1 :
ちゅあ:
いつ死んじゃうかワカンナイから。
でもまだまだ死なないから。
死ぬまでの間のんびりと。
ちょっぴり詩を書いてみたり。
2 :
ちゅあ:02/03/24 04:40 ID:???
■死を待つ牢獄■
急ぐ事もない終りまで
欠けた爪で刻み続ける
四角く乾いた薄い壁
いつか
巨大で傲慢な肖像画が
掘りあがる頃
私は自分の位置を知る
四角く乾いた
壁の向こうには
私と対の死人が
己を刻み付けている
そして二人はまったりと
急ぐ事のない終りを
待っている
待っている
3 :
ちゅあ:02/03/25 05:25 ID:KUvxBmG9
■ぼやけたなみだ■
アタシは何が何だか訳も解らず
アナタの発する言葉を
聞き漏らさないよう
タバコの煙の染み付いた脳に
一語一句すくっていたのだ
アナタのサヨナラが
やっと理解できた時には
すでにここに取り残され居たけれど
涙がでた
まさしく「とめどなく」
後悔と懺悔のなかで
しばらく泳いでから
あたしは
アナタの存在が
すでにぼやけてきた事を
少し悲しく想う
4 :
ちゅあ:02/03/25 06:13 ID:x8Y7l/n7
■おちてきたゆめ■
夢を見た
満月が空を半分隠して
歪んだ高層ビルの屋上
アタシは漆黒の空間に向かって
手を伸べる
そのまま足を踏み外して
空気の抵抗を感じもせず
ひたすら落ちていった
落ちたのはアタシ?
見てるのはアタシ?
月の向こうに
アタシの欲しがる何かが
有ったのかどうかは
目が覚めたとたんに
忘れてしまった
5 :
名前はいらない:02/03/25 06:32 ID:o3HSSNXz
無機質ハートの彷徨
生きている事を感じてみたくて
首筋にナイフを当てる
ひんやりとしたその感覚が
自分の暖かさの証明
死とかけ離れた過去 だったから
そのイメージは漠然としていて
喪失感を味わいたくなり
小鳥をバラバラに散らしてみる
飲めもしない赤ワインを注ぐ
私の紅こんな色なら
美しくないね生きているって
この獣臭さ寒気がする
死というものを知りたくて
まな板の上魚の首を絶つ
でもとうに動きを止めた体
僅かな血溜まり物足りない
生きてる事を再確認する
そうでもしなけりゃ実感湧かない
屋上で風を浴びる
あと一歩の 境界 至上の気分
ぼんやりと猫を見てる
肉はぐずぐず蛆が這いまわる
醜いね死んでしまうって
落ち窪んだ眼窩吐き気がする
生きてゆくなんて怖気がする
死ぬだなんて悪寒すらする
生まれなければ良かったのか
魂の檻捨ててしまいたい
蛋白質なんてうんざり
無機質な人形になれたなら
汚らわしいもの溢れる世界
見ることないよう眼球刃を立てて
不愉快な音喉を滑っている
醜悪もう聞きたくなどない
頬をつたう鮮血
生ぬるく絡み不快感を増す
生きる事を拒否したいくせに
死ぬ事も拒絶している
私は何処へ行けばいい?
何をすれば救われる?
6 :
うたた寝死人:02/03/25 09:57 ID:NjMzw/LI
「おやすみの挨拶」
目覚めることを疑いもせずに
目覚し時計合わせる自分が
幸せな奴に思えて
口の端を曲げてみる
これから体を横たえ
魂を出してやる
眠りとは生ける者の擬似死と
言ったのは誰だっただろうか
私が死んでいようと
世界は時を刻み
目が醒めて 進んだ周囲に
疎外感を感じるとしても
心が「出せ」と煩いから
身体がもう舟を漕いでいる から
もう全て投げ出して
ちょっと 死出の 旅に行って来ます
ここでお詫びを。5は作業から逃げてきた私です。失礼致しました。
「夜明け前」
夜明け前に目がさめ 間だ見えぬ陽の光に
すべてが暗闇で包まれた世界が 生まれ変わるその一瞬を
ゆっくりとでも優しさで包み込むように アナタと二人ベッドで
夢見ごこちのなか まつ朝のひざしに胸をときめかせながら
すべてが、ゆっくちと徐々に動き始めいつのまにか回りは光で包まれていました
「このままずっと、、、。」ってアナタはぼくの胸に光をともしてくれました
8 :
ちゅあ:02/03/25 10:10 ID:k5JfyOMl
>>5-6 うたた寝死人さん、始めまして^^
詩拝見させていただきましたー
「無機質ハートの彷徨」の全体から感じる
生あったかさに、しばしうっとりしちゃったです
またここに来て
死ぬまでの時間の合間に
ちょこっと言葉を並べて下さいね(*゚‐゚)
9 :
ちゅあ:02/03/25 10:18 ID:???
■きょうのうたうたい■
アナタは今日も唄うたう
アタシはそれを心地よく
右から流れて
左に過ぎ去っても
体の何所か一部に
アナタの声が染み付くから
アタシは今日もアナタまみれ
>>7さん
わあ〜なんだか素敵な詩ですー^^
ちょっぴりほんわかしちゃいました。
素敵な恋愛の詩って
あこがれまする。
10 :
うたた寝死人:02/03/25 10:20 ID:NjMzw/LI
>>8 ちゅあ様、はじめましてでした。
勿体無いお言葉です。青臭くて恥ずかしい限りです(紅潮)。
挨拶もなしに飛び込んできて申し訳ない。
しかしちゅあ様、早起きですね・・・って、そうでもないのか(笑)。
すみません。いい加減寝ます(←おやすみ挨拶したのにまだいる・・・)。
11 :
ちゅあ:02/03/26 05:11 ID:iUIN9zaK
■かすんだきおく■
一日の憂いをおとして
たっぷりのゆぶねにもぐると
こぼれる大量の元素のなかで
6秒だけ胎児に戻る
それから
霞んだ記憶を無理やりに
引出してみる
空気に触れた瞬間
何で泣いていたかって?
物凄く痛かったからだよ
先のことなんて
考える余裕もないくらいね
水から這い出てあたしは
新しい日の産声をあげてから
眠りの準備にとりかかる
12 :
ちゅあ:02/03/26 05:20 ID:y+I5Gecs
>>10 うたた寝死人さん
アタシの方こそ未熟モノでお恥ずかしいです〜けど
ここで皆さんと切磋琢磨していけたら(使い方合ってるかな^^;
と思ってます
明け方書き込みしちゃうのは夜の仕事なもんで
寝る前にちょこちょこと覗いて
のんびり2ちゃんやってるからなのです(´∀`)アハ
であであアタシも寝ますデスヨ
明日も皆さんの素敵な詩を見にやってきまっすり〜
おやすみなさい□
13 :
ちゅあ:02/03/27 03:19 ID:TEEW2THT
■うつむくかのじょ■
斜め25度でもたれかかる肩
ぶつけられた問いかけに
答えたくても答えられない
活動停止の脳髄がささやく
寝たふりなんて簡単だよぅ
雨降りだから体だるいんよぅ
全てを曖昧にして
縺れたものはそのままで
飽きたおもちゃのように
そのまま捨てた
枯れた花束も
3年も同じトコに置いていたのにね
14 :
ちゅあ:02/03/27 03:30 ID:+y8VJsXx
■たましいのさけぶこえ■
顔面いっぱいの乱舞する蝶
自分が回っているのか
空間が回り始めたのか
吸った煙の青い流線が
神経を食い始めて
視界は緑の光に満ちた
最悪の寝覚め
残骸を見なかった事にする
15 :
ちゅあ:02/03/28 23:25 ID:hW13wBsF
■しずかな■
静寂のなか
揺れるカーテン
カモミールの香り
沈んでく太陽
伸び続ける影
ぼんやり
風にあたりながら
何も考えなくていい時間
閉じた目
光の温もりが消えるまで
16 :
怒人:02/03/28 23:35 ID:???
悪いことは言わない、ぼんやりせずすぐ死ね
死んでから人生と言うものを
じっくり考えてみろ
生きていることの素晴らしさ
死ぬことの虚しさ
噛み締めてみることを勧めたい
死んでから2ちゃんねるに
「戒名はいらない」を名乗って
詩を書いてみろ
こらっ!
17 :
ちゅあ:02/03/28 23:39 ID:???
■がらくた■
あの子が言った
「アタシはガラクタ」
役立たずだからスグ捨てらる
ガシャガシャ中で部品が外れてる
音がする音がする
「アタシは壊れてるのかな?」
油さしても色塗ってみても
「ガラクタに必要性はあるのかな?」
言い終えてあの子は
白くて四角いプレス機の中に
進んで飛び込んでった
もう誰の言葉も届かない
18 :
ちゅあ:02/03/28 23:43 ID:rdOwzHKi
>>16 こんにちわ。
あたし別に死にたい願望持ってないですよ^^
ただ人間って何時死ぬかワカンナイじゃないですか?
明日思わぬ事故にあって死んじゃうかもしれないし…
死ぬのは怖いですけど…
だけど死ぬまではのんびり穏やかに生きたいし
詩も書きたいんでスレたてたんですけど…
1の書き方悪かったですね><
すいません…
19 :
怒人:02/03/28 23:44 ID:???
ただの詩だから謝るな、こらっ!
20 :
ちゅあ:02/03/28 23:45 ID:???
そんなわけでアタシはのんびり詩を書きます…
>>16 怒人様。
おお、ここでもお怒りになって・・・
「戒名はいらない」いいですね。
人生のスローガンにしようかな。
22 :
ちゅあ:02/03/28 23:46 ID:???
あわわ><
すいません><
勘違いです…
怒られてるかと思っちゃったデス…
23 :
ちゅあ:02/03/28 23:48 ID:???
怒人さん
失礼いたしました(汗書きまくりー;-;
見なかった事にしといてください
・・・・・・死は逃避行ではないのですよ?皆さん。
怒人にむやみに謝る必要はありません
彼は今、IDを晒すことができません
晒すと正体がバレるから(藁
怒人様の感嘆詞(←ちょいと違うか)は数パターン
その中の「こら!」には
可愛らしさを感じる・・・
うーん死人だから
感覚ずれてるのかな?
27 :
怒人:02/03/28 23:57 ID:1X5/1iPM
28 :
ちゅあ:02/03/28 23:58 ID:???
あは(^Д^;)
なんか事情は良くわかんないけど
これからはむやみにレス控えますー
ちょっと自意識過剰な自分に鬱…
29 :
ちゅあ:02/03/29 00:07 ID:???
気をとりなおして!
■からからまわる■
胃の中がカラッポで
頭の中もカラッポで
冷たい床に横たわる
時間だけが流れて
カラカラ音がする
時計の秒針を眺めて
もったいない時間の使い方を
楽しんでみたりする
30 :
ちゅあ:02/03/29 00:27 ID:???
■はれため■
じいちゃんの
開かない目と
詰め込まれた綿
解剖の跡
腕より細くなった脚
婆ちゃんがくれた
形見分けのペン
赤い字を刻む
紙にインクを落としてたら
泣けてきた
赤い字で
じいちゃん じいちゃん
じいちゃんが見えなくなるまで
泣いた
31 :
エニグマ:02/03/29 01:38 ID:???
「月夜」
まだ私との恋を躊躇するあなた
二人で歩く月が照らす小道
ふと物音に気づきあなたから目をそらす
振り向くともうあなたはいなかった
空にはただ青い月が煌々と輝いていた
32 :
あそぶ:02/03/29 18:23 ID:6UxhL+Ou
絶対に堕ちてはいけない
そう眼の前で躍る
銀のボトルや
様々な薬
もし、
あの時に
境界線を踏み越えていたら
今はドウナッテイタノダロウ
こんなにも
現実が嫌なモノだと
解っていたなら
もう壊れて居れば良かった
いつまでも御伽噺の中で笑って居れば
良かった
そうすれば
倖せだった
倖せ?だった??
33 :
うたた寝死人:02/03/30 00:07 ID:V+20DMiA
こんばんは。お留守のようですが勝手にお邪魔致します。
「都市と小雨」
銀色した空が全てを満たして
今日はお日様までが休暇中なの
休日のオフィス街はゴーストタウン
きれいな建物だけ 空っぽの
ビルの渓谷に私の足音こだますれど
迎えてくれるのはコートはためかせるビル風
車一台停まっていない広い道路 歩いて
大交差点で ツーステップ踏む
この寂しい世界に
恋を冷やしに来たの
いつまでもとっておけるように
痛んでしまわぬよに
この絶対の孤独を
膨れるほど食べに来たの
過食の胃の痛みで君の優しさ
思い出すよに
毛玉に露はキラキラ輝いて準備OK
もういいよ早く着てよ 踊りたいの ビル街の小雨のポルカ
34 :
名無し:02/03/30 00:29 ID:7evEiKdP
つめたい青空が
絡まって足下に落ちてしまった
張りつめた空気は爪をとぐように
薄氷の空をかすめて
墜落していった
35 :
ちゅあ:02/03/30 05:40 ID:???
■おなかいたい■
チョコレートを大量にくれ
アイスはお腹が冷えるから
大量の砂糖菓子に埋もれて
お腹の痛みを忘れさせろ
男の人も月に一度
痛みを伴う精液の放出が
あってもいいんじゃないの
なんてやつ当たりナ事思って
少しだけ気分が良くなった
隣で幸せそうに眠る
あなたにゃ罪はないが
36 :
ちゅあ:02/03/30 05:43 ID:???
皆さんこんばんわ〜
良ければまた明日も来てくださいね^^
みんなの詩楽しく読ませて頂いてます
ではお休みなさいー
今日のこっちの空は
青というより白
雲一つ 風一つない
この白が黒になった時
僕はやっと夢から醒める
もしあしたのそらが
青かったなら…
38 :
ちゅあ:02/04/01 03:27 ID:0rY6BlUG
■夜中三時■
今日も1日が終わる
きっと人より遅れた夕暮れ
朝日が見える頃に
やっと重くなる瞼の
マスカラを丁寧に落とす間
TVから流れる
異国の唄を耳ですくって
マルボロに火を灯す
この時間が
寂しくて心地よい
39 :
ちゅあ:02/04/01 03:30 ID:0rY6BlUG
■せいじゃく■
できることなら
叫ばないで生きて行けたら
と
思うアタシを
甘い
と
しかる貴方の
口を
縫い付けたら
そんなにか
静かだろう…
40 :
ちゅあ:02/04/01 03:31 ID:0rY6BlUG
朦朧とキー打ってたら打ち間違い(アハ
そんなにか=どんなにか
でした^^;
41 :
ちゅあ:02/04/01 03:37 ID:0rY6BlUG
おやすみなさいな
きょうもゆっくり
おやすみなさいな
すこしだけ近づく
死を楽しみながら
明日も生きような
ここはウザさ満開だNe!
43 :
名前はいらない:02/04/01 04:45 ID:bmBACm4D
45 :
うたた寝死人:02/04/01 08:43 ID:XZBIRWUV
「更新」
私の息が絶えるまでにあと何べん
新しい区切りの時が訪れるのだろう
1年に一回の大きな更新
一瞬に一回の小さな更新
私は さしたる変わりなく ここに居ます
自分にとって未来は栄光でしかない
輝く明日のその一滴に匹敵する俺の想像力は無意味になって
何気なく 惜しげもなく
淡々と
溢れる光りの粒
彩り沿えるは光線道路
真っ暗ななかでの走行ですから
どうしても必要なものなのです
胸にちいさな輝く原石を
47 :
ちゅあ:02/04/03 12:34 ID:???
>>42はもう来ないでね^-^バイバイー
>>43もわけのわかんないモノおいてかないでね^-^バイバイー
48 :
ちゅあ:02/04/03 12:41 ID:???
■すべてがうっとい■
ちょっと吐いてみる
うっとい
とどのつまり
正直に吐いてみる
仕事場の連中も
道すがる人々も
顔の無い隣人も
箱の向こうの貴方も
うずくまるおのれも
全てという絶対多数が
いみなく暴れていて
うっとおしい
49 :
ちゅあ:02/04/03 12:45 ID:???
いかん
愚痴スレいこ(ワラ
保全