924 :
なみなみお ◆mCFk32Woec :04/03/01 02:02 ID:rMLd1DEE
ちなみに「牡蠣と老人」はいろんな詩のかんじをパクリながら書きました。
北さんの梁山泊投稿作は
>グラスの中
>螺旋階段を伝ひ
>眩暈に墜落
の部分が個人的によかったです。
あと、日本語は、本当に助詞が難しいんだなとかんじました。
>赤い血こそ
>利己主義の砦
ここはちょっとわからなかった。
あと、全体を通してですけど
言葉のつながりに軋みがある感じがします。
正規に投稿されてらっしゃって、ぼくが審査参加させて頂いてたら、2点か1点いれます。
(他の作品による。)
>>922 涙。
925 :
名前はいらない:04/03/01 02:05 ID:Zs8MymAp
>>924 貴方の詩じゃなくて食べ物のカキが嫌いなのだ(゚ー゚)マズー
ぶっきらぼうですいませんが、勝手にダメ出ししてみます。
情景とストーリーはとても良いと感じたので、こまかい表現の部分だけ。
>老人は牡蠣を食わしてやろうと
(錆びたナイフを裸で握り)←ここは削った方がいいかも。並びが不自然?
ぶっきらぼうに海にはいった
>夕凪だった
不気味に黒い光沢を揺らしていた
とおくでトンビが鳴いていた
太陽がじりじりと焼いた
夕凪なのにとんびが鳴いたり、太陽がじりじり焼くのはそぐわないかも。
>足を踏んだ→足踏みをした の方がいいかも。
>白髪頭が突びでた→「突びでた」ってどうよむの?
>きらめく石→牡蠣の殻がきらめいてるっていうのはどうか。
>白く柔らかそうな乳のような牡蠣→推敲の余地ありか。
>>919-920 個人的に
>太陽がじりじりと焼いた
「焼いた」より「灼いた」とか「灼熱」で「やいた」としてみたり
魚が焦げるのとは訳が違いそう
>たゆたう海面から
近頃「たゆたう」が流行ってるのかしらんが
せっかく大地をふみしめるような描写をしておきながら
ここだけ堅実でない 浮いているようだ
「ぼやけた」では駄目な理由があるならそれもよし
>白く柔らかそうな乳のような牡蠣が
おそらくだけど、店に並んでるようなのはこんなので
取れたてはもっとエグイような気がする
気がするだけ。実際どっちかはまぁどうでもいい。
>「飲め」と言われたので
こういう老人はまず自分が飲んでみせてから言いそうな気がする
これも気がするだけ。
>牡蠣は涙の味がした
ここまでにもう少しだけ語り手の描写があればなぁ、と
928 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/01 02:35 ID:RduuK5Eg
>>919 老人と海に出た
おまえに牡蠣を食わしてやろう
それが理由だった
さびたナイフのような肉体は
音も立てずに するりと海にはいった
夕凪だった
不気味に沈黙が
てらてらと光沢を揺らしていた
太陽 じりじりと時間を焼いた
老人はどうした
岬は独りだった
私は いそいで いそいで!!
と立ち上がり膝を竦たりした
やはり岬は独りだった
太陽は傾き
悠々と 遠くの鳶は切なかった
海 海の静寂 ・・・
たゆたう海面から
老人の白髪頭が突き出した
詩なんてドーセ自己満足デスヨ。
930 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/01 03:00 ID:pczMc9n1
荒れた息
老人はゴツゴツとした貝殻ナイフを
かきいれ ガキュッとひねる
乳白色の柔らかそうな身が弾けそうだ
爪の割れた
筋張った手から
私の丸い掌に
どろりと塊が落とされた
「飲め!」
と言われたので
とっさに私は口を開けて
かぶりついた
牡蠣は海の味がした
泪は塩からかった
老人は嬉しそうに
顔をくちゃくちゃにして喜んだ
@@@@^^こんな感じにしてみたよ
931 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/01 03:05 ID:pczMc9n1
>>829 世の中すべて自己満足ですよ
ギブ アンド テイク やってますかあああ
932 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/01 03:07 ID:pczMc9n1
迂闊な僕の切なさを中に出させて
934 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/01 03:16 ID:pczMc9n1
僕ね、なにが嬉しいかって、評価云々ももち嬉しいんだけど
そのなみおちゃんの気持ちがとても嬉しいんだな。
あなたは僕の心の隙間を埋めてくれる
優しい人間だよ。^^
935 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/01 03:38 ID:pczMc9n1
ああ、土下座しちゃったよ^^
大の男が悔しいね。
でも良かったよ。
ちょっと悩んだんだけど
ちゃんと誠意みせないとね。
それを教えてくれた構造さんはいい人だよ。
「牡蠣と老人」
私は老人と海に出た
老人は牡蠣を食わしてやろうと
ぶっきらぼうに海にはいった
静かだった
不気味に黒い光沢を揺らしていた
とおくでトンビが鳴いていた
太陽がじりじりと灼いた
老人が戻らなかった
私は、いそいでいそいでというように
立ち上がり 足踏みした
岬で独りだった
陽光が音を立てて傾いだ
ゆるやかな風が戻ると
たゆたう海面から
老人の短く刈られた
白髪頭が突き出た
まだ息の荒れている老人が
ヤスリのような石にナイフをかきいれ
ガキュリとひねると
乳白色の塊が
水に浮かんでいた
老人の体が
まぶしい光を遮ったと思うと
爪の割れた
ごつごつの手から
ゆっくりと
私の丸くむくんだ掌に
乳白色の塊が落ちてきた
ひんやりとして
零れそうで
私は体をすくませた
「飲め!」と聞こえて
魚のように口を開け
力いっぱい目を閉じて
私はそれを飲み込んだ
牡蠣は海の味がした
泪は塩からかった
まぶたをそっとあげると
顔をくちゃくちゃにした老人が
乱暴に、
しかし優しく、
私の幼い髪を
撫でつけたのだった
926さん、快楽さん、北さん、どうもありがとうございました。
かなり迷った末、推敲に推敲を重ね、最終的にこんなんになりました。
1000まであと63?レスだだだだ!
>>934僕は優しくなんかありませんよ。
938 :
曾村益廊 ◆tpW5.opzes :04/03/01 14:59 ID:56zN/BzZ
お、にぎわってるね。
うんこは焼くといっそう臭いね。
「牡蠣と老人」
老人は 牡蠣に食べられてしまいました
牡蠣猟の日 私と老人は遠海へ舟を 漕ぎ出しました
二、三時間後 老人の白髪が太陽で灼け 匂いがこちらまで漂って来ました
臭い すごく臭い と思いました
その刹那 とても大きく 臭い匂いを発した何か が老人を襲いました
牡蠣です
つづく
939 :
曾村益廊 ◆EBvCKyE7DU :04/03/01 15:01 ID:56zN/BzZ
体長およそ4mはあろうかという牡蠣が 老人をひと飲みにしてしまいました
牡蠣の中から老人のくぐもった声が聞こえてきました
「おい あけてくれ この中から早く出してくれ おい 早く出し、、、いや出さな、、出さないでくれ 儂はまだ出たくない」
私はあらかじめ用意してあった銛を掴むと 勢いよく 牡蠣のどてっ腹目掛けて突き刺しました
中から 「ぎゃあああああああああああ」 という声が聞こえました
どうやら私の突いた銛が老人のどてっ腹にめり込んだ様でした
その声に驚いた牡蠣は 老人を吐き出しました
しかし 出てきたのは老人ではなく 生臭い赤ん坊でした
産まれたての赤ん坊は 腹から血を流し 苦しそうに笑っていました
私は牡蠣から吐き出された赤ん坊を抱きかかえ思いました
(まったく、生臭せぇなぁ・・・・・)と
おしまい
男がふたり。車に乗っている。顔はわからない。
トンネルの中の様な、うす黄緑の人口の灯りの下を延々と走っている。
音楽はない。セリフもない。雰囲気は重い。
フロントガラスを規則正しく撫でる、ワイパーの音だけがする。
カメラは、車のバックシートから運転席と助手席に座ってるふたりの男の後頭部と、
先へ伸びつづける黄緑色に照らされた道しか写していない。
それが何分だろう、恐らく5分にも及ぶ長回しで撮られているのだ。
941 :
曾村益廊 ◆SurDdKAjF6 :04/03/01 18:07 ID:1QxZAH+b
>>940 いい感じの画だ。
ヴェンダース、ジャームッシュ、いつまでも終わることのない旅。
旅は永遠だ。
通行人さんって、ビートニク、好きっぽいですね。
943 :
曾村益廊 ◆BneoPEKo3I :04/03/01 20:56 ID:zLRRIfn+
>>942 そうっぽいよね。
でもどっちでもないです。
あんま読んだことないし。
お尻も拭きっぱなしだし。
なんかごめんなさい。
「ビートXニクス〜その夢の軌跡〜」
我が家の番犬バロウズが路上で嘔吐してるフランス人実存主義者に噛み付いた
それを見ていたギンズバーグ邸の双児の使用人ボブとディランが慌てて邸の外へ飛び出したところを
アル中でジャンキーの双児パティとスミスに目撃され四角関係は一気に崩壊した
そのあとでわたしは友人の鮎川信夫と一緒にホテル・ソフトマシーンで裸のランチをとり
先日買っておいた切符が爆発した話を楽しくするという夢を見ました。
山形浩生
944 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/01 22:54 ID:qRR/5eSx
小さな死の眠る
盃の底からおまえに 私は死と眠りの関係をこう思う
接吻したい
グラスの中
螺旋階段を伝ひ それは酩酊した夜
眩暈に墜落
魂の淵から
おまえの黒髪 幸福な死を迎え しかも私が生きた証と静かに眠りたい
薫る辺り
葡萄酒のように
静寂と横たわりたい
赤い血こそ
利己主義の砦 私はギブ アンド テイク のこれで良いという節度をしらない
脈打つ心臓の喚き声が
おまえの鋭い乳を愛撫する
俺の恐怖がおまえを
征服するまえに
おまえは俺を飲み干してしまえ 真実?よはやく俺を飲み込んでしまえ
945 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :04/03/01 23:56 ID:ATiMfEuo
やっぱカキフライだよ
10個は軽いね 老人にはきついかな あはは
サクッ とね
もうね、歯が熱いの はふ 歯ぐふぁ
そこをはふぉっと 噛んで ふぉ
ほしふぁら う うまみが
はりつくほどの うまみがふぁ
ほー ほー
「もうねカキフライって思ったらカキフライだね」
「ハンバーグくらいだと別にどうでもいいけど」
「カキフライって思ったら カキフライだね」
(36歳・プログラマー)
横で揚げてくれてる もう揚げたて
バチバチいってる あぶないよ
それを もう ふぁさくじゅわ とね
老人にはあれだね
カキジュース
946 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/02 02:24 ID:Htd4vfQS
テスト
tp://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1071628535/l50
テスト リンク禁止 クラブおまんこ
947 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/02 02:36 ID:Htd4vfQS
テスト狩猟。失礼しました。
一度PCから直リンしてみたかった。
948 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/02 02:41 ID:Htd4vfQS
949 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/02 02:57 ID:Htd4vfQS
水面に顔を映していると
ふと貴方のお顔を覗きこみたく
なるんです
枯葉 一枚 波紋に揺れる
置き去りにしてしまった冬の思い出・・・
いかが?
950 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/02 03:15 ID:Htd4vfQS
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1077450546/l50 レス37さん宛て
死が横たわる
グラスの底
真っ赤な唇で
接吻してくれ
螺旋階段めぐらせた
ガラスの塔から
眩暈墜落して待ってる
黒髪の香り感じながら
葡萄酒のごとく
静寂と横たわりたいのに
赤い色
利己主義の砦
心臓の喚き
お前の鋭い乳房を愛撫する
征服される前に
俺を飲み干してしまえ
ありがとう。貴方のレスをこちらに貼り付けさせてもらいました。
ぜんぜん気など悪くしてませんよ。人によって様々な解釈があるんですね。
気をつかってません?もっと崩してくれてもよかったですよ^^
ご来店
心よりお待ちしています
953 :
37:04/03/02 05:33 ID:45J/WKKs
眠るまえにあいさつまでに寄らせてもらいました
考えてみれば無礼きわまりない所業
もうしわけなかったです
(批評も解釈もできんが…替えうたではどーかね)
小さな虫の眠る
盃の底からおまえを
罵倒したい
ガラスの中
三半規管を狂わせ
吐き気の墜落
瞳の端には
おまえの冷笑
倒れる辺り
葡萄酒よりも
薬と横たわりたい
冷たい床こそ
最高のベッド
苦しむ内臓の喚き声が
おまえの壊れた耳を愛撫する
俺の憎しみがおまえを
征服するまえに
おまえは俺を飲み下してしまえ
955 :
名前はいらない:04/03/02 11:21 ID:JXJGofR7
こんなにも近くにいるのに桃源郷
わたしを使ってアナタが幸福になれるなら
わたしは鎖骨にワインをそそいで飲ませてあげましょう
ふたりのあたたかなテントのなかで
アナタは赤子に戻る
わたしの強い母性のなかで アナタは父性を失ってゐく
・・安らぎ系で。
956 :
名前はいらない:04/03/02 19:22 ID:3Lpt7m/N
一遍の詩を書くために、200枚の原稿用紙を無駄にする詩人がいると聞いた。
そして、その詩が素晴らしいと聞いた。
それは、瞬発力がなせることではない。
ひらめきを、一瞬の思いを、何度も何度も推敲し、できあがる作品。
何度となく繰り返される、自律。
しているだろうか。「推敲」。
957 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/02 22:39 ID:fY//JikX
詩作
どこまでも実験で その完成を知るということは
人生の終了を意味する。
ペンを失い 紙を失っても 私はPOETRY
おお おまえを殺すことはしない
だから安心して自由に詩作に励み
自在に己を苦しめるがいい
これで良いという道などない
反抗しよう 反対しよう
何かを求め 見えないものに挑むとき
この参道の険しさを
己の精神を
958 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/02 22:55 ID:fY//JikX
複雑な気持ち
甘え上手な彼は 人に何かをしてもらうのが嫌い
だから彼のお礼の言葉は 皮肉に聞こえたり
そんな性格の彼は いつも何かと過剰すぎるほどに
たたかっている
そんな貴方がとても好き
959 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/03 00:15 ID:1bRQimo3
私と
おお 伐採された森
テラテラと照りつける太陽
ふんころが汗をかく
この荒野こそが私の悦び
保守と革新の戦地 焼け野原
両者の争いが まっぷたつに大地を分けた
その狭間に 伝統の礎
片角の鹿
片目の獅子
油まみれの海鳥
狂牛病
鳥インフルエンザ
かたわになった人間
高層ビルディングの日陰に埋もれた
バラック屋根の上を
銀の月日がすべってゆく
960 :
幹一郎:04/03/03 00:17 ID:nbIa2Zxs
シネ
961 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/03 00:28 ID:1bRQimo3
テスト
963 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/03 15:31 ID:4MMq9Nn8
test
964 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/03 15:35 ID:4MMq9Nn8
test
965 :
名前はいらない:04/03/03 15:36 ID:4MMq9Nn8
test
test
967 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/03 17:35 ID:TKS7nP0l
保守的モラリストにはウンザリさせられるね^^
伝統を重んじ正統を貫きますか??
心配するなよぅ 君ん中にだけ正統はありえない
君の仕事はモラルの照明をパチパチON OFFするだけだから^^
968 :
名前はいらない:04/03/03 18:36 ID:P2cR7CAz
指さえも
969 :
通行人 ◆IPU8SGkvmQ :04/03/03 18:44 ID:Rji6ZE5E
さあぼくのおちんちんをお舐め。
いくらでもしゃぶらせてあげるよ。
爪の垢を飲むより少しは効果があるぜ。
気持悪くて吐きそうだ。
970 :
名前はいらない:04/03/05 01:49 ID:UFRBHPFv
大ヒット映画パイパニック
971 :
北1234:04/03/05 03:09 ID:GhSkyL5k
ばらばらばら!
レッスン!
えたなかさやはかあたやなかです!
972 :
北 ◆tr.t4dJfuU :04/03/05 03:13 ID:GhSkyL5k
いやーん
トリプ丸だし
(*^_^*)
なるほろ
あたかも偶然かのごとき裸体のなまめかしさを
身をもって表現してくださったわけですね