泣ける超短編作を披露するスレ＠（ＴoＴ）

このスレは、「泣ける超短編作を披露するスレ」です。

コピペでも何でも構いません、たまには泣かせてください。

例えば、デジカメの母さんとか。

弐！

自スレでおととい作ったやつです。「この程度で泣けるかヴォケ」とか言われるのかな。
このスレ　評レスとかつくのかな？
<ぬくもり>
やさしさをおもいだした　
おぼろげなきおく　かすれた声と　おおきな手
それと　たしか　ミートスパゲティー

よく　本を読んで聞かせてくれましたね
「今日のお話」　きらきらしたじかん　「続きはまた明日」　
あしたになんかならなくてもいいっておもってた

僕の手が大きくなって　謝りたいことばかりです
これからもきっとそう　
けれど　いつか言おうと思う
きっと　何回目かの明日言える言葉

ほんとうに
ほんとうにほんとうに　ありがとう　
かあさん

http://members.tripod.co.jp/umibenomakigai/index.html

虹を見つけて
手を伸ばした
けど虹は、溶けるかのように消えてなくなった
私は触れることなく
その場所を見ていた

その虹が君のようだと
思った。その瞬間に
生暖かい雫が頬を伝った…
その虹は
二度とその姿を見せなかった…

だから…
これは君じゃないと
必死で言い聞かせている
自分がそこにあった…

　　　　　　　ねえ…神様…
　　　　　　　　　お願いです…
　　　　　　　こんな虹の様に
　　　　　　　　　　あの人を奪わないでください…
　　　　　　もし…神様が本当に居るならば
　　　　　　　　　そんな事くらい簡単だろ？
　　　　　　　これは、私のせめてもの願い…
　　　　　　　　　　ねえ…神様…お願い…
　　　　　　　私から、あの人を…
　　　　　　　　　　こんな虹の様に…
　　　　　　　　　奪わないで…
　　　　　　　　　これは私の…
　　　　　　　　　　　せめてもの願い…

初めての詩です！！！
下書きとかそんなめんどいの一切してません！！
感想まってます！！

>>3
>>5
う〜ん、僕が想定していたジャンルではないような気がする。

片腕亡くした女のコ
右足の無い男のコ
川沿いのｼﾞｬﾘ道を歩く
手を繋いで

無差別な温もりで繋がれた
点と点
それを空に振り上げる
連結された絆の隙間から
橙色の光が漏れる

暮れかかる夕陽の向こうに
何かを見つけた
何を？

取り戻せない未来を補足する
不安定に歩く二人の今日を
見つけたよ

フラリフラリ行くあてなく
歩き続けて
歩き疲れて
真冬の夜に二人倒れこんで
泣き笑いした
繋いだ手は離さず
夜が明けるまで
無言で二人
星の数を唱えて眠った

機械音痴の母がデジカメを買って来た。
どうやら嬉しいようで、はしゃぎながらいろいろと写してた。

何日かしてメモリがいっぱいで写せないらしく
「どうすればいいの？」って聞いてきたが
「忙しいんだから説明書でも読めよ！」とつい怒鳴ってしまった。
さらに「つまらない物ばかり写してるからだろ！」とも言ってしまった。
そしたら「ごめんね・・・」と一言。

そんな母が先日亡くなった。
遺品を整理してたらデジカメが出てきて、何を撮ってたのかと気になり
中身を見たら・・・そこには俺の寝顔が写っていた。

涙が止まらなかった・・・

僕が欲しいのは、こういう作品。

ポエム板で言うのもなんだけど、ポエムは言葉を圧縮してしまうので
作者の意図を読むのが難しくて僕には解らない。

おとといはセントヴァレンタイン♪
今年も相変わらず
いっぱい貰えたよ〜(ﾟ-ﾟ)
おっきいのから
ちっちゃいのとか
有名どころのやつとか
手作りのもあるかな
スキとか嫌いとかよりも
なんていうか
僕のこと気にかけてくれてるんだって
そう思えて
とっても嬉しいのだ〜〜！

こんなにいっぱいのチョコ
今年も貰えなかったはずの
あいつらにあげちゃおうかな
ひどい奴だと思うかな？
嫌味かな？
唯一もらったチョコが男からの
なんの感情もこめられていないチョコレートなんか…

でもｵﾏｴﾗ！
気にすんなよ
実はオイラも
ｵﾏｴﾗと同じだもの
ここにあるいっぱいのチョコ
おいらが自分で買ったり作ったりした
ニセモノなんだ
今年もチョコはたったの一つももらえなかったさ


おかあさんが買ってきたちっちゃなチョコを貰うまではね

>おかあさんが買ってきたちっちゃなチョコを貰うまではね
少しだけ近付いて来たかも。

>>12
まだカタルシスが足りないみたいね。
けっこう難しいね。
なかせるのもw

>>1で、「泣ける超短編作を披露するスレ」と言っておきながら
>>9は、はたして'超短編作'と言えるのだろうか…

ちょっと長いかもね。

４歳の頃、祖父が死んだ。葬式に出て出官の時に「これからどこにいくの？」と
訊ねた私に「おじいちゃんを焼きに行くんだよ」と父。何の事だかさっぱりわからず
寝てしまい。気が付くと家に。しばらくして「ご飯よ〜」と母。で、その時のメニュ
が豚の生姜焼き。急に感極まった父が泣きながら食っているので、その肉を間違いなく
おじいちゃんだと思って食べはじめた私。祖父が大好きだったので、私も泣きながら
「おじいちゃんおいしいね」と言うと父はさらに激しく泣き始めて、母が「おじいちゃん
みえるの？」と私に聞くので、目の前にある肉が祖父だと確信している私は「おじい
ちゃん目の前にあるよ」と答えると両親は二人で泣き出し、私も泣き出し、どうしようも
ないお馬鹿家族状態に。（豚の生姜焼きは祖父の大好物だったのをしるのは１０何年後）
それから肉が我が家の食卓に上がると私は決まって「だれ？これだ〜れ？」と聞いた
そうだ。そのたび母は「だれじゃないでしょう・・・な〜にと聞きなさい」と小言。
本当に恥ずかしい話だが、小学４年位まで肉は全て人肉だと思っていた。なぜか
給食の肉？（南蛮鯨）はベトナム戦争の犠牲者だと思っていた。だから手を合わせて
いただきますと言うのだと思っていた。

>>16 イイ話しだ･･･

全然泣けん

ふとね、夜中に原付で母校の近くの駅に行きました。
卒業してもう４年。訳があって、もう演劇部には顔を出せなくなってね。

この駅は糞田舎によくあるような、ＪＲの無人駅。何の特徴もない。
けど僕の特別な、特別な場所。
自転車通学だったけど彼女を無事、電車に乗せるためホームまで送っていって。

全国大会に行きたくて、何もかも捨てて部室に通った。
その夏はやたら暑くて熱くて。一番幸せな夏だったんだ。

真冬の夜空の下、駅の蛍光灯はあの夏の夜みたいに光ってた。
歩道橋の真ん中から線路を眺めて。ため息を付いて。
息は白く舞った。

あんなに突っ走ったのに。

あんなに楽しかったのに。

あのころの仲間とは会えない。もう一緒に「芝居」できない。
悔しいなぁ、もっと、もっと夏が続いてくれればよかったのに。
もっとがんばれたはずなのに。

僕は今一人、足の下を通っていく電車を見送る。
じゃぁいくねと、おでこにキスをしてくれる人も、芝居だけ考えて生きてる馬鹿な仲間も、
もう、いない。

夏草や　強者どもが　夢の後、か
今も、大人になりきれない夏服の僕が
この駅で一人、あの夏以来こない「夏」がくるのを
じっと待ってる。

春になったら、この町を、でる。