□詩の練習道場□

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74七尾鷹男 ◆sgx1Jy1glk
馬骸骨に乗った。とても早く走るので自分が王様のような気分になれた。
何も食べないで生きていられるから、僕は彼に何も食べさせない。
それでも馬骸骨は一生懸命走ってくれる。
ピーヒャララ歌って、隔離された土地に住まざるをえないけど、僕は幸せさ。
75七尾鷹男 ◆sgx1Jy1glk :04/11/27 10:24:59 ID:kF/xqeRI
バイク乗って やばいもん買いに行く 叫ぶ 戦って殺し倒す
勝つ 圧倒する 圧倒する 圧倒する 圧倒する 戦車 気にしない 俺は ずっしりと重くなる 
みんな俺を曙だと思わざるをえない 行く
76七尾鷹男 ◆sgx1Jy1glk :04/11/27 10:32:21 ID:kF/xqeRI
帽子被りたい三蔵法師だったけど
帽子無かったから
あれば頑張れただろうけど
無いからしょうがないから
三蔵法師に水を与えてください
馬に乗って帰ってきて欲しい
77七尾鷹男 ◆sgx1Jy1glk :04/11/27 10:43:58 ID:kF/xqeRI
行きたくない。待てど暮らせど行きたくない。
俺はここにいたい。ここにいられないことがわかっている。蝋燭の火が揺れて消えるまで。
成し遂げられない事どもがずっとちらついてて、猫の大群すべてに餌を撒き散らしたくなって、・・・「甘ったれるんじゃねえ」
平手打ちされて、俺は強制的にコンビニに行かざるをえない。
78七尾鷹男 ◆sgx1Jy1glk :04/11/27 10:48:02 ID:kF/xqeRI
キモさを超えて 海へ出よう 大海原にとってキミのキモさは大河の一滴に過ぎないよ
そうさ キミのキモさは大河の一滴に過ぎないさ
幸せだね キモいって 幸せだね 鳥たちが優しくさえずる そうよ キモいって幸せよ そうさ キミたちは世界で一番幸せなんだ
手を叩いて 走れ キミたちは キモいんだ 世界一のしあわせ者なんだよ
79七尾鷹男 ◆sgx1Jy1glk :04/11/27 10:53:03 ID:kF/xqeRI
あの女がなんだっていうんだ あいつはブスだ ブスだ ブスだ ブスだブスだブスだ
ブスのことなど気にしなくてよい 女のほぼ九割九分九厘はブスだ ブスだ ブスだブスだブスだ
一輪の花だけを愛でるのさ 俺は何も気にすることはないよ どこに行こうが九分九厘しかいないんだから
彼女はどこかにいる
80七尾鷹男 ◆sgx1Jy1glk :04/11/27 10:57:07 ID:kF/xqeRI
調子が出ない俺の詩が 情感を乗せることなく闇雲に書き散らされていく ある日のこと
俺は街を彷徨って排気ガスを出すトラックに顰め面を見せる 世紀末何かが起こったか? 蛙は生まれ死んで逝く
81七尾鷹男 ◆sgx1Jy1glk :04/11/27 11:33:04 ID:kF/xqeRI
もっとビシバシ 心を込めて 買うだけかって読んでなかった詩集に目を通し始める
概念連結で遊ぶべきだろうな それを適当にやるのではなく まとまった塊にしてぶつけるんだろう
手でキーボード叩くだけでは それは生まれてこないだろうね そこまで本気になるつもりはないが 技巧は身に付けたくないな
82七尾鷹男 ◆sgx1Jy1glk :04/11/27 12:17:17 ID:kF/xqeRI
ライターを親指で擦り付けた。ターボ式のライターではない。ごく普通の百円ライター。
親指の腹にいつものように少し痛みが走った。タバコに火を付け、煙を吸い込み、肺に入れ、吐き出す。
やがて子宮から赤ん坊の産声が聞こえ出し母親は灰皿にタバコを押し付けた。
83七尾鷹男 ◆sgx1Jy1glk :04/11/27 12:26:51 ID:kF/xqeRI
連投規制が無いのかなあこの板は。ハッピーな板じゃないか。震えちまうぜ。My Baby
ナウなヤングのあの頃に戻るみたいな。そんな真珠色の首飾りだ。日本で一番近いロシアの町ウラジオストックに行きたいな。
なぜかって? 近いからさ。遠くにはいけないよ。小学校からかけっこは苦手だね。水泳は出来るよ。バタフライが得意さ。
よく太平洋の真ん中まで遠泳したもんだ。サメに片足食いちぎられて、いまはこのとおりの腕なし足なし頭なし。腹にあけた穴で喋ってるんだけど、空気が漏れて死にそうだよ。
84七尾鷹男 ◆sgx1Jy1glk :04/11/27 12:41:17 ID:kF/xqeRI
ワンピースを着た猿が動物園で最も賑わうステージでコサックダンスを踊らされていた。
鞭と飴で調教された猿は鞭と飴で人を調教する奇術さえ逆に覚えることが出来る。
飼育係と呼ばれていた男も調教された手合いで満月の夜には猿の為にバナナの皮で作った服を着て、冷凍バナナに穴を開け笛を吹き鳴らす。
僕のお母さんも調教された一人だった。先月僕に弟が出来た。顔がとても猿に似ていた。