何故俺は
裏山でマスをかかなければならなかったか
理性-
もう二十年以上も前か
あの頃はまだあの裏山にも
野生の狸や狐がいた
トトロとか何か童話に出てくるような適当な生き物や
生き物でないものたちが
連なってゆらゆらしてたり
おのおの消えたりぼっーとしてたり、
秘密という言葉を学校で習うまえ頃
裏山には龍の住むほこらがあって通った
北朝鮮から流れてくる品物を大人のギャングたちは辺りに隠していたし
子供のギャングたちもまた別なものを辺りに隠した
両方とも後になって見つからなかった
つづく
咳をしろ!
咳き込め!
体調の不良によって
体調に戻ってくることが出来るから!
鏡を見ろ!
そこに自分がいたら法律を守れ!
視界とは蜜の味である。
ある信じることと見えることのトリックによって
龍の住むほこらは彼らから守られた
街でかなたを見つけたら
チンピラと肩がぶつかって殴られて
現実に帰って来い
それは地球の優しさだ
>>927 何もしていませんよ、
みんな僕の頭のなかで起きている出来事です。
>938は、395のつづきではなかった。
野生で負けたものは人間を志願した
簡単に言うと喧嘩とSEX
まず俺はジュラ期に
そうして次にアトランティスの少し前の何とか時代とその後
んでこの前、中一の夏休みに負け
志願した
だが俺を含む大抵の者は人間になっても負け続けた
違うかも知れないが俺にはそう見えた
例えば夏休みが終わって新学期が始まると
隣の席にいたキムチやニキビが
TVに出てくる女優のようになって
春の風に吹かれる樹木のようにざわざわしているのは
大阪から来る転校生の噂話だけでもない筈
金や銀の剣を構え
銅や鉄の鎧を着て
アルミやハッポースチロールの盾を持った者たちが
我々一行の行く手を塞いだ
金や銀は夜の闇にピッカリ光って
とても強そうなものに見えた
揺るぎようの無い迷信のようにも見えた
やがて彼らは一枚ずつ服を脱ぎだす。そうして裸になって泣いてしまう
後ろのほうでおじいちゃんが言った
なに?それ?必殺技?ビーム出すのおじいちゃん?
子供が言った
言葉は魔法だよ子供、我々は詩人だ、お前は詩人の子供だ、お前は言葉を扱うんだ
どこからか声がした
雷がなり
あらゆる種類の龍が飛び交った
「ポエムの騎士」
涙を流すな
それが現実になる
先進国での生活は真夏でも最低上下に一枚ずつ
布を羽織らなければ成らず苦労した
鼻腔から1mmでも
体内環境正常化の為の対外物除去進入防止装置(簡単に言うと鼻毛)が
出ていればこれもアウト
宇宙は今も膨張し続けているというのに
僅か1cmの鼻毛が、我々の生活を台無しにしかねない
まぁこんなものは序の口でその他様々ないい加減な成り行きで
うんとも寸ともいえないようなストレスに日々晒されていたワケで、、
そうしてエロスだとかそれに付随する家賃だとか
何か価値があるんだか無いんだかわからない幾つかのものが我々に与えられ
俺たちは毎週ヤングマガジンのグラビアを見たり
髪型を整えたり
無造作ヘアにしたり
ソフトモヒカンにしたり
あとは煙草を吸ったり寝たり輪ゴムを拾ったりしめじを食べたり
泳ぎに行ったりした
夏の海はとても気持ちがいいものだ
ヌーディストビーチとか行ったことある?
俺は無いな
行きたくもないな
いや一回行ってみたいけれど
やっぱなんつーか、女の子には洋服を着ていて欲しいものだよ
最低上下に一枚ずつ。
ポエムの騎士「詩の学校」より
皆よく詩を書いたが、
ほとんどの者たちは
自分たちが何を書いているのか
分かっていなかったので
そこに魔法は現れなかった
でも小鳥がピーチク鳴いたり
小川がせせらいだり
割とのどかな風景であった
たまに嘘の魔法を信じさせようとする生徒も出たが
最後には皆で笑った。
そこには魔法は現れなかった。
ポエムの騎士「現代」
今でも街で、
たまに魔法を見かけることがある
小さな青い炎を吐いている龍のような少年を、練馬の鑑別所の近くで見かけたことがある
彼がそらを見上げたあの瞬間を
私は仕事の帰りの車のなかで見つけた
或いは大輪の花を頭の上に咲かせている少女が、アルタ前を歩いていた時には
この目を疑った
彼女は今まで会った99.999lの人間に馬鹿にされ、蔑まれていただろう
両手の手首と足首と顔の下の首はズタズタに切られて血だらけだったし
オマンコもぼろぼろで臭くて一番大きく広げられていたし
デブだしブスだしホント頭悪いしなんかサイテーっぽいのに
彼女の頭の上には、
花が咲いていて
虹が吹いていて
無邪気なピーナッツ娘や
小さいほうの可愛い天使たちがコロコロと笑っていた
例えタモリとその聴衆の多くの人が
「そうですね!嘘ですね!」と激しく同意しても
俺はたまには酒に酔っ払ったりしたら「ほんとですよ」と
友達に絡んだりもしたいものである。
カントやマンコについての本を持って
彼らは遠路はるばる私を尋ねてくるのである
トントンといった具合だ
或いはピンポーンといった具合に
すいません、申し訳ないけれど貴方は間違っています。今朝の日本経済新聞の社説がソースです、逮捕します
といった種の趣向だ
俺はとてもいいところだった
とってもいいところだ
かつては俺がニャンと言えば彼にはフッーと返された
そう、友達から預かった猫との関係が上手くいかずに
暫く仕事にも行かずに俺は落ち込んでいたのだが
ある餌と人間の忍耐強さに関するテーマにおいて
今彼と新たな関係を築きあげようとした時であった
彼が爪を立てながら「淋しい」と言った声を聞いた時であった
兎に角本を読むことだ、
と先生は言った
彼は世界について
誰かに翻訳してもらわなければ読み解くことが出来ないんだと
自身たっぷりに俺等に言うのである
彼が世界に必要とされない一番の理由は何か
彼が彼自身を必要としていないからである
酸素でほとんど腹いっぱいなんだ
光や炎を吐く奴ならまた別だが
他人の二酸化炭素なんてものは俺の趣味じゃない
ヒーローが悪の秘密組織と戦ったあとにブロンドの美女とオマンコしてる夜に
路地裏で殺されるホモの役をするのは御免だ。
小4の時から二十六年間
毎日のように酒を飲み続けて
やっと俺は分かった
最近変だった
いつもちょっと分かりかけていた事だったが
ようやくはっきりしてきた
例え酒をどれだけ飲んでも
どこにも行けないということ
そう、次の日が必ず来るということ。
次の日とは何か、
一切の種を撒くことと熟すことについての秘密かも知れないし
950 :
都立家政@ ◆MD76fFko5o :03/08/05 17:45 ID:kZKdWqlo
押入れで
コンパスを握り締めて
絵を書く
トタン屋根に雨粒が弾く音が
聴こえる
雨が降っているのに
押入れに居れて
僕は丁度いいとこに居るなあ、
って思う
もっといっぱい
風が吹いたら
お家が壊れるかも
知れない
だけど僕は
丁度いところにいるから
多分、
安心していられる。
951 :
都立家政A ◆MD76fFko5o :03/08/05 17:46 ID:kZKdWqlo
テレビの部屋で
お父さんがお母さんを殴っている
倒れたら、
蹴りをいれる
お母さんはもう学んでいる
声を殺して、遠くを見るんだ
絶対泣くな
絶対刃向かうな
神様はいつか、きっと許してくれるから。
僕は
台風一家の
家族構成について書く
コンパスを
握り締める。
952 :
都立家政 ◆MD76fFko5o :03/08/13 17:27 ID:DlwCoWMr
キリストを殺したのは誰だ?
世界を常に支配しているの誰か?
日和見主義者だ!
953 :
山崎 渉:03/08/15 12:06 ID:5TkIaFn9
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
954 :
都立家政 ◆MD76fFko5o :03/08/18 13:01 ID:TJ5XUWWh
人生には二つの時間があった
ヤってる時と、
そうでない時だ
そして大抵そうでない時のほうが多かった
そうでない時には眠ったり、洗濯機を廻したり、目覚まし時計を壊したり、喧嘩したり、ニュースを見たり
働いたり、目薬を指したり、目覚まし時計を買いに街に出かけたり、街をぶらついたり、前を歩く女の尻を見たり、乞食を見たり、詩を書いたりした
大抵はどうでもいいような
ロクでもない時間だった
だがロクでもない時間の中にも
たまに大切なことがまぎれていた
しかしそれはほんとに「たまに」だった。
955 :
都立家政 ◆MD76fFko5o :03/08/18 16:57 ID:E3PnI1l2
成る程彼は気付かなかったのだ
大抵の者たちがそれに気付かずに一生を終えるということを。
当時俺は詩が出来るたびに一駅乗って子鉄のアパートを訪ねた
子鉄は大抵お茶やビールといった冷たい何かを出してくれた
TVでは甲子園中継をやっていた
徳島商業対作新学院だった
安っぽいどうでもいい風鈴がチンチロリンを言っていた
確かにいい詩だが、、
いい詩だが?
1ストライク2ボール
1ストライク3ボール
2ストライク3ボール
なんつーか、詩が出来る度にイチイチ俺に見せにくるな!俺だってやることがあるんだ!お前の為に俺の時間を裂いてやってるんだよ俺は!表現者はテメー一人だと思うなよコラッ!!
誰かが誰かの投げたボールでホームランを打った
一斉に、
このタイミングを待っていたかのように蝉が鳴いた。
当時俺は詩が出来るたびに一駅乗って子鉄のアパートを訪ねた
子鉄は大抵お茶やビールといった冷たい何かを出してくれた
TVでは甲子園中継をやっていた
徳島商業対作新学院だった
安っぽいどうでもいい風鈴がチンチロリンを言っていた
確かにいい詩だが、、
いい詩だが?
1ストライク2ボール
表通りをアイスクリームのおやじがベルを鳴らして走り、
俺は煙草の火を消して
どうでもいい風鈴がまた鳴った1ストライク3ボール
流れる汗もそのままに子鉄は煙草に火つけ、
俺は子鉄を睨む2ストライク3ボール
なんつーか、詩が出来る度にイチイチ俺に見せにくるな!俺だってやることがあるんだ!お前の為に俺の時間を裂いてやってるんだよ俺は!表現者はテメー一人だと思うなよコラッ!!
誰かが誰かの投げたボールでホームランを打った
一斉に、
このタイミングを待っていたかのように蝉が鳴いた。
当時男の子たちの間では
無精ひげを少しだけはやしてみたりするのが格好良かった
ダウンタウンの松っちゃんなどもしていた
簡単に言うと野生を少し整えた感じが格好良いのである
まぁなんつーか当時に限らずとも流行とは
例えばbigbangの直後の頃からでもそんなどうでもいいようなことを中心として形成され為されていたわけで
そして、そんなどうでもいいような事の多くは
イイ女とヤる為にはとても重要だった。
「温泉旅行」958連鎖
つまらない温泉の村などに行けばくだらない女が寄ってきて、
男はどーせ女の顔しかみていない、男はどーせ女の体しか見ていない
とたまに絡んできて激しくうっとおしかったがそれは
つまらない村に行った俺のせいなのだろう。
つまらない写真を撮りたいだなんて思った俺がいけなかったのだろう
つまらないことが芸術だ、なんて学会で発表した俺が悪かったのだ
そんなことは、とても傲慢な贅沢なよくない行いなのだ。
俺はどこにでもいるような奴
常に平均を行く
良い所も悪いところも無く
要するに凡人
俺に才能なんて無いね
なのに親はこう言う
あんたには
才能あるんだから 信じてるから
出来るから
信じなさい 自分を
……無理だよ
おれにゃ無理だよ
偶然私立に通っただけ
そりゃ頑張ったさ
才能ある?
信じてきたさ それだけに
壁に当たった時はつらいんだYO
俺に才能なんて無いね
壁を超える気力も湧かない
イヤダイヤダイヤダイヤダ
…聞いてくれてありがとう 俺って弱虫だろ
多分これが俺の生きた証
才能厨の言ってたのは正しいよ
さようなら
>>960 作中の「才能」が一体何の才能を指しているのか分からないけれど、
多分人生の目的は何らかの才能の有無ではなくて
多分幸せになること、楽しくなること、安心したりわくわくしたりすることだと俺は思うから
何を悲しんでいるのかいまいちピンと来ない。
何が言いたいかと言うと、要するに君の人生は始まったばかりだ('∀`)
いつも二人で愛を語っていても
一人になった途端に
酒とヴァーチャルな女に溺れる僕は
世界の酸いも甘いも全く嗅ぎ分けておらず
谷に落とされた獅子の子みたく
ぐるぐると
円形の底を這い回り
そして君に再会したとき
また未成熟な愛を語って
君とまぐわるのだろう
>>962 猫の砂を買いに街をぐるぐるとまわてきます。
「子供の晩年・一」
酔っ払った父が母を犯してる
母が「ごめんね」と言って可愛そうな顔をして俺をみる
父は、父は陽気なもんだ
父は腰を振りながら俺を見てニカッてする
俺は布団のなかから顔を出してVサインを送る
ほとんど大人を騙ししまう作り笑いを
四歳の頃には完全に身につけていた
酔っていない時にはやさしい人であった
自転車でよく嵐山に連れて行ってもらった
バス亭に割り込みをする若者を注意するような人であった
よく酒を飲んでよく血を流して帰ってきた
よく母は蹴られたり殴られたりしていた
俺はそんな時いつもどうしていたか?
びぇんびぇんと泣いていたのか?
子供部屋の押入れに隠れていたのか?
俺は、
俺はただその隣でテレビを観ていた
「子供の晩年・二」
父は定職に就いていなかった
ハイセイコーの仔、カツラノハイセイコの馬券を買うのに、よく京都競馬場に付き合った
儲けたら好きな玩具を買ってやると言って、
うきうきした感じで俺の頭を撫でた
俺は作り笑いで父を見上げた
欲しい玩具など無かった
今日一日何も起こらなければいいなと思った
父は自称芸術家であった
のちに自殺した。
「子供の晩年・三」
なぜ仲間たちは卒業してしまうのか?
なぜ族を引退してしまうのか?
なぜ全国統一を諦めてしまうのか?
なぜ国家を攻めずにナンパばかりしているのか?
なぜ一緒にカッティングしたファイヤーパターンのCBXをくだらない後輩に2万で売ってしまうのか?
967 :
都立家政 ◆MD76fFko5o :03/08/20 01:08 ID:7UM9nS72
「子供の晩年・四」
例えば100mを8秒で走ったら、愛されるか思って注目のスターかと思って
7秒9で走ったら
まわりには誰も
いなくって、
真夏の運動場には
桜と雪が同時に降ってきて、
見上げた。
今までほとんど俺だけの為にこのスレッドを使わせて頂いて
ありがとうございました。
969 :
名前はいらない:03/08/20 01:51 ID:LLc9nDkx
治安に最大の脅威は
人口比率で僅か1%未満に過ぎない在日韓国人(朝鮮人)が
刑務所の囚人の比率でなんと3割を占める。
また、以下に示すとおり、最近国内で発生した凶悪犯罪の大半が
韓国・朝鮮系の人間による犯行である。
いかに在日韓国人が日本の治安を脅かしているかが判る。
●麻原彰晃 @オウム真理教
父親が朝鮮籍。ちなみにオウムの幹部には在日が多数
●織原城二 @イギリス女性強姦殺人
元在日朝鮮人で大学在学中に日本人に帰化。家族は本人以外全員朝鮮籍
●宅間守 @大阪池田小学校の児童殺傷
朝鮮人部落出身の密港在日
●東慎一郎(酒鬼薔薇聖斗)@神戸の首切り事件の犯人
元在日 帰化
●林真須美 @毒入りカレー事件
元在日、帰化人
●関根元 @埼玉の愛犬家連続殺人事件
【おまけ】
●キN原加代子 @遺伝子情報スパイ
●キN允植 @韓国人の強姦魔
日本で主婦を連続強姦 被害者数100人以上
●Rイ昇一 @韓国人の強姦魔
「ガキの使い」語り140人以上の少女を強姦
日本語で詩を書けるくらい、他人の目を意識していれば大丈夫さ。
詩とエアロビクスの考察というお題で書けと言われたので
俺はエアロビ全国大会の会場にいた
ステージでは痩せたおばさんが股をひろげてにこにこしていた
絶対に使われないアクエリアスのCMという感じだった
サンガリアなら使うのかも知れない
熱気むんむんという感じで
みんな敵チームにもすごい声援を送っていた
黄色い声や歓声や「がんばれー!」とか色々
敵チームにも声援を送るという行為に俺はショックを受けた
こいつらはみんな仲間なんだ、と思った
ちょっと宗教ぽいと思ったが、そんなことは外の世界も同じだろう
痩せたおばさんが腕立て伏せをしながら笑顔でいちいちこっちを振り向いた
会場から「ナイススマイル!」と声が聞こえた
俺は股間を見ていた
俺は女の敵だ、という言葉が浮かんだ
俺は人間の敵かも知れない、と思った
前々から悪魔のようなものや法律で違反されたものが
自分のなかにいたのは分かっていた
うまく知らないふりを続けてきた
みんなと似たような服を着て歩いた
たまによくない時があった
俺は、
女や人間の敵であるかも知れないってことを
ちゃんと口に出してみんなに言わなくちゃいけないのかも知れない
それが自分の態度を示す、ということかも知れない
態度を示すということは怖いことかも知れないし
だから僕はずっと、詩人になれなかったのかも知れないな
股間をずっと見つめていたら
そのうち何も見えなくなってしまった
太陽みたいに。
都立さんが詩作モードに入ってるところを邪魔したくはないけど
あなたはもう間違いなく詩人です。
けどそれはあなたの一部でしかないのかもしれませんが。
詩とエアロビクスの考察というお題を出されて
エアロビ全国大会の会場でそんなことを考えている人なんて
この国にそう何人もいません。
そんな人はもう、詩人です。
目をつむって押入れを想う。
一生涯そこで詩を書く自分を想像する。
心配とは何か?余計な心配ってこった、誰かが俺の肩を叩く
俺は震えている
大抵詩を書くときも朗読をする時もだ
震えている
怖い
こわい。
976 :
完:03/08/22 00:31 ID:D7L2U/8y
目をあける-
最初に光りが見えて
次に股間が見えて
痩せたおばさんのどうしようもないスマイルが見えた
オーケー!フィニッシュ!
どこかで声が聞こえた
オーケーフィニッシュ!ナイスフィニッシュ!
会場のあちこちから声が聞こえた
やせたおばさんは股間を開きながらものすごい笑顔で俺を見つめていた
俺は目を伏せて泣いた。
977 :
完:03/08/22 00:34 ID:D7L2U/8y
>>974 ありがとう。
自分で自分をずっと認めていなかったのかも知れません。
なぜ今日UFOが降りてこないんだろう
むかつく。
「現実逃避」
出来るならば本当は
現実などと
戦いたくはない
一行目を書き始めたら
次の行を書いて
何となく
巧い事完成させなくちゃならないと
思うかも知れない
たまにそういう事から
逃げ出したくなる
次の行を踏み出すそれは
たとえば俺のなかの
何者なのか
例えば掃き溜めのような世界で
純粋なまま
存在しているようなものが
あれば
それは激しい
エゴイズムだ
純粋であるということは
なんて、
醜いんだ
あんまりにも皆が素敵だし、詩的だ
全員。
全部。
だったらもう俺は
何を詩にすればいいのか
分からなくなってしまったな
したらばそれはありのままを描くとすると
俺の書いたものは
すべて詩的に
なるってこった。
なぜ今日、UFOが降りてこないんだろう
むかつく
なぜカムパネルラだけ
勝手に
ひとりで
どっかに行ってしまうのか
世界中の全ての朗読会で
出入り禁止になった伝説の男がいた
まだたった小さな俺の脳みそのなかでの伝説でしかない