独断と偏見で批評する俺の生き様を見て笑え

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53園川 ◆nWfXpQxHHM :04/12/21 19:02:32 ID:jj10INGK
夢、というのは便宜的な表現で、要は統合失調的夢想ということですね。
この作品のいいところは壊れていく文章がそのまま彼の壊れていく心になってる。それがすごい。
言葉が生きてるというか、生々しい生き物になっている。いやそこまでは言い過ぎかもしれないけど。

タイトルが「疲れた時に考えること」なんでこれは過去の回想と捉えるよりも
全体がフィクションでその中で奇想を展開させている、遊ばせていると考えるべきなんでしょうね、本当は。
そして遊びの中にも暗いものが隠見する。
統合を壊すのは不倫事件ではなくて奇想の疾走それ自体だと考えるべきでしょうか。

論考を振り返って。僕はただ作品を理解しようとしました。その理解を文章化しました。
これっていかいかさんの評価・批評という分け方だとどちらになるのでしょう。
54園川 ◆nWfXpQxHHM :04/12/21 19:04:16 ID:jj10INGK
>>51

>>12
パッと見とっつきにくいですが読んでみると頭にスッと入ってくる。
堅固だがそれを感じさせない巧みな方法と構成が在る。
なるほど確かに上手いですね。参考になります。

これは>>13への間違いです
55ウノ ◆mdm4jQk4Iw :04/12/22 20:22:18 ID:21zUnWzq
「僕たちには食べられるものとそうでないものがある」

雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
犬や猫はタマネギを食べるとのたうちまわる
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
メスの蜘蛛は精子を送り込もうと近づく雄を糸で絡めとり食べる
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
笹の葉を食べることができる生き物は木の上にへばりつく安全性と引き換えに絶望的に鈍い
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
モグラは麻痺させたミミズを大量に地下に保存している
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
掃除魚は一生大きい魚にはりついて仕事と引き換えにその垢を食べる
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
56ウノ ◆mdm4jQk4Iw :04/12/22 20:26:52 ID:21zUnWzq
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
コンドルは食べ残しの腐った肉しか食べない
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
ライオンのボスは他のライオンの子供を食べる
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
クジラは巨大な口に入り込むもの全てを食べる
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
         今も発光する深海魚の疑似餌
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
   食べられるイメージ  
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲雲
57ウノ ◆mdm4jQk4Iw :04/12/22 21:07:59 ID:21zUnWzq
雲の上に雲
頭皮に開いた無数の穴
沸きだつ妄想
雲の上に雲
そして雲の上に雲

空がめいいっぱい雲におおわれる
そんなことは日常茶飯事でさして注目することではない
快晴を常とするか否かは君が選べばいい
とにかくここでは白夜は見れないし蜃気楼も見れない



君が少しいかれたものに興味を惹かれるのはいったいどういう理屈だろう
君が君自身少しいかれていると自覚していることは僕にだってわかる
しかし反面至極まっとうな人間だと自覚していることも僕は知っている

完全な利他が成立しないように完全な利己も成立しないじゃないか

ところでコミュニケーションってなんだろう?
この問いを君はどう受け止めるだろう
僕は君の答えが知りたいのではなくて
答えを成立させたいわけだけど



君が魔法瓶の中の何かなら
瓶ごと火にくべてやることも僕にはできる
誰にだってできる
ただ気が向きさえすれば

一人称でも三人称でも同じことです とても便宜的なものなんです
58ikaika ◆YffIGX9Bno :04/12/23 00:38:03 ID:uC/zk8yC
>>53

どっちなんでしょうか、、、。
ただ、どうも僕よりな気がします。

後、忘年会などで忙しく批評遅れるかも
しれませんすいませんー。
59すぐる ◆sugulu85W6 :04/12/23 20:46:25 ID:hk5vxS5c
「きみがよ」

千代よ八千代よ佳代ちゃんよ

苔が蒸すまで処女ならば

俺のチンコはさざれ石

岩男となりてさざれ石
60すぐる ◆sugulu85W6 :04/12/23 20:47:27 ID:hk5vxS5c
批評お願いしますm_ _m
61ikaika ◆YffIGX9Bno :04/12/25 04:54:59 ID:J8OISx2C
>>55
雲 が大きな役割を果たしている。
つまり 雲より下 ということで描かれているすべてのものは
統一できる。

つまり、 雲より下 下界 という場所に限定されているのである。

ここからうつらうつら徐々に書いてきます、、、。
今日はこのあたりで、、限界です
62名前はいらない:04/12/28 19:34:08 ID:a2oNs4Kz
あげ
63身裂妃 ◆qt390KPQ/U :04/12/28 21:27:35 ID:yebb8EgQ
燭に照らされた
揺れている薄い羽
冷たい水面に落ちて
しがみついた枝は
偽物の優しい手に
沈められてしまった

過ちに変わる約束に
まだ期待を捨てられない?

あなたの刃は誰を貫いた?
何も知らないと言うの?

犯した罪に
気付いて泣きなさい
裏切られたと叫ぶ前に
いい訳をして醜く乞いなさい

その亡骸を拾ってあげるから...。
64園川 ◆nWfXpQxHHM :04/12/29 10:51:42 ID:6Nn06uW8
>>55
大変遅くなりました。見せて頂きました。
最近自分の読みの方法が定型化してきたようで自分自身に飽き飽きしています。
頭に浮かんでくるイメージを書き留めることすらなくなり増してそれを言葉に定着させるのも半ば諦め気味です。

というわけでいつもの様に無理をして分析することはしません。すいません。

>>55-56まで。
書き言葉の視覚性と意味性をどのように捉えているのでしょうか。
雲という文字面の訴えてくるものが自分には今一つかめませんでした。
意味を担っている部分(コンドルは食べ残しの・・・等)も言葉自体に僕は魅力を感じませんでした。
ここまでの部分から勘繰るに、方法意識が先行しているのではないでしょうか。

コンドル→ライオン→クジラは空→大地→海のイメージに対応し、
それは堆積する雲という文字とともにある種の地図を作り出しているのでしょう。
「雲」は意味であると同時に絵、であり現実の雲の現前でもある。
意味を担う部分もそれにつられて意味から半分離陸する。

しかしそんな言葉の様子を楽しむにはこれらの言葉自体に魅力がないと思いました。
65園川 ◆nWfXpQxHHM :04/12/29 10:53:55 ID:6Nn06uW8
>         今も発光する深海魚の疑似餌
>   食べられるイメージ  

ここで作者は作品が隠喩であると宣言します。深海魚の疑似餌とはなにか、
食べられるイメージという言葉には何が続くのか、どのような印象を読者である私に与えようとしているのか。
この時点で作品の鑑賞は隠喩の解釈という作業に変質します。言葉が作者の意図に追いついていないため、
読者は言葉を読むのではなく作者の意図を言葉から逆算しようとするわけです。

>>57
ここから先は話者が顔をだして君に語りかけ始めます。ここから先はさらに読むのに苦労します。
まず隠喩が良くわかりません。多分理屈で考えれば分ることもあるのでしょうが、読んでいてわかりません。
話者の語る内容も脈絡が理解できず、全体として何を言っているのかわかりません。語りが主観的すぎるです。
多分思想をそのまま語っても仕方がないので言葉のインパクトに賭けた結果なのでしょうが、何を感じればいいのか分りません。
最終行も、重ねてきた主観的な語りとイメージを集約させたかったのでしょうが、何をどう集約させたのか、
読んでいるぶんには分りませんでした。

分らない分らないと繰り返しましたが多分、考えれば分るのでしょう。
ただ、それをやってしまっては詩の鑑賞ではなくなると思い、
このような形の感想になりました。この作品が、作者の考えを解くことを要請する詩として書かれたのか、
それともただ言葉が力に欠けるのかの判断まではしません。
66名前はいらない:04/12/30 23:02:36 ID:R3vEwiEL
アゲー!
67園川 ◆nWfXpQxHHM :04/12/31 11:05:33 ID:S9OSL069
いかいかさんが居ない様なので。

>>59
女と男のある関係が短い詩行の中の言葉遊びによって浮かびあがる。

佳代(千代・八千代) → 苔がむすほど長い間処女である
ならば 
俺 → チンコがさざれ石である

隠喩が意味、構成とともに分りやすく全体の文脈も「ならば」一つで完結する単純なもので、
それが語呂よく歌われる。作品の短さに理由がある。

ただ最終行で「チンコ」に集約された男の存在が
「岩男」に拡大するのが少し強引に思えました。
3行目から4行目の呼応関係の強さに対し、4行目から5行目への展開の結びつきの弱さが足を引っ張ります。

「苔が蒸すまで処女」に比べて「俺のチンコはさざれ石」は意味が分りにくい。
それでも両者に相称的な関係があるため理解できる気にはなれますが、
次に「俺のチンコはさざれ石」の補足として「岩男となりてさざれ石」という意味の分りにくい言葉をさらに重ねてしまう。
すると全体像がぼやけてしまう。

隠喩の全体での役割やトーンを考えるともっとよくなると思います。
68園川 ◆nWfXpQxHHM :04/12/31 11:50:07 ID:S9OSL069
>>63
2-3連目で語られる物語の筋が理解しにくかったです。
(そういう作品が多い気がするのは単に僕の頭の回転が悪いからなのかもしれません。どうなんでしょうか。)

2連目では反故にされる予定の約束があって、主人公がそれにしがみついている。
3連目では主人公が誰かを傷つけたらしい。この間の関連が分りません。
4連目では2連目と3連目で語られた約束、そして罪、が再度語られます。セットになっている為
主人公の罪と彼の裏切りが一つの物語になっているのだという事は分りますが、
どのような物語なのかは説明されません。

4しかし連目をよく読むと、どうやら主人公は何らかの罪を犯し、そのせいで彼は約束を果たせなかったらしい。
主人公は罪に気づいてないから、彼に一方的に裏切られたと思い込んでいる。実は説明は十分されている。

問題はそれが明確になるのが4連目だということです。本当は2連目と3連目で既に語られているのですが、
事実関係を余りにも省略してしまっているため、それが理解しにくい。
(?マークが連を跨いで3つ続いてしまうことにも3連目が2連目の原因になっている事を分りにくくしている理由があります。)
主観的語りかけの中に上手く省略した説明をいれる意図なのでしょうが省略の仕方が上手くないように思います。

でももっと大きな問題は言葉や表現やイメージ、敬語体の使い方の陳腐さだと思います。
平易な言葉を使えとか難しい言葉を使えとかいう事ではなく、借り物の言葉に作者だけが酔っている様な安っぽさを感じます。
内容を含めてそう思いました。
69園川 ◆nWfXpQxHHM :04/12/31 11:56:54 ID:S9OSL069
批評というより指導に近い内容ですね。
この辺が僕の安っぽさでしょうか。
70ikaika ◆YffIGX9Bno :05/01/03 06:54:07 ID:nNFf6e9u
実家に帰っておりました。
すいません遅れました。

>>55
全体として 雲の下 というもので統一されている。
つまり、雲という象徴的な存在の下ですべてが同一の価値としておかれているのであると思う。
つまり、弱肉強食で、強い動物というものがいるが、雲の下での食物連鎖という営みとして
強い動物、弱い動物の強弱の位置づけがとりはらわれ、そこには雲の下での食物連鎖の鎖と
してすべて均質化されている。

そして、自己に対する質疑応答すらも、雲の下での営みでしかなく、つまらないという視点で
均質化される。

簡単に言うと投げやり。「どうせ、つまらないさ。大観すれば」的視点。
71ikaika ◆YffIGX9Bno :05/01/03 06:57:13 ID:nNFf6e9u
>>57
のところに挿入される雲は それこそわだかまりとしての雲だとおもう
自分の疑問がもやもやして雲に覆われ見ることができない
しかし、結局雲は晴れない。
72ikaika ◆YffIGX9Bno :05/01/13 10:50:39 ID:UReLtkUS
325 名前: 名前はいらない 投稿日: 05/01/12 08:46:09 ID:Q9ixgBLs
コミなんて嫌いだ 消えてしまえ 文字 言葉 身振り手振り

井戸に手を突っ込んでかき混ぜる蛙 恐れるほどのものなんだ

しょうしん ヨクヨク考えて きっと自由 ――――――――――――――

ここが 境界線


流れ出せ 非難 ここに逃げ込め ここに逃げ込め 自称 嘘

なんてクリーミーなんだ

深い眠りより深く 空も飛べる 夜も更ける が 老け込むことはない

すでにとろけるバターだ

ただ電気が流れるから それに反応する為に 輪廻を受け入れろ 完成された

ただ 俺が思うに 雨は降らない

326 名前: 名前はいらない 投稿日: 05/01/12 10:09:49 ID:Q9ixgBLs
>>325誤爆です すいません
73Mana魔名:05/02/06 20:22:05 ID:il02HSpN
巷の俺流が誤爆しまくっている現状
君達の中に弱肉強食の定理を植える
小学生から大学生までモラトリアム
心無き行く末を案じて今は受験勉強
生き様を見て笑えば本望であるから
呪文を唱えて輪廻を受け入れなさい
草を見て風を想い水を見て涙を流す
去っていく眠りによせて火をくべて
ふと笑って見せたら溺れてしまう
嘲笑え あまりに醜いレクイエム
74ikaika ◆YffIGX9Bno :05/02/19 08:28:19 ID:qslHn+FU
( ´ー`)y─┛~~~~
75知恵の輪:05/02/19 09:39:55 ID:xIvSgzCE
ども。セン5スレ22の広告を見てやってきた。もし暇があったら、
以下の作品頼むわ。

***********セン5-21-407より***********

「心」

枯れ芒凪ぎ 綿毛舞う原野
そこに佇み 名も無き野の名を思索する
春を厭い冬を尊ぶ 夏を慈しみ秋を哀れむ
日々の暮らしを循環させ 風は何時日も滞りなく
滞留する雨水は 忘れ去られた陽光の遥か下へと

瓦礫を積み上げ我が室を成し
玩具の破片で風雨を凌ぐ
きざはしに触れれば血は滴り落ち
抱かれているような温もりに安堵する

帰結する点は原野の中心 その名前である
誰もが名前を付けたがる 付けるべき名前も知っている
彼の人は躊躇なく 彼の人は煩悶を越え
人として在り得うべく その名前をつける

初めから終りまで 私はここの住人である
そして 誰しもがそこの住人である
人間を隔てているのは 流水の対岸か 彼方の陸か
声は反響することなく ただそれを被るのみ

全てをそこに 我が全てはここに と願いながら
76ウノ ◆mdm4jQk4Iw :05/03/11 10:48:55 ID:sCfH0tmC
>>64>>65>>70>>71
えと、ほんとすみません。年末に事故で入院して以来、なんやかんやでこんな時期までほったらかしてしまいました。
遅くなったとかいうレベルではないですがレスさせていただきます。ありがとうございました。

今詩を改めて見返してみて、園川さんがおっしゃるとうり言葉が意図に追いついてないですね。意図に、というか言葉にたいして錯乱しているということばかり目につきます。
園川さんは読みの方法が定形化しているといったことをおっしゃってますが、僕は深いところで詩に対して自閉的に定形化していたようです。
これを書くときにもちろん色々と意図したことはありますがあえてそれに言及することはしません。
いかいか氏の読みは死角にある急所を見つけられるようでおもしろかった。

77ikaika ◆YffIGX9Bno :05/03/14 00:32:03 ID:oIP2ZA2a
んー
なんとなくage
78名前はいらない:05/03/14 22:03:59 ID:0EmMqe16
その日、俺は立ち上がり、言った
「立て、そして歌え」
壇上の花瓶が笑っていた
79 ◆.IPSX2CHww :2005/03/30(水) 23:46:44 ID:+TMAGsT0
age
80名前はいらない:2005/03/31(木) 23:15:19 ID:Hmmlbh1q
異界蚊
81ikaika ◆YffIGX9Bno :2005/04/04(月) 11:01:55 ID:UGyHuAad
ひさびさに批評やりたいわけだが、誰がやさしい人作品のせてくれないかね。。。
82名前はいらない:2005/04/04(月) 11:32:12 ID:v84jA96h
「詩」


俺はお前をたしませれないからお前が俺を楽しませてください豚野郎。

83名前はいらない:2005/04/04(月) 14:32:34 ID:4zb3LBBc
IKAIKA KUN DAXA-----------!!!
HISASHIBURI!!!
IMANE,RO-MAJINYUURYOKUGA DEKINAKUNATTERUNO-
DOUSITARAIINO?
KOREUXINDOUZUNANNDAKEDO.....

OSHIETEKUDASAI!
84BLUE HAWAII ◆HAWAIAUTLE :2005/04/04(月) 17:15:34 ID:z+7BaZhW
「空気」

私は空気が大好物

空気だけで軽くご飯3杯はいける

また 空気は水にもよく合う

空気を入れた水は美味しい

これだけで軽くご飯2杯はいける
85名前はいらない:2005/04/04(月) 17:40:00 ID:tActTYmp
納豆食ってるヒマないよ
86名前はいらない:2005/04/05(火) 00:46:21 ID:AyDeTfeg
まだ鮭焼いてんの?
87空色蛙(かえる):2005/04/05(火) 10:35:06 ID:ieIHXiZl
「雨情追想」

雨粒どれつまめばいい
かざす手のひら落ちていく
触れて途切れる琴線鳴らし
忘れ様に足跡水溜めて
88BLUE HAWAII ◆HAWAIAUTLE :2005/04/05(火) 14:07:02 ID:KHvHMGmJ
「3D」

ずっと親友だと思っていたアイツが立体映像だったことがわかった
彼の手を握ろうとすると極稀にしか起こらないはずの
物体をすり抜ける現象=トンネル効果が100%の確率で現れたからだ
彼の声と目されていた物も実は私の脳に直接送られてきたテレパシーにすぎないことが昨夜判明した

と、いうことはだよ?
サウナで 映画館で 船上で ベットの中でも
昨日までの私は君と会話するたびに第三者目線において一人語りしていたことになりはしないだろうか

「その辺はどうなんだね?」
声を荒げながら彼に詰め寄ると立体映像の口の動きにシンクロナイズした形で
「今現在もな(プゲラ」
という私以外の何物か(おそらく地球外生命体)の思念が
私の脳内を5.1chサラウンド宜しくグルングルン駆け回ったのであった
89BLUE HAWAII ◆HAWAIAUTLE :2005/04/06(水) 13:32:41 ID:KvdQstjZ
「被害者の女性ばかりではなく無関係の男性をも巻き込んでしまう」

痴漢は二人の被害者をうみだす卑劣な犯罪だ

真面目一辺倒のトーマスは痴漢冤罪を防ぐため鞄を股間に挟み込み
常に両手を上に挙げた状態で片道2時間のラッシュアワーに揉まれる

電車が揺れる度トーマスの股間に食い込んでゆく鞄
普段は両腕でガードされている脇の下への肘や頭部による刺激
それらがもたらす快感がトーマスをラッシュアワーの虜にしている

トーマスは痴漢をやめて本当によかったと思い始めていた
90BLUE HAWAII ◆HAWAIAUTLE :2005/04/07(木) 11:50:13 ID:mCtmeNrp
「かくれんぼの鬼」

私の幼少期にもかくれんぼの鬼と呼ばれる子供が何人かいた

体中の関節をすべて外し机の引き出しにもぐり込む者
カメレオンさながら体色を変え木と同化する者
一瞬にして逆進化を遂げ公園の鳩や池の鯉に混じる者

そんな中でもひときわ輝いていたのがヤッチだった

当時彼女はすでに肉体を液化させることに成功していたのだ

海や川でのかくれんぼにおけるヤッチの雄姿は
今でも私の目蓋を離れない

先日届いた風の便りによれば
遂にヤッチは己を気化させ天に召されたそうだ
91BLUE HAWAII ◆HAWAIAUTLE :2005/04/08(金) 13:05:08 ID:4M6cAUXo
「ナイスガッツ」

デビットカッパーフィールドが自由の女神を消した

次の日 学校がその話題で持ちきりになると村上が
「あんなのたいした事ない
僕ならもっと凄いことが出来るよ
今からこの世界のすべてを消します!」

そう言って校舎の屋上から飛び降りた

グシャッ!?

一同 「ナイスガッツ!!! 」

その後 何が消えたのかを皆で点検したが
何も消えてはいなかった
どうやら村上の試みは失敗に終わったようだ

みんないつもと変わらず楽しい学園生活を送っている
もちろん私も幸せじゃないと言ったら嘘になる

だがその日から
デビットカッパーフィールドの姿を見たものは誰もいない
92ikaika ◆YffIGX9Bno :2005/04/08(金) 17:24:47 ID:7vUs4WVC
夏が秋を咥えて
低空飛行を繰り返し
猟師の手にかかり打ち落とされたのを
私は1990年の8月の終わりに目撃した

たびたび僕の肩を打つ
雨が

"おれんじ の かおり を
  どこか とおくの 大地へ"

と言いながら消滅と復活を繰り返しながら
耳元で呟く

私の思想は存在と時間の間で
死体となって転がり続けている
そこには白骨化した太陽と黒く淀んだ酸性雨が降り続けている

93ikaika ◆YffIGX9Bno :2005/04/08(金) 17:25:56 ID:7vUs4WVC
カルフォリニアの大地は開放的で"自由"が生存していると
生物学者が叫ぶのを聞いて
地質学的には抑圧はフランス革命以前に存在していたらしく
今は化石となって掘り起こされるぐらいらしい
今私たちの大地は自由であふれ
そして今後抑圧が積み重ねられることはないと言う

私の思想は小鳥に咥えられて
冬の草原へと落とされる

私の存在は拘束されている
カルフォルニアでは誰もが裸体のままで
体を炎天下の下で黒々と焦がしているらしい

私の裸体は白くそして黄色く
自由が利かない

花を摘むことすらためらう私は
義務に拘束されている

声はかき消された
文字数の奥に
94名前はいらない:2005/04/21(木) 23:27:31 ID:BeaI4I8E
ととのったぶんしょうのお前達を鉄棒で殴って命乞いさせてやりたいんだ 
95ikaika ◆YffIGX9Bno :2005/07/22(金) 22:59:21 ID:yMIppCYd
懐かしすぎだ
96名前はいらない:2005/07/22(金) 23:34:01 ID:hZ4WyFIR
うん!!しったかのキモは苦い
97名前はいらない:2005/07/28(木) 12:51:28 ID:x3Hp6OPM
まだ多くのものが創造物であったころは
誰もが愛や、平和を、歌わなかった

それから幾度も大地に雨が降り注ぎ
蓄音機の中から平和や愛が生まれた
僕らはそれらを憎しみ、破壊しようと
地下深く掘り進み すべての音を
マグマの中に

それから何十年か後に
大地の奥深くから聞いたこともない
音が聞こえるようになったは
98名前はいらない:2005/07/28(木) 13:47:39 ID:x3Hp6OPM
あらゆるものの果てには
言葉など無かった

語る必要性も
何かを信じる必要性も
打ちのめされる必要性も

何一つとしてなかった

必然も偶然も無く

ただただ

そこにはなにもないということだけが
横たわっていた
99名前はいらない:2005/07/28(木) 13:49:52 ID:x3Hp6OPM
死ぬ前に一本だけすうタバコの味は
恐らくとてもつまらなく新鮮でもなんでもないだろうが
その光景を見た馬鹿が勝手に新鮮に据えるだけで
なにもない ただそれだけ ということを味わえない
ボケが今日もまぬけにも糞詩をぶちまけている
悲惨な状況を見て

お前ら糞だと罵る
100名前はいらない:2005/07/31(日) 17:53:56 ID:wT8lGUXh
100とってage
101名前はいらない:2005/10/04(火) 18:27:20 ID:il4YsL8Q
みんなないゆってんねんげんきだせや
102名前はいらない
あげ