1 :
ダーザイン:
http://members.at.infoseek.co.jp/warentin/ 朕は文学史的文豪で天才的大詩人のダーザインという者である。
出版社の連中は精薄・めくらぞろいで俺様の偉大な才能に気付かず、
連中の方から泣いて土下座して大金積んで「出版させてくだちぃ(;´Д`)ムハァ」と頼んでくるのが筋なのに、
一向に世に出ることが出来ないでいる。
一読していただければ漏れが天才であることはすぐにわかる。
すまんがアングラネットワーカーの総力を結集して俺様の文学史的金字塔を世に出す手伝いをしてくれたまえ。
鬱病無職になって1年が経過し、金に困っている。あと女にも不自由している。
可愛い女子中高生の彼女も募集するのでよろしく。
あと、お前らの糞くだらないポエムを罵倒酷評しちやるので、羞恥心の欠片もない低脳な詩を書いている奴はここに貼るように。
終了
3 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/03 23:02 ID:/ZCpGN+i
2
だーさい ん
5 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/03 23:05 ID:/ZCpGN+i
oh no
6 :
曾村益廊:04/03/03 23:46 ID:VERGSCVN
浣腸してください
7 :
ダーザイン:04/03/03 23:50 ID:1qY3MYO2
45分も経過したというのに未だに1件の糞くだらない詩の投稿もないな。
ポエジーの欠片もない無意味無内容な投稿が数件。
も前らは分盲ですか?も前らのおつむの程度が知れます。
大東亜共栄圏よろしく玉蹴りなど見ている馬鹿の気が知れません。
何故女子中高生は来ませんか?
別に可愛くなくても良いっす(*´Д`)
ぺろぺろさせてくだちぃ(*´Д`)
へっへっへ
怪人No.2「ソーザイン」
左右の腕から秒速30メートルでお惣菜を発射する強敵。
デパートで試食したお惣菜を腹のタンクに
50リットルまで貯蔵することができる。
45分も
たった45分も
せっかちだねぇ
詩はいままでに作ったのでもええんかな?
>>1 構ってあげたいけど、お前、絡みづらいし…。
12 :
曾村益廊 ◆1t98deumW. :04/03/04 00:11 ID:7J2XM7k5
『もしもし』
幻聾の中で揺らめく赤児
を抱く式紋調の帯留め少
女が泣く泣く捕らえる油
蟲
瓶詰めにされてだんだん
小さくなる父様の様子を
乳母と一緒になって笑う
母様
黒電話の中から蟲の羽音
が響いてくれば十二月の
快晴も都に埋められた祖
父の首
百円ください百円くださ
い百円ください百円くだ
さい百円ください百円く
ださい百円ください百円
ください
13 :
ダーザイン:04/03/04 00:11 ID:6l/RskeX
旧作でいいよ
つーか、詩のボクシングで即興が最終判定になっているのには常々
「馬鹿じゃねーの?いかにも才能の欠片もない連中が考えそうなことだ」と思っていたよ。
詩はやってくるものであって無理やり作るものじゃない。
即興なんて非本来的な戯言だ。
詩のボクシングで低脳が漫才よろしくわめいている様にはうんざりさせられると共に
連中とは存在論的差異のある俺様の天才性を再認識させられるよ(´ー`)y-~~
14 :
☆キキ+キ゚Д゚♪ ◆qpmo.OOqAo :04/03/04 00:14 ID:WosELf5X
詩のボクシングってむかつくよ。
殴りあう勇気無いくせにヽ(゚∀゚)ノ
15 :
ダーザイン:04/03/04 00:25 ID:6l/RskeX
>>曾村益廊
戦前の陳腐な戯言だが悪くない(^^;
イマジネーションの飛躍は鮮やかではある。
ただ、改行をうやむやにする作術は使わない方が良い。
イメージの断続的継起をいかに自然に一編の生の流れにするかということに
作家の腕が試される。
貴殿は包茎手術を受けた方が良い。
16 :
曾村益廊 ◆1t98deumW. :04/03/04 00:30 ID:7J2XM7k5
>>15 ダーザイン様
どうもありがとうございます。
今後は益々もって精進致しまする所存でございます。
『丸焼き』
コペンハーゲンの中庭で 踊る小羊の群れ
きっと小鹿なんだろう
或いは 松毬を燃やした医院長先生
ワーグナーとコッペパンは喧嘩しましたか
明日はいい天気です
水星
キキにはスルーされちまったやつだけど
ナメクジとカタツムリの競争
スピード違反は取り締まるべきであろう
振りかけた塩に生き残ったのは殻のあるカタツムリ
ならばこの勝負ナメクジの勝ちであったことは言うまでも無い
曲線を描く地面の上を這いずり回るカタツムリの殻が一つ
綺麗な円を残したまま砕け散ったことは誰も知らない
18 :
ダーザイン:04/03/04 01:20 ID:6l/RskeX
>>16 小羊→子鹿
ワグナーとコッペパン
唐突に挿入される松毬を燃やした医院長先生。
なんの脈略もなく指定されるコペンハーゲンという場所。
残念だがイメージの連続性が感じられない。
貴殿はシュールレアリズムと戯言を勘違いしていませんか?
最後の2行で読み手の気分を害するのを回避するのに成功しているのは詩才でしょうが、
作品にはなっていません。
貴殿がもし女子中高生なら今すぐ妊娠さしちやるが、
むさ苦しい男なら今すぎ自害するように(^^;
19 :
曾村益廊 ◆1t98deumW. :04/03/04 01:49 ID:TUD4GTVa
>>18 ダーザイン
なるほど。
イメージの連続性か、まったく意識したことはなかったな。
私が書いているのは詩ではない。
ましてやミシンと洋傘でも戯れ言でもない。
もはや私に詩は存在しないのだ。
お解りか?
貴殿が他人の死を覗く様に嫌悪と賛美を。
貴殿の死に対する深い愛着に嫌悪と賛美を。
そして、二度と発展しない詩考に賞讃を。
ラバサ。
20 :
曾村益廊 ◆1t98deumW. :04/03/04 01:54 ID:TUD4GTVa
『倦怠期』
木目が頭から降ってくるので、あたしは旦那のチョッキの中へ隠れた
そうこうしているうちに旦那は立ち上がり煙草を買いに出かけるようだ
あたしは旦那のチョッキの中に隠れながら一緒に煙草を買いに付き合うハメになった
わかばを五箱買った旦那は家に帰りつくまでに二箱消費した
チョッキ越しに匂うわかばの香りが新鮮だった
21 :
ダーザイン:04/03/04 01:55 ID:6l/RskeX
>>17 ええとね、おもしろいです。
>ナメクジとカタツムリの競争
>スピード違反は取り締まるべきであろう
イケテいると思う。
だけど頭の中で貴殿が言う所のナメクジの勝因とカタツムリの敗因を認識するのに
時間がかかります。
イメージの整理がちゃんとされていないんじゃないですか?
ナメクジが何故勝ったのか?
「カタツムリの殻が一つ綺麗な円を残したまま砕け散った」という美しいイメージと呼応する記述がもう少しあれば。
陳腐なことを書き散らすのは実に下らんことだが、
わけの解らないものを提示するのが詩だというわけでもありません。
わけの解らないものであっても、そのわけの解らなさに何がしかの全体像を与えて
読み手に提示するのが詩人の文体ではないでしょうか?
貴殿も女子中高生なら今すぐ妊娠さしちやるのでメルするように(*´Д`)
>>21 >わけの解らないものであっても、そのわけの解らなさに何がしかの全体像を与えて
>読み手に提示するのが詩人の文体ではないでしょうか?
ま、そこら辺は私の力不足だね
おもしろいと言ってくれただけで救われた思いだ
助詞中高生?
生まれてからいままでずっと野郎だぜぃ!
23 :
ダーザイン:04/03/04 02:12 ID:6l/RskeX
>>20 これは前衛文学徒らしき曾村益廊氏にしては解りやすいですね。
先ほどの跳躍したイメージの投稿は、先ずはどんな馬鹿かわからない俺を挑発してみる為の物であったのでしょうか。
先ほどの超越的な記述とはぐるりと反転して、日常性の記述であるこの詩には確かな筆力を感じます。
わずか5行の記述なのに、濃密な時間と空間のある場所、「生」を読み手に伝えることに成功しています。
おまんこの方もよろしく(*´Д`)
24 :
曾村益廊 ◆DaiZFUXP5. :04/03/04 02:34 ID:lkIbaChv
>>23 どうも前衛文学徒曾村益廊です。
私は器用貧乏なんですよ。
それと男マンコはもう売り払っちゃいましたね。
『前衛』
走れ! ロバノフスキー
お前が見てる!
誰かも見てる!
そして走れ!
だけど(日常)るるるるー るるるーるーるるるー(非日常)
あしたは〜(希望) きぃ〜い〜っいっとぉ〜(願望) なぁ〜にぃ〜かぁ〜あ〜るぅ〜(妄想)
あしたはぁ〜 どっちだぁ〜(質問)
とても前衛的な営みですね
その髪型
ひどいなこりゃ
こういうの書けって言われたんだよ神にさぁ
チッ…
25 :
ためいき:04/03/04 08:21 ID:eqLfj2HY
前衛(と名乗る)作品の多くは、或る意味通俗的な恋愛ポエムよりも
構造化されていて退屈だな(;´Д`)
実際には能力のない人間が自己差異化するための安直な手段になって
いるんじゃないか。曾村益廊さんが能力がないとは思わないけどさ。
いったい何に対して、何処で前衛なんだろう。それを散文的に考える
方がまだラディカルなんじゃないのかな。
26 :
はなまる:04/03/04 09:04 ID:hSfsTRoY
>>14 電話のひとつできないやつが、
ギャラリーの前でパフォーマンスする人を
笑うか ふふ
27 :
名前はいらない:04/03/04 10:07 ID:Ihj26UGW
なんかダーザイン氏に批評してもらいたい気分になったので。
ヨロシコ
葬(水滴の描写から)
みなも
そのうえには反射率が堪えられていて
わたしの実存をうつしだすのですね。
了
よくまとめられたおしまいだけが
わたしの文脈化を推して量り
その日のうちに生産物でした。と
完了形の母のこえ。
けれどもそこにわたしはよこたわっては居らず
転居する夕暮れとともにながれるたましいは
けがれ
またどこかでほほえみのながれ
みなも
それはたゆたう精神性の死地
すいてきがひとつ
みなもにきずをつける
するとふるふるとふるえる。朝は
ふゆがもういない。と実感する実存に。
了
すいてきがひとつ
それがわたしなのです。
ふわりとして。輪を。
28 :
曾村益廊 ◆FMiYTdsunc :04/03/04 10:53 ID:klz6w1mw
『ポッケ』
ポッケットの中には一円玉がひとつ
叩いてみる度一円玉は増える
叩いてみる度二倍に増える
パパから貰ったクラーリネット
とっても大事にしてたのに
壊れて出ない音〜があるぅ
どーしよ どーしよ
アスナロ〜 アスナロ〜 アスナロ〜 サンシャイ〜ン
アスナロアスナロアスナロサンシャイン
アスナロサンアスナロサンアスナロサンアスナロサンシャイ〜ン
アスナロサンアスナロサンアスナロサンアスナロサンシャイ〜ン
我慢も限界を越えると妙に嬉しくなるね
弾む弾む弾む
パパメロス!
走れパパメロス!
だざいーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!
29 :
☆キキ+キ゚Д゚♪ ◆qpmo.OOqAo :04/03/04 10:55 ID:WosELf5X
ココはジョジョではなく、
バスタードのキャラ名を考えるスレッドですね?
30 :
名前はいらない:04/03/04 13:41 ID:NYMlLj3X
はろー、はろー、はろー
周波数はあっているだろうか、こちらはDJ、DJ
聴いているか、聴いているかよ、皆さん
さて、一枚目のお葉書だよ、皆さん、周波数はあっているか
匿名希望さん。大好きな彼氏にふられました、どうしたら良いでしょうか
ベイビー、可愛そうな子猫ちゃんだ、よ、皆さん
簡単なことさ、次の恋をしなよ
さて、皆さん、DJからお知らせだ、皆々さん、とDJは言う
DJが言ってるんだから聴けったら聴けよ、皆さん、周波数はあっているか
昨日、DJは大好きな彼女にふられましたよ
もう、恋なんてしないよ、こ・い・は・い・ち・ど・で・い・い
わかったかよ、皆さん、皆さんったら、皆さん
さて、ここでDJが書いた詩を読むよ
背びれの一番痒いところにほくろができた
それはアンタレス
瞬間、すべてのさそり座は崩壊を始めた
はろー、はろー、こちらはDJ
周波数はあっているか
地球、地球、地球、恋は一度でいい
ひどい磁気嵐だが聴こえているか、皆さん
十三年ぶりに新種のサンショウウオが発見された
ここは寒いよ、ひどく寒いよ、皆さん
十三年ぶりに新種のサンショウウオ
寒い、よ、周波数はあっているか、こちらはDJ
31 :
曾村益廊 ◆t7kjAY7URg :04/03/04 15:12 ID:SuTZ/aSs
『男らしい俺』
この際だからはっきり言わせてもらおう
俺は男らしい
生まれてこのかた一度だって挫けたことはない
なぜなら俺は男らしいからだ
俺は男らしい
数多くの女が俺に言い寄ってきたが俺は相手にさえしない
なぜなら俺は男らしいからだ
もうすぐ俺の人生の幕が開く
この宝塚という舞台で
俺はどうやら、男らしい
32 :
曾村益廊 ◆k33kmvJ7uY :04/03/04 15:22 ID:SuTZ/aSs
『春ノ物語』
アヒルのチヨコはうまく歩くことができません。
いつもヨチヨチたよりないのです。
それを見たお母さんアヒルのミチヨは言います。
チヨちゃん、あの矢ガモを見てごらんなさい。
頭に矢が刺さってるのにまっすぐ歩いているでしょう。
チヨちゃんは矢も刺さってないのにどうしてまっすぐ歩くことができないのかしらね。
お母さんはチヨコがこのまままっすぐ歩けないのではないかと心配しているのです。
チヨコは言います。
お母さんはどうしてまっすぐ歩けるようになったの。
お母さんは答えました。
必死だったからよ、生きることに、そして、女としての誇りに対してね。
チヨコは、女の人生はサバイバルだ、と思いました。
33 :
曾村益廊 ◆6VZv1DbJYA :04/03/04 15:34 ID:SuTZ/aSs
>>25 コウゾウ化されたゼンエイゲイジュツはゼンエイ性を消失するというロジックに直面した曾村。
絶対絶命の窮地に追い込まれ、最愛のパートナーだったもう1人の自分にも愛想をつかされる。
独り夕暮れのベンチでマリービスケットを頬張る時、孤独という名のビスケットが曾村の口の中を乾燥させる。
次回 『迂回の最中にアイを叫んだ曾村』
さぁ〜て、今晩もサービスしちゃうわよん♪
34 :
名前はいらない:04/03/04 15:39 ID:6Qck8ta7
-=・=- -=・=- <ピクッ
前衛とは何ぞや?
抒情詩と情景詩しか知らない
ヒヨコが興味をもったようです。
他の詩はどこで売ってるの?
ピヨピヨピヨ
-=・=- -=・=- -=・=- -=・=- -=・=- -=・=- -=・=- -=・=-
35 :
名前はいらない:04/03/04 15:42 ID:6Qck8ta7
-=・=- -=・=- <ピクッ
詩は散文に嫉妬する
これはわかるわかるの巻き
36 :
ダーザイン:04/03/04 15:51 ID:6l/RskeX
>>24 >>28 酔っ払っていないのでマジレスになるがこれは酷いね(^^;ワラ
戯言を書き散らしていると馬鹿になるのでこのような振る舞いは止めた方がいいよ。
氏の最初の投稿作は鮮烈なイメージの提示という点に於いて詩になっていたが、これはただの戯言だ。
前衛抽象画ですといってぬたくり物を得意げに見せられてもこっちが恥かしくなるよ。
37 :
名前はいらない:04/03/04 15:58 ID:6Qck8ta7
-=・=- -=・=- <ピクッ
ヒヨコちゃんが詩もうまく書けないのに
うっかり
>>1の詩を読んでしまって
何故か吐き気を催したようです
38 :
名前はいらない:04/03/04 16:07 ID:6Qck8ta7
気持ちいい、気持ち悪いの感覚は
正当か否かの問題にかかってくると思われます。
>>1の詩にまがい物の匂いがします
ピーポーピーポー
39 :
ダーザイン:04/03/04 16:08 ID:6l/RskeX
>>27 いいんじゃないの。
君を包んでいる季節の変わり目の白々とした情態性が伝わってくる。
ただ、作品としての練度は低い。
>その日のうちに生産物でした。
こんな日本語はないし、「反射率が堪えられていて」これも今ひとつ日本語になっていない。
「実存」「精神性の死地」といった硬い言葉(陳腐な言葉)も使わない方が良い。
君は「現代詩」というとうに死んだ文化から離れて、先ずは人に伝わる言葉で物を書くということ、
言語のデッサン力磨くということを心がけた方がいいよ。
40 :
ダーザイン:04/03/04 16:24 ID:6l/RskeX
>>30 物語としてのアイデアは良い。
宇宙空間に孤立しているDJの絶対的な孤独もちゃんと読み手に伝わるように描かれている。
ただ残念に思うのは、これだけの良いネタならもっと良い詩にできるだろうにと思わせるってこと。
大抵の所ではこのままで充分受けると思うけれど、
天才的大詩人の俺様的には、全体的に語りが散漫で冗長にみえる。
俺様の偉大な詩を読んでイメージの結晶化という天才の技法を学んでくれたまえ(´ー`)y-~~
41 :
名前はいらない:04/03/04 16:32 ID:NYMlLj3X
30のものです。
ダーザイン先生、ありがとうございます。
きちんと研磨して、作品にします。
42 :
ダーザイン:04/03/04 16:45 ID:6l/RskeX
>>31 笑わせていただいた。芸のある奴だな。曾村益廊氏はどうにも正体のわからない男だ。
ただネタ、現代詩風の戯言を通して一貫しているのは、言葉の核、人を詩を書くという行為に駆り立てる情念が
欠落しているということだ。即ち端的に言って、この男には書くべき理由があるのか?
この男は読み手に伝えるべき何物かを持っているのか?
こう問わせる空白感がそれだ。
これって現代詩の常套手段なんだよね。
意味が崩落したとか、歴史が終焉したとかいうことは、何十年も前から言われている陳腐な話しであって、
また、個人的な無内容さを隠蔽して特権的第3公的立ち位置を取るのに好都合な姿勢だ。
繰り返すが、現代詩なんて物はもう死んだ文化ですよ。
ためいき氏の現代詩批評にもあったが、糞下らない恋愛詩でも書いた方がよっぽどましだとおもよ(´ー`)y-~~
43 :
名前はいらない:04/03/04 16:47 ID:6Qck8ta7
黒田三郎の詩をどうご覧になりますか?
-=・=- -=・=- <ピクピク
44 :
名前はいらない:04/03/04 16:49 ID:6Qck8ta7
多くのまがい物が流通しただけであって
本物もあるのでは?
-=・=- -=・=- <ピクピク
本物は読んでいて気持ち悪くない
センサーは敏感です
45 :
ダーザイン:04/03/04 17:00 ID:6l/RskeX
>>32 これも上出来だ。曾村益廊氏が優れた技量を持っていることは認める。
文体に於いて文句をつける隙はないし、じゅうぶん面白い。
可愛いアヒルが強烈な毒を放つ様はなかなかイカス。
こんな所にばかりいないで、For youだのPoenicだの群青だのといった表の合評詩板にも投稿してみれ。
46 :
名前はいらない:04/03/04 17:11 ID:6Qck8ta7
あははは!!正体見抜けない男がひとり!!
プロに指導するターザイン!!
47 :
曾村益廊 ◆lcYtN7x.iM :04/03/04 17:11 ID:uMNh/R4g
>ダーザイン御大
やあどうも、たくさんの評価を頂いて光栄です。
これからも精進しますよ。
>>31の詩、笑って頂けましたか。
それはまったく光栄だな。
ならば私の試みは見事に成功ですよ。
そして私には取りたて人に伝えたいことはありませんね。
現代詩でも前衛でもなんでもいいんですよ。
要は自分が楽しければね。
御大の詩を読んでいると伝わってきますよ。
御大の苦悩する姿が。
大変なんでしょうな、才能が有る人というのは。
御活躍期待していますよ。
では、失礼。
48 :
ダーザイン:04/03/04 17:22 ID:6l/RskeX
>>44、45
漏れの文学修行は基本的にたくさんの小説を読むことだった。
ドイツ詩フランス詩はかなり読んでいるが、日本の詩人は一通り目は通してているが、
一冊ちゃんと読む気になった日本の詩人といったら鮎川信夫と宮沢賢治くらいだ。
他は何を読んでも愚にも付かない感情の記述か陳腐な身辺雑記、
或いはこいつ精神薄弱じゃないのか?と疑わせられるような
無意味無内容な似非現代詩がほとんどでうんざりさせられた。
すまないが黒田三郎にもうんざりさせられた。
現代詩で「本物」ということだが、パウル・ツェランは偉大な詩人であったと思う。
彼の存在論的な深度は凄かった。
つーか、何故女子中高生は来ませんか?
抱っこしちやるから速やかにくるように(*´Д`)ハァハァ
席をはずします。夜また覗きに来ます。
49 :
名前はいらない:04/03/04 17:32 ID:6Qck8ta7
では見る目がないということで。
陳腐な身辺雑記でも黒田三郎は一流です。
ほんのわずかな文学作品しか読んでいない私ですが
陳腐な身辺雑記にするどう切れ味を感じさせるのが本物
ということで。
50 :
名前はいらない:04/03/04 17:33 ID:6Qck8ta7
するどう→× するどい→○
いや 「するどう」 のほうが良い そう思わないか
>>49 そんな個人の趣味おしつけても仕方ねぇだろ。
53 :
27:04/03/04 17:42 ID:Ihj26UGW
うはは。期待通りの手厳しい評をどうも。
ダーザイン氏の読みは個人的にそこそこ信用しているので、
しばらく近作を投稿してみることにするよ。
氏なりに忙しいだろうが暇があれば付き合ってやってくれ。
とか言いつつ氏の嫌う身辺雑記なのだがねw
花の水鉄砲
みずいろのキャンバスに
うちひろげて笑って
困るな
右のほおにしずく
壁にはじかれて虹色
満ち足りたこころに
触れる必要がなさそうだ
喪われた咆哮には
もはや振り向きもしない
花がしずかに回っている
「変化」
明日が晴れるなら
今日の雨にも意味があると思える
もう三日も太陽が見えない
地上は水浸しで
沢山の人が溺れている
けど そんな見知らぬ他人より
君の陰鬱な横顔が心苦しい
雨は好きでした
でも今は嫌いです
明日は雨だと天気予報は言う
きっと晴れるだろう
きっと晴れるだろう
>>46 プロだからといって誉める必要性も、知る必要性もまったく無い。
お前のような奴が詩を語るな。
56 :
名前はいらない:04/03/04 18:22 ID:6Qck8ta7
プロだから誉めているわけではないが・・・?
57 :
名前はいらない:04/03/04 18:25 ID:6Qck8ta7
私はプロだから誉めるほど優しい人間ではなくて・・・。
私のような人間が詩を語ってスマソ。( ´_ゝ`)
58 :
27:04/03/04 18:26 ID:Ihj26UGW
>>45 どうでもいいが
×poenic
○poenique
だぞ御大。
嘘の名前教えたら検索掛けられませんぞw
荒らしが立てたと思ったら本物だったとは。
あ、あと一応念のためトリップをお勧めしますよ
名前#適当な文字記号数字
↑
半角#(シャープ)
で出来ます。
60 :
名前はいらない:04/03/04 18:38 ID:6Qck8ta7
あのーーーーー
筆のよさとかいきおいとか感じるのでつ。
一流の・・・
-=・=- -=・=- <私のような人間が・・・
スマソ・・・
61 :
名前はいらない:04/03/04 18:41 ID:6Qck8ta7
-=・=- -=・=- <ピキ
何かきたのでこの目貼っときますね・・・
私のような人間が
私のような人間が
私のような人間が
詩 を 語 っ て ス イ マ セ ン ね
-=・=- -=・=- <ピキピキピキ
>曾村益廊氏はどうにも正体のわからない男だ。
なぜ男なのか。いまいち頼りにならない夫と、かわいい娘を抱えた
近所づきあいの下手なおばはんかも知れんのに。
63 :
曾村益廊 ◆meTSJqqORU :04/03/04 22:18 ID:1rShUjtz
『激しく-痴呆のように』
激しく-痴呆のように-俺-を洗った-世界
口をあけ-濡れた-糞-迷い込む
今夜も-痴呆のように-糞のように
口をあけ-寝転んで-雨に打たれ-迷い込む
俺-痴呆 激しく-痴呆
今-更-灯っています
光る-糞-が
64 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/04 22:19 ID:6l/RskeX
>>53 第1・2連とラストは悪くない。
>花の水鉄砲〜花がしずかにまわっている
とても美しいイメージだと思う。
美しいイメージを生み出すというあたりまえのことが現代詩に於いて省みられなくなってしまったのは実に嘆かわしいことだ。
また、貴殿の念頭には「イメージの映像化」という詩の文法があるということも解る。
「イメージの映像化」とは詩が芸術である為の絶対条件だ。
第3連はダメだな。せっかく情景の描写で心象を語ってきたのに
直截な説明的な文章の挿入は興をそぐ。
一瞬の主情的な文の挿入がスパイスになるというのはもちろんだが、
この詩の第3連の場合、何を言いたいのかわからないよ(;´Д`)
とりわけ、唐突につぶやかれる
>喪われた咆哮
という強度の強い言葉がこの詩のイメージの全体性をぶち壊しているように見える。
第3連が主題であるのだとしたら、もっと書き込んで長詩にしなければ。
ウハ投稿しよw
「流線型の光景」
流線型の光景が地球の下半身を満たしたら
水槽に手を突っ込んでぐりぐりまわすのと同じ
光のバランスが高濃度の圧力で破裂するとき
夏の午後がそこにはあったはずだ
そしてまた洗濯機は回る
干すものは決まって同じで
真っ黒い靴下だけ
冬の寒さで円形が捻じ曲がってしまったら
コンパスで軽く軌道修正してまた
紙飛行機を折って飛ばせばいい
銃声がこだました
そうしている間にも地球は流線型の底へ落ちていく
「青の中」
高濃度の青が少女の上で寝返りをうつときは
冬は軽く会釈をして落ち葉を踏み潰したように苦い紅茶を注いでくれる
その黄金の輝きの中にサツマイモの匂いを感じたら
春よりもまた夏が加速し始めた
水中深くで呼吸するアンコウを思い浮かべてみたらきっとわかるよ
67 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/04 22:41 ID:6l/RskeX
>>54 やっと普通のポエムが出てきたな。
ネットのどこにでも日記のように書かれているありがちなポエムだが、
昨日から筆力も無いのに現代詩を気取って失敗している堕詩をたくさん見てきたので、
この気取らない姿勢には好感を持つ。
身の丈をわきまえるっつーか、自然体で書いたほうがぼろが出なくていい。
道ばたで売れるのはこういう詩だろう。
ただ、文学というものの使命が現代性(モデルニ)の探求であったとしたら、
どこかでこの日常を跳躍せねばならないのだけれど。
でもモデルニを考える時が来ても、安易に現代詩の手法を使おうとなどせず、
今までどおり自然体の人に通じる文体で書き続けて欲しい。
68 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/04 22:51 ID:6l/RskeX
>>63 ツェラン風味にした漏れのパロディーか(;´Д`)
芸があるのは解った。
そんなことはいいから、そろそろ女子中高生を用意してくれたまえ。
どうあっても可愛い女子中高生は手配できないというのならおばさんでも我慢しちやる。
40前で大デブでなければOKだ。
(*´Д`)ハァハァしてまっているので至急頼む。
ハァハァ 批評がまちどうしい
70 :
名前はいらない:04/03/04 23:00 ID:fIEoGPqO
71 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/04 23:25 ID:6l/RskeX
>>65・66 いかいか(浮遊系)
夏という季節を抽象的に描いてみようという実験ですか?
独特の雰囲気は出ていると思うよ。
でもどうしてここの連中はこうも悪しき現代詩病にかかっているのかねえ(^^;
つーか、現代詩って物を勘違いしていると思うよ。
なんか難しい言葉使えばかっこいいと思うのかも知れないが、
「流線型の光景」とか「高濃度の青」とか、
こいつ無理しているなってのが見え見栄でダサいんですよう。
なんか仮性包茎の男が銭湯で見栄を張って包皮を剥いて歩いているような感じ。
でも亀頭が赤いから、こいつ包茎だなって解っちゃうんです(^^;ワラ
まあ色々言葉を弄くって実験してみるのも悪いことじゃないけどね。
普通の言葉で鮮やかなイメージを作り出す方向で才能を開花させた方が良いと思うよ。
漏れなんかもかなり観念的なところがあって、そのへんはダメだと自覚しているよ。
ところで「はな」さんという去年ネットの何とか言う(名前忘れた)文芸賞を取った美少女女子高生詩人を知っていますか?
彼女は徹底的にやわらかい普通の言葉で驚くべき深い生の洞察を書き記していますよ。
ああいうのを才能って言うんだと思う。
ストーカーとか行くとまずいのでアドレスは貼れない。探してみて。
72 :
曾村益廊 ◆4a2rKfkfJU :04/03/04 23:36 ID:Tfu5GXUU
73 :
曾村益廊 ◆4a2rKfkfJU :04/03/05 00:33 ID:LLDwHj0+
>>ダーザイン氏へ
先日から現代詩、現代詩と連呼していますが、
私や他の人間の書いた詩のどこが現代詩なのか?
そもそも私には現代詩の知識がまったくないので分かりませんが、
その『現代詩』とやらに取り憑かれているのはどう見ても貴方の方だ。
貴方の評論は衒学主義者の独演会ですな。
貴方の言葉はけっして批評の段階まで至っていません。
貴方の言葉にはエンターテイメント性がまったく無い。
クリエイティブな人間を装うのをやめて、素直な気持で他人の詩を読んでみては如何ですか?
少しは御自身の創作活動の糧になるのではないですか?
貴方が、少なくともここの板の住人を楽しませる詩を書ける様になる事を祈っています。
では失礼。
曾村益廊
>>71 悪いけど はな さんの詩すごいと思わない。
あの程度なら2CHにもころがってると思うけど。
現代詩をこき下ろすことでさ自我たもってるの?
偏見かもしれないけど
とまぁおそらく作風の違いだと思う。
はなさんの作風は俺嫌いだし、うまいとは思わないから。
それだけの話
76 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/05 01:30 ID:F/7mgETQ
>>74 はなさんの詩は、「すごい」とかぢゃなくて、
彼女は普通の人の普通の喜びや悲しみをちゃんと表現する文体を獲得したということです。
ただ「すごい」ということなら異常文学の極北である「死屍累々」とかにかなう奴はいないよ(^^;
自身の日常(どんな人間であろうと自由なので無論歪んだ異常な日常でも良い)を書き記す表現力、
言語の基礎的なデッサン力もないのに、奇をてらったイメージばかり追い求める貴殿の姿勢が若い、
つーか恥かしいんですよ。現代詩的と言う言葉もそういう意味で使っています。
続きは曾村益廊氏へのレスで書きます。
77 :
曾村益廊 ◆yoeNeXSF0I :04/03/05 01:31 ID:LLDwHj0+
『豆害』
うちの父は天然痘なので豆が食べれません
母の作る料理は大豆を中心とした料理が多く、日に日に父は痩せ衰えていきます
それを見ていることしかできないポチは犬なのでもちろん豆は食べません
僕は学校の宿題が忙しく、塾にも通っているため、晩ご飯はいつもカロリーメイトとカップラーメンです
父の天然痘は糖尿病を経て末期肺癌に変わり、母の作る料理は精進料理のみになり、ポチは飢えて死に、僕は学校と塾の両方で点数が下がりました
そして今我が家族は、渋谷のNHK第2スタジオを占拠し、こうして全国中継で皆さんに呼び掛けているのです
「アメリカから大豆の輸入を控えろ!」と
そんな我が家に晴天の霹靂が訪れたことは言うまでもありません
宝くじで3億円が当たったのです
ありがとうございました
P.S.
最近我が家に新しいペットが加わりました。
名前はジャックといって、豆の樹に登るのが趣味の変わった少年です。
78 :
曾村益廊 ◆yoeNeXSF0I :04/03/05 01:33 ID:LLDwHj0+
俺今からトランポリンの世界選手権観なきゃいけないから早くしてよ。
80 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/05 02:04 ID:F/7mgETQ
>>73 『一つの世界性を持った「作品」に至ろうとすること』
控えめに書いてきましたが、では正直に書きましょう。
貴殿の作品は、一部ネタになっているものは在っても「作品」には至っていません。
(一番最初の投稿作品は除きます。文体に疑問は在りますが、あれは良いです。なかなか書けない代物だと思います)
何がダメなのか、何が現代詩的にダメなのか。
共通言語たろうとする考慮が無いということです。いかいか氏へのレスとダブりますが、
情景・心象の映像的描写という文芸の基本を度外視して、ネタや奇をてらった表現に走っている。
これは文学史的には抒情が忘れ去られて『一つの世界性を持った「作品」に至ろうとすること』を放棄して
詩の言葉が存在の根幹との接続を絶ったことと期を一にしています。
無意味無内容なネタが宙空を漂う。現代詩など知ったことではないと曾村氏は言いますが、
そういう意味で非常に現代詩的だと思うのです。
「点線」
点線をつなげていく
一つ一つ鉛筆でつなげて行く
いづれか大きな円になるかもしれない
もしかしたら直線で終わりがなくなってしまうかもしれない
そうやっているうちに夕方になり夜になり朝になり
ココアをついで体を温めて
また点線をつなげて行く
「布団の中で」
布団の中は暖かくて自分の匂いがする
くんくんと鼻を揺らしてみると
昨日通った路地裏の香りがした
途中で花屋でかったユリの匂いもする
ユリの花は玄関の花瓶にいけて朝日を浴びやすいように
窓の下に置いた
きっと私を訪ねてきてくれる誰かがそのユリの匂いをまとって
また家へとかえっていくのだろう
曾村氏の詩は好きです。偶にうざい詩もありますが。
僕が思うに
>>1さんの言う現代詩とは単純に「意味不明」なものや、
解釈の幅が広すぎるもの、だと思います。(この考えが正しいとは思いませんが)
昨今では、なんでも常識に囚われない考えが助長されていますが、
ルールがないと、なんでも話になりません。
少し前までは、大体の場合において「文章として成立していなければならない」
そんな暗黙のルールがあった気がします。(フーゴー・バルなど意味不明の人も
いましたが)
しかし、最近では自由になりすぎていると思います。エントロピーの増大です。
一生懸命理解しようとしても、凡人の私には理解できないのです。
それが悪いとは思いません。詩とは自由であるべきですし、何を書こうが本人の勝手です。
さらに言えば、詩とは理解する為のものとは限らないのですから。
さらに、さらに言えば、元々理解する意味があるとは限らないのですから。
ただ私は言いたいのです。
意味の解らない詩の感想をもとめるなよ、と。
>>83がいいこと言った!
人称が僕→私への変化に自分は身震いしますた(゚∀゚)
85 :
27:04/03/05 03:26 ID:MR7bfSfs
>>83 ふーん。なるほど。じゃあ漏れのは現代詩じゃないな。
とりあえずダーザイン氏の言いたいことはよく分かる。
当たり前の感動を伝えられずになにが詩だ、なにが詩人だ、と。
氏の「鳥は自由に飛ぶ」は好きな作品だが、
これなどもろに氏の主張と合致するな。
ただ、別に当たり前の感動を当たり前にかくのが基礎なら、
そこを一歩立ち入って当たり前でない感動を当たり前でなくかく
ということでだって詩は成立し得るだろうよ。
ネットにもその手法を獲得した奴は存在していて、
名はレントと言って最近は余り姿を見せないが。
氏なら知っていることだろうと思う。
僕は彼の詩もはなちゃんの詩も好きだが、
自分が何処へ行きたいのかは未だわからん。
それゆえに色々な形相の詩を書いているのだろう。
いわば自身の根幹となる文体を模索しているのだ。
86 :
27:04/03/05 03:28 ID:MR7bfSfs
ごたくはいいか。詩だ詩。詩人になる条件があるとすればそれは詩を携えることだけだ。
87 :
27:04/03/05 03:28 ID:MR7bfSfs
潜水艦の窓から
ここが海です
わたしたちは海までかえってきました
そうコンダクターのかたがおっしゃいます
わたしたちの目の前には
ゆる長いのやふらり伸びたのやら
するするさかながとおりすぎて
ときどきぴしりと
おとをたてます
あれはちょうちんあんこうというのです
そうコンダクターのかたがおしえてくださりました
わたしたちのまわりはくらく
破片いちまいでもあれば
たちまちにそのでんきゅうもおちるでしょう
ガラスもとうめいになるでしょう
そうすればはじまりです
するするわたしにまとわりつくであろうさかなは
かたちはいろいろですがとにかくやわらかいのです
ちょうちんあんこうのとげがはいりこんで
わたしはぜんしんの毛という毛をうしなって
ひょろ長くなってちいさくなりながらひろがって
いちまいの破片になるのです
はれた海で
ここが海です
わたしたちは海までかえってきました
ですから許してくださいかまってくださいと
お願いするのです
88 :
曾村益廊 ◆yoeNeXSF0I :04/03/05 11:24 ID:yBMz1aHJ
>>80 そうか、貴方は今まで私がこの板でしてきた愚行を知らないのだね。
私のスレッドを少しでも覗いたことがある人なら私がどんな奴か理解していることだろう。
私は『詩』なんてものには最初から興味もないし、一度だって『詩』を書こうと思ったことはない。
もちろんそこに作品の世界性なんてものを求めていないし、築こうとも思わない。
読む人間が勝手に感じ取って気に入ったり、嫌悪を感じたりする、唯それだけのことだ。
貴方が私の最初の作品に感じた「なにか」の様にね。
私には、詩を含む諸芸術はかく在るべきだ、という強固にして単調な想像力しか持ち得ない発想はない。
そんなものは人の考え方次第でどうにでも変化する脆弱な概念だ。
思うに貴方は『詩』に対してとても真面目に取り組んでいらっしゃるようだ。
それを汚すようなものを許すことができないのだろう。
『詩を解体する』これは私が一番最初にここの板で行った言葉だ。
この言葉に貴方が仰られている現代詩のような思想性はない。
ただ既存の詩に対する価値観を斜から見る遊びの為の1つのアイデアにすぎなかった。
それを楽しんだ人間も、気分を害した人間も少なからずいた。
それはかたちを変えて「梁山泊」という有名なスレッドへの”馬鹿騒ぎ的乱入”というかたちでひとつの終焉を迎えたわけだが。
私はその過程に溢れていた、共に行動した馬鹿連中のエネルギーと創造性がとても楽しかった。
文字を使い文を構成し自分の中に在るイメージを具体化する、とても楽しい作業だ。
その楽しい作業だが、苦痛で顔を歪ませてまでやる価値が在るとは思わない。
貴方はそう思わないか? 本来何かを創造するということは楽しい事だ。
それを、芸術は苦しみ抜いて作り上げる崇高なものだ、という考え方には私ははっきりと嫌悪を示す。
貴方の詩を見ると、とても頑張っている、という厭な感情がひしひしと伝わってくる。
努力の痕跡が多大に残る創造の残骸など私は見たくもない。
作品とは本来、作家が自己消化した創造の産物、つまり『糞』でしかない。
それを有り難がって鑑賞する人間があまりに多すぎる、百済んことだ。
貴方に私の出した『糞』にコメントしてもらえて楽しかった。
ではまた。 曾村益廊
ネタは作品じゃないのか
へっ
へっ
へっ
ネタはそれだけで作品ではないのか
ふん
90 :
曾村益廊 ◆yoeNeXSF0I :04/03/05 11:34 ID:yBMz1aHJ
>>89 作品とは、作品と鑑賞者との関係性に拠って、或は作家との関係性に拠って成り立つものだ。
ネタだろうと、なんだろうと、作品で在る、可能性はある。
つまり「連邦のモビルスーツは化物か!」ということだ。
そうか「ザクとは違うのだよ!ザクとは!!」ってことか
紅い絨毯に 糞を引っ付けてみるような
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
割り箸で コーン入りの ウンコをほぐす作業
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
ウンコほぐす真剣な肩をたたき 人差し指でつっかいぼう ほっぺたに刺さる あら血が出た
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
じんわりと赤く 病理学棟の灯り
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
「教授、えのきだけです!」
泣き出す、初めての解剖にて
書割の玄関を出て 模造紙の白衣を脱ぐ
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
絨毯にううウンコを垂れ流す スカトロ趣味の教授は ほぐしてくれるだろうか すこし恥らう
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
-+-
93 :
ためいき:04/03/05 12:50 ID:D8F3HpEM
ネタでも詩でも、創造でも解体でも、つまらないものはつまらないだ
けじゃないの。つまらないものに能書きをつけるのはもっとつまらない。
文学にどっぷり浸かったお遊び(解体)なんてプチブル趣味にふける
よりネタで勝負すりゃいいじゃないの。何か青臭いよ。
結局のところ、お前らがネタだと思ってやってる「インド人」が一番つまらん、と、そういう事よ。
希望的観測または個人の主観を事実に結びつける馬鹿がまだいるんだな
96 :
曾村益廊 ◆yoeNeXSF0I :04/03/05 14:23 ID:PbMG7pwY
99 :
名前はいらない:04/03/05 15:31 ID:VvLD0AP/
-=・=- -=・=- <ピキ
何かここに私の詩置いておきますね。
批評、ドゾーーー。
文学なんてちっともわかりませんが。
「マッチ」
マッチは火をつけるのが役目でしょ
何度もこすって
火がつかないなら
あなたがしけてる証拠なの
優しく
私の身を焦がして
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ 100GEX!!
101 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/05 15:45 ID:ca+gczML
ここですか?
102 :
通行人 ◆2hJkJIlCuU :04/03/05 16:04 ID:cTOD6/R9
>>97 うん、知ってる。
僕も連中の事を言ったんだよ。
>>98 俺に心当たりがないとでも思ってるのか?
それとも俺の粘着に立候補するか?
みなさんこんな時間に2chですか
忙しそうですね
>>102 何だ? つまらんと言われて逆ギレか?
この板はつまらん書き込みにつまらんと言わずにID変えて出直して、
名無しで、ワロタだの書かないといかんのかね。
馴れ合いマンセーだな(笑
105 :
通行人 ◆uh8NEEScU2 :04/03/05 16:24 ID:cTOD6/R9
「夏幻」
駅前の交差点の中央で一人の少女が佇んでいる
白いワンピースに裸足、おきまりの格好だ
車がビュンビュン行き交う中で 彼女はボーッと突っ立っている
夏の太陽は是でもかと云うほど容赦ない熱線で僕の脳を溶かしにかかる
ワンパクそうな少年が信号を無視し2tトラックに撥ねられた
自転車はクシャクシャに潰れ 少年の躯は彼女にぶつかり地面と同化した
彼女は微動だにせず真直ぐこちらを見ている
おいどんは走り出した
「ゴワス!ゴワス!ゴワス!」
息が切れ汗が吹き出る
「ゴワス!ゴワス!ゴワス!」
(ゼィゼィ…ハァハァ…)
彼女の元に辿り着いた時 既に彼女の姿はなかった
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「なんばしよっとかーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
それは夏の幻だった
106 :
通行人 ◆dev/jcGOoI :04/03/05 16:26 ID:cTOD6/R9
27さんって、詩板のコテハンさんでしょうか?
ちょっと知りたいな〜。
110 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/05 16:47 ID:ca+gczML
ここですか?
自分の好みがどんなか発表するスレッドは?
つか、通行人ってあいもかわらず、まともなものが書けなくてだだこねてるのか。
もし君の言うように糞なら クサイからとっとと人目にふれないように便器にながしておくれ。
じゃないと臭くてたまらないからな。
112 :
曾村益廊 ◆mdRZqyiHro :04/03/05 16:55 ID:cTOD6/R9
どっかから
>>107に対する発言まで
>ρ(=$ω\)ノ さぃきょぅ ◆PsyCHO8eyE
さっからやたらに搦んでくるじゃねえか!このロボット番長が!
なんだぁ?おめぇはあれか?トリップ通りのサイコ野郎か?あぁ?
碌な発言もできねー背びれ女が、この俺に立て、、、、、ついてんのか!
さっから聞いてりゃ調子に乗ったことばかりベラべらべらベラ喋りゃがって!!!!
テメーみてーな「オッコロングォ」は枕の中身ん数でも数えてろや、この菖蒲湯がぁ!!!!!
おどれがなんぞ文句あるぅゆうんならなんぼでも俺のスレ来てほざかんかい!!!
そんかあしなぁ、一旦吐いた唾ぁ飲まんとけよぉ!!!
わかったんかぁ!おぉ!!!
けっちょびヒゲが!
113 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/05 16:55 ID:tFHnj1Al
>>81・82 いかいか
これは丹念な描写でちゃんと文章修行している人だったんだなあと。
ただちょっと字余りの感があるので、もう少し研磨できるとは思う。
キレがないんですよ。達筆な人の日記はいつでもこんな文章でつづられていますよ。
身辺雑記であっても詩になりえているものには、鋭利な刃物の刃が光るように
日常が、存在が、生々しく、或いは鉱物質に煌く一瞬と言うものが在るものです。
それがキレというものであり、ポエジーというものです。
114 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/05 16:59 ID:tFHnj1Al
>>77 ネタなら笑い取れるように書けよ。じつにくだらん
肛門オナニーでもしてとっとと寝ろ(´ー`)y-~~
115 :
曾村益廊 ◆mdRZqyiHro :04/03/05 17:03 ID:cTOD6/R9
>>111 おいおい、勘弁してくれよ、イカ臭い男爵。
俺が駄々こねようが、イカ臭い男爵になんの関係があるんだよ。
僕はひっつき虫は好きじゃないな。
私に対しては、もう少しまともな詩を書ける様に成ってから発言しておくれ。
↑
これが君の論理だろ?
たのむよ、まったく。。。。
ダーザイン氏、お年はいくつですか?
118 :
曾村益廊 ◆mdRZqyiHro :04/03/05 17:12 ID:cTOD6/R9
>>115 つまらないなら最初からそう言えばいい。
そう思うのは君の自由だ。
119 :
曾村益廊 ◆mdRZqyiHro :04/03/05 17:13 ID:cTOD6/R9
わーお!大変、アタシったらヤっちゃったわ!
>>118のレスは
>>117へのものよ!
アタシったらほんと、おどじさん?・
>>118 というか、君の考えるエンターテイメント性がつまらなすぎる。
君の存在そのものが面白くないのよね。
どっちかっていうと、俺がこうやってみんなが楽しめればいいみたいな論理振りかざすけど。
それって結局は、自己弁護でしょ。自分の非をなんとかして隠したり認めたくない人がよくやる
手だよ。ありきたりすぎなんだよね。
121 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/05 17:14 ID:ca+gczML
ここですか?自分の好き嫌いで評価している・・ああああぅ
>>121 はやく北も通行人と身内だけで砂遊びしてきなよ。
公園でくずしてはつくり、くずしてはつくりとね。
君ら単体でもつまらないけど、枠にくくってみてもつまらないよね。
何をやってもだめな奴はだめだな。
123 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/05 17:19 ID:ca+gczML
>>120 やあ、いかいか!ひさしぶり、元気してたぁ?
124 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/05 17:23 ID:ca+gczML
125 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/05 17:32 ID:ca+gczML
126 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/05 17:34 ID:tFHnj1Al
>>87 :27
良いんじゃないの。せんすおぶわんだーはちょろっとあったよ。
このスタイルが継続できるものならば27なりの世界が広がるんじゃないの。
ただ、ひらがなの詩は読みにくいので読んで貰えない場合が多いし、
あざといと思われたらおしまいだ。
素朴・朴訥・可憐とかを売り物にする商法で脂ぎったあざとさが見えたら誰も買わない。
大事な締めの連だけれど、惜しい。
>ですから許してくださいかまってくださいと
この一行もっとましな台詞に変えろよ。一番大事な一行で失敗している。
>「かまってください」という台詞は作品全体のかもし出す雰囲気を壊しちゃうよ。
「つまらん」ってだけなら言うほうも言われるほうもたいした力量ないんだよ
128 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/05 18:01 ID:tFHnj1Al
>>85 :27
レント氏はすぐ行方不明になっちゃう謎の男なので許可をとって
代表作の「秋空の散文詩」を保存してあります。
http://members.at.infoseek.co.jp/warentin/rink.htm 僕もレント氏のこの作品は人類が生み出した芸術の中でもっともイマジネーションが炸裂している物の一つだろうと思うよ。
>ただ、別に当たり前の感動を当たり前にかくのが基礎なら、
>そこを一歩立ち入って当たり前でない感動を当たり前でなくかく
>ということでだって詩は成立し得るだろうよ。
27の言うことはその通りでね、芸術の本分は日常性をエクソダスして新たなる世界性を開くことだと俺も思うのよ。
そのへんのことはホムペの「檄文・評論」のコーナーの文学論で詳しく書いている。
また、小説「光の王」で実践している。「光の王」はシュールレアリスト魂を炸裂させた前衛の極みなので時間があったら読んでみてくれ。
で、前衛文学徒である俺が何故前衛紛いの物を罵倒するのかと言うと、
普通のことだろうが異常なことだろうがそれを書き記す筆力が無ければお話しにならないと言う
至って当たり前の話しをしているんですよ。
前衛気取りで抽象画を書いている奴が実は幼稚園児並のデッサン力しか持っていなかったらこっけいでしょう。
129 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/05 18:05 ID:ca+gczML
君は復活の呪文となえるだろう
君の偽りすべてを
時間の中へ
埋めてしまうように
131 :
曾村益廊 ◆mdRZqyiHro :04/03/05 18:14 ID:vyzRM9pK
>>124が真実に最も近い、な。
高速で回転詩過ぎると止まって見えるんだぜ、いかいかさん。
ありゃ。まだあったなw
133 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/05 18:29 ID:ca+gczML
134 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/05 18:33 ID:tFHnj1Al
>>88曾村益廊
>『詩を解体する』
なにを陳腐なことを言っているんだか。100年前の詩人じゃあるまいに(^^;ワラ
ダダなんかから始まってアンチロマンでそんなことはとっくにやり尽くされているでしょう。
2番煎じ3番煎じの不味い茶なんて誰も飲みませんよ。
ただ個人の文学的経歴は文学史を追体験するように変容していったりするものだから、
若気の至りも解らないわけじゃない。けど、つまらなかったりへた糞に見えたりするんじゃどうにもならないでしょう。
だいたいねえ、破壊なんてされ尽くしているんだから、現代の文学的課題は破壊じゃなくて創造ですよ。
変容した現代性を探求し、さらに新たなる世界性を創造すること。これが文人の仕事でしょう。
135 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/05 18:37 ID:ca+gczML
ここですか?好みタイプを独白するスレは??
136 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/05 18:49 ID:tFHnj1Al
>>92 :虚虚虚
イメージの断片並べ立てられてもねえ。
一つ一つのイメージには鮮やかなものもあるんだが、作品になっていない物が批評を求めてもしょうがないんじゃないの。
うんことかそういう無意味な書き込みするのやめて、イメージを繋いでいく作業をしたら?
幾つかのイメージの断片を提示するものであっても、それがちゃんと不思議に繋がっているのが作品でしょう?
137 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/05 18:56 ID:tFHnj1Al
>>99「まっち」
これ良いな(*´Д`)萌え
とっても上手だし可愛いよ。本日の殿堂入りはこの作品だ。
おまえ女か?抱っこしちやるのでメルをよこすように(*´Д`)ハァハァ
138 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/05 19:11 ID:tFHnj1Al
>>105「夏幻」
面白かったよ。
エロゲ純文学的なシチュエーションに、
するにょうと「ごわす」だなんて鈍臭い方言が闖入してくる様はなかなかみごとだった。
この人は真面目に書けば一定水準のもの幾らでも書ける人なんだろうな。きっと。
ただ1点、「地面と同化した」って表現はどうかと思うよ。もうちょっと自然な言葉ないかね。
139 :
曾村益廊 ◆mdRZqyiHro :04/03/05 19:11 ID:/mr7VwEA
134 名前:ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ 投稿日:04/03/05 18:33 ID:tFHnj1Al
>>88曾村益廊
>>『詩を解体する』
この戯れは去年終わったんだよ。
> だいたいねえ、破壊なんてされ尽くしているんだから、現代の文学的課題は破壊じゃなくて創造ですよ。
>変容した現代性を探求し、さらに新たなる世界性を創造すること。これが文人の仕事でしょう。
その文人の仕事っていうのが、君のホームページに載ってる例のアレか?あの長いやつか?長くて固いやつか?
良く言うよ。良く言い過ぎだよ。むしろ読んでるこっちがこっ恥ずかしいよ。
創造ッテナンデスカー?
新たな世界のソウゾウ?
どうやってやんだよそんなもん、サリンでも撒いて金属の箱舟でハバロフスクへ高飛びか?
ドとレは音が違うから名前も違うんだぜ。
そこんとこヨロシクゥ!
140 :
曾村益廊 ◆mdRZqyiHro :04/03/05 19:14 ID:/mr7VwEA
>>135 オレも思うよ。
地面に同化したはドウカなーって。
「少年の躯は彼女にぶつカリ大人に性長した」
ってのはドウカな?
141 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/05 19:15 ID:tFHnj1Al
>>129 コイシはゲームのやりすぎで脳梗塞を起こしていると思われ
破壊と創造って、どこがどう違うのですか?
よくわからないのですけど。
143 :
曾村益廊 ◆mdRZqyiHro :04/03/05 19:31 ID:/mr7VwEA
『R・P・G』
〜プロローグ〜
ヒミコとタケルは調停を結んだ!
お互いの身体がまぶしく光り、生まれたままの姿になった
二匹の赤ん坊は玉座に腰掛けオシッコを滴らせながらこう言った
「ボクタチハ・ケッコン・シマス」
驚く大臣をよそに二人の身体はまぶしく光り、さっきまでの姿に戻った
どこから来たのか村長が言った
「コレゾマサシク・デンセツドオリジャー!」
そう言い放った村長の身体がまぶしく光り、世界は光に包まれた
====デンセツノユウシャヨ・メザメナサイ====
====デンセツノユウシャヨ・メザメルノデス====
うっすら眼を開けるボク
TVの画面は砂嵐に変わっている
身体が思うように動かない
誰かがボクを呼ぶ声がする
…チョー!……ンチョー!!
「誰?!ボクを呼ぶのは誰!?」
「村長(ハァハァハァ…)、城でタケル王子とヒミコ姫が謁見式を行なっています、今日が村に伝わる伝説の日じゃないですか?」
「そうだったーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!(ガビーーーーーーーーーーーン!!!!!!!)」
破壊した結果、新たな世界が形成されれば、それは「創造」になるような。
むしろ、それこそ「創造」?破壊なくして創造はありえない、みたいな。
なんだか当たり前のことのような気もしますがw
145 :
北 ◆EtDBNAuDt. :04/03/05 19:35 ID:ca+gczML
ああ、わかった。自己解決しましたw
破壊して、新たな世界が「形成されなければ」、それは単なる破壊。
破壊して、新たな世界が「形成されたら」、それは確かな創造。
こういうことですよね?
147 :
曾村益廊 ◆mdRZqyiHro :04/03/05 19:38 ID:/mr7VwEA
>>142 まず字が違うよね、字が違うから当然発音も違ってくるよね。
破壊はハカイ、創造はソウゾウと発音するんだよ。
さらに発音が違えば意味まで違ってくる、これにはさすがの僕もびっくりしたよ。
ハカイとソウゾウか、なんか懐かしいなぁ…。
おっといけないいけない、感傷的になっちゃったよ。
ところで君は、バター犬って知ってるかい?
この前彼女に言われちゃってさー、あんたはあたしのバター犬でしょ、って。
何のことだか分からないんだ、アッハハハハ、アッハハハハ…。
傷つかないように優しく教えてくれないかな…。
アハ、アハハハハ………。
148 :
北 ◆EtDBNAuDt. :04/03/05 19:51 ID:ca+gczML
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
149 :
北 ◆EtDBNAuDt. :04/03/05 19:52 ID:ca+gczML
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああ ああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
曾村、必死に詩作しなくてもいいじゃん、ってのはよくわかるけどさ。
おまえ自己弁護に必死になりすぎてると思うよ。
151 :
曾村益廊 ◆mdRZqyiHro :04/03/05 20:26 ID:XNN/d1lr
国道沿いの糞
国道四号を北上、山と田んぼと、その他、神社が
背景に流れて、道沿いはダストの臭い、閉鎖された駐車場
スプレーで落書きされた廃墟、地味な曇り空を延々と
繰り返し見ながら、眠気を抑えながら、チューンナップ
された白い車とスモークガラス越しに派手な髪の色
舌打ちを重ねながら、一服を吸って、頭に幕が落ちて
蕁麻疹が出かけた手の裏をかきむしって、広げる
県道市道農道と、休む場所を探して、車を停めて崩れ落ちる
横をふと見れば、積み上げられた牛の糞、降りて車に
寄りかかり目を瞑って一服していると遠くから何匹か牛の
鳴声、地味から陰鬱に変化した空から小雨。気にせず
いるとタバコに水滴が直撃する、口を空けて舌に雨を
当ててヤニ臭い唾ごと吐き出してクソの山に吸殻を
突っ込む,勢いつけすぎて人さし指にひっつく
蕁麻疹の出かけた手の裏になすりつけてエンジンをかける、
サイドブレーキを押す、89年式のダイハツは
再び市道県道国道へと、さらに遠くなる牛の鳴き声を
聞きながら、脳内でドナドナが逆回転にサンプリングされて
ダストノイズをつけられながら加速する、など
真正面に岩手山と潰れてさびたドライブインの看板を
見つめながら、青森まであと数百キロ、
153 :
曾村益廊 ◆mdRZqyiHro :04/03/05 20:46 ID:XNN/d1lr
>構造
ずいぶんレスがなげーと思ったら、詩作してたんか。
かわいいな。
154 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/05 23:52 ID:tFHnj1Al
>>152 数年前の構造さんとは明らかに文体が変わっているが今はいつもこういった感じなのかな。
非常に緻密で丁寧な描写がなされており、感情のストレートな記述で溢れ返っている
自称詩人さんたちとは一線を画している。
タイトルがあざといのが難だな。
「俺は意味とか価値とか人生とかいったものから開放されて詩を書いていますから。」
って言いたいんだろうけれど、某ちょり氏のような人生を舐めた傲慢な態度でなければそれもいい。
徹底的に情緒を抑制した精密なスナップショットを撮ってみる。
無論人の記す風光は、完全に情緒から離れれば消えてしまうので
微かに脳内でドナドナが鳴る。ドナドナが風光を束ね、風光を開く。
人にとっての風景という物の現象学的還元を実演してもらったような感じ。
おみごとでした。確かな筆力です。
つながってないか そうか そりゃ あたりまえだ
せっかく貴方専用の メッセージだったのに
わたしは かなしい 私のウンコは 結局ほぐしてもらえなかった
頬を赤らめナがら あなたの玄関先に 白い尻を丸出しにして
貴方にほぐしてもらえる 貴方にほくしてもらえる 貴方に
ときめいて 絶頂すんぜんで 我慢してたのに
どんなヘボイ詩にも かならず 存在価値がある
わたしは かなしい 批評家ごときに 作品や作風を無意味だと言う
資格が あると思っているのか 作品で無いといっていいと 思っているのか
バカめ 思いあがりにもホドがある 思い上がりにもホドがある バカめ
否定するだけなら 誰にでも出来る
ほら見てみなよ 貴様の作品群など
全て言葉の上っ面なでただけの カスだ 作品なんて おこがましい おこがましい
いくら大量の言葉を並べようと 鮮烈なイメージひとつ 召還できずに
なにが 朕 だ おまえなんか ちんちんにも 及ばない 珍ですらない
ちんちんは えらいぞ エロいぞ 少なくとも貴様と違って
女を喜ばすことができる
いいか 判ったら ちゃんと読め 糞を味わえ
バカめ 詩人を悲しませて何が 批評家だ
それは ただの 自己満足だ
バカめ オナニーザルにも及ばない低級なカスめカカカカカスめ
オナニーざるは私を朝まで喜ばせたぞ
あー発散した。
批評ありがとうございます それではまた
感情に任せた文章は読む気がしないかね
ポイントを 言葉に不感症な 貴方にもわかるように言えば
「作品になってない」なんてひどい言葉を 簡単に使える貴方は
言葉のセンスが無いという事だ
「わからない」「おもしろくない」と言われたのなら反省もしよう
しかし「作品になっていない」とは何事だ。
それは思いあがりだよ わかったかね
後もうひとつ
受け取ったイメージがどんなものだったのか
貴方の批評からは全く伝わってこない
自分が感じたものを 伝える努力を怠っている
バカめ それで 批評のつもりか
無視してもよい だが貴様はその程度だったと認めることになると思え
それだけのことだ
うすわらいして ながめていろ まんぞくだ まんぞくだ
ひさしぶりに 怒りがこみあげた 若返った気分だ
ある意味において 感謝せねばならぬ
他山の石とはよく言ったものだ
おまえの存在は 俺をみがくだろう
ありがとう ありがとう
キーボードを たたたた叩く音で 猫がうなる
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
サーベルタイガーの 仲間を探す遠吠えだけが 断崖にはねる
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
激しい怒りは 涙を伴って やがて悲しみに変わる
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
クラゲは漂ってるのに いつのまにか群れている 悲しいのか
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
目を搾るように泣く まぶたが凹むほどに泣く あなたを恨んで
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
刺されても 殴られても死なないが ただの一言「死ね」で死ぬそれが 詩人
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
-+-
160 :
曾村益廊 ◆uwaN.Zy48I :04/03/06 00:48 ID:HEZvb6TN
>刺されても 殴られても死なないが ただの一言「死ね」で死ぬそれが 詩人
いい言葉だ。
ブコウスキーみてーだ。
ゲロゲロ。
161 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/06 01:54 ID:vrrUny6i
>>虚虚虚(・ゝV)
プラネテスに備えて寝なければならないのですまんが明日レスするよ。
おやしみ
162 :
27:04/03/06 04:11 ID:5qE2Nu0M
乙。
>>1 毎度的確なレスどうも。
かまってくださいは変えたいのだがどうにも的確な言葉が見つからず保留中。
漏れは氏に大枠では賛同しておるよ。
9・11以来とみに思うのだが、もう破壊は疲れたし、
それ以前に破壊するだけの物がまだ自分にはない。
正しいの正しくないのの以前に
>>139は
>>1の意見の本質を読めてない。
好きなようにやってくれたらいいと思うが、
そのことを批判されて他人に噛み付くようならそれは情けないから
それはやめたがいいと思う。
また詩を置いておくよ。プラネテス終わったらレスくれろ。
163 :
27:04/03/06 04:16 ID:5qE2Nu0M
あたしのこと
えびの少年がかっぱえびせんになるっていうから
あたしもいっしょにたびにでたんだ。
裁断されて、ぐらぐらに交わって、ペースト状になるんだよーって
えびの少年が言うから、
あたしは
彼をえびおくんって呼んだんだ。
えびおくんに骨はないから
ペーストになったえびおくんが、
殻を潰されて、
さしこむものもないのにね、
別のえびおくんと混ざって、
うまれるものなんかないのにねって、
どうするの?ってあたしもおんなし
からまるからまる、オナニーが絡まるから
いいんだよね、って
からからになってって
まだかわいてないよ、って言ってきっとだって
勝手だってなってたって散って立ってなくてなくなってたって
泣いて、ないの
164 :
27:04/03/06 04:17 ID:5qE2Nu0M
うすひらべったくひろがってくえびおくんと
別のえびおくんとまた別のえびおくんてつながってね
よかったとおもうんだよ、あたし。
でも体は
あなを空けたまま
だから
えびおくんは
えびおくんのままなんだ。
ねえ、欠けたセックスを続けているの?
それってねえ、あたし
よかったなっておもってるんだよ。
そういうあたしはねえ、えびおくん、
あたしは骨があるから、
死んでもかっぱえびせんになれない?
オーブンのなかでね、あたし
粉々になって、手垢にまみれて成型されて
それは誰か、都合のいいように。
165 :
27:04/03/06 04:18 ID:5qE2Nu0M
でもね、えびおくん、
えびおくんは
えびおくんのまま
あたしはね、
あたしのままじゃなくってね、
ほねだけ?
なのに、えびおくんのまま
えびおくんじゃないえびおくん、
きっかり時間通りに焼き上がって
あたし、食べちゃうんだよね。
あたし、食べちゃうんだよ?
きっと、
絶対、
食べちゃうから
泣くかもしれない、
けど、泣かないかもしれない
泣かないままあたしも
枯れて、
骨もからだも枯れて。
つぶれたら
ちゃんとかっぱえびせんにして。
あなたのいいように、
贅沢は言わないから
崩して
壊して
ほねが喉に刺さっても、
できたら食べて、
泣いて、
生きて。
「夜明け」
6時30分夜明けの兆しがカーテンの隙間から見え
抒情詩を書こうと、座り込む、鉛筆が紙の上を走っては
止まり走っては止まりそして、高い音を立てて窓ガラスにぶつかる
そうしている間に、通勤の車の音がこの部屋の静けさの中に雑音として
挿入されてくる、フェンダーストラストのギターを見つめて一時間。
頭から登る煙はまだ消えない
「生活」
起きてココアを入れ
たまったものを吐き出して
またココアを一口のみ
考えるべきことをいつまでも考えて
またココアを一口のみ
簡単な食事を食べる
きれいに整頓されたCDと同様にあるだけの記憶を引っ張り出しては
再生し、とめては、また違う記憶をひっぱりだしては再生する
天井のしみの数を星を数えるように数え
夜空に願いを込めるようにしみの一つ一つをかみ締めていく
身辺雑記軍団の息の根を俺が止めてやる。
169 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/06 17:17 ID:vrrUny6i
>>159 :虚虚虚(・ゝV)
昨日はあれ全部で一つの詩のつもりなのか(;´Д`)ナニコレ
と、思い込んで読んでいたが、お前短歌書きか。失敬。
古代珍獣の詩は説明的すぎて読み手のイマジネーションを刺激しない。
「激しい怒りは云々」と「目を搾るように泣く云々」はあたりまえすぎて
だからどうした、お前の感情なんて俺の知ったことじゃないという感想しか抱けない。
>クラゲは漂ってるのに いつのまにか群れている 悲しいのか
これは意表をついていて良かった。ただラストの「悲しいのか」という問いはちょっと普通なので、
「悲しいのだ」と決め付ける、もしくはもっと何か突拍子もない結論を持ってきてシュールにすると良いだろう。
>刺されても 殴られても死なないが ただの一言「死ね」で死ぬそれが 詩人
それって神経衰弱の発想なんじゃないの(^^;ワラ。厚顔無恥じゃないと詩人なんてやってられない。
170 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/06 17:50 ID:vrrUny6i
>>163・164・165 27
>ねえ、欠けたセックスを続けているの?
テクニカルだけど、すまんが3回読んだがあんまり面白く無かったよ。俺的には。
たぶん背景に「欠如」と「悲しみ」をおいているんだろうけど、手つきばかり目に付いてそれが良く伝わってこない。
抑制が効きすぎているのか、手わざに走りすぎなのか?
でもこの手のは若いのには受けるかもね。不思議ちゃん少女とかには馬鹿受けするかもしれない。
女の集まるFor youにでも貼ってみたら?
171 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/06 18:06 ID:vrrUny6i
>>166・177 :いかいか(浮遊系)
昨日も書いたけど、日記のようなものにレスを求めてもしょうがないんじゃないの?
どちらも最後の一行で「詩のようなものにしよう」と細工がしてあるんだけれど、
この作品が綴られねばならなかった実存論的な気配を感じさせるには至っていない。
感情ばかりだらだら書いてもしょうがないが、
いかいか(浮遊系)の場合はもっと自分の情緒を書き表した方が良いんじゃないの。
情緒のこもっていない作品は他人に何も伝えられないよ。
>「悲しいのだ」と決め付ける、もしくはもっと何か突拍子
>もない結論を持ってきてシュールにすると良いだろう。
ばーか
173 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/06 18:34 ID:vrrUny6i
どいつもこいつも淡白でエネルギーというものがまるで感じられないな。
http://cnn.co.jp/fringe/CNN200403060002.html このぐらいエネルギッシュな奴とか
↓このぐらい恥かしい奴とかいないのかよ。つまんね
名前:バスケットマン 2003年5月06日(火) 23時22分59秒 [160] ■ ★
パス→カット→シュートを豪快にキメられて
強いライバル校対抗戦は悪戦苦闘
ダブルスコアで「こてんぱん」になっても
冗談で仲間たち励まして馬鹿笑い
いつも頑張ってるの知ってるよ
一番悔しいくせに・・・
そしてそっと近づいた
不意にこぼれる涙に
キュンときて言っちゃいそうだよ
☆スキ!スキ!スキ!スキ!☆って
I want to be in your side
いつもワタシが側にいるよ
こんなに想うココロあなただけに打ち明けて
でもホントは とてもコワイ
もう気づいてるの?あなたは
−−抱きしめて欲しい−−
−−友達のままじゃ・・・嫌−−
−−ずっと側にいたい−−
174 :
名前はいらない:04/03/06 18:47 ID:hXAcRpeC
ばか
175 :
平田慶子:04/03/06 18:55 ID:5Ni9BAXH
大きな空
大きな空にはりついて
大きな雲にまたがって
空の自分は小さいけれど
地面の自分も小さいけれど
おーいと呼ぶと
おーいと答える
だから悲しい時は空を見上げよう
だから嬉しい時も空を見上げよう
そらみつ我が愛
そらみつ我が心
そらみつ我が地球
そして2人で空を見上げよう
やがて3人で空を見る
やがて4人で空を見る
空はどんどん広がって
妙なる楽の音が降ってくる
176 :
平田慶子:04/03/06 18:59 ID:5Ni9BAXH
大きな空
大きな空にはりついて
大きな雲にまたがって
空の自分は小さいけれど
地面の自分も小さいけれど
おーいと呼ぶと
おーいと答える
だから悲しい時は空を見上げよう
だから嬉しいときも空を見上げよう
そらみつ我が愛
そらみつ我が心
そらみつ我が地球
そして2人で空を見上げよう
やがて3人で空を見る
やがて4人で空を見る
空はどんどん広がって
妙なる楽の音が降ってくる
177 :
名前はいらない:04/03/06 19:04 ID:5Ni9BAXH
デパ地下にて豪華弁当をゲット
桜舞う空の下たそがれながら食す旬の味覚
嗚呼、幸せとはなんぞや?
金おくれ。
178 :
名前はいらない:04/03/06 19:28 ID:1jFcx9iX
-=・=- -=・=- <ピクピク
「沈丁花」
沈丁花の恋歌を
ひっそりと聞いている
紅い蕾が膨らんで
次々と白い花が花開く
教えて 沈丁花
その高貴なまなざしを
誰に手向けて咲いているの
白い花が
はじけるように次々に生まれる
ひとつひとつの花が
束ねあって一輪の花
教えて 沈丁花
あなたが誰に紐解かれて
次々と顔を開かせているのかを
179 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/06 19:32 ID:vrrUny6i
>>176 :平田慶子
うわあ!これ良い!(*´Д`)
のびやかで晴れやかでとっても気持ちいいよ。
最後の2連なんて感動物です。
花がほころぶように開花する人生。
なんて優しくて愛しい言葉だろう!(*´Д`)
歪んだ陰気な人生生きている漏れには到底こういうのは書けないなと思うとちょっと悲しくなったよ。
是非とも孕ませたいと思ってGoogleしてみたけど、平田慶子さんって心理学者しか見つからなかった。
どこにいる人ですか?アドレスきぼんぬ。
平山慶子たん(*´Д`)萌え!ハァハァ
180 :
名前はいらない:04/03/06 19:34 ID:1jFcx9iX
-=・=- -=・=- <ピクピク
ターザインよ、基本的にお前は女ならOKなのでは?
181 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/06 19:35 ID:vrrUny6i
「朝、夜、」
ドンドンドン!
ドンドンドン!
なにかが、
ドアを殴っている
朝だ!
埃だらけの風が
頁をめくるたびに
ざらざらのメロディ
指の腹を汚した
遠い夕暮れに浮かぶ
思い出の公園、
革靴を履いて、
地獄まで走る夢の現実
水色に広がる空と乾いたコンクリート
墜落した小鳥のさえずり
わあああああああ!
わあああああああ!
( ´_ゝ`)フーン
静かな電車に駆けずりこむ
ひまわり畑を踏み倒して
コーデュロイの椅子に座る
雲の上
指先から水が零れて落ちて
電車の床を水浸しにした
カーブを曲がると
目から、鼻から、水が溢れた
亀裂した屋上タンクのようだった
使用済みのコンドームみたいに
ぐしゃぐしゃになった僕は
置き忘れた傘で突付かれたり、
小さな砂が食い込んだりした
僕は沈んでいった
間の抜けたオルゴールの吹き溜まりに
桜並木のバス停で、
双子の兄弟が、よそものの僕を嘲笑していた
果てしなく続いている道を、
走りつづけるバスのタイヤになって、
僕は走りつづけた
目的地、遠い夕暮れに浮かぶ思い出の公園
加速していく太陽を追いかけた
人生から飛び降りる人々の影を
一回転するたびに巻き込んで
いっこうに近づかない空に
頭痛をかんじながら
僕はかすんだ夜に滑り込みつづけた
あんたくさ、うちのこと好いとうらしかね
あんたんクラスの人から聞いたっちゃばってんがくさ
あんたくさ、うちのこと好いとうらしかね
うちも
入学以来ずっとあんたの事を好いとったとよ
でも、あんたは恥ずかしがり屋やろ
うちも女のプライドにかけて
我がから想いを伝えるげな出来るわけなかろうもん?
お互いどんこんならん擬似片思いのまま
それぞれの道を歩んでいくとやね
こんな色恋語ったつまらん詩なぞ
書くうちもうちやばってん
でも、うちはあんたん事
好いとぅとばい
186 :
曾村益廊 ◆uwaN.Zy48I :04/03/06 19:54 ID:y5m4md0e
「比較的有効な打席」
その前が凡打だったので、
俺は比較的まともなボールを狙いにいった
ところが、ピッチャーが投げたボールはまともというにはあまりにも強烈なシュート回転のかかったカーブだったので
俺は思わず後ろに前のめりにのけ反った
完全にボールだな、
そう思ったが審判の判定はストライクで、
俺は相手のキャッチャーが言った「ナイスピッチンッ」に猛烈なイラ立ちと吐き気を覚えたので
どうしても悔しさが消えることはなく、その打席は振るわなかった
次の打席はもう少しまともに打とうと思っていると、
女子バレー部のキャプテンの新白(にいしろ)がこっちを見ていることに俺は気づき、
思わず奴のたわんだ胸元に視線を集めてしまった為に、
またもや三振という失態を演じてしまったのだった
もう後が無い第3打席
1球目はシュートと見せ掛けたフォークでボール、(危なかったぜ)
2球目、今度はど真ん中のボール球に思わず手が出てしまい(かに座の)ストライク、
3球目、なんと(大関朝潮のように重たい)メガトン級のパワーボールが俺の左足頭部を直撃した
一瞬世界がスローモーションになったかと思ったが、そうはならずに、俺の身体がぐにゃりと曲がり、
砂埃のたつ地面へ直滑降に滑り込んでしまった
天国への階段を踏みしめる俺の足は比較的(蟹のように)しっかりとしていた様に今にして思えば思う。
187 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/06 19:54 ID:vrrUny6i
>>178 いいんじゃないの。ずっと糞みたいな現代詩もどきばかり読まされて気分を害していたので
ふつうの抒情詩読むとほっとする。
「花」の連発は考えた方がいいかもしれないけど、別段どこが悪いって指摘するほどのとこはないな。
最後の方の締めも良い感じだよ。
あとはイメージのの結晶度を高めていけばいいんじゃないの。
一つ一つの言葉を、その言葉の連鎖を、宝石のように磨いていく作業。
188 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/06 19:56 ID:vrrUny6i
疲れたので続きのレスはまたあとで。
189 :
名前はいらない:04/03/06 19:56 ID:1jFcx9iX
「花の咲かせ方」
いつの間にか
芽吹いていて
どんな花が
花開くかはわからなくて
如雨露で
水をやるのが楽しみで
私の花は
きっと
可愛くて
柔らかくて
切なくて
心から
泉のように
私の水はわいてでて
ふたりの間に
種を見つけた
その日から
190 :
名前はいらない:04/03/06 20:05 ID:/zZhpCF6
夢のかたち
わたしは問うことをやめて
遠い海の向こうにこの気持ちが届くまで
見つめることにした
時間に寄り添い
これから素直に生きてゆける
それだけがわたしの願い
だからあなたの夢よ
わたしの手を離さないで
191 :
27:04/03/06 20:17 ID:5qE2Nu0M
がはは。案の定既に某所に投稿済みで、ある程度のレスポンスは頂いた。
そうだな、温度自体は非常に低い。
だが、この詩が「テクニカルだ」と言ったのは氏が初めてだよ
女に弱いのは再確認したがwそういうのを厳しく見てくれるのは助かるよ
次からは温度に表現が直結するよう努力するよ
192 :
27:04/03/06 20:23 ID:5qE2Nu0M
オブジェ
毛玉のいっぱいついたセーター
熱すぎて膜はってるミルク
焚き火
小物のように飾られていやしないかと心配する
あなたのまなざし
縁側に寝そべっていた父
背中
なにか、冷たいものが食べたいな
そう言ったときに自転車がちりん、となり
アイスクリームを買ってきたこえ
を
抱きしめているとき
おっぱいの
なかにはだいじなものがたくさん詰まってるの、と
そう言ったこえ
こえ
ふうん、と
抱きしめたこと
が
ストーブのまえで
今は
あまりだいじなものがないのだろう、
そういう彼女に
たくさんのことを与えようとしている
私の
オブジェ
193 :
185:04/03/06 20:42 ID:yfJOS08I
何だかしつこくてすいません。
>>185は博多弁ですが、今度はうちなーぐち(沖縄の方言)バージョンです。
内容は一緒です。
ーーーーー
やーや、わんねーぬくぅとぅまししてるばぁ?
やーぬクラスぬぅ人(ひとぅ)から聞いたやしが
やーや、わんねーぬくぅとぅまししてるばぁ?
わんむぅ
入学以来むるやーぬくとぅまししてたばーて
あんさくとぅ、やーや恥じかしーやくとぅ
わんねーむんわんねーから想い(うむい)伝えるとか、出来ないさぁ?
お互い(うたがい)ちゃーんならん擬似片思い(かたうむい)んまま
かたすれずれの道ぬ歩いていくんやしが
くぬぅ色恋(いるくい)沙汰ぬ詩やしが
書くわんねーもわんねーやしが
でも、わんねーやーぬくとぅ
まししてるばーて
194 :
うえだびん:04/03/06 21:00 ID:5Ni9BAXH
時は春
日は朝(あした)
朝は7時
かたおかに露満ちて
あげひばり名乗りて
かたつむり枝に這い
神空にしろしめす
すべて世はこともなし
>>160 ありがとう
>>169 うん 今回の 批評はうれしかった
きちんと 読んでくれてありがとう またな
と これだけでは 俺らしくないので 意見もぼそっと
詩人は 厚顔無恥になっちゃいかんと思う
そのぶん 心の動きが 邪魔されるだろう
自分の言葉に いつもどこか疑いと恥じらいを持っていて
そのくせ 自分の言葉を愛してやまない
そうゆう アンバランスや矛盾 の中に こそ
良い詩が生まれるのだと おもうのだ
不感症になっちゃぁ いけないと思う
神経衰弱くらいで ちょうどいいのだ
ちなみに俺はトランプの神経衰弱が苦手だが
7並べで自爆するのは好きだ
では また 書くからな 覚えとけ
196 :
ウワゴト専妊 1-7:04/03/06 22:58 ID:6mLQxYW+
1
ダーザインの底の雄叫びは
虚勢された悪魔が恐れるおるか
ダーザインの底を貫く矢を
放つパローレはおらぬのか
現存在よもうここらで・・・
大詩人の魂が腐ってくるぞ
この雄叫びと同等もしくは我こそは
越者なりと恥ずかしくも法螺を吹き
その詩のふりをもって
ダーザインの鬱病を祝福せよ
197 :
ウワゴト専妊 1-7:04/03/06 22:58 ID:6mLQxYW+
2
一遍、死んでくれば面白いものを
十回くらい死んでもいいものを
死んだ女子中高生の美人局もできんのなら
男だったら潔のひつと突いてやれ
ダーザインの底に蠢く可愛い女子中高生
ああなんと甘味にして裏切りの真似事か
汝の難事は何時の鐘でその仮面から目覚めるのか
腐ったじゃれごとの中にカラカイと挑発の糞球を籠めて
打ち破ってやろうとお節介を出す奴はおらんのか
出てきたら真っ先に詩人の魂を捨てて殺しにいってやろう
198 :
名前はいらない:04/03/06 22:59 ID:6mLQxYW+
3
ダーザインの底に蠢く神隠しの女子中高生のシグナルよ
打ってでてみたいか、だが無理というもの
おなごは打って出てはいかれん
打って出る臭いペニスは我が玉を打つ
それは男の宿命そし権化にも似たアナーキーの権利だ
それは女の宿命ではない
かの女子高生のシグナルの行く末に矢を放て
ダーザインの底に向けてもとどくやもしれん
199 :
ウワゴト専妊 1-7:04/03/06 22:59 ID:6mLQxYW+
4
なれど、今は天才が天災のごとく破天荒ならぬ破天候なれば
その暗雲を貫き切り裂く殺人鬼のごとく矢を放て
死をかけし詩の矢文よ
そこはかとなく暗雲を撫で飛びて
ダーザインの底の紙に隠されし女子高生を射殺せ
目覚めはしない
女子高生に目覚めはない
その矢をもってでも目覚めはせぬ
その矢文で現存在の女子高生のマリオネットを抹殺せよ
打って出る臭いペニスは我が玉を打つ
200 :
ウワゴト専妊 1-7:04/03/06 23:00 ID:6mLQxYW+
5
この虚勢のリスクをもってしか
ダーザインの底は開かぬ
存在論など糞食らわせる価値もない
現存在などというオモチャで操る悪魔よ
もうお前の出る幕などとっくに引き裂かれている
いまこそダーザインの底は処女幕を破られるのを待っている
ダーザインの狂気などただの嵐にしかすぎぬ
そのうち夏の夜の風鈴の音のごとく
ダーザインのマッサージにしかすぎぬことに・・・
201 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/06 23:06 ID:vrrUny6i
>>182 :なみなみお
わあああとか言って投げ出さないでくれ
>>184 :なみなみお
才能あるようだな。次々と幾つもの映像が折り重なって行く様はなかなかみごとだよ。
イメージがわしわしと出てくる物書きの苦しくて辛い特権的な時間を貴殿は味わっているところなのだろう。
こういう詩には、ただ「貴殿の提示したイメージの連なりは伝わりましたよ」としか俺には言えないんだけど。
>人生から飛び降りる人々の影を
>一回転するたびに巻き込んで
ずっと「僕」の心象風景が綴られている中に挿入される、この「人々」のイメージだけ
俺は飲み込めなかったな。
202 :
ウワゴト専妊 1-7:04/03/06 23:09 ID:6mLQxYW+
6
その時、女子高生は女神のごとく
汝の傍らで母のごとく笑っているだろう
ダーザインの終焉よ
ダーザインの狂気よ
ダーザインの蛆虫よ
大天災のごとき大天才よ
時がくる、いや来ている
ダーザインのその土台が崩れ去り
立っていられなくなる前に
矢文を放て
203 :
ウワゴト専妊 1-7:04/03/06 23:10 ID:6mLQxYW+
7
打って出る臭いペニスは我が玉を打つ
ああ、夢精の悦に誘惑されてはならぬ
無声の詩人は虚勢された悪魔の値打ちもない
詩の魂は詩の魂とだけ生きる
詩人もどきなどただの死人の値打ちもない
詩人は死人と決するふりだけして処世すればいい
文学史的金字塔はいつもダーザインの底に眠っている
あせらずとも、いそがずとも、いつもある
だが、今やらねば次期はない
打って出る臭いペニスは我が玉を打つ fin
204 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/06 23:23 ID:vrrUny6i
>>185・ 193
可愛くて良いよ。こういう新鮮な気持ちから漏れはすっかり遠ざかってしまったが、
自分にもそんな頃があったことを思い出した。
でも実際にそういう年頃の人書いたんじゃねえんだろうな。
方言ふたつも使えるのはいろいろ人生経験積んできたからだろうし。
沖縄の方はまったく解らなかった(^^;
バイクにテント積んで石垣島や波照間島でヒッピーしていたことあるけど、
向こうのお年寄りは何言っているのかまるで解らなかったよ。
実際に女子中高生なら激しく萌えなので抱っこさしちくりたまえ(*´Д`)ハァハァ
>>204 185&193です。
>そういう年頃の人書いたんじゃねえんだろうな。
お見事。33歳のオサンです。俺は。
>実際に女子中高生なら激しく萌えなので抱っこさしちくりたまえ(*´Д`)ハァハァ
俺でよければ(藁
206 :
曾村益廊 ◆uwaN.Zy48I :04/03/06 23:30 ID:f5XemvqN
>>205 うわー悪徳。
先輩、先輩はやっぱモノホンの悪っスよ!
207 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/06 23:32 ID:vrrUny6i
>>186 :曾村益廊
すまんが今日も面白くねえよ。何が言いたいのかまったく解らないし、
言いたいことなんて何もないのだろう。レスのしょうがないよ。
無意味無内容な代物を読むのは疲れるので日記にでも記して板前。
ダッチワイフとでも結婚して落ち着いてくれ。
あ゛ああああ
北の前鳥選んでしもうた、、、、、
209 :
曾村益廊 ◆uwaN.Zy48I :04/03/06 23:35 ID:f5XemvqN
>>207 どうもありがとうございます。
またよろしくお願いします。
オリエント工業へ行ってきます。
失礼します。
210 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/06 23:42 ID:vrrUny6i
>>189「花の咲かせ方」
可愛いのは良いんだけれど、あまりにもあんまりでネタみたいに見えるぞ。
普通の詩の投稿板に貼られてあればもっと素直に読めるのかもしれないが、
ここは場所が場所なので実は「さくらたん(*´Д`)ハァハァ」とか「ぷりきゅあ(*´Д`)萌え」
とか言っている三十親爺が書いているんじゃないかと想像しちゃうよ(;´Д`)
211 :
名前はいらない:04/03/06 23:52 ID:TM0oNenC
_
|\\
| \|
|◎ ◎|
__| ∀ |____
/|_|\_0/ |__|ヽ ザ・オナニー!
ヽヽヽ手 塚 |__| )
| |__| |__| |
/ |__|♂ |__| \
ιν|__|__|__|\/\
/ \/ \ヽ_\ /ι
| |/\ゝ\ヽζ)
\ |=ι=ω£ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノノ ◎∀◎)<シコシコシコシコシコシコシコシコォ!!
⊂ ̄|手塚|/つ \_____
| ./ ♂.|__
|/__ノ_丿
212 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/06 23:53 ID:vrrUny6i
>>190夢のかたち
解りやすい文章には好感が持てるがちょっと大雑把だなあ。
もっと粘着に書き込んでくれ。
「時間に寄りそう」っていう言葉硬い。
213 :
北 ◆EtDBNAuDt. :04/03/06 23:58 ID:g0tRgBK1
>>212 わーいわーい
好感もたれたー^^
脳梗塞から復活だー!!
退院祝いくれ
くく くれないの はな
ぼぼ ぼくは あ、あかんたれ
その はな を、を
ありが と、とう
きえな、ないと
お、おもって たん、ん、んだ
だだから
あ、ありがとう
みちばたで、で、で
で
あったら
あ、ああああいさつ
しても い、いいいですか
い、いいいですか
し、しょうじき はやく
か、かえりたいです
216 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/07 00:05 ID:6Acjh2bf
>>192・27オブジェ
これも上手だね。
おっぱいの話にははっとさせられたよ。良くこんなこと思いつくな。
オブジェが何なのか俺には解んなかったけど。
つーか、もう疲れたよ(;´Д`)ままん
218 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/07 00:19 ID:6Acjh2bf
>>ウワゴト専妊
ご苦労様。疲れたのでもうネタにレスする気にはなれん。
こんなことに多大なエネルギー浪費していないでもっとましなことしてくれたまえ。
お前の金玉が臭いのは良く解ったから。
もう寝る。おやしみ
219 :
ウワゴト専妊:04/03/07 00:21 ID:u+/6YyIF
>99
文学なんてちっともわかりませんが。
とありますが、正解なんじゃあーりませんか
カンナで釘抜きはせんでしょ。わかるために文学なんてないんですよ
それと 作品ですが
説明と推測と暗示だけじゃなく、その次というか別のものを表現するには自分がどうしたいのか考えずにうごめいてはいかがでせうか
では、ZZZzzz.....
おやしみ。
ふと見下ろせば
螺旋階段の手すりに 花がぐるりと咲いている
思いつきに
黄色い花びらを 千切りながら下りていった
降り積もる 花びらが
くるくると 螺旋階段を埋めていき
降り積もる 穴の底で
溺れる夢をみた
おりるだけおりてふと見上げれば
突き抜かれた 青い空があった
僕は急に引き返したくなって
2段飛ばしで 駆け上る
まわり中で かさかさと
茶色い音が 響き渡る 追いつかれそうだ
もがく あえぐ 走って 走って 走って
息つぎのように外へ飛び出た
肩を上下させながら
もう一度 見下ろした
螺旋階段の手すりに 花がぐるりと枯れている
僕はひたいの汗を拭いて
色あせた花びらを 両手で握りつぶしながら
穴の底へ飛び降りた
らせん らせん らせん ぐるぐると らせん
つっ と音をたてて空中より飛来し
突き刺さる
振り向いたひたいに 再度飛来し
どう と倒れる
縁から水が離れるように
個体から分かたれ
万物に抱かれながら
空へと昇っていく
泣き声が聞こえた
すがって泣く声
振り向きたいのだ
振り向きたいのだ
だがしかし
許してくれ
雨が降るだろうから
君の涙をかくす雨が
なんてゆうか もうイエス
もう跨っちゃいたいな
あたしの大好きなそれ
内側にある私のにゃはにゃはを
外側にひきずりだすほどにさあ
すっぽ抜けちゃうぎりぎりまで上に
あなたと混じっちゃうほど下に
じゃりじゃりこすり付けるのあなたに
すっぽ抜けてあわてて飲み込んで
舌を食べさせあうようなキッスしてさ
電気さえ消してくれたらいいのに
わたしこんな淫らになれるのになぁって
あなたの背中かかえて思ってたりする
ひんがしの 地平に地球のたつみえて
あおぎみすれば 太陽傾きぬ
アポロX号
ずどーん
ばふーん ぱらぱらぱら
ずどぉん ぎゃぁぁ
ぱらぱらぱら
衛生兵、衛生兵〜〜!!
ママ、ママ……。
このスレおもしろい人いっぱいですね
詩って素敵やなー
僕はたぶん生涯ずっと素人なので
たいしたものは書けないけど
そのうち書き込むかもしれないのでよろしくお願いしますかも
も、
モ、
モリスエ失敗!!
「愛があふれてる」
基本的には皆善人で
正義の味方も立ち上がる余裕がある
愛を貰いました
そんなジャラジャラとした
細かい結晶たちを
コンビニで使うみたいに
無意味にばらまきたい
そんな愛があふれています
いつだってそうです
228 :
名前はいらない:04/03/07 02:32 ID:32VdrS7+
女神は二度とほほえまない
俺が奴を犯し 聖なる処女膜をブチ破り 殴り殺したからさ
はははは、ないてやがる
はははは、おもしれー
死ね。死んじまえ
229 :
名前はいらない:04/03/07 02:33 ID:32VdrS7+
傷ついた君
傷ついた僕
互いの傷を 舐めあう僕ら
全然きもちよくないよ
それはまるで処女のフェラチオのよう
<ポケットに手を入れて歩く夜>
そとへ出てみてしばらく僕は
なぜあたりがこんなにも明るいのか不思議だった
向こうの山の方や、工場の煙の先などを少し見回し
白い息を吐いて 鼻をすすり
それからやっと頭上の月を真上に見上げる
あの月はあたり一面にまんべんなく
ずっとむかしから
それこそ永遠というくらい孤独に
静かに光を反射しているんだな
それなのに僕にとっては 今は
ちょうど真上から、ほとんど地面と垂直に
僕ひとりを照らしている
君は寂しくはないかい?
僕は寂しいのには慣れたけれど、どうも少し寒いみたいだ
それに、世界はとても広すぎる
君のことはこんなに近くに感じるのに
僕の暮らす世界が、世界のうちのたったの一部分だけだなんて
おかしな話じゃないか
歩きながら何人かの人とすれ違った
それは、どれだけの距離だったのかな
五分ほど歩いて、いつものコンビニに着いた
それは、どれだけの時間だったのかな
見上げると、さっきと変わらない月
もう一度問いかけても当然何も言わない
きっと強いんだろうね
こんなにも明るいもの
231 :
名前はいらない:04/03/07 02:39 ID:32VdrS7+
『一人で犬の散歩中の幼女の連れている犬を殺し
ショック状態になっている幼女を草陰に連れこんで
一発殴り押し倒して無理やり深く深く深く深く挿入し
「ろれつの回りきらない小さな悲鳴は俺の脳髄を直撃した
俺は一匹のけだものになった
熱き血潮は花柄の小さなパンティーを真っ赤に染めた
細くもろいその中は極上のしめつけだった
天使を陵辱し破壊する極上の幸福」とし
大量に大量に大量に大量に精液をだし
何度も何度も何度も何度も精子尽きるまで
プッシュプッシュプッシュプッシュして
終わったら肛門にションベンを腸が破裂破裂破裂破裂するまでし
吹き出たウソコを幼女の口にティムポごと深く深く深く深く飲み込ませ
幼女が吐いたらゲロごとマソコに深く深く深く深く挿入し
全てが終わったら幼女の腹を動けなくなるまで
何度も何度も何度も何度も踏みつけて
そこから遠く遠く遠く遠く逃げよう』と考えている
鬼畜の中の鬼畜の中の鬼畜の中の鬼畜は地獄に逝ってもまだ報われないので
精神病院で注射を何発も何発も何発も何発も己が幼女にさらしたように打たれ
毎日毎日毎日毎日幼女が夢の中で「やめてやめてやめてやめて」言っていて
後ろから警報に激しく激しく激しく激しく耳をつんざかれ発狂死しやがれ。
232 :
名前はいらない:04/03/07 02:45 ID:32VdrS7+
やはり俺は天才
233 :
名前はいらない:04/03/07 03:17 ID:L9vPTZBm
>>232 釣り、、、、、、、、、、だよな。ブルブル
もし違ったら、、、、、、、
とにかくこいつと同地域の子供とその親御さんは要警戒だな。
処女とか幼女とか他に単語思いつかねーのかよ。モ・マ・エ・ハ・ヨ
しかし天才だとか、自分の現在のあり方を全肯定してるのだが
やばいよなやばいよなやばいよなやばいよな。
お前が使ってる技法なんか、これだけ。
基礎レベルというか藻前、頭使ってねーなーねーなーねーなーねーなー×1億
234 :
オクムラの神隠し:04/03/07 03:22 ID:L9vPTZBm
>>233 名前抜けてた。
しかしこういうやつ嫌いだな、自分の欲望くらい自分で制御しとけ。
↑くどいのに薄い。超駄作。
繰り返しの多さは、読み手側を足止めしているだけで、何の効果も生んでいない。
全編リアリティに乏しく、言ってみればありきたりで、さして鬼畜性を感じることもない。
この日本でさえ、上の妄想文章を軽く上回る鬼畜事件なんていくらでもあるだろう、
というような事を、俺は個人的に思った。0点。無と同じ。φ。
236 :
27:04/03/07 04:56 ID:O0w8LSsK
もつかれ
>>1 某所で「愛」というテーマで詩を募集してて、
雁首揃えて恋愛詩書きやがったからこういうの書いてみた。
「オブジェ」という物言いがテーマに結びつかないのは漏れの技術不足だな
つうかこれは18の時の詩だが、近作と評価が変わらないのは微妙に鬱だ。
成長してない・・・
>なみなみお氏
某所で名前は拝見してます
前に作品を拝読した時と比べて格段にイメージの構築の仕方が上手くなっている印象。
今度見かけたら他の作品もちゃんと読んでみます。
風呂の栓を抜く 渦巻きにゆびをつっこんだら 消えた
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
半透明ゴミ袋の中から ハエがしきりに キスをする お願いお願い
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
風呂掃除 シャワーにしたまま 出たのは誰だ
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
買い物袋の中で 卵が割れてた それだけだけど 境界線超えてる自分
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
床に耳をつけて眠る かかとつまさき かかとつまさき
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
-+-
うんこー ←ガス抜き
風呂の栓を抜く 冷たい渦巻き ふれたいのに
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
半透明の向こうから ハエがしきりに キスをする
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
背後から シャワーの奇襲を受けた尻
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
卵が割れたのを見て 自殺を決意する
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
目を覚ましても フローリングに張り付いて目を閉じ 誰かのかかとをさがす
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
ハマグリが 割れてしまった 金を蒔いた絵も
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
ふたご座・チェリー・アメリカンクラッカー・右手と左手・ステレオスピーカー・女子と男子
合唱コンクール
-+-
239 :
名前はいらない:04/03/07 16:31 ID:6UrYEnwG
「チョコレート」
茶色の四角い物体を 透明なシートから剥がし
頬の中にほおりこむ
舌の中でまとわりつき溺れる甘味
常夏のまぶしい青空の下で育つカカオの実よ
唇でそっとあなたの名前をくちずさみ
心の洋服を脱いで あなたの素肌に触れてみたい
とろけるような夢を紡いでみたい
ほおばった甘い夢は
私の胃袋の中へ落ちていった
240 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/07 19:34 ID:6Acjh2bf
>>221〜225下降と上昇
わかんねーわ。1連の上昇と下降のイメージは悪くないし、
3連のエロビデヲ見てオナニーしている奴が書きそうな妄想もまあ良いとして、
それを繋いで君と僕の話にする第2連の意味がわかんね。
ラストで戦場になるのもなんでだかまるで和姦ねえ。
もしかして貴殿エリオットの荒地詩集とかにかぶれています?
エリオットは分断したイメージの切り貼りから一つの全体像を構築することに
にどうして成功しているのかねえ。
考えてみよう。
241 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/07 19:40 ID:6Acjh2bf
>>215 赤面ドモリの男子中学生の恋なのか?
山下清じゃないんだから何度も同じ芸は通用しないと思うが面白くないことも無かった。
最後の2行は疑問だな。
>>240 あ、、すまぬ。>>221-225はテーマが共通なだけで別個の詩なのよ
しかしエロビデオの妄想とは失礼なTT貴方ってほんとに鈍感だのうTT
243 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/07 19:50 ID:6Acjh2bf
>>227「愛があふれてる」
>正義の味方も立ち上がる余裕がある→
>愛を貰いました
第一連のこの連続がまったく意味不明だぞ。
第2・3連ではガシェットのように実体の無い、リアルを失った愛について書いているのだろう。
面白い視点ではあるが書き込み不足だな。実際に一対の人形でも登場させて何がしかの空虚なやり取りをさせるとか、
粘着に書き込んでみれば。
そうそう こんなのはどうだろう
燠火
街は薔薇色のガラスになる
冷えはじめる砂丘の向こう
逆立ちした姿で
風紋は
化石した潅木の肌
艶やかなまどろみ
月の弓に射抜かれて
水晶に明かりが灯る
そのとき
あなたのいない世界に
銀色の鐘が響き渡り
透き通っていくものたちの影を
再び
夜の果てへの旅へと誘う
誰もいない宿営地
燠がひとつくすぶっている
245 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/07 20:10 ID:6Acjh2bf
>>230 :ねこいるか<ポケットに手を入れて歩く夜>
>君は寂しくはないかい?
>僕は寂しいのには慣れたけれど、どうも少し寒いみたいだ
お月様との対話か。良い感じだね。
言葉を整理してもっときりっとさせる余地はあるだろうけど
(例えば幾つかのイメージを切り捨てて、残りのイメージを広げていく)
むさ苦しい男のくせいに随分と可愛い詩を書くな。
お前もしかしてホモか?(*´Д`)ケツは貸さんぞ。
ところで、いつ俺を抱っこしてくれるんですか?
247 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/07 20:19 ID:6Acjh2bf
>>231 本当に羞恥心の欠片もない低脳な戯言を貼っていく奴が来たね(^^;
せめてこういうのは実用向きに作ってくれ。
ちんこがぴくりともしない。だいたいようじょじゃダメなんだよ。
やっぱりセーラー服くらい着るようにならないとな(*´Д`)
248 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/07 20:31 ID:6Acjh2bf
>>237 :虚虚虚(・ゝV)
今日のは「境界線越えてる自分」以外良かった。238の説明は要らないんじゃないの。
>床に耳をつけて眠る かかとつまさき かかとつまさき
最後がなんだかなまめかしく意味不明になっているところも良い。
249 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/07 20:42 ID:6Acjh2bf
>>239 可も無し、不可も無し、すまんが特段の感想は抱けなかった。
>心の洋服を脱いで あなたの素肌に触れてみたい
>とろけるような夢を紡いでみたい
陳腐な表現だが、貴殿がもし女なら合格にして褒美に抱っこしちやる(*´Д`)ムハァ
246は24号会館にでも行ってくれ
250 :
名前はいらない:04/03/07 20:43 ID:6UrYEnwG
-=・=- -=・=- <ピクピク
ターザイン、「花の咲かせ方」は私の心象風景だよ。
ちなみにおばさんだよ。
ちなみに朕は大天才だと思ってるところでアウトじゃないの?
さあ、事実をよーくみたまえ。ところで私の点数は女性なので
甘くするように。
>>248 ありがとう でたらめバカの俺 まともに相手してくれてとても感謝してる
24強姦ってドコドコ?(゚д゚≡゚д゚)
253 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/07 20:58 ID:6Acjh2bf
>>250 女だって?(*´Д`)
そんなことにわかに言われても簡単には信じられんな。
抱っこして妊娠するかどうか試してみないとわからんよ。
メルすれ(*´Д`)ハァハァ
俺が天才なのは俺や他人がどう思うかとかには関係なくて弁証法的な事実だから(´ー`)y-~~
>>244 天才の劣化コピーダメ、混じれ酢
む 全部やろうと思ってたのに ダメか そうか
そうだ もうひとつ あったんだ 天才よ
現れたら 意見を聞こうと おもってイたんだ
ドナ晴れた ドナ下がり
ドナ場へ続くドナ
荷ドナが わいわい
子ドナをつれていく
かゴトい子牛ドナれてゆくよ
かゴトそうな瞳でドナているよ
ある昼市道 子牛を乗せて
馬車牛売ら見に 荷馬車が揺れる
自分では気に入ってるんだけど
こうゆう遊びをどう思う?
月の光りすら眩しくて
さえぎる雲に涙する
ありがとう
ありがとう
本当にうれしくて
雲からも
顔をそらすしかなかった
↑
題名 「浮雲」
258 :
名前はいらない:04/03/07 22:16 ID:gWWwRSze
フェラガモ−浮雲
これだけで、100点。
>>245 ウッヒャッホゥー!
どっちかっつぅと褒められとるー!
ダーさん批評ありがとう
>もっときりっとさせる ←やんわりおぼえとくよ
ケツは貸していりませんから
僕ぁジュエル2(オリエント工業)で十分でふ^^
あと
-=・=- -=・=-
コレ↑なつかすぃとおもた
>>260 たしかに、今時で考えたら、懐かしい部類のAAだね。これ。
一時期、某コテが乱用してたような気が。
262 :
ためいき:04/03/07 23:17 ID:qLA+fv4b
普通の投稿サイトより盛り上がってるんじゃないか(笑)dは女性層
の開拓が本来の目的だったみたいだな。あやしいよりは比率が高いのか
?ネカマも多いから当てにはならんと思うけど(-_-;)
詩は短いし誰でもそれらしきものを簡単に書けるから、小説なんかよ
りコミュニケーションに向いてるのかもしれない。そうではない、本当
の詩があるとはおれには断言できない。おやじになったからではなく、
若いときからそうだったな。
基本的にノートで推敲したり断片が光を放つのを待つようなスタイル
でちまちま書いてきたおれが、「つまらん」などとあまり言わないほう
が良さそうだなあ。普通の投稿サイトの詩(おれのも含めて)にも「つ
まらん」ものがいっぱいあるわけだから。
酷評でがんばるよりも自分の詩も出してみたら?女性が来るか
もしれないぞヽ(´ー`)ノ(違うか・・・汗)
>>261 ォヲー
さすが千のAAを操るヲトコ317さん
僕も感じましたよ
コスモっぽい何かヲ
を、
ヲ、、
ヲォンバット!
>酷評でがんばるよりも自分の詩も出してみたら?女性が来るか
>もしれないぞ
イヤン、、
俺の中の♀っぽい部分が大騒ぎしちゃうん、、
さて、おから混じりのウンコして寝るか。
お邪魔さま。
266 :
27:04/03/07 23:37 ID:O0w8LSsK
夕焼け側
校門には娘が立っている
ぼくが無茶苦茶にした娘だ
赤いマフラーに赤い陽が差して
橙色に染まりかかっている
石段に腰を下ろし
夕焼けの反対側を眺めてみる
自転車のタイヤが回る音
風が雪を溶かす音
イヤホンの隙間から
僕を満たしながら通りすぎてゆく
通りすぎるひとのなかに知った顔をみつける
運動場から歩いてきた顔
左目だけで僕を見て通りすぎる顔が
僕が費やしたいくらかの思い出が
声をかけず通りすぎてゆく
放物線の速さで
夕焼け側に
そういうときに僕は
顔をつくるのがとても上手だ
267 :
27:04/03/07 23:38 ID:O0w8LSsK
重ねてきたものの数と
朝焼けた数を軸にとり
グラフをかくことしかできない
なにかを満たしながら
器をきれいに洗いすぎてしまったような気がして
僕は座り込んだ気がした
光はまるで秋の色なのに
同じくらいに春は遠い
空は夏のようにどこまでも高く
指先が不器用に固まってゆく
娘が立っている
それはたぶん
夕焼けを終わらせながら
そういうときに僕は
しずかに笑ってみせるのだ
夕焼け側を背にして
268 :
曾村益廊=よろしくハックメン:04/03/08 00:07 ID:Wz/sqqO+
『雰囲気づくり』
周りは小鳥ばかりでピーチク
パーチクうるさかった
悉く僕の言い分は周りのさえずりに
かき消され
それでもなお言い分を主張すると
先生に怒られた
先生の耳にはまるで小鳥たちの声は見えていないようで
僕だけがしかりを受けた
すぐに前進できるだけの距離では
僕は物足りなくて
なるべく遠くへと気持の
歩を進めたものだ
それとてさりとて
どこか見知らぬ街ヘ行くでもなく
家の近所をぐるっと廻っただけの事
おめでたい席で失笑を買った父に似て
僕もどうやら
雰囲気づくりが下手のようだ
269 :
曾村益廊=よろしくハックメン:04/03/08 00:08 ID:Wz/sqqO+
『埃っぽいね』
雲が教室を暗くした
黒板が見えづらくなったので
親友の横まで席を移動した
親友のアルミニウムの筆箱に
コンパスの針でギギギと文字を書く
あ、やめろよ
そんな言葉はお構い無しに俺は
無駄口を叩かせないよう強く
力を込めて筆箱に書いた
もうすぐ夏が来る
空は目一杯に曇り
教室を暗くする
目の前に座るお下げ髪
ひっつかんで取れた頭をブン回す
グルングルングルン
お下げ頭から汗が飛び散って
黒板やらノートやらに染みが出来た
乾燥した校庭に雨が落ち
埃っぽい匂いがここまで
昇ってきた
だああああ、のりおくれたーーー!
>>241 どうもお言葉ありがとうございます。
>赤面ドモリの男子中学生の恋なのか?
というより精神的ドモリの日常ですね。
では。
『 Station 』
さまざまな彩を放つ光点が
銀河のかたちで
駅へ集まる朝
同じ数だけはじまる
一日
さて! きょうは
どの一日に乗ろうか
茶の緑 すぐに 茶の茶になった
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
ドーベルマンに チワワちゃんと名づけて安心する
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
右手薬指の爪を切りそこなってブルーになる
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
真夜中にダンプカー 100台共振したら この家倒れるかも 1000台共振したら
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
大好きな本 大好きなウサギ 本についた歯形まで可愛い
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
うまいこと 毒抜きさせて もらってる そろそろ 虚虚虚は 虚に戻るのかも
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
-+-
274 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/08 16:07 ID:lrigWBQN
>>255 :虚虚虚(・ゝV)
すまんがぜんぜん面白くなかったよ(;´Д`)ままん
275 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/08 16:20 ID:lrigWBQN
>>256 :フェラガモ
ただお月様に雲がかかる、それだけでこんなにも心が動く、
何か新鮮なココロの動きがあるのだろう。
でもこの詩では何がそんなに嬉しいのかぜんぜんわからないよ。
情動にいちいち説明がある必要ってのはないんだけれどもさ、
それは無根拠でも納得させられる他の描写があってこその話だよ。
すまんがもっと書き込んでくれ。
276 :
しんしん:04/03/08 16:21 ID:rGqdXQYL
俺が知らないうちに
天才が光臨しているんですね!?
盛り上がってまつねー!!
277 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/08 16:23 ID:lrigWBQN
>>262 :ためいき
アドレス貼っているんだから、わざわざここにコピペする必要もないと思われ。
それにバンバン新作書けたらこんなことやっていない(^^;
>>274 やはりか すまない 妙なもの読ませて
明るい単語と暗い単語を分離して 組み合わせ直したら
明るい詩と 暗い短歌もどきになって おもろいなぁ とか 思ってたのだ
279 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/08 16:53 ID:lrigWBQN
>>266〜267 27 夕焼け側
>校門には娘が立っている
>ぼくが無茶苦茶にした娘だ
>赤いマフラーに赤い陽が差して
>橙色に染まりかかっている
〜中略〜
>娘が立っている
>それはたぶん
>夕焼けを終わらせながら
これは良いね。傑作だよ。堪能させていただいた。
うっとりしたよままん(*´Д`)
立体感のある生の風光の記述がみごとだ。
粗を探す気になれない。
漏れも娘を無茶苦茶にしたいよ(*´Д`)ムハァ
280 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/08 17:12 ID:lrigWBQN
>>268 :曾村益廊=よろしくハックメン
そうか、おめでたい席で失笑を買う人生か。哀れ(^^;。他人事ではないが。
>>269 :曾村益廊=よろしくハックメン
一連の描写から「もうすぐ夏が来る」で場面転換図る所で先ず上手だなあと。
で、ラストの「雨」から「埃」が連想される所はシド・バレットみたいでイカス。
いいんじゃないの。
281 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/08 17:21 ID:lrigWBQN
>>272 :れん@2ch『 Station 』
作品の元になる最初のイメージの断片みたいだな。
第1連どう見ても3行ほど足りないし、
締めもこれではこじんまりとまとまりすぎて面白みがない。
いや、最後はこれでいいのかもしれないが、とにかく第1連をちゃんと書き込んで作品にしてくれ。
「銀河」と「駅」という良いアイデアはあるんだから。
282 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/08 17:29 ID:lrigWBQN
>>273 名前:虚虚虚(・ゝV)
ダンプカーの共振にはセンスオブワンダーあり。
ウサギとどーベルマンのも良かった。
#女が抱っこさしちくりないので気分を害した(;`Д´)プフィ!
ではちょっと寝る。鬱で疲れて数時間継続して起きていられない。
<空っぽ>
あいつの変わり身のはやさには
カメレオンさえ舌を巻く
青・赤・黒・白
色とりどり
思いのままに染め上げる
あいつの変わり身のはやさには
コウモリさえも目をみはる
昨日は味方
今日は敵
毎日ニュースにひっぱりだこ
姿もなければ形もない
だけど誰もの目に映り
誰もが心を映してる
空っぽのあいつ ほんとは
愛されたいかもしれないのに
いつも、めまぐるしく溶かされて
ひとつにさだまれない
空っぽのあいつ
安心しな
おれは好きだぜ
おまえのこと
コンナノドウカナ〜? イイカナワルイカナ〜?
て感じで、新しくできたやつ貼っときしたよ
おもしろい切り口で書けたかも! ておもたんだけど、
狙いすぎですかね
評価おねがいしますですよ
虚虚虚さんの言葉 ほんのりと浮かぶイメージがちょうどいい感じで
個人的に好きです 素敵ですね
えふぇっへー
285 :
ためいき:04/03/08 18:45 ID:aWMbp2JO
>>277 いや、わざわざホムペまで来る人は意外にいないもんだよ。来たとし
ても詩を全部読む人なんてなかなかいないよ。何人かおれのところを全
部読んでくれたひとがいたけど、申し訳ない気持ちになった(;´Д`)全
部目を通したサイトは厳密にはひとつもないからなあ。
だから旧作のコピペでもいいんだよ。大詩人たることを衆目に示すた
めにもさ(*´Д`)
286 :
27:04/03/08 18:56 ID:ea5XZcSg
>>1 さんくそ。ああ、やっぱこれはいいんだ。
氏以外の人の意見も聞きたいね。スレ違いかもしれんが。
久しぶりにこういう詩かいてみようかな。
287 :
曾村益廊=よろしくハックメン:04/03/08 19:52 ID:LfJqeZYu
>>280 評価ありがとう。
これは書き始め頃のものだが、今読んでみると、まともだと感じるな。
またよろしくお願いします。
>>282 ありがとう 感謝だ 抱っこさせてくれる女が現れるといいな 祈ってる
289 :
ゆめ:04/03/08 22:40 ID:PAatnxjn
ダーザインさま
抱っこさせてあげないけど
毎日来てます
私も躁鬱
苦しみ分かるよ
出会いに乾杯
ネタじゃないから
遠くの場所で
あなたの息吹
感じています
>>284 好きだなんて 素敵なんて 言われたら 虚虚虚は 消えてしまう
ただでさえ 毒気が無くなってきてるのだから でも
ありがとう うれしかった
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
「北と南からの来客」
まだまだ真冬の日々
陽射しが柔らかくなっても
波の音はまだ聞えない
氷がぶつかる 海豹が飛び込む
十ヶ月と違う音
観光客達がシャッター切ると
まるで細波のような
でも 退屈な光景
あまりにも見慣れすぎていて
そんな二ヵ月
夏でも人気無い海が好きなのに
一人で呆けていたいのに
陳腐な歌 口ずさんでいる
292 :
北 ◆EtDBNAuDt. :04/03/09 02:16 ID:BuHjx0+8
一方通行な男
詩の意味ですか?
そりゃさ、あんたには伝わらないよ。
伝わるわけないじゃん。
仮に俺が あの娘かわいいね
ってあんたに言っても俺がどんな風に
かわいいって思ったんか、あんたにゃ
わからんでしょ。
わかるんだったら逆に教えてよ。
あの刹那に感じた膨大な記憶をさ。
おいおいおい・・・
怒るなよ!俺も伝えたいさっ!
俺の気持ちをそのまんまあんたに。
このもどかしさがあんたにわかる?
ほらっ、わかんねえだろう。
おいおいおい・・・
おこるなよ。。。
>>281ダーザイン陛下(いや自分で自分のこと朕とか言ってるし。。。で、)
御意。
しかと賜り申した。
短詩が備うるべきより精妙なる言の葉の力いささか曖昧であるものと薄々感付いてはおり申したが、
それが二連目にあらず、なんと、一連目であり申したとは、是したり。
御政務お取り込み中のところ、みどもへの丁寧なレス、厚く御礼申す。
では失敬。
とは言ってみたものの、そうそう簡単には出て来んのよなー
その、たった3行が… 一時間か一年かってかんじなのな 村大杉手…
295 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/09 18:07 ID:gFKnUg/j
>>283 :ねこいるか <空っぽ>
何者にもなれない、いつも遁走中の空虚
でもたぶん人恋しくないはずはない空虚
そんな空っぽのあいつをねこいるかは好きだという。
すまんが、俺はこの詩からは「空っぽのあいつ」を全然イメージできなかった。
空虚について語ることは出来ないので(何故なら空虚はゼロであっって語るべき物は何もない)、
周辺をグルグル回る記述しか出来ないからしかたないのか?
それは違う。俺なんか徹底的に存在と無について書き続けてきたが、
無は、有限な存在者である人が存在そのものに迫ればいつでもその思索(詩作)に影のように付き従い、
深く洞察すれば無とは存在そのものの顔であるという喜ばしい絶望を知ることとなる。
つーか、こんな話をしてもしょうがないな。
丹念な記述の背後に垣間見える亀裂、そんな感じで上手に空虚を描いた作品って時々見かける。
がんばって情景の描写というところから始めてくれ。
296 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/09 18:09 ID:gFKnUg/j
つーか今日は一日中ホムペが落ちたままだなあ(;´Д`)
infoseekは無責任で困る。
297 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/09 18:17 ID:gFKnUg/j
>>289 :ゆめ
貴女も神経病みかね。漏れは単極性の鬱なのだが、
何もしていなくてもあらかじめ疲れきっていて、
2〜3時間パソコンに向かい合い続ける程度のことも出来ないよ。
神経病みに一番効く薬は何だと思うよ?
抱っこだよ(*´Д`)萌え
抱っこをケチっているとなかなか良くならないよ(*´Д`)ムハァ
ゆめたん(*´Д`)ハァハァ、メルすれ。
298 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/09 18:26 ID:gFKnUg/j
>>291 :昼酔軒@助手補佐見習代理
ちゃんと風光が描けている。
皆もこのぐらいのことは当たり前に行って欲しい。
言語のデッサン力を身につけること、風光を、心象を、映像化すること。
>陳腐な歌 口ずさんでいる
というラストは陳腐な気がするよ。
「デタラメなうた」、とか「しらないうた」とか変えるだけで随分感じが良くなると思うよ。
できればその前にもう一行何か入れて。
299 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/09 18:30 ID:gFKnUg/j
>>292 :北
>あの刹那に感じた膨大な記憶をさ
それを伝えるのが者書きの仕事だろう。
小さなイメージの断片の中に世界を映し出す。
短腹起こしていないで書け。
300 :
北 ◆EtDBNAuDt. :04/03/09 19:08 ID:o9lBLBbR
>>299 感想をありがとうございました。
意味が正確に伝わってよかったです。
>>298 感想及び的確な指摘ありがとうございました。
また、投稿した時にはよろしくお願い致します。
よろしく。
『永遠のNoah(ノア)』
例えば はしゃぎすぎた後で
ひとりになってしまった夜のように
第7日めと第8日めの境を縫って
ぼくの夜汽車が走り去っていく
天気予報は
今日も外れてしまった
ぼくは夢にみる 田舎の無人駅に腰をおろし
いちめんに冬枯れの田んぼがひろがって
寄る辺ないままのっぽの方尖塔(オベリスク)が
ひとりそびえ立ち
彼方には小さな山々まで遠望できて
空に解き放った大鴉の
帰還を待ちながら
それはそれでぼくにとって贅沢な光景だと
タバコをふかす
舵取りの利かない船底の栓が突然はずれて
濁流に飲まれまいと洗面台の縁にしがみつく一匹の蟻であった
オリーブの葉の薫りをありえない風の中に探し
明後日に流れてくるニュースばかりを気にして
まだ 走っていた
まだ 漂流していた
まだ まどろんでいた
>>201 レス有難う。
才能も糞もないけどね。
死んでしまえば、忘れ去られる存在ですから。所詮。
ダーザインさんって映画が特に好きそうですね。なんとなく。
>>236 某所ってどこだろう?
レスありがとう。
いままで適当に読まれてたことがよくわかったよ。
ホームページの宣伝のために、毎日、糞みたいな詩を投稿してたからね。仕方ない。
>>215 この詩が一番好きだ。
吃音詩って昔からあるのかな。快楽さんの詩らしいけど、いいなぁ。
>精神的ドモリの日常
最近、履歴書書くことが多くて、真剣に書けば書くほど、丁寧に書けば書くほど、
誤字や脱字が増えるんだよね。そんで、履歴書だから、修正液使えるわけでもないし、
また新しい紙で、最初から同じような事を書く。
誤字や脱字をしてしまったときの後悔や、なんつーか、細心の注意払ってたのに、っていうのがあって。
だから、こういう、ドモリの詩っていうのが、ものすごくリアルな、人間を感じさせられました。
歯磨きのチューブを ぎりぎり肩まで絞ってみたけど あの単語が出てこなかった
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
試験終わり こっそりビールを飲んでみた これだったのか
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
シャーペン コンパス 机の上 なんだか 古い記憶のような
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
参考書 ほとんど新品 捨てられず 小学生の弟に残す
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
あの部屋の時間と この部屋の時間 同じ速さで流れてるわけない
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
虚 虚 虚像
-+-
305 :
ねこいるか ◆/D0HAk633. :04/03/10 02:16 ID:u45XmO+q
>>295 ダーさん長いレスありがとう。
無と存在 かぁ なんかムズおもろそうなテーマですね
ちょうど梁山泊のお題が「無」やから書きトライしてみよーっとぅー
>>283<空っぽ>は、
空について書いてみたのですよ
自分ではおもしろく書けたと思ったんだけど。
伝える ってー行為は難しいみたいですね
空っぽの空が僕は好きです
こんくらい、ワカルフレーズ を入れたほうがよかったのかなー
他の人も何か言っていただけたら参考にしたいです
僕はこのスレの人みんな好きやな
マスムラ(読み方あってる?)さん特におもしろい うまいし
イマジネーションにレールをしいてくれたり煙みたく漂わせてくれたりする感じ
虚さんはいろんな絵を規則的なルールで でもランダムにちらかすみたいなおもしろさ
27さんは表現がきれいで 素敵に酔えていい
キキ君は詩うpしないけど、なんかほほえましくていいなぁ
昔のいかいかくんみたいだ
あ、いかいかくんのもいいなぁ
-=・=- -=・=- ←名無しだけどこの人もかわいらしい
などと、かってにこのスレの感想を述べてみましたよ
せっかくだからageてみますね
なんかいつもちょくちょこ触発されるんで
僕も真似したくなりました
「・・、やってみます!」
かえりみち いつものかえりみち ひきかえせない夕日を背に
ねこいるか ◆/D0HAk633.
ティッシュがきれた瞬間 ・ 果てた
ねこいるか ◆/D0HAk633.
説明書がなくて、童心(1/100MGモデル)が組み立てられない
ねこいるか ◆/D0HAk633.
「今」に酔う アルコールよりも気持ちよくて気持ちわるい
ねこいるか ◆/D0HAk633.
聞いてほしいのに オリオンの昔話とか、ステゴザウルスの背びれの話とか
ねこいるか ◆/D0HAk633.
グラスの氷が カランッ 催眠術からとける
ねこいるか ◆/D0HAk633.
307 :
27:04/03/10 02:46 ID:FzNFkWUk
>>303 まあそう言うな。生きているからには新しいものをかくことができる。
それは時折不幸だが、多分今の我々には幸福なことだ。
308 :
27:04/03/10 03:09 ID:FzNFkWUk
惑星
ためしに乳輪にふれてみると少しうごいた
円周上の一点を掠めて去ったのだ
無罪がわたしを包容するようにあって
軌道上をぐるぐると回り続けるのは指先
だけではあるまい わたし
どこからも飛び出さないのだ
掠めたのはあなた 痛くするから
うん と音であいず
でもそれってどこか声みたい
痛い
でも触って わたし丸くなって
あなたの近くに いま 居るから
音はなにも聞こえなくなっていて
ああ 終わったのだと確認して
それからあった
通り過ぎたのだこの衛星は
宇宙は黒い色をしていた
そのなかで白濁
こうして詩をかいていることも知らないだろう
あなたは
いない
けれどもそれは飛び出したわけではなく
自由になれない生だ
309 :
27:04/03/10 03:10 ID:FzNFkWUk
とおりすぎた寒さは
うつしてしまったから
聞こえないんでしょ わかってる
わたしがあるく知らない石畳は
いまはコンクリートとよばれていて
それが過去になることだと知るまでに
ずいぶん時間がかかってしまった
わかっているのは一時間後となった今だ
あなたは誰かに抱かれていて
それは罪ではない
被さった円周の数がすこし多く
さみしさを失くしただけ
抱かれていた
わたしはまちがいなく抱かれていたから
だから
さみしいのはぜんぶ移してしまったの と
残酷にいってみるのだけれど
わたしは無罪の海を泳ぐ
あなたは既に同じ円周上で違うダンスを踊る
無音が飛び交う宇宙で
真っ白なばかりで溶けていく日を思う
また別のあなたの手をとりながら
即興。
>>309 やばいって
これやばいって
しかもこんなん即興で書けるとか
さらにやばいって
なくなることのない部品の歪みかた
はずしてみてもまっすぐなようなのに
うまくはまらないから
部品に体を合わせようとしてみるんだろうかね
311 :
27:04/03/10 15:31 ID:FzNFkWUk
>>310 さんくそ。即興っつってもゆっくり書いたからなあ。
とはいえ、伝わってないと思う。描けてないし。
もっと洗練させねば。
あと、ネタのつもりでかいた詩が意外と面白いので貼っておく。
連続投稿になるが宜しくです。
>>1
312 :
27:04/03/10 15:32 ID:FzNFkWUk
純情萌え詩篇(幾つかのコンプレックスへの鎮魂詩)
1.人妻
妻はエプロンをしない ということと
妻は罪悪を孕まない ということが
台所のシンクを流れてゆく
あなたのおならをわたしは知らず
あなたのうんこをわたしは知らず
みずおとだけで構成された裸体がエプロンを纏って
所在無く立ちつくしている
夜中
アパートの玄関を開けて直ぐに見える台所で
僕は君に話しかけたかった
313 :
27:04/03/10 15:32 ID:FzNFkWUk
2.女子高生
斜陽の鈍行列車で
靴下を上げたり下げたり
行き場を失った制服のリボンが
ビルの合い間風に揺れたまま
失われてゆく
僕たちの犯したいくつかの失敗を
拾い上げては また 落として
携帯電話の画面の中へ
3.看護婦
慈しむだけが人生だ と
それではあんまりにも寂しいから
桃色の白衣
そこには穢れだけが失われていて
翼を剥ぎ取るように
動かない身体であなたと呼吸する
314 :
27:04/03/10 15:33 ID:FzNFkWUk
4.幼女
守るべきものなど
ありはしないのだ
ということを
教えるための
ちいさな
ひとみに
5.猫耳
不可視の領域に 我々は存在しない
息詰まる
煌々とした太陽や
碧に萌える草原は
遠すぎるものには手が届かず
近すぎるものには思いを馳せることもない
陽だまりのにおいだけが生き続けている
315 :
27:04/03/10 15:33 ID:FzNFkWUk
6.先生
時折 見えなくなるもの
というよりはむしろ
時折 見えているもの が
あまりにも空気で
教壇を降りたひとりのおんなが
教鞭の代わり 握るのは
真実ではないのよ と
言い聞かせている
教えなどないことを
316 :
27:04/03/10 15:34 ID:FzNFkWUk
7.幼馴染
窓を開ければ
風が吹き込んでくる
次に陽が差して
朝が完成する
その途中に挟み込まれた
存在と
存在しない思い出とを
ない交ぜにしながら
僕はベッドを降りる
いくらかの思い違いがあったろう
かたちだけで今は生きていよう
それでも 繋いだ手の
まだ やわらかになりきれない手の
おんどが
生き返るから
なんでもないひとを愛し
なんでもない暮らしを贈ろう
僕に
君に
317 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/10 18:30 ID:hGTDOQ1S
>>302 :Canopus 『永遠のNoah(ノア)』
小さなひとつの生を形而上的な物語のアングルの中に捕らえてみたんですか。
なかなか良く出来ていると思いますよ。
>明後日に流れてくるニュースばかりを気にして
この一行だけ引っかかった。
あと、第3連の挿入を生かすためにももう少し書き込めないだろうか。
318 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/10 18:30 ID:hGTDOQ1S
つーか他の人もどんどんレスを入れてくれ。
ひとりでは疲れる(;´Д`)
319 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/10 18:38 ID:hGTDOQ1S
>>304 :虚虚虚(・ゝV)
今回も良いね。歯磨きチューブの話はとりわけ気に入った。
部屋の時間の話は、もっと背後にあるものを知りたいという不全感を感じたが。
まだ学生さんなのか?
女子中学生とか女子高校生とか女子大生とかと毎日コミュニケートしているのかね?(;´Д`)糞う糞う
320 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/10 18:46 ID:hGTDOQ1S
>>306 :ねこいるか
今に酔う〜は自らの醜態とか連想させられて気持ち悪くなったよ(;´Д`)ウゼエ
貴殿のは上手くまとまっているが意外性がたりないかな。
「神」
心が焦燥に包まれるとき
晴れた空は優しかった
その青は
沢山の人を許してきたのだろう
欲しかったのは
太陽の許しではなく
雨の断罪だった
322 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/10 19:14 ID:hGTDOQ1S
>>308 >>308惑星27
>さみしいのはぜんぶ移してしまったの と
>残酷にいってみるのだけれど
とか良いな。こいつも上手なのは良いが、
どうも貴殿には女になったつもりで(*´Д`)ハァハァして気持ち良くなる癖があるようだな。
何かホモっぽくてこっちは気持ち悪くなるよ(;´Д`)ままん
323 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/10 19:21 ID:hGTDOQ1S
>>312〜316 :27 純情萌え詩篇(幾つかのコンプレックスへの鎮魂詩)
女子高生と幼女と幼馴染が漏れ的には激しく萌えだ(*´Д`)ハァハァ
でちゃうじゃないか(*´Д`)ムハァ
こういうのはどしどし書いてくれたまえ。
324 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/10 19:26 ID:hGTDOQ1S
>>321フェラガモ
これじゃあ何故断罪されたいのかココロの動きがわからないよ。
わけもなく断罪された行ってあんたマゾヒストなのか?あん?(;´Д`)
説明しろと言っているわけではない。説明しなくても納得させうるのが詩だろう。
>>324 焦燥の言葉に、断罪されるべき無力な自分をこめたつもりだが
確かに分からないな。
それより僕は、貴方の「説明しなくても納得させうるのが詩だろう。」
という言葉に納得させられました。
326 :
名前はいらない:04/03/10 19:45 ID:dFyk55Tn
「春の空」
空気がひんやりと流れてくる
青空は呼吸をしている
凍みわたる不安定な温もり
小鳥のさえずり麗しく
木々のざわめきが聞こえる
私はそっとベランダに横たわり
読書などをしてみる
庭の薔薇などを眺めながら
うららかな春の陽気に打たれている
薔薇は次々に咲いている
蕾はだんだんとふくらみを帯び
隠していた顔が次々と現れる
日々花々は咲き乱れる
この季節が通り過ぎるまで
ハンモックの中で揺られていたい
この生ぬるい風に打たれながら
-=・=- -=・=- <ピクピク
評価よろしく。気に入ったら抱っこしてくれたまえ。
Email:
[email protected]
>>317 サンキュ。
この詩は、まだ途中だと思ってたけど、その理由が分らなかったんだ。
「挿入」部がいつの間にか、自分の中でメインに変ってしまっていた。
また前に踏み出せそうだ。本当にありがとう。
>>318 つーか、ぼくはダーザインさんのコメントがほしくて投稿したんだよ
ね…。例えばぼくがレスしたら、不満に思う人もいるかも。
無理しない程度に続けて下さいな。
328 :
英忠竜:04/03/10 20:41 ID:ae3ka4pr
お邪魔します。
ダーザインさんから、憂さ晴らしにでも来てくれ、と呼ばれて来てみましたが、
投稿にレスするタイミングがわからないぐらい、投稿が多いですね。
みなさん、結構レベルが高い。
僕は、詳細なコメントはとりあえず控えますが、
個人的に気に入った詩をいくつかあげます。
ここ2、3日の投稿では、308、309が、ぱっと読み面白かったです。
特に前半の308の部分がいい。
即興でこれだけ書ければすごいです。
>>303 気にしだすとよけいに出てくるよな
精神的ドモリ
あと、好きだと言ってくれて
(快∀楽) ウレスィ・・・
>>319 毎回ありがとう おかげさまで ほんと毒抜きがすすむ
歯磨きチューブのやつ わりと気に入りだったから 余計にうれしい
部屋の時間の話 確かに含みが足りないと思った
糞う糞うとくやしがらないで 試験の話は昔の記憶
>>306 真似するな と切って捨てたいのだが 正直うれしくもあり
「聞いてほしいのに」のやつとか好きだ
だけどやっぱ 真似するな 俺がかすんでしまうだろ
グラスの氷が指を鳴らして 次の一杯を催促する
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
うひゃひゃ、キザすぎる
今日はもう寝る なんだか 幸せだ ほんと消えちまいそうだ
-+-
にわにわにわにわとり がいます
ごわにわごわゴワトリ がいます
ゴワトリはにわとり をさがして
じゃんぐるからながいながいくび をだして
ぼ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
ぼ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
にげまわるねったいのにわとりがいます
ここここここここけっこ
ここここここここけっこ
にわにわにわにわとり がいます
ごわにわごわゴワトリ がいます
ゴワトリはまっはさん のはやさで
ながいくび をふりまわして
そにっくぶーむでこいのさやあて をします
ぼ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
ぼ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
めすのゴワトリはくちばし で
おすのゴワトリのきれたくびすじ をつつきます
なつのよる のふうぶつし
ごわとり のちのあめ
s
334 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/11 21:56 ID:mcInpcGT
>>326「春の空」
>蕾はだんだんとふくらみを帯び
>隠していた顔が次々と現れる
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
このイメージ良いねえ。
でもあちこち手を入れたくなる文だなあ。
小鳥のさえずり→「麗しい」、春の陽気→「うららか」
ちょっとありがちなので避けたい表現だと思われ。
>凍みわたる不安定な温もり
それから大気の感触、肌触りを出すのにこの抽象的な1行はどうかと思う。
この行は削除して、もっと解り易い言葉で書き込まれてみてはいかがかと思う。
いかにもうそ臭いメールアドレスだが、
一応実在する女だと仮定してラブメールを出してみるよ(*´Д`)ハァハァ
335 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/11 22:05 ID:mcInpcGT
>>332 「にわとり」と「ごわとり」と北から、なんだよ(;´Д`)ネタかよと思ったが、
このアイデアだけじゃなくてちゃんと最後まで作り込んであるのな。
ごわとりなんてもちろんネタなんだが、
>めすのゴワトリはくちばし で
>おすのゴワトリのきれたくびすじ をつつきます
>なつのよる のふうぶつし
とか妙にリアルな感じがでているよ。良いんじゃないの。
336 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/11 23:10 ID:mcInpcGT
>>326にラブメールを送ってみたら
架空アドレスだったので著しく気分を害したよ(;`Д´)プフィ!
おもろいな……まぁ気を落とすな天才よ
ちなみに332は俺の作だった 評価ありがとう
「鈍行列車に乗って」
朝焼けがまだ見えないうちに終電=始発というものは出発する
らしさがないじゃないかと言っても仕方がないので
季節も関係無しに勝手に独り言を落としてくる空が恨めしいまま
窓も閉じたまま発車のチャイムだけが響く某中心駅
車両は昔ながらのキハ58系
カメラを構える人なんていないと知っていたから
君は乗客の少ないこの2両目の後ろで黙っています
そんな車両が使われるこの路線はやはり1日4往復なわけであって
行ったら戻ってこれるかどうかは別問題
そういえばどうして僕は携帯電話なんて持ってるんだろう
さっきから既に圏外になっているじゃないか・・・
と思ったらただの電池切れだった
暖房は融通のきかない昔ながらの型らしく
すぐに眠くなるような暑さに襲われている人もいるのですが
そんな気分でないだろう君が本を出して1枚ずつページを
後ろからめくっていくのです
向こうの山の向こうに見えるまた山の間で
今日も雪ならぬ氷の悲鳴に似たこだまが返ってくるように
それを無視して煙と音を1つの足跡にして
登っていくような傾斜と下りという名称の不完全さが気になって
そのまま眠くなってくる君の姿は座席と同化して
向こうの窓の外にある電線の垂れ下がり具合と妙に似ています
本は中途半端に開かれて架空の歴史を語るのですが
客の少ないこの路線では時間はいつまでも進めないままで
眠ってしまった君のような線路の上を走るのです
(.......zzz......「・・・お客さん、お客さん・・・」......)
いつの間にかそばに来た車掌が
僕に話しかける
「切符を拝見・・・」
まあ車掌さんはそこまで暇なのだろうか
この路線は確かに山ばかりで客もいなければ景色も変わらず
それでも任務だと困った顔で訊かれるものだから
僕は胸ポケットを探ってみた
「僕=君
≠この詩の作者↓」
誰かがぼんやりと下だけ見ている
君は内ポケットを探って不思議な顔をして
別のポケットから切符を出してみました
でもそんなことはどうでもよくて
いつの間にか向こうからやってきた映像の上で
君に黒いオーヴァコートがかけられていたのです
そして列車は一度停車した後
同じように顔のない子供を引き連れはいるのだけれども
どことなく歩きつかれた人々を乗せて
牧場前の駅を去っていきました
気がつけば最初から乗客は一人もいなくて
車掌さえいない車両の中で眠っていたのは誰でもない
僕は仕方がないので
オーヴァコートを着てもう一度
始発駅の前から始めることにしたいと思う
「釣り針」
正午を過ぎても
暗い水曜日だった
テレビの傍らで
生けたばかりの花々が
色褪せて揺れていた
硬い寝台に横たわって
小さな窓から、
鉛色の海を眺めていた
私は空のように倦怠だった
釣り道具の手入れをすることにした
咳きこみながら体を起こすと
部屋は必要以上に静かすぎた
釣り箱を持ち上げる腕が
カタカタと
貧弱にふるえた
乾いた人差し指と
萎れた親指で
釣り針をつまみあげ
じっと見詰めた
なめらかな金属の曲線は伸び
鋭く尖った先端へと続いていた
うすら寒いひかりが
針のさきに集中していた
私は釣り針を飲み込んだ
それは生物としての衝動
だったかもしれない
喉に引っかからぬように
釣り針を舌で包み込んだ
唾液が口の端を伝って零れた
しばらくして私は
濡れた釣り針を
右の手のひらに吐き出した
もたついた
もたついた
釣り針を
ひっかけてしまったのだ
私の布のような身体に
中指の第一関節あたりに
真っ赤な血がみるまもなく
にじんだ
それは鮮烈に
343 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/12 14:56 ID:HKs+5Yp7
どいつもこいつも何故詩を書かねばならないのか、
書かずにはいられない情念というものがまるで感じられない奴らばかりだな。
手先で書いているような奴がほとんどだ。
>>338 :ame 「鈍行列車に乗って」
鉄ヲタ君の妄想だかなんだか知らないが、しらじらとした化石の時間か。
丹念に描かれていて筆中の情景はちゃんと伝わるのだが、
ちょっとしつこいくらいに感じられる文章はどうだろう?
間とか考えることある?書かないこと、空白によって伝えること。イメージの結晶によって伝えること。
あと他人の夢(寝ている間に見る奴)について長々と聞かされた時のような不快感を俺は感じたよ。
俺はユングは妄想だと思っているのでそういうのは退屈なんだ。
自分の夢ですらほとんど無内容なのに、他人の見た夢の話なんて聞いていられない。
つーわけで、君は下手じゃないんだが、人に物語りなり情景なりを伝えるのに必要な何かが不足していると思うよ。
ずばり言って話者の情緒がまるでない。それは話者を空白の存在にするというこの作品の目的からして仕方ないことなのかもしれないが。
情緒のこもっていないもの(或いはあえて排除したもの)を他人に伝えるってことは物凄く難しいことなんだと思うよ。
俺はやらないよ。
344 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/12 15:28 ID:HKs+5Yp7
>>341 :なみなみお 「釣り針」
鮮やか記述でイメージの練度も高い。
魚のように釣り針を飲み込んでみるというシュールでなまめかしい発想も良い。
でもな、上手な手わざだな、だが、だからどうした?と。
なみなみおは何を感じて生きているのか、
なみなみおのどんな情念がこの詩を書かせたのか、
なみなみおは何故詩を書かねばならないのか、
なみなみおという人間がまるで伝わってこないので感じられない。
アイデアばかりが鼻に付くようになったら、
初心に返ってもっと私を前面に出してみたらどうだ?
感情や気分を馬鹿みたいにじゃなくて表現してみろよ、
歓喜とか絶望とか大げさなものじゃなくて良いからさ。
繰り返すが情緒(共同主観性でもいい)のこもっていない物は他者に伝わらない。
女からラブメルが来ない為にすっかり気分を害した俺様は今日は辛口だ(´ー`)y-~~
345 :
なみなみお ◆mCFk32Woec :04/03/12 16:00 ID:SUfyy20q
>>344 アイデアというより。。。
釣り針の絵を無意識に何度も描いている自分に気づいたときに、
そこはかとない羞恥、それに伴う恍惚を感じて、それを表現するために書いたのだけれど、
私は、詩を書くこと自体が、すでに私を前面に押し出していることだと考えているわけで。。。
自分の詩を、自分で解説するのもあれなんですが、
この詩は、生の欠落した私、閉塞した”安全な”場所に閉じこもっている私、精神不衛生な淀んだ私という問題がまずあって、
そんな私は、鋭くとがった釣り針に魅力を感じているわけなのですが、それならなぜ釣り針なんかに魅力を感じているのかといえば、
それが、「釣り針」であることからもあきらかなように、
閉塞した場所から、釣り上げられたいという願望があるに他ならないわけですが、
さらに付け加えると、釣り針が中指に刺さって、血がにじむということが、
「鮮烈」であったというのは、
つまり、「生」が鮮烈になったという意味で。。。
最終的には、失われた「痛さ」に生を感じたという、
言ってみれば、とても倒錯した詩なんです。
生物的な衝動なわけです。理性を払いのけたいという願望、
それがこの詩にこめた叫びであります。
情緒を込めたつもりではありますが、それに気づいてもらえないのは、
やはり技量不足なのであって、決して、上手な手わざなどではありません。
346 :
なみなみお ◆mCFk32Woec :04/03/12 16:08 ID:SUfyy20q
いうのを忘れてしまいましたが、
レスをつけてくださってありがとう。
気づかされた点がいくつかありました。
もっと振り幅を広くするべきではないかと思います。
347 :
なみなみお ◆mCFk32Woec :04/03/12 16:16 ID:SUfyy20q
閉塞した場所、釣り針、魚という比喩は、考えてみれば、陳腐な比喩であって、
やはり、才能がない、私という人間は絶望的ですね。
スレ汚し失礼しました。「釣り針」は3日かけて書いた詩で、思い入れが特に強かったので、
ついおしゃべりになってしまいました。本当にありがとう。
348 :
名前はいらない:04/03/12 16:19 ID:V/eCPxjg
泳げタイヤキ君とはギャクの発想なんだ・・・。>釣り針
僕はタイヤキの気持ちの方が分かるけど・・・。
349 :
名前はいらない:04/03/12 16:21 ID:V/eCPxjg
あ!タイヤキくんも最後、釣られちゃうんだ・・・。(笑)
失礼しました。<(_ _)>
350 :
なみなみお ◆mCFk32Woec :04/03/12 16:22 ID:SUfyy20q
>>348 倒錯してますから。。。
でも、裏表だと思うから、たぶん感じている問題はおんなじだとは思うんだけど。
351 :
名前はいらない:04/03/12 16:28 ID:gqOv5kbb
てか・・・。
『泳げたいやきくん』知ってるかな・・・。
毎日、毎日、僕は鉄板のぉ〜♪
上で焼かれて嫌になぁっちゃうよ〜♪
ある朝、僕は、店のおじさんと喧嘩して海にぃ〜♪
逃げ込んだのさぁ〜♪ってね。
音痴でごめりん。(聞こえてないかぁ・・・ほっ。)
352 :
名前はいらない:04/03/12 16:31 ID:gqOv5kbb
>350
うん?同じなのかぁ・・・。
じゃ。人魚の発想?
美声を失っても人の脚が欲しいって・・・。
ま。同じって事でもいいよ。
手がシップくさ。(笑)
353 :
なみなみお ◆mCFk32Woec :04/03/12 16:32 ID:SUfyy20q
純粋なものがイデオロギー化してます。
焼き払ってください。
354 :
なみなみお ◆mCFk32Woec :04/03/12 16:34 ID:SUfyy20q
355 :
名前はいらない:04/03/12 17:05 ID:01gmTqWV
純粋なものがコオロギ化しています。
冬を越したコオロギさん。
お元気ですか?
春先のコオロギさんは、発生練習中です。
寒い冬をコオロギさんと過ごしたありんこさん。
今年は、コオロギさんの分も働くんだろうか・・・?
働き者のありんこさんは、コオロギオーケストラを結成したそうな。
うそだよーん。
>354
もう、いいのか・・・。戻ってきたのに・・・。
ご飯たーべよと。
じゃね。^^
356 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/12 17:09 ID:HKs+5Yp7
>>345 :なみなみお
なるほど。欠落、精神不衛生ありか。
そう言われてみるとフカイカズミ(漢字忘れた)の絵みたいに病的だな(^^;
俺は勝手に俺の趣味で物を言っているんだし、ちゃんと読み込むという責任感なんてまるでない。
みなみなおは才能あるんだから自分の才能だけ信じて書き続けてくれ。
才能っつーのは人にどうこう言われてどうにかなるものじゃないからな。
357 :
ためいき:04/03/12 21:20 ID:WyxgNScc
駅
朽ちた木の根元に倒れ
始発のベルを聞いた夜明け
列車は過去に行くのだろうか
それとも見知らぬ明日に
古い倉庫の前で
少女が髪をほどく
砂利道に落ちるリボン
その鮮やかな赤
金網にすがりつき
錆色の列車を見つめた
微笑む若い母に抱かれ
窓に顔を押し付ける幼女
その瞳のなかに
海の青がひろがる
風のない灰色の空に
うなだれた白い旗
その向こうに
線路は途切れていた
大先生、おじさんですが投稿させて頂きました(_ _)
ススキノでの豪遊よろしくお願いしますヽ(´ー`)ノ
358 :
はなまる:04/03/12 22:55 ID:26pqjgcU
最近、才能とか天才とか流行ってるのか?
359 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/13 14:35 ID:Hprdo0J0
>>357:ためいき 駅
3連以降の映像化された描写は良い。幼女の瞳の中に海の青が広がる様は
悲しい無垢が美しく表現されていてみごとだ。
ただ、白い旗が「うなだれ」ているのはくどくて陳腐な表現だし、
私が金網に「すがりつ」いているというのは著しく臭くて気持ち悪い。
第2連の見知らぬ明日のワンパターンにはうんざりだ。
第1連の、私が「朽ちた木の根元に倒れて」いるというのは異常に臭いし不自然極まりなく
自己陶酔の匂いがぷんぷんするよ。(;´Д`)キモイ
この作品はまあ悪くないが、最近ためいきはForYouなど各所に
恥かしげも無く人目にさらしうる一定水準に達していないものを
バンバン貼っているが羞恥心というものを失ったのかね(´ー`)ニヤニヤ
ここも寂れてきたねえ。祭りは終わりかね。
大気の澱が 朝の底に 沈んでいる
かき回さないように そっと ドアを閉めた
割れていない水溜りはどこ
並木道の真ん中
あった あった
ねじ回しはどこ
右のポケット
あった あった
くるくると ねじ外して
指先に 赤い色のねじ
そっと しゃがみこんで
切っ先を水面に差し込んだ
手を放すと 落ちていく
螺旋を切りさいて くるりくるりと
透明な中 ぶるぶると震えて
ねじが 砕け散る
これでいいのかしら
君の真後ろ
あった あった
黄色いスクールバス
飴玉はどこ
左のポケット
あった あった
飴玉をを車掌に食べさせ
受け取ったチケット
席に座って
半分に千切る
軽くなっていくバスが
ぷつんと大地から離れるのを待った
私の家はどこ
君の真下
あった あった
もう見えるかしら
後ろの正面
あえた あえた
362 :
27:04/03/13 17:06 ID:erKsO1E/
>>1 今まで過去詩中心に出してたからな。
そんなに量産できるほうでもないのだ。
祭りを盛り上げてやれなくてすまんな。
363 :
ためいき:04/03/13 18:21 ID:LolgZwf4
まあ旧知の仲だから先入観が入るのは仕方ないけれども、あまり参考
にならなかったよ(;´Д`)「自己陶酔」とか「臭い」なんて言い出した
ら、dの詩なんかはそのカテゴリーにすっぽり収まっちゃうんじゃない
か。詩はまずエクリチュールとして読まないと。
やはり何処までも「内部」の人間なんだなと思ったよ。いい悪いの問
題じゃなくてね。
ところで「祭り」なんてあったのか?(笑)
364 :
年寄り:04/03/14 12:40 ID:+f5bMCtQ
27番さん、最近いろんなところに即興詩を書いてるけど、
まさかここの影響ですか?
365 :
「ネジ穴」書きました:04/03/14 13:26 ID:ede7MPS1
もうダーザインさんは来られないのかしらん。手を上げてみる。
366 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/14 14:16 ID:YZjE9kK3
>>360 :361ネジ穴
いいんじゃないの。ふしぎちゃん少女風で萌。結婚しちくり(*´Д`)ムハァ
「あった あった」の繰り返しの、その実在の宣言とは裏腹に世界が浮遊していく
ようすがおもしろかった。
水溜りに赤いネジを挿入して異界の扉を開くなんて素敵な発想だ。
割れていない水溜りとか黄色いスクールバスとか各所に映像が配置されているのも好みだ。
最後の連はどうかなあ。「後ろの正面」と言うのはなんか気に食わないなあ、俺は。
>>366 評価感謝です^^たしかに「後ろの正面」は安直だったかも^^;
息の長いスレッドになってほしいなと思ってます。応援してますのでがんばて^^
またなにか書けたらよろしくお願いします。ではでは〜^^
368 :
27:04/03/14 17:01 ID:eHUzA1W2
即興詩 るなるな
るなるなは夜の街をあるく。
薄平べったく何層にも塗り重ねながらあるく。夜を。
よっつの足が邪魔できりおとしたくなる。るなるな。は
ときどき優しい。それは決まって夜だ。
夜は傲慢だ。夜は不遜だ。と慰めて回るなるなは
ほんとうは独りごちているだけ。なのだ。占い
なんかを信じてはいけない。しじんなぞなおさら。
るなるなは夜の街をあるく。
にげるわけではないが。戦う。まさか。
まずかったのかるなるなかるあみるく舐めて。
おいしいかい。なんて言葉は信じないんだっけなるなるな。
るなるなはときどき優しい。
みるくぱんに月をうつすわたしにだけやさしい。
369 :
27:04/03/14 17:04 ID:eHUzA1W2
>>364 バレてるしw
ここの影響というわけではないが。
2chに詩を投稿するきっかけはここだな。
370 :
英忠竜:04/03/14 22:39 ID:W0Gtx3hD
少し投稿も落ち着いてきたみたい。
というか、僕が来てから、いまいち少なくなった気がするのは
気のせいか?
ここ2、3日では、ためいきさんのをのぞくと
ねじ穴が、良かったです。前半にイメージのきらめきを見ます。
後半、収束を意識しすぎてる気もしないではないですが、
出色かもしれません。
ためいきさんのは、さすがに完成度は高いですね。
最後の、
> その向こうに
> 線路は途切れていた
は鮮やかです。
ただ、レイアウトなども含めて、
手慣れてるという印象を受けてしまうのが、
かえって損をしているかも。
371 :
名前はいらない:04/03/15 19:14 ID:drNxUbou
>>363
どんな読み方をしても
キモいものはキモいし
良いものは良いと感じますが
372 :
ためいき:04/03/15 20:05 ID:EJtRAzdL
>>371 たとえばdの詩にしても、「作りこみすぎ」とか「叙情が青臭くてキ
モイ」なんて言う評価をする人間を何人か見たことあるよ。でもそれは
公平な見方ではないと思う。ただそれは本人があまりに誇大なことを言
うから出てくるからかいを含めた意見であって何処まで本気かわからな
いが。ちなみに長い付き合いだということもあってひそかに確信してい
るんだけど、dが誇大なことを言うときはほとんど本気で言ってる(笑)
おれは自分の詩をキモイといったりどうでもいいと思ったりする人を
説得するような根拠はないし、場合によっては支持するよ(笑)どちら
にせよ「文学批判」が「文学至上主義」や「出世主義」と表裏一体にな
っているようなラディカリズムを信じることは二度とないと思う。
良い物は良いと信じたいなら、少なくともメタフォアーに頼らずに或
る程度は論証してみてよ。それは泡沫のような作品を書くよりも意義が
あると思うよ。
373 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/15 20:43 ID:Fnk6Xmq7
>>368 :27 即興詩 るなるな
うむ、27はこういう詩も書けるのか。
もうちょっと解りやすければ詩とメルヘンとかにも乗りそうだな。
るなるなって猫ちゃんかね?
即興でこれだけ出てくればあとは芋づる式に夜の体温とか
猫ちゃんのてんてん歩みのリズムとか引っ張り出せるだろう。
374 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/15 21:05 ID:Fnk6Xmq7
>>372:ためいき
>dが誇大なことを言うときはほとんど本気で言ってる
あたりまえじゃないか。ネタや酔狂で俺様が天才的大詩人であると自称して歩いていると思うのかね(´ー`)y-~~
天才の天才たる所以は神に選ばれた語り部だけが持ちうる弁証法的な歴史の事実を時間の外から眺める天使の視点であって、
ただ一個の個人的な実存の情緒を書き記すためいきなど凡百の歴史の歯車に過ぎない消耗品とは違うのだよ。
も前らの乗るモビルスーツは量産型の緑色だが、俺のは鮮烈な赤若しくは金色だ。
詩にあっては妖しい至高の美を追求する抒情詩を、小説にあってはシュールレアリズムの技法を駆使して時代精神の異常性を追求する前衛小説を。
今日もイタリアはプーリア州ランブルスコのワインを飲みつつ久々にZABADAKの名曲POLANDを聞きながら自らのあまりの偉大さに陶然としている、混じれ酢
「天井見上げながら・即興し作」
太陽青色吐息
昨日まで 小春日和
今日から 逆戻り
ストーブ 目盛り回して
悪態を北風に
見れば 街を歩く人々
確か 昨日もコート羽織り
そして 今日もコート羽織る
変わりそうで 1mmも変わってなくて
でも実際 目に見えないスピードで
動いている 何気ないような景色に
ふと 煙草でベッド焦がした
風邪で寝込む 零下10度の世界
376 :
27:04/03/15 23:03 ID:7RiOAWky
>>374 おお、初めてためいき氏の意見に素直に同意している自分が居る。
正直、氏の作品は苦手だがまあそれはそれだ。
論理は通ずるべきもので、芸術は通ずると信じたいものだからなあ、
あ、この時点でうたかたであることが証明されている、なんて
言葉遊びに過ぎないがー。
>>373 たまに手が勝手に書いてます。
実はメルヘンに憧れています。
377 :
ためいき:04/03/16 07:13 ID:mTZkKsXC
>>376 そうか(笑)おじさんは以前から若いひとのなかではいいなと思って
いたよ。特に読み手としては、きちんとやってる感じがする。「詩人」
という枠内で誰かとコミュニケーションするのは何か疲れる(というか
やってられない 笑)ので、こういうかたちでしか接点を持てないのは
残念だけどがんばってください。
378 :
今人:04/03/16 11:20 ID:68ZK9eNv
>374
貴方を「大詩人のダリ」と呼ぼう。
最高のパフォーマンスと詩の融合と落差の万華鏡に
ランブルスコのワインで乾杯!
詩人が生きにくい時代だから、もっと吼えろ!!!
喉がかれたらワインがある
詩人のなんたるか骨の髄まで染み渡るまで
獅子吼せよ!!!
ご苦労、いたみいります。
379 :
牢の中:04/03/16 15:05 ID:HaqNsLn3
深夜の国道
冷たい風を巻いて
走るトラック
荷台に積み上げられた青いケース
茶色く汚れた羽毛がこびりついてる
胸騒ぎがした
ケースの隙間から舞う
まっしろい羽
食うために殺すならまだしも
ぼくらは大騒ぎして
知らぬ間に大量に殺す
痛みはそこにあるか
この手も誰の手も
等しく穢れているのに気づいているか
ぼくらは許されるのか
何に許しを請えばいいのか
身を切るような風のなか
からだ寄せ合い膨らんでいるだろう
その姿が見えない
トラックはウインカーを出し
山へと続く道を登っていった
ぼくは当然な顔して
家へと続く道をまっすぐ走った
振り返ることもせず
そして詩を書いた
開放を求めたのだ
些細ではあるが
確実に卑怯な開放を
380 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/16 16:42 ID:T8LnT8CK
>>375 :昼酔軒@助手補佐見習代理「天井見上げながら・即興し作」
詩人として以前に一般常識が欠けている、
ベッドでタバコ吸っちゃダメだ。マジレス。
貴殿も道民かね?同郷のよしみで是非とも美少女を紹介しちくりたまえ(*´Д`)ムハァ!
もうちょっと粘着に情景を書き込むべきと思われ。
例えば「小春日和」の一言でかたづけられている季節の風光を一連5行ほど書く。
寒の戻りの描写もそっけなすぎるな。
美少女中学生をじろじろ視姦する屑のように粘着に書き込むとよろしい。
381 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/16 16:58 ID:T8LnT8CK
>>378 名前:今人
神が俺をよりしろとして選んだのだ。存在の光り輝く無の顔を、
lain、ワイヤードに偏在する不在の少女に形を与えるために。
深夜2時、菜の花畑にシンナーを撒き散らし、火を放つ。
世界は美しい。
382 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/16 17:11 ID:T8LnT8CK
>>379 :牢の中
>この手も誰の手も
>等しく穢れているのに気づいているか
若くって糞真面目だだなあ。生真面目さは時に人を不愉快にするが、
>確実に卑怯な開放
と、自身の文学行為を相対化しているので、その難は免れている。
文章は過不足なく丁寧で、どこに出してもちゃんと伝わるだろう。
>身を切るような風のなか
>からだ寄せ合い膨らんでいるだろう
>その姿が見えない
この痛切な抒情良いな。小さな命の悲しい温もりが良く伝わってくる。
383 :
マキムー:04/03/16 17:28 ID:lkG5zFj0
題名 時
時の流れそれは誰にも止める事が出来ない
神も悪魔も止めることは出来ない
けど、それでいいんだ
時なんで止めたって意味などないのだから
だから一緒に行こうよ
時の流れに乗って・・・
ちょっと短いです・・・(汗
コメントお願いします
384 :
名前はいらない:04/03/16 19:01 ID:8O9pwfXT
子供がひとり
すなばであそぶ
ひとりでつもらせ
ひとりでくずす
子供がひとり
ぶらんこあそび
ひとりでのるけど
おすひといない
子供がひとり
じゃんぐるじむへ
あしがすべって
人形ひとつ
いみわからん・・・。短い・・・。
子供は・・・・・言わんでも分かるか。
385 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/17 00:20 ID:zxNFbcfy
>>383 :マキムー
詩なんだか意見陳述なんだかわからんが、今一だなあ。
先ず、何故時を止めると言う発想に至ったのかこれでは解らないし、
ただ「神も悪魔も止められない」という消極的で決定論的な見地からのみ導き出されている
「時の流れに乗っていこう」という結論にもどう共感したら良いのか解らん。
もっと自分なりの理由を粘着に書き込んでくれたまえ。
あと、包茎詩術も受けた方が良い。
亀頭と包皮の間に恥垢を溜め続けると陰茎ガンを誘発する。混じれ酢
386 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/17 00:29 ID:zxNFbcfy
>>384 いや、言わんでも解らんよ(;´Д`)
孤独な心象風景なのだろうが。
あだるとちるどれん風の奴の記憶の奥に
化石したようにいつまでも張り付いている原映像なのだろうか。
短い詩だが、心神喪失めいた空虚感、虚脱感がうまく現されていてなかなか良いと思うよ。
ワックスをかけすぎた床で踊る私を娘が不思議そうに見てた
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
ぱやぱやと杉の木の上から小人さん黄色いぽんぽん振りながら
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
リンク踏んで慌ててスピーカーのボリューム絞る
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
袋だけが箱だけが何とはなしに溜まってく
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
チューニングをオートにしてたラジオが忘れた頃に鳴り出して
虚虚虚(・ゝV) ◆5aL7f1I5Ds
-+-
そうだな
例えるなら天から舞い降りてくる雫か 口を開けて舌先に受け取る感じだ
甘いか 苦いか 電撃のときもあるな だが全てに共通するのはくそったれの毒素だ
天の毒素が俺を蝕むんだ つまさきから魂のてっぺんまで
解毒せねばならん 解毒せねば それが長々と続く
飲み込んだ量にも因るが 短くとも七日間の悶絶の日々だ
網膜にエッチングされた情景を
耳に残響する声や音を
皮膚に焼きついた愛撫や痛みを
背中に刺さった衝撃や抱擁を
無意識に毟った白い羽で
涙腺から流れる紅い血で
脱力と戦う細い腕で
半分に干からびた唇で
それでも 強く強く 叩きつけて 吐き出すのだ
起きて夢を書き 夢で現実を書く
天国で地獄を書き 地獄で天国を書く
日常に幻覚を見て 幻を現実にねじ伏せる
喜ぶ男であり 怒る女であり 笑う赤子であり 哀しむ老人であり
のっそりと大地を這うものであり すばやく天かけるものであり
裏から月を見おろし 振り返って銀河を見上げるもの
ついには限りなく倒れ続ける向こう側へ
一切諸事象の彼方まで普遍な存在と化して
胸の裏返るような咳をするのだ
急激に縮小する世界の端で
喉を切りつけ結晶した赤い欠片を小瓶に詰め
そいつを抱きしめたら
一部始終を微笑んで見ていた女の膝枕で寝る
それが俺だ
「今日は遅くなるわ 帰らないかもしれない」
壁を殴りかけた。
こんな部屋に居られるか、バカめ。
「俺だって遅くなることくらいできるぜ ざまぁみろ」
ドアを蹴り開けて外へ出て行く。
ああ、しまった。車は彼女か。
エンジン音がひときわ高くなって
ジェット機が離陸する
シートに押し付けられて
軽い麻痺にも似た感覚
ふっと重力が揺れたと思うと
高いところまで
ぐんぐん円を描いて昇る
軽い恐怖感に
あの車のキーを握り締めた
もしも墜落するような事になったら
コックピットにムリヤリ入り込んで
ボイスレコーダーに
「ごめんね」
って叫びたいな
そんなことをふと考えた
機体が水平になり
街明かりが窓の外遠くなる
何を探すわけでもないけど
それをじっと見ている
アスファルトが焼けている。
俺は今日も駐車代金を払った。
来月は車検だ。このまえ受けたと思ったが。早いもんだ。
そういや前回、走行距離が全く変わらないのを不思議に思われたが
「コレクションなんだ」の一言で済ましたっけな。
友達には諦めろとよく言われる。
実は俺だって半分以上諦めてる。
だけどよ、
俺は腐っても詩人なんだ。
ロマンあふれる詩人なんだ。
愛を信じれなくて何が詩人だ。
奇跡を信じれなくなっちゃァおしめえよ。
あれ以来さっぱり詩は書けなくなっちまったが。
まぁそんなことは俺が詩人かどうかには些細な問題だ。
俺は青空を見上げる詩人だ。
真っ青な空に真っ白な飛行機雲。
あれを見て泣ける心さ。
>>380 いや、わちしは一般常識が(いろいろあって省略)ですのでw
と、おふざけはここまでにしまして、
粘着質にこう、女子中学生をじろじろアレしても、ジャージ姿には……
いや、仏の顔も何とやら……
情景と描写を細緻にですか。
殆ど短いのしか書いていませんでしたから、
次は推敲して、破綻の無いように書かせていただきます。
ありがとうございました!!
393 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/17 23:25 ID:zxNFbcfy
388〜390録音と再生
すまんが今日は鬱の寝たきりがいつにも増してひどいので、
こういう難しい物を読み解く気力は沸かないな。
なにを言いたいのかさっぱり解らないが、それでも納得させられてしまうのは筆力か。
自己韜晦気味の388だが、提示されているイメージの連続が具体的で不快感を覚えなかった。
書き手の脳内で炸裂しているイマジネーションがちゃんとこちらにも伝わってくる。
世界丸ごとを書き現そうというイマジネーションの冒険が。
録音と再生はかなり手馴れた書き手のようだね。
394 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/17 23:31 ID:zxNFbcfy
>>387 :虚虚虚(・ゝV)
なんか少しおとなしくなっているな。
ワックス踊るはとても良かった。
小人さん黄色いぽんぽんも、意味が解らないが気に入った。
他のも言われてみれば良く解る情景だ。
395 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/17 23:43 ID:zxNFbcfy
>>391 :エンディング
最後の連はいささか臭いな(^^;童貞の匂いがぷんぷんするよ(;´Д`)
3連目の「あれ以来」の「あれ」って何のことだか解らないよ。
第2連の車検の話と繋がっているのかもしれないが、繋がりが見えない。
車の走行距離が増えないと言った話から「奇跡」をイメージしろと言われても
ちょっとつまらなくないですかね?
第2連内部でも「俺は今日も駐車代金を払った」という台詞は意味不明だと思われ。
すまない またやってしまったダーザインよ
>>388-391でひとつの物語を書いたつもりだった
「エンディング」は「録音と再生」のエンディングなんだ
毎度説明不足で ほんとすまん
今度から何か 説明の一言をつけます 申し訳ない
感想ありがとう あなたの「読み」は本当に信頼できる
これからもちょくちょく書き込もうと思っている
「欝」というものが どういうものなのか よく判らない俺だが
応援している 本当だ 俺は お前が気に入っている
では またな
397 :
えびごろう:04/03/18 20:40 ID:b9PMcKnn
奇形児たかのぶ 作詞 おなかいっぱい
午前0時13分 一つの命が生まれた 感動の瞬間・・・
しかしその姿にみんなが絶句し みんなが悲しんだ
親は彼を拒絶し 彼を見捨てて去っていった
たかのぶは孤児院でそだてられ 外の世界を知らずに育った
奇形児たかのぶは何も罪はないのに 何も悪いことはしていないのに 今日もこうして忌み嫌われる
奇形児たかのぶは生きる意味も分からずに 一人ぼっちで 今日もこうして息をしている
たかのぶはもう大人 街に出ることにした 希望を抱いて・・・
しかしその姿にみんなが怖がり みんなが震えた
誰も彼を雇おうとせず 彼は仕事が全くなかった
彼は最後の手段をとった 自分が見世物になったのだ
奇形児たかのぶは楽をして生きてきたわけじゃないのに 今まで必死だったのに 今日もこうして屈辱を味わう
奇形児たかのぶはすべての希望を打ち砕かれ 一人ぼっちで 今日もこうして息をしている
すべての人には平等に生きる権利があるのに
すべての人の命の重さは同じなのに
今日もこうして ただ 生きている
398 :
英忠竜:04/03/18 22:25 ID:aE5umpFn
こんにちは。みなさん。
ダーザインさん、どうも書き込みありがとうございました。
今回もそれぞれ水準は高かったのですが、
ぼくには、今ひとつピンとくるしがなかった。
僕の好みがかなり特殊なのかもしれませんが、
割と読んでいる途中で作為が見えてしまうところが
ある詩が多いように思います。
399 :
どっちかというと負の部分:04/03/19 02:52 ID:yCPKysPi
全てなくなれ
全てなくなれ
消えてしまえ
なぜこの世に存在する
なぜ悩む
なぜ俺を苛立たせる
なぜ、なぜ、なぜなぜなぜなぜなぜなぜ
この場所はいらない
この場所は欲しくない
いらない、いらない、いらない、悩みたくない悩みたくない悩ませるな悩ませるな消えろ消えろうざったいんだようざったいんだ
世界なんてなくなれ
400 :
今人:04/03/19 09:21 ID:qzgm1bJi
拝啓、ダーザインどの
貴兄のHPを覗かせて貰いました
全てに詩情がただよっておりました
ただ市場にただよえないのかなと思いました
というのも、今の出版社のエディター自体が詩情においては
全くの不感症であることは貴方が一番ご存知とおもいます
このレスのタイトルの
「朕は文学史的文豪で天才的大詩人のダーザインという者である。」
で始まるパホーマンスににた出だしのリズムのなかに
貴方の詩情を秘めた形といいますか
このレスでなさっている混じれ酢の鋭さというものを
前面に押し出した作品を世は望んでいるのではないかとおもいまする
私も、そういう貴方様の詩を読んでみたいと思います
今の時代はこのレスぐらいのインパクトがないと伝わらないような気がします
このレスのもりあがりは、貴方様のこのリズム・インパクトに吸引力があるという
証明かとおもいまする
私のかってなウワゴトですが、お許しください
ひらめきの もとをたどれば こぼれちる ことのはまいに そはつつまれし
401 :
名前はいらない:04/03/19 09:37 ID:CahrcQBq
そらまめの つるをたどれば たーざんの あああああーに そはつつまれし
402 :
今人:04/03/19 09:44 ID:qzgm1bJi
>401
川柳か、それとも戦龍か
あな おもしろや
そらまめの 名前はいらぬ たーざんは ネタをもとめて そらみたことか
おのがうた うたいてみよと だれがいう だれもいわぬが うたはいでませ
403 :
名前はいらない:04/03/19 09:57 ID:CahrcQBq
あ、すみません。真似してしまいました。モノ豆鳥でーす。
404 :
今人:04/03/19 10:21 ID:qzgm1bJi
>403
まねてみよ モノ豆鳥も はじけおれ とぶことあれと まつものあれかし
405 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/19 18:46 ID:n9wcGsWw
>>400 :今人
「無能編集者に引導」
うむ、たわごととポエジーの融合は小説の方でやっているんだけれどね、
俺様の書く偉大な狂文を理解する知能は、著しくIQの低い出版社の低脳編集員どもには無いと思うよ。
つーか、小説雑誌はまだ文学的にも経済活動としても生きているが、
詩の活字雑誌はもう随分昔に死んでおり、ネットという無料の場によって淘汰されてしまったのだ。
今尚恥かしげもなく刊行されている「詩と思想」などのゴミ雑誌は、
イマジネーションの欠片も無い十年一日の昔の詩人さんたちの糞下らなくて徹底的に無意味無内容な
身辺雑記ばかり掲載して、文学と呼びうるような代物ではまったくなくなっている。
あれは文学じゃなくて老人性痴呆症や脳梗塞の症状だ、混じれ酢。
「現代詩手帳」だの「詩と思想」だのといったゴミ雑誌が息を吹き返すためには、
低脳児や痴呆の編集員を全部リストラして俺様のような才能のあるエディターに聡取り替えするしかない。
俺様に任せればいくらでもネットから才能のある者を拾ってきてやるぞ。
痴呆は老人ホームに入れ、混じれ酢(´ー`)y-~~
406 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/19 19:01 ID:n9wcGsWw
>>399 :どっちかというと負の部分
いや、おっしゃることそのまんまで良く解るんですがね、
文学なんてやくざな物を志すような人間ならきっと大抵みんなこういう気分を知っているでしょう。
ただね、日記と文学は違うわけで、
こういった全否定だの世界憎悪だのといった情態性を表現するのに
例えばエヴァンゲリオンがどれだけ壮大で深い物語世界を構築したかを考えてみたまえ。
つーか、とっととオナニーして寝ろ(´ー`)y-~~
も前向きのネタを用意してやるのでちんぽ擦りすぎて擦り切れれば良いよ。
http://www.rare-borg.com/
407 :
えびごろう:04/03/19 19:28 ID:PcVueEwx
あぁ どうして坊や
私のところに生まれてきたの
私はあなたを殺さなければならないのに
あなたを 殺さなければならないのに
どうしてそんなにかわいい姿で
どうしてそんなに輝いて 生まれてきたの
赤ちゃんは親を選べない だけど
どうして私の 私のところで生まれてきたの
なぜ 他の親のところで生まれなかったの
こんなにかわいいのに 私は殺さなければならない
殺さなければならない
408 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/20 19:40 ID:6c4Be3nw
>>397・407 :えびごろう
ものすごく後味の悪い話だな。気分が悪くなったよ(;´Д`)
こういう話は何かと憚られてテーマにされないのだが、
詩の投稿サイトではこの手のリアルに触れるような振る舞いをする奴はまずいないので、
投稿してみたとしたらどんな反応が帰ってくるかな。
つーか、えびごろうはどうしてこんな陰湿な事柄に向き合わねばならないのかな。
語ってみれ
<あくびをして>
右手の薬指の先の 傷口を、
もう一方の手の 人差し指と、親指とで
つまんで その、化膿した部分を
ぐっ と押しつぶすと
黄色い 膿が
じわり
ティッシュに吸わせ また、
押しつぶして 吸わせて
ティッシュには小さな跡が てん、てんてん と。
だんだんと 無色になり それが次は 赤に変わっていき
だんだんと 赤く、赤く てん、てん、てんてんてん と。
血の色に変わっていった
カーテンの隙間から見下ろした 景色
いつもと同じ
灰色の
春
貨物列車がゆっくりぃ と
がちゃがちゃ、 ぐづんぐづん、 と
灰色の音を運ぶ その上を
しゃーっと鳥が羽ばたいていって
すぐに、ゆれる街路樹の影に消えた
クルクルと渦をまく紅茶と
右手の指先だけが
鮮やかに
色を放っている
灰色の
春
シャツのボタン
きみがとめておくれ
このまい「空虚」がどうとかってたから
ちょと意識して書いてみましたよ
ただ、なんとなーくで出来上がったから イマイチかも
ダーさんどう思う? 評価よろです
411 :
鳶:04/03/21 10:50 ID:MOFjFQWi
「魂の牢獄」
失ったものに気付けないなら
それはもう涙もながせず
布団をかぶるしかない
鞄を開けて
調べるのは止めたほうがいい
失ったものに気付いたら
生涯囚われてしまうのだから
412 :
えびごろう:04/03/21 19:16 ID:BP+VZx8a
>ダーザイン
何故こんな陰湿な事柄に向き合わねばならぬのか・・・難しいな
こういう詩が好きなだけなのか、こういう詩しか書けないのか
よくわからない これといった理由もないのかもしれない
わからない・・・
もしかしたら「あいつは変わった奴だ」と思われたいのかもしれない
恐れてるんだ まわりから忘れ去られるのを
存在の証明をしているんだ
413 :
名前はいらない:04/03/21 19:48 ID:dr8ul67c
>412
ただ君は
この詩を拾って代弁したんだと思う。
君が存在証明したいんじゃないと思う
そこにあった思いをただひろいあげたんだ
どうだろうか
詩にできない思いがある
それを拾うものがいる
そして、それを詩へと流し込む
うたえずに ただようおもい ながれつき うたのこころに こいねがうかな
桜の夜
七色の風の春の夜の
桜の下の月影に
溜息をつきながら
街灯に流れる自分の影を
眺めている
ぼうっと夜空を見上げると
花びらははらはら舞い降りてきて
敷き積もる花びらを踏みしめながら
時がいたずらに過ぎてゆくのを見ている
花色はすでに衰えて
次第に色が薄れても
時の栞は
淡々と筆のアルバムに
足跡を残しおり
415 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/22 17:53 ID:awfzTAWw
>>409 :ねこいるか
膿を搾り出すとかいう気持ち悪い話は嫌だが、
その空虚な焦燥感はわかるよ。
執拗ににきびを潰したり、指の逆むけを剥いたりといった
神経症じみた自己確認の作業には僕もおぼえがある。
自閉気味の世界の表現が「シャツのボタン君がとめておくれ」で開かれて終わるんだが、
ちょっと唐突の感を否めない。「君」の存在しない世界における「君」って何だろう。
その辺が解るようにもうちょっと書き込まれていたらと思う。
あと、がちゃがちゃ、ぐんずぐんず、しゃぁー等の擬音語はどうだろう?
416 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/22 18:00 ID:awfzTAWw
>>411:鳶
作品としてどうかはともかく、おっしゃることは良く解るよ。
生きていくということはどうしようもない喪失とともにあって、
何を救いようもなく失ってしまったかということは、
おおむね気付いてはいるんだけれど、決して完全にはその喪失を人は認めないんだ。
100%もうダメだとほんとうに思ったら自殺することになるからね。
鞄を開けないこと、うやむやなままにしておくこと、生きていく為の術なんだろうね。
417 :
ダーザイン ◆KK8tGZAqYQ :04/03/22 18:14 ID:awfzTAWw
>>414:名前はいらない
この詩がうたっている桜の夜の茫洋としたふんいきはちゃんと伝わるよ。
ただ、綺麗なんだけど、小さくまとまっていて新鮮味がないかなあ。
なにかもうちょっと文脈からはみ出るようなイメージの冒険があっても良いんじゃないだろうか。
上手なんだけれど、読者をわしづかみにする力がないように感じられるのはその辺かな。
例えば、
>敷き積もる花びらを踏みしめながら
この一行をもっと印象的にする、話者の情緒の記述なんかがあればと思うのだが。
ほんの一行でいいから喜びなり悲しみなりの主情的な記述があればぐっとしまると思う。
418 :
414:04/03/22 18:36 ID:ykorPXge
うん、ターザイン、そこは作者もわかっているところなのだ、
天才とまでは行かなくても作品を見る目はあるようだな
ムハァ、抱っこさせてやるぞ、顔文字置いとくから思う存分抱きしめてくれ
(‘‘///(‘‘///(‘‘///(‘‘///(‘‘///(‘‘///
419 :
アシュリー&ジョン:04/03/22 20:22 ID:XIwP5N5u
うえのひと414不愉快
夏は暑くて楽しい
私はあなたを想い
あなたは私を思う
420 :
鳶:04/03/23 17:58 ID:UU1tn2uD
「旅」
後悔と喜びは前後し
どちらかに転ぶ
道の途中で立ち止まり
昇る朝日にまた歩き出す
偶に座れるなら
柔らかい草の上へ
見える景色が美しいなら
掴めたのは喜びだろう
ダーさんいつもレスあんがとでーす
さっくりとしていながらぴったりとしているのでいつもありがてーっす
>>409のやつ
指先ケガしてっから、ボタンはめにくくて
けどだれかかわりにとめてくれたら すこしは救われるかな
みたいなしめくくりにしたつもりなんだけど
薬指だから意図とちょと矛盾しちゃってた
擬音語は難しいみたいだね
僕にはこれがちょうどいいく感じたんだけどなー
次はけっこう練りこんでから出来たの載せてみるんで
またよろしくおねがいしますね、
ネ、、
練る練るネルネ!
422 :
鳶:04/03/24 22:36 ID:bbjeDGAH
「みなも」
揺らいだ足下から
拡がり離れゆく波紋に
去りゆく人の背をみた
それはもう足掻くほどに
沢山の人々が去り
「疲れた」と
呟くしか出来なかった
423 :
鳶:04/03/25 22:05 ID:L7uivjHK
「対存在」
その君の右翼は
世界を蒼黒色に包み
本来の意味をなさずに
すべてを閉じ込めた
外壁に隔たれて
新たな悲しみが鼓動する
僕の背中には
蝙蝠の羽が揃っていた
424 :
鳶:04/03/26 16:57 ID:hFYVMO74
「ブラック」
クリープは入れません
砂糖は邪道です
僕の珈琲は甘いのです
珈琲だけが甘いのです
425 :
ダーザイン ◆/ucIHArILI :04/03/27 16:17 ID:Ei1r93iT
>>420〜424:鳶
>>420 旅
旅と書いて人生と読む。そういう詩なのだろう。
>たまに座れるならやわらかい草の上へ
すてきな台詞だ。共感しない奴はいないだろう。俺なら漢字を減らして上記のようにするが。
最初の2行が硬い、というか言葉が未整理じゃないか?もっとほどいたやわらかい表現にならないものか。
>>422みなも
短い詩だが、生きていくことの悲しみと疲労がなかなか上手い具合に描かれていると思う。
>>423対存在
この詩は解らなかった。外壁とは精神防壁、ココロの壁のことかな?
対存在とは、子宮回帰的欲求に端を発する存在論的合一・他者(異性)との同一化の願望と、
ココロの壁を介さずしては他者と接近できないというやまあらしのジレンマのような
対人関係の構造のことだろうか?
ラストで僕の背中にこうもりの羽がそろうのは、その問題への何がしかの答えなのだろうが、
これだけではちょっと解らない。隔てられる悲しみを負った者として、隔てられつつ共にあるということなのだろうが。
全体的に、もう少し書き込んでみてくれ。
426 :
鳶:04/03/27 19:07 ID:Bmlxef6f
>>425 感想ありがとうございます。
詩を説明するなど野暮なことはしたくないのですが、
>>423の最後の行だけ補足させていただきます。
コウモリの羽がそろうとは、本来右翼と左翼を片方ずつ持つ筈の存在が
全く別の形で、完成体をしていたという、根本的に相容れない孤独を表現したかった
のです。
何にせよ、書き込み不足なのは間違いないので精進させていただきます。
427 :
鳶:04/03/30 07:44 ID:VM5SuVc1
「まちびと来ずに」
初めてのまち人は母
生まれ堕ちるのを
穏やかなこころもちで
まっていただろう
欲求不満の父は
親の愛を思い出し
ノスタルジーを感じながら
まっていただろう
八年来の友人は
一時間までまつだろう
ペッティングまでの恋人は
もうまっていないだろう
ずっとまっている
昇る朝日を
雨の上がるときを
僕だってまっている
428 :
みつお:04/04/10 12:58 ID:sGHmqH25
41歳で 独身で
親の稼ぎで 生きている
これってメルヘン
429 :
チャッキー ◆p0KB7L1N7M :04/04/10 13:26 ID:1Xcbjqlh
メンヘル
430 :
偽みつお:04/04/16 23:18 ID:Npl5BDpA
41歳で 独身で
親がパンツを 洗ってくれる
これってメルヘン
431 :
バスケットマン:04/04/21 11:04 ID:OIC8enBo
パス→カット→シュートを豪快にキメられて
強いライバル校対抗戦は悪戦苦闘
ダブルスコアで「こてんぱん」になっても
冗談で仲間たち励まして馬鹿笑い
いつも頑張ってるの知ってるよ
一番悔しいくせに・・・
そしてそっと近づいた
不意にこぼれる涙に
キュンときて言っちゃいそうだよ
☆スキ!スキ!スキ!スキ!☆って
I want to be in your side
いつもワタシが側にいるよ
こんなに想うココロあなただけに打ち明けて
でもホントは とてもコワイ
もう気づいてるの?あなたは
−−抱きしめて欲しい−−
−−友達のままじゃ・・・嫌−−
−−ずっと側にいたい−−
保守
保守
434 :
名前はいらない:04/05/03 09:20 ID:K60KsXkn
ラウンジじゃないけど、だれか話そう。
さて、独り言開始
ええと、
何はなそうかな。
まず夢について語ろう。
実は大学に行きたい。
でも、学力があやしい。
大学受験に対応できる学力がない。
なぜ単語が覚えられないか。なぜ記号が覚えられないか。なぜ、漢字が。なぜ、なぜ
今まで気づかなかった。
私はものを覚えるときもそうでないときも常にいつも
考えていたんだ。なにか自分が気になっていることについて夢中で、
考えていた。もちろん答えなんか出ないことをただ無意識の中で必死に。
考えながら難しい単語なんか覚えられるわけないじゃんw
私は物事を覚えられないので、自分が馬鹿だと思っていた。
馬鹿は物事を覚えられない。
私は馬鹿
馬鹿な私が一つの単語を覚えられた。
単語を覚えられたのは恐怖だった。
馬鹿なのに覚えられるわけ無いのに覚えちゃったんだ。
こんなの私じゃない!
私は馬鹿の部屋から出るのを怖がった。
馬鹿の暮らしは楽だった。
考えて考えて
時には楽しく時には苦しい。
馬鹿な私でも
大学だけはあこがれた。
今もその思いは消えない。
気持ちを集中させて、一つの単語を覚えよう。
保守
保守
天使の羽根でボーダーラインを超えてみな
才能あるなら、屋上から飛び込んで 限界まで
的外れなフラストレーション 何も怖くない
大袈裟・嘘・紛らわしい 膝を抱えて虚脱する
詩と酒にほろ酔い、桜の夜には銀河を描く
人は時として全てを嘔吐き出して快感を得るものだ
山下
大先生の新作まだぁ?
つかぬことをお伺いしますがここのダーザインさんはあのダーザインさんじゃないですよね?
441 :
曾村益廊:05/02/03 13:06:03 ID:v2exQVQz
『ゆめ』
朝顔の
黄色い世界に
夢が出て
睫毛を鳴らす
コカインの反動
442 :
名前はいらない:
サムイ