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347 ◆317..n/Ke6

自分たちの傍らにいつだって付き纏う
何もなくて哀しくて退屈な
くだらない時の澱み
その全てを投げ出し壊し尽くす
それができたとしたならこんなに楽な事はない

逃げようのないその空間も
心の奥底の声にならない叫びが
惰性から抜け出す為の道をきっと切り開くはず
その行く先は
今まで吹き荒んでいた風も嘘のようにやみ
まるで夢のように綺麗でいて
永遠に色褪せてしまわない
美しく切り取られた一瞬間の風景画

時の流れに支配されることのない
全てが静まり返ったようなその世界は
風化することはなく
また枯れることもなく
永久に