君のセンス5段階+αで評価するよ!! v5-pre
919 :
1000になる前にAkira:04/02/23 22:59 ID:ng7Qh69C
春が来た 梅の花が咲いた
それでも塾帰りの夜は思ったよりも寒すぎて
慌ててコンビニに駆け込んだ
ホッカイロ変わりにミルクティー買って
自転車こぎながら頬にあてる
その光景を見た すれ違ったおばあさん
「見てんじゃねーよ」
ってガンつけようとしたら
おばあさんが私に笑いかけた
「あなたは今日、誰かを温かくしましたか?」
久しぶりに投稿。とりあえずさっきあった出来事を書いただけなんで。1000は空白さんがゲット?
920 :
語り部:04/02/23 23:05 ID:gJNYY3bR
今日、得たものはなにですか?
今日、失ったもはなにですか?
あなたの中のあなたに聞いてみて。
921 :
名前はいらない:04/02/24 00:48 ID:fM3RZkgx
見当識
ここはどこであり
私は何者であるのか
私とは一体何者か
私と私でないものを異別するものはなにか
私の敵は誰か
私があって、国家があるのか
国家があって私があるのか
私の外敵とはだれか
わたしの内部にいる敵とはだれか
軍隊無き国家など、成立するだろうか
軍備がなければ国防はなしえない
私は愛国心を持っている
国境は、かならず成立する
私が私である、とするものはなにか
わたしはここにいる
922 :
北棟:04/02/24 03:40 ID:eEktscni
遠足
雲はすっかり舞台を降りて、空は主役を待ちわびながら
黒が紫で紫が橙、橙が白で白が青
町の空気のにおいにどこか、動物たちの香が混じる
めざましの時計の音よりはやく、畳の感触踏みしめて
窓より覗いたその先に、今日の喜び待っている
寝ぼけたお目目に太陽が映え、千里先が見通せた
プラスチックの水筒に、なみなみたっぷり麦茶を入れて
プラスチックの円筒に、固く絞ったおしぼり詰めて
三角形のおにぎりを、リュックにぎゅっと押し込んだ
寝間着を脱いで、靴下はいて
ここぞとばかり歯磨きもせず、鈍い時計を横におき
黄色いリュックを肩に担いで、ライオンのように飛び出した
#よろしくお願いします。
923 :
憂国:04/02/24 03:40 ID:pFn0MT3l
「銘記セラレタシ事」
えーと、国家を規定するものは、たしかー
そうそう、領土と言語と文化だったかなァ。
だからー、同一のそれらを共有する民族が形成するのが"国家"。
で、なんの話?
敵? んーーー敵ねえ。
敵は敵だとおもえば敵だけど...............
少なくとも味方の敵は自分の敵とは、かならずしも言えないよね。
ただ、これだけは憶えとけよ!
軽々しく"国益のため"を口にする奴ァ
お前の敵だ!!
"国益のため"にどんだけ人が死んだと思ってんだ!!!
死んだ者が国家の一部でなかったとでも思ってんのか!!!
忘れんな!!!!!
僕はチェリー味のアメが好き
君はライム味のアメが好き
だから僕のライム味と君のチェリー味を交換しよう
そうやって僕と君はいつも気持ちよくいよう
いつかアメが少なくなって
最後のひとつになったら
ふたりで半分に割ってなめよう
そうやって僕と君はいつまでも気持ちよくいよう
925 :
Deck−O−Pin:04/02/24 15:59 ID:wdeAFU1e
風の強い日
なんだか全てが いとおしく感じる夜
風が強くて 少し湿ってる
黒と紫の中間 とても素敵な宇宙
そして気づいた 僕には血が流れている
生ぬるい空気 開放された空間
フライドチキンの夢はきっと叶えられた
ふとそんなことを思い出しながら
うれしさの波にのまれ 僕は歩き出す
コンクリートの道を磨り減った靴で
買い換えようとは思っているんだけど
そんなことより今は単純に
月の向こうまで行こうと思うんだ
行かなくちゃ
926 :
Deck−O−Pin:04/02/24 16:00 ID:wdeAFU1e
続き
耳鳴りがしてる 少しだけ笑う
風が強くて 髪がなびいてる
あくびをして 乾いた瞳潤う
空がきれいになった あの娘に会いたい
こんな楽しい夜には 滑り台に上って
世界を見渡すんだ 心の中で
アイスクリーム アップルパイ
ハニートースト あの娘の声
会いたくなったから 僕は歩き出す
あの娘の家なんか 知らないけれど
とにかく僕は夢中になってる
太陽が昇るそのときまで
いや、太陽が昇っても夢中でいたい
アイスクリーム アップルパイ
ハニートースト 無限の宇宙
フライドチキンの夢 ストロベリー
あの娘の声 風の強い日
927 :
田中聡:04/02/24 17:42 ID:h32UnYei
『群衆』
疲れ果てた人集りに 揉まれながら街を歩くと
笑顔を無くしたドラマの影が 群がる人を追い立てる
朝のラッシュアワー 昼の照り付ける太陽 夜の酒で心を癒す
汗を流してちっぽけな金 やるせない日常に疲れ
今日もまた群衆の中 笑顔と幸せの意味を探す
928 :
Nozomi ◆jJ8KVlzwNk :04/02/24 19:23 ID:DORMsOrL
若緑の軟らかい葉っぱをたくさん枝につけた 雑木の下に
丁寧に刈り込まれた芝生をみつけた。
その下で眠っている 栗色の髪の牧師がいた。
その傍に腰掛けた私は、お気に入りの詩集を開いた。
929 :
Nozomi ◆jJ8KVlzwNk :04/02/24 19:25 ID:DORMsOrL
みなさんはどんなふうに詩を書きますか?
私は最近スランプに陥ってしまいました。。
もしよかったら技術論でも伝授してくださいませ。
930 :
894:04/02/24 20:28 ID:Z4Mc60DS
>>929 別に仕事じゃないし、たいていは書きたいという意欲のもとに
作業として見るならば、何かを感じて、それを文字にしてるだけ
詩に技術があるなら大半は感性のようなものだと思う、全て個人としての意見な
>>913 いち感想だけど物凄い参考になった
ここは詩の板だものな、同感だよ。本当にありがとう
自分は価値観狭いから他人の評価苦手だよ、スマソ
931 :
青猫:04/02/24 21:51 ID:iiIu51Xh
「春の日」
僕たちは
世界中の明るい感情が集まったみたいに
声を上げて笑った
光が射してた
春の日の白昼夢は気だるく、虚ろで
彼女に寄りかかられた体が空っぽで
触れた部分が空っぽで、消えてしまいそうだった
彼女は 子供みたいにまっすぐに笑った
気だるいクセのある声が 春の日に良く似合ってた
僕たちは少しズレていて、似ていて、気だるく、
冷たく、
暖かく、
互いに薄い膜をはっていた
光が射してた
僕たちは他人だった
932 :
名無しの狐:04/02/24 23:10 ID:Fkn8zdvH
「優しさということ」
優しさって言葉もし表現するなら
横でいつも歩調を合わせてくれる君のことだね。
933 :
溝:04/02/24 23:40 ID:8BjHE1HT
自分で書きたいから書く詩と
他人に読まれたいから書く詩がある。
今まで、自分はどっちを書いてきましたか?
934 :
オクムラの宅急便:04/02/25 00:00 ID:kALGPoH8
ミスドーの「ポンデリング」美味しいですね。今日はじめて食べました。
いつかお腹いっぱい食べてみたいです。
>>884 C+
「オフェリア」
作者はハムレットの視点を借りて想い人を見てるわけで、それをもっと有効に
活用すべきでない?拙者、シェークスピアは友人に誘われて見に行くくらいで
詳しくない。あまり好きでもない。知ってる人にこう聞いてみてください。
「拙者のポエムさー、シェークスピアンとしてどうよ?」
>>919 ほんとにさっきあった出来事なの?通りすがりのおばあさんが、
「あなたは今日、誰かを温かくしましたか?」なんて聞いてくるのかよ。
すごい魅力的な地域性だね。観光にいくから場所教えてください。
>>921 「見当識」
さっきインターネットで見当識の意味調べたけど忘れちゃった。
確か「自分の状況に関する認識」のことだっけ?
ただそこ読んだ限りでは、状況には国家とか社会とかは含まれなくて
自分の空間的時間的位置を認識していること位の意味だったと思うよ。
935 :
オクムラの宅急便:04/02/25 00:01 ID:kALGPoH8
>>923 「銘記セラレタシ事」
国家の定義間違ってない?とりあえず通説的には間違ってる。なんかあんたの定義
やばい空気がびしびしきてるよ。だってあんたの国家観って、
一つの国家に一つの民族・言語・文化しかないみたいじゃない。
そういえばHN、憂国だっけ?やっぱりねー。国粋主義者はどこか違いますね。
ただ優しい国粋主義者だね。愛のある国粋主義者を目指してください。
>>925 C+
「風の強い日」
もっとすっきり書いた方がいいと思います。冗長。また風が強いと何か
あるんですか?
あと食べ物に拘った意味が全体として解かるようにしてくださる?
言葉の使い方は好印象。
>>927 C+
「群衆」
言ってることはありきたり。
ただ少し視野が広かったから高く評価してみました。
そこは、誰もいないはずなのに
ぼくがそれを差し込む前に扉はガチャンと開きました
ぼくはハッとして部屋へ駆け込みました
やはり窓はあいていて、生臭い・・・けれど優しい香りで満ちていました
十年前の香りに圧倒されてしまい、立ち止まってしまったぼくを
壁に貼られたヴィヴィアン・リーが笑ってみていました
走馬灯の影さながら遠く馳せるのは懐かしさに辿る想い
「海が見えるから」
それだけを理由にここを選んだ人
繊細な外見を持ちながら、君は自然に抱かれて生まれた子
生まれながらの野生児であったのでしょう
窓から入る潮風を受けて眩しい日差しを眺めながら
薄汚いアパートの一室で見ていた夢はどんなにか幸せだったのか
双眸に炎をたぎらせた、貴女は最後まで情熱の人でありました
ぼくの永遠のスカーレット
僕と過ごした日々を彼女は彼女なりに受け止め、感じ、
そして幸福のまま逝ったのだと思い
その想いは、そばにいない人への狂おしさにも似ながら
不思議と孤独を紛らわせてくれるのです
風と共に去った青春の日々へと心は還りながら
すみません、こちらのスレに書き込みたかったのに
別のスレにも誤爆で書き込んでしまいました・・・。
詩板は初心者です。
よろしくお願いします。
938 :
まる:04/02/25 00:13 ID:wTiqagec
見れば見るほど青い空は
単なる大きなかたまりで
遠くからなら見える空が
真実の空だったり
見れば見るほど白い雲は
単なる大きなかたまりで
遠くからなら見える雲が
真実の雲だったり
近づけば近づくほど綺麗な心は
単なる人間の交錯で
遠くからじゃないと
真実の心は見えなかったりする
ボクたちは近づきすぎたんだ
こんばんは。
>>896 C-
「ああ〜」の使い方が上手いですね。
働く事が、与えられる物に直結してしまう世の中には、私も虚しさを感じます。
でも、もし「そんな日」が来て、そんな世界になったら、なったで、
私は、満たされない気持ち を欲しがってしまいそうで、怖いです。
>>897 D
最初の二行、好きです。
>>898 D
そうですか・・・。
伊達メガネは、見えているから、かけるものだと思います。
>>900 D
「悪くない」とは思いますが、中学三年生でそう言ってしまったら、
なんか・・・・嫌だな。
>>901 B-
この詩すっごく好きです。
シンプルなんだけど、言葉に重みがあるように思います。
「ばかみたいだな」も効いています。
940 :
シューン:04/02/25 00:30 ID:p1mU5TvZ
ワンダーズ
さあ回るよ 回れ
右に左にぐるぐると
頭はいつも逆方向
落ちたものを拾っては
大事なものを落としてく
ミルクティーにコカ・コーラ 一緒だよ
飲み物だから 一緒だよ
だけど実は違うんだって あれはアレで これはコレ
過去は過去で 今は今
それから未来はずっと先
だけど過去は今だったし 未来なんて今からだ
可笑しいな 面白いな
こんな世界
グルグル グルと宇宙は渦巻くよ
同じものから違うもの
違うものから同じもの
ひとつの口から出てくる言葉
賛辞と罵倒 偽りに真実
どれもひとつの口からなんだ
夏 太陽は暑く
冬 程好くあたたかい
どちらも同じ太陽だ
不思議だな 奇妙だな
そうゆう世界
見てるようで見えなくて
見たくないもの見てしまう
あるいは 見ぬフリ
不思議世界
すみません。939はデラシネです。
ちょっとパソコン壊れてて、なんとか復旧しました。
>>933 俺にレスつけさせるようなもん書き込むんじゃねェ。
質問自体あまりに不完全だな。
>今まで、自分はどっちを書いてきましたか?
↑
"あなた"の間違いかい? それともアンタ関西人なのかい?
あと、"詩"のとこ"日記"に直すんならハナシはわかるぜ。
ふん。
943 :
白鑞金 ◆XQOqpD8gDY :04/02/25 01:01 ID:KfRhcHeC
>>940 >落ちたものを拾っては 大事なものを落としてく
→拾いあげては 落としてもいく
「落ちているもの」=「大事なものではない」、とは限らないのでは?
全体的にはもっとリズムを重視して、「歌詞」の方向を目指されてもよかった
かなとおもいました。
944 :
名前はいらない:04/02/25 01:24 ID:MvfhEITm
ん?
945 :
シューン:04/02/25 01:24 ID:p1mU5TvZ
評価ありがとう。
確かに「落ちているもの」=「大事なもではない」とは
限りませんね。ちゃんとツッコンでくれるのは嬉しいです。
ここは単に人間の滑稽な部分を書きたかったので
単純に受け取れてもらえばら嬉しいです。
あと、他の人の評価も聞いてみたいです。
946 :
シューン:04/02/25 01:30 ID:p1mU5TvZ
すいません、>「単純に受け取ってもらえれば 」です。
947 :
名前はいらない:04/02/25 01:35 ID:MvfhEITm
.
948 :
ネコスープ ◆sMASo.TDwA :04/02/25 02:58 ID:YlD54Q5w
―美食―
男:「君は動物保護法は知ってるかい?」
女:「知ってるわ。私は動物が大好きだもの。
すべての動物は生命の前に平等に生まれ、人間と同等の権利を持つ―でしょ?」
当然よね。動物にだって命があるのだから。」
男:「そう、動物にだって命はある。今食べている肉だって
人工的に培養されたものだ。決して生きた動物に刃を立てたりは
していない。」
女:「やめてよ。お肉、食べられなくなるじゃない。」
男:「でも数十年前には、動物を食べるために飼育し、殺し、
それを人々は食べていたんだよ。」
女:「人類の歴史って残酷よね。」
男:「違うよ。歴史が人類を残酷にするのさ。」
女:「この肉料理、おいしいわね。ソースがいいのかしら。」
男:「食べてみたくないかい?生きた動物を。」
女:「・・・そんな残酷なことできるわけないじゃない。」
男:「とってもおいしいんだろうね。こんな人工肉なんか比じゃないくらい・・・」
女:「きもちわるい・・怒るわよ?」
男:「ああ、ごめん。」
男:「ところで、君は何故僕の左足がないか、知ってるかい?」
女:「幼い頃、事故でなくしたんじゃないの?」
男:「・・・その通りさ。よく覚えてたね。」
男:「両足が義足になったらやっぱり歩きにくいんだろうか。どう思う?」
女:「不便でしょうね。お肉、食べないの?」
男:「ああ、食べるよ。」
949 :
名前はいらない:04/02/25 03:08 ID:fGw89XAl
>>893です。
デラシネさま評価有難う御座います。
詩といえるような文章じゃないですが今後また立ち寄らせていただきます。
もっと表現が上手になりたいです。
950 :
名前はいらない:04/02/25 03:11 ID:TS1Mi2Kn
「輪廻」
どこまでも続く空
どこまでも続く大地
どこまでも続く人生
ゴールは君の腕の中
来世でもまた会おうね。
「
>>923 について」
チッキショー!
しくじっちまったぜ!
「国家の定義」と「民族の定義」取り違えちまった。
題名の日本語もよく考えると変だ。
でもさ、
"憂国" → "国粋主義者" 短絡的過ぎないかい?
じゃ、
「God Save The Queen」を歌った"セックス・ピストルズ"は?
っていっても古すぎてわかんないか?
注;これにレスはつけなくてもいいです。ちょっと伝えたかっただけだから。
あ、ちなみに私は"右"でも"左"でもありません。あしからず。
952 :
山田:04/02/25 10:15 ID:qFY5L7y4
窓際で寝そべった僕たちは
進んでゆく木漏れ日に居場所を変えるだけ
花びらが上昇気流に舞い上がって降り注ぐ日に
遠くから響く誰かの爪弾くピアノの音
アイスティーに移りこむテレビには
水色の天気図に7つの陽が昇る
キラキラと関東地方に寄せる一筋の雲もなく
硝子のコップ越しに静かに揺れてる景色を見て
ベランダでひるがえるTシャツが
曇りなき青空に溶け出す晴れた日に
廊下から低空非行で声をさらった隙間風が
カレンダーを揺らし季節を進ませる夢を見て
ぼんやり曇った窓
細い指でなぞった言葉
ただ眺めてゆらぎながら君のそばで
もう少しこのまま 君が笑うひなたで
分かり合って誤解し合って暮らせたなら
流れ行く季節と時が止まる瞬間
寝返り打った君は夢の途中
巡り巡っていつも夢の途中
953 :
Deck−O−Pin:04/02/25 11:21 ID:MPIyMbAX
>>935 単純に好きなものの羅列ですね。
生ぬるいとか、湿ってるとかで夏って事は判ってもらえたと思うんですけど、個人的に夏のじめじめした少し風の強い日が好きで、そんなようなことを書いたんです。
一番この詩の中で言いたい部分は、血が流れてるのを気づいたってところで、後は例を書いたって言うか。
954 :
名前はいらない:04/02/25 14:08 ID:FWIEJddK
次スレまだぁ
955 :
よう:04/02/25 14:17 ID:aByz7u+z
アナタの歩んだ
その先に
幾つかの道が現れたなら
アナタは大いに悩むでしょう
悩んで悩んで、
悩み抜いたその後で
ひとつ選んで進むでしょう
信じて進んだ
その先に
もしも、
アナタの望んだ何かを見つけられなければ
迷わず曲がりなさい
引き返すコトは出来ません
立ち止まってはいけません
そのまま進んでもいけません
迷わず曲がりなさい
無理矢理曲がった
その先に
道無き道の
その先に
新しい道を見つけるコトが出来るから。
956 :
よう:04/02/25 14:18 ID:aByz7u+z
儚ヒ夢ニ縋ルヨリ
確カナ現ニ溺レテイタイ
届カヌ星ニ願フヨリ
手近ナ幸セ抱イテイタイ
見エナイ明日ニ架ケルヨリ
消ヘ行ク今ヲ踏ミ締メタイ
何処ヘ行クカモ我知ラズ
知ルモ知ラヌモ時ノ風ノミ
957 :
よう:04/02/25 14:19 ID:aByz7u+z
自由。
それは、何のシガラミも無く翔べるコト。
誰にも邪魔されず、
何にも囚われず、
在るがままに生きられるコト。
行きたいトコロへ羽ばたけるコト。
でも―
もしも、飛び立ったその先に、
“自由”の翼を休ませる
丁度よい枝が無かったら―
アナタナラドウスル?
ひたすら進む事しかあたわず、
休むことも、
帰ることも、
悔やむことも、
許されない運命に出会ったら―
ひたすら進んだその先に、
落ちることが、
消えることが、
死ぬことが、
約された運命に出会ったら―
ソレデモアナタハ“自由”ガホシイノデスカ?
こんにちは。
>>904 D+
あなたは理論派なんだろうな。と思います。
この詩の場合、風に飛ばされそうな「僕」を表現する為に、
もう少し不安定にたよりない感じで書いてみても、良いかもしれません。
>>906 D
あなたが「汚い欲」としたものも、その欲自体は純粋なものではないでしょうか?
君に好かれたいという欲を叶える為の欲・・・と、複雑に絡んでいく欲のほうが、
私は不純な気がします。
>>907-908 ごめんなさい。個人的に、これとまったく同じセリフを言われたことがあり、
どうも、その人とダブってしまい評価が付けられません。
すみません。他評価お願いします。
>>909 D+
目の付けどころが面白いです。
あなたなりの闇の定義なんかも入れてみると、いいかもしれません。
>>910 C-
これも、目の付けどころが面白いです。
思わず私も想像してしまいました。・・・・・恐いです。
>>911 D
三つも書いた最後に、それはないじゃないですか(w
おめでとうございます。のろけた詩でも書きたくなったらまた来て下さい。
「自由」
鳥にいわせりゃ
人間なんて
空も飛べない
無能な奴ら
自由?
ふん!
おこがましいや
ポコチンの袋のシワシワの中には
小さな世界があるんだ
大きくのびた袋はゆるゆるしている
中には、玉
二個の中の一個には、小人さんが住んでいる
玉の中、四隅に手足を踏ん張ってる
時々、両の手の掌を合わせてパンパンパン
お相撲取りのように四股も踏む
退屈で、暇なのさ
さて、もう一個の方にはトカゲ
丸まっている 目を瞑っている 瞑想している
この世界は迷走している
僕は素麺を食べてる
夏のお昼は素麺が素敵
熱中病で倒れると、病院で点滴
僕はこの世界では無敵
おにーちゃんはお布団で夢精
無声映画は徳川無声
バスが来るのが遅せぇ
パンツの中は臭せぇ
親父の靴下はもっと臭せぇ
死ねや
殺すぞ
殺っちゃってください
死んだ
星になった
砂粒のような星になった
巨大な砂時計の中を落下した
落ちて、弾けて、壊れて、消えた
961 :
よつめ:04/02/25 17:30 ID:6pEUq6DT
962 :
よつめ:04/02/25 18:05 ID:6pEUq6DT
笑顔
ぼくは君を守ると誓った
この誓いをバカにする人もいた
ぼくは相手にしなかった
ただ君が笑っていてくれればいい
それだけでこの誓いは報われた
それなのに
君は消えてった ぼくは守れなかった
自分の無力さを目の前に突きつけられた
ぼくは泣いた 悔しくて 強くなりたくて
ぼくを見て君は笑いながら言った
「大丈夫」って
白く力の無い手でぼくの手をさすりながら
微かだけど確かな体温を感じ
ぼくは無理矢理涙を止めた
そして 精一杯の笑顔で笑い返した
改めて誓った 君を絶対守るって
根拠なんか無い 君が笑っているんだから
続く
963 :
よつめ:04/02/25 18:07 ID:6pEUq6DT
君が消えた もう笑わない
ぼくは叫びにも似た声で泣いた
誓いはもろくもくずれてった
守れるはずはなかったけど
絶対に守りたかったその笑顔
二度と見ることの無い笑顔
ふっと目を閉じる
君の笑顔が映る やさしくて とっても大切な笑顔
笑わなきゃ 君がぼくに教えてくれたこと
笑顔というすばらしい表情 かけがえのないもの
ぼくは誓う この誓いは絶対守る
君の分まで笑顔を伝えていくよ
二度と涙は流さない
君がくれた笑顔が流れ落ちないように
ずっと ずっと 笑っていくよ
964 :
山田:04/02/25 18:27 ID:qFY5L7y4
「手紙」
ああ君に手紙を書けば
長すぎた旅支度も終わるのだろう
何も知らずおやすみ 枕を抱いて
暮れていく秋の日に
さあ君に手紙を出そう
ポストから君の家に二日の時差で
駆けつけた僕の部屋で名前を呼んで
色づいた明きの日に
これで少し長いお別れになる
そんな気がして思い立って
旅立つ朝にポストに投げ入れるつもり
この手紙が届く頃僕は冬にいて
荒れる午後の海をみるのさ
965 :
山田:04/02/25 18:28 ID:qFY5L7y4
明き→秋
雨と雨の間 蒼い色
暖かさを感じた
吐いてこぼした言葉も歌も その向こう側
羽根を乗せた 風になりたかった
叶うことのない それさえ夢で
ずっと昔 手放した 足跡を残す為に
願いは遠い
ツギハギだらけ 微かな光を それでも追い求めた
夢から覚めた そこはどこまでも 空 で
ただ在るだけの空気 蔽う雲 その先の 蒼の蒼
足元の赤い大地に根を下ろした木々が 風を受けて回る
軋む 錆び色の音
中央の窪んだ地平線 壮観な空虚
それが私の望んだ世界 辿り着くには遥か遠く
抽象 反射 形無い 届くはずもなく
心の 空 は肥大して 私はきっと満たされる
溢れた 空 といっしょに 私はきっと流れ出す
霧散し 消える その場所へ
私のいない私の世界 光となり
願いの叶った 過程の上の結果 未来
わからない 理解るはずもない
ただ確かに 今 私はそう望んでいる
967 :
Deck−O−Pin:04/02/25 20:27 ID:MPIyMbAX
マリアンヌ
彼女はとてもいやらしい
いつでも僕に求めてくる
そんな彼女を僕はいつも
蔑んだ目でやってやるのさ
だけども今日は少し違う
空を見上げて物憂げになる
彼女はもうここにはいない
彼女はもうここにはいない
Baby,ジャックナイフで僕の心を切り裂くのは
Baby,蒼い瞳のマリアンヌだけ
例えば街を歩けば
少し右手が冷たい
例えばテレビを見れば
ワイドショーの声がうるさい
Baby,ブラックホールで僕の言葉を吸い出すのは
Baby,青い瞳のマリアンヌだけ
だけど今日は少し違う
空を見て物憂げになる
彼女はもうここにはいない
彼女はもうここにはいない
968 :
青猫:
>>934 オクムラさん評価ありがとうございます
オフェリア、中学の頃 美術の教科書に
載ってた絵に 感銘を受けて書いたものです
原作を見てからこの詩に内容をつけたら、
もう少し変わってくるかもしれない