1 :
名前はいらない:
よろしく百日紅
2
3 :
Akila:05/01/05 19:58:15 ID:lQ7IK9l+
薔薇のように2ゲット
4 :
Akila:05/01/05 19:59:56 ID:lQ7IK9l+
2ゲットミスでしだれ桃のようにしだれた
5 :
名前はいらない:05/01/05 22:22:30 ID:+VlANMJl
今年もよろシクラメン(爆
そんな彼方とリューリップ
7 :
名前はいらない:05/01/06 21:05:51 ID:OhE7VdCH
菊までもない琴
パンジージャンプ
9 :
名前はいらない:05/01/07 17:23:23 ID:W3EYxMgI
ゼフィランサス・バイオレット
10 :
名前はいらない:05/01/07 20:51:18 ID:2qJrrRSb
お前はダリア?
誰かそこに飛んでる蚊取れあ
14 :
1:05/01/07 21:22:05 ID:G/zNxHRL
あれ?なんか思ってたのと違う・・・
ヒマワリさんはおまわりさん
1は何がお望みでスターチス
かきつばた きつつなれにし つましあれば
はるばるきぬる たびをしぞおもふ
一粒の種が飛出して
この世の光を浴びる
僕が一生懸命 水をあげたから
僕が一生懸命 育てたから
ひとりで歩きだした
いつか僕から離れていく日が
来るだろうけど
僕は精一杯 笑っていよう
白百合の、露を貯めて、水鉄砲
21 :
名前はいらない:05/01/23 03:11:37 ID:QmMOFtiB
22
海辺の松原 秋海棠
波は高く 人の影も絶え
砂浜にひとり裸足で立てり
きみ去りて幾歳月
夏はいつか終わりぬ
千切れそうな薄い空気の中で
カラダに染みるような香りに出会いました
霜を宿して震える 枯木の中で
梅の花だけが一際白く 冬にまどろんでいるようでした
子どもにはブドウにみえる?
藤の花。
ウソもうれしい亀戸あたり。
26 :
星屑ぅ:2005/05/07(土) 15:15:41 ID:d5ovLIjZ
道端に咲いてる花を
摘んだだけ
鉄砲百合は
買えませんもの。
27 :
名前はいらない:2005/06/10(金) 21:43:44 ID:ymP27tdy
「鳳仙花」
君を愛した事を
私は忘れはしない
君のような花 鳳仙花
寂しさをわかるときは
一緒に泣こうじゃないか
紫色の君は 私の鳳仙花
28 :
名無しの恋歌:2005/06/18(土) 10:36:30 ID:YQGukIJO
海沿いの町の
坂道をおりる途中
がくあじさいが
まだ咲かない
緑の葉を天に
伸ばして
汚れを落とす
潮風に 吹かれていく
その葉に手をさしのべると
柔らかくて
温かかった
29 :
名前はいらない:2005/06/21(火) 01:44:48 ID:1VRoSFbm
君を 愛しているよ
雨に ぬれる あじさいの花
月にひかる 夜露にぬれる 愛する人の 声が
いま聞こえた
あなたのように
お花を愛でました
大切に大切に
水をやりすぎずに
光をあてすぎずに
虫よけスプレーをして
根っこが 腐ってしまわぬように
腐ってしまわぬように
31 :
小さな花と愛情:2005/07/08(金) 16:52:30 ID:6QJMF5s9
僕は笑っていない
けど君には笑っているように見えるんだね
もしかすると君の方が笑っているかもしれないよ
どんな君も受けいれたかった
人間弱いけど強いんだよ
それを君にわかってもらいたかった
愛情だよ これが愛情
そして君は
きっと昔愛されていたはずだよ
強くみせる心弱みをみせない心
これは君を愛するものの感情だ
32 :
名前はいらない:2005/07/08(金) 19:27:41 ID:6QJMF5s9
大好きだった
それに今もほんとは好きだけれど君はここでしか
本音を語れないだから僕は君の話をゆっくり聞くよ。パニックにならないで
ゆっくり呼吸して
大丈夫だよ‥
33 :
名前はいらない:2005/07/08(金) 19:29:05 ID:6QJMF5s9
というよりも
愛していたし愛してるといった方がよいね
34 :
名前はいらない:2005/07/12(火) 19:11:21 ID:+P6v897p
今日は少し熱さでくたびれたお花に
霧吹きで水をかけて
ふいてやりました
元気になってね
枯れちゃいやだよ
35 :
名前はいらない:2005/07/16(土) 01:27:55 ID:mCjQJTMD
花は静かに咲いている
私は実のなる花がすき
その実はいつか
力になってくれるから
私達はこの街で
いくつかの風を感じたけど
私はきっと 今だけが
あなたに全身全霊できるときなのでしょう
さぁ 花を胸にしまって
静かに歩きましょうか
36 :
名前はいらない:2005/07/21(木) 01:35:47 ID:ozPDUro3
《二人の花の彼女と彼氏におくるうた》
夜は更けて 頭痛をもちながら
彼は 闇をさまよい
彼女は それに少し彼の肩にもたれていた
それは きっと
あなた達が 月に照らされ愛しあっていたのでしょう
太陽は嫌われて
月を好み
あなたたちは
きっとしあわせに生きていた
これからもどうぞ
彼女様支えてあげてほしい
月の下に生かされる
花の名をくれた
あなた様 私は花では
ないのです
私は花に助けていただいているのです。
私は花だけに助けられて生きていきます。
37 :
SUMMER QUEEN:2005/07/27(水) 02:11:42 ID:JmaAhaO1
白くて清純そうな花は…
それと共に強い陽射し
そして青い空と青い海
あらゆるものが仲良くなって
脳がとろけそうな程の甘く強い香りがする
それは夢見る私の頭の中
38 :
ガンバレ ◆yufVJNsZ3s :2005/07/27(水) 12:11:50 ID:jkZXU3eG
【紅菊】
夏だというに
今日はやけに涼しい風かいるね
あらあら君
色付いてしまっているね
なんとも言えぬその甘い匂いが
病人の肺には重すぎるよ
白菊よ
まだまだ秋には早いぞや
季節を間違えないでおくれ
僕はまだ
死なないのだから
『河童』
頭の皿から蝿踊り出す
水面に影。大日連帯と名付けます
次第に増す数かなわない数
池のほとりには蘭の牙城
牙城です
40 :
名前はいらない:2005/07/27(水) 21:15:12 ID:jkZXU3eG
中心からばぁっと広がる
ひまわりの
生命力
41 :
名前はいらない:2005/07/29(金) 02:36:18 ID:S/6Vr4bd
幾重にも重ね織られた真紅の奥にすべて隠し 運命の残酷さに手折られた
あなたは薔薇のよぅな女だった
私は どんな花に咲くのだろう
42 :
名前はいらない:2005/07/29(金) 02:53:59 ID:JKkCyAM5
わたしはとても人に愛されそうにない向日葵なのですが
明るい夏の広場、健康そうな噴水に濡らされた薔薇の咲くを見て、その喜ばしい様子に梔子(くちなし)となるのです。
おまえは 薔薇
花のさかねー 薔薇
44 :
犬大好き:2005/08/08(月) 04:13:26 ID:hSKtuJPy
薄紫の花びらにしずくを乗せて
俯いたヒルガオの首筋には、見覚えがあった
それがあなたの甘えだったということに、ようやく気付いたとき
花びらはだらしなく萎れていた
45 :
犬大好き:2005/08/08(月) 04:31:19 ID:hSKtuJPy
背中に視線を感じながら 僕はおしっこをしていた
バイパスの傍の 乾いた土の上には
露草が揺れていた
せめて奇跡的に夕陽が射して 虹ができればいいのに
庭先に咲くのは吾亦紅
一枝だけぽきん、と手折って
華の無い花だね、と
捧げる先も見付からない紅の色を
ひととき
唇を噛む思いで慈しむ。
47 :
名前はいらない:2005/11/23(水) 18:17:00 ID:LQC46n+/
彼女は向日葵
なら、俺は太陽?
いつかそうなれればいいな。
・・・
君は紫陽花
なら、私は蝸牛?
お似合い、だね。
凌霄花よ
躯に棲まうか
我に
蒔き憑き
華を零して
【餓鬼んちょどもに物申す】
俺はしろつめぐさ
餓鬼んちょどもに
蜜を吸われる
辞めてくれ
採らないでくれ
咲かせてくれよ
俺はタンポポ
餓鬼んちょどもに
首を飛ばされる
辞めてくれ
採らないでくれ
咲かせてくれよ
そんな事よりめでてくれ
一面を白く染めるしろつめぐさを
秋に舞うタンポポの綿毛の踊りを
生きてるぞ
って
俺らの精一杯の自己主張
土のいろは灰色。
掌でざらっと撫でてみる
湿り気を帯びた、くろぐろと匂う土が表れる。
去年はレンゲが咲いた
この、ひんやり死んだ様に眠る場所から
何処に熱が潜んでいるのだろう
ひとつまみ、土を舐めてみた
やっぱり不味い。
【RainDrop】
折鶴と
君の好きだった
薄紫のちいさな薔薇が
そのかたちのまま
そのかたちのまま
灰になって
精密に組まれた身体のしくみを
いやらしく曝け出した
君を飾る。
飾っていた。
52 :
AGE男 ◆9ZsPktrH52 :2006/02/11(土) 10:06:20 ID:LWf0q5VL
∧ ∧
<*`ω´ *> 良スレアガレ
( )
v v
ふぁびょいんっ
川
( ( ) )
53 :
名前はいらない:2006/02/11(土) 16:00:01 ID:hZU+tZcn
褐色の 土の中から目覚めて
やがて太陽を目指す
緑の茎を物言わず伸ばし どの季節より太陽が高くなる頃
真っ赤な炎を咲かす
【氷中花】
思い出の中 刻み続ける時計草
淡く 青く
枯れてゆくのは 心ばかり
霧 咲く 花 影
ただ 冷たく
艶は 垂れゆく雫のように
ほつ ほつ ほつ と…
55 :
カレナ:2006/02/19(日) 00:39:56 ID:pf0wDCI3
向日葵と山茶花は、おしゃべりすることはできないけど、
会うことができない友達だから、友達でいられるんじゃない?
56 :
悲しい思い出:2006/02/19(日) 19:19:23 ID:3SVoCUfO
赤く赤く広がる彼岸花
その色は地獄に咲く花の様に
いつしか聞いた話
「その花は悲しい思い出を地獄に捨ててくれるんだよ」
話してもいいかな 僕の悲しい思い出
風吹いて ふわりと
池の水面に
落ちる 桜の花びら
58 :
名前はいらない:2006/02/19(日) 22:49:33 ID:EibH0KFl
山茶花散った
復讐の、あか
【はる】
あたたかなひかり
色とりどりに
香り賑やかに
咲き誇る、はな
軒先で
誰も知らぬ間に
そぅっと消える、篝火草。
【いちめんのなのはな】
笠岡干拓地の奥
小さな飛行場を囲むように、それは有りました。
いちめんのなのはな。
香りのしない花だと思っていたのに
立ち昇るアブラの匂いに圧倒されて立ち竦む程の
黄色
黄色黄色
黄色黄色黄色黄色黄色黄色黄色黄色黄色黄色
笠岡干拓地の奥
小さな飛行場を囲むように
それは、有りました。
61 :
名前はいらない:2006/04/29(土) 21:17:35 ID:nOpcOBs1
【蓮華】
そっと池をみてごらん。
長い日々で伸びた蓮華の花が、
僕らをそっとのぞいている。
まるで僕らを「頑張れ」と、
励ましているみたいに、
僕らをそっとのぞいている。
そっと池をみてごらん。
きっと自信がつくかもしれないから・・・・。
こんなの、ポエムじゃないよ・・・・OTL
まぁ読んでて気に入ってくれれば良いと思います・・・。
青空に向かって
タンポポの綿毛を
飛ばす、春日和
【紫陽花】
通り雨を避けて
走りこんだ軒先に
柔らかな青紫の紫陽花。
あめを、はじく
ぱらぱらと、はじく
ちいさな、はな
通り雨はすぐに止んで
うっすらと射すひかりに
誇らしげな、紫陽花。
【アマリリス】
豪快に太くずどん、と伸びた茎に
どっかと乗っかる陽気な花弁
(現れたのは少女では無くおばちゃんでした、って衝撃)
「れんげ」
れんげの花
れんげの花が咲いている
うす紫が似合う
可愛い花
揺れる細い茎
頼りなげに見えても
踏み潰されるものかと
真っ直ぐ立っている
あでやかに開くことも
強く香ることもなく
田んぼの中
静かに咲いている
れんげの花
れんげの花が咲いている
誰よりも美しい
小さな花
「桜草」
ちくり と かさつく濃緑を
伸ばし続けている
のる 花 は 色濃きマゼンタの質量を変えず
そのまま 刺に
白い かたい 花壇から
無理やりはみ出されている
「カンナが」
カンナが海を背負う
海水は蒸発した
68 :
名前はいらない:2006/10/08(日) 23:00:41 ID:By6euLuL
test
69 :
名前はいらない:2006/10/09(月) 03:42:26 ID:bDAN6Koz
死者の香
啜り泣きと強い匂い
死者の臭いを消すように
息を引き取ってから香る、菊
傷 ついて
宇宙の 薔薇 咲いて
おお 弾けるよ 鳳仙花
天の川の辺で。
【10月9日・花。】
何処からか風に乗って
金木犀の甘いあまい匂いがぶつかってきた
胸の高さで揺れる薄紅の芙蓉
億千のいのち
とおくの国で破裂する爆弾
幾億のいのちを灼こうと邁進する
群れて咲く彼岸花の赤
億千のいのち
ゆれる
ゆれる
ささやかないのちの花弁
哀しみも諦めも無く
ただ、営む、いのち。
【秋桜】
焦げ茶に枯れた向日葵が俯くとなり
さりさりと風のまま揺れる秋桜の群生
黄昏の冷ややかな闇を受けて
すらり、ゆらり。
73 :
名前はいらない:2006/11/01(水) 20:45:15 ID:soSa6v4s
いいね
74 :
名前はいらない:2006/11/01(水) 22:05:39 ID:NcpoS+Zy
「菊」
太陽に
暖められて
咲く花がある
北風に冷やされて
咲く花もある
菊は
暖かいと咲かない
晩秋の花
菊は
冷たい空気の中で
咲くことのできる
晩秋の花
75 :
rough:2006/11/02(木) 01:16:39 ID:gdW1rdMb
71>72>って、「雨」さんが書いたやつですよね?好きです、素敵ですね。
こんな詩が書けるようになったら楽しいだろうな。私も少しは見習いたい。
76 :
rough:2006/11/02(木) 01:24:02 ID:gdW1rdMb
という事で、下手だけど詩を書く練習。技術はなくても詩を書くのは楽しいw
「鈴蘭」
私は目立たないけれど
小振りな花を沢山つけて
命ある限り咲いてます
鈴のように、しゃららと鳴れたら
あなたも気付いてくれますか?
77 :
名前はいらない:2006/11/14(火) 23:32:27 ID:jEZ5lH2X
78 :
名前はいらない:2006/12/29(金) 03:21:27 ID:6pEd4lqx
それはすみれかな
朝晩思い出しもしない
【梅】
今年も、咲いた。
通勤路から一本奥へ入り込んだ路地の先
駐車場の端にひっそりと立つ白梅。
これが生命だよ、と
罅だらけの陶器に似た私に降り注いだ。
今年も、咲いた。
白い、
花弁。
80 :
名前はいらない:2007/08/21(火) 20:58:35 ID:wllTbilL
百合という名の京都弁の女の子がいたならば ちょいと恋でもしてみたい
82 :
名前はいらない:2007/11/14(水) 21:56:35 ID:fiSQ0IFn
さようなら 愛しい君よ
目覚めることない眠り姫
冷えて青い君の肌
唇だけが綺麗に朱くて
紅の引かれた彼岸花
咲き落ちた雫はまるで紫陽花
84 :
名前はいらない:2008/03/06(木) 03:40:08 ID:VJ2UkcD7
妾の胸に根を張った
赤い花糜爛
鳳仙花
貴方恋しと泣きながら
爪先染める鳳仙花
85 :
名前はいらない:2008/03/06(木) 03:51:36 ID:VJ2UkcD7
たちあおいの陰に
君の幽霊を見た
凛とした香りが哀しくて
夕闇照らす鱗雲に
手を振って別れた
86 :
名前はいらない:2008/04/08(火) 00:01:25 ID:M9DGP5w5
87 :
名前はいらない:2008/04/08(火) 04:34:57 ID:KmHk/NCD
蓮華のように
濃く甘く焼き付けよ
愛するためだけの
命だから
88 :
名前はいらない:2008/04/10(木) 23:19:14 ID:dBkZQAoS
海の粒
野に溢したり
ルリハコベ
89 :
名前はいらない:2008/04/16(水) 03:39:53 ID:HvBjvl7/
雪に咲く
紅梅よりも
際立って
瞳貫く
君の朱さよ
90 :
名前はいらない:2008/04/25(金) 17:38:32 ID:C6TwcYnN
汗傳う樹の海に
かたくりの花一輪
お前 迷子か
俺も 迷子だ
91 :
名前はいらない:2009/02/01(日) 08:32:34 ID:+5vb6MH0
今夜あなたに届けましょうか
わたしの宝物
一晩限りの高い買物
幻想と夢と思い出をあなたに
92 :
名前はいらない:2009/02/03(火) 02:11:31 ID:X3f6BrNQ
絶望
失望
理科室の解剖
得体の知れない
物体の細胞
切り刻む音
物体の変貌
にやりと笑う
人間の陰謀
未来にキラめく
眩い妖精
アレがまさしく
物体の転生
人間と妖精の
遺憾な共生
いずれ天来
人類の滅亡
花木 洋平
93 :
名前はいらない:2009/02/04(水) 01:59:33 ID:WaJjzqbH
青ぞらにひらく
まつげの
渦の百腕が
死んだ馬の腹を攫むとき
嘶く夜のこども
二万五千體の幼児の
雪の夜に
産まれる
すずらんの房袋の
ばらばらの
ひよどり
94 :
名前はいらない:2009/02/21(土) 16:59:11 ID:rtaFY9gH
こちらの 砂の大地に チューリップが
ひっそりと 咲きました
カラスはチューリップ目掛けて飛び掛り
花びらをすべて散らしてしまいました
あちらの 砂の大地に サルビアが
たくさんたくさん 咲きました
鳩はそのサルビアの美しさに見とれて
しまいました
もっとたくさんたくさん咲くように
周りの石ころをどけてあげようと
思いました
どれぐらいの石ころを運んだだろうか
日は傾き空は薄っすら紫色に変化して
来た頃 三羽のカラスが鳩に向かって
襲い掛かり 遠くへとおくへ
持ち去ってしまいました
乾いた風がサルビアの花をそっと揺らしました
>>94 物語性があっていいね。やさしい語り口で現実は理不尽な。
96 :
名前はいらない:2009/04/02(木) 22:31:59 ID:m5XQk7A2
向日葵
背筋を真っ直ぐに伸ばし
いつも太陽と向き合って
私は明るくて健気でしょうって自分にいい聞かせているのか
もっと素直になればいい
YesとNOをハッキリ言ってもいいんだよ
偽りの姿あざとさが自分自身を見ているようで向日葵の花が大嫌いなんだよ
97 :
名前はいらない:2009/05/30(土) 18:58:30 ID:DoQUdDfB
燃えるような真っ赤なバラ
見つけたよ
屋敷の外の広い庭
冴えない夜に
98 :
名前はいらない:2009/06/01(月) 07:07:31 ID:ymFGl/Wn
庭先で散歩中のデブヌコに
たんぽぽの綿毛を吹く
すんげーイヤそうな顔された
昔ははしゃぎ回ったのに
99 :
名前はいらない:2009/06/09(火) 08:37:48 ID:Ck8FG0Hl
朱色の花の小さな束を
あなたとあなたに
この小さな丸い花が
ドライフラワになると
その恋は成就するのだそうです
・・そんなんいらないか
おめでとう幸せにね
さよなら
雨に濡れる蓮の葉は
朝の目覚めを待っている
待ちわびている
もしかしたら、もう、弾けているのかもしれない
遠い記憶
美しい音楽
いや、まだだと思う
ひそやかにも耐え忍んで待つ朝は
永遠を誓う
その光は誰よりも目映い
運命の足音
もうすぐ聞こえるはず
遠い約束
決まっていた事
その裏側に、もしかしたらと
気がつけばミヤコワスレの
薄紫を
ずっとずっと撫でていて
夢から醒めれない
気がつけば涙ばかりで
彼方をオモウ
君の好きな花を知らないまま