1 :
Nothing :
02/08/20 03:35 ID:dC9UwYOR 私の中の十一番目の人格が詩を欲しています。素敵な文字を自由に 綴ってください。詩人の方々のお越しをお待ち申し上げています。
新スレおめでとう。 無意識? つかみ所のない 僕の世界 とらえどころのない 君の笑顔 無意識の微笑みが 何を語るのか 誰も知らない 自分ですら 多分 分かってはいない だから諦めきれず 文字の海に この身を委ねている
幼い声ならチョコレートを しかし彼は胸ポケットの煙草に手を伸ばす せめて嗜好さえ変わらなければ 一緒に食事に行けるのにね さあ坊や、ブレーキの踏み方を教えてあげよう オマエの頭に鉛の玉をブチ込まれたくなかったらな
4 :
Nothing :02/08/20 04:02 ID:dC9UwYOR
酷く冷たい雨が 脳みそに浸透するのを感じた夜 彼女の中でまた 新しい人格が産声を上げる 泥の中を這いながら 証拠欲しさに 自分を切り刻む 先天的なものを崇拝する彼は 彼女も同じ血を流すなんて 想像もできないでしょう 彼女は彼だったかも知れないし 彼は彼女だったかも知れない 彼女の靴の中を歩く 彼女が選ばなかった道程 彼女の皮を 一日身に付けたなら 震えている理由が わかるでしょう 純粋過ぎて 上手く溶けないから 潰されて 掻き回される 彼に入り込むために 彼女はまた悲しみの出産を繰り返す 心を侵食する鈍い痛みに耐えながら
>2 早速の書き込みありがとうございます。今後ともよろしく! この詩、もっと続きを見たい、その先の世界を見たい気がしました。 焦らされてるみたいな感じです。箱の中を開けてみたい衝動に駆られる そんな作品だと思いました。君と僕の世界が今どんな感じかもっと 知りたかったです。 >3 こちらもありがとうございます。うれしいです。 この詩を詠んであることを思い出しました。 恋人同士が付き合う上で、一番重要なのは 趣味や価値観が合うかではなく、実は 味覚が合うかが大切らしいです。 チョコ好きなんで、最初のフレーズいいなって思いました なんかハードボイルドの映画にチョコの甘さが溶けたみたい ただ欲を言えば、もうちょっと間が見たかったです。 最後の6行目の前が見たいと思いました。
彼女の空で 城が燃え落ちる 世界の片隅でポーカーをする 疲れたら 不協和音の海で 海女達と泡になるだけ ウエストから下は すでに存在していない 流転の海原が 彼女の涙腺を 酷く刺激する この光景が 安全でいられるために 浮いては潜り 潜っては探す 彼が決して言わない 彼女への思いを 緋色に染まった空を 不思議そうに 見つめながら
良スレ発見。でも、「無意識」に限定すると、言葉を探すのは難しそうだな。 − うっかりミス − 些細な失敗を思う 無意識の願いが込められた 些細な失敗を思う 本当は あんなことしたくなかった 涙を流して弁解しても そこには 無意識の願いが 込められている
>霧都様 詩の書き込み、ありがとうございます。無意識に限定していないので また気が向いたら、素敵な詩を無意識に書き込んでください。 >7淡々とした表現の先に、深い意味という奥行があって 鋭いとこをついてる気がしました。人が一番綺麗に見える時 というのは、無意識な行為をしている時なのかなーと思いました。 いろいろ考えさせられる詩だと思います。
事の始まりは 彼女が壊れてから いったいどれくらい退けば 許されるのか? 胸に鮮やかに燃えるダリア こぼれ落ちる液体 カラスの死骸 大いなる者に生かされた彼女 終わりを告げる彼の口 全てが定められた運命 彼の良心にすがって生きる彼女 この世界を創造した彼 冷たい両手で 何度も壁に打ち付けられて 揺さぶられるたび 彼女は絶望を その目に宿しながら 空に叫ぶ この地獄は私のものなんかじゃない この地獄は私が選択したものなんかじゃない、と
灰色の空を彷徨う糸の切れた凧 彼の吐く息を糧に生き長らえる 漆黒の闇に十字架のような姿で落ちていく くるくる回転しながら けらけら笑いながら 行き着く先に彼の手はまだ存在するのか? 記憶を切り取ってツナギ合わせる あぶれたものをマッチ箱に詰め込んだら 見知らぬ小さな少女に変わる魔法みたいに 私について言えばよくあること 凍った大理石の上を モップみたいに引きずられて恍惚を感じ 彼のお腹に耳を当てて 真実を見出そうとする 目をちかちかさせながら 彼の耳に私の名前を 絶望しながらそっと囁いた 想像もつかない場所から飛び出しても 驚いたりしないで ちっぽけで非力なこの腕に抱かれた 可哀想なウサギが驚いて目覚めてしまうから 永遠に水を湛える泉のように 言葉が溢れ出しても責めたりしないから
生命の真ん中 様々な思いが錯綜する場所 無意識の世界では 羽毛にも ハサミにもなれる どんな酷いことだって しないけど できる 祝福を受けようと 必死に手を伸ばす人々 天井が低くて 上手く笑えないけど 単調に見えるこの球体にも 見えない紐で支えられたブランコみたいな 危うさとスリルが確かに存在する 高い場所からは解らないけど 色は諦めるけど 音は譲れない 雨水が入り込めない位 孤独な場所 ガラスがビニールみたいに 溶け出さない限り 試験管からは抜け出せない
金糸が風の中たゆたう 流れる景色は あまりに均一過ぎて麻薬みたいに蝕む 脳みそを切り取れば大体の経緯は解る ここからそう遠くはない場所まで友達はいる 私が幻想と仲良くしてるのを 少し恥じてるみたい 走り出して夢中で扉を叩き回ったけど 空も地面も象みたいに灰色のまま ボッティッチェリなら 気の利いた色を添えられるはず 恐怖が憎しみに変わったなら 女神も貝の上で気付くでしょう 冬眠するには早過ぎて充分過ぎることを 欺瞞が持ち手を失った傘みたいに 空からひらひらと落ちて来る 壁に塗り込められた弱さは 馬鹿げてるけれど今この瞬間も抱擁を求めてる 虫眼鏡や聴診器に頼らなくても 血管に何かが入り込んだのが解る 炎が奥底を照らし、支配しているから
熱砂がやって来る 彼女のシェルターに 突発的なスリルが 緩慢に蝕まれた彼女に 甘美な蜜を注ぎ込む 失われた大いなる遺産 現実への喪失感 溶け出す渇望 叫び出すエゴ 虚飾にまみれた幻 彼の靴に踏まれた砂が 彼女の正体 熱砂がまたやって来る 彼女の秘密の場所に 枯れ果てるには若すぎるし 全てを賭けるには年をとり過ぎている 熱風に舞う羽毛の様に 終焉の地も解らないまま 全てが通り過ぎるのを 熱砂がやがて凍土に変わるのを 小さな溜息と共に黙視する
コントロール狂いの少女 バランスが彼女の全て 良い方向に傾き過ぎたら 父なるルシファーに祈りを捧げる 彼女は確実に回復しようとしている 充分過ぎる睡眠 不眠症の人に人気の薬 煩悩の始まりは 光の運び手が愚かな女に 炎を与えた時から 宵の明星に照らされた氷塊 無為の存在である蝋人形 床を流れる漆黒の髪 無慈悲に踏みつぶされた木苺 彼の指で優しくそれを掬い上げ 彼女の唇に唯一の色を与える この瞬間のために 地下の荘園で 暗闇の大地主に署名する
「川から森、そして教会に至る夢」 巨大な水龍の 頭は皮茎 しかし馬鹿にしている暇はない 川を下る 筏の足取りは運命のままに 白い皮茎に食われたとしても運命 いっそ深い森へと逃げ込んだ 逃げたかったところが 行きたかったところ? 赤い十字架が 半分だけ屋根にある教会で 気配のない人たちが 賑やかに昼食 食われているのは 私の父だった 私は肩からすうぅっと力が抜けて 11人に分裂した さて どいつの感情が本物だというのだろう? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「無意識の世界」だから沈んでるんですか? もったいないなー。。。
「あるく」 僕はまったく音の無い世界をあるいていた じぶんの足音さえ無かった そんな世界で 起こった事件は なにもなく 僕はただあるいているだけだった ただ 風は吹いていた 僕のうしろのほうへ向かって
静かな嵐が 日陰の部屋を 駆け抜ける 見せつけた恥部 花火の残骸 よくある事だけど 警察が来た 狂気はいつだって簡単に 舞台裏に入り込む やって来るものと 道の上にすでにあるものは 神様だって抑止できない はじき出された自己顕示欲が 解き放たれた黒い鳩の様に 不器用に、忙しなく飛び回る どんなものにも 終わりは来るのだから 彼の骸をこれ以上 冒涜しないで
− 限 界 −
自らで定めた限界
超えられず
唇を噛み
じっと見据える
あの先には
何が待っていたのか
道を違えた今
二度と目にすることもなく
今、新たな限界の高さと
微妙な駆け引きを交わす
>>8 Nothingさん
レスありがとう。自分の詩に、深い意味をいろいろ感じて貰えて、嬉しい。
お言葉に甘えて、また詩を一つ。意識的なものか、無意識なのか、心の壁は面白い。
年寄りが戦争を始めて 死んでいくのは若者 神様ロボットは時々現れてくれない 神様ロボットは時々劇的なものを望む 浴室に落ちた天使 咎められるだろうけど 本を読みながらそれをする 皮肉な事に栄養失調に陥ったら バスタブにどしゃ降りの雨が降り注ぐ 何度も破壊するけど 十中八九世の中の役に立ってる ずぶ濡れで飛び立てないから ミミズみたいに地面を這ってみる 神様ロボットは彼女の中で確かに生きている その証拠に彼のつま先から頭のてっぺんまで ネズミが忙しなく動くたび 不謹慎にも不敵な笑みを浮かべる 何人かの天使が火あぶりにあう トーストみたいな魔女達 神様ロボットは時々現れないし 神様ロボットは時々行ってしまう 空を落とす時は彼女に教えなくてはいけない 大地を砕く時は彼女に教えなくてはいけない
大聖堂から見ていた 息を引き取る前の 五分間の美しさを 食物連鎖の長はまたもう一度 橋を渡りきったと確信する 間違いは違いとは別の生き物 またパンを焼く 熱くして、こねくり回して 物語をねじ曲げる 犬ぞりに引かれた感情が 好き勝手に曲がっていく 喜んで遠くまで行くつもり 永遠に見つからない王冠を探す王女 彼女の入れ墨を身につけてみる 全てはそれから レインコートを着てまた溺れたら 月をオーブンで温める 分裂してるけど 隠れてるのは一つだけ
老木は去りゆく 老木は語る 遠い昔 醜さは遠くの出来事 落とされた者達は嘲笑する 色の薄さを、低さを 飲み込まれた犠牲に 全てが値し、反応するわけではない バックシートの過ちは 誰にでも起こりうること 彼の四つの車輪と 二つの光を敬愛していた 彼女の利き手はどっちだろうか? 印を剥いて、見張る 羽毛でできた危うい世界に立つ 構築された一瞬の美を 抜け殻に封印して 新しい生き物に生まれ変わる 監視カメラを持ってしても この醜さは このあざとさは 見抜けはしない 老木は嘲笑う 涙を流しながら
彼女の台所を叩く音 凍り付いているのが解る 彼のアフリカに連れて行かなきゃ 凍らせ続ける理由は ここにはもうないから 舌の上の霧 固まって大きくなったら キスをする 暴れ出して 怪我をしないように 酸欠状態の魚達 手遅れにならない内に 彼のプールに連れて行かなきゃ 間違った円 彼女はそれを回すの躊躇って 切り刻まれる 貪欲で、見当違いな住人達に 食べられるため 嘘のトッピングと共に皿に載せられて 無造作に運ばれていく 是が非でも彼の胃の中に連れて行かなきゃ 舌の上の雲達が浮かばれるように
彼女は毛布女 誰かの寝床を温めるためだけに 生かされている カウボーイはどこへ? 彼女は壁を通して そこに存在していられる 私の声は必要ない 万能ではないけど 彼女自身の声がある 彼は彼女の体も顔も手にいれたけど 彼は彼女には決してなれない 夜中に目を覚ます彼女には 彼女は力を通じて 嫌という程思い知る 修繕できない綻びなど存在しないことを 彼女にさえ見つからなかった 彼女の縫い目と大胆さ 白夜の続く暗い道を 手探りでトボトボと歩いていく 彼女は真夏でさえ毛布女 安心して寝られる場所を探し求める 白い柔肌に艶やかな花々が 咲き乱れるのを夢見ながら 薄汚れた毛布で 今日もタマネギを演じる
24 :
Nothing :02/09/03 07:05 ID:4xHZzLkN
15,16桂頭孔雀之助様、初めまして!書き込みありがとうございます。 また時間がお有りでしたら、覗いてみてください。 15の詩は童話や神話のようなイメージと抑圧された欲望の両面が 見えた気がしました。元凶となるものと、今いる場所、これから向かう場所 今の自分自身の姿。心の状態が厳かに描かれていると思いました。 16の詩は歩みという共通するものがありながら、全く違うイメージを 受けました。純粋さと脆さみたいなものが、スーッと自然に入ってくる 感じです。感情との距離感が良いと思いました。
25 :
Nothing :02/09/03 07:15 ID:4xHZzLkN
>18霧都様詩の書き込みありがとうございました。よろしかったらいつでも 心の壁との戦記を書き記してください。 18の詩は全体に、ストイックな感情が入り込んでいるので 本来なら潔癖で緊張感のあるものに終わるであろう感情の吐露が 計算され、絞り込まれた単語によって自然に入り込んでくるところが 凄いと思いました。限界というテーマに合った強さみたいなものを 感じました。
26 :
Nothing :02/09/03 07:42 ID:4xHZzLkN
咀嚼するたびに 山葵は誠実に 彼女の舌を刺激する 彼女が鍵を置いた場所が 怠惰に麻痺しきった彼の舌の上だなんて 知っての通り 彼女はだいぶ前から溺れている 犬の訓練士が気の利いた事を言う 彼女にはもっと手が必要だ、と 心の中で彼は子犬を殺した 彼の残酷さを未だに信じられないでいる 彼の全精力は手綱の中に存在している 彼の親切心から今日も 小さな命が奪われる 彼女の中でたくさんの星々が輝くけど 空は満足してくれない あばずれは平和を望む あばずれは誠意を望む
27 :
Nothing :02/09/03 08:08 ID:4xHZzLkN
そろそろ時間と友達になる時 彼女のために鐘が鳴ったら しばらく飛べなくなる合図 これは現実じゃない 銀色の猫だなんて これは現実の味がしない 彼女の人生がそうであるように祈る 彼女の強さに今日も祈る 床一面に広がった 十一人分の涙を数えながら 躓いて、羽を痛める ボタンの掛け方 言葉の話し方 違う場所への飛び方 その全てが 忘れなくてはいけない物事の始まり 手のひらの上の彼の甘い血 唾液ほどじゃないけど 彼女を少し恥ずかしくさせる 彼は少し知らなくてはいけない 彼女がいかに勇敢で またどんな味がしているのかを 羽の傷が癒える前に
28 :
koooo :02/09/03 09:33 ID:IGsgNKpl
私は月と同じでひとりで輝くことができないと思っていたから 太陽を欲しがった 私の太陽は どこ? どこ? どこ? 心はそれを探し続けることに終始していたのに 太陽は私の中にもあると聞かされてから 私は少し迷子になった 目の前にぶら下げられていたニンジンも消えた 私は追う物を見失って 少しだけ途方にくれている
29 :
koooo :02/09/03 09:41 ID:IGsgNKpl
>>26 あばずれはあばがれを止めさせてくれるものを
無意識のうちに待ちながら
挑むような祈り方で
自分で自分に傷をつけ続けているのかもしれない
>彼の親切心から今日も
>小さな命が奪われる
ここはどういう意味ですか?
ミルミル お仕事できたヤクルト販売のお姉さん 家を訪ねてきた ヤクルトも好きだけど あたしはミルミルが好き 心が病めるあたしだけど あたしは人を魅了できる何かがあり そして同時に人を不快にさせる要素をももっている それらを同時に無意識の領域であやつり 痛い痛いこころをここに刻む今日と共にアル
31 :
koooo :02/09/03 10:50 ID:uurKyidG
Nothingさんの詩は、私のことを何か言っているようなものがたくさんあって 不思議な感じです。もちろん私の気のせいなんだろうけど。
スレたてられたのですね、おめでとうございます。 それにしても難しいテーマですね。 無意識の世界を綴るのには、 意識ある世界で指を動かさなくてはいけないのだけれど、 その状態で無意識を綴ることは容易ではないなぁ、と思う。 ま、頑張って考えてみます。
あ、つまり意識ある状態で綴った無意識は 真の無意識の世界とは少し違うかもしれないと思ったのです。 必ず後手に廻った、後から気付く無意識ですよね。 それを言ったら元も子もないですけどね。 雑談失礼。
34 :
Nothing :02/09/04 05:30 ID:ku3VR/NL
28、29koooo様 初めまして、詩の書き込み、詩の御批評ありがとうございました。 また時間がお有りでしたら、遊びにきてください。 お待ちしています。 28の詩は、自分の心を揺さぶるもの追い求めている 状態ですね?自問自答形式で書いてあるので 自己との葛藤が良く表れていると思います。 また違う世界(続き)とかも見たい気がしました。 29の詩は二人の関係が上手くいっていると思っている 怠惰な彼(犬の訓練士)とそう思っていない彼女(子犬) の話です。小さな命は彼女の不満とか、心の叫び、 彼に対する気持ちを表現していて、彼の親切心は 彼の彼自身に対する自信からくる、ありがた迷惑な 気持ちの押しつけ、鈍感さを表現しています。
35 :
Nothing :02/09/04 05:41 ID:ku3VR/NL
30 豪腕ティクn様、初めまして?詩の書き込みありがとうございました。 またよろしくおねがいいたします。いつでも入らしてください。 30の詩は無邪気さと一見稚拙な表現で、これは?という興味で 読み手を引き込んでますね。でも実は礼儀正しく、また深く自分の感情を 読み手に伝えているというところが、凄いです!上手く言えなくてごめんなさい 入りこみやすいのに、深いこれは自分にはできないと思いました。
36 :
Nothing :02/09/04 06:06 ID:ku3VR/NL
32,33 Kanon様、ありがとうございます。無意識は確かに 難しいことですね。テーマとしてだけでなく、いろいろな意味で 私の好きな詩人のイェイツの詩のにこんなのがあります。 人は誰でも辛い経験をすると、幻視者(visioner)になる、と この後続きもあるんですが、私の中ではこの部分が重要で 誰しも、生きていれば何度か辛い目に遭うと思うんです。 そんな時、無意識な衝動から、何かを表現したい、自分を解ってもらいたい という気持ちに駆られるのではないかと思うんです。 もちろん、人は神ではないので、長時間無意識で何かを するというのは無理ですが、瞬間的には可能ですよね? それを一生の内で何度経験したか、常にそういう無意識な ものに自分は敏感でいられるか、またそういうものに 自分の時間をいかに多く費やせるかが私は自分にとって大切 だと思うんです。私、色で言うとgreyな世界観が好きなんです 道教思想で言う、中庸の精神が好きなので絶対的に正しいもの は私の中であまり意味を成さないんです。あー読みにくくなっちゃい ました。ごめんなさい!まー人それぞれ言葉の捉え方は違うので Kanon様が見つけた無意識の世界を、気が向いたらお書き下さい。
37 :
Nothing :02/09/04 06:44 ID:ku3VR/NL
人形にも友達はいる 何かの上に立つ 途方もないくらい 危うい何かの上に ただ足が地面の上に のっかってるだけだなんて 口にしないで 彼は司令官 彼は彼女の星側の人間 次元が歪んで 物語の終わりに辿り着くまでは 彼女の熱心な救援信号 望むものは雪、雨、エンジン 今じゃ信じられないけど 彼女はずっと嘘を崇拝してきた 迷路に吹き荒れる風 彼女は自分自身を許すため 力を乱用し過ぎたみたい 共犯者は 彼女しか知らないどこかで 爆弾を落としている 途方もないくらい危うい 場所に立たされながら
nothingさん、はじめまして レスありがとうございました ではまた
39 :
Nothing :02/09/05 00:17 ID:mtD6sO/J
永遠に歩き続ける女が レースのために 車を買った 少女になりたくない女が 今日この瞬間のためだけに 流す一粒の涙 琥珀色の波が 彼の神秘を飲み込む 彼の本を 胸の上に置く 言葉を感じる 何かを突き動かす 彼女と彼の最良のページは 無慈悲に破り捨てられて 血の通わない おとぎ話に変わる
40 :
Nothing :02/09/05 00:33 ID:mtD6sO/J
この奴隷を殺したい この奴隷は私よりも長く ここで仕え、生き長らえている 下卑た笑いを浮かべながら この奴隷を殺したい 今すぐそうしたとしたら それは一種の優しさから この殺したい気持ちを殺したい この瞬間を殺したい この狂気の存在が信じられない 平穏の中で生き長らえている私は この奴隷を殺したい このメス豚を殺したい
41 :
koooo :02/09/05 00:57 ID:r6fIf9AI
醜い自分を消し去ってしまいたくても どうしても自分にナイフを突きつけることができない ダレカ私ヲ殺シテ と祈っていたはずなのに 殺意を感じたなら本能的に牙を剥く この、私の中の獣のような本能や欲求が 生にも死にも邪魔をする
42 :
名前はいらない :02/09/05 02:10 ID:lnNNSM/K
44 :
koooo :02/09/05 09:19 ID:lQoSMfax
>>43 面白ーい!ぜひ、あなたも「前の人の詩を批評して、ひとこと盗んで」
新作を書いてってください。
45 :
koooo :02/09/05 09:21 ID:lQoSMfax
>>44 ごめんなさい・・・寝起きで寝ぼけてて別のスレのつもりで書いてしまいました・・・
どうか
>>44 のことは忘れてください・・・(陳謝
46 :
koooo :02/09/06 01:13 ID:Iuz8XD19
>>34 >小さな命は彼女の不満とか、心の叫び、
>彼に対する気持ちを表現していて、彼の親切心は
>彼の彼自身に対する自信からくる、ありがた迷惑な
>気持ちの押しつけ、鈍感さを表現しています。
うーん…スルドク捉えてらっしゃいますね。そういう関係ってありがち。
相手の本心無視して「どうだ!優しいだろ?」的に優しくされても
そんなとこも可愛いとか、ムリに感動してみるとか
女の人の方が上いかないといけないような状況にさせられる。
はぁ・・・タメイキ・・・(kooooはお子ちゃま以下なのでついタメイキが)
>また違う世界(続き)とかも見たい気がしました。
ありがとうございます!
人は自分の「片割れ」を捜し求める。
一説では、「その片割れは自分のシャドウである」
つまり、自分に無いものを持っている人に惹かれる、と。
だけど、自分に無いものを求めていたはずが
それが自分にあったことに気付き
…さて、私には本当はどんな人が必要なんだ?って感じで立ち止まった状態です。
続きができそうになったらまた書き込みますね。
47 :
Nothing :02/09/08 08:12 ID:ZicRSTNX
人生の大いなる力を通じて 彼女はそこへ向かう 眩い光は 時間切れの合図 門の前で罪を償う瞬間 お互いの脆さも痛みも 感じられぬまま 共食いし続ける日々との別離 不充分な声 涙が産み落とした何か 遅れてしまったパレード もしも彼女の心を 彼が食べていたら 決心も揺らいだでしょう 彼女の手が 彼女自身に触れた時 階段を駆け上がるまでもなく 彼女の頭の中に、やっと 束の間の休息と解放が訪れる
48 :
Nothing :02/09/08 08:40 ID:ZicRSTNX
私の中で、今日もまた 新しい彼女が作り出される そして、彼に 全てを運んでくるように命令する 隠した何か、汚した何か 濁した何か、潰した何か 彼の髪の毛の隙間は 乱雑に散らかり過ぎて シェルターの機能を もう果たしていない 生まれたばかりの新しい彼女 涙を啜りながら 大きくなっていく 彼女を嫌うのは 不公平というもの 彼女を食べるという罪を犯す 円の外に帰っていく彼 円の中に引き籠もる私 虚しく輝く円の中の装飾 解けていく円 小さくなる円 その紡ぐ手は 空からではなく 私の中から伸びていた
49 :
Nothing :02/09/08 08:59 ID:ZicRSTNX
彼女は風変わりな女だった 妄想、毒、そして麻薬が 彼女を知る鍵 ネグリジェ捲し上げて 町から町を渡り歩く日々 気休めは安物のジョニーウォーカー そして下手くそなゴスペル 今日もどこかで逆立ちしながら 馬鹿笑いしてるでしょう そうじゃなかったなら 間違いや、理不尽なことが 通り過ぎるまで 藁に頭を突っ込んで 理解不能なことを 呟いているでしょう お腹が空いていなければ 彼女は取り敢えず安全でしょう
50 :
Nothing :02/09/08 09:14 ID:ZicRSTNX
春にこの体が調和したなら 彼女にもやっと 隠れ家が与えられる 彼女の僅かな熱 恐怖のあまり 見張り続ける氷柱 どこへ向かい どこへ落ちるのか 祈りながら 歌いながら 彼女の胸に 落ちては、突き刺さる 凍り付く要塞に 痛みを伴った 祝福を与える 階段を下ることを 選択した天使の羽の上で 何かが溶け出す その鈍痛は 春の来訪も 飛び立つことも許しはしない
51 :
Nothing :02/09/08 09:26 ID:ZicRSTNX
46koooo様 レスありがとうございます。その話知ってますよ!確かソースは ギリシャ神話です。大昔人間は両性具有で平和にバランス良く 生きていたんだけど、プロメテウスが人間に火を与えたことにより 戦争が耐えなくなり、起こった神様が人間を二つに引き裂いた。 故にそれ以来男は女を、女は男を捜し求めるようになったらしいです。 自分の片割れである人を追い求めるのは難しいですね。 理想を追い求めることを選択するか、身近なものの中に理想を見出し 育てていくか、どちらがいいか?んームズイですねw。 またよろしくお願いいたします。
52 :
Nothing :02/09/08 11:37 ID:ZicRSTNX
街中に溢れた不倶戴天の敵 愚かで哀れな標的 見透かされた欲望 そうは見えない風貌 少しの絶望 見えない全貌 不器用さが足枷 届かない声響かせ 祈るは大日如来 望むは活力の再来 到達すべきは曼陀羅 駄目な私はフシダラ 駄目な私はグウタラ そんな私は滑稽 そんな私のの情景 超えられぬ涅槃 聞き捨てならぬ冗談 私に飾りたい錦 説けない不思議
53 :
恩田朗 ◆FEgWNVKI :02/09/09 21:55 ID:d3uNw8M3
[後ろにある風景] 後ろのほうへ向かって、引っ張られた髪が、 ずるりと頭皮から、まとめてお別れする時、 その束を手に鬼は、大爆笑しているのだが、 俺にはまったく、そんなものを感じた記憶がない かくして俺の後頭部は禿げあがり、 それでも平気で町へ出るのだ 一人で居る時の阿呆面が鏡に映ると、鬼どもは面白がる 町へ出た俺の俳優気取りがガラスに映ろうものなら、鬼どもは遂に悶絶する キャンプファイアーだ あれは中学生時代の記憶 そこで炎は停止していた だが今、俺の禿げた頭皮のイボどもが、 記憶を再生するようにギターを弾き、歌いはじめた ランラランララン ラン そんな歌など聞こえてたまるものか これは俺が想像で拵えた、場当たりの笑い話だ なぁ? と言って振り向くと、 やはり鬼は居なかった が、 俺の後頭部に止まっていた蝿が逃げた
[潰れた眼鏡] 尻の下で 眼鏡を潰して 「眼鏡はどこだ」と探している お前 近眼の癖に 自分の尻の下が見えないときている 立てよ 横着者 そして 絶望しろよ 明日 新しい眼鏡を買いに行くまでの ほんのそれまでの絶望を 誰もがきっと 自分に高い金を支払うべきなんだ 明日はきっと 自分に弁償金を支払うべきなんだ 潰した眼鏡を 取り戻すために お前の尻の下から今も 眼鏡の流した紅い血が 広がっている
55 :
名前はいらない :02/09/09 22:18 ID:LJxiPHKv
絶望だと?俺はなにも望んでないぞ。
56 :
名前はいらない :02/09/09 22:25 ID:LJxiPHKv
俺がなにしたかより、君たちが何をしてきたのかを問う方が 早いのではないのですか?そして、その呪いを自分たちの目で 見なさい。俺がした罪などパソコンのキーを弾いただけだ
57 :
Nothing :02/09/10 10:43 ID:N+qrq8xY
踏みにじられたことなどない誇り 誇りの出所と信憑性 閉ざされたことなどない希望 希望の影響力と自己統制力 その線を越え この抑圧された世界を 侮蔑と表面的見地をもって 更なる荒廃へと導くというのなら それを受難としてではなく 選択し、甘受する 汝、罪よ 言葉の有限性を知り、また空しさを知れ 我の狂気と変容は 衰退し暗転を望むものではなく 自らを絶望と虚無の世界に置くことにより 飽和し、陽転することを激しく望むものなり 超越的な一者や理法すら もはやこの炎を消すことはできない 存在の可変性のみが我の大河をたゆたい 我のあらゆる部分を刺激し、敏感にし、律するだけ
58 :
名前はいらない :02/09/10 12:06 ID:GxFcsUOz
[水鏡の迷宮に掲ぐ] 河口で治水に追われれば 水源を律すること能わず 雫の滴りから大河の奔流 飛沫の愉楽こそ敵手なれ かくて我永く山に帰らん 次の滴りこそ雫なれかし
59 :
◆lWCHgVJo :02/09/10 13:03 ID:oI+XB4s+
[紫] 海のものでも 陸のものでも 必ずそれは紫色をしている たとえば今は赤かったり 黒かったり ピンク色をしていたとしても 必ず紫色に変わる 動物でも 植物でも ね それは人間の領域じゃないらしい しかし俺は飛び出してみたい 人間色の領域で生活している自分を たまには外から確認だ そして俺は紫になった
[俺の舌] 大変だ 俺の舌が 海辺のアメフラシの如く なってしまった おまけに 唾液まで分泌してしま っているからには末期症状 だ 助けてくれ
61 :
Nothing :02/09/10 16:24 ID:N+qrq8xY
水源にそれを求めれば足りず 河口にそれを求めれば余る 本質は大河の中にではなく その外に存在する
62 :
名前はいらない :02/09/10 16:39 ID:E3o8lwCE
寝る
>>60 あたしも舌が麻痺して 唾液がだらだら止まらない時ありました
今は精神病患者認定をもらって通院してます。
お大事に・・・
「染色体」 名前がきれいですね 染色体さん あなたはあたしの体のどこにいるのですか 染色体さん あたしはあなたとどのような関係なのですか 染色体さん ねぇ 教えて 染色体さん
>>63 ありがとう。
>>64 俺もそんな感じのが書きたかった。
シンプルでいいね。
67 :
NC0909 :02/09/10 22:07 ID:PAi/cP79
(波紋) (波紋) (波紋) (波紋) 波の続く粘性の面 僕はそれを思い浮かべる 波紋 それは重なり合い 弱め合い強め合う 波紋 こんな僕は酒に酔い 六角形に酔いつぶれる …クリアランスを期待して その心の奥で常にゆれる波紋 自己の未来と瘴気を想い 他の波紋の円/艶ならずを想い 遠き汽車の振動を想い 消えた妹「空」を想い
68 :
NC0909 :02/09/10 22:08 ID:PAi/cP79
錠剤はやめよう クリアランス クリアランス すべてはRelationの上に成り立ち 六角形の亀の甲 もすべてはInnerのティップでしかなく 難解な自己想啓 『暗闇を望むのか』 「このまま『サダメ』と受け入れるのか」 …クロマティクスを聞かせてよ 聞こえないほどの高音へ C,C#,D,D#,E,F,F#,G,G#,A,A#,B………… エディタに光る白い文字 淡い矢印 本当に僕はこれを求めているのか なぜここという場を求めるの 違う 違うな 僕はまだ欠けた月 ニヤニヤと震える細い月
69 :
NC0909 :02/09/10 22:09 ID:PAi/cP79
眠ろう 深層から呼び声が聞こえる ダウンリンク 僕と「おれ」の必要なもの マッチングの下方合流 睡眠 睡眠 睡眠 (波紋) 睡眠 睡眠 睡眠 波紋 睡眠 波紋 睡眠睡眠睡波紋は睡眠睡眠睡眠波紋眠眠眠 睡眠波紋波紋波紋 剥がされる「表皮」 ! パルス …邂逅
70 :
名前はいらない :02/09/14 00:58 ID:64QlsDJj
きしむ 筋パルス 撓む 骨神経 泡立ちさんざめく皮膚感覚の 膨大な 海 海 海 塩基が 酸が 濃度勾配を駆け降り また駆け上がり うっそりと それを感知する 体内酸塩基平衡システム 光や音やあなたの匂い 視床下部では ひそやかに 微かな ニューロンが発火する 意識の輝く天界をすぐそこに ほの暗い物質の絶え間ない 移動 律動 蠕動 蠢動 それを何も感じることなくわたしやあなたは カップを手に取り この午後 おたがいを 見つめあう
舌にミラクルフルーツをのせている風に 喉の奥が痺れては とろりと何かが行ったりきたり ずるりと上下へイッタリキタリ ああ、味も判らないまま
72 :
Nothing :02/09/15 11:28 ID:qCL1zFgJ
これはバンパーからバンパーを 移動する蝶々のお話 私の好きな花は これは神話でも、ましてや戦記でもない 単なる冒険の続き 彼の蜜には 鼓動と熱が混ざっている 純粋な膿と錆びた時間が 支配しない内は取り敢えず安全 私の好きな花は 友達ではないけれど 同じ日付を刻み 同じ場所を目指す 彼がもしも 安全でも、危険でもなくて 真っ直ぐでも、曲がってもいないのなら 私の羽を綺麗に引き裂くことも 私の好きな花になることだって できる
73 :
Nothing :02/09/15 11:46 ID:qCL1zFgJ
彼女は半分だけの女 いつも半分 ずっと半分 幸福で満腹になりそうになると 不幸を半分いれて 中和する 溺れないために 不幸が彼女を覆い尽くしそうになると 幸福を半分だけ注ぎ込む 崩れないために 二つの思いを足して 一つの形 小さいけど、失敗ではない 彼女は美味しいものも 半分だけ食べ 半分だけ味わい、噛みしめる 目に見えるものも 目に見えないものも 全てが安全でいられるように お祈りしながら 彼女は常に半分だけの女だから 余計なものは付かない 残り物を食べ過ぎて 彼は太ってしまったけれど 気持ちは半分ずつのまま
74 :
Nothing :02/09/15 11:59 ID:qCL1zFgJ
ある朝目覚めたら 彼女はフライパンの上 気付いたら たくさんの仲間達と 転げ回って、叫んでた 何か得体の知れないものが 簡単に、素早く膨らんでいく その熱く熱せられた円から 落ちたら、ゴミ箱に 高く飛んだら 一時の天辺を味わえる 委ねられた力 調整する力 そんなことも知らされず 黒い円の中では 過酷な狂乱が行われている ポップコーンは平和を信じている ポップコーンは高く飛べると信じている
75 :
コギャルとHな出会い :02/09/15 12:00 ID:Yz9kEKUP
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76 :
Nothing :02/09/15 12:15 ID:qCL1zFgJ
70 凄く良い詩ですね。凄くまとまっている気がします。 私、主観的にも、客観的にもなり過ぎていない 文字との距離の取り方が、かっこいいと思いました。 自分だけの世界観がなんだか、Quite cool!!ですね。 I feel slackから、Nothing better! な気持ちになりました。またよろしく。
77 :
Nothing :02/09/15 12:28 ID:qCL1zFgJ
53,54恩田朗様 初めまして。詩の書き込みありがとうございました。 独特の世界をお持ちですね。なんか楽しいしですねー 小学校の時好きだった子と、花火をしてて、ろうそくの火を 見つめすぎたその子は髪を焦がしてしまったんです。 その時のことを思い出しました。全く関係ないですけどね(w 54の詩はご自分への激励でしょうか?自虐的で冷めた視点の中にも 何か熱いものがあるんでしょうね。私、目はいいので、眼鏡の無くなった 時の喪失感ってよく解らないのですが。詩の中身はわかりました。 またよろしくです。
78 :
Nothing :02/09/15 12:43 ID:qCL1zFgJ
67,68,69NC0909様 初めまして?感覚的なものの見方を、視覚的に表現してますね。 文字や言葉が、生きた集合体みたいな、変則性があって おもしろいです。67は大きなものに溶けていく感じがしました。 夜汽車と、妹という言葉はお好きなんですか?(w 68は今現在の自分のCM、もしくはVideo letter みたいで特殊でいい感じです。69は欲を言えばもう少し 文が欲しかったけど、そうすると、ご自分の世界が 崩れそうなので、このままでもいいのかも知れないですね。またよろしく
79 :
Nothing :02/09/15 12:58 ID:qCL1zFgJ
59,60◆IWCHgVJo様 初めまして。詩の書き込みどうもです。 簡単なものがお好きなようですね。技巧的で単純なものは なかなかムズイですよね。easyなものに逃げると 只単に単調な文になってしまうし、本当、自己表現って 難しいです。ご自分の世界観がお有りのようなので それを大事にがんばってください。59紫の世界が もうちょっと見たいですね。60は補足が欲しかったです おもしろそうなので、もっと見たくなったので。 またよろしくです。
80 :
Nothing :02/09/15 13:11 ID:qCL1zFgJ
64 豪腕ティクn様、書き込みどうもです。 染色体さんとイイ関係が築けるといいですね。お大事に。 58様 書き込みどうもです。一つの一つの積み重ね、歩みは大事なことですね 立ち止まってたら、何にも変わらないですものね。しかし解っていても 実際に行動できない人間もいるので、何とも言えませんね。 いろんな考え方を持ついろんな人間がお互いの違いを認め合っていく 世界が理想だなあと、この詩を見てそう思いました。 人の違いを認めない者は、自分の違いも認められないし、自分の違いを 認めて貰わなくてもいいと言ってる人程、実は認めて貰いたい 自己顕示欲が強いと心理学の本に書いてありました。またよろしくです。
71 書き込みどうもです。この詩を見て思ったのは、どんな魔法も 有限で、長くは続かない儚いものなんだなーと感じました。 またよろしくです。
愛しいモノ程失われて この手は空をつかんでいる様 それとも 砂か水か その間にも また
静穏な世界をぶち壊したくて あたしは電源を入れた 超現実主義の冷たい世界 酔いしれたまやかし 自惚れた間違い 祭り奉られた嘘 怠惰な現実 全てを吸い取る ある女の戦い 掃除機を抱きしめて 大事なものを載せる 揺さぶって 真実を気付かせるなんて 大それたことを望んじゃいない 大地が揺れてる時に 可愛いものを 愛しむだなんて そんなことに現を抜かすだなんて とても非現実的なことだと思わない?
sage
記憶を巨石に封印して 全てを置き去りにした晩秋 日々の贅沢から 怠惰に、醜く垂れ下がった胃を 冷徹な球体が キリキリと締め上げて 激しく刺激する 長雨も霧も 否、泥濘でさえ 喜劇や、ましてや悲劇の歩みなどを 遮り、沈黙させることなどできはしない 温もりを僅かに残した 愚かしい、稚拙な水 深部に到達し、我に返る頃には 頑なな雹に変わり果てて 失いたくないものを動揺させ 生い茂ったススキの中で 今日もまた見失う
86 :
Nothing :02/09/16 17:32 ID:tteBg3Dc
大きな鳥の下で 完治しないものを感じる 垂れ流した血 受け入れた毒 喜びを咀嚼する歯 南を揺さぶる鎖骨 病んだ羽に全て試す 不機嫌な雑草 不愉快な木々 曖昧な国境 非対称の憂鬱 相違の起源 彼女と一緒に並べてみる 何も知らないことの良さが解る筈 狭くて、遠い空に繋がる糸 それを辿ると 同じ速度で歩むものに 固執した大きな鳥が 欠伸をしながら 浮かんでいる
87 :
Nothing :02/09/16 23:01 ID:tteBg3Dc
理由も定かじゃなくなる程の破壊 貧しさの罪 豊かさの罰 傷ついた 見えざるものを その手でなぞることすら 許されず 今日もまた 新たな層が作り出される あなたが理解できる狂気を教えて あなたの怒りを食べさせて 見えざるものを狂信するあまり 見えざるものを責め立てる 塔が崩れた時から 知覚と視覚が膨張と収縮を繰り返し 神様がコントロールできなかった現実に 決して少なくはない人々が 無慈悲に投げ込まれる 空虚な起源のために 不毛な時間のために 残された者の穴は 土砂で埋まることはないし 記念碑なんかで誤魔化されることなど 決してない 失われた者の存在のみが 残された者を救う
88 :
Nothing :02/09/17 22:30 ID:piIKZGsz
神経衰弱の猫 眠れる空虚 異空間の悪夢 薪を拾う月の子供達 西の森のオオカミと騎士 密告者は魔女 陥れられた乙女の棺 葬られたサルビアの冠 沼の中の真実 サイコロみたいに転がって だまし絵みたいに欺き コートの懐にそっとしまう 案山子が示す方角に 魔法の種明かしが存在し ありとあらゆる負の感情を 古木の下にそっと置く
89 :
Nothing :02/09/17 22:51 ID:piIKZGsz
深部の爆発 感情の吐露 滑稽な生き物が 涙の中をのたうち回って より完全な感情を喚起する 怒りの玩具 静かな悪霊 この部屋を揺るがすことはない 窓の外で見守るだけ 部屋の隅で囁くだけ 注意を引きたくて 暖炉に花をくべ 枯れ木を折った 香油が鼻を掠めると 彼女は次の儀式を 激しく懇願する 深部での出来事に驚いて 彼女の孔雀が 羽を広げて空を舞う
90 :
Nothing :02/09/17 23:19 ID:piIKZGsz
岩陰に隠れた 先回りして 暗いもの 冷たいもの 頂上から見下ろしていた 隠れたものを唆していた 手引きするもの 暗黙するもの 脆弱な組織 微弱な光 挫けるもの 戸惑うもの 傑作に対する敬意 既に最良の部分は削り取られて 権威の失墜 楽園の崩壊 真珠を温めて 海に還るまで 耳鳴りが止み 優しい凪を乞う
82青の羊様 詩の書き込みありがとうございました。またよろしくです。 大事なものを掴めないもどかしさ、でも感触だけで 癒されることもあるのかなーと思ったり、難しいです けれどやはり、すり抜けていく痛みは辛いですね。
揺るぎないものがやって来たなら 彼の下に集うでしょう エンジンが止まる瞬間 全てを告白する 彼女のクローン 一番目から十九番目まで並べてみる 誰が真実で、誰がまやかしか 解るはず 彼女が自由なのかどうか知りたいのなら その手綱を辿ればいい 落ちている訳じゃない 着地しようとしているだけ 彼女が味わったものを 生体触媒してみる 夜と朝の狭間で 数時間前の爆発を感じている この契約のために 息をして 彼から欲望を奪って 丘に埋めた 彼の星に行くタクシー 手を挙げながら、待ち望んでは 消費を繰り返す
93 :
Nothing :02/09/30 18:48 ID:wMUAE0fD
現実は石、魂は卵 石は冷たいのに 魂はまだ生きている 体の錦を燃やして 彼の絵巻物に触れる 定められた筆で 書き殴られているけど 春は味わえる 茂みの中のだらしない二人にも 祝福は与えられている ある意味では
94 :
おうどう ◆Mr.SWAN. :02/09/30 23:15 ID:L9s1hLzH
刹那 胸を打つのは ユダの赤いタンバリン 盲目 熱病 熱射 グレングールドのモンスター 凍えた冬を分解していくと 最後に何が残るだろう その刹那 耳鳴りの後 ユダの赤いタンバリン また刹那 胸を打つ ユダの赤いタンバリン 海辺の騎士 俺なりの無意識(と、浅井健一)に対するトリビュートです。
サーヤは最近美人になったと言っておこう。 俺タリ板だけど
96 :
夕顔 :02/10/01 04:46 ID:M76ALNA/
胡蝶の卵 蛇の這う十字架 夜の海、泳いで見る
>91Nothing様 コメント有難うございました。無意識は難しいですね。
98 :
Nothing :02/10/01 21:52 ID:JRPGJSbD
彼女が泣いてできた湖 何千もの涙の粒 滑って、挫けた何か 彼の思いを取り締まることはできない 飛べなくしてるのは彼女の祈り かつて、彼女は飛ぶことができた 彼女は飛べる筈だった 彼女は飛ぶべきだった けれどそうしなかった 思い出すのも嫌になるくらいの数 どれが上等だったかなんて 重要じゃない 彼女は、多分彼のために最後の涙を零す これはこの次元でのお話 どこかの片隅で 彼女は喜んで涙を落とし続ける この先何千回も、何万回も 彼が高い場所に行けるのなら 彼が安息を感じられるのなら
99 :
Nothing :02/10/01 22:39 ID:JRPGJSbD
全てが燃え尽きた後の 虚ろな空しさ、不思議な浮遊感 無意味なもので濡れた彼が 円の外で 無機質な存在に変わる 奔放で無邪気な使徒が 舞い降りて、彼女を促す 彼女はまた同じ火遊びを繰り返す だって解っているから これは無駄ではなくて これは不可能なこと 手に負えない、制御不能なこと そんなものだということを
100 :
Nothing :02/10/01 22:53 ID:JRPGJSbD
99年の栄光 冴えない時代の幕開けを前に 死すら恐れず 00年の選択 愛するべきか、愛されるべきか 01年の発見 夜に意味があることを知る その奥のリスクも 刺激の巣を持ち帰って 舌を甘やかす日々 02年の戸惑い 彼女の基礎 彼女の起源 いつか春の霞のように 消えてはくれないか 祈ってみる 軌道上を無気力に漂いながら 太陽に救いを求める まだ外れてはいない まだ外れてはいない
101 :
neri ◆lw8TzHjk :02/10/01 23:01 ID:HRJByfdu
100getですね。おめでとうです^^ 来ると見てます。
102 :
阿門 :02/10/02 01:31 ID:eqnlB3xU
この星の上の全ての死者に捧ぐ ある日 人の歴史が 「滅び」 という ベクトルをもって 運行していることに 気が付いた。 だってそうだろ? 誰が今まで 「再生」 を試みた? 誰もが今でも 「浪費」 しか頭にない この星の上の全ての死者に捧ぐ 貴方たちの死は 「浪費」だ 「再生」でも「犠牲」でもない ましてや 「誕生」なんかじゃけしてない この星の上の全ての死に逝くものたちへ 形を持たないものに 心を奪われるな 前を見ろ 逃げるな 畏れるな
103 :
Nothing :02/10/06 03:12 ID:vH/okQeT
月曜日にベルトコンベヤーにのせられて 日曜日に掻き消される 何故いつもこんな風に終わりはやって来るのか? 回路が止まり 丘を越え、やがて太陽の領域に辿り着く 彼はまだ覚えてるだろうか? 彼女は何でできていて、どんな味がするのか 入れ物は朽ち果て 蒼き小さな玉はただ色褪せていく 彼は呟く、薄れゆく時間の狭間で 君は僕から逃れ、いつか僕に従う 今、この瞬間 法則がどんなものか解る 彼女は思う 例えるならこれは煙 神様が与えた前兆のように 大風が吹けば どこかに行ってしまう 月曜日に産み落とされ 日曜日に従う 溺れるために 着陸するために
104 :
Nothing :02/10/06 03:31 ID:vH/okQeT
あたしは可哀想なstripteaser あたしは頭が少し足りない白痴 場末のこの小屋があたしのお家 ドロップを貰うために踊る 一心不乱に おかしな形をしたあたしの唇 はみ出した真っ赤な口紅 悪趣味な衣装 あたしの飼ってる小鳥のピーちゃん 鳥籠の中でしか愛されない可哀想なピーちゃん ここがあたしの居場所 あたしもピーちゃんと一緒 ここでしか愛されない あたしがずっと昔に殺した猿達が あたしを汚したがってる 今にも泣き出しそうなあたし 見られてるあたし 耽ってるあたし 何かを感じてるあたし 全部あたし、みんなあたし
106 :
Nothing :02/10/06 03:56 ID:vH/okQeT
彼女の最果てが解る 長い船出の先にそれを見た 彼が存在する場所に 熱いワインが注ぎ込む 彼の合い言葉 彼女の非常手段 進歩すべきか 退化すべきか 彼のカルマを彼女のパゴダと共に 焼き払う モスクワが燃えた日のように 空しさが彼女を襲う 彼女は自分自身に言い聞かせる 今夜じゃない、今夜じゃない 狂うのは、陥落するのは、と 戒厳令の体 彼が解した糸 彼が凱旋した事実 彼女は今夜も懇願するでしょう 何度も、何度も 私の庭から出て行かないで、と
107 :
Nothing :02/10/06 04:14 ID:vH/okQeT
形の無いものがやって来ては 証明する 彼女が上手く走れないことを 人々はその形の無いものを よく知っていると思っていた 彼女もその一人 人々は好き勝手に名前やら意味を付け それをもてはやし、救いを求めた 彼女は形あるものに失望したわけでも 形無きものに逃げたわけでもない 何故なら、彼女は何か他のものに 縋り付き、そこから掴みだそうとはしなかったから 彼女の中で零れようとしている音 彼女が言葉で愛撫するたび それは欠伸を蹴り飛ばす 揺るがない現実と揺るがない幻想の真ん中で 逃れられないものと対峙する 彼女の大事なある場所で 己を開示し続けながら
108 :
Nothing :02/10/06 04:31 ID:vH/okQeT
これは暴動の証明 これは反乱の証 彼はスエード 内側が暴れてる 内側に何か問題を抱えてるみたい 楽にさせるために ありったけの言葉を 彼の胃の中にお見舞いする ひしゃげた彼の顔 あたしは不思議顔 これが甘いものなら 安物のワインはシャルドネに あたしの手料理はコルドンブルーのそれに 変わるはず 彼は王子様 彼の中で眠る雲に 口づけして、目覚めさせる 悲劇はそこから あたしは今でも北極星のように 変わらないけど 彼は気付いてしまった ある日、突然 もはやここに 平和も、生きていく糧さえも 存在しないことに それ故の暴動 それ故の反乱
109 :
Nothing :02/10/06 04:56 ID:vH/okQeT
裏切るなら 枯れ枝を折って 恥じらうなら 花弁を噛んで カラス達が荒れ狂う 蒼白いこの時刻 魔王の寝息が響き渡るこの部屋 ついさっきの爆発 証拠を探すために這い蹲る この未曾有な出来事に 一喜一憂する少女 彼女は思う 魔女が水晶玉に手を翳すみたいに 彼の頭に手を翳せば 何か素敵なことが見えるのかな? 彼女はまた思う 父さんが母さんのお腹をさすっていたら 可愛らしい赤ちゃんが生まれたように 彼のお腹をさすれば 何か可愛らしいものを貰えるのかな? 繰り返すなら オウムの舌を切って 非難するなら 解剖して 全てが蒼いこの瞬間 大人っぽいブルーなドレスは 青白い顔した、憂鬱な気分の 今の彼女には似つかわしくない
110 :
Nothing :02/10/06 05:13 ID:vH/okQeT
いいえ、先生 それは違う あたしが六歳の時 四歳弟が寝れなくて 両親が困っていたから ウォッカを飲ませて 黙らした いいえ、先生あたしは狂ってなんかいません パパも毎晩同じことをして、グッスリ寝てるもの あたしが七歳の時 友達とおままごとをした あたしはお父さん 友達はお母さん お人形が赤ちゃん あたしは終始 彼女やお人形を殴り続けた いいえ、先生あたしは狂ってなんかいません パパがお家でやっていることと同じことをしただけですもの 先生は言いました。この子は放っておいたら大変なことをしでかす、と 先生は言いました。この子は悪魔の生まれ変わりに違いない、と 先生それは正確に言うと少し違います。 あたしは放っておかれたけど、何もしでかさなかったし あたしは悪魔ではなくて、小悪魔という称号を戴きました 小さいものが大好きなあたしにはぴったりでしょ?
111 :
Nothing :02/10/06 05:23 ID:vH/okQeT
もしもし、あたしの名前はツイラ、都内に住んでる19才です 趣味は、水泳、ボード、音楽鑑賞、読書 相手に求めるのは、優しさ、誠実さ、そして信頼 健康的な日本人の男性 もしもし、ディータよ、 少年院はとても酷い所 もう耐えられない 一人でいると時々 おかしくなりそうになるの 一足先に冬が来るの 足りない物だらけ 早くあたしの口座にお金振り込んでね よろしく、取り敢えず 愛しています、あなたのディータ もしもし、もしもし...
112 :
Nothing :02/10/06 06:14 ID:vH/okQeT
ここはマネキン共和国 歩くそばから 枯渇する 投げ込まれたサーキット 貝殻を速いものが踏みつぶしていく 非対称な大空 頭の中で何かが旋回する音 近づいては遠のいていく 手つかずの完全 禁漁区で育った深海魚 これは鼻摘み者達の群れ 魚達は疑問に思う 守られているはずなのに 彷徨っているのは何故か 自動的に運ばれていく仕組み 目を背けたくなる程のものは ここから生まれるわけじゃない 堅い鱗の奥底に 深く、深く潜り 隠れているだけ そのことは、難破した船と 溺れた人だけが知る 深海の秘密 マネキンは胸に焼き付ける 暗闇に浮かびながら 果てしない旅路の記憶を 単調な波に翻弄される その国の歴史を
113 :
名前はいらない :02/10/06 06:17 ID:6KxR4Mgz
114 :
Nothing :02/10/06 06:37 ID:vH/okQeT
ここはKの領域 あたしのKと 彼の気楽さで きな臭いことに手を染める ここはKの支配する場所ではない 吐きかけた唾は もう甘くはないはず Kの満ちあふれた世界 どうして美しかったらいけないの? どうして犠牲が必要なの? 迫害しては 逆襲される Kは無意識に無意味なことをしでかす Kにとってのカテドラルで 高笑いしながら 露骨なKをじっと見つめる 味なんてしやしない Kを高い所に祀る 落ちる痛みを知ればいい 衝撃の凄さも 残骸の醜さも
115 :
Nothing :02/10/06 06:55 ID:vH/okQeT
天然から人工への移行 奥底ではもうすでに 崩れ始めている 多ければ駄目になるし 少なくても駄目になる 深部に流れる液体 氷点を迎え、氷柱となる 不安定な星雲 不確かな惑星 蝋の羽は溶け 不実に落ちる 警鐘は鳴らしたはず 彼女は綺麗に傷を付ける 粉々になりながら 零れたものはもう元には戻らない かつて祝福されていた大地も やっとそれに気付く 一部を氷結させてから
116 :
Nothing :02/10/06 10:16 ID:vH/okQeT
あたしは床を無為に転がる 雑巾みたいに 彼が垂れ流した汚染物質を 時に笑いながら 時に怒りながら 優しくふき取っていく あたしが魔法を見過ぎて 少し呆けていたいた時 彼は犬になって あたしの宇宙を漂流していた 救援物資を脳に送る あたしの分泌物であたしを殺る 知られざる外的生物 そんなものはどこにだって 入り込める 本当のあたしがいる星 その星の座標と暗証番号 最高機密、掟 影絵のように艶めかしく 地上絵のように彼を焦らす その洞窟に何を注ぎ込んだの? 未知なる病に犯されながら 虚ろな目をしたあたしは 彼の肩越しから 大きな世界を盗み見る
117 :
Nothing :02/10/06 10:44 ID:vH/okQeT
逃亡中の彼に出会ったら伝えて欲しいことがある あたしの中の秘密結社が暗躍していることを そこら中うようよと 耳をそばだて、機会を伺っている 告発の時を待ち望んでいるのが 痛いほど解る あたしの衛星が睨みを利かし 彼の一挙一動監視する これは皆以前彼がしていたこと 今度は彼の番 ユダを試したら 次は煙草殲滅キャンペーンに命を賭ける 彼が並べ立てた標語を 片っ端から暗殺する いつだったかあたしの箱で 彼におしりを見せた 彼も同じ思いを感じなきゃ あたしは庭の前で横になる 彼が狂気と共に帰って来るのを 待ち続けながら
118 :
Nothing :02/10/06 11:03 ID:vH/okQeT
善良な炭坑夫が 崩れかけたあたしのトンネルを モグラみたいに 押し広げていく 優しく、深く その奥にあるあたしのコンコース 言葉を潤滑油に使って あたしの脳を解きほぐす 彼の形の良い歯が あたしの背中を擦るたび 真っ白い穴の中で 笑い転げる あたしの地響き あたしのトレモロ 彼はつるはしの代わりに 頭を使う あたしが地盤沈下を起こさないように 静かに見守りながら あたしの中の最良な鉱物を 善良な彼は 今も掘り起こし続けている
119 :
Nothing :02/10/06 11:18 ID:vH/okQeT
高貴な雨に濡れた 紫な人々 緋色の記憶 紺碧の歩み 琥珀色の残像 群青色の温もり 山吹色の殺意 鶯色の刹那 桜色の色情 無色透明に霞む慕情 胸に秘めたる藍より蒼き潔さ 朱色の狂気が 白装束の人々を 雅な銀世界に誘う 金糸に彩られた階段に立つ 煩悩に苛まれながら やがて咲き乱れる 葉牡丹を夢見ながら
120 :
Nothing :02/10/06 11:36 ID:vH/okQeT
堕ちたる者の書を紐解く 誤った群衆 繋ぎ止めるものを討ち滅ぼす 扇ぐものを溶かす 戯曲に納められた真実 聖典のあやかし 死海の畔で泣き崩れる老婆 その枯れたその手で何を掴み 何を零したのか? 扇の誘惑と悪意 玉座の陰謀と怠慢 救世主の仮面は剥ぎ取られ 真実を暴かれる 大皿に載せられた 人間の証明 血の死化粧を施され その咎を贖う
121 :
名前はいらない :02/10/06 12:17 ID:582WCOFw
わたしは まんまで 世の中が地獄だとは思えず(過酷だとは思えても) 砂嵐をくぐったかも 覚えず ここが開けていることに鈍くおれるのは 空が知ってるわたしを 感じておるから さて どうしてゆこうか どうしてゆこうか わたしは たとえば恋人の その性欲を 美しいと感じておるのだった 垂直な生命感を 感じているのだった わたしは誰かの 原型をちらりと見たくて 関わっていたいだけだった わたしは いつぞやから 少しずつズレテきているのかもしれない なにかに忠実であろうとしてきたが わたしは 10歳のわたしが握っていた石を 損なったかも知れなかった
122 :
Nothing :02/10/06 13:00 ID:vH/okQeT
壁画に描かれた情欲が 彼女のささくれを 一本一本丁寧に抜き取っていく 暗闇に沈む中では 爪に灯した消え入りそうな炎だけが頼り 一人の進化 二人の退化 彼の微笑みが化石に変わる時 残酷なカタルシスが押し寄せる 壁をすり抜けていく瞬間 世代交代する激情 飲み込まれる無情 隕石は歯車の動きを 加速させただけ 失った彼女の蓋 緩んだ彼の糸 これがもしも彼女の映画だったなら 彼にこんな役も こんな台詞も与えなかっただろう この場面は安全流れていったに違いない 緩やかな地層が 二人の最後を引き延ばしたかも知れない 呆気ない終末に 一人ごちる
123 :
Nothing :02/10/06 13:26 ID:vH/okQeT
ライオンと子羊 美女と野獣 飴と鞭 あたしの部屋に 不法侵入したあんた 治外法権は適用しない 二枚舌に踊らされて 冷たい床に 裸のまま投げ出された感じ 傷口に塩を塗り込まれたと言ってもいい あんたの魔法のベットで眠りたくない あんたの魔法の絨毯にはウンザリ 盗賊達が帰って来る前に 逃げ出せばいい 忘れ去られた二人の呪文 あたしは開くことのない 扉の向こうで 財宝の上で胡座をかいて 高らかに笑う 違い過ぎた二人の 分かり切った結末に
124 :
Nothing :02/10/06 13:49 ID:vH/okQeT
Reset,Retrigger,Reprogram Rewind,Revolve,Reincarnate あたしは目覚める あたしは起動する 自問自答 投げかけられた謎 Is love really positive? Is hate really negative? 願わくば晴れ 先送りした幸福 回転する現実 巡り巡る過去 引き金となる未来 Rebirth,Reborn,React 再生しては繰り返す 過ちと真実を
125 :
Nothing :02/10/06 14:02 ID:vH/okQeT
アバンギャルドな黒夢の中で オフィ−リアが溺れている 見つかるはずのない羽ねを 藁をも掴む思いで探している シュールな風が 彼女を責め立てては 現実に引き戻す 水底には彼女の棺 左手に握ったものを その内側に隠して 憐れみを乞う 彼女の対となる その手が 彼女を捕らえて 掻き乱すまで その美の競演は 果てしなく続く 漆黒のカンバスの中で
126 :
Nothing :02/10/06 18:53 ID:vH/okQeT
融合の後の憎悪 久遠に続くヨーガ 冷たい群れの 愚かしい集団瞑想 狩人に弄ばれた野生の繭 探知機のように 舌を動かす 怒りの形相は 宙を彷徨い 空中分解して 南の森に堕ちていく 箱の中の竜巻 嵐の中で震えるシマリス 見つけることも困難なこの場所で ささやかな幸福を 貯め込んでは 次の衝撃に備える 執着の後の符合 記号が思い出を 埋め尽くすまで
127 :
名前はいらない :02/10/06 18:58 ID:vYXMYtia
ここまできても 生きたいと 想ってしまう 死をこえたとき 生が うまれた
128 :
Nothing :02/10/06 22:20 ID:vH/okQeT
あたしはプロの一匹狼 ニヒルな表情で、もう一度やる 誰かを揶揄するなら 全部透明にする必要がある 焼き払ったものを 唇で掬い上げて 口紅で押さえ付ける あたしはプロの未亡人 単調から追尾される 平和の破壊分子 くだらないものが いつか空から舞い降りて あたしに拳骨を食らわす 大きく膨れ上がった野心 玉の輿に乗らなきゃ、有名にならなきゃ 今日は独立記念日 介添人はいらない 遺影はないけど 彼の成仏を願う あたしの脳内で あたしはプロの掃除婦 彼の足跡を綺麗に掃き取る 大きくならなきゃ、素早くやらなきゃ お預けを喰った この不満と、渇望と共に
129 :
Nothing :02/10/06 23:10 ID:vH/okQeT
あたしは時々四本足になる それは決まって夜 あたしは時々手が四本 それは決まって彼といる時 二つの頭はつがいの証、二つの脳みそ 賢者もその扉から逃げ出すでしょう 数多の隆起を見せつける 投げかけた言葉 進化論から逸脱した事実 言葉も、あたしも、そして彼も 違った歯触りのする 違った毛色を備えたものに 常に変わり続けてる 螺旋状に伸びる意識 例え高い階層に到達したとしても 階下の繁殖地を卑下することは 誰にもできやしない ネットワークに入り込んで 彼のブラックリストから あたしの欺瞞を消去する あたしが次に狂うまで 彼はしばらくの間 頭を少し休める 巫女の沈黙、司祭の休息 異形の生誕、変異の完結 融点の治める時刻
130 :
名前はいらない :02/10/07 04:41 ID:BORZPP8k
雨ニモ負ケル 風ニモ負ケル ダガ 晴レノ日ニハ 歩クコトガデキル
131 :
Nothing :02/10/08 02:01 ID:M/bK+O67
狂気は真摯に訊ねる 軽率と無謀の違いを あたしの好きな言葉と 嫌いな言葉を足してみる 馬鹿げているけれど あたしの深いところを 捕らえて放さない 人生の謎を受け入れる 足を開いて この世の枷が外れる音 何の悪意かそれを修正する 役を与えられる 軽い煙草、軽い味、軽い香り、軽いリスク 愛についてはどうだろうか? 鏡の前の悲しい色 目よ、ついにお前と出会った 手よ、ついに望むものを掴んだ 血よ、ついにあたしは辿り着いた 曲がった枝が怖いこれが 全てじゃないから怖い、酷く 速度に気を付ける あたしの原材料と弛まない切望が これ以上振り落とされないように
132 :
Nothing :02/10/08 02:26 ID:M/bK+O67
水晶のように冷たい動物園で この世を超えるきっかけと遭遇する 最悪の疫病がその日から 彼女を苛み続ける 濁流の中、賢者の声 世を暴けば、世に罰せられる 陰鬱で未熟な林檎は 決して逆巻く雲にはなれやしない 彼は言う、目まぐるしい流れの中で 僕らはどこへ? 彼女は呟く 全ての外に 後悔より怠惰を選択して 混乱と模倣の産物に身を捧げる 彼女達は行く、奪われるために 批判して形になるなら それに賭ける さもしい巨人のひ弱な青い血が 良い例ではないか 常に嘘と不幸が結びつくとは限らないことを その逆もまた同じであることを
133 :
Nothing :02/10/08 02:53 ID:M/bK+O67
彼女はとんだClosetFreak ペテン師ってこと 昨晩のお祭り 残留思念がまだ残る部屋 孤児みたいに狼狽えてる 存在しない筈の遺物が 彼女の発電所を占拠する 行き場を失った人々の雨を 見たことがある? 海辺にうち捨てられた セルロイドの人形の方が 幾分マシに思えるでしょう 地下鉄の面影に怯え 彼女は生け贄のように 何も訊ねないし 何も求めない 何も紡がない
134 :
Nothing :02/10/08 03:06 ID:M/bK+O67
彼女の越冬地 表にはでない 冬の壁 連なる陸橋 係争地から 排水溝に流される 赤い下水で 悪魔は叫ぶ 私の友達は 深い底に確かに存在する、と 偽者と愚者の相違が 出口をさらに複雑にする いつか見た灰色の空 完璧な風に不完全な傷 ぽっかり空いたその穴から 飛び出した白い幻 彼女は身を持って知るはず 真冬のセクアナの残忍さを 狂信した真実の行く末を
135 :
Nothing :02/10/08 05:37 ID:M/bK+O67
追悼シンドローム 鎖骨との再会 半歩進んだ背骨 掠め取られた分け前 奇声を発する自転車 置き去りのキックボード 月曜日の単調に降り続く雨 魚の泳いでいない水槽 綿毛のように空を舞う埃 川縁に放置された廃車 錆付き朽ちた看板 近所のゴミ屋敷 ゴミ処理場でのオーケストラ 遺跡でのオペラ 忘れ去られた島の 忘れ去られた砲台 無駄な羅列、無意味な群れ スズメバチの羽音みたく あたしの紫色した全器官を ちょっと手荒に愛撫する
136 :
Nothing :02/10/08 05:47 ID:M/bK+O67
94 おうどう様、はじめましてです。94の詩、全体的に私の好きなフレーズ満載で いい感じなんですが、6,7行目が特に気に入りましたです。興味持ったんで おうどう様の、バンプスレに行ったら、良い詩がたくさんあったんで、 また遊びに行かさせて戴きます。また素敵な詩よろしくです。
137 :
Nothing :02/10/08 06:03 ID:M/bK+O67
96 夕顔様、はじめましてです。胡蝶という単語綺麗ですね また詩の書き込みよろしくです。 101 neri様、はじめましてです。私もたまにあなた様の死を拝見させて 戴いております。あなた様の視点、結構好きです。 102 阿門様、はじめましてです。人それぞれ向かうベクトルって違うんですね 真ん中で躊躇してる私とは全く違う階に存在してる方なのだと思いました また詩の書き込みよろしくです。 121 名無し様、気のせいかも知れないですが、もしそうなら、ごめんなさい 私がこの詩板で尊敬する方と同じ匂いを文から感じました。 懐かしいような不思議な気持ちです。狂言や能みたいな深い感じも受けました。 とてもいい詩だと思います。上手く表現できないのですが。またよろしくです。 127、名無し様、書き込みどうもです。歩み続けるのは厳かで、美しいですね。 またよろしくです。 130、名無し様、書き込みどうもです。私も宮沢賢治好きですよw。またよろしくです。
138 :
Nothing :02/10/08 06:26 ID:M/bK+O67
鬼が来る 誰かの身代わりに 缶が降ってくる 悪意を詰め込んで 過保護に育てられた竜舌蘭 赤い芥子は未だに外出できないでいる 彼岸花はどこか 大切で、無意味な大地で 守衛をしている 葡萄のツタは 心ない噂を流しては 高いところで、楽しんでる 合法的にそいつを 少しづらしてみる 本当のことを言っているのだけれど まだこの藪の抜け道は見つからない 新しい長官は あたしを上手く使いこなせるのだろうか? 裏切り者は今ものうのうと あたしの場末で息している 生意気にもせせら笑いと 無断外出を繰り返しながら
139 :
Nothing :02/10/08 06:43 ID:M/bK+O67
ある男が、非常に高い場所でこう言った そこら中の誰も彼もが一番の問題を 抱えてると思っていやがるんだ ある奴は地雷の上に またある奴は崖っぷちに立たされている なーんて思っていやがるんだ 俺はなーんにもしてやらないし なーにもしてねーのによ 俺ができることといっちゃー 一番長く生きた奴が いつかここにやって来たら 酒場でご褒美に一杯奢ってやれるぐらいさ それに気付よ人間よー お前等が立つ場所は選択次第で お花畑にも、戦場にもなるんだぜ 生きてる限りな
140 :
Nothing :02/10/08 06:55 ID:M/bK+O67
コーラの好きな 物欲まみれの子猫が 生まれて初めて テフテフを追いかける旅に出る 窃チャして、隣町まで 誘惑の多いあやかし商店街 気を紛らわすために ピンポンダッシュに明け暮れる 性悪ネコ 鼻先に突きつけられなきゃ 奪うことすらできないくせに 夕暮れに感涙し サイレンの音に激怒する グラスが割れる音がした あれはバカラに違いない 銀のスプーンはまだ無事か? 一目散で家路に着く 座り慣れたあの湿った安楽椅子へ
141 :
Nothing :02/10/08 21:09 ID:ecTOl97d
翡翠でできた鯨の胃の中 自虐的な老人と 傲慢な少年 飲み込まれて来るのが ガラクタばかりじゃ 気が滅入る 今にも溶け出しそうな 二人のお家 危うい場所で 危うい時刻を利く 少年が騎士になれないのなら 老人はまた外界への出口を そっと閉ざす 戸惑いながらも、ごつごつしたその手で 翡翠でできた鯨の胃の中にて 石ころみたいに頑なな少年と老人は その狭い海の上で、釣りをする 時たま釣れるトルコ石でできた小魚は 望郷の念は抱かせるものの 意志というものを 感じさせるまでには至らない 鯨が彼らを意識するまで この海原が時化ることはないだろう
雑巾のように 身も心も絞り尽くし ただ1つの方向へ 力強く螺旋を描く 無駄に含んだ水を 力の限り落とし尽くし ギリギリの能力で 役目を果たす ボロボロになっても カラカラになっても 真っ黒になった我が身を もう一度絞り尽くして
【爪きり】 爪を切ってしまった どうすればいい? お前がすごく邪魔なんだ 分かってるよ また必要になるってことは 目に付くとこに置いとかないと お前はどこかに行ってしまうし…… なあ どうしたらいい? お前がとっても邪魔なんだ……
私は、音がしていないと動けない オルゴールの中でくるくるまわるお人形で 他人よりも特に可哀相でもないのに 世界中で一番可哀相な人のように嘆くのが一番のお得意 そんな種類の道化人形 人々は、自分の「可哀相」を守るために腹を立てて 石を投げてくるのに ひとりの賢者は、ただ、慈悲深い目を細めて言った 「あなたの1000分の998を見せてごらん」 その一言で私にかけられていた魔法が一瞬弱くなり 私が、私だと思っていた道化人形は ただ、私の頭の上でカラカラ回っているものだということを知った 私はまだ、すっぽりと、黒い海に浸かっているのだ
145 :
Nothing :02/10/13 03:49 ID:U0zILfCU
その夜、ピアノが世界の終わりを告げた 何かがはじけ飛ぶ音が聞こえた 愛撫のような旋律と共に わたしと彼のAfterworld,Underworld その瞬間から 彼が触れるありとあらゆるものに 嫉妬した 電話の受話器 テレビのリモコン そして、ピアノの鍵盤にでさえ これは孤独な者の特権 沈黙で鼓膜を駄目にした彼は この世界から足を洗っただけ 彼の出て行った出口を静かに睨む あまり見つめていたくはないから 入り口は端の方に追いやられ わたしは彼の場面で 口の訊けないマッチ売りの少女に変わる 彼は口も訊けるし、サティも弾ける わたしはと言えば、トーキー映画の聾者 赤外線を駆使して、調査する 零れだした理由も その先の成り行きさえも超えた 彼のいる異次元を
146 :
Nothing :02/10/13 04:24 ID:U0zILfCU
隅っこからまた堕ちる 地下に在す父の元へ ピクリとも動かず 取り敢えず笑みを浮かべてみる 光を求めている乞食が呟く 狼が鳴いているのは 砂漠が少女の肉体を渇望しているから、と そして天使はやって来なかった 何のために 種子を零し続けるのだろう? 乞食の頭上と砂漠で銃をチラつかせて ある意味、彼女は祝福されているけど 天使はやって来なかった 先住民と侵略者は友達 彼女は安っぽくなっていく時でさえ 息をしているのが解る 傾いて、沈むべきではなかった そして、見えざる永遠に 両手を伸ばすこの時でさえ 天使はやって来ない
147 :
Nothing :02/10/13 04:55 ID:U0zILfCU
降下する雲 安全な液体の下へ 沈殿しても 縋り付きたい欠片 この部屋から逃げ出すための罠 彼のアキレス腱を落とし穴へ このことを隠蔽するには悪寒が必要 耐えられる熱はウェストでほくそ笑む 微粒子が団結して 魂を揺さぶった事実 彼は凶暴な凪 罪を犯さずに 源泉に陶酔する 静かな征服者 少しの補修で また帆を揚げ、進むことができる 甘い痛みに耐えながら これは航海途中に絡みついた海藻 航路を修正するために 彼の風景を録画する 降下する雲を 何度も飲み込んでは
148 :
Nothing :02/10/13 05:30 ID:U0zILfCU
回転する動力源 最後の極限の中 覆い尽くすものを感じる 広がっては 超えていくもの 彼の肌に 隠れては、現れるあたしの双子 彼が感じて生まれたわけでも あたしを蔑ろにして、生まれたわけでもない 巨大な集合体が あたしの手つかずの きらめきを飲み込んでいく 彼から見たら それは引き潮だったり 悪魔だったりするけど 彼の世界で 彼は望むものを召還できる あたしの分身を犠牲にして 可哀想なあたしの妹 穴から這い上がっては あたしの沼に沈んでいく宿命 あたしは、擦り切れたら ストローで吸い出される運命 壊れるのが怖い 信じることに打ち勝つ恐怖 中央政府は支配されている 裏を返せば あたしも同じ道を辿っていたかも知れない いつか、妹もあたしを許してくれるはず 彼を失うであろうその日に
149 :
Nothing :02/10/13 05:57 ID:U0zILfCU
あたしは感傷的なバービー人形 合成樹脂の見る夢 永遠に終わらないパーティー テディベアーと縁を切った時から あたしはフリズビーに夢中になった 見返りを求めたあたし 大事なのは 押しつけられたものへの非買運動 終わりを台無しにすること は虫類殲滅キャンペーン 退屈して、頷いたからといって 誰がこの場所から追い出されたい筈があろうか いつかろうそくの火のように 呆気なく消えるというのに 自動的に流されて 遠隔操作するものを 未だに発見できない 軌道をずらす魔法のせいで あたしの大事な部分は、圏外のまま
150 :
Nothing :02/10/13 06:30 ID:U0zILfCU
あたしのフルーツバスケットを返して 笑う苺、叫ぶ西瓜、戸惑う林檎 落下する檸檬、愚かしい無花果、耽るメロン 溺れる柘榴、蔓延るバナナ、落胆する白桃 試す黄桃満たす洋梨、疲弊するサクランボ、衰退する朱欒 辟易する枇杷、頑なな柿、踊るスモモ 歌う苔桃、語るブルーベリー、癒すクランベリー 魅惑のラズベリー、諭すブラックベリー、邪なドリアン 夢見るパパイヤ、戦うマンゴー、力むアボガド 学ぶオレンジ悟る蜜柑、目覚める夏蜜柑、導くハッサク 誘うデコポン、崇拝するグレープフルーツ、怒りの葡萄 恐怖の伊予柑、儚い金柑、憎しみの椪柑 悲しみのアセロラ、見果てぬキュウイ、未だ見ぬドラゴンフルーツ 手にせぬ山査子、欲望の苓枝、忘れ去られた栗 置き去りの胡桃、沈黙のピスタチオ、主唱する落花生 美しきアーモンド、優しきプルーン、愛しの梅の実 あたしの心に存在し、散在する光達よ 血を流すことなく、そのカゴへ集え 神々しいカナンの地 あたしの全人格、全器官そして魂を捧げます 一粒ずつ返します 神々しいカナンの地へ
151 :
Nothing :02/10/13 06:58 ID:U0zILfCU
入り口で躓いた彼の最優先事項 堕ちては、染みていく 彼の部屋の地下世界へ 片手で片目を覆って見た世界と同じに 虚無と希望が混在している 転がりだして、広がった破片 とぐろを巻いて、現れた欠片 彼女の断片はすでに自由を与えられている 彼女の血に流れるオメガ 流れ出して、注がれてた液体を飲み込む彼 涙と激情、その声すら覆い隠す彼女 暴かれた彼の秘密 謎のままである彼女の秘密 彼女は祈り続ける、その後の世界で いたずら好きの少年の為に そして彼はひたすら待ち続ける、その後の世界で 彼女が吐き出すそれを 彼女の欲望を
152 :
Nothing :02/10/13 07:29 ID:U0zILfCU
叫び咲く、怒り咲く 暴動咲く、喜び咲き誇る 沈黙散る、悲哀散る 陰鬱散る、涙枯れ果てる これは証明 感情の起源を示す これは戦い 洒落た言葉で誤魔化されないための 浮かぶために彼女に鎖をかける 彼の干し肉に噛みつく彼女 縛るものが無くなるまで 爆弾の上にある絆、結束、縁、紐、かせ そして契約 軍隊は団結が命 危ういもの上に存在する束縛、縄、義理、執着、保証 そしていつの日か来る 結合の失敗
153 :
Nothing :02/10/13 21:21 ID:gCwNnjap
片側の溜まり水 新鮮な濁り水 一つだけ生き残った実が その中で、洗礼を受ける 手のひらで消える 粉雪、忠交花、泡雪 火宅の森にて 氷点の人 欠如した無償の愛 膨れ上がる自己愛、与愛 流木の記憶 息吹の追憶 蕾を静止した冬将軍 早過ぎた精霊 抑圧、冬眠 膨張、成熟 やがて来る報酬 やがて癒される春の喚起 ツンドラの無血開城 痛みを伴わない紳士協定 澄んだ絶望は 高い梢から 望むものを盗み出して 泥棒成金の座に就く
154 :
キュートナ :02/10/13 22:28 ID:P1peW2hV
遊びにいくのはフリルのブラウス 肩紐はずしたブラジャーに てんとう虫がはいりこむ 銀杏の葉っぱが落ちてきて 髪にかわいい髷を結う ソーダー水が欲しくって 探したけれどもみつからない 缶ジュースじゃ いやだ しゅわっとしたいね
155 :
Nothing :02/10/14 00:46 ID:FRRS7lDD
暗闇に包まれた 湿度のある 彼のポケットの中 あたしは溶けたキャラメル 包装紙にへばり付いた 厄介なもの べとべとした煩わしさは 彼の破壊衝動を擽る ポケットを綺麗にするには それなりの見返りが必要 お菓子の復讐 歯に空いた穴にも ちゃんと意味がある もう一度味わいたいなら 凍らす必要がある あたしの甘ったるい溶岩を ポケットの内側で あたしをそうしたみたく ポケットの外側に 放置して
156 :
Nothing :02/10/14 01:05 ID:FRRS7lDD
妖虫が干からび始めた時刻の 柳のざわめき 三日月の匂い 車椅子の少年は こんな時だからこそ 広場に行く 例え見せ物に成り果てようとも 事態が 胡桃割り人形の動作のように 同じものであろうとも 彼が可哀想だと感じるなら あなたが望むものではなく 彼が望むものを与えて 探そうという気持ちが芽生えた季節 彼の中で生まれたものは 例え白い紙屑のようなものであっても 彼にとって掛替えのない子供 眺めの良い場所から 艶めかしい風が吹く 彼はまだ目を開けていられるのか? 彼の愚息がラッパを吹く 彼がまだ賢くいられるように
157 :
Nothing :02/10/14 01:25 ID:FRRS7lDD
物神に魅入られるために 白い宝玉を 開かずの間に 閉じこめる 逢魔が時 暗躍する宿業 これは、彼の夢見る幻想即興曲 あたしがパンケーキの上に 載せられた安物の苺ジャムみたく グチャグチャになった時 彼はパンケーキを崇拝し 流行病にかかったみたく それを思って魘されてた あたしはオマケ 彼の望むものの上に存在する 変化し、意識を持った 恋の行方を左右する鍵 あたしは平和を望む 巫女なんかじゃないから 彼に取憑いた物神を 追い出すつもりも 共存共栄するつもりもない
158 :
Nothing :02/10/14 01:34 ID:FRRS7lDD
あたしの安宿の 壊れかけた 無数の窓から あたしのエゴが叫び出す それが落下するあたしの正体 それが正面で傍観するあたしの化身 それがあたしが中途半端に投げ出したものの叫び それがあたしを構成する素粒子 紳士面した男が ハッと驚いて、あたしの安宿を見やる 魂も、他人もまた同じ 平穏な場面で それを知る
159 :
Nothing :02/10/14 01:51 ID:FRRS7lDD
彼の投げた手裏剣 積み重ねた時間の変わりに 投げかけられるはずの言葉を遮り 二つの空間を切り裂きながら いつかあたしに突き刺さる 煙突は彼に効かなかった 吐き出されなかった雲が 端の方で蹲る彼と 決闘を繰り広げる その間、的は外れるでしょう 安全な凪が二人を包む 逃げ出すべきか? 留まるべきか? あたしは危険に賭ける 曲がっていくのが怖いから 失うのが怖いから ここで負けたら ベガスへ行くつもり いつか聞こえるあたしの笑い声が 決闘の結末を 静かに物語る
160 :
Nothing :02/10/14 07:21 ID:FRRS7lDD
神の光は 人を導くものか それとも人の目を眩ますものか ミナレットを奉ずる者達の正義 信仰を試すための聖戦 無知なあたし あたしがクリスチャンだとしたら 英雄になれただろうか? 汚名を着せるのも 栄誉を与えるのも 全ては神の御心だとしたら その結果がこれなのか? きちんとした教育の成果が これだと言うのか? あたしは耳を傾ける 断片的な世界の 限定された声に 光を遮るものから 堕ちるぐらいなら 残された者の 涙を踏みにじるくらいなら 地を這い続けても 構わない 永久に
161 :
Nothing :02/10/14 07:33 ID:FRRS7lDD
ママが買ってくれた服も おねーちゃんのお古も 着心地が悪くって ムズムズする あたしの趣味じゃない 小さいようで 大きいようで 古くさいようで 新しいようで 少女は可愛がられることに そろそろ飽き始めている そろそろ自分で見つけて 確かめるしかない あたしだけの服を あたしだけが見える服を
ひきしめた思いのまま西に吹かれてみる 日差しと空気のまじわりのやわらかそうなところを選んでときどき目を開けてみる そのままの君に出会ってそして
163 :
Nothing :02/10/14 09:34 ID:FRRS7lDD
彼女の中にいたいなら 渦巻きを作って上げること 生意気な木苺 あたしのアニス 不機嫌な玉座 浮気性な竜巻 Lで始まる物語 あたしのレコンキスタ 柘榴は時々噛みつくから 用心してと 占い師は忠告したはず ヤドカリみたく貝殻を探す 聞くためじゃなく 隠れるために 隠者の土地に 殺し屋みたいな風が吹く タロットカードは、まだ あたしに効いている あたしに良い空気をもたらすために あたしはあたしの男に成る 望みを絶って 子供に戻ってしまわないように
164 :
3 :02/10/14 09:40 ID:gX+zTDUB
『人の目を気にしないこと』 どうか全てを許して下さい 嫌なら全て跳ね除けて下さい 「死は平等」なんて言わないで下さい 「まだ人を殺した事が無い」なんて言わないで下さい 「誰かの分まで生きる」なんて言わないで下さい 「俺は生きる価値が無い」なんて言わないで下さい そんな事をしている内に、砂漠にひとり置き去りにされた狂人は 当たりを見回し、少し笑って 誰も味わった事のない深い眠りにつくでしょう
165 :
Nothing :02/10/14 09:48 ID:FRRS7lDD
狂った歌姫が 溜息を アルコールで 胃の中へ流し込む バックステージの男が 彼女の喉元に 耳を押しつける 甘美な振動 彼女の旋律が ゆっくりと動く 気怠い月曜日に 色彩を添える 彼の楽器が まだ誠実なら この演奏会場は 雨に濡れやしない
166 :
Nothing :02/10/14 10:04 ID:FRRS7lDD
今じゃないから 裏切り続ける 不思議な勝利 たくさんの槍のおかげ 彼女が吠える方向に 動かないものが存在している 彼女の高笑い 彼に残されたのは 甘い敗北 果たされなかった約束 束の間の夢 テュイルリーのような空しさ ウィーンのような幻 彼女と彼との間に 可能は存在しなかっただけ 今じゃないから 騙し続ける 差し伸べられた 全てを
167 :
Nothing :02/10/14 10:18 ID:FRRS7lDD
栄養失調の性衝動 見えざる騒音 異次元の阿片窟 汚れた捌け口 機械的な箱 効かない恍惚 釣られた魚 泳げない魚 事務的な神様 サディステックなメディア サプリメントを狂信する女 芯がイカレタ林檎 埃まみれの写真 踏まれて 潰された 空き缶 歪みに笑い転げた99年 あたしの象徴は その年に、全部 老婆に成り果てた
168 :
Nothing :02/10/14 10:33 ID:FRRS7lDD
砂の惑星で 恐怖政治が敷かれていた頃 彼の星では 太陽は暖かく 海は潤っていた あたしの星の 塩沼で あたしを映していた頃 彼の星の あたしの写し身は 蛮族に成り下がっていた 盗んだ水を 彼の星に返す 失意があたしを諭す 遺跡で奇跡を指し示して 迸る泉は この喪失の代償 止まない濁流が あたしの旧世界を押し流し やがて潤し続ける
169 :
真瀬正一 :02/10/14 12:05 ID:ljFyDtUe
「風の歌」 長い時が経ったのだ。 そしておれは岩になる。 長い時が経ったのだ。 そしておれは氷になった。 長い時が経ったのだ。 そしておれは川になる。 長い時が経ったのだ。 そしておれは海になった。 長い時が経ったこともわからないくらい、長い時が経ったのだろう。 いつしかおれは風になる。 おれは風から生まれたのだ。
170 :
Nothing :02/10/15 03:33 ID:MjBWZLTq
発狂する鼓膜 中枢神経での出会い 滲む鮮烈な赤だけが 現実の痛み 接続して 入り込む 死神の隊列 黒く歪んで あたしを白くする 存在が全てじゃないから 見えざるものが打ち震える 蹌踉めく記憶の中で サムライ魂を見せつける 演じきれなかった役 治めきれなかった国 守りきれなかった庭 埋めきれなかった堀 三万円の価値を持つ肌 非合法なもので 散りばめられた天使 串刺しにされた望みが 銀蝿のように 未練がましく あたしに集る
171 :
Nothing :02/10/15 03:50 ID:MjBWZLTq
改造人間の見る夢 陳腐な地下室 ドブネズミの餌場 汚水の語る千夜一夜物語 粗大ゴミの傷 生ゴミの優しさ 無政府主義のゴキブリ いらない者達のサーカス 溺れそうになったら ペットボトルがある 見えなくなったら ベットボトルがある 空っぽだけど 決して割れない この立ちこめる悪臭が あたしがナマモノだということを 気付かせる 汚れては、安心する あたしはまだ求めていることに
172 :
Nothing :02/10/15 04:14 ID:MjBWZLTq
あたしと彼の混成語 真っ赤に燃え始めた電車 飛び乗る時の別れ そのたびに見る狂気 過呼吸気味の自我 燃料補給の在処 女は拾い 男は埋める 進行性の病に冒された二人 初期症状はもう過ぎているから そろそろ覚悟を決めている 歩みの途中で放されて 進むためにまた手放される 脱出するには 行くしかないから 乳化する瞬間まで続く この道の険しさを 月曜日に思う
173 :
Nothing :02/10/15 04:36 ID:MjBWZLTq
金網から投げ込んだ良心 有刺鉄線を這い上がってできた 朱色の複線 監視所の悪意 この塊が負った傷は あまりにも深すぎて 収容所が桃色に塗り替えられても 何の慰めにもならない 塀の外で 子供達がするババ抜き 閉鎖された独房 隠蔽された碧の人格 光る眼に晒された あたしの腐乱死体 歩き出さないように 彼の正義で 一時の間 拘束する
174 :
Nothing :02/10/15 05:07 ID:MjBWZLTq
灰色の世界で 起きた赤い衝撃 堕ちる黒い点と 青白い空の対比が あまりに痛烈で 記憶障害を引き起こす 途切れ途切れの残像が 念仏のような金属音によって 掻き消される この涙は 舞い散る粉塵のせいだけじゃない 仕組まれた一位 信仰に身を捧げたオダリスク 粉々になった分だけ 流された無数の涙で目が霞み 在るべき姿を また、見失う
175 :
Nothing :02/10/15 07:49 ID:MjBWZLTq
あたしはいつからか、陶器の人形 端は欠けているけど まだ感じられる 色付けされていない表面に 彼の爪で模様を付ける 吹きかける吐息で クルクルと 万華鏡のように変わる白磁 冷ややかな肌は いつまで彼を繋ぎ止められるか 彼の熱帯で 綺麗に砕けながら ふと思いに耽る
176 :
Nothing :02/10/15 09:02 ID:MjBWZLTq
黒で見失い 白で霞む 木々の間から差し込める光 燃えかすにまみれた真珠 マナナンの三本足 祝福された強弱 程よく回る水車 八分目に注がれた杯 裸に飾る一粒の瑪瑙 傾きすぎると 見えなくなる画面 大きすぎると割れる音 痛すぎると 官能は 形を変える あたしはどんな時も 灰被りでいたい
177 :
Nothing :02/10/15 09:16 ID:MjBWZLTq
雄鳥は卵を産まないから 争いの種にはならない 君は僕に似てると言うけれど それは、あたしも孤独だと言うこと? 恋焦がれていたから 蝉を使って 騒ぎ立てる 僅かな時だけのこと 盛りは思いの外、早く過ぎ去るもの 抜き取ったものに 針を刺して、標本にする 抜け殻で 何が解るのだろうか? 蝶の舌が屍を陵辱する様を見たことがある? ネクロフィリアの接吻 検死官は目撃者 砂糖で重力を狂わして 甲虫があたしを押し潰す
178 :
Nothing :02/10/15 09:28 ID:MjBWZLTq
エアロフォビアが恋をした 高い所にいる意中の人 悲恋で終わらせない為の企み ふしだらな小瓶 舌の上の茸 程よく汚れた隠れ家 彼女が僕の小娘になるための罠 蜜で満たされた巣を張り 仮面の下に 牙を隠す 彼女はこの棺桶を気に入るだろうか? ミミズにそっと聞いてみる
179 :
Nothing :02/10/15 10:04 ID:MjBWZLTq
あたしの中へ向けて Fuck that! Get outta here! Don't fuck with me! I don't give a shit about you! You did fuck off! You make me wanna puke! Cocksucker!Motherfucker!Pussywillow! Fuckin'dude!No Fuckin'of yours! Shut a fuck up,ugly!Bull shit!No shit! Lick your starfish!Take your ass home! ass hole!You're a nut!What mugs you are! How silly!What're hell you want?That does it! Keep it up!So what?She's so-so.Kiss my ass,Mr.I.B.M! The earth Doesn't turn around your pecker! You're nasty,dowdy,nerdy,scarely,shabby and gross!Icky boo! You're nothing,this man!You're nothing but a prostitute,hustler quean, scarlet woman and bitch!I got pissed! Got it?Got it? Got it? Got it?Got it?Don't answer back to me!That's it!
180 :
吉沢逸彦 :02/10/15 13:28 ID:YJl/tFqK
女のペニスはラミネートチューブの中から捻り出された。 男は、それを、新聞の経済欄の上に這い回る蟻の行列とともに、飲み込んだ。 青空はエナメル色の綿菓子に空襲警報を発令していた。 モグラは、人工のソーラーシステムに馴れるため、グラニュー糖の結晶で作った人柱の形をしたサングラスを掛け、クラブに行った。 クラブでは、すべてのモグラが毛皮を脱いだ。 というより、インディアンに剥がされたのだ。 (人種差別的発言である)。 (この場合、インディアンは、ネイティヴ・アメリカンと表記すべきである)。 (それに、一民族の文化に対する冒瀆でもある)。 (さらに、これは老婆心ながら、日本の差別問題にも抵触する可能性がある)。
181 :
吉沢逸彦 :02/10/15 13:34 ID:YJl/tFqK
プロテスタントは定植したのだ。 そして「定職に就け。定食だけで我慢しろ」と、我々原住民に要求してくる。 黒船はUFOより恐ろしい。 いつかUFOが、黒船に対する恐怖から、我々原住民を解放してくれるのだろうか? いやいや、そんなことは、ありえない。 宇宙史上、奴隷が、一度たりとも、他者の手によって解放されたことがあるだろうか? 警察はヤクザよりも強く、天皇は警察よりも強く、資本主義は天皇よりもはるかに強い。 だれが、この、年功序列を許しているのか? それは、オマエと、内田裕也だ! あの野郎、日本のロックを、月曜日の朝の駅の女子トイレみたく、一列待ちの暗黙のルールのうちに縛りやがった。 だれもが天皇に成り下がってる。 (こういう無意識も、あるのだ。いや、無意識と天皇はモロに関係している。それから黒いラブラドール・レトリバー。もちろん、その、オス犬の股間には赤い血管を脈動させる楔形のペニスが透明な汁を放っているが)。
182 :
吉沢逸彦 :02/10/15 13:36 ID:YJl/tFqK
ついでに、松田聖子を飛車にぶつけろ! 桂馬は、雅子さまか? 宇多田ヒカルか? いやいや、それでは、不敬罪になる。 不経済でもある。 雅子さまは、玉である。 一応、上玉ということにしておかなければ。 ところで、皇太后さまはどこにおられるのだろう? それが心配で、心配で・・・・。 もしや、じ、じ、じ。 ああ、これ以上、怖くて、申せませんわ。 それでも、心配で、心配で、心配で、皇太后さまは、ひょっとして、あの、恐ろしい、じ、じ、じ。 ああ、もう、これ以上、わたしには、申せませんわ、閻魔さま!
183 :
吉沢逸彦 :02/10/15 13:39 ID:YJl/tFqK
象牙と黒檀がセックスすれば、ナチの親衛隊が再結成される。 ジョンは、ペパー軍曹に、「おはよう」と言う。 ポールは、ヨーコに、「ねえねえ、君のオマンコって、縦長なんでしょう?」と、罪のない笑いを浮かべ、チューインガムを噛みながら、言う。 リンゴ・スターは、スターキングだ。 でも、それじゃあ、おざなりだ。 いやいや、そんなことは、ありません。 わたしの生まれ故郷の大牟田に、上官交差点というのがありまして、その交差点の角っこに、いまは、もう、ないと思うけど、うれしくなるような果物店があったのでした。 そこで、わたしは、生まれてはじめて、自分のお小遣いで、一個のリンゴを買ったのでした。 一個二百九十円。 めちゃくちゃ高かったなあ、あのリンゴ。 でも、最高に、カッコよかった。 スターキング。 店のおばさんは、そのリンゴを、棚のうしろの台に置いてあった汚れた布でキュッキュと拭くと、「はい、おいしかよ。ありがとね」と、筑後地方の、あの、田舎者丸出しの、泣きたくなるような奴隷根性丸出しの、卑屈なイントネーションで、それでも明るく、言ったのでした。 ジョージ・ハリスンといえば、まあ、どうでもいいや。 LSD。 でも、それよりも、いまは、紫の煙。 紫の煙が、吸いたいなあ。 ああ、もう、たまんなくなってきた。 GOD GET RED BED! GOD GET RED BED! GOD GET RED BED! GOD GET RED BED! 「神よ、我が身体を寝台とせよ!」
あぼーん
185 :
名前はいらない :02/10/15 16:24 ID:av25Tyfj
「たまには管制官もグチる」 憤怒の形相で貪り合う死と性、根強く克己に楯突く壁 そうは言ってもこいつも可愛い奴なので 浮潜両用の船に仕立ててやって旅をさせる事にした 海外の深海の事物を仕入れて料理して馳走しなさい、と …しかしやっぱり言うこと聞かぬ
186 :
吉沢逸彦 :02/10/15 21:21 ID:YJl/tFqK
>>185 なんか、ほろ苦いプリンみたいで、いいですね。
空も飛ぶんだよね、その飛行機って?
色は、黄色?
僕のまだ1歳6ヶ月になる息子が、黄色が好きで、
何色をみても、
「きいろ」
と、指差して言う。
「きいろ」
「きいろ」
それが、変な声なのだ。
187 :
Nothing :02/10/15 23:02 ID:/igr8qdI
焦土に残る金剛石 ギョロギョロと動く 詮索好きなあたしの器官 チカチカと動くまで 停電させる 傷んだ果実 触覚を引き抜かれた あたしの舌が 蝸牛みたいに 行く当てもなく、床を這う 何の成分が足りないのか? 空襲か、薬師か? ランタンの明かりは あたしの恥ずかしい部分を 修正する 彼の腕が 何の意味も持たなくなり ただの木刀に成り果てても あたしのクリームは 暴かれた寝床の中で 自己増殖し続ける
188 :
Nothing :02/10/15 23:24 ID:/igr8qdI
睡蓮を詠唱する 塵に執着された硝子の前で 駿足を誇る銃で 境界線を決めた日 カウボーイとインディアンは友達 植民地の支え棒はどこへ? 火を付けられた告知 凍った子宮 くぐもった振動 見透かされた予言 抑圧された発展途上国 世界で何が起きようと 知ったことじゃない あたしの病で手がいっぱい どうでも良いことに 悩まされ続けているのだから
189 :
Nothing :02/10/15 23:35 ID:/igr8qdI
触れられないものが 露骨に浮き出すと あたしはまた一つ大人になる 触れられるものが 例え許されざることで 褒められたことじゃなくても 表に出ない限り それを飲み込み続ける 末端の神経が光りだとしたら 心臓は何であろうか? 滾る血は 答えない代わりに あたしを 喜びの渦に投げ込む この瞬間を いくつ経験したか また、後いくつ経験できるか 数えることに あたしの蒼さを消費する
190 :
Nothing :02/10/16 00:00 ID:p9WSo+V+
黒い羊、白いカラス 拒絶された金星 萎れたサクランボウ 月に穴を開けたのは 脳みそに良くなかった 絡繰り人形の逆襲 彼女の皮を被った悪魔 壺の中では 名前がある 河原に散在する石ころ 彼が踏んだ 彼女の頑なで、脆い体 取り立てて綺麗じゃないけれど 嵐も起こせるし 崩れることだってできる 触れはしなくとも 触れて欲しくとも
191 :
Nothing :02/10/16 00:13 ID:p9WSo+V+
馬力を持つ台所で 正義の包丁を振りかざす 凍らせて置いた欲望を解凍する いいじゃない、テロリストじゃないんだから 最悪の序列 あたしの料理に点数を付ける 隠れた本当の姿が 自動的に味付けをするから いつもより強いアルコールと フィッシングに明け暮れる いいじゃない、むやみに傷つけるわけじゃないんだから 全ては脳みそと繋がった 心臓での出来事 映画化されない記憶 全てくだらない残像
192 :
Nothing :02/10/16 00:24 ID:p9WSo+V+
くわえているものを放す 決して小さくはないもの 雑魚ではないってこと 優れた過剰反応に目を見張る あたしの中のミューズは 時々、良い仕事をするから ますますあたしはいい気になる あたしは汚れた魚を 拭いた雑巾 信仰の為じゃなくても やれと言われたら 気分次第で 這い蹲れる ムハンマドの友達は 問題児ではない あたし程、食を断ってないし あたし程、望みを絶ってないから
193 :
Nothing :02/10/16 00:37 ID:p9WSo+V+
低血糖症で悩む子猫を 蜜柑箱に入れて 川に流して ドナドナを唄う ススキと葦の告別式 あの森でお会いしましょう 銃弾を受けた あたしのうたかたの幻 森番との密会は 子猫の自尊心に いっそう激しく火を付ける 木々が燃えない程度の悪戯 禁じらていない内に 淑女が名もない一人の女に 変わり果てた時 甘やかされた子猫は 船出しただけ 二人の暗黒大陸へ
無の中に広がる暗黒の遊技場に閃光が走る 意味のない空間の収束運動にこの身を委ねてみる 識別できない神秘体験の裏側にある概念の速度は一定 のぞむべくもなく真っ赤な林檎を頬張る 世紀の寵児が関連性の反対で弔辞をこぼすときに 界隈の底に鈍く変幻していく人形の眉が微かに動く をぉ・・・繭の中の貴女は永遠に真っ白な美の中で 詠唱されるアリアは貴女のための音楽である むせかえる薔薇の大気に包まれて僕は何度でも生まれ変われる
195 :
名前はいらない :02/10/17 21:30 ID:NMZqByQA
目をつむろう 何が見える?理想郷?ユートピア?漆黒? そのまま眠りについてごらん 君だけの世界がみえるはずだよ 夏場の放置状態のチョコレートみたいに君の心も溶けてるんじゃない? 赤ん坊みたいに赤裸々になってるんじゃない? 将来の「夢」と眠っている時見る「夢」って何が違うのかな? 無意識って 君の「夢」じゃない?
196 :
Nothing :02/10/20 03:42 ID:PKDAtTz+
ぺっちゃんこの月 月のお葬式 陽の名残が、残酷過ぎて 上手く濡れることができない 手に入れては、有り余り 失っては、後悔する 鼻を鳴らしたぐらいじゃ 誰も気付かない 緋色の歩みに 自分をなぞる 観音開きのあたしのお腹は いつからか空き屋 廃屋ではないけれど いつか思い起こして 振り返ったならば あたし達は黄金の塵だったに違いない 何も存在していない場所の片隅で 悲しく光る 降り積もって、枯れるまで この浄化は終わらない
197 :
Nothing :02/10/20 07:00 ID:PKDAtTz+
昏睡状態の機械人間 意識不明の金属塊 押しつけられた静物 味も素っ気もない露骨な描写 みっともない錆び汁 耳障りな羽音 鼻につく信憑性 I wish you'd stop looking at me like that! Cause I'm nothing but claustrophobe and catatonia. I need your encyclopedia on my missionary way. If you need catastrophe and catharsis in my garden. Smash me! Bite me!And hate me! 舞台裏は大忙し 部外者の声が掻き消される程に
198 :
Nothing :02/10/21 03:01 ID:GK15GO1l
病的な価値観が支配する屠殺場 砕かれた豚の頭蓋骨 全滅した皮膚感覚 完全なる深海 手に入れた孤独 ズタズタに打ちのめされた種族 復元能力を持たない器官に 電送されたカタチ 危険因子を含んだ 愛しい放電体 廃人同様の忘れ形見が 石の森で貪り合う儀式 新しい命は 残念なことに 思いの外、感傷的で 進むべき大樹への道を 僅かに閉ざす
199 :
Nothing :02/10/21 06:31 ID:GK15GO1l
いつからそこに? いつまでそこに? 幼児体験の産物 物理的な水面に 波紋が一つ 心理的描写に 投げ込まれた毒 不感症の性的嗜好 イブの呪いのせいに違いない ウサギを産めなくなってしまったからかも知れない 無を分析することはできないし 遡って、耳を傾けることは難しいこと 壁に映った影に憧れた あの日のあたし 乏しくて、受け入れられなかったセスナ エンジンも、目的地も一つだけ 見せしめの公開処刑は 回復には逆効果 砂糖漬けの蟻 ただ動いて、息をしていただけの 甘い生き物 古文書の解読は時に必要 冷血で、勇猛な戦士には
200 :
Nothing :02/10/21 06:55 ID:GK15GO1l
悪癖を唆す甘美なジャズミン あたしが舐めたものを 分かち合いたい夜 所有物の逆襲で 酷い目に遭う 猜疑心の強い猫が 何やらビクついている このゲームに 何も感じなくなってるあたし そろそろ回ってくる出番 戦略も添え木も壊疽し始めた真夜中 五十年後のあたしに言って貰いたい言葉 大丈夫かい、お前? ナダとは異国の言葉で希望というらしい 独房にそれを求めたからといって 狂った華は咲かない 隠れん坊は楽しいだろうか? 飛ぶ部屋に取り残された もう一人のあたしは 偉い奴の振りをしている 苦しみを布教し続けながら
201 :
Nothing :02/10/21 07:18 ID:GK15GO1l
ある朝、彼がゼリー星人になってしまった 怒ってもプルプル 笑ってもプルプル 泣いてもプルプル 喜んでもプルプル あたしが買い物中 行方不明になると 身を震わして 悲しげにあたしを呼ぶ 愛しい珍獣 彼がもたらした文明 二人の言語、二人のルール 孤独の特効薬、新たな難病 お風呂嫌いの宇宙人 もしも、滑って 崩れてしまったら 掬って上げる あたし達はきっと 嵐の中で 怯え、身を寄せ合う小動物 敢えて名前を付けるなら それはつがい病 いつかあたしもゼリー星人になって どこかでプルプルしてるはず そう、多分幸せそうに
202 :
Nothing :02/10/21 07:38 ID:GK15GO1l
プロレタリアートの目で見た あたしの滑稽 洗脳と去勢は完了済み 値札に書いて在った筈 モダニズムを崇拝する少女の奇行 バイオリンを弾くみたいに それをやる 誰が見てても構うもんか 汚れたって構うもんか 流派や様式は様々で リアリストも舌を巻く 双頭の鷲はイングリッシュアートがお好き 書生の餌食 炎上した安宿 飛び散る金魚 簀巻きにされた捌け口 溺れた者の哀れな末路 呪われた双子 引き際が重要 深入りは禁物 落ちても、咲いても 華は華 燃えても、踏まれても 華は華
203 :
名前はいらない :02/10/21 08:04 ID:SKK6nZAW
「我、常温の炎を」 お前は臓物を晒して歩いているような奴だなと言われて久しいが 晒して以来の俺はいよいよ生来の姿に立ち戻ったと感ずるばかり このままではいけない周囲を固守するためについてしまう嘘にも 譲らねばならない位置を固守するために仕掛けてしまう策謀にも さまざまな言い訳を見出してはこじつけて屈服することが絶えた 法は守るものではあるが気に食わねば捕縛を覚悟で無視していい 絆は保つものではあるが気に食わねば孤独を覚悟で断絶していい 社会に自分を溶け込ませようとする限り社会に振り回されて死ぬ 真綿のように幾重にも守ってくれる仕掛けの如何に恐ろしい事か ここから抜け出すぐらいなら死んだほうがましだとまで思わせる 山が杉だらけになって花粉症で悩まされる流れすら見えなくなる 街に人が多すぎるのに苛立ちの原因を己の内部で必死に探し回る 晒されぬ慣らされぬ肌は柔らかく弱り摩っただけで破れてしまう 喧嘩せぬ言い合わぬ人は優しく弱り煽っただけで号泣してしまう 厳しい真冬の川水に身を生地ごと沈めて引き締めようとする力を 都会の喧騒を好む心と田舎の静寂を好む心を併せ持って保つ力を より多くの矛盾を抱え込んで心中で戦わせ実際に人を殺さぬ力を 十字架を奉ずる人達は俺を見るや心を閉ざし魔の虜よ去れと罵る 袈裟を纏う人達は俺を見るや心を閉ざし布施なき者は去れと罵る 三日月を掲げる人達は俺を見るや心を閉ざし同性愛は去れと罵る 俺が手に入れつつあるこの力の正体は彼らを尚暖める常温の炎だ
204 :
Nothing :02/10/21 08:07 ID:GK15GO1l
遙遠に在るものに囚われて 切れた電球を 抱きしめ温め続ける夜 最終戦争前の 有り触れた一時 疑似体験は強ち 無意味ではなかったから あたしはこうして 暗闇の中でも 目を開けていられる 息継ぎの途中で見た 電光掲示板上の評価 応援は時に気恥ずかしいもの 散剤よりも、錠剤に逃げ込む 解りやすいから 飲みやすいから 優しくして 駄目にする 仮面を嘲る醜女 ふしだらなあたしを 突き飛ばして 笑いながら、こう言う 開き直って、否定しなさい 隠して、繰り返しなさい 押退けて、ひっくり返しなさい 嫌だったら逃げ出せばいい あたしは、そうできないから こうして未だに階下を放蕩している 彼女が振りまく菌を駆除しながら
205 :
Nothing :02/10/21 08:48 ID:GK15GO1l
世界を犯した潤色 正直者は挙って殉職 こんな時代に必要な醇美 そろそろ止めたい準備 うちらのお手本は史伝 てか、許し愛し合う師伝 これはあたしの私道 口出しさせやしないあたしの斯道 己を律する指導 優先事項は叫ぶことでの始動 ぶっちゃけ今は他者の声に難聴 そろそろあたしに必要な軟調 つーか、止めるわ演技 マジ当てにならない縁起 仲良くしようぜ、うざいよ遠交近攻 得る物無くね?援交 指くわえて傍観している奴も同罪 適用しない冤罪 見ようぜ広い現実 学習しようぜ真実
206 :
Nothing :02/10/21 22:01 ID:Tu1Zkn1u
問題は只単にライ麦畑で どんな風に追いかけるか マリアはどんな風に あたし達を放置したか 武器と得意技を収めれば 望みは安全なものに変わる より多くを渇望する声よ、万歳 より大きなものへの叫びよ、万歳 辺境に大量破壊兵器が投入され 竜巻が薄っぺらい皮を剥ぎ取っていく 暗証番号を暴いて あたしの中で 液体の超新星がのたうち回る 充分では無いけれど あたし達が彼の一部だってことは事実 彼がいる場所をより知ることが鍵 氷の嵐、そう蒼い嵐が吹き抜ける 安全神話が崩壊した郊外に 原始的な姿への変化 新人類の夜明け 頭上に硝子の灰皿が落ちて あたしの水晶体は再び起動する
207 :
Nothing :02/10/21 22:27 ID:Tu1Zkn1u
鳥籠の中で囀る高級娼婦 パトロネスは深い眠りの底 聞き漏らした摩擦音 音階に存在する理由 クチバシで暴いたカタコンベ 水銀で道化に貶められた 薔薇色の少女 淡すぎる水彩画は判決を下す 成り上がった女傑に 粗野で無骨な罪状を 物足りなさを感じても 荒々しい筆に 何も感じない象牙色のカンバス 忘れ去られたアパルトマンで 誰にも看取られず死んだ亡命貴族 パパーシャに許されたパパーシャ 真っ赤な椿はもう何も売るものがないから ルーレットに黒髪を賭け 次の獲物をあざとく待ち望む 霧と涙で薄く霞んでしまった迷宮で
208 :
Nothing :02/10/21 22:49 ID:Tu1Zkn1u
冬宮に咲く薔薇は 悲劇のあだ花 火薬と嘘にまみれた雪 再見ツァイチェンあたしのルビアンカ ルーツがあたしの拘束具 至福の時を迎えられない血 もしもが、あたしの体温を奪っていく 死神に取りすがらなければならない程 抹殺され続けた一欠片 凄腕の殺し屋に頼まなくとも いつでも爆破できる 老婆は盛り場で見ていたから あまりに無防備なミユゲが 無惨に、摘み取られる有様を
209 :
Nothing :02/10/21 23:07 ID:Tu1Zkn1u
不時着した塹壕で 裏切りを目撃した夜 無数の蛇の群れが 破壊と再生を繰り返す 何番目かの化身が 何人かの男に抱かれた後 何番目かの子供を食らう あたしはついに本物の紅玉石になった あたしはついに本物の母親になった 制裁も、見返りもただ奪うこと 流行病に冒された鬼は 黒い海の中で 母神にのし上がる 成り上がり者に効く薬 血の通う身代わり 小さな手のひら そして、真っ青なアザレア
210 :
Nothing :02/10/21 23:23 ID:Tu1Zkn1u
無花果の痙攣が 癇癪持ちの子犬を黙らせる 時計の針で 鼓動を模倣する 二人のママン 同じ味のする唾液 かき混ぜると美味しくなるから いつもより力が入る 会いに行くのに理由は必要? 耳かき一杯分の成分は 何の助けにもならない 牢獄の裏で 教えが広く行き渡る 牢獄の裏で それが何であるかを意識する 小さなファシズムが ロリポップで自滅する
211 :
Nothing :02/10/22 03:12 ID:sM5vlVGh
あたしのロッキングチェアーを 止めないで 動かしては、揺らして 移動しては、感動して お願いし続けるあたし 彼の切り株に座る あたしのハイニーは軽いから 時々、白鳥の湖を踊り出す 堅くなって、座り心地が悪くなったら 他の熱帯を楽しむつもり 他のタクシーで満足できる? 辺りを見回さなくとも解るはず だから、あたしのロッキングチェアーを 揺らして 心が蝶々に変わる前に 苺の季節が終わってしまう前に 込み入った部屋に塩辛い雨 滑りの良い液体が 振り子の動きを加速させる あたしの大事なロッキングチェアーは 何故だか、熱く燃えている
212 :
名前はいらない :02/10/22 03:23 ID:u+YPJq+0
まっ、いっかぁ。(ぷぷ
213 :
Nothing :02/10/22 10:09 ID:c8J+mSBu
陰湿なゴミが浮いているプール このボウフラまみれの水たまりは痛い 礼儀と教養にに欠けた空虚が 品位を落とした場所を探す滑稽 狭い場所で吠える空き缶 赤首の台頭が品質を劣化させる 無知の嘲笑は鏡に映らないから 永遠に、真の姿を見ることはない 口をついて出る単調が 彼の本棚に何が並んでいるか また彼はどこの出身の部族かが 手に取るように解る 閉じた空間でしか生きられない 哀れな羽虫の最後の楽園 潰さない、カニバリズムに溺れる醜い虫など やがて怠惰に飲み込まれる場面など
214 :
Nothing :02/10/22 10:19 ID:c8J+mSBu
猪と鶏が釣れる沼にて 傍観する世間知らずのガマ蛙の呟き 私たちのいるこの場所は 意外にも、受け入れがたく 悪臭を放つものらしい 水面が濁りすぎてお互いが見えない 水面が汚れすぎて誰も来ない 同じようなものの自己増殖 共産主義の卵がいたる所で孵化している 中途半端な偏りと取り返しのつかない見識が 仲良く手を取り合うこの場所では 波紋も、新しい風も祝福されない 只、緩慢な腐敗を望むだけ 退屈と馴れ合いながら
215 :
Nothing :02/10/22 10:32 ID:c8J+mSBu
肥大し突出した彼等の恥部 視覚的な話でも 肉体的な話でもない 破裂寸前の膿は 無関係な蒼い実を時に浸食する 息をすることに必死な毒虫 あたしのスズメバチはそろそろ目覚める 少ない体液を撒き散らした悪戯に 手厳しい事実を突きつける 禁じられた暗黙の決まり 盲目は何を見ても盲目のまま 春本に犯された脳みそを取り替えるまで 治らない心の黒死病 フィンランディアには意味がある 静かな群れは決して知り得ない領海に
216 :
Nothing :02/10/22 10:42 ID:c8J+mSBu
大袈裟だとか、ヒステリックだとか叫き散らすNagging issue 縄張り守るのに必死で見えないEmotional baggage クダラナイものだから、預けることをお勧めしてみる 知的生命体は原始人とこの星で出会って 猿にも僅かな人権が在ることを知る よい本を読むより有効だと思う 特異な動物を監視することは 頭を深々と下げるみたいに 足でそれを踏みつけてみる 意外に、脆く柔らかいそれは べとべとしてあたしをますます不快にさせる 一応自然から生まれたらしいから 土に返してあげる 化けてでないように これが、あたしの慈悲深い餞
217 :
Nothing :02/10/22 10:50 ID:c8J+mSBu
餌は官能的な香り 上等なものとそうでないものの区別 仕方ないじゃない欠けてしまったんだから 仕方ないじゃない元から存在しないんだから できることいったら 周りを旋回するだけ アブの未練は凄まじいから 時々、あたしを閉口させる あたしの二番は あたしの真似をして 足下を掬いたがっている 命令口調は非国民の象徴 一神教徒のように同じ価値観に固執する羊 砂漠が怖いのね? そして、凍土も 評価と批判の違いを知らぬまま 怯える群れはどこへ逝く?
218 :
Nothing :02/10/22 10:56 ID:c8J+mSBu
そろそろ水瓶を汚染する時刻 ボウフラさえも消えてしまえば良い 仮面は吐露し始める 進化の過程と必要性を ヒルビリーは遠吠えする 自らの存在意義を 都市生活者のレベルは揺らがないから 口汚い蛇口と、干からびた排水溝の話に終始する フジツボのようにへばり付いた燃えかす 勧善懲悪は時代遅れ そろそろ目頭を濡らす時刻 時効は迫っているから
219 :
Nothing :02/10/22 11:09 ID:c8J+mSBu
顔が嫌い、ブスが嫌い、ブサイクが嫌い あんたが嫌い、デブが嫌い、ババアが嫌い ガキが嫌い、キショイ奴が嫌い、ジジイが嫌い ダサイ奴嫌い、金持ってない奴嫌い、口臭い奴嫌い 小さい奴嫌い、ぶち壊す奴嫌い、台無しにする奴嫌い 場を読めない奴嫌い、醜い奴嫌い、バカ嫌い 短足嫌い、高慢嫌い、勘違い嫌い、ケチ嫌い 足太いの嫌い、脇臭いの嫌い、不潔嫌い 押しつける奴嫌い、酔っている奴嫌い、狭い奴嫌い 古い奴嫌い、見下す奴嫌い、群れる奴嫌い 他が見えない奴嫌い、雰囲気読めない奴嫌い ハゲ嫌い、タルミ嫌い、意地悪嫌い、煽り嫌い 偏り嫌い、健康的過ぎるのが嫌い、高過ぎるのが嫌い 低すぎるのが嫌い、教養が無い奴嫌い、暴力的な奴嫌い 価値観が合わない奴嫌い、ニンジン嫌い、ナマモノ嫌い 彼は優しい、取り巻く全てが 彼は綺麗、包み込む全てが
220 :
Nothing :02/10/22 11:18 ID:c8J+mSBu
花瓶が痰壺に変わる 布団叩きの音と共に 狂った主婦は ワイドショーで救われなかったから 人様の食べ物に手を付ける 手討にされた肉塊 これはタイムカプセルなんかじゃないから 次々に罠が張り巡らされる 連続する主婦 目撃者に足を舐めさせ 飽きたら、切り刻む 恍惚は壺の中の魔神 満たされなくてはいけない モザイク処理を施す位なら 額に穴を開けて さらに、青臭いものを追いつめる
221 :
Nothing :02/10/22 11:40 ID:c8J+mSBu
準備体操と処理の終わり 練習と沈黙の終わり 噛み砕く力がないなら 噛みつかなければいい 青痣の復讐劇 着慣れた黒が灰になる 交易は終わりは 女海賊のせい 水竜が口を開けている 彼女の端で 火薬がもう少し必要 少しクレイジーになるために サイファーの発見が必要 創造力を刺激するために 生娘みたいな生地を引き裂いて 群青色の胎動を感じるそんな火曜日 そんなBachelor girl そんなBachelor party
222 :
Nothing :02/10/22 11:51 ID:c8J+mSBu
夢見がちのザリガニ 彼が蠍座なら 一時だけれど 良い仕事をする筈 白いチョコレート 霊薬だった時の記憶 一人よがりのザリガニを 包み込む糖蜜 溶け出すのは真夜中 今じゃないから 夜間飛行で思い出す残像 古くさい社交界 全く反吐が出そう けれど、ザリガニを傷つけ 赤く染めたのは、このあたし 他でもない、あの日のあたし
223 :
キュートナ :02/10/27 03:14 ID:DQgxSFR2
ライ麦畑でつかまえて ライ麦畑のつかまえ手
224 :
キュートナ :02/10/27 03:15 ID:DQgxSFR2
おニューの靴
225 :
キュートナ :02/10/27 03:16 ID:DQgxSFR2
アカ色
226 :
Nothing :02/10/27 08:51 ID:mVuhT2Tu
彼の熱帯は思いの外早く 終わりを告げる 腐り始めた果実の香り あたしのススに 彼のコピが溶け出す時刻 熱波の後の気怠い緩慢 茶色の大河に身を任せた時から 悪性の腫瘍が あたしの心に転移した 挑発する回転体が緋色に染まって あたしの血は作り物のケチャップに変わる この恋が終わったら きっと醜くなるでしょう 一生分の美しさを経験してしまったから この気持ちが死んだら きっとたくさん歳を取るでしょう 一生分の欲望を吐露してしまったから
227 :
Nothing :02/10/27 09:04 ID:mVuhT2Tu
お気に入りの殺人鬼 ルシファーの複製品 食人鬼の宴 アザゼルの逃亡 卍に毒された脳味噌 血みどろの両目 ベジタリアンの吸血鬼 娼婦と女王は紙一重 オーロラ殺人 電磁波洗脳計画 青い血の担い手 すし詰め状態の箱 ムカデとドブネズミのmix 古井戸の覗き魔 穴という穴に 火炎放射器をぶち込んだから 今よりはマシになるでしょう 少なくとも 蒼い夢など 青臭い幻など、もう見ないはず
228 :
Nothing :02/10/27 09:30 ID:mVuhT2Tu
19/2002の奇跡 Let my spit-shined boots! 徒歩で理解できる次元 偶然現れた一個人に依存する世界 長距離バスの終着地 薄皮を剥がして 彼の蒸気を味わう Get a fuck outta here! 嘘だけど、痛い電子世界 あたしの主題は 叫ばないこと 精神病に犯された神に翻弄されながら 電源を抜いて 錯乱を鎮圧する小国 Definitely,Yes. Absolutely,No.
229 :
名前はいらない :02/10/27 09:34 ID:kxvhND7o
パッとしないなぁ
230 :
Nothing :02/10/27 10:52 ID:mVuhT2Tu
229 どこがですか?勉強のためにお聞かせ下さい それとあなた様の詩もよろしく。是非とも パッとする詩を拝見したいので(w
231 :
Nothing :02/10/27 11:11 ID:mVuhT2Tu
支配の法則 情報を与えないこと 言葉を奪うこと 過小評価すること 模倣と偏りのAnthem 圧壊し続ける萎れた華 濾過しきれない毒を 体中に書き殴る ネバネバした塵の悪臭を 忘れないために 裏声の小人 虫酸が奔るから また脆くて、薄い壁に 新しい穴が空く 森へお帰りなさい ここはあなたが住む場所じゃない 森へお帰りなさい ここはあなたが障気を噴霧する場所じゃない
232 :
Nothing :02/10/27 11:47 ID:mVuhT2Tu
I've had enough of fuckin' that. That does it!You make me sick. I'll leave you black and blue. I'll blow your head off! Kick up your heels!It's no use to cry quarter. You're a scrub,lame duck and reject. Don't stop doggin' me.I told you once. Now I tell you twice.Knock,knock! You hear me? Are you OK?I hate dirty old man. Pish!You're a company man and polite. Thank you for your critique.But Don't dissect everything today. Don't pick you apart you see.It's slap in the face. Take your ass crib.I wanna get in touch with you no more. So long!Raincoattypes.I hope you'll give the bird by yourself. That's all!
233 :
Nothing :02/10/28 07:19 ID:tj5/7QwH
転がりだした地球儀 小さな点の上の 大きな残飯市 ラッピングが綺麗じゃないと 中味にすら辿り着かない Shooting galleryで彼女に会った 育ちのせいじゃないはず 臆病な鳥が撃ち落とされた日 彼が自由を勝ち取った記念日 彼のアメリカを彼女に見せつける 偽善者に良い季節 花を摘むには良い日 聞こえる音は、意味のないものに変わり 視界に入る音が、彼の真意を告げる 今、佇んでる場所が砂漠の上であっても 今、漂ってる場所が嵐の中であっても 彼の感じる世界は良い季節 彼女と良い友達関係に戻るには とても、とても良い日
234 :
Nothing :02/10/28 07:38 ID:tj5/7QwH
化身の証明 化学調味料と プラスチックで汚染された大地で 14の時、覚醒にスカウトされ 彼女の偽者人生が始まりました 用心した方がいい 本物が一挙一動を監視しているから 傾きだした彼女の文明 静止した酷さ ミニマリズムが破裂する もはや、墓荒らしでさえ 彼女の退化を止められない 身支度で誤魔化して 金を貰う 百万ドルの尻 彼女が騙し 彼が売る あたしは強烈 あんたは甘い 私が気を引き締めて あなたがそれに溺れる 用心した方がいい 左に、右にすり足で動く プレイボーイな彼女に
235 :
Nothing :02/10/28 07:59 ID:tj5/7QwH
形状記憶の脳味噌に 錆び臭い雨が降りしきる 軋む部品、緩む螺子 ブリキの木こりが心を求めたから 秩序と均衡が崩れ始める Spellcold.It's penetrating. 彼の残像を抹消できない彼女 蒼い彼女はまだ続く 触れ合うことが終わり 囀りが減り やがて彼の名前すら 呼ばなくなるでしょう どこかですれ違っても 用があっても 全て笑顔で片が付く これ以上、深度も気温も変化することなど 有りはしないから
236 :
名前はいらない :02/10/28 08:01 ID:8qSy3aFe
>>229 じゃないけど
ただ言葉を並べりゃいいってもんじゃないんだよなぁ
237 :
名前はいらない :02/10/28 08:03 ID:8qSy3aFe
カッコつけてるだけとゆう罠 文学や芸術には遠い
カッコつけてるだけというか、浮かび上がるメッセージが実は単純だという 罠、かな。 言葉は色々使ってるけど、実はそんなに多くを語っていないというか。 けどまあ、これは印象批評の域を出ないのであまりお気になさらずに。
239 :
Nothing :02/10/28 08:20 ID:tj5/7QwH
終末論者と救世主願望者の開眼 左右非対称の作り物が笑う 供給停止の勧告 枯れゆく温室育ちのスポンジ 仰け反って見た景色 ぶら下がって感じる抑圧 着地するのが怖いから 時間旅行にお願いする 闇の中では陰と格闘できないから 日の当たる場所に取り縋る あたしの中で アイディアリストが切腹して Idee fixeが増殖し始める 禁じられたものの博覧会 忘れ去られたものの故地 嘘は吐いたことがないけど 通りに立って歌をうたう ゴミを漁りながら 天を仰ぎながら
240 :
Nothing :02/10/28 08:39 ID:tj5/7QwH
236,237 かっこつけてると仰られたので、お聞きしますが 結論だけ開示なさっても、私解りかねますが つまり、どうしてそうお思いになられたか ここの詩のどの部分がオカシイかご指摘なさって 戴かないと、こちらちしても対処しかねますが(w しかも、芸術とか文学とか、そういった高尚なものを 書いているといった自覚や意識を持ってない私には あなた様が仰られていることは滑稽にしか思えないのですが(w てかよ、てめー自分のこと満足に開示しねーくせに 一著前に批判してんじゃねーよ、雑魚が てめーのやってんのは批評じゃなくて批判 あーくぉら、辞書無しで、インドネシア語、英語、フランス語が 解って、あたしの書いたもの咀嚼しきってから 能書きたれろよ、くそが、プッ。田舎者とダサ房には 理解でないんだよばーか。 238 どこをどう解釈なさってそういう結論に達せられたのですか? いきなりぶしつけに現れて、そのようなことを仰るなんて お育ちが知れますよ(w。あなた様がどんな音楽を聴き、 家にはどんな本が並び、どんな教育を受けたかまで 手に取るように解るほどですわ
241 :
Nothing :02/10/28 08:49 ID:tj5/7QwH
つーか本当くそくだらねー奴ばっかだよな 閉鎖的タク野郎と、同人マンコが群れて傷でも 舐め合ってろよ、マジババアとジジイはキモイ つーか隕石にぶち当たってクタバレよ(w どいつもこいつも模倣に終始してるくせに 言うことだけは立派で、クズばっかもう詩板には こねーよ。最後に一言Motherfucker!Suck your cock! Fuck face!!
242 :
名前はいらない :02/10/28 09:16 ID:fjEn0hFP
ふ〜ん
243 :
名前はいらない :02/10/28 09:18 ID:pQowz+le
じゃ、さいなーら
244 :
名前はいらない :02/10/28 09:19 ID:pQowz+le
あんたが クズ
245 :
名前はいらない :02/10/28 09:22 ID:iq7r+e5h
な〜に、また別ハンで詩板にいるんだよ。
246 :
名前はいらない :02/10/28 09:24 ID:8M9+bcCr
雑魚が雑魚と言ってどうする。
247 :
名前はいらない :02/10/28 09:25 ID:0oN5jfrw
飽きたんだろ!なぁ、そうだろ!
248 :
名前はいらない :02/10/28 09:27 ID:EuxwNO8n
君、むさくるしいから流されてるんだ。知ってた?
249 :
名前はいらない :02/10/28 09:32 ID:Agz7zOVV
詩板住人を罵倒するな!! 馬鹿者!!
250 :
名前はいらない :02/10/28 09:33 ID:Agz7zOVV
もう来るな!!
251 :
↑↑↑ :02/10/28 09:37 ID:ijuIp2kc
252 :
238 :02/10/28 10:00 ID:NBZAROlU
うー。 ぶしつけに批評したことは、こちらの非ですが、このことだけは心に留めておいて ほしい。 それは、無意識というものは常にぶしつけなものである、ということです。 無意識からのメッセージというのは常に唐突でぶしつけで滑稽で、結論しか開示 しないものです。 さらにいうならば、無意識はどんな教育も受けてはいないし、ダサい田舎者に等し い存在です。 あなたほどの教養をお持ちなら、精神分析関係の本もお読みになっていらっしゃる とは思いますが、基本的なこととして必ず、「無意識は危険なものである」という ようなことが書かれてあったはずです。 そのことを過小評価してはいけません。 2chで例えていうなら、無意識というのは「名無しの荒らしや粘着」みたいな ものです(心のいわゆる「無意識」はそれよりももっと危険で腹の立つものだと お考え下さい)。 これはあなたの精神衛生に対しての忠告です。 どうか、無意識を矮小化して捉えないようにして下さい。 それは、「詠める」ような代物ではないのです。 無意識に「直に」触れたとき、人はそれを「詠む」というよりは、Nothing さんの240,241のような反応をしてしまうものなのです。 最後に、238で私があのように言ったのは、あなたの選ぶテーマが狭いような気 がしたからです。 これからも書きつづけて行くならば、テーマを無意識に縛られるべきではないと思 います。無意識の世界というのは、メッセージとしては常に単純なので、そのテー マのみで続けて行くのは賢明ではないように思います。
253 :
fura :02/10/28 10:01 ID:LLyc7uBJ
Nothingさんの詩の印象って、官能(風味)の言葉と破壊志向(風味)の言葉と 哲学(風味)の言葉を並べといて、それっぽい顔してるだけだよ。 まるで奇抜なカッコして田舎の商店街歩いてる厨房みたい。 ナチュラルな感受性がないものだから、変に観念的な言葉を使って(もちろん厨 房レベル)おもしろいように見せてるだけ。 言葉っていろんなふくらみがあるんだよ。 耳なれない熟語を使ったからって、それは個性なんかじゃないよ。 そんな罵倒ができるくらい、自分の詩が他の詩板住人よりすぐれていると思うん なら、解説でもしてみたら? 辞書なしでインドネシア語ができるくらい頭いいんだからさ。
254 :
fura :02/10/28 10:07 ID:LLyc7uBJ
>>252 あなたいい人ですね。
わたしは印象だけで批判しただけだったな・・・
255 :
Nothing :02/10/28 10:22 ID:tj5/7QwH
253 私がいつ、自分の詩が他の方々より優れている申しました? 解説、はてあなた様も解説なさっていないですよね? それにあなた様に解説を強要される筋合いも、義務もありません。 罵倒ですか、プッ。喧嘩売る人間違ってますよ。あたしがきれたら こんなもんじゃ済まされない程凄いですよ(w。試してみます? 奇抜な格好ねえー、例えがイマイチっすね。だってあたし田舎者嫌いだし 田舎に住んだことないし、ナチュラルが良いなどという見方は糞食らえですから 全く意味なしです。そんなものは。後、個性って他人が判断するものなんですか? 言葉がいろいろあると仰いましたが、じゃあ私の詩の単語も、その中の一つですよね? それとも、目立つものや、自分が受け付けないものは認めないという意味ですか? それとお訊ねいたしますが、ナチュラルな感受性って何すか?あたしまだ未熟なんで 教えてくれます?ちなみに、耳慣れない単語はあなたの勉強不足、貧相なイメージしか 湧かないのは、解りやすいメディアに毒されたとお見受けいたしますが。 後、官能風味、哲学風味、破壊的志向風味ですか?(w それだけ感じて頂ければ、結構です。それ以上理解して貰おうなどと 元から考えていません。つーか、いい大人が個人攻撃楽しいっすか?
256 :
Nothing :02/10/28 10:30 ID:tj5/7QwH
242から251 オウム返しみたく、よくもまあいけしゃしゃーと(w むさ苦しい野郎共が、名無しでイキガッテ、マジうけるんだけど 頭が悪い奴と、醜い奴ってどこに存在しても変わらないんですな(w ご愁傷様、まあマトモナ恋愛もできないヴァカがあたしの詩を 理解できるなんて思ってないし。てかあたしがあんたらのこと、 あんたらの詩見下してたのがバレタ?まあ一部除いて
257 :
Nothing :02/10/28 10:53 ID:tj5/7QwH
252 無意識が危険という発想は、欧米の資本主義から輸入された思想ですね。 それを生粋の日本人に当てはめるのは、どうかと思います。 精神分析関係の書籍、メディアの書籍はほとんどが欧米から出てますよね? 無意識の捉え方が、たまたまあなた様の仰った無意識に対する見地が、 ある方向に気持ち悪い程、傾いたものである可能性はありますが(w。 捉え方の多様性を認めるという原点に返ることをお勧めします。 私は普段の生活と詩で書く私を切り離したり、融合したりすることで 均衡を保っているので、見ず知らずの方に、精神衛生を心配なさって 貰わなくとも大丈夫です(w。そこも不躾ですね。 まず忠告という単語を使う人程、実生活で疎まれている可能性が高いですな。 そういう人は、例えるなら、自分は常識人で教養もあって感受性が強いと 錯覚している可能性が高い!自分を客観視していれば、人に忠告などという 押しつけなどすることは、とてもダサクて、格好悪いと思うからです。 もっと広い視野で物事を見ないと、昔は良かったなどと若者の前で 聞こえよがしに言って、うざがられる人になってしまいますよ(w 私は難しいものに自分を置くのが大好きなんです。実生活でも そうでない場所でも。仰られていることはごもっともですが
258 :
Nothing :02/10/28 10:57 ID:tj5/7QwH
254 短絡的にイメージで捉え、判断する人なんですな(w てか、同性に厳しく、異性に甘いんですな、またまた(w つーか、寂しい女ですね、あなた
259 :
Nothing :02/10/28 11:07 ID:tj5/7QwH
こんなことだったら、糞みたいにクダラナイ詩もっと糾弾しとくんだった 忠告マニアだらけなんだし(w。てか最初からここの板気に入らなかった 〜するなとか、〜しろとか、ハァ?誰に口聞いてンだよって感じ 普段あたしの周りで、そんな口聞く人いないんだけど。、今まで糞共を煽りもせず 大人しかった、幼気なあたしをここまで侮辱するだなんて。つーかサプライズ 初めてだから、マジ凹むんだけど。
260 :
238 :02/10/28 11:16 ID:VrHuVO41
このスレの題名に「無意識」と書いてあるから、精神分析では云々という 話をしたまでなんですが、まあ「無意識は危険だ」ということは自分の 経験からです。 たしかに見ず知らずの人間ではありますが、たまに詩を拝見させて頂いてい るというかね。 Nothingさんを見ていると昔の自分を見ているようで辛いんですね。 いや、こういうこというとNothingさんは嫌うかもしれませんが。 また忠告になりますが、いちいち相手を言い負かそうとしなくてもいいん じゃないんでしょうか。 詩も、全体的に「相手を言い負かす姿勢」に貫かれているというか。 要するに、「放置することを覚えろ」ってことが私としては言いたいわけ です。 >まず忠告という単語を使う人程、実生活で疎まれている可能性が高いですな。 >そういう人は、例えるなら、自分は常識人で教養もあって感受性が強いと >錯覚している可能性が高い!自分を客観視していれば、人に忠告などという >押しつけなどすることは、とてもダサクて、格好悪いと思うからです。 むはは。当たってます。以後気をつけます。 このレスは放置して下さい。では。
261 :
名無しさん :02/10/28 11:49 ID:nezDpLxy
勝ち負けにこだわると、本質を見失いますよ。 本当の才人は、才能をひけらかしたりしないものです。 あなたの才能は確かなものなんですから、 あとはそれにおぼれてしまわないことが大事なのではないでしょうか? そうでなければいずれあなたはその才能で自分の首をしめるといったことに なりかねませんよ。 それにひとつだけ言わせてもらえば、私生活で疎まれているかどうか。 についてですが、その場で受け入れられない者が 別の場所で受け入れられないとは限らない。 もう少し広い了見をもってみてもよいのではないでしょうか? あなたがやっていることは、気に入らない人間を片っ端から陥れようとする。 いまどき、中学生でもやらなそうないじめ行為に近いことにおもえます。 今のあなたに必要なのは。寛容さと、頭を冷やすことなんじゃないですか? それが、あなたの才能を伸ばす一番の近道だと思うんですがね。 宿敵より。
262 :
名前はいらない :02/10/28 11:53 ID:qmydJp6v
あ〜らま 自作自演ぽいけど まぁ、いいよぉ
264 :
名前はいらない :02/10/28 11:56 ID:MGlMDHxA
265 :
名前はいらない :02/10/28 11:57 ID:MGlMDHxA
266 :
名前はいらない :02/10/28 11:58 ID:ilpIUv/l
267 :
↑ :02/10/28 11:58 ID:nezDpLxy
愚か者ながら、経験に基づいた意見。自分が心がけていることでもあります。 もっとも、自分はあなたほどの才能は持ち合わせていませんがね。
268 :
名前はいらない :02/10/28 11:59 ID:ilpIUv/l
269 :
名前はいらない :02/10/28 12:01 ID:Bf8nN2m6
270 :
名前はいらない :02/10/28 12:00 ID:nezDpLxy
風だけに無色。って、自爆させんなよ。
271 :
名前はいらない :02/10/28 12:03 ID:XsLeWDTb
272 :
名前はいらない :02/10/28 12:05 ID:gzgKMDZs
詩板ってホント楽しいところですね。
273 :
名前はいらない :02/10/28 12:05 ID:nezDpLxy
まあ、さすがに暴風雨はもうこりごりだ。 そよ風になるがごとく修行させてもらってるよ(自爆)
274 :
名前はいらない :02/10/28 12:07 ID:nezDpLxy
でもな、あれなんだったんだろ。。 暴風はもうこりごりだ。 そよ風になれるように、 今、修行させてもらってます。(自爆)
275 :
名前はいらない :02/10/28 12:14 ID:nezDpLxy
って、あれは一体なんだったんだろう。。。 偶然という神秘はほんとおっかねーな。 談) 今世紀の大辛党 ユルセーヌ‐る○←ジャムでもチョコでもクリームでも
276 :
名前はいらない :02/10/28 12:14 ID:vcvdBB/J
>>1 さん ← この連呼ってなんなんだよ、いったい。
>>272 楽しいですよそりぁー、こんな調子ですから(大笑
277 :
名前はいらない :02/10/28 12:21 ID:nezDpLxy
二重投稿ばっか。。何で今日はこんな自爆すんだろ(笑)
278 :
名前はいらない :02/10/28 12:27 ID:nezDpLxy
とりあえず、1はやめません? 紛らわしいし。原始天尊様の象徴をこけにするのはどうかと思うよ? さて、仕事探さなきゃいけんから、きょうはこれくらいで? もうくるなって?そりゃどうも。
279 :
ホリホリ :02/10/28 12:50 ID:QJBUGdzz
黙るあなた、気付かないふり 煙草の火を消す、気にしないふり うるさく席を立つ、聞こえないふり 今きつく閉められた扉を、もっと音高く閉めなおす 私の勝ち もう開かない さよならのふり
280 :
fura :02/10/28 13:07 ID:Wj5/PKVO
なんなんだか・・・。
Nothingさん、話を聞く気ないでしょう?
>>253 のレスにしたって、まくしたてて口喧嘩に勝とうとしてるだけだし。
もう少しあたまのいい人かと思ったよ。
あ、耳なれない言葉っていうのは、わたしにとって、ということじゃないよ。
悪いけどたぶんあなたよりは国語力があると思う。
「耳なれない」は「聞いたことがない」って意味じゃなく、
「あまり日常的に使わない」って意味。勉強不足とかいうのは筋違い。
言葉の一端をあげつらって反論するのはやめようね。
あと、個性って他人が判断するものなんだよ。
何らかの価値判断っていうのは、いつも他者からの視線によって形成される。
あなたが現実に田舎者かどうかなんて関係なく、わたしがそんな比喩をつかったのは、
「これが自分の個性だ」って強く信じてるさまが、実は他人から見れば滑稽だってことを
いいたかったんだ。あなたの詩は、田舎の厨房のイタいファッションみたいだって。
普通に理解できる内容なのに、自分では理解されてないって勘違いしてるし。
わたしはあなたの詩が面白くないけど、それは容易い詩だから。
でも書く情熱は感じるよ。
なんか、すごく悲しいね。
あなたの狭窄で強がった言葉が、結局跳ね返って自分を汚してる。
もしわたしの言葉に疑問があるなら、レスしますのでまた書いてね。
反論ないかぎり、もう一切レスしません。叩いてもしょうがないから。
長文ごめんなさい。
281 :
名前はいらない :02/10/28 13:31 ID:xgvNNyf8
痛いスレだな
282 :
sage :02/10/28 13:46 ID:/Otacr/n
283 :
ホリホリ=279 :02/10/28 17:57 ID:QJBUGdzz
1より、私の方が可哀相に1票。
284 :
吉沢逸彦 :02/11/04 22:55 ID:M6ywInF6
ひさしぶりにこのスレ覗いてみたら、すごく面白いことになっていたので、ゾクゾクしました。
このスレは、これからだと思います。
みんな、頑張りましょう。
心から血を流しましょう。
どうせ傷つくのは、表面的な意識だから。
きっと、この下に、いい鉱脈があると思うよ。
>>1 さん、君は、ラッキーだよ!
すくなくとも、この「無意識の世界を詠む」というタイトルをつけただけでも、
君には才能がある。
このスレを読んでいた人たちは、きっと、歯がゆかったんだ。
「ぼくもそうだった」
さあ、そろそろ、かさぶたを剥がそう!
>>1 荒らしは放置。これが鉄則だよ。
「人ごとだと思ってるから……」って感じるなら、それは違う。
経験者だから言うんだ。
だから、何か言われても、無視しておきな。
みんなも、構うべきじゃないよ。放置しなさい。
286 :
名前はいらない :02/11/05 21:39 ID:V68EDouF
再臨きぼんむ
いま肉小路泥子でデビューしてがんがってるよ 藁
288 :
吉沢逸彦 :02/11/06 22:04 ID:2GtxUpFH
>>288 ああ、そうだったのか。
そうかなと思って立ち寄ったんだけど、これは、楽しみ^^
289 :
名前はいらない :02/11/10 02:19 ID:MzXbraWc
<287,288 違いますよ、根拠の無いこと言うの止めて下さい!!
<<290 何がしたいの?
[0<足跡<1] とまったことのない枝に 足をのせてみる 気配の薄れたその表層は 確かに霜月である この不細工な羽で 積もった罵り言葉をはらえば 瘤の裂け目からスワロフスキーが ぱとりこぼれた 残された物を穿り出しては また嵌めてをくり返す 無意識に私は 待って居るのかも知れなかった ニヒリズムで目を伏せるほど 熟しても潔くもないので 何も無いと主張する昼の空に 昴を探している 紡がれゆく 編まれ織られる 形成される意識 想いを確かめようと図れば 枝に 嫌われて 弾かれてもう 戻れなくても 星の軌道のように 二回 三回 旋回 あの鳥の 飾り羽根を あの朝の 高い囀りを 五回 六回 旋回 *スワロフスキー:クリスタルガラスビーズの一つ。
>>280 横レスですまないんだけど、ちょっとだまっていられなくなって…。
furaさん「あなたの詩は、田舎の厨房のイタいファッションみたいだって。」
だなんて、そんなこと言い放っちゃっていいのかなぁ。
私もそうだけど、ここを読んでいる人の多くはfuraさんの詩も知らないし、
furaさんがnothingさんの詩をどんなふうに解釈(あるいは解読)しているのか知らないんですよ。
このままじゃあなたこそ「ただ吠えてるだけ」に見える。
furaさんがどういう詩を好んでいるのか知らないけど
少なくとも私はnothingさんの詩を読み出してから、
なんていうか「私の心を見抜かれた!」ような感じがしたり
頭がピリピリしたり、苦悩しちゃったり・・・
なんていうか衝撃みたいなのを感じてしばらく詩書けなくなったり
刺激されたり影響されたりしたよ。
furaさんの詩と、furaさんがnothingさんの詩の内容をどう読んだのかをぜひ聞きたいです。
静寂 終わりと始まり 空の電線 月明かり 暴力 意志と正義 鋭い視線 落陽 雑踏 君と僕
女はいつも何かに邪魔される 男はいつも自由 心の弱い女はいつも何かに引きずられる ある時は法律だったり ある時は男の欲望だったり 悩むことの多い女は 何故だか年老いて見える 愛人を囲い 馬を上手に扱うといった 簡単な支配から 自尊心を満たす男は 冷淡さを身に着けて 何故だか若やいで見える 男はいつまでも自由 髪を振り乱すこともないでしょう 取り乱して、醜態を晒すことも少ないでしょう いつでも、情欲を満たすことができるのだから 足枷に啜り泣く、女の身体を踏み台にして
時々、もしもが無くなってしまった世界を想う 与えられたものは嫌い だって手に余ってしまったり 足りなくて苛ついてしまうから もしも、心が変温動物だったら もしも、心が常温だったら もしも、心が常に力を保っていられたら もしも、心が透けて見えたら あり得ない意識に身を置き 男が王子様でないことを 自分もまた、王女様では決してないことを知る 憶測という悦楽に溺れながら 身の回りで常に起こりうる 意外性という奇跡に 心は絶頂を迎える
297 :
Serendipity :02/11/25 04:38 ID:HjauGi0I
赤い憎しみを受け入れた時 あたしは怒りという知識を得た ダイアモンドの両目を刳抜かれても 干上がらないこの思い 盗掘者の世迷い言 赤外線で見透かされた 四番目のあたし 大きな鳥が賛美する 飛び立とうとする希望を 岩壁に貼り付けにされた本性が あたしの奥底に燻る炎を喚起する もうすぐ召還されるあたしの五番目 彼が決して見ることのできなかった 何番目かの真実 乳化し、溺れてしまったあたしの姿
298 :
らんぷ :02/11/25 13:52 ID:w0EWHP0E
無意識って何だろう? 無意識ってなにさ? 目を閉じると真っ暗 黒い世界 色が見えなくなると とたんに耳が聞こえるようになる これは何の音? それはストーブの燃えるおと 無意識下では聞こえない さあ、目を開けて 何が見える? 色が見える。赤 白 青 黄色 たくさんの色の世界が見える。 意識的に赤を青に見ようなんてことはしません。 無意識が少なくなるにつれて、人は心ぼそくなるね。 無意識が意識に変わる瞬間が無意識が少なくなった時だなんて。 ひとは無意識がなくなったら生きづらいね。こわいね。 安心できないね。世界がなんだかわからなくなっちゃう。
299 :
らんぷ :02/11/25 14:00 ID:w0EWHP0E
無意識によむうたって何? うたは意識的によむものだけど。 みんなが理解できるように。 うたを無意識によむことは人にはまったく知られてない世界を 言語化することなのかしら? 音だけの世界を作り出すということかい? 無意識に口ずさむ意味のない言葉 いいえ。考えること自体が無意識で。 ああ、独り言の事かい?
300 :
天才オレ :02/11/25 14:08 ID:Wnym510Q
「オレの無意識つーか意識」 あーだりいな 今日も仕事だぜオイ お前の顔なんて見たくねえんだよハゲ いい気になるよなオッサン てめえの顔見てると吐き気がするんだよ オレの1m以内に近づくな それにしても腹減ったな ラーメンくいてえ 油こってりでにんにくきつめがいい ラーメン屋ってなんでテーブルがべとつく店のほうがいまいんだろう きれいな店はだいたいまずい まさに鉄火場って感じの店のラーメンはうまい 最高にうまい カウンターにどんぶり置くとき親指が入ってればGOOD おやじの鼻毛が出てれば最高だ そんな店のラーメンは星3つ どーでもいいが最近やってねえな かみさんはやらしてくれねえし ソープ行く金ねえし 溜まってんだよなあ オナニーするような歳じゃねえしな 久しぶりにナンパでもしてみっか いやいや会社の人間に見られるとまじい あそこのケイコちゃんでがまんしとくか こういうとき会社の共有物って便利だね おい、ケイコ、今夜つきあえ なに、先約がある? ざっけんな というオレの無意識は意識
301 :
らんぷ :02/11/25 14:10 ID:w0EWHP0E
雨がふる あまがえる 寒空が 重たくて 私はただ 眠いだけ 洗濯物は だらり だらり 無気力に たれさがる 私は私に 肩の力を抜けという 抜けない 石のように堅い 今日はやすみ やすみは静か 静寂は 寂しくて 今は二時を少しまわり わたしは ひっそりとした 世界に ささやきかける おーい おーい わたしはココだよ〜 眠い私
302 :
天才オレ :02/11/25 14:14 ID:Wnym510Q
あーねみい かったりい 雨も降ってるぜこの野郎 2時過ぎの職場の倦怠感はつれえ もう退社してえ ビールのみてえ オレはここっぴょ〜ん しまいにゃ石投げるぞこのクズ それにしてもねみい
303 :
通りすがりのヘボ丼亀 :02/11/25 18:11 ID:NI8GvMvH
298は意識って言葉に捕らわれすぎて、本質が見えてない
しかも、同じ言葉を繰り返すところが正直、鼻に付く
もっと精進してね★
>>299 誰に向かって質問してるのかが解りづらい。
何か、詩的なものは感じられなかったけど、
作者の粘着性と、人格は垣間見えました。
>>300 正直、品が無くて、この手のものは詩として認められない。
まじめに書く力がないから、ふざけて逃げるという弱小ぶりを
見せつけながら、威勢だけは一人前という情けなさ。
作者の人格が華麗に現れてますね。
>>301 昼間っから、眠いなんてすさんでますね藁
>>302 コテハン変えたら、クズな俺とかさ藁藁
一言、ヴァーカこのスレ汚し
てめーは他にやることねーのか藁藁
304 :
天才オレ :02/11/25 22:40 ID:Wnym510Q
>>303 マジレスしてるよ、こいつw
もっと精進しろよ
趣味で書いてますけど、何か?
>>304 マジレスしてるよ、こいつ(w
もっと精進しろよ(ぷ
この原野の途中で、真ん中で こんな風にやがてやって来る 光線を待ちながら 彼が洗礼を受けた後の残骸 バスタブ一杯のスープ 染みていくのが解る 霞んでいく汚染物質 魔法使いの杖で あたしは大きな鳥に変えられ 床に座り込んでは、叫ぶ 飛びたくないこの気持ちよ万歳、と 彼の瞳の後に隠れた冷凍人間 完璧に追い出されたなら 真新しいあたしが堕胎する 異教徒の詩を唱えながら 禍々しき思いが濾過し、沈殿するまで 原野の途中で、真ん中で
308 :
Pagan theory :02/12/02 21:56 ID:yHDbT8hM
ある対象物 吐き出される意外性 恍惚の定理 揺れる黄金と流れる漆黒 濡れる純白、そして内部で目覚める朱色の渦巻き あたしのために真摯に傾くお日様 五感の一つは満たされ あたしは、また無為に閉じていく 海から這い出たころからの摂理 土に還るまでの幻想 太古に丸め込まれた紫色が あたしの望み通りに姿を変える その日まで あたしが飴細工のように撓る その日まで
いろいろな人がいるから面白い。 一人一人が世界を構成する要素 であるということを忘れるな!!
310 :
Pagan theory :02/12/02 22:16 ID:yHDbT8hM
仏塔が倒れた日 その元で、執行された伝道 逃げ出しては、捕らえられ やがて、服従する微笑み 麻酔で駄目にされたプラス志向 メスを入れられた感性 羅列の群れがやがて、やって来て あたしを再び捕らえたなら 周りを取り巻く全てのジョークが ひび割れながら、侵食されていく 求める変わりに 与えられた名前 そして、居場所 創り出し、築き上げていく羽 物理的なものではビクともしないから 時々、声をかけて上げる 生えては、巣立っていく様々な翼 思い出と時間の経過が葛藤しながら 甘い汁を、垂れ流す 決して、アムネジアの風が 吹き込まないこの歪んだ空間に
311 :
名前はいらない :02/12/02 22:30 ID:oEUoTuMK
山形浩生 リンクを張らせろとかいうしゃらくせぇメールはよこすなバカ野郎! ケチなんかつけねーから、 どこへでも黙ってさっさと張れ! そういうメールをよこしやがったら、断るからな。いちいち相手 の身元を確認していいの悪いの判断するほど暇じゃねーんだ! そんなけちくさい真似するくら いなら、最初っから無料でこんなもん公開したりしねーぞ! 世間様におめもじさせられねぇと 思ったら、その時点で引っ込めるわい。 黙って張る分にはなんの文句もつけない。絶賛リンクも結構、「こんなバカがいる」的罵倒嘲笑 リンクも大いに結構。煮るなり焼くなり好きにしやがれ。ファンメールもかねた事後報告もオッケー。 あとおひねりでもくれるってんなら、もらってやるからありがたく思え。いいの悪いの返事も書いて愛 想の一つも振りまこうってなもんだ。 でも、そうでなきゃそんなメール受け取って、読んで、おまけに返事書くだけのコストを、なんでこ のオレが負担してやんなきゃならんのだ。しかもそういうメールに限って、クソていねいでまわりっくどくて あいさつと社交辞令ばっかで、いつまでたっても用件がはじまんないで、長ったらしくて官僚的で、 他人に配慮してるようなツラして実は自分のケツをカバーすることしか考えてねーのが見え見え。 どうしても許可がないとリンク張りがリスキーだと思うんなら、明示的に許可がないと法的にリンク が困難とかいうんなら、そんなとこはリンクしていただかないで結構。黙ってリンクしていいという文章 を読んで、それを理解する能力がないやつ(個人法人を問わず)なんか相手にしてられっか! 丸ごとコピーしたいときも、文章自体を変えないで(変える場合にも変えたところを明示すれば オッケー)、もとのURLと版権と、転載自由だってのさえ明記すればなーんも文句はつけないので、 これも黙ってやってくれ。 でも山形が死んだらどうなるんだ、という心配性の人のために、遺言もつくっといてやろう。いたれ りつくせり。親切だろう。どうだ、これでもまだ文句あるか。じゃあな。
ま、悪いことは言いません。あんたら2チャンネラーに代表される
下界の凡人連中には、ベートーヴェンの晩年の弦楽四重奏がちょうどよいです
から、そのあたりをお聴きなさい。
間違えても、ぼくやドビュッシーの作品は聴かないように。
豚・に・真珠・でございましょう、ファッハッハッハッ・・・・・
で、ぼくのホームページK.OKADAワールド
(URL;
http://debu1957.hp.infoseek.co.jp/ )には
あんたら2チャネラーには似合わない私の傑作の音楽がついていますので、
ぜーーーーーったいに来ないで下さいね。
313 :
のり :02/12/05 11:13 ID:F1u5A5R2
「本当の哀しみを知る人に」 忘れてしまっているんです そこに触れたくないのです 哀しみを知ってしまってから そこにスクリーンがかかってしまったの 思い出したくない 見たくないことも 耐えられないことも 私にはあるの あなたの哀しげな目は 私と同じよね
314 :
名前はいらない :02/12/05 20:04 ID:erJacP83
無意識こそが本当の俺 意識した物は全てうそっぱち 無意識こそが本当のお前 でも本当のお前は俺を苛立たせる 個人個人は嘘っぱち でもこの世界は無意識の方向に進んできた そう今有るこの世界が そう今いるお前のその場所が お前が望んだ世界 みんなめちゃくちゃなんだ めちゃくちゃのくせに めちゃくちゃなこといいやがる おまえはきれいよ とってもきれいよ だからあんしんしておやすみ ねてるあいだにころしてあげる
315 :
mu-mi :02/12/09 03:40 ID:uF1jKsIV
「留年回避」 誰かの天国から帰ってきて 散らかった部屋で目覚めるという 終わらない悲しみ 柔らかい幻滅 どんな一言で締めくくろうかな 切り取った社会生活を 君はどんな言葉で彼を 見送るんだろう 石に刻まれた時刻表がたった一人の友達を 実家の部屋の中に置き忘れてきた それは たった一つの言葉が締めくくった電車の日差しだったyo
316 :
Conspiracy :02/12/09 07:52 ID:gpZtZyk0
私について言えば 耳鳴りは終わりを告げる鐘 彼が西に傾くと 私は東で崩れていく Wが彼女を侵食していくと 私はお天気を憎んで Lが彼女を食べてしまうと 私の薄皮が綺麗に剥がれていく 陶器のひび割れに 良くない雨が降り続ける 巨大化しても届かない場所 見上げても目には映らない場所 手を伸ばしても触れられない場所 かつて私たちが存在していた場所 どこもかしこも沈んでいくから 私は再び、息を止める 悲しみについて語っているけど 被害者なんかじゃない 実存主義の空は千切れ 私の黒海へ 錠剤と共に身を投げる 良くない雨に濡れながら
317 :
Conspiracy :02/12/09 08:19 ID:gpZtZyk0
Yの関係、終わりの一つ前 マダラの羽が酷くなる前に 鋭利な物で嬲ってみる 鈍い痛みと無垢な綿毛 どっちを失っても 干上がるでしょう 気違い地味た嵐と 勘違いの連続体も息を潜めるはず 彼が何かを終わりにするには良い季節 彼女の空は落ちてしまうけれど 彼が何かを始めるには良い季節 彼女は胃の中で Yで始まる言葉を 一人唱えてみる 臆病な鳥のように 体を丸め,身を震わせながら
318 :
Conspiracy :02/12/09 23:12 ID:yVg8oI/A
祝福を受けた恐怖 無から木霊する波動 軟化と硬化を繰り返す緋色の器官 朱色の糸で操られた入れ物 月の安息地に辿り着くまで 許されることのない鼓動 性急で、現実的な言葉で それを台無しにして また、持ち上げようとする 惑星の裏側に彼女がいたのを知ってから プロペラは一点を回り続ける 旋回する畏怖と警戒心 汚された少女と 汚れることを望んだ司祭の口づけ 裏窓と屋根裏に盗み見ていた天使達は 落下することで赦される 負の心に祝福を与えながら
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。 お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。 お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。 お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。 お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
w
321 :
Conspiracy :02/12/16 02:23 ID:T8BxCREL
彼とあたしの口が紡いだ 抽象的で、ちっぽけなもの 時々、描かれることに疲弊して 円の周りをぐるりと回る 罪付きの園は 音もなく、枯れていく 色だけを安全に変えながら 彼を縛り付けるツタのせいで 真実の上で、また躓き蹌踉めく 火の付いた翼に 灰を掛けるのが怖いから あたしがやって来た場所を想う 準備体操に終始するあたしは 毟られた羽を掻集めて 再びそれを身に纏う 彼とあたしが紡いだ 抽象的でちっぽけなものを 囓り尽くして
322 :
Conspiracy :02/12/16 07:54 ID:pD+Cx7k6
あたしが見る夢は 世界のカードを引くこと マシュマロみたいに甘ったるいものを 引っかき回しながら 消費のスイッチを押しまくる 思念の墓場と生き地獄を往復する神が 亡霊の破片に木漏れ日を与える 信じる変わりに引き離される鏡 砕けながら 散らばりながら 探され、見つけられることを 静かに、けれど狡猾に待ち続ける
323 :
Conspiracy :02/12/16 08:06 ID:pD+Cx7k6
暗闇から突然伸びた彼の手が 地霊の足音に呼応して 意識の波動を走査する あたしの体温に意味はあったのか? 肌の滑らかさは有限だから 彼もすぐに気付くでしょう 深部を傷つけることは 自分を傷つけることを あたしのそれはオレンジ色の日だまりを望んでる あたしのそれは彼のガイアを望んでる 無差別なものなんかじゃない あたしに向けられた それを
324 :
Conspiracy :02/12/16 08:34 ID:pD+Cx7k6
彼女に寄生した厄介なもの アメリカ兵と愉快犯の次に来るもの 彼女の藪を突いたら クソみたいな神秘が飛び出すはず 火を付けられた 異界への門 圧壊した 彼女の背中 裏窓の女と楽しんで 屋根裏の男と逝く 無造作に散りばめられた 彼女への酷評と、醜聞 彼女は黒いものと濡れただけ 彼女は先天的なものに 従い、突き動かされただけ 彼女に鼻を押し付ければ 全ては解る、具体的な出来事
325 :
デニー :02/12/16 10:44 ID:XYors0Ch
無我の鉾先 子供の悲鳴 明日は夢色 私は踏み出す
326 :
ポエマン :02/12/16 20:27 ID:xCXIjEHy
327 :
らんぷ :02/12/16 20:28 ID:pRm+Q+gB
ちょっとした不幸ごっこをしましょう 静かな閉じた空間 閉じた私 静かすぎて声が震える 口について独り言 思い出す風景昔のわたし 今の私 一歩踏み出すと 幻想剣山針のむしろ 声は届かない 不安定なわたし わたしを 波打つ水面 さざ波を 音もない ホントウノ 静かに戻したのは 私の愛するヒトだった そう こぼれ落ちる 瓶の水は 紅く あかく 何よりもあかく 純白よりも ピュア ここにあるは 静かに流れる静寂 静かに静かに私を恍惚にさせる静寂 ああ、このときがずっと続けばいいのに 生きてるが私の側にあったから でも私の生はココにはない忘却 私のではない生がここに 私の記憶にない生がここに いとおしく 流れて 赤いミナモ あたたかい 記憶の断片 残るは暗渠の眠り
328 :
☆南幸☆ :02/12/16 23:11 ID:VUp7YyY0
329 :
Conspiracy :02/12/17 02:39 ID:MxhotTX9
アタシはそれを 開放するために シタクハナイ 具体的なものに 意味を付けて 台無しにしてみる アタシはそれを 試したこともないし また、試そうとも思わないから より狡賢くなる 笑われることを 良しとした彼は 幾分、他よりも 上品に見える 誰かが丸めて捨てたそれを 彼に返さなきゃ 彼の得意技 透明人間と後から読むミステリーと 相反するもの アタシはそれのために ハズレを引きたくはないし 一人勝ちするつもりも 決して、ない
330 :
Conspiracy :02/12/17 02:55 ID:MxhotTX9
彼女の正体を暴き立てるものが 憑依してからの話 地下鉄で彼女は 笑いながら 真っ赤な林檎を投げつけた 不揃いで、腐ったものだけを残して 汚水と、ドブネズミのせいだけでは無いはず ヘブライ語と重力を操る切り札が 彼女の最後の砦 清純さが美徳なのは 15までということを知った彼女は 暗がりの深い場所で 叫びながら、吐き出す 何を? 彼女の本質、彼女の真実 否、彼女の説明の付けようもない 場所について 直感と経験が危険で 裏切るというのなら 次は、弱さを試してみる 確実に支配されない器官を固持しつつ 暗がりの、深い場所で それを、貪る 完璧なやり方で
意味不明ポエムですか?(藁…ここは
>>331 肉小路泥庫ですか、あなた?
その妙なところに(wや、(藁を、挟む文体、改良した方がいいですよ
朝からご苦労様ですね
333 :
Conspiracy :02/12/17 08:22 ID:yo2FV7S/
無かったことにしたい 幾つもの事柄が 嵐が凪に変わることを許さない時 あたしは幾つもの形容詞を 身に着けていたけれど 一つの主語も 手にしてはいない 赤い絵の具を溶かした色水の中で 形も、意味もないものに ある男が涙ぐんでいる姿を見る それが、それでしかあり得ないことを あたしは知ったから 舌の掃除に余念が無い 言葉が染み入るには 無駄が多過ぎるから 溶け出すには 混ざり過ぎているから 眠りのレシピと土葬が結びつくように あたしのノートに 咀嚼されなかった 意味を成さないそれを 書き記す 何でもないものに 執着する その日まで
334 :
Conspiracy :02/12/17 08:35 ID:yo2FV7S/
感想を必要としない人間が 乾燥を知ったその日 偉人が 大多数の目には 生きる屍として映るように あたしの価値観に 少しも栄養を与えないことに 愕然とする ここにずっと居続けることが 嘘に変わるまで あたしはまだ正直者でいられる 詰め込んできた物が 役に立たなくなってから 起動した時間と脳味噌 誰の心にも 瞬間移動など出来やしないから 忍耐力が益々図に乗ってしまう 補足した形が 歪に溶け出し あたしを 土に返すまで あたしの 白紙はまだ埋まらない
335 :
Conspiracy :02/12/17 08:47 ID:yo2FV7S/
廃炉が、痛みを 舐め取ってくれたから 灰の女は 彼の中にある 幻の大陸の存在を 再び信じることにする 勇敢と馬鹿は紙一重だから 余計な傷が また一つ増える 気付いたら 犯されていました 気付いたら 書き換えられていました 目を見張る程のものじゃないけれど まだそれはここにあるから 何とか深呼吸が出来る 欲しがることが普通で、退屈なら あたしは何も訊ねない 否定も、肯定すら 永遠に望まない 手つかずの 解らないことが あたしを、頂上まで 連れて行ってくれるから
336 :
Conspiracy :02/12/17 08:56 ID:yo2FV7S/
故意に、魅力的に見せる女は 愚かで、滑稽だけれど 故意に、魅力的に見せない女は 奇異で、脅威だ、と 彼女が言った 彼は物忘れの天才だから この荒野で 上手くやるかも知れない 老け込んだ神経を 更に、絞り込んで 追いつめたら 一体どれ位素晴らしいものが 抽出されるのか? 経験が役に立たないことを 知ってから ありとあらゆる組み合わせを 楽しむことにした彼女 居眠りにも 価値を付けてみる 四肢が織りなす 五感の戯れを除いては
337 :
Conspiracy :02/12/17 09:03 ID:yo2FV7S/
難解で、意味不明な言葉が 上質な吸い取り紙のように 単純で、美しいものを 静かに、侵食していく 諦めることで 昇華できるなら 認めることで 消化できるなら あたしは きっと、今この場所に 立っていないでしょう 気の利いたことなんて 神様にしか 解りっこないから あたしは また、解らないふりをする
338 :
Conspiracy :02/12/17 09:18 ID:yo2FV7S/
完璧な場所で 完全な肉体が 完成度の高い恍惚を 光の輪と灰羽に 教えてくれた時から お気軽で、健全なものは 全て色を無くす 心に無責任になれないから 絶望を繰り返して、覚えていく 揺さぶりは、惰性と共に 時々、快楽を与えてくれる 見返りは苦痛だったり、失うことだったり 抜け落ちていく残像は 過去の亡霊でしかあり得ないから 今口を塞ぐものだけを 狂信し続ける
339 :
Conspiracy :02/12/17 09:29 ID:yo2FV7S/
光の街にて 運ばれた偶然と 滅びの美学に 祈りを捧げる 重なり合う車の流れが 官能的に見える位 彼女は勘違いという魔法に囚われていた 否、捕えていたのかも知れない 唯一な標的と 今立つ場所を死守するために 登ることしかできないテントウムシの定め 目にしたものが 今、この瞬間塩辛いもので 濡れたとしたら 彼はどうするだろうか? 魔法の消えかけは 剥落ちた化粧のように 戸惑いと、諦めを 同時にさらけ出す 溜息と共に
340 :
Conspiracy :02/12/17 09:40 ID:yo2FV7S/
美しい人々が 時空軸をクルクル回す 最後の生き残りは 仮面を付けていた 木であることが 意思表示 鉄でないことと 水でないことが 唯一の救い 燃やして欲しいなら もう一度試して 彼女のアメリカを見せつける ひけらかしたい場所は ここではないから 舌と指先で 彼女より固い大地を 走査する 既にここにあったの? 代わるものが 上手く扱えなかったら 握りつぶす? 見えないから、綺麗 触れられないから、耽美 光の悪戯に、心を砕く 噎せ返るような暑さの中で 長い道のりの途中にて
341 :
のり :02/12/19 07:11 ID:a+PvAL9j
「歩くこと」 歩くことがなんともないときに 歩くことは私の無意識であった 歩くことに苦しみが加わったとき それは一歩一歩、確かめずにはいられないものとなった 確かめる度に、どこかが痛んでる うまく歩けない自分が見える うまく歩こうとすればするほど どこかが痛んでくる
342 :
てっ :02/12/19 23:11 ID:9mqArWoN
「雨」 街は雨で 捨てられた子犬が震えていた 無垢な瞳で見つめられても僕は 手を差し延べる優しさは持ち合わせていなかった 傘をささず雨に打たれ続けてたから きっと孤独に慣れてしまったのだろう 街は雨で 僕はずぶ濡れで でもたぶんそれが似合っている
343 :
as :02/12/19 23:41 ID:KGm/Nf5V
血肉となりし 我が観念の世界 光求めども 出口は見えず わが身朽ち果て ただ残骸を残すのみ
344 :
名前はいらない :02/12/19 23:44 ID:iqecHAmY
345 :
Conspiracy :02/12/23 09:02 ID:U6eA/uAA
問題はエトセトラの 前に来るか、後に来るか 彼の深海に沈みながら 薄くなっていくのが解る 一番厄介な孤独は 人里離れた山奥ではなく 彼の底に存在するから あたしは泡になる定めを受け入れる 憎まれて、飲み込まれた様々な欠片と共に 彼の秘密の場所に落ちていく 彼の深海に住み着いた 過去のあたしが 仲間に向かい入れる呪文を唱える 水の下へ、水の中へ 水の奥へ、水の遠くへ 彼の深海は あたしの味が少しするけれど 残酷な程、冷たいまま
346 :
Conspiracy :02/12/23 10:08 ID:U6eA/uAA
メリーさんは 逃げ出さなかった羊と 最後に残された悲しみを数えている 心の底を、温め続ける あたしの発電所は そろそろ悲鳴をあげ始める メリーさんは 機関銃を手にしたとしたら どんな時にそれを使うのだろうか? あたしが一歩たじろぐたびに メリーさんは羊たちと 神経衰弱を楽しんでいる 囲いの外にいたと思っていたけれど 既に、その中で息づいて 数えられていた メリーさんに
347 :
即アポ中高生ヤレル完全無料 :02/12/23 10:11 ID:xFCAMj1S
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348 :
Conspiracy :02/12/23 14:53 ID:l4YLw1rP
彼は一週間と同じほど無害であった 日曜日が抜けてるという点を除いては ガラスの雨による 19年間の記憶喪失 庭のオブジェにされた 彼女の最良の姿 森の奥から差し込める光 森の外から聞こえる懐かしい声 求めすぎた彼女は もう水の上を滑ることしかできないから 深部の出来事にも気付かないでいる 与えられたものでも 風よけくらいにはなるから 彼の忠誠心をまだ信じていられる 鏡の間で残酷さというものを 少しだけ知った彼女は 悪運を半分に押さえ込んで 森の外で、溶け出すかも知れない 彼の沼が呼んでいる 彼女の胸の中で 甘美に澱み、蠢きながら
349 :
名前はいらない :02/12/23 18:19 ID:HdGgd01/
まん毛
350 :
Conspiracy :02/12/31 15:44 ID:BPb0NWkw
不器用な嵐が 乾いた砂漠に ゼロの二乗をもたらす 彼女の一部は最早これ以上、年老いることはない 最後の才能を看取るために 異邦人が付き従う 同情が敬愛に変わり 本能が統括するそれは 丸み、やがて尖る 堅く、香ばしい焼き菓子 上手く扱えない程 彼女のそれを強く擽る 秘密の場所は恥ずかしがり屋だから 滅多に姿を見せはしない 骨の擦れる音が、痛みが 肌の擦れる熱が、痕が 修道女を欲深い少女に還る
351 :
Conspiracy :02/12/31 16:02 ID:BPb0NWkw
何もかもが、赤く見える眼球で 双丘の山々を射抜いた矢を見やる 泉に投げ込まれた毒は 時として、甘く 時として、苦く 冷え冷えとしたこの世界も 視覚には熱く燃えたぎって見える 高貴なる雨はまだ、必要がない 下段の引き出しに存在する最重要事項 鍛えることができないから 彼女はまだ、ここに居る 何時、止むとも知れない朱が 白い首筋に、静かに落ちて あやかしの存続を強く望む 後悔するでしょう こうしてまた焼かれたことを 後悔するでしょう こうしてまた焼かれなかったら 何もかもが赤く見える眼球で まだそれがそこにあり、燃えているか 確かめる、失う不安を抱きながら
352 :
Conspiracy :02/12/31 16:22 ID:BPb0NWkw
剥ぎ取られた鮮烈で、新鮮なドレス 着飾ることができなくなった神 守られながら、黙視する 腫らしながら、静思する 曇り空が巣を覆い尽くす これでまた、片目が使い物にならなくなる 偶然与えられる祝福が 雷のように激しいものではなく 雨露のようにささやかで、つつましいものだとしたら 彼女は巣立つかも知れない 水面下を回る羽が 日の眩しさを、忘れてしまわないように 安易な場所で、陰干しする 前後に続く列を忘れて
353 :
Conspiracy :03/01/06 00:33 ID:71KzxI4X
炎を舐めとって、体中に子ネズミを放つ 赤い樹海まで駆け抜けるモラル 微細な動きが、体中を律する針金を軋ませる 極上のものを身に着けたことがある少女は 触れるまでもなく、それが何であるか解る 後ろ手に縛られた彼女は 着飾る術さえ知らずに 燃えさかる森にうち捨てられる 真夏でも、真冬でもない森で そのうち捕われるでしょう 捕まえて欲しくない感情に 彼女は手のひらの上にあるものをどうにかできると信じていた 出来損ないのジャムのようにこねくり回されるまでは 音を立てていたことが嘘のよう こんな姿をしていたなんて嘘のよう これが全てでも、終わりでもないけれど 木べらにぶら下がった望みに一礼する
354 :
のり :03/01/08 07:32 ID:vn3jdHgd
今日も眠れない あなたが残した傷跡が深すぎて 悔いるという言葉さえ消えてしまう 哀しいという言葉さえ意味が見えなくなる 何故に?と、問うことも出来ない 変えられない過去 忘れられない過去 あなたが住み続ける過去 孤独な時が私を あなたの過去に連れ出す 美しい詩を探し続けるように 美しい過去だけを思い出したい 今は・・
355 :
のり :03/01/08 09:34 ID:vn3jdHgd
泣けなくなった心を抱えて あなたは苦しみの淵に沈んでる 生きようともがきながら 死へ向かってる 仮面を脱ぎ捨てたとき 死か愛かを選ばなくてはならない あなたの苦しみが私の苦しみであることを 忘れないで
356 :
名前はいらない :03/01/10 20:51 ID:I6jb5Q6A
目の前に猫がいた 洗ったまま、もう1週間も干されたままのシャツ 目の前に自分がいた 歯磨き粉と、オプティーフリー 目を開ける 目を閉じる 目の前に猫がいた
357 :
Conspiracy :03/01/14 18:14 ID:rbjDBmu7
病人は健全に、何もかもを目で始める 死骸か、抜け殻を選択して 紙コップ一杯分の小銭で天国に行けると信じていたアタシ達は 何て安易な生き物なんだろう 溶けていく叫びが存在していることも知らぬまま ゴミ箱に縋付く天使達 完璧な怒りを、積み木のように重ねて 庭という庭、門という門を全て開け放つ 野良犬の背中を、自警団が奪い去り 出奔の途中で餓死した甲虫が 彼の手のひらで眠りに就く 地面を見つめ、肩を竦めるアタシ達 何があるの? 噛砕けなかった感情が、よそよそしくそう呟く 真新しい祭儀に身を窶す悦楽 彼の唾液と、アイスクリームに命を賭ける 醜さの完全体が、ショーケースに並んで 頼みもしないのに アタシを益々、思慮深くさせる
358 :
Conspiracy :03/01/14 19:37 ID:rbjDBmu7
あどけない雪に抱かれる ミトンの手袋のように ベッドの上のくまのように、そこにいる ダイヤモンドの両目をチカチカさせて 自分の中の天変地異を、もう一度信じてみる 温室から、温室を渡り歩く旅人が ある日、枕の水玉に胸を打たれる 濡れたつま先は、未だに真冬の寒さ さらけ出した脆さが モグラ叩きのように、打ちのめされる 院内感染した愚かさが 誰かのために、体重を増す 期間限定の美しさに反比例して 乾いた雪と湿った雪の復活祭 壁を崩し、取払う季節 口に入れた新しい飴玉が 小さく溶けて アタシを甘やかすまで ささやかな地震 狩人にはとても良い年月 憎み、生きる。嫌悪し、生きる。 垂れ流し、生きる。露出し、生きる。 刈り取って、生きる。許し認め、生きてみる。
359 :
Conspiracy :03/01/14 20:03 ID:rbjDBmu7
共感が傷を舐め合うだけの行為だとしても 信憑性が創造性を阻害しても 横たわり続けるのが怠惰や逃避だとしても 咀嚼しきれなかった感情が ただの言葉の羅列になったとしても アタシが誰かにぶら下がっていたとしても アタシの感じる美しさが彼に醜く映ったとしても 彼の愚かさがアタシには愛らしく感じられたとしても 幼さとあざとさが近くに感じられたとしても 沈黙と冬眠の違いが解らなかったとしても 抜け殻が重すぎて、飛び立てなかったとしても 賢さを言い訳が安っぽくしていたとしても アタシの天秤が最初から壊れていたとしても 十三番目の条件が、酷く易しかったとしても 真ん中のアタシは 土壇場で、双子に裏切られる 印を付けられた手の甲 朱色の証明が、アタシの位置を 追跡者に知らしめる 冷たく、単調に
360 :
Conspiracy :03/01/14 22:11 ID:rbjDBmu7
純白を染めた藍は 残念だけれど 爆発する彼の血では無かった 準備体操が何も役に立たないことだと知ったのは 沈み始めてからのことだった 聖者の食べ残しが、いつからか意味を持つようになった 彼を信じないことが 彼を休ませること 路上の体温は 無慈悲なラマと 冷徹で好戦的な娼婦の雑踏で 少しずつ暖まっていく 堕落の結社は もう鳩にくれてやるものが何もないから 今日もどこかで、自らを切り売りしている 暗い日曜日を聞き流しながら
361 :
Conspiracy :03/01/14 22:29 ID:rbjDBmu7
黒い甲冑は憎しみの標的 太古から受け継がれた遺伝子 彼の夢は突然変異になること 不器用な彼は恐怖に突進していく 欲望に従って動く余り今日も空回り 狭い場所で、閉鎖性を呪い 白いドレスを纏う夢を見る 一人は嫌いだからそれは無理 一人は怖いからそれは無理 殺虫剤とスリッパ、そしてハタキが三大死亡要因 渡り歩くのが大好きなつがいは 怯えながら、けれど大胆に 他人の汁を啜ってる 生きるために 生きるためだけに 足音も、羽音をも押し殺して 余計なものが口に入らないように 貪欲で、愚かなフリをする 湿った世界の片隅で 埃でくぐもった空気の中で
362 :
Conspiracy :03/01/14 23:26 ID:IaQTX1Gx
私は彼女の存在が嫌なのだろうか? それとも、彼女になりたいのだろうか? みずみずしく、真新しいウブな何かに 約束と最良の嵐そして、雷が目に見えるように祈る 彼女の引き金は、動機のように重複できやしない 彼女への問いかけは、謝罪の連続体 鉄壁で守られた時、彼女はどんな行動にでるのか? 気違いじみた重いを飲み込むたびに 彼女がお腹の中を蹴っ飛ばす 彼女ができるだけ藍に不自由しないよう願う オペラ歌手にでもなりたいの? 女優にでもなりたいの? 彼女は歌うことも、演じることも 求めてはいないから 私は嫌になるほどたくさん書き連ねる これは彼女への贈り物 私への、そして彼への
362訂正 重い→思い。 藍→愛。の間違い
364 :
山崎渉 :03/01/19 13:35 ID:33JLtwpT
(^^)
365 :
Conspiracy :03/01/22 01:54 ID:zmVC5/4M
疑似体験で死に馴染んで 毒入りのネズミを口にする アタシが毒に変わっていく時刻 救世主の味はまだ習得していないから アタシは合い言葉を舌の上で転がしてみる 手に入れて 自分の物になって エゴに変化する 神様になったつもりで 安っぽくなって 終わりに変化する 生々しいのは 彼の口から吐き出された 新鮮な唾だけ 汚されてないものが 純血すぎて、目に染みる 今なら、叫べるから 今度は、彼が耳を塞ぐ番 目隠しをした女と 猿轡をされた男が 決して、辿り着けなかったカテドラルで 今、感じるのは いらない、という言葉 今、欲しているのは そうではない、という言葉
366 :
名前はいらない :03/01/26 08:26 ID:VRtaRwAb
パンダを盗んだ マイクを向けられた お弁当のオカズが一品増えた
367 :
碧谷 ◆m0T5I/FREE :03/01/26 10:36 ID:XfgEqcl5
愛して欲しがる藍色に深く染まった心は 相も変わらず相手を突っぱねるけど 挨拶だってしたいし会いたいって思う 開いたままにできない扉に相対もできない 間で揺れる間に飽いてしまったけどもう一度 空いた心に愛を下さい
368 :
Conspiracy :03/01/26 15:17 ID:Gw1Vw0vN
ある朝、アタシは鉄子になりました 町はずれの、うらぶれた工場での話です 誰も見ていませんでした 誰も聞いていませんでした 昨晩、母さんが淫らなドレスをひけらかした所為です 金属音が、アタシ達のしてきたことを揉消しました 昨晩、人形の踵を傷つけた所為です 綺麗な言葉はもういりません 鉄屑と、廃油が教えてくれました 弱さは形を変えることなどなく アタシに噛みついて 眼球に、実感と余韻をくれました 快楽など存在しませんでしたから 赤い血など流しませんでした 声を上げることも 涙を流すことすら アタシには初めから 許されていなかったのですから
369 :
Conspiracy :03/01/26 22:35 ID:DMUDUsSk
貴く腐り、卑しく輝く 爬虫類の戯言さえも、罷り通る場所で アタシは目撃者になる ある時は、朝だったり ある時は、真夜中だったり 利き手が天国に誘う儀式 アタシは確かにあの瞬間覗き魔だった 無意味な行為が ほんの数分の行為が アタシには神聖に映ったから 小動物みたいにじっとしたまま 彼の引き起こした小さな地震が 終わりの合図 彼は仕舞い込む贅沢を知っているから アタシの価値と味はきっと釣り上がる 冷たい場所に貯蔵されながら 甘みを押し殺して
370 :
Conspiracy :03/01/26 22:58 ID:DMUDUsSk
真冬に追いつめられて 真夏に追いやられて 遊び疲れた月曜日は まるでキリギリスのように アタシを駄目にする 何もない日曜日は まるで蟻と比べられているかのように アタシを深刻にさせる 何年も、同じ道を歩いて 同じ蜜を啜る 麻痺した口はスプリンクラーのように 心ない笑顔を振りまき続ける 小瓶の誘惑とダイエット不要のお菓子 病はマスタード位のレヴェル 時間はピンプの親玉 それなりのツケは払ってる筈 体を付き従えて 小箱の中で 偽物の春を味わっている シリコンと白檀 発砲スチロールと共鳴だけを崇拝して
371 :
Conspiracy :03/01/26 23:16 ID:DMUDUsSk
アタシのポーシェは安物で 同じ道を走ることに疲れてる アタシのジャグアーは偽物で 同じ物を食べることに飽き飽きしている アタシのベンツは嘘つきで 同じ音楽を聞くことにウンザリしている アタシの国産車はとっても丈夫で 耐えることに慣れきっている 駐車場の末期患者は 抑止力片手に 黙示録を信じ切っている ドライブスルーで楽したい 地図なんてあって、ないようなもの 追い越していく車にエールを ぶつかっていく車に中指を アタシのマイカーはとってもお気楽に アタシのマイカーはとっても雄弁に 追い抜かれることを楽しんでる
372 :
sF◇ ◆FsFs9uchbY :03/01/26 23:28 ID:n9MwqTs/
それは読書を独創し、欲場からこれを見ます。 極上のものは「無意」です。 それは、「無意」に現われています。 「無意」と恐らく特徴のあるだろう「無意」は、3回現われています。 これを読む、しかしながら、読書は無視されますが 、回のこの数は重要な値を持っています。 それは反復が意味を放棄した後に残る表面であるからです。 また、それは、押韻の規則を備えた初歩のシーケンスに 複雑なラインを持っている「」および「」において美しい。
373 :
Conspiracy :03/01/27 00:05 ID:uN4190D8
タラリラ、タラリラ 秘密基地の合い言葉 タラリラ、タラリラ 彼を失いたくはない タラリラ、タラリラ お守りがスープに溶け込んでいく タラリラ、タラリラ 単純なことが常軌を逸していく タラリラ、タラリラ 念力が効かない タラリラ、タラリラ 透けガラスの汚物 タラリラ、タラリラ 大量破壊兵器の痕跡 タラリラ、タラリラ ブランキットの残り香 海賊の戦利品が妙に痛々しく ハイウェイの隅に打捨てられる 繰り返される呪文が 意味を無くすまで 天気はそのまま
374 :
Conspiracy :03/01/27 00:29 ID:uN4190D8
アタシの観葉植物に憐れみを下さい お水の変わりに、純粋なエゴを下さい アタシの太陽が消息を絶ってからのことです 床に落ちた、ゼリービーンズは酷く真っ赤でした 100%の甘さは思い込みの産物でしたから アタシはずっとレッスン中です 痛みの記憶は、産廃のようなものですから 小出しに、秘密裏に埋め続けました 怒りの結晶は、とても手に負えませんから 常に、膿み続けていました アタシが飢えても抗生物質を与えないで下さい 否定で口が歪みます アタシが溺愛しても日陰に置かないで下さい 孤独で足が竦みます 殴りつけても、パッと咲かないから 気長に待つことにしました 腹に穴が空いて、思いが突き抜けるまで アタシの悲劇と、喜びは 目に映るものに、意味を与えないことでした
375 :
Conspiracy :03/01/27 00:51 ID:uN4190D8
消えゆく、か細い炎のために 蛇になった少女ドロイド 部品の換えはありません 腐食した配線は、彼の手で 辛うじて、繋がっていました ノイズの入る、モニターは 偽りの鰐に、牛耳られています 口約束は、錆び付いた踝を 更に、痛めつけます 延ばし、延ばしの感情は、嗅覚と味覚を 更に、灰色にします 蜘蛛の巣の張った触覚は アタシが機械だったことを忘れさせてくれます 電磁波とその道の権威 小さな核融合とある意味でのプロ チャンスは湯水のように使いましたから 執念さえも残っていません 誇りは貯金のような物ですから 崩れた積み木を再び確認してみます 少女ドロイドは単体で、ちっぽけな存在ですから 知ることだけを頼りに カウチの上で、今日も引きずられています 呆けたフリと、壊れたフリを使い分けながら
376 :
Conspiracy :03/01/27 01:10 ID:uN4190D8
ドブ川の畔で見つけた春が アタシの元から、飛び立とうとしています 電話ボックスで噛み続けた人工甘味料が アタシの馬鹿さ加減に、呆れています 隠れ続けて、遂に見つけて貰えなかった落書きが アタシの自尊心を、擽ります アタシに与えられた星の 巡り合わせの悪さが 黴のように生え続けて 模造品を密造しています 男爵は、無が付くものを忌み嫌い 嘘に最後の望みを託したのです 赤い馬は、彼の精一杯の誠意だったのです 一瞬で終った真実は アタシが切に願った 祈りの化身だったのですから
感性豊かだナァ
378 :
Conspiracy :03/01/27 01:28 ID:uN4190D8
最後に残した、キャンディーは どんな風に、アタシを甘やかしてくれるのか? 曇り空の、日傘の下で 垂れ下がってはいないものに触れる 白いカラスは目立ち過ぎるから 決して彼女には似合わない たくさんの嵐は、何故だか可笑しかったけれど 笑い声は、秘密の場所に潰される 彼女は仮釈放中の氷 彼女はレーズンのように吊されていたか 焼き印は見つかりっこない 黒い平和でも良いじゃない 彼女が、一時でも満たされるというのなら 裏側は、遙か空の上よりも遠く けれど、のし掛かる重みだけはやけにリアルに 彼女は一月の責任を疎み 十二月の無責任さに憧れる 少しおっかない森の黒さに 目を細めながら
379 :
Conspiracy :03/02/03 13:38 ID:VN85yynA
ネオンの下で 言い訳を盾に 女性ホルモンを剣に お気軽に手に入る幸福を 篩に掛けては、無駄使い 時間は時に、神様の物になったり アタシの物になったり アナタの唾は時に、味方して 時に裏切る 犠牲の後のセックスシンボルが偽物なら アタシの終末論はまだ、お気楽なままでいられる アタシの欠片が落ちた道に アナタは、アタシを無為に横たえる 無垢な形に、餌付けはできやしないから アタシは解りやすい瓶の言いなりになってみる 目に見えない器官を 自由自在に操れるまで アタシの唇は、ひび割れたまま
380 :
Conspiracy :03/02/03 13:53 ID:VN85yynA
告白シマス アタシハ偽者デシタ ブラックライトノシタデ タシカニ紛い物デシタ 日の光をタシカニ嫌ってイマシタ 夜の音をタシカニ求めてイマシタ シトシト降り続く長雨ガ 月曜の朝を台無しにした瞬間 アタシの顔はタシカニ晴れ渡りマシタ アナタがあるべき姿に還り もうすぐ、アタシにアナタの脇の下から 飛び立つ時間が迫っていたトシテモ アタシはマダ、お天気に支配されてイマセンデシタ 瞑想が効力を無くして アタシのヨーガがリアルな痛みに変わッタラ アナタとアタシの間に 暗黙の契約が成立シテ ギコチナイ微笑みだけが アナタとアタシを救うノデス
381 :
Conspiracy :03/02/04 18:05 ID:/TgpWJhm
吹き溜りで アナタとアタシは幸福に お花摘み、そして罪作り アタシの愉楽は 学習能力があるから いつの日か、誰の手にも負えない位の 化け物に成長する予定 フリズビーが戻っていく方向に 冷徹な由来が存在する限り アタシの夜はまだ終らない 俗悪な宮殿で 旧式のやり方をもう一度試す この事に関して 平等なんて求めないで この歌は弱者の叫びなどではないから アナタはまたも、情け容赦ない人格に 取憑かれる この時化た吹き溜りで
382 :
Conspiracy :03/02/04 18:21 ID:/TgpWJhm
耳元で囁いた破壊の調べが 悦楽の勅を紐解く夜に アタシとアナタの園は、完結しました 鏡をなぞった指先で アナタがこれからシデカスであろう遊戯を 確かに、感じていましたから この大地が、吹き出る水が 例え、同情心と好奇心からくる 贈り物みたいなものであっても アタシは綺麗な物達と 歪に、並んで居りました アタシの戒めはもう充分に膨れ上がり アタシを壊し始めていましたから アナタは盗むしかなかったのです 安っぽい匂いのする場末の沼地で アナタは、一時だけど 罪を憎んだまま果てた女を 目撃したことでしょう 腐りかけた希望を 無理矢理飲み込んで 旅立つには、決して貴腐しない思いを 彼女に託す必要がアナタにはあったのですから
383 :
碧谷 ◆m0T5I/FREE :03/02/04 22:46 ID:0+XTljyO
どこに行ってしまったのか? 無くしたものを探すたびに出るほど勇気の要ることはなくて そのたびに何度も諦める 夢だと思い込もうとする そしてまた砂漠が広がり視界は消え果てていくばかり 唸り声を上げる砂嵐は 埋め尽くし埋め尽くされて何度も重なり その度に求めるものは奥へ奥へとつまっていく また見つからないと嘆いては涙を流して砂を掘る 手を荒らしては痛いと喚く 繰り返しばかりが続いても何も見つからない 果てしない砂漠も夜になれば冷える 昼になれば焼け付く 足取りは重くなり差し伸べる手すら掴めない どこまで歩けばいいのだろう 絶望感に苛まれてもまた明日へと足を伸ばす
「砂路」 どうでもよくなってきた 招かれた客は招かれざる客 斜陽が金字塔の陰を伸べ 砂に足音のみを残させる 旅の目的を忘れる旅人 行く手に人影なく 行く先に人影なし 旅の目的を失う旅人 白い砂漠の夜は寒く きっと過冷却が起きる 触れた瞬間… 何の旅なんだろう
ゆらゆらふわふわ どろどろうごめき ひかりあれば やみもまたあり ねばっこくて どこかたんぱく ぐるぐるまわり どこかへしずむ このどれか うごかすぼくを りかいできないまま
386 :
碧谷 ◆m0T5I/FREE :03/02/05 12:14 ID:nF4rd75/
甘い甘い温い海に浸かりきって また一日が過ぎていく 我慢できなくなるようなことも そこでは無縁 激動の凍えた嵐の中にいることにも気づかないほど そこは温く緩やかで 居場所があると思い込んだのをいいことに 抜け出そうともせずただじっとうずくまり 緩みきった頬でわらうだけ 何も知らずに過ぎていく 虚無の名のつくものに誰も気づかない
387 :
名前はいらない :03/02/05 17:33 ID:y814rEOx
おかあさんが サンタさんのふりをして16年が経ちました 私は今も夢を捨てずに生きることができません 夢を見せてくれた おかあさんは 今私を目の前にして なやんでいます わたしはそろそろ サンタさんの正体に気付いた方が良いのでしょうか。
388 :
名前はいらない :03/02/05 19:21 ID:Nk2ig5Lw
389 :
conspiracy :03/02/09 14:30 ID:W+6/EwXR
喪失感の後に来る、新航路の発見 アタシの海で、青白く光る水の中で そしてやって来た祝福 深海はそれ程悪くない ロリポップを手にした秘密警察が 知るために、溶け出した世界 アタシの恐怖が、快楽をくれるまで 大人しくしてるつもり 舐めてみれば解る、苦痛 舐めてみれば解る、悦び 核となる場所にはアタシが存在するから 肉付けに使うものは、何であれ 意味を成さないでいる そこで彼女が息をしていたことさえ、疑わしい場所で アタシは、お恵みと優雅さを両立させようとしていた 水温に誤差と危険の気配はなかったから アタシは彼女をアッサリ受け入れた アタシが我を忘れて、 ハシタナク振る舞ったのは 後にも先にも、その一度きり 彼女が音と診断された、その時だけ
390 :
conspiracy :03/02/09 14:52 ID:W+6/EwXR
子供の惑星で アタシは馬を背に 左に曲がり始めていました 昨晩、校庭で 汚れることと、ずれることを 酷く、恐れていましたから 決して少なくはない数の大人達を 焼き払いました 身悶えする程の高揚感に 残酷さと、無秩序な感情とが共鳴し合ったのは 明け方のことでした 虚ろな目をした羊達は たちまち捕えられて ガラスの玩具に成り果てました 無慈悲な遊園地のこと 悪夢の観覧車でのこと 吐き出すことを 我慢し続けた大人達は 既に、狂い始めていたのかも知れません 否、あまりに繊細で、暴力的なアタシ達の菌と 共存できなかった所以と言っても、良いかも知れません
391 :
ハサキ :03/02/09 15:07 ID:XkrM7fHA
「ロボット」 どの様に 私の心を裂いたって 私の迷路は 解けない 只、貴方の 光ある網膜だけは守られる けれど貴方は 二度と 森には辿り着けない この目は見えない この耳は聞こえない これ以上 貴方は何を潰すのです 金の鍵を腐食させたままでは分が悪い 私が犠牲になってまでも 穢れます 共にします 護ります 例え此処がそう組み込まれた 情報だとしても 私は作動します
392 :
conspiracy :03/02/09 15:18 ID:W+6/EwXR
最後の種族は 打ち抜かれる快楽に溺れていました 幸福を謳歌する筈だった彼女は 今まで、壊してきたものを崇拝していました まだ口にしたことのない 悦びの華がゼロに立ち戻ろうとしています 誰かの嗚咽が、アタシの無知に知恵を付けます 細切りにした嘘の反対が アタシの知らない場所で隠れん坊 アタシが自分自身を、爆弾だと思っていた時 アナタも七転八倒しながら 若さの所為にしながら 同じ事を感じていたのですね 鋭い雨が、アタシを揺さぶって 正気に戻してくれましたから 戻ってきた友達が これは現実ではないと、教えてくれましたから アタシは最後の種族の出であるアナタに ブルーな、ブルーなドレスを上げることにしました 口に残った苦みを噛みしめながら
『興奮』 ボクは誰かになにかを差し出したい それが喜び 結果的に ボクは愛したい 誰かを守りたい 自分さえも守れない ヤワなのに すべてコノ世の中のもの全てを ボクの手でぶち壊して そんなことも考える なにもかも想像のなか 完成されないままで プカプカ浮いている それは自己犠牲
394 :
conspiracy :03/02/09 16:16 ID:W+6/EwXR
アタシは明日、砕くかも知れない この生温い体温を残した外殻を アタシは明日、憎むかも知れない 今この時、こうしてた自分自身を アタシは明日、漏らすかも知れない あの時味わった、秘密の場所を アタシは明日、歌うかも知れない 監獄を打ち破った、喜びと不安を アタシは今日、呪うかも知れない 愛しているという実感を与えてくれた 彼の唇の所為 アタシを彩る、彼の指先の所為 守ることは、殺すことよりも 何十倍も難しいから アタシは安易に、何度も殺されてみる 彼の放つ、未知の匂いに 不味な汗に
395 :
conspiracy :03/02/09 16:40 ID:W+6/EwXR
アタシのプシュケーは 何時降りてくるのでしょう? 神様は、謝ることを忘れてしまいましたから 路地裏は未だに、栄え続けています 彼の背に乗せた重みが アタシに残された唯一の希望であり、 取り柄だというのなら 彼に打たれるであろう鞭は、 アタシに向けられる筈です 彼は暫く、何も口にしていませんから 排泄物も、吐瀉物も きっと、公平で客観的なものでしょう アタシは吸上げられる価値などありませんから 彼は、アタシの変わりに 着飾って、アタシの足を剃っています アタシ達は感染することで お互いを無条件に、慈しみ合うことができたのです
396 :
デニー :03/02/09 17:02 ID:1BrEkQig
「ひかり」 この周りにある いろ ひかり それは決して透明なのではなく さまざまな色から成り立っているもの ひとの心の色 美しくもあり 醜くもある しかし ひかり(いろ)があるからこそ ここに こうして 自分が見える あなたが見える 朝も 夜も 夢の中も 世界はいろでみちあふれている
397 :
conspiracy :03/02/09 17:40 ID:W+6/EwXR
復活祭で甦った怪物 氷柱に怯えてる 良質で、独善的な知識に敬服している アタシの鍵盤 四番目の音がでない 間違いは鼾をかいて、眠っている 春の暖かさにつられて うっかり飛び出した不実 歯痒いのは、潰れていないから 今ここに、こうして突き刺さっているのが 無意味で、無為なことだというのなら アタシは彼女にブーケを投げたい 降服して、降下して 同じ事を繰り返す あり得ない価値基準の中で 何度も甦る怪物と共に
398 :
conspiracy :03/02/09 18:00 ID:W+6/EwXR
感染ります アナタノ暖かい場所二 増殖します アタシの作り上げたお城デ アナタノ小人達ガ 移植します アナタから奪ったもう一つの残響ヲ 伝達します 天国に行ってしまった記憶ヲ 伝導します アタシが信じて止まない儀式の触感ヲ フェイクレザーで、顔を隠した彼女 憐れむのなら 優しく、剥イデ 余裕がないのなら 冷たく、笑ッテ ナイフはまだイラナイ 濡れるほどのことじゃないのだから アタシの暴徒は どこかの捌け口で 上手く立ち回っているから アナタはまだ静かに寝息を立てていられるって訳
399 :
conspiracy :03/02/09 18:12 ID:W+6/EwXR
橙色の雲の為に 祈って、祈って、祈って、祈って 緋色の道程を 憎んで、憎んで、憎んで、憎んで 桃色の器官を 認めて、認めて、認めて、認めて 灰色の塊を 受け入れて、受け入れて、受け入れて、受け入れて 藍色の空気の中を 生きて、生きて、生きて、生き抜いて 黒い存在を 憐れんで、憐れんで、憐れんで、憐れんで 紫色の苔を 否定して、飲み込んで 掻出して、慈しむ めり込んでいく銀が 朱色を制するまで アタシはヒリヒリとした脳味噌と 交信している 色づき始めた、この体を使って
400 :
conspiracy :03/02/09 18:25 ID:W+6/EwXR
離散して 失った信仰心が アナタノ爪で 再び、芽生えた時 計りしえない衝撃と熱さが アタシの虚無を奪っていきました 自動人形は既に、飼い慣らされていましたから アタシは辛い時も、静かに笑っていられたのです アナタノ爪の旅は始まったばかりですから アタシは目撃者にも、 証言者にも成り得ます アナタノ日の香りと アタシの血の名残りが 溶け合うチャペルに アタシの知らないものがありました この場所に 名前を与えるのなら 頭にウラジを付けて下さい 共生を諦めたアタシは 異世界の幸福に平伏してしているのですから
401 :
名前はいらない :03/02/09 18:32 ID:x7Jz3SYS
お腹がすいたね 食事に行きましょう 安ワインの最高級に 幸せのスパゲティー 一緒に食べよう あの店で待ってる いつも待ってる
402 :
名前はいらない :03/02/10 05:58 ID:+7bqKouf
やさしい母に感謝 威厳ある母に教鞭 愛情捧ぐ母よ Sの詐欺性 根深く 家庭的料理を吐く事とあいなった
403 :
名前はいらない :03/02/10 11:32 ID:CoxqdRgL
空の色が綺麗に見えるのは つらいとき? うれしいとき? 今は曇り空だけど そんな姿も素敵だって 君に言ってあげたい。
404 :
Conspiracy :03/02/10 20:26 ID:STu0vGxo
アタシのクローゼットのお話 赤いドレスを彼に盗まれて 蒼いドレスが自然と増える 緑のドレスを着た百の彼女達から 黄色のドレスに隠れて、逃げる 黒いドレスに辿り着くには 白いドレスに汗をかくことと 燃えることを覚えさせなきゃ ピンクのドレスの下に隠したものは 意外に冷酷で、勇猛で ピンクのドレスで覆ったものは 意外に感情的で、急進的 アタシを引き裂くハサミは まだ、アナタの手に握られては、いないから アタシはこうしてクダンナイことを 書き殴ることができる お気に入りのドレスで着飾って
405 :
Conspiracy :03/02/10 20:31 ID:STu0vGxo
アンタが決めて アンタが息をして アンタがひっくり返して アンタが元に戻して アンタが奪って アンタが転がって アンタがぶつかって アンタがやっと手にして アンタがしっかり見て アンタが激しく叫んで アンタが強く抵抗して アンタが良く聞いて アンタがきちんと咀嚼して アンタが味わって、学んで アンタが肯定して、否定して アンタが最後に掴めばいい それが、他人から見て 滑稽で、曖昧で在っても
406 :
Conspiracy :03/02/10 20:49 ID:STu0vGxo
知られざるアタシが 蜜柑箱に良い物を詰めた一月 過小評価されたアナタが アタシの弾丸に倒れた二月 灰色の空から滴り落ちる雲を 静かに濾過し、受け止めた三月 使徒の悲鳴で目が覚めた四月 名誉を守るために 懐かしく柔らかい場所を 犠牲にした五月 アタシの口を塞いだ手が 実は、アタシ自身のものだと気が付いた六月 負の遺産とパズルを楽しんだ七月 地上スレスレで、脅かされても アタシの手を汚すことは無かった八月 アナタの手に審判が下された九月 唾を吐きかけた画用紙が アタシの暗黒面を覆った十月 サナギのように、膿んでいた十一月 ひたむきで、一途な羽が アタシに暖を取らせた十二月に アタシは意図も簡単に復活した 混ざり合う大河の蠢きから
407 :
Conspiracy :03/02/10 21:21 ID:STu0vGxo
知りすぎた指輪が 彼女を慰め、語り始める 知らなさすぎたガラスから 彼女は何もできずに、祈っている 本物の雫を滲ませながら 私の痛みと共鳴している 飛びなさい 墜ちたなら 辿って上げる 燃えなさい 滅びたなら 契って上げる 赤裸々な踝に 彼女の笑みを塗りつける 日の光でも溶け出すことのない踵が 螺旋状に伸びた嘘を 淡々と癒やし続ける 狂気の沙汰を淘汰して
408 :
(~へ°)/ :03/02/10 21:38 ID:8BPbOdFO
ケッ!≧(~へ°)/≦真の心理分析にも値しない妄想(ひとり言)の羅列だな
409 :
Conspiracy :03/02/10 21:54 ID:STu0vGxo
U 騙して、絡む U 侮って、塞ぐ U 汚して、覆う U 切り刻んで、愛でる U 潰して、舐める U 壊して、握る U 綴って、辿る U 晒して、惑う U 溶いて、誘う 甲羅干しした背骨の上で 彼の皮膚を辱める
410 :
Conspiracy :03/02/10 22:06 ID:STu0vGxo
羅列の王がほくそ笑む 地の墜ちた翠の眼球は 見捨てられた岩肌の表層 気味の悪い独り言が アタシのマグマに届かず 歯ぎしりしている群像 アタシの殻は 確かに生身で、味がしている 何故ならば 変化しつつ、腐食を始めているから 自ら、痛めつけ、もぎ取った部分で 失ったものを強く渇望している イーゼルの上でアタシは良い小切手を書いている 暗黒王子と闇の大地主のことよ ソロモン王の精神は雑音と名付けられ アタシは地下の階段から 真新しい入り口を 今日、また一つ見つけた
411 :
Conspiracy :03/02/10 22:22 ID:STu0vGxo
周期的に襲ってくるGieeeが ワイルだったことを知る 貫けない槍は、錆び付いているからではない 元々存在していない残響 出力不足のGieeeをもう一度やる 破門の後の、健やかさがアタシの強み 今日は、酷く良い日 明日は、酷く良い日 アタシと対象物が織りなす神話が 分解を道化に変えて 在り来たりの造花が、アタシを満たさないでいる 絶命寸前のアサシンは 沼地で消失した脳味噌と共に 自然崇拝しながら Gieee疎みながら 喧しく、沈んでいく
412 :
Conspiracy :03/02/10 22:31 ID:STu0vGxo
アタシはMissTrue 分析を憎んでる 噛みついて欲しいなら 洗脳することね そんな目で見ないで アタシはこういう星の元に生まれた女 足を引っぱられるのには慣れているの アタシはMissTrue ナチュラルメイクが大嫌い 潔いパイと、弾丸がアタシの武器 アナタの場所から アタシの村は見えないの
413 :
Conspiracy :03/02/10 22:38 ID:STu0vGxo
広げるのよアグリー 創造するのよアグリー 押し上げるのよアグリー 吐き出すのよアグリー 掻集めるのよアグリー 引っぱたくのよアグリー 分別するのよアグリー 引き受けるのよアグリー 責任を負うのよアグリー ジッと見るのよアグリー 纏めるのよアグリー 紡ぐよアグリー 認め、受け入れるのよアグリー そして許すのよアグリーガール アナタがどこかで、そうされるように アナタが彼に、そうされたように
414 :
Conspiracy :03/02/10 23:20 ID:STu0vGxo
アタシの幻想イズムが軟化する場所で 再降下するために、化粧をする 嗄れた声が、アタシの背中をソッと押す 喉に詰まった不純物を、吐き出しやすいように 戦士の為の鐘 弟の為の鐘 老婆の為の鐘 処女の為の鐘 口紅で、蓋をして 臭い真実を覆い隠す 皮肉めいた時刻に 剥いたハバナを噛みしめる 解毒剤の探索に追われながら 彼の残した毒を、未練がましく なぞり、味わう 鐘が落ちる、その時まで
415 :
Conspiracy :03/02/11 00:07 ID:9w8MrHqU
ラディカルな太陽に餌を奪われて アタシの両耳は、また一つ歳を取る 積み上げられたスパンコールに 目を向けて、アタシはまた開く 儚い比率が、嵐の中を舞い アタシの房を、形の崩れた鈍色の塊と変える 再び固めることができない劣等星 再びカタチ取られる魂星 吐き気がする程の刹那星 似すぎた凶星に、止められない想いを伝えて アタシはターミナルに向かう 蒼いボールを解放するために
416 :
Conspiracy :03/02/11 00:20 ID:9w8MrHqU
止むに止まれぬこの律動 熟した炎が、演説を始める 綴り誤った独裁者が アタシの背中を舐めて 狂ったステッカーを貼り付ける 共生する四肢に、抜けない毛が生えて アタシは毛皮を狂信するようになる 舌にナイフを置かれて どうして?だなんて、言えなかった 水没していく中で アタシはここに居ることを、確かに感じていた 入り口がどこで、終わりがどこから来たかなんて 知り得もしなかったから アタシは、間違いと仲良くすることが上手になる チュチュを付けて、踊るチャイコフスキーは 幸福論を手入れた筈 ねじ曲ったカウチの上で 笑い転げるアタシのように
417 :
碧谷 ◆m0T5I/FREE :03/02/11 00:25 ID:G4veaoT0
ふわふわと眠り 夢見ながら 腕に抱きとめられる瞬間のフラッシュバック 目覚ましに起こされる5分前にきっかり起きて またまどろみに引きずり込まれていく 何度も繰り返されたヴィジョン なの、かもしれないね あのフラッシュバックがまたフラッシュバック デジャヴュに近い感覚繰り返し繰り返し 役に立てない夢見 眠ることの必要さも不必要さも 考える間もないくらい人間は眠らなくちゃいけない その気でなくても朝も夜もやってくる
418 :
Conspiracy :03/02/11 00:37 ID:9w8MrHqU
スクリューを処分して 彼女は元来た道を引き返す 釘を刺された、呪文は 実は、米粒にも劣るものだったから 震える小鳥に、啄まれる ずぶ濡れのドライバーは 内部破裂に怯えている 兎が隠した鍵が、どこにあるのか彼女は知っている 金魚がどこを横切って、汚すかも 露骨なオメガに苦笑いしながら 彼女はアルファの残存物を 静かに消去する
419 :
Conspiracy :03/02/11 01:05 ID:9w8MrHqU
崇高な疑問符は 蝿の王の忠実な下僕 芸術の眷属は 無垢で、無為な爆発を 何度も、何度も繰り返す アタシのそれが 例え、アナタの口からこぼれ落ちた 食べ滓であっても ブハーリンの目指すそれであっても 粛清の中のそれは 実は、逆説的に肯定している 首から下の、感覚は既に麻痺してしまっているから 残念だけれども、激しく回転する勇姿は 感じることはできやしない けれど、それの所在と安否さえ解れば アタシの誇りを延命することができ得るのだから アタシの唇は猫みたいに 慎ましく振る舞ってる 気まぐれと、優雅さを引き替えに
420 :
Conspiracy :03/02/11 01:19 ID:9w8MrHqU
合法的な液体で 溶け出す夢を見た朝は 何だか少し、自己嫌悪 愉楽を押さえつける、その気体で アタシは極悪非道の固体で 恥知らずな個体と化す 彼の右手は、働き者 とてもアタシには真似できやしない 不満と共に並べられたシールは 味がするから アタシは懲りずに、堕落する 目隠しした列車で、崩壊した常識が アタシの秩序を、再構築する アタシは何でもない塔になる アタシは何て事ない壁になる ピーピングトムから 彼の星粒を、死守するために
421 :
Conspiracy :03/02/11 01:40 ID:9w8MrHqU
閃きに段階を付けた、その夜 アタシは隠れん坊から 一抜け 彼女は、振り返る 帰宅が遅くなることも、気にせずに 彼女は、またも振り返る 歩み続けた沃野に付けられた足跡に 後ろ髪を引かれて 銀色の弾丸は、クルスは 神頼みを乱発する彼女には 無用の長物 彼女が当て逃げされた場所が どの地点だったか はっきり覚えているけれど 割れた彼女は意に介せず どこかで、顔色一つ変えずに ポーカーとポルカに興じている 水玉模様の肌を見せつけて
無意識って読めるの ?
423 :
名前はいらない :03/02/14 20:07 ID:Nh4nvNzr
漏る・ ・ ・おる・ ・ ・起こす ・ ・ ・ 戻る ・ ・ ・ ・ 読んでみましたが、こんなのでした。 「若けえヤツらのほしがるノリ どっちかっていうとハスラーより リアルにやってく動きも ボムのやりかたストリート クソいいのいつも持ってる 太いの車にのって吸う 大体4人いつものメンバー CD12枚オートチェンジャー カーブ曲がるごとにかかるG オールドスクールにハマるし ルーツ深く堀り 知ってくと 昔のヤツにもリスペクト ソウルにファンク ロックにジャズ 無限に増えるブレイクの数 超未来的フロウを駆使 これがプロのMC」(K Dub Shineのリリック)
424 :
名前はいらない :03/02/14 20:36 ID:O/yewLjJ
425 :
碧谷 ◆m0T5I/FREE :03/02/14 22:33 ID:CtlWAQfU
浮上する ぱっと見た瞬間に 引きずり込まれる 目が合った瞬間 夢は強烈 現実なんてどこかに逝ったように脳髄に叩き込まれる似非リアル 擬似恋愛もお手の物 そこに於いては何でもありで その割に思った通りに行かないことまで普通に押し寄せて まるでヤラセ 自分のものなのに自分の手を離れるだなんて どこに持っていく必要もなく終わるのに 感覚には張り付いたまま でもそれもすぐ消える 見たくもないヴァーチャルリアリティ今日もまた 目を閉じれば目が合うから いつも違う繰り返し
426 :
名前はいらない :03/02/14 22:39 ID:Uft8Y4/a
427 :
メリッサ6 :03/02/14 22:56 ID:i2zCfYyD
セピア色の思い出辿れば そこに待つのはあの日の君 どこか優しく微笑んで 言葉の魔法をかけたまま そして、遠くに遠くに見えない場所へ 僕の希のはしっこ、背中にくっつけたまま 気高い彼女はたった一つの眼を細めて 世の中を愛した セピア色の思い出は 風車の下の君のまま 遠くの遠くの見えない場所へ
428 :
Limited nothing :03/02/17 22:22 ID:hIR18WWN
外のどしゃ降りに、私の名前が付けられた日 彼が、大切な一欠片を漏らして 私は欲情しない証拠になった 光は彼女に降り注いでいたから 私は少しも、眩しくなかった 日常に固執した彼の指は 彼女の体を水のように流れて 私は無条件に、枯れた 良い世界を崇めていたわけではないの 冷え切った皮の中で 突然の嵐に驚いただけ
429 :
世直し一揆 :03/02/17 23:27 ID:vj61HHF8
<血液型A型の一般的な特徴>(見せかけの優しさ・もっともらしさ(偽善)に騙され るな!!) ●とにかく気が小さい(神経質、臆病、二言目には「世間」、了見が狭い) ●他人に異常に干渉し、しかも好戦的・ファイト満々(キモイ、自己中心) ●妙にプライドが高く、自分が馬鹿にされると怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようと する(ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際に はたいてい、内面的・実質的に負けている) ●本音は、ものすごく幼稚で倫理意識が異常に低い(人にばれさえしなければOK!) ●「常識、常識」と口うるさいが、実はA型の常識はピントがズレまくっている(日本 の常識は世界の非常識) ●権力、強者(警察、暴走族…etc)に弱く、弱者には威張り散らす(強い者にはへつらい、弱い者に対してはいじめる) ●あら探しだけは名人級でウザイ(例え10の長所があってもほめることをせず、たった1つの短所を見つけてはけなす) ●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため性格がうっとうしい(根暗) ●単独では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ) ●少数派の異質、異文化を排斥する(差別主義者、狭量) ●集団によるいじめのパイオニア&天才(陰湿&陰険) ●悪口、陰口が大好き(A型が3人寄れば他人の悪口、裏表が激しい) ●他人からどう見られているか、人の目を異常に気にする(「〜みたい」とよく言う、 世間体命) ●自分の感情をうまく表現できず、コミュニケーション能力に乏しい(同じことを何度 も言ってキモイ) ●表面上協調・意気投合しているようでも、腹は各自バラバラで融通が利かず、頑固(本当は個性・アク強い) ●人を信じられず、疑い深い(自分自身裏表が激しいため、他人に対してもそう思う) ●自ら好んでストイックな生活をしストレスを溜めておきながら、他人に猛烈に嫉妬 する(不合理な馬鹿) ●執念深く、粘着でしつこい(「一生恨みます」タイプ) ●自分に甘く他人に厳しい(自分のことは棚に上げてまず他人を責める。しかも冷酷) ●男は、女々しいあるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い(例:「俺のほうが男 前やのに、なんでや!(あの野郎の足を引っ張ってやる!!)」)
430 :
Limited nothing :03/02/17 23:58 ID:hIR18WWN
群青色の蝶々が 黒いモナリザを汚した次元で わたくしは、鉛色の悲鳴を聞きました 眩暈の中でぶれた、懐かしの吐息は 確かに、熱を帯びていました 熱帯夜で、のたうち回った時刻は 贅沢の産物だと確信しましたが わたくしは、あなたのくれた夕日に 慣れきっていましたので 印象派のように描かれた わたくしと、あなたの鎖骨を その絵の中に、投げ入れたのです 暖炉の炎のように、燃えました 蝋燭の炎のように、消えました わたくしと、あなたが零した火花は 切ない華に、生まれ変わったのです 溜息と、最後の笑みを糧にして
431 :
Limited nothing :03/02/18 00:14 ID:GTEcesDW
無様な姿を晒す国境線 押し付けられた加工物は まだ、この街のどこかを彷徨っている 野良猫の限界を 氷点下の中 垣間見たから 裏切りと、沈黙は 憎悪が生きていることを、許している 疫病が、翼の息を止め 次の言葉を、悪臭と共に封じ込めたから アタシのマンホールは 雑踏に溺愛されている アタシノウタガキコエテクルヨ アタシノコエガカワイテクルヨ アタシはゴミバケツに、命を預けて どぶ川に映った、美味しそうな幻影を 静かに、見やる
432 :
名前はいらない :03/02/18 00:21 ID:NnSWuOI/
あいしてるひと、 あいしてるひと、 あかい髪のうつくしいひと。 こおりをすべる、うつくしいひと。 まるで、わたしがなくした夢のようなひと。
433 :
Limited nothing :03/02/18 00:40 ID:GTEcesDW
踊り子は、人だった、ずっと昔から 少なくとも、彼女の言葉ではそうだった ある昼下がりのことよ 忍者を、水槽に閉じこめて 愛を確認した後のこと 甘い液体は、目に見えるものと、手に余るもので もう既に、充分だったから アタシはやんちゃな踝を 一瞬、見誤ったの 狂った老婆が、踊り場で かつて居た、刑務所を歌っている 指導者は、言葉に逃げないから 同じ残響も気にはならないの アナタのリアリズムを、洗濯した場所で アタシは、貪欲な生け贄を口にして、逃げ道を塞いだの 笑う砂をして、怒る水も 戸惑うパンでも良いわ 手に負えないなら、シスターを頂戴 逆さだけど、暗黒はもうあるの
434 :
Limited nothing :03/02/18 00:52 ID:GTEcesDW
合成した夢の色に 喉を詰まらせたバク ピンク色の下で酷使されて 大人に媚びを売っている 密約を餌にすればいい アタシのヴィーナスは 寿命があるから 口づけを交わしたシリコンは 何だかとっても急いでいる オーディションで落とされた偽者の味 いつの間にか、傷ついた氷で アタシは擽られて 宝石の半分を 喜んで、噛み砕いていた アナタを良く知って、失うために
435 :
Limited nothing :03/02/18 01:05 ID:GTEcesDW
白い発電所を壊れて 死んだ湖沼の目に怯えている 望まぬ形を得た雪が 呪文のように降り続いたから アタシは彼を流した ボンナイフで削った扉が 外れた音楽を 更に歪ませる 北風の中、見つめ合う二人は 飽きていたの 温め、震えることに 琥珀色の毒は ページが捲られるたびに 皮肉なことに 純化する 彼の目に散りばめられた 涙のように
436 :
Limited nothing :03/02/18 01:14 ID:GTEcesDW
ミスは技 ミスは、彼女を守る力 ふくれっ面の実は 約束を恐れている 保守的な柊は 権力者の言いなり アタシノ紡ぎ出した神話は 弱者の営みでも 愚者のサイコロでもないから 敷き詰められた年老いた グレープフルーツを どうか、搾り取らないで 過敏なツタが アタシの平和を 罵り、唾を吐きかけるまで 長く伸びた、痛みは 垂れ下がった過ちは 無数の星のように 静かにピカっている
437 :
Limited nothing :03/02/18 01:20 ID:GTEcesDW
ボクの手のひらに天国があるよ 鉄塔が教えてくれた休日 網で掬った喜び 掴んだ温もりは、まだ生きているよ 違う言葉を同じ唇で刻んで 狼と隠れた嵐が丘 ボクはまだ狂ってなんかいないよ ここにいる 呼んでいる ここにいる 叫んでいる ボクの夢 偉い人ではなく 良い人になること ボクはここで 見ているよ
438 :
Limited nothing :03/02/18 01:30 ID:GTEcesDW
魔法は長くは続かない バンビのグミは 消費している証明 アタシがオレンジ色の竜巻で 駄目になった時 男は笑って 母さんは絶望していた アタシがススキが原で見失った時 男はアタシを、死体のように横たえて 母さんはキリギリスのように 絶叫していた アタシの念力は大したことがないから タクシーの中で、臆病にも 絶命したの 口紅で塗りつぶした失意は 男の隣にいるアタシの 気を引こうと躍起になるから 窒息寸前の羽は まだ、開かないでいる
439 :
Limited nothing :03/02/18 01:43 ID:GTEcesDW
男達が生い茂っていた地獄で アタシは姫蜂のように 踊り狂っていた 時限爆弾の爆発五分前 アタシは終始 穴から飛び出す闇を 貪っていたの 蒼い実はまだ、降りてこない 蒼い実はまだ、噛んでいない 好奇の眼に晒された針が 痛々しい程、赤裸々に 薄明かりの慟哭を 痩せっぽっちの嗚咽を 突き刺し、千切っていく
440 :
Trash limerick :03/02/18 01:57 ID:GTEcesDW
毛皮で着飾った椿 青白い唇は短く ハリネズミの白粉は偽りで 伯爵の財産を掠め取る 扇の上で、笑い リップシンクの横で涙する カツラの砂漠を見たことがある? キスの嵐の中にあるの 安い香水と、ヒールの下のエクストラヴァカンザ 血色の悪い苔は 自由の代償に トカゲの戯言は 個人的な楽しみ 小鳥の遊戯は 美徳と悪徳の狭間で 不敵に揺れている 曲がった小枝の特権を 懐に隠して
441 :
Trash limerick :03/02/18 02:16 ID:GTEcesDW
王様の財布 銀行の左手 嘘つき、嘘つき 難破船、引き揚げ船 錆びた機関車 メンシェビキの誘惑 崩れたケーキを 愛せる?愛せる?愛せる? 顔を焼かれた人魚を 憎む?憎む?憎む? 終わりは生身と同じ味 過激なチョコレートを 檻に入れて アタシはチップを 数えている ジンジャーブーケに 食らいつきながら
442 :
碧谷 ◆m0T5I/FREE :03/02/18 02:16 ID:/MOp8pot
餓死しそうな心と躰は まだ取り繕い繋ぐきり 表っ面しか見せないままに 語れるものは何もない 早くおいでと呼び叫び けれどもそれは内向的で だから届かずいつしか麻痺し 淀み固まり澱になる 澱が檻と化した時にも 破れる勇気があるならば 沈み煙った心の底に きらりと光ったリアルが見える
443 :
Trash limerick :03/02/18 02:25 ID:GTEcesDW
グルはパンティー党に入ったの 札束をブーツに隠して アタシは凄腕のスパイに憧れて 水車の中で戦っている 宇宙船は値崩れを起こして 内部崩壊を起こしている 一人勝ちの償い 狂気や、孤独で片づけないで 無菌室での誓い ベールで覆った虹 朝方のカラスは、確かに外来種だった 侵略者と来訪者の靴を揃えて アタシはおめかしする 混沌に気に入られるように
444 :
Trash limerick :03/02/18 02:36 ID:GTEcesDW
強盗を訳して いつもの曲をかける 子猫の粗相は鮮やかで 悪趣味なボタンは負けてしまった 幼児ワールドで 魔神を探して 覚醒した誇りは 霞んでいく ペーソスの足を返す 死人には必要がないから 蜂蜜で生き残るつもり 少しばかりの祝福はある 木々の隙間で 乳白色の海で アタシは無傷のまま アナタを陥れる アナタの無垢を アナタの混成語を
445 :
ジェニィ :03/02/18 03:36 ID:cqHZPv7J
わたしの分身 おぼえてるよ かおはまいあさ見てるし 声だっておぼえてる さみしくて かなしいとき いつだって いっしょに泣いてたもんね
446 :
左 :03/02/18 04:14 ID:VzWOjgan
空になった君に想いを届ける術を教えて 例えば この左手首から溢れる赤い水と痛みの分だけこの想い君に届くなら 僕は此処に痛みを刻み続けるよ ねぇ 君が居ない毎日を生きる術を教えて どうすれば どうすればこの想い君に届くの…?
447 :
ウマー :03/02/18 05:02 ID:4B55XU3u
悲しくない気もする ただからっぽになった畳の床 ヴァースからコーラスに移る刹那 君は息を吸い込む 大振りなカッティングが三発 悲しくないよ 寝っ転がってるだけ 怠惰をこめて放つ叫び声 なんの意味ももたない激情が走る すきっ腹夜明け前 耳元でMDが鳴る 目の前の閉まったカーテンが 明けない夜の限界を告げる
このスレ鬱になってくる 胸が変なふうに痛い
449 :
名前はいらない :03/02/18 18:54 ID:GoPrhNW9
このスレ鬱になってくる 偽詩人全員が変なふうに痛い
450 :
Conspiracy :03/02/19 01:50 ID:Epcq9FYo
青虫が囓った アタシの目であり、耳である場所 すきま風は、嫉妬の粉 電線ネズミは匂いがするから 鬱蒼とした館は 枯れ枝と、泥沼に魅入られている 柔らかい部分を覆った包帯が 本物、本物と騒ぎ立てる 視線と、香りを恐れた少年は 今も、男に成れないで居る 洪水で、間が冷めた朝 アタシは、部屋中のカーテンを閉めた 何故ですって? 暗闇で開くものが見たいから 氷も、墓標も友達になってくれるはず 霧なんて、この場所では無意味だから 晴れ上がったなら 一日前のアタシは幽霊になる アナタの眼球の裏で アタシの記憶の中で
451 :
Conspiracy :03/02/19 02:04 ID:cXwa4CLY
広間で、黙ったフリをして 寝室で、驚いたフリ 落ち着きを無くした凶器は 優雅な羽根飾りを探している プロペラの気配はない 落とし物に唾を落として 空に捧げた夜 アタシは左に、傾くことにした ベッドの足は、全て解っている アタシがスプーンを探していることを 彼のアイスクリームは 既に、死んでいたから アタシは美味しい館で 迷ったフリをして 悠長にも、次の棺桶を求めていた ジュリエットの銃で 沢山の足跡を 撃ち落としながら
452 :
Conspiracy :03/02/19 02:16 ID:cXwa4CLY
地下鉄の爆音に 唾を吐きかけて 怪人をおびき寄せる ピエロがやった騒ぎは 金魚の死体を増やしただけ 同じ事をしでかしたら アタシもアナタに成れる? アタシも黒幕に成れる? 口封じされた針金は 洗脳された吸血鬼とよろしくやっている 淫靡な金色で飾られたドアノブは 意外にも、高貴な出だったから アナタが違うと言った住む世界を もう一度、見つめることにした 決着を犠牲にして
453 :
Conspiracy :03/02/19 02:26 ID:cXwa4CLY
一つ目のロミオは 子兎を追い回している 汚染されたキノコを 歩んできた道程に、落としながら 老婆の密度が、過密になって アタシは、東京の裏側に行く そう、虫の息だった場所に 火星がネオンで埋まったなら アタシの緑は、きちんと狂う筈 老朽化した出窓と煙突は 無駄を嫌って 忘れ去られていくから 石炭は、決して胸に揺れることはない
454 :
ニキトウ :03/02/19 04:32 ID:SFU96sTi
呼吸、心音。 無、意識。 体流れる、血液。 無意識に意識する。 ああ、いきてる。 お日様の匂い、夜の色。 無意識に意識する。 ここに、いる。 無意識に意識する。
455 :
ピーター :03/02/19 06:09 ID:IjCbD85+
夢に君 夢の裏に僕
456 :
碧谷 ◆m0T5I/FREE :03/02/19 13:59 ID:WytiT34m
暗闇の中で 正確に刻まれる リズムが心地いい 血流のごうごう言う音 ああ ここはどこだろう もうすぐ 光を見る
457 :
Conspiracy :03/02/24 01:17 ID:yedSvovW
新鮮なガラクタを手にしたから アタシは次の街で、自由になる 引き裂かれた宮殿で いかにして、アタシは恥じらいだのか? 嗅覚が、欺いた時 いかにして、花園は華やぎ、愛撫されたのか? 開く音を感じた? 閉じる音を忘れた? アタシが泉で、若やいだ時 いかにして、神様は手を下したのか? アタシが愚者の船で、黙していた時 いかにして、心は閉じたのか? シャーベット状の悦楽で アタシは少し浮かれて、いい気になっていた 彼が、スプーンで 甘やかすから
458 :
Conspiracy :03/02/24 01:34 ID:yedSvovW
ある日 不幸は、彼のではなく アタシの村からやって来た チンピラの味に飽きた頃のお話 アナタから、魚の匂いがし始めた頃よ アナタが凍らすたびに アタシは点いて、と叫んでいた 247は絵に描いた餅 アタシはその日を境に 女優を止めた 頭に入り込んだ、石を上げる 時間が経つにつれ 重みが増すから アタシの顔は ひしゃげたまま ある日 アタシは、西を感じたの 灯火を消した、その指から その唇から
459 :
Conspiracy :03/02/24 01:53 ID:yedSvovW
幸せ、ええ幸せですとも 裏通りで、ゴミバケツの横で 幸せ、ええ幸せですとも 右のポケットに食べかけのピザもあるし 悲鳴も、まだ大人しくしているから 不幸、ええ不幸ですとも 鏡がある場所を、壊したから 不幸、ええ不幸ですとも テレビもヴィデオも 大分前から、イカレテいるから アナタのくれた小銭で アタシはもう一度 天国に行く 近い場所でも、この際良いわ 雲の出産を見たいの 目をしっかり見開くために 耳をしっかり峙てるために タグを切り取るには、良い時刻に アタシはルールを 飲み込むことに決めた 無条件で
460 :
Conspiracy :03/02/24 02:34 ID:yedSvovW
鍵盤の上で アタシとアナタは 可哀想な生き物になる 口から吐き出されるものが ダイエットペプシに変わるのなら アタシは、繰り返すことを止めるでしょう アタシの鎖骨が、倒錯したから 壁には、たくさんの文字が飾られた 躓いただけ アナタの指に 頷いただけ アナタの眼球に 跪いたのは、アナタの方 ページを捲られるのは、アタシの方 液体の痛みが アタシを唖然とさせる 黒ずんだ場所も 呆然とする程に
461 :
Strawberry lad :03/02/24 22:53 ID:41EDKbOz
八月の蛙は トーテムポールに恋をした 無垢な革命に飽きて 寝床の譲り合いを始めたから アタシは適切な手術を受ける事にした 恐怖が送り返された場所で アタシの孤児が お腹を空かしている 賢い犯罪は 水のように狡猾に 砂のように優しく 飢えることと 乾くことを アタシに 教えてくれた 仮面は、成長するでしょう 変化でも、消滅でもなく
462 :
Strawberry lad :03/02/25 02:32 ID:6m4mHXf2
天国に空席はないと 顔のない神様が叫んでいるよ 欠伸が青空をつまらなくしているから 無軌道な僕らは 優等生を止めたんだ 無意味なことを試すために ここで笑って居るんだよ 黒こげの秘密基地で 僕は、美しくて汚い合い言葉を ふと漏らした 繋いだこの手を、振り解き 僕らは強く、墜ちていく 現実的な事だなんて 糞食らえ ガンバレだなんて言葉 踏みにじれ 慣れきるだなんて 糞食らえ 強く慣れだなんて言葉 捨てちまえ 見つけて貰えず 泣いている 隠れん坊の途中で この場所で
463 :
Strawberry lad :03/02/25 02:39 ID:6m4mHXf2
可哀想なアベル、カインで殺してあげる 無情がやって来たら、命などいつでもくれてやる 舞い上がる虚無に 豚共が喚いている 静脈に、哲学を打ち込んで 叫ぶだけのアタシを、黙らせる カウントしたら 咲いてみれば 生き残って 呻きたいのなら 目深かに被った、仮面は 無意味ににやついている アタシの牙は、お上品だから 罪を選ぶのよ 可哀想なカイン、アベルで楽にしてあげる
464 :
Strawberry lad :03/02/25 02:48 ID:6m4mHXf2
アタシは吠えられて、彼は狂っている 外は、土砂降り 少女のアタシが、部屋の隅で泣いている 群れの為に 窓から、丸めて捨てたもの 戻れずに、蹲っている 今日は、雨 明日はお日様が、死ぬでしょう 彼のお天気を操れると良いな 抜け殻を噛みしめながら 足りない空を満たす 種子のプロフェッショナルに 感謝してみる 得体の知れない未来の刻みを止めて
465 :
Strawberry lad :03/02/25 02:57 ID:6m4mHXf2
神様のしっぽを探してる ビルの底で 落ちぶれながら 糞真面目なガラクタ達と 狼に見守れながら カラスに祝福されながら アタシはリアリストの洗礼を受けた 闇の襞が、笑いながら アカペラに興じている 内側から、壁を削っているアタシの両手は 確かに、血塗れだった 水銀に溺れた時 アタシは彼を殺めた気分を受取ったから 泡の恐怖を知ったのよ 人間をインプットしたから アタシの脳で 猿達が興奮している 逃げ道を記した看板は 既に、叩き壊したの 震えながら 後悔しながら
466 :
Strawberry lad :03/02/25 03:04 ID:6m4mHXf2
排水溝に詰まった彼女は なかなかだった 戦場で聞いた音色を 探している賞金稼ぎと 告別式で出会ったの 喪服姿の彼女を 憎んでいたっけ 痛みを強く感じる部分で 彼に慣れきったの 只単に、守りたかっただけなのに 彼が撒き散らしたふりかけ アタシは涙を流しながら 鼻で笑ってやった
467 :
Strawberry lad :03/02/25 22:00 ID:1/Q6kDci
平等だとか、平和だとか クタバレよ、アバズレ 秘密の言葉が 見つからなくて 僕は、ここで 飛んでいくものを 見送っている 自由だとか、真実だとか 消えちまえよ 手にしていないから 愛せないだ 見えないから コントロールできないんだ 独裁者の次は、ケダモノ お次はいったい何? 次から、降り積もる人格に 明日のアタシと 昨日のアナタは 息を詰まらせる
468 :
Strawberry lad :03/02/25 22:11 ID:1/Q6kDci
燃えかすブルース アタシが昔々、とっても好きだった曲のこと アカイユメを見たの 昨晩だったかも知れないし そうじゃなかったかも知れないわ 刻むのを止めた訳じゃないの 一番鈍感な部分から 一番敏感な部分に変わっただけ その色は、熱かった その色は、生きていた 踏みにじって アカク滲んだ指先に アタシは歯を使って 印を付けたの 沈黙を挑発するために 振り解いた糸は 染まりながら 流線型に憧れていたわ 憎みつつ、愛しつつ アカイユメは 冷静に、皮肉を 食べていく 歌いながら ほくそ笑みながら
469 :
Strawberry lad :03/02/25 22:22 ID:1/Q6kDci
読みとれないのなら 都合の良い存在で居させて ページがそう叫んでいる 消えておくれ 醜く成りきれないのなら 行っておくれ 美しく成れないのなら ぐにゃぐにゃした鎧を アナタは微笑みながら 硬化させたじゃない 魔術師、錬金術師 一番目の奇跡、最後の神秘 掻集めたものは 溜まったかい? 降り積もったものは 重いかい? 磨りガラスは ヒステリックに 割れちまった 否定も、肯定も 手を引かれて 大人達に連れて行かれたよ 虚しいラッパの音色と共に
470 :
Strawberry lad :03/02/25 22:38 ID:1/Q6kDci
七文字をして もう一度 そんなに高い場所は狙ってはいないわ 澱んで、生温い水が好きなんでしょ? 手に負えないのなら 数字に拘れば良いわ 縁起も見方してくれるでしょうよ アナタのアレを 見せつけて 見せびらかせばよいわ 冷酷で、弱いアレを 笑う鳥人は いつまで経っても魚のまま 惨めな想いを膿ませているわ だから、七文字をして 地面で、叫いているアタシに Rで始るそれを、自然に、して
470の訂正 見方→味方
472 :
名前はいらない :03/02/25 22:47 ID:VYCCtWjA
「データー調査」の信用情報機関
電話番号から住所 年収 財産 結婚暦
暗証番号 旧住所〜新住所 ブラックリスト
生存 行方 本名 などなど
初恋の人 思い出の人に逢えるかも・・・・?
http://www.tyousa.com
豚小屋で、聖者がオギャーと生まれて アタシ達は、空をずっと仰いでいる 見えることが、幸せだとは限らない そこから見えるものが、全てだと思っていた 太陽を身近に感じて 唾を垂らしてやった より美味しくなったから 都合良く、消し去ってやったわ 枯れた華が 恨めしそうに、見ている 化けて出るかしら? アタシは、クスリと微笑みながら 生水に浸かったの より盲目で、貪欲な存在になるために
背中の角が、夢を見たよ 遠くで、ゲス野郎が酔っぱらっている これは、只の欠伸だって言ったのに 君は、いつまでもケタケタと笑っていたね 読みにくい地図は 僕の掌で、咲き誇り 君を、飛べなくさせているんだ やっまえよ 忘れたいなら やらせろよ 越えたいのなら 必要性のプログラムを インプット、アウトプット 広告でみたやつさ 安いのにしようかな 優しいし、易しいから 近くで、馬鹿女がブットッンでいるよ 背中に重いもの、背負い込みながら
475 :
Strawberry lad :03/02/25 23:27 ID:1/Q6kDci
処刑人に、耳を食べられて 左右で揺れてる、地球儀に不思議顔 秋色に染まったから アタシは何だか、気分が良い アナタは甘ったるいものに 飽き飽きしている様子 ネズミがのめり込んだ脳味噌に 火薬の詰まった心臓をぶち込んで アタシとアナタは トムとジェリーのように 今日も、仲良し 追い駆けっこ
ゾディアックに悪戯をして 時間を忘れていたアタシ 次は、どのポケットに 潜り込もうか 考え倦ねていたから 兵隊さんに 秘密の場所で 追い回されたことすら 忘れていたの 永久に、戻って来れないと思っていたでしょ? 振出しに立つ気分って 流動体とヤル時みたい 捨てる旅ってのも 悪くはないわ アナタの吐き出した グレープ味のガムも ビックリする程甘いもの 次の、患者を よろしくね 次の、ノロマを 笑ってね
乱視のコウモリは 痛みを翻したから 石を投げられたんだ 生白い象は 強さを振り翳して 追い返されたんだ 俺の口は 弱さと、醜さを 見せびらかしたから 大人達に縫われたんだ 反転するナゾナゾに 僕たちは子供は 興味津々なんだ ピンク色の鯨は、裏切って 図鑑から、消されたんだ 合成着色料でペイントされた 凄腕の殺し屋に お菓子屋からの刺客 歯に気をつけろ 口を塞げってさ へばり付いたナイフは 案外気持ち良いものさ テレビに齧り付いて 馬鹿笑いするみたいに
アナタが扉を叩いて 恐怖を乱射する 湿度に狂喜乱舞したボクは 今すぐ、殺るには もってこいの生き物だった 風船の数は、足りるかい? 割ってやるよ 弱い君が、愛おしいんだ 怠惰な化合物 部族の名前すら 忘れちまった 鉄板の上で 踊ったね あわれなモグラのように 神様のハンマーで 叩かれながら
479 :
Strawberry lad :03/02/26 00:23 ID:LD5/WyUx
後ずさり、そして言い訳 怯えれば、誰もが皆ケムリ 大事な人、いつか行く人 慣れきるまで 狎れきるまで 新しい泉で 憶測の女が生まれたって 俺でも、アタシでもない ボクでも、ワタクシでもない 驚かすつもりなら 早いとこ、出てこいよ 分別されたものが集う丘で ドキドキしたがっている奴らが 背伸びをしながら、待っているよ
I AM A GOD. などと… 昔の私のよう 「君」のよう 狂ったビートが心を撃つ 曖昧な言動が最高のエサかしら? 「誰も見ないで」と言いつつ見せ付ける私のLOVE 意味不明の迷宮 黙っていられない衝動
481 :
名前はいらない :03/03/01 20:57 ID:ZgIeT5rV
無為
482 :
:03/03/01 22:34 ID:rpkz4Zq6
君が内を見る 私が真を見る 僕が外を見る
483 :
緋陽 碧谷 ◆m0T5I/FREE :03/03/01 23:09 ID:019y5LR4
「覗き込んだら平和が見える」 そんな妄想抱いて何処へ逝くの? やるべきこともせずに意気揚々と旅立つ 虚しいあなたの足跡は風がすぐに消していってしまうのに
484 :
名前はいらない :03/03/01 23:15 ID:6wHJZtrd
君は何が欲しいの 僕ならきっと叶えてあげられる なのに何でかな 君はさっきから口を開けたまま ぴくりとも動かなくなったんだ
485 :
Epiphany :03/03/03 01:53 ID:0dfREI82
もっと頂戴 もっと頂戴 これは罪付きのキャンディーだから 駄目だと言って 人身御供の隊列に 明日のアタシがいたの 口にくわえたテープは言い訳で アナタは筋書きだった 行方不明のアナタは混乱している この毒殺魔 アナタのアクセントが気に入ったわ マジックの途中で驚いただけ イエスと言ってくれればいい もうじきアタシの間違いが墜ちてくる 内破音に驚いたけれど アタシはアナタの要求に絡むことにした もういらないって 言いながら
486 :
Epiphany :03/03/03 02:06 ID:0dfREI82
ワタクシが死んで アタシが生まれた ボクが病んで 俺が覚醒した どっちが、天国への道? 自己破壊が済んだら 証を立てて スカディが生み出したものを貪りながら 帰還者を品種改良 魂を預けた場所でくすみながら 二刀流の野獣派を自己統合 ワタクシハ、ナニヨリモマズニンゲンナノデス まだ生きているウィストは カメレオンの定めを受け入れたの 妥協なら、約束できる 最前列で、最前線で 無作為なデタラメを リアルに感じながら
487 :
Epiphany :03/03/03 02:24 ID:0dfREI82
穴を掘る少女 初めてじゃないと屈託無く笑う アメリカ兵に擦寄る女 初めてじゃないと屈託無く笑う 見られるのが好きだから アタシ達は穴が空く程見ていたの 活きの良いゴミを啄みながら 流れ、膨らんでいく中で 彼は確信したの 自分は水の人に違いない、と 氷点に達した水槽で 難破した海女達は言うわ アナタは確かに、種でした 彼は確かに、エピキュリアンでした 受け入れて、受取って、返却した 今のアタシには 嵐の気持ちだって分かるの
488 :
Epiphany :03/03/03 02:42 ID:0dfREI82
ワタクシハ、神話の中で 驚く程、傲慢だったのです 神様のメイドは 迷彩を完熟させようと ネオンの女となった次第です 楽観的取り越し苦労に終始して 建設的破壊に手を染めたワタクシハ 責任回避指令に身を窶した訳です 印象派の混沌は 案外、凝りに凝っていましたから エロティカを取り上げられたワタクシハ 何処かの娼館に飾られていることでしょう 紅蓮の奉仕に悩まされながら サンドウィッチの王様と 荒くれ守護者に執着して 今も、不必要なものを演じているのです
489 :
Epiphany :03/03/03 02:53 ID:0dfREI82
アナタがアタシのように クダラナイニンゲンだっていう事実に 浮かれ、酔いしれていました 女抑留者は水たまり作りの名人 蒼い制服のままじゃ熟せやしない 何時、降ってくるのです? 払い下げの魂 嬲ってみてよ 口実で安堵して アタシは初期衝動を 丸め込むために 蟻のジゴロと手を結んだのです
銃弾が脳漿を散らす 可愛いあの子も 愛したあの人も 知れない誰かも 脳漿ぶちまけながら 地面と永久のキス 銃弾が脳漿を散らす 自分の脳漿が 自分の細胞が 自分の血液が 灰色のキャンパスに グロテスクな絵を描いている 逃げたいと言う衝動の中 無意識に他人を殺す 無意識に自分を殺す 現実の逃避 現実の終焉 どこかで望み どこかで怖れる
491 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/03/03 13:57 ID:NyJsPeTD
492 :
Epiphany :03/03/03 23:57 ID:y2Piymu6
退屈な嵐が吹き荒れる、ある日 病んだ島に、アタシは辿り着いた 神聖な蛮行の終わりに 無邪気な灰を落として アタシは口を噤んだの 何も期待せず透明 誰かが気付いてくれるまで錆色 アナタの家が、泣いている ワイヤーで繋がれながら 篝火をずらす 静寂が息を吹き返すように 亀裂の入ったチェリーパイは 驚くべき景色だけを残し アタシとアナタの口を またもや、沈めていく
493 :
Epiphany :03/03/09 02:30 ID:OWE8+/nk
ワタクシ達、眠れる者が目覚めたら 個は弱さであり、強さであることを知るでしょう 怒りの果てで ワタクシ達、裁かるる者が目覚めたら 絶対的存在を疑うことでしょう 狂いゆくあの星で死んだ雌犬より ワタクシは幸せでした 人間の門で、人形の証明を受取り 613の非合理と、即物的な欲求に 全てを懸けたワタクシは そうは見なくとも、美しいそれに 頷くことにしたのです
494 :
Epiphany :03/03/09 02:52 ID:OWE8+/nk
弾丸の雨が、降りしきる中 アタシは牙と再会した それから 蛹が、アゲハを諦め始めた頃 アタシは少女主義を貫徹したわけ 非常階段を降りて左の場所で アタシは娼婦趣味を知ったわけ 哲学の好物が、悲壮感だと知った時 鳴き声が、声帯を柔らかくしていただけだと知った時 絶滅寸前の種が、アタシの中にも在ると知った時 アタシの溜息は、途端に諦めが悪くなったわけ
495 :
Epiphany :03/03/09 03:29 ID:OWE8+/nk
肉体、精神、石、卵。皆、神聖 赤く充血した目も神聖。呂律の回っていないこの口も神聖 嫌なことばかり耳に入るこの耳も神聖 秘密が好きな肛門も、性器も、そして心も神聖 燃え尽きる準備は良くて?7の血を燃えたぎらせ 刺激が蠍の棘のように鋭く輝いている 瓦礫に埋まった狂人も、あなたと同じように聖なる者 わたしの魂か、それ以上に気高い。携帯も神聖、詩もしかり 肉声も、演技も、未完の恐怖も神聖 砕かれた背骨も、陶酔状態も神聖 聖なる日本人、聖なるアメリカ人聖なるヘブライ 聖なるペリシテ人、聖なるM&M、聖なるバービー 一介の同性愛者だって神聖。哀れな難民も、ホームレスも、勝ち組も、負け犬も神聖 重症患者も、精神異常者も聖なる者 東京は東京にすぎないと認めるのも神聖。荒野も、歩道も、公園も神聖 あなたの祖先も神聖。午前三時は聖なる時間 爆音も、罵り声も、叫び声も、呻き声も神聖 ギャルも神聖、マリワナも合ドラもSも神聖 幻覚も、幻聴も、あなたに抱いている幻想さえも神聖 距離感も、閉鎖性も神聖。厚かましい大人も神聖。無知な子供もそうね 虫歯で眠れぬ夜も、奈落の底も。若気の至りも、自愛も、無償の愛も神聖 アミニズムもスーフィーもヒューマニズム。皆全てが、人生を完結させる神聖なもの
496 :
Epiphany :03/03/09 03:42 ID:OWE8+/nk
無秩序からの呼び声 我々は造られたのだ 犯された少女 カニバリズムの犠牲となった子供達 狂気の中、獣に墜ちていった私の恋人 我々無知なる者達は、自然界の報復を受けるだろう 遺体と、弱者、そして埃には慈しみが降り積もり 私達への愛を公現してくれるのだから 自分の標準を合わせてはいけない 誤った教師も、偏った牧師も 奢ったラビも、不誠実な指導者も ただ胡座をかき、両手を伸ばし 人々の金と、肉体と、食物と 想像力と同情心と共感を得ようとしているだけなのだから 認めても良いが、受取ってはいけない 許しても良いが、ついて行ってはいけない
歪んだ家路へと戻る足音 夕焼けの異次元が網膜から離れない 行きには無かった曲がりくねった道 人々の存在が失せ 白い坂道だけが目の前に浮かぶ 火に炙られた石の中に在る世界のように 狭くも広く 真っ赤な雲のジグソー バラバラ 急いで 走る 駆ける 火車 戻ることも帰ることも許されない
目をつむる 一秒 二秒 三秒目で僕は消える 四秒 五秒 六秒目で世界が消える ゆらり ゆらり 僕の意識の向こう側 鉛色の深海に遊ぶ 落ちる 落ちてゆく 静寂のかなたへ
いかん 意味が分かった ひとがどんな音楽好きでもいいじゃないかぁ 無意識 いちいちメッセージ込めたりしないっつーの 普通の会話もできないね 文句があるなら黒い髪の長い女に言ってくれ 意識過剰だよ まぁでも大体分かった
500 :
Epiphany :03/03/11 12:39 ID:OzTNJWCE
何時終るとも知れない乱痴気騒ぎの中で アタシは気分が優れないで居た 壁に飾られた光に気を取られて 生と死の狭間を感じていたのだ 取留めもないガラクタのように 許されざるものは積み上げられていった アタシも同類。只背を向けて、黙視していただけ アタシも同類。逃げ出したという点では もうワタクシなぞ、必要ないでしょう? 残存してるものと言ったら、この血と骨と皮だけ それでも切り刻んでみますか? 偏見に満ちたその目は語る 見過ごせ、無知は美徳なり 口を贅沢で覆え、静寂は何も傷つけまい そして、何も無かったことにするのだ、と。 ワタクシが見ることを止めたら アナタが変わりに見てくれますか? ワタクシが耳を傾けたら また、意味のない言葉と大袈裟な口調でやり込めるのでしょうか? 信じられないことだが、アタシには さりとて言うべき事はなかったのだ 死人のように、阿呆のように 只辺りを徘徊して、黙して居ただけ
501 :
Epiphany :03/03/11 12:55 ID:OzTNJWCE
活気を忘れた家が 陽光に怯えている 奇異なことだろうか? 昼間の灯火に唾を吐きかけてる姿は 奇異なことだろうか? 暗闇で光る閃光に涙ぐむ姿は 微笑みを忘れた家が 憎しみを握りしめながら 自由になりたがっている 許されたいと 滑稽な事に、太陽の下に在るこの家は 欲望に取憑かれたこの不滅の家は、 死すべき運命にあるこの家は ひたすら願って、祈って、望んでいる 希望に到達したい 自由、自由になりたいと
502 :
アビス :03/03/11 17:15 ID:eCX3eGv9
ある、ある、ある、ある。 「何ということだ!」 あいつは、いる、いる、いる、いる。 「あんなことしてるぜ。命知らずめ!」
503 :
名前はいらない :03/03/12 21:50 ID:gEMQCAfq
age
504 :
Epiphany :03/03/24 22:25 ID:r1BC8vy7
目撃者が全てを掌握している世界で アタシは何の腹の足しにもならない空想を 口に入れては、吐き続けた ある時はしたたかに またある時は冷ややかに それを、した 散り散りの意識が 再び集積できるように アタシはそれを、した 世の中に完璧なものなどないと言うけれど そうしたと思い込むことなら アタシにも、できた 見て見ぬフリをする美徳と 象徴化された無為を 使い魔にして
505 :
翼 :03/03/24 22:31 ID:8/kew6NY
すげえ!かっけ〜!!>>504さん
506 :
Epiphany :03/03/24 22:38 ID:r1BC8vy7
追いつめられた独裁者は 自己否定を止めて 不敵な笑みを撒き散らしました もうこの際、紛い物でも良しと致しましょう 満たされて、聞こえなくなったわけです 泣き濡れて、憐れな子羊となったわけです 失うものが沢山あるって素敵でしょう? 消えゆく丘で 遠のく意識が言いました もうどうでも良いのだと そうして彼は、敗者の論理を 誰にも教えまいと、心に誓ったのです
507 :
Epiphany :03/03/24 22:49 ID:r1BC8vy7
>>505 翼様、ありがとうございます。
うれしいです。
良かったらアナタの詩も見たいです。
508 :
Epiphany :03/03/24 23:00 ID:r1BC8vy7
ワタクシは 未知の来訪に怯えながら かつて居た場所が 燃え尽きるのを 指をくわえて眺めていました ワタクシの自意識なぞ 誰かのそれと比較しなければ 存在することができない程度のものですから 24時間営業の憤怒を、どうすることもできなかったのです これはそんな風に これはあんな感じで これはこれに過ぎず それ以下でも、それ以上でもなく そこに憮然とした態度で、存在していました ですから、ワタクシは 雨に濡れて、惨めな思いになるだなんて なっちゃいない、と思ったのです
509 :
Epiphany :03/03/24 23:19 ID:r1BC8vy7
若き日の憤怒と煩悩の詩 燃え上がる東京の詩 風に揺れる逆毛のおかげで アタシの虚栄心は、一時的だけれども満たされた アタシが分かったと言って アナタは分かっていないと言う アタシが分からないと言うと アナタは沈黙する 制御と否定は結びつく運命なの 知識と束縛のように 名前がないと、強くなれるんでしょ? 顔が見えないと、どこまでも卑劣になるんでしょ? 天国にもっとも遠い場所で 天使が蔑んで 悪魔が泣いている アタシが一番恐いのは 紳士然とした顔で おもちゃを壊す アナタのような人
510 :
Epiphany :03/03/24 23:29 ID:r1BC8vy7
ちりちりとした波動が ちっぽけな塵のように 愛おしく落ちていく 致命的な後遺症とは 無関係な大地に アナタはその重みによく耐えました 理性的な、収容所で 無表情になってから アタシは今も、顔を探している 不気味で辿々しい奥行が恐いから アナタの雄大さが いつまで経っても 現実にならないの
511 :
Epiphany :03/03/24 23:41 ID:r1BC8vy7
私達は見張るのが好き そして、並べるのも 惑星の四隅からの叫び 簡単には聞き取れないから 永続的な権威は今も図に乗ったまま 渦巻きの副産物は恐怖だけではないの 秘密を暴いた人に、天の報いがありますように 恩寵と慈愛に満ちた世界を想うことだけが 願い祈るだけが、私達の全てでは決してない 牢獄の広さを自慢することだけが 私の全てではないように
512 :
Epiphany :03/03/24 23:48 ID:r1BC8vy7
辿って綴るからまたも、見破られる 過剰なのは枯渇しているかでしょうね 靴の種類と肌の色 傭兵と騎士 捕虜とプロパガンダの差異に触れて この館が、整然として見えるのは その概念を定めたからだと知る 知恵が舌を出して 堕天使のように笑うって知ってた? 羽が生えて飛んでいってしまったから 恵まれた時代の最悪な出来事に 翻弄されてしまったのでしょうね
513 :
Epiphany :03/03/25 00:02 ID:r7nDPI2Q
排水溝に飲み込まれた希望が ヒルのようにのたうち回っているを見たわ だから、それを実感できたの 掌に火を点けて 天使の反乱を覆ってみる 無知で幸福な笑い声が聞こえるまで 耳を切り裂くのは 胸の高鳴りと、悪寒 そして、指で潰したものが 再び甦るのを 今も待ち望んでいる 大河に正義があるというのなら 一度溺れてみることをお勧めするわ 世界の憂いを一気に引き受けたいのなら 中年親父に犯されることをお勧めするわ 細胞の団結が見たいから 気怠さを、一つになる前の 前触れと捉え、流すことをまた覚えた
514 :
Epiphany :03/03/25 00:14 ID:r7nDPI2Q
帰路の頭上に佇む月が呟く 広場で反乱が起きるぞ 集会が壊れるぞ、と この上なく聡明な知能が語る 中産階級の無邪気な大衆の怒りがどれ程のものか、と 反権力の指導者の神聖さを 天使みたいに降りてくるわけではないのですね? 唐突なものが恐いから 前兆に意味を付けて 崇め奉ったの けれども、非人間的扱いに対する 反抗心だけは押さえることができなかったの
515 :
Epiphany :03/03/25 00:21 ID:r7nDPI2Q
電気の場合と同じ二極が存在するのです 善悪、光と闇のように、+と−は在るのです 一方は他方に劣らず不可欠です そして抹消することのできなかった無意識に 残るのは沈黙だけなのです 人は世界を変えるものです 人々の健康的な光景は 聖書のようであり 踏み絵のようでもあるのです 響くことのない濁絵は まだアナタに到達してはいないのです
516 :
Epiphany :03/03/25 22:14 ID:KrIoXEjQ
僕らが善ならば 天使は天使のままで 僕らが悪ならば 天使は一体何になるのだろう? 悪魔が祝福してくれるのだろうか? 白みかけた空の下で 恐怖は恐怖でしかないことを知る だから、脆弱な僕らは群れ 更なる弱い者を創り出し 狡賢くなっていくんだね
517 :
Epiphany :03/03/25 22:36 ID:KrIoXEjQ
反芻に包まれて ワタクシは危険にも、安全にもなれずに 否定と肯定の入り交じった世界で のうのうと生きてきました ワタクシの首は、子羊のように従順でしたが 枯れ枝のように潔く折れることなく パラパラと地に墜ちていきました 諦めと、渇望はとても近い場所に在りましたから 口を出さずには居られなかったわけです 強くなることではなく 繊細さ、否矮小さを選んだワタクシの脳味噌は 汚物すら生み出せなくなってしまったのです
518 :
名前はいらない :03/03/25 22:39 ID:xOcHB0vi
東京に核爆発がおきる夢見た。溜飲が下がった
519 :
名前はいらない :03/03/25 22:41 ID:xOcHB0vi
晒し者にして笑い者にしてる天罰やな
520 :
名前はいらない :03/03/25 22:44 ID:xOcHB0vi
殺すならころせや ユダヤ人みたいに、なるだけさ
521 :
名前はいらない :03/03/25 22:49 ID:xOcHB0vi
秘密警察のやるような事を相手の無力さに乗じて公然とやるなら こっちは、こっちで、やってやる
522 :
名前はいらない :03/03/25 22:50 ID:xOcHB0vi
甘く見るなよ。虐げられた魂の最後の光を
523 :
Epiphany :03/03/25 22:52 ID:KrIoXEjQ
亡霊が呟く、普通に話したい、と 私が諭す いいえ、それはできません 何故ならば、アナタと住む世界が違うのですから 亡霊は否定する 私はまたも、諭す アナタの世界には肯定なぞ存在していないのですから 亡霊が罵る 私は訊ねる アナタはいつもその言葉に包まれているのですね? まずなによりも、アナタは既に死んでいるのです アナタは偶々、私の目に映った有り得ない存在なのです そう平均的優等生にすら成り得なかった 幻なのです
524 :
名前はいらない :03/03/25 22:56 ID:xOcHB0vi
あっそ・・・・じゃ核で・・・始末しましょう・・・
525 :
Epiphany :03/03/25 23:00 ID:KrIoXEjQ
病気って恐い 無知って恐い 開き直りって恐い 年寄りって恐い 押しつけって恐い 田舎者って恐い 思い込みって恐い 孤独な人って恐い 愛されない人って恐い 可哀想だから? つまらないから? 教養がないから? 欠落しているから? いいえ、比べることでしか 自分自身を見出すことができないから
526 :
Epiphany :03/03/25 23:05 ID:KrIoXEjQ
豚小屋の豚に挨拶して回らないように アタシは豚を無視することにした だが、図々しいことに アタシの玄関にそれは 吐瀉物を撒き散らしている 意味のないものは美しいというけれど それは全く異質のものだったのだ 何故って? 不快にさせるゴミなど 私は認めてはいない それは往々にして 粘着質で、嘘つきで 分裂気味で、支離滅裂だった だから私は、ちりとりとほうきを用意して 心の中で、掃除をし始めた
527 :
Epiphany :03/03/25 23:08 ID:KrIoXEjQ
年寄りは自分の経験を元に 言葉を削り 無駄や恥をかくことを嫌い 詩を綴る 若人は視覚を 確実に、伝えることに長けている 両者は確実に存在する どちらにも優劣は付けられない 後は価値観のみぞ知ることだ
528 :
名前はいらない :03/03/25 23:08 ID:xOcHB0vi
俺はいつ死んでも良いんだから もう、すでに生きる死体だよ あとは、俺に恥を書かせた奴らを道ずれに
529 :
Epiphany :03/03/25 23:16 ID:KrIoXEjQ
愚痴が詩にはなることはなく 己の弱さもまた然り 辞書の重みに耐えれば 牢獄の広さが分かり 今居る場所こそが 楽園と知るだろう 手を繋ぐものが 無関係で、自分を傷つける者の手だけという事実を知った時 己の辿ってきた道を 築き上げてきた形を 悔やむだろう
530 :
Epiphany :03/03/25 23:18 ID:KrIoXEjQ
既に、死んでいる死体は 口実も、嘘も 被害妄想も、自己弁護も 自己顕示欲も、自己否定も 自己破壊も、自己嫌悪も 生み出すことなど、決してない
531 :
Epiphany :03/03/25 23:25 ID:KrIoXEjQ
良く喋る幽霊は 模倣と、嘘が大得意 人と比べることでしか 成り立たない自意識を持て余し 使うことのない脳味噌と口を 罵り言葉に集中させている 毒にもなれない石ころ 踏んだことも 蹴り飛ばしたことも 記憶に残すことすらできない 哀れで、小さい、凡庸な存在
532 :
名前はいらない :03/03/25 23:27 ID:xOcHB0vi
むふふふ・・・真理を教えてあげよう・・・ 宇宙の正体は、哀れで小さい凡庸な存在だったのだ。
533 :
名前はいらない :03/03/25 23:28 ID:xOcHB0vi
一つの石・意志
534 :
名前はいらない :03/03/25 23:30 ID:xOcHB0vi
一つの小さい意志の働きで宇宙が生まれたのだ。
535 :
Epiphany :03/03/25 23:32 ID:KrIoXEjQ
誤字と醜さがバロンになった 肥大したそれは アタシのタイプじゃなかったから 目には映ったけれど 口に入ることは決してないだろう
536 :
名前はいらない :03/03/25 23:34 ID:xOcHB0vi
一つの凡庸な頭脳から、科学法則が生まれたのではなく 階段を歩くように、人類という総合体が、輪廻転生を繰り返しながら 一歩一歩昇って、高く高く知識を得ていった。一つのただの石は なにも考えていない。生まれ死ぬだけ
537 :
Epiphany :03/03/25 23:37 ID:KrIoXEjQ
相手にされない創造物が 殺伐とした世界に耐えかねて アタシに救いを求めてる 意味のない言葉で 意味もないものに意味を付けて カテゴライズなど今時流行らないものなのに 小さくまとめないと掬うことすらできないらしく 口から悪臭を放っている
調子好調 結果おっけー 日の丸燃やせ ウィンナー掲げろ 食料確保だ持久戦 ナッパを捨てたら じいちゃんがスイカくれるさ
539 :
名前はいらない :03/03/25 23:39 ID:xOcHB0vi
所詮・・・科学技術なんか拙いもの 科学技術で地球は創れない 科学技術で石から植物は創れない
540 :
名前はいらない :03/03/25 23:39 ID:2F0BXwYy
541 :
Epiphany :03/03/25 23:40 ID:KrIoXEjQ
知識を自慢する者は 牢獄の広さを自慢しているようなものだ 手にしたものが全て 目にしたものが全てだと思った時点で 宇宙は果てしなく小さいものになる そして手にしたと思い込んだものは 枯れ始めるのだ
542 :
名前はいらない :03/03/25 23:42 ID:xOcHB0vi
むふふ、悪臭か?所詮、人間の存在ですら、地球から見れば ただの悪臭そのものさ。俺は臭いしないぜ、ロボットだから セルロイド
543 :
Epiphany :03/03/25 23:43 ID:KrIoXEjQ
真理で分裂と脱線が治るなら 喝采を送ろう 所詮、と嘯いたところで 心の渇きは癒せまい
ただサルなんだ 頂点目指して 新鮮生クリーム ぺろん ぺろろん
545 :
名前はいらない :03/03/25 23:47 ID:xOcHB0vi
渇きだと・・自分には欲望などない。
546 :
Epiphany :03/03/25 23:48 ID:KrIoXEjQ
旧世代の産物は 懐古主義と、退廃主義に傾きやすい そして、吐き出してきた不快指数の高い言葉が 鼻に詰まっているため 己の悪臭にも、愚かさにも気付かないのだ そして、指摘され阻害されると 決まって、他人のせいにする 何故ならば楽で、痛みを伴わないからだ 痛みに怯えぬ人間ならば 記憶や、つまらぬ誇りなど捨て去り とうの昔に、土に還っているからだ
547 :
名前はいらない :03/03/25 23:50 ID:xOcHB0vi
悪臭そのものが人間だ。汗、垢、クソ、ふけ、歯糞 人間なら、あたりまえだ。ロボットなら・・・・また話は、別だが
548 :
Epiphany :03/03/25 23:51 ID:KrIoXEjQ
欲望のない猿は こうして人里に現れることなどなく 目立たずひっそりとしているものだ ないと否定したものが 己のコンプレックスであり 渇望している対象だ 無欲な猿は 大木のように朴訥としているものだ
549 :
名前はいらない :03/03/25 23:52 ID:xOcHB0vi
当たり前の事を、汚い物のように表現する者は卑しい
550 :
名前はいらない :03/03/25 23:54 ID:xOcHB0vi
じゃ・・・君は分別のついた宇宙人ということか? このこそ泥・・・・宇宙人は、泥棒しても良いインだな?
551 :
Epiphany :03/03/25 23:55 ID:KrIoXEjQ
五感で感じる悪臭ならば許そう だが、それ以外の器官で感じるそれは別だ 理論的には許せても 生理的には許せない場合があるのだ
552 :
名前はいらない :03/03/25 23:56 ID:xOcHB0vi
きみたちが、いくら正当化しても、涜神の罪は消えることはない その証拠を、まだ見せろというのか?君たちは・・・・
553 :
女-男 :03/03/25 23:56 ID:q5T1pLj7
男のような女の子のように 君と一緒に。 そんな自分が好きだと 胸をときめかせ あん あん と女らしくボク ボクを犯して お姉さん いえす ぷりーず fuck me fuck you
554 :
名前はいらない :03/03/25 23:59 ID:xOcHB0vi
確かに汚いかもしれない・・・・ だが、君たちに消された涙を呑んで人生を退場していった者達の 魂の悲鳴がまだ鷲を狩り立てているのでな・・・
555 :
Epiphany :03/03/26 00:00 ID:4n8i+yNO
卑しいのは、それを関係のない対象物に 関係のない理由や目的で放つその口である お里が知れるとはよく言ったものである 泥棒、ほうその言葉が言いたいが為に まわりくどい戦法を使ったわけだ 成る程噂に違わぬ卑劣さだ 暴言や罵り言葉を駆使する死人に成りきれぬゴミより 宇宙人であることを選ぼうぞ 起承転結の乱れは情緒の乱れ 加齢とは恐ろしいものだ
556 :
名前はいらない :03/03/26 00:01 ID:rslLrc/2
弱者の悲鳴は、いつまでも心に悲しみの音律で私の良心を苦しめる やはり、天罰が下ったのだ・・・
557 :
名前はいらない :03/03/26 00:05 ID:rslLrc/2
君は、なんの前触れもなく男女にされた妹の悲しい姿を 兄として眼にしながら、なにも助けてやれず、周りから 男女とあざけられ、最後には命まで無惨な盗られた俺の妹への 鎮魂歌をおまえのそのビール薔薇に、怒りの鉄拳をぶち込んでやろうか?
558 :
Epiphany :03/03/26 00:05 ID:4n8i+yNO
良心と良識が有る者は 決してそれを押し付けることはない 黙って、自らがそれらに従って生きるだけだ そして、自らを弱者と偽り 相手を出し抜く姑息さを微塵にも出さない そして、賢き者は、主語や名をころころ変え 全てを一緒くたにはしないのである
559 :
名前はいらない :03/03/26 00:07 ID:rslLrc/2
長年おまえの偽善で抑圧され続けた者の気持ちなど分かるまい こっちも、そんなものは求めないが
560 :
Epiphany :03/03/26 00:08 ID:4n8i+yNO
卑屈さと嫉妬 いつの時代も、どんな場所でも 一番恐いのは人間という訳だ 豚の本性ここに見たり
血は10色出る 好きな色を選ぶのだぞ その女を殺めよう イリスよ聞くが良い
562 :
名前はいらない :03/03/26 00:10 ID:rslLrc/2
hou,そうやっていつもの、ように自分は高いとことに 居てもっともらしいことを言って逃げるのか? おまえの蚕糸湯の器で作る黒雲よりは、ましだがな・・・ 黒蜘蛛、今時、あんな手品でしか、対抗できないのか・情けやな
563 :
Epiphany :03/03/26 00:11 ID:4n8i+yNO
長年、ゴミや豚の騒音に悩まされた少女に 贅肉なぞなく 求めていないという、その醜く曲がった口は またも意味のない言葉で 助けを乞う アタシはまたも、それら哀れなものに 身を投げ出し、 思惑に絡んでしまった
564 :
名前はいらない :03/03/26 00:12 ID:rslLrc/2
はたして、黒蜘蛛で、外国と渡り合えるのかな・・・ 謎だ・・・・もう根元が、なくなりかけているというのに・・・
565 :
名前はいらない :03/03/26 00:14 ID:rslLrc/2
ラプソディーインブルー ディープブルーとも言われているが
566 :
Epiphany :03/03/26 00:15 ID:4n8i+yNO
偽善的な脳味噌が呟く 自分の醜さを直視できない小魚程 物事に、真実性や信憑性を求めるのだ そして決まって、偽善とぬかす それでも想いが遂げられないと わがままな子供のように 周りに当たり散らし不快指数をあげるのだ、と
567 :
名前はいらない :03/03/26 00:16 ID:rslLrc/2
ボブサッポンIQ300T2002年型
568 :
名前はいらない :03/03/26 00:18 ID:rslLrc/2
俺が偽善など嫌いだ。心が読めるのでな。 いわば、臭いだ、心の臭い。偽善の行動など見抜いてしまう。
569 :
Yakuza :03/03/26 00:20 ID:DnlJYOTC
心を100皿ください
570 :
Epiphany :03/03/26 00:22 ID:4n8i+yNO
暴力は好きだよ 血肉に飢えているから 脅しも好きだよ それが活力になる
後ろOバックの店長 素敵なケツ毛ですよ 黒い唇 赤いカラコン ちょっぴし変なメイク 毒グモ・めす いらっしゃーいドス 優しい口づけ 右手には暗黒ナイフ
572 :
Epiphany :03/03/26 00:29 ID:4n8i+yNO
豚を見ると引きちぎりたくなる 白く垂れ下がった腹を見ると 無性に、ナイフを突き刺したくなる それが、醜い中年男なら最高だね スコップや煉瓦で 西瓜を潰したくなるんだ 死体は悲鳴などださないから 余計に良いね 背中にナイフを何度も突き刺せるから 豚が涎を垂らしながら 命乞いするって素敵 アタシのおろし立てのブーツで その汚い歯を全部へし折ってやりたい 曲がったその目をえぐり出して いけふくろうの両目に付けてやりたい
汚れたくて くずれていたくて そう例えば優しく*す すっぱい ワキガ さあ遊びすぎたブタ好きの ボクを豪勢に味わって おやじ 油あせ あせ あせ しかし 見えないの HPは必ず最強 ぶーぶう カスタマイズ
574 :
Epiphany :03/03/26 00:39 ID:4n8i+yNO
本物が好き 模型は味がしないし 汚せて良かったね 報復 報酬 笑み 殺意 赤 銀 先端 肉 切り裂き魔 冷笑
575 :
さつ じ ん :03/03/26 00:46 ID:DnlJYOTC
こころの戦場ごっこは 今すぐ 人形はいつも遊びながら 首をはねてしまうが いつまでも カッコいいね 子供らしく 青い血液 ウォーターブルーう? 匂いを嗅ぎすぎて きみを知らぬ間にカジってた きみも同じ匂ひがする
>Epiphanyさんへあてる 1時間前にきれいだったものが 1時間後にきたないに変わる 変化するのか 変質するのかは 臨機応変の強者が 笑ってるような 幽体離脱の視点で 気長に見るくらいでどうぞ 違うくらいが丁度いいのに 違うが分からない奴もいるし あなたはあなたの幽体離脱で 気楽に壊れた世界のdisciplineを 奏でてください、と まあ、そんなことが言いたかったんだよね
577 :
HELLSING :03/03/26 01:28 ID:e/31l9j8
万物まず心有りて 心を拠り所とし 心により成る
578 :
Epiphany :03/03/26 19:09 ID:RO1VJKWD
恐怖を恐れる余り 自ら恐怖を形作る 直視せずには、居られないから 両目を更に濁していく 暗闇で光る閃光が強いほど 黒さは増し、深い影を落とす 欺瞞に満ちた世界で 死を押し付け合い 自らの闇と炎に狂喜する群衆 アタシは服従し、その庇護に入るべきか 直視し、掻き消すために戦いを選ぶべきか 今も、考え倦ねている しかし、これだけは解る 混沌は混沌でしかない 後にも、先にも 意味など付けられるものではないし 変わることもない ただ、ただ戻っていくだけだ
579 :
Epiphany :03/03/26 19:16 ID:RO1VJKWD
アタシは藻掻き苦しむ姿が好きだ より死を感じ 自らをそれで満たす恍惚は 完璧な肉体を持つ男ですら 与えることはできない 光は、駄目だ 即効性はあるが 副作用もまた強い 自らの醜さや弱さを照らし 暴き立てるという悲劇を創り出す アタシは 小さな弟がお遊びで創った 足のない蟻が好きだ 藻掻き苦しみ 生を渇望するその姿を アタシはとても美しいと思う
580 :
Epiphany :03/03/26 19:27 ID:RO1VJKWD
ラッピングの法則 アタシは男を着ている服で選ぶ その下に、どんなに美味しい体が用意されていようと、だ 彼は、一時の飢えは満たしてくれるであろう ラッピングという本来無駄なことに 時間を費やすことができる洒落っ気 否、美意識が持てない人間は 飽きるのも、飽きさせるのも早い その法則が当てはまらないのは 性別問わず40代から上 それまでの足跡が容姿に 嫌というほど、恐ろしいほど 顕著に表れる 醜い心は、醜い皺や暗い眼光に 美しい心は、その逆に 言うなれば、中味の分かる福袋 アタシはドキドキするのが好きだから 常に、裏切られることを望む 誰が中味や、先行きが分かるものを選ぼうか アタシは知っている 時にラッピングの法則が 当てにならないことも、だから好きだ
581 :
Epiphany :03/03/26 19:32 ID:RO1VJKWD
作文終わり 駄文終わり 忠告も、評価も 比較も、罵りも 謗りも、雑音も ゴミも、嫉妬も 足りているから もう、いらない
愛は?
583 :
Epiphany :03/03/30 22:04 ID:bTKoEKYa
遅かったじゃない アタシは今、墜落したところ 妬み、嫉みの中 巣作り、巣作り 好奇の目、監視の中 巣作り、巣作り アタシは鉛筆みたく削られて 不可思議な声の中で 訝しげな口調の中で 冬ごもりに勤しんでいる 早かったじゃない アタシは、今堕落しているところ
584 :
Epiphany :03/04/01 20:52 ID:ICoQXUvP
褒められて作動し 壊れたら、嫌われる 題名は何の役にも立っちゃくれない 世界の中心で、憂鬱を叫んでいる 何故、こんなにも脆い? 飛ぶ十字架は、まだ彷徨っている 拒絶で構築された空を 進行形は万能なのだろうか? 歪んだ寂寥感が アタシの薄っぺらい胸と 自尊心を押しつぶす アナタが居ないと、象れないから 接触が、完璧な価値であるように 群れの中で、祈り続けたの 世界なんて高々、変化の連続体じゃない 不安でしょうがないから 大事にできないの だから、呟いてみる どうかアタシをお導き下さい、と
585 :
Epiphany :03/04/01 21:05 ID:ICoQXUvP
場末の駐輪場にて 見知らぬ誰かの自転車 そのカゴは 酷く幸せそうでしたから そのカゴは 酷く空っぽでしたから ワタクシの空虚な空き缶を 投げ入れ、押し付け 欠けた部分を補完したのです 自立した自転車が 恐怖の擦り付け合いに負けて 横倒れする所を目撃しましたが ワタクシハ 見て見ぬフリを、決め込んだのです 恐怖の中、怒りの中でも ワタクシハ 自分のことしか 考えていませんでした 心の閉塞感は ワタクシを許しちゃくれませんでしたから 何てこともなく 取立てて良いこともない この場所に居ることにしたのです
586 :
Epiphany :03/04/01 22:12 ID:ICoQXUvP
四月の嘘が 星の数ほどある 可能性の一つだとしたら ボクは 叫ぶのを止めるだろう ボクは 綺麗に、君を 殺めることができるから 現実がゲームになるんだ ボクにとって、最悪のシナリオが 君にとって、最善のシナリオになったとしたら ボクは素早く、零すことができる 君にとっては 馬鹿馬鹿しく 薄汚い ボクにとっての真実を
>>585 >ワタクシの空虚な空き缶を
>投げ入れ、押し付け
>欠けた部分を補完したのです
共感を呼ぶね(・∀・)
588 :
Epiphany :03/04/02 23:32 ID:BTdUpqdn
緋色の王様は まだ味わったことのない敗北感に憧れている そして、失った友人の数を 玉座に取憑かれながら 数えている 誰も足を踏み入れることのない回廊は 酷く冷たいまま 自らの魂が語りかける 王よ、そなたの骨はガラスではない故 現実にぶつかっても壊れまい 王は、城に住む 人の言うところの 心の壁の中で 虫の良い話だが 城門を閉ざし 窓という窓を遮光しつつ 差し込める光を 待ち望んでいるのだ
589 :
ねこいるか :03/04/03 00:50 ID:5RjUKuTL
漂いたい薄いのだ こんなにも狭いのに 光がはさめない 息をしたら 逆に吸い込まれそうな 夢と現実のやじろべえ
590 :
消え行く女 :03/04/03 21:19 ID:cQjBIs1q
「せいし」 産まれゆく 我が子のため より素晴らしい精子を・・・ いつか母になる定め 選りすぐれ精子を・・・ 愛すべき物が良い種を持たぬなら 他人の子を・・・ 愛する我が子の為 獲物を探し求めるのさ・・・
「アンビリーバブル・アンリバーシブル」 白黒 僕は打算が出来ない 物的な喜びに素直じゃない 受け入れちゃえば楽しいに決まってるのに 精神偏重の僕は受け入れない 精神の拒絶が激しく起こる お金や体で僕を買うことは 誰にも決して出来やしない 百億積まれても城は売らない 勝てたゲームの勝敗を譲らない
卑怯さが許せない 君は待っていた 卑怯にも待っていた 怖ろしい程のエゴで 審判を待つ容疑者は受刑が決まると その夜、安心して眠る 日が廻るのを待っていたのだ
どうして許せる?
彼はきっと不倫するが 許しなさい 彼はきっと君を見なくなるが 許しなさい 自分も同じ人間なのだから
595 :
Epiphany :03/04/10 04:16 ID:u//pnLvP
殺戮ドレスを着て ありとあらゆる陵辱の海辺に立ちました ケロイド状のお守りを 口にくわえて 蒼い秘宝館で 今日も、油を売っています 常人秘薬服用後の アメーバの夢なら ヒモの囁きと 忌々しい棘を 溶かすかも知れません 柘榴の誘惑から身を守るために もうすぐ、アタシはアカイ工場へ 相対的な卑しさと共に 英雄に用意された地獄へ そして、笑う粉で 薄明かりの大地主に 予め用意された真実で 絶対的な黒壁の女王に アタシはナレルノデス
596 :
Epiphany :03/04/10 04:29 ID:u//pnLvP
非情を値踏みして アタシは皆殺し伝説を 今日も笑う 怒りの髪は、回帰を望んでいる 探り当てた匂いに 誇りなど存在せず 放置された黒砂糖は 最良の部品を失って 今も、張り紙だらけ オーブンの愚痴と クローゼットの秘密が有る限り 毎日が、野良犬デー 彼の地下鉄が乱れている 救世主の鼓動が それを正す筈 こめかみが満ち 重力と駆け落ちして 深爪の殺傷力を ササクレで試す 寝ても覚めても 多かれ少なかれ 早かれ遅かれ 生かすも殺すも 欺瞞の口紅で描かれたアタシは 通り魔と 速やかに健やかなる土地を望む
597 :
名前はいらない :03/04/10 06:37 ID:6hQ3kptA
598 :
消え行く女 :03/04/11 04:44 ID:GpGMf1Tc
「あーぁ」 殴られて 消えない 男の顔 心の傷 また好きな人 出来ない恋 かかるストッパー 男なんてこんな物 怖い 冷めた視点 あーぁ見れない あーぁ あーぁ あーぁ 女に抱く偽の幻想 力を見せびらかし 無理矢理押さえつけた、、、 もてたい タダでヤりたい 下半身の自己満足 あーぁ、、、誰か、、、 そんな男ばかりじゃ無いと言って、、、
レンズを通してみる まぁるい目ん玉の向こう きみのレンズからまぁるい滴落ちて
600 :
名前はいらない :03/04/11 08:03 ID:aa90DCZW
お
601 :
Epiphany :03/04/12 22:26 ID:kSRY6q/y
快楽には手間がかかる 溜息の半減期に 大袈裟な声が 微熱と、臨場感を奪い去っていく 老成した子供達は 免罪符を言い訳にしたりはしないから 二つの唇を 一つに封印した 静かに、注意深く 非常事態は 官能を揺さぶる力としては 最も有効に働いてくれたから 四つの目を 無抵抗に、無意識に 濡らし、閉じる 悦びを知った
602 :
Epiphany :03/04/12 22:29 ID:kSRY6q/y
百人の見る目のない人より どこにいるか分からない一人の目利きを 気に懸けなさい
603 :
Epiphany :03/04/12 23:06 ID:kSRY6q/y
語られた碧の子供 書かれた碧の子供 造られた碧の子供 描かれた碧の子供 感じられた碧の子供 演じられた碧の子供 最後の子供 未来の子供 遙かなイブラゼル 至福の島で 遙かなテイルナノグ 常若の国で 目に見えぬ種族は 供物を受けることなく 作品という名の保護区域へ 無意識の統合体であり 共同幻想は 明るいロゴスの世界から 暗きミュトスの世界へ 定規と線で 全ての神秘は死に絶え 哲学は天使の翼を刈り込み 永久なる美を 単一的な影の中へと 溶かしてしまった
604 :
Epiphany :03/04/12 23:15 ID:kSRY6q/y
私は、美と死を同時に所有したいと思いました 絶対的な美の前で 人は、恥ずかしさを覚えるものですし 居たたまれなくなるものです 硬膜と柔膜に包まれた 貴方に寄する賊は 案外手強いものでしたから 私は、花々の消息と 英知が落ちた日を 忘れてしまったのです 束の間の微光と旋律を求める余り 沸き立つ戦慄と 悲鳴から精製された恍惚を 失ってしまったのです
605 :
Epiphany :03/04/12 23:24 ID:kSRY6q/y
裁きの庭での弁明を聞きながら 自らの足を労るため あなたに車を引かせました 荒野の黄金律は 偉大なる見せ物に変わり果て 私は、ただ縹渺とした無我意識と 上位自我の狭間を 彷徨っていたのです 卑小化したエリジウムの方角すら忘れ 呆然と、集い群れて居たのです
606 :
Epiphany :03/04/12 23:35 ID:kSRY6q/y
左右非対称背徳 私は、それ程綺麗じゃなかったし それ程、選ばれてもいなかった 精神の洞窟を 金メッキの害虫が 侵し続けるのを横目に 私は、樫の木の面影を 探し続けていました 二人が紡いだ 不思議な液体が 物言わぬ一つの形となった奇跡の前で 私は、羞恥心というものを学びました グレービーソースに咲いた花にすら 微動だにしなかった心の襞が 波打ったのです
607 :
Epiphany :03/04/12 23:38 ID:kSRY6q/y
動物であることを望みながら 動物に成りきれない不幸 やがて幸福に繋がる種類の不幸 子供の持ち得ない 研ぎ澄まされた 手入れの行き届いた大人の 最終特権
608 :
Epiphany :03/04/12 23:42 ID:kSRY6q/y
知ることと、許すことは同義語だ
「ユメノケシキ」 其処には 燃える樫が両腕をヒロゲテイタ オンナは焔をヒルガエシテ手招きした テンを目指せ恍惚のユラメキよ やがて褪めるユメよりも
私がいたのは 光の届かない深い海 暗い海の底に 私は沈んでいた 私を手に入れようとした誰もが 私をその深い海から引き上げようとした そして失敗した 深い海の底に 私を見つけた貴方は 無理に引き上げようとはしなかった そして私に云った いっしょに沈んでいよう ありがとう
611 :
山崎渉 :03/04/17 13:13 ID:h0xijIvJ
(^^)
612 :
山崎渉 :03/04/20 02:02 ID:1+CNA/cT
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
613 :
Epiphany :03/04/22 08:12 ID:XdFl3+yv
望みが叶わなかった現実 一人歩き出した痛み 散歩する星で 瞬間を重ねて、楽になる 石を投げても解らなかったこと 一瞬を切り裂くテロリズムのように 私は、裏切る立場を望んだ ゲバルトで彩られた絵画の中で 私は、ヘゲモニーを選んだ 一番狡いやり方で 一番憎んでいたことをした 一番愛しんでいた あなたに いいえ 私自身に
614 :
Epiphany :03/04/22 08:35 ID:XdFl3+yv
甘い孤独は旅人に与えられた唯一の贅沢 私は、ここに居ながらにして 魔が差さす場所を探していた 伝統の庇護にある流行が及ばない場所 思惑を含まない涙の落ちる場所 記憶を過信してはいないから 常に両目を見開いて 私は、楽園の輪郭を 手にしたら崩れるであろうそれを 凝視し続けていた 尊い毒が、体中を駆け抜けるまで 好意に値する彼の口は 消えることも 去ることもなく ただ、ただ 蜜蜂のように囁くだけ 甘いもの好きの私は 次の旅立ちまで ここに 留まることにした 毒が抜けきるその日まで
615 :
Epiphany :03/04/22 08:48 ID:XdFl3+yv
私は、おはじきのようにはじかれて 私は、けんだまのように、型にはめられて 私は、ビー玉のように 頑なに、けれど脆く 時に、凧のようにフラフラと空を漂いながら 時に、こまのようにぶつかりながら お手玉のような危ういバランスの中 お人形のように、冷たい笑みを浮かべながら おままごとのような 瞬間を 積み木のように 重ねている
(^^)
617 :
名前はいらない :03/04/22 09:33 ID:/7sWF4r+
(∵)イノチッ /││\ < │
618 :
test2 :03/04/22 09:34 ID:/7sWF4r+
(∵)イノチッ /││\ < │
619 :
test3 :03/04/22 09:35 ID:/7sWF4r+
(∵)イノチッ /││\ < │
620 :
test4 :03/04/22 09:37 ID:/7sWF4r+
(∵)イノチッ /││\ .< │
621 :
test5 :03/04/22 09:37 ID:/7sWF4r+
(∵)イノチッ /││\ ..< │
622 :
名前はいらない :03/04/22 11:04 ID:18nxV48z
623 :
消え行く女 :03/04/22 20:57 ID:+u7CuwS9
好き好き好き好き好き 昨日のあなた 仕草 言葉 何度も 何度も 好き好き好き好き好き 考え過ぎたら 伝わってしまう気がする もしこんなに好きな事がバレて 妄想の中であなたを汚しける事がバレて キモいって思われて 嫌われたら嫌だから 考えるのも程々にしよーっと
624 :
動画直リン :03/04/22 21:08 ID:C8RleIsM
625 :
名前はいらない :03/04/22 21:57 ID:XRVJBgvo
考えることもなく、勝手に言葉を綴るとき それをオートマティック・ライテングと呼ぶ。 されど凡庸なる我は、無意識のうちに言語を列する技を持たず、 不如意なれど、萌え出ずる言の葉を、刈り込んで、ねじ曲げて、 なんとか鑑賞に耐えうるものに育て上げようとするのだが、 我が内なるイデーをそこに見いだすこと叶わず、今日もまた 深い挫折感とともに、不用意に出現させてしまった不細工な 我が言の葉の盆栽を渋い顔をして睨み付けるのだ。
626 :
Epiphany :03/04/23 06:36 ID:2Texnmq7
中身のない箱を抱きながら 生身の夢を 人並みに夢見ていました 死に近き病の兆候は 思ってもみない方向から やって来たのです 孤独とは無縁だった 春の日々にいた私には 想像もしえなかった場所からです 楽園の残像に縋る 哀れな虫は 害虫と益虫の狭間で 羽の艶のせいに 飛ばずに 地面を這っているのです
627 :
Epiphany :03/04/23 06:47 ID:2Texnmq7
撲殺された猿の亡骸はキミドリ 悲鳴を上げる暇もなく 私の中に 絶命の中 流し込んだキミドリ 私は、船の帆のように 白い足を上げた ヴァセリンを塗り込まれた 羽虫は 標本の中に居る時のように 酷く、大人しかった 初めて見るアカは 私に何の感動も、躊躇いも残さず 蛇のように 私のキミドリに 巻き付き、絡んで 頭でっかちだった 上層部を、黙らせた
628 :
Epiphany :03/04/23 06:59 ID:2Texnmq7
崩壊寸前の喜びヶ原にて か弱きモンスターを解放致しました 指針となるべき大蛇に 一礼して 出口を、入り口に 変更したのです これが墨絵の中でのことなら 秘密は目立たないかも知れません 私はこれで終るつもりもなく 彼に、証と誓いを求めたのです
629 :
bloom :03/04/23 07:08 ID:PHAmluqd
630 :
Epiphany :03/04/23 21:46 ID:ywQenviZ
身震いするほどの水銀に 命乞いする 深部の大教母 咽頭反射で証明された 私のページ 限界を発見してから 何故だか ウンザリしている ドアノブに手を掛けた回数を ことさら気にしているわけではない 紛れもない事実は 青墨の入った 揺りかごを揺らす この許されざる手が この見えざる手が 不躾にも 鋭利で、冷美な裂け目を 創り出したことだった
631 :
Epiphany :03/05/02 10:50 ID:CrezGnud
エデンを食らって、くれてやる エデンに送ってあげる エデンに上げてあげる エデンの所為にして良いわ 奪っては、見せてあげる 壊しては、創って上げる 青いエデン、赤いエデン、黄色いエデン 信号機みたいなエデン ケバイ女にさらわれる前に でっち上げるつもり おめでとう マゾヒスト この世に生きる限りそう呼ばれるの 今居る場所が、地獄な限り 何かに値するなら 失う価値があるってこと 他者の苦しみを楽しむ能力において 彼女の右に出る者はいない 漂う私が、次に何をしでかすか解らないから 彼は、人間のように 振る舞うことにしたの
632 :
Epiphany :03/05/02 11:06 ID:CrezGnud
狐で腐って、獅子で踏み外す 私は、狸寝入りを決め込むことにしました ささやかな肯定で 自己否定を砕く 狩人が安寧する世界で 百合の敬礼を何度も目撃しました 何万回も唱えたはずの言葉が 生き死にを繰り返す領域で 明光の弔いに夢中になりました 恐怖の亀裂、そして刃こぼれから 虫けらのように、潰され 何の脈絡もなく、壊され 唐突に、理不尽に、切り刻まれた 掌のお手玉 いつの間にか消えたそれが 何だったかなんて 知るよしもありませんでした 混沌の中、闇が切り裂かれる瞬間を 刮目していたこの両目だけが 委ねられる唯一、確かな武器だったわけです
633 :
無修正DVD :03/05/02 11:07 ID:fMcih2sg
634 :
Epiphany :03/05/02 11:16 ID:CrezGnud
奇跡は間に合っているの シャワーか、お風呂かを選ぶ暇もない位 痛みという名の蛹に付きっ切り 犠牲の上に、恩恵のラベルがあるの 迫害が超人を生み出して 自分の首を絞めてるみたいに 爪を立てた殺戮者の良識は 沈黙から生まれた拷問よりも 厄介だから 私は、フェミニストを気取った ファシストだったわけ 縛鎖から逃れる術を 私は、知っている 白みかけた空に、色を添えることもできる 自省の中に、恍惚を見出すことだって得意 全ては、不可能ではないの、 ただ無意味なだけ
635 :
Epiphany :03/05/02 11:34 ID:CrezGnud
あなたが豚に食べられた後の後始末 断末魔の喜び あなたが豚に食べられた後の調理法 白昼夢で、ナイフはボロボロ 被害妄想は血筋ね お気に入りの売春婦は あなたの父さん 頭をぶっ飛ばされる前に 次の乗り物を見つけなきゃ 頭を吹っ飛ばす前に 埋葬を急がなきゃ 炎に跪いて、足を舐める 私の大地に墜ちた ダイスと、無花果を 掻集めながら ニュートンが知ってる 法則の先にある愉楽を あなたに強いることにした あなたは、素早く私を切り刻んだ 情け深い男だから 良い仕事をするはずだとM.A.C.レッドは言った ご馳走が欲しいんでしょ? あなたは二枚舌を駆使して 今日もどこかで ミルクを貰ってる
636 :
Epiphany :03/05/02 11:40 ID:CrezGnud
私の銃弾ではないの 彼女は与えてくれる 彼は崩してくれる あなたの脳味噌ではないの 奴らは測ってくれる アバズレは放してくれる けれど、私の銃弾ではないの
637 :
Epiphany :03/05/02 11:42 ID:CrezGnud
好きな詩 記憶は解放の源であり 忘却は流刑の根である
638 :
Epiphany :03/05/02 11:45 ID:CrezGnud
右に蹌踉めく男の子達 左に我を忘れる女の子達 真ん中で 私は、意識を取り戻す けれども、あなたは ここにはいない
639 :
Epiphany :03/05/02 11:51 ID:CrezGnud
底なし沼の恐怖 恐いのは一人だから 皆が飲み込まれた世界で 私は、正気を保っていられるのでしょうか? 神父様は、今日はまともに見えるから 私は、マンゴジュースをあげました 感謝してるのです この抑圧と、霧雨に 感謝してるのです この束縛と、忌々しい泥に
640 :
Epiphany :03/05/02 11:58 ID:CrezGnud
宇宙椅子が巨大だったから 私はここに居る 揺さぶらなくても 解っているから 騒音の結晶はいらないの 迸る場所に真意があるのね あなたは答えてはくれない 私がすればするだろうだなんて 嘘っぱち 口の端が少し開いている 何を食べたの? 何を食べてきたの? 数学的な考えができずに ここで 私は、私自身を あなたは、あなた自身を 一番に考えている
お邪魔します。 滅亡した風の隙間に 蒼白い天を見た 表裏の剥がれた孤児を連れて 瞬く間に血を切り取った 隔離された希望は輝き 掌握される煩悩は煌き その二つを遠目に見据え 足下の花を揺らす響きを捉え 錆びた鉄格子の扉を 何度も何度も叩くから やがて骨まで軋んで 音まで軋んで 心は雑巾みたいに綺麗になって 明日を拭き続けては 欺瞞の辺で水を汲み 築き上げた孤高の楽園を 洗い流して微笑んでいる
642 :
Epiphany :03/05/03 09:47 ID:jIDDS+Am
アバズレの星に願いを レースの好きな貝殻が行進していく 街路樹に出されて寒いのね 毛皮を欲しがっている 彼女は取引きが好き 釣り合いが全て 彼女は、まるで自分が天使か、 カイザーウィムヘルのように振る舞う 抹消が早過ぎたと ぼやいている 封印が呆気なさ過ぎて ぼやいている
643 :
Epiphany :03/05/03 09:56 ID:jIDDS+Am
道で拾った泥まみれのそれを 私はいつの間にか、掴んでいた コインランドリーに置いていこうかと 何度も、悩んだけれど 私はまだ、掴んでいた ママが、捨てようと躍起になったけれども 私はぎゅっと、掴んでいた パパが、新しい物とすり替えようと画策したけれども 私は頑なに、掴んでいた けれども、また 私は、嘘を吐いてしまう
644 :
Epiphany :03/05/03 10:11 ID:jIDDS+Am
あなたが死んでから、あなたを殺すのが 私は得意 私が狂ってから、私を壊すのが あなたは得意 彼女の部屋で 私は裏切り者 そこら中、ユダがうようよしているじゃない 謎が恐いの 私がその席に着いたら 私がその座に就いたら ストッキングに咲いた薔薇と引き替えに ママレモンの世界を手に入れるの 彼女は与えてくれる 彼女は与えてくれる
645 :
Epiphany :03/05/04 01:08 ID:li/rY0zP
ある朝、私は丸坊主 あなたが居た部分を全て剃り落としたから 理性の眠りは、怪物の目覚め あなたが言ってくれなかった言葉が忘れられない こんな私に、花束を捧げたいわ 開いたら あっという間に、消えていたの あなたが私を必要とした時から 私は、あなたを傷つけることができる唯一の刀になった 私があなたを必要とした時から あなたは、私を傷つけることができる唯一の剣になった あなたのお墓は暖かいそうね 私のもそうであると良いわ
646 :
Epiphany :03/05/04 17:53 ID:MuhBejt/
狙撃手は精巧で 今日も、パイロットが墜ちた 彼は、夕焼けを無くして 私は、銃を撃てなくなった 誰も、カードを引かない 静まりかえった部屋 私しか居ないってこと ドレスの裾で覆った人形が 感じていた 想像もし得なかった事 あなたの長靴って秩序がないのね 私の土砂降りを 喜ぶだけ そして 無邪気に汚すだけ
647 :
電脳 :03/05/04 18:03 ID:/DHuZLfz
家の窓から外を見る 車が不機嫌そうに信号を待つ 信号が青になると何十ものそれは雄叫びとともに一斉に解き放たれる 狂ったそれはそれぞれの欲望のまま走る走る 再び車が信号によって足止めされてゆく 解放のときを今か今かと苛立たしそうに待ちわびながら
648 :
名前はいらない :03/05/04 18:17 ID:d9qlRpTy
649 :
Epiphany :03/05/05 13:16 ID:ui0uDmpP
あなたの音は見張られて 私の声帯は切り取られる 彼の両窓は洪水で 私が見ているだなんて 想像もしていない 安心しきっているのね 時々、私は肉になる 塊にもなる 重圧、プリズム 執着、ゴム 吸着、ガム 吐息、タバコ 私って、それ程でもないの 比類なきカミソリは 大物を狙っている 一発当てたいの そして、分け前を数えて さっきまで居た場所と これから行こうとしている場所を 吹っ飛ばそうとしている 何もないはずだけれど 何か持っている 何も奪われていないけれど 何かを失っている
650 :
Epiphany :03/05/05 13:29 ID:ui0uDmpP
インドの庭先で あなたの綿菓子を測る さよならヘンリー あなたは5つを選択して 私は、1を望んだの 呼ばれることのない世界に縋るには 私は、白すぎたのかも知れません 予想に反した段差は 匂わなくなった? タンバリン コルベット そして、トイプードルに よそ見をした王様 アンブーリンの収納を 閉め忘れたけれど 気にしちゃいない 忘れてもいない ただ、裏庭で燃やしただけ
651 :
Epiphany :03/05/05 18:15 ID:ui0uDmpP
私の鳥は、Mでも、天使でもないから そこには行けないって言われている 彼の軍団はジッとしている 私のパンジーは昏睡状態に陥っている 入り口に、印を付けてよ 盗みたくも 犯したくもないから 噂話に 私の空白を残しておいて 渓谷に張り込む前に 調停者は泥だらけ 洗いたいのね キーキー鳴く鳥達は 歳をとりたくないから 私の理想を 一週間も早く売り払って 昼寝をしている ドーナッツに夢中になるみたいに 穴の空いた心に耽る 心配はいらないわ 今だけ 今だけだもの
652 :
動画直リン :03/05/05 18:29 ID:ZF6gDQwP
653 :
Epiphany :03/05/05 18:42 ID:ui0uDmpP
モラリストは退場して 西瓜の皮で遊んでる 私は、光なんて掴んでいないけれど 金は手にしている 隠れている時 私は、自分を知る尽くしていると思っていた 時々、彼を疎ましく思う 吸い込むと 彼が分かっていることが 分かったの ヒーターに連れ戻さないで 変化、感情移入、散弾銃 全てを告白します 地下室は復活する 後は、私の降りる足音を 待つのみとなった
654 :
名前はいらない :03/05/05 18:45 ID:U2b3lsHv
655 :
Epiphany :03/05/05 18:52 ID:ui0uDmpP
狡賢いアップリケは 育ちたがっている 傷つけている時の あなたの顔に引かれている あなたみたいに動く光を 私は、見たことがなかった 実験室では これでも、優秀だったのよ 津波が長引いても 私の細胞は満たされない 栄養が足りないの 触手、シリアル、風邪 熱くなりたいの 彼は時間に正確だけれど 名声を使って 入り込もうとしている 上で行うのじゃ 意味がないわけね 私は、するかも 私は、するかも 足のつく この下で
656 :
Epiphany :03/05/05 19:05 ID:ui0uDmpP
彼女は、合わせようとした 大したことじゃないもの 彼女は、直そうとした 太ることもないし 姫君は 熱すぎて 冷たすぎたし あなたと言えば 忠実な衛星を探している 解読したいと 思った時 遅すぎることも あったのね 二重人格 偽善者 そして、あなたは 何でもない人になった もう 呼んでも 入れないから あなたは 彷徨うことができるのね
657 :
Epiphany :03/05/06 12:04 ID:o9gnhlOB
私は正気に戻って 甦るけれど また駄目になる 私は正気に戻って 少しお利口になるけれど また駄目になってしまう パレットに赤と、彼が足りない 私は、完璧な傷物 水彩画のシミみたいだと 彼は言ったの すぐ効く薬で 持っているお人形を 眠らせて 皮を剥く この部屋は チューイングガムと、雑誌で 辛うじて、崩れずにいるから 私はまたも 罪だけを口に入れて ゆっくり薄めては 撒き散らしたの
658 :
Epiphany :03/05/06 12:15 ID:o9gnhlOB
あなたの津波で 免疫力は無くしちゃったけれど ミクスの痛々しい一発を見ることができた 最後のそれを これほどの雲は見たことがない 今日が強制終了して 私は適応する 何故だか、服従している 病気の娘を見つめる目って 何だか泥濘に咲く花みたい 撮ってると安心できる 裏切りがやって来ないもの 彼の時間を無駄にする 私って、溜めるってことを知らないの ごく平凡な女がしでかすことを 黙視する彼って、素晴らしいわ 足を踏まれても笑っていられる ソープディッシュでIQを低くして 制御できなかったことを 思い出すけれども 何の慰めにもならない 口にしなかったことに 固執するけれども 何の慰めにもなっちゃくれない
659 :
Epiphany :03/05/06 12:22 ID:o9gnhlOB
気品に満ちた私の穴は 時々、友達になってくれる あなたの、お下がりは知っている 彼女は、お手つきをして 惰性の味を振る舞ってくれる 時間を訊ねて 殴られた時のような衝撃 軽い稲妻が 再び、通りに立たされた私に奔る こんな日は考えてしまう こんな日は蹲ってしまう だって、私は見つからないし 見つかりっこないもの
660 :
bloom :03/05/06 12:29 ID:NI3aX1TH
661 :
Epiphany :03/05/06 12:32 ID:o9gnhlOB
上手く梯子を作れた時 魔法を教えてくれた彼は そよ風になった そして、私は咳をする 彼女が、交代を見れなくて とても残念がっていたけれど、まあ良いわ 彼はいとも簡単に、蜂を数える お花摘みですもの 修道院じゃ二倍がんばらなきゃ 輝けないと言われた 閉じるには早過ぎると シスターは言ったけれど とんでもないこと だって、嵐の中 一番動けるのは 彼女だもの 物真似が得意な彼のドアを引っ掻いて 内側からメッセージを解読する 私がなれなかったもの おろし立ての靴を酷く憎んでいるわ 彼は望んでいる 彼女は抑えててくれる めかし込んでも もう座れない だって、もう甘くはないから
662 :
Epiphany :03/05/06 22:51 ID:QSidEoos
逃げ込んだ居場所に 彼が居ても良いと思っていた 愉快な一時 踏み込んだつま先は 既に、尖っていたから 私は、銀色に老いていったの 彼の足に絡みついた 可愛い血糊は もうすぐ消えて無くなるから 気にも留めていない 記憶に残るかしら 鉛が重くのし掛かる かつては、銀だったの 良い時を知ってるわ 彼は太陽になって 私は回る、ぐるぐると セーターを頂戴 酷く寒いから この部屋は 青白すぎて 贅肉を落とす必要がある 塞ぐべき穴が多いせい
663 :
消え行く女 :03/05/08 10:31 ID:UCOR5kyH
心が焦げるくらい逢いたくても タイミングがズレるたび 何と無く からっぽ いっぱい話したい事有るのに こんなに離れてたら 壊れそうだよ
664 :
__ :03/05/08 10:35 ID:+5ob2iXG
665 :
先生 :03/05/08 14:39 ID:TiXS9fe9
理解。
666 :
堕天使 :03/05/10 15:58 ID:6cpwFHH+
667 :
Epiphany :03/05/18 01:10 ID:o7g9VWVC
Respect 一笑し、一蹴する前に 知る必要があったし 壊す前に、築く必要があった 恐れる前に、敬う必要があったし 否定する前に、頷いてみる必要があった 失った時の空虚感と、怒りを想像する必要があったし 声高にそれを叫ぶ前に 髪を振り乱して、それを求める前に それを手にし、意味の解らないまま失う前に 既に掴んでいる事に、慢心し慣れきる前に 細部に分け、過小評価する前に 目を背け、黙殺する前に 私は、一度でも 跪いてみる必要があったのだ
668 :
Epiphany :03/05/18 01:21 ID:o7g9VWVC
主は女だったって言ってるのよ 私が、アバズレだった時 あなたは、売春婦だった 春は、終わりに近すぎて 涙が有難味を失う 生まれ変わったら 清潔な、衛生用品にでもなりたいわ あなたの夕日は ピューレ化されて 私に、入ってくる 入れてくれない? 中へ 入れてくれない? 奥へ 牧師の一発 女王の一撃 近頃じゃ、知っていなければいけない 自分がどっちに居るのか 脳味噌の独房から やっと抜け出たのだから
669 :
Epiphany :03/05/18 01:27 ID:o7g9VWVC
計画に絡みついた私の可愛いクチナシ 目を開けたら、消えていた 小さな空を飲み込んだから そろそろ回るよ グルグルグルグル、グルグルグルグル 体中の毛に火を点けられて 少し賢くなったみたい 悪魔の味を知ったもの そして、次に何をしでかすかも 抑えてって言ったでしょ? あなたの出す音は、全部見張られているの 水面下の街で アッパーを憎んでいる あなたの噛んだ痕を 潰しながら
670 :
Epiphany :03/05/18 01:39 ID:o7g9VWVC
ガム、この道でまた踏んでしまう 光、この道でまた縋ってしまう あなたの小隊が爆発するまで 私は、炎など見たことがなかった 無造作に纏められた荷物 埋めてしまうのね? 裏山へ、旅立つあなた 行く場所はあるのよ 24Hのコンビニだってある あなたの痕跡を隠せば 一晩中、車を走らせることもできる 私の芋虫はいつからか弱っている 見つけて貰うには、私って青白過ぎたのね 石ころのようにジッとしていた 動いてはいけないの あなたの悪魔が通っているんですもの ただ、あなたの悪魔が通っているだけなの 崩している時のあなたに、まだはまっている 壊している時のあなたって、天使だったのね?
671 :
Epiphany :03/05/18 01:52 ID:o7g9VWVC
時間通りに近づいてくるあなたは そっけなく動いて 儚く終るの 黄色に染まってしまったあなたって ファンクに飲み込まれたあなたって 時々、摘まれた肉になるのね この庭は私のだから、節約してよ 愛嬌は絶滅して あなたの歯形に 喜びもしないし 溜息すらでやしないの スパイス入りのキャンディーに 戸惑っているのね? 伯爵の槍と、残忍なやり方を求めている 返り血など、気にする必要はないわ ゲームですもの あなたがお花を摘んでいる間 私は、パーティーで腰を振りながら 既に、死んでいたの
672 :
Epiphany :03/05/18 02:00 ID:o7g9VWVC
お帰りなさい 私は乗り物 金色に老いていく 成り上がり者 そして、聖なる愚者 閉ざされた南部の街を気にかけている 斑で正気を取り戻して チェリー摘みで また、正気を失う 今日からあなたは、私の二番目 完璧な他人 一番のお隣さん 人形に大きな貸しを作らなきゃ 欲しい物は、血に刻まれているのよ ウサギを殺しても 解らない筈だわ
673 :
Epiphany :03/05/20 18:00 ID:Po+GShoG
私は、喜びにだけ開く 凍える群衆が、見守る中 私は、友達に火を点け そして、背を向けた 彼女の唇は、砂に還され 私の神経は、闇に戻され 歩みを進めるたび、引きずる足は 益々、太っていく 私は、木々の隙間から光を見る 憎悪マシーンを駆使して 都合の悪い患者を隔離して
674 :
Epiphany :03/05/20 18:13 ID:Po+GShoG
この薄い膜で 今日も崩れずに居られる あなたが、立ち寄ることができなくて とても残念だわ 甘くて、怠惰なイン 病の中で、快楽に走った女を知っている 破ろうとした時 鳴き声が、既に枯れていただなんて想像できる? 私が、自分の番組を持てたら 入って来ても良いわ 手にしたキャンディーを数えても 無意味な時 思い出さなくちゃいけない 私は、回復中の蛹だったということを
無意識から覚めた時、妙に寂しい
676 :
Epiphany :03/05/20 19:02 ID:Po+GShoG
夕日に走って行けなくなってから 平年並みの外気を味わえなくなる マットレスに咲いた地図を見つめながら ママは、社交界でコネを作った 汚れたツタで、少しずつ傾いていったの 私はといえば 心ない銃弾から身を守るために 豚達に、お乳を上げなくてはいけない 頭を伏せるだけじゃ足りないの 私のホットパンツは、もう少し焼けた方が良いみたい コントラストを捨てて 溶け込むために
677 :
Epiphany :03/05/20 19:22 ID:Po+GShoG
吊された鶏達に あなたが、連行された時 私は、窓にへばり付く結露に溺れながら サンドウィッチに挟まれては あなたが教えてくれた綴りを反芻したわ 素足に跳ね上がった 崇高な泥 たった今、沼地から生還した証 あなたが居なくなった部屋は 激痩せに悩んでいる ピザは有効かしら? また、私は育つかしら? 錠剤は、罪作りだから 水泡を素手でかき回す 私が、泣き叫ぶ声さえ 無効にしていく おいで、おいで おいで、おいで 呼んでるのは あなたじゃなくて 私の口だったのね
678 :
Epiphany :03/05/20 19:48 ID:Po+GShoG
引き出しから取り出した オレンジの皮で 彼は遊ぶ 口に入れたドロップはいつまで持つかしら? 愉快な歌を唄うことができなくなってしまったけれど 何も変わらないまま、変化がやって来た 彼の綺麗な臑に 鞭を打つことはできないから 曇りガラスを少しだけ拭いて 外を眺めることにした 感動的な絶望を探すために 悲劇的な幸運を見つけるために
679 :
Epiphany :03/05/20 19:56 ID:Po+GShoG
未成熟な未成年の未知なる数値を見物しに来ました 成熟した成年の既知なる数値を捨てるために
680 :
Epiphany :03/05/20 20:16 ID:Po+GShoG
機織りマリアが言ってたわ マザーテレサのシリーズは 全部揃っているって 目立つ物を数えるの 簡単よ 心に残すのは難しいけれど 氷の上で死んでいく金魚達 形に成らないから 背中に潜り込むことさえできない あなたが手に入れることができなかった液体が ここにある 宇宙船で還るまで あなたには見せつけるけれど あげないの
腕まくりをした係長が曲芸師ばりの側転 右手に持った巨大な円でシャボン玉を作る そいつが割れたらナイルの水が周囲に飛び散って 収まる頃にはオイルをなぞって火炎が宙に輪を描く アンビエントタンジェント 土星のわっかは詠唱の呪文 ぎゃーてーぎゃーてーはーらーぎゃーてーぼーじーそーわーかー 今昔不変心(しん)が大事 マニュアルに従い落ちるりんごに マジックペンはセオリーの黒 バーコード バーコードもやし バーコード 全き直線は死の静謐 メソソーム増殖しカオス 世界に広がれマクスウェルの悪魔エントロピーを踏破して
682 :
あい :03/05/20 22:22 ID:irdCJSDP
683 :
Epiphany :03/05/20 23:43 ID:PSfClnwb
彼に計画があるの 偶然と、ジョークの狭間に 救いがあった そして 彼は、タバコの空き箱を潰し 彼女は、見つけられたの 強盗の片割れは 物乞いか、エリートかを選択しなければいけない 生み出してはいけないの? 彼女は、良いものが何かだなんて解らなかった 彼女のために、涙を流してくれる存在を 認めていなかったから
684 :
Epiphany :03/05/20 23:45 ID:PSfClnwb
消毒液のレイアウトは正直胸を詰まらせる
685 :
Epiphany :03/05/21 00:40 ID:V7kpZ7ns
聖ルチアの娘を連れてきて 同じ場所にできてしまうおできにように 液体を膿ませながら 燭台を探す そして、電源も 殺した男の数が 彼女のティアラと、誇りを奪ったわけではない お飾りでも良いだなんて 思ってもいない 彼は、完璧な修復師にならないまま 子供の惑星へ帰ってしまったから 彼女の拙い涙は 喜劇の終わりと 悲劇の始まりを 知らせに来た風だったの
銀の流れが化けた蛇 口の小さな蛇が目指すのは 西日のあたる丘 それに必要なのは 米 食べさせて肥らせた猫 丘は高いから 猫 寝転がして踏み台にするよ わがまま猫は行儀が悪くて お尻ペンペンだけど 礼儀にうるさい蛇は猫が要るので 歯牙にかけるのを止めた 猫はバカ 今、口の小さな蛇はとぐろを巻いて高いびき 鼻ちょうちんでガイジンの為のセンザイ作ってるよ 少なくとも無邪気な子供の夢じゃないさ 蛇の見る夢は 猫の夢より大きいよ 蛇の用が済むまで 猫逃げられないね 蛇が目指すのは西日のあたる丘 蛇は内心 今の地味なうろこが嫌なんだよ 丘に上り 夕陽を浴びて 煌びやかなうろこを手に入れたい その後 「猫? ああ、猫ね…、 家に居るんじゃないか? パーティーには今でも一緒に行くよ?? 」
687 :
山崎渉 :03/05/22 02:40 ID:9hqkSSyZ
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
688 :
Epiphany :03/05/27 06:56 ID:236giRix
未完の唾液を頬で受けて 憎悪と、恩情を足してみる 青い壁紙を剥がしながら 腐り掛けた花が 息を漏らすのを利く 新鮮な孤独は 私を、復元しては 破壊する あなたのドアに爪を立てさせないでよ 何もないのは、もっとっていう意味 名前を刻んでも 入れない時 私は、覚醒しなければいけない オルガンを弾くには 何か価値がなくてはいけないから
689 :
Epiphany :03/05/27 07:11 ID:236giRix
くしゃみをして 楽になる くしゃみをして 軽くなる そしてやってきた稲光 あなたって、チェリーに囲まれたマロンだったのね 不確かな点滴で 今日をやり過ごす 私の庭に 錠剤を散布して 数えるの 枝分かれするメレンゲを 私の槍は 疼いているけれど 誰のためにも 鐘は鳴らない 男地帯に あなたを返却する日 消化し切れなかった点滅が 画面を台無しにしたの
690 :
Epiphany :03/05/27 07:27 ID:236giRix
あなたは、入り難く、出易かった 私は、入り易く、出難かった 庭師は、作り上げて 奪う喜びを知っていたし 築き上げては 壊れる空しさを知り過ぎていたの 私が咲いていた花壇に 除草剤の雨が降り注ぐ 更地は都合が良いもの 彼女といえば 痕跡に気づかぬだけの 甘さと、優しさがあるから あなたの足に絡みつくでしょう 心は生身の銃 だから 私は 淘汰されたってわけ
691 :
名前はいらない :03/05/27 18:11 ID:HHfSpppV
>私? >>僕? >アナタ? >>君?
692 :
Epiphany :03/05/27 22:14 ID:DM3kAF9i
文字が漂う世界では用心しなければならない 剥き出しの感情が 露骨に 薄汚く 飛び出してしまうから たくさんの主語が漂う世界では用心しなければならない 殻と薄皮を失った雲が 心許なく 拙く 飲み下されてしまうから 私は、知らなければならない 消え行くものは 人の心を掴んでしまうことを 無力さが 人の善意を引き出してしまうことを
693 :
Epiphany :03/05/27 22:27 ID:DM3kAF9i
唇に、蝶々で蓋をして 唇に、赤いフイルムを掛けて お喋りを止めた 南部の女って 錆びるのが早いの そして、干上がるのも 彼に、支払ってとは言えないけど 私は、何かに撃たれる必要があった 何かに憑依される必要があった あなたのマクンバに ほんの一瞬だけれど 太陽と、春を見たから 共鳴が手放せなくなったのね 日記を辿る 指は どんなに意識しても 留まることを知らないし 口を噤むこともないの
694 :
動画直リン :03/05/27 22:28 ID:TX805Gx5
695 :
Epiphany :03/05/27 22:55 ID:DM3kAF9i
消しゴム 人参 期限切れの幸福に酔いしれる女の子たち 次の幸福に夢中になっている男の子たち 気にすることはないわ パーティーですもの 残しても良いの 嫌いだって分かる 席を詰めて貰える? 嫌いだって言っているの 贅肉 記憶 シミができるかしら? 埃のように 塵のように くだらないことは いつまでも 空を彷徨っているから 私は 尖った爪先と 殺傷力のある踵で 守備につく
696 :
Epiphany :03/05/27 23:24 ID:DM3kAF9i
アラモードに足りないもの 蒸し焼きにされたチキン達が 舌を出して、笑っている そんなに良いものが詰まっているのかしら? 見えない世界で 私は、究極の傲慢を経験する 合併を急がなければいけないの 理屈が猛威を振るう前に 枯葉剤はまだ健在で 何故という疑問を 双子のカリスマに託した そろそろ出撃 撃たれれば するかも 私は、やるかも 掻き回した悪いスプーンは お情けに チェリーの残骸と紙ナプキンを 残してくれた
無意識の世界は詠めない つまりそれが無意識
698 :
Epiphany :03/05/27 23:37 ID:DM3kAF9i
全ての道は 彼女の工場に通じている 全ての道は 彼女の工場に繋がっている 復興計画は進行中 学ぶべきだったのね 血を流すことを 彼女が女王の中の女王で あばずれの中のあばずれなら 選ばれる機会もあるはずよ 葛藤の跡に残された価値 この場所で 彼女が分裂することはないから サンドレスはまだ友達でいてくれる 修羅場の中でこそ 彼女は、生き長らえる種類の女だから 見つけて貰えるの
699 :
Epiphany :03/05/27 23:58 ID:DM3kAF9i
雑居ビルのどの部屋に 彼を閉じ込めたかなんて 思い出せなかった 鍵穴は色を変え始めているから 彼女の魔法は 振り出しに戻る 釣られたサイコロは 確実性のある小爆発を望んでいる 終結した空き箱の中に 彼はいる 罵り合う空き缶の底に 彼はいる 縦列駐車をして 彼女は 空想の中 密かに楽しむ 最後に残ったもの それが 彼であり 彼女でもあることを 何故だか解っているから
700 :
Epiphany :03/05/28 00:00 ID:DABPuOoy
視覚的な露骨さが 感覚的な露骨さを凌駕することはない
態とらしい目配せ 頑に守り抜く秘匿 自らの滴りを待ち 互いを舐めあう獣
702 :
山崎渉 :03/05/28 10:40 ID:91alohpq
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
703 :
Epiphany :03/05/28 20:52 ID:D745V7HD
健康的な秘密を共有しながら 漏電ピアスに全てを預けていた 一山当てなきゃ 拭き取って欲しい泥 舐めとって欲しい傷 一発当てなきゃ 捨てられた禁断 汚された始まり 静寂は温もりのある銃 だから口に入れたの 在り来たりの狂気と お気に入りのナイフ どの引出しで使われたかなんて解らないから ブルーのドレスでめかし込んで 奥へ入って 漏らしたの 中へ入って 契ったの
704 :
Epiphany :03/05/28 21:06 ID:D745V7HD
良いイーゼルに見合ったカンバスに さもしい色と 拙い色の染みが付いてしまった パパのローブには良いものが隠れている だから、知恵の実が 撃ち落されるのを 黙視することにした ゴムの魔法 引き寄せられるけれど 私は逃げた 全ては予言にあったのね? あなたが生み出してしまった突然変異 目を抉じ開けて 侵入してくる液体 出たいのね? 浸したナッツにならないように クリスマスツリーの後始末をすることにした
705 :
たまゆら :03/05/28 21:07 ID:wp+uYyyk
無意識というのは、いろんな意味あるよね
706 :
たまゆら :03/05/28 21:14 ID:wp+uYyyk
犬のうんこボーッとみてたら 一時間すぎてた・・
707 :
Epiphany :03/05/28 21:18 ID:D745V7HD
彼女は 1足す1は1に成れば良いと言った 彼は 1足す1は3に成るだろうと予感していた時に 日々の些細な出来事に 父さんの名前が出てこない バーゲンセールの前では 全てが無力なの カートを押したいとは思っているけれども 中に入りたい程焦ってはいない 潰れたケーキは破産する? 割れたクッキーなら太ることもないと思っていた 幸運のおみくじに 彼の名前はない 少しぐらいはみ出るものがあったなら 彼女たちは救われたかも知れない
708 :
Epiphany :03/05/28 21:24 ID:D745V7HD
他人とって 日常の些細なことなぞは 退屈に他ならない だから、普通の感性で練り上げ 普通の言葉で綴った塊は 非日常的な牙に 深く、深く 吸われるしかないのである
709 :
たまゆら :03/05/28 21:26 ID:wp+uYyyk
ひと とき パ げ ら た に ま 一刻 の ゆ も ら 千 イ 無 金 情 の ア 無意味 交響曲 第五番
710 :
Epiphany :03/05/28 21:28 ID:D745V7HD
一点を集中して見ると 全体が掴めなくなり 全体を捉えようとすると パニック障害を引き起こす人もいる しかし、本質とは 全体と、一点の外側にこそ存在する
711 :
Epiphany :03/05/28 21:31 ID:D745V7HD
猟は楽しいが、汚物拾いが厄介だ 同じものを狩っても 何の経験値も稼げないし 感慨も残さない 大物にはなかなか巡り会えない
712 :
Epiphany :03/05/28 21:34 ID:D745V7HD
多様性の中に隠れた鉱石 ものを創造する作業は 鉱山を掘り当てることに似ている
713 :
_ :03/05/28 21:37 ID:6fWRI+Er
714 :
Epiphany :03/05/28 21:47 ID:D745V7HD
容疑者は飽くなき悪意を探求中 加害者は自らを被害者だという認識を崩さないまま 真なる混沌から外される
715 :
Epiphany :03/05/28 21:52 ID:D745V7HD
心が実際貧相なことと 貧相に見える、もしくは感じられることとは 別次元のことだった
716 :
Epiphany :03/06/17 11:36 ID:/W6Z/m36
あらゆる角度から、取り巻く死 朝が来ない世界での太陽とは何か 少女は常に考える 時間と決別して 太陽に無視されてから 彼女は、自らの恒久性を ずっと、試している 突撃さえされなかったなら 彼女は繊細に 目を閉じることができるし 絶滅して等しいそれを信じることができる 土に還る前のことだった 泡立つそれを 最後に、否定したのは けれど、腐葉土に似た匂い ああ、なんと俗っぽい匂い! 辺りに立ち込めたそれを 掻き消すには 彼女は、愚かで、若かったのだ 熱いと感じる人の居ない世界での熱とは何か 彼女はまたも反芻する
717 :
Epiphany :03/06/17 12:26 ID:/W6Z/m36
私を底無しに赤くするキャンディーを もう一度、頭に込める 平凡で、怠惰な彼のやり方は 望ましいものを いささか歪めてしまう 私は、絶対に 歌い間違えていると思う 出てくる歌詞を 間違っていると言っているの 手当てをするために 偶発事に、色を落とす 外側への思いは 既に、犯罪の域にまで 昇華していたから 私は、けたたましく唸った 程ほどに愛された声帯は 終焉 驚くほどに 彼に、憎まれた 噛み痕
無意識ってのは散在の総和であって、 単体の固形物じゃあないんだよね。 いわゆる欠片=セグメント。
719 :
はる :03/06/17 20:48 ID:2VQX6ZjP
壊れた日常に花束を。 犬の形も人の形ももう分からない。 回らないメリーゴーランドで独り・・・ずっと立ち尽くす。 壊れた日常に気付かないこの僕を、どうか深く、深く、沈めて。 泣いて、泣いて、また笑って・・・・。
720 :
Epiphany :03/06/18 00:37 ID:TJZiXajh
その境界線である出来事が始まった 或る熱病 明け方にはある出発が必要だったから 或る憎しみの起源 或いは、或る愛のそれ 私はかなり過ちを犯している そして過ちを犯す権利を要求する あなたが口に入れてくれたお菓子で 以前より愚かで、若くなるの 私の流行り病、ダイヤモンド あなたは使徒であり、収容所でもある 架空のストッキングを脱いで 在りとあらゆる醜いと思われるもの 暗殺リストに載せた 私は、破滅するだろう 自分自身の私的な大量虐殺の中で
721 :
Epiphany :03/06/18 00:47 ID:TJZiXajh
愛の恐怖の全てを押し殺しながら 海の果実が今日死にました 別の場所で 舗石、ドア、ボロ雑巾、古着といった あらゆる虚無の中で 成長していた筈のそれは 早すぎて遅すぎました 太陽に背いたそれは 日差しに殺されたのです 私と、彼の余白分だけ 何も作ろうとしないことと それを作ろうとすることの間に存在する 赤ん坊のげろのような匂いが 確かに在りました 記憶は決定的なものですから 空間における孤独が 私にとって 致命傷になったわけです
722 :
Epiphany :03/06/18 00:50 ID:TJZiXajh
身じろぎもせずに またも想像で 汚物を殺してやった
723 :
Epiphany :03/06/18 00:54 ID:TJZiXajh
過去に重きを置くのなら 現在は不毛であり、欺瞞そのものである 客観的情報もしくは、作品があるとしたら それも完全なる欺瞞である
724 :
Epiphany :03/06/18 00:57 ID:TJZiXajh
他人なんて良い響きだ 一生知ったかぶりでは居られやしない 資本主義の末期症状 やり過ごせるかしら? 破損状況を確認してから 再び、口を開き 過程と、仮定を楽しむことにした
725 :
MSD :03/06/18 01:00 ID:EbHPokUZ
開かれている扉は閉ざされる隙間で ある事を思いついたのです。 「全てをこの中に閉じこめてしまおう」 こうして外側は内側に閉ざされてしまったのです。 あんあーん。あんあーん。
726 :
Epiphany :03/06/18 01:04 ID:TJZiXajh
金魚は答えてくれないし 口答えもしない 卵に乗っかったお薬に 今日もお祈りをして ガラクタをひっくり返しては 部屋中並べてみる 定義を舐めたから 後数時間は、饒舌でしょう 私の石炭が運ばれてから 棺の栄養失調振りは 苛烈を極めたの 研ぎ澄まされたいんちきって 案外美味しいのよ 砂漠も冬を迎えるの あなたと、私のように 詩人の言葉にだけ 私は心を開く 共同墓地に寄る前に あなたは、壁とお話しする必要があったの
727 :
Epiphany :03/06/18 01:12 ID:TJZiXajh
自慰を思わせる日没 船が停まる為の単なる言い訳 彼女は、孤独な寄港地 安物で身を固めた売春婦の かなきり声で 心臓の音も聞こえやしない どの道のどの角にも 物乞いが居て 彼女の口を、国旗で塞ぐ 砂も、彼女も年をとる 向こう側に居る、彼も ここに居たら、得点を競うなんてできやしない 執着していたのはただの抜け殻だった 彼の通販番組はどこ? ソーダが抜けていくように ゆっくりと空虚になっていく感じ 今の、彼女たちは 両親の望んだ子供たちではないの
728 :
Epiphany :03/06/18 01:18 ID:TJZiXajh
恐怖が濃すぎるから上手く操れない 本当はあなたのご期待に添いたいのよ博士 午前三時半 血が吐き出した騒音で目を覚ます 私はずれているけれど、しているのよ博士 渦巻きが支配している洞窟でも立っていられる 耳鳴りが冷やされたから 否定は行為の記憶 沈黙から生還した彼らならやるかもよ博士 多すぎる何かが 無意味で、無駄な時 私は、見たままを歌うだけ
729 :
Epiphany :03/06/18 01:22 ID:TJZiXajh
死以上の印象を 彼はくれました 持続する唸り声と共に 高熱が続けば 生きられないし 微熱が下がらなければ 怠いし 凍らなければ 何とか生き延びられるものです 彼は以前熱かったから 今は、こうして私を 驚くほど冷淡にさせるのです あなたが予定された方程式に摩り替わったから 私たちは、閉ざされたのです
730 :
Epiphany :03/06/18 01:27 ID:TJZiXajh
あらゆる欲望への賛歌 殺意が彼女の鼓膜を破り 憎しみはメタモルフォーゼ 嫉妬は悦びに我を忘れる 絶望との接吻 今日は、解放記念日 今日は、独立記念日 理性は眠らされ 主役は欲望に変わる ありがとうモラリスト ありがとう良識 反吐と共に感謝する
>> Epiphany むしろ小説に向いてるよ。 自分の能力については、知っておいたほうがいい。 能力があるだけ良いじゃないか。
732 :
Epiphany :03/06/18 01:33 ID:TJZiXajh
寒くもないのに 身震いがする 何故だろう? 私にはその原因となる 全てを既に知っていたけれど 言わずに 口を噤んだ
元から砕け散っている鏡 覗きこむ濃霧の精だ パラドックスは欠片を二つ見れば成る だが慮外の沈痛は いつだって針葉樹林としての他人のなかにある あくまでも苦笑程度にすぎないが
734 :
Epiphany :03/06/18 01:45 ID:TJZiXajh
想像力は具体性を与えてくれる 離れる熱は蝶々 理性は未熟児のまま死に絶えて久しい 諦めと怒りそして、次に来る儚い希望 壁の内側で その行為は貫徹された あなたが私の皮を剥いた時 あなたは知り始めた そして知りすぎるまで続いた 私は何も綺麗になんてしてきていないの 私は旧式に留める数少ない事柄 あなたの失脚が生み出した即物 あなたの隙を好んだ時 始まりは開かれて 遠い目を憎んだ時 終わりは閉じた 残されたのは 冷え切った 空中ブランコだけだった
内在する沈黙から激動の運河を知る すべては流れ行く水死体のはず 昏沈よりわらうそなたはナマズか? あるいはもっと妖しい悲恋の具現か? むしろ抱きとめても外を向く孤児の部類やもしれぬ 酔うならばこの生と張っての饗宴 糜爛した肉を逆箸で喰らえ 醤油ぐらいなら貸してやれる
>> Epiphany じつにいいよ。あなたの詩が大好きになった。 そういえば能力のことを武器と言った男がいたけれども、 武器の性能を知ることってやっぱ大事だからね。 効果との因果性を上手に推測できるといいよなぁ・・・ まぁ、こっちはソ連軍みたいなもんだし、 はなっから無視してくれて結構だ。お邪魔したね。
737 :
Epiphany :03/06/18 02:10 ID:TJZiXajh
嘔吐 人が創り祭り上げたかたち 敬称を付け忘れた阿は 妄想と唾に塗れながら ほくそえむ 足りない何かは 接触を完璧になさない この世にこういった事象があるたびに 私はくじけるだろう 己の中にも存在しうる 醜さと、老い 孤独、狂気 やがて来る死の匂いが付随する全てに対して 私は、同じ事柄に固執しないか 胸を砕く 先に生まれた知恵遅れのあの男のようには 決してなるまいと
>> Epiphany まったく最高だ。じつにじつに素晴らしい! 先鋭の配列の内実は純度、硬度ともに申し分ない。 何よりも韻律が常にこちらに痛覚を伴わせた。 自らの存在を貪婪に、あくまでも静粛に叫ぶその美。気高さ・・・ たまらなく穢したいねその純粋。
なんとも寒々としたやりとりですね……ブルッ
>>739 あたしの名誉のためだけに言っておくが、
Epiphanyは本当に素晴らしい詩人だ。
小説が読みたいというのも、自身の願望だったよ。
>>740 三井真珠さんのレスに対して、Epiphanyさんが詩で応答してるように
見えたから。
寒々しいというのは、そのやりとりをそばから見てた印象っす。
>>741 あたしの日頃のおこないが悪いんだよ。
何しろ人徳とは無縁だからね。
あと現状では何かと自制できない。
最後に外出するのは控えようと思った。
じゃ、おやすみ。
743 :
名前はいらない :03/06/18 14:37 ID:w7GdsPk+
744 :
Epiphany :03/06/18 20:59 ID:lPaTbbxe
刺客 刺客の説得力が 聴覚の説得力を駆逐した 刃物、滴る血、汚物 怒号、喧騒、獣達 私は、戦場で笑うことにした 生の側に居ることを誇示するために 貪るように、慎みなく 顔を崩して 死に包囲されながら ですから大砲の上にも 転がった兵士の骸にも いつも笑みがあった 戦う大義名分も定かではない 正義もなく、英雄も居ない 最悪のドラマは 一日のうちに 一つの地で 一つの筋に収斂した
745 :
Epiphany :03/06/18 21:00 ID:lPaTbbxe
744訂正 刺客→視覚
746 :
Epiphany :03/06/18 21:07 ID:lPaTbbxe
私たちは皆 いつだって狼男 知れば知る程、荷物は少なくて済むの 引き攣った顔を凍らせて 功名心を操られる 傍観者は人道援助に縛られた 人の土地ならざる場所で 或いは 誰のものでもない土地で 癒すことにおいて 時間が有効に働かないない時 私は、価値がある何かを 彼らから、奪う必要があったのだ
747 :
Epiphany :03/06/18 21:18 ID:lPaTbbxe
昨晩光のように動くあなたに見とれながら 消えゆく太陽を看取ったの 身構える時 無力さではなく 非力さを感じた あなたの匂いは見張られている 背中に張り付いた彼女を 抑えてて 嗅いでも良いけれど 味がするの 私は、気が短いから この場面を 素早く書き そして、投げやりに書き捨てる 日光と、残り香が 私を 殺さないように
748 :
Epiphany :03/06/18 21:29 ID:lPaTbbxe
彼は座っていた 彼は彼かもしれないからだ 彼は見ていた 彼は彼だからだ 一見何もしていない風だったが 実はそうではない 彼は座りながらにして 大きな穴を塞いでいたのだ そして、また次にできるやも知れない穴が 暴れださないように 監視し続けているのである 神と、愛人との類似性を 鍵穴越しに 再確認しながら 彼女は、また忍耐強くなる
749 :
Epiphany :03/06/18 21:39 ID:lPaTbbxe
奴等の頭には輝く輪が付いていて 燃盛る炎に導き続ける 無実の人も、そうでない人も 嘘をついたら 仲間にしてくれるの 母体へ 核へ 知り過ぎたら 辿り着けないって言われている 私の悪魔は 決して行くことはないと だから、あなたに 乗ったの
750 :
Epiphany :03/06/18 21:50 ID:lPaTbbxe
古代神が邪神に貶められし時の 或る唯一神の言葉 全体主義の中で 主義主張や個人の意思は仇となる 民衆に恐怖と共に近づき 恩恵と共に遠のかなければいけない 効率、絶対数の至高性 生産と消費の反芻 制御こそが万能であるのだ 自由と引き換えにした平和を 養分であり 病原菌である 愚民共に散布するために
雨ノモマケズ 風ニモマケズ 夏ノ暑サニモマケズ
752 :
Epiphany :03/06/18 22:00 ID:lPaTbbxe
うわ言が上手くなって 手についた血 彼女はもっと価値があった 私はそれほどじゃないけれど 何かに触れ続けなければいけない 触れられ続けなければいけない 彼女のお日様なら 時々捧げなければいけない コネティカットに行く前に 汚されたメイドに訊ねなければいけない 血は綺麗だけれど 時々見えない 繊細に色を変えても 裏切りや略奪は存在してしまう 夕べ彼は沈むと言った 全ての十字架は縛られている 父さんの力が及ばない場所へ行かなきゃ 振り落とされたドライバーを 最後に目撃したのは 確かに彼だった
753 :
Epiphany :03/06/18 22:12 ID:lPaTbbxe
最後の歌が私を汚して あなたが喜ぶ一欠けら ミンチはレンジに強制連行 彼が行けなくなったゲットーの門が閉まる 凍らされたうさぎ 笑う後援者達 そして避暑地で バイガミーに則って 私は氷の上に寝かされた 感じるとは思ってもみなかったことの全て 見えない部分に 少しついた贅肉が ついたその分だけ 賢くなった
754 :
Epiphany :03/06/18 22:20 ID:lPaTbbxe
返り血 パンとお菓子を両天秤にかけて 彼は誓う 陶器、白雪姫 焼きたてのほうが甘いかも知れない 彼は大威張り 私服を肥やす原理を探すつもり ノーマはジョーに会えたかしら? 暖め続けたプラスアルファ 昏睡状態の接着剤 私が、林檎を食べて知恵をつけたら 教えてくれる? 私が、アトランティスのお姫様だったり 高価なスキンヘッドだったら見つけてくれる? さりとて言うべきことはないけれど 言えるのは 簡単な終わりもあるだけましってこと
755 :
Epiphany :03/06/18 22:29 ID:lPaTbbxe
道の変化に傷ついた? あなたの軍隊がご機嫌な限り 南は救われた そして絹の道も 乳搾りの女も 私には 痕跡撲滅計画がある ただ居るだけなら 無に好まれるだけ 私にまだ機会が残されているのなら この小石を綺麗にしてよ 抜け駆けで不細工になる訳じゃないし 純度99パーセントの秘密を あなたから取り上げて 私は憎まれ それなりではなくなるの
756 :
Epiphany :03/06/24 15:19 ID:RL1kiDd/
ナイフは訊ねる 今日にするか 明日にするか どっちの翼が良い? 毟られるなら今しかない 戦士ではなく 騎士を求めている もはや何を知っているかではなく 私が何であるかが 重要な世界で 文体の支配はまたも かすり傷を 無視した
気づいたら寝てた! これも無意識かな! んがんぐ!
758 :
Epiphany :03/06/24 15:28 ID:RL1kiDd/
今朝 彼女の胸中でとぐろを巻く蛇 野心を 飼い慣らしたり、窒息させたりした 生き残る二人の中に 彼女が入ることはない 彼ら、彼女の外側に居る人々が 他人の幸福に無関心になった熟視を いつまでも続けている 彼らは言う 彼女は未開の時代における悲劇 悲劇の無垢そのものである 彼らは言う 彼女は高尚な悲劇 自ら発言する順番を待っていた悲劇である、と 真実の巣穴で もがき苦しんでいたのは 彼らではなく 彼女本人だったのだ
759 :
Epiphany :03/06/24 15:37 ID:RL1kiDd/
不完全な絶望 優しく、美しく道を踏み外した少女 恐怖は無傷のまま残る 錯覚は依然として完全で 彼女は 自らを告発する孤独を持った けれどいつだって 彼女は 心理的解剖を免れていたじゃない 悪夢は網に引っかかってくれたから 純粋な絶望を所有できた 具体的な横領を免れるその無を 彼女は識っていた 何も所有しないこと それは何かを所有すること 彼女は識っていた 回避できない挫折 年齢、老い、病 そしてあらゆる終末を
ここの詩はレヴェル高いっすね
761 :
Epiphany :03/06/27 01:01 ID:o1laffxT
マシュマロを不意に襲った風邪は深刻さを増すばかり 夜が来ても朝が来ても、死んだように眠り続けて 朝が来ても夜が来ても、非情な天井に見張られ続けて 目を逸らしたことも 気にならない振りをしている この痛みを止めるには 何か貸しがないといけない 背負った物はもうこれだけ 石の味はまだ乱れずにいる 覚えたての画像は私を 活字の闇に沈めるだけ 病めるように手繰り寄せたあなたは お気に入りの過ち 些細で 強烈な
おだいじに 〇 さくらんぼ
763 :
Epiphany :03/06/30 22:36 ID:O0AjUa4m
私は小麦粉で死にかけています 紛い物のそれで そこには誰も居ません 無気力労働党万歳 チキンとリンプに傾きながら 化け物じみた光を忌み嫌っていました 笑い続けることができずに 頷いたら楽になるでしょうけど 私は、酷く頑なになってしまう 私は、酷く冷酷になってしまう あなたは自問することも 後悔することもないでしょう なぜならどちらが優位に立っているか 識っているから
764 :
Epiphany :03/06/30 22:47 ID:O0AjUa4m
ゼラチン質のウィルが悲鳴をあげている そろそろ、彼のオーラにお水をあげなければいけない 始末に負えない無機質なポテンシャル 楽観主義が満腹で、目覚める前の血染め式 意味のない笑みを抹殺するための決意表明 誰かのイディアが憑依しないためのシールを貼る 盲者をすっぽんぽんにして 私は、背後からの笑みに反吐を吐く 自暴自棄マシーンを壊す為に 彼の惑星を仕留めて 触れた
765 :
Epiphany :03/06/30 22:49 ID:O0AjUa4m
殴られ好きの修道女が居たわ 独房でお気に入りを探している 全てを賭けているのが、恐ろしいのね だから、昔ながらの肥溜めで さいあくな
766 :
Epiphany :03/06/30 22:51 ID:O0AjUa4m
765続き 最悪な組み合わせに甘んじているの 失った時の、絶望に備えながら
767 :
Epiphany :03/06/30 22:57 ID:O0AjUa4m
独房セッション 鉄格子越しの接吻 壁の隙間から あなたはお漏らしをした あなたは優し過ぎるから 常に怒り続けなければいけない 看守の秩序と 誰かの良識に飲み込まれないために 例え、ならず者と 呼ばれても
768 :
名前はいらない :03/06/30 23:06 ID:7vNQC3hg
どうして君は いつも落ち葉をあつめているの? そこからこぼれ出る無数の虫を いちいちろうそくで炙ったとしても 絶対生まれ変わることはないよ 3組のあのこと手をつないだとしても 結局迎えに来るのは君の死んだおばあさん きっとおばあさんの入れ歯がわすれられない のだろうとおもうけれど 春の土筆とりの想いでは あまりきにしないほうがいい。 それがきみのため。
769 :
Epiphany :03/06/30 23:06 ID:O0AjUa4m
あらゆる卑劣な公式からは 彼は、生まれない アリバイにモラルを持込む人々が 理解を示すことがあるなら 今居る場所を捨てるだろう 彼は、もっと暴力的で良かったと思う 空転する怒りの発作が 優しさにつけこむ管理者に敬礼する 忘れ去られる機会が多くなった時 彼は、とり込まれまいと 懸命に、真摯に 保守的な機構へ 攻撃を始めた けれど、善良な使徒の評価で 救われることも 試みられることも 何もないことは 彼が一番知り過ぎる程知っていた
770 :
ラムネ壜 ◆zYWrhqMVos :03/06/30 23:10 ID:7vNQC3hg
君には正義と罪悪がある だから 君は裁判にかけられる 判決は死刑 むろん 弁護の余地なしとはいわない けれども 社会は君を許すわけには いかない いちど 墜ちるところまで墜ちねばならぬ そこには穴が八つある そのうちの最も深い穴に君は墜ちる そこで 一度 もがき 苦しむべきだ
771 :
Epiphany :03/06/30 23:11 ID:O0AjUa4m
奴等は社会に貢献することなど 微塵にも考えていない ただ、自分の地位が脅かされると 私的問題を、さも社会全体の悪と見なし 声高に、吹聴するのだ 卑劣に、そして曖昧に 失笑 諦め 同情 そして来る埋葬
772 :
Epiphany :03/06/30 23:15 ID:O0AjUa4m
もっともらしいことを口走る二枚舌は 何故こうも醜い姿を露出するのか? 答えはこうだった 過小評価 無視 沈黙 個人攻撃 情報操作 そして、分析と 根拠のない決め付け それでも噛み付く牙には お仕置きの為に 狂人の地位を与えるのだった
773 :
Epiphany :03/06/30 23:17 ID:O0AjUa4m
才ある者は いつも慎ましく、公平でなければいけません 特定の誰かに受け入れられるものを創ることは 欺瞞でしかありません 評価とは 人ではなく 時間の経過が決めるものです
774 :
ラムネ壜 ◆zYWrhqMVos :03/06/30 23:18 ID:7vNQC3hg
無意識の世界に柔らかい時計を持ち込んでもそれは 記号でしかなくとどのつまりお前は無意識の世界で さえ他人の空まねでしかない集る蟻はおまえのもの ではなく放置されたパンくずもおまえのものではな いおまえはおまえであるということを交通標識では なく肉体のうめきとしてひょうげんせねばならない だからおまえは苦しまなければならないおまえは驕 りたかぶってはならない息を切らして全力疾走する 脚力にかくおまえのいう哲学は嘘の哲学であってそ んな誤魔化しがつうようするほど無意識はあまくな いむしろおまえがひょうしゅつする無意識のそこの 浅さこそおまえがおまえであるがためにおまえのい まげんざいの限界をいいあらわしているというのが 月の裏側で死んだアポロ宇宙飛行士の最後のうめき であったという。
775 :
ラムネ壜 ◆zYWrhqMVos :03/06/30 23:23 ID:7vNQC3hg
その昔出会った天皇陛下はマルクスの資本論を読み いきたくなった露天風呂があるがそこには新聞があって 世の中の全ての女性の意見はそこから得られているという 真実を知って俺はそんな馬鹿なことはないとおもっている つもりが実は自分自身も単なる新聞の意見の受け売りをし ているとしって驚愕したふりをするがそんなことをしても お前の影がお前自身と重なり合うことはけっしてなくむし ろそんなことが出来ると思っているお前自身が魔法ごっこ をやっているという愚かしさ
776 :
Epiphany :03/06/30 23:23 ID:O0AjUa4m
恐怖の後の自由なんて 奪われた後の自由なんて 馬鹿げている 偽善が多いに栄える世界で 彼等は駆け引き上手になっていく 世慣れて、マンタリテを 封印して、目を逸らしている 彼等のお尻を舐めなかったから 最悪のカテゴリーにぶち込まれた 私は、死にたくないから また始めるだろう 自らの残忍さを引き受ける為に
777 :
Epiphany :03/06/30 23:25 ID:O0AjUa4m
暗闇の解釈はきっぱり止めるべきだった 何故なら、私を日光の下で識ることは 決してないからだ 引き継がれるべきは 良識ではなく 良心であるべきだ
778 :
Epiphany :03/06/30 23:32 ID:O0AjUa4m
お前は知らないと 迂闊にも 口にするなら 自信の根拠となる 知識の備蓄を見せなければいけません 苦しむべきだと 決め付ける前に 跪き、敬意というものを示さなければいけません 顔が見えないことを良いことに 非礼を働くことで 日常の鬱積した感情を 欲求不満のメス豚のように 吐き出す輩は 肝に銘じなくてはいけません
779 :
天蓬元帥 :03/06/30 23:32 ID:HELhWZNd
780 :
ラムネ壜 ◆zYWrhqMVos :03/06/30 23:33 ID:7vNQC3hg
ランプはぐるぐるかいてんすることはなくそれは 石炭を金貨にかえる魔法でカルタをする幻想をあ たかも自分の走馬燈のように言う偽りであること にお前は気づ九だけの分別はあるからこそおまえ はくるしまねばならないなやまねばならないうそ のことばをつむいではならないなまけてはいけな いということだけは俺自身わかっているつもりで いる。
781 :
Epiphany :03/06/30 23:38 ID:O0AjUa4m
彼が今言っていることは 喜ぶための笑みか? それとも 楽しむための笑みか? 喚き声に訊ねようにも それは 知らな過ぎて お粗末なものであった
782 :
ラムネ壜 ◆zYWrhqMVos :03/06/30 23:47 ID:7vNQC3hg
喩え切れかけの電話であったとしてもたとえそれがとぎれ がちの言葉で理解しがたいものであったとしてもその少女が はく言葉をおまえは校内放送で聞いて走れ! 少女の母の呪い派お前をも食い尽くすお前は少女がおまえ を理想の男であると知りつつそのことに気づいていない現実 をしって号泣しろそのなみだの熱さはいまだかつてしったこ とのないほどのものであったことをおまえはおぼえているは 図であるから今度は勇者になるための努力をおしむなそれこ そが生きる道であるはずだ
783 :
Epiphany :03/06/30 23:50 ID:O0AjUa4m
私はハンデを負っている 先人よりも、後から生まれたからだ 生み出すものが出尽くしてしまった世界では やった者勝ちだからだ 私は、何かを創るたびに 筈と付け加えるしかないし 誰かの真似事にならないか 胸を砕き続けなければならないという ハンデを常に持たなくてはいけないのだ 客観的創作物はあってはならない 何故なら、この世の中に 万人に受け入れられるもの程 つまらないものはないからだ 真理だとか、真実の何々とか 諸々の外野の評価もこれに当てはまる
784 :
ラムネ壜 ◆zYWrhqMVos :03/06/30 23:52 ID:7vNQC3hg
雷光のなか天使はおまえをみているおまえは勇者に なれるかそのはりさけんばかりの悲しみに切り裂かれること なくおまえがおまえであるためにおまえがなすべきことをたとえどんな にこどくであろうともやりぬくつよさをおまえはみにつけねばおまえは 死ぬこととなるであろう雷光は闇に輝き天使は乱雲のなかかからおまえ に裁きを容赦なく下すべくお前をいつも見つめている。
785 :
ラムネ壜 ◆zYWrhqMVos :03/06/30 23:58 ID:7vNQC3hg
神というものがかりにいるならばそれはまず裁きの神であり愛を お前に与えるのはお前が本当の人生を血を流していきたのちのことで あることを知っているもののお前は敷島のくにのいきかたではないこ とをもしっているからなおさら茨の道となる。 陰極と陽極の間でどちらかに触れるのはたやすいものの敷島の雨は むしろ叙情的でありおまえがおまえであることよりは雨の音を楽しめ るだろうかたしかにあめのおとは美しいしおまえをとらえてはなさな 鋳物でもあろうがそれだけになるのは退屈だと若い哲学者はかつて 語った。
786 :
Epiphany :03/06/30 23:59 ID:O0AjUa4m
若きオカマたちがケツふってラリっている なんで、糞ったれ共は 瓦礫の下敷きにならないの? シミーは利口ぶった野郎と 盲者のミックスだったから シラミだらけの乞食が わずか1円で救われるって 本気で信じていた位のお人好しよ 公園で、快楽を凝固させたから 不安なの、溶けてしまわないか 彼が、天使と王子と4Pしたがらないか 彼はものが解る人よ 遊び人だもの お遊びも、遊び心も心得ている テレビに映った大統領は 何故だろう ティーンの私より 若く見えたの
787 :
Epiphany :03/07/01 00:08 ID:QkMr95Ww
神だとか、哲学だとか したり顔で話す豚は ドーナッツでも頬張ってなと 秘書が言った 如何わしいレイブで ガラクタと知り合った 彼は、脱水症状を起しかけていたから 私の汗をあげたの パラノイアだって復習するのよ 落下物に気をつけるべきだわ 目が見えても見えなくても ものを知っていようと、知っていまいとも ゲスはゲスってわけなの デニースは 跪きながら そう言って お気に入りをかけた
788 :
ラムネ壜 ◆zYWrhqMVos :03/07/01 00:15 ID:/bwTNLfY
オタンチンパレオロガスの僻みは吐き捨てられたガムのように 味気ないもののそれが満員電車でズボンに絡みつく程の不快さはあり 二人称を自己への揶揄と勘違いする前にラムネの瓶のなかではじける 戯言が内省であるということにきづけない無知をばまず恥じることか ら詩をうたうべきであろう
789 :
Epiphany :03/07/01 00:17 ID:QkMr95Ww
無政府主義のパスとパスワードを ロキシーは持っていた 9時から5時まで モラルマジョリティの介護があって 彼女はくたくたになりながら アシッドを抜く 狂って 奴等が面白がる人間になっても くそつまらないから みんなに自慢できるはりぼてを 見せびらかしたってわけ 生まれ変わり野郎と 哲学野郎には全く虫酸が走るって ミストレスが言ってたっけ なんでも、白けちまうんだってさ 好き者に、理論なんて ブスの優越感みたいに 意味がないってダディドゥが 喚き散らしてた
790 :
Epiphany :03/07/01 00:23 ID:QkMr95Ww
シャネルは所詮田舎者 田舎ねずみはボキャブラリーが少ないから 娼婦に相手にされない しつこさと、無学が売り デリッサがそういう類の変態と 付き合ってたわ きも可愛いって聞いたから 様子を見に行ったら なんてことない ただの暇人兼ストーカーだったのよ
791 :
ラムネ壜 ◆zYWrhqMVos :03/07/01 00:23 ID:/bwTNLfY
オタンチンパレオロガスの僻みはさらにまし内省は自意識過剰の 攻撃となる。おのが吐きしことばはおのがためにあるという逆説に オタンチンパレオロガスは赤面する。
さーて、寒々しいやりとりをしていると 何言われるか解らないし 飽きたから、寝よーっと☆ にしても、バリエーションの少なさには びつくりしました
793 :
ラムネ壜 ◆zYWrhqMVos :03/07/01 00:29 ID:/bwTNLfY
>>792 どーでもいいけれどさあ。
オイラが吐いた「お前」は、俺自身のことなんだけれど。
勝手に意識すんなって(笑)。
もう一度、ご自分が吐いた言葉をご自身に当てはめる
ことを推奨する。
>792 は?誰もあなたに言ってないんですけど 自意識過剰なのはご自分では(w 鬼の首とったようにお喜びになっている時点で 反応を待っていたとしか、思えないし ご自分のことを言ってるようには 決して思えませんけど。
795 :
ラムネ壜 ◆zYWrhqMVos :03/07/01 00:34 ID:/bwTNLfY
>>794 (・∀・)ふーん。
なら、好きにすればいいさ。
796 :
ラムネ壜 ◆zYWrhqMVos :03/07/01 00:36 ID:/bwTNLfY
>>寒々しいやりとりをしていると もう一度、俺自身のものをよみかえしなw 俺は内省しているのですよん。
>795 はーい、好きにします 可哀相な人は相手にしない性質なんで
798 :
ラムネ壜 ◆zYWrhqMVos :03/07/01 00:37 ID:/bwTNLfY
オタンチンパレオロガスの僻みはさらにまし内省は自意識過剰の 攻撃となる。おのが吐きしことばはおのがためにあるという逆説に オタンチンパレオロガスは赤面する。
799 :
ラムネ壜 ◆zYWrhqMVos :03/07/01 00:39 ID:/bwTNLfY
>>古代神が邪神に貶められし時の 或る唯一神の言葉 >>神だとか、哲学だとか したり顔で話す豚は >>顔が見えないことを良いことに 非礼を働くことで 日常の鬱積した感情を ドーナッツでも頬張ってなと 秘書が言った
800 :
ラムネ壜 ◆zYWrhqMVos :03/07/01 00:41 ID:/bwTNLfY
自身を「お前」といって内省することはよくあるが、 まー、誤解されないよううにってことが教訓かね。
801 :
まーじ@感核派 :03/07/01 00:41 ID:AThFk3LM
800げっつ〜
802 :
まーじ@感核派 :03/07/01 00:45 ID:AThFk3LM
何ごとも 紙一重さ 神
結局いつまでも変わらないね、Nothingさんは。 ラムネ瓶も余計なことをしたね。ほっとけばいいのに。
804 :
ラムネ壜 ◆zYWrhqMVos :03/07/01 21:29 ID:PT9n5Yn+
蠍座の方角を指せ! 確固たる 意思をもって 蠍座の方角を指せ!
805 :
名前はいらない :03/07/01 21:29 ID:4QEp1sF6
806 :
ラムネ壜 ◆zYWrhqMVos :03/07/01 21:38 ID:PT9n5Yn+
南洋の海を龍の骨にのって航海する お前は 蠍座を指せ! 脈動する銀河は 単なる星屑の 集まりではなく お前と少女が 進むべき何処かへ 導く六分儀 火屋の炎を消せ そして 少女の右側に 常にかおる 鈴蘭を 感じ取れ 揺るぎない決意をもって 蠍座の方角を指せ!
うーん、嘘臭いので×
803に同意。才能ある者は疎まれるんだから その他大勢は無視しましょう。
809 :
山崎 渉 :03/07/15 12:05 ID:iuxfPmjy
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。 貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。 黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。 (黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。 また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。 「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。) 彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
811 :
山崎 渉 :03/08/02 01:26 ID:GCypsXvY
(^^)
812 :
山崎 渉 :03/08/15 13:28 ID:5TkIaFn9
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
新しい感覚を 欲して 6本目の指 とか 3つ目の眼球とか そんなことではなくて 梵我一如を体感したことも無ければ 六識の根源を知る事も無し この大脳新皮質なる意識の出所よ この統合された肉の塊よ (私)は確固とした漂う表象に過ぎず (無意識)もまた不完全な私の作用の一部 ではないかと思ったり 思わなかったり いと難し無意識の世界
あなたの正体を、お知りになりたいのなら、 私を、暴く必要があるのです。 この巣に罪など無く。 この纏足に罰なども無く。 あなたは辿りつく前に、力尽きた蟲。 生暖かい内側の壁を 押し広げては、もがいている。 手繰り寄せた十字架が 消えぬうちに いらっしゃい。 証である明け方の痕が 凍らぬうちに 御出でなさい。 私の、落としたお菓子を辿って 残像が、体液のように 汚れてしまわぬうちに。 私の、お菓子を食みながら 清らかに羽を、濡らしなさい。 次ぎに、兆しを温めるのは 私ですもの。 次ぎに、偽物の蜜で溺れるのは あなたですもの。
815 :
The Queens' Anthem :03/11/28 23:35 ID:BZADbUZ4
捨て去るべきもの 液状化した闇 亀裂の入った調べ 2度と味わえない叫び 不法に住みついた唾液 開戦理由は 空騒ぎ 暗黒を煮詰めて 到達した メディスンガール 彼女は、最後の追放者 ケバイ女にさよならを言って 楽しいだけの夢から醒める
816 :
北 :03/11/28 23:44 ID:h9gIMGuX
無の意識に入ろうとして、その意識よって無意識状態に陥る奴はいない。 無意識は不意の来客の如くだ。こちらとして出来ることといえば、不意の来客を迎え入れる準備、掃除みたいなことをするぐらいだ。
817 :
The Queens' Anthem :03/11/28 23:55 ID:BZADbUZ4
アブレグツァフェナトパネアアセナトエフライムマナセカデシュパルネア エドムエリコオロンティスシドンティルスヘトプタハシャズヘブロン ベンオニツォアルツェボイムソドムゴモラアドマカインケナズカドモニ ヘトベリジレファイムアモリカナンギルガシエブスイシュマイル エルシャダイヤーウェイルエデインニフタルガドアシェルイサカルゼブルン ペヌエルレビシメオンゴシェンエタムミグドルカルミエリシェバウズラ ラフィザブディゼラナションツアルヘロンエリアブシェルミエルネゲブ キブロトハタアワシャハトネフィリムコムアヤトラペシュメルガコマラ
818 :
北 :03/11/29 00:01 ID:fwy/qK9k
819 :
The Queens' Anthem :03/11/29 00:06 ID:vSgxl85z
お口で、俗物を受け止めてね こっそり隠した お庭と左手 うろたえながら 如何にか入り込んだ 入り江とお薬 母様が、届かぬ場所へと追いやった 拙いシャツと、怯えた人形 血みどろの私は綺麗でしょうか? 初毒は如何なものでしょうか? 巡ってきた犬に 猿轡と、ご褒美 傾き掛けた双子は 末期的なものと 慢性的なものとを 摩り替えては 冷笑 はだけたミルクドレスは 汚れてしまいました 私達は 飼っているのです どろどろとした液体と 掴めぬ黒い気体とを
820 :
北 :03/11/29 00:17 ID:fwy/qK9k
くだらなね。
821 :
名前はいらない :03/11/29 01:06 ID:ZOpNK9ur
『ナイオニムト ソ アイミ』 コモマシャリフムンスル ミヨランダ ゼナル スム ソガレシカンノ キムルグス エカアカナサス キメルア ギギイムンド ガト アミ ジポライシユシン コクノ イトカコケラ ク アンノ ナイオニムト ソ アイミ
822 :
名前はいらない :03/11/29 01:23 ID:ZOpNK9ur
『えんむるす』 おんす た り あまな こまなぬ ねめるみんにえ ねんへり りあろ そろん さはるすの えねみあな るあ そこうどれひにあぬひとすせめひく げんざがかんそろ けせねり せへれす そのしさかす すしあな さしいわま
からからから 固め 棘 液体無比 衆生が問答で コンドーム 全部溶かしてやる 機械化 あげ
824 :
名前はいらない :03/11/29 01:45 ID:ZOpNK9ur
過去ログも読まずに、ついつられて書いてしまいましたです。 軽い気持ちで書いたので、なにかが滲んでたらすみません。
825 :
名前はいらない :03/11/29 02:19 ID:ZOpNK9ur
不思議なカイツブリ 歴然と 草食虫のように 花の幻惑 一羽の林檎は 海の眠りにも 卵のなかに地獄を孕み 苔むすサンゴ 草いきれ 小鳥の雨 地上の川面に 痩せた鉛串 錨の時間 高射砲にグリスを 希薄な皿からとる 灯台の時間 無数のしなやかな放物線状
826 :
The Queens' Anthem :03/12/02 22:58 ID:n6owuSqG
母体壊しは、裏切りにも似た悦び 艶やかな錯覚キャンディーを摘んで 鏡の気高さは、真実の痛みに笑う 地下室で見開いた悪徳は やがて堕落するであろう復讐の華を 祝福と、歓迎の接吻で迎え入れる 隠れ家の雫で、目覚めた脳髄 私は、確かに辺境の光を見た 敵前逃亡の下僕 私は、確かに乳臭い窓を見た 桃色の敷物を、踏みしだいた左足 その時の私と言ったら、羽を毟られた人柱であった 火が透っていないパンケーキ その時の私と言ったら、名も無き雷鳴であった
827 :
The Queens' Anthem :03/12/02 23:12 ID:n6owuSqG
瓶詰めジャムはとんだ安物 司書に聞いて 司書に聞いて マシな物の在処と 黒ずくめの雲ができること お奨めの凶器はペンと紙 お奨めの狂気は相対性と、ある男の妄想 燃え尽きる木馬も 生暖かい避寒地も 彼は、既に手にしていた 異次元少女は 彼の拳銃みたく振舞う 連れてきて 必要性に付随する危険性の全てを 連れてきて 危険性に付随する必要性の全てを
828 :
名前はいらない :03/12/08 22:58 ID:vMFM6JoZ
わたしという花 原産地アジア 花言葉 流行り病にも似た熱情と 覚醒し始めた狂気 抽象的な炎に、焼かれるべきでした 具体的な針に、貫かれる前に 行進の途中でしたね? わたしを、上手に摘んだのは あなたのルーツは欲望 弾丸がわたしであるという証 粛清の前に 荒れ狂う理性の中 枯れ果てたのは 穏やかな説得に対して わたしにできた 唯一、正気の行為でした
829 :
The Queens' Anthem :03/12/08 23:14 ID:vMFM6JoZ
無知故の、否定 兆しを支配したら かの地に行く夢を見る 人間なんて腐るほどいてね 飛びたいと思ってる奴等ばかりだよ けれど、実際に飛び立つ奴は 一握り 既知故の、恐怖 彼女は、錠剤で喉を詰まらせてね 上手く、梯子を掛けることができなかったんだ だから、綺麗な死体になったんだよ
明日を望んだ南瓜をむさぼるアリ達に 熱湯を注いで手を叩く ヤンヤヤンヤ コレコレ ドッコイ ヤンヤヤンヤ コレコレ ドッコイ 音符で埋め尽くした夕日が落ちる カラスの鳴き声渦を巻き 浮浪者どもの行進は続く あれよれよと海へと落ちる 豆腐のかけら 引っかかった網の目 吐き出したガムをなすりつけ 眠そうに起き上がる入道雲 ああ高嶺の花 ああ高嶺の花
なんにも考えず思うまま描いたよ。
832 :
メッセンジャイ :03/12/09 02:13 ID:ZGT5n8Ux
、した。それで? から坂の上 山ましょう最近 47分に 自然! ほうがした。 たまにかした 、なにかした
833 :
名前はいらない :03/12/09 06:33 ID:4ukdselN
切り抜く しぶとく 鼻とエフェクタと
834 :
名前はいらない :03/12/09 06:36 ID:vAUxwXrs
ずぶ濡れ満月 たぶだぶズボン 銀色ら旋 なんたらかんたら 屍トンボ ぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶん 瑠璃の針 痩せた玉 紅い村娘 やわらかいドブ川 ずぶずぶずぶずぶずぶずぶずぶずぶずぶずぶ ぼちゃん
835 :
名前はいらない :03/12/09 09:00 ID:Uo164Rhq
ぼちゃん ぼっちゃん ちゃんばらごっこ ごっこごっこ電車がとおる 戸を開けお地蔵ルンバを踊る くるくるくるくる水車は回る まわったトンボはお池にぼちゃん 満願村に夕焼け落ちる
836 :
The Queens' Anthem :03/12/14 19:24 ID:NM5dDjBP
わたくしという、最初の事象は あらゆる明滅するともし火の中の 一つに過ぎません。 わたくしという、最初の兆しは 無数の屍に足を踏み入れる スイッチに過ぎません。 わたくしという最初の終焉は この惑星の営みにおける 瞬きくらいの価値しかありません。 わたくしという最後の恐怖は 頑なまでに純化し 無為なまでに風化していくであろう 或る始まりに過ぎないのです。 超過的瞬間に遂行された 具体的かつ原始的な 光の点滅運動にしか過ぎないのです。
837 :
The Queens' Anthem :03/12/14 19:40 ID:NM5dDjBP
ママがあばずれになった日 わたしはコロンバインの夢を見た あんたももう少し壊れれば 良い感じ 良い感じ 異人種専用車椅子の上で 黄色い聾者と 良いことをした 良いことをした 血筋ね ママが少し多めに 壊れながら言った 正気の夢を もう一度味わいたいなら 鉛の弾丸を咥えこまなきゃ 南部で楽しめなくなっても シェルターよりましな筈 この先に わたしの良い時を知ってる人がいる 自慢すれば良い 味方の数と 無知の合計を けれど 私じゃない
838 :
The Queens' Anthem :03/12/14 19:45 ID:NM5dDjBP
きのうみちばたで ちいさなけっしょうをひろいました とてもつめたくて ひどくよわっていました しっかりとにぎりしめて だいじに、だいじに もってかえりました けれど きがついたら いつのまにか きえていました なぜだかわからないけど めのあたりが あたたかくなりました
839 :
The Queens' Anthem :03/12/18 18:47 ID:04V4Gn8z
ある夜更け過ぎ ある強奪が行われました 原始的蓄積の為です 初歩的畜生の所為です 征服王の中略は いつまでも石化せず 依然として 世界的でしたから 威嚇と、腐敗を繰り返しては 洗脳と、専横を金科玉条のごとく信望しておりました 擦り傷と、ナイフの記憶 いつまでたっても クラシックカーのようにはならない 冷ややかな泥人形の行く末 氷柱の落ちる場所 華は、また咲くかも知れない 死臭香る その苑に、一礼しながら
840 :
washoii :03/12/21 00:38 ID:SBiPERGB
ボングに火をつけてふらふらとノイジーで乾いた寒さの街へいくんだ 空から雪が舞ってた 東京の初雪らしい その雪はきらきら輝き宙を舞ってる まるで俺のよう 慌ただしい雑踏 人々の群れ まるでカオス 一瞬のモーション そこから交わすバイブレーション まるで夢 夢の中の住人達よ ハローハローそしてグッバイ 感謝する自分 冷えたリキッドを取り出し 手の甲にワンドロップたらし 凄い勢いで舐め取る ぐんにゃり曲がった景色は ゴーストマトリックスシティー 七色の微粒子達が教えてくれる ここは3.25次元 時間はお前の感覚でいい 教えてやろう 回っているのは時計のはりだけさ お前は今ここにいればいい 俺は一瞬 陰と陽 この世界のシナリオを悟った 悟った夢をみた 街角からジョンの声が聞こえる 思い出したように war is over if you want it... タイムマシーンみたいな電車に乗りこむ 中央線はいつもやさしく暖かかった 空を見上げたらオレンジ色のフューチャーな雲がスローモーションに燃えてた やさしい風 キマッてる 最高に最高だ 妄想の彼方 今日一日をフィールドバッグする ジョイントを丁寧に巻くこの俺の目には青い地球が映ってる おそらく そしてまた明日という今が夢の中でダンスを踊るよ まるでパントマイムみたいに・・・
841 :
The Queens' Anthem :03/12/22 18:12 ID:CPMszONB
私は、否定されるほど 健康ではない −4℃の椅子から 自力で逃げ出して 沈静させた 脳髄 飛火した目頭は 迷の森へ 落したカプセルを 死に掛けた双子に捧げて 口を覆った 威嚇射撃 そして 無下に残された不発弾 鍋に戻して 鍋に戻して 悪びれることもない 彼は、アンプル 枯れた観葉植物が できること 私は、肯定されるほど 不健康ではない
842 :
The Queens' Anthem :03/12/22 18:25 ID:CPMszONB
靴を食べる街で 少年の目に 黄金を見た 白い足は 新しい朝日を識っているんだ 真直ぐな睫毛は 夜明けを望む鏡なんだ 眺めさせておくれ 歪だけど 血の通った 本当の痛みを 映し出しておくれ 擦り剥いた膝小僧が 教えてくれる 秘密の夕焼けを うつろう中 褪せる前に
843 :
名前はいらない :03/12/22 21:12 ID:b5zPVe+v
違う 全部要らないよ そう? じゃ消してしまいましょう カーテンが消え テレビが消え ひしゃげたベットも消え 本も子猫も暖かいマグカップも消え 窓も消え ついでに壁も白く塗り潰してしまおう さぁどうぞお入りなさい あなたが全て否定した部屋へ 部屋から見ればあなたが異物だという事に いつ気付くのかしら?
844 :
The Queens' Anthem :03/12/25 12:15 ID:Dy7t2/HR
散乱した香水瓶の欠片に 胸を痛めた 清らかな夜 巡礼者が激減した 冷たいベツレヘムで わたしは 愚者の壁を 越えられずにいた 徹底的に乱用された パン屑で 一体どれだけのことが 変わるか 片足だけのバレエシューズで 一体どこまで 悦べるのか カテドラルで 見てはいたけど 本気じゃないし 識ってもいなかったから 飢え死にしない程度に 笑うことにした
845 :
The Queens' Anthem :03/12/25 12:26 ID:Dy7t2/HR
ベリンダは良い具合に汚れてる ジャッシーが後生大事にしてる ヴィンテージジーンズのように 私等は 駐車中毒であり 休日中毒者でもある 立ち向かうものなんて 何も無いもの 槌が下ろされるまで 私は、誰のものにでもなりえるけれど 誰のものでもないの シャリッサは 涎を垂らしながら 夢を見るのが好き ダグは、口を開けたまま 馬鹿に見せるのが好き 昔、シスターが言ってた 綺麗なものは 綺麗に見せる必要がないの だって、蝦蟇蛙のように足を開いてたって 犠牲はいらないんですからね 同情される女と 憎まれる女の溝に 甘い唾液を そっと混ぜる 禁じられた遊び
846 :
てす :03/12/25 13:15 ID:HC7QlUjE
847 :
てす :03/12/25 13:21 ID:HC7QlUjE
海水浴に来た親子連れに嫉妬 高度成長期の夕暮れの浜辺 子供の頬に髭面を擦り付ける仕草 全部仕返ししてやろう 僕が幼少期にされた仕返しに 同じ事を君にも 松原が消え去りゆく白砂で アルバイトの大学生が 性犯罪者
848 :
The Queens' Anthem :03/12/26 18:16 ID:dc1x/AUt
あなたの兆しは上昇している? 火を求めてる 非を求めてる 蠍座の彼は良いことをしてくれて 良い仕事をしながら 上手い良い訳を考えてる 所詮、只の印じゃないか 半発光の半身に倒錯中 秘めた匂いが 鼻を掠めると わたしは 馬鹿げてるけれど もう昇らぬかも知れない 日の為に カードを引く カードを引く 良い手があるの 狡猾に 綻びたいの
849 :
The Queens' Anthem :03/12/26 18:30 ID:dc1x/AUt
半神の合弁に立ち会って 彼と、時限爆弾を取違える オレンジの所為 栄光陛下が寒い所為 土臭い彼女は 森のオブジェ もうじき蟻の味方ができるから 糖蜜になる準備を始めている 目だけは黒くしないで 内部の街を 砂に還すなら 正しくパンを捏ねなきゃ 正しく通りに立たなきゃ 肥大化する前の値段 神父様 彼女は意識のあるうちに 豹に生まれ変わることができました
850 :
なみなみお ◆mCFk32Woec :03/12/26 19:42 ID:YqspxWh3
ああああががああああああああがああああああああああああがあああああああがああ あが がが ああ あがぁ あがが があがあ ああ あがが がが ああ あああ あああがあ ああ あがががああ あがああああ あああがああ あ あが ああ あがあああああああああああああ あが あが あが あが あが あがっが あが ああ あ あ あ あ あ あ あ あ ああ あ が あ あ あ
851 :
The Queens' Anthem :03/12/26 19:43 ID:dc1x/AUt
下世話なこの天国はあげない 捨てられた古いワンボックスカーの中で 近づいても 私は、永遠に知ることはない 誰も、聞こえやしない 誰も、目覚めたことがないんだから 目障りなものは 全て、葡萄の木に残しておきなさい 私のはあげられない エゴ、神経、防御壁、拡声器 次に、ずぶ濡れにするのは あなたに良く似た鏡ってわけ ローンを組んで 足りないものの為に 骨を数える 誰も戻ってはこない通りで あなたを見かけた 偉大な乗り物を探してる 無実を信じる私は罪深いけど 嘘はつかない 嘘はつかない
852 :
てす :03/12/27 02:51 ID:hvM9i4qt
海水浴に来た親子連れに嫉妬 竜のオトシゴ「嫌われキャラ」 高度成長期の夕暮れの浜辺 オブストラクテブ+ 塩舐め、相性のいい老婆の舌 子供の頬に髭面を擦り付ける仕草 全部仕返ししてやろう 間接技をかけ;コンクリートに 打つ秒速14メートルの死体 僕が幼少期にされた仕返しに 同じ事を君にも 松原が消え去りゆく白砂で アルバイトの大学生が 亜硝酸塩の木槌で 性犯罪者のトリック
853 :
The Queens' Anthem :03/12/27 18:32 ID:br91MohY
あなたを殴るのは宿命だ あなたを裏切るのも宿命だ わたしは、舌が焦げるまで 革命を乞う 根源が万能なら そろそろ賢くなる時 堕落と、腐敗が生み出す 新たなモンスター こんにちは ようこそ あなたは、舌鋒する偉人よりも 尊大で あなたは、切望する怯者よりも 崇高で 切り刻むのですね? 知るために 告げるのですね? 強いるために
854 :
The Queens' Anthem :03/12/27 18:43 ID:br91MohY
ミスジレンマに捧ぐ 紫貝が干上がってからの泉 得意げな毛皮達は 意味も無く華やいでいる 視線は、 息の根を止めることだってできる 最後の感情も 始まったばかりの気体でさえ 凝視と距離感は冷たいでしょう? 倫理観も、常識的見地も凍りつく位に まなざしは知っている 加害者も 被害者も そうではない人達のことも
855 :
消え行く女 :03/12/28 09:06 ID:l77sDusm
この角度から見える世界に住んでいたい ここでは私お姫様で 好きなものを視界に飾って ここから見える 未来も恋人も 全部思いどうり 一歩外に出ると 世界が私を取り残してく 置いてかないで 乗り遅れたくない 私、、、 行かなきゃ、、、
856 :
てす :03/12/30 03:57 ID:xNLAfvON
ミスジレンマに捧ぐ 2 廃屋の壁暦ナポレオン 水割りに掲げよ 熱気球の篭 埼玉と栃木と群馬の県境 ただいっそ百姓女を 手込めにすべ ただいっそ百姓男を 嬲りものにすべ 歯糞目糞 天井にあるシミ
シャーペン ホチキス 針と芯 用紙 容姿 おもてとうら 北と南 東と西 モニターと テーブル 壁と壁紙 画鋲と画板 描き止めと書き留め 開いたままの本と 閉じられた雑誌 散ったものと 根付かせてしまったもの カレンダーとカレンダーの 進行形
858 :
ケサ :04/01/02 15:32 ID:6sBHWcte
正月で暇で、ケショ版から来ました。はじめましてです。 良い詩が多いですね! 感動しました。また見に来ます。
859 :
Conspiracy :04/01/02 22:19 ID:6sBHWcte
戻ることのできない道で これまで聞いた中で 一番奇妙な歌を知った もしも輝かしい1日を与えられたなら いくら気を付けても 歩き出せば 躓いてしまう 苦もなく 越えられる筈なのに よろめいてしまう やがて迫り来る地面に 落ちる梯子に 私は圧倒される 彼の飛行機は 彼女の隣に行くことを 許される? 私の綿菓子は もっと高い場所へ 届く? ええ、ロミオ あなたは素晴らしい 生きてさえいないんですから
860 :
Barbital :04/01/03 19:32 ID:m+cSFxCk
沈み逝く大陸が 私にはあった 島が欲しい 彼を埋められる場所 島を頂戴 私が行ける場所 私は、 泡に殺されながら 内なる亡霊を従える 彼は、 砕かれたいから 先を急いでいる 喉の奥には秘密が存在するんだ 彼は言った 君の知らない怖いことが 彼は言った 私が許される島で 彼の骨は 木々を育てるでしょう けれども 彼がくれた 言葉は 今も、 私に沁みている 恥辱と憂鬱の間で
861 :
Barbital :04/01/03 19:48 ID:m+cSFxCk
彼女の川底が望むもの 荒馬 剥かれたナッツ 旅の途中で 壊れた彼 彼がくれた 大量のシュガーで 彼女は爆弾になった 衝撃の前に 奪われたもの 汗 偽天使 宝石 そして 輝きを増した早過ぎる死 温もりのある場所に 手を置く 翼のある場所にも 彼が舌を出した時 地面が消えかかった時 行きそびれた彼女は 天使にしがみつく他なかった あまり遠くへは行けないから あまり遠くは見えないから
862 :
Barbital :04/01/03 20:02 ID:m+cSFxCk
飲み込んだベイビーが 喚き散らした 母さんはいくことさえままならない 母さんは真っ赤な嘘さえ味わえない 母さんは味わえなかった筈 内臓を撒き散らしたい衝動も ロッククライミングも 自分より老いた街も 隠れて ぶつことさえできないベイビー 永遠に黙らないベイビー 非の打ち所のないようなヴィーナスも 捨てられるの 岩肌を恐れながら でなきゃ 脇腹にメスを入れたりはしないでしょ? 苦い風を 赤い建物で感じて またも長距離バスを乗り継ぐことにした
863 :
Barbital :04/01/08 17:24 ID:r20o912U
過剰な光で、私達は 失明を余儀なくされました。 輝きを戴きに参りました。 不幸のポテンシャル 微笑の履歴 試練を形にした響きは 真の悦び 暴力リゾートフィギュアは 娶られて 看取られた 私達は 右に傾き過ぎたメイド 在り来りな痛みを頂戴致しました。
864 :
Barbital :04/01/08 17:49 ID:r20o912U
父さんは スピードの所為で、飲み過ぎている。 母さんは 鮮血で未来を占うことで、頭が一杯。 兄さんは 瀕死の魚が見る夢に、陶酔している。 姉さんは 砂漠の深井戸を、見捨てられずにいるみたい。 弟は 森で拾った人形を、今もこっそり育てている。 妹は 氷の上で、お気に入りの売春婦をえこ贔屓している。 そして、私は 家族の乱射を止められずにいた。 弾丸到達15秒前 私達は、妙な優越感と 間違いの潜在性を 確かめ合った。 粗雑にするだけ 美しいの 品位とそうではないものと同様に。
866 :
Barbital :04/01/09 21:03 ID:rVhJVAQO
荒れ狂う絵本の中で 目覚めた朝は 2段上の笑みが、何故だか怖い ママが憎んだドレスを着て 解けた糸を手繰り寄せる術も無く この手が悪いんだね? 不釣合いな髪を 切り裂いた起源 悲鳴は欠伸ばかり 祈りは不平ばかり 私の周りに雨が降る 私以外の為に雨が降る 教室に残された島 重過ぎて動けない 運ばれることを 忘れ去られた島 私は、溜息を吸って生きている 死体のように 微笑みながら
867 :
Barbital :04/01/09 21:21 ID:rVhJVAQO
一人じゃ確認できない光へ 母なるこうべ 父なるあし 福音色に染まった温度は 今日も帰らぬ憎い人 恐怖オーバーをしゃんと着ては オレンジの血に興奮気味 花見月の木を 狂ったように 抱く女がいてね 割れかけた水槽を 必死に 叩く男がいてね 散った雌蕊に 火が灯る 冷めた海は 青過ぎた 青過ぎた 二人の安宿には
868 :
赤 ◆0r6EkEM9HI :04/01/09 22:22 ID:UAtWfqeG
炙られ竹の 仁王立ち遠めには 勇ましくそう格子の邪魔が綺麗にする 落ちる雫 楕円に変える秋の野の焼け兎 跳ねて炭になり 金串で付けよ 消えぬ跡 月夜の晩に乾くのど、あげよ 視界はんぶんにして 見えたと胸を張る 猟師の馬鹿が 人生をはしょる キレッ端見向きもされず しなやかだと最期の言葉も、きえよ 騒ぐ白兎、祭りみたいな 悔しかったら 真似だけでもしな 顰めッ面、指さして 笑ってしまう 片腹痛いわ 薄に負けてろ
869 :
赤 ◆0r6EkEM9HI :04/01/09 22:23 ID:UAtWfqeG
ススキ
870 :
赤 ◆0r6EkEM9HI :04/01/09 22:27 ID:UAtWfqeG
何処まで持つかな大戦争 一個の中で侵食しあう お手上げは 怠慢で やる気ない その気ないのを隠すため ギブアップ宣言 どんなに音低くしても 響くさき 指一本でいきどまり 簡単なことよ 重そうにみせかけた 実はガランドウ ガランドウには見えない ガランドウが好き 眉間の皺に パワーあるならば、 太陽熱みならい 穴押してもらうことね 押されて 抵抗して 疲れたと働き者面 さぁ、 拾って来た糠で 子の尻を拭けよたごさく
871 :
赤 ◆0r6EkEM9HI :04/01/09 22:30 ID:UAtWfqeG
お前の宝物、 改めて定義せよ 私の誕生日だという理由で しても構わないだろ? じゃ、 行き詰って せめて行き詰れ馬鹿じゃなけりゃ 死こそ お前のプライド 遠慮なく 進め せめて進めこの恥知らず
872 :
赤 ◆0r6EkEM9HI :04/01/09 22:51 ID:UAtWfqeG
腐ったもののね 例えば何かな そんな 臭いがするんだって 36.4 誰からもらった体温よ 上げも下げもせず 死ぬまで 死なずに居るだけ ぽつり 置かれた 置かれっぱなし 季節によりけり短命も他人事 昨日、高熱の家ネズミ 彼女、浮気をしたよ 11匹生む 皆 37.0 あったかい 熱くなる 冷たい足を 入れさせて欲しく なった って
873 :
赤 ◆0r6EkEM9HI :04/01/09 23:25 ID:UAtWfqeG
「裏側」 俺の手なら 赤ん坊の手と繋がっている 背中の裏側で 塩辛蜻蛉の色をして さっき横断歩道ですれ違った 見知らぬ紳士に知られている 羽根むしり絞れば 出がらしの出汁が滴り 肋骨の陰にある湖に 廃油として溜まっていく 重くなっていくそれを積んで 俺の足なら歩いている 見知らぬ紳士が横目で見送り 彼は赤ん坊の俺を抱いている 俺は振り返れない おそろしいからだ
874 :
名前はいらない :04/01/09 23:45 ID:T25DI8l3
空の空、空の空。一切は空。
875 :
赤 ◆0r6EkEM9HI :04/01/09 23:54 ID:UAtWfqeG
「嘘つきは誰」 たりぃ ブルーだ とかいっといて 一人になった瞬間、ホットどら焼きで頬をレッドに染める嘘つきは べつに嘘をついてるわけじゃなく だりぃ やるきねー とかいっといて 一人になった瞬間、プレイボーイのグラビアで右手を動かす嘘つきは ほんとうにもう嘘つきとすらいえず
876 :
Barbital :04/01/13 22:11 ID:qy/SxcUK
ある朝、私の宇宙が壊れて 彼は、悪魔のように終わった 破片は行方知らずだと言って 全ては、十字架の為だと言って もうとっくに沈んでいるのは あるべき筈の、野性 羽が見捨てた、ミドリ 発射しない銃は 何の気休めにもならないから 戦士の名前に、命乞いをした 有害な温室を台無しにしながら 評決は、やはり 海の人だった
877 :
Barbital :04/01/13 22:35 ID:qy/SxcUK
テープを埋め込まれた お口に パンドラをした パンドラをした 飲み掛けと 食べ掛けを混同しながら コピーキャットに願いをした そろそろ従うのは 甘い味をした波紋 あぶれた津波 簡素な水で 意識を揺さぶりながら 彼女は ファイルに 音波と 記載されたがった 糖蜜に 反対されながら 配列に なりきれず 指しゃぶりさえ 許されずに
878 :
名前はいらない :04/01/13 22:49 ID:0POqzdId
前世から輪廻した私の来世 私の中のあなたの中の私 わたしはあなたの中に住み あなたは私の中に住んでいる わたしは世界で、世界は私だけ 全宇宙はわたしそのものであり わたしは全宇宙なのだ わたしの無意識の行動を模倣する 人類350億の人たち 現在60億の人類は活性化している ときどき眠っている 活動を停止していることもある 活発に活動していることもある わたしの夢のなかで あなたがあらわれる それは現実のつづきであると同時に 夢の終わりでもあるの
879 :
Barbital :04/01/13 22:53 ID:qy/SxcUK
真新しい芝生の上で たくさんの雲を 剃っては、食べ 剃っては、食べ 明日、生えてくる黒は わたしの、ガスパージンではない 今日、踏み潰した白は かれの、セニョリータではないの ドアノブは いつだって名前を欲しがっている 飛沫は お礼を望んでいる 五つ子の目で 誤魔化して御覧なさい 冷たいシュガーで 醒めて、醒めて 醒めて、冷めた イカレタミキサーを 叩いて、叩いて 叩いて、祈った
880 :
Barbital :04/01/21 20:12 ID:SxVQedsP
聖女は、天国に好かれるタイプ 振り出しを、嘆いている 入る度に 入れる度に 武装を撫でてている 彼女は 資格など始めから無い柱に 抗えない 憐れな少女 いつもの口癖は 赤をして 赤をして 星と寝る為に 星とやる為に はしたない程 平和と、自由を欲している 彼女はまたも 無数の ぎょろぎょろとよく動く 物体から逃れては 連れ戻される 正義の名の元に
881 :
Barbital :04/01/21 20:23 ID:SxVQedsP
スポイト、プレパラート 子宮の待ち伏せは 心臓によくありませんでした 陶器壊し 悪魔はあなたのように 果てました 安全な写真 母が毒になった夜のことです わたしたちは 目の醒めるような毛布を ただ纏い合うだけでした 複雑なドレスは 脱ぎにくいから あまり好きではありません 母のようにはいきません 母のようにはなりません 母のようにはできないのです 綺麗な銃なんてある訳がないように わたしたちの妄想は 未だ健全で 未完全な殻でした
882 :
Barbital :04/01/21 20:38 ID:SxVQedsP
まやかしにぶら下って どうにか手に入れた嘴 そして、蹴飛ばしたメッセージ 彼は、待ち望まれたクッキーのひび割れ ゴミ箱に帰れぬ想い 彼女は、零れた粉ジュースみたいな餌食 経過することを知らないの 絶つことを拒むように 絹の準備が済んだなら 後始末は、楽にして 金から、銅へと動く前に まだ軌道上に、存在しているうちに
883 :
Barbital :04/01/21 20:45 ID:SxVQedsP
あなたは神々しいお荷物でした プリンのダメージに一役買う程に 傷をくれる時のあなたって お化けみたいに 節操が無くなるのね 自意識の山を見せて 思考の首を絞めながら 化け物地味た追想を 懲らしめるけど 神様は お遊びを知っていらっしゃる 舌のもつれを教えて 果実を掻き切った あなたの その手で
884 :
Barbital :04/01/21 20:52 ID:SxVQedsP
静かにも、等しくも見えぬ両目で 今日も、ずたぼろ日記 濡れ衣を見張るべきでした 無は決して輝きませんよ 何故ならば、必要としないからです 閃光のようにも 新星のようにもいかないのです けたたましい肉で 休息を食らいました コンクリートを燃やすのは 家訓故です プリズム、原始、陶酔狂、完璧なカーテン 硬質な笑いは やはり、教訓でした
はっきりいって、キモイな。
ふっと現れて ぱぁっと広がって 気がつけば思い出せない そんなもの
887 :
あげ屋さん ◆P1AWcg9OTs :04/02/06 21:12 ID:Djt9aeJB
(・∀・)age!
サンサンサン ふりそそぐ デッドライン そっとくらます 健康サンダル パシフィカスの首取り しょんぼり 金太郎飴はうまいな それは・・・
889 :
名前はいらない :04/02/14 21:35 ID:Ec8sOprw
親父が死んだ 俺が死んだら 何人葬式に来るだろう? 結婚式なんて 誰も呼べねえよ
木の葉散る 春なのに? 蚊が入る 春なのに? 食欲が湧かない 春なのに? 眠れない 春なのに 目に見える自然を 目に見えない自然を どちらも僕には解らない なんだか仲間はずれだな
その先にある悦びをください 完全なる無垢が待ちわびる 違いが違いでしかない世界 形と魂の間 その海の彼方にある熱をください 進化した眼球は やがて知るのです 傍観者の味覚を 目を離さずにはいられないのです 惑わすものも あやかしも 美しく枯れる様も 醜くもがく様も 真似せずにはいられないのです 補完された肌を 放置された仮面を 昨日拾った、誰かの顔を
ある平凡な女が 場末で赤く染まってる 彼女の名前は、甘い十字架 みんな知ってる 与えなきゃ、何もかもが駄目になることを からすのようにはいかないけど 反れてはいないでしょ? 踏み外しているだけ 良い線行ってるって感じ 鞭を振るいながら いるものと、そうでないものに分けてみた 安い巣、高貴な道 重過ぎたバスタブ、ミスターコールタール ミツバチみたいなあなたのお尻 置いてくるには良い時間 飛び立つなら 口紅で染めてから 捨てるなら 目の醒めるような 深紅に溺れてから
聖女はどこ? ここよ 娼婦の前にいる 地下には薄汚いねずみがいてね 秘密を美味そうに齧っている 仕立ての良い虚構下着で 初めから花を持たない人達と ミツバチのようにはしゃいだの 黒い椿が青ざめたら 知らせて欲しいの 星を吐き出しても くぐれない門があるの 振り向いてすらもらえぬ 記念碑があるように
894 :
Gardenia :04/03/21 17:27 ID:X7LQ4RS5
ある瞬間を、犠牲にして 手に入れた乗り物 苦虫味の入れ物 色を壊して しがみついた次元 時々、噛みついた隙間 からからに乾いた喉に 冷ややかな釘は 上手く入ってくれない 舌が覚えた甘味が 私を戒めては 甘やかすから 真夏の午前二時に 嗅いだであろうその液体を 溢さずにはいられない
895 :
Gardenia :04/04/07 18:17 ID:kBiT+lZm
コインランドリーで 美しくなれるのは 開かれた闇と 閉じた光だけ 擦り傷は 右へと羽ばたく乗り物が必要でした 刺激は未だ完璧で 犠牲は未だ健在で 回転しながら 意識がからからに渇くのを感じました 思考は盗まれても にたにたと笑っています 秘密は黒焦げですが しぶとく呼び続けております 監視する者の名を 浮かび上がる 灰色を纏った その名を
896 :
Gardenia :04/04/07 18:22 ID:kBiT+lZm
眩しいのです 闇の中の光は 恐ろしいのです 光の中の闇は 苦しいのです 常人の中にいる狂人は 脆いのです 狂人の中にいる常人は 儚いのです あるべきものが あるべき姿でなくなった時 ひどく弱いのです あるべきものが 訳もなく消え去った時の 人などは
897 :
Gardenia :04/04/07 18:43 ID:kBiT+lZm
病んだ蟻と 唾液まみれのアイスクリームを 混ぜ混ぜ 自殺した野良犬と 勝組み夫人を秤に乗せて 彼女は若過ぎたけれど 老いてもいたとのたまう 緑色の目をした 紫色の猿達が ざわめく森で 1週間早く 鳴いてみた 千切ったパンジーが 不機嫌になる前に 戒めの星に お願いをした どうか無実の執着を お許し下さい、と
898 :
Gardenia :04/04/08 23:30 ID:uy//3zmx
ウルトラバイオレットノユメガイカレテイク メノマエニサンビキノ光線 豚のように赤く マダラノヨウニイカレテイク 一滴目の魔力が効いてたら ニワトリミタイニハバタイテイタヨ アガッテクルケムリハ 可愛らしい程純粋なんだ ミドリニイカレタママハイウ ヌカレタブンダケ 冷たくなるの クシャクシャニキメタ 混沌は唱える クサイモノガオチルトキ 合法化しろ 合法化しろ 繊維も 肌の色も 境界線も 頭の使い道も
私の愛するこの世界 色が溢れて風が香りを運ぶ 素敵な人たち 笑い、夢、希望 産んでくれてありがとう
900 :
Gardenia :04/04/09 18:01 ID:BMM59q5j
昔々、杖を手放すことができない少女がいました そして、いつも目の前のスープだけでは満足できずにいました 私は 遠ざかって初めて見える城で 死という名の強烈な芳香の為に 過去という名の味方を失ったのでした 痛みという名の凶器は 思い掛けない場所から 侵入し、侵食し 根を下ろし、幾度となく私を犯したのです 不幸を招かぬ石は ただの石ころです 磨かれぬ原石は ただの塊です 矮小な私は 貫かれる度に そうやって、ただただ零すのでした
901 :
Gardenia :04/04/11 17:20 ID:Bq1HI50S
ある平凡な男が 穴が開く一歩手前で 以前は白かった場所を撫でる 謝肉祭で 懐古主義的な彼女と 現実主義的な彼は 哲学的に 黒ずんだ 一体彼女の身体のどこに 無罪である場所があるというのか 彼は頑なまでに 塊に拘った 面影すら 残さなかった部位を 愛しそうに 摩りながら
902 :
Gardenia :04/04/11 17:30 ID:Bq1HI50S
本当は美味しい筈の毒 初めから手にしたその毒を 下で転がしながら 黒いサンドレスが 喪服に見えないように 故意に青ざめてみた 動機V作為 死なない程度の苦痛が 彼女の悲鳴を男に変え 彼の嗚咽を女に変えた 背中にアイロンを乗せた時から 知っていたことは 毒は万能ではないということと 効き目が 驚くほど 短いということ 消費して 無駄にして 与える 二人は 溺れる前に 読取るべきだった 機会の崇高性を
903 :
Gardenia :04/04/14 01:18 ID:Mge9v4O+
穴から穴への上下運動をやってのけただけ 熱いものの賃貸契約はお済みになって? マダムエピクロスが訊ねる 醜い痣は過去を美味しくするのかね? ドクトルストアが訊ねる 現実派生身に成りきった? セニターFが訊ねる まともに狂ってるのは誰? 彼女は自問する 形にすることはできて? 無駄な悪夢を 移しかえる前の姿を 欲深い蟻達のの中で 彼女に残された選択肢といえば ただ利用されるか 消去されるかだけだった
904 :
Gardenia :04/04/18 21:17 ID:BwnMCLjC
母さんは、私を抱かない 母さんの両手には 荷物がいっぱい 重い荷物が 私は、魔法を愛すべくして生まれた運命 終生の歌と漂うこの魔法を 母さんはうんと昔に失ってしまった 母さんは ここに留まるように言った 行き交う人は こんにちはでもなければ さようならもない どうして、ここにいるか 訊ねてもくれない 彼等は、苔むした墓所を 永久の国と信じて疑わない 母さんは 考える、そこへ行けば 夢は叶うのかしら? 私は 答える、そこへは行けないの だって、母さんも私も 既に、死んでいるんですからね
905 :
Gardenia :04/04/18 21:26 ID:BwnMCLjC
誰も分からないことがある 彼女が遅れたこと 彼女のいない世界 彼女のお花 誰も見たことのない彼女のお花 秋を迎えた彼女の笑みを 疑わずにはいられない 間違いを犯した時の笑みに 何故こんなにも似ているのだろうか? いまひとたび雪が降りそうになれば 全てを暴きに彼女がやってくるだろう 奇妙な砂の服を纏いながら 屋根裏で教わったやり方で 皆を悦ばしに
906 :
Gardenia :04/04/18 21:42 ID:BwnMCLjC
納屋に暮らす少女がいた 草に塗れて いつも気が触れている 雨漏りだらけの屋根から 差し込めるのは 冷たさだけ ベンツでやってきた 美しき隊列 一瞬の温もりは 彼女を さらにおかしくした そんなことってあるのかな? かれらがまた訪れることなど そんなことってあるのかな? かのじょが高級な雨音を聞くことなど 彼女の目に彼等は変な感じ 彼等にとって彼女は驚くべき姿 どんな時も
907 :
Gardenia :04/04/18 21:53 ID:BwnMCLjC
わたしのなまえをしったんだね? でももうこころはかわってしまった メアリーのせい 微笑むメアリーのせい あらゆることがうまくいかない時 呪文のように唱えるんだ メアリーのせいだってね 一服することに 教訓はあるの? 黒い目をした犬が 昨日より近くにいる もっと欲しいと呼んでいる わたしの名前を 恥知らずなその口で わたしたちは巡り巡る けれど同じ気分じゃない 知りすぎて 老いてしまっても 咎めたりはしない 運命の操り手 黒い目をした犬 恥さらしなもの全て
908 :
かーめん :04/04/18 22:03 ID:Kb/+6mEM
良く夢に登場するリス あなたの契約はここまでとなります スーツ姿のリスが突然現れ淡々と 何とかならないのか? 僕はリスの胸倉を掴んだ どうにもなるもんじゃあ、ありません ただ、一つだけ方法が あなた様の一番大切なものを差し出してください そうすれば、契約は更新されます ただし、一番大切なものを失った貴方の人生に 何の意味があるというのでしょうか? 諦めたほうが、得策かと? あの時契約を更新した僕は、心の底から後悔している
909 :
赤鬼 :04/04/18 22:40 ID:XRpEpszJ
なんなんだよ。いいかげんにしろよ。 なんでだよ。どうしてだよ。 一体何にぶつかるんだよ。一体何がむかつくんだよ。 死ねよ?へいへい。なんならさ。
910 :
赤鬼 :04/04/18 22:42 ID:XRpEpszJ
もういやだ。だめなんだ。ちいさな事さ。小さな事なんだけれど。
911 :
赤鬼 :04/04/18 22:44 ID:XRpEpszJ
武満徹よ、去ってくれ。 少しでいいから、消えてくれ。洗練なんかしなくていい。 心地よさなんて、生活臭を失ってまで欲しくなんかない。
912 :
赤鬼 :04/04/18 22:45 ID:XRpEpszJ
猫又よろしく、死ななきゃ損々。
913 :
赤鬼 :04/04/18 22:46 ID:XRpEpszJ
自我に境界線。自他の裂け目。溶岩の実績。髄質の雄叫び。
914 :
赤鬼 :04/04/18 22:47 ID:XRpEpszJ
横ばいの我を喰うがよい。さもなくば刺せ。刺すのだ
915 :
赤鬼 :04/04/18 22:48 ID:XRpEpszJ
寝ッ転がったアタシの、寝ッ転がったアタシは、寝ッ転がってユメをみる。
916 :
赤鬼 :04/04/18 22:50 ID:XRpEpszJ
もういいや。いいんだよ。全部、もうどうでもいいんだ。
917 :
赤鬼 :04/04/18 22:51 ID:XRpEpszJ
グ・ロ・テ・ス・ク・メモリー
918 :
赤鬼 :04/04/18 22:52 ID:XRpEpszJ
何個?一体何個までいいの?何個まで許されるの?おねがい、許して。お願い、教えて。
919 :
赤鬼 :04/04/18 22:53 ID:XRpEpszJ
ねぇ。 ねぇ・・
920 :
かーめん :04/04/18 23:12 ID:co9CZZuL
この模型細工の都会で 果たして何人が目覚めているというの? 駅のキオスクには西村京太郎がいっぱい みんな、隣の乗客を頭の中で殺しているというのに ミラーで女子高生のスカート覗いたって それが、どうだっていうんだ? 玉ねぎを剥いて、剥いて その実態は何? 今日も行動を起こさない殺人者が 覗きで捕まった大学教授の話を 酒の肴にしているよ
921 :
Gardenia :04/04/19 20:47 ID:mLcrtZdY
ワタクシハ、脆過ぎました 今夜も酷く長い ヒトデナイ姿をした彼等は ヒトデナイ姿にワタクシを変えました 彼等に近づくように 彼等を満たすように 彼等を放つために 彼等を保つために 正常でいられる下の世界は 音もなく遠い 一体どこの世界に 朦朧とした意識を膿ませながら 人であろうとし続ける儚い夢にすがる 丸太がいるというのか? 午後五時を知らせる女の声 薄れていく子供の喚声 冷たい悪夢の始まり 平和を信じて疑わない人々の目に ヒトデナイワタクシの姿は映らないのです ヒトデナイ彼等の目に そう映らぬように
922 :
C'est fini :04/04/30 20:22 ID:sTPjq4tA
わたくしの時間が秩序を無くし 再生の値段を踏みにじられてから 不躾な視線で 構築された時間を思いやり 自壊していく診療室にて わたくしの時間は色を奪われた バランスヲキョウユウスルノハゴメンダ わたくしの時間をあげると どうして分析されるのだろう? どうして奪われるのだろう? どうして凡庸に沈むのだろう? どうしてわたくしの時間を欲しがるのだろう? 少しきつくなる月末 少し崩れる季節の変わり目 わたくしは粉に咽る わたくしは怒れる ありとあらゆる後味に
923 :
C'est fini :04/04/30 20:33 ID:sTPjq4tA
ハシラナイデンシャハワルクナイヨ しょっ中不規則になる規則も悪くはないね 彼女は都会から来たから 賢いに違いないね 彼は田舎から来たから 利口に違いないね すぐに見つかるものなんて 探す必要はないんだね 誰でも知っているんだ 人の偽善なんて 裏庭で絡みついた匂いに誘われて 無一文になるまで 壊して、壊れた マダタイヨウヲミテハイナインダ ブレンドガタリズ ブレンドガタリズ
924 :
C'est fini :04/04/30 20:44 ID:sTPjq4tA
アルオンナガイイマシタ 蟻がいるよ そして蟻を踏みつける男の子がいる それからその男の子を叩く女がいてね その女ったら、今は大きな男に叩かれているのさ ミミズを噛み千切った鼠がいてね そのうち貪欲な猫に咥えこまれて 次に、その猫は犬に吠えられて怯えているってわけさ 猫がいるところに犬がいて 犬のいるところには、雌犬もいる ワタシハダアレ? ワタシノナマエヲイッテゴラン コインは逆効果 この女の泉には 蓋もできやしない この女の大脳には
925 :
C'est fini :04/04/30 21:00 ID:sTPjq4tA
彼女は誰? 彼女は埋没せし謎 彼女はパラサイトのニヒリスト 彼女は欺瞞を暴く捜査官 彼女は貧しい道化師 彼女は美しい首が好き 彼女は艶やかな鎖骨を愛憎する 彼女は意思を埋めた浮気女 彼女は109のよそ者 彼女は元穴貸し屋 彼女は1台目の恋人 彼女は2号さん 彼女は憤慨する夢追い人 彼女は同じ曲に馴染めずにいるみたい 彼女は小さい服を仕方なく着ているの 彼女は蝿のような悲劇役者 彼女は宿無し 彼女は虫食いだらけ 彼女は空白の乞食 彼女は常に疑い人 彼女は、憂鬱と、慈悲から零れ落ちた 宿命の種子
926 :
ほげー :04/05/01 11:23 ID:CELaUbK3
遠くで立ち昇ってる ひどくいやな臭い 誰かを食べてる きっと泣いてる 飲み込みながら 札束が燃えている 暖かい煙 その上で泣いてる 焦げながら ノラ犬が待っている
927 :
C'est fini :04/05/01 19:51 ID:7Bk8EYIl
神様は、一緒に腐ってるくださるでしょうか? ジュゼベルは、鈍痛のサンプルを握り締めながら バックシートで自分を含めた全てを、高温で煮詰めた 地獄とはまさにこの事 85%に堕落しないように 戒めの矢を丸呑みしながら 10%を忌み嫌う 口の端が切れるたび 悪事でハイになった彼女を見るはず 匂いが気になるのなら 凍えなさい 崩れるというのなら 閉ざしなさい 神様 目の前の黒ずんだ傷口に 妥協など存在しなかったのですね
928 :
名前はいらない :04/05/01 23:33 ID:vqPorYQg
私は過去に間違いを犯した 私は誰にも気ずかれないところで死に 亡骸だけが生きていた 食べて食らった それを私の意思ではないと言い切れない そして私はみんなのもっとも大切なもので構築されている 私は心から笑わない 私は心から憤慨しない 地獄にいる未来を知っているから 私はすでに死んでいるから
929 :
C'est fini :04/05/12 06:00 ID:Lj4+W+Vb
自らに神が湧き上がるまで この腐れ外道な世界に寄生する刹那 自らに哲学が噴出すまで この化膿した群れに依存する矛盾 前進後退前進 武器をとれ 弱者の粛清が害毒を 撒き散らすまで 吐寫物のような 産声が 上手く溶け出すまで 劣化した終わりを 幾度と無く繰り返す無音
930 :
C'est fini :04/05/22 23:06 ID:KtKUF06u
疎まれる斜光と 好かれる逆光 一瞬たりとも止まることができぬ太陽が 大地を湿らせ続けるなめくじに訊ねた 溶かされる時の気分はいかが? 溶かされた後の気分はいかが? すると、なめくじは答える 君が知るところのことじゃないよ なぜなら 留置所と拘置所の違いを 犯罪者だけが知っているように 刑務所の在処を普通の人が知らないように 知っても意味のない類のこと
931 :
名前はいらない :04/05/23 00:47 ID:ZMPLWAHX
カートを引く権力者 茗荷 いとやんごとなし ソラマメ @ 浮かぶ トマトにライバル意識を 水菜には癒しを求める さやえんどうには優しくしてあげたい ラディッシュには一目置いている トレー入りパイナップルを見下した 人参と玉葱はそれでよし ナスとは距離を置きたい スイカと数学 メロンと歴史 パセリの朝 モヤシの昼 春菊は優秀 セロリなスタイル 蕪はママ 苺はあの人 アスパラガスを尊敬している 深夜のスーパーから無意識
932 :
C'est fini :04/05/23 12:04 ID:nTgT79n0
今夜も、古に咽る 運の大広間は素っ裸を晒す 夜は白めど、朝日は来ず 恐怖は結晶を授ける 滴る鋼鉄の醜さに 足を掬われる少年と 弛まぬ悪循環を ずるずる引き摺る少女が 病み故に 闇故に 固執した 固形麻痺を繰り返し 互いに気体と認めるまで どろどろと溶けよ 液体のように 観念的実在だって交尾もする
933 :
C'est fini :04/05/23 12:13 ID:nTgT79n0
そばだてた意思は石なのか 遮る道は未知なのか 垂れ込める雨は 口寂しさを紛らわす飴なのか 計算高い鎖骨が軋む こだまする教えが足りず 澱む歯軋りを 瞳で払拭する屈辱 耐えろ 靴擦れのような矛盾に 膨れ上がる神は 境界線をもみ消す 現象的美化なのか 愛欲を排除せし自己愛なのか
934 :
C'est fini :04/05/23 12:27 ID:nTgT79n0
エゴの反復 未曾有の呵責が 五臓六腑を染み渡らせる 憤怒は氷河期へ 見くびられた記憶は ここまで来たのに 未だに鳴り止まず 自ら産み落とした歪は 空き箱のような 運命と空虚を抱えながら 無音を強いられる 逆境の下僕たるわたくしは 彼方を目指す えぐりながら まさぐりながら
935 :
C'est fini :04/05/23 12:37 ID:nTgT79n0
硬質の癒しが、卑しいと言うのでしたら 虫の息の因果だって大したものです 翼を屈め 天命を無常と知れ 歯車を緩め 制約の残党を焦がせ 脅迫の砦は 未だ落ちず 犬死無用を撒き散らす 抜け落ちて 生え変われ 自我自賛メタボリック 濁音を慈しむ 壊れた鍵盤を 生母と崇め奉るというのなら 朽ちかけた窓枠を 聖母と崇め奉るというのなら
936 :
C'est fini :04/05/23 12:43 ID:nTgT79n0
蒸発した発信源 切断した母船 毒された肺 奮起した防波堤 数奇な閃光は さながら密封したさなぎのよう 崩御せし両面は 滴る促音のさながら 沈殿を免れたわたくしは クズながらに覚ったのです 曇天の隙間を クズながらに引いたのです 愚鈍な銃を
937 :
C'est fini :04/05/23 12:48 ID:nTgT79n0
失望満開故に 祝杯を捧げよ 奇妙奇天烈故の 美貌を撲滅せしため かけたかみさまこうりん かけたかみさまけんざん 剥がれ落ちる光が 拭いきれぬ闇を つきつける なんの因果か改革 烏合の革命を 卵のように、今日も孕む
938 :
C'est fini :
04/05/23 12:59 ID:nTgT79n0 病原菌が城壁を霞め なぎ払う言葉は 急き立てられる正義 塵芥が堀を埋め 焼き払う絶望は 仕立てられた身代わり 黒幕よ 糸のほつれは ご了承下さい 摩擦を排斥せし 暗黙よ 多少の汚れは ご了承下さい