一行詩(俳句、短歌、川柳、自由律、短詩etc.)6
1 :
名前はいらない :
03/12/22 15:53 ID:QixSeqKf
とりあえずとっておくね2げっとずさ〜
いくたびも蘇る夢いとほしむあれから1年雪明りの夜
4 :
名前はいらない :03/12/23 01:28 ID:IIZFqll+
哀しい言葉いくつも降り積もる窓明かり
幾年待っても貴方は戻らぬ人
6 :
名前はいらない :03/12/23 15:20 ID:BMnGNcUP
命有限愛無限
金が湧き出す魔法の言葉 「オレオレ〜」
8 :
名前はいらない :03/12/23 16:50 ID:l+nzNCPN
テレビ朝日 木曜ドラマ「エースをねらえ!」
2004年1月15日夜9時スタート!
ttp://www.tv-asahi.co.jp/ace/ .. ●---●
. / ◆▼◆ヽ
[__ _ _] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.. ( | V▽V|) < よろしくね!
(;;  ̄ ̄ ̄つ \______
|;;;;;;;;|;;;;;;;|
. (;;;;;;;;;;);;;;;;)
9 :
名前はいらない :03/12/23 18:53 ID:L7PnPLe5
振り返ればそこは光の花の庭
いつかは会えるか梅咲く丘で
11 :
名前はいらない :03/12/24 01:05 ID:uWtwQMQ0
天命の中に自名あり
12 :
小夜歌 ◆SAYA49zbJk :03/12/24 01:13 ID:sIu6dFSt
自分の掌の温度。どうしてこうも安心出来るのだろうか。
13 :
小夜歌 ◆SAYA49zbJk :03/12/24 01:14 ID:sIu6dFSt
くるりくるりと指先で 髪の輪をつくるのです
14 :
抑揚 :03/12/24 01:15 ID:u7Z5nRv9
唸れ黒い半月のブーメラン!戦えサンバイザー!!
15 :
名前はいらない :03/12/24 13:03 ID:B0XE1nrf
晴れ渡る青は哀しみの色
パスタが茹で上がるのを待っています
17 :
名前はいらない :03/12/25 01:32 ID:DmnwiWo3
みのむしの皮はぎとってさあ視姦
18 :
名前はいらない :03/12/25 13:56 ID:V37cdYrV
旋風さえ気まぐれな午後雲の行方知れず
19 :
舟 :03/12/25 15:45 ID:b+0WN5vo
シーアン憂い背曲がり、ガマ星雲哀史
20 :
舟 :03/12/25 15:46 ID:b+0WN5vo
酢塗み汁悔いり、メリークルシミマス
21 :
名前はいらない :03/12/25 17:25 ID:TIWKMaM9
波間にただよう夜風の薫り
22 :
名前はいらない :03/12/27 02:33 ID:JsBkyBrR
さっきサラ金から電話かかってきたよw
23 :
名前はいらない :03/12/29 02:35 ID:eE5tlBx3
幻のほかに影はなし
24 :
白鑞金 ◆XQOqpD8gDY :03/12/29 02:45 ID:xKzPyPiO
つつましかれとひとこと残し、狂いかけの債権者も逝った年の瀬
25 :
ゞ :03/12/29 14:46 ID:4URoPE7/
玉葱の皮剥くように生活を愛と糊塗する君とダンスを
26 :
ゞ :03/12/29 14:54 ID:4URoPE7/
年の瀬のテレビはいつも似たような番組だから僕と見ようよ
ジョシュとだけ 言えば十分 猪木祭
28 :
名前はいらない :04/01/02 17:24 ID:XaMmLFx/
浅き夢うすれし朝がまたやってくる
恥かしさが先走り 心の弁となる まるでダムだ それは
30 :
名前はいらない :04/01/04 00:55 ID:SFDhZcG0
夜 越えられない いつの間にか消え去っていく ひととき
未だ朝を迎えられない、闇の獣たちに、もう少しだけ夜を
32 :
名前はいらない :04/01/04 14:04 ID:cyNuH0C8
臨場感を凌駕してリアルに於いて反映実現される有質量の全ての結果
夢は時雨か
34 :
白鑞金 ◆XQOqpD8gDY :04/01/04 15:19 ID:wRritRP1
行く川面じっと手をみる生命線
35 :
名前はいらない :04/01/05 15:15 ID:FquANqGB
まっさかさまに冬の青空
36 :
壱歳爺 ◆BiueBUQBNg :04/01/06 00:36 ID:6ppzf37V
空 澄 鋭 ん き で 一 三 人 日 切 月 り
37 :
名前はいらない :04/01/06 00:51 ID:HYVa715d
38 :
万華鏡倉庫 :04/01/06 23:38 ID:EimXnMY6
わたしの足許で腐るわたしの落葉を、わたしの根がまた吸い上げてわたしに加える
39 :
万華鏡倉庫 :04/01/06 23:42 ID:EimXnMY6
異国の時計に呼び止められた記憶の時刻
40 :
万華鏡倉庫 :04/01/06 23:46 ID:EimXnMY6
脊髄を遡る鱒が、のけぞった喉元から跳ね上がるまであなたを、刺し留めておく
41 :
万華鏡倉庫 :04/01/06 23:50 ID:EimXnMY6
お歳暮にもらった、賞味期限まであと三ヶ月の文明
42 :
名前はいらない :04/01/07 00:41 ID:2SjiKmqp
冴え渡る一の月我が心の切っ先
月光や 吐く息白く 星屑の夜
44 :
名前はいらない :04/01/07 01:04 ID:1KXPKcj7
こうちゃ の なか の めろめろなる つき や
45 :
万華鏡倉庫 :04/01/07 04:37 ID:/P1zuqw1
棺桶の中で脚がつる
46 :
名前はいらない :04/01/07 18:47 ID:NubzaPbE
夜の裏側でこっそり息を吐く
47 :
名前はいらない :04/01/07 22:51 ID:s057JlgO
新年に かこつけ送る ショートメール 神様が守ってくれますように
48 :
名前はいらない :04/01/07 23:08 ID:sLaKIijm
初詣 白羽はるかに 飛行機雲
49 :
名前はいらない :04/01/09 00:56 ID:flr/w6SR
柘榴のような心
50 :
万華鏡倉庫 :04/01/09 04:14 ID:8l6U4QTs
蚊柱が倒れる音
51 :
万華鏡倉庫 :04/01/09 04:25 ID:8l6U4QTs
夢に重なる夢の地層に 潜む感情の化石を 先祖の指で掘り返す
52 :
万華鏡倉庫 :04/01/09 04:27 ID:8l6U4QTs
毛虫の毛皮
53 :
溝 :04/01/09 16:03 ID:Xn8N2erj
今年の春は何色だろう。連休なんてイラネーヤ。
54 :
名前はいらない :04/01/09 17:47 ID:47Q/ZOc+
くらい言葉をひしとあたためている夕闇
55 :
名前はいらない :04/01/10 01:12 ID:DsBp7xUr
夜の手
56 :
万華鏡倉庫 :04/01/10 02:04 ID:+Cf3ubFi
枝の上を歩いてゆくと、待ち合わせ場所の葉っぱの裏側にびっしり、おなじ苗字の微細な墓標が生えている
57 :
万華鏡倉庫 :04/01/10 02:08 ID:+Cf3ubFi
言葉が、発生順の配列になっている辞書の、最初のページを開く緊張
58 :
万華鏡倉庫 :04/01/10 02:12 ID:+Cf3ubFi
羊雲を呼び集める鐘の音
59 :
名前はいらない :04/01/10 20:02 ID:DsBp7xUr
赤い紅い恋の文字をしたためている厳冬
失った えがおの君を 思ふ度 我がこころに 雪は降る
61 :
万華鏡倉庫 :04/01/11 19:16 ID:9iocLwYb
諦め切ったように 番号順に滴る雨垂れ
62 :
単なるヤジウマ :04/01/11 21:22 ID:vtskp4Q1
メンデレーエフの雨垂れですか
63 :
名前はいらない :04/01/11 22:55 ID:SWknl8vA
兵隊の位で言うと自衛隊ってななななんだだろ
64 :
万華鏡倉庫 :04/01/12 01:56 ID:7X7b4uW8
>>62 メンデレーエフのことは考えもしませんでした
65 :
単なるヤジウマ :04/01/12 02:38 ID:GQUM9YGt
ウランネプトンプルトンと降るのかと思いました。
66 :
万華鏡倉庫 :04/01/12 05:06 ID:7X7b4uW8
>>65 うーむw
先後関係でしか「個」を主張できないような現象にとっては、なんぼ波動が集束しても、
おんじような選択肢しかなくてダルかろう、みたいな気分でした。
67 :
名前はいらない :04/01/12 12:55 ID:a2q0oLwP
いつでも いつも ずっと いつか ふりかえって おもいだして あのしろい ふたりだけの夜
68 :
名前はいらない :04/01/12 15:48 ID:sxJSPH4G
>>66 いつでも いつも ずっと いつか ふりかえって おもいだして あのしろい ふたりだけの夜
うーん…、実に惜しいのう! 「ふたりだけの夜」は「かまいたちの夜」にすれば良かったのう。
『いつでも いつも ずっと いつか ふりかえって おもいだして あのしろい かまいたちの夜』
これじゃと、なんとも言いようのない悲惨さがにじみ出て良い味が出るではないか。
69 :
66 :04/01/12 15:55 ID:Qg+hqqba
おんじような選択肢=おんなじような選択肢、ですた。スマソ
70 :
名前はいらない :04/01/12 17:02 ID:g0ORKlNV
夕暮に 溶けてしまえ この体
71 :
名前はいらない :04/01/12 17:09 ID:BySO4ONB
来世では添い遂げるよ 約束するよ首狩族の美少女 だから今はさようなら
72 :
名前はいらない :04/01/12 17:50 ID:sxJSPH4G
>>70 うーん…、実に惜しいのう! 「夕暮に」は「硫酸に」すれば良かったのう。
『硫酸に 溶けてしまえ この体』
こうれじゃと、ぐっと現実味を帯びて良い味が出てくるではないか。
73 :
万華鏡倉庫 :04/01/12 18:05 ID:jetVKnlT
三人称が二人称に話しかけようとして果たせずにいる
74 :
単なるヤジウマ :04/01/12 19:41 ID:6J9gVWKa
地に落ちて順位わづかにゆるみつつ雨垂れやがて沁みて消えしか #雨垂れのアウトサイダー考えようとしたけれどどうしてもイメージを結べず断念。くたびれてもう寝ます。
75 :
名前はいらない :04/01/12 20:23 ID:sqPPjqWl
僕の二重構造の心の奥に入り込む君は、なぜか扉から入らない。 さて、ねよ。ADSLじゃないし。(涙)
76 :
名前など忘れた :04/01/13 00:31 ID:UfQXKyy3
言葉は堕落した、僕の言葉は
77 :
万華鏡倉庫 :04/01/13 05:32 ID:f1IY4WJB
身を寄せてくる天に かいなを伸ばす海
78 :
名前はいらない :04/01/13 08:07 ID:NhpcCwDk
氷雨の窓
79 :
小夜歌 ◆SAYA49zbJk :04/01/13 10:10 ID:ohlvYsGW
冷えた鳩尾天花粉こぼれ たらちねの思い出溢れ
80 :
名前はいらない :04/01/13 10:14 ID:wXsNq8em
もうこれ以上ないってくらいむいてぇええん おまままま!!
81 :
万華鏡倉庫 :04/01/13 10:38 ID:MLkbyVi3
文字が書く
82 :
名前はいらない :04/01/13 14:51 ID:VQullpK5
自動律
83 :
万華鏡倉庫 :04/01/13 20:18 ID:AP1W+Kpq
なんにも考えてない時間を、鏡の裏張りにする
84 :
万華鏡倉庫 :04/01/13 20:23 ID:AP1W+Kpq
細い目エしていきなり車線変更する仏陀
はしかが治ったみたいだ大人の階段ひとつ上る
86 :
名前はいらない :04/01/15 17:40 ID:pl0GL6US
狂った球体
87 :
なおりん :04/01/15 17:42 ID:9ElPwv2E
見えぬ明日今日蕾が咲くかもしれないのに
88 :
クイロ。 :04/01/15 18:41 ID:n1OOE6gW
本日という日にさようなら。
89 :
万華鏡倉庫 :04/01/15 21:38 ID:jPfCky8U
「ここ」と「あそこ」が待ち合わせをして、出会ったときには二人の「そこ」になっている。
90 :
名前はいらない :04/01/15 23:20 ID:pl0GL6US
まぶたの白熱
明るい歌も今は嘘くさく聞こえない
92 :
六惹 :04/01/16 05:35 ID:NJmuHu3r
行き逝きてなお幽冥
あれ、片玉が無い。まっ、いいか。思う日々
94 :
万華鏡倉庫 :04/01/16 17:20 ID:8aMIYtpq
合わせ鏡の二十三番目の鏡像から、五万四千百十九番目の鏡像に引っ越す。
95 :
万華鏡倉庫 :04/01/16 17:21 ID:8aMIYtpq
鏡像を奥から、数えるために出かけた夫を探して。
96 :
あざみ :04/01/16 18:22 ID:Ck3rBjUQ
灰色の 圧雪踏まれ 消え逝くる、 煤薄汚れに 我の姿見。
97 :
万華鏡倉庫 :04/01/16 23:17 ID:vn5xBAyk
感情がくるりと回るけはいが、あなたから伝わる。かかとがキュッと鳴る音のように。
98 :
万華鏡倉庫 :04/01/17 04:12 ID:gnszHTda
耳を澄まして十六夜月の光を聴き取っている夜の、穏やかにほころんだ口許にキスを
99 :
万華鏡倉庫 :04/01/18 19:39 ID:B8wrjcGi
左の瞳孔のふちに腰掛けて外を眺めていたちいさな精霊が振り向く
100 :
名前はいらない :04/01/19 21:21 ID:QRhdm7uN
雪中の 小さな体 抱きしめて 無事に帰ると サバクのサクラ
101 :
えせ壊人 :04/01/19 22:28 ID:e2Mh8gni
戻れぬ枕の距離
脳の左側の野原に、見知らぬ雑草が生い繁っている。その茎を凍えた意志がのろのろと這う。
洗濯バサミに挟まっている、かすかな体脂肪の記憶に耳を
曇天の滑り台をなわばりとして、喉笛を噛む石の摩擦を、いちまい剥ぐ
夕刻の鈍角を、押し返す方法の授業
スプーンを曲げるために費やした一日
青空に 雲がのんびり 流れてる 時ものんびり なったらいいなあ
108 :
かささぎ :04/01/21 00:53 ID:RwsDJeN2
ナマムギナマゴメナマタマゴナマエビナマアシナマカラダナマハダツツケバノビチヂミスル
もう誰も残っていない星に、届く手紙だけが堆積してゆく
110 :
名前はいらない :04/01/21 17:31 ID:PkAk3tB8
>>万華鏡 おまいの言葉が好きだ
111 :
名前はいらない :04/01/21 17:39 ID:PkAk3tB8
鏡の中に息を殺し、永遠に自分を待ち続ける狩り人
川柳が見当たらないんですけど、どこか他に川柳のスレッドがあるんでしょうか?
瓶の中の臓器のように 切り離されて変わらない感情が なにも言わず浮かんでいる
恋人の寝息にじっと聴き入る。ただそれだけが聴こえる夜。作曲者のいない音楽。
そして誰も来なくなった。不死が実現した後の死後の世界に。
117 :
名前はいらない :04/01/22 15:03 ID:MJQCshWa
こごえながらそれでも人は道を往く
118 :
蔵出し偽作万華鏡 :04/01/22 20:29 ID:sHsVoGBG
夕暮れひそかに無言歌を聴けば過去の未来がなまあくびする
ぼくらが見送る夕暮れは、海の向こうが迎える朝明け
血だるまに なるなと願い 雪だるま
>>120 耳にまろまろっと転がりこんでくる韻律ですね
122 :
名前はいらない :04/01/23 22:42 ID:eDd61Je1
ひしと抱き合うぬくもり
彼方まで白い真冬のカンバスにやがて描かれる春のおとずれ
124 :
名前はいらない :04/01/25 15:43 ID:+JHym//a
さらりと短い一日を過ごしている
やかれる肉のコゲ臭さ 食欲と共に本能を運んでれる
126 :
名前はいらない :04/01/25 21:11 ID:0Oa5vIn7
黄色い目の猫よ 貴方の健気さに笑ったのだけど 分かっただろうか
127 :
ゞ :04/01/26 03:41 ID:nDhQvPYI
かつて見た故郷みたいな大雪が明日降ったらあなたは困る?
なにを思い出したのか、おおきな津波が浜で、じっと佇んでいる。腕組みしているみたいに見える。
三度目の夢の駅に着いたら、切符を折って前歯で噛んでください。かちり、と音がして蜜柑の匂いがしたら成功です。そしたらわたし、お嫁に行きますから。
130 :
ゞ :04/01/26 04:13 ID:nDhQvPYI
今日と書き違うと書いた朝を持つテロリズムまで遠い企画書
くぐもった踏み切りの音に振り向けば流氷の海に跪く警報機
132 :
単なるヤジウマ :04/01/26 15:46 ID:gaO39PwA
>>130 少し惹かれました。齟齬や矛盾が消化しきれているかどうか知らないけれど、格調のたしかさでしょうか。
133 :
名前はいらない :04/01/27 14:18 ID:iHSntBN+
弱いひざしをのんびりと浴びている
>>132 "持つ"が意味する、状態をあらわす言わば
形容のhave的文法感覚が詩的比喩とマッチして
効果的に重なっていて相乗効果が起こっているのだと思う。
格調が高いという指摘は内容の他、
上の視点での構造的な"形式的確からさ"を感じる一方、
日本語順でない違和によって"齟齬や矛盾が消化しきれているか"という
疑問に繋がるのだろうなぁと。
作者じゃないけどこんな感じかなぁ、、
The plan (which) is still far from a terrorism that have make different from today's one
written in the morning
何を思い出したのかドカ雪が来る
from のあと a要らんね、、 寒の風呂 シャワーとカランを間違える
136 :
名前はいらない :04/01/28 02:12 ID:8a6M8sV3
すべてが幻 いまはそぼ降る雨さえも
すべてが幻になったとき 幻という概念も幻となり 堅いめに焼き上がった現実が テーブルに載る幻
ダイエット飲料の飲み過ぎで太る
雛の 突き上げる嘴がつくる 紡錘形たちが 飢えた花のように咲く
140 :
名前はいらない :04/01/29 13:13 ID:k4Bw6sr1
弾け合う言葉とことばいくつ重ねてキミとボクはゆっくりと遠ざかってゆく
141 :
名前はいらない :04/01/29 21:18 ID:GXFCLfUz
離れ離れのままで宙を彷徨っている単語それを思いやりという色に染め直そうとするの?
142 :
えせ壊人(抜粋 :04/01/29 22:29 ID:pdkaUMEn
教師は凶漢 狂気の強要 享楽興じる教祖様
143 :
えせ壊人(抜粋) :04/01/29 22:30 ID:pdkaUMEn
腐った君主はクラブで空論 クソの固まり 水たまり
144 :
憂鬱 ◆SCodz99rtY :04/01/29 22:38 ID:aEwMokkx
たこやきは酒呑み たいやきは喫煙家
145 :
名前はいらない :04/01/30 13:16 ID:MrPdw5Sm
乾いた日向で空と向かい合う
憎むべきは君の背中、欲望と揃えて心許なし
147 :
歌詞 :04/01/31 17:24 ID:aD+sr5VF
時の速さに流されぬよう 強く握り締めて壊したものは オマエだったかな・・・
呼吸のしかた歩き方、ひととはなす言葉さえ、キミが一から教えてくれた
149 :
名前はいらない :04/01/31 18:42 ID:26fWCXz1
君ってだれだよ
150 :
148 :04/01/31 19:20 ID:YE1gbo3T
確かに! 別れた彼女さんへの詩を、この一行以後を蛇足だと思ってザックリ削ったんすが これじゃ誰だかわからない、オカンとか思われたら恥ずかしい ってコトで 「好きだよ、さよなら、忘れない」 呼吸のしかた歩き方、ひととはなす言葉さえ、君が一から教えてくれた これはウマく説明出来て帳尻の合うタイトル考えてから使います
151 :
名前はいらない :04/02/01 11:21 ID:B+tCRiSl
ありふれた闇の奥につかみそこねた記憶まさぐる
影が落ちるときの慣性
携帯式堤防を畳む
154 :
蔵出し偽作万華鏡 :04/02/01 23:28 ID:ZyFChHMM
たづさえて記憶のなかにたたまるる入り日の影の堤防の冬
ふいに赤児が泣き止む座敷の、この世ならぬけはい
遠い未来。終わらない白昼。音のない街角で、日時計が止まっている。
掘り返した赤土の 爪中の哀傷の歌をがなれば良い 誰に向けて?
158 :
名前はいらない :04/02/02 15:48 ID:sP6woWxb
雨にけぶるおぼろな面影もほろほろ
けなすのは簡単なんだよクソヤロウ!
160 :
名前はいらない :04/02/03 13:12 ID:1auXQ9Fa
抜け切らない朝の余韻
世界の尽きるところで向こう側に寝返りを打ったときにみた夢
使われることに慣れていない言葉が、じぶんの意味を探している
164 :
か :04/02/04 01:28 ID:pMzTu+vi
鉄道おたくの馬鹿野郎たかが元町中華街それでもシューマイうまいかな乗って行こうかY500
165 :
かささぎ :04/02/04 01:31 ID:pMzTu+vi
# なぜ か になるんだよ馬鹿野郎
166 :
名前はいらない :04/02/04 14:22 ID:CVCJhDge
言うまでもない昼ぼらけ
背中に隠した右手で受ける臥待ちの月 手汗でじっとり
青磁のように手がかりのない午前 追ってゆく野辺送りの両耳
169 :
名前はいらない :04/02/04 17:36 ID:tGtV4mCj
どうしてもやりたいことって ないなぁ
背中で聞く、ふいの喝采。汀を飛び立つ水鳥の群れ。
時計を訪れる時間の、込み入った用件。
呼ぶ声に 振り向き見れば 知らぬ顔 右手をかざし 今何時だろ
舞い落ちる落ち葉の軌跡を、そっと剥がす。集めて枕に詰める。
乾いた鍵に解かれる、濡れた鍵穴の身じろぎ。
175 :
えせ壊人 :04/02/04 23:01 ID:taq99Ohc
柵の中で帰り道を探し続けるゴリラを見て笑う >万華鏡 おまいの言葉は居心地が良い
176 :
AC@依存ちゃん :04/02/04 23:31 ID:t45zrWZ8
冗談 それが階段 ならば歌う 上へ下へが ほんと幸せ
177 :
名前はいらない :04/02/05 01:53 ID:k4WlpF0M
曖昧になった存在価値を切り裂くギターの音
178 :
名前はいらない :04/02/05 11:45 ID:ouwGgBKg
まだみえない光こわれた空
179 :
名前はいらない :04/02/05 12:25 ID:0keOQpHf
生まれた事にさえ気づかないまま死んでいく事にした
>>175 ありがとう。そんなこと言われると、心地が良いですw
えんたるぴ とどのつまりは すとれすだ
階段を這い降りるものの背中に乗るスリル
183 :
単なるヤジウマ :04/02/05 17:11 ID:2ahYKyPD
引きこもり鬱で孤立のエンタルピ自家発電で飽和など言い
情報を 集めてみても ウソばかり
185 :
名前はいらない :04/02/05 23:34 ID:J20aan+n
殴られた犬は走り去る だから俺は犬を尊敬する
打ちすえた犬は深謝を伝えに全身震えながら膝へ来るこんな信頼に人間の誰が答えられるものか
187 :
名前はいらない :04/02/06 04:27 ID:cYmnlmJe
まったりと座して松
街は高圧線に沿って切り分けられ、酔狂なカラスと、細い眼の数学に譲渡される
ススキの原に埋まっている、彼女の実家の、換気の問題
「梅の種の中なら、ほとぼりが冷めるまで隠れていられるはず。紹介状を書いてあげる」
「猛犬注意!!!」と、貼り紙がしてある病院
192 :
名前はいらない :04/02/06 13:18 ID:Ewp0R+5k
うなり声あげてあげて駆動したままの猿
人間を奴隷にできないから 犬を奴隷にした
194 :
えせ壊人 :04/02/06 20:18 ID:qhIAAjdi
マネキンが濁流に飲まれる部屋をカカシが飛び立って行く
195 :
白鑞金 ◆XQOqpD8gDY :04/02/06 20:25 ID:PeWgGZpH
「猛犬注意!!!」と、貼り紙がしてある病院長の万華鏡の金庫
196 :
名前はいらない :04/02/06 20:30 ID:h6JyINpU
変だなあパパを殺した人をなぜパパと呼ばなきゃいけないのママ
197 :
白鑞金 ◆XQOqpD8gDY :04/02/06 21:07 ID:PeWgGZpH
呼びつづけただ呼びつづけては研いでおく
夜明けとともに水を吸い、陰圧に堅く引き締まる森
199 :
名前はいらない :04/02/07 08:20 ID:/OgIPtKl
今日もうすい朝につつまれている
ひさかたの雲井に春は立ちにけり高天が原に霞たなびく 逢坂の関の戸鎖さぬ御世なれや越え来る春の限り知られず 唐崎の氷も今朝はうち解けて松が根洗ふさざなみぞ立つ
ママ見てよパパがバンジーやってるよ変だよ首にロープ掛けてる
202 :
名前はいらない :04/02/07 20:04 ID:IP3Vq2kb
凍えるような夜空きっとまた明日
203 :
白鑞金 ◆XQOqpD8gDY :04/02/07 20:07 ID:HveqqYXb
行けども行けども言葉はいつもさきまわり氷柱の如く去るをとどめん
ボクうんといい子になるよだからママにいちゃんみたいに殺さないでね
救急車の後ろで、水溜りが門のように開いて、閉じる。
揺れる傘の下から歌声が聴こえる。歌声のぶん、傘が明るむ。
老いた宮殿を辞し、羽毛の生えた石畳を踏み渡り、居眠りする寺院まで、蜜柑の妹を迎えにゆく。
海のない島の、山上の港に、裏返しの船が着き、埠頭に乗客を彫り付ける。
209 :
名前はいらない :04/02/08 00:31 ID:FNeA6Tm+
朝がくる 朝がくる 闇の狭間に朝がくる
210 :
名前はいらない :04/02/08 13:10 ID:44OlhlbF
昼が狂う 昼が狂う しろいひかりが狂わせる
211 :
白鑞金 ◆XQOqpD8gDY :04/02/08 13:18 ID:jXFcTbq2
ささやきのごとわずかなれ
わかりやすい時間が流れているうちに家事を
夜が繰る 夜が繰る 性を剥き出し 夜が繰る
かざぐるまと風鈴のあいだにできた赤ちゃんが回る音がする
215 :
名前はいらない :04/02/08 19:29 ID:1EFeFZMu
熱き血潮を丸めて蹴り飛ばせ 平山!!
216 :
なな :04/02/08 20:32 ID:hJ7R11qZ
家の母 電話に出ると 声変わる
217 :
ポエマー :04/02/08 20:36 ID:+HSARRBl
人生は 永遠と永遠との間の わずかな一閃
218 :
名前はいらない :04/02/08 21:19 ID:1EFeFZMu
若竜は皮を脱ぎ棄て顧みず
219 :
ポエマー :04/02/08 22:04 ID:+HSARRBl
哀れ切なく夕陽は燃ゆる
「なにも思い出せない」という言葉さえ忘れそうになる
バス料金を値切らないでくれ、中国のひと
死ぬことなんて考えてないよ、だって生きる事に精一杯だもん
223 :
名前はいらない :04/02/09 00:03 ID:0hCkqcQK
流線型の人たちが直方体の僕のわきを凄い速さで追い越してゆく
新幹線には新幹線の 山手線には山手線の
「てふてふ」を「ちょうちょう」と読むならば、「でぶでぶ」は「ぢょう゛ぢょう゛」と読むのだろうか
臨機応変に死ぬ
地道に貯めた耳をはたいて旅に出たが、行く先々でやはり耳を蒐めてしまう
見えない鳥が地図に触れるたびに、地名がばらけて、文字ごとに逃げ散る
229 :
単なるヤジウマ :04/02/09 04:24 ID:Ub6dsPER
埼京線には埼京線の、京浜東北線には京浜東北線の、「じふでふ、ひがしじふでふ」 だったという説もありますが、「じふでう」らしいです。重畳「ちょうでふ」、「宇治 じふでふ」、「この子がうじゃうだねえ」。 けうやうのあるヤジウマですねえ。
>>229 表記上の「てふ」「てう」「ちょう」は、厳密には発音がちがうのかな?
するりと沼に這い込んでゆく粘液の街の、尻尾の先にある学校に登校
いっせいにくしゃみする花粉症の薔薇の、唾のしぶきを浴びる
233 :
単なるヤジウマ :04/02/09 13:42 ID:c3h6TUQP
先生にはやはり表記どおりの発音だったろうと聞かされた記憶があります。ただ歴史 的かなづかひといっても、時代により変化するし、発音が変っても表記は伝統が残る し、まあ、大野晋先生の世界でしょうか。は行はかつてf音、もっとふるくはp音だった ろうとか、かな表記そのものの発音も複雑なようですね。
234 :
名前はいらない :04/02/10 23:29 ID:vcDkW+C5
春すぎて梅ほころびて花落ちる
235 :
白鑞金 ◆XQOqpD8gDY :04/02/10 23:41 ID:9j3ISl88
通りがかりの絹ごろも
236 :
名前はいらない :04/02/11 00:03 ID:0pT2ixHa
袖口ほのか 香り立つかも
237 :
名前はいらない :04/02/11 13:55 ID:Sab4ZRJl
鳥の声光めきて2月尽
238 :
名前はいらない :04/02/11 18:05 ID:QrlYe9zN
牛尽きて牛丼難民彷徨える
239 :
名前はいらない :04/02/11 18:08 ID:M82Ddcoi
牛丼で そこまで騒ぐ こともなし
なめくじの政治家が病院で襲われ、湿った床を這いずる野次馬
危篤の母の、誕生日を祝うかどうか迷う
祝ってよ いつでも何処でも うれしいよ
243 :
名前はいらない :04/02/12 17:14 ID:BxAsbM4J
うわヤメロ 俺の頭に 何をする
244 :
ギコルァ :04/02/12 21:02 ID:sEXAUiws
月の夜に こぼれてきたよ 星の雨
野はまだら陽射しは春で風はまだ冬
駄目なんだ・・・・ 駄目駄目駄目さ いひひひひ
乳首の陰にしがみつく冬
蒸せ返る 町の空気に 哀愁を
250 :
ゞ :04/02/16 16:59 ID:W0XRWVOe
成人と呼ばれる場所へ歩きやすく凍えるだけのアスファルトを行け
人が怖い 群れることで強い 人が恐い
252 :
単なるヤジウマ :04/02/16 20:49 ID:zXzQ5OyD
≫246 宛名書き落とし失礼しました。 ≫250 秀逸。
デフォルメの言霊吸えりのどぼとけ目を白黒で気化する砲弾
あおぐ耳愛する者の名において百まで数える象の温泉
魔法ロボ四年に一度のくるう年周期律表に載ってないうんこ
星の尻撫で来る掟定めしも遠くの尻より近くの肉尻
郵便を配達するならするでいい郵便制度が出来た後なら
光線を光線ではじくその技を会得できたら納得できない
259 :
名前はいらない :04/02/17 11:13 ID:Nieq7anD
立ち上がればそこはもうまぶしい季節
260 :
ゞ :04/02/17 22:57 ID:XlmOtMSC
屋上の愛する夕暮れ落下するこの身を抱けよ地が母ならば
261 :
ゞ :04/02/17 22:58 ID:XlmOtMSC
出立を指折り数えて待つだけのお家に帰るまでの遠足
竹林 風に吹かれて 空をはく
わたしの脳髄を拾ってくれた人に、一割あげなくてはならない
明日は雨宿りしにいく予定
この閉鎖空間における唯一の外界との繋がりは四角い箱
266 :
名前はいらない :04/02/19 23:59 ID:xl4fkoYd
叩き壊す平面に開いた意思
窓の外を落ちていく人が、あいさつしていったが、答えるひまがなかった。
言葉を紡げど その箱には 入る余地すら無かった
269 :
名前はいらない :04/02/20 12:02 ID:CYzhjguv
ゆるく輪郭が崩れてゆく窓の中であなたとあたし
270 :
かささぎ :04/02/20 12:27 ID:cuuy8me+
首席奏者背をまるめて消えた雨水その宵聴かれなかった礼奏ヴォルフ=フェラーリ
271 :
名前はいらない :04/02/21 22:12 ID:44kbENQ1
夜明けに口ずさんだあの歌春近し
手に取る楓は ずっとここに居る
自分の後姿を見送る
274 :
名前はいらない :04/02/23 03:24 ID:DerMhP0i
影法師はいつか見たわたし
かげろうにまぎれて自分が消える頃、自分に肩をたたかれる
276 :
名前はいらない :04/02/23 03:39 ID:RnaGVEgb
冬は往きつ戻りつ雨を誘い花は喜ぶ
277 :
ゆう :04/02/23 06:35 ID:12+KZ7TU
ゆきばへ行け
278 :
名前はいらない :04/02/23 18:02 ID:RnaGVEgb
如月の終わりに暦無き部屋でうるう年を思う
牛肉も 鶏も並ばぬ 我が夕餉
最近の 牛肉なんか やすいよね 誰にも買われぬ お肉やさみし
281 :
名前はいらない :04/02/24 00:54 ID:EQpwrUFn
ブリザード雪明りの果てに見失ったあなたの面影
「ここにはいないよ」と言う鏡の中のおんなのこ。
現実感の無い確かな現実のなかに音も無く沈殿していく日常の、果て
真夜中に流れる魔女っ子アニメの不思議不可思議摩訶不思議。
樫のなかから歩み出てくる人を、待つあいだに周りの樹々から、投げ掛けられるからかい
脳のなかに投げ込まれた結晶が、成長する音を、額をつけて聴かせてあげる
煙草の自動販売機の前に、茶柱が立ってる。
音と言葉がいっしょくたになったもんがあたまの中で氾濫する
うちは好きでしょんじゃけぇ「かわいそう」って言わんとって。
私の中で50メートル泳いで、這い上がってきたあなたが、私を滴らせながら、シャワー・ルームへ歩く。
指に刺さっている塔の三階で、待ち合わせをする
292 :
:04/02/24 13:59 ID:8GTM3dwf
私は影か? 私は足跡か もしそうなら 私は名前はいらない
幸せはいらない 欲しいのは 不幸を幸せと思える心
294 :
名前はいらない :04/02/24 18:12 ID:cxF8tIsP
横断歩道を行く後ろ姿は知らないひとになっていた
沸騰するみたいに逸る気持ち古都に馳せる
297 :
名前はいらない :04/02/24 22:04 ID:I1DCA9jN
しろいよるのゆきあかりさえいまはうせもうどこにもないあなたのこころ
298 :
オヌ :04/02/24 22:22 ID:2cvpFVpQ
深く 深く 変色する途中 すれ違ってしまった
蜘蛛の視線で張られた蜘蛛の巣に、視線が絡まる
繁殖期の都市が、広告によって、市民に胞子を運ばせる
よい風が吹くので、音楽のほころびを繕ったあと、陰干しする
魔法使いの果し合いに行き会い、とばっちりで美人になってしまう
我が家の塀に誰か、立小便する音だけが聞こえる冬の夜のしずけさ
消失点まで続く布団部屋で、へとへとになるまで遊んでいるうち、おとなになったやつから眠るしきたり。
305 :
JR満鉄 :04/02/25 14:52 ID:+TskCV1H
粉雪が舞い 恋人は寄り添うように歩き 闇に消ゆ
306 :
JR満鉄 :04/02/25 14:53 ID:+TskCV1H
千鳥足の飲兵衛さん 背中に哀愁
307 :
JR満鉄 :04/02/25 15:03 ID:+TskCV1H
甘い恋 苦い恋 年と共に忘却の彼方
言葉なんて フィルターは いらない
悲しみの 奥にある 吹き溜まりに 落とす わだかまりを 隠すため
わたしという空っぽの入れものの中にいて、たまに少しはみ出してる
くちびるの柔らかさ確かめたかった でもただそれだけだった
312 :
名前はいらない :04/02/25 22:25 ID:i5g4NNxT
夜の闇の中にあなたをしっかりと抱きしめている
腕の中のあなたはぼろぼろ零れてぼくに染みこんでいった
もう来る。もう来てる。正面から後ろからやってきてたのか、春。
ぱらぱらとページをめくるように百八つの季節がうつりかわる惑星で 、急きたてられるように季語をえらんで
猿はたしかに木から落ちることもあるが、鳩は豆鉄砲をくらっても無表情である。
目覚めると、私の胸の上で私の生首が、私を見下ろしている。
318 :
名前はいらない :04/02/27 15:14 ID:Kr4YJ9fo
ゆるやかに風ほっこりと光
夕日を見てくちびるに咲いた花
コップの話 いつか落として割れる ‘がしゃん’って。
デジタル処理された 映像の向こう たんたんと流れている わたしのはずの日常。
ホルンの音を空中で掴まえて、ハンガーにする。
洗濯物を干そうとすると、洗濯バサミがいっせいに、「わー」と言って走って隠れる。
324 :
鳩 :04/02/28 05:52 ID:quDmd8qP
「元気?」って それすら言えずに 君を待つ 空も明くけど 眠らぬまま
325 :
ポエ子 :04/02/28 05:58 ID:TcnstVK7
恋人がいるのに あの人に嫉妬
それは確かにわたしだったから意識が遠のくいまを知らないでいる
わたしはほんとの言葉という道具を持ってないのかもしれない
不足していた言葉たちあなたになにも伝わっていなかったね
髪の毛を触らないで 猫を撫でるみたいに
たくさん落ちてく意味の無いツブヤキ
和田アキ子の歌声に癒される土曜日の朝
332 :
名前はいらない :04/02/28 23:03 ID:dP1cuKLI
泣きたい夜より、泣けない夜は苦しい
春の風と名残雪
ジャングルジムの中に博物館が絡まっていて、どちらにしても使い物にならない。
そろそろ引っ越そうと思っていたら、引越しが絶滅した。
名前を書き忘れられた答案用紙だけでできた再生紙の魔力
337 :
k-1 :04/02/29 23:51 ID:W2MBP7fx
好きすぎて 寝ゲロで書いた 愛してる
338 :
名前はいらない :04/03/01 00:04 ID:Q7C5OMI8
こいびとよ陽だまりの中で微笑め二月尽
願い事を言い終えるために流れ星を打ち返す
俺が気付かないのか そうだといいが 大丈夫かとだけ声をかけてみる
目に止まらない台風の目が なによりも 顔を出すのは あおぞらであるが
342 :
かささぎ :04/03/01 13:49 ID:bDE3WCcc
鳥さんはただおどおどと牛さんの目はウルウルと豚さんはわが子を庇い人間ひとり業(ごう)が深いね
森色の洗濯機が春を回すので、そこから来た洗濯物たちは物干竿にとまって、さえずったりはばたいたりする。
深夜2時の玄関ドアは 海をせき止めている
雪から雪へ、踏み石のようにたんたんと踏んで、空に昇ってゆくちいさな人を、見えなくなるまで見送る。
二万年前の年賀状が発掘される
347 :
名前はいらない :04/03/02 17:35 ID:K2beoQQc
どこまでも赤い赤い夢の中でめざめる
348 :
名前はいらない :04/03/02 18:59 ID:lrvEsAzH
都那智に身視のライス湖白羽まとも世謀りとも線の巣に
349 :
名前はいらない :04/03/02 19:00 ID:lrvEsAzH
今君らと綯う透きさりとも瀬かとの砂は騎虎
350 :
名前はいらない :04/03/02 19:03 ID:lrvEsAzH
智の帝深埜那千都にすら智舞簾にと馬和千漏らすな、ちらと観ラ燃せ亥に魑魅ら。 浜鞍は魅凍てに独楽こらは熨斗る。 嗚呼楽しかった!
351 :
naga ◆AGji55qubQ :04/03/02 19:47 ID:DtiOIOQU
何とは云はず丸ごとすげ替へたに、お前のままなのが不思議だ。
352 :
名前はいらない :04/03/02 19:52 ID:Zttoen8Z
気が動転していたので胴体を切り離してしっぽだけ逃げてしまう。
夢のなかでだけ巣から這い出して、想い出されることをゆるす想い出。
地球が平らだった頃には空も平らで、無限遠点で大地と空が溶け合うところは、天地平線と呼ばれた。
高い高い断崖を流れ落ち、空中で霧散してしまう滝の真下で、滝壺が涙ぐみながら見上げている。
細い糸が 空の真ん中に ぶらさがっている
雪原に睫毛が二本立っているのが見えますか?
半透明の報告書が、自分を書き換えながら、机の上から飛び立つ練習
低脂肪乳が 居間のテーブルの上 汗をかいている
361 :
名前はいらない :04/03/04 19:19 ID:7qwQiQ8j
寄せては返す波の合い間で君を見失う
362 :
名前はいらない :04/03/04 19:22 ID:AbXGw0dz
友人が 女を孕ませ ポンポンポン(字余り)
門限を破って帰ると父が寝言で小言を言い始め、最後に「寝言だから気にするな、ムニャムニャ・・・」と付け加える。
364 :
名前はいらない :04/03/06 18:08 ID:dkPDC1Qk
ぼったくりの風
乾いた眼球の海に、一滴の涙が落ちる
ひさびさの出番を寝過ごしてしまう感情
去って行った一日を、遠い異国でたまたま見かける
鼻の穴をほじくると出てくる仏像
(自宅で手軽に)二分間で黒魔道士になる
昨夜より遺品となった爪切で夜爪を切る
星の名前の花、花の名前の星、名前の星の花
お空に火が咲いて散っていった火の粉はお星さまになるんです
ずっとあちらを向いていた月がふと振り返って「あら、そこにいたの」と地球に言う。
眼から釣り糸を垂らしてはいるが、冴え冴えと青い油のようなその水面に伸べるには些か長さが足りない
あなたに放った言葉が重力に負けてぽとん。
列をなして螺旋階段を登ってゆく螺旋階段のこどもたち
遠いお尻の丘裾になだらかな遺書が書き付けられている。
378 :
単なるヤジウマ :04/03/08 16:04 ID:43x3tvoF
登って行って帰ってこないハムメルンの螺旋怪段都市伝説
379 :
万華鏡倉庫 :04/03/09 05:18 ID:bJJLfkhd
騒がしい夢に起こされてみると、いきなりの静寂
380 :
万華鏡倉庫 :04/03/10 01:40 ID:5LVhuLm6
下の海から上の海へ跳び移る
春の風味が 恋のぬくもり
サクラの気配を感じる幸せ
明日僕が死んでも 桜が咲くまで僕のそばにいてください
384 :
名前はいらない :04/03/11 05:46 ID:PTT7ey7H
鳩がインコに入れ替わる ただ それだけの話 春先のむらすずめなんて 菜の花色ばかりだ
山あいが傾いて 朝霧を注いでいる 大きなミルクなべ
空へ満ちる光でも 出来ないから 踏まないよ 空が割れるから
飛び立つ雪、そして舞い降りる月
老夫婦の、お尻のマークのピザ屋さん
389 :
名前はいらない :04/03/12 16:39 ID:Rxbq7Hnh
ああこの曇り空がオレをかきたてる
390 :
名前はいらない :04/03/12 16:39 ID:Rxbq7Hnh
薄墨色のあわいの底から
391 :
名前はいらない :04/03/12 16:40 ID:Rxbq7Hnh
浮遊する名辞以前の有象無象をかきあつめて
392 :
名前はいらない :04/03/12 16:41 ID:Rxbq7Hnh
やがてあの灰色から文字が浮かび上がってくるだろう
湖に色を塗る紅葉の筆先
アスファルトに点描してゆく通り雨の筆跡
記憶として肌にしるされている指使いの筆圧
396 :
名前はいらない :04/03/13 13:00 ID:IYXRDX/9
短歌を愛する皆さん、第10回の山川登美子短歌賞の結果は見ましたか?
第10回 梅花・山川登美子短歌賞(平成15年度)選考結果
http://www.baika.ac.jp/~ja/yamakawa/10result.htm ↑の第二席の歌は完全な盗作です。
パクッて一部変えた、などでは無く、完全にそのまま全文盗作しています。
盗作元は 漫画『センチメントの季節 二度目の夏の章』(榎本ナリコ/小学館/2001)
この第1ページにそのままの歌があります。
スピリッツにも2000年に連載されていました。
このようなことが許されてもいいのでしょうか?
この漫画を読んで、「たしかに盗作だ」と思ったら、みなさんも抗議してみてください。
応募先および問い合わせ先
〒567-8578
茨木市宿久庄2−19 −5
梅花女子大学 「山川登美子短歌賞」選考委員会事務局
電話番号:0726-43-6221(代)
メールアドレス:
[email protected]
397 :
名前はいらない :04/03/13 15:34 ID:jwQg0ahW
>>391 その手の言動しか出来ない辺りからすると喪前さんリア厨だな。
詩とも云えないブツばかり書きやがって
速やかにこの板から去れ
398 :
ゞ :04/03/15 21:03 ID:S4zhFL30
蜂起する言葉は胸にアブラナの色で昨日を燃してしまおう
399 :
ゞ :04/03/15 21:20 ID:S4zhFL30
韻律も許されないけど確実な春の視線は空を支えよ
400 :
名前はいらない :04/03/15 21:59 ID:/U8bbn36
高 橋 と 長 嶋 い な い ア テ ネ 五 輪 ばせう
大地をはぐれてななめに浮いた地平線を虹がまたいで架かる。
402 :
アボカド ◆AGAPEyjo/I :04/03/16 16:53 ID:WmITJvBX
貴方が吸つていた煙草は既に灰になつた
蛙の吐息を聴くまではと手づからの不眠
耳がまばたきをしないのは、時間に強弱がないからだろう
405 :
名前はいらない :04/03/17 18:57 ID:+Owa9YzF
ゆるゆると貴方の唇を撫でてみる
愛も恋も花と散って 風吹く大地に種一つ
407 :
名前はいらない :04/03/18 00:38 ID:NnXQRM0z
花冷えの闇しんしんと君を待つ
思い出を 辿るわが身に 鞭を打つ
道によって夢みられた街が夢にみる月の、軌道によって夢みられた惑星に棲む
410 :
名前はいらない :04/03/18 09:35 ID:kIvoO68T
サマワ飛ぶ アンパンマンと 鉄小豆
411 :
名前はいらない :04/03/18 10:14 ID:Q+bWK4pD
曇天のまなかにひらけ我が悪意
春風に 服と物憂き 自由がなびく
413 :
名前はいらない :04/03/18 11:19 ID:rKFmWURb
昨日僕ね とっても怖い 夢を見たよ
414 :
かささぎ :04/03/18 18:31 ID:UGrgAkkr
おろしたての花ばさみあてがってみた春寒の身じろぎかたい紅梅の蕾おさない乳蕾に似る
甘皮を枕に爪の上で睡っているあなたは誰?
「胃炎のドラゴンの口臭」というラベルの壜
未来はいつでも前にあるものなのか
四つ角を折れたり、方向転換しても、そのときまん前にあるものが未来と定義される
見慣れた街角で夜に迷うときのように、脳内に夜がきて、見知らぬ考えから抜け出せない
420 :
万華鏡倉庫 :04/03/21 00:13 ID:msEh6flU
気に入った音を丸めて、耳の穴にしまっておく
あいさつする順番に戸惑い、無指向性御辞儀をして派手に散る
422 :
名前はいらない :04/03/21 15:44 ID:M9SkElHd
ゆるがしてなお白昼
423 :
名前はいらない :04/03/22 00:08 ID:RyLcrsmb
雪の華 降っては消える その様に また思い出す 恋の終わりを
424 :
万華鏡倉庫 :04/03/22 01:37 ID:YP/br7IB
三日ほど先で立ち止まった未来の影を踏まぬよう、一日退がる
425 :
名前はいらない :04/03/22 09:19 ID:Er9Bm8gM
がりがりの鳥の声がほのかに遠ざかっていくオフホワイトの彼方
病棟の白い廊下の窓際で「こちらが骨で啼く鳥の声」と紹介を受ける
突如鳴り渡る鐘の音が 立ち並ぶ塔からひとりずつの姫を叩き落とす 当たりくじ付きの石畳に
428 :
名前はいらない :04/03/23 14:00 ID:LMAnP8fD
揺れやまぬ音揺れやまぬ心
429 :
かささぎ :04/03/24 00:37 ID:LjEyYnWE
トカトントントントンカタリトンカタリカタリコチャンチャンカタリコチャントウトウタラリトンカタリ
430 :
名前はいらない :04/03/24 01:56 ID:OLg70WYr
嫌いな上司に頭下げ どうでもイイ部下をおだてている そんな俺が一番嫌な奴
てのひらに溜めた虹をとろとろと我が子の瞳に流す
「この宇宙、ちょっと傾いてない?」
はしかが通り過ぎて光が見える
霜に被われた寺院が、空から堕ちてきた墓場のにおいを嗅ぎ回っている。
身籠った虫の面を着けたままの、姉の崩れた寝姿
蝉の砕粉と引き換えに、魚のにおいの花束をもらうまでの、要所要所のみっつの音
437 :
ポエマー :04/03/25 00:19 ID:CeLpFxCQ
窓の火影を夢見つつあてなく旅をゆく
438 :
万華鏡倉庫 :04/03/25 01:51 ID:py2ndZby
液状の哲学に眼球を漬けて、日陰に置く
439 :
万華鏡倉庫 :04/03/25 19:15 ID:MvPjUlLb
机の隅の綿埃のなかに隠れている薄切りの教会
雪片から雪片までの地図
マゼラン雲の味を思い出せずにいる流水
442 :
名前はいらない :04/03/25 23:46 ID:joJPgSYu
まだ見つからぬ底の果て
443 :
Linly :04/03/26 00:19 ID:K6wJF6R8
現なる 街の風音に 包まれて 消えてゆくのは 君の呼び声
跳ね返るためだけに生まれた、おののく球形の鳥の軌跡を追尾する、発条状の眼筋
445 :
Linly :04/03/26 00:36 ID:K6wJF6R8
なあ太陽、ここで僕がいくら飛び跳ねても、あんたにはへばりついてる様にしか見えないのかと思うとどうにも苦しい。
滴ってみせて、太陽
447 :
名前はいらない :04/03/26 03:31 ID:fAbZIYmM
ゆるいことばが飛び散ってるスレ
蟹の甲羅の裏の街道で迎える冬
おっとりと四肢を研ぐ島の、肩口まで筋張った祭祀を、明日に控える斜面の充血
北に向かいがてら、東が爪弾いていく緯線経線
451 :
Linly :04/03/26 12:10 ID:K6wJF6R8
「ずっと」も「ぜったい」も大歓迎、あてにしたあたしはひとりぼっち
452 :
わに :04/03/26 13:05 ID:Y5+Mj9TN
腹の虫 わしの意思を完全無視 静けさのなかに 自己主張するし。
453 :
わに :04/03/26 13:23 ID:Y5+Mj9TN
抱っこした 友の子供のあたまをかいだ セキセイインコのにおいがした
曇天の森の自堕落な空気を鼻息で押す
456 :
雄猫 :04/03/28 02:23 ID:a/l8EDDV
むらむらと むなむなしさの つづれおり
457 :
名前はいらない :04/03/28 23:35 ID:+VeQsRIE
お〜いお茶新俳句大賞出したやついる?
抜けた歯の空隙で動揺する湿潤の箸の上げ下ろし
459 :
む :04/03/29 00:12 ID:vkHpDwwh
上で書かれてる言葉は正直、意味がわからんのが多い。 客観性も考えてほしいかも。
畳に詩を敷いて、棚から意味が落ちてくるのを待つ
意味ありげな林檎を拾っては食う そして悟る
462 :
単なるヤジウマ :04/03/29 02:45 ID:BHweaQGx
# コトバから意味というくびきをはずしてやると、文脈的にはこういうアナ―キーになるのでしょう。 タだし単語自体の意味は生きるから、こういうケイレン状態になる。私はヨイコだからあまり真似をしたくないけど。 空とおくやまのあなたにチンドンどんカレーライスがお皿たべてる # もう寝ます。おやすみなさい。
463 :
セリナ・モナ :04/03/29 12:15 ID:DQHAnT8G
ジェラシーの ドアノブに手をかけて・・次の扉を開いた・・
464 :
セリナ・モナ :04/03/29 12:18 ID:DQHAnT8G
誘惑のカーテンが フワッと。。サクラの花びらたちを招いた。。
465 :
セリナ・モナ :04/03/29 12:37 ID:DQHAnT8G
ふと目が覚めると・・・コーヒーは冷めていた。。
悟りパカ!開きっぱなしはだらしないかも
愚かにも水仙の花が好きです
自分ポカ!みかさの山に痛し突きかも
物憂い春にだけ 詩人になり変わる老獪さ
文字に書かれることを許さない意味を無許可で
471 :
名前はいらない :04/03/30 14:48 ID:ejGoz9NM
ゆめうつつも曇り空のもとにて
手を差しいれた 水鏡の首を絞める 愛
473 :
名前はいらない :04/03/31 02:10 ID:PG4exSTC
狂った叫んだ泣いた愛した嗚呼夜櫻
474 :
わに :04/03/31 03:51 ID:u6cpRGTk
保育器のなかの子供と見つめあう きみは不思議そうな目で私を見ている
475 :
ハイカー :04/03/31 06:43 ID:+tjQguu3
すれ違い距離の離れる毎日で 愛しき人よこれでさよなら…
476 :
名前はいらない :04/03/31 16:09 ID:a7l+rgs7
転がったまま今日も燃え立つ空を眺める
477 :
名前はいらない :04/03/31 20:55 ID:BNW+EnVe
蟻の巣の捜査員 甘いのか それは
478 :
名前はいらない :04/03/31 20:57 ID:BNW+EnVe
蟹を食うのは好きです。でも一人じゃない方がもっと好きです。
涙溜め 上向く顔に 雨の粒 一人見る たたずむ夕日に 赤い影
かっ、改行失礼。。。
抱き締めても 抱き締めても 君が壊れない
482 :
名前はいらない :04/04/01 19:20 ID:1W2xECmI
救われるんですか?
483 :
ポインセチア一本堂 :04/04/01 19:44 ID:/peZ7/GG
13億7200万円が当たるチャンスだという外国宝くじの勧誘
484 :
わに :04/04/01 21:27 ID:0IELpekc
マルチまがいに引っかかりそうな自分(実話
485 :
名前はいらない :04/04/02 03:47 ID:6zkPSzNB
もう一度名前で呼んで・・・せつないよ
486 :
名前はいらない :04/04/02 15:50 ID:oDd7oDzD
片恋はほのかに淡い花のいろ
488 :
わに :04/04/02 17:38 ID:DCtfFFDe
MLM 名を変え売るぞ ニュー○キン
489 :
名前はいらない :04/04/02 18:03 ID:wIRfZuz+
受話器越し 君の姿を 想像し 笑い堪える 春の事
490 :
名前はいらない :04/04/03 05:40 ID:A4WZVav7
夜明けの肌寒さと鳥の声のあいだにうずもれた気持ち
491 :
わに :04/04/03 12:15 ID:hF9gyVTB
笑い顔 とても可愛く思うけど 入れ歯ずれてるよ おじいちゃん
492 :
ハイカー :04/04/03 15:03 ID:byBIeI42
恋をした素敵な人は五つ上 もうすぐ届くキスまでの距離
493 :
スリム・シャイディ :04/04/03 16:22 ID:rrIV1lgX
幽霊の正体見たり涸れ鰻
494 :
林檎 :04/04/03 16:24 ID:djfHyjGX
「ぎゅっとして」 応えてくれる 君のやさしさ
495 :
名前はいらない :04/04/03 18:30 ID:+WoVf8Zb
とどかないなら諦める!それもきもちがいいもんさ
496 :
名前はいらない :04/04/04 11:46 ID:WXaXj7SG
Just please let me tell i love you.
春休み 宿題あるのに にちゃんねる
雨によって消された休日の選択肢 むしろ限られた答えに安らぎを得る
499 :
ゞ :04/04/04 22:53 ID:WKpgCsgX
「夏」までの遠さを愛撫する雨に唇噛めば処女の破廉恥
500 :
名前はいらない :04/04/04 23:31 ID:4sWUkVoG
雨よりも寒さよりも花よりも君の言葉
501 :
かささぎ :04/04/04 23:59 ID:vq22OwUb
涙と唾液よだれにひかり管楽器いま清明の夜半を泣き継ぐ
時は過ぎ 祭りは終わり 夢醒めし 今思うのは 夢のまた次
503 :
名前はいらない :04/04/05 13:47 ID:BaKNEJHZ
まるまるっと陽だまりのなかでぬるい息を吐く
窓辺で、てかてかして、青い顔で、金色のくちびる
505 :
名前はいらない :04/04/05 18:14 ID:8fhpliA6
サクラ舞う貴方のいない旧校舎
506 :
名前はいらない :04/04/05 22:19 ID:NTq85B4+
朽ち果てて逝け、日いずる葦船、憔悴の沼に
507 :
わに :04/04/06 01:22 ID:g3jpTT99
とても とても輝いている あなたの あたま
508 :
わに :04/04/06 01:26 ID:g3jpTT99
手術室 かつらも入れ歯もすべて取って 医療ミスが起こりそうなほど 別人
砂粒程の詭弁が鮭を鱒と名付ける
510 :
ハイカー :04/04/06 18:45 ID:DFE47lPf
独り身で 桜咲く道 歩く度 思い出す 君との記憶 思い出を ただ一人 桜散る道 歩く度 僕の眼からも 花びらが散る
511 :
ゞ :04/04/06 21:07 ID:H90qG4ho
紺色の埠頭がくちづけするだろう海と書きたるノート閉じれば
512 :
ゞ :04/04/06 21:15 ID:H90qG4ho
一日の放縦許せし東京も縫い綴じよ我の終電車行け
513 :
名前はいらない :04/04/07 00:42 ID:wJY+mGN/
今宵は妙に烏が騒ぐ 天変地異の前触れか?
はるのかを めでずけふまで ながらえて みをむすばざる たれそながめん 祖父の叔父が無くなった時に詠まれた句らしいんだけど歌意がよく読み取れないんで誰か妄想解説ヨロ。
春の花も愛でずに今日まで生きてきて、 結局、実を結ばなかった私を、誰が眺めるというのか。 ・・・意味不明
>>514 好きな女性と一緒になれない事を嘆く歌じゃないの?
517 :
516 :04/04/07 14:21 ID:GRSdCFGN
少し考えたけど、 歌の最初の”春”を何として解釈するかで意味は変わるかも…、 でもおおまかな内容としては、 事を成し遂げられなかった自分を嘆く、哀しい歌だと思うけど。
518 :
かささぎ :04/04/07 14:56 ID:M/bHyoAc
花も実もながらえぬままコルシカ沖の星と消えしかサン・テグジュぺリはや
519 :
514 :04/04/07 15:52 ID:GYHnou9T
>>515 純粋訳までは自分も理解できたのですが、残して逝くような歌ではないなと思って。
>>516 レス読んで祖父にこういう解釈ではないのか、と聞いてみたところ、叔父は確かに一人身で、愛しい人と結ばれなかったという過去があるみたいです。
まぁ、特に歌心がある人でもなかったらしいんだけど。その考え方をベースにもう少し考えてみます。
なら、それでつじつまあうじゃない。めでたしめでたし
肉の手紙をもらう
僕ですかと聞かれて、僕じゃない、と僕は答えた
宵風の門から難産で迫り出してきたつるつるの蜘蛛が弾む
524 :
健 :04/04/08 22:21 ID:i8M1EjGk
葉桜の 水面を満たす 名残かな
525 :
白鑞金 ◆XQOqpD8gDY :04/04/08 22:25 ID:TjYInxgJ
おぼろなれども月にくつろぐ
526 :
単なるヤジウマ :04/04/09 00:04 ID:ert4Od+t
いっしょに同じ方角を見ているだけでは愛にならなかった。ウソツキ。 フォッカ―の複葉機かなんかで死ねばよかったのに、ぺロハチなんかで。 ドウリトルの東京初空襲に参加を申し出て断られたとか、バカ。
何やねん。未来て。将来の間違いちゃうんかい。
528 :
クッキー ◆p0KB7L1N7M :04/04/09 00:22 ID:Opc8dEZ5
夜空の星が一つ見えなくなる、また一人命がなくなったのか
星々のあいだを渡る、ひづめが残す、無数の三日月
手を引いて 笑顔を見せて 引き返そうよ 君がいた夜へ
531 :
名前はいらない :04/04/09 08:02 ID:8VDzQbbC
火柱は そらに平和の 文字えがく
弧を描く3本の矢
533 :
名前はいらない :04/04/10 16:09 ID:pZY2rHig
さらりと揺れている猫と日向でじゃれる
534 :
名前もいらない :04/04/10 16:27 ID:CMWMNEyM
私は求める 強く欲する 座布団を
535 :
名前はいらない :04/04/10 16:46 ID:UWO649LV
2ちゃんねる ああ2ちゃんねる 2ちゃんねる(芭蕉の松島風に)
身はたとひイラクの野辺に朽ちぬとも忘れおかまじ無謀魂 <人質になった3邦人を詠んで 〜 松蔭風>
537 :
名前はいらない :04/04/10 23:52 ID:pZY2rHig
闇に病む
538 :
名前はいらない :04/04/11 00:21 ID:pCvCggXV
容は移ろい中身は消えて虚がこびり付いてる胸の奥
539 :
ゞ :04/04/11 14:46 ID:1eQjU0q2
振り向かず駆け足みたいに咲く花を追い越したくてさらば三月
540 :
単なるヤジウマ :04/04/12 00:56 ID:zBR4WH2t
追い越して振り向いてみる沈丁花さらば入試よさらば卒業
541 :
名前はいらない :04/04/12 18:14 ID:te9CJsrC
やっぱりそこには花が開くまでの軌跡なおも鮮やかに
542 :
チャッキー ◆p0KB7L1N7M :04/04/12 18:21 ID:74e8DkIl
行儀良く 真面目なんて できやしない
543 :
チャッキー ◆p0KB7L1N7M :04/04/12 18:24 ID:74e8DkIl
行儀良く 真面目にやってた お前たち
544 :
名前はいらない :04/04/12 19:12 ID:zaYp7Um5
どうでもいいのに一生懸命
545 :
名前はいらない :04/04/12 19:12 ID:zaYp7Um5
美引力
544 詩板全てがどうでもいいんですよ 力の限り放っておけ
547 :
わに :04/04/14 03:21 ID:QC336zZB
たまにあたまのなかにもやがかかって うまく自分が機能しないんです。
548 :
名前はいらない :04/04/14 04:58 ID:bQBri0b+
繰れり。見た想ひは昨日の事か、万華鏡
549 :
名前はいらない :04/04/14 13:54 ID:A5mH7q2R
海割れろ 三粒の真珠 櫂になれ
550 :
名前はいらない :04/04/14 15:47 ID:P08iirVD
微動だにしない空の引力昏れなずむ
カラスが三日に一度、空から木っ端の手紙を落としてくる(最初は驚いた)。
レゴブロックだ……いびつに
553 :
ゞ :04/04/16 00:45 ID:3aXndQOB
一度きりの四月は今日の校庭の桜のことと知ってはいます
554 :
名前はいらない :04/04/16 15:29 ID:qmycJfUz
ハモニカの空はなつかし散華かな
555 :
ハイカー :04/04/16 18:08 ID:lOGWg0OO
君と僕 鏡のように 正反対 そのちぐはぐが 逆に良い
花埃 花泥 花冷え 花嵐
557 :
わに :04/04/16 22:54 ID:3nYqMOSS
あなたを中に迎え入れて てっぺんまで
558 :
かささぎ :04/04/17 00:32 ID:YgQakZEd
肩胛骨鎖骨腰椎浮遊肋さぐられすすむ恥骨薦骨
559 :
名前はいらない :04/04/17 00:54 ID:9ygfidv/
待ってるから いつもでいいよ 戻ってきて
560 :
名前はいらない :04/04/17 01:22 ID:eORVyiei
そう。だから死ぬまでは生きるのさ。
561 :
名前はいらない :04/04/17 07:02 ID:EBwuOxE6
あっちこっち そっちどっち 朝日を浴びながら
562 :
ポエマー :04/04/17 12:11 ID:q+XSpd7q
うるわしの花が咲く
563 :
幽玄道詩 :04/04/17 16:46 ID:/W1oHc8m
今日できる事、明日に延ばして、のほほんのんびり休暇
565 :
ポエマー :04/04/17 23:29 ID:q+XSpd7q
一人旅 大地に傾く 北斗かな
566 :
ポエマー :04/04/18 00:32 ID:eb6cxyD8
旅をゆく 我を送る 鐘の音や
567 :
ポエマー :04/04/18 00:36 ID:eb6cxyD8
見えぬ手に 追われ追われて はや六年
568 :
わに :04/04/18 07:25 ID:4+6LW8sW
彼氏の寝顔を見ながら いい夢を見よう 私は幸せだ
ペプシの缶潰して 布団に潜り込む 歯を磨く事すら面倒で ノートPCが畳めない
570 :
ゞ :04/04/18 21:15 ID:580H0XJj
今ここに無いものの名の山手線ゲームに負けぬことの幸福
571 :
ポエマー :04/04/19 22:16 ID:1WOt/+O0
シナの旅 赤い花散る 港の夕べ 月に胡弓の 流れる街を
572 :
ポエマー :04/04/19 22:17 ID:1WOt/+O0
573 :
名前はいらない :04/04/19 22:36 ID:0HJVg8or
やっぱ味気ないな一行詩
574 :
ポエマー :04/04/19 22:59 ID:1WOt/+O0
>>573 一行で迫力ある詩を書きたいけど、
うまくできない。
貴方についていく どこまでも 落ちて行く貴方
ユリ一輪咲いた 丸く並んで咲き乱れ 雪の降る晩 そろって散った
うまく出来ないね あなた言うけれど 私 作る気すらしないわ
世界よ巡れ 広がれよ私 どこまでも続く 永遠かな人生
いって いって いって 飽きたら戻って また いって いって
580 :
ポエマー :04/04/19 23:06 ID:1WOt/+O0
空赤く やがて夕闇は来て 心には悪魔 夫はまだ 帰らない こういうのってノリだと思う。 数だけ作って 咲くのはちょっと それで良いのだと思う。 自己満足でも 楽しい時間。 あと いいね って言ってくれた 有難う。
582 :
ポエマー :04/04/19 23:31 ID:1WOt/+O0
こぼれ地に咲く野花にも うら若き子は涙する
583 :
わに :04/04/20 12:04 ID:SsrEhjhI
子供が生まれるまで ずっとそばにいてくれた 子供を守ってくれた 胎盤様 ありがとう
突き抜ける 春風に乗り 運ばれる 淡い期待を 過去が引き裂く
自尊心 とっくの昔に 抜け落ちた 空洞を埋める この自虐心
団子虫 枯葉の下で 逃避行
藤の花 月夜の公園 シャボン玉 キミの姿は 天使にも見え
589 :
わに :04/04/21 13:40 ID:2972C9yU
今までダイエットに使った費用を合わせたら 脂肪吸引ができそうな気がするよ
590 :
573 :04/04/21 20:43 ID:s9QvE4lI
一行詩(俳句、短歌、川柳、自由律、短詩etc.)6 このスレッドのことです。
591 :
ID:BdUFXQXw :04/04/21 22:50 ID:tFOximLO
藤の花 月夜の公園 シャボン玉 見方によっては 少々怖い
593 :
はいら :04/04/21 23:40 ID:SFaAkMdM
藤の花 月夜の公園 シャボン玉 あおかびチーズは 露店が売ってる
594 :
名前はいらない :04/04/22 00:46 ID:rXo8H0Ld
彼の国からの風が最後の桜を散らす。散りぎわを知らぬ人間ども。
595 :
名前はいらない :04/04/22 09:26 ID:q141nzGg
鯉のぼり マリンブルーの 空をのむ
596 :
わに :04/04/22 14:19 ID:N+w7lN3O
夢の感覚と溶けて一緒になりそうな 目覚めたときのKiss
597 :
わに :04/04/22 14:25 ID:N+w7lN3O
みないでください 足を広げて 小さく拒絶 あなたは笑って 奥へと進む
599 :
わに :04/04/23 02:58 ID:ObZA/UYh
見られるだけで 私のオイルが太ももを伝う 溶けたアイスにナイフを入れるように 私はあなたを飲み込んでしまう
600 :
わに :04/04/23 02:59 ID:ObZA/UYh
>>598 さんごめんなさい。いまいちでした・・・・
601 :
わに :04/04/23 03:03 ID:ObZA/UYh
首を絞められ 宇宙が見える 天の川を一滴残らず飲み込んで
602 :
わに :04/04/23 14:13 ID:uV0Rq5JS
よつんばいで 啼く 鏡に映る あなたのその表情をみながら
604 :
わに :04/04/24 03:49 ID:UNo6FxSf
耳たぶをなめてみて小指をかんでみてあなたを含んでみてどろどろに溶かせてみせて
605 :
わに :04/04/24 11:38 ID:DZ/+Qn4t
赤く腫れてじんじんした臀部を突き出して あなたに注がれる事を待つ
できたら画像もお願いします。
607 :
名前はいらない :04/04/25 07:04 ID:R7TOM1Vj
一行詩でそんなんもとめちゃだめだろ… 困ってんじゃ…
608 :
606 :04/04/25 09:38 ID:ZwhvAkiQ
いいかげんにやめようよ…
610 :
名前はいらない :04/04/25 22:55 ID:z/aQ2iWa
ここで聞くべきかよく分からないのですけど 「分け入っても 分け入っても 青い山」by種田山頭火 の意味がぜんぜん分からないのですが 教えていただけないでしょうか
611 :
名前はいらない :04/04/25 23:03 ID:ZwhvAkiQ
そのままじゃん。 ゆけど 進めど 山また山・・・ ってことなんじゃないの。
612 :
名前はいらない :04/04/25 23:23 ID:aQX1Cad4
610の判らない事 詳細きぼん
613 :
610 :04/04/25 23:23 ID:z/aQ2iWa
>>611 そんな簡単な事で良かったのですか、
その奥にもっと深い、例えば山頭火の悩みや激情
が含まれていると思っていたもので.....
614 :
小呂 :04/04/25 23:25 ID:eDx/HKqM
白い道・・・まっすぐつづく白い道 という表現とともに、興味をそそられますよね。
615 :
わに :04/04/26 07:24 ID:rzFGuDvG
山頭火は簡単なのか難しいのかの判別も付きませんよね やっぱり読む人の捕らえ方なのかも・・・
616 :
名前はいらない :04/04/26 19:52 ID:ti44ajyq
>>610 この歌は、初めて見ました。
僕は、作者の心の声を感じました。
変わりたいけど変われない。
少しかなしげな歌に聞こえます。
どれだけ旅をつづけたら自立できるのか
どれだけ壁をのりこえたら自由になれるのか
どれだけ涙を流したら優しくなれるのか
ちっとも変わってないよ・・・
How many roads must a man walk down, before they call him a man? How many seas must a white dove sail, before she sleeps in the sand? How many times must the cannonballs fly, before they're forever banned? The answer, my friend, is blowing in the wind. The answer is blowing in the wind.
618 :
616 :04/04/26 22:55 ID:ti44ajyq
>>617 そうか。
その答えは友達か。
風に吹かれてゆく・・・
619 :
はいら :04/04/27 03:45 ID:deBnEEiV
にぎやかですね――なめて小指をかんでみて――これでは出番はないと思いましたが―― わけいってもわけいっても自然の咽るような雰囲気の中でひとは孤独でした。しかしこの自然は冬枯れのネガティヴなそれでも侘びや寂びの晩秋の風情でもなくて、積極的な想念もいざなうものではありました。ただ果てしのない道程でした。 俳句や造形の世界は最初作品に触れたときの第一印象――原印象が貴重ですよね。いじりまわすほど作品は遠ざかります。 「ふりむいたら翳っている――」ヤジウマ偽作。
620 :
名前はいらない :04/04/28 15:14 ID:wrBdPavF
鳥声もはるかに青空皐月晴れ
>>618 その答えは、友よ、風のなかさ
風が舞ってるだけさ
622 :
わに :04/04/28 18:34 ID:SLfBV2rf
乳から口を離した赤子の表情に母性の泉があふれ始める
623 :
名前はいらない :04/04/29 07:04 ID:MwE+SlQg
胎児のように丸くなって あなたの帰りを待つ
625 :
名前はいらない :04/04/29 15:39 ID:YZlemErG
風の中の鳥は 幸せを運ばずに 夢を運んでいく
626 :
はいら :04/04/29 17:49 ID:Ie5kFxQ/
ゆれて答えは風のなか
627 :
名前はいらない :04/04/29 17:59 ID:/hWJbn1T
鮮やかな衣装のにおい夏近し
628 :
抑揚:巡業中 :04/04/29 18:30 ID:O7uDgLdP
昼下がりの蛙 他所宅の台所 懐古運べど 此処未だ 走馬灯の種
629 :
名前はいらない :04/04/29 20:34 ID:/hWJbn1T
はなのちったくらがりでいきをひそませている
神様 詩の神様 あの人を癒す言葉を教えて下さい
631 :
名前はいらない :04/04/30 02:05 ID:/0tsS/RP
632 :
621 :04/04/30 03:27 ID:bIK+cTlY
>>624 >>617 さんが書いてくれたのは
ボブ・ディランの「風に吹かれて」です
日本語にして忌野清志郎が歌っているのもあります
633 :
わに :04/04/30 12:24 ID:c4Z3RZNt
白んだ空をぼんやり見ながら わが子は乳を吸う
634 :
名前はいらない :04/04/30 14:39 ID:PlU178WQ
赤いペディキュアにくちづけて 貴女のものになりたいとねがう
635 :
かささぎ :04/05/01 15:50 ID:yONSyL7t
激越とたかぶりはなくて春晝のピョンヤンテレビは事故を伝うる
636 :
名前はいらない :04/05/01 17:02 ID:KiXSitT2
どうでもいい犬が転がっている陽だまり
637 :
名前はいらない :04/05/01 22:41 ID:BB0ohJew
光りは暗闇さえも支配する
638 :
名前はいらない :04/05/01 22:46 ID:BB0ohJew
自分流の座右の銘
639 :
名前はいらない :04/05/01 22:49 ID:BB0ohJew
光りは時の刻みを作った
640 :
ゞ :04/05/02 01:39 ID:arhgn5Dc
メーデーのシュプレヒコールも吸われゆく空よおまえは五月が好きか
641 :
名前はいらない :04/05/02 09:35 ID:FOqto9dZ
きものまつりでも行きかうひとはみな洋服
642 :
名前はいらない :04/05/02 17:01 ID:w10YjUah
643 :
谷川サマリ :04/05/02 17:05 ID:zr2guYq1
一枚羽織ったほうがいいよそれじゃつかまるよ
644 :
名前はいらない :04/05/02 21:16 ID:FOqto9dZ
わたしの世界は最近あなたを中心にまわっているみたい
645 :
名前はいらない :04/05/02 21:21 ID:cnekGMUm
あはははははははははははははひゃはははははははははははぶわははははははははははは っっっっっっっっっっっっっっっはらいてちぇえええええっっっあぶはははははははははははははは
出会うまでは 浮気させてね
647 :
単なるヤジウマ :04/05/02 22:03 ID:a63f39BM
ひひひひひひひひひひひひひひひひひひーひひひひひひっひひひひひ
648 :
名前はいらない :04/05/02 23:57 ID:a1jWdbvp
それまでの勇気も落ちて夜半の春の月
笑い声が堕ちて 広がった波紋の中に 見つけたのは何
写っていたのは泣きつかれた顔 運命という言葉の意味
ありんこに与えてみたいゴマ三粒
千両箱も盗れば担げる
桜散り君の笑顔はもう消えて…
654 :
名前はいらない :04/05/03 11:19 ID:SKFiZrGA
仕事したくなくなる 連休明け
655 :
名前はいらない :04/05/03 12:01 ID:SKFiZrGA
去年の夏祭りの金魚が 池の日なたまできて 佇んでいる
骨のきれいな除き方を教わったのに丸ごと食べる今日この頃
何処だかわからない処でくつろぐ
658 :
名前はいらない :04/05/03 17:38 ID:/+jraCf1
明日の天気も考えずにただこの道を走っていく
悲しみの 奥にかくれた 笑い声
正体を明かさずに去ったヒーローとお茶を飲みたい卒業式後
661 :
名前はいらない :04/05/03 18:19 ID:SKFiZrGA
あなたの作られたと思われる あなたのは両親のベッドで あなたと夢を見る
662 :
谷川サマリ :04/05/03 22:41 ID:fXU5QGuG
私が詩を書いているのは、あなたがそばにいないから
663 :
かささぎ :04/05/04 01:34 ID:lPUAww+R
モモナガニイハセナマシヲワカクサノワカヤルオカニサグリマナガリ
664 :
名前はいらない :04/05/04 08:22 ID:3Wb1GqMv
ゆるやかに日がかたむく じっとして キミとボク
何ものが 遠くからやってくる 春嵐
666 :
名前はいらない :04/05/04 15:17 ID:xxIF+GRg
さ色たつ みかがりも消えて 忌みし恋 かがやく朝(あした) ひととき逃れ
667 :
名前はいらない :04/05/06 01:17 ID:bk1TLZcX
ぐらりと日付が変わって明日の月
高架を月が雲梯する
669 :
名前はいらない :04/05/06 18:32 ID:HaD1HVXQ
ハクローキンが死んだ夜に・・・
670 :
藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/07 03:26 ID:GhIdk7nV
血圧は ドラマチックに 下降する
671 :
わに :04/05/07 03:28 ID:4AelR+pp
そして きみは 倒れたのだった。
672 :
名前はいらない :04/05/07 10:08 ID:yZE7O376
倒れた彼の人が求めたものは あなたの接吻
673 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/05/08 00:27 ID:TtJzBAt1
ふたつならりかいできるがみっつはむりだ
674 :
名前はいらない :04/05/08 00:44 ID:oMJ7xcZ4
出来事を確かめ 理由付けは最後
言葉は行為に遅刻する
6番線 向かいのホームに 君が立ってんだ
677 :
名前はいらない :04/05/09 08:19 ID:3dLROIGb
羽 破 堕
678 :
ポエマー :04/05/09 14:27 ID:WXo7n5WE
>>610 分け入っても 分け入っても 青い山・・・か。
う〜ん
やっぱプロは凄いな。迫力が違う。
まいった。
679 :
ポエマー :04/05/09 14:52 ID:WXo7n5WE
聞け あれは雨のふる音 風の音もするよ
訳聞いても 訳聞いても しらぬ顔
681 :
わに :04/05/09 20:12 ID:T6mSQv6Q
風の中の 君の瞳が 非難の色で 僕を見ている
682 :
名前はいらない :04/05/11 13:05 ID:NolLsW27
粒の小さい雨が 頬にまとわりついて 離れない 雨は私を 慰めようとしてるのか
683 :
名前はいらない :04/05/12 00:14 ID:2pD3gS3f
加藤楸邨の、 「しづかなる力満ちゆきはたはた(バッタ)とぶ」 ってどういう意味なんでしょう?
684 :
名前はいらない :04/05/12 00:15 ID:/cI0oDTD
頭が禿げれば、心も禿げる
685 :
名前はいらない :04/05/12 22:11 ID:YQOrok/h
686 :
名前はいらない :04/05/13 01:56 ID:t8otr+Y+
遠き旅路を行く者は愛しき者をぞともなえよ ドイツの詩人たぶん?
687 :
ポエマー :04/05/13 21:01 ID:ELlCHBNR
遠い沙漠の旅をゆく
操り尽くしたこの結末は 僕の手に追えるものではなく 君は独りで傷だらけ ゴミ虫の僕を信じ抜いて
689 :
名前はいらない :04/05/17 04:28 ID:f6dSUpK1
生まれ変われるものならば悩みを知らぬ無機物になりたい。
690 :
わに :04/05/17 13:12 ID:YcEL0cvy
あなたにいつまでも触れられていたい。
命わする賽の河原に風車倒れ朽ちをり行き場なくして
嘘をつきあったまま終えよう
それは恋愛ではなかったのかもしれない
私たちはあやうい とてもあやうい
人には守らなければならないものがありはしないか
未来は背後からやってきて目の前を遠ざかっていくのだ、誰が未来と対峙しえようか、と言う
覚悟を決めなければそれは障害ではない
俺はただ俺でありたいだけのエゴイストなんだ!!
699 :
わに :04/05/18 13:05 ID:XOe5LVe2
唇が触れる瞬間に走る電気だけでイキそうになる
あなたのタイセツな身体を傷つけて耳元で輝いていたい。私はピアス。 私信・はじめてトリップつけました。
701 :
じゅじゅ :04/05/18 15:39 ID:WrE6kzwN
暗闇で 黒い涙を流しつつ 切に願うは 「年の差を埋めて…」
702 :
◆Qm8xa.DAAs :04/05/19 19:39 ID:10DvH/GX
初夏の宵 夢をかなえる 夢をみた
703 :
ポエマー :04/05/19 19:46 ID:10DvH/GX
はりゃぁ? まねしてトリップ付けてみたら 名前がでないや。 (´・ω・`)ショボ-ン
704 :
比喩 :04/05/19 21:19 ID:dYHBK45J
雨の中無花果を啜る終春
>>703 名前#(半角シャープ)任意の文字列
にすればトリップは出ますよ
ポエマー#○○○
↑
ここに好きな文字(ひらがな、かたかな、英数字etc.)を入れればいいのです。
トリップ計算機というのも存在するので、意味のある内容をつけることもできます。
あとは、初心者板で質問をどうぞ。
自分が自分であることからは 逃げられない
707 :
わに ◆Wani6uvhK. :04/05/20 18:49 ID:C3HsotPB
昨日の夢のつづきを見るのにあなたの腕枕が必要だから今夜もうちに来て
708 :
seiz :04/05/20 20:16 ID:Cg2XKfGo
日出民 剣山刺さる 花の如し
雨は降る降る 雲 水 空―――
わーい できた! 705さん、ありがとう
711 :
名前はいらない :04/05/20 23:54 ID:gfn9ecDU
beat beat bee
712 :
名前はいらない :04/05/20 23:57 ID:Nzk0YFV5
「あっちいけ。こっちこい。」振り子は困った顔しながら首を傾げる。
713 :
藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/21 00:42 ID:xKDWvst+
背筋という筋を青色に塗ってから鏡に逆さまになっては写ってみせるが
ただおもしろうてこけつまろびつくだるさかみち
ほんとうかえうそかえじょうだんかえ車窓のそらみみ
つたえんとすればあざとうなりて一服する
けんこうこつがかんじんですろう
しらぬまにきみみしらぬひととなり嘆息す
通勤電車ぼうと見つめる灰色の空
談笑のなかかさかさ笑うわれの声
ゆきつく果てをみつめつつきょうも歩くあすも歩く
しかしてきょうじんなるは我なり我のたましいなり
吐きたくても吐き出せない。山手線で車酔い。満員電車は嫌い。
>>710 ポエマーさん初トリップおめです〜
詩にしたい景色があるでもでも言葉を結晶にできない。
725 :
名前はいらない :04/05/22 09:16 ID:uomUoO4e
言葉を手に入れるだけで 歌をうたえるようになるわけじゃない
あなたの歌をもう一度、聞いてみたいと思うのだ・・・
I don't know what I should do
もっとがんばってみるよ もう心配しないで。
なぜ言葉は 人の心をかき乱すのだろう
逆しまに書き込んだ 投げつけて 詞は 空々の祈り
夢のお城に 三日月が ほんのりとかかるころ
それだけじゃ 通じないよ
>>514 はるのかを めでずけふまで ながらえて みをむすばざる たれそながめん
→春の香を 愛でず今日まで 存えて 実を結ばざる 誰そ存めん
・・・じゃないですか?
非常に遅レスでスマソ。
かんにんな かんにんしてな 牛の舌
735 :
名前はいらない :04/05/24 00:40 ID:ZEdnj8An
指輪の交換をしながら牧師の前で呟いた。間違えって誰もが犯す罪なのかな
736 :
名前はいらない :04/05/24 07:47 ID:O7YOtw0c
英国の 歌が通る 六畳間 僕は眠る 朝日と共に
737 :
名前はいらない :04/05/24 09:11 ID:iMu/a3Ui
簡単なことも難しく考えちゃって 落とし穴に落ちる
738 :
名前はいらない :04/05/24 13:20 ID:ZEdnj8An
病院の携帯禁止の表示の前で電話掛けてる馬鹿の目の前でペースメーカーが誤作動を起こす。人殺しになる
739 :
かささぎ :04/05/24 14:36 ID:vGQ0Jg8G
スペインノ雨ハ平野ニ降ルらむか笑まひさびしき皇太子往く
740 :
藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/24 14:41 ID:p0NXTRLz
皇太子のうちわがまじで欲しいの惚れました…裏には 殿下 て書いてあるよね
741 :
チョコ ◆07sfZapnrQ :04/05/26 03:48 ID:7L97EqP9
5枚目が見つからないよ 銀のエンゼル
知らないの? よく見えないの? 忘れてよ??ハハッ
青いりぼんがゆれているあの砂浜で私の両親も逢瀬をしていたはずなのだ。
はしゃぎすぎで 足袋の爪が多いものを 履かされた 嫁入り前
745 :
名前はいらない :04/05/26 23:25 ID:IZlSgkY+
中年のこぶとりじいさん小太りで
746 :
名前はいらない :04/05/27 02:30 ID:2Hq2cX3h
747 :
名前はいらない :04/05/27 04:01 ID:x24X12ka
明けても暮れても青い朝焼け
年中ぶち切れて血の気の多いbloodshut eye 殺す
749 :
名前はいらない :04/05/27 18:20 ID:gAG6mtJF
ヤフパソ2ちゃんヤフパソ2ちゃんヤフパソ2ちゃんヤフ パソ2ちゃんヤフパソ2ちゃんヤフパ ウゲ・・・
750 :
名前はいらない :04/05/28 00:10 ID:+Lf7FTxm
強力な力が 箱の蓋を開ける 思い出したくなんか ないのに
751 :
藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/28 01:36 ID:GNqCK0wP
駅で電車を待つよりも誰かが飛び込むことを待っていたりする
752 :
藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/28 02:40 ID:GNqCK0wP
コンテは色の棒だから落ちるとすぐにバラバラに砕ける
753 :
名前はいらない :04/05/28 11:37 ID:y7IYbu5o
血からみなぎる月光の記憶
754 :
名前はいらない :04/05/28 12:19 ID:eCMtT5BT
ああ〜天国行きのバス停
修羅場行きの切符片手にあなたの薬指の指輪をはずしながらむさぼる雨の夜
やっててよかった苦悶式
757 :
ポエマー ◆9i8bnxqogo :04/05/28 22:43 ID:sNy1lWLU
見よ ブッシュの栄耀も 野の白百合に及ざるを
真っ赤な血ぃを孕んだ蚊ぁが眠れないのと今日も泣く
離婚届と死亡届と出生届はいっぱい触ったことがあるのに婚姻届はこれが初めてなんです
760 :
わに ◆Wani6uvhK. :04/05/29 19:42 ID:pK0pS5cM
ムダ毛の処理をしてるときくらいの真剣さで行った告白も玉砕する。
761 :
わに ◆Wani6uvhK. :04/05/29 19:49 ID:pK0pS5cM
母は私の誕生日を自分が36時間がんばった日だからと自分にお祝いする
762 :
かーめん :04/05/29 19:55 ID:enb8gXQP
一緒にカニ食っている時のキミの目が窪んで見える。
あたしの愛したあなたは幻 あなたの愛したあたしは偶像
764 :
名前はいらない :04/05/30 10:03 ID:HOFvDJpm
目が半分しか空かない夜勤明け 日に当たったら灰になるかも
横で眠るあなたの首に ゆっくりと力を込めようと思った 七度目の夜
766 :
ポエマー ◆9i8bnxqogo :04/05/30 16:11 ID:ziuOYaHz
路傍の花に雪ふりて 果てなき夢の姿かな
夜が来る 君が欲しいと 僕が泣く夜
歯ブラシに 巨大ゴキブリ もうダメポ・゚・(ノД`)・゚・
769 :
Pork :04/05/31 00:37 ID:rBbHJuYa
「去れ去れ 晴れていても」
魚の小骨みたいに刺さった言葉 「今は幸せなの?」 ルール違反とわかっていても
>>771 ありがとう
今日も僕は泣くのです 夜をいざなう トラワレのココロ
773 :
名前はいらない :04/05/31 15:30 ID:jDduoqYi
どろどろと均質なフロアにうずくまる
ふりむくな ふりむくな 後ろには夢はない Shuji Terayama
もし私が死んでしまったならきっと肉体が邪魔だったせいだとおもうよ
776 :
藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/06/01 00:45 ID:k6x8CHre
僕の自由はあまり弾まず ごろごろと転がり 飼い猫のようだ
777 :
名前はいらない :04/06/01 01:01 ID:EprJ6TrP
言葉の本当の意味を知るのは その言葉を実感したときだ
778 :
名前はいらない :04/06/01 01:06 ID:0XfUMxNN
779 :
藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/06/01 01:09 ID:k6x8CHre
>>778 3回目に読んだ小説が 涙を流していることに気づいた とかでしょう?
>774 耳をふさぐと、あの日の喝采の音が聞えてくるのだ
781 :
てす :04/06/01 04:14 ID:hMjfUNqL
「革命」を聞き日めくりは六月に
782 :
名前はいらない :04/06/01 05:12 ID:P1alVftE
きっても、きっても、金太郎飴の君の顔がでてきて、涙流す。
783 :
てす :04/06/01 06:35 ID:hMjfUNqL
「革命」を聞きつつ日めくりは六月へ の方がいいべか?
「革命」を聞きつつ日を捲れば六月
786 :
名前はいらない :04/06/01 11:56 ID:IpIX1X0V
誰にも言えない恋は「革命」血に染まりあなたの名を叫ぶ
787 :
名前はいらない :04/06/01 11:59 ID:IpIX1X0V
誰にも言えない恋の素敵な謎
788 :
かささぎ :04/06/02 00:03 ID:fl8+LgAB
厨房は黙れといわれた逸脱のエクリチュ―ルだ半僧坊杳いヴィールス送ってやるから
地上の夢よ いざさらば
おおきなまん月と 大潮におびえて仕事する 荒れる職場と妊婦の悲鳴
鼻を睨まれたら鼻を突き出しどうぞお噛み下さいと言う嫉妬心
そこなのだ はみ出せない己(おの)が憎い 黄色い致死武器浴びてゆくまで
793 :
名前はいらない :04/06/04 01:07 ID:25fuuhSU
わたしは揺れてあなたの脳髄の中
初めて会った宇宙人 遠い昔から感じてた 羊水に濡れて皺くちゃな 真っ赤な生き物がそこにいる
どんな言葉もすでに朽ちた朝わたしはひとつの星をまぶたの中に飼い始めた
796 :
cレール :04/06/04 10:32 ID:MEJw6Ons
窓を開けよ 大河(メコン)を見るのだ
パチンコ屋 トイレで空の財布を眺めて それでいいのだ〜 さいきんバカボンのテーマが聞こえない
798 :
えせ壊人 :04/06/04 21:02 ID:Rgw7DBDV
伸ばした腕そっと下ろし道に道
799 :
鬼津月 :04/06/05 02:32 ID:D9mYgHkb
疲れた空気の、影から眠りが、瞼の裏、瞳の中へ、入り込んでくる。
800 :
てす :04/06/05 08:01 ID:5cb7hNZx
テルアビブ空港 割礼人を 撃ち殺し赤軍派
キウイと ミソスープと ライスを食べる 男の子
君のための化粧 君のために縫ったペディキュア 今日から必要ない 自分を強く保つために
803 :
鬼津月 :04/06/06 03:47 ID:W6G59mAF
君の言葉がつらい 微笑みは嘲笑とうつるのか
隣の台でラオウ昇天 私の台は私の財布が昇天 最近のパチスロは怖い。
季節はもう春から夏―――
星霜は移る 十有余年
夏の虫 蛍光灯に 激しくキス 私はその音に 怯えている
君のためのダイエットなんて悔しくていえないから ヒスのジーンズ履きこなすためだなんていってみる
809 :
鬼津月 :04/06/06 22:56 ID:+8lwsxZp
歌い手のいない歌声が、ささくれた夜をくるんでくれる、星、闇に溶ける
痩せたり肥ったりするまでの待ち時間
記憶を漁ってみると、モンシロチョウが空を飛んでいる光景は、ひとつしか見つからなかった
旦那が嫌な顔しても ペディキュアに花をあしらってヒールの高いミュールを履いて 私は出かける
813 :
cレール :04/06/07 12:02 ID:jeOQwp9N
シンシア・ローリーの白とピンクのワンピ翻る わたしはわたし 誰が振り返っても
814 :
えせ壊人 :04/06/07 12:42 ID:WUlN0MDc
平泳ぎで萬月へ還れ白い魚
815 :
えせ壊人 :04/06/07 12:48 ID:WUlN0MDc
ただ在れ、天晴れ!居座るやかん
僕らがこの世にいる限り本当の地球は見えないだろう
あなたを孕んで40週 30時間かけてあなたを産んで そして私は花開く(痔が)
↑へんなコテになったw
819 :
えせ壊人 :04/06/07 21:40 ID:WUlN0MDc
ランドセルの中に置き忘れてきた未来
死ぬ時に 思い出すのは 多分は 紫に暮れた あの夕焼けのことです。
821 :
えせ壊人 :04/06/07 22:04 ID:WUlN0MDc
色に浮き 発ちつ迷えし あめんぼう
822 :
えせ壊人 :04/06/07 22:25 ID:WUlN0MDc
抜け落ちた歯で夜を噛む
秀逸だって言ってくれた人 ありがとう
若くあれ とわにと 窓に陽は輝く
825 :
名前はいらない :04/06/07 22:57 ID:gQQ8KPi2
雨、落ちる 私の頭上に 彼の頭上に 憎い憎いあれの頭上に
826 :
かささぎ :04/06/07 23:29 ID:fkaX8eZi
たましひのさかり往くとき蝶ひとつしづかによぎる西部戦線
827 :
鬼津月 :04/06/08 01:32 ID:wvE4aNXM
連なる窓越しの雨音に、暗い雲に閉ざされた夜空を想う
ことだまを紡ぐ赤いくちづけに頬ぬれる。
はやくはやく二人きりになっていいたいの 腕を絡めて瞳のぞきこんで
白いナースシューズの白いストッキングのしたの足の爪が真っ赤なのは誰にもいえない秘密
831 :
cレール :04/06/08 20:21 ID:YpREpDzC
七夕(星のヨ)の 短冊に懸ける願いひとつ この夏あなたを看取りに行くよ
832 :
cレール :04/06/08 20:25 ID:YpREpDzC
初めての街に挨拶をしに登る 時計塔や展望塔や 「ようこそ!」「ありがと!」風に包まれ笑う
833 :
cレール :04/06/08 20:27 ID:YpREpDzC
ひとりひとりのうちの匂いがする ここは暖かい場所 魂が還る家族の居る場所
正直な 自分が何故と泣く君よ ううん違うのみんなに訪れるの それを言っていいのは誰?
黒いユリが 月の照る夜に 咲くと云う
836 :
かささぎ :04/06/10 01:47 ID:2GfDpFmy
協力に下妻市というエンドロール郷党らしき人ら見入りき
837 :
イタチ小僧参上! ◆8rr1u/54T2 :04/06/10 10:11 ID:NNhpBECA
やだまだ肌やだ垢まだやだだってはだかだもん
838 :
イタチ小僧参上! ◆8rr1u/54T2 :04/06/10 10:12 ID:NNhpBECA
俺の一行で感動しろ
839 :
イタチ小僧参上! ◆8rr1u/54T2 :04/06/10 10:30 ID:NNhpBECA
「愛未満の手錠」 君は僕のテリトリーを侵したから殺す
840 :
イタチ小僧参上! ◆8rr1u/54T2 :04/06/10 10:47 ID:NNhpBECA
ムセビナク タンビノユメヲ おむすびニ
イタチさん一行詩もカッコイイすね。私は
>>837 が好きです。
今日は無性に詩たい日なのだ
あなたのシャツの裏にこっそり口紅をつけて陰湿な仕返しを試みる
身支度の早いあなたはいつも口だけは奥さんとは仲が悪いフリをする
マニュキュアのはがれた爪を噛んで いつもあなたと出逢ったことを後悔してます
わにさんは旦那さんと仲が良いのか悪いのか。 ・・・あ!彼氏がいっぱいいるってことだねw
>846 その妙な読解力は才能か? どう捻ったらそう読めるんだい。
>847 感性かなw
あの〜・・・・・・・わかってらっしゃるとは思いますが、フィクションですよ。私の書くもののほとんどが。
前言撤回 まったくのフィクションじゃなくて 昔のことを思い出したりして書いたりはしてるかもしれません 旦那(予定)との思い出も書いてるかもしれません ちなみに男はここ数年一人だけですよ
白いシャツに赤いネクタイを絞めて、まあ振りだけやねんけどな。
852 :
cレール :04/06/12 01:46 ID:W7mnnNto
藍色の宇宙の波に包まれて 恒星(ホシ)と見えない貴方を思う
853 :
cレール :04/06/12 01:55 ID:W7mnnNto
月の旅行に行こうよモグラ。光はきっと碧く涼しく見えない君を照らすよ。
854 :
藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/06/12 01:55 ID:2+AdgWjj
猫がするように背後から異性の首筋を噛んでみたいけど前歯虫歯だからやめとく
855 :
cレール :04/06/12 01:58 ID:W7mnnNto
貴方の柔らかさが刺す。いつに慣れるのか優しさや思いやりに。
856 :
藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/06/12 02:07 ID:2+AdgWjj
恋人が生理で3日目で俺は薄利で多売中
あの星 この星 泣いてる 夜更け
>>849 そうだったんですか。僕は完全にノンフィクションだと思ってました。
訂正 あの星 この星 泣いてる 夜明け
海辺の花は 哀しかり 訪るものは 風ばかり
860 :
名前はいらない :04/06/12 12:18 ID:mUTJrpeK
コンビニでおまけしてもらえるほどの常連
861 :
cレール :04/06/12 12:45 ID:W7mnnNto
↑イイナ〜。 今夜もまた おまけしたくなる いい おのこ
862 :
名前はいらない :04/06/12 13:48 ID:mUTJrpeK
一日二回セブンイレブンはいれる気分
863 :
cレール :04/06/12 16:44 ID:W7mnnNto
あなたとコンビニ 深夜に うふふ バイトくんには目の毒ね
いとしこの街 君故に 幾たびふりかえる
865 :
名前はいらない :04/06/12 20:08 ID:dEPHu1Gl
さよならと明日こそ言わむ愛し君
抗がん剤で髪の抜けた肌 さらけ出して彼女は今日も 自慢の花壇に水をやり
>>857 ってことはノンフィクションだと思ってた方が多いってことでしょうか。
W不倫してる人妻と思われていたってトコでしょうか。あゎゎゎゎw
867 :
名前はいらない :04/06/13 19:13 ID:j10mUQsW
前略母上様 送ってくれた笹団子 食べ切れずカビ生えました 独身に合う数送ってください
868 :
廻苦 :04/06/13 21:25 ID:12EacyfE
みあげないでごらん 夜空の星を みあげなければ いくらでもみえる みあげてしまえば なにもみえない
ゞ :04/05/02 01:39 ID:arhgn5Dc メーデーのシュプレヒコールも吸われゆく空よおまえは五月が好きか *この人、前衛短歌が好きらしい。ほんもんだわ。
死に行く祖父の 手に握られたひ孫の小さな手 目を細めて 先を夢にまどろむ
871 :
単なるヤジウマ :04/06/13 22:40 ID:ubMoxs0F
ゞ はくろーとさんの書き込みではないですか。
いじらしきその指先の白さゆへ花持つ君の姿は映えり
873 :
名前はいらない :04/06/13 23:31 ID:55+tAk90
この世の闇 芸者殺しはスパゲッティがお好き
874 :
かささぎ :04/06/13 23:40 ID:HV8ucj5F
ナメクジの軌跡のように梅雨闇に体液ひかるきみは十代
875 :
名前はいらない :04/06/14 03:45 ID:FQ/yRZcx
歳月、雲にひかる。
876 :
鬼津月 :04/06/14 03:47 ID:zPMq6rsV
早く、今を終ろう、夏の、青白い朝が、降りて来る前に。
877 :
名前はいらない :04/06/14 09:18 ID:h5+bhVkF
屋根に朝日が反射して目を細め むくんだ足を引き摺りながら 坂を下る とても眠い
面会謝絶の札を下げて最後まで旦那に会わなかったあなたは今旅立つ 死に化粧をみて双子の娘はあなたをきれいといった
修正 面会謝絶の札下げて最後まで旦那に会わなかったあなたは今旅立つ 死に化粧をみて幼い双子の娘はきれいといった
881 :
ヤジウマですが合掌 :04/06/14 21:44 ID:G2NJV7OQ
梅雨晴れに旅立つひとへ薄化粧
882 :
てす :04/06/15 02:42 ID:MyQt48q2
学生の集う斎場を後にして、「カツ丼」
883 :
てす :04/06/15 02:43 ID:MyQt48q2
学生の集う斎場を後にして、「カツ丼」
884 :
てす :04/06/15 03:05 ID:MyQt48q2
水夫(かこ)は自刃 川面に浮かぶ夏月夜
885 :
てす :04/06/15 03:12 ID:MyQt48q2
虫太郎が 老婆の叫びと言う 誤謬
彼岸にやさしさがあると鳴く 現世にお節介はいる
887 :
扇子 :04/06/15 06:09 ID:wbovVQ4b
格好つけていると思う。 自分が本当に格好いいと思うことを大切な人に伝えることは意義あることだ。
888 :
わに ◆Wani6uvhK. :04/06/15 14:03 ID:GMkcseOm
目覚めてと白い棺を揺らしても紅色の唇は動かずに黒髪が揺れるだけ
889 :
春蟹 :04/06/15 14:31 ID:6GKQNvaO
言葉のかみさまは困り果ててました ひとに言葉を与えたばかりに 自分が存在してしまったのです
思い出は、重いで。
詩(うた) 安らかに 流れくる
892 :
廻苦 :04/06/15 21:42 ID:RXGUCF4S
一つもねえ、覚えていない 失くしたものは なんだっけ?
893 :
名前はいらない :04/06/16 00:17 ID:d8XR3Tlt
肌白き、愛くるしき感じ入りやすさ、眼は緑。
894 :
阿達正照 ◆DRpRX/Bd5M :04/06/16 20:59 ID:WN10Da1T
梅雨あとの 蒸し暑かるや アスファルト
|\ / ヽ  ̄ ̄ ─ |\ ヽ /⌒ヽ /\ /\ / ヽ ┼┐ ── / γ⌒| ノ/ | l / \ / \ / ヽ ____ | __/ ヽ、ノ ´ | |/ ~'--''" ヽ i / i l | ○ l ̄ ̄ ̄| ○ l ゞ | * / | ヽ 、 __/ / `ヽ ,_ ヽ, \ /'´""´ i
i ( i /~⌒~ヽ `ー-- | / i` l i / i/´⌒ヽ、__ノ^l ゞ、,_,ノ ^'ヽ i/´⌒ヽ、_,,ノ ∩∧∧ ハニャーン ♪ | / ヽ(*゚ワ゚) i / ヽ とヽ i ノ (~),, )〜 l、__/ し'
897 :
湯雨 :04/06/16 22:16 ID:lXLrnBlK
小さく見える船の向こうは梅雨
898 :
湯雨 :04/06/16 22:51 ID:+PcS6ckT
杯を重ねて不味い苦水
梅酒・焼肉・ハッカ飴 遅く帰った彼のキスの味
結局帰ると私の作った二日目のカレーをおいしいとほおばってくれる君が好き
901 :
湯雨 :04/06/17 00:59 ID:TZtjEEFn
あなたが愚痴る男ってのは相当俺に似ている
902 :
てす :04/06/17 00:59 ID:Tj4u2/mK
六月に多くいる 車内アナウンスを真似る 変なおじさん
903 :
てす :04/06/17 01:01 ID:Tj4u2/mK
ネルトニンゲンの バスの中にも いる変なおじさん
904 :
てす :04/06/17 01:02 ID:Tj4u2/mK
次は六月の 青い空 お降りの方は 変なおじさん
905 :
ヤジウマですが :04/06/17 03:05 ID:cY2zST7G
≫903 すみません、ネルトニンゲンてどこですか、おしえてください。
906 :
sora :04/06/17 06:40 ID:NZgZxhAF
生ぬるいシチューのような生活よ さらば (なんかおれ聞いたことあるかも)
907 :
湯雨 :04/06/17 20:45 ID:NWbIYrbh
世を棄てて振り撒く愛想
908 :
cレール :04/06/17 21:03 ID:2bSCZzxx
封切った 郵便物は 戻せない 受け取り拒否と 幾ら書いても
母を想えば あふれる涙 ぬぐいこぼして 時雨降る
(明石の娘よ 別れる前に) イノチノキミヨ ワレ キミヲ アイス・・・
912 :
てす :04/06/17 22:44 ID:Tj4u2/mK
すいません、ネルトリンゲンって街はありますけど スケベニンゲンもあるみたいですけど。 架空の街です。
君が梳く私の髪の毛 さらさら さらさら
お前の髪毛 なよぶころ 花は香炉に打ち薫じ 中也
>>914 並べるとつらいかも^^; 自分の不出来さが目立つわ〜
916 :
ヤジウマですが :04/06/18 01:36 ID:YdW8PzzZ
わかりました。ネルドリンゲンの打ちちがいか、ひょっとしてやはりオランダにあるのかもと思いました。 ついでながらハーグ時代のゴッホは、スケベニンゲンの濱へ写生に往復トラムで通いますが、電車の素描が残ってないですね――(この件誤爆?)
917 :
てす :04/06/18 01:50 ID:BHlLU/JX
寝ると人間・・・今まで最高で3日3晩眠れなかったありました・・ その日は、ラベンダーのトイレの芳香剤を食べてしまった それから、霊が降りてきてあの時は怖かった。あとは内緒。
918 :
ヤジウマですが :04/06/18 01:56 ID:YdW8PzzZ
ひょっとしてグロニンゲンになりましたか? ではわたしもネルトニンゲンになります。おやすみ
919 :
湯雨 :04/06/18 06:14 ID:zJsN4cQ8
じりじりと 落ちそうな天井
顔の似た幼い娘をつれたヒト軽く会釈し 背中につぶやく 「・・・すきでした。」
どんぞこパラダイス それでも夢を見る by友人A
350ml缶のコーヒーを探す旅に出る
哀れ切なく 夕陽燃えて 波の上 浮かぶボウト 寂しや
誰が詠(うた)うか 愛の詩(うた) 夜霧に流れくる
925 :
cレール :04/06/18 22:05 ID:lOWV0bsi
バーチャルの愛をクリックして孤独
927 :
かささぎ :04/06/18 23:16 ID:EnT/7kog
ゆわかれることが好きなあなたはゆわかれて林檎とともに育ちしという
928 :
名前はいらない :04/06/18 23:20 ID:fqdIbJ1v
キモイのはヤメしない?愛とか恋とか大昔のMY死臭ぽくてうぜえんだけど
929 :
名前はいらない :04/06/18 23:53 ID:xPm0erlk
恋愛詩のかゆいかんじがたまらない 四帖半風呂なしアパートみたいな懐かしい光景
>>928 昔私は思っていたものだった
恋愛詩なぞ愚劣なものだと
けれどいまでは恋愛を
ゆめみるほかに能がない
中也
931 :
名前はいらない :04/06/19 02:03 ID:SRSrNRaO
5年後ここ見て舌噛み切って死ねよカスども
青春とは人生のある時期ではなく、心の持ち方をいう。 人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる。 人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる。 人は希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる。 ウルマン
933 :
かささぎ :04/06/19 02:29 ID:zOWq+MK3
野末にはジャスコしばらく暮れなずみ御意見無様すこやかに翔ぶ
934 :
藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/06/19 03:14 ID:O/3w8prG
世界名作劇場に鼻を垂らして泣いてた自分 うどんを啜ると白い痩せたフィルム これはほんとに日本製?
935 :
名前はいらない :04/06/19 03:29 ID:PqiLAECk
漢字って感じ悪い 漢字が書けない 読めない ほんと感じ悪い
1000まで頑張ってネ。もう寝ます。さよなら青春・・・
あれっ、のびてないw 胸に灯るあかりは 誰も知らぬ灯火・・・
938 :
湯雨 :04/06/19 09:42 ID:+3OwwOjd
フッと吹いて 飛んでいった 蜘蛛の気持ちなど 考えぬ 私
哀れ吹き飛びし 蜘蛛なれば 涙ながして 去りゆけり
940 :
cレール :04/06/19 15:43 ID:9Jg7OVZR
またキテネ 無邪気に手を振るわが姪御 命の輪廻を知ってか知らずか 骸はとうに 風になりけり
941 :
湯雨 :04/06/20 08:36 ID:OB80mzJw
クラブで踊り疲れた体を 容赦なく叩き起こす 台風前の空 青 うろこ曇
942 :
◆bhlR4OII4s :04/06/20 08:59 ID:C0W8tLgJ
20歳の日 胸に刻みし緋文字が 瘡蓋となりて 剥がれ落ちてく
943 :
名前はいらない :04/06/20 15:01 ID:X7qw1e2b
熱にうかれて口走ったことば 白昼夢 君の瞳に映る俺
944 :
名前はいらない :04/06/20 17:43 ID:+XsY2u38
君の瞳に映る私 眠っちゃうね だって今更戻れない
945 :
cレール :04/06/20 22:27 ID:i1J+JZ2Z
在り方も 魂(たま)もやらかき悦びよ それは嬰児と呼ばれし時代 今はひたすら眠りの塊
946 :
湯雨 :04/06/21 07:04 ID:PA9onqZ+
好かれたいのか 嫌われたいのか
眠る眠る胎内で ゆらゆら漂い 外を夢見る
虹が橋をかけた 茜色の夕焼け
夜霧の家路 とおく眺める 浮世の灯
950 :
◆bhlR4OII4s :04/06/21 20:37 ID:gYnVerJK
明日からは何もかも上手くやってみせるから 今日はあなたの子供でいさせて
泣くな空よ お前が泣けば 遠い旅路に 雨が降る
952 :
cレール :04/06/21 21:24 ID:mgEBxIL+
あめ が 来るよ 早く 歌うよ 楽しや カエル カエル って 歌うよ
扇風機 寝顔の上で髪の毛が揺れる 風鈴もちりんと啼いてる
954 :
湯雨 :04/06/22 01:15 ID:RGz877gN
落としたおもちゃはもう無いから 次のを買ってあげるよ
955 :
cレール :04/06/22 19:36 ID:vthxSAd7
あめが 上がったよ うれしい やっぱり カエル カエルと 鳴くよ
956 :
湯雨 :04/06/23 08:30 ID:osA2jRXN
泣け もっと泣け 涙で霞んで何も見えてないだろう?
957 :
ポエマー ◆9i8bnxqogo :04/06/23 19:35 ID:xiPS+blI
疎水がそっとささやいた 霧の山科
ああ、オリオン!30年前と変わらぬ空
おごそかに 北極星を 仰ぐかな
>>958 まいった
960 :
湯雨 :04/06/23 23:04 ID:osA2jRXN
信じぬと決めて 優しい目
961 :
春蟹 :04/06/23 23:21 ID:U6GsKwgh
重めの帰路は 車のライトが 大抵辛い いいから轢けよ
963 :
湯雨 :04/06/24 22:57 ID:ETp+Lb0t
道 道 又 道
>>962 そうですか。
本物もきしょい人間ですよ
964 :
名前はいらない :04/06/24 23:44 ID:d/lFNp6B
ライトに向かって カエルの自殺 タイヤの下で ぷちんと弾ける きしょくないですよ。いいかんじです〜
965 :
cレール :04/06/24 23:57 ID:zisqjx8F
>>962 どうせなら詩で煽ってみたら?
>>964 仲間が死んだよ かなしい やっぱり カエル カエル と鳴くよ
間違いました 鳴くよ じゃなくて 泣くよ でした。
結婚しよう結婚しよう結婚しようOK OK OK
968 :
湯雨 :04/06/25 01:42 ID:dZE4qpLh
違うものなのに 去年と同じ紫陽花に見えて
ひとひとり見殺して 策をすすめる テロも国家も そう大差ねぇ
40週腹で守って 何時間も痛みに耐えて やっとやっと産み落とすのに 殺すのは一瞬
971 :
湯雨 :04/06/25 07:24 ID:dZE4qpLh
白く霞んで のしかかる 雨の雫が 沁み込んで
972 :
名前はいらない :04/06/25 17:21 ID:xIzInOxP
ギャル男かな ギャル男じゃないよ 元ギャル男
973 :
LOGY ◆wH3KnLvmvM :04/06/25 18:50 ID:aQu4ILbY
ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ
974 :
ゆうす :04/06/25 19:32 ID:zRbGcW/F
下手な打算はしたくない とっておくより擦り切れたい
蛍とぶとぶ あぜ道の 遠い祭りの 笛太鼓
ぱらぱらぱら 雨音がきこえる ひかりの奥に あなたがいた
クーラーの効いたバスの中 毒ガス級の殺人的行為 おねぇさん香水付けすぎ
面影偲ぶ あんずの花は 幾たび咲いて 悲しく散った
散って降る雨、季節の如し
投売りのインパルスなどに心はちっとも従わぬ 愛のサバンナにて克己
ぬばたまの 月に向かひて 千鳥群れ
982 :
湯雨 :04/06/26 13:06 ID:EMEcgr8L
すっきりとした空気の東門 吸殻踏み付け真ん中歩く
夏が近づけば想い出す 花火と人ごみとあなたの汗と 初めてつないだ手の温度
この距離 境界線
985 :
湯雨 :
04/06/28 07:17 ID:k4A9lFqZ 無為邪気に逃げていたのに 急に立ち止まって 思いっきり笑って