書いた詩・・評価してあげるよ? Part9

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14th ◆HdqTLODCXU
評価します。

★☆このスレに書き込むときのお約束☆★
 いつもステキな詩を提供してくださってありがとうございます。
 このスレは常時、数少ない批評家さんの『ご好意』によって成り立っています。。
 あまりたくさんの詩を書き込むと、批評家さんの負担になってしまいますので、一人一作品程度でお願いします。
 推敲に推敲を重ねた作品を提供していただければ嬉しいです。
 そして、できれば、詩人さんにも他の方の詩の批評をお願いいたします。
 名無しでメール欄に「age」でもかまいません。
 宜しくお願いします。

【常時】求む!批評家!!【募集】
 貴方のレスが、このスレを活性化させます!

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24th ◆HdqTLODCXU :02/11/25 03:10 ID:7Cs6qSh7
わかることとFinを手に入れたあとのフォローにひじを付くポーズも たよるものの何も無いときの地球のころがりまるさと真白い惑星の1ッコくらいありそうな不確定性放つ暗い空の向こう見ずも
3名前はいらない:02/11/25 03:21 ID:jtVgXjWU
おっちゃん
次スレたてる時は是非「評価」を「批評」に変えてくれ
これからまた約1000までの道のりで、うっかり忘れるかもしれんが……
それでも「評価」じゃなく「批評」に変えるべきだと、前々から思ってた
すっかり、間に合わなかった忠告が虚しい……(鬱
44th ◆HdqTLODCXU :02/11/25 03:31 ID:7Cs6qSh7
>>3 よぅ 8:30〜2:00休日仕事終了記念さ   批評は『命がけスレ』で行われていればいい。あそこもっと能書きとか世相批評加味も込めても
いいかと思う。あそこで若い人がいい感じで煽られればいい。  ここはいいよ Part3〜4の間が楽しかったからその思い出をひきずっているだけ
5名前はいらない:02/11/25 13:20 ID:yKg2/a4z


叫んで生きるばかりだ セックスによって物を食い 老いていき死ぬばかりだ
6夕暮れ ◆wF5247DYNw :02/11/25 20:09 ID:V+f06BxE
「世界は広い」
こんなはずじゃなかった・・・
きょうも僕は後悔した。
自分の予想を裏切った出来事が起きたから。
でも、そんなこと世の中にはいっぱいあるんだよ。
自分を認めてくれる社会がそこにあったとしても、ほかの社会じゃ認めてくれないかもしれない。
当たり前だ。世界は広い。
そんなことも気づかなかったのか。バカだな・・・
74th ◆HdqTLODCXU :02/11/26 07:12 ID:ZZPdMNSq
寒いのと踏み切りのレールの太い鉄の冷たさを踏むのと言葉を今残していくこと あわせて0.4度くらい温度上昇の抵抗
8クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/11/26 07:40 ID:5fXOXfGj
「歩道橋」
 潔癖には違いなかった。
 僕は、背中の骨が気になる。
 体毛を少しでも逆立てたくはない。
 何度も散歩に出かけた。
 タクシー会社。
 僕は全く、何にも依存していない。
 内臓が割れて地に伏しても、気になんかしないに違いない。
9j:02/11/26 12:27 ID:KQj6WWKr
>>1誤解がある様で腑に落ちません。「j」名義以外の書き込みは「j」ではありません。
心あるならば返事待っております。
10散歩人:02/11/26 12:33 ID:f/pmf2+U


月夜に橋を渡る親と子よ
冷たい掌に包まれた大地を旅する者よ
決して物言わぬその口に
いつの間にか笑いを憶えたふたり
谷間を見下ろし笑な!
何故だ
誰かを恨むからか
誰かが憎いからか
誰かに哀れまれたからか

黄色いちょうちょが飛んでいた時
ポピーの花が咲いていた時
青空の下で眠っていた時
はしゃいだ赤ん坊に気がつかず
死体をくわえた赤ん坊に気がつかず
青空の下で眠っていた時
笑い声が聞こえずに眠っていた時
その頃は その時だけは
幸せではなかったのか
幸せではなかったのか
11散歩人:02/11/26 12:34 ID:f/pmf2+U
(つづき)

乾いた死体の上に唾を吐く天使よ
その向こう側に立つのは
泣いている盲の母だ
天使よ 肩を抱け 導いていけ
ありがとう
しかし 女は赤ん坊を求める
橋の上を這い回るともがらを求める
しかし 女は泣いていたのだ
天使よ 飛び立て 月へゆけ
乾いた死体の上に唾を吐く天使よ
彼女を救うのだ

間もなく赤ん坊も
君の唾を受けるだろう
けれども
君は間違ってはいないのだ
君は間違ってはいないのだ
12DETH:02/11/26 12:35 ID:wRdSvodw
「眠りについて」
目が覚めると僕の上の方 水面が揺れて見つめていた
見上げた僕を・・ただ
花が浮かぶ水辺は染まり 花弁も僕を見つめる
届かない僕を・・・・
I'm sinking....望まれぬまま
水面は遠く・・・花に触れられない
光は何処か・・・逃げていく

僕は重みに耐えられない
深く・・・沈んで・・・掴めない・・・
あなたは僕を捜せない 冷たいこの手を握れない
あなたじゃもう届かない
I'm sinking....月も見えない
あなたは遠く・・・照らす事も叶わない
僕は冷たい感覚を感じている・・・ 手が・・・伸ばせない・・・・

そっと沈んでゆく・・手を伸ばしても
吐息すらもう僕からは・・・
I'm sinking....感じている
消えゆく灯火を・・・触れられないあの瞬間を
溢れる水晶の欠片を・・・
眠りにつくまで・・眠りにつくまで・・・
あなたを夢見て・・・あなたを夢見て・・・
眠りについていく・・・
13散歩人:02/11/26 13:01 ID:f/pmf2+U
ついで
>>2相変わらず短いねえ。ファウスト神話みたいなかんじかね。
>>5人間なんざ、風にそよぐ葦さ
>>6うん、バカだねえ
>>7もう少し長くはできないのですかねえ。
>>10-11ヘボイ、才能ねえー。
>>12三点リードが多いねえ。微妙にふたつとか四つとかもあるけど。歌詞?

>>3批評でなく、評価ってのが良いところだと思った。批評なんて大それたマネ出来ねえ。しかし、評価ってなんだろうという謎も……。
>>4過去ログが見つからない。たまにしか来ないものには辛い。次は是非、過去ログとのリンクを希望。もし、分かるなら……。
14撫子はチキン:02/11/26 18:45 ID:gD6K1A4A
>>13
あんたいつも同じこと言って自問自答して逃げてるね(ぷ
15名前はいらない:02/11/26 18:54 ID:YNwpR0N6




   先 生 、咲 か な い 花 だ っ て あ る ん じ ゃ な い で す か ?


16名前はいらない:02/11/26 19:09 ID:VDKZhsN3
>>15
咲くからこそ
花というのでは?
17名前はいらない:02/11/26 19:20 ID:YNwpR0N6
風でおちたらおしまいさ。
18ko-ji:02/11/26 20:07 ID:kdodtGrQ
月夜

月夜それは心の中に潜む光。
月夜が消えれば心のきたい希望も消えていくのでは。
そんな不安にさっした人が光と結うものを作り出した。
月夜がなくなれども、自分達が頑張ればいい。
それを教えてくれたものが月夜なのだから。
19名前はいらない:02/11/26 20:11 ID:+7t7BFOi
20名前はいらない:02/11/26 21:04 ID:WLkN2d66
浮かんで消えていく…
消えるのは最後だと信じていたのに…
いつまでもいてくれると信じていたのに…
拒んではいても決して傷つけようとしないあなたは
ドウシテ…イマモ…ワラッテイルノ?…
21名前はいらない:02/11/26 21:44 ID:hGC0LSZ/
生まれた時から勝手に出生届出されて人間社会に入れられて
法律とか倫理とかいう妙ちくりんなルールに雁字搦めにされて
裸を誇って外歩けば猥褻で捕まり
腹へって果物盗れば窃盗で捕まり
そんな自然な事も許されない人間社会、俺、入った覚えありません
退団したい。必要なら対談して、退団したい。そんな人間社会。
本当なら殺しだって、盗みだって自由な筈だ。
この世に善悪なんて、無い筈だ。
ドミンゴ。

224th ◆HdqTLODCXU :02/11/26 23:52 ID:kZK+So5t
>>13 あれ そーだっけ
>>10 羅生門 乾いた人間が絵空事に貼り付く
23名前はいらない:02/11/27 00:02 ID:LM8Gqmz2
藁を摑んだ俺の脚は
しかし自由を摑めない

産み落とされる生命と
握り潰される生命

その隙間は何のための存在
生きる時間の無意味さ

虐げられるため此処に来た
だけど今日も俺は生きる

やがて、殺されるために・・・
クックドゥルドゥル
24 ◆x21dMcQiIA :02/11/27 01:26 ID:VBiLy4Oe
さらさらと
昨日から去り
今日にからまる

今朝はさむく
氷もはり
少しも歩けない

あなたは
ひとひらの雪を
口に含み
安らかな顔をして
こころに触れる手を
やさしく払う

あなたは
ひとりになることを求め
さまようことを厭わない
しかしけして
高慢にはならない

ほほえむ話をひとつ
つらい過去をひとつ
手わたしてくれる

そして明日には
新しい世界へと
目をむける
25名前はいらない:02/11/27 11:12 ID:qrWyh6iK
いつのまにかここまで辿りついて
もう今はまよっている
あの果てに何かがあると
昔はしんじていた

もうそれもこえて
わたしの足はまよっている

くりかえす悲しみのなかで
捨ててしまったなにかを
せめて取り戻したい


迷いのなかで揺れる
疼くような痛み

それだけでも構わない
26名前はいらない:02/11/28 01:14 ID:6H6ylFUu
「無題」

梱包されていた未熟な塊
少しづつ解放されていく

赤から青磁色にさめて
包まれていたビニールをかいくぐり
ジリジリと触覚をにじり寄せる

暗いしがらみを造り出した後
泡を吹いて消滅した
27GEORGIA:02/11/28 01:48 ID:4zrb1hN4
 「捻れた空間」

ソファに転がって ゆったりと
頭の中で部屋を逆さまにして
仰向けに 天井を歩いてみる

色の無い部屋に散らばる書物
ほったらかしで 手つかずの絵
モチーフ用の小物 ガラクタ類

にょっきりと生える 電灯は
まるでカフェテーブルのよう
28名前はいらない:02/11/28 09:21 ID:mEhhY0g7
前すれの828の
夜中の三時

星を見ようと思い
窓から顔をだした
煙草に火をつけ
ずっと向こうの方をみる
絵の具で塗ったように黒い空
その中で塗り忘れられた点のように
小さな星が光っている
それじゃ、なんだか物足りない
部屋に戻り、電球をじっと見つめた
黒い空をみて
目をつぶる
星がたくさん見えた

に光るものを見たのは俺だけ?
29のり:02/11/28 09:55 ID:Spb1wM14
「非日常」

曇り空に冷たい風
茶色くしぼんだ麒麟草

今日も仕事に行く
昨日と同じように
明日も仕事に行くだろう
今日と同じように

夕べ語り合った
夢も忘れたように

私は洗濯して
掃除をして
昨日と同じように

昨日と同じじゃないんだ
明日も違う日々なの
そう気づいているから
今がある

だから、怖くないよ
30名前はいらない:02/11/28 13:03 ID:mEhhY0g7
31ゆう:02/11/28 16:18 ID:VOkoUSLv
32夕暮れ:02/11/28 16:51 ID:ys/+KazU
「歌う」
あなたに捧げたい詩はいったいどれくらいあるだろう
僕は君のすべてを知りたい
だから、少しでも君が心を開いてくれるように、僕は歌う
多分、これが僕の本当の気持ちだと思うから
言葉などでは、多分僕は僕を見せられないだろう
だから僕は歌うんだ、声の限りどこまでも
君が振り向いてくれるその日まで・・・
33白鑞金:02/11/28 17:02 ID:8/7FoGZW
>>15>>16>>17芭蕉さんがいうには「見るところ花にあらずということなし」。
>>24そんな「あなた」にわたしもなりたい。
>>27もっと捻れ切って下さい。
>>29第一印象から、「無題」ではいけないでしょうか? 
34夕暮れ:02/11/28 17:10 ID:ys/+KazU
>>25
夢をつかんだ後って、結構大変ですよね。
>>29
何が言いたいんだ?さっぱり伝わってこない。浮かぶのは「?」マークのみ!以上。
35名前はいらない:02/11/28 17:37 ID:qzqMY7H1
今日も畑仕事
おらさは畑にでるだ
ざっくざっく
ざっくざっく
ざっくざっく
ざっくざっく
36アンバランス:02/11/28 17:43 ID:5rGSNkYD
僕らの一緒に過ごした時間はスゴク短かったよね
その中でどれだけの思いを伝えられたかな?
きっと伝わっていたはずだよね
だから二人でいたあの瞬間は泣いてないよ…・・・
あの瞬間の二人が笑っているから
37アンバランス:02/11/28 17:45 ID:hpOMaVhk
僕らの一緒に過ごした時間はスゴク短かったよね
その中でどれだけの思いを伝えられたかな?
きっと伝わっていたはずだよね
だから二人でいたあの瞬間は眩しい位輝いているよ
38夕暮れ:02/11/28 17:46 ID:ys/+KazU
>>35
のどかな感じがグッドです!
>>36
だから二人でいたあの瞬間は泣いてないよ…・・・
あの瞬間の二人が笑っているから

ここの部分がよくわからん。ちょっと不自然じゃない?文として。
39月影:02/11/28 22:51 ID:p0Px4exp
「風雪に揺れ」

私は思います
冬の空は見つめているのです
こんなに寒い雪原を
私は思います
風の精は信じているのです
こんな儚い魂を

私の心は風雪に揺れ風雪に揺れ
幼い想いを焦がします
私の体は風雪に揺れ風雪に揺れ
儚い願いを飛ばします
美しい思い出を傷つけないように・・・
404th ◆HdqTLODCXU :02/11/29 02:28 ID:1LYf6JHI
>>39 深いところがゆっくり ゆっくりのすすみの理(コトワリ)
41no name no fase:02/11/29 02:50 ID:klyzALnk
「楽」
頭の中を真っ白にして
木陰でゆったり
手足を伸ばす
---------------------
わけがわからなかったら補足します。
水深

言葉が力を失っていく
触れ合えば温もりが冷めてしまう
光の届かない闇で
眠りに飲みこまれていく
君が孤独に身を震わせてるのなら
僕は今すぐ 君の傍に向かおう
君の痛みが もし伝わるのならば
僕の心は救われていくだろう
記憶が視界を歪めてしまう
見つめれば 温もりを思い出す
光の届かない闇で
眠りに惹き寄せられていく
君が涙を忘れてきたのなら
僕の涙で溶かしてあげよう
君が闇に汚されていくのなら
僕の腕で殺してあげよう
光の届かない闇で
眠りが支配していく
君に僕の声が伝わるのなら
僕の心は救われていくだろう
君が朝の光を求めてるのなら
僕の体を燃やしてみせよう
君が僕を必要としないのなら
僕は今すぐ 君のそばを離れよう

僕が今より強くなれているのなら
君より 上手く笑顔を作ってみせよう
43うるにゅ:02/11/29 08:09 ID:lJqIXSe/
グラデーション

そこには何が待っているのだろう
深遠なる青の下
濃紺のフィールド
足場すら見えない
胎動のような水音に導かれ
私は跳ぶ
私を掲げる力
私を引き戻す力
阻む力
永遠の落下
それは死ではなく生きる力
やがて黒となり
そこで終わる
ここで何が待っていたのだろう
ここにいる私
44のり:02/11/29 08:11 ID:4z3Lpall
>33さん、レスありがとうございました。自分でも「非日常」という題に違和感を
感じていたので、そうだなって思いました。無理やり題をつけても駄目ですね。(w
>34さん。??だったのですね。人に伝えられない表現の未熟さを感じておりますが
私は私でしかないので、仕方ないかな〜。
45あぼーん:あぼーん
あぼーん
46夕暮れ:02/11/29 10:39 ID:O53LhA5e
>>44
ドンマイ!そのうちうまくなるさ!
47:02/11/29 14:33 ID:rN/Ba/yR
君はいつも傍にいて
私の想いを受け止めてくれる

凍り付いていた私の心に
感情を戻してくれたのは君

季節は冬
冷たい風が胸まで染みるから
心の奥まで抱きしめて
48・C・:02/11/29 14:37 ID:k8NQ/Ga0
飼いならされたペット」
ここはある工場の中の風景。中にはピンクの毛をした動物がいる。オムツ着用。
私は先日、ここの工場で働いている友人に招待されここにやってきた。
話によると新種の動物を工場で作ったらしい。なんでもよく食べる動物で
主食は野草だという。実験ではどのくらいの量を食べるのかを調べているようだ。
檻というより、大きな部屋の中で飼っているらしくガラスウィンドウのショーケース
として中の様子が見れるらしい。私はすごい興味を持った。どんな動物なのか?怖いのか?
かわいいのか。はたまた意味のわからない生物なのかはわからない。
でも友人の話によるとどうもかわいいらしい。若い女の子が気に入るくらいの。
私は工場に案内された。とても見た目は寒々していて入るのに勇気がいる。
指紋で開くドアで中に入り、工場専用の車に乗って500mぐらいの距離を走る。
その間、木々で生い茂っている。

49名前はいらない:02/11/29 14:37 ID:iTFlSqjJ
 
50名前はいらない:02/11/29 23:12 ID:44GCzWPj
俺の自転車」
お前と走ったあの街 あの道
今でも俺の心に焼き付いて離れない
流れてゆく季節は消え去って
お前と見たあの夕日あの橋で
ああ君と出会い そして別れた
懐かしい日も みんな一緒にさよなら

いつまでも一緒に走れると思ってたよ
きらめき反射して輝く銀色のフレームが
雨に打たれて俺達は坂道飛ばしてた
握り締めたハンドルが涙で霞んだ
別れの時が来るなんて事信じたくない
心はいつもここだよ
51 ◆x21dMcQiIA :02/11/29 23:46 ID:yRb1vagh
兵装で歩く人々の素顔
食傷気味の澄んだ空気

虹色の霧吹きを武器に
横切る姿を無差別攻撃

倒れる影の描く軌跡
映像にする白い左手
52I want some music:02/11/29 23:57 ID:2TpZEzZS
庭に咲く花に 空に浮かぶ雲に
あなたの好きな太陽に 理由なんて無いのに
私だけのために 唄ってくれた
その声に嘘はなかったのにゴメンね
形なんて要らないと 言っていたのは私
失うものなんて、もう何処にもないと思っていた

I want some music なるべく明るい曲にしてね
I want some music 今夜も私の心を照らして
53I want some music:02/11/29 23:58 ID:2TpZEzZS
私は今どこに 立ってるのでしょう?
あなたを思うほどに 怖くてたまらなくなる
あなたのまっすぐな 言葉にただ黙って
それでも晴れた日には 微笑みがこぼれるの
形なんて要らないと 言っていたのは私
失うものなんて、もう何処にもないと思っていた

I want some music 弾けるようなリズムがいいわ
I want some music 今夜もどうか夢を見させて

太陽が見ている 闇の中でも 
あなたにどんなことがあっても・・・
54 ◆x21dMcQiIA :02/11/30 00:02 ID:RguNPoCE
>>48
Kの「雑種」みたいでかわいい。
創りものなかんじが好き。
55I hate myself:02/11/30 00:17 ID:uFn/gIZU
来たる時代を少々味わい 過ぎ去った過去を一見する
今は自由の身だが 永遠の解放を望みたい
死ぬには若過ぎる 心配するには恵まれすぎている
そこにいたと宣言するには 頭が混乱し過ぎている
56カーぺ ディエム:02/11/30 00:29 ID:uFn/gIZU
自分の存在 それを確認できるのは自分じゃない誰かがいるから
自分を見てもらうため 自分を確認してもらうため
今日も自分という役者を演じている
世の中の一員として認めてもらうため



57忘れ形見:02/11/30 00:50 ID:iXwDJ8KG
理想主義者のくせに求道者と呼ばれたくなく
いつもひとりぼっちのクセに一人上手とは言われたくなく
ああ でも人並みな人は嫌いだ
人並みという事でお腹いっぱいになってる彼奴らに
営業スマイルはすれども
心では赦していないんだ

彼奴らは言う
私を「子供」と
しかしそう言う彼奴らこそ
子供以下の陳腐な遺伝子の付着した化石と知るがよい!
今にわかるよ きっと
5816さい:02/11/30 11:30 ID:0JH/IcHa
睡魔

時計が「3」の数字を指す
眠れない
眠ろうとも思わない
このまま朝まで行きたい気分

星をみよう
窓から顔をだした
曇天
星一つ見えない
塗った様な空
冷たい空気が僕の頬を容赦なく刺す
今の僕には心地よい

僕は空を仰ぎ見る
あたたかい風が吹いた
何かを僕に渡していった
それが何なのか確認もせず
窓を閉めた

午前三時二十五分
眠たくなってきた
59のり:02/11/30 11:50 ID:f+JV9gsk
寂しいと思いながら
寂しいと言えない
あなたがいつも傍にいるのに
寂しいから・・
何が寂しいのかわからないのだろう

幸せと聞かれれば
幸せと答えてしまう
でも、何が幸せなのか分からなくなる私

今日の私には強い風が吹いているようです
でも、今日はその風に向かうことはできません

私の心に張った薄氷が解けていくのを
じっと、待つことしか出来ないのです
60・C・:02/11/30 18:46 ID:Fx+vKWwq
地下に入るようだ。どんどん入っていく。突き進んでいくと粉雪で積もった景色が
見えた。なにか気持ちが良いにおいがする。しんしんと音もなっている。
まっすぐ突き進むと大きな空間に出くわした。周りはガラス張りだ。
中をみると大きな大きな緑の塊が見えた。高さ15メートルといった処か?
上のほうをみるとぱさぱさと緑の植物が積み上げられていくように見えた。
友人に案内されてガラス張りに沿って細い通路を歩いていると
そこにはなんともいえない動物が餌を勢いよく喰いまくっている。
手を器用に扱って。そして性器が赤く光っている。興奮の印のように
感じた。
61白鑞金:02/11/30 22:52 ID:VKx6LUyB
>>47そんな「君」を大事にしてあげて下さい。
>>48「私は」「くらいの」抜いて、キレを多用してみては?
>>50そうですね。信じたくないですね。涙で事故らないで下さいね。
>>52.53勉強になりました。
>>57ネームが好きです。内容、「スマイル」出来るだけでも羨ましいです。子
  供でない大人なんているでしょうか。「遺伝子」は直接すぎるかも。ラス
  トの冷笑、横顔が浮かんできそうで、でも横顔だけでいいのかも。口語で
  統一してほしいです。
>>59あなたもそうですか。実は西行さんがいってるんですけど「岩間とぢし氷
  も今朝はとけそめて」と。春を待ってみませんか?
>>60「扱って」以下を「鋭く紅く屹立する暁。濡れきり照り返る勲章。土砂降
  りの凱旋門が見えた」とかいかがでしょうか?
>>
62MISAKI:02/11/30 23:00 ID:WAMnNMl9
君と付き合いだしたあの廊下も。
手を繋いで帰ったあの帰り道も。
キスを沢山したあの放課後の教室も。
沢山話をしたあの図書室も。
いま、こうやって楽しかった事しか思いつかないのは
君との事を想い出にできたから。
63月影:02/11/30 23:01 ID:kYjoxVFq
「木々に潜む」

私は帰ります
森の中へ海の中へ風の中へ
そして全てと一つになり
永遠の自由を手に入れるのです
644th ◆HdqTLODCXU :02/11/30 23:23 ID:kUmiohrK
激カラ君期待age
65クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/11/30 23:27 ID:jYk7z2E2
「春」
 水面をかき回す、冬着を着込んだあなたの手先は
 小さな動物を撫でる子供の目付きのよう
 凍ってしまったプールの軋みにできた部屋に生まれて
 音をたてない呼吸のままで気付かれたがっていたのだ
 参拝者の糸状の列の静かな行進に
 ガスが燃える音が小さな範囲に響き
 魚釣りの穴から垂れる子宮管を昇って兵隊たちが訪れる
 しかし、その管を切り落とすわけにはいかなかったのだ
 雑音を完全に消してしまうわけにはいかなかった
 莫大な金を浪費するばかりの両親が安寧と寝ていられる寝所にも
 小さく小さく喋り声が聞こえているはず
 あなたは恐れてはいないように見えるけれど
 あなたは彼等と同じ仕組みで、やはり命を落としてしまうのだ
 高貴な精神に寄生するぜい弱な身体
 もしも眠ってしまえばこれらはみな、死んでしまうようなことになるだろう
 水着を細かく切ったナイロンの切れ端で目の隙間を埋め
 これから何時間もかけてそれぞれのドアを叩き
 彼等の鼓膜にタールを塗って回らなければならない
 這い出てくる都会人の一匹ずつを無視したまま
66名前はいらない:02/11/30 23:33 ID:qmEe80QB
どうもなぁ
67名前はいらない:02/11/30 23:35 ID:qmEe80QB

シモネタっぽいので
684th ◆HdqTLODCXU :02/11/30 23:37 ID:kUmiohrK
>>65 それ自分でおもしろおかしく解説してみてよ  無理ならいいけれど
69名前はいらない:02/11/30 23:41 ID:fiypt5lC

早くも連投規制?
あんたageかたの書き方
工夫が必要だ。(笑
70名前はいらない:02/11/30 23:43 ID:fiypt5lC
まぁ
軽傷
71白鑞金:02/12/01 00:45 ID:S/04JKQP
>>62素直に読み下せるあなたの素直さが、よく伝わってくる気がします。ただ
  >いま、こうやって楽しかった事しか思いつかないのは
  読み手の側にやすらぎさえ与えてくれるこの行が、嗚呼おしいかな、説
  明に聞こえてしまうことです。ラストがこんなにいいのに。嗚呼。いっそ、
  >いま、思いつくのはこんなにも楽しかったこと
  >君との事を想い出にできたこと
  と、きっぱり言い切ってしまう。これですべて韻をふんでもいますし…。
>>63>永遠の自由
  見たことがないので何ともいえないです。こわいです。心配です。でも、
  ランボー作詞「津軽海峡冬景色」って感じもしますです。
  

72激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/12/01 01:01 ID:/+/Dy0tf
>>64
呼んだ?

正直にいうと、僕がここにコメント残すのって、
4th氏としてはイヤなのかなと思ってたんだけど。。。
(作風も性格も、真反対だし

時々、またお邪魔しようかな。義務にならない程度に。
何と言っても、このスレが僕のデビューだし、名前の由来でもあるし。

「評価します。激辛で。」
。。。ってそういえば、>>1にあった「激辛」なくなってるな。
734th ◆HdqTLODCXU :02/12/01 06:27 ID:oP3oyVWw
>>72 もっと推測してもいいのに ホンネ→>>71の人のが爺さん臭くてもっとイヤだったという

君の文はカドが立っていて嫌いだ。でも今回のチャンプスレの評は読みやすかった。書式が削れてきているのか。
内容はいまでも作品に迎合しすぎる傾向がある。僕は小林秀雄しか知らないけれど彼の文を2〜3行読んだ
だけでインスピレーションがあふれてしまう。たまたまそこにあった何かを手にとって自分を語り出す。
君にはそれを期待したい。
ただその「自分」がつまらなければ自己顕示欲、読者の顔色伺いすぎ、勘違いManagement指向(直近の命がけスレのきりん君のレスは○○だ。彼は何様だ?なんの司令塔だ?)が現れるだろう。
物書き志望だよね。君にロハでそれをココに書けとは言わない。あたりまえ。けれどまあ そんなこと誰かに期待しているや〜もいるということで。
74激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/12/01 08:41 ID:xkCohldj
>>73
「君の文はカドが立っていて」
カド、の意味がおそらく違うが、本来の意味でカドが立っているのは4th氏でしょう。
僕はそこに「発言の個性」は認めるけども、
コミュニケーション不全であることには自覚的なのかしら。
別に非難でもなくて、単純に疑問。

小林秀雄なんか出されても困る。それ分かってて引き合いに出してる気もするけど。
ここで行われているのは、単純な人間のコミュニケーションだと思っている。
単に作品があって、レスがあるだけだ。目指すべき高次の何かがあるでもない。
ただ作品に対する個々人のアプローチの違いが、
批評とか添削とか罵倒とかのかたちをとるにすぎない。

僕は自分のコメントに氏のような確かな手法を持たないから、
その時々によって、「自分ならどんなコメントが欲しいか」のみ考えてレスしてる。
だから作品や作者に迎合する傾向なのは当然だし、
それがあってこそ、相手に言葉が届くと信じている。
批評の良し悪しには興味ない。作品を通して、誰かと話ができるかどうかが全てだ。

そう今回の、チャンプの評はなるたけ作品の読後感重視で書いた。
押し付けがましさをなくした分、読みやすかったのかもしれない。
でもたとえばこのスレに常駐してコメントするとなると、
その手法では時間も体力もいる。構成や言葉尻をあげてレスするのが精一杯。
僕の手法はこのスレで作り出してきたものだから、その傾向はなかなか抜けないだろう。

たぶん氏としては、それを変えない限り僕のコメントは歓迎してくれなさそうだ。
ここは事実上4th氏のスレとして認識されているはずだから、
僕はレスを控えてきたし、これからもそうするだろう。

氏が、ある人物なりレスを「嫌いだ」と表明することは自由だけど、
ここは何よりコミュニケーションを楽しむ場。なんせロハなんだから。
754th ◆HdqTLODCXU :02/12/01 12:36 ID:Djsc9+EY
>>74 目的がそれならこのスレッドじゃなくていいや  
76名前はいらない:02/12/01 12:56 ID:nMeR+Ea9
横槍失礼。

色んな人が居て良いと思います。
瞳の綺麗な筋肉馬鹿や正義命の爽やか単細胞
と私は何だか折があいませんし。

要は自分が納得できるかどうか。
殴られて謝るもよし。
過剰に凹むもよし。
殴り返すもよし。
殺すぞの衝動を押さえて笑うもよし。

間違えたと思ったら謝れば良い。
謝って済まないのなら放っておけば良い。
77名前はいらない:02/12/01 12:57 ID:3wfsbLfV
神様おしえて

遊んでいたいの
おジャマするのは誰か?
創りあげたブリキ人形
こわしたのは誰か?

彼の血は黒いの
784th ◆HdqTLODCXU :02/12/01 13:05 ID:Djsc9+EY
>>76 自分が感受することに間違いはない ここでは「困ったな」を感受した時の表明は「詫び状」リアルでなく詩で表現してみるといい世界が追加されていく
>>77 小さい神様の忘れ物 マントは僕が捜して来ます
79名前はいらない:02/12/01 13:09 ID:nMeR+Ea9
嫌いと言う言葉よく使います。
だけども自分が思ってる以上の殺傷能力。
それに気付かぬ私の鈍感、無神経と。

極端な一例になります。
私の場合「嫌い」と言われたら出血多量で
死にかけますので、渾身の力で噛み返します。
もし冷静を取り戻せたなら「やり過ぎてごめんね」
と言いオロナインを渡します。

私は変です。
その私ごとき呟きなので微塵の参考にもならない。
分かってる、はい。
口だししたかっただけです。

HN出すとトラブルの素かと思い伏せました
が万が一「お前誰やねん!!」ならば言いますね。
お風呂入ってきます。
804th ◆HdqTLODCXU :02/12/01 13:19 ID:Djsc9+EY
げっ コミュニケーションブレイクダウン気味の私の日曜が雨で 寒くてエアコン付けてみて弱風じゃきつくて微風なんかにあたってみて

>>79 うたたくん核ちゃんとっと君エリア君以外なら誰でもいいのでHNいりません
814th ◆HdqTLODCXU :02/12/01 13:28 ID:Djsc9+EY
>>79 もしもねがいスレ2 への一日One Shotオススメ もしもねがいスレ1のROMもオススメ
82クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/12/01 13:28 ID:oFY8/1Y3
あいきーぷうぉーきのんでぃすこんぷりけーしょんしぇいくだうん
834th ◆HdqTLODCXU :02/12/01 13:40 ID:Djsc9+EY
>>82 いや >>68の言い方悪かったら謝るよ でも命がけスレの>>285のレスがよくて あーいうの
君自身が書いたらもっと君の詩に感動するROM人が増えると思ったわけさ 悪気ないから 
84PURE-GOLD:02/12/01 13:46 ID:ogtm8WPk
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85クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/12/01 14:23 ID:oFY8/1Y3
>>83 4th氏
いやいや、ぶれいくだうんに反応しただけで。
こっちも悪気はないです。
86のん ◆VM6E8eJWIE :02/12/01 14:51 ID:Lqk8SOaB
*うたた寝*

曇りがちな海に花をならべて
空まで流そう

その一つ一つが輝けるように祈って
声にすると割れてしまいそうだから

どんなにたくさんの物に刻み込んでも
毎日一枚ずづためても

すべては今のために消えてしまう

にぎりしめる時計にふちがなかったら
夢だと確信して
笑っていられるのにね
87突発:02/12/01 17:24 ID:65DRoM2p
らくがき

幼児退行 ボクの心 何も考えない 心の花 枯れるがままに放っておく
水の無い生活 ひび割れる 何を? それすら知るのがもう怖くて
もういや? 自殺なんて怖くない なんて、うそに決まっている
肝臓 腎臓 もうつかれた

水の無い生活 水をあげよう
アクエリアスでもポカリスエットでもいいや どうせ吐いてしまうから
泥水をすすって汚れて生きる そんな強さも欲しいと願う
違うそれは間違いなんだ

泥々の現実 いつもの圧迫感 もういいや
押しつぶされても それが運命ならばあきらめよう
じりじりと迫る灰色の壁を見ない振りしても
やってくるものはしょうがない

何かが迫る そのたびに アラタな仮面をハメ込むんだ

もういいよ 自分を殺して 生まれくる新しいモノは いったい何だ?


こんなイヤな詩なんて 書くつもりはなかったのに

88GEO☆RGIA:02/12/01 18:27 ID:I/pD/NOh

デパートで 婆と バーッと買い物して 胃潰瘍してんの?!
(´・ω・`)エイヨォー!<誰か…胃薬、頂戴?
ヨウカンをようかんで あんみつまみれのチェリー吹きだしたなら 
(´・ω・`)イェイエ!<ねぇ、笑おうよ? 
クリームソーダは そうだ、別に緑でなくでも いいんでないの?
(´・ω・`)プハァーム!<アセロラは赤い!
ブームに乗ったり乗っ取られたり 流されるままに 辿り着く
(´・ω・`)ムームムム?<あ。ここが山かぁ。 
流行で旅行のフレーズ 口ずさんだなら それなりに 上々!!
(´・ω・`)スパスア?<アサッム茶マズー!
イヤホンでいいや、本屋でいい やっぱそれでも…「イ、厭ぁ!!」
(´・ω・`)ホンニャカ!<誰か俺の本、買え。
きっと誰もが 癒されたいの?いやいや、癒され…られてんの?!
(´・ω・`)マンニャリ!<やんわり和もうか。
こんなのヤだ 自分を変えたい!って歌手の真似っこに 終わってる。
(´・ω・`)パシコーム!<オリジナリティが欲すぃ!
人のこと笑ったり笑わかしたり お茶沸かす前に やることあんだろ? 
(´・ω・`)テャーンダィ!<現実を見ようよ。 
ギャラリーはいらないから もっとボキャブラリーを今日から強化!!
(´・ω・`)パヒョヒョ!<笑うこと、忘れちゃったの?
惰性化してく だっせぇ社会の システムが新開発商品のプロジェクト
(´・ω・`)ズビャリ!<きっと世界は、滅ぶと思う。 
崖っぷちのスタントマンが インスタントラーメンと麻婆春雨で挑む前日
(´・ω・`)スッハァスッ!<僕ちんドキがムネムネ!
これはイカかな?それともタコなの?はッ?!…青い血!あーおいちぃ♪
(´・ω・`)ブッチャケ!<それ以上でも以下でも無いよね。
それなりの人生でも どっちかってーとシアワセ ならいいんでないの?
(´・ω・`)ペーペー!<多分、シンプル イズ ベスト。
89きりん ◆sV2PTzTYLA :02/12/01 18:33 ID:7TF5Em95
>>73
色々どうもw。4thさんがリアルの世界&詩板でどれだけ偉いのかは知らな
いけどw、わざわざ人の名前まで持ち出す内容でもないと思うけどね。他人
の「繊細さ」を口うるさくいう割には、「人への配慮」の部分で、思ったことを
少しも貯めて置けないほど狭い心の持ち主なのかな?

勘違いManagement指向(直近の命がけスレのきりん君のレスは○○だ。彼
は何様だ?なんの司令塔だ?)が現れるだろう。>>73より

これは4thさんがよく人からいわれてることだよね。発言の趣旨については
読解力のある人なら分かると思うし、上記発言も「期待しているのは誰か」
の点、だいぶ矛盾してるようなのでレスは省くけど、主観的に感じた人の気
に入らない部分は自分への鏡。何もかもを感情に任せて口にせずに自省の
種とすることも大切だと思うけど。これ以上はほかの方に迷惑がかかるので
遠慮します。今後絡むこともないと思うけど、詩板を活性化させたい気持ち
には一つくらいは通じる部分もあるでしょう。「評価スレ」頑張ってください。
904th ◆HdqTLODCXU :02/12/01 18:55 ID:tWtIghtd
>>89 了解 支持
91碧谷 ◆m0T5I/FREE :02/12/01 20:52 ID:jWUm8hAf
el amor

出会うことが無ければ知らなかったことは
私にとって何よりも大切なもので
こだわりやいらないものを背負い 歩いていたあの頃が嘘のよう

誰かが見たら笑われそうなくらい必死で
誰かを想うことがこんなに辛くて嬉しくて幸せで
貴方と合わさった瞬間 ワタシは私になれた

同じ空の下 同じ空を見ていられることだけで こんなにも満ち足りてる
ねぇ教えて どこまでも愛していいの?

抱きしめられて抱きしめて笑いあって口づけして
当たり前のことやなんでもないことも こうして生きていられるのは奇跡
誰よりも命を知っている私たちだから 大丈夫だね
だからここに輝いていられるよね…

心から貴方に伝えます
誰よりも何よりも貴方を愛しています
9279:02/12/01 20:55 ID:RgoY0b4h
>>80 らじゃらじゃ。
>>81 ありがと、どれどれ・・・。w
93タカシ:02/12/01 21:20 ID:Iq0YriNb
Heaven

殺したい 誰でもいいから 今俺が考えることはそればかり
親愛なる友達でも 無関係な街の人でも 愛する君でさえも
この場で殺してやりたいのさ

誰かを殺して 血管を1本残らず剥ぎ取って 内臓も何から何まで全て
真っ白いシーツの上に隙間なく並べて 飽きるまで眺めていたい

君が一瞬でもその姿を美しいと思うのなら 俺は君の息の根を止めて
同じように並べてみたい 生きていた時より ずっと美しい姿に変えて

みんな一人残らず殺してしまいたい 俺の大事なこのジャック・ナイフで
人の手首の奥深くで青く冷たく光る血管を引き裂き
噴き出す真っ赤な液体で汗を洗い流したい

もし俺が地球上の人類を全て殺したら 血と言う名のいかしたシャンパンで
天国にいる君に乾杯しよう そして 内臓が溶けるほど煮込んだ
熱い熱いスープをすすりながら 天国にいる君を思い出そう

明日から切なくなることはない 俺はもう地球上で一人なのだから
明日からもう悲しくなることはない 俺はもう地球上で一人なのだから

ここは俺の天国さ 存在するのは俺だけ
人を殺したいけれど 人がいないのさ
ますます気が狂いそうでワクワクするぜ
最後に殺すのはどうやら自分になりそうだ
944th ◆HdqTLODCXU :02/12/01 22:23 ID:OLTIEJW0
>>91 いいなぁ  ↓最近誰かに出したメール とても悲しいのだ
「まあ安定するのが早いと人生他にいろいろできるから 時間有効にできるね ぼくは次回の人生で君がこれから体験することゆっくりやりますよ」
しかし緩やかなカーブを描きはじめた恋もし始めているのだ キラキラしたかわいい美人ちゃん クリスマスポエムも書けそう 
君ここへはどん底の頃以来だね 君のクリスマスポエム楽しみ その調子で
95BOO ◆x21dMcQiIA :02/12/01 23:36 ID:rS8Y62V2
変わらないと思っている
硬い輪郭も
歳月を重ね
境界はぼやけていく

五年もすれば
身体の隅々まで
新しい原子に
置き換わってしまう

つらいことだけれど
わたしたちの姿も
不変ではない

変わってゆく瞳で
見ているのだから
読み返すたび
違う意味をのこす

よりどころもなく
流れる空気を吸うと
たまには悟ったふりも
してみたくなる

とても遠いけれど
意識の奥で知っている
不変の存在
96月影:02/12/01 23:58 ID:yjqtkoNV
「揺れる波間」

僕は明日を夢見ていた
でも僕は今もうここにはいない
いや存在しないといったほうがいい
辿り着く前に力尽きたのか?
道程で誰かに殺されたのか?
そのどれでもない
僕は夢に向かう一歩すら否定されたのだ
悲しくて泣き叫んでも
その声は聞き入れられるどころか
罵声と侮辱に巻き込まれ

僕は殺された
心臓は動いている
だが僕はもう夢見る事はできない
誰かを愛する事もできない
悲しいかすらももうわからない
死とはなんなのだろう?
心臓が止まった時か?脳が働きを止めた時か?
いや違う
きっと夢を捨てた時だ
だとしたら僕はもう死んでいる
きっとこの世界の人々は誰もいなくなるだろう
97ハミカ ◆Iuxf5E8ZNA :02/12/02 00:13 ID:JYnhM4Xj
曖昧でカタチのぼやけた世界 さぁ いつ 飛び出そう?

押しつぶされそう QQの社会情勢 
四方八方箱詰めっぽい 路上で派手に大暴れなんて
できんこともない けど後が怖いだろう
全部に恐れ いつか味方にも恐れる そんな時代は間近
きっとそんな空気じゃ俺の脳は不満だらけ
「んなの居ないのと同じじゃねぇか」

あまりに厚いフィルターに通された
ああ まるでモニターでも見てるように
俺たちは客観の世界に放り出される

曖昧でカタチのぼやけた世界 さぁ いつ 叩き割ろう?
きっとフィルターを粉々にした後は 抜けるような青空でしょう

雁字搦めね QQの人間関係 蜘蛛の巣のようにはりめぐる
何もかも全部シカトこくなんて
できんこともない けど未来を案じてしまう
既に周囲は敵だらけ そんなもんだ その中の本当の絆?
きっとそんな世間だからこそ強いつながり やっぱひとつだけ確かなもの
程ほどにみんなへらへら笑える もう まるで気がぬけちまう
俺たちが生きているのはスリルストレスの世界

曖昧でカタチの見えない世界 さぁ いつ 蹴り上げよう?
きっと薄っぺらなガラス割った後は くもりもない 本当の世界でしょう
曖昧で境界線のない未来 さぁ いつ 変えてやろう?
きっと大どんでん返し起こった後は 皆の快感集めるでしょう

どんなにへりくだる状況でも
自分の熱い炎、きっとたぎらせる
98BOO ◆x21dMcQiIA :02/12/02 02:10 ID:ey22H9wh
>>60
幻獣を細密に描くのは面白いと思うし、好きです。
(ただし前編よりやや散漫な感じあり)
ヤプー方面に行くのかもしれぬ不安もありますが、
それはそれでもいいです。

>>65
夢を描くには夢の言葉が相応しく、霧箱の中の運動の
痕跡をなぞるのは、むず痒く楽しい。ちと堪えるけれど。
あと、端々の囁きと蠢きが春らしい。

>>96
この世界の人々は、克服できない死にいたる病を
患いつつ、大半は明日になると部屋の外へ出て
行く、ある意味屍鬼です。
99名前はいらない:02/12/02 06:07 ID:4sYLs+Zz
ここには触りたいものがある

逃げ出された償いと
いつまでも弄られる英和辞典
消えることのない夜露

からからに干乾びた怠惰

ここには嗤いたいものがある
100名前はいらない:02/12/02 11:42 ID:4+MssLYH
101のり:02/12/02 12:04 ID:qZR7xdzT
>61さん
レスありがとうございました。春の日もあるし、冬の日もあるのですよね。
そんな毎日を感じています。
>74の4thさん
皆さんとのやり取りと全く、関係ないんですけど
 >僕は小林秀雄しか知らないけれど彼の文を2〜3行読んだ
だけでインスピレーションがあふれてしまう。
を読んで、嬉しくなりました。私も小林秀雄大好きで、読んでると、頭のどっかを
ふんわり刺激されて、創造的な想いによく耽っています。それで、繰り返し読んで
しまうんですよね〜w
102名前はいらない:02/12/02 20:07 ID:ffhQvBby
age
103名前はいらない:02/12/02 20:54 ID:sE8YjBVb
「着せ替え人形」

ドレスを着たら青い瞳で

ピンクの口紅で 僕を舐め回して
喰い千切れた。
104名前はいらない:02/12/02 21:03 ID:5x8kxwLq
>>103
感動しました。
たった3行の詩なのにあなたの全世界を表現していますね。
こんなにも的確で読み手に衝撃を与える詩はなかなかないと思います。
あなたはすばらしい才能の持ち主だと思います。
もしかしてプロの方ですか?
105名前はいらない:02/12/02 21:11 ID:sE8YjBVb
>>104
アマです。手法は森博嗣のコピーです
106白鑞金 :02/12/02 21:17 ID:LNc/bLQm
>>91そんな「貴方」に僕も憧れます。そして「貴方」の輪郭を出来ればもっと
  刻んでいただければ、詩全体がぐっと浮上して見えてくるのではと思います。
>>93「ジャックナイフ」僕も持ってる。最下段の引出しの奥。心中用。あなた
  に望むのは「殺人剣」をどうか「活人剣」へと活かして下さいということ。
  生きて下さいということ。
>>97ラストの二行、オーラを感じました。悠々と頑張ってください。
>>88ラストの「のにね」、やさしいですね。でもいつか「のにね」トレる人に
  なってほしいと思いました。
>>101岩波文庫「小林秀雄初期文芸論集」いいですね。最近、重版でてるのを
  書店で見かけてフッフッフと思いました。ちなみに僕は30前半です。
107名前はいらない:02/12/02 21:21 ID:/xwDUJo0
>>105
表層にだまされてはいけない。
108名前はいらない:02/12/02 21:24 ID:vUhsPXqL
きな、家の近ぐの吉野家さいったんず吉野家。
したっきゃ、なんだがさ人がっぱいで座らいねーんず。
んで、よぐ見だっきゃ垂れ幕さがってで、ふぇぐごんじゅえん引きって書いじゅーんず。
もうな、ほんずがと、バガがど。
ふぇぐごんじゅえん引きぐらいでいっつも来ね吉野家さくるなじゃよ、ほんずが。
ふぇぐごんじゅえんだよ ふぇぐごんじゅえん。
なんが家のやづみんなきちゅーし。
一家そろっで吉野家な おめでてーじゃ。
「とっちゃ、特盛り頼むじゃ」とかいっちゅーんず。 もう見でらいね。
おめ達や、ねぷた煎餅やるはんでその席空げろって。
吉野家ってのはもっと殺伐としちゅーべぎなんだね。
いづ Uの字カウンターさ向かい合っちゅーやづさやすめらいるがもわがんねー
やすめらいるがふんじゃまがいるが、、そった雰囲気がいいんでねーんずな。
かっちゃわらしだば家さ引っ込んでろ。
で、やっと座るにいいがと思ったっきゃ、となり奴が、つゆだぐけじゃ〜とか言っちゅーんず。
そごでまんだブヂ切れだべさ。
なーよ、つゆだぐだの今時流行らねんだいな、ほんずこの。
なにいい面してつゆだぐけじゃ〜、よ。
吉野家通のわぁがら言わさへりゃ今、吉野屋通での最新流行だっきゃやっぱし、
白、これだねな。
大盛り白ギョク。これが通の頼みがだや。
白ってば白飯だげ。そんかわり肉も汁もなんも入ってね。これや。
で、それさ大盛りギョク(玉子)。これ最強。
だばってこれとば頼むど次がら店員さ目とば付けらいる諸刃の剣。
素人さだっきゃ薦めらいねな。
まぁ、おめみてった素人だば、十万国でめぐねウニでも喰ってろってごったね。
109名前はいらない:02/12/02 21:30 ID:MT2Wko8j
>>108
今、私は猛烈に感動しています。
あえて言わせてください。
あなたを、神、と。
あなたの言葉、ひとつひとつが私の胸に染み入っていくようです。
これほどまで詩というものがすばらしいと思ったのは初めてです。
下品で申し訳ありませんが、射精にも似た快感が私を包み込んでいます。
真の才能とはあなたのことを言うのですね。
このようなすばらしい詩を書き込んでいただき、
本当にありがとう!
110105:02/12/02 21:34 ID:sE8YjBVb
>>107
彼は天才じゃない。彼の後ろで微笑んでいるヨ
111名前はいらない:02/12/02 21:46 ID:Xxq98eIS
163 名前:名無しさん? :02/12/02 21:43 ID:???
大人のおもちゃ


164 名前:名無しさん? :02/12/02 21:44 ID:???
仔ゴリラ
112白鑞金:02/12/02 23:26 ID:slr8p4GX
>>73「爺さん臭く」てごめんなさい。つきましては次の文章にてご勘弁を。
  
  いいえ、僕とて文明人らしく もっと 他の話も、すれば出来た
   いいえ、やつぱり、出来ません出来ません。  「別離」中原中也
113月影:02/12/02 23:45 ID:Crj9mVOR
「私の愛」

私は人を好きになったことがない
可愛い綺麗で人を判断はするが
それが愛するきっかけになったことはない

私は一人でいる時間が好きなんだ
誰にも邪魔されたくない
きっとこの一人でいる時間を割いても厭わない人こそ
私が愛する人だろう

巡り逢えないかもしれないけど
それでも私は待つ
114ayumi:02/12/02 23:54 ID:J3jNJZ9/
クリスマス(至福)

ゆるやかに流れてく 至福の時
穏やかにめぐりゆく 都会の日々
高らかな歌声が 響き渡り
美しい感情に 身をゆだねる

心は満ちて潤い
景色は光り輝き
祈りは天に届き
願えば叶う 幸せ

さぁさぁ 夢に描く道を突き進んで行こう
世界の人と共に歩めば もうおそれは消える

ああ このこころ  豊かにはずみ

思えば不思議な成り行き
すべてはうまくおさまり
顔には笑顔がもどり
永遠に宿る 幸せ

さぁ さぁ 夢に描く道をつきすすんでゆこう
伸びゆく力常に信じて もうおそれは消える

ああ たましいが  光をはなち

愛を受け止め 涙があふれて 
今日も星は光る
115名前はいらない:02/12/02 23:57 ID:j0GD7May
>>113
あんた好き。
116たもい:02/12/03 00:03 ID:F/UnjEQy
いい歳して
生まれて初めて
もしや、これが好きって気持・・・。
と思えた人は、あなたみたいな人でした。

手も足もでませんでした。>>113
1174th ◆HdqTLODCXU :02/12/03 00:04 ID:5Ugf2mZD
ぼくをためす それが思いのきこえのどこにも 木々の真の深ひ中点を0次元に見たせかい
ぼくに ぼくにきてくれる中爪やわいライン 川に舟すすむ音の結えを ひとつと定め      
118地球少年:02/12/03 00:10 ID:UZCTpGNw
ごめんな ごめん
あの頃は あれしか思いつかなかった
君を捨ててから 俺は少し暗い男になったんのかもな
逆に 軽口度合は増したかもしれない
悲しかったのさ 忘れたかったのさ

その後 何度か会ったよね 輪廻して
ブロック塀の上でこけたりしてたね

君はずっと 可愛かった

僕はずっと 泣きたかった

そして俺の見守る中で 無理に笑みを作りながら
冷たくなっていく
俺といて幸せだったか?俺のこと覚えているか?
俺のことを許してくれるか?俺にもう一度笑って見せてくれるか?

君の葬儀の時、親戚の叔母さんに怒られたんだ。
「あんた、なんで泣かんの。信じられん男やね!」って
凄く 悔しい  あんたに何がわかるんだ
俺の涙は もう流れないほどに渇ききったけど
とても 苦しい
君が死んだことよりもっと かつて君を捨てたことが





終わり時が無い
119ちっち ◆FMiYTdsunc :02/12/03 00:13 ID:7m7uCtwh
>>113月影さん
その詩 イイ!!でつ。フラッシュにしたいのですがよろしいでしょうか?
120ちっち :02/12/03 00:32 ID:7m7uCtwh
皆様、横いりスマソです。>>月影さん スレはここです。
☆詩をフラッシュにした詩☆
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1037795269/
1214th ◆HdqTLODCXU :02/12/03 05:46 ID:CcR3rIQU
>>118 プラスティックな空気吸ったことのよろめき
>>117 ひとつ利口になったサラリーマン夜 すてきで豊かな君の笑顔ふたたびなんどとなく
>>114 今年さいしょのクリスマスポエム 織り成すリボンの温もりの確か二人で 12月最初に見た雲間の星のゆらめきのイメージで読んで
>>120 >>114の詩をフラッシュ?向けに推薦 このうたならどんな現物がバックスクリーンに映されても負けない 
>>113 「人を判断」する島族
>>101 うん
>>97 道歩いてて人間は普通に埋まっていない それが埋没後のView
>>95 よく見える瞳ポケットから取り出す仕草の憶え
122 :02/12/03 10:38 ID:dIrl4ela
age
123 :02/12/03 10:57 ID:dIrl4ela
揚げ
124岡田克彦 ◆ikGay75MZI :02/12/03 11:16 ID:s6dR/0Wf

ま、悪いことは言いません。あんたら2チャンネラーに代表される
下界の凡人連中には、ベートーヴェンの晩年の弦楽四重奏がちょうどよいです
から、そのあたりをお聴きなさい。
間違えても、ぼくやドビュッシーの作品は聴かないように。
豚・に・真珠・でございましょう、ファッハッハッハッ・・・・・
で、ぼくのホームページK.OKADAワールド
(URL;http://debu1957.hp.infoseek.co.jp/)には
あんたら2チャネラーには似合わない私の傑作の音楽がついていますので、
ぜーーーーーったいに来ないで下さいね。
125名前はいらない:02/12/03 14:26 ID:O98in/0P
>>124 
UZEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE
126カンナ:02/12/03 15:52 ID:B5j+2199
星の生まれる日



あたしの肋骨から空へと登りなさい
髪の毛を伝って 頭に足を掛けて

今すぐ飛んで行けばいい 
遠くへ旅立てばいいの

あなたが星に着くころ あたしは一人泣くから


壊した幸せと 犯した罪を合わせ
ロープを編み上げて 命を繋げばいい

縛った罰を置き去りに
想い出背負う事もない

昨日を許せるように 明日を愛せるように


縛った手を離してあげましょう
西の空へ離してあげましょう

あなたが星に着くころ あたしは一人泣くから

昨日を許せるように 明日を愛せるように


127ちっち:02/12/03 19:01 ID:c3qepDeG
>>4thさま
それでは、クリスマスも近いことですし、>>114ayumiさま、クリスマス(至福)を
フラッシュ化させて頂きます。ayumiさま、ご都合が悪ければお申しでください。
128アップルっちっち ◆FMiYTdsunc :02/12/03 19:46 ID:ze9OZOWe
4thさま、ayumiさま、うpりまスタ☆
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1037795269/264
129白鑞金:02/12/03 21:52 ID:421VJ/TK
>>114>道をつきすすんでおそれは消え光をはなち星は光る
   読み手にちからを与えてくれます。他のイマジネールな部分は4thさん
  のご意見に同感です。
>>126「頭」ではちょっとパロディかも。「うなじ」ではいけませんか?
   でも「あたしの頭なんて思いきって蹴っ飛ばしちゃってよ」という意味
   でなら、わかる気もします。そんな時って、よくありますもんね。
   
1304th ◆HdqTLODCXU :02/12/03 22:05 ID:3jMcpAwl
>>128 折れた望遠鏡から漏れるふくらんでた星の残像光り いつもより大きく ぼぉっと せわしなく
>>129 バカじゃないの
131白鑞金:02/12/03 22:11 ID:421VJ/TK
>>130 大バカで〜す! ふっ
132名前はいらない:02/12/03 23:46 ID:6JhDdWgV
4thよ、ちと>>130のような発言は慎むがよい
133名前はいらない:02/12/04 00:01 ID:4tMK3B8u
>>132 同意 スレ主が周りを不快にさせてどうする
134BOO ◆x21dMcQiIA :02/12/04 00:08 ID:U6xAthqX
抜け殻だらけの丘の上で
まだ孵っていないさなぎを
探している

すこし離れてみれば
この辺りは
砂丘か砂漠のよう

ときおり風が吹いては
かさかさと音をたてる

拾ってみてもひろってみても
みんな抜け殻か
死んでいるので
とても貧しい気分になる

ここには生きているさなぎなんて
一つもないんだ

あきらめて抜け殻の丘に寝転がる

そして夕暮れの空には
夥しい数の蝶たちが
羽ばたいていた

鱗粉の雨を浴びながら
不思議に心地よく
瞼を閉じた
135月影:02/12/04 00:35 ID:pgvVNZ6N
「さむざむ」

自分が誰だかわからない
抑えられない衝動
これが何よりも怖い
136BOO ◆x21dMcQiIA :02/12/04 00:42 ID:U6xAthqX
>>99
上手に嗤うことは難しい。
「嗤う」という文字を違和感なく使う
ことはさらに難しい。

>>113
一人の時が好きで、なおかつ待ち続ける両義性。
でも違和感はなく、居心地よいと思う。

>>117
ぼくは中点連結定理を導く証明を美しいと感じるし、
きれめない意味過飽和の言葉のせかいも耐え難くすき。

>>126
きれい。けれどとても既視感。
137詩人18号 ◆ePAjf0GufU :02/12/04 01:25 ID:bpA8ndjN
話をしたこともなくて
机を並べた隣に座っている
ただそれだけの関係なわけで

君は僕のことは何も知らなくて
僕も君のことは何も知らなくて
だからこそ知りたいと思うわけで

でも話し掛けてみようと思ったところで
うまく話せるか心配で
出かけた言葉を頭の中で
拾い集めるだけなわけで

そんなわけで
そんなわけで

今日も下校の時間が来て
君は僕にさよならは言わないで
僕も君にさよならは言わないで
僕はすれ違って髪の香りを感じるだけなわけで

でも明日こそ明日こそ
君におはようを言ってみせるわけで

そんなわけで
そんなわけで

さよなら、君
また、明日
138名前はいらない:02/12/04 04:37 ID:aqgElfkP
>>130
こやつアホちゃうんかと、、、小一時間、、、評価?とか?よくやってんね。
ま、それはそれでよし!だがな、心を読めない奴には偽りの批評しかできない。

以上、批評の批評です。
139名前はいらない:02/12/04 05:25 ID:GWZlO9iX
ほれ、何か言え、4th
140☆☆☆☆☆:02/12/04 05:26 ID:VXNqVCux
141名前はいらない:02/12/04 05:32 ID:GWZlO9iX
ホーチミンで逃げられると思うなよ。4thさんよー。
怒らせちゃななんドキュンを怒らせた様だな〜。あ々〜ぁ。。。
142名前はいらない:02/12/04 05:38 ID:GWZlO9iX
いいこと言ってるヤシもいるな。

3 :名前はいらない :02/11/25 03:21 ID:jtVgXjWU
おっちゃん
次スレたてる時は是非「評価」を「批評」に変えてくれ
これからまた約1000までの道のりで、うっかり忘れるかもしれんが……
それでも「評価」じゃなく「批評」に変えるべきだと、前々から思ってた
すっかり、間に合わなかった忠告が虚しい……(鬱
143名前はいらない:02/12/04 05:46 ID:GWZlO9iX

何か言え、っつてんだろがっ!! 4th!! ま、しょせんこの程度よ。な。
144名前はいらない:02/12/04 05:50 ID:GWZlO9iX
ここにも居た罠

138 名前:名前はいらない :02/12/04 04:37 ID:aqgElfkP
>>130
こやつアホちゃうんかと、、、小一時間、、、評価?とか?よくやってんね。
ま、それはそれでよし!だがな、心を読めない奴には偽りの批評しかできない。

以上、批評の批評です。
1454th ◆HdqTLODCXU :02/12/04 05:55 ID:MQ3yZEoH
>>137 おでかけしたまんまの痴呆の言葉とよく躾られたそれ とりあえずどちらにもお帰んなさい…ん
>>135 ペーパーテストの3科目めくらい
>>134 夜道の行く手に転がす中玉が踏む落ち葉の乾音 木魂が乗る浮き葉の清音
>>126 軽さのもうひとつ高次がひかり集めてポカポカと
>>… 朝は犬の散歩道になりはての駅への最短路 夜はコンビニ多い通り 糞避けて ここでも
146名前はいらない:02/12/04 06:01 ID:GWZlO9iX
要するにコミットメントとかコミュニケーションが出来ないわけだ。4thって。
147名前はいらない:02/12/04 06:05 ID:GWZlO9iX
>>145 4th
あ、それと、そんな評価なら、うちの中学生のぼうずの方がまともに出来るよ。
言って置くけどさ、そっけないぢゃん。そんなもの。
148名前はいらない:02/12/04 06:07 ID:GWZlO9iX
つーか、基地外、論外、相手するだけ無駄。4thって奴。
149白鑞金:02/12/04 07:03 ID:5kPOdENf
>>118内容がすべての詩。あなたのその気持ちが皆に、水が沁み込むように伝
  わればいいですね。大声でなく、ぎりぎり抑制のきいたところに惹かれます。
>>134「砂丘」と「砂漠」は似て非なるもの。別々の言葉を探してみられては?
  全体、特にラスト6行の展開は、書き手の美学を感じさせます。素晴らしい。
>>135ネームと題名とがダブッてしまっているのでは。>>113がすごくよかった
  だけにちょっと惜しい気がしました。
>>137あまりにも僕自身に近すぎて照れてしまうほど。でもやっぱり、こんな
  詩をもっと読みたいです。
>>142>「評価」を「批評」に
  僕もそう思います。 
150名前はいらない:02/12/04 08:33 ID:GMkazBZD
細き道

私を操るのは誰か?
オジャマコ オジャマコ
見えない糸には触れられない
出口は入り口だった壺迷路

「狭き門」を探しなさい。
その先の細き道の向こう.
151:02/12/04 20:15 ID:UZiIETvt
やけに冷めきった自分を
遠くから見つめる

いつものこと
僕は人の痛みに
涙を流せない

いつものこと
僕は自分の痛みに
涙を流せない

ざわめきが遠くに聞こえる街の片隅で
冬を感じさせる空気の中一人佇みながら
君を想う

体の冷たさに
心の温かさに
街の灯りが少し、滲んだ
152sin:02/12/04 20:49 ID:36FP1FTV
【虫メガネ】

今日はずる休みして 虫メガネを買ってきて
いろんなモノを夢中で観察
先生に怒られるかナ…ちょっと怖いけど
柄を持って ぐるんと空をなぞってみる
一瞬間だけ 鳥がどアップ
キュルルル〜って鳴いて すぐにボクも現実に戻す

うーん 哀しい
うーん 切ない…から
だから
もうちょい 虫じゃないいろいろを
でも逃げるためじゃない
でも嘆くためではないんだ

…ちょっとおっかなびっくりだけど
おしべとめしべを 見つめてみよう
でもエッチじゃない
ボク、エッチなんかじゃないんだけどサ

子供や年下や動物たちは きっとあなた様がたより
言葉に出せるものが少ない
これが これが ずる休みの観察日記が
ボクの内なる言葉だって事だって
あったって良いじゃないか
あるかも しれないじゃないか
覗いてみたって良いじゃないか
覗いてくれたって 良いじゃないか

でも涙を枯らしたいんじゃない
でも泣きたくないワケじゃ ないんだ
153名前はいらない:02/12/04 20:54 ID:+YiyuPNm
私だけが君に運命を感じてる
5センチの距離
片翼の鳥が飛べないように
この愛も育たない
通じ合わなくてもいいから
私にかまって
私で遊んで
君色の季節の匂いに埋もれたい
154ハットリ:02/12/04 23:17 ID:fYPF9aFc
はじめまして。
今まで詩なんて興味なかったけど、全く関係ないスレで↓の詩を見てから興味がわいてきました。
元ネタを教えて欲しいです。

わたしはもう人をやめようと思います
人をやめてユニクロや玄米になろうと思います

こんにちわ。人のように見えますが
私はユニクロです
ポリシーはリーズナブルでカラフルな定番です

こんにちわ。人のように見えますが
私は玄米です
ポリシーは頑固で健全で快便です

私がユニクロになったら
どんな恋をするのだろう
きちんと正上位で卵とハムとキュウリのサンドイッチを食べるような恋かしら

私が玄米になったら
どんな夢を見るのだろう
昼間のように明るい月明りの下を元気に行進するような夢かしら

そして もとの人だったわたしは
うっすらとした後悔を感じながら
でも 墓の下で微笑んで
若い恋人たちの幸せを祈るでしょう

何かになることは何かにならないことなんです
いいんです それで。
155名前はいらない:02/12/04 23:25 ID:RXS5sqNV
>>154
 ググル検索で出てきました。恐らくここではないかと。
 ttp://www.music.co.jp/~miwamoon/uniqro.html
左下のreturnをクリックしていくと、どういった方のページか分かります。

あと、すいませんが次回(もしあったらですが)からは質問は質問スレでお願いします。
156:02/12/04 23:53 ID:5ohMe2GB
             「飛べない鳥」
           
               私は鳥。
      私は、皆と同じように生まれ同じように育った。
            ただ一つだけ違った
            私は飛べなかった
          いつになっても飛べなかった。
        仲間達は、あの広い大空へ飛び立っていく
           だが、私は飛べない。
        だから、私は自分の羽を白く塗った。
     嘘と言う名の絵の具で、私は自分を真っ白に染めた
       そしたら、人間が私を拾ってくれた。
       私は、そうやって生きる道を見つけた。
   今日も嘘や偽りの白い羽で、私は偽りの愛をもらい生きつづける。
      そして、いつか自分も空を飛べる夢を見る
         だが飛べない、それが現実
         私はあの青い空には届かない
      だから私は今日も嘘で自分の羽を白く染める
      
             私は飛ばない鳥

         
       

  

  
157名前はいらない:02/12/05 00:06 ID:orQgnXjN
詩を公開するのは初めてです。
詩はわたしのもう1つの自分。荒野でうずくまっているもう一人が
ふと顔をあげたときにしか思いつきません。私の陰の部分です。
評価お願いします
   ↓
             音空
あなたは小さな心に赤い糸を纏わせた。
伸ばした手は届くこともなく ただ滴る 蒼の水となって。
戻ることのない日々よ どうか泣かないで…
響く音に思いを乗せて伝えることができたら
温もりのある風はあなたを 
そしてわたしを
いつまでも奏でるだろう…
158ジュ:02/12/05 00:45 ID:TDPvAlGx
         メッセンジャー
今話している君
君はいつでも明るいね、いつもおかしな話をしてくれる
けど僕たちの関係って一体何なんだろう 
友達でも恋人でも他人でもない
会ったことも無い 顔も知らない
もしかしたらすれ違ったことがあるかもしれない

もし突然この媒介が無くなれば、もう一生会わないだろう
そして君は渡り鳥のように何食わぬ顔で飛び去っていくのだろう
だから今、この会話を精一杯楽しむことにさせてもらうよ。

1594th ◆HdqTLODCXU :02/12/05 00:52 ID:7kBNZ84k
>>160 ライン走る あの過ぎた響きがふたつ数えの振るえの届き戻り 張った糸 落ちた食み
>>151 不思議な壊れない砕けないからだのなかの多重線分的案が滲む掌からうつむく止まった表情へ
160めるも:02/12/05 01:35 ID:ieFjtarU
青い空は云う。
雨は勝手に空から降る役立たずな水なんかじゃない、よ。
自分の意思で世界へ下りて行った
勇気あるものたちだと。
それを浴びて人間も、もっと強くなれ、と。
ザァザァザァ・・・・・・・。
161BOO ◆x21dMcQiIA :02/12/05 03:28 ID:0+JOMkvI
>>150
クラインの壺とアリアドネの糸。
門を示す細いことばが不思議。
>>151
丁寧な流れがせつない。
>>157
前書きが素敵。
陰の自分/平日の自分。
二人とも無くてはならないと思う。

>>145
作者の死後、蘇生へのひと時。
デタッチとコミットの間隙。
対消滅することばとことば。
レス有難うございます。
>>149
砂丘は眠るところ。
砂漠は死ぬところ。
そんな感じです。
レス有難うございます。
162クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/12/05 13:24 ID:+dOlxr4U
「共依存」
 毛布に滲む果物の匂いのように
 言葉を探す教師の誇りのように
 愛すべき癌のように
 目覚めるという自殺が喉の痰を掻き消し
 画家の不純な衝動は壁紙に投付けられる

 沸きわめくコーヒーのあの黒さ
 冬の想い出に寄り添う指の痛み
 すべての感覚信者よ
 お前の行動の逐一が音楽として届けられ
 私の鼓膜で映像に変換されては息を奪う

 お前の全身を拝借する痛み痛み痛み
 働くことなどできるだろうか、幸せな労働者よ
 夢を見つづけるお前の視界視界視界
 連絡を待つ娘の母親のように、幸せを貪る者よ

 
163クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/12/05 13:25 ID:+dOlxr4U
(つづき)
お前は常に教典のように正しい
 お前の愛のようにそれは正しい
 小説の人物のように
 張り幕に落とされる幻灯に唾を吐く者よ
 もう一人の思惑に触れられる幸せな者よ

 ベッドに下のマットにまで届く
 水の行方をお前の目は追掛ける
 一人きりの偽善者よ
 病巣を喰らう者景色を造る者愛される者
 片腕を切り捨てる者よお前を愛する者よ

 お前の全体を支配する痛み痛み痛み
 けして響くことのない音階を、知得る者たちよ
 お前の感情を閉込める死骸死骸死骸
 私の目を持去り恋愛を実行し、損得を造る者よ
164名前はいらない:02/12/05 19:40 ID:0knaiB6R
>>162-163
だれかにいちめられたのか?それって、いぢめられっ子の詩だよね。あのね。、いじめられたら
いじめかえすのが一番だよ。ま、そこまでが大変だけどね。。。君ならやれる!きっとやれる!たぶん。
165名前はいらない:02/12/05 20:13 ID:yeNVd2yP
確かに病んでいるな
166名前はいらない:02/12/05 21:41 ID:P8OiFQBb
普段から、上品な人って怒ってもお上品なのじゃない ?
1674th ◆HdqTLODCXU :02/12/05 21:49 ID:ADU9JXbK
>>162 日曜がんばってね 聴きに行く
168:02/12/05 22:30 ID:KP0Tczj7
ずっと神様は全て助けてくれる
そう思ってた
でもきずいたんだ
ずっと俺は遊ばれてたってことを
カミサマヲシンジロ
    カミサマハタスケテクレル
ばっかみてえだ
人間なんてただのくずだ
そして俺は最大のくず
何か失えばだれかに助けてもらわねえと
たちなおんねえ
そして俺は普通の人間の
普通な奴に助けてもらっただけ
そして俺はそいつを神様に見間違えただけ
それで俺はあいつにしたがって
すべてまたうしなっただけ  
人間なんてよ
           本当に馬鹿だ
169クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/12/05 22:39 ID:4ID45WQW
>>167
どうもです。
よかったら声をかけてください。
170名前はいらない:02/12/05 23:42 ID:P8OiFQBb
Pe ツ‥‥!!
171名前はいらない:02/12/05 23:45 ID:qgqu4OJf
もういやになってしまいます。
もうなにもわかりません。
ただぼくは酒をのんで、
よるがきたらねちまうのです。
172たもい:02/12/05 23:56 ID:u3vTT75l
忘れた事を思いだそうとする
便秘
忘れる位だから大した事じゃない
逆鱗命中

思い出せた
下らなかった
少なからず
撃沈

わからない位だから大した事じゃない
完全逆鱗

わからなくても
笑えた
少なからず


言葉足らず
激励
1734th ◆HdqTLODCXU :02/12/06 00:01 ID:vE0OaIvi
>>5947 そっとがすくわれて3つのてのひらへ 4つめがもっとそっと僕のひたいへ
174月影:02/12/06 00:45 ID:rwD4j/I/
「この空間」

辺りを見回して見えたもの
人、コンクリート、鉄塊
空を見上げて見えたもの
ガス、霞んだ月、雨粒

そんな平穏のない街に巣くう
自由のない人形たちは
言葉足らずなラジオを聞いて
絶望の中暗闇を歩いていく
175クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/12/06 12:40 ID:4stIKFZq
「手をつないで」
 言葉を手の中に優しく落としてくださいと告白された
 今度の生まれかけの日に
 白い霧の生まれるように

 振り幅の少ない真っ直ぐな
 スチールの臭いに胸を突かれ
 舌頭のような存在感と
 それを助けるだ液のような
 不能感とで
176夕暮れ:02/12/06 12:52 ID:mjO4G3N5
「猫の置物」
願掛けをした
君と付き合えますようにと、小さな子猫の置物に
やってて恥ずかしいとは思うけど、でもその恥ずかしさが僕に君への思いは本当なんだという事を教えてくれた
子猫の置物が言う
「もっと自信持てよ!自分に自信がないやつは何やってもダメだぜ!」
そうか、そうだよな。自分が告白するのに・・・
もっと自信を持とう!
そうすれば周りの風景だって少しは変わって見えてくるはずさ
何をこんなに恐れていたんだろう・・
歩き出すんだ、自分の足で
もう他人に振り回させてなんかいたくない
「自分」を持つんだ
そうすれば、君も少しは僕に振り向いてくれるだろう・・・
そう信じて、僕はまた「新たな僕」として猫の置物に願掛けをしたんだ
177名前はいらない:02/12/06 13:21 ID:EqPudJDs
うんこは臭い
178白鑞金:02/12/06 17:52 ID:5KwpgoeE
>>151巴さん
心情・詩情ともに冷えているあなたが、たいへん上手く表現されているなあと
感心しました。そのうえで、

>ざわめきが遠くに聞こえる街の片隅で
→ざわめき遠く聞こえる街の片隅で
>冬を感じさせる空気の中一人佇みながら
→粉雪にひとり佇みながら
いかがでしょう?

>>153さん
>5センチの距離→距離は5センチ >君色 ウブかつ新鮮ですね。

>>157さん
失礼かもしれませんが、
>詩はわたしのもう1つの自分。荒野でうずくまっているもう一人が
>ふと顔をあげたときにしか思いつきません。私の陰の部分です。
こちらの前置きのほうが詩に思えるのですが。

>>160めるもさん
読み手に勇気を与えてくれます。あと、擬音語にもう一工夫ほしいところ。

>>162クロラさん
もっと読みやすくして頂ければと思いました。「共依存」は直接すぎるかも。

>>凛さん
>何か失えばだれかに助けてもらわねえとたちなおんねえ
僕の事かと目を見張ってしまいました。同感です。凛先生。 
179  :02/12/06 18:14 ID:p6LmyX4T
静かに朝は
気持ちは 君は 微かな  えがお
180詩人の夜 ◆Kb/RA9MIro :02/12/06 18:33 ID:l+lP18gS
『エゴ』

たとえば今、僕がいなくなってしまったとして
それは君にどれほどの悲しみを残せるのだろう
どれほどの強さで

窓辺に飾る花がいつかしおれてゆくように
気持ちも薄れるものならば

きっと、それはそれでいい

でももし、曖昧な感情で切り捨てられ
すべてなかったことのように
日常を進められたなら?

それはそれでいいだろう
望むべくしてそうなるのなら

諦めにも似た
けれど僕だって弱い脆い人であるのだから
考えずにはいられない

幸せな今を取り残してゆくように

庭の金木犀が香るころ
たとえば僕が君の前から消えてしまったとして
それは、一体どれほどの強さで君の心に残るのだろう

恨みや憎しみではなく
優しい風のような寂しさで
君の心に残れるものならば
181白鑞金:02/12/06 19:55 ID:5KwpgoeE
>>175クロラさん
あれ? 読みやすくなってます。語彙の豊富なあなたにとって、
>今度の生まれかけの日に 白い霧の生まれるように
この行は逆に悩まれたのでは? まさにボードレールからヘッセへの道ですも
んね。随分いじってしまうことになりますけれど、
→いま生まれてゆくこの朝が 白く霧へとつつまれるよう
どうでしょう? それと「助ける」と「不能」とのこの矛盾を、矛盾のまま
>手の中に優しく落としてください。クロラさんの言葉で。

>>176夕暮れさん
「陽はまたのぼる」―E.ヘミングウェイ

>>177さん
>うんこ
確かにくさい。だけど、それが肥料へ熟成し、米へ野菜へ野の花へ。

182クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/12/06 20:45 ID:4stIKFZq
>>178>>181 白鑞金さん
こっちのスレッドでコメントしてもらえるとは思いませんでした。
実は僕は詩を書くときにあまり悩みません。
>>162-3にしても>>175にしても、同じように一気に書き上げます。
それで、書き上げてからじっと自分の言葉について悩むのですが。
「共依存」確かに、むしろそのニュアンスを作中に折り込んだ方がよかったかもしれないですね。

>>164
自分の言葉を持て余す僕には、それについての反応のひとつづつに考えさせられます。
実は164氏のコメントを読んで「ああ、なるほど」と思ったりしました。
183カッター:02/12/06 20:48 ID:AL7S1SIl
「雑談」
ねえ先生。
あのね、もしも死ぬとしたならさ、
何処で死にたい? 誰と死にたい?
私ね、先生と死にたい。
先生は 私が刺すから
先生が死んだら 私も死ぬから。
大丈夫。苦しまないように刺してあげる。
だから、大丈夫。
今ナイフ持ってるから。
刃渡りも結構有るし。
だって、私のこと、ここでは好きになってくれないでしょ?
だから、向こうで一緒になろう。
逃げようとしたって無駄だよ。
先生、目・・閉じて・・。

ある生徒と 先生の会話。
この後 二人は どうなったのだろう。
先生と 生徒であるが故の悲劇。
先生と 生徒であるが故の最期。



184:02/12/06 21:39 ID:Ss9XjbBf
4thさん、BOOさん、白鑞金さん、評価ありがとうございました。
>>178
確かにそのほうがいいですね。
リズムとかを考えても。
アドバイスありがとうございます。
185つなかん:02/12/06 22:07 ID:tc250nn4
ええっと、初めて書くんですが、評価お願いします。

  【すてろ。すてろ。すてろ】
 いつだって読みたいと思う本はもちあるかない
 買いたいと思う気持ちはもったいないと思う心に勝ち目がない
 そうして読みたくもない本を買い、
 くだらない言葉がふやけた脳を犯していく

 今日もたくさん捨てたのに
186名前はいらない:02/12/06 22:20 ID:/ig4JEFg
カス批評者どもが!
187:02/12/06 22:34 ID:Ss9XjbBf
 小さなかけら

月明かりすら照らさない
傷負い人の声もない
屋根の隙間から1つのぞく星
街灯りに目を細め
違う角度でながめてる
あの光の中で2人は交わる

何も望んではいなかった
気分屋の風に流されてきた
誰かとすれ違っても
振り返りもしないで
無防備な体のまま
柔らかいものにあたって
包まれながら進んでる
委ねて頼って生きている
188お願いします:02/12/06 23:17 ID:usHRWVOt
「中野サンプラザ」
おおい、中野サンプラザ。
今日も元気そうだな。
相変わらず若いな。羨ましいよ。
お前に初めて会ったのは、俺がまだ東京に出てきたばかりの
十八歳の頃だったな。
お前がまん前に立っているにもかかわらず、俺はおまわりさんに
「すいません、中野サンプラザはどこですか」
って聞いたら、おまわりさんは笑いながら
「これが中野サンプラザだよ」
ええっ、だって中野区青少年勤労者会館って書いてあるじゃん。
お前あのとき俺をだましやがったな。恥かかせやがってこの野郎。
あのときはまだほんの少年だった俺だけど、
今じゃもうすっかりおじさんだ。
お前はいいねえ老けなくて。俺は最近腰が痛いよ。
そうやってただ一日突っ立ってるだけでずいぶん楽そうに俺には見えるけど
ほんとうは色々大変なこともあるんだろうな。
まあともかくこれからもよろしく。お互いに頑張ろう。
地震には気をつけろ。俺よりさきに死ぬんじゃないぞ。
189クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/12/07 00:04 ID:rWLXesHv
ああっ、なんか>>182の文章、妙に嫌味っぽいな。
190190:02/12/07 00:36 ID:mdS9JJUR
蒼に落ちていく
澄み切った君の世界へ
明日にはきっと溺れている
汚れた私の心と共に
191BOO ◆x21dMcQiIA :02/12/07 01:16 ID:F1/nfawl
ベルが鳴るベルが鳴る
昨日も今日もベルがなる
びくつきながら目を向ける
涙ながらの教室に
拍手の嵐がまきおこる
廊下の窓から覗いてる
あかんべえをしている奴は
みんな怒られ立たされる

ベルが鳴るベルが鳴る
明日も明日のベルがなる
戸惑いながら手にすくう
カビ臭すぎるその味を
みんな笑顔で飲んでいる
グランドひとりで駆け回る
あかんべえをしている奴は
怒られてるのに笑ってる
192月影:02/12/07 01:18 ID:XCB4lklH
「盲目」

道端に咲く小さなあの花さえも
生きていく意味を知っている
僕らは上手に生きることを覚えて
何のために生きるのか何故死を恐れるのか
そんな事さえ忘れてしまった

もしもこの世界が光を失くして
明日が見えないなら
誰も知らぬ道も恐れることなく
歩いていけるかな?
193流星群:02/12/07 03:32 ID:d4Da2otp
星の砂を喰い
夢の華を食う 美醜な姫よ
今 心を解き放て 氷雨の元
その腐乱な心を解き放て
さまよう幽鬼の手から逃れるべく
この夢路を走り続けろ
194:02/12/07 17:19 ID:34+3q5jn
都会の汚れた雨で 己の心を洗う
傘で顔を隠し足早に過ぎ去る人の中

風に流されても
風に逆らっても
辿り着く場所は溜め息の部屋

疲れきった自分を慰めるために
ナイフに手をのばした
195(瞳):02/12/07 17:58 ID:DgncjDOh
あなたに会えて。良かった
青い空よ 何処までも遠く  .

この人を自由にさせて
196ゆきやお:02/12/07 18:06 ID:qpJyMYRl
知らずにPart6にカキコ。再度頼もふ。


木の上には何が成っているかなと 
大げさな背伸びで掴もうとしてみた
褒められたいために 敬れたいために
計算をしながら 自分の位置を敷く
登るだけ登って 手を叩かれて
降りるときのことは考慮してはおらず
その場は騙せても最後には剥がれる
その破片は常に自分に跳ね返る

「悩みはつきねえなぁ」「だって生きてるから」
この二言だけがいつもの合言葉
一途でいたいのに一途でいたいのに
優柔不断から変わる単語もなく
水面下の事情 掛け違いのボタン
普通じゃないのが 格好良いと思っていた
きっと変らないものがあるとして 
ずっと譲れないものがあるとして
貰い泣きのような雰囲気を醸し出した
同情より先に溢れ出てくるもの
どうか僕を消さないでおくれ

ただ ただ 普通に生きていたい
ただ ただ 器用に生きてみたい
何だかんだ言っても幸せになりたい
197名前はいらない:02/12/07 19:09 ID:uNwq1hrM
303 :まま p7146-ip01aobadori.miyagi.ocn.ne.jp :02/12/06 22:45
様々な妄想の念が螺旋状に己の中で渦巻いた後、
急激なほてりがボクにおしよせてきた。うおおお!!sexしてぇぇぇ!
頭の中が何も無いので、思考はみるみる停止していく。(当たり前だろ

「どうせ、明日も同じ一日明日も仕事」妄想とは裏腹に、日々の無駄な努力が
心の中で警告メッセージを出す。お前は才能無いってね。

やがて、つばをかけられた精子のように、トロリと、怠惰に
眠りのザーメンを俺は、飲み干した。
198名前はいらない:02/12/07 19:14 ID:ptpmk5Yz
漏れの詩はどーでつか?

http://www.enpitu.ne.jp/usr9/99236/
199名前はいらない:02/12/07 19:22 ID:IWt/VNXJ
「四月」

巡る季節が風の匂いを連れてくる

咲く花弁の愛おしさ
日本を彩りゆく美しき伝説よ

舞い散る儚さが私に告げる
全ての終りは始まりである事を

時間の停止を思わせる宙への浮遊
しかし同時に永遠の皆無を記憶させる

貴方の意思へとどれくらい近付けたのか

春よ


200マイケル:02/12/07 19:22 ID:Nsdyd2GO
200いただきます
201まま氏:02/12/07 19:45 ID:uNwq1hrM
2ちゃんの王様、まま氏登場!!

http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/mog2/1039182345/l50 [source] [check]

303 :まま p7146-ip01aobadori.miyagi.ocn.ne.jp :02/12/06 22:45
様々な妄想の念が螺旋状に己の中で渦巻いた後、
急激なほてりがボクにおしよせてきた。うおおお!!sexしてぇぇぇ!
頭の中が何も無いので、思考はみるみる停止していく。(当たり前だろ

「どうせ、明日も同じ一日明日も仕事」妄想とは裏腹に、日々の無駄な努力が
心の中で警告メッセージを出す。お前は才能無いってね。

やがて、つばをかけられた精子のように、トロリと、怠惰に
眠りのザーメンを俺は、飲み干した。


えへへへ
2024th ◆HdqTLODCXU :02/12/09 01:23 ID:5VnNEp8y
雨の元気つかんで寒さの元気と融和させて なんとかひねり出す明日が月曜の朝からの元気にょ
203名前はいらないぽ。:02/12/09 17:21 ID:uNVmCDBU
「末来」

高速エレベーターはいつだって
停止階からずれてしまう ぽんこつ
電子パルスなどぶん殴って
古びた金具などつぎたせ

それは母なる父からの願い
父からの教え 自らの喩え
そろそろそれに飽きたからそれを
これであれであーすればこうなる

 説明がたりないな
  切実な思いだな
 説明がたりないな
  切実な思いだな

かみさまはとても偉いからぼくを
凄くばかにしているのだと
思ったと思われる
我だけを救いたまへ
洗い流してたもれ

 それは万物の希
  我だけを救いたまへ

よくないことをやろう
 よくないことをやろう
17世紀初頭
 よくないことをやろう
204 :02/12/09 18:06 ID:PK/EPzTT
「暖房」
暖房が壊れた。寒いのに…
ミカンを右手に、エロ雑誌を左。
爪に残ったミカンのカスは臭う。
ミカン臭くて汗臭い僕の部屋。ぴゅう、ぴゅう。
205毬藻:02/12/09 19:00 ID:ZrUws3Hq
狼人間達の挽歌〜月に捧ぐ〜スレで 書いたものですが・・・
なにぶん 初めて書くのでお手柔らかに。


時さえも 不平等で
私の目は 黒く染まるだけ
日の光は明るすぎて 月光だけが静かに流れる
静寂は レクイエム
穏やかなる絶望を告げて
時の逝く墓場に 冷淡な月堕ちる
206名前はいらない:02/12/09 22:53 ID:TmHbp/M0
            「お帰りなさい」

人々の心、山、川、谷 みんな温かく みんな美しく見えます

空も、土地も、木も囁く 「お帰りなさい」と 「頑張ってきたね」と

帰ってきました ありがとう
2074th ◆HdqTLODCXU :02/12/09 22:58 ID:yxWazs4g
ほつみれにおよむ そ と えにふとみたいび  いのね おおじゅろも
2084th ◆HdqTLODCXU :02/12/09 23:31 ID:yxWazs4g
>>207 低さへの高み
>>206 いまのここを夜のネコが背を伸ばして鼻あそばせながら嗅ぐ ずっと嗅ぐ
>>205 ここを静かに落下霊(タマ)一時めがけた視の白願
>>204 葡萄房の形と紫で呼びかける眼球直近の彩
>>203 何度か目の最期に試すジャンプの指した突き抜けの雲黒いまま 黒いまま
209夏色:02/12/10 00:44 ID:+uftkR9K
葛根湯飲みながら ひしひし感じる冬の到来
雪の滲んだ手の平広げ思い返す幼い思い出
210月影:02/12/10 00:53 ID:kOZPWJ51
「何」

問われて困るもの
生きていく意味
それに全てが要約され
それだけで全ての答えになる
211BOO ◆x21dMcQiIA :02/12/10 01:26 ID:1y4i/ly/
>>162
反復は呪術を構成する要素。ぼくはこの詩を直視し難く、それは、作者が単純なマゾッホ的感覚を言葉として投げたのではない、
という確信条件になる。とても動的。

>>185
ザラザラした言葉。輪廻を断ち切るため、無駄な本を買い、自分への生贄に。

>>188
後半も、なんとはない言葉だけれど味。サンプラザもだいぶ老けました。

>>192
道端に咲く花は、生きていく意味を知らなくとも生きて死ぬ、ぼくらは幸か不幸かそんなアポリアに係わり合いになってしまったとも言える。

>>202
宇宙の平均気温より暖かい場所にいる幸せ。

>>205
陽光を浴びている時間は、曇りや雨、日蝕を含めると、一日平均12時間を切るのに、ぼくらはどうして夜贔屓?

>>210
「語りえないもの」がほんとうに語りえないのか確かめる潮時。必要なのは問いを立てる力。
212名前はいらないぽ。:02/12/10 01:30 ID:GjLyuF2R
「週明けの詩」

力よ
甦れ

南無阿弥駄物
泣夢阿弥陀仏
南無阿弥駄物
泣夢阿弥陀仏
右左南東
右左南東
右左南東
右左南東

天地綺麗な極彩模様
電池切れだ今日は休もう
言いたいことは明日言おう
いい塩梅で必ず言おう
平伏す前にすぐにやろう
火がつく前に彼を殺ろう
なにがしたいの なにもしないの
傷まないの なにも なにも
焼つけよ 再び焦がせ
焼つけよ 再び焦がせ
汝を燃やせ 焦がせ費やせ
汝を燃やせ 焦がせ費やせ
汝を燃やせ 殺せ殺せ
汝を焦がせ 清め給え

力よ
甦れよ
213名前はいらない:02/12/10 02:59 ID:nzNmYCBa
>>199
おしゃれだね。
お雑煮の餅の上に、、それでもペパーミントの葉が
一枚、添えられている様だ。
214南の詩人:02/12/10 05:04 ID:YQ+YIYlM
「現代のドン・キホーテ」
かつて革命家が眼孔を死んだ魚のように開かせて
武器を取った時代もあったのだ・・・

血のようにほの暗く愛の概念に取り付かれた男が
現代性の矛盾に今日も反旗の色を掲げる

すべては終わったことだと民衆は男を相手にしない
過剰に愛撫する一人娘をそっと地下室に隠蔽するだけ

男がやって来ると街の人間は一斉に石を投げ始める
まるで不治の疫病を持った背徳者の私刑でもあるかのように・・・

だが年頃の頬を林檎色で濡らす娘たちは彼をそっと
見つめる 新種の珍獣としてではない また一人の男としてではない

現代性からの逃亡に緋色の心臓を奪われたのだ
その愉楽への希少な代償として または生贄として

彼の心臓は既に男の美しい心臓ではなかった
血は抜かれ誘惑の笑みを浮かべたサタンに毒々しい葡萄酒を抽入された

男の心臓は月夜に輝かしい鯨のような青を見せる
それは反抗の象徴以外の他でもない
215南の詩人:02/12/10 05:06 ID:YQ+YIYlM
「青春時代」

俺の精液がゼラチン状に固まる時
それは隣の犬が吠え声を挙げる午前零時
愛の固まる真夜中に俺は性器をただ擦っているだけ
ああ愛などは俺にとっては形而上学の表わすビジョン
すべての音は静止している
波紋のない森の中の池のように
今日もこの時間は一千万の人間達が
煌びやかな性交に耽るのだ
そんな奴らを尻目に見ながら
俺は月光に照らされひたすら自己を慰める
空白の片腕は女の乳房ではなく青いアスパラガス
を握るだけ
日々は鈍い色の精液のように凝固していく

暗がりの中俺はオルガスムに到達した
井戸の底よりも暗く孤独なオルガスムに・・・

(未完)

216名前はいらない:02/12/10 07:41 ID:nzNmYCBa
すごいオバハンでした。
217名前はいらない:02/12/10 08:29 ID:ppenZVCc
まさか?
218名前はいらない:02/12/10 08:30 ID:ppenZVCc

そうなのか?
219名前はいらない:02/12/10 08:32 ID:YLgETSUG

南のなんとかって
いかいかじゃーん。
220名前はいらない:02/12/10 08:34 ID:0+vwkdNT
シモネタはいつも >イカだろう!
221名前はいらない:02/12/10 08:36 ID:V6nUBd2U

そうなのか?
222名前はいらない:02/12/10 08:37 ID:sgPrJcmq
寒いな
223名前はいらない:02/12/10 08:39 ID:sgPrJcmq

おう!
224名前はいらない:02/12/10 08:40 ID:sgPrJcmq
元気か?
225名前はいらない:02/12/10 08:43 ID:6cQDAeNw
おう!
226クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/12/10 09:43 ID:lWXFqdJo
「初雪」
 
 うようよしたちぎれた布切れひときれ満面

227岡田克彦 ◆ikGay75MZI :02/12/10 17:21 ID:mNr3C2/M

お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
228una:02/12/10 21:29 ID:Cxyq7nxD
「触れたい」
触れたいココロ 届かないキミ
わかってる 

わかりたいキミのココロ まだわからないキミとの距離
いつかいつかと信じてる

すべては 意味のないこと だれもにとって
すべては 意味のあること わたしにとって
229soup ◆8nlcMzxscU :02/12/10 22:30 ID:WPYMOBbJ
>>228
気持ち、凄くわかります。ストレートで共感できました。
下の2行が特にいいですね。
「すべては 意味のないこと だれもにとって」
これって気づくと哀しい事だけど、その通りなんですよね。
繰り返しが好きな私としては、気持ちの良い下2行でした。
230:02/12/10 23:12 ID:+bNmT0JJ
「タカビー」
別れ際に呟いた
貴方の言葉「忘れなよ」
やっていいこと悪いこと
分かっているのよ、何故やった?
貴方を想い、身を寄せて
貴方を想い、空回り
貴方失い、生きる私は道化なの
せめて糸を切りさって

泪流した帰り道
空き缶蹴り飛ばし叫ぶ
やっていいこと悪いこと
貴方のせいなの、分かってよ
寂しさ拭い 身体(み)を重ね
得た答えに 空回り
可笑しいね、あたしが望んだ結果なの?
採点やり直して頂戴 
231素人@詩:02/12/10 23:16 ID:+bNmT0JJ
すみません、230です。
空さんってのはコテハンでも居たのですね…;
他所でも使っているのでつい…;
ごめんなさい。
232葉悟:はさと ◆Q9OkNLTZnI :02/12/11 00:23 ID:YwcaF+u1
通りすがりですが、 >>226 のクロラくんの詩に惹かれました。
雪に「うようよ」という言葉を使うのは、意外で新鮮。
最後が締まってて、一行だけでもうそれ以上の言葉を必要としてない。
全部、4語で区切れたなら、テンポの面でも気持ちよかったかも。
でも、ほんと好きです。気に入りました♪
233名前はいらない:02/12/11 01:40 ID:1mA+zVTV
テレビ光線の太陽を浴びた
被爆しそうな部屋で
悶々としてる天井
夏の暑さのような寒さを裂く太陽のエアコンの
クールでシャドウな影がこう叫ぶんだ。
cry cry
永遠より遠い玄関までたどり着こう
そこが唯一の風穴なら
そこから風に乗っていけるはずさ
砂粒よりかるい僕らのたましいなら
234どぬーぶ:02/12/11 02:14 ID:jE72eomL
冷気を感じたと思った
ある過小評価された特技のことを考えた
情熱的に努力を必要とするひとへは有害

ロープからほぐれる繊維
君の荒れた手の中で君はこなす
抱擁とやさしい革命を

それは一列になって並べられている
時が経つにつれてカープして壊れてしまう列に
そしてこの壊れやすい世界を強調する

でもきっとそれは正しいことなのだろう
愛することは
自暴自棄という男らしい行動と
戦い退ける女の子達を

235どぬーぶ:02/12/11 02:19 ID:jE72eomL
少女の時間には
この危険が目撃者となる
とかなんとか 君のハートなしでは 
だから君は関われるように願う
それが常にそうありつづけるかのように
星の上で僕の隣に座ってくれ
もし君が今夜僕を起こすなら
236名前はいらない:02/12/11 02:46 ID:ItBep6WY
>>206  さん。 帰るところふるさとがある人はいいですね。

 古さとは遠くにありて思うもの今宵も帰ろう故郷へ

237:02/12/11 04:53 ID:vFlh911K
目覚めはいつものHEAVY METAL
眠い身体を奮い立たせる

今日も君とたくさん話そう
今日も君をたくさん愛そう

君の心に直接触れてみたい
柔らかすぎる君の心を
思い切り締め付けてみたい

完全に君を奪ってしまおう
独占欲でできた檻の中に閉じこめてしまおう

そんなこと考えるだけしかできない僕こそ
いらない優しさの檻の中
柵越しに僕に近づいて
小心者だと笑ってよ

眠りはいつものCLASSIC
疲れた身体をだんだん沈めてゆく
238yu-ji:02/12/11 05:23 ID:raaS+vUE
CANON


そろそろ、笑いたくなったので、ここから去ります。
笑うためには酒が必要で、書くためには煙草が必要なのだと、
日の出を去った今、そんな風に感じています。
うまく応えられなかったことを今、そんな風に感じているのです。

すみません、やっぱり僕は人間が嫌いなようなのです。

だから、人間を信じようとしている人たちは、とても眩しく
 悲しみがあんまり大きくて、笑うことも忘れてしまいます。

いずれ、その時には…
せめてその時だけでも、
皆が笑っていられるように…

ただそのことだけを祈って…

酒を呑んで、煙草を吹かし…

いずれ訪れるその時に、きっと僕は笑うでしょう。

今望むことはと問われれば、
ただ、こう応えることぐらいしかできないのです。

今、この時は…
239死にかけ ◆.IOebtn0zk :02/12/11 21:02 ID:7Rl9moOk
積み重ねる努力を怠った。

諦めていたら 楽でいられた。

キミがうらやましいよ

本当は・・・僕は 誘いの電話ひとつかけられない臆病者

求めて 拒否される事に酷く怯えてた

素直に求めるまぬけなキミに憧れた

・・・・あ〜あ

もっと 夕方表に出ればよかった

触れられるものに もっと触れればよかった

もっと気づけばよかった もっと・・・

もう届かない

240クロスケ:02/12/12 03:03 ID:HAeVdqvu
しろいカーテンをあかく切り抜きながらひかりが射し込んでいる

窓際のしろいはなが枯れていて 夕日が重くのしかかっていて 

泣きたそうだ とぼくは思う 無尽蔵に。

あかく染め抜かれたしろいカーテンの向こうにはあたりまえのように野良犬がいて

それを子供は恐れている 無神経に。

散れ 散れ  子供は言った きみのために、と。

足許に くろい飛行機を置いて。
2414th ◆HdqTLODCXU :02/12/12 07:05 ID:orUtRi+B
曳航されていく屋根の色数たたきこんだ頭の外の全部 川と呼ばれて撥ねだすのがこちらの気持ち換算係りを追う仕事と.
242クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/12/12 10:13 ID:pzwYq3ew
>>232 葉悟さん
ありがとう。
これは12月9日の雪がなければ書けなかった言葉です。
見たものを表すっていう、当たり前のことに新鮮さを覚える今日此の頃。
243名前はいらない:02/12/12 22:26 ID:vu1B3Yhg
梱包されていた未熟な塊
少しづつ解放されていく
赤から青磁色に冷めて
包まれていたビニールの合間をかいくぐり
ジリジリと触覚をにじり寄せる
暗いしがらみを造り出した後
泡を吹いて消失した
244名前はいらない:02/12/12 22:44 ID:c3miiobm

http://petitmomo.com/mm/

ここがちょっぴりエッチ系のめぐが運営している出会いサイトです。
もしよかったら使ってみて、、、
ヨロシクです。

めぐ(^o^)-☆
245鸚鵡:02/12/12 22:59 ID:O4fBiTTj
「凍傷」
夜の風に身を寄せる薄汚れた影が
不断に続く迷いをふと
枯葉の間から積み上げるとき
静かに燃える運命の鐘は
身を震わす宵の児を
大地の底へと転がり落とす
246珈緋:02/12/12 23:58 ID:lO65jZ6Q
>>239
>素直に求めるまぬけなキミに憧れた
さては濃い詩ですな。

>>245
すみません。
読み仮名教えて下さい。
247月影:02/12/13 00:16 ID:to8wiFho
「願いは儚く」

僕らが夢見た21世紀は
車が空を飛んで 火星に人が住んでいて
でも知らぬ間に時は流れその時になり
何も変わらぬ世界に皆は落胆する

では今僕らが描く未来はどうだろう
50年後100年後
僕らは望む未来に立てるだろうか
2484th ◆HdqTLODCXU :02/12/13 02:22 ID:26khxTmh
>>247 言葉増やして気持ちの彩り追加させ
>>245 カーテン位置おさえたviewの日影ごし
>>243 道祖神から送られてくるその日の魂の出来
249南の詩人:02/12/13 06:17 ID:D7aIRHoA
「ミルク・カーマストラ」

凍える黄昏の中で 
学生達の笑い声が 煙草の煙をそっと消し向ける
空は名もない景色 色が次元が違うのだ
その色は我々を嘲笑し 宇宙の明るみへ・・・

今日は学校が早く終わったのだ
皆 明日の輝かしい黄金色の星へ流れていってしまった
あらゆる美の中で すべてが時を持たない
愛の日々は銀河のどこにあるのというのだ

でもそれは学校では教えてくれない
そこでは人並みの幸福しか与えてくれない
頭のいい少年たちは いつかその嘘にきづくのだろう
でも彼らは教えられたものを見ているのではない 次元が違うのだ

250南の詩人:02/12/13 06:17 ID:D7aIRHoA
雪が世界を変えてしまった
その意味などない 人びとは恨みを寄せる
子供たちは理由はいらないのだ
humanizmなど虚構に過ぎないのだと 肉を

宇宙に捧げる その巨人に抵抗もせず
愛は少女にあるのではない
少女と秘密に見た オリオン座
闇の中の星ぼしにあるのだ

少女の夢は成就しやすい
だが 少年の夢は闇の輝きに奪われる
が 彼らの夢こそ
我々の源泉といえる


251クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/12/13 20:46 ID:cu+bOuxr
 「暗転の朝」

 カラスが巨体を地面から浮かし
 ばさばさと埃をまき散らし
 小さな虫がそれで飛ばされ
 丸鏡が銀色に合図する

 透明なのにばれてしまう
 ビニール袋が略奪されて
 コインのトリックで解決編
 犯人は飲み込まれたあなたです

252エヘン:02/12/13 21:24 ID:MEgK5Q9m
>251
L1> カラス → サル
L2> し → し
L3> ば → ば
L4> に → い
L5> ば → は
L6> さ → や
L7> で → め
L8> れ → れ
2534th ◆HdqTLODCXU :02/12/13 21:35 ID:YVC8b1wj
>>251 劇作ぽいね 読者観覧車に閉じ込めてブンブン振り回す楽しみ知るのかもね
254:02/12/13 21:57 ID:MEgK5Q9m
アナタがね。
255クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/12/14 16:15 ID:CHKeDMij
「展覧の夜」

サルの下腹部に溜まる水
自然発生するバクテリアの死
開店する分子がのさばりはじめ
姿鏡が真っ黒い胎内を照らす

ほつれない闇なのに腫れている
小さな意思が鼓膜をやられて
何も感じない目、問題編
被害者は覗き込まれたあなたです

>>252 エヘン氏
どうでしょ?
256虹色の蝶:02/12/14 17:07 ID:oIOfp4T7
  「あたしを逃してしまった」

あたしのなかの あたしを
あたしは逃してしまった

ほんとのあたしは今どこにいるの?
雲の間 山の後ろ 木の影 土の中

あれは小さい頃 臆病だったあたしは
ただ笑っていた 悲しくっても・・・

ほんとのあたしは今どこにいるの?
海の底 貝の中 石の隙間 かもめのお腹

あれは小さい頃 臆病だったあたしは
ただ笑っていた 殴られるのがこわいから

体の痛みと心の痛み
体の傷と心の傷
あたしはあたしを傷つけてたのかな?

あたしのなかの あたしを
あたしは逃してしまった

ほんとのあたしは今どこにいるの?
誰かが捨てた缶の中 
汚くよどんだ川の底
それとも傷だらけの心の奥・・・
「痛い」
しばいてしばいて血まみれで
それでもまだ極めるには至らず
俺は暴力の中でで生まれた
生まれてきた意味を暴力に求め
しばきしばかれ真髄まで
骨の髄まで暴力まみれで
それでも飽き足らず次の暴力を考える
罪も罰も愛も恋もセックスも君も俺も私もあなたも神様も暴力だ
泣きながら殴り泣きながら泣いてる奴に殴られ
このままじゃ死ぬまで終わらないと絶望し
それでも暴力から逃げられない
しばいてしばいてしばいて俺はまだしばいてる
血も涙も流れる普通の人間なのに
血と涙を垂れ流ししばき続ける
しばいてしばかれてしばいてしばかれて
君が俺を殺そうとしてる
僕はただ待っている
俺の魂をぶち壊し叩き潰し粉になるまで続く君の暴力を
258ayumi:02/12/14 23:54 ID:YWvmxpZz

孤独な平和をむさぼるわたし
あなたのこころはわからない

なんのために出会ったのか
それすら薄らいでゆく

ただ今日も日がくれて
お気に入りの時間がおとずれた

今の暮らしに不満はないが
いつか変化もおこるだろう

まだ見ぬ未来に期待する
ニュートラルなわたし
25966Q:02/12/15 00:52 ID:3b07fZ5q
「消去」
君に消された
僕の身体
何度消えても
また甦る

僕に水やる
小さな天使
月の光に
焼き殺された

明日はきっと
来ないのさ
だから君は
僕を消す
260今の気持ち:02/12/15 01:55 ID:/3adcnfH
全部失ってやっと気付いたあなたの大切さ(1−1)

もう戻らない心 
もう見れない笑顔
勇気をくれた言葉ばかり 
頭に思い出して
苦しくて 苦しくて 悲しくて 何も進まなくて

本当は一人でなんか生きていけないのに

全部失ってやっと気付いたあなたの大切さ
もう遅いそんなことばかり考えて
それでもあなたの声聞きたくて
いつかまた出会えるなんておもったりしながら
261今の気持ち:02/12/15 02:00 ID:/3adcnfH
全部失ってやっと気付いたあなたの大切さ(1−2)

忘れれないその笑顔 
いつも泣かしたその涙
君を傷つけることしかできなかった僕は 
また君の涙思い出して
寂しくて 寂しくて 涙出て 前が見えなくて

本当は君がいなきゃ意味無いのに

全部失ってやっと気付いたあなたの大切さ
もう遅いそんなことばかり考えて
それでもあの時のあなたの優しさ忘れれなくて
いつかまた二人だけでいられるとおもったりしながら
262白鑞金:02/12/15 03:09 ID:ILgSiYAM
>>256虹色の蝶さん
>あれは小さい頃 臆病だったあたしは
>ただ笑っていた 悲しくっても・・・
僕もそうでした。
>あれは小さい頃 臆病だったあたしは
>ただ笑っていた 殴られるのがこわいから
僕もまたそうでした。
>ほんとのあたしは今どこにいるの?
芭蕉さんが言っています。「句と身と一枚」と。「句」を「詩」と置き換えて
みませんか? つまり、「自分の詩は自分そのものである。自分の言葉、それ
がすべてである」。
>あたしを逃してしまった と、あなたは言うけれど、はじめから自分のある
人間なんてホントにいるんでしょうか? 思うには、それこそこれから、あな
た自身があなたみずからのペンで創造っていってほしいものです。
>石の隙間 などなど語彙を増やして、そのぶん抑制を効かせて下さい。

>>257りゅんりゅんさん
>生まれてきた意味を暴力に求め
「求め」。この言葉、なかなか凄味あり。「暴力」よりも深味あり。剣道とか
茶道ってありますよね。いずれにせよ、その道を極める、「求道」というもの
なのでは? そこであなたにオススメしたいのは、もうおわかりでしょう。
「詩歌の道」です。ありあまっているであろうそのエネルギーを、是非。
263名前はいらない:02/12/15 03:54 ID:N8jWzELE
ひらけ満月
口元に、濡れた恋心
夜の湖に君は時計を沈めた

深く潜る極楽色彩
あなたの横顔 鈍く照らされて

多分 君が見た夢は
黄泉で拾った鬼の涙

愛憎の砂鉄を拾って
裸足で森へ出かけよう

時計の音が
きみにお休みを告げるまで
2644th ◆HdqTLODCXU :02/12/15 04:39 ID:dEWPJTCB
>>263 月の蜜汲みに飛ぶ蜂とすれちがう
>>261 ミオちゃんの27回目の誕生日が12.15
>>259 忘れられの被害妄想
>>258 そのゲージ
>>257 あそこでレポート書いてなかった?でかいバッグ横に置いて
>>256 逃がす  分身したまま帰ってこない奴追って合体を迫る
>>255 あらま いい演出
265263:02/12/15 05:08 ID:N8jWzELE
おお、ありがとうございます。
ところで詩の評価ってどういったものに基づいて行われているのでしょうか?
勢いで書き込んだはいいものの、評価されたあとにどう改良、発展させれば
いいかわからなくなってしまいました…。
詩や短歌、俳句などには、なんというかある程度、よいものを作る法則
ってありますか?
2664th ◆HdqTLODCXU :02/12/15 05:26 ID:dEWPJTCB
>>265 前に書いたこと 今も変わってなかった→ttp://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1023248585/147-148
267263:02/12/15 05:34 ID:N8jWzELE
なるほど!リンクありがとうございます。
ということは互いに切磋琢磨し合っていくわけですね。

>>264
「月の蜜汲みに飛ぶ蜂とすれちがう」
は「蜜」という響きが気に入ったのですが、
「蜂」は攻撃性や花を連想させ、
「蜜」は人間の欲求を満たすもの、
堕落の材料や性的なイメージを連想させるかと思うのですが、
これらを取り入れてかつ元のイメージを保つというのは、
また難しいものですね…。
268^:02/12/15 05:36 ID:ukSU2j2a
>>255
生活上、実害が及ぶと思う時、人は提訴するでしょう。
これからも、安全な関係を保って下さい。

「わが友 ヴァンサンは、桶屋でジュニア級の平泳の選手だが、
明解な見識を持っている。彼は喉が渇くと飲み、女を
欲すれば共に寝る。女を愛するなら結婚するだろう
( まだ、そんなことにはならぬが )。これでいい、と
いうのが彼の口癖だ。」
異邦人/文庫版解説/白井浩司
269名前はいらない:02/12/15 05:41 ID:HC8I77JE
270:02/12/15 05:56 ID:ukSU2j2a
お嬢ちゃん、オレのそばへ近づくと、お洋服が汚れるぜ。
271名前はいらない:02/12/15 13:12 ID:1LUPTLNl

暖房の効いた教室 
前から二番目廊下側の席で
退屈な授業 鉛筆の音だけが響き
黒板の字を必死に追っている 

ノートからちぎり取った一片に
延々と詞を書く僕がいる 
かなわぬ思いを記して行く

1週間後の同じ時間
詞を書きつづける自分がいた
黙々と書きつづける先には
誰に宛たものでない 自分のために

いつからか積る新しい思い
もう場所を選ばない
そこには詞が好きな自分がいた

いつまでも書きつづける
捨てきれない夢を追いかけて

===================
生まれて始めて詞を書きました。
読むに耐えないものですが感想などいただけるとうれしいです。
272名前はいらない:02/12/15 13:59 ID:1kcicu5K
ごめんよ、かっこう、怒ったんじゃなかったんだ。
273名前はいらない:02/12/15 14:08 ID:1kcicu5K
あの時は
274捨てぜりふん ◆SyeGNWubQk :02/12/15 14:52 ID:tb0SB0U6
俺がネットで愛の溜息つく頃
君はリアルで誰かに肩たたかれ

俺がネットで我尻叩いてふんばる頃
君はリアルで誰かの車に乗り込み

ひさしぶりだねのネットで
俺はしどろもどろで君を横に誘い
元気だったのネットで
君は俺の事を考えてたと言う

仮に俺がそれを信じたとして
仮にそれが真実だとして

またねのネット後
君がその部屋を出て行く事を
俺には止められない
275捨てぜりふん ◆SyeGNWubQk :02/12/15 14:56 ID:tb0SB0U6
付き合うって何さ。
告白が何で
それに対するOKは何を意味するのさ。
276虹色の蝶:02/12/15 15:45 ID:SxaliDnY
>>262の白鑞金さん

御批評どーも
今はなかなか強気になりました

>石の隙間 などなど語彙を増やして、そのぶん抑制を効かせて下さい。

アドバイスありがたくちょうだいします

277虹色の蝶:02/12/15 15:57 ID:SxaliDnY
   「無題」

赤い陽射し
心地いい風が 木々をゆらしてく
はしゃぐ子供達 走りまわる犬 買い物帰りのお母さん

もう何年も変わらない風景を
ちがう気持ちで眺めてる

いつから私は憂鬱な大人
背が高くなるように
心は目に見えなくて・・・

幸せな風景を溜息で曇らしてる

人は皆 小さな心の闇で
今日を悲しむ

たとえば10年後 どんな気持ちで見ているかしら?
たとえば20年後 どんな気持ちで眺めているかしら?

人は皆 大きな時の流れに
とまどう石ころ

たとえば明日 なにかが変わるかもしれない
素敵な気持ちがあふれだした
あの日の私は嘘じゃない

278クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/12/16 00:12 ID:Y5uWfHuT
「髪切り」

 とび散る細かい切れ端が宙に混じる気配がする
 新聞紙を敷きつめた面積分
 ばさりばさりと肩に落ちる束はくしの先で払われる
 手先が知るかたちをなぞる
 冷気がドアの下からせりあがりここに来て
 ふたつのよく似た顔の間に割り入る

>>262
詩を書きますよ。暴力的でもなんでも。
>>264
だり?レポート?
「オレンジ」

自殺とかそういう単語が思い浮かぶ
そんな感じの時に君を見つけた

電車の窓から光が射して
オレンジ色の君が外を見てた
僕はウォークマンのヘッドホンを外した
電車の窓からなにを見ている?
オレンジ色の君は何に目を輝かせるの?
電車の窓の向こうの君にさよなら
オレンジ色の君はどこまで行くんだろう?
僕は吉祥寺で電車を降りた
オレンジ色の君はオレンジ色の電車に乗ってどこまで行くんだろう?
281長月一冴:02/12/16 14:41 ID:G605NhKf
「終わる世界」

恐ろしく深い谷間を見下ろす。

身は孤独に包まれ、
心は虚空より
優しい光を求め彷徨う。
草木、華の郡は
涼風にさらわれ、
散るその瞬間まで
微笑みを平等に与えた。

深海の底のように冷たく、
月のない世のごとく暗い。
不安の空は、
意地悪くゆっくりと暗雲を流し、
生暖かい風が、
視界をさえぎる霧を運ぶ。

やがては
足を踏み外すだろう。

そして、
華は笑うことなく…。
風は絶えて…。
谷の底へ。

そこで
永久に涙を流し続けよう…。
282さかな山:02/12/16 15:23 ID:OlWonIFE
「ゆっくりとした森と空」

そういうふうに
森であそんで
くまのお腹に
キャンディを詰めた。

池を見つけて
飛び込んだ。
冷える前に
体を拭いて
来た道を帰えろう。

「いい天気、いい子、いい子。」
空にキスをした。
頬が赤くなった。

「くまもねぐらでほほ笑んで
小熊に喜ばれるているだろう。」
そう言って
床についた。

たぶん、明日も晴れる。
283放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/16 15:47 ID:HYVxaxkD
「いかいかと放浪」

いかいかと放浪はいつも一緒

でもどこか違う

どこからがいかいかでどこからが放浪

コインがたまたま表じゃなく裏がでてしまったように

放浪はいつも一人で散歩 

いかいかはいつも多くの中心 

多くの感情の中心でいかいかは満足

放浪はそれを否定する 放浪はいつも一人 

どれだけ多くのみんながいても放浪は一人であろうとする

ある日、放浪といかいかは戦った いかいかは焼きいかにされて

放浪に食べられた 

放浪は焼きいかのおかげでおなかいっぱいになり

また散歩に出かけることができた
284( ´∀`) ◆nxLKO.x0kU :02/12/16 21:05 ID:wFRXsr97
鼻毛

望まれることなく鼻の穴より出ずる
抜けども抜けどもまた生える
そして前よりさらに強くなり
逞しく太くなるものだから
抜くのもだんだん大変になるよ
畜生涙が出てくるよ
なんで鼻毛が生えるんだろ

285ヽ(*´ー`)ノりゅんりゅん ◆bnmjdO.VgI :02/12/17 21:58 ID:/2TbHx8E
評価待ちage
286名前はいらない:02/12/18 07:57 ID:ucs7FHIz
あかやきいろやみどり。きれいないろがたくさんあるよ。
ぼくにもすこしいろをわけて。
なんでもするから、そのきれいないろすこしわけて。
だめなの?ぼくだけ?どうして?りゆうはわからない。
でもそうきまってるんだって。
ぼくはいろをみてそのいろをほしがった。
でもてにいれられないらしい。そしてそのりゆうはそうきまってたから。
だからぼくはそのいろを、いろすべてをもとめなくなった。
ほしがってもえられないのだったら
はじめからほしがらないほうがらくだから。
くるしまないために。

評価お願いします
287 ◆HU7XfvOYA2 :02/12/18 09:33 ID:q3VP3bVD
「自動生成3」

バーコードの代わりに
そっくりな道を
ユリア
振り向きは今
退職する列車の国.
引き剥がして
さあ,憎しみ紙一重.
気温,
誤字脱字だらけの

288名前はいらない:02/12/18 09:46 ID:qGT9EbH1
どんなおまえだその人は
釈迦がおまえに問い掛ける
さあさいっしょにこそばゆい
釈迦がお前に問い掛ける せいっ!
もばもばもーば こそばゆい
おまえはどこだ 熊本か
いいな
289放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/18 15:51 ID:XQOd6KyI
誰もしないようなので私が批評します。順不同です、、、。

>>271
一言で言うと標準的な作品で、良くも悪くもありません、これは
つまり、個性が無い、はっと思わせるものがないとも言えます。
心理描写や主人公の思いは伝わってくるし、教室の描写とかさな
っていい感じですが。それで終わりです。

>>277
風景=外の世界から内面世界=心理描写への移行はスムーズでテンポも
いいですが、描写がチト古く、よくあるパターンと思えます。
自分への疑問を投げかけ、そして、それでも生きるみたいな構成はよく
あり、このような構成で行く場合、何か新しい切り口もしくは、斬新な
言葉選びや表現が重要となります。貴方の場合はそれが無いので、まぁ
読めるとうレベルで終わってしまっています。

>>274
ネットとリアル、思いと現実、いいかんじ交差していて面白いです。
でも、構成が陳腐でよくあるタイプです、ここは!!と思わせる何か
一つスパイスを加えてみてください。例えば、少し変わった表現を
使うとか。
290マイケル:02/12/18 15:58 ID:xoaKzNcO
だけど僕には詩が書けない
君に読ませる腕もない

それに君には見る目がない
嘘で固めるまでもない

つまり僕にはやる気がない
ないないづくしで何もない

だから僕には詩が書けない

We

are

familliy
291マイケル:02/12/18 15:59 ID:xoaKzNcO
↑これ、ちょっといいかもと思いますw
292マイケル:02/12/18 16:00 ID:xoaKzNcO
ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ
293放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/18 16:01 ID:XQOd6KyI
>>278
まず、描写が話になりません。
貴方の、描写では風景が見えてこないし、イメージをわかせる
情報がない。ある意味、描写になっていません。
詩とは読み手がいるので貴方しかわからないような描写はやめ
てください。

切られた髪の毛が、バサリバサリ、と大きく新聞紙の上に落ちていく。
貴方の詩と私が書いた文どちらが読み手に伝わるでしょうか?
余分で、かっこつけた詩的な言葉選びはほとんどの場合、マイナスと
して現れます。

>>280
おもしろいところに目をつけましたね。自殺という単語を盛り込む
ことで、前半と後半での雰囲気のギャップが面白いです。
自殺を思いこむ主人公、主人公が持つ虚無感と、マイナスイメージが
君への問答によってユーモアに変わっている。
題名を「オレンジ」じゃなく「みかん」にしてほしかった(w
294放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/18 16:08 ID:XQOd6KyI
>>281
詩的な単語を並べただけですね。内容もよくある。
くだらない駄作です。

>>282
電波かと思いました。
くまのお腹にキャンディを詰めた。説明不足。人形か?ハンドバックか?
「いい天気、いい子、いい子。」空にキスをした。頬が赤くなった。
夕焼けになったと言いたいならもっと描写やそれを連想させる表現を与え
ないと、読みにくい。主人公は一人ごとが多いですね。主人公がキチガイ
に見えてくるので、もっと情報を詩の中に盛り込んでください。

>>283
批評してくれ(wいかいかを知っている香具師には受けると思うが。



295放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/18 16:13 ID:XQOd6KyI
>>284
笑った、面白かった。
言い回しがいいですね。苦悩が伝わってきました。

>>286
正直、ウザイ、読みにくい、これ以外言うことはないのですが。
まず、わざわざひらがにする必要がない、色をほしがっていて
やっぱいらない。はぁ?どこにおもしろみがあるのかと。
かなりの駄作

>>287
自分の世界観や視点を他者に伝えるためにはそれそうおうの情報を
詩として読み手に与えなければいけない。それさえもできていな。
つまり、批評以前の問題。

>>288
がんがって。
296名前はいらない:02/12/18 16:19 ID:slwXX8HG
なんて馬鹿だったんだ・・・
君は僕は亡き占めて、
屍の上を歩きたくる
取り返しはつかぬとも
君は微笑みし返し
犠牲を冷酷に忘れてく
そして僕らは浅はかな理想にきづく
異常との変化、普通と排除
僕はきづく、今、
君はきづく、ずっと前に,
破綻したった未来を踏みしめながら。

お願いします。戦争ではないです。
297slip:02/12/18 16:21 ID:5OC7wZ7m
私たちのできそこないの脳味噌を
気まぐれにも愛してくれるのなら
躓いてしまった足元のそれを
ちっぽけな石ころと思ってくれるのなら

「ここは寂しくて
しかも美しいから
ここで暮らすのなら あまり勇気もいるまい」

耳から手をはなし 両腕をひろげて
これから私は 自分をほんとうに嬉しがらせてやろう
298屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/18 16:24 ID:slwXX8HG
>>297よくわからん。
なぜ「私たち」から「自分」に変ってるんだ?
しかもありきたりな感じ。はっきり言って駄作。
299吉田吉田吉田:02/12/18 16:25 ID:p44L8b45
「タイム フォー チリ」

僕は道を歩く時はずっと見上げている
空中を歩く人を探しているんだ
ふと気付くと口の中は血まみれ

そこまで書いて僕は口をあけた
それは東京都国分寺市のありきたりな空か

16才の終わりに
マレーシアの草原で全裸になって
歌を叫びながら駆け回り
疲れ果てた木陰で蟻の巣にむかって射精した事もある
タイとカンボジアの国境付近では
ストローの刺さった自己愛がニ足三文でかるがると売られていて
僕はそれを飲み干したというのに

ガムをはき捨てたら数えよう
世界がそれていくまでの時間を一つずつ

その世界というのは東京都国分寺市の駅前か

ライブハウスでワインを飲み干し「高校なんて辞めろ」と叫びながら
マイクに向かって頭をガンガンぶつけ歯が欠けたなんていう
くだらない青春の一ページも僕にはあるのに

300吉田吉田吉田:02/12/18 16:26 ID:p44L8b45


つまり僕の妄想は東京の限られた部分にしか置かれていない
東京の限られた部分でだけ自分を否定している
そう思うと僕は笑いが止まらなくなった
これは一体どういうことだろう

そうか

僕のアルバイトの履歴書にはってある顔写真と
たくさんの詩集の巻末に載っている詩人の顔写真を
見比べながら
僕は やっぱりな と思う

やっぱり僕や君は ブサイク だ
301吉田吉田吉田:02/12/18 16:26 ID:p44L8b45
>>299-300
でひとつの詩です
批評お願いします
302名前はいらない:02/12/18 16:28 ID:slwXX8HG
なんて馬鹿だったんだ・・・
君は僕は亡き占めて、
屍の上を歩きたくる
取り返しはつかぬとも
君は微笑みし返し
犠牲を冷酷に忘れてく
そして僕らは浅はかな理想にきづく
異常との変化、普通と排除
僕はきづく、今、
君はきづく、ずっと前に,
破綻したった未来を踏みしめながら。

お願いだ。
303屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/18 16:31 ID:slwXX8HG
>>301ネタか?話しに全く面白みがない。
どう話しをつなげようとしてもつながらない。
題材自体は面白いと思うが,よくわからん。

>>302の鑑定お願い。
304マイケル:02/12/18 16:33 ID:xoaKzNcO
>>290-292
でひとつの詩です
批評お願いします
305放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/18 16:35 ID:XQOd6KyI
>>302

言葉使いに問題が、、、。
亡き占めて 歩きたくる  微笑みし返し 破綻したった未来
日本語勉強し直してこい。
306吉田吉田吉田:02/12/18 16:36 ID:p44L8b45
酷評だ…
307放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/18 16:36 ID:XQOd6KyI
>>304

ネタか?
308屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/18 16:37 ID:slwXX8HG
>>304なんでやる気がないんだ?
一体どうつなげたら「やる気」がないという結論に達するんだ?
帰れ!!!

>>302の鑑定お願い。
309吉田吉田吉田:02/12/18 16:37 ID:p44L8b45
>>307
俺のも批評してよ
310屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/18 16:38 ID:slwXX8HG
>>305理解してください。
できないならそれでいい。それでこそ“詩”だ。
311名前はいらない:02/12/18 16:39 ID:NpEqAJIr
>>301
話の内容&描写かなり萌えますた!
何か土の匂いと空気の灼ける熱苦しさとかが伝わって来ます。
(・∀・)コレカラモガンガッテ!!
312吉田吉田吉田:02/12/18 16:40 ID:p44L8b45
ヤッター!
313マイケル:02/12/18 16:41 ID:xoaKzNcO
>>307
真剣に書いたものをネタ扱いされるのはとても悲しい。。
>>308
君に見る目がないから、嘘で固める必要もなくて、やる気がおきないのです。

>>299-300
感動した!

>>302
涙が止まらない!
314放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/18 16:41 ID:XQOd6KyI
>>310

自分しか理解できないような造語はやめれ。
雰囲気で言葉選ぶな、後、構成、表現、内容
全部ありきたりで陳腐。
315放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/18 16:43 ID:XQOd6KyI
We

are

familliy
ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ

間違いなくネタだろうが!!昔から詩板にいる香具師ならわかるはず(w
316屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/18 16:44 ID:slwXX8HG
>>314はあ?俺自体がネタなんだからさあ、本気になんなよ。かええええれ!
317放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/18 16:45 ID:XQOd6KyI
>>316

ネタだと思い。無視しておいたら。
鑑定してくれ。だから批評してやって、俺自体がネタだ?
お前死ねよ(w
318屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/18 16:49 ID:slwXX8HG
>>317帰れ。うざい。おまえもネタか?
319名前はいらない:02/12/18 16:51 ID:slwXX8HG
>>311帰れ!!!
320名前はいらない:02/12/18 16:51 ID:nEbbYUeQ
>>312
ついでに批評させて頂けるなら、後半が気になりまふ。
前半の異国の暑さ→青春の諸々な熱さという繋がりは文句無し。
でも後半とのリンクがよく解らぬのです。
ご面倒で無ければ説明をくだちい。
321名前はいらない:02/12/18 16:53 ID:PS+i//JE
>>319
なんでやねん(w
322 ◆HU7XfvOYA2 :02/12/18 16:55 ID:q3VP3bVD
「やんばるくいな」

やんばるくいな
やんばるくいなくいな
やんばるくいなあ
やんばるやんばる
323屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/18 16:57 ID:slwXX8HG
>>322いい詩だなあ。こういう詩結構好きだ。
324吉田吉田吉田:02/12/18 16:58 ID:p44L8b45
>>320
すいません
詩でしかうまく説明できません
ただ、前半の情景には
自分の中ではそんなに比重がかかってないのですが…
325放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/18 17:00 ID:XQOd6KyI
>>324

俺はあんまし好きじゃない。
適当に思いのまま作ったってのが見え見え(w
326吉田吉田吉田:02/12/18 17:02 ID:p44L8b45
>>325
うっそマジで!?
327 ◆HU7XfvOYA2 :02/12/18 17:03 ID:q3VP3bVD
吉田君はうまいと思うよ。
328放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/18 17:04 ID:XQOd6KyI
僕は道を歩く時はずっと見上げている
空中を歩く人を探しているんだ
ふと気付くと口の中は血まみれ

そこまで書いて僕は口をあけた
それは東京都国分寺市のありきたりな空か

なんで口の中が血まみれなんだよ(w
こんな描写別にあってもなかってもどっちでもいいだろ?
阿部公房のマネか?
329吉田吉田吉田:02/12/18 17:05 ID:p44L8b45
かなり照れるので落ちます ありがとうございます
330名前はいらない:02/12/18 17:06 ID:xoaKzNcO
ああ、吉田くんは俺もうまいと思ってる。
彼のスレはお気に入りに登録してる。
331吉田吉田吉田:02/12/18 17:06 ID:p44L8b45
あった方がいいと思ったから書いたんすよ
文の流れで読んでよー
332屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/18 17:08 ID:slwXX8HG
「はまらか」

邪スティックが請求してくる
ええ?なんで?ネットで音楽流しただけじゃないですか?
1000万円なんて金ないですよ?
「大丈夫や。ちょいと内臓分けてくれれば。」
あげます。あげます。いくらでももらってってください。
ええ?これだけじゃ足りないって?じゃあ、どうすれば,
「大丈夫や。ちょいと保険を掛けてくれれば。」
掛けます掛けます。掛け捲ります。
ええ!?ついでにフィリピン旅行付きだって?行きます行きます。

ネタじゃないです。適当に鑑定してね。
333放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/18 17:08 ID:weJro1tL
>>331

どういう流れよ?
例えば口調あわせに意味もなくくだらな描写を挿入することほど
くだらないことはない。前後の関係を無視してまでもね(w
334屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/18 17:09 ID:slwXX8HG
>>330かえれ!!!自作自演がみえみえなんだよ!!死ね!!!
335名前はいらない:02/12/18 17:09 ID:eQrbuZWz
>吉田氏
昔と今の対比にしても
ちょっと弱いかなぁ、と感じたのでつ。
済みませぬ、後半読み直して来ます。

>>325
その場の適当さの中にしか表れないブツもあるかと。
漏れはそういうのが禿しく見たい。
336330:02/12/18 17:10 ID:xoaKzNcO
>>334
うるせーばか
337名前はいらない:02/12/18 17:11 ID:LK+tBA1X
吉田吉田吉田は普通に巧いし、詩に説明求めてもなぁ、、、。

描写と説明は違うって今まで何回言われたのか、覚えてないんだろうか?
>誰かさん
338屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/18 17:11 ID:slwXX8HG
吉田を相手にしてる俺も馬鹿だったな。
吉田は無視します。       
339放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/18 17:12 ID:weJro1tL
>>337

誰にいってるの?(w
340名前はいらない:02/12/18 17:12 ID:PS+i//JE
>>322
ことばあそびも萌であります。
デムパ板にそういうスレあるな(w
341名前はいらない:02/12/18 17:14 ID:jpDdpv5g
>>337
いやその辺は素人以下なので何とぞご勘弁を(w
342330:02/12/18 17:16 ID:xoaKzNcO
「うるせーばか」

馬鹿がうるさいのか
うるさいのが馬鹿なのか

サイを売るならおまえが馬鹿だ

馬鹿がサイに打ち勝つのか
サイが馬鹿に打ち勝つのか
343屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/18 17:18 ID:slwXX8HG
>>342微妙。ありきたり。
344屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/18 17:19 ID:slwXX8HG
「はまらか」

邪スティックが請求してくる
ええ?なんで?ネットで音楽流しただけじゃないですか?
1000万円なんて金ないですよ?
「大丈夫や。ちょいと内臓分けてくれれば。」
あげます。あげます。いくらでももらってってください。
ええ?これだけじゃ足りないって?じゃあ、どうすれば,
「大丈夫や。ちょいと保険を掛けてくれれば。」
掛けます掛けます。掛け捲ります。
ええ!?ついでにフィリピン旅行付きだって?行きます行きます。

誰か鑑定して暮れよ。
345放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/18 17:19 ID:weJro1tL
>>344

鑑定結果

も う く る な
346330:02/12/18 17:21 ID:xoaKzNcO
「微妙。ありきたり。」

ほら、ごらん
今日も微妙なアリがきた
10匹きたらありがとう
347 ◆HU7XfvOYA2 :02/12/18 17:21 ID:q3VP3bVD
>>344
タイトルが面白いです。
348名前はいらない:02/12/18 17:21 ID:NpEqAJIr
>>342
皮肉る精神も大事ッスね。
349マイケル(330):02/12/18 17:23 ID:xoaKzNcO
う〜ん、いまいちっす
350名前はいらない:02/12/18 17:24 ID:eQrbuZWz
330氏座布団一枚。
351名前はいらない:02/12/18 17:25 ID:plDwlAmn
>>347には同意也。
352はなまる:02/12/18 17:30 ID:C4KuqE4f
狂人は
罪に堕ちること
の具体的な様態であり
堕ちることの具体的営み
は言語を欲情させることではなく
言語を中断させることだからである
具体的にいうと
3534th ◆HdqTLODCXU :02/12/18 23:26 ID:xAGT9A3d
…. v .…        まぁ        コゲな日も。
354BOO ◆x21dMcQiIA :02/12/19 00:59 ID:+jPfryHY
>>299-300
素敵。マイクに頭ガンガンぶつけ歯が欠けて冒頭の口中血まみれに接続する、という、時滑りな誤読も可。誤読するなら面白く。ただ、「笑いが止まらなくなる」は、今や一瞬で緊張を開放し読み手を頽落させてしまう言回しの一つだとぼくは思う。
>>344
味。ぼくは好きではないけれど。下賎を語りで読ませる。下賎を語りで読ます人がふえた気がする。
>>352
『眠る人と夢みる人は、狂人以上に狂っている、といえる』 眠る人は言語を中断し、一方で、夢みる人は言語を欲情させるだろう。
355ツマミジャコ:02/12/19 10:54 ID:PrMPYVTz
『鳩』
たとえば緑色のタクシー
なんだか特別って感じがしない?

まっ黒なスーツが毒々しいように
それはとても目立つわ

通り過ぎる人にロゴを付けて
無関心を合法化してみても
乞食は救われない

幌の張ったトラックに飛び乗って
お家へ帰りたい
とてもお腹が空いてるの
356激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :02/12/19 12:08 ID:jyDmecAF
>>355
あっツマミジャコ氏じゃないですか。
久々にお名前みた気がする。

かなり氏の作品が好きなんです。
これからも書き込んで下さいです。
んでは失礼。
357名前はいらない:02/12/19 14:36 ID:BFbjXY1M
最早思い残す事は無い

後は行き去るだけだ

最早道に迷う事も無い

後はなるようになるだろう

358屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/19 15:35 ID:FJOVPxWN
昨日なんとなくやる気になって、真面目に詩を書いたから、それを批評してください。
359屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/19 15:41 ID:FJOVPxWN
上辺で塗り固められてる現実はなんだ?
無性に腹が立つんだよ。

錬に練られたカリキュラムにそって育てられている子供たち
一生懸命にこきつかわれてるお父さん方々
うまい話に乗るお母さん達

僕に目の前の不条理を見過ごせというのかい?
ああ、何も出来ないふがいない自分にマシンガンでもつきつけてくれ。

つづく
360マイケル:02/12/19 15:45 ID:t/M3WwlJ
『幻想ぶりぶりぶー 対話編』

ビリブッバー「おいらの名前はビリブッバー!本当のことしか言えない正義のうんちくんなんだ。」

マイケル「へーい!ビリブッバー!うんちブリブリのブリってな〜に?」

ビリブッバー「それはねそれはねマイケルくん。うんちくんが生まれてくる時に生じた音だよ。みんなそうやって生まれてくるんだね。」
       
マイケル「ふ〜ん、そっかぁ、じゃあ、僕が生まれてくる時もそんな音がしたのかな?」

教えておくれよビリブッバー  本当のことを教えておくれよ

つづく
361屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/19 15:58 ID:FJOVPxWN
単調そうで複雑なこの世の中はなんだ?
この真っ白な心にできものができたようだよ。

クラスの純真そうな女の子の妊娠
“安心できる”郵便貯金の抱えてる借金

ああ・・・正義主義なんてこの世に存在しないんだ・・・
ひねた僕を直してくれる人などいない

362マイケル:02/12/19 15:59 ID:t/M3WwlJ
>>359-361でひとつの詩です。
批評お願いします。
363屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/19 16:01 ID:FJOVPxWN
絶望、悲劇、罪悪、失望、無情

壊れて行く自分がわかる
やけくそな自分がわかる
忘れられてく自分がわかる。

そしていつしか慣れていく
“いいことばかりではないさ”と慣れていく
所詮僕もそこらの大衆の中の一人だったんだ・・・
まあ、それもいいんじゃない?

僕は闇に溶けていく、光から逃げるように・・・
364屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/19 16:02 ID:FJOVPxWN
訂正 

“いいことばかりではないさ”と慣れていく を、
“いいことばかりではないさ”と開き直る

A変えてください。
365屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/19 16:05 ID:FJOVPxWN
上辺で塗り固められてる現実はなんだ?
無性に腹が立つんだよ。

錬に練られたカリキュラムにそって育てられている子供たち
一生懸命にこきつかわれてるお父さん方々
うまい話に乗るお母さん達

僕に目の前の不条理を見過ごせというのかい?
ああ、何も出来ないふがいない自分にマシンガンでもつきつけてくれ。

      
366屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/19 16:13 ID:FJOVPxWN
単調そうで複雑なこの世の中はなんだ?
この真っ白な心にできものができたようだよ。

クラスの純真そうな女の子の妊娠
“安心できる”郵便貯金の抱えてる借金

ああ・・・正義主義なんてこの世に存在しないんだ・・・
ひねた僕を直してくれる人などいない

367屍X ◆ReSwt6I3i. :02/12/19 16:14 ID:FJOVPxWN
絶望、悲劇、罪悪、失望、無情

壊れて行く自分がわかる
やけくそな自分がわかる
忘れられてく自分がわかる。

そしていつしか慣れていく
“いいことばかりではないさ”と開き直る
所詮僕もそこらの大衆の中の一人だったんだ・・・
まあ、それもいいんじゃない?

僕は闇に溶けていく、光から逃げるように・・・
368名前はいらない:02/12/19 17:57 ID:wWCQd5iX
ピーターパンその後   





男「どうだい?大人になった感想は?」

ウェンディ「よかったわ」

369名前はいらない:02/12/19 18:07 ID:+AvMwwkN
上辺だけの抽象性だからアンタのは駄目なんだな
370あぼーん:あぼーん
あぼーん
371名前はいらない:02/12/19 18:35 ID:/9/GIolw
Do you feel my heart 心まで壊れてゆく気がして
永遠が消えてゆく前に少しだけ愛し合えたら
明日も独りで生きてゆける気がして
生まれて消えてゆく星みたいに Let me seize the light
372名前はいらない:02/12/19 18:49 ID:fA675Cka
>>369
言いたい事はその程度か(w
373名前はいらない:02/12/19 21:23 ID:PlZIFZkT
>>屍X ◆ReSwt6I3i.
正直、ミスチルの焼き回しにしか見えない。
パロディのつもりなのか、まじめに書き、
その結果偶然に言葉が似たのかどうかまではわからないが。
とりあえず、自分にしか出せない感性と言葉で綴ってもらいたいと。
3744th ◆HdqTLODCXU :02/12/19 21:36 ID:6KHS4xTq
>>370 おすすめじゃなかった
375名前はいらない:02/12/19 22:00 ID:NEASZq3M
http://honey.milk.tc/
いい詩がありました。
376名前はいらない:02/12/19 22:14 ID:e4JsklLg
明日になれば また二人別々の朝だから 今日はこの手を繋いでて
377HALLU:02/12/19 22:14 ID:EdEPfezJ
『14の月』 

僕は14の時、いじめられていて 月を見ると死にたいと思ってた
想像してみたんだ 僕のいない世界を 父、母、姉が僕を見ながら泣いてんだ

その時の僕の心は暖かくて でも家族の心は悲しさのあまり冷たくて…

14年間、いろいろな人たちに 抱かれてきたことを忘れていた
あの人は僕のために泣いてくれた あの頃の涙が僕の心にまた響いた

その時の僕の心は暖かくて 暖かすぎて涙が出てきそうになった
僕がもし自殺でもしたら 家族やあの人たちが殺人犯になってあいつらを殺しに行くんだ…

僕は自分で自分をいじめてたのかもな
あんなに多くの人が僕を愛してくれていたんだ
「ありがとう」僕は生きてやる

僕は死ぬことはやめた 大切な人たちを殺人犯にしたくない

「いきてやるぞ、いきてやる…」 何度も自分の心に叫びつけた

あいつらにしかえしをするのは僕だ 今の僕を見せてしかえしをするんだ

18の月はとても美しく光っているんだ
378名前はいらない:02/12/20 08:15 ID:1GkkDsSp
世の中はうその塊
もう信じることなんてできない
信じたら傷つくから
信じたら苦しいから
信じたらつらいから
僕はこころを闇に帰します
もう精神的死は迎えました
遥か遠くに希望という名の光があったような気がします
でも遠い昔のこと
たすけて!!!

評価お願いしまー
379名前はいらない:02/12/20 08:25 ID:wVB71FBg
>>378
あ゛!?
死んでたら何の痛みも感じないんじゃ(ΦдΦ)ゴルァ!!
そういう世界に憧れてるだけだろうが(ΦдΦ)ゴルァ!!
結局貴様は『14の月』みたいな自分で自分を救った詩に嫉妬してるだけのただのゴミ屑だ!!
テメェのような女王様募集中のマゾヒストのガキんちょはいつまでもママにひっぱたかれてろ!!
超ウゼェ!!!!

ま、悔しかったらもちっと煮詰めて書くこったな(w
380名前はいらない:02/12/20 08:44 ID:pzw6RUyn
14才に戻れるならば何もいらない。
光子がうらやましい。
381名前はいらない:02/12/20 09:54 ID:LQcBjDaT
>>379
最後のひとことが……励まし?w
382名前はいらない:02/12/20 10:22 ID:wTea1guw
坊やだからさ。
383名前はいらない:02/12/20 10:49 ID:Gl3Ee7zh
>>282 です。
批評が一言で終わってなくてよかったです(w
ありがとうございましたぁ
384HALLU:02/12/20 18:05 ID:ZlV0swT5
『夕焼け…』
誰かに愛してもらいたくてガラス瓶を投げつけた

家に帰るといつも一人 外にでても一人
だから窓に向けて紙くづを投げつけた

僕の体はなに?生きてるの?生命音がきこえないよ
いや…聞こえた。。。胸に手をあて生きてる意味を問った

いつも僕の中では今にでも動きだしそうな位の怒りがあって
世の中が真っ黒に見えて家からナイフを持ち出して…

夕焼けは僕のことなど知らない
いや知っていて見殺しにするつもりなのか

いつも僕の中では今にでも泣きだしそうな位の涙があふれていて
世の中が真っ白に見えて家の物を壊し続けた

いくつもの時代があったんだな 自分が見えなくなったのは
君のせい?いや僕のせいだったかもしれない けど…

いつも僕の中では世の中にたいする矛盾や怒りがうごめいていて
愛情や仕事で片づけられた子供たちが本当の被害者と…

今日もニュースで自分の居場所を探して叫び続けている少年を
悪いやつもいるようだとゴミ扱いしていく

あ〜夕焼けはいつも光ってる 偽善者なのか夕焼けも…


(お願いします。)
385私は知っている:02/12/20 18:10 ID:8TcZLSxG
君は誰ダレ?
その焦った顔、笑えるよ

包丁を手にする。人が死んでいく。
人が死んだ。 私の瞳は赤いのに青い
386名前はいらない:02/12/20 18:34 ID:iJ8MMhUo
>>385
「君」が何処へいったのかわからない。
あと、人、と認識出来てる時点で、狂気じゃなくなっちゃう
もっといくらでも練り直しできそうな気がする
387名前はいらない:02/12/20 18:52 ID:HGaQGhZu
>>385
プ(w
388私は知っている:02/12/20 19:42 ID:8TcZLSxG
>>386
>>「君」が何処へいったのかわからない。
君は誰ダレ?
>>狂気じゃなくなっちゃう
人が死んでいく

>>387
その焦った顔、笑えるよ
389名前はいるよ ◆Borr/IL/SA :02/12/20 20:12 ID:g/HgfnlD
「深海魚」


ぼくは深海魚だよ
上昇すると臓器が飛び出すよ
きつい水圧に慣れきっているんだよ

ここはまっ暗だよ
けれど明かりはいらないよ
人より感度のいいアンテナがあるんだよ

今も目的地なんかないよ
だけど泳ぐのは止めないよ
止まると死ぬんだよ

390名前はいらない:02/12/20 20:43 ID:BOhasTLN
>388
「あの程度」でキレちゃったのね、フフフ☆
391私は知っている:02/12/20 21:21 ID:8TcZLSxG
>>390
私の瞳は赤いのに青い
392名前はいるよ ◆Borr/IL/SA :02/12/21 00:32 ID:HBKHy/oW
「ニワトリ」


ぼくはニワトリだよ
三歩歩けばなんでも忘れるよ
記憶にはあまり意味がないんだよ

もうお空は飛べないよ
ハネが退化しちゃったからだよ
社会に適応しただけなんだよ

いつだってケッコーって泣くよ
毎日が退屈だからだよ
今日も卵を産むよ
393名前はいらない:02/12/21 00:47 ID:w4C27/fX
>>392
卵を産むのは雌の筈
なのになんで、一人称が「ぼく」なんだ?というあたりに突っ込みをいれておく
雌なら普通に「私」だと思うし……たとえ鶏でもね
394名前はいるよ ◆Borr/IL/SA :02/12/21 00:48 ID:HBKHy/oW
「海」


それは川だよ
下流につれて汚れていくんだよ
みんながゴミを捨てるからだよ

それは石だよ
流されるたびに丸くなっていくんだよ
ぶつかるとカドが取れていくからだよ

それは海だよ
広くて大きいよ
だから川でも石でもなんでも飲み込むよ



・・・・・・・・・・・・理科の時間に習ったんだよ
395名前はいるよ ◆Borr/IL/SA :02/12/21 00:50 ID:HBKHy/oW
>>393
女だってぼくっていうよ
ただ少ないだけだよ
396名前はいらない:02/12/21 00:56 ID:k3/w29aO
今鬼女板のこのスレでポエム大会やってます!
http://human.2ch.net/test/read.cgi/ms/1040361804/
397名前はいるよ ◆Borr/IL/SA :02/12/21 01:22 ID:HBKHy/oW
だれか評価してよ
評価してくれたらお礼にエロ画像貼るよ
世の中ギブアンドテイクだよ
398名前はいらない:02/12/21 01:47 ID:Faxa9CMD
>>389
まあまあ良い。
>>392
これもまあまあ。
>>394
ありきたり。最後の一行は余計。


評価してやったぞ。エロ画像くれ。
399名前はいるよ ◆Borr/IL/SA :02/12/21 01:50 ID:HBKHy/oW
4004th ◆HdqTLODCXU :02/12/21 01:54 ID:x1BcEx4O
400
401名前はいるよ ◆Borr/IL/SA :02/12/21 01:54 ID:HBKHy/oW
そんなつまんない感想なんか欲しくないよ
お前なんか貝でヌいてればいいよ
402名前はいらない:02/12/21 02:38 ID:mYcrh6ue
>>401
だからおまいは「その程度」。
忠告を素直に聞けない奴ぁ
どうでもいい奴にしかなれないんだ是〜( ̄ー+ ̄)
403名前はいるよ ◆Borr/IL/SA :02/12/21 02:43 ID:HBKHy/oW
わかったよ
404初心者:02/12/21 10:22 ID:2HalmnhH
思いついたので書きました。
いきなりすんません。



全部許せ。
俺のしたこと全部許せ。
全部許した。
俺のしたこと全部許した。
4054th ◆HdqTLODCXU :02/12/21 10:29 ID:OBN55HdD
>>ALL 君らのリアルの知り合いに見せたときと同じ反応以上を期待しているのならフォロー完備の別スレへ
406放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/21 12:14 ID:w62trxN8
>>377

見ていて吐き気がする。君が本当に「いじめ」に会っていて、自殺も
考えたらそれなりの説得力はあるだろう。つまり、詩そのものには力
がなく、説得力もないし、感動もない。まず、こういうような詩はよ
くあり、切り口、構成、表現すべてが同じもの多い。

>>384
ただ、表現を並べただけ、中身は面白くないし、これだった
「社会に反感を持っています、時々ナイフで殺したくなります、夕焼けは
 嘘つきです」って言って方が伝わるし、わかりやすい。つまり、貴方の
詩は、話にならないレベルなのです。もっと練習しましょう。

>>389>>392>>394
おもしろね、切なさが伝わってくるよ。独特の言い回しが、堅そうでよく
あるパターンって感じにユーモアを加えなおかつ、そのユーモアの向こう
に切なさが感じられる、短さもほどよい。これが長すぎればうざいとなって
しまうが。
407名前はいるよ ◆Borr/IL/SA :02/12/21 14:40 ID:HBKHy/oW
いかいかくん、ありがとうだよ。
君はだいぶムカつくヤツなようだが、詩を見る目はあるようだよ。
お礼にヌード写真がのってるページを見つけてきたよ。
http://www1.odn.ne.jp/~cdd76510/sub1011.htm
ぜひ、見てくれればいいよ。
408BOO ◆x21dMcQiIA :02/12/21 14:45 ID:/oFjwxQt
硬い壁越しの声
廊下に響く立ち話

部屋でひとり点にする意識

首を吊ってぶらぶらする
みんなとおなじ振動周期
長い連関の途中
涙をこぼしあくびをする

ビルの上から飛び降りる
みんなとおなじ落下速度
赤く濡れた袖口
コンクリートに馴染んでく

ほんとうのことを告げてみる
立ち話はふいに終わる
409放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/21 16:57 ID:baOtusXO
>>408
もっと、読み手を意識しよう。
自分の世界観を他者に伝える場合、相手にも自分の世界観を
のぞけるように、情報を与えていかなければいけない。
この詩にはそれが大きく抜け落ちている。
自分にしかわからない表現は避けるように。

首を吊ってぶらぶらする
みんなとおなじ振動周期
長い連関の途中
涙をこぼしあくびをする

ビルの上から飛び降りる
みんなとおなじ落下速度
赤く濡れた袖口
コンクリートに馴染んでく

あまりにも稚拙な表現はよしましょう。

410名前はいらない:02/12/21 17:54 ID:+N375ax6
酒や酒や辛気くさい顔するな♪
411名前はいらない:02/12/21 18:18 ID:mYcrh6ue
>>410
アン小懐じ 魚になやい
いいじうたやい いいあんべえ
酒飲み友小や 月ぬ夜が一番
酒に浮かびてぃ いいあんべえ
412名前はいらない:02/12/21 18:31 ID:k9YsQBET
>>411
『春でぇむん』と『谷茶前節』を思い出して検索してしまいました。
中2以来ですがやはり良い詩でした。きっかけをありがとうですと一言。
413名前はいらない:02/12/21 18:49 ID:mqOSGwCb

1階で、サルが、

2階で、クマが、

3階で、トラが、

4階で、調教師が、

5階で、マジシャンが、

6階で、ダンサーが、

7階で、ピエロが、

エレベーターに乗ってきた。

きょうは、

屋上で、

サーカス。
414:02/12/22 00:35 ID:7PoZsmuF
放浪の名無し ◆YffIGX9Bno様は評価ばかりの立場がおおいので、
今度は私が放浪の名無し ◆YffIGX9Bno様の詩を評価します。
>>283について
理論的すぎてつまらない(最終的には「あっそうですか」と言う気分になった。数学の証明かって感じ)。
風景が全くというほど見えてこない。それとコインがむりやりすぎる。
あの場所でコインをだして何の意味になる。ただ別なもので表現したかったのは分るが、意味はない。
その詩のキーワードになるのならわかるが…
言いたいことが明白すぎる
最後のところだけで何をいいたいかバレバレ
一言でいうなら
つ ま ら な い
なんか見てがっかりした。。。
あれほどそこそこの事、言ってるのに…
415名前はいらない:02/12/22 00:40 ID:29kDycxg
オマエラ、時間がありません! コピペ頼む!!

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
             告  知
    【あの名場面が今年のイブも降臨する】
        〜いよいよ週明け月曜日に〜
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
吉野家。「大盛りねぎだくギョク」。2001年のイブの
晩に全国の 『吉野家』で繰り広げられたあの奇跡が
今年もその規模をはるかに拡大して全国に降臨する。
【ルール】
(1)馴れ合い禁止。
(2)「大盛りねぎだくギョク」を頼むこと。
(3)各会場ごとに指定時間厳守で現地集合。
(4)食ったら即帰る。
【日時】2002年12月24日
【会場】全国の吉野家

【大盛りねぎだく】聖夜の吉野家は殺伐【ギョク】 (ラウンジ)
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/entrance/1039512426/l50
過去のレポート
http://www2.mnx.jp/carvancle/yoshigyu/
416花束 ◆zmDEd6.33k :02/12/22 02:28 ID:KmDilUwk
雨をあんなに嫌ったから
冷たい雨が降ってきた
雨にぬれるのが嫌いではなくて
何も見えなくなるのが嫌いだから
少しでも早く抜け出そうと
考え無しに動いたために
雨雲の真下に近づいてしまった
だから あんなに雨に打たれ
あんなに冷たい雨に打たれ
ついには 何も見えなくなった
417名無しー:02/12/22 02:43 ID:pMQwCKiC
『ヤサシイ、コドモノコロシカタ』

子供なんか殺してしまえ。
一人残らず殺してしまえ。
 
 泣き止むまで殴り続けろ、気に喰わないと暴れ出す。
  細い首を力一杯閉めてやれ、納得しないと文句を言う。
   なんにも与えず餓死させろ、一人じゃなにも出来ない。
 シャワーで熱湯をかけてやれ、汚い格好でも平気でいる。
  窓から投げ落としてしまえ、何でも自分勝手に行動してる。
   腹にナイフを突き立てろ、弱い身体で必死に生きる。
    足をハンマーで叩き潰してしまえ、時間も気にせず遊び続ける。
   
 そいつの頭を銃で打ち抜いちまえ、
   いつまでもくだらない夢ばっかり観やがって。

そうすれば、ほら、簡単だろ?
 君のなかで苦しみもがいていた、
  子供のキミがやっと死んだだろ?

なんの役にもたたない奴だろ?
 泣きながらあんなに必死になって暴れていた
  子供のキミがやっと死んだだろ?

出来もしないことをやろうとしてた
 弱い子供が憎いんだろ? 
  キミは大人に成りたいんだろ?

これが、大人になるってこと、なんだろ?

418名無しー:02/12/22 02:44 ID:pMQwCKiC
>417 ごめん使い古しだけど・・・
419名前はいらない:02/12/22 02:53 ID:8NpB7QMH
>>416
蝶の蛹になるプロセスを理解出来ないなんざ無粋の極みでしか無いんだけどな。

ま、今の時代こーいうのもかなり「アリ」とされてるなんて事ぁ十々承知だが、
そこら辺も踏まえてから書いて欲しい。
そうすればもう少し味が出てくるだろうからな。
420名前はいらない:02/12/22 02:55 ID:caV76jmL
うぉぁぁぁあ!!!!!

>>417へのレスだったし!!!!
421鏡の中のYO厨 ◆ImAngeLc72 :02/12/22 02:56 ID:otBCGhPE
「白い言葉」

雪の結晶はたくさんあって、全部個性的
1つとして同じものは無いんだって

広い結晶や、丸い結晶、花みたいな結晶、枝みたいな結晶とか
そんな雪が降ってるんだと、この前思いながら
手の平を空へ向けてみた
そしたらね、私の手に触れたとたん水になった

私が雪の結晶だったなら、どんな形なんだろう
自由を奪われたら、潔く雪のように水になろう

冬の風は冷たいけれど、
吐く息の白さは、その冷たさを癒すように・・
422鏡の中のYO厨 ◆ImAngeLc72 :02/12/22 02:56 ID:otBCGhPE
「錆びた赤の言葉」

生ぬるい惰性の安らぎに浸かっていたかった
錆びた鉄の扉を開く時に力を込めた私の右手が朱に染まった

心狭き人達
扉を開く事が出来た時、最初に思ったのは
どうして足を踏み出してしまったのかだけだった
ほら、眼下に、もう地面が見えている
その扉の向こうから空を飛べた気がした
全ての血が体から飛び出そうとした
最後にたくさんの事を考えた
遮るもの全て守る盾になれなかった
423ただの名無し:02/12/22 03:10 ID:VKt9V7zD
>>416
比喩だとすると、どうもその言おうとしている趣旨が
今ひとつはっきりしないようだ。
雨を別のものに置き換えて考えてみたが、どうも意味
が通じにくいよう。
たんなる俺の早とちりなのか。
424最低人類0号:02/12/22 03:13 ID:wr8XzNJV
それにしてもありえない
ダムが決壊するなんて
ダムは親父が設計したなんて
波が迫ってくる
425花束 ◆zmDEd6.33k :02/12/22 03:17 ID:ExpJz8k1
>>423
あのね私が山にいったときにね、山の天気ってすごいの、
大雨の地面と晴れの地面という境界線がありありと見えるの。
んで私がその雨から逃げようとしたらもっとひどい雨に打たれた
っていう、そんな記憶を詩にしてみただけだから趣旨なんて
ないのですよ。なので評価ありがとう。これで故郷の母を
喜ばせてあげることができます。
426ただの名無し:02/12/22 03:18 ID:VKt9V7zD
>>417
なんかいいよー。
作者自身が子供から大人になろうともがいてる
そういう過程の中で自らの内なる子供を殺して
新たしく一歩前に踏み出そうというまさにその
瞬間を書き取ろうとしたものと理解したが、そ
の激しい葛藤や決意がものに伝わってくる感じ
で。
427名前はいらない:02/12/22 03:18 ID:OY6/3D9l

濁った湖に
躰を沈めて
美しい時を
優しい馨を

僕たちは眠る度に夢を見る
眼を殺す君の脚に腕を絡ませて
その肌色は全てを包んでいく
怯える灰色と共に溶け出していく

光射す森に
躰を休めて
彷徨う嵐を
飛立つ雫を

長い長い鎖に繋がれた意識
雲を千切り空を破り更に遠く
もう届かない昨日の誓言に
惜しみなく別れの時を告げる
428:02/12/22 03:19 ID:OY6/3D9l

霞んだ街に
躰を委ねて
凍える獣を
色づく猿を

手に汗を握り覗き穴を塞ぐ
壁は針や釘で覆い尽くされて
限られた力を目一杯ぶち撒ける
行方は解らぬまま遥か彼方


柔かい土に
躰を埋めて
歪んだ途を
戦わぬ花を
429名無しー:02/12/22 03:20 ID:pMQwCKiC
>419
ありがとう、すっきりした。
430名無しー:02/12/22 03:22 ID:pMQwCKiC
>426
ありがとう、愛してる。
431ただの名無し:02/12/22 03:27 ID:VKt9V7zD
>>421
もうひとつ意味が読み取れなかったような。
同じ結晶がないというのが後半で十分に生か
せていないような気がする。
最後の2行がその前の部分にかかっているの
かどうかが不明で、よりわかりにくくなって
いるようだ。
細かいところだけど、4行目の「この前」は
いらないんじゃないかと。
432ただの名無し:02/12/22 03:29 ID:VKt9V7zD
>>425
そうか、比喩ではなかったのか。
読み取り不足でスマソ。
ただそうだとすると、あえて詩にする意味が
あるのかという感じも多少してくるのだが。
433花束 ◆zmDEd6.33k :02/12/22 03:31 ID:ExpJz8k1
>>432
いえいえ何か最悪板というところで、
ここに詩を書いてお前みたいなやつは叩かれてこいって
ヒドイ言葉を投げかけた奴がいて、
即興で適当に作ったから手をわずらわせてごめんなさい。

あなたの言うことは概ねまともですv
434鏡の中のYO厨 ◆ImAngeLc72 :02/12/22 03:35 ID:otBCGhPE
>>431
「この前」はいらないと指摘されて気付きました
ほんとうに いらないと思いました(w
ありがとうございます
私は長文のストーリーなんかを書いたりすることが好きで
その合間にその脳内ストーリーの中で思いついた言葉を書いてるので
独りよがりになりやすいんです
それに気をつけたつもりですが 
冷静に感想を言ってもらったおかげで 
「意味」を大切にし 頑張ろうと思いました 感謝です。
435ただの名無し:02/12/22 03:35 ID:VKt9V7zD
>>430
俺も愛してる。
426の「ものに」→「もろに」でした。スマソ。

>>433
そうなんだ。いやいや即興で作るというのは
やはりすごいわけで。
また書いてみてください(w
436花束 ◆zmDEd6.33k :02/12/22 03:40 ID:ExpJz8k1
>>435
ありがとうございます。

いえ、もう書くことはないですけれど、
あなたはとてもおだやかで気持ちのいい人なので、
これからここを眺めようと思います。

評価ありがとうございましたv
437ただの名無し:02/12/22 03:46 ID:VKt9V7zD
>>422
これはなんかいいなあ。
上の詩と同じ作者なのかな。
こちらのほうはより抽象的だけど、一歩踏み出して扉を開く
そのときの不安な心境、そしてたちまちやってくる悔恨、そ
うしたものを考えるのもほんの一瞬のことで、その身柄は早
空中に放り出され、いずことも知らぬ無限の地底へ消えてい
く(死の暗示)‥‥そんな風によめたが、なにか多感な年頃
の揺れ動く心というものをうまく捉えている感じがした。
個人的にもこういうのは好きだな。
438ただの名無し:02/12/22 03:51 ID:VKt9V7zD
>>434
いやいや、ちょっと差し出がましいことを言ってしまったような(汗
文章は得意そうですね。
422なんか読むと決してひとりよがりでなく、うまく自分の気持ちを
言葉に表していると思いますよ。
この程度のものはおそらく苦もなくさらっと書いてしまうのだと思
いますが、421だってちょっと推敲すればたちまちよいものになり
そうな予感がするし、その才能がうらやましいですね。
439鏡の中のYO厨 ◆ImAngeLc72 :02/12/22 04:01 ID:D4hn2LPT
>>437-438
なんとなく鬱なときに浮かぶカオス的なイメージなストーリーを
自殺に描写して書きました

この感じのものはテーマを出してもらえれば書けるのですが
私一人で 良い詩を書こうと意気込むと
たちまち 最初8行くらいの ポエムが 2行になってしまうんです
削りすぎてしまって 伝わらなかったことがありました

とても詩は難しいですけど 文を書く事は大好きなので
頑張りたいです 

最悪板からの便乗でしたがこのスレはとても勉強になるし
気に入りました またROMります。
雑談長々とすみません

ありがとうございました。
440ARK:02/12/22 04:58 ID:jinE0P5B
平和に溺れた世代
人生こんなに堅苦しくないはずだ

君に何も求めないよ
微笑んでよ

正気でいるヤツは馬鹿を見る
馬鹿だけを見る

お前達、何だそれは?
お前達は、遊ぶことを忘れた
       弱々しく在ることを恐れた
       変態に見られる事を恐れた

教えよう。
『正気でいるヤツは馬鹿を見る』
『馬鹿だけを見る』

Do Do! What you wanna do!?
IT TAKES FOOL TO REMAIN SANE!
Do Do What's you wanna do!! Let your HEART decide.
Do!Do! Do! What you After do, it Just ALL FINE.
441クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/12/22 06:35 ID:O7Bcv/R+
「一日」

 子どもだった抜け殻に
 あいかわらず口あり目あり
 わたしの言葉を飲み込んで
 ゆっくり咀嚼 じんわり排泄
 何か隠しているような視線はやめろよ
 君の頭はもうひとりだちして
 その肌の裏にはいないんだから

 って言ったら声は三百六十度に広がって
 わたしの耳やらへそやらに
 も飛び込んできて加工 ラッピング
 クリスマスだなんて受け答えたらどうしよう

4424th ◆HdqTLODCXU :02/12/22 08:47 ID:87BzY48w
>>441 こどもの耳には家族会話の有り無し こどもの例えはドアの隙間から暖かな粉雪の絵本流れていれば
443ohatu:02/12/22 11:17 ID:HtQMm+aV
†ダナグラム

つうっとつま先立って
こぼれた空気
そっとキスした
パリティ? 知んないよ

背伸びして
水の上に顔出して
やっと息してる
生き物がちぽちぽ歩く

誕生日、ひとつふたつ
ビスケットとチョコレート
ポケットだけのあたし
家出じゃないよ、散歩だよ

音ばっかのネオンの下
あたしはひとりじゃないけれど
ポケットにはなんにもなくて
家出じゃないよ、散歩だよ

忘れたいのに

つま先でキス
4444th ◆HdqTLODCXU :02/12/22 11:23 ID:g+dNXv+v
>>443 まえのめりのめりのほつれ もっとそしてひろがり浮上 屋根たくさんが小さくなっても一番キスしたい点は点のまま
445名前はいらない:02/12/22 12:01 ID:4tPax2PX
チョー短い詩。タイトル未定

ガラス窓に浮かぶ歪んだ憫笑
水滴と指との淫戯の果てに
作為に荒廃した生活の中心を占める
あのひとのことを想う
彼女の病的な裸身を正当化しうるのは
ただ泉にかかる虹の煌きだけだろう
可愛いひと
もうすこし仮面のつけかたさえ学んでくれたら

茫々たるゆらめき   寂滅   
岩肌に身をゆだね、僕の両手は血まみれだ
血の所有者の啓示
孤独な生命が息づきはじめる
永遠に理解を隔てる自分自身の痛み…
446名前はいらない:02/12/22 12:08 ID:4tPax2PX
タイトル「別れ」にする。
なんとなく。
それより俺のIDカッコよくない?
447放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/22 14:36 ID:iAwmSxM8
>>441

描写や表現がくだらない。着飾ってばっかりで伝わってこない。
駄作。
448放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/22 15:04 ID:iAwmSxM8
「ある日」

死を握りしめた男がいた
また一人、また一人、倒れていく
歓喜する男の 悲鳴を上げる女
いつもなら交通の中心となるべき場所
滑り込んできたデカイ大きな鉄のかたまり
男の興味はそいつに移った
口を開けうごめく何かを排出しようとする
    とびこんだ!!
また、一人、また一人倒れていく

449名前はいらない:02/12/22 16:03 ID:+Yz75RFW
>>443
何か「山口さんちのツトムくん」とか水森亜土とかのイメージが浮かびますた。当に老婆心(ワラ)
何かこういうのも可愛いなあ。
「音ばかりのネオン」は言い得て妙な例え、(・∀・)イイ!!
450名前はいらない:02/12/22 16:12 ID:8NpB7QMH
う、訂正します!「音ばっかのネオン」ですね。
全然こっちの方が口調に合ってるのに。ボケてる場合ではありません、
モニタ―の前で土下座します!

「背伸びして〜」もありがちだけどやっぱり似合うなあと思いました。
451名前はいらない:02/12/22 16:13 ID:qF+8Tuu7
つまらんなあ・・・・
452名前はいらない:02/12/22 16:16 ID:QpK5r0Xu
>>441
テーマは嫌いじゃ無いけれど、ストレート過ぎてちょっと…な感じですた。
ありがちなテーマなら殊更に見る角度を変えないとヤバいです。
453名前はいらない:02/12/22 16:31 ID:QpK5r0Xu
>>448 放浪の名無し様

大きな鉄のかたまりが何なのか判りません。
よってそこから状況が全く…


バ、バスですか?

済みません…二回もやってしまいますた…
血を描かなかった事で恐さが増してます。
寒色系で統一されたイメージから、何やら霧雨でも降って来そうな。
454してみれ:02/12/22 18:22 ID:d56fNTGp
この孤独との闘いはいつまで続くのか
同じような状況の人を探しては
自分を人間として再確認をしている
引き篭もった感情が右往左往しているのが
耳鳴りより近く近く迫ってくる
「たまには髪の毛を毟りたくなるよなぁ」と
誰かが吐きすてるけど
自分の人生における価値観を毟り取れない
でも
街が騒ぐにつれ 日々向上するゆえ
僕は誰かの為に必要とされたいと思う
募るばかり 募るばかり
455BOO ◆x21dMcQiIA :02/12/22 20:22 ID:cJOfCT/g
>>409 放浪の名無しさん
 詩に情報を付加して読み手に世界観を共有してもらう態度は、止めました。
 ぼくの意識にあったモノと違うモノであっても、何か他者の意識にあらわれるなら、満足。
 そういう意味で、表現の稚拙さによる読み手の萎えは防ぎたいです。
 修練します。

 レスありがとうございます。
456BOO ◆x21dMcQiIA :02/12/22 20:24 ID:cJOfCT/g
>>448 放浪の名無しさん 「ある日」
 デカイ大きな鉄のかたまりは、電車やバスなどという事物にすぐさま帰着されるべきではないし、それではつまらないと考える(「デカイ」「大きな」と、強調されている)。
 また、詩全体を単純にサリン事件などの基底へ落とすことも同様だ。
 あくまで鉄のかたまりそのもの/死そのものの元型として捉えるのがこの詩に相応しいとぼくは考える。
 死神の像を掴みとったうえで、彼をテロル一般へと還元するとき、この詩はさらに破壊効果をもたらすだろう。
 死を握りしめているのが男であること、悲鳴を上げるのが女であることは興味深い。
 読点の移動によるリズムの変化も違和感があって面白い。
457名前はいらない:02/12/22 22:54 ID:8NpB7QMH
>>456

物語というより、象徴的寄りの詩ですか。
短絡的なド素人にきちんとご解説頂けて本当に恐縮です…
・黒い ・長方形 ・巨大な物体
と聞いて
バスだ!と…
飛行機やそれ以上の物体である可能性を「黒」というだけで一切否定してしまう自分の頭の固さが憎い。
本当に参考になりました。
が、同時にスレ汚しでした。申し訳ありません。

知識を付けて出直して来ます…
4584th ◆HdqTLODCXU :02/12/22 23:18 ID:uCdD34qg
>>457 その卑屈見せんなよ  気持ち悪い 意味不明
459BOO ◆x21dMcQiIA :02/12/22 23:38 ID:cJOfCT/g
>>457
456の半分はテクニカルな誤読。
残りはたぶんただの誤読。
とってつけただけ。
素直に信じてはいけません。
460名前はいらない:02/12/23 00:13 ID:J31i+QzI
某スレ沈める為にあげます。

>>458
礼を述べただけですが何か。
上手いと思ってたのに残念。

>>459
どっちの考え方でも面白いので気にしません(w
461野良猫:02/12/23 01:07 ID:oGaTabju
ひとの夢

君が足は自分の為 君が掌は掴む為
君が眼は慈しみ  君が夢は劣る金

僕が汗は君の美  僕が手は掴む金
僕が足は繋がりを 僕が金は劣る夢
4624th ◆HdqTLODCXU :02/12/23 01:16 ID:fAcbxDGQ
>>458 は誤読の書きすぎ 失礼 でも僕は性格悪いよ 残念がらせて申しわけない
463名前はいらない:02/12/23 02:23 ID:9n/IEtb5
心よりきたるうたをよめ

うた読みたちの集まりに
白々しいほどの晴れの日に
雨が上がったその空に

どこまでも澄んだうたをよめ

464詩人に梔子:02/12/23 07:11 ID:7MaZZpHs
ただ必要とされたくて
自分を偽った

ただ傍にいて欲しくて
世界を裏切った

そんなことを繰り返していると
雪の白ささえ
憎らしく思えるようになった

雪に罪は無いのに 雪の白さは憎い
そんな勝手な自分を 許せてしまう自分が 何処までも悲しい
ただ 悲しい

雪の白さほどに
465toto ◆YwGNDw3/Og :02/12/23 07:46 ID:w/7tFaZl
むかし ふたりで走った丘から
やっとぼく 自由な風になれそうな気がした
いま、ぼくら、どんな大人になってしまっていても
きみとすごした時間だけはウソじゃないって 信じていたいよ
4664th ◆HdqTLODCXU :02/12/23 09:10 ID:3ukXLJUS
>>461 その中では君も美しさも僕も青空も 同じやさしさ 夢見る知り合い
>>463 ただその気分めがけてどこからかきて 自分を透かしていって 言葉におさまって またどこかへゆくもの
>>464 自分の気持ちが時間軸をまわりまわって進む 誰かに救われたと思っていたらそれがいつかの自分と重なっているしくみ
>>465 荒んだ言葉に寄ってくる暗黒 今の身近にいてくれるその集まりには選ばれた言葉を
467名前はいらない:02/12/23 12:54 ID:opzRtlRk
やっぱ他人任せじゃダメだってことだな。
自分の詩ぐらい自分で批評しないと。
468:02/12/23 17:16 ID:q1Dgt4zE
灯火が消える
あの日から僕の心についていった灯りが
1つ、2つと消えていく

何かを信じようとすがりついた僕は
ただの弱い愚か者

独りで生きていけば
誰かを頼ろうとしなければ
僕は救われる
心の灯火は再び灯ることはなくとも
469ワカバまぁーく:02/12/23 17:29 ID:4Nwzc2Zu
          「親切」
世代の違う君とめぐり合ったのは
何かがあったから
だからその何かを 2人で探しに行こう
「何か」がわかった時
君を本当に愛することができると
私は確信しているよ
ナンデって聞かれても困るよ
答えは簡単だもん
「好きだから」
不安になるよ 心配になるよ
君以上に...
でも最後まで...
最後まで...
470ワカバまぁーく:02/12/23 18:32 ID:4Nwzc2Zu
初心者なんで、お手柔らかにお願いいたしマス。。。でも、上級者さんの
意見も聞きたいので、お願いします。<m(__)m>
471名前はいらない:02/12/23 23:03 ID:XF244MyC
大空に伸びる細い糸
遠目には自由に空を舞う凧が写るだろう
それは鎖に繋れた子犬と同じ
束縛された自由
試しにこの糸を放してみよう
そうすれば本当の自由を手に入れられるだろう
鎖を解かれた子犬のように
先の事は思わずに。
472灰羽:02/12/24 01:54 ID:WsacmZa3

犠牲になるほど引き裂かれる距離ならこの血など吸ってしまえばいい
その水辺を引き裂くのなら私の腕を使うがいい
私は貴方の足元で土になって助けを求めるけれど
それが耳に届く事はないだろう。

私を殺して私を助けるなら この土を使えばいい
血塗られた背中から生える羽根は
やがてこの手を蝕んでいく凶器となり
貴方の指先を食い千切るだろう
愚かなこの羽根を愛した貴方は 散らばったカードを全て切り刻んだ
そしてその胸に負担をかけて私を愛したのだ

いつから愛は眼を殺したのだろうか
それを風と知れば人間(ヒト)は風に向かったであろう
それを水と知れば人間は地平線を見ようとはしなかっただろう

いつから哀を私に宿したのだろうか

冷たく包む礎(イシズエ)の闇に散らばる砂は
腕を無くしたまま歩みつづける
473神楽 ◆5Og0Ye32kA :02/12/24 03:06 ID:tZbw4GEm
世界はまるで 吐息のようで
凍えそうになる この身を君で
癒し合い 奪い合い ただむさぼり合って
僕らはこえてゆく 夜を、ただひたすらに

このまま何もかも 終わればいいと
少しだけ 自分のワガママを願うよ
目を開けて 見るべきモノはここにある
今もそう 輝き続けてるそばで

幾度目かの冬が訪れて 
堕ちてゆく 静かに君へと向けて
僕の目に映る君の 姿は幻で
癒えぬ傷にまた 粉雪が降りそそぐ

閉ざした記憶の扉は 錆び付いた時間の果てに
もういいだろう あてもなくこの街を
彷徨う僕に今 刹那の希望を与えて・・・

世界はまるで 吐息のようで
凍えそうになる この身を君で
癒し合い 奪い合い ただむさぼり合って
僕らはこえてゆく 夜を、ただひたすらに

伝えられなかった言葉だけが
心の中でまだ 鳴り響いているけど
木洩れ日の中で きっと僕は誓う
君ほど愛した ヒトは居ないだろうと
47493%高濃縮ウラン:02/12/24 04:11 ID:Ei0ukdPZ
人は自分のためにしか生きられない。
人のため、と言っても、それは実は、
その人が幸せになる姿を見ることで、
自分が幸せになりたいだけで。

だから、時々、愛は不幸を生んだりする。

私の願う、あなたの幸せと、
あなたが願う、あなた自身の幸せが、
合致しないとき。
あなたは不幸になり、私も不幸になる。

例えば、それはストーカー行為であったり。
例えば、それは虐待であったり。

みんな、みんな、我が我が我が我が……
4754th ◆HdqTLODCXU :02/12/24 07:29 ID:apyPSlBp
靴音の高音部で分厚い雲突き抜けさせて光り浴びて 低音部で君のところまで反射していったふりの ずっといっしょ気分からスタート あとでね
476*水色*:02/12/24 10:49 ID:VQxJS94i
++++++笑顔++++++

自分がちっぽけに見えるとき
自分だけが悪者に見えるとき
やさしい言葉なんて役に立たなくて
もう二度と笑えないなんて怯えている

握り締めてた鍵だって
開けば無くなってしまう
きっと自分の心の鍵をかけて
回り道を繰り返しているから

だから何があっても何があっても諦めないで
夢中になって歩きつづけよう
流れゆく雲を追いかけても
本気になって後悔なんて見逃せばいい

たとえば君が傷ついても
前を向いて立ち上がって
忘れずにいよう
いつか笑える日がくるから
477放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/24 17:01 ID:rSOz0OmM
>>468

話にならない。初心者は初心者批評スレへ
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1040457817/l50

>>469

矛盾してます(w世代の違う君とめぐり合ったのは
何かがあったから
だからその何かを 2人で探しに行こう
「何か」がわかった時

出会えたのは何かが会ったからで、その何かを探しに行くって(w
何かがは出会った時点で存在してるわけで、何かが無くては出会ってないわけで
、つまり、何かが無ければ二人で探しに行けないわけで(w
何かを導き出すための構成が不十分。





478放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/24 17:02 ID:rSOz0OmM
>>471
返し詩
自由は無限だ、鎖でつながれることで限定された自由で満たすことが
できるんだ。自由に柵をもうけることで自由は自由として存在できる。

>>472
よくわからん。何が言いたいのか(w
つまりそれは、自分の世界観を他者に伝えるための情報が欠けている。
何を描写しているのか、何を暗示しているのかはっきりしない、それはなぜ
か、あちらことらへと描写が飛んでいるから。一つにまとめろ

479_:02/12/24 17:04 ID:1RwrUAOz
480 ◆HU7XfvOYA2 :02/12/24 17:05 ID:nsYLOcst
SHI-NO-BI


平面化された世界に潜む場所などない
同化し、撹乱せよ
アラベスクの一要素がモザイクを破壊するのだ

481放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/24 17:06 ID:rSOz0OmM
つづきも書いていたが削除してしまい。
批評するのめんどいです、、、。
誰か代わりにやってください。
一応一言で
>>473
キモイ。俺は拒否反応でまくり、誰か代わりに批評して。
>>474
あなたが願う、あなた自身の幸せが
なんか違和感。貴方が願おう、自分自身の幸せがに訂正してみてわ?
>>475
まぁ、がんがれよ。
>>476
君だけだろ?鍵を使ったら無くなるって思ってるの(w
また、鍵穴から抜けば使えるだろうが!!
それとも、ゲームみたいに使い切りの鍵か?リアルでは
ありませんそんな鍵(w
482放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/24 17:08 ID:rSOz0OmM
>>480
アラベクスがわからん。だれかわかる人よろしく。
483名前はいらない:02/12/24 17:14 ID:EhVRWDbs
樹洞に埋もれた銀の糸
その輝きを求め穴へと潜る
光り輝く悪魔の罠が
いとも容易く絡みつく

脳裏に浮かぶ疑問点
それを感じたのも一瞬のこと
増長してゆく恐怖心が
考える余裕など消し去った

羽を失った小鳥のように
ただ渾身にもがいてる
地平線へ沈み行く太陽が
あの日のように涙に消えた

恐怖に満ちた時と共に
あいつの陰が忍び寄る
蜘蛛の糸
まとわりついて離れない
484マイケル:02/12/24 17:19 ID:fqgnVo3G
最近の放浪の名無しさんの批評に好感。
485 ◆HU7XfvOYA2 :02/12/24 17:25 ID:nsYLOcst
というかスルーしないで〜。
一生懸命書いたのに。
486放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/24 17:26 ID:rSOz0OmM
>>483
いそがしいな!!おい。
また、いろんな意味でこまった詩だな(w
@銀の糸→蜘蛛の糸
A銀の糸を探しに穴へ潜る
B光り輝く悪魔の罠→蜘蛛の糸
Cあいつの陰→蜘蛛の糸と蜘蛛
Dまとわりついて離れない
めちゃくちゃだなおい(w推敲たのむからしてくれ!!
487放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/24 17:27 ID:rSOz0OmM
>>485

アラベスクって何かおしえてよ!!
それがわからん、、、。
488 ◆HU7XfvOYA2 :02/12/24 17:31 ID:nsYLOcst
アラベスク【arabesque】
(「アラビア風の」の意)
 アラビア人の創意に始まる、イスラム美術の装飾模様。円に内接・外接する多角形を基礎とする幾何学的文様と植物の葉・花・蔓ツルなどを流麗な唐草模様にしたものとがある。イスラム建築の装飾に広く用いられる。イスラム文様。アラビア模様。
 アラビア模様のように華麗に装飾した器楽曲。
 クラシック‐バレエの基本ポーズの一。
489一言、評価:02/12/24 17:40 ID:YxSiDb2n
>>448
とってもいい作品ですね。









(内心:うわっ!さむっ!)
490放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/24 17:44 ID:rSOz0OmM
>>480
スルーしたのでおまけ。(批評を読み物として書いてみます。)
平面化された世界に潜む場所など無い、この1行を見て、どう
おもうだろうか?題は「SHI-NO-BI」、忍者は常に身を隠し、あり
えない場所から飛び出て、任務を遂行する。忍者がこう言い切るのは
不思議ではなく、ある意味、完璧と言っていいほどの説得力をもって
私たちをうなずかせる。そして、同化し、錯乱せよ、威厳をもち、忍
者としてあたりまえと言うぐらいの口調で言いはなつ一言。
アラベスクの一要素がモザイクを破壊するのだ、しかし、この最終行
には疑問を持って仕方ない。
また、アラベスクとはアラビア模様であり、その一要素といわれても
どう解釈すべきであるか我々、読み手は混乱する。アラベクスを一要素
として考えることはできないのは必然であり、根元的なものだ。
故に、私はこの最終行には納得しかねる。
モザイクを破壊するのだ、は最後を締めくくるとして言い言葉であり、読
み手に一種の達成感と臨場感と、開放感を与える。

491放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/24 17:47 ID:rSOz0OmM
>>489

自分の望む批評がえられなかったからって卑屈になるなよ。
492 ◆HU7XfvOYA2 :02/12/24 17:48 ID:nsYLOcst
ありがちょー!
一要素っていうのは…。
って説明すると面白くないのでなんとなく感じてちょ。
493名前はいらない:02/12/24 17:51 ID:YxSiDb2n
>>491
見てそう思ったのをカキコしただけ。
そろそろ自分の詩も評価してみたら(W







(内心:うわっ!さむっ!)
494名前はいらない:02/12/24 17:53 ID:rSOz0OmM
>>493

まぁ、がんがれよ。
詩板にはお前みたいな存在を必要だ。
495kani:02/12/24 21:33 ID:neY0k1Ah
なんか・・・
なんか何もいらないんだ。
プレゼントとかいらないんだ。
ほしいものなんて今はないんだ。
だからね、どんなに良いものキミにもらっても
あんまうれしくないんだ。
僕の好きなモノくれたって
僕は喜ばないよ?
僕に必要なモノをくれたって
あまり意味はないんだ。

クリスマスだからって特別なことしようとしなくていいよ?

気を使わなくたっていいよ。

ただ今日も
普通にキミと過ごせればいいのだから・・・

↑評価してクダサイ。おながいします
496白鑞金:02/12/24 21:55 ID:z0oQCPO7
>>491
>イスラム文様。アラビア模様。
>華麗に装飾した器楽曲。
>クラシック‐バレエ。
アラベスク→荒ぶる神→荒法師→荒武者などの一要素⇒「刀」
ハチャトゥリアン作曲・「剣の舞」
497名前はいらない:02/12/24 22:16 ID:ummRCyI8
心は何も歌わない
空っぽの如雨露でお水をやってる
空気がぽたぽた滴り落ちる
あなたの愛はこの空気の水滴
心は何もなくがらんどう
お花も悲鳴を上げている
ちゃんと愛液の入った
お水を注いで!!
あなたの愛情に育まれる花
あなたの愛情がないとしおれてしまうの
お花は悲鳴を上げている
空気の水滴・・・!!
498名前はいらない:02/12/24 22:24 ID:ummRCyI8
ダメ!!ダメ!!
お人形の心は壊れそう
ご主人様に吹き込まれたこの心
ご主人様は
このお人形の
心の痛みに
とても鈍感
見て!!見て!!
私の心に触ってよ!!
499名前はいらない:02/12/25 03:07 ID:mNmwXfXD

喉の奥でうごめく、この不快な痛み―――

壁の裏に潜み、柱を食い尽くす白蟻。



どうでしょうか。短いけど。
500白鑞金:02/12/25 04:04 ID:yCV9QDs3
>>495kaniさん
僭越ながら、評価・批評・推敲・添削、いっさい必要ないと思います。私事に
なってしまいますが、僕もクリスマスだからって、自分の誕生日だからって、
特別なことは何もしないし、何かしてほしいと言ったこともないのです。あな
たの詩を見ていると、他人が書いたものにはとても思われない。この画面に自
分が写っているような気さえします。あえて付け加えるなら、僕はここ数年、
蟹らしき蟹を食っていないということくらいかなあ。ははは…。

>>497>>498
>愛液の入ったお水
「カクテル」でしょうか? 薄まってしまいますが。そこで必要になってくる
のは、「色付け」と「香り付け」なのでは? 昔は「色・香」ともに「匂ひ」
の一言で書き分け、読み分けたといいます。
>空気の水滴
技あり。言われた方は多分たまらなく困惑されていることでしょう。考えさせ
られる一撃です。
501名前はいらない:02/12/25 04:54 ID:nY7KSfm2
不知の地に
趣き薫る
金の寺
心奪われ
暫したたずむ
502詩人に梔子:02/12/25 07:59 ID:pX8NeLuI
「不眠症」
夜気を体にまとい 走る走る
闇を切りさき 走る走る

吐く息は白く 後ろに流れていく
右足と左足が 我先にと競いながら 前へ出る
力いっぱい振る腕は 風に溶けて やがて羽根になる

塀を越え 壁を破り 一直線に 走る走る

「受け入れよ」
煌々と照らす月が 私に囁く
折れるほどに首を横に振る

闇が追いかけてくる
私は逃げる
夜が追い詰める
私は抗う
黒が侵食する
ついに私は体を捨てた

私の魂が 走る走る
星を超え 夜空を殺し 走る走る
朝を迎えるために 走る走る
眠れない夜を越えて 走る走る

眠りと言う名の死を超えて 走り そして跳ぶ
503ツマミジャコ:02/12/25 09:51 ID:dnqBysbU
『他愛もない』

歩道を真っ直ぐ進んでくのよ
膝の痛みにふらついても
結局、長と歩いていく

背筋を伸ばし背骨を変形させて
狭い箱を食いつぶして

春が来て温度変化に絶望しても
お願いよ忘れないで

愛してる
504*水色*:02/12/25 12:48 ID:nVlYHBRq
+++++++SCAR++++++++++

気持ちはなぜあるのでしょう
不安ばかりが募るだけなのに

時間とはなぜ早いのでしょう
言いたい事いっぱいあるのに

ただ同じような日々を繰り返せば
いつかつまらないと感じてしまう

だけどいつかきっと君が振り向けば

いとしい人 傷つけられない人
手を繋ぎたい 守ってあげたい 

鎖のように 強く繋いで欲しい
いつかはちぎれてしまうけれど

傷跡なんてなぜ在るのでしょう
それは君を思い出させるため
505名前はいらない:02/12/25 17:16 ID:8Axi57D7
コンビニで買いあさっていると
自動ドアから二人がやってきた

暖かそうな服を着てぺちゃくちゃ喋ってる

二人はクリスマスらしいものを買って外に出た

僕の頭では羨望しかなかった
こんなクリスマスの夜なのに
どうして僕は世の中に逆らって佇んでいるんだろう

僕は灰色の空の下 外に出た
そこから向かう場所は
結局家だった
506だいたん:02/12/25 18:27 ID:waM00RNo
今日の写真の君の顔 少しごきげんななめみたい
君を想い続けていく さめた時代に似合わなくても

あなたのぬくもりがちょうどいい温度だからね
二人出会えた日は記念日だね

そう 不器用な言葉 それはあなたに送るlovesongだから
そう 寒い季節には愛の言葉も白くうつってしまうよ
please give me your heart

顔にするの分かるけれど 心までもメイクしないで

愛情というもの きっとそれはエゴとよばれて
決してきれいなものではないけど

そう 君を守ってく この命でおつりはいらないかくごさ
そう 睡眠薬さえ効果ない夜には きっと君の事を想ってた


507放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/25 18:42 ID:UUVjT9aQ
最近、のぞいても批評に時間使って、詩を書く気力がでない。
>>501
金の寺とせず金閣寺の方が口調としていい。

>>502
力いっぱい振る腕は 風に溶けて やがて羽根になる
この1行でガクッと来た(w
羽になるとか軽いイメージには持っていかずその前までの
つながりを生かすために重たいイメージの言葉を使ってほしい。
全体としては「走っている」臨場感や、疾走感が見えるが、題で
ある「不眠症」が薄すぎ、それもいらない表現で「走る」のいい部分
を打ち消してたりする。こういう詩は難解なものをつめこんでもスラ
ットと読めるようにしあげてほしい。思考も感覚も走っている見たい
にどんどんつっぱしれるように。
508放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/25 18:53 ID:UUVjT9aQ
>>503
駄作。読み手としては口調も悪し、何か面白い工夫がしてあるの
かと思えばそれもないし、表現や描写がすごいというわけでもない。
>>504
がんがって、それ以外言うこと無し。
口調は普通、それ以外話にならないレベル。

>>506
悪い、拒否反応でまくりでまともに批評できそうにない。
誰か、よろしく
509*水色*:02/12/25 19:54 ID:nVlYHBRq
+++++++++少年+++++++
空の色が赤く染まった夕暮れ
転がり込んだボールを
泥だらけの手で投げ返した
それだけでつまらなく思う

グランドの中に影がひとつ
自分のだとわかってるのに
思いきり振り返っては
地べたで一人座る

蛇口から零れ落ちる度につらくなる
幼い子供心に 悲しみ募る

誰も分からない一人だけの基地
ユニフォームかついで帰る
迎えには来ない 誰かを待っている
さみしいけど 帰ろう 帰ろう 温かい場所へ  

510ぽっぽ:02/12/25 21:35 ID:gIZSp9jI
「黒と白」
夜は好きです。
何か好きです。
あえていうなら、隠れられるからです。
悪いことしたわけじゃないけど、隠れたい。
そんな感じです。
いつか昼も好きになりたいと思いました。
511R'B'P:02/12/25 22:15 ID:PcbTvEc1
「そのまんま」

自分に失望すると
自分を悩ませる自分に気づく
欲望を捨てることが楽になる道だと知る
欲を捨てられるかはわからないが
悩みの仕組みを知って自信がつく

悩んで悩んで
自分を悩ませているのが自分だと知ったとき
自分がイメージしていた自分と違う自分が見えてきて
自分に失望する

その見えてくる自分はふつうの自分なんだけど
ふつうの自分を発見した喜びが自信につながる
自分に失望して失望して
自分が前より小さく見えるはずなのに
小さくても確実な自分がいることに驚く

自信ははじめっから自分の中にあったんだ

悩むことは悪いことじゃない
カッコ悪いことは悪いことじゃない
悲しいことは悪いことじゃない
気が小さいことは悪いことじゃない
孤独なのも悪いことじゃない
そのまんまでいいんだ
全部愛すべき、自分の人生なんだもん
512:02/12/25 23:36 ID:962mRWcX
雪はちらちらと舞い降りる
見上げた先の横顔は
いつまでたっても横顔で

雪は肩にも降り積もる
ふいに払ってくれた指先を
つかまえて唇に押し当てた

震えながら 満たされながら
513名前はいらない:02/12/25 23:42 ID:sSRDkhWg
息白み
朝(あした)来たりて
雲寄りて
ニシキギの種
紅く映つ

冬の日は
湖に
薄ものを着せ
枯れ枝の
葉を似せつくり
私の目をもにじませる

やがて

滴垂れ
あなたへ広がる敷物を
ただがむしゃらに
汚しけり



注)あなたは向こうという意味で使用しました
是非是非批評御願いします






514名前はいらない:02/12/26 00:05 ID:irtp8lLK
へいあんの
ふぜいあふれる
京のまち
ときの流れが
ゆるり流れり
515BOO ◆x21dMcQiIA :02/12/26 01:41 ID:ThntH6v8
>>480>>490
表層は一見明確だ。

アラベスクの一片が、モザイクの平面に一角を
占めるや否や、一瞬にしてその秩序だったモザイク
平面を侵食し破壊する像が見えるだろう。

あるいは化学に長けた人なら、触媒による急速な
同素体変換が想像されるだろう。物質表面の変質。
そして核となる同素体の構造式が[SHI-NO-BI]と
表記されることは言うまでもない。

さて、ここで比喩のレベルを一段上げてみよう。

われわれのモニター(ないし、このスレッド)は
平面化された世界にほかならない。
この作品は、われわれの平面世界にアラベスクの
一片として現れ、同化し、他のテクストのモザイクを
撹乱し、破壊する起点となりうるだろう。
また、そのようにありたいという作者の願望とも
この詩は解釈できる。

ところで、冒頭に掲げられたように、平面世界には
本当に潜む場所はないのか?
ここでは詳らかにしないが、考察に値するとだけ
言っておこう。
5164th ◆HdqTLODCXU :02/12/26 02:55 ID:kycWmbSB
>>480 ただ言ってみてるだけ だれか素直に説教きいてくれないかなの顔
517名前はいらない:02/12/26 03:16 ID:kwkBgxZn
いくつもの最高の時間を 思い出に変えてきました

今の私は幸せです でも 近い将来思い出になりそう

だって私はいつもそうだもの

灰色の気持ちで 昔を思い起こして 今の自分と比較する

比較すると泣きそうになるけれど どうにもならないからただ寝るだけ

心の中で ただうつむく私
518名前はいらない:02/12/26 03:43 ID:wQF/WGU2
以下の詩の評価をお願いします。

       「咲くや」
ああ、わがいとしのサクヤよ
許しておくれ
私の にがい つらい 
その出来事!

ああ わがいとしのサクヤ
君に許せと言うのは
まるで 狗に
曲芸を仕込むように!
火の輪をくぐるように!

ああ、わがいとしのサクヤ
私が悪かった
許せと言えど言えど!

私は逝く そしてもう

ああ、サクヤよ!
許しておくれ、そして、その
清き ささやかなその唇で
私を愛しておくれ ああ、
私は逝く!ああ!
519名前はいらない:02/12/26 03:59 ID:drauFgGE
 ここまで登ってこられたんだから、もう大丈夫だろうと言った。
いずれ頂上に着くし、霧は晴れるし、空腹も満たされる。そうなら
ないってんなら、ここまでの時間とか、苦労とか、とにかくなにも
かも無駄になるだろうし、そんなことはないと思うけど僕がまるっ
きり馬鹿だったってことだもの。でも見えないんだよ、頂上。休め
るようなお店も、座るのに手ごろなものなんかもないし、さっきは
すこしやわらかい土があったけどあんなところで寝っ転がるわけ
にはいかないだろうから、そう、ちゃんと眠ってもいないんだ。ずっ
と起きてるか、まどろんでるか、ごっちゃになってるかで、座り込ん
でもどうしようもないしどんなときも歩いてたし、ああ、あの土の上
で眠ればよかった。そういう判断もつかないし、いつも二つか三つ、
四つのいろんな考えがぐるぐる回って集中できない。とにかく、ちゃ
んと眠らなきゃ。
520白鑞金:02/12/26 06:59 ID:Wi+jF4OC
>>502詩人に梔子さん
>力いっぱい振る腕は 風に溶けて やがて羽根になる
→力いっぱい振る腕は 翼を広げ 風にのる
題名にもいえることですが、切迫感は充分に伝わってくるので、直裁さを抑え
ぎみにして、全体的に余裕を持たせる方法もあるのではないかと思います。ち
なみに僕の不眠は慢性です。薬の効果にも限界等いろいろあって、結果からい
えば、無理に眠ろうとしないことが一番でしょうか。で、その時間を埋めるの
は、本格ミステリが最適。戦前から80年代くらいまでのものが内外問わず良い
のではと思います。

>>530ツマミジャコさん
誰かがどこかで必ず見守っていてくれる。読み手にそんな息吹きを与えてくれ
る希有な詩だと思います。どこが希有なのかといいますと、けして高みからで
はなく、同等の視線に立とうとしてくれる女神なんて、そういるものではない
と思うからです。大切にしなくては。従って、嫌味がなくていいです。
>温度変化に絶望しても→あなたの「詩心」でもう少しひねって、「詩」へと。

>>504水色さん
>時間とはなぜ早いのでしょう→一生懸命生きているからでしょう、あなたが。
「芸術は長く、人生は短し」とゲーテは「ファウスト」の中で、弟子のワーグ
ナーにいわせています。弟子にいわせるところが意味深ですね。それはそうと
>いつかはちぎれてしまうけれど→やがて砕けて散るだろうけど
一度でも傷付いたことのある人なら、そして深く考える機会を一瞬でも持ちえ
た人になら、充分、訴える要素ありと思います。技術的にはやはり、起伏がほ
しいかなあ…。
521白鑞金:02/12/26 07:52 ID:O4yyec1x
訂正 >>520
  >>>530ツマミジャコさん(誤)
  →>>503ツマミジャコさん(正)ツマミジャコさん、ごめんなさい。
522クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/12/26 09:15 ID:uCHRiECP
「落下」

 一面に、騒々しく詰め込まれた水蒸気のからまる音
 空を覆う白い煙が動く気配を溢れさせている
 そしてその下層にあるものはたくさんの水
 それがはるか遠くから届く太陽光の直線を屈折させている
 10キロメートル先に地上から届いた広告の紙が
 少し水分を含んでよろよろと頼りなく舞っている
 それは濃い黄緑色をしているので
 雲の後ろに霞んでもよく見える
 この辺りでは尺度が幾分大きいので
 細かいところまでは目が届かず
 小さく吹き抜ける風はどれも乱雑
 そして喉に向かって飛び込んでくるその風も
 ささやかな温度ひとつも持たない横暴な速度で
 すぐに肺にまで届き胃にも届き
 腸に穴をあけ肌を突き破り
 せわしなくまたどこかへ行きさってしまうともう大気のひとつと区別がつかない
 すぐ近くを滑空する航空機が突如遠くなり
 乱舞する積乱雲の一層に捕われて
 そのすぐ後には消え去る
 
523*水色*:02/12/26 11:28 ID:2nmTLnTB
++++++++++++恋+++++++++++++++

恋とは不思議なもの
常に前進してないと死んでしまう

頭の良い人には難しいもの
なぜなら恋は盲目だから

時間は恋を弱める
毎日更新していかないと

恋は人を強くすると同時に弱くする
だから疑ってしまう
信じないと信じてもらえないのに…
恋は幸福を殺し、幸福は恋を殺す


524放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/26 14:01 ID:qrWf7wfS
>>522

だから、君にはいつも言ってるけど、描写や表現が稚拙すぎなの。
口調も考えてないだろ?だから読みくてしかたない。

525白鑞金 :02/12/26 17:12 ID:ilDFz6ZK
>>505さん
何の変哲もない、普段着の詩ですね。気になる点は、
>頭では羨望しかなかった  
にもかかわらず、>買いあさっている  
おそらくですけど、年中行事等とはまったく無関係のところで、ポッカリ空い
たまんまになっている「穴」を抱え込んで生きておられるのでは? で、それ
を現時点では、言葉で埋めるという手段を選択されている。ならば、提案です
が、今あなたが立っておられる、その視点、語彙、形式など、態度の変更なし
に、すべて普段着のままで揃えてみられてはどうでしょう? 価値ありと思い
ます。

>>506だいたんさん
>>508放浪さんの拒否反応、ちと分かる気もします。ありふれた英文とかです。
それはそれとして…、評価に値すると思うは、
>顔にするの分かるけれど 心までもメイクしないで
そう、ここです。この一行、古き良き時代の映画の名ゼリフのようです。自然
に出てきたとすれば、たいしたものだと思います。大人の言葉だなあ。

>>510ぽっぽさん
>悪いことしたわけじゃないけど、隠れたい。
→悪いことしたわけじゃない、けど隠れたい。
ところで、昼と夜との境目、一体どこにあると思われます? 僕は言葉こそが
それを決していると思ってるんです。たとえば「朝刊・放課後・暮れ・夜食」
などなど、ですね。誰かに「おはよう」と挨拶し「こんにちは!」と返ってき
て、即、「しまった」と感じたことなどはありませんか?
>いつか昼も好きになりたいと思いました。
僕もそう思っています。全体的にムダなく簡潔です。このテンポがいいのかな。
526よっぱら:02/12/26 17:52 ID:Sefhlm6f
あ、ああ、ああん
っっくぅぅ
いい、いいい

あううう
トマト
も、もっと もっとぉ
トマト

かあさんおかわり。
いっくぅう...
527ぽっぽ:02/12/26 19:59 ID:RTRDP14i
>>510のぽっぽです。
>>525白鑞金さん、批評して戴いて、ありがとうございます。
>悪いこと〜のところ、言葉の区切る場所で随分と雰囲気が変わるものですね。
白鑞金さん、流石です!良いことを教えて戴きました。
>昼と夜の境目
実は、この詩を書いておきながら、
境目のことは深く考えたことないんですけど(ダメやん)、
言われてみれば、言葉ですね。
挨拶のように、同じ時間でも使われる言葉が違うと私は不思議な気持ちになります。
>挨拶
ありますあります!!「おはよう」と言って「こんにちは」
あれは微妙に負けた気がします。(笑
5284th ◆HdqTLODCXU :02/12/26 21:21 ID:kAgoEcZ+
自称詩人が温める最低底辺
529名前はいらない:02/12/27 01:20 ID:TNBvrKmF
そこに

携帯があり

2チャンネル があり

莫大な料金がある
530BOO ◆x21dMcQiIA :02/12/27 01:46 ID:4akXQs0t
つまらない人間
そうあることの
苦痛と平穏の絡まり

近視は
醜いものから眼をそらし
袖ふれあう人は
ときにこの身体を掴み
涙をしぼる

変遷はたしかにしている
気づいたときは
手おくれな思考を抱え
定められた手順で
「滅び」は実現される

生き延びたい
たとえ耳鳴りがしても
為に新しい人を演じ
相応しい言葉を使う
531無題:02/12/27 07:15 ID:kuZCP47E
ぼくは闇に流れる雲のよう。
ひっそりと流れ、どこかに消えゆく。

それが全て。

ぼくは闇に彷徨う波のよう。
求めては拒みやがて消えゆく。


それが全て。


どうか安らかに眠らせておくれ・・・せめてひと時の間だけでも。


5324th ◆HdqTLODCXU :02/12/27 07:29 ID:lmdKqBGS
>>529 つながりに見えてしまう色眼鏡
>>530 痛さ快さへの寸止め歩行
>>531 外見
533クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/12/27 08:18 ID:TpOXiixW
>>524
三回連続で言われてます。あは。
534七氏:02/12/27 09:15 ID:F2wIqtaI
「ゆめ」

制限ありすぎな答えの出し方が出来て
言葉で遊ぶだけが面白いから 「死んでいいよ お仕置きしちゃえば 消せよ」
そして自分で全部出来ちゃう

飲み物を用意して ケーキを差し出して テーブル拭くの忘れてる あぁそう
自分で食べられる 飲める あなたにすることはもう何も無い あぁおなかいっぱい

でもあなたといる時にだけしか低い方の声は出なくて 
独りでいる時 あなた以外の人といる時 あなたの舌が無いといつもの私のまま


若い幼い知らないをだんだん埋めていき
元からあるシートは剥がせないから 「ごめんなさい すいませんもうしません 飽きた」
それもいつの間にか忘れちゃう

肘つかないでよ もっと顔あげてこっち 手が止まってるんだけど うるさい
あなたが教えてくれる 愛してる 私は上手に教え込まれたい あぁわかってるから

あなた以外には幼稚園児みたいな跳んだ声じゃないと
純愛なんか白くて何もなくて でもそれが乱された時 あなたの側に行って私は声をあげたくなる

離れる 電話が切れる あなたがいなくなる いつも私はわがままを抑えて混乱しながら あなたがうつった写真を伏せる
そしてまた今日もゆっくりおやすみなさい
535りぃ。:02/12/27 09:32 ID:XlBI81r8
「color」
いつのまにか自分を見失ってた
自分自身がわからなくなってた
心や身体はいろんな色に染められてもう白には戻れずに
黒になったら何も染まらなくなる

何色も重ねられて心はどんな色になっただろう
染めても染めても
一度染めてしまった色は消えず
いつまでもどこかに残っている

白で染めてもすぐに汚れてしまう
自分の色は何処にある?
探していくうちに心は汚れていくだけ・・・
いつか白に戻したい。
白に戻せば私はここから消えてしまうんだろう

何色も重ねられていつになったら終わるのだろう
きっとこれからも
たくさんの色で染まっていくんだろう
そしてそれが自分の色になるはず。

世界でたった一つの自分だけの色
536天皇陛下 ◆Z1OQSGwL5A :02/12/27 10:04 ID:fJdXw/or
100%仏陀

クリスマスなのに何処にもいかないの?
ボクハブッキョウトダカラ…
クリスマスなのに彼女と一緒じゃないの?
ボクハブッキヨウトダカラ…
何んでイイトモ見てるの?
ボクハブッキョウトダカラ…
真っ赤なお鼻のトナカイさんが〜
ボクハブッキョウトダカラ…
雨は夜更け過ぎに雪へと変るだろう〜
ボクハブッキョウトダカラ…

イヤシの言葉
ボクハブッキョウトダカラ…
キセキの魔法
ボクハブッキョウトダカラ…
Positive thinking
ボクハブッキョウトダカラ…
座右の名
ボクハブッキョウトダカラ…
ブッキョウトハクリスマスナンテシナイ
ブッキョウトナノニクリスマススルノハオカシイ
オカシイ バガジャナイノ
オカシイ カップルヒッシダナ
オカシイ ジツニコッケイ
ハヤクコイコイ オボン
ブッキョウバンザイ
リスペクトブッダ…

デモホントウハブッキョウトダケドクリスマスシタイナ…
537クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/12/27 11:30 ID:TpOXiixW
「音楽」
 音楽に切り裂かれた気管詰めのがさがさのチューブの中、擦れて破れると腹膜の二層が露に右側から
三角州のようにそれが全身に液塗れになってしまい、低音が足の底から体を震わせる体中が弛緩して口
も指も支える力がなくなって顎をつたう唾液に意識するけれど目の前が遠過ぎて見えない。
複眼になって耳鳴りがしている(音楽)は感情の記号が読み取れずに怠惰の渦。
プラスティックケースがささくれて爪の先に刺さっている喉、から空気を通すけれど漏れだしては膵液を飲み込んでいる。
連結がひどくおざなりで売り飛ばされた現役鉄道のようにカーヴに軋んでいる関節の肌がひび割れてまるで
内臓じゃないようなそれを舐めてもしみるだけで、噛んで千切った爪の腹で唇の上を掻きむしると滑らかな液体的が
なくぼろぼろにあるばかり。全身に及べば全身として思えるけれどこんなバランスに舌先さえ食えず
食道器官を貫くチューブは二層になってそれも曖昧になっているから胃壁とビニールが溶桔して噛み合わず
ビニールのそれは相成れずそこに投げ出されて破れて液体を被る。
君の指も薄い肌も中身も何か混ざり重なりあって圧迫されたそればかり老朽化して仕上げは巧くはいかない。
差し込んでも溶け合わずに混ざり合わせたそれどちらのものですかと聞いている、額、金属で打ち付ければ
ガーゼのようにうっすらと滲む血がとても曖昧だ。形作る鼻形が整ったまま張り詰め保っているように見えて、
けれど歪めては完璧には修復しないはずと想いが切れず回転して嘔吐した乗り物の中、
声に鼓膜を支配されまるで世界中のようで指で擦る行為何度も繰り返し繰り返しの果てにある自然も、
けれどそれさえ入り交じって回転する思考に直接触れてはそのビニールは口の中で異物感感じてソースを吐き出し、
それを侵してみれば薄暗い灯りの中、(音楽)はいくらかで、君、と呼ぶいくらかに統計し関係し壊して入り込んで、繋ぎ貫いて行為と時間がくればそれは翻すこともあるのだろうに。
538放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/27 12:13 ID:vATqG+5o
>>537

句読点の打ち方すらしらないのか?
またり文庫にうpしてみな酷評されまくるから(w

くだらない文章ほど、稚拙で、それを知らず、認めようとしない
作者ほど、愚か者は存在せず。文章構造は冒頭から破堤の道をた
どるのが目に見える。実力のなさを認めよ。
539名前はいらない:02/12/27 12:32 ID:XQhHkjwj
俺は放浪じゃないが言わせてもらう。 クロラのは、退屈 冗長 何を言わんとしているのか はっきりせい
540名前はいらない:02/12/27 13:36 ID:TNBvrKmF
うたよみは
らくを覚えて
苦悩する
541名前はいらない:02/12/27 13:47 ID:dVpenCuU
【懲りずに2chから逮捕者ー逮捕祭り開催中】
冬厨、東京ディズニーランドに核爆投下の予告
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1040890168/

これを見た人は、他の板にも貼ってください。
テロによる被害者が出るのを未然に防ぎましょう。
542名前はいらない:02/12/27 15:22 ID:TNBvrKmF
>>537
皆さんの評価を聞いたうえで、短歌 俳句 川柳など読まれてみては。
ナマイキ スマソ
543_:02/12/27 15:27 ID:n3xb109c
544クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/12/27 15:48 ID:Jj1EqgTC
>>537はすっごい昔に書いたやつを引っ張ってきたんですが、やっぱダメですか。
僕は何か主張したいことがあって、それを詩で表しているつもりはないのです。
あるイメージから言葉を取り出すという感覚で書いています。
だから、むしろ「飾り」は本体であって削りとれば本質があるわけではないと思うのです。
一般論ではないです。

えっと、偉そうに書きましたがその実力がないのは認めます。
長々とすいません。

>>542
色々読んでみます。
545放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/27 17:41 ID:PpbRX3Yg
>>544

そんなあたり前のこと偉そうにいってどうする。
君のはイメージから言葉を取り出していても、その言葉が
読み手に伝わったときにイメージすらわかないの。
つまり、君の詩は自分しか理解できない、自分が読んだときしか
イメージがわかない、自分だけの世界に閉じこもった詩なのよ。
それはつまり、読み手に伝えるためのイメージの描写が稚拙なの。
詩的な言葉をならべるのが詩じゃない。君のはただ、詩的な言葉が
並んでいるだけで感動も何もない。
546 歌。15歳:02/12/27 17:50 ID:YsjiV6Gd
いつだって永遠に続く道しるべを
手探りで探していた
冒険者のように勇敢なふりをしながら
いつだって怯えきっていた 

暗闇の中、見たものは白いあなたの姿でした
粉雪が吹雪く寒い日 あなただけが暖かでした
何処まで続くのか、永遠の道しるべを
すこしだけ照らしてくれたのは あなたでした
体が焼け焦げてしまいそうな熱くてたまらない、あの日
北風になってくれたのは そう あなたでした

悲しいとき、助けてくれたのは
いつもあなたでした
苦しいとき、救ってくれたのも
そう、あなただけでした

いつしか 共に歩くことを覚え
永遠に続く道しるべを あなたは照らしながら
そう、僕はそれを頼りなくさがしながら
そう、2人共に、歩くことをおぼえました
そう道しるべが続くそのずーっと先の方まで
見えない先のほうまで
一番、はしっこまで
共に歩くことを、誓いました

(感想おねがいします・・★)
547放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/27 17:52 ID:PpbRX3Yg
>>544

みんな初めはクロラみたいな感じだ。
それを乗り切れば、自分の感覚で読み手に伝えられるようになる。
がんがって!!
5484th ◆HdqTLODCXU :02/12/27 18:00 ID:wuSKgMo7
>>537 これは読めないかもね。「昔の」は言い訳 イメージ重視なら即興&ライブ感覚をkeepできているものだけ書き込めば 
 それと>>544のレスするくらいならイメージの内訳のレビューなどした方がいい。それがまた人に伝わらなかったとしても。
 それができなければ作ってておもしろくないはず
5494th ◆HdqTLODCXU :02/12/27 18:03 ID:wuSKgMo7
>>547 おまえうざい おまえの糞詩なんかよりクロラ君のさまざまな詩の方が上質でおもしろい
550歌15歳:02/12/27 18:06 ID:YsjiV6Gd
言い争わないでください
詩は比べるもんじゃないとおもう・・・
551放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/12/27 18:25 ID:PpbRX3Yg
>>548

俺は、レビューしたりして上から振りかざすのすきじゃないから。

>>549
そう、よかったね。いいんじゃない、人それぞれで。
552クロラ ◆oNwpnhIJYU :02/12/27 18:59 ID:TpOXiixW
>>544について
放浪の名無しさんが批評の際に「飾り」を否定的に言っていたことが気になっていたのでそのことについての意見のつもりでした

争うつもりはなかったんですが。
何か雰囲気悪くしちゃってごめんなさい。
これでやめておきます。


553星場サトシ ◆WYjvRi01ec :02/12/27 19:10 ID:7+Eb25k8
どうしたらもっと君に近づける?
どうしたら君のそばで
笑ったり泣いたりできる?
どうしたら…僕は知りたい
君の事が好きだから
554名前はいらない:02/12/27 19:21 ID:FB+mtusT
学問に触れ
学問に混じり
学問にまどわされる
そしてドクサが一人歩きする
今おれはどこにいるんだろう
555ネッちゃん ◆s9/a8bMydI :02/12/27 20:04 ID:oSrQiSma
>>554
ドグマ
じゃないんですか?
556ぷあぷあ:02/12/27 20:22 ID:EA7TuqHK
私が続くという問題が問題にならない夜になお私を続かせているのはその問題の方なのだ。
私を感動的に捉えているのが私の匂いであるのと同等な権利で私は自分を愛している。
私が私の理由であるような不十分さで、私は必要なのだ。

私の権利が通る体を返す夜に生まれる姉に会う言葉を捜す権利を返しに行こう。
時の匂いと同等の権利で私は自分の恋を譲渡している。
自分の問題として自分が捉え返されるときには生まれの問題は他人事だ。
美はその夜の問題だが、起きしなに泣いた言葉と服の管轄でもある。
自分は季節に従う。

私が恋するとしても、それは私の後でだ。
この悲しさを返しにいく場所を私はまだ若さしかしらないのだがそれは私の季節ではない。
匂いと共に時間が私に帰ってくるにしても私が切断されたことの場所にしか生まれた日を記憶できない。
私が嫌悪するのはそのような成り行きなのだ。それは習慣には満たない。

私にもう書く必要がない。それは私の後の出来事だ。
私の季節の権利が必要な場所に私は記憶を返しに行くだろう。
557ぷあぷあ:02/12/27 20:22 ID:EA7TuqHK
このようなふられ方があるのかと思うような空ではないか。
下手な恋というものがあるのなら、それはもう恋ではない。
動き出せない自分を呪うのならばそれは自分を軽視している。
そこに恋はない。

自分を愛せなくなる場所に恋はない。
それならば身を引くことだ。
自分の力無さを思いながらそんな午後は寝てしまえ。

新しさほどに怖いことがあるだろうか。
何かが変わる、恋においてさえそれが本当だと思えというのか。

何かを失うことは、自分の意思とは関係がない。
このような豪奢なだけの破廉恥な失恋には慰めの言葉が無いので寝てしまえ。
体を温める水を容易して時計を気にするな。
新しい恋は君を傷つけに来るように見えているのならば君は終わりに近づいている。
僕は全部を失うだろう。

関係の問題だと言い捨てることが嫌いだから僕は泣こう。
時間の中に居るのが嫌なのにどの酒も飲めないならもう少し考えるのか。
うんざりするような自分の非力じゃないか。
理性よさらば。
558ぷあぷあ:02/12/27 20:27 ID:EA7TuqHK
十字路の中に囁きを返しにいく言葉を奪った精霊の言葉を聴きにいく昼間の時間を返してくれ。
囁きにいく姉が帰ってくる大体でいいから、この囁きを思いだしにきてくれるように伝えてほしい。
僕も少しずつ君の代わりを務めては静かに言われない言葉を悔いては繰り返し生きている。
囁き続けて僕は君の事さえよく思い出して、ゆっくりと小さな犬でも飼ってこの雨の外の時間を
思い出して、もう文やため息や言葉の端々のため息や揺らぎや言葉やため息や走る場所やトタン
や恋や、奪われた盗まれた返しにいけない思い出を返しに立った場所をもう僕も、忘れている。

飛び出した君をこの数人のための言葉が忘れていく。
もうこの恋のためにもこの言葉が意味を失っていくのならば、静かに僕のため息は本来の意味だとか、
そんな言葉を呟いて走り出してしまって帰ってこない。それでいい。僕は静かにこのため息の中に
また自分の紡ぐべき人生について考えて、そしてもう戻らない君を静かに忘れて、そして、それっきり、
この恋は終わるだろう。
そして、僕はまた書くための理由を君に返しに行くだろう。
559白鑞金:02/12/27 22:06 ID:3XZDSuTd
>>544クロラさん
>何か主張したいことがあって  
大いに結構かと。
>イメージから言葉を取り出す        と、あなたは云うけれど…、  
イメージ、即、ことば。デカルトいわく「世界という書物」。後は選び抜き、
磨き抜きましょうね。
>読んでみます→読みくらべてみます

>>546歌、15歳さん
有望株、間違いなし。が、時間をかけて推敲して頂きたいと思います。
>2人共→二人とも  とかね。「あなた」が多過ぎます。連発はかえって効
果薄。そのあたりの判断はあなたご自身で、出来るはず。

>>553星場サトシさん
以前に一度、拝見した詩です。印象に残っています。再び出してこられた意味
は問いませんが…。いっそ、「君」に直接うかがってみられては? それから
改めて、新作されてもいいのではと思います。このままでは、あなたが望んで
おられるであろう「交流」なきまま、平行線に終ってしまうリスクなしとは思
われなくて。

>>540さんへ
返歌

うたよみは苦悩の果てぞてくてくと歩きつづけば楽陽の泉湧きいづるその日まで
そを果たしなば 唐詩選入り まちがいなしか
560>>513:02/12/27 23:39 ID:uRpcd7iu
あつかましいですけど
一つ批評してやってくれませんか?
561モゲラ:02/12/27 23:59 ID:3pQlnh/q
小さい頃

世界は自分のものだ

そう思っていた

世界すべてが”輝いて”見えた


今では灰色がかって見える

濁ったレンズを通して見るかのように


世界は”輝き”を失ってしまった
562コギト・エルゴ・スム:02/12/28 00:14 ID:yvnfygEm
純粋天皇の胎水しぶく暗黒星雲を下降する
永久運動体が憂い顔のセブンティーンを捕獲した八時十八分
隣りの独房では幼女強制猥せつで練鑑にきた若者がかすかに
オルガスムスの呻きを聞いて涙ぐんだという、ああ、なんていい・・・・・・
愛しい愛しいセブンティーン
縊死体をひきずりおろした中年男は精液の匂いをかいだという・・・・・・

(お願いします。)
5634th ◆HdqTLODCXU :02/12/28 00:21 ID:Tzb2Dnfu
>>561 小さい向かい風またぐようになっている歩行の切る分厚い黒雲の煤 
>>546 目線fixの落ち着きであらゆるボロボロの根拠に(注)をつけ始めた
>>537 一瞬の触りが立てる響に一周されるまでの接近
>>535 白に滲むライン躍動の曲面入れた手の赤結び
>>562 針金で黄嘘を野晒し吊るし
564名前はいらない:02/12/28 00:25 ID:iOb0Xf+i
>>563
おまえは相変わらず何言ってんのかわかんねーなw
言語障害なんですかぁ??
5654th ◆HdqTLODCXU :02/12/28 00:32 ID:Tzb2Dnfu
>>564 言語障害がどうした? それについてなにか言いたそうだな あるのなら書いてみろ雑談スレに
566星場サトシ ◆WYjvRi01ec :02/12/28 00:52 ID:a5bGjJoc
君は今、どうしていますか?
帰りの電車で出会って以来
忘れることもできません。
ほんの偶然かも知れないけど
一期一会は嫌だから
…もう一度君に会いたい。

備考
これは、吉野家オフの帰りの出来事です(実話)。
567白鑞金:02/12/28 01:37 ID:3zY8iNqn
>>513さん
>冬の日は   説明になってしまってます。
→冬は夜すがら みずうみに
>葉を似せつくり→「薄もの」と上手くリンクしていると感心しました。
>あなたへ広がる敷物   これは正直、すごい。思い切って持ってきた感
性が光っていると思います。
>滴垂れ→雫落ちて >汚しけり→染めてけり
これで意味は充分通じると思います。「垂れ」を「落ちて」にかえたのは、リ
ズムの単調さへのワンポイントと受取って下さい。
口語・文語、入り混じってますが、それはそれで勉強すればいいことですし、
この方向であなた独自のスタイルを模索してみるのも一興かと考えました。
>雲寄りて→こんな表現、よく知ってられましたね。この「寄る」には様々な
意味が読みとれそうな気がしました。 
568518:02/12/28 02:14 ID:WQURvn7E
すいません、僕の詩も評価お願いします。
なんだか、みんなから忘れ去られているようだ。
569白鑞金:02/12/28 03:55 ID:3zY8iNqn
>>568>>518さん
>君に許せと言うのは
>まるで 狗に
>曲芸を仕込むように!
>火の輪をくぐるように!
→君に許せなどとは うるんだ狗に 火の輪くぐりの 調教だ
>私が悪かった→私が悪かったのだ 許せ
>許せと言えど言えど!→いえども、 いえども
>私は逝く そしてもう→私はもう 逝くことにした
>許しておくれ、そして、その
>清き ささやかなその唇で
>私を愛しておくれ ああ、
>私は逝く!ああ!
→一言でいい 許すと 君のきよらかな ささやかなその唇で
 あふれる私を愛しておくれ ああ 
 私は 逝く
「!」は、すべてトルで。評価というより、これが僕の批評スタイルなので、
ご了承のほど、お願いします。男女関係というよりも、人生そのものに何だか
とても行き詰まりを感じてらっしゃいませんか? 一度「!」を、言葉にされ
てみてはどうでしょう。 
570クラスター:02/12/28 04:11 ID:3HZ3dWeR
>562
モクヨウノカイダン
カイキクラブ
懐かしい。
571536:02/12/28 04:17 ID:fEkH7TPz
暇なら俺のも評価してみてください。
572名前はいらない:02/12/28 04:26 ID:Q7cOODJd
いないならいないって返事せんかい
いやそりゃ無理じゃ

愛の言葉を加藤鷹にささやかれてもムードでらんじゃろがい

枯れ果てて崩れゆく君に僕はささやいた
ウィスパーボイス
カトリーヌドゥヌーブ
乱れた夜にセイヤング
涙が止まんねぇよ恥ずかしがり屋の左下
あっウォーリー発見
573白鑞金:02/12/28 06:05 ID:nr8gDF+I
>>536天皇陛下さん
けして暇ではないんですけどね。この詩は昨日見せてもらいました。ポオの
「鴉」と形式上は同じのブッキョウト版ですか。最初に100%とことわって
おいて、ラストでドンデン返すと。あなたの場合、ポオとはまた違う悲しさ
が、よく伝わってきました。どこかコンビニから一人買物して夜の歩道に消え
てゆく、さっきすれ違った誰も、君の事を覚えてはいない…。なかなか、日常
に徹しつつ、そこはかとないオチまで付いていて、僕はこういうの結構好きで
す。もっと他のバージョンで、オチを悟らせることなく、新境地に挑戦されて
はどうでしょう?
574天皇陛下 ◆Z1OQSGwL5A :02/12/28 06:19 ID:fEkH7TPz
>>573

さんきゅうさんきゅう
575名前はいらない:02/12/28 08:10 ID:9/r3VF5G
「朝」

都の雀と
都の鴉
郷じゃ鶏
飛び抜ける
576名前はいらない:02/12/28 10:58 ID:clhLXaba
「月」

家と家の隙間に見える月だ 小さくて透き通るよう
足音が空気を震わせる 暖かい夜だ
その清廉な月明かり こんなにも穏やかだ

公園のブランコに座るあの人を
抱きしめて 抱きしめられて
そうして見ていたい月だ 穏やかな夜だ
577(゜≦゜):02/12/28 15:11 ID:dVbaWrBV
陽が山の端に沈む時、わたしの心も沈む。
山がわたしたちをへだてるように、夜の闇がおおいかくす。
でも、朝がくればまた陽はのぼり
わたしは山を超えてあなたに会いにゆく。
恋人よ、川のようにならないでおくれ。
川は流れていき、二度と戻らない。

誰か評価して下さると嬉しいです
578(゜≦゜):02/12/28 15:20 ID:dVbaWrBV
金はすべて光るとは限らぬ、
放浪する者すべてが、迷うものではない。
年ふるも、強きは枯れぬ、
深き根に、霜は届かぬ。
灰の中から火はよみがえり、
影から光がさしいづるだろう。
折れた刃は、新たに研がれ、
無冠の者がまた王となろう。

「ロードオブザリング」より
たくさん良い詩がのっているので、興味がある人は読んでみて下さい
>>577は関係ないです
579名前はいらない:02/12/28 18:09 ID:s7pOe6Ax
>>511がなんか結構気に入った。
580歌15歳:02/12/28 19:15 ID:XNHJJaYV
評価していただいたかた、ありがとうございました
581名前はいらない:02/12/28 19:20 ID:mQx1mhZN
がーんがーんがーんオーイェー。
がーんがーんがーんオーイェー。
がーんがーんがーんオーイェー。オーイェー。オーイェー。
582デニー:02/12/28 20:06 ID:MDXfUHOd
歪んだ窓ガラスには
うその景色しか写らない
歪んだ私には
すべてがうそに見える。
583白鑞金:02/12/28 20:57 ID:bHv/PgYT
>>579さん 僕も目に止めてました。ですが、
>>511さん
ラストの「なんだもん」。あなたの決意を言葉で言い切るかなめの部分、「もん」
はいかがなもんでしょう? 痛い言い方になってすみませんが、子供がこっそ
り逃げ場を取っておいているような印象がわずかに残っている気がするんです
ね。そこで、「もの」あるいは「から」をオススメしたいと思いました。大人
の落ち着きは、語尾の落ち着きから。
584まーじ ◆W7.CkkM01U :02/12/28 21:05 ID:w9PPwq+5
>>511の詩に関してオモタのは、
俺の場合は
一体 何を言いたいのでしょうか?
という部分につきます。
テーマが散りばめられすぎなんです。
一つのテーマに対する思いを凝縮して欲しかった。
ラストの 「〜なんだもん」は、イイ! と思います。
作者の頼りなげで不安げな自己の表明が
そうさせたのですから、「もん」でいいと思います。
585名前はいらない:02/12/28 21:46 ID:p0jZH5QX
僕は君を迎えに行く
白い武器をもって

君が吐く血は綺麗で
君の涙は熱くやさしい
586白鑞金:02/12/29 00:20 ID:nr7PgP6b
>>511さん
>>584まーじさんのご意見をふまえた上で。まーじさんは、
>作者の頼りなげで不安げな自己の表明がそうさせた
とおっしゃってます。僕もそう思うのですが、ところがそれこそが、まーじさんに、
>一体 何を言いたいのでしょうか?
という懐疑を持たせてしまった、そもそもの原因ではないかなと思うんです。
要は詩の姿として着地が危なげなんです。だからこそ、ラストは「脱これまで
の自分」という気概を込めて、一歩進めてほしかったなと、考えたわけです。
昨日のままのあなたのままで、あなたは本当に満足なのでしょうか? 用いる
言葉の選択次第で、読者は作者の成長のほどを静かに見守っているものですよ。
「いまここ」大切。でも「これから」もまた大事。そう思います。

ところで、まーじさん、これはあなたへの反論や挑発の類いでは全くないので、
「むかっ」とされるかもしれませんが、けして悪意などこれっぽっちもないこ
とをおことわりしておきます。気をわるくしないでね。
5874th ◆HdqTLODCXU :02/12/29 00:24 ID:zzLxE8mr
>>511 『自』フェチ
588(。・_・。) ◆AaMV0hIAII :02/12/29 00:44 ID:78LP7ohE
=きたかぜの願い=

さむい冬にかこまれて
自分を抱きしめた
しめった吐息をこおらせて
ふるえるくちびるにからめてみた

そして「あたたか」なものを感じる
"さむい"が何度もこだまして
気が遠くなる寒さの中
ぽっかりとあたたかさに集まった
人たちの笑顔が
春よりもあったかくて

にぎった手の冷たさが
心のおくでやわらかく溶かした
今日この世界中で
あふれた笑顔が
一秒でも重なれば

今日が春になるよ

一秒きりの幸せでも
どこかで想っている風の強さが
冷たさのすきまを見つけた
かげろうが世界をはしった
5894th ◆HdqTLODCXU :02/12/29 00:56 ID:zzLxE8mr
>>588 最後の行で自分をどんどん広げていってくれた  最初から最後そして読後までを支配するいい詩 気の元もらった   詩というものをひさびさに読んだ 
590まーじ ◆W7.CkkM01U :02/12/29 02:57 ID:DerfuGwu
>>586
白鑞金さん。

まったく気を悪くするどころか

俺が指摘した部分を踏まえて
さらに、あの詩に関して解釈していこうとするなんて
批評家として尊敬します。

591白鑞金:02/12/29 03:24 ID:nr7PgP6b
>>590まーじさん
「批評家」なんて、とんでもごさいません。
にもかかわらず、わざわざレスして下さって、ありがとうございました。
592名前はいらない:02/12/29 05:30 ID:uxv69HXw
さぁ、懐中時計の悪夢と秒針の悩みが打つ夜の泣き声を広げてごらん!!
死んだ者の信仰すら、すり潰して薬にすりゃ軟膏をたっぷりってな具合さ!!
視線の先が癌にかかるって?そりゃ大変。ほぅらレンガ壁が悲鳴を上げてる。
さぁさぁ、目を閉じて。あんたは囁きで見なけりゃいけないよ!!
593名前はいらない:02/12/29 07:17 ID:H6AxSwif
初書き込みです。お目汚しかとは思いますがとりあえず…、

「路上にて」
 どこまで歩いたとしても 涙が僕を捕まえる
 どこまで走ったとしても 胸の痛みが追い駆けてくる
 逃げなければ 
 この苦しみから逃げなければ必ず四肢に鎖の戒めを受け
 目を繰り出され臓腑を抉られ 
 生きたまま身を引きちぎられるに違いない
 僕は頑なな夢の中にいる
 
 なくなったものは何だったのだろう
 たしか あれ程つながっていたはずだったのに
 あんなにやわらかい温もりがいとおしかったのに
 ことばなんかいらない筈だったのに
 電車の中の光景 忘れえない三日月の夜
 ひそかに嗅いだ肌の香り
 手招きする想い出を振り切って走る

(次レスへ続きます…すんません)
594名前はいらない:02/12/29 07:18 ID:H6AxSwif
(すんません、>>593の続きです)

 悪寒に震えながらも
 狂おしいほど「逆ギレ」してもいるのだ
 いかにも滑稽なのだ いかにも理性が喧嘩を売られているのだ
 確かとっくに 心理の深層にいたるまで僕は絶望を味わい尽くした
 素敵なあの一文字は滞ることなくゴミ箱へ
 そのまったき決断がある故に この道を歩いているのではないか
 薙ぎ払うべき相手などいない 僕は拳を固める
 
 終わりのない旅を行き
 出口のない洞穴を這って進む
 涙するべきか怒るべきか 見失うほど昏い世界にたたずむ
 けれど路上にて 怯え震える僕は知っている
 この苦しみは 決して未来を苛むものではないと
 やってくる明日そのものは 常に潔白なのだと
 僕はただ 孵るべき時を待つ蛹(さなぎ)なのだと
595*水色*:02/12/29 11:47 ID:Aa+ixiWx

あなたが好きなことは確かで
切ない思いを何度も泣きました
この気持ち本当だって
少し照れ笑いしました

昨日会えたらまた好きになってたのかもしれない
明日会えなかったら心変わりするかもしれない

あたしが思ったことが本当に正しかったら
あなたにとってのあたしじゃ無くなっちゃうよ

だからお願いこんなあたしをどうか叱って
余計なこと考えさせないように…

あたしが好きな人はただ一人で
むなしい思いに何度も心打たれました
この気持ち本当だって
変わってゆく気がしました

596593:02/12/30 06:59 ID:SMkBISbs
>>593-594の詩を書いたものです。

あげるべし、というマナーを忘れておりました。
皆様失礼いたしました。
597詩人に梔子:02/12/30 07:11 ID:qaVjPdb9
壊れやすい人が 踊り続けるステージで
僕はまばらな拍手を贈った
まだまだ終わりそうも無い退屈なショウの最中に
海の形を思い出していた

歪な視線は 歪な言葉を誘い出す
そんな日常だけがスリルに溢れ
退屈なショウは ますます退屈になっていった
こんなショウは滅多に見られないと言うのに
海の形が気になって 空ばかり仰いでいた

スリルに溢れる日常と海の形
どうでもいいことが多くなりそうな今日と言う日
退屈なショウはまだまだ終わりそうに無い
5984th ◆HdqTLODCXU :02/12/30 07:17 ID:7wXmkpu4
待つじっとの一瞬並べて真実の自然崩壊が放つ水色ray採取 
599Hale:02/12/30 09:54 ID:EEtmUxT+
宜しくお願いします。。。

いくたにわかれたまばゆい光に映し出された真実が描かれた幻想の中だけに現れるビジョンに
照らされて踊る妖精たちの妖艶な優しい歌声がこだましつむぎだされた魔法がいまこのとき
この場所でこの瞬間闇と光の幾世紀も続いた戦いの悲しくも美しい最後を優しく描くという
現実と非現実の狭間の亜空間で生まれた宇宙の歴史から見れば
これはただほんの序章にしか過ぎなかった。
600名前はいらない:02/12/30 10:02 ID:OGU6vtxx
愛されてるのに何も持ってないという人
カラーがモノクロに見えるほど
人生に傷を負ってる人
生まれてこなければよかったと言う人
私の心の中には光が満ち溢れている
何にも傷がない人よりも
何倍も美しく
私は美しい花
綺麗な花
愛される花
どんなに酸性雨が
私の心に降り注ごうとも
私には生きる価値がある
弱い花だけれども美しい
それはこの世に存在している証拠
601名前はいらない:02/12/30 18:04 ID:pDEb3BCF
もしも彼の存在が僕なら
僕は苦痛に耐続けなければならない。
彼の夢を見なくなるまでは・・・

もしも彼の存在が僕なら
僕は刻み続けなければいけない
奇跡の続きを・・・

甘い窓を開いて、腕を伸ばせば
彼は帰ってくるハズだから。

鳥篭なんだ僕は・・
 
鳥篭なんだ・・・


602らんぷ:02/12/30 19:30 ID:hPcs/Prg
ある日あの時わたしは恋に落ちて
落ちて落ちて水たまりの中にある空の一つに落ちて
青い静寂に吸い込まれて
たかくたかく落ちていった
風に弄ばれる紙切れのように
桜の白が点々とみなもに落ちて
とめどなくこぼれる私のなみだ
遠い遠い記憶の中に彼の顔は溶けてしまって
髪の色しか覚えていないから
幸せの次にある寂しさ
私を抱きしめたのは春だった
私は春に恋をした
目が覚めたらもう会えない
603天皇陛下 ◆Z1OQSGwL5A :02/12/30 22:01 ID:At6Ex71D
冬虫夏草


春は菜の花 風息吹
蒼き草原駆け巡る

梅雨は大きなふきの下
君と寄り添い雨凌ぐ

夏は樫木橋渡り
遠き昴に胸馳せる

秋は秋桜羽たたみ
故郷の黄昏恋焦がれ

冬は歪な揺り篭で眠り
まだ見ぬ母の夢抱く

命は枯れ果てて
604天皇陛下 ◆Z1OQSGwL5A :02/12/30 22:03 ID:At6Ex71D
冬虫夏草


春は菜の花 風息吹
蒼き草原駆け巡る

梅雨は大きなふきの下
君と寄り添い雨凌ぐ

夏は樫木橋渡り
遠き昴に胸馳せる

秋は秋桜羽たたみ
故郷の黄昏恋焦がれ

冬は歪な揺り篭で眠り
まだ見ぬ母の夢抱く

命は枯れ果てて
命の花咲かす

命は繰り返し
命の不思議知る
605天皇陛下 ◆Z1OQSGwL5A :02/12/30 22:04 ID:At6Ex71D
603はミスでふ。
スマソ

評価してくれたらうれしいです。
606まーじ ◆W7.CkkM01U :02/12/30 22:21 ID:qKVuew7R
>>604

最後の2連だけ

リズム悪し。

>命は枯れ果てて
>命の花咲かす
この部分なんかは

命枯れ果て
咲く命花

のように。

607天皇陛下 ◆Z1OQSGwL5A :02/12/30 22:41 ID:/jBEQja7
どうもありがとう。
でも咲く命花はないと思われ。

608名前はいらない:02/12/30 22:50 ID:lbXwAnJV
>>604
名無しでも良い?

5連目
>冬は歪な揺り篭で眠り のところ「眠り」は無い方が、リズム良い
「眠り」がなくても「揺り篭」で寝てるのは分かるから

あと、最終連は、やっぱりリズムが狂うから、推敲しなおしてみた方がいいと思うな
これは、あなたの意図に合う言葉をあなたが自分で探した方がいいよね
609まーじ ◆W7.CkkM01U :02/12/30 23:01 ID:qKVuew7R
>>607

確かに 咲く命花はないわな。演歌調が好きならおっけーかと。
あくまであなたの使った単語を元に再構成したまでだから。
あとは
>>608さんに同意、推奨。
610天皇陛下 ◆Z1OQSGwL5A :02/12/30 23:25 ID:/jBEQja7
>>608

有難う参考になりますた。
611天皇陛下 ◆Z1OQSGwL5A :02/12/31 00:30 ID:RfcbKWY3
彼岸花

黄昏案山子の影伸びて
逸れた蜻蛉は何処帰る

朧な月に魅せられて
鈴虫 コオロギ何歌う

秋雨濡れる彼岸花
旅立つ君の涙かな
612KR:02/12/31 02:01 ID:v11ECBFM
「宿命の花」

美しく育った花は
見事に枯れた
水をやればやるだけ
見事に枯れる
いつしか思い出すだろう
美しかった日々を
そして心は痛むだろう
宿命という言葉を実感するほどに
恋しく、痛々しい
だからこそ
精一杯美しい花びらを咲かすのだ
613U@@R ◆RABK4KAJgA :02/12/31 02:41 ID:0Flrulvq
いきなりだけど批評参加させてちょ。

>>611
テンポがとっても良いですね。
日本的で、とても素敵な情景が浮かびました
これぐらいしかいえなくてすまん・・・

>>612
ちょっとだけ詩らしくないかな、でもこういうのもアリ、と感じました。
614名前はいらない:02/12/31 04:09 ID:jvwHD0of
>>569さん
遅れましたが、批評ありがとうございます。
成る程、勉強になります。
処女作なので、今後の参考にしますね。
615NANA資産:02/12/31 08:06 ID:MKp2toXH
あと


力を入れずに書いた言葉は
消しゴムで
跡形もなくなる

どんなに綺麗な言葉でも
どんなに汚い言葉でも
さっと消えてしまう


力を入れて書いた言葉は
消しゴムでは消せない
あと が残る

それは
何の色も主張ももたない
他愛もない あと なのだけれど

そこに言葉があったという
言葉がここにあったという
証明のようで───


人差し指で
あと をなぞると
思いのかけらが伝わった

ような気がした
616天才:02/12/31 09:16 ID:liuDqbhW
おねがいします

イライラするぜ ぶっとばせベイベー
ムラムラするぜ 正月前夜
617名前はいらない:02/12/31 10:43 ID:2p/3W2uF
>>612
タイトルにある「宿命の」はいらないんじゃないかな
ただ単に「花」の方が良いかと
「宿命の花」だとその花だけに限定された世界になってしまう
「花」だけなら他の世界に広がって行く感じがする
「花」というタイトル以外でももっとこの詩の世界を広げるタイトルが
あるんじゃないかな(例えば「日々」とか)と思いますた
618天皇陛下 ◆Z1OQSGwL5A :02/12/31 11:32 ID:RfcbKWY3
>>613

どうもありがとう
619U@@R ◆RABK4KAJgA :02/12/31 18:33 ID:p6UcGGzU
>>615
言ってることがとても良いこと、と感じられそうなので
書き方をもう少しだけ工夫したらいいなぁ、と思いました。

>>616
テンポ(・∀・)イイ!!ね。一曲できるよ

620名前はいらない:02/12/31 18:41 ID:IkCgRCwa
>>616
テンポ(・∀・)イイ!!ね。一曲できるよ んー!!
621to 4th:02/12/31 21:40 ID:Uya+swVq
ごめん。
あの時、オレ、NY だったんだよ。
622名前はいらない:02/12/31 21:55 ID:p6UcGGzU
「サブカルチャー・ストーリー」


おとぎ話の場面のように
静寂に舞う紋白蝶のように

『ホカトハチガウ』異端な少女
蒼く染め上げて少し傷んだ髪の毛

やあ ここで会えたね
もっと かかると思ってた


全て悟ったような目つきで
足取り軽くオーラを残してく

『カレトアウカモ』異端の女
独りで待っていたんだ、左手

あら ここで会うのね
もう 会えないと思ったわ
623名前はいらない:02/12/31 22:13 ID:hIqhcKIR
>>622

『ホントハチガウ』と異端で言葉のイメ−ジを統一しているのは分かるがカタカナにしてもインパクトが弱い。


足取り軽くオーラを残してく
これも言葉として不自然。
624KR:03/01/01 01:58 ID:BTV3uPb8
みなさん評価どうもありがとう!新しく書いたらまたここに書きますんでよろしく!
625名前はいらない:03/01/01 02:44 ID:sITI9gHn
いつもの街並みが今日は別の街に見えた
少しずつ
変わりゆくもの
変わらないもの
僕の目に映るもの
本当に変わったのはどっちなんだろう?

例えば昔の僕に会えたとしたら
お互いに馬鹿にしあうだろう

けれど僕は必ず嫉妬するだろう
馬鹿馬鹿しいくらいの無知さを

一番なりたくなかったものに
僕はなった

けれど僕は生きてゆくだろう
今の僕が僕なのだから
626白鑞金:03/01/01 08:25 ID:xiADn8Lp
>>622さん
>おとぎ話の場面のように→おとぎ話のように
>『ホカトハチガウ』異端な少女→チガウと異端がダブッています。どう違う
のか上手く導いてほしいところ。
>蒼く染め上げて少し傷んだ髪の毛→「蒼」は基本的に、「古色蒼然」「顔面
蒼白」「蒼茫」「鬱蒼」等、古さびた物事に用います。でも、視覚的に「蒼」
を使いたい気持ちはわかっているつもりですが。ともかく「少女」に「蒼」は
どうかなあと。先に「白」が出ているので「青」とのコントラストではいけま
せんか? とすると今度は続く「痛んだ」とニアミスを起こしてしまうのが、
これまた痛いところですが。
>全て悟った→であれば、足取りは軽くもなければ重くもない、むしろ「歩幅」
のほうが注目に値すると思います。
>オーラを残してく→「オーラ」は発するもので、残すものではありません。
残っているとすれば「思わせぶり」や、あなたの「未練」あるいは「憧れ」な
どに読めるのですが。ラストが弱いかなあ。でも題名が「サブ・カルチャー」
なので、これでいいのかも。70年代頃は「カウンター・カルチャー」といっ
て、重厚壮麗な伝統文化に対する若い人達の反抗文化を意味していました。
627詩人に梔子:03/01/01 08:39 ID:/CT++LoF
新年早々、厚かましいですが>>597の批評をしていただけないでしょうか?
あの詩が人の目にどう映るかとっても知りたいんです。
暇だったら、でいいですので・・・・どうかお願いします。
あ、ちなみに俺酔ってます・・・・
628名前はいらない:03/01/01 09:30 ID:DKPX4na8
ウォッカを持ったロシアの友人
テキーラを持ったメキシコの友人
ラム酒を持ったカリブの海賊

ここは長安?
それとも西安?

大仏様が知っている

ここは平城京?
それとも平安京?

大仏様が知っている

いま世界の扉が開く
公演の始まりだ!!
629名前はいらない:03/01/01 10:31 ID:yZAj5F7D
>>627
>>597を独断で批評してみます
スリルに溢れる日常と海の形の2つが対立してるようで
対立していない気がして、それが淡泊なイメージを作品に与えています。
この詩のねらいがそう言うものであるならそれでよいと思うのですが、
私としては「スリルに溢れる日常」と「海の形」がもっと拮抗あるいは融和して
あらたな何かを感じ取れるという展開の方が好きです。
好みの問題ですが。
630名前はいらない:03/01/01 11:27 ID:/HA6zLb9
>>727

流石糞コテだな。
ここまでくると『ダブっている』と書くのは中卒
お前まじ頭悪いね。
『ホカトハチガウ』=異端な少女
それにお前の評価みてるとよく『ダブってる』というよな。
ダブってちゃいけないのか?
お前の頭はジジイなんだよ。
俺はむしろ『かかっている』というニュアンスで書いたつもり。
631Blankist:03/01/01 13:55 ID:JxGrTANS
『溶融』
 
 白い空を 背に 風邪ひきの 心で きみの瞳を 覗いた
窓の外に 物語の音 静かに
 
 円還が 閉じ
 記憶の水に 漂う
 
 空気に 浮いてた 羽根 手にしたら鳥にも なれたかな
 屋根も 壁も どっか 消えたかな

 音符 変われど
 再帰の影

 ずれを はぐくみ 朝霧や 残像と遊び 落書きは いとおしい
 立ち消えた 時間 過ちは ただ それか

 微笑は 溶け
 風に たなびく
    
 あの日と 異質な成分で 幸せになった 別々な ふたり
 消えないのは 残照 窓の外に 音が今も

 寂しさが 咲き
 現在に 溶融する
 
 
632名前はいらない:03/01/01 18:04 ID:yY3zigjn
>631

初めて評価させていただきます。
難しくて厨の私にはよくわかりませんが、
この負の雰囲気が心地よく思えました。
スペース空けるのはちょっと読みにくいかな。
633名前はいらない:03/01/01 18:10 ID:/HA6zLb9
>>631
>>632に禿同
空白やおかしな改行はいらない。
読んでて吐き気がする。
繋げて読んでみると良い詞になった。
634火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/01/01 18:18 ID:hBKeX2YX
その小さな男の子はどうしても羽がほしくて
空を飛ぶ つがいの白鳥に手を伸ばした
幼い その指と指との間から
夢がこぼれて どこか遠くへ飛んでいった

大きくなった男の子は 賢い猟犬を伴って
あの時の白鳥に荒々しい熱望の手を伸ばした
悲しみの青い 空と雲との間から
飛ぶことを忘れた 赤い翼を手に入れた

羽を無くした白鳥は地を這い
青年に向かってこう言う
『地上はこんなにも良い所なのに
貴方はちっとも知ろうとはしない
私はこれからみずみずしい草むらに潜み
虫たちをついばんで暮らします』

それから彼は大地を歩く人になった
犬と暮らし 畑を耕すことを始めた
新しい何かを求める必要は
もう何もないように思われた

世を去る間際に簡素なベッドの上で
『自由とは自身を選択する権利なのだ』と一言
年老いた少年は温かいスープを飲み干し
そう言ってゆっくりと眼を閉じた
635火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/01/01 18:25 ID:hBKeX2YX
初投稿になりますね。
日頃から自分のためだけに細々と詩を書いているもので
あまり第三者から批評されるような機会がありません。
少しはそういう面からも知っておかないと危険な橋を渡る事になるので…。
よろしくお願いします。
63618才:03/01/01 18:31 ID:PZdmlfM3
歩く夕暮れ。限られた時間までの暇つぶしの旅、見据えた風景ついたのはダラしなく汚れた川。
637名前はいらない:03/01/01 18:59 ID:xbfz3aSp
お年玉では買えないもの

クラスの女生徒のまなざし きつくおれに突き刺さる
順子からの告白をシカとしたおれが悪いのか
順子は処女ではなかった おれは処女がいいと思う
おれは自らを悪者にでっち上げる
おれは女性を知らない。女性は怖い。
漆黒の穴に吸い込まれてしまいそうだ
しかしおれは順子が好きだ
638名前はいらない:03/01/01 19:08 ID:xbfz3aSp
殺人未遂

どうしようもなく汚れたおれ
いたづらにやっかいなことを想像する
自慰10リッターの殺人未遂
何百億という精子の殺人未遂
ああ、おれは溜まった毒液を放出すると幸せさ
でもおれの分身も殺してしまった
深刻だがやっぱオナニーは止められない
639みかんビール ◆D4s/VC6zxA :03/01/01 19:11 ID:yY3zigjn
欲望

あなたの手は大きくて、指は凄く長い。
爪はなぜか小指だけ長くて、他はマメに整えられています。
私はというと、ぽっちゃりして子供みたいな手。
全然綺麗じゃない。
爪もアルバイトのために短いし、マニキュアだってぬれない。
だから、その分、髪には手入れを怠りません。
濡れた髪にオリーブオイルを塗るだけ。
たったそれだけだけど綺麗でしょ。
だけど、長いのでよくからまります。
特にこの季節。
北風が私の髪をぐちゃぐちゃにする。
ストレートパーマをかければいいのだけれど、
その前にちょっと、お願い。
あなたの手を貸してくれませんか。
十三やの高級柘植櫛だって、
アナスイの豚毛のブラシだって、
あなたの手にはかなわないと思うの。





ちょっとマルチポストすいません。
640みかんビール ◆D4s/VC6zxA :03/01/01 19:12 ID:yY3zigjn
>>636

語呂が良くて読んでてテンポが良かったです。
641白鑞金:03/01/01 19:40 ID:T95oM0Tw
>>595水色さん
>あなたが好きなことは確かで
>切ない思いを何度も泣きました
>この気持ち本当だって
>少し照れ笑いしました
ムダなく簡潔。とりわけ二行目は秀逸です。
>昨日会えたらまた好きになってたのかもしれない
>明日会えなかったら心変わりするかもしれない
>あたしが思ったことが本当に正しかったら
>あなたにとってのあたしじゃ無くなっちゃうよ
あなただけに言えることではないと思いますよ。「目」と「性欲」だけなら、
裏切っていない人間なんて、ちょっと考えられませんから。実際「心変わり」
「性交」するかどうかは別の問題です。
>余計なこと→考えてみるのも、また大事ではないかなと思います。はじめか
ら「余計」だと決めつけないで、視野拡張のための「トレーニング」と考えて
みられては? 立原正秋が、嫉妬は適度な頭の体操だ、とどこかで書いてまし
たね。
>変わってゆく気がしました→芭蕉いわく「不易流行」。すべて変わってゆく
ことこそ変わらぬこと。
主題的に乱れがなく、推敲されたあとを感じます。感情の段階での起伏が、文
章の時点ではしっかり整理されている。技巧に寄らず隠し切ったところに、素
直さと手練さとの両輪が既にそろっている印象です。
642名前はいらない:03/01/01 20:21 ID:WVfTi13s
魚群

俺はただの見物客だった、
ガラスの向こうで群れている魚共を見ている。

魚共の喧嘩や馴れ合いを静かに見ていた。
暇つぶしにはちょうどよかったのかもしれない。

ある日、俺は奴等と目が合ってしまった。
それは一瞬の邂逅に過ぎないものだった。
だが何故だろう、無性に俺は『あの群れに加わりたい』と思ってしまった。

俺は奴等に近づこうとした。
しかし、その間は冷たいガラスと青く輝く水の塊がさえぎっていた。
心に生まれた思いはさらに、激しくなってゆく。

ふと横を見ると、さっきまで俺と同じ魚共を見ていた見物客が居なくなっていた。
かわりに、魚の群れの中には新しい一匹の魚が加わっていた。
気持ちを抑えきれずに、俺はガラスを叩いた、
だが、群れは俺を見なかった。
俺の声は届かなかった。
胸がはりさけそうになった。

声にならない声をあげ、俺はガラスを叩き割った。
あふれ出る水に飲み込まれた俺が、次に気がついたときには、
腹の上の屍骸が冷たい目で俺を見ていた。
643天皇陛下 ◆Z1OQSGwL5A :03/01/01 20:52 ID:izVT8zMK
黄泉

光影ゆく黄泉蛍 三途の川の跡忍ぶ
瞼下ろして葬送の音を聞く

咲いて散りゆく黄泉桜 朧な宴の幕を引き
草鞋緒結び六道の坂を逝く

猛火 毒池 黄泉千里 躯朽ちて罪を知り
鴉 童は天より我見据える
644Blankist:03/01/01 22:16 ID:P8IgFNYZ
>632&633

初めての投稿だったのでドキドキしていたのですが、
感想を聞かせてくれてありがとうございました。
そういわれてみると、自分のものは読みにくいような気がしてきました。
なお、「名前はいらない」というのは、同一の方ではないんですよね?
645天皇陛下 ◆Z1OQSGwL5A :03/01/01 22:24 ID:izVT8zMK
>>643はちょっとミス
646名前はいらない:03/01/01 22:25 ID:A11TOWMt
ヒトツの出来事に捕らわれて
全てのものを壊してしまった
過去なら良いと忘れるコトに
気付くと慣れている私が一人
何処が遠くで聞こえる響きに
新しい未来はあるというの?
冷たい風が時代を超えて今に
果てない夢を確かに求めてた
繰り返される時の中で癒して
647天皇陛下 ◆Z1OQSGwL5A :03/01/01 22:27 ID:izVT8zMK
黄泉

光影ゆく黄泉蛍 三途の川の跡忍ぶ
瞼下ろして葬送の音を聞く

咲いて散りゆく黄泉桜 朧な宴の幕を引き
草鞋緒結び六道の坂を逝く

猛火 毒池 黄泉千里 躯朽ちて罪を知り
童 鴉は天より我見据える
648名前はいらない:03/01/01 22:47 ID:hYndOmHc
ねえ一層遠く知らない街に隠居して沈黙しませぬこと?
こんな日々には飽きたのさ
ねえどうぞ浚って行って
逃げ延びて水密桃に未練
砂みたいな意識と云ふ次元で
逃げ延びた暑さよ何拠へ
揺れが生じ 其の儘 怠惰に 委ねた
最後の青さ

もう帰らないと知った温度も
超えられぬ夜の恐怖色
境界に澱んでいた決心の甘さ
とうに失った岸壁打つは
引いてくれぬ後悔と波の色
待ち詫びて凍る香はコンクリート
砂みたいな意識という器官で
待ち詫びた寒さよ何拠へ
揺れに動じ 此の儘 愛情に模した
修正ペンの白さ

現状を必死に繕っては
剥いだ素肌に恐怖色
傍観に徹していた感慨の淡さ
とうに失った雷雨仰ぐは
泣いてくれぬ残忍な雲の色
最後の青さ
649名前はいらない:03/01/01 23:08 ID:M2tbeXHA
引かない橙・・・
風のように薫る優しいあなたのその眼は
檸檬のようにすっぱくて・・・
650みかんビール ◆D4s/VC6zxA :03/01/01 23:42 ID:yY3zigjn
>>644

いいえ。
トリップつける前にレスしただけで、同一人物ではありません。
もしよろしかったら私の書き込んだものへの感想もお願いします。
651彦乃 :03/01/02 04:04 ID:TtEhkVOo
夜汽車

旅の夜汽車の窓の外
掴めぬ光目で追って
遠ざかる距離のぶんだけ
おしになる
闇に喰われて流れた血
火傷しそうに熱かった
細胞犯す菌の音
耳鳴り止まず
夜汽車はどこへ行くのやら



初めて書き込みします。よろしくお願いします。
652白鑞金:03/01/02 07:45 ID:Y0RfGIOS
>>612KRさん
>水をやればやるだけ→水をそそげばそそぐほど
>宿命という言葉を実感するほどに
>恋しく、痛々しい
>だからこそ
>精一杯美しい花びらを咲かすのだ
→恋しく 痛々しく
 さだめという言葉がにじみしたたる
 ゆえに 花は花として
 精一杯 美しい花びらの日を輝く
「花が咲く」とはいいますが、「花びらが咲く」はちょっと、と思いました。

>>615NANA資産さん
>>619さんの言われるように内容はとてもいい、実感がよく伝わってきますし、
間の取り方もけして奇を衒わずに共感出来るものがありました。
>証明のようで─── →から後、作者自身の自信の揺らぎを上手く伝えてい
ると思います。ですが、表現としては故意にそうされたとしても、沈み方が、
やや唐突ではと思えてしまいました。
>何の色も主張ももたない→「主張」は「色」に含まれているので、もう一言、
ねばってひねり出してほしいと思います。

653名前はいらない:03/01/02 08:19 ID:mtm3AA1N
僕は詩について無知に等しいのですが…
>>634さん
最後の連の「年老いた少年」という言い方は、意図されたものですか?
それから、3連目と4連目がもう少し劇的につながってくると、
盛り上がるかな、と思いました。
(淡々とつづる、という方法もありだと思いますが)

とてもいい言葉や、フレーズがあると思いました。
そうした切り札を「いかに惜しんで使うか」が大切なのかな、
とちょっと前から思っています(自分に全部返ってくるんですわ)。

>>635を読む限りでは、僕も同じ境遇です
(このスレでは>>593-594が僕の、言葉を連ねただけの阿呆作です)。
しかし、貴方の方がよく考えていると思いました。
654Blankist:03/01/02 09:42 ID:e/mTr3fd
 昨日、初めて投稿してみて、感想がいただけて嬉しかったので、
 新しく書いてみたものを投稿してみます。どなたか感想を聞かせてくれると嬉しいです。
『砂上の罪びと』
 
 幌馬車が走っていく 砂漠の夕暮れ
 乗せられているのは 背に羽根の生えた少年
 死のうとした罪で引き立てられた。
 幌の中で 100年前の夢を見ている。
 優しさが飽和したビルの合間を歩む雑踏を
 彼は空高くから黙って見つめ
 人々に手紙を書き 紙飛行機にして投げた。
 風に吹かれて漂う紙切れを目で追ってると
 女の頭に軽く当たって落ちた。
 紙切れを開いた彼女は 
 目を細めて空を仰いだ。
 少年と視線を交わした直後
 彼女は干からびて蒸発する。
 少年の眼前が涙で曇って
 一粒また一粒の雨が落ちる。
 またたく間に驟雨となって 街を暗くする。
 瞳を濡らして目が覚める。
 暗闇の中 あるのは車輪の立てる無骨な音だけ。
 幌馬車が走っていく 砂漠の夜
 乗せられているのは 背に羽根の生えた少年
 死のうとした罪で引き立てられた。
 月影が甘い香りを砂の上にふりまいている。
 少年の閉じられた瞳は うっすらと濡れている。
 
655名前はいらない:03/01/02 10:05 ID:0AoA+31z
>>621
アナタって、ホントに文学少年ね。
でも、案外おちゃめな所もあるのね。
656コッタ斉藤:03/01/02 10:20 ID:RZbOdQDd
謹賀新年 今年もおいらの
韻は新鮮 今年こそゲットする
金貨金券 おいらの
芯は真剣 
657火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/01/02 10:58 ID:TQmVluEj
>>653
批評ありがとうございます。
さて、劇的。まさに日頃から私が目指しているのはこの
『劇的な詩』というものでありまして、なんと言いましょうかひとつの詩の内
に明確な対象の起伏と感情の波を創り上げる事を目標としているのであります。
その点でまだどうにも力不足だったようですね。勉強させていただきます。

時に653氏、貴方は『悲しみたがり屋』ですね。まずは深呼吸することを
お勧めします、どうぞ思い切り吸ってみて下さい。他人に謙遜するのは良くいわれた
礼儀ですが自分に対して謙遜してしまうのはどうにも頂けません。
いえ、要らぬお世話だとは思いますが貴方のような人が早々簡単に
腰を追ってしまう必要はありません。
それではなにより精神の健康に気を付けてより一層精進なされる事を……。
658むすめふさほせ:03/01/02 12:43 ID:0AoA+31z
>>655
それは、アナタのことれす。
AとBが擦れあって火花の出るシーンって素敵ね。
でも、擦る人の心底に優しさが流れていたらきっと火花は遠くへ飛ばないわ。
無理しない愛でえ、あは。バカみたい。
659sin:03/01/02 17:15 ID:VDsSVDg6
わたくし
唇を手にあてる やわらかく 優しく笑む
その後ろに。
660すいません人のものですが・・・:03/01/02 17:26 ID:TVvO1TJw
「バカネジ」

止まった目をほおずりしながら聞いてる
君はただ言う「後悔しなさい」と

優しさを知る 虚しさも知る
バカネジはそこで立ちすくんだまま

最短距離を無くした 不器用加減と
転げ落ちる
泣きそうだった 胸元がはぐれたら
地に光落ちる いたずらに繰り返していく
この想いと引き換えても カケテイク・・・・・
661エゴ太:03/01/02 17:47 ID:RcgyXfS0

- 客 -

いつも来る客がいる
クリスマスの日、年末も年始
彼はメガネをかけ165位の身長に35歳くらいだろう
どこか寂しげな鼻歌をふるわせて

不思議な客だと思っていた
彼が来るたびに 私の心に落ち着きがともる
いつの日か 今日も来て欲しいと願う私がいた

ポイントカードに少しサービスをすると
彼は小さな声で「 はい 」を言う
下を向き こちらまで届くのがやっとの声で

そのメガネ越しにみえる景色をみたい
その鼻歌の歌詞を知りたい
いつの日か彼を感じようとする私が夕方に発作する

その客に会いたい
日常じゃ思い出すこともないその客に
そしてこの心に 入り込んでほしいたった数時間を

彼はきっと 私の天使かもしれない
彼はきっと 私の天使かもしれない
彼はきっと 私を知っている
662ななしくん ◆4DGPgRhQFI :03/01/02 18:53 ID:fSnEPZ4S
>>661
最初の2連はおもしろそう 読み進めるうちに首ひねり出した(笑)
客って ただ店に来るフツーの客のことなのね つまらんなぁ
どんな店だかわからないし あなただけがわかっちゃってる世界だね
妄想入っててキモいよ(笑)
もっと他人が読むことを意識してみよう

同じタイトルで即興書きしてみたので 俺のもよかったら評価してね
663ななしくん ◆4DGPgRhQFI :03/01/02 18:54 ID:fSnEPZ4S
しまった!! せっかく書いたのに消えちゃった!!(号泣)
664ななしくん ◆4DGPgRhQFI :03/01/02 19:07 ID:lYPcRBiI
なんとか記憶を頼りに再び書いてみた
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
- 客 -

この円に入ってきた生き物はすべて客だ
お茶とお菓子をどうぞ
ぼくが気に入らない客だと思った瞬間からは
出て行けすべてが強盗だ

おいでウスバカゲロウ
いつもなら円に入ってきた瞬間
叩き潰すお前だけど
今夜はお前のはかなさを見ていたい

虫でもいいから側にいてくれ
ぼくの体に触れた瞬間からは
お前は恋人になる
明日になれば死骸をホウキで掃き捨てるとしても

ぼくの円は時と場所によって
広がったり狭くなったりを繰り返す
今日は地球上ぜんぶが円
地球上の生物すべてが客

べつに客だからといって
愛しているわけではないからね
665停滞:03/01/02 21:26 ID:+6kXRKF9
白い三日月が
頼りなく浮かぶ蒼穹の天
そして思い出すのは
君が詠ってくれた詩
そして思い出すのは
ふたりで作った時間

もう腕をどんなに伸ばしても届かない
届かなかった碧い海
あのころの想い出は
まだ
時が壊してはくれていない
そして今日も
あの空と海に腕を伸ばす
666名前はいらない:03/01/02 21:31 ID:WqY/tKQ9


今年も、、今年こそ、、
いい思いをしちゃいましょう(^▽^)v

http://ok.halhal.net/~2ch/

667RUO:03/01/02 22:38 ID:t6gNpNPd
星に願いを込めて 
一時の愛情に出会う
心に繰り返して
行く時を待った
あなたの笑顔は温かく
無口になる分
好きとは言えず
涙が夜空を写し出す
ただ永遠に
ひとりじゃないって
幸せなを感じた
輝く月に二人で 
灯る景色を眺めた。
静かに寄り添い
そばで笑顔を見ていた。
あなたが描いた
愛情に触れると
自然と笑顔に包まれた
静かな響きに
導かれた夜空は
二人をやさしく抱く
ゆっくり時が流れて
感じた心に解けていく
 
いつの間にか
消えてしまいそうな
不安は地上と果て
月日と共に去っていった
あなたの願い
響き渡る夜空で
ずっと見ていたい
668彦乃:03/01/03 03:49 ID:bkaShvM/
「淋しさ」
真上から落下する青い渦
君は僕に内緒で死んでゆく
冷たくなってゆくその体
あおむけにのけぞって
君は僕の目に弓を引く
逃れよともがくけど
君の体を這い出た血管が
僕の体を喰い荒らす

669名前はいらない:03/01/03 04:07 ID:xLa+gZ3O
砂が目に入った
鋭い痛みがあったけれど涙は出さなかった
泣いてはならない
彼の行為がひどくなるだけだから

いつもは優しい彼が
私に赤鉛筆を突き刺す
血よりも先に声が出そうになる
だけどそれも必死で止めた

「やめて」
心の中で言った言葉
そんなことも言えない自分が
情けなくって哀れで 殺したくる

だから彼を満足させるために 私は笑った
670白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/03 04:39 ID:jqWaolhO
>>576さん
>家と家の隙間に見える月だ→他の言葉で。ここだけが単なる写実描写になっ
ていて惜しいと思いました。後は、淡々と綴られていく全体を文字通り「月」
の光で暖かく包み込ませている。何でもないと言えばそれだけですが、それゆ
えに、抑制を効かせる心の技倆が必要とされる、いい詩だと思います。
671名前はいらない:03/01/03 04:55 ID:bx86if7R
オマイ、最近、ロクロの影響うけて色っぽくなろうとしてんだろ。
672白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/03 07:03 ID:jqWaolhO
>>601さん
冒頭、仮定法で始まるトリッキーな詩ですね。とはいえ仕組みとしては大変面
白く、前半はゆっくり読ませてもらいました。気になるのは、
>甘い窓を開いて、腕を伸ばせば 彼は帰ってくるハズだから。
たとえ事実だとしても、「彼」に対してちょっと失礼なのでは? ラスト二行
はミステリでいう種明かし。それを詩の言葉として、不自然なギミックなしに
情感をたたえて、作者の想いすべてをここまで凝縮させるとは、感心しました。

>>611天皇陛下さん
>逸れた蜻蛉は何処帰る→「逸れた」のだから「帰る」が疑問形だとしても、
どうかなあと。→「何処へゆく」または「何処(いづこ)へと」。
>鈴虫 コオロギ何歌う→短い詩や俳句では、似た小動物を並列させると散漫さ
を免れません。情景はいいのですが…。却下される恐れがあるのでご注意を。
→葦の葉 コオロギ何歌う
「曼珠沙華」でなく「彼岸花」とされたところに身近な親しみを感じました。

>>616天才さん
>ムラムラするぜ 正月前夜→何も正月だけとは限らないと思うのですが。
「ラプソディ」/RCサクセション/キティ。1980年久保講堂での伝説的ラ
イブ。オススメです。
673Blankist:03/01/03 09:44 ID:DEAI1jEx
>639みかんビールさん『欲望』感想
返事をくれているのに気づきませんでした。
僕も大したことは言えないながら、批評めいたことを言ってみたいと思います。

気負いすぎた大げさな表現や、ただ恋を歌っただけの詩が多い中で、
ごく自然な言葉が流れていって、
「その前にちょっと、お願い。
あなたの手を貸してくれませんか」
という部分にそのまま行き着いていて、うまく完結していると思います。
自分を低める表現も、大げさじゃないのが良いです。
と、まるで馴れ合いみたいな感想に感じるかもしれませんが、
否定すべきところが見当たらないので。
勘違いした感想だったら、すいません。

 
674Blankist:03/01/03 09:56 ID:DEAI1jEx
 ここに投稿しようとして、
 間違えて違う掲示板に一回投稿してしまいましたが・・・
 できたら具体的な感想・批評を聞かせて欲しく思います。

 『砂上の罪びと』
 
 幌馬車が走っていく 砂漠の夕暮れ
 乗せられているのは 背に羽根の生えた少年
 死のうとした罪で引き立てられた。
 幌の中で 100年前の夢を見ている。
 優しさが飽和したビルの合間を歩む雑踏を
 彼は空高くから黙って見つめ
 人々に手紙を書き 紙飛行機にして投げた。
 風に吹かれて漂う紙切れを目で追ってると
 女の頭に軽く当たって落ちた。
 紙切れを開いた彼女は 
 目を細めて空を仰いだ。
 少年と視線を交わした直後
 彼女は干からびて蒸発する。
 少年の眼前が涙で曇って
 一粒また一粒の雨が落ちる。
 またたく間に驟雨となって 街を暗くする。
 瞳を濡らして目が覚める。
 暗闇の中 あるのは車輪の立てる無骨な音だけ。
 幌馬車が走っていく 砂漠の夜
 乗せられているのは 背に羽根の生えた少年
 死のうとした罪で引き立てられた。
 月影が甘い香りを砂の上にふりまいている。
 少年の閉じられた瞳は うっすらと濡れている。
 
675名前はいらない:03/01/03 14:54 ID:vVEhIkH0
基地外板、初訪問、記念カキコ。

いやー、屑ヴぁっかだねえ、ここは(爆笑
676名前はいらない:03/01/03 15:32 ID:XRh3NnZ7
>675 氏ね。
677名前はいらない:03/01/03 15:41 ID:+DznC8J8
「promises woven」
promises woven....塞がれていく視界によせて
眠りについていく
君と切り離された僕は何も聴く事なく 視線は遠く
閉じられた唇から吐息が・・・
君と交わした約束をこの胸に抱きながら何も見ない
Ah...I'm in pain.You are flying.
とても静か 白い景色の中黒い夢

君と切り離された僕に周囲の冷めた眼が 
独りもわからない 奪われる吐息
君と交わした約束 灰になってしまえば果たされるか?
Ah...I'm in pain.You are flying.
眠れない 君は離れたまま

もしいつかすべてが捨てられて
灰になって空を舞い踊れるなら
約束は果たされるか?
Ah...I'm in pain.You are flying.
一つになれない
君もまた僕の元来たいのに戻れないのか?

promises woven....待つしかない 今はただ
678名前はいらない:03/01/03 15:57 ID:D0i0veGT
>>675
産めない人 or 苦しんでる人
679名前はいらない:03/01/03 16:51 ID:/JARIcnj
年越し蕎麦食べ
年繋ぎ
まだまだ余裕の
休養日
たまの休みだ
休まにゃ損損
終わって気付く
お正月
680名前はいらない:03/01/03 16:59 ID:D0i0veGT
>>679
手拍子が合いそうですね。
言葉をかぶらせすぎでは・・

681A:03/01/03 23:16 ID:q+cGaRIR
初めてですが。おねがいしまつ。


音が少し漏れるくらいの音量で聞いたリスト
消したいのは何?

苦しいよ
どうにもならないと解っていても
君がくれたものが濁らない
悔しいんだ
歪んで翳んでいくのは
君の姿だけだなんて

あと何度躊躇い傷を残せば
僕は君に逢えるんだろう

682KR:03/01/03 23:27 ID:CeSJrQ3f
>>652さんへ、>>612のぼくの詩ですが、「(美しい)花が咲く」とはいいますが、「(美しい)花びらが咲く」はちょっと、と思いました。
これは少し訳ありです。確かに最初はそう書きましたが何か気にくわない。花だけでも
意味は通っても発想の仕方が相当変わってくるでしょ?花びらと言えば美しい花びらが
咲くという発想ですが、美しい花が咲くとなると花びらが美しいのではなく、全体的に
美しいのか、それとも葉のつき方が美しいのか。それがいやなんです。もっとも注目すべき
場所、つまり花びらですね。そこを強調したかったのです。つまり全体の意味を通すと、
この花はつまり人間の人生に置き換えて考えますよね?そのときに一番自分が目立つ場所
(つまり長所)をもっとも美しくする(努力する)という意味を言っている訳なんですよ。
それが一番人間という花を美しくするわけです。花びらを美しくすることによってそれが実現
するわけです。ほかの文につきましては「それはスタイルによって違うのでは?」と少し疑問も
ありますが、参考にするところもありましたし、まだまだ勉強中なので口答えするような立場では
ないですね。どうもご意見ありがとうございました。

683KR:03/01/03 23:32 ID:CeSJrQ3f
>>681題名がないと膨らむイメージや見方も変わってくるのでまず題名をつけては?
684A:03/01/03 23:34 ID:q+cGaRIR
>>683サソ
ラ・ピュセルって題です。打ち忘れゴメンナサイ
>>682 KR様はじめまして。横入りスマソ。。

花びらという意味上での焦点を集約し
”咲く”を使うとするということと読んでて理解したれす。

で。。おもったのれすが
花びらに注目を持たせるのなら、主体的視点として見て

(【隠れた主語として】花は)”花びらを開く”と”開く”で代用してはどうですかなと。

・・・類似の”花びらが開く”ではどうも客観的視点のように感じるからね。


でも”桜は美しい花びらを咲かす”のように
「隠れてはいない主語」に
具体的な名前があったりすると
”花びらを咲かす”でもすんなりいって全然OK!だとかオモタけど

”(花は)花びらを咲かす”は上のように多分文法上OKなのだろうけども
>>652を読んでみて ああ、きっと日常の汎用性が少ないことの違和感から来た
であろう見解ではなかったんかなーとか、思ったりもしたのですけどね。
この辺りは難しくて私もお手上げ・・・専門家ではないれすから、、


と書いて逃げてみる・・・    スタタタタ・・・     ====ヽ(´ー`)ノ 

(PS:”咲く”という響き"saku"は私は良いと思う。saのようなと尖った抜けるような音は私も好きだネ)
686蒼い地中海に抱かれて:03/01/04 01:54 ID:SsIp8UlT
なにもみえない、なにもみえない
どこにいるの、どこにいるの
ここよ、ここよ
うまれてくるよ、うまれてくるよ
どこにくるの、どこにくるの
ここよ、ここよ
こんにちは、こんにちは
そして、そして
さようなら、さようなら

(5歳の娘が広告の裏に書いたものを
 書き写しました。 処女作です。
 私たち夫婦の大事な宝物です。)

687名前はいらない:03/01/04 02:05 ID:e3lkFS6M
>>686
五歳が「蒼い地中海に抱かれて」すか。
688KR:03/01/04 02:13 ID:JTYvjO5H
>>685さんへ、というかね、咲くと開くだと(文法は関係なしとして)だいぶ違ってくると思うんですよ。
つまり開くは、閉じていたものが開くわけだよね。咲くという表現は非常に深いと思うよ?
結構意味が広いからね。1、花びらが咲く(花びらが生える)2、花びらが咲く(花びらが生えてから開くまで)
この詩の場合は2ですね。わかりやすくすると→花びらが咲くとなると、まず閉じている状態よりもうひとつ前も含むよね?
つまり、その前にまず花びらを咲かせてからそれから閉じて
開くという順序になるよね。これを意味であらわすと→花びらを咲かす(才能、または長所を咲かす)閉じる(努力)
花びらが咲く(この場合の咲くは開くの意味になる)←(美しくなる)となる。開く、なら最初の(才能、または
長所を咲かす)がなくなるよね?つまりすでに才能はある時点から場面が始まってしまうよね?ところが咲くだと
才能が芽生えるところから始まるよね?見えてくるものがだいぶ違ってくるでしょ?
689KR:03/01/04 02:15 ID:JTYvjO5H
勝手な作者の考え(想い)です。気にさわったらすみませんw(>>682>>688
690KR:03/01/04 02:23 ID:JTYvjO5H
>>684さんの作品はぼくにはちょっと荷が重いですね。すみませんが解説できません。(jほぼ100%w)
なかなかむずかしくってw最初の二列が何を表しているかをちょっと今考えてるんですけどw
その二行が終わったあとはすごくわかるんですけどねwなんかすごくほろ苦いですよね。ぼくも
そういう時ありました。(これはぼくの勝手な考えですw作者が想って書いた意味と食い違ってるかもw)
最初の二行はいったい・・・。う〜〜〜〜む・・・。音というのはつまり君との思い出ととればいいのかな?
う〜〜む・・・・わからんwすみません、勉強中なのでwおてあげですw勝手にここに書いたとおりに思っときますw
691エゴ太 ◆EU472HDoMY :03/01/04 02:32 ID:SEhBUZgT
>>662ななしさんへ
評価ありがとうございます^^
妄想 その通りです。
その客に対する妄想を妄想の中で駆け巡らせたらこんなんになってしまい・・・おなっちゃいました(><)。すんません
692緑矢印:03/01/04 02:45 ID:M+Leo8SQ
硬い 苦い 臓物を  抱えながら歩く事を覚えた私には     怖いものなど無い           痛みの混じった息を吐きながら       笑顔を吐く私には  リアルなんて無い
693休みとはいえ呑み過ぎ:03/01/04 03:25 ID:xqgY8CED
『性5対3』

「罪悪感」と「快楽」を感じつつ
「体温」で「理性」を「本能」へと繋いでみる
「曖昧」な「正常」は垂れ流しっぱなし

アタマガカタイネ
キモチガイイネ

「脳内」では「発音」が繰り返される
「無言」の「主張」は「同意」と認めよう
「僕」を「上手」に使っておくれよ

ナガレテイクヨ
キモチガイイネ


キモチガイイネ
キモチガイイネ
キモチガイイネ
キモチハイイネ
キモチガイイネ
キモチガイイネ
キモチハイイネ




694ぼぶ3ぷ:03/01/04 03:34 ID:W9i2ci6j

月の滴が
今宵も海を揺らす

砂のステージと
星の観客

波の演奏に合わせて
踊りましょう

星が眠るまで

重ね合う指と指を君が波にさらわれぬよう
強く握りしめた

伝え合う温もりを君が忘れられぬよう
もっと伝えよう
695名前はいらない:03/01/04 03:36 ID:dLy/9Kob
>>691
そんなオナニーをこのスレに書き込む神経を疑います

このスレに批評家さんが定着しない理由がわかるよなあ

「評価して」ばっかで
書く側があまりにも無責任なんだもんなあ

ボランティアじゃないんだぜ?(笑)

作者と批評者が
お互いの本気どうしを闘わせて精進を図る
基本的にはそんなスレだと俺は思ってるんだけど

オナニーや即興垂れ流しばっかじゃ
批評側に定着する人が出てこないの当たり前だよ(笑)
だいたいこのスレ進むの早すぎ!
同じ人が名前かえて何作も書き込んでんじゃない?
俺は本当に批評してほしい作品がない限り
ここには投稿してないけどね
696エゴ太 ◆EU472HDoMY :03/01/04 03:57 ID:SEhBUZgT
>>695さん
す、すみません そうですよね!
間違ってました。反省します・・・ たぶん☆
697のぶゆき:03/01/04 04:14 ID:SP6ub+5+
落ちこむ方が多い?
小さく頷く君がいる
僕は畳みに寝そべって
上でもなく下でもなく見ているわけでもない素振りをした
やかんがシュンシュン音を立て僕を催促する
部屋に転がってる暖かい所へ転がりたいけど
君には転がれそうもない
出口のない今夜が始まる
飽きもせず今夜が始まる
698白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/04 09:10 ID:hBCHJoZ8
>>682KRさんへ
今、起きました。先にお答えさせて頂きます。まず、文法の問題などとは全く
関係ないのです。
>花びらだけで意味は通っても発想の仕方が相当変わってくるでしょ?
当り前です。
>花びらと言えば美しい花びらが咲くという発想ですが、美しい花が咲くとな
>ると花びらが美しいのではなく、全体的に美しいのか、それとも葉のつき方
>が美しいのか。それがいやなんです。
それは理屈というものです。「いや」なのなら、始めから「花」を持ってこな
いことです。
>もっとも注目すべき場所、つまり花びらですね
そうとは限りません。芭蕉いわく「見るところ花にあらずと云うことなし」。
>そこを強調したかったのです。→強調しすぎです。
>この花はつまり人間の人生に置き換えて考えますよね?
→あなたに言われるまでもなく、だからこそ、一連目の>水をやればやるだけ
という、あなたの乱暴さを→水をそそげばそそぐほど、と添削させてもらった
わけです。                         つづく 

699白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/04 09:11 ID:hBCHJoZ8
>一番自分が目立つ場所(つまり長所)→このご時勢に一番目立つのが「長所」
とは。ほとんどの他人は他人の短所にこそ目を光らせているという現実認識を
噛み締めて下さい。また、どうしても「咲く」を用いたいとおっしゃるのなら
→「咲かせる」でしょう。「咲かす」では決意までしか伝わらないですね。あ
なた自らはこうおっしゃる>美しくする(努力する) と。なのに「咲かす」
のままでは、あなた自身が強調されている「努力」なきまま、もう、既成事実
として、「ぼくという花の人生は決意だけで咲く」に決まっていることになり
はしませんか? ここらあたりの語尾の曖昧さは、随分甘いのではないでしょ
うか? それから「花」に「びら」と付すときは、よほど用心してかからない
と、あなたが言う「人生」どころか、それこそ「エロ本」のキャッチコピーか
と勘違いされる恐れがあるので気を付けて下さい。
>「それはスタイルによって違うのでは?」と少し疑問もあります
そうでしょうか? では一度「花」を、あなたの言われる「人生」に置き換え
てみて下さい。意味から云ってしまいますね。「人は人として今日この一日を
精一杯輝かせようとする、その通過点である」。とフォローさせてもらったつ
もりだったのに。  >これは少し訳ありです。→これは大いに理屈です。
それと余談かもしれませんが、僕が朝日新聞の文芸批評欄でご紹介頂いた自由
律俳句は、自由律としては、生まれて初めて書いた句です。句歴自体が半年ち
ょっとでしたからね。「放哉全集(全3巻)」/ちくま書房/出版記念パーテ
ィの句会で第二位に入った句は、自由律俳句誌「層雲」入会後五カ月くらいの
時に作ったものです。詩に至っては、小学2年の時に宿題で作ったものを地元
京都新聞が取り上げて下さったきり、この詩板の「夜空を見上げて」で3〜4
個つくっただけなんです。もともと無精な性格なもので。従って、勉強中とい
う意味では、僕なんかのほうが、おそらく後輩にあたるのではないかと思いま
すよ。
700名前はいらない:03/01/04 09:50 ID:O0ZzMg3Q
>>695

馬鹿だな
おまえは
701白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/04 09:52 ID:hBCHJoZ8
>>682さんへ
さらなる追加。わたくし、いま現在「アルコール依存症」並びに「うつ病」を
患っております。家族もおりますし、とりわけ「うつ病」は慢性化しておりま
す。おかげさまでアルコールの方は断って五年目になります。そんな中で、僕
だけでなく幾多の仲間達が、詩歌だけでなく、様々な生き方を自己表現あるい
は再構築・脱構築等々という形で模索しています。というより、その真っただ
中におります。その意味は、理屈などより、もっと大事なものがあるというこ
とです。ちなみに詩歌の世界では、理屈ほど嫌われるものはないということ、
そして自注と理屈とは、月とスッポンどころかまったく次元の異なる、似て非
なるものだということ、これをしっかり自覚していただきたいと考えます。
参考図書「折口信夫全集(第26巻)」/中央公論社、「自注鹿鳴集」/会津
     八一/岩波文庫。
702名前はいらない:03/01/04 09:56 ID:niW/HmjQ
>>695
よけいなお世話なんだよ!引っ込んでろ!オナニー小僧が!(w
703名前はいらない:03/01/04 10:10 ID:dscSadhX

元気なんだね!!
704677:03/01/04 11:22 ID:cZDWDo/+
>677
何が言いたいのかよくわからないかもしれませんね、すいません(汗)
705名前はいらない:03/01/04 11:50 ID:8BQH4wk7
はっ??
706686です:03/01/04 14:55 ID:SsIp8UlT
>>687
 私たちもびっくりしてます。
 ちちゅうかい、だかれてなんて言葉は、うちの家庭では
 無縁の言葉です。どこで覚えてきたのやら。
 推測ですが、歌が好きなピアノの先生とかテレビの影響と
 思われます。
 蒼の漢字は私たちが勝手にあてはめました。

 最初は字を書いてあそんでいると思ったんですが
 神妙な顔つきでずっと広告の裏とにらめっこしていて、
 そっと覗いて初めて詩のようなものを書いてたんだと
 気がついた次第です。
7074th ◆HdqTLODCXU :03/01/04 14:59 ID:oyqVKR1z
>>All まっしろで読もう まっしろで書こう まっしろで生きているで上等
708:03/01/04 16:01 ID:8krEsM2S
>>707
はい。ところで、貴方はまっしろですか?
709名前はいらない:03/01/04 18:04 ID:F++ktZ7F
よく小難しいといわれるのでかなりわかりやすく書いたつもりなんだけど、
まだ小難しかったら指摘してね。どうせたいしたこと言ってないんだけど。

「冬の訪れ」
いよいよ今日は雪と灰をみちがえるほどに至った
感傷的な魂が暖を求めて窓の隙間から入り込む
僕はそいつと会話した
膿んだ傷口をいたわる、優しげな瞳を持った大烏と

「僕は生きてはいない。」
「これは本当の人生ではない。」
「仮面が顔に貼りついてしまって、剥がせないのだ。」
「喧騒の裡に人生を終えた魂よ、教えておくれ。」
「僕がどうして今生限りの砂のお城を築けるかを。」

返答はない 当然だ
僕は大烏を追い払い 冷え切ったベッドに腰掛ける
肥大化してゆくばかりの自意識は、最近になって多くの奇怪な悪魔を案出した
僕はそいつらとの付き合いにほとほと手を焼いて
意識さえ遠のく程の海底にまで引越そうかと思うことがある

寒さを糧する影たちによって
僕の音楽はとうの昔に絞殺されてしまった
710名前はいらない:03/01/04 18:13 ID:F++ktZ7F
「鵞鳥の嘆き」

「幸福」が舌なめずりして僕をみつめている。
彼女は灰色の臓物を狙っているのだ……僕が生れ落ちたその瞬間から。
彼女は僕の感覚に気づいているくせに、どういうわけかいつまでも僕を手にかけようとはしない。
おかげで、まだ今しばらくはこの無益な生をやりすごさなくてはならない。
少年の頃、おもいに任せてこの醜女を陵辱したこともあったが、その時も「幸福」はただあまりにもみすぼらしい微笑を浮かべているだけだった。
この前帰省したときも、僕は行く先々にまとわりついてくる彼女を友人たちに紹介しなくてはならない羽目に陥った。
次第にうんざりしてきて外を出歩くのが億劫になり、僕は家にひきこもってばかりいた。
家で母を加え3人で夕食をとっていた時のことだ。
醜女が箸をさえずらせ、スモークサーモンを嚥下しながら僕の生命があと数日で終わることを告げた。
母は早速葬式の手配にとりかかり、僕は「幸福」と2人で押し黙ったまま食事を終えた。
これも幸福のひとつの形なのだった。
711名前はいらない:03/01/04 18:27 ID:F++ktZ7F
言葉のリズムは変えられなかった。
いちど気持ちいいリズムにはまってしまうと抜け出せにくい。
7124th ◆HdqTLODCXU :03/01/04 18:37 ID:furcrkyK
>>694 星が目を瞑る白みが辺り
>>686 あいさつだけのさようなら
>>669 いつまでも回る車輪でいるには
>>668 いろんなことする『君』に笑い
>>667 手のひらの中で弾む雹 指でこねて出てきたコリコリの立方体
>>665 手もとに置いておきたい時間に手をのばす
>>661 天使にサービス
>>708 雲間への問いかけ
713BOO ◆x21dMcQiIA :03/01/04 22:04 ID:lv8H52PM
猫に噛まれたい
いてもたってもいられず
うろうろする夜のまち

ゆきがかりの公園
寒さにこごえている
みどりの目の子猫

その好ましい生きものを
むりやりに抱きあげ
そっとさしだす手首
ちいさな歯を感じる
714BOO ◆x21dMcQiIA :03/01/04 22:05 ID:lv8H52PM
瞬間

星ぼしはめざましい直線となり
心に移り行くよしなしごとは
手あたりしだい言語化された

あなたやわたしや
お隣さんやとおくの兵隊や
日本や朝鮮や米国やイラクや
大陸や大気や大海原や
地球や月や太陽や
千億の恒星や千億の銀河
そして
超空間にうかぶ無数の宇宙

それらの生成消滅の均衡は
うつくしい織りものを為し
なにものにも遮られることなく
ありのままに意識されていた

そのときわたしは
[だれかのこえをきいた]
715BOO ◆x21dMcQiIA :03/01/04 22:05 ID:lv8H52PM
手首がむずかゆい
つめたく匂う地面
とおくでまちの音

夜の公園に
よこたわるわたし
子猫はもういない

わたしはまだ生きている
そう思うと
なみだがふたつぶこぼれた
716ボック ◆1Bg/rkDh8s :03/01/04 22:11 ID:mkN8O0RV
「おかあさんにおこられる」

おねしょするまえにトイレにいくから
わすれものしないようにメモするから
ぼくをおこらないで

ちゃんとこうこうにいったでしょ
かいしゃいんになって おきゅうりょうもらえるよ
おとうさんは こえたでしょ
まだおこってるの

ぼく かいしゃ やめちゃった
かいしゃでおこられて おかあさんにおこられて
もう おこられるのいやになっちゃった

どうして ぼくと おとうさんと いっしょにするの
ぼく ばかじゃないよ ろくでなしじゃないよ
やくたたずじゃないよ どうしたら よろこんでくれるの

もうぼく どこへいっても だめなこなの
もうぼく どこいったらいいか わかんない
717BOO ◆x21dMcQiIA :03/01/04 22:46 ID:lv8H52PM
>>709 「冬の訪れ」
ありふれ。
「仮面が顔に貼りついてしまって、剥がせないのだ。」には幻滅。

>>710 「鵞鳥の嘆き」
すばらしい。
伴侶としての死神というファンタジックな散文に惚レ。
3人で夕食を囲む情景はおかしくほほえましく少しかなしい。
そして生を見つめ続けた末の死の宣告を、「幸福」と呼ばずして
なんと呼ぶ。
718BOO ◆x21dMcQiIA :03/01/05 02:29 ID:0wzuIDgr
>>634 火尭烏さん
遅くなりましたが...。
「年老いた少年」のフレーズは好き。
主人公を指すのに「男の子」「青年」「彼」「年老いた少年」と変遷させているのは、個々のエピソードを分離・独立させる効果があり、味。
ひとつ(たとえば「男の子」という名詞に、各連のエピソードに応じた形容詞を付加する)を選択すると、統一感のある別の詩となる。
どちらがよいかは難しい。ぼくはどちらかというと前者が好み。

むかし読んだヘッセやコエーリョの記憶は暖かい、同じ力を持つ詩をよむのも楽しい。
719 :03/01/05 02:33 ID:Mwz+Cybr
ちるちる私は満子 マソコとは呼ばずにみつこと読んでください
長男はカツオ だしに最適です
人を殺したことがありますか? みつこはあります
さなえ と ちはる を殺しました

小学生のころかな
720名前はいらない:03/01/05 02:58 ID:iZXLhYkS
批評って難しいね…作品をちゃんと解釈して
ずばっと言葉でいいとこ悪いとこ指摘してあげるのは。
それだけの眼力を体調に関係なく備えていたいものだ。
俺も詩をのっけてばかりじゃなくて、
こういうのもやってみようかなと思う。
>>719
んー糞。
721名前はいらない:03/01/05 03:29 ID:0P66bFB0
まばたき削り さらっていった
少しの雨で 笑え 笑うんだ さあ
赤に緑が 夜に混ざるんだ
少しの雨に 流れ出す 流れ出せば 楽

ほら おまえが見てるんだ
おまえの後ろ 前 からからと崩れて
笑うんだ 流れるんだ 言っただろ

小鳥が死んだ 冬の朝
さらったまばたき 崩れだした
笑え 笑え 流れ出して 笑え さあ

722白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/05 06:05 ID:8pTai3u6
>>661エゴ太さん
何でもない日常風景を綴った、それだけと言えばそれだけの「日記」。ですが、
あなたはそこに「われ」をフツーに込めることの出来る人。さすがエゴ太と名
乗るだけのことはあります。
>クリスマスの日、年末も年始→トル。でないとフツーの日には通用しにくい。
「日記」のままでいいのではと個人的には思います。が、「詩」を意識される
なら、参考に次の歌を。
 心から心にものを思わせて身を苦しむるわが身なりけり  西行

>>667RUOさん
読み手へと語りかけたいことが淡々と綴られて、ムードはよく伝わってきます。
が、内容を見る限り、三分の一程度に縮小できるのではと感じました。あと、
「。」のある語尾とない語尾とありますが、何か意図があってそうされたので
しょうか?

>>668彦乃さん
>のけぞって >弓を引く  この部分、注目しました。
>冷たくなってゆくその体→冷たくなっていくその体
「ゆく」では夕陽や朱色を思わせます。
>喰い荒らす→それから? と聞きたくなってしまいました。未完のままの印
象が強くて。
723†白昼夢:03/01/05 07:18 ID:EIiEufRf

哀------怒

とても 理不尽な怒りを 左の腕にぶつける右手
とても 理不尽な哀しみを その神経に受ける左腕

でも 二人は仲良し
でも 二人は繋がれている

私の為に

お薬を飲んでもね
腕を切ってもね

嘘をつくこの口を傷つけるのはまだ怖くて
定まらぬ首を絞め付けるのはまだ怖くて

他人に向ける苛立ちを
内に向けようと努めてはみるが

グラスの水は一晩明けると生臭く
薄いカァテンはうす汚れた部屋を蒼く染める

そこに寝ているのは哀しみ
怒りのエネルギィは失せるから

今日も動けない

弱さを誰の所為にする
弱さを何処に棄てる?

724火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/01/05 07:22 ID:8JbR0rke
>>718
批評ありがたく承ります。
私あまり詩集を読みませんのでヘッセとコエーリョについては
少しあれなんですが今度からちゃんと勉強しておきますね……。
725Blankist:03/01/05 07:34 ID:IernW4iy
>713-715 Booさん

713→715と続く猫の詩では、
張り詰めた心が凝縮されて感じられ素晴らしいと想って、
コメントしてみたくなりました。
最後の二行が、「死ねなかった」という自我感覚で漠然と終わらせる、
常套的方法であり、散漫な感じになっているように思えて残念な気がします。
僕的には、「子猫はもういない よこたわるわたし」
で終わるか、最後の二行はもっと本質的な内容表現を充てるべきではないかと。
良い作品なのに僕ごときが文句つけてすいませんでした。

714の「瞬間」という作品は、表現が切り詰められてなさすぎで、
雰囲気となんとなくの連想だけでいい加減に書いたのかな、という印象です・・・
大げさな表現も、この場合、あまりしっくりと来ない駄作だと思います。

PS713の詩で、「ゆきがかり」
というのは、「行きがかり」「雪かかり」の掛詞なのですか?
726Blankist:03/01/05 07:48 ID:IernW4iy
 『不鮮明な早朝』

 たぐり寄せる糸の向こうに 控える結末は見えない
 ささくれた手を撫でるもう一つの手は 今はもうない
 バッグの中の黒いノートには 過去がひしめいている
 笑った顔が明滅しているのは ただ記憶の中のこと
 いま手にしている嬉しさは 昨日に飲まれるかもしれない 
 誰も迷子で 守るべきものはいつも不確かにしか見えない
 失ったものを探し出すことが 徒労に終わるのを知った
 なにかを肯定することの難しさ 思い出の冷たさに読んだ
 力の入らない手 細い糸にあて 明日の曖昧さにつまづく
 風に吹かれるよに当てどなくても テンションは消えない
 空想上の動物が宙を駆けるように 夜は逃げようとしてる
 心の混合物は無意味な運動に任せ 不透明さと手を繋ぐ
 夜明け前の空気の中 思い出を描いて降るのは冬の時雨
 薄暗い街の通り出てマッチ擦り 不鮮明な祝いをしようか 
727白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/05 09:26 ID:8pTai3u6
>>669さん
ラストに漂う、打ち明けようのない悲しさ。う〜ん、考えさせられました。
>彼を満足させるために 私は笑った
天使の手段でしょうか。応急処置としてはそれしかないのかもしれませんね。
ところで>いつもは優しい彼  というところ、気になりました。実はストレ
ス満タンなのかも。他者へ優しさを向けることが彼のアイデンティティなのか
も。男女の違いを互いに認め合いつつ、微笑から対話へ。「天使の微笑み」か
ら「勝利の女神は微笑む」。そんな女性の手で書かれた詩も読ませていただき
たいなあと思いました。
>自分が情けなくって哀れで 殺したくる→あまり自分を責めないで下さいね。

728白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/05 09:30 ID:8pTai3u6
>>674Blankistさん
一見して散文詩ですね。ブランキスト=一揆主義者ですが、ブランキズムにせよ
アナーキズムにせよ、必ず失敗するのは何度も歴史が証明している。結局は、
ロマンチズムの流血版でしかないからです。にもかかわらす、あえてBlankist
を名乗るからには、この際、思い切って「一揆詩人」になりきってしまうこと
かなあ。「キレ」と「スピード」そして「短律」でたたみかけることこそ必須
かと思います。たとえば、
>優しさが飽和したビルの合間を歩む雑踏を 彼は空高くから黙って見つめ
 人々に手紙を書き 紙飛行機にして投げた。風に吹かれて漂う紙切れを目で追ってると
 女の頭に軽く当たって落ちた。
→優しさに疲れ澱む摩天楼見下ろし 宛名なき紙飛行機を放り投げる
 彼は風向きを目で追う コツン 女の額に落ちた
>紙切れを開いた彼女は 目を細めて空を仰いだ。
 少年と視線を交わした直後 彼女は干からびて蒸発する。
→いぶかしく紙切れを開く彼女 (少年にとって紙飛行機は他人の手に渡って
                初めて紙切れになります)
 目を細めて空を仰ぐ
 少年と交差する視線 揺らぎ 止まる
 彼女の何くわぬ横顔 遠く視野を消える
>暗闇の中 あるのは車輪の立てる無骨な音だけ。
→暗闇の中 ガタピシと車輪が背を打つ
そしてラスト二行、
>月影が甘い香りを砂の上にふりまいている。
>少年の閉じられた瞳は うっすらと濡れている
まだ連行の途中でしょう? ちょっと甘いかなあと思いました。
色々と言いましたが、あなたの詩感にはとてもいいものが、今後引き出せるの
ではと感じたので、少々乱暴な批評になってしまいました。スパルタ式だと思
って我慢して下さい。  
729名前はいらない:03/01/05 09:41 ID:HAq434SO
シャアです
そんな事よりよ、ちょいと聞いてくれよアムロ君よ。
このスレとはあんま関係ないけどさ。
このあいだ、ア・バオア・クーに行ったんです。
そしたらなんかジムやボールがめちゃくちゃいっぱいで出撃できないんです。
で、よく見たらなんか脚の無いモビルスーツが立ってて「ジオング」とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、未完成の言い訳で「脚?あんなの飾りです。偉い人にはわからんのです」言ってんじゃねーよ、ボケが。
脚は大事だよ、ガンダムにキックするんだよ。
なんかキシリアは「兄上の敵」とかもいってるし。兄弟で殺し合いか。おめでてーな。
よーしギレンを頭から撃っちゃうぞ、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、まとめてバスーカ砲でぶっ殺してやるからそんな話しやめろと。
戦場ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
いつ白兵戦が始まってもおかしくない、
あぼーんするかされるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。セイラは、すっこんでろ。
で、ようやくニュータイプに目覚めたと思ったら、マ.クベが、「ソロモンが落ちた・な」
とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、「あの壺はいいものだ!」なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が「キシリア様に届けろ」だ。
お前は本当にニュータイプなのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、ギャンに乗りたいだけちゃうんかと。
730名前はいらない:03/01/05 10:15 ID:dYm6242p
タンポポ

黄色いお花畑がありました
タンポポのお花がありました
タンポポは綿毛になって
飛んでゆくのだけれども
心が離れていきそうな
そんな危うさを感じました
綿毛はほんのり切なくて
私の心からポロポロ離れてゆくのです
大事な大切な私のこころ
北風にびゅうびゅう吹かれて丸坊主になりました
すべてを剥ぎ取られた私のこころ
茎だけが寂しげに立ちすくんでいます
春の嵐があまりに暴力的に風を吹いたので
今にも壊れそうになっています
茎は糸のようにたたずんでいます

批評、お願いいたします
731Blankist:03/01/05 10:46 ID:DO5hbhM8
>>728白鑞金さん(←どう読むんですか?)

 Blankistです。批評ありがとうございます。
 青二才学生ですが、これからも宜しくです。
 なおこの名前は、フランスの革命思想家ブランキからつけたものではなく、
 バンドBlankey Jet Cityから拝借したものです。
 流血革命や暴力を積極的に肯定するつもりでつけたのではありません。
 それを完全に否定して良心的な人ぶるのも嫌いですが。
 さて『砂上の罪びと』に関しては、大体のご指摘はもっともだと思いました。
 特に、最後にあの二行で終わっているのは、はっきり言って思考停止だと思います。
 「自殺未遂の罪で、連行されて死にたいけど死ねない状況に置かれる」
 という悲哀を書きたかったはずなのに、言われる通り甘い漠然とした終わりかたにしてしまいました。
 あと、「こつん 女の額に落ちた」
 と変えたら、瞬間的静止像が目に浮かぶようです。
 ただ擬音語と大仰な擬古文調は極力使いたくないという気分的な問題もあり、
 「こつん」はいいとして、「がたぴし」「摩天楼」はちょっと・・・
 それはともかく、指摘の通り言葉の贅肉をもっと落とさなければならないと思わされました。
 ながくなりましたが、非難ではなくて、まっとうに批評してもらえて嬉しかったです。ではまた。
732名前はいらない:03/01/05 10:51 ID:BWg4kqAm
急いでいたので
首都高に
乗らずに裏道
走ったよ
余裕があれば
首都高に
のってマッタリ
できたよね。
733夜中 ◆HF2bLNrQhI :03/01/05 11:56 ID:HNE/RBri
あなたをおもって
ないたよる
たくさんおちたなみだ
にくたらしいときもあるけど
あいしてるわ
いつでもそば

いてほしいのよ
くるしいから  いますぐあなたにあいにいく

734夜中 ◆HF2bLNrQhI :03/01/05 12:14 ID:HNE/RBri
「迅」

風を切って
軽くとんで
足を前に
視線定め

何もかもを
肩でいなし
向かうところ
敵はなし

どうしようもない事だって
俺は何とかするぜ
自分が惨めになったって
俺は胸を張るぜ

たとえ這い蹲ってても
誇り(プライド)だけは無くさない

お前が落とした涙の欠片
必ずマモリトオスゼ
735名前はいらない:03/01/05 13:20 ID:SZd+q5D0
またも憔悴
かつて築きし城壊れ果て
瓦礫集めて再建す

我しばしの休憩にて
丘に座る
彼方の国より訪問者あり

客人我の築城の景見て落涙す
御仁は今年100を迎えるそうな

我客を見送り手を振る
いつか巡る時を思い
また瓦礫拾い集めて作業する
736735:03/01/05 13:21 ID:SZd+q5D0
タイトル忘れました。
「築城」です。そのまんま。
語彙力ほしいな〜。
737時限ネットワーク 会員sst:03/01/05 14:32 ID:YR6G8tcL
この氏、俺ががちで考えたんだけどどうYO?

朝の柏尾川を大きな車輪が散歩している。
とある5月の光る道。
甘い匂いがしてくる。
さざなみが西瓜に見えた。
738BOO ◆x21dMcQiIA :03/01/05 19:14 ID:0wzuIDgr
>>725 Blankistさん
レスありがとうございました。とても参考になりました。
以下はいいわけです。
>>713-715 は連詩のつもりです。「(続く)」と書くのがどうも鬱陶しく、分断したままUPしてしまいました。
 714の連はトリップ感をだしたかったのですが、どうにも弱い。それは作者の技量の至らなさです。思い切って714は削り、別のつなぎ方をしたほうがよいようです。
 715の最後の2行は「死ねなかった」くやしなみだと「生きててよかった」うれしなみだの両義を込めたくて、漠とした終わりにしてみました。「ゆきがかり」についてはご明察のとおり。
 猫を使うのは余程の必然がない限りご法度、とぼくは勝手に思っています。
 猫は極めて自由度が高い道具です。この詩の場合、ほかに適当な道具が見当たらず仕方なく使ったものの、愛着がないためうまく収束できなかったようです。
739名前はいらない:03/01/05 20:54 ID:oXye5f+K
>>716はほったらかし?
740名前はいらない:03/01/05 21:07 ID:VqPfbj5H
中学生ちゃんねる 2003!!
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/2867/
MEW!!
| ̄ ̄\      / ̄ ̄ ̄|                       /
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|   ______                    |  /
|   \____/                    |/
|_______________________|
   |   \             |   \
   |     \    .          |     \
   |      \          |      \

遊びに来て下さい
741白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/05 23:38 ID:D2enxqgq
>>739
>>716はほったらかし?
僕は>>716に注目しているので僕に批評させて下さい。(もう少し待ってて)
742クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/01/05 23:41 ID:S9NYEULe
「祝い」

 鉢植えの土の下に冷たい水が染み渡り 蒸気を吐く換気口を眺めるベランダの空気に帰り また干からびる頃にはすっかり温度も奪われて 枯れた草の臭いを土の隙間から逃がす
 ポーチで白熱灯が音もなく灯り 帰宅する人々の顔をひとりずつ照らして 首もとには影をつくり出し 素早く体格をサーチする
 やがて陽が沈むと 人々は皆家に収まり 白熱灯は塀を隔てた屋上駐車場のまばゆいカクテルライトと目をあわせ 眼下を過ぎ去る自動車の赤いウインカーを見送り 草の息吹きに耳をすませる
 時々まえぶれなく自動車が行き来し 夜鳥が身を翻し マンションの手すりの金属が収縮して音をたてて 不規則な雑音が耳打ちし ただひろい暗闇をおそるおそる色付けるほかは 思惑もない内側で ゆるゆると針先が曲線を刻み ざわついた気配を切り開く
 つまさきからかかとへ 腱をまたぎふくらはぎの内側が乾いた粘土になって崩れ落ち 干からびた内臓が粉砕され 喉を通り 鼻腔の奥へ 首の筋へ 残った両眼で見下ろして 陰りをみせた舞台にかかる靄が球面に被さって涙を染み取り 眠りにつく頃に祝いが終わる
743うらまないで:03/01/05 23:43 ID:S/yjWFex
あたしは
かなしいとき
なみだがでないの

でも

うらまないで ダーリン
なみだのだしかたが
わからないの

みすてないで ダーリン
あなたにあって 
ひとのあいしかたを
しったの

あたしをあいして ダーリン
バカなおんなだなんて
わらわないで

あたしをころさないで

744名前はいらない:03/01/06 03:31 ID:jTAGq8Mb
アイラインを細くひく
睫毛と睫毛の隙間を埋めるようにと
細く、細く ゆっくりと
ひきながら思う
果たして本当にそれだけなのか
埋めようとしている隙間は
睫毛と睫毛のあいだだけなのだろうか
たとえばこの
右脳と左脳の僅かな隙間や
右目と左目のあいだなどに住む
小さなすれ違い
葛藤
反動など
埋めてしまいたいと思いながら
はみ出してしまったアイラインを
指でこする
745Blankist:03/01/06 08:11 ID:XwTjYxRm
>>738 Booさん

 713-715は、全部まとめて連詩だったんですね!
 まったく気づきませんでした。すいません。
 ただ仰るように、714で、トリップ感的転調を引き出すというのは失敗しているようですね。

 よほどのことがないと猫は使ってはいけない、というのはどういうことなんでしょう。
 僕的には、基本的に非常に心に訴える「切迫感+不思議さ」が共棲していて、素晴らしいと思いましたが。
 ただの切迫感ではなく、それをどこかズラした不思議な雰囲気が成功していたと思いました。
 このサイト新参者ではありますが、この一週間くらいにいくつかの詩を見た中で、
 一番はっとさせられるものでした。新作ができたらまた読ませてくださいまし。
 
746739:03/01/06 08:58 ID:bi0vEJgm
>>741
白鑞金 ◆o9gM/GpPsI殿
わかりました。
747六月:03/01/06 11:34 ID:fsn2RxO8
四方を囲む壁の外側で
堕天使とアスファルトが衝突し、騒ぎたてている

ざわざわ、ざわざわ、
私の感情を掻き乱していく

どちらも変わり果て、朽ちた存在であるというのに

喧騒は無機物を通り越し、侵食する
見えない雫が充満して、気持ちが悪い

貴方と私は、本当に繋がっているのだろうか
負の空間に遮断されていないだろうか

携帯に手を伸ばす
当然の如く、届かない

未来への、ぼんやりとした不安

六月は君の代わりに、憂いを連れてきたようだ
748名前はいらない:03/01/06 18:56 ID:pM0im1GX
>>657さん
どうも、遅くなってすみません。>>653です。
>悲しみたがり
本当、言葉を連ねただけって感じで中味があんまりないし…。
でも、こういうスレに晒したからこそ気づくってことは一杯あるなあ、
と思いますね。
657さんこそ、ぜひ頑張ってください。
749Blankist:03/01/06 19:39 ID:lkC69xNG
うぅ。自信ないですが・・・新作です。批評をお願いします。

『疲労の声』

疲労に沈んで 「どうでもいい」を吐くのが 
どうして斯様に心地いい。
灰色の薄明の中に 消えていくような。
想像の中で素晴らしい 家出をしようか。
自分の殻から 明日消え去って
何か違う魂に この手を触れたい。
憶測ひとつ。
疲労は 呼び声なのではないか。
無駄なことは止め 風に還れと。
いま信じているものは 偽りの美に過ぎないと。
古い人形が捨てられる 汚れてしまったから。
そんな世界には 倦むのが本当だと問うてないか。
そういう真実を飲み下したら 
捨てゼリフと共に 疲労に沈みこめばいい。 
永い永い眠りに就こうか 風の夢を見るために。
750名前はいらない:03/01/06 20:56 ID:IWfLO+jB
age
751735:03/01/06 22:03 ID:1Z3sY24b
性懲りなく書き込みます。
どんな批評でも大歓迎。

「宙返り」

地面が不安定だなんて知らなかった
安心して立っていたのに
不意に
ガラガラと崩れ落ちるんだ

そして私は落ちていくんだ
何もない宙へと
放り出されるんだ

信じることって難しい
こんな目にあってもまた?

もう
虚無主義でも
構わない

平手打ちも
抱擁も
期待しない

簡単だよ

上も下もない
いつでもほら
宙返り・・・

宙返り!
752名前はいらない:03/01/06 22:26 ID:QWRhrYoL
ダッシュ
ダッシュの
毎日に

ふと目に付いた
駅蕎麦屋

惹かれるように
足むけど

電車に曳かれ
ダッシュする
753名前はいらない:03/01/06 23:38 ID:QWRhrYoL
時は過ぎて知る物
時の中に居る間は
時は知れない
時は一瞬一瞬
変化するから
私の、いや
皆さんの時は
どうだろう
良き思い出として
刻まれているだろう
大切な時
いつまでも
いつまでも・・
7544th ◆HdqTLODCXU :03/01/07 00:17 ID:4/R5uiKz
>>753 あっちの時が鉄船のせた波で寄せて
>>730 ロゼッタする心
755名前はいらない:03/01/07 00:41 ID:H+LKap3w
「風情」

闇夜の荒野
私は無機物の友と共に道を行く

はらはらと 空から白く滲む蛍たちが降り
冷たい風が吹きすさんだ
大地に降りた蛍たちは 大地にある芋と重なり合ってる

慣れないのか ここは友にはあまりにもつらいようだった
急ぐことも無し 景色を見ながら行くのも悪くない
私は友の手をとり 軽く支えると 歩いた

足元の氷を踏みしめ 道を行く
756名前はいらない:03/01/07 06:19 ID:d0DL0K6N
「残酷な事」
あぁ・・・お前は正しいよ・・朽ち行く民よ・・・
ただしきが故にコスモスに召される貴方たちよ・・・
正しきが事は悪しきが事と同じなのだ
我々は間違え続けなければならないのだ・・気付いてはならないのだ・・・
狂える神の御心のままに・・ただただ生まれては死なねばならぬのだ
757756:03/01/07 06:21 ID:d0DL0K6N
つまらない洒落ですが気付いたら嘲笑ってやってください
758菜々美:03/01/07 11:43 ID:aV2Jqvck
初めましてー。暗い詩中心ですが、どうぞ批評を...



「扉」

私は一体なんだろう....

扉は閉ざすためにある。
その扉を開くのなら
最初から取り壊して。

「壊すことは出来ない」
そういって立ち去っていく
その人々は闇に魅入られて。

私は怯えていた。
扉は全てを遮断して。

ずるずると、後悔ばかりが募る。

邪心もなく弱化するばかり。

少しづつ、気付いていく
扉は闇だけでなく
光も、暖かさも閉ざしていたことに。

もう...気付いても
意味はなくて。

この心は閉ざしたまま。
扉を開ける者は出てこなかった。
759お前はもう死んでいる:03/01/07 13:57 ID:ZRfEscAv
人生なんて一瞬だよ
いやいや。一瞬の中に永遠が在るのさ。

君はいつも微笑んでいるけど、何が楽しいんだい?
「私が瞬きするたびに貴方が生まれ変ってるの(笑)」
760RUO:03/01/07 15:24 ID:O06lYU9u
 「☆星にキス。。。」

降り注ぐ流れる☆星に愛を誓いました。
ココは地上より少し高いのでよく映ります。
大地に愛を。。。心の泉を。。。捧げました。
祈りを灯す岬を眺めて。。。君を思いました。
ここから放った光は。。。果てなく続く。。。
tobariが降りるこの場所からは。
暖かい景色が過ぎていきました。
静かな空気に触れていたいと。。。
形の無いこのままの景色に。。。一番を。。。
冷たく染み込む足元からは。。。一番を。。。
君だけのために笑いながら恋をしていたい。
感じたままの季節に愛を語り。胸に刻み。
大きく深呼吸した。未来を信じた。
つま先立って両手で掴んだ「幸せ」
新風に流されないように。。。
私に近づいて。
パノラマに写し撮って大切にしよう。
「ゆめ」
見た大地から愛が零れていきました。
静かに。。。時が動いていく。
新緑に任せて。。。波打つ気持ちと共に。。。
今の私にもっと近づいて。。。
☆星に愛の言葉を刻んで。。。
大地に沿って。。。君だけに繋いでいて。。。
761名前はいらない:03/01/07 15:47 ID:+S2E1xo6
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 http://www5b.biglobe.ne.jp/~ryo-kyo/osu.html

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
762名前はいらない:03/01/07 18:17 ID:kfdQpJFD

あなたの瞳の中で焚き火をしよう

あなたの耳の中でピアノを弾こう

あなたの皮膚の下で宝物を探そう

あなたの舌の上でダンスを踊ろう

あなたの喉の奥で詩を書こう

あなたの血管の中を泳いでゆこう

あなたの心臓に辿り着いたら

わたしはもう何もしない

ただじっと待ちつづける

あなたがわたしを見つけてくれるその時を
7634th ◆HdqTLODCXU :03/01/07 23:10 ID:Qa1Hlzqw
>>755 銀糸の上に香る草に縒れる
764名前はいらない:03/01/08 00:50 ID:YOEmRWZW
「踊ってる人形」

失うこと恐れて いつも演技してた

捨てられた人形 哀しく笑ってた
あれは誰だったのかな

苦労して手に入れたもの もう手放したくなかった

汚された人形 悲しく着飾ってた
あれは私だったのかな

幸せを知ってしまったから もう戻りたくはなかった

胸が破けた人形 見て見ぬふりして笑ってた
私はわがままなのかな
765BOO ◆x21dMcQiIA :03/01/08 00:55 ID:CJJxXIu7
>>745 Blankistさん
 「猫のような」という直喩を考えると、その多義性・両義性に驚かされます。
 反面、言葉数の少ない詩では、その自由度ゆえに御するのが難しい動物だとぼくは思っていました。
 最近文庫落ちした河合隼雄の『猫だましい』という本の冒頭で、自由度の高さが心理学的側面から述べられているのを読み(納得しかねる部分もあるものの)確信が増しました。
 ぼくの詩について、過分に評価いただいて嬉しいです。

>>721
不安にさせる。
淡白だけれど、リズムと転調で引き込まれる。
「小鳥が死んだ 冬の朝」で心なしか緊張感が途切れている気がするが些細。

>>726 Blankistさん『不鮮明な早朝』
言葉が日常に疲弊している、そう感じるのは、世界に充満した空白の不確かさ不透明さ不鮮明さにぼくが飽いているだけか。この詩内容のばあい、散文に徹してしまうのも、味。
 「不鮮明な祝い」という表現にはとても引かれる。

>>742 クロラさん「祝い」
「祝い」の共時性。幸いを祈りたい節目の表れ。いつもながら観察力とデッサン力はすばらしいと思う。
766名前はいらない:03/01/08 01:01 ID:Fumwfg0V
>765
観察蚊?デッサン可?
767名前はいらない:03/01/08 02:29 ID:bLN2ln2A
愛する、、、のができるだろうか?
そして僕は罪滅ぼしのため、歌、歌う
なにを泣いているのあなたは、、、
捨てる準備はできた?
だってもう解ってる、だろ
自由な束縛は恐くはないから
12色の色で描けるのだから
おびえる事は簡単?(?じゃあ)向かう事は同じ用に、、、、
少し解放して、、、そう、、、少し懐飽して、、、そう、、、少し介抱して、、、そう、、そう、、そう、、、、、、、、、
768かまきり:03/01/08 03:51 ID:Aw5PeEpq
夕暮れの映画館
立ち止まって あなたがつぶやく
彼女とはじめてきた場所だって
うれしそうに・・
悲しそうに・・
どうして今は話もしないあの人
そんなに強く想い続けられるの?
いつも私はそばにいるのに
帰りの道をわざとゆっくり歩いて
つないだ手と手 その温もり探した
ずっと待ってる 心を全部くれるまで
769撫子:03/01/08 14:42 ID:YC01iisv
怪我をしたとき、「その程度の傷」と言われるのが嫌い。
だってあたし痛いのよ。問題はどのような怪我をしたかじゃなくて、どうして怪我をしたのか。

でもそんなこと、あなたはどうでもよいのね。傷口を見て見ぬふりをするのね。
770:03/01/08 15:02 ID:YfpEBg0T
私が
悲しいときも、辛いときも
いつもいつも蛍は私の前で
飛んでいた
笑いながら優雅に、私を侮辱する様に
飛んでいた
何時も何時も
私を見ているだけだった
潰したい程憎い
見ているだけなのに
いつも私をあざ笑う
蛍はいつも私の辛い所に
ヒカリを当てながら
見てるだけだった
771767:03/01/08 15:21 ID:ebPpadoV
森の永遠のさなか
光に届かさず
地に根を張らず
影に累々に咲く
透明な倒錯の花
772名前はいらない:03/01/08 16:33 ID:OrVP4Drm
  ☆☆本当の八頭身 ☆☆
    一年たった今でも、
(誇大+被害)妄想とか言ってる奴正直言ってキモい。

 俺が、おまえにやった事は言動においても行動においてもすべてが
"暴力"なんだよ。

 Internetで「ケロッ」とやったそれだけで、俺だと一発でバレる。

 それはまったくのオリジナルで、人にない物だ。

 俺は、八頭身モナーに一番近いゆえに2chで育てられる。

ホモだろうが精神異常者だろうが勝手にいってろ。

 俺は、当時そういった情報の流出に対して座禅をしてこられた。
アルバイトやサイクリングして何かにヒタスラ精進した。

 故郷に、帰ってもなぜ自分から見て社会の最底辺の人間を襲うよ
うなことしたのか物凄く悔いている。
773名前はいらない:03/01/08 16:34 ID:OrVP4Drm
□■過去の生産と正当化だ□■

  俺は、1,2回しか人に相談したことがない。「「意固地が、ない」
と思われたんだろう」それだけでキッパリ忘れようと思った。

 高校の時は、よく部活の仲間と賭けで1対1をした。 センターで
あるという理由からゴール下のシュート以外禁じられた。

 高校の時と大学の時も、大富豪でガッポガッポ金取られた。

 今、思えはお金は取られたが後輩のタメ'+’になったのだ
ろう。(バスケ)

 自分のルールの上で考えると当たり前自分の都合のよい物にな
るだろう。

 決して、私利私欲のためじゃない。
 俺は、「誰にも相手にされなくなった。」なんて気にした事がな
い。 恣意て言えば、孤独をモデル化したんだろう。

 八頭身を悪いように言う奴勝手に書いてろ。

 1年前の事を、今でもウジウジやってるのは正直キモい。
 っていうか、忘れろ。
  お前らに、その考え方は相応しくない。
774やざぁー ◆u54Vvs/fMg :03/01/08 23:54 ID:6amxB3Uv
友だちが いなくなっちゃった

学校帰りの屋根裏部屋で
俺達は酒を持ち込み ハイライトを吸っていた
にきび面をくしゃくしゃにしかめながら
将来の夢を朝が来るまで語った

あれから一つまばたきしただけで
16年ぶりに俺達は屋根裏部屋に集まった
話す事といえば ゴルフと銭と出世話 そして
昔の唄ばっかりを朝まで唄った

俺は何となくやりきれない想いで
タバコを焦がしたあのときの情熱をみてた
すると友達は俺にこう言った
「お前も変わったな 少し丸くなったな」って

 友達がいなくなっちゃった
 気がついたら一人もいなくなっちゃった 
 だけど俺 寂しくなんかない
 仲好しクラブの付き合いはまっぴらさ
775やざぁー ◆u54Vvs/fMg :03/01/08 23:55 ID:6amxB3Uv
真黒に日焼けした俺達はいつだって
それぞれの明日をかきむしっていたのに
なぜに友達は酒を飲まなきゃ
本当の事をしゃべらなくなっちまうんだろう

なぜに友達は酒をあおりながら
うらやむような目で愚痴しか言わなくなるんだろう
なぜに友達は同じ河川を
いっしょに渡れなくなっちまうんだろう

話す事もつきてくると
「それじゃまたな」って俺達は屋根裏部屋を出た
変わったのは俺じゃなくて
お前の方なんだと最後まで言えなかった

友達がいなくなっちゃった
 気がついたら一人もいなくなっちゃった 
 だけど俺 寂しくなんかない
 仲好しクラブの付き合いはまっぴらさ
7764th ◆HdqTLODCXU :03/01/09 00:39 ID:xx5ikOLC
>>775 好きな娘の好きなキャパ 僕の好きなキャハ
>>773 remote compare
>>770 マカ2塩
>>768 しなやかに強くなっていく自分だけのもの
>>764 昨日と今日と明日のノラ猫
777名前はいらない:03/01/09 06:04 ID:roel9VtJ




糞スレの皆様に、作曲家・岡田克彦ファンクラブからのご案内です。氏のホームページ
(URL;http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/1091/)に新しいエッセイ
『2ちゃんを侵す「老害」に関するコメント』が掲載になりました。
(URL;http://debu1957.hp.infoseek.co.jp/essay53.html
非常に的を得たエッセイですので、2ちゃんねらーは全員読みましょう。
778767:03/01/10 01:20 ID:tKLAIwRK
何方か批評を
779白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/10 02:19 ID:gug5hTis
>>716ボックさん
遅くなりました。ごめんなさい。では、さっそく。
「ひらがな」のみの五連にも関わらず、約1秒で読めました。技倆のほどは、
大したもの。内容もよく伝わってきます。こちらこそ勉強になりました。
ところで、あなたの周囲は何も>おとうさん・おかあさん だけではないです
よね。あなたが相手にしている、そのために大変もがいてらっしゃるもの。そ
れは「世間」というわけのわかりそうにない何ものかなのでは?
参考「大人になるには」/氏原 寛/ミネルヴァ書房、「城」/カフカ/新潮
文庫、「アンチ・オイディプス」/ドゥルーズ=ガタリ/河出書房新社。
780白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/10 04:25 ID:gug5hTis
>>777岡田克彦ファンクラブさん
怒らないで、よく聞いて下さい。決して悪意などで述べる感想ではありません
から。
その1 ピアノの「間」の取り方、たいへん甘い。
その2 それが聴き手への媚びに繋がってしまってる。
その3 バイエルの域を越えていない。基礎を侮ってはいけませんよ。
その4 和音になまじ工夫をこらせようとした結果、中途半端に奇を衒うことに。
その5 ありふれた強弱の用い方で、コントラストがなっていない。

ここはあくまで詩板なので、ドビュッシーの音楽論については、次の言葉で返
させてもらいますね。→ドビュッシーが心中で最も親密さを感じていた詩人、
マラルメはいっている。「実体に名前を与えるという行為は、少しづつ推量し
暗示し、夢でもあるという詩の楽しみの4分の3を抑制することを意味する」。

僕は子供時代、作曲家・芥川也寸志監修の「東京子供クラブ」のLPレコードを
毎日これでもかというほど聴いて育ったんです。で、高校時代はロックバンド
でヘヴィ・メタルやってましたが、裏の顔はクラシック育ちでもあります。と
ともに文庫本の愛読者でした。というわけで、最後に也寸志氏の父、つまり芥
川竜之介の言葉を。「阿呆はいつも彼以外の人々をことごとく阿呆と考えてい
る」。
P.S.ドビュッシーのファン→島崎藤村。ドビュッシーの趣味の一つ→浮世絵。
でもかというほど聴いて
781ボック ◆1Bg/rkDh8s :03/01/10 08:43 ID:pqFy/8PW
>>779
白鑞金さん、評価レスありがとうございました。
これ、すっごく凹んでる時に思い浮かんで、書いた詩です…。
下の方に書いてある作品、早速本屋で探して読んでみます。
782名前はいらないぽ。:03/01/10 17:42 ID:nK24LVu3
「観念布告」

やめた いち抜けた
もぬけのなんとやら

すかっと しゃんとしたいな
今日の小市民は明日のアイドル
あほくさいね
なにがスターダムだ
なにが総スター化だ
そうだ催眠術でこの犬をスターに
あなたはのら犬に はひふへ ホ

いろんなひとがいた
馬鹿にもされた
地平線まで争いに行った

いろんな意味をもって
いろんな異議をもって
いいたいことを言って
いいたいことを言って

みんなそれで終わりたい
きっとどかーんとやりたい
だからぼくは帰りたい
だから帰らせて
ねえ
783青い風:03/01/10 19:48 ID:QcWXmhPZ
走ろうか いつもの海岸まで 走ろうか
あの日の僕たちへと
いつまでも君は 暗闇に怯えないでよ
掴みたい 明日の空 君が持ってる光
So全てが その中から生まれてくるのだから
泣く事なんてないさ 
誰が何のために 君を傷つけるのか理解らないけど
誰かのために 君は生まれた訳じゃないのだから  
誰かのために 君が泣くことなんてないさ
Soいつでも君は 歌っている 踊っている 笑っている
僕の青い風 君の青い風
すべてを追い越して 走ろうよ
あの夢眩しい 僕たちへと・・・   


784グレン_カリスト_ブル−クロウ:03/01/10 21:38 ID:SGyb0paG
君に出会う前も、さよならのあとも、僕はただ、
透明で、きれいな流線型になりたかったんだ。
でも、それが、、僕の周りと僕自身をふくめ、予想しない
ゆがみで、すべてを壊してしまうなんて、おもわなかった。
この犠牲は、いつ、いえるだろう。
君よ。。
言葉のない祈りをあてなく、冬の星空にささげ、僕は
ただ、静かにいくよ。帰るとこがないんだ、いまはまだ。。
785†白昼夢:03/01/10 22:27 ID:GrsQMg0w
2回目です。。。。


「黒い電話」


真っ黒な電話がリンリン鳴り響いた。
古ぼけた音がリンリン鳴り響いた。
電話にでると、ジリジリと雑音が耳をくすぐった。
耳をすませると、遠くのほうでザワザワと音がする。
息をとめて耳をすませると、それが波の音だとわかった。
目をつぶると、そこに海が見えた。
あれは・・・いつの頃だろう。
青い空と、青い海が、太陽と共に輝いていた。
突然ガチリと音がした。
古ぼけた電話がツーツー泣いている。
あの日みた太陽は、もう帰ってこない・・・






786星場サトシ ◆WYjvRi01ec :03/01/10 22:34 ID:29+nyosZ
SPRINT〜全力疾走

俺は走る、夢を追いかけて
まだ、見果てぬ夢…
俺は走る、大地を踏みしめ
ただひたすらに、先を目指し・・・
俺は走る、夢を、つかむため!!
7874th ◆HdqTLODCXU :03/01/10 23:00 ID:lAlS8GkI
>>786 夢の明細の納期日
>>785 受話器の重さが冷たいまま戻すときのガッチ-ン
>>784 帰巣を信じてみる日に目に入った太陽のあがり具合
>>783 ソゲナ
>>782 道の途中で後退りの終端守っている社会派

過去ログはコレです dat落ち中ばっか
Part1 <http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/poem/1012110043/>
Part2 <http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1017021511/>
Part3 <http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1019649374/>
Part4 <http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1022935727/>
Part5 <http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1026189830/>
Part6 <http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1029321346/>
Part7 <http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1030733808/>
Part8 <http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1032627317/>
788白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/11 00:57 ID:/+NSzpMo
>>730さん
>北風にびゅうびゅう吹かれて丸坊主になりました
ここ、注目に値すると思いました。前半はお人柄まで出ているようで好感度は
高いと思います。
>心が→心まで >春の嵐→南から寄せる強風ですから「暴力的」なのは当然
です。比喩表現と取っても幾つかの手法がありますから創意工夫を。後半は、
同義反復に注意して。ラストは「朔太郎みたい」と皮肉られる恐れがあるかも。

>>731Blankistさん
>白鑞金さん(←どう読むんですか?)→はくろうきん・納音(なっちん)で
す。例、種田山頭火の「山頭火」や荻原井泉水の「井泉水」など。
>流血革命や暴力を積極的に肯定するつもりでつけたのではありません。
>それを完全に否定して良心的な人ぶるのも嫌いですが。
僕とそっくりですね。いや、驚き。
>ただ擬音語と大仰な擬古文調は極力使いたくない
自分で自分にそうしたノルマを課すことはとてもいいと思います。僕も僕なり
に常からそうしています。>摩天楼→イコール「ニューヨーク」「東京」の時
代ではありませんよ。中国東南部湾岸諸都市をルポしてきた知人いわく「ここ
数年の変わりようは、そうとしか言葉が出てこない」。僕も他にピタッと嵌る
言葉を考えているところです。あなたも、これだ! というアイデアが見付か
れば教えて下さいね。

>>742クロラさん
あれこれ言われながらも、めげずに頑張ってらっしゃいますね。参考に、一句。

 千里より一里が遠し春の闇  飯田龍太
789白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/11 03:00 ID:/+NSzpMo
>>781ボックさん
>早速本屋で探して読んでみます。
3冊目のは値段見て目をまわさないでね。

>>752さん
>駅蕎麦屋→俳諧味あり。上手い。「轢かれ」でなしに「曵かれ」にされたと
ころに、勤め人の悲哀が可笑しさを伴って描かれているなあと感心しました。

>>765BOOさん Blankistさん
「猫」について一言。歌の世界に定着したのは芭蕉の時代だと言われているよ
うです。それはそれとして僕などは、猫を使うのはすごく勇気がいると思うん
です。次の詩を見て下さい。

 ふしあわせという名の猫がいる
 いつもわたしにぴったりよりそっている

参考図書「ロング・グッドバイ」/寺山修司詩歌選/講談社文芸文庫/P.29.32
詩板中、「猫」をあまりによく見かけるので、少々気になっていました。で、
僕はあえて「猫」を使わないことにしています。(禁止という意味ではなく)
こういう手もあるのでは、

 水にまだ何も泳がず猫柳  橋本花風

からかっているわけではないので、そのあたり、お汲みとりを。
790名前はいらない:03/01/11 03:19 ID:den+6dWh
春に芽吹き、夏に育ち秋に実り、冬に枯れる
自然の厳しさに耐え
四季を年輪として刻み込み
また新たな四季に挑む
実る、はたまた実らない
様々な物があるが
年輪だけは同じ様に刻み逝く
どうせなら実のる物になりたい
だがそれの寿命はさほど永くない
791オクリン:03/01/11 04:06 ID:lPQMW5Jy
「温もり」
重ねた手から伝わる
あなたの温もり
孤独という名の
氷を溶かす
たかだか
36.5度ほどの
激しい情熱
792名前はいらない:03/01/11 11:44 ID:den+6dWh
オヤジがテレビを拾った
でも何故かそのテレビにはチャンネルがない
オヤジはリモコンが側に落ちているハズ!と辺りを探し始めた
リモコンの様な物を見つけるのにさほど時間はかからなかった
オヤジはワク ワク しながら帰路を急ぎ家につくなりコンセント を入れてみたブーン!~という音と共に画面が明るくなった
リモコンの様な物をテレビにさし込みボタンを押してみた
だがテレビは映らない
叩きもしてみた
だが英字や記号が表示されるだけで
いつこうに直らない
793名前はいらない:03/01/11 11:56 ID:den+6dWh
>>792の続き

その頃になるとオヤジはある事にピン!ときた
これはパソコン と言う物かもしれない
更に興味を増したオヤジはその後もボタンを叩き続けた
いつか、何かが変わるハズ!と信じ続けながら
794藍嘩:03/01/11 12:47 ID:76iu4FF6
翼を奪われて
飛べなくなってしまった鳥のように
君の居ない
僕の心は
失った翼を
取り戻したいと願う気持ちで
ただひたすら
君を求めている
795RUO:03/01/11 16:16 ID:02rOYjSE
「あたらしい風」
渡る数の多さよ。そこで生きる証よ。
地上のすべてに心のオアシスを願って朝を待ち。
今がある時の中でしっかり生きている。
胸を射す。痛みにも似た。愛しさを。
一度とない夜明けと共に新しいべ―ルをぬごう。
いつの日か。繰り返された「幸せを。不幸を。」
ありがたさの想いの様に。広がる先にまいていこう。
触れ合う一瞬の大切さをかみしめて。
生かされる。すべてのものに暖かいぬくもりが。。。
そそがれる事を願い。月日に感謝しよう。
796トモコ:03/01/11 17:20 ID:uMY1gnth
「人生」
深夜2時 独り 空を 見上げて
金星を 見上げた 祈りと共に

ぼくらは苦しむために生まれてきた
悲しむために生まれてきた
だけど
不幸になるために生まれてきたんじゃない

人を愛するために生まれてきた
幸せになるために生まれてきた

ぼくらはきっと幸せになる
だって幸せが何か ちゃんと知ってるからね

この先に
苦しいこと 楽しいことが待ってる

苦しむ準備はある? 
人生歩ける?
ぼくは頑張るよ 全てに


暖かな
春の緑の 紺碧の穏やかな海 
手をとれば大丈夫だから
きっと辿り着くから


行こう    
そして幸せになろう
797名前はいらない:03/01/11 18:21 ID:92Wk0NJk
実物の女よりも、アイドルの方が好き。(しかもそれについてコンプ無し)
生きてる人間よりも、死んだ人間の方が好き。
お金はあるけど、お金に溺れない。
右利きを好いて、左利きを嫌う。
人を嫌うが、人には好かれる。

そんな人間に私は成りたい。
798BOO ◆x21dMcQiIA :03/01/12 02:30 ID:eNRbY/bd
>>773 □■過去の生産と正当化だ□■
「恣意て言えば、孤独をモデル化したんだろう」って、
恣意的な言語で楽しい。ぼくも大富豪で金取られた経験
あり。

>>779 789 白鑞金さん
動力学的世間において、小児原理的暴力は増加して、
ドゥルーズ亡きあとの、おそらく詩的でもある問題。
でも世間なんて、いくら概念を編み変えて捉えても、
「猫のゆりかご」に過ぎないのかもしれないけれど。
(c)カート・ヴォネガット

>>796 トモコさん「人生」
成人式の季節にふさわしくまっすぐ。
ほんとに幸せになってね。
799BOO ◆x21dMcQiIA :03/01/12 02:58 ID:eNRbY/bd
昔教室が生活の場だったころ
父の世間での評判にうろたえ
その晩は食卓に就くことなく
部屋に籠もって天井を眺めた

四十数篇の詩を葬り去った後
冷たいベッドが暖かくなると
自動化された言語を操りつつ
部屋の扉を開け電車に乗った

中間地帯で隣りあう人々への
反感と依存は雑な会話をうみ
はじめは有意味を感じるたび
音の届かない場所へと逃げた

しかし街の夜は頭へ深く染み
ぼくを内側から強くしてきた
得意になって家へ戻ったとき
父は痩せた動物になっていた
8004th ◆HdqTLODCXU :03/01/12 05:16 ID:74Dy8bR4
いまの隙間通り抜ける西風くらいの飾り気のなさでさっきの隙間にもこれとそれ あれとどれかを通してみる core避けて音立てて削れて行ったあとに情パテで見た目を作り直して一途2号かも
8014th ◆HdqTLODCXU :03/01/12 10:29 ID:w9YQhzb+
>>800 サーブJAS39グリペン
>>799 最後の「痩せた」を切りとってフィクションチックな後日談に読み違え
>>796 苦しむ悲しむ と 苦しめられる悲しまされる
>>795 いつもの風にのって またあいかわらずの自分らしさ
>>792 ジイサンだって液晶モニタで生き抜く時代 ノンキナオヤジはニホンノオニモツ
>>791 孤高の冷たい手
>>790 雌株
802Blankist:03/01/12 16:54 ID:bRKEJ/pD
>>765 Booさん

「猫のような」という直喩について。ふむぅ。ちょっと考えさせられました。
猫についてだけでなく、安易に使うことで疲弊した言葉の連合に負けてしまい、
言葉の切っ先を鈍らせてしまうことになるということ一般に注意すべきなんでしょうね。
空、海、時間、青色、暗闇、などなど、なんとなくイメージを喚起できることが、
漠然と世間的に保証されている言葉の数々。
本当に血肉を得ていないままの疲弊した言葉によっかかることの情けなさ。
それを自分への戒めとしなければならないと思います。
とりとめなかったかもしれません。旅先の奈良よりブランキストでした
 
803七氏:03/01/12 17:06 ID:517GUNUV
泣いていたって明日はくる
笑っていたって明日はくる
それなら笑って明日を待とう
804Blankist:03/01/12 17:06 ID:5XArk8Sb
>>788白鑞金さん

そうなんですか。
僕は以前学生寮に住んで、いまどき左翼活動に興味を持っていましたし、
いくらかの集会などにも参加してみました。
結局、深くコミットすることはありませんでしたが。
大学ではフランクフルト学派の社会理論を研究したりして、
行き着いたところは、今のところ、そのような態度ですね。


・・・摩天楼の話で思い出しましたが、にたような例では、僕の場合、
 「世界」を一挙に提示しうるような言葉を探しています。
 街、宇宙、この天体、などといくらでもあるのでしょうが、
 決定的に世界を、この自己と拮抗しかつ共犯関係にあるような世界を、
 ばしっととらえきるような言葉に出会えません。
 何か教唆願えますまいか。
805chacha ◆cha/xejyz2 :03/01/12 18:12 ID:+lK6Ni4n
横レス、スマソ

>>799
>父の世間での評判にうろたえ
BOOさんのお父様はどんな方でしょう。
ちょと興味をもちました(…余計なことか。。。

>>804
>「世界」を一挙に提示しうるような言葉
既存の言葉にはないでしょう(たぶん
どれも手垢にまみれてますからね。
自分で新語を造るとか…
あるいは「・」←これを「世界」と見做すとか…(たとえば

806名前はいらない:03/01/12 18:32 ID:R/fRU0Tx
「空舞」

花びらが舞っている 中空をひらひらと

一撃の銃声が何も無い空に響き渡った
さあっと勢いよく飛び散った花びらが
きらきら輝き 舞いながら飛んでいく
中空で生じたビックバン

静かに舞い落ちていく花びら
まるでこのまま落ちるのが嫌だから
このまま舞い続けていたいかのよう
けどその身体は徐々に錆びていく

地面に落ちた花びら 冷たくなってた
もう二度と舞うことさえできなかった
上で また 新しい銃声が聞こえる
807トモコ:03/01/12 18:40 ID:V082vOrY
>>798 BOOさんレスありがとうございます。
いやです。ちがいます。「ぼく」がそう思っているのかなって…。
そういう意味ではありません。ご迷惑をおかけしました。すみません。
808かわうそ名無し:03/01/12 23:46 ID:fpfEeZYZ
「カワウソ」
プールでなんて泳げない
どうしろって言うの?
泳げないよ
 
もう川じゃ泳げない
今まで通りなんて行かない
酷いこと出来ない
どうしろって言うの?
もう泳げないよ
苦しい  

それで…
おでん鍋盗んだの…

どうしても泳ぎたかったんだ
あなたのだから…他意はないの

ごめんなさい ぶたないで
殺さないで…

ドアを開けてってずっと言ってるのに
泳げるとこ作ってってずっと言ってるのに
809白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/13 00:28 ID:t4Qszfra
>>798BOOさん
>でも世間なんて、→たかが世間、されど世間。
参考図書「大人になるには」/氏原 寛/ミネルヴァ書房。ニーチェ全集/ちく
ま学芸文庫。ちなみに浅田彰いわく「勝手に勝つ(ドゥルーズ)」「負けるが
勝ち(デリダ)」。

>>804Blankistさん
>フランクフルト学派→出来ればベンヤミン→ハーバーマス→フーコーと読ん
で行って、参考文献「エクリチュールの教え(文楽論)」/バルト/「物語の
構造分析」所収/みすず書房。
>「世界」を一挙に提示しうるような言葉を探しています。
一例を、

 三千世界の鴉を殺し ぬし(愛人)と添い寝がしてみたい  高杉晋作
810Blue wind:03/01/13 00:30 ID:mf/hzFyp
『タンポポ』
もう少し女らしくしたら? お父さんにはもっと優しくしなさい
もっと明るい色の服着たらどうなの? 本当にアンタはどこから挫折をしたんだか・・・

何?さっきから黙っていれば・・・!流石に怒るよ?
何処から挫折したのか教えて欲しいのは私の方だよ。
親ならわかるはずでしょ?ちゃんと育ててくれたなら・・・
そもそも喧嘩売ってきたのはあの親父だ。 もう少し厳しくしたらどうなの?

ジコチューだよ。男だからって何? さっきから「俺は偉い」とか言ってるけど、
そんなに偉いの?天皇に土下座させれるくらい偉いの?
無理でしょ?同じ家族の人間じゃん。もっと多目に見てよ。
そんなに醜いの?同じ家族なのに?爆弾を扱うような目で見ないで・・・
それとも私は人間の形をした人工ロボットなの?

・・・そんな事が最近多くなっている。私がこの世を去るか わからない状態
それに追討ちを掛ける担任の聞き飽きた奇麗事
「みんなの未来の為なんだ!頑張ろう!変わろう!」
これ 聞き飽きるほど聞いた担任のの口癖。

『みんなの未来?』 馬鹿にするのも程々にして欲しいよ。
アンタはいっつもアイツに贔屓ばっかりして・・・ アイツが暴動起こした時もそう。必死でアイツを庇った。

私は今でもこの場所からさっさと風に乗って飛んで行きたい
でも、そこには私を友と読んでくれている・私を愛している人がいるまでは
この地球という名の星の住民になっていようと思う。
誰一人親しい人がいなくなったら、見知らぬ地を目指して飛んで行きたい・・・
811師走:03/01/13 00:35 ID:Jm91WF2j
「反比例するココロ」

闇色の染まった空に望むモノ
停滞する時を望みながら取り残される事に恐怖する

刻むコトを止めてしまえば終わる
流れるコトも痛みすらも

恐るるべきものは何も無い
怖るるべきものは総べてである

逆らうコトを許さない束縛の中で
鏡を砕くコトのみに拠る



812白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/13 02:51 ID:+7fmtt3l
>>810Blue wind さん
落ち着いて聞いてもらえますか? あなたのメッセージ、これはあなたに限
ったものでは決してない、確信をもってそう思います。同感に値する部分は、
一杯あります。ありすぎるほどです。その上で少し考えてしまうところもある
んですよ、一方では。あなたが言う「親・教師」の側に、いま、十代や二十代
の人達に向って堂々と言える言葉、あると思われますか? 僕は今日で三十五
歳になりました。この年齢になってくるとね、人をあてにするより自分で自分
をなんとかしていかないといけないんですね。僕は「うつ病・依存症」を抱え
ていますが、表に出していない、あるいは出せない立場で、頭かいてもがいて
いる知人なんて一杯いますよ。そんな中で己の想いを詩や絵や音に出来る環境
があることの意義、忘れないで下さいね。でも、これだけでは単なるお説教か
と流されてしまうかもしれないので、あなたの作品を見て、とりあえず脳裏を
よぎった参考図書を上げておきます。「家族愛、その精神病理」/大原健士郎
/講談社。「蓮如」/百瀬明治/学研M文庫。
>天皇に土下座させれるくらい偉いの?
承久の乱で鎌倉軍に敗北、隠岐に配流され、以後、帰京することなく没した天
皇などもいますよ。

 同じ世にまた住の江の月や見む今日こそよその隠岐つ島守  後鳥羽院

同じこの世でまた澄んだ月を見ることが出来るだろうか。今日は隠岐の島守を
やってるけれど…。結果は、上記の通り。新古今和歌集の実質的撰者ですね。
813名前はいらない:03/01/13 03:16 ID:44vxv/Hk
「少女に憧れた少年」
オレンジ 藍 みどり
虹の花びら 散り切った

僕は女装をする
君に成りたかった

大切なあなは憎い とても優しい
僕の手に君の  私が殺しました。
814名前はいらない:03/01/13 04:14 ID:pFoxTlZa
垂れ流された糞のように、生きているわけさ
所詮、俺も、誰も彼もな
それだってのになにを気取ってやがるんだ?
何を気にする必要がある?
やりたいことをやろうぜ
この醜さにふさわしい言葉を貼り付けてさ
8154th ◆HdqTLODCXU :03/01/13 04:52 ID:51W6x7dx
>>813 少女が生き難い進化論的要因 困ったもんだ
>>810 憎まれっ子・・・
>>808 うしろになんか隠してそう
>>806 ビッグバン  冷えていたのは地面 花びらの2次浮遊する風速
816名前はいらない:03/01/13 05:30 ID:A1hA2z8/
ひなびれた顔と目に
「素直」と言い切れるから
ここに居られるんだ

心無いしぐさに
感情読み取れるから
美しい生き物だって

窓になぞる鎮魂の詩よ
僕の心静めてくれ 今すぐ
人は人のままに
わずかな言葉かかえ
澱みに足跡残して行くよ
そこが自分の果てでも

繰り返す争いに
唾を吐きつけ
一人闘う事に憧れ抱くよ

向こう岸火が上がる
他人のフリかい?
どこかで手を繋げるから
無垢な世界を!!
817BOO ◆x21dMcQiIA :03/01/13 06:28 ID:XrAfrUj2
>>805 chachaさん
父は広義の公務員、あとはご想像にお任せ。
父権的言動に辟易。ぼくも年を重ね諦めの境地。

>>807 トモコさん
誤読ならすみません。謝る理由はいつだっていくつも持ち合わせているけれど、ぼくが謝られる理由は今のところないです。

>>809 白鑞金さん
国文専門の方?ニーチェを「世間」の参考文献にあげる理由は?
ちくまの全集読破はゆるしてほしい(20冊くらいあるはず)。『ツァラトゥストラ』は岩波文庫のが好き、ちくまはかたくて読まれない。
でも『誕生』『彼岸/系譜』は、ちくまがたしかにお得。昔『人間的』をわけもわからず読んだことあり。既読は4冊のみ。
補完があれば教えてください。
ドゥルーズは微塵も説教くさくないので好き。デリダは東浩紀に依存。詩板からかけ離れそうなので、ここまで。

>>810 Blue windさん『タンポポ』
強い言葉。親と教師くらい常に怯えている他者はいない。千円賭けてもいい。そんな役回りはぼくも御免だ。そして不思議なことに、自分が<親>や<教師>に"ならないこと"にも結構な努力がいる。
818chacha ◆cha/xejyz2 :03/01/13 09:51 ID:IrU8TgAw
>>817
BOOさん、さっそくレスありがとう。
>広義の公務員
なるほど。例えば国立○学の○授みたいな感じかな?
立ち入ったことを伺ってすみませんでした。
819白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/14 00:01 ID:cfruyOyj
>>817BOOさん
今、家に帰ってきたところです。疲れ果てたので、返事は明日にでも…。ごめ
んなさい。おやすみやす。
820名前はいらない:03/01/14 01:35 ID:J9FfgXjV
「言い訳女」

熱が有るから
学校休むね
目が疲れたから
勉強止めるね
足が痛いから
食器洗いしないよ
肩が凝ったから
朗読はおしまい
手が疲れたから
もう詩は打たないよ
821名前はいらない:03/01/14 01:53 ID:3dZeIVzZ
まず先に一言。
コレはあくまで『詩』という形で見て下さい。
決して荒しではありません。

           【BLANK】











822白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/14 10:27 ID:5zEPg36q
>>821名前はいらないさん
>【BLANK】→Mr.Blank(だれそれ氏)=名前はいらない
余白ですか…。白紙ですかね。行間を読めと。味わえと。それとも白紙に戻せ
と。あるいは何でもいいから言ってくれろと。ホドホドに…。例えば、能面。
じいーっと見ていると吸い込まれていきそうになってくるのですが。ああ、行
間を読む、で思い出した本があります。「プロパガンダ戦史」/中公新書。
こんな言葉が書いてありました。「眼光、紙背に徹する」。
823水口栄二:03/01/14 10:54 ID:4NeHrSt8
気合を入れて打つぞ
われ等の栄二
栄二のバットがひをふくぞー
ホームラン。
824ルル ◆LuLu5vXQrY :03/01/14 10:59 ID:5GHBpymy
「わたしはルル」

ルルルルル
愛の子
ルルルルル
憎しみの子
ルルルルル
愛は服従を
ルルルルル
憎しみは支配を
ルルルルル
憎しみを愛に
ルルルルル
愛を愛に
825はばたけ:03/01/14 11:01 ID:4NeHrSt8
鷹のごとく
826名前はいらない:03/01/14 13:18 ID:mInYjZzy
「夜は居ないよ」

ぽかぽかした公園で
まどろむおやじ
ふと気付くと
公園の入口で
子連れの奥さんが
ためらっている
次は本を持ち
犬を連れてこよう
公園を後にし
思いに耽る
827名前はいらない:03/01/14 13:23 ID:sbkxGhLf
828名前はいらない:03/01/14 15:31 ID:hHBU0quQ
「空」

鉄槌はたたきつけられた
撃鉄を起こした銃士達は静かに舞いを踏む

歪んだ正義は掲げられた
隻眼の剣士達は意気揚揚と踊りをたのしむ

形無き悪は檻へと入った
ほくそえむ工士達はおごそかに葬列を組む

世界は闇に
光は天空に

ひび割れた壁画の中で
聖者どもの宴が始まる
829名前はいらない:03/01/14 15:32 ID:sbkxGhLf
830名前はいらない:03/01/14 16:06 ID:11DR5Tps
「海」
うーみーはーひろいーなー
おおーきいなー
831名前はいらない:03/01/14 16:10 ID:11DR5Tps
「さくら」
さくら さくら
さくらが
さいた。
832ピンク:03/01/14 16:53 ID:UR1GFwtc
ぷるぷる
君のおしりが
ぷるぷる。 顔は見たくないよ
833zoom:03/01/14 18:08 ID:kF7gVZs3
火が消えた 僕の前で
風に揺れて 消えていった

鎖が消えた 僕の中で
水に沈んで 消えていった

遥かまで続く闇の中
何も縛られないから 走っている
どこに向かうか わからない
そんなことは かまわない

知らない世界と 言葉と 海
果てない自由と 感情と 月

囚われない 誰にも
それに伴う 寂しさ
834 ◆RGdgiggqvY :03/01/14 23:14 ID:fOqZikin
『波』
未だ見ぬ日々の始まり 揚々とした意気で
明日明後日を駆けるため 過ぎ抜けた時に糧を探し
何度か書き留めた言葉で決意する

例え自分だけが傷ついて 顧みてくれる人がいなくても
数え切れぬ失敗に埋もれ それに潰されていても
考えてみれば どんな孤独にでも 誰も独りじゃない
この世に存在する瞬間に 二人もの祝福を受けたのだから

円柱の中に浮かぶ 未来の申し子 神にも背く存在
野望と希望から生まれ 救世主より居場所を探す
遅まきに登場する大王か それとも…

未だ見ぬ日々の始まり 早々と流れ行く
近い将来を見据えては 今現在を眺め
確かに歩いては また大きな波へ飲まれてく…

元日からスルーされているのでマルチへ…すいませぬ。
835BOO ◆x21dMcQiIA :03/01/15 01:28 ID:2noB0v8L
>>819 白鑞金さん
 お気になさらず。

>>820 「言い訳女」
>>821 【BLANK】
 空白の誘惑。
 R・ブローティガンは彼の一篇の詩を空白で埋めた(『』書名失念、知ってる方、補完お願い)
 筒井康隆は「意識の流れ」の手法を駆使し、読者の時間と物語の時間とを厳密に一致させた小説を書いた。
そこで主人公が意識を失っている時間は空白のページで埋められた(『虚人たち』)。
 >>820「言い訳女」が疲れて打ちやめたあとの、空白の時間としての詩、と誤読することも。

>>834 ◆RGdgiggqvYさん『波』
 1,2,4連の真摯な表現にたいし、3連に突然の違和感。それが魅力でもあり、判断にこまる。
836白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/15 02:45 ID:Rw3M6XuG
>>817BOOさん
専門、特になし。英文科中退。現在「層雲」誌友。
>ニーチェを「世間」の参考文献にあげる理由は?
キリストは山の上へ。ニーチェは山から下りてきた、「世間」へと。そして完
璧に無視された。だからこそ、そこにいろんなヒントありかな。
>『ツァラトゥストラ』は
手塚富雄 訳/中公文庫。とにかく訳注が丁寧。ニーチェに限らず、ゲーテ、
リルケ、ヘルダーリン等、学識と読みの深さでは尊敬に値すると思います。
>補完があれば教えてください。
ちくま学芸文庫では「曙光」「偶像の黄昏」「この人を見よ」あと、言語につ
いてはドイツでの出版時点での問題はとりあえずここでは置いておくとして、
「権力への意志」の「第三書」にいろいろ書いてある。「道徳」「彼岸」は岩
波・ちくま、どちらでもいいのでは? 僕は岩波文庫ですが。書簡や断片集も
暇な時(仕事がない時とか)にぱらぱら眺める。
>デリダは
「バベルの塔」「時間を与える」/「他者の言語」所収/法政大学出版局。で
も最近、少し小さい版のが出た。にもかかわらず値段は見ての通り。あ〜あ。
「他の岬」みすず書房。詩人が訳したものでは「たった一つの、私のものでは
ない言葉」/守中高明訳/岩波書店。いずれにせよ「権力・第三書」読後に。
★またまた風邪ひいたので、勝手ながら、しばらくお休みいただきます。
837名前はいらない:03/01/15 03:58 ID:mBhz7QGM
否定も剪定もせず、ただそこにあるものとして
運命にあらがう事なく、流れに身を委ねるように
自身は何も求めず、ただただ孤独で涙も枯れ果て
そうやって風化し、土に帰っていく
苦しみも悲しみも何も感じない人形だけど
お願いだから否定しないで
皆ワに帰レ
838白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/15 04:58 ID:oxIFEsT+
>>830
>「海」
その昔、「近江」を「淡海」と書いたことがあったらしいよ。ちなみに、芭蕉
は、
   かくれけり師走の湖のかいつぶり

で、「湖」を「うみ」と読ませてます。たしか草津に句碑があったはず。
8394th ◆HdqTLODCXU :03/01/15 07:16 ID:pxXNTra5
胸の上 とにかく むねの上に並べてごらん いろんな思いや大好きな色とキラキラ 君の笑顔を心の方から照らす内なる光源を絶やさないように
840Blankist:03/01/15 15:34 ID:D5CfjCYG
>805 chachaさん

 世界の表し方について。
 「・」は面白いかもしれませんね。
 しかしどうもしっくりこない。
 (印象を言うだけで申し訳ない 苦笑)
 新語を造るのもビミョーだし、模索は続きます。
 

>>809 はくろうきんさん

 
841Blankist:03/01/15 15:52 ID:D5CfjCYG
>>809 はくろうきんさん

バルトの「物語の構造分析」とはどのようなものなのでしょうか?
教示してくれたフローチャートは、何のためのものなのかよくわかりません。
バルトは別にして、それは創作のために役立つのでしょうか?
個人的には、哲学はあまり創作には役立たないような気がしているのですが。

なおフランクフルトといっても、ハーバマスの単純な理性主義は好きになれません。
僕はT.W.アドルノのネガティブな美学に傾倒しています。
フーコーにしろアドルノにしろ、極度に閉塞的・否定的なシステム観
(社会システムと個人の共犯関係)から出発するため、出口無しと批判されますが、
安部公房の言葉を借りるなら、「絶望する能力に、希望を見出す」というか・・・

>三千世界の鴉を殺し ぬし(愛人)と添い寝がしてみたい  高杉晋作

 失礼ながら、意図がよくわかりません。「三千世界」という言葉自体か、「ぬし」が世界、とおっしゃっているのか??
ところで以前、批評していただいた『砂上の罪びと』を書き改めてみました。改めて批評いただけると嬉しいです。

 
842Blankist:03/01/15 15:55 ID:D5CfjCYG
『砂上の罪びと』ver.2 

 幌馬車が走っていく 砂漠の夕暮れ
 乗せられているのは 背に羽根の生えた少年
 死のうとした罪で引き立てられた。
 幌の中で 100年前の夢を見ている。
 優しさが飽和したビルの合間を歩む雑踏を
 彼は空高くから黙って見つめ
 人々に手紙を書き 紙飛行機にして投げた。
 風の吹く先を目で追う こつん 女の額に落ちた。
 紙切れを開いた彼女 目を細めて空を仰いだ。
 少年と交錯する視線 止まり 揺らぐ。
 無邪気な悪意か 彼女の横顔 遠く蒸発して消える。
 動き始めた喧騒だけが立ちのぼり 少年の目を刺激する。
 少年の眼前が涙で曇って
 一粒また一粒の雨が落ちてった。
 またたく間に驟雨となって 街を暗くする。
 瞳を濡らして目が覚める。
 暗闇の中 あるのは車輪の立てる無骨な音だけ。
 幌馬車が走っていく 砂漠の夜
 乗せられているのは 背に羽根の生えた少年
 死のうとした罪で引き立てられた。
 月影が甘い香りを砂の上にふりまいている。
 少年の閉じられた瞳は うっすらと濡れている。
 その水分さえも 砂漠の空気にかき消えていくのか。
 檻の中では 生き続けるという終身刑につながれ
 消え去ることもできずに 少年は忘れていくだろう
 飛び立つということも 背に負った羽根も
 残酷な仕組みの耐えがたさも 哀しむ力も。
 幌馬車が走っていく 砂漠の暗闇に
 閉じられた白い羽根 無残に浮き上がる。
843出来損ないの中学生:03/01/15 18:26 ID:ktxDdlUy
「血桜トテ夢ニ舞フ」

山が夕陽に燃えた
森を孔子が唄った
僕は何をしてるのか
君はまるで赤い林檎

僕の為に君が泣いた
君の為に僕が泣いた

抱き締めて抱き締めた
未だに来ない手を握り
抱き締めて抱き締めて
忘れぬうちに果てるんだ

枯れた花が空に浮いた
果てた君が空に消えた
844クルーグ満:03/01/15 18:39 ID:Yj2OcYtX
「誰かに伝えたい my message・・・」

心は無常 真実は永劫
耳を澄ませば聞こえてくる
子守唄代わりさ hey jude
La La La La La La La
いつかは辿りつける あなたの微笑みに
その日が来るまで 眠りつづけるmy heart
それって愛?
それって、愛?
ケイタイ越しに聞こえたのは
もうひとりの私のつぶやき
心の中で きっと何かが始まっているはず
845ボック ◆1Bg/rkDh8s :03/01/15 18:58 ID:h+tOI0lV
あした、なにをしようかな?
のんびりそらでもながめてみようかな。
くもがなーんにもない、すかっとしたあおぞら。
ただ、ずーっとそらをながめていたいなぁ。
らくだろうなぁ…そらをうかんでいられたら。
さわやかなきぶん、あじわってみたいなぁ。
ん?いま、だれかよんだかな?
みみをすましてみたけど、きこえない。
やっぱりそらみみか。
くよくよしてばっかりだから、たまにはすきっとしたいなぁ。
さて、そろそろ…あれ?そろそろ…え?なんだっけ?
ん?そういえば…いまなにをやろうとしてたんだっけ。
ぼーっとしてばっかりだったからわすれちゃった。
だめだなぁ、すぐよそみしてぼーっとしちゃうなぁ。
いいこと、なにかあるといいな。あした。
846名前はいらない:03/01/15 19:37 ID:TqMkjq+7
 「イミテーション」

掌に滲むのは 偽りの羽根
私を曇らせるのは一枚の紙

音も無く揺れた花ばたけ
君の向こうがわを見たい

もう少し…

あの空色は音を立てて壊れた
847ボック ◆1Bg/rkDh8s :03/01/15 20:29 ID:RpPg3bLt
>>845
題を書くのを忘れてました。
『あしたのそら』
848CCC:03/01/15 21:28 ID:/n31Pd5k
「無題」

あんたが今 いつ どこで
これを読んでるか しらねえ
けど 今 ここに この場所に
今 存在さえ たしかでない
ここに 今しかない この瞬間
この俺は たった一人
俺でしかない 俺は
たった一人 ここにいたんだ
849Blankist:03/01/15 21:51 ID:KJGskCFH
『だるだるハッピィ』いま書きました。

 宙に梁られた 色のない星屑製の橋
 その上に佇む影ひとつ揺らぐ
 幸せという制服を着た眠たげな顔した僕だ
 立ちつくすその眉間にはガラクタな夢が刻まれ
 眠りもせず醒めもせずただ 曖昧過ぎる映像見て微笑するばかり
 存在しない何かに恋し シャボン玉を眺め橋の上で過ごす
 空気よじれているのは 雑音に満ちた頭のせいだけど
 眠たくて眠たくて 何も考えたくなんかない
 ホントのことがこの星に無いと知ったとき 頭のねじ飛んだかな
 幸せで幸せで あぁ 何も考えたくなんかない
850名前はいらない:03/01/15 22:04 ID:S20xqbEt
愛煙歌

もう、あなたを離さない
誰がなにを言おうとも
あなたがすこしいなくなるだけで
うっぶるぶる。
うっぶるぶる。
今日もあなたを探しに外へ出る
小銭を握り締めて
風が吹こうとも
雨が降ろうとも
雪が降ろうとも
灼熱地獄でも
あなたをもとめて彷徨い歩く
嗚呼
嗚呼
1箱250円のあなたを愛してる

  喫煙家でスイマセン。坂口安吾から影響受けました。
851Blankist:03/01/15 22:50 ID:86kIN4Vp
>>845『明日の空』感想

 そういうふうにして、
 「いいこと、なにかあるといいな。あした。」
 が来ると、たじろいでしまいます。そして、本当に明日、いいことがあるといいな、とシンプルに思わされてしまいます。
 いつも平仮名だけで作られるのですか?ボックさんの作品を、もっと沢山見てみたいです。
 

852名前はいらない:03/01/16 00:14 ID:bHSIk7a3
「瞳の中」

君は岩
君は水

僕は君の死に行く姿を見守っている

はやさ
かたい 柔らかい?
8534th ◆HdqTLODCXU :03/01/16 00:31 ID:ct8JNbhT
>>852 冬の夜空の流れる岸辺の一番草
>>850 もう すでに でも まだ
>>849 カライロ
>>845 やわらかい四本足使って大きなノビ 立ち去る どーせまたくる
>>828 空絵
854白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/16 01:15 ID:fO4h8NiJ
>>841Blankistさん
>バルトの「物語の構造分析」とはどのようなものなのでしょうか?
教示してくれたフローチャートは、何のためのものなのかよくわかりません。
バルトは別にして、それは創作のために役立つのでしょうか?
個人的には、哲学はあまり創作には役立たないような気がしているのですが。
→「エクリチュールの教え(文楽論)」/バルト/「物語の構造分析」所収/
みすず書房。「文楽論」とあるでしょう? 「文学」でなく「文楽」。創作の
ために役立つかどうか、僕の場合は大いに役に立ちました。というより、基礎
の基礎なのでは? たとえば明治以降、日本の詩歌の世界を連綿と織り上げて
きた先達らの経歴を見て下さい。医学部関係、以外に多いでしょう? 並行し
てやってますよ。要は「切れ」と「哲学」なのではないかと。盲腸切ったあと
に返すメスでペニスや大腸まで切られてしまっては、それこそ「人体実験」に
なってしまうでしょう。あわてないで、急がば廻れ。せいては事を仕損じる。
でないと、巌流島で武蔵に砕かれてしまいますよ。        つづく

8554th ◆HdqTLODCXU :03/01/16 01:17 ID:ct8JNbhT
>>854 他スレでやれ糞
856白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/16 01:17 ID:fO4h8NiJ
>>841
>なおフランクフルトといっても、ハーバマスの単純な理性主義は好きになれません。
僕はT.W.アドルノのネガティブな美学に傾倒しています。
フーコーにしろアドルノにしろ、極度に閉塞的・否定的なシステム観
(社会システムと個人の共犯関係)から出発するため、出口無しと批判されますが、
安部公房の言葉を借りるなら、「絶望する能力に、希望を見出す」というか・・・
→フランクフルト学派=アドルノ、という人は多いと思います。ゆえにハーバ
マスをあそこに持ってきて、その後にフーコーを置く。と、フーコーの「狂気
の歴史」「監獄の誕生」が、「詩」、として読める。こういう具合で列挙させ
てもらいました。ハーバーマス→幅増す、でもいいし。一点突破はダメです。
>「絶望する能力に、希望を見出す」というか・・・
→これを実に簡単な一言で、「底つき体験」といいます。ポオ、山頭火、啄木、
その他大勢…。専門書なんて読まない市井の一市民のほうが、案外、よく知って
いる言葉かもしれません。それでも何としても駈け足したい、そう思っておられ
るなら、たった一冊だけ参考図書を上げます。「句(言葉)と身と一つ」という
芭蕉の言葉はソシュールの「講義」1906〜1911より一体何年前でしょうか? 
元禄時代ですよ。哲学界を一変させたパロール(動体言語学)を芭蕉は文字通り
体を張って、幾つかの持病かかえもって、完成させた。その芭蕉研究はじめ、
江戸時代には無名だった一茶を明治に掘り起こして世に紹介し、さらに東大俳句会を
旗揚げし、しかも帝大時代にはソシュールと同じ言語学者だった人物の書。


「此の道六十年」/荻原井泉水/春陽堂書店/絶版。  

あと、
 おもしろき こともなき世を おもしろく  高杉晋作
857白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/16 01:25 ID:fO4h8NiJ
>>8554thさんへ
>>854 他スレでやれ糞
→それはBlankistさんに言ってあげて下さいね。
ちと、おかとちがい、なのでは? 僕も他の方の詩を読ませてもらう時間が
ほしいので。お願いします。
858散るど連:03/01/16 01:49 ID:eaNODMgx
>857
(・∀・)≦ガンガレ!

(・∀・)≦ヤレヤレヤレ!!!

(・∀・)≦ナンカヨクワカンナイケド‥‥
8594th ◆HdqTLODCXU :03/01/16 01:57 ID:ct8JNbhT
>>854 のレスが気に食わなかった
「ボクが創作と呼んでいるものはボクが理解している哲学というものの恩恵をあまり受けないものである」 正しいでしょ
 それか一般論したそうなら「他板行け」との誘導で
>>841 >>856へのレスするなら誘導付きで他スレで
860スティルメイデン:03/01/16 02:03 ID:z0hWOUgC
「舌」

壊れてしまう
最後の階段のチケットの買い忘れ
余計なことをしてくれたアダム
aaaaaaaaaaaa
この部屋から脳味噌の中へ
奴等はもう追ってこないか?
狂ってしまう狂ってしまう
狂わないで、ああ誰助けてaaaaaaa
aaaaaaaaaaaaaaaaa
誰も彼もが気狂い道化師
テントの中の奇形児に拍手を!
ああ、美しい!
aaaaaaaaaaaaa
逃げられない逃げられない。
そんな妄想抱えてもaaaaaaaaaaaaaa
aaaaaaaaa
電磁波を浴びていたい。aaaaaaaaaaa
音は無くていい… 

明日には一体どんな雨が降るんだ?
そしてどんな虹がかかるんだ?
明日一体どんな虹がかかると思う?
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
辺りに広がる胃液と血の水溜り。

861白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/16 02:17 ID:fO4h8NiJ
>>858散るど連さん
>(・∀・)≦ガンガレ!
>(・∀・)≦ヤレヤレヤレ!!!
>(・∀・)≦ナンカヨクワカンナイケド‥‥

お初にお目にかかります。応援、ありがたく受け取らせて頂きます。

4thさん。Blankistさんのセンス、ホントにいいものを持っていらっしゃると
思うので、あのような対応をさせて頂きました。Blankistさんはボックさんの
詩に注目されてたでしょう。僕もはばかりながら、以前にボックさんの詩の批評
させてもらいました。ひらがなのみで、あそこまで読ませてしまう詩感の技倆
に感心しましたので。

そして散るど連さん、あらためて、ありがとう。
862Blankist:03/01/16 06:56 ID:Xi9gQMUy
>>857 はくろうきんさん
 いろいろ尋ねてすいませんでした。
 時間をとってしまいもうしわけなかったです。

>>859 4thさん
 哲学で誰に学ぶべきか、にはあまり興味が無いのでこれで終わりにします。
 詩の掲示板なのに迷惑をかけました。
 これからも、たまに詩を投稿させてください。では。
863夜中 ◆HF2bLNrQhI :03/01/16 09:03 ID:l4bjT31B
「knock」

ドアの前だ
右手の小指と左足の底屈筋が痛い
knock knock knock 叩き続ける
引けばいいのか それとも押すのか
横にスライドさせるのか それとも
 
knock knock knock 
開いた
 
幾つめのドアだ まぁいいか
今度は右膝と左手の人差し指も痛い
さぁ knock knock knock しようか

このドアの先にしか 俺の道はない
864名無:03/01/16 10:01 ID:c/wjdzL7
「禁じられた恋人」(〜船炎〜)

あぁ凍える暗い海へ
流されてゆく歴史の波に飲まれ
やがて幕は上がり
はかない夢をつれて争いに火をつける
いつの日に見失った心は 繰り返す忘れられた罪を
あやまちを育て
その汚れた愛で 瓦礫に築く楽園
forbidden lover..... 淡い記憶
強く抱いても重なり合えぬ色彩
息をひそめ誓う
甘い恋の果ては予期せぬ時の悪戯
燃え上がる炎に取り囲まれ 崩れゆく船に命つかまれ
怯えた瞳は天を仰いで 
叫ぶ
神の名を
865名前はいらない:03/01/16 12:43 ID:MtvpOY0y
軍艦マーチを
脱ぎ捨てて
華麗に変身
銀玉屋
泣かした人の
数知れず
知るか知らぬか
昇華する
866名前はいらない:03/01/16 15:53 ID:MtvpOY0y
暗闇に 赤い提灯
夜鳴蕎麦
飛び交う虫の 少なさと
湧き出る 白い湯気に季節を悟る
867出来損ないの中学生:03/01/16 18:34 ID:lXkW0wQF
「あの世界世のこ」

冷たい夕陽が死んでゆく
寂しい口笛が呼んでいる
灯籠の輝きは煌々と
弱い僕を誘ってゆく

静かにあの世界が消えた
確かにこの世界が見えた

鴉が唄う 蒼い川の中
僕は冷たい石を投げた
沈んでゆく足は静かに
早過ぎた世界で欠けた

僕は夢を見る 深く浅い夢を見る
僕は唄を唄う 淡く蒼い唄を唄う

『ウナグツヲレソテッモヲシハクボ』
868名前はいらない:03/01/16 20:06 ID:vQAxjmww
>>845
あのくたらさんみゃくさんぼだい
869心配散るど連:03/01/16 23:31 ID:eaNODMgx
>>862
(・∀・)≦ イ‥(son)

(・∀・)≦ イ‥(nakoto)

(・∀・)≦ ノ (i・ttyatte)?
870名前はいらない:03/01/16 23:32 ID:bHSIk7a3
「泣き笑い」

全てを描いてみた

私は知った。光と闇を
入り口と出口に佇む心を。

「君は何がしたい?何が欲しい?」
全てを捨てた彼女は歩き始めた。
広げた羽根で自分を壊さないよう
871困惑散るど連:03/01/16 23:41 ID:eaNODMgx
(・∀・)≦so,son

(・∀・)≦nakoto

(・∀・)≦daremo・ittenaiyo
872お夜食と電話:03/01/17 00:43 ID:JPidps8Y
忘れてたカップ麺にお湯入れてたの
のびのびの麺もかちかちのチャーシューも
そしてこの冷め切ったスープが塩辛い
食べなきゃいいのに人はこんな時にも
空腹には負けるんだなあ

この着歴消そうかしら
いっそメモリごと消した方がいいのかしら
こんな電話が来なかったら
熱いラーメン食べれたのに
箸が震えて麺つかめないよ

小さい頃やめなさいって言われた
スープを音をたててすするの
今日は豪快にやってみた
鼻水が止まらないから
その音を隠すために
873名前はいらない:03/01/17 01:02 ID:+IysnX8c
 「使命」
ヒト一人、この世界で果たせる役割があるとしたら
最後に何を残すだろう?どんな言葉を吐くだろう?

くだらないシステムに侵され
思考力ってものに欠けている

現代では当たり前に生き延びて
虚弱な精神はそのくせ歪んでる

大成を為すには至らなくとも
ひとつの仕事をしでかしたい

なるべく小粋で突飛な発想でもって
世界の明るみが益すのに貢献したい
874:03/01/17 02:16 ID:+IysnX8c
俺、死ぬ前に口からでたのは、何故かあの人の名前でした。どうしてだろう?
875白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/17 02:53 ID:lY5EnSnY
>>863カフカの「門」、太宰の「女生徒」が脳裏をよぎりました。「この道や
行く人なしに秋の暮」芭蕉。

>>864>崩れゆく船に命つかまれ→まるで今の日本みたいですね。「つかんで
いる」「つかまれている」「つかまえてもらっている」。離すと一気に渦へ呑
み込まれるというし。>叫ぶ 神の名を→さあ、こんな時、あなたの「神」は
どうなさる? >「禁じられた恋人」→どうしても必要ですか? むしろ〜船炎〜
のみに絞られた方が、恋のリアリティがよく彫り上がるのでは。

>>866俳諧味あり。「飛び交う」の後「少ない」は叱られそう。>季節を悟る
→それは理屈です。「季節を知る」「季節を見た」「季節が吹いている」とかは?

>>867内容、1連より3連目の、写実性から微妙に比喩的な表現を盛り込んでい
く部分、面白いと思いました。右から読んでも、のトリックは出来ればラスト
でも披露してほしいな。あと、「詩をもって償う」。その調子その調子!
876名前はいらない:03/01/17 03:19 ID:JxQtf3JL
温たま 燻たま 蒸たま 否虫卵
877名前はいらない:03/01/17 03:20 ID:JxQtf3JL
>>876
誤爆です すいませんでした!!
878白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/17 03:30 ID:lY5EnSnY
>>868こちはんにゃはらみた ぜだいしんしゅ ぜだいみょうしゅ ぜむじょうしゅ
ぜむとうとうしゅ のうじょいっさいく しんじつふく こせつはんにゃはらみたしゅ
そくせつしゅわつ ぎゃあていぎゃあてい はらぎゃあてい はらそうぎゃあてい
ぼじそはか〜  はんにゃ〜 しんぎょう〜 →後をつけてみたくなりました。
879素人:03/01/17 12:57 ID:NWjpTCt6
でも書いてみていいかなあ?
880キュン:03/01/17 13:26 ID:ubm2Ue4B
記憶せよ

記憶せよ

日々を記憶せよ

記憶せよ

過去を記憶せよ

その日を記憶せよ
881 :03/01/17 13:41 ID:Dgk6roCD
「逆マトリックス」

僕を上から見下す君へ。
見下すことしか出来ない君へ。

君は正論をぶつけ僕をねじ伏せる。
洗濯をし忘れたら、僕の両腕を切って洗濯しろと言う。
どうして僕に洗剤を与え、過ちを犯した僕に手を差し伸べてくれない?

僕は知っている。
君はずっと一番で在り続けたい弱虫だと。
882名前はいらない:03/01/17 14:25 ID:tqL7eynu
嘘。自分の事以外は何も知らない。教えない。全く持ってそう。
883名前はいらない:03/01/17 17:43 ID:YVvrQeyM
どうして当たり前のことが
わからないんだと
おもってしまふのです
わたくしは弱い
いつの日も間違った手により
痛めつけられ
見下すことを覚えました
私が強きものなら
間違いを改めさせ
温かく導くことができたでしょうに
弱い私は
ただ精神的苦痛を与えられ
見下すことしかできなくなったのです
自分の罪がわからない強きもの
洗剤を見つけたいと願うのなら
その手を洗うがよいでしょう
いつの間にか泡が立ち
その手は洗われてゆくでしょう
そうしたら私は
もう見下したりはしないでしょう
あなたの心は正しいのだから

本当はね、負ける練習も必要なんだ
でなければ我侭な子に育ってしまうんだ
あいだみつを「人間だもの」
884Anubis ◆Nile/7ElFc :03/01/17 19:01 ID:VY7+JnOK
>>849 Blankistさん
「ショーシャンクの空に」をご覧になったことはありますか?
その詩を読んで、なんだかこの映画を見てほしいと思いました。
ご覧になられたことがあっても今もう一度見てほしいと思います。
あなたは何かを見落としておられる筈です。映画に学ぶこともありますよ。
885Blankis:03/01/17 19:25 ID:m92+z4gg
>>884 Anubisさん
「ショーシャンク」、高校のときに見ました。
なかなか良いとは思いましたが・・・もう一度見たいほど良いとは思えず・・・
「ショーシャンク」を見よ、とは、切迫した必死さが足りない、という警告なのでしょうか・・・
886Anubis ◆Nile/7ElFc :03/01/17 19:28 ID:VY7+JnOK
>>885 Blankistさん
いいえ、違います。
887Blankist:03/01/17 19:36 ID:NyrbTr5K
>>886 Anubisさん
そうですか。できれば、何を言いたいのか仰って頂けないでしょうか。
888retsin:03/01/17 19:37 ID:l+yg8VDf
わたしの家には扇風機がない
ねずみのための穴がない
なくてもここに居るけどね
ベッドの上には女の子
頭のなかには歌が一つ
そしてそれを止められない
そしてすごく暑くるしくなって
暑すぎるくらい暑くなって
あなたはバーでひとりぼっち
あなたは瓶のなかのすもも
バーテンダー達を見つめてる
彼等は男性ちがう人種
わたしはあなたが一番好き
他の人にはあなたを近寄らせなかった
悪かったと思ってる
ばかだったの
889阪神大震災は笑えた!:03/01/17 19:38 ID:QstGSjwW
死者1000人ごとにカウントしてたのってオレだけ?
(よっしゃー2000人突破!よーし次は3000人突破しろーって)
でも結局は6000人しか死んでねえんだよね。全然、騒ぐほどじゃないし。
阪神大震災は笑えた。まじで
ニュースで知って、手を叩いてわらったなぁ。
おまえらが震災にあってる間、家でみかん食ってた
アホだなーこいつらって思いながら
わざわざ神戸まで行って記念撮影しようかと思ったよ。
でも阪神大震災のおかげで何かしらの利益を得た人だっている訳だし
結果的には良かったんじゃないかな。
たしか知事や市長が自衛隊の救援要請を渋っていたけどさ、
あそこらへんって部○が多いからそのまま全滅させたかったんだよね。
今でも仮設住宅に住んでるやつがいるらしいけど、
せこいんだよ!俺らの税金なんだよね。むかつく。
ところで震災直後はあいつらってトイレどうしてたの?
もしかして野グソ?汚ねぇなぁー。
どちらにしろヘリからの映像はまさに温泉町のようで壮観だった!
気持ちの良い夕刻でした
890 :03/01/17 19:39 ID:Dgk6roCD
蒔いた種が芽を出し始めました。
もっと大きくなぁれ
私を殺してくれるかな?
891松ぼっくりかな?:03/01/17 20:02 ID:gY6zSjeZ
今度、見た。
苦あるぶん楽あり。
892ボック ◆1Bg/rkDh8s :03/01/17 20:55 ID:2A76lz0/
>>851
今のところ平仮名ですが、漢字仮名交じりも書くつもりです。
>>868
どんな風に詩を書こうかと考え、そこで縦読みを取り入れてみました…。

『しみん』
 みんなあつまれ、さあいくぞ! いっちだんけつ、さけぶんだ。
 えいえいおうと、まえにたつ。 なんでさけぶの?きいてみる。
「ぼくらはしみん。さけぶんだ。」どうしてみんな…さけぶだけ?
「それをやるのは、おやくにん。 ぼくらはしみん、よわいひと。
 ぼくらはしみん、かねはない。 ぼくらはしみん、さけぶだけ。
 みんなのために、さけぶんだ。」

しみんのために?うそだろう!
だったらひろえ、みちのごみ!
893Blankist:03/01/17 21:35 ID:NyrbTr5K
 『ロウ製の友達』1/17

 僕の友達は特別製の友達、体も心もロウ製品
 彼に火を点け僕は遊ぶのだけど彼、迷惑そう
 けど特別製の良い奴だから怒りゃしないし
 僕は彼を燃やして遊ぶの止めらんない 
 僕は愚かさから製造された人間だから仕方ない
 体も心も黄色い愚かさのみから創られてる
 友達は歪んだ微笑でもって苦悶に耐える役目で
 僕は無意味残酷な遊戯に興じる配役ってわけ
 ロウ製の友達を見つけ百円で購入したその日
 ナイフと尖った音、響きわたって輪が閉じた
 不運な友達、身売りした先は悲惨な愚かしさ
 悪意に焼かれ白い心身、衰弱していくのに
 欠陥品の僕は可哀想な彼を焼いて遊ぶばかりで
 愚かさまみれの哄笑を抑えらんない僕がいる
894Blankist:03/01/17 21:38 ID:NyrbTr5K
>>892 ボックさん

 人のことはあまり言えないですが・・・
 今回のあなたの作品は分かり易すぎて、ちょっぴり残念な気がしました。
895Blankist:03/01/17 21:52 ID:NyrbTr5K
>>892 ボックさん

言葉がちょっと不適切だったような気がするので訂正を。
分かり易すぎるというんじゃなくて、振幅が無いというか平板だと思いました。
生意気言ってすいません。
896ボック ◆1Bg/rkDh8s :03/01/17 21:54 ID:2A76lz0/
>>894-895
これは失礼しました…。
あらためて、別の作品を書きますのでご容赦を。
897ボック ◆1Bg/rkDh8s :03/01/17 22:19 ID:2A76lz0/
『のぼれない』

いっぽ、いっぽ、あるいていけばのぼっていける。
のぼれば、いちばんいいけしきをながめられる。
でも、ぼくはのぼっていけない。
いちばんしたにいるはずなのに。
そらも、うえも、ちゃんとここからみえているのに。

ちがった。
ぼくは、いちばんしたにあるんだったんだ。
898名前はいらない:03/01/17 23:32 ID:shK3KEiz
その透き通るような手をかざせ
花弁にではなく根茎に
太洋ではなくみずたまりに
栄光にではなく屈辱に
すべての貶められるものたちのために
かざせ

その湧き上がるような言葉を与えよ
古書にではなくすき鍬に
幾何学にではなく手の土に
思索ではなく歓喜に
すべての卑近なものたちのために
与えよ

この突き上げる
心のうちより突き上げる
唯一たしかな衝動を
唯一たしかな大地のために
捧げよ
8994th ◆HdqTLODCXU :03/01/17 23:41 ID:DetV+0SD
お買い物はあたたかさかぶっていいでしょの道 草の先端の振れ 乾いてく電柱の根元 あふれ あまえた声の持ち主の生きてても多くの
900BOO ◆x21dMcQiIA :03/01/18 00:03 ID:3xjT2viC
いつでもどこでも
かんたんな手続きで
こころからあなたを
愛せますように

神様に祈るわけには
まいりませんので
きょうはかわりに
てるてる坊主をつるし
手をあわせます

花鳥風月をめでること
それは戦後日本では
むつかしいでしょう

しかし低気圧はすぎ
あすはあつい紅茶を
いれることができる
それは救いというものに
ちがいありません

関係者各位
うすねず色の天国に
ゆきたいとのぞむ方に
同情などいたしません

お幸せに
どうかほんとうにお幸せに
901たもい:03/01/18 01:08 ID:4tQn3eNp
「君が取って」

君の何でもを叶えたかった
それに関しては強かった私

私の何でもは隠したかった
言ったらそれ減っちゃうし
君意識したら歪むから

私が幸せそうに笑う時
君それ以上に笑ってるの知ってる
私それを秘密にしてる
これからもする

君がまたお願い事
一つしかない幸せ
私に押し付ける

君が取って
私の願いは却下される

私の何でも
口に出したら叶わない
気付けば君は却下する
902クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/01/18 01:14 ID:ifF1evZ4
「途中の風景」

 冬の寒さに触れて思うものは
 石鹸と薬缶
 プラスチックの容器に入ったたくさんの水
 彼女は夜のあいだは闇につつまれ、じっと休息の中で身じろぎもせず時々こぼす言葉を繋ぎあわせて物語を紡ぎだす
 マグカップとコーヒーの粉
 携帯コンロをつかってお湯を沸かす
 火は風に揺られ、身近な土の起伏を照らしだす
 人々は小さな集まりの中に収まり、進行中の悲劇も楽しさも、その囲いの外へ追いやる
 瓦礫の隙間のその奥から鉢植えは光を覗き込み、ミントの匂いを閉込めた車は西へ向けて走る
 警報と音楽
 夜の冷たさは動物たちに受け入れられ、灯りの消えた部屋でのざわめきを避け、時計は一秒ごとに音をたてる
 そして窓の外で
 震える彼の胃にのしかかる唾と自重とが
 踏み締める足下からの小さな波が
 隣に同じ領土を築く彼女の爪先までどうにか届いて
 彼との範囲を広げるのは
 それでも灯りの届くその内
903白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/18 03:11 ID:eWl+qsxy
>>879
>素人 でも書いてみていいかなあ?
→素人歓迎。僕は自由律俳句の分野の人間です。従って一般的な「詩」のほう
は素人同然です。ところで「玄人」とは何ぞや? (一例)子供の質問にテキ
パキ答えられる人。空の青、畦道の音、水辺の風を知っている人。
風邪がひどいのでおやすみなさい。ごめんね。
904天皇陛下 ◆Z1OQSGwL5A :03/01/18 05:39 ID:U8fLdjEm
>>902

何時も見てて思うのだが今回もおかしな改行は意してやってるのかね。
君のは何か文字酔いするんだが。
905封富風:03/01/18 05:58 ID:sg8gSSjR
さようなら
今日という日よ。
さようなら
昨日という僕。
僕は僕であり続けたいと思いながら
常に変わり続ける世の流れに
身を任せ、代わっていってしまう。
さようなら
今日という日よ
さようなら
昨日という僕。
空が青いということを
知っていながら
隠し続けていた僕。
さようなら
さようなら
906名前はいらない:03/01/18 06:02 ID:7c1bQzEh
おバカサイト発見しますた。
http://www.boreas.dti.ne.jp/~keitarou/ten.html
907名前はいらない:03/01/18 06:02 ID:Pdy2KoKj
>>904
文字サイズ、最小か、小にして、眼鏡か虫眼鏡つかって読むとちゃんと一列で読めると思う。

一行に、何文字はいるかっていちいと数えるの面倒だし、ねえ(w)
勢いと狙い、どっちかは知らないけど、とりあえず文字酔いは解決するっす。
9084th ◆HdqTLODCXU :03/01/18 07:08 ID:a62/YxKD
>>905 空の青さポケットに隠して世の色の流れに身を任せても染まらない気泡の中に青
>>904 改行=息継ぎ 彼の朗々の声のリズムとブレスト
>>902 寒さ浴びた輪郭の縮みこみの肩口から無数のコロボックル覗くviewの混在がすべて ともし火の心拍がシームレスに
>>901 「これから」 に愕然の太陽からこぼれた欠片が歩く岩 うろちょろ
>>900 行き先を声に出して反応する小規模小所帯の神の国
>>899 いいでしょ?の音符並んで庭 ひろがる日なたの進みが閉じていくとこまでがあちこちで擦れる音が流れてくる道
909夜中 ◆HF2bLNrQhI :03/01/18 07:34 ID:DcNOWZqt
「GIFT」


優しい気持ちになれるのは

いつも弱さに負けるとき

痛みが心を刻んだら

そっと自分を抱きしめるんだ

悲しい気持ちを背負うのは

もう
これで終わり

君と一緒に手をつないで

歩いていく道だけ想う


優しい気持ちになれたなら

それは神様からの贈り物

弱さに負けそうになっても

僕らはきっと

未来(さき)だけ見れる
910私のしおり:03/01/18 10:03 ID:VoGV2Pcd
>>77 >>103 >>150 >>195 >>204 >>385 >>440 >>585 >>719 >>759 >>813 >>832 >>868 >>886 >>897 >>906 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
911?N???? ◆oNwpnhIJYU :03/01/18 11:11 ID:ifF1evZ4
私にとっって
912このスレで痛いの俺だけでつか?:03/01/18 12:50 ID:1vWvari/
「最高な空へ」

昨日までは思ってた 「いつか行けるんだろう」って
でもそれは違うみたいだ だれだっていつかは気付くこと
だから手に一杯の力抱えて

登ってみたジャンプ台は
意外なほど高くて 足がすくむけど

最高な空へ!
羽を持って生まれ変わるんだ
今はただ空中で手をもがかせるだけでも
いつかまた僕ら
飛ぼう

子供の頃飛べなかった八段目 それは今だって
心にずっと立ち塞がるから 越えてかなきゃ
だからやたら前も見ずに

玉砕覚悟のベースジャンプ
孤独と気圧に 押し潰されぬように

最高な空へ!
空振りばかりしてても
足がまだ立ち上がってくれるから
重力を壊して
ゆこう
913このスレで痛いの俺だけでつか?:03/01/18 12:51 ID:1vWvari/

君のとこからは 僕の姿・・・見える?

最高な空へ
メトロノームよ 振り切ってしまえ
最高な空へ!

上の続きでつ(つд`)やっぱ長いっすね。
914もっと鈍感に成りなさい:03/01/18 13:58 ID:VoGV2Pcd
縮小という拡大
君を虫眼鏡で見ると凄い奴だって分かる。

「虫眼鏡無しで もっと見せてあげる。」
915白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/18 15:03 ID:dBjZbq7i
>>77「血」・「黒」を用いないで、もう一度チャレンジ。

>>103「青」の次に「ピンク」は弱い。
→口紅は絡みつく粘液の緋毛氈 僕は喰い千切られました 阿呆のように 空
 気になって消えました

>>150「狭き門」もいいけど「無門関」/岩波文庫も。

>>195>この人に→この人に翼を

>>204>寒いのに→トル
→右手にミカン 左手にエロ本 
 爪にミカンの滓は淋しく
 最低男の僕の部屋 こんなに臭い僕の世界
 風、窓を打つ
916放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :03/01/18 22:27 ID:irjYYSD+
☆☆☆詩人コロセウム☆☆☆
詩人コロセウムとは、ネット詩人がサイトの壁を越え、互いに
競い合う祭りです。
お題「夏」 
※参加者は作品紹介欄に参加意思表示として「夏」と明記すること。
投稿開始日 1/24〜1/27
最終選考 1/28〜1/30
※尚、最終選考は詩板の祭り専用スレッドでおこないます。
枚数は5枚前後 
※ネット上でHNをお持ちの方は、名無しで投稿してください、
批評に私情がはいらないように完全名無し制です。

審査方式
批評(簡素)と点数を参考に最終選考で、受賞者を発表します。
批評(簡素)の場合、投稿者も批評(簡素)に加わっても
いいとしますが、その場合は名無しではなく、コテもしくは、人物が
特定できるような形で簡素(批評)をしてください。
例 コテをお持ちで無い方が、作品を投稿し、なおかつ批評(簡素)
をする場合。

「天国と地獄、一度楽しめる大型企画」宣伝文句
会場  readingstation
http://www.readingstation.dyn.to/
詩板祭り本部スレ 詩人コロセウム
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1042704797/

参加しる、自分実力を比べてみる、それも修行だ!!
917名前はいらない:03/01/19 02:34 ID:zEwJpFnL
死者の傲慢の上に、僕は言葉を打ち立てる。
感動のない影を飾り、そうして夜に似せるために。
死者への尊厳を、僕は持ち合わせていない。
言葉は死者の怠惰を吸い上げ、静かに騒ぎ立てるだろう。
918blankist:03/01/19 08:28 ID:ut+5aSn/
>>897 ボックさん
おはようございます。
ど素人が生意気言ってすいませんでした。
新作、拝見しましたょ (^^)
919名前はいらない:03/01/19 08:31 ID:uGESpKN1
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920名前はいらない:03/01/19 08:59 ID:EaR180jn
俺は今日知ってしまった
SOU 2chの面白さ
煽られた拍子に

もっと怒れもっと必死になれよ
お前が怒れば怒るほど(・∀・)ニヤニヤしちゃうよ
さぁ、もっと煽れ、ほれほれほれщ(゚Д゚щ)

て書いたら
面白くて仕方ない
笑いのド壺にはまっちまったぜ
OKカゴメ野菜ジュース
921白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/19 13:07 ID:iFft4v2E
>>385>その焦った顔、笑えるよ
→笑えるうちが花という。が、秘すればこその花もあり。
>包丁を手にする。人が死んでいく。人が死んだ。 私の瞳は赤いのに青い
→私の瞳は赤く青く 手元の包丁を照らしている

>>440ストーンズの「アウト・オブ・タイム」やトム・ウェイツのCD参照。

>>585>白い武器をもって→あえて特定しないところが読者の想像力を広げています。

>>719最初の2行、「つかみ」として理屈になってる。落語に学ぶべし。

>>7591連目、2点。2連目、71点。

>>813>僕の手に君の  私が殺しました。
→僕の手は子守唄 死者の為の鉄格子を二人 分かち合いました。 
922山崎渉:03/01/19 13:21 ID:0KpP5AQU
(^^)
923名前はいらない:03/01/19 21:49 ID:LlQOuZjp
なんにもなかった。
プライドだけ。
あなたに負けたくなかった。

だけど、結局かないませんでした。
あなたのひとみには僕なんて映ってなかった。
あなたには終着駅しか見えてなかった。
終点のない電車はどんなに速く走ったって
前の電車にはとどかない。


素人です。下手くそですいません。
924名前はいらない:03/01/19 22:05 ID:tnpOXMEi
雨よ。
私を静寂の中に置き去りにしないでほしい
外では雨の音が静かに響いていて
私はテーブルに頬杖ついて、時計をじっと見つめる
そこには、私と時計の針の音しか存在しないのだ。


雨よ
私はこのままで良かったのか?



お初です。ど素人でスマソ。
雨降り夜は色々と考えてしまうものです‥‥‥‥。
925BOO ◆x21dMcQiIA :03/01/19 22:32 ID:1XbovTE3
たべられるものと
たべられないものとで
みたされた街をあとに

手をつないだまま
行きすぎる目的地
投光機にうかぶ浜

ちがう顔をしてるのに
うすい影ぼうしは
まるで双子のそれ

散文のふる瀬戸際に
しゃがんで遊ぶふたり
なにも怖くない


きみをそそのかし
むこう側へ行く

夜明け前にもどれたら
ほんとうに了解しあう
ふたりになれる

その狭いすき間を
せつないほど小さな肩で
ぼくらはくぐりぬけた
9264th ◆HdqTLODCXU :03/01/19 23:00 ID:1hxlJVsa
>>925 知らない子の心を連れ去る一瞥の仕掛けの町 ひとりになれない散歩道の町
>>924 これから起こる事が控え室から抜けてここにいっしょだったり  ニコニコ顔が落書きされてたり
>>923 とどいて大事故
>>920 死ね/むしろ生きろ  がいい
>>917 尊厳→畏敬 or 死者→死
>>914 「凄い」の眼鏡無し体感
>>912 地上に散りばむ物を綺麗と眺める
>>909 僕の回す平面に衝突する幸せ 砕けた軌跡が成長線
927BOO ◆x21dMcQiIA :03/01/20 00:50 ID:22NrsmKL
>>893 Blankistさん『ロウ製の友達』
 燃やして遊ぶ快感の記憶。「彼」を燃やし尽くして、笑いが治まったあとの「僕」を想うと痛い。
 瑣末だけれど、創られてる→造られてるのほうがしっくりくるかも。「僕」も人工的なかんじで。
 レピッシュの「水溶性」や川上弘美の「物語が、始まる」を思い出した。家族的に似ている?

>>899 4thさん
 1フレーズ目が好き。幸せそう。たぶん幸せなんだろうと誤読してみる。

>>924
 日曜日の雨の夜によむと鬱だね。雨の日はかならず部屋の窓をあけてみる。しとしとふる日もざあざあふる日も。夏も冬も。
 時計は静物ではない。一定の距離に以内に近づき難い。でも一番身近な機械。
9284th ◆HdqTLODCXU :03/01/20 07:25 ID:A2Gc4DAt
末期系はここPart9で

これから系はPart10↓で
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1043014939/l50
929ジュイェ:03/01/20 09:39 ID:bGayBBZQ
 「小象と白猿」
              
自転車のサドルに 玉乗りしながら坂を下りる
枝の先 白い猿が紙魚を食べ
ジグソーパズルになる写真の切れ端
CM女優を媒介に 妻の体が写るはず 
白い猿の名前が思い出せない
(もともと名前はあったか)
切れ切れになる映像の アーカイブスの破損
(記憶は何処へ行くのだろう) 答えは
時空にタズネルこと 瞬間 わたしの瞬間 枯渇の
(ああ 坂を下りるのは動物園の先を見据えてか)
舗道をよりどころに 転がり続ける透き通った油絵
ざらざらした手触りを確かめて 入り込む
花札と煙草の絵 更新する羽毛ぶとんの中で
フクロウが啼いている ナイチンゲールでもあるまいし
啼くのは早すぎる 遅すぎる 立ち上がり 立ちすくむ
骨で作られた暖かくもない それでいて ひにゃりとした
羽毛を羽織り クラクション鳴らして 待ちぼうけ
夜空に浮かぶ小象の群れ 点と点をつなぐ 一筋のサキミチ
折り紙に入れましょう 折りたたまずに
逆の手順で戻した隙に さっとひとひねり ふたひねり 
雑巾のようですね そう見えますか 思わずともね
見ようとも思わずに見えますか 見えますね
小象は何処に行った
天です 時空です 空気です わたしです
水溜りに口つけて
雨が しぶきが 焼夷弾が降った

930白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/20 13:14 ID:dC7z5WnI
>>832「君」もそう思ってたりして。

>>868「般若心経」は、まとまりある「思想詩」の原点の一つ。是非、漢詩の
勉強に活かして。

>>897意図された論理破綻は、ある種の詩の持ち味でもあります。狙いを定めて
関係の基礎的文献をノートでも頭の中でもいいし、しっかり転倒させてみて。
推敲には時間をかけましょう。
931名前はいらない:03/01/20 20:45 ID:Z9q/sisC
「うさぎ」

わたしはものをいいません
わたしはものをいいません
だけどかなしくなったとき
わたしは「きぃ」となくのです
だれにもしられずなくのです
932 ◆HU7XfvOYA2 :03/01/20 20:47 ID:WNQfM7fs
>>931
ひらがなすばらしい
933白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/20 21:01 ID:9WhILGGI
>>931僕、むかし「モルモット」飼ってたことあります。せつない鳴声、よく
覚えています。にんじんやれば、とたんに大人しくなった。でも「だれにもし
られずな」いのは、まぎれもなくあなたが人間だからでしょう。どんな「かな
しみ」なのか、あえて聞くのは野暮でしょうから聞かない。ただ、「きぃ」だ
けが妙にリアリズムで浮いてしまっていませんか?

 
934名前はいらない:03/01/20 21:12 ID:V3gNta6L
†グンニグル†
この静寂を割る2つの声が聞こえる?
もう 俺の声に応えてくれるのは 
キミしかいないと気付いたのに
ごめんね
僕は嘘吐きでひねくれ者 愚かな羊飼いの少年
偽りのリングがとても似合う

キミはなんて美しい そして 哀れな赤い花
雨雫のしたたる姿に誰もが息を飲む

グンニグルはきっと僕 スカーレットはきっとキミ
本来のHAPPY ENDからぬけだして
僕は甘い夢をみる

935blankist:03/01/20 21:13 ID:8D0Hl0TX
>>923 Booさん
 『ロウ製の友達』具体的な感想ありがとうです(^^)
「僕」の痛さが伝わったのなら、Booさんに対して言葉が実を結んだってことだと思わせてもらいます。
僕は歌詞くらいしか読んでいなくてあまり詩人を知らないのですが(レピッシュや川上さんも)、読んでみたいものです。
なお、人工性を押し出すべきこと、その通りだと思います。
936blankist:03/01/20 21:22 ID:8D0Hl0TX
>>925 Booさん
925の詩、何となく雰囲気は良さげなのですが、正直言って僕にはきちんと読み取れませんでした。。。4thさんの感想を読んでも、ますますわからない思いです。
「散文のふる瀬戸際にしゃがんで遊ぶふたりなにも怖くないきみをそそのかしむこう側へ行く
夜明け前にもどれたらほんとうに了解しあうふたりになれる
その狭いすき間をせつないほど小さな肩でぼくらはくぐりぬけた」
ってとこなんか、Going Undergroundの楽しげでちょっぴり切ない雰囲気を思わせられました。
「散文のふる瀬戸際」とは素敵に異化された表現ですが、どういう意味なのでしょう?
感想にもなってないのですが・・・気が向いたとき返事くださいまし☆
937初心者:03/01/20 21:53 ID:tHA+1BvY
「好き」

最初に好きだと言われた時
頬を染めて頷いた

次に好きだと言われた時
口づけに胸を振るわせた

その次好きだと言われた時
私達は結ばれた


好きと言葉を交わすのは
二人の幸せの積み重ね


最後に好きだと言われたのは
臨終間際のあなたから

多くの幸せを胸に秘め
もうすぐ私はあなたを追います
938名前はいらない:03/01/20 22:03 ID:j8x4jb8o
「門よ」
きっと そこには家があったのだろう
そしてその門は その家が好きだったのだろう

門よ そこには家はない
自らを開いておくれ、
昔話を聞かせておくれ

家が大火事にあった日も
門だけは燃えずに残った
この家の入り口として
もうない家の入り口として

門よ、もう守らなくてよい
門よ、そこには家はない
自らを開いておくれ、
昔への門をお開きよ、
門よ
939名前はいらない:03/01/20 22:29 ID:XbMekE+x
今、繰り返す酩酊に。
ただ、意味も無く拘泥す。
上空、遠く。降りそそぎ来る。
月影清か、古の律。
歩みて行くは、常しえの道。

もう、帰ろうか。帰ろうか。
己が御霊は虚空にあらず。
940ボック ◆1Bg/rkDh8s :03/01/20 22:56 ID:vjP7KAt2
>>931
せつなくていい。
941BOO ◆x21dMcQiIA :03/01/21 01:26 ID:iDUrhgsc
>>935-936 blankistさん
レピッシュはバンドネーム。歌詞もへんてこなので気が向いたら聴いてみて。

 >>925「散文のふる瀬戸際」は、最初にうかんだ言葉。異化したわけではないので、ぼくもよくわからないけれど、むりやり形式的な解釈をするなら、<異界>と隣りあわせで遊ぶふたりの会話かもしれない。
    詩がふったらきもち悪い、散文がふったら楽しい。
942blankist:03/01/21 08:17 ID:aUjbD/JC
>>931
すでに幾人か肯定的評価をしてて今さらながらだが、良い詩ですね。
無音の悲痛の中に「きぃ」が小さく無為に漂いてる・・・

>>941 Booさん
「散文のふる瀬戸際」が一番インパクトありますからね。
「詩がふったらきもち悪い、散文がふったら楽しい。」・・・納得させられつつ笑わされました☆
レピッシュ、機会があったら聴いてみまする!では。
943名前はいらない:03/01/21 09:45 ID:udUJTbpT
あたしは目を閉じる

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暗闇
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あたしは目を閉じる
944名前はいらない:03/01/21 10:31 ID:UP+ZQcKU
僕はもう此処に居てはいけないんだ。
大きな世界の隅に佇む小さな扉
扉を開けば、未来へと続く一本道
945今日という非 ◆CqlxKyU7FQ :03/01/21 11:21 ID:HblyF1VL
そこにあるのは、
とても弱く脆い。
けれどもそれが前に出ると、
すべてが落ちていくようで、
精一杯つくろってはいるけれど、
放っておくと止められないほどの恐怖感がすべてのドアを破るから、
また今日も何も考えないようにする。
何もできない。
そこにあるのに。
946名前はいらない:03/01/21 18:44 ID:D3Y6Ey7x
「はなぢ」

血が、出た。
鼻から、出た。
いっぱい、出た。
びっくり、した。
くちんなか、変な感じだった。
つば、はいた。
赤かっ
た。
ちょっとこわかっ
た。

みんな、ぼくを、見てた。
女子は、ティッシュを、くれた。
先生が、来て、
ぼくの、となりで、ティッシュを、ちぎって、まるめて、くれた。
ぼくは、それを、鼻に、つめて、手で、押さえて、いた。

血が、止まった。
あんまり、痛く、なかった。
ぼくは、また、鼻血を出したい、と、思っ
た。
947邯鄲の夢:03/01/21 19:57 ID:5DeKhKiS
君もあの頃の夢を見るだろうか

君もあの頃の歌を歌うだろうか

遠い空の下で・・・
948詩人のの:03/01/21 21:24 ID:o/l85yNl
ビデオデッキさんは悲しい こんなに役にたっているのに 褒められたことが無い

ガチャンゴチョンと テープを口一杯に頬張り飲み込んで 人の代わりに記憶する

そのくせ 上手く撮れていないと 怒られる

借りてきた映画やドラマを 一生けんめい見せてあげる 変な趣味にも口は出さない

なのに たまたま調子が悪くて テープを吐き出さないと バンバンバンと叩かれる

壊れると 捨てられる 粗大ゴミの日まで 邪魔者のように扱われる 

とっても悲しいビデオデッキさん
9494th ◆HdqTLODCXU :03/01/21 22:36 ID:B1QH+uDl
>>948 生まれたときには独り立ち完成品のプライド
>>946 さえないいい感じ
>>945 オブジェで安心
>>943 マジックアイ
>>939 出口 何入れてきた
>>937 言われない好き
>>931 だれかをおもってなくのです
950初投稿:03/02/01 23:03 ID:0btRl+Zt
夏への扉を開けたのは
              (誰)
  10;30の終業チャイム
              (終わりへの序曲)
  脱ぎ捨てられた制服の波
              (不完全な脱皮)
  白いシャツと白いクモ
              (色のない世界)
    開けっ放しの窓は
              (閉じ込めた欲望)
       解放へのうた
              (自由はいらない)
       (最後の)
              夏
             
951名前はいらない:03/02/01 23:08 ID:Ji+HpYj7
愛する2人は今はもう霞の中へ
もう終わりだね
君の言葉がリフレイン
ただ君の存在を確かめたくて
リメンバーミー
リメンバーミー
君の思い出と共に生きていくよ
君との思い出の全てが幻のダイヤモンドさ
目の前で輝いてるのに抱きしめることすらできない
僕は今夜も幻の君を抱く
リメンバーミー
リメンバーミー
君の涙さえ幻なのか
そうは思いたくないよ
つらい思い出だけじゃないと信じたい
僕の中の君はいつも微笑んでる
9524th ◆HdqTLODCXU :03/02/01 23:17 ID:hnSKAYis
>>950 率直に:end行に向かうにつれて心がコンパクトになっていって 読み終わった時のそれが白い立方体となって机の上にチョコント
 “クモ”カタカナで読んじゃうと蜘蛛かな 聞くと雲 でも真っ白い蜘蛛と蜘蛛の巣が色のない世界の入り口の上の方にぼーっとモヤモヤしているかも
 いい感じの青と緑の小説のエピローグ それでdairyの夜明けを演出
953名前はいらない:03/02/01 23:34 ID:nCEkJtcW
 「足跡」

新しいものを創りたくて
壊したくて 進みたくて
後に残るものなんて誰も
一々と気にしてられない

立ち止まって眺めるのは
路地裏が好きの猫ぐらい

コンクリートに残る足跡
雪の薄く積もる灰色の痕
振り返れば懐かしい面影

やっぱり気のせいかな?

あれもこれも夢じゃない
風に舞う微かな残り香や
脳裏に刻まれた古い記憶

誰かの足跡を辿るような
人生は選びたくないから
何て事は無い
期待と不安で震える胸を
落ち着かせて
これから始まる明日へと
歩き始めよう

僕らの人生には道標何か要らない
954名前はいらない:03/02/02 00:13 ID:WuRmGV6U
955白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/02/02 08:02 ID:VEGhnZaO
>>937自分しか盛り込めてないのが残念。借景がほしいです。

>>938カフカ読解の貴重なヒントありがとう。

>>939>意味もなく→別の言葉で。リズムはいいです。

>>943「閉じる」も「見る」の一手かと。「観」、考えてみて。

>>945ラスト思わせぶり、過ぎる。

>>946わかるわかる。でも一番光ってるのは>ちょっとこわかった。の部分ね。

>>948まったくまったく、同感だなあ…。
956名前はいらない:03/02/02 16:50 ID:85F2Xb+e
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957take-sea:03/02/06 19:23 ID:MR3eGBtE
「君は君のまま 君でしかない」

幾重にも重なる葛藤の中もがき苦しむ君
渦めくかけひきの中我を見失う君
喜びをたたえた君
幸せをかみしめる君

全ての君を君に伝えたい
君らしさは僕が見る君そのものだ

心躍る瞬間は遠い昔の話か
生きる意味に押し潰され生きる術を見失うか
心の高揚を受け入れられなくなった瞬間 その先の人生の全ては帰結する

自己の存在意義を自己の中に見出そうとすることは真っ暗闇の独房の中で一生を終え
ることと相違はない
自分の居場所は場所でもなく思想でもなく己の体の中ですらない
居場所は 誰かの胸の中にしかない

大きな 大きな意味を携えて 確かに君は存在する 僕らの心の中に
ただただ 君を必要とする輪の存在を示唆したい

共有した想いは喜びへと変わる
心からの笑顔は幸せへと変わる

これからも喜びを共に


君は君のまま 君でしかない
君でいてくれ
958名前はいらない:03/02/10 19:53 ID:Kn0ZRLAu
「病気の子犬」

お月さま、お月さま
もっともっと おでこに熱をください
もっともっと 頭をいたくしてください
もっともっと すっぱいものがこみあげてくるように
せきがでるように 声がかれるように 
母さまが心配するように…。
959名前はいらない:03/02/11 12:20 ID:W6Zs4HVQ
「無」

わからない
この世はわからない
わからないがわからない
いったい 人生とはなんぞや
母から生まれた 私たちは
いったい何で 今は何なんだ

わからない

何をしているんだ
何をしていたんだ
何をしていくんだ

わからない

全てがわからない
たぶん 一生わからない
死んで生まれ変わっても
わからないだろう

いや
わかった
わからないというのがわかった
なぁんだ 俺にもわかったぞ
あははははは
あーはっはっはーーーーーーーー
あぁぁあはっはぁーーーーーーーーーー
あはあはあはあはあはあはは
あはははああはあははははあ
わかるかボケ!
960名前はいらない:03/02/16 23:40 ID:XlAEl5EH
彼女がスパゲティを口に運ぶその姿が
あんまりにも優雅だったもので
ただ、僕はコーヒーが冷めるのも忘れてそれを見入っていたわけで。

彼女がスパゲティでくちびるを真っ赤に染める。
彼女が器用にフォークをくるくる回す。
なにかしら滑稽なその風景を僕はたまらなく愛してしまったわけで。

ああ愛しのスパゲティミートソース。
お願いだから僕を虜にしてくれ。
僕を精一杯満腹にさして。僕に幸せを教えてくれ。

トマトはホイール
塩コショウ効かせて
パスタは当然アルデンテ
仕上げにチーズ
パセリで飾って、肉は僕のを使っていい

どうか愛しのスパゲティミートソース
この完璧な食卓に僕が入り込む隙を与えて
僕をこの食卓の一部にしちゃって

僕をこの食卓の一部にしちゃって


ああ愛しのスパゲティミートソース
早く早く、彼女の一部になりたい。
961ひとみ:03/02/23 04:51 ID:JByG1JlT
http://www.ismusic.ne.jp/artist_hitomi1985/
のの、ゆず、はね応援HPです!のの画像とかし書いてりしてるんで
よかったらみにきてください!詞に曲つけてくれる人、詞を使ってくれる人募集〜!
相互リンク貼ってくれる人募集です!お願いします☆
アドバイスとか資料,新企画など提供してくれる人もよしくお願いします!
962名前はいらない:03/02/23 13:16 ID:6es2QGLv
ぬお!959よ!全くもって同感だ!最後のほう最高だぞ!
963名前はいらない:03/02/23 14:41 ID:doExUboE
こりゃいかん
おけつのあたりが
もりもりもり
964名前はいらない:03/02/23 20:11 ID:qmd7sOFe
おばあちゃん
車椅子の体はななめ

ごはんですよ

ふるえながら
3分かけて
両手を合わせる

早く食べなさい
おこられる

入れ歯
いれてもらえてないのに
おこられる
965名前はいらない:03/02/23 21:34 ID:pt2FO5On
最高!俺らのヒーロー9・5・9!!!
もっとかいて〜!!!
966クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/03/11 06:27 ID:LbWRc85T
Part11が立ったようなので

「暗幕」
 石灰を剥ぎ取って
 結び目の調節をたくらむ指を
 切らなくては
 お前は秤に触れる手で、眠りの仮幕を破ってしまうから
 刺繍をほどこす手で、その糸をほどいてしまうから
 もう空気に触れる面は乾いて
 触れれば零れて落ちてしまう
 けれど皮膚にまとう
 厚い層の内幕では
 まだ湿っていて
 シルエットを造ろうとしているから

 このかたちが
 ひび割れもなく穴もなく
 できあがる朝には
 窓から差し込み透過する光が
 薄い層を無力にして包み込み
 影を床に映しだすから

 だからそれまでは
 まだお前の攻撃を
 防がなくては
 石灰の隙間から臭う
 死体になったからだの
 生きている意志とは違う場所との
 断絶を示すこの空気を届かせて
 その意思で
 お前に触れなくては
 きっとこそげ落ちてしまうから
967クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/03/11 06:28 ID:LbWRc85T
いや、なんとなくね

「コロッセオ!」

 若月の水滲み に 覆う 現天寿 の 芳嫁
 イサイ 短し 菊花六洞 の譲国を診志免る 功は
 四方月をみ 白欄 イカイ 宥め含むハ木に多く
968クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/03/11 06:31 ID:LbWRc85T
「雨雨降れ降れ」

 まず一枚目の食パンには、表面にスプーンでオリーブ油をたらして表側の全面にひろげ、よく染み込ませてから全体にあらびきの胡椒をふり、チェダーチーズをすりおろしたものをまぶしてオーブンにいれます。
 もう一枚には、手でちぎったとろけるチーズ二枚分を隙間なく並べ、あまった分は中央に重ね、一味唐辛子を振り、レッドパプリカを薄切りにしたものを並べてオーブンにいれ、一枚目といっしょに4分ほど焼きます。
 そのあいだに、大きめのマグカップに粉末ココアをいれ、湧かしておいたお湯をそこに300ccほど注いで平皿をカップの上に被せてしばらく蒸らします。
 その間にキッチンの棚から先月伯母からお土産で貰ったビーフジャッキーとドライアプリコットとマシュマロの袋をそれぞれ取り出し、ビーフジャッキーとドライアプリコットの袋はテーブルの上に置いておきます。
 それからココアの蓋をとり、その上にマシュマロをふたつ浮かべます。
 オーブンが音をたてたら、オリーブ油を染み込ませた方を取り出して大きめの皿に置きます。
 とろけるチーズをのせた方は、チーズの溶け具合を確認し、表面に焼き色がつくまでそのまま約2分ほどさらに焼きます。
 その間にマシュマロが溶けかかったココアをテーブルに運び、テーブルの上をきちんと整理し、カーテンを整えます。
 チーズトーストが焼き上がったら、オリーブトーストのとなりに置いてテーブルまで運び、椅子にすわってひと呼吸しましょう。

 ♪窓の外は雨 夢に溶ける空
  角を曲がるころ 君と出逢って
  踊る水の粒が 頬をそっと叩くよ
  気づいているはずさ こんな気持ちになることを
  始めてわかったんだ こんな気持ちがあることを
969堕天使:03/04/14 18:07 ID:PZZKf0Gx
970山崎渉:03/04/17 13:09 ID:GAm0uYE/
(^^)
971山崎渉:03/04/20 02:03 ID:3rQpfsMd
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
972ひで:03/05/10 19:09 ID:0KX4jxcx
まったくのクソな詩ですが、一応それらしきものが載ってます
完全に自己満足で書いてます。。
http://hide0317.hp.infoseek.co.jp/
973山崎渉:03/05/22 02:58 ID:R3rNNKvM
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
974山崎渉:03/05/28 11:19 ID:0k3PpwVO
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
975山崎 渉:03/07/12 12:10 ID:NWO/CALS

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
976山崎 渉:03/07/15 11:50 ID:iuxfPmjy

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
977名前はいらない:03/07/15 17:10 ID:bmoccYL4
保守age
978名前はいらない:03/08/01 06:57 ID:4rpPg6Ce
詩のサイト作ったー! 見て見て! 自己中でごめんなさい<(⌒O⌒)>
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/6770/index.html
979山崎 渉:03/08/02 01:17 ID:GCypsXvY
(^^)
9804th ◆HdqTLODCXU
>>968 超絶とか進めて君は女の子にわからせなきゃいけない 出会いが吹雪く整った小径は頭脳に管理されて