10代は、叱られるのが嫌だったのでそれを避けるためにいきてた。
20代は、生きる目的を考えてそれに向かって突進してた。
30代は、子供との生活にそれなりの幸せを感じつつ過ぎていった。
40代、今はもう大人に成ってしまった子供との距離感を想い、
・・・・・・自分も終わりかな、とか考えてしまう。
やりたい事はやったような気もするし、季節の移り変わりに和んだりも
してる訳だが、これ以上は何も出来ないように思う。
我ながら不甲斐無い。
このまま日々が過ぎるのをただこなして行くのも寂しいもんだ。
生きる理由なんてもうないけど
赤ん坊の柔らかさとか、あの小さい手の強さとか、こっちが笑うだけで
笑うあの生き物は、それだけでもう愛しい。