お姉さま
葬儀は明日の午後三時から
如何したって間に合わないもの ええ
あたしは汚れたお着物で
参列します ええ
その覚悟です
神様に復讐なさる
一番の方法も教わりました ええ
いつだって
笑えたものが勝者です
しあわせになることが
そんな世の中への復讐です はい
もうみじめに路頭に迷うのは
私も少々飽きました
今度は笑えるように
努めて朗らかに生きていこうと思います。
甲子園が近い
「高校生の視点で」って大人は五月蝿い
そんなに等身大である事は、大切なのか
今私が生きている
感じて
適切でなくとも
言葉にしている
そのことが
等身大と謂うんじゃないか
そうじゃないのか?
羽の大きな黒い蝶が 庭にいて
大層下品で 目障りでした。
果たして壊してしまったからと言って
其れは大切なものとは限らない
「物に当たるな」と言ったって君
人を殺すよりマシじゃないか
くっつくっつと
明日に笑う
床についた傷だなんて そんなもの
私がされたことだって それ以上のことのように
思えるのに
権力は 何処にあるのか
私は十七と言う右腕で
何かを掴んでしまったのに
認めることも認められることも業だ
いのることは
型に収まってしまう事かもしれない
雨だ雨が降っている
ごうごうと通り過ぎる腐った色
さっき、濃い色をしていってしまった車に
私の父親が乗っていたのかも知れないと
私は心の内側でそっと嘆いた。
雨だ雨が降る
いたい痛い痛い神様
雨の日は 全ての色が濃くなる
そうしてあの日の緑の鮮明さを以って
思い出が私を潰しに掛かるのだ
そうやって、濡れた黒い髪の毛もまた
悲しイことに
薄暗い日の思い出になるのだ。
軽い風に 嘘が吐けるように成れば一人前だ
そうしたら あたしは人に見せられるような
立派な文章でも書けるだろう
世界が終わる だとか
そういったチープを用いて楽をしてしまえ
慣用句の神様が謂う
「明日は明日は何処にある
そうして僕は神様なんかじゃない」
もう七月になってしまった 悲しい
徹夜をして生物をやれば
何か強くなれるかな
私の中に何かが満たされるかな
如何して理系に生まれなかったんだ
解く快感を知りたかった
不埒で無益で不健康な女だ
腹が減った 何にも無い
腹が減った腹が減った
鉄の味なんて好んだ覚えは無いんだから
剃刀を何処へやった
夫に尋ねたら
殺されかけた
ひれ伏したら満足ですか
あたしはどういう女ですか
踵が痛い
何を踏んだと覚えていないけれど
無性に其れがさびしかった
発散している?
好いんだ それで
ココは何と言うところなのだろう?
埋もれた鍵を掘り当てるものなど知らない
嫉妬よ 追いかけるな
私を一人にして頂戴
「このまま救われないでいるよりは」
もう私は私じゃないのかもしれない
そうですよね
先生
あなたは私を健全な女性とだとお考えですか
気に入ってくれますか
本当は
あなたに対する尊敬に 偽りなどは無いのですけど
やっぱり私は私
あなたが思っているような人間じゃないんです
とり繕った私を 信じないでください
どうか
誉めないで下さい
そうして
赦してください
その時僕が見たものは、妹がすがめの猫を拾うところでした。
猫の右目は、もう見えていませんでした。
母猫に捨てられたのでしょう、体は痩せ細り、もう歩く力も残していませんでした。
僕は大晦日の夜に、こんなに悲しいものを見てしまい、暗然とした気持ちになりました。
僕らの家には、相変わらず母はいません。
けれども、すがめの猫が増えました。
僕は最初、そのような猫を飼うのに抵抗があったのですが、妹がそれをもう、愛し始めていたので、
諦めました。
そうして僕も、(ごく自然な、当たり前の事ですが)やがて猫に愛着を覚えるようになったのです。
猫が死んだのは、拾ってから六日目の晩でした。
近くの公園の、大きな楡の木の下に埋めに行きました。
とても細く、とても小さい事に、改めて気づきました。
土をかけるのが、かわいそうでなりませんでした。
買い揃えた猫用トイレや、餌が、家に帰るとまだあって、初めて涙が出ました。
妹も泣きました。
僕が今、何故そのことを思い出したのかは分かりません。
雨の日に、彼女とキスをした、それだけのことが、僕の中で何にもまして大切です。
彼女の家の塀は、黄色でした。
美しい勉強をしてきました
道理で疲れるはずです
今までの諸行は
まったくの無に帰す所にあったようです
ちなみに私は無心論者です
ユングしか信じません
醜いものに道を塞がれた
私の顔も強張る
この世を素敵なもの素敵なもので埋め尽くそう
憎むものは
生きるにあらざる醜いものだ
明日は何色だ!
浮浪者の問いに答えられない雨の朝
匂いだけが 形而上学的に私の前に立ちふさがらないものだ
雨はあなたのように美しい
花の名前を貰っても 私は生きるにあらざるものだ
ドイツのオペラより下らない
カッターで切り捨てても
君になら本望だ
エクラーゼ
ランファーム
魔法使いの口が動いた
今夜魔法をかけよう
ティンカーベルのマグカップが見ている
誰にだって分からない 秘密の魔法だ
今夜いっぱい あたしがあたしたちが 誰にも見つからなければ
私は時間を止められるようになるだろう
ケイトケイト 傍に来て
明日私は生きている。
難しいゲームを最初から放棄して
選んだものと戦って
いったいお前は何がしたいのだ
もっと もっと もっと
いいさ
欲しいままに 勝てるゲームをあげよう
ほらお前の好きな 易いカードだ
順番どおり
だからそんな悲しそうな目をしてくれるな
あたしが欲しかったのは
赤の6だと謂う
嘘を吐き過ぎて最早
見境など喪ってしまった
不健康な夜明けに血の色をしたスニーカーを投げる
あたしがきれいな肌に火傷を作って
哀れんでくれる人はいるから
星空なんて言うものは忘れて
8番目のマッチも忘れて
押し込んでしまえばもうすぐ もうすぐ
楽になれるから
あたしがあたしだてことを
約束して
>>938 泣いた…
ところで、次スレはどうするんですか?
戸惑ってる内に世界に殺された
電信柱を歪んだ十字架に見立てて磔刑
鴉が俺の体を突ついている夜明け
俺の肌を太陽が焼き始める朝と昼
誰も俺に気付かない誰も俺を見ない夕
母親に連れられた少年が俺を見上げる夜
家を抜け出した少年が俺を見上げる深夜
その日以来少年は神を信じなくなった
そんなことを妄想して歩いていたら
結構派手に転んでジーンズが破けた
帰ってから手を見たら穴が空いていた
「そうか、こういう展開もあったか」
なんてぶつぶつ言いながら風呂に入った
血が止まらなくて風呂が真っ赤になった
鏡の前に立ったけど体が映らなかった
割と全然平気だから明日も生きてる気がする
今も僕は電柱に磔にされたままなのかもしれない
風呂の中から僕が出てくるのを見た
煙草は残り一本
買いに行く途中に例の電柱が見える
947 :
山崎 渉:03/07/12 11:39 ID:NWO/CALS
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
948 :
山崎 渉:03/07/15 11:57 ID:7z6F/fGC
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
ほっしゅー
保守り
フカツきぼんぬ
951 :
山崎 渉:03/08/02 01:32 ID:GCypsXvY
(^^)
952 :
山崎 渉:03/08/15 13:41 ID:5TkIaFn9
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
953 :
ぴた:03/08/31 13:18 ID:d49BGgXp
ほしゅ する
保守
どうしたのゆりさん?
955 :
ゆり ◆YURIRsZ6T6 :03/09/14 17:59 ID:tvuqcooT
ごめんなさい。
しばらく消えてました。
理由は特にないです。
また今日からだらだら独り言言っていきたいと思いますが、
私は今年の十二月にパソコンを封印する予定です。
理由は受験生になってしまうからです。
次スレは、このスレが埋まり次第立てますが、
どうやら中途半端なところで私がいなくなってしまいそうです。
そこのところは許してやってください。
いつもこんな独り言読んでくれてる人、ありがとう。
956 :
ゆり ◆YURIRsZ6T6 :03/09/14 18:02 ID:tvuqcooT
>>946 久しぶり。
顔だけになっちゃうのですか?
いつのころか
夜が短くなった
私の夜派ドコへ消えたのだ
どこへどこへ
私は何の生き物なのだ
夕方なんてもので
満足させるのは甘い
957 :
ゆり ◆YURIRsZ6T6 :03/09/14 18:06 ID:tvuqcooT
腐った犬が病気になってもう助からない
らしゃめんは貧乏だから薬も買えない
らうらうらう
僕は踊る
らうらうらう
どこへ行くのだらうらうらウ
そうだ これはダンスだ
人生のダンスだ
僕だけの
僕自身のダンスを踊ってやる
らうらうらう
らしゃめんって何ですか?
らしゃめん 調べました。
幕末に来日した外国人の妻となった日本人女性に対して差別的に使われた言葉
妻
というか妾の意味のほうが近いかな
961 :
名前はいらない:03/09/15 01:36 ID:o9CQlis3
人生をゲームにしちゃう
ゲームなら勝つこともある
毎日毎日〜 楽しいゲームをしよう
>961
そうだね人生はゲームだね。
命取りになったのは
何と言うのかあの毒の瓶だった
それは白でもあり
黒でもあり
赤が一番近しい
クチヅケ
私はユメを見ていました。もともと眠りは浅いほうで
運が良ければ明晰夢なども見ることがあるのです。
しかし、その日のユメはユメの中のユメでした。
私は走っていました。
いつもそうです。こんなユメはほぼいつもです。
私はいつも追いかけられる夢を見ます。
そうして知った街の中を抜けて、複雑な道を抜けて、
私は秘密の場所を見つけました。
そこは白でした。
何と言うか、地面一面白だったのです。
空がなに色だったかは覚えていません。
その白い広場の真ん中に、私は赤いチョークの文字を見ました。
ある一つの言葉です。
私はそれを見て、倒れました。その言葉は、今となってはどうしても出てきません。
そうして私は黄色いチョークを手にとり、また違う言葉を書きました。
その言葉も、思い出せないのです。
しかし、私は、その場所に立ったとき、これまでに無い程の既視感を覚えました。
その白い世界はなんだったのでしょう。
あんまり白くて、どうしていいかわかりませんでした。
あの赤い文字、きっとそれが、私にとって唯一の何か、
真実だとかそういう確かなものだと思うのです。
腐った白百合と黒ダリアが咲いている
どっちもあたしだ
疲れた
充実した疲れだ
だってそうだ
だから何にも文句言わないで
眠っていてあげるよ
官能の向こう側に見つけられるもの、
それ即ち愛情であると
そらぶいた人形があなたであるような
そんな、夢を見ていた。
冷たい冷たい冷たい
もう二度と触れられない
死ぬ
さよなら
そんな衝動だった
雨の日は遠すぎる
あの古本屋はまだ健在だろうか
やるべきことはもう全てしてしまった
ふざけている茶色い髪の毛を根こそぎ抜いてしまいたい
にがにがにがしい煙草を吸った
名前には力があるという
私は何かに縛られたがってるんだろう
マイルド・セブンは重たい
もう言葉が見つからないんだ
固有名詞とせっかちなアリスを求めている
有り体
ワームクルが何度も時計を確かめる仕草
私はそれに
いちころにされてしまいたいのに
イチコロに
イチコロに
どくだみの化粧水が私を白くする
をんなはどうしてこうして
ひらひらとしていれば
どうにか流されて
ぐだぐだとして
すべて許されてしまうの?
ねぇ私は何
私は何
あー醜いそらだ火星なんかどうでもいいから から
見えるようにそこにいて
祈ってしまうという
きれいな言葉を使うけれど
あたしはアナタを本当に愛しています、多分
嘘
戻りたくないからココにいるだけ
蝸牛は羨ましい存在だ
974 :
ぴた:03/09/23 11:42 ID:IsXFHkYb
家にいても
学校にいても
かんがえることは
ただひとつ
かえりたい
どこへ?
>>974 眠ってしまって
でもまだ
まだ
まだ
帰りたい場所に帰れない
そういう時がある
普通ということを私は世界で一番愛し
普段は其れを忘れ 憎み
それでも平凡なものに惹かれ
そうしてまた尖ってゆく
私は私のことを好きだという人を解さない 愛さない
そうして平和を望む人
類稀なことに命を燃やさない人間に
私は惹かれる
得てして私はそうはなりきれないから
尖らない
小さな家を建てる女になりたいのに
火星が近くて 私はそれを嫌ってしまうような
当たり前に 物を愛せない 見れない
平和を愛して
悪を憎んで
雪や子どもや太陽を
美しいと湛えられる
そんな人間になれたらいいのに
わたしはそんなきれいな人を愛す
――それは自分に無い部分だからだろう
どうしたら純粋になれる?