【喜びも】 あなたの詩、私が感じます 【哀しみも】

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372詩人

わたしの墓石の前で涙を流さないでください

私はそこにはいません

私はそこで眠ってなんかいません

私は1000の風になってかけぬけています

私はダイヤモンドのように雪の上で輝いています

私は陽の光になって熱した穀物に振りそそいでいます

秋にはやさしい雨になります

朝、木々に囲まれてあなたが目ざめるとき

私はツバメになってくるくると輪を描くと

静寂は大空いっぱいに舞い上がるのです

夜は星になり、私はやさしく光っています

だから、どうか、私の墓石の前で泣かないでください

私はそこにはいません

私は死んでいないのです

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