1 :
しいな まほろ:
意味不明なタイトルでごめんなさい。
気軽に書き込むスレです。
[意味はないけどなんとなく意味がわかりそうな
表現]とか、適当に書いてみましょう。
つまりは意味よりも形から入って、
詩の練習に努めるスレ。なのかな?
「花火」
骨の中で火花
頭ガンガンに花火
マッチの臭いが擦り切れて
どうしても浴衣を着るのがこわい
夜空に咲いた一瞬のエゴを
封じ込めるの
紙筒のなかへ
巻き戻すの
あたしは心に一番の花火を仕舞い込んでいるから
うるさくて臭い花火は見なくていいの
骨の音がする
骨の音がする
暗くて弱い夜に
速い星が私を追い越して行った
それからだ
骨の音がする
焼け焦げた臭いの
私の部屋に積もった灰のなかから
骨の音がする
どんなに愛されていたかなんて どうせ米俵に詰め込んだ石ころの
気持ち
夕焼けの雨が降ってくる
フンコロガシって あこがれるよね
どこまでも大事なものを離さずに
押して行くのがただのフンだもの
そろそろ自画自賛の自作自演がはじまります。
1は詩人だな
けっこううまいんじゃない?
しいなまほろさんって、ちょっといいかも。
私この人のファンになっちゃいました。
______,,,---,_
i~ .i /_,,-,_
,-'-,_-'ヽ l ,/,-'-, '-,_
/ .__ ヽ,_,,,ヽ,,_ / ----,,,_ ,-,__
/ _,-''~:::::::::::::~::~:::::::::::::::::::~ヽ, ヽ,
,,ノ~''/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ,ゝ
!,-/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ,
i''./:::::::::::::::::::::://::::::l:l'i::::::ヽ:::::::ヽ:::::::::::::::l丶
. 〉!:::::::::::::::l:::::://l:::::/ll .lヽ:::l !ヽ::::l:ヽ::::::::i::l::l
ヽ::::::::::::::l:l::::/:l .l:::/ l l,ヽ:l-l-l:::lヽ:ヽ::::::l:l.ll
l::::l.l:::::::ll.l:::l''l~~∨' ' ' _,-'i-∨ l::::l::::l:l,,l_
_l::l .l::::l .l,l:l''~(~~i'' l ヽノiヽ.l:::::l:l:l::::::~''-,_
_,-'':::l:l l:l.l '~l .ll||ll l l l|||l.ノ l:::::l-''''''''---,,'-,_
,-':::::_,,,-ヽl::::::l ヽ,,,,,,ノ '--'' .l::::::l ~
/'''ヽ, /-''''~ l:::::::l.l ____'___ ./:::::::l
'/,_ .ヽ, l:::::::l'ヽ. l l / l:::::::l
!ノ ヽ, ヽ , l:::::::ll ',,- ,_ ヽ- ' _,-''--,,ll::::::l
ヽ., ヽ, __ _,, -''l:::::::ll~~ /l ~''--,,,-''li, ll::::::l~~'''-- ,,__
ヽ, ヽ, ~'-,,_l::::::ll- '/ ~''- ,,_ /.ヽ~ヽ .ll::::/ _,,, --''ヽヽ
,,-~ /ヽ, ヽ,-,,ヽ:::ll'l~l ! .l'ヽ'll:::/-'''~____,,,,,,,,,∨
! ~~~~~~''ヽ, ヽ!--'_-,l /~~ヽ l .// l''~~ ~~'''i
ヽ ,,,,,,--ヽ,.i' /~~,,,,-ヽ ,ヽ,,,,ノ, ノ .l .l,,_ /
まほろさん馬鹿は気にせずにね、
17 :
しいな まほろ:02/07/25 21:28 ID:le4+bwZx
ここは練習をするところです。
>>16 ありがとう(手書き)
この夏
ソフトクリーム
表面を滴る
チョコレート
わさび醤油で
掬い取って
つるりと食べたくなる
暑さ
19 :
宇宙存在:02/07/25 21:38 ID:???
LOVE
そう今日から俺は「宇宙的優しさを持った男」と名乗ることにした
だから俺を呼ぶ時は「宇宙的優しさを持った男」と呼んでくれ!
いつでも喜んで応えるから
たとえば町で知らない奴が
「宇宙的優しさを持った男」と言ったら「よう元気か?」と
笑って握手(あくしゅ)するよ
たとえば誰かが電話をして親父やお袋が出たならばこう言えば良い
「もしもし・・・宇宙的優しさを持った男いますか?」
そしたら直ぐに電話に出るからさぁ
名字が「宇宙的優」で
名前が「しさを持った男」さ・・・フルネームで呼んでもらえれば嬉しいねぇ!
そして俺は今「宇宙的優しさを持った女」に出会った
そうだよ「宇宙的優しさを持った女」はキミだ・・・。
http://homepage3.nifty.com/iunma/index.html
警笛
パンパカパーンと
鳴らされて
後ろからすっ転ぶ
ご老人の
晴れ姿
子供が石を投げつける
きれいな顔したお兄さん
の慌てた顔が車の中
投げつけた石が
的の車を大きく外れて
向こうのお婆さんの頭にゴツン
畑仕事していた
お爺さんの背中にガツン
警笛
ひきちぎって
お兄さんが逃げて
わるいひとは
誰もいなくなった
>>19 あっちこっちに貼ってますね。
電話のところの最初のほうがおもしろい!
「タリーママの手抜き工事」
タリーママの手抜き工事中です
知らない言葉であふれかえっちゃってるんです
そんな部屋の中で
エンジェル・フィッシュが溺れちゃってるんです
助け出さないと
あの子が賢くなっちゃう
早くしないと
あの子の世界が固まっちゃう
タリーママ穴だらけ
「わたしのほうが頭おかしい」
そんな言葉も
ほったらかしにしてるんです
意味不明っぽく見えるけどちゃんと伝わる詩と
本当に意味不明な詩の、違いがわからなーい!
意味不明なのはただ無意味に散らした色紙みたいなもの。
伝わるのは散らした色紙に見えてモザイク画像のように
ちゃんと構成、骨子が存在するもの。
書き手に明確なイメージがなければ
実は意味不明に見えて伝わる詩なんて書けない。
意味がちゃんと伝わってくるとおもしろくない。底の知れない怖さがある詩の
方が心にひっかかってイイ。しいなまほろの詩は、測りきれない深さを
持ってると思う。
>>26 ありがとうございます(丁寧に手書き)
でも、みんなで探しましょう。
詩板に慣れちゃったからアレなんだけど、
最初はもっと詩的なスレッドタイトルで溢れているものだと思った。
まほろさんのスレタイを見て最初詩板に来た頃を思い出した。闇夜にラブ星人。
まぁただそんだけです。
まほろさんの感性好きです。がんばってください。
あと、余計なお世話かも知れないですがトリップつけたほうがいいかも知れません。
◆EROpoemk←これのことです。
偽者が出たり、色々困ることがあるかも知れません。
分っていてそういう事がくだらないと思っていたのなら、俺の器が小さい故の
発言なので気にしないで下さい。でわでわ。
こんな感じ?
おもしろーい。
真っ青な子豚は
泣いていた
さかな真っ青age
おなか真っ黒age
あ〜れ〜!
トリップの意味がなくなる、、自分で探すこと、、
こんなのもできるよ!
てへ
まほろさん、一回一回トリップ変えてたら意味ないよー:D
42 :
しいな まほろ ◆bIWmaS5o :02/07/29 23:09 ID:GTlaSEjq
暗い夜道は気をつけて!
マンホールが
口を開いた蟻地獄になっているかもしれない
落ちるのだったら
両足で
すっぽりといってしまいなさい
片足だと厄介
半身はこの世に残り
半身はあの世にいってしまう
ああにんげんは
はんざきにされても
生きていることはできません
☆おまえらー氏ね☆
花瓶
どうしても
立たなくて
寝ようとする
あたしは
底が丸い
窓辺に
なんとか立てかけた
花瓶
強引な風が窓から
押し入ってきたとしたら
簡単にころころがって
落下する
しかも青いガラスの花瓶
白い床を濡れた青で汚し
支えられなかった花は 死ぬ
あたしは
底が丸い
45 :
しいな まほろ ◆bIWmaS5o :02/07/29 23:21 ID:GTlaSEjq
詩の練習をするスレです。
ご自由にお使いください☆
我々日本民族は太平洋戦争で多くの頭脳を失った。
我々は中華人民共和国を満州化し漢民族を制覇し
領土と資源を日本民族の将来をかんがみ確保すへき
闘わなくてはいけない。よって日本民族は靖国に
集結し理想郷を中国及び朝鮮に建設する団結を
計るべきであーる。R よっていかいかのやうな
非国民はこの日本から抹殺しなければならない。
いかいかを殺そう!オゥーォー ォー
声が小さい。シュプレスコール カモン。
いかいかを殺そう! 日本の明日の為に!
>>46 わかりました。早くお薬を服用しておねむしなさい。
御疲れでしょ。ネッネネネネ。
いかいか一族がいるな
いか一族ハケーン!!
みつかった。
詩板の悪名いかいか一族
52 :
ははは♪:02/07/30 00:45 ID:???
>いかいか一族の各みなさんへ
悔しい?
スケベ野良犬。エロネタにヨダレを垂らす18才。色情の犬。
叩け叩け。中央線へ追いやってしまえ!
55 :
うぅぅぅむ、、、。:02/07/30 00:52 ID:wVD4nlUB
蜃気楼のなかへ
その場所へ逝こう
愛してやまないのだ
ただひとりの女を
蜃気楼を
あの幻想を
私の夢は
身体は既に死に絶えながらも
摂氏マイナス17℃の世界に
夜がやってきて
炎のように
幻想の女
その天辺に
七色の蔓
空へ駆けあがる
一瞬にして
私の最期に見る夢は
並んで眠ろうとする
牛らしきものの頭蓋骨と
水も枯れ尽き
砂漠に行き倒れ
消えた
現れては
点滅するように
ミナレットの陰から影へ
行商人の連れてきた女
mirage
焼プリンとごま豆腐!
カラメルと酢醤油で
つめたーーーーーく
冷やしたのをををを
一つに混ぜ合わせた
いただきませんっ!
パーティ・グッズは
微熱のかたまり
アンモナイトを
怒らせもせず
遠い昔の
生命の海で
アイルランドは
まだ海の底
もしもあたしがパーティー!パーティー!
バシッ!てどつかれたら
明日の海で生きてただろうか
まったく意味わからん
あたしはあたしを
バラバラにしちゃいたい
必要な時に
必要な形に
まとめればいい
えーっと、、、おわり
おぱんつもはかないアカネ色の空〜!だ。
わけわからなすぎる
一線を越えまくっちゃってる
まほろちゃん・・・
ここ、終了しちまったのかな・・・
63 :
うみのせい:02/08/14 03:42 ID:LrPXC1jx
わたしが乗っ取っちゃうことにします
「パイプ」
パイプから煙
火事ではないよ
パイプから煙
おじいちゃんではないよ
パイプパイプ パイポパイポ
パイプから煙
セブンスターと違って
なんだか好きな
あなたの口から漂う薫り
64 :
うみのせい:02/08/14 03:44 ID:LrPXC1jx
「黒いボビン」
糸巻ボビンが
転がってきたら
逃げなさい!
お願いだから
みんな逃げて
その糸巻ボビン
黒いから
〜☆闇夜にラヴ星人を打ち上げる☆〜
夏祭り
人だかりにお尻を押されながら
あたしと彼氏は
ラヴ星人を買った
夜店の屋台で
たった200円の
ちっぽけな
ラヴ星人だったけど
それはあたしにはとても
☆★☆★闇夜を照らしてくれる光★☆★☆
それは彼氏にもきっと
ぴかぴかして見えたことでしょう
(2)
二人で
そのまま
砂浜へ出た
ラヴ星人ひとつだけ 持って☆
〜「もうすぐ夏も終わっちゃうね」〜
ー「もうすぐ僕たちもお別れだね」ー
そんな関係だったそんな関係だったそんな関係だったそんな関
係だったそんな関係だったそんな関係だったそんな関係だった
本当はどんな関係なのだか わかっていなかった
(3)
あたしたちは
闇夜に生まれた
(4)
闇夜に生まれたあたしたちは
お互いの顔が見えなくて
お互いの顔を見たくて見たくて
それだから光を必要としていたのだと思う
それだけのために光を必要としていたのだと思う
(5)
あたしたちは
うちわも持たずに
ここへ来た
海は
乳白色をしていた
闇夜よりもあかるい色をしていたので
まるで
違う世界に来たみたい
横にあなたが居てくれてよかった
(6)
花みたいに咲いていた
浴衣姿の女の子たちの
その群れからひとつ、
抜け出したオレンジの花
砂浜を踏んで
歩くたびに
賑やかな気配が
赤い提灯が
遠くなる
そして
見事なまでに
星もなく
闇夜が世界を支配した
その僻地へ来て
あたしたちはラヴ星人を砂浜にセットした
(7)
たった一発の
ラヴ星人を打ち上げる
そんなことのために
こんな僻地まで来た
あたしたちって頭がおかしんじゃない?
そんな気持ちが
すっごく楽しかった
(8)
あたし 俺
今 今
こんなに こんなに
フツーな気持ち ( )
だけど だけど
もしかしたら もしかしたら
今が 今が
一生のうちで一番 ( )のうちで一番
しあわせな時なのかもしれない
(9)
二人
向かい合って
ラヴ星人に
キスをした☆
凄い勢いで
闇夜に向かって
舞い上がっていった
ラヴ星人は
わずか地上10メートルの空で
あたしたちが望んでいたとおりの
光
を
くれた
(10)
さようなら
もう会うこともないよね
光は一瞬で
消えてしまった
だけどあたし
闇夜を照らした
光のことは
一生
忘れないからね
絶対
(11)
元カレはガソリンスタンドで
アルバイトをしている
普通の人だ
あんな顔した人だったっけ?
あまりにも普通
どこにでもいる
光がほしい!
ラヴ星人の光!
【1】冒頭/ラヴ一行詩
「ラヴはまだかっ!」
【2】冒頭/ラヴ一行詩
「たいてい昔からね、ラヴというのは蛍光色のものが多いんだ。」
【3】ラヴに対する○○
「ラヴは昼間寝ている。」
いつか君と全クリした ウンジャマラミーを ツタヤで見つけたヨ。
ウンジャマラミー全クリなんて、すごい!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
夏は おわった
花火は おわらない
夏は におった
花火は におわない
夏は かわった
花火は かわらない
あなたは かわった
花火は かわらない
1) かつてラヴは深海で電気くらげのような生き物が
かつてラヴは深海で電気クラゲたちが太陽と光合成の愛を育み静電気を起こした真夏の。
4)かつてラヴがまだ天空にあって鳥たちの食べ物であった頃、
255)
いけず-
ラヴは今でもかなりいけずな体勢とその趣きで
真夏の夜にロケット花火を打ち上げた恋人たちの
背後で、或いは真上で
眉間の間で、その他あらゆる諸々の三次元において存在し続ける。
「ラヴはいずこへ?」
それはかつてまだラヴが天空にあって鳥たちの食べ物であった頃の
遠い遠い記憶と
永遠の疑問符のマホロバアート。
(394)
どこからやってきたのか
白兎海岸の砂浜に
一匹の
ラヴ星人が流れ着いた
それはもはや海のカケラ
クラゲみたいにへにゃりとしていて
持ち上げるとずにゅりと落ちそうで
実際ぼとりと重力に負けてしまったのだけど
身体中がまだぴかぴかと光っていた
「生きてる!」
あたしは持って帰りたかったけれど
汚すぎてそれは無理だった
だから泣きながら力の限り
遠くの海へ
遠くの海へ
海の遠くへ
捨ててあげたかったけど
崩れてその場にぼとんとまた落ちた
(395)
オレンジジュースでも買って
帰ろう
>>84 ありがとう。すごく興味はあります。
でも、私はめちゃめちゃ人見知りする性格ですし、
なにより都立家政さんには、私がどの辺に住んでる人なのか、
大体わかっちゃってると思います。東京は、遠すぎます。
せっかくのお誘いですけど、行けないです。ごめんなさい。
>>88 まほろさんがどのへんに住んでいるかまったくわからないのですが:D
白兎海岸はボク知ってます。。遠距離と人見知りは残念でした。
ボクも残念です。またここで逢いましょう。
逢いたい人全て逢うべきだとはボクも思わないので;D
保全
ラヴラヴラブと胸に手を合わせ三度唱える。
(723)
宇宙の向こうから
今度は
黄色い
ラヴ星人の乗った
尖った宇宙船が
あたしの家めがけて突っ込んできた
あたしは悪寒を感じて
布団に入った
PM7:38
(824)
ラヴの季節が終わって、もう三ヶ月にもなる。
今日は晩夏みたいに暑かった。イカ焼きの屋台が見たい気分になった。
それでもデカビタチャージ一本はとても飲めなくて、1/3飲んであとは
捨ててしまった。
コーギー犬のラヴも、最近いっつもそうしているように、犬小舎の前に
敷いたダンボールの上でひなたぼっこしていたっけ。
暑いんだよ?
みんな、わかってるのかな?
あたしをはじめ、みんな、わかってたのかな?
触れてみないと気づかない暑さってのは、あるけどね。たとえば
燃え盛るラヴ星人みたいに。
でも、それとは別じゃない?
あ、出かけなきゃ!
まほろちゃーん♪
わーい、見にきてよかった!
94 :
しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :02/10/15 11:24 ID:BlBcQiD6
ageさせてください。
>>93 ?見にきてくれてありがとう。
(20042)
あれからまだ20031日しか経っていないというのに
気づけばわたしはもうおばあさんになってしまった
ミントたばこの箱を材料に
毎日 ラヴ星人の人形をこしらえています
誰に見せるでもなく
誰にあげるでもなく
でも
しあわせですよ
あの日がきらめいて
すぐそこにある
ミントたばこを材料にこしらえた ラヴ星人たちだけど
緑色ばっかりじゃ ないんです
96 :
しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :02/10/15 14:08 ID:LOi+/jWE
カミナリ鳴りなり
オオアメ降りふり
カゼはぼんぼん傘を飛ばしてった
あたしは傘に操られて
マエも見えずに突進どっしん
ばたばたばた
このままじゃ
未来の夫も突き刺しちゃうかもしれない
そんなお天気だった
傘を閉じてあるこう
集中ごごごご豪雨のなかを
泣かされても
倒されても
あの角を曲がってどこまで行こう
まっすぐあるかされれば自宅
ピュウ ピュウ
ぱんつまで濡れてあるこう
目に砂が入るからっ風よりは随分平気
水と風と野良犬と同化して
ばっさり ばっさり
カーブで巻こう
□テイク・イット・ようかん■
テイク・イット・ようかん
イモ味で行こう
テイク・イット・ようかん
いい感じで秋味
99 :
しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :02/10/15 14:54 ID:LOi+/jWE
オゾン層を破壊したい
今すぐ破壊したい
人間の速度で破壊したい
実験室から走り出て破壊したい
今ここで仕事中にケータイで遊んでるくらいなら
▲▲▲世界木▲▲▲
知らなかった言葉を知るたびに
私の世界が区画整理されて行く
はじめてのものに触れるたびに
私の世界が外へと延びて行った
町がうまれ
人が住みはじめる
さかながはじけて
猫語もうまれた
私は空間を侵食する 不定形の世界木
巨大な世界樹のてのひらに お邪魔している
101 :
しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :02/10/15 15:35 ID:LOi+/jWE
― 上弦の夜 ―
あんこ色の
滞った
夜空から
見下ろす
ギョロメの月
死者の眼(まなこ)
あたしを
そして
世界を
睨む
睨み返したら
負け
愛犬の名は
ラヴ
その名を呼んで
顔見合わせて
あっはっは
あたしたちの
勝ち
ギョロメを伏せて
月は帰って行き
あたしは見送る
月が泣いて
しまわないように
102 :
しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :02/10/15 15:59 ID:LOi+/jWE
生まれてきて
一番よかったことは
ラヴ星人と知り合いになれたこと
でっす
顔もよく知らない
知り合いだけど
ピカピカした宇宙人だって知ってるだけで充分
でっしょ
セックスしても
よく見えなかった
それでも知ることができてしあわせしあわせ
でっす
ラヴ星人はどこにでもいるよ
☆他人の空ニ☆
闇夜に打ち上げられ
破裂して消えた
ラヴ星人は
どこへ行ったの?
知るわけないでしょ
ラヴ星人の勝手だ
てっかまだここにいるじゃん
他人の空ニ
さ
闇の中で息づく野生の幸せを 犬歯のあたりで噛み締めて
夜の体勢はどっちだろう たぶんピアノを独学の素振りで
にしきを飾ってみても 飾りじゃない自分の空似
ラクトースに練乳かけて デンプン質が過剰気味だよ
ヴァイオリンが降ってくる 1000は越えているが10には足りない
星の谷間にカーブを曲がりきれず 頭がガンガンする
人の姿した化け物と 人の姿したなっちは天使
をとめを色情の犬に変える手品をマスターしたはじめての夜
打率10gの本気でも さあ君の耳たぶには不思議気が感じられない
ちらりと見えるどこそこに麻酔を浴びせてあげましょう
上方漫才よりも立体的にジャブ 不覚にも深く 朝が怖い
げっそりと緑の液体を量産しているスピーシーズ
るせん肩を切り落として いざ食肉加工 滴るよ〜な密度
えー。しいなまほろ様。某スレで嫌だと申されてらっしゃったので、
こちらからお迎えにあがりました。
私、梁山泊スレの暫定首領を努めております、首領・パッチ・亀左右ェ門
と申す者です。
どうかあなたのその甘味溢れる優しさで、今回も30を越える程の
作品に点数をつけてあげては頂けないでしょうか。
単刀直入に申しますと、審査員をやって頂きたいのでござる。
寸評等は任意となっておりますゆえ、投稿期間終了後にラヴ星人を
打ち上げまくって頂くだけでよろしいのでござります。つまり、投票をば、
ドカーン!と、派手に、な。
いいお返事、お待ちしておりますぞ。
>>105 びっくりしました。
ドン亀さん、お誘い嬉しいです。
「ムリだ」とはいいましたけど、「嫌だ」とはいってないと思うんですよ。
どっちかっていうと、やってみたいくらいだったんです。ただ、
あたしがやると、それこそ何作に点をつけちゃうかわからないっていう。
それが問題かなって思うだけです。
あと、あたしは批評とかできなくて、それこそ好きな作品を選び
まくるだけだと思うんですけど。
それでもいいんなら、やらせてください。
このお返事待ってからやるかどうか決めますね。
>>106 やりたいことは、やりたまえ!!
他人が何と言おうが、やりたいなら、やるのだ!!!
っつーわけで、何作選んでももちろん構いません。
それだけたくさんの奴が喜ぶわけだし☆
寸評も不要、審査結果発表時のコメントも一行ずつぐらいで
OKっす!
つーわけで、決定でいいっすね?
審査員名簿に加えときますぜ!!ありがとう!!ぢゃっ!!1
>>107 わかりました。やりたいから、やります。
でも名前変えさせてください。
Us>Sm ←これに文字つけてやります。
↑なまえです。
見てくれなかったみたいだ。
困った。
失敗作スレで失礼なことを言ってごめんなさい
本当はファンなんです許してください
初めてのスレ立てでドキドキしてたんですごめんなさい
はうっ!!!!?
すいません、すいません。
>>108に気づきませんでした。
>>110に土下座させた上で俺も土下座して謝ります。
「審査お疲れ&ありがとう」を言いに来て、謝ってる情けない俺(涙
つーか、本当にサンクス! 助かりましたわ。
ごめんなさいごめんなさい。迂闊な俺をお許しください。
112 :
しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :02/11/07 22:12 ID:+tZ0v6/g
あ、謝らないでください〜(汗υ
>>110 あのスレ、すごく好きになったので、また書きにいきましたよ。
おもしろすぎるので、がんばってください。
>>111 その時は困ったと思いましたけど、
おかげで最近ageで書く勇気が出てきました。
どうもありがとう!(本当に)
113 :
e:02/11/11 17:02 ID:EtyGUzq7
gggggggg
まほろさんこんぱんわ、都立家政です<`ー´ >
えーとですね、朗読会の時に「2ちゃん詩ポエム板ミニパネル展」のようなものも
会場でやりたいと思ってましてですね、
そのなかで2ちゃん詩人の詩を幾つか(10点程度を予定)紹介したいと思っているんです。
そこでまほろさんのラヴシリーズから是非抜粋して、展示させてもらいたいとお願いにあがったわけです。
どうでしょう?
作品はボクが選んでもまほろさんが選んでもらっても構いません。
何か質問があればお気軽にどうぞ。レス待ってます!でわ!
>>114 こんばんは。
なんだかとっても嬉しいです。そんな形ででも、参加できることが、
嬉しいです!
ここに書いてるのは、すべてその場でポンと書いちゃった
即興ばっかりなので、自分としては「あなたの好きな場所を教えて」
に書いた≪海の向こうへ≫がいいかなって思います。
でも、自分で自分の作品のいいわるいなんて、わからないので、
やっぱり都立家政さんに選んでほしいです。
よろしくお願いします。
快い返事をありがとう!
またおっつけ連絡します!
<`ー´ >ニダ!
〜 Smily 〜
軽いのも欲しいし 重たいのも欲しい
どれかひとつに決められない My Favorite
ふわふわしたいし ゾワゾワもしたい
私の中に 動物がいっぱい
エレファントの日には 重低音を響かせる
インパラの日には 頑張って逃げよう
ライオンの日には 気ままに殺戮
フラミンゴの日には 群れに溶けよう
だけど出来ればいつでもSmily
名前だけは変えないで
どんな動物でもSmily
残酷にでも笑いたいよ
私の名前はSmily
それだけいつでも同じ
どんな私でもSmily
今日はのんびり木陰で寝ちゃお
あめしずく
あめしずく
あめしずくになめくじ
よろこび
わたしの ゆびさきから
うでまで よじのぼってきて
わらう
なぐさめてくれるの?
しおからい なみだに
とけてしまった
ごめんなさい わたしはいみもなく
かなしいのです
ま、悪いことは言いません。あんたら2チャンネラーに代表される
下界の凡人連中には、ベートーヴェンの晩年の弦楽四重奏がちょうどよいです
から、そのあたりをお聴きなさい。
間違えても、ぼくやドビュッシーの作品は聴かないように。
豚・に・真珠・でございましょう、ファッハッハッハッ・・・・・
で、ぼくのホームページK.OKADAワールド
(URL;
http://debu1957.hp.infoseek.co.jp/)には
あんたら2チャネラーには似合わない私の傑作の音楽がついていますので、
ぜーーーーーったいに来ないで下さいね。
ほしゅ
まほろさん、こんばんわ。「海の向こうへ」を展示させて頂きますネ
当日の様子など専用HPのほうにUPしたいと思っています(*゚ー^)
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
123 :
しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :02/12/13 10:01 ID:RGxBRWeg
>>121 ありがとうございました。
遠くにいながら参加できてほんとうによかったです。
お返事遅れてごめんなさい。
西武新宿線の改札を出た時に
空から白いラヴが降ってきた
夜勤明けのクリスマス・イヴ。
ボクの肩にも君の肩にも、ラヴ降り積もる。
126 :
しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :02/12/25 10:04 ID:775rpEiV
゛ピンククリスマス゛
一緒にいたかった あなたは
どこにもいなくて 想いだけが 積もります
窓の外には 朝から降りつづける 桜の花びらが
ひらひら桜
びらびら桜
桜
桜
桜
クリスマスには もちろん桜が似合います
うちの前にはもう ほのかにピンク色の 白い雪が
ふんわりと 積もっていて 見るたび
恥ずかしさのような気持悪さ
に私は ふわふわと ふわふわと
埋まってゆくのです
127 :
木:02/12/26 11:10 ID:GEmGODNg
ラブ星人を打ち上げる
真夜中でなくても打ち上げる
ラブ星人1号が
太陽に突き刺さって
太陽と一緒に落っこちてきた
さぁ大変
太陽なくなったから
一気に真夜中に逆戻りした
さぁ、大変
もう一度ラブ星人を打ち上げる
太陽に突き刺さったままの
ラブ星人1号を打ち上げる
128 :
木:02/12/26 11:10 ID:GEmGODNg
OK! 成功
…かと思ったら
今度は月にぶつかって
落ちてきた
太陽と
太陽に突き刺さったラブ星人1号と
ラブ星人の刺さった太陽にぶつかった月が
みんな落ちてきた
ラブ星人泣いた
ラブ星人1号は泣き喚いた
ラブラブ星に帰れずに
わんわん泣いた
あんまり滝のように泣いたから
逆噴水の原理で宙に浮いた
ラブ星人浮いた
そのまま帰った
129 :
木:02/12/26 11:12 ID:GEmGODNg
間違えた。闇夜だった(´Д`) ハァ
a
保全
132 :
山崎渉:03/01/19 13:48 ID:0KpP5AQU
(^^)
ここでまた保全
134 :
しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :03/02/17 11:25 ID:GWHqaqqV
たまごのなかに かなしみがある
そのかたちが見たくて 私は
昨日の朝に たまごのあたまをくりぬいた
たまごのなかは もとからあかるかったように
白いひかりでみちていて
うまれなかった半透明のスープの
しかもまだどろりとして何かに形を変えようとしている
かのようにしか見えない
エキスのなかに
みつけたかなしみは まぶしそうだったので
照れ臭そうにさえ見えたので
黒く
黒くしてあげた
暗幕で包むように
たまごの殻に
マジックペンで
135 :
682:03/02/17 11:33 ID:CHHtaTTk
私はクッキーを作ろう
さあ たまごのしろみを捨てよう
きみしかいらない
しろみはいらない
すててしまえ
下水道の奥地にあるという
しろみすての海へ
しろみを使うひとも多いんだって
最近しった
私はなぜすてるのだろう
きみ以外を見ない私は
きっと母から教わった
それでなにも考えなかった
きみが
きみで
あるために
しろみもなければ
きみでない
うん
何かがわかった
さあ クッキーをつくろう
今日も私は
しろみを捨てる
理由はたまたま遊んでいたのがそこだったというだけのこと
嬉しいほどにマッタイラな雪を手袋装着ユンボの手で掘り返していると
雪の下から体温が出てきた
私は持ち主にたどり着かなくてはいけない気持ちになって
10メートルも掘り進んだ頃には何も見えない土のなかで
気がつけば実体はなく声だけを地上に発する体温になっていました
誰かが気づいてくれるのを待っています
ユンボって何?本気で 何?
ヒマな時には
困った顔した小ブタの絵
どうしても書いてしまうのは
前世に関係あるのかな
ヒマになればなるほど
小ブタのまゆげが下がっていく
いまのまゆげは八時四五分
のはずだったのに
書いてるうちにどんどんつりあがってきたのでさようなら
>>136 なんか妄想がふくらむな〜このスレッドは。
クッキーじゃないけど、卵かけご飯は、白身も黄身も全部つかいます?
私は黄身だけなんだけど、これってやっぱりもったいない使い方かな。
白身は排水口からサヨウナラ〜しろみすての海へ行ってんだな。きっと。
で、そのうち、そこで奇妙な化学反応を起こして誕生するのが、白身だけの新生命体、シロミ魔人なんだよ。きっと。
白身を無駄にしている家になまはげみたいに乗り込んでくるんだ。
「わりぃこは、いねが〜?」てなぐあいで。
あっ、今思いついたが、白身は白身だけでフライパンで焼いてみるか〜。
シロミ魔人が誕生しないように。
>>141 「たまごごはん」
ごはんの真ん中に穴ぼこ開けて
なるべく新しいたまごを割るの
きみも
しろみも
醤油で濡らして
泡立つまでまぜこぜに
それであたしの朝がはじまるの
外へ出たなら
いきなり車が突っ込んできて
壁に張りついて助かった頭上から
蟻の大群が押し寄せてきて
にんげんのなかへ逃げ込んだなら
お金がすべてのひとに財布をもっていかれて
半べそかきながら職場へ着くと
できるひとしか好きでない部長が睨んでいても
それでも毎朝
たまごごはんが食べられれば大丈夫
ぴっかぴっかの黄金のきみと
とっろりとろぉりの生命のしろみ
まぜこぜして
あたしは今日も完全体で出掛けるの
>>142 おお、よもや詩でお返事がかえってくるとは、トシちゃん感激〜!(きっとわからないな、このネタ)
つまり両方とも使うと、そういうわけですね。しかもかなり大好物と。
じゃあ、私もたまごかけごはんで詩を一つ。
「月かけご飯」
真夜中のほっかほかご飯に 卵をひとつ
ぱかりとわって たらしてみれば
あら不思議
白いご飯に 黄色い満月浮かびます
なるほどこれは 月かけご飯と名付けよう
うんうん うなずく目の前で
ぷっくりふくれる 黄色い満月
湯気が運んだ幸せは
ご飯の真ん中ちんまり月天心
醤油で味付け
さあいただきましょう 月の味
真夜中の月かけご飯
私だけの楽しみ
あなたとふたりで
レモンをかじ
った。
わたしは こちらから
あなたは あちらから
くちびるは キスのかたちだった
あなたの伸びた上くちびるに
わたしのくちびるがひっくりかえって
重なる
それは少し冷たかったけれど
はじめから
こうしてかじるべきだった
体温は
徐々に伝わってくればいい
はじめから こうして
かじるべきだったんだ。
傍から見れば
なめくじのキス
ふたりのあいだにぼとぼと落ちる
黄色い肉汁
それを受け入れるんだ
なめくじのうつくしさを
こころからかんじるのは
はれあがったあめあがり
こんなに暗いところにいたら
すべてがラヴに見えてきちゃうよ
いちばん哀しかったのは
大好きだったおじいちゃんが死んだ時
よりも
犬が死んだ時のほうだった
犬はこども わたしのこども
親より先に
な
こども
それでも
こんなにあかるいところにいたら
すべてが消えてなくなってしまいそうだ
「I Love "Love"」
ラヴという言葉は
愛も
恋も
ぜんぜん違うものも
含むから
だから私はラヴが好き!
なんでもありな
ラヴが好き
な
にっぽんじんです
〜 けど 〜
母は「犬は死ぬから」という
私は「犬は死ぬけど」が好き
「空虚な穴は美しく 自信に満ちた永遠はどうだっけ」
あたしは永遠に生きられる自信がある
けれど音楽は終るからこそ美しい
あたしは行く道に口を開けたマンホールに落ちない自信がある
けれど屋上の手摺に立つひとはしあわせそうにみえる
「春だね」
ほらほら!
紫色で光りはじめたよ!
死んだと思っていた
色のなかった冬草たちが!
まるでラララ
ラ
ラヴ星人はなんにでも乗り移ります
後ろから刺しても死にません
氷漬けにしても動きます
火であぶったら元気になります
退治できればそれはとてもすっきりと生きられるようになるものですが
退治できないからには
うーんどうしよう
とりあえずあたしは乗り移られるのは癪なので
ヤツを詩のなかに閉じ篭めてみます
ああ
こんなもん
かわいがってやる
保守
/// ファミリーカー ///(下書き)
凍てつく冬の土手を歩いていると 奇跡のように
季節の穴にはまっていることがある それは知らず知らずに
そんな時には 振り返る首が 汗で重たかったりする
一面の夏草の海が広がっている 私の来た道には
色褪せながらも緑が輝いている
背の高い夏草のところどころに 絡みつかれたファミリーカーの群れ
どのガラス窓もどのボンネットも 今では何も映してはいない
かつては海辺を走り 痛いほどの青空を全体に映していた
子供たちの笑い声も父の笑顔も 今ではどこにもなくなった
夏草の海を泳いで 白いワンピースを着た後ろ姿の少女が
一台一台 家族の姿を探し求めるように 車のドアをノックして消えていった
155 :
黒色:03/03/07 05:18 ID:1Zf1esOC
突然すまん
>>1にのっとって詩の練習
「えはがき」
切手模様のこのはがきは はがき自体が切手で ひるがえって切手にはがきで
東郵便局とかスタンプまで絵柄で
なぜか雨が乾いた跡まで細工で
届くかなあ
つまり届いたことなのかなあ
ひっそりとこんな遊びをして引きだしに静かに しまう
156 :
カシモヌ:03/03/11 12:41 ID:1dqQRL3Q
見かけによらず、体力は無いほうで
今日も全てを絞り切って、萎れてる
一日で一番綺麗じゃない姿で
一日で一番不機嫌な状態で
時間も惜しく
もう布団に入りたい
それでも貴方に、クスリと一つ笑い
小さなお休みを、貴方と交わしたい
それには、何分あれば良いんだろう
こんな時間は、どうしてあるだろう
___
真昼に打ち上げた
>>155-156ありがとう。
絵はがきの切手を絵はがきに貼って
切手の絵はがきを切手に貼って
なにするんだったっけ?
そうかそうだ、ポストひっこ抜いてこなくちゃ!
部屋にポストを投げ込んだら
ありったけの恋心を込めて
書いた手紙をミジンギリにするんだ
元々体力ないから 減るほどの体力もない
ミジンコよりも体力ない
真昼に打ち上がったそれを
夜中を前につかまえる体力もない
それでも頑張ってつかまえて
お風呂に入れて洗うんだ
なるべくいっぱい泡立てて
毛に染み込むほどに洗うんだ
染み込んだ石鹸が
とれなくなってもなめるんじゃないよ
かわいくなれ
かわいくなりすぎないほどに
週に2回だけの体力祭だ
カレー鍋のなかで
ジャガイモたちが
溶けてなくなってしまった
ように見えても
次の朝
朝カレーの皿のなかで
いらないほどに甘い匂いとなって
甦る
はっきりいうと
甦らなくてもいいのに
「さんぽ気分」
青空をあるけば
帽子がとんで
白いあひるに
なって笑う
むこうの山の
むこうのむこうで
山のむこうに
ふるさとが ほしい
わたしとあなたの
ふるさとが ほしい
たのもしくいかせて気分
//あんま意味無い
>>162 ?でも笑いましたー。
楽しい書き込みありがとう。
「科学技術おじさんの頭はいい」
核弾頭を廃棄して
ハゲ頭を撫でよう
核弾頭は嘘のかたまりだから
それを作ったハゲ頭は
ちゃんとハゲたハゲ真頭だから
真って言葉は
半分きらいで
半分すき
融通のきかない
ほんとう
あんど
塵のはたかれた
ほんとう
ハゲ頭に
積もった塵は
ふきやすい
わたしが草むらに
なぜか裸で倒れているとして
わたしを見下ろすオスヒトの
真ん中で真っすぐに
そのヒトを支配してやまないその暴を
わたしは爪先で破壊しないことができるだろうか
そのヒトが
ほんとうのことをしたのだとしても
わたしと同じ思いをするひとが出ないようにと
オスヒトの暴に突き刺さるのではない
そんなことは
どうでもいい
壊れ
ぁぅ...
男のちくびは
なんのためにあるのか
なんて
きまってる
舐めるとおもしろいからだ
舐めるとおもしろいからだ
↓
わたしがそれを舐めるのが好きだからだ
どんなbrushの熱い火照らせ首だったは そうされながらが喉の渇き我慢できなくにして口に含んだ水気 君のいる方に落とぉす
>>166コラコラ
>>167コラコラ
168 :
黒色:03/03/17 23:27 ID:DaLTn4yQ
練習っ練習っ
三つ又のみずたまりにすいよせられて
それをとびこえようとしたら 落ちて
ずぶぬれのまま そのままで 水遊び
だれも通らない 私 だけの 三つ又
目からご飯ツブが出るほど、笑わせてもらいましたよ!しいなさん!
>>163-166のカキコのことです!
さすがは、「マホロバ☆ワールドの創造主」だけのことはありますね!
やっぱり、俺はあなたには勝てません。。
完敗っす。。
あぅ。。
まあそんな感じで、影ながら応援してるので、詩作をがんばって下さいね!
「しはたたかい」でも何でも良いけど、あまり無理せずに!
それでは、また会う日まで〜☆(心をこめて手書き)
【追記】
>>167の4th氏は、「
>>167コラコラ」とカキコしていますが、それは自分自身に対してのツッコミなのでしょうか?
たぶんタイプミスだと思うのですが、少し気になりました。
というか、思わず笑ってしまいました。。
THANKS☆
いろいろと笑いすぎて、ハラが痛いっす。。
うぉ。。
いっぱい書き込みだ。うれしい。
>>167 さっと身をかわすのも
ラヴなのです
はにわのように皮だけ残して
乾いて転がるかわいいやつです
自分でもコラコラでした...。
>>168 落ちたところがアリジゴク
三つ又のいきどまり
これから食われるという時には
きっと私は笑えない
>>170 うーん笑わせるつもりはなかったんですけど。
結果的にしょうがないですね。ありがとです。
私はまだまだ全然のヘタレなんで、一緒に勉強しましょう。
攻撃力の詰まった眼
燃える羽毛の野良にわとり
ふくれあがればハリセンボン
犬も泣いて逃げた野良にわとり
本で見たにわとりさんは
どこにもいない
本で見たにわとりさんはどこ
これは野良にわとり
どうして等間隔でついてくるの
爆弾内蔵の野良にわとり
犬にひっぱられて逃げよう私は
命からがら本屋に逃げ込んだ
野良にわとりは去っていった
そんな風で
昨日は怖かったけど
今日もまた会いたい野良にわとり
たくましい野良にわとり
あいつともし仲よくなれたら
その時私はきっとかっこいい
チワラがもし襲ってきたら
私は本屋に逃げ込もう
私のコギラはどうせ守ってはくれないし
野良にわとりにも負けたやつだし
本屋に逃げ込んで
ウルトラセブンの本を読んでいるひとを探そう
本当にそのひとがそこにいたら
そのひととたたかおう
あなたは北斗ですか
私は南ではありません
ウルトラマンエースに憧れる年齢は過ぎました
でもびっくりしています
あなたはミクラスが好きなのですか
私はコギラの使い手です
そんなわけもないですよね
脈絡なくチワラは無視されて
傷ついて帰ってしまうだろう
>>172-173を前に腕組み状態 書き込み「うれしい」って言われると普通書き込むじゃん で、 寂しがらせ茶いけない
きっとコギラはウィンダムの人のよさ チワラは謎 本屋の自動ドアなかなか開けられない4次元怪獣だろぅ
しいなさんが書く詩って、いつも必ずツボにハマるんだよなぁ。
「野良にわとり」って、何なのですか?? そんなに凶暴なんですか?? ただの「野良」でしょう??
もう、口から思わず「ファミリーカー」を吐いちゃいましたよ。。
「チワラ」とか「コギラ」とかワケわかんないし、テレビのバラエティ番組より数倍おもしろい!
やっぱり、あなたは才能あるね。
もちろん、真剣に努力をしてると思うけど☆
>私はまだまだ全然のヘタレなんで、一緒に勉強しましょう
え? 一緒に何の「勉強」をしたいのですか?
・・・ああ、詩の勉強ですよね。
うん、そうですね、一緒にしたいですね。とても。
>おぱんつもはかないアカネ色の空〜!だ。
イキナリしいなさんの詩を引用して悪いのですが、これ、冗談抜きで最高☆ですよ!
これを読んだとき、俺の中で「革命」が起こったほどです。
1、2週間くらい、夕空を見上げる度に、この詩を思い出してました。。
本当に、ショッキングな事件でした。。
もしチャンプスレにこの詩が投稿されたら、俺は問答無用で◆3点◆を差し上げますよ。
最強の一行詩として。
でも、既発表作品の投稿は無理なんですよね。
残念無念。。
話変わって。
「アングリィィャァァ・ミサイル」には、あんな誕生秘話があったのですね。
チャンプスレで、しいなさんが自分で述べたことです。
これを聞いて、なんか、ますます好きになってしまったのですけど。。
どうしましょう?
なんてジョークは置いといて。
何度も言いますが、影ながら応援していますので、詩作をがんばって下さいね!
フレー、フレー、しいな! ファイトだ、ファイトだ、まほろ!
という感じで、フェイドアウトしようと思います。
それでは、また会う日まで〜!(深々とお辞儀)
(たくさん書きすぎて、2レスに渡ってしまいました。。)
(まあ、いいよね?)
今日はちょっといろいろあったので、壊れています。
その辺をご理解頂ければ、幸いです。
草々。
スレ汚し、本当に申し訳ありませんでした。
>>175-177へのレスはいりません。
すみませんでした。
180 :
名前はいらない:03/03/22 15:19 ID:Wa1wfJei
鍵穴いっぱいにブスの乳首が見えるのぞき部屋はココですか?
181 :
名前はいらない:03/03/22 15:21 ID:kXO88X5J
藁田
182 :
名前はいらない:03/03/22 15:22 ID:bs6g1tIH
183 :
:03/03/22 15:25 ID:Bv94dlSc
側に居られると
うれしくて
壊したくて
184 :
:しいな まほろ ◇tYbIWmaS5o :03/03/22 15:27 ID:cQ4HV7Ye
こわして
185 :
黒色:03/03/22 15:50 ID:UmqYb914
空へとびだそうか
金色に輝く腐敗を片手にもってさ
いろいろと見てまわろうよ
光のささないそことか誰も相手にしないあのひととかさ
嘘を言ってるわけじゃないよ
君は素敵だよ
ねえ今かな
腹の底から笑うとしたら
今宵の月みてハテル
今宵の月みてナゲク
壊れたおもちゃで遊ぶチノミゴ
冷めた泥水をすするキカンボー
枯れた花を愛でるフビジン
立たない股間を笑うロウジン
ドレミでうたいましょ
ファに感謝して
ソラへとんで
シ
まほろさん馬鹿は気にせずにね、
(「
>>16」の都立家政氏のマネです☆)
【独り言】
とりあえず、ホッとしました。
「にこにこ」
↑
この言葉、とてもシンプルですが、胸にジーンときました。
なんというか、とても感心しました。
このひと言で、すべてが解決されました。
本当にありがとうございました。
詩作、がんばって下さいね☆
187 :
名前はいらない:03/03/23 16:38 ID:kXbOSMyl
188 :
ハート:03/03/23 17:14 ID:uIi8FJVw
僕らはきっと笑顔のままに 堕ちて逝く
新しく 描く 僕達の 優しさとこの想いを。
あなたへ捧げる このいのち
【ねころび】
さっきまで確かに あるいてたねこや
さっきまで表情をまんなかに集中させて
怒ってたあなたが
しろいおなかを空にむけて
ねころびのかたちをキメてるの
あたしはあなたの ねころびが
好きだなあ 春のひをいっぱいにあびて
いつでも立てるよとわらってる
そしてほんとうに
ねこはあるきだす
もう少し見ていたかったけど
なにもしなければ なにもはじまらない世界
に うまれてきた
かなしみに追い掛けられるように
あるくから
また 見せてね
あなたのねころび
− 愛おしき夢 −
信じる人がいるうちは
元気を貰えるから
元気を差し出せるから
あなたはあなたの笑顔を
どうか抱き締めて見せてください
あなたはあなたの道を
ただまっすぐに進めばいいのです
あなたが抱き締める笑顔を夢は
とても愛おしいものだから
ラヴ星人は誰だ??
>>192 ポエム板レス削除スレッド見ろ 彼に対しては言葉なくなるから
>>191 あそこで謝ってきて欲しいんだが 頼むから
粘着の口臭はきついですよ
最初から分かっていました
緑本さんは典型です
>>193 4th氏、はじめまして
ほほぅ、大変気になりますね
彼が謝るべきこととは何でしょう?
決して煽ったりしませんから教えて下さい。
>>194 深夜1時の「ほほぅ」は強気だね どーも ポエム板レス削除スレッドはたまにお世話になるから
あそこの削除人さんはボランティアだからあそこでは礼儀正しくして欲しい で、そこの彼のレス見ればわかるから まえもスレッド削除しろとか言ってて謝って来いと言ったんだけれど わかんないのかな
>>195 4th氏、ぶしつけな質問にお応え下さって感謝です。
そうでしたか、全く個人的にですが私しは緑本氏を軽蔑しております。
挙って煽るつもりは到底ありません、それは本当です。
この発言で軽蔑されるべきは私し限定で結構です。
>>192 大変、的を得た一言かと。
>>196 一般論で一言 誰かを軽蔑するほどまで寄せてしまって意識するのはどーかな 水溜りからあふれている水くらい目に留まらずで
>>197 同感です>誰かを軽蔑するほどまで寄せてしまって意識するのはどーかな
出来れば避けたい事ですね。
スレ汚し失礼しました。
199 :
タヌタヌ:03/03/28 03:46 ID:XFUsfILG
↓200ドゾー
毎度毎度毎度
学習してください、そこの狸さん
スレ汚しすいません。失礼しました>ALL
202 :
タヌタヌ:03/03/28 03:52 ID:XFUsfILG
sage進行なんか知るか
恥ずかしがらずにあげで書き込め
>>202 宣言していたわりに、まったく面白くないです
206 :
タヌタヌ:03/03/28 03:55 ID:XFUsfILG
>>203 じゃあなんかネタ振ってみてください。
なんか面白い返しをして見せます。
>>204しいなさん
ごめんなさい。がまんできなくて、放置できなくて、ごめんなさい。
本当に、本当に、ごめんなさい。
>>206 詩、書いてください。
それが出来ないなら、雑談いってください。
そして、そこから動かないでください。
そうしてくれれば、これ以上何も言いません。
>>204 何をどういい加減にすればいいのでしょうか?
グリーンブックンの削除要望板での書き込みや、
一連の暴走は俺もどうかと思うけれど、
ここは
気軽に書き込むスレ
だろ?
雑談禁止しているようにはみえねぇし、
占有スレじゃあるまいし、
ま、やりすぎだぁな
すいませんでした
>>206 タヌタンも雑談かどっかでやれ
骨身を晒した
星たちの
果肉の部分が
今日も詩板に降り注ぐ
拾い集めて
茶釜にくべて
そいつを
「みーとぼぉる」
とごぎこちなく呼んだ
自称詩人の俺様
口々に皆が臭いを批判するが
若い酸素と
優柔不断な若木は
知らん振り振りだ
首ばっかり振りやがって
振りやがって
星たちの
果肉の部分が
なぁ?
>>208 ごめんなさい。
>>204は、
いーかげんにしろ。( ^o^)=☆’Q’)"
ってニュアンスです。
雑談はぜんぜんOKですけど、なんか叩きみたいなことやってるのに
あげるのは、どうかな...。って、ちょっと気になっただけです。
う・・・
ごめんなさい。
勝手に興奮してつっかっかってしまいました
うぁー
ごめんなさい・・・
今度は愛に溢れたエロポエムでも持参して参上いたします
>>210 おはよ まぁ 気にしてあげてよ>GB君のことも 次回は普通の詩書きにくる 昨日 New赤影とバトルロワイヤルビデオ借りたから(???)
>>211 いえいえ、こちらこそです。o(^-^)o
>>212 4thさんの「普通の詩」...って、
なんか興味ある。楽しみにしてます♪
私は
アイスクリーム・コーンの上のユキオンナ
白い肌からバニラの香り
漂わせて
誘っている
熱い舌で舐めて
溶かされても
あなたにだったら本望
美味しく溶かして
だけれど
それが熱すぎる舌なら
冷たい息を吹きかけて
内蔵も凍る息を吹きかけて
ユキオトコにしてしまいましょう
きっとユキオトコは
早く溶けたいと
温もりが欲しいと
逃げ出して逃れた先で
ようやく涙と身体を取り戻すでしょう
わたしは身体の奥から雪だから
冷たさは私自身
溶ければ無くなるだけの
「ニカラグァ・モバイル」
ニカラグァ・モバイル
ニカラグァ・モバイル
オレンジ・ジャンパー・ストラトス
ニカラグァ・スマイル
ニカラグァ・スマイル
アストロノータス・オペレータス
ニカラグァ・まっ茶アイス
ニカラグァ・まっ茶アイス
お酒で乾杯・コップを飲む
お酒で乾杯・コタツも食う
「こしあん・ルーレット」
つぶあんでありますように
イチゴでありますように
カフェ・オレでありますように
こしあ
こしあの大地に凍てついた樹海広が
広がるな
>4th氏
謝ってきました。
確かに少々、削除板では度が過ぎました。
反省しています。
>しいなさん
早朝(深夜?)からご苦労様です。
顔文字がキュートですよ♪
o(^-^)o ← これ、なんか気に入りました。 可愛いですね☆ まるで、ね☆
いろいろと和みました♪
THANKS☆
「ありがとう」
と鳴く
天使の声は
エコー掛かって
わざとらしく
神懸って
「吐き気がするぜ」
メソメソメソ
(メソメソメソ)
「おいおい泣くなよ
そんな事で」
君は別れを告げようと
口開きかけて
金の目伏せた
小さなな羽でbyebye
窓から
「住んでる世界が
違ったのさ」
俺は毒づき
空を見上げて
朝日が染みて
地上を見やる
今さら理解も
ウンコもねぇが
そう言やアイツは
汗も掻かなかったな
スーツを着て
会社へ向かう
く、改行制限きっついなぁ
しかも
>>219 小さなな → 小さな
もうちょっと落ち着いて書き込みしましょう。
ぐっばい、またね、Ms.マホロティック/しいな
221 :
山崎渉:03/04/20 02:10 ID:1+CNA/cT
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
「光」
黒い受話器の背中
廊下が深く忍び込み
白い霞の窓
>>222 チャンプスレでの失態、許して下さい。。
本当に、ごめんなさい。。
>>222 全く、あなたはスゴイね。。
またもや一本取られましたよ。。
思わず「座布団一枚っ!」って感じでした。。
最高だね。。
あははは。。
225 :
堕天使:03/04/29 02:29 ID:BpUNqCON
花壇の窓から
やわらかなみかん
の微炭酸の笑顔
が、だらーん
で、ぶらーん
ぼろーん
へっへっへっ
春なのかぁぃ
あなたは立派な ビンぼうさん
ビンビンぼんぼん
ビンぼんぼん
ビビビビぼんぼぉん
ビンぼかぁん
死んだ医者に乗って
先代まで行こう
きっと足袋先に
ラヴは見つかったり
見つからなかったりの
先当てゲーム
ラヴラヴって
いわないでね
ラヴとラヴとは
打ち消しあうから
行き詰まり 搾り出してもカス 飽さらに飽
こんなところに咲いていたの
廃焼却炉脇のたんぽぽぽ
ぽぽぽとわらう
春のやわらかい日陰だ
粘着女、纏わりつくなって言ってんだろ?我慢にも限界がある(警告1)
どっちが粘着だよボケ野郎
234 :
?:03/05/06 22:37 ID:e4bG9b7U
いいぞ、いいぞ。その調子だ。ひゅう、カッコイイ!
235 :
山崎歩:03/05/23 01:17 ID:xlKr/I4h
━―━―━―━―━―━―━―━―━[偽JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
236 :
山崎渉:03/05/28 10:51 ID:91alohpq
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
237 :
しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :03/06/02 11:51 ID:fyEkbTBS
「朝の鴉」
電柱という石造物の天辺に
死んだ鴉(からす)が止まっている
朝の河原にはサイコロの石が、無数に転がり
すべての目が「一」を示していた
霧が
一瞬にしてあたりをざあと撫でて
通り過ぎていったが、風はなく
わたしたちの歩く音もなかった
前をはしゃぐわたしの犬以外に
命あるもの何もないようで
朝日は虫ピンで止められていた
死んだ鴉が一声放って
止まっていた世界を揺らした
わたしはようやく、誰にともなく
おはよう、と笑った
時計を見ると
八時半らしかった
「ばかちん王国とあなた」
ばかちん王国で
暮らしてみない?
宗教だっていい感じ
さかなもみんな笑ってる
教義はばか
僧服にばか
王様もばか
民衆もばか
根っからばかだから
意味もなくたのしい
学者はばかだけどプロ
ばかの難しさをよくしってる
あなたはこだわっていたすべてのものを
ここで脱ぎ捨てて
ねぇ
ばかちん王国国民になってみる勇気はない?
あたしは途中で帰るけど
馬鹿野郎
「手(1)」
仕事をしていた私が
眠りから覚めて
見渡せばそこは
見慣れた部屋
昨日と同じこの部屋に
詩的なものは何もなかった
見慣れた窓の外には
昨日と変わらない花たちが
もっとも花らしい頃を咲いている
赤いパイロンが整列して
その向こうでは白い柵が
色とりどりの豆粒の花を抱えている
くすんだ赤い屋根
あの山のあたりは曇っている
「手(2)」
うっすらと蒸気の匂い
わたしの周囲は薄ら晴れ
薄あかるい世界のなかで
まんなかに立っている大きな松の樹だけが
黒い陰
電信柱は湿った色
ここには詩的なものが何もない
なにもかもが
昨日とおなじ
一番近いところに
自分の手があった
昨日よりも動物めいて見えるのは
きっと湿気で皮が浮きあがっているせい
あしたになれば老婆の手
意味もなくそう思った時に
わたしは久しぶりに詩が書けた
>>237 >朝の河原にはサイコロの石が、無数に転がり
>全ての目が「一」を示していた
ここだけで意識が埋め尽くされてちと呆けてしまいました。
この光景を反芻するだけで何度でも"際物のイイ気分"を味わえそうです。
・・・ご馳走様でした。
>>241 わぁ...。なんか嬉しいです♪
ありがとう。
ここはみんなのための練習スレッドなので、
お気軽に書いていっちゃってください。
好きだよ
花壇を埋める完全形の花たち
オレンジ色をしらせてくれるよ
一番好きだよ
けっしてその完全形が
理想形じゃなくっても
どうしても好きだよ
泣いてしまうよ
わたしはどうしても
冬の花壇を思い出して
うぅ...
精一杯の完全形
精一杯の完全形
もっと
いい言葉ないかな
わたしの
精一杯の完全形だろうか
これは
きみは、もってない、だから、でない
246 :
山崎 渉:03/07/12 11:50 ID:NWO/CALS
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
247 :
山崎 渉:03/07/15 11:54 ID:91J1lTCd
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
249 :
万華鏡倉庫 ◆NDD5HaAhTA :03/07/23 14:01 ID:XzFmyS6T
<うごかないもの>のかたわらを通り過ぎてみる
ちいさい頃
家族でいちばん通り過ぎ方がうまいのは
わたしだったのに
<うごかないもの>から垂れてくる
腺液に足をとられる日々
「思い出を擦ってますよ地面に」
助言本能を持つけむりの人が
助けては振り払われ
やがて
<うごかないもの>に染み付いて
うらみつらみはなにもないのに
なにもない
あぶらぎってくすんだ板塀がえんえんとつづくばかりで
250 :
_:03/07/23 14:04 ID:pQDkOEf0
はんぶんだけの沼の縁を傾斜したまま散歩している
あと三日だけどっちつかずの曇天がつづけば
騒がしく倒れこむやわらかい肉のにおいに
指を
鈎のように曲げたまま
溶ける
わたしとあなたのあいだに一通の手紙が挟まっていて
大き過ぎて宛先がわからない
沼がななめに飽きて
じきに這い登ってくる
わたしの曲がらない小指を手がかりに
けだもののにおいが堆積した湿地
そのしきたりで
253 :
名前はいらない:03/07/23 14:23 ID:+b5SDgKl
おいおい、他人事だからって面白がって煽ってやるなよな(w
これぞ、本当の意味の煽りだな(感心...)
>>251 けだものねぇ、安易ですな。
夏厨よ、遊ぶのはいいが糞スレをあげるなよ(w
宿題しれ!
「」<>の乱用は学校で習ったのか?(w
夏休みの宿題なら、まずママに見えもらいな
258 :
:03/07/23 15:03 ID:gvDq4tYi
いろんな辛いことがある。
だけど
家族にだけは、少しも不満なくこれたことに感謝。
ポエム板には、共感がほしくて通ってる。
たくさん、いろんな共感があって良いところだと思う。
だけど
不幸な生い立ちに不服を訴えるようなポエムには、共感できない。
大人になっても、子供のころを後悔したり
誰かのせいにしなきゃいられない人って、かわいそうだな。
ポエムを書いて、気が晴れるといいな。
応援します。
259 :
252:03/07/23 15:24 ID:UWMXRtI7
わたしはミサイルをみて
かっこいい
と思う自分に
ふたをしない
だってそれもラヴじゃない
サイルをみて
かっこいい
と思う自分に
日向ぼっこをさせてあげたい
わたしはどうしても好きになりきれない世界への
怒り
にふたをしてきた
わたしはどうしても好きになりきれない世界への
怒り
を認めてあげよう
かっこいいミサイルにして
頭を撫でてあげたら
なんだ
ちゃんとわたしの顔
見えたから
もう嫌いじゃない
ミサイル抱えてヨユーで笑うよ
260 :
252:03/07/23 15:41 ID:UWMXRtI7
わたしは
かわいそうなひとだ
なんて思わない
あの子は
かわいそうなひとだ
なんて思われてたまるかよ
わたしは
母を糾弾する
わたしは
母のようにならないために
わたしは
書き記す
わたしは
わたしは
わたしは
エゴのかたまり
だからそのエゴを磨く
ほしいのは玉のようなエゴ様
いいもわるいもない
わるいと思うひとはいる
唾吐きかけて通り過ぎる
あやまらない
261 :
252:03/07/23 15:49 ID:UWMXRtI7
「笑顔で死ぬかも」
ポリエステル100%が
わたしを蒸し殺そうとする
こんな服をつくったひとはあほだ
プラカードもって駆け込みたい
きっとかわいい狸の笑顔
おなかツルツルでさわりたくなる
きっと紅茶とか飲みながら
笑ってつまむマロングラッセ
話題はやっぱり
暑いですねぇ?
(゚д゚)ウマー アイアム・ROM中 ガンガレ!
食べ物の話は、どんな空虚な人にでも残されていますものね。
そして私はあなたを、かわいそうだと思います。
止めろといわれても、それは出来ないでしょう。
模倣も、試行錯誤のひとつです。
練習には、なるでしょう。
がんばってください。
少しずれた空に所在なく月がかかる
折れた頬骨を癒すこともなく
西の岸辺の森はみずからの吐く息にけぶり
うすく引き延ばされた唸りにふるえ
風を刺し陸を噛む
夢みがちな海賊が
思い出したくない思い出を
売り飛ばしにいく航路
値札の付いたわたしは
甲板でこぶしをいたわっている
いちどだけ
月までとどいたこぶしを
前歯で噛む
265 :
252:03/07/23 16:19 ID:UWMXRtI7
負けちゃえ太郎 ペンをとれ
睨みつけるその類人猿から
赤いベゴニアへ歌をうつせ
ちょっと婦人の薫りもするでしょう
重なりあったまるい花びらを押し分けて
小さなアブが覗いたら
にっこりにっこり笑いましょう
重たげだった葉が 差した陽に浮きあがって
太郎のはちまきはゆるんで
金成法師が逃げ出すよりも早く消える
太郎よ 一緒に遊びましょう
なんにもせずに遊びましょう
わたしの膝に はちまきなしの頭を預けて
重たかったら 陽を呼びます
安心して なんにもしないで ただ
ペンをとれ
266 :
252:03/07/23 16:24 ID:UWMXRtI7
267 :
252:03/07/23 16:32 ID:UWMXRtI7
269 :
252:03/07/23 16:52 ID:UWMXRtI7
「アイム・オン・ライン」
アイム・オン・ライン
愛無温ナラ・イラン
イランでもカムならカミ・オン
マキッシュ! マキッシュ! マキッシュ!
ベイ・グランド・ホテルでも
アイム・オン・ライン
流れ続けるの止めちゃうの
ストップ! ウォッチ! ごめん見えない
おいしそうなバイキング・オン・ライン
食欲の恨み・かなしみ・見えないけどオン・ライン
柱時計・30万画素でぼけても・逆にはならない・オン・ライン
結構正 結構正
こケッコッコで朝までオン・ライン
結構正・生きろオン・ライン
270 :
252:03/07/23 16:57 ID:UWMXRtI7
わたしは
お世辞を
使わない
ことが多い
使われるのが
結構嫌い
だし
多い
っていったけど
やっぱり
はっきり
使わない!
に
だもの
271 :
:03/07/23 18:26 ID:3kT+/EH7
過食症
眼が合うたびに
耳が遠くなる
眼が合うたびに
ひとつ齢をとる
ふと眼が合うたびに
脳天から鈴が落ちる
眼が合うたびに
かんたんな問題の
解答欄になる
いつのまにか
自分で
答えを書き込んでしまいそうで
薄暮の稜線から話しかけてくる数列
見知らぬどうしの観光客のあいだにも
結ばれる螺旋があり
店先で投げかけられる笑顔にも
遺伝的な黄金分割がある
あなたの背骨を同心円状にきつく巻いた土瓶敷
みやげに買って
彼女に微分させたろうかいな
闇がおちてくるとき
二度死ねるくらい高い窓辺で
数珠をまさぐるように
よくわからない気持ちを
暗算している
おほほほ
くわばらくわばらですわw
硬度もないくせに
心は割れて砕ける
散り広がった鋭い欠片で
歩くこともできない
きらきらして
きれいに見えるだけがとりえの廃棄物
276 :
名前はいらない:03/07/31 19:37 ID:eGj+oY/J
14
>>272 意味はわからないけどおもしろい。
>>273 個人的ベスト。あやういけどじつはある秩序が。
ありそで。なさそで。させたろかいな。納得。
>>274 w
>>275 心をかんぺき物にしちゃった。見える。
278 :
名前はいらない:03/07/31 22:47 ID:XrjRjREK
真昼にラヴ星人を打ち落とす
279 :
z:03/08/01 00:22 ID:kF9ylQDo
ふりそそぐひかりに
またたくひかり
ひとみとじれば
とおくからかぜ
あなたがすき
むねをおさえる
てんをみあげる
つきはみえない
くもはない
あなたがすきだ
ほしのひかり
かすかなまたたき
やみよのみちに
あなたひとりの
ためだけに
わたし
280 :
z:03/08/01 00:29 ID:kF9ylQDo
ごめんなさい。操作ミスしました。
最後の三行は、
あなたひとりの
ためだけの
わたし
で決定稿です。ごめんなさい。
281 :
名前はいらない:03/08/01 01:52 ID:+7dZLhMO
マン毛鏡の詩って意味わかんないし面白くないね。
鈍い人をあざ笑うために詩を書くって
どんな気分かな
その人の祝福された(おめでたい)脳味噌でも
意味がわかるように
注意深く
格調低く言葉をえらんで
てめえの感性が悲惨に粗いってことを
悟ってもらえるように
祈りを籠めて
マジくだらない詩を贈ります
それでも
あなたの言葉よりは
ずっとましなやつです
ごめんなさい
283 :
名前はいらない:03/08/01 08:13 ID:+7dZLhMO
合わせなきゃ ふつーの人が求める詩をね。 じゃ 普通ってなあに? ってきみにわかるのかな?
で、あざ笑うことでますます伝わらない詩を書き続ければいい。誰のために? じゃあ自分のために、、どぞ
284 :
名前はいらない:03/08/01 08:57 ID:pc/vfXga
>>283 私はなたの言葉に心を入れ替えて、書きたいとも思わない類の詩を書けばいいのですか?
匿名掲示板に、別に注文を受けたわけでもなく
書くときにときにまで
あなたの忠告は誰のためですか?
そして、詩には、意味の他に読むところはないと、思っているのですか?
286 :
名前はいらない:03/08/01 09:40 ID:3CcxOEtB
HNがダサイ香具師は何をやっても(ry
名無しさんは、さきほどと同じ方?
そのどこにでも転がっているような借り物の語彙が、あなたの限界ですか?
ここは
練習をするところ
です
実験でも?
けんかをするところじゃ
ないよ
ないけど
いいけど
なんでもアリだから
かんでもやってみる
なんでも皇帝
ラヴ皇帝
ラヴけんか
((( ;゚Д゚)))
あたしさんがやってくると
なんでもかんでもが あたしさんのドレイ
今朝郵便配達が来なかったのは
あたしに対して横着になったから
子供があたしを大切にしてくれないのは
あたしの苦労話をちゃんと聞く気がないから
あたしの娘が本を出したんですよ
本の中身は知らないそんなものあたしと関係ないし
このお店にはあたしの娘の本を置いてありますか?
「あなたの娘さんのですか?」
ちがうわよあなたのじゃなくてあたしの
世界はあたしでかんぺき知り尽す
あたしさんにしいなまほろはわかりきってる
きみに
好きだよ
のかわりに
ぽんと
ラヴ星人わたした
右からみると鼻がまがってて
左からみるとライオンの鼻
ちょっと笑っただけで百歳歳とる
このラヴ星人が
わたしのきもちです
きみには
なににみえたの
結局おなじだった
好きだよといえばよかった
ことばなら
ごみ箱にははいらない
その場で消えてしまって
パンチする風船のようには
しつこく起き上がったりしない
えい
鏡よ鏡
わたしのことも映せ
わたしの暗号も
あのひととおなじやりかたで
割れた鏡が
運悪く朝焼けの方向を向いたとしても
映すは 君が 居た 季節
そこに 君は 居ない
熱と 震え が 残っているだけ
光
そんなもの忘れた
どこかできらわれているというかんかくはひかりのなかにあるからこばんだのだかがみにさえこばまれることをしらないしらないしらない
サファイアブルーの
透きとおったウィンナーソーセージが
答案用紙として配られる
食べたいのを我慢して
皮を破らずに答えを書き込むのが
難題
あちこちで
涎をすする音が
試験会場にひびき続ける
誰かがすすると
みんなしてすする
接点の悪いスピーカーの群れみたい
とかなんとか余裕こいてて
終鈴とともに
わたしは気づく
名前を書き忘れている
僕は答案用紙を作る
先生と詩人のネジキリマンホール
リーダーが名前書き込むのよ
ケタケタと笑ったり
悲しくて鼻を啜ったり
しずしず
しずしずしず
著名。
297 :
名前はいらない:03/08/01 21:10 ID:MFEyRo/s
借り物じゃない語彙とはなんでしょう? ねえ、しいなさん、万華鏡さん。
サファイアブルーは借り物ではないのでしょか?
298 :
安全地帯:03/08/01 21:45 ID:naAH+4oG
>>297 ひとつひとつの単語まで、創作しろということではないですよね?
サファイアブルーの使い方が安易でしたら、代案などご提示いただけると学ぶところが
あろうかと思います。
300 :
名前はいらない:03/08/01 22:19 ID:MFEyRo/s
代案の入る余地のある詩なのかな? いや、そうなんだよ。 それとも、サファイアブルーである必然性は?
要するに詩板のほとんどの奴が、まだこの段階なのよ。緊張感のないハッタリの詩。自ら知恵を絞れや。
世間には 強姦を望む女性も いるだろう。
私の娘が 年頃になるまでに 教えておきたい。
もしおまえが 強姦されたいと 望んでいても
強姦された者の前で それを口にしては いけません。
もしおまえが 望まぬ強姦をされたとして その横で
強姦されたいと 口にする者がいれば
その者が強姦されることを 一度だけ神に祈り 前へ進みなさい。
もしその者が 強姦さているおまえに 悦楽をみたと口にすれば
その者は昔に 心を貫かれているのだから 慈悲の礼をしてから 前へ進みなさい。
>>300 すごいね300。自分はその殆どには入らないんだろ?
見本見せてやれよ。ハッタリ無しの詩とやら。
303 :
名前はいらない:03/08/01 22:51 ID:43OY76FI
304 :
山崎 渉:03/08/02 00:57 ID:8+jueK0E
(^^)
305 :
山崎 渉:03/08/15 12:45 ID:6uqIVx7n
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
しゃかい せいかつ に
やさしさ は ふひつようだ なんて
とっくに しってる はず
なのに まだ やさしく しようと してる
あなたは
とても おろかで きれい
ぼくは それが むくわれるよう
いっしょ けんめ いのる
いのる
ありったけの ぜんいで
(↑捕捉)
ラヴはおろか
おろかなラヴほどかわいい
しいなさんの詩は、会いに行ってみたら季節風だったお見合い相手みたいにすてきです。
風であるひとに会って、「わたしも気象だったんだ」と気付く。
インターネットに
わたしを現すたくさんのことば
あなたはどんな風に見ていてくれたのだろう
わたしの瞳を覗き込む
あなたの瞳のなかにわたしは映らない
合わせ鏡のように反射しつづけるから
きりがない
えいとあなたの瞳に飛込んで
吸い込まれて終わり
終わった瞬間にはじまる
やっとあなたの顔が見えたわ
こんなぶさいくなひとだったのね
でもだから
好き
と届けた
わたしの雌猫臭い全身で
夏が終わると
恋も終わった
いままでのパターン
夏の終わりに
恋が始まった
初めてのこれは
パターンじゃないから
終わらないかもね
たつまきみたいなあなた
消えないで
そのままあばれつづけて
わたしをぐるぐるまわして
あなたがあばれると
闇夜に月も産まれちゃう
きっとラヴは
恋よりおおきいけれど
きっと恋は
ラヴより実用的
そしてラヴは
きっと恋を包んで空から笑ってる
奇数ページしかない本のめくり方について教えてもらったのですけれど。
「こんなことができるのは、じつは世界が二枚の合わせ鏡のあいだに存在しているからなんだ」
右からの横顔しか持たないその人の話を、わたしは真剣に聞くのですが、いつも半分しか伝わ
ってこないのです。
恋に落ちる
と言うくらいで
恋が穴だとすれば
わたしの道は穴だらけで
路面ががないから
けっきょく恋の底を
道のように歩いてゆく
おイタがすぎるよ 旅のバカ
レモンの汁を 膝に擦り込め
ヤジでもキタでも子豚のなまえ
子豚道中膝レモン
楽しい旅になってるかな
楽しい旅になってるといいな
あなたは今子豚大陸の地図をひろげて
ミクロ牛の姿でころがってる
どこへでもお好きに
とっても自由だよ
蚤に変身して跳ねてみる?
行くべきところないから何でもアリ
折れそうになった膝にはレモンを擦り込め
折れそうになった心には
そうだね
あたしが迎えに行くね
何をしててもいつでもちょっと時間差で
あたしの貧乳の懐かしさ思い知らせながら
― アイヴ ―
アイヴ
ビーン
そこで
言葉途切れる
アイヴ
ビーン
いつも
そこで溶ける
空気に身体とられて
そこから先がひろがってゆく
アイヴ
ビーン
溜め息にのせて
大破しそうな線香花火
包み込むくちびるでとめて
降る父の歯を挽き潰すなりわいで幸せ
砕けた歯を散りばめた飯を兄の口に運んで幸せ
そのときの匙で経血を掻き出して幸せ
照り映えるたびに夕映えに小便をかけて
冷めたところを下腹部にあてがい
ふつふつと下界に湧くおさな心をまぶして
じっくりと腰を回しながら磨いてゆく
砕けた父の歯の臭いを兄の口に嗅いで笑えば
わたしの背筋は刀身のように反って
ひとびとの見守る中
性器が溶けほころんで塞がるまで
夕映えを磨き続ける
ときどき頭が
ごん、
とぶつかるほど
空が低くなければよいのに
>>315 見えないから想像。
たくましくそのあいだを。
好き。
>>316 底はきたない?
それともなんにもない?
そこを、歩く。
ラヴが絶対必要。
>>322 >底はきたない?
>それともなんにもない?
見ている余裕がありません。前方が下みたいに、歩きながら落ちていきます。
無数の名前が空から降ってきて、落ちたところにあるものの名前になる。
「くうき」という名前は中天にとどまろうと一生懸命はばたいていて、それと同時にあらゆる
方向にはばたいてもいる。
そのおおきな名前のなかを、「かぜ」という名前が行き来しながら、応援している。
「かぜ」のまわりに、「にし」「みなみ」「きた」「ひがし」という名前たちが付き従いながら、
すでに地平線の向こうに落ちたりもしている。
雨降る
赤い実
じゃんけん
グー
降る降る
雨降り
フルーツ
フルフル
328 :
しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :03/09/11 11:25 ID:cypSPAQV
警察官と
踊りたい
裁判長と
回りたい
数学の先生の
銀縁をとりたい
コメディアンはいつも取り残される
暴力が幼いので
わたしは
あのひとのことがすき
あのひとは
木みたい
とりあえずなんでも生っている
ラヴみたいなもの
ごめんね はげまる
おまえをまだ 産んでやれてない
あした産むよ
好きなひとのことは
なかなか しになりにくいね
「好き」にぜんぶ詰まって
じぶんだけぜんぶわかって
おしまい
あなたの胸でばくはつしない
ああ
ばくだん投げおんな
といえば
オレンジジュースのばくだん
一滴
一滴に
凝縮された最大限の果汁ぅぅ
ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
なぜ
あのひとは
ちいさな粒
ちいさな粒粒
ひとつひとつがアトミック級
ウン
ぼんびんぐ
うふふのチョキ
つかまえにくる
あなたのパー
うふふのチョキ
つかまえにくる あなた
おおきな てのひら
333オメデトウ〉自分
「恋すると」
恋すると
時の流れが早くなったり
人待つ時だけ遅くなったり
孤独がもたらすアレを
軽く見がちになったり
なかったところに道ができたり
宇宙大師が金成法師に戻ったり
つまらないことが
面白いとしか感じられなくなったり
バカになるし
先読みが下手になるし
ろくなことない
なんて考える
自分のことがキライになる
テンキヨホウ
ヤッホウ
イヤンヌ
イヤンヌ
イヤンヌ
花のような糸をつむごうと思います
いつか真綿の開くように
あなたの家まで届けようと思います
わたしの部屋から伸ばしつづけて
白い糸が
外で雨に降られて
無惨な色に変わってしまわぬように
わたしはつむぎはじめた糸を
鉄の被膜で覆いました
338 :
つづき:03/09/13 12:14 ID:ZNVgJkPp
あなたの部屋の
窓ガラスから入って
そこで開けばいい
ごめんなさい
窓を壊してしまって
ごめんなさい
あなたにとっていらないものを届けてしまって
それでも
自分の部屋にいれば
あなたがどんな顔をしても
見えないから
今日から真白な糸をつむごうと思います
鉄の被膜に忍ばせて
たとえ開かなくても
閉じ籠った糸のままでも
そしてハッピー
それでもハッピー
♪
真夜中に
ラヴは星のひと
>>335 面白さのつまらなさも、つまらなさの面白さも、娯しめてしまう感性のやわらかさに酔う
面白さ
と
つまらなさ
おもしらなさ、みたいな
>>341 レオナルド・ダ・ヴィンチ晩年の、「水の中を流れる水」のスケッチはすごいですよ。
西洋人だけど。
別れ話を切り出そうと思っていたけど、「水平線が三本ある海を見に行こう」という誘いには逆らえなくて延期。
雪野原を走って、はっと思い及ぶことがあり立ち止まると、足跡だけがさくさくさくと、ぼくの前を三歩走った。
右の鼻の穴から
左の鼻の穴に
旅するフナムシを飼う船長さんが
お誕生日に夢を砕きに
来てくださるから
安心して絶望できますの
色のない舌を呑み込んでみせましょうか
ケーキの空き箱の住まいを
ワイヤで補強して
はしたない遊びをしましょうか
わたしを儚げに見る人の視線を分別して
指定日に収集してもらいましょうか
生肉の汁気のような涙を
頬の上で腐るまで乾かしましょうか
眼に沁みます
眼に沁みます
希望はひどく眼に沁みますので
夏場は眼玉までも腐りますの
書き留められた言葉が
「わたしは詩です」と言ったら詩です
という意見に賛同しない詩もいます
こんなことを書いているときの
わたしは詩です
詩であるときのわたしに
「あなた」とよびかけてくるものは詩です
わたしは「あなた」とよびかえして
書き留めます
「これは詩ではなくて恋文でしょう?」
とあなたが言います
気づけば一ヶ月ぶり
だったりするね
あたしは何をしてたんだっけ
とても現実的で
とても夢のような
彼の胸に抱かれていたような気がするずっと
ずっと...。
そんなわけないのにね
ここもあたたかい部屋だね
ただいま
おかえり
おかえりなさい、あたし
「彼方へ」
十一年前の
黒い五月
に乗って
走る草原
うねりはじめて
彼方なくなる
349 :
しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :03/10/15 12:27 ID:iyXW3xPY
「ハロー」
風が散らす
赤ワインの色に
ことごとく
優しい陽が乗る
赤く包まれたわたし
陽に覆われたわたし
目を開く
雑踏のなかの迷い花
好きと嫌いを探して選ぶ覗き穴
あなたが覗いてくれていた
「ハイアングザイエティ」
生きてるってことは
どうして
こんなにあぶないのだろう?
それはきっと
吹き上げる風のさきっぽで
ものすごくたかーくたかーく持ち上げられているからだ
右も左も真っ暗闇でござんす
よろめいたら
落っこちるしかないのです
おかあさんのおなかに装弾されて
ずきゅん!と発射されて
翼もないのに
光りながら
飛んでいるこの空は
心を投げたところだけ
青空に
なってる
「耳の中の森」
耳の中の森。
目尻まで這ってくる蔓草。右耳から左耳に帰るヒヨドリ。脳の中を繋がってゆくナラタケの根状菌糸束。
思いの丈によって移り変わる季節。
呼び声としてひびいてくる秋。
落ち葉の腐る音の合計。
耳の中の森に狩りにくるもの死ににくるものさまようもの。
階層的な局所的生態学。
泣き声。煮炊きのけむり。おそれといのり。取り残された捨て子たちの集落。炉端で語り継がれる首長竜の首の伝説は、きまぐれに突っ込まれる神の耳掻き。
さほど遠くない未来。右耳から左耳までの長距離バスが、鼻梁を斜めに登り、閉じた眼と頬のうえの産毛のきらめきが見渡せる人中で休憩をとっている。眉間の上から、ふしぎそうに見下ろす羊達。羊飼いの振る鐘の音。
窓際でまどろんでいる一人の男の、これは夢想に過ぎない。
脳髄から
眼の裏に射すひかり
視界の外の
灯台を
目印に
去るしぐさでいつも
到着している
片足を載せれば
いっぱいの
大陸
靴底のように
刻印される
地図
その足跡を
足の裏で読む
>>350-352 ありがとう。
最近、ひとつのことばっかり考えてしまう。
ひとつのことばっかり考えてしまうから、
そこにはたたかいがうまれない。
たたかいのないところには
しのことばはうまれてこないよね。
いまのわたし、どんどん溶かされている。
だいすきなひとだから、おなじになってもいいとも思える。
このまま、しあわせに、よくあるところへ、ほどけていって、
気がついた時には、すべて失っているかもしれない。
すっかりわたしを消費されて、
紙と鉛筆しかない六畳間で生きられなくなったわたしが
そこに放り込まれているのかもしれない。
きっと消費社会の恋をしているんだ。
しのない恋。
今はそんな恋がすき。
ここにいてくれは恋
ここにいていいよは愛
なんて
どうでもいいくらいの
ラヴ
ラヴ
ラヴ
ところで当然だけど
あなたはあたしだけど
あたしはあなたじゃないからね
だってそうでしょ
あなたは自分のことをあたしっていうけど
あたしは自分のことをあなたっていわないもんね
あなたはあたし
あたしはあなたじゃない
間違えないで
あたしさん
徳利(とっくり)に
消えた蛸足
ブリブリブー
今、
わたしの彼氏を
殺人すると、
抽選でもれなく1名様に
その時のわたしの気分によって
何かが当たります。
ちなみに、
たった今だった場合、
わたしは喜ぶような気はしますが、
なってみると意外に嫌だったりするかもしれず、
だからやっぱり本当に、
なってみないとわかりません、
何が当たるか。
ごめんなさい。
358 :
しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :03/11/30 10:21 ID:u53fn3jT
あぶくぜに
あぶくぜにが わたしを
狂暴化させる
つぶれた商店街のマーケットで買った小さなラスク
どうでもよくて どうしても欲しかった
毎晩夢に見るほど欲しかった
愛犬と換えっこにしてでも欲しかった
母親の保険金を手に入れてでも
星の導きとかはなくて
ただのつまらない工場で石ころのように焼けたラスク
あなたはどうしてこんなもののために
どうしてどうして
どうしてなのが ぶっ
砂利の味を脳髄でソシャクして
やっとあたたかくやわらかな涙こぼれる
頬骨の上だった
空には夜があって
陸には草の海だけが広がって
ぼくはただ空気ばかり見てた
夜の向こうには人間がいなくて
草原を抜けたところには町があって
ぼくはそれらの中間に立ち
空気に文字を書きながら
ラヴはね
ぼくが今ここに描いた
ぼくときみとを結ぶ唯一の架け橋
それを渡ってそちらへゆくよ
ほんとうは
ぼくなんてどこにもいなくて
きみがぼくと裏返って
きみはとても長いあいだ空気ばかり見てた
星もしらない含み笑いしながら
うんこ先生
あたしの靴を取ってよ
汚さないように
ね
人肌のうえで
人肌をけぶらせる
うすい大気圏から
飛び立ってくる宇宙船にみえた
三色に分かれたおいしい目薬
ふしぎなめざめにうながされても
めずらしい消しゴムみたいにいきなりこすられれば
体温のある場所にもどってしまうし
くずれたかたちはもうもどらないし
>>361 リライトみたいで楽しい。
降る雪 インセキ 親
戚ん家
入り組んだ 人肌 開
いたよ 穴ぼこ
拡がる 円の豪風で
平らになった 頑固だ
った 人肌
に
あっさり おおきな 穴ぼこ 開いたよ
そっから覗くと
廃墟みたいに巨大な
きょとんとした雪だるま
しんしんふりふり
しんしんふりふり
大根おろしのシャーベット
一面煤けたタールの丘を覆い隠し
降る雨に負けて
ぼそぼそと惨めな大根片にもどされる
この雨が
酢醤油だったらいいのにな
そうだったらこんなには
退屈な生活に似合わなかったはずだよ
白く透き通る小魚をまぜて
研かれた楢木の箸でかきまわして
巨きな私がまじで笑う
心からもっこりパンの雲
だけど雨
ここには雨
おそろしい退屈
という名の解けた退屈が
食べ物とはいえない大根片の形をして
ただ白く横たわる、私のミイラを晒している
げんじつ と げんじゅつ は にてる
こおろぎは にんげんのげんじゅつが みえなかったから
おおきなユンボの キャタピラに ふみつぶされた
レッスン1
レッスン1 「笑顔の練習」
〜 〜
▽
× ×
▽
きょとん、、、、
・ ・
▽
んで、、、?
あー、邪魔してごめんね、続けて続けて。ちょっと気になっただけだからw
○ ○
〜
め め
口
ウン
ウン
あまけし
おめて
でとう
旧年中はお世話になった人が誰もいなかった
ひきこもりでもなく
放置されていた
自分から
今年もそれを頑張ろう
よしよし
あと何年もつかわかわかわかわか
わからないのがあたりまえ
いつかただしいひとにならされるの
とかいって
嘘つきわたし
大好きなひと集中攻撃でお世話した
お世話することでお世話になった
お世話なんて言葉
使いたくないふたりで
ふたりでいようね
これからも
ありがとう
いちたすいちは
たんぼのた
いちひくいちは
ゆんぼのゆ
へ へ
へ
レッスン1 終了
話しているうちに
三人とも
おなじ話をしているのだとわかった
もう
会うこともないかもしれないから
力を合わせて
ひとつの仕事に
区切りをつけるように話した
かわりばんこに
お墓に土をこぼすように
379 :
赤 ◆0r6EkEM9HI :04/01/15 23:04 ID:vKBQK3C6
「ピンクゴールド」
打ち上げるよピンク混じり
流行すたりなら「一応」との前置き
乗り気なく
支払わせる\
いかほどよ
いーかほどよ!
年増の皺よ鏡に代わり
私の指を彩れば
上がるでしょ成績、
その場限りのテキヤとお変わりなくお見受け
騙したら明日来るわよ
嘘だったら明日乗り込むわよ
ねぇ綺麗?
ピンクが狙わずもかな
アタシの黒ずんだ指先どう
役立つなら褒めたげる
今世紀の四分の一せめてアタシの宝になれピンク
仕舞われるであろう箪笥いま、口をあんぐりしてるどうする?
間違って消された火の玉は
しうて
苦しうて
行き場
あの世にも
完全になくして
それなら再び燃え上がるしかないと
遺志だけ固く
わたしは
フローリングに転がる煤けた球
跳ね上がる軟球を嘲笑っている
資格もなく
>>379 びっくりしました...。
こんばんは。
382 :
赤 ◆0r6EkEM9HI :04/01/15 23:16 ID:vKBQK3C6
こーんばー。ふぅ。。
383 :
赤 ◆0r6EkEM9HI :04/01/15 23:17 ID:vKBQK3C6
ねーーーー
へたればっか
害もないけど、すかんさねーーー
自分にだけ通じる言葉を使って
開いている
ことはできる
たのしめない
あなたならつきあうのはやだ
たのしめるなら
わたしは嫌いな新聞でも読む
興味をそそって
口の窓から
わたしを誘って
ラヴの
意味?
しらないよそんなもの
後世に理解されるしは
ない
わかりやすくても
ぜんぜんわからなくても
あなたの経験なのね
それ
わからないけど
雀の舌抜かないで
...。
水の底で掌に受け止める、いい程合いに冷えた流星
教会の細い血管を、嫌味な季節風から守る献立
「浮気」
浮気
なんて
しないよ私は
みんな
好きだから
「日記」
ライオンのこどもが
マリーゴールドの花びらになり
蝦茶のクルスに変わったいま
までの
すべてのわたしが綴られているのだとしたら
ほんとうのわたしは
どれだろう
「生まれたて」
土から ぽこっと
木から ぽこっと
水から ぽこっと
生まれたての ちびどもは
かわいいフリして 身をまもる
フリフリおしり振って わたしをみて
みて みて ねぇ みてちょー
ぽこっ
できることなら
無理だとしりつつ
なぐりたい
「尊敬」
だれでもかれでも 尊敬してるし
だれでもかれでも 軽蔑してます
それでも一番尊敬してるひとは
だれでもかれでもの背中を破って脱皮した
あなただし
それでも一番軽蔑してるひとは
だれでもかれでもの背中を破って脱皮した
あなたです
黒いか 白いか
脱皮した かげろう
黒いか 白いか
わたしの 尊敬
沖ゆく船を一夫として
塵をひさぐ矩形の多妻たち
なにを思う湾をめぐる
両耳の風まで
奏でられる曲線が
事切れる温度とかたらって
鼻腔に行き着くまでの
あわい
水の成分
蛇行する道なりに
契約の眉と迷いの頬のかみ手を
歩み去る影のあるなし
乱れ髪がかき抱く
線状の渓谷にか細く
絶え入るように
迎えられた息
伴われた風力
妻の数の正確に四倍
呼吸する橋の
滴るまでならば無防備な
前のめりの腰
喉を鳴らし
夕暮れを
呑みにいく腰
タップリン
リズミカルな
スプーンとシューズ
太い血管の隠れる手が
まずは壊さない強さで掴むタップリン
揺らして
揺らしてアニマルに
タップリン
リズミカルな
ヒップとスツール
ブラックは真白なライトに
染まってもブラックのまま
黄色く濡れたくびれ腰
覆い被さる風に
揺れるタップリン
ミュージック
ストップ
ひどくやわらかく感じられた
床に落ちた泪のおと
396 :
万華鏡倉庫 ◆NDD5HaAhTA :04/03/25 19:25 ID:MvPjUlLb
「ここが論理のけものみちだよ」
見たことのない
ちいさな感情に案内されて
狭いとこ、狭いとこに踏み込んでゆく
ぷちゅぷちゅと法則の粘膜にしゃぶられる
乾くと臭う
考え方が粘っこくなって
なにか決心するときベリベリと音がする
399 :
しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :04/06/09 13:09 ID:v+G737dY
炭水化物のけむり
お米ジュースで濡らせば
胃腸の中身は生きている
粘液のせせらぎ
せらせら
せらせらら
なんか生きてる!
たんころりん
畑にころがして
ライトアップ
お腹がすいた
生きてるしょうこ
ば
ばかにするな
「闇夜にラヴ星人を打ち上げる」
ある惑星の支配階級は 乳白色の海が空に氷柱をつける時分に
ささやかな習わしを行う
それは強力な媚薬を詰めて 大気に散布するというもので
そのロケットは人々に“ラヴ星人”と呼ばれている
支配階級である彼らは あらゆる物質的欲求を満たされていて
互いへの関心を示さず その生態は幸福でも衰退し続けるものだった
それがこの“ラヴ星人”によってどうなるのか
まず第一に 完全な自己繁殖の技術を持つ彼らが相手を欲し 愛と憎しみが生まれそれに伴う争いごとが絶えなくなる
第二に 被支配階級の生態に変化が起こり人口爆発と 支配階級への挑戦が始まる
第三に 支配階級の彼らは抑制や制御といった政治的技術を全く持たず 殲滅させてしまう様な兵器しか持ち得なかったので
その有り余る時間を使って少しずつ自らの手で殺戮を繰り返す
やがてそれが200年ほど経つと 被支配階級の世代が全て入れ替わり
彼らもある程度人口を増やすことに成功して また散り散りになっていくのだった
その支配階級の彼らは 生まれてから死ぬまでにこの習わしを
おおよそ83回程度経験するという
403 :
名前はいらない:05/02/18 03:18:53 ID:1QonSX7H
闇夜にラブ星人を打ち上げて
ピンクの光が遠くなる
半分のお月様が笑う
生ぬるい風が妙に気持ちいいもんだ
さよならラブ星人
また明日
405 :
万華鏡倉庫:2005/04/27(水) 04:14:25 ID:dUC3GUG5
どうでもいいことの
どうでもよさが
たくさんある
ていどじゃなく
しゅるい
どうでもいいの丘のむこうに
どうでもよさの村があって
「差別の仕方」を
おしえるがっこうがたってる
どうでもいいくらいいっぱいたってる
げらげらわらいながら
ならってる
おとなもこどももおんなもおとこも
ここでは気があう
私は愛してるのですね
どうか ここまで来たのですから
私に語らせて下さい。
疲れてへとへとです。
あなたの誰かの相談役に
なるために
あなたといたわけじゃないの
ただ 宇宙の夢を見ていたかっただけ
408 :
名前はいらない:2005/08/13(土) 20:41:54 ID:+HdGJHCy
「ゆーれい」
あしがないから
いきているんだ
闇夜に光るから
死んでいるんだ
飛び続ける蛍は
昨日川面で見た蛍は
私だ
409 :
「そら」:2005/08/13(土) 21:04:54 ID:+HdGJHCy
尊重と 村長と
それはまったくもってどっこも似ていないのに
村長を尊重しなければならない
無念な時がある
私はむしろ
私が村長になって
村人すべてを村長に任命したい
生後間もない村長も
人生で今一番自分が無敵だと思ってる村長も
孫の名前を覚えることで力を使い果たして恍惚となってしまう村長も
どれも同じくらい尊重からは程遠くして
それより私がよっぽど尊重したいのは
誰もが砂利の駐車場に車を停めるから
私一人泥の駐車場に車を停めてみたら
川が溢れて泥が流れ出して
私の車だけが遠くへ行ってしまった時の
なんて自由な脱力感
それだ
で
尊重を村長してみたりもした
意味がわからなくなった
こどものあいだをつまらせてみる
こっども
ああ
もうどーでもいーね
410 :
太陽クイズ:2005/09/17(土) 23:32:14 ID:BOPkvhub
このスレは生きていてほしいな。
411 :
万華鏡倉庫:2005/10/17(月) 06:23:45 ID:09TqfSb1
雪原に撒かれた睫毛の村を
旅立ってきたあなたは
いま私の頬に付着している
412 :
万華鏡倉庫:2005/10/22(土) 01:17:26 ID:53vmrhCm
光のことなんて知らないでいる
光子のうえに住んでいるから
413 :
万華鏡倉庫:2005/11/09(水) 03:10:54 ID:qHtpB7CC
時間の流れとぴったり同じ速さで考えていると考えはぜんぜん前に進まない
414 :
万華鏡倉庫:2006/01/01(日) 23:34:57 ID:kB0TxYfg
振り返る機能を喪失する
肉体が追いすがってきても
のけぞったまま歩く
忘れられたまま脊髄に棲む双生児
椎間板の叔父である畳
畳を這う毛細血管
肉体は棲み
棲むことは老い
こわばったままの首を
命日に届けるための
カルシウム
気泡のように思考にあいた穴から
街角のポストに届く双生児の
リーチ
ロン。
靴紐に溜まっていく泥を
なぜ中性洗剤は
なぜかつての靴磨き屋は
屋根もなくなぜ靴磨き屋と
私は呼んでしまったのか
革の表面ならば落ちる泥を
繊維の上に逃してうずくまる
私たちは
どうでもいいことにうなだれて
成したことはすぐ過去へ流し
生まれてはすぐに死んでいくのに
靴紐上の泥だけはいつまでも
痛く睨みながら生きていく
「白昼にラヴ星人をageる」
本気じゃなくてもいい
あなたの字を並べろ
ぼくはただ恋に恋をしたいだけかもしれない
あるいはただ字に字をしたいだけかもしれない
壁の切り立った岩場に蟻みたいな字を並べて
それぞれの意味が海へ飛んでいくのが見たい
青と白銀とか呼ばれそうな眩暈
それをぼくは白昼と呼んだ
そしてageようと思った
タイトル通りに
でもやめたのは
ラヴ星人が恥ずかしがるので
本気じゃなくてもいいっていったって
ぱんつもはいてないんじゃぁねぇ
418 :
万華鏡倉庫:2006/03/21(火) 22:24:44 ID:E2Oy1+NE
空の背に噛み付いている夜空
空の苦鳴が古家の埃を落とす
落ちるまでの軌跡にそれぞれ
歴史があり
虚空がある
空の記憶がある
馴染みのない大人に手を引かれて
どこかに行く心細さを
下から見るのと
上から見るのとでは
どっちが心細いかを検証するために
注意深く配置された埃と視点
長く保たれた好奇心が
意図せず
ランドセルのデザインに影響を残した
419 :
万華鏡倉庫:2006/04/13(木) 01:27:58 ID:GK8JtScd
時が流れる
水位が上がり
そして濁る
420 :
かけがえ:2006/04/16(日) 17:13:17 ID:nkcWNDMR
かけがえのジャンプは、そのままからだから、触れないけど
かけがえのあるわたしは、触れるから、わかってしまう それが
怖いから、なにもしない
こういった
沈黙をくれるあなたは たぶん
やさしい眉間をしている <<<<だけだ。
421 :
万華鏡倉庫:2006/04/17(月) 05:42:36 ID:1BU25ivq
あなたの家は土台からゆっくりと身をもぎ離してわたしをあやした
422 :
万華鏡倉庫:2006/04/17(月) 05:49:26 ID:1BU25ivq
生きてゆく勇気が夜の病棟の階段を登っていった
423 :
万華鏡倉庫:2006/04/22(土) 18:35:57 ID:ybWMg2Fc
私的な美学から逃れられない醜さ
424 :
万華鏡倉庫:2006/05/04(木) 20:00:02 ID:Mf7QiCvI
朝が来る前に来た昼
425 :
万華鏡倉庫:2006/05/05(金) 18:25:49 ID:yRYTiG+y
わからないことがわかるとき わかりきったことがわからない
わたしの餌が母に擬態していたので、わたしの天敵は母なのだと理解する
交わす前に果たされ続ける約束を信じる
ぼくの鼓膜は
あなたの声を聴くために
あつらえられたのだと思う
体中の細胞が
あなたの声を美しく聴き取るこの鼓膜を
賞賛するのがわかる
その賞賛があなたにも届くらしいことが
うれしい
声だけを拒む固有名詞
430 :
名前はいらない:2006/06/03(土) 16:58:51 ID:9Ys82aes
ラヴ
431 :
名前はいらない:2006/06/03(土) 17:50:18 ID:xwGb/T2k
test
0点だったからって
愛してないとは限らないでしょ
あなたのテストに不合格でも
わたしはわたしのことばでする
ラヴだぜ
かたつむりよりも伝わらない
淋しがってる暇はない
高速道路の対向車線見えなくても
それはあるんだよ
確かにあるんだよ
と
信じることをしなきゃ
早く!
対向車線側では正解答がちがってる
あなたの車は見えないけれど
わたしの車にはすべてラヴと書いてある
道草をしてもラヴ
逆走をしてもラヴ
わたしのすることのすべてがラヴだ
あなたのテストではわたしのすべてがラヴでなかった
あなたがテストをしたことはラヴなの
だとわたしは信じる
ラヴステマを受け入れる
プテラノドンと共に
食卓を囲む歌うたい
テレビに貼り付いているように見えるのは
テレビカメラに貼り付いている祖父
テーブルの縁からこぼれる歌を
おおきな口で受け止める矩形の祖母が横目で
関連付けるまでの四半世紀
伸び縮みする時間が転校してくる
「未来の西のほうからきました」と言う
虹の親戚になる
436 :
名前はいらない:2006/08/06(日) 17:51:03 ID:Fv5Tz72B
「一発で決めてやりたいのに」
漂白剤なんだから
顔で息しちゃだめ
イライラするとこ
子犬といっしょ
どうしてわかってくれないの
どうして醜白の素吸い込むの
めっ
お尻を叩いたらロケットのように
飛んで行かれるとめんどうくさいので
まあ
見逃してやるか
なんて愛のないこというと思ってるの
めっ
くどいよ
この詩、くどいよ
きれいにダンボールに収まった廃墟が届く
ヘリコプターとおおかみおとこに似ている鍵で
開けた扉から
魚屋屋の魚が出てきて
活きのいい魚屋を売ってくれた
恥ずかしがり屋さん屋へ行けば
さも買って欲しそうにちょこんと
おじさんたちが媚を売っている
ここまだあったのか
湖の右から頭蓋骨に入る千日の
体毛が落ちる
保守
ラブ成人ホシュ
「え?」
ん
復活の予感?
しいなさん復活しないかな
447 :
名前はいらない:2007/12/23(日) 00:14:38 ID:uvKMEFdo
hosyu
hosyu-
それでも保守
保守兼トリップテスト
保守るさ、ああ
hosyu
hohohosyu
hosyu
455 :
名前はいらない:2008/12/04(木) 10:44:23 ID:ltGcqiEY
万華鏡倉庫
456 :
名前はいらない:2008/12/10(水) 21:08:59 ID:vuR25h/3
x
457 :
ルカ ◆.9LBoPaZEU :2009/04/17(金) 12:36:30 ID:ziPEDtXi
はるりんご
はるりんご
口のなかに残って
いつまでも甘さだけ
残りつづける
私は雨に溶かされてしまった
たやすくぽろぽろと
白い角質を剥がされてしまった
甘い花びらは
ゼリーとなって
身体のラインを転げ落ちる
それでも残りつづける
どんなに無残に汚くされても
あなたに甘さを与えつづける
はるりんご
はるりんご
お前のようになりたいよ
やっちゃうことぐらい
簡単なことはない
ただ腰をあげるのが
ライフワークなだけ
459 :
ルカ ◆.9LBoPaZEU :2009/04/17(金) 12:45:46 ID:ziPEDtXi
「ファイト! 大浜」
あつい
あついよ
ハロゲンライトがあつい
白いリングだ
汚れもわからないくらいの
夕日まみれ効果!
やっちゃえ
大浜
大丈夫だ
お前は今
やる気マンマン
散歩の時間がやって来たビーグル犬のように
やったれ
大浜
お前の人間性に興味はないけど
ソフトビニールの足がウィンナーのように暴れるのが
私は好きだから
動いてくれ
動いてください
私の代わりに
ファイト!
460 :
名前はいらない:2009/04/17(金) 15:24:52 ID:mEx1Cpfr
やっぱり腰が抜けた
「腰抜けザウルス」
原生林を
はさみで切り取って
はい
と渡す
とあなたは
シダの葉っぱに
ちゅってした
フラフラ踊る
腰隠す
藁
はぎ取って
びちょりっと染める
メロンとマンゴで
あなたの手は短くて
ティラノみたい
上玉のなまにくが目の前にあっても
喰らいつくごっこで確かめてから
それでも食べはしないんだけどね
あなたの口は優しくて
ヒクツなブロントみたい
歪んでるの見えてないの?
そんなんじゃフツー生きて行けない
好きじゃなければ
ただの腰抜け
原生林では暴れてよ
ちゅってしないでよ
藁なんかじゃなくて
私を染めてよ
奥まで染めて
メロンとマンゴで
触れている
もみあげ巻かないでよ
顎がうずく
ファック
お お
っ っ
ぱ ぱ
い い
と の
間
滴り落ちる
汗
転落して行って
もう
戻って来ないで
顎にヒゲ
うつるから
「ヤバンジーン」
そいつはとても恐ろしい
カップ焼きそばだ
なにしろ食えない
お湯を捨てないと食えない
おまけに激しく甘い
キャベツを後入れすると
ぎゅっと縮こまったそのかたまりが
麺の上でころころしながら
ヤバンジーン
とどめは火の出るスパイス
お好みにより量を調節
とかいう注意書きすっ飛ばして
ヤバンジーン
全部入れちゃって
ろくにかき回しもしないで
いただきます!
いただきません!
そんな葛藤も一瞬で蹴飛ばして
マヨネーズを取りに走る
小川の冷たい水のなかで
ビールもぼちぼち冷えている
崖の上から
ダイヴしましょう
眼科は雲のようにもこもこの
数十億匹の羊の群れ
スキライネ
とあなたは言ったっけ
私はとても傷ついた
ことばの意味はわからなくても
傷つくことができると知った
十二月の雪降らないアスファルトの上でした
だから私が降るのです
白く柔らかそうな羊どもの上へ
私が落ちるしかない空気の中で
何かの鳥が私を発見して叫びました
「自由落下だ!」
鳥は鳥を呼び
鷹や鳶や雀や烏や
百舌鳥や雲雀や鶯や
杜鵑や鶸や鵯や水鶏まで呼ばれて来て
くちぐちばしに叫びました
「自由落下だ!」
きっと
鳥には珍しかったのでしょう
こういう自由は
ドキドキ
ドキドキ
ばれてるんだろうか?
ばれてたらいいな☆
ゆうべのさかむけ
続けて
窓の雨粒が
幽霊という文字を描いては
すぐに流れ落ちて行く
しいしいと
あちらこちらで
その向こうの緑色の日々を見る
それらは木立のように並んで
道の向こうへ消失している