307 :
soft ◆1unIKApLkA :
これ? そうだな〜 俺は不器用だな〜 推敲しないしねw
もっとマターリと時間をかけて詩を作れるようになりたいな〜
『Braver』
毎日、寝る間も惜しんで必死に絵を描く
絵の中はいつだって
ある小説の主人公「ブレイバー」
毎日、食べる事さえ忘れて必死に絵を描く
絵の中はいつだって
完全無敵、誰にもひるまない「ブレイバー」
どんな強い敵だろうと どんなに大勢だろうと
「ブレイバー」は長剣一つで負けないんだ
ある日、泣きながら僕は帰ってきた
すがるように筆を手にとって また絵を描こうとする
しゃっくり交じりの泣き声が部屋中に響いて
手が震えて 涙で目は霞んで もう絵も描けない
すると絵の中の「ブレイバー」は ゆっくり動き出す
斬り捨てた敵を抱きかかえて 絵の外へ消えていく
するとドアにノックの音
ドア越しに聞こえる声
「弱い君は我が殺した。亡骸は我が持っていくぞ」
電気のついていない部屋に夕日が斜めに入り込む
絵の前で大の字で寝てる僕
その絵の中の「ブレイバー」は
長剣を広い青い海に投げ込んで捨てていた