君のセンス五段階+αで評価するよ [Part.12]

このエントリーをはてなブックマークに追加
38名前はいらない
君がぼーっと空を仰いでいると、
僕までその無垢な魂に吸い込まれてしまいそう。

野原の甘ったるい草の匂いに伏せながら、
君のはだけたうなじを撫でる。

僕の吐息を首に感じてくれるかしら。
君の猫撫で声が聞こえるよ。

二人は並んで寝転がって、たんぽぽの種が体にくっ付いて、一緒に笑って、

時には泣いて咽て、

でも永遠は真実だって信じてる。