【詩】誰かに伝えたい詩を書く【詩】其2

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昔から嘘はつけない性格で
必ずバレるようなヒントを残したがる
誰かを驚かせた後には
その種明かしをしないと落ち着かない

僕はいつまでも君を驚かせられる
手品師にはなれないと思う
騙したまま死ぬまで黙ってたら
罪悪感で潰れてしまうかもしれない

それでも僕だって幾つかくらいは
君の知らない秘密と嘘を抱えている

何もない処から鳩が出る訳がないし
未来を予測するなんてできないし
だから少しだけの秘密と嘘を
抱える強さを赦して欲しい

ツマラナイオトコと思わないで欲しい