荒川洋治さん

はじめまして。初めて詩板にスレをたる初心者です。
このスレを立てるきっかけになったのは、タイトルにもありますが、
荒川洋治さんとういう人のことを知りたいからなのです。
荒川さんは　ＴＢＳラジオの森本毅郎さんの朝の番組で、火曜日の
コメンテーターをやっておられます。
毎回の奇抜な内容、まったりとした口調、とぼけたリアクションと、
どれをとりましてもこの詩人の世界において、ただならぬ人だと思
いました。
どなたでも構いませんので、私に荒川さんのことを少し教えていた
だけないでしょうか？　お願いいたします。

教えるほどの知識はないのですが……詩集がでていますよね？
荒川洋治全詩集　１９７１−２０００　思潮社だったと思います。
わりと厚めの本だったので、もしかしたら彼についての情報も
載っているのではないかと思います。

＞２
早速のレスありがとうございました。
私、正直いいますと詩に関しては何もわからぬもので、スレまでたてる
というのは気がひけましたが、たててよかった気もします。

ところで、荒川さんと実際お話をされたとかいう方はいらっしゃるもん
でしょうか？
もし、いらしたら彼の性格なんかしっていらっしゃいますか？
ご無理はいいません。

宮沢賢治と宮沢賢治研究を批判したことがあって目を瞠かされました。
でも温厚でソフトな人当たりの人です。
でも「僕」と書き出すには顔はごついです（笑）。
酒は飲まれませんが酒場でウーロン茶を飲んでいるようです。
ラジオで喋ったことも詩文の本に収録されているはずです。
早稲田の非常勤講師をしているはずです。
東大が偉いというわけじゃないが、教授をしていてもおかしくないというか、
東大辺りで詩作の演習を持っているくらいなら、日本の大学も少しはまっとうになると思うのですが。
あまり役に立たずにすみません。詩集を読んで感想を書き送ったら、礼状くらいは返ってきそうな方だと思います。

>4
ありがとうございました。感謝あげです。
詩をあまりよく知らない私でも、宮沢賢治は知っています。（教科書ですけど）
宮沢賢治を批判したことがあるというのも、何か荒川さんのキャラクターと
ミスマッチしていておもしろいですね。
ますます、荒川さんの詩というのを一度読んでみたくなりました。早速本屋でも
いってきます。

あと、もしよろしければなんですが教えて下さい。
私は、　当然詩なんてものは書けません。ですから詩を読むだけにしようと思い
ます。（いつの日かは、書こうと思いますが・・・）
詩を読みはじめるにあたって、この人の詩ならいいよ　という方はおられるで
しょうか？　もし、教えて頂ける方がおられればお願いいたします。

???????????

>>4
宮沢賢治ブームが来ると日本の詩は？年遅れるってやつだよね。
あれはすごいよな。
荒川洋治に感想送ろうかなあ、返事来るなら良いな。
>>5
黒田三郎とかはいかが？
って、もうここ見てないだろうね。

>>7
いいえ　たまに見てますよ。
ありがとうございました。黒田三郎さんですか。今度書店でさがします。

書店の棚ではたぶん売ってないよ。
もしかしたら、現代詩文庫ならあるかもしれないけど。
まず、注文するようだろうね。

現代詩を読みたいならば現代詩文庫が手っ取り早いからそこら辺集めてみれば？
詩論とかも載ってるから結構お得なんだよね。
あと、新潮社の日本詩人全集も古本屋で結構見かけるけどもね。

>>2
７００頁越えてるね。
私は『水駅』の頃が一番好き。
値段は４８００円だったよ。
もう書店では手に入らないかもしれないけどね。

参考までに

あまり大きな声じゃいえませんが、
授業簡単にもぐれると思いますよ。
機会があったらもぐってみてください。

荒川さんは、詩が作者の思想の反映だとか、そういうことを全く信じていない人ですよね。
詩の奥深さなんて信用しない、結局すべて表面をなでることしかできない、と
割り切って書いている。
自分とは正反対の人ですが、怖いもの見たさで興味があります。
もぐってみようかな。

授業に潜ったらボコボコにされたりする罠じゃないですよね。
いってみたいです。

４３歳　独身　無職　山田伝二

授業にいったらＯＦＦ会だったりしませんよね。
いってみたいです。

８８歳　独身　侍　白鳥　鳥

今度大きな大会があるのでその前に練習しに行きたいと思います。

２０歳　既婚　無職　江田平次

日頃から一度大学に行って見たいと決心していました。

２７歳　独身　政治関係団体所属第９部隊第３応援行動特攻部隊第１番部下　佐々木小春　

ガオォー

３７歳　×７　脅迫　尾卓　麻

ということでもっと詳しく知るには現地に行くしかないですか？

明るい方へ。

　　

　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

≫1
荒川洋治さんと一度、お酒を呑んだことがあります。現代詩作家と自称する直前
のことだったので、疲れていたのが印象的でした。
「荒川洋治」なので、もっといろんなことをカキコしている人がいるのかと思った
ら、あまり実際に読んでいる人はいないみたいで少し残念。
『水駅』はかなりのプレミア本になっているので、数十万円持って古本屋を探し
回らないと見つからないでしょう。荒川洋治のことを詳しく知りたければ、実際に
著書を読むのが一番です。荒川さんと親しい（「東西通信」という小冊子を発行
している）彼方社の村岡眞澄さんが発行している『荒川洋治ブック』というのが
初期荒川洋治を知るのに一番良い資料かもしれません。
個人的には『坑夫トッチルは電気をつけた』『渡世』『倫理社会は夢の色』に
インパクトを感じました。絶版『ボクのマンスリーショック』（新潮文庫）も
荒川洋治テイストに満ち満ちていると思います。この頃の荒川さんは、初期に
較べれば、だいぶ落ち着いてしまったような気がします。

>>23
私もそう思います。
彼は、年を追うごとに、言葉が衰退しているのでは、
と感じます。
「王様は裸だ」
と言える人が、詩の世界にいないということも
彼の不幸を加速させているのでしょう。

『現代詩手帖』1月号に載ってる「美しい村」という詩読んだ人いる？
ぼくはあれを読んで涙でそうになったよ。

>>23 >>24
やっぱり、昔のやつの方がいいよね。
ここ最近のはあんまり読んでないけど。
『荒川洋治ブック』か、探してみようっと。

≫24〜26
読んでる人がいて、ちょっと嬉しい。最近の荒川さんは丸くなっちゃいましたよね。
でも、それはそれで「あたらしいぞ、わたしは」だったりするかもしれない。

そうそう思い出した。『夜のある町で』（みすず書房）でした。
１のラジオ番組も収録されているのは。
詩文ではないが、近刊の『日記をつける』（岩波アクティブ新書）もいいです。
名著と呼びたいくらい。私は荒川さんの詩には詳しくなくて、エッセイと書評を愛読しています。
上記書は、美しいひらがなばかりの平明な語り口でいて、剛直な精神を感じます。ちょっと付け足したという感じの言葉に実は考え抜かれた跡が伺えます。
「ぼくはこんな文章が憎らしくてならない」（７７ｐ）という率直さ。嫌みなところや鼻につく言葉がかけらもない。
私もいつかこんな文章を書けたらいいなと思っています。

＞24

現代詩の第一人者とか紹介されることもあるけれど、あれはプロレスの口上みたいなもので、荒川さんは全然権威じゃないし、好んでそういう位置にいると思いますね。

荒川さんが最近出した本の中に、「パタゴニア」って本を書いた
ブルース・チャトウィンって人の話が出てきて、
あ、荒川さんも好きなんだ、って共感したよ。