書いた詩・・評価してあげるよ? Part2

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878名前はいらない:02/04/19 11:11 ID:sQtSykab
戸惑った子供を演じているだけです。
子供のふりして許されたいですか?
甘えたいですか?
あんたはいつか自分に責任をしょわせる気がありますか?
筋肉を切れるほど使う気があるんですか?
どこで何を食べますか?
どこで何を食べましたか?
それをほんとに食べていいと思ってるんですか?
誰も食べていいなんて言ってないかも知れないですよ。
ただ、おかあさんが黙ってるだけかもしれないですよ。
あなたがいつまでもぼーっとしてるんです。
ぼーっとしてるんです、あなたは。
どっかへ消えていきます。
あんたは消えていきますよ、どっかへ!
879名前はいらない:02/04/19 11:14 ID:sQtSykab
おーーーーーまーーーーーえーーーーーわぁーーーーー、










ぽんっ!!!





アタマだ!!


頭。
880名前はいらない:02/04/19 11:58 ID:???
あっそう
881neri ◆lw8TzHjk :02/04/19 12:18 ID:KGCxWQ9E
「ゴヤの犬」

恵みは上方より降り注ぐ
花にも
虫にも
どんなに愚かな罪人である
私のこの掌にも確かに

だから もしかしたら人は
天国を空に描くのかしら

かつてそれを描いたもので
地の底を描いた画家はいたかしら

今の私はゴヤの犬

抵抗することかなわず
砂の海へ溺れゆく

哭くこと
それが あの犬に出来ること

私は上方より降る陽のぬくもりに溺れながら

あなたの名を ただ呟く


           ご無沙汰しております。お元気ですか(^-^)
882名前はいらない:02/04/19 13:07 ID:???
>>878
最後の二行が唐突で余計な気がする。
一箇所だけ『あなた』と書いているのが気にかかる。
感情に任せてただ書いた、という感じがしてしまう。
鬱陶しいので『あんた』に消えてほしいのか、
それとも大人になるよう諌めているのか、
ちょっとなにが言いたいのかがわからない。
883みと子:02/04/19 21:09 ID:39yag/OV
フロイトを読んでその自由連想法を活用した無為詩記と
自分が呼んでいる詩をいくつか評価して下さい

一つ目「綾」

綾は呼吸をしていた
深く深く
そしてそのまま腹が膨らみ
風船となって空に浮かんで行った
突然綾は破裂した
そのまま粉々になって舞い下りて行った
そうするとカラスが来て綾をついばみはじめた
綾は言った
「お願いだから私のからだを食べないで」
「私まだ19よ」
彼女はそのまま息を引き取った
そして彼女の意識はカラスに乗り移った
彼女はとんだ
飛んだ飛んだ飛んだ
星が見えるまで飛んだ
そしてそのまま星を口に含み、舌で転がし、飴のように食べてしまった
綾カラスはふいに何かに気づいたように飛び立った
綾カラスに未来はない
綾カラスは夕日を飛んでいる

墜落した
そしてそのまま光が届かないまで深くまで海に落ちて行った
そしてそこには世界があった
綾だらけだった
仲間は彼女を歓迎している
彼女は胴上げされた
そしてそのまま天井をつきやぶって真っ暗闇にでた
かえれぇーという声が聞こえる
その声が綾を侵食していった!
「もうやめてよおお」
その声の勢いは少し弱まったようだった
しかしすぐに勢いを取り戻し
綾をさらに侵食して行った!!
綾はわけも分からず服を脱ぎ始めた
彼女は目玉オヤジになっていた
オイキタロウ!
目玉綾は泣きながら走った
そして綾はついに踏み潰されてしまうのだ!
世界の闇を支配するものは綾のみならずあらゆる星を食いつぶして行った
その形相は星飛雄馬のようであった
バタン!!
急に辞書のような分厚い本が閉じられる音がし
魂だけの世界に今日も静寂が訪れるのである
884叉緒璃:02/04/19 21:44 ID:XINuUk9R
この窓からいつもの景色を見ている
光など降り注いではこないこの窓は
いつも醜い僕を映し出す

姿が醜い僕は いつからかゴミのように扱われ
姿が醜い僕は いつからか言葉を失った

僕もこの窓から見える大空に
高く飛びたてるのだろうか

僕もこの窓から見える太陽の
暖かい光を浴びれるだろうか

僕は醜い人間だから全てが輝いて見える
885御伽:02/04/19 22:29 ID:???

愛するが故、愛しくて、嘘で固めた、絵面を一つ、鬼の涙に沈めましょう…。

重ねた罪を、切り刻み、苦しみもがき、潔白を、今夜は少し胸が痛い…。

サヨナラ、白く、澄んで痛い、せすじが凍てつく、その前に…。

絶えまなく、近付いた、吊るされた私、転換してもずっと、届けるよ…。
886mixi ◆mixiK.U. :02/04/20 00:15 ID:TkDSy1v0
「海に想う」

指先から迸るのは
失われた体温
貴方の声を聞きたいと
溢るるは涙

空は暗く立ち込め
春の雪が降り積もり
空を往くは哀れな鴎

叶えられなかった夢と
守れなかった約束は
私の心を奪い去り
白い虚無の果てへと連れ去る

指先から迸るのは
貴方の温度
もう一度声を聞きたいと
嗚咽をあげて神さまに請う

岩陰で砕け散る波
無邪気に遊ぶ子供
引きずられるように波間に消える 弔いの花束

伝えたえられなかった言葉
届けそこねた想い
 処理しきれない感情の隙間で
泡のように繰り返し繰り返し消えては浮かぶのは

二度と会う事の無い笑顔
遠い 遠い 笑顔
887NONAME:02/04/20 01:08 ID:???
<「14歳の決意」>

君たちが楽園でグラスを傾けるのなら、
僕は灼熱の業火に焼かれよう。

君たちが荷を背負って砂漠を歩くなら、
僕は湖畔にねそべって木漏れ日を浴びよう。

愛すべき君たちのもとにはもう帰らない。
狼のように疾走して、僕は自分の国をつくる。
888Canopus:02/04/20 01:08 ID:ih+MFRHj
>>864さん 誰かさんへのエールですね。オリジナルな感じで好感をもちまし
た。ただ冒頭で「君」の勇気や希望や心について述べておきながら、その直後
にそれらが「全然無い」というのは何故でしょうか?何故それらがなくなって
しまったのかについての言及が必要かと思いました。

>>866さん ふふ、お疲れ様でした。さて、詩ですが、ここでは「仮面」を生
きていく上で必要な建て前として捉えて、仮面を持たなければならない悲しみ
をうたったものだと思いますが、この仮面にはかなりの多様性があると思うん
ですよね。「嘲笑う」べきものとして仮面の一面だけを語るにとどまったのは
残念でした。>>867は面白いですね。なぜか童謡の『やぎさんゆうびん』を思
い出しました。誤記は気にしないでいいですよ。おかげであなたが誰だかわか
っちゃいました(笑)。

>>869 KANATAさん え、ラテン語にしてアクロスティックですか?そこまで
の知識は持ち合わせていないので、純粋に日本語としての詩の評価を行います。
自動記述的なイメージですが、各々の情景がうまくつながらないようです。シ
ュールレアリズムを意識させるほどイメージの対比も鮮明ではないようです。
罪のイメージに「怠惰」「冒涜」「黒」「涜神者」などの言葉を使っています
が、徹底的に抽象化してもよかったかもしれませんね。「ラテン語にしてアク
ロスティック」というのは物凄い隠し玉だと思います。どんな言葉が浮き上が
るのか、興味がありますねえ。面白く読ませていただきました。
889Canopus:02/04/20 01:33 ID:ih+MFRHj
>>871 小心者なゴミ箱さん うん、最終の「だから、さよなら」を省略させ
たんですね。冒頭の一、二連目がいいですね。問題はその次で、何故あなたが
さよならを言わなければならないのかが充分には伝わらないんですね。内容が
深そうなだけに残念に思いました。

>>872 番長さん 最終連の表現が非常にいい。ここに向かって詩を展開させ
たいところですね。そう考えると、気になるのは第一連なんです。この連から
は「春」も「あなた」も描出されないんですね。特に「あなた」の描写がほし
いかな、と思いました。

>>873 シャムさん 解説付きの詩ですね。確かにこの詩は解説が必要かも。
というのも、失うのがこわい、というネガティブな考えが実は逆説的なもので
あることに、解説を読んで初めて解るんですね。出来れば詩の中でそれを表現
してもらいたかったです。

>>874さん 873の評価を詩で表現したんですね。よく出来ていると思います。
しかしこれだと繋ぎとめられる事は苦痛だ、ということになりますね?まあ、
それはそれでいいのかも。
890866&867:02/04/20 01:48 ID:???
Canopus様
 ど、洞察力が鋭い。さ、さすがです。(汗

 批評、ありがとうございます。
 866は…そうですね。仰るとおりマイナス面のみ表に出して作りました。
 もう少し、プラスの部分を加えて、練り直してみようと思います。
 867は、指摘されるまで気付いておりませんでした。間違えた!ということで頭が一杯で。
 ご寛恕ありがとうございます。(汗

 ありがとうございいました。そして、今日もお疲れさまです。

−−−−−−−−−−−
「夜」
パソコンと向き合う
音楽をかける
ビデオを見る
たまった本を読む
常に二つが同時進行
ながら族が得意な自分も
とりあえず
眠気には勝てない
おやすみなさい
ありがとう
また明日……
どうぞ程々に
−−−−−−−−
こ、これは批評しないでください。ただの「詩」形式のメッセージです。(汗
おやすみなさい。
891Canopus:02/04/20 02:15 ID:ih+MFRHj
>>875 いおんさん これは結構面白いですね。何となく納得させられるもの
があります。描写も簡単な感じでまとめてあるにも関わらず伝わってきて、完
成度も高いと思いました。密かに言葉遣いも上手いですね。

>>876 Lightsさん ああ、こういう経験は私にもありましたねえ。どういう
わけか数年間はとっておいてしまうものなんですよね。Lightsさんらしい言葉
で上手く書かれてあります。「思い出を思い出す」など、気になる表現がいく
つかありました。

>>877さん これは…。「虹色」の誤植ですか…。こうした誤植さえ短い詩で
は致命的なので、気をつけましょう。綺麗な詩、というだけの印象ですね。辛
口にてすみません。

>>878さん うっ、これは、何だかなあと思って読んでいるうちに、だんだん
スパークしていって面白くなってきますねえ。脈絡はないのですが、なんだか
無理矢理うなずかされる感じで、不思議な印象でした。最後のシメもいいんじ
ゃないかな。

>>879さん 私はこの詩はお産のイメージで読みましたが、合っているんでし
ょうか?自信ないです。一行目をどうにかすると、もっと意味が伝わりそうで
すけどねえ。うーん、うまくコメントできません。
892情景描写撮影所:02/04/20 02:26 ID:45aXKCSK

ふうせんガムのゆめをみる
かなしくふくらんで
かなしくしぼむ
その情景をながめてる
ぼくはみずにういている
ふうせんガムのゆめをみる
かなしくふくらんで
かなしくしぼむ
その情景をながめてる
ぼくはいつでも泣いている
ふうせんガムのゆめをみる
かなしくふくらんで
かなしくしぼむ
その情景をながめてる
ぼくはなみだに埋もれる
ふうせんガムのゆめをみる
かなしくふくらんで
かなしくしぼむ
その情景をながめてる
ぼくはあなたに触れている


どうでしょうか?突き付けてしまってごめんなさい。
893Canopus:02/04/20 02:39 ID:ih+MFRHj
>>881 neriさん お久し振りです。さて、私はゴヤの犬の絵を知らないので
うまくコメントできないのですが、地の底とまではいかないまでも、恵みを森
や暗闇で表現した絵はありそうですね。詩についてもそうしたもので表現する
時代なのかもしれません。情景描写が秀逸で、視点もありきたりではなく面白
いと思います。「砂の海」がいきなり出てくるのが気になりますが、ゴヤのは
そういう絵なんでしょうか?

>>883 みと子さん 面白いと思うんですけど、気になる点がいくつか。まず
連想がブロック毎になっているため、連想のスピードが遅く感じられます。言
葉の飛躍も、もっとあってもいいかもしれません。最後の方になってようやく
エンジンがかかる感じです。最終の三行はうまい表現ですが、これだとどのよ
うな展開になっても結末は同じなんですよね。踏み潰されたところでバタン、
というのは如何でしょう。辛口でごめんなさい。

まだ残ってますが、今日はすみませんがここまで。
894しばらく投稿無し:02/04/20 02:43 ID:???
>>893
お疲れ様です。いつもありがとうございます。
895ったく:02/04/20 03:26 ID:???
Canopusさんが気の毒ですな。
便所の落書きというか、ひとりごとのような陳腐な文章の
批評をさせられて。
ここに詩を投稿しているひとたちは、自分の詩をどう
思っているのでしょう。もうちょっと、まともな詩が
書けないものでしょうかね。

ひとつ聞きたいのですが、みなさんは詩集をいつく
読んだことがありますか?
著名な詩人のすばらしい詩を知っていますか?
実は、そういうのをまったく読んだことがなくて、たいして詩に
興味もないのに、詩人ぶって自己満足にふけるために書いてませんか?

はっきり言っておきます。詩とひとりごとの文章は違います。
896ホワイトスネイク ◆byr9WjY2 :02/04/20 03:51 ID:???
>>895
幸せだな・・・名前に流される愚か者、か・・・(w
ま、確かにそんなに気に入った詩はないんだけどね。
897:02/04/20 04:02 ID:???
ゴヤの絵は彼が晩年に誰のためでもなく描いた13枚の大きな作品群のひとつ
です。このゴヤはあり地獄のようなものに飲み込まれていく犬の姿を
描いています。これらの作品群は人間の憎しみや憎悪といった醜いとこ
ろを明確に描きだしていると高い評価を受けています。砂に飲み込まれてゆ
く犬なんですが、絵に刺す陽の光だけはものすごく慈悲深いんですよね。。
それが印象深くて晴れた午後なんかはよくその光を思い出します。。
批評ありがとうございました。。おつかれさまです。
898neri ◆lw8TzHjk :02/04/20 04:05 ID:???
>>897名前わすれてました。。。すみません。
899不動明王:02/04/20 06:20 ID:???
光の中に位置するが故、闇を知らぬ。

闇に閉ざされたるが故、光を求める。

在り様が解らず、求むは存在理由か。

ここに在る者、己が自身は気付かぬ。

己が以外の存在により、己を見出す。

変わり続ける事、それ故に愛される。

神々とは、変化する事を止めたる力。

悪魔とは、己が内に潜む闇の結晶か。

開放せよ、閉ざされし扉を開くのは。

 

   今。
900詞ですが…:02/04/20 10:09 ID:olOIkEPQ

 誰かが言った“人生はゲームだ”
 そうだ、自分の駒は自分で動かせ
 迷うことは悪い事じゃない
 時間かけてゆっくり考えて

  知らないジャングルに入ってしまっても
  いつかは何処かの道に出ることが出来るはず

 頼りになる人なんていないよ
 自分の進む方向はどっちなの

  足元を照らす光は小さく 
  何にも見えなくなることだってある
  不安になるのは仕方ないけれど
  こんな所でずっと立ち止まっても意味がないよ 
901名前はいらない:02/04/20 10:26 ID:BUJUjhDO
>898
あれは画面の左下に首だけ出した横向きの耳がたれている犬 画面に比べて犬は
かなり小さくて ほとんどが黄土色の壁とそこに差し込む光のおだやかさ。影の部分が多い。
思い出しましたね。実物をみたくなってきました。
ゴヤ自身の存在の矛盾・絶望・生命力が犬と光の間の広いエリアの虚空に映せたんだと思います。
犬は額縁の外に飲み込まれていく存在でいいとおもいます。
詩+イラスト イラスト+詩 は 詩+詩よりも多くのもの生み出しそうですよね。
今度ビアズレー風のモナー?でも書いてみようかな。
902長月 ◆gU93SCyE :02/04/20 14:10 ID:qRxJPEEn
「蜘蛛の糸」

過去の栄光と、今在る挫折。
苦しみもがいた末に、何を見る?

分岐の形状は、果てしなく連なる蜘蛛の糸。
いつ切れるかも分からないし、
どうような形を帯びるのかさえも分からないだろう。

恐れ戦き、今生きる。敗れる為に生きるのか?
甘美な思想は堕落の美酒。
今宵もそれに酔いしれる。

答えは明日。
されど明日は誰の目にも映らない。
903叉緒璃:02/04/20 21:34 ID:FO6XBm14
++++広く輝く++++

いくつもの涙を僕は流している
きっと君のことを思い泣いていた

突然大切な人達がこの世からいなくなって
君の未来はもう二度と明るくはならないと

君が勝手にそう思って泣いていただけ
側には僕らが一緒に泣いてるんだから

僕と手をつないで悲しみの扉を押し開けよう
上手くいくって自信は無いんだけど

きっと君となら進んでいける
きっと君を救い出してあげるから
904名もなき詩:02/04/20 22:28 ID:t0yyU1Ug
「孤独」

一人がいいなんて思ってる奴がいる
そういう奴に限ってろくな奴じゃないと聞いた

あいつはホントに一人がいいのか
孤独がかっこいいなんておもってるのか

「孤高」なんていう言葉もよく知らないくせに
問題をただ避け続けてるだけの臆病者だろう

でも 分かる気がする

人がうざくなったりするときがあるのかもしれない
人にいちいち気を遣って自分は疲れる
そういうのがあいつは嫌なのかもな

うざい 煩わしい 面倒くさい

時には俺もそう思うよ
でもそういうのを避け続けるのは
やっぱり臆病であることの証かもしれないな
友だちがいれば心を少しだけ預けられるだろう
煩わしいこともあるけど

俺はそいつを見つめている傍観者のままではいられない
面倒だけどそいつに近づいてみた
あいつにうざいと言われればおしまいなのだが
905名前はいらない:02/04/20 23:44 ID:???
>>884 叉緒璃様。
なんかノートルダムの鐘みたいですねえ。違いますでしょうか?
わたしも昨日テレビで見たんですよ。泣けました。・゚・(ノД`)・゚・。
(ああ・・・違ってたらハズかしい…)
906Lights:02/04/21 00:17 ID:EJQpL5ZB
壁の鳩時計から
おもちゃの鳩が飛び出すたび
幼い僕は飛び上がって喜んだ
時計がまだ読めなかった僕は
その鳩のお辞儀のような仕草に対して
お辞儀をしかえしたりしてみたりした
鳩は役目が終わると
静かに巣へ戻っていった

今、鳩が飛び出している朝日の部屋で
その鳩ではなく針だけを見つめて
ベッドの上小さく伸びをして
渋々とはしごを降りた
鳩は7回飛び出した後
バタンと扉を閉めた
907:02/04/21 00:47 ID:M5FyiByQ
「ばかやろう」
わっと自分の声の異常なでかさにびびる。

もう一度言ってみよう
「ふざけるな」

今日は電柱がパレードになっていて
光る夜空は花火大会だ。

そして下を向いていた俺は電柱にぶつかるもんだから
今一人罵声を浴びせていたとこだ。

人種がごった煮になった大通りで。
あたまがおかしいんだよ。かかわらないでおこう。
なんて言葉が飛交ってケラケラと歯を揺らす。

俺も仲間に入れてくれと
カタカタ歯を鳴らしたら道の真中にでかい通り道ができた。

ここを通ってもいいのかい?
なんて聞いてみても
ケラケラケラ。まだ止まらない。

オレ様顔で胸を張って歩く
恥かしいのはお前らの生き様なくせに。

夜空が降ってくる頃、皆馬のような顔になり
その中を一人の人間だった俺は歩く。

このパレードはいつ終るんだろう
俺はいつになったら人でなくなるんだろう。


久々に書きこみます。批評家の方々よろしくお願いします。
908Canopus:02/04/21 02:17 ID:0KRN6QzZ
遅くなりました。

>>884 叉緒璃さん ところどころに光る表現があり、安定した読後感です。
テーマもなかなか面白そう。ただ、まだ骨組みの段階の印象かな。窓をめぐる
部屋や空や世の中の描写など、まだまだ書き込む余地はありそうです。そこか
ら言葉を削ってみるのもいいですしね。

>>885 御伽さん うん、断片的ですが、雰囲気がうまく出ていていいですね。
特に四行目が好き。「吊るされた」「転換」といった異質な言葉が光っていま
す。三行目は別れと決意を表したと思うんですが、ちょっとストレートだった
かな。

>>886 mixiさん 愛しい人の死を悼む詩ですね。抑えた表現がいいと思いま
す。海の情景はむしろあなたの心象風景でしょうか。悪くはないんですが、ち
ょっと取ってつけたような印象です。最後から二連目は説明的で違和感があり
ましたね。言葉遣いが大変綺麗で、安心して読めました。

>>887 NONAMEさん 三連目の決意がいいですね。ただ、問題は一、二連目の
表現では、あなたは単に人と違うことをやりたい天の邪鬼としてしか描かれて
いないんですね。あなたの思想や決意の内容がまだ見えてこないんです。言葉
を選ぶか、もっと書き込むかしてみては如何でしょう。
909Canopus:02/04/21 02:45 ID:0KRN6QzZ
>>890 メッセージありがとうございます。頑張って下さいね。

>>892 情景描写撮影所さん そうですね、3+2の構成は「いちめんのなのはな」
風で結構いいと思いますよ。なによりリズムと語感が綺麗で感心しました。た
だ、同じセンテンスが多すぎるかもしれません。5分の4が繰り返しか…。少し
似た言葉で(例えば最終の部分など)表現してもよさそうでしたね。

>>899 不動明王さん 字数をきっちり合わせてきましたね。私はこういうテ
クニックは実は苦手なので、羨ましく思います。最後の二行に向かって収束し
ていく詩ですが、光と闇、存在と不在、変化と不変、神と悪魔、これがあなた
独自の世界なのでしょうが、きっちり二極化しているのが気になりますね。図
式的になってしまい、イメージの広がりに欠けるきらいがあるように思いました。

>>900 詞ですが…さん 一連目の「自分の駒は自分で動か」すという発想が
光っていますね。面白いと思います。三連目からやや趣きが変りますが、もう
少しゲームの発想を続けてもよかったかも。四連目の表現は弱い感じで、尻切
れトンボの印象でした。
910名前はいらない:02/04/21 03:03 ID:???
フム、お疲れ様ですな。もう残り90をきったか・・・
では、お休みなさい。あなたと、あなたの愛する人に幸せが訪れますように。
911名前はいらない:02/04/21 03:06 ID:MDUvP/Lr
shini yagare
912Canopus:02/04/21 03:28 ID:0KRN6QzZ
>>902 長月さん ええとね、情景描写で二通りのイメージが湧くんで
すよ。道がいきなり途切れていてそこから蜘蛛の糸が一本垂れ下がって
いるのか、或いは今まで蜘蛛の糸を昇ってきて糸が分岐していくつにも
分かれているのか。多分前者だと思うんですけどね。言葉遣いは非常に
上手いと思います。最終連はちょっと普通にすぎたかな。

>>903 叉緒璃さん 悲嘆に暮れている「君」を励ます詩ですが、シチ
ュエーションの描写が簡単すぎて、励ます以外のイメージがほとんど湧
かないんですね。「君」の描写がもう少しほしかったです。

>>904 名もなき詩さん あなたの思索と行動とが手に取るようで、面
白く読ませてもらいました。最終連は行動に移るところなので、少し調
子を変えてみてもよかったかも。あと、「うざい」という言葉がやはり
違和感を感じましたね。私の好みの言葉ではないんで敢えて書きました
けどね。

>>906 Lightsさん 一連目は面白いと思います。詩として充分成立し
ていると思いました。対して二連目ですが、情景はわかるのですが、こ
のことを通してあなたが何を言いたいのかが今一つ伝わってこなかった
ですね。そこを残念に思いました。

>>907 ぷさん おお、面白いですよ。特に冒頭が引き込まれます。大
通りの騒擾の中の孤独感で、夢の中の情景のようです。詩の中に騒がし
さが足りないように思えるのはそのためかな。四連目で「俺」が下を向
いていたのは何故でしょうか。心理的なものによるのかどうか、気にな
るところですね。花火大会だから上を向いていてもよさそうですし。
913 :02/04/21 03:42 ID:eBIeWUGZ
評価してる人へ








あ・り・が・と・う
914ななし:02/04/21 04:11 ID:U1LV58rF
「イマノウチ」

そんな悲しい顔をしないで
僕まで悲しくなっちゃうよ
そんなに焦らなくていいんだよ
この世界はもう君の物

ほら誰も見てないよ
さあ踊ろう 今のうちに

ランタ ランタ 
ランタ タン
タンタ タンタ 
タン

踊り続けて愛を語ろう
この世界が受け入れるまで
915名前はいらない:02/04/21 04:19 ID:QZ4ZUk9V
WIND

壊れた僕の指
歌う事も出来ず
空に浮かぶ想に
足を捕られた

枯れた僕の泉
靡く事も許さず
星を濡らす雨に
熱を奪われた

声の無い僕に
続いた白昼夢
嘘を並べた四季
風になる枷になる

心地よく思える風
僕は歩き出せない
吹かれて流されて
僕はドコに逝くの

涼しく思える風
僕は泣き止めない
吹かれて流されて
僕はドコに居るの


風が吹き止んだ
僕はドコに居るの


916900:02/04/21 09:33 ID:KHRsURGC
>>Canopusさん
ありがとうございました!ってか凄いですね。尊敬します!!
今後もよろしくお願いします
917名前はいらない:02/04/21 09:33 ID:0b4ADCNv
ショウジキ私はここの「評価」は感性の幅が狭いと思う人だ。
918kanna:02/04/21 10:41 ID:6UiAuqVM
「夢」

人は夢を持っている
素敵な夢を持っている

途中で挫折する人も
投げ出す人もいるけれど

叶えられたら
あなたにとって
一番の幸せ
919名前はいらない:02/04/21 10:46 ID:???
「Crazy Love」

1.Aメロ
君が何考えてるのか 僕には分かんない
僕じゃない 大切な人がいるはずだろう

Bメロ
どうしてそんなに優しくするんだ
いつも僕は傷つき嘆いている
隠している僕の気持ち
気づいてないわけじゃないんだろう

サビ
許せないよ あいつだけは
順番なんて関係ない
あぶないよ こんなこと考えてちゃ
何をするか分からない

2.Aメロ
忙しい君の負担にならないように
深夜のドライブに誘うのに僕は必死だった

Bメロ
嫌われないように生きてきた
守ってばかりの性格が
自分で嫌になった今夜は
時速300kmでつっこもう

サビ
帰らせないよ 朝が来るまでは
好きなんだからしょうがない
心配しないで 食べたりしないし
殴られても文句は無い
たとえ君が あいつのこと考えてても
君といるだけで僕はいい
それでもやっぱり 嫌われることが
何よりも一番怖いよ
920neri ◆lw8TzHjk :02/04/21 11:30 ID:4vbyCufc
>>914「イマノウチ」かわいい(^0^*)♪
921名前はいらない:02/04/21 11:38 ID:zhNI4S9i
孤独の海

孤独の海に溺れて
哀しみの波に攫われて
耐え難い心の痛みに
必死で堪えて
それでも生きていく
生きていくことのつらさを
必死で飲み込みながら

鬱の雨が降る
死にたくなるような
気持ちがじわりじわりと
心を濡らす
ひとりだ
この世にひとりぼっちだ
この果てしない世界の中で
孤独の大海に投げ出され
ただひとり
ひとりで生きていく
その重圧に押しつぶされそうで
つらい
つらい
つらい

言葉はなんのなぐさめにもならない
ただ心をかすめていくだけ
それでも
言葉にせずにはいられない
癒されぬ心を抱きしめながら
922叉緒璃:02/04/21 11:47 ID:xfaOgBLP
>>905
そうです。「ノートルダムの鐘」を見て泣きながら書いてました。

評価してくださった方へ

ありがとうございます。
まだまだ下手くそですががんばっていきたいと思います。

++未熟なココロ++

君にもわかるだろう
僕はただの臆病だと

涙なしではすごせないし
君の前では見栄を張るし

あの星を見ている僕らは
矛盾ばかりで一人で暮らせないし

わがままな言葉を並べては
子供だってわかってしまう

僕らを吹き上げる風は
優しくココロを包む
923Nothing:02/04/21 12:58 ID:nMNP5zdT
あなたとの距離が近すぎて息がつまり
あなたとの距離が遠すぎて淋しくなり
空に手が届かなくて、癇癪を起こし
立っている地面が揺れていて、不安になって
叫んで、暴れて、泣いて、許して、悲しんで
失って、怒って、笑って、傷ついて、空回りして
自分で物事を難しくしてるのもわかってる
わざとなの、何故間違いなのか知るために
わざとなの、間違ったことをしても、
あなたが行ってしまわないか、試すために
924kanna:02/04/21 13:18 ID:0YnUeJW4
「名前」

名前なんていらない
名前に縛られたくないから
名前なんていらない
自分になりたくないから

あたしはあたしのまま
自由なままで行きたいから

名前なんていらない
925名前はいらない:02/04/21 16:08 ID:???
>>919
それキミが書いたんじゃないんだろ? 何でそんなことする?

Crazy Love
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/poem/1018955391/l50
926Canopus:02/04/21 20:39 ID:0yCs2tr7
こんばんわ。容量オーバーで1000いかないうちに終わっちゃうかもしれませんね…。

>>914 ななしさん リズムがあって面白いですね。愛のない世界、観客のい
ないパ・ド・ドゥ。情景が目に浮かぶようです。三、四行目がちょっと解りに
くかったかな。

>>915さん 最終連の一文が魅力的な詩です。まず前半の三連ですが、言葉に
喰われてしまっている印象で、オリジナリティに欠けるようです。折角の風と
枷がもったいない。後半になるとあなたの言葉が出てきますが、今度は言葉の
精度が落ちてしまうようですね。構成は悪くないと思うので、言葉遣いに気を
つけてみては。辛口にてごめんなさい。

>>917 これは痛いところを突かれました。詩でこれを言われたらかなり落ち
込んだかも。精進しますね。

>>918 kannaさん 正直で綺麗な詩だと思います。最後の「あなた」は特定
の人かな、あるいは不特定の人に対してかな。どっちかによってだいぶニュア
ンスが変りますね。
927Canopus
これ、あと10個くらいしか書けないみたい…。

>>921さん 題名を含め、雰囲気が出ていていいと思います。言葉の選び方が
秀逸ですね。「孤独の海」と対峙させて「鬱の雨」か…。うーん、こっちの表
現はあまり好きではありませんでした。「死にたくなるような…」の表現も直
接的すぎるかな。全体的にはいいと思いました。

>>922 叉緒璃さん 最終連、いいと思いました。えっとね、構成上の未整理
な部分があるようです。まずは「僕」がいつの間にか「僕ら」になってしまっ
たり、「未熟」がキーワードの筈なのに「臆病」と言ってみたり。最終連にも
もっとスムースにもっていきたいですね。辛口でごめんなさい。

>>923 Nothingさん おお、いいですよ、ある面では自分でも感情の
コントロールがつかなくなっているんでしょうね。途中まではリズミカルに非
常に上手く書けていると思います。最後の三行の表現がちょっと解りづらいか
な。調子を変えるのはいいと思うんですけどね。

>>924 kannaさん ありゃ、これはミスったね。名前のある「自分」と、名前
のない自由な「あたし」を書き分けたつもりだと思うんですけど、やはり同義
に感じますよね。オリジナルな言葉遣いで好感が持てますね。

少し早い気もしますが、お別れの言葉です。皆さん、今までお引き立ていただ
いてどうもありがとうございました。これからは再び詩作中心の生活を送ろう
と思います。批評家としてはこれでサヨナラです。See You Again!