1 :
遙かなる果てまで:
皆さんで詩を考えてみよう!!
今回はおだいをつけたいと思いますです。
題:「月と星と夜空」
です。
ドンドン書き込んでくださいw
2 :
名前はいらない:04/10/09 22:28:41 ID:gSc3g0dU
2ゲット。
3 :
名前はいらない:04/10/09 22:43:14 ID:gSc3g0dU
『宇宙は無限に続いている!』
何処のペテン師の言葉かは忘れてしまったけど
『月は悲しみを照らしているんだ。』
誰が吐き捨てたのかもとうに忘却の彼方だけど
凍えそうな夜の月の下、街の雑踏に囲まれながら静かに暖かな眠りにつく。
『やっぱり地球は青かった。』
遠い昔の先人が残した言葉を抱いて、
ほら僕は寂れた公園のベンチで
黒い闇の中、白い息を吐き出しながらきっと暖かな夢を。
そんな僕の遥か遥 上空でヘールポップ彗星が横切ってく。
またきっと世界には夜が来て
雨が大地をぬらし 風が木の葉を躍らせて 太陽が此処を照らすのだろう。
そしてまた、今日と変わらず
夜空は続き、月光はこのベンチに腰掛けるだろうに。
4 :
名前はいらない:04/10/09 22:49:34 ID:Ynh3oT+G
[ケーキ]
夜空ってのはとても意地悪だ
粉砂糖みたいな星が見えて、サンタの菓子みたいな月が在って
それらがビターチョコみたいな空に浮かんでる
だけど、それはロケットって名のフォークで突き刺しても食べられない
店は、夜にしかオープンしない上
日によっちゃぁ夜になっても閉まっていることもある
空気が悪いと、完璧なケーキは出来ないし
無理やり俺らが店を開けることも出来ない
限りなく近く遠いショーケースを
俺らは望遠鏡って目を輝かせて観る
そうやって毎日のケーキを確認して
腹いっぱいになるまであの空を堪能する
ある人はケーキの奥の奥まで観察して
ある人はケーキの外観の美しさに感嘆する
彼らは夢追い人でありお客様だ
今宵のケーキは極上かね?
***********************************************
書いてる途中から意味わかんなくなりましたね
何が描きたかったんだかよくわかんなくなってしまったと言う…
5 :
名前はいらない:04/10/09 22:52:18 ID:BjmMNTMP
6 :
2のちに3。:04/10/09 22:55:21 ID:gSc3g0dU
>>4 そんな事ないと想いますが…。
即興でここまで書ける(むしろ描ける)のは流石だと想う。
特に夜空をケーキに掛ける比喩のセンスには脱帽です。
夜が『暗い』や『闇』とした象徴ではなく、
もっと明るい、お菓子のような楽しい(?)と云うか甘いものとして
取っていらっしゃる事が何より気に入りました。
それじゃ、失礼致しやした。
(雑文失礼。何分小生、無礼が人の皮被っているような人間ですので(苦笑)
7 :
2のちに3。:04/10/09 23:02:28 ID:gSc3g0dU
>>5 ども。
何かこのスレに粘着しそうな気がビンビンの3です(笑)
月、拝見させていただきました。
果たして、少年(少なくとも小生はそう感じた)が見た
月は現実の物なのか?
はたして月を見た時にはもう少年は夢の中だったのか?
呟いた誰かさんは月兎だったりするのか?
(あぁでもそれだと地球から見た月ではなくなるから矛盾が生まれるか(苦笑)
色々と楽しめそうな作品ですね。
今宵は台風の影響もあってか、雲の隙間からしか月は臨めませんが、
きっと少年が抱いて居る夢(もしくは地域)はまん丸とした満月が有るのでしょうか?
ではでは!雑文失礼しました!
8 :
4:04/10/09 23:05:06 ID:Ynh3oT+G
>>6 ありがたい。
実を言うと、二回目なんです詩を描くのって(苦笑
一回目は他のスレで描いたんですが…
誉めていただきありがとうございやした
>>3 みたいな詩が描けることを第一目標にするかと想ったり
9 :
名前はいらない:04/10/10 04:07:07 ID:H0HU2lve
お空にぼんやり浮かぶお月様。
あっちの星より、こちらの星より。
今日の夜空は君が一番よく見える。
優しい笑みで照らしてくれる。
太陽の光を受けて
一番綺麗に浮かぶ月。
その太陽は誰ですか?
______________
すみません、作詞はしますが詩は「ど初心者」なもので。。
恋する女は綺麗になる。的な捕らえ方をしてもらえたら幸いです
[月と星と夜空]
「すべらかな氷盤」
「狂気を降らせる鏡」
「女王陛下のコイン」
「天神の病んだ左眼」
「確たる恋」
「遥かの幽鬼」
いい歳をした僕らの言葉が月の前でこうも陳腐なのは
僕らが幼児期の瞳と少年の心を失くしたからだろう
刻んできた皺を隠しもせず
髪に混じる銀を歯牙にもかけず
性欲すら失い狼は
思い立ったように痩身を集め
レゴリスに打ち建てられた23夜塔の最上階で
戦を忘れてしまったふりで月の名前を思案する
錆付き欠けた老いぼれの歯が未だ鋭さを把持することは
煙草を噛むために薄く開けられた口の端が黙示している
塔の周りで子供達は
堕ちてガラス玉のようになった星々を弄っている
小さい手に過ぎる星を得ようとしてその度ばら撒いてしまうもので
冷たい表面が隠している青や藍 碧や緋の瞬きは砂や岩盤に迸り反射し 展開する
軌道と衝突 反転と連鎖
ランダムに生じる光の原でしゃがんだり立ったりを繰り返し
子供達は歩けるようになった頃の記憶を反芻する
右足を
左足を
交互に――時には重ねて――放るという高難度の作業が
波乱に満ちながらも滞りなく進行していくことへの歓喜
昴である彼らには
希望という魔法が解けるまでにあと数年の猶予があり
故に子供は強欲で 傲慢で自由で幸福なのだ
闇は蔓を伸ばし互いに絡み葉を茂らせ花を咲かせる
大輪の闇が少し傾ぐだけで僕はその芳香にむせかえる
夜の花弁は惜しみなく剥がれ空を幾重にも覆いつくし
塔から望む地平線からは乙女達が昇り銀糸を張る
彼女らが飾り付ける星が自分のものより良く見えるのだろう
子供達は転がる玉をそのままに背伸びをして唾を飲み込む
やがて女の声で歌が流れ来て子供は累累と伏して眠り
じりじりと月が目盛りする内に夜は更け露は地と天に宿る
月が降らせる鱗粉
男達は眼球のふちギリギリのところで炯炯とした意思を手離さない
僕らは可能性や清廉さと引き換えに獲得した形質で
終幕を払い退け
夜を踏破するのだ
前回取り決められた月の名を朧の向こうに透かし見ようとして 叶わない そんな喪失を
孤高の胸に転がしながら
*左眼サガン 弄マサグって 碧ヘキ 緋ヒ