1 :
石原 ◆k7cUHBNNT. :
(・Θ・) ・・・TOTO
石原ストッパー乙
↓
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 先生!また石原です!
\__ _______________
∨┌─────── / /|
| ギコネコ __ | ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| |
| 終了事務所. / \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | ∧∧ | < ふざけやがって!終了だ!ゴルァ!
(゚Д゚,,)| \________________
∧∧ .※ ⊂ ⊂|. |〓_ |,[][][]|,[][][]| ..| |
(,, ) / U ̄ ̄ ̄ ̄ 〓/| |,[][][]|,[][][]|,[][][]|/
/ つ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜( ) | | /ノ~ゝヾ
(’ヮ’ン ∩∩
( ) (´Д`)  ̄ ̄ 〜 ゴラァ
∪∪ U U ̄ ̄UU 【完】
4 :
名前はいらない:04/10/13 20:06:38 ID:xvzyvKlY
このスレが3時までに次スレいったらメモ付きでおっぱいうpします。
こんな過疎板じゃ絶対無理だろうけど、奇跡が起きたら私も胸写した
画像うpするくらいの約束は守ります。
でもニュー速で宣伝はしないで下さいね。
5 :
なんとなく石原スレファン:04/10/13 22:15:24 ID:VZnwsiy+
詩板住人の若さと情熱を試してみたくなったので支援age。
ま、 >4は「ワタシのおっぱい」とは言ってないしでどうでもいい約束でもあるが
6 :
レロ ◆58a3gZRgHQ :04/10/13 22:48:55 ID:QdBeZ0L2
銀のほうがいいなぁ
7 :
名前はいらない:04/10/13 23:02:29 ID:2t30nLLC
ニュー速から来ました
記念マキコ
今頃になってやっと意味がわかった。
_ ∩ _ ∩
( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡 ⊂彡
そんなことよりオセロやろうぜ!
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐┃
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┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
11 :
名前はいらない:04/10/16 16:35:07 ID:i1v66uS7
PQNは逝け
12 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/16 20:32:49 ID:r9o8ttE4
言い訳は人の言動
「僕の我が侭聞いたら
僕は君に尽くしてあげるよ。さぁ、笑って。」
引っ張って引きずって
ひっぱたいてしまった。
13 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/16 20:41:58 ID:r9o8ttE4
ごめんなさい
14 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/16 20:57:02 ID:r9o8ttE4
ズルッ・ズルッ・・・
引っぱる音がする
復讐という名の名声
グロテスクなその形に
もう、何もすることはない
ひとつひとつ確かめるように
繋いでゆく
15 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/16 21:23:34 ID:r9o8ttE4
チャンネル
チャンネルを回すと
全てが
俳優になりたかった彼の笑顔
彼はとおの昔に死んだという
夢に潰され死んだという
そこから手をさしのべて
演じ続ける様々な役
目を背けることが許されぬ夢幻地獄
桜の花びらが絶え間なく散る
17 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/16 22:39:41 ID:r9o8ttE4
「俺が嫌なのは、お前が生きていくこと」なんだって。
境界は
前提として
各々の存在だけは、
認めている
それが成り立つか成り立たないかは
各々の判断による多数決で決まる
そんな世界だよ?
18 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/16 22:54:31 ID:r9o8ttE4
多少言葉が悪くて恐縮ですが、
そんなに芸能人やメディアに
あなたが貢献して、
煽られて仕返しして、
見てはいけないものを鵜呑みにして、
ノンフィクションというフィクションを
己の脳内で創出して、評価をメディアに委ねて、
肥大して肥大して肥大して
私を困らせて
仕事じゃないのにまねごとする。
あなたには何が残るっていうの?
唯のファンという立場だけなのに、
何でそこまでするの?お金にならないのに。
それが愛というなら否定はしない。
勘違いしてるのはあなたの方、
唯、ひとりで生き残るなら、話は早いのに。
20 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/16 23:02:07 ID:r9o8ttE4
それでもずっと見続けるんだろうね。
人でドラマを作り続けて。おいしいんだってよ。
21 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/16 23:21:36 ID:r9o8ttE4
あんたがいくら誰かを傷つけても、
あんたの嫌いな誰かの明日への糧となる世界なのにね。
馬鹿馬鹿しいとは、思わないの?
22 :
名前はいらない:04/10/16 23:32:31 ID:GvEsFl80
ビートルズの便座とか、書いてみる。
23 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/17 13:53:13 ID:F26Y9+Bv
ぶっそうな話、
私が死んでも、しらんぷりして続けるつもりなんだと。
グロテスクだ。。。
24 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/17 14:03:25 ID:F26Y9+Bv
それなら、ずっと知らないふりしてた方がよかったかなぁ。
楽しかったし。彼がくるまでは。
なんてゆうかほんとに全てが中途半端になってるし。
こちらは一からやり直します。
25 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/17 14:20:16 ID:F26Y9+Bv
訂正
24
>知らないふりしてた方→しらばっくれてた方
でも、やりたかったことでもあったからね、それは解決して良かった。
26 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/17 15:30:57 ID:F26Y9+Bv
「みんなくびをながくしてまってるよ。」とかわいく囁く。
それが一日中。
世論が友達のこの人は誰?私の知らない人。
27 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/17 15:32:25 ID:F26Y9+Bv
声でオナニーするから辛いんだ。
こんな奴とあの人を間違えてたなんて最悪
29 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/17 18:04:27 ID:F26Y9+Bv
そうあなたは間違っていたの。
それに気づいたこの瞬間から
あの人への旅路が始まる。
もっとよく見て。
あの人の笑顔を。
ずっと眺めてたいと思うなら、
きっとあなたはあの人が好き。
30 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/17 18:07:12 ID:F26Y9+Bv
不穏な動き
31 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/17 18:19:15 ID:F26Y9+Bv
ないもの握られてる気分
32 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/17 18:24:43 ID:F26Y9+Bv
正直、もうちょっとこう一周外周をまわって、半周、その角度で観点で
攻めてみてもよかったかなぁ。とも思う。
でも、体力がなかったなぁ。そろそろ終わり。
33 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/18 13:31:38 ID:k2xzkjB3
メディア=権力が友達ってどうよ?腹立つ。
こっちにこられても私はあなたを幸せにできないのに。
あたられても、あなたと存在までは変われない。
逃れられない永久反復運動に巻き込まれ。
みんなが孤独でそして、楽しみが多くて羨ましい。
私は彼に合わせさせられ、我が侭につき合わされて、
全くといっていいほど、
つまらん。
彼がいるという存在だけで、
正直、消えたくなる。
リアルに消えないけれど。
現実に生きれないのは、ともかく、
人を舐めてるくせに、
人のせいにして、そのくせ、依存するほどに
肥えている。
友達用意してやりたいくらいだ。
34 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/18 14:38:09 ID:k2xzkjB3
なぜなら、彼はメディアとくに権力の強い者の言うことしか聞かない
真性てれびっこなのだから。
私の見るもの全てが彼のおかげでテレビになってる。
とりまく全てがどうでもいいファン風の罵詈雑言。
彼の見てきたものは全てテレビ。
スタジオ、リハーサル、つくられた舞台。スポットライト。手軽に友達気分。
それがテレビになる彼の正体。自分こそが支配しているという過去の勘違い、確定された場所から眺めていた
馬鹿野郎の彼。
しかし、狂信ファンにもファンの道があるよ、絶対。
狂信ファンはテレビに対しては受け身、人に対して演技、話題を浚いたがる。
その形は間違っている。
ま、こっちも手軽に発信してるのには変わりないけど、
人に対して発信、受信。これ常識。
あんな奴とこの人を間違えていたなんて大変だ
36 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/19 15:50:16 ID:kZTDLFAx
花
わたしは可哀相な花
あなたに見つめられたとたんに
枯れ果てるの
白い寄生虫が纏められ
くしゃくしゃになって
落ちてゆく
誰か助けて下さい
花を咲かせたいから
37 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/19 16:00:34 ID:kZTDLFAx
恐怖
誰が悪いというわけでもなく、限りなく病気の世界に
彼が追い立てる。
神経が過度に疲れて振幅が小さくなって、
全てが面倒くさくなってしまって。
本当に彼が怖いのかもしれない。
38 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/19 16:02:25 ID:kZTDLFAx
元氣なのだけど!!大丈夫なのだけど!!おやすみ。
39 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/21 14:00:42 ID:4SL3zBnA
*募集*
職 種 宿主
時 給 能力による(作品のために全てを捧げることのできる人)
勤務地 全国
内 容 宿主として最大限能力を発揮できる人。忍耐力のある人。
資 格 僕の気に入る人・愛のある人
期 間 死ぬまで
時 間 24時間
休 日 なし
待 遇 扱い方次第で高収入のチャンス有り
応 募 僕を召還するために念じて下さい。
僕の我が侭を聞いてくれるなら誰でもok!!億単位稼げる可能性有り。
一流のエンターテイナーの仲間入りもできるよ!!
※現実を見ず、脳内のみで全ての生活出来る方に限ります。
※アイドルになりたい方、大・募・集!!!
【メッセージ】
とにかく、洗脳に相づちを絶えずうち続けることのできる忍耐力のある人。
一般人のみの募集です。
40 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/21 14:07:16 ID:4SL3zBnA
どっかいってほしい・・・
41 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/21 14:11:02 ID:4SL3zBnA
私のこと殺したいんだって。
良くも悪くもエロゲーが脳内ですから。
42 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/21 14:17:27 ID:4SL3zBnA
海の底が
水族館のように
つんつるてんで鮮やかなのって
異常。
多分ライティングされたものがリアルだと思っている。
真性は怖い。
43 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/21 14:24:44 ID:4SL3zBnA
私に固執しないで違う道を選んでほしいな。
私も可能性なんてないから、心配しなくていいし。
44 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/21 14:36:49 ID:4SL3zBnA
エロゲーの世界はいやだ!!!!!!!!!
アニメの可愛い女の子の役にさせることが出来ないのに演じさせるからいやだ!!!!!!!!!!
彼の世界がいやだ!!!!!!!!!!!!
彼が自分のことを棚に上げるくせに、私に愛情をもとめるなんて鬼畜。
しかたがないのに、諦めてよ。
45 :
名前はいらない:04/10/21 14:40:06 ID:1fKTLkdw
つまんなそうにしているcieタソにこれを贈ろう
「モネラー界」
いくら手を洗っても洗っても
根絶する事は出来ない
腹を壊すのも常在菌
手を守っているのも常在菌
余りにも小さすぎて目に見えないから
居ない事にしましょう
それでも奴らは私の手の中で蠢いているだろう
何百万匹も
46 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/21 15:32:29 ID:4SL3zBnA
ありがとー(^^)ノ
47 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/21 15:41:43 ID:4SL3zBnA
アニメ好きのちょっと変わった妄想癖のかわいい女の子が合ってると思う。
もし見つけて寄生しても、傷つけちゃだめだよー。
憑かれたことについて
金では解決できないし、いわれない嫉妬は大の苦手だし、
兎に角、憑かれる理由を持ちたくない。
金では絶対に解決できない。
金稼いだら権利を盾に憑いてくるんだもの。
関わりたくないの。私には可能性なんてないよ。
彼につき合って、もうへとへと。疲れてしんどいんだ。
兎に角、無視できる環境にずっと身を置くことにする。
本当にしんどいんだ。此奴。金で解決できると思ってる。
一生憑こうと思ってる。自分の仕事になると思ってる。
かなわん。
48 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/21 15:45:08 ID:4SL3zBnA
私 に は 哀 し い こ と に 彼 を 回 し て ゆ く 才 能 が な い
49 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/21 15:57:32 ID:4SL3zBnA
ちょっと聞いてね。怖い話。
彼という幽霊と目があってからというもの、
彼が芸能人の心境を私に伝え続けて今まできて、
彼の環境や人間性を垣間見、個人的に忌み嫌い、
彼自身には罪はないが、
芸能人に会うことを考えたら、ものすごく恐怖を感じるようになった。
それは、彼の作為かもしれないが、
怖くないけど、怖い。
きっと、仕事で乗り越えるのに、彼という要素が一生憑いてくるという
不安なのかも知れない。
本当に彼の前で笑顔になることが怖い。
50 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/21 22:23:52 ID:4SL3zBnA
彼は職場にきてまで暴れる。ださすぎなんだよ!!ウワァァァン!!!!
正直、ださいから、一緒に仕事したくないんだよ。
私であなたの像を叶えようとしないでよ。
アイドルになりたいのはわかったから、独りでなってね。
色違いお門違いなのに、
あんたの人生の暇つぶしに私を選ばないで!!!
51 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/21 22:32:53 ID:4SL3zBnA
そんなことしてる暇あったら仕事しろ、バカ。独りで売れてよー。(っ_T)泣
52 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/21 22:39:49 ID:4SL3zBnA
おとなしく、自分で自分の像を造ってほしい。
私は贖罪の供え物じゃないんだ。
私は冤罪の犠牲者じゃないんだ。
53 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/21 22:51:42 ID:4SL3zBnA
ストーカーはだめだよー。やめてよー。夢がないよー。自分自身の可能性を信じようよー。
54 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/21 23:18:05 ID:4SL3zBnA
うちも痛いねん。
55 :
cie ◆ow1oBFc37U :04/10/22 12:00:39 ID:4HpuO2HK
電波の話
電波で痛い想い出があります。
私の場合はほんとに特殊な例だけど、
テレパシーで盗聴された気分にして
テレビに挨拶させられたことがある。
気づいたときは恥ずかしかった。
けど、電波だから、しかたがないね。
彼も調子に乗っていじりまくってたし。
電波は知らないうちに引き込まれるから注意してね。
というより、彼、異常。部外者なのに。ハテ?
是非、カラのテレビと心中してほしい。
56 :
瑠璃:04/11/08 08:52:30 ID:H0ehnqjO
huhu-n♪
57 :
名前はいらない:2005/03/21(月) 15:13:23 ID:uTZxNRtw
>>1 イシハラワロスwwwwwwwwwっうっはwwwwwwwwっへええwwwwっをここここいおkwwwwwwwwwww
58 :
(^^):2005/07/08(金) 01:40:52 ID:WF1Ee3cL
(^^)
59 :
名前はいらない:2005/12/14(水) 14:43:11 ID:9mtZWI7O
60 :
名前はいらない:2006/01/04(水) 23:39:53 ID:qIFXZ/3U
z
61 :
名前はいらない:2006/01/06(金) 08:10:42 ID:WbMDcCZT
「 ぽ 」
忘れられた農園の木柵こえて
ボールが弾むよ ぽーーん
真っ暗な道へ ぽーーーん
電線のうえを ぽんぽーーん
静けさ破る赤いスポーツカーの前に ぽーん de crash!!
チムチムニー飛んだよ飛んだ空の果て 月の向うに消えてった
ずっとみていた梟は首をまわして ほーぅほーぅ
とろとろしらんで夜が明ける
62 :
名前はいらない:2006/01/07(土) 23:05:57 ID:RrxawtYM
「☆ 金の笛 ?☆」
サバステット・バンビーナデコルツァ、
サバステット・バンビーナデコルツァ、、
波鏝の白壁にトマト投げつける
ぶかぶかのブーツに注ぎ込め薔薇汁
ぷかぷか踊れよマンドリル
喰い散らかした皿の上のicon
指跡も盛大にこそげ回る油絵具ヘッヘッ、、
サバステット・バンビーナデコルツァ、
サバステット・バンビーナデコルツァ、、
喇叭が足りない行進の足首
滴らしこめ、滴らしこめ夕日、
置物じみた青鷺が急に羽ばたいた渓流
鉄橋渡るトロッコの軋み岩肌にはじけ
トランペットの音色、鋭角に川底をさらうハァハァ、、
追い掛ける暗闇の壁にトマト投げつけ
ぶかぶか行進する足首 タッタッタッ
サバステット・バンビーナデコルツァ、
サバステット・バンビーナデコルツァ、、
反射する呼子 夜警の時間がやってきた
63 :
名前はいらない:2006/01/07(土) 23:07:24 ID:RrxawtYM
「 放課後 」
落書きの風景は
レトリックな レリック
くろすぐりの枝に刺した記憶
あわあわと溢れ出してソーダ
渡り廊下は温室効果で膨らみ白黒タイルを交互に歩く
通せんぼする西日の剣 埃のきらめき
夕映えの雲にあの娘を探した
マチュピチュのくちびる
「 放課後 」
落書きの風景は
レトリックな レリックで
くろすぐりの実 指でつぶした記憶
あわあわと溢れ出してソーダ
渡り廊下は温室効果で膨らみ 白黒タイル交互に歩く
通せんぼする西日の剣 埃はきらめき
夕映えの雲にあの娘を探した
マチュピチュのくちびる
65 :
名前はいらない:2006/01/09(月) 18:53:20 ID:4hzrXz9m
♪ Beluga ♪
北半球の海で啼いてる
白いカナリヤ きゅろろろろ
船の漁師の微笑み誘うよ
ふわり泡の輪 くりだすおちょぼ口
ゴムまりみたいな デコでくぐれば
ごきげん
ピーナツバターの平和感
じつは凍った海のなか
66 :
名前はいらない:2006/01/10(火) 08:42:46 ID:O4hy7QVZ
☆ の ☆
指紋のえがく うずまきは
ひたすらに ただひたすらに
ズブロッカに漣たてて 和音奏でることのみ集中し
蝋燭は練りこみのラベンダーふり撒きながら蹲ってゆく
クロスしない炎の温度差 いたずらに指先そっと滴らせば
ジジッ....と舌打ちし 僅ばかり爪を焼いては たしなめるように ゆらぎ
蜘蛛は相変わらず元気に糸を吐き出し虫を拾う
窓の隙間から とろりとした悪意ほんのり薫るうずまき
67 :
名前はいらない:2006/01/10(火) 08:47:36 ID:O4hy7QVZ
☆ 朝 礼 ☆
おはようの挨拶 宇宙の中の青い星 地球 そのなかで……
しかも日本の都道府県 とある町、そのまた小さな建物にある
部屋 なんだかなーの宇宙では朝の儀式が始まった
夢から覚めたガッティーナ 額ぶつけて旋廻するのは鮫の真似?
キュートな尻尾で鼻をくすぐるのはやめてくれよ ああ耳がつめたいね
ばたんゴロゴロひとしきり そろそろお腹がすいてきた?うにゃにゃ
ずっと挨拶できたらいいね でもそれは無理だからせめて本日のオハヨウ
68 :
名前はいらない:2006/01/11(水) 13:53:33 ID:YjLZKN3s
☆ 多ー〜−謝 ☆
恐ろしいほどの赤い火玉が
少年の頬を染めあげて
平原のつきあたりに ぼとん と着地するとき
山羊と羊の尻を突き抜いて彼は楽器になった
草のにおいが空((くう))を揺さぶる
ヴィー〜ーンヴィ〜ー〜ーォヴィー〜ー〜ー〜ーェォ
全部を包み 全部を開放して 大地に還す福音
69 :
名前はいらない:2006/01/11(水) 13:55:43 ID:YjLZKN3s
☆ 時をかける添乗 ☆
時間旅行のシャトルバス
全席指定 ビジネスクラス 快適な旅を
チャートをあわせ出発進行!
添乗員のゆみこちゃん スマイル0円 結構、脚キレイ
本日はァ~時空トラベル観光ご利用頂き誠にハぁリガトウございまぁす
行きはよいよい帰りはこわい時間旅行〜ラベンダーの香りに誘われて
10年後の東京まで運転手HG加藤、添乗員わたくし漆原がご案内申し上げまぁす(はぁと
離陸のブザーが鳴り響き 一瞬シャトルが揺れた…‥ ( つづく/次回は多分10年後 )
70 :
名前はいらない:2006/01/11(水) 15:17:45 ID:YjLZKN3s
♪ プロペラの島 ♪
きまぐれた風につつかれ
白いプロペラ おんぼろ飛行機
ふつつかな乱気流で フラダンスのつばさ
不時着したんだ おまえの腕から
午後の半島 雲の切れ間のにおいがする
いつか一緒に行きたいって言ってた
プロペラのかたちの島
蒸留所は残ってなかったけど
気がつくと指が探してる胸のロケット
あの蒸留所は残っちゃいないけれど……
71 :
名前はいらない:2006/01/11(水) 15:45:40 ID:YjLZKN3s
♪ マチルダ ♪
ポスターのモデルが色づいた街で笑い合ってる
零下10℃の昼休み ちぢみ上がるガーコイル溜息も凍る
ビルは着膨れマンホールは湯気を吐きだして
いつもどおり雑踏の大通り すり抜けて今日を切り抜けて 急ぐ そんな街角
マチルダ 君を見かけた気がする まだ歌ってるのかい? ( 諦めずに.... )
急解凍の横顔はリコリスの香り 鼻腔に拡がり散ったマボロシ
一瞬のスライドショー 僕の左足はまだ途方に暮れている
ポットから朝が流れ込み眠る僕に君はキスを残して
ゼロからひとつのaudition 竦み上がるココロ自分を信じろ
billboardに載ってみせると夢を燃料にしてた
いつの間にか乱雑なやりとり すれ違って今日は擦り寄って 愛す そんな毎日
マチルダ 君を見失った気がする もう残ってないのかい? ( 君は出て行った )
急に消えた部屋はリコリスの香り 二人が繋がり散ったマボロシ
愛してたって気付いた 僕の左胸はまだ時々沁みている
想い出はいつもリコリスの香り 二人が繋がり散ったマボロシ
一瞬のスライドショー 僕の左足はまだ途方に暮れている
愛してたって気付いた 僕の左胸はまだ時々沁みている
**************************************
72 :
名前はいらない:2006/01/12(木) 08:51:17 ID:rahHPe79
☆ ご案内 ☆
夜の矢印たどって行ったら
ジュラ紀に迷い込んでしまったよ
竜の脚をもつサウルス 長い首のたり
巨木の葉むしゃり
眺める僕をアロサウルスが がぶり
サンサーンスの謝肉祭のメロディが流れる頭の横っちょ
消化されて排泄されて糞の化石になれたらいいな、なんてね
けれど土になるのだろ ジュラ紀の土になって地層に埋め込まれ
僕を食べたアロサウルスも むしゃりの首長も 重なり合ってジュラの紋様
いろいろな植物を育て海に流れ溶けて揺り籠になって、、眠り
いつか君を照らしたり暖めたり 或いは君をどこかに運ぶものに変って巡り、、、
夜の矢印をたどって行ったら ガソリンスタンドに着いた 自販機の前
73 :
名前はいらない:2006/01/12(木) 10:02:10 ID:rahHPe79
☆ 点火 ☆
リード線の先に 椿
赤い赤い 椿
花 火 の 椿
ぱーーん
一 輪 の 椿 の は
な び
く ぐもった灰のそ ら に 打ち上げるのは 椿
74 :
名前はいらない:2006/01/12(木) 21:22:06 ID:rahHPe79
☆ Qちゃん ☆
リッチマン プアマン
あんたのポケット
はたいて御覧よ
はじけたQが入ってるはずさマンマ
プディング落とした泣いた5歳のあんたマンママンマ
なにかを失くしたつもりのは何時だいAAA
九官鳥は朝から無駄に五月蠅い
75 :
名前はいらない:2006/01/12(木) 21:23:44 ID:rahHPe79
「 ら 」
アンテナを折る手
カラハリでクダを巻く
ゆっくり砂を噛締める
駱駝の目に映る化石水
透過する時代の番人
密やかに深くせせらぐ
薄膜に沁みる温度差は
澱みも綺羅も送り出す
ほっこりとミジンコ
絶対零度の中で眠る
いろはうすくうつろう
76 :
ゴミス訂正:2006/01/12(木) 21:43:33 ID:rahHPe79
>>74 訂正
×なにかを失くしたつもりのは
○なにか失くしたつもりなのは
77 :
名前はいらない:2006/01/12(木) 23:55:18 ID:rahHPe79
☆ NIKE ☆
ラヴァーなソウル
あらしの夜は
変な組み合わせMENU
ハンモックで反目する痛/快/菜
ぽとねとじとチの寄席鍋風
縁と演と淵 煮こ/ごり
ナウマンゾウの涙ICEx風変味
クロスワードの ピースとorz゛ソースは肉か魚
78 :
名前はいらない:2006/01/13(金) 00:33:52 ID:88bY5ZrV
はにゃへろん だめぽ。。 やっぱカワンネ
XXになんかなれないよ ままでいいや自分
79 :
名前はいらない:2006/01/13(金) 00:35:20 ID:88bY5ZrV
誤爆!!! サイテーwwwwwwwww 死ねっ
80 :
名前はいらない:2006/01/15(日) 02:59:53 ID:mveQiVDl
☆ この●スレは スルーで流して あぽーんで流して ☆
@―@ー@\
/ @
@ |
l ∧∧ @
@ (*゚∀゚) /
,,--\ / | @
ii ゙'゙〜O,,UUつ-,,、 ぴ
゙i,,,´~^` ,´~^゙'i か
¨゙"''-i,,,,,,、 ,´~," っ
/<゙"''
\\
/ /
\ \
感電よしっ!<79の●は 金の便座へ流しちゃえ〜!
ハ_ハ
/⌒ヽ ( ゚∀゚)')
{ (/⊃ ノ ___
ヽ (__⌒ワ') (三(@
に二二二) / ジャーッ
_) r' \ おk!完了♪
└───`
81 :
名前はいらない:2006/01/15(日) 03:05:18 ID:mveQiVDl
『 ま 』
針山のうえで
ハモニカふいた
ブルースの音色は
やふうやふう
いつかむかしの海の果て
時代に横たう貝殻そそぎ
るると夕日に溶け込んで
バオバオの老人は微笑む
82 :
名前はいらない:2006/01/15(日) 21:10:47 ID:jeHA1VDW
「偽Amsterdam」
瞼の裏の ヴィンセントの糸杉
色が夜空にたなびくたび くうを揺さぶり立ち昇るので目がまわる
椅子に深く腰掛けたわたしの ヴァンホーテン味わう舌先は どろりとした欠落部を掬い採ろうと
糸杉のうずまき真似る
マーブルチョコ ばら撒いた床 色とりどりの丸粒に猫じゃれついた午後 球根は眠りに包る
椅子から立ち上がったわたしは ばらばらのマーブルチョコ弾いて ドパミンのありか探す一匹の
這いつくばった化け猫になり、、 うぉーぅ
83 :
名前はいらない:2006/01/20(金) 06:25:49 ID:lbsTaRty
「 消 化 」
流動食のオレンジゼリーが海面に吸い摂られる
防波堤では鳥達が胃の名残りを惜しみ
三角波 砕けて午を呑み込んだ夕べ
東京湾に沈んだ白いセダンのトランクの闇
赤く巨きな蛸入道ギョロリ眼を光らせて潜む
リズムとるよに海草ゆれてトラギスの髭ふさり
閉じ込められた骸骨ゆらりネクタイも ふうわり
よたろう うつぼがボンネットから顔を出す頃 しゅるしゅる底に落ちてくる夜
84 :
名前はいらない:2006/01/20(金) 06:26:48 ID:lbsTaRty
「こじつけタラわかめ」
ラムネの
瓶の
底
と
朝
肋骨
つたう
夢のあと
85 :
ゴミス訂正:2006/01/20(金) 06:42:12 ID:lbsTaRty
86 :
名前はいらない:2006/01/24(火) 23:56:08 ID:bTHEyl9h
「誰も知らない」
分水嶺がひぃふぅみぃ にらめっこの てっぺんに
つみ雪 ふる雪 かさねになった スノードームのしとねには
ほろほろと臨月 身重さに耐えかねて朽ちてゆきます雪のたらちね
いのち継ぎ 氷の赤ちゃんうまれたて 産衣がわりに光をまとい
夢みるような純色は 誰も知らない澄まし水
龍の涙のいろでしょうか 母の形見の瑠璃でしょうか
きゅぅぅと 産声あげました かさねに雫が落ちました
ゆっくりとゆっくりとひろがりもおさまりもない世界です
87 :
名前はいらない:2006/01/25(水) 01:23:40 ID:PxPs3Cxz
「針の音」
分解した私の時計 分解された時計と私
時 と 計 が 浮遊する部屋で
ほら心臓はここだよ
円盤や発条 散らばった部品
寄せあつめても あつめても 何所かひとつ足りない気がして
竜頭を手の平に転がしたまま 浮かんだり消えたり繰り返し
組み立てられずにいるんだ 私の時計
晴れた冬のひだまり 耳のなかには秒針の音
88 :
名前はいらない:2006/01/25(水) 20:40:57 ID:PxPs3Cxz
「ポケット」
ぷにゃぷにゃした
]星人 いつの間にか
ポケットの中に入ってた
しゃべる言葉はクププクプ゜。゜゜
砂糖水かけたら 膨らんで
塩水かけたら 溶け出した
]星人 クププクプ。゜゜
つるり透明になっちゃって ピュンと風と消えてった
へんなの
89 :
名前はいらない:2006/01/29(日) 02:56:41 ID:KYJWmXSk
「 蝕 」
掘削のエナメル溶けて
夜毎、夜毎に
巡回する小鬼
われた香炉の煤を踏み
窓際の安楽椅子を
ばったんこぎいこ とん とん
しめやかに神経逆撫でる それに
仮初めの蓋も出来ず 熟んでいる
90 :
名前はいらない:2006/01/29(日) 02:58:56 ID:KYJWmXSk
☆ ノーム:KYJWmXSk ☆
くりくりの木曜日、濃霧
酔っぱらい蟹のメトロ
地団駄の時間差踏み込んで
ワープすればループすべからく
眩いヒカリ捻じ曲げる車輌
クロス真黒すっ飛ぶメトロ
切ないよって舌だしたら鋏をいれよう
今日が明後日に替われば木星
91 :
名前はいらない:2006/01/29(日) 09:43:17 ID:KYJWmXSk
みにくいなぁ 行間て何だろ?といってみるテスト いじればマシかな ちょとテスト
-------------------------------
☆ ノーム:KYJWmXSk ☆ rewrite-a
くりくりの木曜日、濃霧
酔っぱらい蟹のメトロ 地団駄の時間差踏み込んでワープすればループすべからく
眩いヒカリ捻じ曲げる車輌 クロス真黒すっ飛ぶメトロ 切ないよって舌だしたら鋏をいれよう
今日が明後日に替われば木星
-------------------------------
☆ ノーム:KYJWmXSk ☆ rewrite-b
くりくりの木曜日、濃霧
酔っぱらい蟹のメトロ
地団駄の時間差踏み込んで
ワープすればループすべからく
眩いヒカリ捻じ曲げる車輌
クロス真黒すっ飛ぶメトロ
切ないよって舌だしたら鋏をいれよう
今日が明後日に替われば木星
-------------------------------
どっちがアリか? ーーん...微妙。わかるのはどっちも●ってことだな
92 :
名前はいらない:2006/01/30(月) 00:49:29 ID:2Ogfx2l7
☆ ラッシュ :KYJWmXSk ☆
記憶の倉庫に立つ門番が 真昼の黒糖焼酎呑みすぎて
酔っ払ったからもう大変でございます ゲートインした過去たち一斉にきれいなスタート
情報があふれ出してあきれかえって舗道をふさぐ感情線は渋滞
忘れてた厭なことや嬉しかったこと悲しかった事ないまぜにあれやこれやそいやそいや
むかし出合った人や場所や出来事 びゅんびゅん睫毛の先っぽ通過してくよ痛いなあ。。
交差する渦、渦、あああんな所に死んだ飼猫がいるよ あれは誰だひょっとして昔いじめた小西 見んなよバカ
百日紅がきれいな... 好きだったなあの子 ごめんなさいもうしません まだ樹の下に埋まってて深く深く、、、
記憶は走馬灯どころか馬車馬みたいに轢き逃げしてゆくよ それにしても救急車まだかな 野次馬ばかりだ
93 :
名前はいらない:2006/02/01(水) 07:04:37 ID:BtuAb/Zl
「みずうみ」
ぶくぶく泡立てたラテは弾んだ息吹
とめどなく 溢れて 卓布に模様をつくりました
善知鳥がくちの朱晒して
あからさまなあかさたな囀る唄は、、
不器用な網目はせつなさ伝えるレースの襞飾
斜めのステッチでちぐはぐな想い繋げたチーフは、、
ずいぶんと静かな森の 深い深い湖の底に眠っています
楽天と焦燥のあの混沌は宝物 だから沈めておくのが良いのです
94 :
名前はいらない:2006/02/01(水) 07:07:13 ID:BtuAb/Zl
☆ ポモドーロ ☆
ブルスケッタの黄昏
トマトの赤は元気をくれる
上向くバジルのかおり
明日の風にのってゆく
ブルーチーズを
ななめ切り
ズッキーニの気概はフリットにして
好い加減ないいかげんさ忘れずにパスタ
95 :
名前はいらない:2006/02/03(金) 09:22:19 ID:72acG2k3
「ぴちょん」
ぉぉぃr〜 ぽぇとお
ああ そだね、そーだね…
ちみのことば たぶん葉っぱの一音に
まぎれこんで
でんぐり返ったり
ちみがだいじにしてるこころの段落にのっかって
気持のオリオリ洗い流してもらっちゃえ ってぉ
深呼吸して 足ぷらぷらさせて ふざけたんよ
あくびをしたり みるもってさぁーありがとな
こんなん忘れチころ湯舟サ浸かったら ハァー
たまにゃこどんみてぇにでんぐり返ってみちょぉ
にんの爺ィやサンのばばやおいもサァ
がりあんとの樹の祠で待ってるぎぃ
96 :
名前はいらない:2006/02/03(金) 21:11:29 ID:72acG2k3
「ウホッ!!! :72acG2k3」 - Jキッドの冒険 -
なるほどの樹を探して
西へ東へ
アンダルシアに来たときに
しわくちゃの占い師にこう告われたよ
ゲルマン人の男に会いなさい
ふしだらな泉のほとりで答えてくれる
今日ゲルマン人に出会ったが
さて、どうやってふしだらな泉に誘い込むか だ
97 :
名前はいらない:2006/02/03(金) 21:12:54 ID:72acG2k3
「通過儀礼」 - Jキッドの冒険 -
なまえも知らない その町では
フラフープ腰でまわして
挨拶する流儀
失礼ですがご旅行ですか?
ぐるぐる どちらから?ぐるぐる
フラフープを渡された旅人も腰を回して答えるのが慣わし
気を抜くとパタンッ輪が落ちて最初からぐるぐるをやり直さなきゃならない
30分もかれこれ同じこと尋ね合ってる バスは行ってしまった
98 :
名前はいらない:2006/02/03(金) 21:26:32 ID:72acG2k3
♪プラネタリウム♪
眺めてみようよ 雲のうえから
不思議な星のきらめきを
赤い土のお城が立ち並ぶ 草原いっぱい団地みたいにそこかしこ
白蟻たちのベッドタウン 雨季のお楽しみは晴れた夜
城壁に千の光が瞬き合ってておしゃべりすんだ 天から地へ 地から天へ
ふたつのコスモス星が降る ひかり燦ざめくこんな夜は
きっとダンスが始まるよ 狐や蛇もクィッククィックスロー
翠の光に恥らいながらオオアリクイは壁の華
( 童謡:動物シリーズ)
99 :
名前はいらない:2006/02/04(土) 22:44:47 ID:mVem9/np
「 尻 尾 」 :mVem9/np
もういいって君が云うから僕は行くよ
魚篭に腕を差し込み弱りかけた鮎を放つ それは頼りなく
円を描いてそろとの水影に溶けて 手のひらに淡い背の感触だけ残した
もういいって君が云うから僕は行くよ
斜めにつっこんだポケットから出せずいた左手はじっとりと塊り土手を歩く
なけなしの本日を済し崩す 曇天仰いで突き上げた拳ほどけば何も無く
ぷかり煙草のけむり うすく螺旋を描いて昇るはたから溶けてそれは
「 燐 光 」
窓から零れ落ちるのは
ヴァイオリンの調べ 青白き炎のふちどり
慈しむ音色は 力強さも秘め 深くたおやかに香り
窓辺に咲く 名も知らぬ花の
茎を伝って土の中で たゆたう
傾げた穴に眠るもぐらの子守歌にもなって
名も知らぬ冬の花は枯れ 百舌のこえが響く空 ひたすら
プランターの春の種達は窓の調べを待ち侘びる
「きんたろ」
まさかりのうたが
べんべんべん
エルム街にひびくよ
真っ暗闇に
クロムのかほり
ななめに振り被って腰を溜めろ
西よりの風 照準合わせてLOCK-ON
プディングみたいにブっ散らかすのさ
「鉛のらんぷ」 cDp5fbYy
チロチロとつま先揺らして
橙々色の火が登る 沸々と泡立って
ぷちんぱちんと弾けてしまえ鉛の塊
ごぶらん織の座布の黒馬
馥郁とかほる鶴首いだけば
山桜桃の垣越えて亜拉毘亜まで
ゆるりおまえと死海に浮かぼうか
「×××」 cDp5fbYy
地下鉄の構内ひとり ズンズン行けよ
D5番出口手前の秘密の扉開ければ
パーティが始まる 合言葉は×××
いつの間にか手にしたライトセーバー
浮遊する浮浪者になって
バッティングセンス磨け
闇の軌道に光ハシラセテ
翼竜がやって来る
「鉛のらんぷ」
チロチロとつま先揺らして
橙々色の火が登る 沸々と泡立って
ぷちんぱちんと弾けてしまえ鉛の塊
ごぶらん織の座布の黒馬
馥郁とかほる鶴首いだけば
ぶるぅと低く嘶いて促すともを軽く蹴り
山桜桃の垣越えて亜拉毘亜まで
ゆるりおまえと死海に浮かぼうか
「メデゥーサの腕 :Xo5pwX60」 - Jキッドの冒険 -vol. 3
ばってんの杭の向うにゃ ダンナ
恐ろしい化け物が出るから絶対いっちゃなんねえよ
ゴルゴンみたいな奴で一目で石になっちまう
ポーカーに負けて酒をせびりにきた小男がグラス飲み干し 俺にそう言った
ワクワクさせるじゃない? ゴルゴン退治と宝物 まさに冒険みたいじゃない?
ばってん越えたさ ブルっちゃらんねぇ俺はシンドバットだ!!! 灯りがみえた屋敷のドアをそっと開、、
むんずと腕を掴まれた〜待ち構えてたのさ怪物が 蛇みたいな縮れ毛、牙は無いが猪そっくりのオンナ
「 遅いじゃないの〜 」 「 …… 」 確かに俺は石になった 大きな鏡を忘れたせいだな
「 wwwww 」 :9GNlC0aw
クダラナイコト ガ スキデス
ジョークモネ サンポ アルイテ ワカルヨウナノ
ナイヨウナンテタイシテナイヨ
イイジャナイカ
クスリ ト シタリ フフーント メヲマルクシタリ
ワハハハハ ト ワラエレバ ソレダケデ
アシタダッテ キョウダッテ
ワルイコトモイイコトモ チャントハンブンコ ソウオモエルンダ
「ロケット・ボーイ」
イシュマルは十一歳 学生で少年 女の子なんて興味ないよ!?
ロケットに夢中さ
ほんといつかは 木星から冥王星そして海王星にゆくって
フォン・ブラウン博士に憧れてる 夢は起きて見るもんだってさ 生意気だね
絶対無理ってみんな笑うけど 彼は平気 彼は本気 彼は彼を信じてる
七人の仲間と原っぱで 今日もロケット飛ばしてた
イシュマルは二十八歳 学生でエンジニア 彼女とルームシェア!
まだ叶わないけどあきらめちゃいない 夢は起きてみるもんだってさ 心意気だね
「 こんこん 」
いま 浮かべておりました
蝋燭に揺れる影 薄く開けた目で ぽおと眺めては
ほら、あの台風の夜 怖いけれど妙にドキドキした部屋の密度
バラバラな指が 様々な像をつくりだしては遊んだ あの湿った壁
ざっくり暗闇にナイフを入れ 差し込んだ指で動物をかたどれば
ななつの像が交ざり合い 何故かそれらは透明になって
いとおしむ 夢の隙間から ああ、密やかに湧き出し
胸と胸のあいだに水をたたえて やがて泉になりました
「 imoe〜 」
いもうとの膝小僧
林檎の青さそのままに
恥じらいなど まだ意味も識らず
ヴァギナなど まだ意味を持たず
ゼロのフラフープ腰で回して地球の自転に逆らって 居て
七月の風が彼女の髪の かるく汗ばんだ日向の匂いをはこぶ
愛など知ってはいけない妹よ 日輪が落ちる瞳が暮れる
まだ僕の苦しい咽仏の真ん中で そうやって フラフープ続けて、、
『 金の笛 』 * rewrite
サバステット・バンビーナデコルツァ、サバステット・バンビーナデコルツァ、、波鏝の白壁にトマト投げつける、ぶかぶか
ブーツに注ぎ込め薔薇汁プカプカ踊れよマンドラゴ喰い散らかした皿の上のicon 指跡も盛大にこそげ回す油絵具ヘッヘッ、、
サバステット・バンビーナデコルツァ、サバステット・バンビーナデコルツァ、、喇叭が足りない行進の足首、滴らしこめ、滴らしこめ
夕日 置物じみた蒼鷺が突然羽ばたいた渓流、鉄橋渡るトロッコの軋み岩肌にはじけトランペットの音色、鋭角に川底をさらうハァハァ、、
追い駆けてくる暗闇む壁にトマト投げつけザクザク行進する足首 タッタッタッ
サバステット・バンビーナデコルツァ、サバステット・バンビーナデコルツァ、、欲望を反射する呼子 夜警の時間がやってきた
「ホルマリンの悦び」
エックス線が映し出す影は
冒涜を転写したかなしびの澱かな きっとそれを日々の糧として
わだつみ深く胸のほつれの綿埃に着床し 血管までも形成した胚がトクトク息づく夜更け
位置さえも磁場の狂いで渦巻く針の芯は同じ場所ににあるのにね
訳もわからず蛇行するラチぎりぎりに疾走をつづける鹿毛はいつか激突してしまうのだろう
怖がる子供を押入れに監禁して今日もどうにか生き延びておめでとうをいう そんなことを
明けくるのか 厭け淀むのか キミの目が捉える 空 雲 風 蝙蝠が低く飛ぶ
霊廟を夢見るキミに花を手向けたりはしないよ 絶対 ホルマリンに漬けた馬の骨を供えてあげよう
『 タイム/スリップ/トリッパー 』 −Jキッドの冒険−vol. 4
船長 悪戯ですねぇ
闇に据えたその羅針盤では 経と緯は結べないのはご存知の通りです
あなたは知っていて何度も繰り返す
茶目っけですか?そんなトコロ 大好きですけれど嫌いです あはは、、、
船長 陸地が見えてきました このクル〜ズの目的は何でしたっけ?
すれ違うことすら出来ぬ辛さ それを求めて大海原へ大航海
そうでしたそうでした 途中なんども嵐で難破しかけた事も嘘のようです
船長 足元に誰かに踏まれた蝶が一羽 もう翔立つこともできないご様子
一度もはばたく事もなく哀れです、、あっこれも使えそうですね 採集しておきましょう
あの不道徳なシェフならうまく調理してくれますよ 今夜がたのしみです
スパイス!! スパイラル!! 国民が求めて止まぬ スパイシーー!!
Keyを失くした胃に香辛料 どろどろシチューの香り付け 悲しい程の辛さが刺激的
きっと女王様もお気に召すことでしょう 船長 これが夢の新世界なんですね!!
それじゃ僕は 見えない真意を探しに旅にでますよ 今度はプロペラで航空です
『異獣☆ライダー』 ID:hW7taWHE
はてなの森で
わらわらと子供バッタ
泣き出しそうなポケットに
飛んでゆけ飛んでこい
赤いマフラー靡かせて o;Zo;Zo;
わらの案山子相手に
ハイキック/の/練習/は/熾烈/困難/普通/な/無/理/解
エンタメは/ショートカット/拍手/ 涙目で見えない/
『 Pの工程 』 ID:ypC5iiBT
夢を食べられてしまった僕は 例えそれが わるい夢だとしても
ポーレチケが踊れずに途方に暮れてる 不安がないという不安 漠、獏、獏
白い時間がえんえんサラサラ粒子になって 吸い込まれてゆくのは音も光もない世界
いつしか感覚の山並は細粒となって 風が何処かへ運び去ってしまうだろう
ありふれた感情まで吹き消されるその前にポーレチケを還せ! そう
獏を獲まえよう 餌は隣家の寝床に転がっている そして僕は獏を喰らって獏になる
たぶん明日の晩には 僕が君のポーレチケ貪ってる予定だ
『 アケル 』 ID:h3XeZ08v
ホログラムの卵 ぽん 部屋に浮かべて
みつめ疲れた 両のまなこに 卵の薄皮
はりつけてみました うふふふ
いろはますます朧になって
ずいぶん春に近づきました
黎明を待つひつじ達
弾けるよ ぽんっ 卵を割って
ぶるぶる黄身を空に放れば 朝
『 遠足 』 ID:CsfA9DYH
縮緬の風呂敷
すっかり畳んで
懐に仕舞う 言葉は畑に埋けた
歩こう 歩こう 休み休み ぼろべたぼろべた
暗くなっても 右左右 意味なんかいらない
だらだら坂を登る ただ見たい景色があるから
やがて地と空の境界線 その先
ほら広がった一面の
『 大砂塵 』 ID:Sdn1UZXj
砂漠の駱駝が教えてくれた
大砂塵が止んだら風景が変わるよ
星を探そう Wの真ん中、柄杓の天辺
一本の線で結べば芯に
うたうように輝く星が見つかる筈さ
ずうっとそこで北を指す 時刻が過ぎ季節が移ろいでも
だめだ へんだな今夜は見つからないよ 皮肉な星空
ジャニーギターが幽かに聞こえ る
『 風車 』 ID:ttFequym
とても切ない吐息をつめた
たどり着かない想いを玉に
不確かなふつつか 風に吹かれて
幾つもの夜空に星 生まれて消える
キューポラの屋根にのぼり
宇宙にとばしたシャボン玉
ゆれては 割れた 窓の戯れ
まぼろしなのに 触れてたような
『四月一日』
四月あたまの頭山 がらぐらかぁーーーぁん バカの風吹く
黄砂のとぐろ金色のつむじ左巻きぐんぐん
桜並木は花吹雪 風が纏えば鱗となって きららの竜か バカの風
山頂駆け昇ったら群青の空 収縮する天の穴そのままカツーンと吹き抜けろ
『アンバーグリスの夜』
宮廷のバルコンに足を掛け左手にらんぷをかかげ 夜の広場を覘きこむ道化師
回廊の奥まった寝所に たゆたう竜涎香 今宵、領主は異国の深海に眠る
マッコウ鯨の胃の中で その頑丈な犬歯を残し じんわりじんわり溶けてゆく
終点−起点を折り返す((∞)) Mobius 忘れた胎児の夢をみる
ギロチン台の恐怖、、 疑心や欺瞞は、、蕩けて消えて
残った犬歯 うららぐらら 鯨の頭に潜り込んだら
精液色の蝋になり焔の下で芳香ゆらす とろとろとろとろ
夜の広場は動く影もなく微かに潮の匂い
眠れない道化師は トリトンの法螺貝を聴いている
『お父さんスイッチがみつからない』
ほと ほと ほと 引き摺られた影が鳴く鳴く 移民の群れがつづく道
ゾロゾロと帰り着くのかハグレルのか夕暮れ 暖かいが風の強い本日
電車はくすんだ色を軋ませレール上をほとばしりトンネルに入る熟れ鮨
臨月吐き出す宵闇 おめでとう シャンパンを開けようか
リオデジャネイロが浮かんだら そう何気に思い浮かべたらば 今夜
六本木から溜池までラケット繰り出していこう!いつかきっと隕石が降ってくるから ね
見上げれば現代の恐竜さながら積み石のうえ 強風に煽られオレンジ塗装の首を伸ばして
タワークレーンが三頭 150メートル下のホモサピエンス或いは着地点を睥睨している
僕はわくわくしながら ピタゴラスイッチを探した
『クリーミーゲル』
のどかな朝の静寂に 咳き込み過ぎて横腹肉離れ
モージュールはひび入ったまま沈黙をつづける
おでこに桜が張り付いてとれないから
理由に理屈を貼り付ける卵 ケンケンと吐き出す黄白色の膿でくるんだ針千本
子供のころ蓄膿症の江川がほっぺの内側にクルクルストローみたいのがあって
チュルチュルと鼻水 膿袋から送り出しているんだよ ってコッソリ囁いたのは、、
宇宙って無限なんだ 平塚が言った果てがないという恐怖の次位にゾワゾワした十歳当時
いつかの公園 ソメイヨシノも風に消え 樹木は濃い目の呼吸を撒き散らす夜
葉桜色に爪の先を染めて 葉桜色のパーケージのメントール煙草を吸う
『 riverland through it 』
リバーランド 礼拝の後
フライをヤゴに着け替え鞭のしなりで糸を繰り出す
斜めに水面切り込んで
くるり渦巻く岩の影 潜んでいるのは川の主
深い森の奥 映画の中の親子が笑った
網膜に焼きついたのは不器用な愛情
ずぶ濡れた笑顔 スルーイット 彼は魚
『ホスピス』
リハビリしている 言葉を出す練習1.2.3
不甲斐ない程 停まったこころ 2.3.4....
ナナメにしたりひっくり返したり よぼよぼストレッチ動け動け
苦しまないで気持ち良くのびのび言葉ひりだせたら最高!
本人本位 へぼくて意味無し深みなどこれっぽっちもありゃぁせん
まさにカスです 戯言です 自分にとってホスピスなんです
永久に「詩」は書けません 才ある数多のΘ詩人に託します
ぜんぶ空 日々は風 嵩張らず重ね 半端道楽 放置民
『午後の紅茶』
机の上 とっ散らかしたクレパス 何本かひっ掴み しろい画用紙 ぐぢゃぐぢゃ書きなぐった横線縦線
枯れた草原 赤い土 骨格だけのキリン ますますギクシャクと歩く
メタリックな顔と足と鎧のサイは胴体塗りつぶす途中で土埃あげて脱走 蟻塚に激突
何事かとあわてて穴に潜るツチブタの耳がひらり 遠くの木陰で雄ライオンが緩んだ腹をみせ大欠伸
涙腺や口のまわりにたかる蝿 近くの川は干上がりそうでワニは今夜草原を移動する予定 決行ならばちょっと見てみたい
陽が落ちる気配は無くなんとも暑くてやりきれない喉が渇いた微熱がつづく毎日 さてあとは何を書き足そう
1950年代ニョーヨーク灰色のビルディングを中央にぶっ建てた
オフィスの中は扇風機がまわり重役が秘書に口述でタイプさせている 日盛りだからどの部屋もブラインドを下げていて賢明
わたしはライフルを構え屋上の巨大な給水塔の樽に照準を合わせるターンターンターン 居残っていた水牛の群れが走り出す
ターンターンターン何発かが命中し噴水が降り注ぐが枯れた大地は直ぐに吸収しなかなか溜まってくれない
ようやく小さな水溜りができたころ 野驢馬が近づきビクビクしながら舌を潤す 次にやってくる獣の気配を背中に貼り付け順送り
ついに奴らがやって来たライオンが逃げ出す象ときた日にゃめちゃくちゃだ わたしがせっかく作った水場
散弾銃に替え迷うことなく耳の付け根に照準を合わせ引き鉄を引く ターンターン皺だらけの巨体が大地に沈む
乾いた土気色の胴体に残り少ない噴水が降りかかる わたしは餞にカラフルな虹を描き込んで一分間黙祷。。
ついでに無用のビルディングにプラスティック爆弾を仕掛け5分後にセット 電子レンジもタイマー3分セット
画用紙をくしゃくしゃにまるめるとゴミ箱にアンダースローで投げ込んでアイスティーを淹れた BANG!!!
『 海月 』
夢なのか わたしの体は
くらげの様に透きとおり 何故か子供の態をして
見知らぬ部屋の中に居り 見知らぬ誰かが眠って居る
月明かりの窓辺 両足をぶらぶらさせて部屋を眺め
手近な本をぱらぱら ふんふん♪ 赤と緑の点燈 爪先立ちで歩く
赤いボールペン ダーツにして飾り棚のCDケースに命中させたら
椅子に腰掛けたまま移動 亀になってク゚ルク゚ルしたら目が回りこけたラグ
すぅすぅすぅ〜〜
こざっぱりと散らかった部屋の主 くの字になってベットの中
ちょっと退屈 悪戯に 「オハヨウ 朝だよー 朝ですよおー」
耳元で囁いてペーパーナイフで首筋を撫でれば 血は出ないけれどほんのり線の跡ススーィ
眉間に皺寄せ うぅんと呻いて右手で抗うだけで 目覚める気配のない眠りびと
それならば私はクネクネ縮んでアメーバみたい耳の穴へと入り込みましょう つるるん
くらげの触手伸ばして脳味噌のシワとシワを弄る ふんふん♪
どんな夢を見ているのかな 何を考えているのだろうね 見ず知らず脳味噌のうた
休みなくパルスが奏でる波は複雑な音色で落ち着かない 脈絡の無い映像
そろそろ抜け出ましょうか ずるり夜が明ける 雀に見つかるまえに戻らなくっちゃ
弾力のある脳の片隅ペーパーナイフで軽く傷つけサイン代わりに触手を埋め込んでおきました
ときどきピクピク動くから面白いよきっと ふんふん♪
『 そ、 』
そ、の、
どちらでも あって
どちらでも なくて
どちらかに なりたいわけじゃあないから
どちらにも ならなくて なれなくて
からからから まにぐるま まわして
かぜにたなびくのぼり びよーうびょう うなる
みずのむらくだ にだの しおつぶ ころり いわのうえ
はるかはるか やまをこえた ちょうちょうがよるべ
そ、の、ど、く、の、ち、か、ら、も、な、で、て、 まわして だちょう
はるかぜうなる びよーうびょう まにまに ころべ からころり
『ガラパゴスの夕陽』
「 ガラパゴスに逝きます 探さないで下さい 」
三行半を叩きつけた妻 八重子を追ってサファリルックで飛んだ
しかつめ顔の海イグアナに腰を屈め写真を見せて尋ねるとおもいっきり鼻面にグペッと潮を吹かれた
磯岩の一群の中央から 弛んだ首筋クイと伸ばしてレッドカーペットを進むが如く
誇らしげに目の前に現れた一匹のイグアナ−頭にティアラが載っている−ように見えた
ずーっと夢だったのよ お姫様になるって。。気高さを身に即けた八重子 イグアナだけど魅力的な元嫁
離れた目は面影を残してる 重すぎてお姫様だっこは出来なかったけど今なら抱ける!!ていうか抱きたい!
何故か愛しさが募りイグアナ八重子にキスしようとしたら激しく拒否られ噛み付かれ群れは海に消え去った
さようなら 八重子 取り残されて日が沈む流れる涙と鼻水と血がしょぱい ダーウィンをついでに萩尾望都も呪いながら歩く
涎を垂らし首をもたげた陸亀が ぐうおぉぉ と啼いてくれた 俺のためだと思いたい
帰国したらグリーンイグアナを飼おう 名前は
『 アルゼンチン 』
風邪で寝込み学校を休んだ
ずりずり蛇になって布団から居間の炬燵に移動する
色硝子の器に入った すりおろし林檎すくって舐めた昼下がり
林檎の水気を含んだ ざわざわと
銀鍍金の乾いたスプーンのチカチカが
熱い舌から しゅわり 咽喉へと堕ちてゆくよぉ
明日は算数のテストがあったっけ 今日が明日ならいいのになー
征露丸とヨーチン臭い木製の救急箱を開けて
ケースの青いキャップに付いた紐くるくる回してから取り出す体温計を
左の脇に挟み鳥肌たてる瞬間 いつもドキドキするの何でかな?
神妙な面持ちで砂時計を倒し アガレアガレと念じる五分間
もともと体温が低いから やっぱり三十八度線を越えてくれない
スプーンだって曲がらなかったさ ああこんなにも熱っぽいのに!!
突っ伏したステンレスの卓板に頬をつけるとキモチイイ〜
投遣りな右拳 弛めた途端 体温計が‘ぱりん‘と割れて
銀色の球体は なんとも涼しげに私の目の前で産まれ落ちた
人差し指で軽く触れると恥ずかしそうに逃げてゆく
逃すものかと押え付けると双子になって くっついたり離れたり
ツツーッと卓板を滑る様が面白い水銀たちと 暗くなるまで遊んだあとは
ケースに戻し何事もなかったように床に就き母が帰宅するとウンウン唸ってみせた
「 体温計 壊れていたよ 」 熱っぽい唇から銀色の嘘を生んだ
『 排他的不愉快領域 』* ぬれ甘納豆dayトリッパー -リハ 1-
ベルベットの耳たぶ の 「たぶ」 が好き ダ カラ噛み千切甘 カワイイネ♪しゃぶってアゲルヨ ぺっ ろ!!!!
111111 蟻の道 111111フェロモンの骨サイレン 自己自家中毒 ピーポーピーポー 芝生伸び杉 華麗な枯れ節のカビ
閉じた気道にストロー刺し(その前に新品カッターで切 ) 縋藁サンしっかりしてヌ!?もっと縋れよぉぉぉ...アイアイアイ
ふぁびtoファビ 花器に阿蘭陀の幻芯ナゲイレ袋袋上履き内臓柔らかな肝臓ともあえ嗚?踏みつけてあげてもいいよ♪
ワレワレノ箪笥ノ奥ハ赤道デッキブラシ何時ワル飴細工のおまえだよオマエ!鼻から ドリルで脳髄 穿孔したーィ。。。
浮かんでる?はえz ヘッド 醜美醜美カリフラワー すんばらすぃー酸化 ( ティキィーーージィ♪) キメラ美しい
いいからね おお、、お、おおおおまーリクエストマルク 貴女男の頬骨触らせておくれよん 好きだろ知ってるよ
業業脳フェチ コノヤロウ〜高枝切り挟みパチン 超〜低速確実安全帯 ザィルぶちゅっ甘いだろう
アイシテルヨ〜〜〜ん 本気だぜぇ〜でもさぁー おまい誰っ?? ま、どーでもいいや開いてみせろよ FLASH!
『 告 白 − 』 ぬれ甘納豆dayトリッパー -リハビ2-
済まない… M美
俺が
本当に愛しているのは
通勤途中 鉄橋の東京方面三番目の柱
塗装の剥げた下から四番目の外れかかったボルトから伝う
赤錆びの紋様とボルトの隙間加減なんだ
勿論 金属相手だ …… これは裏切り か? M美
ヒザと腰が最悪です いつものように軟膏塗ってくれるかい
( 匿名巨大掲示板 )
− いくら教養と素養のある人が書いても保身第一なら変ワンナイネ♪ツマンラン−
『 バッテン 』
×印を額に描きました
わたくしの湖底に堆積した泥で描きました
理由は楽しくない事をした罰です
両の目に流れこみ少し沁みますが仕方ありません
泥もいつかは地層になって
記憶の在りかを示すのでしょう
骨は饒舌に語りだし
バクテリア達が気の無い相槌をうちながら
わたくしを分解してゆくのかと想えば
気の毒ですが頬がゆるみます
『 やわらぎ -メンマじゃなくて- 』
黄砂に捲かれ
轍にうずくまる烏
ランドマークは
倫敦塔の四角い窓辺
壇の草花ほころぶ音色は たおやかに
包まる灰のローブから枯れた指先たぐる書架の上さえ
ほら 羊皮紙の絵文字も踊る ラ・プリマベエラ
ヴァイオリン 遠く ヴァイオリン 近く 空の耳
『 伽藍堂 』
冷蔵庫は空っぽで
あれあれ赤い
トマトが ぽつん
凍っていました 南無〜
途方にくれる胃袋
唸りをあげるモーター音 あえぐ貧民 救いは無いのか
空室と空腹を埋めるべく もそもそ念仏を唱えながら
無理矢理の境地で庫内に鎮座して パタンと扉を閉めました ち〜ん♪
『 あめふらし の うた 』
チこポかトん 畑のブドウの葉の裏に
チこポかトん
カタツムリになってから
わたしは雨が好きになりました
蝙蝠のときは余り好きではありませんでした
お友達も出来ました やはり雨が好きな仲間ばかりです
先日は物識りの蝦蟇おじいさんが わたしを訪ねこんな話を教えてくれました
8∞∞∞8∞∞∞8∞∞∞8∞∞∞8∞∞∞8∞∞∞8∞∞∞8∞∞∞8∞∞∞8
満月の綺麗な晩
フラスコに 「あめふらし」 を一匹いれて炭酸水を八分目ほど注ぎます
ワイングラスを回すようにフラスコの首をつまみ揺らしますと
あめふらし ひらはら ぱらり
泡のまにまに宙返り
むくむく 紫雲を呼び寄せて
ザァザァ雨を降らせます
フラスコのくちの上では 可愛らしい雷がちかちかして居りますので
絶縁手袋をして コルクで慎重に中へ押し込んだなら きっちり栓をして
またワイングラスを回すようにフラスコの首をつまみ揺らします と
アルケミーの模様が ぐわんぐわんと 拡がったり すぼまったり
紫の海のなかを くぐって 弾け 泡と共鳴しては 不思議な音楽を奏でます
かなしいような ∞8∞ やさしいような ∞8∞ とろけるような∞8∞
でも用心しなけりゃはいけませんよ あれは 人魚のうたと一緒ですから
聴き惚れているうちに水の中に吸い込まれてしまいますから
もうふたつ 用意したコルクを耳に詰めて ぼんやり聴くのが好いでしょう
『 hall 』
− バランスが肝心 − 卵が言った 五月のコロンブス 空気の重さに頭痛がしてき ( 給仕長!! )
タ
柘榴ジュースが飲みたいけれど 時期はずれ 期待はずれ 往きはぐれ グレナダのスープに落ちてく
ラ
納屋の戒めを破り 希薄な気迫で手にする銀の斧 己ヲ 梨割ル カラ 頭蓋 梨割った 玉子
ノ
ぐじゃり黄身の脳 白濁液飛沫いて 眼窩にカラザだらりゆれる バランスは絶妙−風通し好くなった心持
メ
2/1 調子でリズム良く此の侭 喉に据えた仏 梨割れば 梨割るとき どんな経文聴かせてくれるだろう
♪
開け放した納屋の五月のあたり 銀色の斧に反射した ひかり きらきら 猫 追いかける − 春
『 魔 笛 』
うぶすなたちの笛の音が
ピョーールル ピーィィロ
夜更けに降り積む里山の
くらくら新緑を撫でてゆく
三日月を滑り落ちるのは 彗星のかけら
闇夜に溶けて星の甲虫
くぬぎの幹に辿り着き
夢の樹液を吸っている
『 縁 側 』
軒先のてるてる坊主が唄うのは
とんてん
どんてん
ところてん
召しませ そらまめ
緑の腹をひき裂けば
むっちりましろの雲のうえ
空の童子が 顔を出す
むきたて笑顔でコンニチワ
ぽくぽく木魚の代わりにしたら
天から水あめ 降ってくる
可哀相だと降ってくる
とんてん
とんでん
ところてん
空気の重さがベロをだす
こむら返りの水曜日
ぷにゅうと明日を押し出して
硝子の器に盛りました
139 :
名前はいらない:2006/05/28(日) 00:20:48 ID:+frqDdqI
自信を持たなきゃいけません。
ジャワ島〜南太平洋へ旅行中です。
『 蟲養い 』
静かな沼の底から ぼこんっ と何かが弾けるように
わたしの血沼の底からも 突然 ぼこんっ 時々 ぼこんっ
得体の知れないイララギが 射抜いたコメカミ刺激する
そしてツツ......と輪郭線なぞり 肩に滑り落ちると腕のつけ根から手の方へぞわぞわ伝い
挙句の果て 具現化されたイララギが 爪の間を 出ては引っ込む難儀。。
近頃わたしの指先 癇の虫 にょろにょろ
黄白色に ちりちり光る 糸ミミズ
他人には見えず 肩凝りにも効かない 役立たず むず痒くて堪らない
微熱を帯びた指先ひらひらと水槽で冷やせば 魚が群れて突付きだす
こそばゆいのは参るけれど 喰まれる度に気持ちいい感触は 一種の排泄感にも似て
蟲は存外、美味いらしい 虫は虫、 中毒性もあるらしい 毒は毒、 一匹また一匹
魚たちは腹を見せ浮き上がり 三ヶ月目で全滅した 始末に困る癇の虫にょろり
今夜は弁天池にボートを浮かべ こっそり針を仕込んだ指先ちゃぷり浸ければ
まさに入れ食い 30mの龍が釣れたのは月夜のサプライズ もちろんリリース
今度は海へ行こうよ 癇の虫が囁いた
『 アオマキガミ - space sickness - 』
ひさかたぶりの青空 ビリリ破いて洟をかむ
掌の青空に べったり貼りついた白い鼻水 鼻毛も何本か混じってる
滅法とおりの善くなった鼻腔ふくらませ 深呼吸したら
重さが ずんむ生暖かい 晴れのハナ紙 くしゃくしゃ丸めて
四角く破いた空の窓に向けて 5、4、3、2、1、発射!!!
飛んでけ 飛んでけ 僕の鼻水 晴天のロケット
彗星のカケラすり抜け 遥か五億キロ
トリコロールの光のつぶて 楕円軌道に乗って
着地は ぽとり 砂丘のうえで
薔薇の蕾が開くように 空のつぶては解れ
宇宙酔いの乗組員に上陸を促す
僕と見えないへその緒で繋がっている鼻毛と鼻水
空の破れ目通して 地球の夕焼け眺める僕に 意識を送るから
この星の夕焼けは 青く碧く広がり
僕の遺伝子と地球の僕を 藍に染め抜く
凍りついた砂の模様が 塵の道程 問いかける惑星に
いま 降り立った
----- アカイ星ニ着キマシタ。 ---------−−−
『 角 栓 』
忘れんぼうの実をたべた
小鳥は
羽ばたきかたを忘れます
忘れんぼうの実をたべた
栗鼠は
隠したどんぐり忘れます
忘れんぼうの実をたべた
人間は
感触だけは忘れません
ですからヒトは
月に一度
忘れんぼうの 白い樹液たらした
お風呂に頭まで浸かって
こころの毛穴を 塞いでいるのです
『 ユビサキ〜 』1/2 −Jキッドの冒険−vol. 5 -
ヒッチハイクで俺を乗せた車は
海岸線を北へ向かう スピードあげる
窓から出した左手 風にひらけば
指と指の間に生えたばかりの水掻きで
アスファルトの河 溯るよ 数マイル
泳ぎつかれて閉じかけの指先に からみついた風がもがくうち
俺の指紋まで ほどいてしまった ぎ っ !!!!
解き放たれた指紋は
糸の切れた凧の勢いで どんどん風に流され
紋の後尾が - プツリ - 五本の指を離れて舞い上がる
あ゛っ !!! 慌てて掴む右手すりぬけ
うしろの空に
プカプカ 浮かぶ
線譜のように たなびいている
やがて霞んで 視界から消えてゆくのを
俺は助手席から ドライバーと車を停めて見送った
『 ユビサキ〜 』2/2 −Jキッドの冒険−vol. 5 -
開けっ放しの口を閉じ 妙につるんとした指先眺め
フワフワ楽しげに飛んでいった指紋に想いを馳せれば
プカリ 大空に浮かんだ指紋の線譜に
鳥達が音符となって羽を休める
それは素敵な楽曲になり 潮風が奏で
やがて俺の耳元にいつかの風が運んでくれる
指紋の消えた寂しい指先
そりゃぁ不自由もあるだろう
でも そんな愉しみも ある
風が吹くたび プカプカ 浮かぶ
指紋は右手と空にあり
俺の稼業には却って好都合かも知れない 左手も鍛えなきゃな
もう一度 見上げた空に左手振って 俺達は北へ向かった
『 行 進 』 1/2
無花果を どうぞ
果肉に隠れた蟻ごと どうぞ
じゃり じゃり じゅるるる、、
召し上がれ
あの 夏の 朝が陽盛る そのまえの
樹から手摘みの無花果は格別で
もいだ先から乳を出し
熟れた果実がシュウと泣く
構わず登った樹の上で
幾つも 幾つも 無花果 たいらげ
プチン、ぷにゅう、シュウ、 じゃり、じゅるるる、、
プチン、ぷにゅう、シュウ、 じゃり、じゅるるる、、
何匹も 何匹も 蟻ごと たいらげ
子供は 夏を過ごして参りました
『 行 進 / パレード 』 2/2
きっと あの 夏の
喰らった蟻は降り積もり
わたしの洞に降り積もり
わたしが腐ってゆくがまえ
肋骨の隙間から這い出てきた蟻たちは
ぞろぞろと 身体のうえで 行列をつくり
立ち枯れた わたしの胸から
ちぅ ちぅ 乳を吸うと また 夏の
無花果の樹まで 蟻の行進は続いてゆくのです
無 どうぞ
花 どうぞ
じゃり じゃり じゅるるる、、
召し上がれ 果
『 マ ダ ラ 』
白熱フェラメント
猿の手を探して
名前のない影法師
上空五千メートルから
前屈みに降ってくる
六月の酸の濃度に
やりきれなさが蠢く試験管
イモリの腹の赤い色
『 無料配信 』
ときどき 電波を 感知するワタシ 本日も
オオキナ オオキナ 猫ガ見エマツwwww nで
X線でキャッチした
ワタシ と 宇宙が 繋がったwwガスバクハツガスカスガスバクハツガスカスww
大マゼランの雲の中 後姿のキミがみえたよ 魅力的な猫耳 なんと尻尾まで!
なのに電波はすぐ切れる あともうちょっこっとよく見たいのに 吝嗇だなぁ、、
ああ、でも確か それは確か あっちとこっちが繋がってる 不思議な感じ 一瞬だけどね
WOW W●Wの無料配信みたいだなw えっ例えになってない?じゃスカパーでもいいや
うぅーむ 失敗。。
『 パレード 』 1/2
無花果を どうぞ
果肉に隠れた蟻ごと どうぞ
じゃり じゃり
じゅるるる、、
召し上がれ 。
あの 夏の 朝が陽盛る そのまえの
樹から手摘みの無花果は 格別で
もいだ先から乳を出し
熟れた果実がシュウと泣く
構わず登った樹の上で
幾つも 幾つも 無花果 たいらげ
プチン、ぷにゅう、シュウ、 じゃり、じゅるるる、、
プチン、ぷにゅう、シュウ、 じゃり、じゅるるる、、
何匹も 何匹も 蟻ごと たいらげ
子供は 夏を過ごして参りました
きっと あの 夏の
喰らった蟻は降り積もり
わたしの洞に降り積もり
わたしが腐ってゆくがまえ
蟻たちは 肋骨の 隙間から這い出て
ぞろぞろと 身体のうえで 行列をなし
立ち枯れた わたしの胸から
ちぅ ちぅ 乳を吸うと また 夏の
無花果の樹まで 蟻の行進は続いてゆくのです
無 どうぞ
花 どうぞ
じゃり じゃり
じゅるるる、、
召し上がれ 。 果
153 :
無い:2006/06/07(水) 20:50:19 ID:T0XWd7aW
『 夏は伸びちぢみ 』
眠りを誘うミシンの音に
ゴマダラカミキリがとまる
遠くなり近くなり
コップの氷と溶けた子供は
ほおづきの がくの袋で 丸くなる
ひるさがり
『 告白 2006/06/15(木) ID:1LeGEiOG 』
一本の 一本の迷いの無い 線 が描きたい
ラインは 細く太く 伸び 曲がり 力強くたおやかに
地面から 空を滑り 気持ちよく走り出す
一瞬は連動して 時間をとめ 解放する
息が 線からこぼれ
無に ひろがるまで
時空と虚空をむすぶ 線 に 懸想している
『 para-pari-porero-ya-yu-yooo^ 』
。, .゚。 + 。.,゚. o。 。+ 。゚
゚. o * 。゚。゚.。゚。+゚ 。 。
゚` .゚ .゚. ゚. . ゚ . ゚ . .
∧∧ 。゚ + 。. +。 *
(,,^Д^) ノ゛
『 ヰueo 』
麦藁帽子のつむじが抜けたので
穴から鏡を覗いてみました
一匹の 肉の中に骨は無く
クラゲ 骨の中に肉は無く
漂 う 漂う 漂う
くる日も あくる日も ただ酔う漂泊剥離表裏 漂う 漂う
はらり悪戯に 傘を裏返してみたところで
驪竜に変わる理も魂もなく 此処になく
ただの クラゲが 一匹
うじゃりの海に ぷかりと 浮かんで居るだけです
『 のぞきからくり 』
頭のなかの 鉱石ラヂオ
割れた爪を補修できずに
ゲルマニウムの空の網目
ざらざら音が降ってくる
蒸気をすぼめたくちびるから
幾分しょっぱめに吐き出したのは
雲を突き抜けたい 気流の
バランスの悪さ ぽ
『 無機質 』
えんどう豆の筋を引っぱると
夜がするりと剥けた
くりぬいた人型の
空白でドリップする昨日に
振り子の梯子につかまった
小人が手を振りご挨拶
0〜12を繰り返す法則の
微かな隙間に隠れているジョーカーが笑う
『 冗 長 』
エトピリカ
と
云う 鳥の名が
さびしく キコエル
僕の耳は
きっと
浮遊成分が不足しているの
だろう
ヘリウムを肺に
オホーツク
と
つぶやいて 3mm 浮く
足下
抜けた ネオン
硝子管に閉じ込め
空と地面に挟み込む
と
エトピリカ
の
くちばし 咲いた
空
『 素 』
ペガサス往きの船に乗る
ととらの艀 銅鑼が鳴る
かなたのあなたのやまたのどなた
カタナノナノカタヒナタノカナタ
彼方の 彼方の 彼方の 彼方
漆ヶ原の銀の河
はしゃぐ子供の声がする
ゆくえを追えば 火玉が五つ
ひゅるるん 珠の緒 くるくるまわる
渦巻く ひかりは笑い声
虹彩のしぶきをあげて
ステファンの
五つ子たちよ 遊べよ遊べ
それが零れる
ペガサス往きの船に乗る
『 今日は朝から晴れていたから 』
フリフリの
夏子さーーーん
ダルメシアンの鼻先で
あそぶ蜂に口笛
山法師の坂道にて
アビエント目礼
レース刺繍のチェニックで
はにかむ肩越し ズッ
ト、 オモタラ ヌルポ
@―@ー@\
/ @
@ |
l ∧∧ @
@ (*゚∀゚) /
,,--\ / | @
ii ゙'゙〜O,,UUつ-,,、 ぴ
゙i,,,´~^` ,´~^゙'i か
¨゙"''-i,,,,,,、 ,´~," っ
/<゙"''
\\
/ /
\ \
落雷 ガッ
『 イチキュッパ に弱いジョーンズ 』
古時計の振り子の通り
なだらかな丘陵に
ダマスカスの夕陽が滑る
網に掛かった雷魚の腹を
柔らかく 吸って吐く
アラビア文字の唐草模様は
織りかけのタペストリ
ほつれ目に稲妻 あかく焦げ
『 竹炭になりたいって 君…… 』
ふうせんのアイスクリーム
泣き虫べかこにあげましょう
だんだん棚田の水面がきらり
畔に田螺が這い出して
柳のうたを風に聴く
暑さに萎える案山子には
檸檬の水をあげましょう
ほうほう蛍と腹の虫
『 剥 』
不確かな
なかほど を
だきしめたい
あさらんば ひるれんど
夜汽車にゆられ
あ
れ、
はがれてゆく
『 ハァハァ 』 ID:aMo+aHe8
歩く 歩く
纏いつく 理不尽な体温 脱ぎ散らかして
丘の果てから ザッバーーーン
飛び込んだ海の底
アノマロカリスの夢をみる
翻る退化の波に 脱皮
生きると死ぬが朗るくなって
放たれた只の一粒になって
『 露 』 ID:aMo+aHe8
あまをと 流れ
モジュールから よる 漂う
想う ことを 装う ために
斗瓶の底から箸で摘んだ
青梅は 針千本の果肉
ほろり ひとつ 舌のうえ
嚥下する 甘露
吐き出した種子で 節穴を埋める
『 2005/12/23(金) を 再生すると 』
鯨の肛門から ぷにゅっと朝日がうまれ 歯磨き粉みたい
駱駝の背にゆられるプロレスラーはホモ
わら人形は焼き鳥を追ってオイルに飛び込み焼身自殺する午後零時
夢がみれないVHSビデオデッキ競馬場5階の窓から身を投げり
こたつの上で富士山のたんぽぽに想いを馳せる柿
ブランデーの河をカヌーで下れば やまあい
みかんのような月がでて流れ星がナックルパンチ
地球に銅を流し込む ハルマゲドンな毎日
ザヵザン ザヵザン
打ちながら剥がして滲みて 畳み掛ける雨の連弾
わたしの耳にも
雨、雨雨、雨雨雨、雨雨雨雨、雨雨雨雨雨、音 降りつづく
から もうイッパイイッパイ 頭の中で警報が鳴り響くパルスパルスパルス
危険デス逃ゲテクダサイ逃ゲテーーーェ
老朽のヒビが走り 大脳はついに決壊いたしました
湿った音、音、、津波になって逆流の渦巻 うごぉうごぉお うねり 波は大蛇のように 妖しくのたくり
骨を震わせ 膜を付き抜け 根こそぎ攫って 外へ 外へ <<<<< 放─── つ
わたしの耳の穴から 音の奔流ほとばしる
重たい頭 更にもたげて咲く庭の紫陽花の頬かすめ
よく茂った葉のうえで まるまる育った大振りな 蝸牛の貝殻 へ
ヤドカリが 家移りするように しゅるり と納まってゆきました
わたしの中で音は消え ああ雨も止んでいます
くすんだ雲から薄日が射し 紫陽花の葉を照らせば
まいまい這う跡 煌めくのは 昇華された 雨音の結晶のようで
その殻の中 覗いてみたいような 恐ろしいような
すっからかんとした頭は無意識に
この庭にいる蝸牛 一匹、二匹と数えておりました
ど
ど
┃
┃
┃
┃
┃
ん
!
星
は
降
る
大 八 車 の
大 の 字 に
夏 の 座 標 。*+
『 からす 』
並んだ ふたりに 西日が落ちて
隙間と 隙間に 茜差す
目線も指も 触れそで触れず
足許で 条理の影だけ 伸びてゆく
声にならない声あらば
そこだけ ぽつん と 行き暮れて
たとえば 宵宮 帰り道
上町下町 はざまで留まる
鐘の音だけが告げている
『 虚仮虚仮 』
夏
山が雲を産みました
むくむくむちり そっちの山 こっちの山
おぎゃあ おぎゃあ と 空を はいはい
連なって山並み跨る 真綿の雲梯
おめでとう
おめでとう
ドゥンガドゥンガドゥンガ
影がゆらわら湧いてくる
古い森から崖の上
虚仮猿たちがウゴゴゴゴ
さて
雲をつかむよ 長い腕ふりふり
交互に繰り出すドゥンガ
猿の輪唱ブンガフンガブンガブンブンガフンガブンガブンガブンガフンガ))))))))))))))))))))))))
振り子の一列 そっちの山から あっちの山へ
夏のこだまが 渡っていったよほーーーーーーぉ
さぁて
『 イエロパ は
往き過ぎて 』
さらさらさ
竹林ぬける
蝉
米を研ぐ
鹿おどし
菜を刻む
風鈴
木桶
飯の炊ける
帯
下駄
こおろぎ
炭
雨戸
しゅるしゅる
日本の
をと
は
振りかえる
『 金網ごしに好きだから 』
沖縄の少年の トランペット
たましいが ふるえる
楽園を彷徨うとき . 9年前の八月の風が
パイナップル畑が 鼻をくすぐる
あかく燃える 柔らかに泡立つ
わたしは裸足で 感情をもぎ取って
地面を蹴って 迎えにゆくよ 抱きしめたい
9回裏のバックフォーム OUT!!!!!!!!
『 ぶんか 』
ナナメニ吊ルシタ袋ノ中デ
キミハ ホドケテユクンダネ
トロトロト筋肉 煮クズレタ内臓
体液ノ海ニ漂ウ細胞 プワプワワン
アシタノアサッテ霧ノ朝
完璧ナ 体現 究極ノ鼻先 袋綴ジ
意識ハ 外へ 高ク高クヲ目指シ
キミハ ホドケテユクンダネ
棒デ ツツイチャ不可マセン
ビクリ ト シマスガ 不可マセン
慈愛ノ耳ト 泡ノ眼差シ 平タイ脳味噌デ
3.5メートル 離レテ 鑑賞スルノデス
ホラ、カオルデショウ? ツカツカツカ
『 久しぶりにキスしたら甘くてビックリした 』
あれは唾液のせいかしら?
突然 真顔で聞くおまえの白目を
猛烈に 舐めとりたくなった おれ
鎖骨あたりに視線を外す それはそれで
コロン
胸から何か落っことした 交差点
色がかわる
すたすた前をゆくおまえの髪が
揺れるし 夏は零れるし
おまえの唾液は 甘いのか?
そいつの唾液が 甘いのか!
おまえらきっと糖尿じゃねぇーの
おれに聞くなよ バカ
じゃあ、お疲れさま
地下鉄に消えた おまえのくちびる
百日紅みたいだなあ
『 ♪押したいボタン♪ 』
ポチット!ポチット!ポチットナーー♪
大塚サンの お ・ で ・ こ
いつの日だって 夢見てる
ポチっと押したいそのボタン うずうず
暗くどんよりうるむ日も ポチっとしたら
不思議だね めざましーセブンがやって来て
くるりと晴れる気がするよ そんな予感がするんだよ
♪ポチット!ポチット!ポチットナーー♪
ごめんね大塚さん 下の名前も知らないけれど
大塚サンたら 自分の中じゃあ
この大塚サンしか居ないんだからさ!
伊藤さんが あの伊藤さんであるように
荒川クンは あの荒川クンのことで在る訳で
だから いいよね? 大塚サン ポチっ
ゲンキ! ( ゚∀)V だすだす ハライテー
『 branko 』
いもうとが漕いでいる すごい勢いで漕いでいる
二本のちっさい腕と脚 ぎゅっとして 踏ん張って
兄ちゃんに届くかな
キュウキュウ鎖が悲鳴をあげて びゅうびゅう頬が風をきる
ななめのに立てたお線香 南無南無なんていわないよっ
うしろの空を背負い投げ むかいの雲に頭突きをかます その奥にきっと兄ちゃん
ななめの体は160゜ ばね仕掛けのロケット
ブンブンふらんこ もうすぐ届く
りゃ?脱力訂正
×ブンブンふらんこ ○ブンブンぶらんこ
『 たくらみ 』
葡萄の花のゆかしき白は 束の間ほころびて まろき実に情熱を托しました
たわわの実り
密かに交わし合う 十姉妹の唄とともに 摘み取られ
村の若者と娘たちの 指と唇を潤しては 悪戯にあまく香ります
神事の祝い
スカートの裾 たくしあげ 葡萄の実 踏みしだく
乙女の真白き脛(ハギ) を 鮮やかに染め上げ
そのつま先から まばゆい春の輝き と 風のきまぐれを
豊穣の泉は そっと掠めとりました
樽の中
歓喜の舞踏に明け暮れ
夢見るようにまどろみ
硝子の瓶の中で
芳醇な深海にたゆたい
快楽を貪り 苦渋を嘗めて
ひとすじの希望の光を胸に
長い眠りにつきます
ゆるやかに扉が開いて
朝が目覚め ためらいがちに欠伸をします
やさしく移された 雄鶏を模った硝子のデキャンタで
おおきく びろうど震わせ 深呼吸をすれば たちまち
丘の風や土 動物や草木のかおり あの森の野生が
時代(トキ) を 越え グラスいっぱい膨らんで
いま いとしいあなたの体内に
ゆかしき白い花の
おごそかな情熱が ひろがっているのです
うお?しくったー
『 たくらみ 』
葡萄の花のゆかしき白は 束の間ほころびて まろき実に情熱を托しました
たわわの実り
密かに交わし合う 十姉妹の唄とともに 摘み取られ
村の若者と娘たちの 指と唇を潤しては 悪戯にあまく香ります
神事の祝い
スカートの裾 たくしあげ 葡萄の実 踏みしだく
乙女の真白き脛(ハギ) を 鮮やかに染め上げ
そのつま先から まばゆい春の輝き と 風のきまぐれを
豊穣の泉は そっと掠めとりました
樽の中
歓喜の舞踏に明け暮れ
夢見るようにまどろみ
快楽を貪り 苦渋を嘗めて
硝子の瓶の中
芳醇な深海にたゆたい
ひとすじの希望の光を胸に
長い眠りにつきます
ゆるやかに扉が開いて
朝が目覚め ためらいがちに欠伸をします
やさしく移された 雄鶏を模った硝子のデキャンタで
おおきく びろうど震わせ 深呼吸をすれば たちまち
丘の風や土 動物や草木のかおり あの森の野生が
時代(トキ) を 越え グラスいっぱい膨らんで
いま いとしいあなたの体内に
ゆかしき白い花の
おごそかな情熱が ひろがっているのです