このスレ内で語られる内容は完全なフィクションです。
実在の個人及び団体とは一切関係ありません。
∩ ∩
(`皿´) <なんだよwおいでw
./σ ヽσ
(し′/し′
.\\\
。\\\
+///+
゚///+゚。
(_)_)゚
落ちてたので立ててみました。
需要なかったらすみません。
住人&職人さんの帰還を待ち侘びてます。
>>1 ありがとう
なくなってみたらすごく寂しかったから
立ててくれてうれしいよ
(*`皿´) <おつ
6 :
名無しさん@ビンキー:2010/09/21(火) 00:01:34 0
ミ*`_ゝ´彡
[=.・з・]
立てたのかー
統合の話しも出てたけど
マターリにあべくんきてたし
もうここは維持するの無理じゃない?
維持するのは厳しそうだけど職人さんが戻ってきてくれる望みを捨てきれない・・・
まとめたら余計投下とかしにくそうだし
統合するにしても
右から消えていくというのは…悲しすぎる
無くなってて吃驚した~
ありがとう~
前スレなんで落ちちゃったの?
謎
即死判定とかってあるんだっけ
即死あるかわかんないけどせっかく立ったから保守
支援
即死あるとしたら20レスかな
ということで保守
ミ*`_ゝ´彡あべくんのために!
[=.・з・](*´・ω・)ミ*`_ゝ´彡<いいよ!
川*`∀´)ヒャッハー!
おはよ アベくん
保守がてら個人的なメンバー間右解釈
精神的な繋がりはチバ
誰よりも強くひかれ合ってると思う
肉体的な繋がりはウエノ
2塔が並んだときのエロさがハンパない
相性抜群なはず
キュウ=癒やし
チバやウエノとのことに少し疲れた頃に黙って隣にいてくれたりする
でも1人にさせてくれたりもするバランスのいい人
わざわざ保守しなきゃいけないスレいらない
あっそ
さようなら
統合でいいのでは?
立ったんだから使えばいいじゃん
何をそんなに必死に統合したいのか理解できん
また落ちたら統合でもなんでもすれば?
立てたい人がいれば立つし統合したい人が多ければ統合すればいい
でも今はとりあえず立ったんだからここ使えばいいじゃん
書き込みがあっても落ちたら読めないレスが増えるだけだよね
だからそれがなんなのw
32 :
名無しさん@ビンキー:2010/09/24(金) 06:47:06 O
あげ
33 :
名無しさん@ビンキー:2010/09/24(金) 06:48:41 O
アナルファック振興組合
真ん中から出張乙。
そんなに他のお菓子が気に入らないのか。
なにをいっているんだ
(`皿´)コラー!うちでケンカすんなー!しばくぞー?
しつこいなw
いつまでもやってるとアベくんに車ボコボコにされますよ!
\(`皿´)/
[=.・з・]<アベ君…好きだよ
18にあった沢山の話が読めなくなってしまったのが非常に残念。
また読みたいな~と思ってきて見たらこれだもんな。誰かもってないか?
アベさんが色々されちゃうのはここでしか読めないので、最後まで落ちないでいてくれると非常に助かる。
難民行きってこんなに早いんだね
>42
18に限らず、過去スレが読めないのはキツいよなあ
ログ取る前に落ちちゃうとね。
前に倉庫が欲しいって言ってた人がいたのも無理はないと思ったわ。
もう一度落としてもらうとか・・だめかな・・
保管庫なんてもってのほか、dat落ちログのうpも誰もしてくれないと思うよ
変態の頃からの住人もたぶんいないし
そもそも初代からいる人たちは次スレ立っても誘導しないで
URL辿られないようにしてたんだからそんな人たちはくれないと思う
変態の頃からのは難しいかもだが菓子スレは●買わなくても
ちゃんと全部見れるよ
頑張ってぐぐれ
何その上から目線
自分は古参ですよってか
え
ログくらい自分でとれよ
それ怠って落ちちゃったとか過去ログくれとかゆとりって怖い
や、言ってるほうもまさかくれるとは思ってないでしょ(笑)
駄目で元々っていうかさ、この系統のスレ少し見てたらその位分かるはず
そんな揉めないでくださいよ・・・
責められたら「ダメもとです本気で言ってるわけないじゃんそれくらいわかるでしょキリッ」とかwww
皿´)
雰囲気悪くすんなよ折角立ったんだからww
アベさん何か言いたいことがあるんでしょうか
(`皿´)<・・・人肌恋しい季節
この雰囲気じゃとても投下したいだなんて思えない
>>54 ご指名はありますか?
当店は野獣からスットコまでさまざま取り揃えておりますよ
つ川*`∀´)
つ∬*・A・)
つ[=*.・з・]
つ(*´・ω・)
つミ*`_ゝ´彡
〔=.・з・]なん…だと…
ウエノどんまいすぐるwww
てかさ、37見て思い出したんだけど(亀でごめん)
アベが「うるさーいしばくぞボケェ!」ってMCしたことあったよねw
ひそかに萌えたのは私だけか
>>57 見た目が麗しい組み合わせだ
そしてなんだかけだるいイメージw
∬・A・)は淡々とエロいことしてそうだなぁ
どっちも喘いでたらいいな>弁アベ
そして抱き心地よさそうだ ちょっとぷにってそうw
wwww
シンヤwwどこでもこんな扱いだなwww
AAウザ
66 :
名無しさん@ビンキー:2010/10/01(金) 22:54:15 O
上
67 :
名無しさん@ビンキー:2010/10/04(月) 00:30:47 0
♪
ヽ(*`皿´)ノ
((∧
< ♪
ツイストですかアベッキーさん
なんだかわからないが幸せな気分になったw
♪
ヽ(*`皿´)ノ
((∧
<ω ♪
シンゴー シンゴー
アベさん前隠しなさい!w
∬・A・)酔って全裸で大暴れ系なら昔のタツヤの方が面白かったんだわ…
そっちの三人組のことは詳しくないけどシャレにならない感じがプンプンするw
ミッシェルメンバーの武勇伝がかわいく思えるくらいやばそうなイメージ
特にドラムとベースの人w
初期ブラは全員髪型からしてやばいよねw
インパクトに関してはカサノバどころの騒ぎではない
アベは脱ぐって言うか、絡み酒だから・・爪楊枝で突付いたりキスしたり?w
なくなってたのは寂しかったから
>>1おつ
ミ*`_ゝ´彡をテーブルに押し倒してチューしてたらしいエピソード聞いても右的に興奮したなあ
>>76 テーブルに押し倒したって、すげえな
床でもしてなかったっけ?一時期なにかとちゅっちゅしてたよね、おでことかにもw
あと、膝の上にスットコ乗せてたってのも禿萌えた
人恋しかったんかねぇ・・・
チバとのイチャイチャは、チバの照れ笑い効果もあって妙に微笑ましいんだけど
エラさんとのアレコレはエロすぎてやばい
チバとのイチャイチャは猫がじゃれあってる感じで萌えw
なんか兄弟っぽいしね~ボートとかほのぼのする
エラは存在がエロスだ・・2塔並んだときの色気が凄い
そのエロ差はアベに余裕(性的な意味の)があるかどうかの差なのかな…
チバはあまりじらしたりしなさそう
てかチバはセクース上手くなさそうww
「ちゃんとできんの?」「で、できるよ!(ぜってー泣かしたる…!)」みたいな
「あ、あれ?(これでいいのか?)」とか言いまくり
かなりの確率で先にイっちゃって落ち込むチバ
毛穴からローションが滲み出る如くヌルヌルな動きのエラ
さあどっち!
精神はチバ
身体はウエノ
安定のキュウ
85 :
名無しさん@ビンキー:2010/10/16(土) 21:31:43 O
若いツバメ→∬´ー`∬∥´_ゝ∥
>>82 想像にたやすいなあ
アベがもっとここ、こうして…とか指示したらいい
エラ毛穴からローションwwwわかるけどさwww
キュウのモヒひっぱるアベが好きだ
毛穴からww
アベくんのエロさは異常
ほんとさ、腰スイングしながらギター弾くの初めてみたとき
あまりのエロさに言葉を失ったもん
性的すぎる
けしからん
チバから出てる湯気みたいにアベからはエロスなオーラが立ちのぼっているように見える
ギター弾く姿があんなにエロスなんだから音出した瞬間チバがメロメロになったのはしょうがない
アベの音を聴いた初っ端から
みwなwぎwっ[=*.ΦДΦ]ミ*ΦДΦ彡wてwきwたwww状態だったのも無理はないですね
そのまま二人で押さえ込んで3Pですね、わかります
奇跡の出会いだな
森永ラブの話をうれしそうにする二人はマジでほほえましかったなあ
95の間キュウは傍観でしょうか
しかし毛穴やら湯気やらエロオーラやら…けしからんバンドだなww
(´・ω・`)帰省してて出遅れたのが些か悔やまれます
ようやっとゴッジャズ写真集を手に入れたんだが、
どう見てもエロ本です。本当にありがハァハァ(´Д`*)
写真集ってなんか気恥ずかしくて持ってないorz
ありがとうって最後まで言い切れないくらいハァハァなんすかwwヤフオク見てきまs
そりゃもうエロいよ
ちん毛パーマ時期だったのがちょっぴり残念だけど、いつものツルサラヘアだったら
あまりのエロさに耐えられなかったかもしれない(当時
ステージ写真より裸体の方が多いってどこの18禁よ
みんな大好き洗面台前寝転がりフトツの隣ページはM字開脚の鰓さんなんだぜハァハァ
103 :
名無しさん@ビンキー:2010/10/22(金) 21:09:41 O
左┃ ヾ∥<_Φ*∥ノ===3
ナナフシフトシ
確かにちょっと似てるけどさww
鰓さんってインタビューとかでもわりとM字開脚してるよね
足が長い人は足のやり場に困るからかなぁ
背の低い椅子とかソファに座ってるの見ると足を持て余してるw
鰓さんもナナフシフトシも
そうそう!余ってんな~と思うw
そしてこちらは目のやり場に困る。オイシイけど
足の長さもエロスの要因とは
でも実際あの脚の細長さはエロス
あとは後姿の華奢加減。なんつうか背中が中性的
す、少し襟足伸びたうなじもいいよ
僕はそう思う
ピアスもエロい
ピアスハアハア
>>110 お前のせいでピアスアベの夢みたじゃねーか!
ありがとうチバ
▲ ▲
(*`皿´)ニュー
頭にブラかぶっちゃだめじゃんアベ
(*`皿´)v
アベくん遊ぼー>[=*.・з・]ノ [ ドア ]
アベくーん>[=*.・з・]ノ [ ドア ]<……
土産もあるよ~>[=*.・з・]ノ ガチャ[ ドア ]皿´)<…土産何?
飲みたいって言ってたワイン>[=*.・з・]つ凸 カチャカチャ[ ドア ]<今チェーンはずす
ヾミ#`_ゝ´彡ノあ、アベくんお酒でつられて怪しい人についてっちゃダメ!
[=#.・з・]<・・・
おにぎり食べる?
))))
(*´・ω・) (`皿´*)食べる
.(つ△▲二つ▲⊂⊂二 \
.と_)_) (_(_⊃
お茶もどうぞ
))))
(*´・ω・) (`皿´*)ありがとう
.( 二つ旦O. (つ▲⊂)
.と_)_). (_(_⊃
味どう?
))))
(*´・ω・)`皿´*)うまい
.( つ旦O.(_つ▲O
.と_)_).と_)_)旦
ちょうなごむ
ウエアベ
季節外れでごめん
「何してんの、こんなトコロで。――――眠れないの?」
微動だにせず立ち尽くす細長い影に、少し離れたところから声を掛けた。突然、
掛けられた声に驚くこともなく影が振り返る。ここからだと、薄闇にその顔は
よく見えない。けれど間違うわけはない。足を止めないままに、何も返さない
彼に続けた。
「ああ、アベくんが眠れないのは、いつもか」
砂を踏んで、近付いたオレにアベくんは黙ったまま微かに笑んだ。伸ばせば手
が届く距離と月明かりに、アベくんの澄ました表情を見ることが出来る。
「何? ウエノ」
少しの間を置いて返されたアベくんの声。あまりの淡白さに、自然に溜息が零
れてしまう。いつものことなんだけど。
「それはオレの科白でしょうが。黙ってホテルを出てさ、どうしたのよ?」
「んー……酔い醒まし」
「それ、のどこがだよ?」
オレの呆れた目線と顎で指摘された右手に持つ缶を持ち上げて、アベくんがに
やりと笑ってみせた。見せつけるようにビールを煽ってから、俯いて喉の奥で
くつくつと笑い続ける。
「いや、ホント、ちょっとさ、外の空気吸おうかと思って。ふらっと出たらさ、
自販があって」
「で。そのまま、酒飲みながらぶらぶら歩いてたってわけか」
「ふふっ。そういうこと」
微笑んで。頬を掠めた風にアベくんは顔を上げた。オレから目を反らせて、前
に向き直る。アベくんの隣に並んで、同じように目の前に広がる黒い海を眺め
た。午前1時を過ぎた真夜中の海。繰り返し寄せる波が時々に白く閃く。薄闇
に浮かび上がるかのような淡い砂浜に立つ影は、二つしかなかった。他にある
のは、鼓膜を埋め尽くす波の音と、はるか上空の少し欠けた月だけ。
過ぎた生温い風にアベくんが髪を掻き上げた。
「でも、何でさ、お前がオレを探してんの? チバじゃなくて」
海を見つめたまま、アベくんが静かに口を開いた。アベくんの細い顎のライン
を眺めながら応える。
「チバがオレとキュウの部屋に訪ねてきたからだよ。『アベくんがいなくなっ
た』って。『ホテル中、探し回ったけどいない』」
「ああー……ちょっと、悪かった、かな」
緩く空を仰いで、アベくんが呼吸を吐いた。オレはチバの伝言を淡々と続ける。
「『疲れたから、もう寝るけど』だってさ」
「……一緒に部屋で呑んでて、そのまま置いて来ちゃったんだよなあ……」
微かな後悔の余韻もすぐに波音に攫われて消える。僅かに首を傾げて、アベく
んはまた微笑みを零した。酔っているせいだろうか。目の前のアベくんは、何
時になく、よく微笑う。
「なあ、ウエノ」
微笑みを漂わせたまま、アベくんがオレを斜めに見返った。
「お前も、オレのこと、探し回ったの?」
「……いーや、別に。だってさ、ホテル以外に海しかないじゃん? ここ。
こんな時間に、開いてる店なんかもないだろうし」
地方への長いツアー中。今夜の宿泊先のホテルが、すぐ裏から砂浜に出られる
海岸沿いに立っていた。残念ながら、チバには考えられなかったみたいだけど、
簡単な話だ。
「なーんだ。つまんねえの」
愛想の無いオレの返事に、アベくんが悪態を吐いた。目線は絡み合ったまま。
「お前には、すぐ見つかっちまうんだな、オレは」
「……アベくん、ホントに、どうかしたの?」
「オレ? 別に何もないけど。何で?」
「いつもの、アベくんらしくねえな、と思って」
アベくんの表情と科白を見咎めたオレの怪訝な目を、アベくんは気に掛けるこ
ともなく、さらりとかわした。
「自分のことは、よく分かんないからさ。お前がそう思うんなら、そうなのか
もな?」
「アベくん」
「でもホント、何があったってわけじゃないから。何となく……そんな気分、
なんじゃない?」
他人事のように話すアベくんに、更に重ねようとした言葉を寸前で飲み込んだ。
アベくんは自分の中で明確に掴めていない事は、不用意に言葉にはしない。彼
が「分からない」というからには、それ以上の答えを得られることはないだろ
う。逡巡している思いをそのまま吐露することは、アベくんはあまりしない。
――――もっと、許してくれたらいいのに。でも、そう云えばきっと、アベく
んはまた「分からない」と答えるだろう。自分のココロの許し方を、分からな
い、と。
「ウエノ。ゲームしようか?」
「――――ゲーム?」
オレの思考を全く気付こうともしないで、アベくんが唐突な言葉を投げた。悪
戯を思いついたような表情で続ける。
「チキンレース。海に向かって歩いて行って、先に足を止めた方が負けってヤ
ツ。簡単だろ?」
「いいけど……負けねえよ?」
「云ってろよ」
手を。
伸ばしたのはどちらが先だっただろう。
きっかけを待っていたかのように。
性質の悪い笑みを浮かべながら、お互いに伸ばした手を繋いで足を踏み出した。
細い指を、絡め合わせる繋ぎ方。当たり前のように繋いだ手は、まだ何も知ら
ない純粋なコイビト同士に似ていた。
「ああああ。ブーツ、ダメんなるわ」
「止まっていいぜ? ウエノ」
「いいえ。まだまだ」
波打ち際をとうに越えて、暗い海に膝まで浸かってもどちらも足を止めなかっ
た。分かってる。負けず嫌いのアベくんが足を止めることはないだろう。それ
でも、オレも止められなかった。どうしてだろう。アベくんもオレも笑みを浮
かべたままに俯いて、底の見えない黒い海を見つめながら歩いていく。波に引
き摺られるように、海の中に入っていく。ゆっくりと、深く。繋いだ手も沈ん
だ。
「うあっ!? 冷てえ」
跳ねた波に頬を濡らされて、アベくんが声を上げた。
「止まればいいよ、アベくん」
「嫌だよ」
「――――アベくんってさあ、泳ぐのとか得意だっけ? オレは、、――――
アベくんッ!?」
突然。
アベくんの身体が斜めに崩れた。がくりと海に沈み込む。
「――――――ッ!!!」
息を飲んで慌てて繋いだ手を力尽くで引き上げた。バランスを失ったアベくん
の濡れた身体が、オレの腕の中に倒れ込んだ。
「どうしたんだよ!? アベくん!」
「……はっ、危ね、えっ……! 右足、踏み出した、底、なかったんだよ……!
はあーーーちょっと、びびったわ」
驚きながらも落ち着くと可笑しくなってきたのか、云い終えてからアベくんは
燻るように笑い出した。オレの肩口に顎を置いて、だらりと細い身体を投げ出
して。左手は繋ぎ合わせたまま。冷たい海の中には腰の上まで沈んでいた。
「あ。ビール、流しちゃったよ。まだ残ってたのに」
「笑うなよ、アベくん」
「……ウエノ?」
「ビールなんかどうでもいいよ。オレは、すげえびびったよ」
低く唸るようなオレの声に、アベくんは波が引くように零れる笑みを消した。
繋ぎ合わせた手を引き寄せるようにして続ける。
「どこにも行くなよ、アベくん」
「…………」
「――――アベくん、黒尽くめだからさ。油断すると、こんな海ん中じゃ見え
なくなっちまいそうで、さ」
ぎりぎりで、叫び出しそうになる衝動を堪えて言葉を吐き出した。さっきから、
オレはいったい何に追い詰められているんだろう。見えない手で心臓を締めつ
けられているかのような息苦しさ。男二人が手を繋いで海に入っていくなんて、
どう考えても滑稽でしかない。ただの悪い冗談でしかないのに。欠片も笑えな
かった。繋いだアベくんの手を思いきり握り締める。痛いほどに。けれど、ア
ベくんは何も云わなかった。大事なアベくんの手。優しく触れていたいのに。
そうしていないと、いまにも全身が震え出しそうだった。
「――――ごめん、アベくん。今日、オレなんか、、」
「――――お前が、さ」
長く息を吐いてから、気を取り直すように軽く云い掛けた言葉を、アベくんの
囁くような声が遮る。海に沈んだままの繋いだ手に、アベくんが僅かに力を込
めたのが分かった。呼吸が出来なくなる。
「お前が、こうしてたら、オレはどこにも行けないし、行かないよ」
そうか。オレの心臓を握っているのはアベくんだったんだな――――。
「――――絶対、離さねえっ……――――!!」
繋いだ手はそのままに、暗い海の中、片腕だけで抱き締め合った。
まだ平常心で読めないや
喪失感が半端ない…ごめん神様
>>133 長文がエラーかかりまくって一気に落とせなかった
ラストは明るい方向なんで最後まで落とすけど
それでも喪失感が拭えなかったら ホントごめん
SS見るだけでも辛かったら もう落とさないよ
132続き
----------------------------------------------------------------------
「あーあ、どうすんだよ、これ」
海から砂浜へと上がって、アベくんが心底からうんざりした口調で文句を垂れ
た。波打ち際から少し離れた砂地に立ち止まる。月は黒い雲に隠されてしまっ
て、辺りは薄い闇でしかなかった。
「あんたが云い出したんだっつーの」
「乾くかなあ?」
「昼ならまだしも、夜だから無理だろうねえ」
オレの希望の無い返事に、アベくんは片手でシャツを引っ張りながら気怠るげ
に息を吐いた。
海水を吸って重くなったブーツにジーンズ。べたりと肌に張り付くシャツ。危
うく沈みかけた際に頭から波を被ったせいで、アベくんは髪まで濡らされてい
た。鬱陶しそうに、雫が落ちる髪を掻き上げる。
「あ。やべえ」
「なに?」
「煙草。全滅だわ」
ジーンズのケツポケットを押さえて、アベくんが苦く呟いた。手は繋いだまま。
「オレのは……なんとかいけるかも」
ツナギの胸ポケットに入れていたオレの煙草とジッポは、ぎりぎりで海難を逃
れていた。
「明るいトコロに、行こうよ。アベくん」
「――――うん」
手は、離さなかった。離せなかった。鳥目のアベくんには、この暗さでは殆ど
何も見えてはいないハズだから。ろくに目も見えないくせに、この人は、ふら
ふらと一人で砂浜を歩いていたんだよ。いつものことながら、自分の身をあま
りいとわない彼が疎ましかった。
海に入った時と同じように、アベくんは俯いたまま歩いた。ほんの僅かだけア
ベくんの手を引くように歩く間、言葉は交わさなかった。
「……――――」
舗装された道へと続く5段程の階段に辿り着いて、繋いだ時と同じように、ど
ちらからともなく手を離した。手の中にアベくんの指の輪郭だけが残る。愛お
しいってこういう感覚なんだろう。
すぐ傍に白い街灯。等間隔に幾つも並んで、コンクリの道を点々と照らし出し
ている。薄闇を導くその白い灯りは、アベくんの姿を、オレの目に漸くはっき
りと浮かび上がらせた。
ぐっしょりと全身が濡れそぼった華奢な姿は可哀想ではあったけれど、アベく
んが纏っている空気は何故だか柔らかなモノだった。アルコールはとうに醒め
た目をしている。正体の分からなかった不穏な思いを、すっかり海に洗われた
かのように見えた。
アベくんの事になると、慎重でこ狡いハズのオレは酷く単純な男になってしま
う。みっともなくて嫌なんだけど、いまは心地が良かった。なんて簡単な男な
んだか。煙草を差し出したオレに、アベくんが穏やかな微笑みを返す。それだ
けで、必死に吐き出した言葉と思いきり抱き締めた腕は、少しは無駄ではなかっ
たのだと錯覚するほどに。
「まさか、さあ」
だらしなく長い脚を放り出して階段に座ったアベくんを横目に、吐き出した煙
と一緒に会話を再開させた。アベくんが立ったままのオレを首を傾げて見上げ
る。
「野郎同士で、夜の海を眺める日が来るなんて夢にも思わなかったよ」
「ふっ。そうだな」
軽いオレの科白に、アベくんは笑みを零した。遠くなった海を見つめたまま話
し続ける。
「若い時はさあ、彼女を連れて、ラジカセ持って、何とかいい雰囲気にしてヤ
らせて貰おうとさ、よく通ってたよなあ。夏になったら」
「ラジカセ持って? お前、そんなダセえことしてたのかよ」
「あの頃はみんなしてたって」
「そう? オレはしなかったけど? ――――――――『スローバラード』」
「さすがはアベくん。ご名答」
ふと思い出して少しだけ口遊んだメロディーを、アベくんは迷いなく云い当て
てみせた。
「RCか。ラジカセはどうかと思うけど、選曲はイイじゃん?」
口角をキレイに上げて、アベくんが嬉しそうに笑った。
「キヨシローは青春でしょ? オレ、ライブ行ったもん」
「オレも行ったよ」
「……もしかしてさあ、オレら、どっかのライブハウスで一緒だったかもね?
バンド組む前にさ」
「あー、それは有り得るかも」
好きな音楽の話になると、途端にアベくんは饒舌になる。楽しげなアベくんに
釣られて「スローバラード」の大サビをおどけて歌ってやった。歌詞は最高に
痺れるハズなんだけど、アベくんは可笑しくて堪らない様子で、引き寄せた両
足を抱えてオレを見上げる。
「くっくっくっ。歌うベーシストか」
「歌って走るベーシストだよ、オレは」
「それで、ジャンプもするんだよな?」
「モチロン! 左端のギタリストと一緒にジャンプが決まった時が、最高に気
持ちがイイ瞬間だよ」
「ああ、そうだな。最高だな」
にやりと笑うアベくんと目を合わせる。ライブで一緒にジャンプを決めた時の
ような気持ちだった。二人とも煙草は吸い終わっていた。
「アベくん。帰ろうか」
「オレも思ってた」
頷いて立ち上がったアベくんが、腕を上げて背筋を伸ばした。もう一度、少し
だけ海を見つめてから、背を返して階段を昇る。細い背中を見ながら後を追っ
た。
舗装された道にも、人の気配はなかった。街灯の明かりを辿って帰る道を歩く。
海は遠くなっても、波音はこの空間を支配し続けていた。アベくんと二人だけ
のこの世界が、もう少しだけ続けばいいのに。なんて。30過ぎた男の思うこ
とじゃないな。
「あーあ。久しぶりに思い出したら、ちゃんと聴きたくなってきたよ」
「スローバラード?」
「明日のリハん時さ、セッションしてチバにでも歌わすか?」
「んー……面白いけど、別にいいわ」
「なんで?」
『面白いけど』と云いながらも提案に乗らなかったアベくんに、並んで歩きな
がら問いを返す。アベくんはちらりとオレを見遣ってから、艶やかな微笑みで
呟いた。
「お前のヘタクソな歌で充分だよ、オレは」
「…………………」
「……ウエノ?」
足を止めたオレに気付いて、アベくんが数歩離れた先から振り返った。立ち止
まって、何も云わなかったように涼しい顔でオレを眺めている。ああもうホン
トに。
「あんたのこと、嫌になるくらい好きだわ」
盛大な溜息と同時に吐き出した科白に、アベくんが俄かに目を見開いた。真っ
直ぐに視線が絡み合う。少しの間を置いて、アベくんの目が意地の悪い色を宿
して細められた。そうして。
「――――だろ?」
浮かべるうっとりとした極上の微笑み。
「――――あーーーーもーーーーやってらんねえわ! 性質悪いったらありゃ
しねえよ」
「性質悪い? お前に云われたくないなあ」
声を投げてから大股に近付いて、白々しく返すアベくんの肩を片腕で深く組ん
でやった。そのままで、笑い続けるアベくんと再び歩き出す。
「『スローバラード』もいいけど、でもやっぱり『あめあがりのよぞらに』が
いちばん好きかな」
「オレも」
「Ohーあーめあがーりーのよぞらーにーながれるー♪ あ。オレ、アベくんに
乗りたい。すごく乗りたい」
「バーーーカ」
いつの間にか、アベくんの腕もオレの肩に回されていた。少し俯いて、顔を寄
せ合うように笑い合う。
「あ。ほら見てよ、アベくん。ジンライムの月だよ」
「ふーん? あれが?」
今頃、雲の切れ目から現れた月を見上げた。暗かった海がほのかに明るく照ら
されている。
「キヨシローが云ってんだから、そうなんだって」
「んー? まあ、いっか」
欠けた月を見上げたまま、アベくんとまた笑った。
---------------------------------------------------------------------
胸がぎゅっとなった!
ありがとう、ありがとう、本当にありがとう!
切なくて優しくて、あー…、ぎゅっとした
おおお久しぶりのSSだぁ!
ありがとうございました!!!!
ジンライムの月を見上げて笑ってる二人。
最後が楽しそうで本当に良かった。
アベ君好きだーーーーーーーーーーー大好きだーーーーーーーーーーーーー
切ないんだけど綺麗で、優しい読後感だった。
ありがとう
146 :
名無しさん@ビンキー:2010/12/02(木) 16:37:29 0
今まで、アベが亡くなったあとの書き手さんって
どんな気持ちで書いてるんだろうって思ってた。
煽りでもなんでもなく、純粋に分からなくて。
>>133に対する
>>134のレスで、少し分かった気がするよ。
優しい話をありがとう。
書き手に対してどんな気持ちで書いてるんだろって思うくせに
スレは普通にのぞける神経も理解できないがな
そうだね。
不快にさせてごめんね。
ありがとうレス こちらこそありがとう
>>146 エロカッコイイ鬼がすごく好きなだけだよ
いまでも脳内では変わらずに飄々と笑ってるんだ
現実逃避なんだろうけど
幾つか投下したけど 全部そういう気持ちで書いてる 自分はね
だから 去年の7月以降の話は書けないけどね
こちらこそありがとう
(`皿´)
アベ誕生日おめでとう
あんたのこと忘れないよ
一生アベに萌えると思う
誕生日おめでとう
今日もMMKな感じ
。+\たんじょうびおめでとー!/゚+
+.゚・ 川*`∀´)(・A・*∬ 。・.+
ミ*`_ゝ´(*`皿´)・ε・*=]
・.゚+ (*´・ω)┃┓━*┃ 。・+゚
誕生日おめでとう
いつまでもどこにいてもエロカッコイイアベ君でいてね
156 :
名無しさん@ビンキー:2010/12/18(土) 04:49:09 O
保
157 :
名無しさん@ビンキー:2010/12/18(土) 11:28:27 0
育
[=*.・з・]ノ<アベくんを保育したいです!
保育が卑猥な単語に聞こえるw
保育≠飼育ですよエラさん
アベ育成計画的なものを妄想してしまった
あれだろ?
甘やかしつつもさりげなくアベを自分好みの体に育て上げるエロ源氏物語
それなんてぬこふ(ry
[=.・з・]<性教育に力を入れ、その分野のエキスパートを育てます。
こうしてアベフトシという名のエロテロリストが誕生するわけですね
ベアボンのお二人のインタブ読んで、
アベ包丁使ってる発言にものすごく驚いた
「なんのこと?使うよ?」
萌えた
アベ料理ネタ解禁ですか
>>167 あくまでもミセル後、ということで
あのジャミラボンバーがまるっきり嘘とは思えない
アベにとってはちょっとした冗談だったんじゃないかと
>>165 強引に部屋に連れ込んだくせに、情事後
「もうすぐウエノ来るから帰って」と言ったかと思うと、
玄関先で「また来いよ」とニヤリと笑うフトツを想像しました
アベの冗談は時々冗談なのか分からんときがあるもんなw
すごく好きだけど
ミ*`_ゝ´彡あ、あべくん、あけおめ
姫はじめで新年の挨拶をする暇がなかったんですね
お疲れさまでしたw
>>170 お相手は誰ですか…とレスしようと思ったけど
そうか テロリストだもんね
不特定多数だよね
[=*.・з・]
ゆっくりしていってね!
(*`皿´)つ旦~ [・ε・*=]
結局はウエノのところに戻るんですねw
(*`皿´)v
左おちたね
前に左右統合の話もちらっと出たけど、どうする?
左右統合よりは
左をマターリに統合の方が荒れない気がする
マターリが妥当じゃないかな
一応真ん中もノブオも右も左ほど過疎ってないし
それらとは統合しない方がいい気がする
182 :
名無しさん@ビンキー:2011/01/10(月) 21:04:08 O
age
(`皿´)(`皿´)(`皿´)
アベがいっぱい
ドノアベクンニスル?[=*.・з・](´・ω・)ミ*`_ゝ´彡ノオオオレマンナカ!
まさかの真ん中要求するチバに萌えてごめんww
∥;`_ゝ∥ …1、2、3……
一家に一台ならぬ一人に一人w
つ(`皿´)(`皿´)(`皿´)
とりあえずしんどんたっつぁんべんさん分置いていきますね
189 :
名無しさん@ビンキー:2011/01/22(土) 21:55:58 O
\やったー/
ヽ∬*・∀・)人川*`∀´)ノシ
喜んでる喜んでるw
∬*・A・)<達也と達也のアベちゃんと俺と俺のアベちゃんとで4Pしよまい
(`皿´)<俺は一人で二人相手にする方がいいなあ
193 :
名無しさん@ビンキー:2011/01/31(月) 20:23:36 0
1月終わりage
194 :
名無しさん@ビンキー:2011/02/01(火) 08:02:13 0
2月始まりage
(`皿´)豆…
どうぞ!アベ君
[=*.・з・]つ豆豆豆豆豆
豆だけじゃ足りないんでしょw
壁|皿´)つ<=*.・з・]つ豆豆豆豆豆
壁|
壁|皿´)つ福
壁|サッ 福
鬼の優しさに涙
壁の向こうで鰓さんと何したの?
( `皿´)vきもちいいこと
壁| (0゚`皿´)v
一日半も!?
アベ潤ってるw
205 :
名無しさん@ビンキー:2011/02/10(木) 11:50:08 O
ヒマ~
(*`皿´)<ヒマ?何して遊ぶ?
あああべくんプリンすっ好きだっつってたから
ちょチョコプリン作ってみた
ミ*`_ゝ´彡つ_Д_
絶対失敗しそうwwwまずくてもアベはきっと食べてくれるだろうがw
一緒に作ればいいと思います!
(*`皿´)。o(チバ、ウエノ、キュウ、ハルキ、シンヤ、タツヤ、ベンジー、スレ住人の皆、その他諸々に…)
どうぞ
(*`皿´)つ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
( `皿´)v
zzz(´皿`。0)[=.・з・]ごちそうさま~
三日三晩ヤリ続け!?
お疲れ様っした~ww
あべくんツヤツヤだしいいんじゃないw?
鰓さんとの愛が芽生えたというコインランドリーでの会話はどんなんだったんだろう
何だっけその話?
どなたかどうかkwsk
外国かどっかにツアー行ったとき、コインランドリーの
洗濯機がポンコツで全然洗濯が終わらなくて、
待ち時間一緒だった二塔に愛が芽生えたとかいう
話だった気がするけどどうだっけね
大分だったと思う
三時間くらいかかったんじゃなかったっけ
あーあったねえそんな話
どっちか(アベ?)の洗濯機の方がよりすっごく遅くて
どうしたとかなんとか
ほしゅ?
222 :
実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー:2011/03/04(金) 15:30:59.06 0
アベアゲ
アベ君のエロさはけしからん
全力同意保守
(`皿´)がんばろう東北 がんばろう日本[・ε・=]
>>225 リアルにちょっと泣いてしまった…
そうだな頑張るし、頑張ろう。ありがとう両塔よ
227 :
実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー:2011/03/24(木) 12:37:53.04 O
アベーアベー
228 :
実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー:2011/03/25(金) 00:25:32.29 O
どこにいるー
(*`皿´)呼んだ?
[=.・з・]誕生日なのでアベくんを頂きに来ました
どうぞどうぞ
(皿´)ウエノなんか来なくていい!
|皿´;)(今日何の日か知ってるよな…?)
[=.・з・]y-~
鰓さん来てくれてよかったねアベくん
( `皿´)もっと来いよ~ 退屈じゃけ~
AAウザ
おせーな 誰も来ねえ
o(`皿´)y-~/\つ゛
旦 しへ___∠/\_つ
真中のうぶアベ萌えた…
ウィルコの前ではにかむアベ…
襲ってしまえ もうチバでもいい
>>238 少年のようになってたもんね
あのアベは可愛すぎる…
チバとウィルコに挟まれ嬉しそうなアベのAAにすら萌えた
ヽ(*`皿´*)ノうっひょーぃ!
アベちゃんはかわいい人だよ
>>241 AAだと可愛いけどリアルな想像するとちょっと怖いなw
あの花柄ブルータオルの万歳ふとしだね
ああ、例のナナフシフトシね
黒い服着てアベッキー状態で変なツイストしてるとか
ナナフシwww
(*`皿´)
( つ旦O
と_)_)
アベくんの色気は何かあぶない気がする
そこがいいよね
細すぎるからなのかな、
なんか危ういっつうか…なんかね、男らしい色気ってのとは違うよね
鬼の癖に儚げ
フラフラとあっちこっち行っちゃいそうな危なさ
来るもの拒まず、って感じの危うさあるよね
去るものも追わないんだろうけどね…
安住を求めてないような生き方だったよね
女にも生活にも音楽にも…・゜・(ノД`)・゜・。
ミ*`_ゝ´彡人(*`皿´*)人[ΦしΦ^=]
はいはい
かわいいかわいい
[=.・з・] ヽ(`皿´*)ノ<見て見てー胸まで真っ赤だよー
( ) ).)
おー赤いねぇ>(([=*.・з・](`皿´*)
( ) /)./)
[=.・з・](`皿´*;)<…見るなよ!
( ) /_メ)
じゃあ見せんなよ!>[=;*.・з・] ε≡(;*`皿´)
というマジエピソードが大好き
デレツン
ツンデレもいいけどデレツンもかなり好き
真ん中投下ラッシュだね
右にも神が来てくれないかなぁ
・・・キュウアベとか
GWだからかね
右にも恩恵が欲しいもんだ
(爆)とかどうしたの?と思うけどね
みんな丸くなったもんだw
新規ばっかだろと思いきや古参の人いたりするしなあ
キュウアベ可愛いなw
まあ住人が幸せならそれでいいんじゃね?w
ごめんキュウアベ書いてみたけどキュウアベキュウみたいな感じだしぬるい
一応落とします…ほかの職人さん待ちの間ほんの少しの足しにでもなれば幸いです
/////////////////////////////
あ、アベ君だ。
ソファでぼうっとしているうちの新しいギター。
始めて会ったときはデッケエなあ、と思ったが、こうして座っていると妙に小さく見える。
「…ああ」
飲む、といって水を差し出せばいつもより心なし緩い表情で見上げてくる。
チバはカッコイイカッコイイって言うけど、こんな表情もするって、あいつ知ってるのかな。
それに、なんか、なんだろう、この違和感は。
「サンキュ、」
手に冷えたペットボトルを押し付けられて我に返る。
アベ君はそんな俺を見てどうしたんだよ、と首を傾げてみせる。
「…あ!」
「わ」
分かった。
急にデカイ声を出した俺に驚いてアベ君は俺を、見上げる。
つまりいつもと視点が逆転してるわけだ。
「や、アベ君を見下ろすのってなんか…快感だなあ、と思いまして」
「…ああ、そう」
あまりに下らないことで、彼はふっと笑っただけだったけど。
俺は普段は悲しいかな、まず見られないであろう彼の頭部を妙に感心して眺めていた。
…髪、サラサラっすなあ。あ、つむじ綺麗。
「なに、…なんか恥ずかしいんだけど。俺禿げてる?」
「禿げってアベ君まだ20だべさ!違うよ、髪が綺麗だなって、」
…あ、触りてえ。
言い訳のつもりで言ったのに、一度そう思うとどうしても!と思ってしまう。
そうだ、今度チバに自慢してやろう、アベ君の頭撫でたっつったらアイツ驚くだろうな。
「ん…おい」
「あ、ひょっとしてアベ君照れてる?」
「あのなあ…男に頭触られたり、しないし」
さらりと指を流れるのが気持ちよくて随分触っていたらしい。
とうとう制止の声を上げたアベ君の表情は照れくさいとも困っているとも、呆れているようにも見えた。
「わっ」
突然にゅっ、と目の前の男が立ち上がる。今日も黒いなあ。
それからニヤリ、と笑って突然俺の髪を掻き乱す。
「ちょっ、なにするん!やめれって!」
「ははは、お返し」
そう言ってカラカラと笑う彼は、機嫌がよさそう少し安心した。
よく考えたら俺はなんちゅう大胆なことしてんだ。
っていうか女を口説くんじゃあるまいし、髪が綺麗だねって、なんだそれ。
自分の行動を思い返して悶々とする俺にとどめのセリフ。
「俺は、お前の髪、好きだけどね」
ぽかん、とする俺をよそにアベ君は屈託なく笑いながら、
子犬みてえで見てて安心するんだよな、とか言う。
「お前は小さいままでいいじゃん」
「…どうせチビだよ!」
どんな表情をしていいか分からない俺は、トイレ、といってアベ君がその場を去るのをぼんやり見送った。
よくわからない男だと思う。
でも単純に、もっと色々な表情を見てみたいと思ったから。
次はどんな話しようかってガキみたいに、わくわくするのも悪くねえと思ったんだ。
お粗末さまです
加入時あたりの可愛い二人をイメージしていただければ…
スレが寂しいから枯木も山の~でなにか書きたいけど、
まだまだダメージから復活できないや。
菓子スレだけでも、現実を忘れて幸せなアベを、と思うんだけどね。
無理しなくていいよ
過疎で叩かれないのをいいことに低レベルな投下は止めてほしい
書いてくれたなら読みたいと思うけどなあ
なんでも良いって訳じゃないけど、ハードル上げすぎて誰も投下してくれなくなったら
寂しいけど多分スレが続かないと思う その時はその時とも言えるんだろうが
右はクオリティ重視だからなー
真ん中のノリで来たら職人は痛い目みちゃうだろうなw
なんかやな感じだな
クオリティー重視とか言ってるお前が投下してみろって話だよ
ごめん、ただ前みたいに萌える話がしたいだけなんだ
クオリティー重視なのはここまでスレが続いてきた理由かもしれないけど
投下もネタ提供もしない奴に限ってこういうとき偉そうなのが面倒
>>273 そうだね
むしろクオリティ重視しないとか言ってる奴らがへぼいの投下してみたら?
現にキュウアベ総スルーしてるくせによく言うわ
GJつけてあげなよ
なんでもいいんでしょ?
せめて誤字脱字は…
重視しないとは言っていないだろうよw
誤字脱字はいただけないが
こういう意地の悪い古株がいるから職人さんが離れていくとは言えないか?
もうええやん、大人げない
下手なもんは下手。でもそれに固執すんのもレベル低い
それよか萌え語りかなんかしようや
>>257みたいに好きな過去話書き込んでくれるのとか、嬉しい
意地の悪い古株心の底から目障りだな…
アベの髪型はやっぱりラスへブのときが
一番好きだ!
いやギヤの頃の坊ちゃん刈りも捨てがたい…あれは可愛い
エロイのはやっぱラスヘブかなあ
良い人もたくさんいるスレだよね
てかミセルスレでアベの腕まくりの話になってたけど、自分もアレかなり好きだ
>>283 わかるわかる!
アベの腕まくりだけでも大好きなんだけど、
メンバー4人がライブ中盤でそれぞれ微妙に違う気崩し方してるのがすごく好きだった。
自分も!ジャケット脱いだ時に、パンツにインしてたシャツをひっぱり出して
ヘソ見せながらそのシャツのスソで顔の汗を拭くスットコとか
じゃあひよこ金髪アベは貰いますね。
ひよこのやんちゃな感じがたまらなく好きだー!
にこにこ笑顔のときとかかわいすぎる。
金髪は賛否両論だけど私も好きだw
やんちゃな感じがする
じゃあキャンディハウスのハート狙い撃ちアベは私が頂こう
ひよこもそうだけど、前髪短いときはやんちゃっぽくてかわいいな
>>282 新参かはわからんが、ミッキーマウスとフトミのらへんからいる
ひよこアベかわいいな
チリヘア派はいないのか!?w
ラスヘブ時は儚げな感じもあっていろんな意味でたまらなかった
カサノバあたりのオールバックがなんかやらしくてドキドキした
あきおさんとやってた頃の伸びっぱなしな感じも何か危うくて妄想刺激されて良かった
投下物読んでる脳内では女子中学生みたいなショート~それがちょっと伸びた頃くらいの見慣れた髪型になる
あの髪型があんなに格好良くて色っぽいなんてアベを知るまで思いもしなかったよ
>>290 チリヘアは期間が一瞬だったからレアw
嫌いじゃないよ
アベ君はなにやってもかわいくてエロいのさ
オールバックはやらしいよなあ
女子中学生…分かるけどもww
洋服の並木のご主人亡くなった
本当?
ご冥福をお祈りいたします
跡継ぎはいるのだろうか
ファンには並木でスーツ作るのが夢になってたりするしなあ
ゆーじこーじのスーツって並木だよね
HPには遺志を継いで変らず制作しつづけますってあるね
アベはスーツホント似合ってた
並木のご主人がアベのオーダー票に「長い」って書いてたっていう
エピソード好きだったな
書いて発注しないとありえないくらい長いから、採寸間違いかと思われて戻ってくるってねw
急だからびっくりした…今頃アベと相変わらず長いねえ!とか言いあってんのかな
お笑い芸人って結構並木いると思うけどありえないくらい長いのはアベくらいw
鰓も似たような体型だけど、書かれなかったんかな
ワールドサイコツアーのパンフ眺めてたら、
他3人の唇はオレンジ色で、アベの唇は赤だなあと思った。
青ヒゲとの対比でそう見えるんじゃないよ!
いや分かるよ、アベの唇って赤いよね
たまに目元も赤かったりしてさ…
喋る前、唇舐めるとこで一時停止かけたのは私だけじゃないはず
アベ:もうちょっと売れてもいいと思うんだけどなあ~笑。
ウエノ:ギアブルーズがピークだったなんて言わせないぞ!笑
アベ:(3ヶ月の休みの間)なあ~んもしてなかった!ずーっとスウェット!!ずーっと(はぁと)笑
アベ:(CDを)買って!買ってくれよ~笑。ちゃんと買わなきゃだめだよ!レンタルじゃなくて。笑
懐かしい上かわいかったのでついついコピペ
あまりにもアレな淫夢を見たので吐き出させてください。※リバ有
アベの誕生日かホワイトデーか、悪いことしたお詫びで、
スットコさんがアベの言うことを何でも一つだけ聞くことに。
要求に応えて、ケバい女装をさせられるスットコ。(アベ宅に残ってた元嫁の服と化粧品を利用)
そのままファック。第二ラウンドは攻守逆転。
スット子さんは、攻守両方で喘ぎまくってました。
どっちになっても余裕なアベと必死なチバもいいね
どっちが上かで揉めて、しょうがないなあといいつつ下をやってあげる大人なアベとか
フ菓子なんでそこは要配慮ね!
音人読んで、フジイとアベの絡みネタ期待。
だれか過去ネタ得意な職人たのむ!
(*`皿´)
久しぶりにじっくりDVDなど見た
改めてアベの格好良さかわいさと恐ろしい色気を確認した
何だかむらむらする
せのむらむらを形にして投下すればいいと思います!
投下すればいいと思います!
真中のエ●マネタみてすぐに
あぁ、前に自分が突っ込まれて相当気持ちよかったのか
と妄想で頭がいっぱいになった
アベくん、どんだけ鳴かされたのよ?
壮絶に色っぽく鳴いたんでしょうね
アベくんを目の前にすると
その時その時の己の持てる知識と技巧をフルで発揮してしまうエラ(探求心旺盛かつド器用、心理戦スキル搭載)
>>316 エラに渡されたってのを見てこれは…!と思ったのはやはり自分だけじゃなかったw
ましゅまるもんすたー見返して萌えすぎて困った
>>318 まゅまろもんすたの萌えどころの詳細な説明求む
>>319 ニコのMC動画
チバにいきなり次の曲は!?て聞かれてましゅまるもんすたーですっ!て言うアベも萌えるが、
太陽はまだで顔見合わせてジャンプするチバアベもたまらん
322 :
実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー:2011/07/05(火) 12:21:01.58 0
(`皿´)
アベくんはエロくてかっこよくてかわいくてエロくてかっこよくてかわいくてたまらないね
何の呪いかと思った…
?
エロエロアザラク
エロイムエッサイム
つギネス
つマルボロ
つウエノ
(*´・ω・)<アベくん、遊びにきたよ!
つ赤マル
つプリン
つ赤ワイン
つチバ
つつまようじ
達アベをずっと待ってます
ツナギのやつ
あれ達也の気持ちがわかりそうなところで途切れてるんだよね…
微妙に二人の気持ちがすれ違ってるのがすんごい萌える
>>331 バボ神のやつだよね?
私も待ってるよ!
ぷ厨やバボ神、2年が過ぎたけど、元気にしてるかな…
[=.*ФзФ]
>>332 元気でいると信じてる!
何年でも待つ!
真ん中では復活した職人さんもいることだしスレさえ残ってれば可能性はゼロではない!
(`皿´) 8月!
暑いよアベ…
337 :
実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー:2011/08/06(土) 07:47:42.88 0
熱いよアベくんの中…
ん?
ウエノ乙
340 :
実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー:2011/08/08(月) 13:20:31.46 0
アベアベしたい
アベはどこ?
┃皿´)
(`皿´) お盆!
アベくんお帰り!
AGE
346 :
実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー:2011/08/15(月) 02:22:04.96 0
AGE
誰もいない?
萌え材料でも探すとするか
>>347 結構頻繁にみてるよw
萌えじゃないけど
ツアーパンフ久々に見たら、猫じゃらし持ったチバとアベの写真がやっぱ素敵だった
あれでこちょこちょしあってたらいいと思いました
アベかわいいよアベ
(*`皿´) <猫じゃらしちょうだい
人稲杉w
みんな各自で萌えてるのか...
やっぱ職人の降臨がないとね…
昔の作品を読み返す日々だよ
過去の作品も読み返し過ぎてもはや暗記してしまったよ…
なんか落としてください…
くれくれでごめん
雨なので、傘さして2m越えのアベを想像する
いや2mは超えな…いや超えるか?
キュウとかと相合傘したら傘の位置遠すぎてキュウが濡れそうだw
まさに>>1さんと八頭身
なんか去年もそうだったんだけど夏はちょっと鬱るんだ…
そのせいか腐の気が薄れてて、清らかにミセルを楽しんでたよ
でも秋の気配とともに、またアベをぎゅーーーって抱きしめたくなってきたw
連投スマソ
アベとキュウの相合傘想像してすごく和んだよありがとう
チッチとサリーみたいw
↑近所の歯医者にある古い漫画なんだが
夏に鬱るの凄くわかる。
アベのことばっか考えちゃう。
さっき蛩のアベ見てたんだけど、美しかったよ。
アベはなぜあんなにエロいのか
何と言っても、あの細腰! に、一票投じさせて頂きます
色も形も良い唇
上下のバランスが奇跡的過ぎる
サラッサラの黒髪に一票
あの髪も奇跡的
金髪やチリチリだったとしてもベースがあの髪だからこそ萌える気がする
あんなにギターが上手くてスタイルもいいのに、俺様キャラになることもなく
歯を全部見せるんじゃないかってくらいの子供っぽい笑顔と、ソフトな物腰
さらっと女の人をエスコートする優しさ…もう全てだ
神社キャラとはにかみキャラのギャップ萌え
口調はもちろんあの声に悩殺されます
横顔、顎のラインとかたまらん
じゃあ満を持して目。
あの『のみで彫ったような』とか『筆先を流したような』って感じの
和風な形容が似合いすぎる切れ長の目。
あの目元が上気してほんのり赤く染まったときにはもう襲わせてくださいって
土下座して頼み込みたくなる。
とはいえすべてが可愛くてエロいアベ最高。
ちょっとまて神社キャラってなにww
後姿のうなじ~腰の中性的な色気がやばいと思う
[=.・з・]y-~~<俺のかわいいアベくんは体中すべてがエロいよ
ミ*`_ゝ´彡 ア、アベくんはコウジくんだけのもんじゃないもん…
ミ;`_ゝ´彡 …たぶん…
自信を持つんだスットコ!
))))
(`・ω・)みんなのもの!
フトツの長い腕がたまらなく妖しいと思ってる私が通りますよ
あの腕に絡め捕られたい!
>>377 微妙にスレ違いだよwww
あの長い腕が、白くてすらりとしたウエノの背中とか、
がっしり筋肉質な達兄の背中にしがみついてるとこが見たい
川*`∀´)ノシ
野獣キター!
達アベには萌えとロマンがつまってる
∬・A・)…
>>382 毎度ご苦労様ですw
見逃してくださいw
もうさ、ベンジーも混ざっちゃえよ
川*`∀´)ヒャッハーー!!!
>>384 ベンジーのお腹ぷにぷにして遊ぶアベッキーとかですか
>>387 なにその萌えるシチュ!
その後達兄とベンジーにたっっっぷり可愛がってもらうんですね
>>387 酔っ払ってたんだ。
今日はなんでかいつものあの人とそのツレのボーカリストが
気紛れに押しかけてきて、なんなんかよぉわからんまま、
マイペースなふたりに流されるように安酒を呷った。
今年は厳しい残暑が続いていて、気付いたら刺青のふたりは
上半身裸。ずっと思っとったけど、この人たちは脱ぎ癖があると思う。
ほいで俺は残り少なくなった酒を啜りながら、なんとなくそんな
ふたりを眺めてた。
小柄だけどがっしりしたドラマーの体躯。その腕や背中の
硬くて剛い感触を、俺はよく知っている。
それとは反対に柔らかな肉の輪郭を描くボーカリストの
身体は、どこか女性的な色気があって不思議な感じがした。
酔っ払ってたんだ。
やおそうじゃのぉ。酩酊した頭でぼんやりそがいなことを考えとって、
気付いたら手が伸びてた。指先に触れた肌はなめらかで、
想像してたまんまのやおい感触がした。
ほんのり温くてふにふにと白い腹を無心でいらっとったら、
肩の後ろあたり、物騒な気配を感じて首から上で振り返った、
視線の先にはわにみたい目をしたドラマーの顔。
瞬間、自分のしてたことに気付いて咄嗟退きかけた指は、
ひんやり冷たい白い手に掴みとめられて目的を果たせなかった。
あぁいけん、呑みすぎた。
頭の中でけたたましく鳴り響いた警鐘は今更。
そうして俺は、やおくてなめらかな肌の感触を、嫌って程
思い知る羽目になった。
おしまい。
無言の達也とベンジーが怖いw
完全にスイッチオンじゃないですか
アベはなかされまくればいいと思います
おしまうな!ハァハァ
頼むから続けて寸止めしないでー!ハァハァ
キテタ!!!久々の投下ありがとうありがとう!
広島弁いいな
酔っ払って白い腹を無心でいらっとったフトツ、かわえぇぇぇ!
>その腕や背中の硬くて剛い感触を、俺はよく知っている。
>やおくてなめらかな肌の感触を、嫌って程思い知る羽目になった。
ここら辺をkwask!
アベッキーが我に返るほど達也がぶち怖いww
わにって広島だとサメだっけ?
達也にぴったりwww
個人的に照さんとアベの組み合わせも興味あるわー
ブラックリスト対談見た感じ、ほのぼのまったりしそう。
背景はお花畑で。
埴輪って読んでた
鰐か…
>>395が行ってくれなきゃずっとわからなかったと思う
埴輪の顔って?ってずっと思ってたw
鮫の事だったのか!勉強になった
お花畑W
フトツの頭にチョウチョがとまったりして、
照さんに「とまってるよ(名古屋弁に変換ヨロ)」って言われて
固まっちゃったりしてほしい
広島出身の友達が「広島はワニ食べる」ってネタにしてたから、
それだけ覚えてたんだわwww
(ワニ=サメを食べる)
照さんとアベは、花言葉教えて照さんに無邪気に感心されるアベとか、
どうしてもほのぼのしいシーンしか想像できないよね。
弁がアベちゃん呼びしてるのがずっと気になってる
まわりにそんな呼び方してる人いないよね?
とくべつなよびかた!
照さんもアベちゃん呼びだよね
達也さんはどうだっけ?
UAもアベちゃん呼びしてたけどそんな周りじゃないしね
可愛いよねアベちゃんっていうとw
アベは達也の事「たつやくん」て言ってた気がする
タツアベ読ミタス
職人様はいずこ…
かわいいな
(*`皿´)<人肌恋しい季節…
ホネホネだから寒いんだろうね
誰かアベを温めてあげて!
))))
(*´・ω・)
キュウ、アベくんをあっために来てくれたの?w
キュウは自分のスレに帰ったんだなw
412 :
実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー:2011/10/11(火) 18:01:43.13 O
けど淋しそうだw
エラさんが来てくれたみたいよwってスレチか
たまに菓子スレ間でAAが連動することあるよねw
アベくんも誰かに呼びかけてみたらいいよ
温めに来てくれるかも
(`皿´;) ………チ…
ミ*`_ゝ´彡<よよよ呼んだ!?
(*゜ё゜)誰かに呼ばれた気がして
プギャ厨?
ま、まさかのパッチ登場!?
パッチ…せっかく来てくれたけど、パチアベってどうなんだろう?
アベ興味なさそう
(*゜ё゜)(`皿´;)…
左でエラさんがパッチと何かあったりしてたら、アベとも何か起きたかも
深夜がそうだったみたいに
そしてここぞとばかりに駆けつけたのにスルーされてるチバw
(*゜ё゜)(`皿´;>⊂ミ`<_´;彡
チバいじわるすんなよ
┃ё゜)<…帰るじぇ ヽ(`皿´)`<_´*彡
やっぱりアベチバはしっくりくるな
間違えた!チバアベだった
でもアベチバやアベウエのカッコヨスなアベも好きだorz
アベならなんでもこい
どんとこい
パッチここでもやっぱりこんな扱いw
精神的にはアベチバなチバアベは二人とも可愛いと思う
∥*`_ゝ∥…
アベモテモテだね
∥*`_ゝ∥←深夜
438 :
436:2011/10/16(日) 13:25:07.50 0
最近スマホからロムってた訳だが、PCで見るのと顔が違って見える事を
うっかり忘れてたスマソ!確かに深夜だった
鰓さんを巡ってアベと争ってたのに来てくれたんだね深夜
でもアベの圧勝なんだけどねw
(*`皿´)v
アベくん
(`皿´)yー~~ ん?
[=.・з・]キスしていい?
(;`皿´) 先にキュウのとこでヤッてきたくせに…
(`皿´;) ちょっと拗ねてみただけなのにウエノいない……
┃з・]
ウエノ、どこ行ってたんだよー> Σ(`皿´*)
AAウザ
>>448棘々しないで萌えのひとつも書いたらいいよ
昨夜ミセルのライブ映像を見ててホテルブロンコにやられますた
あれはエロいね! 曲もやらしいんだけどフトツの腰の動きが…!
短い曲なのにそればっかり何度も見てたら二塔の夢を見てしまった
一行目がいらない
アベかわいいよアベ
うざ
ホテルブロンコは確かにエロいw
萌えとはちょっと違うが、他の曲でもライブ映像見てていつも思うのは
演奏しながらステージ上をどんなに動き回ってても
今にも歌い出しそうなくらいマイクの真ん前まで
定期的に戻って来るアベがかわえぇと思ってしまう
それわかるw
コーラスとかもあんまりしないのにね
呼ばれて必ず足元に戻ってくるうちの犬みたいだと思ってたw
犬で猫を思い出したんで、ぬこふと読んできた
やっぱアベくんかわいいわ
すみません新参なので教えていただきたいのですが
ぬこふととは過去に出たネタですか?猫のふとし?
猫のふとしで合ってる
過去に投下されたSSで、捨て猫のアベくんを
ウエノが拾うところから始まる話
ねっこふっとし!
ねっこふっとし!
(`皿´)うるさーい!しばくぞボケー!
┃з・]つ湯葉
ぬこふと情報ありがとうございました
もう読めないのが残念ですが、妄想ふくらませてみます
妄想を膨らますのは楽しいけど過去スレ今も見れるから
ぜひ読んでみる事をお勧めする
どうやって読むんですか?ってきいてきそう
そっか、じゃ先に言っとくw
461タン●使わなくても過去スレ全部見れるから
あとは何とか自力で頼む!
萌を語りたいアベアベしたいよ
アベアベしまくろうぜ
エラさんにベビーローションを塗られるアベくん
ニッコリ笑ってドリルを差し出すアベくん
キスをねだるアベくん
「もっと」なアベくん
キスマークをつけられたアベくん
玄関開けたらうずくまるアベくん
ドリルって工具かと思って、
そんなシーンあったっけ?と一時停止した
問題集ねw
あほの子アベを堪能できるのでたのしい
達アベでぬこふとしが読めたら、
寒さも忘れて悶えよろこぶ。
⊂(`皿´)⊃
どうしたアベ
どんなアベもかわいい
>>470のポーズをリアルなアベで想像したら可愛かった
が、もっと腕が長かった
ナナフシフトシ略してナナフトシ
\(`皿´)/
こんなアベなら割とよく見た
ミ*`_ゝ´彡
\(`皿´)/
チバが鬼神社されておる…
アベはギターより重いものは持ち上げられないはずではw
ハンドパワーです
すげえw
空中浮遊もできまつか?
(`皿´)
( )
vv
川
(( ))
どうしたアベ、エンターティナーだなww
発迷家ドクターなんちゃらの靴でも履いてるんか
(`皿´)持ち前の跳躍力です
アベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベ
(`皿´)なになになになになになになになになになになになになに
ちゃんと同じ回数w
スーパーアベッキーってこんな感じだったのかな
印象的にはもう少し暴力的
酒で感情が剥き出しになってるところに力加減の調節きかなくなって人を振り回してたりw
アベッキー、つか酔ったアベは危険な印象w
打ち上げの時に店のテーブルを持ち上げて投げてた
という知人の目撃談ありw
階段投げた・・・のはチバだっけか?
かっ階段投げたって何事!?w
>>494フジロックだっけ?
二個目いこうとしたらやめてくださいって止められたっていうw
一個目で止めろよww
二個目ww
チバとかブン投げてる様を遠目で見たい
網広げて待ってる
よくしなるチバ
投げたチバを取りに行っては投げ
取りに行っては投げるアベ
酔っ払いってずぅーーっと同じ事繰り返すからねwwww
普段はチバを大事に思ってるくせに
スーパーアベッキーの時はどうでもよくなっちゃうんですね
いや愛情表現かもしれないぞ
確実に愛情表現だろう
好き過ぎてハグしてキスして持ち上げてしならせて飛ばすんだからww
激しいw
好きな子をついつい虐めて泣かせちゃう子供と同じw
アベくんを虐め抜いて泣かせたい、いや、鳴かせたいです
(`皿´*)何してくれんの?
(`皿´;)なんかしてくれよ
じらしプレイです
(´皿`*)ハァハァ
[=.・з・]キスしてハグして持ち上げてしならせて飛ばしたら
あとは流れでお願いします
ウエノめ八百長かw
(`皿´)ゞ了解です 流れでちょっと抵抗しますね
wwww
スレHの予感ww
この頃流行りの男の子♪
細くて長~い男の子♪
こっちを向いてよアベ~♪
ミ`_ゝ´彡だってなんだか♪だって鬼なんだもん♪
鬼さんこちら、手の鳴る方へ
寒いよ~
アベくんの中はあったかいんだろうな…
(`皿´)あったかいよ
[=.・з・]おじゃまします
(`皿´*)いらっしゃい
寒がりのくせに中はあったかいなんてエロいよフトツw
燃え滾ってるんですね
あっためてやろうか?ウエノ
誘い受けハァハァ
襲い受けでもいいw
酔っ払って目元と胸元が赤らんで
力加減がきかないアベに乱暴に押し倒されたら
応じないのは男の恥ってもんよ
酔ったアベはいろんな意味でかなりの破壊力があるなw
荒い息をしながら相手を押さえつけるアベを想像するとハァハァ
そして噛みつくようなキスをして「抱けよ」って言います
[=.ΦзΦ]
You ヤッちゃいなよ!
「抱けよ」に萌えすぎてもう耐えられないんだけど!
そして一気に形勢逆転して
犯されるくらいの勢いで攻め立てられればいい
そして満足そうにニヤリとするんですね、わかります。
受けの鬼
アベの殺人的に艶めかしいであろう喘ぎ声が聞きたいです
ヨーデルなの?
ねぇそうなの?!
そうだね、ヨーデルだね。
[=.・з・]聞かせないよ?
鰓さんのけち
ノブオ|[[=.・з・>⊂(*`皿´)
お二人さんお帰り!
もうさ、鰓さんずっとここにいなよ、落ち着き先が無いんだからさw
[=.・з・]まあフラフラしてんのも俺らしいじゃん?
[=.;・з(⊂(`皿´*)あっはっは
こわいww
アベッキーw
アベッキーなりの歓迎の仕方なんだよね
ごめん吐き出させて
アベが何やら大笑いしてる写真をPCに保存してた筈なのに見つからない…orz
ボーダーのTシャツで腕組みしてるやつ?
なら画像検索すれば出るよ 頑張って
それそれ! なぜか家の猫の写真フォルダに入ってた…
お騒がせして申し訳ないorzありがとう!
見てるこっちもつられて笑ってしまいそうになってあの写真好きなんだ
笑ってるアベが好きだ
でもあのアベなんか怖いw
皿′)
アベくん怖がらないから出てきなよ!
アベくん
(`皿´)<人イナス…
560 :
実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー:2011/12/11(日) 19:57:22.63 O
[=.・з・]y-~~年末だからなあ
[=.・з・]誕生日プレゼント何がいい?
やっぱり気持ちのいい事してほしいんだよねアベくんは
(`皿´*)コウちゃんが欲しい
[=.*ФзФ]y_ポロッ
これから忘年会なんだけど密かにアベくんのために乾杯してくるよ
12月16日はプリンの日
ミ*`_ゝ´彡[=.*・з・](*´・ω・)アベくんおめでとう
きょーうはアベのー誕生日ー
あーかちゃんになってー生まれた日ー♪
赤ちゃんのアベw
何がなんでも引き取って育てたい
普通の赤ちゃんほどぷくぷくしてなくて、普通の赤ちゃんより手足が長くって
ちっちゃなアソコをぷるぷるさせながらぎゃーぎゃー泣いてる
そんな赤ちゃんアベが脳内で生まれました
全裸かい
黒いベビー服なんて売ってないのでいっその事裸ん坊w
[=.;・з・]アベくん、真ん中とノブオでモテモテじゃん
鰓さんが焦ってらっしゃる
クリスマスだし頑張れ鰓
じゃあ明日はこの格好で待ち伏せてみようかな
/⌒ヽ
○-⊂ニニ⊃
_[=.・з・]
/(|二:二)
(__|_|_|
(_)_)
うは!鰓サンタかーわーえーえー!
プレゼントはなんですか鰓さん
鰓サンタの袋の中に、アベくんが喜びそうな物ならすべて取り揃えてます
(*`皿´)チバも入ってんの?
ミ*`_ゝ´彡さっさささ3P…!?
アベって丙午なんだなあ
そんなところが受け受けしく感じるのはなぜだろう
それちょっとわかる気がする
なんでかわからんがw
読み返してみて、先日の「抱けよ」にあらためて萌えて書いてしまったので、
今年の萌え納め、ウエアベ投下させて下さい
書くの久しぶりなので、内容そのものとか文章とか改行とかモロモロごめん!
ーーー
アベくんと最後にこの俺の部屋で一緒に過ごしてから、二ヶ月くらい経っただろうか。
あれ以来アベくんとは、なんとか距離を置こうとしてきた。
この関係を考えなくてはいけない時期だと感じていたから。
未来を描けない恋愛関係はいずれ終わる。遅かれ早かれ必ず。
同じバンドという関係もなくなった今、アベくんが好きだという部分でしか関係を保てなくなっていた。
時々発覚する俺以外の遊び相手の事は、気にならないと言えば嘘だったが、
必ず俺の元へ戻って来るし、それはもうアベくんの直らない癖のようなものだと諦めていた。
何よりも一番引っかかっていたのは、アベくんが既に家庭を築いているという事実だった。
瞬間を繰り返すだけで、アベくんとの間には描ける未来が無い。
お互いの為というより自分の為に、自分からこの関係を終わらせた方がいいと思った。
酒の力を借りてやっとその事を切り出した時、アベくんは既にかなり酔っていて、
「未来のことなんて誰もわかんねえだろ」と呂律の回らない口調で言った。
「お前とヤれなくなるのは嫌だ」とも言った。
なんて言い草なんだと思ったが、酔っていたアベくんにはそんな話をした記憶さえないかもしれない。
結局その時も、話の途中からセックスになだれ込んでしまい、
気持ちを納得してもらうまでに至らなかった事が、気にはなっていた。
自分から連絡しないようにした。
アベくんから連絡があってもはぐらかした。
会いたくてどうしようもない時の相手は、アベくん以外なら男でも女でも誰でもよかった。
とにかく、思考からアベくんを追い出そうと必死に努めていた。
それなのに。
アベくん、ちゃんと家に帰ったかな。
さっきからアベくんの事ばっかり考えてしまう。
今夜はアベくんと同じイベントに出て打ち上げも一緒だったが、
離れたところから視線を交わしただけで、俺は早々に切り上げてきた。
それにしても、今夜久しぶりにアベくんの姿を目にした時の、安堵感のようなあの感覚は何だろう。
失くしてしまった大切な物を見つけた時のような、ホッとしたような感じがした。
忘れたいと思ってるのに、そんな感覚に見舞われる事にイライラする。
でも本当は会いたいんだ。アベくんを抱きたくてたまらない。
そんな思いを払拭するようにビールを呷った丁度その時、
乱暴なチャイムの音と共に、酔っぱらったアベくんが押しかけて来た。
手を伸ばせばすぐ触れる距離にいきなり現れたアベくんを目にして、
またさっきの安堵感のような感覚が湧き上がってきて不安になる。
必死に貫いてきた決意が不本意に揺るがされる感じに、苛立ちと面倒臭さも覚える。
アベくん、どうして来るんだよ。
この間の俺の話、やっぱり覚えてないわけ?
アベくんはまるで、自分の家に帰って来たかのようにブーツを脱ぎ捨て、
俺より先に玄関から居間へ、ゆらゆらと向かう。
「お前家にいるんじゃん」
「いるけど、どうしたの?」
「いや、よかったよ外で待ってんの辛いし」
「アベくんこそ帰んなくていいの?」
「気付いたらいなかったから、誰かとどっか行ったかと思った」
「誰かって誰だよ」
「ホントにもう、しょうがないから来たんだけどさ」
こんなふうに会話が噛み合わない時は大抵、アベくんが何か言いたい事がある時だ。
人の話なんてまるでお構いなしに、自分の言葉だけをぶつけてくる。
それにしても、しょうがないって何だよ。
俺の飲みかけのビールにアベくんが手を伸ばしたので、払いのけて制止する。
「もうやめときなって」
「のど渇いてんだよ」
「じゃ水にしなよ」
ビールを片付けコップの水を渡すと、アベくんはそれを一気に飲み干した。
飲みきれずに溢れた水が一筋、肌を伝って喉元へ流れ落ちるのを目で追っていた。
濡れた唇を手の甲で拭う仕草からも目が離せない。
「ウエノ」と呼びかけられて我に返った。
「もっと?」と聞くと「うん」と今度はやけに素直に頷いた。
抱きしめたい衝動に駆られる。キスしたい。
再び水を取りにキッチンへ向かおうとした時、アベくんに捕まった。
大きな手に両肩を掴まれ、力任せに壁にドンと押し付けられる。
後頭部を壁にぶつけた痛みは、肩からじわじわと身体が熱くなっていく事で打ち消されていく。
アルコールとタバコと革の匂い。アベくんの顔が近い。
「お前あからさまなんだよ、なんか避けてる」
「アベくん、この間話…」
「なんで?なんか怒ってんの?」
ああ、やっぱり。覚えてないのか。
「何も怒ってないけど」
「他にかわいいコでもできたとか?」
「そうじゃなくて、」
「じゃあ、好き?」
まったく何を言い出すんだよ。また会話が噛み合ってないし。
俺の話なんか、はなっから聞く気がないらしい。
ただ間近で動くアベくんの唇から、目が離せなくなっていた。
「どうなの、俺のこと、好き?」
畳み掛けられてペースに乗せられていくのを感じながら、小さく頷いてみた。
「だったら、 抱けよ」
アベくんの低い声が脳に響く。身体中が一気に熱くなるのがわかる。
こんな細い身体を押し返す事なんて簡単な筈なのに、身動きができない。
「抱けよ」
またあの声が響いた途端、唇を塞がれた。
アベくん、頼むから、やめてくれ。
下唇を噛まれ口を開くように促されると、気持ちとは裏腹に、
アベくんの蠢く舌を完全に受け入れてしまった。
馴れ親しんだ感触に、またさっきの安堵感みたいな感覚が蘇り、
アベくんの身体に腕をまわしそうになるのを辛うじて堪えていた。
俺の肩を掴んでいたアベくんの手はいつのまにか、頭をすくうように俺の顎の左右にしっかり添えられ、
もう顔を右にも左にも動かせなくなっている。
あぁ…アベくん、アベくん…!
押し付けてくるアベくんの腰と壁の間で、身体は確実に反応してしまう。
熱い。力が抜けて行く。脚が震える。息が苦しい、…苦しいっ!
膝がガクンと崩れそうになったところで、その時出せる力の全てでアベくんの身体を押し返した。
少なからずうろたえていた。
これじゃいつもとまるで逆じゃん。
アベくんから仕掛けられて、俺がこんなになるなんてありえねえ。
どんだけアベくんに飢えてるっていうんだよ俺。
息を切らす俺に、フッと笑うようにアベくんが言う。
「お前、余裕無さ過ぎ」
睨み付けるようにアベくんを見ると、欲情に駆られた目で俺を見てる。
睨んだつもりの俺も、同じような目をしてるのかもしれない。
アベくんを抱きたい、それだけ思った。
「来て」
アベくんの腕を乱暴に掴み寝室へ向かう。
革ジャンを強引に剥ぎ取りその辺に投げ捨て、ベッドを背に立つアベくんを押し倒す。
背中から倒れこんだ細い身体がベッドの上で弾んだ。
四つん這いの姿勢でアベくんに跨って、顔を真下にじっと見下ろした。
俺は少しだけ冷静さを取り戻していた。
少なくとも、このまま欲情に流されてしまわないだけの、ぎりぎりの冷静さを。
アベくんが俺の身体に両腕を伸ばしてきたが、その手首を捕まえると、
顔の両側でベッドに押さえ付けた。
押さえ付けられた手が痛いのか、早く始めて欲しいのか、もの言いたげな視線を向けてくる。
少し開いたままの唇。なんてエロい表情してんだよ。
キスしてほしいの?そんなにヤりたいの?人の気も知らないでさ。
時間をかけて身体中とろとろにさせて、思い切り焦らすようなセックスが好きだった。
溶け合うくらい肌を密着させて、一緒にイきたがるアベくんがかわいいと思っていた。
でも今は、とてもそんな風には出来そうもないよアベくん。
「ウエノ…」
アベくんが何か言いかけて腕を捩ったのをきっかけに、ベルトに手をかけ、
ジーンズを下着ごと一気に脱がせた。
露わになった下半身のそれは、もう立ち上がるのに十分な硬さを帯びていた。
アベくんのモノにそっと掌で触れて、そしてぎゅっと握りこむ。
一瞬大きく息を吸い込み、アベくんは身体を波打たせた。
でも俺は、握ったままで動かさない。
アベくんの呼吸が乱れ始め、自ら腰を動かそうとしている。
握ったままのモノにもう一度ぎゅうっと力を加えてから、手を離す。
「っあ…あぁ…」
アベくんは、落胆ともとれるような声で小さく喘いだ。
唇を指でなぞり、ほとんど無理矢理、口内に指を突っ込む。
アベくんが咳き込んだので一旦指を抜いたが、落ち着くとまたすぐ指を唇に触れて、
今度は自分から受け入れるように促す。
「舐めて」
俺の指を深く銜え込み、舌全体をねっとりと絡みつかせてしゃぶっている。
そんな事にも感じてしまう自分に少し焦り、アベくんにわからないように息を吐いた。
舐めさせてる右手にアベくんが片手を添えてきたが、またその手を解きベットに押さえた。
一瞬、視線が絡む。
じゅうぶんに濡れた指を引き抜き、片方の膝を上げさせ、後ろの入り口にあてがう。
まず指一本。先が入ったところで、すぐに二本目も押し込んだ。
「う…っ…」
アベくんが顔を歪めた。
痛いんだろ、ごめん、わかってるよ。
本当はもっといろいろ気持ちよくしてあげたいけど、今はこんな風にしかできないんだ。
余計な動きは一切せずに、一番敏感な場所だけに向かって指を進める。
アベくんの身体の事ならアベくん自身よりも、そしてたぶん他の誰よりもわかってる。
すぐにその場所を捉えた。
そこを指の腹でそうっとなぞり、ぐっと押し込むようにすると、
痛みに気をとられていて、不意をつかれたアベくんの身体が大きく跳ねた。
「うぁっ、ぁ…あぁ…っ!」
ああ、この声…、この声だ。
この声を、もうずっと聴きたくて堪らなかったんだ。
クラクラする。下腹部のあたりがどうしようもなく疼く。
もっと声が聴きたくて、同じ場所へ刺激を与え続ける。
痛みより快感が勝ってきたんだろう、乱れた呼吸の合間に艶かしい声が混ざる。
時折びくんと身体を強張らせ、酔いしれたように目を潤ませながら俺を見る。
何か言いたげに動かしている唇の間から、赤く濡れた舌が見えている。
ああ、その口内を貪って呼吸を奪ってしまいたい。
きつく抱きしめてこの細い身体を壊してしまいたい。
いや違う。アベくんがヤリたがるからヤッてるんだ。
俺から欲しがったわけじゃないんだ。
いくら自分に言い聞かせても身体は正直で、こんな悩ましいアベくんの姿を前にして、
さっきから俺自身、ジーンズの中ではかなり熱も高まってきている。
アベくんは自ら腰を揺らし、焦点の定まらなくなった視線を空中に漂わせながら喘ぎ続けている。
でももう、中の一部への刺激だけでは、間違いなく物足りなくなってるはずだ。
屹立したモノはさっきから放置されたままだ。
その先端には、透明な液が今にもこぼれ落ちそうに雫をつくっている。
俺はそれを空いている左手の中指の腹で、先端だけに塗り広げるようにくるくると動かした。
決して力を加えず、優しく優しく。
「あ、あぁ…ウエノ…ッ」
緩い刺激に堪らなくなったアベくんが、自身のモノに手を伸ばしてきたが、
俺はその手を払いのける。
アベくんは嫌だ嫌だと首を振って全身で悶える。
「も、もう…、いいから、」
アベくんが俺を欲しがってる。
アベくんとの関係の中で確かな物なんて何もない。
代わりにあるのはいつも、ただ果てしない欲望だけだ。
「っはあ、…もう、イ…イかせて…、ウエ…ノ、」
「まだダメだよ」
もっともっと欲しがりなよ。
俺だけを欲しがってくれよ、アベくん。
シャツさえ脱がさない。キスもしない。
縋るように伸ばされた手さえ拒み、抱きしめる事もない。
肌に手を這わす事もなく、ただ欲しがらせてヤるだけ。
酷いやり方だと自分でも思う。
アベくんごめん。こんなやり方でごめん。
ごめん、ごめん…
そこへ、俺の気持ちとシンクロするように、アベくんの言葉が重なる。
「…ご、ごめん、ウエ…ノ、あぁ…っ、ごめ…」
俺は動きを止めた。
「なんで、アベくんが謝んの」
そういえば、今夜アベくんは家に来た時から、何か言いたいことがある様子だった。
さっきからもずっと何か言いたげにしている。
喘いで乾いてしまった唇を舐めてから、アベくんは乱れた息を押し殺すように言葉を搾り出した。
「ごめん、わかってるから、ちゃんと、だから、ごめん、」
アベくんの中へ入れたままだった指を抜き、ゆっくり太股に手を置いた。
「何をわかってんの」
次の言葉を待っていたが、アベくんは躊躇ったまま言い出せないでいる。
俺はアベくんのモノを握って一回だけ上下させた。
「あぁ…っ …待って…、言うから、」
アベくんはもう一度唇を舐めて一呼吸置いてから、言葉を続けた。
「…俺が、お前だけの物に、なれないから…だろ、」
「なにそれ」と返すのが精一杯だった。
今までとは違うあるはっきりとした感情が湧き上がった。怒りだ。
そこまで解ってんなら、なんで放っておいてくれないんだよ。
なんで抱けとか言うんだよ。
俺の気持ちなんかどうでもいいのかよ!
アベくんはまだ何か言葉を続けようとしたが、もう俺の耳には入らなかった。
行為をここで止めてしまう選択肢が一瞬頭を過ぎったが、生理的にそれは無理だと気付く。
素早く自分のジーンズと下着を下ろした。
さっさと自分がイって、終わらせる事しか考えられなくなっていた。
そして終わったら、さっさと帰ってくれ。
大事な奥さんの待つ家へ。
膝を抱え上げアベくんの中へ、強引に突き入れる。
指である程度解されているとはいえ、俺が一息で入れようとした為に、
反射的に力が入り、締め付けがきつい。
アベくんも相当痛いはずだ。
息も絶え絶えで声を上げる事もできないでいる。
目尻から涙が伝い、なんとか力を抜こうとしてるのがわかる。
そんなアベくんの様子を何も思わずに見ながら、ただ身体を進めた。
全部入りきったところで、まだ思うように抜差しできそうもない。
そこで最も奥をつつくようにぐいとねじ込んで、さらに中をかき混ぜるように腰を回す。
アベくんから少し声が漏れ始める。
それを繰り返し、だいぶ楽になってきたところで、一度ぎりぎりまで腰を引き、
くびれの先だけを細かく出し入れし、そして一気に奥まで突き入れた。
「あっ…あぁ…っ!」
もう一度腰を引き、また一気に突き入れる。
アベくんからまた大きく声が上がる。
もう大丈夫そうだ。あとはもう、腰を打ち付けてイくだけ。
膝を割り開いて身体の上に屈みこむ姿勢になると、またアベくんが俺の首に腕をまわしてきた。
またそれを頭の上にまとめて押さえ付ける。
すると今度は腕の代わりに、縋るような視線をまっすぐに俺に投げかけてきた。
それに気付いて、俺はどきっとした。
そして不意に、さっき感じた安堵感みたいな感覚が蘇ってしまった。
なんでそんな目で見るんだよ。
気持ちがざわざわとして落ち着かない。
こんな抱き方をする俺を罰してるのか。
こんな抱き方をされてる事を悲しんでるようにも見える。
或いは、俺の気持ちを無視して抱かれようとしたアベくんが、
自身を責めているようにも。許しを請うているようにも。
頼むから、そんな目で見ないでくれよ。
胸の奥が締め付けられる。
確かに俺は怒っていた。
でもだからといって、決して嫌いになったわけじゃない。
いっそ嫌いになれたらどんなに楽だろう。
好きだからこそ頭に来たんだ。
目尻に涙の跡を残すアベくんの顔を見ながら、心の中で叫んでいた。
好きなんだよ、アベくん、好きだ、好きだ…
そこから先は、もう殆ど無意識だった。
脱がさないままだったシャツの裾をたくし上げ、肌を弄っていた。
気付かないうちにアベくんの身体をきつく抱き込んでいた。
耳朶を噛み、首筋に舌を這わせ、深く口づけていた。
黒髪の中に指を差し入れ、頭を掻き抱いていた。
そして思い切り腰を打ち付ける。
アベくんが俺の肩にしがみ付いてイッた事はわかった。
でもそのすぐ後に自分も達した時、
「アベくん…、アベくん…っ!」
無意識に名前を口にしていた事に、俺自身まったく気付いていなかった。
そしてそれを、アベくんが聞き逃さなかった事も。
目を閉じて呼吸を落ち着かせながら、俺は激しく落ち込んでいた。
大好きなアベくんを抱いた。
もうやめようと思ってたのに抱いてしまった。
あんなに忘れようとしてたのに。
しかも酷いやり方で。
暫くして目を開けると、アベくんの顔が目の前にあってビックリする。
肘を突いて上体だけを起こし、何だかニヤニヤしながら俺を覗き込んでいる。
「なに」
「なんでもない」
アベくんのニヤニヤは続く。
「なによ」
笑いをこらえたようにアベくんは言った。
「お前さ、やっぱり俺のこと好きじゃん」
「はぁ?!」
「どうなの?」
俺はアベくんに背を向けるように、勢いよく寝返りを打った。
「好きじゃないなんて言ったかよ」
ふて腐れたように言っても、耳元に顔を近づけて聞いてくる。
「どうなの?」
憎たらしい、性格悪いよ。
俺は今、誰かさんのせいで自己嫌悪の真っ最中なんですけど。
でももう仕方なく、背を向けたまま開き直って言い放った。
「そうだよ、俺はアベくんのことが好きだよ」
アベくんが静かになったのに気付いて振り返ってみると、ニヤニヤと、
いや今度はニコニコと、満足そうな顔で横になっていた。
まったく、アベくんにはかなわねえ。
言わせたかっただけかよ。
あんな酷い抱き方をされたのにニコニコしてるなんて、おかしいんじゃないの。
それにしても、なんて可愛い顔すんのかねこの人は。
さっき「抱けよ」とか凄んでたのと別人みたいじゃん。
やっぱり無理じゃないかと思い始めていた。
アベくんと離れるのは無理なんじゃないかと。
そこへ駄目押しの一言が下される。
「あー俺今夜、泊まってくから」
がっくり来た。
もういいやと思った。
アベくんから逃れる事は当分無理だと思い知った。
とりあえず俺の気持ちはわかってるような事言ってたし。
家庭とか未来とか、もう今はどうでもいいや。
酷いヤり方してごめん。
今度はとろっとろにしてあげるから。
ニコニコしたまんまのアベくんに覆いかぶさった。
今度はアベくんに「好き」って言わせてやろうと思いながら。
ーーー
すみません
投下してみて長過ぎだったと気づきました…orz
乙!萌えたぎったよありがとう!
いい年が迎えられそうだよw
キテタ!乙です!精神的にはアベウエな感じが
元左党住人の自分にとってもご馳走でした
途中まで読んで長くてやめた
ありがとう、可愛かった
エロエロだよ広島(*´д`*)
抱けよは本当やばいな…萌える
以前はもっと長いのいっぱいあったよね
しかもいろんな話が入り乱れたしw
職人タンまた書いて下さい
待ってます!
エロいよ二塔!
今年もよろしく!!
わー年明け早々激萌え!!ツインタワー、エロいよかわいいよ
職人さんありがとう!あけおめ!
昨日投下した者です
燻っていた自分の萌えが発散できたし、みんなにも読んでもらえて良かった
1ヶ月位前かな「抱けよ」を書いてくれた住人に感謝です!
出遅れた!
エロくてかわいくて萌えました~
職人さんがまだこのスレにいてくれて嬉しいよ
どなたか写真のことで教えてください
二塔が寒そうな時期に白い壁際に並んでしゃがんでる写真
あれはもともと何に載ってたどういう写真ですか?
ミセル時代は音さえ聞ければ幸せだったので写真集とか持ってなくて
その写真、自分も出典は知らないけど
何を話してるのかとか、妄想をかきたてられるよなあ
けだるい雰囲気が萌エス
音楽と人じゃなかったけ?
代々木公園だか駒沢公園だかで撮ってる、アベがモッズコート着てて別カットでスーツ着てる時の?
615 :
612:2012/01/08(日) 17:20:41.54 0
レスありがとうございます
しゃがんでるからどんなコートかよくわからないけど黒で、茶のファーが付いてるフード付き
二人とも革パンはいてて、鰓さんは茶のジャケット
ネットで拾ってきたので別カットはわかりません
音人かあ… 当時もっと雑誌とか買えばよかったと本当に本当に悔やまれます
わかるわあ
当時はCD買ってライブ行ってそれだけだったけど、
解散後けっこう経ってから菓子スレの住人になったから
いろいろと惜しいことしたなあと今は思ってる
禿同!
当時雑誌やら買わなかった事を悔やむべきか
その後、お菓子隊になってしまった事をなげくべきかw
この時のか?
いい写真だけど顔がなだぎに見える…w
622 :
612:2012/01/09(月) 14:00:08.73 0
622の写真の裏に薄っすら620のアベが見えるw
気だるい二塔w 日差しが眩しかっただけかw
これっていつ頃?
雰囲気からするとロデタンとかそのあたり?
>>623 ずっとカメラマンの影かと思ってた!
ありがとうこれで二人っきりという妄想に浸れる
懐かしいなあ
「二人っきり」って良い響き
こんな早朝からプチ萌え
ミ*`_ゝ´彡<ふ、ふたりっきりで何すんの、
わかってるくせにw
ミ*`_ゝ´彡<そ、外は寒いよ?
ちゅーならできる
濃厚になるほど身体もあったまります
濃厚なちゅーで息ができなくなって、逃れようともがき悶えるアベ
想像してひとりハァハァしてますが何か
わたくしもご相伴に預かりたいです
635 :
632:2012/01/15(日) 14:12:14.09 O
文才があれば脳内を少しでも形にしたいのだが…orz
それにどこまでも二塔萌えなので、そればっかりでもねぇ
脳内の萌え映像を、漫画化か小説化…いや映像化出来るハイテクマシーンが開発されたらなぁ…
ミ*`_ゝ´彡 そそそそれ、い、いいね!
チバの脳内にはどんなアベくんがいるんでつかw?
脳内であんな事やこんな事をされて、そんな事になっちゃってるアベが
次々映像化されたら、それはそれで大変なことにw
映像化マシーンはもちろん欲しいのだが…
普通の言葉をチバのスットコな表現に変換するソフトもあればと、ふと思った
以前チバアベを書こうとして、チバの言葉遣いがうまく書けなくて断念したのを思い出した
チバ語は難解w
話し言葉だけじゃなくて、昔会報とかに書いてた文章もなかなかね
スレチだねゴメン
ちばっぽいど
波動
会報といえば、久々にデータベースを見てきたんだけど
(`皿´)オレの横でウエノはぐっすり眠ってやがる
[=.・з・]ねれないでいるアベくんの前でグッスリねていた
の、くだりに萌えた
同じくデータベース久しぶりに見たw
645のすぐ後のこれもかわいい
[=.・з・] ここでは書けないようなハジケ方をした。楽しかったねアベくん。
今思えば、その頃の二塔はまだ、エロいと言うより微笑ましかったな
アベアベしたい
アベアベしようよ
豆なんてぶつけないから出ておいで
鬼さんこちら、手のなる方へ~
|皿´)…節分終わった?
終わってから出てくるとは
そんなに豆を警戒したのかw
投げ付けられたら痛いもんねw
豆は好きだけど、投げつけられるより摘ままれる方がいいもんね
気持ち良さに繋がる痛みなら、いくらでも耐えられるんだよ
なんてイヤラシイ体なんだ!
[=.*・з・]快感と痛みの狭間で悶絶する顔がたまんないんだよ
そういう事を語らせたら右に出る者はいませんね
アベのエロさの半分(いや半分以上か)は天性のもの
残りは鰓さんに開発されたものだと思うと、また萌える
たっつぁん開発説を唱えます
てかどちらでもいいw
どちらでも萌えますw
そうだ!最近二塔萌えに落ち着いてたから、達兄の事忘れてたw
達兄ごめん!
達つぁんが開発して鰓さんが育てました
合作w
665(`皿´)?
何事かと思ったー
復帰作業中かな?
なんかあったの?
今日は214フトシの日だよ
もういつまでもみんなに愛されてればいい
214の日はチョコレートプリンでお祝いだ!
△ △
(`皿´)ニャンコの日は?
AAかわいい!
ニャンコの日はニャンニャンすればいのさw
[=.・з・]アベくん、キスしに来たよ
△ △
(`皿´)遅いよ、アホッ!///////
今気付いたけど鰓さんのAAって常にキス顔だ
そうだよ、いつでもできるようにしてるからね
[=.・з・](`皿´*)
[=.(* )ブッチュウウ
見せつけんな!w
いや、むしろムラムラするほど見せつけてくれーw
わざと特定の誰かに見せつけるのとかいいな
人目を忍んでるつもりなのにばっちり見られてるとかねw
実は見られると興奮するフトツ
鰓さんをわざと見つかりそうな場所に引っ張り込んでキス
フトツったらいけないコ!www
「見られるよ?」
「…」
「いいの?」
「…見せてんだよ」ニヤリ
(`皿´)みんなどこ行った?
[=.・з・]心はいつもアベくんと一緒だよ
(´皿`)心だけじゃ足んねえよ
[=.・з・]!
≡[=;.・з・]
うんこのせいでウエノ逃げちゃったじゃねぇーかこの野郎
(ノ`皿´)ノ = ●ウンコー!! (;´皿`)ワーッ
ペンキ屋フトツ
ツナギプレイハァハァ
ツナギプレイってw
ツナギを脱がされていくフトツにハァハァ
ツナギの続き、いつまでも待ってるよ
川*`∀´)ヒャッハー
途中のままなのって結構あるよなあ
あれ
ベンちゃんは?
ぬこふとってあれ結局途中なの?完結なの?
>>698 その後のホットカーペットのやつも終わってたっけ?
それも含めて完結しとるがな
達也がヒャッハーした後によく登場してたコレ↓
∬;・A・)…
タツヤはよく∬・A・)に連れてかれてたなw
704 :
701:2012/03/24(土) 15:20:04.93 0
思い出したよwありがとう
いいコンビ
鰓さんの誕生日だね
フトツは何してあげるの?
[= `皿´]変装
[=.^з^]どうしたのアベくん、そんなにエラ張っちゃって!あはははは
(*`皿´)誕生日だからウエノの好きなようにヤらせてあげる
要するにヤりたいってことかwフトツめ!
鰓さんがフトツにしたい事と、フトツが鰓さんにしてほしい事が一緒なんだな
エラさんに変装してあげてるフトツよりも笑顔のエラさんの顔の方が衝撃的だwww
コスプレじゃなくて変装か
年齢が(ゲフンゲフン
顔だけだから変装でもいいのではw
鰓さんがフトツに変装したらどうなるの???
>>707を初めて見た時は
『エラさんがフトツに変装したけどエラがはみ出ちゃった』だと思ってたよ…
変装話じゃないけど、鰓さんのワンレン時代がどうしても想像できない
高校の時、茶髪で立ててたフトツはかわいかったんだろうな
鰓さんのワンレン…w
レコードのジャケに写真があるらしいけど、誰か見た人いるの?
え、長さは?長さはどのくらいなの!?
確か、イツワみたいだったとかじゃなかった?
あんなフワフワした髪質でw
(;`皿´)……マユミ!?
想像したらとんでもないことになったww
古参はもういないってのは過去のいざこざからわかるだろうに…
まあとにかく写真うpありがとう
この写真は見たことない人多いと思うよ
いいことなんだろうけど…新規が増えたんだな
はい新規ですいません
まぁ、古参も新参も仲良くフ菓子を頂こうぜ!
うっひゃ~ナツカシス
これ保存すんのキモくて放置してたやつだwwww
いつ見てもきんもー☆
キモくて放置ワロタwww
貴重な画像である
昨夜フトツの写真を次々延々と見ていたせいで今日は朝から萌え苦しい…
実は気になってるんだが、730は今回も放置したんだろうかw
おお~これも懐かしい!
これは顔半分隠れてるしwそれほどキモさを感じないんじゃないの?
キモいって言うんじゃねぇw
楽器を持つと男前度が格段にアップする法則
ウヒョー!これぞ二塔!大人の余裕!
>>738保存レベル高過ぎだってばw
フトツの細い首筋にハァハァ
素敵な画像すぎてガチで吹いたよwww
これぞ大人の余裕ってやつですね!
宝物を見せてくれてありがとうフトツ
[=*.-з-]のキス待ち顔かと思たらチガタヨ
カメラマンに何て言われたらこんな事になるかねwww
首をお互いの方に傾け合ってるとか、手が触れ合ってるんじゃないかとか、まさにお宝
ミ*`_ゝ´彡…保存保存
この写真、チバとキュウも反対のページにいるんだけどねw
>>748 GJGJむしろこっちを探してたw
二塔は持ってたんだけど
フトツありがとう
チバとキュウかわいい!でも全然エロさを感じないのはなぜ???
オカンに叩き起こされた寝起きの子供達に見えるw
二塔はこれ事後だな完全に
鰓さんだけ乳首でてる
エララのくびれは影?
脂肪肝です
アベンジャーズ
審議中
ヒーローのフトツを想像してみる
椅子なぎ倒し、車のボンネットに乗り、ギターを持ち上げ、
そしてチバをしならせながら助けるアベンジャーズ…案外イケるw
かっこいい!!!
左脚のハイキックで敵を一撃必殺!
勝利の決めポーズはアベ神社で決まりですね
ただしアルコールが入ってスーパーアベンジャーズになっている時はとんでもないやっつけ方をするのでお子様には見せられません
くそうアベンジャーズのCMでドキドキするぜ
ヒーローのフトツもカッコヨスだが、囚われの身という設定もなかなか
囚われたヒーローというのもありか
助けてくれた人にヒーローの座を譲り身も捧げるという…
早い者勝ちか
[=.・з・;]助けに来たよアベくん
一番乗りはエララーマンだったか
なんか、また夏がくるなあとか、日食の話題が出たりとかさ
もう今なんだか萌えとか考えられなくなってるんだけどみんなどうしてるの?
一生萌えてる
おすそ分けプリーズ
┃皿´)
アベくん出ておいで!
フトツは真ん中へお出かけ中w
[=.・з・]y-~~留守番してようっと!
帰ってきたところをパクリですね
[=.・з・]もちろんそのつもりだけど遅いな…
タバコ切れちゃったよ
どういうお仕置きをするんですかエラさん!
┃皿´*) お仕置き…
この間バーで隣にいたカポーの会話を二塔に置換えてみた
[=.・з・]アベくんお帰り、遅かったね
(`皿´)おまえこんな時間までよく待ってたな
[=.・з・]遅いけど…しょうがないじゃん好きなんだから
(`皿´)遅くまで待ってるのが好きなん?
[=.*・з・]違うよアベくんの事だよ
(`皿´*)わかってるよ
[=.・з・]なにその言い方、かわいくねえ
(`皿´;)かわいいってなんだよ
[=.・з・]で、何をどうわかってんの
(`皿´*)ちゃんとわかってるよ、俺だって好きだし
[=.・з・]y-~~………
(`皿´;)…なに?
[=.*・з・]y-~~今さらそんな事、わかってるよ
(`皿´;)おまえの方がかわいくねえ
結局は余裕な鰓さんw
アベ君のために保守
(*`皿´)誰か来ないかな
∧_∧
(´・ω・)<アベくん!来たよ!
.c(,_uuノ
|皿´*)
フトツはいつまで経ってもかっこいいし可愛いしエロいしもうたまらん
そりゃそうだよ!アベくんはいつだってエロかっこカワイイんだから!
だって年老いて劣化して行く姿をもう見れな……。・゜・(ノД`)・゜・。
一時期劣化って言われてたけど
おそらくペンキ屋時代に撮られたであろう写真は格好良くなってて嬉しかった
あの居酒屋での写真を見たけど昔より日焼けもしてて、酔ってたせいかもしてないけど
鋭さを失っていない一層ワイルド系な感じで全然凄くかっこよくて…泣けた
その写真てミクシだっけ?
やってないから見れないんだけど、なんとかして見る方法はないだろうか
今招待制じゃないしやってみてはどうだろうか
根性で探せばネットに転がってそうだけどね
どうだろう
それはない
すみませんヒントください…
みくしの中で検索したら見つかる?
うざ
それってどんな写真?
なんか暗い店の中でアベも日焼けしてるっぽくて
長めの前髪をうつむきがちに耳にかけてる写真?
ずいぶん具体的なポイントあげるわりに抽象なイメージだなw
黒のジャンパー肩に羽織って横に派手なタオル頭に巻いた店員がいる写真じゃなくて?
あ、じゃあ違うな
私も見たことないわ
まだ知らない写真あるもんだな
見たい!!!
>>803 そうそうこの時のやつ
横顔で髪を耳にかけてる別ショットあるよね?
みくしのやつは知らないな
昔はネット上でメンバー画像すごいあふれてたけど
それでも見たことない画像があるんだなあ
みくしのは2009年の5月とか6月とか、多分残ってる写真で1番近影じゃないかって…
それを知ったらあまり見てられなくて落としてないんだけど、浅黒い腕と眼光の鋭さが凄く印象的だった
>>803の写真も見たことなかったよありがとう
みくしのも気になるな
みくしの写真はアベコミュでまだ見られるよ
写真といえば昔会報(だったかな?)に載ってた、マグロ状態のキュウの頭を
アベが撫でてる写真をもう一度見たい・・・
なんかそういう写真リーバイスのでもあったような気がするけど
4人が寝そべってる写真かな
フトツに会いたいね
なんとか今月をのりきらなくちゃ
ひまわりの季節ですなあ
7.22にバスデが岩見沢でライブだね
ストコがその事をぽつりと言ってたって話に泣きそうになった
岩見沢はウエノもいるよね確か
>>813キュウと同じステージに立つよ
いつかのライジング以来の共演かな?
おい岩見沢アツいな岩見沢…
無いと思うけど万が一スットコさんがフトツを匂わせるMCしたらレポよろしく頼みます
去年の岩見沢、21日だったけどストコが「あのー、わかる奴はわかると思うけど…気にしなくていいから」みたいに言っててフトツの事かと思ったんだけど真相はわからない
北海道に住んでいる人がうらやましくなってきた
てか岩見沢は最近音楽で売り出してんのか
規制解除きたのか?
アベくん可愛いよアベくん
つべにある苺ジーンのフトツが可愛すぎるんだよ
20代前半だよね
若いアベくんはエロかわ
大人なアベくんはエロエロ
[=.・з・]y-~
放置プレイ中
|皿´*) [=.・з・]アベくんいないな…
あ、鰓さんこんなところに…そろそろラジオの時間だよ
ラジオ聴いたけど、鰓さんの話し声の色っぽさを再確認したよ
あんな声で
「ねえ、アベくん…」
とか囁かれたりしたらフトツはもう、、、
(*`皿´)ええ、イキそうになります
あっけらかんw
フトツかわいいよフトツ
アベーアベーどこにいるー
|皿´)…
いたーw
|´)…
はいはい出て出て
|.・з・]つ);`皿´)
ありがとう鰓さんw
フトツって目を潤ませて喘いだり悶えたりしてるのが物凄く想像しやすいよね
あとねだるのも似合う
ちょっと高圧的に
ニカッて満面の笑みの破壊力も半端ないと思います
エラさんと情事中に幸せ満天でニカッと笑うフトツもいいけど、
誰かに犯されて鋭い目つきで相手を睨みながも感じてるフトツもまたいい
やっぱりフトツには笑っててほしいよ
ニカッって笑うのもニコニコでもいいから
笑ってるフトツがかわいくてかわいくてたまらないよー
思わせぶりなニヤニヤもいいね
アベ誕まであとわずか
アベくん誕生日おめでとう!
(*`皿´)v
脳内のフトツはいくつになっても30代前半のかわいいままだよ
どの年代のアベでも愛でることができます
真ん中のワルいアベも実をいうと好きだったりする
どんなアベでもいいってことだよ!
左党のアベもノブオのアベも好きだけどやっぱりフ菓子でお願いします!
新年一発目のカキコがバレンタインだよフトツ
(0゚`皿´)[0゚.・з・]y-**
ツヤツヤしとるw
一体どんなプレイをしてツヤツヤになったんだい?w
フトツはバレンタインあげる側じゃなくて鰓さんから貰うイメージだ
全裸の皿の上に巨大な生チョコプリン(お手製)が
載っているところを想像中
なんて過疎
フトツや~い
o(`皿´)y-~/\つ゛
しへ___∠/\_つ
かわいいがどこか憎たらしいw
そんなフトツが愛しいよフトツ
6月だよ
保守
(*`皿´*)v
7月だね
旧聞だけど吉川本を今頃読んだよ
酔って暴言→キレて蹴り→翌日謝る、のコンボに
アベはどこを切ってもアベなんだなあと思った
今更ながら、ゴッジャズ写真集が手に入りそうだよー!
弟の友達が持ってるけどいらないって言うから!
>>868 羨ましい…!
私ここ数ヶ月買おうかどうしようかずっと迷ってるw
アベのパーマみたいんだけど想像以上にアレだったらどうしようと思って最後の一歩が出ないんだ…
アベのパーマはつくづく残念だが、買えるなら買っておいた方がいいと思う。
乳首も見れるし。
>>870 ゴッジャズ写真集が、あのアベパーマのときなのか!
悪評高い・・・
あー、あー、でも・・・乳首・・・乳首見たい・・・
パーマ、そんなにあれですか?
アベー、ギネス買ったぞー
プリンもマルボロ赤も買っといたぞー
淋しいからちょっと顔見せにこいやー
873 :
25:2013/07/23(火) NY:AN:NY.AN O
ゴッジャズは風呂上がりも拝めるよ、後手術痕。
スットコさんの指輪をお守りに上げて泣くエピソードがたまらない…
アベ、プリン買ってきたから食べようぜ!
>>873 できたらそのエピソード教えていただけませんか
ゴッジャズ写真集欲しい~
パーマのフトツ、私は好きだよ
>>875 真ん中と昔雑誌に書いてあったから記憶があやふやですが
アベ肺気胸で倒れ入院→アベ入院でスットコも何故か倒れるw→スットコ、アベが心配で泣く
→見舞い時に昔良くしてたガネーシャの指輪をお守りとしてアベにあげる→キュウはお見舞いの果物をメロン以外?だか全部食べて帰る
とかだった筈、間違ってる所訂正プリーズ
おみやげ>(*`皿´)つ□ ←ゴッジャズ
個人的には、パーマかける→気に入らない→すぐ落とす→かけ直す→・・・を3回くらいやって
パサパサになった印象。天使の輪が無い。
アイパーだのパンチだの§`皿´§だのじゃないから許容範囲ではある。
>>876 それがもしかしてあのお揃いピンキーの話・・・!!
うわー、萌えるー
あー、当時音源しか興味なかった自分に腹立つ
いろいろ買っとけばよかった・・・
(*`皿´)ゴッジャズ、エロス
>>878 ピンキーは別だよ~99年
ガネーシャは97年くらい?
ぬか喜びごめんようorz
ダブル萌えだけど!!うふふ
>>880 そか、ピンキーは別か・・・
でもそれは萌えポイントがいっぱいあるってことで!
しかしアベは愛されてんだなー
過去形にはしないぞ、愛されてんだな、今も
882 :
875:2013/07/25(木) NY:AN:NY.AN 0
>>876 ありがとう!
チバが泣いたってとこだけ知らなかった
868です。
ゴッジャス写真集!!
手に入った!!
やばいやばいやばい、なんだあのエロさはー!!
うわあああああああああああー!!
アベー、なんだよその色気はあああああああああああー!!
酸欠になりそうだよ・・・でも想像以上にすね毛だったwwwww
(*`皿´)<ありんこつくれるよ
>>885 落ち着いてなんかいらんなくて
昨日の夜は興奮しすぎで細切れ睡眠wwww
夢に見たのがそしてウエノの股間ってどういうこと、自分wwwwww
(*`皿´)<あいつのこかんさいこうだよ
[=.・з・]y-~ 嬉しいこと言ってくれるじゃなーい
今夜も寝かせないよー
この二人は大人過ぎて時々ついていけんわw
夜はだいぶプロフェッショナルなプレイしてそうで恐ろしい
今夜も ってタフだな~二人とも
誕生日の「爪痕」を聴くたびに
[=.・з・]y-~<小さくもないしやさしくもねーよ、あいつの爪痕
致命傷になりそうなひどさだよ
(*`皿´)<だって気持ち良くさせんだもん・・・
ってやり取りが浮かんでしまって禿げそうになる
フトシに会いたいのに、夢に見るのはウエノばかりってなんなんだ
しかもすっげーエロいんだ
ありゃーフトシが骨抜きになるのも分かるよ・・・
分かるよ・・・
エロい夢みんなけっこう見てんだね羨ましいわー
フトツの夢は見たことあるけど、なんだか大笑いしてるのとか、
ミのライブのとかしか見たことない
(`皿´)v<健全な俺
むしろ健全な夢が見てみたいよ
うちもエラさんばっか夢に出てくるなー
なんでだろ?
大抵「もっとアベ君鳴かせて」ってこっちが注文してるwwwww
健全って言葉、フトツには似合いませんねw
あべちゃん
夢でいいから本気で会いたい
>>898 ミ`_ゝ´彡お、おれ、アベくんが好きだ
>>900 スットコのアベへの愛は、駄々漏れすぎて痛くて幸せだ
(`皿´)<もうすぐお盆だな
帰っておいでよ
蝦夷でも観にくれば?
(`皿´)<黒い自転車乗って帰っかな
きゅうりの馬とかつかまるとこないから怖い
確かにw
>>905 ミ`_ゝ´彡 アベくんのことが好きなのは~♪黒いママチャリを上手に乗るから~♪
曲がったきゅうりなら問題ないよ
(`皿´)<曲がったきゅうりは遅えんだよ
背骨曲がってるようなもんだからな
(`皿´)<むしろチバに乗りてぇ
(`皿´)<ウエノに乗られたらオレが走るのか・・・?
ウエノが迎えに来てくれるのか・・・?
(`皿´)<あいつ乗せたらオレ、喘いじゃうから走れねーよ
チバの上に乗る・・・
鬼乗位・・・
[=.・з・]<迎えに来たよ、ハイ乗って
(`皿´)<なんで仰向けなんだよ
どうやって仰向けで下界に帰るんだよウエノwwww
エクソシストみたいなの想像したww
もうお姫様抱っこか頭がフットーしそうだよおおの体勢で帰ってこい!
生きてるウエノが思わず天界まで迎えに行ってしまう
愛されてますね、アベ君!!
(*`皿´)<ひとりで帰れるから下で両手広げて待ってて
[=.・з・]y-~<まかせろ、アベ君くらい楽に受け止めてやるから
ミ`_ゝ´彡お、親方ぁー!空から細長い男がーっ!
[=.*>з<]y-~ <抱きしめたらもう空になんて返さない!!
空から降ってくるのかw
降ってこい降ってこい
帰ってこい帰ってこい
空から降る一億のフトシ
>>921 欲しい人はひとりずつ持って帰っても大丈夫だね!
[=.・з・]y-~<全部オレのだからダメ
ミ*`_ゝ´彡<お、俺にも一匹くれよ
[=.・з・]y-~<減るからあげない
ミ#`_ゝ´彡コウジ君のけち!
[=.・з・]y-~<お盆に入りましたな
さー、うちの可愛い人はさっさと帰ってきなさい
|皿´*) チラッ
;;; ∧∧ ...__≡=- / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.ィ ;;;;.ィ;;;;(`皿´ ) ヽ ≡=- < ただいま!
/ノ;;;//::::i::::;;; , 丿\≡=- \ _______ ,; ,;
/ ::::::::::...ノヽ,,,/:::丿\_/ / ,  ̄ ) ≡=- .,;:: ;:.;..
./ ゝ ... .ll::::::::巛\) _ ノ / ノ ≡=- ;::: ,;::,.
/´.::: :`:::::ll:::::::/:::::::ヽ;;;::  ̄;;::( ./;;; ̄ ̄) .....,_____ ;::::::;..
ヽ :::: .:::::::ll::::ノ::::::::::::::::ヽ:::::─\ \:: ̄ ̄ ̄丶.::::::::::::::; ̄::丶;;::::...
/ :::: :::::::://::::::::::::::::::::::::::::::::丶\ \:: 丶:::::::;; ::::\ ≡=-
/ :::: ◇:::::::::::::::.. ::.. :::::丶:\ \::_ 丶:::;;: ::丶
/ :::::...- ノ ヽ::::::::::::::::::.. ::::.. :::::::\ );: i:;::::: ::::::| ≡=-
ゝ ⌒)ノ \:::::::::::. ::::::.. .: ::::::::iノ /: オ‐ i;:::::::: ::::::|
\;;ノ ヽ::::::::::.. ..:: :::::::i:し-'::::: ラ ;--;::::: ::::::| ≡=-
おおー! 駆け抜けて行っちゃいそうな勢いw
ずっといてよフトツずっといて
なんかすごい勢いで帰ってきたww
空から降ってくると思って待ってたら突き飛ばされるわw
鰓!よこ!よこー!
\ 天国はつまらないから~♪ /
 ̄ ̄ ̄\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,ハiヽミ ∧,,∧
/"・,, ミミ (`皿´* )っ_/) ≡ =
(。/ ) ミi┬―┬‐'⌒ヾミミミミ彡と,,__,,つ
ノ |_|_____.| " ) ≡ = = -
,( 、 ,,)_.||_彡( ,,ノ = ―
//( ノ." ,ノ.ノ, ( ≡ ==
// \Yフ , '/ い 三 ≡ = ―
くノ " くノ //"三
,.,,, ,.,,, ,,, くノ ,,, , ,.,,,
ドドッドドッド
|皿´*) チラッ <もうずっとこっちにいることにするわ
(*`皿´)<免許ないから馬で来た
(#`皿´)<おい、もう送り盆かよ!
かまってくんないのかよっ誰もっっ!!
鰓さんとの時間を邪魔しないようにと思って…
ミ#`_ゝ´彡<帰んじゃねー!
(*`皿´)<ナスの牛に乗り損ねて帰れなくなった
暑くてソファーとかでだらんとしちゃってるフトツを想像して萌えてる
(`皿´)<暑いからソファから起きたくない
(`皿´)<ウエノー、ビール持ってきて
(`皿´)<あと、タバコに火つけて持ってこいよ
(*`皿´)<タバコなかったらお前がキスしてくれてもいいぞ
アベくん>[ =.・з(`皿´#)<暑いんだから離れろよ
どうせ汗かくんだから同じじゃん>[=.・з・](`皿´*)
[=.・з・]*`皿´)<オハヨウゴザイマス
四日間も営んでたんか!!
けしからん(´Д`*)
「あ、タバコ切らした。お前持ってる?」
「悪い、さっき最後の一本だった」
「マジか、仕方ねえな、ちょっとコンビニ行ってくる」
「俺、吸ったばっかよ?」
「だからなんだよ、オレも吸いたいんだっての」
「キスしてやろうか」
「……は? あのなあ、淋しいお口にキスを、ってバカかお前は」
「違うって、俺ら同じタバコじゃん」
「あ? ああ、で?」
「俺の舌、今アベ君の欲しがってるタバコの味だけど」
「……バカか」
「する?」
「んでだよ、酔ってんじゃねえよ」
「しようよ」
「ウエノ……お前目が真剣、怖ええよ」
「しよう」
「……バカだろ」
「キス、しようよ」
「……好きにしろよ」
ポケットから取り出した赤の目立つソフトケースはやけに軽かった。
あれ、と思って覗いても、そこにあるはずのタバコは一本も見えない。
酔っていて空なのに入れといたのかと自分に腹が立って、握りつぶしてからひねって投げた。入らないと踏んでいたけど、ちゃんとそれはゴミ箱に落ちる。
「ウエノー」
スタッフとメンバーとでぐちゃぐちゃに飲んでいた。座敷にしたのが悪かったようで、泥酔している奴も寝転んでる奴もくだを巻いている奴も爆笑している奴もみんな入り混じって乱れて、なのにまだ誰ひとりとして帰らない。
どれくらい飲んでいるんだろう。
夜はとっくに終わってもいい時間のような気もする。
朝方までやっている居酒屋というのも、いいような悪いような。
「なに、アベ君」
結構飲んでいる様子なのにつるりとした顔をして、ウエノが返事をする。
「悪い、タバコくんない?」
「あ、ごめん、俺今さっき最後の一本吸い終わったとこ」
悪い、と顔の前で手を合わせて、拝む格好をされた。
なんだ、と言いながらも、もらいタバコをもらい損ねて怒るってのも大人げない。
そんじゃあ買いに出ますか、とオレは立ち上がる。
そこまで酔ったとは思ってなかったけれど、足元が少しふらついた。
「アベ君便所?」
「いや、タバコ。コンビニでも行こうかと」
「あ、じゃあ俺も一緒に」
細長いテーブルをいくつかつなげてある座敷で、オレの向い斜め前のもう少し遠くに座っていたウエノも立ち上がる。紺色のTシャツに、暗い色のジーンズ。どこかの気の良い兄ちゃんみたいな格好だ。
「なんだよ、タバコなら買ってきてやるよ」
「や、アベ君足元ふらついてるし」
「オレ? ずっと胡坐かいてたから痺れただけだって」
「そ? ま、でも俺もコンビニ行きたいし」
「欲しいもんでもあんの?」
「エロ本とか?」
「バカくせえ」
「この空間、男しかいないんだぜ?」
ぐるりと見まわすと確かにその通りで、キュウは上座の方でスタッフと爆笑しながらジョッキで日本酒を飲んでいるし、チバは部屋の隅で座布団を抱きしめて転がっているし。
「ある意味地獄みたいだな」
オレが呆れてつぶやくと、ウエノが低い声で笑った。
夏の終わりも朝方は肌寒い、半袖のウエノが剥き出しの腕を自分で撫でる。
「何時?」
「さあ?」
「なんかもう俺、眠気とかちょっと前にピークだったから今すげえガンガンよ?」
「なにがガンガンなんだよ」
なにがだろうねえ、とウエノが首を傾げる。浴びるように飲んでいたのはふたりとも事実なので、他人からしたらきっとオレ達はものすごく酒くさいんだろう。
コンビニがどこにあるのかいまいち把握していなかったけれど、歩いていればそのうちぶつかるだろうと気にもせずいた。歩くのは好きだし、
他の連中もあの分じゃまだ店にいるだろう。
「あ、アベ君」
黒い長袖のシャツの肘の部分、余っている布を引っ張られる。
「んだよ」
「あんた、ほっそいねえ。服の生地、どんくらい余ってんの」
似たように細い男に言われても。そんなことが言いたかったのかと聞けば、ウエノは唇の端をぎゅっと持ち上げて小学生みたいな顔をする。
首を振って突然指差した。空の向こう、思わず視線で辿れば、そこには朝日が昇ってこようとして薄い雲を淡く染めている。淡い、淡いピンク色に。
それは少しずつ色を濃くしていき、光を孕んでゆっくりとオレンジ色へと変化していくのだろうと容易に想像できたのは、
なんだかんだで夜明けを何度も見ているからだ。
「ほら、神の手」
「ああ……にじむピンク」
やっぱり陽が昇るんじゃんか。あれはやっぱ夜ってだけの歌じゃねえよな、ウエノに笑いかけようとして、でもできなかった。奴の手が、オレの肩に置かれたから。
「……おい、オレは肘置きじゃねえぞ」
「アベ君」
「なんだよ」
「キスしようか」
「……は?」
歩いてきたから酔いが回ったか。何を言い出すんだと、それ以外になにか言える言葉があるのだろうか。
「なに言っちゃってんの、お前、」
「タバコ、ないんだろ?」
「淋しいお口にキスを、ってか、バカかてめえは」
酔っ払い。軽く睨むようにしてそう言い捨てても、ウエノはにこにことしている。
「俺とアベ君、同じタバコじゃん」
「だからなんだよ」
「キスしたら、マルボロの味すんよ?」
「あのなあ」
「キスしようぜ」
「だから、」
「俺、アベ君とキスしたい」
奈良漬になれそうなくらい飲んだその明け方に、タバコを買いに来たはずのでかい男がふたりでなにしてんだ。お前酔ってんだろう、とウエノにもう一度言うけれど、奴は首を横に振る。
「じゃあさ、タバコの味がするかどうか賭けようぜ」
「なに賭けんだよ」
「タバコ代」
「タバコ代かけてウエノとキスすんのかよ、なんだよそ――」
れ、の言葉までは言い切れなかった。肩を引き寄せられて、いつの間にかウエノのもう片方の腕は俺の腰に回されていた。
肩にあった手はすぐに首へと回されて、奴の方へと引き寄せられる。
近付いた鼻が酒とタバコと、そして微かに汗の混ざるウエノの肌の匂いを拾う。ああ、オレ、こいつの匂い、知ってる。
ライブの後の。楽屋での。なんかもうよく分からないけど、オレは、ウエノの匂いを知っている、ずっと一緒にいるから。
重なった唇は女のものとそう変わらなくて、やわらかくて、でもすぐに割り込んできた舌先は確かに苦いタバコの味がした。
からかうようにちらりと覗いたかと思うと、俺の舌を捜し出してつつく。逃げようとすると許されなくて、首を横に振ろうとしたら
噛みつくみたいに押さえつけられた。鼻先にタバコと酒の匂いが揺れる。
肺へと入るはずの空気を、横からかっさらうようなキス。
苦しくて苦しくて、そしてぼんやりしてくる。
「ウ……エノ……、」
苦し、と途切れた声で告げても、ウエノの唇は離れてくれなかった。
頭の中が白くなる。ああ、違う。苦しいんじゃない。これは、苦しいというより。
「……酒とタバコでできてんのに、どうしてこんな甘いの、アベ君」
下唇にやわらかく歯が立てられて、名残惜しそうに同じ部分を舐めてからウエノの体温が離れた。
奴の声が淋しい色をしている気がしたのは、きっと終わってしまったキスをオレが淋しく思ってるからだ。
「……ウエ、ノ、」
「タバコの味、した?」
「……した」
「そう、俺はアベ君の味がしたよ」
案外長いまつげの目が伏せられる。微かに俯いて、ウエノは唇の端で笑う。さて、コンビニ行きますか、と。
強引にキスしてきてなんでそんな淋しいような顔になるんだよ、とオレはなんだか腹が立つ。なんだよお前。お前、オレのこと、好きなのかよ。
不意にそんな言葉が口をつきそうになって、オレは慌てた。慌て過ぎて、思わず歩き出しかけたウエノの手首を掴む。
「……アベ君?」
「オ、オレは……」
何を言うつもりなのか、自分でもよく分かってなかった。
ただ、感情が。
先走って。
「オレは、いきなりだったから、お前の味がしたか分からなかった、から……」
「……から?」
手首を掴んだ手が汗ばんでくる。
何を言ってるんだと、自分に呆れて額に冷や汗が浮かぶ。手を離すタイミングが分からないまま、オレは立ち尽くす。
酔ってるんだ。そのせいだ。酔ってるんだ。だから、オレは、ウエノの手を離せないでいるんだ。
そんな言い訳が頭の中をぐるぐると渦巻く。
「……もう一回、キスしていいってこと?」
「バ……、」
バカじゃねえの、って言いたかったのに、ウエノの目尻がやさしくたれているのを目にしたら言えなくなった。それで、拗ねたように唇を尖らせて、小さく頷くしかなくなる。
どこかでカラスが鳴いていた。
バイクなのか車なのか、エンジンのかかる音がする。
今きっとオレの顔が赤いとして、それは朝日があたってるとかそういう問題じゃないんだろうな、と思ったら無性に恥ずかしくなったけど、ウエノの手を離せないままだった。
やがて、ゆっくりとオレのよく知る匂いをさせて、ウエノが影を落としながらそっと、顔を近付けてきた。
改行変でごめんなさい
乙! 続きは?期待していいのでつか?
これは…幻のうぶアベ…!
ごめん、これで終わりのつもりだった
でも需要があるなら続き考える
需要ある需要ある(*´Д`)
ごめん、ぬるいわエロくないわ最後までしてないわ、だけど。
続き。
――――――――――――――――――――――――――――
タバコを買いに朝方のコンビニを目指していたはずが、気がついたらウエノ
の部屋にいた。
飲み屋にチバもキュウもスタッフも置いてきたままだ。どうすんだよ、って
焦ってんのはオレだけで、ウエノはしらっとした顔のまま「子供じゃないんだ
し、あっちもこっちも」なんて言っている。
タバコの買い置きあるよ。
ビール冷えてるし。
あと貰いもんだから味分かんないけどワインあるよ、赤いの。
そうそう、あといいもんあるよ。
そう言われて夜通し飲んだくれていた、思考が豆腐以下のオレは後先考えず
に行くと返事をした。
さっき。
キスをした。
ウエノと。
酔った上での戯れだったのかもしれない、戯れだったんだろう、朝焼けのや
わらかなピンク色に染まる雲を見ながら、ウエノがオレにキスをした。
男とそんなことをするなんて初めてだ。
だから驚いたし、正直動揺したし、だけどどうしてだろう、突き飛ばして逃
げるだとか冗談にして笑い飛ばすとかできなくて、それでオレはウエノの部屋
にいる。
気がつくと、時々ベッド代わりにして寝てる、といつだか奴が言っていたソ
ファに座って、時計を眺めれば六時少し過ぎで。朝だよ完全な朝だ、とオレは
つぶやく。つぶやいて、そして自分の下唇にそっと触れた。
さっき、ウエノと合わせた唇。
奴が軽く歯を立てて、そして舐めた、オレの。
「なにちんまりしてんの」
声をかけられてびくりとする。
ウエノが缶ビールを二本、片手に掴んで横に立っていた。もう片方の手に、
水色の小鉢と割り箸を持っている。
「ちんまりなんて、してねえよ」
「そう? なんか初めて恋人の家にきて、ど緊張してる人みたいだけど」
「誰が恋人だよ」
「あはははは、だねえ」
はいアベ君、とテーブルに小鉢が置かれる。
「あ、」
「好きって言ってなかったっけ?」
「……好き」
大豆の入った、ひじきの煮物。
「なんだよお前、」
「なんでだろうね、たまたま。バイトのとき煮てたっけ、って思って、一昨日
なんとなく」
作ってた、とウエノが笑う。冷蔵庫に入れといたし大丈夫でしょう、と。
割り箸を取り上げてさっそく小鉢に突っ込むと、ウエノはオレの横に腰掛け
てプルタブを引いた。かしゅりと金属のこすれる微かな音がする。
「あ、美味い」
「そ? 良かった良かった」
「オレにもビール」
ちゃんとプルタブを引いてからウエノはビールの缶をオレに渡した。気の利
く奴、っていうのは自然にこういうことができるもんなんだと、少し感心する。
「ひじきもう少しある?」
気に入ったの、とウエノがタバコを取り出して咥える。目を細めてオレの方
を向いた気配があった。ピーナツもあるよ、とからかうような口調で言われた。
「おお、すげえな。じゃあプリンは?」
「あ、悪い、それはない」
「ダメだな、オレのこと好きならそこまで用意しろよ、あとビールもギネスに
しとけ、よ……?」
軽口を叩いてからかったつもりだったのに、ウエノがまだ火のついていない
タバコを口からぽろりと落とす。なんだよ、と拾ってやろうとしてして、ウエ
ノの顔が目に入る。赤くなった頬。頬というか、顔全体が。
「……なに、赤くなってんの?」
思わず聞くと、ウエノは持っていたビールの缶をテーブルに置いた。おお?
と思っていると、いきなりオレの首に腕を巻きつけてくる。
「ちょっ、ウエノっ、なにしてんだおいっ、酔っ払い!」
女と間違ってんじゃねえよ、と怒鳴ったのに。
奴はオレの首筋に顔をうずめてくる。
ふわりとした茶色い髪が、オレの顎先をくすぐる。タバコと酒の匂い。そし
てウエノの匂い。
「……好きなら、とか、言うなよ」
「ああ?」
「好きで、いいのかよ」
「ウエノ?」
「アベ君は、俺が好きっつって、困んねえのかよ」
困る?
困るって、なんだ?
「オレが人付き合い苦手なの知ってんだろ、せめてお前達くらいには好いてて
もらわねえと、オレなんか友達いなくなっちまうよ」
よく分からないままそう答えると、ウエノは肩を震わせはじめた。
笑っているのだと気付くのに少し時間がかかる。なんだよそれ、とウエノが
やがて低くつぶやいた。首筋に唇が押し当てられていた。だから、その声はオ
レの喉仏辺りに振動のように伝わった。肌から、直接浸透させるみたいに。
「ウエ、ノ?」
「俺があんたを好きっつって、困んないんだったら、何度でも言わせてよ」
ゆっくりとウエノが顔を上げる。
濡れた光を宿した目が、こっちをまっすぐに見つめる。
オレは唇を微かに開いたまま、なんの言葉も出てこなくて、ただその瞳を見
つめ返すことしかできなかった。
黒いシャツのボタンを器用に外してしまった手が、するりと忍び込む。
胸の突起なんかいじったって女じゃないんだから、と思うのに。息が。上が
る。
ソファの上に押し倒されて、なのにそれは乱暴にではなく、あくまでもすべ
るようになめらかな動きでだった。両手を上げる格好で頭上にまとめられる、
押さえているのはウエノの腕一本なので、振りほどこうと思えばそれは簡単だ
った。
なのに。
やわらかく頬や鼻先、瞼に落とされる唇のせいで上手く力が入らない。
ちゅっ、と小さな湿った音を立てて、ウエノのくちづけが降る、それなのに、
唇へはけして触れようとしてこない。
微かに焦れて、オレはウエノを見つめる。
「……なに?」
「……なにしてんの、オレ達」
ウエノがふわりと笑う。エロ担当だなんだと言われてるけど、本当は笑うと
多分メンバーの誰よりも可愛い顔になると思う。
いや。
こいつのこういう笑顔を、もしかしたら他の奴は見たことがないのかもしれ
ない。だって、誰もウエノの笑顔が可愛いなんて言う奴がいないから。
「なにって、なんだと思う?」
「オレが答えんの?」
「酔っ払いがさ、戯れてんだと思うよ」
「戯れたいのはお前だろ」
「そうだね」
気持ち良くない? と聞かれて、正直分からない、と答える。分からない。
男に乳首を弄られるのは初めてだから、本当に分からない。
大体セックスの最中に「気持ち良いか」なんて聞いちまう男ってダメなんじ
ゃねえの、とつい言ってしまったら、それがウエノの何かに火をつけたらしか
った。
「アベ君は、俺達がこれからセックスするって、分かってんだ」
「ああ?」
「そうだよな、俺も思う。口でいちいち確認しないと不安になるような情けな
い男じゃないはずなんだけどさ、ほら、男が相手なのって俺も初めてでさ」
細められた目に、色のついた欲望が走るのを見た。気が、した。
あっという間にベルトのバックルが外される、ジーンズのボタンを引っ掛け
るようにしてホールに通したらしい指が、そのままチャックを下ろしてしまう。
「なっ、ウエノ?」
暴れた方がいいのか一瞬迷った隙に、唇が重ねられた。
大口を開けて、噛み付いてくるようなキス。
逃げようとした舌はもちろん隠れる場所もないまま引きずり出されて、奴の
前歯で軽く甘噛みされる。ふ、と息が漏れた。その前歯が軽く前後に噛み合わ
される。舌先に、強い痺れが走る。
「……あっ、」
呼吸のためにこちらも口を大きく開けると、ウエノの舌はすぐに奥までもぐ
り込んできた。上の左側、歯の並びを舌でなぞられる。下の犬歯に引っ掛ける
ようにして移動して、その間にどちらの唾液か分からないものが口に溜まる。
微かなタバコの匂い。
息苦しくて、なのに、甘い。
むさぼるようなキスの途中で、ウエノはオレの下半身に手を伸ばした。
いつの間にかずり下ろされたジーンズの、むき出しになっているであろう下
着部分へとその手は熱を伝えるように触れてくる。
「やっ、ウエ、ノ――!」
腰が引けた。
逃げたかったのに太ももに乗られた膝で押さえ込まれる。
「……勃ってる、アベ君」
「う、嘘だ、おい、マジでやめろ! シャレになんねえって、」
「冗談にしたい?」
ウエノの目に淋しい光が宿る。なんだよ。なんなんだよ。オレになにをした
いんだよ。いや、なにをしたいのかはこの状態だから分からないわけではない
けれど、だけどなにがしたいのかまだオレにはよく分からない。
分からない、分からない、と首を横に振る。ウエノが手を伸ばしてきたので
びくりとしたが、その手は別にオレを殴るだとかそういったことをせず、ただ
髪に触れた。
指先で、髪がすかれる。
何度も、何度も。
4円
「俺が、怖い?」
「……怖いとかなんとかじゃなくて、な、なんでお前オレに欲情してんの?」
そう。一番の疑問はそれだった。
同じバンドのメンバーで。
楽屋でそれぞれのほぼ裸な状態だとか、そういうのも目にしている仲で。
なんでオレに今更欲情しないといけないのか、この男は。
「お前、巨乳の姉ちゃん好きじゃん……」
「アベ君には胸、ないねえ」
あってたまるか。
そう言いながらウエノはまだオレの髪を撫でている。そのやわらかさが。丁
寧さが。オレをとろりとした気持ちにさせる。
あたたかな気持ち。
幸せな気持ち。
誰かにやさしくされて、それを当たり前のように受け取っていていいんだと
思わせるような。そう、それは愛されている子供のような気持ちで。
不意にウエノの頭がオレの鎖骨あたりに落ちた。
なんだ、と思っていれば、その肩が微かに揺れている。また笑ってんのかよ、
と思ったけれど、今度は違うようだった。
震える声が。
骨に伝わるように。
「俺、どうしていいか分かんねえ……」
「ウエノ……?」
「アベ君、俺アベ君のこと好きで好きで、もうどうしていいか分かんなくなっ
てんだよ、自分が……」
それは。
どういうことなのか。
それは。
オレに対する、告白なのか。
オレのことが。
好き?
ウエノが?
さっきも好きって言って困らないかとか聞いてたけど。酔ってる上に頭はぐ
しゃぐしゃだ。男が男を好きだというのが、「憧れ」以外の要素を含んでしまう
とオレにはちょっと理解し難い。恋愛関係の「好き」は、少なくともオレは女
にしか抱いたことがないから。
好きって、それはつまり、ウエノの言う「好き」は。その、「好き」?
「……ウエノ?」
オレはおずおずと奴の頭に手を伸ばす。一瞬跳ねるようにして身を硬くした
ウエノの、頭に右手を置いてみる。髪を。同じように撫でてやろうとするけれ
ど、オレの手はもっとぎこちない動きになる。
ふわりとした。
やわらかな、茶色の髪。
もう片方の手で、肩に触れる。ウエノが顔を上げて、オレと視線を合わせた。
揺れているのは、不安だからか。この男でも、余裕を失くすことがあるのか。
「……キスでも、するか?」
「……アベ君?」
「や、なんか、体勢的に?」
「して、いいのかよ」
「いや、まあ、もうさっき、したし、」
「それ以上のこと、俺、したいけど、いいのかよ」
「そ、それ以上って、」
躊躇うように顔を近づけてきたと思ったら、ウエノがオレの唇にそっと自分
の唇を重ねた。小さく震える、はじめてみたいな、子供みたいな、ただただ触
れるだけの。
なんだよさっきは息も止まるようなすげえのしてたくせに、と可笑しくなる
けど、ウエノがあまりにも真面目な顔をするから。茶化せなくなる。
「……アベ君、」
嘘だと思ってもいいけど俺もしかしたらあんたが初恋かもしんない、と、あ
まりにもか細い小さな声で奴が言うもんだから、オレはなんだか胸がいっぱい
になって思わず自分の胸にウエノの頭をぎゅっと抱きしめた。
「苦しい、」
「うるせえ」
「……俺、アベ君が好きだ」
俺の胸で震える声がはじける。
おお、と言ってみたけれど、なんでだ? の疑問は確かにある。お前が顔埋
めてんのは、大好きな巨乳ちゃんじゃねえぞ、と茶化したくなる。
それはきっと、ウエノの告白が真剣だからだ。
それが、本当の言葉だってことが、オレにまっすぐ伝わってくるからだ。
だからって、そうですかそうですかありがとうじゃあオレのケツでも使いま
すか! って訳にはいかない。オレも男だし。
でも、ウエノの体温は気持ちがいい。
とろりととろける。
甘くてやわらかい。女じゃないのに、いい匂いがする。それはけして石鹸だ
とか香水だとかそういった花みたいな匂いだったりするわけじゃなくて、基本
はタバコと酒の匂いなのに。
よくわかってないフトツは早くヤられてしまえばいい
フェロモンみたいなのでも出してんのか?
ウエノならありえる。
「お前、いい匂いしてんな」
「……は?」
「なんか……安心するような、感じ」
安心じゃフェロモン系じゃないか。じゃあなんだ? お母さんか? ウエノ
がお母さんって、むしろ対極にある気がする、いや、親子丼とかっていうと娘
と母親でこいつならできそうな気が、こいつのストラスクゾーン広いんだろう
な、だってオレまで入っちまうくらいなんだから、といろいろ考えているうち
にオレは目を閉じた。
胸に抱くウエノの頭、やわらかな茶色い髪からあんなにタバコの煙に燻され
て、酒にまみれていたくせに、なんだかいい匂いがする。肌の匂い。あたたか
な匂い。
アベ君? と疑問系の声が遠くなる。
ああ寝ちまうかも、と意識がうっすら白くなるところで、どうでもよくなっ
てオレは状況に身を任せた。
規則正しい音がする。
安心する音。
ずっと昔、どこかで聞いていたような記憶がある。
同じ繰り返し、リズムとテンポ。静かなのに力強い、そして拾った耳奥で次
第に全身へと広がっていく安心。
胎児、の。
胎児の記憶を、拾えそうなくらいの。
身体中の力を抜いてもなにも怖くない、安心。
うっすらと瞼が持ち上がった。
どこにいるのか分からなくて、とりあえずうつぶせの状態から起き上がろう
と肘から下に力を入れる。と、なにやら人の感触がするものを押さえつけた感
じがした。
「……痛い」
「うわっ、ウエノ!」
狭いソファの上で、いつの間にウエノと位置が入れ替わっていたのだろう。
「起きた?」
「つか、なんでお前オレの下に居んだよ!」
慌ててソファから転がるようにしてずり落ちると、ウエノがひっそりとした
笑みを浮かべながら身体を起こした。
「アベ君が重いといけないから」
「……は?」
「あと、ベッドから落ちるといけないなって思って。アベ君寝ちゃったからさ、
起こさないように少しずつ少しずつ体勢変えて、そっと逆になったの」
「そんなん、お前が重かっただろ」
「なんで? 好きな人の重みって、すごく良くない?」
ああここにいるんだな、って思えて。そんなことをウエノが静かに続ける。
あれからオレ達はなにもしなかったらしい。寝てるオレに悪戯しなかったの
かと聞けば、不眠症さんがやっと寝られたんだったら起こすの悪いだろ、と当
たり前のように言われた。
「オレ、どんくらい寝てた?」
「二時間くらい?」
昼には少し早いが、朝と呼ぶには抵抗がある、そんな時間帯。
ひとくち分残っていたひじきの煮物が乾いてしまっている。飲み残しのビー
ルはきっと気が抜けている。なんだかものすごく、悪いことをした気分になる
のは、どうしてだ。
「……あいつら、帰ったかな」
「チバ達? 帰っただろ」
「だよな。あ、あのさ……ウエノ、えっと、」
「なに?」
お前オレのこと本当に好きなの? と聞きたいような、聞きたくないような、
聞いたらなんだかキスの続きをはじめないといけない気がして、けれどだから
といってそれが嫌なのかと聞かれると否定しきれない自分もいて。
こいつはオレを好きなのか。
初恋かもしれないって言ったぞ。
確かに記憶にある。忘れてない。あれはどういう意味だ。男相手の初恋って
ことか。それとも真剣に好きになった人間が、オレが初めてってことか。聞き
たい。でも聞きたくない。自分ばかりが、ウエノの言葉に囚われているようで。
「……ひじき、まだある?」
「……あるよ」
「昼飯、食ってっても、いい?」
「……いいよ」
「昼から、酒、飲んでもいい?」
「いいけどさ、帰れなくなるじゃん、また」
「泊まってく、っつうのは?」
「……まだ昼前だけど」
そうなんだよな、オレってなに言ってんだろう、なんかもう明け方にウエノ
とキスしちまってからなんかおかしい、なんかよく分からない、自分が自分で。
「……あ、」
「なに?」
「オレ……実はちょっと舞い上がってんのかも」
「……は?」
ウエノに好きって言われて。
嫌いって言われるより好きだと言われるほうが人間嬉しい、でもそういうの
とはまた別の次元で、あの震える真摯な告白が。
嬉しかったのかもしれない。
「ああ、」
「なんだよアベ君、自己完結してんなよ」
「ウエノ」
「……なに、」
そしてウエノの体温が。とろけるようなやわらかさで包み込めば、オレは眠
ることができる。そのことが。
「困んねえよ、オレ」
「うん?」
「お前がオレを、好きっつっても困んねえって話」
「……どういう、こと?」
とりあえずプリン買っとけ。そしてギネス冷やしとけ。あと美味いワイン用
意しとけ、赤いの。そう言ってオレはウエノに唇の端を持ち上げて笑って見せ
る。
「そしたらオレ、この部屋に居つくから。お前さ、そしたら全力でオレのこと
落としてみ? もしかしたらなびくかもよ?」
「……強姦するかもしんねえよ?」
「お前には無理だね」
あんな真剣な告白をする奴が、嫌がる相手を襲えるわけがない。多分。
シエン
「……分かった」
ウエノも笑う。いつもより本当にひっそりとした、静かな笑みを頬に浮かべ
て。普段はそうでもないのに、ひどく垂れ下がった目になるのだ、そうすると。
そんなことをオレは今更知る。
「じゃあさ、アベ君、」
もう一回キスしてもいい? とウエノが小さな声で聞くので、オレはどうし
ようかと自分に聞いてみる。別に嫌じゃないけど? と、一度、いや、二度、
いや三度? しかもそういえば股間までさぐられた記憶のあるオレが答える。
ウエノのキスは嫌じゃなかった。
じゃあ、まあ、いいんじゃないの?
素直には、答えてやらないけど。
上目遣いで懇願するように見上げてくるウエノを見下ろして、しばらく見詰
め合った。そして、さっきの仕返しではないけれど、今度はオレがゆっくりと
顔を近づけて、そのやわらかな厚みのある唇に、そっと自分の唇を重ねた。
―――――――――――――――――――――――――――
おしまい。ぬるくてすみませんでした。
そして支援、ありがとうございました!
次は多少エロいのを、行かせていただきたいと思います。
狭いバスタブは色のあせた青色で、ただでさえ長い手脚をちぢ込めるように
して彼は沈んでいる。
タイルには転がされたビールの空き缶、黒いのと緑のと赤いのと。
声をかけると切れ長の目がとろりとした視線を向けてくる。
「窓」
「……ああ?」
「窓、ないのな。風呂に」
「ああ……」
白い壁はところどころ剥がれている。ちゃちなシャワーが一本。温度調整は
何度挑戦しても上手くいかずに水ばかりが多めに出る。安いモーテル。
なにもないところだった、ただまっすぐどこまでもトウモロコシの畑が広が
っているだけの。昼間はペンキで塗ったようなくっきりとしすぎた青空が広が
っていた。
今は夜の暗く長い腕が、外灯もないのどかな景色を抱きしめるように黒く塗
りつぶしている。
本当は同室のはずではなかった。チバとキュウが、先に酔って眠ってしまっ
たりしなければ。それを、スタッフがひとつの部屋に寝かせてしまったりしな
ければ。
「……外」
「うん?」
「さっき、降りそうとか言ってなかったっけ」
「降ってないみたいだけど、星はあんまし」
見えない、と言った俺にアベ君が右手に持っていたビールの缶を差し出す。
「なに、飲め?」
「違う、空」
「……おかわり、持ってこいとか?」
小さく頷く、彼のストレートな髪がさらりと揺れてきつい光を宿すことの多
い瞳を隠そうとする。
それが、なんだか淋しくて。
俺は踏み出して、濡れたタイルに靴下のまま足をつける。
伸ばした手がアベ君の髪に触れて、かき上げる。自分の指先なのに、意識は
随分と遠いところにある。
「……なんだよ」
「いや、」
「叩かれるかと思った」
「なんであんたを叩くんだよ」
薄い唇の端がきゅっと持ち上がって、悪戯っぽい顔になる。細められた目は
それでもほとんど目尻を下げることがない。猫が笑うみたいに、釣り上がるば
かりだ。
「なんとなく」
「そういう趣味はないって」
「叩けば良いのに」
「なんでだよ」
好きな人が痛いのなんか嫌じゃないか。俺はそう思う、痛いよりは気持ちい
いって顔をしていてくれたほうがどれだけ幸せか。自分が痛いのも嫌だ。
でも彼は言う。傷跡が残れば、それを眺めながら何日だってお前を思い出し
てにやにやしていられるのに、と。
「っていうか、覗くなよ人の風呂を」
「そんな、今更」
顔に水を飛ばされた。人差し指と親指でピンッと弾いて。それは俺の目の少
し下、頬骨のところに当たる。
なにすんだよ、の声が濡れる。
アベ君がゆるりと腕を伸ばしてくるから。
「酔えない」
「そんだけ飲んどいて何言ってんの、酔いすぎて一周したんじゃないの」
「空気が、乾いてるからだろうな」
「水に漬かっといて何言うかね、この人は」
「酔わせろよ」
「……珍しい」
「お前のキスのがよっぽど酔える」
薄い唇から赤い舌の先が覗いた、それは下唇をゆるく舐めると連動していた
かのように彼の目が。伏せられて。そしてまばたきの合間に、視線の位置は変
わっていて俺を捉える。
俺に、どうして目が逸らせるというのだろう。
彼から。
キス、が好きで。
昔からそうだった、身体を繋ぐことはもちろん強烈な快感を伴うことから気
持ちいいものだと脳が知っているけれど、それでも気持ちの方が求めるのはく
ちづけの方だった。
言葉が発せられる器官だからだろうか。
言葉は気持ちを形にする道具だからだろうか。
唇を重ねると、相手の気持ちがより胸に染みる気がした。分かり合える気が
した。
気のせいでも別にいい、相手のことすべてを分かりたいと思っているわけで
はない、それでも。唇を重ねた瞬間から、更に相手を好きになってしまう気が
するのは、どうしてだろう。
「入れば?」
アベ君が浴槽を指差す。
男ふたりには狭すぎる、それどころか彼ひとりでも狭そうなのに。
「無理だろ」
「入れ」
「どんな我儘だよ」
笑った俺にアベ君は笑わなかった。そのまま俺の手を取って引く。
「服のままとか、」
「入れよ」
「我儘、」
「オレがお前に聞いてもらえない我儘言ったこと、あんのかよ」
ずるい。
彼の言葉が、俺を絡める。
ずるい、口にされる我儘をなんでも叶えてしまいたいと思ってしまう俺の心
を見透かして、アベ君はそんなことを言う。そう、俺は見透かされてしまって
いるのだ。
目尻が下がらないままの笑みを浮かべるから、俺は従わざるを得なくなる。
ジーンズのままアベ君が少し身をずらした隙間へ足を入れた。濡れてまとわ
りつく生地が、重たい。
もっと、と彼が言う。
俺の手を引いて。
だから、腰の辺りまでぎゅうぎゅうと沈んでみようとする。ずっしりとした
ジーンズが肌の上で気持ち悪い。やっぱり無理だ、と立ち上がりかけたところ
でアベ君の手が伸びた。
シャワーの栓がひねられて、頭の上から水に近い温度の水滴が降る。
「冷たっ!」
「ははははははは、だせー、はははははははは、濡れてやがんの」
「……アベ君、」
「いいな、シャツが張り付いて、裸よりエロい」
「裸の人に言われてもな……」
「ベルト」
「ああ、もう、濡れてるじゃねえか」
かちゃり、と金属音を立てて彼の長い指がバックルを外す。なに、と聞く間
もなくチャックが下ろされる。
「勃ってるんだな」
「……そりゃ、アベ君の刺激的な入浴シーンを見てればさ、」
「オレの身体より、お前の身体のがエロいラインしてるよ」
動きにくそうに膝立ちになったアベ君が、俺のジーンズを下着ごとずらす。
太ももの中ほどまでが濡れているので、そのひっかかるところまで。
息が。
勃ち上がっているといっても、まだ硬さを極めているわけではない俺の陰茎
に、白い指が絡む。顔が近付けられて、息がかかる。
「アベ君、」
「舐めさせて」
「ダメだよ」
「聞こえない」
「――っ、あっ……」
薄い唇が開いて俺のモノをその奥の赤い空間に招き入れる。長い舌が絡む、
俺のくびれに。彼はいつでも奥まで咥えたがる。喉を突いて嗚咽して、それで
も更に飲み込もうとする。
苦しいだけなのに。
喉の奥まで突っ込むのなんて、AVの演出なだけで本当は男なんてカリの部
分に刺激を与えて根元をこすり上げればそれだけで充分なんだって、同じ性で
ある彼も分かっているだろうに。
苦しいことだけが本当だと思っているアベ君は、時々可哀想になるくらい傷
付きたがる。
やさしくして欲しくないと傷を欲しがる、それだけが真実なのだというよう
に。
「――ぐっ、げえっ、」
「ほら、入れすぎだって」
涙目になりながらも俺のモノを口から出そうとしない彼の、肩に手を置いて
そっと俺は抜け出ようとする。気持ちのいい、彼の口内から。
「も、もっと上手く、」
やるから、なんて目の縁を赤くして言われても、俺はもうあんたを抱きしめ
て頭を撫でてやりたくて仕方なくなるだけだよ。
「ベッド行こうよ」
シャワーを止めて、俺のモノはもう完全に張り詰めている。でも性格的に一
度アベ君を鳴かせてやらないといけない気がして、ここで彼に埋めることがで
きない。
それを分かっているのだろう、アベ君がふるふると首を横に振った。
整髪料を落とした彼の髪は、ストレートすぎるからだろうか、どうしてか俺
の髪より早く乾く。けれどさっきのシャワーでそれは再び濡れて、白いうなじ
に、額に、張り付いている。
「入れろよ」
「狭いじゃん」
「狭くても、」
「動きにくいよ」
「入れろ」
「アベ君……」
俺はふと左足で湯を蹴って彼の陰茎に靴下のまま爪先で触れた。
「あっ――」
硬く、硬く、勃ち上がったもの。
彼の、欲望。
布と湯を挟んでもくっきりと感じてしまう、張り詰めたものが。そこまで俺
を求めているのかと、どうして頬をゆるませないでいることができるだろう。
「勃ってる」
「う、るさい、」
「アベ君、勃ってるよ」
「お、お前だって、――ああっ!」
足の親指で強く下から上へとこすってやった。俺の腰を掴んでいたアベ君の
手が、指が、震えているように感じるのは、彼の肩が震えているからだ。
「ウ、ウエノ……」
「ここじゃ狭いよ」
ぎゅっとつぶられた目のまま、彼は首を振る。右、左、右、左。
「狭いよ」
「ウエ、ノ、」
「でも欲しいの?」
「ほ、欲し、」
「どうしてそんな淫乱なの?」
「よ、酔いたい、だけ……」
俺に?
俺に酔いたいの?
そんなに?
どうしても?
俺は腕を伸ばして彼の脇の下に突っ込む。驚いた顔のアベ君を抱き上げて、
バスタブから立ち上がらせる。
「後ろ、向きな」
「ウエノ、」
「壁に手を突いて、欲しがられたら与えないわけにいかないだろ?」
やけに素直になったアベ君の背中は、白くて濡れていて細い。肉のないライ
ン。彼の身体つきはエロくなんてない、肉がなさすぎるからだ。なのにどうし
て俺はこんなに興奮するんだろう、どうして俺はこの人がこんなに好きなんだ
ろう、女と違って自分からはちっとも濡れなくて、無理矢理突っ込むと実はこ
っちもかなり痛い想いをしなきゃなんない身体の持ち主に、どうして俺は。
この人でなければダメだと思ってしまうんだろう。
後ろからアベ君の勃ち上がったモノへと手を伸ばす。握り込むと彼の甘く熱
を帯びた声がこぼれる。くびれに親指と人差し指を絡めて、残りの三本で握り
込んで。
「くっ、あっ……」
腰が揺れる。
それは無意識に。
発情の空気がゆるりと溶けてふたりの間で甘く染まる。
匂いが。
立ち上る。
それは欲望の匂い。
微かなくせに強烈な、発情するふたりの凝縮された香り。これにやられて、
きっと俺はこの人しかいないのだと思ってしまう。アベ君は女のように腰を揺
らす。でも女なんかじゃ足りない、この人しかいない、俺はこの人じゃないと
ダメなんだ、他では埋めてもらえないものをこの人だけがきっと持っているか
ら。
それがなんなのかは、俺が知らなくてもいいことだ。
本能が反応して感知しているのだから。
理屈なんて後からついてくる、それだけの話だから。
「ウエ、ノ……ウエノ……」
指の先に濡れた感触がある。それは水ではない、ぬるりとした先走りの。張
り詰めていたと思っていたアベ君はそれより更に硬さを帯びさせる。触られて
もいない俺も、痛いくらいに硬さを増す。
笑ってしまうくらい、ふたりは互いを求めている。
「アベ君……」
好きだよ。
唇だけで作った告白の言葉をそのままに、俺は彼の白い背中に口をつける。
小さく開いて、吸い付いて、歯を軽く立てて、きつく。吸う。そして彼の白い
背中に、俺は赤紫色の花を咲かせる。
「ああっ……!」
痛くされるのが好きなのは、痛みの方が記憶に刻まれると思っているから。
そんな彼だから。
やさしくしたい。
やさしくしたい。
俺は彼に、うんとうんとやさしくしたい。
本当は。
「アベ君、キス」
焦らすな、とかすれた声が返るから、俺は唇だけで笑う。睨むように振り返
る彼の目尻が、ほんの少しだけ下がっている。
俺だけが知る、愛しい人のその顔。
キスしよう。
くちづけて、とりあえず最初は。
キスしてから貪り合おう、だって俺達は身体だけの関係って訳じゃないんだ
から。身体だけ繋いでも意味はない、心が繋がらないと。心を繋げることがで
きるのは、キスだけだと、俺は信じているから。
「アベ君、」
彼の目が欲望に溺れた。
光が強烈な色彩を放つ。
愛してるよ、って口にするとなぜか彼は怒るから。
キスをしよう。
キスをしよう。
キスを、しよう。
酔わせてあげるから。酔わせて、あげたいから。
ポップコーン畑を眠らせて、夜の隙間でふたり、繋がろう。酸欠になって酔
っ払うまで、幸せなくちづけを交わそう。
長々お付き合いありがとうございました。
お見苦しい点も多々ありましたでしたでしょうが、
支援も本当にありがとうございます。
ミ*`_ゝ´彡
職人さんおつおつ!
素敵な二塔をたくさんありがとう~
今夜はいい夢が見られそうだ~
どうもエロいのが書けなくて申し訳ないのですが、
ニ塔大好きなので。ちょっとアベウエ風なウエアベでごめんなさい。
――――――――――――――――――――――――――
突如かかったダンスナンバー、それははしゃいで踊り狂うようなものではな
く、チークなスローの曲で。
フロアはざわめいて、そして忍ばせた笑いが漏れる。
DJブースは誰が入っているのか、振り返る前にアベ君が俺の手の甲に指を
すべらせた。
久しぶりに会ったのは、俺が出るDJイベントで。こっちの出番は終わった
からとカウンターで飲んでいた、固定のスツールではなかったのをいいことに、
俺はアベ君に、アベ君は俺に少しずつ脚の長い椅子を寄せて空間を縮めていた。
「……なに」
赤ワインを飲んでいるアベ君が、横顔のまま小さく笑う。
間接照明の、暗いオレンジ色が強い空間。
動いているものも動かないものも、すべての影が濃く落ちていて、そして時
間も凝縮されたようにねっとりと流れている、そんな夜。
「踊るか」
「冗談」
「いいじゃん」
「そういうの、あんた苦手でしょ」
酔ってるからさ、とアベ君の薄い唇が小さく動いて言葉を紡ぐ。
スローな曲でも室内を満たすそれは大きな音で、なのにどうしてだろう、ア
ベ君の声は特に顔を寄せていないというのにこちらへちゃんと届く。
次の瞬間腕を取られて、含み笑いを完全に越えたアベ君が声を上げた。
フロアに空間を作るために脇へ避けていた人達が数人振り返る。
お前らが踊んのかよ、とからかいの声が飛ぶ。
アベ君が酔ってんだよ、と俺が返せば、そのすべてが納得したような顔にな
っておかしい。
「ダンスなんて、」
「オレ、知らねえ」
「アベ君……」
「あれだろ? なんかこう、くっついてゆらゆらしてればいいんじゃねえの?」
右手を左手で取られた。
アベ君の右手は俺の腰に。
急な動きで強引に引かれて、頬を寄せられる。
アルコールとタバコの匂い、そしてアベ君の髪の香り。
近付けられた顔のせいで、吐息のひとつひとつが耳をくすぐる。わざとやっ
てるんだって分かったのは、左の耳に落とされた声のせい。
「小せえ尻」
腰を抱いていたアベ君の右手が下にずれて、俺の尻をぎゅっと掴む。
うわ、と漏れかけた声を慌てて噛み殺して、人目がなければここで首筋に思
い切り噛みついてやるのに、と睨む。アベ君が声もなく笑った。唇の端がぎゅ
っと持ち上げられて、悪魔みたいな猫みたいな、どうしようもなく悪い笑顔に
なる。
昔、なんかで見た。
青い色の映画だった。
男同士の、恋が終わった後の話だった気がする。
でもふたりはちょっとしたことから地球の裏側にふたりでいなきゃならなく
て、そしてその中にふたりがダンスを踊るシーンがあった。
チークダンスだったのか。それともタンゴだったか。
スローな、スローな。
とにかく青い画面だった。
ぎこちなく踊るふたりに、今の俺達が重なる。
あっちのふたりは無表情だったけど。
こっちのアベ君は、声も出さずに笑っているけど。
「どうすんの」
「俺に聞くなよ」
「小学校とか中学とかでさ、フォークダンスってあったよな」
「フォークダンスでこんなに顔近付けねえよ」
「ウエノ」
「なに」
「お前、可愛い顔してる」
な、と思わず身体を離しそうになったのは恥ずかしかったからで、そしても
ちろんアベ君はそれを許さなかった。
右手が痛いくらい握られる。
アベ君の指が絡む。
恋人繋ぎ、というよりは、まるで俺の片手を使って祈りでも捧げるように。
「ウエノー、アベー、お前らちゃんと踊れよー」
飛ばされる野次と、口笛と。
同じ空間でチークなダンスを踊るのはもちろん、普通に男女ばかりだ。みん
なくすくすと笑っている。誰も知らない。俺達が秘密の恋人同士であることに。
「分かんねえんだよ、踊り方が」
アベ君がゲラゲラ笑いながら野次に怒鳴った。
笑い声が大きくなる。
酔ってるんだな。
うちの可愛い恋人は。
うちの可愛い、アベ君は。
そういえばどれぐらいぶりに会ったんだろう。
同じバンドをやっているときに比べたら、会える回数はぐっと減った。当た
り前だ、でもその当たり前に慣れるまで、俺はひどく淋しかった。ひどくひど
く、淋しかった。
今でも、別に慣れたわけじゃない。
でもただひとつ、いいことがあるとすれば、会えたときは以前よりもっとも
っとずっと、幸せに思えるってことだ。
俺に尻尾があったら、もう千切れてどこかに吹き飛んでいる。そんだけアベ
君に対して振りまくってる。
アベ君が知るよりずっと、俺は、彼のことが好きだ。
「踊れってさ」
「無理だって」
「どうすんの、ステップとかあんの?」
「知らねえよ、俺に聞くな」
「このままだと曲、終わるよな」
「終わってくれよ、公開罰ゲームにしか思えないって、これ」
「オレと踊んの、嫌か?」
「嫌って……」
わけがないのを上手く伝えられなくて、だからアベ君がまたにやにやと笑う。
意地悪を言っている。
ああ、とアベ君がやわらかなため息をつく。
オレ、このままウエノとキスしてえな。
抱かれたい、とか、突っ込まれたい、とかじゃなくて、キス。
キスか。
それがどれだけ俺に飢えているのかを分からせるから、もうこっちは胸がざ
わめいてどうしようもない。キスだって。そんなんで充分なほどに、俺に飢え
ていてくれんのか、アベ君。
俺もだよ。
俺も、まったく同じ気持ちだよ。
アベ君に、キスしてえな。
アベ君と、キスしてえな。
ウッドベースもギターの音も、更にゆるくだるくなってきて曲が終わりそう
な気配を漂わせる。ドラムの音が、やわらかくテンポを落とす。インストだけ
の音楽。
終わるんだ、と思った。
曲が終わる、そしたらまたカウンターに戻ってアベ君と飲もう。俺はもう少
しだけスツールをアベ君に寄せてしまおう。
そんなことを考えていたのに。
アベ君は不意に俺の腰に回した手をほどいて、それを高々と掲げる。
「悪りい、もう一回流して」
こんなアベ君は本当に珍しくて、フロアは一瞬沈黙が降りてからみんなが笑
い出した。
俺はもう真っ赤だ。多分。頬がかっかと熱い。公開罰ゲームを、まだ続ける
つもりなのかこの人は。
「恥ずかしいからもういいだろ、ろくに踊れてないっての」
慌てて言ったのに、アベ君は平気な顔をして視線を合わせる。
俺の腰にはもうアベ君の手が戻ってきている。
細くて鋭い目が、なのにやさしくやわらかく俺をとらえる。
動けなくなるのなんて簡単だ。
幸せで。
陳腐かもしれないけれど、俺はアベ君の瞳に映る自分が、多分世界で一番幸
せな男なんだろうって思う。
アベ君が絡めた右手に、俺は自分の左の指をしっかりと絡めた。
あんたが俺の左手を使って祈るなら、俺もアベ君の右手を使って祈る。
それが誰にだかなんて、まったく分からないけれど。
やがてまた、スローなナンバーが薄暗いオレンジ色の空間に流れ出した。
お付き合い、ありがとうございました。
また何か書けたらお邪魔します。
夜の更けた頃に、静かな言葉はその薄暗い青に溶ける。
上手く眠れない恋人は、淋しい声を震わせる。
「愛してないよ……」
愛してないよ、愛してない。
だから大丈夫。
愛してない、だからなにも失わない。
愛していないから、お前が明日死んでもオレは大丈夫。
最初から手に入れていないものを失くしても、なにも怖くない。
愛してないよ。
愛してない。
だから、オレは平気。
アベ君の声は低すぎなくてゆるやかだ。温度は少し低い。彼の、体温のよう
に。
淋しい声で彼は呟く。
繰り返すのは俺に対する呪文でなく、自分に対する言い聞かせだ。
ベッドの上で半身を起こして、きっと彼はシーツだけ纏っている。背を向け
た俺の向こう側で、彼の囁きは続く。
愛してないよ。
愛してないよ。
愛してないよ。
静かな声だ、そしてあふれている。切なさと、嘘と、愛が。俺はそれをちゃ
んと嗅ぎ取っているから、寝た振りを続けたまま呼吸を乱すことはない。
愛してないよ、って。
どんだけ愛の言葉だよ、それは。
愛してないなんて、自分に言い聞かせなきゃ平気でいられないほど、あんた
は俺が好きか。アベ君。あんたはどんだけ俺を好きでいてくれるんだ。俺はう
ぬぼれてしまうけど、それは全部アベ君のせいだ。
覚醒している俺には言ってもらうことのない、愛の言葉。
どれだけ俺が、俺はあんたのものだよって心を込めて言葉にしても、けして
信じてくれることのない恋人。
「愛してない……」
淋しい声は透明で静かで夜に混ざる。
言霊というものをアベ君は信じていないのだろう、言い過ぎると本当になっ
てしまうのに。彼は言葉よりギターの音を信じている。俺のベース音に絡むギ
ターの音は正直で、いつだって挑発的で欲しがりでそのくせそっぽを向いたり
する、俺の気を引くために。
饒舌な彼のギター。
言葉よりも、だから俺はそっちを信じる。
アベ君。
俺の淋しがり屋の恋人。
俺のことが好きすぎて、俺を失うことを一番恐れている人。
不意に髪が撫でられた。後頭部に恐る恐る触れてくる、彼の指が髪に絡んで、
そしてぎこちなく引くような、引かないような。
へたくそ。
俺は笑いたいのを我慢して寝息を立てる。俺がどんなに丁寧にアベ君の髪を
撫でてやっても、あんたはちっともそこから学習しないんだな。でも俺はそれ
が逆に嬉しい。アベ君が俺の与えるものをまるごと受け取っているだけなのが。
俺の与えるすべてを、大切に大切に自分の中で抱え込んでいてくれるのが。
どこにも出さないでくれ。
俺のすべてがあんただけのもののように、あんたのすべても俺は誰にも渡し
たくないと思っているから。
不器用な指先が俺の頭に触れて動かなくなる。
あんなに器用なギターを弾く指が、俺に触れて動けなくなる。
それを幸せと思ってしまう俺は、うぬぼれているだろうか。単純なんだろう
か。
「……愛してるよ」
我慢ならなくなるのは結局俺の方で、仕方なしに起き上がって振り向く。驚
いたアベ君の手はあっという間に逃げるから、そんなのを許すはずもなく俺は
手を伸ばす。
「ウエノ、起きて、」
「俺は愛してるよ、アベ君のこと」
「なっ、そ、そんなことっ、」
「愛してるよ。俺はアベ君を失うのが一番怖い、それ以外に怖いことなんてな
にもない」
「く、くだらな、」
「愛してるよ。アベ君が愛してくれなくても、そんなマイナス俺が覆ってプラ
スにできるくらい愛してる、愛してるよ、あんたの代わりなんて誰もいない、
あんたを失うくらいなら他の人間全部身代わりに俺が殺す」
掴んだ手首の細さ。
夜に溶ける、白い肌。
裸のままで眠ってしまっていたから、手を伸ばせば互いの体温はすぐ手に入
る。
「怖がるなよ、いなくなんないよ、俺は」
彼を抱きしめるためだけに伸ばす腕。
彼を引き寄せるためだけに込められる力。
アベ君は抵抗しない。青い夜の中で、彼の目に力のない光が宿っている。怖
がりな恋人。あんたを置いて、俺はどこにもいけない。いかない。
「好きだよ」
「オレは……」
「眠れないとすぐまたネガティブなこと考え出すからな、アベ君は」
気絶するまで抱いてやろうか。俺が下唇を舐めて笑うと、彼の頬の色が変わ
る。暗闇の中でも分かるほど、赤くなっているのか。可愛い人だ。
「気絶するまで鳴かせてやるよ」
「やめろ……」
「……嘘だよ」
「嘘?」
「本当にして欲しい?」
「……お前が、したいなら」
「アベ君」
俺の手がアベ君の肩に触れる。小さくびくつくのはいつものことで、どうせ
この人はこの手の感触をいつか失くしたら、と意識的にでも無意識的にでも引
っかかってしまって仕方ないんだろう。
「おいで」
乾いた肌の感触。
寄せて、俺は彼の頭を自分の胸に抱える。俺の心臓の音を聞け。俺の鼓動が、
どれだけあんたを好きだと叫んでいるか、耳から脳に直結させて記憶しろ。忘
れても忘れても、何度でも俺は繰り返してあげる。嫌になるほど同じことを、
飽きもせず最初からやり直してあげる。
「愛してるよ」
「ウエノ……」
「愛してる」
「……おう、」
「誰にも渡さない」
「……ん、」
「俺の目はアベ君しか映さないよ」
「……それは、嘘だ」
「いや、もうそう決めたから。俺、アベ君に嘘吐かないよ、マジで」
俺の鼓動は、嘘を吐かないよ。
だってそれは、心と直結しているから。
嘘が吐けるはず、ないよ。
俺は彼の顔を持ち上げて、そっと唇に自分の唇を落とす。
愛してるよ。
言葉が信じられないなら、俺は代わりにベースを鳴らすよ。だから絡めて。
あんたの本当を。それは嘘のない、真実だから。
軽く開いた唇から舌先を忍び込ませて、俺は静かに呼吸をする。アベ君の匂
いがする。俺と同じタバコと、ビールと、そして彼の肌の匂い。
ウエノ、とアベ君がかすれた声を上げた。
俺はベースの代わりに、彼をかき鳴らすことにする。
だって、夜はまだ終わらない、少なくとも彼が安らかな眠りに落ちるまでは。
夜は、どこまでも続く。
俺とあんたが、どこにも行けないように。
おしまい。
人、いないのかな…。投下しすぎ? ウザかったらごめんなさい。
もろきゅうの「花たばこ」の花言葉が、二塔にしか思えなくて。
―――――――――――――――――――――――――――――――
星の形をした、薄いピンク色の花を。
夕方から特に強く甘く香り出す、その花を。
君に。
「なに、くれんの?」
一輪だけ差し出した30センチほどの花は、星型の花をトランペットみたい
な形で突き出して咲いている。
「やる」
「ありがと、でもなんで?」
「なんでって、」
聞かれてしまうと、言葉に詰まる。
「俺に似合うから?」
「お前にはなんかこう、もっとエロい花が似合うよ」
「なんだよそれ、まあねえ。これ、星の形してんだ」
そう、と言って、なんで男に花なんか渡しているのかと急に恥ずかしくなっ
たから背を向けた。
「あ、ちょっと、」
「……なんだよ」
「なんか意味があんじゃないの?」
「……は?」
やわらかな茶色の髪をした男は唇の端を持ち上げて笑うと、だってあんたが
俺に花くれんだもん、と嬉しそうな色の声で言う。
「花言葉とか、どうせ意味あんでしょ?」
「……別に、ねえよ」
あるけど言わない。
言えない。
「嘘だ、まあいいけどさ。じゃあこの花の名前教えろよ」
「自分で調べろ」
なんだよケチ、と、それもまたやわらかな声で言われるから。
オレは笑ってしまってつい耳打ちしたくなる。
『あなたがいれば淋しくない』
そんな、花言葉を。
柄じゃないから、言わないけれど。
お前がいれば淋しくないよ。
お前がいれば、世界はそれだけで花が咲いたように明るい。
星の形をした、告白の言葉を。
どこか遠回しな、傍にいて欲しいという願いの花を。
花言葉なんて知らないままで良いから、ずっと、ただ傍に。
ただ、傍に。
いて欲しいと、思ってしまうオレの横で、笑っていて。ずっと。ずっと。
――――――――――――――――――――――――――――――――
8月29日のキュウちゃんの日記で、「花たばこ」の花ことば
「君あればさびしからず」ってありまして。
二塔だよなー、と思ったのでした。短い上に名前すら出てこなくてごめんなさい。
職人タンたくさんありがとう!
ところで、次スレ誰かたててくれると嬉しい
レベルが足りなくて立てらんなかった・・・無念・・・
自分もダメだった
(`皿´) <どなたかお願いします
すみません、投下で埋めすぎて。
立てておきました、とうとう次は20ですね。
>>993 ありがとう!
ついに20か…一時期は酷い過疎でもう右もなくなっちゃうかと思ったけど
最近また少しずつスレが動いてたからほんとに嬉しいよ
>>993 嬉しい!
フトツはずっと心の中にいるから
やっぱりここがなくなるのは寂しいと思ってたよ
さー、きっちり1000まで埋めてしまおう! フトシ愛してる!
>>993 スレ立てありがとう
ミ*`_ゝ´彡 <お俺も愛してる
[=.・з・]*`皿´)<長かったなー、19の時代
(`皿´)<1000!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。