我の、我による、我の為だけの詩世界

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142tama
青色吐息

錯覚に戸惑って
全ての言葉は撃ち尽くされる
エントリされたロケットに月はさよなら

落日はロボットに優しく
どんなさざ波でも
今はデバイスを探せない

それは
プリントされた歓声にカビが生えて
ここで沈むだけかもしれない

コンタクトレンズが滲み
青いスカーフが空から落ちて
どこかで手榴弾が転がる
また神が生まれた
誰が祈ってるんだろうか?

クラックされた螺旋状の冷蔵庫が
うねりながらプリンの側で眠る