952 :
名前はいらない:2005/06/12(日) 07:28:06 ID:GhQjqjDQ
心の名残を 塩水で洗いながら
蝶々が 羽ばたくのを
見かけた
足元にはサンダルと
少しの雨の雫が
転げ落ちていた
ああ季節はもう過ぎようとしているのかな
953 :
名前はいらない:2005/06/12(日) 11:46:52 ID:IhFqX0Pq
君は文系?
そのフローチャートはとても理系の思考とは思えんぞ
お題:手 で作ってほしいな〜。
956 :
ネル:2005/06/13(月) 02:29:47 ID:aqdtAfpv
手を貸して下さい
私が歩き出す為に
深い海の底のように
沈み行く瞳
欠けた月と共に
絶望の影が手招きする
痺れた足先
闇に流されて
立つ事すら許されず
私に気付いてくれますか
自分の足で立つ事
始めたいから
指先だけの情けでいいから
手を貸して下さい
この闇と闘う為に
957 :
サクラ:2005/06/13(月) 05:13:25 ID:Exps6T2C
触れた手の
思わぬ温もりに
鼓動が早鐘を打つ
私より大きな手
これからは
ずっと一緒
「いつでも温めてあげるからさ」
…ありがとう。
958 :
名前はいらない:2005/06/13(月) 05:24:19 ID:mUO1f5yD
手
淫靡さがガスのように貯まり落ちていた、藍日の床に。
日に焼けた畳を何千トト泣く、なぜる。
迎えに帰った我が子の髪がさらさらと…。
私が疲れ、貴方の影がこびりついたその 枕で。
おやすみなさい
うまそげ
うまそげなにおい くんくん
うまそげなにおい ぷんぷん
うまそげなのは あなた
960 :
名前はいらない:2005/06/13(月) 19:22:06 ID:2PGqUE1k
お題:残虐
961 :
ピピニカ ◆j0kZwBsI4c :2005/06/13(月) 21:59:20 ID:uqzg+WCn
「残虐」
可哀相がなければ
残虐は存在しない
可哀相だという言葉は
残酷な言葉だね
962 :
ピピニカ ◆j0kZwBsI4c :2005/06/13(月) 22:00:28 ID:uqzg+WCn
963 :
名前はいらない:2005/06/14(火) 02:34:25 ID:SuyQvkrE
お久しぶりです・・・って憶えていてくれている人いませんかね〜
なかなか、自分の思うようにいろんな事がいかなくて・・・数ヶ月ぶりに書き込んでますよ
早速お題なんですけどね、「梅雨」でよろしくです
個人的な理由でそんなに早くは評価できないかもしれないんですけど・・・
がんばりますのでいい作品まってます。
964 :
爽:2005/06/14(火) 02:40:45 ID:SuyQvkrE
>>963 すいません・・・・名前入れ忘れました
これじゃ誰だかわからなくって意味ないですよね
久しぶりで緊張してるのかな?
本当にすいません
965 :
ネル:2005/06/14(火) 02:50:47 ID:fHAdly8X
爽さん
笑ちゃいました
ほのぼのな感じで良い笑いでしたよo(^-^)o
雨は嫌いだ 僕は言った
だけど 綺麗でしょ
君は言った 微笑って
劈く雷 撃ち抜く粒
刺し射る冷気 嘘吐きの霧
艶めかしい雫 堕ちていく花弁
雨上がり 夢の空
虹の華 透明な空気
優しい潤い 滑らかな風
清らかな心で 生かし殺す菖蒲と
狂おしく脆弱で 心変える紫陽花
まるで君のようだ
967 :
糞:2005/06/16(木) 00:26:35 ID:zlJMcfsJ
お題出します。
「運命」
968 :
ドック:2005/06/16(木) 00:35:38 ID:dwIY8ED9
運命に吹かれて
落ち葉がひらひらと
湖に浮かんだ
誰かがそいつを助けようと深い湖飛び込んだ
彼はおぼれて死んでしまった
運命は残酷だけど
そんなの大体の奴らには関係のないこと
テレビで見て明日になれば忘れてしまう
からっからの欲求が
すぐに水分を欲しがって湖に飛び込ませる
それが運命に吹かれてるってことさ
単純なことさ単純さ運命なんて
969 :
名前はいらない:2005/06/16(木) 01:03:40 ID:XvCx3QHb
お題
夢で会えたら
970 :
ドック:2005/06/16(木) 01:13:09 ID:dwIY8ED9
夢で会えたら 思ってたのはわずか数年で
すっかり大人に なってしまった
僕は汚れたかい?君は黙ったまま
君は変わったかい?元気でやってるかい?
君は黙ったまま
君はあの頃のままで 少し寂しそうに
僕の問いかけに ずっと微笑んでる
今君はどこにいるのか 僕は知らない
だけどあのときの君は 今でも愛してる
971 :
ピピニカ ◆j0kZwBsI4c :2005/06/16(木) 01:14:50 ID:bslTIkEJ
「夢で会えたら」
夢であえたらと願う時ほど眠れない
972 :
名前はいらない:2005/06/16(木) 02:29:22 ID:R9ukbM/+
「キリキリマイ」
ゆめであえるなら
きみをさす
むねをさす はらをさす
わきをさす 顔をわる
きっと花が咲き乱れて
さぞ綺麗でしょう
観念の結点って
日常にこそ あふれてる
きょうは
ガーベルの一輪挿し
973 :
名前はいらない:2005/06/16(木) 02:53:23 ID:Gvdkhp5v
<梅雨>
練習着が雨を吸い体にまとわりつく。
足が重い。
雨の音がグラウンドに沈み柔らかい空気が肺に溜まる。
溜まった空気を吐き出し泥の中のボールを追う。
ボールは草に紛れた。
薄暗く冷たい雨が火照る体を冷やす。
もう一度息を吐き出した。
行けるとこまで。
974 :
名前はいらない:2005/06/17(金) 01:26:04 ID:tO25Owoh
夢で会えたら
全部消える。全てがあなたの元に収束する。
私が昔アナタのそばにいた事。
本当はいないアナタのそばで眠った事。
976 :
爽:2005/06/21(火) 01:13:50 ID:C4LiCmF9
お疲れ様です。だいぶ遅くなってしまいましたね。
では、
>>966 全体的にまとまっていて、リズムの良かったのですが
たくさんの例えがありすぎて本当の「君」の姿が定まらなくなってしまっているような
もう少し「君」について、わかりやすく、ストレートな表現しても良かった思いました
次期待してますよ(^v^)
977 :
爽:2005/06/21(火) 01:22:03 ID:C4LiCmF9
>>973 とてもこの詩と自分の学生時代が重なってどこか懐かしく感じました
自分はボール追いかける部活ではなかったのですが・・・
あのころ自分が思い、考えていた事と同じ感じがしてあのころを思い出しました。
懐かしいな〜あのころ・・・
あとはもう少し「主人公?」の考えや心情などが上手く盛り込まれていると
よかったです。
ありがとでした。
次のお題は・・・・・・
う〜いいものが思いつかないのでまた良いのが思いついたら現れます。
ではまた。
978 :
爽:2005/06/21(火) 01:24:49 ID:C4LiCmF9
何度もすいません
なんか間違えてしまいました。
皆様ごめんなさい。
私もわかるよ
なつかしいものは
人の心を癒してくれるもの
まるであの人みたいだ
980 :
000:2005/06/22(水) 19:03:12 ID:lPgg4fAW
メリーゴーラウンド(夢で会えたら)
あなたはわたしをすきでいてくれてるの
あの日嘘みたいなんて言ったけど 嘘は私なの
昨日ずっとあなたのこと考えてた その前もね
あなたにあいたいの どうしても
緩やかで夢みたいに綺麗だった春 追いかけて
鮮やかで華やいだ優しい香りの秋 待っていて
わたしのさきがみえないの いまさえも
雲が伸びた青の滲む境界線と夏 笑いあった
暖めて手を握って体寄せあった冬 嬉しすぎて
どうか 夢で会えたら とわたし まだねがってる
981 :
漂流者:2005/06/26(日) 15:35:21 ID:L2V//O5j
「空」
「涙」
「勇気」
↑を題材に詩を書いて欲しい
漂流者です・・・
つま先を眺めて
階段を上ってた
歩道橋から突然
空が拡がった
電線を風が通る
泣き虫の男の子
遠くで踏切が鳴って
夕立の匂いがする
失われたものはどうして
こんなに美しいだろう?
東風が去る時
僕はそこに立っていた
(無題:空、涙)
983 :
リーフレイン:2005/06/26(日) 20:30:40 ID:E6XGdw+j
>>981 「はるか彼方の少女へ」
恋人に
一番きれいな女を知っていて欲しい。
森に隠れていた少女が
ゆっくり立ち上がって、 歩き出した瞬間を
知っていて欲しい。
高度1万メートルの空に
朝日が燃え立つ一瞬のように 鮮やかな夢を
知っていて欲しい。
襞をたたんでいくように あの時の少女をそっとくるみこみ、
傍らにいる人が知らない涙を 喉の奥底へ飲み込んで、
くたびれた新聞紙を きちんとたたむ。
一面の雲に覆われた泥色の空も、嵐の空も、
積乱雲がもこもこと立っている夏の空でも。
今日の空を見つめる笑顔を誓って。
984 :
漂流者:2005/06/26(日) 22:31:50 ID:L2V//O5j
ありがとうございました。
また
来たいと思います。
次もよろしくお願いします。
>984
いや、批評をなされませ(>1参照)
986 :
漂流者:2005/06/27(月) 16:56:45 ID:q73UGRoW
すいませんでした。
ちゃんと読んでませんでした。
こんな自分でよろしければ
評価させていただきたいと思います。
987 :
漂流者:2005/06/27(月) 17:05:35 ID:q73UGRoW
>>982
この方は
いったい何を失ってしまわれたのでしょうか?
とても
遠く儚いモノだったのは感じられます。
理解できないのは
電線と男の子
登場させる意味はあったのでしょうか?
また歩き出せるといいですね。
ありがとうございました。
988 :
漂流者:2005/06/27(月) 17:14:22 ID:q73UGRoW
>>983「はるか彼方の少女へ」
状況がよく理解できません。
少し
無理矢理くっつけたように思われます。
最後の二連の
関係性が理解しにくいです。
しかし
一つ一つの言葉は
とても美しいと思います。
もう少しわかりやすくまとめたら
すばらしい作品に
なるかもと思います。
ありがとうございました。
989 :
漂流者:2005/06/27(月) 17:17:07 ID:q73UGRoW
くだらない意見でしたが
一応評価とさせて頂きたいと思います。
また
お題を出させてもらいます。
『窓』『闇』『勇気』
よろしければ書き込みお願いします。
990 :
名前はいらない:2005/06/28(火) 03:08:27 ID:Ue2yCTvd
何の変哲も無い日々にうんざりしながら帰路を歩く。
周りはもう真っ暗で、外灯がぽつんぽつんと大きな間隔を開けて建っている。
ふと、空を見上げると星が無数に広がっていた。
もう何年も見ていなかった壮大な空の海に、ちっぽけな自分を比べて少しだけ涙した。
何の根拠も無いまま明日から、明日から変わろう、変われる。
僕は明日へ進む。
991 :
山伏:2005/06/28(火) 03:14:51 ID:uDo5MbT8
窓を開けると闇があり、
そこには勇気もあった。
君はもう答えを知っている。
992 :
山伏:2005/06/28(火) 03:29:38 ID:uDo5MbT8
8行以上か、適当に書いたつもりはないが、
ルールは守らねば・・・すみません。
改訂版。
窓を開けると闇があり、
そこには勇気もあった。
君はもう答えを知っている。
無数の戯れ言に、耳を傾ける意味はない。
窓を開け、闇を目に焼きつけろ。
それは網膜を通じ、心と同化し、君の一部となる。
窓を開けると、闇があり、
そこには勇気もあった。
993 :
リーフレイン:2005/06/28(火) 15:09:09 ID:9IOWySQ/
>>988 丁寧な評ありがとうございました。伝わっていないところが細かくわかって
とても参考になります。
登場人物が、2人(自分+過去の少女、今横にいる恋人)恋人は過去の少女を
知りません。それをなげきつつ、今ある瞬間を見つめる勇気をかきたてる という
ストーリーでありました。
994 :
漂流者:2005/06/28(火) 17:06:59 ID:ETeOVcx0
>>993 解説、ありがとうございました。
そう考えるとよくわかります。
わがままになりますが
できれば次のお題も
書き込みしてくださるとうれしいです。
995 :
漂流者:2005/06/28(火) 17:23:13 ID:ETeOVcx0
>>992 書き込みありがとうございました。
何か強い意志が感じられます。
ここでの『君』とは
『自分』のことなんでしょうか?
闇と勇気
対照的なモノが一緒にあった
というのは新鮮でした。
伝えたいことはわかりますが
まだ少し展開がわかりにくいかな、
と思います。
ありがとうございました。
「闇を目に焼きつけろ。」
いい言葉ですね。
996 :
漂流者:2005/06/28(火) 17:25:20 ID:ETeOVcx0
>>
ここはそろそろ
消えてしまいそうなんですが
また作ってくださる予定は
あるのでしょうか?
997 :
山伏:2005/06/29(水) 03:11:48 ID:/9NfLQql
>>995 評をどうも。
『君』=『自分』とは、特に考えていませんでしたが、そういう見方も確かにできますね。
展開はやはり中途でしょうね。3行で完結なんですよ、本来。ですから、端から展開は破たんしております。
998 :
リーフレイン:2005/06/29(水) 07:32:55 ID:794h1Sxp
>>994 「窓の外へ、 目を閉じて跳躍しろ」
暗闇の中に一つの窓が浮かんでいる。
光りはその窓の向こうにあふれているのに、
窓は絵画のようで、そちらの光が光線となって
部屋の内部へ差し込むことがなかった。
ただ、ぼんやりとその窓だけが 明るく見えている。
窓の向こうへの憧憬がひたすら窓を見つめさせるのだが、
眩んでしまった目では
闇に閉ざされた室内を判別することができなくなる。
闇の中であっても住まうものはおり、
愛しいといえなくもないそれらを抱き上げるのが好きだった。
窓のカーテンをひき、
闇に住まうものどもに語りかけながら、
あの窓のガラスをあけて、
みな一緒にその風景の中へ溶け込む日を夢に見る。
赤子を抱いた母親が、光りの中を歩いている。
あの赤子は
昨日の私だった。
あの赤子は
昨日のこれらだった。
あの赤子は、明日の私たちになる。
1000 :
名前はいらない:2005/06/29(水) 23:26:41 ID:ZabNR5Nu
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1001 :
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