歌詞でも良いから今の気持ちを詩にしよう!2

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916葬送曲
白い薔薇の花弁がはらりと落ちて
舞い散る雪が視界を朧に包む

音を失った白い世界が何故か悲しくて
焦りにも似た苛立ちに小さく喘いだ

ドウシテアナタハコナイノ?

ずーっとココで待っているのに
ずーっと此処で待っていたのに

雪の白さに意識が融解して逝く
切り離された空間に静かに喘いだ

ドウシテアナタハコナイノ?

何も知らされないまま…待つ事しか出来なくて
何も知らされないから…待つ事すら出来なくて

貴方が来るまで…と、待ち続けたのに

無音で舞い散る雪が何故か悲しくて
嘆きにも似た苛立ちに小さく喘いだ

雪の白さに全てが融解して逝く…―――――――――。