40 :
tama:03/02/19 00:37 ID:l7IOG+Kw
光
パンドラにも似た 魔力を秘める
ただ 行く先々の掟ではなく
運命を生み出す 影を共にする源
加護から逃げ出した朝を覚えてる?
シルクの上着を投げ捨てて 天狗の面でも被ろう 笑ってたね
白い翼なんてゴッホにでもあげれば良かったんだ 彼なら綺麗な黒絵具にしてくれただろう
きっとアルルの夜でも 陽気に書いたんじゃないかな
ゴーギャンの鼻歌でも聴きながら
先に進化した同胞にこの光を読ませてあげたかった
今では 懺悔の虜だろうね
浮遊してるのに 虜なんて まるで カブトムシに角が生えたみたいじゃないか
さぁ 僕等に光を
さぁ 僕等に光を
41 :
tama:03/02/19 00:53 ID:l7IOG+Kw
恋で腐った脳 愛で消滅した思考 0.18μテクノロジの罠
一口の林檎が 僕をぐるぐるに回って 気が向いたのか住みだした
やがて 芽でも出てくるのかい
自給自足 完備なのかい
ただ一つ 確かめておけば 良かった
青いのか 赤いのか
青いのはダメなんだ 後悔が猛追する
でもね 魅惑の魔女がくれたんだ 赤い毒林檎に決まってる
もうどくは回ってる ハート形にさ
42 :
tama:03/02/19 01:04 ID:l7IOG+Kw
明るい 多層空間意識的自由離脱運動定義 の在り方、みたいなィ
トンカチトンカチ 叩きまくってみても家はできる
住基ネットが怖くて家が建てれるかってんだいべらんめァ
"親方ゥ 屋根ないっすよェ"
よし 次 行くか
ほくほく星に進路を取れ
43 :
tama:03/02/19 22:14 ID:gBcjk8fj
満月が乙女心を揺らす時 僕は秒針を見つめる
知らず
知らず 若葉に火をつけて
捨てた
燃える葉 次にライタを
そこには 僕が存在した
ある夏の
腐ちた木箱 錆びた釘 赤く
なんてエコロジックな眺め
羅列された A G C T
ルービックキューブみたいに組み替えて
誰もパスワードなんて覚えちゃいない
君は拾う勇気があるかい?
なら 全て忘れてしまえ
池の中央で
漕ぎ手のいないボートが揺れる
宵の明星はキスを待つ
後 五秒 焦らしてみたい
44 :
tama:03/02/24 02:02 ID:YXdK4hnR
ある、さよならへ
鬱蒼と立ちこめる気持ちに整理をつけて
嘘と曖昧なきざったらしい台詞は
小麦色に焼けて
とてもおいしそう
僕はいつも二度目に真実を話し君を哀しませる
哀れんで
蔑んで
まるで 存在しない 僕を
一人で揺れる 空中ブランコは いつまでも振れ続け
とても口笛を吹けそうにない
どこまでも続く遠吠えが
いつか 君を連れて来るだろうか
45 :
tama:03/02/24 21:53 ID:sW+OSOma
ありがとう
ありがとう
良く言えばさようなら
ありがとう
複雑な墨汁に見立てて
ありがとう
素敵なアルファベット
ありがとう
純粋な言葉を
46 :
名前はいらない:03/02/26 16:31 ID:UyKszteK
勿体無いのであげ
47 :
tama:03/03/02 09:18 ID:rkDkNahn
色気づいた 小春日和 思春期似合う 日曜日
振り返れば 雨
ミニスカートはナビシートできれいにたたまれたまま
気が付けば 太陽の巡り合わせ
君の右手が暖かいのも真実
48 :
tama:03/03/06 21:59 ID:RL3ImLNW
な ん と な く 3 . 6
デビュー戦
春がぶら下がる 真世 鉄棒 砂場
しのぎを削る 城 そびえる 無名トンネル
松の木は 遊びを教え 記念品 ぽっくり大量生産
オーバルコース 高速で逆走 絡繰り時計の仕組みを知る
手を見れば そこは血が流れ やがて 心にも
夢 見るだろう
そこは 今も学校
又は 強者どもの夢の跡
49 :
tama:03/03/13 23:00 ID:Jb76lOwL
連愛
未だ華奢な春は
名残惜しむ雪と別れきれず
僕等に咳き吹くように
曖昧な 間を持たす
50 :
tama:03/03/16 20:01 ID:5/hx68L7
記憶
いつか見た空を
君と
青い
呟く
51 :
tama:03/03/17 22:07 ID:enzUOE9l
種
そこにはいつも 水を捧げて
湯が沸くように覗き込む
男らしく 酔え
女らしく 萌え
貴方らしく 歌え
沢山の 魔を蹴り倒し
よって ここにも 虹は咲く
52 :
tama:03/03/17 22:23 ID:enzUOE9l
追憶
時が差す遊歩道
跳ねる影は伸びきって
いつまでも急ぎ足
破魔を唱える春風に
せせらぎの後ろ髪は惹かれ
いつまでも 旅人のふり
安らぐ 色は もう セピアの楓
53 :
tama:03/03/18 23:03 ID:s24Ltc2p
夢と 夢と
ある月には そこで踊り あるいは歌い
唇を溶かす
笑顔で 頬をにじませ 連日の密接
シーツの白さに 思いを染めて
静けさは 白波を打つ
黄昏時の昼にはよく見ぬ
闇と君とのコラボレート
54 :
tama:03/03/18 23:29 ID:s24Ltc2p
恋人達
なぁ
うん
いや いいよ
なぁ
なに
なに
55 :
tama:03/03/22 18:24 ID:x18ANZVl
ヒューマン
君は 死なない
死なない
死なない で
確かに存在した その重さを
何をもって償う
56 :
tama:03/03/22 22:39 ID:x18ANZVl
廻る
人が 人を 殺し 喰らう
春だからね
独立した連鎖は
高度な知能によって義務づけられた環境保護
あぁ それは香しい 春の匂いだ
思想は麗らかに滅し 淡いルージュで惹く
投げ出したマシンガンが空を打つとき
そこは 果てしない世界だった
まどろみに身を任せる 祝日 なだらかに過ぎる一日
吹き出す白煙が 今も世界を染め
それでも 誰も創造主にはなれないと泣く
川沿い 直列の桜は春の為に存在するのだろうか
泣け
57 :
tama:03/03/27 00:24 ID:yss8EpYD
君は 何を 守っている
58 :
山崎渉:03/04/17 14:11 ID:h0xijIvJ
(^^)
59 :
山崎渉:03/04/20 01:49 ID:tQHi8HIt
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
60 :
tama:03/05/05 05:06 ID:qcquVnvr
死
未だ血は流せない
君の手を握り僕は聖人じゃない
最後にキスしたいと言い その指は結んでいたい
要約された灰に それだけの意志を残す
上手く風に苅られても良い
そして血は流れない
61 :
山崎渉:03/05/22 03:31 ID:9hqkSSyZ
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
62 :
山崎渉:03/05/28 10:59 ID:0k3PpwVO
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
自分の裸体を鏡に映し
己の全てに陶酔しよう
満ち潮の満月は美しく
足の先まで照らされる
64 :
山崎 渉:03/07/12 12:33 ID:Gu5iF5xl
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
65 :
山崎 渉:03/07/15 11:45 ID:iuxfPmjy
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
67 :
名前はいらない:03/07/23 17:01 ID:8pglBwrt
良スレみつけました!
ありがとう僕は君へうそのキス
このマークで剣をうばって
このCD−ROMにあなたの秘密があるの
お母さん よくわからな・
ちくわを食べていればいいのよボウヤ
69 :
bouya:03/07/24 19:24 ID:OzdEcc+4
「ボウヤ ボウヤだからさ」
影ふみエスカレータレート タルトさん
ボタンは地下40階
おそうじしましょう乾燥チクビ りんりん
あら でんわよ
もっしー お姉さんぼくをいじめるのヤメないで
リングの和歌
ペンキを飲み干したらお買い物に行こうよ ええあなた
黒いボールペンで僕のツメを塗られて
マジックまわして これがさようならのエスカレータ
さあ何処へ行こう そんなセリフは僕の脳味噌壊す
行き先はきまってるルビー
ジャックめーる君に送れ そんな恥心いらず スカートをそっとやさしく
君にだけ中を見せつけるイケない僕がいる♪
白いのはなに?
僕のみらい
72 :
山崎 渉:03/08/02 01:11 ID:TahhWmQI
(^^)
もうすぐなにかがはじまってしまうのに
わたしはまだなにもしていない
あなたがまちのなかでさけんでいても
わたしはなにもかんじていない
すべてがかぜのようにとうりすぎるのをまっている
あついねっぷうがまとわりついたふりをして
わたしはじつはかみざいくのようになっている
わたしはなかみのあるようなふりをして
ねんにもなくなってしまっている
ここからどこかにてをのばしたいのに
わたしはあきらめててをふりはらってしまっている
もうどっちにもつきたくない
わたしはどのほしにもいない
わたしははやくかえりたい
74 :
山崎 渉:03/08/15 12:51 ID:jFO+cPAl
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
75 :
tama:03/09/02 00:12 ID:no8rMJVc
ミニマム
暗闇に慣れきった目で
ここに存在する多くの空想を眺める
直感的ソフトビニル 愛 飢え 音
ふっと 笑う猿 猿 猿
やけに長い生命線を摺り合わせ
戸惑う煙をしまい込む
腐りかけた剃刀の呟きが
正味30分のヒロインを捜す
76 :
tama:03/09/04 23:48 ID:xvpmKvU6
定時
夕陽 越しに腰掛けるベンチ
塗りたくった 銀 色のペンキ
誰も話すことは なく
今ではない 青い空 の意味
足下に選べる 影 は一つ
海 っていうクリアなノイズ が見える
剥がれかけた月を 戻し
胸に差した 目覚ましが鳴る
77 :
tama:03/09/20 00:18 ID:7R2uwOSB
転機
ゆっくりと回って 膝ついて見せて
腰を曲げて 指先だけを動かして
目を閉じて 口をそっと広げて
やはり
雨が止む前に結婚しよう
78 :
tama:03/10/14 02:51 ID:4cTWYDXp
意味
絵の中で泳ぐ魚に恋をして
愛とおぼしき保護色に包まれた
昨日から油絵を習う
一枚目は筆を付けないまま燃やした
二枚目の途中魚が息を引き取った
三枚目で少々艶っぽい金魚が描けた
まだ生きている
何度か三毛猫に食べられそうになるが
右手と左手を交差して
マタタビボンバー
どうにか描き上げた金魚を
結局どこにでもいる
しっぽの短い長い胴の犬にくれてやった
自分で描いた魚は愛せないと知ったから
大分重そうだったが喜んで引きずっていった
洞窟みたいに間抜けな光景
君の恋は柔らかいですか?
79 :
tama:03/10/14 02:53 ID:4cTWYDXp
明くる日
道路脇に転がる僕が書いた金魚を見つける
ぽぉおんと開くこぶし大の穴を やけに好んで風が通る
この町の風はやけに子供が多いみたい
血を流してはいなかった
書き忘れたから?
その日以来 絵を描いていない
絵に恋していない
魚を愛していない
よく居る 穴の開いてる人間は僕に関係ない
弱酸性の声と ギンガムチェックの爪だけが
偏執的にモザイクを消す
80 :
名前はいらない:03/10/15 17:18 ID:2tNJd1Oh
age
81 :
tama:03/10/29 23:08 ID:Pp54rnkN
蒟蒻〜僕へ
小さな倒錯
淀んだ太陽に被さる夕刻
日常はどことなく傾いて行く
扉に突き立った
黒い刃が
世界の比重を変え
経年変化を伴い質量を変え
衝撃的な呼吸を生む
さっきよりも遠い過去と
今よりも先にある未来
人の形をした思考
月の形をした思考
雪の形をした思考
思考の中に存在する思考
朝が来て 脳を整える間
加速度を目にした小綺麗な鼓動は
折り畳んだ言葉を 既視感に換える
82 :
tama:03/10/29 23:22 ID:Pp54rnkN
五年六ヶ月
青いコルクが
泥だらけの肺に開いた
黄色い穴を埋める
甘い酒を飲んで
空を埋める血を流し
手が届く限りの世界を抱きしめた
83 :
tama:03/12/19 01:28 ID:yXKEZ9bk
あああああよくわからないやあああああ
喉が渇く
ガンガンと蹴り潰した空き缶では もう何も汲めなくて
息を止め
立ち止まって耳を閉じ
潰れる音を響かせ 潤いを求める
集合と分岐を繰り返す
時と剥離した渇き
そこに浮かぶ空は閉鎖的で 広がる雲は流れない
絶縁体であり得ないように躾た
根強く張られたアースに次元を流す
誰の目にも留まらぬように
鋭く咳き込んで
ただの一人であることを確認し
目の前にいつまでも飲みこむ事のできない
新しい世界の想像を約束する
砂に埋もれ 今更の渇きに 声を涸らせて笑う
84 :
tama:03/12/21 02:39 ID:lv8anWSn
愛している
何とも空虚な文字列です
85 :
tama:03/12/24 01:56 ID:a82mdM4w
そのままで
冬色のマフラを巻いた街で
僕等は手を繋いで呼吸する
この世界を僅かに白く濁らせ
瞬く星に溺れる
ほっ。
87 :
tama:04/03/09 23:58 ID:6RpVwl5m
くるくる
延々と酸素を吸ってます
結構タバコも吸います
たまには乳なんかも吸います
吸うことばかりではありません
次々と二酸化炭素を吐きます
酔いつぶれてゲロを吐きます
希に弱音も吐きます
いつまでたっても変われません
どこにでも転がっていて
たまにマシンガンぶっ放す
放蕩の果てにのたれ死ぬ
あはははは 変われないヤ
空が青い日には散歩でもして
狂ったように微笑み返し
つまり僕はここにいます
せめて
貴方に渡す言葉が見つかることを
88 :
tama:04/03/16 01:54 ID:EJ3WMhCk
傘
ええ
そうですとも
雨が祟るこの星では
朝昼夕に晩のいつでも
人の差す傘が私を囲むのです
時々 "何故雨がやまないのか"
等と理解不可能に尋ねるお客様がいますが
"祟られているのですよ"
これほど明快な答えは無いでしょう
もう親切を通り越した事実としか言いようのない言葉に
不快感をあらわになさる方がいらっしゃいますが
口語体がお口に合わなかったのでしょうか
脳味噌の皺が足りなかったのかもしれませんね
これは いたしかたありません
私はただ傘を差すだけですので
この星が祟られた理由といいますのも
至極真っ当な理由でして
フェチズムに支配され
大衆的な嗜好主義と言われた
黎明期の薬指と小指 蜜月関係の隙を縫うような
些細な破壊
と突発的混乱と
タバコを一本良いでしょうか
外ではなかなかねぇ 雨も良く降りますし
89 :
tama:
水の棲む星
プロローグを終えて太陽は月に落下を促す
時は虚数ばかり生み出して
退廃的な音を放射線状にまき散らす
ベンチは赤い羽根に包まれて乱獲される
ある世界への相似
とある世界の累積
何も酸素が僕を成形する訳じゃない