1 :
香魚 :
03/07/23 22:27 ID:UfNoGTQT 面白い詩は書けないかもしれないから sage進行でお願いします。 ひたすら詩を書きまくりたい方、ご一緒にどうぞ。
>>1 最初のIDが、、、御愁傷様、、、。>TQT
3 :
香魚 :03/07/23 22:34 ID:UfNoGTQT
蒸し暑い 手の平はじんわり湿る 池もどんより濁る 頭の中は腐りそう それでも夕日は美しい 毎日タダで見れる幸福 ご褒美として眺めよう
4 :
香魚 :03/07/23 22:39 ID:UfNoGTQT
泣き顔 週に2回は泣く 甘えが抜けないからだ でも正当化して 感動が多いからだとしておこう 私の泣き顔はきたない カタルシスにもうんざりだ
5 :
香魚 :03/07/23 22:44 ID:UfNoGTQT
人間関係 思い込みで成り立ってるような 手探りの人間関係 奇妙なご縁 原因と結果 微妙な立場 それでもやっぱり嬉しいもんだ そばに居てくれる人があるのは みなさんどうもありがとう
6 :
香魚 :03/07/23 22:49 ID:UfNoGTQT
恋愛 わけがわからん 変な恋愛をしすぎた しばらくもういらない こうしていつか 本物に出会えるのか 出会わないだろうなぁ とか言いつつ 常に期待はしてるもんだ
7 :
香魚 :03/07/23 22:53 ID:UfNoGTQT
孤独 孤独って言っても 孤独ではないが 攻撃されたら 孤独を感じたりもする そんな時は部屋にこもる 一晩寝たらだいたい元気だ うまく出来てるもんだ
8 :
香魚 :03/07/23 22:57 ID:UfNoGTQT
心 これはすごい ほんとにすごい 実態は定かではないが フィーリングってやつ? 正しい道を指し示す パロメーターだ だから好きなことをすればいい 危険信号感じたらやめればいい
9 :
香魚 :03/07/23 23:03 ID:UfNoGTQT
自由 自由に感謝 ささいなしがらみはあれど それに縛られるのはナンセンス 気軽になろう 気軽に 自分を責めるのは自分自身だけ
10 :
香魚 :03/07/23 23:07 ID:UfNoGTQT
集中力 目からうろこが落ちた いままで頭を悩ませていた雑音 それに惑わされない真の自己 これがとにかく一番大事 なんだろう 深く考えると答えに困るが そういうこと
11 :
香魚 :03/07/23 23:20 ID:UfNoGTQT
文字に惚れる ごくたまにある勘違い 心理をうまくくすぐる作戦 文字に心底惚れるのは バカらしくも素晴らしい 無限に広がる想像 巧みに感情を操る表現 香りたつような本当の文才 そういう文字に出会いたい そういう文字を書いてみたい
12 :
香魚 :03/07/23 23:28 ID:UfNoGTQT
憑依 インスパイアーの霊にとりつかれたのか 気が付けば文字を打っていた 私の時間を無駄に使う前に 冷静になって夕食にしよう
13 :
香魚 :03/07/23 23:30 ID:UfNoGTQT
後は頼んだ!!
14 :
名無しさん :03/07/23 23:31 ID:L3rgx9m3
スポーツアンダーウェアー 見せないであなたの逞しい筋肉胸 きゃぁ おれは萌えていた 見てくれ この筋肉 筋力 ムキムキ☆ムチムチ 帽子をそっと被せて優しくあなたにキスした 僕は80年代風のドラマを消した くやしかった。
ごめんsageだった
16 :
:03/07/23 23:39 ID:L3rgx9m3
月の言葉に騙された君は気未へ 気味へ 気KIMIへ 来観は ちゅくちゅくウガイする5歳のぼうや 薄青いパジャマは誰が買ったのでしょうか
17 :
名前はいらない :03/07/23 23:48 ID:fwV1Pd6w
ひきこもりは人生に活力を与える あー、ひきこもりてー
18 :
ひでぶー :03/07/24 00:28 ID:OzdEcc+4
扇風機好きなの恋したの私の扇風機達たち そばに居て欲しくてパンを齧り 私の位置を見失い あのときの少女を想い出し奇跡起こり過ぎて 分散食パンにジャムは要らない なんて意味のない言葉ばかり 通機口のヨダレ拭いてあなた 可愛いアナタたちよ どうしようお姉ちゃんが僕を殺すだから僕がお姉ちゃんを殺そうと思うんだ 僕を否定する前に 殺そうと思うんだ アイツを僕を殺しに来る時に KOROSOUTO OMOUNNDAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA
僕の邪魔をする人がいる jfv0wrjくぇ亞gmlvぱい「kgvじゃp:ふぉあ:gヴぁwv あじぇおpvへrrrvれ 亜gjヴぉ】ggpjgv@あj」おれえええgヴぁえr まるで昆虫が喋って僕を食い殺しにくるウザさなんだ わざわざ呪われにやって来るなんて
僕の全てを否定する人 わざわざ僕に寄ってきて僕を否定する人 僕はその人を殺さなくても生きたまま呪い苦しめてやるさ!!!!!!!!!!!!!!1
21 :
名前はいらない :03/07/24 09:43 ID:kxUUQOzp
>1 ひたすらってほどでもないですね。。。
23 :
山崎 渉 :03/08/02 01:11 ID:TahhWmQI
(^^)
24 :
山崎 渉 :03/08/15 12:49 ID:jFO+cPAl
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
25 :
TODAY :03/08/22 23:10 ID:o6gU9Edo
今日・・・ あたしはかずひこと別れた・・・ ベツにキライになったわけじゃないんだ。 でも・・・他にもいるの・・・ スキな人・・・ ホントごめんね・・・ そして・・・さようなら。
26 :
名前はいらない :03/08/31 09:40 ID:YiMkGmed
ぼくのどうかな?
27 :
抹茶 :03/09/17 21:43 ID:wz69Upgd
1さんはいるのか?俺も参加しようかなぁと思ったんだが。
28 :
抹茶 :03/09/17 21:46 ID:wz69Upgd
「山崎パン」 山崎と名前がついた だから僕は山崎パン けど単なるパン。 ぱんぱんっ、とか言ってみたり…… ……あ、美味しいかも。
29 :
抹茶 :03/09/17 21:54 ID:wz69Upgd
「抹茶」 俺はお茶なんだよ 抹茶色とか、色にされちゃ困る。 いいかお前ら、俺はなぁ、 ……まぁいいか。 ほら、抹茶でも飲みなさい。
30 :
抹茶 :03/09/17 21:55 ID:wz69Upgd
みんなおいでage
31 :
抹茶 :03/09/18 17:43 ID:cZ+wWJZ5
お前ら参加してくだtaい。
「氷」 手にくっついて離れねーや こいつそんなに俺のことが好きなのか? だんだん感覚がなくなってきたぞ 無理やり引き剥がしたら血が出ちまった もう一回つけてみようとしたけど無理だったぜ 俺のこと嫌いになったんだな…(泣
33 :
抹茶 :03/09/19 22:19 ID:YRT0HIk/
好きなドリンクは何ですか?>抹茶さん
35 :
ぬ :03/09/19 23:10 ID:Rxwvtgj3
明け方、でたらめで大きい伉が現れて 卞の母屋正面の柱の勇ましい仄が凶悪な中に毛を失う。 イモの仄は引いて母を許可する。 正面の柱はイタリアが勇ましいか? (引いて凶悪で反対か?) 母屋正面の柱 勇ましいまっすぐな毛の汲む仄溶ける今中 アフガニの皮の矢が現れてしようがなく母屋正面の柱が勇ましく責め 侮辱の匹は孤独を許可する。
36 :
利音 :03/09/19 23:38 ID:6feviOps
貼りまくってる
「な」が抜けた 貼りまくってるな… おまけに「…」もつけといた 出血大サービスだ!
39 :
ジャッカル :03/09/20 00:19 ID:Sil2Yra9
世界の終わりが そこまで来てるのに 君はなぜここで 空を見てるの? 慌てふためく 民衆どもを 天使の視点から眺め 笑っているの? 世界の終わりが そこまで来てるのに やることが見つからない 俺は家にも帰らず 君の冷たい横顔を いすに座って眺めてた 後数秒で終わるのに 落ち着いた眼差しで なぜここにいるのかも問わず なぜ座って見ているのか問わず 天使?は何かを見つめてた。
40 :
抹茶 :03/09/20 18:18 ID:2u43Yy8C
ジャッカルさん独特の世界持ってますね。すげ。
>>34 好きなドリンクはジンジャエールさ。
わたしも毎日のんでます… ジンジャ・エール
ひたすらに保守。
43 :
抹茶 :04/01/13 00:42 ID:XKA85IEJ
未だに残るこのスレは何
t
45 :
名前はいらない :04/02/26 18:58 ID:sHYSwaTG
よーし今日からひたすら書きまくるぞー
∧_∧ ぬるぽーぉぉぉ! (ヽ( )ノ) ヽ ̄ l  ̄ ./ | . . | (___人__ ) ; 丿 し ∪
48 :
香魚 :04/04/05 20:05 ID:hSfqJMTr
知らなかった 聖書を書いたのは シェイクスピア−だったなんて
49 :
香魚 :04/04/05 20:19 ID:hSfqJMTr
僕の世界の白い部屋 ここに来る前はお店に並んでた 前を通りすぎる人に挨拶したり 話し掛けてみたり媚を売ったり あんまり時間はかからなかった ちょうど4000円で買われて 袋に入ってやってきた白い部屋
50 :
香魚 :04/04/05 20:29 ID:hSfqJMTr
女が出て行くと僕は楽器を弾く そしてたまにはテレビを見たり 雑誌を破いたり辞書を引いたり でもこういうのって秘密なんだ 女が帰ってくる気配を感じたら 全部を猛スピードで元に戻して そ知らぬふりで定位置に寝転ぶ でもね、実はばれてるのかもね 彼女やたら話し掛けてくるんだ
51 :
香魚 :04/04/06 00:17 ID:P9hdQYTR
↑「かわいいトラのぼやき」
52 :
糞猫 :04/04/07 03:18 ID:BwNULF0r
疲れました 笑顔を作るのに 顔面から筋肉をなくして ただ虚ろな目で いきてゆきたら 頭蓋骨の内側で 心から笑えるでしょう。
sage
55 :
名前はいらない :05/02/18 04:10:52 ID:1QonSX7H
56 :
朱彗 :2005/03/30(水) 17:23:40 ID:1EeWRWz2
忘れ行く毎日 忘れ行く思い出 消えゆくもの達 形は残らない 両手いっぱいに抱え込んだ 思い出は砂の様にこぼれ消え行く 思い出せない記憶の彼方に 大切なものがしまってあるはずなのに 忘却の彼方僕達は思い出せずにいる それを失ったと思い込んでいる さあ出かけよう僕等の記憶の奥底に なくした記憶を思い出しに行こう 大切なものがそこにはあるから
57 :
万華鏡倉庫 :2005/04/27(水) 04:47:59 ID:dUC3GUG5
体毛を脱ぐ委員 汗ばんだ会議には パイプ椅子を分泌しておく 赤錆のにおいを律儀に 規約に内臓しているのは 曲線がまだ 燃焼に焦がれているから 早急に 酸化を要請する 書式を用意 四枚綴りで 気体液体コロイド固体それぞれに 回付してください
58 :
万華鏡倉庫 :2005/04/27(水) 04:50:30 ID:dUC3GUG5
「ひびが入っていますよ」 と アドバイスを受ける脛の とまどった表情
59 :
万華鏡倉庫 :2005/04/27(水) 05:01:43 ID:dUC3GUG5
成分を知らせてほしいホトトギス
60 :
万華鏡倉庫 :2005/04/27(水) 09:17:05 ID:36wyM8nq
それはひまわり ひまわりの蓄積 花々の夜がめぐる 砂を噛む音 地層とともに立ち上がり 身を震わせると 日光の細片が降り注ぐ まわるひまわり 比喩 比喩の 比喩から比喩 その繋がりが 捻じ切れるまで
61 :
万華鏡倉庫 :2005/05/02(月) 01:46:12 ID:Jc7cv/3i
海面だけをつまむために光で指をつくり 十本ずつ束にして 適度に塩分を含んだ音楽に晒しておく
62 :
万華鏡倉庫 :2005/05/02(月) 19:06:17 ID:GEXHORgT
北北東を縛り 通過する春の横腹にあてて 発芽への リリーサーが捲れてゆく時の 連鎖により 沸き立つ泡のふるまいで奏でられる その背後 方角を差すことのひびきを 皮膚の下にひそめて 拍子をあわせて 弾け 北北東が南南西によりそうときの 汗ばんだたがいちがい 歪んだ歩調 屈み込んでいたわる 疲労したにおいの 加齢 荒れた肌の春の東と西に
63 :
万華鏡倉庫 :2005/05/02(月) 19:14:17 ID:GEXHORgT
ほどかれまいとする帯をほどき 友達のいない螺旋に 巻きつける 役割を めまいをルーレットがわりに 順次割り当ててゆく 傾斜角は変更され 老いた肌の肌理が数字として読める境地を 袖は通さずに羽織る 音 そして あおられてたたらを踏む風
64 :
万華鏡倉庫 :2005/05/03(火) 02:37:27 ID:bTMOCK5u
在野の索引を引いて 適切な排卵日にしるしを付ける権力 表情をはんぶんだけ 下腹部に依頼し 世間様の目を 壁面を這う線条痕に見立てて トンネルを抜ける前に 談合しておく 思い出す経血にセメントの重り 車線変更するとき 母親が見せた隙 それを衝く
65 :
万華鏡倉庫 :2005/05/03(火) 02:52:22 ID:bTMOCK5u
知らぬふりの森を 微々たる旅人が通る 光子をよけるしぐさは 寄り目で見た夢のように きわどい 旅人の発する音が 焦げる泡の じりじりとした唸りをなして 森のなかの既婚者だけを 選り分けて糾弾する 許可 暗がりで申請 あたかも 森の祖父と伯母が 枯れる南方 播かれる双方 重たくば斧
66 :
万華鏡倉庫 :2005/05/03(火) 02:56:31 ID:bTMOCK5u
まだ生まれていないのに、もう悩みがある
67 :
万華鏡倉庫 :2005/05/05(木) 00:36:24 ID:NwpIfuQT
屈曲することに貰い 爪先下がりの道を凝集する機会を与え ぬるいなりあまいなりに 平行する女から女へと受け渡される森と名前 揉み込んでよく俯角を身じろぎ 先天をかわし 北方の槍のにおいを髄膜に嗅ぎつけるときのように 眼を上げずひたすら 足を運ぶ仕打ち 道と 女めいて撓んで 油断する森の関節をまたひとつ 加える 仰向けにことづかる種族まで 血液が流路に沿って地図を描いてくれる みっつばかり年上の地図を 「おんな、おんな」と 唸りながら 漁りながら 低音の歩調にくるんでおく 隠しておく 桁 組むための桁を 計算に流用する
68 :
万華鏡倉庫 :2005/05/05(木) 00:42:01 ID:NwpIfuQT
そのような本能に同意するまでの書式 整えて軽く ピルエット 総合的に評価する霜柱まで 淡色のあやうさまで 便箋に封じて とうちゃんに見られた 紫 鏡の先 化学者 近所なので配達を 引き受けた虹
69 :
万華鏡倉庫 :2005/05/05(木) 00:45:15 ID:NwpIfuQT
立ち上がり あたりを見回し 座り込み 腕組みをして自重に耐える産毛
70 :
万華鏡倉庫 :2005/05/05(木) 00:47:46 ID:NwpIfuQT
森の島から鳥の島へ はばたきだけが飛んでゆく 森に 鳥を残して
71 :
万華鏡倉庫 :2005/05/05(木) 02:07:34 ID:NwpIfuQT
息継ぎの頻度が国境の屈託である帝国 権力は体毛として局部に生え 所領から滲む皮膚呼吸のかげろうを 曲線のよしみで召し上げる 帝国の体内時計は 蛇腹式の得体の知れない異国情緒 聞き分けは良いが気が利かない まだ子供のいない秘書で 一人称だけ 故郷の角張った言葉で話す 半端に垢抜けた時計 まだ肌に張りがあるうち秘書を辞して 「打楽器になりたいの」 必要に応じて おさない弟にだけは打ち明けている
72 :
万華鏡倉庫 :2005/05/05(木) 02:20:18 ID:NwpIfuQT
「他意はないのにくちびる 漁業にいそしむ前夜祭 前夜というのは開店ので 開店するのは花屋なので 魚と花の関連を 母に気付かれこっぴどく 飯粒が 青い飯粒が 黄土色の茶碗にこびりついていたから もう笑わないくちびる 飯が盛れればさかさま 胚芽の説得海老茶色 砂糖で発電する限り 許されるわがままなのかしらん」 とだけ記されていると伝えられる
73 :
万華鏡倉庫 :2005/05/05(木) 02:41:03 ID:NwpIfuQT
骨格? 骨格なら、俺の体内から必要なだけ持っていきな どうせ電器屋の冬場のディスプレイに使われるくらいが関の山だ って、嘘だけど ちょっとこの饅頭かたくない?
74 :
万華鏡倉庫 :2005/05/07(土) 00:10:01 ID:+2uC368c
風が向きを変え潮の香が漂ってくると 国土が船であったことを思い出すのです 積荷である私達は 今生のうちに 無事売却されるものかはさだかではありませんが 水平線に沈むときの太陽は だんだんと大きくなってきております 右舷の廃墟に残った 三半規管塔にのぼって 太陽の胸倉のあたりに眼をこらせば 茫漠たる意味の碑文をあらわす肋が 眼に入る砂のようにごろごろと読めますし 傾く空からこぼれてくる はばたく水のようなあおじろい風を呑めば 膨らむ肺に撓められた私の肋が 発情期の鳥のさえずりで返事するのが聴こえ 寄せることばと飛び立つことばが 入れ違って ずるずると 横腹をこすりあう感触が 私の脇のあたりを訪ねてきたりします
75 :
万華鏡倉庫 :2005/07/17(日) 00:59:09 ID:a+yBi7HN
語り直された物語が その原型を思いやるように みずからを語り戻そうとして果たせずにいる 記憶が細部を欠いているせいで だんだん行間が開いてゆき すでに ありふれた児童書にしか見えない
76 :
万華鏡倉庫 :2005/08/30(火) 00:26:18 ID:rxol+8C1
音の門口に 触れるまで震え 擦過する肩口に身を沿わせ 肉体が建築であるなら 錯覚を骨格する 潰えることを拒んだまま 建てられた音が 佇立している 静止した音の圏域に 乱入してゆくのは 済まされた耳の速度であり もうどこにも通じなくてよい神経
77 :
名前はいらない :2005/09/17(土) 15:55:15 ID:XvjQvfzd
abcde
78 :
太陽クイズ :2005/09/17(土) 23:38:36 ID:BOPkvhub
やわらかいものをくう やわらかいくちで さからうくちをすう さからうものを やわらかくしてくう
79 :
kou :2005/09/27(火) 23:30:29 ID:u1ePi0Nu
私はオトナ 君はコドモ 君のコトバは 君の想いだけだけで コドモみたいに一方的で 私には届かない、聞こえない 君のコトバで怒ることも悲しむこともない それでも 私はオトナだから 笑ってそれを聞いていよう でも 君を 君のコトバを 受け止めない、受け止められない どっちがコドモ?
80 :
名前はいらない :2005/09/29(木) 15:27:08 ID:S0vJd7hZ
あなたは今何を見ているの? あなたは今何を考えているの? あなたは今・・・幸せですか? あなたが悲しくて落ち込んだ時は 優しく包んで癒してあげたい あなたがなげやりになった時は 逃げないでと励ましてあげたい あなたの喜びは私の蜜となり あなたの悲しみは私の傷となる 私の心も魂もすべてあなたのものです 恋がこんなにも苦しいものだと初めて知りました
81 :
kou :2005/10/01(土) 23:09:15 ID:zJtDWj4p
心を閉ざして笑う 何故笑うのか 笑えてないのに 自分は強いと言いたげな顔で 心が笑ってないのに そうやって何を誤魔化してきたのか? まだ自覚してないようだから まだ人のせいにしてるから まだ自分が見つからないみたいだから 言おう 貴方の魅力が隠れてしまうその前に 何故笑ってるの?
83 :
空色 みゅう :2005/10/02(日) 00:42:43 ID:C4SzGYUX
ささくれた心に かける言葉を 私は持てない 何もできない無力さは どうすれば力として羽ばたけるの それでもここで 生きていて ちゃんと心臓も動いて 心は生きようとしてる それも強さ 弱った心にも それが強さ そうやって残ってる 大丈夫 きっと
84 :
空色 みゅう :2005/10/02(日) 01:16:30 ID:C4SzGYUX
ここに来れなくなる事はない 線をつなげば 私はここにいる 書きこんでる それだけ今はこんなに・・・・・・・・・
85 :
空色 みゅう :2005/10/02(日) 01:18:56 ID:C4SzGYUX
悲しい科学のニュースも どうか 悪用されないように うれしい科学のニュースも どうか 悪用されないように 悲しい世界にならないように 私は何もできなかったけど ごめんね
86 :
空色 みゅう :2005/10/02(日) 01:20:50 ID:C4SzGYUX
道を選び間違えたみたいで なんとか無理やり押しこめたんじゃないかって それが一番したかった
87 :
空色 みゅう :2005/10/02(日) 01:22:39 ID:C4SzGYUX
88 :
空色 みゅう :2005/10/02(日) 01:24:06 ID:C4SzGYUX
科学ニュース+
89 :
名前はいらない :2005/10/02(日) 01:39:44 ID:w+F4HlhE
扉 君はそこに立っていた 今日も僕はその扉を開けてみる でもやっぱり君はそこには立っていない 僕は溜息をつく 目を瞑るとそこには君が立っていた 僕はこの扉をもう閉めない
90 :
名前はいらない :2005/10/02(日) 05:55:13 ID:wQ6i45O+
oyasumi・・・ まだ寝ないよ 君が起きてるから
91 :
kou :2005/10/03(月) 00:37:46 ID:CahdplNN
夢見たものになろうとしているのに 今ある現実から逃げたくて 忙しい日々に嫌気がさして 何もしたくなくて 本当になりたいのかさえ疑ってしまう 自分に勤まるのかと考えてしまう 後戻りもできずに ただ毎日が過ぎていくようで 覚悟ができないままで 何になろうとしているのか ワカラナイ でも 本当はワカッテル それは現実逃避だから ガンバレル。はず。
92 :
名前はいらない :2005/10/03(月) 10:01:56 ID:7LCCtxhF
ただ流されていく 仕事に生活に・・・ 変わらずに毎日漂っている 何も無いことが幸せだって誰かが言ってた でも私の心はそれとは違う方向を見てる 愛されていること知っている 守られていること解っている それなのにここを飛び出したいと 日に日に募る思いはまさに平和ボケ? 自分勝手な臆病者? 私が正気になる方法はひとつだけ あの人を忘れること・・・ 今はまだ出来そうもないけど
93 :
ももん :2005/10/03(月) 17:44:31 ID:zqhhFI07
死ねる勇気があるなら、君は生きれるよ。 頑張ってね、応援しちょるから。
94 :
名前はいらない :2005/10/03(月) 21:53:42 ID:/49as15y
優しい言葉が こんなにも 自分を 強くしてくれた
95 :
kou :2005/10/03(月) 22:44:12 ID:CahdplNN
日に日に薄れる怒りは 喜びには変わらないけど 怒ってた分の時間を 笑顔でいられる時間にしよう 何も変わらなくても 誰も気付かなくても その小さな変化が わたしの温度を少しだけ 冷まして いつか適温になるまで
96 :
kou :2005/10/06(木) 01:22:52 ID:Nk7rOO3b
悲しみの記憶も 思い出すたび 流れた泪も いつかきっと 枯れる時が来て そのときにはまた 新しい悲しみに 泪を流す 泪は枯れない 生きている限りは
97 :
万華鏡倉庫 :2005/10/06(木) 01:40:53 ID:bgqizpNj
受精卵の十字架を盾に 揺れる薔薇を鎧に 浪費の皮膚を兜に 希望は不要 感情は不適 ただ羅針盤が避ける方位を 目差し 目的地は訪れる 季節として 鑑札は接続詞 視線をはずす門をくぐり 城は跳ね橋を握る 跳ね橋の搾り汁をふるまう 書簡の王 正装でよぎる 眼の端を むしろよぎった その位置が眼の端と さだめる
98 :
名前はいらない :2005/10/06(木) 11:20:41 ID:+wW8cuFu
泣かないで 大丈夫だよ 解っているから彼方のこと 離れたところから見守っているから 誰よりも頑張り屋さんで 誰よりも熱く だけど不器用だから誤解される 誰よりも優しくて繊細なのに 生意気ではなくて人見知りなだけ 頑固ではなくて夢の為に妥協しないだけ 悲しまないで 傷つかないで 人見知りなのに人が好きな彼方 人を嫌いにならないで 自分を嫌いにならないで 自分を信じて 彼方には誰よりも才能があるよ 私お母さんみたいだね 出来れば彼方のお母さんになりたかったな そうすれば彼方を生涯 愛することができるでしょう
99 :
バブリン ◆WWWW34qgnQ :2005/10/06(木) 20:32:22 ID:6W0p2pO+
不思議だ なんでもないのに涙が出てくる 泣きたいんだろうか? いや違う 君の事思うと涙が出てくる 君は元気でやっているかとか 考えてしまう こんなに好きなのに 君は気が付いているのだろうか? こんな僕なんかの想い 気が付いてほしい そして振り向いて欲しい 涙が何故だか止まらない・・・
100 :
kou :2005/10/07(金) 00:08:11 ID:n2HBsQdj
知りたくない 自分のコトなんて 知らなくてもいい 見たくないものだから そうやって目を覆ってきたから いまだにワカラナイ いいところ 悪いところ 大して変わらない それらは対になってるから 今はもう少し時間がほしい もう少ししたらちゃんと向き合えるから 泪が前を覆っても 拭って見据えることができる 今その時に向かって歩いているから お願い もう少し
101 :
名前はいらない :2005/10/07(金) 00:13:41 ID:VA4ovFDY
NEC ecotonoha (参加型プロジェクトの植林活動)がグッドデザイン賞の
ベスト15に選ばれました。
http://www.ecotonoha.com/ 受賞歴
Oct 03.2005 : グッドデザイン賞「ベスト15」
コミュニケーションデザイン部門にてグッドデザイン賞「ベスト15」受賞
Nov 09.2004 : LIAA ロンドン国際広告賞
Interactive Media部門にてグランド・プライズを受賞
Jun 24.2004 : Cannes Cyber Lions
Cyber部門にてグランプリを受賞
May 17.2004 : Clio Awards
インターネット広告 Artistic Technique部門にて金賞およびGrand Clio賞受賞
May 12.2004 : One Show Interactive
Corporate Image-B to C 部門にてGold AwardおよびBest of Showを受賞
Mar 31.2004 : 第2回東京インタラクティブ・アド・アワード
ビヨンド広告部門銀賞を受賞
Dec 24.2003 : 文化庁メディア芸術祭
審査委員推薦作品
Dec 18.2003 : 環境goo大賞を受賞
102 :
名前はいらない :2005/10/07(金) 00:28:53 ID:n2HBsQdj
見つけてほしい でも知られたくない 誰かの言葉が欲しい 気休めにもならない言葉 それでもいい 本当にいい?
103 :
こえ :2005/10/07(金) 00:51:36 ID:XjV4xuy5
どんなに泣き叫んでも だれにも届かない 僕はそうして死んでいく 気付いてよ・・・ 僕は今暗闇の中泣き叫んでる
104 :
名前はいらない :2005/10/07(金) 01:10:21 ID:pnCNzEuE
105 :
万華鏡倉庫 :2005/10/08(土) 02:34:47 ID:dMGa36US
じぶんが振り向くのに逆らって 右眼と左眼がすれちがって 理性と感情がふたつの魚群のように融合していくとき 論理は欲望の背中を 愛は弁証のうなじを 見送る 眼元に面影がある 吹き払われる息の白みのように 面影はたなびき 首っ玉にぐるりと巻きついた顎の 後を追う耳の ひだひだに寄り添う 音は 鼓膜に追いつけないで ずるずると頬を ずり落ちる
106 :
万華鏡倉庫 :2005/10/08(土) 05:18:32 ID:ZHxsQxLI
直線は実在しない 光が懲役を終えるまでは
107 :
kou :2005/10/11(火) 00:42:45 ID:Gj5ah2ak
あたたかい場所に 居過ぎたから 独りの場所に戻るのが 寂しくて うっすらと泪すら浮かべるのに すぐに独りに慣れてしまう 慣れてしまったら また 辛くなるのに そうやって何年も過ごしてきた
108 :
天霰 ◆qApOM9Pnis :2005/10/11(火) 01:07:37 ID:7eARXAAR BE:115819362-
今も思うよ あの日 過ぎていった日を後悔する毎日 あの時どうすれば あの時どうすれば あの時どうすれば 同じコト繰り返すだけ もう戻ってこない日に思い焦がれ 前に進めない 今という時間を信じること もう私には出来ないこと 何も無い手のひらに幻を見る 形も重さも無い けれど暖かさを感じる いつの日か感じたあの暖かさ いつまでも忘れることの無いあの暖かさ それに手を引かれ私は歩き出す 何も無い日々へと
109 :
kou :2005/10/13(木) 21:54:43 ID:SClo85VC
少し休んでください 貴方は少しがんばりすぎるから 他人の分まで背負っても 自分の体調が悪くなっても まだがんばれると言う貴方は きっとまだやれると信じている貴方は きっとまだへばりはしないけど ちょっとだけ休めば その後は今までよりずっと 楽しくやれるから 背負っているものが重過ぎるなら 少しなら手伝えるから だから今は少しだけ休んでください
110 :
万華鏡倉庫 :2005/10/14(金) 00:46:41 ID://EuyHhi
あらゆるものを憎む、ということが可能かどうか、試してみる 思いつくままに、ひとつひとつ、丹念に憎んでいく
111 :
名前はいらない :2005/10/14(金) 01:40:25 ID:lUNjIs1V
酢のような/家の臭さ/耐えがたし/我が恋は/消滅せる/貧民街に 川流れ/その父親が/背にする川/まずい食い物/汚き家/トランプ遊び しゃんとして/目鼻の整うた/姿のすること/曇り日の/その姿/忘れがたし 貧民の街/たゆたう屋根/無理やりの/セックスに/のどが渇く/涙ながれる 臭き家で/猫が死ぬ/とある家の/とある日の/出された飯は/猫の肉か しぐさそぶり/田舎くさく/顔うつくしく/臭き家の/誰も彼もの/妙な声 屋根屋根は/ありし日の/姿うつして/貧民の街に/まことその子は/その街にありき
112 :
雑草 :2005/10/14(金) 04:05:53 ID:HeD+hvUO
行ってしまった 振り向きもせず 行ってしまった 別れも言わずに
113 :
雑草 :2005/10/14(金) 04:18:58 ID:HeD+hvUO
「重なり積もるように」 アナタから届いた本 恋の幸せや苦しみが 沢山綴られていました あなたの幸せや苦しみが 沢山溢れていました 左側を一ページずつ捲るごとに あなたの涙が重なるようで 右側が一ページずつ増えるごとに あなたの痛みが積もるようで 切なくて 怖くて まだ三分の一しか読んでません まだ三分の一しかあなたの想いを知りません 切なくて 怖くて 続きが読めません 続きを読みたくありません どうかこんな私をお許し下さい
114 :
万華鏡倉庫 :2005/10/14(金) 16:42:09 ID:u8TIMiZB
待望の悪夢をみて 絞られた心から さいしょに滴った不安を 甘ったるいジュースに混ぜて 素面で飲む 明日に着くまで あと何度 夢をみることができるだろう 昨日の夢は冷凍庫に休ませておき 息は溜めない 仰向けのまま 水はなくて 水圧だけの 夢に潜る 沈む水底より速く 沈んで 底に着くために 悪夢を待望する 重さよ 手首は切らない 鉄が減るから
115 :
万華鏡倉庫 :2005/10/14(金) 20:10:32 ID:u8TIMiZB
天国で善人が安逸に暮らしてゆくためのエネルギーを、当然ながら地獄の悪人が供給している。 永遠に革命のない階級社会。 すばらしいか?それって。
116 :
万華鏡倉庫 :2005/10/14(金) 22:25:40 ID:u8TIMiZB
ageないでください。どうか。
117 :
kou :2005/10/15(土) 00:52:53 ID:mZSX2Kjs
生きていることを感じる瞬間は何時も。
118 :
kou :2005/10/15(土) 01:11:04 ID:mZSX2Kjs
底が見えた 昔は見えなかったのに いつの間にか最下層は着実にできていて そこに夢や優しさ、信念も いろんなものをを葬って 埋めてきたのはワタシ 穴を埋めれば危険なく歩めるから でも平淡な道では生は感じられないから 掘り起こそう 自分で埋めたのならそれもできるはず それに 一度その穴に落ちてみるのもいいかもしれないから 生きている事を実感して 穴を乗り越える力を身につけて いつか貴方の手助けになれるように 必要として貰えるように
愛される事にこだわって いつも世界を睨んでた 見上げる事しか出来ない世界が 堕ちる事すら願ったりもした そんな僕に手を差し出したきみは おそらく何気なしだったろう それでもきみの手はあたたかかった 人のぬくもりがこれほどまで あたたかい事すら知らなかったから 受け取ったよ、きみの想い 届くといいな、僕の想い 続くといいな、この気持ち きみも同じ? 同じだといいな お草々さま。
120 :
名前はいらない :2005/10/16(日) 22:55:53 ID:vqFGXlKZ
彼方のこともっと知りたい 彼方に触れたい 彼方を感じたい 届かない・・・ 思いが届かない 彼方の成功を祈っていたはずなのに 昇っていく彼方をみて 取り残された私は ただ彼方の影を見つめる 思いを届けるその前に 遠くに行ってしまった いとおしい人よ 変わらない思いを どうか、どうか 受け取ってほしい どうか、どうか 気付いてほしい 彼方を愛している女が ここにもいることを
121 :
kou :2005/10/17(月) 22:13:58 ID:KBG40NnH
いい子の役が板についてきた貴方 何でもそつなくこなして 淡々と日々の出来事を処理して そんな貴方には熱を感じない 何かに我武者羅に取り組むこともない 一生懸命になったことがある? それは 一生懸命なフリをそつなくこなしただけ なりふりかまわずやったことなんてないから 褒められる事すら重い? 何時も前には皆がいて 本当に頑張っている皆がいるから 冷静なフリでガンバルマネじゃ 追いつけない 同じ場所に立ちたいなら なりふりかまってる場合じゃないよ ガンバルフリをやめて そつなくこなす癖もやめて かっこ悪くても 止まらないで 本気になって
122 :
万華鏡倉庫 :2005/10/18(火) 12:25:47 ID:OCO1H259
いきなり「あげる」と言われて すこしだけ知ってる人から ぜんぜん知らない本をもらった くれた人に似ている人に会った もらった本を あげてみた もらったときに うれしかったから その人はいまどうしているのか わからなくなったけれども ぼくがあげたその本を また別の人からもらった この間十二年
誰も私を知らないことが、どれだけ幸せなことか。 ロンドン。 路傍に居座る猫、同様、 誰も、私を知らない。 すこぶる愉快。
124 :
kou :2005/10/19(水) 20:56:01 ID:zMXofqjc
あんな夢見たから 気持ちがどこかにいってしまった どうかしてる
125 :
万華鏡倉庫 :2005/10/20(木) 00:10:35 ID:m5lHLgJN
sage進行でお願いします。
126 :
kou :2005/10/21(金) 23:37:22 ID:1IXq8enk
柔らかな言葉と笑顔 自然に五感から 脳に入り込んできて 思考を優しいイロで支配する こんなにも濁っていたイロが 徐々に澄んでいくから 存在で人を癒す貴方を 私は誰よりも尊敬しています 貴方の様にはきっとなれないけど 誰かの心をを少しだけ緩ませる そんな存在になりたい
127 :
万華鏡倉庫 :2005/10/22(土) 00:18:57 ID:53vmrhCm
>>126 ageたいなら、sage進行じゃないスレに行ってください。よろしくお願いします。
128 :
憂鬱な負け犬 :2005/10/22(土) 23:41:55 ID:K3SvJ1GU
キミニフレタアトノ ボクノユビハ ナマナマシク グロテスクナニオイガシテ ボクハトタンニイヤケガサス フダントハチガウ センサイナコエデ トギレトギレニ クラガリノナカデボクヲヨブ ヤミノナカナノニセンメイニ カワキスギテ ヤケツイタノドカラ コオリノヨウナ コドバガデテクル マグマノヨクガ ドクドクワイテ ホノオノヨウナ セナカガユレル キミニオオイカブサリ マックラナ ヘヤノナカデ ジワリ ニブク ヒカッテイル ボクノ カルマガ メラメラモエル
129 :
太陽クイズ :2005/10/24(月) 04:18:20 ID:0j4QoEAl
球形の書物の ページを開く要領で 副詞を裏返して 論理の坂路を ずり上がろうとしたときに 挫いた神経が 「ぼくには構わないで。先に行って」 と言うからには注意報がでていた じきに警報になり 木からすっかり落ちた筋肉 かがむための腰さえ 生活費の足しにと 渡されるなら後腐れもなくて 昔はあんなにあったのに 備品を私物化して持ち帰る規模は 観測史上最高を記録するまでの遠い約束を 磨き続けて表彰されるのがこわい 給湯室で告白されたことを 有効成分の含有量で 嫁を決める 神経の葬式の 二秒前に
130 :
万華鏡倉庫 :2005/10/25(火) 04:19:43 ID:hSCvtGr/
読まずに書くことはできない そう書けばそれらしく しかし読まずに書こうとすれば書けぬでもない と思えばすでに 書くことが読むことであり 読むことは書くことであり しかし読まれまいとする文字だけを選んで 書くならばあるいは 書かれつつあることを相即に塗りつぶすように 書くこともでき読むこともまた すでに拒まれ そこにたとえ文字がなくとも 読むことができ 要約することもできるが そもそも文字がないなら 要約も原文も区別がつかない というようなことが 行間に書き込まれている
ひかりがないときにものをみるほうほう
132 :
万華鏡倉庫 :2005/11/08(火) 15:45:55 ID:VksmWkka
眼でものを言っているあいだ眼がごにょごにょする楽器を買う
133 :
万華鏡倉庫 :2005/11/12(土) 00:05:33 ID:v75uLuWX
初恋の人の齢になるまで、あと16年
134 :
太陽クイズ :2005/11/22(火) 03:45:10 ID:YHX3Sr0n
移動しているのは歩いている人ばかりではない歩道の 模様の絨毯 吠えるたびに体温が上がる犬の 生煮えの脳を贈るための準備段階として 設立した会社に納入された絨毯に 似ている 妹 知人の 妹 を思うと 必ずしも継ぎ目のないブロックに対して 積み上がることを想定していないレンガならどうだ?と 見た目真面目そうな見合い写真を提示する そのタイミングこそが 応接室にぴったりの絨毯のサイズを暗示している そういう性格の 妹 知人の
135 :
にこ〜る :2005/11/23(水) 18:53:49 ID:Gl4G8uti
雑踏の中で彼方の名を呼ぶ 振り向くのは別の人 彼方は気付きもせずに 人混みに呑まれていく それでも私は諦められずに 彼方を追いかける いつの間にか降り出した雨に 逃げるように誰も居なくなった場所で 諦めきれない私は尚も 彼の名を呼び続ける やまない雨の中 もういない人の名を 何度も 何度も 何度も・・・
ご飯作るのって結構大変なんだね 時間がかかるし、いつも味付けを微妙に失敗してしまう 前は時間になるとご飯が出たのに 洗濯って面倒だね すぐ溜るし、毎日天気を気にしきゃいけない 前は放っておいても綺麗にされてたのに 掃除って大切なんだね 気を抜くとすぐ汚くなるし、まめにしなきゃいけない 前は知らない間にされてたのに お母さんって偉いんだね なんでも出来るし、文句も言わない 今は尊敬してるよ
煮詰めたらどうなる? 味噌汁の前で 無からの問掛けが響いた 僕は僕で無くなり 科学者に変わる 鍋に自慢の味噌汁をぶちまけ 形に気を使った豆腐は崩れた 火をつける 気持は3000℃ 現実は800℃ 約8時間 ことことことことことことことことことことことことことことことことことことことこと 鍋が真っ黒になっていた 気分はトレジャーハンター 宝箱を開けようと手を掛けた 左手水膨れ 急に馬鹿馬鹿しくなり 鍋を窓から投げた 女の絶叫が街に木霊する 空きっ腹は鳴り 僕はふて寝する ドアは誰かが叩き続ける
138 :
万華鏡倉庫 :2005/12/12(月) 11:46:12 ID:RSeJfDNt
論理のまだ生乾きの路面に 膝をついた哲学者の痕跡が 点々と残っている
お湯が無いから 粉スープをそのまま 口に放り込んだ 投げつけられた砂場の砂と 隠れて食べたうまい棒の 3:1の混合物の味がした
君の笑顔が 見れて良かった ひまわりみたいに 黄色い笑顔 なにより 素敵だったよ 最後にもう一度 見たかったな 長い冬が 来そうだけど また咲けるように 今は 耐え忍ばなければ もう一度 笑えるように
141 :
万華鏡倉庫 :2005/12/14(水) 16:11:29 ID:roSbZONg
なんにも書くことがないときも なんにも書くことがないと 書くことができる 死んだあと 生きてないとは書けない 存在しないとき 居ないとは書けない なにも書くことがないときも 書かれ続けている私を 書いているものが 「なんにも書くことがない」と つぶやくときを 想像してみる
【美白】 真っ白 誰もが憧れ 畏れ 求める 俺もまた然り 汚れたノートを 真っ白に出来たら 全ては リセットボタンを 押したかのように 始めに還るのだろうか 物質の根源 空間の根源 時間の根源 戻れるだろうか 真理はそこに あぐらをかいて座っている
【ふと感じる物】 シャンプーをしている ただそれだけ なのに なぜか 背中がスースーする 体毛が逆立つ 鏡は見られないのは シャンプーのせいだけでは無い ─ピトン 体が敏感に反応する まるで鳥の皮を被った人間 ちゃんと洗いもせず がむしゃらに流して 湯舟につかる 体に残っていた泡が溶ける 妙に馬鹿馬鹿しく 妙におかしくなり 笑った その声も湯舟に溶け 湯の温度が上がった気がした
【鬱々言うなよ】 何もしていないとき それは死んだとき 人はいつもなにか考えてるし そしてそんなときの考えは 十中八九悪いことにかわる これはうつか なんて 考えるひとは 健康なひと
【LOVE&peace】 世でいうピースサインで 恋人の 目玉をえぐり取った 視神経は白く ゴムに似た感触 世界のベクトルが 平和に向かおうとも 内に有る衝動が牙を剥く時 何かが壊れる 肉とか 心とか 国とか モラルとか
146 :
万華鏡倉庫 :2005/12/22(木) 01:29:51 ID:ddNlBlEH
いいにおいのするおばあさんをつかって 校舎の亀裂を修復する すじがあう 次の大地震までゆっくり勉強をする もっとうまくおばあさんをつかえるように
147 :
万華鏡倉庫 :2005/12/29(木) 00:19:52 ID:cP6Bkptw
道ではない素振りの道を通行しない素振りで歩く 油断しきっている目的地に着く 果たされるつもりの目的を探す振りで じぶんの裏をかくために他人になりすまして 目的が道を あとずさってゆく
148 :
万華鏡倉庫 :2006/01/02(月) 21:56:46 ID:iQ6bKti7
意味があることとないことの ちょうど境界線を 慎重にたどるとき ふと 自分が自転車に乗っていることに気付き 意味のある側に降りて 自転車を押す 新郷の桜庭さんに返しにいくところだったのだ いつも目やにが付いてるあのあばさんのところに 目やにと引き換えに 自転車を返しにいくところだったのだ あやうく 桜庭さんの目やには以前ほどおいしくない
149 :
万華鏡倉庫 :2006/01/03(火) 00:09:07 ID:m/fuzCeD
傾いた要塞が飲む五年のとしつき 動力源が死んでいても意地で 肌の色艶を保っている 焼け野原を見下ろしながら 防衛のために防衛するものを防衛している 南側の側線を灰色の光が走り はかない告白を続ける 明かされても明かされても歴史を 書き換えない秘密の 収められた霊安室から意匠上の鼻腔を通じて 要塞お気に入りの顔色が湧出する 北西より 黒く靄った軌跡 まだ物心のつかない 無名の季節が抜け髪を細切れにしつつ滑走してくるので ふさわしい情緒を 贈り物にする魂胆 その算段 死んだきりの騎士たちに手伝わせて うすみどりの哲学に取り巻かれて うつむく所詮無生物
150 :
万華鏡倉庫 :2006/01/03(火) 00:21:00 ID:m/fuzCeD
今日は誕生日 知らない誰かの誕生日 その人も知らない誰かの誕生日 その人が知っている誰かの誕生日ではない日 誕生日ではない日 ぼくの ぼくの知ってる人の ぼくの知らない人の そしてそんな人々がぜんぶいなくなっても 来る日も来る日も ぜんぶ誰かの誕生日
151 :
零 :2006/01/15(日) 21:06:40 ID:qFWVevnJ
『聖』 手を組み 膝を折り 目を閉じて 七色をした静かな空間 神だけが少年を見つめていた
152 :
零 :2006/01/16(月) 02:43:15 ID:OoyO8NHo
『草原』 風を切る 馬のひづめが草原と大地を削る 早く 一刻も早く 心が乱れ 無心になり 青い袖を朦朧と見つめた 風を切る
153 :
零 :2006/01/16(月) 17:20:26 ID:OoyO8NHo
『雪』 白く 真っ白な世界に 雪が降る 心には音楽が流れて 止まることなく 永遠となる
154 :
零 :2006/01/16(月) 17:38:19 ID:OoyO8NHo
『波と砂と月』 なにもない 波と砂と月 なにもない 波はざわざわ 月は無言で 砂は冷たくあたたかい ここは波と砂と月 どこまでもつづく波と砂と月
155 :
零 :2006/01/16(月) 18:02:34 ID:OoyO8NHo
『ぴーと鳴く君』 ぴーと鳴く君の 側にいるよ
156 :
万華鏡倉庫 :2006/01/18(水) 17:58:03 ID:4IF3FNoV
だんだらの夕日にまみれ しるしなき丘 壁を持たぬ窓が佇み その奥の 薄闇をよぎる人影 読まれる文字の 身じろぎとして
157 :
万華鏡倉庫 :2006/01/18(水) 18:00:58 ID:4IF3FNoV
しあわせな母子が呼び交わす果樹園にて 表情から果汁を絞り しずしずと顔を上げる
158 :
零 :2006/01/20(金) 16:39:28 ID:llXr2Xq6
『自由論』 死とは自由なのではないだろうか あらゆる柵から解放してくれる この世界に意味などないこと 気づいていた 死とは自由なのだろうか 新たな虚が待っているのだろうか 死とは自由であってほしい それが最後の願いだから
159 :
零 :2006/01/20(金) 16:49:39 ID:llXr2Xq6
『みんなの世界』 ありとあらゆる生物の遺骸の上で営み みんな点でできているらしい
160 :
万華鏡倉庫 :2006/01/21(土) 03:55:59 ID:IQgrhTC3
絶望は重くて固いので それを足場に登ってゆくことができる 足の裏は冷えるけれども 空から垂れ下がっている 希望の糸を伝ってゆくよりは 安心
161 :
零 :2006/01/27(金) 06:01:37 ID:fcVJO1hp
『トラウマ』 悲しい夢 怖い夢 眠れない夜は トラウマ
162 :
零 :2006/01/27(金) 06:24:32 ID:fcVJO1hp
『心の色、旋律』 黒く染まりゆく心の色 壊れ崩れる音は旋律 泣いた 笑った 歌った 嘘をついた 心の色 ひび割れる悲しい音の旋律
163 :
万華鏡倉庫 :2006/02/01(水) 22:56:13 ID:4QnImjzm
音を知らぬ耳に 波でない象質を招こう 脳の中に行き先を持たない情報に手を差し伸べ 引くことができる世界最初の親切 まだ眠っている世界たちが目覚める 「目覚める」機能のない世界が おのれのおこないにおどろく おどろいていることにおどろく 世界たちの錯覚した「わっ」という声 発せられなかった声を 巻き戻して録音しておく
164 :
零 :2006/02/03(金) 00:48:31 ID:vunSLZNW
『因果の応報』 何気ないことが 後に大きな影響を与える 蝶の羽ばたきが どこかで嵐になるように 全てのことに意味がある 心を持たない行いは罪 因果応報 チリのようにちゃくちゃくと溜まり 私の元へ帰ってくる
165 :
零 :2006/02/03(金) 01:18:32 ID:vunSLZNW
『人生ゲーム』 この世界はゲームだった 限られた道具で どれだけ楽しく生きられるかという リタイアする者には 不幸だけが待っている ゲームは楽しんだ方がいい そして私達もゲームの駒にすぎない 使えぬ駒はいらないのだろう
166 :
名前はいらない :2006/03/06(月) 01:53:02 ID:FyVF3bHg
果て無き夜を向かっていった 窓の向こうを見て 驚きのまなざしに映ったのは ブーツをはいた妖精達 どうやら俺はくじに当たったらしい そうさ、ブーツをはいた妖精達だ 俺を信じてくれよ そう、オレは見たんだ 俺は見たんだ 嘘は付いてない 確かにブーツをはいた妖精たちだったんだ 俺を信じてくれったら 俺は見たんだ、この2つの目で俺は見たんだよ そうさ、ブーツをはいた妖精達だ 俺を信じてくれよ そう、オレは見たんだ 俺は見たんだ 嘘は付いてない 確かにブーツをはいた妖精たちだったんだ 俺を信じてくれったら 俺は見たんだ、この2つの目で俺は見たんだよ そこで俺は医者へ出向いていった 何を出してくれるんだろうと思いながら 俺は言ったね 「お若いの、ちょっとやりすぎたようだな お前がやっているのは煙をふかすことと、ぼんやりすることだけなんだから」 そうなんだ そのとおりだよ!
曖昧な記憶がふつりと途切れて 気がつけば手に蓋の開いた風邪薬 おや、まあ、こいつは困った 自分がもうそれを飲んだのか それとも これから飲むところだったのか さっぱり、分からないのだよ
楽しくて 楽しくて はしゃいじゃって それらが消えて 訪れる虚無感に 泣きじゃくる僕を 朝は招き抱いてはくれない
鶯がひたすら春を告げるのです 新しい恋を急かして囁くのです けれど まだ、それは無理 雪とともに舞い降りた あの人の声を 忘れることのできないうちは どうか桜が咲く前に もう一度手を繋ぎたくて 暖かい雪の中を 一緒に歩いてゆきたくて
170 :
万華鏡倉庫 :2006/03/21(火) 22:43:54 ID:E2Oy1+NE
抜けにくいコンセントを敬う気持ちにさせる詩を 書いてくれたら十万やると言われたが 安過ぎ 十万編詩を書いたら 敬う気持ちから抜けるコンセントが発明できるから それで儲ける
171 :
万華鏡倉庫 :2006/03/22(水) 00:24:40 ID:YRcdGAXt
鳥が海面に向かって降りてゆく 着水したことを視認する前に 鳥は白い点になり 消える 次から次へと 白い点となって消える 今立っている断崖が 思ったよりずっと高いことに気付く 次から次へと気付く
172 :
万華鏡倉庫 :2006/03/28(火) 13:34:51 ID:zw3pkAze
まだ語り得ないのだが いずれ語るときがくるその 手応えだけはしっかりと掌のなかにあり やがての おそらく不意の 一瞬かもしれない機会のために 適切に すばやく語り終えるために 用語だけは丹念に作っておき 反芻して 使い慣れておく
173 :
万華鏡倉庫 :2006/03/30(木) 21:50:54 ID:6K+fwhEd
野外映画館が生い繁る原に就職する。まず居間を通り、息をする階段を起こさ ぬよう忍び足でのぼり詩集を笠としてかぶってサウンドトラックの喉元である 路地を抜ける。主題歌の小節がいくつか、順不同ですれ違ってゆくとき、若や いだ匂いを嗅いで思わず知らず目を閉じてしまう。髪の毛がおたがいに寄り添 い腰を打ち付け合う陽気な踊りで乱れほつれる。頭の上の詩集の文字が物心つ くまぼろしを見て髪の毛に縋りつくところを、後日欄外に注として書き入れる つもりになる。詩集によって避けているのは雨ではないから、手持ちの水性ペ ンを使っても問題はない。ペンを新しく購入する必要はない。映画館の裏に貼 り付いている神々は識字率が低く、活字と手書き文字のちがいに気付いたりし ないから、必要以上に警戒しておびえを臭わせるよりは、臭わない水性ペンで 取り急ぎ書くべきことを書いておくのが得策だ。この季節なら、映画館たちも 家業を手伝って殊勝な心持ちを伏線として脚本の畝と畝のあいだに埋めている はずだ。忘れ物がないか、出かける前に確かめておく習慣だってあるはずだ。 几帳面な国の出身なのだ。
174 :
万華鏡倉庫 :2006/04/02(日) 21:49:12 ID:Z+Fr655c
距離があるならば神がいるはずだ 振り返るならば世界があるはずだ 落ちてゆけば昇ってくるものと出会うはずだ 出てゆくことを認めよ真空 旅立つことを求めよ礼節 主語もなくそして速度を模倣せよ
175 :
万華鏡倉庫 :2006/04/13(木) 01:30:11 ID:GK8JtScd
大股でゆく 夜の足の裏を見送る 夢から醒めたふとんの中から
176 :
万華鏡倉庫 :2006/04/13(木) 09:53:29 ID:/BtFaqtD
蛍光灯がじりじりと唸る捕食者の接近を感知して
177 :
万華鏡倉庫 :2006/04/13(木) 09:54:53 ID:/BtFaqtD
あなたが見た夢はこの金の夢ですか銀の夢ですか
178 :
万華鏡倉庫 :2006/04/13(木) 10:18:53 ID:/BtFaqtD
ゆらぎ舞い降りる葉片が地に落ちるまで十一分の枝が住所
179 :
万華鏡倉庫 :2006/04/13(木) 11:17:13 ID:/BtFaqtD
必要があって一枚の書類を捜す。 それは見つからずに記憶にない古い手紙を見つける。 読み返して、また忘れると思う。 捜していたことを忘れていた一枚の書類を見つける。 これを捜していたときに見つけた古い手紙のことを思い出す。 どんな手紙だったか思い出せなくて、捜せない。 捜せないとなると思い出したくなる。 見つければどれを捜していたか思い出すだろうと思って手当たり次第に捜す。 すると贈り物にもらったまま、読むのを忘れていた本を見つける。 もともと読みたかった本なのにどうして忘れていたのだろう。 贈ってくれた人を忘れたかったのだろうか。 開いてみると、そこに書かれている文字に見憶えがない。 これは何語なんだろう。 気がつくと読み終えている。 我を忘れて読みふけってしまった。 なにを読んだか思い出せないけれど。
180 :
万華鏡倉庫 :2006/04/17(月) 06:04:41 ID:1BU25ivq
波打際でゴム手袋が、波に引かれまいとして無い爪を立てる
181 :
万華鏡倉庫 :2006/04/20(木) 16:05:49 ID:Ql3E1w46
すごい成分の涙を流す
182 :
万華鏡倉庫 :2006/04/22(土) 08:57:12 ID:qsDCDb8y
前のめりの街は浸透圧をもって広報する 折り重なる記憶は 光として地形のない広野を越えて ひとつ前の肉の歴史から持ち寄ったものだ 色を知らせるが色を知らず 道と家と思うことに境界はなく もっぱら自分のことしか考えていない神の 声を恣意的に翻訳して 託宣とする 万華鏡のように 民衆を刻々と区分けしつつ滑走してゆく夢が 旧い記憶を墓石のように いと高き文法の周りを経巡り打ち並べる
183 :
万華鏡倉庫 :2006/04/22(土) 09:02:41 ID:qsDCDb8y
虹だったことは蔵に納め 漂うことと分割することのあわいを 教育する 瞬く世代間格差をまま 文芸として 四肢のある地図に捧げる ほつれている天は 遊戯として着想された 委細ある刑罰のしきたり 水を望むこともなく果てしなく濡れ続ける 街ども
184 :
万華鏡倉庫 :2006/04/22(土) 09:14:40 ID:qsDCDb8y
紫の樹状分岐線をたどり 羽根のない鳥たちが名付けようもない軌跡を描く 哲学の横丁から 肋の張った顕微官が滲み出てきて 鳥たちの引いた線形の推移を 理論として分子的に収納する 今思いついたかのように かぐわしく赤い斑点が 公式の太陽仮面にはらはらと浮かび上がる ぬくい壁に身をなすりつけて 節約を教導するのか顕微官 「適法!」「適法!」 湿ったトポロジーで がなりたてるばかりが秋でもあるまいに
185 :
万華鏡倉庫 :2006/04/22(土) 18:38:34 ID:ybWMg2Fc
等身大に固定されている哲学的にニッチのない鳥
186 :
万華鏡倉庫 :2006/04/24(月) 11:56:44 ID:f+6C1E+D
舌の先にひとりのすらりとした冬がとまり ぺこりとあいさつして しゅっと消える くちびるを舐めると じきに その位置にだけひとひらの 雪が落ちてきます 雪のまわりだけ 薄い冬がくるんで くちびるまで護衛してくる いまは夏だから
187 :
万華鏡倉庫 :2006/04/24(月) 20:13:32 ID:nOMY4HeK
でかい字で年賀状に 「さいぼうまく」 と書いてきたのは父だ とうちゃん 今年は ゴルジ体年やで
188 :
万華鏡倉庫 :2006/05/03(水) 19:23:43 ID:S/4k0Jpa
夢の後ろに立つ夢の影が寝顔に落ちる
189 :
万華鏡倉庫 :2006/05/04(木) 10:56:56 ID:I34+2v/F
呼ばれた空が振り返るときはじめて横顔の色が下界に示される
190 :
万華鏡倉庫 :2006/05/04(木) 20:12:57 ID:Mf7QiCvI
毛穴から夕立が生えてきて涼しい
191 :
万華鏡倉庫 :2006/05/05(金) 18:30:14 ID:yRYTiG+y
「それは青だ」と言い切った人の影にある青みを 蟻がせっせと運び出してゆく 妙に遠くまで滲むインクのように
192 :
万華鏡倉庫 :2006/05/06(土) 07:14:06 ID:yspMFqkw
振り返って もう一度振り返って もとの景色に戻れないことが
本とブックカバーのあいだにできた子ども
打ち寄せる波がいつになくたどたどしい
この木の葉として枯れたこともあるなあと あの夕暮れとして暮れたことを思い出すついでに 思い出した
色によって建てられた家
197 :
名前はいらない :2006/06/14(水) 19:45:11 ID:dcrx0n/h
地下スレ撲滅
199 :
名前はいらない :2006/06/14(水) 19:56:02 ID:dcrx0n/h
協力感謝
200 :
空に謡う :2006/06/14(水) 23:07:43 ID:jfjZJaWw
表紙つきの子供
201 :
空に謡う :2006/06/14(水) 23:09:46 ID:jfjZJaWw
たしかに心地いいと思う 帰る家があるってのはこんなにも楽なのか
202 :
空がガナル :2006/06/17(土) 23:37:49 ID:b5EQaxtp
あんたが想像する以上に僕は狂っていると思う。 ほんとは自分で泣けてくるほどの。 だからまだ死ねない。
ありえまい鈴なりの痘痕 たどるまい罫線の寺院 ゆくりなく空に寄せる頬の 葡萄までの道のりが本日
204 :
名前はいらない :2006/07/21(金) 05:38:15 ID:Obod4wia
定期さらしあげ
205 :
名前はいらない :2006/07/21(金) 05:55:50 ID:QxnHcarY
2ちゃんねる 面白いねって あなたが言ったから 今日は2ちゃんねる記念日だね
今醒めた夢が枕元で腐敗している
爪のない渚に掻かれた傷口の計測の前に 入江を乾かす
サンタさんがくつしたに普遍文法を入れてくれる
「酵素です」と 名乗るが早いか たちまちに体調を整えてくれる
210 :
夜間閲覧室 :2006/08/27(日) 16:35:00 ID:TAM5PsG6
水たまりを結ぶ街道
髄道を抜ける管の校舎 裏返り羽ばたき飛び去る窓に ひらめき映る叢のめまい 欠け落ちた時がひとり残され 背を向ける昇降口の 断ち落とす地平線を眺める
爪先から落ちる窪地の 寄せる時のそよぎ 数え上げた記憶が 瞬くたびに転げ出して 脱ぐように千切れながら 玉響をつくる かりそめの夕刻は後退り 昼の星の傾きに 火照る掌を掲げて 橙の眼を細める 今日が 今日であることを失念している一日
贅肉が落ちていたので 交番に届けたら 落とし主があらわれなくて わたしの贅肉になった
214 :
奇し蜘蛛 :2006/09/06(水) 18:27:35 ID:t/j+jdP8
迷い続けて死に 死んでも治らない迷いを 形見にする
知らぬままに落ちる片丘の下肢 ありえない日付けを誕生日にするために 祈る妊婦の稜線 降るまでに襟を掻き寄せる 雨粒の軌跡に倣いて
216 :
名前はいらない :2006/11/20(月) 00:06:59 ID:t/ZLzBvM
age
217 :
香魚 :2007/02/10(土) 19:26:11 ID:Ew+TECxW
甘いゆうべ 白い河 リトル・バーリー 心の地下三階 誰かの足音 踊る影 ネクタイ 子供服 優しい人
218 :
香魚 :2007/02/10(土) 19:33:57 ID:Ew+TECxW
すっかり聖地になっちゃって、 僕は君を愛している 僕は君を愛している 僕は君を愛している 僕は君タチを愛してる UNDERGROUND25時 9次元目の始業ベル 老朽化するヒルズ ヒルズヒルズ リバティーのゲイジが太陽みたいに開いたから だから僕はもちろん僕自身と同じくらい 君を愛して それが腐りに修了
219 :
香魚 :2007/02/10(土) 19:37:34 ID:Ew+TECxW
猫が振る 猫が飛ぶ 猫が舐める 猫が蹴る 猫が泣く 猫がいびき CAT TALK CAT SPILL CAT ROLL
220 :
香魚 :2007/02/10(土) 19:42:41 ID:Ew+TECxW
リーゼントは眠らない ホイップクリームとシルグ シルクハットとドリーム・ランド
221 :
香魚 :2007/02/10(土) 19:47:54 ID:Ew+TECxW
夢は廃墟 虹色のハイオク アタシは世界なんて大嫌い 大嫌い 走る空想 現実味が支配する アイシャドウ 砂がキラッて光ったら会おう ボクサーなんて気にしないで イツカ イツカ イツカ
222 :
香魚 :2007/02/10(土) 20:02:26 ID:Ew+TECxW
ドン底ってのは、なかなか綺麗なもんで 素敵でさえある周波数がとことん美しい 鬱も孤独も絶望も蒼白も無も混沌もナミダも みんな真っ白な月に照らされる為 真っ黒い夜はミラーボールの為 プラスチックとビニールが転がって ピンクがいつまでも新しく光って廻って ジャズだかロックだか 流れて流れて それでも仕方なく限られている空間
223 :
香魚 :2007/02/10(土) 20:10:15 ID:Ew+TECxW
シャドウ スプーン シュガー 叱責 コーヒー リボルバー スイッチ 夢の跡 まだシンデナイ 読心 シャドウ 雪はまだか
224 :
香魚 :2007/02/10(土) 20:17:52 ID:Ew+TECxW
あの作家は実は夢を托して死んだ 言葉は私を勇気づけた バラバラは少しづつ治る 音もせず治る キラキラと光りながら サラサラと流れながら 天女が運ぶささやかな調べと共にゆっくりと しあわせな食事をしよう もう偽らなくていいから もうそのままでいいから そのままがいいから あわせなくていいから あわせない方がいいから いつかエジプトのあのホテルに行こう
225 :
香魚 :2007/02/10(土) 20:19:29 ID:Ew+TECxW
掛け離れる心 スイミングプール
226 :
香魚 :2007/02/10(土) 20:35:41 ID:Ew+TECxW
はやくいこうよ アタシの世界 アタシの世界にようこそ 雪を照らしていこう 星を沢山置いて カクテルも沢山 肉料理も沢山 アゲアシハトラナイ 純粋の果て 色彩 魔術 強いサナギ 白い繭
227 :
香魚 :2007/02/10(土) 20:40:50 ID:Ew+TECxW
緑の夢 緑の海 緑の目 弛むほころび 歪むトビラ 人のフリした獣 獣のフリしたトランペット
乗っ取った!!
冷たいスニーカーを履いて 僕は眠りについた
そうだ、選挙行こう
眠れぬ男は、あの女の日々の小言を代弁しながら眠りについた
電子音が響き渡ると人の気配が消えた
彼は光化学スモッグの市街を浅い呼吸で駆け抜けた
私の放った銃弾はあなたの鏡面世界を幾重にも撥ね返り、気魂を貫くだろう
手を振りながら地平線へと沈むと、シュレッダーを通した紙片のように彼のかけらは宇宙へ散った
私は、表にはアイデンティティー、裏には欺瞞を描いたコインをポケットに秘めた
花束の中の音響装置からはカシミールが流れていた
ゆりかごの女は、不自由な足を引きずり這い出て赤子の手を握った
男は奇妙にひしゃげた有機的なハンガーにびしょ濡れのスーツを吊るした
240 :
名前はいらない :2007/08/03(金) 19:17:33 ID:COSPTOls
大声あげても聞こえない、大手を振っても気付かない
241 :
名前はいらない :2007/08/03(金) 19:25:47 ID:COSPTOls
AIは、この峰の向こうにこそ文明世界があるものと信じた
242 :
名前はいらない :2007/08/03(金) 22:18:17 ID:XMhJlPHc
奪えるものはあらかた奪った
243 :
名前はいらない :2007/08/03(金) 22:19:11 ID:XMhJlPHc
もう誰も残ってないよな
244 :
名前はいらない :2007/08/03(金) 22:20:56 ID:XMhJlPHc
虹を掛けて墓標にしよう。すぐ消えるから安心だ
245 :
名前はいらない :2007/08/08(水) 20:09:50 ID:XjHWwOp4
都市から逃げ延びた男は、女の遺体を土の上に寝せた。ただ寝せた。
246 :
名前はいらない :2007/08/08(水) 20:15:20 ID:XjHWwOp4
何もない空間をただ言葉で満たした。憎しみも悲しみも湧き出て来ないように
247 :
名前はいらない :2007/08/08(水) 20:24:30 ID:XjHWwOp4
体の中の粘りついた細胞、俺はもう飽き飽きしている
248 :
名前はいらない :2007/08/18(土) 23:33:14 ID:JI81QN9b
HATE YOU HATE YOU LOVE ME LOVE ME LOVE YOU LOVE YOU YOU LOVE ME CAUS I LOVE YOU NO YOU LOVE ME AND I LOVE YOU NO WAR NO WAR NO PRIVATE WAR ENOUGH ENOUGH I WANT NO MORE
好きなもの 好きなだけ 見たいもの 見たいだけ 研ぎ澄まされた朝のカラー きれいな灰色 歪んだ灰色 不可侵領域 虹色 虹色
「時間天使」 私は あなたたちの心とずっと繋がっている 何億年という月日を超えて 地球と共に少しずつ上に向かって成長している あなたたちが辛くて泣いているとき 私も空で悲しんでいる 「早く明日になってほしい」「もう現実と向き合いたくない」 そう思えば思うほど 心が苦しくなる でも 笑顔を忘れないあなた 生きる希望を捨てないあなた そんなあなたたちがとても大好き ・・・なぜなら それが私の生きる意味だから 楽しい時間はあっというま にっこりとした笑顔も少しの時間だけ。 でも この小さな時間がなかったら落ち込むことだらけで生きていけないでしょ? 私もそう あなたたちの笑顔が見れないと落ち込んでばかり 生きる意味。 それはあなたたち一人一人が決めること きっと 絶望の闇を希望という光で討ち消して 初めて生きる楽しさが見えてくるんじゃないかな? 神は この広い地球が生まれたとき 私に生きるということを教えてくださった 「生きるということは心だ。自分の心を見つけよ。 見つけることが希望への近道だろう」 私の心は何でできているのか 何色なのか 邪の無い心なのか 自分自身のことなのに分からない 自分の心を知ろうと過去を振り返るのも無意味なのかもしれない それでもひたすら探し求める なぜなら・・・知ろうとすることが「私の希望(ひかり)」になるのだから。 終
愚かな批判に心震わせ 愚か者だと罵る 必要ないわとあなたが言うと私はニヤリと笑い 必要以上に付きまとう ダウトを探せ!
ぼつぼついきまひょか
舌足らずなパーキンソンは、いつになく難解な経を読んだ
やさしげな迷路職人は盲人の手を取った
互いに異国人の4人が4ヶ国語で語る"永遠の語らい"という映画があります、見なさい
人生は一枚のボードゲームにしかない、という文句で売り出せばいいのに
離婚届をクール便で贈ってみる
忌み嫌われた巨大な怪物の涙は砂漠で飢えた万人の命をすくったのだった
メアドも知らない 聞けない どうしても今日 あなたと繋がりたいよ 好きすぎて 水曜日まで待てるかな? 待てないよ きっと 苦しくて イタイよ 触れとけばよかった あの時少しでも 半径30cm もう一度 もっと もっと 近くまで 近づけますように
積極的な好奇心てなんだろね?
一生懸命なんて生きれない。 だって先が見えないよ… 頑張ってるのに報われない。 なんで誰も見てくれないの… こんなに叫んでいるのに。誰一人として赤の他人。 なんで、どうして、わからない。 なんで、どうして、教えてよ。 いつまでたっても動けない。だって失敗が怖いから… 頑張るなんて馬鹿みたい。 だって誰も見てないよ… こんなに苦しんでいるのに。誰一人として上の空。 なんで、どうして、泣きたいよ。 なんで、どうして、苦しいよ。 気づけばいつも 0 ばかり。なにもしないで 0 のまま。 ずっと 1 にあこがれて、動かない私は 0 のまま。 0 のまま、 0 のまま……ずっと、ずっと 0 のまま。
愛は2進法
263 :
名前はいらない :2008/04/17(木) 06:59:41 ID:KagmVWvU
完全な猫になりたし!
264 :
名前はいらない :2008/04/17(木) 22:10:42 ID:LWKlEY0a
また嘘をついたな また騙された 一体全体なんなのよ
265 :
名前はいらない :2008/07/12(土) 09:50:00 ID:MH9Sgsqf
みーたーぞー お前は知っていたはずだ 誰もくたばっちゃいないことに なのに あんなにちっちぇ〜 池沼野郎に貢いだな みたぞ みたぞ
266 :
名前はいらない :2008/07/14(月) 22:47:25 ID:7PuhFXpU
変わらない日々に終わらない仕事 全部昨日の色違い、人も会話も 全部明日の色違い、仕事も酒も 我ら生きる機械 人生の大量生産です 肉詰めの電車に揺られ 理屈さえシュレッダーにかけ ただ日々懸命に生きています 怠惰で真面目な人間模様 とても楽しいテレビです すごく大事な恋愛です 大変儲かる仕事です 吐き気のするような晴天に 笑顔で吐瀉する正常な会話 もう充分でしょう まだ続けるんですか 変われない人と終わらない日々 愛すべき変わり映えのない日々 砂で作られた城のように 破壊と平和の天秤をゆらすよ ぐらりでもゆらり ゆらりでもぐらり
267 :
co :2008/07/28(月) 16:40:39 ID:xvqPzFb7
ママは何にも分かってない。 私が夜な夜な死神になろうとしていることも。 寝る前に好きな本をひらいて何ページか読み進める。 (お気にいりは指輪物語です) まだ本の中にはいりこまないうちに、目をとじて、ベッドに身をゆだねる。 私は海になる。 私は海の魚です。 と頭のなかでつぶやく。 無重力の青い小さなあわのなかにいる。 私は呼吸の心配をして、少し苦しくなる。 大丈夫、落ち着いて、心を解放して。 そう、苦しいことなんてなにもない。私は母なる海に守られている。 <ここまでは低層、第一段階。> 私は心地よく海をさまよっている。 魚が私のほっぺたをつつく。魚。魚、あヴぁばばばぶべば。 だいっ-じょうぶ。ほら、魚たちは私の友達、可愛い海のしも-住民。 そう。私の心はゆっくりと沈んで、暗いやみのなかにいる。 ここはどこ?誰かこたえて。 「あゆみーおまえはいま、しんだー」 とつぜん不気味な男の声が、やみをひきずるように響く。 「怖くないよ」 私の声は、ちょっとふるえていた。
268 :
co :2008/07/28(月) 17:12:54 ID:xvqPzFb7
不気味な声の男は、あの世の案内人みたいな人で、ぜんぜん悪い感じがなかった。 私は男についていって、あの世にいった。 「やみの中心がーあの世だ。やみはどこまでも広がりー 終わりがないーだからーやみをかきあつめてーあの世の入り口を作ったのだー」 私は、もう戻れない場所にきてしまったんだと思った。 怖いけど、ひとりぼっちじゃない。 不気味な声の男のおかげで、私は強くなれた。 さようなら、私の生まれた世界。さようなら、家族と友達。 回想 「私、死神になる」 「シャツたたんどきなさいって言ったでしょ? あんた月曜どうすんの、くちゃくちゃになったやつ着てくの?恥ずかしくないの?」 ごめんね、ママ。私、あの世なんて行きたくないよ。 急に、私の目から大粒のなみだがぽろぽろ落ちた。 (ママと仲直りしたいよ。) 私はやみのトンネルで、立ち止まった。 前を飛んでいた不気味な声の男も、立ち止まって私の顔を見た。 「どうした」 「私、帰ります!」 「そうか、そう言うのではないかと、思っていた」 「えっ」 不気味な声の男は、優しい、ちょっとカッコいい顔になっていて、言った。 「誰だって、心に嘘はつけない…」 「えっあっ、えと、名前なんでしたっけ」 「そしてお前をこのまま帰すこともできない!それが私の心だあー」 「!?」 不気味な声の男は、巨大なこうもりの怪物になった。 やみ全体がはげしく揺れて、私に襲いかかってきた。
「夜の帆船」 夜の帆船の詩を書こうと思ったら 揺れすぎて気持ち悪くなってきた
「亀」 亀が見えた 川に浮かぶ板の上に 見えた瞬間には川の中に飛びこんでいた 板が残るだけになった。 川に流れはなく、板は静かに浮いていた
271 :
名前はいらない :2008/11/26(水) 18:20:30 ID:N2f9xcyK
いらっしゃいませ メニューは何にしますか? 彼女が僕に近づいてきて声をあげた ミートソーススパで 僕が答えた いつものメニューだ ドリンクは何にしますか? 彼女が聞いた えっと・・・ 僕はとまどった だっていつもはコーヒーを頼んでいたけど 今日は雨が降っていたので紅茶を頼もうとしていたから 彼女はこう言った コーヒーですか? 僕は答えた はい・・・
心を震わす言葉@思案中
273 :
名前はいらない :2008/11/26(水) 22:02:03 ID:2cRT2jEE
ごめんやありがとうになんて要約出来ないのに 大事なことほど短い言葉でしか表わせないなんて ましてぶきっちょなあたしには酷過ぎるや こっからここまであなたの分 こっちからはあたしの分 そうやっていつの間にかひいてた境界線 へんなの。そこにあるはずなのに、見えないや 言葉というナイフ。するどいするどいナイフ。 血まみれになった手を見て、先にあたしが気絶したの あなたの血だったから いろんな薬持って来て、時間もかかったけど いつになったら癒えるのかなんて そんなこと期待 時間が戻って欲しいんじゃないんだ 幻想でいいから、もう一度あなたの笑顔が見れたら ・・なーんて、見えないんだったね ねえ神様、1年はどうして365日もあるのさ? ぶきっちょなあたしには悲しすぎるよ 元気にしてますか、愛する人
デマしか報道しないのか… どうりでキチガイについて知識が乏しいわけか
えっ
えっ