他お菓子に該当しないネタ用。
なおこのスレ内で語られる内容は完全なフィクションです。
実在の個人及び団体とは一切関係ありません。
乙
乙です
乙!
‖´ё‖<元気や…元気だじぇ
混ぜるな危険www
ウエノさんウエノさん言ってるしんやが懐かしいよ
‖*´_ゝ‖ ウエノさーん!!
‖*ノ_ゝ‖ ポッ
[=.・з・]…←久々すぎてちょっと戸惑い中
真也かわいいよ真也(#´Д`)
シンヤ、鰓さんがぼーっとしてる今がチャンスだ押せ押せ
パッチもまぜてやって
今更ながら某動画のキャロ番組見て鰓シンにハマったorz
ぱっちは心の優しい子だよ…ぱっち
流れぶった切りスマソ
せっちゃんがインタビューでフジケンについてちょっと語ってたんだけど、
いつのまにかけんじ君呼びになってて萌えた(*´Д`)
>>17前は呼んでなかったの?
チバがケンジ君って呼んでるから焦ったのかなw
調べてみたけどライブじゃ君呼びではないね。自分もどこかで見たことあるんだけどなー
せっちゃん関連でググったら出てきたネタ
フジケンはロールキャベツのかんぴょうを紐だと思い込んでて、食べれることを知らなかったらしい
チバは第三者がいるとフジケンで
二人きりの時はケンジ君って呼んでるイメージ
フジケンってあんなに演奏中目瞑ってたっけ?
今日改めて見たらイってるみたいで妙に気になっちゃったんだけどw
自分の中ではイキ顔、見上げながら目をキョロキョロ、口パク、開脚のイメージが強い
毎回イキ顔ならもっとちゃんと見とけばよかったw
一体誰にイかされるのかな…
ミ*`_ゝ´彡お、オレだよ、オレ レッドアイだとすごいぜ
∬´ー`∬ …
∬`ー´∬ フッ
ちょww
札幌にてハルキ、超いい笑顔で演奏してた
ニッコニコ
フジケンは目つむったまま口パクパク、ちょっと苦しそうな顔してハッと目を開けて
そういう所を一眼レフで撮りまくられるという
ハルキw
あんないい笑顔の裏でそんな事思ってたのかww
ノブオ落ちた?
980超えて書き込みがなかったから落ちちゃったねノブオ
(´・ω・`)
[=.・з・] …
鰓さん顔ちっちゃくないですか?w
食べ頃ですか
猫娘だからね
メルマガのプレゼント、それぞれのキャラにぴったりすぎて吹いた
>>36わかる
やっぱイメージで決めたんだろうねw
キュウの目玉おやじが一番しっくりくる
ストコの髪からひょっこり顔を出すキュウ
(`・ω・) 鬼太郎の断末魔の声だ!!
\ミ#`_ゝ´彡/ ウルボアァァァッァァァ
>>39 www
俺鬼太郎な、とかアタシは目玉おやじで、とか
....猫娘やってもいいですかね...、とか
じゃあ僕ねずみ男やるよーとか言ってたのだろうか...
4人まとめて可愛いw
ミ`_ゝ´彡ど、どれにしようかな…
(´・ω・`)チバは鬼太郎でしょ。
∬´ー`∬チバさんは鬼太郎ですよね…
川'ゝ'」|うん、チバ君は鬼太郎だよね。
ミ;`_ゝ´彡…
ミ*`_ゝ´彡ポッ
なぜ頬を染めるw
ミ*`_ゝ´彡ポッ ←コレずるいwwww
川*'ゝ'」|バカスカバカスカ♫
川;'ゝ'」| 「今広島じゃけえのおおお」の時はリアルに
ミ*`_ゝ´彡ポッ ....ニヤニヤ
って感じだった
フジケン、ブログでも絶好調だな
ほんと変な奴だよ
>>45 最後の2行、スットコさんの声で再生された
ローリンのコール&レスポンスの後ろでひとりひっそりと
「ぉぉぉー」ってレスポンスしているふじけんはかわいい
音楽と人で∬´ー`∬の乳首解禁きたぞ
マターリの初代スレって名前今と違ったっけ?
忘れて読み返せない…当たり障りない範囲でヒント下さいorz
本屋行ってこよう!
ハルキは着痩せするタイプなのかな
予想外にハルキがセクシーでびっくりした
ハルキ先生可愛いw
ハルキは生物の先生
キュウは物理
フジケンは国語
チバは
チバ…は…倫理…
ミ*`_ゝ´彡 倫理 BABY IT'S ALRIGHT〜♪
ハルキ先生は教科書シカトで猫の生態を執拗に教えてくるんですね
じゃあ教授は保健室のセンセー
あんなことやこんなことをこっそり教えてくれます
ウエノ先生は迷わず保健体育
>>62 ‖*´_ゝ‖てっ手取り足取り腰取り教えてくださいハァハァ
>>65 鰓さんそこは教授に保健室借りようよ
カメラスタンバっておくからさ
てっきり職員室でするんだと…w
>>66 音声はまかせろ
保健室は教授が既に使用中だから…
乱れた学校だな!www
体育倉庫
化学実験室
調理室
音楽室
教室
トイレ
掃除用具入れ
屋上
階段
ざっと思いついたの挙げたけど、今の時期外だと萎えそうだね
図書室で本棚の陰に隠れてとかもイイネ
美術室には浅井先生がいるんだがや
音楽室でアベ先生が待ってます
乱れた学校に生徒がしんやしかいないじゃまいか…w
川;'ゝ'」| 乱れてないよ!
(`・ω・) こっちは品行方正よ!
性なる夜…
バスデ4人で炬燵で鍋つつきながら今年の反省会やるDVD出してくれ
鍋奉行のキュウ、ポロリするフジケン、ビール何缶も空けるチバ、
そしてトンカツと戯れるハルキ・・・
まさかあんなデレデレ顔を全世界に公開してくれるとは思わなかったw
最近みせる3人揃う事ぼちぼちあるね
今日のイベの他に何かあったっけ…
ウィルコ?
マーキー還暦とか
フジケン、ノリノリでタンバリン叩くハルキにツボったんだな
草まで生やしやがってw
今年も相変わらず可愛い奴らだ…
ハルキのタンバリン姿見たかった
フジケンはハルキのことほんっとによく見てるな〜
いつの間にかハルキトンカツ動画消されてた
トンカツハルキってつべの?
>この動画は、次の YouTube ポリシー違反のため削除されました: スパム、詐欺、搾取的なコンテンツの禁止
ってあるけど、広告収入か何かで引っかかったみたいだな
ついにせっちゃんに「ケンジ君は俺のものだから」って言う日が来たんですね
打ち上げでせっちゃんが掴みかかられませんように
フジケンあたふた
フジケンはすでに帰宅していると予想
あたふたするのはのーやんとキュウ
∬´ー`∬ …
∬`ー´∬ フッ
川;'ゝ'」|
∬´ー`∬
「今打ち上げでチバさんと斎藤さんなんかモメてますけど
そんなことはどうでもいいんで今度うちにトンカツ見にきません?」
iPhoneより送信
川'ゝ'」|
「いま自宅でまったりしています
お誘いありがとう。嬉しいです。w
折角だからチバ君やキュウちゃんも誘おうよ☆」
iPhoneより送信
∬`ー´∬ チッ
DONUTのカラー写真のハルキ可愛すぎる!!
>>97 今さらだけど「嬉しいです。w 」の「。w」の部分が
細かくていいなw
前にあったスットコさん携帯持ち出した説のスットコと
フジケンのメールやり取りが見たいw
スットコさんは仕事でたまに持たされる呈なら行けるであろうか
NIHONGO DETEKONAI
NANIKORE?
ミ;`_ゝ´彡........
そしてもどかしくなって電話しちゃう
でラブコール あのこにーラブコーーール
ミ;`_ゝ´彡あっあの使い方わかんねえんだけどよ、、、
川'ゝ'」|…じゃあとりあえずこのまま話してようよ
ミ*`_ゝ´彡ポッ
バレンタインデーの夜に三人揃ってオッサンのグータンって、フジケンとハルキが入れば女子会ならぬ男子会って感じがするw
チバ抜き飲み会、妄想がふくらむ
3人中2人が飲めない飲み会w
なんで飲む事になったんだろ
ほんわか男子会
∬´ー`∬いつもは酔っ払ったチバさんが絡んできて
ケンジさんとじっくり話せねーから、
キュウさんセッティングしてください
ケンジさんも今日は最後まで居て下さい
∬´ー`∬今日は猫の日!
ミ`_ゝ´彡 この前3人で飲みに行ったんだろ、こ、これから皆で行こうぜ!
(´・ω・)あ、今日バイクで来たからパス。
ミ;`_ゝ´彡 ……
川;'ゝ'」|∬´ー`;∬だ、男子会誘いましょっか
\川'ゝ'」|/ フジケン誕生日おめでとう!
自分で祝ってるみたいだwwかわいい
ミ*`_ゝ´彡 ちょっとの間だけ同い年...
↑お揃い好き
お揃い好きw確かにw
来月には三人ともゾロ目同い年
ミ*`_ゝ´彡なぁふーふーしてくれよ!
川*'ゝ'」|ふ〜ふ〜
ミ`_ゝ´彡.。oO(真面目だからやれって言うと本当にしちゃうんだよなぁ)
ミ*`_ゝ´彡ポッ
メルマガ動画のフジケンは
川*'ゝ'」|ふ〜ふ〜
じゃなくて
川*'ゝ'」|フッ!
だったww
ミ`_ゝ´彡お前44?俺のほうが上じゃねえか!
川;'ゝ'」|一緒だよ!
∬´ー`∬これ何回も聞いた....
ミ`_ゝ´彡お前広島出身?岡山じゃねえのかよ!
川;'ゝ'」|広島だよ!
∬´ー`∬......
せっちゃんの名前言うとき何で照れたの?w
ミ`_ゝ´彡なーなーなんであの人せっちゃんって呼ばれてるの
それはね...ヒソヒソ 川'ゝ'」|ミ`_ゝ´彡!!
ミ;`_ゝ´彡せ....斎藤くんが....
小学生かw
亀だがメルマガフジケン萌えた。声が高めなのも良い…
乙女だよね
チバにかまってもらって嬉しそうなのがかわいい
川'ゝ'」|しばく
某朝ドラの「じぇ」がどーのこーのって記事見かけてパッチ元気かなって思ったよ
パッチ出てこーい
(゜ё゜)じぇじぇじぇ!
よぉ!なんか最近人気らしいじゃん[=.・з・]ノ (゜ё゜*)じぇじぇ!リーダー!
懐かしさに涙が…
いまだに鰓真に萌えてる自分もいるのさ…
みんな出てこーい!
しんどんはさわおバンドでも愛されてるね
>>135 ももももちろん萌えてるで〜! 浮気はしてへんで〜!
(あかん…久々すぎて話しかけられん…てかええ匂い…)Оо‖*´_ゝ‖ [=.・з・]
シンヤよ、28日会えるんだから話しかけなよ!
襲われてこi(ry
そっか、会えるんだ
良かったねしんどん
∬`o´∬<でんわ さがした あのこにきかなくちゃ おれさ いまどこ〜♪
アラバキでの鰓さんとフジケンの絡みも気になる
ガッツリ握手してたって
kwskすぎる…
始まりの合図じゃないですか
タイジたちのセッションで共演したんだよね>鰓フジケン
お互い「こいつの社交性...ハンパねえ」と感じたか
[=.・з・]「ごめんね〜、いつもうちのが迷惑かけて」
川'ゝ'」|「いいえいいえ〜」なのか
沖縄に教授ww
勢揃いw
ケンジがすねるぞ!
ケンジがすねた!
川'ゝ'」|常にカサカサなのです...
ツアー中毎日のように(リップ塗って)ヤってるのに足らないのか、淫乱だな
むしろキスしすぎでカサカサなんじゃないか
日替わりならオッサン達も体力保てるよね。
そうそう、昨日口に含んでた水噴きだしかけたよ<川'ゝ'」|
ミ#`_ゝ´彡カサカサで痛えーんだよ、明日までになんとかしてこい!
まさかの達ハルktkr
∬*´ー`∬新人のハルキです
店長タツヤ×新人ハルキ・・・美味しそうな設定だな
>>159 名古屋の前説、達ハルで矢場○んの店員コントだったw
ハルキが緊張でそわそわしてた
川`∀´) あっれ〜新人バイト中々来ないな〜?
∬;`ー´∬やっべー緊張する
マニッシュのMCでもハルキがイジられてて美味しかった
せ「いそうなんだよな〜ああいう線の細い店員」
達「とんかつ屋なのに肉喰ってないだろっていうね」
>>160 とんかつ屋じゃなくていかがわしい方のお店で想像してしまったでござる
せっちゃんゆうちゃんktkr
今回のWLはこのスレ的に萌えポイントが多すぎたね
とりあえずこのメンバーでとんかつ屋でもいかがわしいお店でもなんでもはじめたらいいと思う
いかがわしいトンカツ屋で
∬;´ー`∬ 川;'ゝ'」| <た、食べてもおいしくないよ
↑いかがわしいトンカツ屋のメニュー
(´・ω・)←調理担当
川`∀´) ←見た目は怖いが気のいい店長
川´_J`川←たまーにフラっとくる客
[=.・з・]←デザート職人
(*`皿´)←プリン係
∬・A・)←たまに弾き語りをする客
せっちゃんは上客なものの、フジケンをアフターに連れては中々返してくれなくて、
支配人スットコをやきもきさせちゃう
せっちゃん(衣)に包まれるフジケン
∬*´ー`∬じゃあ、俺もトンカツさんの衣になる
川*´_J`川ハルキの衣になってあげる
フジケン朝ご飯作るんだね
一夜過ごした後の朝食とか想像すると萌えるな
先に起きてささっと作ってそう
「やさしいの。」可愛いw
川'ゝ'」|やさしいのぅと言いたかったのかも。w
包丁さばき見たことあるけど、手際良かったしいつも料理してるかもね
音人でせっちゃんゆうちゃんの写真wwww
今回の音人いいね
WLに荒吐に鰓さんの記事
写真も結構あったしほくほくしながら読んだわ
藤井兄弟の写真もあったね
会場では兄がMy Little Brotherと呼んでたりねw
真ん中落ちてる?
ここ以外落ちたね
統合する?
ノブオと右はあるけどかっそかそだしね…
統合する?って話出ただけで変なの出てくるからあかん
真ん中は980超えたから落ちただけでしょ?
普通に立てていいんじゃないの?
統合なら統合でもいいけどね
統合しようとして不都合が出るなら
建てていいんじゃないかと思うよ
真ん中はお菓子の中でも動く方だし
何だ980越えたからだったのね…吃驚したわ
なら次スレだね〜
スレ立てできないなー
左もずっと立ってないし立っても維持できないだろうし
このまま真ん中ともども右もノブオもそのうちマターリでやりくりして
最終的に統合スレを立てるというのがいいのかもしれないねぇ
住人減ってるしスレひとつでも大丈夫じゃない?
真ん中は980行った訳だし、何だかんだライブとスットコ行動があれば回るんだよね
統合するまでではまだないと思う、右とノブオが落ちたら考える話かなと
統合して一人の話題で回ってギスギスしたりもあれだしさ
昔からすぐ立つものじゃないし待つのがよろしかと
真ん中住人がどうしたいかわからないけど
とりあえず様子見
でも立てるなら一応ここで立てる宣言してから立てた方がいいかも
過疎なのにまさかの重複って可能性もないとは言い切れないので
川'ゝ'」|ハルキ君30歳か〜
ハルキハッピーザバースディ!
三十路か…はやいなあ…
すごい若い子ってイメージだったのにもうそんな年になったのか…
おめでとう!
ミ`_ゝ´彡ハ!
(*`皿´) ル!
[=.・з・] キ!
(´・ω・) お!
∬・A・) め!
川`∀´) で!
┃━┏┃ と!
川'ゝ'」| う!
\川*´_J`川ノ 愛してるよハルキ〜
>>195 ∬´ー`*∬<皆さんありがとうございます
上段全員四十路.....wwww
ハルキも三十路になったことだしスレ立てチャレンジしてくる
真ん中スレ立てできました
>>195 だるま落としを連想した
\川*´_J`川ノ 愛してるよハルキ〜 ←最初に弾き飛ばされる人
ミ*`_ゝ´彡川*´_J`川<祝っとけ〜♪
教授誕生日おめでとう
∬´ー`∬<48歳かぁ…
ハルキお祝いに行かないの?
∬´ー`∬<昨日の夜ずっと一緒でしたから
ネー>∬*´ー`∬ 川´_J`*川<ネー
デレハルキかわええw
今日はスットコさんの誕生日だねおめでとう!
に〜(*´・ω・)ミ*`_ゝ´彡川*'ゝ'」| 【カメラ】∬´ー`∬1+1は〜?
フジケンとキュウのドライブか…
想像すると和むな…
どっかに送るとかじゃなくてドライブ目的のドライブなのかな?それはもはやデートだよね?
六禁
ハルキコラムワロタ
オッサン共をあざ笑うハルキw
(´・ω・)b<日々、アップデートにインストールだよ!
ミ#`_ゝ´彡<うるせー!
川'ゝ'」|b<日々、アップデートにインストールだよ!
ミ#`_ゝ´彡<うるせー!
∬´ー`∬<チバさん、インストールの意味知ってますか?
ミ;`_ゝ´彡<うるせー!
せっちゃん祭り行ってきた
フジケンいじった後にチバのモノマネしてた
テスト
久々に右覗いたら二塔がいっぱいいた[=.・з・]人(`皿´)ノ
右はずいぶん長い間過疎ってたから
最近素敵な二塔がいっぱいで
とっても嬉しいよ…
(`皿´)ニヤニヤ
右新スレ記念で、アベウエってここでいいのかな。
左、今ないもんねえ。
――――――――――――――――――――――――――――
夜のはじめ、夕方の終わり。
夏の空はオレンジ混じりのピンク色をして陽を沈める。
咥えタバコでベランダの窓を開ける。少し目を逸らしていただけなのに、も
う空のピンクは灰色に溶け出す。表情を変える。少しも同じところにじっとし
ていない。それで俺は、なぜだかその真逆の人を思い出す。
ひとりで延々と歩き回るのは好きなくせに、ひと所で長い足をぎゅっと縮め
て座り込んで、ぼうっとしているのも大好きな人。細長くて黒くて、なのに肌
は透けるように白い人。
スタジオに入らない一日で、ずっとクーラーの中にいた。
どんなに温度を下げても身体の芯が火照っていて、ああ今日は発情の日なん
だ、と他人事のように思っていた。
下半身、へその少し下。行き場のない熱がとぐろを巻いているような。それ
は赤黒く燃えて、静かな凶暴性を孕んでいて、じりじりと内臓を焦がしていく。
放出すれば収まるかと思って女を呼んだ。
名前も思い出せないような、ただ携帯の履歴の、最初にあった名前。着信の
方の。発信はほとんど同じ名前で埋められている。
肌寒いくらいの室内だと言われたのに。
俺は二度ほど熱を放出したはずだったのに。
火照りは収まらず、意味のない苛立ちがくすぶって残っただけだった、腹が
減っているからと適当に美味くもないものを食ってしまったときの後悔のよう
に。
灰色が落ちる。
そうしたら夜は最初に群青のカーテンを引く。
銀色の薄っぺらな灰皿に、吸殻だけが増えていく。窓を閉めて、ガラスを隔
てたベランダの向こうを床の上に胡坐をかいてぼんやりと眺める。薄暗い部屋
で、俺はどうしようもない熱をまだ抱えている。
タバコの煙が細く昇る、ずっと吸っている銘柄なのに目を閉じると俺ではな
い人の顔が浮かぶ。
「――、」
名前を。
呼んでみたいと。
子供みたいなことを、少しだけ考えて。
でも呼べなかった、呼ばなかった、口にしなかった、ここでいない人間の名
を呼んでも意味がないことは、誰よりも自分が一番知っていた。
世の中に、意味がないことはあふれていて。
でも誰もが意味のあることだと信じて行動している。
今日はやけにセンチメンタルで、それは間違いようもなく発情しているせい
だ、どうしてこんな日に発情したんだろう、俺には分からない。
玄関のドアが乱暴に叩かれた時、俺はずっと放心したままだった。
一瞬びくついて、部屋が真っ暗なのに驚いた。火のつけられていないタバコ
を一本、咥えたままで俺はどれだけの時間をぼんやりしていたのか。
「……開いてるよ」
ドアを叩く相手に、届くはずもない小さな声で俺は答える。
開いている。
女が出て行くときに、鍵を閉めたはずがないから。だって、見送りもしなか
った。するだけして、シャワーも浴びなかった。
開いてるよ。
鍵は閉まっていない。
でも俺が会いたいのは、会いたいのに、会いたいと言えない人は。
「おー、無用心、ってか暗いなおい、それでもって寒いな!」
ガチャリとドアノブが回されて、一番聞きたかった声が聞こえる。
しえん
「ウエノ? 居んの?」
「……アベ君?」
「なに、お前どこ? 電気つけていいか?」
こちらの返事も待たず、彼は勝手知ったる玄関横のスイッチを押す。
外まだ暑いのにここだけ冬かよ、とアベ君の足音と声が近付く。こっちは急
に眩しくなったので、勝手なまばたきが止まらなくて涙までにじんできたとい
うのに。
「お前、寒すぎるし暗すぎるし、……おい、凍死でもするつもりか?」
「……え?」
茶色い紙袋を抱えていたアベ君が、そのまま荷物を床に落として俺に寄った。
眉根が寄せられている。
凍死って。
そんな大げさな。
なに言ってんだよ、と言う前に彼の手が伸びて俺の肩に置かれる。その熱さ
に驚いて、口からタバコが落ちた。
「アベ君、熱あんの!」
「お前なに言ってんだよ、自分の心配しろよ、身体すっげー冷えてんぞ」
「……俺?」
「パンツ一丁でなにしてんだよ、お前本当に。いつからその格好なんだよ、バ
カかこんな寒い部屋にいて」
俺?
そんな格好?
灰色のボクサーパンツを穿いていて、上は裸で。だって、変な熱がどうしよ
うもなく身体を取り巻いていて、どうしようもなく熱くて、仕方なくて。女を
抱いた後、全裸ってのもなんだからって仕方なく下だけ穿いただけで。
俺?
「俺の身体?」
「冷えてる冷えてる、なにしてんだって、お前風邪引くぞバカ。ボーカルじゃ
ないから喉関係ねえとかってアホ考えてるわけじゃないよな? ああ?」
なにしてんだよ、ともう一度吐き捨てて、これまた勝手知ったる隣の寝室に
彼は大股で入っていく。すぐに出てきたアベ君の手にあったのは薄いタオルケ
ットで、彼はそれを広げながら俺に近付いてきてそのまま正面からすっぽりと
覆った。
頭からかぶされたタオルケット。そしてすぐにやってくる圧迫感。
ぎゅうぎゅうと抱きしめてくる、彼の長い、腕。
「苦し……、」
「人がせっかくお前ん家で飲もうと思ってワイン持ってくりゃ凍死寸前だし、
ふざけんなよ、飯作らせようと思ってたのに」
「凍死って大袈裟な、しかも勝手に俺に飯作らせようと、」
してたのかよ、の言葉を続ける前にアベ君が俺の顔を隠しているタオルケッ
トをめくった。
「……なに、」
「唇」
「が、どうしたんだよ」
「青い」
「俺?」
「お前の口は赤くないと、ダメだ」
なんだよそれ。
意味が分かんないよ、アベ君。
別に女じゃないんだし。唇なんか赤かろうが青かろうが支障ないだろうに。
アベ君の左手が俺の顔に近付く。爪の短い人差し指が、下唇にそっと触れる。
その瞬間、熱が。
俺の中で渦を巻いていた熱が、ぐわりと大きく燃え上がって、まるでヘビが
顔を持ち上げるように立ち上がって揺らいだ。肌に微粒の電気が走ったように、
ぞわりと鳥肌が立つ。気持ち悪いのではなく。その、まったく逆の理由で。
「――あっ、」
中指で顎を支えて、軽く撫でるようにしながら彼は俺の下唇をなぞる。
「……アベ君、」
「ウエノ、エロい顔になってる」
「アベ君、」
「なんだよ、そんな呼ばなくても聞こえてるって」
「アベ君……、」
タオルケットの下から腕を伸ばした。俺を抱きしめている人を、抱きしめ返
したくて必死だった。早く。早く。早く。
「どうした、ウエノ」
アベ君が薄い唇に小さな笑みを浮かべた。目尻が、やわらかく下がる。俺を
甘やかすときの顔。俺にしか見せない表情。
キスして欲しい。
唇を、今すぐ重ねて欲しい。
ゆっくりとまばたきをして、俺は彼の視線に自分の視線を重ねる。互いに見
詰め合う。ほんの少しだけ唇を開いた彼が、そっと顔を近づけてくる。言わな
くても分かってもらえたことに、俺はひどく興奮して。
お前溺れそうな顔してるよ、の甘い囁きを、俺は左の耳でしっかりと拾った。
大きなてのひらと長い指とで、ボクサーパンツの上からアベ君が俺のものに
強めの刺激を与える。
肩にかけられているタオルケットの、左側がずれて落ちる。
仰け反りそうになるたびに、彼の手が俺の肩を掴んで引き戻す。声が。喉の
奥であふれそうになるから、噛み殺す。
「発情期か」
アベ君の黒いシャツはひとつもボタンを外すことなく、白い肌はそのままに
息も乱さず。俺だけが、ひとりで高ぶっている。
「腰が、勝手に動いてる」
ウエノ、と。
アベ君のそう低くない声がやわらかく響く。
そう、俺はもう我慢ならずに自分のものを彼の手に押し付けてしまっている、
腰が自然と揺れる、弱い刺激ではないはずなのに、歯がゆくて仕方ない。布越
しの感触。足りない。もっと。直接触って欲しくて、下半身が重だるく熱を帯
びる。
アベ君はからかうように俺の首筋に顔を埋めて、唇を押し付けた。舌を伸ば
したんだろう、不意に濡れた感触が首をなぞるから。
「あっ、」
「ウエノ、声が甘いよ」
ざりざりと舐められて、下は下で刺激されたまま、俺は腰周りの熱を持て余
す。
喉仏に甘噛みされて、声は漏れる。
息を飲んだのか、吐いたのか。自分でも分からなくて、でもそこにかすれた
声が乗る。
「直接、がいい?」
「アベ君……っ、」
なめらかさもないまま首を縦に振る。触って。直接、触れてその長い指を絡
めて。俺のはしたない欲望を笑って。気が狂いそうになる、ありもしない子宮
がうずくように。
俺は、雌猫になりたがっている。
アベ君の。
アベ君だけの。
肩を押されて床に倒された。乱暴な素振りだったのに、長い腕は俺が後頭部
を打ってしまわないようにと先回りしてくれる。俺の髪に触れたアベ君の手が、
床にぶつかってから引き抜かれる。変なところでやさしくて、俺の吐く息は薄
く染まる。ピンク色に。
「あっ――あっ、アベ君っ」
薄い布を引きずり下ろした手は、なのに乱暴だった。反り返った俺の陰茎が、
天井を向くことすら通り越して腹につきそうになっている。
「すげーな、感じすぎ」
膝までずらされたボクサーパンツが俺の動きを制限する。脱ぎ捨てたいのに、
アベ君が太ももに膝を乗せてしまったので叶わない。
「なっ、なに……っ、」
「え、フェラ。ごめんな、お前のやるのより全然下手くそだけどさ」
薄く笑って彼は俺のものに手を添える。それだけの刺激でもう、達してしま
いそうになるから、恥ずかしくて俺は両手で顔を覆う。鈴口に指の腹がこすり
付けられて、変な声が出た。それだけでも刺激は充分だったのに、アベ君が口
を開けて俺の股間に顔を落とすから。
「ひっ――うあっ!」
多分熱いだろう口内なのに、俺は自分のものが熱を発しすぎていてそれが分
からない。ただ、ぬるりとした舌が絡められてカリの部分を強く舐め回すから、
もう声が我慢できない。
「あっ、アベくっ、アベ君っ、あっ、ああっ――!」
くちゅりという濡れた音。
わざと立てられたとすぐに分かるその音が、ぐぢゅ、と濁る。アベ君が唇を
すぼめたからだ。根元に手を添えて、そこを握り込みながら吸引の力を弱める
ことなく口で扱く。
「やっ、やめっ、――アベ君っ、あ、ああっ――」
思わず伸ばした手は彼のさらりとした髪に触れた。頭蓋骨の形を覆うように
てのひらに沿わせて、俺は彼の頭を押しのけようとする。でも、力なんて入る
わけがない。
じゅ、ぐぼっ、ぐぢゅ、ぐぢゅり。
くちゅんっ、くちゅ、ぐぢゅっ、じゅっ、くちゅん。
アベ君の立てる音に、俺の荒い息が混ざる。本当に気持ちが良いときなんて、
声は出てくれない。むしろ息が止まる。息苦しくて口は大きく開く、空気を求
めて喘ぐ。そしてそこで声が、漏れる。
「アベ、アベ君、アベ……君……、も、もう……っ、」
「ウエノ、腰揺れてる」
口が離れて刺激が弱まる、深い息が肺から抜けて俺の胸が沈む。
なのに。
「うっ、」
彼の指が容赦なく尻の割れ目の奥に触れた。
待って、の声なんてもう出ない。
「ウエノ、ずるずる。オレのよだれで濡れたの? 自分ので濡れたの?」
「わ、分かんな……あっ、あう――っ!」
でももっと濡らす、とアベ君は身体を起こして、俺の目の前で自分の指、人
差し指と中指を口に入れた。見せ付けるように舌を絡ませる。指の根元まで飲
み込んで、唾液で濡らす。今まで、お前のものもこうしてオレの口の中で弄ば
れていたんだよ、と確認させるように。
俺の目はアベ君の口元から離すことができない。
目を、逸らせない。
あの指が、これから俺をかき混ぜる。
あの指が俺をかき混ぜて慣らして、それからアベ君のものが欲しくて俺は鳴
くだろう。もう分かっていることだ。それは夜が明けるのと同じくらい、分か
り切っている、当たり前のことなのだ。
俺が恥ずかしがろうと、悶えようと、とんでもない醜態を愛しい人に晒して
しまおうと関係なしに。
アベ君の丁寧に切られた爪の指先が、彼の唾液でぬめりを伴って俺の内側に
忍び込んでくる。
仰向けのまま、脚を大きく開かされて、膝を軽く立てさせられて。
こんな状態なのにまだアベ君はひとつとして服装を乱していない。俺だけが、
左足首に引っかかったボクサーパンツの存在を時々思い出している全裸で。
「力抜けって、ウエノ」
「む……無理、」
「どうした、そんなに興奮してんのか」
うん、と顎を引く。
そう。
興奮しすぎてる。
早く突っ込まれたくて、別にケツでなんか俺は感じたりしないし、そりゃ前
立腺を上手いこと刺激されれば気が触れるほどの快感が背中をまっすぐにつき
抜けて行ったりはするものの、だからって基本的には前を弄られた方が手っ取
り早く気持ちいい。
なのに、突っ込まれたい。
アベ君に。
繋がりたくて仕方ない。
元々受け入れる身体の造りでもないくせに。
「アベ君、アベ……君、」
力を抜けない俺を笑って、アベ君が一度身を離した。あ、と声が出て、俺は
慌てて手を伸ばす。
どこに、行くの。
俺が上手くできないから、呆れたの。
不安が頭の中を塗りつぶす。黒く。
「なに」
「ごめ……、」
「なに謝ってんだよ、ウエノ。ほら、力抜けって。オレ、そんなにへたくそ?
お前が怖がるほど、抱くの下手?」
微かに首を横に振ると、アベ君が微笑んだ。顔が近付く。唇が、重ねられる。
額の辺り、髪と肌を撫でられて、それから俺の肩を彼の大きな手が覆う。
唇の隙間から忍び込む、舌が。甘い。アルコールとタバコばかりでできてい
る男なのに、どうして。どうしてこんなに甘いんだろう。
「ウエノ、」
お前と繋がりたいよ。
くちづけの合間の囁きが、俺に目を閉じさせる。ああ、俺アベ君に抱かれて
いるのと同じ今日、女も抱いたんだけどな。その時の俺はオスそのものだった
はずなのに、どうして今はアベ君の体温に安心して震えそうになっているんだ
ろう。
「ウエノ」
「アベ君、」
「どうする? オレ、脱ぐ?」
どうせなら肌と肌を重ねたくて、俺は頷く。だよな、とアベ君が言う。聞く
だけ野暮だったよな、という響きが込められていて、思わず笑う。
大きな動きであっという間に黒いシャツを脱ぎ捨てると、手を伸ばす俺を止
めてアベ君は自分で下も脱いだ。改めて抱きしめられる。俺より低い体温。ア
ベ君の匂いがする。乾いた肌の匂い。
腰が自然と揺れて、抱き合ったまま俺は自分のものをアベ君の陰茎にこすり
付ける。彼のが硬く熱を放っているのが嬉しくて、女じゃない俺に興奮してく
れているのが泣きそうなほど嬉しくて、そして俺自身も、薄く肉のない自分よ
り背の高い男にこれだけ欲情していることが恥ずかしいような幸せなような、
複雑な気分になる。
もう一度指で丹念にほぐされてから、アベ君の長く熱いものは押し当てられ
た。
正常位の形が恥ずかしいと言ったのに、彼は不思議そうな顔をして「後ろだ
とウエノの顔が見れない」と答えた。「あんなエロい顔、見なきゃ損だろ。後で
またオカズにすんのに」と真顔で言った。
なんだよ。
あんた、俺をオカズにすんのかよ。
女に不自由しないんじゃなかったのかよ。
ひとりでやってる暇なんてあんのかよ。
いろいろ言い返したかったのに、俺は嬉しすぎてにやけてしまって、そんな
自分が気持ち悪くて勝手に照れた。
「力抜け、な」
胸にキスが落とされる。
飾りのような突起を舌先で舐め上げられて、ふ、と息が漏れた。アベ君と寝
るようになるまでは、そこはただの意味のないものだったのに。触っても他の
皮膚と変わりない、そこにあるだけのものだったのに、アベ君があんまり舐め
たり弄ったりしているうちに感じるようになってしまった。
正直、胸ポケットにタバコを入れようとしたとき、変にかすめて息が漏れて
しまうこともあるくらいだ。今では。
「あっ……、うっ、く、――あっ、」
「力抜け、ウエノ」
静かに甘い声が俺をなだめながらも、アベ君は俺の腰を持ち上げた。
「吸って、吐け」
声を殺したいのか放出したいのか分からない俺の頭はもう酸欠で白く濁って
いる。
そしてアベ君が俺の尻を割って自身を突き入れた。
ゆるゆるとした動きで、けれどもう硬く硬く強度を増しているアベ君のもの
は俺の狭い、入り口ですら本当はない穴をこじ開ける。
「――ぐっ、う、」
「ウエノ……ウエノ……」
「ア、アベ、君……」
見詰め合って互いの名前を呼んでしまうなんて恥ずかしいことを、俺達はす
る。静かにアベ君が腰を進める。でもその動きは少しずつ速さを増していく。
彼の薄い唇が噛み締められて、眉間がそっと寄る。
でもアベ君は俺のものに触れることを忘れないでいてくれる。握り締められ
て、上下にこすり上げられるから。
「あっ、あ、アベ……アベ、く、……ん」
視界に涙がにじむ、気持ちよすぎて身体が浮いてしまいそうになる。アベ君
の息遣いが荒くなる、俺で、俺で気持ちいいの、アベ君。同じ骨ばった身体の
俺を抱いて、あんたそれで気持ちいいの。
「キ……キス、しよう……よ、」
俺はあんたに突っ込まれて、恥ずかしいのに気持ちよくて死にそうだよ、ア
ベ君。男なのに、悶えまくって鳴きわめきたいのを必死で堪えるしかないよ。
アベ君。
アベ君、俺の。
俺の、大好きな、人。
望みどおり唇が触れた、もう頭の中はスパーク寸前でよく分かっていない、
気持ち良さは強暴だ。他のすべてをかっさらって、ただただ頭の中を真っ白に
させる。どうしようもなくなる。声が色付く。息が染まる。
アベ君。
エロいよ二塔
アベ君は俺を攻め立てて、どうしようもならなくなったところで自分も引き
抜いて俺の腹にぶっ掛けるだろう。いつも一度目はそうだ、俺の身体にマーキ
ングするように自分の匂いを擦り付けるんだ。知ってる。ああ、もう俺は何度
もそれをされていて知ってる。腹に、背中に、尻に、アベ君の放出した精液を
こすり付けられて、俺は彼の匂いにさせられる。それから彼はべとべとに濡れ
た自分の指を不思議そうに眺めるから、俺がそれを舐めるんだ。アベ君の味が
する、なまぐさいような胸の辺りが少しすんとするような、アベ君の身体から
吐き出されたものを。
ああ、俺。
今日アベ君のものしゃぶってねえな。
しゃぶりたい。
俺も、アベ君のを口に入れてぐっちゃぐちゃに音を立てたい。
ああ、思考を飛ばしてないと、イッちゃいそうだよ、アベ君。アベ君。
「ウエノ、」
アベ君の声が俺の意識を引き寄せる、俺は焦点の合わなくなってきた目を必
死で凝らして手を伸ばす。
「アベ君、」
指先が触れた彼の頬はいつもより確実に熱を帯びていた、きっと俺の発情が
彼にも移ってしまったんだ、だから。
だからもう、俺達は夜を使い切って、どこまでも絡み合おう。
そして俺の中にもちょうだい。
何度でも、抱いて。
俺の欲望を、眠らせて。
それがまた、次の瞬間にでもすぐに、目覚めてしまうものであったとしても。
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お粗末さまでした。規制引っかかりまくった・・・。
支援、ありがとうございました!
職人さん乙です!
最近よく右に投下してくれてる人だよね?
素敵な二塔をたくさんありがとう〜
乙乙!
エロエロな二塔イイネ
>>235 そうです、二塔ならなんでもいい節操なしです。
磔磔の予告の二塔がエロ過ぎて書きましたがエロくないです、
アベウエなので大丈夫な方はよろしかったらどうぞ。
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ライブが跳ねる。
アンコールのときに着替えたというのに、シャツは汗だくで服のままシャワ
ーでも浴びたような状態になってる。
ライブ中結構飲んだはずの水はすべて皮膚から絞り出されてしまったらしい。
喉が渇いた、というより、全身が乾いている。汗でびしょびしょだというのに。
そんな、不思議な感覚で。
楽屋近くの水道はチバとキュウが占領していた。顔を洗っていたはずがなぜ
か頭にまで水をかぶりはじめたキュウに、チバがゲラゲラ笑いながら手ですく
った水をかけまくっていて、ちっとも空かないから仕方なく便所まで移動する。
身体の奥の方で、まだ燃え続けているものが。
ライブ後はいつでもそうだ、下っ腹にずしんとくる熾のようにいつまでも熱
を放ち続けて何度となくまた燃え出す、興奮なのか達成感なのかすべての感情
を混ぜてぎゅっと固めたようなそんなものがくすぶる。
熱が。
行き場のない熱ではなく、体内から染みるように次から次から湧いてしまう
それが、俺をどこかへさらおうとする。突き進め、と背中を押す。もっと手を
伸ばせ、と笑う。
便所のドアを開けると、黒いシルエットが飛び込んできた。
あ、と思う間もなく、それはぶるりと首を振って水滴を飛ばしてくる。
「冷てっ、ちょっ、なんだよ、アベ君?」
「あ、ウエノ」
洗面台でこちらも頭から水をかぶっていたらしいアベ君が、犬よろしく頭を
振っていた。
なにしてんの、と聞けば、タオル忘れた、と簡潔な答えが返ってくる。
仕方なしに俺は首に巻きつけていたタオルを渡してみた。
ちょっと汗ついてるかもしんないけどさ、と。
「悪い、サンキュ」
長い腕が伸びてきて、薄茶色をしたタオルが持って行かれる。そのまま顔に
乗せると、大きな手で押さえつけた。
ああ、と声が漏れてくるのを俺は聞く。
濡れた黒いシャツが肌に張り付いていて、アベ君の薄い身体はラインがくっ
きりと浮かび上がっていた。胸元のボタンが外されている。薄い筋肉。白い肌。
「……ウエノの匂いがする」
「……え、」
「このタオル。ウエノの匂いがする、オレの好きな匂い」
狙ったとかそういうのではなく、ただ感想としてだろう言葉が、俺の頬を熱
くする。
好きな匂い、とか。
言われたり、すると。
「なに、ウエノも顔洗いに来たん?」
「あ、ああ、そう、チバとキュウがさ、水かけ合って遊んでるもんで使えなく
……て……、」
顔を拭いたタオルを今度は頭に乗せて、アベ君がずいっと俺に寄った。
なに、と一瞬身構える。腕がまた伸ばされる。それは、俺のへそまで開けられ
たシャツの、みぞおちの部分を。人差し指で、触れて。
「な……っ、」
「お前、エロ過ぎ」
「あ、暑いんだから、」
「ライブん時から開けてただろ。見たぞ、オレ」
「だから、暑く、て、」
「あんましさ、ファンサービスで肌見せんのやめてね。オレ、嫉妬しちゃうか
ら」
ちらりと俺を見て軽く微笑んで、指が肌を撫でた。そんなことをされて、俺
の血液は逆流する。頬へとすべての熱が集中する。
「なに赤くなってんの」
にやりと笑う薄い唇から、目が離せない。
アベ君は俺との距離を半歩分縮めて、腹の辺りを撫でていた腕を上げた。な
に、と思う間もなく、その手は俺の額に伸ばされる。
「髪」
「……なに、」
「汗で張り付いてて、」
お前の可愛い顔が見えない、そう言ってアベ君が俺の、額に張り付いた前髪
をそっと払う。三十も越した男になにが可愛いだ、そう言い返したいのに喉が
詰まって声は出ない。
俺の顔は世間一般に可愛いと言える部類ではない、と反論しても、アベ君は
きっときょとんとした顔をするだけなんだろう。
「お前本当に顔洗うの?」
「洗うよ、暑いっつの、本当はシャワー浴びたいくらいだって。誰だよ打ち上
げあんな早い時間に設定したの」
「洗うの?」
「しつこいって、なんなんだよ」
「だって洗うと、ウエノの匂いが、」
取れちまうじゃん、と言いながらアベ君は抱きついてきた。うわっ、と思わ
ず大きな声が出る。汗でびしょびしょの男ふたりが抱き合っているのは、見た
目も悪いだろうが触れ合っている本人達も多分そう気持ちのいいものではない、
と、思うのに。
「ア、アベ君っ、」
「あー、ウエノの匂いがする。オレお前の匂い好きなんだよな、汗くさい男な
んて絶対近寄りたくねえんだけどさ、お前なんでこんないい匂いすんの?」
「知らねえって、俺もただの汗くさい男だって、離せよ、おいこら!」
「え、やだ」
ちゅ、と。
唇に軽く唇が触れ合わされて、俺は動けなくなる。
「……便所で抱き合うでかい男ふたりって、見られたらかなり気持ち悪りいも
んがあると思うぞ」
「そ? オレは別にいいけど。誰が見たって」
ライブ終わって感激の抱擁だと思うだけじゃん? と言われても、絶対そう
は誰も見てくれないと思う。
アベ君の濡れたシャツが、俺のむき出しの肌に触れる。濡れている。アベ君
からしたたった汗で。俺が。
「あっ……!」
抱きしめられている腕を強引に解いていいものか、肩を押しやってもいいも
のかと考えているうちにアベ君が顔を俺の首筋に落とした。
「やめろっ、おいっ、ちょっと! 汚いって、アベ君!」
舌が伸ばされたらしい、下から上へ生あたたかな濡れた感触が走る。
「しょっぱ、っつうか、なんか苦い」
「アホか、汗まみれの男舐めるアホがどこにいるんだよ」
「え、ここ」
「……アベ君、」
「いいじゃん、オレ、ウエノから出たものなら何でも舐めてやるよ?」
そういうことを。
どうしてしれっとした口調でこの人は言ってしまえるのか。
俺がどれだけこの人の言葉に舞い上がったり落ち込んだり、途方に暮れたり
幸せになったりするか、きっと爪の先ほども想像したりすることはないんだろ
う。
「顔くらい洗わせろって!」
「……ウエノ、」
「……なんだよ、」
「俺、お前が違うバンドはじめたら、ベース側で最前に突っ込んでずっとお前
見てると思う」
「……なんで、」
「お前ってばすぐシャツ全開にしちまったりするしさ、舌出して挑発したりす
るしさ、心配だからオレ、バスタオルとか持って最前に陣取って、お前がエロ
い顔しそうになったらそれ投げよっかな」
「……ボクシングじゃないんだから。だったら俺だって、アベ君が他のバンド
はじめたらアベ君の最善で、野太い声で『アベエエエエエエエエエッ!』って
叫んでやっからな」
ははは、とアベ君が笑った。
それから、ほんの少しの沈黙の後で、来んなよ、と言った。
「……え?」
「オレが他のバンドはじめたら、お前は見に来んなよ」
「な、なん……」
それは拒絶? 目の前がすっと暗くなる。
言葉が出てこなくなった俺の肩に手を置いて、アベ君がそっと押した。俺と
アベ君の身体が離れる。離れてからはじめて、互いの肌が帯びていた熱がどれ
くらいのものだったかを知る。あまりにも、空気を冷たく感じて。
「なん、で……」
「だって、ウエノの横で弾いてないオレなんて、しょぼくれてて格好悪いから
さ」
「……アベ君は、チバの横でずっと弾いてたいって人じゃなかったのかよ」
「そんなん、チバの横で弾いてたら、その向こうに必ずお前がいるだろ?」
まっすぐに見つめられて。
俺は胸が詰まる。
アベ君、どうしてそんなことをあんたはさらりと言ってしまえるんだろう、
あんたの言葉のひとつひとつが俺をどれだけの気持ちにさせるのか、あんた本
当に全然知らないんだろう。
知らないんだろう。
アベ君。
知らなくて、いいけど。
知らないまま、好き勝手して、俺をどこまでもときめかせたりハラハラさせ
たり気絶しそうなほど翻弄させてくれればいいけど。もう、あんたはそういう
人だから。諦めてるとかじゃなくて、俺はそういうあんたが好きだから。
「……俺もあんたの隣じゃないとしょぼくれてるよ」
「おお、じゃあいつかしょぼくれバンドでも組むか」
「なんだよそれ、だっせーの」
離れてしまった体温が淋しくて、俺はアベ君のシャツに手を伸ばす。掴んで、
ほんの少しだけ引き寄せる。
「……打ち上げ跳ねたらさ、うち、くれば?」
「最初からそのつもりだけど?」
「……アベ君、」
「でもオレ、今日のライブすっげえ良かったから、多分興奮しっぱなしよ?」
「は?」
「お前のこと、すっげえ鳴かすかもよ?」
「ライブとそっちと何の関係があんだよ」
だってさ、とアベ君が笑う。
濡れた首筋が艶かしくて、ああ俺も舐めちまいたいな、とそんなことを思う。
「なんかずっと余韻? 分かんねえけど、くすぶってて熱いんだよ、胸の奥っ
つうか、腹の下の方っつうか」
ああ。それならよく分かる。アベ君は俺と同じ気持ちなのか。楽しくて興奮
してどうしようもなく濃い時間の流れたライブが、まだ身体の中で燃え続けて
いる感じ。俺も同じだよ、という言葉はなんだか陳腐で言えなかった、だから
代わりにアベ君の胸に頭を押し付ける。
「ウエノ?」
「……打ち上げ、早く跳ねねえかな」
「まだはじまってないっての、なんだよお前発情してんのかよ」
「そういうんじゃないけどさ」
そういうんじゃないよ。
ただ、早くアベ君と抱き合って、同じ熱さを抱えているのか確かめたいだけ
なんだ。
確かめる前から、それは分かっているけれど。
多分きっとそれは同じ、釣り合う天秤、でも俺の方がアベ君を好きなんだろ
うな。いつもの余裕を簡単に手放してしまうくらいなんだから。
ウエノ、と甘い声で呼ばれて、髪に指が絡められた。
汗で濡れている髪を、解くように丁寧な指先がすいていく。
本当は今すぐにでも顔を上げてキスがしたかった、だけどアベ君の手が、指
が、あんまりにもやさしかったから俺はずっとそのままの体勢でいることしか
できなかった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
お粗末さまでした、長々続けてすみません。
何かまたすごいのキテたww
職人さん乙です!
アベ依存気味なウエロかわよす
スレが晒されとる…
今回のメルマガ動画
みんなにこにこしてていいね
和んだ
メルマガ和やかマイペースでかわえかった
週末恋人見た、何あのかわいいおじさん達の群れ
>>246 どの組み合わせでもウマー
やばとんコントのたっつぁんとハルキが可愛すぎて溶けた
ハルキ緊張しすぎであんまり喋れてなかったけど、マの二人にちゃんとフォローされててよかったねw
>>247 初バイト的な緊張ハルキかわいかった
たっつぁんの「アイツやめよった」笑ったw
せっちゃんゆうちゃん、たつはる、宮島…もうなんだ
もう何でも組めるね!メイキングの可能性を見せつけられた
せっちゃんゆうちゃんには無限の可能性を感じる
今まで関わりもなかったせっちゃんがあれだけゆうちゃんを手玉にとって楽しんでてなんかもう妄想が膨らみますせっちゃん様々
あっごめんスレチだ、申し訳ない
せっちゃんゆうちゃんだと一応真ん中になるのかな?
なんとなくマターリでもいいような気がしてたけどw
そんなわたしはたつはる推し
フジケン凱旋、行けた人うらやま
レポ見て萌えたよ
んでピック再来となww相変わらずセンスすてきだ
フジケンラジオかわいかったw
お別れの挨拶が川'ゝ'」|ノシ<ほいじゃーのー
254 :
実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー:2013/10/14(月) 21:57:49.20 0
フジケンって富士山見学の略ですか?
昨日のフジケンラジオかわいかった
ハルキが居たせいかフジケンのテンション高く感じた
フジイケンジ RADIO でつべ検索
メルマガハルキおにぎり?モグモグ可愛いw
フジケンの画像テロたまらんなぁ
>>259ハルキを喜ばせるために猫T着たと考えていいんですよね?
アメショ柄をチョイスするフジケンから愛を感じるw
それでヒライさんはとびきりのスマイルに迷い無きダブルピースなんですね
左スレがないのでここに
鰓さんがまさかあのアイドルの後ろで弾くとは…
せっちゃんライブでいじられまくるフジケンに萌えた
あとせっちゃんは相変わらずチバモノマネやってたwいつまでも好きでいてください
ハルキとフジケンはご近所さんなのか・・・胸が高まるな