167 :
万華鏡倉庫:2006/04/22(土) 18:24:16 ID:ybWMg2Fc
硬膜の花の底
拒まない七月を束ねて
窓框を踏み越える
崩折れる黒い水の頬
陽炎に似た
夜陰の戸惑うしぐさ
重なる時の
音のない呼気に
背後にのみ広がる
水平線のつるぎに
届くまいとして
身を揉む
分泌の手紙を
写し取る視線の撓みに
意味に沿う
腰の捻れ引き攣れ
捧げられ続ける限り
跳ね回る掌の痒みに
這い登る砂の時計を
168 :
万華鏡倉庫:2006/04/28(金) 00:50:16 ID:1sRPQelb
俺って暗いな、と呟いている
地表をもっと明るいところで見たい、と思っている
今夜も夜空が
しかしいつも今夜だな、とひとりごちている
夜空が
169 :
万華鏡倉庫:2006/05/05(金) 18:53:29 ID:yRYTiG+y
隕石が眼に入る
それが
ぶおーーっと轟音を立て
カーーーっと灼熱の塊となり
ぱーーーっと閃光を放ち
ほんの数秒間
空の一筋になったとき
青黒い星の底では
無数の星の瞬きが
迎えていました。
それは
虚空の長旅を終えて
青黒い星と
その星の無数の住人の心に
溶け込みました。
雲が低いので街の照り返しで妙に明るい夜空で夜空が無くなってしまった気がするが
夜空にとっては足の裏にへばりついた綿埃の問題にすぎない
三日以上月を見ないと 歯茎から血が出る
結ばれ方に納得のいかない星座がもやもやしている
窓を開け、コーヒーをすすり空を見る。
午前2時、とても寒い、体が冷えてきた。
窓を閉め、ガラス越しに空を見る。
星は見当たらない
暗い空を見つめて自分をロマンチストだと思いふける。
月のない夜
彼はベットにもぐりこんだ。
175 :
名前はいらない:2006/06/06(火) 05:37:53 ID:qj9St3bF
まん毛
あてもなく銀河を彷徨う君を
僕はみつけられるだろうか
いつから僕らは
こんな気の遠くなる距離へと
離されてしまったのだろう
いつか君と見た
あの空を
あの空だけを頼りに
僕はこれからもさすらうのだろう
奇跡を信じて
脳の中に降り積もる雪
頭蓋骨の裏側の夜空
見上げる視床下部
思わない知られない流れ星が
雪を星座のように結んで
半秒で永遠を占う
178 :
名前はいらない:2006/07/16(日) 02:54:20 ID:XIzdvQcY
あの人や あの人よりも
必ず幸せになる!!!!!
179 :
名前はいらない:2006/07/17(月) 01:18:21 ID:/8lUcqkl
一緒に星を観れたらどんなに幸せだろう。
それは叶わない。
だって、一緒にいる時は星なんか観てないから。
なんでわざと???
きもちわるいとこ??
入れたの???
わかんないのね><
どううけとってほしかったの??><わからん><
素直に表現しただけ????><わからん><
なんかいみあんの????
うう。。。。
どおして深刻な顔してるの???
どこみてるの???
だからというかだからてがみかいた
ちゃんとはなしたかったのに><。。。。><><
いまは怒ってるの????わかんないよ><
ほんとに感謝してるよありがとう
なかなかできないもの><
はじめてやめてといってくれたのだもの><
でももううたないでねお願いよ><><><><
182 :
一味とうがらし:2006/07/23(日) 10:31:53 ID:QQlEYt5L
「灯」
紺色の夕方
寂しい一本道
ひとり遠くを見た
あらわれては消えゆく
ひかりの粒
車のあかり
あれはどこに行くのか
行き先知らぬ
ひかりの群れのながれは
沈黙する
私がずっと欲しいと思っていたものは…
同情や憐れみや、優しい言葉でもなくお金でもない
ただ真っ直ぐにありのままの私を見つめ返してくれる眼差しだけだったんです
あの人が再び私をそのように見つめてくれることは無かったけど…
私はやはりあの日の瞳に励まされて生きているのです
乱暴にされても挫けない光が届く
夜空を見上げていると夜空が振り返ったので目が合ってしまう
新月の光でできた闇を呑む
夜空がひとつの丘であるような
踏み分け道をのぼって
お弁当をたべて
またのぼって
のぼって
やすんで
息をためて
おつきさまに落ちてた
空缶を急いで拾って
はあはあ
帰ってきた
188 :
奇し蜘蛛:2006/09/06(水) 17:56:29 ID:t/j+jdP8
夜空がびっしょり濡れている
星が滴ってくる
三日月と言い張る月が三日月に見えない理由はでぶだからじゃない
「おやじさん」
夜がスライドする
幾千の残像と錯覚
走り出せばタイムワープしてしまうような
涙は蒸発し酒と煙草のにおいにいささかの嫌悪する
武器となるネクタイを緩めたれ流す金と性欲
彼らのBGMは雑踏 罵倒
背広姿にしわと疲れを背負い
流せない涙とストレスを溜めるそんな中でも明日の昼飯は豚丼290円
叩きつける手もカルシウム不足
前頭葉が飛んでいきそうなストレス
人間だからと言い訳をしてキレれもできない 女房と子供の先のため
彼らは酒と煙草のにおいをさせて家路につくのです
車のクラクションを遠くとらえて
車のライトを浴びて暗がりに少年をのぞかせ
暗い夜を眺め 明るい朝を浴び
幾千数えながら生きるのです
あの人は一瞬でも私のことを思い出してくれたのかな…
でもあの人にとっては私が存在していようがいまいが
もうどうでも良いことなのでしょう
192 :
沮喪:2006/10/22(日) 22:37:26 ID:Ap8yCJ8X
宇宙で最初の視線を発見する
193 :
名前はいらない:2006/11/01(水) 20:59:23 ID:soSa6v4s
ありがちなテーマで独創的であることが大事です
194 :
名前はいらない:2006/11/13(月) 02:22:02 ID:OyMJeS+7
195 :
名前はいらない:2006/11/15(水) 05:58:19 ID:+Ws/KJpG
194
いいサイトだからお気に入りに入れたww
きっとその人は
どこか遠くで笑ってる
犬を抱きしめてる
枯葉を掃いている
手を振ろう
出かけよう
たとえ逢えなくても
何もない景色よりまし
夜空を見上げて
手を伸ばして
独り言を言って
僕の気持ちを知って
君の事を思って
沢山のことを捨てて
無責任なこと言って
いくつか星は流れて
夜空に星は流れて
期待は塵と消えて
可能性は無くなって
君は誰かと一緒で
いつのまにか届かなくて
少しだけ俯いて
ちょっとだけ目を閉じて
一人また歩き出した
198 :
名前はいらない:2007/01/10(水) 08:30:15 ID:OeUWz9aC
悪夢が来たりて笛を吹く。
199 :
名前はいらない:2007/01/10(水) 08:55:14 ID:TO/lJVDs
亥年の地震の歴史をボクはじっと考える
2007年 ??
1995年 兵庫県南部地震M7.3・阪神淡路大震災
1983年 日本海中部地震M7.7
1971年 十勝沖地震M7.0(浦河で震度5)
1935年 静岡県中部地震M6.4(静岡市で震度6)
1923年 大正関東地震M7.9(M8.1とも)・関東大震災
1911年 喜界島近海地震M8.0
1899年 紀和地震M7.0
1839年 千島南部地震M7.75
1707年 宝永地震M8.5?・富士山宝永噴火
怖いよママソ
流星群
僕には涙を流しているように見えました
誰か他の人が見ればうんこをしているように見えるかもしれません
でもとりあえず僕は涙を流しているように見えました
訳はなんてことはない僕が泣き虫だから
流星群
見に行こうかどうか考える
トイレの中で
まだ見たことないそれを想像する
トイレの中で
203 :
名前はいらない:2007/12/07(金) 08:05:15 ID:EXyI0yuk
ぽ
満月ぽん ガチャポン ポン・デ・リング
205 :
名前はいらない:2007/12/08(土) 17:37:51 ID:xNS7sB6R
v〇v
【黄昏】
星の上で、冷たい影の中に居る。
ここが、山や谷や、水の流れの中であって
透明な想いたちの居住区なのだが
いまは、マイナスの時間。
地平の彼方に、白い宇宙船が
緑色を帯びた闇に、隠れ始める。
かすれて壊れた文字列が届く。 何行も続く。
一方的な心が、見知らぬ神々の言葉が。
静かに流される空間地雷。
レーダーに捉えられ、見つめ返す。
途絶えた信号の行く先へ照準を合わせ
そっと目を閉じる。
銀河の端から送られてくるコンテナには
子孫の行方をたずねる、隔たりだけが詰め込まれて。
爆発の残像は、死と生誕の輝き、
青く、赤く、 金、銀、…とりどりに鼓動し、
すぐさま燃え尽きる。
音のすべてが、収束する一瞬で、熱が治まる。
地平の上で、幾度も繰り返されてきた、今日も。
昼も夜も、想いを曇らせる、重力が
夜明けを知らない、この星の自転となって
再び目を開けると、そこはもう闇の中だ。
草の上に、白骨が輝いている。
眠れ、星の上で。 明けるな、宇宙よ。
文明が栄えていた頃の、漂流民たちが
いまだ、マイナスの時間。
うn
に
-
210 :
おみくじ:2010/01/01(金) 20:06:48 ID:uqbvGEX9
空を飛びたい・・・・・・。
空は飛べなかった 河も越えられなかった 何もできなかった
冬の夜空は きれいだった 星の雨 首が折れるほど見ていたら
天体望遠鏡が ほしくなった
蟹星雲には 本当に 蟹がいるのか
けれど 大切なものだけは しっかり残っている
私と あなたと この子と その子
あなたはあのあなたではなく あなただってことが分かっているの?
僕のあなたは 夢の世界のあなた
あなただってことが分かっているのかしら
このことその子は 天使のあの子 あなたはあなたであって
あのあなたではないのに
そう間違えているあなた そうそうあなたのこと 大切なあなたはあなたです。
きっとあなたは あのあなたと間違えて いるのではと ふとおもったら
きっとそうに違いないと 僕のあなたは 夢のあなた
だれにもわからないあなた
話すことすらないあなた
だからあなたは あなたであって あのあなたではなく
これを読んで苦笑いするあなた 足跡を見つけてしまう可愛いあなた
そう あなたのことだったんです。
きっとあなたは 気がつかないだろうなァ^^
僕の独り言・・・・・。
213 :
♯:2010/03/05(金) 17:46:19 ID:Af8Io0nm
僕が私で私が僕で
どちらがどちらで
どちらも同じ?
今日は夕焼け
夜空を眺めて思うこと
明日会えたらいいのにな・・・
しのぶれど・・・・−−−。−
此処には来ないで!
見ないで!
214 :
♭:2010/03/16(火) 01:29:47 ID:YgEZfEXA
北斗七星がはっきり見えたんだ。東の空にね 手が届きそうだったよ。
本当に近かったんだ。目の前だったんだよ見事なまでに 七つの星が定位置に並んでいたよ。
目で追えば追うほど 見事な位置だった。東の空いやむしろ東北東なのかな。
あまりの大きさに 宇宙を感じてしまった・・・・・。
そのあとすぐに 頭に浮かんだのは 悲しきかな 北斗の剣だった。
ーーーーーーーーーおまえは すでに 死んでいる・・・・・・・・。
所詮 この程度なんだな 思考回路は・・・・気の利いた言葉なんて
出やしないのさ 何しろ 自然の大きさと 宇宙を感じてしまったのだから。
君は 遠くにいちゃったんだ
君は おとなになっちゃたんだ
君を 大事に大事に育てたんだ
君の夢を 今度はママも見させてもらうよ
つらくても 苦しくても乗り越えていくんだよ
ママは 誰よりも君のことを心配し大事に思っているよ
君は ママの体に一部なんだから
やるだけやって だめなら帰っておいで
どんな姿になっても 復活させてあげるから
そしてまた 前に進めばいいんだよ
先は長いからあせらなくていいんだよ
一日一日を丁寧に大切に生きるんだよ
だけど一番の心配は 体のことです
夢中になりすぎて やせないように
ストレスで太らないように
考えすぎて神経を病まないように
あなたの心が痛いときは ママの心は
もっと痛いのです
ママは 君のみかただよ 永遠に
・・・・旅立った 私の体の一部へ・・・・・
母の子離れ 満月がうるんで見えない・・・・・。