谷川俊太郎〜二十億光年の孤独〜

［二十億光年の孤独］
生長

三才
私に過去はなかった

五才
私の過去は昨日まで

七才
私の過去はちょんまげまで

十一才
私の過去は恐竜まで

十四才
私の過去は教科書どおり

十六才
私の過去の無限をこわごわみつめ

十八才
私は時の何かを知らない

という詩ですよね。
（違っていたら。スイマセン）

スヌーピーの翻訳をしていたりしていて、
自分も好きな詩人です。

十八才　の　続きは　ないのかな。

そういえば　昔　「パーティー」っていう　戯曲を
読んだ事がある。
谷川俊太郎の詩は　感受性が　豊かだった頃は　感動したけど
今は　自分が　冷めちゃってるのかな・・。（歳とって。）

>>16
『うつむく青年』という詩集に載ってるらしい。
第一連だけ本から引用してカキコ。

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと

俺はマガジンハウスから出た『BRUTUS図書館　谷川俊太郎』っていう本から引用したけど、この本面白いよ。
俺は大江健三郎のあとは谷俊が日本のノーベル文学賞最有力候補と思ってんだけど、高く買いすぎか?

19の>>16は>>10の間違い。スマソ

そう！そう！これだった！！！
教えてくれて　ありがとう！！その　マガジンハウスから　出たのに
載ってるのね？

＞17
たしか谷川俊太郎が十八才の頃に
書いた詩のようで、十八才までです。

へえ。そうなんだ・・。詳しいですね。

念の為、16≠19ね。

図書館に　行ったら　マガジンハウスからのは
「１９９１　女に　谷川俊太郎」というのが　あるらしいが　探しても　なかった。
本屋で　サンリオから　でている「うつむく青年」も　なかった。
１９　で　第１連を　書き込んでくださった方、続きを　書いてくださいませんか？
お願いします。

『生きる』と言う詩は
たしか中学生の頃国語の教科書に乗っていた詩です。
『女に』という詩集も面白かった。
コレは町の図書館で発見。

小学校だと　思ってたけど　中学校の時だったんですねえ。

>>25
困った奴だな!　googleで検索してみろよ!
ttp://210.239.130.8/poem.html

教えてくれて　あれがとう。

ありがとう

谷川俊太郎の詩で、探している作品があります。
５、６年前に金融機関が発行した冊子に掲載されていたものです。
後で、詩集として手に入るだろうと思って放置したのがまずかった…
書き写しておけば良かったと、とても後悔しています。

朧気にしか覚えていないのですが、
女の人と兵士が出てきて、子供がファミコンで反射神経を試してる、
そんな感じの詩なんです。
（手掛かりにもならなそうな情報量…）

とまらないしゃっくりみたいに、気になって仕方ないのです。
もし、ピンとこられる方がおられましたら、どうぞよろしくお願いします。

>31
全然関係ないけど
＞とまらないしゃっくりみたいに、気になって仕方ないのです。
これがシュンタローぽいとｵﾓﾀ

二十億光年の孤独は三好タツジの序文がよい

>32 名前はいらないさんもご存知ないですか。あぁぁ
かくなる上は１万円の全作品が収録されているというCD-ROM作品集を購入
するしかないのでしょうか。…それで載ってなかったらどうする！？私

二十億光年の孤独ではありませんが、[魂のいちばんおいしいところ]とか
好きです。じゃあ、しゃっくりもとまらないのでもうねます(笑)オヤスミ

ネロの詩
あれが一番
真に迫ったカンジがして
好きです

僕的には、この処女詩集が一番好きです

「これが私のやさしさです」
が好き

消防の時感銘受けたなあ・・・

「生きる」は三善晃が合唱曲にしてるよ
聴いてみな　めちゃ泣くから

早速　探して　きいてみるね。

>32　なんか文庫で読んだ気がするけど、ちがうやつかな・・・ファミコンには覚えがないからなぁ。
ちがってたらごめんね。
>35　私も好き。birdのアルバムで男の人が朗読してるの知ってる？すごくいい。
　　　ああゆうかんじで詩の朗読ライブとかやったらいいのになぁ、って思うんだけど。

ＣＤ−ＲＯＭ買いましたが該当しそうに思う詩がいくつかあるので、
一度しっかり読んでからまたスレします。
ぼくもこれが私の優しさです、が一番好きです。多分。
誰かが先にスレしてたらごめんなさい。

いいと思った詩をできたらここに書いてください。
読んでみたいです。おねがいします。

遥か彼方の遠くの銀河から
何億の遠い光をやり過ごしてきたのだろうか
この２０億年の孤独の向こうに
何億の孤独と出遭えるのだろう

谷川俊太郎〜二十億光年の孤独〜 １４８ｐ右から４行目

>>42
僕はその３行手前がもっと好き。

私の学校の[New chorus friend]っていう音楽の本に谷川俊太郎さんの「その人が歌う時」
ってタイトルの詩があるよ

「そのひとがうたうとき」
そのひとがうたうとき
そのこえはとおくからくる
うずくまるひとりのとしよりのおもいでから
くちはてたたくさんのたいこのこだまから
あらそいあうこころとこころのすきまから
そのこえはくる

そのこえはもっととおくからくる
おおむかしのうみのうねりのふかみから
ふりつもるあしたのゆきのしずけさから
そのひとがうたうとき
わすれられたいのりのおもいつぶやきから
そのこえはくる

そののどはかれることのないふかいいど
そのうではみえないつみびとをだきとめる
そのあしはむちのようにだいちをうつ
そのめはひかりのはやさをとらえ
そのみみはまだうまれないあかんぼうの
かすかなあしおとへとすまされる

そのひとがうたうとき
よるのなかのみしらぬこどもの
ひとつぶのなみだはわたしのなみだ
どんなことばももどかしいところに
ひとつのたしかなこたえがきこえる
だがうたはまたあたらしいなぞのはじまり

くにぐにのさかいをこえさばくをこえ
かたくなこころうごかないからだをこえ
そのこえはとおくまでとどく
みらいへとさかのぼりそのこえはとどく
もっともふしあわせなひとのもとまで
そのひとがうたうとき

＞＞45
これ歌になると少し言葉が減るんだよ

素人です。質問です。
廃虚という題名（書名？）の詩が
収録されてる本ってありますか？
神を求める祈りもなく、というような詩。

確かこの人の詩だったと思うんだけど

「二十億光年の孤独」
コーラス用の曲だと、確か「ボクは思わず、くしゃみをした」ってのが最後にあったよね？
あまりにも普通の人過ぎて笑える。

私の中学で合唱祭ていうのがあったんですけど
その時「二十億光年の孤独」を歌ったんです
47さんのは
「二十億光年の孤独に僕は思わず〜くしゃみを〜し〜た〜」（コーラス版）
のところじゃないですか？
みんな不思議がって歌ってたのを思い出します

あ、すみません47さんじゃなくて48さんでした

＞＞47
ごめんなさい
私も素人なんでわかりません

今日下北でリーディングライブがあるね

「あなた」
けれどもし　あなたとであわなかったら
わたしはいない
あなたといいあいをしなかったら
わたしのことばは　
むなしくそらにきえる
あなたをぶたなかったら
わたしは　ひとりぼっち

＜抜粋＞

というのもありますよ。

谷川俊太郎超好き！

「やわらかいいのち」
（前略）
あなたが歩くことのできるのがおどろきだ
あなたがごはんを食べるのが
歯をみがくのが私にとっておどろきだ
あなたのふたつの眼から
涙のにじみ出てとまらないのがおどろきだ
あなたは海をみつめて放心している
その顔にかくされた美しさがおどろきだ
そしてもしもあなたが死ねるとしたら・・・
死ねるとしても―
そのことの中に私は
あなたのいのちの輝きを見るだろう
私たちの生きる証を見るだろう

後ろも略だ・・。（後略）

>>39
＞私も好き。birdのアルバムで男の人が朗読してるの知ってる？すごくいい。
＞ああゆうかんじで詩の朗読ライブとかやったらいいのになぁ、って思うんだけど。

詩を朗読しているのは、THE BOOMの宮沢和史さんです。
彼は時々詩の朗読ライブをやっているみたいですよ。

わたしもbirdのアルバムを聴いて谷川さんの詩を好きになりました。
詩人としての宮沢和史さんもなかなか素敵だと思います。

>>56
良い情報ありがとう、
今度チェックしてみよ
ところで、なんてアルバム？

>>57
「マインドトラベル」というアルバムですよ。
その中に「これが私の優しさです」という歌があります。

二十億光年の孤独、
高校の家庭一般の教科書の最初に見開きで載ってたよ。大好き。
小学校の頃、谷川さんの「どきん」っていう詩集を持ってた。
うっかり手放したのが惜しくてしょうがない。

あと「朝のリレー」も好き。

今夜のラジオ深夜便に谷川俊太郎がでるよ

朝のリレーで谷川を知った人は多いと思う。
教科書にはいろんな詩が載ってるけど、印象に残ってるもの１位。

以前にＮＨＫで見た、
「女を捨てたときも　わたしは詩人だったのか」
ってフレーズがある詩がすごかった。
たまたまＴＶ見ててﾋﾞｸｰﾘした。

わたしは言葉という蝶々を追いかけただけのただの子供〜
っていうのがあったと思う。

>62
世間知ラズ

>62
>「女を捨てたとき私は詩人だったのか」
...
> 私はただかっこいい言葉の蝶々を追っかけただけの
> 世間知らずの子ども

朝日シブンで､孫が生まれたときのことを
詩にかいていた。
ﾖｶﾀﾖ