痛い小塚崇彦とオタヲチスレ148

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17実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
小塚「靴探し」の苦悩〜なじまぬ7足 ジャンプ決まらず〜読売新聞夕刊-2011.11.25
   
フィギュアスケート男子の小塚崇彦(22)(トヨタ自動車)がスケート靴に苦しんでいる。
13日閉幕したグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯(札幌市)は準優勝にまとめたが、
4月の世界選手権銀メダリストとしては不本意な滑りに終わり、「小さなミスがたくさん出てしまった」と悔しそうだった。
公式練習では靴を履き直す場面が見られ、佐藤信夫コーチは「彼の場合、靴が心配」とこぼした。
例年5足ほど試す中に、足になじむ靴があるというが、今季は7足試してきたが、まだ見つかっていない。
NHK杯で履いた靴も、革が硬すぎて、ジャンプが決まりにくいという。
母親の幸子コーチは「少しずつ成長して、今季は魅せられる滑りができるようになったのに、残念です。
いつもは落ち込まないのに、(3位に終わったGP第1戦スケートアメリカの後は)へこんでました」と語る。
今季、フリーに選んだのは1984年に公開されたアニメ映画「風の谷のナウシカ」。
たまたま耳にして、「この曲を滑ってみたい」と心が騒いだ。
「火の7日間」と呼ばれる戦争で荒れ果てた大地を、主人公ナウシカが自然と人類が共生する道へと導く物語は、
東日本大震災のため、原発事故の悲劇に見舞われた東北の姿とも重なる。
実は、この作品の制作には、スタッフとして叔母も関わっている。
小塚とアニメを見た幸子コーチは言う。「崇彦のメッセージが込められているはずですよ。」
東日本大震災の義援金を集める募金箱を作るなど、チャリティーショー開催に献身的にたずさわってきた小塚らしい選曲だった。
しかし、スケート靴という思わぬ壁に邪魔され、伝えたい世界をうまく氷上で表現できずにいる小塚。
もどかしい日々が一日も早く終わることを願いたい。