933 :
紗羅:03/06/25 02:37 ID:7hOcdwuh
>nayuta様
生きていくことは辛い事ばかりですね。
あなたの綺麗な言葉に
苛まれた精神が少しだけ癒されます。
934 :
名前はいらない:03/06/25 03:26 ID:G11P9bCc
惜しまれて
若くして
死んだ友人が 残した グラスで酒を飲む
蝋燭の火を透かして
眺める
金色に輝いて
きれいだね
魂が燃えるきらめきだ
935 :
紗羅:03/06/25 09:14 ID:7hOcdwuh
長い長い道が
そろそろ 途絶えようとしているのが
見える
目の眩む太陽に照らされた
この道を歩くのも あそこ迄だと思うと
何だか ひどくさみしい
きれいなものしか見ていなくて
正しいものは何だかわからなくて
ただ歩いていた いつも
太陽の光が眩しすぎて
本当は何も見えてなかったんだ
あの先には何を作ればいいんだろう
936 :
紗羅:03/06/25 09:17 ID:7hOcdwuh
ちかちかと光る あの蒼い光を追いかけていた
どこまでも どこまでも
いつも 追いつけない所まで 飛んで行ってしまうけど
いつか 手に入れられる事だけを思って
937 :
紗羅:03/06/25 09:19 ID:7hOcdwuh
現実から覚めたら
また新しい夢が見れるね
938 :
名前はいらない:03/06/25 15:33 ID:NgKxmvJD
汚れた私は愛した人に顔向けできなくて。それから境界性人格障害の私の目はガララス越しに世界がうって生きている感触がしなくて、
939 :
名前はいらない:03/06/25 16:11 ID:4bfqlrgl
サラさんありがとう。詩を書いて読んで感じていただけるだけで、孤独感から少しは救われます。あなたの詩は愛した人の風景に似ています。
940 :
名前はいらない:03/06/25 16:15 ID:yzueKDtg
数々の罪をおかし、ここにやっとの気持ちで空箱がおかれ、その中にやっといられるんです。蓋を閉じたり開けたり涙がでてきたからこのへんで
941 :
nayuta:03/06/25 18:26 ID:8zyZ+GVX
ぎりぎりの所で絶えている
愛している 愛している 愛している
この地球がなくなって
宇宙が消えて
それでも
私はまたあなたを見つけ出すよ
何度でも生まれ変わってきて
あなたを見つけるよ
いつか
結ばれたいね
百億の夜千億の夜
その果てに
いつか
結ばれたいね
942 :
nayuta:03/06/25 18:57 ID:8zyZ+GVX
記憶障害から目覚めた昼
私は突然の叫び声を上げた
夢の中で自分がしたことが
夢の中で自分が犯した罪が
私は売春婦
月夜に草むらで寝転がり
宇宙と交信
契約を結んだ偽りの恋人
ごみ捨て場に座っていた
あなたに会いに行くために
ずぶぬれで街をさ迷った
あれは夢
あれは現実
だれか助けてよ
そういっても声は帰ってこない
記憶障害から目覚めた昼
私は大笑い
それから泣きながら叫び声
あれは誰の声
943 :
nayuta:03/06/25 18:58 ID:8zyZ+GVX
ここにいるのは一人の狂人
そうさ
とうとう狂ったのだ
あぁ、現実と夢の境界
が無くなっていく
薬が欲しい
かなりサイコーなやつ
キメて
全部忘れちまえばいい
ポケットにはピストル
右手と左手それから首筋には赤い傷跡
死ねずに地を這う愚か者
944 :
nayuta:03/06/25 18:59 ID:8zyZ+GVX
だれか殺してくれ
だれか殺してやる
あはははは
私はもう死んでいる
だから幽霊はさまようんだ
生きながら死んでいる
優しさや思いやりを持った後
自らに突き刺す刃物
他人に向ける殺意
人間失格
人間失格
どうか
助けて下さい
飛べない翼
持っていても無駄なら
引き千切りもぎ取ってください
記憶障害起した昼
夢の覚め際
あたしは
精神病棟で倒れた
945 :
nayuta:03/06/25 18:59 ID:8zyZ+GVX
神様助けて下さい
殺して下さい
愛して下さい
殺して下さい
死んでください
946 :
名前はいらない:03/06/26 02:10 ID:tqj32Qag
それでもまだ描く事止められない
947 :
名前はいらない:03/06/26 06:20 ID:tqj32Qag
誰か私に嘘偽りない言葉ください
信じられるものを下さい
銀座ね朝はカラスの鳴き声
一人でツインの部屋とって
宇宙人と交信
3万も払って
何がかいたかった?
この汚れたさやけ?
答え
いかなくちゃ
948 :
名前はいらない:03/06/26 14:30 ID:oL6VJ0NQ
今度は誰の苦しみと痛みと憎しみだろう
うずくまったまま
感化された心は張り避けそうだ
また罪を犯したのか
朝画廊のそばの花谷でフランスのバラを勝った
それから手鞠をかった
949 :
名前はいらない:03/06/27 05:31 ID:DYQDb6e+
もう 駄目 だね
950 :
_:03/06/27 05:50 ID:7qkO+nSk
眩いばかりの朝日の中
白銀に輝く朝露
黄金に輝く世界
生まれたばかりの澄んだ青空
この手で漉くって掻き混ぜて
耳に響く蝉時雨
生きる歓び噛みしめて
僕は まだ 生きている
打ち鳴らす太鼓
鼓動
掻き鳴らす三線(サンシン)
鼓動と響きが絡み合い
躍動する魂
真っ赤に焼けた赤土
地を踏みしめ踊り来る
空気震わせ舞い踊る
悠久の音色響かせて
今年もエイサーの季節がやってきた。沖縄は、夏本番だ。
毎日生きることがどんなに大変でも、太鼓を打ち鳴らし踊ってる瞬間は
全てを忘れる。魂の鼓動は、全てを無に。無心で踊ることで魂を昇華。
エイサーとビアフェスタ・・・。あー、夏だー。。あづっ。。
953 :
紗羅:03/06/27 17:50 ID:GQ5SuiMp
思い出のガーベラを花束にして 電車に乗ろう
真っ白な ガーベラ
一本だけの 赤い 薔薇
私は染まらない
私は変わらなかったと いう
あなたへの ささやかなメッセージ
雨は 降り続ける
眠れなかった 昨日
まだ
緊張が 続いてる
雨も まだ 降り続いてる
あなたが居なくなって
7年と 少し
一緒に居た時間より
居なくなったあなたを
想う時間の方が 長いだなんて
笑っちゃう
ガーベラ
大好きだった 花
ガーベラ
早すぎる愛を誓った 花
954 :
紗羅:03/06/27 17:50 ID:GQ5SuiMp
雨に打たれて泣いていたのは
私
あなた
ガーベラ?
雨は 止まない
この恋も 止まない
だから 決めたんだ
終わらなくて いい
止まらなくて いい
消さなくて いい
この恋
この愛 は
でも
それじゃあ 私は動けないから
深いところ
沈めることに するよ
いつか
いつか
あなたの居るところに 行けたなら
955 :
紗羅:03/06/27 17:50 ID:GQ5SuiMp
いつか
いつか
あなたとまた 出会えたなら
この恋
この愛 を
はじめましょう
それまでは
おやすみなさい
弱くて
醜くて
愚かだった
私も 一緒に おやすみなさい
思い出の花束を抱えて電車に ひとり
思い出のガーベラ抱きしめ ひとり
思い出の 月下の海へ ひとり
電車に乗って
薔薇の花
窓から 投げよう
956 :
紗羅:03/06/27 17:53 ID:GQ5SuiMp
君を 今でも 好きだから
ぼくは 強く居られる
誰にでも やさしく出来る
しあわせな ふりを
楽しげな ふりを
して いられる
大切な 君は
ぼくの知らない どこか 遠くで
今も あのやさしい目で 誰かを見つめている
そう思うと かなしくて せつなくて
涙が 止まらなくなるけれど
君が それを しあわせだと思うのなら
ぼくは がまんできるよ
誰よりも 好きだから
君の しあわせは
ここには無いから
君は その足でしあわせを見つけるため
どこまでも 走っていくね
そんな君が 大好きで
ぼくも 前を向こうと思えるんだ
957 :
紗羅:03/06/27 17:54 ID:GQ5SuiMp
遠い遠い過去や
近い近い未来を
君と二人 夢見ていたかった
もう 叶わないことだけれど
本当に そうしていたかったんだ
ふたり 見つめた先は 違っていたけれど
ふたり 思う気持ちは 違っていたけれど
好きと 告げてくれた言葉だけは 信じていたい
今でも まだ好きだから
君の未来
ぼくの未来
この先遠く どこかで繋がっているのなら
過去に戻る事など 出来ないけれど
また 違う君を 好きになりたい
また 違うぼくを あいして欲しい
958 :
紗羅:03/06/27 17:55 ID:GQ5SuiMp
光り輝くあなたが眩し過ぎて
見つめる事さえできない
959 :
名前はいらない:03/06/28 05:21 ID:Fkic4yzP
もしもあなたが罪悪に悩まさせられるなら
私の目の前に膝間づきその喉をナイフで付きさせばいい
もしもあなたが全てを忘れたいなら
階段を昇りロープに首を吊せばいい
もしも私が願うなら
その存在の消滅に手をかせばいい
もしもあなたが願うなら私の存在を消滅させればよい
あなたが生きたくてももう、私はいらないの願うのは
互いの消滅だとして
それならばこの地に足を置き
血を流しながら生きればよい
960 :
名前はいらない:03/06/28 08:12 ID:F653/glo
「独り言」
不幸ってのは笑い飛ばすために神様が創ったんだ
現実に甘え始めたくだらない意識がつぶやいた
満たされるほど裕福でもないなら
胃を小さくして生きればいい
生きられぬほど苦しくも無いなら
一瞬でも笑えるようになってるはず
世の中を皮肉った笑顔も他人をあざけ笑った顔も
作れる表情があるだけでも幸せってもんだろう?
日々悩み苦しむことがあるなら
いろんな表情が作れるはず
その顔隠して、鉄で覆うなんてできない
誰にも見られたくないのなら、一人でいる時だけでも
感情を出したほうがいいよ
自分の嫌いな自分でも、自分以外は誰も知らないのだから
「傷害者」
病んだ心と病んだ体をひきずって
それでも生きたいのだと,まだ思ってる
綺麗だった両手はつなぐこともできないほど汚れて
信じられた自分の心は、信じられないほど曲がってしまった
一通り泥にまみれて、洗い落とす間もなく
染み付いた、悪意
害になることしか選べないことに慣れた心は
体を泣かして喜んでる
沈黙を守れず、死んでくれと他人につぶやく毎日
自分が言われて、傷つく言葉を、他人に吐き出すことでしか
心の平安を保てないのに
まだ生きてる
人に微笑みかける笑顔が無いのは何故だろう
人を寄せつけない力を持っているのは何故だろう
とても大事な物をどこかに忘れてきた
ぽっかりあいたその穴を、自分で埋めた その結果
出来損ないでも、失敗作でもない
自分で選んだ欠陥品
生きる価値を説く必要も無いほど、生きたがっている
「謝罪」
大好きだった僕の手を、汚すのは右手
僕が差し出した左手に、応えてくれた手を、なぎ払う右手
両手がある幸せは、嬉しさも悲しさも味わえること
嬉しいことばかり追いかける左手を
右手はうっとおしがってる
人生は持ち上げられて、突き落とされる繰り返し
「楽しみは要らないから、悲しみを与えないでください。」
右手はいつもそう言ってる
ぶきっちょな僕の左手は何もつかめないのに
欲しがってばかり
はじめは信じてた右手が、いつからか邪魔をするようになった
頼むから喧嘩しないでくれ、体はひとつだってお前らわかんないのか
つかめないことを認めたくない左手と
信じることに疲れたくない右手は
本当は誰かを責めたいはずなのに、何も言わない
ごめんなさい、本当にごめんなさい
「異質なもの」
俺は何をやってるんだろう
くだらない妄想に疲れ果てたはずなのに
悪い癖が、またぶり返し始めてる
同じ道はたどりたくない、そう決めたはずなのに
フラフラしてばかりの人生は、俺に努力しないことを覚えさせた
毎日はそうくだらなくないはずなのに
どこかで投げ出したい気持ちがある
あっという間に過ぎ去った過去を見て
人生のストップウォッチを叩き壊してしまった気がする
焼き付けたはずの、あの情景も、感情も、
薄らいでゆく未来が見える
過去と未来の薄っぺらさ比べるたびに
嘆いてばかりで
本当は積み上げてる今が
何の価値も無いほど、薄くて
自分は口だけで何もしない、腐ってるのは時間ではなく心
今、この瞬間、誰にも威張れない情けないことしてる
人生のゴールでもらう、証なんて無い
そんなこと嘆いて、くだらない自分の人生を創ってゆく
965 :
名前はいらない:03/06/28 19:48 ID:/ZyqNFMc
どうにも、誰にも救われない
どうにも、誰にも手におえない
自分が大切だから
生きた感覚がしない
夢見るもの一つ
完全なる消滅
それでもさまよう
迷いながらもさまよう遠い日を思い
傷痕つけて
夢はいらない
鏡が欲しい
鏡が欲しい
966 :
紗羅:03/06/30 16:25 ID:AyPwxz8u
逃げて
逃げて
追い詰められて
それでも
逃げて
何処まで 逃げれば
あなたの影は 遠退くのだろう
怖かった
あなたしか見えない 自分が
怖かった
あなただけを信じる 自分が
そして
平気な顔で裏切り続ける あなたの事が
だから
逃げた
それが一番楽な事だと思い込んでいた あの時は
自分の気持ちを封じ込める事が 簡単だと思っていた
辛い思いをしてまで 傍には居たくないと思っていた
自分の事しか考えられなくて あなたの事は考えられなくて
愛されたいと 願っていた
愛されないのなら 傍には居たくないと思っていた
離れるまでは
967 :
紗羅:03/06/30 16:25 ID:AyPwxz8u
離れて気付く
どれだけあなたを 思っていたかを
気付きたくなかった
気付いてしまったら もう逃げられない
あなたから
でも
逃げる
そうしなければ
自分のすべてに 後悔してしまうから
だから
逃げる
でも
もう脚が 動かない
ここから 動けない
あなたは 追ってくる
何故?
あれは あなた?
違う あれは 影
あなたの 影
あなたを思う 私が産んだあなたの 影
早く 走り出さなきゃ
早くあなたから 逃げなくちゃ
968 :
紗羅:03/06/30 16:26 ID:AyPwxz8u
幸せとか 不幸せとか
そんなものは 自分の中でしか決められなくて
たとえ 自分以外の 他の誰かが
君は不幸なんだよ と言っても
自分が幸せなら それはきっと幸せだと思う
969 :
名前はいらない:03/07/01 00:22 ID:yijoizRD
あなたのキスで
私の人生が初まる
あなたは私を目覚めさせた
私の全てを
あなたは私の人生そのもの
木に残る枯れ葉のように
私から離れていかないで
私達は風につくられた荒れ狂う風
そう荒れ狂う風
970 :
nayuta:03/07/01 00:35 ID:6KMfg4gU
青ざめた左腕
価値なき自分を
罪悪を罰っした傷
赤い線
埋め込まれた糸
悲しくて泣けなくなるのはいつも同じ
忘れる能力など持ちわせていない
けれどあなたが
この胸に戻ったのならまた私は目覚める
青い右腕
悲しみの右腕
花の代わりに
もう一つの目を
書き込もう
青ざめた右腕に
涙を流した目を書き込もう
「そこに生きてるってこと」
自分だけがつかんだ真理、証明する物も無く
その不確実さに心を喰われてる
自分は正しいはずなんだろう、なんてぼやいて
間違ってるなんて認めたくも無い
「ただのわがままなんだよ」
湧いてくる言葉が行き場を失って、自分に戻ってくる
音の無い音楽を楽しめるようになったら
言葉が無くても生きてゆけるだろうか
僕がつかんだ僕だけの真理は
誰にも伝わらないまま消えてゆくのだろうか
僕の削った身の粉は風に吹き飛ばされて消えてゆくだけ
それでも得たものを自分から投げ出したくは無い
でも、僕はゆれてる
このまま生きてゆきますか
このまま生きてゆけますか
自分だけの生きてゆく術
証明するのは自分の生き方
確信を持てないまま歩む道が、荊の道に
うっすらと感じる敗北感は
人として最後の感情
自分は間違って生まれてきたんだ
それすら証明する術も無く
僕はこのまま身が喰われるのを待つだけなんだろう
972 :
noon:03/07/01 08:59 ID:t+VUI/Vv
あなたが私を幸せにしてくれたから
あなたにも幸せになってもらいたい
あなたが迷い苦しんでいるのなら
この手を差し伸べてあげたいけど
あなたが望むのは私ではないの知ってる
私には何もしてあげられないの知ってる
見ていることすら出来なくなったら
全てを忘れもっと幸せになればいい?
いつかあなたが自分自身をまっすぐ愛し
強い眼差しで困難を見返す日が来ること
今はただ信じて待っているよ
遠くなって行く日々を背に
あらがう事止めた今
思いでの曲や場所を
歩き
流せない涙の替わりに心を壊していく
ただ生きている証に
消せない思い
永遠を手にいれた
974 :
名前はいらない:03/07/03 14:23 ID:k+c+V5mq
975 :
?:03/07/03 16:56 ID:LUIqlMBp
976 :
nayuta:03/07/04 15:37 ID:TdqicFll
「たった一人のための詩」
オレンジの夕暮れ時に
湿った風を受け
新しい自分を授けるあなたが現れた
ピタリと合う呼吸
ピタリと合う欲望
悲しみは寒色
あなたの信念が私を変えるの
私は怒りを捨て
私は欲を捨て
絵を描き続け
風変わりな帽子をかぶる
小さな幸せを捧げ
あなたを支えに生きていく
ボロボロになって視界は閉ざされた
その時に広がるオレンジの夕日一色に
あなたの甘えを許さない精神は
いつかの恋人に似ていたけれど
あなたは優しさをくれる余裕を私に与えた
今はあなたの色に眠ろう
それから悲しい朝を迎えても
新しく登る日は心の中に
いつも形創り色付くだろう
別れの日が来る
私を再生させる夜
もう悲しいなんて思わない
消せない思いの証明に
私は生きていく
怒りを捨て欲を捨て
あなたに抱かれて
977 :
_:03/07/04 15:38 ID:Pg41GVGn
「ほんの不注意が未来をつぶす」
止めようの無い魔力が、人影を引き裂いた
血で染まったガラスに漏れるため息
自分の心も体も無傷で、明日はなにを食べようかなんて考えてる
またひとつ自分の未来を消した
報われない今を過去の自分が作り
今の自分が未来をつぶしてゆく
欲望だけでどうにもならない世界
誰も傷つけたくない願いを拒絶された
せめて人につけた傷を自分にもつけて
二度と治ることのない自分の人生を作る
自分の傷を誇らしげに語り、汚い笑みを浮かべ
壊れた上っ面、演じ、空いた心を埋めてゆく
幸せを願いながら不幸に麻痺し
両者の区別もつけられず、手当たりしだい食べてゆく
醜く太った体は悪臭を放ちながら転がり続けてる
人間らしさだけでも欲しいと、人の物を奪い続けてる
幸福な世界が叶わないのなら
絶望に満たされた空間をください
きっと安心して生きていけると思うから
「光」
自分で決めた約束事を破るたびに
自分にむかって言い訳をする
自分に嘘をついてまで何がしたいんだろう
追われるものもなく時間を追う事もせず
ひたすら自分に流されて何もかもを失ってゆく
「あの輝きを直視できない」
なんて叫んでる人が輝いて見えて
輝いた過去のない自分は、輝いた人を妬むことを憶えたまま大人になった
薄暗いだけの空に、走ることを忘れ
あるはずのない落し物を探して泣いている
僕は何を探しているんだろう、何が必要なんだろう
何が望みなのか、目標なのかわからない
手に入れた孤独は悩み続ける時間と、生きる恥をくれた
「アホウドリ」
くだらない嘘をついて迎えた朝は、日が沈む夕方だった
思い通りにいくはずのない世の中の
思い通りにいかない夢を見て
意味のない夢に溺れたら、きっと人生失敗するよ
なんて遅すぎる朝飯食べながら思ってる
失敗と後悔に慣れ
上手くいかないのが普通なんだと納得してる心
それでも一人歩きする欲望は止まらない
欲望を吐き出して自分で受け止めていく日常
果てのない一人相撲
勝ち負けのない暮らしに
負けた気がする
981 :
nayuta:03/07/08 00:01 ID:DlO096Jh
「愛されたいなんて言う名の幻想を消去して」
知らなかった
アナタの声を彷彿させるものが
好きな者だったなんて
とうとうココまで来た
それからまだまだ落ちていく
一緒に落ちていきましょう
消える事の無い苦しみを
永遠の流れに刻み付け
貴方に罰を
私に罪を
貴方に罰を
感じれば言い
ほら理に逆らいましょう
苦しみから逃げないで
罪を忘れず
罰を受けつづけ
理に逆らいましょう
忘れてなんて生きてくなんて
ありふれててつまらない
都合の良い処理能力を
ぶち壊しましょう
982 :
nayuta: