1 :
◆MGjv.0NeyA :
03/09/06 00:33 ID:59xKyob1
「ハギレ」 端と端あわせ 折れば出来る中央ラインへ 辿り着くまで与えられた距離も 地理条件も 同じ これはハギレ だけど柄は左右対称じゃなくて 私の方みて小さい花が散りばめられている 貴方の方みる 見られない 互いの柄は内緒なのか 繊維に沿って歩いてみてる 白い花ジャンプ 赤い花のっかって 黄色い花ちょんぎってる いま折りたたまれれば 二人キスをするか オデコ打ち合うって 想像しているのだけれど 貴方だけ苦労しているの そちらの模様は激しいですか 適当に折られたのに貴方だけに 何が起きていますか一番知らないのは私
「トリスの海」 ねぇトリス あそこで何が起きているの ここと同じことが起きている 単にその程度だろうと 知れているよって 思っていたと言うのも大袈裟なほど そう 思ってさえ いなかっただって私は こんな感じでこちらで泳いでいる あそこの水はトロンとしてて しんどいのかしら 苦いのかしら 貝の死骸が 一杯かしらじゃぁ私だって あそこへ行きたいって 思うのだけど 白衣きた人 顕微鏡で 水サラサラにする しようとしてる することが出来るんだろうな 私はここ意味のないサラサラで何か待っている
「蒲公英」 貴方にうつる 一大事だとしても 私は"高々"と払いのけるだろうし この地盤様イッカク 譲るほどのものとしても見ない 散歩みち 蒲公英ちぎれば 右手の暇のせいでもないし 昨日の納戸、 埃の花瓶に似合いそうとか 余りもの処分みたいな閃きでもない 欲しかった私はソレを見ていたの 家に花瓶なんてなくても私に家なんてなくても 安いプロファイルに照らさないで 収まる既存の枠などない 参考になるタイプもない これ知って これを知ってよ そんなことじゃ済まないけれど 私とねぇ、枯れた蒲公英にまず謝って
花瓶に合う花など探さない。収まりきらぬでも向日葵、実は太陽だと知らずに愛したい
(とある事情において某変態氏と某親友に感謝いたします(ぺこり。)
「ハージーメーノ」 振向くたびに近づく ハジメノダイイッポは 君の寝癖に情さえわかず 到達して爆破したいの したかったの だけど 裸足だから ばら撒かれた硝子片 もしか 丸くならないか 座って見ていた馬鹿は 笑われたじゃない 夏に もーーーーーっと大きな声で 笑い返してあげたわーーーーーーーーーっはっはっは 硝子おどり 退いてったまるで海めざす子亀ら 靴なんて履かなくて良かったし 足の指も開いて喜ぶし 朝陽が陰影で 導いてくれる君までの凸凹途(みち) 要らないって付き返したらばこっから投げるBom!.yeah!
8 :
* :03/09/06 00:59 ID:iqqUlAYu
「落とし穴」 お門違い 別れの台詞が しかも手抜きで用意され 運び来るトラックをアタシみてる 遠く土煙やんだり 上がったり 此方タバコの煙 呆れたり たまに笑うわ 何個目の落とし穴に 駆け寄ればいい 偶然かわした またかわした 組替える脚、何度かで アタシこの緑の痣をつくったの 退屈だわ 花も付いてから退いたサボテン 焼かれてる昼下がり間も無く 隣人にバターを 持ってく役目 鈍間な土煙あくびが出るから 腹ごしらえでもしてこようと思うの落ちろよ
9 :
* :03/09/06 01:03 ID:iqqUlAYu
「秋の畑」 紅芋オバケは 目を閉じると凄く不細工で 太短いスティックを 持っている秘密 最後の手段 何でも ko shi ku da ke 恥しい隠し方してる 口が驚く程かたいのは あの娘が独りぼっちだと信じてるから 育てるの喉元で 子芋スティック 大きくしてから 驚かせたい悪趣味 病気の猫をえらんで飼う紅芋 蝶々と遊ぶ病んでいないほうの猫が 踏み外して 不思議の国 らぁーぶぃっと好き らぁーぶぃっと大好き 紅芋の根 子芋にも成らないのに 一度だけ接吻したの それが太い短い 吐き出して 腰元気 フリフリしたりで らぁーぶぃっと大好き
10 :
* :03/09/06 01:06 ID:iqqUlAYu
「水銀コロコロ」 触れ合う度 上がる火花 今日こそ壊しそう 硝子で覆われたあのメーター 音の無い亀裂なら 次の水銀が 丸く転げて教えてくえる 割れて いたんだよ 実は予想でアタシ 零れる粒なんて見たことはないけれど 集められないんだって 誰かが昔 話してくれた 指を逃げるんだって もしも私がお願いして 粒が手の平にまぁるく 収まっても考えると思うわ 願いを叶えてもらうなんてマッピラなの 何か違うと思うのってアタシ粒追いかけるのかな
11 :
* :03/09/06 01:08 ID:iqqUlAYu
「アイムどくた」 病人のママになりたい 病人のパパになりたい 病人の子供になりたい 病人の恋人になりたい 病人の弟子になりたい 病人の親分になりたい 病人の 私、医者になりたい 胸みせて 息すって、 止めてートントントン 食欲はありますか 性欲はありますか お酒は呑みますか 煙草は吸いますか そうですか 私を好きですか、でわ入院です
12 :
* :03/09/06 01:11 ID:RomW4LKU
「うん」 うん、 と言う うん、 じゃなくても言う 明日になれば分るって 今、前もって言っとこうん 少し考えたいのうん 勝手に言ってろうん 黙れあほうん 無理だようん 言わなきゃ伝わらないうんは、これ言ったら何が伝わるのうん うん以外の言葉が出ないから言ったうん、これ何が伝わるのうん その中のエッセンス、 ありがとうと思うからうんと言う 私、そこんとこだけにうんと言うけれどうんじゃない
13 :
* :03/09/06 01:26 ID:RomW4LKU
「月を食う」 夏うらうらの 模様に酔う楽しみのなか 振向く唇と俯くオデコでアクシデント 再挑戦の切欠は 上中下の 月を互いに 食べ進めること 仕切り直しへの案内状 私は知恵の裏をさしだし 君は知恵の表を 交わりは呪文みたく 君の好みまで見せてくれるから 紹介させてエスコート 背中から手をとって ねぇアクションは 二度目こそ広がるのならば 広げるの月の斑をかくせるほどに
14 :
* :03/09/06 01:28 ID:RomW4LKU
「ONE」 幾ら一個って 声張り上げたって 確かに心臓二個なんだって それで楽しもうと思えた時から 目指している日に近づく簡単さは加速していく 臆病な君がズラしたって 戻る仕掛けになってるって 再びふさわしくなりえるんだって 主導権は重いから 交代 それともハンブンコ 上半身は枝分かれ 根っ子一個にしてよろめけば 考え立ち止まるほうに合わせるでしょ 足首が愛の糸食べるほど 強引でも 引き摺ってでも 心臓二個リズム合わせ直せるでしょ
15 :
* :03/09/06 01:38 ID:RomW4LKU
「跳ぶ.心太」 口ばかりで 言い訳が「億劫」なら タイピンしてタイピンだけどそれじゃ終らない 単なる尻叩きでわ 初めます___ 後から攻めても 少し前に押し出されるだけの 君を笑うトコロテン 逃げてるみたいな 嫌々の前進? 私の波に乗らず 挟み撃ちされる君を見たい 裏にも手は伸ばしたから 助言もとめ取れオーダー 鳴る指を待つ私 hi za ma zu ku. 俯きは気合のバネになり 押し出され君うえへ飛べばcatch!
16 :
* :03/09/06 02:08 ID:RomW4LKU
「君のフラダンス」 愛をしてるキミは熱心 何度でも起動しちゃうんだ 前と後に持っている時間には 必ず君の考えが混じっているけど 常に走っているから泣かされそう 振りほどかれるの 君にキミ 言い訳はいつも 走ってしまうんだ 走ってしまうんだよ ならば踊りにかえて フラダンス・フラダンス 嵌(はま)れるものを探して実行する傾向 ショーが観客の興味を引けば 哲学と宗教が 祝儀と名付いて投げられる 厄介だぁが 賄賂でなし取っとけ 袖の下に皺くちゃの依存もう 重たくて重たくて無敵って感じで君の力なんだよ
17 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/09/06 02:35 ID:3xbNh02c
わお〜ん!!! 帰ってきてさっそくええもんみつけた!! し、新スレおめ (快∀楽)!!
18 :
CZPH0LTA :03/09/06 04:50 ID:CZPH0LTA
カミュに捧ぐ。 太陽が眩しかったから、君は殺され僕は殺した。
ε=┌( ・_・)┘
20 :
ドン亀@昼休み中 ◆YdTp8oxx7. :03/09/06 12:45 ID:6+89cbNR
「インドへの切符」 インドへの道は ハエにまみれた ぼっとん便所より始まり アジア旅行社に まず繋がった そしてそこに ヒデミさん あのぅ、インドへ行きたいんですが カネ、いくらあんのさ? 5まんえん 出直しといで、ボウヤ 5まんえんで、どうしても! 押しの強い子だね、ボウヤ インドに、俺の親父を探しに行くんです!! 詳しく聞きたくもない話だわね インドの亀は、きっとごっついんです!!! 負けたわ、ボウヤ アジア旅行社より始まった旅は その裏にある折檻室にて終わりを遂げた 赤い縄 俺の食道に 突き刺さって ヒデミさんが 俺の子亀に切符を噛ませる 隣の部屋で =========== 新スレ、おめでとさん☆
21 :
* :03/09/07 12:53 ID:ba1YVPHk
「小豆商人」 溜息で底上げ 訝しげに水増し 見逃さない最高値ランプ 点灯でガッツポーズ決める老婦人 華奢な肘で軟骨が 御弾きみたく狙ってる 役員席に正座したい斜めの睨み 分らないときの決め台詞は 反対ー 適当に、あーんちぃ 兎に角、あーんちぃ 新聞配達に水かけて 宗教の勧誘にお茶をすすめ 先祖の墓に国旗ならべおえたら 御手玉の小豆すべてに名前つけて遊べよ
22 :
* :03/09/07 12:59 ID:ba1YVPHk
>>20 亀丼
あんがとあんがと。
今、28センチの下駄を作ってるって本当ですか?
まな板みたいでしょ…そんな貴方には前スレからのプレゼント
**************
(56 : ◆MGjv.0NeyA :03/04/26 00:16 ID:sP0MPPvl)
「ネットひでみヨ」
紫のママは
ラップもしないから
裸のキスチョコ、汗かく冷蔵庫
イタリア人にもらった
瓜のマラカス、壁の高い所
ギリギリ誰にも 触らせない飾り
名前は下のだけ
聞くのはフルネーム
貴方が、一番のオキャクサマ
3年の貴方が、突然消えても
朝には、昨日の煙追い出して
ソナタが、一番のオキャクサマ
23 :
* :03/09/07 13:02 ID:ba1YVPHk
「蛇の願い」 夜のベランダ 人工芝のツイスト 右足が吹き散らす火花が 映し出す白鼠 消えて 蛇 半分殺された澱粉を 叩き起こしてお願いする 登らせて 伝わせて 貴方のツル 小声で応えなければ発狂するよ 闇は此方だけれど 照らされればない逃げ場 恥しさの塊が団地の五階でストリップ 早くしてよ 照明係りの巡回までに 逃げ込めたつもり偽ジャングルで構わないんだよ
24 :
* :03/09/07 13:13 ID:ba1YVPHk
「援護」 硝子越し 張り付き潰れた顔は 泣いてるみたいな珈琲ゼリー 傷口に流れ込む 白いクリーム 蟻の巣になり 欲を溜め込む働き通し 沢山の小部屋には監視カメラ付いてて 腕組みしてる 欠伸もしてる 見てる不利だから舐めてどぉぞ 一度も出動したことのない人工甘味料 後から気づく緊急指令 和気藹々(あいあい) 傷口の舐めあい 君は悪くないから僕も悪くないってことで末永く 脱走出来るよ 逃げて 実は私、クリームだけが食べたかったの
25 :
* :03/09/07 13:16 ID:ba1YVPHk
ホテルのレストラン\320→\280、珈琲ゼリーパフェ。人肌のクリームが「油」でも美味いから融けあおう
26 :
* :03/09/07 13:21 ID:ba1YVPHk
「a mine is mine.」
耐久レースで
奪い返す地図にする
体力勝負で負けを知ればクビ
カツ丼は要らない
去年からのnon-smorking.
玩具の切り札で私の全財産を守ります
理解は命取りだから
君の母国語なんて使わない
乱射する語尾に助詞は無い
時間はあるよ
本当は無くなって随分たつけれど
三つ指で誘惑してから
お風呂にする
御飯にするそれとも
布団に入りましょう「か」de bombing. ~●
******
>>19 さん
何ですかそれ。
他所にもあるんかと見渡したけど、
見つけられなかったので余計嬉しい。特別のハンコな気分、で何だろ…。
「terrorist bombing.」 寝込みを襲って 手錠の鍵うばうのなら 基本早寝で寝坊すれば降格 caffeineは要らない 友人は漁師と豆腐屋 パープー 間も無く切り札をお届けします 予告は命取りだから 止められた電話は解除しない 壊れたインターホンを修しもしない 私から出向くよ 出向かないかもしれないよ 鳥の声で確認してから 寝てるッチュン 確かに寝てるッチュン 御無沙汰してま「ッチュン」de bombing.~●
「午前中」 先生、この子を宜しくお願いします そうして私 午前中に家に戻るひとり 洗濯機をまわして 煎餅を食べて 本を読んで 太陽にパンパンって伸ばした皺に ちょっと泥、ちょっと泥つけてくチョンチョンチョンチョン
君の存在こそ私の宝、と言わない私は君のアレを期待している。手ぶらなら出直してね
君の存在こそ私の宝、と言う私は君に何も期待していない。手ぶらで居てね
「心やめよ」 君が舞台を 心とするならば 私にも空けられない 持ち場が出来てしまうから 窓から手を振り合う? 地面に隙間なく足はりつけて 体重で押せど気泡すでに割れているし 硬い土の感触はしばらく変らないと 頭の図に単調を感じたって 捨てる前に見るくらい 小匙の命 無駄使いていど 信頼性のデドコロ 試さぬものへの見切りは 紀行文で世界一周か日向に溶けていく湿り気のミイラ 暗記の地図が黄砂になり来来世の姫が細指からもらせど 古文書は解読してもらえなそう 例えば残したいな 名付けようもないただの足型 語り継がれようのないただの二足
「セルフサービス」
重すぎるデザインで死にかけた晩夏
黒で消えると宣言して
消されたお目目
敗因を振り返る
秋の入り口バタフライ
何故、宣言をしたの?
バタフライ
バタフライ、
低いとこ飛んで交わしてく猫パンチ
来年で四十には見えない皺無い陰影無い
今、取り籠に入り中から閉めようとしているバタフライ
*******
>>18 さん
ほほぉ……。(分ったフリ
ところでカミュってロバートデ○ーロに見える角度がありますよね。
そんなこと言ったらどっちのファンに、私なにされるんかなぁ…。
挟み撃ちとかして逃がしたら私は賢くなっているし凄く怒っているよ。パワーアップに御用心
「クリスチャン精神」 若いころの スポーツ経験 君をクリスチャンとしたげるから 皺の腹に力入れて叫んで 朝の鴉落とす声 アーメンの代わり 先輩! 先輩! 教会では 正直になる君の習性 聖水で希釈するの毒アクエ 夏なんだから早く飲んで欲しいばれちゃう ちょっと弱れ 清潔な手で なぞるステンドグラス 古い色から懐かしんでる 凄く遅いけどスキップに見える 何をしても評価してくれるチームを愛しているのね 持ち点数制で情の値下げ交渉 強欲者 身体動かす前に 口ばかり動かしてパクパクしはじめた
「貴方組」 夜に貴方を全部 集めて貴方グループ 明日を考えるふりも 地酒に浮かせっぱなし それも込みで溢れない配慮 酔っていない者が約一名いるってこと 近づくことのできない場所から目指しているチェックイン2時 辿り着くまでに言うのね 任意します 振り返り行列の最後尾が 自分だと落胆して 退屈との勝負か 不安との勝負か ねぇ 急いでよ 通報したのは私 景色だけ変えて貴方を長持ちさせる 明日明日再びって何もしてないくせに再と言うから
36 :
名前はいらない :03/09/07 14:10 ID:PKcocKCf
何かが足りない 何かが余計だ だけど その何かがわからないのはなぜだろう
>>17 快楽さん
なは、立てちゃいました。
勿論、湯水のごとく無駄使い希望。
ビタミンAは油溶性
ビタミンCは水溶性
サラシても余さず食べる新鮮は宝
ジャブジャブ洗うのは青虫に退いてもらうため
>>36 さん
おお…大きな問題ですね。
分らない理由が分らないと、んー少なくともの二重構造。
「先生!何が分からないのかわかりません!」
座って、質問はまだしていませんよー
そんな鈴木君は、机運びの天才です。静かに、そして速いの。
全部描いてから、こことあそこ消すよ。未完成と名付けた審査員に、すまぁいる
「馬鹿チョコマカ不思議」 賢い暴君くん 薄めてあげるね 熱すぎて甘すぎるチョコレート 身体に悪いから 水道管から 呼び出した 昨日の残りの赤錆水で 君のママがしたでしょう真似は塩素臭さのノスタルジー どんなに些細な事でも 夜中に私を起こして欲しいの 冷めた焦げカス また温めてる電磁波に愛みて ママが教えた300箇条を"カカオの"カより 嗚呼、Let's! 嗚呼、Let's!チョコマカ 鉄分が今はまだ黒い君にはチョコ髭がお似合い
靴脱げない君「土足許可証」なんて付き返し。汚しちゃえdokomokashikomo、泥の定義来るまで
『木挽歌』 しー たー しー たー しー たー しー たー しー たー ごそ。 しー たー ごそ。 しー たー ごそ。 しー たー ごそ。 しー たー 永遠に? 永遠に。 しー たー 永遠に? 永遠に? しー たー 永遠に? 永遠に。 しー たー 永遠に? 永遠に。 しー たー みんみん かなかな しー たー みんみん かなかな しー たー みんみん かなかな しー たー みんみん かなかな しー たー えーえん えーえん しー たー えーえん えーえん しー たー えーえん えーえん しー たー えーえん えーえんえんえんえん (以上を16回くりかえし)
続き。 しー たー しー たー しー たー しー たー しー たー しー たー しー たー しー たー えーえん ふう。 ごとり。
[リップ☆スリップ Chu!](り) 思いがけずリップスリップ 視力宿らぬうちに、本能は走りだし 封印の何十層ケミカルスキンの覆いから溢れ出すテイスト 嗅ぎつけいでかい それはまるで碇で静めた40キロ 再来年の夏にオー2.バブル纏い60キロのドザエモン 隠そうとて隠せない、二色の犬に無邪気に吠えられ牢屋行き それはまるでコンクリの詰まる衣装箱 再来年の夏に色違いの紫陽花が握手するウォンテッド 隠そうとて隠せない、二色の犬に無邪気に吠えられ牢屋行き 舐めても消えないリップスリップ 本能で「潜む味」探し始めるその姿、後手は使わず 新皮の鼻に花粉を塗りたくり、食べるのをやめた唇で突き進む お構いなし 若い桃色が高揚し滴ればやがて黒ずんでいく脱皮 痛みを感じぬ欲情が腐乱を延期しているだけに過ぎず 隠そうとて隠せない、二色の犬に無邪気に吠えられ牢屋行き
[肉のプライド](り) 新鮮なニンニクを炒めて 微塵の正方形に繊維ばかりを気にして 危うく焦がしそうになる私を匂いが正気に戻してくれた 即座に投げ込んだホールトマト 早すぎたから煮えたぎる先、頬に触ったの 怯えた様子でビクビクと 昨日はコソコソ 御見通し 私の嫌いなことを連続でしたわね、 怒り冷めやらぬうちに、またしたわね 触ることを叱ると見せかけて本意は決して伝えてあげない 学べない馬鹿は次回の軌跡を今用意しているだけの馬鹿 逞しかったころの筋肉を缶詰にしても 使われたら終わりじゃない、 賞味期限まで持たない命もあるの これだけ罵ってあげたのだから我儘な貴方もご機嫌麗しく 貴方を際立たせるための古い馬鹿達、肉は貴方なんだから煮込まれて笑顔
>>44-45 これらカステラ侍で書いたやつ。
んー、そこらにあった詩様に直感してみた。>チュッパなんとか
ああ、筋肉って私書いてる。
ニンニクの間違いじゃなかったんね…そーりまっち>ギリシャ様
47 :
たもい* :03/09/08 12:55 ID:r4cPLf1p
>>42-43 わ。今、気付いた…
カノさん、こんにちわ。
直感もらえそう、掃除して買物して
汗かいてシャワーしてウトウトして、待ち人待ち中に書けたらいいなぁ。
48 :
名前はいらない :03/09/08 18:23 ID:dTqCuVCI
鏡よ鏡
>>47 おばんです。
すんません、試作品のっけました。
あとからあとからイメージが湧きでて、とまりません。
気が向いたら最終形、のっけます。
− 向日葵のラブレター − ようこそ太陽 幸せな夏 優しげな秋 勇壮な冬 そしてまた 巡り巡って桜舞う春 ようこそ太陽 君が笑顔ならばそれで 私は向日葵のまま その背を追い掛けていける だから ようこそ太陽 泣く日怒る日歌う日踊る日 ぜんぶ抱きかかえてそして 君が笑顔ならばいいと 向日葵な私は思う 「ようこそ太陽!」
はろたも 今『なきたい』の1をロムってた たもはもちろんやけど 俺も詩っぽいことけっこうかいてて 自分とは思えんかったw あんまりネタ系にふってなくて 正面から詩に向かってるって感じやった すごいな、俺 なんか、時々振り返って 今の位置を確かめるって けっこう、大事やと思った じゃあ、また来る
「やがて」 あじさい拳を降りおろす 憎らしくてしかたがない太陽ギラリ ひまわり唾を吐き飛ばす 北風を軽蔑してシュピッツ コスモスはやさしい 小さな腕で抱いてくれた 風も太陽も ほこほこキッス やがてすべては陽溜まりになる
つい書き込み。 ごめんなさい...。
>>52-53 いやいや、いいんデナイノ
ここではすべて
たべてくれますから
いいんでないの
「のぼる」 ドキ史に残る いい詩だね 歴史に残らなくても
「その場でも前向き」 ひま わり ひまひまひま わりわりわり ナイスわり
「パリ」 石畳の洗濯物 ずぶ濡れて モノクロの空飛んで行く 三羽の怪鳥 わたしはセックスしないって あなたもセックスしないって 決めてたのに いつまでも想像してようって あの曙光まで 銀色の走る鏡に 弾かれて 栗の柔らかい髪が 風速で飛ぶ 真っ白になったシーツが乾いたら きっと知らないものだらけになる この街を迷う わたしはいま、何ジェンヌ
1ジェンヌ=3・14
...。
タイトル変更。
>>55 「のぼる」→「し」
に。
>>56 「その場でも前向き」→「ひま」
に。
61 :
たもい* :03/09/14 11:13 ID:Yzsr0ivq
>>48 さん
テクマクマヤコンテクマクマヤコン、まいっちんぐマチ子先生になぁれ。けんた君!あは
>>49 カノさんどぉもです。
試作…下書き見られるのも楽しい。
私も、推敲無しでノッケテは、即訂正を繰り返してますここでわ。
湯水のごとく無駄使い気持ちいい。w
>>50 さん
向日葵から太陽へのラブレター。
見つめられる背中もっと燃える、
痛くなく君を燃し消して食べてしまいたい。シュポッ。
>>51 はろ快楽w
泣きたいスレ、あれ見られるようになったの?
一応途中までの保存は持ってるん、わぁ…あとで見てみよっと。ドキドキ
62 :
たもい* :03/09/14 11:27 ID:Yzsr0ivq
>>52 しいなさん、ぺこり。
立ち止まりはせず、チラリ見だけを毎日重ねて
私とうとう葉っぱ、水草みたいだとか思うようになる散歩道。
>>53 こちらこそ、ついレス。
ごめんなさい...。 (なんてw
>>54 うぃ。
>>55 誰かの年表を操作する。誰かに操作される。
>>56 暇÷愛。眠いとか腹ペコとか忘れて走って。無駄なく君へ到着。
>>57 決めておくことなど何もない。んー、ここにある、セックスも。
>>58 1セックス=1ブレーキ。興奮する魂をドードーって治めるんだーかもだ。
63 :
* :03/09/14 11:32 ID:Yzsr0ivq
「新居の表札」 改造されること 歓迎しても 委任まじりの希望しても 即には出さないウェルカムボード 巨大な二百年から ここだけ頂戴って ここだけが値打ちだと知っていて知らないふりで 一番の木目を使いたいよ 倒れるぞーーーーーーーーーー 逞しいのはどちら 大木キシキシと魂を吐き散らかして 縮んだみたいな樵ギプスしていくんだろ 同時進行 ソールトレイディング、 石膏の鱗を私めくりたい ポリポリ捲りたい衝動 夜の泥棒 昼からここに居て 艶の一枚を両胸に押し付ける 何て書こうかなの後姿を 価値は盗まれた神木が見送ってくれる
64 :
* :03/09/14 11:47 ID:Yzsr0ivq
「湯気の山から」 するべき事 少ない日で割って 火山の近くで出来たカクテルは 湯気の空 桃色を飛び越えていく想い 引き摺る尾は 山鳥のそれのよう 想いの裾ギュッと握り締める 私の身体も連れてって ゼリーの溜まる 底を見上げたり湯煙で濡れたりするけれど ぽっぽと上げる酔い ぽっぽと消えて行く酔いと 入れ違いに君を想う 私は正気 想いと飛んでいく 振り回されても 山山の隙 景色を見るのは 好きだから 鼻の下、垂れる湯気いま舌でとり 難無く辿りつける距離だもの知らない距離だけれど
65 :
* :03/09/14 11:57 ID:Yzsr0ivq
「渦巻き」 新栗だし 白餡だし、 甘すぎるから 潤った喉も乾いちゃう だから秋口に咳ばかりして お腹の御子を心配されるんだ 茶色い牛に 白い乳もらいに行き 指で摘み、栗のあま〜いペースト 御礼として唇に塗って差し上げる キスをして 乳を飲み キスをして 乳を飲み 二人のハーモニー牧場で 和菓子みたく、お抹茶が欲しくなる 美味しい牧草を噛もう教えてもらって噛もう イガイガは喉元で 苦味と戦うからまた唇から栗キスもらう渦巻きが止まらない
66 :
* :03/09/14 12:00 ID:Yzsr0ivq
こぉいうメビウスになら飛び込む?甘い栗と苦い草でまた欲しくなるから、ずっとずっと
67 :
* :03/09/14 12:10 ID:qfEU9Cdr
「同期の新栗ら」 古栗どいてよ 顎しゃくり上げるシングリラ 小競り合い秋の入り口に 押しくらマンジュウまだ早いから 泥んこプロレス乳まみれまくりの勝ち 青色の足で踏まれて難なく裸んぼ 茶色の足で踏まれてやっと裸んぼ 棘ばかりに見栄を張り 今時の栗ら皆、低体重 初初しいのも磨れたのも全部シングリラ 割られて笑われて 出シャバらず役立てと突きつけられる 難題は秋を理由に勝手され不満も言うけれど 頼られてるんだって 認めてもらえてるんだって 肩を叩いてあげたい私チクリ刺されてもね 偉い人ほど君を欲しがるんだって秋だからシングリラ
68 :
* :03/09/14 12:13 ID:qfEU9Cdr
粟
69 :
* :03/09/14 12:19 ID:qfEU9Cdr
彼女の髪型を真似る君を見ていられないよ。ねぇ、最近また彼女は綺麗になったし
「ニコニコ海賊」 刺青かくしてる 海賊コックが霧からブッチョウ面 聳える感じで一睨み でも 右手に冷凍タンポポ 揺らして実はいい人チロチロリ 私は栗鼠じゃないけれど 前歯が鳴る 欲しいよ くれるの? 今は駄目だけど 近いうちって心がばれている 筋肉は薬で育てたに違いないだって 顔色の悪さとのミスマッチ 笑おうとして止める数が多いの 今も止めた また止めた、 止めなかったことにしたら貴方 凄くいっぱいニコニコする海賊なんだよね
71 :
* :03/09/14 12:37 ID:qfEU9Cdr
「意地、時々損」 先を越されたなら 例え君が前から目論んでいたことでも するな、 してやるな 下らない意地とか 変なプライドで損をして泣け この際、第一希望なんてどぉでもいい くれてやれ 好きにさせてやれ、 何がしたかったかなんて忘れてしまえばいい 急遽、目的変更 誰にも褒められない汗をかき 第二希望を磨き上げることで歳をとり 持って来いここまで それを第一希望の座まで 気づいたらばそれが愛しい愛しいと 意地とか消えている頃ピッカピカに掲げるのウィン!
72 :
* :03/09/14 12:41 ID:BCrn+ycm
手に取りかけた宝石も、蝿がとまればウンコ。くれるとて要らない、ばっちぃですから
74 :
☆ :03/09/14 12:52 ID:BCrn+ycm
「オーバーTheカウンター.」 あの娘がカウンターに立てば サンドイッチは喫茶店モーニングじゃなくて 生ビールの赤ちょうちんのアテ 昼の外を随分の間 知らないから 昔の髪型してる 塩には必ず炒り米が入ってるって 別にそう思っていたって 私クスリとも笑えない つまんない あの娘は煙草を吸うけれど 食器を洗うときの 大人しいこと 水の音がたまにして カチャリカチャリも小さくだけ二度だけ 誰かの付けた紅を指先のシャボンで落とすでしょ そしてあの娘はずっと同じ色の紅しか付けないんだよ 品の無い娘だよ 育ちの悪い娘だよ 私あの娘の過去やら胸のうちやら 知りたくもないんだ握手を拒もうと思いながら色々みてるんだ
75 :
☆ :03/09/14 12:56 ID:BCrn+ycm
雌ウサギに嫉妬する雄サルの、足ひっかけてつんのめらせたい。お尻に花刺して逃げたい、テケテケテケ〜
76 :
☆ :03/09/14 13:01 ID:BCrn+ycm
>>74 訂正(書き殴りにも、ほどがある>自分)
生ビールの赤ちょうちんのアテ → 赤ちょうちん、生ビールのアテ
77 :
たもい :03/09/14 13:04 ID:BCrn+ycm
「終わりのオルガン」 たーん、 たーん、、、、 たーん、、、、、、(御辞儀ぺこり)
>>61-77 (快^楽)) クンクン…
(快_楽) …
(快∀楽) タモヤ!!
「リフォーム」 悪い事、 したいこと 沢山ある中のひとつ 木漏れ日に病身てらされてる 心配もされていない空き別荘なら アタシ盗み見してるの 家族連れ警戒して 散歩の老人かわして 少し腐っていてほしく 雑草やら生い茂りSOS発してほしく アタシがお城に変えてあげる 誰も触らないで 城になるか ならないか、 見極められるから 埃を払い 亀裂をうめて 風の香水で仕上げてみたいの 隅々余すところなく裸足で歩けるサラサラに 抱きしめあいたい時、至るところがベッドになるように
>>78 快楽、かぁいっ。
泣きたいスレ見ることできた。
んー、恥しいね、だけど状況の置かれ場所が違うってだけで
相変わらずだなぁ自分って、それが自慢にも思える。よいです私。
(やっぱり自分の言葉だから載せとこっと。三行ラブレタより。) ************ 「ケンケン」(り) 独りが好きな私 気付けば君を追う片足でも ケンケンケンってぎゅ、ケンケンケンってぎゅ
「子守唄」(り) 人に合わせるの嫌い つまり君は人じゃないの? ケダモノの呼吸、リズムで私ねんねする
「爆発」(り) 溢れる尊敬フラスコに スポイト一滴の可愛いーー 化学反応で出来た私ラブニトロ持っている
「臨機応変」(り) 想うままにハンドルきります キャッキャ笑って、ストップと言ってください 止まらぬような私、脚をピーンとも出来るはず
「100%」(り) 馬鹿でっかい円グラフ 君色だけで満タンにしたい 寝るも働くも欄外※印に記して
「ムカゴある所」
ムカゴって知ってる?
そんながある所でわね、
白い茄子が大きすぎて正体不明
瓜みたいな胡瓜は瓜科の証明でもしたいのね
何でも齧ってみたいじゃない、
色んなことしてみたくなるじゃない
私ひとめで分るわよ
美味しくなる方法あれやこれ
全ての花や実は、
玄関先を立派にしちゃいそう
赤すぎる穂先なら
指で揉んで確かめたいよ
染まる?
嗚呼、此方には色移らぬの
硬いのは長持ちする最初からドライフラワー
柔いのは短命でもプライドで背伸びする愛しさ
私、脇に沢山かかえて
そんながない所まで持ち帰りたい
風から守りつつ
ただいま、おかえり
素敵や楽しいをドッサリこの玄関に置くやれやれと
http://www3.ocn.ne.jp/~misa-u/noaki.html
87 :
名前はいらない :03/09/14 23:10 ID:e/BmfdGn
あげ
88 :
しゅう :03/09/14 23:11 ID:e/BmfdGn
あげ
89 :
ひな :03/09/14 23:11 ID:e/BmfdGn
あげ
「のっぽの家」 何階建てにもして 地価と最上階だけで生きる 土、ヒンヤリ壁伝い もぐらとノックし合いっこ 生きてるコンクリに囲まれて 野菜や豆が麻ぶくろ 機嫌良く居るから 陽、ホンワリ天井越し 綿は息を吸い肥える お腹押されるハグみたいに 毎日の寝具や絨毯が 機嫌良く居るから 間の階やら 踊り場は生きる場所の付録 無くては成り立たぬ 贅沢で 感謝もしてる 無駄とは違う幸せのバランス空間
「余談」
私、設計図かけるん。
父の真似事だけれど、漠然と「夢」
別にファミリーとか、難しいこと考えてないままごと。
そんなん噴出できる間取り描きは、とても楽しい。
建築家に、なりたいとかは
夢とも言えない妄想でスルーおっけ。w
>>89 さん
探検したいところが沢山だし、一緒に散歩しよー。
んー、そんなのために私は抜かり無く準備とかしなきゃだ。(気合
「平屋」 土のうえに 一面だけ広くもうける どの部屋に辿り着くも一苦労 縁側も含めれば 君と出会わぬ日さえあるかも隠れんぼ 風呂上りの汗 柿まちまち 声かけず待ち、 焼け風鈴けり上げる君を呼ぶ代わり 意地けた声はグルリ巡回してく 籐の灯、 昼間のお休みをすり抜け 母のくれた梁を滑らかに伝い 納戸の紫房ひとなでし 早く来て私は必ず君と同じ高さにしか居ない
「帰るよ」 年相応の顔も 時々なら出来るようになったけれど 思考も嗜好も置いてけぼり 貴女と買物にも行けるし 恋の話だって出来るけれど 違うもの 見てることまた、 貴女を不快にさせない 境界線を踏む音はタダシばれている あれは何 あれは何だとおもう、 返事ないなぁ 触りたい潰したい破りたい、口に含みたい 食べようとするの 猿と同じだってそうね 玉葱なら剥き続けると思うわ 花なら一枚一枚小さくしていくと思うわ 夢中だとしても声をかけてよ、帰るよって連れて帰ってよ
会えたい
「まーぶる」 何かに賭けるという意味を それを利用するという意味のように 混乱、 混同することがある きっとその感覚は、当たっている時と外れている時がある 私、 全体重を何かに預けたりしないけど (それが良い悪いの答えを求めては居ないにて勘違い遠慮願いたい) 水臭いとか 寂しいとか言わずにねぇ それと私自信を切り離してさぁ 何とか成功させようとする私をどう見る 見える ひとつには成れないんだ 私、染み込みたいと思いつつ 染み込みたいそれを独りで見ている手を伸ばす独り だけど、それが欲しいんだよ 此方の岸から手を伸ばす独りは、どうしてかな んー
私、簡単に眉間に皺よる。えええータカガそんな事でぇ? うん、そんな事でよ
「船長さんじゃないけれど命令です」 君に命令する 夢を見たよアタシ低い声で 短く言うのだけれど 君の返事だけに 満足してまた新しい命令するの 何ひとつ実行できない君は返事ばかり 駆り立てる「振動」 丁度の音程で君が 正しく"はい"と言うから 上から降るの下から噴くの 何処から忍びこんで骨を伝うの 骨は、 其の点を持っていないはずで 実は何処がそれを良いとしたのって 今は思うけれど その時は考えているわけもなく 凄く頭の悪いアタシただ止められなかったんだよ
ひゃっ栗でぇ100げちゅ
むかご食べたことあるよ。 庭に少しなってた。煎って塩ふって食べた。 おいしいよ。
「ドラミング」 逆撫での 風が吹くたび 全身の毛が靡(なび)き穴までサワワして 目の前に私の心電図とびだせば 見る間にピコンピコン 長い棘で天地突き刺し 暴れている映像と 右乳を交互に Tシャツを震わせる 私の手に負えない最早(もはや) 浅くなる息が言う "やめちゃってもいいんだ吸ったり吐いたり" *
* 私は口をパクパクする心で 身体のドラミングを傍観しているだけ 今の自分に強引にでも変化を 大きく吸う息と 涙が出てくる 結局 泣くしか 出来ないんだ 私オムツを替えて欲しいわけじゃ無い 慰めてドラミング凄く嫌いだって身体が怒り私は泣く
森のドラミング泣いている。何故たたくのか訊ねても響かせるだけ、座りたいと言う
「Aセット」 構って欲しい わけじゃない 見限って欲しいとも思う 私やれやれと言い 言ってくれて 構わない 私 これに関しては 解決を望んではいないし ただこの[不快Aセット]を丸ごと消してしまいたい 私's ドラミング の9割を占めている きっと ずっと、 私スマイル多くなれるはず 本当はもっとスマイル多い人なはず私
君と関わらず生きていきたい、十年の薄い祈り。君の息かかるたび笑顔も蹲る、うずくまる
君は病原菌
「棘」 あたし、 よく笑う子だ煩い子 楽しがる、楽しがる子だ煩い子 きゃっきゃ言う 黙っていても喋っている 振り返れば 居て欲しい、 ずっと話し掛けているアナタと居る 目を見ていてもいなくても 静かな時も、お喋りだ 楽しがる子だ 煩い子 本来でありたい 指先の棘に煩さ一匙うばわれてたまるかいな、かいな
楽しい荷造りしよ。糞棘に心拍数乱されてるバヤイかペッてしてから、ルーーーーン♪としよ
>>101 さん
素敵な所に住んでるね。
初めて見てひとめぼれムカゴ。
茹でて塩パラパラ。一口で正体わかった。w
甘辛くしたり、ベーコンやらと炒めたら美味しいだろうね。
所変われば花も実も違う。
巨人の国に来た気分でっかいオクラ。
山は丸ごと生け花にプックリ不思議な実が枝に千切れかけ。
何か全部楽しい美味しい…。
風が靡かせるもののスケールが違うの
ついでにちっちゃい私も靡いている。一緒だ。
私が住んでいない土地のお話でした(ぺこり
焼いも風パンっていうの 袋を開けてビックリ ツーンってわぉ 本当だ 焼いもの匂いだ タロリと食べますこんな時間でも
「手遅れ」 虫を 今、 殺そうと君 羽をその指で押さえられたのが 腹から最後の声をだしたているわよね クスクス やめて アタシの声で 止めたとしても クスクス 手遅れ 君は 虫殺し 人でなし アタシが言えば君は言う、言えよ クスクス 殺してないよ 傾いた網戸の隙 潜った虫が君の暇を一滴くい 薄羽たらし廊下へ向かっているわよね クスクス 助かったんだ やめてと言ったから止めた君 その間アタシ一言も喋らずに この先、絶対うごかない位置に君と対しているわよね クスクス
やめてと言わなきゃやめないっていう根性を見限る。アタシの影響なしでやめなさいよ
たもいさんが帰ってきた。嬉しい。
「声を出すな」 腰に会釈して 尻にお詫びして 太もも辺りで謝って 膝小僧辺りで懇願して 弁慶の泣き所にしがみつき 踝(くるぶし)に頬擦りしても 足りない 卑劣な鼻 泥にうめて 粘土層まで頭(こうべ)を垂れても 砂利はどんどん小さくなって雨水はもぉ知らない液体 向こうの土ぶちぬいて 剥げ頭つきだして笑われて 恥しいと戻って来たのを蹴り返してあげる 足りない だから何もしないで 黙れ 声を出すな しーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 良し 消えろ
「あやふやな部屋 氷の棘」 はっきりするの? しないの? 天からの声 円錐で降りて 溶けたアイスクリームのひろがり いっそ 透明にしたい 冷たいの? 生温かいの? アイスクリームの声 シャボンがあがって 曖昧なシャワー室のエコー 私の左手と 右腕が どうしても触れ合って 私は はっきりしながら はっきりしない 私は 冷たいままで 生温かくなる クーラーの支配するベッドルームに戻れば 嫌でも凍えている自分に気づくの 気圧に潰された自分の声が 思いのほか低く どうしたんだろう私 はっきりと目覚めている 氷の棘に 素肌をなぞられている
>>114 今の俺に触っちゃいけないよ、ネエチャン。(シュポッと煙草した
いつも居るのです
会えたい
居られたい
触られられたい
だきしめられられたい
んー、可能の意味 ↑ 可能な状態を望んでいる文章…はぁ?>自分
抱きしめられりたい?
会いたい ←会いたいという気持 会えたい ←会えることが出来たいという気持 抱きしめられたい ←抱きしめられたいという気持 抱きしめられられたい ←抱きしめられることが出来たいという気持 現国の清水先生ーーーーーーー、えっすおーえっす by愛弟子
「サイコロの部屋」 ひとりの部屋に 西日が射し またひとつ巨大なサイコロが 床の上に いつの間にか現れている 計算が正しければ すべての床が埋まるのは明日 膝を抱いてうずくまる私のいるところ そこが最後に埋まるのは明日 思い切って 私のほうからサイコロになってみようか 窓の外へ 転がって 出したい 六の目を
「舌の音」 抱きしめられると ノーといえるるない らみしがってた あたしのろろろが ろけれりる ら ら ら ん ろれるりら
「無傷でそれ?」 君が何かを 誤魔化そうとして 辻褄のつぎめ歪(いびつ)なら 私ドクターは はっはぁん、 自分で縫ったね? 分るとも勿論ちょっぴり膿んでいる そんな程度 君が特別おおくの黴菌 持っているとか思うと思うか のか なーのか だけど 怪我をしていないと 言い張る君が スクスク育った君が片足を庇うビッコ 疾しいことは何もないと引き摺る足に同情はしない 切っても良い 切らずとも良い 私ドクターは 怪我の手術はするけれど 怪我をしているかしていないかの学会には出ません
君の前に石は置かないけれど、君の前の石を除けることはないよ。出来れば、君も石も見たくはないね
「自画像」 薄暗い わたしの部屋で 薄明るいのは 姿見 映るわたしは こんなに細かったっけ こんなに白かったっけ こんなに 唇が赤くギラギラと 目を背けたいほどだったっけ 二の腕がいまにも裂けて肉に変わりそう 横を向かされたオレンジの髪がしらじらしく頭の上に ちょこんと乗っていたので 黒のマジックペンで撫でつけようかと考えた そう考えたわたしは こんなみすぼらしい こんな気取った身体のなかにいる 鏡のなかで濁った目をぎょろつかせて 細い樹木を走る養分ほどにもそれを満たしていない
決して触れ合わず、ギリギリを踊っているみたいな楽しい。すぃ〜ん、すぃ〜ん
「塩ビン」 塩ビン スカートなびかせて ジャズをうたう ♪ こっちへ来て あなたにはスペシャルなハグが必要よ 塩味きかせてあげる 塩ビンだって 女 ♪ こっちへ来て あなたのスペシャルなハグで わたしの中身を甘くして 塩ビンだって 女の子 名前は ソルティー 覚えておいてね
「白黒のキリスト住む」 白黒の 私の中身は綺麗だった 奥へ奥へ歩き進めれば両壁の 石石、 大きさ揃い 緩やかな起伏こそあれど 一波ごとは滑らかに 突き当たり 行止まりも暗さを変えぬのは 光も差し込まぬほど小さな入り口のせい 萎れた左腕からなぞり 萎れた御頭も、 思ったとおりあり 萎れた右腕をつたえば気付くことのできた正体 全てが 萎れているのは 規則ただしく誠実であり 貴方を信じも感じもせぬ私の中に 理想の形で 白と 黒であった 私それでもまだ 貴方を知らず、清くて良かったと思うだけでした
ああ、塩ビンね。(ぇ
お医者さんごっこかぁ…。
保守(はぁとw
(快∀楽) マダカナー
アナウンチ
ユークリッドが さいころ振りで その人生を賭す チェスの王様で 誰しもが“満足”だった。 知る必要など無かった。 白と黒― 城 と 苦露 どちらにしろ どれにしろ なんにしろ すべてにしろ すべてが すべてだ、あるがままに 苦を敬え―そして動悸が起る、ここは名も無き過去の遺物の街の下 ―城 と 苦露― こもり切りのとのさまは じゃんけん もキライ だけれども 賢明で あったので 泣か ずにすんだ の で絶え間無 い嵐の上 で内省 で腹 満 た す 。
闇の夜 浮かべる木の葉がこいしい それば かりだべっていたのもコ コロの なかであったので揺る ぎの無 い生活の中に歩いて いた何 かを知ろうと 知 るため に空いた窓辺か ら紙の ヒコーキぶん 投げた 。投げた、 投げた 。投げ た、投 げた 、投げ た 。投げ た。 黒 と しろとの 痛い 違い、 還元的に 生をまっとうする気のさらさらない 竜巻。 あれくるう 人の中を 探り 壊せしめ 恋わせしめる。 まったくもって、 チェックの難しい街中だ あのクイーンが遠すぎて あますぎるキング 左右のしろくろ いつまでも 立てこもる事ぞ 晴れやかなる空―
(快∀楽) ホシュ!
オシロパール
太陽 西っかわで 踊ってる 歌ってる 走ってる 太陽 忙しそう 楽しそう 少しだけ寂しそう でも やっぱり幸せそう 向日葵、一輪 ここで待ってる 日が射すいつかを ここで待ってる 向日葵以外の花たちも みんな ここで待ってる 太陽の笑顔 の〜んびり
「太陽」 ねぇ、なぜ見るの? わたし、人並みにしかやましいことしてないのに 窓の外を通るひと 皆がわたしの部屋を覗いて行く 皆が部屋のなかのわたしを見て笑う 目が合ったら鼻で突き飛ばされた 雨の日がつづく 長雨に秋桜は 背が高くなりすぎて 見知らぬ男女のように わたしの部屋を覗きつづけている
(快д楽) オーイ
>>139 いま、忙しいらしい。スレでも食べながら気長に待ってるよろし。(by友人M)
「ギラギラ太陽」 ヒビ割れた大地に 太陽 ひとり またひとつ 星が壊れていく
振りかえると 似た誰か コツコツと足音させて いっちゃった
まんだら言葉のあの人が 通れない道端で泣いてた でもまんだら語は誰にもわからない 大量の涙だけがまわりの目を引いていた 食えないアンパンと おいしい石ころを持って あの人は泣いていた 口をおおきくあけて わめいていた なにをいってるんだい? おじさんにはなしてごらん まんだら語1級だよ ほらおちついて ゆっくり うん? なになに おしっこ? ちょっと、 おでこ磨いていい?
ギリシアの海 Siren’s Melody ラテンの風 Silent Memory ギラギラ太陽 Sphere of God ラフレシア Vault of Heaven 太陽が笑っている Born and Burn 陽のあたる場所で、壊れ壊れて逝け
穴があるなら埋めればいい あるいは壊すのもいい ところで相性はどうなのか ピストルあてて答えてみな 咳をひとつしただけで、口からは血が溢れている・・・
「あなたにささげるななつのうた」 ひとつめ なのはながさいたよ なのはながさいたよ いちめんに びしっりと うわあ なのないものはないみたい ぜんぶ ぜんぶ みていける ふりむいたら こわかったよ しぼんで かれて しぼんで さいて
ID→gwseXBy6 sex By 6 古代文明からのアレだ!
>>146 >びしっりと
→びっしりと
一発目からこれだよ・・・
「あなたにささげるななつのうた」 ふたつめ かくれみのに おんぶされて つめたいあめのなかを およぐ ひとり ふたり いかのように おちてった やどにつくと みのをぬいで あたたかい めしと ふろを まんきつする あめがふれば みのをかぶり さびしくなれば みのをかぶり やどが つめたくて みのをかぶり
(快∀楽)ノ ワーイ
(暴∀落)ノハーイ
д楽)ノ ヨオ
ちょんまげピーポー わらじで千里 峠の青苔 トバリの枕が 溶けぬ夜露に耳そば立てて 城下の噂で太くなる ちょんまげピーポー 土には草を 空には鳥を 木々には実をと疑わず産声ののち コサエるわらじ 地蔵はいつも ぴっかぴか 赤い御べべは皺もなく 千里をみわたし御満悦 ちょんぎったらば 歩けない こう 両手で通せんぼ 我が身の幅に戸惑えば 竹刀かついで立ち往生 春には先に 花さかすんだろ ほら空に飛んでる戦闘機 伏せて 頬に 白苔むしてあと百年
155 :
フロント :03/11/24 23:06 ID:xwCumdfy
「あとぴ姫」 襟元から 黒ずんでいても 襟足のプライド 賛同するよ 私だって似てるから 座り込んで 米粒を食らうんでしょ アジアね 米の麺が似合う 品を消したい? 気さくに行こうよ 天女の羽衣も見てる 明日も見てる ねぇ見てる、 そんなも知らない 見られてる貴女 逃げられないって悲鳴わ、 とても とても小さな悲鳴で 知れていると 蹴って 舞い上る私が また小さなミスをして 彩ってあげる 貴女物語 誕生月が来るまで
156 :
フロント :03/11/24 23:14 ID:xwCumdfy
ちーみへ ちーみの、一生懸命 但し、各種 問わず 問わずなんだって わたし 余り見ていない 見えていないんだ 四苦八苦 あの手この手の 綺麗なマニキュアも、 逆向けでゴメンあそばせ おほほ おほほーっと 最後のゴミになって わたしのゴミは、 さっき大事な誰かが持ってた 大事にするフリをしてノッキング ポイ捨て禁止 罰金 ふぁーーーーっきん 二度と違法しませんから 最後のゴミになって 元、持ち主様に キスしてわたし 許しを請う 一度だけ大事な人の大事な人に
157 :
フロント :03/11/24 23:16 ID:xwCumdfy
眠りは、仮死ですか
158 :
フロント :03/11/24 23:22 ID:xwCumdfy
「手に手」 君は 誰の予告に従い 尻を押されて 不本意でしょうか 何となく 洗脳されまして 何となく、それが決断でしょうか あの人の選択わ、 君の選択になりスケジュール まるで 君が決めたみたいな 一心同体が、 伝わりくる 根っこ 辿れば私会釈して 誘導されてく 知らない道キラキラも 君の選択だと信じて エスコート 白い手袋は犯される 君じゃない 君っぽい 君だといいな、 何処へ連れてってくれるの
159 :
フロント :03/11/24 23:26 ID:xwCumdfy
ふぁいてぃんぐぽーず あっは あんぐーりの、 あんのじょう ばかりつらなる 12月に宿すマリア笑うあーっは 黙って、 口を 開くな むにゃむにゃ
「あなたにささげるななつのうた」 みっつめ 山へむかった うんちした 川へむかった おしっこした 壁へむかった おでこぶつけた 壁へむかった わらわれた とおりみちは 一か所とは かぎらない 山でクリックしたって 川であみものしたって ああおかしなやつだですむ つかめないから おぼれてしまう
161 :
フロント :03/11/24 23:36 ID:xwCumdfy
「香砂」 理由なく出してみて 反抗や、 あまんじゃく それとは違う答え 同じにしないっていう 変な自己主張 それで いい *
162 :
フロント :03/11/24 23:37 ID:xwCumdfy
* 理想なんて無いから 明日 明後日 明々後日でも、 一個オリジナル絶対を 突きつけて 種ないところに 咲かせてよ小ざかしい花 はっとうじじゃ! クンクン好きな香り 小箱に詰めて 大事にする 頬擦りもする、 御懐妊した君を抱っこして 腸ごと見せて 永久に常に不平不満やむまで
163 :
フロント :03/11/24 23:47 ID:xwCumdfy
「からくり」 脅されなきゃ 話そうとしない 口は、 食べるためだけに 突きつけられる ナイフに、 感謝したらいつまでも 私は良い人で また すり抜ける お願いして怒るの 怒ってしまうの 嘘 全部、嘘 待つ自分も待つ人もさよなら 腫れた指 しゃぶる絵が小さくなる その程度、 その程度の偽者よそこに居ればいい
「変幻自在」 まるまって しかくって さんかくの君は 月面でその体重 あかく あおく きいろく 夜店の一歩のように 鼻先をとらえてしかたない 顔をつまんで ぼくのおもちゃ のびるのびる ひといきついて また丸く
165 :
フロント :03/11/24 23:56 ID:xwCumdfy
「遊園地」 100円玉いれて 動かないライオンの乗り物 50キロ体重、制限クリアして 昨日から 雨に濡れてる女の子 やっと開いた口で 舐めるクリーム別段、 美味しくもないけれど 尻を叩く手シュガシュガ もぉ一個ちょうだい 今日これで五度目、 焼肉とか食わしたい 好きなんでしょ肉 手を洗ってからオーダーしてよ して して、 じゃなきゃどうせ 明日も同じ雨、同じ君こゆるよ
はなみずをすするセミは 夏風邪をひいたバカなセミだ ないて すすって ないて すすって 息たえだえに 存在をこだまして 七年の夢は でもそんなにもろくない ないてすすって ないてすすって
167 :
フロント :03/11/25 00:02 ID:4AmXTU1n
「勇み足つるん」 我慢比べみたい 喧嘩腰なるよ 開け 開け、 どっちでもいい 威嚇する背中が急所 勝敗つかない一人相撲、 言っておくけれど そぉじゃない 初めからつける オールぺけぽん、 受け取り人ただいま三時のおやつタイム ああ 音は意味を無さぬのね、 あーべーせーでー 変わる君より変わる君ここで
わぉわぉわぉ う! わぉわぉわぉ う! のっちまえ(ノッチマエ) やぶからぼうにのっちまえ やっちまえ(ヤッチマエ) 畳んじまうまでやっちまえ み・せ・じま〜い〜 まことにまことにすいません み・せ・じま〜い〜 これからハワイに飛んできます 間奏 ノッチマエ(ノッチマエ) フンフンフフンフンフーフンフン ヤッチマエ(ヤッチマエ) イェイイェイイェイェイイェイイェイイェイイェイ ワオ! み・せ・じま〜い〜 昨日の夜から下痢便です み・せ・じま〜い〜 明日の朝には空港です み・せ・じま〜い〜 ヒゲだけ生やしてだいじょうぶ み・せ・じま〜い〜 部活を休んだ気持ちです みせみせ、みせじまい!
ギラギラね わたしを狙う あなたの刃物も わたしを脱がす あの太陽も わたしを抱き締める 優しいあなたの服も
「あなたにささげるななつのうた」 よっつめ つたが店のかどっこにからまった 上からおりてきたのか 下からのぼっていったのか やもりもびっくりの しらぬまの行進 手をつないでいるように 入り口のピンポンがこわれた 客が来たのか 風がふいたのか ユウレイもまっさおの いたずらの自動ドア そしてゆうべはなきました ワインでも発泡酒でも キャビアでも魚肉でも かろうじてむすばれていた その線で 私は私でいられました
(快ω楽) アケマシテ… (快∀楽) オメデトウ!! ああめでたいな〜 ここきて一年たっちゃった〜と。 けっこう長いな…。
172 :
赤 ◆0r6EkEM9HI :04/01/15 23:42 ID:vKBQK3C6
「My ma-sya」 まろまろインコ まろインコ シャーより先に恋をして 粟待てず食う パリポリも 腹でふやけて ガスを吐く 吐息とか シャーは明日来る シャーは明日来る それまで まろの眉、 My ma-sya-
173 :
赤 ◆0r6EkEM9HI :04/01/15 23:43 ID:vKBQK3C6
174 :
赤 ◆0r6EkEM9HI :04/01/15 23:53 ID:vKBQK3C6
「あなたにささげるななつのうた」 いつつめ 風がやみました ガタゴトといっていた扉が ボウウといっていた木が シャァァといっていた土が パリンとなった足元が 静かです 息をひそめてしまいます ちょっとでもいいから 声をかけてほしい 涙でも怒声でも それはそれで いいのです
176 :
牛乳わり ◆DRenuFIVAA :04/02/09 22:01 ID:Sm6p7Q/h
「お風呂からdoctor」 間もなく風呂に 染み付こうとしてる泣き声も 喘ぎ声に聞こえるんだろう君には しくしくも ずるずるも何だ、 聞いて欲しい理由なら それが破壊しちゃう何かもわかってる ならば昔の人を利用しよう この人のこと 考えて泣いてるんだって この人のこと忘れられないんだって 嘘 今は君と生きていて 生きていくことで泣いたりしてる それを支えるため邪魔しないためにも .
177 :
牛乳わり ◆DRenuFIVAA :04/02/09 22:01 ID:Sm6p7Q/h
. 言い訳にする あの人を思い出しただけと 慰めて過去を忘れなさいと撫でる手に 噛み付きたくなるよ 響く 酒と湯気であがる体温が私を 最近この時間になると泣きたくなるってこと どくた、 どくたって 名前きくの忘れたら一人なんだこんなふうに
178 :
牛乳わり ◆DRenuFIVAA :04/02/09 22:14 ID:Sm6p7Q/h
「劣性」 欠伸から立ち上がる 魂の腐敗臭ポリ袋に、 込めて送り返したい弛んだ 肉は愛しくもあるんだ 時により 君によりさぁ、 黄ばんだ肉切り歯かしてよ 磨いたげてもいいんだ 時により 君によりさぁ、 子ピューマ食べられちゃう横で 花弁かぞえてる優雅も 君と二人きりなら ままに永遠にと、 冬が来ないから これでも良いんだ 時により 君によりさぁ 子ピューマこちら見てるとしたら 背筋のばして 無理して 無理して 無理して 無理 その獲物うめて土に 明日二人ひもじさに幸せみたいね
179 :
牛乳わり ◆DRenuFIVAA :04/02/09 22:22 ID:Sm6p7Q/h
「阿呆鳥」 寸分たがわず 3分置きに進む 君までの死刑執行あと2人 隣のとなりが棍棒で 頭殴られて星を出す 隣が棍棒で 頭殴られて星を出す 綺麗とか 見とれてる 君の口にチューインガム 赤い色素は知らない国でも構わないって それを見てる私 最後の猶予を与えたつもり あと3分 もう3分、 君死ぬるまでの秒読みで 期待は胸をおしつぶす 未練は足をすくませ 容易すぎ 望むには 安い .
180 :
牛乳わり ◆DRenuFIVAA :04/02/09 22:23 ID:Sm6p7Q/h
. このくらい交わせと君にしたら 受けてたつと棍棒に 突き出す頭 愛すか 愛しようも無く 泣く分かっていた初めから こーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん 死んじゃった やっぱ死んじゃった 案の定死んじゃった笑う笑う阿呆鳥食ってもあげない
181 :
牛乳わり ◆DRenuFIVAA :04/02/09 22:45 ID:Sm6p7Q/h
「牛に非ズ」 チチは白濁 はいはいにゅぅにゅぅ 渦巻くコップ 露しげく チーズのサンドイッチ 三重奏 上を向いて音楽が鳴る 鳴かない女はいない 鳴かない女はいない 蜜を垂らされた夜に 鳴かない女はいない ぴんと頭の毛一本だけ立てたら モーとは違うチチ絞られりの声あげていこう 搾乳家をひきずって歩こう いつか小さな 歌になるまで?
182 :
もつ ◆7jDFlHE/k2 :04/02/10 02:42 ID:t9QPHubK
「過去と未来そしてミイラ」 鍋背負った大腸くん えっへん咳して引きこもる いえい! 知らない素振りでうんここく こんもり前方コン円墳 茶色い不思議なたまごくん こっぽりこっぽりラクダの背 沈み行くのか昇り始めるのか 知らんけどめざせあの太陽 ギラギラ太陽 乳と牙 ギラギラ太陽 穴と咳 もう意味なんて忘れた
183 :
もちべぇ ◆1/MJKytyyA :04/02/10 03:42 ID:t9QPHubK
「」 もち肌でごめん 買うんなら五円 やっぱり外道の潮干狩り あさりあさってあさって帰る 潮肌でごめん 買うんならご ごめん やっぱり売るつもりない のびるもち肌 散る潮肌 ひっぱって ひっぱって パちーーーーーーーーーーーーーーーーー0^−−−−−ん もち肌でごめん 買うなら御縁でしかないわ
184 :
もちべぇ ◆1/MJKytyyA :04/02/10 03:44 ID:t9QPHubK
「タイトルいれ忘れた夜に」 お茶もいれ忘れた お酒もいれ忘れた タンポンもいれ忘れた ちんぽもいれ忘れた そしてタイトルいれ忘れたけど ぜんぶ気にしーp−−−ない いれるより出していこうHey!
ほしゅ
しゅぽ
187 :
名前はいらない :04/04/06 02:32 ID:OkwZo3LX
保湿
saikinn irasite masenn ne
「雨も止んで」 濡れた段ボール箱の 天井は重くなって 風に飛ばず、肩に崩れ落ちた 長く居たわけじゃ無い 今しがたココに置かれた 気付く人もない最初で最後の、この独りボッチ 見渡さずとも分かる今は、箱の中に独り 雨音は破れず一枚でココを覆う 見上げても空の窄み 遠い遠い 弱い弱い、 何かが住むには、粒は狭すぎて 私を吸い上げるには、膜は薄すぎて 悲しくないふりをしたら 拍子抜けの錘は萎み 止んでしまったの 止んでしまったの 一大事は軽くアシラワレ 天井は重く圧し掛かり まるで参列者の無い結婚式か告別式 誰も居ないから良かった最初で最後の、この独りボッチ
「見習い1年目(親方への手紙)」 要は展開図えがき 組み立つものが理想だという進め 平方に想い移してけばアタシ軽くなり 犇めきに出来た余裕に 欲のカケラ揺れ 弾き合う 次の音も出す コロンで一直線 カランで一直線 カシャンで一直線 おそらくヒビ割れた 見合しそびれた視線は空振り だからアタシの気のせいで きっとこの腹の消化音 長い曲線 絡める帯が最後の骨 繋ぎ止める大柱、割れる音の直線 直すなら今だと知っていても 直さねば崩れると知っていても 独りで住む大御殿、造るほどアタシ平凡じゃ無い 間もなく叩き壊すわ、地響き砂煙オガクズ舞い亀裂クレバスに逃げて
「豚カツ定食」 豚カツとガム食ってるみたいさ 吐き出さない俺は見ものか 四本の親知らず 油の糸を踊らせ 孤独な舌は大役に武者奮い 余る勢い、波打つ頬が脚光を浴びるだろ 健闘を祈るかい 口を閉じたらどうさ 煙草を勧める奴はどいつさ もっと見たいんだろ もっと知りたいんだろ 顔を近づけなよ影も造らぬほどにさ ラードガム、 風船にメッセージ 言われなくても茶を沸かせ ヨンリオのメモ帳は役立たず 置けよ 仕えますポーズ 手足そろった助走のふり 偽の息切れならAV女優に習えよ 茶は間に合わぬ、俺は店を出る、勘定はお前が払え
「蛸」 脚が何本でも 構わないと君が言えば 非常に平和だ一人の蛸も、胸やら腹を撫でおろそう 八本が七本なら、俺のは少なくて良いとか 七本が八本なら、君が食えとか 親蛸は涙流して喜ぼう、子蛸の輝かしき最期に 密告しちゃうわ 彼は本当は蛸なんて嫌いです! 幼い頃アタシ 蛸の頭が美味いといって笑われた 両脇に白い脳味噌が付いてた、子だか精巣だか覚えそこねた 大体、あれは腹でアレは口じゃなくて、あれは肛門なんかじゃないのよ 君に説明も出来ないけれど それが毒の塊だって構わない、 海際の工場は夜に煙あげて、黒い波に何か垂れ流していたわ それが育ち蛸になるのね、頭でっかちの蛸がたくさん 何て素敵とろとろだわ 何て素敵ぷにょぷにょだわ ところで脚は何本かしら 蛸は食卓に出さない、約束するから答えて
ちょっと詩板に寄る御用があったので、そのついでに保守かきくけこー
「宿題」 溜め込んだ宿題 勢力を増すよ 朝顔の成長を右目で見守りつつ、クワガタを喧嘩させなきゃ 古新聞の気象欄、左目で捲りつつ、凍った金魚を解凍しなきゃ 日が暮れるまでに走る 神社の御池 オタマジャクシ入れる袋、当然わすれてる 両手で掬う貴重な二匹、君の体温で茹だる帰り道 夏休み初日に、宿題おえる天災児 夏休み半ばに、宿題なくす悶大児 夏休みの終わりに、全力尽くす傷害児 朝顔は生まれた意味も無く クワガタ達は平和主義 新聞は屈辱に震え 金魚は鱗を失った 火傷のオタマジャクシは今じっと見つめられて まだある尻尾を省かれ まだない手足を描かれた 晩飯も食べずに君は、頑張っていると叫ぶんだ やれば出来ると張るその胸には、いつか毛が足されるだけなんだ 自慢のレポートを私には見せないでね、それは未提出なんだお疲れさま
「今日の献立」 同じもの食べられなくても楽しい食卓は 私は醤油、貴方はマヨネーズ 私はお塩、貴方はソース 小皿たくさん並べれば 咲き止まぬ笑顔、 ぽっぽっぽ それは君が食べちゃいなよ、全部食べちゃう笑う 貴方の笑顔にお刺身添えて、私が笑うと貴方も笑う 大漁お魚 嫌いなくせに、 私のために真夏のサンタ 美味しいけれど食べきれないよ お腹も丁度だから捨ててしまうよ その子は君が産んじゃいなよ、そうね産んじゃう笑う 貴方の背中にお腹を添えて、私が笑うと貴方も笑う 小さな命 要らないくせに 私のために真夏のサンタ 愛しいけれど食べきれないよ 貴方が食べないのなら捨てちゃうよ
「おっとぼけ」 人質とられて降参する私じゃないのよ 少しもじっとしないし 少しも困らない 何ら変わらない、変えない 奴らがソレを夜も抱きしめて 怯えるソレに、たまに銃つきつけて まどろっこしい事するなら私が撃ってあげる ツカツカツカツカ 私は歩み寄るでしょ 奴らが銃口、コチラとソレに交互させるでしょ ずっと近づいたら銃もってる奴の 鼻柱そっと噛みながら、ちょんと引いたげる ソレ持ってる間 例え束の間でも奴らが 御門違い安堵することさえ許さない 何なら奴らに渡らぬうちに、私がここで撃ったげようか
気持ち悪いから訂正 >まどろっこしい事するなら私が撃ってあげる →まどろっこしい事するなら私が撃ったげる
「藻に」 毎日、水を取替えてくれて有難う 新鮮な水を、いつも有難う 君は海水を汲みにいった この夏とてもしんどそう 嬉しかったです 嬉しかったです さようなら 金魚より
「シンデレル」 こんな生活は、もう耐えられません どうして、どうしてこの理不尽 今、私はハッキリ言える 世界一、可哀相なの私 私は、私を守るために出て行きます さようなら 継母より
にーぜおぜお
「虐待」 例えば夜中にオギャーって泣くじゃん? 俺って右利きだから 大抵ぶつけんの右手ね でベビーベッドの木枠にさ ぺチンとこぉ軽い感じでぶつけちゃうわけね 軽いからこそ髄まで響くって分る? まぁ、とにかく痛いわけよ したら奴が飛んできて患部らしきを揉みしだくわけ だっけど場所違うっての そこじゃねぇっての 息できねぇし もさ 参る、 マジ参る 何が参るって奴が寝不足 お肌ボロボロてか情緒不安定 でもって俺めっちゃヒヤキオーガン攻め 頑張っていこー♪ 頑張っていこー♪ これタイトル「眠れ良い子」らしい 声、低っ トーン、暗っ とりあえず俺、 今日は泣かねぇから宜しく
「経験のサボン」 経験するたび サボンひとつ出来て ボヨンボヨンと音たて集まって 下らないことも、凄いことも 全部おなじ大きさで 全部おなじ形で 君の形を作るのなら 採集好きな君は 色んなサボン拾っても来るから ボヨンと出来る横にボヨンと組み込んだりして大きくなった 好きな人できて、自分めいっぱい弄るけれど 拾ってきたサボン役立たず 投げつけ方もわからない 差出し方もわからない ひとつ弾けて、ふたつ弾けて いつか君は赤ちゃんになっちゃうんだ
「一日席替え」 彼女に 拒まれたらば 無い心当たりを 探りかけ 諦めて 何ごとも無かったように 何も変わらなかったように 明日になれば思えると知っているから 今日は眠るんだろう 彼女は昼間、昔の男からの電話に出なかった
− 願 う − 恋をして 恋を得て 恋を孕んで そんな風にして 当たり前の女のように 言葉の力を失って欲しくない 私への恨み言や 罵倒でも構わないから どうぞいくらでも どうぞ思うだけ あなたはあなたを忘れないで 言葉を、書き連ねて欲しいのです これは 願うだけしか出来なくなった いつか友だったものの ささやかな言葉です
どんなにまってももうきみはいなくてわたしはいらなくて ならばもうなにもまつまいとこころにことばをとどめ 幸あれかしとひととき「夢をかわしたあったきみ」のために こうして祈るおこがましさだけはどうぞ見逃してほしい
206 :
名前はいらない :05/02/18 04:06:52 ID:1QonSX7H
207 :
名前はいらない :2005/04/17(日) 17:20:09 ID:/dM7hjC2
.......
暗い詩は嫌いだ うんこの次に臭い 3分で倒せない時 お前は逃げるのか 岩にはさまれた野球帽を置いて 空へと高く逃げるのか
いやー、ここも久しぶりだな。
210 :
名前はいらない :2005/04/25(月) 01:40:01 ID:tYJtaMUL
仕掛け あたし誰にもばれないよう自慢の髪を巻く 似合わない あたし貴方にばれないよう身体の線おおう 勿体無い かけた 色眼鏡 ぼやけた景色は錯覚 あたしはクリア そっちからはクリア あたしだけそっちからはクリア なら良いな 委ねたい この不手際、気づかないふりで 任せたい この抜かり、気づかないふりで そんなつもりじゃなかったと 言い訳できるよう今は遊んでいるふりで、待ちたい
211 :
名前はいらない :2005/04/25(月) 01:46:52 ID:tYJtaMUL
閉園 繰り返す 富士のてっぺんと足元の砂利 目まぐるしい、胸は苦しい 懇願、わびて、有難う、君にしがみつこう ベルト握る未練の両手に赤い筋が増えて 落ちること望んだり、怯えたり 柵の向こう シャッターにスマイル 差し出される手に少し触れた また舞い上がる 飛び込む山頂、次はコンクリ 君はいつまで居てくれるんだろう
212 :
名前はいらない :2005/04/25(月) 01:52:57 ID:tYJtaMUL
前科 私が殺したようなものだと殺人犯が言う 君のせいじゃないと野次馬が言う 肝心を伏せるから伝わらない ギリギリまで自白するの 持ったの ナイフ 構えたの 彼に 言ったの 私からこれを奪い 死んでしまえと だから私が、殺したようなものなの 彼は私を愛していたの 聴いてるつもりの野次馬一頭、奴は私を愛しているの
213 :
名前はいらない :2005/04/25(月) 02:00:57 ID:tYJtaMUL
録画 愛しいもの分身 あの血を探す小さな身体に 流れた中の一滴、私はここに運べたかしら 見つめる見つめ返してはくれないけれど 撫でる撫で返してはくれないけれど 明日、抱きしめてみても見当たらなければ 私の思い込みだったのだろう 血は巻き戻されて 五体は色づき 唇は告白する お前が悲しむようなことは起きない、起きなかった 胸を撫で下ろし、夢から覚めよう 覚めたい、愛していた
「普通」 優しいだけが トリエです が って 私 優しい人 しか 知らない し 優しく無い 人 なんて 居る の? それでいて 彼ったら それで 居て ね 彼 た ら
「時間」 待てない私が君を待って 点どんどんずらして 先へ先へずらして そのまに アレも出来る コレも出来る けど 後まわし まるで婚期のがすみたい このまま三十路みたい そんな値打ちない ほんと 値打ち ない 溜めてた仕事 これから私 忙しい
「えすて」 自棄ぐい 贅肉になり 今更には吐けない おーぇおーぇ 君の顔 見たらのどちんこ ぷるぷる震え 無かったことにしてと齷齪(へー、コンナ漢字かよ。次からは書けます!ぃぇぃ☆) カロリー返したい カロリー返したい ジュールなじめない肉だろ ぺ して バカのために綺麗になる 汚くなれば死にたくなる にきびにビタミン 口内炎にビタミン 髪はE 黄色いカプセル、噛み砕き そうは行くかと、バカ見捨てたい
「道連れ」 盗み聴きすら出来ないやつは 覗き見すら出来ないやつは 毒を盛られて 中傷されて 浮気をされて 二児をツクる 与えられた景色 悪趣味な窓枠からのぞき 生まれてからずっと 死ぬまでずっと 眼球は動かない 午後から個展はウンコの香り ちょっと気づいちゃう ちょっと笑っちゃう そんなのに付き合ってたら餓死しちゃう 私とっくに腹が減って、つまみ食いののちまた減った
「sports」 時間が出来たら 浮気をしよう それは まるで ピクニック 晴れと風とナイスバディー 女は食わねど たかが用事 って言う
「精一杯」 いつまでミズくんでんだろ 親切は 迷惑に なってるのにやめない 水位とか立ってる彼女とか見てないからよ 自己満足 自分ばかり見てる きっとずっと貴方はそのまんま やめて と言えば やめるでしょ 意味も考えず 何故かも考えず 愛していたと言う ○. とっくに溢れた水面に欠片 。.○ 「て た 愛 し い 」 そんなの要らない
「お帰りなさい」 君と食べようと思ったら このケーキ腐ってしまうから 一人で食べようと思います それでも案外 美味い 有ったことを忘れ 無くなったことに気づかず 私の話を楽しそうに聞くの 美味しかったよ それは 良かったね 私の幸せに 感謝 してね ごちそうさま
も ホンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーマに 体 しんどい 一日中 寝ときタイ 今日こそなんもできん すること一杯あんのに なんでやー なんでやー 食べても 食べても 力でん 体 しんどい
」 無駄から何かが産まれるとしたら それは無駄じゃなくて 何も産まれなかったら 本当の無駄で 産めもしない身体!とか言われてある日 無駄は不妊治療を始めたりして 無駄は沢山の何かを産んで 一つで良かったのに!とか言われてある日 無駄は自分が分らなくなって 前と 後ろと 肩と 尻に 沢山の何かを抱いて アテも無く夜道をフラフラ歩いていたら お腹が空いたよ って 何かが小さく輪唱し始めて おっぱいを 出したり 仕舞ったりした
どらきゅらこ」 彼の部屋に行った にんにくの臭いがした 眩暈がすると言ったら 良く寝たほうが良い、と労わってくれた
」 昨日、彼女にふられた 僕のことが嫌いになったらしい 彼女のために 精神科を探そう 甘いものを止めさせればイライラしなくなるだろう 彼女のために辞書をひこう 「嫌い」 好きのうちらしい
怠け者」 まだ何もしてないのに 何かしたみたいに疲れてる まだ何もされてないのに 何かされたみたいに疲れてる まるで 朝から朝まで働き通し 食うも寝るもおしみガムシャラに あった自分の時間も今はさて置き ネクタイに縛られ 女房に立ちふさがれ ガキにしがみつかれ お袋に乗っかかられ みたい
自由で居たかった 流されるまま見えて来る たまたまの景色だから楽しみにも 一人で居たかった 寝転ぶから見えてくる 気紛れの雲だから楽しみも 突然の雨を無断で抱きしめて 狂った雷をムリヤリ押し倒し 枯れた花と枯れた花、思いつきで愛し合わせる そんな毎日で良かったんだ なんて 何もしてないのに 何かしたみたいに疲れてる そうなること想像して、まだなってないのに なったみたいに格好つけてる うたた寝をした
神様は優しい罰をくれた」 逃げ切れたつもりで舌を出していたの 逃げてみるもんだな、なんて笑っていたの 神様の眼を気にして 寝ぼけた膝小僧を閉じ直したり 腕時計と一緒に門限へ走ったり リンゴを貰ってメロンを返したり そんな こと して みても、神様はお昼ね中 貴方たちのこと見逃した 私の悪事だって見逃した、私はラッキー 例え見つかっても時効、いいえ見つかってない、私は利口なこ ねえ ここは ずっと、 少しだけ 息苦しい もしかして罰なのかなって 優しいな
」 寝ている人間を負んぶすると重いよ じゃあ 寝ている私を負んぶしてくれる人と 私が負んぶしてるのに寝てる人と やっぱ 起こすから 起こして欲しいよ
かすがい」 怠け者と怠け者が結婚して 一つしかない怠け者席を取り合いっこしました まだ、お座りできない赤ちゃんは ねんねしながら、それを観ていました 雄の怠け者が座りました 雌の怠け者は死ぬまで酒を呑みました
」 お父さん、会って欲しい人が居ます。
木の玩具」 怠け者と怠け者が結婚して 二つあるしっかりもの席を押し付け合いました まだ、お座りできない赤ちゃんは ねんねしながら、それを観ていました 雄の怠け者はそれを捨てました 雌の怠け者はそれを壊しました 雄はそれを逆さにして座りました 雌はそれを組み立てて 赤ちゃんの玩具を作りました
」 イライラするから精神科に行こう
友」 尽かされかけた と思う 尽かせ尽かせ と言う とうとう尽かされた と思う 尽かされた と思う むしろ清々だと 繰り返し、ほざけば 勝ったような気がして バランスだって壊れていない と 両手ひろげ 片足立ち、 ほら と振り返れば 君はもう居ない ように見えた こうして、尽かされて 尽かされて 当然だとか、仕方ないとか 私の中の理に、とても適ってしまい 割り切れ余りもなく 摩擦の欠片もない 出す声も出ない
溜息のよう、リズム乱れた風 強く弱く、覆いかけて止んで ふらついた私 を 君は 決して 怪我させまいと させてなるものかと 尽かした覚えは無いと 尽かしはしないと言ったはずだと まだ、居てくれた 尽かせ 尽かせ と言い 尽かされた と思い 次も、まだ居るだろうと思う
236 :
たもいも :2005/07/18(月) 08:31:24 ID:O+huyDDO
今日の献立 青菜のおひたし 鰆の味噌漬け(焼き) 山菜の天ぷら 三十路汁
− 女友達 − 君の欠片見る度 ぎりぎりにほそめてしまった糸 悲しく紡ぎながらなお 一歩間違えば 魔女のマジナイじみて いても 君の『幸い』を 願ったり 信じたり 馳せたり しているんだ ほら 何も尽きてはいない どれほど時間が過ぎても 尽かしてなどあげない 時間 戻せなくても それが 切なくても 今も好きだよ? 大好きだよ? たとえ 迷惑と処断されても 変わらない
大切なもの、君も貴女も」 全てが 私には、 勿体無いので ずっと謝っていたいのだけれど 君と 笑って居たいと 夢みたりもして、 最初に、すべきことを 誰か教えてはくれないだろうか それについて 検討してみたい 私の ここに 照らして 試して /
/ ところで友よ 貴女は私に 何かしたのだろうか 気のせいだろうか 貴女は 謝ってるよう 私は ただ 聞かせられるような声を持たず 貴女からの、旗が いつも あると 見ては 謝ったり 感謝したり 口付けたり なんて 掛替えないと 思っていて、伝えられないのは どうしてだろう、 もう待つなと 言えたらば 抱きしめたいな
」 ありがとうありがとう 私は、とても 贅沢で なんだか 滅相もないんだ 恐れ多いんだ きっと
241 :
名前はいらない :2005/09/26(月) 19:17:27 ID:/6G9DGBB
季節の変わり目
243 :
名前はいらない :2005/11/02(水) 17:15:45 ID:sT515nEc
登録しました
244 :
名前はいらない :2005/12/06(火) 17:52:37 ID:XkukS8hQ
まいげ
保守 二人とも元気なんだろうか、ね
246 :
名前はいらない :2006/02/12(日) 15:30:59 ID:qMvADprW
(。・_・。)ノヘィ
247 :
名前はいらない :2006/03/24(金) 15:14:48 ID:QvRBdOIy
もしもーし、はいはい
保 守
249 :
名前はいらない :2006/06/03(土) 13:32:34 ID:jYgh4Nyo
「作品の見方」 いちいち納得するギャラリーどもと同じくらい 一見は尤もらしく見える私自身なときは それが一番綺麗に観える 立ち位置を探していて 近くの誰かがそれを 戸惑い と、 <<<<< 食べられちゃう食べられちゃう 題付け 遊び始めたりしても 悔しいけれど止められない、 一歩の近づきすぎなら半歩遠のいて 次には首から上だけや、次には右の目だけにしてみたりして 閉館、ふやけた音でそれは傾き、諦めた私は出来る限り遠いところ
「あん頃、好きあい」 勇ましかった古家の塀こんなんやったやろかと ちびて 遠巻きにした古井戸の口こんなんやったやろかと しぼんで あの舶来顔の婆さんは、 確かあのデッカイ鼻 ようもの言うてくれた小母さん あの狐みたいな老犬は よう吠えてきたシェルティー ここにはもう 私が泣いても、 冷やかす人さえ居らんくて 皆どっか行ってしもた、私も行ってしもた ここには汚れた木があって ここには錆びたバケツがおちてて ここには雨水が減ったり増えたりしてて ここにはザラザラの土、しゃがんでたたいて遊んだわざと熱いほど ここには貴方と私が居ってこんなんやったやろか 私ら
ここ来たら泣き方思い出す 親や学校が「あそこには行くな」っていう理由が分る ろくなことない ん?良いことはない
252 :
名前はいらない :2006/06/03(土) 18:21:38 ID:pIIpAWjq
何枚ページめくっても 死んだ心に変わりはない 何回も壁にぶつかって 円くなって転がりだすまで 実際 あいまいに見える真実と 鮮やかな虚偽 気づいて推論し確認した結果 好き嫌いはちょっとしたスパイス、ユーモア 全体的につまらないからさようなら
「絵本」 カラカラも知らない子供に カラコロトンを押し付けて チュンチュンも知らない子供に チュペポチュペポを押し付けて さあ笑え、良い想い出にしろと そのまにそのこは、指を切り 薄さと堅さの絶妙は 母親が宛がった手身近な玩具 切れないわけが無く、ボヤボヤした勝手 気付かないわけが無く、ブヨブヨした怠慢 我慢するしか無く、パロリパロリした無関心
「第二子」 この子を笑わせたくて 笑ってくれたら、そん時だけの笑顔にこっちまでなっちまう 鼻の上には豚以上に筋が入り、鼻の下の溝なんか筒んなっちまう それを真似られて、真似られたくて 真似してくれたら、そん時だけの声がこっちまで出ちまう 歯茎生まれたてみたくして、下瞼なんか瘤んなっちまう 小さい腹から地獄な声だして それが私と同じなら 万歳したくなる 昔の写真なんか 探し始めたくなって、 ギリギリ抱きしめる赤ちゃん返り
255 :
名前はいらない :2006/06/13(火) 08:21:39 ID:QHSQjWRd
「初夏」 ムカデ 幸せな方にひょっこり顔を出し 囲まれ、騒がれ、驚いてから 褒め称えられたみたいに踏ん反り返る 多分、多分、最初っから人気者 カマキリは 不幸せな方にしんなり這い蹲り 覗かれ、黙られ、傷ついてから 諦めららたみたいに転がり落ちる 多分、多分、最初っから嫌われ者 霧のような赤ちゃんは、 まだ朝陽のうちに逃げなくちゃ 塗装のとれたボンネットすぐに熱くなり 風に舞い上がっちゃうんだ軽くなったぶん 飛ばされるでもなく ふあーっと 赤ちゃん 幸せな方にふあーっと吸い込まれ まいまいの、ばんだいの、おかーたん 後から来てくれると信じて(い)く 多分、多分、最初っから愛されている
あそことあそこの、は、要らない
いやいや、むしろ、あそことあそこに、は、が要る
夕方ワイパーに 軽すぎてラッキー 怪我もせず居たので謝っておいた 断然、幸せの方が似合っていたので、巻き込んでゴメンと
259 :
名前はいらない :2006/06/22(木) 11:32:59 ID:Xlxgz477
小さいサンは不幸だ 顔歪めて起きてるか 口開いて寝てるか
260 :
名前はいらない :2006/06/22(木) 11:58:37 ID:OQvU9l/l
「老化」 脳が眠る。その濁った血液に。
261 :
名前はいらない :2006/06/22(木) 12:01:25 ID:OQvU9l/l
「青春」 若い脳は歌う。サラサラと。
262 :
名前はいらない :2006/06/26(月) 09:50:13 ID:/eIQnLzg
「海とキャミソール(CM付き)」 ギラギラ太陽というスレタイなのに どうして人は山田優ちゃんを詩にしないのか! 彼女の初夏のくちびるに愛を捧げて どうして、ギラギラの真夏へと、彼女を 前進させようとはしないのか! だから俺は埋め込んでやろう、彼女のグラビアに。 泡のように、打ち寄せる、波のようにも。 繰り返し、繰り返し、俺は 揺れる、山田優ちゃんの薄い水着の上を。 変わらない、その笑顔の上に! とってもハッピーな時の『ギュッ』、 ちょっと悲しい時の『ギュッ』。 抱きしめていたり、小さくなっていたり、 ふざけていたり。『ギュッ』というポーズに 込められた山田優さんのいろんな気持ち……。 (ザックスHPより)
263 :
名前はいらない :2006/06/28(水) 09:21:25 ID:p+quru1m
「誰か上野駅で樹里を思わざる?」(CM付き) 「ギラギラ太陽」というスレタイなのに 「上野樹里ちゃん」を詩にするのは間違っているかもしれない。 というのも、「樹里ちゃん」は、雨の日の、白いパラピュルイが似合う人だから。 そして、そんな六月が晴れたら、アジサイの青い花の向こうに、自転車に乗る姿が見える。 ぼくは、ただ、伊予の甘夏みかんのシャーベットみたいに、動けなくなる、……アイ・ラブ・樹里ちゃん!
264 :
名前はいらない :2006/06/29(木) 09:12:05 ID:s5D7WQKa
「My Generation」 セックスとドラッグが自由の象徴だった時代はもう終わり。 ぼくらの愛はとても幻覚的に夜と昼の世界を繋いでしまう。 誰も信じなくてもいいくらい、離れてぼくらは立っている。
「朝の子宮」 ターンテーブルの壊れたレンジ 一人で持ったほうが良いもの 椀だけ熱過い汁物とか 無事に ちょっと持ってと 頼めない私 何処を どのくらいの強さで どのへんまでの高さで などと凄く下手に説明してしまう 想像でへたばってしまう 自動機能は壊れている 承知で ただでさえ歪み出たものが その朝の種類により乾き皹いり 私の溜息や君の欠伸で湿りふやけ 歯磨きの誰かが間違えて吸い込まないうちに 私は慌てて掻き消そう 少し肌寒くても 玄関の扉を開けて放とう 重い
熱過い は 熱い
聞きかじりの時代や 参考書でみた世間を 我が物かをでうたうの(奴)と竿竹屋はなぜつぶれない っぺ
268 :
名前はいらない :2006/07/08(土) 04:26:06 ID:hrgzV1ti
「行為論」 どのくらいの強さで、 どのへんまでの高さで、 などと説明してしまうくらいなら、 いっその事、任せてしまいたい、行為に。
269 :
名前はいらない :2006/07/15(土) 06:07:19 ID:EMeXTVdB
「認識論」 視覚の効果で 明日の世界が変わるなら 認識論でも役に立つ。 腐敗する大地の上では いつでも哲学は 埋もれることを好むから。 泥に汚れたその足を 真夏の雨が洗うとしても 彼はそれすら還元してしまう。 さまようことで。 息を切らして。 たとえば、都会の、 システム論に。
270 :
名前はいらない :2006/07/20(木) 10:47:34 ID:H1LP60CG
「学問論」 山が教える学問は、 風と雲などがそれを伝える。 人間が叩く靴の音は、 今では都会に騒音を作るだけで。 それでも、唸る喧騒は、 わがふるさとに在って、 知識を包む、太古からの。 自注) 「人間が叩く靴の音は」は、パソコンのキーボードとでも思われたし。
271 :
名前はいらない :2006/07/21(金) 05:42:22 ID:DrOvFgLv
「歴史哲学」 いにしえの太鼓の響きを思うとき。
272 :
名前はいらない :2006/07/22(土) 05:49:50 ID:CSnvr7k4
「ポリシー」 おしゃべりをすることで時間を使う。 世界にはまだ日本語が不足しているから。
273 :
名前はいらない :2006/07/24(月) 06:03:28 ID:48n1gFC6
「What You Waiting For ?」 ――何を待っているの? ――堀ちえみの『とまどいの週末』? ――って、いうか、『待ちぼうけ』だから。 間違った女子高生理解が、ポップスになって流れている。 俺は規則正しい痛みを感じ、掃除機を持って志村を狙う。 似合わない聖子ちゃんヘアでも。 忘却だけが明日になる時代。GOGO夕張に、サヨナラ!
274 :
名前はいらない :2006/07/25(火) 01:57:10 ID:zLRi9PHj
「フルーチェ」 酔っ払いに何がわかるのと君は言うだろうけれど、 酔拳の意表こそが、常人には、一番の不覚だから。 よれた制裁が、その世界の顎を砕くよ、圧倒的に。 君の教えた、野良犬でもいい、ぼくがそれなら。 雑草を食べてでも、ぼくは憎むよ、君との甘さを。 守るというより、あとは、行為に混ぜて。旋律的に。
275 :
名前はいらない :2006/07/28(金) 08:01:43 ID:bgTqfdmC
「ギリシア」 ギリシアという言葉で、蘇えるのは、滅びの美学だろうか。 あるいは、遠い地中海の、オーシャン・ブルーの波の音? 明滅は、この国の空を反射して、届くだろうか、雨の日に。
276 :
名前はいらない :2006/08/01(火) 11:33:27 ID:+9RMop0h
「八月」 誤解でも、それが入り口になる事を知る。
277 :
名前はいらない :2006/08/02(水) 05:31:40 ID:Fb99titS
「不特定多数決原理」 色あせた 時代に遅れた ポラロイドフィルムに 色鮮やかに 夏の着物と下手な字ときみ。
278 :
名前はいらない :2006/08/03(木) 05:59:06 ID:CE5jeE/S
「耳の記憶」 折れた戦闘機がバイオリンのように海に落ちていった…
279 :
名前はいらない :2006/08/03(木) 07:11:23 ID:dm6Ple7b
「更新」 運動すると 汗 食べると うんこちんちん ついでに仕事して 安月給 寝てると 爪も髪の毛も 滲み出る垂れる貯まる発生する 考えると何が出る? 眉間の皺 いや君から君が出る
280 :
名前はいらない :2006/08/05(土) 10:54:44 ID:y3IuQ+wg
「マウスとマウス」 生きている。 クーラーなど無くても。 机上の失恋にもエレキを感じて。
281 :
名前はいらない :2006/08/05(土) 20:45:22 ID:y3IuQ+wg
「すべては過ぎ去るもの」 部屋の明かりを消して 通り過ぎるタクシーを見ていた。 今日は、日常に、何を解放したのだろう?
282 :
名前はいらない :2006/08/09(水) 02:40:00 ID:ut1Gk1hV
「文部科学省へ」 声が聞こえる、日本人だという理由だけで。
283 :
名前はいらない :2006/08/09(水) 09:51:07 ID:ut1Gk1hV
「百鬼予行訓練」 映画を理解しない国民が こぞって街を練り歩く。
284 :
名前はいらない :2006/08/11(金) 07:54:31 ID:RHY6zZfm
「純喫茶・ヒートアイランド編」 都会は、今日は、「ミルクホール」の暖簾をくぐる。 昼の日差し避けるなぞ解きのようにも。 君を探して。なけなしの日常の自前で。 でも、何、カレーだと?――所詮、ゴーストなのか、ここも… 「いや、ちがう!それは純喫茶ハーフだ!」 蝉の声。昼メシの最中にも、携帯片手に、俺の営業は続くのだろう。
285 :
名前はいらない :2006/08/25(金) 16:17:52 ID:05LbBAt6
「いとしのエリ〜」 いまさら、深津絵里を愛せると言うのか、チョコラBB。 それを言う前に、まずは、ヘルマン・ヘッセの詩でも読め、チョコラBB。 元祖、ショートヘアの似合う、きみに…、(ハル)に…、サ・ヨ・ナ・ラ!
286 :
名前はいらない :2006/08/26(土) 07:18:08 ID:pS6Ggx5x
「惑星の天気」 平和な眠り、楽しい目覚め。 気付かぬ自転で、あなたを探す。 離れぬ距離と、その引力に任せて。
287 :
ぐるぢい人だずげでだずげないでいいよ :2006/08/26(土) 18:47:02 ID:pupXn5UG
まぢで!まぢで! ひきょうものに一撃を!! ひきょうものに制裁を! 「ひきょうものに制裁と慈悲の光を恵みをお願いじまずだあ」 まぢで!まぢで! よわきものに愛の手を! まぢで!まぢで! 神様おねがい〜☆☆!!!!! だのみまずだあ
ぼくが苦悩したことがないと思っているのか ふざけるな
289 :
名前はいらない :2006/08/27(日) 09:30:12 ID:InfWqm1l
苦悩に「ふざけるな」は似合わない。
290 :
ぐるぢい人だずげでだずげないでいいよ(うましか) :2006/08/27(日) 15:42:11 ID:VKLam7aH
「高校球児なんて絶対嫌」 高校球児なんて絶対嫌 高校球児なんて絶対嫌 高校球児なんて絶対嫌 どっかーん どっかーん どっかーんと 破滅するまで 突き進むのだあ
291 :
名前はいらない :2006/08/28(月) 21:49:55 ID:Bpc2pil8
「強姦」 別の世というだけでは 広すぎるのならば 無念な者とだけ条件をつけ たぶん誰も、背中くらいしかみせてくれず 片っ端から 叩き 声かけ彷徨えば 何人目かは、ひっぱたいてくれて それさえも、オコガマシイのだけれど きっと迷惑そうな眉間に あまりにも不愉快そうな額に あまりにも、何故、私だけを嫌うその唇に もう私のことだけを考えてキスしたい 私のことだけを打ち明けて愛したい 押しのけられた両肩 自分抱きしめるクロスの次 それでも私は私のことだけでもう一度キスしたい
292 :
名前はいらない :2006/08/28(月) 21:51:35 ID:Bpc2pil8
天罰はなぜじわりじわりか
293 :
名前はいらない :2006/08/28(月) 22:24:34 ID:Bpc2pil8
週に一度も調整が必要な時計など要らない と言った手前、 私はソレを 見ないようにするのに苦労しました それまで大抵 狂っているので 腕時計と見比べて 見比べて、 今日は安心出来るのです 明日は不安なのです 明後日は見てもやらないのです すると夜中に私の胸は チクリチクリと痛み
294 :
名前はいらない :2006/08/28(月) 22:31:32 ID:Bpc2pil8
彼は湿った朝刊を 図らずしも器用に開き 何事もなかったかのように 対外違いの箸を捌き 白飯の球だけを掬い 白目の上だけを使い ブラウン管を睨み倒した挙げ句 歯型のトーストを一口だけ残して、出て行ってしまったのです
295 :
名前はいらない :2006/08/28(月) 22:33:03 ID:Bpc2pil8
ちいさな必ずを一つだけあげる
ちいさな確信を一つだけもらう
297 :
名前はいらない :2006/08/30(水) 11:14:18 ID:8bBrvUwJ
「日常空間」 「劇団員達の共同生活の場」というタイトルだけで胡散臭い。
298 :
名前はいらない :2006/08/30(水) 16:27:31 ID:8bBrvUwJ
「それぞれの秋」 夕映えに映える福岡のススキ。 濁った水を泳ぐ長良川の魚。 どこに秋を探す、対馬山猫。
299 :
名前はいらない :2006/08/31(木) 07:10:07 ID:GyjnjgZW
「メモリの印象」 思い出よ! かつて月の下でただ一人 美しかった時のお前の影よ! 微笑んでいるのか、今も、あなたの映像に?
300 :
名前はいらない :2006/08/31(木) 08:28:58 ID:TcHzpQMq
か?('A`)
301 :
名前はいらない :2006/09/03(日) 18:50:28 ID:NAK3nUQW
「末は博士か大臣か?」 日本語の苦労は日本人にも理解者を持たなかったこと。 文部科学大臣?ぼくはその日本人の名前すら知らない。 末は博士か大臣か? 政治家が、日本を代表しなくなってから、かなり久しい。
302 :
名前はいらない :2006/09/03(日) 20:25:22 ID:biSvK7LU
横浜でも見てるの?
303 :
名前はいらない :2006/09/05(火) 03:58:23 ID:UroxPUTs
(夏の回想2006・第一弾) 「海とキャミソール」(CM付き) ギラギラ太陽というスレタイなのに どうして人は山田優ちゃんを詩にしないのか! 彼女の初夏のくちびるに愛を捧げて どうして、ギラギラの真夏へと、彼女を 前進させようとはしないのか! だから俺は埋め込んでやろうと思う、彼女のグラビアに。 泡のようにも、打ち寄せる、波のようにも。 繰り返し、俺は、繰り返し、俺は 揺れるだろう、山田優ちゃんの水着の上を。 変わらない、その笑顔の上に! とってもハッピーな時のギュッ! ちょっと悲しい時のギュッ! 抱きしめていたり、小さくなっていたり、 ふざけていた時のギュッ!ギュッ!ギュッ! そのギュッ!というポーズに 込められた山田優さんのいろいろな気持ち……うーん、ザックス。
304 :
名前はいらない :2006/09/05(火) 04:08:47 ID:UroxPUTs
(夏の回想2006・第二弾) 「誰か樹里を思わざる〜ああ、上野樹里〜」(CM付き) 「ギラギラ太陽」というスレタイなのに 「上野樹里」を詩にするのは間違っているのかもわからない。 というのも、樹里ちゃんは、雨の日の、白いパラピュルイが似合う人だから。 そして、そんな六月が晴れたなら、青いあじさいの花の向こうに、アルベルトに乗ったあなたが見える。 ぼくは、ただ、伊予の甘夏みかんのシャーベットみたいに、動けなくなる……、樹里〜・マイ・ラブ!
「実」 夏の終わり しめしめ熟れた実は 私の内面(うちっつら) 蹴り蹴りはしゃぎだし 狙わぬスイング 空回りの右足 無い爪も使う 加速で遊ぶ 撫でてあげようか 追いかけてあげようか このどのダメージも秋には糖 このどの懺悔も冬には蜜 実は一周ごと肥えてゆき 私は優しいその実と揺れて
306 :
名前はいらない :2006/09/09(土) 02:38:22 ID:w7E0vYfW
「嫌な寓話」 月の裏側では実は軍拡競争が行なわれていた。 ウサギよりも速く噂が飛び交う現代のIT社会。 カメのような鈍い恐怖が一番最後には勝利するのか?
307 :
名前はいらない :2006/09/09(土) 07:33:58 ID:w7E0vYfW
「今夜もNewsはラクダ色」 もう、いい。 はじめから、君のニュースなんてどうでもよかった。 もう、二十三の娘ではないのだから…
「マスターベーション」 出したい声だけ出せないていどの 温度差はげしい特急ラッシュ、 撫で回され尻 そろそろ鮪 見たくもないのに見えてしまった 窓ガラスに映る男の顔 まさかでしょ 私と恋人ごっこ まさかでしょ 愛し合っているように目なんか閉じて 押し出されるフリで飛び出した 手ぶらの短足 絡まりもせず 7時ホームの風の美味さ 男の役柄が気にくわなかっただけ ----------- 勝手にハモってくるな、と言いたい
309 :
名前はいらない :2006/09/11(月) 02:49:03 ID:553qsJEa
「湯の町レガシー」 たらちねのニュースを読める君の胸 秋の夜には鐘がなるなり (詠み人知らず)
310 :
名前はいらない :2006/09/11(月) 07:29:01 ID:ZcrUxFud
前の人もふりむく なんだろうあれ わたしも見る 急になりだす こわいこわいこわい
311 :
名前はいらない :2006/09/14(木) 05:16:27 ID:KRfqXgnf
「ロプノール」 ぼくは今は沙漠を歩いているようなものだろう。 近づけば近づくほどにきみの姿は霞んでしまう。 えっ、何、聞き違い? きみよ、沙漠で霧に霞むは矛盾だとは言うなかれ。 ぼくのふるさとは、今でも、遠くにあって思うもの。 そして、リリリと歌うもの。よしや? リリリ、ラララ、リリ、ラララ。 カフカ、ふかふか、ふかカフカ。
312 :
名前はいらない :2006/09/16(土) 04:36:28 ID:XWewHM27
「じゃがいもの季節」 アイルランドの石のこと。 きみの思いの石のこと。 海に浮かべる島のこと。
313 :
名前はいらない :2006/09/17(日) 04:12:13 ID:GWnBhFmt
>>303 (訂正)
>どうして、ギラギラの真夏へと、彼女(注:山田優ちゃん)を
>前進させようとはしないのか!
どうして、ギラギラの真夏の海へと、彼女を
前進させようとはしないのか!
314 :
名前はいらない :2006/09/20(水) 09:56:08 ID:Pw3j8POw
「ゴッド・ハンズ」 あなたが坂をのぼるとき、 ぼくはこの手を差し出そう。 この手があなたを照らせるように。
315 :
名前はいらない :2006/09/21(木) 09:56:37 ID:sjd8gRsX
「テレビ」 眠れる森の美女といえども、現代では 一日一回は、必ず決まって目を覚ます。 今頃は、きっと、遅い記憶を取り戻し、 トースト等を、食べているかもわからない。
316 :
名前はいらない :2006/09/23(土) 10:30:35 ID:DToRfOo6
「空の樹里、実は一式」 われ行かん君の深山に連山に桜花の秋ぞ基地を外れて
317 :
名前はいらない :2006/09/27(水) 16:11:13 ID:Sn9cfVjl
「NHK博多屋台ドラマ・再放送」 「落選ですか?」 「は?」 「山本さん、参議院選、落選ですか?」 「なのかな?」 「わっしょっい!」 「おっ、来た!」 (略) 「なして、あげな人事が出来るとですか?」 「どげんもならんととかあるのかね?ハハハ」 「よかとですか?ほんとに、これでよかとですか?」 「飲もう、な、飲もう!」 「嬉しかあああ!」 (略) 「彼の言った見通しは、まるで当たらんとですよ!」 「うーん。おやじさん、焼酎!」 「わっしょっい!」 「おっ、来た!」
318 :
名前はいらない :2006/10/01(日) 05:22:00 ID:/BySm0a4
「魚と樽ドル」 ぼくの愛した樽ドルは、 今頃は、どこを転がって泣くのだろうか。 おそらく素材は木製だから、 川の流れにも浮くだろう。 そして、やがては海原へ。 それでもやはり木製だから、 海の嵐にも浮くだろう。 しかし、それは人間が、 生きるために捨てた樽だとは、 知らない魚が振り向くだろう。
319 :
名前はいらない :2006/10/01(日) 16:11:34 ID:/BySm0a4
「ファンの心理として、一言」 伊藤園の野菜ジュースのCMは、 やはり岡本綾でなくは駄目だと、 毎日、苦々しく思いながら、 思いっきりテレビを見ている。 それでも伊藤園の野菜ジュースを 飲んでいるのは、だから、CMの効果ではない。 秋分の日が過ぎた今、そろそろ、 伊藤園の野菜ジュースのCMに、 岡本綾を戻して欲しいと思うこの頃だ。
320 :
19 ◆gwnULb/9mw :2006/10/01(日) 16:53:59 ID:NgE48NZG
媚には唾を 逃れる陰に厳罰を
321 :
19 ◆gwnULb/9mw :2006/10/01(日) 17:00:48 ID:NgE48NZG
メンヘル系の歌手の歌詞に そんなのがありました
322 :
名前はいらない :2006/10/04(水) 02:21:17 ID:OckSacPA
「秋の在る、晴れた日に」 ああいいするとか ああいいしないとか いいしいではない 在る 金木犀の秋のみち
323 :
名前はいらない :2006/10/06(金) 02:20:04 ID:py7lS5eO
「理想と美と」 堀口大学は道学者プラトンと訳せし。 可愛いと言えば 可愛くないと言うし、 それを宜えば それもまた不満なのであろう。 とはいえ、誰も、 放って置く訳にも行かないのだろう。 男のように、恋をして、詩を書くのか、 わたしのサッポーよ。 秋の夜とて、長い話は要らないだろう。 君よ、ただ、わたしの 短い、愛の歌を聞くがいい。 今すぐ、レスボス島を去れよかし。 わたしの愛しい大理石よ!
324 :
名前はいらない :2006/10/09(月) 18:29:42 ID:kyWOUULk
「或る雑誌の表紙に」 芸能人は何かと今、沖縄ブームのようだが、何故にそうなのか? 本土での噂を忘れるために、南の離島に行くのなら、 動機(モチーフ)が不純と言わねばならぬぞえええ! でも、好きかもなあ、 岡本綾よ、ああうう…
たしかに似てたw あのなーあの人も絶大な運の持ち主やねんで。 おっとお喋りが過ぎたようで。
326 :
名前はいらない :2006/10/10(火) 05:07:49 ID:/JSkndvj
「無人島」 少女のように 憂愁のまなざしで 身体の知識を 明日へと開示する 倦怠のビナスよ そうしてまた 今月号でも 一足はやく ぼくを見つめる。 どこから、そしてどこへ?
327 :
名前はいらない :2006/10/16(月) 06:39:55 ID:ABrmjs73
「白い」 人は月を忘れてもいつでも空にあるだろう。青い。
328 :
名前はいらない :2006/10/16(月) 07:16:05 ID:ABrmjs73
>>327 (訂正)
「白い」
人は赤い月や星を忘れても昼にも空にあるだろう。青い。
329 :
名前はいらない :2006/10/19(木) 17:34:44 ID:nre1JNcC
「お誕生日、メリー・クリスマス!」 あなたの歳は、あなたが自分で決めればいい。 今さら、可愛いさを気にする、歳でもないのであれば。 いずれにしても、花の美しさは、セミ・ヌードではない、百合であれ。
330 :
名前はいらない :2006/10/20(金) 02:23:15 ID:xierp8YT
「読書週間」 書いてしまったあと、不適当ではないかと、案じもします。が、 一度できた文章が、ほかに、道をゆずろうとしないので。で、 出すことにしました。という、石垣りんの「あとがきのこと」。
331 :
名前はいらない :2006/10/20(金) 04:31:51 ID:xierp8YT
「何だかなあ」 何だかうれしく 何だかたのしく 何だか笑っている
332 :
名前はいらない :2006/10/21(土) 09:21:34 ID:1nAhQn+x
「石垣りん変奏曲〜「童謡」より〜」 「料理」 鳥や魚や獣は いつでもあんなにも おいしい死にかたをする。 「金子みすず風」 鳥や魚を食べるとき みんなおいしく焼きたいな。 「あおい風」 おいどんの命ばあ、煮てつかあさい。 ここんところを、こう、突いて… 血ごと、寒さがつのる夜、鍋にして。
「孤独」 これが愛で無いと思えてしまったときなら この気持、疑ったり勘ぐったりで 私は何度でも 貴方の手にキスをして もう二度ととか また今度とかで はしゃいでしまうのだろう 自分の都合ばかり それが愛で無いと思えてしまったときなら この気持、疑うことも勘ぐることも出来ず 私は今からでも 貴方の手に爪をたて さよならだとか 有難うだとかで 消えてしまうのだろう 自分の都合ばかり たかが狂い咲いた季節物きどりに 負けて大切なものを失いたくは無いから こんな変わり目には 気付かないふりで 先を急ぐ
「冬産まれ」 小粒 まだ青いまま産まれ 大げさなその屈伸は愛しいよ 落ちて 土の心地良さへばりつき 未熟なその大息は切ないよ 伸びて あか黄にまだ青を残し へこたれぬその無邪気は雄雄しいよ おいでと声をかえれば迷惑か 近づけば逃げるのか 私はちょうど真ん中の そこで君を抱きしめたいと思うのだけれどな
335 :
名前はいらない :2006/11/09(木) 08:43:56 ID:dXBK3vh9
「刻告・鬨の声」 馬占山の写真を見て浅田次郎が驚いている。 隠れていた馬賊に、恰も出くわした如くに。 テレビは今なのに、思いは遙かに遠くなる。
336 :
名前はいらない :2006/11/14(火) 16:39:14 ID:LJghsjkm
「松浦亜弥と金子教授」 あやや、 つんく、絡まなければ、 いいのにな。 みすず
337 :
名前はいらない :2006/11/24(金) 18:57:46 ID:xpT7E5eP
「ほんとうに」 あやや、 つんく、絡まなければ、 いいのにな。 みすずパート2 もったいない・・
「雪まち」 聞き捨てたこと 見逃したこと 足元を埋め尽くし 歪んだ空き缶 破れた袋 歩くたびにガラクタの音 晴れた日には少しだけ他所へ散り 雨の日には騒々しく舞い戻る 落し物したら立ち上がれなくなるわ あれもこれも思い出して あれもこれも拾い集めて 両手一杯で動けなくなるわ 叩き付けようとしてもどれも形なくて 肝心なものを見失って こんな空地大嫌いになって
「眠りたい」 なかなか弱りもせず この腹の中で寒さと湿気にはしゃいでおります カチャカチャと 酒を呑んで忘れられるのは唇がグラスに付いている間だけ 離れれば割りたくなって 煙草を吸って忘れられるのは煙一筋を深く吸い込む間だけ 吐き出せばへし折りたくなって
眠れぬ苦しさなど知らなかった私は クタクタの夜ほどカチャカチャと音をたて もっとクタクタならばもっとカチャカチャと音をたて 隣のものを傷つけぬよう、そっとそれだけモぎとってもるのだけれど 見せに行く先もなく 置き場もなく 明日には消えると懇願するので 信じて、信じれば馬鹿なのだけれど 信じるしかなくて、またこの腹に収めるのです それは 捨ててはいけません、 単に捨ててはいけません、ましてや 誰の目にも付かぬところなど、ならば この腹にもう暫くと収めるのです 悲しい自分、悔しい自分、小さく狭く暗くカチャカチャと 怒るわたし、泣くわたし、黙るわたし、俯くわたし、硬く冷たく細くカチャカチャと
「どうかする」 好きなものだけ持って 好きなところへ行きたい 選り好みに選り好みに選り好み 理不尽な理由でこう輪郭の外を全部カット 必要以上の力でこう両腕で払いのけて 好きなものだけ抱えて 好きなところへ行きたい 選り好み選り好み選り好み 誰にも説明しなくても良くて どれも解決しなくても良くて 誰にも理解してもらえなくても良くて どれも受け取ってもらえなくても良くて ヒステリックこう右腕から向こう全部ぬらして 必要以上の速さでこう残骸すら連打連打連打 幾つかの約束だけしよう、だって好きなんだ
「押し付け」 今はもう無いものだけど 唾とばしながら自慢したいんよ 驚いたり感心したりしてるみたいにして聞いてほしいんよ 今はもう大したものじゃないんだけど 使った言葉ばかり使って自慢したいんよ 夢中になったり動揺してるみたいにして聞いてほしいんよ 産まれていないということや、産まれていないもの 死んでしまったということや、死んでしまったもの だけど あったという事実の粒粒は ひとつひとつ寸分違わずの、その配置で だから 私とあなたは無数の升目と不規則な凸凹のうえで ひとつひとつ寸分違わずの、この配置で、ここに、向き合っているんよ ほら残像、見えてきた 嘘じゃないと、分ってきた 急に私の出来かた、あったと信じて知りたくなって、 きた
「つーか」 孫と旦那おいてあんただけ帰りんさい 「つーか」 礼金払うのは 頭さげるのは 土下座たたかれるのはお前のがわでさ、 何をお門違いほたえているんだろう、座布団を用意しろなんて 馬鹿も寄せあつめれば一つの村になり 誰もお前に気付かせないのは 今日を難なく過ぎるため それに尽きる村 お前なんかが門先にたてば 物乞いあつかいで叩きかえされる それを略してラッキーと汚い舌だして 今ごろ何を要求しているんだろう厚顔無恥はなはだしい 「つーか」 愛するわが子に飲ませたくない水 ------------- ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああつーーーーか 唖dさえええええtrfccしね!
乞食やいてもトクはなし
345 :
名前はいらない :2006/12/01(金) 02:09:26 ID:3QUFlyd6
「メポ・Chopin〜♪」 あやや、 つんく、絡まなければ、 いいのにな。 みすずパート3 もたい?・・難しい漢字です。
dear to K 住所変わってません 手紙をください いろいろ話したい聞きたい気分なのに そちらの連絡先が分からないんです ごめん from by M
347 :
名前はいらない :2006/12/03(日) 05:45:26 ID:JaYjC3rU
「愛の賛歌 L'hymne a l'Amour」 空があれば問題はない。 二人の愛は同じで一つ。 神もまた微笑む三角の関係。
348 :
名前はいらない :2006/12/03(日) 09:47:01 ID:Wa1ntH34
おさがり
349 :
名前はいらない :2006/12/03(日) 09:56:30 ID:Wa1ntH34
おっぱいぱんぱんサイズなんぼボインいい
350 :
名前はいらない :2006/12/03(日) 10:09:39 ID:Wa1ntH34
つーか おまえなんてなにもしてねーじゃねーか なんでお前が光を浴びるんだ? 殺すぞ あぁ? 糞野郎!あああああああああああああああなにもいらないっ!
351 :
名前はいらない :2006/12/03(日) 10:11:36 ID:Wa1ntH34
おまえなんて俺からのインスピレーションじゃねーか、、、殺すぞ!
352 :
名前はいらない :2006/12/04(月) 16:24:21 ID:kLuySj6+
「残念だなあ!」 詩とは何かと言えば、そう、 インスピレーションかもしれない。 伝統的な用語では、コレスポンダンス。 降りてくるような感じと言えば、理解可能になる? で、美しいものだけが残る。言葉として。意味では無しに。 注)上手い落語はいつでも詩であって何度聴いても飽きない。それが美味し日本語。
353 :
名前はいらない :2006/12/07(木) 04:36:39 ID:K9A9gp6v
「声と詩・リフレクション」 美しいものだけが詩だとすると、例えば、 原爆詩などはどうなるのかという問題もあるかもしれない。 しかし、私は、それらの場合は、詩ではなく、それこそ、 分かち書きされた「声」、であるのではないか、と考える。
354 :
名前はいらない :2006/12/07(木) 14:08:06 ID:/TsUoYXu
おっぱいパイポ パイポパイポ ×5 おっぱいポ!!
355 :
名前はいらない :2006/12/08(金) 11:25:20 ID:xEW8e2kQ
「伏流水の経験と判断」 地下深くに原子力の廃棄物を埋めれば安全だと喧伝されているが、 それほどわれわれは地底の仕組みを理解しているのであろうか。 ことほど左様に、世の中には、 きれい事の嘘が流されていくのではなかろうか。 注)お水愛好家としては、アルカリイオンにせよ深層水にせよ、おいしい水の科学的解明を本当に待ちたいと希求する。
356 :
名前はいらない :2006/12/16(土) 11:44:17 ID:BJyD+3Ek
「悪魔が来たりてアヒルの円舞曲・その一」 「キャー!」 「あおいさん、事件ですか?」 「樹里金さん、あれを!」 「あっ、生首!しかも頭が石榴のように割られている!」 「樹里金さん、これは?」 「ん?これは、あおいさん、椰子の実ですね」 「どうしてここに?そしてどこから?」 「さあ、まだわかりません」 「名も知らぬ、遠き島より…。あっ、樹里金さん!」 「何ですか、あおいさん!」 「樹里金さん、南の島では落下椰子の実で死者が出ることがあるそうよ!」 「ハッハッハッ、樹里金君、どうやら事故死のようじゃな、しかも犯人はこの椰子の実!」 「等々力さん、しかしぼくには、しかしぼくには、何か賦に落ちないというか…」 「しかし、事実はだ、樹里金君、こうして椰子の実が落ちているんじゃからなあ。ここになっ!」 「うーん」 「でも、警部さん、どうして生首は生首なのかしら?」 「ん、そうか、あおいさん、椰子の実の落下死であれば死体は生首である必要はない!」 「何だって樹里金君!くーっ、事件はまた振り出しかあ!」 「等々力さん、しかも犯人は女性のようですね」 「あら、なぜなの樹里金さん?女の腕では首は切れないわ!」 「それはですね、あおいさん、――あっ!」 「あっ、猿蔵!」 「ギリシア悲劇の特徴は、コロス!」 椰子の実と生首。そしてキーワードは今回もまた石榴だと云うのか。 いま、樹里金の右脳では名曲『ザクロ・カリフォルニア』が悲しげに鳴っている。 いや、違う、第一番だ!と云う声が左脳から聞こえる。おぞましい、マラマラと湧き上がる黒雲のようにも。
357 :
名前はいらない :2006/12/16(土) 12:19:30 ID:BJyD+3Ek
「悪魔が来たりてアヒルの円舞曲・そのニ」 (いや、違う、第一番だ!と云う声が左脳からは聞こえる。) 「等々力さん、この椰子の実を調べてもらえませんか?」 「よし、わかった。君、これを鑑識に回してくれたまえ」 「それで樹里金さん、これからどこへ?」 「あおいさん、ちょっと奄美へ行って来ようと思います」 「どうして、どうして奄美なの、樹里金さん?」 「あおいさん、あそこには女性だけで造ったお酒があると聞きました」 「それが今度の事件とどれほどの関係が?」 「あおいさん、確率は30%だと思いますが」 「ここが、ああ、ざわざわするわ、樹里金さん!」 「あおいさん、七時二十八分まで待てませんか?」 「ええ。わたしもご一緒いたしますわ、奄美へ!」 第二の夕張と言われている奄美。 今度の調査は名前ほど甘いものでは無いだろう。 しかし、あおいの覚悟は椰子の実のように硬い。 九州にはメロンの味がする焼酎もあるらしいが、 サトウキビの方が体には良さそうだと左脳が語り始めた。 やれやれ、と樹里金は思うのだ。やはりモーツアルトを聞くべきなのかと。
358 :
名前はいらない :2006/12/16(土) 17:53:42 ID:BJyD+3Ek
「悪魔が来たりてアヒルの円舞曲(ワルツ)・大団円の予感編」 (「ええ。わたしもご一緒いたします、その離れ島・奄美へ!」) 「あおいさん、その前に水車小屋へ行きましょうか」 「えっ、水車小屋ですって?」 「おーい、樹里金くーん、鑑識の結果がわかったぞおおお!」 「やあ、等々力さん。その説明の前に、あれを見て下さい」 「あっ、首無し死体!樹里金君、いったいこれは?」 「等々力さん、さっきの生首の持ち主って訳ですよ」 「しかし、どうも。ん?この死体、足に紐が結び付けられている」 「この水車で引っ張らせたんですな。ほら、ここに跡がある」 「樹里金君、犯人はどうしてそんな面倒なことを」 「それはそうと、等々力さん、鑑識の結果を」 「ああこれか。どうもこの椰子の実には細工がしてあったらしい、何か紐のようなものが」 「猿蔵君、さあ、君の探していた椰子の実はこれですね」 「ひいぃ!」 「樹里金君、これは?椰子の実がもう一つあったのか?」 「等々力さん、今度の事件のトリックはアメリカにあったんです」 「何、アメリカだって?」 「そうです。犯人はアメリカン・クラッカーの原理を応用したんです」 「うーん。確かに椰子の実二つと丈夫な紐が一本あればアメリカン・クラッカーは作れるとしても」 「あおいさん、さあ、そろそろ本当のことを話して貰えますね」 「ぴーーーー!」 「等々力さん、どうやらこの回は、一巻分では終わりそうもありません」 「樹里金君、休憩じゃよ。大衆は、胸にジーンと来る、感動的な結末を期待しているぞおおお!」 うーん、大衆、と樹里金は思うのだ。 大衆なんて、この時期は、クリスマスのことしか頭に無いはずだろう。 一体、いつからこんな風になったの♪だ、わが祖国・ジャッポーネは?ああ、青によし… (休憩)
359 :
名前はいらない :2006/12/17(日) 04:21:48 ID:JVPztzEP
「悪魔が来たりてアヒルの円舞曲・大団円の謎」 (こうして事件は名探偵樹里金の活躍でめでたく解決したのであった!) 「ちょっと待って下さい、樹里金さん!」 「何ですか、あおいさん?ぼくはもうバスの時間が」 「おいおい、樹里金君、犯人はまだわかっとらんぞ」 「等々力さん、バスだけならましも汽船との乗り継ぎもあるんだから。では」 「待ちたまえ、樹里金!貴殿、よもやこの島から逃げるご所存か!」 「逃げる?猿蔵君、逃げるとは何ですか?」 「そうよ、樹里金さん、わたしとの奄美行きはどうするつもり?」 「あおいさん、そっちの方ですか。それならば答えは簡単です。あれは誘い水」 「嘘だったの、樹里金さん?わたしを騙したのね?」 「というより、あおいさん、トラップ、とでも申しましょうか。ちょっとした小道具、いや大道具かな」 「罠?ワナワナ?樹里金君、どうしてあおいくんに罠など?」 「等々力さん、犯人の立場であれば、ぼくをこのまま事件現場に残して置きたいと思うでしょうか?」 「うーん、犯人としては出来るだけ君を事件とは関係の無い所へ追い遣りたいだろうな。ん、となると?」 「等々力さん、となると、ダックです」 「何だって!」
360 :
名前はいらない :2006/12/17(日) 04:24:21 ID:JVPztzEP
「悪魔が来たりてアヒルの円舞曲・大団円の謎の続き」 「あおいさん、あなたはどうしてぼくの奄美行きを止めなかったのですか!」 「それは、樹里金さん、それは」 「それのみか、あおいさん、あなたはぼくと一緒に行こうとまで言っています」 「待ちたまえ、樹里金!それとこれとあおいお嬢様と、今回の椰子の実殺人事件と、どんな関係があるのか!と、私は主張します!」 「猿蔵、もういいのよ。もう、これ以上は無理だわ。警部さん、わたしは、わたしは」 「樹里金君、一体これは?犯人は、あおいくん?なのかね?」 「等々力さん、今回の事件は全てがオートマティック。名付けて全自動殺人事件(自殺)だったというわけです!」 「樹里金さん!」 「樹里金、いや、樹里金殿!」 「樹里金君!――とはいえ、水車小屋が出た時点で、流れは大体わかっていたがねえ」 「等々力さん、水の流れを仕事量に変えなければエネルギーにはなりません。それが物理学ですから」 「そんなことよりも、だ、樹里金君、題名の「大団円の謎」の「謎」がまだ謎のままなのだが、――」 「お客さん、乗るのか乗らないのかね?」 すでに停留所にはバスは着いている。 ああ、大団円、と樹里金は思うのだ。 今度の事件ではこの「大団円」が一番難しいのだと。 (次回予告「悪魔が来たりてアヒルの円舞曲・大団円の真相」)
361 :
名前はいらない :2006/12/17(日) 10:42:07 ID:JVPztzEP
「悪魔が来たりてアヒルの円舞曲・大団円の真相(変態擁護論付き)」 「何だって、樹里金君、この自殺青年の保険金の受取人は、このあおいくんだと言うのかね?」 「等々力さん、今回の事件も世の常としてその背景には男と女の愛情のもつれがあったんです」 「うーん、愛ねえ。しかし、それではあおいくんは犯人としての動機があるんじゃないか?」 「警部さん、わたくし…」 「等々力さん、あおいさんはこの人物から純粋に愛されていたに過ぎません、つまり、その」 「ストーカーかね、樹里金君。何のことはない、昔で云う変態か?」 「等々力さん、純愛とストーカーは紙一重。フランス映画とアメリカ映画でも違います」 「フランス人は変態民族、それが君の持論だったね、もちろん、いい意味での変態。もっとも、正しい変態などがあればの話だが」
362 :
名前はいらない :2006/12/17(日) 10:44:09 ID:JVPztzEP
「悪魔が来たりてアヒルの円舞曲・大団円の真相(賛美歌付き)」 (「もっとも、正しい変態などがあればの話だ」) 「あおいさん、この傘に見覚えがありますね?」 「樹里金さん、それは!」 「樹里金君、またあの青年なのか?一体、彼は何度死ねば浮かばれるんだ?」 「等々力さん、青春の熱情というものは、気持ちの持ちようで何度でも甦るものなんですよ。特に」 「そう、特に、雨宿り・紅茶の美味しい喫茶店・発見。においてをや、ってか樹里金君。ハッハッハッ」 「等々力さん、そろそろ街もクリスマス。ぼくらも神社に賛美歌でも歌いに行きませんか?」 「樹里金君、君も相当の悪趣味だなあ、ハハハハ」 「ハハハハ、ハハハハ」 「しばし待たれよ、樹里金殿!しばらく、しばらく!」 「猿蔵君、今度は一体何のマネですか?まったく」 「樹里金殿、被害者の自殺のトリックが証明されない限り、あおいお嬢様の容疑は未だ晴れてはおりませぬ!」 「猿蔵君、警察も保険会社もあおいさんを疑っている人は誰一人おりませんよ。それなのにどうして」 「いえ、樹里金さん。わたくしもそれをお聞きしたいわ、どうしてわたくしが犯人ではないのかを!」 「あおいさんまで何を?」 「樹里金君、わしも拝聴したいものだね、その「大団円」のその真相とやらを」 樹里金危機一髪、すわ樹里ちゃんのピンチ!と樹里金は思うのだ。 しかし、「それそのもの」は無理だとしても仮象としての対案ならば何とかなるかもしれない。 ロープ、椰子の実、石榴、水車小屋、そして、子供にはちょっと危険なアメリカン・クラッカー。 これだけあれば手掛かりとしてはもう充分だろう。
363 :
名前はいらない :2006/12/17(日) 17:08:43 ID:JVPztzEP
「悪魔が来たりてアヒルの円舞曲・よし、大団円のそこまではわかった!」 「樹里金君、そこまではわかった。つまり逆算して行けばいいわけだから」 「ええ、等々力さん。首吊り死体の足の先にロープを付けて水車に結べば」 「自動的に胴体は引っ張られる…。首は紐で固定されている…。でも、何かいやねえ」 「何がいやですか、あおいさん?」 「樹里金君、その足に繋ぐロープをあらかじめ長くすれば時間は稼げるから、つまり」 「被害者本人が自分で結んで、それから首を吊ることが可能である、そうで御座りまするな、樹里金殿?」 「猿蔵君、なかなか上出来ですよ」 「で、問題は、石榴のように割れた頭なのね、樹里金さん?」 「しかし、樹里金君、アメリカン・クラッカーは危険な遊具であり」 「椰子の実二つあれば自然のアメリカン・クラッカーが作れるので御座りまするが故に」 「あら、樹里金さん、その自家製椰子の実クラッカーが、見事、この青年の頭にぶち当たればいい?」 「あおいお嬢様、されども如何様にして?」 「あおいくん、時間が無いぞ!椰子の実が青年の頭を痛打して立派に石榴になりにけりとしてもだね」 「そうです。それから自力で首吊りなんかは出来ないでしょうねえ、等々力さん」 「ああ、樹里金さん、もう、焦らさないでえええ!」 「ああ、うう、樹里金殿おおお!」 猿蔵の煩悶は余計だったが、 あおいさん、ぼくはあなたを焦らしている訳ではないのです。 最後の仕上げが、そう、大団円! あおいさん、このぼくの脳裏にあるエイドロンを、 一刻も早く、あなたのその網膜へと投影したいのです!
364 :
名前はいらない :2006/12/18(月) 03:14:11 ID:q/EX8rqR
「悪魔が来たりてアヒルの円舞曲・大団円、アー、ア、アー!」 「樹里金殿!」 「猿蔵君、あくまで実験ですから安心して下さい」 「落下というより振り子運動なんだな、樹里金君?」 「等々力さん、首でするターザンだと思って下さい」 「バーレーボールを椰子の実に見立てて、それからどうするの?」 「あおいさん、こうして一方のボールを猿蔵君の首に巻き付けます」 「樹里金殿!」 「ほほう、頭とボールが並んで、つまり猿蔵君の頭そのものが」 「アメリカン・クラッカーの球と一体になるのね!」 「猿蔵君、いですか、振り子の運動が最下点に到達した時に」 「樹里金殿!」 「手に持っているもう一方のボールを思いっきり投擲して下さいね」 「いよいよだな、樹里金君!」 「いよいよなのね、樹里金さん!」 「一、二の、三、それ!」 「アー、ア、アー!」 「ああ、まるで空中ブランコのようだわ、きれいね!」 「あおいくん、しかし、支えているのは首の皮一枚なんだからな、ハハハハ」 「アー、ア、アー!」 「猿蔵君、今だ、投擲したまえ!」 「おお、樹里金君、球が、球が!」 「ああ、樹里金さん、円を描いて、大きく回転を!えっ?あら?」 「なんじゃ、あおいくん?」 「警部さん、大きく、円を、団子のような球が、――大・団・円?」 「等々力さん、いいですか、猿蔵君の身体自体は一度揺れの限界点で止まって、そこからまた」 「そこからまた、あっ、樹里金さん、また帰って来たわよ!」 「アー、ア、アー!」 「うーん、スィングバックで加速が付いた猿蔵君の頭に、一回転したボールがこちらもやはり猛スピードで…」 「等々力さん、実際はあの重い椰子の実なんですからね、その衝撃のほどたるや!」 「樹里金さん、さあ、当たるわよ、当たるわよ、うわーい、当たった!当たった!当たった!」
365 :
名前はいらない :2006/12/18(月) 03:25:12 ID:q/EX8rqR
>>364 (訂正)
「猿蔵君、いいですか、振り子の運動が最下点に到達した時に」
「ああ、まるで空中ブランコのようだわ、面白そうね!」
「ああ、樹里金さん、円を描いて、大きく一回転を!えっ?あら?」
「等々力さん、実際はあの硬い椰子の実なんですからね、その衝撃のほどたるや!」
366 :
名前はいらない :2006/12/18(月) 04:57:03 ID:q/EX8rqR
「悪魔が来たりてアヒルの円舞曲・大団円」 「等々力さん、そしてあおいさん、以上がぼくの推理です」 「うむ、樹里金君、お見事。よし、わかった!被害者は自殺だ」 「警部さん!」 「もちろん、あおいくんは無実だったな。この通りペコリじゃ、ハッハッハッ」 「樹里金さん、わたしは何とお礼を申し上げれば」 「あおいさん、ぼくにはあなたの笑顔が何よりの報酬ですよ」 「エヘン、樹里金君、お取り込みの所済まないが、もうバスが出るようだぞ」 「それでは等々力さん、今回もいろいろお世話になりました」 「いや、まあ、樹里金君、それもまたお決まりだからな」 「あおいさんもお幸せに」 「樹里金さん」 「おや、猿蔵君が見えませんね。彼にもよろしく伝えて下さい」 「樹里金さん、これからどちらへ?」 「そうだなあ、もっと南の方へでも。あおいさん」 「はい」 「ここから南の方角だと何処ですか?」 「海ですわ」 「海の向こうの話ですよ」 一個の椰子の実から始まった今回の事件。 樹里金は青い海岸沿いを埃だらけのバスに揺られながら、 まだ一つだけ、解決していない疑問があったことに気が付いた。 運命、そう、運命のようなものだなあ、この椰子の実が生まれた島へ、 これからぼくは行くのかもしれないのだなあ。 思いやる八重の汐々いずれの日にか国に帰らん 藤村 「悪魔が来たりてアヒルの円舞曲」(完)
367 :
名前はいらない :2006/12/26(火) 18:35:12 ID:sEaQ4T5t
「新潮カセットブック・向田邦子編・その一」 向田邦子が晩年の講演で、言葉について、 書き言葉よりも話された言葉の方が“恐ろしい”と言っている。 つまり、書いた言葉は消しゴムがあれば消せるけれども、一度、言った言葉は消せないと云うことらしい。 逆説的に響くかもわからないけれども、これは、記録と記憶との問題とも絡んで来るようだ。 要するに、話し言葉(声)というものは、記録ではなく印象の領域なのであろう。 その言葉を聞いた時の第一印象というものは、発声されるや否や、もはや、 訂正が効かないから、話す(声に出す)言葉の選択には、慎重であるべきだと、 向田邦子は言っているのだと私は理解した。 注) 記録=客観的、印象=主観的という構図で考えた上で、理解とは間主観的だという全体の構造である。 そう言えば、書き言葉というものは、いつでも、 あれは推敲の途中であったという言い訳が可能であるようでもある。 極端な話、あれは間違って書いてしまったのだと言えば、酌量の余地もあるけれども、 会話における行き違いには、修正の聞かない刹那があるという、ことかもわからない。
368 :
名前はいらない :2006/12/28(木) 04:19:07 ID:sHrIKb+T
「あおい時間ですよ!・756号は記憶だった?散文編」 日本のプロ野球界において「長島・王」はかつて「記憶と記録」の組み合わせで語られて来たが、 実際は、というか私個人としては、「756号」は「記憶」だと思っている。というわけは、 実際の王選手のホームラン記録は確か八百何本のはずであるが、 日本人の多くは、それを正確には覚えていないと思われるからだ。以上のことから、 王選手の一本足打法のパネルはいつも「756号」のままであり、 もしもこれからもそうであるならば、 日本人にとっては、それは記録ではなく記憶として、 ペプシコーラの1.5倍の想い出とともに想起される事象なのである。
369 :
名前はいらない :2006/12/28(木) 04:20:50 ID:sHrIKb+T
「あおい時間ですよ!・756号は記憶だった?詩編」 「Because」 Because the world is round it turns me on Because the world is round...aaaaaahhhhhh Because the wind is high it blows my mind Because the wind is high......aaaaaaaahhhh Love is old, love is new Love is all, love is you Because the sky is blue, it makes me cry Because the sky is blue.......aaaaaaaahhhh Aaaaahhhhhhhhhh.... (意訳) あ、あ、あおいさん、ち、ち、地球は丸かった… さ、さ、猿蔵・実験の、ら、ら、ラウンドのようにもね、あああ! あ、あ、あおいさん、ち、ち、地球は丸かった… や、や、椰子の実の、な、な、流れ着いた理由とはそれだった、あああ! あああ!
370 :
名前はいらない :2006/12/28(木) 12:04:26 ID:sHrIKb+T
「あおい時間ですよ!会話編」 「それでは樹里金さん、記録としての王選手はどうなるの?」 「それがあおいさん、皮肉な結果になりそうです」 「ホームランにミステリー、樹里金さん、果肉な内容?」 「あおいさん、そんなに皮結を急がないで下さい」 「でも…、あっ、色、色なのね?」 「色になって、あおいさん、刹那の色に!」 「つまり、彼が持つ八百何本かの記録が抜かれた時に、樹里金さん!」 「そうです、あおいさん、その時にこそ王選手は記録になるんですよ!」 「ああ、何という皮肉かしら、樹里金さん!」 「イロニー、あおいさん、セ・ラ・ヴィ!」 ♪人生いろいろ〜(歌:島倉千代子)
371 :
名前はいらない :2006/12/28(木) 18:09:12 ID:sHrIKb+T
「新潮カセットブック・向田邦子編その二・家元の思い出」 没年の録音ということで、これは功なり名を遂げた向田の感慨として、 落語の言葉、(彼女の観点からはセリフであるが)、に脱帽している述懐があった。 それは『火焔太鼓』という演目で、演者は志ん朝さんと言っていたが、 散々貧乏をした挙句の、時ならぬ商いの儲けに動転する夫婦の様子に、 くすぐりという観点から、自分には書けない味であると、 江戸落語の情緒を評価している箇所である。 記憶ということで『火焔太鼓』を思えば、 大晦日だったかにテレビで放映された談志さんのそれを、 私は思い出す。もう、十幾年も、前のことであっただろうか、 談志さんの語りの映像と、 紙芝居のようなイラストとのコラボレーション的作品であった。 思うに、『火焔太鼓』という落語は、非常に縁起のいい演目なのだろう。 来歴的に、日本の芸能には、神々への奉納という側面があったと理解する。 今年もあるであろう、NHK紅白歌合戦。その中で奉納に価するのは、ま、 夏川りみくらいかとも思われるのではあるが、それはそれ、 人それぞれだから、そのようにも、また、来年も明けるのであろうと思われる。
372 :
名前はいらない :2006/12/31(日) 05:24:46 ID:dBBzwcR5
「反近代人としての三島由紀夫・彼における反保守主義の証明」 所謂“右翼”の好きな三島とは文学者としての彼ではなく決起した行動者としての三島であろう。 残された対談などからは、彼はテロリズムを肯定し、あの決起とは、 あたかもその発言の延長線上にある行動のようにも思われるのだが、 実際の三島はあの日、あのバルコニーに登壇して、 聴衆である自衛隊諸君に説得を試みているのである。 つまりは、「問答無用!」の反対を三島はやって、そして挫折しているわけである。 このことは、三島は最後まで『文化防衛論』における「言葉には言葉を、 暴力には暴力を」という自分の理論に従っていることを示している。 戦後二十五年の日本社会を否定した三島は、結局は、自分の文学的成功というものをも捨て去る理性を持っていた。 その点において、三島は、「自孫に美田を買わず」と遺訓した西郷隆盛と同じ境地に立って生きた(was)と言えないか。
373 :
名前はいらない :2006/12/31(日) 06:44:24 ID:dBBzwcR5
>>372 (訂正)
×「自孫に美田を買わず」
○「児孫のために、美田を買わず」
374 :
名前はいらない :2007/01/01(月) 03:06:09 ID:WW3UwrRD
「I Just Fall in Love Again」 夢が必要だと言うのなら どうしてそれを放るのか。 けれども高くそれを上げ 落ちて来たら、そう もう一度、 美しい願い事のように、ね。 届いて、また あなたの手に。
375 :
名前はいらない :2007/01/23(火) 07:55:35 ID:Jd3s3Nck
「(They Long To Be) Close To You」 なぜ、鳥は飛ぶのと問うよりも どう、鳥は飛ぶかと尋ねたい。 理由は動機にはなるけれども、 方法にはならない。ホッホウ! 突然、近くなった距離に気が付いて。
376 :
名前はいらない :2007/02/21(水) 17:14:20 ID:1EO0orhk
「レンズを磨く」 その街からポスターが消えていた。 美しい願いごとみたいなものが。 届いたろうか、その手には。 天国からのあいさつが。 何気ない日常に遍く。
377 :
名前はいらない :2007/02/22(木) 01:32:53 ID:77/uSmCj
「レンズを磨くtake2」 その街からポスターが消えていた。 美しい願いごとみたいなものが。 届いただろうか、その手には。 天国からのあいさつが。 何気ない日常に遍く。
378 :
名前はいらない :2007/03/17(土) 10:21:07 ID:wmuBs5eh
「You've Got a Friend」(♪Carole King) When you're down and troubled and you need a helping hand and nothing, whoa nothing is going right. Close your eyes and think of me and soon I will be there to brighten up even your darkest nights. 倒れてしまったあなたは 一人で困難と闘っている 助けが必要なら、私のこの手で 正しいことばかり考えては駄目なの 目を閉じて、私を思い浮かべて まもなくあなたは行くことが出来る 夜を本当に暗くすることで 輝きを始める、その場所へ
379 :
名前はいらない :2007/03/24(土) 16:13:51 ID:VUU+zieZ
「国民の春に・三首」 香具山に 綿矢のりさを かぐやかがぬや 春の海 綿矢のりさの のたりかな しばわんこ 綿矢のりさに かぶりつき
380 :
名前はいらない :2007/03/31(土) 07:48:51 ID:XvUaqJlT
「猫」 見失ったものは速い。 もうそこには居ない。 春の夜は目の前で深い。
,;xc,xz: bfdbdsbf hsgfs fshmfsm bdfbdg hfdmfhdm ,liyrl,yr ukytuk
382 :
たもい :2007/08/20(月) 00:50:20 ID:hjmfGLu3
愛しています 地主さま
383 :
名前はいらない :2007/11/03(土) 16:15:35 ID:6b4EFDQO
384 :
名前はいらない :2007/11/03(土) 17:00:15 ID:TasLZoi2
人の命を食い物にして楽しいのか?
「消化非行」 私は喰う 人の命を喰う だっておもしろいから おいしくはないけど ケチャップはつけない 素材の味が探しにくくなるから 醤油と山葵にはつける そうするのが好きな私だから きんたまのやわらかさで喰べる カエガタイ上顎ざわりでいただく 蟹の味がした気がするのは気のせい だって◯◯太ったあなただから そして山のてっぺんで少女がはじけた 小熊の着ぐるみは朱く粉を噴いた からすが三羽燃えながら鳴いた 喰わァ喰わァと四本の前歯で そうして私は私のために あなたのギラギラ太陽になりたいの 復活を願うのよ あなたか 私の
386 :
名前はいらない :2008/04/23(水) 16:30:31 ID:MMfP6F1J
387 :
名前はいらない :2008/04/24(木) 17:50:59 ID:JkyDLeU8
今日は電球の研究 チカチカする光に併せて 僕の思考は点灯する フィラメントが熱くなるごとに 僕の記憶は鮮明になる 目が痛くなるまで 電球を凝視したあとは パパがママのおっぱいを凝視してた光景を僕が凝視してた記憶が鮮明になる
「欠伸と喧嘩と」 君の割ったパレット 飛び散ればチャンス 驚くふり内緒で 拾い集める下心 繋ぎ合わせる戦略 完成は、もう私のもの 当たり前に愛されてから 君の後悔、撫でてあげる ----------------------- 君がくれたトリップパス、私まだ持ってたw
389 :
名前はいらない :2008/07/17(木) 15:25:52 ID:d2pYa4cE
390 :
たもい :2008/08/01(金) 14:07:16 ID:ObS/5YHk
「あいのこくはく」 君は考えれば良いと思う そして胸を痛めているべきだと思う 君は疑えば良いと思う そして不安がっているべきだと思う 君のあたま その粒の集まりかけ かき混ぜてあげる、たびたび 君のこころ その光かたまりかけ 吹き飛ばしてあげる、たびたびね 分かってたまるかと思うのよ 知られてたまるかと思うのよ 出来たも同然とか思うのなら何度でも 出直して来いと唾でもしてやりたくなるのよ 決して安心しない私の 頭なで安心しないで欲しいわ 驚いた目で私を、いつまでも見てみるべきだと思うわ 傷ついた目で私を、ずっと探してみるべきだと思うわ
391 :
ローカルルール変更議論中@自治スレ :2008/08/25(月) 19:59:55 ID:P4AAnDio
はやくしてほしい
392 :
名前はいらない :2009/01/29(木) 13:24:34 ID:2M56XL4u
tamoi
393 :
たもい :2009/02/06(金) 13:38:03 ID:qU3C7Y3H
「目」 人を見ためで判断しちゃいけない なんて言葉が、どうしてまかり通るのかな 少しは錆びれたかな、ならもう何世代が逝けば消えきるかな 精一杯汚い言葉で、その目を罵ってやりたくなるわ 贈答と称して押し付ける用に得た情報が写ってる 受け取り拒否なんてしたら奇声あげるのよ どなた様ですか 人は見た目に決まってる、少なくとも私には彼は見た目通りだし 人は見た目に決まってる、少なくとも私には彼女は見た目通りだった 私の目が見たものを 私の脳が処理し 私の口が 貴方に伝えるのなら 貴方は、それを考慮したうえで参考にすれば良いと思うし もし貴方が私をよく知らないのだとしたら心のどこかに置いておけば良いと思うわ もう二度と取り出せない 彼は甘えん坊で、世間知らずでマザコンで 不器用と認めることを武器に手を抜いてる舌を出している、でも私をきっと大切にしてくれる 彼女は演技派で、ハキハキさえしていればこの世に鬼なしと信じ、だけど 通用しないと分かれば手の平を返す、凄く短気だから私がいつでも壊してあげる そう思ってた そうだと思ってた そうに違いないと思ってた、見ため通りだった 私は誰にも押し付けたりしない、貴方の世話までみきれない
くんくん