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詩
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400
:
格子
:
2005/11/05(土) 14:32:37 ID:VLjv1fxL
捺印の燻製が列をなして
安住したアベニューに降り注ぐ酢漬けの胎児
夕闇にセーターの毛玉が見境の無い低音のざわめき
涼んでいる化粧台に構わず、僕はその時
紛糾する枯れた土地に匂うかのような産毛を
陶酔していた
π、今は十二時の方角に糊付けされた攪乱
小鹿のようにマルカートされた反り返り続ける燻製のヤモリ
粘るような踏襲の即興は鼻につく散弾の破片
胸を括れ、腹を割れ
バイパスされた哨戒機の示現された偏愛は
衒学的な高速チケットから掃射された
断続的な付点十六分音符の蠕動