『むかしは』
むかしは
ふゆのゆうがた
じんせいだとかれんあいだとか
げいじゅつのしんえんたりうるあるいはならざるもの
について
しんけんにかんがえた
ちんこもひとなみにいじった
ぼくは
しあわせだった
となりのへやでユキちゃんとたあくんがひるねしてて
こんなながいひるねだとよるがたいへんだなあとか
せんたくやごはんのしたくやあとかたづけのこととか
かあさんとさいきんいちゃいちゃしてないなあとか
ユキちゃんにはやくともだちができるといいなとか
たあくんのごはんのすききらいがなおりますようにとか
そんなことばかり
かんがえる
ちんこはいまでもすこしだけいじる
ぼくは
しあわせだ