1 :
名前はいらない:
前の人の最終行
もしくは最終節
もしくは最終語
もしくは最後の文字を
頭にもってきて
詩を書いてください
2 :
名前はいらない:03/10/07 01:14 ID:H7Waxfbq
距離
こんなにも
ちかくにいるのに
あんなにも
とおいひとなのに
そんな魔法が
距離にはあって
ぜひ下さいと
欲しくないのに
けっこうですと
欲しいのに
3 :
名前はいらない:03/10/07 18:13 ID:Uy7GG169
欲しいのに
イラナイと言って
それでもやっぱり欲しくて
立ちつくしたら
空気の群れにおしながさて
欲しいが迷子になっている
迷走の足は夢の中の斧でズタズタと音を割れんばかりに目覚まし 勝手は気分さ起きた者勝ち
5 :
虫:03/10/07 21:48 ID:YPYT0rBO
起きた者勝ちというなら俺は負けっぱなし
やはりそうか
役に立たぬ逡巡に気づきもせず
俺は惰性で叫びを押し殺していた
6 :
*´ー`).。оO〇(〜) ◆bnmjdO.VgI :03/10/07 22:02 ID:XBc3Efe7
押し殺していた気持ちは
まだ手の中で暖かく
命の在り処を知ったような気がして
僕はそいつに止めをさした
7 :
ペーパーナイフ:03/10/08 00:46 ID:7rQoARDQ
さしたる理由もなく 殺す
隣の人の目の中にもそれは在って
燃やす、埋める、沈める、裂く、と言う。
木っ端微塵にしても
いいじゃないでしょうか。
8 :
てす ◆QwaM9H3lKA :03/10/08 00:52 ID:wor3rXTj
松花堂弁当を買ってみました
いつもの同じ道をタクシーで
外苑東から牛込へ
小雪のちらつく有栖川亭
停留所の桜は
春に咲きこぼれたあと
優しい程の青空を
季節ごとに葉の隙間から
見せてくれたのです
今はもう水底に沈んだ
あの場所の名残りが
私の胸に変わらずに
息づいているのです
10 :
ペーパーナイフ:03/10/08 01:54 ID:7rQoARDQ
デスマスクをとろう
ぼくも
道に捨てた枯れ木のバット
石ころを打って
タンポポ蹴散らした夕日に
にかっと笑った友の顔
デスマスクをとろう
11 :
名前はいらない:03/10/08 02:55 ID:YGvFSRSZ
デスマスクをとろうと
デスマスクに手をかける
瞬時の悪寒
いまはまだだめだ
やつは信用できない
かけたその手を
ごまかしながら
甲冑の紐を
締めなおす
12 :
名前はいらない:03/10/08 08:44 ID:ZWIXpDuq
紐を締める事に、気をとられ
どうやら、ひらりと落ちた
機密文書を私が口に含んだ事に
気づかずにいた貴方。
君に解読は不可能だった様。
私は口を割らない。
微笑とともに・・・。
13 :
通☆行人:03/10/08 09:23 ID:SkaEB45z
微笑とともに・・・。
君は去った・・・。
僕は待った・・・。
8年待った・・・。
同じ場所で・・・。
君を待った・・・。
でも君は来なかった・・・。
いやもしかしたら来てたのかもしれない・・・。
でも僕は気づかなかった・・・。
近視だったし、眼鏡もなくしたから・・・。
14 :
舟:03/10/08 14:44 ID:Tql9TJj8
……………………引け、鎖
……………………目にも止まらぬ速さで地下を潜り這って行く
……………………僕の足から伸びて行く 今頃都庁に絡みついている
15 :
名前はいらない:03/10/08 19:08 ID:ts5B1GtC
絡みついているのは
過去のなにかか
それとも
未来のなにかか
それとも
きみのなにかか
鼓動の間に間にあふれ
ともかく顔を
顔を見せてくれ
16 :
名前はいらない:03/10/08 19:19 ID:Ko9VB76d
顔を見せてくれ
ともかく顔を・・・。
そう願い、通い詰め
君を想い、通い慣れたこの路。
名も知らず
呼び鈴を鳴らす理由すら持たず
17 :
しはす:03/10/08 19:26 ID:0+bLL1Z7
呼び鈴を鳴らす理由すら持たず
ただ玄関でたたずむ
まさにストーカー
ただ
きみはもういないけど
18 :
名前はいらない:03/10/08 19:42 ID:Ko9VB76d
きみはもういないけど
僕は、手紙を書くよ。
宛先など分からないけど、
きみのいない寂しさが
偽者じゃないって思えるから
きみがほんとうに必要だと
そう思うから。
「君が好き」と手紙を書くよ。
いつか、どこかで手が繋げるように・・・。
19 :
名前はいらない:03/10/09 01:44 ID:hZqJ4W9V
投げるように・・・。
おもいきり
さりげなく
問いかけてみた
風に
流されるように
たよりなく
それは飛んだ
けれども
たしかに
今
しっかりと
きみの手のなかに
20 :
舟:03/10/09 11:34 ID:6r2yJCtK
蟹ばっかり食べてる私の妻
ラッキョウを吸ってナンバンを折る
帰宅しても顔は見えず
台所の奥から響くパキンパキンの音
玄関に点々と続く夥しい殻の山
磯臭く腐敗した居間でビールを飲みながら
妻の顔を思い出せない
21 :
名前はいらない:03/10/09 23:00 ID:V8gUW7HI
思い出せない・・・。
たしか、大切な約束が入っていたはず。
カレンダーを見れど、印もなく。
気のせいかと、
首を振って、耳から出す。
手のひらには、確かに、そこに。
22 :
しはす:03/10/09 23:19 ID:R4YT6GHO
手のひらには、確かに、そこに。
生命線が、あるはずだった。
そこには、なにもない。
だけど、もう
釘で書こうとするのもあきらめた。
ただいまは、時にまかせて
ただようだけ
時間のドザエモンとして
23 :
名前はいらない:03/10/09 23:34 ID:7JMJh3ds
そこに身を隠せ
声は出すな
それがやつの最期のことばだった
骨を噛み砕く音
なにかかたい乾いたものを折るような
喰い続けている
それより
静寂が がんがんとうるさい
銃はすでに撃ち尽くした
萎縮してすでに他人の足みたいな骨と肉のなにかとなった二本が重くて動かない
のしかかる空気の層
あああいつが今度は 意識を失った女の 女のほうへ
24 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/10/10 00:55 ID:gKFGhcH9
意識 を 失った 僕 は
固い 何かに
ぶつかって
また
ん
25 :
緋陽 碧谷 ◆m0T5I/FREE :03/10/10 01:23 ID:Yie/LRc9
んっとね
やっぱりね
大切なもの捨てることとかさ
あたしには
無理なんだよね
だから
少しずつ
少しずつでいいから
捨てちゃった分は
拾い集めたいんだよね
そんなあたし、今月19
26 :
犬大好き:03/10/10 01:35 ID:iGIK8wob
9月はいつのまにか遠くて、
キッチンの小窓からさす青い朝が、ますます湿度をさげる。
少しずつはじまった町に鉄橋が鳴れば、
それだけでホームシックぎみに、ためいきが出たりする。
もうかなり空気が変わった。
ためいきはむりやり 不安を連れてくる。
黒い金魚がちっとも育たないこと、
ミルクを何月から暖めはじめるのか、今年も忘れてしまっていること。
パンが焼けるころ、また鉄橋が鳴る。
電車にゆられてる人のことを、なんとなく想像する10月。
27 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/10/10 01:56 ID:ePux83Xh
ゆられて僕は大きくなった
笑われて僕は大きくなった
殴られて僕は大きくなった
泣かれて僕は大きくなった
大きくなってぽつんとしている
ぽつんと立っている
28 :
緋陽 碧谷 ◆m0T5I/FREE :03/10/10 02:00 ID:Yie/LRc9
ルート18突っ走れ
あたしの生まれ育った街
今でも君らはそこで輝いてる?
もしも もしも何もかもが変わってしまっても
君たちの輝いた足跡は変わらないでいて
鉄棒にぶら下がったままの僕
何年前も前からずっと小学校の校庭で遊んでいます
良ければ 君も一緒に遊びませんか
誰にも見えない楽園で
楽園だ
観客席と演壇がセットになった
壮麗なこのステージ
陽のあたらない人たちの
裸でいっぱい
僕らは宮殿で
ゆっくりお茶でも飲もうよ
戦争や平和を換金して建造されたこちらのほうが
安くて無難だ
31 :
ペーパーナイフ:03/10/11 01:43 ID:lW/WsY6I
大丈夫。
とキスをした頬のやわらかさ
運動会のスターター。
テッポウ撃つなんて パーン!!
駆け出した子供たち
土ぼこり湧き
沸騰の運動会
久しぶりで目が痛い
太陽に光る ピッカピかの
おむすび
・・・・・・・
思い出して、思い出した。
32 :
名前はいらない:03/10/11 08:21 ID:wrI2m/Hc
思い出した
霙交じりの雨のなか
徳川勢に射撃を浴びせてた
夏だった
その闇の濃度に空は耐え切れず
霙を降らせた
古文書を探してもどこにも記載がなかったので
俺は陣へもどることにした
33 :
名前はいらない:03/10/12 01:07 ID:L/jbb2h/
舌の先から
焦げ付きやしないさ
火は
遠くに点ずるもの
なぜならおまえは枯野だからだ
してやられたな
られたなんて思わない
負けてられない 照らさない
ないないない。
ないないない。
そんなわけない。あっ、失礼
という
間に薄ぼやけた月のつぶつぶが我を照らう
闇の中に音があるかと聞かれて震えていた
苦しみの欠片もない ないことがつまらせ
そして暮れた静けさも薄れた
そのような月のひかりにあって格別なのはまんげつだった。
苦しみが無いことが恐ろしく焦らせる
時 すでにまわり そして終わりを告げる
鐘 終わり そしてまわる振動に浴びる音
影 始まる そして終わる静かになる音
音 聞けこの音を。 苦渋の歪すら知らぬくせをして
35 :
通☆行人:03/10/12 06:30 ID:AHVwOSyk
知らぬくせをして
見違える
裸の私の会ったらば
きちんと挨拶できないと
容赦しないぞ
それ!いいか?
36 :
名前はいらない:03/10/12 16:56 ID:/UiUd2+6
烏賊のように
手淫の肘を
かじる
ピンク色の
そう
あの穴のように
だからねじれてどうしようもないんだ
その後頭部をくれ
空気頭に
コードは刺さってないから
本物の心配をするな
あいかわらずエビフライのようなサイトに浸かって
何日風呂に入ってないんだ あ
俺のこころを
ゆれるカーテンのしぐさでさわるな
蚊のくせに
明け方
死ね
37 :
名前はいらない:03/10/13 00:33 ID:Cn4IuQRq
猫が
蒼くなった地面で横になれなくて
いつもの顔で
いつもの姿勢で
38 :
じゃみろ:03/10/13 00:51 ID:I/G7yLbt
しえー
いつもの姿勢で
街を放り投げて
地球は自由になろうと
足掻いている
足掻いている
影に追われてひた走り
影に逃れて息をつき
気付けば暗闇
井戸の中
出口捜して穴を掘り
気付けばどん底
墓の中
墓の中
何も遣って来ないかげりが見える?
嘘を付け。
嘘を付け 御前は騙して居る
気付かないなんて嘘だ 気付けないなんて嘘だ
救急車のサイレンに人知れず泣いていたのも嘘だ
実は寝ていた
伝えられぬから わからぬ といえ
「
遅まきながらの光は光らず
ただ俯くのみであり
人は誰しもとかいうと
気付くやつとか 傷つくやつとか どうしてもとはいわぬが 飛ばしてしまうのだ
もちろん 垂れ流す 川を俺は知らぬわけではない 故にもあれば
気付かないやつだとか 傷つかないやつだとか どうしてもいえるが 飛ばしてしまう故にもある
」
つまり、
本当に沈んでるから こんな意味の無い薄れた機械的な棒読みの逆立ちでキーすら進まずにミスるような
運命にあると、
考えるから 屈んでしぬ しぬしぬしぬ
擬似的にかかれたたぐいであれ、 己が命を賭してまで募ろうとせぬ故に
欠片も無い私が存在する、かげりも闇よと同値なものだと。
42 :
名前はいらない:03/10/14 02:06 ID:AoubjXEr
age
同値なものだと
爪切りで
地下鉄を
細い肩ひもを切るみたいに
きみの
そう
きゃみそーるの
それをそうするみたいに
厄介じゃなかったらいいのに
パンフレットに
記載されてない
って言ったら
地下鉄を裏返せばいいらしい
その
鳩胸には
ぼくの
原色の報復が待っているよ
困った街だ
困った街だ
何もない
何でもあるのに
何もない
欲しい物も
買いたい物も
行きたい所も
会いたい人も
ここにはない
何もない
困った街だ
それなのに
ボクはここから
出られない
街だ
偽の巡礼者がゆく
この裁判のさなか
一躍では有名にはならなかった
グループとしての活動は
秘書にまかせて
暗躍を選んだらしいおまえが
着ぐるみぐるみ巻き取られて
どんなに値が動いても
精製が不充分だとみるのは
大変な誤りであれ
どのみちばら撒かれる運命にあるのだ
そのとおりにシュミレートされてある
子宮から
46 :
名前はいらない:03/10/15 00:13 ID:9NplaLZW
子宮から
すえた子宮から
ひとかたまりの恨みが生まれる
この世に生まれるという悲劇を呪って
血の色をした恨みが
泣き叫ぶ
「ブレーキを踏んだら
なんだって止まる
たぶん
止められる」
『それはあなたの思い込みです』と
断罪されるまでは、信じてもいい筈
突き付けられた罪を
目の当たりにしたら初めて
僕らの思考は停止する
停止する手前では
それは踏み潰された自殺者か他殺者のように
しずかに酒を 口にはこぶしかなくて
畳の上にならんだ男たちは
そろって居場所をさまよう
うつろな苦痛だった
49 :
名前はいらない:03/10/15 19:41 ID:9hXcg64O
50 :
名前はいらない:03/10/15 22:50 ID:8prLt7LK
苦痛だった。
手術したあとなんか、
特にねぇ・・・
麻酔するんだけど、
別に眠ったりするわけじゃないのよ、
だって目をつぶる訳にはいかないもの、
目の手術なのに。
そうしてちゃんと開けたままの目にね、
メスの先がググっと突き刺さって、
いやもちろん、痛くはないんだけど・・・
眼科の待合室は、
今日も白い眼帯がたくさん並んで、
盛り上っています。
51 :
犬大好き:03/10/16 01:04 ID:dQZpYSEk
眼科の待合室は、今日も白い眼帯がたくさん並んで、盛り上っています。
右目眼帯人は左回り、左目眼帯人は右回りで、トランプに興じています。
そこは真昼の森の、古い野外病院です。
眼帯をくわえた百舌鳥が、テーブルの上に羽ばたいています。
昔の歌がちいさく聞こえてきますが、誰も歌詞など知りません。
高い空には、花びらみたいに薄い月が、空気と一緒に震えています。
ふいに誰かが立ち上がって、森の奥へと向かいます。
そしてそれきり、帰りません。
右目眼帯人は左回り、左目眼帯人は右回りで、森の奥へと向かいます。
右目眼帯人は左回り、左目眼帯人は右回りで、森の奥へと向かいます。
森の奥には、泉があります。
サイケなお城が泉のほとりに佇んでおります。
そして、些細な事から娘が、人身御供に。
村娘がまた、今夜も捧げられます。
今では、昔の出来事ですが、ある日の森の補聴器に
聞こえてきます。天昇
昇りつめてしまった夕陽のなかでの
微熱を承知のうえでのキスが
いけなかったのか
もう成し遂げられ得ない
この笑顔の画像の裏側にたしかにあったもの
54 :
名前はいらない:03/10/16 23:44 ID:fcqEWsuW
たしかにあったもの
灰色の道・・・轢かれた仔猫・・・やまない雨
なかったもの
お墓・・・かつおぶし・・・猫語のお経
55 :
名前はいらない:03/10/16 23:50 ID:KAQ1lkw7
お経なんか要らない
僕はまだ死んでない
僕以外のものは皆死んだ
詠むなら彼らにやってくれ
僕に必要なのは
ただの静寂
56 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/10/16 23:51 ID:VKvZ8lbv
ただの物は高い
生まれたてが
一番高い
経を詠む坊さんだ そうだ
乾ききった流木のなかにある太陽かなんかを
きみは知っているといいたそうだ そうだろう
その飛び散った鏡の破片が
いかにも不細工だと知らないだろう
おまえいつも
その瓦礫のなかで
おまえが捨てつづけている鏡しかじっさいには目にしていないのだっって
58 :
名前はいらない:03/10/17 23:27 ID:s6GN3Pln
だっってさぁ
薄くひろがりつづける僕たちっってぇ
けっきょくはさ、
機械仕掛けのアスファルトみたいにィ
ただ延ばされてきただけだったじゃん!
59 :
名前はいらない:03/10/18 00:25 ID:yvz572cF
ジャングルジムの
ペンキの匂いのする手のひらを
半ズボンのすそに入れて
自分の性器に触る
大人に見つからないように触ってみる
甘いペンキの破片が
性器のひだに貼りつく
少しでも動くと
破片が性器を刺す
ちくっ!
60 :
名前はいらない:03/10/18 17:52 ID:MVeBTTjE
ちくっ!と
アイスピックの鋭利な先端の感触が
おれの鼻の穴の奥の奥
じくじくと
おまえがこじる
痛覚をつかんで全身をひきずりまわす
言い知れぬ痛み
じくじくと 鼻水のように
血は普通に音をたてると
とろとろと流れ
やがてぷすりと
右足がとまり
ぷすぷすと
目と左手が利かなくなり
ずぶりと
糞尿が下半身を温めた
そして気がつけば
おれはからだ
をうしなっていた
身軽にかまえなおすと
おまえの脳を
両方からしめつける
おまえは
いてもたってもいられなくなり
ついに狂って
生きた
それはおれがからだを犠牲にして
おまえを葬ることに成功した瞬間だった
おまえを葬ることに成功した瞬間だった
3徹の夜明けに乾いた目を血走らせて
叩きまくったディスプレイに並んだ文字は
そのリアルなおまえのアドレスは
数時間後にはあぼーんの文字に変わるとしても
俺が勝利した戦いの勲章だった
あれ以来、おまえは二度と俺の前に立つ事はなく
逝き残った俺は今日もまた
葬られる事もなくディスプレイに向かっている
62 :
名前はいらない:03/10/18 23:10 ID:ydEBI0QM
葬られる事もなくディスプレイに向かっている
いつもいつもいつも
埋め尽くされる文字は世界の鏡
温度と匂いを突き放した無情の記号を見つめるうちに
俺の眼球は
少しずつ中和を取り戻す
取り戻すまで
忘れない
取りこぼすまで
覚えない
取り返すまで
帰らない
取り殺すまで
疲れない
疲れているのか
疲れていないのか
そのまま そっと
日々のひびに
さらわれるように
みちてゆくもの
ひいてゆくもの
陽射しは 秋だ
それは わかっている
すこしずつ
すこうしずつ
かわっていかないもの
それは微動だにしないもの
随分と未来にまで貼りついて
ながめまわしているよ
65 :
名前はいらない:03/10/20 23:14 ID:AYVdyvt4
ながめまわしているよ
たとえばそこのザクロの花が
あなたが花をながめていいるのではなく
花が
そこに咲くすべての花々が
何も言わずに
賢い大人のつもりでいるあなたを
ながめまわしているよ
においを嗅いでいるよ
においを嗅いでいるよ
あるかないようなことや
すくえないようなことの
あるかないようなにおい
67 :
犬大好き:03/10/21 04:31 ID:Msj26qzc
あるかないようなにおい それは煙草のにおい
制服を嗅いで 私が吸ったと思ってる
何人家族ですか 三人です 私と娘と子犬(笑
きっと彼氏ができたことも知ってる 他のことも
でもなにも言わない 幸せな家族 あなたは
momoにずっと ひとりごとを言ってればいい
あるかないようなにおい 季節の移るにおい
私の誕生日のつぎの日曜日 お母さんはケーキをつくる
病院のめがねを外して 壁の気球を見ている
あなたには 私が見えない
momoはりっぱになって よく眠る 眠る 七年後の
予想通り 私には彼氏もなく
今年も 律儀に秋がきて
お母さんはケーキをつくる 白いケーキを
白いケーキを欲しがったのは子供の頃で
今はほろ苦いブランディケーキのほうが好きなのに
あなたは今年もふわふわのケーキを作ってみせて
わたしは今年も無邪気な子供のように喜んでみせる
おままごとの幸せを望んでいるのは
どちらなのだろうかと
すっぱいイチゴに訊ねてみても
答えなどかえるはずもなく
眉を寄せた言い訳にしながら
のどの奥で詫びてみる
ごめんね、ごめんねって言えなくて
69 :
名前はいらない:03/10/21 19:00 ID:BUvgXtr4
ごめんねって言えなくて
僕の家の猫が殺したジュウシマツの首を
いつまでも見つめる
ごめんねって言うかわりに
僕も猫を殺して
鳥の飼い主に許してもらおうと思う
猫が死ねば
きっとお父さんは
かわりにチワワを買ってくれるから
僕って頭がいい
いいか
ここでは
声をたてるな
顔に
泥を塗ったら
出発だ
出発だ
垂直なところのない
八千八百那由他拍子の
賛美歌を
聴かせておくれ
この闇のない底に
よく響く
平素はめったに発言しない
きみの最善じゃないやつを
ほどよい不平の
めりはりで綾なす
燻る焔が温かで
おもわず逃げ出したくならない
鼻歌よりも
空気に近い
いつものやつを
72 :
名前はいらない:03/10/26 04:18 ID:fPE4/4HH
いつものやつを
いつものにおいを
いつもの安らぎを
ある日手放し
人は新しい旅を始める
73 :
名前はいらない:03/10/26 04:26 ID:RzQq5xAR
●●●マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるのか?●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/988/988402795.html 864 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/05/25(金) 02:10
>>860 856じゃないけど、盗聴/盗撮は、トイレの音や、自分の過去、
今日その日思いついた事、買ったもの、自分の体までネタですよ、
気持ち悪いですよ、
本当に大変だから、気軽にそう書かない方がいいですよ。(マジレス)
(笑)って冗談のように書く時あるけど、別に気楽な気持ちで書いているんじゃ
なくて、悲しい事を楽しく表現する事で、重い気持ちを無くしたいんです。
じゃないと、体にくるから・・・
949 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/05/28(月) 18:46
>>916 直接の実行犯はわからなかった。ただし、その盗聴機関がマスメディア産業の
各方面につながっていることは確認済み。団体名なんか書く必要ないでしょ?
フジ・テレビとか読売新聞社とか電通とか...みんなが知ってるあの会社って
感じ。講談社の週刊誌(現代とかフライデイとか)が政治家の過去を暴露する記
事や写真をよく掲載するでしょ。あの手の記事は、盗聴/盗撮で得た情報で商売
をしている人達がいるという証拠。あういう人達に、オレの個人情報をつかまれ
ているんで非常に心配ですが、現状では、対抗策がない。
始めるまえは
いつも不安で
始めてしまえば
なんてこともなくて
だから
始めるまえばかりを溜め込みすぎると
不安だらけになる
というわけか
なるほど夢を
現実に変えていく作業
おそろしいわけだ
75 :
名前はいらない:03/10/27 19:49 ID:cx+Wep4q
おそろしいわけだ
無実の通行人のふりをして
くしゃみをするように
人を絶望に追い詰める
止まることのない流血さえ
今ではただの風邪や腹痛程度の騒ぎでしかない
くるってるわけだ
誰がお前の事なんか気にかけるものか
誰がお前の事なんか心配するものか
誰がお前の背中なんか追うものか
誰がお前の事なんか好きになるものか
・・・私です。
だから前のヤツと繋がっていないのなら飛ばしてもいいスか?>
>>77に一つ確認
>>75の最後の文字は「だ」で
>>76の最初の音は 「だ」なんですが
これは
>>1 にある
>もしくは最後の文字を
に合致している事にしてもらえないのでしょうか?
文字として同じでないとダメですか?
かくにんしてほしいんですが、
俺は
>>76をすっとばして
>>75から繋げたつもりですが、
何か?
80 :
77でした:03/11/04 00:42 ID:O/tBTD4P
何か
というのはつまり何をしたいのかがよく判らないです、、
もしかして繋げて詩を書いていらしたのですか?
それなら申し訳ないっす。
駄目なのは、、
・・・私です。
81 :
77でした:03/11/04 00:49 ID:O/tBTD4P
。
ん??
スイマセヌ ヨクヨンデナカッタッスケレド、
「してもらえないのでしょうか?」
というに、それは自分のレスに対して詩を繋げていたのかな?
それか・・・なんだろう、というかスレ立てた主は来なさそうだし、
了承とれる方がいらっしゃらないと思われます。
ので自分が判断しますところ、普通に良いかと思われまし。
一応..「か」で終わろうと思ったが...もう遅いだろうか、
かたくちいわしを
わしづかみにして
してやったりと
タリバンに対する
ブッシュの顔で
おでんをえらぶ
アラブの石油王を
大阪城公園で見たが
彼がおでん好きかどうかは聞けずじまいに
写真を
撮られたさ
私を着ていた着物が
着物がはだけて
おまんこまるみえ
がふつーだろがてめえ
パンティのライン出てるよ(ひびいてる、、、なあんて通販語つかうなカス)
着物ぐらい
日本人の真似をしろよなこの茶髪のグレイよ
オレはおまえを脱がすことに価値ないんだそれよ
りおまえ自身が価値なんだおまえたちすべてだお
まえたち自身のその自信ヘンだよ不安もヘンだよ上も下も両方おかしい
オレは脱がしたいとはおもわんがいやすこうしはおもうがそれより
パンティは違うと すなおに おもえおもえおもえよな
でないとマッカーサーの企画商品に過ぎなくなるんだよおまえよくてもオレかなしい
死んでいったご先祖様もっっっっっと無言以上だわかれ!!!それを!!!
だからって右にも左にも傾くなよゴルア!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!
?????????? ?
!!
!!!
………‥ ?!?
☆?
☆☆☆???
☆☆☆☆☆!?!?!
キタ━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━( )━(・ )━(∀・ )━(・∀・)━!!!!!
(^^)v
(^^)v
●
○
◎
◎
おまる
はじまる
まるまる坊主
坊主
肉蹴りゃ
今朝までに
食い
食いそびれた桜餅落とした上野公園
道行くカップルバカップル
満開花びら絢爛なれど
紅差す親父が水をさす
89 :
名前はいらない:04/06/23 14:34 ID:txUrgqzd
親父が水をさすのだが
バカップルには効果なし
親父が切れてやけ酒を
警察呼ばれて他人のフリ
90 :
LOGY ◆wH3KnLvmvM :04/06/23 16:48 ID:DUsiM2Kh
フリーズ。
凍結。
91 :
刹那:04/06/26 11:29 ID:N6Bn0u1H
結び目は固く固く
緩めないでいて下さい
やっとこの小指に結ばれた赫い糸を
どうか どうか解かないで
92 :
LOGY ◆wH3KnLvmvM :04/06/26 12:38 ID:D0uG/vYB
どうか解かないで
明晰に日の下に
明日まで眠る
警笛は僕が落としたからね
(そして、春眠)
全てがそのままで
僕は岩になる
93 :
名前はいらない:04/06/26 12:49 ID:YSOht67s
僕は岩になる
水滴になった君が
僕の躯を削ってくれて
僕の心に届くまで
94 :
TERA:04/06/26 12:59 ID:o9gfr8uO
ギターマンね
アボリ
95 :
LOGY ◆wH3KnLvmvM :04/06/26 17:55 ID:D0uG/vYB
僕の心に届くまで
僕の心が干からびようとも
遠く熱戦を打ち据えるマイナス26.9等星
気も遠くなるくらいの平穏を
夜が来ようとも また
96 :
名前はいらない:04/06/26 18:05 ID:DmQ05M91
fd
97 :
名前はいらない:04/09/03 10:42 ID:yFA77IVF
夜が来ようとも また 星空は現れない
昼が来ようとも また 青空は現れない
失われた命には
腐朽した魂にも
かけがえのないものを見据えるための心を
98 :
名前はいらない:04/09/03 13:55 ID:TmwnBele
かけがえの無いものを見据えるための心をと
あなた、気づけば帰れない
永久に流れて凍らない響いてわたる心をと
あなた、夜道でまさぐって
見上げればみつけてしまう
もう誰もいない
ただ閑散と睨む街
ただ閑散と睨む街
足音が響くのは湿気った夜のせい
黒猫の憂鬱に
ぼくのこえが聞こえない
ただ閑散と睨む街に
ギラギラネオンが舞っていて
ぼくはぼくを必死で探す
もう飽きたなんて言わないで
100 :
名前はいらない:04/09/03 20:01 ID:yFA77IVF
イデアを探しあぐねる
洞窟の偶像を追い続けて斃れる
それでもなお立ち上がる
世界と魂を共鳴させようと幾度も
101 :
名前はいらない:04/09/04 13:20 ID:7HAOv0do
どもるな牧師
お前の言葉はゴッドブレス
お前がどもると不安にさせる
福音倒れのエセ牧師
102 :
名前はいらない:04/09/04 15:59 ID:SrCSbQW/
福音倒れのエセ牧師
ただただひたすら待つばかり
ダウン症の子バス停で
2時間後の高速バスを
嵐の中で待つばかり
103 :
名前はいらない:04/09/04 18:46 ID:hXZrzmhN
待つばかりだった私だが
今度は違う
ひとに励ましてもらってなんの役に立つ?
自分のために声張り上げて
野蛮な衝動をかきたてよう
行け
早く!
104 :
名前入らない:04/09/05 15:38 ID:XKY2lHOz
早く!いそがないと!
速く!まじやばいよ!
科学と倫理のアンバランスが
哲学のないメディアの奔流が
捩れたシステムと...え?破壊?
絵は書いてこそ意味があるのかしら
考えてもみてごらんなさい
空の蒼さや星の輝き
想像をもとに創造することは苦しみ
すぴらん すぴらん
筆を走らせ
ふりるん ふりるん
筆を踊らせ
106 :
名前入らない:04/09/07 11:22 ID:nKoAOO3c
破壊?そんなことは人間どもに任せておくがいい!
とルシファーは言った。ような気がする。
神は死んだ。
とニーチェは言った。らしい。
日本は天皇を中心とする神の國である。
と某元首相は言って物議を醸した。
イズムの横溢。衝突。絶望。テロルのもぐら叩き。衝突。絶望。
寛容を涵養せよ。寛容を涵養せよ。寛容を涵養せよ。何度も言うよ。
寛 容 を 涵 養 せ よ 。
※
>>105 破壊の「かい」の音を絵画の「かい」に繋げて「絵」にしたのかとも
思いましたが、よく分からないので飛ばさせてもらいました。失礼。
107 :
名前はいらない:04/09/07 14:07 ID:wrmU93nN
寛容を涵養せよ。
寛容の成長にまで寛容な言葉を。
鍛冶屋が刀をうった。
だが切れ味は鈍く、月明かりに光ることもない。
鍛冶屋の心は広く、
ひとにも鍛冶屋自身にもやさしい。
切れ味の悪い、
なんて刀だ。
>>106 105は「え?はかい?」を「絵は書い」にかけたんだろ。
俺にとってはどうでもいいが気になったんでな。じゃあな。
109 :
名前入らない:04/09/07 19:18 ID:nKoAOO3c
刀だ。己を見つめるということ。それは刀だ。
なまくら刀しかできなかった。いくらうっても。
なまなかな製法で作れる筈もなく試行錯誤を重ねる。
なまぬるい精神で作れる筈もなく自己練磨に勤める。
鍛冶屋は或る日気付く、「おれの敵はおれだ」
それからの日々、ただひたすら一振りの刀。
己に作れる最高の刀。それをのみ。ただひたすら。
不純物を取り除くこと。それは錆を招く。
繰り返されるふいごの運動。精神の帯域熔解法。
鍛冶屋は刀を鍛えているのか己を鍛えているのか。
ともあれ、出来上がった。
あとは研ぐことだ。落ち着いて、研ぐことだ。
磨り減らすことを躊躇う吝嗇はやはり錆をまねく。
刃物は研ぐほど良い材がでてくる。その本質の発現を。
※
>>105 すみません。
>>108氏の仰る通りですね。大変失礼しました。精進します。
また書いて下さいね。
110 :
名前はいらない:04/09/08 11:52 ID:mcPCFHaa
その本質の発現を。
女の著しいものを、男は待っていた。
白昼堂々、
涅槃に足を突っ込みつつ、
しけた布団のせかいで、
女の著しいものを、男は待っていた。
111 :
名前はいらない:04/09/09 02:37 ID:2lGZpWaY
男は待っていたのか
ここに佇み 待ち続けたか
今は昔 知る人ぞなし
ただ そうであってほしいという願い
心に描くストオリィ
もし よかったら赦してほしい
エゴイスティックなこの想い
※>109殿 105でございます。どうぞお気になさらずに。
112 :
名前はいらない:04/09/09 17:13 ID:3sei4v8g
エゴイスティックなこの想いを
ーー例えば陵辱や社会との永訣であるが、
中で沸々とさせながら
それでも
何ともない顔をして枝豆を食べてられるのが
これこそ僕の英資だ。
114 :
名前入らない:04/09/09 19:12 ID:ClOD+X4C
羊歯植物の胞子が舞う森。大いなる自然に抱かれた...
ホモサピエンスの精子が飛ぶ部屋。狭い。
政治的な植物。遷移してゆく...
ノンポリの僕ちゃん。ずっとこのまま?
115 :
名前入らない:04/09/12 10:37:12 ID:g2925gIj
床の間までの距離が著しく遠い。
うちは洋館だからね。
最短のそれは近所の齋藤さんとこかな。
そこには良寛さまの書(と言い張っている)
それに占い師に買わされた壺と多宝塔(はは、莫迦だな)
ゾンネンシュターンの絵のポストカード(どこで見つけたんだろう)
齋藤さんの子どもが幼稚園で描いた絵、などが所狭しと飾ってある。
オレ的な人気スポットだ。なにかと理由をつけて訪ねていく。
そうすっと彼は喜んで接待に励んでくれる。
だって他のやつは相手にしないもん。
そりゃそうだよ、あんなの(笑)。
でもね。彼は本気、なんだ。
彼の美意識が作り上げた空間に身を、置く。
毎回帰り道で笑っちゃうんだけれど、その笑いはなぜか引きつっている。
>>115 まあ115を読んだ俺も軽く笑いが引きつったけどな
117 :
名前はいらない:04/09/14 15:11:47 ID:vtNec1IV
留守電の経験は無いけど 留守番の経験はあるよ
酒はないけど 鮭はある
坂道の途中 うぬぼれた僕の目が猫を見た
頼まれてたものも 落としてしまったよ
帰る家が無くなった
不細工な鼻の穴に めんぼうをつっこんで掃除すると
出てきた自分の汚さに 感動するのさ
118 :
名前はいらない:04/09/18 07:10:43 ID:hWbe39yV
感動するのさ
君のなさりようは僕を感動させるに余りある
感動すのさ
皆の振る舞いは僕にはまねできないから鬱になる
少しでも前向きに 少しでもご一緒に
だから 感動して見せるのさ
皆がすごいと言うものはすごい
皆がきれいと言うものはきれい
皆がうまいと言うものはうまい
それでいい が 私は許されないだろう
119 :
野球少年:04/09/18 14:38:39 ID:ka0AcogM
私は許されないだろう
醜く生まれた 醜い私
醜く育った 醜い私
私は許されないだろう
幾度と泣いた醜い私
幾度と叫んだ醜い私
それでも私は許されない
それでも私は許されない
消えない罪を 背負ってしまったから
一生私は 罪に泣く
120 :
陽子崩壊:04/09/19 03:36:07 ID:m8BVvWiA
罪に泣く男がここにも一人
私は裏切り者です
自分のつらさに耐えかねて
あなたを売り飛ばしました
おおおおお
おおおおお
もうどこにも救いがなかったんです
もうこうするしかなかったんです
罪に泣く私 罪に泣く私
でも本当は
悪いなんてこれっぱかしも思いやしない
あなたを窮地に陥れ
少し気持ちが晴れんたんです
私が裏切ったのは 虚像の私
虚像の私を見抜かれた夜
僕は部屋に帰って泣いたんです
あなたはうろたえる僕に一瞥をくれ
冷ややかな笑みを口元に浮かべ
あら 見てごらんなさい
ここに見栄という汚物で全身を塗り固めた男がいるわ
悪臭を放って不快この上ないが
そんな惨めな姿をみていると
不思議とやさしい気持ちになるものね
本当にかわいそう
と言いましたか
いや きっと言ったことでしょう
だから僕は家に帰り
今しがた起こった事象を反芻しながら
僕を殺したいくらいの思いで
涙をしぼり出しています
涙をしぼり出しています
このまま泣き続ければ朝が来る
全ては浄化されるでしょう
涙をしぼり出しています
そして泣き続けたのに夜のまま
残ったのはぬけがら
ぬけがらだけしか愛せない
活きがよいのは重すぎる
ほどよく崩れかかった君を
僕の糸で絡め取る
ほら もう君は僕の優しさなしでは
生きていけない気持ちになってしまった
でもね それは巧みに仕組まれた罠
本当は君のことなど愛してはいない
愛していないのはなぜ
どうしようもなく激しい拒絶
もとからなかったことのように
いがみあい ののしりあう
ほんとうは愛してなかったよ
なにかのまちがいだったのさ
そんな人だとはおもわなかったの
とにかく
全てがもう取り返しがつかないこと
自我境界線の向こう側
自己愛の充満する部屋で
本当の欲望をさらけ出したら
二人の時間の幕が閉じる
125 :
名前はいらない:04/10/04 22:27:35 ID:Fjsc4elk
幕が閉じる時がきたら
きっと君のことを思い出すよ
君の顔や声などというものは
今は忘れかけているけれど
ただあたたかだったということ以外
思い出すのも大変だけど
その時が来たら
きっと思い出すよ
自信があるんだ
126 :
名前はいらない:04/10/04 23:31:22 ID:7g2oosFZ
自信があるんだ
今にきっとやってみせる
このままで済ますものか
僕にもこれはと自信を持てるもがある
さあ、立ち上がれ
今、羽ばたく時だ
世界へ向かって飛びたて
どこかに僕を待つている人がいる
僕を必要とする人がいる
万難を排してそこへ行く
待っててくれ
僕はここにいるから
駆けつける
127 :
名前はいらない:04/10/06 00:08:33 ID:siEnADe2
駆けつけるのは いつも
おまえが泣き出す寸前で
小さなからだを抱き上げると
やっぱりおまえは泣くわけで
父さん仕事あるからなんて
おまえにはわかるはずもない
いいわけなんかする
自分がなんかまた笑えて
そんな私を不思議そうに見る
おまえが私を幸せに
おまえが私を幸せに
128 :
名前はいらない:04/10/06 03:39:16 ID:3TtH4SN5
お前が私を幸せに
そんな事をいいだした君は
日本人特有の思想を隠そうともせず
曝け出したね
マスコミに躍らされた君は
遠くへ行ってしまう事を
危惧せず進んだね
あなたが言った事は
誰のためになるの?
129 :
名前はいらない:04/10/07 00:49:12 ID:C6/01qis
誰のためになるのかなんて
考えちゃいられない
自分を信じて
自分を鼓舞して
突き進むだけ
君が泣くかも知れない
誰かを泣かすかも知れない
でも
もう止まれない
結果が全てを肯定する
それまでは
何を言われようと
くじけない
130 :
名前はいらない:04/10/12 23:46:52 ID:5hrnLk9O
くじけないつもりだったのに
気が付いたら やる気なし
特に理由なんてなく
気が付いたら やる気なし
どうしようもないんだ
やる気ないんだもの
義務とか責任とか
影響とか悪評とか
そんなのもう
かまわないんだ
どうなろうと
だってもう
戻れないから
131 :
北海:04/10/13 05:46:06 ID:jwOTmdl+
戻れないから
そういって彼女はうずくまってしまった
花も海も太陽も
もうとうに匙を投げた
幸い僕には腕があったので
とりあえず担ぎ上げてバイクの後ろに無理くり乗せた
なんにも考えちゃいないんだ
とりあえずちょっと走ってみよう
ちょっと が ずっと に
なったって
かまやしないだろう
君にも僕にも
まだ時間だけが残ってる
132 :
名前はいらない:04/10/16 00:47:24 ID:hcGHeb3w
まだ時間だけが残ってる
何もかも失ったけど
今はもう、地位も無く、名誉も無く財産も無い
だが、生命の時間だけは残っている
だから君に会える
全てを失った今だからこそ
過去のわだかまりを捨てて心を開ける
遠慮なく言うよ
君を愛していると
君に出会えて私の人生は幸せだったと
一緒にいてくれてありがとう
また、今度生まれてくる時も一緒にいようね
ああ、残された最後の時
瞬間の永遠
瞬間の永遠を知ってしまったがゆえに
君の時間はその縦糸を失った
過ぎた時間は過去に宿ることをやめ
まだ来ぬ時間は未来に息を潜めることをやめた
これが君の望みだったのか
永遠の一瞬を見てしまったがゆえに
君の時間は軸を失い
時はのび縮みそして広がり
君は自分がどこにいるか知らない
134 :
名前はいらない:04/11/01 01:10:53 ID:DGMYqRyy
君は自分がどこにいるのかしら知らない
自分が誰なのか
何のために生きるのか
君は知らない
鏡に写る君は何も知らないのだ
お前という存在は何なのだ
生きる意味は有るのか
どこからどこへ行こうとするのか
捜そう
存在の意味を
何故生きるかを
何を目指しどう生きるかを
どこかに光がある
ここより始まる
135 :
くーこ:04/11/01 01:27:17 ID:uY422Ds7
ここより始まる
いつだって ここから始まるんだ
雲の上 青空の中 風が走る
ここより始まる
いつだって ここから始まるのね
海の中 深く青く 波が踊って
ほら あなたがいる
136 :
炒面亭山猫 ◆CRaxoB3keg :04/11/01 07:11:26 ID:ELx6F8dP
ほら あなたがいる
君は涙を少し浮かべて
銀のロケットをかざして見せる
ほら 君がいる
遠く離れて行く僕は
胸のロケットに手を当てる
君とどれだけ離れていても
心は繋がっていると信じて
列車はゆっくりと走り始める
君との別れを惜しむかの様に
君との別れを惜しむかの様に
優しく静かに雨が降る
君との別れを惜しむかの様に
街灯の光が二人を包む
また会えるよね
また会いましょう
それが彼女と交わした最後の約束
彼女は遠い田舎に行った
時は流れて大人になった
君はどうしているんだろうか
あの日と同じ霧雨の降る中、懐かしい道をゆっくり歩く
いつかまたきっと、君に会えると信じて
自転車に乗り込んで街を駆ける
僕は鋼の馬に乗る騎士
全てを捧げる姫の命なら
いつでもどこでも僕は駆けつけよう
僕は鋼の馬に乗る騎士
君への愛なら竜にも負けない
139 :
名前はいらない:04/11/02 02:52:36 ID:dvPwz+dy
泣いている君にハンカチを手渡す
振られたと言って泣きじゃくる君
臆病な僕は君に触たりも出来ない
僕は単に、何でも話せる相談相手
恋人と言えるにはあまりにも遠い
その立場すら失ってしまいそうで
泣いている君にハンカチを手渡す
自分の弱さと無力さにため息をつきながら
こんな事しか君にしてあげられない臆病な自分を嘲りながら
嘲りながら お父を転がす
夕焼け坂道 また明日
笑いながら お母が転がす
明日は 生きててくれるかなあ
鼠も犬も 助けてあげない
ちんまい手手で 目隠ししてる
残虐な 冬 残虐な 秋
いったい 誰が こうしたの
何で こーーーーーーーーーーーーーーーーなるんだべ?
141 :
名前はいらない:04/11/03 01:03:41 ID:rSOf2/at
だべってないで 早く立て
睨んでないで スグ帰れ
なんでお前ら そうなんだ
学なし 職なし やる気なし
ひたすら地べたに座り込み
夜が明けるまでくだらんトーク
腐った大人にゃなりたかねぇ
でも 地べたのお前ら
素で汚い
142 :
炒面亭山猫 ◆CRaxoB3keg :04/11/03 09:37:59 ID:atcXNBW8
汚い器に水を注ぐ
器の汚れに染まりゆく水
汚い世間に染まりゆく君
清らな君の面影を消して
もう元の私には戻れない
君はそう言いたげに涙目で僕を見つめる
汚い器に注がれた水
僕は笑顔でその水を飲む
汚れた器は二人で洗えばいい
きっとまたいつか元の輝きを取り戻す日まで
143 :
名前はいらない:04/11/14 19:47:13 ID:71A9XfH1
取り戻す日まで
僕はこの旅を続けるだろう
たとえそれが悲しみの道だとしても
もう戻れないから……
144 :
由愛:04/11/14 20:15:47 ID:j/sVaooV
もう戻れないから・・・・・・
だから全てをリセットしたいの。
君がいつもそれは
いけないことだと言うけれど
あたしはそうは思えない。
戻れないならしかたなぃ。
過去の許せない出来事は
仕返しなんかじゃ収まらない。
だから見返す、未来のあたしで。
一生懸命生きてやる
145 :
名前はいらない:04/11/14 21:08:59 ID:ES9UwDr9
生きてやる
生きてやる
生きてやる
身を裂かれる思いを乗り越え
歯が砕けるほど力を込めて
生きてやる
生きてやる
生きてやる
恥を捨て去る強い意志で
あの子のために地べたを這いずる
146 :
名前はいらない:04/11/14 22:14:47 ID:GPK+jxCn
地べたを這いずる、僕の下半身。
血だらけになったシャツ、そしてズボンは、
痛みさえも吸い込み、土も吸い込み、そして黒ずんで。
ああ!僕の上半身はどこだ!
ああ!僕は生きているのか!
それを知った途端、僕は僕でなくなった。
147 :
りちあ ◆n5qcZHaqOk :04/11/15 00:18:20 ID:7KHsDArV
僕は僕でなくなった
完全に降伏して以来
重い荷物にへたれて
力を抜く安易を選んで
真剣に生きる事を諦めて
それが出来ないからこそ
真剣に生きる人を茶化して
本当は羨ましくて
いまだに僕の中には
痩せ細った惨めな負け犬が
虚勢を張っている
遠吠えを上げている
なんて惨めな姿なんだろう
なんて見苦しい姿なんだろう
なんて心打つ姿なんだろう
なんて愛しい姿なんだろう
この負け犬だけが
僕が僕であった事を示す
唯一の名残なのさ
148 :
名前はいらない:04/11/15 18:24:45 ID:igTnAzvx
「唯一の名残」
なのさ
さめざめした 冬、早朝に
ひかり浴びて 冬、早朝に
I don't know.
の
ボディーランゲージ
対極を物語ろうが 結果は相対的な リアルでは惨めなエリート
いまも ここから どこからともなく吹く 風邪に遊ばれた知恵熱の過ぎ、
こころの 在り方 しいてはただ どこともなく吹く 遊ばれた後の 熱の無い祭り御輿のように
どこともなく吹く 吹いてしまいそうな時間加減、、
それ 相応の秤にかけるまでもなく生き方はそこに
あってつまり の言い方も忘れ 日がな 1日を うぉお とタイプミスで勢い込む
醜さ
と罵る
イマシメ
他人を戒めようとばかり
欲で肥えたら目が塞がってるのさ ざまないね
見も知らぬ歯科医院で ハジけてみたら
甘苦い接着剤は たわむれに溶けるだけ
バイオリンの舞い上げた オレンジの
星のような日々
150 :
名前はいらない:04/11/17 22:13:28 ID:gx6eYyxJ
日々これ修行とめどなく
ヘドを吐いても終わりなく
何が悪くてこの人生
俺が選んだ今の自分
151 :
ムプ:04/11/17 22:57:06 ID:VHJ584e4
俺が選んだ今の自分
君が選んだ今の俺
残念だったね
152 :
名前はいらない:04/11/17 23:04:41 ID:7oXGM1an
残念だったね。
君は負けたんだ。
もうあきらめろよ、
でなきゃいつまでも負け犬だよ。
犬と寝た
もぞもぞ動く
一拍あいて犬は僕を見る
そして舌で僕の顔をぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろ
どけや!
「どけよ・・・放っておいてくれ」
彼女を部屋に残した俺は
大雨の中飛び出していった
あいつがどうなろうが
自分がどうなろうが
何もかもどうでもよかった
走るだけ走った後
走るのにも疲れ果て
誰に聞かせるともなくむせび泣いた
雨の中ひとしきり泣いたあと
流れる涙も枯れきって大声で笑った
あれがどうなろうと
これがどうなろうと
もう何もかもがどうでもよかった
156 :
名前はいらない:04/11/18 20:46:54 ID:8O/YGnaE
もう何もかもどうでもよかった
見捨てられ
罵倒され
滅んでゆく
生きるみちなどもう無い
生きる道がナーイ。
ひゃほう
クチがあってもしゃべれナーイ。
腕があっても歩けナーイ。
「他人の指輪」…って
他人のじゃナーイ。
ていうかそもそも指じゃナーイ。
ボードゲームの中学生が
推理ゲームの犯人と同一人物
だったらそれはありきたり。
船に轢かれて打撲で済んじゃって
ルビィさんの昔のサファイア見つけちゃっても
話を知らなきゃ…ありきたり。
158 :
名前はいらない:04/11/26 20:43:29 ID:z/gfZOjo
ありきたり。
そんな人生くそ食らえ
人と同じじゃ楽しくない
自由に行こうぜ
この人生
この人生に答えはない
白紙の問題用紙に与えられた一本の鉛筆
選ぶ答えは多種多様
人の答えは十人十色
書き上げた解答は
書き直し不可能
何処にも消しゴムは見あたらない
俺はいったい今までに
何問間違えてきたのだろう
指折り数えて日々を過ごす
160 :
名前はいらない:04/11/27 10:46:29 ID:VWpmAZhv
すごすごと引き下がり
おめおめと生き延びる
もう僕の誇りとかいうものは
完全に失われてしまった
日々他人の評価に怯え
自分を殺し続ける
何度も
何度も
何度も打ちのめされ
何度も裏切られ
何度も心で泣いた
それでも俺は電車を待ちながらサンバを踊る
踊りつかれて頭がくらくらしてきた頃
始発電車のベルがなる
ベルをならすのはだれにもできると
おおさかせんせいはいうのです
でもちがうよ
わたしじゃ せがとどかないもの
とどかないもの 空の星
とどかないもの ひこうき雲
とどかないもの 屋根の上の猫
とどかないもの あなたの心
とどけようかな あなたへの手紙
とどけようかな 私の心
164 :
名前はいらない:04/11/28 23:22:32 ID:BPRxAA/M
とどけようかな 私の心
とどかなくてもいいなんて考えたくない
とどけたい そして伝えたい
この星のどこかに居る
愛するものに
165 :
名前はいらない:04/11/28 23:55:24 ID:AK8H5SjC
愛するものだからこそ
縛り付けたくはない
守るべきものだからこそ
そっと見守ってやりたい
本当は昼も夜も心配でどうしようもなくて
”あっ”と声を出しては駆け寄ってみたり
”何でもない”と言っては嫌な顔されたり
まったく情けないほどにおたおたして
それでも 一旦君に危険が迫ってきたら
誰よりも真っ先に駆けつける
君をこの命をかけて守り通す
たとえ世界を敵に回そうとも
もう少し話をしてくれないか
本当に切ないよ
166 :
名前はいらない:04/11/29 00:59:06 ID:bVnbaRP6
切ないよ
愛するまつげに
沈む碧
明日キミに会いに行く
167 :
名前はいらない:04/11/29 20:50:35 ID:gp9RUZ5H
明日キミに会いに行く
きっと明日は晴れるから
僕はたぶん空に昇れる
だから少しだけ待っててね
もう少しで死ねるから
168 :
名前はいらない:04/11/30 14:27:34 ID:R7WXRv+d
死ねるから
僕は幸せ者
生の証
君が
君が君であり続けることを
疎ましく思ったのは出会いの日
僕が僕であり続けることが
急にばからしく見えた山ほどの瞬間
もういいよ
もういいよ
まぁだだよ
…何だろう、間違いを恐れても
傷付くのは同じじゃないのか?
出会ったのが 君で無かったとしても
神に祈るのはまだ早過ぎる
170 :
名前はいらない:04/11/30 18:43:26 ID:R7WXRv+d
早過ぎる
まだ甘みの足りない桃のようだ
この甘酸っぱさは忘れない
忘れられない
お互い若かった頃
思い出の目次に
『出来心』と付けた
171 :
名前はいらない:04/12/01 00:43:49 ID:AeMmt740
『出来心』と付けたあの日のこと
それは大きく強い痛みとして残っている
口には甘い、その誘惑
太陽のまぶしさで何も見えなくなったあの時
お腹に入るとどこまでも限りなく苦かった
なんと愚かなことだったか
貴方は去っていった
もう取り戻せない
掛け替えのないあの日々
私は独り
私は独り
ずっとそう思っていた
自分を理解してくれるものなどないと
本気でそう思っていた
いつからだろう
優しく包み込んでくれる暖かさに気付いたのは
そんな暖かさに「愛しい」と思えたのは
そんな君の気持ちが異性としての愛ではない事に気付いたのは
愛ではない事に気付いたのは
大きな親だと思っていた熊が
自分だけ生きればいいと気付いたその時
大罪を罪とも思うことなく
子どもを思う振りをすればいい
当面の餌を自分に確保し
山を憂う振りを続ければいい
そんな獣を野放しにしたのは
山の生き物我らの責任だ
さあ熊狩りに出かけよう
さあ熊狩りに出かけよう
鹿も兎も狐も栗鼠も
持てる大きさの鉄砲を持って
愛ではない事に気付いたのは
今でない日々と夢想への追憶
山の親爺はもう要らない
「山のおやじはもう要らぬ」
舟を漕ぐ手は赤い手だ
求人のポスターを伸ばしながら云うけど
どっちも天狗とクリソツだろうよ
そういや今、
虎縞のパンツを穿いてる
175 :
21世紀の精神障がい者 ◆6NTBa6MIvA :05/01/16 14:20:21 ID:kWTEP+e+
穿いてるものを脱ぎなさい
えぇ!?それは。。。
いいから早く
(しぶしぶ)
そうやって脱いだあとには又ももひきが。
それも脱ぎなさい
言われるままに脱ぎ続けるが一向に埒が明かぬ
ももひきを何枚穿いているのかね
君はマトリョーシカですか?
玉葱です
176 :
21世紀の精神障がい者 ◆6NTBa6MIvA :05/01/17 19:37:00 ID:lIKL+yeu,
デスマスクを採集する
念には念を入れて
皺の一筋をも落とさぬよう
完璧な死者の複製
生命の流れは止まった
物質としてのその形を
その形を現そうと
ある人は円を描き
ある人は四角を描いた
二次元の目を持つ二人は
互いの絵を嘲り罵りあった
三次元の目を持つものは
何も言わずに
嘲りあう二人の頭に
それを交互に打ち付けた
床に落ちた円柱を
描くものはもういない
そして静寂が訪れた
訪れた静寂に
綻んでいく音と色
全てが無くなっていく
飛び立っていくキミとボク
二人だけの世界
二人しかいない空間
何もない闇
真っ暗な先にたどり着けば
ボクらはきっと
キエルカラ
絡み付く世の中の縛り
産み落とされた時には既に、自由なんて限られていて
世界を視る事なんて義務付けられていて
有るはずも無いのに
翼が広がらない事に苦悩する
僕は、はばたけますか?
ただ自由になるために、全てから解放されるためだけに
その身は大地へ滑空する
滑空?大地へ 見えない夜空へ
撒かれたこころは 星になれるかな
星?そうなるには 核が必要かな
何かの 堅い 堅い 核が
砕けても残る 微量な粒子が
僕を積み上げる 刃の立たないモノ
どうせ夜とは 真っ暗だから
強い光も 放たなくていい
砕けずに残る ナノの粒子で
ざらざらと 君の足元に 降るよ
星に星に この大きな地に
そして僕も なれると思うよ
181 :
21世紀の子猫飼育者 ◆6NTBa6MIvA :05/02/24 05:40:48 ID:+q7ng/rS
夜な夜な街を徘徊する事によって得られるエナジーと群衆の中における宗教家のエロティシズムが
砂の一粒一粒の隙間を通り抜けたその日の明け方に爆発したとの噂を風の便りに聞いた男が権力を
持ち続ける地方へ旅行に出かけたのですがやはり厳しかったというのはすなわち彼女が空を飛んだ
理由がどこにも見当たらないのと同様にアスファルトから立ち昇る陽炎の如きそのあいまいさから
産まれる六十数億人の嫉妬が渦巻くこの世界に於いて真理は何処にも見当たらないような気がする
今日この頃皆さんいかがお過ごしですか僅かばかりの希望そして有り余るほどの絶望と共に生きる
という事それはとても難しいのでなんでも都会では若者に限らず自殺が増えているとか人身事故で
不通ですなんて普通じゃないのだけれども麻痺してしまいましたが傘が無い件については解決済み
なのでご了承下さいところでリモコンから発射される赤外線を浴びて巨大化した玩具の怪獣を食べ
小人化した私が今日未明都内某所にある夜の発生装置とも言うべきコカコーラの瓶を投げつけた夜
地球儀が割れてこれをくるくる廻していた猿が重軽傷を負ったと専らの評判でこの事件は来週発売
される朝目新聞の号外として出版される予定で初版は誤植を見つけていますので好事家以外は改訂
を待ち斎戒沐浴してからおもむろにマンホールの蓋を持ち上げたる後に地下室の手記を読みながら
成層圏まで登りつめて欲しいですその高みからこの低い地球を望む体験がこれからの時代は非常に
重要になって来たと古代エジプトの過去ログにも記してあるそうですって嘘だ馬鹿。
などと訳の分からないことを話しているということです。・・・・・・次のニュースです。
最近しりとりじゃなくなって来てますよゴルァ。
占いが外れたというだけで
折角の日本晴れを味気無く思い込む弱さ
なんてこった
子供たちが同じうた歌いながら
製図通りにまろび出る
最近
吹き寄せられたタンポポひとつ落ちてないや
>>182 私の
>>181の最後は「次のニュースです。」なんですが、「です」とか「す」に何処が続いているんですか?
>>182は「最近しりとり〜」から始まるのか「占い〜」から始まるのかも分かりにくいです(たぶん後者でしょうが)。
いずれにせよ続きにはなっていないのでは?
>>181は
>>180の「なれると思うよ」の「よ」から始めたのですが。
ついでに言うと
>>182の作品はかなり好きです。製図通りってなんですか?
とりあえず
>>182さん、レスきぼん。
んー。
>>182さんはもう見ていないのかな。なんだかすっきりしなくて残念ですが
このまま止めておくのもなんなので、
「 などと訳の分からないことを話しているということです。・・・・・・次のニュースです。」
「 吹き寄せられたタンポポひとつ落ちてないや」
のどちらか、書きやすい方、書きたい方を選んで続きをどうぞ。
↓ ↓ ↓
吹き寄せられたタンポポひとつ落ちてないや
こんなに空はひらけてるのに
陽が差し込まない僕らの川岸
昨日のことさえなんにも見えてはいないや
こんなに長く生きてきたのに
書いたはずもない僕らの日記
ときどき陽が差すときがある
そんなとき初めて、ここに生まれてきたような
たった今足元にたんぽぽの花がひらいたような
そんな気がして空を見る
ひらけた空はいつもとおなじ
違うのは自分だけ
タンポポひとつ咲いてないや
吹き寄せられた僕らの川岸
でも空はひらけている
昨日とおなじように
昨日とおなじように
洗面台にむかうと
鏡の向こうで私は
達観と――のあいだで妙な顔色をしていた
徹夜したロシア人もしくはニホンザル
宴を厭うてこんな生活をしているのに
相手がいる訳でも無い
だけど手紙を書きたくなるのは
窓を開けたばかりだから
>183
わお。反応されてるとは思わなんだ。
ニュース→占いという連想でしたので、電波のきらいがあったかも。スマソ
製図の方は適当に想像して差し支えありません。
窓を開けたばかりだから 部屋はまだ寝起きのまま
窓から顔を出せば 外はもうとっくに今日で
あわてて今日をはじめる自分
途中から一日に参加する
気が付いたばかりだから 頭はまだ寝起きのまま
目の前を見ると さっきからいる君がいて
あわてて自分をはじめる自分
途中から2人に参加する
こんな感じで忘れっぽい毎日が思い出されてゆく
忘れっぽい僕の記憶
ボクのキオクを知りたいのなら
三遍回ってワンと言え ハタキとチリトリ持って来い
そして それから 鏡見ろ
埃で虹も描けるこの部屋は
メクラのクジラじゃアルデヒドダンス
だから誰のせいでもないんだ
シッポ振られてもよく見える ベレッタ
象牙色のほんのなか 通り雨がやってくるという
待ってみないか帰り道 傘ならくれてやる
傘ならくれてやるさ
止まない雨などないもの
傘ならくれてやるよ
雨のあの感じがいいもの
未来永劫君に誓って
いらないもの
いらないものに貼るラベルは
糊が効いてなくて
朝から何度も剥がれ落ち
足の甲に触る薄い紙であり
途方にくれていたり
するのですが、よろしいでしょうか
糊を持っていないのです
いないのです
そんな怪獣
いないのです
いい加減
面白くも何ともなくて
あくびが12回
すっかり不感症
不感症に鉋屑
ご飯にふりかけ
切なさと別離し
迷子になった僕
おっしまい
193 :
名前はいらない:2005/10/13(木) 09:30:45 ID:TgNUaF1u
しまい忘れた思い出を
肴に今宵も呑んだ暮れ
「後悔先に立たず」と思えども
慚愧ばかりが迫ってくる
いっそ捨てれば好いのだが
それが出来ない自分を恨めし
そうして夜が明けていく
夜が明けていく間に
蒼白い その空気に
残された月と
還り損ねた星は
目を合わせて笑った
ほんの一瞬だけ
195 :
名前はいらない:2005/10/14(金) 08:49:25 ID:NLcCXGE7
一瞬だけの微笑みだった
その一瞬が僕の魂を捕らえるのだ
逃れようの無いその力は
僕の精神さえも支配する
あとに残るものと言えば
例えようもない暗闇だけ
暗闇だけが知っている
灯りをともす人の心を
光を欲する孤独と希望の
絶妙なそのバランスを
1ミリの隙間があけば
侵されてしまう程の弱さで
その瞬間を待っている
その瞬間を待っている
全てが許され癒される
その瞬間を畏れている
いるのかそこに 君はいるのか
心の世界に囚われたまま
いるのかそこに 君はいるのか
誰かの呪縛に縛られたまま
いるのかそこに 君は居るのか
君の居場所は君の中
そこにいるよでそこにはいない
それでも触れればたしかな熱は
ここにいるよと伝えるサイン
サインは いらない
後悔も いらない
思い出も いらない
ただ 己の力を 信じるのみ
その結果が 例え暴投でも
言い訳もしない
反省もしない
ただ これだけは言わしてくれ
ありがとう 本当に 本当にありがとうよ みんな
みんな持ってる特別な日
初めて世界と出会った日
その肺に世界の愛を満たした日
それは
ひとりぼっちに泣いた記念日
その日から動き始めた君の時間
ここまで来てくれてありがとう
君を包む全てのものに
おめでとうお誕生日
日が昇る
僕が起きてようが
僕が寝てようが
日は昇る
また新しい一日が始まる
202 :
名前はいらない:2005/11/01(火) 19:49:12 ID:C82hXUGC
新しい一日が始まった
太陽が地平線から現れて
ゆっくりと頭上へ昇って行く
そこへキリンがやって来て
パクリッ と食べちゃった
太陽は長い長い首の中を
ゆっくりゆっくり降りて行き
お腹をくるんと一周した後
お尻からプリッと落ちてきた
真っ赤になって落ちてきた
そして海の底へ沈んで行った
203 :
み う:2005/11/01(火) 21:44:16 ID:NQ6QWrcJ
たかい空に この体は小さいの
小さすぎるのに 手が太陽を重ね
わたしは こんなところにいて 空をながめる
空に行けば わたしは大きくなれるの?
飛んでゆく飛行機 飛んでゆく鳥 飛んでゆく何か
わたしは ここにいて 空をながめる
204 :
19 ◆gwnULb/9mw :2005/11/01(火) 21:54:07 ID:y7dzH63N
空をながめる、
梢に見入る、
小さな木の実に、
雨粒が。
205 :
み う:2005/11/01(火) 22:02:21 ID:NQ6QWrcJ
雨粒が 君の悲しさを映し出している
雨粒が 君の孤独をうめようとする
空に意思はなくても 寂しさならきっとわかるよ
こんなにもきれいで たくさんの色をもつ この空は
雲を流し 地球の廻りを見ながら 星は流れ とどまるものは ほとんどなくて・・・
この空の愛するものはなに そっと問いかける
206 :
19 ◆gwnULb/9mw :2005/11/01(火) 22:25:41 ID:y7dzH63N
問いかける声は麒麟を乗せるように歌う
その地平から、遠くリズムのない、ポップな陵線を描く朱、紫を
床屋の表に回る虹に与えるその溜め息はそう、小さくない
山陰には町がある
くぐもる歌声は町から流れた
207 :
名前はいらない:2005/11/01(火) 23:05:00 ID:Bfuq0Qkp
流れた涙
壊れた心
二人の未来がフェードアウト
208 :
名前はいらない:2005/11/01(火) 23:08:10 ID:Bfuq0Qkp
流れた涙
壊れた心
二人の未来がフェードアウト
209 :
19 ◆gwnULb/9mw :2005/11/01(火) 23:17:18 ID:y7dzH63N
二人の未来がフェードアウト
こぼれ羽を机の抽出にしまう二人の横顔と
誓い合う二人の正面合わせの横顔と
重なる双方に一枚の枯れ葉がひらりと何かを
奇しくもまた誓わせた
210 :
名前はいらない:2005/11/02(水) 00:49:47 ID:YilTruYq
>>207 >>208 連続投稿申し訳ない
誓わせたのだろうか?
あの誓いは君の心から湧き出たものではなかったのか?
僕が無理矢理誓わせたの?
答えを言ってくれるはずの君は
もうそばにはいない
ただ
後悔だけが
胸を打つ
211 :
名前はいらない:2005/11/03(木) 13:24:27 ID:g5O7iSYu
胸を打つ あの子のひとこと
告白したあの日に 返された
ごめんなさいの ひとこと
鉛の心は シャボン玉のように
突然軽くなり はじけとんだ
ああ もう悩まなくていいんだ
最後に残ったのは 甘い解放感だった
212 :
19 ◆gwnULb/9mw :2005/11/15(火) 18:11:51 ID:wa+ulayv
甘い解放感を満載した宝船
漕ぎ出せば、岸辺から見えなくなる
213 :
つくし:2005/11/17(木) 15:38:08 ID:Kk8cd0u4
見えなくなる
瞳を閉じれば 貴方の笑顔が…
でも また
夢の中で会えるのかな??
貴方の笑顔に…
214 :
19 ◆gwnULb/9mw :2005/11/17(木) 23:14:51 ID:hxwlJEks
貴方の笑顔に雨粒が落ちる
重ならない声と無関心を耳に入れて
低い目線に耐えない笑顔
見ていると何も言いたくなくなる笑顔
215 :
yh:2005/11/17(木) 23:23:54 ID:UC5h5mJ+
人間はナゼ生きているの?
ねぇ、どうして…
そんな答え出るわけないのに
今日もあたしはその答えを
探す為に生きているのかな
216 :
yh:2005/11/17(木) 23:24:23 ID:UC5h5mJ+
人間はナゼ生きているの?
ねぇ、どうして…
そんな答え出るわけないのに
今日もあたしはその答えを
探す為に生きているのかな
217 :
19 ◆gwnULb/9mw :2005/11/17(木) 23:38:45 ID:hxwlJEks
探す為に生きているのかな
捨てる為に生きているのかな
どちらか分からないな
どちらならいいかな
どちらでもいいかな
どうでもいいのかな
分からないな
分かればいいのかな
分からなくてもいいのかな
218 :
名前はいらない:2005/11/18(金) 01:02:35 ID:bVtS2LaJ
分からなくてもいいのかな
あの人の心
知ってしまったら
凄く悲しくなるような気がして
いつも遠くから眺めている
憧れの君
私をどう思っているの
知りたくて
知るのが怖くて
毎日、心が締め付けられて
それでもどうしたらいいのか
辛くて苦しい
それでいて甘い日々
甘い日々が続いた
私は貴方を愛していて
貴方も私を愛してくれていて
夢のように幸せな日々
でもやはり夢だったのかな
その日々は消え失せ
そしてその思い出も
だんだんだんだん
蜃気楼のように消えていった
220 :
19 ◆gwnULb/9mw :2005/11/18(金) 19:26:40 ID:GPG7UNTE
蜃気楼のように消えていったもの
杖撞いて歩いているとき老人は何か見た
街角、住宅街の隅で
異口同音のすなつぶを聚めた
一瞬の風の受け皿のような
曲がったたましい手折れたこころ
221 :
名前はいらない:2005/11/18(金) 20:39:49 ID:aJD2HwpZ
手折れたこころに花梨の添え木
曲がった唇に愛の唄
伏せた睫毛に雨粒落ちても
どこかに必ず傘はある
傘と寝た
折れそうな体を何度も何度もさすった
素肌に愛撫をさしこむと
手の甲のようななめらかさで
僕の股間を優しく往復してくれた
皮膚が裂けそうなほどキスをして
すこしだけそこを噛みちぎった
沈黙のあと顔をのぞいてみると
銀色の血肉が涙と交差していた
僕の指は皮膚にくいこみ
泣いているのか怒っているのか
わからなかった
突き破った爪は彼女を通り越して
その穴から関節を砕くほど抱きしめた
こだましない雄叫びをあげて
狂いそうになるほど彼女を裂いた
頂点に達すころ彼女の体はふくれあがって
最終的にそのするどい爪で僕の視界を奪った
その快感にたえきれず
ちょうど同じく僕も果てた
223 :
19 ◆gwnULb/9mw :2005/11/19(土) 23:14:58 ID:ieuolDFj
果てた傍らに一房の切り花があり
茎の根にカマキリの卵が見えている
はじめから付着していたのではなく
セロテープが巻かれていた
「何なのこれ」と男は言った
「知らないよ」と女が答えた
224 :
つくし:2005/11/20(日) 11:49:42 ID:F67OCixD
女が答えた『知らないよ』…
ホントは男だって分かってない
誰もが皆、答えなんて知るはずがない
ただ、今を生きるために
今を考える
泣きたい時に涙を流し
幸せな時は笑顔でいたらいい…
答えは探さずに出てくるまで待とう…
一緒に待つよ!!
だから焦らずに待とぅねっ☆★☆
だから焦らずに待とぅねっ☆★☆
この言葉を最後に
彼女は去った
僕のもとから
親のもとから
世界のもとから
僕のケータイに送信されていた
「だから焦らずに待とぅねっ」
のメッセージ
何を待つのだろうか?
待った物が来たから
彼女は世を去ったのだろうか?
その答えは
彼女が持っていってしまった
226 :
19 ◆gwnULb/9mw :2005/11/20(日) 22:07:36 ID:5aavsbqL
彼女が持っていってしまった
キイ、と戸口の蝶番が鳴るなり寝台にまどろんでいた朝に
ふわりと日差しを白いシーツに置いたまま
かざしたレースに透けた窓辺を見上げぎわ
目をぱちぱちと言わせ、それだけで疲れてしまって
寝覚めの昏倒に落ちたころ、に
寝覚めの昏倒に落ちたころ、に
あなたはきっと言うのでしょう
さざめく木漏れ日を夢に見る程
綺麗な空に響く「愛しています」
指先が絡めとった白昼夢
伏せた眼に相槌を打つ
白い腕落ちて陽に溶けた
228 :
YU-KO:2005/11/20(日) 23:23:00 ID:Or4KcExV
陽に溶けた淡い月も
木枯らしが夜を連れてきたころ
青く沈んだこの部屋をその光で彩るだろう
君とともにあった光はそれは眩しくきらめいて
紅燃ゆる夕暮れはこれが最期とばかりに美しく
忘れさせまいとするように消えていく
君と見た月の光は同じでも
今はひとり君もまたひとりになって
本当はまだ知りたい
君の胸に描く幻想や君が瞳に映す日常を
どこかで君を包むこの光になって
229 :
名前はいらない:2005/11/21(月) 02:04:16 ID:g+oB1+GJ
しりとり、、、ですよね?
たなかかなた。
あ!かなたたなかー!
たなか たなか った
たなか たなか った
たなか たなか った
たなか たなか った
人のうしろあしと切り株の土俵
行司はさっきも羽のように飛びました
231 :
レイン:2005/11/24(木) 10:55:38 ID:ymD2Ambi
羽を大きく羽ばたかせ
空いっぱい とびまわろぅ
お散歩に疲れたら
虹の橋で一休み…♪
温っかいロイヤルミルクティーはいかが??
目的の場所まで あと一息!!
焦らなくていい
ゆっくり・マイペースに羽ばたこう
貴方らしく
232 :
19 ◆gwnULb/9mw :2005/12/11(日) 02:20:10 ID:wZDUqmIS
貴方らしく
たらちねの母者様
ふわりと抱いた狸の子
貴方らしく
耳にひが言
目におまんじゅう
すすきの原に月さやか
貴方らしく
自走する赤い自動車
夕闇を引いてまどろむ後輪
貴方らしく
首から提げた家の鍵
落とさないよう僕の登校に遅れる前に固く結んだ
おかあさん
おかあさん
呼ばわる声に数呼吸
もしや自分と
新米の母
新米の母
時計の音がやけに響く
心臟が血液を送り出し
命を保とうとする
考えることを無くせば ただの肉塊になるのに
何故“誰か”はこの世界の中に身を置かせた?
誰だかも知れず
私は悩み續けることを糧とはしたくないけれど
許されないから それは
問いも語りも何がなくとも
心が存在する數だけ
世界は廣がり續けている
誰かの世界を覗きたくて
誰かの問いを知りたくて
この場所から 觀續けてみたい
石になりたいとあなたは言った
もしあなたが石になってしまったら
僕は一人で守り続ける番人になりましょう
ずっとずっと守り続けましょう
嘘だなんて思わないで
疑わないで
こんなにも世界は美しいのに
君の世界が濁ってしまう
しまうまだから ゆるしてね
と
サラダたいらげ
走り去った君 夏日陰
僕は
信号が変わるまで 赤道にデッキブラシかけています
すごいよ
板垣さん!
239 :
短足電波:2006/11/16(木) 00:31:02 ID:qesPaKYJ
サンタが街を埋め尽くす前に 買うんだ
できるだけたくさんの 静けさを
をれの↓を読んでくれ
【めるぽする人のルール】
★名前欄、メール欄、本文のいずれかに
平仮名・カタカナ・ローマ字nurpo、もしくは英語nulpoで、
縦読み、斜め読み、逆読みできるものporunu・pollnuは× oprun、oplunは○でめるぽする事。
★名前欄、メール欄、本文をまたぐものは無効。
★順序を入れ替えない事めるぽ・るぬぽは× ぽるめはOK
★間に余計な文字や空間を入れずにぬっるっぽ、 ぬ る ぽ、等は無効)
★漢字の当て字でのめるほや、大きくズレがあり縦・斜め読みができないぬるほ゜は無効。
★半角カタカナの場合のみ「ホ」と半角半濁点(゚)が別でも有効。 (○ヌレポ ×ぬるぽ、ヌルホ゜、ヌルホ゜←「゜」が全角等)
ヌノホは無効。 AAでのめるぽも無効。ぬるほ度も無効です。(ヌルホ°メルポ るめぽ など。温度や角度に用いる記号 °)
★sageのぬろぽは無効です(メール欄に半角英字の小文字sage、またmessageなど、sageが含まれてるものは無効)
どう思う?
うーーん、 ここは法則通り
>>240ガッガッガッガッ だと思います。 先生
Иркутскの人形芝居
こどもおとな おとなこども 教会前の石畳
人垣の耳と耳 縫いあげて ヴァイオリンの伴奏は空たち昇る
名は祝福なり〜 名は呪なりり〜〜
イゴォォル 影を踏むは誰じゃ
人形遣いの口髭の狂言まわしの節まわし
タップ・タップ・タップ ぴかぴかの靴 泥んこな靴 いろんな靴
行き交うひとびとを乗せて 異国の骨がうずまるこの道に 本日の重さを刻んで進む
しょっぱかろうか ほのりとあまかろうか 足跡は?
?マークの尻っ尾くゆらせ
■に映る僕なんて
○でお構いなしに
▼の舌は忙しい
☆の瞳はさすらって
@@@〜〜!!!
僕の彼女は ビニフェチ!
今夜も夢中さ シャラセシャら
辿り着くよに はもはもはモ
それは彼女のわるい癖
ストリートで身に付けた哀しみが
旧い寝ぐらへテレポーション
@@@〜〜!!!
僕の彼女はビニフェチ!
狂ったみたいに 炭カル!炭カル!
粉っぽいのがイイみたい?
コンビニ仕様がイイみたい?
銀のspoon好きじゃない
明日の朝の約束探す
僕の彼女に カルカン!カルカン!
@@@〜〜!!!
猫まっしぐら〜♪
´Α`) カーン 次の方
肩の荷は下りた
少し寂しくなったけど
これでもう
嘘がなくなる
少し面倒だった
秘めた恋と想い
涙にすら
変わらなかった
変わらなかった
切なる言葉とは裏腹に
ふざけた感情は
舞い落ちる
秋の葉のように
ひらひら
ひらひら
風に吹かれて
ひらひら
ひらひら
繰り返される
247 :
名前はいらない:2008/02/27(水) 17:06:58 ID:HPoD6bcm
繰り返される舌先の往復運動に悶絶の君
気持ちいいかい?
この箱庭の中では僕が主導権を握る
昭和の匂いを残した僕の実家で
こんなことしているなんて
二人きりの昼下がり
罪という言葉以外ふさわしいものはない
好きだよ ふふふ
好きだよ ふふふ
たまらないよ
たまらないよ
君ときたらまた全速力で
逃げるんだもの
もう追いかけないよ
だって転んじゃうから
だって転んじゃうから
あなたの手が必要
250 :
白萩:
必要ばかり追いかけて
必要だって追いつめて
どうしても必要だって
必要だったって
嘯く原動力こそが
私にとって必要だったのかもね
もう何も必要じゃなくなった私から
あの時必要だって詰め寄った君へ
今だから言える「ごめんなさい」
今となってはたぶん君には不要な
「ごめんなさい」
私には今更でも言うことがまた
必要でした。
ごめんなさい