【詩】全員「名前はいらない」で書き込むスレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
817名前はいらない
古き良き 町並みの中に
佇む 紳士の影は
黙示録の頁 めくる

恐ろしき都は 何処(いずこ)に
目覚めの日は 何時なのか

祈り=語り継がれる神話よ

這い寄る混沌に 操られるように
気まぐれ 起こしてる
貴方を 探したい

祝え 貴方の生まれた日
想え 貴方が遺したものを

遠き地の果てで Stand up


人混み溢れる都会で
ひととき 闇を見つめれば
荒野に力尽きるように
名状しがたきもの 恐れ
思わず この身抱きしめた
そして 己の小ささ沁みる

星々を見上げ ただ手を伸ばして
まっすぐ 見つめたい
貴方を 追いかけたい

祝え 貴方の生まれた日
刻め 貴方のいた証を

満ちるのを待て Solstice


いとおしい故郷(ふるさと)を
目の中に焼き付けて
生み出せ
君の 新たなる物語を

燃える五芒の星 ゆれる

ひとり 猫のように身を固め
確かに 書物を抱きしめて
遥か彼方に想い馳せる

我らは眠り 夢を求める
May the Dreamland be there, H.P.L