330 :
名前はいらない:2006/10/22(日) 22:32:18 ID:LO7Z7bX9
怠惰じゃない
いまさらこういう感じしか出来ない
疑い深いトマは 何度も傷口を押し広げては身体性を確認し
それは飽くなき情熱を備えた 思春期の少年の様ではあるけれど
今更それを指摘した所で
残りの使徒から顰蹙を買うのみだった
332 :
まひと:2006/10/23(月) 02:32:03 ID:PkjVTJZ5
訂正はしたい
結局は
なんにも興らなかった
なんにも変わらなかった
まがまがしい記憶のみだ
少し変わったことと言えばテレビで僕の言葉が引用されてるくらいだ
でも期待できない
難癖付けて遠くから見ているだけだ
文句いう気すら興らない
レイプされたあとに残るのは焦躁感だけなんてな
333 :
名前はいらない:2006/10/23(月) 02:46:31 ID:PkjVTJZ5
ただ見たいだけ
ただそうしたいだけ
ただの興味だ
やってることはあんたとなんら変わりない
あっつまりそういうことか
やっぱりやめなきゃ
334 :
名前はいらない:2006/10/23(月) 02:52:01 ID:PkjVTJZ5
利己心
りこしんリコシン
りこしんリコシン
りこしんリコシン
りこしんリコシン
りこしんリコシン
成分はリコシン
足跡79
胸が痛む事に
問題であると声をあげる度に
投射と自己同一化を慎重に退かせ
本質論と現実的施策の間に潜む罠に自覚的になり
それでも尚
死にゆくものへの哀しみが絶えない
足跡80
シナプスが溶解して
水平線を眺めながら過去の混じったスープだと言う
灼熱が
それらから結晶を抽出し
例えば
側頭葉に注いでみても何の感慨も無い
情緒の乏しい言葉
定率減税の廃止
法人税の減額
生命をコストダウンしていくことが国を美しくしていくための錬金術なのだ
破滅主義者がデカダンスだと喜んでいたが
彼らの時代は30年前に過ぎ去り
その身体も既にアヴァンギャルドたりえていない
《アウシュビッツとは違い
積み上げてている筈の死体が完璧に隠されている為か非常に清潔だ》
今日ではミニマリズムと虚無感が
独特の侘び寂びを醸し出していて
それはそれで美しい
:青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/11/12(日) 21:30:50 ID:CMfrnZ4Z
「automaton//T1」
沈黙が沈めるものは
夜に浸っていくものを
光の中に延長する
そう
夜の帳が下りて 別の世界が目を覚ます
辛辣で世をすね 文字も記憶も失った世界が
無分別に向きを変え
のっぺりと広がる
まるで遠近法も消失点も
廃棄されたかのように
【終わることを延々と遅らせる事】
継ぎ足しているのか/すり減らしているのか
はっきりさせなければならない
少なくとも私達は沈黙を強いられていた
今は沈黙と引き換えにただ1度叫ぶようだ
tes
足跡81
“果たされない約束だけが”
所在なさげに彷徨っている
ストレッテル夫人の輪郭
体を失った傷跡
「時は傷を癒すというが 時は傷以外の全てを癒すというべきだろう
時がたてば欲望する肉体も 欲望される肉体も無くなり…
身体を失った傷だけが残るのだ」
完成しなくていい
作らなくていい
始めなくていい
皿に水を入れて水浸しになったテーブルの上に
A4の紙の束をホッチキスでとめて
白紙の本を作った
>>340 畏れと感謝を込めて
“あなた”とキーボードを打ちスペース(空間)を叩くと“彼方(かなた)”になった
僕たちの間には 無限の空間/隔たりが広がっているというのに
彼方は僕を許してくれる
僕はちょうどその時、白い本が出てくる映画をぼんやり眺めていて
ひどく怖ろしくて身震いしてしまった
「王様の耳はロバの耳」と嘯いた少年は処刑されなかったのだろうか
思っていたよりも重要な事を告白し続けていたことに 今さら気が付き始めていた
先走った陽気に憂鬱
花粉症でさえなかったら…
突風に体をさらすのも
淡く乾いた空も 愛でられるのに
ひどい粉末性の空気を思うだけで
もう既に
涙が止まらない
唯物論ぎりぎりの唯心論
:青の羊 ◆pNGtbbWniA :2007/04/15(日) 00:44:53 ID:zMD6uhx1
「さよならベイビー☆」
とても不思議な君の夢を見たよ
聞いた事もない音楽に満ちた夢だった
ウサギが人参を指揮棒にしてオーケストラしていたんだ
もちろん全て見た事のない楽器だったけれど
姓名判断の結果が最悪だった君
今はもう幸せの中いる
何故あんな夢を見たのだろう
寝汗がひどい日が続いた
祝福されないアンコール
ウサギはきっと脅えている
中途破棄されたバベルの事業の後
世界中のオーケストラは不協和音をがなりたてた
指揮者を自負した哀れなウサギは
とうとうその手にある人参を一心に貪る
君は何も見えていなかったし 何も見ようとしなかった
でも、僕も君とどれ程の違いがあったというのだろう
その手にあるものを自ら失って
ウサギの下心と自意識が露呈する
アンコールは罵声や怒号に変わっていた 楽器は全て強力な兵器と化していた
それでもせめて前向きになろうじゃないか
TVに映る対空砲火が綺麗だと喜んだ君
いや、それはきっと僕の幼い時の体験かも知れない
夢の話は終わりにしよう
永遠の他者としての君を夢見ることができても
描かれたバベルの塔のように “ただひとつの場所”は取り戻せない
さよならベイビー☆ 凶星をまとった天使
どうか幸せに
t
si ←
づけさ
や
(岩に染み入る)
山水
ミズ 闇
この間
no ↑
陽射し ⇔影
生きてゆく為の 忘却
活きてゆく矯め no 忘却
i kity you no poem/definition
si ←
づけさ
や
(岩に染み入る)
山水
ミズ →意思→盲→ 闇
この間
no ↑
陽射し ⇔影
鋭角なサンプリング
h(ash)
【82】
灰色の
焔 ふ
つ
ふ 沸点の低い場所
つ つまらない時間
水…
(凍てつくほど)
倦むには十分過ぎるほど
閉ざされてgooの音もでない
この心臓が
鏡の
に
う
よ
澄み渡る
(それは清く意味を成さない)
(8 3)
森
閑
∴
∃
沈黙
∀気配
八拾詩
ベンジーにグレッチで殴られたい という女の優しい笑顔
長くゆれる髪が あまり気にはならない鰓を隠してるつもりなのなら
という
甘美な恥じらい
ボレックスのレバーで逆巻いていく暗黒に
浮かんでは消えるメロディーは ノイズ交じりの
思いもよらないメランコリックな 自作自演をしてみなければ味わえない嗜み
クリックひとつで事足りる刹那では
味も素っ気もない
85×××
やるべき事を延ばして伸ばして展ばして逆上せて
やりたい事は縮めて諦めて諦め切れなくて延ばして
くたくたになっているよ
今とっても眠いよ
ヒュプノスが中空から
「駄目駄目駄目駄目…」とビンタをしているようなぼんやりかん
ボンヤリ漢…ボンカレーヤリイカ…
ぼんぼんの着いた槍は儀仗兵専用…
東儀秀樹…
感激…
還暦…
「名付け得ぬものの海のために」
掃いて捨てるほどのありふれた感情の坩堝に
遙か実態のない 【幸福】 の山の頂
平原では常に戦争と恐慌状態
モグラの様に【理念】の穴を掘り続けるのは 理想主義者たち
その深遠の先には冥府の入口
(おいしい柘榴の樹があるよ)
海には
洗い清められて実体を失ったものが渾然一体となって
人々が茫洋と浮き沈みしている
浅ましき煩悩に振り回されることはないが
悦びを得ることは更に無い
その深淵は理の光も届かず
濁って澄み渡った瞳のアルトーたちが
無呼吸のまま潜っていく その様は ダンスのようだと嘯く海神
さて私は
深い森の中にあって
ここもまた 陸の海だと考えてみる
身体を自ら棄てたものたちが多く彷徨う この深い海
ポセイドンが統べる あの青い美しさに到底敵わなくとも
木洩れ日がおぞましき物を暴く様は
他のどこよりも静けさに満ちている
(鳥の羽音…)
te
tes
356 :
名前はいらない:2008/06/27(金) 12:16:51 ID:G4iNtdlw
ザンパンという異常者が藤沢近辺を徘徊して居るという噂を耳に挟んだ。
このザンパンともひろ(葱は偽名)は稀代の低能で、幼年期から性格劣悪、
知能劣弱、外見醜悪無比にして、万人嫌悪の的だったらしい。
357 :
名前はいらない:2008/06/27(金) 14:13:02 ID:NlX5jqvv
赤ちゃんみたいな奴だなぁ
>赤ちゃんみたいな奴だなぁ
つか悪の種子やね、ばかねぎはwww
359 :
名前はいらない:2008/06/27(金) 21:28:10 ID:ZKIaRo4X
雪がとけて空で舞うように
繋がらないこと
羊達を数える間になくしてしまうもの
悲しいほど綺麗なメロディ
時が経っても想いはまだ
色褪せないけど
右ポケットで握りしめて
グチャグチャになったよ
寂しくてさ
世界が泣いた夜
ズブ濡れでさ
僕も泣いたよ
どうか投げ出さないで
そっと心に繋いで ねぇ
手を伸ばして意味の存処を捜して
見失った此処が始まりだよね
そうだね
360 :
貝:2008/06/29(日) 01:07:08 ID:8hH4XjtQ
毒性のある二枚貝についての授業のあと僕らは浜に向かった
ペットボトルとロケット花火の軸ばかりの浜で
先生は授業の黒板消しのような煙を吐いては吸い殻を捨てていた
ここらに刺す奴はいません
まるっきり安全です
仲間とテトラポッドの上を裸足で歩きながら夜の酒の話をしている間
先生はトコブシの取り方を演説していた
雲行きは不安定で
喋る言葉は片端から忘れていった
チャンネルを変えれば磯巾着のように頑なでさえあるのだけど
いつだって僕らはふらふらとしながら
海との境界を探すように安全な二枚貝の浜を裸足で歩いていた
いつかどこかで僕らを刺すであろう毒針が
じっと未知の波打ち際に潜んでいて
それを知らないままに行き
また生き
何度も通り過ぎたその瞬間にさえ
僕らは意味ありげな名前をつけたのだ
>ここらに刺す奴はいません
後ろから刺すのが得意な異常者が居るwww
te
tes
興奮。刺激は直ぐに過ぎ去ってしまいました毎度毎朝毎晩毎週(そらのないせいかつ)内省
グルジアのニュースが掻き消されてぐるぐるお腹が成増にいきたい。
携帯表現<形態表現>ゲシュタルトは崩壊しません。
中央線にも殆ど乗りません。
ほどなくぼんやりとお堀の緑色が生える九段下と御茶ノ水の中二階。図書館の上にある食堂からの景色の話をしています、今。
ワンルームの居間キッチンベッド。ペットなボトルが2本並んでいて一方が水、一方が吸殻が浮かんでいる水。見ていません。
苦行
供養
九曜
数ヶ月
金剛界の表象と象徴
フィギールとガネーシャ
エッフェル塔と東京タワー
逃れえぬ空間
掴みえぬ時間
その
空隙に遊び
わずかな自由の可能性を
夢見た
未だ醒めぬ
現こそ幻…それも悪い幻と信じているうちは。
頑なに瞼を閉じて味気のない破滅の突端を
爪先立ちで。
te
367 :
Ael999:2009/01/20(火) 00:24:47 ID:hKIFlaNG
tes
t
鳥変宣言09tes
原稿
現行言語
みてあらわれる
おこないをいいあらわす。エクリチュール
現状維持
見王犬糸唯寺
口
縞模様
貘羊水
草日大
早十
口
一
|
サヴァーブ
白い壁
通い慣れたアスファルト
黴臭いトンネルの連接
長い階段を上がるときの目眩
ほんの微かなジェイコブスラダーの時。
遠い日に
空ばかり見ていた
思索の陰りと影に戯れて
月と星を透かして見ていた。
まるで生まれたての目のように。
言葉を棄てた幸福な浜辺の夕暮れがあり
言葉を失った身を切る街の夜明けがあった。
今はもう
あらゆる言葉の美しさからかけ離れてしまって恥辱にまみれた大地に言語は張り付いている。
階段を駆け上がる立ちくらみの一瞬、
その不健康な目眩の中だけ宙を舞う詩を見ている
かつては宙(そら)と呼んでいた。
今は吊り下げられた根拠(理由)にしか見えない。
なんて不自由なんだろう
t
te
86
さようなら。 だけがいつまでも残響するコンクリートの滑らかな灰色
色鮮やかな外資系スーツが闊歩する道端にはサバイバルに敗れて横たわる迷彩服を着た老人
私は自転車を駆らないメッセンジャーよろしくそれらの傍らをパッセージし続け…気付けばこの人波は皆どこかえ向かうトライアル?
ショウリもハイボクも無いままレースは続くと90年代に予言したのはMr子供
乱立するファサードに陰る地価暴落の予感
ずいぶん時間経つのが早くなった
黄昏の涙も朝焼けの目眩も失った
明晰な経済的損失に首を締め上げられる
つまりネットをしてるという事
自我に張り付いたマトリクス
つまり死に至る病が
貴方と私をつないでいるという事
足跡87
会えなくなってどのくらいになるでしょう
古い歌がラジオできしむ
有線から流れるJPOPのチャートもほとんど変わりばえのしない、恋や愛
永遠の課題?
キミやボク
実態のない言葉がビルの広告を飾ってる
それらに押し潰される山手線、地下鉄の乗客
うなだれたまま
希望や約束された大地はどこにあるのか
さまよう心に惑わす道標だけが乱立し続ける
墓碑のような灰色のビルディングの森…
夜空の雲が綿埃
月が照ってる事にさっき気づいた
10ヶ月と10日目の再会凍結されたあの道路の行く末
足元ばかり見てるから最果てまで進んだ事に気づかないまま
絶対無と背中合わせのそぞろ歩きを続けいく
海が既に割れてる事にも
やっぱり気づきもしない
88
場所を変えても
樹木と空の息吹に恵まれていた私は自然な汎神論者だった
今やコンクリートジャングルと光と音の過剰がかえって風景を漂白して静けさを催している有様
人為だ
人為しかない
大雨の度のヒステリックなニュースは全て人為の空間に刻まれるヒビの音だ
流行風邪がヒビから人為を侵していく
都市で消費されているのはまず何よりも人命であることを我々は知らないし
おそらくこれからも知る事はない
今年も来るのかゲリラ雨
大きくなったら何になりたいかと尋ねたとき
「せかいをこわしたい」
と、君は言った。
僕にはその気持ちがわかる。
そんなに幼い、理不尽で未熟な願いに共感してしまえる僕を
君はまるで、父親かなにかのように、みる。
僕は、君の父親じゃないんだよ。
僕は、血のつながりのない赤の他人だ。
そんな目で見るな。
愛情のこもらない目で、僕を見るな。
かたちだけの親を
押し付けられた男を
にせものの保護者を
わかりきった、嘘を
「せかいをこわしたい」と
君が呟いたとき
僕は心の中で頷いた
「そうだ」と、僕は
君の目を見て、わらった