1 :
名前はいらない :
03/03/03 04:29 ID:5gJdlaYw 新スレ立てました。 「前の人が出したお題から詩を書く」スレです。 詩を書いた人は必ず,次の人にお題を出しましょう。 それでは、前スレからのつづき「手品」で始めましょう。
2 :
名前はいらない :03/03/03 14:02 ID:NyJsPeTD
3 :
澪 ◆WTkSZHjrL. :03/03/03 16:48 ID:lmIyTiV+
今日もショーが始まるよ Are you ready?
君が見せる魔法は他の誰にも暴けやしない
傘を花束に 水槽に鳩を 人間だってまっぷたつ
さあ 次は 何を魅せてくれる?
目が離せない好奇心 僕のアンテナ絶えず受信
おっとタンマはなしよ、1・2・3
目をそらさないで ちゃんと見て Are you ready?
OK、じゃあそろそろ今晩のメインといきましょうか
何を出してあげようか?何でも君の望むものを。
”貴方の 心を”
おやおや それなら
初めからずっと君の胸のポケットに。
>>4 「鍵穴」でよろしくです。(・∀・)ノシ
4 :
ハサキ :03/03/03 18:21 ID:3ylOfLqY
私は知った 華奢な穴に隠された 異次元と不思議な発光体 震えるだけの犬は何の役にも立たず 車輪に轢かれていた それ暗い 庭の月光は明るく 星明りは熱く 真夜中の列車見ていた この華奢な穴から
5 :
ハサキ :03/03/03 18:23 ID:3ylOfLqY
次の題は 「水仙」でお願いします。
6 :
名前はいらない :03/03/03 22:03 ID:SHfbH5Zi
「 水仙 」 春の訪れとともに咲く 黄色い花びら 優しい陽射しを背に浴びて 僕はひとり畦道を歩く 忙しい日々を忘れるように なくしたものを探すように 透き通った春の空の彼方から 蒼い風が吹いてくる ほほをなでては通り過ぎてゆく 畦道の傍らに咲く水仙 畦道の傍らに咲く水仙 次の題は「ハイウェイ」でお願いします。
7 :
autumn :03/03/04 14:07 ID:OIPpWUDg
大志とアップルパイをバッグに 期待とタバコをポケットに ハイウェイバスに乗って僕ら旅立った 後ろへ飛び去るヘッドライト 追いかけてゆくテールライト オレンジ外灯の列の先に僕ら夢を描いた 街並みに残る多くの幻想と挫折 儚く消えていった多くの夢と期待 お互いに背を向けて僕ら立ちつくした 人と物運んできたハイウェイ 希望と絶望行き来したハイウェイ 透明な吐息ひとつ残し僕ら静かに立ち去った 新スレ立てお疲れ様です。 次は「なごり雪」でお願いします。
8 :
うどん娘 :03/03/05 03:49 ID:j0o/DKZc
飛び出して 急に消えた 雪だ 匂いだけを感じて 特に 忘れないことを 思い出して欲しかった 止めないで 雨はきっと降る 止まないで このまま埋もれさせて もう 光なんて 何色でも いいんだよ もう 雪なんて忘れてもいいんだよ もう 泣いたってやだよ こんなの全部ぜぇんぶ 溶けちゃった、よ やだよ 嫌いだよ 雪なんて 次のお題は「クラーケン」でお願いします。
水面の底、光届かぬ深み それはいると船乗りは語る 魚を引き連れ、出で来たる 海の王を見よ ノルウェーの海に、今宵もまた島が増える 極北の空の下、何を思うのかクラーケンよ 地図に無き、その小さな島影 海原を旅するものは見る 否、それは島にあらず 海の王と知れ ノルウェーの海、今宵もまた島は消える 凍える海の下、何を思うのかクラーケンよ 次のお題は「パスタ」で
10 :
ぶれんど豆 :03/03/06 01:39 ID:BpR4F4xZ
pasta パスタ茹でてる 君はイスの上 膝抱えてこっち見ている 「一分短い方が良いのよ、アルデンテ。」 ポツリ言う ―小説なんてpastaを茹でてる合間に読むもんだ― だから僕は小説を読む ラジオからAsiaでハルキが流行っているとのreport 君の言葉はまだ僕に届かない 湯気に紛れて 時間をかけて 程よい硬さになったなら、アルデンテ 君と暮らそう 次は「引越し」でお願いします。
11 :
ntm :03/03/06 16:22 ID:EKQ6H73h
きみとももうお別れだね 時が経つのは早いもんだ この部屋もすっかりぼくの色 だから今日は きみをピカピカにしてあげよう おっとあのキズはあの時の おっとこの写真はあの時の どんなにどんなに頑張っても 思い出は強く強く残る 離ればなれになるあの子とも 消えない何かが残ればなぁ 次のお題は「ロケット」→→→
12 :
名前はいらない :03/03/06 16:25 ID:iq8b72WA
なんだ、ただの妄想か?わたしも、現実にそろそろ戻るよ さよなら、精神病だしね。
13 :
名前はいらない :03/03/06 17:03 ID:iq8b72WA
日本帝國を崩壊させて、日本にしてやるw
14 :
名前はいらない :03/03/06 22:27 ID:8QKE3qXA
H2Oロケット
15 :
悪夢(アクム) ◆m7pPqwiQaM :03/03/06 22:29 ID:h7o02qxe
久し振りのカキコです。 「ロケット」 君に届け、僕の想い 星に願う、僕の願い 僕に勇気があるなら 簡単に伝えられるのに 小さな僕のロケットで せめて君に打ち明けよう 心の中の僕のロケット 何時か君を乗せて あの星まで行けたらなぁ・・・ ******************************************************* 次のお題は「病(やまい)」でお願い致します。 それでは皆様、ごきげんよう・・・
秒読 十 遠き宇宙をめざして 九つ この地球より旅立つ者 八つ 八雲の彼方を遥かに望み 七つ 名をこの歴史に刻みつつ 六つ 無限の夢を胸に抱く 五つ 今か今かとTVに食い入る 四つ 読み進める時間の高まり 三つ 見上げる希望の眼差し 二つ 船出の準備は整った 一つ 火付けていざ 零 発射! 次は「はるか」でお願いします。
被ったので、悪夢様の「病」でお願いします。
薄紅色に染まる葉は やがて一枚づつ 風に舞うだろう あの葉が落ちる前に どんな名医だって治せはしない 動悸 めまい 息切れ 微熱 心臓疾患のこの病気 あの葉が落ちる前に この切なさを言葉にしよう この病に名前はいらない 次は秋さんの「はるか」でお願いします。
19 :
コタ :03/03/07 02:05 ID:appXSnvs
「遥かより」 それはいつも 震えながら届く それはいつも うっすらと光る それはいつも まず耳を震わす それはいつも ひやりと沁みてくる 時に 針と刺す こちらからの 道筋はない あちらからの 便りを待ちあぐね やがて 掌底に 溜まる 淡雪に 似ている 溶けて 痺らす はるか かすか それはいつも 「予感」と呼ばれる うう・・・。次は「オリオン」でお願い致します。
20 :
ntm :03/03/07 14:24 ID:rDdbAIso
「オリオン」 夜空からキラキラ届く それは何光年も昔に放たれた光 そこに見ている星はもう 存在してないかもしれないね この満天の星空が、星を一つ失ったとき あたしはそれに気付けるかな 仲良く寄り添うあの三ツ星も いつかは欠けてしまうのだろうか。。 *次のお題は「くろ」*
21 :
ぶれんど豆 :03/03/08 06:35 ID:hDIoo1L3
―くろ― お前はしろ 俺はくろ 斎場は白黒 今日は雨降り 白星、黒星 しろのお前は生きてるんであって くろの俺は、 ああ、もう! 生きろ生きろ生きろ 光輝けよ、しろ くろずんじゃ いけない 次は「桜咲く」でお願いします。
里の辺に 雲か霞か 爛漫と 咲ける花見て 草に枕す 次は「黄泉」でお願いします。 前回は被ってしまい申し訳ありませんでした。
23 :
悪夢(アクム) ◆m7pPqwiQaM :03/03/08 23:10 ID:NbeuVsyW
「櫻咲く」 闇夜に浮かぶ輪廻を隔て 河原に並ぶ薄紅色 妖気に満ちたその花は 僕の心を鬼にする サクラサク 春の夜 サクラサク 鬼と僕 狂気に潜む鬼と櫻 ********************************************************** イマイチの詩。 次のお題は「闇」でお願い致します。 それでは皆様、ごきげんよう・・・。
24 :
is :03/03/09 00:32 ID:N8BDTsRo
そこにいつでも在るものは 誰しも在るというものは 輝くまでの眩しさと 温く優しい一条の 暗きを照らす ああ光 されども知るや? 真実を知るや? 闇に光が射すことはなく 互いは同時に存在しても 常にねじれの位置にあり 闇に光は永久に来ぬ 汝は知るや? まことを知るや? 闇に光は届かぬことを 触れ合うことは有り得ぬことを 「ミートソースのスパゲティ」でお願いします。
25 :
コタ :03/03/09 01:48 ID:AoQCESWv
「ミートソースのスパゲッティ」 こんなの家庭科でやった以来だ とか ぶつぶつ言いながらも なんだかんだ楽しそうに刻んで炒めて そのうち そーいやぁ醤油なんか隠し味に入れるんだって テレビでやってたんだよ なんて言い出して 気づいたら私から木べらを奪ってて そこで私はテーブルについて 彼の後ろ姿を眺めて こっそり先にワインなんぞ飲んで 仕上げはやっぱりパルミジャーノだっけ?チーズさぁ とか 最後にはいっぱしの口をきく 妙にひたむきな背中に 妙に笑いがこみあげ ついでに妙に泣けた 飛んじゃってるのかな? 次は>22さんの「黄泉」でお願い致します。
26 :
悪夢(アクム) ◆m7pPqwiQaM :03/03/09 22:50 ID:mrzxOwNz
>>22 スイマセン。被ってしまって、そして放置してしまいました。
>>25 ゴメンナサイ。犯人はアクムです・・・。
じゃ、じゃあ、「黄泉」で。今度は被りませんように・・・。
「黄泉」
暗い 暗い 湖の底
彼が住む扉の入り口
梔子の花 唄う
月に吠える 彼
黄泉の国には出口は無くて
迷子になった私を攫って
何処までも果てし無く
私の命も彼方に上げるワ
*************************************************
次のお題は「ウサギ」でお願い致します。
それでは皆さま、ごきげんよう・・・
27 :
ぶれんど豆 :03/03/10 03:18 ID:S3bT8ikU
―ウサギ― 山に入りて兎狩る 横列となって追い詰める、男手 兎狩る 落ち葉踏みて 逃げるか、兎 逃げられるのか 下るは適わぬ お前の道は獣道 上れ、昇れ 兎狩り 時となりて我を追う 叶わねば夜の肴 次は「新しいものについて」 解釈はご自由にどうぞ。
28 :
空樹 :03/03/12 14:44 ID:Jt/Mf+N9
「新しい朝」 薄ぐらい雲の隙間からさす日の光 寝不足気味の僕にも太陽は優しかった こんなにすばらしい事が身近に在ることを 僕は知らなかった 忘れていた? 新しい気持ちで感じる朝は 今生まれたての新しい朝 どうか日よ昇らないで 僕はまだこの朝との約束の途中だ 次に会うときまでに 新しい自分になるよ 次のお題は「不安」でおねがいします。
29 :
名前はいらない :03/03/12 15:20 ID:qTk9hk1m
クルクル回るCDに見とれてる自分は 幸せの中にいるのに 未来を覗きたくなくて 苦し紛れに息を吐きかけ くもったガラスに謝っている ごめんね 必死だったんだ これでも 頑張ったのになぁ 空虚の中にある陰鬱な幸せ 1人で噛み締める度に 孤独を感じ 1人を侵される度に 1人になりたいと思う 人と触れあうのはもう、たくさんだ 1人で迎える朝ももう、こりごりだ 遠い未来の自分の姿 想像する事もできないくらい、不安が僕を抱きしめてる 次のお題は「夕日」でお願いします
君の涙に 荒れた僕を見て 戸惑い 俯き そのまま二人は黙り込んで 空がゆっくり朱を放ち 影が伸び 僕たちの隙間を埋める 君の影が僕の足元に届いたら それが合図だ 君の手をとって 歩き出そう それが合図だ 次は「珈琲」でお願いします
32 :
コタ :03/03/13 23:06 ID:HW6nJL4E
「珈琲」 濃密な闇がここにある 飲み干せるかい? 嘘も 本当も 裏切りも 欲情も すべてが蕩けて渦を巻く 香りに抱きとめられて 麻痺するだろう 古式ゆかしい 遠つ国の声 器の中に だらしなく 隠しごとが 暴かれる 次は「囁き」でお願い致します。
33 :
ntm :03/03/14 10:49 ID:QB/FESx0
「ささやき」 それはとてもちいさな声 さらさらさら ぼくらは語りかけることができないけれど 風が吹けばささやき合える お!今日も気持ちのよい春の風 今日は何を話そうかな とてもちいさな春の声 あおく光る木々のささやき 次は「電話」→→
34 :
澪 ◆WTkSZHjrL. :03/03/14 16:47 ID:UjbeLeji
部屋の片隅 壁にもたれて 蹲って まるで廃棄物 鳴らない電話が鳴ることを 恐れて怖れて畏れて 耳を塞げば 何か終わりにできるだろうか? 電話線引き千切って 携帯を踏み潰して この家の何もかもを 壊してしまえば 何か変わるのだろうか? 否 私がここにいる限り 私はまた全てを元通りにしてしまう まだ待ってる 鳴らない電話が鳴ることを 次は「梟(フクロウ)」でお願いします
35 :
名前はいらない :03/03/14 17:10 ID:tZSL6eLy
暗い暗い森の中。 誰も知らない闇の中。 此処か其処か。 何処にいるのかわかりはしない。 聴こえたのは唯一ツ。 梟の啼く声。 お次は「影」で!
36 :
名前はいらない :03/03/14 17:45 ID:3RxtwPXT
「影」 太陽の影に地球があり地球の影に月がある 私の影には何があるの? 次の題は「落ちぶれた芸能人へのメッセージ」
37 :
空樹 :03/03/14 22:46 ID:jtNeQXib
夢から覚めた時の事 思い出せる? 甘美な夢の時はまだ夢を 見ていたいと願うし 悪夢の時は現実に戻り 胸を撫で下ろす なのに何故君は 悪夢に続く夢のストーリの 名残を惜しんでいるの? 君は悲しい夢追い人だね お次は「宇宙」でお願いします。 「宇宙ヤバイ」は無しですよー
ピンク色ささやかな感じで 頬を赤らめて自転車 風を漕ぐ 半年前編んだマフラー 漆黒空に映えない色 絶えず聞こえてくる鐘を背に 一人きり土手の草道 ホットマグ携えて進む 星見酒は12月 自前のお猪口をバックに入れて 秘密の場所へと走る 変わらず人影無い場所 座り込んで 湯気の立つ熱燗 急ぐ手に含ませる 文字盤は5秒前 先々の人々へ思いを馳せ 宇宙に乾杯 同時に鳴り響く108回目の 締めの音色をかみ締める よろしく 今年の私 次は 指をさす でお願いします。
39 :
名前はいらない :03/03/15 13:59 ID:utghHgbd
「指をさす」 もし髪の毛がボサボサなホームレスがいたら思わず指をさすでしょう もしスーパモデルが露出の激しい服を着こなして歩いていたら思わず指をさすでしょう もし意味もなく笑っている怪しい人がいたら思わず指をさすでしょう もし昔の恋人が道端を歩いていたら思わず指をさすでしょう もし自分がもう一人いたら思わず指をさすでしょう もし指がなかったらどうするでしょう? 次は「月9ドラマ」で
「月9ドラマ」 君は覚えているだろうか 一緒に通った学校を 二十歳の時の約束を 東京での燃える恋を あのプロポーズを 同じ屋根の下で過ごした刻を 君といた夏の日々を 君が嘘をついても僕は信じていた いつかまた逢えると信じてた 君のためにできることは 忘れることなんだね この世の果てで 今の僕には あなただけみえない 翼をください あの日に帰りたい 今でも世界で一番君が好きなんだ 次は「ほのぼの」でお願いします
41 :
うどん娘 :03/03/16 04:27 ID:1jyIyVtY
あの人は歩く ほの ぼの あの人は泣く ほの ぽの あの人は笑う ほの ぼの だから私は ほの ぼの を 持てる全てを ほの ぼの に 次のお題は「大丈夫」でお願いします。
大丈夫 まだ時間はあるよ 大丈夫 まだ希望はあるよ あなたの望みが叶わなくても あなたの想いが届かなくても 私があなたを埋めてあげる 心の糸を紡いであげる 私がいるから あなたがいるから だから まだがんばれる 次のお題は「独り言」でお願いします。
43 :
名前はいらない :03/03/16 05:32 ID:y+Osq+oM
「独り言」 ひとりよがりの独り言 だれもききたくないね いつだっておぼえていたのは 与えたことだけ 広い草原で僕は 黙り込むだろう 文句なんていえる人間じゃないだろう 人ごみの中で私は つぶやく 誰かに聞こえるように 小さい声で つぶやく 僕の心は はるか 遠く 誰にも 文句はいえない
44 :
名前はいらない :03/03/16 05:34 ID:y+Osq+oM
う〜んじゃ 次はちょっと遊びで 「足が折れた」
「足が折れた」 足が折れた イスの スズメの メイドの ドムの 夢遊病患者の じゃじゃ馬の 孫の ゴリラの ラッコの 子牛の 鹿の かかしの 支柱の 乳母の 馬鹿な僕の 足が折れた
46 :
容量少な目 ◆/4.7OGB.Lw :03/03/16 05:45 ID:UM9pOh3P
次は 「雪ん子」でお願いします。
47 :
名前はいらない :03/03/16 10:32 ID:BcN0E8/f
「雪ん子」 赤いほっぺのおかっぱな女の子 赤いほっぺの坊主頭の男の子は 雪ん子が似合う 雪ん子は子供が大好き 雪ん子は子供と遊ぶのが大好き 雪ん子は今日も子供と遊ぶ 次は「妖精のような犬」でお願いします
「妖精のような犬」 野原の草陰に たたずんでいたよ ふと気がつくと そこにいて 目を離すとすぐに 消え去ってしまう 美しい毛並みは この世のものでは無いようで 陽射しを浴びて 光り輝いていた ただ一声 ワンと鳴き それが犬だと 僕に伝えたのさ 次は「温かい食事」でお願いします
49 :
名前はいらない :03/03/18 22:35 ID:/+xvAepL
「温かい食事」 温かい食事を食べされてください 冷たい食事をもう食べたくないです 温かい食事・・それは涙と血の入ったスープの事です 次は「キス」でお願いします
50 :
名無し募集中。。。 :03/03/19 01:19 ID:Z4Srx6cc
「キス」 キスをした 誰にも見つからないように 寂しさを誤魔化すように 温もりに何か探しながら 唇よ 空にも届きそうな この想いを伝えて! 重ねあう悦びを離さないで 次は「マリア」でお願いします
51 :
autumn :03/03/19 02:46 ID:5dGHNFhz
>>26 悪夢様 いえいえ、私の方も
>>16 でやっちゃっているので、おあいこですね。
気にしない気にしない。 澪様、コタ様も気配りしていただき有難うございます。
僕が果てもしない暗闇の中で
盲目になって這いずっていた時に
君は一筋の光を示してくれた
僕が底の無い沼の中で
絶望の泡を吐いていた時に
君はその手を差し伸べてくれた
僕が迫り来る夜の嵐を前に
頭抱え座り込んでいた時に
君はそばに来て恐れを取り除いてくれた
僕が豊穣な日々の中で
いつしか感謝と祈りを忘れていた時に
君は畏れを知ることを教えてくれた
僕が索漠とした荒れ野の中で
喪失の中を彷徨っていた時
君は遠くから見守っていてくれた
ありがとう
君は僕の心のマリア
僕はもう怖くない
大丈夫
君がいなくてもやっていけるよ
いつ何時でも君の名を唱えれば
君はここに居るから
そう
君は僕の心のマリア
52 :
autumn :03/03/19 02:47 ID:5dGHNFhz
次は「チューリップ」でお願いします。
53 :
名前はいらない :03/03/19 03:13 ID:kk0yfCKa
無職は 死ね!
54 :
名前はいらない :03/03/19 09:58 ID:0prXz8b+
「チューリップ」 この言葉を聞くと体が熱くなる 唇にキスするという意味じゃないの・・・ かさかさな唇を誰かうるおしてください そう思うとすぐ彼氏の携帯にメールを送る 『チューをリップにしてください」と 次は「乳首を感じる男性」
55 :
名前はいらない :03/03/19 19:14 ID:4Vhxm0ZO
56 :
ぬぬ :03/03/19 19:32 ID:dUMOZ5Bw
雲になりたいといっていた少女は お空に上っていきました どこまでもどこまでも 笑いながら 降りておいで もう誰も怒らないよ その声は 只風に掻き消されて 笑う彼女の耳には届かず 次は「メルヘン」でお願いします。
どこに行くのかと尋ねても 行く先は風が流れるばかり 青い空にふわり 我が物顔で揺られている きっと涙を流すより簡単 このままもう少し揺られていよう 僕の痛みは大きな雲が飲み込んでしまう 飲み込んでしまえ そら早く 待て待て 慌てるな このままもう少し揺られていよう この痛みもまだ僕の一部なのさ 青い空にふわり 白い雲にゆらり 追い風にふわり 涙の跡にゆらり 次は「煙草」でお願いしますー。
>>56 >>57 おとうさんのたばこ
けむりのなかに
おかあさんの
えがおがあるの
けむりはどうなるのかな
くもになって
とんでいくのかな
あめがふって
きれいなおはなが
さくといいな
次は「マンモス」でお願いします。
60 :
名前はいらない :03/03/19 20:27 ID:0prXz8b+
「マンモス」 マンコモスバーが 次は「うすのろ白書」
61 :
空樹 :03/03/19 22:03 ID:hj/y2Dh7
「うすのろ白書」 3/1 バイト先でお皿を割る(汗 3/4 ひな人形を片付け忘れる(どうしよー 3/7 彼氏に二股かけられた(泣 3/8 エアコン入れっぱなしだ(あ うすのろな私のうすのろ白書 提出先は未来の私 でも提出するの忘れちゃったりして だって私うすのろだもんっ お次は「携帯電話」でおねがいします・・・
窓には誰もうつらず ちょっとはにかんで まだ冬の 空は晴れていた 携帯電話の鳴らない日に 予定から予定への 隙間を埋める俺の 独り寝に 希望はない 携帯電話の鳴らない日に 探偵の物語が そつなく終わった 二人死に 俺は死なない 携帯電話の鳴らない日に 次は「初体験」で。
63 :
名前はいらない :03/03/20 01:04 ID:suFp+ka6
「初体験」 激しい痛みに襲われて 乾いた風に襲われて 歪む月が瞳に写る 鼓動に恨みを寄せて…… 永遠に続くかのような 絶望 死の予感 そしてタナトスへの目覚め いっそ息を止めてくれ oh no,please no,please no 恥辱は消えるのか? 記憶は消えるのか? 次は「モンスター」で
64 :
名前はいらない :03/03/20 01:37 ID:jh+c7JzG
今宵はまんげちゅ 狼男が うろうろ うろうろ 赤ずきんちゃんを 狙って うろうろ うろうろ・・・ 次は「天橋立」
65 :
名前はいらない :03/03/20 03:30 ID:N+3AZsEX
別に僕の道ってのは、平均台みたいに危ういモンじゃない。 だからって広がりも選択肢も無く。 僕はただ、 この悲しげで美しい一本道。 潮騒を聞きながら優雅に歩けたらいいなと思うだけなんだ。 次は「電車」
66 :
来訪者 :03/03/20 09:20 ID:u2QJnhTl
揺られるままに 見を委ね 午睡を貪る 晴れ渡った月曜日 制服も鞄も 注目すらされない ド田舎まで来たこの 電車の旅 途中下車は出来なくても ぼんやり眺めては また目を閉じる 転寝の月曜日 幸せ。 久々の来訪者です。次のお題は「庭」。
In the air I caught my hartache It had been spreaded on your mind I heard of something In the garden I would shot In the garden I would shot my pain Skies were black Sunshine,my only light,would it save me? Garden would be the battlefield. Love would be on the battlefield Garden would be the battlefield. Love would be on the battlefield 次は「世界」
68 :
名前はいらない :03/03/20 15:46 ID:Q0q8gF3o
「世界」 ここは日本だ ここは××県だ ここは××県××市だ ここは××県××市×区だ ここは私の家だ ここは世界の中心だ 次は「セックスを世界で一番初めにした男女」 セックス思いついた人すごいよ
69 :
名前はいらない :03/03/20 16:26 ID:W1IXHoem
70 :
コタ :03/03/21 00:32 ID:k79j5qJI
あひみての あなたが痛いと思うときに わたしが痛いと思わないことが 不安で不安で不安で 鶺鴒が教えた通り 蛇に唆された通り 神の手に手折られた 一方の肋骨だったあなたを撫で回して わたしと同じ所を確かめ わたしと違った所を探して ああ 同じ温かさに安心して 神は代償を与えた わたしたちは死を得た のちのこころ よりも いっとき 融けあうことを選んだ 終わりの始まり 次はベタベタながら、「卒業式」でお願い致します。
71 :
コタ :03/03/21 00:45 ID:k79j5qJI
>26, >51
いえいえ、却ってさしでがましいことを。
被り被られ(w お互い様ですから、マターリ参りましょう。
わざわざありがとうございました。
すみません。
次は
>>70 の通り「卒業式」でお願い致します。
72 :
ntm :03/03/21 05:50 ID:2A7FLAXV
「卒業」 卒業 それはたくさんのお別れが一度に来る日 卒業 それはとても悲しい日 卒業 それは自分の成長をひしひしと感じられる日 卒業 それはいつの間にか僕らの近くにいた 卒業 それは‥・ 今まで当たり前のようにここに在った、 たくさんの友達、たくさんの思い出を とてつもなく愛おしく思える日
73 :
ntm :03/03/21 05:52 ID:33sxvoxD
次は「朝」でー
74 :
ニイヅカ ハル :03/03/21 15:47 ID:r8EbUxOK
「朝」 夢から覚めた瞬間を覚えているかい 命が芽生えた息吹を感じていたかい 貴方はいつからそこにいて 貴方はことばを何故孕む 感じる「今」はもう定義 無くした「過去」は純粋な「今」 おはよう。 思い出せない記憶たちこそ あなたが生きてる証拠だから。 次は「夜」(安易
75 :
名前はいらない :03/03/21 16:14 ID:59GDStb4
「夜」 心が落ち着くよ 窓を開けてぼんやりするよ そんでもって開放的になるよ 彼氏いないけどキスしたくなるよ 夜は人間を大胆にするよ 私は今ワンピースを下着をつけないまま着て コンビニで男を挑発していますので 次は「ノーパン」
[ノーパン] 率直に俺はノーパンなわけだが それがただのpreパンなのか またはreパンの中途であるのか 確固たるunパンであるのかは お前の知るところではない 同様に お前は見た目wearパンなわけだが 実はinパンなのかも知れず notパンbutトランクスだとか exパンという技有りの可能性すら俺には棄却できない お互いに 踏み込めばあるいは知り得ることだが どうでもいいことでもある 次は[午前0時に]でお願いいたします。
77 :
西了 :03/03/22 02:10 ID:slC81FG3
Stair Way To Heaven 誰も知らないところへ行こう 駅の裏のバスプール 午前0時に 輝く星空は 明日へ続くはず そのときに僕らは 何を見てるんだろう 青いネオンライト 照らし出す光に 僕は思わず目を閉じた 心地よい光だった 敗北を知る前に逃げ出すのもいい 這い蹲るよりずっといい そばに居られればそれで構わない 今宵 誓いのKISSを交わそう Stair Way To Heaven 二人ならどんな場所でも 笑っていられるはずさ いつまでもきっと Stair Way To Heaven この街からさぁ旅立とう 駅の裏のバスプール 午前0時に 次は「モーニング娘。」でお願いします
「午前0時に」 夜がかなり通り過ぎた後の交差点では 物憂げな点滅が独りぼやいている ビラ配りの女の吐息も 黒服の吐く紫煙も いつもの様に小刻みに震えている 春が近い 点滅は独りぼやいている 次は「八方塞と私」で
ごめんなさい次は「モーニング娘。」で
「モーニング娘。」
夢や希望をのせて
あの子たちは増えていく
僕には分からない可愛い個性で
新しいあの子たちは生まれる
夢と希望と未来と
僕の知らない何か、を抱いて
あの子たちは増えていくんだ
……どこまで?と尋ねるのは、多分「野暮」だろうさ
次は
>>78 「八方塞がりと私」で。
「八方塞がりと私」 進む事も戻る事も 逃げる事も許されない 紺碧の空に逝くか 暗く温かな世界に堕ちるか 左右を塞ぐは己の運命 転地を塞ぐは己の意思 全てを囲まれ全てを囲み 私は立ち尽くす 次は「小さな嘘と優しさ」で。
82 :
まいむまいむ ◆jUZB7P7aBI :03/03/22 10:21 ID:CrTQdu5F
見つけて 教えるべきだったかなって 後悔することがある でももう遅いし でもこのままでいいの? あたしの良心が ちくちく痛む 次は「腹痛」で
83 :
名前はいらない :03/03/22 10:57 ID:jNuluw+x
「腹痛」 そう、それはある日突然やってきた 休日や暇な時ならトイレに行けるが今回はそうは行かない 会議中にそれはやって来た 会議は大事な事は十分わかっている しかしトイレに行きたい それを言わなければ・・・ でも恥を書く、それに話も聞けないし・・いたあああああああああああ・・・ ぶりぶぶりぶりぶりぶり・・・・・・・・・・・・・ 次は「陰毛が無い人」
待った!!すまんけど83みたいのは良いのか? 俺には読解力がないから、どういう風に見たら良いのやら・・・ ごめん・・・ 次は「陰毛が無い人」だそうです・・・
85 :
名も無きヘボ詩人 :03/03/22 12:49 ID:GdJLDpLp
「陰毛が無い人」 僕はただそこに立ち 陰毛が無い人を見ていた その脇に係の者が傅き 新しい服に着替えさせるのを 抜群のプロポーション 陶器のような肌 そして彼女は無表情に 定位置へと そうして何人もの客の目に 新しい服を晒すのだね 次は「にわとりのぬいぐるみ」
「にわとりのぬいぐるみ」 キミにいったじゃない それはいきものじゃないんだって だから ナイフをつきたてて いくらさいても てをつっこんで いくらさがしても なかから たまごなんてでてこないよ 次は「掌」
87 :
空樹 :03/03/22 20:31 ID:YWDPQ5Q5
掌握る 確かに感じる 君と僕 血管はつながり 循環する二人の血液 熱くて静かに共鳴する 二人は宇宙 深く 深く・・・ お次は「うなじ」でおねがいします
88 :
キイ :03/03/22 20:34 ID:2IQmYKfi
ださいよ
89 :
西了 :03/03/22 22:40 ID:slC81FG3
うなじ=セクシーという図式に疑問を感じる 本当にアレってセクシーか? セクシーじゃないだろ お前らちょっと無理してないか? 所詮、毛だぞ 毛 ふわっとした感じがいいのだろうか 毛の質によっちゃあさ べちゃっとしたのもぴたっとしたのも居るのに 騙されてる気がするなぁ まぁ、この俺もさ 愛しいあの娘のうなじを じっくり眺めたことが無いから 次に会ったら試そうとおもっちゃいるけどさ 次は「ミルクティー」でおねがいします
90 :
black tea :03/03/23 00:33 ID:XzPfJA1o
ミルクティーなんてのはさ、店で、 ましてや自動販売機なんかで買うもんじゃないな できるなら、家でゆっくり沸かして飲むのがいい。 掌から、腹から、ぽかぽかと温かいけれど 心はどこか寒い気がするのはどうしてだろ? ミルクティーの色が曖昧に揺れ、笑っている 淡く濁っていて仄かに甘い、…いい匂いだ 新聞に目を通しながら、うとうとする。 冷めたティーカップの残りは いつの間にか、すっかり片付けられていて、 戸棚の中に戻っているのが、硝子ごしに見える でも紅茶のパックは捨てられずに 小皿に置かれたままだ >>次、「ブリキの玩具」
91 :
名も無きヘボ詩人 :03/03/23 00:53 ID:Q8xyZP0B
>>89 「うなじ」を辞書で引いて本当の意味を学んでください。
うなじ好きの僕としては非常に残念。あげ髪で浴衣姿の女性、
その優美な曲線を描く白いうなじは、とても美しいものですよ。
「ブリキの玩具」
過ぎ去りし日 遠い思い出
赤い塗装 錆びた地金
のびきった 発条の心臓は
巻き直したなら 動くのだろう
歳月を経て 童心を取り戻したものが
止った時を そこに見るように
次は「バター」でお願いします
92 :
l :03/03/23 00:55 ID:RFBoNXBZ
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93 :
西了 :03/03/23 01:30 ID:9QqSPndz
溶ける黄を 眺めているのだ 喘ぐ女を 眺めているのだ 末日の午後の風景を 涎を垂らして 眺めているのだ その行為を知らぬまま ただ 歓楽的な仕草に惹かれ カーテンを握り締める手が 汗ばんでゆくのを 感じているのだ はっきりとしたその声に 溶けていく油に 目を離さずには いられないのだ 次は 空気部屋 でお願いします。
95 :
コタ :03/03/23 02:58 ID:hLhwqNOE
空気部屋 見えないのだが 触れた感触もないのだが 確かに 私は今 部屋の中にいる ここには ひとりだ 色彩のあるものは こんなにも私から遠い 水晶宮なら 祈りを捧げようが ダイヤの都なら 真赤な獅子と出会えようが 明るい孤独だけが この部屋のすべてだ 眠りの中で 優しい極限と戯れるために この部屋にいるのだ 燃焼と消滅の間 光 不思議とそれは 墓標のように心安らかなのだ 次は「鳩」でお願い致します。
96 :
名前はいらない :03/03/23 07:07 ID:obqXPpQR
「鳩」 いつからか僕達は明日を忘れていた ティシュにくるんだ月夜を捨てたくなくて どこから来るんだろうか明日は現れた 昨日までがまるで嘘で はばたくしかなかった 自作じゃなく歌詞です。。 次のお題は「♪」
97 :
鞠 :03/03/23 13:14 ID:62AXTVvK
♪ 君は何時までも歌を歌っている 君は何時までも歌を歌って何処までも歩いていく 僕は君を追いかける 僕は君を何時までも追いかけていく 君の口から零れ落ちる音符たち 次は「ゼロ」です〜
>>90 自動販売機でミルクティーを買おうとしたら缶が出てこなくて、
おじさん切なくなったことがあるよ。事務室のおねぃさんに言えば良かった。
99 :
ntm :03/03/24 05:45 ID:v17nTsi3
「ゼロ」 うーん。 まだまだ遠いなあ ずぅっと向うにあのこの笑顔 ちぢめ ちぢめ ゼロになれ あのこへ続く こころのものさし 次は「ともだち」
100 :
名前はいらない :03/03/24 09:52 ID:3rht8W8E
「ともだち」 『今日から友達だよ』 『明日からは親友だよ』 『明後日からは大親友だよ』 つきあえば、つきあうほど、関係は深まる? 次は「黄金のオーラが出ていて美人で輝いている人」です こんな人周りにはいませんよね?
101 :
コタ :03/03/25 04:01 ID:Ein3JnFf
羽衣 慎ましやかなあなたには 決して教えないでおきましょう あなたが羽衣を纏っていることを 黄金色に輝く あなたの美しさを保証する もし 羽衣を纏っていると知ったら 慎ましやかなあなたは すぐに羽衣を脱ごうとするでしょう 誰にもつかまらないで あなたはあなたでいて 遠くを懐かしむような 明眸を持つ人よ 次は「鍵穴」でお願い致します。
102 :
名前はいらない :03/03/25 13:17 ID:4H83hfmR
「鍵穴」 貴方の下着は替わっている 鍵穴が付いている 鍵で開けた 貴方の性器が見えた 次は「オナニー」でお願い致します
103 :
No need name :03/03/25 14:17 ID:646fp/F2
「オナニー」 小さな時 僕は初めてオナニーした 初めはたまたま触わって気持ちよかったから それを連続した でもだんだん 女性とSEXしていることを想像しながらすると たまらなかった 僕は剥けるまで皮オナニーだったが 剥けてからできなくなった もう一度 あの皮オナニーがしたい 次は「老いしマンコ」でお願いします もっと気持ちよかった
104 :
No need name :03/03/25 14:33 ID:646fp/F2
age
105 :
名前はいらない :03/03/25 14:51 ID:R/eG4KGR
へい
106 :
No need name :03/03/25 14:53 ID:646fp/F2
107 :
名も無きヘボ詩人 :03/03/25 16:02 ID:iUNddaI5
>>103 濡れもせず
次は「螺鈿細工」でお願いします。
貴方と私の写真 アルバムにちりばめ 貴方と居た思い出 心にちりばめ 歴史の資料集で何時か見た 螺鈿細工の琵琶みたいに 苦味が抜けて甘味だけ残り 年月経た今、時々こうして想いに浸る ちりばめ、ちらかる、思い出 とりとめもなくそれでもなお鮮やかに 次は、「祈りと誓い」でお願いします。
祈る時には 空まで見上げていた 詩も とろけてきえて 誓うときには 傲慢さを へりくだらせるように 輝かしく 光を放つ 折節に願いを放て それは完全なる祈り ここまできらめく あなた そうあなた 宣誓の ハルマゲドンと共に 知的な 生命体が踊るように ページがバラバラなように 鏡を90度合わせたように ときを越えて としを重ねて ぐるり閃光 ゆっくり 回る 糧となる ときには考え としをまた考え ぐるり頭 ゆっくり 回す ほろりとなる それは祈り やはり祈り さすれば誓い やぱーり誓い ちゃんちゃん。次は、「友」
「友」 あああ困った。 どうしよう・・・・どうしよう。 ・・・・・ ー・・・っと 奴んち行くか 次は「実話」で。
111 :
西了 :03/03/26 07:30 ID:lP0J8rus
「実話(1985-2003)」 少年は階段を降りることを禁じ 少女は自由を奪われることを拒んだ 蝿の王の声援が聞こえ 少年は笑った 小さな扉を開くとき 水の旅人は小金を掴む やがて小金は大金となり 少女だけが傷ついた 泉は枯れて石の中へ 土色は火に包まれる 黒い煙は少年の自由を奪い 黒い煙は少女の自由を奪った どれだけ光が照らしても 少年は明日へ生きてゆく 決して真実を語ってはいけない 再び自由奪われるから 次は「手鞠」で
112 :
まいむまいむ ◆jUZB7P7aBI :03/03/26 09:33 ID:vSGolE6P
てんてんてんまり お姫様 きれいな手鞠で 遊びます てんてんてんまり 転がって お城のお堀に 落ちました てんてんてんまり お姫様 手鞠を追って つまづいた てんてんてんまり 転がって 手鞠のように 堀の中 次は「メガネ」
113 :
名前はいらない :03/03/26 09:42 ID:1INYpjJR
「眼鏡」 眼鏡をかけた女神を見た 美しかった 眼鏡をかけた学生を見た 美しくなかった ああ・・この違いよ ああ・・この違いよ 次は「美少女」でつ
114 :
No need name :03/03/26 17:05 ID:MRaGupXF
「美少女」 ブラウン管の奥に見える 君 もう半年も学校へいっていない 俺 半年という空白の時を 君と二人きりで過ごした でも君は 僕を寂しくさせるだけ 初めはあんなに胸が高鳴っていたのに ああ、どうか僕に、全国の引きこもりに 愛を 次は「2chねら」でおねがいします
115 :
漏れの2ch映らない :03/03/26 21:36 ID:dLr535wb
漏れらが 「2chねら」 お前モナー 「2chねら」 漏れらが、終焉を迎えたときの世界よ。 漏れらが、仮令忘却の彼方に逝こうと。 漏れらが 「2chねら」 お前モナー 「2chねら」
116 :
漏れの2ch映らない :03/03/26 21:37 ID:dLr535wb
漏れらが 「2chねら」 お前モナー 「2chねら」 漏れらが、終焉を迎えたときの世界よ。 漏れらが、仮令忘却の彼方に逝こうと。 漏れらが 「2chねら」 お前モナー 「2chねら」 お題を忘れた…お題は”忘れ物”
深層心理をよぎった ような 感覚が ざらついて 私は 椅子の ような ものから ようやく立つ 空欄としている ような 右端の引出し 見ては 和む文字をかたどった ような 情報が ざわめいて 私が 鮫の ような ものから 鳥肌立つ 満足に浮いている ような 右脳のひらめき 思うと 忘れ物をした その 言葉だけキエズ キズニなるはずもなく ただ忘却の妄想に傍観されるのみ ただ忘却の妄想に傍観されるのみ しか 許されない 後悔。懺悔。罪と罰。 っとな。次は、「説得」で。
もう行っていいよ ひとと正対できないひと 話も出来ないひと もう行っていいよ 次、「次」で。
119 :
鞠 :03/03/26 22:24 ID:2WP5QfRV
「次」は無い 私に有るのは「今」だけ そしてあなたに有るのは「後」だけ あなたと私は違い過ぎた くるくる回って御覧なさい あなたと私を取り巻いてるもの 眼を疑うほど違うでしょう? 次は「艶やかな唇」で。
「艶やかな唇」 誰もが見惚れる 誰もが振り返る キミの美しい瞳 その艶やかな唇 目を合わせられない 艶やかな唇にボクは惚れ キミの唇はボクを誘う ああボクは キミの口付けを 待ち焦がれている 奪ってしまおうか 次は「削除」で
121 :
いぬ :03/03/27 03:28 ID:ctcr7qa4
不用意に流してしまった、言葉、文章 すべて、削除すればいい 簡単な作業だ 指一本で消してしまえる あんなに考えた文章だって たった数秒で消してしまえるんだ 次は「歌」で
削除することにした 僕はとても賢くて常識的な人間だから 例えば黒板消しを使って 上下に、そして左右に往復 丁寧に、綺麗に だけど 残念ながらチョークの跡 飛び舞う粉 だから 残念ながら僕は今 かすれた文字に目を細め むせ返って苦しんでいる 会いたい 次は「つなぎ」でお願いします。
かぶりました。 いぬさんの「歌」でどうぞ。
オレンジ色のうたを歌う オレンジ色のつなぎを着る オレンジ色のペンキを持って 僕はオレンジ色の夕焼けを描く オレンジ色の壁に オレンジ色のメロディーを描く オレンジ色の人々に囲まれて 僕はありがちな顔を描く 例えば君のオレンジ色に笑った顔とかを オレンジ色の花を刺した君を オレンジ色のつなぎを着て オレンジ色のうたを歌って オレンジ色のペンキで 次は 月蝕魔人 でお願いします。
125 :
コタ :03/03/29 01:40 ID:CyQ6Snh8
「月蝕魔人」 二重写しの蝶が舞う 鱗粉が月光に凍り付く 視界が揺らぐ 扉が開く 耳が音を失う 百合が鼻腔に溢れる 月が痩せながら笑うのだ どうしよう 魔人が来る 攫わないで 触れないで 感覚が溶けて 線になってしまう モウ イナイヨ 月が膨れながら泣くのだ 魔人がかける呪いなのだ 次は「霞の空」でお願い致します。
126 :
名前はいらない :03/03/30 08:23 ID:E0sIxdls
「霞の空」 霞の空に祈る平和 砂の空に響く銃声 大嵐に砂は舞い やがて霞の空を覆う 次は「砂嵐」で
127 :
fugen601 :03/03/30 09:24 ID:EBIxbCoM
吹き荒れる風 まぶたを閉じた 聴覚を風の音が支配する 暗闇の嵐の中 それでも僕は 君を探す 次>まどろみ
128 :
名前はいらない :03/03/30 09:37 ID:ygw+hpj9
輪が内なる臆病よ 内乱の予感よ かえせ ぼくのまどろみ 次は「臆病」
129 :
名も無きヘボ詩人 :03/03/30 09:55 ID:6EavHzzF
成すべき事を成さず生きる者 脅え暮らし求めるは人情 知るが故に気に病む事 それは自分の動き縛る感情 次は「焦燥」でお願いします
130 :
名前はいらない :03/03/30 10:10 ID:7kFMElTb
「焦燥」 フェンスの向こう側に追いやられた 異質な何かを私は見送って そろそろと歩き出す どこかに何か適当で楽しく 悲しく そうして具合のいいものを求めて 甘いかもしれない 背中で聞こえるのは叫び声 夢の中で対等なのは ナイフがいる 君があたしを刺すつもりだ
次は「空」でお願いします。
133 :
西了 :03/03/31 05:33 ID:M5cep1O+
いつの日か俺も この空を思い出すのだろうか 明日にはもう見れない空 ふるさとの空 旅立ちは近い
134 :
西了 :03/03/31 05:34 ID:M5cep1O+
次は「イメージ」でお願いします
135 :
名も無きヘボ詩人 :03/03/31 15:00 ID:2y5eqKqv
漠然としたイメージ ふと浮かぶ あいまいなまま僕の心を掴む この魅力 楽しさを その美しさ 素晴らしさを 他人に見せることができたなら 伝えることができたなら 次は「情緒ある花見」でお願いします。
136 :
星屑 :03/03/31 22:05 ID:OjcqzWtO
夜桜 散桜 いつも行く道 ふと気付けば さくらさくら 桜桜 櫻 暖かな色の さくらさくら 桜桜 櫻 咲けよサクラ 散れよサクラ また来年…必ず会いましょう 次のお題。「酒と私」で。。。よってまつ
137 :
酒と私 :03/04/01 00:43 ID:7As0UfaY
酔えば酔うほど 境界線が にじみ ねじれて 曖昧に。 飲めば飲むほど その壁が 薄く はがれて 酩酊に。 体内の水分の約70%は醸造アルコールでできているので体のためにも毎 日10ガロンはワインを飲みましょう日本酒には日本人に足りないアルコ ールB1、C、D、Eなどが豊富に含まれているので何倍飲んでも安心です 今、私の表面はお酒の膜。 泳ぐプールは美少年。 ブルゴーニュの草原の中で、 マッコルリの雨を浴びなさい。 そうこれは全て夢のハナシ、 10ガロン飲み干した私の話。 next>>ガムテープ
べっとり エコ的に 私は片っ端から茶色のボール紙 止めて貼っつけて 君の口まで止めつけて 浴槽にうなだれた 女のストリップ ぐるぐる まさしく銅像の如し色つやの 姿隠して二個目のガムテープ 手をつけて べっとり 血を舐めつけて 指にすっかり糸引いて あざけた引越の準備を してる 次は 分かりきっている事柄 でお願いします。
分かりきっている事柄 分かりきっているとされている事柄はたくさんあるけれど 本当に分かりきっているかと問われればあやふやな部分が多い 分かりきっている事柄なんてわずかなものであるという その程度の分かりきった事柄しか持ち合わせていない そして分かりきった事柄なんて役に立たない 分かりきった後では何もかもが遅すぎる あなたが目の前にいたとしても姿が見えないこと 声も聞こえず決して決してもう触れ合えないこと それが喪うということで私は未だあなたが必要だということ そんなことは分かりきっているというのに 分かりきっているというのに 次は、「閉じる」でお願い致します。
140 :
ntm :03/04/01 22:37 ID:7uMv6vKx
「閉じる」 まぶたを閉じるのはどんなときだろう 夢を見るとき 願い事をするとき 朝顔を洗うとき ウィンクするとき 眠るとき 涙を追い出すとき 閉じたまぶたは必ず開く だけど今はまだ目をあけないでいて それは長い瞬き まぶたを閉じるのは あのことキスをするとき 次のお題は‥→「スイッチ」
141 :
名前はいらない :03/04/01 22:51 ID:Pz4Ea0bd
昼下がりにようやく起きて 昨日のゆめの数ばかりかぞえている スイッチがあれば スイッチさえあれば 髪を撫でつけてネクタイを絞めても 伸びないまんまの背骨がある スイッチがあれば スイッチさえあれば ありえないタイミングで ついたり消えたりしたくはない スイッチがあれば スイッチさえあれば 次は「腕時計」
143 :
名前はいらない :03/04/01 23:43 ID:PjX3pGIK
刻むよ、刻む。刻々と。 時という足音をたてながら、 貴方の手首におさまってる時計は進む。 次は「風呂」でおながいします
144 :
名も無きヘボ詩人 :03/04/02 04:13 ID:W6LWn6FF
風呂 一日の穢れを払い ゆるりと身を沈める湯船 そこに喧騒や緊張は無い ただ温もりに擁かれる夕べ 次は「バグダット」でおねがいします。
『砂嵐にけむる町』 かつて 人間と遊んだ小さな神々の支配した ティグリスとユーフラテスに抱かれ 眠る 眠る 砂に煙る平原にひっそりと 一輪のライラックが時空の旅人を出迎える 町の 顔 いったいどれだけの血が流れたというのだろう、いったいどれだけの涙が町を 覆ったというのだろう、いったいどれだけの純潔が穢されたというのだろう、 いったいどれだけの尊厳が踏みにじられたというのだろう、いったいどれだけ の花が手折られたというのだろう、いったいどれだけの麦が立ち枯れたという のだろう、いったいどれだけの憎しみが渦を巻いたというのだろう、いったい どれだけの恐怖が夜も昼も続いたというのだろう、いったいどれだけのバベル の塔が崩れ落ちたというのだろう、いったいどれだけの神々が駆逐されたとい うのだろう、いったいどれだけの奴隷が怨嗟の声を挙げたというのだろう、い ったいどれだけの独裁者がコメカミを打ちぬいたというのだろう、いったいど れだけの悲しみが、いつまでもとどまることなく、喉は枯れはてて、血が、涙 が、血が、涙が、血が、涙が、双子の河となって歴史の輪郭を悠々となぞり、 今も昔もここは戦場で、いつも人は争って疲れ果てて、神々は自分を讃える声 に酔っぱらって野次を飛ばして、バグダッドはどこにでもあって、人の何たる かを考える暇も与えられず、武器を片手に、血の滴る生首を腰に下げて、狂っ たようにゲートから飛び出していく河は流れる 砂嵐にけむる町は霞んで やがて 黙り ひとつ またひとつと 墓標のライラックが咲き乱れる季節へと
146 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/04/02 22:22 ID:pqGFN6Tt
32行ぎりぎり。 次は、『愛と正義』でお願いします。
147 :
名前はいらない :03/04/02 23:29 ID:9ZfTOj4l
根 この身 灰も残さず 消えてしまっても 目の前で その安息に一滴の澱み無きよう シャベルも手にせず 神の眼を 蝶が風に漂い 花びらが焼け落ちて 人はあても無くひび割れを這いずり 煤のみが枯れた河を覆い この地に言葉など無くとも それでも 神の眼を 次は「That's why we're here」
148 :
ねこいるか :03/04/03 01:08 ID:Pba0Z+vK
「That's why we're here」 それですなぜわたしたちいたここに 反れDETHE撫ぜ輪足し立ち板個々に 死を仰ぎ 星を撫で ひとりひとり また立ち上がる 自分の足で 自分の意思で 次>生きてますか?
優しい手紙は U字をきって お前のところへ帰ったろう それが返事 どこまで続くだろう 何を知るだろう ひと一人 生きていますか? 次は「背伸び」でお願いします。
150 :
is :03/04/03 16:41 ID:8aICjj4G
ちいさなかかとをひょいとあげて 空を見上げたあのころは 雲は白くて果てなく高く 世界は無限で偉大だった 今では有限のここは つま先立たなくても空の限界を知る私は 空の赤さと煙の意味を知る私は 次は「豆乳」でどうぞ。
豆乳のおかげさ ぼくが身長184センチなのは リジンの働きがタンパク質のバランスをよくするからさ 豆乳のおかげさ ぼくが東大法学部に入れたのは ビタミンB郡の働きが集中力の低下を防ぐからさ 豆乳のおかげさ ぼくがこんなに優しい気持ちでいっぱいなのは カリウムやマグネシウムの働きがハートウォーミングに効いてくるからさ でもぼくの彼女は 豆乳が嫌い 肌美容に効果のあるビタミンEもたくさん含まれてるのに さあそんなところで震えてないで ぼくといっしょに豆をしぼろう 次は「ミルコ・クロコップ」で。
152 :
名前はいらない :03/04/05 06:43 ID:bLErwQdL
「ミルク・クロコップ」 って何だろう 次のお題は「長袖」
153 :
ゆり ◆YURIRsZ6T6 :03/04/05 20:32 ID:mM01yI0k
あなたの見ていない侭 私の白い肌は鳥肌を立てていた 夏のグレイと影 憧れは空 シャツを破きたいのは衝動 私は噛み付いて遣りたい 嗚呼 性欲とか 食欲とか 知らない振りして ぶらんこを揺らす シャボンの泡 少女の長袖 白い侭 次は「勝ち犬」でお願いします
勝ち犬 今日も尻尾揺らして街を行く でんしんぼーにはしょんべん 俺のシルシ 食事係の肉屋のおやじ 昼寝床はひだまり空き地 シモのお世話は家の子分 全部、俺の、俺の、俺のリリィ 雑種なんて呼ぶなよ、リリィ こじゃれてmix じゃれてよべいべー 縄張りなんて知らないぜ 会う奴ぜんぶ負け犬なのさ 勝ち犬、俺は勝ち犬 んん、カミナリだけは勘弁な… 次は「折り紙」でお願いします。
155 :
名も無きヘボ詩人 :03/04/06 10:14 ID:2CC/fnXo
ドアの前で止る足 指先は折る銀の紙 野暮は避け 猶予を与え 思うは残された時間の意味 ふと浮かぶ似つかない慈悲 四つ足で立つ獣は その場に居たことの ささやかな自己主張 次は「お手玉」でお願いします
156 :
神無月尊 :03/04/06 12:19 ID:KfHnNsFX
お手玉が落ちた お手玉を自分に 自分の手を彼に例えて 彼は救ってはくれなかった 裏切ったとは少し違うと思う それは彼を想っているから 違うと思える 次の人は ささやきで お願いします
157 :
狐火 ◆5EHug/FVTI :03/04/06 12:30 ID:u9rNe5St
ざわざわと ごうごうと
何もない僕の頭の中に
ひゅうひゅうと さわさわと
静かに入り込んでくる囁き
囁き あの人を恋うことしか頭にない僕に
入り込んでくるすきま風さえも
彼の人を思わせずにはいられない
彼の人が発した言葉
それは、誰に向けての言葉であっても
甘く立ち消えては風になり 僕に囁く
さわさわと ごうごうと
ひゅうひゅうと ざわざわと
>>158 木苺の香りは 夢の匂いであるといえる?
158 :
名前はいらない :03/04/06 17:38 ID:Nni7Bd4e
次は、「世界で一番綺麗だけどもてない人」 そういう人になりてええええええええ・・
あらやだッ(汗)
お題が質問と化している…気が付かなかった
ごめんなさい、弱誤爆です…(´△`;)
>>158 お題有難うです。
>>160 158さんの出してくれた、お題でお願いします。
失礼しました。<(_ _)>
160 :
名前はいらない :03/04/06 21:47 ID:HuKivarI
ああ、あなたは美しい でももてないのはあなたが石膏だからだろうか ああ、あなたは美しい でももてないのはあなたが平面だからだろうか ああ、あなたは美しい あなたがもてるのはその躍動感からだろうか あなたがその活動を永遠に止めるとき あなたはわたしだけのものになるだろうか コワッ
161 :
160 :03/04/07 00:02 ID:lA/Qk1rH
次のお題は「コワッ」で
162 :
コタ :03/04/07 02:47 ID:TGbS3mVg
「コワイ」 来し方を 振り返る 行く末を 遠く見遣る ああ 際限のない 合わせ鏡の幻暈 忘却の 過去 不定形の 未来 自分の位置は 霧に沈む 怖い 怖い 次は「木苺の香り」でお願い致します。 >159の狐火さんの言葉、キレイだったのでイタダキ(w
「木苺の香り」 大変嘘臭かったので 私は一番高い靴をはいて逃げ出しました 甘いものを好んで ぬるく生きて 殴られたって仕様が無いのだけれど 最早 むらさきいろの眼鏡も間に合わない 「少女ではない」と存在を否定された かなしい木苺は 矢張り今日も 今夜も 嘘臭く 私にとっては耐えがたいものでした。 次は「掃除機」で。
164 :
ntm :03/04/08 02:05 ID:7nnfj11H
「掃除機」 あたしの気持ちに掃除機をかけたら 何が残るだろう 掃除機に吸い込まれていくものは 善い心も、悪い心も、小さなものばかり あのこへの想いも吸い込んでくれたらきっと もう泣かなくてすむね ああ でもだめみたい あたしの中であのこを想う気持ちは 掃除機ののども通らないほど 大きかったんだ 次のお題は--→「発見」
桜がはらはら 散るのを上から 下からくるくる眺めてる いつしか聞いた 死体を掘らず 手を重ねてブランコを漕いでいる 雨垂れの公園を 霞み越しに眺めてる 僕は知る 僕は知る 何を知る 何を知る 僕は知る 何を知る その風景に何を見る 次は 水泳部隊 でお願いします。
「水泳部隊」 君は泳ぐ 音速の弾丸のように あなたも泳ぐ 海を舞う人魚のように 僕も泳ぐ ただひっそりと 僕は泳げないから いつか 君やあなたのように 華麗に泳げるようになることを夢見ながら 今日も端の方でひっそりと泳ぐ 暑い昼下がり 今日もポカリは美味かった 次の方は『王様』でヨロシクです。
王様、その靴にキスするような事をしたって あなたは私を認めないでしょう 危さを含まない 永遠だとか 将来だとか そういうものを約束したなら 私がよりつまらない女になって 第四婦人に格下げされるのね? 我儘ならいいけれど あなたはエゴイズム 下で舐め取る覚悟を必要とする 下らない戦いに参戦して また下らなくなってゆく 次は「モールス信号」で。
私はあなたの知らない言葉を知る ツートン ツートン ツーツートトン モールスの為せる技 音が全てを語るよ 夜が明けるよと踏み切り告げれば 私はここにと猫の主張 世界が変わると地球がささやく 抱けば心臓の音 音で満ちれば言葉が溢れ モールス 次は「危険物」でお願いします。
「危険物」 危険物発見! 危険物発見! 処理班はただちに 現場へ急行せよ! 行ってみたら なんだこりゃ こんなの知らねー 俺しらねー 俺逃げるから あとはあんたら やってくれ 次は「モニュメント」でお願いします。
170 :
コタ :03/04/11 02:00 ID:zq6t61CD
「モニュメント」 いつか 見上げたろう かつて この場所で 二人を含み 蒼穹と足許の間を 満たしていた空気を 感情の大きさのぶん 押しのけて 聳え立つ この不思議な物質の質量 あのとき あなたが 種を蒔いたではないか 水を与えたではないか 私を 忘れっぱなしでいい 思い出しておくれよ ほら いつか ここで 次は「影踏み」でお願い致します。
追って、踏んで 私の影を 早くしないと 闇に紛れて にじんで 溶けて 見えなくなって 消えてしまって とっぷり 途方に暮れるから 嗚呼、街はネオンがキラビヤカ 次は「海女」でお願いします。
172 :
名前はいらない :03/04/12 23:02 ID:hIqORcuc
海女 一体呼吸はどうしているんだろう?といつも思う うんこ
173 :
さくら :03/04/13 00:29 ID:ObIhyplK
貴方を信じているから 危険なところも平気でいられる 貴方を信じているから 苦しくてもがんばれるの 貴方を信じているから 貴方の為に海に潜るの そんな私を人が「海女」とよぶだけ
174 :
さくら :03/04/13 00:30 ID:ObIhyplK
次は「子犬」でお願いします。
子犬の腹の中に詰まった 黒い液体がワンと言わせる 振動する地面に声を おもいっきり元気よく たたきつける 土偶が、一体、四体、八体とわいて にらんだ 汚れたカーディガン 路上の 縄の目が首についた ぼくの飾り そのまま歩いて渋谷まで 買物にいこう お金はもたないで あるいていこう 直線距離で星が舞う 砂の数をかぞえた 雨にぬれて くずれる
次は、"さけび”で
177 :
快楽童子 :03/04/13 01:41 ID:535Mjl83
仔犬のような最期でした あなたは横をむいて 愛くるしい表情で 雨という情景も あなたの哀れを いっそう効果的に 盛り上げて かわいい 君の仔犬 抱きしめるには 悲しすぎて 抱きつぶすには 温かすぎて いとしい 君の仔犬 次は「梅雨」
178 :
快楽童子 :03/04/13 01:43 ID:535Mjl83
あ かぶった 「さけび」で どうぞ ↓
179 :
快楽童子 :03/04/13 01:48 ID:535Mjl83
おまえのはらのなかに何がある くいものないぞうそしてからっぽのなかに 木が生える、森が湧く戦いのドラムがうちならされる きたきたきたきたと さけぶ俺の中の民草 ドイツだ骸骨をまとったドイツ軍がやってきて ピラミッドに上がろうとする そういえば何が聞こえたっけ 時計台のそばて かーんかーんかーんかーんと いう音はじわじわとひろがる 六時だ、鉄十字だロンメル師団のパンター戦車だ 全方向惨事にまみれながら砂鉄だらけの つぼをひきずりながら 結婚式だよ、これからの村、村、家々にくるまでつっこんで レンガをひっかけて突進する 都合三年あまりの苦行だ! ウェディングドレスのSSが俺を連れ去ってく 燃えろ燃えろ燃えろハリコフの戦車部隊
まあいいや、次戦争が題で
どちらかが「負けました」って頭を下げる もう一方が「勝ちました」と宣言する それで戦争は終わる それからは政治がはじまる 世間的には 戦争ってでも、始めたら最後 終わらないものだと思う NEXT 「神頼み」で
あたまのうえで高くかかげた 爆弾が爆発する そんな 1945年から胎内に抱いた記憶を 衝動に変えながら強化ガラスの コップでカプチーノを飲む そのあとのへばりついた、乳脂肪 すらりと割れた黒人の腹に モザイクのガラス 聖母マリアンヌはマンチェスターの 鉄工所にへばりつきながら プラチナ製の蚊に刺される ポスターカラーで涙を流して まぶたの裏の刺青に シュストフはシベリアから帰ってこない、 と愛するひとの記憶、数十年前の どこも誰とも知らぬものは 置き場所を誤って意味のわからない アールヌーヴォーのインテリア装置になる サファイア色の蜻蛉が羽をはばたかせる
次、"鍵" とか
「鍵」 かけたら のみこんで 永遠に とざします そのくらいの 思いで 溢れる恋もあるでしょう NEXT 非常口
邪魔してごめん、
>>185 怖いようで、でも素敵。(消
187 :
名前はいらない :03/04/13 15:28 ID:rYcvnMKy
非常口はどこ?非常口はどこ? この道の行き止まりにあるはずなのにそこには無い 非常口はどこ?非常口はどこ? 貴方はどこ?非常口の前で待ち合わせしたのに・・・ 次は 鈴木京香様
188 :
高収入 :03/04/13 15:36 ID:BflG4KEQ
>>188 を意訳します。
鈴木京香様は大富豪
なんてったって高収入
月収だって100万以上
同性からも人気があって
化粧品メーカーもびっくり
ランキング第一位
君もらぶらぶ
鈴木京香様
次は「残酷な幸運」で
190 :
R'B'P :03/04/13 18:11 ID:Fh5xGg6d
なんてこった! 彼女は僕が好きだったんだ 今まで何度も恋をしてきたが この恋だけは負けてはいけなかった 僕にはひとつだけわかったよ こっちとあっちは違うんだ 次は「鳥」で
191 :
さくら :03/04/13 20:39 ID:vMBZPOxf
君達はいいね 自分で自分の行きたい所へ行けて 君達はいいね 自分で自分のご飯を探せて どうせ、僕等は籠の中で人間の好きに改良された鶏さ 僕等がこぼした餌を食べるのも良いけど だけどすずめ諸君後ろに猫が狙っているよ 僕らは籠から暫しの見物 ほら、食べるのに夢中で、あと50cm あと… …
192 :
さくら :03/04/13 20:40 ID:vMBZPOxf
次は「つくし」で
春一番 感じ取って
空に伸びて 夢を黄色く散らす私
折れることを知らず
弾かれても変わらず仰ぎ見るのは 空
私は 私は 私は
春を告げる つくし
歩み寄る足に 気付かれて独り
「春だね、つくしだよ」そう呟かれて私は生きる
いち早く目覚めた私を
追うように地に立つ 春告げ者
桜を愛でる者たちに
「あんなに沢山、春って事だね」そう呟かれて私たち
静かに 変わらず仰ぎ見る空の下
私は 私たちは
春を告げる使者 つくし
>>162 リサイクル有難うですw
なんだか、嬉しいでつ♪
次は
"弓を引く凛々しいあの人〜弓道〜"
でお願いします。
伸びて どんどん伸びて 屋根を見下ろして 街を眺めて 雲に絡まって 一面が黒くなって すこし火傷をして 伸びて 凍えてまた伸びて 凍えて 向日葵が顔を覗かせたころ 太陽に抱かれて眠る 次は 「隣」
195 :
194 :03/04/13 21:15 ID:OU1Q5fwG
ゴミン被った
196 :
さくら :03/04/13 22:53 ID:vMBZPOxf
今まで一人になる事がなかった 傍らには何時も誰かがいてくれた 幼少の頃は親といわれる人が 子供の頃は友達が 少女の頃に彼氏が 大人に成って貴方と知り合い 子供と一緒に年月を経て 今は隣に誰もいない そして、今まで一緒にいてくれた人たちに感謝 感謝 ありがとう 今まで一人にしないでくれて 今までのすべての人に感謝して 今は隣に誰いない
197 :
さくら :03/04/13 22:57 ID:vMBZPOxf
次は193の「弓道」で
198 :
名前はいらない :03/04/13 23:06 ID:ncneO/8I
昔高津麻日ていう美人がいたなあ
199 :
名前はいらない :03/04/13 23:18 ID:ncneO/8I
紀伊はどうなったんだろう? 俺がこんな状態だから、彼女も不幸なのかもしれない
200 :
タヌちゃん :03/04/13 23:32 ID:fQZVGL2A
200
201 :
名前はいらない :03/04/14 00:00 ID:81qVs1Kl
芳賀さんどうなった?生きてる?るみさん
202 :
名前はいらない :03/04/14 00:01 ID:81qVs1Kl
好きだった。
203 :
名前はいらない :03/04/14 00:12 ID:81qVs1Kl
僕の前から消えた人々・・・・忘れられない 弟も妹も、人魂になって僕の所にきてくれた。 あの時の悔しさを今でも覚えてる。だから復讐は必ず
204 :
名前はいらない :03/04/14 07:16 ID:Dd8S3MHC
背を 伸ばすのだと聞いた 姿勢が 良くなるのだと聞いた 人は決して 殺せないのだと聞いた 狙いを定めて それを打つ 弓というそれを打つ 口々に流れるこのスポーツの噂を背に 風を切りそれを打つ 白い思考を胸に背に 色を束ねる円に向かい 狙いを定めて それを打つ 次は ばらの花 でお願いします。
206 :
ナ :03/04/14 17:26 ID:CIteYWSn
「ばらの花」 美しさに魅かれて 手をのばす ちくっと刺すのは 美しさの裏でこっそりと隠れていた トゲ 指先から流れるぼくの血のように よりいっそう赤く、妖しく光る それは自ら生やしたトゲなのか それとも 未だ抜けずに残っている こころに刺さったトゲなのか 次のお題は「スピード」
「スピード」 景色は すべて早送りで ただ あなたの 横顔だけを 探す たとえ 横顔だけしか 手に入らなくても NEXT 「花咲く小道」
208 :
悪夢(アクム) ◆m7pPqwiQaM :03/04/14 22:22 ID:uKhXcrTu
花咲く小道 花咲く小道を君と二人 パステルカラーの景色に包まれ おどけて見せる僕を笑う ねぇ、君はもう独りじゃないよ ねぇ、僕はもう独りじゃない? 僕は君の手を引いた 二人の距離が離れぬ様に 繋いだ指が解けぬ様に ********************************************************* 次のお題は「シンデレラ」でお願い致します それでは皆様、ごきげんよう・・・
209 :
快楽童子 :03/04/14 22:45 ID:Ikuzc3qJ
シンデ レラ レラ レラ 砕 デレ けた 踵 レラ シシシ ミスボラシイ 玉子様 ミスシンデレラ バシャバシャ 憂鬱 飛びおり自殺 レラ レラ シ ねずみと一夜 (ソレハユメジャナクゲンジツ) 継母と トト ママハハママハハママハハ ママハハママハハママハハ ママハハママハハママハハ ママハハママハハママハハ アハはハは アヘあへレラ ラレデンシ 針は デデデ 首 キミノクビヲキリ ガラスで玉子様を 帰り道 暗がり 男 冷めた玉子 カッカッカッカ(アシュラマン風) 止 断頭 次は「奇形」
210 :
藪鳩 ◆oUVabUhato :03/04/14 22:56 ID:74VRgubY
奇形に歪んだ口元を波打たせて まったくのでまかせを言っているのに きみの耳は穴だけの機械で 0と1とにしか反応しないよ 奇形の恋を半分ずつ分けているから 僕らはずっと泣いてばかりいるのかな きみの肌を噛んで 僕はお腹が空いてることに気がつく 鍋に沈んだ君の指はきっと ちゃんと5本あるんだなって感じてる 次は「藁」で
211 :
さくら :03/04/14 23:57 ID:lsipGTU8
藁をトン・トンおばあちゃん 私の履物作ってくれた 藁をトン・トンおばあちゃん 雨避け蓑を作ってくれた 藁をトン・トンおばあちゃん 日除け傘を作ってくれた 藁葺き屋根の縁の下 いつもトン・トン いつもトン・トン 聞こえてた、今はもう聞こえない もうおばあちゃんのトン・トン聞こえない
212 :
さくら :03/04/14 23:59 ID:lsipGTU8
次は「藍色」で
213 :
あぼーん :03/04/14 23:59 ID:K9wNVmrX
214 :
is :03/04/15 00:16 ID:vQxxv/05
空の彼方を覆うもの 箒で掃いた雲の底 夕焼け過ぎに仰ぐもの 月の霞みを背にかかる 通りすぎればああ天は 藍に染まりて袖に沁む 夜はすぐそこ 夜はすぐそこ 寄らず過ぐ其処 永久に澄む底 月を掲げて 桜散りつつ 土を踏んでは 藍いひととき 次は「終わらない日々」でお願いします。
215 :
is :03/04/15 00:17 ID:vQxxv/05
そしてこっそり、私も>185好きです…素敵(´∀`)
216 :
瑠樹亜 :03/04/15 00:56 ID:eGo7U0M9
永遠にもにた感覚 このまま遠くに流されて 一体どこまで行くのだろうか 決して戻る事の出来ないその道を 逃げずに戦い続ける強い自分を求める 洗脳された狂った政治家は 操り人のなすがまま 誰を求めて何処にたどり着くのか まぶしく光ったその先には 双眼鏡でもあやふやで たどり着くのは迷宮入り その感覚は少し麻痺されながら 死ぬまでなくならない 次→「道化師」
217 :
名前はいらない :03/04/15 21:47 ID:zXLDh8H7
道化師 ふわとろ 母ちゃんのおっぱーい
218 :
名前はいらない :03/04/15 21:48 ID:zXLDh8H7
次はふわとろでーす 母ちゃんのおっぱいて激しく笑える
219 :
さくら :03/04/15 23:04 ID:NF1KtKh5
ふかふか・ふかふか 敷き布団 ふわふわ・ふわふわ 掛け布団 とろとろ・とろとろ 夢の中 ただそれだけで 明日もきっと良い天気 明日もきっと良い事有るね
220 :
さくら :03/04/15 23:07 ID:NF1KtKh5
次は「桃の花」で
221 :
快楽童子 :03/04/16 01:48 ID:IgBKJDg4
卓 寄せて にわかにゆらぐ 桃の香を 筆にのせ 君 想う午後 次「扉」
222 :
名前はいらない :03/04/16 01:56 ID:P5Tiju7H
扉あけ 春風の過去 その行方 次、【旅】
223 :
快楽童子 :03/04/16 02:23 ID:WkwnMSHX
君に帰郷するから いっぱい 母乳の用意を 次「唄」
モータウンで踊ろう サザンのそれほどは重くない苦悩を 明日のために洗濯機のそばに放り投げる 着てくスーツにへばりついた ものはなんだっけ、いっつもやらかす仕事 失敗業、ってことで略して失業だよ、 具体的に言ってたら重くなってしかたねえから まあとりあえずクリーニングに 出しておいたことにしておいて あしたもこれを着ていくわけだけど 一着しかないほど貧乏じゃないし 冬服でも、この季節はまだ、まあなんとかねえ バーボンとか重ったるいのよりは カクテルとかそういう ぜんぜんきつくない酒とかのんで一応 それっぽい感じにしておいて かったるい麻薬的な快楽とか くそったれた苦悩とか、 そういうのに耐えられるほどの 強靭な体なんてもうもってねえよ なのやってられねえよバカ野郎
現実的に踊ろう ステップを覚えるとか そういうのは一切抜きで まあはやめにおどってれば 巧くは見えるわけで 挙句の果てにミラーボールとかが くるくる回り始めるわけだから そうなったら適当に踊ってても バレるわけもないから 最高にシメたもんだ テキパキ踊ってたら とりあえず 女の子発見、距離2.3mくらい 顔は見えないし 声もかけはしないけど まあそれはそうでそういうこって さっそくユニクロ財布に 忍ばせたショットガンで 最高の卑屈さと愛情をこめて 引き金をそこら中に向けて パンパンパンと 次、"適当"とかその辺で
226 :
快楽童子 :03/04/16 02:36 ID:WkwnMSHX
の あ ま ほ ぼ 保 呆 口 ・ 次「油膜」
227 :
名前はいらない :03/04/16 02:38 ID:NwIqNoWK
<<この世で一番残酷な事件>>
「女子高生コンクリート詰め事件」です。
みんなで犯人を見つけて、風化させないよう犯人を晒し者にしなければならない。
http://profiler.hoops.ne.jp/concrete.htm http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/1617/ http://topia.yam.com/home/aoiryuyu/pages/josikouseikankin.htm 女子高校生が41日間渡って監禁され、計100人ぐらい(少しでもかかわった人を含めて)に強姦、朝から晩まで超暴力と超陵辱された。。(深くかかわったのは5,6人)
ヤクザ顔負けのリンチで、天井に血が飛び散っていた。
「なんでもするから家に帰して」という女の子に、自慰(オナニー)を強制され、
真冬に裸で外(ベランダ)に出され、裸で踊らされ、強制され、手足を縛り、お尻の穴に花火を入れ爆発させ、膣やに直系3センチの鉄の棒を何度も強引に突っこみ、性器や尻の穴を完全に破壊する。(途中、膣をタバコの灰皿代わりにされる)んbんbんbんbn
重い鉄アレイを身体(裸体)になんども落とされ、瞼(まぶた)に熱いろうそくをたらされ、
手足を縛り、膣にマッチ棒(ライター)を入れられ、燃やされ、膣の中のや裸体をライターで火あぶり、苦しさのあまり何度も気絶する。(この時ストレスと恐怖のあまり髪が全部抜け落ちていく)
大勢の男にかなり大量の精液を飲まされ(フェラチオで)、500ccの尿を飲まされた。(生きてるか死んでるかわからないが)ゴキブリも食わされたそうである。(このゴキブリの件に関してはもしかしたら間違ってるかもしれないうが、あとは絶対事実です。)
また女の子の悲鳴や激しいリンチの音は監禁されている部屋の中で音楽をボリュームいっぱいで流しているため、外に届かない。その間の食事はほとんど牛乳1本。
恐ろしいころに、監禁されていることを知ってた人は計100以上いるが、誰も通報しない。(死体が発見されるまで)そして最後はひどく殴られ失禁して)死んだ。(殺された)
死体の顔は目の位置がわからないほど、変形し、親でも誰かわからず、原型をとどめてないほどで、性器のほうは顔よりもっとひどく完全に破壊されていた。死体には髪がなくなっていた。
40日間の監禁で極度のストレスのあまり全部髪が抜け落ちた
死体の膣にはオロナミンC2本、入っていた。なお、死体は手足を縛られた状態であった。
228 :
名前はいらない :03/04/16 02:39 ID:x5xY8jAZ
なりたくないものになりおおせた証拠をおみせします、先生 ほら立派になったでしょう? なんとかやってます、おかげさまで 世界とも折り合いをつけて そこらへんは適当に ありがとうございました 次は「ダイアル」で
229 :
コタ :03/04/16 05:47 ID:f+kh093G
「フォンコールで」 内側から皮膚が引っ掻かれるような ちりちりと 焦燥感 誰か 答えて 早く 早く ダイアルに縋りついてみれば 穴のひとつひとつが 油膜でぬるり 滑って 思うように廻せない 次はMを と 思うのに 真っ暗だから 登り詰めて上気した指だから このままどこまで放られてしまうのかわからないから 愉しすぎるのは怖くて堪らないから ダイアルは ぬるり 油膜だから 正確に廻せたかどうかはもうどうでもいいのだから 誰か 答えて 早く 早く むーん。次は「火花」でお願い致します。
230 :
快楽童子 :03/04/16 11:30 ID:z5KOdWPl
ずっと ながめていよう 種を落としてやったら ずっとバチバチ やってやがる 次「パート2」
231 :
快楽童子 :03/04/16 11:32 ID:KP2v4LDe
232 :
名前はいらない :03/04/16 11:34 ID:Yo1NOKi8
オバサン大変やなー いや、ほんま横目で見てて思うわ きっとあれや、ちゃらんぽらんな息子のために せっせと働いてるんやな ほんまご苦労なこっちゃ それで疲れて家に帰ったら今度はハゲ旦那の相手や でもほらオバサンあの顔やから 旦那のムスコもちゃらんぽらんなってしまうんちゃうか ぎゃははは、何言うてんねや! いくらなんでも売り物の魚肉ソーセージ使うかこのアホ! あ、そろそろ時間やから行くわ パート中のオバサンも頑張ってな ほなさいなら。 色々ごめんなさい 次は「街」で。
234 :
さくら :03/04/16 19:05 ID:7BvJ0Yjh
すごい勢い人々がとうり過ぎて行く 何処え行くのか私は知らない 信号が、青になる 一斉に人が動く だけど私を知っている人はいない 私も誰も知らない それが、街
235 :
さくら :03/04/16 19:07 ID:7BvJ0Yjh
次は「愛したい人」で
237 :
名前はいらない :03/04/17 01:10 ID:c0FbPOos
そばにいること 君に触れること いつだって いくらだって 支えてあげるのに こんなにも難しいこと 次は「残業」で。
238 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/04/17 11:04 ID:TtstFEsL
ゆれすぎた ろうそくが ふみとどまり ふたたび 静寂 次「おんなのこ」
239 :
山崎渉 :03/04/17 12:43 ID:h0xijIvJ
(^^)
240 :
名前はいらない :03/04/17 20:19 ID:qsQAmlHb
潤ませた唇は君のため ばらいろの頬も君のため 君の視線をこころに わたしときみをかろうじてつなぐ バングルにくちづけ 次、テーブルと椅子
241 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/04/17 20:48 ID:Z05Ikm02
机を引いてイスで食事しましょう ナイフで指を洗って フォークを首に巻いて ホップ ステップ ジャンプ レディーファーストはその温度で クライマックスは年代もので デザートは劣等で 次「東北」
242 :
快楽童子 :03/04/17 20:56 ID:TtstFEsL
243 :
名前はいらない :03/04/17 22:54 ID:tELfZooF
デザートは劣等で、ていい。 なんか今まさにそんな気持ち。
244 :
さくら :03/04/17 23:09 ID:qRRBqmuW
深緑の森 白銀の時 低く垂れ込めた空 北風強く 子兎の屍の上を吹く
245 :
さくら :03/04/17 23:11 ID:qRRBqmuW
次は「あしからず」で
246 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/04/18 03:26 ID:jtpRjkdB
なので ↑ あしからず ↑ もどかしく ↑ めくる ↑ 密室の ↑ 8ミリ ↑ 無邪気に笑う ↑ 意図的なぼく ↑ 父と母の ↑ ↑ ↑ 次「暑い」
247 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/04/18 03:32 ID:Fzui4U6t
>>243 求めた劣等
左胸が痛い
一晩 沈んで
また 浮かぶ
自尊心を満たす言葉 そっと我が身を横たえれば 暑い暑いと歓喜の声 蛇足と気付かず また触れる 劣等と陸続きの優越を踏みしめる 次は「インスタントカメラ」でお願いします。
249 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/04/18 18:44 ID:GpvyGc9t
やましい視線なんだ 本当はねっとりと見つめていたいんだ ただ それじゃ分不相応だから にっこり笑って ハイ チーズ ハイ チ イ ズ 次「方言」
250 :
さくら :03/04/18 21:12 ID:o1UI0nmZ
笑わないで下さい 怒らないで下さい 私は貴方を愛しているだけなの 私は貴方を尊敬しているだけなの 伝えたい言葉が伝わらない 伝えたい思いが伝わらない 怒ってないよと貴方は言う 笑ってないよと貴方は言う 北と南のすれ違い 「さようなら」 「さようなら」 愛した人へ 次は「リスの手」で
栗鼠の手は団栗を掴み月歯で千手の観音を彫り当てる 殺生殺生と鳴きし烏の爪を背に覚え 次は"タチバナ"で
へえ へえ ほー がは んなあほな がははは んクッ ふんふん なんとな ほー それで あっは わかいわかい あひゃひゃひゃ …じゃ、ま、 タチバナシもナンですから 下界へ 次「法師」
253 :
名前はいらない :03/04/18 22:20 ID:KxH3K4pT
「法師」 法師になれなかった 僕は空を見ていた 首が痛くなってきた 次は「いじめ」です くらい
「いじめ」 低俗なもののする遊び 弱いものイジメは楽しいかい 君は弱いものにしか歯向かわない 次は 「高僧」で
255 :
さくら :03/04/18 22:42 ID:o1UI0nmZ
誰もいない私の隣に 周りには人だかり ワイワイ・ガヤガヤ楽しそう 一指し指でこっちを指して 私を呼んでいるの? 行けば空間が移動するだけ きっと私は居ないんだ 私は空(から)この空間と同じ事 心は何処へ向かえば良いの 心も何時か無くなるの つぎは「朱」でお願いします。
君はわざとむかつくことを言って相手をさせるね そんな相手のさせ方はいけないよ 隣の桜は綺麗だね 君を傷つけはしないから そっと眺めてみたらどうかな
257 :
さくら :03/04/18 22:48 ID:o1UI0nmZ
すいません やってしまいました。 >>254さんの「高僧」でお願いします。
「高僧」 堪忍な。 うちの言うことにいつも振り回されてくれてるんな。 つるりとした一重まぶたがアンタの中で一番好きなところなんよ。 思惟深くてね。 無言で諭されているような勘違いができるんよ。 お願いやけん その両の眼で日が沈むところとか うちの隣で見んといて。 大切な言葉を失ってしまうくらい しょうもない自分ばかり見えてしまうんよ。 まぶしい。 では、次は「朱」でお願いします。
朱 朱に交われば紅くなる 閣僚役人天下る 血税無駄にした咎で 断頭台で朱に染まれ 次は「クライアント」でお願いします。
クライアントの要望は 同じことの繰り返し 僕がやれば ここが違う あれが違う 君が言ってくれるなら 僕はそれに従うのに 君が言ってくれないから 僕は良い様にしたのに また明日から きつい日々が始まる もういいさ 僕は帰って寝る 次は「路地裏」で
261 :
is :03/04/19 01:07 ID:o1o+q5I5
薄暗さの中で 立つ少年 煙をあびて 立つ少年 煤に汚れて 影の落ちた冷たい路地裏で 建物の間から 細い高い空を見て ひんやりはだしのその下に 揺れる揺れるは石畳 遠い喧騒 そして煙突 路地裏に座り ひといきつく少年 路地裏でいつか あの空を見上げながら ボクは死ぬのだろう 次は「えんとつそうじ」で。
262 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/04/19 03:33 ID:eIqlA/r8
煙突の穴からぬるま湯を入れます てっぺんギリギリよりすくなめに そしてフタをします このまま少し放置しておきます その間オナニーでもしていましょう さあ手を洗って 煙突の汚れが浮いてきたころです 両端を持って シェイクしましょう ジャバ ジャバ ジャバ ザザー 2、3人のふやけた人間が 出てくることも 水洗いの後は よく冷えたブラシでこすってください 気の済むまで汚れを落としたら それを たたき割りましょう 次「オカマ」
263 :
名前はいらない :03/04/19 05:55 ID:VccEBmPr
わたしに不可能なんてないの 時代の申し子 ニュータイプなの 男にだって女にだって 何にだってなれるわよ わたしはわたしの のぞむところへ 次「代金引換小包」
264 :
243 :03/04/19 05:57 ID:VccEBmPr
265 :
まいむまいむ ◆jUZB7P7aBI :03/04/19 13:26 ID:NOTYPgN2
妹に 代引小包 払ったのは私 使うのは妹 私に 代引小包 自分で払って 妹に取られた お姉ちゃんでしょ なんて言わないで 妹の預金通帳の ハンコとカードを ぱきりと折った お姉ちゃんでしょ なんて言わないで 次は「毛布」
266 :
さくら :03/04/19 15:33 ID:k+mQXvF7
今日彼に 「ゴメン、他に気になる人が出来たから」 その前は 「お前じゃなかった」 その前は 「………」自然消滅 部屋の隅で毛布に包まり じぃっと時を過ごす 何時からだろう 悲しい事 辛い事があると 毛布に包まる癖 思い返せば 幼い時も友達と喧嘩して毛布に包まっていた 長い間ありがとう もう少し私を暖めていて 次は「微熱」で、お願いします。
ほんのり赤い頬 僕はいつも以上に明るい君を 心配そうに隣で笑う 「苦しかったらいつでも言って」と うつむき気味に言う僕に 「ありがとう」と 会釈する君 倒れるなら 僕の胸に飛び込んで いつでも支えてあげるから --------------------------- は・・・はじめまして(ペコリ ヘタレですんません。 次のお題は『瞳を閉じれば』でお願いします。
268 :
ntm :03/04/19 23:10 ID:PdaRpBsP
鏡の前 あたしは今朝もそこを動けない 瞳を閉じれば浮かんでくる 古い古い魔法の言葉 だけどいつだって あたしに魔法はかからないんだ 瞳を開けて映り込む 何一つ変わらない世界 いつまでも納得がいかないのは きみのせいだよ せめて少しでも きみの心に存在できたら 次のお題は「まがりかど」
269 :
名前はいらない :03/04/20 00:23 ID:lLfVerBH
まがりかど え なんなのさ もう一度言ってごらん、、 、、 そこからは 何も進めなかった 急に 冷たくなるもんだから 帰り際に 名前でもかんがえて ひたすらに まあるく転がっていったもんさ 蝋燭にすら 抗えぬ 灯火に移るココロが何だって つかずはなれず がんばってゆけるだろうか ぶつかって 体当たりで 生きてゆけるだろうか 御前等は 何をして 意向を ベクトルを 感じているのだろうか 制約 契約 日も尽きぬ とっぷり とっぷり 闇に浮かべる桜の花びら まっしろけ 川を曲がるようにさ 曲がってみようぢゃないの ――失礼しました。 次は「夏時間」 (summertimeでいう夏時間)
270 :
M,M :03/04/20 00:30 ID:mQ146eeq
コンクリートが捻じ曲がる 暑いはずだ 太陽が真上の時にはしゃぐキミに 帽子をかぶせる キミは何故と聞く 暑いからね 次のテマ『銃弾』
271 :
山崎渉 :03/04/20 01:31 ID:3rQpfsMd
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
272 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/04/20 03:22 ID:V6/oVPSh
こめかみに熱情 股間に劣情 はりさけたDAN-GAN 君からのプレゼント 骨の髄まで勃起させておくれ 左向きに倒れるから サドルから銃声 ノズルから血液 パイオニアは君だよ その権利も君の物さ からみつく舌でころしておくれ そのままでイキたいから もっと激しい赤色で 僕の臓をつぶしておくれよ 次「電影」
273 :
名前はいらない :03/04/20 03:40 ID:zifHUtv0
電話の影にゴキブリ一匹 そーか 今日は留守を頼むよ といいつつ潰す 次→『ポエマー』
樹を見て そこに何が見える? あなたには枝が見えるか? 葉っぱか? はたまた根っこか? そこにちょこんと小鳥が乗った 一度に小鳥はアイドルさ 次→『沈黙』
「沈黙」 機関銃みたいに 笑い話を語り続ける ねえ その言葉の氾濫の後ろで 何を思ってる? 語れない気持ちを抱くたび 「会話」という名の 沈黙を見せる 貴方 NEXT うさぎの尻尾
276 :
名前はいらない :03/04/20 09:52 ID:T2Wm2rLo
愛らしい輝き 大きな瞳 たたずまいは柔らかで 抱きしめて頬を寄せる 繊細な心の持ち主 真っ白な哲学者 己を守るための 媚を全身に絡み付け 傷ついたって声もあげない そんなにお前が望むなら 丸い尻尾、毟り取ってやる 君の存在は耐え難い 次「禁煙」
「ひよこが眠ってるから 起こさないでね」 追い出されたが肺は それでも空気を欲する事も無かったらしい 豆電球が消えるまで待つ 朝の空を探す お次は「Only Reading」でお願いします。
278 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/04/22 03:46 ID:yjt0xhCR
『Only reading』 の意味が分からないので辞書をひくと 「田、またはそのあたり」 ということだった 爪を切った 深爪した グァラゴロとうがいをした スイッチひねった ガス臭かった きばった コロンとかわいいのが出てきた 繰り返される125ページ目の チョイ役が かわいそうで 次「悪魔」
真っ暗 森の中
蝋燭をともして
やけに紅い木苺を
握りつぶせば血が出来る
滴るそれを舐め取る前に
大地に落として火を付けて
燃え上がる森に只独り
創り上げた騒がしい地獄
堕ちてみたかった
くらい孤独に
>>280 血を吸われてみたい でお願いします。
280 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/04/24 21:43 ID:RJQFyfwD
ぬるい粘膜の感触 優しい舌の動き ほどほどにしておくれよ さっきから 吸われたくて たまら な そのピンクは 君のなけなしだろう? そこじゃないんだ 僕のよわいところは 違うから 勘弁しておくれ …チガウカラ… ああああ 目 ん 玉 が 裏 返 る 次「次」
前 今 次 次々 次々々 前々 前 今 次 次々 お前は このやりとりを どこで見ている 今を感じるとき お前はもはや 今にはいない 頭の中でくりかえす ドミノ 終わらない ドミノ 前々々 前々 前 今 次 前々々々 前々々 前々 前 今 次は「季節のさかいめ」
282 :
さくら :03/04/24 22:56 ID:5fs4Psg4
暑い夏 寒い冬 その間に春と秋 つかの間の休息 それは、人間の話し 僕らは、春に花を咲かせ、夏の暑さで栄養をとり 秋に実をつけ、冬の寒さで葉を落とし次の栄養の支度 僕等の休息は枯れた時だけ 次の世代へ繋ぐ時 あと、100年は繰り返し 次は「プライド」でお願いします。
283 :
is :03/04/24 23:33 ID:oxnYSR4V
持てば持つほど壊れてしまう気がするの 泣いてしまいそうなのよ だって だって そんなものが何になるの? 泣き叫んだって武器にもならない ナイフにもならない ただただあたしを支えるつっぱり棒でしかないのに どうしてあたしは あたしはこんなに プライドばかり高いの 悔しくて 悔しくて あんまり悔しいから そんなもの脱ぎ捨てたくて でも脱ぎ捨てないのがあたしの誇りなんだと叫んで 涙でぐちゃぐちゃの顔で脚を震わせて 壊れかけたこころを注意深くプライドで縫い合わせて くずれそうな身体を不安げに支えながら いらないいらないいらないいらない プライドなんか大嫌いよ 次は「満月工場」で。
284 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/04/25 18:57 ID:5tUwFV3h
オーダーはいりまーす 「当日、ちびっこ広場、午後9時、イエロー、うさぎ」でーす ありがとーございまーす 次「貧乏」
285 :
ねこいるか :03/04/25 19:08 ID:nzI7VFWw
朝が寒い 昼が寒い 夜が寒い だんだん痩せて 消えていくのか 春はまだか 夏はまだか 冬はいやだ だんだん痩せて 消えて生きたい もうあんまり 見てくれるな 次>ひとり
286 :
bloom :03/04/25 19:09 ID:q2E81PJL
287 :
さくら :03/04/25 19:25 ID:iNYOhn7s
5人家族で四畳半 壁の隙間から今の天気がわかります 泣いて・笑って・喧嘩して それでも、何時も一緒 何処も隠れるところが無いから それでも、幸せ感じてた 大きくなって見まわした ただ自分の居た場所が貧乏なだけだと知らされた もう、あの頃へは帰れない 今はあの頃よりも広い部屋 泣くも笑うも一人だけ 次は「群青」
このままでは溶け込んでしまう 群像だ 押しも押されぬ停滞だ ホームからそれぞれの駅へと向かう 線路に耳をあてた同級生が 最期に見つけた空の色だ 死んだ目の玉が ガラス玉のふりをして 僕をすり抜けて見つめた焦燥だ 僕も一緒に溶かしてしまった 彼女を誘った群青だ 菊の花に染み付いた香りが 立ち込めて一筋の線を描く どこにも存在しない群青だ 次は「ひとり遊び」
5月、木漏れ日の角度 5月、ゆれる風と瞳うつる 5月、時差かたむき微笑えむ 5月、旅行者のハンカチの色たち 光ゆきかい微笑えむ、ひとり遊ぶ5月
290 :
↑ :03/04/25 20:13 ID:BoYyNE7W
↓「白紙」ごめんなさい。
>289 次のお題を忘れていますよ
292 :
さくら :03/04/25 21:36 ID:CKQw9yyo
すいません
やってしまいました
>>289 さんが
お題を忘れている様なので
>>285 さんの
次は「ひとり」でお願いします。
294 :
ねこいるか :03/04/26 07:55 ID:PeCTrTLk
<白紙> 朝の光が昨日までの現実を夢に変え 網膜を変わらぬ風景が埋め尽くしていく なかったこにしようか 今からが始まり そうすればなにもかもが「出会い」 きっと悪くない 占いで最初の牡羊座をやはり見逃し わたしは バターのゆっくりと溶ける食パンに噛り付いた 次→「蒼いTシャツ」
(・∀・)≦Oha! お気遣い頂いちゃったようでスンマセン(あせ
296 :
ねこいるか :03/04/26 08:04 ID:PeCTrTLk
(^人^)ノ<オハヨ!気に召されるなぁー 今日もはりきっていってみよ〜(燃
一昨日どっかの小屋で噂でてたよ(しわ シゴは慎みます←皆様へ
298 :
さくら :03/04/26 12:54 ID:scisBjya
青い海へ向かう下り坂 脇には木々と赤い屋根のお家 今日も元気な少年が 勢い良く走ってる 海へ向かって走ってる 二十年前と変わらない私の故郷 ただ変ったのは私だけ あの頃は私も一緒に走ってた 隣の家の男の子 何時も蒼いTシャツ似合ってた 足が速くて追いつかなくて ある日突然、目の前に大きな車が飛び出して それから一度も逢ってない ほら、又走っているよ 蒼いTシャツの男の子が あの時と同じ様に ねこいるかさん ありがとう、 感謝 で、次は「感謝」でお願いします。
偉いと思って優しくするのは優しさでは無い 自分が偉いと思った瞬間優しさでは無くなる そして不意の優しさを受けた後の本当の「ありがとう」が 本当に本当の「ありがとう」である 優しさは優しさで無い 感謝は感謝で無い 優しさは後から気付く物 感謝は自然に出る言葉 なんか違う〜(>o<)←可愛さを装ってみる 次のお題は『本当』でお願いします。
ホント ウソ ホント ウソ ホント ホント ウソ ホント 次は「ルンバ」でお願いします。
301 :
is :03/04/26 23:44 ID:ehqtdUtX
欲しかったのはこれじゃない こんな日々じゃなかったの そうじゃないの そう言ってきみは泣いた 本当が欲しいと 幸福が欲しいと 暗い夜道 川辺でひとり 照らすことしかできないわたしには あなたの本当が現実がより明るい未来に続いているようにと 淡い道筋を橋の上に落とすことしかできないのだけれど 今日も君の家路を守れるのだから 贅沢は言わない ー月の感傷
302 :
is :03/04/26 23:48 ID:YcNxe41T
わ、すみません〜 300さんの「ルンバ」でどうぞ!
303 :
さくら :03/04/27 00:04 ID:ahTFfrdp
貴方を知っています 貴方が好きです 貴方を愛しています どんどん膨らむ私の気持ち ねえ、気付いて 私を見て友人じゃなく一人の女として 口には出せない思いだけれど 逢うたびに貴方に引かれる私を感じて 思いが溢れて言ってしまいそう 「ねえ、私をだいて」 だけど、けして言えない 嫌われたくないから 親友の彼だから 皆と遊んでいるのが楽しいから 本当の私の気持ちは何処にあるのだろ なんか書いてて恥ずかしい気がした…… つぎは「寡黙」でお願いします。
304 :
さくら :03/04/27 00:08 ID:ahTFfrdp
すいません 又、又やってしまいました >>300さん>>301さん ごめんなさい 「ルンバ」でお願いします。
305 :
白萩 :03/04/27 00:16 ID:uylwX92D
情熱の国。 そんなところに行きたくはないのよ。 恋なんて忘れて了っても生きてゆけるの。 そんなことも 忘れてしまったあなたには きっとミルクが必要よ。 踊れなくてもあたしの足は 歩くために役立つわ。 それでもあなたは踊りたい? あたしと共にはあるかない? *** 「ルンバ」ってどんな曲でしたっけ? とりあえず「コーヒールンバ」が出てきたのでそれでw 次の方「薬」で宜しくお願いします
306 :
名前はいらない :03/04/27 00:20 ID:OMg6AD/G
>>305 曲じゃないだろ?リズムの種類をそういうんだよ!
307 :
白萩 :03/04/27 00:24 ID:uylwX92D
>>306 あ、うん。ごめんなさい。言い方がわるかったですね
「どんな曲でしたっけ?」→「どんな感じの曲でしたっけ?」
曲の種類のことだってのはわかってたんですが、具体例が思いつかなかったんです
なんかスミマセン。。。
308 :
斎樹 :03/04/27 00:26 ID:4heXqg0N
薬の山。 何の為に飲むの? 私を守る為だから? そんなの嘘。 反対に私は苦しい。 一日に何個も薬を飲んで。 副作用で眠くなって。 寝てしまって… 起きると既に一日が始まっている。 いつまで飲み続ければいいの? いつまで此処に居なきゃならないの? 次は「涙」でお願いします。
若者は求めた 完成された薬を 自由に成るための奇跡の薬を 束縛され、隠された束縛と差別に震え怯え 大人を嫌い 全てを投げ出し 睨みを利かせて。 彼らは終わった世代なのか 自分の正しさも分からず 信じることより疑うことから始め 必要のない 全てを切り捨て 記憶を消しさる薬ヲ。 未来をください。僕らに足跡を見せてください。 空のカプセル・ケースを手渡され ------------------------------------- 一足遅かった。308の次でどうぞ〜 次は「涙」でお願いします。
涙 私は貴方に逢って泣いた 貴方は言った 「泣かないで」 そのコトバがうれしくてやさしくて 私は泣いた 初めて知った歓喜の涙 次は「逢いたい気持ち」でお願いします。
311 :
いぬ :03/04/27 02:34 ID:c3O5D1LT
あまりにも、突然の別れに 実感もわかないまま、いつものように、手を振った 明日も、あさっても、会える気がしていた いつのも日常が,繰り返されると思ってた 何日経っても、何週間経っても あの人に会えない。 会えそうな場所を巡ってみる。 匂いを、陰を追って、探しまわる。 目を閉じれば、鮮明に思い出せた姿さえ だんだんと、うすれていく 逢いたい気持ちばかりあふれて あの人の姿を、形を、忘れてしまいそう。 次は「櫻」でお願いします。
312 :
さくら :03/04/27 10:56 ID:86YAYmBz
染井吉野 大島桜 山桜 八重桜 枝垂れ桜 毎年可憐な花で人を引きつける 私の人生を貴方達(櫻)の1年に例えると 満開の時は何時来るの それとも、葉桜かな
313 :
さくら :03/04/27 11:27 ID:86YAYmBz
次は、「山査子」で、お願いします。
314 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/04/27 21:24 ID:OxzVSe1y
山 査子は、小学5年生の時「山本 査子」になった それまで出席番号は真ん中くらいだったのが最後の方になった 最初の朝礼の時、そこから見た風景に笑った 偉くなった気がした 心臓がぱくぱくした 「山本さん」 そう呼ばれた時変な顔をした でも2回目の時から、100回目くらいまで、ぱくぱくしてた 中学2年の時、親友が目をそらしだした それから卒業するまで、休み時間は本を読んでいた 高校は進学校で勉強にいそしんだ 恋もした 卒業後大学へは行かず就職した 早く、一緒になりたかった 査子は24の時まで「山本 査子」であった 自宅で夫と2歳の子供と共に死んだ 遺書はなく 部屋もきちんと整理されていた 次「別れ」
Wahaha・・・ これ笑っていいんですよね。 >> 314
316 :
名前はいらない :03/04/27 22:42 ID:MhXxXp/6
317 :
さくら :03/04/27 22:52 ID:MhXxXp/6
別れは何時も突然ね さっきまで一緒に笑っていたのに もう一度 見つめてほしい 話がしたい 手を繋いで歩きたい でも心が無いのなら 「さ よ う な ら」 次は「言い訳」で、お願いします。
「 言い 訳 」 ちがうよ。そんなこと ・・・え? 分かってる。 …だから言ってるじゃないか。 そう、違うんだよ。 わかったから…お願い。聞いてくれよ だからね、つまり・・・ そう、違うんだよ。 何がって…君がさ。それと・・・ 僕がさ 次は時計でどうでしょう
「時計」 私の肌や紙は勿論若いのだけれど 何か秒針が動くほどに 汚く刻み込まれて 朽ちるものに近づいているような そんな 恐怖 足元 女にとって時計とは 待つことと死ぬことに値する 次は「ねんざ」でおねがいします
320 :
白萩 :03/04/28 00:18 ID:JxpovCML
「ねんざ」 痛みはとれてもなおらない くせになって了うから。 白いテープでがちがちに 固めた肢はまるで纏足 もう走れない はしれない 手首を覆った冷たい湿布 すべての思いに水をさす もう振るえない ふるわない 白い包帯が 雄弁に 庇いだてして言い分ける 足の痛みがくせになる 甘いことばがくせになる 走らなくてもいいんだよ たたかわなくてもいいんだよ これ以上の高みなど もうのぞまなくてもいいんだよ **** ぢゃあ次は「酒」が読みたいです……
321 :
容量少な目 ◆/4.7OGB.Lw :03/04/28 02:05 ID:KtT9awT1
一滴 また 一滴 絶えず流れる 生命の水 必要ないもの でも必要なもの 涙と想い 人のみに許された 命を酌む 次は「ミステリアス」でお願いします。
322 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/04/28 02:20 ID:UJaFWHXA
ミステリアスな俺は普通のことはしない 突飛なこともしない なにもしない ふ そんなに見るなよ 次「かわいぃ」
「かわいぃ」 まあるくて やわらかくて いとしくて この恋心だけ 私の中で可愛い形 NEXT「元気」
324 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/04/28 08:50 ID:KiaD4uTx
「元気」 いらっしゃいませー ありがとうございましたー いらっしゃいませー ありがとうございましたー いらっしゃいませー ありがとうございましたー いらっしゃいませー ありがとうございましたー 連休の 四月の空が晴れている 僕はネクタイを 結びなおす 次は「無駄」
325 :
動画直リン :03/04/28 09:09 ID:exSlOv/J
326 :
名前はいらない :03/04/28 12:33 ID:HJ1sCH6o
「選挙演説〜おお、サンシュユよ、咲きにけり〜」 えー、 本日は曇り一つ無き晴天でございますれば まことに鏡の如し まことに好日 まことに吉日にございまして 正にワタクシのためにお天道様がそのご尊顔を拝出なすったといいますか いやはや、このやうな場所にて巡り合ったも何かの縁、 ワタクシめの取るに足らない演説でもお一つ如何 いえ、ほんの五分間、買い物帰りの一休みにでも ご清聴頂けるのならこれまたまことにありがたく存じ申し上げます えー、そもそも (以下、長文略) お次は「DEAR FRIENDS(英詩)」でお願いします☆
327 :
名前はいらない :03/04/28 16:13 ID:O+UMeBa0
「DEAR FRIENDS(英詩)」 kill you kill you kill you fuck you つぎは「おまんこ」でおねがいします
328 :
名前はいらない :03/04/28 20:00 ID:zxXMfsAh
おなかすいた お饅頭十個食べた おなかいっぱい 次は「猫の瞳」で
329 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/04/28 23:06 ID:IvuSAtbX
『猫の瞳』 1 ちょっとした悪戯ごころで 月に コンパスで線を入れてみる 2 灯のともる街角にはあたしの歌がある 月の光をさえざえと届けるあたしの瞳 次は『水銀』でお願いします。
330 :
白萩 :03/04/28 23:43 ID:x/uHD3AS
「水銀」 薄暗かった保健室 わざと落とした体温計 まろびころがる銀の露 その感情は、毒だと思う ぶよぶよと 形をかえずにくずれゆく おかすことしかたぶん できない その気持ちは毒だから のみほせなかった銀の露 うすよごれていたリノリウム *** お次、視覚的な「ピンク色」で宜しくお願いします
331 :
名前はいらない :03/04/29 00:04 ID:l6ZsMasT
ときどき極彩色が私をつつむの、しっているでしょう? 耳が聞こえなくなって頭はばかのように痛んで指先から冷えていく しらないはずはないでしょう?だって 理科の実験のときにみたサレバトロウの あの極彩色のピンク色だもの あなたはわらって羽をもいでその手で私を犯したの。 サレバトロウはその日の夕焼けに照らされて死んだわ あのときの色だもの 次はピーナッツで
油分は多目 にきびが出るとかなんとか 塩味そのまま砕いてサラダに チョコに入る、料理にお菓子に べとべとな手でどうぞ 奥歯で噛んで 何百個もの分身を作って 味わうとは程遠い数を 袋から掴んでどうぞ 次は しくじる でお願いします。
オレがお前の想いをうち砕いて オレがお前の心をぶち破って 全部オレの失敗さ そんなことは気にすんな 先だけを見ていきようぜ 失敗なんざ吹っ飛ばして 明日の朝日を拝もうぜ しくじった しくじった お前の心を鷲掴み しくじった しくじった オレの心を鷲掴み 次は「リード」でお願いします。
334 :
名前はいらない :03/04/29 01:44 ID:i8KeEqLR
成功を収め続けてはや15年 ビジネスでしくじったことなんて一度もなかった 全て上手くいくことが当たり前のようになっていた 仕事仲間の中でも一度もミスをしたことがないのは私くらいのものだった そんな当たり前の毎日が突然終わりを告げたんだ ほんの些細な見落とし 人から見れば単なるケアレスミスだといわれるだろう しかし私にとってそれは一生残る深い傷跡となった それ以来私は滝登りのような人生から転じて 紐なしバンジーをするように落ちぶれていった ミスを重ね、地位を剥奪され、会社をクビになった ミスのなかった人生、それこそが私のしくじりだったのだ 次は 旅 でお願いします
<旅> 昼を照らすよ砂漠の月 夜よ照らすよ氷河の陽 ひとりで行くにはあまりに辛く ふたりで行くにもあまりに哀しい ここにはずっとここしかないよ どこまで行こうとここしかないよ ごらんよ ほら 羅針盤はずっと同じ向き まるで世界は万華鏡 今をくるくる回すだけ 今をくるくる舞わすだけ 遠くのほうでまた 星が輝いた 次>スカーレット
336 :
名前はいらない :03/04/29 14:11 ID:cYCPTkmW
からあげ
(´-`).oO(
>>327 は選挙演説が無駄じゃないと思っているのか…?)
339 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/04/29 21:15 ID:1W5NYK7y
『Scarlet』 はらはらと散っていく緋は 桜か 紫陽花か 紅葉か いのちなのか 淡くかなしい彼岸の橋懸りから あらゆる八拍子の息づかいにとけてうかぶ 能面の クラクション 鼓 叫び声 狂おしいほどの緋色の囃子を 傷だらけの観客の森を抜け まわる独楽の一点を穿ち 軽く顎をひいて 振り返り 慈母の如く 乳母車を曵く手をゆっくりと張りつめる 現世の 乱切 次は『楽園』でお願いします。
341 :
白萩 :03/04/30 00:30 ID:9LR5hWlo
「楽園」 あの場所に かえりたいと泣いた もうもどれないって わかっているのに 泣いていた わかっているから ただ泣いた あったかかったね しあわせだったね 楽しかったね そんな、記憶 それはわたしがうしなったもの そしてわたしに残されたもの **** 次は「黒髪」で宜しくお願いします。。。
342 :
藪鳩 ◆oUVabUhato :03/04/30 00:37 ID:epsOKOTA
黒髪の生える 君の頭皮に色が宿る 考えともっと内側からの 光に乱反射して 君の頭皮に色がしみでる 僕の白髪は内面の色をすくえない 今日の天気に朝まで色を待ち白いまま 次は 「斜め」で。
343 :
名前はいらない :03/04/30 01:11 ID:9fe+HQ3G
(´-`).oO(ななめに、、 . . ななめに もし歩けたとして ひとはこうふくなのだろうか . . じくーり みすえる灯火の 抗うちから かぜに揺られ . 車といのちの 生き別れの波に 上下に 不動の橋は揺られ . . 「ああ 今日すら」Const. . まずめに 滑り落ちた坂道に別れを告げた …はずであった . . じつわ しんずることを しはじめますた . たとい あんうんたちこめまする どすぐろい 霧でさって . (現に今 その五感を濁らす霧は 私の 格好の人生の宿敵でして) . . さぁてきょうは . こーひーを ななめにいれよう . …少ぉしだけね、って言うのは、それだけ少なく、ずるく、かすこく、なるのでありましょうから) ―――― 次は「運命」で。できたら、「運命について」
344 :
運命 :03/04/30 17:26 ID:t+yExPUq
時計の針先が指したのは まだかなり時間がかかる場所 その先まで辿り着けば何がある? 長い時間をかけても まだまだ遠い 雪の中で泣いて 雨の中を悲しんで やっと見つけたのは針の先 そこに一体何がある? ああ、なんだこの針先を今の自分に向ければ 自分に辿り着けるんだ 運命が指したのは自分 だから運命に従い従わせるのも自分なんだ 次は「地獄と天国」
天国と地獄 遠く離れた異国 余りにかけ離れた異界 それでいて余りに近い 戸板一枚隔た そこはもう地獄 次は「親切な人」でおねがいします
346 :
さくら :03/04/30 18:43 ID:EJpJGe0e
突然の電話で呼び出したのに こんなに遅くまで話しに付き合ってくれて 思いきり思いの丈を吐き出した きっと話しの内容はわからなかったでしょう 来てくれて、ありがとう 聞いてくれて、ありがとう 長い間連絡もしなかったのに 貴方の笑顔は昔のままで 「連絡無いのは、幸せの証拠」 言われて初めて気がついた 涙が溢れて止まらない 凍えた心が溶け出す様に ありがとう 連絡しなくてごめんね ありがとう 何時も側に居てくれて でも、私は貴方に何もしてはいないね 次は「沈丁花」じんちょうげ でお願いします。
347 :
ゆり ◆YURIRsZ6T6 :03/04/30 19:48 ID:bwKFKwwX
「沈丁花」 あたしのお庭には いつも其れがあって 春と謂う名前を掲げて 湛えて 睨んで 薫っていた 記憶の隅にあるのは砂浜 誕生月だ何て誰も知らない そっと、名前を呼んでみる 貝殻のように生きていくのもいいと思った。 次は「月と手袋」で。
私は夜が怖い 怖くて仕方がない。 太陽の下、青々とした葉に安心を覚えて。 見とれる私を置いて 太陽は出掛けて夜になる 暗いくらいクライ 私は泣かない 光を無くした青い葉は、黒く色を落ち着かせる。 ときどき吹く夜風に震えて 葉は私を驚かすようにザワザワと歌うの その木の下から動けぬ私を見下ろすように 顔を覗かせる月は、また違った太陽のよう 影は怖いから 私は染まらぬように白の手袋を。 母のような柔らかい光 私はそれに触れたくて 影に染まることを忘れ 私は手袋を外したの 夜の闇へようこそ。 次「ゴシックロリィタ」でお願いします。
夜中の学校 グラウンドをいつもの赤い自転車で回る まるい まぁるい円を描いて 僕は1人で 摂氏2度の轍を作る 落ちかけた三日月が 腐ったバナナ色でぼやけていた 目を瞑って両手放しで そうだ 手を大きく開いて 怪談にもならないサーカスを始めよう 玉乗りした猫が 僕の手を噛んで だから僕の手は真っ赤になってしまった 猫はニャアとも鳴かずに 真っ赤な僕の手をちぎってくりぬいて ぶかぶかの手袋に仕立てて 真っ暗なのに三日月目で ぷかりぷかりと笑っていた 次は、「煙突の歌」でお願いします
うあ、すんません。 次は狐火さんの「ゴシックロリィタ」でお願いしますー。
351 :
名前はいらない :03/04/30 21:01 ID:BMtvXCBj
さぁ 踊りましょう 幼きその体を舞わせて 舞いあがる漆黒のドレスを 宙に浮かべて 黒蝶は真紅に変わる 鮮やかさを失っても尚 彩られた旋律のメロディーを 奏でながら 紅と闇は踊る 踊る 次は「アゲハ蝶」で
352 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/04/30 21:04 ID:di1L3DaK
手袋がなくちゃ 月にさわれないよぅ 月にさわれなくちゃ 交換できないよぅ 交換できなくちゃ 紫とかに変色するよぅ 紫とかに変色したら ぽろぽろくずれるよぅ ぽろぽろくずれたら 中のたまむし君大変だよぅ たまむし君大変なったら ふんばるよぅ ふんばったら 屁がでるよぅ ぷちぃ ぽろぽろぼろぼろ どどどどぐわしやし 次「二世」
353 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/04/30 21:06 ID:95x+v6sp
うわ えらいかぶった 「アゲハ蝶」 ↓ドゾ
354 :
動画直リン :03/04/30 21:09 ID:bLPxDCQc
355 :
さくら :03/04/30 21:11 ID:EJpJGe0e
沈み行く夕陽 一面のススキの穂 いったい何時からここに居るのだろう たしか、夏空の下で紫のアゲハ蝶を追いかけていたはず ぼんやり眺める太陽の 光に溶けこむアゲハ蝶 次は「煙突の歌」で、お願いします。
356 :
煙突の歌 :03/04/30 21:19 ID:BMtvXCBj
空に昇り混じった黒煙から 生じた苦い記憶 あの頃 はしゃいでいた自分 あの時 笑いながら歩いた畦道 すべて あの煙突の向うに消えていった 景色が見えない それでも煙突は堂々と黒い煙を吐いている まだ見えないけど 向うの景色が美しいと 信じているから Next「二世」
357 :
白萩 :03/04/30 23:22 ID:9LR5hWlo
「二世」 うそつきの君と 二世を誓う、おもいつき 「ずっといっしょに居られたら 生まれ変わって次の世も」 うらぎりものの君と 二世を誓う、おろかもの 「君が子供を孕んだら 僕がめんどうみてあげる」 二世の文字にやどされた 決してこない未来がふたつ くゆる煙にいぶされて ***** 次は「娼婦」でお願いします
358 :
__ :03/04/30 23:22 ID:Ayb6QJPw
「しょうふ」 はなしにならない物語ができる口があいてあいて何度もあいて 耳を使わな過ぎ 目に花がささったまま 匂いが香りに生まれ変わる そっと歩いてもみる 次は「あさってのランチ」で
ヘビイチゴの毒を知っている?
そう言った女の唇は
野に潜むヘビイチゴの赤で光っていた
ねえ 私の唇はそれと同じようなもの。
この唇で誘って 落とすのよ。
ママ譲りのふくよかな其れは、
真紅の口紅が良く似合うの。
雨が
閉塞し続ける路地裏に降り注ぎ
その音は
下水道に棲息するヘドロの主の喘ぎ声のようであった
女が言った
私、世界で一番この街に降る雨が好き。
春雨がこの夜にだけ豹変したのだろうか
それともこの女の持つ不可思議な力のせいだであろうか
やけに体にまとわりついて離れない汗が
首筋から 背中 へそ そして 下半身へ向かって
しなやかな雌蛇のように
その毒の効用を試すように
私の意識を超えていった
愛すべき毒を
札束に代えて
君に
>>355 さん、有難う。
次は、「命中率」でよろしくお願いします。
まじか。また被った。すんませんすんません。 次は4thさんの「あさってのランチ」でお願いします。
362 :
is :03/05/01 00:03 ID:cAzJHKbI
たくさんの用意をしたわ バスケットだってあるのよ (おさがりだけど気にしないでくれる?) サンドイッチを作るわ アイスティーを淹れるわ あさって あさって あさっては日曜日 あなたと二人で行くのは街路 歌の練習もしたわ 小鳥に合わせて囀るために (あなたはきっと苦笑するわね、音痴だって?) ワンピースも買ったわ 笑顔が浮かぶわ どうしてこんなに嬉しいのかしら? あさって あさって あさっては誕生日 あなたをお祝い小さな丘で 緑に吹かれて きっと空は青いでしょう? では次は、360さんの「命中率」でどうぞ〜
>>362 サンキュ 綺麗 こんなフワフワ幸せ感ひさびさ 金曜が彼女の誕生日で渋谷ランチ予約済み こんな気持ちで会いたいな
364 :
is :03/05/01 00:42 ID:cAzJHKbI
>>363 ありがとうございます、金曜はお幸せに(^^)
365 :
さくら :03/05/01 09:45 ID:vZIn9jV7
青い鳥がせせらぎの中へ 次の瞬間銀色の魚を銜えている 黄色の鳥が海の側 花を海に落とし魚を誘って捕らえている 黒い鳥がその側で その鳥達を狙ってる 黒い鳥は何時までも その鳥を狙っている 青い鳥は山の中 黄色い鳥は海の彼方へ 黒い鳥はその場で又 赤い鳥を待っている お腹空かせて待っている 次は「ワイルド・ストロベリィ」でお願いします。
公園の柵は腐臭に似た音を放つ 踏みつけた放心の柔らかさより 終わりのない落下を憧れないわけでもない 電線の緩やかな影に手を伸ばすとき 間違いの電気が走り甘い匂いが皮膚に染み込んできた 次は「注射」でお願いします
あはは って なんで笑ってるんだよお前は 目を瞑ってたら終わるよ あっという間 って そういうもんじゃないんだよ 見えないんだよ あの 先端が 細すぎて 目が眩むんだよ あいつは俺の目を刺すんだよ 血管を付く前に さ 液体の色の名前も分からないんだよ 泣きそうなんだよ ぎりぎりのところで 充血してるんだよ 身体中がさ それから この腕の一点に集中するんだよ 一思いに射てよ 次は、「ゼリー」でお願いします。
368 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/05/01 22:14 ID:XTpfCUCz
ととととと んぐんにむぐんぬ ふにふにぐにうに どぷるねぷる ぷしゃーっぺしゃーっ ぼしゅぅぅぅううう んごむにんごむに どんむにどんむに ぽちゅる んごごごごごご どんむにんうむに んごがごんごげご どぼどぼ ぬもぬも ぽつるん ぽよよよよおん つるん ぷるん 次「ギャンブラーの左手」
369 :
ゆり ◆YURIRsZ6T6 :03/05/02 19:37 ID:6Jl9g9jj
「ギャンブラーの左手」 つかまっていくわ。 (「どこまでも」、とあなたはさも紳士的に述べた。 例えばその奥深い漆色の瞳、白い硬骨、それらが私の なにかを駆り立て得ることなど、あなたは理解してヰるのだらうか?) 二人で逃げ出せたらいいのに。 (「遁世? 馬鹿な」鼻で笑われてしまう前に あなたはアクセルを踏んだ。私はさらわれると謂う感覚が 恍惚としたものであるということを知った。) おやすみなさい そっと 失われゆく左手に ドイツ語でキスをしてみる 次は「線路」で。
370 :
名前はいらない :03/05/02 20:12 ID:qa9W2FzA
「線路」 線路を辿って 歩いていく スタンドバイミーって映画のように 線路に耳をあて 僕たちは実感するんだ 人生は有限なんだって 線路は 続かないんだ どこまでも その人生の有限ゆえに 見上げた空が 線路に咲く花が 恋しい 線路は 続かないんだ どこまでも 「おーい!電車が来るぞ!」 次 「電車」
371 :
さくら :03/05/02 23:05 ID:mUdTP5dW
「切符を一枚」 「自動販売機で」 冷たい一言と共にこの街を出る 銀色に光るビル群 その合間を清まなそうに 太陽が沈む そんなこの街から 電車に乗って逃げ出そう どれだけ経ったんだろう 目覚めた時は草原の 上に大きい太陽が 生きるもののすべてを眺めてる そうして、私も深呼吸 次は「うぐいす」で、お願いします。
うぐいすが 冬を返せと叫んでる 返すものか お前は春で我慢しろ 幾多もの出会い 何度をもダ・カーポのように また、鳴くことが出来なくなったら はらはら桜が散っていき 更に変わっていくことを 必死に伝えるも、僕は聞こえない振りをする 次は「振り子」
373 :
さくら :03/05/03 22:57 ID:av4DZboj
目の前を行ったり来たり ぶらぶら・ぶらぶら ねえ、もう眠くなってきたよ 目の前を行ったり来たり ぶらぶら・ぶらぶら もう目を開けていられない だめ見ちゃあこれは催眠術なんだから だめこの人は悪い人なんだから 目の前を行ったり来たり ぶらぶら・ぶらぶら もうだめ お・や・す・み 次は「太陽を掴む手」でお願いします。
374 :
名前はいらない :03/05/03 23:06 ID:rVYrxcoV
太陽を掴む手 惜しげにも 食文化を学ぼうとするのであるなら それら二つは まさに風前のともしびのような 機会であった 事に繋げて色彩を描くというのなら よーろっぱにいってらっしゃい、いってきます であるのだ まして、 掴めるような手が存在するというのなら 私は 私で 私が 熱くもえたぎる・・ウィ。・・タイ の如く 煮込まれる。運命としてそれらが恭しくされるのなら 私は 私で 私が 熱く在る事に 全力を尽くすであろう 汗水垂らして 滾らせる言の葉のちから かなわん いらないのだ。 生地をこねくり回せるシトがいるか? いるのだ。そのシトのためならば。 格好良く飾り付けてみて それが熱く なく 冷めるような代物を くわえさせるように 操るようであれば ただ 掴めば良い。 信ずれば良い。 失礼しました。次は「若さ」で。
375 :
名前はいらない :03/05/04 00:37 ID:BncqnMsl
376 :
コタ :03/05/04 02:46 ID:5QUfFCoN
軽やかに スカートの裾 翻すあなた その涙に 甘さが混じっていることを 心地良く思う内は あなたは若さの内にいる 次は「巡礼」でお願い致します。
377 :
is :03/05/04 02:56 ID:NMkySQUt
脚は並ぶ ひだを添えて 次を待ちつつも 拝む お救いください 神々しいものを 地の果てから私は見た 巡りめぐりて 人の生は逝くと その想いこもり この地を抜けて あおぎみる空に わたしはもう一度 深くいのりを染み透らせた お救いください 次は「花瓶が倒れた」でどうぞ。
花瓶が倒れた 濡れた箱下駄 彼女を諭せば 二人が揉めた 寂しさ込めた 動作で仰げば 老いたカモメが 夫婦岩越えた 鍋を囲めば 笑顔が零れた あなたが染めた 雪兎が融けた 次は「牡丹」で
「牡丹(花王)」 赤、刻々と腐濁 血に落つる ぼたん 写紙余も無く 栄花儚く 次は「神輿」でお願いします。
380 :
さくら :03/05/05 20:58 ID:48/wDD6L
だめだ もうこれ以上耐えられない 体が熱い 血が逆流する お神酒をくれ 飲むんじゃねえ 上から柄杓で掛けてくれ ワッショイ・ワッショイ 今年は神輿頭 ワッショイ・ワッショイ 俺の一番輝く時 次は「藤棚」で、お願いします。
381 :
コタ :03/05/06 22:07 ID:A2ndH1ps
淡い紫の天蓋のように 今 藤棚には重たげな花房が垂れ下がって 季節の閨房をつくる 花房より外は 奇妙に輪郭の尖った キリコの街 手前に霞んだ紫の この薫りの重さを増すか? いや 一方で 軽く汗ばんで 熊蜂が 眠りを覚ます 明るい午後の夢 である 次は「シュガーポット」でお願い致します。
382 :
狐火 ◆5EHug/FVTI :03/05/07 10:13 ID:Dorv8mUu
甘い甘い お砂糖に 苦い苦い 毒をたらして 私は 甘く苦い嘘を吐く 誰もが 永遠がないことを知っている 永遠があるなら 愛は消えないね そう、私は甘く苦い嘘を付いて 彼に夢を勧めたの 美味しそうに毒を飲んでいく彼の隣 優しく微笑んで 唇にキスを ああ 永遠が手に入る ああ 愛が此の手に残る 欲しかったのは 架空という名前の 愛でも良かった 砂糖 甘さの隣に毒の嘘 渦巻くシュガーポット どうか砕いて 次「合わせ鏡」でお願いします
383 :
動画直リン :03/05/07 10:29 ID:PImg3z+A
384 :
__ :03/05/07 11:00 ID:LwtgZyoD
385 :
白萩 :03/05/07 17:56 ID:u37OKRRv
「合わせ鏡」 無限の世界に憬れて 隠れて紐解く三面鏡は 母の形見のものでした。 昏ひ鏡は鏡を映し 食ひ合ふ様に映しあう 映りにうつった鏡の写し 鏡地獄を覗かんと 覗いてみれば人の群れ 無数に映った私の顔は、 奥へ行くほど見知らずの 顔をしている様でした ああ彼れは母、彼れは祖母 遺影のみで知る曾祖母の 若かりし日の其の姿 夕陽に染まった仏間にて 鏡地獄に、血縁の無限に 絡めとられた私を見て 十三番目の少女が笑う。
386 :
白萩 :03/05/07 18:13 ID:u37OKRRv
うあっ、お題けしちゃったょ…… すみません お次、「指をくわえる」でお願いします
清楚な洋布がなびき 緩やかに薫る風 黒い箱の前に座り 秘密の文字を流す ふと顔をあげ まゆをしかめ 悔しげに 指をかむ少女 それが幻であったかのように また 時は流れ始めた 次は「午前0時」でお願いします。
夜風に急かされて
私は明日へと逃げなければならなかった
時が漏れていくよ
溢れかえる時間は
昨日を置いて
私さえも置いていこうとする
あの星が、真上に来る頃
この島に置かれた全ての時の表示は
昨日を置いて、新しい日を創り出した
私もまた
新しく創られた
終わることのない 時間
何時途切れるかも解らない 未来螺旋
時が漏れていくよ
次は「涙が止まらないのは」でお願いします。
>>387 素敵な仕掛けですね(・∀・*)
詩も綺麗で…感動しました。
389 :
is :03/05/08 01:29 ID:Jmfc4Y7o
進み続けて 踏みしめた道で タンポポを見た 青い空を見た 新緑のざわめきを見た 去りゆく雲を聴いた その瞬間の眩しさにこみあげたのは 戻らない壊れた欠片の 小さな破片が心臓を刺すのが とてもとても痛かったからなのでしょう 無かったものをいつから求めていたのでしょう 日々が戻らないことは 涙が止まらないことというのを 私は今日 初めて知った 新緑の光に満ちた道で タンポポの綿毛が足首を掠め そっと去っていったひとときのうちに うーんなにか違うような…すみません;; お次は「私が地球でくしゃみをしたら」で。
「3がつ6か」 大気の年輪が気まぐれにめくれた さんざめき萌落ちた 煌めく木の葉の 茶色けたピースだった 放物線で、飛ぶ白球 ちいさなちいさな地球の上にて くしゃみをして 空は青いのだと気付いた時 ちょうど今何かを忘れた そんな気がした 次は「自らの手で、誇りを捨てる時は」でお願いします。
「 誇り - Pride - 」 あなたに奪われるくらいなら 私は自分から捨てよう このありふれた考えも この当たり前の想いも あなたにけがされるくらいなら 私は自分から汚れよう 水たまりに飛び込んで 泥水をすすって生きよう 捨てるのは私の心 捨てるのは美の魂 あなたに壊されるくらいなら 私は自分から壊そう 静かなる今を この堅い誇りを それが私の誇り 次は「負けず嫌い」でお願いします。
羽が生えてるわけじゃなく 首まで埋まってるわけでもない 2本の足で地面に立っている それだけだ みんな 猿山を想う 飲みかけで置き去りの缶ジュース 思いっきり蹴飛ばしてやる 神様は平等に姿を見せず 悪戯好きで 気まぐれに褒美を与える 偶然と必然と確率と灰色と そこに選択肢 何と為る 缶を捨てる 猿山を想う 次は「駄菓子屋」でお願いします。
393 :
さくら :03/05/09 19:26 ID:z0DyGCm1
キラキラ輝いて見えた 赤・青・黄色・緑にピンク 美味しい飴玉・ふがしに酢漬 楽しい面子・ベーゴマに凧 ここは、子供の宝箱 大人になって無くした楽園 次は「氷の楽園」で、お願いします。
394 :
名前はいらない :03/05/09 19:55 ID:wurYHEnx
あんまり冷たそうなので 思わず靴を脱いだら足が張りついた こんなことは生まれて初めて 僕はよっぽどここが気に入ったのかしら 足がまったく動かない 動かそうとしても感覚すらない 僕の足は何を考えているかしら ここは氷の楽園 まえから白熊さんがやって来た でもやっぱり僕の足は動かない 生まれてはじめて詩を書きました どうすか? 次は「にんじんの唄」でお願いします。
395 :
白萩 :03/05/09 22:58 ID:uFhpIXEJ
「にんじん」
にんじん にんじん
台所で放置
はっぱだけ、元気に伸びる
くらがりで
にんじん にんじん
それでも育つ
この先は腐るだけなのに
身を細らせて
か細く 繁る
台所に置き放たれて
伸びながら腐る
あたしとにんじん
しづかに体に
しずめたにんじん
あたしの体で育つが善い
****
>>394 ああなんか、ままならない感じが素敵。
その題材を耽美に仕上げないのが。
動けない足に、気に入ったのかと言訳けるシュールさが
お次、「深爪」でお願いします
396 :
ntm :03/05/11 06:03 ID:XxxmxVX2
「深爪」 もどかしいな あのこの瞳に映ると あたしは何も出来なくなってしまう ぶつけてもぶつけても 伝わらぬ声 それはちょうど… 夏の虫さされ 掻くに掻けない深爪みたいに 意味わかんなくてすいません× 次のお題は→→「最終回」
このスレは架空のものであり 登場する人物、団体の名称等は 実在のものと一切、関係がありません。 →→「初めの一歩」
398 :
動画直リン :03/05/11 06:29 ID:HaNkZrhS
399 :
阿麻 :03/05/11 12:10 ID:N5awtyCZ
国と国との戦い あまり長びいた挙句 屍たちのの累計が 「約」○○万体「ぐらい」と数えられてるほど夥しい はじめの一歩を踏み出した 計画立てた黒幕は いま生きてるのか いないのか 屍たちの口が開けばいいのに 生ける屍の口を こじ開けられればいい だけど出来ずに 少年兵が また一歩 聖地の土を踏む →次は「教職者」でお願いします。
400 :
bloom :03/05/11 12:29 ID:HaNkZrhS
401 :
狐火 ◆5EHug/FVTI :03/05/11 18:16 ID:Zo0O0U65
私という言葉を使う人間は、数え切れぬほどいるが しかし、私は私一人なワケであり 私が指す君という人間もまた、星の数以上居るはずなのだが ここで示すのは、ただ、君一人である。 また私という人間が、どのような性質を持つ生き物であるのか。 どのような性質を持つ生き物が "私"という一人称を使うのかも解らぬままに 私は此処に存在するわけで。 しかし、存在という言葉もまた 存在しない言葉なのかも知れない 要するに、この世界が存在しない 夢物語だとしたならば、全ては… 全ては…? ああ 歪んでいく 誰か 誰か教えてくれないか 次は「共食い」でお願いします。 私も、私を教えてくれる教職者が欲しいかも…
402 :
白萩 :03/05/11 18:42 ID:EoBb8JgC
「共食い」 飼育小屋の片隅で 一羽のうさぎが一心に 我が子を食らっておりました 歎き疲れた赤い目で 祈り飽いた前肢で 今は時代が良くないよ もっと後の世に生まれておいで またわたしから生まれておいで そう囁いて、うさぎは 生まれたばかりのわが子を 一羽、また一羽と 再び胎内に還してゆきました。 **** げっ歯類って、カワイイ癖に壮絶に共食うよね。 お次、「ぬいぐるみ」でお願いします
403 :
ntm :03/05/11 21:45 ID:ISC8ll5/
「ぬいぐるみ」 きみは 一緒に泣いてくれないんだね だけど たくさんの涙を吸い込んでくれた だからもし、 楽しいことがおこったら 一番にきみに 話してあげるよ 昔のを引っ張りだして書き込んでしまいました 次は「ひざこぞう」→→
405 :
名前はいらない :03/05/12 02:09 ID:8xnUzka/
「ひざこぞう」 かみさまが おたずねになる 「いちごん いっく たがわずに わたしの あとを つづけられるか?」と わたしは 「ハイ」 とこたえて ひざこぞうを ふたつ さしだす かみさまは それを うけとり なにか むずかしい ことばを おっしゃる わたしは ひっしに あとをつづけ むずかしい ことばを まねる かみさまは まんぞくなさって わたしのくちに ひざこぞうを さしいれる いわかんも けんおかんも まったくないまま それは わたしの 中を とおりぬけ もとある ばしょへと おさまっていた さしたる へんかはなく それでいて ほんの すこしだけ ました あかい いろに とてつもない あいを かんじて かみさまへ なにか ひとこと つたえようと めを あげたとき かみさまはもう いなかった すこしだけ あかみのました ひざこぞうを のこし かみさまは どこかへ とけていってしまった NEXT 「ひろい」何か
406 :
コタ :03/05/13 02:46 ID:/KNNmPXA
あなたの胸に 拳サイズの穴が開いて なんて風通しがよいのでしょう ほら あなたの背中に 海が見える あなたの額に 弾丸サイズの穴が開いて なんて見晴らしがよいのでしょう ほら あなたの顔の裏に 一番星が昇る 遠い 遠い 次は「引き潮」でお願い致します。
407 :
Ray.na :03/05/13 03:14 ID:K4WtJMTJ
海は不思議 水と戯れて はしゃいで 泳いで 暴れて わめいて 疲れて また泳ぐ 疲れても またはしゃいで 泳いで 大騒ぎ こんどはすぐに疲れても でもまだここにいたい 最後はいつも 浅いところで腕を水底について 波に体を預けておしゃべり 気付くと少しずつ 潮がひいて 最後はゴロゴロ石で 足が 腕が おなかまでいたい 淋しいけどもう帰らなきゃ
408 :
Ray.na :03/05/13 03:15 ID:K4WtJMTJ
ごめん忘れ物。 次のタイトルは「庭」
409 :
rakko :03/05/13 22:26 ID:2gO6K0xk
ポプラの木の その葉と葉の合い間から 木漏れ日が落ちる 光を見つめながら 木になりたいと思う 何も感じることなく 悲しみも 歓びも感じることなく ただ世界を見つめていたら 20年を見つめたポプラ 30年を見つめた銀杏 私は別の庭を見つめる 初めて息をしたとき私を見ていた銀杏は別の庭に あの庭に帰れたら 次ぎは「食卓」
410 :
さざ波 ◆NiGKAHU1lg :03/05/13 22:29 ID:ObJYHpBR
食卓には必ずといっていいほどご飯がある。 僕の向こう側には必ずといっていいほどあなたがいる。 次は 高校時代
411 :
孝行 :03/05/13 23:08 ID:SdMssypZ
単調だとしか思えなかった生活が こんなに豊かで愛しいのは 君の前髪が すごくかわいいから 次は「白装束」
412 :
容量少な目 ◆/4.7OGB.Lw :03/05/13 23:53 ID:0G5KUP4d
僕はいた 蒼い風の中に 僕はいた 一面の花畑に 昔の記憶が ぱっと出て すぎにまた 他の記憶が 僕を揺り起こす 僕はいた 木の箱の中に 僕はいた 寂しい花に囲まれて 白装束を着て 僕はそこにいた 僕はそこにいたはずだ 次は「灰皿」でお願いします
あ・・・訂正です。 ぱっと出て すぐにまた でした・・・ 詩と同じように逝ってきます
414 :
名前はいらない :03/05/14 01:24 ID:rMwtla1Q
火を受けるまで眠り込み 月までの距離 はかる夢見た くろがねの山 知らないわたし へこんだわたし 年をかさねた けれどそれすら 風に吹かれて 砕けていくわ あの白星のよう 次は「生きていく」でお願いします。
いつも走っている ただひたすら走りつづける 立ち止まると 走ることに理由を探してしまいそうで そうなるとほんとは理由なんてないことに気づいて もう二度と走り出せなくなりそうで 走り続ける 時に疲れて足をとめそうになる そうすると親切なおせっかいやきが近寄ってきて やさしく言葉をかけてくる 傷を抱えているねなんていう ふたをして忘れてしまったはずの過去を穿り出して 一緒に見つめていこう 助けてあげるよと誘惑する だけど負けない 彼らを突き飛ばしてやさしい誘惑を振り切って 私は走り続ける そうしないと二度と走れなくなるような気がするから 私は一人で生きていく
ごめんなさい次は、「海」でお願いします。
417 :
狐火 ◆5EHug/FVTI :03/05/14 20:35 ID:3XIruJ1l
よせてはかえして 追っては振り払う 砂浜の足跡を消す 彼との想い出を消す 自分の波後をなぞって 自分の涙の跡をなぞって よせてはかえす 追っては振り払う 私は、君 私は海 次は「クレヨン」でお願いします。
418 :
◆pbunil/dMM :03/05/16 14:04 ID:+nmTLAJg
クレヨンの中身を、人は あまりにも探し疲れて 食べても美味しくないから、ほら 子供達が口に運んだ 勘違いをしておいた 誰かがけつまずくような 冗談でお茶を濁した 消失点は消え失せた クレヨンの中身と色を 穿り出しては、忘れた国にいる 甘い色は甘いので ほんの少し、馬鹿らしくなったのさ クレヨンの実がなります かじり付いた跡を残して 私達は去りましょう、去りましょう クレヨンの色、クレヨンの実、クレヨンの色、クレヨンの実、 次は「不思議の国」でお願いします
419 :
動画直リン :03/05/16 14:29 ID:36go1TXG
420 :
名前はいらない :03/05/16 14:50 ID:MVgEL9b6
左も右も 人間だらけ ハタラキアリより 弱い絆で この星よりも 強い力で やってることは 中学生の フォークダンス 互いの目も見ず 手取りはほどほど 音に規則に従って 殺伐と ただ ステップ なにもわからないまま 見た目はなんと滑稽 だから僕だけは君の手を強く握るからさ 二人で輪の中にすわって この不思議の国を 支配しようぜ でかいヘッドホンだけつけて あとは服さえ纏わずに 大笑いして そのまま倒れよう 倒れてそのまま 星をみてよう 太陽の来ない星空を 人の見えない星空を ただ ただ つぎは「ワインの空き瓶」
422 :
is :03/05/18 23:46 ID:ZuQLqFLs
ワインの空き瓶 あなたをぶつため 残しておいたの ワインの空き瓶 あなたが憎くて 残しておいたの ワインの空き瓶 勢い良く 殴って 殴って 殴って み せ る そんなことができるものなら十年前からわたしは自由だったのにね 最高ね、ワインの空き瓶。 そうして眠る 次は「馴染みのコンビニで」。
「少しお待ち下さい」 「これってどうやるんでしたっけ?」 「ああ・・・これはね・・・・」 今日は新しい人が入ってきているようで 金色の髪をしたいつも無愛想な男の子が やっぱり無愛想に受け応えをしている 真っ暗な道に眩しいくらいの蛍光灯が どんなに淋しい気持ちで帰ってきても どんなに疲れた時間をすごしてきても 前を通ると少しだけ安心して 私は煙草を一箱、買って帰るのです きっと明日も明後日も 真っ暗な道に眩しいくらいの蛍光灯が お次は「出会い系」で。
僕らは出会ったけど、地球で 僕らは別れたけど、地球で 彼らは去ってったけど 彼女らは持ってったけど さりげない渦の向こうを 覗いて、酔って、裂いて 誰もが抱えて、彼もが寝静まったように 偶然にもぶつかった 出会いの証を捧げて、会いに行こう、行こう これが出会いと呼ばれるのなら 僕はいつかは泣くだろう 僕はいつかは笑うんだろう そんな風に属されて、 だたこの一足が、 別れを伴う、 魔法とも呼ばれるんです 次は「げんなり」でお願いします。
例えば、GW そう、ゴールデンウィーク ゴールデンシアター ゴールデンレトリバー ゴールデン ゴールデン てしまいにゃおこるでん そう、五月病 コールコールコール お電話下さい ゴーゴーゴー どこまでも ゴールゴールゴール いつまでも 例えば、GW もう、げんなりでうんざりに 五月は過ぎて行く 次は「ミックスジュース」でお願いします。
426 :
邪悪 ◆EVIL/pL5Wk :03/05/20 01:36 ID:rKhTMtAC
混ぜられた…果実 真っ赤な果肉が悲鳴を上げて 微塵となり 廻る 廻る 廻る ああ、こんなにも芳しくて 繰り返されていく いくつもの肉が1つとなり いくつもの果汁となる それが 1つとなるから・・・ 次は「蛞蝓」<ナメクジ>
427 :
斎樹 :03/05/20 15:52 ID:Xe+Mbbiv
「気持ち悪い!」 「きゃぁ!止めてよ!」 いつもそんな風に言われ続ける 自分の家が無くなっただけなのに・・・ 家があると可愛いの? 家が無いと汚いの? 一生懸命生きてるのに・・ 次は「失うものが無い」でお願いします
428 :
狐火 ◆5EHug/FVTI :03/05/20 20:37 ID:w31oFZHc
がらんどうの僕には 中身のない僕には 細く脆い肋骨しか残って無くて その、小さな鳥かごのような肋には 鮮血が眩しい心臓さえも残されていないの 啄まれて 土に帰ったと勝手に葬られ 僕に贈られた詩さえも 体をすり抜けていく 寂しい奴だと笑ってくれよ 哀れな奴だと泣いてくれても善い がらんどうの僕には 中身のない僕には 細く脆い肋骨しか残って無くて 全て通り抜けていくからさ 失う物なんて無いんだよ 次は「お友達」でお願いします。
429 :
芦屋 :03/05/20 20:42 ID:bokLs7h/
全部 落としてしまった 思い出も幸せも不幸も 自分の命さえも 私にはもう何も見えない 私はもう誰にも見えない そして今この言葉さえも落とし行く 次 数学でおねがいします
430 :
芦屋 :03/05/20 20:44 ID:bokLs7h/
ごめんなさい・・かぶってしまいました・・。
次の方は
>>428 さんの続きで「お友達」でおねがいします
●「お友達でいましょう」 一番残酷な言葉 ●「俺たち友達だよな?」 微妙に淋しい言葉 ●「私のこと、友達だと思ってないの?」試すようで不快な言葉 ●「友達があなたしかいないの」 疑いつつ重い言葉 ●「あの子は友達だってば」 いいながら顔色が変わる言葉 ●「ただの友達だから」 期待してたら哀しい言葉 ●「友達になってください」 ほのかな期待を抱く甘い言葉 友達ってなんだろね 次→「数学」で。
432 :
おぶり :03/05/21 16:17 ID:y5Q9lFQ/
夢と夢の間に見える 数学教師のやけくそな笑顔 コンタクトレンズごと外して 残り時間を秒になおし その分時間が逃げるから 夢の中まで追っていく 走った距離を 時間で割って 眠る速さ 夢の長さ 次は「ケーキ」でお願いします。
433 :
華閃 :03/05/21 16:44 ID:9mcEsVYN
ショートケーキ モンブラン アップルパイ チョコレートケーキ その他諸々 華やかに着飾って バカみたい ++++++++++++ なにが言いてーんだ私! 次の御題「私」で。
434 :
ミュールとサンダル :03/05/21 22:19 ID:HzgpwZLR
財布に中を見て溜息をつく。 お店の人に煽られて買ったスカートにしばし、憎悪に似た気持ちが ふっと現れてすぐに消えた。 高いのは買えないからと東急ハンズでオーダーして買った ブレスレットが悲しげに手の平で光る。 チーズをかじりながら考える。 知り合いのこと,もう会えない友人だった人のこと、 お父さんとお母さんのこと。 憎みたくない。感情が抑制できない。 自分のことさえままならなくて。 また、何度も無くしては帰ってきたブレスレットが いとおしげに私を見つめた。 そして、また腕にはめた。 いなくならないでね。心の中で呟いた。 次は雑誌です。
435 :
名前はいらない :03/05/21 22:23 ID:oRdVCUSG
そのページをめくる前に まず私を見て そしたら私は貴方の唇に ただキスを送るから… そのページをめくる前に まず わたしを見て 次は『サカナ』でお願いします。
436 :
まいむまいむ ◆jUZB7P7aBI :03/05/21 23:02 ID:ILNPIiYO
ゆらゆらと 水面 空がゆれる サカナになったあたしには 関係のないもの ここに 重力はなく 縛られることはない どこか遠い 笛の音 センセイの声 あたしのサカナの時間のおわり 次は「タバコ」
437 :
朝日 :03/05/21 23:04 ID:tfhdvshW
ただ加速していく そんなイメージで世界を回る、 海で。
438 :
朝日 :03/05/21 23:05 ID:tfhdvshW
↑ミスでせう。すみませ〜ん。
439 :
名前はいらない :03/05/21 23:12 ID:QhHm1V2Y
この青空 覚えていますか あなたといつか来たこの海を。 今はまだ春だから誰もいないけど もうすぐしたらこの海岸も海水浴を 楽しむ人でいっぱいになるね。 また来たかった この海にあなたと二人で… 次のお題「グラス」で
煙草を吸うとき少し切ない 煙草が吸いたくなったら彼とキスする そうしたら絶対禁煙できる バカなことを考えて又煙草に灯をつけた
すいませ〜ん次の題は Enterです。
442 :
名前はいらない :03/05/21 23:41 ID:PmbAE1cN
そのボタン 押して本当にいいのかい 冒険 始まる
>>439 さんの「グラス」で続けます。
ガラスの淵を指でなぞる
音がする
何Hzかなんて知らない
不協和音
いやに共鳴して
寝付かれない
毎夜
エアメールで紙飛行機
ワインとシーフードサラダ
くだらない
あくび
弾いてみれば、砕けて飛んだ
コルクは床に
赤く染まった
あなたはどこに
次は「月下氷人」でお願いします。
444 :
山崎渉 :03/05/22 02:37 ID:9hqkSSyZ
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
445 :
名前はいらない :03/05/22 07:59 ID:jDRt5LeH
あげ3
446 :
まいむまいむ ◆jUZB7P7aBI :03/05/22 11:22 ID:D4wBpBLQ
青い蒼い月の下 ぼんやりと照らし出されて あなたの美しい面差しが 今宵は尚美しく けれどもあなたはつれない人 氷のように冷たい人 私の心をも凍らせて そうやって笑うのか 次は「モノクロフィルム」
447 :
芦屋 :03/05/22 19:01 ID:qBszj8aB
映し出されたのは 白黒。 想い出は褪せて 忘れ去られる。 あの色が思い出せない 大好きだったあの色が 写っているのは モノクロの笑顔だけ。 次 >テストでお願いします
448 :
邪悪 ◆EVIL/pL5Wk :03/05/22 21:56 ID:Q1c8cWNE
香り 8点 喘ぎ声 10点 肌の白さ 7点 胸 9点 ・・・ 18点 口 9点 選択別テスト S 2点 M 4点 スカ 2点 後 3点 合計 67点 平均点くらいだな… じゃぁ、次のテストだ…… 次は「断罪」
449 :
邪悪 ◆EVIL/pL5Wk :03/05/22 21:58 ID:Q1c8cWNE
・・・足し算もできねぇのかよ、俺・・・吊ってくるわ
451 :
政治家にはだまされるなー!!有事法制反対!! :03/05/22 23:36 ID:anfqByD9
有事法制(戦争法)は必要ありません!!! 有事法制ができて、得する人たち(その理由) 1、日本政府 ―軍事的にアメリカ政府に良く思われる。市民の行動を監視し、命令どおりに従わせることができる。 2、アメリカ政府―アメリカが気に入らない国を攻撃するときに、日本に軍事的、経済的支援してもらえる。 3、政治家 ―アジアに対する軍事的支配を実現させる。愛国心をあおって、政治家としての地位を確実なものにする。 4、自衛隊 ―有りあまる武器を実戦で使うことができる。戦争ができる。 有事法制ができて、損する人たち(その理由) 1、日本国民 ―市民は日常生活における自由を制限され、財産は国家の所有物と化す。 戦争に協力しなかったり、反対すると犯罪になり、懲役や罰金が科せられることもある。 自分の家が軍事戦略的に邪魔なときは、没収、解体される。 医療現場では兵士が優先的に治療され、市民は後回しにされる。 2、アジア ―軍事大国である日本が、軍事的にアジアを威嚇することになり、アジア全体に軍事武装強化の動きが強まる。 3、世界 ―9.11以降、世界的に軍事的な緊張が高まるなか、さらに戦争やテロに依存する傾向が強まる。 4、平和にとって―話し合いによって進めてきた過去の平和外交を大きく否定することになる。 どちらでもない 1、北朝鮮 ―日本を攻撃する理由はない。戦争するための軍備も金も、資源も食糧もない。 有事法制は北朝鮮に対して、軍事的に大きく刺激してしまうことになる。 有事法制ができてしまうと、市民の人権や、生活の自由は大きく制限される。 有事法制は、国を守って市民を守らないものだという事を政治家が言っている。 北朝鮮は全然、戦争する気はないのだが、 北朝鮮問題を利用して、知らないに国会では、政治家や日本政府、アメリカ政府や 自衛隊などの権力者のための法律を作ろうとしています。 (武力に頼らない)本当の平和のために、市民の自由のために 有事法制は反対だ!と声を上げていきましょう!!!!!!! もう、政治家にダマサレていてはダメ!
452 :
名前はいらない :03/05/24 08:52 ID:Z/axzbYN
age
453 :
名前はいらない :03/05/25 05:27 ID:E2TvYxIE
「断罪」 断ち切ろう 鎖がじゃらり、と音を立てるが そんなものは「無い」と断定し 自分の中に棲む罪を断ち切る その行為こそが 罪とともに生きること そのもの、ではないのだろうか? NEXT チョコレート味のシュークリーム
454 :
_ :03/05/25 05:31 ID:U8ksNceQ
愛してる? ねぇ?愛してる? 大好きなシュークリームを ちっちゃな口に いっぱい入れて 甘い笑顔で食べてる君 何でだろ 今日はちょっとほろ苦い チョコレート味 ふと告げられた告白 そして 君はまた チョコレート味のシュークリームを 食べ始めた 瞳に涙を溜めながら 次は「冬の星座」
456 :
純♀ ◆Venus/0Oiw :03/05/25 08:21 ID:LynLWHUh
かれこれ季節変わる程 星辿るように 誰を探してる? 余りに気の遠い賭けだって 本当ゎ知っているの 冬を捨て春を見る 夜を知り朝覚えるように 私もまた誰かに出逢いたい 眠りだすその前に あなたよ、目覚めてほしい 次ゎ「吸血鬼」
「孤独のヴァンプ」 俺はヴァンパイア 血を吸い生きる最強の悪魔さ 人は俺を見て逃げる 人は俺を見て恐怖する 人は俺にむかって「夢だ!!」と叫ぶ 人は俺に刃向かってこない 生まれれたときから俺は1人 仲間もいない・・・ 人を殺して生きる・・・ そうしないと生きては行けない・・・ 俺は知らない 愛というものを・・・ 俺は知らない 友情というものを・・・ 俺は知らない 日の光を浴びることを・・・ だが俺は後悔しない ヴァンパイアというものに生まれた事を・・・ 俺はヴァンパイア 血を吸い生きる最強の悪魔さ ↑*俺が別のスレにも書いた詩です。
あ、次は「地球がほろぶ時」
459 :
白萩 :03/05/25 10:31 ID:rJajir9E
「地球がほろぶ時」 世界がすっかり壊れた後で 思い出すのは誰の名ですか 地球がすっかり腐った後で 走り出す先は誰ですか あたしじゃないと知り乍ら 今日も滅ばぬ地球をにくむ ※※※ お次「小鳥の埋葬」でおねがいします
460 :
名前はいらない :03/05/25 12:00 ID:+2RtlXBz
「小鳥の埋葬」 また遣られた。 カラスに突付かれて。 ボロボロになった。 小鳥が地に蹲る。 土に埋もれる。 冷たい僕の身体は地に還る。 次は「ラッパ」で
461 :
しも :03/05/25 12:28 ID:YTdoBry4
「喇叭(らっぱ)」 その時、主の御使いが、喇叭を吹かれた。 地面から、死せるキリスト教徒が生き返って出てきた。 そのうちの一人が聞いた。 「おたく、キリスト教徒?」 もうひとりが答えた。 「あたりきよ。で、おあにーさんは?」 「てやんでぃーキリスト教徒よ。」 さらにそばで聞いていたもう一人が答えた。 「私も子羊の一人です。おのおのがた。時に、御宗派は。」 「こちとら、ギリシア正教会よ、で、あんたは?」 「おれさまは、天下御免のカトリックよ。神父さん、あんたは?」 「わたしですか、わたしは、わたし派、です。」 一堂。沈黙............ 「んまっ、こ、こぉーやって復活できたんだから、めでてーやな!」 「おう、そうとも。これから、みんなで、天国に........」 「みなさん、ご存じありませんか。わたしは、サヴォナローラです。」 ええっ! 「わたしは、天国につきましたら、主の法廷に申請し、ヴォルジア家の 面々が、どういう処置を受けたかについて、調べるつもりです。」 こういうと、神父は、黒いオーラを発しつつ、静かに天国へと消えていったのであった。 次のお題は「天国」です。
462 :
邪悪 ◆EVIL/pL5Wk :03/05/25 17:15 ID:oLfC6ysi
脳内昇天 感覚逆流 血なまぐさい 臭気蛮絶 楽園へヨウコソ 召された肉体 汚物に塗れて 今もここは肉欲極楽 感情開いたそこには真っ赤な果実のエデンが広がる 昇れ 昇れ 昇れ 全て吐き捨て 昇天されよ ここは楽園 禁断の園 次は「虐待」
463 :
斎樹 :03/05/25 19:33 ID:F4jksbw0
帰りたくない。 ずっと ずっと学校に居たい。 帰れば 毎日のように悪夢がやってくる。 今日も痛くてしょうがない。 手首の傷も痛い。 腕の傷も 腹の傷も 脚の傷も 全て 誰が癒してくれる・・・?
464 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/05/25 23:59 ID:6fup9so5
お題がないので、『誰が癒してくれる』で。 『誰が癒してくれるというのか』 どこかで 空腹に苦しむ少女が痩せ細った腕を天にかざして 内戦に巻き込まれた若者が憎悪の嵐に身を投じて 弱りきった母親から生まれた嬰児が産声をあげることもなく 祈りのことばを 口にする 神様は日記帳に きょうも なにごとも なかった と記した
465 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/05/26 00:01 ID:p8GIQXP6
お題、忘れてる(苦笑)。 次、『タバコの煙』でいきましょう。
466 :
ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :03/05/26 00:56 ID:tthIz6BV
「たばこのけむり」 君をあんなにも 愛してた時の ぼくは何処へ 消えたのだろうか 砂浜にバイクを止め ひとり考えている 楽しい夢から覚めてしまったような そんな気分さ 今ここでひとり ポケットからハイライト 抜き出して吸っていると・・・ Wow Wow たばこのけむりのように 消えたのかぼくの心 今君の側にいても ただ疲れるだけさ Ah... Oh... Yeah...
467 :
ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :03/05/26 00:57 ID:tthIz6BV
次のお題は「男前」でお願いします。
凛々しい横顔 無言の背中 芯の欠片が見える瞳 引力に逆らって 空へと引かれるまっすぐな姿勢 熱くも冷たくもない 心臓の鼓動に揺れる指先 羅列 してみた これらを 持ってる誰か、と 持とうと思う誰か、が 男前な心意気で 多分 見える 次「絡みついた指」で
あの時、 初めて私の指に絡みついた他人の指 暖かくて、切なくて 甘酸っぱさがこみ上げてきて 表には出なかったけれど 私はあの時泣いていたのよ? 初めて私の指に絡みついた貴方の指 ドキドキして、でも哀しくて もう絡みつく事はない貴方の指 お次は「着メロ」で。
470 :
ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :03/05/26 01:28 ID:tthIz6BV
「着メロ」 着メロと カリメロとの違いは 細いか、太いか さて 俺の懐から 青筋立った メロディが流れはじめた これはカリメロである 着メロはあとで決める 着ぐるみみたいに、な =〜=)s0===== 次のお題は「カップラーメン」でお願いします(涙
君の電話貰って カップラーメン小脇に除けた のびる、かな のびる、だろうな 少し気にしながら 栄養不足のカップラーメンより 君との会話で胸一杯にしようって ささやかな決意 放って置かれた麺の長さで 思いの長さは決められないけど 小脇に除けたカップラーメンを横目で眺めながら 好き、って言葉を電話越しにあげよう 次 「古い箪笥」で、お願いします。
472 :
名前はいらない :03/05/26 01:33 ID:/dYtaxKw
冷めちゃうよ いいの! 貴方といっしょに 食べたいの 次は「デート」
473 :
藪鳩 ◆oUVabUhato :03/05/26 01:37 ID:0emHRurL
新しく発売された塩味をすすりながら考えた 今この部屋に僕を含めたどれくらいの数の生命が生きているのだろうかって ダニだとかアリ 誇りの中に湧いたバクテリア 僕の細胞はひとつのこの体を拒んで ずっと平らにこの平面へと流れだす 塩味だろうか味噌味だろうか つぎは「振動」で。
474 :
藪鳩 ◆oUVabUhato :03/05/26 01:38 ID:0emHRurL
うへー 次なんだろ??
475 :
soup ◆8nlcMzxscU :03/05/26 01:40 ID:l7XsNgJX
今度の水曜日はマジメにデートです。 >次「振動」で
476 :
明日の為にその1 :03/05/26 01:40 ID:2ScR9+a9
違うじゃん・・・・えと・・・・(汗 ↓のカタにおまかせします・・・ゴメンナサイ・・・・
じゃ 次は 「デート」です ぅ 。
小三のときの転校生 ちょっとおませな女の子 意味を知ってか知らないでか 放課後いつも「デートしよう」って言ってきて おんなじ道を歩いて帰った 姉がいるというのも今から思えば至極納得 たまに記憶がよみがえり、ふっと気になる ああ、あの子は今何処で何してるんだろう 次は、「振動」で。 なお、「古い箪笥」が未使用です。
480 :
is :03/05/26 14:23 ID:M+vtOwjK
心臓 振動 仕事の間も 死にそう 心音 とことこ 心の シーソー 左右に 傾き 心臓 振動 どうして どうして あの人以外 考えられないの 好きすぎて せつなすぎて 心臓 振動 死にそう 好きすぎて 困る というわけでお次は「古い箪笥」でどうぞ!
481 :
芦屋 :03/05/26 18:41 ID:838Rak84
お祖母ちゃんが 曾お祖母ちゃんから貰って お母さんが お祖母ちゃんから貰った 古い桐箪笥は 曾お祖母ちゃんの気持ちと お祖母ちゃんの気持ちと お母さんの気持ちがつまってて その引き出しを開けるたびに ほんわか 暖かい空気 9割の愛と1割の寂しさ 引き出しを開けるたびに かんじる 次> 異国でおねがいします
「異国」 うわー ガイジンがいっぱいいるよ と口に出したら おにいちゃんに 「お前がここでのガイジンだ」 といわれた ここはさびしいね ことばがつうじないんだもん 次は「隙間」でお願いします
483 :
狐火 ◆5EHug/FVTI :03/05/26 23:04 ID:AbSIQIBf
あの隙間から あのふすまの隙間から あのふすまの隙間から見える 海と空の隙間から 何かが見える 夢が呼ぶ 僕を夢が呼ぶのです しっぽのような 腕のような何か 何かが見える あのふすまの隙間から見える 海と空の隙間から あのふすまの隙間から あの隙間から 次は、日記帳 でお願いします。
徒然と殴っている 空色の記憶 あの日の眼鏡 とうに喪ってしまった筈のものを 繋ぎ止めている つもりになって 紙片を遺す 何が残る 残らない 還りはしない 知ってはいても 私は燃やしてしまうこと等 どうしてできるだろうか? 次は、「ゆずら梅」でお願いします。
『サクラチル』 秋の中山競馬場 4歳500万円下の下級条件戦で 1番人気に推されたサクラユスラウメは 行かず伸びず届かずで 11着に大惨敗 汚れたYシャツが パツパツのズボンから微妙にはみ出た 頭クチャクチャのおっさんが 馬券を放り投げて 吐きすてるようにつぶやいた ありゃ ユスラウメじゃなくて サクラウスラバカだよ。 次『エッフェル塔』で。
486 :
コタ :03/05/27 03:48 ID:HZlDbhZi
エッフェル塔に 女の肌を重ねて 二重露出の夜を作った あの丘の上から 豊かな金髪と 複雑な色の虹彩との 記憶を手放して 風に乗せた エッフェル塔の 足許に いつか 美しいひとを埋葬するのだ 次は「タイルの床」でお願い致します。
487 :
邪悪 ◆EVIL/pL5Wk :03/05/27 18:59 ID:kPsFIaCa
血が 鮮血が広がって 床は真っ赤で タイルの隙間に入り込み 流れる血の筋は迷路を辿る 君の姿 床に無作為に広がった乱れ髪 その毛の先から流れる鮮血 タイルの隙間に入り込み 四角に広がり出口を探す 君の姿 でももう出口は無いよ だってもう 全部流れても 結局見つからないんだもの 僕の姿が 次は「水路」
488 :
斎樹 :03/05/27 20:55 ID:IWZAaRfC
<水路> 月へ漕ぎ出すと 光の道に沿って 微かな波が笑い クオーツの音すら吸い込む 山々は氷菓のように溶け 鳥たちは死んだように眠る なにもかも闇に飲み込まれ 世界は一枚になり その中をかき分け 一筋の光とともに 船が行く おまえの見るその先には 何があるのか おまえはいつも 風のように急ぎ 今もまた おれを取り残していくのだろうか 下へ 下へと 生き急ぐのだろうか 次→ストローハット
490 :
ねこいるか :03/05/28 00:54 ID:xNtx3Ufa
えーと よし、あげておこう。
>>479 ー481の皆さん、感謝です。
【ストローハット】
被って
ゆれてる
その 背中に
ストローハットのマーク
そんなに好き?って聞いたら
とっても大事って君
夜の静寂 屋根の上
ストローハットで練り歩く 君
次「白い歯磨き粉」で
開発が何十年も前だった訳で ちょっと アバンギャルドな臭い そのもので 長く切り立った崖から飛び降りてみる そもそも 新しい○×△■はリンゴ酸がどうの フッ素がどうの とにかく歯を白く見せる と そういった能書きはこぽこぽこぽと泡立っているが 口元が艶めいて見える隣の姉ちゃんは 桃色の唇をする 次は「『手紙』@メイル」で。
493 :
快楽童子 ◆plhXCa4.HY :03/05/28 04:47 ID:wrL9KZm5
あの折り目はどうにかならんのかね 元に戻せないような折り方はどうなのかね ハートってなに? そこから開けるんだけど 破れちゃえってこと…? しどいねーきみはまったくしどいねー は…い…け…い…っと…ローマ字で拝啓はどうなのかねー 「HAI-KEI」それ、その「-」なに? ハイフンなの?冒頭だよ?ローマ字の「HAI」と「KEI」に意味ないよ? 伸ばすの?「はいーけい」泣かすよ? なんか2〜3行くらい行の変わり目が「なのです」なんだけど 読み直さないのかね 右脳は切り取ったのかね 字の間違い多いねー 番組終わった後の砂嵐の白い方くらい多いねー 「稿」が「鍋」になってたら全然違うでしょ?「原鍋」ってなによ? いや、想像するとか強引にボケるとかできないよ 原鍋かよ!! ほら、つっこめもしないじゃん なんかさ手紙がどうとか言うより 君が嫌いだよ 臭い山羊の乳の二万倍くらい臭い銅銭並に嫌いだよ ああ、嫌いだよ 次「ま!」
ま、僕は女だてらに詩とか小説とか称して 自己の脳内を世間に撒き散らす♀は あまり好きになれないな! next「な!」
495 :
山崎渉 :03/05/28 10:38 ID:gH/nLI1G
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
496 :
名前はいらない :03/05/28 13:24 ID:pX8Yb57C
あげついでに
>>494 は詩人では無いと逝ってみるテスト。
497 :
名前はいらない :03/05/28 18:06 ID:El1gbOMA
なの歌、歌うな なめくじ這うな なまえも無いな なくしたそうな なみが来るな なら帰るかな なんでもないな ながれて行くな なつには一緒な ないしょ内緒な だからもう なくな な! 次「見せたがり」
498 :
名前はいらない :03/05/28 21:58 ID:t8NIbozC
「見せたがり」
心の闇の チラリズム
気にして欲しくて
見せたがり
胸の輪郭
くびれた腰骨
捩れた足首
折れそな手首
爛れた傷痕
意味ありげな包帯。
ねえ痛々しいでしょ
あわれでしょ?
抱きたくなる程
あわれでしょう?
抱いて欲しくて
見せたがり
****
>>493 すごいウケた……思わずコーヒー吹いちゃった(w
お次「頬の傷」で宜しくお願いします。
499 :
is :03/05/28 22:11 ID:M73GXALi
なぞってくちづけ
指先血に塗れ
舌先がこぼれる
草原の中央で
かさつく太陽の真下で
風になびかせた髪を梳いて
頬の傷にくちづけをする
(このまま
地下の奥底まで
地下水でも探しに行きましょうか)
抱き上げてあなたは
いや、天を目指そう、と
顔から血を流しながらも
風に吹かれて歯を見せて
爽快な表情で 笑った
私も笑って、頬にもう一度、
優しくひとつ、血の味のくちづけをした
>>497 こういう言葉の並び方すごく好きです。
「金のスプーン」でどうぞ。
ぐにやぐにやにして そんな物 呑込んでしまいなさい そうして骨の一部にして 貴方が人を愛したという事実も 優しさもアナスイの香水も 要らないようにしてしまいなさい 強くなれ 強くなれ 次は「ショパン」で。
501 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/05/30 00:48 ID:rre63R2r
『別れのうた』 高校の同級生に仕事場で出くわして 昼間から酒のんで 思い出話やら 知ってるヤツの消息やら 二駅さきのご近所だと分ってびっくらして 今度うちに遊びに行くことを約束したりして じゃあな と 駅に向かった瞬間 街角に ショパンの『別れのうた』が流れて振り返ると そいつも夕暮れのなかに浮かんで マジメな顔してこっちを見ていて 鹿爪らしく目が合ったりして お互いに吹き出して 今度こそじゃあな と別れていった 次、『曲り角』。
『曲り角』 朝、駅の階段を駈け上る時、右肩と右肩がぶつかった。 ‥‥失礼!と言った。 昼、カフエの扉を出る時、左肩と左肩が触れた。 ‥‥ごめんなさい、と言われた。 黄昏、家へ向かう角を曲った時、 ‥‥「あっ・・」‥‥声と声とが重なった。 ↓『勝手にしやがれ』
503 :
詩人に梔子2 :03/05/30 04:42 ID:+BVzAQqw
「勝手にしやがれ」 随分久しぶりに 怒られた気がする 持て余した感情が 心地よく僕を揺する 大人になるなんて 何の意味も無いことだと 遠くの積乱雲が 教えてくれた 僕を蘇らせてくれた 君の言葉 可愛い唇を突き出して 精一杯の勇気で投げてくれた 君の言葉 天気予報も 占いも 止められなかった僕を たった一言で止めた 世界を変える魔法の言葉 君の言葉 でも曲がりなりにも女の子だろ? 「勝手にしやがれ」は実際どうよ? まぁ そんな君だからこそ好きなのだけれど そんな君だからこそ ・・・次は「すり硝子」でお願いします。
504 :
497 :03/05/30 07:15 ID:B+8MaQFB
世界に霞をかけた
「見る」ことから逃げた
すり硝子ごしからじゃ
君の顔さえよく見えないけど
愛していると言えるよ
ぼやけた光がさした
温かければよかった
いくら目を凝らしても
君の表情よく見えないけど
愛しているよ、きっと
こすってもみにくかった
鏡の奥ながめた
霞の中で浮かぶのは
君の目にもすり硝子入れたい
愛してくれよ、ずっと
すり硝子ごしに
-----
>>499 ありがとう、嬉しいです。
次は「夢うつつ」でお願いします。
505 :
邪悪 ◆EVIL/pL5Wk :03/05/30 07:58 ID:jIGgJO/C
昏睡の深層と共に始まる痛み 夜の静けさに寒気を憶え 星の光に恐れを感じた 今宵は夢うつろう蒼き夜 少女は母になりました 腹から流れる鮮血を 泣きながら見つめて ごめんとつぶやく 吐き気がこみ上げ 森の中 血だまりへ倒れ込んだ小さな体 今宵は夢うつろう静かな夜 胎内からの声は 聞こえず途絶え 少女もやがて途絶えては 夢か真か ゆめうつつ 次は「殺し屋」
「殺し屋」 遠くから吹いてくる風に 焦げた臭いが混じり始めて 犬達は空を見上げた 最近の月なんて 思い出の中のそれほどもう鋭くはなく 犬の目はただどす黒くなるばかり 星の光の瞬きに混じり 揉まれ千切れ消え去っていく老人達の甘い記憶 もう誰も夜空なんて見上げはしないのに 寂くなればそう言うといい その言葉が届いたなら それが合図 私が殺し屋になってあげる ↓「サラダ油」でひとつ。
507 :
ビーンズクリーム :03/05/31 03:11 ID:UmZf5Lzk
「サラダ油」 台所のすみ こぽり 誰にも拾われない 音 こぽり さっきは派手に倒された 食卓のささやかな団らん こぼれる明かりに プラスチックの肩が 無機質に反射する ふと漏らすため息 こぽり 台所のすみ 誰にも届かない 音 こぽり ----- 次は「天然ミネラル」でお願いします
「天然ミネラル」 彼方から響く泣き声が私の胸をえぐる 冷たい涙が私のひざに落ちては青く光る ささやかな月の光が愚かな私を包む ずっと想ってた願い届かず 悲しみに暮れる 私のこの胸は永遠に濁らない透明な水のよう 次は「もう一度」でよろすく!!!
海が見たい 海が見たいよ あんなに元気に泳げたのに どうして・・・ 秋の風は あまりにも冷たくて 二度と帰らない夏を 待つことも許さなくて もう一度 もう一度だけ 私に時間をください 次は「高すぎる」でお願いします。
くるくる飛んで尖塔の上(な気分) 見下ろすと小さな子供の赤い服ちらり とんでもないスピードで階段を降りて 小さな僕きっとそこから見える 高すぎるなんて事は無くて 君との距離絶対縮まない 僕のユニクロの紺のTシャツが見えたかい お洒落な人は何着てもカッコ良いんだよね そんなこといいながら ブランド物なんて一着も持ってない僕にクスクス笑う そんな君は無印良品を着てる 一生高いものなんて買えないけど きっといつか飛行機に乗せてあげる だから今は東京タワーで我慢して 高すぎるもの買えない僕らはだけどご機嫌 次はちゃぶ台でお願いします。
小さなちゃぶ台 私にちょうだい 一人の私にぴったりの 小さなちゃぶ台 私にちょうだい あのお店にないの 買わずに後悔 小さなちゃぶ台 次はスパイゾルゲでお願いします
512 :
コタ :03/06/02 23:23 ID:+CAqKBIL
1933年 東京は夢を見ていた 崇高な? 夢を スパイ・ゾルゲ 女の髪を指に絡ませ 幾つもの仮面を付けて 地の下に網をかけて 人知れず 夢を見た 凍土を抱きつつ 夢を 華麗なるスパイ 散る命を信じたか? 勝ってくるぞと 勇ましく 軍靴の波 痛ましい響きの底で ‘正しい’夢を見たのは 誰 ゾルゲを知らなかった(恥)ので、ちょこっとぐぐって書きました。失敬! 次は「腕時計」でお願い致します。
513 :
名前はいらない :03/06/03 05:13 ID:6FAs5BUN
ゾルゲってなにー?
514 :
預言者 :03/06/03 06:52 ID:l7li0th+
515 :
邪悪 ◆EVIL/pL5Wk :03/06/04 00:24 ID:6a9AhTN+
針は示す 虚空の時間 虚無の次元 1つ1つ刻まれていく時 もう戻らぬ時 腕時計を見る 午前零時弐拾壱分四拾七秒 少しズレている ネジを引いてゆっくり合わせる こうして 時間を合わせる 狂った針は 元に戻しても ゆっくりと また 狂っていく 次は「脳内麻薬」
「脳内麻薬」 視界を広げ 光が跳ねる 心が舞い 四肢は踊る マーブル色の世界 シロもクロもはっきりしない 打ちあがった花火は何処から? 跳べるのはわたしだけかしら? 青い自動車 弾ける女 遠くに見える黒い死体 NEXTは「落花生」でお願いします
517 :
名前はいらない :03/06/04 02:17 ID:KWwj6YRJ
「落花生」 右と左 二つに割れて 等分の悲しみ 均分の慈しみ 分かち合う望み 分かり合う恵み 掌で尚、寄り添うように 次は「横断歩道」でお願いします
518 :
邪悪 ◆EVIL/pL5Wk :03/06/04 02:24 ID:MrUNY5zj
黒いトコ踏んだら死んじゃう気がするから 白いトコだけ踏んでいこう よいしょよいしょ 慎重に慎重に よいしょよいしょ わっ わっ 危ない… セーフ… よいしょよいしょ あ…踏んじゃった 黒いトコ だから 私は死んじゃうんだ トラックが私の上を通ったのは 次の瞬間 ね・・・ 次は「壊れた人形」
519 :
_ :03/06/04 02:28 ID:kh9Be4MR
520 :
動画直リン :03/06/04 02:28 ID:/wH/RAb5
ちゃんちゃらら、ちゃんちゃんちゃん ちゃん、ちゃららららん ちゃんらららら、らんらんらん、らんらんらんらん まねっこ こわれたあんたのまねっこ かみをかきあげて くちびるをかさねあって わたしはこわれてく 次は「先割れスプーン」でお願いします
咬み合わせが悪いのです。 前の歯が一本欠けました。 それなのに今でも 私はスプーンの先を咬みます。 何故? 舌に隙間が空いているよう。 またそれを咬む度に、 熱くてつめたくて気が触れてしまいます。 そんな事があっても、尚 スプーンを咬んでいる。 歯がぼろぼろになっちゃうのにね。 次は「調べ物をしていた」で。
523 :
石ころ :03/06/04 13:03 ID:bkrJ8K+c
エキセントリックなサーカスが 冷たい町にもやってきた ねぇ、ねぇ、チケットを手に入れたよ でも僕は調べ物をしていた 幸福の秘法について 君はふてくされてベッドで寝る 華やかに歌うパレードが 褪せた町にもやってきた ねぇ、ねぇ、すぐそばを通るんだよ でも僕は調べ物をしていた やすらぎのビタミンについて 君は呆れかえってテレビをつける 自由を奪い合う争いが あきらめの町にもやってきた ねぇ、あなたと離れたくないよ 調べ物をしていた この小さな町で 君と暮らす幸福を、やすらぎを 次は「光線」でお願いします。
524 :
さか :03/06/04 17:52 ID:7EdQO5+k
「光線」 校長先生から光線がでた。 月曜日の朝礼で。 篠原君はびっくりして開いた口がずっと閉まらない。 安本さんはひっくり返って保健室につれていかれた。 でも、蔵波先生が怒った顔をしたら 校長先生は光線をひっこめた。 でもぼくはもっと見たかったんだ。 光線がきらりとはなたれる瞬間。 ああ あの光線で校舎を焼いてしまえばいいのに。 次は「各駅停車」でお願いします。
525 :
名前はいらない :03/06/04 18:04 ID:n3E0KYM+
526 :
女性にお勧め :03/06/04 18:19 ID:mgXZVagO
527 :
動画直リン :03/06/04 18:28 ID:/wH/RAb5
528 :
_ :03/06/04 18:33 ID:XfZk5Hti
がたんとごとんを繰り返す レールを越える一時期の線を描く がたんとごとんを繰り返す 洪水の景色が緑みどりしている がたんとごとんを繰り返す 音が鳴るトロのスリッパを履くおじさんを見る がたんとごとんを繰り返す 聞かない駅の名前をとらえる がたんとごとんを繰り返す 耳に響くはたまの学校にまにあわない がたんとごとんを繰り返す 同じシチュエーションを見るのだ がたんとごとんを繰り返す 皆が校門の前でずらあと並んでいるのだ がたんとごとんを繰り返す 学校に着いたら上履きが片方無いのだ がたんとごとんを繰り返す そしてケンケンしながら教科書を探すのだ がたんとごとんを繰り返す 校長先生がこちらを見て言うのだ がたんとごとんを繰り返す 脂汗垂らしながらずっとそんな事を考える がたんとごとんを繰り返す がたんとごとんを繰り返す がたんとごとんを繰り返す 一通路線の線路の上の緑の景色はゆれるゆれる 私は今日間違いなく川に落ちる どぶんと 次は こい でお願いします。
こい いつからだろう 空の中に君を探すようになったのは はやくそばに行きたかったあの日も 私には無理だとしったあの日も 君は変わらず その姿のまま空を泳いでいたね 今年も君達親子が泳ぐ大空が いつまでも晴れ渡っていますように
あ、次の方 犬小屋 でお願いします
532 :
名前はいらない :03/06/05 12:33 ID:plfFrW81
「どうせすぐに大きくなるさ」 トンカチでクギを打ちながら ご主人さまは笑って言った それでもやっぱり すっごく広いボクのおうち 大きなホネとか持ちこめそうだ ちょっとくらいならジャンプできそう 赤い屋根がお気に入り 表札だってお気に入り でっかく「ゴン太のおうち」って書いてある そうだよココがボクのおうち 椅子も机もないけれど いつだっておきゃくさま大歓迎です ああ空は青く 雲は白く 屋根は赤く とってもステキなボクのおうち みなさんいらしてくださいね 次、「郵便局」でお願いします
野原に一本胡桃の木 白山羊一匹つながれて 赤い首輪がチリリチリ いいお天気です 青いチェックの半袖が いつもの時間にいつもの手紙 撫でられて頬すり寄せメェ お預かりです 甘い手紙は良い手紙 しょっぱい手紙は優しい手紙 出した人のお味がします 山羊の目はキララと横長 ほかほかころころ山羊うんち 野原で日を浴びて想いスクスク 春が霞んで消える頃 上昇気流に乗り綿毛 昼の月の色して綿毛 遠い町 窓を開けるあの人に お待たせしました お届けです 次は「エール」で。
「ほやけんねぇ あんたの思うようにやったらええんよ うちがなんやかや言ったってねぇ 最後に決めるんはあんたやろうがね」 受話器の向こうから 置いてきた彼女の声 頷きながら聞く左耳 何度も聞いたことがあるセリフで たいして目を見張る言葉もなく ありふれた励まし 潮風のイントネーション 「ねぇ ちゃんと聞いとるん? もしかしてあんましモノ食べてないんやないん?」 受話器を当てた耳が熱くなって まぶたも少し じんわりとした 明日の僕は大丈夫だろう //次は「パン屋の娘」でお願いします
「パン屋の娘」 齧ったら血が滲んだ 小麦は健康です 私はすくすく 今日も明日も夜も 狐色につままれているでしょう その調べの向こうには 嘘色が詰まっていて やはり 健康です。 次は「キキララ」で。
536 :
狐火 ◆5EHug/FVTI :03/06/05 20:18 ID:dedtJDuz
ももいろ 其の髪揺らす 優しき少女 ぐんじょう 真っ直ぐな瞳を持つ少年 ツインスターズ 愛らしい双子の姿 幼き頃 私の憧れ 雲の上 星の瞬き ベッドの私 夢への瞬き 双子の仲睦まじき姿 キキララ キラキラ 星の瞬き 私が眠るまでの キキララ キラキラ 夢への瞬き 次は「アーマーリング」でお願いします。
537 :
直リン :03/06/05 20:28 ID:KJ2wwifC
538 :
ぱん田 :03/06/06 00:07 ID:+zqRp67K
殴り飛ばせ 叩き壊せ その指の甲冑で がつり がつりがつり その鈍い銀の光沢を 沿う様に曲がる節々を めり込ませ 潰せ 潰せ これは誇り 強さの証 己を守り 護るのだ。 次は「ペットボトル」でヨロシコ★
539 :
名前はいらない :03/06/06 01:07 ID:KbTWtYAf
あなたは 私を 踏みつけた ペキャッ 次は「リモコン」で。
541 :
名前はいらない :03/06/06 01:19 ID:tF+9+8m3
リモコン リモコンて 略語だよね ロリコンに 似てる ボディコン なんて言葉も 生コンには 固められちゃう 硬すぎるから 砕けない 水気を保てば トロトロ だよ 自然界のルール 人間界の起きて破り あたしは どの位置に 居るんだろう つきつめたくて 疲れて 眠るだけ +++ お次は (嫉妬)
543 :
ぱん田 :03/06/06 01:30 ID:+zqRp67K
>>540 コレが今話題の蓮か・・・鳥肌キターー!!
最近続かないんだね
おい、奴はたいしたことないじゃないか。 あんな干涸びたクソにたかってるハエの どこが良いんだい。 おれについて来いよ。 こっちのクソはあまいぞ。 ヘイ、ベイビー! ちぇっ。なんだってぇんだ。 Shit! NEXT 「ビガーパンツ」
546 :
お題 :03/06/06 21:22 ID:+8q/JgSi
素晴らしくポジティブなやつ。アホな位。
547 :
名前はいらない :03/06/08 22:14 ID:+W8wJ2BN
※ そんなのいらないでしょ あたしがいらないっていってんだから あたしだけがかわいがってあげる はずかしいことなんてないでしょ 女はみんな**だわ 左に傾いで跳ねててね あたしはしがみつくのに必死だわ むさぼってあげる どこまでもばかな犬のように ※ ごめん、うまいことつなげれてないかもー…… Next「バンビ」
548 :
名前はいらない :03/06/08 22:36 ID:8fc1wh+9
「バンビ」 健全な生活 毎日、ゼラニウムの匂いを嗅いでベッドに沈むだけさ 退屈なパーティよりは読書 人任せな結末が待っているから 夢は見ないよ 現実でいっぱいいっぱいだから ねぇ、たまには撫でてよ next「デジャヴー」
549 :
ひかる :03/06/08 23:08 ID:aCgYWQvf
「デジャヴー」 あらっ ここ、いつか見たとこかしら? 気のせいにする? 何か意味があるの? まあいいや ど う で も い い 事 next「コナン」
匿名ばかりだな 胡散くせっ
551 :
名前はいらない :03/06/09 04:11 ID:RCnoY4j4
空が高い 地面が近い 私は子供に戻ってしまったか 50cmも違う視線 言葉は拙く 視野も狭い 世界は随分寛大だが 同時にひどく広大だ 頭は冴えても手足は幼く 熟さぬ舌はもつれるばかり 失ったのは年輪 得られたのは可能性 限りが無いと言うことを 輝かしいと思うか否か 私は答える術さえ知らず 歩道に立って途方に暮れる 育ち盛りの六歳の足 次は「神様」でお願いします
552 :
_ :03/06/09 04:16 ID:R2kDr+pZ
553 :
容量少な目 ◆/4.7OGB.Lw :03/06/09 05:32 ID:9N76MPGe
素敵な命をもらって 素晴らしい時を過ごしてきました それも 今日で終わりです 神に召しますこの生は 言霊なりて世に残り 全ての生へ受け継がれることを 心から望み 今 あなたの元へと向かいます 願わくば 全てに幸あらんことを・・・ 次は「檻」でお願いします。
554 :
パン粉 :03/06/09 06:17 ID:s1jESOYD
檻 人折々にしがらみある まして刑務所にいたら物質的にも 生きているうちに生活との摩擦で澱ができ 澱は流れて檻になる 人折々にできてんだよ 次回「ぜんそく」
檻 生かしたままで 閉じ込めて どこへも行かせず そこに留める 殺さないことで何を得たのだろう そこに留めることで何が変わったのだろう 内なる獣に脅えながら 咎人は檻を作り 己が裁きのもと 自らを閉じ込めた 檻があれば傷つけずに済むから かろうじて生きていけるから 動けなくとも 鉄格子の隙間から 壊れ易いものを ただ眺め続ける 次は「朝焼けの窓」でお願いします
失礼しました。
>>554 さんの「ぜんそく」でよろしくお願いします。
557 :
さか :03/06/09 14:58 ID:gNL/PlED
ぜんそく ぜんそくは血潮が抜けるようにひいていった。 そして、静寂の中に取り残された。 いや、音をたてていたのは自分だけだったのだと、 夜明けの静けさに、今、気がついた。 シーツをにぎる。 朝焼けの窓。赤く燃ゆる連峰の烈しい線形。 夕日よりも遠い遠いそら。 紅色の私の瞳。闇色の私の影。 冷たい朝の空気。私の生の影。 今日のぜんそくの、訪れの予期。昨日の目覚めの、朝焼けの窓の記憶。 息する悲しみ。 窓の外、太陽はいつか、全体を現していた。 つんざく鳥の一声が、果ての荒地から響き、カーテンはめくれあがった。 大気に力が漲ったのだ。 好転。 世界の覚醒。大地の律動。そして私の心の脈動。 全てが交差して、明るい光の昼への衝動へ。 深呼吸する意志の力が、「おはよう」とわたしに言わしめた。 窓辺による。 窓辺より幕開ける、 まっさらな新しい一日。
558 :
さか :03/06/09 15:00 ID:gNL/PlED
長くてごめんね。 つぎは、「六月」でお願いします。
559 :
アダルトDVD :03/06/09 15:02 ID:hHMGz5QB
560 :
石川 :03/06/09 16:11 ID:jaFpD1On
561 :
名前はいらない :03/06/09 19:04 ID:yX4vnpw9
「六月」 濡れた空を 重たい羽で泳ぐ 灯りがともる窓 娘が嫁ぐ前夜の晩餐 照れ隠しの野球中継 ブラインドに遮られた窓 愛国者の企むクーデター バイウゼンセン 街は無彩色 傘の花は紫陽花 あ、小さく揺れた。 つぎは、「地震」でお願いします。
562 :
名前はいらない :03/06/10 16:02 ID:pT/Lm++F
各地の震度です 3 2 1 1 2 3 4 2 1 火事が起こりました ガラスが割れました 水道管は破裂しました 道路は隆起しました 高波が心配です 土砂崩れを懸念します 現在電話がつながりにくくなっております 後程お掛け直し下さい 母なる大地と 無力なる子供 子供は母にすがるしかない 母さん僕をいじめないで、と 次の方、お題は「猫」でお願いします(・∀・)
563 :
名前はいらない :03/06/10 16:04 ID:0WBRBTGW
「猫」 猫は嫌いです シルエットなどは素敵ですが つい敵対心なんかを持ってしまいます お互い興味の無いふりをして 今日も 路をゆきます それぞれの帰路について 少しだけ振り返ります あなたに触れたい あなたに触れたい 次は「飼い殺し」で。
565 :
白萩 :03/06/11 00:02 ID:QL0Zydg8
「飼い殺し」 約束も無く 所有されて 契約も無く 従属して その絆は尊いと だれがわたしに教えたの 望まれてここへきた 望んで鎖に繋がれた 其の事に 尊い意味はあるのだと 信じたかったあの日から かえりみられる事は殆ど無く さりとて 振り仰ぐ事に飽きもせず 気紛れに呉れる慰みを ただひたすらに待ちわびて わたしは磨耗するだろう ゆっくり朽ちてゆくだろう 錆びた鎖に甘んじて 君のかえらぬこの部屋で **** お次、「迷彩色」でお願いします
「迷彩色」 あなたを私が探しても あたなは隠れて見つからず 虹色水面が映す顔 あなたは自然に溶け込んで 次は「よっぱらい」でお願いします
567 :
566 :03/06/11 00:35 ID:90hA9lnb
失礼。誤字をしました。 あたな→あなた
歌が流れた河川敷 少年はつられて歌いだす 水に流れ 歌に流れ 少年は流される 赤い顔 赤い目 をして、流れ歌 世界が廻って 自分が廻って さあ 落ちましょう さあ 眠りましょう この激しい鼓動が 治まるまで 次は「義理の姉」
569 :
名前はいらない :03/06/11 23:24 ID:7nvTR7K2
「義理の姉」 いけない横恋慕 コットンのサマーセーターに 感じた不埒な温度 その眼差しに吸い込まれる 休日の午後 兄貴よりゴルフが上手くて 年収が多くて 喧嘩が強いおれに たったひとつ 手に入れられぬものがある 次「感電」おながいします
570 :
三井真珠 ◆taebgZ.0HQ :03/06/11 23:44 ID:nkSD6gUL
(こんなもの飼う人ってどうなんだろう・・・?)と思った。 あたし的には内心期待するものがあったんだけど 店長さんの話では思ってるほどそうでもないらしい。 つまりピラニアには噛まれないし電気うなぎもゴム手袋を つかってるから痺れないらしい。 (やっぱりそんなもんなのかな)と思った。 次「パジェロ」
571 :
さくら :03/06/14 08:53 ID:nyIrGbfH
貴方の大きな腕の中で 私の好きな音楽を掛ける 貴方の大きなその足は 私を何処でもつれて行く 山の急坂 川の中州 海の浜辺 ごめんねやつあたりばかりして ごめんね乱暴な事をして それでも変わらぬ「パジェロ」 今後もよろしく 次は「紫陽花」でお願いします。
どしゃぶりです コンクリートは蒸れています 地面は湿気を排出しています 僕は無数のかたまりに打たれています 両手の紫陽花に栄養を与えようと必死です 美しさだけを憶えてそれだけで 生命をもぎ取ってしまった愚かさを知り 全てを元に戻そうと必死です 死んでしまった者が生き返ることはないのに 僕はびしょぬれの中に光を求めています 怪訝な目線が通り抜けていきます 蛙さえげこげこと嘲笑をしています それでも僕は 雨に溶けた涙を隠さずにはいられないのです 奪う権利も与える権利も 僕にはあるはずがないのです 決してあるはずがないのです
あ、お題を忘れた… 次は フラスコ でお願いします。
ガラスの向こうで 君が泣いているよ 泣きながら笑って 思い出を壊しているよ 嘆いた日々も どこかに置き去りにして 色んな気持ちを フラスコにぶち込んで 煮詰めて 煮詰めて 火が消えても 煮詰めて 失った心は もう戻らなくて 10年の歳月を 一瞬にして変えてしまった いつもの僕も いつもの君も もう いない
575 :
容量少な目 ◆/4.7OGB.Lw :03/06/14 15:01 ID:llnXpOfG
次は「三角帽子」でお願いします。
576 :
_ :03/06/14 15:22 ID:jrtA33fy
577 :
ニイヅカ ハル :03/06/14 19:28 ID:pL6TgN2l
うつむいた君にケーキをあげる 暗がりの部屋でクラッカーを鳴らそう 弱った心臓をシャンパンで打ち抜いて ローストチキンで殴り合い 祝ってあげるよ 三角帽子で 真っ赤なサンタがかぶるみたいな奴 すぐれものだぜハイな部屋でも こいつは唯一懐がある 窓も皿もコップもなんでも 破壊したって怒りゃしないさ 三角帽子に入れて隠して でかいクラッカーに早変わり そのうち俺らも帽子の中から 下界へ飛び出すクラッカー お家の外へ 生まれ飛び 次は「紅のビル街」
「紅のビル街」 此処の空気はとても不純で 空はとても汚れているから ほら夕焼けが あんなに紅い 此処にはビルしか建っていなくて あんなに高くそびえているから ほら夕焼けに映えて あんなに綺麗 紅と穢れと黒と無機と えげつない その他もろもろのものを飲み込んで 今日も此処からの眺めは絶景です **** お次、「はにわ」で……
クニクニと手を動かして、 ボクと会話してる。 ただ君の言葉は何を言ってるかわかんなくて、 ボクは飽きてほおりなげた。 窓から落ちた緑のはにわは、 やっぱりクニクニ手を動かしていて、 まわりの葉っぱと混じって、 どこにいるのかわからない。 緑のはにわは、 右目をつぶして、草を噛んで、 ボクの部屋の窓で踊った。 気に食わないから投げ捨てた。 次は「せづねえ・・・」で!
580 :
ねこいるくわっ! :03/06/15 07:30 ID:uG0HGLJX
おれ人畜無害 けどどこかせづねぇっ! また間違えてボディソープで頭洗った 似通った別のものを手の届くにまかせ 目をつぶって気付けないということが もしかするとよくあるかもしれないから おれ人畜無害だが けどやっぱせづねぇっ! また何気なく手に取った感覚の あぁ これはきみのぬくもりか と 感じるだけで間隔しかなくて 同じ右手がおきまりの周期で悶々としてる だから今朝も一人分のトーストが焼きあがると 「チンッ」て音が 無性に せづねえ・・・ 次>六月の蜃気楼
581 :
ニイヅカ ハル :03/06/15 09:03 ID:vAOuLvkQ
雨の向こう 逃げ出したい湿度 君の声 記憶の中 エコーに濡れた涙声 切なさはいつのまにか染み出し 吐きそうな匂いへと変わって それは雨上がりのアスファルト 汚れた長靴 渇かない雨傘 流れる 湯気のよう 揺らめく 僕の今 忘失した時 揺らめく 緩やかな風に流されて蜃気楼の中へ 生ぬるい陽を享受して蜃気楼の向こうへ -------------- 次は「溶けた宝石」
太陽が眩しくて 何度も目を綴じた あの頃の僕達は 毎日時を駆けた 切り取られた 不鮮明な 深層風景 太陽が眩しい日 目を綴じると セピアに甦る どんな素晴らしい一日があっても 忘れないだろう 溶けた宝石 この手に この目に いつまでも いつまでも -------------- 次は「名前」
583 :
名前はいらない :03/06/15 09:35 ID:bUICFhFV
君は 君の不安に名前をつけて 大事そうに抱えたままでいる あまつさえそれを僕に伝えようとしたり 僕の うなずきを待っているだなんて 僕は 君の不安につけられた名前を 無雑作に捨ててやる 名前のないものが君に迫り 君自身の名前までも失われたときに 僕は はじめてうなずくだろう 名づけてはならない 僕は 君の名前を 愛しているのではない ___ 次は「うしろ姿」
街を彷徨い歩きながら あのうしろ姿見つけては 肩引っ掴んで振り向かす そして胸を覆う絶望と落胆と 向けられる冷淡な軽蔑の眼差 あの日目に焼き付けた君のうしろ姿 二度と会う事は無いだろうって そんな屁理屈はどうだっていい ゴロツキに殴り倒されようとも ポリにしょっ引かれようとも 病院送りになろうとも 俺はあのうしろ姿を探し続ける それが俺にとって唯一の真実だからだ *通報しないで下さいw *次は「蝸牛(かたつむり)」でお願いします
ゆっくりとゆっくりと 君は蝸牛が這うのと同じ速度で 私に最後の言葉を告げた 外は暑い 蝸牛はからからに 干乾びて 死んだ 外は暑い 私達はからからに 干乾びて 終わった 最初から何処か 冷めていた2人 蝸牛の這う速度で 蝸牛の這う速度で ゆっくり ゆっくりと 君は遠くへ行ってしまった *次は、「主従関係」でお願いします。
587 :
名前はいらない :03/06/15 13:19 ID:qurliGjD
階段の一番上 階段の一番下 足元遠くを見下ろす君と 頭上遥かを見上げる僕が。 夕焼け空を背に君は笑う ぬるい大地を背に僕は黙る 一陣の風が吹く 君の髪は揺れる 風はここに届かない 空気は淀む 君の肌は滑らかで 僕の汗は乾かない 君はひとりじゃ生きていけない 僕もひとりじゃ生きていけない 階段の上下 君と僕は動けない 甘美な 束縛 次は「背もたれのない椅子」で。
「あなたが私に従えば、 すべてのものはうまくいくんです。 あなたが私を信じれば、 なにもかも思い通りなんです」 信じているから、あなたを舐める。 愛しているから、あなたと泳ぐ。 教えてもらうから、あなたに会える。 愛してくれてるから、一人で泳げる。 本心だと思ってろ。 私があなたの神なんだ。 あなたが衰え消えるまで、 私があなたの神なんだ。 次、「公団団地」で。
やべやっちまった。 587は無しで。
590 :
名前はいらない :03/06/15 13:31 ID:CpVyM8tG
暖簾をくぐればそこは戦場 高菜と紅生姜が入ったどんぶりが 座ったままで確実に届く席を狙う 背の高い丸椅子 「おいしゃん!固麺油抜き!」 穴場は汚いラーメン屋 床はギトギト カウンターはグラグラ 「すいません 灰皿下さい」 「あーーその辺に落としといて!」 お洒落な街にはけっしてない 公団隣りのラーメン屋 ーーーーー 次は「菖蒲」
>>589 587ジャ無くて588だ・・・失礼過ぎる!・・・すいませんでした・・・
592 :
神無月尊 :03/06/15 14:47 ID:c8q6tivh
菖蒲・・・ 漢字が読めない僕は コピーしてしまったよ こんな風に わからない事は なんでもコピーする人間 ・・・・だけにはナリタクナイ と言うわけで次は 週間少年マガジン
593 :
ntm :03/06/15 16:12 ID:NezhCTfv
>>587 「背もたれのない椅子」
あのこの隣は 背すじが伸びる。
まるで背もたれのない椅子に座ってるみたいに
背もたれなんかいらないから
こうして君の肩にもたれて
ずっとこのままいれたらな
次は>592の「週間少年マガジン」で
594 :
587 :03/06/15 22:48 ID:MFz9CBrK
>>591 別に気になんなかったよ。ていうか、レス番気付かなかったよ(w
だから、脚立さんも気にしないで!ヽ(・∀・)ノモウマンタイ!
595 :
中 :03/06/16 00:05 ID:NLXYL3E+
「週間少年マガジン」 毎週発売されるマガジン そこには 勇気 恋愛 情熱 友情 孤独 笑い 数え切れないほどの思いを。 数え切れないほどのStoryに出会わせてくれる マガジンだけの世界 現実とは違う世界 一瞬だけの楽園をくれる世界・・・。 次のお題は「時代」でお願いします。
596 :
名前はいらない :03/06/16 00:19 ID:IQsQBebp
「時代」 いろんな想いを乗せて 自分とともに変わってく どんなに拒んでも… だから、きっと「時代」って言うんだ。 次の題は「パンドラの箱」
597 :
三井真珠 ◆taebgZ.0HQ :03/06/16 00:27 ID:Lho0Z8Ou
へびの抜け殻をたんすに入れておくと お金が貯まるとおばあちゃんから聞いたので 河原をいっぱい歩いてしまへびの抜け殻の切れ端を持って帰ってきました 「あ〜らぁ!へびに噛まれなかった?」とおばあちゃんもびつくり あたしはしまへびの抜け殻をピンクのキティちゃん財布と一緒にたんすにいれておきました 何日したらどれくらいお金がたまるのかとおばあちゃんに聞きました 「さぁねぇ・・・どうなんだろねぇえ?」と言うので あたしは「そしたら、いちにちで三百円はほしいです」とこたえました つぎは「バルバロッサ作戦」
598 :
ぶるーすP :03/06/16 20:16 ID:fJd7z9Mj
僕の神経回路はそれはもう前時代的 チャットとか掲示板とか そんなこといってる場合じゃないのです メールすらままならないのです 一本指で勝負してるのです とにかく冬を待つのです 情報化社会の冬を待つのです 冬将軍現われしとき そのときこそ 旧人類復活の日なのです #つぎは「頭で考えるな。肌で掴め。」
599 :
名前はいらない :03/06/16 21:37 ID:K/cpF0FL
いつも頭で考えてた 堅苦しいことばかり・・・ そんな僕に先輩はいつも言う 『頭で考えるな!!肌で掴め!!』 その言葉のお陰で強くなれた 次。「JSバッハ」
バッハが嫌い もとい バッハを弾くのが嫌い Symphonien No.15 h:moll どうしても弾かなくてはならなかった どうしても弾かなくてはならなかった たった2ページの 32分音符の羅列 初見でも弾けるこのスコア それでも俺は、これで人生やめそうになりました ーーーーー 次は、キリ番ゲット
601 :
とろんぼ ◆uCL8D/KWN6 :03/06/16 22:05 ID:K/cpF0FL
603 :
ぶるーすP :03/06/16 22:11 ID:fJd7z9Mj
金属的なパイプオルガンの音色 それでいて0と1では表せない情感 あ〜バッハ それは デジタルにもアナログにもなれない 俺のこと表現しているのか? せっかく必死に書いたのに やっぱり一本指では遅すぎる キリ番ゲットも夢とちり 涙流して 日が暮れて 今夜も しじまと カクテール #つぎは「ヘーゲル」
604 :
ぶるーすP :03/06/16 23:14 ID:fJd7z9Mj
僕は気がついてしまった 自分でお題をだし、それにつづけることを。 それはまさに、”ヘーゲル”の否定 ”真理、道徳、共同体”の否定 そう、僕はポスト・モダニズムの領域に突入しようとしているのだ 僕は荒らしへの第一歩を踏み出そうとしているのだ 時代は、ヘーゲルに回帰している模様・・・ #つぎは「DOSプロンプト」
605 :
阿麻 :03/06/17 00:37 ID:QSY2JdRA
MS‐DOSの画面は、今のと違って目によさそうな感じが好きです。 まだ98の時代に彼からもらったIBMのパソコンは 押し過ぎでキーがほとんどつぶれてて、 使い物にはなったけど、とにかく画面が動くのがかっこよくて ずっとそればかり見ていた私です。 液晶の黒文字画面にログインするたび何かが起こりそうな気がして いま思うに 私は官能をおぼえていたのだと思います。 そしてその官能はいつでも、どんなときでもあの人から来たものです。 「コンピュータにかけては俺はおじいさんなんだ」というひとを、 かつて愛した女が今でもそこにはいます。 ーーー コマンド知らないから、こゆうのしかかけない( ̄▽ ̄;A 次は、「誤解」でよろ。
606 :
ぶるーすP :03/06/17 00:47 ID:SMKFNu0a
ああ、なんとゆうことか。 俺のような人間にこたえてくれるひとが あらわれるとは。 あなたは女神だろうか。 すでにワイルドターキー一本あけた 俺には それが誤解か否かなど知る由もなく ただ ただ キーボードを 本能にまかせ たたくのみ #つぎは「泣き虫」
607 :
阿麻 :03/06/17 01:52 ID:QSY2JdRA
泣き虫の女教師ほどたちの悪いものはない それに比べりゃ泣き虫のヒモなどかわいいくらい その女教師は子供を生みちらかし、教育心理学を不当に用いて教育し、 まとわり付いて離れない。 だからためしにいってやったの 「あんたは長生きするよ」ってね。 そしたら火がついたように言い返してきた 「マリのことををみると、ついいじめたくなる」 教師の面(つら)をかぶった、母の面をかぶった、人間ではないお前は いったい誰だ! ーーー 次は「無気力」でおねがいします。
無意味の中の意味
無気力の中の気力
無感動の中の感動
あるものは全て存在せず
ないものは全て存在する
当たり前の中に不可解があり
難解の中には何もない
ただ一つだけ言えることがあるならば
僕はこれだけを言おう
中 の 人 な ど い な い
次は
>>600 さんの「キリ番ゲット」で。
609 :
名前はいらない :03/06/17 04:57 ID:UAiCEV/6
そんなこと 急に言われても困るんだよ ただ何となく リンク辿って来ただけだし たまたま1000人目だからって 何で報告しなきゃなの 掲示板に書き込めったって 常連さんばっかりじゃん 入りづらいよ >悔しいです!1001番でした >私は999だった(;_;) >じゃあ1000は誰だったの >狙ってたのに〜 うわあ うわあ 書き込みづらい ☆次は「ポテトチップス」でお願いします☆
610 :
名前はいらない :03/06/17 05:09 ID:Sz6PtsF6
611 :
_ :03/06/17 05:12 ID:bmHUR7Ji
612 :
nao :03/06/17 05:48 ID:WGc0auIo
その時呼ばれたから来たのだ、
私は無骨にまっすぐと立ち尽くす電信柱のように待っていた。
通り過ぎる人々からかすかに漂ってくる、
喜びと興奮と、諦めに、何度地球を裏返したくなったことか!
木の葉ですら風に巻かれるのを見ていたというのに。
しかし公園の隅に忘れ去られた電信柱のように私は待っていた、今呼ばれる時、
この時のためにだ!嗚呼、思い起こされる絶望の記憶は捨て去るためにあった!
NOW!!
キ リ 番 ゲ ト
ずさーーーーーーー!!!!
>>608 さんの詩大好きです。次は「コンパス」
613 :
nao :03/06/17 05:53 ID:WGc0auIo
614 :
nao :03/06/17 06:05 ID:WGc0auIo
君の言葉は私を押し潰す。抱きしめた腕で。 中まで入れてほしいのに。そんな遠いところから 君は私を押し潰す。中に、来てほしいのに。 例え話がきらいな君へ。 君がうっかり抱きしめたポテトチップス、袋の中でこなごな。 尖ってる、それを食べちゃ柔らかな口の内壁に突き刺さる、 私は言葉を失う。あなたにも食べてもらえない痛み。 例え話がきらいな君へ、皮肉屋の私から最後の話。 責任とりますた。改めてコンパスで(たいしたお題じゃないけど)お願いします。 |彡 サッ
615 :
nao :03/06/17 07:46 ID:6Aazho81
(たいしたお題じゃない、は余計でしたね。 うっかり誤解を招くよなこと言ってしまったゴメンナサイ。 あのくるっと回すと円がかけちゃったりする道具、文明の利器、 愛すべき文房具コンパス!どなたかいじってやって下さい。)
自分の場所が知りたくて 地図を開いた ここの尺では測れない だから地図上の尺で調べればいいと思った カチッカチッ 地図の上の自分 カチッカチッ こうして距離を測る自分 自分の場所 この地図は大きい 果てしなく続いている 自分はどこにいるのだろう 簡単なことだ 地図の上になんか 最初からいない ここにいる自分だけが 尺を測る 道具に過ぎないのだから 「そうでしょ」 天を仰いで呼びかける はるか天空から 見下ろしている自分が いるかもしれないから 次は「義理の母」
わかっている 頭ではわかっているんだ でも どうしても 目の前にいる義母は・・・ 僕の唯一の真実が 屹立してしまうんだ #つぎは「盆栽」
ある日、ある場所で、一人の老人は盆栽を貰った。 その日は老人の誕生日だった。 盆栽が好きだった老人は、それはそれは喜んだ。 そして、老人は盆栽をくれた妻に感謝した。 暫くして、不運に不運が重なり、妻は亡くなった。 あの盆栽は妻の形見となった。 それから数年後。あの頃の悲しみも癒えた頃、猫が一匹、老人の庭を通った。 その時、運悪くあの盆栽に猫が当たってしまった。 盆栽は、地に落ちた。 ガッシャーンという大きな音を立てて。 その後、何事かと思って、老人が来て見れば。 老人の涙も、地に落ちた。 長くてスマソ。次は「劣等感」でお願いします。
619 :
名前はいらない :03/06/17 17:53 ID:OZ8jc1BP
顔の可愛いあの子とは 一緒にガラスに映りたくない すっきり細いあの子とは 一緒に服を選びたくない やさしい心のあの子とは 一緒に話すだけで憂鬱になる アタシは何て醜いんだろう アタシはどうして汚いんだろう 泣きわめいても 何も変わらず 膝を抱えてうずくまり 口を二度と開かない 世界に呪いをかけてみる 呪われてるのはアタシ? 潰れたトマトに 蝿が群れる 次「ユニクロ」で。
620 :
名前はいらない :03/06/17 17:55 ID:TKSA1yhL
そろそろいいだろう もうそろそろだいじょぶだろう みんな忘れているはず そんな思いで買ってみる ・・・やっぱり 着れない #つぎは「扇風機」
622 :
ntm :03/06/17 20:41 ID:DFq2XfFv
「扇風機」 あぁ 今日も暑いなぁ。 だけど僕は、暑ければ暑いほど働けるんだ。 ぼくが風を吹き込むと、 みんなが気持ちよさそうにする。 風鈴が揺れる。 おや? また今日もやって来たぞ。 君たちのおかげで、ぼくは毎日寂しくないよ。 暑ぅい夏に響く声 あーーーーーーーーーーー 次は→→→「かさ」
ある日 常夏の故郷で暮らしてる おばぁから 小包が来た おばぁはいつも元気で 大好きなんだけど この小包だけは困るんだ 老人会で作る手作り教室 自慢の作品 今回は"広告紙で作ったかさの飾り物" ーーーーー 次は、"台風"
今年は台風が来るから、 ばあちゃんの家にはいけないといわれた、 幼稚園の夏休み。 それでも行きたいと駄々をこねるボクを、 父さんは怒鳴りつけて、一人で出かけ、 それでも行きたいと駄々をこねるボクを、 母さんは抱き抱えて、宥めた。 その年の台風は強く吹き荒れ、 ばあちゃんの家は山崩れに潰された。 今も思い出すばあちゃんの家は、 今はもうない。 だけど今もばあちゃんと一緒に、 写真を見ては思い出す。 あの夏の日の台風を。 =================== 次は「梅雨」で。
625 :
ntm :03/06/17 22:10 ID:DFq2XfFv
「梅雨」 しとしと ぱらぱら ざあざあざあ 心も晴れず 空模様 大地の拍手か、雲の涙か 太陽探す、てるてるぼうず 次はーー「ひまわり」
上を向いて生きよう 風の吹く日も 雨も降る日も いつも心に太陽を 抱いて生きよう あのひまわりのように 次は「長靴」で
あまりに空が泣き虫なんで ぼくは参っていたんだ 何でそんなに悲しいのかなんて ぼくにはわからないし ぼくは自分のことで精一杯だったし だからぼくは きみのことなんかどうでもよくて とりあえず黄色い長靴を買ったんだ そうしたらきみは泣き止んだね わからないよ きみのこと 悲しいよ ぼくは #つぎは「珈琲」
コルトレーン タバコ チャールズ.ブコウスキー ドーナッツ リーバイス501 結局、どれにも珈琲が欠かせない。 次 「与作」で
630 :
is :03/06/18 00:02 ID:AsSxO6AH
木を切って 木を切って 何を遠慮しているの 当たりゃしないわよ 斧はぶら下げるためのものじゃないの 木を切るためのものでしょう さっさとその木をお切りなさい 叱ると 与作は しょうがねえとぼやいて斧を握り締めた 作ってきたぶきっちょな握り飯を後ろ手に抱えて 斧が木に減り込むさまと 真剣な顔つきの幼友達を 私は今日も目に焼き付ける 次は「雨合羽で踊る」で。
完璧じゃなきゃイヤなんだよ 雨がズボンの裾を濡らすのも 雨がシャツの袖を濡らすのも 両手が塞がるのも不快なんだ だから俺は傘じゃだめなんだ 雨合羽はもちろんLサイズだ デイバックごと着れるサイズ 薄手のしなやかな素材のやつ もうこれさえあれば雨なんか 一年中雨でも全然こわくない そりゃもう足取りも軽やかに もう浮かれ気分で踊りまくり #つぎは「おやすみ、狂人」
ねんねこはよだれまみれで あなたはピアノにむかう 雨だれのようなモーツァルトをかなでるのは 誰かの母親だったけど あなたは歌うだけ 低い声で いつか聴いた歌を ここにはいない私に向かって あなたの目蓋が開かなくなったとき 私もその歌を歌ってあげるから 今は暖かな夢の中で遊ぶがいい 黒鍵だけ押して 満足げに笑って あなたはコーヒーを飲んで おやすみなさいと云う @つぎは「三位一体」でお願いします。
「三位一体」 なんとなくこの文字に エロティシズムを感じるのは 僕だけなんだろうか 辞書を引いてみる ”3者が協力して一体になること。” なんだ サンドイッチであってたのか #つぎは「僕はここにいていいのだろうか」
634 :
名前はいらない :03/06/18 20:54 ID:yqV7TgDa
時々わからなくなる 自分がその場に居ていいのか わからなくなる 何故 僕は生きているの? 僕が洗濯物をすれば水が汚れ、 車に乗れば空気が汚れる。 何一つ役に立っていない気がする。 本当に僕はここにいていいのだろうか・・ ○。*次は「無伴奏チェロ組曲」で*。○
635 :
名前はいらない :03/06/18 23:46 ID:yzZV7uDi
ふしくれだった指と真剣な眼差し 甘い甘い響きの中 静かに、時に激しく、 波を持つ調べ 目を閉じて その心地よさに流される しきりに拍手をするわたしに あなたは照れた笑顔で呟く 無伴奏チェロ組曲みたいな声で ありがとう 好きだ つぎは「集合写真」でお願いします
636 :
名前はいらない :03/06/18 23:48 ID:hVZW6j+0
改行されてない…欝
637 :
名前はいらない :03/06/19 00:04 ID:2d49WBQD
君が居るなら 何も要らないよ たとえ写真の中でも 笑顔が在るのなら もう何も要らない 私の全てを君に捧げるから。 もう少しだけ傍に居てください もぅ少しだけその笑顔を僕だけのものにさせてください
638 :
名前はいらない :03/06/19 00:05 ID:2d49WBQD
お題書くの忘れてました【汗】 次は空でお願いしますm(__)m
空を飛びたくなったら どうしようもなく飛びたくなったら 草原に寝転んで ザマアミロって顔をして 空を見下ろしてやろう 次は「紫陽花」で。
小雨に濡れそぼる紫陽花 葉の縁から零れ落ちる雫 貴方と差した相合傘 しっとり濡れた貴方の右肩 あれからいくつも繰り返された春秋の中で 幾たびの時雨が二人の間をよぎったでしょう 幾たびの陽光が二人の間を照らしたでしょう 幾たびの微風が二人の間をそよいだでしょう そして涙が淵となって二人の間に横たわった時 貴方と私は笑顔で別れることに決めました 二人が同じ道を歩むことはもうないでしょう でも今少しだけ貴方との思い出に浸らせて下さい あの日貴方と眺めた紫陽花 優しい追憶解き放ちながら 雨が降ります雨が降ります 一面の紫の海覆いつくすように *次は「蛙」でお願いします。
641 :
名前はいらない :03/06/19 00:31 ID:fM8h8ktN
642 :
641 :03/06/19 00:44 ID:fM8h8ktN
スマソ
643 :
641 :03/06/19 01:35 ID:fM8h8ktN
責任とって「蛙」をば。 こどもたちの 輪唱がずっとつづく それは終わらない よく飽きないものだ 降りはじめた雨が アスファルトを濡らす その匂いが好きだ ♪きこえてくるよ〜 輪唱がずっとつづく 奴は車寄せでピョンと跳ねた。
644 :
641 :03/06/19 01:37 ID:fM8h8ktN
更にお題を忘れるアフォな香具師。。。 次「真夜中のわだち」おながいします
「真夜中のわだち」 写真の様な日々の中で、 ひとつ、君が欠けている。 窓の外には、一筋の轍。 憎らしいほどの太陽に照らされてか、 そいつは、僕の涙と一緒に解けた。 次「僕は死ぬのさ」
646 :
名前はいらない :03/06/19 04:18 ID:y1pb1QGL
其処ら中には弁明しまくってやった 「僕は死ぬのさー♪」 ローリングロードのかけらも無い 薄汚れた k 山の上の音無きあいつの歌。 其処ら中には 木木の花花が燃えていて それでも僕は死ぬのさ きっと花束の舞う事だろうきっと小鳥の騒がしい事だろう 世界には其処ら中の富がある世界には其処ら中に烏(カラス)がいる それでも僕は中核に果てるん。 音痴だったんだ、俺 でも歌ってやるさ はかばかしい嫌なやつダロ? 「僕は死ぬのさー♪」 それだから世界は 咲き誇って 熱いなみだの結晶体が 保てるのさ 「それだからあいつは死ぬのさ」 次「小鳥」でおながいします。
僕はそのときまだ小さな子供だった 黄色いカバーのついたランドセルを持って 春の午後学校帰りに見た小鳥は お家の玄関で蟻にたかられていた ドアの巣から落ちてしまったのだろうその羽毛もない雛は 声なき声をばたつかせて必死に悶え 開かない目の先に誰かを呼び続け おぞましい黒い斑点は彼の喉奥へも染み入る 僕はただ水を掛けて ただ巣から遠ざけるだけで 次第に動かなくなる小さな 恐らく人生で初めてみる「被害者」を ただ 不思議なほど 食い入るように見つめていた ただ じっと。 少しして 小さな小さなおはかを作って 死体を埋めた 庭の端に 誰にも見つからない所に
次は「鍵穴」で。
649 :
名前はいらない :03/06/19 12:17 ID:sYJE/Cwh
「鍵穴」 いつの日にもそうだった未来へと続く扉の前で その扉を開ければ全てが決まってしまうようで怖かった 今まで頼りにしていた方法そして希望何もかも失って 得たものと同時に捨てたものもう取り戻せないのかなぁ あの時僕は小さな小さな 鍵をたくさん持っていたのに この扉を開く鍵穴に合う鍵は 一つもなかったんだ この穴から見えた扉の向こう そこには何が待ち受けているんだろう 色褪せた今から見たら何もかも 薔薇色に見えるのはきっとそれはきっと幻なんだろう 次回は「私信」で♪
空の神様へ 明日も良い事がありますように 次は「メール」で。
651 :
名前はいらない :03/06/19 20:37 ID:OjxMzK0S
それは文字だけで感情を伝えるもの 本気で話しても信じてもらえない時がある。 軽く話してるのに本気で信じられる時がある。 これが現代の【手紙】だ。 カンタンで手軽 すぐ届く。 すぐ返事が来る だけど・・・ やっぱり文字だけだ。 次は「メロン」で
652 :
洋輔 :03/06/19 21:33 ID:zdR1JaeG
653 :
名前はいらない :03/06/19 22:19 ID:21R+u/nE
「メロン」 メロンニメロメロ メロンニメロメロ メロニメロメロン メロニメロンメロン あれっ・・・ 次は「眠気」
>>653 あまりにもヒドイでちぃ(プゥン
もう一回出直すでち!
655 :
名前はいらない :03/06/19 22:26 ID:sI6UHLM0
ダメだ 無理だ 倒れる ↓ ↓ ↓ zzzzz ダメダメさ 僕はもう夢の中 まてよ それじゃぁ ここでキーボードを叩いている僕は何? これを見ているキミは何? お次は「制汗剤」でお願い
眠気を誘う男なんて、 悪口かと思っていたけれど、 安らいだ君の寝顔を独り占めできるのなら、 悪くないね。 疲れた時は、 僕の肩でお眠りよ。 張り詰めた気持ちを解いて、 君の夢を僕に守らせておくれ。 次は「夜風」で。
うあ、ごめんなさい。被ってしまいました。 次の方、「制汗剤」でお願いします、
658 :
51049 :03/06/19 22:37 ID:fipNAu0I
659 :
名前はいらない :03/06/19 22:57 ID:sGE8VUHO
―何か冷たいもん買ってきて。 ―いいよ。何がいい? ―オレンジ。 シートベルトを外してドアを開け 駐車場脇の自販機へ 君はバックミラーを覗いて 前髪を直してる 冷えたジョージアを右手に 冷えたオレンジファンタを左手に 蒸し暑い車に戻る ドアを開けたら ムアッと広がる柑橘の匂い ―何?香水? ―ううん、これ。 君が見せてくれたのはオレンジの制汗剤 君の喉がオレンジの炭酸を飲む 車にはオレンジの香りが満ちている 今日、俺の愛車は 一日限りのオレンジ畑 次、「台風」でヨロシクです
君と二人で公園のベンチに居ました 生暖かい夜風が僕らの頬を撫でていました 曇った空がどんどん動いていきました ―台風が来るんだってね ―やだー怖いよぅー 君は僕の腕にしがみつきました ここで僕は言ってしまいました ―本当はちっとも怖くなんかないくせに 君が可愛娘ぶってるのは僕も分かってたし 君もそれを承知でそう言ったのに つくづくデリカシーのない男だと 君の去った公園で自己嫌悪に陥ったものでした 君の後に付き合った女性はいないけれど あの時から少しでも自分はましになったのか 今晩またぬるい夜風に独り吹かれつつ 自問自答しているのです *次は「待ち遠しい」でお願いします。
661 :
コタ :03/06/20 01:24 ID:FinT33Ez
予感のようなものがあるんだ 胸の端に 視界の端に そこに焦点を移そうとすると 逃げるんだ いつもピントが合わないけど 確実に近づいてくるのは分かるんだ だんだんに 胸の真ん中へ 視界の真ん中へ いつ どこで この予感の正体には 出会える? 今は 待ち遠しさでいっぱい 次は>656「夜風」でお願い致します。
663 :
さくら :03/06/20 20:48 ID:WXCpYo9P
一人夜の公園を歩いた 木々の擦れ合う音 街灯の光を揺らす桜の葉 昼間の喧騒消え失せて 風と木の詩聞きましょう 次は「お待ち下さい」でお願いします。
664 :
名前はいらない :03/06/21 01:07 ID:RM1sghgO
お待ち下さい 靴を履くまで どの傘を持っていくか決めるまで お待ち下さい 最善の策を考えております あなたの傷が化膿したとしても そこから なにか懐かしい香りがするような そんな治療法を考えております その上そのことを伝える術がありません とりあえず やみくもに歩きながらあなたを探してはみるつもりです なのに、 まだ靴も履いていません お待ち下さい 次は「百万回のキス」でお願いします。
665 :
_ :03/06/21 01:13 ID:oh2C6I+H
押しても押しても弾まないあなた 腰を落としてついにはけなすと 照れ笑いして足の裏を見る つきとばしてだきしめたいくらい 踊り場でだだこねたよね そんなにテレビが大事なの? フタ開けたらくさってて落ち込んだよね 車の傷 背中越しに ごめんね 失敗ごはん 黙々と食べてくれたね くらやみで わらったね もういちどだけ おはようのそれではなく おやすみのそれでいいから いいから 午前七時のタイマーが なっています 次「まちぼうけ」
「まちぼうけ」 君に もう一度 会えるかと思い 公園のベンチで 座って待つ 会えるのでしょうか? 会えるのでしょうか? 会えるのでしょうか? 一瞬で 私の心を 奪ったあなたに・・・ 次は、「夏至」でお願いします。
夏至だよ〜夏至だよ〜 僕は夏至だよ〜 夕方なんていらないから ずっと昼間の光を浴びれ〜 夏至〜夏至〜 次は「宇宙ちりがみ交換」
もうすぐだ 彼らが出会う日まで みんなの願いの数だけ 彼らは する 狂ったように むさぼるように 彼らにはちりがみが必要だ 天の川に捨てるんだから 溶けなきゃだめ ぼくは願い事の書かれた紙切れと引き換えに 彼らにちりがみを渡す ぼくはその紙切れをびりびりと引きちぎって そらにばらまく それらの願いがかなわぬよう願いながら 次は「つちふまずのイボ」で
その娘はいつもふらふらした歩き方をしていたけど、 今日はいつもと違う感じがする。 いつもとおくからみてもわかるような歩き方をするのに、 今日はわからなかった。 ふらふらボクのとこまで歩いてきて、 読み終わった雑誌をくれた。 月刊「ねじの世界」なんてボク、いらないからさ。 そんな変な歩き方やめてくれないかな。 そういうと、彼女は、 つちふまずにイボができて歩きにくいの。 イボはつぶすと増えるから、 足の裏がイボだらけにならないように、 外側の足だけで歩くの。 そう言ってまたふらふら歩いていった。 渡された雑誌は、ねじのことばっかりで、面白くなかったけど、 あの娘の歩き方を思い出して、笑ってしまった。 この雑誌はとっとこう。 次は「ペディキュア」で
671 :
名前はいらない :03/06/22 04:17 ID:CBY9YpRA
娘が引っ越した日、 父は、靴下を脱ぎ、 その足の親指...(以下略 ゴメソ。。。 次「もういちど・ペディキュア」でおながいします。
672 :
コタ :03/06/22 04:51 ID:qSthxG6y
その日の足取りを誤魔化すのに 最も有効な手段は 足の爪を塗ることだったので 私は迷わず 丁寧に丁寧に ペディキュアを塗った どんなに見つめられても どんなに触られても どんなに愛されても 決して 見抜かれなかった あなたにさえ 昨日の出来事も隠しおおせなくちゃ あなたを悲しませないかわりに 私が「すべてこともなし」であるかわりに 私の心は毎日 ペディキュアの分だけ 重くなっていく もういちど なんどでも 未来永劫 私の足の爪は美しくあらねばならない ふぅ、お粗末様。次は「黒ビール」でお願い致します。
673 :
ねこいるか :03/06/22 07:03 ID:UgKj32co
腹黒いやつらの腹の中に ドス黒い液体がドクドクと ブヨブヨのビール腹には ホントにビールが詰まってそうだ 僕はタバコを吸わない 肺真っ黒けとか コワイしね お酒はたまに飲むんだけど あんなブヨブヨだけはゴメンだな なぜに頭にネクタイを巻く? ドクドクと 毒々しい ブヨブヨの舞踊
674 :
ねこいるか :03/06/22 07:04 ID:10tXYMbd
あ、次は >ブーメラン でお願いします。
この思い、あの人に届け! そして再び、戻って来い! 次は、「エコロジー」で。
676 :
狐火 ◆5EHug/FVTI :03/06/22 18:48 ID:ib7j6EGw
エコロジー 自由に生物が生息していく様 エコロジー 私たちも、此の語感のように 自由に、コロコロと転がっていく エコロジー 先など誰にも読めないから それを追って、生態系を学ぶの 次は「移り気」でお願いします。
677 :
名前はいらない :03/06/22 18:49 ID:5FIhQHc4
静かな雨の中 鉛色の空へ吸い込まれて あなたの笑顔は 遠くへと行ってしまった 終わらないはずだったのに 甘い雫が 私の胸から ゆっくりと地面に落ちた 色あせた紫陽花だけが 終わる恋を見つめていた
次は「傘」でお願いします
雨がしみこむアスファルトの上を 勤勉に行き交う蟻たち 午後の公園 誰もいない砂場のランチャーから ぼくは雨雲の上めがけて飛び立つ 景色が一瞬のうちに小さくなる 傘の花が無彩色の町を飾ってた 次「短い夜」お願いします
681 :
藪鳩 ◆oUVabUhato :03/06/23 02:51 ID:fGORc6YV
短い夜が長い夜を引き連れて歩く 爬虫類が列をなして見送る 日が長短入り乱れる夜につぶされて 一日がいつまでも続く 終わらない夏休みに子供たちも大人たちも飽き飽きしている 家庭では絨毯を幾層にもひいて夜を隠す儀式が流行り始めた 大人が自分を子供だと感じる魔法 短い夜はいつまでも続く つぎは「ラメ」で
「 ラ メ 」 おもちゃ売り場 500円均一のカゴ 埋もれるようにして 見えているのは ラメ入り熊の虹色 目があったけれど 連れて帰れない 彼のラメはそのまま 私の皮膚を蝕んで 紅い発疹を作るから 急ぎ足でその場を去る 胸の内で幾度も ごめんねを呟く あの子は、誰のところにいるのだろう NEXT「メロメロ・メロン」
「メロメロ・メロン」 晴れた日に、彼女は「メロメロ・メロン」を持ってやってきた。 それはとっても甘い匂いがする。 晴れた日に、彼女は「メロメロ・メロン」を持ってやってきた。 それはとってもすっぱい味だった。 僕はあまりのすっぱさに立つこともまま成らなくなってしまい、 彼女は「ごめんなさい」と言い残して去ってしまった。 雨が降り出す。 でも僕は痛くなんかなかった。 すっぱい味だったけれど、やっと君に言えたから。 冷たい雨には後悔は無く、少し気持ちよかった。 次は「3人兄弟」
684 :
名前はいらない :03/06/25 02:02 ID:4bfqlrgl
兄貴はストレートで国立に受かり、単位がどうのとぼやいてる 弟はインターハイも間近、朝からジムに通ってる 俺は大した取り柄もないまま、十人並みの頭と力 畳の上に寝っ転がって、ひとりで鼻くそほじってる 窓から夕焼け空が見える、全てを包んだ赤い空 俺は俺なりに生きていて、俺は俺なりに幸福だ 台所には兄貴が居て、食卓で何やら必死に書いている 風呂場から弟が出てきて、「今日、焼き肉だってさ」とはしゃいでいる 俺は麦茶を飲みながら、そんなふたりを眺めている 三者三様、なのに揃って垂れ目の兄弟 表にはヒグラシが鳴いている、夜の帳が下りていく 俺は俺なりに生きていて、俺は俺なりに幸せだ 長くてごめん。 次は「天使と悪魔」でお願いします
685 :
_ :03/06/25 02:07 ID:er+OeoQQ
何に操られているかといえば それは左耳で囁く悪魔 「役たたずめ死んでしまえ」 聞こえない振りをしようとしても それはあまりにも強烈で 私の心を操るのです 何が止めるかといえば それは右耳で囁く天使 「生きているだけでいいのです」 その声を必死に聞こうとしても 蝕まれた私の心には 到底届かない時が多いのです 誰に助けを求めれば良いのか わからず今日もただ生きている そう、天使がいうとおりに。 お次は「ハワイ」
687 :
名前はいらない :03/06/25 02:53 ID:pTIropoe
きみのやさしさが わたしのむねをさす。 すきでないなら やさしくしないで。 そのえがおは天使。 天使は悪魔のように わたしのむねをさす。 いとおしくもせつないイタミにもだえながら それでも てをのばす。 けがれ、ぼろぼろになっているわたしの てをとるきみ。 本物の天使。 その神々しさは 悪魔のつよさで わたしをくだく。 天使と悪魔がどうきょするきみ。 天使なら わたしをたすけて…。 悪魔なら わたしをこわして…。 次のお題は“満月”で!
688 :
687 :03/06/25 02:57 ID:pTIropoe
>>686 サン及び
>>689 サン(業者が来ない事を祈る;)
ごめんなさぁい;ぼんやり考えてたらダブっちゃった;
私の分はなかったことにしてくらさい〜f(´`;)
689 :
is :03/06/25 03:05 ID:GziVU70x
一度も行ったことのない場所へ行こう
南へ行こう
寒い風のない場所へ行こう
もう十分冷えただろうから
このまま凍ることはないのだから
一緒に暖かい島へ行こう
そして花のネックレスを掛け合って
青い海の広がる砂浜を歩き
太陽の下でダンスをしよう
ではでは、次のお題は
>>687 さんの「満月」で。
690 :
687 :03/06/25 03:25 ID:pTIropoe
>>689 サン
なんかじーんとしちゃった…どもありがとございます・゚・(ノュ`)・゚・
691 :
名前はいらない :03/06/25 05:35 ID:EgFHyhja
692 :
まいむまいむ ◆jUZB7P7aBI :03/06/25 10:20 ID:fA7tR3js
開かずの踏切 立ち止まって 仕方なく 夜空を仰ぐ 今日は満月 ふっくらと 柔和に笑う カンカンお月様 次は「ヘアピン」で
693 :
名前はいらない :03/06/25 21:46 ID:fsV3+5Hf
髪を束ねて自分を飾り もう1人の自分になろう 自分しか知らない自分と 皆が知っている自分 それは ヘアピン1つで入れ替われる魔法のようなもの 次「Docomoショップ」
694 :
名前はいらない :03/06/26 03:40 ID:tqj32Qag
はじめての携帯電話 ちょっと話を聞きに来ただけなのに 店員さんはカタログの山を前に フォーマがどうとか ムーバがどうとか おねえさんの弾んだ声は はるか遠くに聞こえている 動画撮影なんてどうでもいいんだ ボディの開き方なんてどうでもいいんだ アプリとかも興味ないです 普通に電話がしたいんだ あの子とメールがしたいんだ 満面の笑顔のおねえさんを前に 一番安いのでいいんです の一言を言えず マニキュアの塗られた爪の先を ぼくは無言で眺めてる 次、「裸足」でお願いします
まだ幼かった頃
いつも一緒に走り回ってたね
水溜りや小川を見るといつも
靴を脱いで飛び込んでたっけ
蹴られた水が飛び散って
とても綺麗だったのを覚えてる?
今はもう
そんな時代があったなんて信じられないねって
外で靴脱げないよ汚いじゃんって
君は言う
成長したってことなんだろうけど
なんだか寂しいのは自分だけかな
駄目だ・・・折角いい感じのお題もらったのに゚・(ノД`)・゚・
>>694 さんよ、スマン
次の方、「スピード」でお願い致します。
見えるか? この世界 夜の街を見下ろして 滑空する 勢いだけは 収まらずに 世界が廻る 視界が廻る 加速しろ 直視しろ 夜の街 世界の夜 人には見えない 時を超える 加速しろ ネオンは筋を引いて自らの前を廻る 人々は遠心力の視界から遠ざかる 近づく 見えるか? この世界 次は「鴉」
697 :
名前はいらない :03/06/26 11:22 ID:HK8/wJ8p
『鴉』 キミの貧乏ゆすりが気にかかる午後のデスク上で 背中についている羽の付け根が痛むのさ 飛びたい 飛べない 飛びたくない キミの歯ぎしりが気になる午後のデスク脇で 検索しなきゃ 検索するよ 検索しました (セリフ) ケシの未熟な果実に傷をつけたとき分泌する 乳状液を乾燥して得るゴム状の物質。 モルヒネ・コデインなどのアルカロイドを主成分とし、 麻酔・鎮痛作用をもつ。医薬品とされる。習慣性があり、 薬用以外の使用を法律で禁止している。 法律で禁止している。 法律で禁止している。 法律で禁止している。 法律で禁止している。 ※はい、次は『人見知り』でお願い致しヤス。
698 :
名前はいらない :03/06/27 00:18 ID:dJL9wQPw
声をかけて
かけかけて
やめる
わらってくれる イメージ
…しってるのに
どうして
「もしも…」が
ふと 頭をとおりすぎて
あともどりしたくて
したくなって
いたたまれない気持ちは もうせまい肺をはみだしてる
だから
いつも
首の辺り さすってる
次は「レトリック」でどうぞ。。。。
>>693 こういう表現好き。
いらないものばかりだから アクセルベタ踏みで突っ切っていこうぜ レドリックはセドリックに乗って リリックくちずさんだら実はミミック テクニックは半人前 けれどクリティックには成れる ソシュールは何か云ってるけど 僕には何も聞こえない 欲しいのはナマの声だって何度も言わせるな #次は「ルパン」でお願いします。
700 :
58305 :03/06/27 00:34 ID:GQlCmfP+
701 :
_ :03/06/27 00:35 ID:t1DFH3Rl
>欲しいのはナマの声だって何度も言わせるな それって傲慢だと思ふ。
( ´・ω・`)
704 :
nao :03/06/27 11:35 ID:3QGuihF+
>>702 そのフレーズだけじゃなく全体的に見たら傲慢ってことはないと思われ。
文具売り場で一時間もかけて選び抜いた封筒に、 何度も試し書きをして、予告状を書きました。 けれどあの人は封も開けずに、下駄箱からゴミ箱へ。 ああルパン様。どうか盗みの極意を教えてください。 どうしたら、あの人の心を盗めるのでしょうか。 次は、「あした」で。
あの日君と見た あかね雲 赤く染まった 夕空の 夢を描いた その向こう しあわせ求めて 共に行こう 瞳と瞳 見つめあい 契り交わした 薬指 たのしい日々も 過ぎてゆく 還らぬ今日より 来たる日を 君と一緒に 何時までも *次は「太陽は姿をあらわす」でお願いします。
707 :
706 :03/06/28 01:05 ID:rovwDXYA
HN入れ忘れた。まあいいや・・・。
そっとカーテンをおしあけて 申し訳なさそうな悲哀を眉根に寄せて よせばいいのに 愛想笑いなんか浮かべて 「おはようございます みなさん」 なんてどうかしている その揉み手やめろよ そそくさとカーテン後ろ手に ほっとしたよな汗を 広い額ににじませて 勘弁してくれ やっぱり引きつった笑い浮かべて 「それではみなさん おやすみなさい」 やっぱりどうかしている ため息なんかつくなったら いつのまにか地球は力を持ちすぎたらしい いつのまにか地球は親にたてつく不良少年 いつのまにやら地球は太陽殺してた #次はえーと「カーテンコール」でお願いします。
僕の心には道化がいて 僕の仕草を戯画化する 広い客席に僕だけ一人 彼の挙動を悲しく笑う ブーイングなんてありえない 彼の価値観は僕の価値観 悲劇も喜劇も不朽の名作 彼を見据えて一人で笑う 劇はそれでも前触れもなく 戯画不可能なシナリオの前で 音もなく忽然と幕を降ろす 照明はぼんやり光を弱める 舞台が 幕が 空いた座席が その姿を消していく 客席は 闇と沈黙に包まれる 弱弱しきはカーテンコール 涙という名の最後の抵抗 弱弱しきは真実の僕 カーテンコールは絶え間ない 生という名のカーテンコール
次は「使い捨て○○」(←○部はお好きに
私は真剣な顔をして あなたが好きという あなたはとても嬉しそうな顔をして ありがとうと私を抱いた アレが欲しいの コレも欲しいわ (搾れるだけ搾り取って) 早く抱いて 今すぐに (熱を発散するには丁度良い) ある日さよならを告げられて 捨てられたのは自分だと分かった 想いを取り上げられて 私は空の部屋のなかで 泣いた。 *使い捨て恋愛* 次は「マウスパッド」で。
>>705 うまい。
「マウスパット」
四方4メートルのでっかいマウスパットに、
マウスを乗っける。
右に行こうが、左に行こうが、マウスがはみ出ることはなかった。
あと少しではみ出すというところでも、コードが引っかかって、
はみ出ることはなかった。
僕は、でっかい地球の上に乗った。
右に行こうが、左に行こうが、僕は飛び出せない。
僕が何かをしても、世界は何も無かったかのように、そこにあるだけ。
自由は無かった。
明かりを消すと、真っ暗。
マウスがどこにあるかも分からない。
少し嬉しくなって、僕は笑った。
次は「11時からバイト」
お願い 早くして もうすぐだから… 彼女に急かされて私は準備に取りかかる もうすでに太陽は破壊されていた 急がなきゃ 焦土に埋め尽されて 世界は闇に葬られた この次元が再び動き出す前に 早く行かなきゃ 彼女に怒られる 私と彼女の初の仕事 世界が再び光に包まれる1時間前 回収した大地を覆う屍を 全て葬る 私の…死神としての最初の仕事 彼女は天に向かい叫びつづける 再びここに生を吹き込むために ああ 間に合わなかった 消えて行く 絶望だけを残して ああ 朽ちていく 最初で最後の仕事は失敗した ・・・仕方ない、所詮は 代行だから・・・ 次は「次元の誕生」
始まりは闇 静寂のみが支配し 孤独さえも存在せず その姿を知るものもいない 時間も 物も 生も 死も 何もない世界に現れる わずかな光 その一瞬で世界はできる うるさい静寂は消え去った 無は今終わり 世界は今始まったばかり 物語を伝える者は まだ いない
次は、「右と左」でお願いします。
キャンキャンないた犬の、 右目と左目の色がちがったよ。 だからどうしたってんじゃないんだけど、 ちがったからさ。 たとえばシンメトリーだったとすると、 そりゃ、あんまりにも、変じゃない。 だからちょっと気にかかってさ。 そういえば、今日台所でその犬の骨がみつかったよ。 目なんてなかったけど、ぱっとわかったね。 菊の花をくわえてね、そのまま死んでたみたいで、 やっぱり骨の形が左右逆だったからさ。 じゃあ僕たちがもしシンメトリーだったら、 僕はどう思ってるかって言うと、 ただ単純に、 愛せねえなア。 次は「伽藍の底」
咎人達の枷となる 灰色のカセドラル 明日を夢見ぬ 群れた捨て犬 生くるにキツイ 底を這いずり 死ぬまで喚く 吠え立てる 次は「カラクリ時計」でお願いします。
忘れて下さい 愛なんて形の無い空想の産物でした 忘れて下さい 信じるだけでは救われません 散々苦痛を味わって 残されたものは何も無い 残されたものは自分自身 残酷って 「酷く残される」って書くんだね この部屋に時計を掛けて 帰りを待ちます いつも遅い君の帰りを待ちます 扉が開けば 君と一緒に 何もかも消し飛ぶでしょう 何も残さずに・・・ 次は「姫と龍」
天を舞う 白の鱗 愛しき人を探して 風に揺らめく 蒼の衣 愛しき人を映して やがて世界が薄闇に沈み 龍は姫の腕へ還る 次は「不発弾」で頼みます。
720 :
コタ :03/07/01 01:07 ID:m1VFvlxy
街中を 爆破してやりたいと言った あの人の気持ちが理解できた 雨の街 傘の色 絶えぬ足音 意味無き埋め草笑顔 アスファルトのへこみを示す 転写された空 まだ 信管はついている 誰も知らないだろう じっと 埋めて待っていたんだ 不発弾だって? 試してみようか 吹き飛べ!何もかも いなくなった後のことまで心配するな 次は「メールボックス」でお願い致します。
偉そにそびえる あいつは嫌いと むく犬パスカル目をそらす 自転車乗ってくるお兄さん あいつにばっかり白いたべもの沢山あげて 僕にはクッキーひとかけら? やっぱり僕はあいつが嫌いさ むく犬パスカルふて寝中 【次は スクリプトでお願いします】
私はあなたに問いかけています 文字のない言葉で あなたに問いかけています 限りなく手書きに似た このつくられた活字 多くの誤解を創り上げ 私とあなたを引き離しました 私は呼びかけます 文字のない言葉で 私はあなたに呼びかけます 次は…「淡い夢」
723 :
is :03/07/01 20:09 ID:sZuOAgJV
消えるものならば消えてしまうのでしょう 手を伸ばせばその手は空をつかむのでしょう 青空を仰ぎ 梅雨空に胸を張り 紫陽花を摘んで 太陽に捧げる 現実感なんてなかった ただの夢だった でも それでも 叶ってくれたら死んでもいいと 毎日私は夢を見ていた 次は、「人間の土地」で。
724 :
星屑 :03/07/01 21:34 ID:hBN6bJoy
人間の土地 幻夢の土地 地上の土地 空中の土地 海下の土地 地球の土地 夢幻の土地 次題 ふうりん
従兄弟から葉書が届いた。 初めてのなつやすみの、 初めてのしょちゅうみまい。 あぁ、もうそんな季節だったのか。 何気なく過ぎた日々が、ふいに愛しく思われた。 久しぶりに、風鈴でも飾ろうか。 次は「中元」で。
726 :
名前はいらない :03/07/02 15:02 ID:Ih0EdeW6
カルピス買って カルピスは茶色の瓶に入ってて 瓶は白いラベルを身に付けていて それが三本並んで箱に押し込められて 箱は青いインクで飾られて 全てが買ったデパートの包装紙にくるまれて 簡易のし紙 その上ぺたん さらに小包用紙に縛られて ようやく届いたカルピス三本 くるんだ回数私の真心 さらに風呂敷巻いて直接持ってく ■次は「サクマドロップ」で■
727 :
_ :03/07/02 15:07 ID:SYw8rpjN
蝉の声が聞こえたら スーパーに並ぶサクマドロップを手にとる 自転車のカゴの中で揺れて カラカラ鳴る音の中に 君が楽器のように振る手を思い出す どうしてだろう フルーツに紛れたハッカだけ いつまでも残っていたのに 君が出て行った後の缶の中には 跡形もなくなっていた 缶を振ってもサラサラと粉が揺れるだけで 私はその音で 蝉の声を掻き消していた 一人だけの部屋と粉だけのサクマドロップ 君が一人で食べ尽くした白いドロップ 家に着いたら 一番にハッカを舐めよう 今度は 私一人で 次は「夏生まれ」で
729 :
名前はいらない :03/07/02 18:24 ID:drNxZ57d
波と戯れてる君は 目が眩むほどキレイで、男達もみんな振り返る 「僕になんか不釣合いさ」 自分を卑下してみたりもしたけど この気持ちは本当なんだ 君は僕の太陽だ 「八月生まれだから夏が好き」なんて 無邪気に笑う君 そんな君が好きだから、僕も夏が好きだ まぶしい太陽よ。もう少しだけ沈まないで 彼女と僕の影が長く重なるまで 次は「太平洋」でお願いします
730 :
太平洋 :03/07/02 22:03 ID:qaY9sfyr
この大きな太平洋の向こうには 何があるんだろうなんて昔は思っていたけれど 今はそんなことはどうでもいい ただ隣で笑ってる、君を見つめていられれば・・・ 意味不明・・・ 次は『夏』でお願いします♪
731 :
名前はいらない :03/07/03 00:15 ID:2e7uAys1
732 :
ねこいるか :03/07/03 00:19 ID:/5FEQR4o
733 :
とも :03/07/03 03:00 ID:PBy4dxSh
734 :
名前はいらない :03/07/03 15:54 ID:9KgSmH3E
『夏の頁』 少し涼しい夜の 部屋 あなたが手帖を めくる音 予定のない今日を通りすぎて 夏の向こうへ行きたがっているあなたの 項を見ている ____ 次は『体重』で。
735 :
名前はいらない :03/07/03 16:22 ID:9K9RYiva
736 :
:03/07/03 19:43 ID:IpsoGyy3
737 :
コタ :03/07/03 23:03 ID:CeK89yPw
「体重」 ぎしぎし みしみし じりじり むりむり むくむく ぶくぶく わたしをとりまいた すべて ちにくにしてきた どうどうたるからだ ほら なげだす まるごと うけとめて 次は「さくらんぼ」でお願い致します。
僕は双子を抱いて 村上春樹を真似しようとした 確かにステレオだったけど 思ったような面白さはなくて 結局は二枚の紅葉が頬に咲いただけ すべてをを変えよう変えようとして 結局似通うキャラクター 仕方ない 同じ花から生まれた さくらんぼみたいに クラッカー運動繰り返しては くりかえしている 僕は最後まで区別できなかったけど どっちも好きだったような気がするな ぷりぷり 並んで出て行く姉妹の尻を 窓からながめて アメリカンチェリーが食べたくなった 【次は ビートルズ でお願いします】
739 :
kamiru ◆aeug.wO/8g :03/07/05 01:11 ID:f+ToatZX
マザーグースを読みながら 妙な既視感に襲われる ビートルズを聴きながら 妙な既聴感 (なんて言葉はどこにもないけど) にとらわれる ジョンから一歩も外に出ず 循環する何かに巻かれるのも しかたないんだろうか せめて気分を変えようとして モーツァルトのCDに変える 【次は 二人でお茶を でお願いします】
二人でお茶を なにも要らない ストレートなあなたが好きだった あなたが側にいるだけで 紅茶の渋さも和らいだ ケーキのように甘い 二人だけの時間 一人眺める野原 夏の陽射しに浮かぶ蜃気楼 何度入れ直しても あの時の味には及ばない ミルクもレモンも砂糖もない それが今は寂しい 二人でお茶を あの頃のように 二人でお茶を あのテラスで飲めたなら 次は「打ち上げ花火」でお願いします
あなたと素敵なティータイムをしたいわ 南フランス風の喫茶店で ピュア・ダージリンを。 晴れた午後は爽やかな明るい日差しを楽しんで 雨の日は、雨の音を聞いて静かにすごすのもいいね でも…ガサツなあなたは、「お茶を飲む」「物を食べる」 という目的だけ達成するために喫茶店に入りそう 目的が終わったら、さっさと帰りたがりそう… 男の人の脳のしくみって そうできてるらしいの そのあとの余韻や 他愛もないおしゃべりや 静寂の空間を楽しむことなんて、できないらしいの まあそんなところに惚れたのだけど… ちょっと寂しいかな… きっとお互い正反対だからこそ、パズルピースをあわせるように、惹かれあったのね 2人が共存していくことは楽じゃないな… 【次は 自分のこと でお願いします。よい詩が書けますように。】
ガ〜ン。重複スレをしてしまった…。スミマセン…
743 :
コタ :03/07/06 03:26 ID:baLsFKWe
この夏も 河川敷には あれやこれやの やりたい放題の残骸が散っている さて その上で 打ち上がれ!大輪の江戸前花火 高く高く 夜空を埋め尽くすくらいに そして 一緒に砕けよ!私 肌にまとわりつく 湿った熱の余韻などひとつも残さずに 花開く瞬間 見上げる私の顔も過露光して 妙にしらじらしく しかし とても楽しい 壊せ!降りしきれ! 涼しい風が吹く前に この世のすべて 打ち上がる花火の 清潔な残像のみ残して 空っぽになってしまえ ↑長いし、ちょっと時期がずれてます。スマソ。 次は「自分のこと」でお願い致します。
貴方は何も仰らずに 唯 見つめるだけで その視線には到底 勝てやしませんから あたしはうつむくばかりで御座います 貴方は何も仰らずに 唯 抱くだけで その感触には到底 勝てやしませんから あたしは目を塞ぐばかりで御座います 己を感じることが出来なくなつて 貴方のことのみ 己になつて お願いですから 貴方 もつと貴方でいて下さいな 貴方のことのみ語るような エゴイズムに満ちた御方になつて 貴方 さればあたしは あたしで居られる
お題忘れ(汗 【次は カレンダーでお願いします】
746 :
ntm :03/07/07 02:04 ID:KdYNw4Jf
気付くかな 気付くかな いつもより少し、オシャレしたあたしに 気付くかな あの日から一年たったこと 君と過ごした時間がとても早いこと 気付くかな… あたしの後ろでわざとらしく目立った カレンダーの今日 赤で描かれた大きいはなまる 次は…→「みずたまり」
↓ みずたまりに映る そのゆらゆらは ちゃんと世界を映せてなくて こころもとない 僕のなで肩と 猫背のような そんな色をしている 待て。 いや、待たないよ。 あめんぼが追いかけっこしている ↓ 次 「贈り物」で
デパートメントガールはお中元で忙しいらしい 「のし」には色んな種類があるんだって 上手に包装するには慣れがいるんだって 今まで知らなかったことばかりで 見ず知らずの人たちの為に綺麗に包む デパートメントガールは忙しい こないだの若い夫婦 その奥さん 夏の新色だらけのお顔 指先 デパートメントガール なんだか自分が急に恥ずかしくなって 焦って上手に包めなくなったらしい 休日もデパートへ行こうと決めたらしい 全然お題に沿わなくなった気がしないわけでもない。が、次は「花とみつばち」
749 :
阿麻 :03/07/07 04:29 ID:Hdx74zm2
カラカラ晴れた 花畑 ミツバチの羽音 うるさい 花粉を手足に くっつけ まるで女漁り 蜂の羽音が 頭上に来るのを 待ってる 赤黄色桃色紫白 可憐で美人揃いの やつらに さんざん 媚を売らせ 売笑婦にして ミツバチは 去るよ ーーー 次は、「Blue」でおねがいしまつ
閃光に包まれて君はいく 水は冷たく全身を潤す 低下する体温 霞んでいく視界 それでも まだうつむかない 深海の蒼に飲まれる前に 叫ぶ声も空しく虚空に消え 舞いあがる全身 冷めていく全身 低下する体温 霞んでいく視界 それでも まだうつむかない 深海の蒼は無限に広がる 幻も 情も 体も 心も 全部つれていくけど それでもまだ うつむかない まだ 君はここにいる 少女は脚、手、首を結ばれ海の底へ 犯されつづけて捨てられ最後の虐待すらも 涙を見せずに今日も水面に写る・・・ 次は「red」
マタドールが身に纏う 鮮烈な血の色 飢えた獣の性(さが)を焦がす 胸に秘めたる焔の色 恥辱にすら美を与える 毒 憂鬱を責めたてる色 色狂い己を焼き尽せ 次は 「白い恋人」で
752 :
星屑 :03/07/07 20:18 ID:ekrV0WhE
白い恋人は黒い恋人でもある。 初めの時、ワタシタチは華やかなピンクの恋人たちだった。 思い出の、ワタシタチは燃えるやうな紅の恋人たちだった。 或る日に、ワタシタチは例え様の無い色の恋人たちだった。 貴方は黒い恋人であり白い恋人でも在る。 貴方自身は白い恋人。私からは黒い恋人。 君よ、今宵は七夕。 今一度・・・けれども未だ天には往けそうにもアリマセン。 せめて今宵は星よ煌めいておくれ。 次題"七夕の晩に"
「七夕の晩に」 人間の女性ほど現実的な動物はいない 人間の男性ほど叙情的な動物はいない コンビニエンスをうろつきながら思っている だけども 女性はそう言うと決まって 「あんたに浪漫なんて!」 花火をレジに置きながら思い出す 会わなくなってきっかり一年 湿ったアスファルトが蛍光を照り返している 川沿いの三角形の児童公園 偶然に七夕だったから 僕はあなたをここで待つ 今宵、空は晴れるだろうか 次は「夕立」でお願いします
あれはメヒコの空の下 憧れのあなたとカフェにいたときの話 私の精神状態は滅茶苦茶で ものを考える力も無くなっていたその時 物凄い夕立が降った 雹交じりで道が川になってしまうほどのスコール あんまり降るから私は見いってしまった 何もかもを押し流すような 私の心さえも奪い去るような そんな夕立の後には 道が焦げるほどの熱が降り注いだ 私は一つだけ、 前に進めた気がした 振り返ると憧れのあなたが少しだけ微笑んでいた おうちに帰ろうね お次は「下町」で。
755 :
うにれもん ◆pbunil/dMM :03/07/09 02:13 ID:9B0yMzCf
散歩をしていると、犬に当たる 現状はどうだい、元気してるのかい あの太陽は眩しくはないかい 道を辿っていくと、土手を見つける 目を回してはいないかい、泥まみれになって、 川に飛び込めば溶けてしまうのかい 足を止めたなら、そこで耳をすます 人々の喧噪を反射させる、 冷たい壁に心が落ちてゆく 今日も誰も会うこともなく 散歩は終了を告げる けれど会釈だけは忘れないように この街では人々が生きている 人々の鼓動が耳を鳴らしながら 今日の日は落ちていく 次は「好きなこんだて」でお願いします
756 :
_ :03/07/09 02:14 ID:NzCPL3cw
757 :
名前はいらない :03/07/09 02:35 ID:4xTIOf0p
美味しい美味しい カレーライス 大好きなこんだてだ 夕焼け色のニンジン ちょっぴり ひねくれた味のたまねぎ 肉 ジャガイモ ルー もみんな仲良く まざりあってできる ピリリと辛い 食べ物 でも、 大好きな人と食べると もっとよいかんじ 次は「生きる」についてお願いします
758 :
阿麻 :03/07/09 02:37 ID:x8AL+zxs
「かたつむり」 「このグラタンおいしいね」そう言った 次の日から 三日も続けて夕食にグラタンがならぶ そんな家庭が 理想的だと俺は思うよ っていう 人もいるんだね 食べ飽きるまで 食べなさい 包丁洗おか 君を刺そうか コレステロールが 今日もお望みどおり山盛りだよ お前が要らない はやく死ね 死ね ーーー 次は、「早稲田のスーフリ」でおねがいします。
759 :
阿麻 :03/07/09 02:39 ID:x8AL+zxs
あ、かぶった。ごめんなさい逝ってきます;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
760 :
阿麻 :03/07/09 02:46 ID:x8AL+zxs
次の方は、
>>757 のテーマ「生きる」で書いてくださいです。
かぶってしまって(^∧^) ゴメンゴメーン
761 :
_ :03/07/09 02:52 ID:NzCPL3cw
「生きる」 僕は、まぁ、人生とか何とか、大きな事言える年でも、人間でもないけど、 ひとつ、ハッキリ分かっていることがあるんだ。 それは自分のやりたいことを出来れば、 それに越した人生は無いって事。 僕は1/4世紀生きて、 思えば、やりたいことは、結構やれた。 僕、幸せだったんだ。 でもね、ひとつ、大変なことを忘れていた。 そう、レイープは犯罪だってこと。 【和田真一郎】
次は「午前2時」
午前2時に鐘が鳴った なるはずもないのに鐘が鳴った 静かに闇にとけ込んだそれは 僕のまぶたを押し上げた 途端に無の騒音が響いて 眠っていたものを揺り起こされた 僕は人だ 僕は人だ 僕は人だ 僕は人だ
次は「氷」で。
766 :
nao :03/07/09 21:40 ID:P7bvVASU
形あるものを求めて 手にしたのは空気という物質 私はそれを握り締めて波音を聞きに行った 海の向こうでは虐殺が続いているその叫びは聞こえないが きっと砂浜でこんな風に座っている少年なんかがいるはずだ 私のとなりにはひび割れた貝殻がころがっている 祈りはこんなにも飛び交っているのに 振り向かない君を網膜が覚えているから おなかのすいた赤ん坊の目がどんなだったか私には思い出せない ひざまずいた父はどんな声で泣いただろう 涙がただ雨どいを伝って地面へ溶ける 凍ってしまえばいい 涙がこの星をおおって あの鳥の声も聞こえなくなる前に 白濁した水面が身を寄せ合うように ぽかりと空に浮かぶ いつか地球が海になる日 結晶を私は夢みる きっと氷はさまざまに出っ張って 尖って その狭間にはちいさな鳥の羽が隠れている 反射する光に誘われて 虫や花や 考古学者が集うだろう 祈りの形をした氷なんてうまれるだろうか? 波の音が途切れたのに気付いた私は 薄暗くなった浜辺を見渡した 波打ち際にはたくさんのプラスチックが置き去りにされていて どこかで見た文字がかすんでいる 「タスケテ」って書いてはいないだろうな 手を開き膝を軽くはたいて うねる液体から逃げるように 私は家路についた
767 :
nao :03/07/09 21:42 ID:P7bvVASU
次は「花火」でお願いします
768 :
名前はいらない :03/07/10 00:29 ID:WvgZXS0F
花火 それはソレにとっては一瞬のできごとでした 人々の慈しみを受けて生まれたソレは 快楽と堕落の狭間をウロウロしながら 何気ない日常をダラダラ過ごし 最後にはなんとも惨めに 火が灯されることもなく ただ だんだんに湿気り 黴が生え醜く腐り散ったんです 次は「才能」
「才能」 私の中にはそんな言葉は無かった 恐らくそれを非効率的ながらも ゆっくりと間をもたせるに値する言葉が 人の向き・不向きとそしてその具合を見る 見られた人は見た人を見る それだけであったら良かったのだが たまに関係ない人の向き・不向きを見る これを人は「おせっかい」という 、かどうかは知らないけれど ともかくこれ以上行を稼ぐのは 得策では無いと判断し 筆を置く事にする 「おせっかい」な人は云うだろう こいつには間をもたせる 才 能 が 無 い と。 …次は「ツッコミどころ満載」でお願いします。
お前は何? お前はいったい何だ? 俺? ・・・っつーか俺かよ!? いや、それはお前だろ 違うってか 俺の言ってることが違うってか! ん? ああ、そうさ、その通りさ ナウなヤングにゃ負けないね まったく今時の若い奴らにゃ へ ど が 出 る ぜ ! でもよ そんなお前もけっこう「いい」ぜ? っつーかお前、誰? 次は「R」でお願いします。
771 :
ジョナサン ◆HVOHaevhyI :03/07/10 08:13 ID:dTyVtqxB
ROBOTといえばどらえもん こんなどらえもんは嫌 手足がリアルなドラエモン 北朝鮮の話になると機嫌が悪くなるドラエモン ドリャ<`ヘ´>と怒るドラエモン 表面がぬるぬるするドラエモン 何かと金で解決でするドラエモン ねこに妊娠させといてほったらかしのどらえもん 身長180センチのどらえもん 次は自分を哲学してみました
772 :
名前はいらない :03/07/10 15:00 ID:w/UZwYTt
Feは不足気味かな ホウレンソウが苦手なんだ 誰とも同じ轍は踏みたくない だからいつでも脱線気味で 徹夜は嫌いじゃない カフェオレは牛乳多めでお願い 麻雀は知らないんで 大人になれた気がしない いつか遠いところへ更迭される人類 その日まで俺も踊り狂っていたい 願わくば 【次は狼煙(のろし)でお願いします】
773 :
とも :03/07/10 15:04 ID:e9MazO7S
774 :
ニイヅカ ハル :03/07/10 18:26 ID:gIsAeF4o
田んぼのあぜ道に寝転んだ もし車が来るなんてことがあれば このまま轢き殺していただきたい ここがなんて地名なのかはもう忘れた どういう道順で歩いたかも覚えていない 服の汗と高い太陽が夏臭くて嫌で 僕をのうのうとまたいで行く蟻も嫌で 鬱陶しいほど雲のない空 そっと 山間から狼煙のようなものが上がった 砂をぱらぱらこぼしつつ起き上がる僕 狼煙に向けた視界に写る 鳶が ゆっくり輪を描いた 風が さよさよ 頬を泳いだ 汗が一滴地面に落ちて 肌を一線 じん と冷やす 道はやっぱり わからないけれど 狼煙を背にして歩き始めた
775 :
ニイヅカ ハル :03/07/10 18:29 ID:gIsAeF4o
(次は「海辺」でお願いします
776 :
名前はいらない :03/07/10 21:19 ID:eIa5qJ33
777 :
ソン5球 :03/07/10 21:38 ID:uMNCYhtv
ジャリジャリじゃり・・・ ジャリジャリじゃり・・・ 「イテえなぁ・・」こんなんじゃ上手く歩けねえ じゃりじゃりじゃり・・・・ 砂が汚い 砂が汚すぎるんだよ あ〜あ・・バリッ!! 「あ」爪が割れた。 イツカラダロウ・・海辺ヲ裸足デアルケナクナッタノハ・・ 「いてーぞちくしょおう」 お次は《隣の誰かさん》でお願いナリ。
778 :
kamiru ◆aeug.wO/8g :03/07/11 02:17 ID:yQPqAFxF
隣人がにやにや笑って 家政婦が息を呑むような展開は もう10世紀も前のこと 地球をビルが舐めつくした すべてが高層マンション いや 建造物かな 永遠に続く 果て無きストラクチャーの中で 僕らは誰でもない お隣さんを待ち続けている 願わくば温血の 【次はドッグ・スターでお願いします】
ドッグ・スターは暇もなく 持てはやされて日中ご機嫌 黄色い歓声 舞う大枚 ドッグ・スターはいつの日も スターであり消耗品 ブームの波を今日もゆく 使い捨ての愛玩具 次は 鳥居 でお願いします
「鳥居」 何百何千何万個の鳥居がならぶ丘の上で 君が静かに回り出す 木の葉を揺らす風に乗り 君は静かに回ってた 通るだけで真っ赤になる 鳥居の間を歩き出す たとえばそれが どこかへ繋がっているなら 君がつれてってくれる 56個目の鳥居に 蝶々が止まっていた 何百何千何万の いろとりどりの蝶々が あれのひとつが君になり あれのひとつが僕になる あれのひとつが山になり あれのひとつが海になる 鳥居の中に僕は 蝶々の姿をみた 鳥居の中に僕は きみとぼくの姿をみた 次は「ゆっくり近づく」で。
簾をシャラっと鳴らして帰宅 スウィッチの音にまぎれて 貴方が近づいてくるの知ってる 貴方は知らない ミッシェルをがんがんに鳴らして 世界の終わりを歌いながら コートを脱ぐ音にまぎれて 貴方が近づいてくるの知ってる 貴方は知らない りぃんと鳴るピアノは私の血の音 たぶん後ろで貴方が微笑んでいるから 私もこの音を楽しんでいられる どさり と重力が私を愛した 遠くで手を洗う音が聞こえる ふいにノイズで前が見えなくなった 【↑ある既存の情景描写 次は「グレイのタイル」でお願いします】
782 :
ぶれんど豆 :03/07/12 01:52 ID:O0Y+DCdj
「グレイのタイル」 こうしてタイルを並べていると馬鹿みたいだ 黒から順にグラデーションになるように マスを埋めていくのだ 歩く時 私とあなたの足の裏が地面にひっついている その時間は違う 少年のとても綺麗なブルーの眼 それに映り込む朝顔は 眼を疑ってみるべきかもしれない 脱ぎたての抜け殻にしがみ付いた蝉 その羽が伸びきれば見える 薄緑の透明色と虫のハレ 黒にも白にもなれず グレイのイメージに遊ばれて タイルを並べ続けている 馬鹿みたいに 次は「決戦前夜」でお願いします。
そう 意気込んでた昨日は 確かに決戦前夜のつもりで ごちゃごちゃって形容がとても似合う ただ迷いを増やすためだけの 洋服棚の中身を ただただぶちまけて あはは って たぶん君は笑うよね こんな朝まで夜更かししてって いや 朝更かし? 重い睡魔は 対してマトモな動きもしないくせに そんなつまらん創造だけかきたてて 僕の 柔らかな失笑を誘う 戦いとしては 僕は相当無防備だけど もう かまわないや なんの鎧もつけない僕を 君は 縦横に笑いかけてくれたまえ 僕は染み出すように 噴出すように 君に喜びの返り血をあげよう それは生温くて きっと君も気に入ってくれる さあ 歴史上類を見ない 平和な戦場へ 赴いてみようか
次は「朝食の憂鬱」でどうぞ
785 :
山崎 渉 :03/07/12 10:52 ID:Cc9F2JY5
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
目覚まし時計に『おはよう』と怒鳴られて 夢を引きずって這い上がった朝は 日も差さぬ夜の朝 暗がりにのろのろと歩きだし 曇り始めた晴れ晴れとした空に 朝月をみつければ 朝食はハエにしようと思う 目覚まし時計に『おはよう』と怒鳴られて 私を引きずって這い上がった朝は。 次は「行き場がない」でお願いします。
787 :
名前はいらない :03/07/12 23:15 ID:FVIGb7XX
独りたたずむ摩天楼の死骸 うつろい変わる雲は灰色 ひたひたと爪先に迫る黒い波 ああ 俺はノアじゃなかった にらみつける境界線は知らぬ顔 鳩の骨が足元に散らばっている 舌によみがえるオリーブの塩味 ああ 俺は漂流すら許されない 一瞬 雲が破れ ラッパの音は高らかに きいろい光が 暗い波間を照らして消えた ああ 俺はノアじゃない ああ 俺は漂流できない ああ 俺はどこにも行けやしない 【次は 「コロニー」でお願いします】
788 :
_ :03/07/12 23:21 ID:9OXkwEQE
789 :
j :03/07/12 23:21 ID:H+FbvQfi
そう、ここは、僕達だけの、コロニー。 だれも、はいれない、幸せの、コロニー。 痛い現実なんて見なくていいよね? 寒い社会なんて知らなくていいよね? 北の方では誰かが叫んでて、 遠くの方では犬が吠えていて、 道の途中では猫がお腹をすかせていて、 空き地の手前ではオンナノコが泣いていて、 そんな 痛い現実なんて見なくていいよね? 僕達のこの穏やかな暮らしに、なんら関係ないものは 知らなくていいよね? そう、ここは、僕達だけの、コロニー。 だれも、はいれない、幸せの、コロニー。 無菌室同然の、しあわせの、コロニー。 お次は『青空』でオネガイシマス
神父は男に言った 貴方の叶えて欲しい希望を一つだけどうぞ、と 男は応えた 空をもう一度だけこの目で見たいのです、と ・・・・・・・・・・・・ 満足した男は歩きはじめた いま見た青空胸に歩きはじめた 死刑台へ *次は「緑の光線」でお願いします。
灼けつくアスファルト踏んで 俺はこの色 黒だって解らないから Oneで居られるのだろう 薄汚れた汗まみれの君 皮のジャケットで着飾る姿は 俺には解らないから Oneで居られるのかな 緑の海にたゆたう ちっぽけなネット ジーンもミームもどっかいって 俺の手だって流れうつろう スクリプトの束 夜明けの空はバニラ色の記述 俺は立ち上がる 緑色のコード踏んで 原色の 弱弱しい俺に戻るために 【次は 「キウイフルーツ」でお願いします】
キウイフルーツなんてえのはね、普通に食ったらいけねえんだ。 タマネギをみじん切りにしたものを、キウイの上にぽっと置いて、 それに醤油をかけたあとに、フランス人の白人女性の手でぐちゃぐちゃ ぐちゃぐちゃかき混ぜて、それを一口で食って噛まずに飲みこむのが、 いいんだよ。 わかるかおい。わかるかお前。 もっとな、試せってえんだ。 俺なんかいろいろ試したよ。 刺身なんだけどな、これが普通の刺身とはちょっとちがう。 金魚なんだよ、金魚。 金魚のな、はらわたをくりぬいてな、それを西の方角にむけて、 毎日念じるんだよ。それを3日つづけるんだ。それ以上つづけると、 甘味がなくなるからな、3日。 そいつを酢をつけて、かじるんだよ。 がりがりがりがり齧るんだよ。齧れよ。齧れよお前。 何度も何度も齧ってな。そのうち歯を削り落としてな。 削れて粉になった歯をだな、ふーって吹き飛ばすんだな。 とんだ粉は宇宙に行ってもっと星をぎらぎらさせやがって、 それをみながら、キウイフルーツを食ったらな、 そりゃあ、乙だよな。 次は「蒸す」で。
やわらかく発泡するんだ たとえばカルメ焼きみたいな あれは 水蒸気の産物じゃないけど わかるだろ やわらかく存在するんだ たとえばできたての おとうふみたいな あれは 化学反応の産物なんだけど わかるだろ とにかくやわらかいんだ どこまでも許容するように出来てるから 僕は恐ろしくなって つい 焼きギョウザに手が伸びてしまう それでもやわらかいから 堪えきれなくなって 僕は あつあつの中華まんを ほおばる 恐怖と憧憬の中間に位置する蒸し物よ! 【次は「不眠症」でお願いします】
また鼻につく煙草のにおい ニコチン タールも知らないわ 布団に潜って 空気遮断して 二酸化炭素 中毒 頭痛 呼吸が次第に激しくなって 酸素 酸素が足りないわ 頭を出して 大きく吸って 煙草のにおいにまた泣いて 寝れない私の 眠らない悩み 煙草が煙を出すように 身を削っては 次第に膨らみ 最後はあなたに辿りつく 全て貴方が悪いのよ 貴方が居るから悪いのよ 私の悩みは怒りに燃えて 憎悪の煙で呼吸を奪う 貴方は眠りについたのね 焼いたにおいが鼻をつく 貴方の煙が消えなくて 私はまだまだ 眠れない 【参加してみた(´ω`*)ゞ 次は「空回り」】
796 :
多摩 :03/07/13 19:49 ID:/OdCZ2l9
「空回り」 くるくるくるくる空回り くるくるくるくる空回り 今回はがんばったんだよ 前よりがんばったんだよ 自分では一番だと思ったんだ よくがんばったと誉めてやったんだよ でもあなたから見たら下の下の下だったんだね みんなから見たら下の下の下だったんだね 一人で浮かれてバカみたいだ 一人で満足してバカみたいだ 努力が足りないってあなたは言うよ 僕はいつでも自分ではがんばってるつもりなのに 一人滑稽に回りつづけているんだ
797 :
多摩 :03/07/13 19:50 ID:MI4p8X03
次は「枕」
798 :
is :03/07/13 20:02 ID:oupghvrx
埋まって 今日のことを思い返す 昨日のことも思い返す 生きてきたすべての日々を思い返す 波が打ち寄せる 記憶は浜から引いていく 海音と鴎が 遠く遠く空を渡る そして 明日の日のことを想う 明後日のことを想う ずっとずっと先の いつか亡くなる日を想い その予感が砂浜を濡らす 入道雲と夏風が 高く高く海を渉る 深く息を吐いて 枕に埋めた顔をずらして 記憶の旅から私は還った そして眠りの旅に出た
799 :
is :03/07/13 20:03 ID:oupghvrx
次のお題は「雨上がれ」で。
800 :
名前はいらない :03/07/13 21:49 ID:nF5ROev7
雨上がれ 雨上がれ ただ繰り返す それが叶つたとて どうといふわけでもないが ただ繰り返す 自分はただそれを繰り返す あゝ 雨上がれ 雨上がれ
801 :
名前はいらない :03/07/13 21:49 ID:nF5ROev7
次は「時刻表」
802 :
めばるスイマー :03/07/13 22:28 ID:0uwtfn51
数字がない 漢数字がない ローマ字は論外 おまえ、それでも一端の時刻表か 次はサロンパス
803 :
あぼーん :03/07/13 22:29 ID:Uj7t1wcr
爽快感もとめて 皮膚をさらさらにしたくて どんどんマネキンにあこがれて それでも人工物への憎悪は止められなくて 己の手が捏ね上げた泥を 嫌そうに眺めている 己の手が何よりも 泥に近いという事を知っているから 可塑性を嫌う 永続性を願う そうして 清涼剤が支配してゆく シュワっとした冷たいにおい あつく火照る細胞を覆い隠して また一つ 似非マネキンへの道がとおる
【次は 「ペットボトルのお茶」で お願いします】
807 :
名前はいらない :03/07/14 14:43 ID:6Ls8RtP9
記録的な猛暑になった レポーターは興奮しながら ボンネットで卵を焼いた コンビニで買った冷たいお茶は 鞄の中でぬるんでしまった 交差点を行き過ぎた 車は埃を巻き上げた 僕はボトルのラベルを剥がし 腕を伸ばして空にかざした 波打つ薄茶色は 人肌よりもあたたかかった 僕は頭のつむじ目がけて 麦の匂いのシャワーを浴びた 次は「夕闇」で。
808 :
白萩 :03/07/14 15:54 ID:yzgIHRbP
「夕闇」 君と手をつなぎ 夕なにあるく帰り道 次第に弱る陽光は 宵闇よりも煩わしく 視界をおぼろにしていくので 立ち止まる 帰り道がわからない 月明かりも待てない 陽光は死にゆくばかり 道しるべの石は光らず いっそこの黄色い闇に 溶けてしまへといわれた気がして 立ち止まる。 かえれないよとつぶやくわたしに かえろうよ、と手を引く君の 顔も黄色い闇の中 **** お次、「QOO」でおねがいします。
809 :
_ :03/07/14 16:08 ID:99j7XWbg
811 :
山崎 渉 :03/07/15 11:39 ID:iuxfPmjy
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
812 :
名前はいらない :03/07/15 16:16 ID:mDPWfNvo
おとうとは赤ちゃんです あったかくした牛にゅうがすきです それとジュースもすきです クーがすきみたいです わたしもクーがすきです お母さんがクーをかってくると おとうともわたしもうれしいです わたしはクーをのむとクーといいます おとうとはクーをのむとプハーといいます クーをのんだらクーっていうんだよ とおしえてあげても おとうとはよくわかんないみたいです でもおとうとがクーをのむのはすごくおいしそうです わたしはうれしいです 子どもだってうまいんです 赤ちゃんだってうまいんです のんだらこういっちゃうんですよ クー プハー
813 :
名前はいらない :03/07/15 16:20 ID:kAgwAXDc
平仮名ばかりでごめんなさい。 次は「蝉」で。
814 :
狐火 ◆5EHug/FVTI :03/07/15 17:50 ID:WNmZ2iL2
いつの間にか 草木が香る季節になって 君は大人になった 僕は 君と季節を追い掛けて 大人になった 溶けるのは 酷く透明で無垢な氷と君の声 夏の暑さは 何もかも蒸発させて 空蝉 僕に残ったのは 抜け殻のようになった君と 転がる蝉の抜け殻 次は「家庭教師」でお願いします。
君の家庭教師をしてあげよう 君の物覚えの悪さにいらだたないように 僕が家庭教師をしてあげよう 飛んでッた前の家庭教師の 指を君は大切にしてるね それはどうかな 幸せなのかな 君の家庭教師をしてあげよう 僕が君をたすけてあげよう 君がこれから泣いたりしないように そして君を誰にも見せないで ぼくの力で出来る世界平和ってやつの一部を そうやって叶えてあげよう 次、「戦車」でおねがいしやせい。
不味いキャンディをかじって 君は嬉々としてティーガーIIをいじる 人の息が嫌いな君だから きっとザクタンクはお気に召さない 荒野を駆る振動を 焦げたオイルの煙を 迷彩の色々を 鉄の冷たさを 知らずに君はシャ−マンを愛でる テーブルの上でキャンディはいじけている 人の息は嫌いな君だが 人の手によるものは気に入るのかな 踏みにじられたヒースのにおい 砕かれた石の鋭利な想い 降り積もる雪の意思 はじけたナット 知らずに君は61式戦車をなでる
【次は アカペラ でお願いします】
霧中に感じたのは声 声の音 ね ノスタルジックのね に惹かれた父親は すでに帰らぬ人だったのかもしれない また歌う うたを歌う 夢中になって叫ぶ どこまででもソフトなら包まれる 父親の音が部屋の中から聞こえてくる どこまででも私が包んであげる 次は「島」
人生を航海に例えるのも あなたはもう飽きたというかもしれない。 岸にはたどりつくよ。 360度岸だらけの海の上。 波に任せてもどっかには着く。 とりあえずオールを離すな。 見えない壁の向こうで話しかける私に あなたは笑って胸をはだけるかもしれない。 血は、流れている。 その傷跡から赤い赤い叫びが聞こえる。 だからあなたは笑うだろう。 この壁を叩き壊したい! 愚者が辿り着く楽園は 東だったのか西だったのか 360度さまよう小船に灯台は見えるか? 私はその途中に浮かぶ 小さな島になれたらいいのに。 やしの木一本生えてるような、あれ。 「休憩所あり升」って看板でも掲げてさ。 次は「日常」
あなたたちは! どうせ死ぬのなら! 植物人間になって死にたくはないか! 植物なのに肌色で! 何にも出来やしないけど! お国のために! 植物人間になりたくはないか! どうせ死ぬなら! 家族に囲まれて! やさしい流れの中で満足して死ぬより! お国のために植物人間になって死にたくはないか! そして突然の雨。 彼らの叫びは御茶ノ水の雨にかき消され、残ったのはあせってスピーカーを片付ける中年。 平和とはこういうものかもしれない。 みじめでなさけなくてかき消されてしまうものなのだろう。 ただボクらはげらげらと笑ってそれを見ていて。 中年は一生懸命かたづけて。 電車は走って。 雨はやんで。 きみは植物人間になって。 ================ 次、「動物病院」でおにゃがいしにゃす。
ここに来て急に詩らしい詩が出て来てるなぁ。。。。
824 :
名前はいらない :03/07/16 23:53 ID:TgVi8mi9
825 :
_ :03/07/16 23:57 ID:aEnNuRrm
826 :
kamiru ◆aeug.wO/8g :03/07/17 01:21 ID:4ttRqcUq
誰も居なくなってだいぶ経つ 灰色 鼻をつく 消毒液とけものの臭い 死を忘れた機械の臓器が 周りの肉を爛れさせて 俺は吼える事も忘れたが 伸びる触手で 維持だけはできる 物言わぬカプセルは何色なのか そんなことは構わない 仲がよかったあいつは 白目をむいてぷかぷか浮かんで コンディショングリーン 尾をジャックに差し込んで 涎たらす暇さえもなく 俺はまた歩き出す 吼える事も忘れたが 金属がこすれるような 俺の足音は大丈夫 知覚できる 誰も居なくなってだいぶ経つんだ
【次は カウボーイ でお願いします】
828 :
名前はいらない :03/07/17 01:22 ID:fT7TpSfe
まんこの御辞儀
たわわに縄を振りなさい 先のほうに輪っかをつくってね わたしが結んであげることは出来ないけど 人ってね、大体こういうの出来るようなってるから たわわに縄を振りなさい 高く 鳥たちを通り抜けるほど高く お日様よりもっと高く投げてごらん ひかりはあなたの中にあるのだから たわわに縄を振りなさい それからはあなたの思うままに踊りだすから
あ、次は「ノートブック」でお願いします
831 :
ケンチャ :03/07/17 14:51 ID:av7a4bsl
ノートブック 目を閉じて 指先で丸テーブルの上をはじいて 打ち出されるのは君への言葉 君への想いは いまや心にあふれて 止まらない情熱のリズム はじかれた音は喜びのメロディーを奏でている それでも 求めているものは見つからない 大事なのは たった一つの単語だけ 数個のキーの配列を見つけ出すことだけなのに 膨らむ幸せのコードにのみ込まれて「一番伝えたいこと」探している 見つからない?不安感さえ 満ち足りて感じる幸福感 もがいている お気に入りのノートブック 開けば 見つかるかも 君へのたった一つの言葉 伝えることの勇気 開いて 『Enter』
832 :
ケンチャ :03/07/17 14:52 ID:av7a4bsl
つぎは・・・「NO.3」でおねがいします
833 :
_ :03/07/17 14:53 ID:wdu8ZngN
834 :
名前はいらない :03/07/17 14:59 ID:f0cyUk11
835 :
カミィユ@モバイル :03/07/17 15:23 ID:a1KYruvr
上限じゃない それは一郎にまかせてる 下限じゃない それは吾郎の役割だ みんな居心地の悪さに 片ケツをもじもじさせてる 俺だけは悠々と マルボロを味わってる 忙しくはないんだ それは次郎の担当 退屈ってワケじゃない 史郎が大アクビしてるから 俺はのびのびと 旅の支度をはじめる 俺は三郎 真のナンバー・スリー 皆の憧れ 中流の男さ
836 :
カミィユ@モバイル :03/07/17 15:27 ID:a1KYruvr
【次は Ave Mariaでお願いしまつ】
837 :
名前はいらない :03/07/17 15:29 ID:A66IN6SL
838 :
蒼 :03/07/17 15:35 ID:DOejmUAu
どこからか聞こえる調べ 静寂を打つ旋律が震える そして私は何も聞こえないふりをする そして私は目を閉じて祈るふりをする 見えるものなんていらなかった 美しい墓場のような世界 刻まれた痕は痛い それでもそこにいたい? 時計は巻き戻らない 音の波だけが伝わる 永遠なんてそこにはない 私が目を醒ましたとき 白い空がただ横たわっていた 歌はもう 聞こえない ------------------ 次は「螺旋階段」でよろしくでつ
839 :
カミィユ@モバイル :03/07/17 16:36 ID:a1KYruvr
僕も君も 絡み合う螺旋から出来ているらしい エッシャーの絵みたいに 陰も陽も区別なんかできない そんな構造二つの紐 鳥と魚が水平線のあたりで交合していて あれって本当のことなんだろ 互いに同じだってことに気付けないから 水がどこに落ちたらいいのか ためらったりする メビウスを歩く赤い蟻は たぶん僕らのことだ 見上げる僕に被さる さかしまの君
840 :
カミィユ@モバイル :03/07/17 16:38 ID:a1KYruvr
【次は 灰色の空 でお願いします】
どんな灰色かと君が問う どれくらいの明るさで空が輝いているか 僕は知らない 晴れか 否か そのくらいの事でしか 判断できないんだ 明確な 答を求める君に 人生と同じ色だよ と 次は「勧善懲悪の是非」
悪を問う! 悪とは何か! 法律で定められたものが悪か! 目の前の死にかけた人へ 医療行為を行うことが悪か! 資格を持っていないだけで 能力は持っているのに それを行わないことこそ悪ではないか! お前は悪だ! 俺も悪だ! 悪だ! 悪だ! 悪だって善になる! 俺はお前に 勧善懲悪の是非を問う! 次は「中国」でお願いします。
!←意味無し。多い。!
845 :
kamiru ◆aeug.wO/8g :03/07/17 23:18 ID:JKnjAcSu
獏が歩く そして食んでいる 赤いパプリカを好んで食すそうで 獏に乗る人に そう教えてもらった 獏があくびする そして一番星を見上げる 白い北極星を好んで眺めるそうで 獏に乗る人は そう教えてくれた 獏を中心に小さな惑星は回る どこでもない毎日夜のこの星を なかつくに と呼ぶらしい 獏はただ ぼんやりとしている 地面の下はどろどろしたところ 空の上はからからしたところ ここは 夢が生まれてまた死ぬところ 【次は ヒゲの似合う男 でお願いします】
846 :
_ :03/07/17 23:23 ID:4a5PDTe2
髭の男 ベンチに腰掛け 目を閉じて ビー玉が転がっていく だんだん加速して 追いかけていく 子等 そう言えば私達のポケットには 穴が開いていて あれは 昨夕帰路にこぼしたものだったか 歪んだ地面を迷走し 濁って欠けたガラス球 子等は透かして何を見る? 髭の男よ 髭の男よ お前のポケットに残るそれは まだ光が透けているか 小さい手に握らせてやってはくれないか? 次は「かぶとむし」でお願いします。
848 :
カミィユ :03/07/18 02:43 ID:WIiz5W37
真っ白のハイウェイ なめるようにつっきってく そこで僕が欲するのは 黒く輝くマスタングじゃなくて きいろい くたびれたビートル 揺られながら吸うのはもちろんラッキーストライク そして蒼の果てに飛んでゆくのさ ゆっくりとがたがたと たぶんアリゾナまで続く空見上げて どこにも続いてないアスファルトを見下ろし せめて新しい靴でも買おうかと思う 黄色いスニーカーにしようと思う 【次は ドラキュラでお願いします】
849 :
純♀ ◆Venus/0Oiw :03/07/18 23:58 ID:gcVhsDIX
ドラキュラに憧れて きみは黒い服 黒い髪 颯爽と消えるあたりがお見事で 本当に消えてしまいそうで 夢から覚めそう ドラキュラに憧れて きみはいつか遠い地へ 海を渡り歩くのだ 世界の闇に紛れながら きみはもういない 次は『摩天楼』で
850 :
ラムネ壜 ◆d2UHCgrx/w :03/07/19 00:15 ID:ETtrP4PZ
紐育に屹立せし摩天楼 そは爛熟せし都 文明の墓標 蒼天貫きし 鋭利なる楼閣 積乱雲の頂きまで聳え 遥かロッキー山脈をば 見下ろさん 大いなる慾望 万能なる科学 人 飽食し また 慢心す いつしか かならずや天の怒りをかわん 人 発っせらるる 言葉解さず 塔 砂上の楼閣とならん もっと語彙が欲しいなあ。かけそうでかけないね。 次は「砂漠」でどうでせう
851 :
名前はいらない :03/07/19 00:16 ID:/TlKd43L
852 :
名前はいらない :03/07/19 03:04 ID:2xyxSaLH
友達なんていらない キャリアなんていらない 聖書なんていらない 音楽なんていらない 洋服なんていらない 法律なんていらない 恋人もいなくていい ここではそんなもの必要ない 砂漠 ただ、ただ雨が恋しい・・ なんかいまいちだよ、オレも語彙力ねぇ 次のお題は「ディズニー」でいこか。
ミッキィに恋をして ドナルドゥのカラダを求めたのだけれども それは嫌だと言うのがドナルドゥの主張である限りは 僕はドナルドゥになれない だけど もし もしだよ? ミニィがカラダをくれるなら 僕は喜んでミニィのカラダを夢中になって漁り始めるんだろう ドナルド・ダックが笑ってる 次は「止め具」
855 :
kamiru ◆aeug.wO/8g :03/07/21 00:46 ID:j2EXt7U6
ジーンズのリベットに手をかけて 青い貞操帯がゆっくりと剥がれていく 無機質なまぶたには 何も書かれていない そこに詩を読み取ろうとする 偶像崇拝者としての僕らさ モノクロームにきりとられ 打ち寄せる波の音は遠く かき消え ジーンズのリベットはあとひとつ 薄いくちびるが わずかに笑みのかたちに ゆがんでいる そこに詩があると信じてしまう 偶像崇拝者の僕ら 砂浜に独り立つ 素肌の背中の イメージ
【次は マスキング でお願いします】
857 :
名前はいらない :03/07/21 19:55 ID:9hcqShie
『マスキング』 あなたはマスキング スプレーという恐怖から わたしを守ってくれる 今は もう剥がれてしまったけれど 醜く残ったわたしは さらなる孤独を感じ また新たにマスキングテープを探す
858 :
名前はいらない :03/07/21 19:57 ID:9hcqShie
次は『この花火が消えぬ前に』でお願いします。 長くてすみません。
859 :
ntm :03/07/21 21:35 ID:fYEEL+n/
打ち上がる花火の音に紛れて 大きく叫んでしまおうか 真っ暗な空に輝くこの花火みたいに 美しく散って そのまま星になるんだ 君の瞳に映り込んだ花火が 消えてしまう前に 真夏の恋の 打ち明け花火 つぎはー「午後」→→
860 :
J :03/07/21 21:52 ID:Konz7VqL
午後の日差しに眩暈を憶え 貴方は優しい夢を見る 嘘紛いの現実を非現実と人は言うが 飾り無き現実を許容できる程貴方は強くなくて 静かに風が吹き抜ける中 貴方は優しい夢を見る 白色のシーツ 白色のカーテン 真白いベッドの上で 貴方は夢に包まれる もう聞くことのできない 貴方の澄んだ声色 次は「夢」デス。
水泡の様に 浮んでは消え 望んでは 挫かれ いつか醒める 色褪せると 皆口々に言う それでも 信じて良かった と 笑顔で語るブラウン管に 騙されている 若い賭博士 次は「サプライズ」
863 :
カミィユ◇A.E.U.G. :03/07/23 03:23 ID:LbaczZD4
麻痺してるんだ■俺のA-10部位は■麻痺してるんだ■俺の神経繊維はサイケな 蜘蛛が繰り出してる■慣れちまった喧騒にもぐりこんで■手垢だらけのロック をなんとなく聴いてる■俺は麻痺してるんだ■今日も変わりなくスレートの雪 が降る■限りないグレー・スケール#ffffffも#000000も存在をあきらめてる ■俺はゆっくりとくさってゆく■白色雑音の中で誰だっていい叫んでくれ■呟 きでも囁きでもかまわない■誰か俺の心臓に冷や水ぶっかけてくれ■マグナムの音 ■俺は麻痺しちまってるんだ
864 :
カミィユ◇A.E.U.G. :03/07/23 03:24 ID:LbaczZD4
【次は アイドル でお願いします】
865 :
零 :03/07/23 13:34 ID:eZd/m9eV
あいつはアイドル 常に完全を要求される あいつはアイドル いつでも監視されている あいつはアイドル 一度の失敗も許されない あいつはアイドル 今日も誰かの夢を描き続ける
866 :
零 :03/07/23 13:35 ID:eZd/m9eV
次は「カレンダー」でお願いします。
867 :
零 :03/07/24 20:11 ID:epuZcMwT
以前有った題なので訂正・「日めくりカレンダー」でお願いします。 申し訳有りませんでした。
868 :
カミィユ◇a.e.u.g. :03/07/24 22:16 ID:NuGsXZi6
何月何日に何かがあって ゆっくりとバツじるしでその日を飾った その前の日も その次の日も ひとめぐりしたって また同じようにバツじるしで めくって やぶって あしもとに増えてゆく 何月何日たちの死骸 埋もれまいと背伸びする僕 【次は 血祭り でお願いします】
869 :
名前はいらない :03/07/24 22:25 ID:Q6LQW4qF
870 :
名前はいらない :03/07/26 00:02 ID:FrC86jMy
私は暗夜の中に立ち 一面の黒を引き裂いて行く 青黒い血は流れ落ち 闇は孤独に暝する 私はしわがれた喉で叫ぶ 塩辛い涙を餞に 私はただ遠い朝に吠え続ける 死せる闇よ せめて光への贄であれと *次は「コーラ」で。
871 :
kamiru ◆aeug.wO/8g :03/07/26 01:30 ID:UPMVLxeE
のみほしたら立ち上がる 臙脂色がすすけた革張りのソファから のみほしたら立ち上がる 赤いクスリはもうないらしい 黒いカフェインが僕の視神経を苛立たせる わきたつような刺激はもう過ぎ去ったが のみほしたら立ち上がる 白い床に転がる瓶蹴飛ばして ポケットにpeaceひと箱入っているのを確かめて 立ち上がって煙る地平を睨みつける 【次は プリズム でお願いします】
プリズム カーテンと窓を開いて 小箱の中を捜索中 午後の陽射しを浴びて 冷たく光る三角柱 7つの色に分かちます それはクリスタルの腕(かいな) 白い壁に映し出す 小さな虹を生み出した 次は スポーツドリンク でお願いします
873 :
名前はいらない :03/07/27 02:22 ID:se7Zq+bR
もとはひとつのグレートマザーの 羊水みたいな オレンジ色の海だから 血液とまじりあい 間隙をじわじわとうめていくんだ 乾いた細胞が悲鳴をあげる 侵食されてく もとはひとつの太古の母の 羊水だったんだ ひさしぶり また会えたね 次は カウントダウン でお願いします
「カウントダウン」 僕は 心臓の 鼓動が 死への カウントダウン に聞こえる 乱れる事の無い 鼓動が 僕を 死に導こうとしている 次は「グラス」でお願いします
875 :
グラス :03/07/27 10:49 ID:cE4xYHan
家にある私のグラスはサイダーの銘の入ったおまけのグラス あんたにはこれで十分だと言われ続けて十数年 友達の家で出される無地のグラスに憧れていたのは秘密だった だけど今日からはあなたと選んだ 銘のないこのグラスで サイダーを飲む はじける泡の一つ一つにあなたを映しながら 次は「スプーン」で。
少しだけ 泣いた 君と過ごした甘美な時間を スプーンですくって すくって 小さな小瓶に閉じ込めてみる 小さく小さく名前を呼んだ 小瓶の中に閉じ込めた時間 行ってしまった君 戻ることはなくて 戻ることはなくて すくい切れなかった時間が スプーンから 零れて 零れて 僕を濡らした 次は「塊」でお願いします。
877 :
名前はいらない :03/07/28 16:56 ID:K9ii9wsr
嵐が過ぎたあとの公園は水浸しで 落雷を受けた桜の木は縦に裂けていた 赤い長靴を履いた私は池になった砂場を覗き込む 袖をまくって濁り水に手を突っ込んでみる 泥を一かたまりだけ掬い出す 湿った地面にしゃがんで泥をベタベタこねて遊ぶ お団子を沢山作って食べる素振りをしてみたり 一人ぼっちで遊ぶ午後は鳥の声も聴こえない コーヒー色の水鏡に雲が次々流れて消えた 次は「昼夜逆転」で。
878 :
6番目の新人 :03/07/28 19:18 ID:9wQ/IwsD
カーテンの閉まった部屋で、 俺は一人 時計はいつも 夜しかささない 少なくとも俺が見ている間は おきている間は ・・・わかってるよ、体に悪いことだってことぐらい でもこれが俺の性なんだから キーボードたたいてる俺が情けなくなることぐらい へっちゃらさ きょうも見えない星の下で カップラーメン買いに行こう たまには昼に レストランにでも行こうかな でも眠いしな そういえば最近、頭痛いな・・・ ま、考えるのは明日でいいや。 次のお題は、「副委員長」でお願いします
-狙われた高き頭- とらなくていい責任 寝ていてもとどく報酬と敬意 殿、ご乱心 狂った犬を食らい 切って、切って ちょんぎって 殿は立派にございます とらなくていい責任 寝ていてもとどく賛美と低き頭 次、「覚める」でよろしく
880 :
kamiru ◆aeug.wO/8g :03/07/30 05:41 ID:IIUyA+qO
摂氏28度湿度65%なまぬるいコーラみたいな タールのにおいだって嗅げそうにない 融ける 浮かんでは消えてゆく泡沫のラブアンドピース 愉しいだろうスマイリーヘヴンアクセル踏んで どこまでも一直線に伸びてゆく伸びてゆく道路 目指すはラスベガスかサンディエゴか 融ける そっぽむいた白い聖母の鼻面の先に 揺れて ピエタの裳裾にかじりつきたい救いは原色60’s ヤニくさい幸せにしがみついてな よだれまみれの敷布が俺のすべてだ ヤニくさい幸せはするっと融けて よだれまみれの敷布に丸まって醒める ああ麗しのデイドリーム 限りなくなまぬるい 【次は ノー・ヘヴン で よろしくお願いします】
881 :
_ :03/07/30 05:45 ID:z+38E6LH
882 :
9番目の新人 :03/07/31 18:43 ID:JomrDEaT
この世に天国なんてない そう、言った人がいた 死んでも生きても 私たちに楽園などない、 桃源郷など、どこにもない、と ならばなぜ生き抜くか ある宗教家が問いかけるとその人はこう言った 私の信念と本能のためだ、と その人はなぜか 口から滑り出た言葉と一緒に ため息と 苦笑を吐き出していたようだった 次のお題は、「選挙カー」でお願いします
883 :
空白の氏名欄 :03/07/31 18:54 ID:/dH66FqW
誰に語るわけでもなく 喧騒を取り巻きながら 整然とされた味気ない言葉を並べて 何かを思わせようと走って行く 何度も聞く科白の中に ただ一つでも希望があればいいのに 並べられた言葉が ただ流れて行く 仮面にも似た整然な言葉 語る事の出来ない少女は ただ、羨望の眼差しを送るだけだった。 次は「文字」でお願い致します。
884 :
大空 :03/08/01 00:11 ID:Fr+PY0Sm
「文字」 所詮人が作るものだから 限度ってものがあるけど 人間の一歩が「文字」 伝える術 ここにあるものも「文字」 当たり前のような「文字」。 次は「星」でお願いします。 初カキコで、そらといいます。
885 :
空白の氏名欄 :03/08/01 01:18 ID:RlBJQnxJ
彩られた夜空は 悲しみを帯びたようで 多くの星は その一つの存在を 認めてはくれない 例え 今日見た星が 明日一つ消えていようとも 気付いてくれる人は 誰もいない その煌きは 深淵に映る煌きは もう姿を消しているかもしれないから・・ 次のお題「夜想曲」で。
886 :
あぼーん :03/08/01 01:26 ID:4r2U579h
フォーレ 夜歩くことから どこかに着くことから「わたし」「なんで」「眠い目」を夜に濡れるケモノに噛み付かせて靴音を進める そんな潜みを許した男に降りてくるのが赤い回転で 黒く見える 浮かんで見える 次は「おとなしく」
ある少女はラクダのコブの中で産まれた。 産まれたまま外には出ないで、 コブのなかにずっといた。 7年目の夏、彼女のラクダに誰かが乗った。 はしゃぐ子供で、それは彼女と同じぐらいの年齢だった。 長い間コブの中で生活していて、 コブの中から出たくなかった少女は、 気づかれないように気づかれないように じいっとコブの中でおとなしくしていた。 ずっとおとなしくしていたら、彼女は眠たくなって、 そのままコブのなかで寝た。 だれも彼女がコブの中にいたことをしらないで、 そのまま木々は朽ち果て、コンクリートは崩れ落ちたが、 彼女はラクダのコブの中にいた。 目が見えない彼女はわからなかっただろうが、 コブの中の液体は、見事に真っ赤だった。 次は「電柱」
忌み嫌われし都会のギャング 漆黒の羽に漆黒の嘴 夜明けの路地裏で今日もごみの山を 漁る 漁る 漁る 漁る 憎しみをこめた視線と 投げつけられる怒号 奴等は電柱の上に舞いあがり 涼しげな顔で人間どもを見下す そうさ俺たちゃギャングさ あんたらにゃ媚びは売らねえ 俺たちゃこれで生きてるんだ なに、聞いちゃいねぇって? でも電柱の上で逆光に入る奴等は 最高にかっこいい この時ばかりは 僕はこのギャングどもに最大級の賛辞を贈る *次は「蝉」でお願いします。
890 :
is :03/08/01 12:16 ID:iCakEdgK
さよなら さよなら 過ぎたものを私は知らない 皮を脱ぎ捨て そのたびに甲高く泣き喚き これでは あの虫のよう あの虫を私は嫌いだった 公園の日差しの下で耳をつんざいた鳴き声 プールの帰り道とバス停 青空を残した入道雲の行方とともに スニーカーの紐を結んだら 出かけよう そして追おう 久々に 過ぎ行く夏が逝く前に 気付かず過ぎたものを そうして私は知るだろう お次は『麦藁帽子と白いくつ』で。
891 :
大空 :03/08/01 13:32 ID:UrC0IMuc
あなたは知らない あなたの「印」 夏になって わたしはあなたを見つけられなくなった 麦藁帽子と白い靴 それは誰からのプレゼント。 次は「花粉」でお願いします。
892 :
風化してはならない事件です :03/08/01 13:35 ID:uCs6N9AU
893 :
名前はいらない :03/08/01 13:43 ID:fofQ2Kbf
朝からHなことばっかり想っている私は、ついにパイパンにしてみました。
オマンコの奥まで、マン汁が見えるようにツルツルにしてみました。
アメリカ留学したばっかりで英語はうまくしゃべれないし。
日本の男の人と遊びたいので、Hなバイトしてます。
こんなわたし(チャットネーム ひろみ)は
http://www.gals-cafe.com にいます。
僕は香りの影に居たんだ 沢山の昆虫が糸で宙に吊られ、ムスクみたいな冷たい顔している 心を閉ざしたカタツムリの 殻の中には君が眠っていて 僕は糸を伝って君を迎えにいく 目の前のモンシロチョウが泡を吹いて白目を剥いている 鮮やかな蒼の下 昆虫たちはゆらゆら 花は咲かないのも知っているけど 僕は君を迎えにいかなくてはならないのさ 次は「天下」
895 :
山崎 渉 :03/08/02 01:00 ID:GCypsXvY
(^^)
896 :
名前はいらない :03/08/03 03:32 ID:Y799XwlQ
あとは簡単さ 玉座にもたれて道化は 考え込みながら言う 一歩踏み出せばいい バルコニーから青空へ 大地の声は天を割って 無事に平定が完了するだろう 試してごらんよ 見ててやるから そして道化は玉座で嗤っている
897 :
名前はいらない :03/08/03 03:34 ID:Y799XwlQ
次は「三位一体」で宜しく
898 :
名前はいらない :03/08/03 13:09 ID:Hn/HsIL8
あなたの白い眼差しがこの胸を焦がす 私の赤い吐息でその瞳を凍らせる 赤と白の平行線が私たちの真実 次は『裸』でお願いします。
899 :
名前はいらない :03/08/03 13:20 ID:e3LIRjSZ
熱い 熱い 生まれたての身体 包み込むよに 解けていこう この血潮は 貴方だけのために 次は「悪魔」でお願いします
湿った四畳半で 万年床に座ってインスタントラーメンに 舌鼓をうってる 暮らし辛いですよねと悲哀をあらわに 眉根をよせながら ヘヘヘと笑っている なあ俺たち何処に居るんだろうな ほんとは4年前にすべて終わらせとく べきだったんじゃないのか 半透明のやわらかなヴェールで出来た 雑巾みたいなにおいのする 世界に紛れ込んじまったんだ 4年前に そうだろそうなんだろ教えてくれよ ラーメン食ってないで教えてくれよ メフィストフェレスよ
901 :
kamiru ◆aeug.wO/8g :03/08/03 17:29 ID:IKqzKLQq
【次は 秒針について でお願いします】
902 :
名前はいらない :03/08/03 18:26 ID:Hn/HsIL8
すべてが安らぎに満ちて 同じ枕で語り明かした 永遠に続くと信じてた二人の未来を 全てが静寂に消えて 同じ場所など どこにも無いと 永遠を刻むことのない二人の 鼓動を 次は『音色』でお願いします。
903 :
kamiru ◆aeug.wO/8g :03/08/04 02:59 ID:8D/S9tXv
やわらかになめらかにつづいてゆく 黄金のサキソフォンとうねる草原 食むのは雲か羊か人なのか やわらかになめらかにつづいてゆく ステップの午後4時はやがてそっと暮れて ビロウドが遠くかすむ稜線から顔をのぞかせる やわらかになめらかにつづいてゆく 今や銀で出来たサキソフォン 草原は静かに聴きいっている 羊はゆっくりと夢をまさぐっている
【次は 時代物のバイク でお願いします】
「時代物のバイク」 だだっ広い荒野の中 独り駆けるアスファルト 作り物めいた蒼い天井の下 遥か遠く広がる雲を目指して 時代物のバイク 他人の夢の残滓 雷鳴を轟かせ 唸り上げて風になる 飛ばせ力の限り 轟く咆哮を上げて まだ走れるという 証を立てろ 今は俺の相棒なのだから 次は 赤き騎士の物語 でお願いします
906 :
kamiru ◆aeug.wO/8g :03/08/05 03:02 ID:DJbKBs5T
所詮はエゴイズムにしか過ぎない 自己証明のために飛ばす閃光は ヴェルヴェットの闇を裂いてゆく シオンの地は既に亡いが 石ころにかじりつく愚人に 石ころを落す俺だって愚人 どっかに消えてった女の胸を 思い出しながら人を殺している 昨夜抱いた女は後ろで 冷ややかな眼つきで見ている どっかに消えてった女の名を 反芻しながら俺は 子宮へ還る感触を味わっている ヴェルヴェットの中で そして ナイチンゲールは高く啼いた 【次は モーツァルト でお願いします】
モーツァルト 世に詠われし神童 黄金拍車の騎士よ 音楽に関わる者で あなたを知らぬ者はない それでいて誰も知らないのだ 教えてくれアマデウス 未完のレクイエムを残し あなたがどこで眠っているのかを 次は 夏の夜 でお願いします
夏の夜 音が熱に侵されて 静かなようで満ちています 肌に張り付くシャツ シャツに張り付く夏 熱。 あっぢなー 音はここにあって そこには在りませんか? あるいは僕も聞こえてないのかもしれない 夏。 また朝がそこまで 次は 汗 で
909 :
カミィユ◇ :03/08/05 15:38 ID:fNZJnDTb
11月の午は拡がっている フェニックスの娘の髪の香 チュニジアの風の色 知らず感じては思いをはせる 僕らは知らず翔ぶ 11月の午は直線的に拡がり続ける 8月の午は果てなく閉じている 天球は重苦しく青黒く僕らを圧迫する したたる液体は搾られた 去年の秋の翼 8月の午は むごたらしく僕らを囲んでいる 次は 赤毛 でお願いします
910 :
コタ :03/08/06 03:41 ID:GmjROhCd
毎夜毎夜 夢に現れるのは 赤毛の女 東西の 人々行き交う巷の女 まるでヴェスヴィオス 災禍を含む瞳 赤毛の女は竜巻の中 豪雨の中 炎の髪が いつも私の頚を探している どこで嗅いだ?この薫りを 何も彼もを 擲げうってしまいたい この紅蓮の河に 朝を忘れるほどに 窒息するほどに 埋もれて 私は 赤毛の女に愛される 次は「麻袋」でお願い致します。
911 :
_ :03/08/06 03:58 ID:bMVD+FtA
912 :
名前はいらない :03/08/06 05:02 ID:R2JGdrcu
朝日が昇ろうとしている 生娘の唇 晩秋を迎える老人のコントラスト ついに日の目を見ることの無かった名も無き画家の作品を思わせる まもなく出航の汽笛が鳴り響く 古の移民達の命の糧 希望 未来を詰め込んだ その数だけの人生が潮風に舞う いつかたどり着くであろ理想郷を夢見て 次は『遺跡』でお願いします。
913 :
ひきにく ◆7MdTTlc2i2 :03/08/08 00:51 ID:N/b8WzXU
いま 遺跡は静かなようにみえて 過去と未来とで騒がしい 気の遠くなるほどの昔 ここには いまとそう変わらない笑顔とかのひとたちが いまとはまったく違うことばを頭のなかで動かして 変わりやすい毎日をしのぎながら暮らしていた 気の遠くなるほどの未来 ここでは いまとそう変わらない真顔のひとたちが いまとはまったく違うものを求めて 侵略するエイリアンとの戦いに明け暮れているだろう いまは ただ 夏草が揺れている ぼくは退屈な静けさに ありがとうと呟いた
914 :
ひきにく ◆7MdTTlc2i2 :03/08/08 00:52 ID:N/b8WzXU
次は「底」でおめがいします。
915 :
kamiru ◆aeug.wO/8g :03/08/08 02:15 ID:pqgTdVUi
ふりあおぐ天はどこまでも遠い 壁はぬるぬるしていて どっか近くでげろげろと 気味悪い吐息のにおい ぺたんと座り込んだつもりで べちょりと撥ねた泥がディスプレイを汚す へんに熱いお茶を飲みながら 幾億ものノードをたどり始める。 ほそい足が踏み続けた土は 今僕を囲っているが 幼い子のにおいはせず ただ ただカルキ臭いのだ お気に入りの音楽を ヘッド・フォン端子経由で 直接聴きながら ゆっくりと 幾億ものノードをたどっている。 ノードのひとつはここ そして隣へ また隣へ さらに とおく 円形に切り取られた空は いつまでも青く青く 知らぬ顔をして 天球に貼りつく光より きっと多いであろう幾億ものノードを 僕はずっとたどり続けてゆく。 ふりあおぐ天はどこまでも遠い。
【次は 旅の途中 でお願いします】
917 :
is :03/08/08 03:37 ID:HPXggH9d
こんにちは さようなら こんばんは それではしつれいします こんばんは、これからやまをこえるのです わかりましたきをつけます おまいりですか いえ、わたしはとくにあてもなく そうですね ではおきをつけて こんにちは ええ、もう会うこともないでしょう こんばんは さようなら こんにちは …… かえったられんらくします また会えますね ではまたいつか 良い旅を。 『てのひらに残ったものを』でお願いします。
それは 波打ち際に光る 優しい色をした 太陽の切れ端のような 硝子のかけらのようだといえば わかってもらえるだろうか 神が 光りあれと言った そのてのひらに 心の中 海にも似た そのイメージの波に いつしか 満ちた 母なるものは つつましやかに きらめきを 残す 一掬いの海水に 僕は 浮かんで ただ 思う 世界に芽吹き 生き果てる 僕を 感情の海に残り続ける その笑顔を そのてのひらに 残ったものを
次は「線路」でおねがいします
歩いてゆく道程に 線路があるのに気がついた 走っていた少年時代には気づかなかった 立ち止まっていた壮年時代になっても気づかなかった 倒れていた老年時代にも気づかなかった 死んでいた死後の時代にも気づかなかった 歩くことでしか見えない線路が ただ、そこに横たわっていた 歩いていた、 青年時代にしか・・・ 私は気づくことができなかったんだ 次のお題は「Ask Myself」でお願いします
狂い 悶え 先を見つめる邪気孕んだ瞳 痛み 苦み 手先に宿る覇気失う哀しみ わからないです 気持ち悪いです 水面から浮かび上がる大量の屍に寄り縋って 誰ですか? 問え 答えを 問え ただせ 問いただせ 見つかるはずもない 答えをか・・・ 次は「義理の弟」で
have you think your thing? do i think my thing? the altar of a mass communication laughing irresponsibly. "Also what? i don't know! ask somebody, It will not be necessary to think, take it easy." well, since i exist, you are required and since you exist, i am required. [* i need you *] like Yin & Yang, a distinction cannot be performed well, we will twine and suit in somewhere, or will not be connected anywhere, but breath will be carried out under such circumstances. so i think so much and become sleepy. please think the remainder. ask you yourself or your own ghost.
あうっ重複しちまいました; 上のは「Ask myself」に対してです 次は>921のお題「義理の弟」でお願いしますスンマソン ↓↓↓
「義理の弟」 なんなのでしょうか 貴方が他人だという思いと 貴方が同族だという思いとが 子供の飴の渦巻のように 貴方の呼び名に絡まっているのです きっとそれは 私たちにだけ 甘美で そう だからこの あふれ出る造花を差し上げましょう 無意味な制度に 姉としての心を融け合わせましょう 操り人形同士の会話 それはなんて純粋無垢でしょうか 原因は 過去は リアルな肉体は そしてその関係は 純化した二人にはただ 心かき乱す雑音 姉 あるいは弟という彫刻を 交換し合う 二人の間を 心からの造り笑顔 ソウ アナタヲ アイシテイマス と
次は「なきごえ」でおねがいします。
私は いつも 心の表面では 笑っていました 無邪気に無垢に その笑い声は この現実にも よくよく響き渡ったものでした それが届いた人たちの発する声が 嬉しかった 私は いつも 心の奥では 泣いています 古傷が疼いた時のように けれども その泣き声は 現実の 大気を揺らしていないから 誰の耳にも 心にも響きません きみがもし ぼくのなきごえがわかるのならば きみにもし ぼくのなきごえがとどくのならば ぼくもまた きみのほんとうがわかるのに 次のお題は、「捨てられない元宝物」でお願いします。
たとえば君がそんなに大切にしているその鉛筆。 たとえば君がそんなに大切にしているそのペットボトルのキャップ。 たとえば君がそんなに大切にしているだれかの写真。 たとえば君がそんなに大切にしている小学校のときに3日しか書かなかった日記。 たとえば君がそんなに大切にしている明日何時にどこどこで。 たとえば君がそんなに大切にしているそこで会う人物。 たとえば君がそんなに大切にしているその人からもらったブーツ。 たとえば君がそんなに大切にしている次はどこにいこうか。 ぜえんぶ捨ててしまえ。 部屋はきれいになってそれで電車はそこに通る。 たちまち「じゅーてーおん」と不快な「こーおん」が、君がつけてる人差し指の、 プラスチックのルビーの指輪を、壊して、壊、し、て、あ、し、も、とが、 白い白い米のとぎ汁でおおわれて、それを必死にティッシュでふき取れ。 次は「はんなり」で。
次スレキボンage
929 :
名前はいらない :03/08/11 17:50 ID:5nu0vSud
次スレには過去スレ載せて欲しいage
930 :
名前はいらない :03/08/11 22:11 ID:N4js6ksq
ゆっくり風が歩く 微笑む様に柳がそよめく その音は 朗々たる小川の流れと絡まって 彼女の 白い肌をなでる 艶やかな着物と 古ぼけた日傘が揺れる 薄い汗と薄い化粧に 同じく微笑と 少しの涼を含ませた 彼女は少し 暖かさを浮かべ 下駄の小さな 音は消え行く はんなりそよぐ 暑き暑き日
931 :
名前はいらない :03/08/11 22:13 ID:N4js6ksq
次は「飼い慣らされるということ」でお願いします
932 :
あらんどろん :03/08/12 14:23 ID:lAuPEmjz
何も見えない暗闇 繋がれた鎖 声も出せず ただひたすら耐える 心が悲鳴を上げている 同じ事のクリ返し 汚れたものに支配され そして同化していく 何度も何度も叫ぶ 誰にも聞こえない・・ 暗闇の中にきえていく そして同じことのクリ返し 次は「先生・・」でお願いします。
933 :
_ :03/08/12 14:26 ID:0LpTTteH
934 :
nao :03/08/12 18:13 ID:RW0lSCDG
先生‥教えてくれたかけ算 まだ覚えてるよ 先生、空が青いってことは教えてくれなかったけど 先生 私はもうこんなにも背が高くなって 先生、先生、どこにいったの どこにいたの もう一度叱って 先生 手をあげた私は教室に取り残されているの どうしてあのとき泣いたのかな まだ歩いていくのかな 校庭を走りたいよ鬼ごっことかかくれんぼして 校庭を走って 走り回って 帰ってテレビ見て寝たいの 先生。 ねえ、私また男の子に振られちゃった もう一度「子供のくせに!」って叱ってよ 先生、先生、 教室はもうどこにもない
お題を出し忘れていらっしゃるようなので、 次は文中から 「子供のくせに!」 で如何でしょうか?
ボクの少年時代。 ボクが言い放った言葉達。 透き通ってて、どこか寂しさからきてて それでいて、棘があって。 お世辞にも器用で繊細な言葉じゃなかったね よく、ボクは「子供のくせに、生意気言うんじゃない」って 怒られたっけなあ・・・ けれど、ボクは言いたいことがあったんだ。 一生懸命、言葉を捜したんだ。 わかってね、「ごめんなさい」って言ったあの日のことは。 不器用なボクを許してね。 ・・・それにしても、口元がにやけてたね。 「ボク、悪い子じゃないよ」ってボクが泣きべそかくの 本当はそれが見たかっただけじゃないの? ねえ、 あなたの方が、子供でしょう? 子供のくせになんて、馬鹿にしないでよね。 でも、叱ってくれてありがとう。 ――少年時代のかけら
937 :
↑続き :03/08/12 23:19 ID:vze7Y7GZ
次のお題は「スパルタ」でお願いします なんか似たような内容ですが。(藁
938 :
雫 ◆BjcoSFe8dI :03/08/13 12:49 ID:+gPdbJbM
す・ぱ・る・た 教育ママとか? そういうもん? 「もう!〜ちゃん!宿題しなさい!」 ってヒステリーの? 価値観の違いだけでしょう? わ た し を み て く れ な い スパルタ、なのかなあ?
939 :
雫 ◆BjcoSFe8dI :03/08/13 12:51 ID:+gPdbJbM
次は、【跡(あと)】でお願いします
940 :
シャア専用ひもぱん :03/08/13 21:18 ID:vKTdG20A
『跡』 足跡とか、 傷跡とか、 そういうのって残しておきたいって思う。 足跡とか、 傷跡とか、 僕は望んでいないのに消えて行く。 次は『ブサイク』でお願いします。
ワタシはブサイクな顔を持って産まれた。 アイツはブサイクな体を持って産まれた。 アナタはブサイクな心を作り上げてしまった。 カノジョはブサイクな言葉ばかり使っている。 カレシはブサイクな人しか好きになることが出来ない。 ブサイクって不幸な事だろうか。 ブサイクって幸福な事だろうか。 ブサイクって全てにおいてただの一面でしかなく、 多角形全てがブサイクだったとして、それは誰が判断するのだろうか。 そして、やはり それは不幸な事なんだろうか。 お次は「米」でお願いします。
942 :
名前はいらない :03/08/15 06:19 ID:RDBYFw2F
よっきゅうで しはかけないの おこめけんで ししゅうは かえないの くすん だれか としょけんと かえてくださぁい * つぎは「ん」で おねがいします。
943 :
山崎 渉 :03/08/15 11:48 ID:6uqIVx7n
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
「・・・ん」って 君が言った うつむいて はにかみながら そう言った それは優しさだと思ってた 幸福なのだと思ってた 「・・・・ん」って 君は 声にした 僕に届くと思ってた 二人を繋ぐと思ってた 言葉の浮いた 僕等は離れた はっきりとした 解はそこにない
945 :
ニイヅカ ハル :03/08/15 13:04 ID:DdBAtiAZ
次は時期的に「お墓まいり」をおねがいしまつ
それは誰のために? それは何のために? 傍から見れば本当におかしい風景 人様の残骸に石やらなんやらのせて その石に向かってこう言う 「ご冥福を」と 果たして死者達は望んだの? これが運命なの? いつか私もこうなるの? こんなにも冷たい物の下で 永遠の夢を見続けなくちゃいけないの? けれど、人はこう言う 「これが習慣だ」と それは、私たち生存者のエゴじゃないの? それでも私、雨上がりの「墓地」の前で 口から・・・ため息と・・・言葉・・・ 「どうか、安らかに眠ってください」と ――数十数回目の終戦記念日にて。 次のお題は、作中にもある時期ネタ、「終戦記念日」でお願いします。
age
サイレンの音とトモに 目を閉じて「黙祷」 あれは過ちだったんだろうか 正義の過ちだったんだろうか 一瞬でも彼らになれないかと思いを巡らせてみても やはり竹やりで戦闘機は落とせないし 誰かのために万歳をしながら死んでいくことは恐らく無理で 「記念日」と名がついてしまったその日は なんの記念なんだろうかと頭を捻る サイレンの音とトモに 目を閉じて「黙祷」 ほんの たった 一分間だけ (うーん、イイお題を無駄にしてないとイイガ・・・) お次は「千羽鶴」
折って祈って千羽鶴 火を付け燃やして灰になる 偽善善悪それ以前 するかしないかそれ問題 思いは無いかもしれないが けれど 彼らは折ったのだ 千羽鶴よ 彼らの偽善の祈り乗せて 届けヒロシマへ 思いを乗せて作られた 千羽鶴は燃やされ灰になり 広島の空に降り注ぐ 綺麗な「善」で作られた 千羽鶴はもう蘇らない せめて その代償<かわり>を作ろうと 彼らは「偽善」で在りながら 祈り祈って鶴を折る 不純な「偽善」で作られた 千羽鶴は今、「善」になる 折って祈って千羽鶴 火を付け燃やして灰になる 次は「四季」でお願いします
950 :
名前はいらない :03/08/16 20:51 ID:W0j49tVD
「四季」 うみに 波紋 砂時計 だらく 歯車 錆の粉 すりへる 鏡 蒸発 ビー玉 地球 砕ける 霧 丸い 熱 貧る 巡る 鼓動 てのひらに 季節 つぎは「VERY」
951 :
水の虫 :03/08/17 00:35 ID:f5SZKd8B
「VERY} 英会話にきてた吉田さんは勉強家だけど 耳がそんなに良くないのか お手本発音の再現ができなかった 仕事が過酷に忙しいらしく しょっちゅう遅刻してきてそのたびに ソーリーベリベリレイト と頭を下げた あのとき吉田さん独身だったんだねえ 可愛い奥さんもらって今や三人の子持ち この間特急列車に乗り合わせたとき お久しぶりですねと言ったら ベリベリロングタイムノーシー と言ってくれた 会社つぶれる前に転職しててよかったね これからも俺がやらない冒険いっぱいして 会社の不正人事や高血圧と いさましく闘ってくれ給うことを 次のお題は「壊す」でお願いします。
952 :
sai :03/08/17 00:40 ID:SnE7ranS
壊すは人で壊されるも人 人を産み落とすのも人.....。 次は「矛盾」で
953 :
清 :03/08/17 00:43 ID:SnE7ranS
「矛盾」 その矛でこの盾を突けるかい? 突けるものなら やってみるがいい さあ さあ
954 :
清 :03/08/17 00:45 ID:SnE7ranS
次のお題は「オンナノコ」
955 :
sai :03/08/17 00:53 ID:SnE7ranS
オンナノコとは女の子供と書く オンナノコとは言葉の表現の一つ 表現はオンナノコを欲する 男と同じ生き物である 一つに縛られない言語・・・オンナノコ 次の御代は「金・銀・小手」
956 :
清 :03/08/17 00:58 ID:SnE7ranS
「金・銀・小手」 可愛い顔してるくせに男になんて媚びないで 興味ない風な顔してる そんなキミが夢想の中の主人公
957 :
清 :03/08/17 00:59 ID:SnE7ranS
次のお題は「十代」
例えば俺が結婚しようって言ったら そりゃあ相当驚くだろう でも別にそこには紙切れくらいしかなくて 苗字だって変えないだろうし だからって家を即買うワケでもなく 人に知らせる知らせないだけで 中身になにかしらの差があるとは限らないけど なのにそこにはやっぱ驚くほどの差があるんだろう そう だから明日ハタチになりますってことになると 唐突に何か 比喩の対象が変わるように 段階の移行が浮き彫りになって そこに大人って言葉がせまって でも それ自身に俺は従う理由も意識も急かされる感じも無く いつのまにか なぜか そこに到達してしまうのだろうと思う 向かおうと思っても進めず いつの間にか足元で潰しているような 曖昧な目的へ向かう見えないスタートラインを 19の僕は そのうち 一握りの悲しみも持たず 染み出して だけど 砂時計のようにこぼれ落ちた その古ぼけた悲しみを いつか改めて感じられたら それでいいんじゃないかと ふと 思った
次は「熟れる」でお願いします
960 :
恭 :03/08/19 18:47 ID:wbTobJfd
熟れる 売れる 奴は初めて観た日から変わらず みんなの鼻歌の時間にメロディー吹き込んでく そんなのをちっちゃな瞳で追い続けてたら いつのまにか楽器抱えて町で気取ってら 熟れない 売れない 今はただ青く青く 何千兆何千億何千万回も 冬の支度もせずに歌えばアリさん方に認められるかな? 次は「刀」でお願いします。
961 :
名前はいらない :03/08/19 21:25 ID:myv9Ifmk
みな 走っている とびはねている じっとしている どの頭のなかでも 生きのこるための算盤がはじかれ 全体をみるもの 中心をつっきるもの それぞれすばしこく意表をつこうとして ひらりひらり 大儀はおれたちのあずかり知らぬところで うまれるか 捏造される どちらにせよ 目的は手段を正当化する のだろうか? 殺人の衝動すらない 反射に次ぐ反射 体がひとりでに動くのはほんとうだ 殺しあって 殺しあって 単純このうえないことだが 最後までここに いつづけたものが勝つ びょうびょうとふく風が おれをささえる 刀にからんだ腸がなびきほどける 業よ おれがつくりあげた死者よ 納得がゆかぬまま おれとともにあれ
962 :
名前はいらない :03/08/19 21:27 ID:myv9Ifmk
次は「皮膚」でお願いします。
私をいつでも優しく包んでいながら 私をいつでも束縛するもの 私を死ぬまで愛していながら 私を死ぬまで裏切り続けるもの 私を必要不可欠としていて 私が必要不可欠としているもの 短命であって、長命にみえるもの 私が守られながら守るもの ――肌色 次のお題は、「腋の下」でお願いします なんかへんな題だなぁ(自分で言うな
964 :
コタ :03/08/20 02:19 ID:hooqvoAs
「ヴィナスの恋人」 ヴィナスの腋の下に アドニスは顔を埋め いずれ 自分を ヴィナスから引き離すよう 運命づけられた あの 獣の匂いを嗅いだ ヴィナスは 知っていたのかもしれない 自らの中に 死がある ヴィナスの腋の下に アドニスは顔を埋め 互いの肌に 互いを刻みながら 陶然と 死の匂いを嗅いだ 次は「サンプル」でお願い致します。
965 :
名前はいらない :03/08/20 02:27 ID:NyC3Zrdu
966 :
麗黒子 :03/08/20 05:57 ID:L2EknWq5
出会い別れ行く人々 互いに有限の人生を与え合いながら 二度と会うこともなくいつか死んでゆく サンプルをばらまくように でも結果はいつも判らずじまい 人と共にする時間は常に変化し続ける実体のサンプル 次は「手」でお願いします。
967 :
無名の巨匠 :03/08/20 09:25 ID:yoigoR+U
>>966 「サンプル」で書いてたら先越された、、w
もったいないので出します。すまそ。
「サンプル」
生きながらえた モルモット
朽ち果てた ブルース・リー
1インチパンチがどんなに速くとも
ジークンドーが無敵を誇っても
崩れ行く崖の頂に 綺麗な花は無意味で
投与された モルモット
滅び去った ブルース・リー
天運に賭け試験管を選ぶのか
喪に伏せば永遠となりうるのか
生きながらえた 肉片
朽ち果てた 肉塊
生きた証しを後世に示せ
滅して人類のサンプルと化せ
生きながらえた サンプル
朽ち果てた サンプル
どもでした。次は手ですね。どぞ。俺のはスルーでw
「流れる時」 不意に握ってしまった貴方の手を 離すことが出来なくて 歩調も緩めながら 流れる時が遅くなるように 貴方の手を握る 貴方と目が合うと 視線を逸らす私に 困った顔を見せて 微笑みかけてくれた そんな仕草が嬉しくて 流れる時に 決して離れえぬよう もう一度 貴方の手は私を包み込んでくれた
次のお題は「鎖」で。
970 :
達人詩 :03/08/20 15:34 ID:1Xf3enHD
絶対にオマエを守ったるから 絶対にオマエを遠い所に行かせはしねぇから この鎖で 絶対オマエを放さないからよぉ 絶対オマエを鍛えてやっから この鎖で
971 :
達人詩 :03/08/20 15:35 ID:1Xf3enHD
次の御題は「うぶ毛」でお願いします。
消えてゆく・・・・ 減ってゆくのか・・・・ それとも元々無かったのか・・・・ 産毛は希望 努力の証 若狭の象徴
修正 若狭→若さ 次の御題は「若さ」でお願いします。
私の体を、魂そのものを包み守る弱々しいモノ。 微風にそよぎ、流れにそよぎ、それでも離れずに 私自身を守る弱く儚いモノ。 いつの日か感謝を忘れ、つまみあげ抜き去り燃やし尽くす。 炎にざわめく儚い命。 次も私の二の腕に生まれてきてね。 繰り返す輪廻転生、殺戮の宴。 次の御題は「ビックリマンシール」で
となりの席の ケンちゃんが 「ほら やっとあてたんだぜ すげえだろ」 って 今朝 わたしに とくいげに見せてくれたのは 銀いろのビックリマンシール よく知らなかったけど 「へえ すごいね」 って 言ったら ケンちゃんは にやっと 笑ってくれた そのえがおが わたしは すごく 好きで
今日のわたしのおやつは ビックリマンチョコ おんなじシール もし 出てくれたら 銀いろの キラキラシール ひたいにはりつけてみよう 「おふだ」みたいに そんで ケンちゃんのわらいかた まねしながら おひさまにポーズするんだ いつか ケンちゃんがやってた 「さいきょうヒーロー」のポーズ 駄目ぽ。しかも長すぎた。すみません。 次は「A4サイズ」でお願い致します。
977 :
名前はいらない :03/08/23 00:31 ID:eJt/3OE8
『A4サイズ』 書く事は特に無いね こうとしか書けない 紙のサイズなんかどうでもいいというのが本音なので・・ 次は『世界一の美女』という題で書いてね
978 :
名前はいらない :03/08/23 02:36 ID:sfPUR7Ab
んじゃオレが書くか。 「A4サイズ」 職場で統一したってよ おれの課B5用紙山のように持ってんのに ファイルもクリップボードも用なしだ 封筒もだ 資源の節約考えたら時代に逆行してねえか? 四角く包まれて行儀よく積まれているB5用紙 簡単に振られておれみたいだな 変なもん書いてスマソ。 「世界一の美女」よろしく。
「世界一の美女」 クレオパトラや楊貴妃や小野小町よりも綺麗なのはあたしよ 世界一の美女はこのあたしよ 無細工がどんなに努力をしても無駄なのよ 無駄な抵抗はよしなさいよ 次は「恋愛白書」という題で書いてください
突き当たりの交差点。そこは月あかりの分岐点。白紙だった誰かの心は、君が満たしてしまうのだろう。 恋愛白書はいつまでも、ゆらり ひらりと続いてく… 涙は枯れた筈なのに、ぽろり ぽろりと流れてく… 次のお題は『境界』〜
そこから先には行けない 向こうには私の愛しいダーリンと子供がいるのに・・ 境界線を破壊したい 次は『ナルシスト』〜
982 :
純♀ ◆Venus/0Oiw :03/08/24 14:30 ID:nH/Yn5IT
全て葬れたらいい そう願い 深い眠りに堕ちていたのに 白のベッドで目覚めて 現実に引きずり戻された 涙よとまれ 時は戻らない そんなの解っているけれど いつかの笑顔の日々が懐かしすぎて 隠れて涙していたきみも 今更きみの言葉が響いて 悲しみに狂った心 せめてこの手で終わらせようと ナルシストに幕を引く 次は「プライド」でどうぞ
おまえはなんにもないねといわれて なるほどと思った 虚勢もない 例えば犬にも誇れない おまえはなんにもないねといわれて なるほどと思った 意地っ張りに腹を減らすことは 誰かの嘲笑を買うだけで おまえにはなんにもないんだといわれて ふざけるな 殴りかかった 誰にも僕を規定させない 決められない ちっぽけなプライドだねといわれて そのとおりだと笑った 次「筋骨」
984 :
名前はいらない :03/08/25 00:53 ID:Gw/jP5St
たぎる たぎる 夏の暑さの中 巡る 巡る 血潮のうなり まだ走れる 陽炎にかすむゴール 風の中心を目指して 筋骨よ 信じられるただ一つのもの この身を支え 奮い続けよ 自らの肉体は決して自らを裏切る事無く 魂に応え続ける 鋼になれ バネになれ 風になれ 筋骨よ 勇気になれ 強さになれ 我は瞬間を制す 次「夏の終わり」
985 :
is :03/08/25 01:13 ID:fQ4gw71T
雲が細い筋になる 蝉の鳴き声が変わる プールの水が冷たくなる 宿題が背中を圧迫する 影が昨日より長い 空が次第に高い 友達が電話を掛けてきた 君がどこか遠くの町に帰った ぼくは階段に座った お父さんが風鈴を仕舞っていた 北半球ではそうだった 南半球では冬が終わった 北半球でぼくはやっぱり夏休みの宿題に追われている 次は「夏の夕立」で。 そろそろ次スレでしょうか?
986 :
水の虫 :03/08/25 02:29 ID:qS95KVz0
「夏の夕立」 雨の色がみるみるうちに あたりを塗りつぶす はじける音さまざま 水たまりがさざめいて泡立ち 熱気の名残とアスファルトの匂いがたちのぼる おおつぶの雨と ぬるまっこい強風にあおられておれは見る この地面に 生きるものとそうでないものの足がついては離れ 体や声やほかのものを運んでくるのを
987 :
水の虫 :03/08/25 02:31 ID:qS95KVz0
まだまだ暑いので、次は「海風」でお願いします。