新海作品って詩的だってよく言われるけど
新海ってどことなく谷川俊太郎と似た部分を感じる。
それがどこだかはよく分からなくて、なんとなくなのだけど。
まあ詩の観点から見れば新海は谷川に着眼点から何から全てにおいて劣ってると思うけどね。
で、その谷川俊太郎が世間知ラズでこんなことを書いていた。
「文学にとって最も重要な本来の目的のひとつは
道徳的な問題を提起することだ」とソール・ベローは言ってるそうだが
詩が無意識に目指す真理は小説とちがって
連続した時間よりも瞬間に属しているんじゃないか
だが自分の詩を読み返しながら思うことがある
こんなふうに書いちゃいけないと
一日は夕焼けだけで成り立っているんじゃないから
その前で立ちつくすだけでは生きていけないのだから
それがどんなに美しかろうとも
皆はこれ見てどう思う?新海作品に対していろんな見方が出来そうだね。