」というのは意味がわかりにくいです。
631 :
まーろっく :2005/04/07(木) 00:03:00 ID:TF5joCH5
>>588-589 女の子を口説く情景がコミカルに語られています。帰ろうとする女の子をやや
無理やりお酒に誘ったのでしょう。2,5,6連は口説き文句ですが、6連あ
たりはなかなかロマンチックです。それでも最後女の子は帰ってしまったよう
で、作戦失敗。軽妙な語り口で楽しい作品ですね。欲を言えば、口説きに対す
る女の子の気のないそぶりなどが描写されていればよかったと思います。
>>631 まーろっくさん被ってるよ。10分以上前のスレだから、書き込み前にチェックしなきゃ。
でも、同じ詩を別の人がそれぞれに評価するのを見るのは新鮮だ。
黒い感情が見える ぽつぽつと毛穴から這いだし 我が身を喰らう 黒い感情を吐く げぼげぼと吐き下し 周囲を覆う 怨色の羽虫は明かりを隠し バタバタと不快な音を放つ 憎しみは繭を成す 憎しみは群れる 怒りの羽を生やし ギィギィと苦しみの声を上げる 暗黒の音叉が虚空に響く しかしてなにも反響せず
>>633 >暗黒の音叉が虚空に響く
響くのは音。音叉は音を発生させる器具。推敲が足りません。
ところで、あなたはいつも評価に対して反応を示さない。
私じゃない私で 最初から もう間違えないから しあわせになりたいなあ あのこうらやましい 私じゃないなら 何でも 何にでも わたししあわせなんだっけ? 夜 眠る 起きる 朝 あー私だ顔洗って朝ご飯 食べなくちゃ
636 :
まーろっく :2005/04/07(木) 07:25:04 ID:TF5joCH5
「アイコン・タクト」 ベッドに横たえられた彼女は じっと僕を見つめて 何か声のような 何か息のようなものを発する まるで僕を指揮するように 彼女は目を動かして 着替えに身を任せ やはり僕を見つめている 僕は彼女の手を取り お湯の中でさすり続ける 彼女の白い髪が揺れて 一段と大きい声と息 苦痛か快感か 喜びか悲しみか あるいは全て偶像なのか 彼女の髪ははねあがる 僕の立ち去り際 彼女の目が僕を見て 何事か声を出していれば よかったのだが 彼女は静かに目を閉じ眠り 部屋にはラジオの音だけが響いていた
639 :
ぴゅんぴゅん ◆9TIV3KVo9M :2005/04/07(木) 12:41:42 ID:qGjPq1Qd
君の背中に透き通る 背骨を指でなぞれば 虹の彼方に咲き誇る 向日葵が薫った 雨に濡れて光る歩道 繋いだ君の手は やわらかで溶けてしまいそうで 強く握れなかった 醒めることのない夢をそっと祈りながら 繰り返す過ちを残酷と名づけたよ 雨に濡れて咲く向日葵 懐かしい君の匂い 二人で歩いたあの歩道には 不安げな僕が映ってた
この生活に潤うものは何? ほんとに今のままでいいの? 暗闇に潜んで手探りで一日が流れてゆく ほんとに今のままでいいの? 頼れるものはDVDレコーダーとボソボソ話すラジオしかない これがブッダの教えならば 仏様、こんな僕に新しい潤いを与えてくれ
>>596 特に奇抜な言い回しや単語はないのにじんと重くクる詩ですね。
三連とも一本筋で繋がっているのでしょうか?根底のテーマが何かは分かりませんが、すこしバラバラな印象を受けました。ラストの尻切れ感も気になりました。
日本語の使い方のセンスは抜群なので、ストーリーをふくらませるともっと良くなると思います。
素人評、お許しくださいませm(__)m
642 :
まーろっく :2005/04/07(木) 20:30:31 ID:VuYyeb+x
「岬」 春の岬は雨に濡れて 海には霧もでています 緑明るい若草を食む 野生馬の背が高い 仔馬は珍しそうに 僕のオートバイに近寄って 小首をかしげておりました あの仔馬はもう死んだかしらん? 母馬が用心深く 少し下がったところに立って 仔馬を見つめておりました あの母馬は死んだかしらん? 海のあたりは波の音ばかり 崖のあたりは風の音ばかり 仔馬はもういないでしょう 母馬もとうにいないでしょう 岬は? 岬もきっとないでしょう ずいぶん昔のことでしたから ずいぶん霧のなかでしたから
643 :
名前はいらない :2005/04/08(金) 00:52:50 ID:qJ2Ignbt
>>641 ありがとうございます。そうですね。かなり抽象的な感じにしてテーマがばれなようにしよう、
という意識はありましたwでもちょっと支離滅裂になったかな…確かにラストは随分迷いました。
他の方からの意見もいただけるとありがたいです。
この世界は喜びと悲しみが同じように落ちていて 悲しみばかりを踏んづけてしまう人も居る 傷たらけになってそれでも前に進み続けて ようやく手にした幸せは多分計り知れない 僕はどうだろう? ただその姿を見つめて立ち尽くしているだけ 一歩前に出る勇気なんてないから ましては後ろに下がるなんて… 過去という鎖にしがみついて 気がついた時には 共に歩き出したはずの仲間の背中も遠く 鎖から手を離し歩き始めたら 傷つき果てる僕の虚像が見えるから それが怖い どうしようもなく怖い
この世界は喜びと悲しみが同じように落ちていて 悲しみばかりを踏んづけてしまう人も居る 傷だらけになってそれでも前に進み続けて ようやく手にした幸せは多分計り知れない 僕はどうだろう? ただその姿を見つめて立ち尽くしているだけ 一歩前に出る勇気なんてないから ましては後ろに下がるなんて… 過去という鎖にしがみついて 気がついた時には 共に歩き出したはずの仲間の背中も遠く 鎖から手を離し歩き始めたら 傷つき果てる僕の虚像が見えるから それが怖い どうしようもなく怖い
実は人のでしたすいません。
>>630 レスありがとうございました。興味深く読みました。
>不可解です。
お互いが共有してる空間が見えちゃうことってないですか?僕はここにガツンと来ました。
>「いろんな輪郭」とありますが、「いろんな物の輪郭」とすべきでは?
僕は「物」ってのは違うと思う。だって酔ってて視界が歪むってわけじゃないから。
普段は話せないことが話せるリラックスした状況、お互いの距離感や遠慮、そういうものが曖昧になるもだと思うから。
心情も含めたら「物」っていうのはおかしいかな?って。
>前半の「ああ 夜が僕らをてらす」というのは意味がわかりにくいです。
夜という時間のもつ独特の雰囲気が自分たちを動かしてるのかな、と勝手に思いました。
夜に嫌いな人となんてわざわざ会わないじゃない。
>>631 好意的に思えて嬉しかったです。
>女の子を口説く情景がコミカルに語られています。
なるほど。ここでは恋愛が語られていることが多いのでそういう読み方をするんですね。
実はこれはあるマイナーバンドの詩なんですが、きっと口説いている状況ではないんですよ、
だから振られてもいない。「語る」という行為がすごく好きな人たちだと思うから、
きっと相手は恋愛対象に限ってない……、ってひとりよがりですかね、すみません。
>>632 重複はダメだったんですね、すみません。
647 :
名前はいらない :2005/04/08(金) 03:31:46 ID:s4EF/vQx
株買った。 ぐんぐん上がる。 売った、買った。 また、上がる上がる。 口座に金が増えた。 家も立つぞ。 会社もやめれるぞ。 幸せだ。
時間が無い 忙しいからじゃなく 無くした時間が多すぎて 大人になる前に、してない事が多すぎて 俺の妄想の予定が詰まってる。 でも、リアルの予定は無いから 今日もいつものぐうたら三昧 そしてまた時間がなくなるんだなぁ
>>635 他人が読むということを念頭において詩を作る必要がある。
作品の内容を把握することが困難。
>>647 よかったな。「家が立つぞ」→「家が建つぞ」 「やめれるぞ」→「やめられるぞ」
>>648 言葉遊びの延長にあるだけで、詩というほどの水準に達しているとは言いがたい。
「無い、無くなる」を多用せず、「失う」「浪費する」「逃す」などの代替表現を用いるといいと思う。
「サクサクコパン(※)」 一人コパンを頬ばりながら あの子の新しいメルアド眺め スペル間違ってんじゃん と小さく毒づく そんな宿直の夜 コパンの静かなサクサク音 五分くらいサクサクさせつつ 出した結論 一週間くらい寝かせてから つっこみ入れることにしよう ※コパン…明治製菓のお菓子。
>651 評価していただき有難うございます。 統一した、稚拙な表現より、具体的な言葉を持って 表現した方が良いという事ですね。 短い詩(?)でしたので、纏める為に、チープになろうともテンポを 重視したつもりでしたが、自分で後から見ても 表現や、文字数に偏りがあったりと 未熟さを残す事になってしまいました。 また、短い方が読みやすく理解しやすかろうと思ってした事だったのですが、 ある程度、韻を踏んだ詩の世界的作りが必要だったのかと思いました。 修行しますです。
>>652 さぞかし楽しい一週間になるはず。物寂しい夜に彩りを与える悪戯っぽいアイディア。
自分は宿直で起きたまま、一方「つっこみ」はゆっくりと寝付く。面白みはこんなところかな?
音の無い闇の世界にサクサクという楽しげな音を響かせたところは、ありがちな手法とは言え、
おさえるべきところをおさえている感じ。
私自身はスケールの小さい詩が嫌いだが、この詩はまあよいかなと思う。
気にかかるのは、普通名詞ではなく、コパンという固有名詞を選んだこと。
食べたことは無いけど、音や味わいに特徴でもあるのか、それとも単に作者の好みなのか……
あと「あの子」。私なら「あの娘」とでも書きたい。その真意やいかに。
>>654 d
コパンは単にさっき食べてたからで、別段深い意味はないんですが、名前の響き、語感がかわいいかなと。
味はバターを薄くつけた小さなパンを乾かしたような感じで、結構好きですが。
あえて「あの子」にしたのは、「娘」さんって感じの女性らしいコじゃないためです。
656 :
にこ :2005/04/11(月) 01:23:40 ID:MpYCZEv0
君は笑った 優しく 哀しい顔だった どうしてそんなに見つめるの まるで今日がお別れみたいじゃない 君が泣いた いったい何度目の涙だろう でもいつもの涙じゃないな いくら馬鹿な僕でもわかるんだ 頭を鈍器でぶたれた様な そんな感覚 僕は墜ちた 深く どこまでも深く 君が居ないこの星は ただの球体に変わりない・・・ あの時君は息してた あの時の君は温かかった そこには確かに命があった 初めて詞を書いてみました。優しく評価おながいします(・ω・)
>>656 前に誰か別の人にレスした事と同じ事を書くけど、
タイトルは?
僕は真っ直ぐに立っているかい? 真っ直ぐに立っているかい? 水墨画の端にあるやせこけた枯れ木の 風に吹かれてもげそうな細い枝 その先っぽにつま先立ち 僕はここに立っているよ 僕は真っ直ぐに立っているよ 転んだ時の言い訳は山ほど書き留めた 落ちていく理由はいくらでもあった だけど立っているよ 僕はここに立っているよ
>>657 大切なの忘れてましたorz
タイトルはお別れ式です。卒業式をパロってみました。
センスなくてごめんしゃい。
660 :
「黄身との朝」 :2005/04/11(月) 22:58:43 ID:w39Nviyz
誰かのためにって笑顔を浮かべて 作り笑いって笑われる 辛くても笑えばいいって頬に力をいれているから ごまかしてばかりと嘲られる 本当の気持ちで泣き叫んでも 朝食の目玉焼きがまずく感じられるだけ しょうゆをかけるんだ 塩をふりかけるんだ かつおぶしが好きだ マヨネーズだってたまにはいい ただ意地をはっているんじゃない 必死で意地をはってるんだ 黄身の甘さを思い浮かべる 黄身の姿を思い浮かべる 知っている 泣きながら僕は食べている 白身には味が無い けれども食べている 逃げ出したい 叫びたくて牛乳をあおる 朝食を食べよう もう少しだけ黄身を思って 嘲られても 笑顔のまま 朝食を食べよう
661 :
立花隆先生もご指摘のとおり :2005/04/11(月) 23:57:25 ID:8S/xHfYW
0.日本の文系、とりわけ法学部は教養がない。理系学生の書斎が安藤忠雄の 建築事務所(研究所)みたいな資料の山だとしたら、文系(特に法)学生の書斎 は立花隆のネコビルw 1.規模だけでなく質でも文系(特に法)は見劣りがするね。何度か連中の自宅 に招かれたから、ちょっと参与観察してみたんだ。冗談半分でさ。仔細に文系 (特に法)学生の本棚とか見てみると、これがもう滑稽なんだww 2.面白いから蔵書タイトルを全部メモしたんだけど、まずいきなり机の上に 開いた状態の宮台真司『権力の予期理論』!プゲラを抑えるのに必死だったぜ。 続いて、何度も読んだ形跡のある伊藤&柴田の司法試験論文対策即席要点集。 お前サルかよ、それでも人間かよ、って問い詰めたくなったね(苦笑)。他にも オママゴトみたいな社会学大辞典、カント・マルクスをはじめとする岩波文庫 300冊程度(といっても日本語であって原文ではない)、オクスフォード 英英辞典とシソーラス、小林康夫『光のオペラ』、我妻民法、佐藤憲法、前田 刑法&商法、新堂民訴法、山本国際法(←物凄い日本語w)、○○学がわかる シリーズ(プッ)、ソシュール言語学講義、ダンス・マガジン(お前ホモかよww)、 スティグリッツ経済学(原文じゃなくて翻訳)、ウィトゲンシュタイン論理哲学、 アリストテレス詩学(ギリシャ語で読めよな)、M・フーコー『知の考古学』 (「パンのように売れた」ベストセラーw)、三島由紀夫文庫、仏露独蘭伊中国語 辞典、トクヴィル、大江健三郎、コーポレート・ファイナンス、ドストエフスキー 文庫、西尾行政学、柄谷行人文庫、フロイトの技法、Yale Law Journal、ハンナ・ アーレント、浅田彰『構造と力』、別冊ジュリスト判例百選、大前研一(ワラ)、 シェイクスピア文庫、田中行政法、中公『世界の歴史』(お前高校生かよw)、 マンデル貨幣理論、岩井克人『ヴェニスの商人の資本論』(プッ)。これだもん ねぇ。他にも数百冊持っていたようだがあとは推して知るべし。で、トドメは ピーター・ドラッカー、ピエール・ブルデュー、フォーリン・アフェアーズ、 ハーバード・ビジネス・レヴュー、知の論理!!もう俺その場で大爆笑。 プゲラー止まらなかったぜwww
662 :
立花隆先生もご指摘のとおり :2005/04/11(月) 23:58:24 ID:8S/xHfYW
3.参考までに連中の持ってた理系テキスト挙げようか。ま、予想通りだけど、 杉浦・解析入門(高校4年生の一般教養にはいいかもね)、岩波講座・現代数学 の展開(なぜかモジュライ理論、Lie環、Weil予想、コホモロジーw)、リーマン ・アティヤー・岩澤・シュバレー・ヴェイユ・セール・ブルバキ・ウィーナー など書店で目につくもの(持ってるだけね、知的ファッション)、The Cell (教育ママに買わされた赤い電話帳ね)、東京化学同人『分子細胞生物学』 (ゲノム解析ブームの名残だろうな)、岩波数学辞典第3版(お前、万引きした ヤツだろ?これ)、ノイマン『ゲーム理論&経済行動』、プリゴジーヌ『散逸 構造』、ファインマン物理学講義。これだもんねぇ。他にも何十冊か持っていた ようだがあとは推して知るべし。で、トドメは日経サイエンス、ニュートン、 大学受験過去問(東大&京大理系)、数学セミナー!!もう俺、こんな連中と 面識あるなんて、恥ずかしいね。あいつらよく平気で外を歩いてるもんだ。 せめてNatureくらい読めよな、文系(特に法)なんだからさwwww 4.学部時代で既に無教養な文系(特に法)だから、あとは推して知るべし。法科 大学院テキストは学部で使ってたのと同じw 女子大生(特に法)が読む雑誌 と大差ない罠(たとえばMarie Claire、magazine litteraire、Cosmopolitan、 Critical Inquiry、Le Monde、The London Economist、American Economic Review、Fortune、Foreign Affairs、Yale Law & Policy Review、The New England Journal of Medicine、Michelin)。 5.やっぱり、こいつら文系(特に法)は2年くらい缶詰め状態でケンブリッジ 大学政治学・法学・経済学・社会学・古典学・人類学・言語学・哲学・歴史学・ 文学・論理学・芸術学・音楽・数学・物理学・化学・建築学・地質学・工学・ 生物学・医学セミナーを聴講させなきゃダメだな。
663 :
何ができる? :2005/04/12(火) 00:38:55 ID:c9ePexNl
何もできない。 あなたのためには何もできない。 苦しんでても、つらくても 何もできないんだね。 よしよしすることも、抱きしめることも 何もできない 離れすぎてるのもあるけど 行けない距離なのもあるけど 歳が離れてるのもあるけど 無理なんでしょうね。 私とあなたじゃ無理なんでしょうね。 愛しすぎたね私が。 どうしたらいい?何ができる? きっとあなたは「大丈夫?」って聞いても「大丈夫。」としか答えないでしょ? 私も心配するしかできないんだよね。 あなたを愛するしかできないんだよね。 迷惑だって言われても好きなんだよ。 一方的な思い。 届かない感情。 不思議な涙。 ごめんね。何もできなくて。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 評価おねがいします。
664 :
ボトルネック ◆P350za861k :2005/04/12(火) 01:04:20 ID:oaGo0u2M
「羽根につつまれて」 惰眠をむさぼる昼下がり 既にパジャマに着替えた僕は 布団の中でゆるゆると 射す日にくるまれ意識を消した あの子の羽からこぼれた羽根が 僕を包んだ夢を見た もう このまま 布団人間になってしまいたい そう呟くや否や 西日に射されて目を覚ます あの子はそろそろ 仕事を終える頃だろうか そう考えたとたん 僕を包むリアルの羽根が 僕を再び眠りに誘った
665 :
琶歌 :2005/04/12(火) 15:49:55 ID:/9WeWCdP
初めて投稿いたします。気が向いたらコメントください。 『刹那』 肩透かしに 舞い降りた 寂光の矢が背中に釘打つ くれなゐ色 罅割れるのは心でなく 我が身の抜け殻 そうして 唇をぬらした指を 引っ込めることもなしに 永遠と肉とを 太陽に焦がされるほどに 引き裂きさかれた色した頬で 私を八つ裂きにする 玉虫色の風が オブラートにもならなければ いつ 私のまつげに 光がまつわりつかなくとも
666 :
琶歌 :2005/04/12(火) 15:52:00 ID:/9WeWCdP
×引き裂きさかれた色した頬で →○引き裂かれた色した頬で
667 :
667 :2005/04/12(火) 20:26:04 ID:QSdIA+nR
うみほたる 午前4時 魚色のマシンはゆっくりと パーキングから泳ぎだす バイパスから首都高速へ 海へ帰るため北上する 120キロでキリンの群れを抜き去り 150キロで巨人の股をくぐり 180キロで海底に飛び込む 大気のバリアを切り裂き 歓喜の雄叫びをあげながら マシンは加速する マッハ0,2で風の塔を駆け抜けるころ 海の上ではまた 新しい日常が始まろうとしている
668 :
667 :2005/04/12(火) 20:30:18 ID:QSdIA+nR
挑戦 やってみろ 上がるか下がるか 浮かぶか沈むか 覚悟をきめてやってみろ こぶしを固め目を見開いて 力いっぱいやってみろ うまくいっても失敗しても たいした違いはないけれど やったかどうかは大違い 起つか転ぶか 生きるか死ぬか とにかく今すぐに やってみろ
>>664 >あの子の羽からこぼれた羽根が
「翼」という言葉のほうがいいと思いますが、敢えて「羽」としたのはどうしてでしょう。
>リアル
若い人の言葉ですね。この言葉が突出して俗っぽいのが気になりました。
後半で「西日」という語を用いながら、前半の「射す日」という語が対比的効果に欠けるのが惜しい気がします。
日常の出来事や感情を淡白に書いただけという気がします。読む者に些かの感動も与えないと思います。
>>656 >初めて詞を書いてみました。
歌詞という意味ですか?
敢えていいところを一つだけ挙げろと言われるならば、次の箇所です。
>でもいつもの涙じゃないな
初心者らしく、表現の稚拙さは否めません。
まず、詩を多く読むことをお勧めします。と言っても、詩人の詩です。
ミュージシャンらの書く歌詞のことではありません。
671 :
667 :2005/04/13(水) 00:36:16 ID:D/lVIkGr
老木 わしは今日で800歳じゃ ここで 若い恋人がささやいていた春の夜も 百姓が泣いていた日照りの夏も 侍が斬りあった合戦の秋も 雪の上に倒れた旅人の涙も みんな覚えておる お前たち人間は もうすこし長く生きられたら良いの 100年じゃまだまだ子供じゃ まあわしも明日 お前たちの都合で 切り倒されるらしいがな なに 生きてきた意味? そんな贅沢な事 考えたことないのう ここで根っこを張って みんな受け入れるだけじゃ
>>658 三行目以下の行では、「僕」の決然たる態度がはっきりと打ち出されているのに対し、
最初の二行だけが問いかける形となっているのが、不可解です。
自分が真っ直ぐに立っていることを訴えるはずが、誰かに聞いてどうするんでしょうか。
悪魔さんでも他の方でも、有効な解釈があれば聞きたいところです。
673 :
にこ :2005/04/13(水) 01:03:49 ID:2Hkigiyp
>>670 意見ありがとう。自分はギターもやってるんで歌詞のつもりで書いてしまいました。
ここは詩を書くスレでしたね・・・orz
670さんの言う通り、もっと色んな人の詩を読みたいと思います。
勉強して出直してきます。
674 :
名前はいらない :2005/04/13(水) 01:24:13 ID:jlnq6eFz
>>672 ネチネチと評論家気取りでお前は何様だ?さぞかし立派な詩を書くんだろうな。ここに出してから言えよ。
675 :
名前はいらない :2005/04/13(水) 02:03:51 ID:tjaas+LF
初めて書いてみました。 感想&アドバイス下さいm(__)m 『記憶』 君が嫌いになったんじゃなくて疲れ果てただけなんだ 僕を苦しめる君 燃えて溶けて消えろ ならいっそ君の事を嫌いになれば楽になれるよね 楽しかったあの日々 燃えて溶けて消えろ 僕の心の中で笑う君 燃えて溶けて消えた
676 :
名前はいらない :2005/04/13(水) 02:04:23 ID:tjaas+LF
初めて書いてみました。 感想&アドバイス下さいm(__)m 『記憶』 君が嫌いになったんじゃなくて疲れ果てただけなんだ 僕を苦しめる君 燃えて溶けて消えろ ならいっそ君の事を嫌いになれば楽になれるよね 楽しかったあの日々 燃えて溶けて消えろ 僕の心の中で笑う君 燃えて溶けて消えた
677 :
名前はいらない :2005/04/13(水) 02:12:01 ID:tjaas+LF
ミスりましたιι すみませんm(__)m
サヨナラを聞くことになるだろうと取った筈の受話器から まだモゴモゴと声がするので 僕は戸惑って よく聞こえないよと素直に言うか 気にせず自分の話に持っていくか それともいっそ切ってしまうか 受話器を持ち上げたまま僕は もう何年も考えている
始めて書き込みます。 評価して頂けたら嬉しいです。 にんげんのうた 君の肩に触れた。その刹那に感じ取った何かは、愛等では決して無く どちらかと云えば、悲しみに似た感情の一部分なのであろう。 しん、しん、しんと降り続く雨に苛立ちを感じながらも、それでも私は歩き続けるだろう。 ふと立ち止まった其処には、円いお月様が、雲の隙間から顔を覗かせていた。 雨の中で見るそれに、何かしらの愛を感ずには居られなかった。 何時の間にか出会い、何時の間にか別れる。 あの光り輝く円い何かとは、そう云うものだ。 挨拶などは要らないだろう。 この世界なんてものは、結局は破壊の衝動で成り立っている。 わざわざ創り上げるのもでもないだろう。 過ぎて行く一日の儚さに私は立ち止まって、心に在る独占欲に手を伸ばしていた。 一人の方が何かと色々出来るけど、君と居るとつい微笑が毀れてしまうのは 君があまりにも素敵な女の子だから。 「ありがとう」と、礼など云うものか。ならば私の事を愛してくれ。 しん、しん、しんと振り続ける雨の中で、私は水溜りに映る自分自身と葛藤した。 自分自身を見下して卑下する、と同時にこんなにも簡単に自尊心が満たされる私は まるでこの世界に繋がれた奴隷のようだった。 私は少しの間、呼吸を止めてみた。 全ての色と雨音が鮮明になり、意識が宇宙空間へと吸い込まれて行った。 全てを捨てられると思える日が、何時かは来るかもしれない。 私達は皆、太陽に従属している。 その関係性すらも捨てて仕舞いたく為る夜が来るかもしれない。 結局この世界は全て、殺し合いなのだ。 誰かにこの傷を抉り取って貰うまで、私は歩き続けるだろう。 人間には、人間の詩しか書けない。 これは紛れも無く、人間の詩だ。
680 :
名前はいらない :2005/04/13(水) 04:51:42 ID:ecybCVaf
心に花を届けよう。誰かに優しさを…でもね、ちゃんと届くかどうかは 分からないよ。他人の優しさを何も感じずに踏みにじれる人もいるから 相手に届いたと想っても、それが本当に貴方が届けたかった相手かどう かは分からない。お願いだよ、ちゃんと言葉で伝えて。もっと確かめ合 って… 昨日、心の葛藤があった僕はそんな風に想ったよ。
681 :
名前はいらない :2005/04/13(水) 04:55:41 ID:ecybCVaf
他人に裏切られる事…悲しい事だよね。切ないよね。 僕も分かるよ。とっても心が痛いから…でもそれ以上に 伝えたい気持ちが相手に届かない事が悲しい。 俺の気持ちは何処に行ったんだろう。誰の所に届いたの?
682 :
名前はいらない :2005/04/13(水) 13:42:42 ID:jlnq6eFz
683 :
名前はいらない :2005/04/13(水) 13:45:06 ID:jlnq6eFz
684 :
名前はいらない :2005/04/13(水) 20:36:19 ID:fS0xoN3A
「サーガ」 邪竜の目覚めの咆哮に世界は震え戦いは始まった 大空を闊歩し絶望を告げる漆黒の翼 全てを焼き尽くす灼熱の炎 しかし世界が悲しみと絶望に染まる時勇者もまた現れる その者の前を見据えた真っ直ぐな瞳の輝きは 険しく遠い道のりの中でも失われることはなく 降り注ぐ炎の雨の中を駆け抜け 剣(つるぎ)に雷をまといて闇を切り裂き天を貫く 光と闇の死闘の中、人々が募る祈りの果てに見たものは― 朝日を背負いし勇者の生還
685 :
名前はいらない :2005/04/13(水) 20:50:57 ID:hBRAGfff
いつでも正しい事の出来る人間はいない そう慰めてみてももうだめだ 僕はもういい歳だし 親ももう限界だ いつまでこんなぬるま湯につかっているつもりなのだろう 死にたい 貯金全額の5万で拳銃は買えないものか 頭を撃ち抜いて 楽に死んでしまいたい でもこれはきっと馬鹿が考える逃避でしかすぎないのだろう 楽に死にたいってことは 楽になりたいってことだし 楽になるってことは悩まずに生きたいってことだ 最低だと思う なんて短絡的でなんて自分勝手な 何なんだろう 僕はいったい 何なんだろう 僕はいったい 怠惰で間抜で醜悪な 腐った体と仕様もない精神 ↓に続く
686 :
名前はいらない :2005/04/13(水) 20:51:53 ID:hBRAGfff
反省している 前に進もうとしている それでもこびりつく 『死にたい』 最低だ 前がどこかも決めかねて 無価値な日々をだらだらと送る 自己嫌悪のしがらみを抜け出したい 生き生きとした顔をしていたい 死にたくない 終わりたくない まだまだ僕は未完成だから がむしゃらに走り続けて 誰か一人でも笑わせることが出来るよう 必死に生きたい 『あぁ、あいつは馬鹿だね』 そんな言葉に惑わされず 空っぽな自分を奮い立たせて もう泣かせることがないように もう泣かせることがないように もう泣かせることがないように
687 :
名前はいらない :2005/04/13(水) 21:05:32 ID:jsV6HBMp
>>678 中々良いと思いました。
シンプルで共感できます。
強いて言うのなら
「気にせず自分の話に持っていくか」を
「気にせず自分の話をするか」にすると
より良いと思いました。
688 :
名前はいらない :2005/04/13(水) 21:18:40 ID:tmMDgHw8
季節はまた少しづつ温もりを得る 世界は息が出来ないぐらい躍動している 形が変わっていく それを見届ける 孤独の存在に気づく 明日は曖昧な光で遮られ 昨日には鮮やかすぎる暗闇が満ちている あたりを見回していたら 気が滅入ってしまった そんな風景がまた違う 震わせながら 光の迷路を 作り上げた地図で 少しづつ 歩き出していくしかないんだな 傷付きながら 闇を光と溶かせ 出来上がったそれは またとないだろう 世界はまた形を変える 季節はまた少しづつ温もりを得る
くたくたシャツを引きずって 死にゆく太陽を眺める さみしくないよ さみしくなんかない 俺は俺でひとりだし もう歌う唄もない たいした言葉もかけられず トびゆく満月を眺める かなしくないよ かなしくなんかない だけどもうたぶん 歌う声すら俺にはない さみしくなんかねえよな
690 :
RT :2005/04/14(木) 19:15:21 ID:5gmKincd
「忙しくなる前の休日の夢」 桜並木に車を走らせれば、バックミラーに花弁が舞う 嬉しげな雨上がりの空、まだ少し、少しだけ白い お洒落なシャツ着て君を待てば 春の陽気のせいなのか?、旅の小鳥が教えてくれた 「ソドムが復活した」っと・・ ボクは少しだけ、少しだけ眉をひそめたよ・・ ボクはあの街を知っていた、子供の頃に住んでいた 王様の誕生日、楽しげな音楽、歓喜に沸く人々、路地裏で飢える子供 「人はパンのみに生きるにあらず」と、糞尿を差し出す天使の笑顔・・ 運命は桜の花弁のように舞う・・・・・・・ 桜並木に車を走らせれば、バックミラーに花弁が舞う 嬉しげな雨上がりの空、まだ少し、少しだけ白い お洒落なシャツ着て君が来たよ 春の陽気のせいなのか?、旅の小鳥ももう居ない 君は相変わらず、少し白い空を見上げて明日の天気を伺っている ボクは相変わらず、少し白い空を見上げて明日など分かるはずも無いし もう時期、田植えの季節だ、忙しくなるだろう 腹を空かせた子供たちも、収穫の時を待ってるだろう 桜並木に車を走らせれば、バックミラーに花弁が舞う 嬉しげな雨上がりの空、まだ少し、少しだけ白い
「コワLetter」 届くかな… 届けばいいな 私の手紙 私の想い 放課後 ゴミ箱の中の それに気付かなくて 彼女は本当によかったと 私は思う
692 :
人形使い :2005/04/14(木) 23:43:20 ID:IYEezoxR
みなさまご無沙汰しております。 ここのところ残業続きの館長は 週末ゆっくりと読み、豊かな休日の糧とさせていただく予定でおります。 なにとぞご理解下さい。 そしてまーろっくさん、いらっしゃいませ。 もともと彼の評価スレッド関係の集いとして形成されたスレッドなので、嬉しい限りです。 どうぞごゆるりと☆ 『アルカディア』 紫水晶の原石の空洞で、永劫につむじを巻いている風は、微塵の聲色で、叶わない願いごとを唱え続けている 響く聲の干渉で晶柱は研磨され、完璧な肌理が生まれた日、一番大きく美しい晶石から澄んだ水滴が湧く 注がれた純水は秘められた小さな泉となり、ほとりには素粒子鳥(ニュートリノ:旅をするもの、鍵を持たざる者)が訪なうようになる 太陽からやってきた鳥は、風に乗って双曲線を描き、風とともに叶わぬ願いを唱え、風を置き去りにして去ってゆく そして鳥が水をくぐり抜けてゆくとき、かすかに青い電光をたてる 閉じ込められて、永久反射をする青い光は、閉ざされた道の暗示を司っている しかし鳥は訪れ続け、光は増え続けて、空洞はどこまでも眩く、光で溢れてゆく その美しく小さな理想郷を誰も知ることはない
693 :
人形使い :2005/04/14(木) 23:43:42 ID:IYEezoxR
きゃー誤爆。。。
「オロナイン万能説」 膝を擦りむいた? オロナイン塗っとけ 手を火傷した? オロナイン塗っとけ 顔を切った? オロナイン塗っとけ 虫歯が痛い? オロナイン塗っとけ 頭が痛い? オロナイン塗っとけ 胃がむかむかする? オロナイン食っとけ 彼女が死んだ? オロナイン供えとけ 水害に土砂崩れ? オロナイン撒いとけ 核兵器で死の灰が? オロナイン植えとけ ああ 万能なりオロナイン 何? 無理矢理オロナイン使ってるって? オロナインって何度も言いたいだけだろうって? そんな事言うのはどの口だ? お前の口にもオロナイン塗っとけ
しーみーしーみーちゃーみんぶーぶす ゆらゆらねこさんゆめの中 にゃんにゃかにゃん 小さなあんよでトコトコあるくよ にゃんにゃん ねこさんおんなのこ にゃかにゃかにゃん スカートひろげてすわってる にゃんにゃん ねこさんおんなのこ ねこさん ねこさん ひとりでおさんぽ ねこさん ねこさん ひとりでおすなば ねこさん ねこさん ひとりでにこにこ ねこさん ねこさん よみちにひとり ねこさん ねこさん だれにもみえない だからねこさん ひとりきり ねこさんのおともだちは まっくろドレスとまっかなルージュ ぶかぶか大きな白いくつ まっくらよるのお月さま どこにもいないまっくろおばけ しーみーしーみーちゃーみんぶーぶす ゆらゆらねこさんゆめの中
>694 親父ギャグの延長線上という印象から抜けられませんでした。
697 :
アキテル :2005/04/16(土) 13:34:14 ID:VjN+9dPf
「まだ見ぬ答え」 数式のようには 簡単に出ない答えを すぐ得ようとするから 僕はまた途方にくれる モヤモヤはそのまんま ヘソクリにしちゃうんだ ときどき取り出して 考えを詰め込んで 「僕はあとから必ず行くよ だから君は先に行ってて」 まだ見ぬ答えがそう言ってる だから迷わず進んでいくよ 君の欠片を探しながら またどこかで出会うとき 君を見落とさないように スイッチひとつで 簡単に解ける不安なら 悩んだりはしないだろ 僕はただ笑っているさ モヤモヤが残るから また次に行けるんだ クルクル繰り返し 自分を剥いでいく 「僕は何度も現われるけど、そっと逃げたりしないで」 解けない疑問がそう言ってる だからすべてを背負っていくよ 君が誰だか分かるまで その名前はなんとなく 僕を浮かべてくれそうだ 「僕はあとから必ず行くよ だから君は先に行ってて」 まだ見ぬ答えがそう言ってる だから迷わず進んでいくよ 君の欠片を探しながら またどこかで出会うとき 君を見落とさないように
>>696 親父ギャグ…
(ノД`)
とうとう漏れもオサーンに…
道路のまんなかでネコたちが 濁音たっぷりくわえてないている 赤ん坊の泣き声みたいに がやがや ざわざわ ないている お母さんやお姉さんはああ五月蝿いって忌み嫌うけど なんて素敵な声だと僕は思うのさ だって満月にいちばん映えるぜ 静寂を切り裂き 狂ったようにギャーオ! もっと踊れ もって響いて せめて今夜だけは 甘くときめかせて
「何時もの日常」 部屋をかたずけろ? やめようぜ面倒臭いから。 日曜に外食? やめようぜ金が無いから。 なら今日遊びに来るって? やめようぜもう寝るから。 え?別れてやるって!? やめようぜそんな冗談 OK解った、俺が悪かった。 やめようって言ったの全部やめようぜ。
701 :
名前はいらない :2005/04/18(月) 00:08:56 ID:IGUIih9M
ここは詩を書くスレです。 引きこもりの独り言を公表するスレではありません。 それと、アニメや漫画の情景描写のような子供の詩は、下らないので書かないで下さい。 ここのところずっと、詩とは言えない駄文ばかりで、非常に不愉快になりました。
702 :
アキテル :2005/04/18(月) 18:04:29 ID:Jfk30YZB
「蚊」 君を笑わせたい ただそれだけ その眼差しを向けてなんて 思わない 思えない 恐くて 君が笑ってない ただそれだけ 僕の存在はつまらなくて 想っても 想っても 空振り 井戸の奥底で 空おどる君を見る 君は僕が生きてることすら知らないのにね 君がそこにいる ただそれだけ 僕の鼓動は高鳴って 嬉しさと 臆病で ごちゃまぜ チビな羽ばたきで 毒染みた肌を見る 僕はそれを吸い取ることすらできなのにね 君が笑ってる あの誰かと 僕はただただ見てるだけ ひっそりと しんみりと 羽ばたく
鳴り響く電話の音で僕は重い瞼を開いた 冷たい空気に包まれ 温かみのない地に足をつけ 気の向くままに自分を確かめた そして神様は僕の頭上で笑い声をあげた 僕が五月蝿い電話をとるという そんなくだらない動作に 君の顎が動くたび 世界の崩れる音がする 頬を伝う涙を拭う事もせず 誰もいない事がわかっているから 誰も僕に興味がない事をわかっているから 僕は独りで息をしていた そして神様は僕の頭上で笑い声をあげた 気の向くままに 太陽に焼かれて逝った友よ 僕はお前が恋しいよ だって泣いてるんだ 鏡に映る僕の瞳 朽ち果てるこの体 光り輝くこの世に捧げよう ここは物音一つしない部屋 今僕はここに独りでいるから 独りで寂しい そんな当たり前の事 気の向くままに息絶える 僕とコーラ
『おぼろ桜』 狂ったように咲き誇っていればいい それだけが飛び込んでくるのに アスファルトと制服は 忘れてしまえる色だから 花弁だけは 色彩を持って 狂ったように踊り続けていればいい 隣の君を ぼやかして 淡く淡く 最期を飾る 色濃くなる空に滲んで いつか君ごと溶けてしまえば 次はないのだから 君の横顔が変わらず傍に在っても 繰り返し咲いていい 繰り返し踊ればいい 同じ色彩はもう飛び込んでこないから 君の髪が揺れたことを 花弁が踊っていたことを 思い出せるのはきっと嘘だ
「こい」 小さな恋に七転八倒 些細な問いさえ超難関 見るなら簡単 答えなく 地獄行きさえ甘く見え 濃い恋故意乞いここい来い 七転八倒五里霧中 小さな恋は右往左往 どの水甘い? 恋ほたる
…ここって、評価してくれるスレなんじゃないの?評価なんかほとんどしてないじゃん。。
707 :
名前はいらない :2005/04/20(水) 01:07:18 ID:KHYXljqJ
>>663 むせかえるような絶望感。
見てるだけでも落ち込んでくる。というか、むしろうっとうしい。
こんなにがんばったのに!っていうオーラを感じる。
あと、題名で「何ができる?」となってるけど、「何もできない」っていう結論が
詩の中でついているし。
詩と言うよりただのイイワケ。
>>665 一文一文が引っかかって解読不能。
>肩透かしに 舞い降りた
寂光の矢が背中に釘打つ くれなゐ色
まず、「肩透かしに」という言葉が何を指しているのかわからない。
「舞い降りた」を装飾してると言うにはアクロバットすぎる。
あと、何が「くれなゐ色」かわからない。「寂光の矢」?
それにしては、なぜ分の最後に来るのか意図が不明。
>我が身の抜け殻 そうして
「そうして」が謎。
文と言うにはずたずただし、詩というには不安定。
>>667 スケールでかいな。
かなり好き。
どんどんスピードが上がっていってマッハまで行ってしまうあたりが特に好き。
最後の一文の「新しい日常」のところで、静けさを演出するともっといいと思う。
>>679 >「ありがとう」と、礼など云うものか。ならば私の事を愛してくれ。
このフレーズが特に好き。
>この世界なんてものは、結局は破壊の衝動で成り立っている。
>結局この世界は全て、殺し合いなのだ。
何の脈略も無く出て来るのでびっくり。
どうせなら、「私」もしくは「人間」のエゴをもっと書いてみるといいかも
あと、「〜であろう」「〜あろう」「〜なのかもしれない」が続出。
語尾にもう少し気を配って見るといいと思う。
全体的に荒削りだけど、まだまだ上にいけるはず。
次に期待。
>>684 ゲームっぽい。
711 :
667 :2005/04/20(水) 14:51:38 ID:nFvdGVYr
>>709 評価して頂きありがとうございます。
初めて詩というものを書いたのですが、なかなか難しいですね。
この詩は、保土ヶ谷バイパスから東京湾アクアラインの海底トンネルを通って、
海に浮かぶ,うみほたるSAまでが舞台になっています。
補足すると、
「キリンの群れ」というのは、
横浜ベイブリッジから見える貨物船用の巨大なクレーンの事です。
「巨人の股」というのは、
鶴見つばさ橋の逆Y字型の巨大な柱の事です。
「風の塔」というのは海底トンネル内部の空調用の、海上にそびえる塔の名前です。
ちなみにマッハ0,2は時速212キロです。
712 :
何時か楽になりたい。 :2005/04/20(水) 15:30:41 ID:gRQd6f9j
例え世界中の人が死に絶えて、自分だけが残っても私は救われない。 例え世界中の人が私の存在を忘れようとも、私は癒されない。 私が私で有る限り。 私が生きて居る限り。
713 :
名前はいらない :2005/04/20(水) 16:36:54 ID:buEndC/+
蝋燭と板で作られた教養 君は谷を探る影の終わりだ 終わりだ また約束どおり書物の階段 生活へ 蝋燭と日溜まりの予測 サイクルの万能感 走書きについて 走書きについて
714 :
名前はいらない :2005/04/20(水) 17:32:55 ID:13ywtlzU
思うままに生きること それが一番楽な生き方なのに なぜこんなに難しいのか なぜこんなに苦しいのか 自分勝手に生きていて 誰かに罵られて それでも変わらずに そう生きることはいけないのか 僕に何かを演じろと言うのか 社会は演者の溜まり場とでも言うのか なんと生きにくい時代に生まれたもんだ ならば抗い続けようか 僕が演じるのは僕だけだ、と
715 :
アキテル :2005/04/20(水) 17:50:56 ID:xaBel6p8
「タカラモノ」 日の当たる坂道駆け登り あの森へ行こう 懐かしい秘密基地へ なくしたもの探しに おそれなんて知らなかった あの頃へ帰りたい 何もかもが素敵だった もどれない場所へ みんなで吊るしたハンモック ねっころがりながら明日を夢見てた そんな自分はどこにいったのかな もうやめよう 過去にすがるのは 今日という日を 全力で駆け抜けろ いつかまた巡りあえるさ あの時の タカラモノに
716 :
名前はいらない :2005/04/20(水) 19:06:39 ID:CpnNlbQk
kimoi
717 :
Y :2005/04/20(水) 19:19:16 ID:tBCbnFqi
忘れられて行く。 こんなに毎日を懸命に懸命に生きても、忘れられて行く。 それが何より怖い。 僕は紅茶が好きだ。 僕は漫画が好きだ。 僕は映画が好きだ。 僕は天体が好きだ。 でも、これを知ってるのは、ごくわずかの人間。 僕が誰だか知っているのも、ごくわずかの人間。 忘れられるのが怖い。 忘れられるのが怖い。 他人の心から消えてしまいたくない。 どうすればいいの? 僕を助けて。 独りにしないで。
718 :
名前はいらない :2005/04/20(水) 19:41:33 ID:MEMaMEIH
君の側にいると 罪の意識だけが 僕を包んで ほらまた 偽りの声が君を呼ぶ罪がまた罪を作るから いつのまにか かすれる想いを ただココに 立ち尽くして 見つめてる 消えてしまった 過去の自分や 手に入れられた 今ある物は どんな空の下を 流れてくの? 生まれた証も 明日の孤独も この胸に刻む 未来なんて言葉は 今の僕には必要ない
これだけはお断りしておきたいのですが私を喜ばせようとして下さる貴方の詩が あのような書きぶりである限り、貴方の詩は私に返答の義務を負わせるものでは ないように思われます。これは貴方の安寧のために申し上げることです。貴方の 詩が指し示そうとするような詩情、遠くから私に分からせて下さった心情などは 答に近づきうる種類のものではありません。貴方の素朴な問いただし方が問われ かけており、そしてそれは他の誰にも答えられるものでもないでしょう。 この文章を読んで一瞬でも、心当たりがあるようなないようなお気持ちになられ たなら「若き女性への手紙」を読んでみて下さい。もし貴方が素直な心根の方な らば貴方の眼差しによって、その美しい風景が本来の輝きを持って眺められるこ とでしょう。ってことで、うんちゃ。
720 :
Ed :2005/04/20(水) 20:20:18 ID:n2sBroYa
併進 彼方、妾の手を取ったんだから其の侭引っ張って歩いて。 手を離して先を行かないで。 彼方の隣に居られなくなるわ。 妾は1人で歩けないの、妾は1人で歩けないのよ。 ねぇだからお願い、もう鳥渡だけ。 其の手を妾の指に絡めて歩いて頂けないか知ら。 ☆初めて書き込んでみましたです。 宜しくお願いします。
721 :
Y :2005/04/20(水) 20:36:35 ID:tBCbnFqi
僕は昔魚だった。 僕は昔ミミズだった。 僕は昔花だった。 僕は昔虎だった。 僕は昔、 その昔、 ずっと昔、 下らない猿だった。 どれも僕だ。 下らない僕だ。
722 :
Y :2005/04/20(水) 20:38:35 ID:tBCbnFqi
あぁ、吐きそうだ。 誰か僕を浄化して。 僕を助けて。 助けて? 何から? 誰に? 誰か、僕を浄化して。 あぁ、吐きそうだ。
>>710 評価して頂き、有り難う御座いました。
これからも頑張ります。
724 :
ロストネーム9 :2005/04/21(木) 01:48:22 ID:1qjcyneA
パンチはまた鼻先をかすった。 透明な空気に風圧と水しぶきが巻き起こる。 ひしゃげたドープノーズ。 えぐり取られるパステルカラー。 水滴の中に夢が見えたら、答えを出すにはきっと早すぎる。 そしてまた頭を抱える。 青い花びらが舞っている世界を思い描いて。 導火線なんていらない。 アリアスジョージと青い花を探す。 ただそれだけ。 パンチはまた鼻先をかすり、また透明な空気に風圧と水しぶきを巻き起こす。 ひしゃげたドープノーズ。もはやえぐり取られるパステルカラー。 水滴の中に夢が見えたら、答えを出すにはきっとまだ早すぎる。 きっとまだ早すぎる。 また、そしてまた頭を抱える。 青い花びらが舞っている世界を思い描いて。 アリアスジョージと青い花を探す。 ただそれだけ。
725 :
名前はいらない :2005/04/21(木) 02:19:31 ID:mUrhSMRT
痛杉
726 :
678 :2005/04/21(木) 02:19:33 ID:IvwIwsnm
>>687 亀レスだが助言ありがd
まどろっこしいもんね
ことごとく這い回り続く歯車 醜い土の上で血を揺らすだけ ことごとく這い回り続く歯車 醜い土の上で血を揺らすだけ すこしは世界が好きになってきたかな 真っ昼間の太陽の下でも月のない暗闇でも 目を剥いて ことごとく這い回り続く歯車 醜い土の上で血を揺らすだけ ことごとく這い回り続く歯車 醜い土の上で血を揺らすだけ
ぶったぎりますよ、っと。
>>691 最後の2行が意味不明。
詩、そのものもシーンの切れ端って感じで物足りない。
もう少しふくらみを持たせるべき。
>>697 「僕」と「見知らぬ答え」がどちらも自分のことを「僕」と言ってるので
どちらがどちらかなのか見分けずらくなっている。
あと「僕はあとから必ず行くよ だから君は先に行ってて」 と言われたからといって
迷わずにいけるのか?と素朴な疑問。
>>702 主語多すぎ。
もう少し省略できるはず。
>>712 そう悲劇っぽくいわれてもポカーンとしてるしかないなぁ。
周りがどうがんばっても、本人が絶望して周りを見ようとしないならどうしようもないしね。
>>719 いってる事に同意しないでもないけど、もう少し読みやすくならないかと。
>>720 まず、誤字脱字をチェックしましょう。
順番がぐちゃぐちゃになりましたよっと。
>>642 緑の岬が霧にかすむ風景が目に浮かびます。
幻想的でどことなくさみしい。
岬さえもうないかもしれないという想像が、霧にけぶる風景を遠く手の届かないもののように
感じられました。
>>689 さみしくないといって、最後に「さみしくなんかないよな」と聞き返すのが
余計にさみしさを想像させてうまいなと思いました。
>>694 コミカルで最後の最後までオロナインにこだわってるのがおもしろい。
オチも面白かったです。
>>695 かわいくてどことなくさみしい。
擬音とくりかえしがリズミカルですーっと入ってくる。
>どこにもいないまっくろおばけ
この一文は唐突だと思う。
おばけは何をしてるのか、ねこさんはどう思ってるのか、
そこらへんをプラスするといいんでないかな。
ご評価お疲れ様でした あなたのような方がいらっしゃれば 反映しますのでこれからもお願いします
731 :
Ed :2005/04/22(金) 21:25:52 ID:3ITjiXYQ
誤字、脱字ありますか? あれ・・・解んない・・・自分で作っちゃった文章って 頭の中で出来上がっちゃってるから見つけられないです。
732 :
名前はいらない :2005/04/22(金) 23:14:52 ID:6zP88inv
久し振りに来ました。
>>90 です。
しばらく来てない間にずいぶん進んだなぁ、このスレ。
あれ? 以前書き込んだ
>>182 にコメントがない。なんで?
Y.Takeo氏のスレですらスルーされてる・・・・
評価される価値無し、ってことかな? もしや(鬱)
733 :
名前はいらない :2005/04/22(金) 23:50:17 ID:IxPrzNcl
734 :
名前はいらない :2005/04/22(金) 23:51:00 ID:WnzXJ4E9
夢なんて何も無い ただ毎日を消化してるだけ 希望さえありゃしない そんなの、あればこんなとこにはいない そんなこと考える自分も煩わしい でも、そんな悩み事や嫌な事 空を見上げれば、それさえ小さくて.... ふと思ってみる そこの下り坂、登ってみようかな...
>729様 どこにもいないまっくろおばけはねこさん自身なのです 分かり難かったようで申し訳ない 精進致します
736 :
ま :2005/04/23(土) 17:18:04 ID:ww+jMGBQ
寒い夜を 二人で毛布にくるまって眠ったね 手を握りあって 眠ったね 先行きの分からない未来に怯えながら 僕は君を守るように 悲しい瞳の君を抱きしめた君の幸せを祈りながら 僕の幸せを祈りながら 神様なんか信じていなかったけど 祈らずにいられなかった 寒い夜 明日に怯えながら 僕らは抱き合ったね
737 :
K :2005/04/23(土) 18:52:19 ID:LSdAclCJ
晒してみます・・・これに曲をいれてみたいです。 --------バトルロード----------------- おれは戦うのが好きだぜこのバトルロード 毎日ケンカばっかりやってるぜ。 くだらない常識とかそんなのはどうだっていい ただ、戦うことが好きなだけさ ほら、あの夕日を見てごらんよ、今日も真っ赤な太陽だ。 真夏の蒸し暑い夏より俺はキレイな夕日が好きさ。 ※さぁ、戦って行くぜバトルロード 自分との戦いだぜ さぁ、戦って死ぬぜバトルロード 今度はお前の番かもな!! あぁ、夕日が沈んでいくぜ、今日はキレイな満月さ。 イヤな事忘れて戦いまくるぜ。 つまらない言い訳言ったっていいだろ ただ、戦う事が好きなだけさ ※くりかえし・・・ バトルロードを歩んで行こうぜ〜!
738 :
名前はいらない :2005/04/23(土) 19:02:20 ID:+9J2dvUR
アニメソングか?
739 :
K :2005/04/23(土) 19:12:03 ID:LSdAclCJ
気持ちの向くままにかいてみました・・・
740 :
名前はいらない :2005/04/23(土) 20:12:38 ID:dqcRZ2AT
いいよ オレ勃起した。
741 :
名前はいらない :2005/04/23(土) 20:16:28 ID:+9J2dvUR
オレは抜いた。
742 :
名前はいらない :2005/04/23(土) 20:22:33 ID:1JlrOFRo
あたし濡れた
743 :
737 :2005/04/23(土) 20:50:45 ID:LSdAclCJ
たくさん感想もらえてうれしいわ!
744 :
名前はいらない :2005/04/23(土) 21:19:34 ID:+9J2dvUR
>>743 なかなかビッグなやつだ。
お前なら人生経験を積めば、良い詩が書けそうだ。
745 :
K :2005/04/23(土) 21:44:43 ID:LSdAclCJ
ありがとうございます!! これからも頑張ります(´・ω・)つ
746 :
K :2005/04/23(土) 22:00:55 ID:LSdAclCJ
747 :
名前はいらない :2005/04/24(日) 00:25:48 ID:x2bDpOcG
ヒロコです・・・
[email protected] 空メールを送ってくれればわしの詩を送ります
決してややしいサイトにはつながらまへんので安心してください
すいませんがパケ代はご負担ください
ホームぺを作ろうと思ってます
748 :
名前はいらない :2005/04/24(日) 00:52:46 ID:wZZiOD3r
>>747 つまらん詩ならここでおなか一杯だ
頭の悪い業者め
749 :
名前はいらない :2005/04/24(日) 01:33:56 ID:99Pv3H4E
>746 おい!!K!! もまい、天才かっ?!
思えば、今生きてる事はとてもね奇跡だね 手にしたモノと望んだモノは滲んだ涙に似て 無くした感覚、友達を最近思い出す できればもう一度会いたいよ。この場所でもう一度。 此処に生まれ、愛を知り 愛に泣き そして傷つく そこに意味は無く だから探してる 生きる術を 僕たちはそれぞれの未来に向けて 泥だらけの靴で時間を越えて 世界を超えて駆け上がるのさ 僕たちはいつまでも此処にはいない 螺旋を描きながら現実を知って けど夢を抱いて生き続けるさ。 いつでも具体的な夢があるわけないだろう。誰も。 本当はSOSを出してるんです。声に出来ない。 ここにいると 叫んでいる 叫んでくれ そこに生きてると 誰もが孤独 それは分かってる だから歌うよ 僕たちはそれぞれの未来を目指し 汚れた笑顔でまた会える時を信じ続ける、その日までずっと。 僕たちはいつまでも此処にいるから。 螺旋を描きながら現実を愛せ でも媚びないように生きたいよ。君と。
751 :
葉脈 :2005/04/24(日) 17:22:48 ID:MP3rDcGk
>>473 の者です。亀ですみませんがちょっと直しました。
再投稿NGでしたらスルー願います。
「数を数えられない子」
鏡の前には双子が二人
鏡を叩くと双子が四人
片割れが言う
"ここには2種類の人間しか居ない
数を数えられる奴と数えられない奴だ"
その後間もなく
きれいに片された鏡の欠片と
残った一人
あと
>>475 さん、ありがとうございました。
仰る通りアメリカンジョークネタで数え間違えてて、元々一人だったというオチです。
少しはわかりやすくなれたかと思います。
752 :
御願いします :2005/04/27(水) 18:27:53 ID:jExBdPw7
煤煙が昇る空に向かって 君のところにまで届きそう 明日はどんな一日だろう 車を停めて知らない場所へ 歩きだす いつも想っていたことを 気付かずどこかに忘れてきたから 辿る 道標に従って迷いの森を歩きだした 切なさが滾る独りの夜は 眠りに誘う君を探した 安らぎは此処に在ると教えてくれた 君の幻影にキスをした 夢の中では 空を自由に飛べるから 君に逢いに行けるのに いつか目覚める その後の切なさはもう分かっているよ 疲れ果てた身体を引きづり辿り着いた水辺に 幼き日々が映るから 二人が見えるから 歩きだす いつも想っていたことを 気付かずどこかに忘れてきたから 辿る 道標に従って迷いの森を歩きだした 今も独り悲しみと絶望の向こうに何かが見えるから
753 :
通りすがりでゴメンネ :2005/04/27(水) 22:32:28 ID:2QFdLiMh
通りすがりで御免なさい。
>>752 さん
>切なさが滾る独りの夜は 眠りに誘う君を探した
これにはムッハー(*´Д`)
一文一文にちゃんと意味がこもってて良いと思います。
ですが、それ故に全体的に統一感に欠けている気がします。
奥が深くて良い言葉を選ばれていると思いますが、
意味を誤解される可能性も出てくるので、言葉の基本的な
イメージを統一されたらいかがでしょうか。
リピートを用いたのはとても良いと思います(*´Д`)
散文で申し訳ありませんでした。
全体的に統一感って可笑しいなゴメソ
755 :
名前はいらない :2005/04/27(水) 23:19:13 ID:JgFdidIb
愛の名のもとに 愛をだけを頼りに いざ行かん戦場へ 奇跡の花咲かすため
>>752 ちょっと感動して涙でちゃいました・・・・。 奥が深い
757 :
名前はいらない :2005/04/28(木) 02:38:55 ID:eK8T/BAF
758 :
Nirf :2005/04/28(木) 06:56:16 ID:gzMRv/Tf
御願いします 【笑ったよ、すれ違い】 「誤解」 あたしの時間は慌しくて 思いの全てを、あたしにも分からない羅列で僕に浴びせる 僕は表情を緩めてそれに頷くと下を向いたね。 あたしは分からないけれど 時間が止まって息を吐けたから それで安心した所で終わったの。 「理解」 あたしの時間は慌しくて 思いの全てを、あたしにも分からない羅列で僕に浴びせる 僕は表情を緩めてそれに頷くと、沈黙を言葉にして下を向いたね。 あたしには分からないけれど 僕の時間はあたしよりもずっとゆっくりで すれ違う不安な煙を一杯吸い込んで、明日に向かって黙るしかなかった。 あたしはいつだって僕の受動態なのね
759 :
679 :2005/04/28(木) 15:16:52 ID:4yjD0/gI
今、私は素敵な部屋に居る。 それはそれはとても素敵な部屋だ。 コンクリートの壁には蜉蝣の絵が描いてある。 天井はマーブル模様で、窓際には中世のアンティークなベットが在る。 風になびくカーテンは薄汚れているけど 何かしらの愛を感じた。 クリムトの絵が金色の額に入れられている。 とても綺麗なその絵は額ごと傾いているけど それがきっと正しい飾り方なのだろう。 画面ごと真っ赤に塗られたテレビから出るコンセントは 行き場を失ったみたいに放り出されてる。 私はそれを見て、微笑を漏らした。 窓の外には月や星が居るのだろうけど 今日は曇っていて何も見えない。 それ以外には何も無い部屋。 きっと何かしらの感情が溢れているのだろう。 それ以外のものは必要としない。 聞こえてくるのは裸電球に集る蠅の羽音と 蛇口から出る錆びた水滴が、固いものに当たって弾ける音。 私はベットの上で君の帰りを待っている。 とても素敵な事だ。
760 :
679 :2005/04/28(木) 15:19:37 ID:4yjD0/gI
↑タイトル忘れた… 「窓枠の傷」 です。 評価していただけたら幸いです。
>>679 部屋の光景を書いているのですが、叙景詩というより小説の風景描写のようで
すね。この部屋の光景を作者に書かせた強い情動が感じられない。クリムトの
絵や、真っ赤に塗られたテレビでなにかをほのめかそうとしてはいるようです
が、それが何であるか伝わってこない。淡々とした叙述のなかにも情動をにじ
ませることは可能なはずです。
評価していただけると嬉しいです。 「Princess Story!」 幼い心に芽吹いた 恋愛話<ストーリー> いつかを夢見る少女の希望 目の前に降り立った夢を叶える騎士<ナイト> いつでも胸ドキもう止められない 毎朝顔合わせ 顔赤く俯いちゃう どんどん高まる心の鼓動 ボーっと見惚れる仕草は見せたくなくて 眠り姫を演じ続けちゃう! 受け止めてLove 高鳴るMyHeart 沢山の想いを貴方の元へ! 大好きよPrince 夢見るPrincess この静寂の城から助け出して! 貴方しかできない救出劇を 待っているから 貴方の到着を
763 :
762 :2005/04/28(木) 18:48:49 ID:Ttjb/WGX
小さな頃してもらった古い古い御伽噺 まだ覚えてるPrincess・Love Please Kiss me my prince なんて言えない ろくに口も利けない灰かぶり お気に入りの服に身を包んで勝負 今日だけの可愛いお姫様 色気抜きの真剣勝負は優勢?<リード> 私に振り向いてほしいから! 大好きよMy Knight 待っててねSweet day スリルいっぱい ShotGun・Love! 負けられない HighRisk 危険弾 Broken・MyHeart 貴方ならいいよ 乙女から卒業 恋愛に霧中 飛べない天使<エンジェル> 癒せるのは 目の前の貴方 受け止めてLove 高鳴るMyHeart 沢山の想いを貴方の元へ! 大好きよPrince 夢見るPrincess この静寂の城から助け出して! 恋愛に霧中 飛べない天使 癒せるのは 目の前の貴方 Are you OK? Let's Start! HighRisk Princess Love Story!
春を流れるそよ風は 甘い花の香りを 僕の鼻へと運び行く 窓から見る景色は まるで地球では無い様で ちっとも汚れてなどはいなかった くたびれた蝶は 草のベットで羽を休め スヤスヤと眠り行く 桜の花びらは 今ではもう過去の事と 草花は優しく僕に語りかけた 今日への期待と不安をポッケに詰め込めば 大地は僕らを包み行く 淡い太陽は きっと母の温もり 僕らを抱きかかえ 未来は何処までも澄んでいる だったらいいなって だったらいいなって だったらいいなって だったらいいなって だったらいいなって ふと そう思った
だけど陳腐な日常は 硝子の様に冷たく 簡単に壊れてしまった 今日の空は僕の心に酷く突き刺さり 体が鈍く音をたてる 僕の声が掻き消される 皆の笑顔が掻き消される 尊い命が掻き消される ガタンゴトンと電車の中 もう動かない電車の中 題:「春が薫る」
766 :
紺 :2005/04/28(木) 22:05:07 ID:9H0zqI0A
この部屋からな言うからな 時計見えんだろ? 今何時だ? そう 時間は関係無い 俺の手は右手 お前の手も多分右手 すぐ見ろ 見たら忘れろ 明日また思い出せ
-状態崩壊錠剤 第一の錠 無限階段上昇 第二の情 感情抜きの暴走 第三の場 臨場感の膨大 第四の状 全員に宣戦布告 限界 生活 後悔 第一から一気に特攻 妄想 壮大 凶暴 一 〜 無限の構造 生態 狂態 降灰 アドレナリン増殖 生命 構造 暴走 自画像に不可抵抗力 第五の城 崩壊寸前の安息 第六の条 自分中心ルール作動 第七の浄 世界中汚物清掃 第八の静 台風前線直撃目前 抗体 早退 抵抗 雑菌直撃ダイレクト 致傷 断腸 盲目 第六感以外の暴動 血清 無能 不動 不浄決死の猛毒 絶対 脳内 後退 ネガティブ思考の恐慌 限界 生活 後悔 第一から一気に終了 妄想 壮大 凶暴 螺旋階段走行 生態 狂態 降灰 欲望すら消滅 生命 構造 暴走 存在すら消滅
768 :
葉脈 :2005/04/29(金) 18:12:40 ID:J3pQC1HB
>>767 評価でなく感想で申し訳ないですが
ジョジョを連想しました
>>750 ヒットチャートにランクインしている歌みたい。
>思えば、今生きてる事はとてもね奇跡だね
「〜だね。」という言い方がどうも押し付けがましく見えて仕方ない
同意を求めている、否、同意しか求めていないというか。
この詩の要素として
「未来を信じて歩いていく僕ら」というテーマと
「君とずっと歩いていきたい」というテーマの二つのものがあるように見える
だがどうも、後ろの「君とずっと歩いていきたい」というテーマが後付けでにしかなってないのでは?
という印象がぬぐえない。
テーマを1つに統一する必要があると思う。
>>758 「わたし」から見てるのか「僕」から見てるのか?
まず、そこらへんをどうにかしたほうがいいと思われ
>>762 かわいいなぁ。
勢いがあって好き。
あと、「霧中」じゃなくて「夢中」でないかと
770 :
名前はいらない :2005/05/01(日) 20:05:33 ID:SGtforvH
あなたは暗い城から私を連れ出しに来てくれた どこまでも届く星の輝きのようなその真っ直ぐな瞳の輝きに私は惹かれたの 不敵な人、あなたは知らない 運命は儚いこと だけど私はあなたを信じたかった あなたの悲しむ顔は見たくなかった それが切なくて苦しくて あなたを悲しませやしないわ あなたのためになら私何にだってなれる 風をきる馬の上2人楽しく笑いあう一時は私の中でこの上なく輝いて 遠く、どこまでも遠くに連れていって、今だけは…
771 :
あけこ :2005/05/01(日) 20:21:00 ID:UT5CkZGn
はじめまして。 過去にある所で詩書きをしていたものです。 前のものですがご意見をいただきたいので投稿させてもらいます。 「プライド」 かららと廻る糸車 紡ぐ糸には色が無い 色とはいつか褪せるもの ならば はなから色などいらぬ 失いたくないのならば手に入れるなと 幾度と教えられたのに 手に入れてしまったこの事実 消さぬ 消されぬ 自尊心 守り抜いてみせましょう 受け継ぐ 誇り と 真意にかけて。
Sunlight℃ 夢の中に茂る森にそっと水をやる 僕の頬にをそっと撫でる木漏れ日みたいに カーテンの隙間から 溢れ出した太陽 何かを決めた時の朝 小鳥に誘われて 予感と希望を光に変えて 包む光を体温に変えて 母を失った小猫のように旅に出よう 褪せた青色の空にノイズまじりの白い雲 道しるべの無い道をただずっとどこまでも 水晶のように透明で感じやすい世界に 僕はいつでも草原を旅していけるから 不安も悲しみも光に変えて 嫌な黒い雲も暗闇も 光に変えて消してたから大丈夫 予感と希望を光に変えて 包む光を体温に変えて 母を失った小猫のように旅に出よう
「呪詛」 おのれ、ミュウタンスめら 我が口中に鎮座する その蠢く思念 おのれ、溶解する我が犬歯 鈍痛を伴い濁る歯茎 その責め苦の吐き捨て 今の今になって我の眠りを妨げようとは おのれ、おのれ 黄金なるこの日々に 我に何が出来るというのか まして夜半のこの刻に おのれ、おのれ、おのれ ミュウタンスめら 許すまじ 許すまじ 頂点に達する我が呪詛は ロキソニンへと我を運ぶ あいががが はがひげえふぉ
「ソフトクリーム」 ゆるい甘さが 口に合う ダラダラ溶ける やる気の無い詩
775 :
名前はいらない :2005/05/02(月) 03:45:46 ID:KpJfkiY8
好きな人は誰? 好きな物はなに? それがわからないまま 下敷きになる 晒し場で死んだ虫 人間になれないまま死んだモノ 薄黒色の視界の中で 今までの道の振り返った 好きな事をしているお前 楽しそうにしているみんな どうか付け足さないで、不協和音と供に 何がお前らの正しさか 何が俺の幸せか わからないまま終わる 遠い道の向こうで潰されたって お前のままでただ名も無い風になれ
776 :
名前はいらない :2005/05/02(月) 04:34:23 ID:SGldl5wC
これじゃ、評価するスレとは言えんな。 「褒めて欲しい君」しか集まってないじゃないか。 辛口批評家の登場が待たれる春の夜である。
777 :
名前はいらない :2005/05/02(月) 05:34:17 ID:VmWJJaIr
>>767 見た目のバランスが綺麗だと思いました。
捉える側として、イメージを固めきれない箇所がいくつかあって、
物足りなさを覚えました。
例えば、螺旋階段をどんなふうに走行したのか、
もっと言葉を探すことで、読んでる人に色々と伝えられると思います。
評価…改良版に期待。とか勝手に書いてみたり;
778 :
777 :2005/05/02(月) 05:48:06 ID:VmWJJaIr
【犬】 彼は、 よそん家の犬である。 とても賢い犬である。 たまに鋭い犬である。 ときに嘆く犬である。 とても狡い犬である。 よそん家の犬である。 ほらあれが、 私の好きな犬である。
評価ありがとうございます。 やっぱり分かりにくいですかね 僕と私が何なのかがキーだったんですが、 簡単に伝わるようなもののほうがいいんですかねぇ 【マイナスでも前進】 静かに沈まないように 道は歩く事しかできず 笑いながら平穏に されど足は泥濘に浸かる
780 :
りんごちゃん :2005/05/02(月) 14:49:54 ID:qrIcf0MS
781 :
女又 ◆cq5R5gcivU :2005/05/02(月) 15:31:27 ID:0c2EZIzL
>>780 ありがとうございます。
新参者ですが、どうぞよろしく。
>>769 感想有難う御座いました
夢中ですねorz気付かなかったデス
とりあえず未評価ナンバーを調べ上げました。
>>を多用するとエラーが起きるので未評価番号が続いてるところ以外はナンバーだけです。
93 94 96 103 107 110 117 136 165 167 168 169 170 171 174 176 177
178 181 182 186 202 222 224 225 227 228 234 235 236 237 239 240
241 242 250 251
>>255-260 262 266 267 287 288 289 290
>>299-309 311 312 315 325 325 326 327 329 332 352 355 363 373
>>393-397 >>400-406 408 410 415 416 418 419 420 427
>>430-435 444 447 449
450 474
>>478-483 507 508 510 529 530 531 532 534 544 555 557
571 572
>>583-591 593 594 595 597 600 638 639 640 644 645 660 668
671 675 680 681 685 686 688 690 692 699 700 703 704 705 713 714 715
717 718 721 724 727 734 736 737 751 755 759 764 766
>>770-775 778
783 :
名前はいらない :2005/05/02(月) 17:34:31 ID:sXh1jcxp
「おかしな伝承」 僕らの神様は言った「戦え!」 勝った者に世界を与えると 世界中で戦という宴が繰り広げられることになった 神様はそれを悠然と笑って見下ろしていたよ しかし、やがて人々は戦に疲れ彼を恨むようになる 神様はそれがつまらなくて天に帰ってしまい 以来二度と地上に戻ることはなく人間たちを見捨てるようになったというわけさ 気が向いた方は評価お願いします。 ところでここって一度書いた詩を リメイクしたものをUPするのはありですか?
784 :
名前はいらない :2005/05/02(月) 18:35:02 ID:RFjNqqgM
>>93-94 散文詩ですね。教訓的なところが童話っぽいです。主題は容易に理解できます。表現につ
いては、平明であると同時に、直接的・説明的な印象があります。
その1・その2それぞれの冒頭2連が共通ですが、同じ内容を読ませるにしては長いよう
に思われます。また、全般的にもっと簡潔を心がけた方が読みやすいと思います。
人形使いさんは、「足」という表現を使っていますが、他に「脚」「肢」などの字もあり
ますね。また、調べてみると「駿足」と「俊足」にも違いがあるようです。この辺は詩を
書く側に委ねられていると言えますが、「前後の足」という表現に限っては疑問です。
あと、題名と作品内容との関係がいまいち解りませんでした。
>>96 悪態をつくなら、もっと強烈な言辞を用いた方がいいのではないでしょうか。「クソガキ
共」「うるせぇんだよ」では、何だかありきたりな気がします。また、「超暴力的な」
「死ぬほど酷い」というのも少し安易かと思います。「両のこめかみから押し込んだ不穏
な共鳴」などは味な表現だと思います。
>>103 作品世界を十分に構築し切れていないというのが印象です。細部が乏しいと言うべきか、
或いは具体性がないと言うべきか……。
>>107 ,
>>110 , 117については、
>>136-138 に論評があるようですので、未評価扱いする必
要はないかと思います。また、
>>136 は詩論であって詩ではないようですので飛ばします。
>>165 単純な人間が書いた詩という作品の虚構性の故に、発想も表現も稚拙になっているのだと
解釈しますが、それを踏まえても凡庸と言わざるを得ません。
>>167 「サイコフラワー」という語をネット検索したら、ドラッグ(マッシュルーム)の一種だ
そうですね。幻覚状態を詩にしたものでしょうか。「濁る様に咲く 純粋できれいな」と
いう表現の矛盾が印象的です。ならば、「壊れるはずもない 永遠とよばれる」の箇所で
も、“永遠”と“刹那”という相反する概念を配するなどして、混沌とした心理状態を
描いてはどうかなと思いました。
>>168 「消えた者」と「残る者」とが対比的に扱われていることまでは想像が及びますが、「後
ろに」という言葉が、どのような意味内容を担っているのか、不明瞭です。深遠なテーマ
の詩を書こうとしたように感じますが、言葉が追いついていない印象があります。
787 :
人形使い :2005/05/02(月) 22:28:41 ID:/tw2EMzG
>>785 あああ、とても古いものをわざわざありがとうございます。
実は>64から詩の評価に関するやりとりの流れがありまして、
内容重視で表現に関してはすごく適当に書いてしまいました。
申し訳ないです。
「前後の足」のくだりの足の動きは駱駝の歩行のイメージです。
長々と言い訳をしなければならないのは、
練りこみの至らなさゆえですね。
ともかく本当にありがとうございました。
丁寧に読んでくださってとても嬉しかったです。
これからも、マイペースに評価人を続けていただければ幸いです。
>>169 大人には大人の、少年には少年の倦怠感がある、そんな感想を抱きました。大人になる
と若い頃を極端に美化したり、単純化したりと、偏った見方をしがちですが、この作品か
ら窺える少年の心情は実に現実味を帯び、多感ゆえに混乱する少年時代の危うさ・もろさ
をよく描いています。
表現の上でも「天国行きの片道キップ――」「ひとにもらった優しさを――」など、難
解な語句を用いずに、深い味わいを出しています。
ただ、三連目で「です・ます」調を用いて、他の部分との差異を際立たせる意図が私に
は読み取れませんでした。
>>170 >>169 と同じ作者ですね。タームを用いて論ずるのは不得手ですが、こういう作品を象
徴詩と言うのでしょうか。大変難解です。お手上げに近いですが、蛮勇を奮って評価しち
ゃいますよ。
困難な現実に立ち向かうことと、現実から逃避したい衝動とを描いているというところ
までは、問題ないでしょう。それらが、「赤い空 灰の雲」と「青い空 白い雲」の対比に
現れています。
しかし、現実と理想という二分法的な考えからも距離を置こうとする態度が、「さらば
桃源郷」「逃げることも戦うことも――」の箇所に明確に現れています。最後の二連に
至っては、虚無感と諦念が色濃く現れ、理想と現実のジレンマさえ喪失した感があります。
現実にも、理想にも絶望する人間の姿と言うべきなのでしょうか。また、三連目、六連目
に見られるような、論理的な破綻のある句に、理屈で解決することのない混沌とした心情
を見て取るのも許されるところではないかと思います。
ここまでは解釈についてですが、肝心な評価はと言うと難しいですね。細部のレトリッ
クに関しては確かな技量を感じます。ただ、私は作品の一字一句の果たす機能を理解しな
ければ納得できないたちで、三連目、六連目の役割を作品全体の中でいかに解釈するかに
結論が出ず、総合的な評価はしにくいです。他の方のお知恵を拝借したいです。
>>171 “何を題材にした詩か”というなぞなぞをふっかけられている気分です。何のことやら
解りません。
>>174 星に願うという展開を用意するために、わざわざ雨天に星を輝かせてしまったんでしょ
うか。夜のお天気雨みたいな気象条件を念頭に置けばいいのですか。無理があると思いま
す。雨を降らせなくてもいいように思いますが……。「あの日」の思い出を想起させるた
めの装置を設けなければならないとしたら、雨ではなく、何か他のものを考えるべきでし
ょうね。
あと、内容的には極めて陳腐です。表現もまた同様です。
>>176 「映るのは」でなく、敢えて「映るは」なのでしょうか。だとしたら、その意図が量り
かねます。また、「光沢」というのは物体の表面に映ずる光を指すはずです。「斜陽に照
らされて」「残照を頼りに」など、別の表現を考えるべきではないでしょうか。
>>177 極端な短詩の場合、作品世界を完結的に構築するのが難しいと言えます。日本の短詩型
の場合、詞書きで補ったりするなど、コンテキストを最大限利用する伝統があります。こ
の作品の場合は、余りにも省略し過ぎたか、或いは言葉が不足し過ぎたか知りませんが、
内容を把握することが困難です。
ご評価お疲れ様です。
評価人の方々いつもご苦労様です。 僭越ながら本日600番台名無し詩人さまがたの作品を勝手に評価させて頂きます。 あてにならないので無視していただいて結構です。
792 :
679 :2005/05/03(火) 15:00:26 ID:cy2O6OF9
>>761 ご指導、有り難う御座います。
勉強に為ります。
またもや評価お願いします。
作品が貯まってしまってる中で申し訳在りません。
793 :
679 :2005/05/03(火) 15:01:13 ID:cy2O6OF9
施錠。 人がいくら愛を求めても 人は死ぬまで独りだ。 そう云う思いが交錯して ふと気が付くと涙が出そうになっていた。 僕は空を見上げた。 それは灰色の空で 母なる大地の悲しみの様だ。 瞳に映るもの全てが不透明で 水面に映る月だけが僕に安堵を与えてくれる。 僕等は愛される事を前提に生まれてきた。 そして人との繋がりに怯えながら生きていく。 最期は孤独に押し潰されて死ぬんだ。 施錠された犬の鳴き声が響き渡る。 生まれ堕ちてすぐに 僕等はこの大地に繋がれた。 空は何処かで海と繋がっていて 僕等はあの月の様に孤独を育て そしてあの空に憧れて 死ぬまで藻掻き続ける。 空を飛ぶ鳥は自由かな。 地を這う僕らは不具かな。 生まれてきた理由の無い僕等は この世界からは愛されないのかな。 真夜中に静寂が戻り 僕をより孤独にさせた。 雨が降ればいいと思った。 雨にあたっている時は 空と繋がっていられる様な気がするから。 僕は月を見上げて 何かをぐっと堪えた。
>>178 「悲縛り」には笑いました。「増対」「隔壁」「狂捕」「自虚」「自火」や、第四連の
奔放な造語などが、狂乱した心理状態を表現したものなのでしょうか。この詩に私がつい
てゆけないのは、作品自体が「狂った精神世界」を描いたものである以上仕方のないこと
なのかもしれませんが、かと言って、でたらめを書けば詩になるというわけでもないと思
います。「悲縛り」のように、狂った中にも見所のある表現が欲しいです。
第二連では、畳み掛けるように脚韻を踏んでいて、ヒップホップの曲を思わせます。し
かし、韻というのは内容の充実を犠牲にしてまで追求するものではないと思います。単な
る言葉遊びなら別ですが、詩の中で用いるならただ押韻すればそれでよしというわけにも
いきません。また、余り韻の数に頼るよりも、それを効果的に配置させることに重きを置くべきではないでしょうか。
>>181 ,
>>202 これらの作を書いてあなた方が幸せなら、それが何よりです。
>>182 アニマという語を辞書で引きました。魂や霊魂という意味と、ユングの用語で男性の無
意識の中にある女性的な面という意味があるそうです。「少女は今もあの日のまま」とい
う言葉から見ても、少女を非現実の存在として捉えるべきでしょうね。
少し話が脱線しますが、インドのラマヌジャンという天才数学者は、ヒンドゥーのナー
マギリという女神のお告げによって、数学の新定理を次々と授かったと言います。芸術家
の中にも、アイディアが天から降りてくるという趣旨のことを言う人がいます。この作品
の少女も、言わば「私」の内なる他者というべき存在であり、文学上のインスピレーショ
ンを与えてくれるのでしょう。
最後の行が余りにも説明的過ぎやしないでしょうか。まるで、ショートショートの落ち
みたいです。アニマという言葉を途中でさり気無く使った方がよいと思うんですが。むし
ろその前の行こそ、最終行に相応しいかと思います。
>>186 戦士は死を覚悟して戦場に臨まねばならないというところから、「弔いは、はるか昔に
終えたのだから」という表現がなされたのでしょう。この表現はうまいですね。
生と死の境界が見定め難い戦場において、通常であれば死を恐れまいとする心理を持つ
と想像されるところ、戦士がむしろ死を求めんとする衝動に突き動かされていることが、
何の不自然さもなく理解されます。換言すれば、このようなぎりぎりの心理状態を読む者
に納得させるだけの現実感が具わっていると言えます。
戦士は、「置いてきぼりの思い出」を蘇らせ、“落伍することへの恐怖”を新たにする
と共に、“死に後れることへの恐怖”までも感じていると言っていいはずです。目的さえ
失って死んだ友のあとを追う、戦士の極限の精神状態を巧みに語っています。見事です。
私は、
>>785 においてこの作者の別の詩を評価しましたが、この作品に関してはほぼ文
句なしです。某スレならB+くらいあげますよ。こんな詩が未評価のまま放置されていた
のが不思議なくらいです。ただ、一箇所、「正座のごとく散った火に」というのは、私に
は解りませんでした。
>>222 に関しては、
>>223 に簡単な感想が述べられていますので、若干触れる程度にします。
一人称を使い分けることによって、自己の過去・現在・未来、或いは態度の差異といっ
たものを描こうとしているのでしょうか。「僕」「俺」「オレ」という三者の関係性の設
定からして、作品に弁証法的枠組みを導入していると考えられますね(何か大げさな言い
方で、汗が出ますが)。ただ、どうも理屈に引きずられている感があります。
>>224 二行で構成された連のほとんどは、内容的に違いがないですね。単純な言い換えが繰り
返されるだけで、こんな短い詩であるにも拘らず、表現がマンネリズムに陥っています。
>>225 に関しては、
>>226 に評価が出ているので飛ばします。
>>227 ネットで知った相手に実際に会ってみようという内容の詩でしょうか。「君のところへ
行くよ」とあるので、双方向的な関係にあると解釈して差し支えないでしょうね。
この詩は、実際に会うには至らない段階を描いている点が面白いですね。「僕」は、現
実世界に絶望している様子です。まるで救いを求めるようにネットで知り合った人物に会
おうとしているのですが、「僕」の様子からして、会えば会ったで幻滅するのは火を見る
より明らかでしょう。そんな展開を暗示させつつ、駅のプラットフォームで詩が終わって
いるところが憎いですな。(ひょっとしたら、作者はそんな悪意ある展開など想定してい
ないかもしれませんが、私はそう読んでしまいます。)
>>228 確かに、甘い瞬間ですね。ただ、余りにも新鮮味と具体性に乏しいと言わざるを得ませ
ん。どこにでもいるカップルの、どこにでもある光景です。決して突飛なものでなくても、
何かささやかで二人にとって特別な出来事や設定があれば、「私」と「君」という登場人
物に個性が与えられ、作品独自の詩的世界が築けるのではないかと思います。大体、二人
はどこにいるのでしょう。立ってるの? 座ってるの? その辺の情報もあったらいいで
すね。
>>234 省略と象徴化が行き過ぎると、捉えどころがなくなります。短いと尚厄介です。
>>235 「形付ける」という言葉は聞きません。「形作る」の方がいいと思います。
身近な人に支えられて生きることの幸福になかなか確信が持てないという、傲慢とも言
うべき態度を取り上げ、むしろ絶対的な孤独を求めるというような感情の飛躍を詩の題材
に選んだこと自体は、悪くないと思います。後は、その感情をどれだけ屈折した形で提示
できるかというところこそ、この作品の生命線となるはずです。そうした観点で言うと、
作品全体、なかんずく最終行がちょっとおとなし過ぎます。
>>783 拝見するに、この作品は"あらすじ"と形容するのが一番正しいと思いました。
(「というわけさ」の一言で物語風を装ってはいますが)。
筋を作ったら、それをどう見せ、表現するかを考えて、完成させる必要があります。
「神が人間を見捨てた」を強調しても良いし、「戦は神によってもたらされた」という部分を
主軸にしても良い。「戦いに疲れて神を恨む」だけ仔細に表現するも良い。
詩作の面白みは往々にして、あらすじ作成のそのさらに先にあります。もっと遊び切ってみて下さい。
>>793 作品のニュアンスとしてはとても好きです。
各文も練られた"名言"で、中々に良い雰囲気。
ただ、そんな文を盛り込み過ぎた為に整合性が崩れていて、その危うさに一寸緊張します。
リライトするなら、ムダを省くことをお勧めしたい。
例えば1行目最初の「人が」や「そう云う」をバッサリ捨てて切れ味を増したり。
「空はどこかで海と繋がっていて」も、この舞台では居場所を失っていそうです。
まぁとりあえずは、読み手を信じて説明を減じて下さい。
最終行「何かを」は、あえてそう触れずとも、きっと解ってくれています。
798 :
仔伊 ◆Os/bkPBabA :2005/05/04(水) 03:35:50 ID:CglASQCD
目を覚まして 神様 温もりも忘れ目的を失った僕 悲しい決断に涙さえ出ないよ もし、これが悪夢なら 今すぐに起こして 捨てられた体は心を拒んで 横たわり咳きを繰り返すだけ どうして僕じゃ駄目なの? どうして僕じゃないの? 不毛な問いかけを空にしては 夢じゃないのだと思い知らされる 寂しいけど僕は不必要なモノだったんだ 目を覚まして 神様―― 僕は本当にいらなくなったの? ねぇ 答えて 真実の声でこの耳に伝えて 悪夢の中で生きてゆく 僕の内側は静寂で満ち溢れてる 何も感じないように努力しよう 動かせないのなら ***** 初めて2chには詩を書きます。
799 :
名前はいらない :2005/05/04(水) 08:19:21 ID:sW40D2HN
800 :
名前はいらない :2005/05/06(金) 13:29:26 ID:C0o4yJdw
あれ?
評価お願いします。 御母様から買って戴いた軟らかな軟らかな服に包まれて 小さく歌いながら とっくに疲れきってボロボロになっているはずの脚で踊ります 御値段が高くないと仰っても私の耳にはそんな言葉は入りません 御母様の瞳で選んだ物ならばどれ程高価な物よりも優れていて、着心地の宜しい物なのですから。 踊り疲れたら力を無くした人形の様に倒れ眠ります 隣で髪を撫でていてくれますか? 実は眠るのが勿体ないんです 力尽きても目を開けていたいのです 御母様を追っていたいのです。 最後に見たのは御母様の優しい笑顔 夢に見たのも御母様の優しい笑顔。
802 :
楓 :2005/05/07(土) 11:15:49 ID:4gJ52KYL
天国なんてないと思う 天国なんて生きている人が 勝手に創り上げた 逃げ場だと思う 残された人が 寂しくて 哀しいから 創ったんだと思う だから天国なんて 存在しないって思う だけど 大切な人が死んで始めて 天国があってほしいと思った 矛盾していて 身勝手だけど そう想わなければ 生きていけないから
804 :
名前はいらない :2005/05/07(土) 12:34:56 ID:j3GfbJL/
>>803 くっそーまた騙された!!
しかも、しばらく読んでから気がついたorz
やるな、おぬし。
もう引っかからんぞ。
今日はな…
805 :
名前はいらない :2005/05/07(土) 17:15:34 ID:bMhuE//g
電話でなんとか繋がろうとする 雲の上から 頭のてっぺんに向かって 宇宙空間から 君の神経細胞に向かって 理解なんて程遠いけど あなたに問いかける あなたを問いただす 言葉も情念もすべては似非だ さあ、今日も「ごっこ遊び」に興じよう 無意味でも 皆でやれば正当化されるさ
806 :
名前はいらない :2005/05/07(土) 20:21:41 ID:JGdfzOhN
「強い国」 僕はじつは人じゃなくて国だったんだ 僕は山ではなく そして川でもなく そして嫁でもなく 僕はじつは人じゃなくて国だったんだ それに気付くと 物、それ自身が ムクムクと膨らみ始め 僕と同じ大きさで 僕の中に散らばっているのが感じられる まるでダムのように全ての部屋から欲望が流れだす 全ての関係より僕は大きくなって それとそれの差異や それとそれの類似よりも大きくなったから 僕は鼻糞をほじりながら 農業を投げ捨ててもいい 外国人に無理やり納豆を食べさせ続けてもいい だから僕は劇場かなんかを乗っ取り 劇団員を押しのけ 舞台を幾分狭くなったと感じながら 主役のセリフを吐き続けるのである
807 :
おねがいします :2005/05/07(土) 23:53:35 ID:5pTSr76P
『立花の山』 鳴丘の街から短いトンネルでつながっており 遠景は深い色を湛えるが、足下の新緑は浅い その浅いシダの葉々の下に 駅舎はある。 手垢の摺りついた手すり木、ツンケンとした金属片 駆け抜ける音を聞きながら 眠るのだ だれも、なにも気づかないまま 葉々をあそぶ風を受けながら。 死とはこんなものかと思ってる間に電車は次の駅に動き出す
808 :
Y,TAKEO ◆7540826366 :2005/05/08(日) 09:55:45 ID:TET5uqkF
えーっと いつも他のスレでぼやいてる人間ですが、今が『もう人大杉』という状態で書けません。 しばらく待ってるのかったるいし、読んで一番最初に思ったことを忘れそうなんでここに書かさせてもらいます。 評価なんて偉そうなもん出来ませんので、素人の俺が読んで勝手に思ったことだと思って下さい。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)がでる作品は読めないため 16行以内のものだけに書かさせていただきました。
809 :
Y,TAKEO ◆7540826366 :2005/05/08(日) 09:56:50 ID:TET5uqkF
801さん いきなりですがマゾっぽいですね。 『御母様』とても俺の家の環境だと出てきません。『御』ですよ! これは凄いですね。 中流家庭が『お母さん』 やや中流流家庭が『かかぁ』『かっちゃん』 方向違い家庭『ママん』 とか勝手にランク付けしたら、俺の家は『おかん』である。おそらくランク外だな。 なにはともあれ、その家の『母』の呼び方で階級が見えてくるもんですなぁ 階級的には共感できない。 しかし、シンデレラの気持ちになってみたい気持ちは共感できる。 ガラスの仮面・アタックナンバー1・スチュアーデス物語など根本的シンデレラマゾ現象が支持されてるのは昔からだもん。 最後の2連はマザコンを否定したり人格感情的なものだから避難するのはいけないな。と思うのですが俺には共感できない。まぁでも今日は母の日だからねぇ 尊敬語だとか丁寧語だとかランク外の俺がしったこっちゃないが、お嬢さんの特有の言いまわしってもっとあったと思ったのです。でもね。俺の中で『美化』しすぎてるだけかもしれないですな。俺の身近な所にいねぇーもんなぁ と勝手に思いました。
810 :
Y,TAKEO ◆7540826366 :2005/05/08(日) 10:06:17 ID:TET5uqkF
807さん 最後になって分かる全体が見える作品。 まぁ『落ちもの』作品と勝手に読んでいます。 大体、死ぬ直前のものを書くってなると『灰色のナンとか』『夕暮れ海がのどす黒い血の色』『暗闇の中でもがく』 とか暗い色を使いたくなるものです。 その逆の『さわやか色』をつかう事に意外性があり、チャレンジ精神とアイデア 好きだ。 電車に乗ってるのか? プラットホームのベンチにいるのか? 俺の読力だと位置関係が分かりづらい。 前者だと『この人は不治の病に犯されて死ぬ前に故郷に帰ろうとしている』と想像するし、 後者だと『この人はホームから飛び降りようと電車を待っていたが寝過ごした人』とかも想像できる。 まぁ前者の方が近いと思うけれどね。 その人の位置関係がはっきりすると情景描写と心情描写が重なりやすく 読み手が分かりやすいって思います。 ここまでさわやかに書けるならもう2・3連くらいのばして最後の下りを重くしても良いかなぁ と勝手に思いました。
811 :
名前はいらない :2005/05/08(日) 10:56:57 ID:i0a0kjxC
ろくでなしに捧ぐ お別れは突然やってきて すぐに済んでしまった いつものような 何気ない朝は 知らん顔して僕を起こした 電車は動き出した 豚共を乗せて 僕を乗せて 次の駅で 僕は降りてしまった 30分泣いた 涙をふいて 電車に乗り込んだ 遅刻してホールについた 僕らは歌いだした 君に聴こえるように 声を張り上げて 空を引き裂いて 君がやってきて 僕らを救ってくれると言った 検屍官と市役所は 君が死んだなんていうのさ 明日また 楽屋で会おう 新しいギターを見せてあげる おねがいします
わかるよタケオさん 俺も見れないorz
よろしかったら評価して下さい。長いので2つに分けます。どうかよろしくお願いします。 開けた世界に 羽ばたいて 羽ばたいて 背中では 空間が閉じる 摂理に適い 私は流されるまま 空を眺めてる 何を思うでもなく 幸せの意味 合わせる人達 争そう 見失う理由 生まれた憎悪 黙っている 壁の外の立会人 並びに私も 何を思うでもなく 光を吸う闇は物欲に満ちて 闇を染める光は支配欲に満ちて どちらからも 逃げ出す為に 森の外へ 檻の外へ 迷いの外へ 空の中へ 銀の羽を 羽ばたかせて 羽ばたかせて 罪の外へ
そいつは正義の名を語り 私に暴力を振るう 自由を奪われ そこに晒される そいつは罪を着せる さながら私はリカちゃん人形か マジ笑える 孤立による恐怖を拭い そいつらを見据え 「私が何をした?」と問うと それきり 誰も答えぬまま 罰を受けたこの体は 必然的に罪を犯す 既成の罪か 追恨の末か みんな同じ道を辿る だからせめて 出来る事を 世に抗い 最後の罪を 森の外へ 檻の外へ 迷いの外へ 空の中へ 銀の羽を 羽ばたかせて 羽ばたかせて 罪の外へ
ちょっとだけ解説 「罪」から生ずる怒りや不条理な現象 そして、それらが日々溢れかえっているこの現代の様子 そんな場面に直面せざるを得なくなった、今より少し弱い自分。 それをテーマに書いてみました。
816 :
679 :2005/05/09(月) 00:20:20 ID:dl6++ff7
>>797 とても解りやすい忠告、有り難う御座います。
また頑張って書いてみます。
818 :
紫央里 :2005/05/09(月) 15:44:32 ID:Y9vpM3Pp
さよなら もう一緒に 傍にいることは出来ないけど ごめんね 独りぼっちにして 哀しい思いをさせて でも でも涙を流さないで 風になって 雨になって 曇になって 星になって ずっと一緒にいるから
819 :
仔伊 ◆Os/bkPBabA :2005/05/09(月) 16:08:43 ID:JpZsu7Ap
どなたか
>>798 の評価お願いします。感想でも全然構いません。
↓こっちの詩の評価・感想も頂けると幸いです。
よろしくお願いします。
目を覚まして 神様
温もりも忘れ目的を失った僕
悲しい決断に涙さえ出ないよ
もし、これが悪夢なら
今すぐに起こして
捨てられた体は心を拒んで
横たわり咳きを繰り返すだけ
どうして僕じゃ駄目なの?
どうして僕じゃないの?
不毛な問いかけを空にしては
夢じゃないのだと思い知らされる
寂しいけど僕は不必要なモノだったんだ
目を覚まして 神様――
僕は本当にいらなくなったの?
ねぇ 答えて
真実の声でこの耳に伝えて
悪夢の中で生きてゆく
僕の内側は静寂で満ち溢れてる
何も感じないように努力しよう
セン5の方が湧いてるぜ
821 :
××ネコ :2005/05/09(月) 16:39:50 ID:FHbJQIvx
「夏の憂鬱」 暑い暑い これでもかとばかり 長い坂道 登ってばかりで どこにも行けやしない 遠い遠い 振り向けば確かに 長い坂道 引力に逆らえど 勝てることはない 汗だか涙だか 流れ落ちている それでも見上げる 空の青さよ 誰かこれをとばしてください 遠く遠く とばしてください 憂鬱は過去の彼方へ 喜びは未来の彼方へ できるかぎりたくさん できるだけゆっくりと 雲だか太陽だか おさえつけてる それでも見上げる 風の涼しさ 誰かこれをとばしてください 遠く遠く ここから離れた 現実は夢の合間で 涙は笑いの合間で 憂鬱は過去の彼方へ 喜びは未来の彼方へ できるかぎりたくさん できるだけゆっくりと
822 :
名前はいらない :2005/05/09(月) 17:14:19 ID:nuAFYSho
さぁ今日もブワッと出掛けていくぜ あぶく銭が悲鳴をあげてらぁ 笑いが止まらぬとはこのことよ さよならさよなら諭吉さん あぁ我が人生一片の悔いなし 涙がホロリ腹の底から苦笑い(一番台スタートです) 銀の玉やと牌の音 ツモツモロンツモ大三元 直撃放銃半笑い 刹那を生きるぜおっとさん 人生は最高さ! あぁおてんとさまは呑気だね 逃げきったやつは一人もいねえ 悲しむべきとはこのことよ さよならさよなら我が友よ 走れ走れやおうまさん 涙がホロリ垂れた腕は灰色で(一番台スタートです) 銀の玉やと牌の音 ツモツモロンツモ大三元 直撃放銃半笑い とめてくれるなおっかさん 人生は最高さ! 人生は最高さ! 人生は最高さ!
823 :
名前はいらない :2005/05/09(月) 21:08:14 ID:QoPNBp3c
>>820 パート1のセンス五段階スレが立ったとき、この評価してあげるスレはパート6,7でした 今は完全に逆転。
評価してあげるスレとセン5スレの評価人のレベルはどーなんだろ、ココは感想程度だから伸びないのかもね
ただセン5だと評価人から死ねだか言われるデメリットがあるけどw
「和尚のはつこひ」 和尚のはつこひ カルマにまみれる 和尚のはつこひ 煩悩あふるる 南無南無南無 和尚のはつこひ 尼を見つめて
>>798 >>819 (・・・どこかリライトされたんでしょうか、、)
恐らくは歳相応の、可愛らしいポエムなのだろうなぁと推測します。
「目を覚まして 神様」。1行目から中々にキャッチーで、導入としては優等生な感ありです。
ただ、全体を通して拝見するに、表現の重複が非常に気になります。
端的に云ってしまえば、ややしつこい。
「悲しい決断」「涙さえ出ない」「捨てられた」「不毛な」「不必要な」etc.それらの一つ残らずが
その部位に必要であるとは思えないのです。もっとどんどん削れる筈。
そしてその後に、もっと付け足すべきもの―――ストーリーの実像や、独白する者の外にある物等
―――が見えて来るのではないでしょうか。
他の方の作品や書物を読んで、語彙や表現手法を増やすことをお勧めします
(今作では、例えば神様といい独白者といい「夢」に向かわされていますが、
語彙の乏しさから来ていそうな)。
当たり障りのない広義の単語では中々色彩が出ないものです。
固有名詞に肉薄する程度の狭義の単語を用いて、味のある作品に仕上げてみるのも面白いですよと。
>>802 詩板のレスを拝見していると、子供の言葉は詩だ、という思想の方も少なくないようです。
そういう方にとっては(そしてこれを子供が口にするのなら)、これ以上ない良作でしょう。
ただ、残念なことにそうは思わない方の人間である私は、それらしく改行を入れた呟き、という風にとってしまいます。
この作品は、表現された文章ではなく、メッセージそのままの状態でここにあります。
その為、作者の云わんとしている所は万人に伝わります。が、取り立てて2度3度読み返そうとは思いません
(むしろその必要性が無い)し、記憶にも残りません。
楓氏でなくとも、同じ考え方の人間がそれを宣言しようと思えば、ほぼ同様の文章となってしまう、
それがメッセージままの姿の弱さです。
カレーを作るのに、ただ漠然と料理しないで下さい。チキンカレーか、ポークかビーフか、
ジャガイモはメークイーンか男爵かアンデス赤か、、、やる事・決める事は沢山あって、
それがとても楽しいもんです。自分臭がぷんぷんするまで、もう少し煮詰めてみては如何かし。
>>805 出だしの、ピクミンやら蜘蛛の糸やらを思い起こさせる大きな画の、サックリとした描き方に惹かれ。
しかし6行目、「すべては似非だ」で冷め切ってしまったのでしょうか、
急に投げやりな態度になって、あっという間のジエンドでした。即興詩故の悲しさです。
いつかとても書きたいものが出来て、それに真剣に時間をかけてみたくなった時の、
作者氏のその作品は是非拝見したいものだと思いました。
>>806 面白い作品です。発想や、「嫁」「農業を〜」「外国人に〜」等の微妙なユーモア、さらには
「全ての関係」「それとそれの差異・類似」といった漠然とした巨大さの表現の仕方や、
その後のみみっちさという配置などにこちらも口角を上げさせられてしまいます。
ただ、最終連・劇場&主役の中途半端な広さ&権力には他の連との温度差を感じます。
無理につけてしまった終わりなのでしょうか、むしろ他作品から借りてきたかのようです。
もっと似つかわしい着地方法があったのでは。
827 :
ひと ◆o6PSeciSFw :2005/05/10(火) 23:48:28 ID:g+ElPUG0
「朝をつくるものの嘆き」 午前5時 白銀光る雲の上 紫の絹を持ち 君を待つ どこまでも深い空のため もう戻れないあの静けさのため ------------------------------ お願いします
828 :
名前はいらない :2005/05/11(水) 00:40:07 ID:6ICHOO2I
そんなことより俺の赤裸々な私生活を聞いてくれよ、
>>1 よ.
俺はまず朝は清水愛の舌をチョロチョロ使ったフェラで目覚める。
そして堀江由衣と小清水亜美に抱きかかえられて風呂へ入る。そしてその二人と風呂に入り、そのまま激しいファック。ハァハァ。
当然ローションを使ったマットプレイ。バックと騎乗位でズコバコはめまくり。メシは周富徳に作らせた中華。朝っぱらから油っこい中華。もうビンビン。
で、メシのあとは朝っぱらから酒飲みながら2ch。手は使わず能登麻美子と川澄綾子に両脇からムギュッと抱えられて
田中理恵がポテトチップを口に運び、野川さくらが上目づかいのフェラ。
そして田村ゆかりが口移しで俺にヘネシーと越の寒梅を飲ませる。
昼頃にいったん2chをやめ、「よし、今日はソープでも逝くか」と言うと
水樹奈々、佐藤利奈、宮崎羽衣、山本麻里安、榎本温子、大原さやか、本多陽子が
泣きながら 「イヤイヤ、もっと私を抱いて!私の体を慰めて!」と引き止める。
「うっせーな、今日はソープな気分なんだよ!!」と家を出る。
高級リムジンが待っている。運転手は田代マーシー。当然、朝からの性行為はすべて覗かせてやっている。それが給料。
車に備え付けのPCで最高級ソープを検索。 直行して5Pする。
帰りに焼き肉屋へ行ってタン塩とレバーと上カルビを死ぬほど食う。
そしてすし屋へ行ってトロとウニだけ食っている頃、女達が迎えに来る。
女達が泣いているので、今日のところは女体盛りは食わないで帰ることにする。
しかし女たちは朝のメンバーとは完全に入れ替わっている。
メンバーは中原麻衣、斎藤千和、植田佳奈、森永理科。全裸で騎馬を組んで家まで帰る。ワショーイ!
帰ると焼酎で沸かした風呂に入る。入るメンバーは野中藍と金田朋子と
白石涼子。アナルまで綺麗に舐めさせる。騎乗位で4発発射。
いっさい手をつかわずにさっぱりとして、風呂を出る。
風呂を出ると神田朱未と國府田マリ子に抱きかかえられてPC前に座る。小一時間ほど毒男を煽って遊ぶ。
遊んでいる最中は沢城みゆきのバキューームフェラ。顔射。 出たのは粉。
で、後藤沙緒里と門脇舞と下屋則子と4Pして寝ると
>>828 妄想は程々にしましょう
(´・ω・`)
>>811 さながら変声期の少年のような作品です。「ろくでなし」「豚共」といった強い物言いと
「お別れ」「僕」「見せてあげる」といった所謂可愛い物言いの同居。 歌詞ですかね。
ブルーハーツやハイロウズ、漫画に影響を受けた少年が背伸びをしてみるとこんな感じになるのではという。
アラなのだろうか、とい部分や中盤のもたつきも後になって必要であると思わされたりと、妙に斬り付け難い。
重心の定まらないふら付きっぷりが、しかし味のようでもあります。騙されているようで複雑です。
「検屍官と市役所」というお堅いのを持ってくるには、前半にもそれなりの単語を撒いて
おくなど乳化剤が必要だったやも。
>>813-814 人によって文の読み取り方は異なりますが、こと作者とそれ以外との読み方には、大きな隔たりがあります。
読み手はそこに並べられた文字から映像や思想を編み上げますが、作者は、自分が文字へ変換する前から有していた
おおもとの映像や思想をなぞり、文字はそこへの足がかりとして確かめるに過ぎません。
つまり、読者の理解を望むのであれば、作者は慎重に、第3者の視線を重々意識して見直す必要があるのです。
その点から見ると2連目は、空白に意味を持たせすぎてしまってはいないでしょうか。
存在しないものに寄りかかってしまわずに、
自分でもう少し線路を繋いで行く必要があったように思います。
また、文章が長かったので集中が切れてしまったのでしょうか、2レス目からはあたりが別人のようにラフになっています。
総論としての争い・憎悪から、各論として―――むしろ極個人的な、恐ろしく主観に接した争い・憎悪へ。
単語も「幸せ」「光」「闇」と象徴的なものから一挙に「リカちゃん人形」と名指しで来ました。
「マジ笑える」ですとか。今までの流れとマジそぐわねェ。
最後は何とか繰り返す事で体裁を保ってはいますが、後半の馬脚を現した後味の悪さは消えていません。
途中で激してきてしまったのかもしれませんが、最初の流れで行くのならそれはそのままにして、
後半ふつふつと沸いてきたものはそれはそれで1品作ってみれば良かったのです。
一つ屋根の下においておくにはちょっとケンカが目に余るような、そんなパーツsでした。
歌えてしまいそうなリフレイン部は決して悪くは無かったと思うだけに残念です。
>>815 不安はとてもよく分りますが、作品外での解説はチキンの謗りを免れないやも。
云いたいことは作品中で表すのが掟と云いますか心意気。しかしどうしても解説したい、
という場合は、誤読された時に「やーいやーい」という感じで書くのが良さそうです
(批評者と自分と両方のいたらなさを露呈する諸刃の剣ではある)。
哀しいですが、どんなに丹精込めた作品も一度仕上げればもう読み手の物、
受け取り方を縛る術は通常残されていません。
>>817 >309→
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1032799794/416 >772
「森」という規模に「そっと水をやる」という行為を癒着させる手際に酔わされ良い気分だったのですが、
直後の入力ミスと「そっと(2行目にして2回目)」に爪先を挫き、
「木漏れ日みたいに」の直喩が掛かって来るのが「溢れ出した太陽」か(陽光-陽光で近縁過ぎる)、と残念に思い、
と、読み進めるほどに暗雲が立ち込めて参りました。
「包む光」は外の日差しを指すのでしょうか。位置が位置だけに予感+希望→(光)→体温という化学式を
構成してしまうきらいがあります
(その印象を引きずり続けると、後半の不安&悲しみor黒い雲→(光)→体温 等々と、、)。
否、タイトルからしてそれで良いのだろうか、しかし、、、、と謎多き作品です。
全てが体温に帰す、というのが本当に狙いであったなら、すいません、自分には読みきれません。
しかし全体的な比喩、クリアな統一感のある単語s、構成と、端整な作品でした。
>>818 最終連、繰り返し部分にパステルカラーの優しさがあって、人柄が慮られます。
ただ、共感詩を突き進むなら、もっと多くの人間が共感を得られるように1、2連で条件を限定しない方が良かったでしょうし
違う方向に行くなら、818にある単語だけでは余りに舌足らずです。
どちらにしてもこれでは小さな作品というより作品の一端、タイトルをつけてあげても独りでは歩き出せなさそうです。
>>820 自分、初めてネットで書き込んだのがここでした。
評価をもらえた日は嬉しさと期待の余りにずっと寝ないでリロードしていた記憶があります(苦笑
極個人的には最後まで生きていて欲しいスレです。
「証明011」 聖歌隊が聴こえないフリを始めたロックフェス 更地に植えた蓮華の花がタンポポを陵辱する 均等に分けられたイチゴを伴うショートケーキ 先頭に立って注意書きを彩る最上階の住人達 殺傷能力について感ずるがままに声に出すと 気が付けば新しい朝は過ぎ去った景色に似る 騒音を履き違えたパフォーマーの群れが知る 好戦的なマルチーズと見事なエビのエビチリ 箪笥にしまった楽観主義の通帳は宴会費用に 曖昧な天気予報はラスベガスでも一目置かれ 抗菌処理を二度施した美しいダストボックスは 枯れ果てた病院側のイチョウの木に似ていた 重ね重ね愛された暴力と挨拶は綺麗事だった 三角形のフラスコは甘い香りの実験室の中で 危険な関係を築き始めていた本日のディッシュ 口頭で伝えられた壊死に関するレポートでは 真実は何も語られず滅された金曜日のモグラ 切羽詰って選んだボックスその中に赤い布と これからの人生を楽しく生きる魔法の提灯が 寄り添って不幸を語る改竄された蛇の道側道 雷鳥に託した最後の望み発達の極意チェリー 想像を絶する癇癪持ちのカメムシは適わない
もしも僕がこの世界に生まれてなかったら もう少しだけまともな世界になっていたのかも知れない もしも僕がこの世界から消えてしまっても 何もなかったように地球は回るのだろう 冷蔵庫のバナナに賞味期限があるように 俺たち、輝けるときはほんの短い間だけ どれだけ願って、どれだけ祈っても 時間は過ぎてしまう 不死鳥にはなれない だからこの歌が残ればいい 洗濯機が壊れて、粗大ゴミの山の中 俺たち壊れたらすぐに簡単に燃やされてしまう どれだけ願って、どれだけ祈っても 時間は過ぎてしまう 変わってくものも、変わらないものも 今はまだ全てが許せない どれだけ願って、どれだけ祈っても 誰もが死んでしまう 不死鳥にはなれない だからこの歌が残ればいい だからこの歌が届けばいい だからこの歌が刺さればいい
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 勝手に仕切るが、もう新規投稿はいいだろう。残りのレスは評価だけで十分。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
>>236 蝶が蜘蛛の巣に囚われるというモチーフは、普通、自由を奪われるイメージを喚起しま
す。思う人に逢えないというイメージとはあまりそぐわない気がします。
全体としては、破滅を暗示させますが、最後の行を見ると、いつまでも懊悩が続くよう
にも受け取れて、ちぐはぐな感じがします。
「木の歌声」もいいですが、「木々の歌声」とするのもまたよろしいかと思います。
>>237 「凄く」という語は、物事の程度を主観的に示すもので、読む側の想像力に訴える作用
が甚だ乏しいと思います。この作品に関して言えば、「凄く」をそのまま削除した方がい
いと思います。
文や句が終始するところで、空白を設けたり、改行をした方が読みやすいと思います。
>>239 白紙に文字を綴るという創造的な行為を神の御業に擬するというと、埴谷雄高を思い出
して、私個人にとっては甚だ陳腐です。一歩踏み込んで、神の苦悩に思いを馳せるなど、
もっと想像力を働かせて欲しいところです。
>>240 「哀しい」と端的に表現してしまうところが物足りなく思います。惨めさや絶望感や、
様々な負の感情を言い表していると思うのですが、直接的な表現を借りずにそれらを言う
ことができたらもっといい詩になると思います。
>>241 「うがい薬を浴びたような雲」というのは、色について述べているのでしょうか。私に
はよく解りませんでした。何も語らぬもの達に別れを告げるという内容は、なかなか心動
かされるものがありますが、選択された詩材が些かありきたりです。一行目と最終行を残
して、その間の行については他のアイディアを考えた方が、優れた詩になると思います。
>>242 自分を励ますための応援歌のような印象を受けます。表現は月並みで、内容は空虚です。
837 :
名前はいらない :2005/05/11(水) 17:20:02 ID:/kLEwSaZ
>>834 同意。
現状では、需要と供給のバランスがとれていない。
838 :
名前はいらない :2005/05/11(水) 18:13:34 ID:tLk9yq+q
>>828 周富徳と田代しか知らないな。
女の子は聞いた事も無い名前ばかり。
君のクラスの女子ですか?
レモンの香りと甘い恋 そんな思いを募らせて ときめく夢に目を閉じた 少女の頃のit's a dreaming girl あの時流した君の涙は 汚れのないまま輝いていたよ (略 ありふれた言葉まき散らす キザなアイツなんかより 素直な心打ち明けられる 本当の勇気を持ちたい 壁に隠れて泣いている 馬鹿なアイツに気付いてあげなよ (略 永久の愛を誓う約束なんて 今じゃまるでおとぎ話と そんな君は何を夢見るの? 忘れちゃいないかい? 本当の純な気持ちを (以下略
>>838 >>828 にある名前は、声優さんなのではないだろうか。
つまり828は声優オタということでFA
841 :
名前はいらない :2005/05/12(木) 02:27:23 ID:2n3jUfy5
842 :
名前はいらない :2005/05/12(木) 02:47:49 ID:y/gbR6yq
ああ どうやって帰るかなんて忘れてしまった 迷い道 突き当たりのない決まった場所 脚の萎えた猫は 明日もまたつまづくのか同じ階段で すれ違う子供が悪口を言っているよ 早く死ねと言っている 子供はいつでも正直だ 悲しくたって涙は出ない すべてはぼくが悪いのだ! 記憶のなかの不規則な景色たちよ せめて それを許せる心がほしい
「さらば」 明太子の切なさよ くるぶしの確たる物悲しさよ われの隠しに居直る包括的厭世主義よ パンタグラフを見よ パンタグラフを見よ 青白い 電気が蒔かれ 立ち止まる暗澹にポン菓子の陰影が踊っている 輪廻 中絶 蔑ろ 庶子 サトウキビの怠惰なる放念に 酔いしれるわれは 乱暴な勲章の裏にあるミミズ文字の小便を 削り取った ああ!泣けない女どもが パンを投げては桟橋を通る さらば 声なき詩人よ 恋擦れるわが突起よ
>831様 ありがとうございます もうすこしタイトなものに仕上がるように練り直すとします
846 :
名前はいらない :2005/05/12(木) 18:35:15 ID:vnfU7VNt
日本が国際競争で他国に打ち勝つには、全社員が志を高く持って 事に使える事である。わが国は社会主義ではなく紛れも無い資本主義 国家なのである。サラリーマンや労働者である者は会社に自分自身を 最大限の労働力を発揮しないと、多国籍企業に勝てない、負ければ即 倒産 失業になるのだ 社員は今以上の危機感を持たねば成らない。 日本の最大の強みは技術力をさる事ながら、社員の労働力にあるのだ 誰よりも多く働き、誰よりも長く働く姿勢こそが日本人が幸せになる 近道である。楽をしたいなどと言う 怠け者はもう社会に居ては困るのです
847 :
名前はいらない :2005/05/12(木) 18:40:35 ID:xgXQNSgD
ぷりぷりって。 もちろんいい年の女バンドではない。 例のアレのうんこをこの世界にひりだす時の効果音である。 便器に腰を下ろしあらわになった下半身を、特に下腹部に力を込め、 うぐぐという下唇を引きちぎりそうになりつつも それでもこの世界に散らばる狂気と歓喜の渦を肛門でかみ締めた後1,2の3ででてくる僕の体の中の残りかすたち、 その神秘的とも言えるタイミングでひりだされる自分の分身をこともあろうにぷりぷりと、ここ重要、ぷりぷりとなど、そのような人を小馬鹿にしたような響きにたとえるなど、言語道断である。 もちろんぬるぷり、とか、するするりとかでもだめ。 あえて言うならば「きらきら」がこの世界にある言葉で一番しっくり来るだろう。もちろん正気だ。 ということで早速確かめた。 検証のない科学はもはや空論に過ぎない。理論とそれを裏付けることの出来る実験結果、反証の予知を残さない、まさに美学。 便器にすわり、下腹部に力を込め、宇宙の神秘に0.1秒だけ思いを馳せ、あーという叫び声とともにひる。 ひるひるひる!オラオラオラオラァァァアァアアァァアアァァァァァ!!! ぷりっ、 あっ!?
>>845 悪魔氏は、
>>795 の評価に気付いてる?
これ書くのに1時間くらいかかってんだよ。推敲含めて。
反論があるなら聞くのに。というか、べた褒めなのに。
評価する側にしたら、反応こそ最大の報酬だからね。
本当は著名な詩人の作品を読んでた方がいいに決まってるんだから。
849 :
SHIMIZU :2005/05/12(木) 20:02:53 ID:L7HugKR+
infinity dream(無限大な夢) いつの間にか僕らは別々の道の上にいる。 時の無常さに揺れていて書き換えたくなる過去がある。 うまくいかずに嘆いて全て脱ぎ捨てたくなってブレーキかけていた。 心に張り巡らされた君との思い出もはがれてゆく。 目をつぶって君を描くとふとよみがえる。 あの頃共に笑いすれ違っていた。 君が僕の教科書だったよ。 あの日の君の声が僕の追い風になる。夢はいつでもinfinity(無限大)空っぽな頭に夢詰め込もう。わめいてばかりじゃ何も変わらない。Hang out(しがみつく)夢にしがみついて、get over(乗り越えられる)君なら。信じるチカ ラが歩くのをやめさせない。そこへ行けそうな気がするから・・・
「神」 せまい、部屋の中ひとりぼっちの子供が泣いてる 同情は要らない、声をかけても欲しくは無い。 ただ僕は一体何なのだろう、せまい部屋の中子供は考える 自分の存在意義、それ自体は飽きやすいテーマで 皆目を背けようとしてる。皆真実を知るのが怖いし、知ったら自分の 存在を否定されかねないからだ。 神様、神様、神様 「神様」は答えてくれはしない 薬と傷だらけの体を抱えながら今日もあなたは帰ってきた。おかえり しわくちゃになった手と苦労をしてそうな顔をしながらあの人が呼んでる 今日は下に降りよう。今日のご飯はハンバーグなんだってさ 食べ終えたらお風呂に入ってTVを見て眠ろう。そしてまだくだらない一日を 迎えよう。何兆とある人生の中で、僕の今日の物語が完結する…。 おやすみ、おやすみ、つくりもののぼくらはきょうもがんばりました
いつも言葉少なくてごめんなさい 今までご評価いただいたスレは何度も何度も読み返しております ご評価は詩で返すべきであると勝手な事をおもっておりました 申し訳ありません ご評価に関しては何も言うことはありません 私のこめたものを全て読んでいただいております ありがとうございます
ぼけーっとしてた時の妄想を詩にしてみますた。 ちょっと書き込ませてもらいます! 「月明かりの街」 真夜中のベッド 抜け出して 月明かりの街 裸足で駆け抜ける そも 聳え立つ 巨大な影 誰もいないはずさ 階段を登れ デパートの屋上 寂れたアトラクション 小さなメリーゴーランド 回っているよ 月の光が あの娘の姿映し出す あなたは月の精 きっと御伽噺 あなたはかぐや姫 僕だけのかぐや姫 どうかなー(;・∀・)
世界中で自分は一人ぼっちだと思ってないか? 自分だけが不幸な人間だと思ってないか? 他人はうまくやる方法を知っていて 俺だけがうまくやれない 俺は不器用な人間で、だからこんな風なんだと思ってないか? 風はいつも前から吹いていて、ただ辛いだけ 自分は世界のカラクリを人よりも多く知っているからこんなにも辛いのだ そんな風に思ってないか? 君に今必要なのはアルコールと音楽だ たとえば俺はこんな時は、グレンフィディックを呑みながら やかましいパンクロックを聴く 掃きだめのヒーロー気取りで眠りにつく 虚空にギターをかき鳴らして叫ぶ 近所迷惑なんか気にしない あとで謝ればいいさ まぁ、今夜は呑もうぜ お前が潰れるまでつきあってやるぜ
>>821 前半の、所々のリズムの破綻や、唐突な古語調、リズムを重視したために省略された"い"等によって全体に統一感がありません。
そのため拝見していて車酔いのような感覚に襲われます。
歌詞ならこれも仕方ないかもしれませんが、音無しの場合は、助詞もきちんと嵌めた整合性のある日本語の方が美味しく頂けた様に思います。
最終連は興味深い。ですが結構適当感があります。空気に流されてしまわずに書き切るには、もう数回の見直しが必要であったような。
>>822 作者独自の世界が不備なく表現されています。完成度が高く、終始安定している。
その分遊びが残されていないので読み手は読み違う自由を奪われてしまっています。
小さくまとまり、あらは無いものの深みもない。特に諸所の繰り返し部分が他者の干渉を拒んで強固に「終」を押し付けています。
>>824 他スレからのリライト。「和尚」はこの時のボトルネック氏のマイブームだったようですね。
リズムからすると「南無」がもう一つ欲しい気がします。
ややのっぺりした感があるので、最終行「見つめて」以外に一捻り欲しい所。
>>827 核から遠く離れ、かといって輪郭を伝うわけでもない。ミドリゾウリムシに例えるならば、その中の共生クロレラの幾つかだけを並べられた形。
読み手は作者の思い描く像に導かれたいのですがはぐれてしまっています。かといってそれを楽しませるという作風ではない。
もっと核心的な表現か、詳細な書込みが必要です。ただ、糢糊とした他の文達の中で、午前5時、の鮮明さは浮いてしまっています。
856 :
◆dead.vzZho :2005/05/16(月) 17:23:32 ID:1mDlNjiO
>>828 正味な話、自分も登場する女性名はさっぱり分りませんでした。何処発祥のコピペなのでしょうか。
書かれれば書かれる程にそこからかけ離れているだろう女性関係・遍歴が思い遣られるというビビッドな効果に多少驚かされました。
中華を食べる行の前の時点で作者の一日分の精根は尽き果てるんだろうなぁに500ビンビン。
>>830 脱字が間抜け
>>832 文字を楽しむ作品。そこから生じる画を楽しむものではない、という点では珍しく思います。
文字フェチとしてはそれぞれ自分の好みの行に爪先を浸してほっとできる作品ですが、
徹頭徹尾流れる筋がなく、"全体"は受け入れ難かったです。
>>833 序文は引用なのだろうか、と疑心暗鬼にさせる程度に一人称の変化には違和感を禁じ得ません。
バナナは冷蔵庫に入れてしまうからすぐに黒くなるんだよ等突っ込み所が色々とあるので共感はし辛いですが、
最後の行でうまく読み手に寄り添ってしまえる狡猾さがあります。まだこれには刺さるだけの鋭利さは無いのが残念ですが。
「冷蔵庫のバナナ」、「洗濯機が壊れて」と、生活に密着した分りやすい文章の中で、「不死鳥」は異質で受け入れ難い感がありました。
>>834 我侭云うより批評してみる方がなんぼか前向き。
>>839 ありがちな歌、ありがちな青春、ありがちな愛、ありがちな陳腐s、ありがちな詩。
そういったものに対する批判、反発、嘲笑と受け取りました。シンプルに成功をみています。
ただ、肝要なのは(略 (略 (以下略 の8文字で、後はそれの梱包剤としての木屑に過ぎない事が一目で分ってしまうことが、
読もうとする気持ちを見事に削いでくれています。
実際、それらの部分は読んでも微塵も面白くない(そのように意図されているのでしょうし)。
ここは一つ、どこまで陳腐さの濃度を上げられるかに挑戦したり、ありきたりの中に隠し味程度に目新しいものを
潜ませたりと、峠のカーブを攻めるようなマニアックな愉悦に浸ってみても良かったのでは。
857 :
名前はいらない :2005/05/16(月) 19:15:31 ID:aPQMJBfL
811キヨシローの歌詞のまんまじゃないか・・・バカか・・・?
858 :
◆dead.vzZho :2005/05/16(月) 23:49:56 ID:Dnf8GUwf
>>842 感嘆詞の使い方はとても難しい、という事を認識してみて下さい。
多くの場合「ああ」は、"以下、私は人目憚らず自分の世界に没入しますから宜しく。"の合図と見て取って問題ない。
つまりは独り言宣言です。それを持ってこられた冒頭の時点で、読み手は既に取っ掛かり難さを感じています。
それに続く「明日もまたつまづくの"か"」、「悪口を言っている"よ"」という自問・呼びかけで、さらに結構近寄り難い。
独白なら独白で、それでも他者を惹き付け、最後まで連れ込んでしまう強さや主張、意外性などが必要です。
走れメロスは独善的で他者を踏み込ませる気など毛頭持ってませんが、それでも読ませるのはその力強さによるところが大きい。
その点で本作はやさし過ぎる気がします。
さて、「萎えた」を使用しながらも「僕」でなく「ぼく」なのは何故なのでしょうか、あまり整っているようには見えません。
>>843 綺麗でライトボディな性表現。根底にある悲しみ混じりの暗がりは、
言葉の選択も含めてとても文学的です。
尊敬の念を禁じえない調理法の中で、「声なき詩人」は甘味が過ぎたやも。
>>846 > 日本の最大の強みは技術力をさる事ながら、社員の労働力にあるのだ
>誰よりも多く働き、誰よりも長く働く姿勢こそが日本人が幸せになる
>近道である。楽をしたいなどと言う 怠け者はもう社会に居ては困るのです
こいうのを、アルキメデスが亀には絶対に追いつけないとか、床屋は髭剃りをしないやつの髭剃りをしてやる、
だとかのパラドックス理論っていうの。 ・・・と、勿論返答の方もコピペでさせて頂きます。
>>847 >857に気付いて、何となくググルようにしてみたらまたですか、、、
きっと今までの所業はその殆どが、水面の影に投石するような愚かしいものだったのだろうなぁと人間不信に陥りそうです。
何故評価させたかったのだろうか、という心理学的な興味は湧きますが。まぁお子様の考えることは理解に苦しみます。
859 :
名前はいらない :2005/05/17(火) 01:14:39 ID:HRVIOGvb
ほらね だから言ったでしょう おわる春こえすれた指先握り締めた夏 二人揃えて踏み込んだ季節は次を目指してかけ抜けて行くよ 開け放した窓越しに見える秋はもうすぐ側で待っているよ 呼吸も僅かに愛だけ抱いて飛び込んだ日々 迎えた冬はぼくら二人に優しくて静か ほらね だから言ったでしょう おわる冬かすれ彼女の笑みがぼくに聞こえる 愛さえあればどんな季節でも大丈夫 頬に擦れた髪の匂いが かすかに香って春が来た
860 :
名前はいらない :2005/05/17(火) 01:54:51 ID:/HlfvQOK
陽のひとかけらに腰をかけ すするビールは涙味 学校帰りの子供らの しりとりの声ひびいてる 一畳半に身を投げて エレキギターを聴いている 夜の輪郭にじませる 雨音はねて更けてゆく
「朝」 しっくりこない空を見た 空き缶に口付けを 自分に嘘を
862 :
821 :2005/05/18(水) 10:39:31 ID:TehU5CMy
>>855 評価ありがとうございます。
そー、あれは歌詞なのです。曲よりも先に歌詞ができたものですが、最小限まで言葉を削るくせが出てしまいますね。
詩と詞は違うということがよくわかりました。
内容は「がっこー行きたくねー、こんな田舎で勉強机の上で朽ち果てたくねー」というものです。
ありがとうございました。
863 :
名前はいらない :2005/05/19(木) 02:52:16 ID:a9DrmKpv
燻らせた心があの日と同じ風に吹かれて 行き場のない未来へ飄々と進む 梟雄は猜疑心に苛まれ 操り糸を纏い彷徨う 白銀の熱 どうか全て溶かして欲しい 過去も今日も未来さえも 煌めく昨日通りの今日 ありふれた毎日、離れると不思議に愛しくなる 頗る世界 淡々としたルールの中でも 何だって出来ること教えてくれた 遠き日々
864 :
名前はいらない :2005/05/19(木) 08:01:09 ID:tkMjkyx+
目を閉じて一度深呼吸 そして立ち上がって 俺は周りを見渡した 懐かしい視線を感じた 下町のナポレオンだった男がこちらを見ている 夢と現実の区別ができない俺はただここに立ち尽くしていた 水玉模様の影をおいかけながら 俺の頭の中 いつも描かれる風景は同じ 今頃になって理解する 白く濁った部屋の中で一人 なぜか思い出していた。 涙も出なかった あのときの事を 想起している けして終わることはない この旅の途中で 俺は何か大切なものを見失い それさえも忘れ 2年後の今ようやく遅すぎた何かに気づいたみたい 理想と現実のはざまに置きざりにしていた気持ちに 水玉模様の光が俺を包んで やさしい心になれる そして俺は気づいた とても羨ましいと思った 白く曇った空 これまで目を伏せていたこと まるで雨のように流れ落ちて消えたよ
865 :
名無し :2005/05/20(金) 20:05:17 ID:NmoMAuWM
真っ直ぐだったアイツは何処かで見失った それは過去の話か未来の話なのか? いつも通りのロマンスはお前の元で蠢いてるけど、 お前はいつも其処に立ち止まったままだ 嗚呼、いつまでもお前はお前で居てくれ そうじゃないと俺の存在が無いものに等しくなるから 俺を否定はしないでくれ お前に否定されるとナイフで突き刺されるような痛みを感じるから
866 :
◆dead.vzZho :2005/05/21(土) 00:07:50 ID:XCYmDUto
>>848 評価をつける人間の本音なんて言わずもがな。しかし結局は己が好きでやっている事です、
勝手な願望を他人に押し付けるのは如何なものでしょうか。
武士は食わねど高楊枝。
構ってもらいたいのなら別の場所で、直接的な方法でアプローチする方がずっと確実です。
ノーリアクションがここのスタンダードみたいですよと。
>>849 「時の無常さ」は「無情さ」の間違いでしょうか、時こそ常住に近しいモノでありそうですから。
区切りがちぐはぐなのは携帯からだからですかね。
だとしたらノートやPCと比較して"環境が悪い"ので難しいとは思いますが、しかし推敲は大切です。
文章の前半と後半でぶれていて、重ねられる行もすり足だったり飛び石だったり、突如隣町だったり。
他人があれこれ云わずとも、数日後のSHIMIZU氏にはきっとマズい部分sが良く分るだろうと思います。
>>850 「あなた」と「あの人」の部分は分り辛かったです。
後半、話の筋が「僕」に移入しているので、照れずに初めから「僕」視点で良かったように思います。
ただ、「僕」の心情の底にダイブせずに、他者の視線を意識し、気持ちをはぐらかす、その部分が
この詩の面白みでもあります。興味深く拝見しました。
>>853 >どうかなー(;・∀・)
文章を検証する作業、というのは中々に面白い。
「真夜中」は何時を指しているのか。0時丁度?丑三つ時?
作者の意図にはどれが一番近いのだろうか。→きっと想定してなさそうだ etc.etc.
此処に於ける裸足の意味は。そしてその効果は。意図、そして結果は。
作者氏の中の像が鮮明ではなく、またその伝え方が不足すると、
読み手の内で結ばれる像は霧中、読者自身は迷子です。
「あの娘=あなた」への手がかりは「月の精」only。
作者氏の描く「あなた」に、辿り着くのは困難を極めそうです。
867 :
名前はいらない :2005/05/21(土) 00:49:57 ID:tgtFvYPd
「あの蒼穹をもう一度」 いくつもの黒の中で 手探りで抜けた緑 冷たい青を噛んで 踏んだ白 ほら 今でも覚えているよ 光り輝く 小さく愛しい 想い出達は 憧れの蒼穹になって 帰ってくるよ 優しい蒼穹になって 帰ってくるよ
868 :
名前はいらない :2005/05/21(土) 01:22:02 ID:iWleYtyl
拭いたつもりが 湿ってる
869 :
◆dead.vzZho :2005/05/21(土) 02:28:01 ID:XCYmDUto
>>854 勿論全くの私見ですが、こういった詩は評価向きではないと思います。
詩の整合性や技巧、発想を評してもらうより、誰かに向けて作り、捧げ、
それによって対象の心像に影響を及ぼし得るかどうか、
といった点で可否を分かつ気がするのです。
そんな視点で作品を拝見するなら、一連目で指しているような人間に寄り添うには
まだやや軽く感じられました。文句として面白い部分は多々見られはするのですが。
>>857 あの時間、別の事に使えたのに無念。
>>811 本当にまんまなら著作権的に問題がありそうですよと。
>>859 「ほらね だから言ったでしょう」での始まりは
tp://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1115742882/ スレを思わせる、ムードたっぷりの一文でした。
だからこそ、2回目の「ほらね〜」のスペースも全角であったら良かったのになぁと思います。
漢字比率を下げて柔らかくしようとしたのでしょうか、「おわる」「こえ」「かすれ」の平仮名は
しかし位置の悪さから浮いてしまい、また意味を取り辛くしています。
「春こえ」「踏み込んだ」「かけ抜けて行く」「飛び込んだ」等の似かよった動詞部分と
「すれた指先」「冬かすれ」「頬にすれた」の単語の使い方が気になります。もっと沢山の形の言葉を。
>>860 日本人の好むリズムですね。5・7、又は5・8でも結構いけると。比喩も少し大人びています。
2連目の纏まりに比べると、1連目はストーリーが見え難い。
リズムにガチガチにとらわれ過ぎず、もう少し書き込んではいかがでしょうか。
又、今のままですと連の間の谷が深く、渡り辛い。橋を架けるか、別の作品として分けるかしては。
>>861 無理に共感詩として見るなら、1行目にしか感じ入ることが出来ず、また
文学詩として見るなら、各行の間の空気に意味を見出せないしかといって
そのぶつ切りを楽しめるだけの量もない。
作者の内にあるビジョンに触れられないのが読み手として歯がゆいです。
これは評価スレよりこちら向きでしょうね。
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1034515906/
870 :
名前はいらない :2005/05/21(土) 08:19:32 ID:jbIoue76
本当の私を誰も知らない。。。隠してきた偽りの自分、変わらない周りの環境。新しい世界に押しつぶされそうになる、そんな時いつも助けてくれたね。ウソもホントも全部受けとめてくれた。でも、きみでさえ信じられなくなる。
ニュー速VIPの人達は面白い 大人子供関係無くあらゆる人達が混ざりあって、一緒にバカをやる 東に悩み持つ人あれば行って真剣に相談にのり、西にオッパイうp祭あれば行って皆で騒ぎまくる この間も、恋愛系のスレがハッピーエンドで幕を閉じた ニュー速VIPの人達は頼もしい 例えスレがVIP住人を騙すものだったとしても、全力で釣られてこそクォリティー高いと言いあいマジレスをする ああ、騙されても笑って許せるなんて、なんと心広きことだろうか それに結果が全てではない事も教えてくれる そこには古き良き日本が居た
872 :
名前はいらない :2005/05/22(日) 02:29:26 ID:BmsmGgTI
カールバウム 階級:Wizardry-Priest レベル:620! デリダ 階級:Metropolitan レベル:512! ヤスパース 階級:Hi-Priest レベル:455! ギルフォード 階級:Priest レベル:296! パーソンズ 階級:Pre-Priest レベル:165! カーネル 階級:Reader レベル:063! スイフト 階級:DoorKeeper レベル:016!
873 :
名前はいらない :2005/05/22(日) 02:32:04 ID:s4wj8B8J
【舞台裏】 街を歩く 街に在る苦 今日も誰かがこの街で苦しんだ 今日も誰かがこの街で楽しんだ 今日も誰かがこの街で死んだ 今日も誰かがこの街で人を殺した 彼の前に人はなく 彼の中にも人はいない 枯れたものを潤すために 狩れたもので潤すために 彼たるものは殺人鬼
874 :
一年草 :2005/05/25(水) 00:26:42 ID:QDE61KQY
なんとなく刺激を欲して投稿してみます。 お手柔らかに。 「蝸牛」 いちまんねん せいちょうを忘れたような 指先がなぞってゆく かようびのひるま おもく かげろうがのしかかる わたしは めをつむって 地球上にうずまくあらゆる悪意が この指先からあらわれるのだ なんて あさつゆの消えた葉 その陰で かたつむりがねむっている
>>874 ひらがなが多いのが意味を成してると思う。
タイトルも「かたつむり」でよかったんじゃ?
詩のほうでは「かたつむり」と平仮名になってるのに?
それも意味があるのかなぁ。でも雰囲気からしてタイトルも平仮名がいいな。
とか思ったけどそれはあくまで私の好み。
蝸牛のうずまき、をなぞるその指の動き、昼間に庭かどこかで佇む誰かの背中が
想像できた。それって凄いと思う。
うずまくあらゆる悪意は、かたつむりの螺旋の形になぞらえられてて・・。
なんつーか、好きです、あなたの詩。もっと読みたい。
876 :
yuu :2005/05/25(水) 21:28:51 ID:xN6f8F0f
あなた あなたの手をとれば 私は変われる と思った 一人 憂鬱だった私は 処女とともに 亡き者に 広い胸に抱かれながら あなたの世界に酔いしれ あなたに選ばれた事への 甘美な優越と やがて運ばれるだろう幸せに 心躍らせていた 空腹な私を 貪ぼった あなた 私はバラバラに
もくぎょ ぽくぽくぽくぽく あなたはひとり ぽくぽくぽくぽく わたしもひとり
878 :
名前はいらない :2005/05/25(水) 23:28:27 ID:EMjLrrsW
この夜よ 明けないで 朝焼けが 眩しすぎる 小さな魂は 視界を滲ませ 夜空の星はぼやけ 繋がっていく 誰が私をそこへ 連れて行くんだろう 夜風が目尻を伝い 首筋にあたる 冷たい感触が 深い悲しみを連れて どこまでも どこまでも この運命の世界で 力を失い この幸福の世界で 私だけ一人 どこにでも どこまでも 夜風は吹いていく
879 :
名前はいらない :2005/05/26(木) 01:55:32 ID:4I2TddSj
ママ この夜が とても寂しい 夜明けの 太陽が 顔を出すまで このぬくもりを 僕から うばわないで ママ この夜が ただ寂しい いつまでも 子供の 僕の身体を あなたの顔を いつまでも ながめていたい ママ あの時に 僕は感じた いままでも これからも あなたの愛に 染まりたいと どんなに 僕が老いてしまっても ママ 大人に なったら ママ
880 :
ママ :2005/05/26(木) 02:02:50 ID:0r2SDN/H
ありがと!!ママは更年期障害なの。。。
881 :
名前はいらない :2005/05/26(木) 02:10:32 ID:SKCowVhx
『春色』 立ち止まる日和のなかで 桜の芽吹きを嫌うよに 春呼ぶ水瓶傾いて 通り過がりの白空が こぼれた水を見ないふり 季の節はいつも不機嫌だ 唯一ご機嫌麗しく スキップ踏んで訪るは 気ままに匂わし躍る風 自由に勝手に背中押す そんなアイツも色恋付いて ハニカミながら訪れた 花の蕾に伸ばした手 アイツの恋色ふと絡む 理由(ワケ)なくこぼれた照れ笑い なんだか悔しかったから 今度会ったら捕らえるの キミに触って欲しいんだ 淡色付いた春風を あのとき絡んだあの色が 確かに存在してたなら キミも照れ笑うはずだから
882 :
名前はいらない :2005/05/26(木) 18:57:16 ID:PbnEJj0A
この先俺の前には何が現れるのだろう? 痛みに似た苦しみか偽りの心か? 愛する事を忘れた人達のように その場を後に街に紛れて行く とめどない風が吹き荒んで 嵐も留まることも無いまま 栄光を掴んでいけ!何事も怯まずに 怯えるな、立ち向かえ 言う事無しに あいつはあいつで頑張っている
「ライク・ア・ローリングスノー」 ごろんごろんごろん カーペットをコロコロするアレが 雪だるま式に大きくなり 何もかも そこらじゅう いっしょくたにしてしまう ゴミも金魚も 家具も車も 道路 線路も 人も動物 植物もみんな ごろんごろん ごろんごろん 気になるあの子も 嫌なあいつも コンビニの店員さえも ごろんごろん ごろんごろん 僕が今まで出会った全てを ごろんごろん ごろん ああ これって いずれ分離してしまうのだな と一人 取っ手を握りながら 核の僕は 少しだけ涙ぐみ 離すまい 砕けるまではと 転がり続ける みんな みんな 大好きだから
884 :
名前はいらない :2005/05/26(木) 23:40:46 ID:GHF4hYHL
いつもの時間 いつもの場所に貴方が現れる 目が合った瞬間、全ての夢が貴方への愛と変わるの 今しか無い世界が、美しく彩られるの 貴方の燃え立つ魂が、貴方の広すぎる世界が、私を悩ませる それでも貴方は、私に愛を感じさせるの 素晴らしく煌いた命が、永遠を感じさせるの −心が貴方で満たされていく −世界が愛の夢で満たされていく 私という器じゃ飾れないほど 貴方の夢を見るのが気持ちいいの
885 :
緋陽 碧谷 ◆e59FREEWX. :2005/05/27(金) 01:06:18 ID:9NEsWzT2
「そうだ、わたしは」 ─────── 時々 地上の生き物であることを 思い出す 好きなもの 嫌いなもの 食べもの 飲みもの 好きなひと 地上で響く 大気の中で奏でる音と言葉が好きなこと 今ここで 今この場所で 息をしている プラスチックの容れ物で お茶を飲んでいる そうだ わたしは 人間なんだ
886 :
名前はいらない :2005/05/27(金) 01:09:21 ID:XjyDTRUR
何も 何も 何も 無いよ 朝日よりも素早くビルの山を崩して ギラつきながら笑うから 僕たちはただ低く飛ぶことしかできないでいる その恐怖の月 彷徨う者の目を眩ませ しがみつく者を闇に沈め 私は輝いている 私は輝いている 私は輝いている
888 :
「この色があればいい」(1) :2005/05/28(土) 14:40:44 ID:o+Smr+Sm
千々の薄桃色が宙に留まり宙を舞う 昨日は快晴 今日は曇 明日の天気はどうだろう? ひとたび雨が降ったなら 薄桃色は落っこちて 踏みつけられて ぺしゃんこで 薄汚れて 腐って 消えてしまう 消えてしまったら いくら目をこらしても 宙に色は留まっていない 宙を舞ってもいない 四方八方に伸びる無数の配線 「この配線があればまたその先端に同じ色がついて同じ色が見られるさ」 ちがうんだ ちがうんだ この色が消えてしまうなら 配線は焼けこげてしまう この色が 雨で流されるというのなら さあ配線を根本からスッパリ切ってくれ この配線は―僕の髪の毛 僕の眉毛 僕のまつげ 僕の髭 僕の産毛 僕の耳 僕の唇 僕の指 僕の性器―僕の全身の突起物
889 :
「この色があればいい」(2) :2005/05/28(土) 14:40:58 ID:o+Smr+Sm
この色に包まれているこの時がいとしい この色を僕から奪うぐらいなら さあ 僕ごと配線をぶった切ってくれ たとえ切り落とされても 配線の先に色が付いたままになるのだから 僕はそれでいいんだ この色さえあれば 僕はそれでいいんだ この色に出会う前 僕は寒かった どんな色も僕を暖かく包んではくれなかった (僕は僕の色と 僕に生えた錆の色しかしらなかった) ぶるぶる震えて凍えていた この色の暖かさを知ったから もう二度と あの寒さには耐えられない (きっと 暖かい色が僕を包んでくれることはもう無い) この色はあったかい この色は優しい この色は時を忘れさせ この色は宇宙をつくってくれた ただこの色がほしい ただこの色を失いたくない ただただこの色だけがあればいい
890 :
pa :2005/05/28(土) 17:56:51 ID:tBpJgUqX
880 56/100 881 55/100 882 41/100 883 66/100 884 30/100 885 49/100 887 51/100 888 32/100
891 :
一年草 :2005/05/29(日) 01:26:45 ID:3fAT2gdq
ども。よろしくおねがいします 半身浴 すべからく 落ちかたを心得た鳥は鳴かず うつむかず 直線的に落つる べく って ゆるい湯気がわきあがるゆぶねに上半身だけを 武装したままであたしは あしをひたしてゆくとき しだいに湿ってゆくTシャツが みなもに浮いたり とかはだにはりついたりとかするのを見るとそれ は まるでパラシュートみたいあたしの落下をは んぱにふせいでいて半身浴は 成功するなりあた しのファンデーションをマスカラをチークを 落とし てそのいろにそまるみずを ぼんやり せんそうは いつおわったんだっけ みたいな質問が わりとへいきでかわされるようになって おじいちゃんがうつむいた顔をおもいだす
892 :
半身浴(2/2) :2005/05/29(日) 01:27:43 ID:3fAT2gdq
さよなら さよならなんだ 記憶ごっこ かわいたほねがけむりにしまわれて いちようにとんでいくのを みていた みていたとおもう わすれられないでいる あたしの半身浴は成功する 鳥はめをつむって ゆぶねにうかんでからは それいじょう しずもうとはしない 断罪的に断罪的に断罪的に断罪的に断罪的に断 罪的にパラシュートは断罪的に断罪的に断罪的に 断罪的に断罪的に穴のあかない断罪的に断罪的 に断罪的にあたしの断罪は半身は 汚れのない浴槽に腰をおろしている
893 :
名前はいらない :2005/05/29(日) 06:22:59 ID:UGtIWhjH
>>一年草様 あなたの詩とても感動しました。 とても才能があると思いました。 会ってみたいとさえ思いました。 会って、一年草様が見ている前で僕のオナニーを見てもらいたいと 思いました。 勃起したペニス男性器をゴシゴシしごき身をくねらせている姿を見て もらいたいと思いました。 一年草様が生涯たくさんの色んなものを掴むであろう手、 色んなものを食べる口、丁寧に剃ってる脇の下、 化粧して少しでも綺麗に見せようとしている顔、 髪の毛、へそ、眼球、鼻の穴、そして、こんもり盛り上がって 真ん中から割れていて、少しビラビラが顔を出しているおまんまんに ミルクザーメン精液をたっぷりと吹きかけたいと思いました。 白いのを。断罪的に白いのを。白いパラシュートミルクを。 一年草様の恍惚として、小便をかけてほしがる姿が目に浮かびます。
894 :
名前はいらない :2005/05/29(日) 20:48:19 ID:C5sO/Ol8
初めての投稿です。 「辛口採点」スレにも書いた詩ですが、よろしくお願いします。 「土と音」 dig-dug dig-dug そうさ いつも僕ら土の中 ring-rang ring-rang 訳もなくわめいてる 実際には 何も知らない 一切、皆 何も言わない 干渉 すべき音を 今まですべて回避して 「絶対 見ない」言い切って 一人部屋で悶え込む 早く浮上 しなきゃ リビングで迷ってる 「立つか」「立たないか」で stand-up stand-up 一応 声は聞こえるが 期待 意味ない 何も変わんない 行ってみたい 何も持たないで 解消 すべき音を 今まですべて放置して 「知りたい、見たい」言っといて 人に全部任せ、落つ dig-dug dig-dug ring-rang ring-rang
895 :
名前はいらない :2005/05/29(日) 21:42:58 ID:GGo7dQM9
できれば評価や感想お願いします。 『朝』 けだるい朝 カーテンの脇で、パキラは黙々と光を食べ 瑞々しい葉を揺らしている ”朝だぞ”親友はきっとそういいたいんだろう レトロ調の置時計はゆっくりと時を刻み始め 無力な僕は今日一日を記憶に刻み始める ソファーベットからめざめ コーヒーミルで豆をひきドリップする ポッポチャ 素敵な音だ トーストにジャムを塗って食べ、歯を磨き、シャワーを浴びる この白のオーバルテーブルはお気に入りなのだ 「朝の色って好きだよ」とつぶやく僕に ”どういたしまして”とそっと微笑む彼ら たった八畳に広がるやわらかな朝の風景 夢と現実の共存が希望と不安を生み出していく玄黙の時 時はゆっくりと流れ 生命はしっかりと生きているのだ peace きっとここから始まるんだろ?
896 :
アップルパイ :2005/05/30(月) 16:59:18 ID:SzRQItDt
小さな 机のうえに 真っ赤なテーブルクロス アップルパイとコーヒーがおかれたまま 白いお皿と 白いティーカップ ナイフとフォークは動かない 白い灰皿とたばこの吸い殻 午後三時のカフェテラス ぽろぽろ泣いてる彼女 彼女の立ててる丸い肘 彼女のきれいな腰 彼女の泣いている理由が謎 机のうえのアップルパイ 食べてはいけないアップルパイ アップルパイをそのままに 手をつないで町にでる ぽろぽろ泣いてる小さな彼女 テーブルクロスがはためいた
897 :
名前はいらない :2005/05/30(月) 17:09:50 ID:0cbjjf/n
駄文が並んでいるだけで、誰も評価しない。 オナニースレッドだな。
>>897 さぞや道に秀でた方とお見受け致しました。
宜しければ後学のため貴方様の一筆模範詩を頂戴致したく存じます。
身勝手なお願い誠に恐縮ではありますが、何卒宜しくお願い致します。
ここって自作曲の歌詞とかも評価お願いしておk?
「自己弁護論」 じき慣れるよ 仲間内と認めた声に 遠ざかる足音 なにも知らない癖に 淀む独語 いい知れぬ想いだけ 柵の向こうに閉じ込めて 時々忘れてしまいそうで 仲間なんだと云い訊かせて 金網だけが隔てた素通る風々に 誰も居ない椅子を見つめてるんだ 其処には僕が居るはずだったんだ、と
901 :
名前はいらない :2005/05/31(火) 03:04:24 ID:WzJc6Gmh
902 :
RUNA :2005/05/31(火) 14:32:07 ID:47ixp+N+
あんなに大切にしてくれた人を自ら手放した あなたの中で私はいつも守られて生きてきたんだ 二度とあんな思いはないだろう あなたの優しさに甘える自分が嫌いだった だけど本当に大好きだった これからもこの宝箱をたまに開けて あなたに癒されるんだ いつでも空けれるように カギを持っていよう わがままだらけだった私の最後のお願い 辛くなんかないから 私の中のあなたを決して忘れない よろしくお願いします
夏の始まり 雨が降り 傘で彩られる帰り道 道路に広がる 水たまり 君に届かないよう強く抱き寄せた 「優しさじゃなく どこか漂う寂しさに惹かれたの」と 君が何気なく口にしたのもこの季節だった もうすぐ 訪れる 僕が生まれたあの夏から 随分 変わってしまったね 街の景色も人の心も もうすぐ 訪れる 灼熱のEpilogue 誰のせいでもないよ 何かが終わるのは 時の風に流されて ただ夢の中まで
「この場所」 空は果てしなく高くて 町は果てしなく広くて 時は果てしなく続いて 僕達は幼かった 僕達が成長するにつれて 空は低くなってきて 町は狭くなってきて 時は儚くなってきて だんだん 我慢できなくなって この場所を捨てて 僕達は歩きだした 僕は歩いて歩いて 歩くうちに 独りになっていて 歩けなくなった 立ち止まって 僕は気づいた 広い世界に出たのに 心は昔の小さいまま 根気よく 注意深く 心を開いて 辺りを見ると 僕達はみんな この場所にいた
三日月が跳ねる十字に架けられて ぐいぐいと酒を飲み続ける私は ひひひと笑いながら血走った目でそれ見る 紅も塗らないまっさらの顔で 朝日の中にドロドロトケテ 透明になったみたい 幽霊の感触を確かめる
906 :
yuu :2005/06/03(金) 11:27:38 ID:GVS5ssIg
>>891 高い描写力があるし、詩の内容も面白いし、何より色んなテクニックを持っているなぁ、と感じます。ただ、もう少し読者に説明的でもよいかと。
ちょっと詩の構成そのものが長過ぎ、変則的なのは良いのですが、作者が一番伝えたいハイライトは一体どのあたりなのかが曖昧だと思います。もうちょっと基本に忠実な、起承転結の形に取りまとめても良いかと思います。
>>900 なにか喜べない事情により、仲間達とは別の道を歩まなくてはならなくなり、次第に心理的な距離が離れてゆく。
本来ならば友人達と別れることもなく、彼らと同じ椅子に座る筈だったのに、という絶望のような感情を表した詩でしょうか。
「金網」が世界を隔てる境界線を表しているようですが、これは素晴らしいと思います。色彩や匂い、そして形すらも隔てなく感じることができるのに、触れる事だけができない、そんなもどかしさをよく表すことができていると思います。
ただ、欲を言うならもうちょっと具体的に「僕」に何があったのかを知りたいです。情景の描写があれば、さらに詩の内容を豊かにすることが出来ると思います。
907 :
名前はいらない :2005/06/03(金) 18:00:50 ID:ZFv0ZHK2
なかよしイケメン
908 :
名もなき詩人 :2005/06/03(金) 18:10:58 ID:AE1e3u3L
自分の気持ちを抑えるの 好きってあんたに言ったら 私はどうなる?あんたは? 自分の気持ちを抑えて、ずっと怖がって 臆病にまっていれば この気持ちも少しずつ薄れていくの こうして自分を抑える バカバカ うちのバカ 自分を守ってるだけじゃない かっこ悪いよね でもこうするしかないわ これがきっとあんたにとって幸せに繋がるはずよね そう信じて今日も あんたを思うわ
909 :
名前はいらない :2005/06/03(金) 20:36:00 ID:LAx0IZwy
「無邪気」 このままじゃ貧血になりそう 左手に飼っているミミズが僕の血を欲してるから いつか自分で書き込んだ百年カレンダーの中の命日の前に 体中を、この気持ち悪い糸くずに犯されてしまいそうだよ 僕の歯車だけ周りから押し出されてココまで来た 何事もなかった様に廻り続ける歯車の群れを見て 僕は死ぬために生きていることを知った 片目にかかった髪の毛が僕の視界を覆い続けるのは 最後まで何も思わず、心を体から引っぺがすためで バラバラになった手足もボンドでくっ付く位の価値しかないことも 知っていた 迷子の仔猫が、目の前でトラックと共に消えても ピカソも青ざめるほど美しい真っ赤な絵画を残しても 僕は何も思わないんだろうな・・・ もう壊れてしまった、左手虫かご構造の人形の様に 僕は死ぬまで呼吸を続ける・・・
910 :
水もれ :2005/06/04(土) 06:37:49 ID:Q/L2koVt
「来たか」 否、いましがた芽の萌え出たばかり 水辺にまどろむ剣歯虎のしなやかな毛並みの如く 「来たか」 否、かぼそき枝の風に鳴るを聞いたばかり 森を追われた子猿が草原にひとり震える如く 「来たか」 否、若葉のほころぶを見たばかり。 黒曜石の槍の穂にぱちりと火花の散る如く 「来たか」 否、葉の繁りが草むらに円い影を落とすばかり 青き目をした商人たちの闇を包んだ天幕の如く 「来たか」 否、翡翠の梢が天高く湧きあがるを見るばかり 星に届けと駆け上がる鉄の塔の火煙の如く 「来たか」 まさに今、青錆色の花は咲き夜空に一面さざめきわたる かの人帰るは今こそと銀河にあまねく知らすが如く 「来たか」 来たり、来たり、かの人は来たり、待ち望みしその日は来たり いざ大樹の下より我は立ち 地の果てより来るかの人を見る 星を映して流れる黒髪 やさしく凍る瞳の闇よ 幾千万の時を経てなお 初めて出会ったあの日の如く
911 :
名前はいらない :2005/06/04(土) 07:46:43 ID:99gb/1bK
世界の果てに一人 入り口に 鎧着た人 扉を守る 盾を手に縛り付けた 哀れな門番 かたくなに守る人 誰も居ない波打つ浜辺 潮風はふいごのように 感情を表しては去っていく 考えることも思うことも ボトル・レターに放り投げて 世界の果てに一人
「every」 あの時と比べればもうずいぶん暗くなって そこにある石ころも丸くなったもんだ もう少しで見えそうな気がして ちょっと足速めた 向かい風 強くなった ぼんやりと霧浮かんで また 明日つくる そして 今日 昨日に なる
914 :
名前はいらない :2005/06/10(金) 22:27:57 ID:uBHiUU83
たまねぎを薄くスライスし、 軽く塩をして3分くらいおいてから、水で洗います。 きゅうりは1センチ角に切って、 軽く塩とレモン果汁を振ります。 トマトは1.5センチくらいの角切りです。 パセリの房を枝節でちぎっておきます。 瓶詰めの黒オリーブを壜から出します。 全部ボールに入れて、適量のオリーブオイルとごく少量の粗挽き胡椒と 塩を入れてあえます。 盛り付けます。仕上げにバジルを振ってもいいです。
915 :
名前はいらない :2005/06/11(土) 10:12:18 ID:QWrRkso1
喜んで 笑って 怒って ケンカ そんな どこにでも いるような 2人 そんな 2人にも 別れは 訪れ どちらも 悪いとは 言えない 結末 ふたりが 過ごした 日々は 1人 思い返すには 愛しさと 切なさが 眩しすぎて あなたを 今頃 大切な 人と 気づいた 喜んで 笑って 怒って ケンカ そんな どこにでも いるような 2人 あの頃 君と 歩いた 道を 今は 1人で
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| 戸 |
| 部 |
| 洋 |
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、''゙゙;、). | | 、''゙゙;、),、
゙''!リ'' i二二二二!゙''l!リ'''゙
‖ `i二二二!´ ‖
昌 |: ̄ ̄ ̄ ̄:| 昌
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 ̄|三|三三|三三三三|三三|三| ̄
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さてここでクイズですよ。
千葉県出身のアナウンサーで
学生時代に売春斡旋を行い、友人を無理矢理犯させた挙げ句
自殺に追い込んだ上に反省の色も見せず、
最近ではめざにゅ〜やいいともなどでも活躍中の
フジテレビ女性アナといえば誰でしょう?
答えはここ!
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/ana/1118405352/
あの日 遠くを目指して旅立った君を 引き止められなかった 僕は 今も 新しい光を見つけられないまま この街を 独り歩く 二人歩いた この道を あなたは今でも 覚えていますか? 季節は 夏に近づき 人込みは 活気にあふれています 高い空を見上げながら 君の面影を 探しました 探しても 見つからなくて 今日もこの街を 一人歩く
918 :
名前はいらない :2005/06/11(土) 20:37:53 ID:hEkVo2Rp
きのうはみどりいろ きょうはレモンいろ あしたはそらいろ
裸足でも歩いていける この青は激しく 輝いて見える 白い雲に吐いた煙にもまれて 心の鏡は映す 変えていくその背中に負われて 信じるものが壊れていく時には こぼれそうな涙隠して 独りきりの眠れない夜に堕ちても 闇の中に瞳閉じて 星の輝きに 耳を澄ませたい
920 :
名前はいらない :2005/06/12(日) 13:00:15 ID:uc6t3mY2
喪米らスルー汁。
921 :
920 :2005/06/12(日) 13:00:49 ID:uc6t3mY2
誤爆だ、スマンOTL
922 :
名前はいらない :2005/06/12(日) 13:50:08 ID:l06x6Hx1
で、誰が評価するの?
924 :
名前はいらない :2005/06/12(日) 19:55:26 ID:KF9NfRwG
批評専門の住人を確保しようっていうのも難しいと思うんで、 いっそのことここに投稿してる詩人さんどうして相互評価してみたらどうだろう? 各自が作品を投稿している以上、 辛口な評価は少なくなっちゃうという弊害があるけどね。
926 :
なまはげ :2005/06/13(月) 01:29:58 ID:e+ujSWCx
子消し あれからどれくらい経ったのだろう 小学生になる前に 父は若い女と逃げたらしい すぐに母も逃げた 庭の木で首くくって ただ泣いた なんで泣いたかわからない 赤子は産まれてすぐに泣くみたい 嬉し泣きだと信じてた 泣けてきた なんで泣くのかわからない
927 :
七子 :2005/06/13(月) 03:24:23 ID:Hq87vvHm
「大回転パラボラアンテナ」 林立する巻猫時計店を踏み潰して弥勒菩薩型戦車が行く 巨大な巨大という範疇を越えた巨大なアンテナは 1分間に66回の高速回転を長いこと続けている 月刊「宇宙の光」読者投稿欄で出会ったマサルとマサコ ふたりは新時代の新人類の新アダム&イヴとなるべく 月刊「宇宙の光」創刊号を探して廃棄場を這い回っている ジブ産院で産まれたばかりの双子とその母は月の様な あるいは哄笑する太陽の様なアンテナを空に眺めていた 弥勒菩薩型戦車は巨大アンテナから電波を受信していた 巨大アンテナは謎だった 宇宙に浮かぶ創作された謎 宇宙の謎から発信された情報を頼りに戦車は爆走する マサルとマサコを 双子と母をキャタピラで踏み潰していく 弥勒菩薩の形をした砲台は相変わらずアルカイックな 誰を救うことも出来ないスマイルを浮かべている (56億7000万年だ 56億7000万年も彼は待つのだ そういう運命を 彼は憎むこともしないのだろうか!) 青空の下 弥勒菩薩型戦車は受信した記録に従って 縦横無尽に轍を描いていく 全ては大いなるアンテナのもとに
928 :
七子 :2005/06/13(月) 03:27:27 ID:Hq87vvHm
気になった作品にこっそりと感想だけ
>>891 「半身浴」
かっこいいなぁ。
構成力とか言葉の使い方のセンスが素敵。
>あたしの落下をはんぱにふせいでいて
と
>かわいたほねがけむりにしまわれて
ってとこが気持ち良い。
半身浴イコール毒素排出イコール浄化、的なものを連想させる。
>>909 「無邪気」
>左手に飼っているミミズ
とか
>心を体から引っぺがすためで
という表現、すごく好き。
左手のミミズは「順応しようとする自我」なのかしらんと思ったり。
こういう漠然とした絶望は皆が経験することなんだろうか。
調子良く回っているように見える歯車も実際は軋んでいるのかも。
>>914 美味しそう。なんでかヤン・シュヴァンクマイエルの「eat」を思い出した。
お願いします。 「流れる草木」 青い空に白い雲 吹きぬける風の中を、 流れる草木のにおい― 私は車の窓を開けて、 ラジオをつけて、 草木から流れる風をかいで、 温順な道路に、車をいつまでも走らせていた― いつまでも・・・
930 :
名前はいらない :2005/06/13(月) 20:12:28 ID:rjO9EXtM
ハンドルを握り 当ても無く すれ違う風景はかすんで見える 耳を通り抜ける音楽と 頭をさまよう足りない言葉 無心になるほど言葉は浮かび 思えば消える 減ってゆくガソリン 静かに刻まれてゆくメーター 磨り減ってゆくタイヤ 座っているだけの僕 遠ざかって行く僕 僕であった場所 僕からの逃避 どこかにゴールがあるならば そんなことを考える 交差点を曲がり 僕であったところへ 僕は僕のところへ帰ってゆく
【KKK】 おれはあンたのうなじを見ると ふとそれをなぶりたくなるンだッ エレクチオンするンだッ そンなおれをわらわばわらえッ そうさ おれはKKKなンだッ くーくらっくすくらン なンかじゃあないンだよーッ 小池せンせを愛しているだけなンだッ だからおれは 乳首が弱点なンだッ
932 :
jyojyo :2005/06/15(水) 15:42:55 ID:NC9lHKuH
だからよォォォォォッ オレは乳首が弱点なンだッ!!!!
評価願います。 年を経るごとに俺の体は腐ってく 年を経るごとに俺の心は濁ってく まわりを見ればすべてが眩しく、己を見ればひどく醜い この先光は射すのだろうか? 腐肉を引き摺りながら光を求め藻掻くのだろう。
934 :
ゆらりぐらり :2005/06/15(水) 18:30:42 ID:Gf2edWpM
とがった道へ一歩踏み出す この先は行き止まりかもしれないなんて不安を 吹き飛ばす出来事が ハプニングがそこら中をすれ違っていく ひとひらの葉っぱが ちりゆく瞬間まで一緒に見てあるいてきた向こうの僕が 真実の僕をうつしている うまくいってるなんて思い込んでいる僕を覗き込んでみると グレーの世界で、つったっている 突っ込んでいく勇気を 突っ走る元気を 最後の一滴まで飲み干すしぶとさで つかみ取るチャンスを 僕の何でもない日常を少し向上させていく とんでもない事をしなくていい 突拍子もない事をするだけが脳じゃない 世界が歪むピカソの絵の中で 何を思う何を考える
935 :
名前はいらない :2005/06/15(水) 23:00:52 ID:euuJkOg4
眠ってない。 横たわるカラダ 重すぎて 涙も出せず 佇む魂 生きる屍 価値もない 足の裏から 鼻先の 意識もなくて ただ脈を打つ 電気も消さず 瞳を閉じる
936 :
名前はいらない :2005/06/16(木) 16:47:53 ID:J6a6X4J/
ずっといっしょにいたかった ずっと一緒にいたかった ずっと 一緒に 痛かった
人間の脳は化学反応でできてるから、あらかじめどんな行動を起こすかは定められている。 迷ったり、考えた末に一つの結論を導き出すのも脳の化学反応によるもので、その答えを導き出すだろう、という事実は変えられない。 人が問題を解いたり、事故に会ったり、親友を作ったり、怒ったり悲しんだりするのも化学反応により定められた「結果」である。 貴方が二つの選択肢を見つけ、どちらを選ぶかを必死に考え、迷った末に選んだ選択肢も、始めから定められていた選択なのである。 人はこれを「運命」と呼んでいるが、それなら人生はすべて運命である。 しかしその運命は体験せねば得ることはできず、その運命を体験するために人は生きるのだ。
ミスったorzこっちで 人間の脳は化学反応でできてるから、あらかじめどんな行動を起こすかは定められている。 迷ったり、考えた末に一つの結論を導き出すのも脳の化学反応によるもので、その答えを導き出すだろう、という事実は変えられない。 人が恋をしたり、事故に会ったり、親友を作ったり、怒ったり悲しんだり笑ったりするのも化学反応により定められた「結果」である。 貴方が二つの選択肢を見つけ、どちらを選ぶかを必死に考え、迷った末に選んだ選択肢も、始めから定められていた選択なのである。 人はこれを「運命」と呼んでいるが、それなら人生はすべて運命である。 しかしその運命は体験せねば得ることはできず、その運命を体験するために人は生きるのだ。
>>250 「自分は違う」っていう優越感は
自分の影さえ見失ってしまう。
さて、そのメッセージを発してる君は
影を見つめてる?
>>251 忘れ去られるしかない「一日の生」はあまりにも悲しい。
ちょっとごちゃごちゃした感じがするのでもう少し推敲を。
特に前半が要チェック
>>255 えーっと。もうしわけないが、何を言いたいのかさっぱり・・。
描写とシーンが断片的で物語が見えてきません。
>>256 >冬が此処で終るように
刻まれた字を喰らい尽す
この表現おもしろいな。
ただ、「此処(ここ)」とか無理に漢字にしなくても・・と思った。
ところで「君」って誰のこと?
>>257 キレのいいリズムの前半に比べて、後半がどうも煮え切らない。
失礼ながらちょっと改変。
『 言葉じゃない
目を見せて Hugをして
つまらない相手ならすぐわかるから
求められても求めても
何か違う これじゃない気がして
誰かを支える唯一になりたい 』
940 :
名前はいらない :2005/06/16(木) 23:05:56 ID:FsXpLvj3
「あきらめ」 あの花屋へ行こう、 そこでは、よく澄んだ月のような顔をした、 はなやかな娘が、 僕を温かく向かい入れてくれるだろう。 そして、彼女がどんなに美しかろうが、 しっくりと来ないという感覚が、 やはり、僕をあきらめへと導くだろう。
941 :
名前はいらない :2005/06/16(木) 23:45:42 ID:EHfmTzJp
942 :
名前はいらない :2005/06/17(金) 19:30:06 ID:HmUovhCb
評価よろ 破滅 世界が散る まるで星のように 命が散る まるでダイヤのように 緑の中の白 青の中の赤 星がささやきかける まるで竜巻のように 冷めきった世界の中にいる人達 命は笑った まるで稲妻のように 鍵穴に刺さるはかない思い 良識にとらわれて生きる人々 夢だろうか ドロドロになって消えてゆく人々 何か違う 燃え尽きてごらん きっと明日は晴れるから 目をとじて星をみてごらん きっと素直になれるから さぁあの惑星へ ささやく星を笑いに
943 :
名前はいらない :2005/06/17(金) 23:28:31 ID:YJCaFv2g
僭越ながら(あくまでも私の独断で)評価させていただきます。
>>940 えっと、1行目、2-4行目、5-7行目、という三文の構成ですよね?
「あの花屋へ行こう」という短い文で始まっているのに、
その後に長い2文が続いているので、
読んでいるとリズムがちょっと悪いような気がします。
もうちょっとセンテンスの長さを近づけて、
ポンポンポンとリズミカルに読めるようにすると、
もうちょっとしっくりくると思いました。
一方で、全体的にやわらかい表現が使われていること、
どういう状況を描こうとなさっているのかがはっきりとこちらに
伝わってくるので、その点はよいと思います。
945 :
素人評価人 :2005/06/19(日) 11:27:21 ID:uPUSSyMN
僭越ながら、あくまでも私の独断に基づき評価させていただきます。
>>942 ええとですね、まず「まるで」という言葉はあんまりいい響きではないような気がします。
また、散文からどういうシチュエーションかを想像する表現形式である「詩」において、
「〜のように」とイメージを特定してしまう表現は、あまり多用しないほうがいいと思います。
たぶん
>>942 の作品では、それも表現の工夫の一つとお考えでしょうから、
そこに注文をつけるのは、心苦しいのですけれど…・。
あと、
>緑の中の白
>青の中の赤
という部分がちょっと分かりません。白と黒、希望と絶望、みたいに対表現ということなのかな?
しかし、前半が「世界が散る」「命が散る」というネガな表現であるのに、
最後は優しい表現になっているのがいいですね。
なんだか夜空を見上げてみたくなりました。
946 :
素人評価人 :2005/06/19(日) 11:42:37 ID:uPUSSyMN
あ、一応誤解の無いように書きますけど、 「素人評価人」の素人とは、あくまでもわたしのことですからね。 えらそうに評価してますが実は素人です〜、ということです。 皆さんを素人呼ばわりして「評価してやる」とか 言ってるわけではありませんので(^^;)
947 :
940 :2005/06/19(日) 12:50:41 ID:LfvUmYpE
>>944 評価してくださって、誠にありがとうございます。
確かに自分でも、朗読してちょっと息苦しいかな?とは感じておりました。
>どういう状況を描こうとなさっているのかがはっきりとこちらに
>伝わってくるので、その点はよいと思います。
この点は、自分がもっとも意図して創っている部分ですので、
誉めてくれて、とても嬉しいです!
>>258 ありがとうって言うのは難しいね。
>>259 どうもきれいな言葉をでたらめに並べたように感じます
>>260 若いなぁ。
青春の頃って感じ。
読んでるとだんだん切なくなります。
語尾が丁寧だったりそうじゃなかったりしてるので注意。
>>262 些細な別れが容赦なく時に流されていく。
小さな望みと諦めが交差して、別れの寂しさを演出しています。
ただ、視点がころころ変わって判断しづらいのが難点だと思いました。
>>266 あちらとこちらの対比がうまい。
最後の一文が不協和で気になる。
>>267 話の最初の最初って感じ
続きがありそう
>>913 そこ・あそこなどあいまいな言葉が多すぎる気がします。
これだけでは説明不足な感じ。
>>914 料理のレシピ??
>>915 いつも歩く道を一人で歩くのか二人で歩くのか。
そんな些細なことが重要に思えるのは失ってしまったから。
どうもありきたりのラブソングのように聞こえます。
真中を分ける必要はないのでは?
>>917 飛び立った鳥を見つめるだけで
自分にも翼があることに気づかない
光は最初から光ってるものだけじゃない
手をかけなければ光らないものもある。
>>919 えーっと。
比喩が多すぎて何を描きたいのか見えてきません。
2連目は倒置法が失敗してる感じです。
>>926 言葉にならないから泣くのかもしれない。
胸が痛い。
>>927 壮大な大回転!
不条理がいい感じ。
夏の始まり 雨が降り 傘で彩られる帰り道 道路に広がる 水たまり 君に届かないよう強く抱き寄せた 「優しさじゃなく どこか漂う寂しさに惹かれたの」と 君が何気なく口にしたのもこの季節だった もうすぐ 訪れる 僕が生まれたあの夏から 随分 変わってしまったね 街の景色も人の心も もうすぐ 訪れる 灼熱のEpilogue 誰のせいでもないよ 何かが終わるのは 時の風に流されて ただ夢の中まで
>>927 オカルトで電波でマハーなんちゃらな感じの詩ですな。
釈迦入滅後56億7000万年の間雑誌を探しつづけるんですかい。
ガンジス川のほとりでしみじみ読みたい詩ですな。
952 :
七子 :2005/06/23(木) 13:26:50 ID:+mfGljlE
>>949 「月」の逆位置様
>>951 ボトルネック様
評価ありがとうございます。
電波を真似るだけで凡庸から逸脱できない自分にうんざりとしつつ、
不条理とか電波とか、大好物の言葉を頂き歓喜の涎を垂らしてしまう夏の昼下がり。
953 :
アガ :2005/06/23(木) 22:15:18 ID:eu4VGVG3
審査お願いいたします。 「夕立」(1/3) さっきから 隣の部屋で 寧々子が泣いている 容赦ない泣き方で まるで夕立のようだ 何故泣いているのかと 問うことも出来ずに佇む俺は じっと 雫滴る窓の前で 夕立が止むのを待っている えくぼが美しい寧々子の顔 眉がこわばり 瞳が揺れる 積乱雲が湧きあがり 暗雲が垂れこめ 寧々子の心が揺れて 胸の底から堪えられぬ空虚さが ワッとこみ上げる
954 :
アガ :2005/06/23(木) 22:16:00 ID:eu4VGVG3
(2/3) 俺は寧々子が泣いている部屋の前で 無力感にただじっと膝を抱える 夕立がくると多くの人々が やり過ごそうと懸命になるように 壊れやすい美しさが持つ 感傷に浸る 俺は甘えてるんだな 寧々子に 寧々子も笑ってばかりではいられないのだ 美しさは少し触れただけですぐに壊れるもの その壊れやすさにいつも俺は臆病になった こんなに脆く儚いものを どう抱けばよいのかなんて俺にはわからなかった だからまた逃げて 夕立をやり過ごそうとしているんだろう
955 :
アガ :2005/06/23(木) 22:16:46 ID:eu4VGVG3
(3/3) 暗雲が割れて光が漏れる 寧々子の泣く声も切れ切れになる もう雨も止むらしい 傘をささなくなった人も見受けられる 寧々子が部屋から出てくる 白い肌に朱が少し交じり 外を行きかう車の赤いテールランプが綺麗だ 赤い目をした寧々子がにこりと微笑む 取水口へ勢い良く流れ込む水の音から 遠いふるさとの川を連想し 寧々子が外へ出よう、と言う あまりの美しさに息がつまり 寧々子の後ろを歩きながら 俺は震える 夕焼けが綺麗ね、と 空を見上げながら寧々子が言う ふと空を見上げてみると どこまでも太陽の光が澄み渡り 暗黒までもが太陽の影に見え 俺はいつまで怯えればいい? 水溜りの上を身軽に飛び越える 寧々子 その長く伸びた影絵を踏みながら もし神がこの世にあるならば この幸福な女だけにでもご加護がありますように 永遠にこの女が俺の悲しみを知ることがありませんように と一人ひそかに願った
956 :
ところてん :2005/06/24(金) 00:54:51 ID:zoOHQZlC
「どうせいつか死んでしまうんだから何をしたって無駄だよ、といったけんじくんへ」 ほらみなよ 盛者必衰のことわりも省みず 無意味に咲く誇るその花の美しさ 美しさはきっと この世界の無意味さとは まるで関係なく存在する やがて消えゆく我が身なら 咲かせて見せようチューリップ
ほら、夜が明ける 創造の天使が 化粧もしない顔のまま 銀光の中で泳いでいる また一日が産まれて来たんだよ
958 :
名前はいらない :2005/06/24(金) 01:26:00 ID:LBL7TbLM
夏の夜 あつくて 寝れない たすけてよ
959 :
名前はいらない :2005/06/24(金) 06:24:38 ID:iepYSxY1
「ライトハンド」 ねえこれは正しいの ねえこれでいいの 何かわかる 教えてよ どうすればいいの 夢なんて 叶わないから 夢なのかな 言い訳つけて見送って 愛しすぎて振り返って 振りほどけない 走り出せ 動き出せ ためらっては うつむいて 走ってよ 動いてよ 今じゃなきゃ 今すぐに 間違えでも いいんじゃないですか あなたが走り出せば 掛け値なく その姿は美しい
961 :
名前はいらない :2005/06/25(土) 01:21:43 ID:A5sN+urM
浮遊したまま 救われずにいる 現実との境界 見失う 思考を停止させたまま越える時間は曖昧 依然として決断は強要される もしあの日々に還れたのなら 現在の状況は救われていたの? 忘れたものもある 未だ感情は締め付ける
962 :
無 :2005/06/25(土) 02:31:27 ID:2jmWLQWp
こういうのって美しいよねー 空虚ではあるけど
963 :
紫苑 :2005/06/26(日) 22:38:43 ID:L2V//O5j
『夢』 追うもの 追われるもの さぁ 君は何を目指す?
煽る者を目指す
965 :
紫苑 :2005/06/27(月) 17:24:16 ID:q73UGRoW
『夢』=2= 儚きモノ それが夢 叶わぬモノ それが夢 ならば 生きることこそ夢となる
966 :
名前はいらない :2005/06/27(月) 21:40:05 ID:hKy4tYWu
「嗚呼黒髪セレナーデ」 別に女性には何も求めない ただ、黒髪であって欲しい 美しい黒髪であって欲しい できれば、美しく長い黒髪であって欲しい どうも茶髪は好かない 日本人ののっぺりした顔に似合わない いんや、似合ってたまるか 茶髪は外人の専売特許だ 風になびく黒い髪 陽光を反射し、光を放つ黒い髪 こんなに美しいものが他にあってたまるか畜生め おいらはまだ初恋を経験してない はっと心を打たれるような黒髪に 未だ出逢っていないのだ
lk
968 :
よしき :2005/06/27(月) 22:45:27 ID:cezfuGzf
思わず泣いてしまいました 理由は、昔のこと。 仕事が暇だったので、昔のことおもいだして… …持病… そのために、諦めなくちゃならなかった事 そのために、輪に入れなかったこと そのために、死にかけたこと あの時に生まれ変わり、もう忘れた、 振り返らないと思ってたのに、 もう振り返らないと決めてたのに 振り返ってしまった あのとき…
969 :
よしき :2005/06/28(火) 18:22:12 ID:Pf0go6j2
誰か評価して ↑
970 :
三文詩人 :2005/06/30(木) 01:01:20 ID:WD+eXrKF
>>968 凡そ詩を作ろうとするなら、作者の伝えようとしたことを言葉にする必要がある。
> そのために、諦めなくちゃならなかった事
> そのために、輪に入れなかったこと
> そのために、死にかけたこと
これらがどのようなものであったか、それを表現しないことには、何があったのか
読者には理解できない。持病を説明せよというのではない。必要なのは描写だ。
題材のままで詩になっていないので、詩としての評価はできない。
971 :
素人評価人 :2005/06/30(木) 22:29:14 ID:sRQskDYh
>>970 そうかなぁ?
詩人が明確には表現しなかった部分を読み手が想像して埋める。
はたして詩人と読み手の両者の思い浮かべたものが一致するかどうかは分からないけれど、
そうして思い思いに考えをめぐらせることができるのが、詩のよさなんじゃないの?
まあ、表現されてる情報がちょっと少なすぎかなぁ、、、っていう懸念はあるけどね。
ここまで偉そうにいったからには、私がちょっと評価させていただくとしましょうか…。
972 :
素人評価人 :2005/06/30(木) 22:36:21 ID:sRQskDYh
>>968 僭越ながら、評価させていただきます。
まず、、、同じ表現を繰り返し使用している部分が多いのが気になります。
2行目、3行目「昔のこと」
10行目、11行目 振り返らない + 12行目 「振り返って」
5〜7行目の「そのために、」はあえて同じ文型を繰り返す表現法なので除きます。
基本的に、同じ言葉・単語が何回も登場するのはいい表現とされていないので、
同義語で置き換える、言い換えるとよいと思います。
で、この部分は
>>970 さんと同意見なのですが、
振り返り思い出してしまった、という事実は分かるのですが、
それを契機としてあなたが何を読み手に伝えようとしたのかが分かりません。
泣いてしまいました、という出だしからして、
昔のつらい記憶を思い出してしまったつらさ、苦しさ、悲しさ、を伝えたかったのでしょうか…?
そういう「気持ち」の部分が詩に現れると、読み手のココロを響かせることのできるいい詩になると思います。
ご尽力を期待いたします。